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特表2022-506185使用者の少なくとも1本の腕を支持するための装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-01-17
(54)【発明の名称】使用者の少なくとも1本の腕を支持するための装置
(51)【国際特許分類】
   B25J 11/00 20060101AFI20220107BHJP
   A61F 2/54 20060101ALI20220107BHJP
【FI】
B25J11/00 Z
A61F2/54
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2021523385
(86)(22)【出願日】2019-11-04
(85)【翻訳文提出日】2021-06-02
(86)【国際出願番号】 EP2019080059
(87)【国際公開番号】W WO2020094549
(87)【国際公開日】2020-05-14
(31)【優先権主張番号】102018127553.6
(32)【優先日】2018-11-05
(33)【優先権主張国・地域又は機関】DE
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】502220838
【氏名又は名称】オットーボック・エスイー・ウント・コンパニー・カーゲーアーアー
(74)【代理人】
【識別番号】100108855
【弁理士】
【氏名又は名称】蔵田 昌俊
(74)【代理人】
【識別番号】100103034
【弁理士】
【氏名又は名称】野河 信久
(74)【代理人】
【識別番号】100179062
【弁理士】
【氏名又は名称】井上 正
(74)【代理人】
【識別番号】100199565
【弁理士】
【氏名又は名称】飯野 茂
(74)【代理人】
【識別番号】100219542
【弁理士】
【氏名又は名称】大宅 郁治
(74)【代理人】
【識別番号】100153051
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 直樹
(74)【代理人】
【識別番号】100162570
【弁理士】
【氏名又は名称】金子 早苗
(72)【発明者】
【氏名】フィンケ、ラース・ベンヤミン
(72)【発明者】
【氏名】クロール-オリバール、オラフ
(72)【発明者】
【氏名】リドルト、クラウス
(72)【発明者】
【氏名】フォルブレヒト、マティアス
(72)【発明者】
【氏名】ウェースリー-スウィッチンスキー、アダム
(72)【発明者】
【氏名】トゥーテマン、マルクス
(72)【発明者】
【氏名】クルヒェム、ティム
(72)【発明者】
【氏名】メルケル、マキシミリアン
(72)【発明者】
【氏名】ビーダーホルト、レネ
(72)【発明者】
【氏名】ムラデック、マルクス
(72)【発明者】
【氏名】レシェル、ファビエンネ
(72)【発明者】
【氏名】リッチュル、マティアス
(72)【発明者】
【氏名】ミツェラ、オリバー
(72)【発明者】
【氏名】クルツベク、アンネド-レ
(72)【発明者】
【氏名】ブレメル、ミヒャエル
【テーマコード(参考)】
3C707
4C097
【Fターム(参考)】
3C707AS38
3C707HT04
3C707HT36
3C707XK06
3C707XK17
3C707XK24
3C707XK75
4C097AA11
4C097BB02
4C097CC01
4C097CC09
4C097CC16
(57)【要約】
本発明は、使用者の少なくとも1本の腕を支持するための装置であって、a.それぞれ1本の腕に装着するための各1つの腕カバー(4)を備えた少なくとも1つの腕支持要素(2)と、b.少なくとも1つの受動アクチュエータ(14)と、前記受動アクチュエータは前記装置の装着状態で前記腕カバー(4)内の腕の上昇動作を支持する力を前記少なくとも1つの腕支持要素(2)に加えるために装備され、c.適用される前記力に対する少なくとも1つのカウンタベアリングとを有する装置に関し、本装置は少なくとも1つの操作要素(24)を有し、その操作によって前記アクチュエータ(14)を、前記アクチュエータ(14)が前記少なくとも1つの腕支持要素(2)に力を加える第1の状態、及び前記アクチュエータが前記腕支持要素(2)により小さい力を加えるか、又は力を加えない第2の状態にすることができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
使用者の少なくとも1本の腕の支持するための装置であって、
a.それぞれ1本の腕に装着するための各1つの腕カバー(4)を備えた少なくとも1つの腕支持要素(2)と、
b.少なくとも1つの受動アクチュエータ(14)と、前記受動アクチュエータは、前記装置の装着状態で前記腕カバー(4)内の腕の上昇動作を支持する力を前記少なくとも1つの腕支持要素(2)に加えるように構成され、
c.適用された前記力に対する少なくとも1つのカウンタベアリングと、を有する装置において、
少なくとも1つの操作要素(24)を有し、その操作によって前記アクチュエータ(14)を、前記アクチュエータ(14)が前記少なくとも1つの腕支持要素(2)に力を加える第1の状態、及び前記アクチュエータが前記腕支持要素(2)により小さい力を加えるか、又は力を加えない第2の状態にできることを特徴とする、
装置。
【請求項2】
前記アクチュエータ(14)が前記第1の状態において前記少なくとも1つの腕支持要素(2)に最大の力を加えることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記アクチュエータ(14)を前記少なくとも1つの操作要素(24)の操作によって複数の段階で、又は無段階で前記第1の状態から前記第2の状態にすることができ、前記アクチュエータ(14)によって前記少なくとも1つの腕支持要素(2)に加えられた力が減少することを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の装置。
【請求項4】
前記アクチュエータ(14)を前記少なくとも1つの操作要素(24)の操作によって少なくとも1つの中間状態、好ましくは複数の中間状態にできることにより、前記アクチュエータ(14)によって前記少なくとも1つの腕支持要素(2)に加えられた力が段階的に、又は無段階で調節可能であることを特徴とする、請求項3に記載の装置。
【請求項5】
前記少なくとも1つのアクチュエータ(14)が少なくとも1つの弾性要素を有し、前記弾性要素が、前記アクチュエータ(14)を前記少なくとも1つの操作要素(24)の操作によって前記第1の状態から前記第2の状態にすることによって緩められ得ることを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の装置。
【請求項6】
前記弾性要素が、前記少なくとも1つの操作要素(24)の操作によって移動可能、特に摺動可能又は旋回可能な固定要素(22)を備えた端部(20)を有することを特徴とする、請求項5に記載の装置。
【請求項7】
前記カウンタベアリングが少なくとも1つのカウンタベアリング要素(12)と少なくとも1つの動力伝達要素(8)を有し、前記少なくとも1つの腕支持要素(2)が前記少なくとも1つの動力伝達要素(8)に旋回軸を中心として旋回可能に配置され、前記アクチュエータ(14)によって加えられた力が作用する力の方向が、前記アクチュエータの前記第1の状態より、前記アクチュエータの前記第2の状態の方がより前記旋回軸の近くで延びることを特徴とする、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の装置。
【請求項8】
前記力の方向が前記第2の状態において前記旋回軸を通って延びることを特徴とする、請求項7に記載の装置。
【請求項9】
前記アクチュエータ(14)が少なくとも1つの引張り要素(40)が配置されている弾性要素を有し、前記アクチュエータ(14)が前記第1の状態にあれば、前記操作要素(24)の操作によって前記引張り要素に引張り力が加えられ得ることを特徴とする、請求項7又は請求項8に記載の装置。
【請求項10】
前記腕カバー(4)が、前記使用者の腕の周りで前記腕カバー(4)を閉じることのできる閉鎖要素を有することを特徴とする、請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の装置。
【請求項11】
前記アクチュエータ(14)が前記第2の状態にある場合にのみ前記閉鎖要素が開かれ得ることを特徴とする、請求項10に記載の装置。
【請求項12】
前記装置がそれぞれ1本の腕に装着するための各1つの腕カバー(4)を備えた2つの腕支持要素(2)と、好ましくは2つの動力伝達要素(8)を有することを特徴とする、請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、それぞれ1本の腕に装着するための各1つの腕カバーを備えた少なくとも1つの腕支持要素と、本装置の装着状態で腕カバー内の腕の上昇動作を支持する力を腕支持要素の少なくとも1つに加えるために装備されている、少なくとも1つの受動アクチュエータと、適用される力に対する少なくとも1つのカウンタベアリングとを有する、使用者の少なくとも1本の腕を支持するための装置に関する。
【背景技術】
【0002】
そうした装置は例えば米国特許出願公開第2016/0081871号明細書から知られている。該装置は使用者の胴体の周囲に装着可能なベルトの形態に形成されているカウンタベアリング要素を有する。該ベルトには背中に沿って肩まで延びる2本の支柱があり、これらが使用者の肩の上方及び側方でそれぞれジョイントと連結されていることによって、腕を上昇させることができる。対応するジョイントに、上向きの力を腕カバーに加えることのできるばね要素が配置されていることによって、例えば重い物体を持ち上げる時、あるいは頭上での作業時に腕の支持が行われる。腕を下降させたい場合は、腕が下がるように、ばね要素によって加えられている力を超える圧力が腕によって腕カバーに加えられなければならない。
【0003】
国際公開第2014/0093408号と米国特許第9427865号明細書から、受動的アクチュエータとして作用する機械的エネルギー蓄積部として、ボーデンケーブルと連結されたばね、特に引張りばねがそれぞれ装備されている、類似の装置が知られている。該ケーブルはガイドローラを介して導かれることによって、カウンタベアリング要素に対する腕支持要素の動きを意味する腕の旋回時に、該ばねが引き伸ばされることによって、機械的エネルギー蓄積部にエネルギーが蓄えられる。
【0004】
頭上での作業時に腕を支持する能動装置が欧州特許出願公開第3156193号明細書から知られている。該腕カバーは多数の様々なジョイント及びフレーム要素を介して互いに連結されている。それによって、肩関節の実行し得るできるだけ多くの動作が、装置の装着状態でも可能になっている。特に、重い物体を持ち上げる時、あるいは頭上での作業時に支持を行う更なる支持装置が、例えば国際公開第2014/195373号及び米国特許出願公開第2016/339583号明細書から知られている。
【0005】
上記の全ての装置における欠点は、各腕カバーに加えられた力が持続的に存在することである。これは特に、該装置の装着時に腕支持要素が上方に伸展された位置にあることによって、腕を各腕カバーに挿入するためにはまず該要素を下方に押圧する必要があることを意味する。これは手間がかかり、スペースを要することから、伸展した腕支持要素が他の物体にぶつかる危険がある。
【0006】
更に、該装置の取外しの際、腕が腕カバーから取り除かれる瞬間に腕支持要素の上方への急激な動きが起こり、それによって他の物体の損傷、更には使用者の負傷も引き起こされ得る。
【0007】
米国特許出願公開第2017/0173783号明細書から上記の問題が発生しない動作原理が知られている。本明細書に記載の装置とは異なり、該アクチュエータは腕カバー内の腕の上昇動作を支持する力を腕支持要素に適用することができない。その代わりに機械的ばねが専ら下降動作を妨げるために使用される。したがって、該装置に配置された腕が下げられなければ、力も作用しない。したがって特に、重い物体を持ち上げる時には他の既述した実施形態とは違って該装置は役に立たない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】米国特許出願公開第2016/0081871号明細書
【特許文献2】国際公開第2014/0093408号
【特許文献3】米国特許第9427865号明細書
【特許文献4】欧州特許出願公開第3156193号明細書
【特許文献5】国際公開第2014/195373号
【特許文献6】米国特許出願公開第2016/339583号明細書
【特許文献7】米国特許出願公開第2017/0173783号明細書
【発明の概要】
【0009】
したがって本発明には上記の欠点を取り除くか、あるいは少なくとも減少させるという課題がある。
【0010】
本発明は、少なくとも1つの操作要素を有し、その操作によってアクチュエータを、アクチュエータが少なくとも1つの腕支持要素に力を加える第1の状態、及びアクチュエータが該少なくとも1つの腕支持要素により小さい力を加えるか、又は力を加えない第2の状態にできることを特徴とする、請求項1の前提部による装置によって上記の課題を解決する。好ましくは、本装置は該少なくとも1つの腕支持要素からカウンタベアリング要素に反力を伝達するために装備されている少なくとも1つの動力伝達要素を有する。
【0011】
本装置の非装着状態においてアクチュエータは有利に第2の状態にあり、そのため特に好ましくは腕支持要素に力が加えられない。したがって本装置の使用者は本装置を装着し、腕カバーを備えた腕支持要素を装着に最も便利な位置にすることができる。腕支持要素が通常下向きになっていることによって、それぞれの腕を容易に腕カバーに挿入できる。腕が腕カバーに密着して、必要に応じて腕カバーが腕の周りで閉じられた瞬間に、本装置は装着状態にある。この場合、該少なくとも1つの操作要素の操作によって、アクチュエータが少なくとも1つの腕支持要素に支持力を適用することにより、アクチュエータを第1の状態にすることができる。
【0012】
主としてアクチュエータは第1の状態において該少なくとも1つの腕支持要素に最大の力を加える。したがって、第1の状態は好ましくはアクチュエータによる、特に該少なくとも1つの操作要素の操作による更なる力の増加が不可能であるように定められている。
【0013】
主としてアクチュエータは該少なくとも1つの操作要素の操作によって複数の段階で、又は無段階で第1の状態から第2の状態にすることができ、アクチュエータによって該少なくとも1つの腕支持要素に加えられた力が減少する。特に好ましくは、アクチュエータを該少なくとも1つの操作要素の操作によって少なくとも1つの中間状態、しかし好ましくは複数の中間状態にできることにより、アクチュエータによって該少なくとも1つの腕支持要素に加えられた力は段階的に、又は無段階で調節可能である。操作要素は主として腕カバーの下面、腕支持要素と動力伝達要素を互いに旋回可能に配置しているジョイント部、又は腕カバー若しくは腕支持要素の外側面に配置されている。腕カバーの下面とは、装着状態において使用者の腕とは反対側の面を意味する。該面は腕を上げていない場合は胴体と腕の間に配置されている。外側面とは、装着状態で腕を上げていない場合に胴体とは反対側の面を意味する。
【0014】
上記の方法で、アクチュエータによって加えられた力を自由に選択し、本装置の着用者の個人的な必要性に適合させることができる。例えば、アクチュエータが腕支持要素に作用する力の作用点が、腕支持要素が例えば動力伝達要素に対して旋回可能である旋回軸に対して摺動されると、対応するレバーも変化し、結果として適用されたトルクが変更される。「加えられた力」の変更と言った場合は、同時にこれを意味する。
【0015】
有利に、該少なくとも1つのアクチュエータは少なくとも1つの弾性要素を有し、これは、該アクチュエータを該少なくとも1つの操作要素の操作によって第1の状態から第2の状態にすることによって緩められ得る。弾性要素は例えばばね、例えば引張りばね、弾性要素、例えばエキスパンダ又はその他の要素であり得、主としてアクチュエータの第1の状態に予め伸張されていて、上記の加えられた力を引き起こす要因である。
【0016】
有利に、弾性要素の一方の端部には、該少なくとも1つの操作要素の操作によって移動可能、特に旋回可能又は摺動可能な固定要素が位置する。主として、弾性要素の該端部の上記の移動は、例えばばね要素、減衰要素及び/又は調整して適用された摩擦力によって減衰されて行われる。それによって、例えばエキスパンダであり得る弾性要素の制御されない跳ね返りが防止される。
【0017】
主として、弾性要素の該端部は、アクチュエータが腕支持要素に最大の力を加える第1の位置において固定される。これは主として第1の位置に到達すれば、そして到達することによって自動的に行われる。このために例えば改良型「プッシュ‐プッシュ」機構及び/又はスイッチレバーが用いられ得る。操作要素の再度の操作(「超過引張り」)によって固定が再び解除され、アクチュエータを第2の状態にすることができる。
【0018】
主として、安全装置が例えば固定要素と固定溝を備えた固定装置の形態で存在し、該固定装置によって、本装置が装着されている場合にのみ、アクチュエータを第1の状態から第2の状態及び/又はその反対にできることが保証される。
【0019】
操作要素は主として自動ロック式である。
【0020】
操作要素は例えば巻上げケーブル、紐又はベルトであり得、固定要素に配置されている。固定要素自体は、アクチュエータによって適用された力に対する動力伝達要素としても用いられ得る例えばロッドに沿って、摺動可能に保持されている。操作要素の一方の端部は本装置の他の部材、例えば胴体の周囲に巻かれたベルトに固定可能である。そのために例えば押しボタン又は面ファスナ要素の形態の形状係合要素が存在する。本装置の装着時には操作要素の該端部が例えば本装置の他の部材に固定されていないか、又は弾性要素が緩んでいるような位置に固定されている。本装置の装着後、腕カバーが腕の周りで閉じられているか、又は少なくとも腕が腕カバーに配置されていれば、操作要素を引っ張ることができ、それによって弾性要素の該端部の位置する固定要素が摺動される。それによって、弾性要素の該端部も摺動され、この方法で弾性要素が引き伸ばされ、したがって伸張される。この位置において操作要素の該端部が既述した機構を介して固定されることによって、固定要素したがって弾性要素の該端部も同様に固定されている。この場合アクチュエータは第1の状態にあり、腕支持要素に力を適用する。
【0021】
本装置を取り外したい場合は、操作要素の該端部が解放され得る。弾性要素の力によって固定要素と操作要素の位置する弾性要素の該端部が摺動されることにより、弾性要素が緩められて、アクチュエータは第2の状態にある。その後本装置は、唐突な動きが引き起こされることなく、安全に取り外すことができる。
【0022】
特に有利に、本装置の使用者が本装置を装着した場合に、操作要素は該使用者によって操作され得る。
【0023】
例えばベルト又は紐として形成された操作要素の引張り要素の代替として、弾性要素の該端部を摺動するためのスイッチレバー、テンションレバー又はその他の装置も存在し得る。該装置は主として自動ロック式である。
【0024】
代替又は追加として、操作要素は回転つまみとして形成されていてもよい。操作要素のそうした実施態様は例えばBOA社によって提供される。
【0025】
その代替又は追加として、カウンタベアリングは少なくとも1つのカウンタベアリング要素と少なくとも2つの動力伝達要素を有し、各々腕支持要素が動力伝達要素の1つに旋回軸を中心として旋回可能に配置されている。カウンタベアリング要素は例えば、当然クッション付きであり得る腰ベルト、又は使用者の身体に配置されたその他の要素であり得る。該要素に両方の、例えば上向きのロッドであり得る動力伝達要素が位置する。カウンタベアリング要素の反対側に位置するロッドの端部には旋回軸を有する旋回ジョイントが位置し、その旋回軸を介して各腕支持要素が動力伝達要素に配置されている。
【0026】
主としてアクチュエータによって加えられた力が延びる方向は、アクチュエータの第1の状態においてより、アクチュエータの第2の状態においての方がより旋回軸の近くで延びる。該力自体が作用するのは、旋回ジョイントの旋回軸から離しておくために、例えば腕支持要素と固定連結されているか、又は腕支持要素の一部であるレバーに対してである。この方法で、アクチュエータによって適用された力によって腕支持要素に旋回軸周りのトルクが適用され、これが支持力を発生させる。上記の力が作用するレバー要素が長ければ長いほど、トルクしたがって結果として生じる力はより大きい。操作要素によって、上記の力の方向を変更し、アクチュエータの第2の状態において旋回軸のより近くに移動することが有利に可能である。特に有利に、該力の方向は第2の状態において旋回軸を通って延びる。該少なくとも1つの受動アクチュエータが例えば弾性要素、例えばばね又は引張りばねであれば、この場合該要素の一方の端部を摺動させて、アクチュエータを緩める必要はない。その代わりに、アクチュエータの方向又は単に適用された力の方向が例えば既述したレバーに配置されている力の作用点から旋回軸の方向に延びるように、該方向が変更される。そうした力は結果として旋回軸周りのトルクを伴わないことにより、腕支持要素への支持力も加えられない。
【0027】
有利に、アクチュエータは少なくとも1つの引張り要素が配置されている弾性要素を有し、アクチュエータが第1の状態にあれば、操作要素の操作によって該引張り要素に引張り力が加えられ得る。そうした引張り要素は例えばケーブル、ワイヤ又はベルトである。操作要素は例えば、引張り要素を巻き取ることのできる巻取り機構であり得る。例えば腕支持要素、特に腕部レールに配置された操作要素と、引張り要素と弾性要素の間の連結部との間の距離がこの方法で縮小され得る。それによって、個々の部材を巧みに配置することにより、引張り要素と弾性要素の間の連結部を旋回ジョイントの旋回軸のより近くに移動することができ、最適には該軸と重なり合わせることができる。
【0028】
上記の実施例においてアクチュエータを第1の位置に戻したい場合は、例えば、巻取り機構を解除することができ、未だ伸張されたままの弾性要素によって引張り力が引張り要素に対して反対方向に適用されれば十分である。それによって、アクチュエータは再び第1の状態に戻される。
【0029】
有利に、腕カバーは、腕カバーを使用者の腕の周りで閉じることのできる各1つの閉鎖要素を有する。この方法で、腕支持要素の制御されない動きを引き起こす、各腕カバーからの腕の不慮のはみ出し又は抜け出しが防止される。
【0030】
特に有利に、アクチュエータが第2の状態にある場合にのみ閉鎖要素は開かれ得る。そのために例えば機械的固定又は固定解除が存在し得る。この方法で、アクチュエータが第1の状態にあれば、本装置が取り外され得ることが確実に防止される。
【0031】
特に好ましくは、本装置はそれぞれ1本の腕に装着するための各1つの腕カバーを備えた2つの腕支持要素、及び特に好ましくは2つの動力伝達要素を有する。本装置が更に、異なる腕支持要素に適用され得る支持力を個別に調節することができるように、少なくとも2つのアクチュエータを有する場合に特に有利であることが判明した。アクチュエータは主として各少なくとも1つの操作要素を介して、特に好ましくは互いに独立して第1の状態と第2の状態にすることができ、アクチュエータは第2の状態において、腕支持要素に対して第1の状態におけるより小さい力を加えるか、又は力を加えない。
【0032】
添付の図面を用いて、以下に本発明の実施例をより詳細に解説する。
【図面の簡単な説明】
【0033】
図1】本発明の第1の実施例による装置の一部の概略図である。
図2】1つの代替実施形態の概略図である。
図3】更なる実施形態である。
図4】更なる実施形態である。
図5】更なる実施形態である。
図6】本発明の更なる実施形態の概略図である。
図7】アクチュエータが第2の状態にある図6に基づく装置である。
図8】更なる実施例の概略図である。
図9】アクチュエータが第2の状態にある図8に基づく図である。
図10】安全装置の概略図である。
図11】別の実施形態の概略図である。
図12】別の実施形態の概略図である。
図13】別の実施形態の概略図である。
図14】別の実施形態の概略図である。
図15】別の実施形態の概略図である。
図16】別の実施形態の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0034】
図1は本発明の第1の実施例による装置の一部の概略図である。図示されているのは腕カバー4が位置する腕支持要素2である。旋回ジョイント6を介して腕支持要素2が動力伝達要素8に旋回可能に配置されていて、該動力伝達要素の下端10がカウンタベアリング要素12に配置されている。カウンタベアリング要素12の対象となるのは、本装置の着用者の身体の周囲に巻く腹ベルト又は腰ベルトである。
【0035】
動力伝達要素に沿って、図示した実施例では弾性要素として示されている受動アクチュエータ14が位置する。弾性要素はボーデンケーブル16を介して、腕支持要素2が位置するレバー要素18と連結されている。受動アクチュエータ14の端部20は固定要素22を用いて摺動可能に動力伝達要素8に配置されている。固定要素22には帯又はベルトの形態の操作要素24が位置し、該操作要素を介して引張り力が固定要素22したがって受動アクチュエータ14の端部20に加えられ得る。様々な固定位置26において、形状係合要素、例えば面ファスナ要素、押しボタン又はその他の固定要素がカウンタベアリング要素12に配置されていて、その結果、操作要素24は異なる位置でカウンタベアリング要素12に固定され得る。それによって、一方では受動アクチュエータを図1に示した第1の状態から第2の状態、及びその反対にすることができ、もう一方では受動アクチュエータによって加えられた予張力を調整することができる。
【0036】
図2は1つの代替実施形態を示す。受動アクチュエータ14に配置されているボーデンケーブル16はガイドローラ28を介して導かれ、その一方の端部はテンションレバー30に配置されている。固定要素22は図示した実施例においては止め輪の形態で存在している。テンションレバー30は受動アクチュエータ14が伸張される第1の位置にある。テンションレバー30が矢印32に沿って移動されると、受動アクチュエータ14は緩められ、したがって第2の状態に移行される。
【0037】
図3図4及び図5は当該操作要素に対する更なる実施例を示す。図3では、動力伝達要素8に固定要素22が摺動可能に保持されていて、該固定要素に受動アクチュエータ14の端部20が位置する。動力伝達要素8に旋回軸34を中心として旋回可能に配置されているテンションレバー30を介して、固定要素22を摺動させることができ、その結果受動アクチュエータ14を第1の状態又は第2の状態にすることができる。
【0038】
図4には更なる実施形態が示されている。動力伝達要素8は旋回軸34を中心として旋回可能に互いに保持されている部分要素36から成る。図4の左部分において両部分要素36は動力伝達要素8が一直線の実施形態であり、これによって動力伝達要素に対して平行に配置された受動アクチュエータ14が伸展され、したがって伸張される。図4の右部分において動力伝達要素8は折り曲げられていて、その結果受動アクチュエータ14の長さが短縮され、その結果アクチュエータが緩められる。したがって、図4の左部分においてアクチュエータ14は第1の状態にあり、図4の右部分においては第2の状態にある。
【0039】
図5は更なる実施形態を示し、この場合は、動力伝達要素8に4つの部分要素36が配置されていて、これらが2つのジョイント軸34を中心として旋回可能に保持されている。この間に、両旋回軸34の間の距離を変更することができる伸張要素38が位置する。図示した実施例において、動力伝達要素8に対して平行に配置された受動アクチュエータは第2の状態にある。両旋回軸34の間の距離が縮められると、動力伝達要素8の上方から下方への図5における伸張が増大され、平行に配置された受動アクチュエータ14が伸張され、したがって第1の状態に移行される。
【0040】
図6は更なる代替実施態様を示す。受動アクチュエータ14は腕支持要素2と連結されているレバー要素18に作用する。腕支持要素2は動力伝達要素8に旋回可能に配置されている。操作要素24は図示した実施例において腕カバー4に位置し、引張り要素40を巻き取るために装備されている。コネクタ42を介して引張り要素40は受動アクチュエータ14に配置されている。図6においてアクチュエータ14は第1の状態にある。受動アクチュエータ14によってレバー要素18に加えられる引張り力は、動力伝達要素8に腕支持要素2が配置されている旋回軸周りのトルクを発生させる。それによって支持力が腕支持要素2に加えられる。図7はアクチュエータ14が第2の状態にある図である。操作要素24が引張り要素40の一部を巻き取った結果、引張り力がコネクタ42に加えられた。そこで、レバー要素18に作用する受動アクチュエータ14の上部が、腕支持要素2を動力伝達要素8に対して旋回可能にする旋回軸の方向に真っ直ぐ向けられていることが認識される。したがって上記の加えられた力はトルクを発生させない。
【0041】
更に図6及び図7において、作用点44がそのために設けられた長穴において摺動可能に形成されていることが認識される。それによって支持力の量が調整され得る。
【0042】
図8図6及び図7において示した図に対する代替実施形態を示す。この場合も引張り要素40は腕カバー4にある操作要素24と連結されている。当然、そこで引張り要素40は、受動アクチュエータ14も作用する作用点44に作用する。図8において受動アクチュエータ14は第1の状態にある。そこで引張り要素40によって加えられた引張り力が減らされれば、図示されていない更なるばねによって作用点44が旋回軸の方向に摺動されることになる。それによって上記の適用された力が減らされて、受動アクチュエータ14は第2の状態にある。これは図9に示されている。
【0043】
図10は本明細書に記載の方式の装置において使用され得る安全装置の概略図である。
【0044】
それぞれ図10の左部分には操作要素24の概略平面図があり、該要素は例えば回転つまみ又はいわゆる「BOA」要素として形成されていてもよい。それぞれ図10の左部分には操作要素24の側面図が示されている。操作要素24はそれぞれ図10の右部分に示された引張り要素40の巻取り又は巻戻しを行い、そのようにしてアクチュエータを第1の状態から第2の状態にするために装備されている。図10の上部は、装置が装着され、腕カバー4が閉じられた場合の状況の概略図であるが、明瞭化するために図10では腕カバーは示されていない。腕カバー4は図示した実施例においては、付属のプラグ46が図示されたベルトを介して閉じられる。図10の上部において、左上に、プラグ46が閉じられた状態で示されている。該プラグは、図10の左上の図において描画面に対して垂直に延びるピン48を介して固定されている。この状態においてプラグ46は、同様に腕カバーに配置されていてもよい保護キャップ50を左上に示した位置に押圧し、その結果操作要素24に到達可能である。この状況で操作要素24を操作し、引張り要素40を移動することができる。引張り要素40には、操作要素24による引張り要素40の巻取り又は巻戻しと同時に共に移動される球52が位置する。ピン48は図10の右部分においても同様に示されている。該ピンは保持要素54に位置する。図10の上部において、ピン48がプラグ46の図示された部分に嵌合し、その結果プラグ46が移動し得ることを防止することが認識される。
【0045】
図10の下部には他の状況が示されている。図10の下半分の右部分には、操作要素24が操作され、引張り要素40が巻き取られたことによって、球52が右に移動されたことが示されている。球52は傾斜した接触面を有する安全要素56と接触する。球52は操作要素24の操作によって左に移動され、該傾斜した接触面によって安全要素56したがって保持要素54及びその内部に位置するピン48も下方に押圧する。それによって、ピンはプラグ46との嵌合が解除される。これは図10の左下部分において、空白で示された嵌合開口部58によって示されている。この状態において、プラグ46は図10の下部分に矢印で示されているように下方に移動することができ、その結果図示されていない腕カバー4を開くことができる。それによって保護キャップ50は図10の下部分に示された位置に摺動され、その結果操作要素24にはもはや到達不可能であり、これを動かすことはできない。
【0046】
上記の安全装置によって様々な効果が得られる。
【0047】
操作要素24は保護キャップ50が図10の上部分に示した位置にある場合のみ操作され得る。しかしこれは該キャップがプラグ46によって摺動された場合、そして該プラグが好ましくはピン48によって固定される場合にのみ可能である。したがってアクチュエータ14は、プラグ46が閉じられていて、したがって腕カバー4が確実に着用者の腕に密着している場合にのみ、操作要素24によって第1の状態にすることができる。それ以外の場合は、図示した好ましい実施態様において受動アクチュエータを第1の状態にし、したがって加えられた力を最大レベルに引き上げることは不可能である。
【0048】
図示した実施例における球52と安全要素56との共同作用によって、更に、球52が図10の下部分に示した位置にある場合、つまり端位置に達した場合にのみ、プラグ46が取り除かれ、したがって腕カバー4が開かれ得ることが達成される。上記の位置は有利に、受動アクチュエータによって腕支持要素に加えられた力が最小である第2の状態である。
【0049】
図11は本発明の更なる実施例による装置の部分図である。腕支持要素2はジョイント6によって旋回可能に動力伝達要素8に配置されている。腕支持要素2とはレバー要素18が連結されていて、該レバー要素上の作用点44に受動アクチュエータ14が作用する。結合ジョイント60によってレバー要素18は腕支持要素2から分離可能、又は少なくとも矢印32の方向に折り下げ可能である。それによって受動アクチュエータ14が緩められ、その結果支持力はもはや腕支持要素2に伝達されない。レバー要素18を改めて腕支持要素2と結合する際に、該ジョイント60は動力伝達要素8に配置された引張り帯を用いて固定され得る。
【0050】
図12は本発明の更なる実施例による装置の部分図である。本装置は図12の左部分においては第1の状態にあり、図12の右部分においては第2の状態にある。両方の部分において、動力伝達要素8、腕支持要素2、及び該両要素の間に位置し、これらを互いに旋回可能にする旋回軸を備えた旋回ジョイント6が認識される。更にレバー要素18が示されていて、該レバー要素上の作用点44に受動アクチュエータ14が作用する。レバー要素18と腕支持要素2の間に、固定可能な結合ジョイント60が位置する。図12の左部分において結合ジョイント60は固定されていて、その結果、腕支持要素2をレバー要素18に対して旋回させることができない。したがってアクチュエータ14によってレバー要素18に伝達され、6に沿った旋回軸周りの所望のトルクを発生させる力が、固定された結合ジョイント60によって腕支持要素2に伝達される。図12の右部分において、結合ジョイントは固定が解除されていて、その結果腕支持要素2はレバー要素18に対して旋回可能である。したがって、明瞭化するために図12の右部分においては示されていない受動アクチュエータによって適用された力が腕支持要素2に伝達されず、その結果この場合アクチュエータは第2の状態にされた。
【0051】
図13は類似の構造を示し、この場合は、レバー要素18を、破線で示されていて、アクチュエータ14が第1の状態にある第1の位置から、レバー要素18が実線で示されている第2の位置にすることができる。この場合、受動アクチュエータ14は第1の状態に対して緩んでいる第2の状態にあり、その結果レバー要素18には明らかにより僅かな力が伝達されるか、又は全く力が伝達されない。結合ジョイント60は図示した実施例においては旋回ジョイント6と重なり合っている。この場合もレバー要素18と腕支持要素2との間に固定可能かつ固定解除可能な連結が確立される。
【0052】
図14は他の実施態様を示す。この場合も、レバー要素18は腕支持要素2と連結されていて、該腕支持要素と共に旋回ジョイント6の旋回軸を中心として動力伝達要素8に対して旋回可能である。しかしレバー要素18は腕支持要素2に対して移動可能ではない。受動アクチュエータ14がレバー要素18に作用する作用点44はレール62に沿って摺動可能に形成されている。それによって作用点44と旋回ジョイント6の旋回軸との間の距離を変更することができ、それによりアクチュエータ14によってレバー要素18に適用された力の応力中心距離がこの旋回軸に対して短縮又は延長され得る。それによって、適用されたトルクも、したがって最終的にアクチュエータ14によって腕支持要素2に適用された支持力も変更される。図示した図14の実施例において、作用点44が右のストッパに至るまで摺動されれば、該作用点は直接旋回ジョイントの旋回軸上に位置し、その結果、トルクはもはや伝達されない。
【0053】
図15及び図16図14に基づく装置の1つの実施態様を示し、この場合、操作要素は、該装置によって自動的に操作され、動力伝達要素8に対する腕支持要素2の位置に関わらず、アクチュエータを第1の状態又は第2の状態にするように形成されている。
【0054】
該構造は基本的に図14に示した実施形態に相応し、相違点は作用点44が固定可能ではなく、レール62に沿って自在に滑動できることである。図15においては腕を上昇させた状況が示されている。腕支持要素2がレバー要素18から上方に向いていることが認識される。アクチュエータ14によって適用された力によって作用点44は図示した位置へと、止め輪64に当接するまで滑動する。当然、他の方式のストッパも可能である。重要であるのは単に、上記の方向へのレール62に沿った作用点44の移動がストッパによって制限されることのみである。ストッパは例えば図示した止め輪64の形態でレール62に沿って摺動可能であり、このレール面又はレール62上で固定可能である。したがって、アクチュエータによって適用された力によって、作用点44は旋回ジョイント6の旋回軸から最大限離れた位置に移動される。適用されたトルクしたがって腕支持要素2に適用された力も、この方法で最大に増やされる。主として、作用点は少なくとも1つの所望の位置、主として各所望の位置に固定可能であり、その結果、固定を解除せずにレール62に沿って作用点を滑動することはできない。この固定は例えば締付け顎、挟み締め具によって、磁気的に、又は固定要素、例えば固定穴に挿入可能なピンによって行われ得る。
【0055】
図16は腕を下降させた状況を示す。腕支持要素2が旋回ジョイント6から下方を指すことが認識される。この場合、作用点44はアクチュエータ14によって適用された力によって、図16に示されているように、反対方向に摺動される。ここにも作用点44の摺動及び移動を制限するストッパが位置する。図示した実施例において、作用点44は上記の状況において単に旋回ジョイントの旋回軸により近いというだけではなく、第2の状態を定めるには根本的にこれで十分であるが、更に旋回軸と重なり合っていて、その結果、適用されたトルクは消失する。
【符号の説明】
【0056】
2 腕支持要素
4 腕カバー
6 旋回ジョイント
8 動力伝達要素
10 下端
12 カウンタベアリング要素
14 受動アクチュエータ
16 ボーデンケーブル
18 レバー要素
20 端部
22 固定要素
24 操作要素
26 固定位置
28 ガイドローラ
30 テンションレバー
32 矢印
34 旋回軸
36 部分要素
38 伸張要素
40 引張り要素
42 コネクタ
44 作用点
46 プラグ
48 ピン
50 保護キャップ
52 球
54 保持要素
56 安全要素
58 嵌合開口部
60 結合ジョイント
62 レール
64 止め輪
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
【国際調査報告】