IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 中▲興▼通▲訊▼股▲ふぇん▼有限公司の特許一覧

特表2022-506298ダウンリンク制御情報を伝送するための方法および装置
<>
  • 特表-ダウンリンク制御情報を伝送するための方法および装置 図1
  • 特表-ダウンリンク制御情報を伝送するための方法および装置 図2
  • 特表-ダウンリンク制御情報を伝送するための方法および装置 図3
  • 特表-ダウンリンク制御情報を伝送するための方法および装置 図4
  • 特表-ダウンリンク制御情報を伝送するための方法および装置 図5
  • 特表-ダウンリンク制御情報を伝送するための方法および装置 図6
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-01-17
(54)【発明の名称】ダウンリンク制御情報を伝送するための方法および装置
(51)【国際特許分類】
   H04W 72/04 20090101AFI20220107BHJP
   H04W 28/04 20090101ALI20220107BHJP
【FI】
H04W72/04 136
H04W28/04 110
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2021523597
(86)(22)【出願日】2019-10-30
(85)【翻訳文提出日】2021-06-28
(86)【国際出願番号】 CN2019114249
(87)【国際公開番号】W WO2020088497
(87)【国際公開日】2020-05-07
(31)【優先権主張番号】201811302529.3
(32)【優先日】2018-11-02
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】510020354
【氏名又は名称】中▲興▼通▲訊▼股▲ふぇん▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】ZTE CORPORATION
【住所又は居所原語表記】ZTE Plaza Keji Road South,Hi-Tech Industrial Park,Nanshan District Shenzhen,Guangdong 518057 China
(74)【代理人】
【識別番号】100078282
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 秀策
(74)【代理人】
【識別番号】100113413
【弁理士】
【氏名又は名称】森下 夏樹
(74)【代理人】
【識別番号】100181674
【弁理士】
【氏名又は名称】飯田 貴敏
(74)【代理人】
【識別番号】100181641
【弁理士】
【氏名又は名称】石川 大輔
(74)【代理人】
【識別番号】230113332
【弁護士】
【氏名又は名称】山本 健策
(72)【発明者】
【氏名】胡有▲軍▼
(72)【発明者】
【氏名】戴博
(72)【発明者】
【氏名】方惠英
(72)【発明者】
【氏名】▲劉▼▲くん▼
(72)【発明者】
【氏名】▲楊▼▲維▼▲維▼
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067AA23
5K067DD34
5K067EE02
5K067EE10
(57)【要約】
提供されるものは、ダウンリンク制御情報を伝送するための方法および装置である。本方法は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通して、ダウンリンク制御情報(DCI)を伝送するステップと、DCIを通して、複数のトランスポートブロック(TB)をスケジューリングするステップとを含む。スケジューリングされた複数のTBは、DCI内の新しいデータインジケータ(NDI)情報およびハイブリッド自動反復要求(HARQ)プロセス情報によって示される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ダウンリンク制御情報を伝送するための方法であって、
物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通して、前記ダウンリンク制御情報(DCI)を伝送することと、
前記DCIを通して、複数のトランスポートブロック(TB)をスケジューリングすることであって、前記スケジューリングされた複数のTBは、前記DCI内のハイブリッド自動反復要求(HARQ)プロセス情報および新しいデータインジケータ(NDI)情報によって示される、ことと
を含む、方法。
【請求項2】
前記複数のTBの最大数は、スケジューリングのためのHARQプロセスの最大サポート数未満またはそれに等しい、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記複数のTBの最大数が、4であり、スケジューリングのためのHARQプロセスの最大サポート数が、4である場合、第1のシグナリングフィールドを通して、前記NDI情報を示し、第2のシグナリングフィールドを通して、HARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング情報を示すことをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記第1のシグナリングフィールドは、1ビットを占有し、前記第2のシグナリングフィールドは、1ビットを占有する、または
前記第1のシグナリングフィールドは、1ビットを占有し、前記第2のシグナリングフィールドは、2ビットを占有する、または
前記第1のシグナリングフィールドは、1ビットを占有し、前記第2のシグナリングフィールドは、3ビットを占有する、または
前記第1のシグナリングフィールドは、1ビットを占有し、前記第2のシグナリングフィールドは、4ビットを占有する、
請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記HARQプロセスフィールドのプロセス状態は、1つのプロセスのX状態、2つのプロセスのY状態、3つのプロセスのZ状態、および4つのプロセスのM状態を備え、X、Y、Z、およびMは、自然数であり、
前記第2のシグナリングフィールドが、1ビットを占有する場合、スケジューリングのための前記HARQプロセスのサポート数は、1および4を備え、X+M=2であり、
前記第2のシグナリングフィールドが、2ビットを占有する場合、X+Y+Z+M≦4であり、
前記第2のシグナリングフィールドが、3ビットを占有する場合、X+Y+Z+M≦8であり、
前記第2のシグナリングフィールドが、4ビットを占有する場合、X+Y+Z+M≦16である、
請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記第2のシグナリングフィールドが、1ビットを占有する場合、X=1およびM=1であり、
前記第2のシグナリングフィールドが、2ビットを占有する場合、X+Y+Z+M≦4、X≧1、およびM=1であり、
前記第2のシグナリングフィールドが、3ビットを占有する場合、X+Y+Z+M≦8、X≧1、およびM=1であり、
前記第2のシグナリングフィールドが、4ビットを占有する場合、X+Y+Z+M≦16、X≧1、およびM=1である、
請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記第2のシグナリングフィールドが、2ビットを占有する場合、X=1、Y=1、Z=1、およびM=1である、またはX=2、Y=1、Z=0、およびM=1である、またはX=1、Y=2、Z=0、およびM=1であり、
前記第2のシグナリングフィールドが、3ビットを占有する場合、X=4、Y=3、Z=0、およびM=1である、またはX=4、Y=2、Z=1、およびM=1である、またはX=4、Y=1、Z=2、およびM=1である、またはX=2、Y=3、Z=2、およびM=1であり、
前記第2のシグナリングフィールドが、4ビットを占有する場合、X=4、Y=6、Z=4、およびM=1である、
請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記第2のシグナリングフィールドが、1ビットを占有する場合、前記第2のシグナリングフィールドによって示される前記HARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング状態は、プロセス0、1、2、および3、またはプロセス0のうちの少なくとも1つを備える、または
前記第2のシグナリングフィールドが、2ビットを占有する場合、前記第2のシグナリングフィールドによって示される前記HARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング状態は、プロセス0、1、2、および3、プロセス0、1、および2、プロセス0および1、またはプロセス3のうちの少なくとも1つを備える、または
前記第2のシグナリングフィールドが、2ビットを占有する場合、前記第2のシグナリングフィールドによって示される前記HARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング状態は、プロセス0、1、2、および3、プロセス0および1、プロセス0、またはプロセス1のうちの少なくとも1つを備える、または
前記第2のシグナリングフィールドが、2ビットを占有する場合、前記第2のシグナリングフィールドによって示される前記HARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング状態は、プロセス0、1、2、および3、プロセス0および1、プロセス2および3、またはプロセス0のうちの少なくとも1つを備える、または
前記第2のシグナリングフィールドが、3ビットを占有する場合、前記第2のシグナリングフィールドによって示される前記HARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング状態は、プロセス0、1、2、および3、プロセス0、1、および2、プロセス1、2、および3、プロセス0および1、プロセス1および2、プロセス2および3、プロセス0、またはプロセス3のうちの少なくとも1つを備える、または
前記第2のシグナリングフィールドが、3ビットを占有する場合、前記第2のシグナリングフィールドによって示される前記HARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング状態は、プロセス0、1、2、および3、プロセス0および1、プロセス2および3、プロセス0、プロセス1、プロセス2、プロセス3、またはプロセス0、1、および2のうちの少なくとも1つを備える、または
前記第2のシグナリングフィールドが、3ビットを占有する場合、前記第2のシグナリングフィールドによって示される前記HARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング状態は、プロセス0、1、2、および3、プロセス0および1、プロセス2および3、プロセス1および2、プロセス0、プロセス1、プロセス2、またはプロセス3のうちの少なくとも1つを備える、または
前記第2のシグナリングフィールドが、3ビットを占有する場合、前記第2のシグナリングフィールドによって示される前記HARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング状態は、プロセス0、1、2、および3、プロセス0および1、プロセス2および3、プロセス0および2、プロセス0、プロセス1、プロセス2、またはプロセス3のうちの少なくとも1つを備える、
請求項5-7のいずれか1項に記載の方法。
【請求項9】
前記複数のTBの最大数が、4であり、スケジューリングのためのHARQプロセスの最大サポート数が、4である場合、第3のシグナリングフィールドを通して、前記HARQプロセスフィールドのNDI情報およびプロセススケジューリング情報を示すことをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記第3のシグナリングフィールドは、5ビット、6ビット、または7ビットを占有する、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記HARQプロセスフィールドのプロセス状態は、1つのプロセスのX状態、2つのプロセスのY状態、3つのプロセスのZ状態、および4つのプロセスのM状態を備え、
前記第3のシグナリングフィールドが、5ビットを占有する場合、X+Y+Z+M≦32である、または
前記第3のシグナリングフィールドが、6ビットを占有する場合、X+Y+Z+M≦64である、または
前記第3のシグナリングフィールドが、7ビットを占有する場合、X+Y+Z+M≦128である、
請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記第3のシグナリングフィールドが、5ビットを占有する場合、X=8およびY+Z+M≦24である、またはX=4およびY+Z+M≦28、またはX=1およびY+Z+M≦31であり、
前記第3のシグナリングフィールドが、6ビットを占有する場合、X=8およびY+Z+M≦56であり、
前記第3のシグナリングフィールドが、7ビットを占有する場合、X+Y+Z+M=80であり、X=8、Y=24、Z=32、およびM=16である、
請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記第3のシグナリングフィールドが、5ビットを占有する場合、前記第3のシグナリングフィールドによって示される前記HARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング状態は、
プロセス0、1、2、および3、およびNDI=0または1である、
プロセス0および1、およびNDI=0または1である、
プロセス2および3、およびNDI=0または1である、
プロセス0、およびNDI=0または1である、
プロセス1、およびNDI=0または1である、
プロセス2、およびNDI=0または1である、
プロセス3、およびNDI=0または1である、
プロセス0、およびNDI=0、およびプロセス1、およびNDI=1である、
プロセス0、およびNDI=0、およびプロセス1、2、および3、およびNDI=1である、
プロセス1、およびNDI=0、およびプロセス0、およびNDI=1である、
プロセス1、およびNDI=0、およびプロセス0、2、および3、およびNDI=1である、
プロセス2、およびNDI=0、およびプロセス3、およびNDI=1である、
プロセス2、およびNDI=0、およびプロセス0、1、および3、およびNDI=1である、
プロセス3、およびNDI=0、およびプロセス2、およびNDI=1である、
プロセス3、およびNDI=0、およびプロセス0、1、および2、およびNDI=1である、
プロセス0および1、およびNDI=0、およびプロセス2および3、およびNDI=1である、または
プロセス2および3、およびNDI=0、およびプロセス0および1、およびNDI=1である
のうちの少なくとも1つを含む、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記複数のTBの最大数が、8であり、スケジューリングのためのHARQプロセスの最大サポート数が、8である場合、第4のシグナリングフィールドを通して、前記NDI情報を示し、第5のシグナリングフィールドを通して、HARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング情報を示すことをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項15】
スケジューリングのための前記HARQプロセスのサポート数は、1、2、3、4、6、および8、または1、2、4、6、および8、または1、4、および8、または1、2、3、4、および8、または1、2、4、および8、または1、2、4、7、および8を備える、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
前記第4のシグナリングフィールドは、1ビットを占有し、前記第5のシグナリングフィールドは、3ビットを占有する、または
前記第4のシグナリングフィールドは、1ビットを占有し、前記第5のシグナリングフィールドは、4ビットを占有する、または
前記第4のシグナリングフィールドは、1ビットを占有し、前記第5のシグナリングフィールドは、5ビットを占有する、
請求項14に記載の方法。
【請求項17】
前記HARQプロセスフィールドのプロセス状態は、1つのプロセスのX状態、2つのプロセスのY状態、3つのプロセスのZ状態、4つのプロセスのM状態、5つのプロセスのN状態、6つのプロセスのP状態、7つのプロセスのQ状態、および8つのプロセスのR状態を備え、X、Y、Z、M、N、P、Q、およびRは、自然数であり、
前記第5のシグナリングフィールドが、3ビットを占有する場合、R=1、およびX+Y+Z+M+N+P+Q+R≦8である、または
前記第5のシグナリングフィールドが、4ビットを占有する場合、R=1、およびX+Y+Z+M+N+P+Q+R≦16である、または
前記第5のシグナリングフィールドが、5ビットを占有する場合、R=1、およびX+Y+Z+M+N+P+Q+R≦32である、
請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記第5のシグナリングフィールドが、3ビットを占有する場合、
X=1、Y=1、Z=1、M=1、N=1、P=1、Q=1、およびR=1である、または
X=4、Y=2、R=1、および0≦Z+M+N+P+Q≦1である、または
X=1、Y=2、Z=0、M=2、N=0、P=2、Q=0、およびR=1である、または
X=1、Y=2、Z=2、M=2、N=0、P=0、Q=0、およびR=1である、または
X=1、Y=2、Z=2、M=2、N=0、P=0、Q=0、およびR=1である、または
X=1、Y=0、Z=2、M=2、N=2、P=0、Q=0、およびR=1である、または
X=1、Y=2、Z=0、M=2、N=2、P=0、Q=0、およびR=1であり、
前記第5のシグナリングフィールドが、4ビットを占有する場合、
X=8、R=1、およびY+Z+M+P+N+Q≦7である、または
X=8、Y=4、M=2、R=1、および0≦Z+P+N+Q≦1である、または
X=4、R=1、およびY+Z+M+P+N+Q≦11である、または
X=4、Y=4、M=2、R=1、および0≦Z+N+P+Q≦5であり、
前記第5のシグナリングフィールドが、5ビットを占有する場合、
X+Y+Z+M+N+P+Q+R≦32であり、
X=8およびR=1である、またはX=4およびR=1である、またはX=2およびR=1である、
請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記第5のシグナリングフィールドが、4ビットを占有する場合、Y+Z+M+P+N+Q≦7、R=1、およびX=8の場合は、
Y=4、M=2、およびZ=1であること、
Y=4、M=2、およびN=1であること、
Y=4、M=2、およびP=1であること、または
Y=4、M=2、およびQ=1であること
のうちの少なくとも1つを含む、
または
前記第5のシグナリングフィールドが、4ビットを占有する場合、Y+Z+M+P+N+Q≦11、R=1、およびX=4の場合は、
Y=4、M=2、Z=2、P=1、Q=1、およびN=1であること、または
Y=3、M=2、Z=3、P=1、Q=1、およびN=1であること
のうちの少なくとも1つを含む、
または
前記第5のシグナリングフィールドが、5ビットを占有する場合、X=8、R=1、およびY+Z+M+N+P+Q≦23の場合は、
Q=2、P=3、N=4、M=4、Y=5、およびZ=5であること、
Q=2、P=3、N=4、M=4、Y=6、およびZ=4であること、または
Q=2、P=2、N=2、M=4、Y=7、およびZ=6であること
のうちの少なくとも1つを含む、
または
前記第5のシグナリングフィールドが、5ビットを占有する場合、かつX=4、R=1、およびY+Z+M+N+P+Q≦27の場合、Q=2、P=3、N=4、M=5、Y=7、およびZ=6である、
または
前記第5のシグナリングフィールドが、5ビットを占有する場合、X=2、R=1、およびY+Z+M+N+P+Q≦29の場合は、
Q=2、P=3、N=4、M=5、Y=9、およびZ=6であること、
Q=2、P=3、N=4、M=5、Y=8、およびZ=7であること、
Q=2、P=3、N=4、M=5、Y=7、およびZ=8であること、または
Q=2、P=3、N=4、M=7、Y=7、およびZ=6であること
のうちの少なくとも1つを含む、
請求項18に記載の方法。
【請求項20】
前記第5のシグナリングフィールドが、4ビットを占有する場合、前記第5のシグナリングフィールドによって示される前記HARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング状態は、
プロセス0、1、2、3、4、5、6、および7、
プロセス0、1、2、3、4、および5、
プロセス0、1、2、および3、
プロセス4、5、6、および7、
プロセス0および1、
プロセス2および3、
プロセス4および5、
プロセス6および7、
プロセス0、
プロセス1、
プロセス2、
プロセス3、
プロセス4、
プロセス5、
プロセス6、または
プロセス7
のうちの少なくとも1つを含む、
または
前記第5のシグナリングフィールドが、5ビットを占有する場合、前記第5のシグナリングフィールドによって示される前記HARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング状態は、
プロセス0、1、2、3、4、5、6、および7、
プロセス0、1、2、3、および4、
プロセス1、2、3、4、および5、
プロセス2、3、4、5、および6、
プロセス3、4、5、6、および7、
プロセス0、1、および2、
プロセス1、2、および3、
プロセス2、3、および4、
プロセス3、4、および5、
プロセス4、5、および6、
プロセス5、6、および7、
プロセス0および1、
プロセス1および2、
プロセス2および3、
プロセス3および4、
プロセス4および5、
プロセス5および6、
プロセス6および7、
プロセス0、
プロセス1、
プロセス2、
プロセス3、
プロセス4、
プロセス5、
プロセス6、または
プロセス7
のうちの少なくとも1つを含む、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
前記複数のTBの最大数が、4であり、スケジューリングのためのHARQプロセスの最大サポート数が、4である場合、ハイブリッド伝送をサポートするプロセスの数は、少なくとも2つのプロセスおよび4つのプロセスを備える、またはハイブリッド伝送をサポートするプロセスの数は、少なくとも2つのプロセスおよび3つのプロセスを備える、またはハイブリッド伝送をサポートするプロセスの数は、少なくとも2つのプロセスを備える、または
前記複数のTBの最大数が、8であり、スケジューリングのためのHARQプロセスの最大サポート数が、8である場合、ハイブリッド伝送をサポートするプロセスの数は、少なくとも2つのプロセス、4つのプロセス、および8つのプロセスを備える、またはハイブリッド伝送をサポートするプロセスの数は、少なくとも2つのプロセス、3つのプロセス、および4つのプロセスを備える、またはハイブリッド伝送をサポートするプロセスの数は、少なくとも2つのプロセスおよび4つのプロセスを備える、またはハイブリッド伝送をサポートするプロセスの数は、少なくとも2つのプロセスおよび3つのプロセスを備える、またはハイブリッド伝送をサポートするプロセスの数は、少なくとも2つのプロセスを備える、
請求項1に記載の方法。
【請求項22】
1つのDCIによってスケジュールされるTBの最大数が、8であり、スケジューリングのためのHARQプロセスの最大サポート数が、8である場合、第6のシグナリングフィールドを通して、前記NDI情報およびHARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング情報を示すことをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項23】
前記第6のシグナリングフィールドは、5ビット、6ビット、または7ビットを占有する、請求項22に記載の方法。
【請求項24】
前記複数のTBの最大数が、スケジューリングのための前記HARQプロセスの最大サポート数未満である場合、HARQプロセスの構成される数およびオフセットインジケーションフィールドを通して、前記HARQプロセスのスケジューリングを示すこと
をさらに含み、
前記HARQプロセスの数は、以下の様式、すなわち、事前に定義されること、基地局によって構成されるプロセスセットから取得されること、より上位の層のシグナリングを通して構成されること、または前記DCI内のHARQプロセスフィールドを通して構成されることのうちの少なくとも1つにおいて構成され、前記オフセットインジケーションフィールドは、前記HARQプロセスの構成される数に基づいて、オフセットを示すように構成される、請求項2に記載の方法。
【請求項25】
1つのTBが、1ビットを通してフィードバックされ、1ビットが、1つのアップリンクリソースに対応する場合、前記DCIを通してスケジューリングされる前記複数のTBに対応する確認応答/否定応答(ACK/NACK)を伝送するためのアップリンクリソースの周波数ドメイン位置は、同一である、または
前記複数のTBが、複数のビットを通してフィードバックされ、前記複数のビットが、1つのアップリンクリソース上でフィードバックされる場合、前記DCIを通してスケジューリングされる前記複数のTBに対応する、ACK/NACKを伝送するためのアップリンクリソースの周波数ドメイン位置は、より上位の層の構成シグナリングおよびオフセット(ARO)に従って決定される、または
1つのTBが、1ビットを通してフィードバックされ、半二重端末が、使用される場合、前記DCIを通してスケジューリングされる前記複数のTBに対応するACK/NACKを伝送するためのアップリンクリソースは、時間ドメイン内の連続有効アップリンクサブフレーム上に位置する、
請求項1-24のいずれか1項に記載の方法。
【請求項26】
前記DCIが、非周期的チャネル状態情報(CSI)報告をトリガする場合、以下の様式、すなわち、
非ハイブリッド伝送の場合、前記非周期的CSIリソースは、第1の新しく伝送されるTB上で伝送されること、
ハイブリッド伝送の場合、前記非周期的CSIリソースは、第1の再伝送されるTB上で伝送されること、
前記非周期的CSIリソースは、個々のリソース上で伝送されること、
前記非周期的CSIリソースとともに伝送される前記TBのサイズは、前記非周期的CSIリソースとともに伝送される前記TB以外の他のTBのサイズより小さく、前記他のTBは、前記DCIを通してスケジューリングされる前記複数のTB間にあること、または
前記非周期的CSIリソースとともに伝送される前記TBに対応するリソースは、前記非周期的CSIリソースとともに伝送される前記TB以外の他のTBに対応するリソースよりサイズが大きく、前記他のTBは、前記DCIを通してスケジューリングされる前記複数のTB間にあること
のうちの1つにおいて、非周期的CSIリソースの位置、非周期的CSIリソースのサイズ、または非周期的CSIリソースとともに伝送されるTBのサイズを決定すること
をさらに含む、請求項1-24のいずれか1項に記載の方法。
【請求項27】
ダウンリンク制御情報を伝送するための方法であって、
複数のトランスポートブロック(TB)が、1つのダウンリンク制御情報(DCI)を通してスケジューリングされる場合、前記DCI内のRVシグナリングフィールドを通して、前記スケジューリングされた複数のTBの冗長バージョン(RV)を示すこと、または前記複数のTBのRVを固定値に設定することと、
物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通して、前記DCIを伝送することと
を含む、方法。
【請求項28】
前記複数のTBが、新しく伝送されるTBおよび再伝送されるTBを備える場合、前記新しく伝送されるTBのRVは、固定値であり、前記再伝送されるTBのRVは、前記DCI内のRVシグナリングフィールドによって示される、または
前記複数のTBが、新しく伝送されるTBのみを備える場合、前記複数のTBのRVは、同一であり、前記RVは、前記DCI内のRVシグナリングフィールドによって示される、または前記RVは、前記固定値である、または
前記複数のTBが、再伝送されるTBのみを備える場合、前記複数のTBのRVは、同一であり、前記RVは、前記DCI内のRVシグナリングフィールドによって示される、
請求項27に記載の方法。
【請求項29】
新しく伝送されるTBのRVが、前記固定値である場合、前記新しく伝送されるTBのRVは、RV0、RV1、RV2、またはRV3のうちの1つである、請求項28に記載の方法。
【請求項30】
1つのTBが、1ビットを通してフィードバックされ、1ビットが、1つのアップリンクリソースに対応する場合、前記DCIを通してスケジューリングされる前記複数のTBに対応する確認応答/否定応答(ACK/NACK)を伝送するためのアップリンクリソースの周波数ドメイン位置は、同一である、または
前記複数のTBが、複数のビットを通してフィードバックされ、前記複数のビットが、1つのアップリンクリソース上でフィードバックされる場合、前記DCIを通してスケジューリングされる前記複数のTBに対応するACK/NACKを伝送するためのアップリンクリソースの周波数ドメイン位置は、より上位の層の構成シグナリングおよびオフセットAROに従って決定される、または
1つのTBが、1ビットを通してフィードバックされ、半二重端末が、使用される場合、前記DCIを通してスケジューリングされる前記複数のTBに対応するACK/NACKを伝送するためのアップリンクリソースは、時間ドメイン内の連続有効アップリンクサブフレーム上に位置する、
請求項27-29のいずれか1項に記載の方法。
【請求項31】
ダウンリンク制御情報を伝送するための装置であって、
物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通して、前記ダウンリンク制御情報(DCI)を伝送するように構成される第1の伝送モジュールと、
前記DCIを通して、複数のトランスポートブロック(TB)をスケジューリングするように構成されるスケジューリングモジュールであって、前記スケジューリングされた複数のTBは、前記DCI内のハイブリッド自動反復要求(HARQ)プロセス情報および新しいデータインジケータ(NDI)情報によって示される、スケジューリングモジュールと
を備える、装置。
【請求項32】
前記複数のTBの最大数が、4であり、スケジューリングのためのHARQプロセスの最大サポート数が、4である場合、第1のシグナリングフィールドを通して、前記NDI情報を示し、第2のシグナリングフィールドを通して、HARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング情報を示すように構成される、第1のインジケーションモジュールをさらに備える、請求項31に記載の装置。
【請求項33】
前記複数のTBの最大数が、4であり、スケジューリングのためのHARQプロセスの最大サポート数が、4である場合、第3のシグナリングフィールドを通して、前記NDI情報およびHARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング情報を示すように構成される、第2のインジケーションモジュールをさらに備える、請求項31に記載の装置。
【請求項34】
前記複数のTBの最大数が、8であり、スケジューリングのためのHARQプロセスの最大サポート数が、8である場合、第4のシグナリングフィールドを通して、前記NDI情報を示し、第5のシグナリングフィールドを通して、HARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング情報を示すように構成される、第3のインジケーションモジュールをさらに備える、請求項31に記載の装置。
【請求項35】
1つのDCIによってスケジュールされるTBの最大数が、8であり、スケジューリングのためのHARQプロセスの最大サポート数が、8である場合、第6のシグナリングフィールドを通して、前記NDI情報およびHARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング情報を示すように構成される、第4のインジケーションモジュールをさらに備える、請求項31に記載の装置。
【請求項36】
前記複数のTBの最大数が、スケジューリングのためのHARQプロセスの最大サポート数未満である場合、HARQプロセスの構成される数およびオフセットインジケーションフィールドを通して、前記HARQプロセスのスケジューリングを示すように構成される、第5のインジケーションモジュールをさらに備え、
前記HARQプロセスの数は、以下の様式、すなわち、事前に定義されること、基地局によって構成されるプロセスセットから取得されること、より上位の層のシグナリングを通して構成されること、または前記DCI内のHARQプロセスフィールドを通して構成されることのうちの少なくとも1つにおいて構成され、前記オフセットインジケーションフィールドは、前記HARQプロセスの構成される数に基づいて、オフセットを示すように構成される、請求項31に記載の装置。
【請求項37】
決定モジュールであって、前記決定モジュールは、
前記DCIが、非周期的チャネル状態情報(CSI)報告をトリガする場合、以下の様式、すなわち、
非ハイブリッド伝送の場合、前記非周期的CSIリソースは、第1の新しく伝送されるTB上で伝送されること、
ハイブリッド伝送の場合、前記非周期的CSIリソースは、第1の再伝送されるTB上で伝送されること、
前記非周期的CSIリソースは、個々のリソース上で伝送されること、
前記非周期的CSIリソースとともに伝送される前記TBのサイズは、前記非周期的CSIリソースとともに伝送される前記TB以外の他のTBのサイズより小さく、前記他のTBは、前記DCIを通してスケジューリングされる前記複数のTB間にあること、または
前記非周期的CSIリソースとともに伝送される前記TBに対応するリソースは、前記非周期的CSIリソースとともに伝送される前記TB以外の他のTBに対応するリソースよりサイズが大きく、前記他のTBは、前記DCIを通してスケジューリングされる前記複数のTB間にあること
のうちの1つにおいて、非周期的CSIリソースの位置、非周期的CSIリソースのサイズ、または非周期的CSIリソースとともに伝送されるTBのサイズを決定するように構成される、決定モジュール
をさらに備える、請求項31-36のいずれか1項に記載の装置。
【請求項38】
ダウンリンク制御情報を伝送するための装置であって、
複数のトランスポートブロック(TB)が、1つのダウンリンク制御情報(DCI)を通してスケジューリングされる場合、前記DCI内のRVシグナリングフィールドを通してスケジューリングされた複数のTBの冗長バージョン(RV)を示す、または前記複数のTBのRVを固定値に設定するように構成される、スケジューリングインジケーションモジュールと、
物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通して、前記DCIを伝送するように構成される、第2の伝送モジュールと
を備える、装置。
【請求項39】
前記複数のTBが、新しく伝送されるTBおよび再伝送されるTBを備える場合、前記新しく伝送されるTBのRVは、固定値であり、前記再伝送されるTBのRVは、前記DCI内のRVシグナリングフィールドによって示される、または
前記複数のTBが、新しく伝送されるTBのみを備える場合、前記複数のTBのRVは、同一であり、前記RVは、前記DCI内のRVシグナリングフィールドによって示される、または前記RVは、前記固定値である、または
前記複数のTBが、再伝送されるTBのみを備える場合、前記複数のTBのRVは、同一であり、前記RVは、前記DCI内のRVシグナリングフィールドによって示される、
請求項38に記載の装置。
【請求項40】
1つのTBが、1ビットを通してフィードバックされ、1ビットが、1つのアップリンクリソースに対応する場合、前記DCIを通してスケジューリングされる前記複数のTBに対応する確認応答/否定応答(ACK/NACK)を伝送するためのアップリンクリソースの周波数ドメイン位置は、同一である、または
前記複数のTBが、複数のビットを通してフィードバックされ、前記複数のビットが、1つのアップリンクリソース上でフィードバックされる場合、前記DCIを通してスケジューリングされる前記複数のTBに対応するACK/NACKを伝送するためのアップリンクリソースの周波数ドメイン位置は、より上位の層の構成シグナリングおよびオフセットAROに従って決定される、または
1つのTBが、1ビットを通してフィードバックされ、半二重端末が、使用される場合、前記DCIを通してスケジューリングされる前記複数のTBに対応するACK/NACKを伝送するためのアップリンクリソースは、時間ドメイン内の連続有効アップリンクサブフレーム上に位置する、
請求項38または39に記載の装置。
【請求項41】
記憶媒体であって、前記記憶媒体は、コンピュータプログラムを記憶しており、前記コンピュータプログラムは、実行されると、請求項1-26のいずれか1項に記載または請求項27-30のいずれか1項に記載の方法を実施させるように構成される、記憶媒体。
【請求項42】
メモリおよびプロセッサを備える電子装置であって、前記メモリは、コンピュータプログラムを記憶しており、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行し、請求項1-26のいずれか1項に記載または請求項27-30のいずれか1項に記載の方法を実施するように構成される、電子装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、通信の分野に関する。
【背景技術】
【0002】
現在のリリース15狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)に基づいて、マシンタイプ通信(MTC)および5G新規無線(NR)システムでは、マルチプロセス機構が、データ伝送効率を効果的に改良する。単一アクセスユーザに関して、システムスループットを改良するために、データドメイン内のボイスオーバーインターネットプロトコル(VoIP)トラフィック等の周期的トラフィックは、半静的スケジューリングモードを使用し、1度の認可および周期的使用の特性を有し、それによって、制御シグナリングオーバーヘッドを大幅に低減させる。しかしながら、本アプローチは、非周期的トラフィックのために好適ではない。承認されたリリース16では、スケジューリング強化方針として、複数のトランスポートブロック(TB)が1つの物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通してスケジューリングされることが、明示的に提案されている。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
本開示の実施形態の一側面によると、ダウンリンク制御情報を伝送するための方法が、提供される。本方法は、下記に説明されるステップを含み、ダウンリンク制御情報(DCI)は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通して伝送され、複数のトランスポートブロック(TB)は、DCIを通してスケジューリングされる。スケジューリングされた複数のTBは、DCI内のハイブリッド自動反復要求(HARQ)プロセス情報および新しいデータインジケータ(NDI)情報によって示される。
【0004】
本開示の実施形態の別の側面によると、別のダウンリンク制御情報を伝送するための方法が、提供される。本方法は、下記に説明されるステップを含み、複数のトランスポートブロック(TB)が、1つのダウンリンク制御情報(DCI)を通してスケジューリングされる場合、スケジューリングされた複数のTBの冗長バージョン(RV)が、DCI内のRVシグナリングフィールドによって示される、または複数のTBのRVは、固定値に設定され、DCIは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通して伝送される。
【0005】
本開示の実施形態の別の側面によると、ダウンリンク制御情報を伝送するための装置が、提供される。本装置は、第1の伝送モジュールと、スケジューリングモジュールとを含み、第1の伝送モジュールは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通して、ダウンリンク制御情報(DCI)を伝送するように構成され、スケジューリングモジュールは、DCIを通して、複数のトランスポートブロック(TB)をスケジューリングするように構成される。スケジューリングされた複数のTBは、DCI内のハイブリッド自動反復要求(HARQ)プロセス情報および新しいデータインジケータ(NDI)情報によって示される。
【0006】
本開示の実施形態の別の側面によると、ダウンリンク制御情報を伝送するための別の装置が、提供される。本装置は、スケジューリングインジケーションモジュールと、第2の伝送モジュールとを含み、スケジューリングインジケーションモジュールは、複数のトランスポートブロック(TB)が、1つのダウンリンク制御情報(DCI)を通してスケジューリングされる場合、DCI内のRVシグナリングフィールドによって、スケジューリングされた複数のTBの冗長バージョン(RV)を示す、または複数のTBのRVを固定値に設定するように構成され、第2の伝送モジュールは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通して、DCIを伝送するように構成される。
【0007】
本開示の実施形態の別の側面によると、記憶媒体が、提供される。記憶媒体は、実行されると、本開示の任意の前述の側面実施形態に従って、ダウンリンク制御情報を伝送するための方法を実施させるように構成される、コンピュータプログラムを記憶する。
【0008】
本開示の実施形態の別の側面によると、電子装置が、提供される。電子装置は、メモリと、プロセッサとを含む。メモリは、コンピュータプログラムを記憶する。プロセッサは、コンピュータプログラムを実行し、本開示の任意の前述の側面実施形態に従って、ダウンリンク制御情報を伝送するための方法を実施するように構成される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1図1は、本開示の実施形態による、ダウンリンク制御情報を伝送するための方法を実施するためのモバイル端末のハードウェア構造を図示する、ブロック図である。
図2図2は、本開示の実施形態による、ダウンリンク制御情報を伝送するための方法のフローチャートである。
図3図3は、本開示の実施形態による、ダウンリンク制御情報を伝送するための別の方法のフローチャートである。
図4図4は、本開示の実施形態による、異なるフィードバックシナリオの概略図である。
図5図5は、本開示の実施形態による、ダウンリンク制御情報を伝送するための装置の構造を図示する、概略図である。
図6図6は、本開示の実施形態による、ダウンリンク制御情報を伝送するための別の装置の構造を図示する、概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示は、図面を参照して、実施形態と併せて、以降に詳細に説明される。矛盾しない場合、本開示における実施形態およびその中の特徴は、相互に組み合わせられてもよいことに留意されたい。
【0011】
本開示の説明、請求項、および図面における、用語「第1」、「第2」、および同等物は、類似オブジェクトを区別するために使用され、必ずしも、特定の順序またはシーケンスを説明するために使用されるものではないことに留意されたい。
【0012】
スケジューリングが、単一TBに基づくとき、1つのTBのスケジューリングが、1つのPDCCHによって示される必要がある。複数のTBが、1つのPDCCHを通してスケジューリングされるとき、各TBの構成情報が、示される必要がある。より多数のハイブリッド自動反復要求(HARQ)プロセスが、システムによってサポートされるほど、システムの1対多呼出能力が大きくなる、すなわち、より多数のTBが、1つのPDCCHを通して呼び出されることができる。現在のバージョンでは、各TBは、1つのPDCCHのダウンリンク制御情報(DCI)によって示される必要がある。DCIは、リソーススケジューリング、変調および符号化、およびプロセス等の異なるフィールドについての情報を含有する。比較的に低オーバーヘッドにおいて、1つのPDCCHを通して複数のTBの制御情報を示す方法は、スケジューリング強化によって直面される主要な問題である。しかしながら、1つのPDCCHを通して複数のTBの制御情報を示す方法の問題に対するソリューションは、関連技術分野において提案されていない。
【0013】
本開示の実施形態は、ダウンリンク制御情報を伝送するための方法を提供する。本方法は、モバイル端末、コンピュータ端末、または類似コンピューティング装置上で実施されてもよい。例示的には、本方法は、モバイル端末上で実施される。図1は、本開示の実施形態による、ダウンリンク制御情報を伝送するための方法を実行するモバイル端末のハードウェアブロック図である。図1に示されるように、モバイル端末は、1つ以上の(1つのみが、図1に示される)プロセッサ102(限定ではないが、マイクロコントローラユニット(MCU)またはフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)等の処理装置を含む)と、データを記憶するためのメモリ104とを含んでもよい。本開示の実施形態によると、モバイル端末はさらに、通信のために使用される、伝送デバイス106と、入力および出力デバイス108とを含んでもよい。図1に示される構造は、単に、例証的であって、前述のモバイル端末の構造を限定するものではないことが、当業者によって理解されるはずである。例えば、モバイル端末はさらに、図1に示されるものより多いまたはより少ないコンポーネントを含む、または図1に示されるものと異なる構成を有してもよい。
【0014】
メモリ104は、本開示の実施形態による、ダウンリンク制御情報を伝送するための方法に対応する、コンピュータプログラム等、コンピュータプログラム、例えば、アプリケーションソフトウェアプログラムおよびモジュールを記憶するために使用されてもよい。プロセッサ102は、メモリ104内に記憶されるコンピュータプログラムを実行し、種々の機能アプリケーションおよびデータ処理を実施する、すなわち、前述の方法を実施する。メモリ104は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、また、1つ以上の磁気記憶装置装置、フラッシュメモリ、または他の不揮発性ソリッドステートメモリ等の不揮発性メモリを含んでもよい。例示的実施形態では、メモリ104はさらに、プロセッサ102から遠隔に配置される、メモリを含んでもよい。これらの遠隔メモリは、ネットワークを介して、モバイル端末10に接続されてもよい。前述のネットワークの実施例は、限定ではないが、インターネット、イントラネット、ローカルエリアネットワーク、モバイル通信ネットワーク、およびそれらの組み合わせを含む。
【0015】
伝送デバイス106は、ネットワークを介して、データを受信または送信するために使用される。前述のネットワークの実施例は、モバイル端末10の通信プロバイダによって提供される、無線ネットワークを含んでもよい。例示的実施形態では、伝送デバイス106は、基地局を介して、他のネットワークデバイスに接続され、インターネットと通信し得る、ネットワークインターフェースコントローラ(NIC)を含む。例示的実施形態では、伝送デバイス106は、インターネットと無線で通信するために使用される、無線周波数(RF)モジュールであってもよい。
【0016】
本開示の実施形態は、ダウンリンク制御情報を伝送するための方法を提供する。本方法は、基地局に適用可能である。スロットアグリゲーション後、ダウンリンク制御情報が、前述のモバイル端末に送信される。図2は、本開示の実施形態による、ダウンリンク制御情報を伝送するための方法のフローチャートである。図2に示されるように、ダウンリンク制御情報を伝送するための方法は、ステップS202と、ステップS204とを含んでもよい。
【0017】
ステップS202では、ダウンリンク制御情報(DCI)が、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通して伝送される。
【0018】
ステップS204では、複数のトランスポートブロック(TB)が、DCIを通してスケジューリングされる。スケジューリングされた複数のTBは、DCI内のハイブリッド自動反復要求(HARQ)プロセス情報および新しいデータインジケータ(NDI)情報によって示される。
【0019】
本開示の実施形態によると、複数のTBが、1つのPDCCHを通してスケジューリングされる。複数のTBは、1つのDCI内のNDIフィールドおよびHARQプロセスフィールドのジョイントインジケーションを通してスケジューリングされる。DCIは、PDCCHを通して伝送される。したがって、関連技術分野における1つのPDCCHを通して複数のTBの制御情報を示す方法の問題は、解決されることができ、複数のTBが、比較的に低オーバーヘッドにおいて、1つのDCIを通してスケジューリングされることができる。
【0020】
本開示の実施形態によると、複数のTBの最大数は、スケジューリングのためのHARQプロセスの最大サポート数未満またはそれに等しい。
【0021】
本開示の実施形態によると、本方法はさらに、下記に説明されるステップを含んでもよく、複数のTBの最大数が、4であって、スケジューリングのためのHARQプロセスの最大サポート数が、4である場合、NDI情報は、第1のシグナリングフィールドを通して示され、HARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング情報は、第2のシグナリングフィールドを通して示される。
【0022】
本開示の実施形態によると、第1のシグナリングフィールドは、1ビットを占有し、第2のシグナリングフィールドは、1ビットを占有し、代替として、第1のシグナリングフィールドは、1ビットを占有し、第2のシグナリングフィールドは、2ビットを占有し、代替として、第1のシグナリングフィールドは、1ビットを占有し、第2のシグナリングフィールドは、3ビットを占有し、代替として、第1のシグナリングフィールドは、1ビットを占有し、第2のシグナリングフィールドは、4ビットを占有する。
【0023】
本開示の実施形態によると、HARQプロセスフィールドのプロセス状態は、1つのプロセスのX状態、2つのプロセスのY状態、3つのプロセスのZ状態、および4つのプロセスのM状態を含む。X、Y、Z、およびMは、自然数である。
【0024】
本開示の実施形態によると、第2のシグナリングフィールドが、1ビットを占有する場合、スケジューリングのためのHARQプロセスのサポート数は、1および4およびX+M=2を含む、または第2のシグナリングフィールドが、2ビットを占有する場合、X+Y+Z+M≦4である、または第2のシグナリングフィールドが、3ビットを占有する場合、X+Y+Z+M≦8である、または第2のシグナリングフィールドが、4ビットを占有する場合、X+Y+Z+M≦16である。
【0025】
本開示の実施形態によると、第2のシグナリングフィールドが、1ビットを占有する場合、X=1およびM=1である、または第2のシグナリングフィールドが、2ビットを占有する場合、X+Y+Z+M≦4、X≧1、およびM=1である、または第2のシグナリングフィールドが、3ビットを占有する場合、X+Y+Z+M≦8、X≧1、およびM=1である、または第2のシグナリングフィールドが、4ビットを占有する場合、X+Y+Z+M≦16、X≧1、およびM=1である。
【0026】
本開示の実施形態によると、第2のシグナリングフィールドが、2ビットを占有する場合、X=1、Y=1、Z=1、およびM=1である、またはX=2、Y=1、Z=0、およびM=1である、またはX=1、Y=2、Z=0、およびM=1である。代替として、第2のシグナリングフィールドが、3ビットを占有する場合、X=4、Y=3、Z=0、およびM=1である、またはX=4、Y=2、Z=1、およびM=1である、またはX=4、Y=1、Z=2、およびM=1である、またはX=2、Y=3、Z=2、およびM=1である。代替として、第2のシグナリングフィールドが、4ビットを占有する場合、X=4、Y=6、Z=4、およびM=1である。
【0027】
本開示の実施形態によると、第2のシグナリングフィールドが、1ビットを占有する場合、第2のシグナリングフィールドによって示されるHARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング状態は、プロセス0、1、2、および3、またはプロセス0のうちの少なくとも1つを含む。
【0028】
本開示の実施形態によると、第2のシグナリングフィールドが、2ビットを占有する場合、第2のシグナリングフィールドによって示されるHARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング状態は、プロセス0、1、2、および3、プロセス0、1、および2、プロセス0および1、またはプロセス3のうちの少なくとも1つを含む。代替として、第2のシグナリングフィールドが、2ビットを占有する場合、第2のシグナリングフィールドによって示されるHARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング状態は、プロセス0、1、2、および3、プロセス0および1、プロセス0、またはプロセス1のうちの少なくとも1つを含む。代替として、第2のシグナリングフィールドが、2ビットを占有する場合、第2のシグナリングフィールドによって示されるHARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング状態は、プロセス0、1、2、および3、プロセス0および1、プロセス2および3、またはプロセス0のうちの少なくとも1つを含む。
【0029】
本開示の実施形態によると、第2のシグナリングフィールドが、3ビットを占有する場合、第2のシグナリングフィールドによって示されるHARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング状態は、プロセス0、1、2、および3、プロセス0、1、および2、プロセス1、2、および3、プロセス0および1、プロセス1および2、プロセス2および3、プロセス0、またはプロセス3のうちの少なくとも1つを含む。
【0030】
本開示の実施形態によると、第2のシグナリングフィールドが、3ビットを占有する場合、第2のシグナリングフィールドによって示されるHARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング状態は、プロセス0、1、2、および3、プロセス0および1、プロセス2および3、プロセス0、プロセス1、プロセス2、プロセス3、またはプロセス0、1、および2のうちの少なくとも1つを含む。代替として、第2のシグナリングフィールドが、3ビットを占有する場合、第2のシグナリングフィールドによって示されるHARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング状態は、プロセス0、1、2、および3、プロセス0および1、プロセス2および3、プロセス1および2、プロセス0、プロセス1、プロセス2、またはプロセス3のうちの少なくとも1つを含む。代替として、第2のシグナリングフィールドが、3ビットを占有する場合、第2のシグナリングフィールドによって示されるHARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング状態は、プロセス0、1、2、および3、プロセス0および1、プロセス2および3、プロセス0および2、プロセス0、プロセス1、プロセス2、またはプロセス3のうちの少なくとも1つを含む。
【0031】
本開示の実施形態によると、本方法はさらに、下記に説明されるステップを含んでもよく、複数のTBの最大数が、4であって、スケジューリングのためのHARQプロセスの最大サポート数が、4である場合、NDI情報およびHARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング情報は、第3のシグナリングフィールドを通して示される。
【0032】
本開示の実施形態によると、第3のシグナリングフィールドは、5ビット、6ビット、または7ビットを占有する。
【0033】
本開示の実施形態によると、HARQプロセスフィールドのプロセス状態は、1つのプロセスのX状態、2つのプロセスのY状態、3つのプロセスのZ状態、および4つのプロセスのM状態を含む。
【0034】
本開示の実施形態によると、第3のシグナリングフィールドが、5ビットを占有する場合、X+Y+Z+M≦32である、または第3のシグナリングフィールドが、6ビットを占有する場合、X+Y+Z+M≦64である、または第3のシグナリングフィールドが、7ビットを占有する場合、X+Y+Z+M≦128である。
【0035】
本開示の実施形態によると、第3のシグナリングフィールドが、5ビットを占有する場合、X=8およびY+Z+M≦24である、またはX=4およびY+Z+M≦28である、またはX=1およびY+Z+M≦31である。
【0036】
本開示の実施形態によると、第3のシグナリングフィールドが、6ビットを占有する場合、X=8およびY+Z+M≦56である。
【0037】
本開示の実施形態によると、第3のシグナリングフィールドが、7ビットを占有する場合、X+Y+Z+M=80であって、X=8、Y=24、Z=32、およびM=16である。
【0038】
本開示の実施形態によると、第3のシグナリングフィールドが、5ビットを占有する場合、第3のシグナリングフィールドによって示されるHARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング状態は、プロセス0、1、2、および3、およびNDI=0または1、プロセス0および1、およびNDI=0または1、プロセス2および3、およびNDI=0または1、プロセス0、およびNDI=0または1、プロセス1、およびNDI=0または1、プロセス2、およびNDI=0または1、プロセス3、およびNDI=0または1、プロセス0、およびNDI=0+プロセス1、およびNDI=1、プロセス0、およびNDI=0+プロセス1、2、および3、およびNDI=1、プロセス1、およびNDI=0+プロセス0、およびNDI=1、プロセス1、およびNDI=0+プロセス0、2、および3、およびNDI=1、プロセス2、およびNDI=0+プロセス3、およびNDI=1、プロセス2、およびNDI=0+プロセス0、1、および3、およびNDI=1、プロセス3、およびNDI=0+プロセス2、およびNDI=1、プロセス3、およびNDI=0+プロセス0、1、および2、およびNDI=1、プロセス0および1、およびNDI=0+プロセス2および3、およびNDI=1、またはプロセス2および3、およびNDI=0+プロセス0および1、およびNDI=1のうちの少なくとも1つを含む。
【0039】
本開示の実施形態によると、本方法はさらに、下記に説明されるステップを含んでもよく、複数のTBの最大数が、8であって、スケジューリングのためのHARQプロセスの最大サポート数が、8である場合、NDI情報は、第4のシグナリングフィールドを通して示され、HARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング情報は、第5のシグナリングフィールドを通して示される。
【0040】
本開示の実施形態によると、スケジューリングのためのHARQプロセスのサポート数は、1、2、3、4、6、および8、または1、2、4、6、および8、または1、4、および8、または1、2、3、4、および8、または1、2、4、および8、または1、2、4、7、および8を含む。
【0041】
本開示の実施形態によると、第4のシグナリングフィールドは、1ビットを占有し、第5のシグナリングフィールドは、3ビットを占有する、または第4のシグナリングフィールドは、1ビットを占有し、第5のシグナリングフィールドは、4ビットを占有する、または第4のシグナリングフィールドは、1ビットを占有し、第5のシグナリングフィールドは、5ビットを占有する。
【0042】
本開示の実施形態によると、HARQプロセスフィールドのプロセス状態は、1つのプロセスのX状態、2つのプロセスのY状態、3つのプロセスのZ状態、4つのプロセスのM状態、5つのプロセスのN状態、6つのプロセスのP状態、7つのプロセスのQ状態、および8つのプロセスのR状態を含み、X、Y、Z、M、N、P、Q、およびRは、自然数である。
【0043】
本開示の実施形態によると、第5のシグナリングフィールドが、3ビットを占有する場合、R=1およびX+Y+Z+M+N+P+Q+R≦8である。
【0044】
本開示の実施形態によると、第5のシグナリングフィールドが、4ビットを占有する場合、R=1およびX+Y+Z+M+N+P+Q+R≦16である。
【0045】
本開示の実施形態によると、第5のシグナリングフィールドが、5ビットを占有する場合、R=1およびX+Y+Z+M+N+P+Q+R≦32である。
【0046】
本開示の実施形態によると、第5のシグナリングフィールドが、3ビットを占有する場合、X=1、Y=1、Z=1、M=1、N=1、P=1、Q=1、およびR=1である、またはX=4、Y=2、R=1、および0≦Z+M+N+P+Q≦1である、またはX=1、Y=2、Z=0、M=2、N=0、P=2、Q=0、およびR=1である、またはX=1、Y=2、Z=2、M=2、N=0、P=0、Q=0、およびR=1である、またはX=1、Y=2、Z=2、M=2、N=0、P=0、Q=0、およびR=1である、またはX=1、Y=0、Z=2、M=2、N=2、P=0、Q=0、およびR=1である、またはX=1、Y=2、Z=0、M=2、N=2、P=0、Q=0、およびR=1である。
【0047】
本開示の実施形態によると、第5のシグナリングフィールドが、4ビットを占有する場合、X=8、R=1、およびY+Z+M+P+N+Q≦7である、またはX=8、Y=4、M=2、R=1、および0≦Z+P+N+Q≦1である、またはX=4、R=1、およびY+Z+M+P+N+Q≦11である、またはX=4、Y=4、M=2、R=1、および0≦Z+N+P+Q≦5である。
【0048】
本開示の実施形態によると、第5のシグナリングフィールドが、5ビットを占有する場合、X+Y+Z+M+N+P+Q+R≦32であって、X=8およびR=1である、またはX=4およびR=1である、またはX=2およびR=1である。
【0049】
本開示の実施形態によると、第5のシグナリングフィールドが、4ビットを占有する場合、Y+Z+M+P+N+Q≦7、R=1、およびX=8の場合は、Y=4、M=2、およびZ=1である、Y=4、M=2、およびN=1である、Y=4、M=2、およびP=1である、またはY=4、M=2、およびQ=1であることのうちの少なくとも1つを含む。代替として、第5のシグナリングフィールドが、4ビットを占有する場合、Y+Z+M+P+N+Q≦11、R=1、およびX=4の場合は、Y=4、M=2、Z=2、P=1、Q=1、およびN=1である、またはY=3、M=2、Z=3、P=1、Q=1、およびN=1であることのうちの少なくとも1つを含む。
【0050】
本開示の実施形態によると、第5のシグナリングフィールドが、5ビットを占有する場合、X=8、R=1、およびY+Z+M+N+P+Q≦23の場合は、Q=2、P=3、N=4、M=4、Y=5、およびZ=5である、Q=2、P=3、N=4、M=4、Y=6、およびZ=4である、またはQ=2、P=2、N=2、M=4、Y=7、およびZ=6であることのうちの少なくとも1つを含む。代替として、第5のシグナリングフィールドが、5ビットを占有する場合、X=4、R=1、およびY+Z+M+N+P+Q≦27の場合では、Q=2、P=3、N=4、M=5、Y=7、およびZ=6である。代替として、第5のシグナリングフィールドが、5ビットを占有する場合、X=2、R=1、およびY+Z+M+N+P+Q≦29の場合は、Q=2、P=3、N=4、M=5、Y=9、およびZ=6である、Q=2、P=3、N=4、M=5、Y=8、およびZ=7である、Q=2、P=3、N=4、M=5、Y=7、およびZ=8である、またはQ=2、P=3、N=4、M=7、Y=7、およびZ=6であることのうちの少なくとも1つを含む。
【0051】
本開示の実施形態によると、第5のシグナリングフィールドが、4ビットを占有する場合、第5のシグナリングフィールドによって示されるHARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング状態は、プロセス0、1、2、3、4、5、6、および7、プロセス0、1、2、3、4、および5、プロセス0、1、2、および3、プロセス4、5、6、および7、プロセス0および1、プロセス2および3、プロセス4および5、プロセス6および7、プロセス0、プロセス1、プロセス2、プロセス3、プロセス4、プロセス5、プロセス6、またはプロセス7のうちの少なくとも1つを含む。
【0052】
本開示の実施形態によると、第5のシグナリングフィールドが、5ビットを占有する場合、第5のシグナリングフィールドによって示されるHARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング状態は、プロセス0、1、2、3、4、5、6、および7、プロセス0、1、2、3、および4、プロセス1、2、3、4、および5、プロセス2、3、4、5、および6、プロセス3、4、5、6、および7、プロセス0、1、および2、プロセス1、2、および3、プロセス2、3、および4、プロセス3、4、および5、プロセス4、5、および6、プロセス5、6、および7、プロセス0および1、プロセス1および2、プロセス2および3、プロセス3および4、プロセス4および5、プロセス5および6、プロセス6および7、プロセス0、プロセス1、プロセス2、プロセス3、プロセス4、プロセス5、プロセス6、またはプロセス7のうちの少なくとも1つを含む。
【0053】
本開示の実施形態によると、複数のTBの最大数が、4であって、スケジューリングのためのHARQプロセスの最大サポート数が、4である場合、ハイブリッド伝送をサポートするプロセスの数は、少なくとも2つのプロセスおよび4つのプロセスを含む、またはハイブリッド伝送をサポートするプロセスの数は、少なくとも2つのプロセスおよび3つのプロセスを含む、またはハイブリッド伝送をサポートするプロセスの数は、少なくとも2つのプロセスを含む。
【0054】
本開示の実施形態によると、複数のTBの最大数が、8であって、スケジューリングのためのHARQプロセスの最大サポート数が、8である場合、ハイブリッド伝送をサポートするプロセスの数は、少なくとも2つのプロセス、4つのプロセス、および8つのプロセスを含む、またはハイブリッド伝送をサポートするプロセスの数は、少なくとも2つのプロセス、3つのプロセス、および4つのプロセスを含む、またはハイブリッド伝送をサポートするプロセスの数は、少なくとも2つのプロセスおよび4つのプロセスを含む、またはハイブリッド伝送をサポートするプロセスの数は、少なくとも2つのプロセスおよび3つのプロセスを含む、または少なくとも2つのプロセスを含む。
【0055】
本開示の実施形態によると、本方法はさらに、下記に説明されるステップを含んでもよく、1つのDCIによってスケジュールされるTBの最大数が、8であって、スケジューリングのためのHARQプロセスの最大サポート数が、8である場合、NDI情報およびHARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング情報は、第6のシグナリングフィールドを通して示される。
【0056】
本開示の実施形態によると、第6のシグナリングフィールドは、5ビット、6ビット、または7ビットを占有する。
【0057】
本開示の実施形態によると、本方法はさらに、下記に説明されるステップを含んでもよく、複数のTBの最大数が、スケジューリングのためのHARQプロセスの最大サポート数未満である場合、HARQプロセスのスケジューリングは、HARQプロセスの構成される数およびオフセットインジケーションフィールドを通して示される。HARQプロセスの数は、以下の様式、すなわち、事前に定義される、基地局によって構成されるプロセスセットから取得される、より上位の層のシグナリングを通して構成される、またはDCI内のHARQプロセスフィールドを通して構成されることのうちの少なくとも1つにおいて構成され、オフセットインジケーションフィールドは、HARQプロセスの構成される数に基づいて、オフセットを示すように構成される。
【0058】
本開示の実施形態によると、1つのTBが、1ビットを通してフィードバックされ、1ビットが、1つのアップリンクリソースに対応する場合、DCIを通してスケジューリングされる、複数のTBに対応する、確認応答/否定応答(ACK/NACK)を伝送するためのアップリンクリソースの周波数ドメイン位置は、同一である、または複数のTBが、複数のビットを通してフィードバックされ、複数のビットが、1つのアップリンクリソース上でフィードバックされる場合、DCIを通してスケジューリングされる、複数のTBに対応する、ACK/NACKを伝送するためのアップリンクリソースの周波数ドメイン位置は、より上位の層の構成シグナリングおよびオフセット(ARO)に従って決定される、または1つのTBが、1ビットを通してフィードバックされ、半二重端末が、使用される場合、DCIを通してスケジューリングされる、複数のTBに対応する、ACK/NACKを伝送するためのアップリンクリソースは、時間ドメイン内の連続有効アップリンクサブフレーム上に位置する。
【0059】
本開示の実施形態によると、本方法はさらに、下記に説明されるステップを含んでもよく、DCIが、非周期的チャネル状態情報(CSI)報告をトリガする場合、非周期的CSIリソースの位置、非周期的CSIリソースのサイズ、または非周期的CSIリソースとともに伝送されるTBのサイズは、以下の様式、すなわち、非ハイブリッド伝送の場合、非周期的CSIリソースは、第1の新しく伝送されるTB上で伝送される、ハイブリッド伝送の場合、非周期的CSIリソースは、第1の再伝送されるTB上で伝送される、非周期的CSIリソースは、個々のリソース上で伝送される、非周期的CSIリソースとともに伝送されるTBのサイズは、非周期的CSIリソースとともに伝送されるTB以外の他のTBのサイズより小さく、他のTBは、DCIを通してスケジューリングされる、複数のTB間にある、または非周期的CSIリソースとともに伝送されるTBに対応するリソースは、非周期的CSIリソースとともに伝送されるTB以外の他のTBに対応するリソースよりサイズが大きく、他のTBは、DCIを通してスケジューリングされる、複数のTB間にあることのうちの1つにおいて決定される。
【0060】
本開示の実施形態によると、複数のTBは、1つのPDCCHを通してスケジューリングされる。複数のTBは、1つのDCI内のNDIフィールドおよびHARQプロセスフィールドのジョイントインジケーションを通してスケジューリングされる。DCIは、PDCCHを通して伝送される。したがって、関連技術分野における1つのPDCCHを通して複数のTBの制御情報を示す方法の問題は、解決されることができ、複数のTBが、比較的に低オーバーヘッドにおいて、1つのDCIを通してスケジューリングされることができる。
【0061】
本開示の実施形態はさらに、ダウンリンク制御情報を伝送するための方法を提供する。図3は、本開示の実施形態による、ダウンリンク制御情報を伝送するための別の方法のフローチャートである。図3に示されるように、ダウンリンク制御情報を伝送するための方法は、ステップS302と、ステップS304とを含んでもよい。
【0062】
ステップS302では、複数のトランスポートブロック(TB)が、1つのダウンリンク制御情報(DCI)を通してスケジューリングされる場合、スケジューリングされた複数のTBの冗長バージョン(RV)が、DCI内のRVシグナリングフィールドを通して示される、または複数のTBのRVは、固定値に設定される。
【0063】
ステップS304では、DCIは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通して伝送される。
【0064】
本開示の実施形態によると、複数のTBが、新しく伝送されるTBおよび再伝送されるTBを含む場合、新しく伝送されるTBのRVは、固定値であって、再伝送されるTBのRVは、DCI内のRVシグナリングフィールドによって示され、代替として、複数のTBが、新しく伝送されるTBのみを含む場合、複数のTBのRVは、同一であって、RVは、DCI内のRVシグナリングフィールドによって示される、またはRVは、固定値であって、代替として、複数のTBが、再伝送されるTBのみを含む場合、複数のTBのRVは、同一であって、RVは、DCI内のRVシグナリングフィールドによって示される。
【0065】
本開示の実施形態によると、新しく伝送されるTBのRVが、固定値である場合、新しく伝送されるTBのRVは、RV0、RV1、RV2、またはRV3である。
【0066】
本開示の実施形態によると、1つのTBが、1ビットを通してフィードバックされ、1ビットが、1つのアップリンクリソースに対応する場合、DCIを通してスケジューリングされる、複数のTBに対応する、ACK/NACKを伝送するためのアップリンクリソースの周波数ドメイン位置は、同一であって、代替として、複数のTBが、複数のビットを通してフィードバックされ、複数のビットが、1つのアップリンクリソース上でフィードバックされる場合、DCIを通してスケジューリングされる、複数のTBに対応する、ACK/NACKを伝送するためのアップリンクリソースの周波数ドメイン位置は、より上位の層の構成シグナリングおよびオフセット(ARO)に従って決定され、代替として、1つのTBが、1ビットを通してフィードバックされ、半二重端末が、使用される場合、DCIを通してスケジューリングされる、複数のTBに対応する、ACK/NACKを伝送するためのアップリンクリソースは、時間ドメイン内の連続有効アップリンクサブフレーム上に位置する。
【0067】
本開示の実施形態は、一例として、以降に詳細に説明される。これらの実施例は、8つのプロセスまたは4つのプロセスが、1つのPDCCHを通してスケジューリングされる場合、新しく伝送されるTBおよび再伝送されるTBが、8つのプロセスまたは4つのプロセス内にある、DCIインジケーション方法を提供する。
【0068】
プロセスの数が、4であって、スケジューリングのためのTBの最大サポート数が、4である場合、HARQプロセスフィールドは、4つのTBが、ハイブリッド伝送および非ハイブリッド伝送の様式でスケジューリングされるときに示される。スケジューリングされたプロセスの数が、8であって、スケジューリングのためのTBの最大サポート数が、8である場合、HARQプロセスフィールドは、8つのTBが、ハイブリッド伝送および非ハイブリッド伝送の様式でスケジューリングされるときに示される。
【0069】
さらに、複数のTBが、スケジューリングされる場合、RVインジケーションおよびACK/NACKリソース決定に対するソリューションもまた、提供される。
【0070】
複数のTBが、1つのPDCCHを通してスケジューリングされる場合、スケジューリングされた複数のTBは、DCI内の新しいデータインジケータ(NDI)情報およびハイブリッド自動反復要求(HARQ)プロセス情報によって示され、DCIは、PDCCHを通して伝送される。
【0071】
本開示の実施形態によると、スケジューリングされた複数のTBは、DCI内のNDI情報およびHARQプロセス情報によって示される場合、スケジューリングのためのTBの最大サポート数は、プロセスの最大数未満またはそれに等しく、新しく伝送されるTBおよび再伝送されるTBは、異なるPDCCHを通して示され、代替として、新しく伝送されるTBおよび再伝送されるTBは、同一PDCCHを通して示される。
【0072】
本開示の実施形態によると、スケジューリングのためのTBの最大サポート数が、4であって、プロセスの数が、4であって、新しく伝送されるTBおよび再伝送されるTBが、ハイブリッド様式で伝送されることができない場合、NDI情報は、第1のシグナリングフィールドを通して示され、HARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング情報は、第2のシグナリングフィールドを通して示される。
【0073】
本開示の実施形態によると、第1のシグナリングフィールドは、1ビットを占有し、第2のシグナリングフィールドは、1ビットを占有し、スケジューリングのためのHARQプロセスのサポート数は、1および4を含む。代替として、第1のシグナリングフィールドは、1ビットを占有し、第2のシグナリングフィールドは、2ビットを占有し、スケジューリングのためのHARQプロセスのサポート数は、1、2、3、および4、または1、2、および4、または1、3、および4を含む。代替として、第1のシグナリングフィールドは、1ビットを占有し、第2のシグナリングフィールドは、3ビットを占有し、スケジューリングのためのHARQプロセスのサポート数は、1、2、3、および4、または1、2、および4、または1、3、および4を含む。
【0074】
本開示の実施形態によると、スケジューリングをサポートするプロセスの数は、1、2、3、および4、または1、2、および4、または1および4を含む。
【0075】
本開示の実施形態によると、第2のシグナリングフィールドが、1ビットを占有する場合、第2のシグナリングフィールドによって示されるHARQプロセススケジューリング状態は、プロセス0、1、2、および3、またはプロセス0のうちの少なくとも1つを含む。
【0076】
本開示の実施形態によると、第2のシグナリングフィールドが、2ビットを占有する場合、第2のシグナリングフィールドによって示されるHARQプロセス状態は、プロセス0、1、2、および3、プロセス0、1、および2、プロセス0および1、またはプロセス3のうちの少なくとも1つを含む。代替として、第2のシグナリングフィールドが、2ビットを占有する場合、第2のシグナリングフィールドによって示されるHARQプロセス状態は、プロセス0、1、2、および3、プロセス0および1、プロセス0、またはプロセス1のうちの少なくとも1つを含む。代替として、第2のシグナリングフィールドが、2ビットを占有する場合、第2のシグナリングフィールドによって示されるHARQプロセス状態は、プロセス0、1、2、および3、プロセス0および1、プロセス2、および3、またはプロセス0のうちの少なくとも1つを含む。
【0077】
本開示の実施形態によると、第2のシグナリングフィールドが、3ビットを占有する場合、第2のシグナリングフィールドによって示されるHARQプロセス状態は、プロセス0、1、2、および3、プロセス0、1、および2、プロセス1、2、および3、プロセス0および1、プロセス1および2、プロセス2および3、プロセス0、またはプロセス3のうちの少なくとも1つを含む。
【0078】
本開示の実施形態によると、第2のシグナリングフィールドが、3ビットを占有する場合、第2のシグナリングフィールドによって示されるHARQプロセス状態は、プロセス0、1、2、および3、プロセス0および1、プロセス2および3、プロセス0、プロセス1、プロセス2、プロセス3、またはプロセス0、1、および2のうちの少なくとも1つを含む。代替として、第2のシグナリングフィールドが、3ビットを占有する場合、第2のシグナリングフィールドによって示されるHARQプロセス状態は、プロセス0、1、2、および3、プロセス0および1、プロセス2および3、プロセス1および2、プロセス0、プロセス1、プロセス2、またはプロセス3のうちの少なくとも1つを含む。代替として、第2のシグナリングフィールドが、3ビットを占有する場合、第2のシグナリングフィールドによって示されるHARQプロセス状態は、プロセス0、1、2、および3、プロセス0および1、プロセス2および3、プロセス0および2、プロセス0、プロセス1、プロセス2、またはプロセス3のうちの少なくとも1つを含む。
【0079】
本開示の実施形態によると、スケジューリングのためのTBの最大サポート数が、4であって、プロセスの数が、4であって、新しく伝送されるTBおよび再伝送されるTBが、ハイブリッド様式で伝送されることができる場合、NDI情報およびHARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング情報は、第3のシグナリングフィールドを通して示される。第3のシグナリングフィールドは、5ビット、6ビット、または7ビットを占有する。
【0080】
本開示の実施形態によると、第3のシグナリングフィールドが、5ビットを占有する場合、第3のシグナリングフィールドによって示されるプロセス状態は、プロセス0、1、2、および3(NDI=0または1)、プロセス0および1(NDI=0または1)、プロセス2および3(NDI=0または1)、プロセス0(NDI=0または1)、プロセス1(NDI=0または1)、プロセス2(NDI=0または1)、プロセス3(NDI=0または1)、プロセス0(NDI=0)+プロセス1(NDI=1)、プロセス0(NDI=0)+プロセス1、2、および3(NDI=1)、プロセス1(NDI=0)+プロセス0(NDI=1)、プロセス1(NDI=0)+プロセス0、2、および3(NDI=1)、プロセス2(NDI=0)+プロセス3(NDI=1)、プロセス2(NDI=0)+プロセス0、1、および3(NDI=1)、プロセス3(NDI=0)+プロセス2(NDI=1)、プロセス3(NDI=0)+プロセス0、1、および2(NDI=1)、プロセス0および1(NDI=0)+プロセス2および3(NDI=1)、またはプロセス2および3(NDI=0)+プロセス0および1(NDI=1)のうちの少なくとも1つを含む。
【0081】
本開示の実施形態によると、スケジューリングのためのTBの最大サポート数が、8であって、プロセスの数が、8であって、新しく伝送されるTBおよび再伝送されるTBが、ハイブリッド様式で伝送されることができない場合、NDI情報は、第4のシグナリングフィールドを通して示され、HARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング情報は、第5のシグナリングフィールドを通して示される。
【0082】
本開示の実施形態によると、スケジューリングをサポートするプロセスの数は、1、2、3、4、6、および8、または1、2、4、6、および8、または1、および4を含む。
【0083】
本開示の実施形態によると、第4のシグナリングフィールドは、1ビットを占有し、第5のシグナリングフィールドは、4ビットを占有し、代替として、第4のシグナリングフィールドは、1ビットを占有し、第5のシグナリングフィールドは、5ビットを占有する。
【0084】
本開示の実施形態によると、第5のシグナリングフィールドが、4ビットを占有する場合、第5のシグナリングフィールドによって示されるプロセス状態は、プロセス0、1、2、3、4、5、6、および7、プロセス0、1、2、3、4、および5、プロセス0、1、2、および3、プロセス4、5、6、および7、プロセス0および1、プロセス2および3、プロセス4および5、プロセス6および7、プロセス0、プロセス1、プロセス2、プロセス3、プロセス4、プロセス5、プロセス6、またはプロセス7のうちの少なくとも1つを含む。
【0085】
本開示の実施形態によると、第5のシグナリングフィールドが、5ビットを占有する場合、第5のシグナリングフィールドによって示されるプロセス状態は、プロセス0、1、2、3、4、5、6、および7、プロセス0、1、2、3、および4、プロセス1、2、3、4、および5、プロセス2、3、4、5、および6、プロセス3、4、5、6、および7、プロセス0、1、および2、プロセス1、2、および3、プロセス2、3、および4、プロセス3、4、および5、プロセス4、5、および6、プロセス5、6、および7、プロセス0および1、プロセス1および2、プロセス2および3、プロセス3および4、プロセス4および5、プロセス5および6、プロセス6および7、プロセス0、プロセス1、プロセス2、プロセス3、プロセス4、プロセス5、プロセス6、またはプロセス7のうちの少なくとも1つを含む。
【0086】
本開示の実施形態によると、スケジューリングのためのTBの最大サポート数が、8であって、プロセスの数が、8であって、新しく伝送されるTBおよび再伝送されるTBが、ハイブリッド様式で伝送されることができる場合、NDI情報およびHARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング情報は、第6のシグナリングフィールドを通して示される。第6のシグナリングフィールドは、5ビット、6ビット、または7ビットを占有する。
【0087】
複数のTBが、1つのPDCCHを通してスケジューリングされる場合、スケジューリングされた複数のTBの冗長バージョンが、DCI内のRVインジケーションを通して示される、または冗長バージョンは、DCIによるインジケーションを要求しない、デフォルト値であって、DCIは、PDCCHを通して伝送される。
【0088】
本開示の実施形態によると、ハイブリッド伝送の場合、新しく伝送されるTBのRVは、固定され、再伝送されるTBのRVは、DCI内のRVインジケーションシグナリングフィールドによって示される。非ハイブリッド伝送の場合、新しく伝送されるTBのRVおよび再伝送されるTBのRVは、同一であって、固定される、またはDCI内のRVインジケーションシグナリングフィールドによって示される。
【0089】
本開示の実施形態によると、第1の伝送されるTBのRVが、固定される場合、第1の伝送されるTBのRVは、RV0、RV1、RV2、またはRV3である。
【0090】
複数のTBが、1つのPDCCHを通してスケジューリングされ、1つのTBが、具体的フィードバックのために1ビットを必要とする場合、DCIを通してスケジューリングされる、複数のTBに対応する、ACK/NACKを伝送するためのアップリンクリソースの周波数ドメイン位置は、同一である。複数のTBが、マルチ多重化フィードバックの様式においてフィードバックされる場合、DCIを通してスケジューリングされる、複数のTBに対応する、ACK/NACKを伝送するためのアップリンクリソースの周波数ドメイン位置は、より上位の層の構成シグナリングおよびオフセット(ARO)に従って決定される。TB特有のフィードバックおよび半二重端末の場合、DCIを通してスケジューリングされる、複数のTBに対応する、ACK/NACKを伝送するためのアップリンクリソースは、時間ドメイン内の連続有効アップリンクサブフレーム上に位置する。
【0091】
本開示の実施形態は、一例として、以降に詳細に説明される。
【0092】
(実施例1)
本実施例は、マルチTBスケジューリング強化の場合、4-TBスケジューリングシナリオに適用可能である。その目的は、シグナリングオーバーヘッドを低減させ、マルチTBスケジューリングを実装し、伝送効率を改良し、オーバーヘッドを低減させることである。特徴は、マルチTBスケジューリングの場合、新しく伝送されるTBおよび再伝送されるTBが、ハイブリッド様式で伝送されることができず、TBの最大数が、プロセスの数に等しいことである。さらに、フィードバックは、マルチビットフィードバックである、すなわち、4-TBスケジューリングの場合、4ビットフィードバックが、実施される。
【0093】
本特徴によると、4-TB伝送の場合、フィードバック情報は、4つのTBのフィードバックのために使用されるアップリンクリソースの数にかかわらず、4ビットを占有する。さらに、TBは、ハイブリッド様式で伝送されることができず、NDIフィールドは、全てのプロセスのスケジューリングを一様に示し得る。プロセスのスケジューリングは、下記の状態のうちの1つを含む。
【表1-1】
【表1-2】
【0094】
2-TBおよび3-TBスケジューリングの場合、プロセスは、相互にランダムに組み合わせられてもよい。
【表2-1】
【表2-2】
【0095】
一般原則では、プロセス0、1、2、および3が、スケジューリングされることを確実にし、1つの単一プロセスをスケジューリングする状態が、存在し、次いで、任意の6つのプロセスが、単一プロセスの残りの3つの状態、2つのプロセスの6つの状態、および3つのプロセスの4つの状態の中から選択される。複数のプロセスが、1度にスケジューリングされる場合、複数のプロセスのシリアル番号は、可能な限り連続し、毎回スケジューリングされるプロセスは、相互に重複しない。
【0096】
この場合、3ビットを使用するプロセスフィールドは、複数のTBのスケジューリングを4つのプロセス内に実装してもよい。NDIフィールドの1ビットは、全てのプロセスの新しい伝送および再伝送を示す。プロセスフィールドの3ビットによるインジケーションは、連続数のTBのスケジューリングを有効にし、再伝送状態にかかわらず、最大2つのPDCCHを通してスケジューリングを有効にする。表1-1は、実施例として使用される。実施例では、マルチビットフィードバック機構が、4つの新しく伝送されるTBのうちの3つが、再伝送される必要がある、すなわち、プロセス0、1、および3に対応するTBが、再伝送される必要があることを示す場合、最初に、プロセス0および1に対応するTBをスケジューリングし、次いで、プロセス3に対応するTBをスケジューリングするように実行可能である、すなわち、スケジューリングは、2回、実施される。
【0097】
本実施例では、4つのTBは、4つのプロセスが3ビットを使用することによってスケジューリングされる様式において、1つのPDCCHを通してスケジューリングされる。
【0098】
(実施例2)
本実施例は、マルチTBスケジューリング強化の場合、4-TBスケジューリングシナリオに適用可能である。その目的は、シグナリングオーバーヘッドを低減させ、マルチTBスケジューリングを実装し、伝送効率を改良し、オーバーヘッドを低減させることである。特徴は、マルチTBスケジューリングの場合、新しく伝送されるTBおよび再伝送されるTBが、ハイブリッド様式で伝送されることができ、NDIフィールドおよびHARQプロセスフィールドが、4-TBスケジューリングを示し、フィードバックモードが、マルチビットフィードバックであることである。
【0099】
本特徴によると、4-TB伝送の場合、フィードバックビットは、全てのプロセスの伝送についての情報をフィードバックすることが可能な4ビットである。さらに、新しく伝送されるTBおよび再伝送されるTBが、ハイブリッド様式で伝送されることができるため、各TBの新しい伝送または再伝送状態が、UEに示される必要がある。NDIフィールドによるインジケーションおよびプロセスフィールドによるインジケーションが、別個に実施される場合、例えば、プロセスフィールドは、4つのプロセスをスケジューリングする、またはスケジューリングされたプロセスの数またはスケジューリングされたTBの数のうちの1つを示し、NDIフィールドは、4つのプロセスを示し、2ビット~4ビットが、プロセスフィールドのために要求され、4ビットが、NDIフィールドのために要求される、すなわち、合計6ビット~8ビットが、要求される。この場合、DCIオーバーヘッドは、比較的に大きく、MTCシステムおよびNB-IoTシステムの両方によって容認不可能である。したがって、プロセスフィールドおよびNDIフィールドによるジョイントインジケーションを実施し、DCIオーバーヘッドを低減させるように実行可能である。
【0100】
TBの数は、2-パートルールを満たす。本ルールの最も単純な適用は、表2-1に説明されるようなものである。
【表3】
【0101】
任意のTBおよび任意のプロセスが、スケジューリングが、2回、実施された後、スケジューリングされることができる。前述の表は、5ビットのみを使用して示され得る、合計24個の状態を一覧化する。表から、3つのプロセスの1度のスケジューリングは、サポートされないことが分かる。
【0102】
連続数のTBのスケジューリングが、サポートされる。そのようなスケジューリングの1つの様式は、表2-2に説明されるようなものである。
【表4】
【0103】
前述の表は、5ビットのみを使用して示され得る、合計31個の状態を一覧化する。より多くのハイブリッド伝送または新しい伝送状態が、追加されると、オーバーヘッドは、6ビットを上回って増加する。5ビットが、使用される場合、1つのハイブリッド伝送状態が、依然として、追加され得る。
【0104】
最大10個のプロセスが、サポートされ、1つのPDCCHを通してスケジューリングされる最大4つのTBが、ハイブリッド伝送においてサポートされる場合、10プロセスを3つのグループ、すなわち、4+4+2に分割するように実行可能である。すなわち、第1のグループは、4つのプロセスを含有し、第2のグループは、4つのプロセスを含有し、第3のグループは、残りの2つのプロセスを含有する。4つのプロセスのハイブリッド伝送は、前述の様式に示される。2つのプロセスのハイブリッド伝送は、2ビットを使用して示される。代替として、4つのプロセス+オフセットの形態が、使用され、オフセットは、3ビットを使用して示される。オフセットの異なる値に応じて、スケジューリングされたプロセスは、プロセス0、1、2、および3、プロセス1、2、3、および4、プロセス2、3、4、および5、プロセス3、4、5、および6、プロセス4、5、6、および7、プロセス5、6、7、および8、またはプロセス6、7、8、および9のうちの1つを含む。4つのプロセスのハイブリッド伝送は、前述の様式に示され得る。オフセットは、本質的に、プロセス重複可能グループ化を表す。オフセットのインジケーションフィールドは、グループシリアル番号フィールドに相当する。
【0105】
最大16個のプロセスが、サポートされ、1つのPDCCHを通してスケジューリングされる最大4つのTBが、サポートされる場合、16つのプロセスを4つのグループ、すなわち、4+4+4+4に分割するように実行可能である。すなわち、各グループは、4つのプロセスを含有する。4つのTBのハイブリッド伝送は、前述の様式に示される。
【0106】
(実施例3)
本実施例は、マルチTBスケジューリング強化の場合、8-TBスケジューリングおよび非ハイブリッド伝送シナリオに適用可能である。その目的は、シグナリングオーバーヘッドを低減させ、マルチTBスケジューリングを実装し、伝送効率を改良し、オーバーヘッドを低減させることである。特徴は、マルチTBスケジューリングの場合、新しく伝送されるTBおよび再伝送されるTBが、ハイブリッド様式で伝送されることができず、8つのTBが、8つのプロセスに対応し、フィードバックモードが、マルチビットフィードバックであることである。
【0107】
本特徴によると、マルチビットフィードバックは、8つのプロセスに対応する、8つのTBの伝送についての情報を表す、8ビットフィードバック情報であり得る。新しい伝送情報は、再伝送情報と別個であるため、NDIフィールドによるインジケーションおよびプロセスフィールドによるインジケーションは、別個に実施される。例えば、1ビットまたはマルチビットNDIは、全てのプロセスの伝送についての情報を示す。
【0108】
プロセススケジューリング方法が、8-プロセス8-TBスケジューリングの伝送のために提供される。単一プロセスによってスケジュールされる単一TBに加え、偶数のTBが、他のプロセス内にスケジューリングされる。詳細は、下記に説明される。
【表5-1】
【表5-2】
【0109】
すなわち、TBの数は、セット{1、2、4、6、8}内の要素である。単一プロセスの伝送のために、1度のスケジューリングが、要求される。2つのプロセスの伝送のために、最大2度のスケジューリングが、要求される。3つのプロセスの伝送のために、最大3度のスケジューリングが、要求され、最小で2度のスケジューリングが、要求される。4つのプロセス、5プロセス、6つのプロセス、および7つのプロセスの伝送のために、最大4度のスケジューリングが、要求される一方、最小で1度のスケジューリング、最小で2度のスケジューリング、最小で1度のスケジューリング、および最小で2度のスケジューリングが、それぞれ、要求される。前述の表は、4ビットプロセスフィールドによって示される必要がある、合計16個の状態を一覧化する。明らかなこととして、6つのTBは、任意の6つのプロセス内にスケジューリングされてもよい。4つのTBまたは2つのTBは、非重複組み合わせを有してもよい。例えば、4-TBのプロセスは、プロセス0、1、3、および4、およびプロセス2、5、6、および7であってもよい。
【0110】
本開示の実施形態はさらに、別の制約方法を提供する。本方法では、スケジューリングされたTB数列は、フィボナッチ数列変動ルールを満たす。すなわち、TBの数は、セット{1、2、3、5、8}内の要素である。1つのプロセス状態配分スキームは、表3-2に示されるようなものである。
【表6-1】
【表6-2】
【0111】
前述の表は、5ビットのみを使用して示され得る、合計26個の状態を一覧化する。前述のスキームの利点は、任意の数のプロセスが、最小で2度のスケジューリングのみによって実装され得ることである。5ビットを使用する場合、任意の6つの状態が、依然として、追加され得る。
【0112】
最大10個のプロセスが、サポートされ、1つのPDCCHを通してスケジューリングされる最大8つのTBが、サポートされる場合、10個のプロセスを2つのグループ、すなわち、8+2に分割するように実行可能である。すなわち、1つのグループは、8つのプロセスを含有し、他のグループは、残りの2つのプロセスを含有する。代替として、8つのプロセス+オフセットの形態が、使用される。オフセットは、1ビット~2ビットを使用して示される。オフセットの異なる値に応じて、スケジューリングされたプロセスは、プロセス0、1、2、3、4、5、6、および7、プロセス1、2、3、4、5、6、7、および8、またはプロセス2、3、4、5、6、7、8、および9のうちの1つを含む。
【0113】
最大16つのプロセスが、サポートされ、1つのPDCCHを通してスケジューリングされる最大8つのTBが、サポートされる場合、16つのプロセスを2つのグループ、すなわち、8+8に分割するように実行可能である。すなわち、各グループは、8つのプロセスを含有する。代替として、8つのプロセス+オフセットの形態が、使用される。オフセットは、3ビット~4ビットを使用して示される。オフセットは、本質的に、プロセス重複可能グループ化を表す。オフセットのインジケーションフィールドは、グループシリアル番号フィールドに相当する。
【0114】
本実施例では、マルチビットフィードバックモードに基づいて、非ハイブリッド伝送インジケーション方法が、4ビットまたは5ビットを使用して、8-プロセススケジューリングのために提供される。
【0115】
(実施例4)
本実施例は、マルチTBスケジューリング強化の場合、8-TBスケジューリングおよびハイブリッド伝送シナリオに適用可能である。その目的は、シグナリングオーバーヘッドを低減させ、マルチTBスケジューリングを実装し、伝送効率を改良し、オーバーヘッドを低減させることである。特徴は、マルチTBスケジューリングの場合、新しく伝送されるTBおよび再伝送されるTBが、ハイブリッド様式で伝送されることができ、マルチTBスケジューリングが、マルチビットフィードバック機構に基づくことである。
【0116】
8ビットハイブリッド伝送状態の数は、3-1=6,560に匹敵するため、オーバーヘッドは、著しく大きい。8-TBスケジューリングに基づくハイブリッド伝送は、非ハイブリッド伝送スキームに基づいて設計されてもよい。すなわち、要求される具体的ハイブリッド伝送状態が、追加される。このように、基本要件のみが、満たされるだけではなく、DCIオーバーヘッドもまた、低減される。
【表7-1】
【表7-2】
【表7-3】
【0117】
この場合、6-TBスケジューリングを除き、前述の表は、6ビットを使用して示される必要がある、合計30+22=42個の状態を一覧化する。明らかなこととして、6ビットが、インジケーションのために使用される場合、22個の残りの状態が存在し、これは、柔軟性を増加させる目的のために追加されることができる。例えば、6-TBスケジューリングが実施される、表3-1における状態を参照されたい。この場合、1つの新しい伝送状態、1つの再伝送状態、および12ハイブリッド伝送状態が、追加される。したがって、合計58個の状態が存在し、別の6つの状態が、使用されることができる。
【0118】
表3-2に基づいて、表4-2に説明されるような別のハイブリッド伝送スキームが、提供される。
【表8-1】
【表8-2】
【表8-3】
【0119】
表4-2は、合計26+52+35+18+4=135個の状態を一覧化する。これらの状態は、8ビットを使用して示される必要がある。これらの状態-7つの状態は、7ビットのみを使用して示される必要がある。
【0120】
最大10個のプロセスが、サポートされ、1つのPDCCHを通してスケジューリングされる最大8つのTBのハイブリッド伝送が、サポートされる場合、10プロセスを2つのグループ、すなわち、8+2に分割するように実行可能である。すなわち、1つのグループは、8つのプロセスを含有し、他のグループは、残りの2つのプロセスを含有する。8つのプロセスのハイブリッド伝送は、前述の様式に示される。2つのプロセスのハイブリッド伝送は、2ビットを使用して示される。代替として、8つのプロセス+オフセットの形態が、使用される。オフセットは、1ビット~2ビットを使用して示される。オフセットの異なる値に応じて、スケジューリングされたプロセスは、プロセス0、1、2、3、4、5、6、および7、またはプロセス1、2、3、4、5、6、7、および8、またはプロセス2、3、4、5、6、7、8、および9を含む。8つのプロセスのハイブリッド伝送は、前述の様式に示される。
【0121】
最大16個のプロセスが、サポートされ、1つのPDCCHを通してスケジューリングされる最大8つのTBが、サポートされる場合、16個のプロセスを2つのグループ、すなわち、8+8に分割するように実行可能である。すなわち、各グループは、8つのプロセスを含有する。代替として、8つのプロセス+オフセットの形態が、使用される。オフセットは、3ビット~4ビットを使用して示される。8つのプロセスのハイブリッド伝送は、前述の様式に示される。オフセットは、本質的に、プロセス重複可能グループ化を表す。オフセットのインジケーションフィールドは、グループシリアル番号フィールドに相当する。
【0122】
(実施例5)
本実施例は、マルチTBスケジューリング強化の場合、ハイブリッド伝送および非ハイブリッド伝送シナリオにおいて、DCI内のRVおよび伝送電力制御(TPC)シグナリングのインジケーションに適用可能である。
【0123】
前述の特徴によると、非ハイブリッド伝送の場合のRVは、ハイブリッド伝送の場合のRVと異なる。非ハイブリッド伝送の場合、全てのTBは、同時に伝送される、したがって、同一RVを使用してもよい。しかしながら、ハイブリッド伝送の場合、TBは、異なる様式で伝送され、したがって、異なるRVに対応する。したがって、非ハイブリッド伝送の場合、示されるTBは、DCI内のRVインジケーションシグナリングに従って決定される、同一RVを有し、ハイブリッド伝送の場合、第1の伝送されるTBのRVは、0に固定され、再伝送されるTBのRVは、DCI内のRVインジケーションシグナリングに従って決定される。
【0124】
NB-IoTに関して、アップリンク伝送のためのDCIフォーマットN0は、1ビットRVインジケーションシグナリングフィールドを有する。非ハイブリッド伝送の場合、TBは、1ビットRVシグナリングフィールドをともに使用することによってスケジューリングされてもよい。ハイブリッド伝送の場合、2つのプロセスに対応するTBのうち、一方は、新しく伝送されてもよく、他方は、再伝送されてもよく、したがって、新しく伝送されるTBのRVは、バージョン0、すなわち、RV0に固定され、再伝送されるTBのRVは、依然として、シグナリングフィールドによって示される。
【0125】
MTCカバレッジ強化(CE)モードBに関して、RVインジケーションが存在せず、新しく伝送されるTBおよび再伝送されるTBは両方とも、同一RVを使用する。MTC CEモードAに関して、RVシグナリングフィールドは、2ビットを占有し、合計4つのRV、すなわち、RV0、RV1、RV2、およびRV3が、示される必要がある。非ハイブリッド伝送の場合、全てのTBは、RVインジケーションをともに使用することによって示されてもよい。ハイブリッド伝送の場合、TBは、新しく伝送されるTBおよび再伝送されるTBを含む。新しく伝送されるTBの冗長バージョンは、デフォルトによって、RV0であって、再伝送されるTBの冗長バージョンは、2ビットを使用して示される。
【0126】
TPCシグナリングに関して、オリジナルインジケーション方法が、使用されてもよい。すなわち、累積値電力制御方法または絶対値電力制御方法のいずれに基づくかどうかにかかわらず、TPCシグナリングは、電力制御インジケーションを全てのスケジューリングされたTB上で実施する。オリジナル方法は、電力制御インジケーションを単一TB上で実施するものである。
【0127】
本実施例では、冗長バージョンインジケーション方法は、マルチTBスケジューリングの場合、非ハイブリッド伝送シナリオおよびハイブリッド伝送シナリオの両方のために提供される。
【0128】
(実施例6)
本実施例は、マルチTBスケジューリング強化の場合、アップリンクフィードバックリソースの決定に適用可能である。
【0129】
TB特有のフィードバックの場合、DCIを通してスケジューリングされる、複数のTBに対応する、ACK/NACKを伝送するためのアップリンクリソースの周波数ドメイン位置は、同一である。TB特有のフィードバックは、各TBが、個々の1ビットフィードバック情報を有することを意味する。
【0130】
TB特有のフィードバックおよび半二重端末の場合、DCIを通してスケジューリングされる、複数のTBに対応する、ACK/NACKを伝送するためのアップリンクリソースは、時間ドメイン内の連続有効アップリンクサブフレーム上に位置する。
【0131】
図4は、本開示の実施形態による、異なるフィードバックシナリオの概略図である。図4に示されるように、多重化フィードバックの場合、MTCシナリオでは、DCIを通してスケジューリングされる、複数のTBに対応する、ACK/NACKを伝送するためのアップリンクリソースの周波数ドメイン位置は、より上位の層の構成シグナリングおよびオフセット(ARO)に従って決定される。多重化フィードバックは、各TBが、1ビットフィードバック情報を有し、複数のTBのフィードバック情報が、1つのアップリンク物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソース内で送信されることを意味する。AROは、HARQ-ACKリソースオフセットから取得される。HARQ-ACKリソースオフセットは、DCIのシグナリングフィールドである。NB-IoTシナリオでは、多重化フィードバックリソースの時間ドメイン位置は、DCIインジケーションおよびマルチTBスケジューリング内の最後のTB位置によって決定される。
【0132】
本実施例は、マルチTBスケジューリングの場合のアップリンクリソースの決定を説明する。
【0133】
(実施例7)
本実施例は、マルチTBスケジューリング強化の場合の非周期的CSI報告およびDCIによってトリガされる非周期的CSI報告のためのサブフレーム位置の決定に適用可能である。
【0134】
非周期的CSIが、オリジナル様式において、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)を通して報告される場合、CSIリソースは、TBリソースを占有する。結果として、実際のTB伝送リソースは、低減される。マルチTBスケジューリングの場合、非周期的CSIリソースの位置、非周期的CSIリソースのサイズ、または非周期的CSIリソースとともに伝送されるTBのサイズが、下記の4つの様式のうちの1つにおいて決定される。
【0135】
(1)非周期的CSIリソースは、第1の新しく伝送または再伝送されるTB上で伝送される。非ハイブリッド伝送の場合、CSIリソースは、第1の新しく伝送されるTB上で伝送され得る。代替として、ハイブリッド伝送の場合、CSIリソースは、第1の再伝送されるTB上で伝送され得る。
【0136】
(2)非周期的CSIリソースとともに伝送されるTBのサイズは、マルチTBスケジューリングの場合、他のTBのサイズより小さい。
【0137】
DCIは、他のTBのトランスポートブロックサイズ(TBS)を示す。CSIリソースを含む、TBSは、DCIによって示されるTBSおよびオフセットに従って決定される。オフセットは、事前に定義された値である、シグナリングによって示される、リソースサイズに従って決定される、TB伝送コードレートに従って決定される、またはDCIによって示される変調および符号化スキーム(MCS)に従って決定される。
【0138】
(3)CSIリソースは、個々のリソース上で伝送される。
【0139】
例えば、マルチTBスケジューリングの場合、CSIリソースが、伝送される必要がある。この場合、対応するリソースは、CSIのために配分され、第1の伝送リソース位置に設置される。DCIは、マルチTBスケジューリングに関連する情報を示す。CSIリソースのサイズおよび位置は、デフォルトによって、またはDCIによって示されるオフセットおよびリソース位置に従って、決定されてもよい。オフセットは、事前に定義された値である、シグナリングによって示される、リソースサイズに従って決定される、TB伝送コードレートに従って決定される、またはDCIによって示されるMCSに従って決定される。
【0140】
(4)非周期的CSIリソースとともに伝送されるTBに対応する、リソースは、マルチTBスケジューリングの場合、他のTBに対応するリソースよりサイズが大きい。
【0141】
DCIは、他のTBのリソース位置を示す。CSIリソースを含む、TBSは、DCIによって示されるリソース位置およびオフセットに従って決定される。オフセットは、事前に定義された値である、シグナリングによって示される、TBサイズに従って決定される、TB伝送コードレートに従って決定される、またはDCIによって示されるMCSに従って決定される。
【0142】
前述の実装の説明から、各前述の実施形態による方法が、ソフトウェアに加え、必要な汎用ハードウェアプラットフォームによって実装されてもよい、または、当然ながら、ハードウェアによって実装されてもよいことが当業者に明白となるであろう。しかしながら、多くの場合、前者が、好ましい実装である。本理解に基づいて、実質的または部分的に既存の技術に寄与する、本開示内に提供されるソリューションは、ソフトウェア製品の形態において具現化されてもよい。ソフトウェア製品は、記憶媒体(読取専用メモリ(ROM)/ランダムアクセスメモリ(RAM)、磁気ディスク、または光ディスク等)内に記憶され、端末(携帯電話、コンピュータ、サーバ、またはネットワークデバイスであってもよい)が、本開示の各実施形態による方法を実施することを可能にするためのいくつかの命令を含む。
【0143】
本開示の実施形態はさらに、ダウンリンク制御情報を伝送するための装置を提供する。本装置は、本開示の各前述の実施形態に従って、ダウンリンク制御情報を伝送するための方法を実装するために使用される。説明されているものは、繰り返されないであろう。下記で使用されるように、用語「モジュール」は、事前に定義された機能を実装することが可能なソフトウェア、ハードウェア、またはそれらの組み合わせであってもよい。下記の実施形態における装置は、好ましくは、ソフトウェアによって実装されるが、ハードウェアまたはソフトウェアおよびハードウェアの組み合わせによる実装もまた、可能性として考えられ、想起される。
【0144】
図5は、本開示の実施形態による、ダウンリンク制御情報を伝送するための装置の構造を図示する、概略図である。図5に示されるように、本装置は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通して、ダウンリンク制御情報(DCI)を伝送するように構成される、第1の伝送モジュール52と、DCIを通して、複数のトランスポートブロック(TB)をスケジューリングするように構成される、スケジューリングモジュール54とを含んでもよい。スケジューリングされた複数のTBは、DCI内のハイブリッド自動反復要求(HARQ)プロセス情報および新しいデータインジケータ(NDI)情報によって示される。
【0145】
本開示の実施形態によると、複数のTBの最大数は、スケジューリングのためのHARQプロセスの最大サポート数未満またはそれに等しい。
【0146】
本開示の実施形態によると、本装置はさらに、複数のTBの最大数が、4であって、スケジューリングのためのHARQプロセスの最大サポート数が、4である場合、第1のシグナリングフィールドを通して、NDI情報を示し、第2のシグナリングフィールドを通して、HARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング情報を示すように構成される、第1のインジケーションモジュールを含んでもよい。
【0147】
本開示の実施形態によると、第1のシグナリングフィールドは、1ビットを占有し、第2のシグナリングフィールドは、1ビットを占有し、代替として、第1のシグナリングフィールドは、1ビットを占有し、第2のシグナリングフィールドは、2ビットを占有し、代替として、第1のシグナリングフィールドは、1ビットを占有し、第2のシグナリングフィールドは、3ビットを占有し、代替として、第1のシグナリングフィールドは、1ビットを占有し、第2のシグナリングフィールドは、4ビットを占有する。
【0148】
本開示の実施形態によると、HARQプロセスフィールドのプロセス状態は、1つのプロセスのX状態、2つのプロセスのY状態、3つのプロセスのZ状態、および4つのプロセスのM状態を含む。X、Y、Z、およびMは、自然数である。
【0149】
本開示の実施形態によると、第2のシグナリングフィールドが、1ビットを占有する場合、スケジューリングのためのHARQプロセスのサポート数は、1および4およびX+M=2を含む、または第2のシグナリングフィールドが、2ビットを占有する場合、X+Y+Z+M≦4であって、代替として、第2のシグナリングフィールドが、3ビットを占有する場合、X+Y+Z+M≦8であって、代替として、第2のシグナリングフィールドが、4ビットを占有する場合、X+Y+Z+M≦16である。
【0150】
本開示の実施形態によると、第2のシグナリングフィールドが、1ビットを占有する場合、X=1およびM=1であって、代替として、第2のシグナリングフィールドが、2ビットを占有する場合、X+Y+Z+M≦4、X≧1、およびM=1であって、代替として、第2のシグナリングフィールドが、3ビットを占有する場合、X+Y+Z+M≦8、X≧1、およびM=1であって、代替として、第2のシグナリングフィールドが、4ビットを占有する場合、X+Y+Z+M≦16、X≧1、およびM=1である。
【0151】
本開示の実施形態によると、第2のシグナリングフィールドが、2ビットを占有する場合、X=1、Y=1、Z=1、およびM=1である、またはX=2、Y=1、Z=0、およびM=1である、またはX=1、Y=2、Z=0、およびM=1である。
【0152】
本開示の実施形態によると、第2のシグナリングフィールドが、3ビットを占有する場合、X=4、Y=3、Z=0、およびM=1である、またはX=4、Y=2、Z=1、およびM=1である、またはX=4、Y=1、Z=2、およびM=1である、またはX=2、Y=3、Z=2、およびM=1である。
【0153】
本開示の実施形態によると、第2のシグナリングフィールドが、4ビットを占有する場合、X=4、Y=6、Z=4、およびM=1である。
【0154】
本開示の実施形態によると、第2のシグナリングフィールドが、1ビットを占有する場合、第2のシグナリングフィールドによって示されるHARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング状態は、プロセス0、1、2、および3、またはプロセス0のうちの少なくとも1つを含む。
【0155】
本開示の実施形態によると、第2のシグナリングフィールドが、2ビットを占有する場合、第2のシグナリングフィールドによって示されるHARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング状態は、プロセス0、1、2、および3、プロセス0、1、および2、プロセス0および1、またはプロセス3のうちの少なくとも1つを含む。代替として、第2のシグナリングフィールドが、2ビットを占有する場合、第2のシグナリングフィールドによって示されるHARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング状態は、プロセス0、1、2、および3、プロセス0および1、プロセス0、またはプロセス1のうちの少なくとも1つを含む。代替として、第2のシグナリングフィールドが、2ビットを占有する場合、第2のシグナリングフィールドによって示されるHARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング状態は、プロセス0、1、2、および3、プロセス0および1、プロセス2および3、またはプロセス0のうちの少なくとも1つを含む。
【0156】
本開示の実施形態によると、第2のシグナリングフィールドが、3ビットを占有する場合、第2のシグナリングフィールドによって示されるHARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング状態は、プロセス0、1、2、および3、プロセス0、1、および2、プロセス1、2、および3、プロセス0および1、プロセス1および2、プロセス2および3、プロセス0、またはプロセス3のうちの少なくとも1つを含む。
【0157】
本開示の実施形態によると、第2のシグナリングフィールドが、3ビットを占有する場合、第2のシグナリングフィールドによって示されるHARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング状態は、プロセス0、1、2、および3、プロセス0および1、プロセス2および3、プロセス0、プロセス1、プロセス2、プロセス3、またはプロセス0、1、および2のうちの少なくとも1つを含む。代替として、第2のシグナリングフィールドが、3ビットを占有する場合、第2のシグナリングフィールドによって示されるHARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング状態は、プロセス0、1、2、および3、プロセス0および1、プロセス2および3、プロセス1および2、プロセス0、プロセス1、プロセス2、またはプロセス3のうちの少なくとも1つを含む。代替として、第2のシグナリングフィールドが、3ビットを占有する場合、第2のシグナリングフィールドによって示されるHARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング状態は、プロセス0、1、2、および3、プロセス0および1、プロセス2および3、プロセス0および2、プロセス0、プロセス1、プロセス2、またはプロセス3のうちの少なくとも1つを含む。
【0158】
本開示の実施形態によると、本装置はさらに、複数のTBの最大数が、4であって、スケジューリングのためのHARQプロセスの最大サポート数が、4である場合、第3のシグナリングフィールドを通して、NDI情報およびHARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング情報を示すように構成される、第2のインジケーションモジュールを含んでもよい。
【0159】
本開示の実施形態によると、第3のシグナリングフィールドは、5ビット、6ビット、または7ビットを占有する。
【0160】
本開示の実施形態によると、HARQプロセスフィールドのプロセス状態は、1つのプロセスのX状態、2つのプロセスのY状態、3つのプロセスのZ状態、および4つのプロセスのM状態を含む。
【0161】
本開示の実施形態によると、第3のシグナリングフィールドが、5ビットを占有する場合、X+Y+Z+M≦32である、または第3のシグナリングフィールドが、6ビットを占有する場合、X+Y+Z+M≦64である、または第3のシグナリングフィールドが、7ビットを占有する場合、X+Y+Z+M≦128である。
【0162】
本開示の実施形態によると、第3のシグナリングフィールドが、5ビットを占有する場合、X=8およびY+Z+M≦24である、またはX=4およびY+Z+M≦28である、またはX=1およびY+Z+M≦31である。
【0163】
本開示の実施形態によると、第3のシグナリングフィールドが、6ビットを占有する場合、X=8およびY+Z+M≦56である。
【0164】
本開示の実施形態によると、第3のシグナリングフィールドが、7ビットを占有する場合、X+Y+Z+M=80であって、X=8、Y=24、Z=32、およびM=16である。
【0165】
本開示の実施形態によると、第3のシグナリングフィールドが、5ビットを占有する場合、第3のシグナリングフィールドによって示されるHARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング状態は、プロセス0、1、2、および3、およびNDI=0または1、プロセス0および1、およびNDI=0または1、プロセス2および3、およびNDI=0または1、プロセス0、およびNDI=0または1、プロセス1、およびNDI=0または1、プロセス2、およびNDI=0または1、プロセス3、およびNDI=0または1、プロセス0、およびNDI=0+プロセス1、およびNDI=1、プロセス0、およびNDI=0+プロセス1、2、および3、およびNDI=1、プロセス1、およびNDI=0+プロセス0、およびNDI=1、プロセス1、およびNDI=0+プロセス0、2、および3、およびNDI=1、プロセス2、およびNDI=0+プロセス3、およびNDI=1、プロセス2、およびNDI=0+プロセス0、1、および3、およびNDI=1、プロセス3、およびNDI=0+プロセス2、およびNDI=1、プロセス3、およびNDI=0+プロセス0、1、および2、およびNDI=1、プロセス0および1、およびNDI=0+プロセス2および3、およびNDI=1、またはプロセス2および3、およびNDI=0+プロセス0および1、およびNDI=1のうちの少なくとも1つを含む。
【0166】
本開示の実施形態によると、本装置はさらに、複数のTBの最大数が、8であって、スケジューリングのためのHARQプロセスの最大サポート数が、8である場合、第4のシグナリングフィールドを通して、NDI情報を示し、第5のシグナリングフィールドを通して、HARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング情報を示すように構成される、第3のインジケーションモジュールを含んでもよい。
【0167】
本開示の実施形態によると、スケジューリングのためのHARQプロセスのサポート数は、1、2、3、4、6、および8、または1、2、4、6、および8、または1、4、および8、または1、2、3、4、および8、または1、2、4、および8、または1、2、4、7、および8を含む。
【0168】
本開示の実施形態によると、第4のシグナリングフィールドは、1ビットを占有し、第5のシグナリングフィールドは、3ビットを占有する、または第4のシグナリングフィールドは、1ビットを占有し、第5のシグナリングフィールドは、4ビットを占有する、または第4のシグナリングフィールドは、1ビットを占有し、第5のシグナリングフィールドは、5ビットを占有する。
【0169】
本開示の実施形態によると、HARQプロセスフィールドのプロセス状態は、1つのプロセスのX状態、2つのプロセスのY状態、3つのプロセスのZ状態、4つのプロセスのM状態、5つのプロセスのN状態、6つのプロセスのP状態、7つのプロセスのQ状態、および8つのプロセスのR状態を含み、X、Y、Z、M、N、P、Q、およびRは、自然数である。
【0170】
本開示の実施形態によると、第5のシグナリングフィールドが、3ビットを占有する場合、R=1およびX+Y+Z+M+N+P+Q+R≦8である、または第5のシグナリングフィールドが、4ビットを占有する場合、R=1およびX+Y+Z+M+N+P+Q+R≦16である、または第5のシグナリングフィールドが、5ビットを占有する場合、R=1およびX+Y+Z+M+N+P+Q+R≦32である。
【0171】
本開示の実施形態によると、第5のシグナリングフィールドが、3ビットを占有する場合、X=1、Y=1、Z=1、M=1、N=1、P=1、Q=1、およびR=1である、またはX=4、Y=2、R=1、および0≦Z+M+N+P+Q≦1である、またはX=1、Y=2、Z=0、M=2、N=0、P=2、Q=0、およびR=1である、またはX=1、Y=2、Z=2、M=2、N=0、P=0、Q=0、およびR=1である、またはX=1、Y=2、Z=2、M=2、N=0、P=0、Q=0、およびR=1である、またはX=1、Y=0、Z=2、M=2、N=2、P=0、Q=0、およびR=1である、またはX=1、Y=2、Z=0、M=2、N=2、P=0、Q=0、およびR=1である。
【0172】
本開示の実施形態によると、第5のシグナリングフィールドが、4ビットを占有する場合、X=8、R=1、およびY+Z+M+P+N+Q≦7である、またはX=8、Y=4、M=2、R=1、および0≦Z+P+N+Q≦1である、またはX=4、R=1、およびY+Z+M+P+N+Q≦11である、またはX=4、Y=4、M=2、R=1、および0≦Z+N+P+Q≦5である。
【0173】
本開示の実施形態によると、第5のシグナリングフィールドが、5ビットを占有する場合、X+Y+Z+M+N+P+Q+R≦32であって、X=8およびR=1である、またはX=4およびR=1である、またはX=2、およびR=1である。
【0174】
本開示の実施形態によると、第5のシグナリングフィールドが、4ビットを占有する場合、Y+Z+M+P+N+Q≦7、R=1、およびX=8の場合は、Y=4、M=2、およびZ=1である、Y=4、M=2、およびN=1である、Y=4、M=2、およびP=1である、またはY=4、M=2、およびQ=1であることのうちの少なくとも1つを含む。代替として、第5のシグナリングフィールドが、4ビットを占有する場合、Y+Z+M+P+N+Q≦11、R=1、およびX=4の場合は、Y=4、M=2、Z=2、P=1、Q=1、およびN=1である、またはY=3、M=2、Z=3、P=1、Q=1、およびN=1であることのうちの少なくとも1つを含む。
【0175】
本開示の実施形態によると、第5のシグナリングフィールドが、5ビットを占有する場合、X=8、R=1、およびY+Z+M+N+P+Q≦23の場合は、Q=2、P=3、N=4、M=4、Y=5、およびZ=5である、Q=2、P=3、N=4、M=4、Y=6、およびZ=4である、またはQ=2、P=2、N=2、M=4、Y=7、およびZ=6であることのうちの少なくとも1つを含む。代替として、第5のシグナリングフィールドが、5ビットを占有する場合、かつX=4、R=1、およびY+Z+M+N+P+Q≦27の場合、Q=2、P=3、N=4、M=5、Y=7、およびZ=6である。代替として、第5のシグナリングフィールドが、5ビットを占有する場合、X=2、R=1、およびY+Z+M+N+P+Q≦29の場合は、Q=2、P=3、N=4、M=5、Y=9、およびZ=6である、Q=2、P=3、N=4、M=5、Y=8、およびZ=7である、Q=2、P=3、N=4、M=5、Y=7、およびZ=8である、またはQ=2、P=3、N=4、M=7、Y=7、およびZ=6であることのうちの少なくとも1つを含む。
【0176】
本開示の実施形態によると、第5のシグナリングフィールドが、4ビットを占有する場合、第5のシグナリングフィールドによって示されるHARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング状態は、プロセス0、1、2、3、4、5、6、および7、プロセス0、1、2、3、4、および5、プロセス0、1、2、および3、プロセス4、5、6、および7、プロセス0および1、プロセス2および3、プロセス4および5、プロセス6および7、プロセス0、プロセス1、プロセス2、プロセス3、プロセス4、プロセス5、プロセス6、またはプロセス7のうちの少なくとも1つを含む。
【0177】
本開示の実施形態によると、第5のシグナリングフィールドが、5ビットを占有する場合、第5のシグナリングフィールドによって示されるHARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング状態は、プロセス0、1、2、3、4、5、6、および7、プロセス0、1、2、3、および4、プロセス1、2、3、4、および5、プロセス2、3、4、5、および6、プロセス3、4、5、6、および7、プロセス0、1、および2、プロセス1、2、および3、プロセス2、3、および4、プロセス3、4、および5、プロセス4、5、および6、プロセス5、6、および7、プロセス0および1、プロセス1および2、プロセス2および3、プロセス3および4、プロセス4および5、プロセス5および6、プロセス6および7、プロセス0、プロセス1、プロセス2、プロセス3、プロセス4、プロセス5、プロセス6、またはプロセス7のうちの少なくとも1つを含む。
【0178】
本開示の実施形態によると、複数のTBの最大数が、4であって、スケジューリングのためのHARQプロセスの最大サポート数が、4である場合、ハイブリッド伝送をサポートするプロセスの数は、少なくとも2つのプロセスおよび4つのプロセスを含む、または少なくとも2つのプロセスおよび3つのプロセスを含む、または少なくとも2つのプロセスを含む。
【0179】
本開示の実施形態によると、複数のTBの最大数が、8であって、スケジューリングのためのHARQプロセスの最大サポート数が、8である場合、ハイブリッド伝送をサポートするプロセスの数は、少なくとも2つのプロセス、4つのプロセス、および8つのプロセスを含む、または少なくとも2つのプロセス、3つのプロセス、および4つのプロセスを含む、または少なくとも2つのプロセスおよび4つのプロセスを含む、または少なくとも2つのプロセスおよび3つのプロセスを含む、または少なくとも2つのプロセスを含む。
【0180】
本開示の実施形態によると、本装置はさらに、1つのDCIによってスケジュールされるTBの最大数が、8であって、スケジューリングのためのHARQプロセスの最大サポート数が、8である場合、第6のシグナリングフィールドを通して、NDI情報およびHARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング情報を示すように構成される、第4のインジケーションモジュールを含んでもよい。
【0181】
本開示の実施形態によると、第6のシグナリングフィールドは、5ビット、6ビット、または7ビットを占有する。
【0182】
本開示の実施形態によると、本装置はさらに、複数のTBの最大数が、スケジューリングのためのHARQプロセスの最大サポート数未満である場合、HARQプロセスの構成される数およびオフセットインジケーションフィールドを通して、HARQプロセスのスケジューリングを示すように構成される、第5のインジケーションモジュールを含んでもよい。HARQプロセスの数は、以下の様式、すなわち、事前に定義される、基地局によって構成されるプロセスセットから取得される、より上位の層のシグナリングを通して構成される、またはDCI内のHARQプロセスフィールドを通して構成されることのうちの少なくとも1つにおいて構成され、オフセットインジケーションフィールドは、HARQプロセスの構成される数に基づいて、オフセットを示すように構成される。
【0183】
本開示の実施形態によると、1つのTBが、1ビットを通してフィードバックされ、1ビットが、1つのアップリンクリソースに対応する場合、DCIを通してスケジューリングされる、複数のTBに対応する、ACK/NACKを伝送するためのアップリンクリソースの周波数ドメイン位置は、同一であって、代替として、複数のTBが、複数のビットを通してフィードバックされ、複数のビットが、1つのアップリンクリソース上でフィードバックされる場合、DCIを通してスケジューリングされる、複数のTBに対応する、ACK/NACKを伝送するためのアップリンクリソースの周波数ドメイン位置は、より上位の層の構成シグナリングおよびオフセットAROに従って決定され、代替として、1つのTBが、1ビットを通してフィードバックされ、半二重端末が、使用される場合、DCIを通してスケジューリングされる、複数のTBに対応する、ACK/NACKを伝送するためのアップリンクリソースは、時間ドメイン内の連続有効アップリンクサブフレーム上に位置する。
【0184】
本開示の実施形態によると、本装置はさらに、DCIが、非周期的チャネル状態情報(CSI)報告をトリガする場合、以下の様式、すなわち、非ハイブリッド伝送の場合、非周期的CSIリソースは、第1の新しく伝送されるTB上で伝送される、ハイブリッド伝送の場合、非周期的CSIリソースは、第1の再伝送されるTB上で伝送される、非周期的CSIリソースは、個々のリソース上で伝送される、非周期的CSIリソースとともに伝送されるTBのサイズは、非周期的CSIリソースとともに伝送されるTB以外の他のTBのサイズより小さく、他のTBは、DCIを通してスケジューリングされる、複数のTB間にある、非周期的CSIリソースとともに伝送されるTBに対応する、リソースは、非周期的CSIリソースとともに伝送されるTB以外の他のTBに対応するリソースよりサイズが大きく、他のTBは、DCIを通してスケジューリングされる、複数のTB間にあることのうちの1つにおいて、非周期的CSIリソースの位置、非周期的CSIリソースのサイズ、または非周期的CSIリソースとともに伝送されるTBのサイズを決定するように構成される、決定モジュールを含んでもよい。
【0185】
本開示の実施形態はさらに、ダウンリンク制御情報を伝送するための装置を提供する。図6は、本開示の実施形態による、ダウンリンク制御情報を伝送するための別の装置の構造を図示する、概略図である。図6に示されるように、本装置は、複数のトランスポートブロック(TB)が、1つのダウンリンク制御情報(DCI)を通してスケジューリングされる場合、DCI内のRVシグナリングフィールドを通して、スケジューリングされた複数のTBの冗長バージョン(RV)を示す、または複数のTBのRVを固定値に設定するように構成される、スケジューリングインジケーションモジュール62と、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通して、DCIを伝送するように構成される、第2の伝送モジュール64とを含んでもよい。
【0186】
本開示の実施形態によると、複数のTBが、新しく伝送されるTBおよび再伝送されるTBを含む場合、新しく伝送されるTBのRVは、固定値であって、再伝送されるTBのRVは、DCI内のRVシグナリングフィールドによって示され、代替として、複数のTBが、新しく伝送されるTBのみを含む場合、複数のTBのRVは、同一であって、RVは、DCI内のRVシグナリングフィールドを通して示される、または固定値であって、代替として、複数のTBが、再伝送されるTBのみを含む場合、複数のTBのRVは、同一であって、RVは、DCI内のRVシグナリングフィールドを通して示される。
【0187】
本開示の実施形態によると、新しく伝送されるTBのRVが、固定値である場合、新しく伝送されるTBのRVは、RV0、RV1、RV2、またはRV3である。
【0188】
本開示の実施形態によると、1つのTBが、1ビットを通してフィードバックされ、1ビットが、1つのアップリンクリソースに対応する場合、DCIを通してスケジューリングされる、複数のTBに対応する、ACK/NACKを伝送するためのアップリンクリソースの周波数ドメイン位置は、同一であって、代替として、複数のTBが、複数のビットを通してフィードバックされ、複数のビットが、1つのアップリンクリソース上でフィードバックされる場合、DCIを通してスケジューリングされる、複数のTBに対応する、ACK/NACKを伝送するためのアップリンクリソースの周波数ドメイン位置は、より上位の層の構成シグナリングおよびオフセットAROに従って決定され、代替として、1つのTBが、1ビットを通してフィードバックされ、半二重端末が、使用される場合、DCIを通してスケジューリングされる、複数のTBに対応する、ACK/NACKを伝送するためのアップリンクリソースは、時間ドメイン内の連続有効アップリンクサブフレーム上に位置する。
【0189】
前述のモジュールは、ソフトウェアまたはハードウェアによって実装されてもよいことに留意されたい。ハードウェアによる実装は、必ずしもではないが、以下の様式、すなわち、前述のモジュールは、同一プロセッサ内に位置する、または前述のモジュールは、その個別のプロセッサ内に任意の組み合わせで位置することにおいて実施されてもよい。
【0190】
本開示の実施形態はさらに、記憶媒体を提供する。記憶媒体は、実行されると、任意の前述の方法実施形態におけるステップを実施させるように構成される、コンピュータプログラムを記憶する。
【0191】
本開示の実施形態によると、本実施形態では、記憶媒体は、ステップS11およびステップS12を実施させるためのコンピュータプログラムを記憶するように構成されてもよい。ステップS11では、ダウンリンク制御情報(DCI)が、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通して伝送される。ステップS12では、複数のトランスポートブロック(TB)が、DCIを通してスケジューリングされる。スケジューリングされた複数のTBは、DCI内の新しいデータインジケータ(NDI)情報およびハイブリッド自動反復要求(HARQ)プロセス情報を通して示される。
【0192】
本開示の実施形態によると、本実施形態では、記憶媒体はさらに、ステップS21およびステップS22を実施させるためのコンピュータプログラムを記憶するように構成されてもよい。ステップS21では、複数のトランスポートブロック(TB)が、1つのダウンリンク制御情報(DCI)を通してスケジューリングされる場合、スケジューリングされた複数のTBの冗長バージョン(RV)が、DCI内のRVシグナリングフィールドを通して示される、または複数のTBのRVは、固定値に設定される。ステップS22では、DCIは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通して伝送される。
【0193】
本開示の実施形態によると、本実施形態では、記憶媒体は、限定ではないが、Uディスク、読取専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、モバイルハードディスク、磁気ディスク、光ディスク、またはコンピュータプログラムを記憶することが可能な別の媒体を含んでもよい。
【0194】
本開示の実施形態はさらに、電子装置を提供する。電子装置は、メモリと、プロセッサとを含む。メモリは、コンピュータプログラムを記憶する。プロセッサは、コンピュータプログラムを実行し、任意の前述の方法実施形態におけるステップを実施するように構成される。
【0195】
本開示の実施形態によると、電子装置はさらに、伝送デバイスと、入力および出力デバイスとを含んでもよい。伝送デバイスは、プロセッサに接続される。入力および出力デバイスは、プロセッサに接続される。
【0196】
本開示の実施形態によると、本実施形態では、プロセッサは、コンピュータプログラムを通して、ステップS11およびステップS12を実施するように構成されてもよい。ステップS11では、ダウンリンク制御情報(DCI)が、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通して伝送される。ステップS12では、複数のトランスポートブロック(TB)が、DCIを通してスケジューリングされる。スケジューリングされた複数のTBは、DCI内の新しいデータインジケータ(NDI)情報およびハイブリッド自動反復要求(HARQ)プロセス情報を通して示される。
【0197】
本開示の実施形態によると、本実施形態では、プロセッサはさらに、コンピュータプログラムを通して、ステップS21およびステップS22を実施するように構成されてもよい。ステップS21では、複数のトランスポートブロック(TB)が、1つのダウンリンク制御情報(DCI)を通してスケジューリングされる場合、スケジューリングされた複数のTBの冗長バージョン(RV)が、DCI内のRVシグナリングフィールドを通して示される、または複数のTBのRVは、固定値に設定される。ステップS22では、DCIが、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通して伝送される。
【0198】
本開示の実施形態によると、例えば、本実施形態では、前述の実施形態および随意の実装に説明される実施例が参照され得、実施例は、本実施形態では、繰り返されない。
【0199】
明らかなこととして、本開示のモジュールまたはステップは、少なくとも1つの汎用コンピューティング装置によって実装されてもよく、単一コンピューティング装置上に一元化される、または複数のコンピューティング装置によって形成されるネットワーク内に分散されてもよいことが、当業者によって理解されるはずである。本開示の実施形態によると、これらのモジュールまたはステップは、少なくとも1つのコンピューティング装置によって実行可能なプログラムコードによって実装されてもよい。したがって、これらのモジュールまたはステップは、記憶媒体内に記憶され、少なくとも1つのコンピューティング装置によって実行されてもよい。さらに、ある場合には、図示または説明されるステップは、本明細書に説明されるシーケンスと異なるシーケンスにおいて実行されてもよい。代替として、これらのモジュールまたはステップはそれぞれ、集積回路モジュールの中に作製されることによって実装されてもよい、またはこれらのモジュールまたはステップの複数のものは、単一集積回路モジュールの中に作製されることによって実装されてもよい。このように、本開示は、ハードウェアおよびソフトウェアの任意の具体的組み合わせに限定されない。
【0200】
前述は、本開示の好ましい実施形態にすぎず、本開示を限定することを意図するものではない。当業者にとって、本開示は、種々の修正および変形例を有し得る。本開示の原理内の任意の修正、均等物代用、改良、および同等物は、本開示の範囲内である。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
【手続補正書】
【提出日】2021-08-06
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ダウンリンク制御情報を伝送するための方法であって、
基地局によって、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通して、前記ダウンリンク制御情報(DCI)を伝送することと、
前記基地局によって前記DCI内において、複数のトランスポートブロック(TB)をスケジューリングするように、ハイブリッド自動反復要求(HARQ)プロセス情報および新しいデータインジケータ(NDI)情報を用いるジョイントインジケーションを提供することと
を含み、
前記複数のTBの最大数が8であり、かつスケジューリングのためのHARQプロセスの最大サポート数が8であることに応答して、スケジューリングのための前記HARQプロセスのサポート数は、以下の数:2、4、6、および8のうちの1つであり、
前記複数のTBの前記最大数が4であり、かつスケジューリングのためのHARQプロセスの前記最大サポート数が4であることに応答して、スケジューリングのための前記HARQプロセスの前記サポート数は、以下の数:2、3、および4のうちの1つである、方法。
【請求項2】
前記複数のTBの前記最大数は、スケジューリングのためのHARQプロセスの前記最大サポート数未満またはそれに等しい、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記基地局によって、それぞれに、第1のシグナリングフィールドを通して、前記NDI情報を示し、第2のシグナリングフィールドを通して、前記HARQプロセス情報を示すことをさらに含み、
前記複数のTBの前記最大数が、4であり、スケジューリングのためのHARQプロセスの前記最大サポート数が、4である、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記基地局によって、第3のシグナリングフィールドを通して、前記NDI情報および前記HARQプロセス情報を示すことをさらに含み、
前記複数のTBの前記最大数が、4であり、スケジューリングのためのHARQプロセスの前記最大サポート数が、4である、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記基地局によって、それぞれに、第4のシグナリングフィールドを通して、前記NDI情報を示し、第5のシグナリングフィールドを通して、前記HARQプロセス情報を示すことをさらに含み、
前記複数のTBの前記最大数が、8であり、スケジューリングのためのHARQプロセスの前記最大サポート数が、8である、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記基地局によって、第6のシグナリングフィールドを通して、前記NDI情報および前記HARQプロセス情報を示すことをさらに含み、
前記複数のTBの前記最大数が、8であり、スケジューリングのためのHARQプロセスの前記最大サポート数が、8である、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記複数のTBのそれぞれは、確認応答(ACK)または否定応答(NACK)を伝送するためのアップリンクリソースのうちの対応する1つと関連付けられ、前記アップリンクリソースの周波数ドメイン位置は、同一である、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記複数のTBの最大数が8より大きく、かつ前記DCI内においてスケジューリングのためのHARQプロセスの最大サポート数が8であることを決定することに応答して、前記複数のTBを第1のグループおよび第2のグループに分割することをさらに含み、
前記第1のグループは、8つのHARQプロセスを含み、前記第2のグループは、残りのHARQプロセスを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
通信装置であって、
プロセッサと、
コンピュータプログラムを記憶するように構成されたメモリと
を備え、
前記コンピュータプログラムが実行されると、前記プロセッサは、
物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通して、ダウンリンク制御情報(DCI)を伝送することと、
前記DCI内において、複数のトランスポートブロック(TB)をスケジューリングするように、ハイブリッド自動反復要求(HARQ)プロセス情報および新しいデータインジケータ(NDI)情報を用いるジョイントインジケーションを提供することと
を行うように構成され、
前記複数のTBの最大数が8であり、かつスケジューリングのためのHARQプロセスの最大サポート数が8であることに応答して、スケジューリングのための前記HARQプロセスのサポート数は、以下の数:2、4、6、および8のうちの1つであり、
前記複数のTBの前記最大数が4であり、かつスケジューリングのためのHARQプロセスの前記最大サポート数が4であることに応答して、スケジューリングのための前記HARQプロセスの前記サポート数は、以下の数:2、3、および4のうちの1つである、通信装置。
【請求項10】
前記複数のTBの前記最大数は、スケジューリングのためのHARQプロセスの前記最大サポート数未満またはそれに等しい、請求項9に記載の通信装置。
【請求項11】
前記コンピュータプログラムが実行されると、前記プロセッサは、それぞれに、第1のシグナリングフィールドを通して、前記NDI情報を示し、第2のシグナリングフィールドを通して、前記HARQプロセス情報を示すようにさらに構成され、
前記複数のTBの前記最大数が、4であり、スケジューリングのためのHARQプロセスの前記最大サポート数が、4である、請求項9に記載の通信装置。
【請求項12】
前記コンピュータプログラムが実行されると、前記プロセッサは、第3のシグナリングフィールドを通して、前記NDI情報および前記HARQプロセス情報を示すようにさらに構成され、
前記複数のTBの前記最大数が、4であり、スケジューリングのためのHARQプロセスの前記最大サポート数が、4である、請求項9に記載の通信装置。
【請求項13】
前記コンピュータプログラムが実行されると、前記プロセッサは、それぞれに、第4のシグナリングフィールドを通して、前記NDI情報を示し、第5のシグナリングフィールドを通して、前記HARQプロセス情報を示すようにさらに構成され、
前記複数のTBの前記最大数が、8であり、スケジューリングのためのHARQプロセスの前記最大サポート数が、8である、請求項9に記載の通信装置。
【請求項14】
前記コンピュータプログラムが実行されると、前記プロセッサは、第6のシグナリングフィールドを通して、前記NDI情報および前記HARQプロセス情報を示すようにさらに構成され、
前記複数のTBの前記最大数が、8であり、スケジューリングのためのHARQプロセスの前記最大サポート数が、8である、請求項9に記載の通信装置。
【請求項15】
前記複数のTBのそれぞれは、確認応答(ACK)または否定応答(NACK)を伝送するためのアップリンクリソースのうちの対応する1つと関連付けられ、前記アップリンクリソースの周波数ドメイン位置は、同一である、請求項9に記載の通信装置。
【請求項16】
前記コンピュータプログラムが実行されると、前記プロセッサは、前記複数のTBの最大数が8より大きく、かつ前記DCI内においてスケジューリングのためのHARQプロセスの最大サポート数が8であることを決定することに応答して、前記複数のTBを第1のグループおよび第2のグループに分割するようにさらに構成され、
前記第1のグループは、8つのHARQプロセスを含み、前記第2のグループは、残りのHARQプロセスを含む、請求項9に記載の通信装置。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0008】
本開示の実施形態の別の側面によると、電子装置が、提供される。電子装置は、メモリと、プロセッサとを含む。メモリは、コンピュータプログラムを記憶する。プロセッサは、コンピュータプログラムを実行し、本開示の任意の前述の側面実施形態に従って、ダウンリンク制御情報を伝送するための方法を実施するように構成される。
本願明細書は、例えば、以下の項目も提供する。
(項目1)
ダウンリンク制御情報を伝送するための方法であって、
物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通して、前記ダウンリンク制御情報(DCI)を伝送することと、
前記DCIを通して、複数のトランスポートブロック(TB)をスケジューリングすることであって、前記スケジューリングされた複数のTBは、前記DCI内のハイブリッド自動反復要求(HARQ)プロセス情報および新しいデータインジケータ(NDI)情報によって示される、ことと
を含む、方法。
(項目2)
前記複数のTBの最大数は、スケジューリングのためのHARQプロセスの最大サポート数未満またはそれに等しい、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記複数のTBの最大数が、4であり、スケジューリングのためのHARQプロセスの最大サポート数が、4である場合、第1のシグナリングフィールドを通して、前記NDI情報を示し、第2のシグナリングフィールドを通して、HARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング情報を示すことをさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目4)
前記第1のシグナリングフィールドは、1ビットを占有し、前記第2のシグナリングフィールドは、1ビットを占有する、または
前記第1のシグナリングフィールドは、1ビットを占有し、前記第2のシグナリングフィールドは、2ビットを占有する、または
前記第1のシグナリングフィールドは、1ビットを占有し、前記第2のシグナリングフィールドは、3ビットを占有する、または
前記第1のシグナリングフィールドは、1ビットを占有し、前記第2のシグナリングフィールドは、4ビットを占有する、
項目3に記載の方法。
(項目5)
前記HARQプロセスフィールドのプロセス状態は、1つのプロセスのX状態、2つのプロセスのY状態、3つのプロセスのZ状態、および4つのプロセスのM状態を備え、X、Y、Z、およびMは、自然数であり、
前記第2のシグナリングフィールドが、1ビットを占有する場合、スケジューリングのための前記HARQプロセスのサポート数は、1および4を備え、X+M=2であり、
前記第2のシグナリングフィールドが、2ビットを占有する場合、X+Y+Z+M≦4であり、
前記第2のシグナリングフィールドが、3ビットを占有する場合、X+Y+Z+M≦8であり、
前記第2のシグナリングフィールドが、4ビットを占有する場合、X+Y+Z+M≦16である、
項目4に記載の方法。
(項目6)
前記第2のシグナリングフィールドが、1ビットを占有する場合、X=1およびM=1であり、
前記第2のシグナリングフィールドが、2ビットを占有する場合、X+Y+Z+M≦4、X≧1、およびM=1であり、
前記第2のシグナリングフィールドが、3ビットを占有する場合、X+Y+Z+M≦8、X≧1、およびM=1であり、
前記第2のシグナリングフィールドが、4ビットを占有する場合、X+Y+Z+M≦16、X≧1、およびM=1である、
項目5に記載の方法。
(項目7)
前記第2のシグナリングフィールドが、2ビットを占有する場合、X=1、Y=1、Z=1、およびM=1である、またはX=2、Y=1、Z=0、およびM=1である、またはX=1、Y=2、Z=0、およびM=1であり、
前記第2のシグナリングフィールドが、3ビットを占有する場合、X=4、Y=3、Z=0、およびM=1である、またはX=4、Y=2、Z=1、およびM=1である、またはX=4、Y=1、Z=2、およびM=1である、またはX=2、Y=3、Z=2、およびM=1であり、
前記第2のシグナリングフィールドが、4ビットを占有する場合、X=4、Y=6、Z=4、およびM=1である、
項目6に記載の方法。
(項目8)
前記第2のシグナリングフィールドが、1ビットを占有する場合、前記第2のシグナリングフィールドによって示される前記HARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング状態は、プロセス0、1、2、および3、またはプロセス0のうちの少なくとも1つを備える、または
前記第2のシグナリングフィールドが、2ビットを占有する場合、前記第2のシグナリングフィールドによって示される前記HARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング状態は、プロセス0、1、2、および3、プロセス0、1、および2、プロセス0および1、またはプロセス3のうちの少なくとも1つを備える、または
前記第2のシグナリングフィールドが、2ビットを占有する場合、前記第2のシグナリングフィールドによって示される前記HARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング状態は、プロセス0、1、2、および3、プロセス0および1、プロセス0、またはプロセス1のうちの少なくとも1つを備える、または
前記第2のシグナリングフィールドが、2ビットを占有する場合、前記第2のシグナリングフィールドによって示される前記HARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング状態は、プロセス0、1、2、および3、プロセス0および1、プロセス2および3、またはプロセス0のうちの少なくとも1つを備える、または
前記第2のシグナリングフィールドが、3ビットを占有する場合、前記第2のシグナリングフィールドによって示される前記HARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング状態は、プロセス0、1、2、および3、プロセス0、1、および2、プロセス1、2、および3、プロセス0および1、プロセス1および2、プロセス2および3、プロセス0、またはプロセス3のうちの少なくとも1つを備える、または
前記第2のシグナリングフィールドが、3ビットを占有する場合、前記第2のシグナリングフィールドによって示される前記HARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング状態は、プロセス0、1、2、および3、プロセス0および1、プロセス2および3、プロセス0、プロセス1、プロセス2、プロセス3、またはプロセス0、1、および2のうちの少なくとも1つを備える、または
前記第2のシグナリングフィールドが、3ビットを占有する場合、前記第2のシグナリングフィールドによって示される前記HARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング状態は、プロセス0、1、2、および3、プロセス0および1、プロセス2および3、プロセス1および2、プロセス0、プロセス1、プロセス2、またはプロセス3のうちの少なくとも1つを備える、または
前記第2のシグナリングフィールドが、3ビットを占有する場合、前記第2のシグナリングフィールドによって示される前記HARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング状態は、プロセス0、1、2、および3、プロセス0および1、プロセス2および3、プロセス0および2、プロセス0、プロセス1、プロセス2、またはプロセス3のうちの少なくとも1つを備える、
項目5-7のいずれか1項に記載の方法。
(項目9)
前記複数のTBの最大数が、4であり、スケジューリングのためのHARQプロセスの最大サポート数が、4である場合、第3のシグナリングフィールドを通して、前記HARQプロセスフィールドのNDI情報およびプロセススケジューリング情報を示すことをさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目10)
前記第3のシグナリングフィールドは、5ビット、6ビット、または7ビットを占有する、項目9に記載の方法。
(項目11)
前記HARQプロセスフィールドのプロセス状態は、1つのプロセスのX状態、2つのプロセスのY状態、3つのプロセスのZ状態、および4つのプロセスのM状態を備え、
前記第3のシグナリングフィールドが、5ビットを占有する場合、X+Y+Z+M≦32である、または
前記第3のシグナリングフィールドが、6ビットを占有する場合、X+Y+Z+M≦64である、または
前記第3のシグナリングフィールドが、7ビットを占有する場合、X+Y+Z+M≦128である、
項目10に記載の方法。
(項目12)
前記第3のシグナリングフィールドが、5ビットを占有する場合、X=8およびY+Z+M≦24である、またはX=4およびY+Z+M≦28、またはX=1およびY+Z+M≦31であり、
前記第3のシグナリングフィールドが、6ビットを占有する場合、X=8およびY+Z+M≦56であり、
前記第3のシグナリングフィールドが、7ビットを占有する場合、X+Y+Z+M=80であり、X=8、Y=24、Z=32、およびM=16である、
項目11に記載の方法。
(項目13)
前記第3のシグナリングフィールドが、5ビットを占有する場合、前記第3のシグナリングフィールドによって示される前記HARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング状態は、
プロセス0、1、2、および3、およびNDI=0または1である、
プロセス0および1、およびNDI=0または1である、
プロセス2および3、およびNDI=0または1である、
プロセス0、およびNDI=0または1である、
プロセス1、およびNDI=0または1である、
プロセス2、およびNDI=0または1である、
プロセス3、およびNDI=0または1である、
プロセス0、およびNDI=0、およびプロセス1、およびNDI=1である、
プロセス0、およびNDI=0、およびプロセス1、2、および3、およびNDI=1である、
プロセス1、およびNDI=0、およびプロセス0、およびNDI=1である、
プロセス1、およびNDI=0、およびプロセス0、2、および3、およびNDI=1である、
プロセス2、およびNDI=0、およびプロセス3、およびNDI=1である、
プロセス2、およびNDI=0、およびプロセス0、1、および3、およびNDI=1である、
プロセス3、およびNDI=0、およびプロセス2、およびNDI=1である、
プロセス3、およびNDI=0、およびプロセス0、1、および2、およびNDI=1である、
プロセス0および1、およびNDI=0、およびプロセス2および3、およびNDI=1である、または
プロセス2および3、およびNDI=0、およびプロセス0および1、およびNDI=1である
のうちの少なくとも1つを含む、項目12に記載の方法。
(項目14)
前記複数のTBの最大数が、8であり、スケジューリングのためのHARQプロセスの最大サポート数が、8である場合、第4のシグナリングフィールドを通して、前記NDI情報を示し、第5のシグナリングフィールドを通して、HARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング情報を示すことをさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目15)
スケジューリングのための前記HARQプロセスのサポート数は、1、2、3、4、6、および8、または1、2、4、6、および8、または1、4、および8、または1、2、3、4、および8、または1、2、4、および8、または1、2、4、7、および8を備える、項目14に記載の方法。
(項目16)
前記第4のシグナリングフィールドは、1ビットを占有し、前記第5のシグナリングフィールドは、3ビットを占有する、または
前記第4のシグナリングフィールドは、1ビットを占有し、前記第5のシグナリングフィールドは、4ビットを占有する、または
前記第4のシグナリングフィールドは、1ビットを占有し、前記第5のシグナリングフィールドは、5ビットを占有する、
項目14に記載の方法。
(項目17)
前記HARQプロセスフィールドのプロセス状態は、1つのプロセスのX状態、2つのプロセスのY状態、3つのプロセスのZ状態、4つのプロセスのM状態、5つのプロセスのN状態、6つのプロセスのP状態、7つのプロセスのQ状態、および8つのプロセスのR状態を備え、X、Y、Z、M、N、P、Q、およびRは、自然数であり、
前記第5のシグナリングフィールドが、3ビットを占有する場合、R=1、およびX+Y+Z+M+N+P+Q+R≦8である、または
前記第5のシグナリングフィールドが、4ビットを占有する場合、R=1、およびX+Y+Z+M+N+P+Q+R≦16である、または
前記第5のシグナリングフィールドが、5ビットを占有する場合、R=1、およびX+Y+Z+M+N+P+Q+R≦32である、
項目16に記載の方法。
(項目18)
前記第5のシグナリングフィールドが、3ビットを占有する場合、
X=1、Y=1、Z=1、M=1、N=1、P=1、Q=1、およびR=1である、または
X=4、Y=2、R=1、および0≦Z+M+N+P+Q≦1である、または
X=1、Y=2、Z=0、M=2、N=0、P=2、Q=0、およびR=1である、または
X=1、Y=2、Z=2、M=2、N=0、P=0、Q=0、およびR=1である、または
X=1、Y=2、Z=2、M=2、N=0、P=0、Q=0、およびR=1である、または
X=1、Y=0、Z=2、M=2、N=2、P=0、Q=0、およびR=1である、または
X=1、Y=2、Z=0、M=2、N=2、P=0、Q=0、およびR=1であり、
前記第5のシグナリングフィールドが、4ビットを占有する場合、
X=8、R=1、およびY+Z+M+P+N+Q≦7である、または
X=8、Y=4、M=2、R=1、および0≦Z+P+N+Q≦1である、または
X=4、R=1、およびY+Z+M+P+N+Q≦11である、または
X=4、Y=4、M=2、R=1、および0≦Z+N+P+Q≦5であり、
前記第5のシグナリングフィールドが、5ビットを占有する場合、
X+Y+Z+M+N+P+Q+R≦32であり、
X=8およびR=1である、またはX=4およびR=1である、またはX=2およびR=1である、
項目17に記載の方法。
(項目19)
前記第5のシグナリングフィールドが、4ビットを占有する場合、Y+Z+M+P+N+Q≦7、R=1、およびX=8の場合は、
Y=4、M=2、およびZ=1であること、
Y=4、M=2、およびN=1であること、
Y=4、M=2、およびP=1であること、または
Y=4、M=2、およびQ=1であること
のうちの少なくとも1つを含む、
または
前記第5のシグナリングフィールドが、4ビットを占有する場合、Y+Z+M+P+N+Q≦11、R=1、およびX=4の場合は、
Y=4、M=2、Z=2、P=1、Q=1、およびN=1であること、または
Y=3、M=2、Z=3、P=1、Q=1、およびN=1であること
のうちの少なくとも1つを含む、
または
前記第5のシグナリングフィールドが、5ビットを占有する場合、X=8、R=1、およびY+Z+M+N+P+Q≦23の場合は、
Q=2、P=3、N=4、M=4、Y=5、およびZ=5であること、
Q=2、P=3、N=4、M=4、Y=6、およびZ=4であること、または
Q=2、P=2、N=2、M=4、Y=7、およびZ=6であること
のうちの少なくとも1つを含む、
または
前記第5のシグナリングフィールドが、5ビットを占有する場合、かつX=4、R=1、およびY+Z+M+N+P+Q≦27の場合、Q=2、P=3、N=4、M=5、Y=7、およびZ=6である、
または
前記第5のシグナリングフィールドが、5ビットを占有する場合、X=2、R=1、およびY+Z+M+N+P+Q≦29の場合は、
Q=2、P=3、N=4、M=5、Y=9、およびZ=6であること、
Q=2、P=3、N=4、M=5、Y=8、およびZ=7であること、
Q=2、P=3、N=4、M=5、Y=7、およびZ=8であること、または
Q=2、P=3、N=4、M=7、Y=7、およびZ=6であること
のうちの少なくとも1つを含む、
項目18に記載の方法。
(項目20)
前記第5のシグナリングフィールドが、4ビットを占有する場合、前記第5のシグナリングフィールドによって示される前記HARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング状態は、
プロセス0、1、2、3、4、5、6、および7、
プロセス0、1、2、3、4、および5、
プロセス0、1、2、および3、
プロセス4、5、6、および7、
プロセス0および1、
プロセス2および3、
プロセス4および5、
プロセス6および7、
プロセス0、
プロセス1、
プロセス2、
プロセス3、
プロセス4、
プロセス5、
プロセス6、または
プロセス7
のうちの少なくとも1つを含む、
または
前記第5のシグナリングフィールドが、5ビットを占有する場合、前記第5のシグナリングフィールドによって示される前記HARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング状態は、
プロセス0、1、2、3、4、5、6、および7、
プロセス0、1、2、3、および4、
プロセス1、2、3、4、および5、
プロセス2、3、4、5、および6、
プロセス3、4、5、6、および7、
プロセス0、1、および2、
プロセス1、2、および3、
プロセス2、3、および4、
プロセス3、4、および5、
プロセス4、5、および6、
プロセス5、6、および7、
プロセス0および1、
プロセス1および2、
プロセス2および3、
プロセス3および4、
プロセス4および5、
プロセス5および6、
プロセス6および7、
プロセス0、
プロセス1、
プロセス2、
プロセス3、
プロセス4、
プロセス5、
プロセス6、または
プロセス7
のうちの少なくとも1つを含む、項目19に記載の方法。
(項目21)
前記複数のTBの最大数が、4であり、スケジューリングのためのHARQプロセスの最大サポート数が、4である場合、ハイブリッド伝送をサポートするプロセスの数は、少なくとも2つのプロセスおよび4つのプロセスを備える、またはハイブリッド伝送をサポートするプロセスの数は、少なくとも2つのプロセスおよび3つのプロセスを備える、またはハイブリッド伝送をサポートするプロセスの数は、少なくとも2つのプロセスを備える、または
前記複数のTBの最大数が、8であり、スケジューリングのためのHARQプロセスの最大サポート数が、8である場合、ハイブリッド伝送をサポートするプロセスの数は、少なくとも2つのプロセス、4つのプロセス、および8つのプロセスを備える、またはハイブリッド伝送をサポートするプロセスの数は、少なくとも2つのプロセス、3つのプロセス、および4つのプロセスを備える、またはハイブリッド伝送をサポートするプロセスの数は、少なくとも2つのプロセスおよび4つのプロセスを備える、またはハイブリッド伝送をサポートするプロセスの数は、少なくとも2つのプロセスおよび3つのプロセスを備える、またはハイブリッド伝送をサポートするプロセスの数は、少なくとも2つのプロセスを備える、
項目1に記載の方法。
(項目22)
1つのDCIによってスケジュールされるTBの最大数が、8であり、スケジューリングのためのHARQプロセスの最大サポート数が、8である場合、第6のシグナリングフィールドを通して、前記NDI情報およびHARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング情報を示すことをさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目23)
前記第6のシグナリングフィールドは、5ビット、6ビット、または7ビットを占有する、項目22に記載の方法。
(項目24)
前記複数のTBの最大数が、スケジューリングのための前記HARQプロセスの最大サポート数未満である場合、HARQプロセスの構成される数およびオフセットインジケーションフィールドを通して、前記HARQプロセスのスケジューリングを示すこと
をさらに含み、
前記HARQプロセスの数は、以下の様式、すなわち、事前に定義されること、基地局によって構成されるプロセスセットから取得されること、より上位の層のシグナリングを通して構成されること、または前記DCI内のHARQプロセスフィールドを通して構成されることのうちの少なくとも1つにおいて構成され、前記オフセットインジケーションフィールドは、前記HARQプロセスの構成される数に基づいて、オフセットを示すように構成される、項目2に記載の方法。
(項目25)
1つのTBが、1ビットを通してフィードバックされ、1ビットが、1つのアップリンクリソースに対応する場合、前記DCIを通してスケジューリングされる前記複数のTBに対応する確認応答/否定応答(ACK/NACK)を伝送するためのアップリンクリソースの周波数ドメイン位置は、同一である、または
前記複数のTBが、複数のビットを通してフィードバックされ、前記複数のビットが、1つのアップリンクリソース上でフィードバックされる場合、前記DCIを通してスケジューリングされる前記複数のTBに対応する、ACK/NACKを伝送するためのアップリンクリソースの周波数ドメイン位置は、より上位の層の構成シグナリングおよびオフセット(ARO)に従って決定される、または
1つのTBが、1ビットを通してフィードバックされ、半二重端末が、使用される場合、前記DCIを通してスケジューリングされる前記複数のTBに対応するACK/NACKを伝送するためのアップリンクリソースは、時間ドメイン内の連続有効アップリンクサブフレーム上に位置する、
項目1-24のいずれか1項に記載の方法。
(項目26)
前記DCIが、非周期的チャネル状態情報(CSI)報告をトリガする場合、以下の様式、すなわち、
非ハイブリッド伝送の場合、前記非周期的CSIリソースは、第1の新しく伝送されるTB上で伝送されること、
ハイブリッド伝送の場合、前記非周期的CSIリソースは、第1の再伝送されるTB上で伝送されること、
前記非周期的CSIリソースは、個々のリソース上で伝送されること、
前記非周期的CSIリソースとともに伝送される前記TBのサイズは、前記非周期的CSIリソースとともに伝送される前記TB以外の他のTBのサイズより小さく、前記他のTBは、前記DCIを通してスケジューリングされる前記複数のTB間にあること、または
前記非周期的CSIリソースとともに伝送される前記TBに対応するリソースは、前記非周期的CSIリソースとともに伝送される前記TB以外の他のTBに対応するリソースよりサイズが大きく、前記他のTBは、前記DCIを通してスケジューリングされる前記複数のTB間にあること
のうちの1つにおいて、非周期的CSIリソースの位置、非周期的CSIリソースのサイズ、または非周期的CSIリソースとともに伝送されるTBのサイズを決定すること
をさらに含む、項目1-24のいずれか1項に記載の方法。
(項目27)
ダウンリンク制御情報を伝送するための方法であって、
複数のトランスポートブロック(TB)が、1つのダウンリンク制御情報(DCI)を通してスケジューリングされる場合、前記DCI内のRVシグナリングフィールドを通して、前記スケジューリングされた複数のTBの冗長バージョン(RV)を示すこと、または前記複数のTBのRVを固定値に設定することと、
物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通して、前記DCIを伝送することと
を含む、方法。
(項目28)
前記複数のTBが、新しく伝送されるTBおよび再伝送されるTBを備える場合、前記新しく伝送されるTBのRVは、固定値であり、前記再伝送されるTBのRVは、前記DCI内のRVシグナリングフィールドによって示される、または
前記複数のTBが、新しく伝送されるTBのみを備える場合、前記複数のTBのRVは、同一であり、前記RVは、前記DCI内のRVシグナリングフィールドによって示される、または前記RVは、前記固定値である、または
前記複数のTBが、再伝送されるTBのみを備える場合、前記複数のTBのRVは、同一であり、前記RVは、前記DCI内のRVシグナリングフィールドによって示される、
項目27に記載の方法。
(項目29)
新しく伝送されるTBのRVが、前記固定値である場合、前記新しく伝送されるTBのRVは、RV0、RV1、RV2、またはRV3のうちの1つである、項目28に記載の方法。
(項目30)
1つのTBが、1ビットを通してフィードバックされ、1ビットが、1つのアップリンクリソースに対応する場合、前記DCIを通してスケジューリングされる前記複数のTBに対応する確認応答/否定応答(ACK/NACK)を伝送するためのアップリンクリソースの周波数ドメイン位置は、同一である、または
前記複数のTBが、複数のビットを通してフィードバックされ、前記複数のビットが、1つのアップリンクリソース上でフィードバックされる場合、前記DCIを通してスケジューリングされる前記複数のTBに対応するACK/NACKを伝送するためのアップリンクリソースの周波数ドメイン位置は、より上位の層の構成シグナリングおよびオフセットAROに従って決定される、または
1つのTBが、1ビットを通してフィードバックされ、半二重端末が、使用される場合、前記DCIを通してスケジューリングされる前記複数のTBに対応するACK/NACKを伝送するためのアップリンクリソースは、時間ドメイン内の連続有効アップリンクサブフレーム上に位置する、
項目27-29のいずれか1項に記載の方法。
(項目31)
ダウンリンク制御情報を伝送するための装置であって、
物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通して、前記ダウンリンク制御情報(DCI)を伝送するように構成される第1の伝送モジュールと、
前記DCIを通して、複数のトランスポートブロック(TB)をスケジューリングするように構成されるスケジューリングモジュールであって、前記スケジューリングされた複数のTBは、前記DCI内のハイブリッド自動反復要求(HARQ)プロセス情報および新しいデータインジケータ(NDI)情報によって示される、スケジューリングモジュールと
を備える、装置。
(項目32)
前記複数のTBの最大数が、4であり、スケジューリングのためのHARQプロセスの最大サポート数が、4である場合、第1のシグナリングフィールドを通して、前記NDI情報を示し、第2のシグナリングフィールドを通して、HARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング情報を示すように構成される、第1のインジケーションモジュールをさらに備える、項目31に記載の装置。
(項目33)
前記複数のTBの最大数が、4であり、スケジューリングのためのHARQプロセスの最大サポート数が、4である場合、第3のシグナリングフィールドを通して、前記NDI情報およびHARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング情報を示すように構成される、第2のインジケーションモジュールをさらに備える、項目31に記載の装置。
(項目34)
前記複数のTBの最大数が、8であり、スケジューリングのためのHARQプロセスの最大サポート数が、8である場合、第4のシグナリングフィールドを通して、前記NDI情報を示し、第5のシグナリングフィールドを通して、HARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング情報を示すように構成される、第3のインジケーションモジュールをさらに備える、項目31に記載の装置。
(項目35)
1つのDCIによってスケジュールされるTBの最大数が、8であり、スケジューリングのためのHARQプロセスの最大サポート数が、8である場合、第6のシグナリングフィールドを通して、前記NDI情報およびHARQプロセスフィールドのプロセススケジューリング情報を示すように構成される、第4のインジケーションモジュールをさらに備える、項目31に記載の装置。
(項目36)
前記複数のTBの最大数が、スケジューリングのためのHARQプロセスの最大サポート数未満である場合、HARQプロセスの構成される数およびオフセットインジケーションフィールドを通して、前記HARQプロセスのスケジューリングを示すように構成される、第5のインジケーションモジュールをさらに備え、
前記HARQプロセスの数は、以下の様式、すなわち、事前に定義されること、基地局によって構成されるプロセスセットから取得されること、より上位の層のシグナリングを通して構成されること、または前記DCI内のHARQプロセスフィールドを通して構成されることのうちの少なくとも1つにおいて構成され、前記オフセットインジケーションフィールドは、前記HARQプロセスの構成される数に基づいて、オフセットを示すように構成される、項目31に記載の装置。
(項目37)
決定モジュールであって、前記決定モジュールは、
前記DCIが、非周期的チャネル状態情報(CSI)報告をトリガする場合、以下の様式、すなわち、
非ハイブリッド伝送の場合、前記非周期的CSIリソースは、第1の新しく伝送されるTB上で伝送されること、
ハイブリッド伝送の場合、前記非周期的CSIリソースは、第1の再伝送されるTB上で伝送されること、
前記非周期的CSIリソースは、個々のリソース上で伝送されること、
前記非周期的CSIリソースとともに伝送される前記TBのサイズは、前記非周期的CSIリソースとともに伝送される前記TB以外の他のTBのサイズより小さく、前記他のTBは、前記DCIを通してスケジューリングされる前記複数のTB間にあること、または
前記非周期的CSIリソースとともに伝送される前記TBに対応するリソースは、前記非周期的CSIリソースとともに伝送される前記TB以外の他のTBに対応するリソースよりサイズが大きく、前記他のTBは、前記DCIを通してスケジューリングされる前記複数のTB間にあること
のうちの1つにおいて、非周期的CSIリソースの位置、非周期的CSIリソースのサイズ、または非周期的CSIリソースとともに伝送されるTBのサイズを決定するように構成される、決定モジュール
をさらに備える、項目31-36のいずれか1項に記載の装置。
(項目38)
ダウンリンク制御情報を伝送するための装置であって、
複数のトランスポートブロック(TB)が、1つのダウンリンク制御情報(DCI)を通してスケジューリングされる場合、前記DCI内のRVシグナリングフィールドを通してスケジューリングされた複数のTBの冗長バージョン(RV)を示す、または前記複数のTBのRVを固定値に設定するように構成される、スケジューリングインジケーションモジュールと、
物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通して、前記DCIを伝送するように構成される、第2の伝送モジュールと
を備える、装置。
(項目39)
前記複数のTBが、新しく伝送されるTBおよび再伝送されるTBを備える場合、前記新しく伝送されるTBのRVは、固定値であり、前記再伝送されるTBのRVは、前記DCI内のRVシグナリングフィールドによって示される、または
前記複数のTBが、新しく伝送されるTBのみを備える場合、前記複数のTBのRVは、同一であり、前記RVは、前記DCI内のRVシグナリングフィールドによって示される、または前記RVは、前記固定値である、または
前記複数のTBが、再伝送されるTBのみを備える場合、前記複数のTBのRVは、同一であり、前記RVは、前記DCI内のRVシグナリングフィールドによって示される、
項目38に記載の装置。
(項目40)
1つのTBが、1ビットを通してフィードバックされ、1ビットが、1つのアップリンクリソースに対応する場合、前記DCIを通してスケジューリングされる前記複数のTBに対応する確認応答/否定応答(ACK/NACK)を伝送するためのアップリンクリソースの周波数ドメイン位置は、同一である、または
前記複数のTBが、複数のビットを通してフィードバックされ、前記複数のビットが、1つのアップリンクリソース上でフィードバックされる場合、前記DCIを通してスケジューリングされる前記複数のTBに対応するACK/NACKを伝送するためのアップリンクリソースの周波数ドメイン位置は、より上位の層の構成シグナリングおよびオフセットAROに従って決定される、または
1つのTBが、1ビットを通してフィードバックされ、半二重端末が、使用される場合、前記DCIを通してスケジューリングされる前記複数のTBに対応するACK/NACKを伝送するためのアップリンクリソースは、時間ドメイン内の連続有効アップリンクサブフレーム上に位置する、
項目38または39に記載の装置。
(項目41)
記憶媒体であって、前記記憶媒体は、コンピュータプログラムを記憶しており、前記コンピュータプログラムは、実行されると、項目1-26のいずれか1項に記載または項目27-30のいずれか1項に記載の方法を実施させるように構成される、記憶媒体。
(項目42)
メモリおよびプロセッサを備える電子装置であって、前記メモリは、コンピュータプログラムを記憶しており、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行し、項目1-26のいずれか1項に記載または項目27-30のいずれか1項に記載の方法を実施するように構成される、電子装置。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0118
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0118】
表3-2に基づいて、表4-2に説明されるような別のハイブリッド伝送スキームが、提供される。
【表8-1】
【表8-2】
【表8-3】
【国際調査報告】