(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-01-13
(54)【発明の名称】音声パッケージの推薦方法、装置、電子機器および記憶媒体
(51)【国際特許分類】
G10L 13/02 20130101AFI20220105BHJP
G06F 16/68 20190101ALI20220105BHJP
G06F 3/16 20060101ALI20220105BHJP
【FI】
G10L13/02 110Z
G06F16/68
G06F3/16 690
G06F3/16 610
G06F3/16 620
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2020572407
(86)(22)【出願日】2020-04-07
(85)【翻訳文提出日】2020-12-24
(86)【国際出願番号】 CN2020083545
(87)【国際公開番号】W WO2021068467
(87)【国際公開日】2021-04-15
(31)【優先権主張番号】201910968514.9
(32)【優先日】2019-10-12
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】512015127
【氏名又は名称】バイドゥ オンライン ネットワーク テクノロジー(ペキン) カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100118913
【氏名又は名称】上田 邦生
(74)【代理人】
【識別番号】100142789
【氏名又は名称】柳 順一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100163050
【氏名又は名称】小栗 眞由美
(74)【代理人】
【識別番号】100201466
【氏名又は名称】竹内 邦彦
(72)【発明者】
【氏名】ジー, ラン
(72)【発明者】
【氏名】ハン, ジズウ
(72)【発明者】
【氏名】リー, イン
(72)【発明者】
【氏名】ジー, ヨンジ
(72)【発明者】
【氏名】ジア, レイ
【テーマコード(参考)】
5B175
【Fターム(参考)】
5B175DA05
5B175FB03
(57)【要約】
本出願は音声パッケージの推薦方法、装置、電子機器、および記憶媒体を開示し、スマート検索技術分野に関し、具体的な実現案は以下のとおりである。ユーザの検索要求を取得し、ユーザのお気に入り音色識別子を取得するように検索要求を識別し、お気に入り音色識別子に基づいて、ターゲット音声パッケージを検索して、ユーザに推薦する。当該方法は、ユーザの検索要求を識別することにより、ユーザのお気に入り音色識別子を取得し、ユーザのお気に入り音色識別子に基づいて、ユーザが興味を持つ音色を有する音声パッケージをユーザに推薦し、音声パッケージの個性的な推薦を達成し、ユーザが1つずつ試聴して音声パッケージを選択する必要がなく、操作しやすくて、推薦が正確で、インテリジェント化を向上させる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザの検索要求を取得するステップと、
ユーザのお気に入り音色識別子を取得するように検索要求を識別するステップと、
前記お気に入り音色識別子に基づいて、対応するターゲット音声パッケージを検索して、ユーザに推薦するステップと、
を含む音声パッケージの推薦方法。
【請求項2】
前記ユーザのお気に入り語調識別子を取得するように前記検索要求を識別するステップであって、前記お気に入り音色識別子およびお気に入り語調識別子に基づいて、対応するターゲット音声パッケージを検索するステップを含む請求項1に記載の音声パッケージの推薦方法。
【請求項3】
前記ユーザのお気に入りスタイル識別子を取得するように前記検索要求を識別するステップであって、前記お気に入り音色識別子および前記お気に入りスタイル識別子に基づいて、対応するターゲット音声パッケージを検索するステップを含む請求項1に記載の音声パッケージの推薦方法。
【請求項4】
前記ユーザのお気に入り人物識別子を取得するように前記検索要求を識別するステップであって、前記お気に入り音色識別子および前記お気に入り人物識別子に基づいて、対応するターゲット音声パッケージを検索するステップを含む請求項1に記載の音声パッケージの推薦方法。
【請求項5】
前記ユーザのお気に入り音色識別子、前記お気に入り語調識別子、前記お気に入りスタイル識別子、または前記お気に入り人物識別子を取得するように前記検索要求を識別する前記ステップが、
複数の分割された単語を生成するように、検索要求を分割するステップと、
複数の分割された単語の属性情報を取得するステップと、
前記複数の分割された単語の属性情報に基づいて、予め設定された名詞に対応する限定語を取得するステップと、
前記限定語に基づいて、ユーザのお気に入り音色識別子、お気に入り語調識別子、お気に入りスタイル識別子、またはお気に入り人物識別子を取得するステップと、
を含む請求項1から4のいずれか一項に記載の音声パッケージの推薦方法。
【請求項6】
ユーザの検索要求を取得するための取得モジュールと、
前記ユーザのお気に入り音色識別子を取得するように前記検索要求を識別するための識別モジュールと、
お気に入り音色識別子に基づいて、対応するターゲット音声パッケージを検索して、ユーザに推薦するための推薦モジュールと、
を備える音声パッケージの推薦装置。
【請求項7】
前記識別モジュールが、前記ユーザのお気に入り語調識別子を取得するように前記検索要求を識別することに用いられ、前記お気に入り音色識別子およびお気に入り語調識別子に基づいて、対応するターゲット音声パッケージを検索する請求項6に記載の音声パッケージの推薦装置。
【請求項8】
前記識別モジュールが、前記ユーザのお気に入りスタイル識別子を取得するように前記検索要求を識別することに用いられ、前記お気に入り音色識別子およびお気に入りスタイル識別子に基づいて、対応するターゲット音声パッケージを検索する請求項6に記載の音声パッケージの推薦装置。
【請求項9】
前記識別モジュールが、前記ユーザのお気に入り人物識別子を取得するように前記検索要求を識別することに用いられ、前記お気に入り音色識別子およびお気に入り人物識別子に基づいて、対応するターゲット音声パッケージを検索する請求項6に記載の音声パッケージの推薦装置。
【請求項10】
前記識別モジュールが、
複数の分割された単語を生成するように、検索要求を分割し、
複数の分割された単語の属性情報を取得し、
前記複数の分割された単語の属性情報に基づいて、予め設定された名詞に対応する限定語を取得し、
前記限定語に基づいて、ユーザのお気に入り音色識別子、お気に入り語調識別子、お気に入りスタイル識別子、またはお気に入り人物識別子を取得することに用いられる請求項6から9のいずれか一項に記載の音声パッケージの推薦装置。
【請求項11】
少なくとも1つのプロセッサと、
該少なくとも1つのプロセッサと通信可能に接続されるメモリと、
を備え、
メモリには、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令が記憶されており、前記コンピュータ命令が実行される場合、前記少なくとも1つのプロセッサが、請求項1から5のいずれか一項に記載の音声パッケージの推薦方法を実行する電子機器。
【請求項12】
コンピュータ命令が記憶されている非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
前記コンピュータ命令が実行される場合、請求項1から5のいずれか一項に記載の音声パッケージの推薦方法が実行される非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【関連出願の相互参照】
【0001】
本出願は、百度在線網絡技術(北京)有限公司が2019年10月12日に提出した、発明名称「音声パッケージの推荐方法、装置、電子機器および記憶媒体」、中国特許出願番号「201910968514.9」の中国特許出願の優先権を請求する。
【技術分野】
【0002】
本出願はデータ処理技術分野に関し、具体的にはスマート検索技術分野に関して、特に、音声パッケージの推薦方法、装置、電子機器および記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
現在、電子地図は複数の音声パッケージを提供することができ、ユーザはその中から自分に必要な音声パッケージを選択して使用することができます。通常、ユーザは1つずつ試聴する方式で、自分に必要な音声パッケージを選択するが、この方法は操作が煩雑で、効率が低い。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本出願は、音声パッケージの推薦方法、装置、電子機器、および記憶媒体を提供し、音声パッケージを1つずつ視聴する方法は操作が煩雑で、効率が低いという関連技術における問題を解決することに用いられる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本出願の第1態様の実施例は、音声パッケージの推薦方法を提供し、ユーザの検索要求を取得するステップと、前記ユーザのお気に入り音色識別子を取得するように前記検索要求を識別するステップと、前記お気に入り音色識別子に基づいて、対応するターゲット音声パッケージを検索して、前記ユーザに推薦するステップと、を含む。
【0006】
本出願の実施形態の音声パッケージの推薦方法は、ユーザの検索要求を取得し、次にユーザのお気に入り音色識別子を取得するように検索要求を識別し、その後、お気に入り音色識別子に基づいて対応するターゲット音声パッケージを検索して、ユーザに推薦する。以上により、ユーザの検索要求を識別することにより、ユーザのお気に入り音色識別子を取得し、ユーザのお気に入り音色識別子に基づいてユーザが興味を持つ音色を有する音声パッケージをユーザに推薦し、音声パッケージの個性的な推薦を達成し。ユーザが1つずつ試聴して音声パッケージを選択する必要がなく、操作しやすく、推薦が正確で、インテリジェント化を向上させる。
【0007】
本発明は他の態様の実施例は音声パッケージの推薦装置を提供し、前記ユーザの検索要求を取得するための取得モジュールと、前記ユーザのお気に入り音色識別子を取得するように前記検索要求を識別するための識別モジュールと、前記お気に入り音色識別子に基づいて対応するターゲット音声パッケージを検索して、ユーザに推薦するための推薦モジュールと、を備える。
【0008】
本出願の実施形態の音声パッケージの推薦装置は、ユーザの検索要求を取得し、ユーザのお気に入り音色識別子を取得するように検索要求を識別し、お気に入り音色識別子に基づいて対応するターゲット音声パッケージを検索して、ユーザに推薦する。以上により、ユーザの検索要求を識別することにより、ユーザのお気に入り音色識別子を取得し、ユーザのお気に入り音色識別子に基づいて、ユーザが興味を持つ音色を有する音声パッケージをユーザに推薦し、音声パッケージの個性的な推薦を実現し、ユーザが1つずつ試聴して音声パッケージを選択する必要はなく、操作しやすく、推薦が正確で、インテリジェント化を向上させる。
【0009】
本出願の他の態様の実施例は、電子機器を提供し、少なくとも1つのプロセッサと、該少なくとも1つのプロセッサと通信可能に接続されるメモリと、を備え、前記メモリには、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令が記憶されており、前記コンピュータ命令が実行される場合、前記少なくとも1つのプロセッサが上記一態様の実施例に記載の音声パッケージの推薦方法を実行する。
【0010】
本発明の別態様の実施例は、コンピュータ命令が記憶されている非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、コンピュータプログラムが記憶されており、前記コンピュータ命令が実行される場合、上記の一態様の実施例に記載の音声パッケージの推薦方法が実行される。
【発明の効果】
【0011】
上記の出願の実施形態は、以下のような有益な効果がある。ユーザが1つずつ試聴して音声パッケージを選択する必要がなく、操作しやすくて、推薦が正確で、インテリジェント化を向上させる。ユーザの検索要求を識別し、ユーザのお気に入り音色識別子を取得し、ユーザのお気に入り音色識別子に基づいて、ユーザが興味を持つ音色を有する音声パッケージをユーザに提供するという技術手段を用いることにより、ユーザが1つずつ試聴して音声パッケージを選択して、操作が煩雑で、効率が低いという技術的課題を克服し、さらには音声パッケージの個性的な推薦を達成し、ユーザが1つずつ試聴して音声パッケージを選択する必要がなく、操作しやすくて、推薦が正確で、インテリジェント化を向上させる。
【0012】
上記選択可能な方法が有する他の効果は、具体的な実施形態と組み合わせて以下に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図面は、本解決案をよりよく理解するために使用され、本発明を限定するものではない。
【
図1】本出願の実施例によって提供される音声パッケージの推薦方法のフローチャートである。
【
図2】本出願の実施例によって提供されるもう一つの音声パッケージの推薦方法のフローチャートである。
【
図3】本出願の実施例によって提供されるもう一つの音声パッケージの推薦方法のフローチャートである。
【
図4】本出願の実施例によって提供されるもう一つの音声パッケージの推薦方法のフローチャートである。
【
図5】本出願の実施例によって提供される音声パッケージの推薦装置の構造概略図である。
【
図6】本出願の実施例に係る音声パッケージの推薦方法の電子機器のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
図面と組み合わせて本出願の例示的な実施例を以下に説明し、理解を容易にするために、本出願の実施例の様々な詳細が含まれており、それらを単なる例示的なものと見なすべきである。したがって、当業者であれば、本出願の範囲及び精神から逸脱しない限り、本明細書で説明された実施例に対して様々な変更および修正を行うことができることを理解されたい。同様に、以下の説明では、公知機能および構造についての説明は、明確および簡潔のために省略される。
【0015】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施例の音声パッケージの推薦方法、装置、電子機器、および記憶媒体について説明する。
【0016】
本出願の実施例は、音声パッケージを1つずつで試聴して選択する方法の操作が煩雑で、効率が低いという関連技術における問題に対して、音声パッケージの推薦方法を提供する。
【0017】
図1は本発明の実施例によって提供される音声パッケージの推薦方法のフローチャートである。
【0018】
本出願の実施例の音声パッケージの推薦方法は、本発明の実施例によって提供される音声パッケージの推薦装置によって実行することができる。この装置は、ユーザの検索要求に応じて、その音色関心識別子に対応する音声パッケージをユーザに推薦することを実現するように、電子機器に配置され、例えば携帯電話、タブレットなどのオペレーティングシステムを備えた機器に配置される。
【0019】
図1に示すように、当該音声パッケージの推薦方法は、以下を含む。
【0020】
ステップ101、ユーザの検索要求を取得する。
【0021】
本実施例では、ユーザが音声パッケージを提供するインターフェースを開くと、このインターフェースには、音声パッケージリスト、検索ボックス、音声入力ボタンなどが含まれてもよいです。ユーザは検索ボックスにテキスト、たとえば「優しい声の音声パッケージが欲しい」と入力することができ、あるいは、音声検索もできる。これにより、電子機器は、ユーザの検索要求を取得することができる。
【0022】
応用シーンとして、電子地図は音声パッケージリストのインターフェースを提供し、このインターフェースには検索ボックスまたは音声入力ボタンが含まれており、ユーザは検索ボックスまたは音声入力ボタンを用いて音声パッケージ検索を行うことができる。
【0023】
ここで、検索要求には、ユーザが入力したテキストまたは音声などが含まれているが、これらに限定されない。
【0024】
ステップ102、ユーザのお気に入り音色識別子を取得するように検索要求を識別する。
【0025】
実際の応用において、ユーザが音声パッケージを検索する時、検索要求には、通常、音声パッケージに対するユーザの要求または条件、例えば音色に対する要求が含まれている。従って、本実施例では、検索要求を識別することによって、ユーザのお気に入り音色識別子を取得することができる。ここで、お気に入り音色識別子は、ユーザが関心を持つ音色の特徴づけることに用いられる。
【0026】
例えば、ユーザの検索要求が「甘い音声パッケージが欲しい」である場合、「甘い」はユーザのお気に入り音色識別子となる。
【0027】
1つの可能な実現形態として、大量の音色識別子を予め設定してもよい。ユーザの検索要求を取得した後、検索要求から予め設定された音色識別が存在するか否かを調べ、存在する場合、当該予め設定された音色識別は、ユーザのお気に入り音色識別子である。
【0028】
もう一つの可能な実現形態として、従来の単語分割方法を用いて、複数の分割された単語を生成するように検索要求を分割してから、各分割された単語の属性情報、例えば、動詞、名前、形容詞などの属性情報を取得する。その後、複数の分割された単語の属性情報に基づいて、予め設定された名詞に対応する限定語を取得する。最後に、限定語に基づいてユーザのお気に入り音色識別子を取得する。具体的には、限定語がお気に入り音色識別子であるか否かを決定するように、限定語と予め設定されたお気に入り音色識別子とをマッチングする。
【0029】
予め設定された名詞は「音声パッケージ」、「声」、「音声」などとすることができる。例えば、検索要求は「甘い音声パッケージが欲しい」である場合、当該検索要求を分割し、分割された単語の属性情報を決定する。「甘い」が形容詞でありながら、予め設定された名詞の「音声パッケージ」の限定語であることを得る。さらに、予め設定された音色表示と比較することによって、「甘い」を音色表示として決定し、それにより、「甘い」をユーザのお気に入り音色識別子とすることができる。
【0030】
ステップ103、お気に入り音色識別子に基づいて、対応するターゲット音声パッケージを識別して、ユーザに推薦する。
【0031】
本実施例では、各音声パッケージの音色識別子を予めタグ付けし、ユーザのお気に入り音色識別子を取得した後、ユーザのお気に入り音色識別子を各音声パッケージの音色識別と比較して、ユーザの音色関心識別子と一致する音色識別に対応する音声パッケージを特定し、この音声パッケージを目標の音声パッケージとして、対象の音声パッケージをユーザに推薦する。
【0032】
さらに、電子機器は、決定されたターゲット音声パッケージに基づいて、対応する放送音声を生成することができ、例えば、ナビゲーション、公共交通機関、サイクリング、観光スポット案内などに関連する放送音声を生成することができる。
【0033】
本実施例では、ユーザのお気に入り音色識別子に基づいて、提供された複数の音声パッケージからユーザのお気に入り音色識別子に対応するターゲット音声パッケージを選択して、ユーザに推薦することによって、推薦がより正確になる。
【0034】
本出願の実施例の音声パッケージの推薦方法は、ユーザの検索要求を取得してから、ユーザのお気に入り音色識別子を取得するように検索要求を識別し、その後、お気に入り音色識別子に基づいてーゲット音声パッケージを検索して、ユーザに推薦する。以上により、ユーザの検索要求を識別してから、ユーザのお気に入り音色識別子を取得し、その後、ユーザのお気に入り音色識別子に基づいて、ユーザが興味を持つ音色を有する音声パッケージをユーザ推薦することによって、音声パッケージの個性的な推薦を達成し、ユーザが1つずつ試聴して音声パッケージを選択する必要がなく、操作しやすく、推薦が正確で、インテリジェント化を向上させる。
【0035】
実際の応用では、ユーザは音声パッケージの音色だけではなく、語調に対しても要求している可能性がある。本出願の一実施例では、検索要求を識別してユーザの語調関心識別子を取得することができる。それによって、ユーザのお気に入り音色識別子およびお気に入り語調識別子に基づいてターゲット音声パッケージを検索する。以下、
図2と組み合わせて説明する。
図2は、本発明の実施例によって提供される別の音声パッケージの推薦方法のフローチャートである。
【0036】
図2に示すように、音声パッケージの推薦方法は、以下を含む。
【0037】
本実施例では、ステップ201は上記ステップ101と同様であるため、ここでは説明を省略する。
【0038】
ステップ202、ユーザのお気に入り音色識別子およびお気に入り語調識別子を取得するように、検索要求を識別する。
【0039】
実際の応用において、ユーザが音声パッケージを検索する時、検索要求には、通常、音声パッケージに対するユーザの要求または条件、例えば、音色、音調などに対する要求が含まれている。従って、本実施例では、検索要求を識別して、ユーザのお気に入り音色識別子およびお気に入り語調識別子を取得することができる。
【0040】
ここで、お気に入り音色識別子は、ユーザが関心を持つ音色を特徴づけることに用いられ、お気に入り語調識別子は、ユーザが興味を持つ語調を特徴づけることに用いられる。
【0041】
例えば、ユーザの検索要求が「甘くてゆっくりとした音声パッケージがほしい」である場合、「甘い」はユーザのお気に入り音色識別子であり、「ゆっくり」はユーザのお気に入り語調識別子である。
【0042】
1つの可能な実現形態として、大量の音色識別子および語調識別子を予め設定することができ、ユーザの検索要求を取得した後、検索要求から、予め設定された音色識別子が存在するか否かを調べ、存在する場合、予め設定された音色識別子はユーザのお気に入り音色識別子であり、および予め設定された語調が存在するか否かを調べ、存在する場合は、予め設定された語調識別子はユーザのお気に入り語調識別子である。
【0043】
もう一つの可能な実現形態として、従来の単語分割方法を用いて、複数の分割された単語を生成するように検索要求を分割してから、各分割された単語の属性情報、例えば、動詞、名前、形容詞などの属性情報を取得する。その後、複数の分割された単語の属性に基づいて、予め設定された名詞に対応する限定語を取得する。最後に、限定語に基づいてユーザのお気に入り音色識別子を取得する。具体的に、限定語がお気に入り音色識別子、またはお気に入り語調識別子であるか否かを決定するように、限定語と予め設定された音色識別子および語調識別子とをマッチングする。
【0044】
ここで、予め設定された名詞は「音声パッケージ」、「声」、「音声」などであってもよい。
【0045】
例えば、検索要求が「甘くてゆっくりとした音声パッケージがほしい」である場合、この検索要求を分割して、分割された単語の属性情報を決定する。「甘い」「ゆっくり」が形容詞でありながら、予め設定された名詞の「音声パッケージ」の限定語であることを得る。さらに、予め設定された音色識別子および語調識別子と比較することにより、「甘い」を音色識別子として決定し、「ゆっくり」を語調識別子として決定し、従って、「甘い」をユーザのお気に入り音色識別子とし、「ゆっくり」をユーザのお気に入り語調識別子とすることができる。
【0046】
ステップ203、お気に入り音色識別子およびお気に入り語調識別子に基づいて、対応するターゲット音声パッケージを検索して、ユーザに推薦する。
【0047】
本実施例では、各音声パッケージの音色識別子および語調識別子を予めタグ付け、ユーザのお気に入り音色識別子およびお気に入り語調識別子を取得した後、ユーザのお気に入り音色識別子およびお気に入り語調識別子を、各音声パッケージの音色識別子および語調識別子と比較することによって、音色識別子がユーザのお気に入り音色識別子と一致しながら、語調識別子もユーザのお気に入り語調識別子と一致する音声パッケージを決定し、当該音声パッケージをターゲット音声パッケージとし、かつターゲット音声パッケージをユーザに推薦する。
【0048】
本実施例では、ユーザのお気に入り音色識別子およびお気に入り語調識別子に基づいて、提供された複数の音声パッケージから、ユーザのお気に入り音色識別子およびお気に入り語調識別子に対応するターゲット音声パッケージを選択して、ユーザに推薦することによって、推薦がより正確になる。
【0049】
本出願の実施例の音声パッケージの推薦方法は、ユーザの検索要求を取得し、ユーザのお気に入り音色識別子およびお気に入り語調識別子を取得するように検索要求を識別してから、お気に入り音色識別子およびお気に入り語調識別子に基づいて対応するターゲット音声パッケージを検索して、ユーザに推薦する。以上により、ユーザの検索要求を識別することにより、ユーザのお気に入り音色識別子およびお気に入り語調識別子を取得し、ユーザのお気に入り音色識別子およびお気に入り語調識別子に基づいて。ユーザが興味を持つ音色および語調を有する音声パッケージをユーザに推薦する。音声パッケージの個性的な推薦を実現し、ユーザが1つずつ試聴して音声パッケージを選択する必要がなく、操作しやすく、推薦が正確で、インテリジェント化を向上させる。
【0050】
実際の応用では、ユーザは、音声パッケージの音色だけでなく、音声パッケージのスタイルに対しても要求している可能性がある。本出願の一実施例では、検索要求を識別して、ユーザのお気に入りスタイル識別子を取得することもできる。それによって、ユーザのお気に入り音色識別子およびお気に入りスタイル識別子に基づいてターゲット音声パッケージを検索する。以下、
図3と組み合わせて説明する。
図3は、本発明の実施例によって提供される別の音声パッケージの推薦方法のフローチャートである。
【0051】
図3に示すように、当該音声パッケージの推薦方法は、以下を含む。
【0052】
本実施例では、ステップ301は上記ステップ101と同様であるので、ここでは説明を省略する。
【0053】
ステップ302、ユーザのお気に入り音色識別子およびお気に入りスタイル識別子を取得するように検索要求を識別する。
【0054】
実際の応用では、ユーザが音声パッケージを検索する時、検索要求には、通常、音声パッケージに対するユーザの要求または条件、例えば、音色やスタイルなどに対するの要求が含まれている。従って、本実施例では、検索要求を識別することによって、ユーザのお気に入り音色識別子およびお気に入りスタイル識別子を取得することができる。
【0055】
ここで、お気に入り音色識別子は、ユーザが興味を持つ音色を特徴づけることに用いられ、お気に入りスタイル識別子は、ユーザが興味を持つスタイルを特徴づけることに用いられる。
【0056】
例えば、ユーザの検索要求が「甘くてユーモラスな音声パッケージがほしい」である場合、「甘い」はユーザのお気に入り音色識別子であり、「ユーモラス」はユーザのお気に入りスタイル識別子である。
【0057】
1つの可能な実現形態として、大量のお気に入り音色識別子およびお気に入りスタイル識別子を予め設定することができ、ユーザの検索要求を取得した後、検索要求から、予め設定された音色識別が存在するか否かを調べ、存在する場合、当該予め設定された音色識別子はユーザのお気に入り音色識別子であり、および予め設定されたスタイル識別子が存在するか否かを調べ、存在する場合、当該予め設定されたスタイル識別子はユーザのお気に入りスタイル識別子である。
【0058】
もう一つの可能な実現方法として、従来の単語分割方法を用いて、複数の分割された単語を生成するように検索要求を分割してから、各分割された単語の属性情報、例えば、動詞、名前、形容詞などの属性情報を取得する。その後、複数の分割された単語の属性情報に基づいて、予め設定された名詞に対応する限定語を取得する。最後に、限定語に基づいてユーザのお気に入り音色識別子を取得する。具体的には、限定語がお気に入り音色識別子、またはお気に入りスタイル識別子であるかを決定するように、限定語と予め設定された音色識別子およびスタイル識別子とをマッチングする。
【0059】
ここで、予め設定された名詞は「音声パッケージ」、「声」、「音声」などであってもよい。
【0060】
例えば、検索要求が「甘くてユーモラスな音声パッケージがほしい」である場合、当該検索要求を分割し、分割された単語の属性情報を決定する。「甘い」「ユーモラス」が形容詞でありながら、予め設定された名詞の「音声パッケージ」の限定語であることを得る。さらに、予め設定された音色識別子およびスタイル識別子との比較により、「甘い」を音色識別子として、「ユーモラス」をスタイルマークとして決定し、それによって、「甘い」をユーザのお気に入り音色識別子とし、「ユーモラス」をユーザのお気に入りスタイル識別子とすることができる。
【0061】
ステップ303、お気に入り音色識別子およびお気に入りスタイル識別子に基づいて対応する対象の音声パッケージを検索して、ユーザに推薦する。
【0062】
本実施例では、各音声パッケージの音色識別子およびスタイル識別子を予めタグ付け、ユーザのお気に入り音色識別子およびお気に入りスタイル識別子を取得した後、ユーザのお気に入り音色識別子およびお気に入りスタイル識別子を、各音声パッケージの音色識別子およびスタイル識別子と比較して、音色識別子がユーザのお気に入り音色識別子と一致しながら、スタイル識別子もユーザのお気に入りスタイル識別子に一致する音声パッケージを決定し、当該音声パッケージをターゲット音声パッケージとし、かつターゲット音声パッケージをユーザに推薦する。
【0063】
本実施例では、ユーザのお気に入り音色識別子およびお気に入りスタイル識別子により、提供された複数の音声パッケージから、ユーザのお気に入り音色識別子およびお気に入りスタイル識別子に対応するターゲット音声パッケージを選択して、ユーザに推薦することによって、推薦がより正確になる。
【0064】
本出願の実施例の音声パッケージの推薦方法は、ユーザの検索要求を取得してから、ユーザのお気に入り音色識別子およびお気に入りスタイル識別子を取得するように、検索要求を識別し、その後、お気に入り音色識別子およびお気に入りスタイル識別子に基づいて、対応するターゲット音声パッケージを検索して、ユーザに推薦する。以上により、ユーザの検索要求を識別することによって、ユーザのお気に入り音色識別子およびお気に入りスタイル識別子を取得し、ユーザのお気に入り音色識別子およびお気に入りスタイル識別子に基づいて、ユーザが興味を持つ音色およびスタイルを有する音声パッケージをユーザに推薦して、音声パッケージの個性的な推薦を達成し、ユーザが1つずつ試聴して音声パッケージを選択する必要がなく、操作しやすく、推薦が正確で、インテリジェント化を向上させる。
【0065】
実際の応用では、ユーザは、音声パッケージの音色だけでなく、音声パッケージが特定の人物に似ていることを要求している可能性がある。本出願の一実施例では、検索要求を識別して、ユーザのお気に入り人物識別子を取得することができる。それによって、ユーザのお気に入り音色識別子およびお気に入り人物識別子に基づいてターゲット音声パッケージを検索する。以下、
図4と組み合わせて説明する。
図4は、本発明の実施例によって提供される別の音声パッケージの推薦方法のフローチャートである。
【0066】
図4に示すように、音声パッケージの推薦方法は、以下を含む。
【0067】
ステップ401、ユーザの検索要求を取得する。
【0068】
本実施例では、ステップ401は上記ステップ101と同様であるので、ここでは説明を省略する。
【0069】
ステップ402、ユーザのお気に入り音色識別子およびお気に入り人物識別子を取得するように検索要求を識別する。
【0070】
実際の応用では、ユーザが音声パッケージを検索する際、検索要求には、通常、音声パッケージに対するユーザの要求や条件が含まれており、例えば、音色に対する要求、または音声が誰かの声に似るように要求されている。従って、本実施例では、検索要求を識別することにより、ユーザのお気に入り音色識別子およびお気に入り人物識別子を取得することができる。
【0071】
ここで、お気に入り音色識別子は、ユーザが興味を持つ音色を特徴づけることに用いられ、お気に入り人物識別子は、ユーザが関心を持つ人物を特徴づけることに用いられる。
【0072】
例えば、ユーザの検索要求は「甘くて**のような音声パッケージがほしい」である場合、「甘い」はユーザのお気に入り音色識別子であり、「**のような」はユーザのお気に入り人物識別子である。
【0073】
1つの可能な実現形態として、大量の音色識別子および人物識別子を予め設定することができる。ユーザの検索要求を取得した後、検索要求から、予め設定された音色識別子が存在するか否かを調べ、存在する場合、当該予め設定された音色識別子は、ユーザのお気に入り音色識別子であり、および予め設定された人物識別情報が存在するか否かを調べ、存在する場合、予め設定された人物識別子はユーザのお気に入り人物識別子である。
【0074】
もう一つの可能な実現方法として、従来の単語分割方法を用いて、複数の分割された単語を生成するように検索要求を分割してから、各分割された単語の属性情報、例えば、動詞、名前、形容詞などの属性情報を取得する。その後、複数の分割された単語の属性情報に基づいて、予め設定された名詞に対応する限定語を取得する。最後に、限定語に基づいてユーザのお気に入り音色識別子を取得する。具体的には、限定語がお気に入り音色識別子であるか否かを決定するように、限定語を予め設定された音色識別子とマッチングし、および限定語がお気に入り人物識別子であるか否かを決定するように、限定語が人の名前であるか否かを判断する
【0075】
ここで、予め設定された名詞は「音声パッケージ」、「声」、「音声」などであってもよい。
【0076】
例えば、検索要求は「甘くて**のような声のパッケージがほしい」である場合、当該検索要求を分割し、分割された単語の属性情報を決定する。「甘い」「**のような」が形容詞でありながら、予め設定された名詞の「音声パッケージ」の限定語であることを得る。さらに、予め設定された音色識別子および人物識別子との比較により、「甘い」を音色識別子、「**のような」を人物識別子として決定し、それによって、「甘い」をユーザのお気に入り音色識別子とし、「**のような」をユーザのお気に入り人物識別子とすることができる。
【0077】
ステップ403、お気に入り音色識別子およびお気に入り人物識別子に基づいて、対応するターゲット音声パッケージを検索して、ユーザに推薦する。
【0078】
本実施例では、各音声パッケージの音色識別子及び人物識別子を予めタグ付け、ユーザのお気に入り音色識別子およびお気に入り人物識別子を取得した後、ユーザのお気に入り音色識別子およびお気に入り人物識別子を、各音声パッケージの音色識別子および人物識別子と比較して、音色識別がユーザのお気に入り音色識別子と一致しながら、人物識別子もユーザのお気に入り人物識別子と一致する音声パッケージを決定し、当該音声パッケージをターゲット音声パッケージとし、かつターゲット音声パッケージをユーザに推薦する。
【0079】
本実施例では、ユーザのお気に入り音色識別子およびお気に入り人物音色識別子に基づいて、提供された複数の音声パッケージから、ユーザのお気に入り音色識別子およびお気に入り人物識別子に対応するターゲット音声パッケージを選択して、ユーザに推薦することによって、推薦がより正確になる。
【0080】
本出願の実施例の音声パッケージの推薦方法は、ユーザの検索要求を取得し、ユーザのお気に入り識別子およびお気に入り人物識別子を取得するように検索要求を識別し、その後、お気に入り音色識別子およびお気に入り人物識別子に基づいて対応するターゲット音声パッケージを検索して、ユーザに推薦する。以上により、ユーザの検索要求を識別することによって、ユーザのお気に入り音色識別子およびお気に入り人物識別子を取得し、ユーザのお気に入り音色識別子およびお気に入り人物識別子に基づいて、ユーザが興味を持つ音色および人物を有する音声パッケージを推薦し、音声パッケージの個性的な推薦を達成し、ユーザが一つずつ試聴して音声パッケージを選択する必要がなく、操作しやすく、推薦が正確で、インテリジェント化を向上させる。
【0081】
なお、検索要求を識別すると、お気に入り音色識別子、お気に入り語調識別子、お気に入りスタイル識別子、お気に入り人物識別子などから一つまたは複数のお気に入り識別子を得る可能性がある。例えば、識別することによってユーザのお気に入り音色識別子、お気に入り語調識別子、お気に入りスタイル識別子を得た場合、この3つの識別に基づいて、対応するターゲット音声パッケージを検索して取得して、ユーザに推薦することができる。
【0082】
上記実施例を実現するために、本出願の実施例は、音声パッケージの推薦装置をさらに提供する。
図5は本発明の実施例によって提供される音声パッケージの推薦装置の構造概略図である。
【0083】
図5に示すように、当該音声パッケージの推薦装置500は、取得モジュール510と、識別モジュール520と、推薦モジュール530とを備える。
【0084】
取得モジュール510は、ユーザの検索要求を取得することに用いられ、識別モジュール520は、検索要求を識別して、ユーザのお気に入り音色識別子の識別を取得することに用いられ、推薦モジュール530は、お気に入り音色識別子に基づいて対応するターゲット音声パッケージを検索して、ユーザに推薦することに用いられる。
【0085】
本出願の実施例の可能な一実現形態では、上記識別モジュール520はさらに、ユーザのお気に入り語調識別子を取得するように検索要求を識別することに用いられる。ここで、お気に入り音色識別子およびお気に入り語調識別子に基づいて、対応するターゲット音声パッケージを検索する。
【0086】
本出願の実施例の可能な一実施形態では、上記識別モジュール520はさらに、ユーザのお気に入りスタイル識別子を取得するように検索要求を識別することに用いられる。ここで、お気に入り音色識別子およびお気に入りスタイル識別子に基づいて、対応するターゲット音声パッケージを検索する。
【0087】
本出願の実施例の可能な一実施形態では、上記識別モジュール520はさらに、ユーザのお気に入り人物識別子を取得するように検索要求を識別することに用いられる。ここで、お気に入り音色識別子およびお気に入り人物識別子に基づいて、対応するターゲット音声パッケージを検索する。
【0088】
本出願の実施例の可能な実施例では、上記の識別モジュール520はまた、以下のように使用することができる。
【0089】
本発明の実施例の可能な一実施例では、上記識別モジュール520は具体的に、複数の分割された単語を生成するように検索要求を分割し、複数の分割された単語の属性情報を取得し、複数の分割された単語の属性情報に基づいて、予め設定された名詞に対応する限定語を取得し、限定語によって、ユーザのお気に入り音色識別子、お気に入り語調識別子、お気に入りスタイル識別子、またはお気に入り人物識別子を取得することに用いられる。
【0090】
なお、上記音声パッケージの推薦方法の実施例の説明は、当該実施例の音声パッケージの推薦装置にも適用されるので、ここでは説明を省略する。
【0091】
本出願の実施例の音声パッケージの推薦装置は、ユーザの検索要求を取得し、ユーザのお気に入り音色識別子を取得するように検索要求を識別し、お気に入り音色識別子に基づいて対応するターゲット音声パッケージを検索して、ユーザに推薦する。以上により、ユーザの検索要求を識別して、ユーザのお気に入り音色識別子を取得し、ユーザのお気に入り音色識別子に基づいて、ユーザが興味を持つ音声パッケージをユーザに推薦することによって、ユーザが1つずつ試聴して音声パッケージを選択する必要がなく、操作しやすく、推薦が正確で、インテリジェント化を向上させる。
【0092】
本発明の実施例によれば、本出願は、電子機器および読み取り可能な記憶媒体をさらに提供する。
【0093】
図6に示すように、本発明の実施例による音声パッケージの推薦方法の電子機器のブロック図である。電子機械はラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、ワークステーション、携帯情報端末、サーバ、ブレードサーバ、メインフレームコンピュータ、及び他の適切なコンピュータなど、様々な形式のデジタルコンピュータを表すこと意図している。電子機械はさらに、様々な形態のモバイル装置、例えば、携帯情報端末、セルラー電話、スマートフォン、ウェアラブルデバイス及び他の同様なコンピューティングデバイスを表すことができる。本明細書に示されている部品、それらの接続と関係、及びそれらの機能は例示的なものに過ぎず、本明細書で説明された及び/又は求められた本出願の実現を限定することを意図していない。
【0094】
図6に示すように、当該電子機械は、1つ又は複数のプロセッサ601、メモリ602、及び各部品を接続するためのインターフェースを備え、インターフェースは高速インターフェースと低速インターフェースを備える。各部品は、異なるバスを用いて互いに接続されており、かつ共用のマザーボードに実装されるか、又は必要に基づいて他の方式で実装されてもよい。プロセッサは、電子機器内で実行される命令を処理することができ、前記命令は、外部入力/出力装置(例えば、インターフェースに接続される表示装置)にGUIの図形情報を表示するようにメモリ内又はメモリ上に記憶される命令を含む。他の実施形態において、必要があれば、複数のプロセッサ及び/又は複数のバスを複数のメモリと組み合わせて使用してもよい。同様に、複数の電子機器を接続してもよく、各機械は、必要とされる操作の一部(例えば、サーバアレイ、1組のブレードサーバ、又はマルチプロセッサシステムとして)を提供する。
図6では、1つのプロセッサ601は例として挙げられた。
【0095】
メモリ602は、本明細書により提供される非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。前記メモリには、本出願により提供される音声パッケージの推薦方法を前記少なくとも1つのプロセッサに実行させるように、少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令が記憶されている。本開示の非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、コンピュータに本出願により提供される音声パッケージの推薦方法を実行させるためのコンピュータ命令が記憶されている。
【0096】
メモリ602は非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体として、本出願の実施例に係る音声パッケージの推薦方法に対応するプログラム命令/モジュール(例えば、
図5に示す取得モジュール510、識別モジュール520、推薦モジュール530)のような非一時的なソフトウェアプログラム、非一時的なコンピュータ実行可能なプログラム及びモジュールを記憶ことに用いられてもよい。プロセッサ601は、メモリ602に記憶されている非一時的なソフトウェアプログラム、命令、およびモジュールを実行することにより、サーバの様々な機能適用およびデータ処理を実行し、すなわち上記の方法の実施例における音声パッケージの推薦方法を実現する。
【0097】
メモリ602は、プログラム記憶領域と、データ記憶領域とを含んでもよい。プログラム記憶領域は、オペレーティングシステムと、少なくとも1つの機能に必要なアプリケーションプログラムを含んでもよい。データ記憶領域は、音声パッケージを推薦する電子機器の使用に基づいて生成されたデータなどを記憶することができる。また、メモリ602は、高速ランダムアクセスメモリだけではなく、少なくとも1つのディスクストレージデバイス、フラッシュメモリデバイス又は他の非一時的なソリッドステートストレージデバイスのような非一時的なメモリを備えてもよい。一部の実施例では、メモリ602は、プロセッサ601に対してリモートで設定されるメモリを選択的に備えてもよく、これらのリモートメモリはネットワーク経由でセンテンス順の駆動に基づく言語変換方法の電子機器に接続することができる。上記ネットワークの実例は、インターネット、企業内部のネットワーク、ローカルエリアネットワーク、移動通信ネットワーク及びそれらの組み合わせを含むが、これらに限定されない。
【0098】
音声パッケージの推薦方法の電子機器は、入力装置603および出力装置604をさらに備えてもよい。プロセッサ601、メモリ602、入力装置603および出力装置604はバスまたは他の形態で接続することができ、
図6では、バスによる接続が例として挙げられた。
【0099】
入力装置603は、入力されたデジタルまたは文字情報を受信し、音声パッケージの推薦方法の電子機器のユーザ設定および機能制御に関連するキー信号入力を生成することができ、例えば、タッチスクリーン、キーパッド、マウス、トラックボード、タッチパッド、ポインティングスティック、1つまたは複数のマウスボタン、トラックボール、ジョイスティックなどの入力装置がある。出力デバイス604は、表示装置、補助照明装置(例えばLED)、および触覚フィードバック装置(例えば、振動モータ)などを備えてもよい。当該表示装置は、液晶ディスプレイ(LCD)、発光ダイオード(LED)ディスプレイ、およびプラズマディスプレイを含むが、これらに限定されない。いくつかの実施例では、表示装置はタッチスクリーンであってもよい。
【0100】
本明細書で説明するシステムおよび技術の様々な実施例は、デジタル電子回路システム、集積回路システム、専用ASIC(専用集積回路)、コンピュータハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、および/またはこれらの組み合わせにおいて実現されてもよい。これらの様々な実施例は、以下を含むことができる。1つ以上のコンピュータプログラムにおいて実行され、当該1つまたは複数のコンピュータプログラムは、少なくとも1つのプログラマブルプロセッサを備えるプログラマブルシステム上で実行されてもよく、および/または解釈されてもよい。プログラマブルプロセッサは、専用または汎用プログラマブルプロセッサであってあり、ストレージシステム、少なくとも1つの入力装置及び少なくとも1つの出力装置からデータおよび命令を受信し、データ及び命令を該ストレージシステム、該少なくとも1つの入力装置及び該少なくとも1つの出力装置に転送することができる。
【0101】
これらの計算プログラム(プログラム、ソフトウェア、ソフトウェアアプリケーション、又はコードとも言う)は、プログラマブルプロセッサの機械命令を含み、かつ高度プロセス及び/又はオブジェクト指向プログラミング言語、及び/又はアセンブリ言語/機械語を用いてこれらの計算プログラム実行することができる。本明細書で使用される「機械読み取り可能な媒体」と「コンピュータ読み取り可能な媒体」という用語は、機械命令及び/又はデータをプログラマブルプロセッサに提供するための任意のコンピュータプログラム製品、装置、及び/又はデバイス(例えば、磁気ディスク、光ディスク、メモリ、プログラマブルロジックデバイス(PLD))を指し、機械読み取り可能な信号としての機械命令を受信する機械読み取り可能な媒体を含む。「機械読み取り可能な信号」という用語は、機械命令及び/又はデータをプログラマブルプロセッサに提供するためのあらゆる信号を指す。
【0102】
ユーザとのインタラクションを提供するために、ここで説明されたシステムと技術をコンピュータ上で実施することができる。当該コンピュータは、ユーザに情報を表示するための表示装置(例えば、CRT(ブラウン管)又はLCD(液晶ディスプレイ)モニタ)と、キーボードとポインティングデバイス(例えば、マウス又はトラックボール)とを備え、ユーザは該キーボードと該ポインティングデバイスを介して入力をコンピュータに提供することができる。別の種類のデバイスはさらにユーザとのインタラクションを提供することができ、例えば、ユーザに提供されたフィードバックは、任意の形式のセンサフィードバック(例えば、視覚フィードバック、聴覚フィードバック、または触覚フィードバック)であっても良い以上、ユーザからの入力を任意の形式(音の入力、音声入力又は触覚入力を含む)で受信することもできる。
【0103】
本明細書で説明されたシステムと技術を、バックグラウンドパーツを備える計算システム(例えば、データサーバとして)、又はミドルウェアパーツを備える計算システム(例えば、アプリケーションサーバ)、又はフロントエンドパーツを備える計算システム(例えば、グラフィカルユーザインタフェース又はウェブブラウザを有するユーザコンピュータ、ユーザは該グラフィカルユーザインタフェース又は該ウェブブラウザ介して、ここで説明されたシステムと技術の実施形態と対話することができる)、又はこれらのバックグラウンドパーツ、ミドルウェアパーツ又はフロントエンドパーツの任意の組み合わせを備える計算システムにおいて実行することができる。任意の形式又は媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)を介して、システムのパーツを互いに接続することができる。通信ネットワークの例としては、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)及びインターネットが含まれる。
【0104】
コンピュータシステムは、クライアント側とサーバを備えてもよい。クライアント側とサーバは通常離れており、一般的に通信ネットワークを介してインタラクションを行う。対応するコンピュータにおいて実行されかつ互いにクライアント側-サーバ関係を有するコンピュータプログラムによってクライアント側とサーバとの関係は生成される。
【0105】
本出願の実施例の技術案によれば、ユーザのお気に入り音色識別子を取得するようにユーザの探索要求を識別し、ユーザのお気に入り音色識別子に基づいて、ユーザが興味を持つ音色を有する音声パッケージをユーザに推薦することによって、音声パッケージの個性的な推薦を達成し、ユーザが1つずつ試聴して音声パッケージを選択する必要がなく、操作しやすくて、推薦が正確で、インテリジェント化を向上させる。
【0106】
本明細書の説明では、「第1」、「第2」という用語は説明のためにのみ用いられるものであり、相対的な重要性を示唆又は暗示するもの、或いは、示された技術特的特徴の数を実質的に示すものと理解すべきではない。従って、「第1」、「第2」により限定される特徴は、少なくとも1つの該特徴を明示的に又は実質的に含むことができる。本出願の説明では、特に明記されていない限り、「複数」の意味は少なくとも2つ、例えば2つ、3つ等である。
【0107】
以上、本出願の実施例を開示し且つ説明したが、上記実施例は例示的なものに過ぎず、本出願を限定するものとして理解すべきではない。当業者であれば、本出願の範囲を逸脱しない限り、上記実施例に対して変更、修正、置き換えおよび変形を行うことができる。
【手続補正書】
【提出日】2020-12-24
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザの検索要求を取得するステップと、
ユーザのお気に入り音色識別子を取得するように検索要求を識別するステップと、
前記お気に入り音色識別子に基づいて、対応するターゲット音声パッケージを検索して、ユーザに推薦するステップと、
を含む音声パッケージの推薦方法。
【請求項2】
前記ユーザのお気に入り語調識別子を取得するように前記検索要求を識別するステップであって、前記お気に入り音色識別子およびお気に入り語調識別子に基づいて、対応するターゲット音声パッケージを検索するステップを含む請求項1に記載の音声パッケージの推薦方法。
【請求項3】
前記ユーザのお気に入りスタイル識別子を取得するように前記検索要求を識別するステップであって、前記お気に入り音色識別子および前記お気に入りスタイル識別子に基づいて、対応するターゲット音声パッケージを検索するステップを含む請求項1に記載の音声パッケージの推薦方法。
【請求項4】
前記ユーザのお気に入り人物識別子を取得するように前記検索要求を識別するステップであって、前記お気に入り音色識別子および前記お気に入り人物識別子に基づいて、対応するターゲット音声パッケージを検索するステップを含む請求項1に記載の音声パッケージの推薦方法。
【請求項5】
前記ユーザのお気に入り音色識別子、前記お気に入り語調識別子、前記お気に入りスタイル識別子、または前記お気に入り人物識別子を取得するように前記検索要求を識別する前記ステップが、
複数の分割された単語を生成するように、検索要求を分割するステップと、
複数の分割された単語の属性情報を取得するステップと、
前記複数の分割された単語の属性情報に基づいて、予め設定された名詞に対応する限定語を取得するステップと、
前記限定語に基づいて、ユーザのお気に入り音色識別子、お気に入り語調識別子、お気に入りスタイル識別子、またはお気に入り人物識別子を取得するステップと、
を含む請求項1から4のいずれか一項に記載の音声パッケージの推薦方法。
【請求項6】
ユーザの検索要求を取得するための取得モジュールと、
前記ユーザのお気に入り音色識別子を取得するように前記検索要求を識別するための識別モジュールと、
お気に入り音色識別子に基づいて、対応するターゲット音声パッケージを検索して、ユーザに推薦するための推薦モジュールと、
を備える音声パッケージの推薦装置。
【請求項7】
前記識別モジュールが、前記ユーザのお気に入り語調識別子を取得するように前記検索要求を識別することに用いられ、前記お気に入り音色識別子およびお気に入り語調識別子に基づいて、対応するターゲット音声パッケージを検索する請求項6に記載の音声パッケージの推薦装置。
【請求項8】
前記識別モジュールが、前記ユーザのお気に入りスタイル識別子を取得するように前記検索要求を識別することに用いられ、前記お気に入り音色識別子およびお気に入りスタイル識別子に基づいて、対応するターゲット音声パッケージを検索する請求項6に記載の音声パッケージの推薦装置。
【請求項9】
前記識別モジュールが、前記ユーザのお気に入り人物識別子を取得するように前記検索要求を識別することに用いられ、前記お気に入り音色識別子およびお気に入り人物識別子に基づいて、対応するターゲット音声パッケージを検索する請求項6に記載の音声パッケージの推薦装置。
【請求項10】
前記識別モジュールが、
複数の分割された単語を生成するように、検索要求を分割し、
複数の分割された単語の属性情報を取得し、
前記複数の分割された単語の属性情報に基づいて、予め設定された名詞に対応する限定語を取得し、
前記限定語に基づいて、ユーザのお気に入り音色識別子、お気に入り語調識別子、お気に入りスタイル識別子、またはお気に入り人物識別子を取得することに用いられる請求項6から9のいずれか一項に記載の音声パッケージの推薦装置。
【請求項11】
少なくとも1つのプロセッサと、
該少なくとも1つのプロセッサと通信可能に接続されるメモリと、
を備え、
メモリには、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令が記憶されており、前記コンピュータ命令が実行される場合、前記少なくとも1つのプロセッサが、請求項1から5のいずれか一項に記載の音声パッケージの推薦方法を実行する電子機器。
【請求項12】
コンピュータ命令が記憶されている非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
前記コンピュータ命令が実行される場合、請求項1から5のいずれか一項に記載の音声パッケージの推薦方法が実行される非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【請求項13】
コンピュータプログラムであって、
前記コンピュータプログラムにおける命令が実行された場合に、請求項1から5のいずれか一項に記載の音声パッケージの推薦方法が実行されるコンピュータプログラム。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0010】
本発明の別態様の実施例は、コンピュータ命令が記憶されている非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、コンピュータプログラムが記憶されており、前記コンピュータ命令が実行される場合、上記の一態様の実施例に記載の音声パッケージの推薦方法が実行される。
本発明の別態様の実施例は、コンピュータプログラムをさらに提供し、前記コンピュータプログラムにおける命令が実行された場合に、上記の一態様の実施例に記載の音声パッケージの推薦方法が実行される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0098
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0098】
入力装置603は、入力されたデジタルまたは文字情報を受信し、音声パッケージの推薦方法の電子機器のユーザ設定および機能制御に関連するキー信号入力を生成することができ、例えば、タッチスクリーン、キーパッド、マウス、トラックボード、タッチパッド、ポインティングスティック、1つまたは複数のマウスボタン、トラックボール、ジョイスティックなどの入力装置がある。出力デバイス604は、表示装置、補助照明装置(例えばLED)、および触覚フィードバック装置(例えば、振動モータ)などを備えてもよい。当該表示装置は、液晶ディスプレイ(LCD)、発光ダイオード(LED)ディスプレイ、およびプラズマディスプレイを含むが、これらに限定されない。いくつかの実施例では、表示装置はタッチスクリーンであってもよい。
本出願の実施例によれば、コンピュータプログラムが提供される。当該コンピュータプログラムにおける命令が実行された場合に、本出願の実施例の音声パッケージの推薦方法が実行される。
【国際調査報告】