(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-01-17
(54)【発明の名称】ねじ山付きクロージャを備えた金属製容器
(51)【国際特許分類】
B67B 3/18 20060101AFI20220107BHJP
B65D 85/72 20060101ALI20220107BHJP
【FI】
B67B3/18
B65D85/72 200
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2021523917
(86)(22)【出願日】2019-11-05
(85)【翻訳文提出日】2021-06-29
(86)【国際出願番号】 US2019059888
(87)【国際公開番号】W WO2020097094
(87)【国際公開日】2020-05-14
(32)【優先日】2018-11-05
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】501019620
【氏名又は名称】ボール コーポレイション
【氏名又は名称原語表記】BALL CORPORATION
(74)【代理人】
【識別番号】100145403
【氏名又は名称】山尾 憲人
(74)【代理人】
【識別番号】100132263
【氏名又は名称】江間 晴彦
(74)【代理人】
【識別番号】100197583
【氏名又は名称】高岡 健
(72)【発明者】
【氏名】ロス,ジョン アール
(72)【発明者】
【氏名】スコット,アンソニー ジェイ
(72)【発明者】
【氏名】チャスティーン,ハワード シー
(72)【発明者】
【氏名】ハインズ,リンダ エイ
【テーマコード(参考)】
3E035
3E080
【Fターム(参考)】
3E035AA03
3E035BA04
3E035BC01
3E035BC02
3E035BC03
3E035BC10
3E035CA05
3E080AA08
3E080CE03
3E080CE07
3E080CE11
(57)【要約】
本発明は、概して、ねじ山付きクロージャで封止および再密閉し得る容器に関し、より具体的には、内側に向いているねじ山を有する開口部を有する金属製容器の製造方法に関する。金属製容器のネック部を、少なくとも部分的に開口部に挿入されたねじ山付きクロージャのクロージャねじ山に対して押圧する。ねじ山付きクロージャが張力のかかった状態の間に、任意で容器ねじ山を形成することができる。このように、容器ねじ山が形成された後、クロージャねじ山は、ねじ山付きクロージャが張力がかかった状態になるように、容器ねじ山に力を加えることができる。容器の開口部は、容器ねじ山に解放可能に係合するねじ山付きクロージャで選択的に封止および再密閉され得る。金属製容器を封止し、金属製容器にねじ山を形成するための新規な装置および方法開示される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
金属製容器の開口部内に挿入されたねじ山付きクロージャで該金属製容器を封止するための装置であって、
前記金属製容器の前記開口部に位置づけられた前記ねじ山付きクロージャに第1の力を下方に加える第1のツール、および
前記金属製容器のネック部の外面に第2の力を加えて、該ネック部をクロージャねじ山に対して押圧することにより、前記ネック部に容器ねじ山を形成する第2のツールを有して成り、
前記ねじ山付きクロージャは、クロージャ・ボディ、クロージャねじ山を有して成る外側表面、および前記クロージャ・ボディの上端から第1の角度で外側に突出する延在部を有して成り、
前記金属製容器は、底部、側壁部、該側壁部から上方に延在し、ねじ山のない前記ネック部、および前記底部に対向して位置づけられた前記開口部を有して成り、
前記第1のツールからの前記第1の力は、前記ねじ山付きクロージャを弾性的に変形させ、前記延在部が前記クロージャ・ボディから突出する前記第1の角度を変え、および
前記第1のツールが前記第1の力を加えている間に、前記第2のツールは前記第2の力を加える、装置。
【請求項2】
前記第2のツールが、前記金属製容器の長手軸に対して概して横断する前記第2の力を加えるスレッドローラーを有して成る、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記第2のツールが、前記ネック部の内面から内側に突出する山部、および前記ネック部の前記外面にあって内側へ方向づけられている谷部を有して成る容器ねじ山を形成し、該谷部は前記山部に略対応する、請求項1に記載の装置。
【請求項4】
前記第1のツールによって前記ねじ山付きクロージャに加えられる前記第1の力が、約1ポンド~約300ポンドである、請求項1に記載の装置。
【請求項5】
前記第1のツールが、前記ねじ山付きクロージャのチャンバー内に移動して、前記第1の力を前記チャンバーの底部に加えるための突出部を有して成る、請求項1に記載の装置。
【請求項6】
前記第1のツールが、前記クロージャ・ボディから突出する前記延在部に前記第1の力を加える、請求項1に記載の装置。
【請求項7】
前記ねじ山付きクロージャの前記延在部が、前記クロージャ・ボディの底部に向かって突出する外側部分を有して成り、および
前記第1の力が、前記突出する外側部分を上方にかつ底部から離れるように曲げる、請求項6に記載の装置。
【請求項8】
前記第1のツールが、ボディ、および該ボディから外側に延在するテーパー状のフランジを有して成る、請求項6に記載の装置。
【請求項9】
前記第1の力が、前記ねじ山付きクロージャの前記クロージャねじ山を、前記金属製容器の前記底部に向かって所定距離押す、請求項1に記載の装置。
【請求項10】
前記第2のツールが前記容器ねじ山を形成した後、前記クロージャねじ山が前記金属製容器の前記底部から上方に離れるように移動し、前記クロージャねじ山が力を前記容器ねじ山に加え、それによって、前記ねじ山付きクロージャの一部分を張力がかかる状態に置くように、前記第1のツールを前記ねじ山付きクロージャから後退させる、請求項1に記載の装置。
【請求項11】
ねじ山付きクロージャで金属製容器を封止するための方法であって、
底部、側壁部、該側壁部から上方に延在し、ねじ山がないネック部、および該ネック部の最上部に位置づけられた開口部を有する前記金属製容器を供すること、
クロージャ・ボディ、該クロージャ・ボディの外側表面に形成されたクロージャねじ山、および前記クロージャ・ボディの上部から第1の角度で外側に突出する延在部を含んで成るねじ山付きクロージャを供すること、
前記ネック部の前記開口部に前記ねじ山付きクロージャを位置づけること、
キャッピング装置の第1のツールを用いて、前記ねじ山付きクロージャに第1の力を下方に加えることであって、前記第1の力は、前記延在部が前記クロージャ・ボディから突出する前記第1の角度を変えて、前記ねじ山付きクロージャに弾性変形を引き起こすこと、
前記キャッピング装置の第2のツールを用いて、前記ネック部の外面に第2の力を加えることであって、前記第2の力は、前記第1の力に対して実質的に横断するように方向づけられ、前記第2の力は前記ネック部を前記クロージャねじ山に対して押圧して前記金属製容器にねじ山を形成すること、および
前記第1のツールを前記ねじ山付きクロージャから離して前記第1の力を除去することであって、前記クロージャねじ山は上方におよび前記金属製容器の底部から離れるように移動して、前記容器ねじ山に力を加え、それによって、前記ねじ山付きクロージャの一部分を張力がかかる状態に置き、および前記ねじ山付きクロージャは前記金属製容器内にある製品を封止することを含む、方法。
【請求項12】
前記第1のツールは突出部を含んで成り、および
前記第1の力を、チャンバー内に延在する前記第1のツールの前記突出部によって、前記クロージャ・ボディに形成された前記チャンバーの底部に加える、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記第1の力を、前記延在部と接触する前記第1のツールの一部分によって、前記延在部に加える、請求項11に記載の方法。
【請求項14】
前記第1の力が前記ねじ山付きクロージャに加えられる際、前記延在部の外側部分が、前記ねじ山付きクロージャの底部によって規定された平面から離れるように曲がる、請求項11に記載の方法。
【請求項15】
金属製ボトルの開口部内に挿入されたねじ山付きクロージャで封止された金属製ボトルであって、
前記金属製ボトルは、
底部、該底部から上方に延在する側壁部、該側壁部から上方に延在するネック部、該ネック部の少なくとも一部に形成された容器ねじ山、前記ネック部の最上部に位置づけられている開口部、および前記ネック部の前記最上部に形成されたカールを有して成り、
前記容器ねじ山は、前記ネック部の内面から内側に突出する山部を有して成り、
前記ネック部の外面は、前記山部に対応する内側に向けられた谷部を有して成り、並びに
前記ねじ山付きクロージャは、前記金属製ボトルの開口部内に位置づけられたボディ部分を有して成り、
前記ボディ部分は、
底部、側壁部、該側壁部の外面に形成されたねじ山、該側壁部の上部から外側に突出する延在部、該延在部の下部に相互接続されたタンパー・インジケータ、前記ボディ部分内に形成されたチャンバー、および前記底部に対向して位置づけられた前記チャンバーへの開口部を有して成り、
前記クロージャねじ山が前記容器ねじ山に対して上方に向けられた力を加え、それによって、前記ねじ山付きクロージャの一部分を張力がかかる状態に置くように、前記延在部が前記ボディ部分を上向きに付勢する、金属製ボトル。
【請求項16】
前記容器ねじ山が形成される前に、前記延在部が前記クロージャ・ボディ部分の前記底部によって規定された平面に向かって下方に角度付けされ、および
前記容器ねじ山が形成された後に、前記延在部は前記クロージャ・ボディ部分の前記底部から離れるように上方に曲がる、請求項15に記載の金属製ボトル。
【請求項17】
前記延在部は前記クロージャねじ山を前記金属製ボトルの前記底部から引き離し、それによって、前記クロージャねじ山が前記容器ねじ山に上方に向けられた力を加える、請求項15に記載の金属製ボトル。
【請求項18】
前記クロージャ延在部に形成されたくぼみをさらに有して成り、該くぼみは、前記ボトルカールを受容するようになっている、請求項15に記載の金属製ボトル。
【請求項19】
前記延在部が、外側部分、該外側部分から前記クロージャ・ボディ部分の前記底部に向かって下方に延在するスカート、および該スカートの内側部分に形成された第2のくぼみを有して成り、
前記タンパー・インジケータは、前記ねじ山付きクロージャとは別に形成され、および前記スカートに形成された前記第2のくぼみと係合するキャッチを有して成り、
前記タンパー・インジケータの延在部は、前記ボトルカールの外径よりも小さい内径を有する、請求項18に記載の金属製ボトル。
【請求項20】
前記タンパー・インジケータが前記ねじ山付きクロージャの前記延在部に機械的に係合される、請求項15に記載の金属製ボトル。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この出願は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる、2018年11月5日に出願された米国仮特許出願第62/755,654号に対し、米国特許法第119条の下で優先権を主張する。この出願はまた、参照によりその全体が本明細書にそれぞれ組み込まれる、米国特許出願第14/616,299米国特許出願第16/052,236号にも関する。
【0002】
本発明は、概してねじ山付き(またはねじ式、またはねじ状;threaded)クロージャ(または蓋、または密閉部、または閉鎖部、または閉止部;closure)で封止し得るおよび再密閉し得る容器(またはコンテナ、または入れ物、または箱;container)に関する。より具体的には、本発明は、金属製容器、ねじ山付きクロージャ、ならびに内側(または内部、または内向き;inwardly)のねじ山およびねじ山付きクロージャを備える開口部を有する金属製容器を製造するための装置およびその方法に関する。金属製容器の開口部は、金属製容器のねじ山に解放可能に係合するねじ山付きクロージャで密閉し(またはぴっちり閉じ、または閉鎖し、または閉止し、または閉じ;close)得ておよび封止し得て、並びに選択的に再密閉し得る。
【背景技術】
【0003】
金属製およびガラス製の飲料ボトルは、概して容器を再密閉することまたは再封止することに使用できないクロージャによって封止されている。容器が開かれた後に飲料容器を再度閉じるおよび/または再封止するために使用できる蓋がないことは、いくつかの問題を引き起こす。第一に、開いた容器の内容物はすぐに消費しなければならない。さもなければ、内容物の気が抜け(go flat)、腐敗し、酸化し、または無駄になる。第二に、開いた容器がひっくり返って中身がこぼれ、散らかり、さらに無駄になる可能性がある。最後に、容器を再密閉し再利用できるクロージャが装備されていない容器は、通常、再利用できず、廃棄物となり、環境への懸念となる。
【0004】
ネック部に雄ねじ山付き飲料ボトルが知られている。しかしながら、雄ねじ山を備えたボトルは製造コストが高く、漏れがあり、および低い分配率を有する。さらに、雄ねじ山付きボトルのボア(または穴、またはボア穴、または開口部;bore)の直径は、製品に要求される内圧によって制限される。一部の製品は、大きな直径のボアを備えた容器の方がメリットはあるが、雄ねじ山付きの容器を封止するために使用される既知のクロージャは大きな直径のボアと特定の内圧を備えた容器で、圧力によって引き起こされる吹き出しまたはシールの破損を防ぐことができない。さらに、雄ねじ山付き容器からの飲用は心地よくない可能性があり、飲料消費者の満足度に悪影響を及ぼす。
【0005】
金属製容器には多くの利点があるが、金属製容器を封止する従来技術の方法の中には、金属製容器と蓋との間の適切な係合を達成しないものがある。より具体的には、金属製容器をねじ山付きクロージャで封止するためのいくつかの方法および装置は、金属の弾性特性を考慮していない。したがって、金属製容器にねじ山が形成された後、金属の弾性特性のために、容器のねじ山は、ねじ山付きクロージャのねじ山に対して、スプリングバック(または跳ね返り、または復元;spring back)が起こる、または動く(または移動する;move)。場合によっては、カールなどの金属製容器の上面は、クロージャから離れ得る。さらに、容器のねじ山がクロージャのねじ山から離れ得る。
【0006】
ねじ山付きクロージャで封止後の金属製容器の金属の動きは、いくつかの問題を引き起こす可能性がある。より具体的には、金属製容器の金属の弾性特性が、ねじ山付きクロージャで封止中に考慮されていない場合、結果として生じる金属の動きまたは「スプリングバック」により、ねじ山付きクロージャが金属製容器のねじ山に緩く係合するだけになり得る。 これにより、封止が失われたり、金属製容器が誤って開いたりする可能性がある。ねじ山付きクロージャが緩い係合は、誰かが金属製容器に異物を混入(または改ざん、または変更;tamper)したかどうかを判断するのが難しくなり得る。このため、封止された金属製容器は、異物の混入がされていなくても廃棄され得て、不要な廃棄物とコストが発生する。ねじ山付きクロージャと金属製容器との間の緩い係合は、ねじ山付きクロージャが金属製容器に対して閉鎖方向に容易に回転できることによって観察され得る。たとえば、あるキャッピング方法を使用してねじ山付きクロージャで金属製容器を封止した後、トルクが10インチポンドに増加する前に、金属製容器に対してねじ山付きクロージャを閉じ方向に10° 以上回転させることができる。
【0007】
したがって、耐圧性(または耐圧強度;pressure resistance)が向上し、消費者に素晴らしい飲用体験を提供するだけでなく、金属製容器をねじ山付きクロージャで封止する改良されたシステムおよび方法を提供する、製造するのに費用対効果の高い金属製容器およびねじ山付きクロージャに対する未だ対処されていない要求がある。
【発明の概要】
【0008】
本発明は、新規のねじ山付きクロージャを受容するような新しくて有用である再封止可能な金属製容器を製造する新規な方法および装置を提供する。本発明の一態様では、金属製容器が提供され、その金属製容器は一般的に、底部、側壁部、および側壁部から上方に延在するネック部を有して成る。金属製容器の底部は、ドームを任意で有してなり得る。さらに、金属製容器のネック部の少なくとも一部に、ねじ山付きクロージャのクロージャねじ山に対して容器のネックを押圧する(または押し付ける;pressing)ことによってねじ山が形成される。開口部はネック部の最上部に位置づけられる。任意で、ネック部の最上部に所定形状の仕上げ部が形成される。仕上げ部は、剛性があり、寸法的に一致するようになっており、1つ以上の外部、上部、および内部の封止面を有して成り得る。一実施形態では、仕上げ部はカールである。一実施形態では、カールはネック部から外側に延在する。概して金属製容器に適用可能であるが、本発明の実施形態および様々な態様は、ガラス、プラスチック、紙、およびそれらの組み合わせを含んで成る他の材料を有してなる容器に使用されおよび実施され得る。
【0009】
本発明の一態様は、ねじ山付きクロージャで金属製容器を封止(または密封する、または封止する、またはシールする;seal)ための装置である。この装置は、一般的に、以下のうちの1つ以上を有してなるが、これらに限定されない。(1)第1の力を金属製容器の開口部に位置づけられたねじ山付きクロージャに加えるようになっている第1のツール、および(2)金属製容器のネック部の外面に第2の力を加えて、ネック部に容器ねじ山を形成するようになっている第2のツール。 第1のツールからの第1の力は、ねじ山付きクロージャを弾性変形させることができる。第1のツールがねじ山付きクロージャへの第1の力の適用を停止すると、ねじ山付きクロージャは部分的に元の形状に戻ることができる。ねじ山付きクロージャは金属またはプラスチックで任意に形成される。
【0010】
一実施形態では、ねじ山付きクロージャは、クロージャねじ山を有してなる外側の面を有するクロージャ・ボディを一般的に有してなる。クロージャ・ボディが金属製容器に挿入される前に、クロージャねじ山が形成される。別の実施形態では、ねじ山付きクロージャは、ある角度でクロージャ・ボディから突出する延在部を有してなる。第1のツールからの第1の力を選択して、角度を変更する。一実施形態において、第1の力は、延在部の角度を約0.5°~約10°で変化させる。 別の実施形態では、第1の力は、角度を約3°~約6°で変化させる。
【0011】
一実施形態において、第1のツールおよび第2のツールの移動および/または第1の力および第2の力の適用のタイミングは、装置のカムフォロワと係合する第1のツールおよび第2のツールのカムによって制御される。
【0012】
一実施形態において、金属製容器は、底部、側壁部、側壁部から上方に延在するネック部、および底部に対向する側に位置する開口部を有してなる。金属製容器の開口部に最初にねじ山付きクロージャを位置づけたとき、金属製容器のネック部にはねじ山がない状態である。一実施形態において、金属製容器は、ネック部の最上部にカールを有して成る。 カールは、ネック部の外面から外側に延在し得る。
【0013】
一実施形態では、第2のツールは、容器ネック部をクロージャねじ山に対して押圧するために、容器ネック部の外面に接触するようになっているスレッドローラー(またはねじ山ローター;thread roller)を有して成る。別の実施形態では、第2のツールは、ネック部の外面にある山部および内側へ方向づけられている谷部とを有して成る容器ねじ山を形成するようになっている。山は、ネック部の内面から内側に突出している。谷は通常、山に対応する。一実施形態において、スレッドローラーは、容器のネック部をクロージャねじ山の谷に押圧する。任意で、クロージャねじ山は、クロージャ・ボディの周囲に少なくとも360°延在する。したがって、一実施形態では、容器ねじ山は、容器のネクの周囲に少なくとも360°延在する。
【0014】
一実施形態において、第1のツールが第1の力を加える間に、第2のツールは第2の力を加えるようになっている。この方法において、第1のツールによって加えられた第1の力によってねじ山付きクロージャが弾性的に変形する間に、第2のツールは第2の力を加える。一実施形態において、第1のツールは、第1の力を下方向に加えるようになっている。任意で、第1の力は約1ポンド~約300ポンドであり得る。一実施形態では、第1の力は約100ポンドである。一実施形態において、第2のツールが容器ねじ山を形成した後、第1のツールは第1の力の適用を停止するようになっている。
【0015】
第1のツールからの第1の力は、ねじ山付きクロージャのクロージャねじ山を金属製容器の底部に向かって所定距離だけ押すように選択される。一実施形態において、第1の力は、約0.005インチ~約0.1インチ、または約0.005インチ~約0.015インチで、金属製容器の底部に向かってねじ山付きクロージャを押す。
【0016】
第1のツールは、クロージャ・ボディに形成されたチャンバーの底部に第1の力を加えるようになっている突出部を有して成り得る。したがって、一実施形態において、第1のツールは、金属製容器の開口部の内径の内側のねじ山付きクロージャの一部分に第1の力を加える。一実施形態では、第1の力を加える第1のツールの一部分は、金属製容器の開口部の内径よりも小さい直径を有する。より具体的には、第1の力を加える第1のツールの一部分の直径は、ねじ山付きクロージャに形成されたチャンバーの内径よりも小さくてあり得る。
【0017】
一実施形態では、第1のツールは、クロージャから外側に突出する延在部に第1の力を加えるようになっている。任意で、キャッピングツールは、ボディから外側に延在するテーパー状のフランジを有することができる。したがって、一実施形態において、第1のツールは、第1の力を、容器カールの外径の内側のねじ山付きクロージャの一部分に加える。一実施形態では、ねじ山付きクロージャと接触する第1のツールの一部分は、金属製容器の開口部の内径よりも小さい直径を有する。
【0018】
一実施形態では、第2のツールが容器ねじ山を形成した後、装置は、クロージャねじ山が金属製容器の底部から離れるように、第1のツールをねじ山付きクロージャから分離するように動作可能である。クロージャねじ山が底部から離れると、クロージャねじ山は容器ねじ山に接触して力を加えることができ、それによりねじ山付きクロージャに張力がかかった状態に置く。より具体的には、少なくとも容器ねじ山の延在部と最上部との間のクロージャ・ボディの一部分は、クロージャねじ山が容器ねじ山に加える力により張力がかかることになる。一実施形態において、第1のツールがねじ山付きクロージャから分離される際、クロージャねじ山は金属製容器の底部から上方に離れて移動する。さらに、または代替として、クロージャねじ山によって容器ねじ山に加えられる力は、金属製容器の底部から真上に向かって離れるようになっている。一実施形態では、クロージャねじ山は、約1ポンド~約20ポンドの力を容器ねじ山に加える。
【0019】
一実施形態では、第1のツールがねじ山付きクロージャから離すと、延在部がクロージャ・ボディ部分に付勢力(または一方に偏る力;biasing force)を働かせる。付勢力は、クロージャ・ボディ部分を金属製容器の底部分から引き離す。
【0020】
一実施形態において、第1のツールが第1の力を加える際、隣接するクロージャねじ山の頂点間の距離は、約0.003インチ~約0.015インチで増加し得る。第1のツールからの第1の力が解放されると、隣接するクロージャねじ山の頂点間の距離が少なくとも部分的に減少し得る。一実施形態において、隣接するクロージャねじ山の頂部間の距離は、約0.001インチ~約0.01インチで減少する。
【0021】
本発明の別の態様はねじ山付きクロージャで金属製容器を封止するための方法である。方法は、以下の(1)~(5)の1つ以上を含む。
(1)底部、側壁部、側壁部から上方に延在し、ねじ山がないネック部、およびネック部の最上部に位置づけられた開口部を有する金属製容器を供すること、
(2)クロージャ・ボディ、クロージャ・ボディの外側表面に形成されたクロージャねじ山、およびクロージャ・ボディの上部から第1の角度で外側に突出する延在部を含んで成るねじ山付きクロージャを供すること、
(3)ネック部の開口部にねじ山付きクロージャを位置づけること、
(4)第1のツールを用いて、ねじ山付きクロージャに第1の力を加えること、
(5)第2のツールを用いて、ネック部の外面に第2の力を加え、第2の力はネック部をクロージャねじ山に対して押圧して金属製容器上にねじ山を形成するために選択され、および
(6)第1のツールをねじ山付きクロージャから離して第1の力を除去し、クロージャねじ山を上方におよび金属製容器の底部から離れるように移動し、容器ねじ山に力を加え、それによって、ねじ山付きクロージャの一部分を張力がかかる状態に置くこと。
このようにして、ねじ山付きクロージャは金属製容器内にある製品を封止する。第1のツールおよび第2のツールは本明細書に開示される一実施形態であるキャッピング装置の一部であり得る。
【0022】
一実施形態では、第1の力は、ねじ山付きクロージャに弾性変形を引き起こす。容器ねじ山が形成された後に第1の力が解放されると、延在部とクロージャねじ山との間のクロージャ・ボディの一部分(または容器ねじ山の最上部)に張力がかかることになる。張力は、金属製容器の底部から離れるクロージャねじ山の動きによって引き起こされる。
【0023】
一実施形態では、第1の力は、金属製容器の底部に向かって概して下方に向けられる。したがって、一実施形態では、第1の力を加えることは、ねじ山付きクロージャのクロージャねじ山を金属製容器の底部に向かって所定距離押すことを含む。一実施形態では、第1の力は、約0.005インチ~約0.1インチ、または約0.005インチ~約0.015インチ、金属製容器の底部に向かって、クロージャねじ山を押す。
【0024】
任意で、第1の力は、第1の力に対して実質的に横方向に向けられ得る。より具体的には、一実施形態では、第1の力は、金属製容器の長手軸(または長手方向軸、または縦軸;perpendicular)にほぼ平行に向けられる。別の実施形態では、第2の力は、長手軸にほぼ垂直に向けられる。
【0025】
別の実施形態では、第1の力を加えることは、約1ポンド~約300ポンドの下方の力をねじ山付きクロージャに加えることを含む。一実施形態では、第1の力は約100ポンドである。任意で、この方法は、第1のツールが第1の力を加える間に、第2のツールによって第2の力を加えることを含む。
【0026】
一実施形態では、第1のツールが第1の力を加えている間に、第2のツールが第2の力を加えることができる。さらに、または代わりに、第1の力を加えることは、延在部がクロージャ・ボディから突出する角度を変更することを含み得る。一実施形態では、第1の力がねじ山付きクロージャに加えられると、延在部の外側部分は、ねじ山付きクロージャの底部によって規定される平面から離れるように曲がる。平面は、ねじ山付きクロージャの長手軸に実質的に垂直に向けられている。一実施形態において、第1の力は、延在部がクロージャ・ボディから約0.5°~約10°突出する角度を変える。任意で、第1の力は角度を約3°~約6°で変更する。
【0027】
一実施形態では、第1のツールは、クロージャ・ボディに形成されたチャンバーの底部に第1の力を加えるようになっている内部ツールを有して成る。したがって、一実施形態では、第1のツールは、金属製容器の開口部の内径の内側に位置づけられたクロージャ・ボディの一部分に第1の力を加えるようになっている。一実施形態では、第1の力を加える第1のツールの一部分は、金属製容器の開口部の内径よりも小さい直径を有する。
【0028】
あるいは、第1のツールは、クロージャ・ボディから外向きに突出する延在部に第1の力を加えるようになっているキャッピングツールを含むことができる。キャッピングツールは、容器ネック部(またはネック部分;neck portion)の最上部に形成されたカールの外径の内側に位置づけられた延在部の一部分に第1の力を加えることができる。一実施形態では、ねじ山付きクロージャと接触する第1のツールの一部分は、カールの外径よりも小さい直径を有する。別の実施形態では、ねじ山付きクロージャに接触する第1のツールの一部分の直径は、金属製容器の開口部の内径よりも小さい。
【0029】
一実施形態では、キャッピングツールは、ボディから外向きに延在するテーパー状のフランジを有して成る。テーパー状のフランジの厚さは、ねじ山付きクロージャの長手からの距離が大きくなるにつれて減少する。したがって、一実施形態では、テーパー状のフランジは、フランジの最も外側の部分に第1の厚さおよび第2の厚さを有し、第2の厚さは第1の厚さよりも小さい。一実施形態では、ボディは、容器開口部の内径よりも小さい直径を有するか、または直径は、ねじ山付きクロージャに形成されたチャンバーの直径よりも小さくてあり得る。
【0030】
一実施形態では、第2のツールはスレッドローラーである。スレッドローラーからの第2の力は、ネック部の外面から内側に突出する谷部と、容器のネック部の内面から内側に突出する山部とを有して成る容器ねじ山を形成する。より具体的には、スレッドローラーからの第2の力が、容器のネック部をクロージャねじ山の谷部に押圧する。
【0031】
本発明のさらなる別の態様は、金属製容器の開口部内に挿入されたねじ山付きクロージャで封止された金属製ボトルを供することであり、
(1)上記金属製ボトルは、金属製ボトルおよびねじ山付きクロージャを有して成り、
金属製ボトルは、底部、底部から上方に延在する側壁部、側壁部から上方に延在するネック部、ネック部の少なくとも一部に形成された容器ねじ山、ネック部の最上部に位置づけられている開口部、およびネック部の最上部に形成されたカールを有して成り、容器ねじ山は、ネック部の内面から内側に突出する山部を有して成り、ネック部の外面は、山部に対応する内側へ方向づけられた谷部を有して成り、並びに
(2)ねじ山付きクロージャは、金属製ボトルの開口部内に位置づけられたボディ部分を有して成り、ボディ部分は、底部、側壁部、側壁部の上部から外側に突出する延在部、延在部の部分に相互接続されるタンパー・インジケータ、ボディ部分内に形成されたチャンバー、底部に対向して位置づけられたチャンバーへの開口部、および側壁部の外面に形成されたねじ山を有して成り、クロージャ・ボディの一部分を張力がかかった状態に置くように、クロージャねじ山は容器ねじ山に対して上向きの力を加える。一実施形態では、張力がかかった状態のクロージャ・ボディの一部分は、延在部とクロージャねじ山との間であることを含む。
【0032】
延在部は、クロージャねじ山を金属製ボトルの底部から引き離すように構成することができる。より具体的には、一実施形態では、延在部は、ねじ山付きクロージャのボディ部分に付勢力を及ぼす。このようにして、クロージャねじ山は上方に向けられた力を容器ねじ山に加える。
【0033】
一実施形態では、容器ねじ山が形成されるに先立って、延在部は、第1の角度でクロージャ・ボディ部分の底部によって規定される平面に向かって下方に角度付けされる。必要に応じて、延在部は、容器ねじ山が形成されるに先立って、約0.5°~約10°で下方に角度付けされる。別の実施形態では、容器ねじ山が形成された後、延在部は、クロージャ・ボディ部分の底部から離れるように、第1の角度よりも小さい第2の角度まで上方に曲がる。
【0034】
あるいは、別の実施形態では、延在部は、ねじ山付きクロージャの長手軸に外向きにほぼ垂直に方向付けされる。容器ねじ山が形成された後、延在部は、クロージャ・ボディ部分の底部から離れるように上向きに角度付けされ得る。
【0035】
さらに別の実施形態では、ねじ山付きクロージャが、容器開口部内に位置づけられるに先立って、延在部は、第1の角度でクロージャ・ボディ部分の底部から離れるように上向きに角度付けされる。この実施形態では、容器ねじ山が形成された後、延在部は、第1の角度よりも大きい第2の角度で、クロージャ・ボディ部分の底部から離れるように上向きに角度付けされる。
【0036】
一実施形態では、ねじ山付きクロージャは、クロージャ・ボディ上に形成されたクロージャねじ山を通して形成された少なくとも1つのチャネルをさらに有して成る。ねじ山付きクロージャが回転して金属製ボトルの開口部からねじ山付きクロージャを取り外す際に、少なくとも1つのチャネルは金属製ボトルの内部から周囲空気への連絡を提供するようになっている。このようにして、クロージャねじ山が容器ねじ山とのねじ係合を失う前に、チャネルは金属製ボトル内からの圧力の解放を容易にし、金属製ボトルの開口部からのねじ山付きクロージャの意図しない排出を防ぐ。
【0037】
ねじ山付きクロージャは、クロージャ延在部に形成されたくぼみ(またはレセス;recess)をさらに有して成ることができ、くぼみは、ボトルカールを受容するようになっている。一実施形態では、ボトルカールは、ネック部分(またはネック部;neck portion)から外側に延在する。追加的または代替的に、延在部は、外側部分、外側部分からクロージャ・ボディ部分の底部に向かって下方に延在するスカート、およびスカートの内側部分に形成された第2のくぼみを有して成ることができる。
【0038】
一実施形態では、タンパー・インジケータは、ねじ山付きクロージャとは別に形成される。あるいは、タンパー・インジケータは、任意で、ねじ山付きクロージャと一体的に形成することができる。タンパー・インジケータは、延在部に機械的に係合できる。より具体的には、一実施形態では、タンパー・インジケータは、スカート上に形成された第2のくぼみと係合するようになっているキャッチを有して成る。タンパー・インジケータは、任意で、ボトルカールの外径よりも小さい内径を有する延在部を有して成ることができる。
【0039】
別の実施形態では、ねじ山付きクロージャのタンパー・インジケータは、クロージャ・ボディが少なくとも部分的に容器ボディから取り外された後に変更される。一実施形態では、タンパー・インジケータは、ねじ山付きクロージャ・ボディの上部に相互接続される。別の実施形態では、タンパー・インジケータは、鋸歯状バンドによってクロージャ・ボディの上部円周に相互接続されたリングを有して成り得る。クロージャ・ボディが回転し、リングがネック部の最上部に形成されたカールまたは他の特徴に接触した際に、鋸歯状バンドは破損するようになっている。鋸歯状バンドが破損した後、リングは金属製ボトルのネック部に保持される。
【0040】
本発明のさらに別の実施形態では、タンパー・インジケータは、収縮フィルム、ワックス、プラスチック、金属箔、紙材料、またはねじ山付きクロージャおよび金属製ボトルに塗布された塗料のうちの少なくとも1つを有して成る。タンパー・インジケータの材料は、消費者が金属製ボトルを開くためにねじ山付きクロージャを回転させる前または回転中に、消費者によって少なくとも部分的に破損または破損を受けている必要がある
【0041】
一実施形態では、容器ねじ山は、ネック部の周りに少なくとも360°延在する。さらに、クロージャねじ山は、クロージャ・ボディ部分の周りに少なくとも360°延在できる。容器ねじ山の山部は、クレージャーねじ山の谷部に向かって内側に突出する。
【0042】
本発明のさらに別の態様は、金属製容器内にある(または内の;within)製品を封止するようになっているねじ山付きクロージャである。ねじ山付きクロージャは、以下のうちの1つ以上を有して成るが、これらに限定されない。
(1)底部、側壁部、チャンバー、および底部に対向して位置づけられたチャンバーへの開口部を有して成るボディ部分、
(2)側壁部の外面に形成されたねじ山、
(3)側壁部から外側に突出する延在部、および
(4)延在部に相互接続されたタンパー・インジケータ。一実施形態では、ねじ山は、側壁部の周りに少なくとも360°延在する。
【0043】
延在部は、ボディ部分に対して角度を付けることができる。例えば、延在部の外側部分は、延在部の内側部分よりもクロージャ・ボディの底部に近位にすることができる。このようにして、ねじ山付きクロージャの長手軸に実質的に垂直である平面は、延在部の内側部分に接触し、一方、延在部の外側部分は、平面から所定距離だけ離間される。
【0044】
一実施形態では、ねじ山付きクロージャが金属製容器に封止される際、キャッピング装置から受けた力に応答して延在部が曲がるようになっている。より具体的には、延在部は、所定の角度で側壁部から外向きに突出することができる。キャッピング装置から受けた力は、金属製容器を弾性的に変形させ、側壁部に対する延在部の角度を変えることができる。一実施形態では、延在部は、キャッピング装置からの力に応答して、約0.5°~約10°で曲がることができる。一実施形態では、力は、延在部の角度を約3°~約6°で変化させる。
【0045】
一実施形態では、ねじ山付きクロージャは、延在部から下向きに延在するプラグシールを有して成る。プラグシールは、ねじ山付きクロージャの長手軸にほぼ平行であり得る。
【0046】
別の実施形態では、ねじ山付きクロージャは、ボディ部分から外向きに延在するシール突出部を有して成る。シール突出部はボディ部分と一体に形成することができる。一実施形態では、シール突出部を備えたねじ山付きクロージャは、プラグシールを有して成らない。
【0047】
任意で、ねじ山付きクロージャは、延在部内にくぼみを有して成ることができ、くぼみは、金属製容器のカールを受容するようになっている。延在部の下面は、カールをくぼみに導くためにテーパーまたは丸みを付けることができる。
【0048】
一実施形態では、タンパー・インジケータは、延在部に機械的に係合されている。より具体的には、タンパー・インジケータは、スナップフィットまたは機械的係合によってねじ山付きクロージャに係合することができる。さらに、または代わりに、タンパー・インジケータは、フリクションフィットによりねじ山付きクロージャによって保持されることができる。スカートは延在部から下方に延在することができ、スカートは内側の溝(またグローブ;groove)を有して成る。タンパー・インジケータのキャッチは、内側の溝に適合して、タンパー・インジケータをねじ山付きクロージャに機械的に係合できる。別の実施形態では、タンパー・インジケータは、延在部と一体的に形成することができる。いずれにせよ、タンパー・インジケータは、ねじ山付きクロージャが開口方向に回転した際に、ねじ山付きクロージャから取り外す(または分離;detach)または離す(または分離する、または取り外す;separate)ようになっている。このようにして、タンパー・インジケータは、金属製容器のネック部に保持される。一実施形態では、タンパー・インジケータの一部分は、タンパー・インジケータがねじ山付きクロージャから離すように、ねじ山付きクロージャが開口方向に回転した際に金属製容器のカールに接触するようになっている。
【0049】
別の態様は、金属製容器の開口部中へ挿入されたねじ山付きクロージャを備えた金属製容器を封止するために動作可能な装置である。ねじ山付きクロージャは、クロージャ・ボディ、クロージャ・ボディから外側に突出するクロージャねじ山を有して成る外側表面、クロージャ・ボディに形成されたチャンバー、およびクロージャ・ボディの上端から所定角度で外側に突出する延在部を概して有して成る。金属製容器は、底部、側壁部、側壁部から上方に延在し、ねじ山のないネック部、および底部に対向して位置づけられた開口部を有して成ることができる。装置は(1)金属製容器の長手軸に沿って移動し、金属製容器の開口部に位置づけられたねじ山付きクロージャに第1の力を下方に加えるようになっている第1のツール、および(2)金属製容器のネック部の外面に第2の力を加えて、ネック部をクロージャねじ山に対して押圧することによりネック部に容器ねじ山を形成するようになっている第2のツールを概して有して成る。
【0050】
第1のツールからの第1の力は、ねじ山付きクロージャを弾性的に変形させ、延在部がクロージャ・ボディから突出する所定の角度を変更するように選択される。一実施形態では、第1の力は、延在部の角度を約0.5°~約10°で変化させる。
【0051】
一実施形態では、第1の力は、ねじ山付きクロージャのクロージャねじ山を、金属製容器の底部に向かって所定距離だけ押すことができる。例えば、クロージャねじ山は、金属製容器の底部に向かって、約0.005インチ~約0.1インチ、または約0.005インチ~約0.015インチで移動することができる。
【0052】
第2のツールが容器ねじ山を形成した後、クロージャねじ山が金属製容器の底部から上方に移動し、容器ねじ山に力を加えるように、第1のツールをねじ山付きクロージャから後退させる(または引っ込める;retract)ことができる。さらに、第1のツールが後退させ、第1の力がねじ山付きクロージャから取り外されると、延在部は、少なくとも部分的に所定の角度にスプリングバックすることができる。クロージャねじ山が上向きに動くと、クロージャ・ボディの上部を張力がかかる状態に置く。より具体的には、一実施形態では、延在部とクロージャねじ山との間のクロージャ・ボディの上部は、クロージャねじ山の上方への移動のために張力がかかる。一実施形態では、張力がかかっているクロージャ・ボディの上部は、容器ねじ山の最上部の上にある。
【0053】
一実施形態では、第1のツールは、ねじ山付きクロージャのチャンバー内に移動し、チャンバーの底部に第1の力を加えるようになっている突出部を有して成る。したがって、一実施形態では、第1のツールは、チャンバーに適合するようになっているボディを有して成る。ボディの直径は、チャンバーの直径よりも小さい。
【0054】
あるいは、第1のツールは、クロージャ・ボディから突出する延在部に第1の力を加えるようになっている。一実施形態では、ねじ山付きクロージャの延在部は、クロージャ・ボディの底部に向かって突出する外側部分を有して成る。第1の力は、突出部の外側部分を上向きに曲げ、底部から離す。任意で、キャッピングツールは、ボディから外側に延在するテーパー状のフランジを有して成る。
【0055】
任意で、第1のツールは、約10ポンド~約300ポンドで第1の力をねじ山付きクロージャに加えるようになっている。一実施形態では、第1の力は、約80ポンド~約120ポンド、または約100ポンドである。
【0056】
第2のツールは、第1のツールが第1の力を加えるのと同時に、またはそれに続いて、第2の力を加えるように動作可能である。第2のツールは、スレッドローラーを有して成ることができる。スレッドローラーは、金属製容器の長手軸をほぼ横方向に横切る第2の力を加えるようになることができる。一実施形態では、第2の力は、長手軸にほぼ垂直に方向付けられる。第2のツールは、ネック部の内面から内側に突出する山部と、ネック部の外面にあって内側へ方向づけられた谷部を有して成る容器ねじ山を形成するようになっている。谷部は一般的に山部に対応する。
【0057】
別の態様では、ねじ山付きクロージャで金属製容器を封止するための方法を供し、上記方法は、
(1)底部、側壁部、側壁部から上方に延在し、ねじ山がないネック部、およびネック部の最上部に位置づけられた開口部を有する金属製容器を供すること、
(2)クロージャ・ボディ、クロージャ・ボディに形成されたチャンバー、クロージャ・ボディの外側表面に形成されたクロージャねじ山、およびクロージャ・ボディの上部から外側に突出する延在部を含んで成るねじ山付きクロージャを供すること、
(3)ネック部の開口部にねじ山付きクロージャを位置づけること、
(4)第1のツールを用いてねじ山付きクロージャに第1の力を下方に加えて第1の力が延在部がクロージャ・ボディから突出する角度を変え、およびねじ山付きクロージャに弾性変形を引き起こすこと、
(5)第2のツールを用いて、ネック部の外面に第2の力を加えることであって、第2の力は、第1の力に対して実質的に横断するように方向づけられ、第2の力はネック部をクロージャねじ山に対して押圧して金属製容器上にねじ山を形成すること、および
(6)第1のツールをねじ山付きクロージャから離して第1の力を除去することを含む。第1のツールがねじ山付きクロージャから取り外されると、クロージャねじ山は金属製容器の底部から離れるように上方に移動し、力を容器ねじ山に加え、それによりねじ山付きクロージャを張力がかかる状態に置く(またはねじ山付きクロージャに張力がかかる状態に置く;pla)。このようにして、ねじ山付きクロージャは金属製容器内にある製品を封止することを含む。
【0058】
第1の力は、第1のツールの突出部によって、チャンバーの底部に加えることができる。突出部は、ねじ山付きクロージャのチャンバー内に延在するようになっている。一実施形態では、第1のツールは、クロージャ・チャンバーの内径よりも小さい直径を有する。
【0059】
あるいは、第1の力は、延在部に接触する第1のツールの一部分によって延在部に加えられ得る。一実施形態では、第1の力がねじ山付きクロージャに加えられると、延在部の外側部分は、ねじ山付きクロージャの底部によって規定される平面から離れるように曲がる。一実施形態では、第1の力は、延在部の角度を約0.5°~約10°で変化させる。
【0060】
本発明の実施形態の追加の特徴および利点は、特に添付の図面と共に取られた場合、下記の説明からより容易に明らかになるであろう。
【0061】
本明細書では概して「金属製容器」、「金属製ボトル」、「飲料容器」、「容器」、および/または「ボトル」と呼ぶが、本発明は、飲料缶および飲料ボトルを含むがこれらに限定されない、任意のサイズまたは形状の容器で使用できることを理解されたい。したがって、「容器」という用語は、任意の種類の容器を含むことを意図している。さらに、当業者に理解されるように、本発明の方法および装置は概して金属製容器および金属製ボトルに関するが、本発明の方法および装置は金属製容器に限定されず、アルミニウム、鋼、スズ、プラスチック、ガラス、紙、またはそれらの任意の組み合わせを含むがこれらに限定されない任意の材料を有する容器を形成するために使用され得る。
【0062】
本明細書で使用される「ねじ山」という用語は、回転力を直線(または線形;linear)運動に変換するために使用される任意の種類のらせん構造に関する。ねじ山は、対称または非対称の、任意の所定のサイズ、形状(shape)、またはピッチであり得て、時計回りまたは反時計回りの巻き(折り返し、ラップ、巻き付け;wrap)を有し得る。ねじ山は、金属製容器またはねじ山付きクロージャの直線部分またはテーパー状の部分に形成され得て、ねじ山は1つ以上のリードを有して成り得る。ねじ山は、ねじ山付きクロージャまたは金属製容器の周りに少なくとも部分的に延在することができる。一実施形態では、ねじ山は、ねじ山付きクロージャまたは金属製容器の周りに少なくとも360°延在できる。任意で、ねじ山は、ねじ山付きクロージャまたは金属製容器の周りに少なくとも2回、あるいは360°未満で延在できる。さらに、当業者には、らせんねじおよびラグねじの両方が、本発明の金属製容器およびねじ山付きクロージャと共に使用できることが理解されるであろう。
【0063】
本明細書で使用される「少なくとも1つ」、「1つ以上」、および「および/または」という句は、動作において接続詞および論理和の両方である自由形式の表現である。たとえば、「A、B、およびCのうち少なくとも1つ」、「A、B、またはCのうち少なくとも1つ」、「A、B、およびCのうち1つ以上」、「A、B、またはCのうち1つ以上」および「A、B、および/またはC」という各表現は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AとBを共に、AとCを共に、BとCを共に、またはA、BおよびCを共に、を意味する。
【0064】
別段の指示がない限り、明細書および特許請求の範囲で使用される数量、寸法、条件などを表すすべての数字は、すべての場合において「約」という用語によって変更されるものとして理解されるべきである。したがって、特に明記しない限り、本明細書および特許請求の範囲で使用される数量、寸法、条件、比率、範囲などを表すすべての数値は、満足のいく結果を達成するために約5%増減し得る。さらに、本明細書に記載のすべての範囲は、本発明から逸脱することなく、任意のサブ範囲または範囲の一部、または範囲内の任意の値に減縮し得る。本発明の一例示的な実施形態を説明するために様々な例示的な寸法が提供されるが、容器およびねじ山付きクロージャの寸法は変更され得て、それでも本発明の範囲および精神に適合することが明確に企図される。
【0065】
本明細書で使用される「一つ(a)」または「一つ(an)」エンティティという用語は、そのエンティティの1つ以上を指す。したがって、「一つ」(または「一つ」)、「1つ以上」および「少なくとも1つ」という用語は、本明細書では互いに交換可能に使用することができる。
【0066】
本明細書における「含む(including)」、「含んで成る(comprising)」、または「有する(having)」およびそれらの変形の使用は、その後に記載される項目およびその同等物、ならびに追加の項目を包含することを意味する。したがって、「含む」、「含んで成る」、または「有する」という用語およびそれらの変形は、本明細書において互いに交換可能に使用することができる。
【0067】
本明細書で使用される「手段(means)」という用語は、米国特許法第112条(f)に従って可能な限り広い解釈を与えられるものとすることを理解されたい。したがって、「手段」という用語を組み込んだクレームは、ここに記載されているすべての構造、材料、または行為、およびそれらのすべての同等物を含める。さらに、構造、材料、または行為およびそれらの均等物は、発明の概要、図面の簡単な説明、詳細な説明、要約、および特許請求の範囲自体に記載されているすべてのものを含む。
【0068】
本発明の概要は、本発明の全範囲および狙いを代表することを意図するものでも、そのように解釈されるべきでもない。さらに、本明細書で「本発明」またはその態様を参照することは、本発明の特定の実施形態を意味すると理解されるべきであり、必ずしもすべての実施形態を特定の説明に限定すると解釈されるべきではない。本発明は、本発明の概要ならびに添付の図面および詳細な説明に様々な詳細レベルで記載されており、本発明の範囲に関する制限は、要素または構成要素を含むか含まないかによって意図されるものではない。本発明の追加の態様は、特に図面と共に取られた場合、詳細な説明からより容易に明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0069】
本明細書に組み込まれ、明細書の一部を構成する添付の図面は、本発明の実施形態を示し、上記の発明の要約および以下の図面の詳細な説明とともに、これらの実施形態の原理を説明するのに役立つ。場合によっては、本開示を理解するために必要ではない、または他の詳細を認識しにくくする詳細が省略されている可能性がある。当然、本発明は、本明細書に示される特定の実施形態に必ずしも限定されないことを理解されたい。例えば、一実施形態、種または図に関して示されおよび/または説明される様々な特徴およびデバイスは、そのような組み合わせまたは置換は、本明細書に具体的に示されているか、または記載されているかどうかに関係なく、他の実施形態、種または図の特徴またはデバイスと組み合わせられるか、またはそれらの代わりになり得ることが企図される。さらに、図面は必ずしも原寸に比例していないことを理解されたい。
【0070】
【
図1】
図1は、金属製容器のネック部にねじ山が形成される前の、本発明の一実施形態による金属製容器の断面正面図である。
【0071】
【
図2】
図2A~Fは本発明の実施形態による金属製容器の最上部の様々な構成を示す、部分的に断片化した断面正面図である。
【0072】
【
図3】
図3は、本発明の一実施形態によるねじ山付きクロージャの正面図である。
【0073】
【
図4A】
図4Aは、本発明の一実施形態による、ねじ山付きクロージャの一部の部分的に断片化した断面正面図である。
【0074】
【
図4B】
図4Bは、本発明の一実施形態による、任意のラグねじ山の部分的に断片化した断面正面図である。
【0075】
【
図5】
図5は、本発明の一実施形態による、
図4Aのねじ山付きクロージャで
図1の金属製容器を封止するように動作可能な装置の断片化した正面図を示す。
【0076】
【
図6A】
図6Aは、本発明の一実施形態による、ねじ山付きクロージャを備えた金属製容器を封止するようになっている装置の部分正面断面図を示す。
【0077】
【
図6B】
図6Bは、概して、
図6Aの装置によって封止された金属製容器の部分正面断面図を示している。
【0078】
【
図7A】
図7A~7Cは、ねじ山付きクロージャで金属製容器を封止する本発明の別の装置の部分正面断面図である。
【0079】
【
図8】
図8は、本発明の一実施形態のねじ山付きクロージャの断面正面図である。
【0080】
【
図9】
図9Aおよび9Bは、本発明の別の実施形態の装置によってねじ山付きクロージャで封止されている別の金属製容器の部分断面正面図である。
【0081】
【
図10A】
図10Aは、本発明の一実施形態による、金属製容器の開口部に位置づけられ、金属製容器にねじ山を形成する前のねじ山のないネック部を備えた金属製容器を示すねじ山付きクロージャの正面図である。
【0082】
【
図10B】
図10Bは、
図10Aの線10B-10Bに沿って取られた、金属製容器およびねじ山付きクロージャの断面正面図であり、および
【0083】
【0084】
同様の構成要素および/または機能は、同じ参照番号を有し得る。同じタイプの構成要素は、参照番号に続く文字で区別できる。参照番号のみを使用する場合、説明は、同じ参照番号を持つ類似の構成要素のいずれかに適用される。
【0085】
図面に示される様々な構成要素の構成要素リストが本明細書に提供される。
【発明を実施するための形態】
【0086】
本発明の様々な実施形態が本明細書に記載され、図面に示される。本開示は、広範囲にわたる努力にわたって重要な利点を有する。開示された特定の例を参照する要件によって課せられる限定的な言葉のように見え得るにもかかわらず、開示されている発明の範囲と精神に沿った広さを本明細書と本明細書に添付の請求項に与えることが、出願人の意図である。明らかに理解されるが、
図1~
図10は、金属製容器、およびねじ山付きクロージャを受容するようになっている金属製容器を製造するための装置および方法の実施形態を示しているが、本発明は、これらの実施形態に限定されず、任意の形状、サイズ、または材料を有する容器と共に使用され得る。
【0087】
ここで
図1を参照すると、本発明の一実施形態による金属製容器4の正面断面図が、金属製容器4にねじ山を形成するに先立って示されている。金属製容器4は、底部6および側壁部8を有する。一実施形態では、底部6は、任意の内側向けのドーム7を有して成る。ネック部20は、側壁部8から上方に延在する。開口部またはボア12は、ネック部20の最上部に形成される。開口部12は、金属製容器のネック部20の少なくとも一部分が本明細書に記載されているようにねじ山を付された後、金属製容器4を選択的に開閉するためのねじ山付きクロージャを受容するようになっている。
【0088】
金属製容器4は、多数の連続する操作で所望の内径10において狭まっている(またはくびれさせている、または狭窄している、またはネック加工されている;necked)。金属製容器を狭めることに使用される方法および装置は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる米国特許第5,138,858号に開示されているように、本技術分野で周知である。一実施形態では、開口部12の内径10は、ねじ山を付すに先立って、約0.6インチ~約6.0インチである。別の実施形態では、内径10は、ねじ山を付すに先立って、約0.8インチ~2.2インチである。一実施形態では、金属製容器4の外径16は、約1.5インチ~約8インチである。より好ましい実施形態では、外径16は、約1.9インチ~約3.1インチである。
【0089】
ネック部20は、内面26およびねじ山領域24を有し、本明細書で記載するように、ねじ山領域24には、連続するねじ山が形成されている。ネック部20に形成されたねじ山は、少なくとも部分的に開口部12に挿入されたねじ山付きクロージャの外面に形成されたねじ山と螺合するようになっている。ねじ山領域24は、円筒形、先細り形、または円錐形、またはそれらの組み合わせ、または他の任意の形状を有し得る。
【0090】
金属製容器4の上端は、剛性があり、滑らかであり、寸法的に一貫した封止面を作るために、所望の長さに切り落され(またはトリミングされ;trimmed)、所定の形状の仕上げに形成されている。一実施形態では、仕上げの所定の形状はカール28である。カール28は、金属製容器4の材料の1つ以上の折り曲げ(または折り目、または折り畳み、またはフォールド;fold)を有して成り得る。カールは、
図2に示すように、外面30、上面32、および内面34を概して含む。任意で、一実施形態では、狭め(またはネッキング;necking)中または狭め後に、1つ以上の補強ビード40をネック部20上に形成され得る。
【0091】
次に、
図2A~2Dを参照すると、カール28A、28B、28C、28Dの任意の(またはオプション;optional)の形状が示されている。いくつかの実施形態では、カール28は、ネック部の外面から離れて外側に延在することができる。カール28は、1つ以上の表面30、32、34上に、直線(またはstraight)または概して直線状(linear)の部分を有することができる。あるいは、カール28の表面30、32、34の1つ以上に丸みを持たせることができる。一実施形態では、カール28A、28B、28C、または28Dは、直線トリム36またはフランジ38に相互接続された金属製容器4の材料とは異なる材料で形成され得る。一実施形態では、
図2Eに図示されるように、カール28は、金属製容器4の上端で直線トリム36に置き換えられる。
図2Fに示すさらに別の実施形態では、任意で、カール28はフランジ38に置き換えられる。フランジ38は、任意の所望の形状を有することができ、任意の所望の角度で金属製容器4のネック部から延在することができることは、当業者には理解されるであろう。
【0092】
ここで
図3を参照すると、本発明の一実施形態によるねじ山付きクロージャ44が全体的に示されている。ねじ山付きクロージャ44は、木材、コルク、プラスチック、金属(アルミニウム、鋼、スズ、またはそれらの任意の組み合わせを含むがこれらに限定されない)、合成材料、ガラス、紙、またはそれらの組み合わせで形成され得る。ねじ山付きクロージャ44は、所定の深さ56を備えるボディ46を有する。一実施形態において、ボディ46の深さ56は、約0.5インチ~約2.0インチであるが、深さ56は、用途に基づいてより深くまたはより浅くするように変更できることは当業者には理解されるであろう。
【0093】
らせん状のねじ山60は、ねじ山付きクロージャ44のボディ46の外面に形成される。より具体的には、クロージャねじ山60は、ボディ46から外側に延在する。したがって、クロージャねじ山60は、クロージャ・ボディ46の外径よりも、より大きい外径58を有する。クロージャねじ山の外径58は、金属製容器4のねじ山のないボアまたは開口部12に適合するように選択される。一実施形態では、外径58は、約0.6インチ~約4.0インチである。別の好ましい実施形態では、外径58は、約0.8インチ~約2.2インチである。さらに別の実施形態では、外径58は、約1.1インチ~約1.3インチである。さらに、または代替として、一実施形態では、クロージャねじ山60の最上部の外径58は、クロージャねじ山60の最下部の外径58よりも大きい。クロージャねじ山60の最上部は、クロージャねじ山60の最下部の外径よりも約0.0インチ~約0.015インチ大きい外径58を有する。
【0094】
一実施形態では、ねじ山60は、約0.6インチ~約4.0インチの内径59を有する。別の実施形態では、内径59は、約0.8インチ~約2.2インチである。さらに別の実施形態では、ねじ山60の内径59は、約1.05インチ~約1.25インチである。クロージャねじ山60の内径59および外径58は変更可能であり、本開示の範囲および精神に適合することは、当業者には理解されるであろう。
【0095】
クロージャねじ山60は、上面43、下面45、山47、および谷底(または底;root)または谷48を有する。一実施形態では、クロージャねじ山60は、実質的に対称的な断面輪郭(またはプロファイル;profile)を有する。別の実施形態では、クロージャねじ山60の断面輪郭は対称ではなく、クロージャねじ山60の山47はクロージャねじ山60の谷48とは異なる輪郭を有する。一実施形態では、クロージャねじ山は実質的に水平である。一実施形態では、クロージャねじ山60は、ボディ46の周囲に1つより多い巻き付けを有する。別の実施形態では、クロージャねじ山60は、ボディ46の周囲に約0.25回から約8回の巻き付けを有する。一実施形態では、ねじ山付きクロージャ44は、2つ以上の個別のねじ山で形成されたマルチリード(または多条;multi-lead)ねじ山有して成る。マルチリードねじ山の各ねじ山は、異なる数のねじ山の巻き付け(またはラップ;wrap)を有することができる。
【0096】
任意のチャネル96は、クロージャねじ山60を通って形成され得る。チャネル96は、金属製容器4の内部と、容器ねじ山42とクロージャねじ山60との間の空間との間の連通を提供する。チャネル96は、金属製容器4の内部と金属製容器4の外側の周囲空気との間の連通を提供することにより、ねじ山付きクロージャ44の取り外し(または移動、または除去;removal)中に金属製容器4の内部から圧力を解放するガスの制御放出を可能にする。金属製容器4とねじ山付きクロージャ44との間の封止が破られた後、クロージャねじ山60が金属製容器4に形成されたねじ山42とのねじ山係合(またはねじ係合;thread engagement)を失う前に、ガスはチャネル96を通って金属製容器4の外部に漏れ得る。この制御された圧力の解放により、ねじ山付きクロージャ44が、開放中に金属製容器4から強制的に排出されるのを防ぎ、ねじ山付きクロージャ44を容易に取り外すこともできる。さらに、チャネル96は、容器ねじ山42とクロージャねじ山60との間の空間から液体製品が下方に排出されるようにすることにより、ねじ山付きクロージャ44が金属製容器4から取り外される際に、不注意による製品の上方への放出、または吹き返しを防止する。取り扱い中、充填された金属製容器4は、液体製品がねじ山42、60との間の空間に流れ込むように反転させ得る。チャネル96のないねじ山付きクロージャ44によって封止された金属製容器4が垂直位置に戻る際、液体の表面張力により、液体製品が空間から流出し得ない。液体製品が空間に残っている場合、金属製容器4を開いたときに、液体製品が金属製容器4からの加圧ガスの通路を塞いでしまう。消費者がねじ山付きクロージャ44を回転させて金属製容器4を開くと、ガスは、ねじ山42、60との間の空間に閉じ込められた残留液体製品を金属製容器4から、場合によっては消費者に押し出す(またはプッシュする;push)。対照的に、チャネル96を備えたねじ山付きクロージャ44によって封止された金属製容器4が垂直位置に戻ると、チャネル96は、液体製品が金属製容器4中へ下向きに逆流するための通路を形成する。ねじ山付きクロージャ44が回転する際、チャネル96はまた、液体製品を含まないガスを逃がすための最小抵抗の通路を提供し得る。一実施形態では、チャネル96は実質的に垂直である。しかしながら、チャネル96は、液体製品が金属製容器4内に下向きに流れるための通路を形成し、金属製容器が開かれたときにガスが逃げるように、予め定められた任意の配向を有することができることを当業者は理解するであろう。
【0097】
任意で、ねじ山付きクロージャ44が金属製容器4から少なくとも部分的にねじ外された(unthreaded)後に、消費者に表示を提供するために、タンパー・インジケータ(または不正開封指示器;tamper indicator)82がねじ山付きクロージャ44上に形成され得る。タンパー・インジケータ82は、ねじ山付きクロージャ44が回転して金属製容器4を開く際に、ねじ山付きクロージャから分離することにより、金属製容器4のネック部20に保持されるようになっている。一実施形態では、タンパー・インジケータは、切込み(または刻み目、またはスコア、または切込み線;score)状または鋸歯状(またはギザギザ状、またはのこぎり状、またはセレイテッド;serrated)バンド86によってねじ山付きクロージャ44に相互接続される。別の実施形態では、タンパー・インジケータ82は、鋸歯状バンド86の代わりに軸方向のセレーション(または鋸歯状部分、または鋸歯形状;serration)87を有して成る。ねじ山付きクロージャ44が金属製容器4から取り外される際、セレーション87が破損し、タンパー・インジケータ82のセクションが外側にフレアし(または広がって;flair)、ねじ山付きクロージャ44が金属製容器4から少なくとも部分的に取り外されたことを示す。一実施形態では、タンパー・インジケータ82は、クロージャ・ボディ46と同じ材料で一体的に形成される。あるいは、タンパー・インジケータは、クロージャ・ボディ46とは別に任意に形成することができる。一実施形態において、タンパー・インジケータ82は、ねじ山付きクロージャ44に相互接続され、クロージャ・ボディ46の材料とは異なる金属またはプラスチック材料で形成される。
【0098】
一実施形態では、ねじ山付きクロージャを金属製容器4のボア12から取り外す前に、タンパー・インジケータ82は、切込み入りの材料で形成されたジップストリップ(ZIP strip)を有して成り、手動で引っ張って少なくとも部分的かつ破壊的にねじ山付きクロージャ44から取り外さなければならない。一実施形態では、ジップストリップは、ねじ山付きクロージャ44の材料とは異なる材料で形成される。別の実施形態では、タンパー・インジケータは、周方向の切込みまたは壊れやすい(またはフランジブル、またはもろい;frangible)バンドを有して成るひもである。消費者がねじ山付きクロージャを回転させて金属製容器を開くと、切込みが破損する。ひもの第1端は、金属製容器4のネック部20に保持されたバンドに相互接続され、ひもの第2端は、ねじ山付きクロージャ44に相互接続され、ねじ山付きクロージャ44の紛失を防ぎ、ねじ山付きクロージャがゴミになるのを防ぐ。
【0099】
さらに、消費者の握りを改善するために、ねじ山付きクロージャ44の外面にグリップ特徴部95を任意で形成し得る。
図3に示す一実施形態では、グリップ特徴部95はローレット部(またはナール、またはぎざぎざ;knurl)を有して成る。別の実施形態では、グリップ特徴部は、ねじ山付きクロージャ44の1つ以上の外面に形成された1つ以上のローレット部、スカラップ部、ホール、およびスロットを有して成り得る。一実施形態では、グリップ特徴部95は、後述するピルファーローラーによって形成される。任意で、ねじ山付きクロージャ44の1つ以上の表面に好ましい印を装飾し得る。一実施形態では、ねじ山付きクロージャの外頂面(または公共側)が装飾される。別の実施形態では、ねじ山付きクロージャの内面(または製品側)が装飾される。さらに別の実施形態では、装飾は、リトグラフ画像、エンボス画像、およびデボス画像のうちの1つ以上を有して成る。
【0100】
ここで
図4Aを参照すると、本発明の一実施形態によるねじ山付きクロージャ44の部分的に断片化された正面断面図が、金属製容器4のボアまたは開口部12に挿入される前の状態で示されている。ねじ山付きクロージャ44は、らせん状ねじ山60を有する。しかしながら、当業者には理解されるように、ラグねじ64は、
図4Bに示されるように、ねじ山付きクロージャ44上に任意で形成されてもよい。
【0101】
ねじ山付きクロージャ44は、底部57、側壁部67、および任意のチャンバー52を有して成る。チャンバー52は、任意の種類のアイテムを保持または格納(または保管;store)するために使用することができる。例えば、食料品、液体、気体、香味料、貴重品、洗浄材、化学薬品、美容補助器具、工具、および他の材料をチャンバー52に格納することができる。チャンバー52は、上部開口部49からアクセス可能である。底部57は、ねじ山付きクロージャ44の剛性を高めるために、デボス加工またはエンボス加工され得る。
【0102】
ねじ山付きクロージャ44のボディ46は、ねじ山付きクロージャ44を積み重ねて、ねじ山付きクロージャ44を保管するのに必要なスペースの量を減らすことができる形状を有し得る。一実施形態では、ボディ46の底部57は、別のねじ山付きクロージャ44のチャンバー52に少なくとも部分的に適合するようになっている。別の実施形態では、底部57は、別のねじ山付きクロージャ44の底部57に形成されたデボスに少なくとも部分的に嵌合する。
【0103】
ねじ山付きクロージャ44は、クロージャ・ボディ46の上部周囲から外側に延在する延在部66を有する。延在部66は、クロージャ・ボディ46から所定の角度で延在する。一実施形態では、延在部66は、クロージャ・ボディからほぼ放射状に(または半径方向にradially)離れるように延在する。外側シール68、頂部シール70、および内側またはプラグシール72のうちの1つ以上が延在部66上に形成され得る。シール68、70、72は、金属製容器4のカール28、トリム36、またはフランジ38の表面30、32、34のうちの1つ以上に接触および/または封止力を加えるようになっている形状(またはジオメトリー、または構造;geometry)で寸法決めまたは形成することができる。
図4Aに示されているが、延在部66から延在することは、当業者は、プラグシール72がクロージャ・ボディ46の所定の位置から直接延在し得ることであると理解するであろう。また、プラグシール72の形状は任意であり得る。したがって、一実施形態では、プラグシール72は、ねじ山付きクロージャ44のボディ46上に形成され得るか、またはボディ46から延在し得る。別の実施形態では、プラグシール72は、ねじ山付きクロージャ44のボディ46の外面から少なくとも部分的に延在する突起部として形成される。さらに別の実施形態では、プラグシール72は、クロージャねじ山60の上に位置づけられる。さらに別の実施形態では、プラグシール72は、クロージャねじ山60の下に位置づけられ得る。
【0104】
外側シール68、頂部シール70、およびプラグシール72は、ねじ山付きクロージャ44上に一体的に形成され得て、またはねじ山付きクロージャに相互接続され得る。一実施形態では、シール68、70、72は、カール28の表面30、32、34とのシール接触を確実にするために、任意に可撓性または変形可能であり得る。別の実施形態では、シール68、70、72は、ねじ山付きクロージャ44のボディ46の材料とは異なる材料で作られ得て、またはねじ山付きクロージャ44のボディ46の材料とは異なる材料を有して成り得る。例えば、シール68、70、72は、コルク、ゴム、プラスチック、エラストマー、シリコン、エラストマー材料、または他の可撓性および/または圧縮性材料を有して成り得る、またはそれらから作られ得る。さらに、または代替として、頂部シール70は、充填された金属製容器4の輸送中および取り扱い中に、カール28への損傷を防止するように設計され得る。したがって、一実施形態では、頂部シール70は、金属製容器4とねじ山付きクロージャ44との間のシールの意図しない解放を防止するために、ねじ山付きクロージャ44に加えられる力を吸収するようになっているバンパーであり得る。
【0105】
一実施形態のタンパー・インジケータ82は、延在部66に形成される。一実施形態では、タンパー・インジケータ82は、延在部84を有して成る。延在部84は、内側に延在することができる。したがって、延在部84の内径は、延在部66の外径よりも小さくできる。一実施形態では、延在部84は柔軟である。このようにして、
図5に示すように、ねじ山付きクロージャ44が金属製容器4のボア12に挿入される際、タンパー・インジケータ82は、金属製容器4のカール28、トリム36、またはフランジ38上を下方にスライドすることができる。
【0106】
任意で、チャンバー52の開口部49は、任意のカバーによって封止することができる。カバーは、チャンバー52を衛生的に保ち、汚染のない状態に保つ。カバーは、紙、ボール紙、金属箔、プラスチック、またはそれらの組み合わせで作られ得る。カバーは、誘導(または人工的誘発;induction)または任意の他の方法によって、ねじ山付きクロージャ44に相互接続され得る。一実施形態において、カバーは、ねじ山付きクロージャが金属製ボトル4の開口部に挿入される前に、ねじ山付きクロージャ44に相互接続される。あるいは、金属製ボトル4にボトルねじ山が形成された後に、カバーがねじ山付きクロージャに相互連結され得る。一実施形態において、カバーは、ねじ山付きクロージャ44にヒンジ式に相互接続され、カバーは、チャンバー52へのアクセスを可能にするために持ち上げられ、チャンバー52を再封止または再密閉するために下げられる。別の実施形態では、カバーをねじ山付きクロージャ44に保持してごみを防ぐためにカバーの一部分がねじ山付きクロージャ44に永久的に相互接続される。任意で、チャンバー52は覆われていない開口部49を有し得る。
【0107】
本発明のすべての実施形態のねじ山付きクロージャ44は、任意でガス透過障壁を有して成り得る。ガス透過バリアは、CO2および/またはO2がねじ山付きクロージャのボディ46を通って移動するのを防止する。例えば、ねじ山付きクロージャを形成するために使用されるいくつかの材料は、少なくとも部分的にCO2およびO2に対して透過性であり得る。一実施形態では、ガス透過バリアは、ねじ山付きクロージャ44が形成される際にボディ46の一部分に注入される材料を有して成る。さらに、または代替として、ガス透過バリアは、ねじ山付きクロージャ44のボディ46の内面および外面の少なくとも一方に適用される材料によって形成され得る。いずれにせよ、ガス透過バリアは、製品の気が抜けるか、または酸化されるのに要する時間を増やすことによって、金属製容器4内に封止された製品の貯蔵寿命を延ばすことができる。
【0108】
ガス透過バリアは、金属製容器4の内部にO2を入らないようにし、CO2を内部に閉じ込めるようにするバリアを作る任意の材料で形成され得る。本発明の一実施形態では、ガス透過バリアは、プラズマコーティング法を使用して塗布された酸化ケイ素材料である。別の実施形態では、ガス透過バリアは、ねじ山付きクロージャ44に塗布される液体である。さらに別の実施形態では、ガス透過バリアは、ねじ山付きクロージャ44に塗布されるフィルムである。さらに別の実施形態では、ガス透過バリアは、酸化シリコン材料で形成され得る。一実施形態において、ガス透過バリアの材料は、CO2および/またはO2を捕捉または吸収する。
【0109】
次に
図5を参照すると、本発明の実施形態による、金属製容器4をねじ山付きクロージャ44で封止するように動作可能な装置89の部分図が全体的に示されている。図示されていないが、装置89の右側は、装置の左側に対して実質的に対称であることが理解されるであろう。装置89は、概して、スレッドローラー90、圧力ブロック93、および任意で、ピルファーローラー91のうちの1つ以上を有して成る。
【0110】
スレッドローラー90およびピルファーローラー91は、垂直軸92を中心に回転することができる。スレッドローラー90は、比較的軽いばね負荷がかけられており、垂直軸92に沿って横断し(または縦貫し;traverse)、垂直に上下に動くことができる。一実施形態では、スレッドローラー90のばね負荷は、約3ポンド未満である。ピルファーローラー91には、通常、重いばねが装填されている。一実施形態では、ばね負荷は30ポンドであり得る。そして、ピルファーローラー91は、約0.2インチ未満を縦貫することができる。別の実施形態では、ピルファーローラー91は、垂直軸92に沿って縦貫しない。
【0111】
ローラー90、91は、金属製容器4の外側の周りを回転し、金属製容器4およびねじ山付きクロージャ44の所定の部分に圧縮力を加えるように動作可能である。ローラー90、91は、金属、ゴム、プラスチック、または当業者に知られている他の耐久性のある材料で作られ得て、任意の形状またはサイズにすることができ、任意の外形(または輪郭、またはプロファイル;profile)の接触表面を有することができる。一実施形態では、異なる外形または寸法の接触面を有する2つ以上のスレッドローラー90を使用して、容器ねじ山42が作られ得る。別の実施形態では、ピルファーローラー91は、ねじ山付きクロージャ44の1つ以上の部分にセレーションを形成するように動作可能である。1つのスレッドローラー90および1つのピルファーローラー91のみが
図5に示されているが、一実施形態では、装置89は、2つ以上のスレッドローラー90および2つ以上のピルファーローラー91を有して成り得る。
【0112】
一実施形態では、圧力ブロック93は、ねじ山付きクロージャ44を金属製容器4のボア12内に下方に押圧するように動作可能なチャック94を有して成る。一実施形態では、チャック94は、ねじ山付きクロージャ44を保持するようになっている。チャック94はまた、ねじ山付きクロージャ44を回転させ得る。装置89は、金属製容器4を支持し、金属製容器4を所定の位置に保持する第2のチャック(図示せず)も有して成り得る。さらに、または代替として、装置89は、本明細書に記載の内部ツール132およびキャッピングツール152のうちの1つ以上を有して成り得る。
【0113】
装置89の構成要素の動きおよび動作は、明確にするために示されていない機械的リンク機構によって制御することができる。例えば、一実施形態では、圧力ブロック93の動きおよびタイミングは、カムとカムフォロワとの相互作用によって制御される。さらに、または代替として、チャック94、スレッドローラー90、およびピルファーローラー91の動きは、カムフォロワと係合するカムによって制御され得る。装置89の構成要素を制御する適切なシステムおよび方法は、当業者に知られている。
【0114】
一実施形態では、マシンカムがキャッピングヘッドを金属製容器上に下方に駆動する。スレッドローラーおよびピルファーローラーは、キャッピングヘッドに相互接続することができる。キャッピングヘッドが頂部荷重(またはトップロード;top load)または第1の力を加えると、キャッピングヘッドの内部ばね負荷機構が圧縮される。キャッピングヘッドが圧縮されると、キャッピングヘッドの内部にあるカム(内部カム)が1つ以上のスレッドローラーとピルファーローラーを強制的に作動させる。
【0115】
一実施形態において、キャッピング装置は、1つのマシンカムおよび1つの内部カムのみを有して成る。あるいは、別の実施形態では、キャッピング装置89は、2つ以上のマシンカムを有して成る。キャッピング装置によって加えられる各負荷または力は、それ自体のマシンカムによって作動することができる。この実施形態では、マシンカムは内部カムを有して成らない。
【0116】
動作中、金属製容器4が飲料で満たされた後、装置89は、ねじ山付きクロージャ44のボディ46を金属製容器4のボアまたは開口部12内に少なくとも部分的に置く。一実施形態では、ねじ山付きクロージャ44がボア12に置かれる前に、金属製容器4は、ほぼ円筒形である、ねじ山がないねじ山領域24を有する。装置89の1つ以上のスレッドローラー90は、容器ネック部20のねじ山領域24の外面27と接触して位置づけることができる。ねじ山領域24の材料がスレッドローラー90とねじ山付きクロージャ44のクロージャねじ山60との接触面間で圧縮されると、スレッドローラー90によって容器ねじ山42が金属製容器4上に形成される。一実施形態において、スレッドローラー90は、概して、金属製容器4のねじ山領域24の頂部から始まり、ねじ山領域24の周りで下向きに働く。
【0117】
金属製容器4のねじ山を付す間、圧力ブロック93および/またはチャック94によってねじ山付きクロージャ44に頂部荷重を任意に加え得る。頂部荷重は、容器カール28と圧力ブロック93との間でクロージャ延在部66を圧縮する。
【0118】
任意で、一実施形態では、装置89は、容器ねじ山42が少なくとも部分的に形成された後、金属製容器4およびねじ山付きクロージャ44のうちの1つ以上を閉鎖方向に回転させるようになっている。このようにして、クロージャ・ボディ46を容器ボア12内にさらに押し込むことができ、クロージャ延在部66は容器カール28に対向して押圧される。ねじ山付きクロージャ44および/または金属製容器4を閉鎖方向に回転させることにより、クロージャねじ山60とクロージャ延在部66との間に張力が生じ、ねじ山付きクロージャ44が金属製容器4にタイトに締まる。より具体的には、ねじ玉付きクロージャ44および/または金属製容器4を閉鎖方向に回転させると、ねじ山付きクロージャと金属製容器との間の封止を改善することができる。
【0119】
一実施形態では、装置89は、トルクが約3インチポンド~約28インチポンドに、より好ましくは約10インチポンドに増加するまで、1つ以上の金属製容器4およびねじ山付きクロージャ44を閉鎖方向に回転させるようになっている。別の実施形態では、装置89は、金属製容器4および/またはねじ山付きクロージャ44を閉鎖方向に約60°まで回転させることができる。さらに別の実施形態では、装置は、1つ以上の金属製容器およびねじ山付きクロージャを閉鎖方向に約1°~約180°回転させることができる。
【0120】
容器ねじ山42は、概して、容器ネック部20の内面26から内側に突出する山部47Bを有して成る。容器ねじ山42の山部47Bは、クロージャねじ山60の谷部48A中に少なくとも部分的に突出する。容器ネック部20の外面27は、内側向けの谷部48Bを有して成る。容器ネック部20の谷部48Bは、容器ねじ山の山部47Bに対応する。したがって、一実施形態では、容器ネック部20は、ねじ山領域24において波状の断面を有し、ねじ山谷部48Bは、容器ネック部のねじ山のない部分によって規定される平面から内側に延在する。一実施形態では、各容器ねじ山の谷部48Bの外面は、対応する容器ねじ山の山部47Bの表面とほぼ平行であり得る。
【0121】
形成されると、一実施形態では、容器ねじ山42の構造は、概して、クロージャねじ山60の構造に対応する。一実施形態では、容器ねじ山42は、容器ネック部20の周りに約0.25ラップ~約8ラップを有する。例えば、一実施形態では、容器ねじ山42は、容器ネック部の周りに少なくとも約90°延在できる。容器ねじ山42は、任意で、720°未満、または450°未満に延在できる。一実施形態では、容器ねじ山42は、2つ以上の個別のねじ山で形成されたマルチリードねじを有して成る。マルチリードスレッドの個々のねじ山は、容器ネック部20の周りに異なる数のねじ山ラップを有することができる。
【0122】
一実施形態では、ねじ山42が形成されると、カール28の上面32が金属製容器4の底部に向かって下向きに引かれるので、金属製容器4の高さが減少する。スレッドローラー90およびピルファーローラー91は、容器ネック部20の外面27の周りを回転するようになっている。一実施形態では、スレッドローラー90は、カール28に近接するネック部20の一部分を押圧することによって、容器ねじ山を形成し始める。次いで、スレッドローラー90は、容器ネック部に側部荷重(またはサイドロード;side load)力を加えながら、ネック部の周りを下方にらせん状に巻く。別の実施形態では、スレッドローラー90は、ねじ山領域24の底部から始まり、上方に加工する。
【0123】
金属製容器にねじ山を付すために使用される方法および装置は、以下の刊行物に開示されており、これらはすべて、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。米国特許出願公開2018/0044155、米国特許出願公開第2014/0263150号、米国特許出願公開第2012/0269602号、米国特許出願公開第2010/0065528号、米国特許出願公開第2010/0326946号、米国特許第8,132,439号、米国特許第8,091,402号、米国特許第8,037,734号、米国特許第8,037,728号、米国特許第7,798,357号、米国特許第7,555,927号、米国特許第7,824,750号、米国特許第7,171,840号、米国特許第7,147,123号、米国特許第6,959,830号、国際出願番号PCT/JP2010/072688(PCT出願WO2011/078057)、およびPCT出願WO2018/031617。
【0124】
ねじ山付きクロージャ44が金属製ボトル4の開口部またはボア12に挿入されると、金属製ボトル4内にある製品からの圧力がねじ山付きクロージャ44を上向きに押す。クロージャねじ山60の上面43は、容器ねじ山42の下面41に押し付けられて力を加え、ねじ山付きクロージャ44の意図しない放出を防止する。一実施形態(図示せず)では、クロージャねじ山60の上面43および容器ねじ山42の下面41は、実質的に水平である。実質的に水平である水平面41、43は、クロージャねじ山60の上面43の上方の力が、容器ねじ山42の下面41に対して実質的に垂直に向けられているため、クロージャねじ山60と容器ねじ山42との間のねじ山係合の強度を改善する。
【0125】
図5に示されるように、ねじ山付きクロージャ44は、クロージャ・ボディ46の延在部66に相互接続されたタンパー・インジケータ82を有して成り得る。一実施形態では、タンパー・インジケータ82は、鋸歯状バンド86を有して成る。タンパー・インジケータ82は、他の構成を有し得る。一実施形態では、タンパー・インジケータ82は、ねじ山付きクロージャ44が装置89によって金属製容器4のボア12に挿入される際に、タンパー・インジケータ82が金属製容器4のカール28上を下向きにスライドすることを可能にする可撓性延在部84を有する。一実施形態では、鋸歯状バンド86は、ねじ山付きクロージャ44が金属製容器4のボア12に挿入されるに先立って形成される。別の実施形態では、鋸歯状バンド86は、ねじ山付きクロージャ44が金属製容器4のボア12に挿入された後、装置89のツールによって形成される。
【0126】
金属製容器4がねじ山付きクロージャ44で封止された後、回転力がねじ山付きクロージャ44に加えられ、ねじ山付きクロージャ44を金属製容器4からねじ外しすると、タンパー・インジケータ82の延在部84がカール28の底面、または金属製容器のネック部20上に形成された別の表面に接触し、タンパー・インジケータ82がカール28上を滑って戻るのを防ぐ。回転力がねじ山付きクロージャ44に加えられ続けると、タンパー・インジケータ82をねじ山付きクロージャ44に相互接続する鋸歯状のバンド86が切断され、タンパー・インジケータ82が金属製容器4のネック部20に保持される。金属製容器のネック部上のタンパー・インジケータ82の存在は、クロージャ44が少なくとも部分的に開かれているか、またはねじ切られており、金属製容器4への封止が損なわれていることを消費者に視覚的に示す。
【0127】
図5に示されるように、本発明の一実施形態では、金属製容器4とねじ山付きクロージャ44との間の封止は、ねじ山付きクロージャ44上に形成されたシール68、70、72のうちの少なくとも1つの構造によって作られる(created)。ねじ山付きクロージャ44のシール68、70、72は、金属製容器4のカール28の外面30、上面32、および内面34のうちの少なくとも1つに接触し、封止圧力(またはシール圧力;sealing pressure)を加えるようになっている。封止は、液体またはガスの漏れまたは浸透なしに、製品を金属製容器4内に維持する。さらに、封止は、金属製容器4の内容物(またはコンテンツ;contents)が気が抜けたり酸化するのを防ぐ。任意で、金属製容器4とねじ山付きクロージャ44との間の封止は軸対称ではない。非軸対称封止では、封止の所定の部分は、金属製容器4が開かれた際に、加圧ガスの初期および制御されたベント(または通気孔、または抜け口venting)を提供することができる。この制御されたベントにより、製品の発泡を防ぐことができる。非軸対称封止は、本発明のすべての実施形態の金属製容器4とねじ山付きクロージャ44との間に形成され得る。一実施形態では、スレッドローラー90またはピルファーローラー91は、1つ以上の延在部66の表面に接触して力を加えて、ねじ山付きクロージャ44のシール68、70、72と金属製容器4の表面30、32との間の接触が金属製容器を封止することを確実にする。
【0128】
封止面を提供することに加えて、一実施形態では、カール28の外面30を使用して、ねじ山付きクロージャ44および金属製容器4の整列および同心性を提供する。したがって、カール28の外面30とねじ山付きクロージャ44の外側シール68との間の接触は、ねじ山付きクロージャ44と金属製容器4とを整列させて、装置89による封止およびねじ山形成中に堅固な封止が達成されることを確実にする。一実施形態では、装置89は、任意で、カール28A~28Dの外面30に切り込みまたはスロットを形成することができ、その結果、外面30は連続的ではなく、ねじ山付きクロージャ44と位置合わせするために跳ね返る(または反発する、または跳ねそらす、または跳ねる;spring)または湾曲する(または曲がる、または屈曲する;flex)ができる。不連続な外面30を有するカール28A~28Dは、ねじ山付きクロージャ44と金属製容器4とを整列させるのに有用であるが、ねじ山付きクロージャ44のシール面を提供しない。
【0129】
任意で、シーラントが、1つ以上の金属製容器4およびねじ山付きクロージャ44に適用され得る。シーラントは、ねじ山付きクロージャ44Kのシール68、70、72のうちの1つ以上に加えて、またはそれらを置き換えるために使用することができる。シーラントは、ねじ山付きクロージャ44Kを金属製容器4のボア12に挿入するに前に、ねじ山付きクロージャ44Kに適用し得る。任意で、シーラントが、カール28の上面32に適用され得る。シーラントは、金属製容器内に貯蔵された気体および液体に対して不浸透性である材料によって形成される。
【0130】
装置89がねじ山付きクロージャ44をボア12に挿入する際、(
図5に示される)圧力ブロック93は、ねじ山付きクロージャ44に上方力を加えて、ねじ山付きクロージャ44をボア12に押し込み、ねじ山付きクロージャ44と金属製ボトル4との間のシーラントを圧縮することができる。このようにして、シーラント78は、ねじ山付きクロージャ44とカール28等の金属製ボトルの一部との間の空間を実質的に満たし、金属製容器4とねじ山付きクロージャ44との間に封止を形成することができる。
【0131】
シーラントは、クラウン(又は王冠;crown)クロージャとともに使用されるシーラントに類似している可能性があり、当業者には周知である。一実施形態では、シーラントは、金属製容器4とねじ山付きクロージャ44との間を少なくとも部分的に流れ、硬化してシールを形成することができる液体シーラントである。別の実施形態では、シーラントは圧縮性材料の塊である。一実施形態では、シーラントは、少量のガスが金属製容器4からゆっくりと逃げるか、または金属製容器4に入ることを可能にし得る。
【0132】
さらに、または代わりに、ライナー(liner)は、クロージャ44の延在部66の下面に相互接続され得る。ねじ山が金属製容器上に形成される前に、ねじ山付きクロージャ44が金属製容器4のボア12に挿入される際、ライナーは、延在部66の下面と金属製容器4のカール28の上面32との間で圧縮される。ライナーの圧縮は、金属製容器4の内容物の通気および/または金属製容器4の内部への、または金属製容器4の内部からのCO2またはO2の伝達を防ぐためのシールを形成する。ライナーは、液体および/または気体に対して実質的に不浸透性である可撓性材料から形成され得る。一実施形態では、ライナーは、CO2および/またはO2を吸収する材料で形成されている。
【0133】
図6Aを参照すると、本発明の別の実施形態の装置89Aが一般的に示されている。装置89Aは、
図5に関連して説明された装置89と同様であり、同じまたは類似の特徴の多くを有して成ることができる。例えば、装置89は、スレッドローラー90および任意でピルファーローラー91のうちの1つ以上を有して成ることができる。本明細書に記載の装置89の他の実施形態と同様に、装置89Aは、ねじ山付きクロージャ44が金属製容器の開口部12内に位置づけられた後、金属製容器4上に容器ねじ山42を形成することができる。
【0134】
特に、装置89Aは、本発明の一実施形態の内部ツール132を利用する。内部ツールは、圧力ブロック93および/またはチャック94に相互接続され得る。このようにして、内部ツールは、垂直軸92に対して垂直に移動し得る。内部ツール132は、ねじ山付きクロージャ44のチャンバー52の内部に位置づけられるようになっている。
【0135】
内部ツール132は、ねじ山が金属製容器上に形成される前に、ねじ山付きクロージャ44に力を加えて、ねじ山付きクロージャを容器のボアまたは開口部12の奥深くに押し込むようになっている。一実施形態では、内部ツール132は、容器カール28の内側に位置づけられたねじ山付きクロージャの一部分に力を加える。このようにして、容器カール28が枢軸点を規定し得て、当該枢軸点は、クロージャ延在部66の外側部分66Aがねじ山付きクロージャの底部57によって規定される基準面138から上方に旋回することを可能にする。一実施形態では、
図6Aに一般的に示されているように、内部ツール132がねじ山付きクロージャに力を加えると、クロージャ延在部66は凹方向に移動し得る。
【0136】
内部ツール132は、概して、端壁部134および側壁部136を有して成る。端壁部134は、クロージャ・チャンバー52の底部57に接触し、力を加えるようになっている。一実施形態では、端壁部134は概して平面である。端壁部134については、他の形状が企図されている。例えば、端壁部134は、クロージャ底部57の形状に実質的に対応する形状を有することができる。
【0137】
内部ツールの側壁部136は、概して円筒形である形状を有することができる。しかしながら、内部ツール132は、概してチャンバー52の形状に対応する任意の形状を有し得る。一実施形態では、側壁部136は、チャンバー52を規定する側壁部67の内面51に接触するように構成され得る。任意で、スレッドローラー90等のツールが容器ネック部20に力を加えて金属製容器4上に容器ねじ山42を形成するので、内部ツール132は、クロージャ側壁部67の内面51に接触して支持を提供するようになることができる。一実施形態では、側壁部136は、クロージャ・チャンバー52の内径よりも小さい外径を有する。
【0138】
装置89Aは、ねじ山付きクロージャ44のチャンバー52に対して所定の位置合わせで内部ツール132を位置づけるようになっている。一実施形態では、装置89Aは、金属製容器4の長手軸92にほぼ平行に内部ツール132を動かすことができる。このようにして、装置89Aは、内部ツール132をチャンバー52の内外に移動させることができる。さらに、または代わりに、装置89Aは、金属製容器4およびねじ山付きクロージャ44を長手軸92に沿って任意に移動させることができる。したがって、一実施形態では、装置は、内部ツール132がチャンバー内に入るまで、クロージャ・チャンバー52が内部ツール132に対して移動するように、金属製容器4およびねじ山付きクロージャ44を移動させることができる。
【0139】
内部ツール132は、ねじ山付きクロージャ44の底部57に下方の力または垂直荷重を加えるようになっている。一実施形態では、内部ツール132は、約300ポンド以下を加えるようになっている。別の実施形態では、内部ツールによって加えられることができる下向きの力は、約125ポンド未満である。任意で、内部ツールは、クロージャの底部に少なくとも約10ポンドの下向きの力を加えることができる。さらに別の実施形態では、内部ツール132は、任意で、約10ポンド~約100ポンドの下向きの力をクロージャ底部57に加えることができる。
【0140】
内部ツール132がクロージャ底部57に下方の力を加えると、クロージャ底部は、概して矢印100によって示されるように、金属製容器4のボア12にさらに押し込まれる。より具体的には、クロージャ底部57は、内部ツール132からの力によって、金属製容器4の底部6(
図1および
図10に示されている)の近くに押圧される。しかしながら、ねじ山付きクロージャ44は、クロージャ・ボディ46から外向きに延在する延在部66を有して成る。ねじ山付きクロージャがボトルボア12に押し込まれると、延在部66は金属製容器4の上面またはカール28に接触する。延在部66とカール28との間の接触は、ねじ山付きクロージャの上部がボトルボア12内に移動するのを防ぐ。このようにして、内部ツール132は、ねじ山付きクロージャ44内で弾性的に変形するか、または張力を生成する。
【0141】
一実施形態では、ねじ山付きクロージャの少なくとも側壁部67は、内部ツール132がクロージャ底部57に力を加える際に弾性的に変形するか、または張力をかかる状態に置かれることができる。さらに、内部ツール132からの下方の力は、クロージャねじ山60のピッチを増加させ得る。より具体的には、クロージャねじ山の隣接する山部47A間の距離は、約0.003インチ~約0.015インチで増加し得る。
【0142】
一実施形態では、内部ツール132がクロージャ底部57に下方の力を加えると、延在部66は弾性的に湾曲することができる。具体的には、延在部66は、延在部66の外側部分66Aがほぼ静止したままであることができるように、湾曲するまたは曲がる(または屈曲する、または湾曲する;bend)ことができる。対照的に、延在部の内側部分66Bは、少なくとも部分的に容器の底部6に向かって移動することができる。このようにして、延在部66は、弾性的に湾曲するして凹状の形状にすることができる。
【0143】
一実施形態では、内部ツール132が下方の力を加える際、延在部の外側部分66Aは、
図6Aに一般的に示されるように、内側部分66Bよりも高い。例えば、延在部の外側部分66Aは、クロージャ底部57によって規定される平面138から延在部の内側部分66Bよりも遠くにあり得て、平面138は、長手軸92に実質的に垂直である。別の実施形態では、内部ツール132からの下方の力は、延在部66がクロージャ・ボディ46から突出する角度を変えることができる。一実施形態では、内部ツール132からの力は、延在部66の角度を約0.5°~約10°、または約3°~約6°で変化させる。
【0144】
一実施形態では、内部ツール132は、クロージャ底部57を、容器底部6に向かってボトルボア12内に約0.050インチ以下押すようになっている。任意で、別の実施形態では、クロージャ底部57は、内部ツール132からの下方の力に応答して、約0.005インチ~約0.10インチ、または約0.020インチさらにボア12内に移動することができる。一実施形態では、内部ツール132からの第1の力は、金属製容器の底部に密閉された約0.005インチ~約0.015インチでクロージャ底部を押圧する。
【0145】
さらに、または代わりに、一実施形態では、内部ツールは、クロージャ底部57を、クロージャねじ山60のピッチの約半分、またはクロージャねじ山60の隣接する山部47A間の距離の半分に押すようにさらに金属製容器4の中へ動作可能である。クロージャねじ山60は、約0.16インチ未満のピッチを有することができる。任意で、クロージャねじ山の山部47Aは、丸みを帯びた形状を有する。あるいは、山部47Aは、
図9に示されるように、概して平面である形状を有し得る。
【0146】
装置89Aは、内部ツール132がクロージャ底部57に下方の力を加えている間、金属製容器4のネック部20上にねじ42を形成することができる。このようにして、ねじ山付きクロージャ44が弾性的に変形するか、または張力がかかっている間に、容器ねじ山42を形成することができる。
【0147】
一実施形態では、容器ねじ山42が、
図5に関連して説明されたスレッドローラー90の動作と同じまたは類似の方法で、スレッドローラー90によって形成されることができる。より具体的には、スレッドローラー90等のツール90は、ネック部の外面27を押圧してネック部に側部荷重を加えるようになっている。このようにして、ネック部20のねじ山領域24が、スレッドローラー90とクロージャねじ山60との間で圧縮されることができる。容器ねじ山42が形成されると、スレッドローラー90によって加えられる側部荷重(またはサイドロード;sideload)が、ネック部の内面26をクロージャねじ山60に押圧する。スレッドローラー90は、概して、容器ねじ山42を形成する際に、ねじ山付きクロージャのクロージャねじ山60に続いてネック部に巻き付く。
【0148】
内部ツール132が下方の力を加えている間に容器ねじ山42を形成することの1つの利点は、クロージャ延在部66の下面が、カール28等の金属製容器4の上面に押圧されることができることである。内部ツール132はまた、容器ねじ山42の形成中に、ねじ山付きクロージャ44と金属製容器4との間の所定の半径方向または軸方向の位置決め(または位置合わせ、または整列、またはアライメント;alignment)を維持することができる。このようにして、内部ツール132は、クロージャねじ山60と容器ネック部の内面26との間の所定のフィット(または篏合;fit)を有益に維持することができる。例えば、内部ツール132は、ねじ山付きクロージャ44および金属製容器4を実質的に同軸の位置合わせに維持することができる。より具体的には、内部ツール132によって加えられる下方の力は、ねじ山付きクロージャ44の転倒または横方向の動きなど、金属製容器4に対するねじ山付きクロージャ44の意図しないまたは不注意な動きを防ぐことができる。ねじ山付きクロージャのそのような転倒または横方向の動きは、ねじ山付きクロージャ44と金属製容器4との間の封止の有効性を低下させ、金属製容器の偶発的な開放または通気をもたらす可能性がある。当業者によって理解されるように、封止中にねじ山付きクロージャ44が金属製容器に対して傾く場合、ねじ山付きクロージャの長手軸は、金属製容器の長手軸92と平行ではない。
【0149】
ここで
図6Bを参照すると、容器ねじ山42が形成された後、装置89Aは、内部ツール132をねじ山付きクロージャ44から離して、クロージャ底部57から下方の力を除去(または解放)することができる。一実施形態では、装置89Aは、ねじ山付きクロージャ44がほぼ静止したままである間、軸92に沿って内部ツール132を動かすことができる。さらに、または代わりに、装置89Aは、内部ツール132がほぼ静止したままである間、ねじ山付きクロージャ44および金属製容器4を内部ツール132から離れるように動かすことができる。
【0150】
一実施形態では、装置89Aは、金属製容器4が飲料などの製品で満たされている際に、容器ねじ山42を形成することができる。容器ねじ山42が形成された後、製品は金属製容器内に封止される。装置89Aは、その後、封止された金属製容器4を解放または排出することができる。
【0151】
内部ツール132によってクロージャ底部57に加えられた下方の力が解放されると、クロージャ・ボディ46は、少なくとも部分的にスプリングバックをすることができる。一実施形態では、延在部66は、概して矢印102によって示されるように、クロージャねじ山60を容器底部6から遠ざけるように移動させるための付勢機構として機能する(または作用する;act)ことができる。具体的には、クロージャねじ山60は、クロージャねじ山60の上面43が容器ねじ山42の下面41を押圧するように、容器底部6からある距離を移動することができる。例えば、
図6Aに一般的に示されるように、内部ツール132が下方の力を加える間、容器ねじ山42の下面41は、クロージャねじ山60の上面43から離間されている。対照的に、
図6Bでは、クロージャねじ山の上面43は、容器ねじ山の下面41に接触し、力を加えることができる。
【0152】
一実施形態では、クロージャねじ山60は、最大約45ポンド、または約25ポンドの力を容器ねじ山42に加えることができる。具体的には、一実施形態では、内部ツール132が容器底部57との接触から引き抜かれた後、クロージャねじ山60の上面43は、容器ねじ山42の下面41に約1ポンド~約45ポンドの力を加えることができる。
別の実施形態では、クロージャねじ山は、約2ポンド~約20ポンドの力を容器ねじ山に加える。
【0153】
容器ねじ山の下面41とクロージャねじ山の上面43との間の接触は、ねじ山付きクロージャ44に張力を生じさせ、ねじ山付きクロージャと金属製容器との間の封止を改善する。より具体的には、一実施形態では、クロージャねじ山60と延在部66との間のクロージャ・ボディ46の少なくとも上部54が張力をかけられるように、容器ねじ山42は、容器底部から離れるクロージャねじ山60の上方の動きを防止または停止する。一実施形態では、金属製容器4がねじ山付きクロージャ44で封止された後、ねじ山付きクロージャは、約5インチポンド~約20インチポンドで、または約15インチポンドで開口方向でのねじ山付きクロージャへのトルクを適用することによって金属製容器から取り外すことができる。
【0154】
一実施形態では、延在部66は、内部ツール132によって加えられた下方の力が除去されると、少なくとも部分的に初期位置に概して戻る。しかしながら、一実施形態では、容器カール28は、内部ツール132からの下方の力が除去された後、延在部66の一部と接触したままである。例えば、
図6Bに一般的に示されているように、容器カール28は、クロージャ延在部66の1つ以上の部分71に接触し得る。
【0155】
一実施形態では、初期位置において、延在部66は、概して、クロージャ・ボディ46から半径方向に離れて突出する。より具体的には、一実施形態では、延在部の外側部分66Aおよび内側部分66Bは、クロージャ底部57によって規定される平面138から実質的に等距離だけ離間される。別の実施形態では、延在部66は、内部ツール132が下方の力を加える前に、延在部66がクロージャ・ボディ46から突出する初期角度に向かって少なくとも部分的に後方に曲がる。延在部66の他の形状および向きは、
図7および
図8に一般的に示されるように企図される。
【0156】
さらに、容器ねじ山が形成され、内部ツール132からの下方の力が解放された後、クロージャねじ山60は、少なくとも部分的にそれらの元のピッチに戻り得る。より具体的には、クロージャねじ山の隣接する山部47A間の距離は、下方の力が解放されると減少し得る。一実施形態では、クロージャねじ山60の隣接するピーク47A間の距離は、約0.001インチ~約0.01インチで減少し得る。
【0157】
一実施形態では、内部ツール132、スレッドローラー90、および任意に選択できるピルファーローラー91の動きおよび動作は、明確にするために示されていない機械的(またはメカニカル;mechanical)リンケージによって制御される。例えば、一実施形態では、内部ツール132およびスレッドローラー90の動きは、カムとカムフォロワとの相互作用によって制御される。一実施形態では、マシンカムは、キャッピングヘッドおよび/または圧力ブロック93を下方に金属製容器上に駆動する。スレッドローラー90および内部ツール132は、キャッピングヘッドに相互接続され得る。キャッピングヘッドが内部ツール132を駆動して、ねじ山付きクロージャに下方の荷重または第1の力を加えると、キャッピングヘッドの内部ばね荷重機構が圧縮される。キャッピングヘッドの内部機構が圧縮されると、キャッピングヘッドの内部のカム(内部カム)がスレッドローラー90を強制的に作動させて、容器ねじ山42を形成する。
【0158】
一実施形態では、キャッピング装置89は、1つのマシンカムおよび1つの内部カムのみを有してなる。あるいは、別の実施形態では、キャッピング装置89は、2つ以上のマシンカムを有して成る。キャッピング装置によって加えられる各荷重または力は、独自のマシンカムによって作動させることができる。本実施形態では、マシンカムは内部カムを有して成らない。
【0159】
ここで
図7を参照すると、本発明の別の実施形態の装置89Bが一般的に示されている。装置89Bは、本発明のさらに別の実施形態のねじ山付きクロージャ44Yを備えた金属製容器4内にある製品を封止するように動作可能である。装置89Bは、本発明の他の装置89と同様であり、同じまたは同様のツール90、91を有して成ることができる。したがって、装置89Bは、ねじ山付きクロージャ44Yが金属製容器の開口端内に位置づけられた後、金属製容器上に容器ねじ山42を形成することができる。
【0160】
特に、装置89Bは、キャッピングツール152Aを有して成る。一実施形態では、ねじ山付きクロージャ44に隣接するキャッピングツール152Aの下面は、概して平面である。キャッピングツール152Aが、
図5に一般的に示されているように、装置の圧力ブロック93に相互接続されることができる。一実施形態では、装置89Bは、キャッピングツール152Aを、金属製容器4の長手軸92に対して垂直に動かすことができる。
【0161】
一実施形態では、スレッドローラー90、任意に選択できるピルファーローラー91、およびキャッピングツール152Aの移動および動作が、明確にするために示されていない機械的リンケージによって制御され得る。例えば、一実施形態では、スレッドローラー90、ピルファーローラー91、および内部ツール132のうちの1つ以上は、カムフォロワとカムとの係合への応答等の、カムとカムフォロワとの相互作用によって、制御される。任意で、キャッピングツール152Aおよびスレッドローラー90の動きは、
図6に一般的に示されるキャッピング装置89Aに関連して説明されるように、カムとカムフォロワとの相互作用によって制御される。より具体的には、キャッピング装置89Bは、キャッピングヘッドを金属製容器上に下方に駆動するマシンカムを有して成り得る。スレッドローラー90およびキャッピングツール152Aは、キャッピングヘッドに相互接続され得る。キャッピングヘッドがキャッピングツール152Aを駆動して、ねじ山付きクロージャに頂部荷重(またはトップロード;top load)または第1の力を加えると、キャッピングヘッドの内部ばね荷重機構が圧縮される。キャッピングヘッドの内部機構が圧縮されると、キャッピングヘッドの内部のカム(内部カム)がスレッドローラー90を強制的に作動させて、金属製容器4上に容器ねじ山42を形成する。
【0162】
ねじ山付きクロージャ44Yは、本発明の他のねじ山付きクロージャ44と同様である。より具体的には、ねじ山付きクロージャは、概して、底部57および側壁部67によって規定されるチャンバー52を備えたクロージャ・ボディ46を有して成る。クロージャねじ山60は、クロージャ・ボディの外面に形成される。
【0163】
延在部66は、クロージャ側壁部67に対して所定の角度でクロージャ・ボディ46から外側に突出することができる。より具体的には、ここで
図7Aを参照すると、延在部の外側部分66Aが、ねじ山付きクロージャの底部57によって規定される平面138Aに向かって角度を付けられることができる。したがって、外側部分66Aは、装置89Bのキャッピングツール152Aの表面によって規定される第2の平面138Bから離間することができる。一実施形態では、キャッピングツール152Aが延在部の内側部分66Bに接触する際、外側部分66Aは、第2の平面138Bから所定距離142の間隔で離間される。したがって、延在部66は平坦ではない。
【0164】
一実施形態では、延在部の外側部分66Aは、延在部の内側部分66Bよりも第2の平面138Bから距離142、またはΔyの間隔でさらに遠くに離間されている。当業者が理解するように、距離Δyは、延在部66の直径およびクロージャ側壁部67に対する延在部の角度に基づいて変化し得る。一実施形態では、距離Δyは、約0.050インチ以下である。任意で、別の実施形態では、距離Δyは、約0.010インチ~約0.10インチ、または約0.020インチである。さらに、または代わりに、一実施形態では、距離Δyは、ねじ山のピッチの約半分、またはクロージャねじ山60の隣接する山部47A間の距離の半分を超えてはならない。クロージャねじ山60は、約0.16インチ未満のピッチを有し得る。一実施形態では、ねじ山の山部47Aは、概して平面であり得る。あるいは、別の実施形態では、ねじ山の山部47Aは、
図6に一般的に示されているように、丸みを帯びたまたは弧状の形状を有し得る。
【0165】
延在部66の下方の方向付けは、金属製容器4の封止中に有益である。より具体的には、延在部の下方の方向付けは、キャッピング装置89Bによって、下方の力がねじ山付きクロージャに加えられる際に、ねじ山付きクロージャ44Yの予め張力(また予備張力、または前張力pre-tensioning)を提供する。
【0166】
ここで
図7Bを参照すると、ねじ山付きクロージャ44Yが金属製容器の開口部またはボア12内に位置づけられた後、装置89Bのキャッピングツール152Aは、延在部66に下方の力を加えることができる。キャッピングツール152Aからの下方の力は、金属製容器4の底部6に向けることができる。容器底部6は、明確にするために
図7には示されていないが、
図1または
図10に示されている容器底部6と同じまたは類似であることができる。一実施形態では、装置89Bは、延在部66がキャッピングツール152Aに接触するように、金属製容器4およびねじ山付きクロージャ44Yを動かすように動作可能である。さらに、または代わりに、装置89Bは、キャッピングツール152Aを延在部66と接触するように動かすことができる。
【0167】
キャッピングツール152Aは、容器カール28の内側に位置づけされたねじ山付きクロージャ44Yの一部分に下向きの力を加えるようになっている。このように、容器カール28は、下方の力がねじ山付きクロージャの底部57を金属製容器4のボア12にさらに押し込む際に、ピボット(または枢軸;pivot)点として機能することができる。
【0168】
一実施形態では、下方の力は約300ポンド未満である。 別の実施形態では、力は約200ポンド未満である。任意で、下方の力は約10ポンドより大きく、110ポンド未満にすることができる。一実施形態では、キャッピングツール152Aによって延在部66に加えられる下方の力は、約10ポンド~約300ポンドであり得る。任意で、キャッピングツール152Aによって加えられる下方の力は、約100ポンドである。
【0169】
延在部66に加えられる下方の力は、クロージャ・ボディ46およびクロージャねじ山60を、金属製容器4の底部6に向かってボア12にさらに押圧することができる。一実施形態では、クロージャねじ山60は、およそ距離142、またはΔy、さらにボア12内に移動する。ボア内へのクロージャねじ山60の移動は、概して、
図7Aおよび
図7Bに示される基準面(または参照面;reference plane)140の異なる位置によって示される。基準面140は、クロージャねじ山60の上部と交差し、概して、金属製容器4の長手軸92に垂直である。一実施形態では、キャッピングツール152Aからの下方の力は、約0.005インチ~約0.1インチ、または約0.005インチか~約0.015インチで、金属製容器の底部に向かってねじ山付きクロージャを押圧する。
【0170】
下方の力がクロージャねじ山をさらに容器ボア12内に移動させると、延在部は、カール28等の金属製容器4の一部分と接触し、延在部の少なくとも外側の部分66Aが容器に向かって移動するのを防ぐ。このようにして、キャッピングツール152Aからの下方の力の1つ以上が、ねじ山付きクロージャを弾性的に変形させ、ねじ山付きクロージャ44Yが張力をかかる状態に置かれる。
【0171】
一実施形態では、延在部66に加えられる下方の力もまた、延在部66を弾性的に湾曲する。一実施形態では、延在部66は、内側延在部および外側延在部66A、66Bが平面138Aから実質的に等間隔になるように平坦化される。より具体的には、一実施形態では、キャッピングツール152Aからの下方の力は、クロージャ・ボディ46に対する延在部66の角度を変更する。一実施形態では、下方の力は、延在部66がクロージャ・ボディ46から突出する角度を約0.5°~約10°で変更する。任意で、下方の力は、角度を約3°~約6°で変更する。
【0172】
さらに、キャッピングツール152Aからの下方の力は、ねじ山付きクロージャおよび金属製容器を所定の位置合わせに有益に保つことができる。より具体的には、キャッピングツール152Aは、延在部66を容器カール28に対して押圧することができ、その結果、転倒等の、金属製容器に対するねじ山付きクロージャの意図しないまたは不注意な動きが防止される。さらに、キャッピングツールからの下方の力は、ねじ山付きクロージャ44および金属製容器4を実質的に同軸の位置合わせに維持することができる。このような方法では、ねじ山付きクロージャと金属製容器の間の封止はより効率的である。
【0173】
装置89Bは、
図7Bに概して示されているように、下方の力が延在部に加えられている間、金属製容器4上にねじ山42を形成することができる。一実施形態では、装置89Bは、本発明の他の装置89、89Aと同様の方法で容器ねじ山42を形成することができる。より具体的には、一実施形態では、スレッドローラー90等のツール90は、容器ネック部20の外面27に力を加えることができる。このようにして、ねじ山付きクロージャが張力をかけられているか、または弾性的に変形している間に、容器ネック部20をスレッドローラー90とクロージャねじ山60との間で圧縮して、容器ねじ山42を形成することができる。任意で、装置89Bは、本明細書に記載の他の任意のツールおよび方法を使用して、容器ねじ山42を形成することができる。容器ねじ山42が形成された後、製品は金属製容器4内に封止される。装置89Bは、その後、封止された金属製容器4を解放または排出(または追い出す、または放出する、または取り出す;eject)することができる。
【0174】
ここで
図7Cを参照すると、容器ねじ山42を形成した後、装置89Bは、延在部66から下方の力を取り除く。これは、金属製容器4およびねじ山付きクロージャ44Yをキャッピングツール152Aから遠ざけることによって達成し得る。追加的に、または代替的に、キャッピングツール152Aは、延在部66から離れて移動することができる。
【0175】
下方の力がクロージャ延在部66から除去された後、延在部は、少なくとも部分的にその元の形状に戻ることができる。一実施形態では、容器カール28は、キャッピングツール152Aからの下方の力が除去された後、延在部66の一部と接触したままである。例えば、
図7Cに一般的に示されているように、容器カール28は、キャッピングツールからの下方の力が除去された後、クロージャ延在部66の下面に接触することができる。
【0176】
一実施形態では、延在部66は、クロージャねじ山60を容器底部6から遠ざけるように移動させるための付勢機構として機能し得る。より具体的には、延在部の内側部分66Bは、概して矢印102によって示されるように、金属製容器4の底部6から少なくとも部分的に離れるように移動することができる。しかしながら、クロージャねじ山の上面43は、容器ねじ山の下面41と接触している。表面41、43間の接触は、容器ボア12に対する延在部の内側部分66Bおよびクロージャねじ山60の動きを制限(または限定)する。一実施形態では、延在部の内側部分66Bは、容器底部6から距離144まで移動することができる。一実施形態では、距離144は、約Δy/2である。別の実施形態では、距離144は、クロージャねじ山60のピッチの約1/4以下である。当業者によって理解されるように、ねじ山ピッチは、クロージャねじ山の隣接する山部Aとの間の距離である。別の実施形態では、距離144は、約0.025インチ以下である。さらに別の実施形態では、距離144は、約0.0050インチ~約0.050インチである。任意で、クロージャねじ山60のピッチは、約0.1インチ以下である。別の実施形態では、ねじ山ピッチは約0.16インチ未満である。
【0177】
一実施形態では、容器ねじ山の下面41とクロージャねじ山の上面43との間の接触は、容器ねじ山42に力を加える。より具体的には、一実施形態では、クロージャねじ山60の上面43は、容器ねじ山42に力を加え、ねじ山付きクロージャ44Yに張力をかける。一実施形態では、クロージャねじ山60の上のねじ山付きクロージャの少なくとも上部54は、ねじ山付きクロージャの上方への動きが容器ねじ山によって制限されるために張力がかかっている。別の実施形態では、最上部の容器ねじ山の山部47Bの上の少なくとも上部54および延在部66は張力がかかっている。
【0178】
一実施形態では、クロージャねじ山60は、最大約45ポンド、または約25ポンドの力を容器ねじ山42に加えることができる。具体的には、一実施形態では、キャッピングツール152Aが金属製容器4との接触から分離された後、クロージャねじ山60の上面43は、容器ねじ山42の下面41に約2ポンド~約45ポンドの力を加えることができる。ねじ山付きクロージャ44Yの張力は、ねじ山付きクロージャ44と金属製容器4との間の封止を改善することができる。
【0179】
ここで
図8を参照すると、本発明の一実施形態のねじ山付きクロージャ44Yが一般的に示されている。ねじ山付きクロージャは、本明細書に記載されている他のクロージャ44と同じ特徴の多くを有して成ることができる。一実施形態では、ねじ山付きクロージャ44Yは、概して、ボディ46および側壁部67の外面上に形成されたおよびねじ山60のうちの1つ以上を有して成る。ねじ山付きクロージャ44Yは、プラスチックまたは金属で形成することができる。一実施形態では、ねじ山付きクロージャ44Yは、射出成形プラスチックで形成されている。
【0180】
任意で、チャンバー52をボディ46内に形成することができる。チャンバー52は、概して、底部57、側壁部67の内面51、および開口部49によって規定される。1つ以上のバットレス69は、底部57と側壁部67との間のチャンバー52内に任意で突出することができる。一実施形態では、側壁部内面51の少なくとも一部分51Aは、概して、ねじ山付きクロージャ44Yの長手軸92に平行である。内面51の別の部分51Bは、長手軸92に対して任意で、角度を付けられてもよい。より具体的には、一実施形態では、内面部分51Bは、長手軸92に対して約10°~25°の角度146Aで方向付けられることができる。
【0181】
一実施形態では、側壁部内面51は、底部57と内面部分51Bとの間に第1の曲率半径R1を有する。一実施形態では、第1の曲率半径R1は、約0.01インチ~約0.04インチである。側壁部51はまた、内面部分51Bと部分51Aとの間に第2の曲率半径R2を有して成ることができる。一実施形態では、第2の曲率半径R2は、約0.110インチ~約0.300インチ、または約0.20インチである。
【0182】
一実施形態では、側壁部67は、底部57の下に延在する。側壁部の内面51Cは、底部から離れて外向きに角度を付けることができる。 任意で、内面51Cと長手軸92との間の角度146Bは、約10°~25°である。一実施形態では、バットレス69は、底部57と内面51Cとの間に任意で形成することができる。
【0183】
ねじ山付きクロージャ44Yは、側壁部67から外向きに突出する延在部66を有して成ることができる。特に、延在部の上面は、長手軸92に対して角度が付けられている。したがって、延在部の外側部分66Aは、延在部の内側部分66Bと交差する平面138から離間している。平面138は、概して長手軸92に垂直である。より具体的には、一実施形態では、延在部の外側部分66Aは、延在部の内側部分66Bに接触する水平面138から離れて下向きに角度が付けられる。
【0184】
本発明のキャッピング装置89によるねじ山付きクロージャ44Yによる金属製容器4の封止中、キャッピング装置によってねじ山付きクロージャに下方の力が加えられた際に、延在部66の下方の配向は、ねじ山付きクロージャの予めの張力を有益に促進する。さらに、キャッピング装置から下方の力が取り除かれると、延在部66は、ねじ山付きクロージャの底部57を金属製容器の底部6から上方に引き離すための付勢要素として機能することができる。このようにして、クロージャねじ山60の上面43は、容器ねじ山の下面に力を加えて、ねじ山付きクロージャと金属製容器との間の封止を改善することができる。クロージャねじ山からの力により、ねじ山付きクロージャ44Yを張力がかかる状態に置く。より具体的には、一実施形態では、金属製容器がねじ山付きクロージャ44Yで封止された後、ねじ山付きクロージャの少なくとも上部54は張力をかけられることになる。一実施形態では、張力がかかるねじ山付きクロージャの上部54は、金属製容器の最上部のねじ山の上にある。
【0185】
一実施形態では、外側部分66Aは、約0.050インチ以下の距離142によって平面138から離されている。任意で、別の実施形態では、距離142は、約0.010インチ~約0.10インチ、または約0.020インチである。別の実施形態では、距離142は、クロージャねじ山60の隣接する山部47Aとの間の距離の所定の分画(または割合;fraction)である。一実施形態では、ねじ山の隣接する山部47Aは、最大約0.1インチ離れている。隣接する山部47A間の距離は、ねじ山60のピッチを規定する。あるいは、ねじ山ピッチは、最大約0.140インチ、または最大約0.16インチであり得る。一実施形態では、ねじ山の山部47Aは概して平面である。 あるいは、別の実施形態では、ねじ山の山部47Aは、
図6に一般的に示されているように、丸みを帯びたまたは弧状の形状を有することができる。
【0186】
任意で、プラグシール72は、延在部66から下方に延在することができる。一実施形態では、プラグシール72は、本発明の金属製容器4の内面26に接触するようになっている外面148を有して成る。外面148は、容器内面26に実質的に一致する弧状の形状を有することができる。一実施形態では、プラグ外面148は、約1.1インチ~約1.3インチの最大外径を有することができる。
【0187】
当技術分野の技術の1つを理解するように、負の(またはネガティブの;negative)ドラフト角度を有するアイテムを射出成形金型から取り除くことは時には困難である。したがって、本発明の一実施形態では、プラグシール72の外面148は、ねじ山付きクロージャの長手軸92から離れる方向に角度が付けられていない。別の実施形態では、外面の少なくとも一部は、長手軸92に概して平行である。任意で、外面148は、プラグシール72の自由端に近接する長手軸92に向かってテーパー状になっている。一実施形態では、
図8に一般的に示されるようなねじ山付きクロージャの長手断面において、プラグシール72の内面150は、概して直線である。内面150は、任意で、長手軸92に実質的に平行であり得る。
【0188】
ねじ山付きクロージャ44Yはまた、延在部66から下方に延在する位置合わせ要素68を有して成るができる。位置合わせ要素68は、本発明の金属製容器4のカールを受容するのに十分な距離だけプラグシール72から離間されている。位置合わせ要素68は、位置合わせ要素とプラグシール72との間でカール28をガイドするようになっている。一実施形態では、位置合わせ要素68は、プラグシールが容器ネック部の内面26に接触できるように、容器カール28を内側に付勢するようになっている。
【0189】
プラグシール72は、延在部に形成されたくぼみ162の内側部分を規定し得る。くぼみの外側部分は、任意選択の外側シールまたは位置合わせ要素68によって規定され得る。くぼみ162は、カール28などの金属製容器の最上部を受容するための構造を有し得る。
【0190】
任意で、ねじ山付きクロージャ44Yは、タンパー・インジケータ82を保持するようになっていることができる。より具体的には、ねじ山付きクロージャ44Yは、延在部66から下方に延在するスカート160を任意で有して成ることができる。一実施形態では、スカート160の最下部は、クロージャねじ山60の最上部の下には延在しない。したがって、ねじ山付きクロージャ44Yが本発明の金属製容器4のボア内に位置づけされる場合、スカート160からの干渉なしに、ネック部に力を加えて金属製容器をクロージャねじ山60に押圧することによって、金属製容器4のネック部20にねじ山を形成することができる。
【0191】
一実施形態では、溝168がスカート160に形成される。溝168は、タンパー・インジケータ82によって係合されるようになっている構造(またはジオメトリー、または形状、または幾何学;geometry)を有する。一実施形態では、タンパー・インジケータ82は、溝168と機械的に係合するためのキャッチ166を有して成る。タンパー・インジケータ82はまた、スカート160の最下部に係合するように構成されたフランジ170を有して成ることができる。タンパー・インジケータ82は、
図10Cと併せてより詳細に説明されている。
【0192】
ここで
図9を参照すると、本発明のさらに別の装置89Cが一般的に示されている。装置89Cは、本発明の一実施形態のねじ山付きクロージャ44を備えた金属製容器4内にある製品を封止するようになっている。装置89Cは、スレッドローラー90等のツール90、および任意で、本明細書に記載の装置89の他の実施形態の同様のツールと同じまたは類似することができるピルファーローラーを有して成る。さらに、装置は、ねじ山付きクロージャ44を金属製容器4のボア12に押圧して、ねじ山付きクロージャを弾性的に変形させるか、またはねじ山付きクロージャ44のねじ山60に張力を生じさせるようになっているキャッピングツール152Bを有して成る。キャッピングツール152Bは、キャッピング装置89A、89Bに関連して一般的に説明されるように、カムとカムフォロワとの相互作用によって制御することができる。
【0193】
キャッピングツール152Bは、ボディ154およびフランジ156を概して有して成る。一実施形態では、ボディ154は、ねじ山付きクロージャ44のチャンバー52内に少なくとも部分的に篏合するようになっている。一実施形態では、ボディ154は、概して円筒形である形状を有することができる。 ボディの他の形状が考えられる。例えば、ボディ154は、長手軸92に向かって内側向きの側壁部を備えた円錐形を任意で有し得る。一実施形態では、ボディ154は、長手軸に平行ではない側壁部を備えたほぼフルストコニカル形状を有する。ボディ154は、ねじ山付きクロージャ44のチャンバー52の内径よりも小さい外径を概して有する。
【0194】
一実施形態では、ボディ154は、ねじ山付きクロージャ44のチャンバー52の深さよりも浅い深さを有する。したがって、ボディ154がチャンバー52内に位置づけされる場合、装置89Cが
図9Bに一般的に示されるように金属製容器4を封止する際、ボディ154の下端壁134は、ねじ山付きクロージャの底部57から離間され得る。あるいは、別の実施形態では、ボディ154の下端壁134が、装置89Aの動作と同様に、ねじ山付きクロージャの底部に接触できるようにするように、ボディ154は、チャンバー52の深さとほぼ等しいか、またはそれよりも大きい深さを有し得る。
【0195】
フランジ156は、ボディ154から外向きに突出している。フランジは、ねじ山付きクロージャ44の延在部66に下向きの力を加えるようになっている。一実施形態では、フランジ156は、ボディ154からの距離が大きくなるにつれてフランジの厚さが減少するようにテーパー状になっている断面を有する。具体的には、一実施形態では、ボディ154に近接するフランジの内側部分は、フランジの外側部分の厚さよりも大きい厚さを有し得る。
【0196】
一実施形態では、フランジ156は、金属製容器のボア12の内径に少なくとも等しい直径を有する。別の実施形態では、フランジ156の直径は、金属製容器のカール28の外径に少なくとも等しい。
【0197】
動作中、キャッピングツール152Bは、装置89Cによってねじ山付きクロージャ44と接触状態にさせる。一実施形態では、キャッピングツール152Bは、金属製容器4の長手軸92に沿って、ねじ山付きクロージャ44に向かって移動することができる。さらに、または代わりに、金属製容器4およびねじ山付きクロージャ44が、長手軸92に沿ってキャッピングツール152Bに向かって移動され得る。一実施形態では、キャッピングツール152Bは、約10ポンド~約300ポンドで力をねじ山付きクロージャ44に加える。任意で、キャッピングツール152Bによって加えられる下方の力は、約100ポンドである。
【0198】
キャッピングツール152Bは、ねじ山付きクロージャ44の所定の部分に力を加える。より具体的には、一実施形態では、キャッピングツール152Bは、金属製容器4のネック部20の内側にあるねじ山付きクロージャの一部分に力を加える。別の実施形態では、キャッピングツール152Bからの力が、ねじ山付きクロージャの一部に、クロージャ側壁部67の内側に加えられる。
【0199】
キャッピングツール152Bが延在部66に接触して力を加えると、クロージャねじ山60は、容器カール28から離れて、金属製容器の底部6に向かって、容器ボア12の中にさらに押圧される。容器底部6は、
図1および
図10Aに示す容器底部6と同じであっても、類似していてもよい。より具体的には、ねじ山付きクロージャ44がボア12に最初に位置づけされる際、クロージャねじ山60を通る基準面140は、
図9Aに一般的に示されるように、容器カール28から所定距離の間隔を置いた第1の位置にある。
【0200】
ここで
図9Bを参照すると、キャッピングツール152Bからの下方の力に応答して、クロージャねじ山および基準面140は、カール28からボア12内にさらに移動し、容器底部6に近づく。このようにして、キャッピングツール152Bは、ねじ山付きクロージャ44を張力がかかる状態に置く。キャッピングツール152Bが力を加える際、延在部66は、
図9Bに一般的に示されるように、本発明の一実施形態において凹面の配向に移動し得る。
【0201】
基準面140の位置は、キャッピングツール152Bから受けた下方の力に応答して、距離142だけ容器底部6に向かって移動する。一実施形態では、距離142は約0.050インチ以下である。任意で、別の実施形態では、距離142は、約0.005インチ~約0.10インチ、または約0.020インチである。任意で、距離142は、約0.005インチ~約0.015インチである。
【0202】
別の実施形態では、距離142は、クロージャねじ山60の隣接する山部47Aとの間の距離の所定の分画である。一実施形態では、隣接するねじ山の山部47Aとの間の距離は、0.1インチ以下のねじ山ピッチを規定する。任意で、ねじ山のピッチは最大約0.16インチ、または約0.125インチにすることができる。一実施形態では、ねじ山の山部47Aは概して平面である。あるいは、別の実施形態では、ねじ山の山部47Aは、
図6に一般的に示されているように、丸みを帯びたまたは弧状の形状を有することができる。
【0203】
延在部66は、カール28等の金属製容器4の一部分と接触することにより、容器ボア12内への移動が防止される。一実施形態では、キャッピングツール152Bがねじ山付きクロージャ44に下方の力を加えると、延在部66は、
図6Aに示されるねじ山付きクロージャと同様に、延在部66の外側部分66Aが、クロージャ底部57によって規定される平面138から延在部の内側部分66Bよりも遠くなることができるように弾性変形する、または湾曲する。
【0204】
一実施形態では、キャッピングツール152Bからの力は、延在部66がクロージャ側壁部67から突出する角度を変更する。より具体的には、一実施形態では、キャッピングツール152Bからの下方の力は、延在部の外側部分66Aと平面138との間の角度を増加させることができる。一実施形態では、キャッピングツール152Bからの下方の力は、延在部66の角度を約0.5°~約10°で変化させる。別の実施形態では、下方の力は、角度を約3°~約6°で変化させる。
【0205】
キャッピングツール152Bによって加えられる下方の力の別の利点は、クロージャ延在部66の下面が、カール28等の金属製容器4の上面に押圧させることができることである。キャッピングツール152Bはまた、容器ねじ山42の形成中に、ねじ山付きクロージャ44と金属製容器4との間の所定の半径方向または軸方向の位置合わせを維持することができる。このようにして、キャッピングツール152Bは、クロージャねじ山60と容器ネック部の内面26との間の所定の篏合を有益に維持することができる。例えば、キャッピングツール152Bは、ねじ山付きクロージャ44および金属製容器4を実質的に同軸の位置合わせに維持することができる。より具体的には、キャッピングツール152Bによって加えられる下方の力は、ねじ山付きクロージャ44の転倒または横方向の動き等の、金属製容器4に対するねじ山付きクロージャ44の意図しないまたは不注意な動きを防ぐことができる。この位置合わせにより、ねじ山付きクロージャと金属製容器の間の封止を向上する。
【0206】
一実施形態では、金属製容器4がねじ山付きクロージャ44で封止された後、ねじ山付きクロージャは、開口方向にねじ山付きクロージャに約5インチポンド~約20インチポンド、または約15インチポンドのトルクを加えることにより、金属製容器から取り外すことができる。
【0207】
装置89Cは、キャッピングツール152がねじ山付きクロージャ44に下方の力を加える間、金属製容器4上にねじ山42(明確にするために
図9には示されていない)を形成することができる。したがって、容器ねじ山は、クロージャねじ山60が張力をかけられている間に形成される。容器ねじ山は、本明細書に記載のすべての実施形態の装置89と同じまたは類似の方法で、装置89Cによって形成することができる。
【0208】
一実施形態では、装置89Cは、金属製容器のネック部20の外面27に力を加えることによって容器ねじ山42を形成するように動作可能なスレッドローラー90等のツール90を有して成る。スレッドローラー90は、ネック部をクロージャねじ山60に押圧して、容器ねじ山を形成することができる。別の実施形態では、装置89Cは、本明細書に記載されている他の任意の方法またはツールを用いて容器ねじ山を形成することができる。形成されると、一実施形態では、容器ねじ山は、クロージャねじ山60に実質的に一致する。一実施形態では、装置89Cによって形成された容器ねじ山42は、
図5、6、及び7の1つ以上に関連して図示および説明された容器ねじ山42の寸法および特徴を任意で有することができる。
【0209】
装置89Cが容器ねじ山42を形成した後、装置は、キャッピングツール152Bをねじ山付きクロージャ44から離して、ねじ山付きクロージャから下方の力を取り除くことができる。下向きの力が除去されると、クロージャ延在部66は、少なくとも部分的に、
図9Aに示される形状と同様の形状に戻ることができる。具体的には、クロージャ延在部66の外側部分66Aと平面138との間の角度は、少なくとも部分的に、
図9Aに一般的に示されている初期角度に戻ることができる。一実施形態では、下方の力が除去されると、外側部分66Aと平面138との間の角度が減少する。しかしながら、クロージャねじ山60の上面43は、(
図7Cに一般的に示されているような)容器ねじ山42の下面に接触する。クロージャねじ山60と容器ねじ山42との間の接触は、容器ねじ山に力を加えることができる。一実施形態では、クロージャねじ山60は、最大約45ポンド、または約25ポンドの力を容器ねじ山42に加えることができる。別の実施形態では、クロージャねじ山60の上面43は、キャッピングツール152Bが金属製容器4との接触から分離された後、容器ねじ山42の下面41に約1ポンド~約45ポンドの力を加えることができる。別の実施形態では、クロージャねじ山60は、約1ポンド~約20ポンドの力を容器ねじ山に加えることができる。
【0210】
クロージャねじ山60からの力は、クロージャ・ボディ46に張力を生じさせ、ねじ山付きクロージャがボア12から
図9Aに概して示される初期位置に移動するのを防ぐ。一実施形態では、金属製容器4がねじ山付きクロージャ44で封止された後、ねじ山付きクロージャの少なくとも上部54は張力がかかることになる。一実施形態では、張力がかかるねじ山付きクロージャの上部54は、最上部のクロージャねじ山60の上にある。
【0211】
一実施形態では、クロージャねじ山60は、距離142の約半分以下で容器底部6から離れるように移動する。より具体的には、一実施形態では、クロージャねじ山は、キャッピングツール152Bからの下方の力が除去されると、容器カール28に向かって(または容器底部6から離れるように)約0.005インチ~約0.05インチの間で移動する。さらに、または代わりに、一実施形態では、キャッピングツール152Bからの下向きの力が除去されると、カール28等の金属製容器の上部は、延在部66等のねじ山付きクロージャの一部と接触する。キャッピングツール152Bからの下向きの力がねじ山付きクロージャ44から除去された後、キャッピング装置89Cは、製品がその中に封止された金属製容器4を解放または排出し得る。
【0212】
ここで、
図10A~10Cに示されるように、本発明の金属製容器4およびねじ山付きクロージャ44Zのさらに別の実施形態が概して示されている。金属製容器4は、本明細書に記載の他の金属製容器と同じまたは類似することができ、直径が減少した底部6とネック部20との間に延在する側壁部8を概して有して成ることができる。
図10Bに示されるように、一実施形態では、底部6は、内側向きのドーム7を有して成る。一般的に
図10A~10Bに示されているように、ねじ山付きクロージャ44Zが最初に金属製容器4の開口部またはボア12に位置づけされる際、ネック部20はねじ山がない。続いて、装置89および本明細書に記載の方法を使用して、ネック部20のねじ山領域24上にねじを形成することができる。ネック部20は、カール28を任で有して成り得る。
【0213】
一実施形態では、ねじ山付きクロージャ44Zを備えた金属製容器4は、約7.2インチ~約8.0インチ、または約7.5インチ~約7.7インチの高さ18を有する。
図10Cに示されるように、一実施形態では、金属製容器4のネック部20は、約0.9インチ~約1.5インチ、または約1.10インチ~約1.32インチの内径10を有する。
【0214】
ねじ山付きクロージャ44Zは、
図8に関連して説明したねじ山付きクロージャ44Yと同じまたは類似の多くの特徴を有して成ることができる。ねじ山付きクロージャ44Zは、プラスチックまたは金属で形成することができる。一実施形態では、ねじ山付きクロージャ44Zは、射出成形プラスチックで形成されている。
【0215】
ねじ山付きクロージャ44Zは、ボディ46を概して有して成る。チャンバー52は、ボディ46内に任意で形成することができる。チャンバー52は、底部57、側壁部67の内面51、および開口部49によって概して規定される。側壁部67は、チャンバーが底部57に近接して減少する直径を有するように、長手軸92に対して角度を付けられ得る。バットレス69は、底部57と側壁部67との間に任意で形成され得る。一実施形態では、側壁部67は、底部57の下に延在する。
【0216】
クロージャねじ山60は、クロージャ側壁部の外面に形成される。クロージャねじ山60は、本明細書に記載の任意の構造および構成を有することができる。クロージャねじ山は、山部47Aおよび谷部48Aを概して有して成る。一実施形態では、隣接する山部47A(またはねじ山ピッチ)間の距離は、最大約0.1インチである。あるいは、ねじ山のピッチは最大約0.16インチにすることができる。任意で、山部47Aは概して平面であり得る。あるいは、別の実施形態では、山部は、
図5に一般的に示されているように、丸みを帯びているか、または概して弧状である形状を有する。
【0217】
ねじ山付きクロージャ44Zは、側壁部67から外向きに突出する延在部66を有して成ることができる。ねじ山付きクロージャ44Yと同様に、一実施形態では、延在部66の上面は、長手軸92に垂直ではない。したがって、延在部66の外側部分66Aは、長手軸に垂直であり、延在部の内側部分66Bと交差する平面138から離間することができる。一実施形態では、外側部分66Aは、約0.010インチ~約0.10インチの距離142によって平面138から分離されている。別の実施形態では、距離142は、クロージャねじ山60の隣接する山部47Aとの間の距離の所定の分画であり得る。
【0218】
ここで
図10Cを参照すると、一実施形態では、ねじ山付きクロージャ44Zは、
図8に示されるようなプラグシール72を有して成らない。代わりに、ねじ山付きクロージャ44Zは、側壁部67から外向きに延在する突出部71を有する。突出部71は、容器ネック部20の内面26とシールを形成するようになっている。より具体的には、突出部71は、容器の内面26との締まり篏合を形成するようになっている構造を有することができる。有益なことに、突出部71は、プラグシール72を形成するために必要とされるよりも少ない内部空間を含む型内のねじ山付きクロージャ44Zで形成することができる。
【0219】
突出部71は、金属製容器4のボア12に対して突出部71をガイドまたは配向するために、カール28等の金属製容器4の上部と係合するようになっている下面158を任意で有して成ることができる。一実施形態では、下面158はテーパー状になっている。別の実施形態では、下面は、所定の曲率半径を有する。
【0220】
一実施形態では、突出部71は、容器ネック部の内径10にほぼ等しい外径を有する。 任意で、突出部71の外径は、約0.9インチ~約1.5インチ、または約1.10インチ~約1.32インチである。
【0221】
延在部66の外側部分66Aは、下方に突出してスカート160を規定する。一実施形態では、スカート160は、上部160Aおよび下部160Bを概して有して成る。一実施形態では、上部160Aは、下部160Bよりも厚い。スカート160の外面が、容器ネック部20の外面27から所定距離161の間隔で離間される。本発明の一実施形態では、距離161は、約0.10インチ~約0.30インチであり得る。
【0222】
一実施形態では、スカート160の下部160Bは、
図10Cに一般的に示されるように、クロージャねじ山60の最上部の下に延在しない。したがって、ねじ山付きクロージャ44Zが本発明の金属製容器4のボア内に位置づけされている場合、スカート160からの干渉なしに、ネック部に力を加えて金属製容器をクロージャねじ山60に押圧することによって、金属製容器4のネック部20にねじ山が形成され得る
【0223】
任意で、くぼみ162は、延在部66内に形成することができる。くぼみ162は、金属製容器のカール28の少なくとも一部を受容するように概してなっている。一実施形態では、くぼみ162は、突出部71の外面とスカート上部160Aの内面との間に延在する。上部スカート160Aの下面164は、ねじ山付きクロージャ44Zが金属製容器4のボア内に位置づけされる際に、ねじ山付きクロージャをカール28に対して所定の方向にガイドまたは配向するようになっている形状を有し得る。一実施形態では、下面164は、所定の曲率半径でテーパー状または丸みを帯びている。突出部71およびくぼみ162の1つの利点は、例えば、金属製容器およびねじ山付きクロージャを実質的に同心円状に位置合わせさせることができるように、それらが金属製容器4およびねじ山付きクロージャ44Zを位置合わせするのに役立つことができることである。さらに、突出部71およびくぼみ162は、ねじ山が金属製容器上に形成される際のねじ山付きクロージャの不注意または意図しない動きまたは枢動を排除または低減することができる。
【0224】
スカート160は、タンパー・インジケータ82を保持するようになっている。一実施形態では、タンパー・インジケータ82は、ねじ山付きクロージャ44Zとは別に形成される。より具体的には、タンパー・インジケータ82は、
図8に関連して説明されているねじ山付きクロージャ44Zまたはねじ山付きクロージャ44Yに相互接続されることができる。一実施形態では、タンパー・インジケータ82は、1つ以上のねじ山付きクロージャ44Zと摩擦的および機械的に係合することができる。さらに、または代わりに、タンパー・インジケータ82は、ねじ山付き付きクロージャ44Zと係合するようにスナップすることができる。任意で、タンパー・インジケータ82はプラスチックで形成される。一実施形態では、タンパー・インジケータは射出成形される。
【0225】
タンパー・インジケータ82がねじ山付きクロージャ44Zとは別に形成される場合、タンパー・インジケータが、ねじ山付きクロージャ44Zとは異なる材料で形成されることができる。タンパー・インジケータを別個に形成することにより、タンパー・インジケータ82が、ねじ山付きクロージャを形成するために使用される材料よりも異なる特性を有する、またはより安価な材料から有利に形成されることができる。一実施形態では、タンパー・インジケータ82が、ねじ山付きクロージャの材料よりも容易に破壊または破壊するように選択された材料で形成されることができる。さらに、ねじ山付きクロージャ44Zを射出成形するために使用される形態は、タンパー・インジケータを別個に形成することによって、より複雑でなく、製造がより容易であり得る。さらに、一体型タンパー・インジケータ82を有して成るねじ山付きクロージャ44Zを金型から取り外すことは困難であり得、ねじ山付きクロージャまたは金型に損傷を与える可能性がある。
【0226】
タンパー・インジケータ82は、延在部66の溝168と係合するようになっているフックまたはキャッチ166を有して成り得る。キャッチ166は、タンパー・インジケータ82の周りに連続的に延在することができる。あるいは、別の実施形態では、キャッチ166は、タンパー・インジケータ上に断続的に形成され得る。例えば、複数の個別のキャッチ166は、タンパー・インジケータの周りに離間されることができる。
【0227】
一実施形態では、溝168がスカートの下部160Bに形成されることができる。任意で、溝168は、下部160Bの内周の周りに連続的に延在し得る。別の実施形態では、溝168が、スカート下部の別々の部分に周期的に形成されることができる。したがって、下部160Bは、2つの隣接する溝168から離間された第1の溝168を有して成り得る。
【0228】
任意で、タンパー・インジケータ82は、外側に突出するフランジ170を有して成ることができる。一実施形態では、フランジ170は、スカートの下部160Bと摩擦的に係合するようになっている。より具体的には、一実施形態では、フランジ170は、スカート下部160Bの自由端に接触するようになっている。別の実施形態では、フランジ170は、スカート160の外径よりも大きくない外径を有する。
【0229】
延在部84は、タンパー・インジケータ82から内側に延在する。延在部84は、長手軸92に平行ではない。一実施形態では、延在部84の自由端172は、長手軸92に向かって角度が付けられている。ねじ山付きクロージャ44Zが金属製容器のボア12内に位置づけされると、延在部84は、長手軸92から離れて曲がるかまたは湾曲することができ、カール28が少なくとも部分的にくぼみ162内に位置づけされるまで、カール28が延在部84とねじ山付きクロージャの外面との間を移動できるようにする。しかしながら、延在部84の自由端172は、金属製容器のカール28の外径よりも小さい内径を有する。したがって、ねじ山付きクロージャ44Zが続いて上方に移動して金属製容器を開く際、タンパー・インジケータ82の延在部84は、カール28の底面、または金属製容器のネック部20に形成された別の表面に接触し、タンパー・インジケータ82がカール28上をスライドして戻るのを防ぐ。ねじ山付きクロージャ44Zがさらに上方に動かされると、力が延在部84に加えられる。力は、フック166を溝168から解放する。一実施形態では、力は、フランジ170を外側に押すことができ、フック166を、クロージャ溝168から離れるように内側に枢動させることができる。このようにして、タンパー・インジケータ82は、ねじ山付きクロージャ44Zから解放され、金属製容器4のネック部20に保持される。金属製容器のネック部20上のタンパー・インジケータ82の存在は、クロージャ44Zが少なくとも部分的に開かれているか、またはねじ切られており、金属製容器4への封止が損なわれていることを消費者に視覚的に示す。
【0230】
延在部84の自由端172が、カール28から所定距離174だけ離間されることができる一実施形態では、距離174は、約0.005インチ~約0.015インチである。別の実施形態では、自由端172はまた、金属製容器の外面27から所定距離176だけ分離されている。距離176は、約0.01インチ~約0.02インチで、任意で、あり得る。カール28と延在部の自由端172との間の間隔は、例えば、金属製容器4またはねじ山付きクロージャが落下または衝突した場合に、ねじ山付きクロージャ44Zからのタンパー・インジケータ82の不注意または意図しない分離を防ぐのに有益であり得る。
【0231】
一実施形態では、タンパー・インジケータ82は、弱点部86の領域を含む。弱点部86の領域は、切込みまたは鋸歯状のバンド86であり得る。さらに、または代わりに、弱点部86の領域は、タンパー・インジケータの他の部分よりも狭い幅を有するように形成または成形することができる。一実施形態では、弱点部86の領域は、フック166とフランジ170との間に形成される。ねじ山付きクロージャ44Zが容器底部6から離れるように動かされると、延在部84はカール28に接触し、力を弱点部の領域に伝達する。力は、弱点部の領域を引き裂くか、または弱点部の領域86の切込みまたは鋸歯状のバンドを破壊して、フック166をフランジ170から分離する。このようにして、少なくともフランジ170は、金属製容器のネック部20に保持される。
【0232】
ねじ山付きクロージャ44Zが、
図10Bに一般的に示されるように金属製容器のボア12に位置づけされた後、本発明の装置89は、本明細書に記載されるように容器ネック部20上にねじ山を形成することができる。一実施形態では、容器ねじ山42は、
図5に示される装置89によって形成することができる。
【0233】
あるいは、容器ねじ山42を形成する前に、容器ねじ山42がねじ山付きクロージャ44Zに張力をかかる状態に置くか、またはねじ山付きクロージャを弾性的に変形させる装置89A、89B、および89Cによって形成されることができる。例えば、一実施形態では、装置89Aは、内部ツール132を用いてクロージャ底部57に下向きの力を加えることができる。続いて、ねじ山付きクロージャ44Zが張力をかけられている間に、装置89Aは金属製容器4上にねじ山を形成することができる。装置89Bはまた、ねじ山付きクロージャ44Zに下向きの力を加えながら、金属製容器4上に容器ねじ山42を形成するために使用することができる。別の実施形態では、装置89Cは、キャッピングツール152Bを用いてねじ山付きクロージャに下向きの力を加えることによって、ねじ山付きクロージャ44Zに張力をかけるか、またはねじ山付きクロージャを弾性的に変形させることができる。容器ねじ山42が金属製容器4上に形成された後、下向きの力をねじ山付きクロージャから解放または除去することができ、製品は金属製容器4に封止される。一実施形態では、クロージャねじ山60の上面43は、容器ねじ山42に上向きの力を加える。したがって、ねじ山付きクロージャ44Zの少なくとも一部は、クロージャねじ山60の上方への動きが容器ねじ山42との接触によって制限されるために張力がかかる。一実施形態では、クロージャ・ボディ46の少なくとも上部54は、容器ねじ山42が形成された後、張力がかかることになる。
【0234】
本発明の様々な態様および実施形態が金属製容器に関して説明されてきたが、本発明は、金属製容器での使用に限定されず、任意の材料で形成され、任意の所望のサイズまたは形状を有する容器で実施することができる。例えば、金属製容器および/またはねじ山付きクロージャの一部分は、プラスチック、ガラス、紙、または金属で形成され得る。さらに、本発明のすべての実施形態の装置89を使用して、プラスチック、ガラス、紙、または金属、およびそれらの組み合わせを含むがこれらに限定されない任意の材料で形成された容器上にねじ山を形成することができる。
【0235】
本発明は、従来技術のボトルおよびクロージャと比較して多くの利点を有する。 本発明の金属製容器4およびねじ山付きクロージャ44は、雄ねじ山付きのボトルまたは他の容器よりも製造するのに費用がかからない。本発明のねじ山付きクロージャ44は、金属製容器の雄ねじに係合するクロージャよりも、圧力によって誘発されるブローアウトおよび漏れに対する耐性が高い。それゆえ、本発明のクロージャ44で封止された金属製容器4は、既知の金属製容器および外部容器のねじ山に係合するクロージャあるよりも、所与の内圧に対してより大きなネック部直径10を有し得る。より大きな直径のネック部は、より速い製品分配速度および容器からの製品のより良い注ぎを提供することができ、消費者にとってより素晴らしい経験をもたらす。本発明のねじ山付きクロージャは、クロージャねじ山が依然として容器ねじ山と係合している間に金属製容器内から圧力を解放するためのねじ山チャネルを有し得て、圧力によって誘発されるクロージャの破裂を防止する。さらに、消費者は、ねじ山付きクロージャ44を使用して、金属製容器4を再密閉および/または再封止することができ、腐敗およびこぼれによって失われる製品の量を減らすことができる。本発明の金属製容器4はまた、ガラス瓶よりも軽量で耐久性がある。最後に、本発明のねじ山付きクロージャ44は、封止され、任意の内容物を貯蔵するために使用され得る新規の内部チャンバー52を提供する。一実施形態では、内部チャンバー52を使用して、金属製容器4内に製品を保管することができる。
【0236】
本発明の説明は、例示および説明の目的で提示されたが、本発明を網羅すること、または開示される形態に限定することを意図するものではない。多くの修正および変形は、当業者には明らかであろう。図に記載および示されている実施形態は、本発明の原理、実際の適用を最もよく説明し、当業者が本発明を理解できるようにするために選択および記載されている。
【0237】
本発明の様々な実施形態が詳細に説明されてきたが、それらの実施形態の修正および変更が当業者に起こることは明らかである。さらに、本明細書で「本発明」またはその態様を参照することは、本発明の特定の実施形態を意味すると理解されるべきであり、必ずしもすべての実施形態を特定の説明に限定すると解釈されるべきではない。以下の特許請求の範囲に記載されるように、そのような修正および変更は、本発明の範囲および精神の範囲内であることが明確に理解されるべきである。
【符号の説明】
【0238】
4 金属製容器
6 底部
7 ドーム
8 側壁部
10 ネック部内径
12 ボアまたは開口部
16 外径
18 高さ
20 ネック部
24 ねじ山領域
26 ネック部の内側面
27 ネック部の外面
28 カール
30 カールの外面
32 カールの上面
34 カールの内面
36 直線トリム
38 フランジ
40 補強ビード
41 容器ねじ山の下面
42 容器ねじ山
43 クロージャねじ山の上面
44 クロージャ
45 クロージャねじ山の下面
46 クロージャ・ボディ
47A クロージャねじ山の山部
47B 容器ねじ山の山部
48A 容器ねじ山の谷部
49 開口部
51 内面
52 チャンバー
54 クロージャ・ボディの上部
56 クロージャ深さ
57 底部
58 ねじ山の外径
59 ねじ山の内径
60 クロージャねじ山
64 ラグねじ山
66 延在部
66A 延在部の外側部分
66B 延在部の内側部分
67 側壁部
68 外側シールまたは位置合わせ要素
69 バットレス
70 シール突起部(protrusion)
71 シール突出部(projection)
72 プラグシール
82 タンパー・インジケータ
84 タンパー・インジケータの延在部
86 鋸歯状バンド
87 軸方向のセレーション
89 装置
90 スレッドローラー
91 ピルファーローラー
92 垂直軸
93 圧力ブロック
94 チャック
95 グリップ特徴部
96 チャネル
100 下方の動きを示している矢印
102 上方の動きを示している矢印
132 内部ツール
134 端壁部
136 側壁部
138 平面
140 基準面
142 距離(Δy)
144 距離
146 側壁部の角度
148 プラグシールの外面
150 プラグシールの内面
152 キャッピングツール
154 ボディ
156 フランジ
158 テーパー状表面
160 スカート
160A スカートの上部
160B スカートの下部
161 スカート外部までの距離
162 くぼみ(またはレセス;recess)
164 下面
166 フックまたはキャッチ
168 溝(またはグルーブ;groove)
170 フランジ
172 延在部の自由端
174 延在部の自由端とカールとの間の距離
176 延在部と容器外面との間距離
R1 第1の曲率半径
R2 第2の曲率半径
【国際調査報告】