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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-01-13
(54)【発明の名称】風力タービンベルト伝動ピッチ制御
(51)【国際特許分類】
   F03D 7/04 20060101AFI20220105BHJP
   F16H 7/02 20060101ALI20220105BHJP
   F03D 1/06 20060101ALI20220105BHJP
【FI】
F03D7/04 E
F16H7/02 A
F03D1/06 A
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2021519755
(86)(22)【出願日】2019-10-04
(85)【翻訳文提出日】2021-05-11
(86)【国際出願番号】 US2019054662
(87)【国際公開番号】W WO2020076624
(87)【国際公開日】2020-04-16
(31)【優先権主張番号】16/158,965
(32)【優先日】2018-10-12
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】504005091
【氏名又は名称】ゲイツ コーポレイション
(74)【代理人】
【識別番号】100090169
【弁理士】
【氏名又は名称】松浦 孝
(74)【代理人】
【識別番号】100124497
【弁理士】
【氏名又は名称】小倉 洋樹
(72)【発明者】
【氏名】ユアン,ジン
【テーマコード(参考)】
3H178
3J049
【Fターム(参考)】
3H178AA03
3H178AA40
3H178BB41
3H178CC01
3H178DD31X
3J049AA03
3J049BB02
3J049BB08
3J049BE08
3J049BH02
3J049CA10
(57)【要約】
原動スプロケットと、従動スプロケットと、原動スプロケットと従動スプロケットの間に掛け回される歯付きベルトとを備え、歯付きベルトは、原動スプロケットと従動スプロケットの間にフリースパンを有し、フリースパンが緩んだ状態のときフリースパンは円弧状を呈し、歯付きベルトは、フリースパンが緩んだ状態にあるとき原動スプロケットと従動スプロケットの間において張り状態にある第2スパンを有し、駆動装置の動作方向に応じて、フリースパンは第2スパンとして動作可能であり、第2スパンはフリースパンとして動作可能であるブレードピッチ駆動装置。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
原動スプロケットと、
従動スプロケットと、
前記原動スプロケットと前記従動スプロケットの間に掛け回される歯付きベルトとを備え、
前記歯付きベルトは、前記原動スプロケットと前記従動スプロケットの間にフリースパンを有し、前記フリースパンが緩んだ状態のとき前記フリースパンは円弧状を呈し、
前記歯付きベルトは、前記フリースパンが緩んだ状態にあるとき前記原動スプロケットと前記従動スプロケットの間において張り状態にある第2スパンを有し、
駆動装置の動作方向に応じて、前記フリースパンは前記第2スパンとして動作可能であり、前記第2スパンは前記フリースパンとして動作可能である
ことを特徴とするブレードピッチ駆動装置。
【請求項2】
前記歯付きベルトが無端ベルトであることを特徴とする請求項1に記載のブレードピッチ駆動装置。
【請求項3】
フリースパンの突出方向を制御するガイドを更に備えることを特徴とする請求項1に記載のブレードピッチ駆動装置。
【請求項4】
第2ガイドを更に備えることを特徴とする請求項1に記載のブレードピッチ駆動装置。
【請求項5】
第1動作方向に対して、前記歯付きベルトが原動スプロケットの接線方向となる前記原動スプロケットに隣接して配置される第1ベアリングを更に備えることを特徴とする請求項1に記載のブレードピッチ駆動装置。
【請求項6】
第2動作方向に対して、前記歯付きベルトが原動スプロケットの接線方向となる前記原動スプロケットに隣接して配置される第2ベアリングを更に備えることを特徴とする請求項5に記載のブレードピッチ駆動装置。
【請求項7】
原動スプロケットと、
従動スプロケットと、
前記原動スプロケットと前記従動スプロケットのあいだに掛け回される歯付きベルトとを備え、
前記歯付きベルトは、前記原動スプロケットと前記従動スプロケットの間にフリースパンを有し、前記フリースパンが緩んだ状態のとき前記フリースパンは円弧状を呈し、
前記歯付きベルトは、前記フリースパンが緩んだ状態にあるとき前記原動スプロケットと前記従動スプロケットの間において張り状態にある第2スパンを有し、
駆動装置の動作方向に応じて、前記フリースパンは前記第2スパンとして動作可能であり、前記第2スパンは前記フリースパンとして動作可能であり、
第1動作方向に対して、前記歯付きベルトが原動スプロケットの接線方向となる前記原動スプロケットに隣接して配置される第1ベアリングと、
第2動作方向に対して、前記歯付きベルトが原動スプロケットの接線方向となる前記原動スプロケットに隣接して配置される第2ベアリングと備える
ことを特徴とするブレードピッチ駆動装置。
【請求項8】
前記歯付きベルトが無端ベルトであることを特徴とする請求項7に記載のブレードピッチ駆動装置。
【請求項9】
フリースパンの突出方向を制御するガイドを更に備えることを特徴とする請求項7に記載のブレードピッチ駆動装置。
【請求項10】
第2ガイドを更に備えることを特徴とする請求項9に記載のブレードピッチ駆動装置。
【請求項11】
原動スプロケットと、
従動スプロケットと、
前記原動スプロケットと前記従動スプロケットのあいだに掛け回される歯付きベルトとを備え、
前記歯付きベルトは、前記原動スプロケットと前記従動スプロケットの間にフリースパンを有し、前記フリースパンが緩んだ状態のとき前記フリースパンは円弧状を呈し、
フリースパンの突出方向を制御するガイドを備え、
前記歯付きベルトは、前記フリースパンが緩んだ状態にあるとき前記原動スプロケットと前記従動スプロケットの間において張り状態にある第2スパンを有し、
駆動装置の動作方向に応じて、前記フリースパンは前記第2スパンとして動作可能であり、前記第2スパンは前記フリースパンとして動作可能であり、
第1動作方向に対して、前記歯付きベルトが原動スプロケットの接線方向となる前記原動スプロケットに隣接して配置される第1ベアリングと、
第2動作方向に対して、前記歯付きベルトが原動スプロケットの接線方向となる前記原動スプロケットに隣接して配置される第2ベアリングと備える
ことを特徴とするブレードピッチ駆動装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、原動スプロケットと従動スプロケットとの間にフリースパンを有し、フリースパンが緩み状態にあるときフリースパンが円弧状を呈する歯付きベルト風力タービンベルト伝動ピッチ制御に関する。
【背景技術】
【0002】
一般的に風力タービンは、風速変動に対処するために動的ブレードピッチ制御を必要とする。風速が低いとき、ブレードピッチ(迎角)は増大でき、必要に応じて風力エネルギーを取り込むために調整できる。一方、風速が増大すると、ブレードの迎角はブレードやタービンの構造的損傷をもたらす速度超過の発生を防止するために調整可能である。
【0003】
伝統的に、ブレードピッチ制御は、ギヤ伝動装置により実現される。システムは通常、原動モータ、ギヤボックス、およびドライブリングを備える。タービンブレードは各ドライブリングに取り付けられる。各ドライブリングの回転は、ブレード迎角(ピッチ)を調整する。複数のブレードは一体的に調整される。
【0004】
複数のベルト伝動もブレードピッチを制御するのに用いられる。従来技術のシステムは、両開放端に設けられた調整クランプにより予荷重状態で緊張状態に維持されるベルトを備える。原動スプロケット周りにベルトを巡らし、接触角を増大するとともに歯飛びを防止するために背面アイドラが用いられる。しかし、背面アイドラの利用はベルト寿命に悪影響を与え得る。
【0005】
この技術の代表は米国特許第9,541,173号明細書であり、第1スプロケットと、第2スプロケットと、歯付きベルト長さを有し第1スプロケットと第2スプロケットの間の掛け回される歯付きベルトと、歯付きベルトと協働する関係にあるとともに所定距離(B)を隔てて配置される第1リニアガイド部材と、歯付きベルトと協働する関係にあるとともに所定距離(B)を隔てて配置される第2リニアガイド部材とを備え、歯付きベルトの長さがドライブ長さよりも長く、歯付きベルトが、第1スプロケットと歯付きベルトの圧縮スパンに設けられる第2スプロケットとの間に自立円弧スパンを形成する。
【0006】
必要とされているのは、原動スプロケットと従動スプロケットとの間にフリースパンを有し、フリースパンが緩み状態にあるときフリースパンが円弧状を呈する歯付きベルト風力タービンベルト伝動ピッチ制御である。本発明はこの要求に合致する。
【発明の概要】
【0007】
本発明は、原動スプロケットと従動スプロケットとの間にフリースパンを有し、フリースパンが緩み状態にあるときフリースパンが円弧状を呈する歯付きベルト風力タービンベルト伝動ピッチ制御を提供することを目的としている。
【0008】
本発明の別の目的は、本発明の以下の詳細な説明と添付図面により指摘され明らかにされる。
【0009】
本発明は、原動スプロケットと、従動スプロケットと、原動スプロケットと従動スプロケットの間に掛け回される歯付きベルトとを備え、歯付きベルトは、原動スプロケットと従動スプロケットの間にフリースパンを有し、フリースパンが緩んだ状態のときフリースパンは円弧状を呈し、歯付きベルトは、フリースパンが緩んだ状態にあるとき原動スプロケットと従動スプロケットの間において張り状態にある第2スパンを有し、駆動装置の動作方向に応じて、フリースパンは第2スパンとして動作可能であり、第2スパンはフリースパンとして動作可能である、ブレードピッチ駆動装置を備える。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本明細書に組み込まれ、その一部を構成する添付図面は、本発明の好ましい実施形態を例示し、詳細な説明とともに、本発明の原理を説明する役割を果たす。
図1】風力タービンブレードピッチの動作である。
図2】風力タービンの従来のブレードピッチ制御機構である。
図3】従来のブレードピッチ制御機構である。
図4】本発明のブレードピッチ制御機構の概要図である。
図5】第1回転方向に駆動される本発明のブレードピッチ制御機構である。
図6】第2回転方向に駆動される本発明のブレードピッチ制御機構である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
図1は、風力タービンブレードピッチの動作を示す。一般に風力タービンは、風速変動に対処するために動的ブレードピッチ制御を必要とする。図1に示されるように、風速が遅いときブレードピッチ(迎角)は、風力エネルギーを獲得するためにa1からa3へと増大可能である。一方、風速が増大すると、ブレードの迎角はブレードやタービンの構造的損傷をもたらす速度超過の発生を防止するために、例えばa1、a2あるいはa3からa4に低減できる。ブレードは、回転を停止する位置a4で「フェザリング」される。
【0012】
図2は、風力タービンの従来技術のブレードピッチ制御機構である。ピッチ制御機構は、一般に風力タービンプロプのハブに搭載される。伝統的に、ブレードピッチ制御は、図2に示されるようなギヤ駆動装置により実現される。システムは、一般的に原動モータ(D)、ギヤボックス(G)、ドライブリング(R)を備える。タービンブレードTB(図1)は、各ドライブリング(R)に取り付けられる。各ドライブリングRの回転により、ブレード迎角(ピッチ)が調整される。複数のブレードは同時に調整される。
【0013】
図3は、従来技術のブレードピッチ制御機構である。図3は、従来技術のベルトピッチ駆動装置のレイアウトを示し、原動モータA、オープンエンド歯付きベルトB、ガイド背面アイドラC、ドライブリングR、ベルトクランプEから構成される。クランプEは、ベルトBの両端部をドライブリングRに取り付ける。
【0014】
ギヤ駆動装置に対するベルト伝動装置の利点は、腐食や過酷な環境に耐える能力であり、特にオフショア設備において有利である。しかし、従来技術のシステムにおけるベルトの破損は、引張コードの損傷をもたらし得るベルトBのバックベンディングによりよく発生する。当該技術分野においてよく知られているように、ベルトBは引張荷重を伝達する引張コードを備える。
【0015】
背面アイドラCは、ベルトBを十分な接触角で小型の原動スプロケットSに掛け回し歯飛びを防止するために用いられる。ピッチ制御調整作業において、原動部が時計回りに、そして反時計回りに回転すると、時計回りの回転における緩み側スパンは、反時計回りの回転において張り側スパンとなる。高い取り付け張力、バックベンディング、小径スプロケットの組み合わせが引張コード破損の主な原因である。2次的な破損は、繰り返される前後へのピッチ制御調整作業において、ベルトの同じ区間がスプロケットSとアイドラCに係合されることで生じる歯のせん断である。
【0016】
図4は、本発明のブレードピッチ制御機構の概要図である。本発明の圧縮ベルト伝動装置は、従来技術の2つの欠点を克服する:(1)高い張力の下での小径バックベンディング、そして(2)ベルトの同じ区間での繰り返し利用。このベルト伝動装置は、駆動モータ10、ベルト20、ベアリング30、31、大型ドライブリング40、2つのガード50、51を備える。本発明のシステムにおいて、ベアリングのO.D.は小さくできることから、ベアリング30、31が背面アイドラCの代わりに用いられる。ベアリング30、31は、所定の回転方向に対して、ベルトスパンが原動スプロケット11の接線方向となる位置に各々配置される。ベアリング30、31は、何れの方向の回転に対してもベルト20のスプロケット11への係合を維持する。それはまた、張り側がスプロケット11の周りに巻かれるのを防止する。ベルト20は、ループを形成する無端ベルトまたは連続ベルトである。タービンブレード(不図示)は、各ドライブリング40に取り付けられる。
【0017】
ベルトガード50、51は、ベルトとの定常的な接触を防止するため、僅かな隙間を空けてベルト接線方向スパンに平行に配置される。ベルト20は、駆動長さよりも長い長さを有するように慎重に選択される。
【0018】
取り付けにおいて、ベルトが外側に曲がるのをガード50が防止するため、ベルトは緩み側60において内側に曲げられる。取り付け時、緩み側60は円弧状を呈する。ドライブリング40に対するスプロケット11の位置は、区間60が緩み状態において円弧状となるように選択される。ベルト曲げ剛性は、ベルト20がスプロケット11の径と適合するように選択される。
【0019】
取り付けられると、ベルトは安定してスプロケット11に係合し、その結果、スプロケット11周りのベルト20の接触角を増大させる。緩み側60は、スプロケット11とドライブリング40の間のフリースパンであり、そこでは区間60の長さに亘ってベルトと接触するアイドラや他のスプロケットは存在しない。
【0020】
緩み側区間60の径R2は、従来技術の背面アイドラCと係合するベルトBの径R1よりも大きい(図3参照)。この構成は、ベルトにおける背面曲げ応力を低減する。
【0021】
図5は、第1回転方向に移動している本発明のブレードピッチ制御機構の概要図である。図5は、緩み側スパン60と張り側スパン70の間におけるベルトの曲げ位置を比較して示す。作動時、ドライブリング40は、原動スプロケット11が緩み側からのベルト長さの余剰を吸収して自由に回転可能な間は回転しない。回転方向が反転すると、緩み側と張り側が反転する。すなわち、緩み側スパンが張り側スパンに替わるとき、曲げられた緩み側スパンは、真っ直ぐな張り側スパンとなる。
【0022】
圧縮伝動は、原動及び従動の両方の接線方向となる1つのベルト円弧区間70しか持たないので径は大幅に増大される。ベルトの曲げられた径が大きくなるにつれて、引張コードへのダメージは低減する。更に、ベルト歯の数は、ドライブリングスプロケットの歯の数よりも常に大きいため、ドライブリングの1回転において、経路に沿った同じ位置にベルト背面がくることはない。
【0023】
限定的ではなく例示的に、例示的システムは:
1.ベルト20は586歯備える。
2.ドライブリング40は552歯備える。
3.ブレードピッチ回転範囲は90度であり、ドライブリングは回転範囲を通して138本の歯に係合する。
4.ベルト長さは、ドライブリングの円周よりも34歯分長い。
5.ドライブリングが周期的に4回360°回転されると、ドライブリング上のベルトを136歯前進させ、続く動作期間にベルトの新しい区間を使用でき、これにより従来技術のシステムに比べてベルトの運転寿命が延びる。
【0024】
図6は、第2回転方向に移動している本発明のブレードピッチ制御機構の概要図である。図6は、従動スプロケットの1回転する前、かつ従動スプロケットの1回転した後のベルト区間を示す。この手順は、長い1つの期間、例えば1年、の後に簡単に実行でき、従動スプロケットは1回転により前進され、ベルトは別の位置へと前進される。これにより、異なるベルト区間がピッチ制御調整に用いられる。
【0025】
緩み側区間60と張り側区間70は、伝動装置の動作方向によってポジションを交代できる。駆動方向D1において、ベルト区間60は緩み側である。駆動方向D2では、区間70が緩み側である。ガイド50は、区間60が緩み側のときに、区間60が外側に撓むことを防止する。ガイド51は、区間70が緩み側のときに、区間70が外側に撓むことを防止する。
【0026】
本発明の伝動装置は、3つのアドバンテージを提供する。すなわち;(1)それは背面アイドラC周りのバックベンディングの下でのタイトな高引張力スパンを無くし;(2)それは緩み側スパンのバックベンディング半径R2を大幅に増大させ;(3)それは同じベルト区間が原動スプロケット11と繰り返し係合することを防止する。
【0027】
ブレードピッチ駆動装置は、原動スプロケットと、従動スプロケットと、原動スプロケットと従動スプロケットの間に掛け回される歯付きベルトとを備え、歯付きベルトは、原動スプロケットと従動スプロケットの間にフリースパンを有し、フリースパンが緩んだ状態のときフリースパンは円弧状を呈し、歯付きベルトは、フリースパンが緩んだ状態にあるとき原動スプロケットと従動スプロケットの間において張り状態にある第2スパンを有し、駆動装置の動作方向に応じて、フリースパンは第2スパンとして動作可能であり、第2スパンはフリースパンとして動作可能である。
【0028】
本明細書では、本発明の複数の形態について説明されたが、当業者であれば、ここで説明された発明の趣旨および範囲から逸脱することなく、その構成、パーツ間の関係に様々な変更ができることは明らかである。特に明記されていない限り、図面に示されている構成部は一定の縮尺で描かれていない。更に、「手段」または「ステップ」という言葉が特定のクレームで明示的に使用されていない限り、添付されたクレームまたはクレーム要素の何れかが35U.S.C.112(f)条の適用を意図するものではない。本開示は、図面に示され、本明細書に記載される例示的な実施形態または数値上の寸法に限定されるものではない。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
【国際調査報告】