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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-01-18
(54)【発明の名称】自撮り装置
(51)【国際特許分類】
   G03B 17/56 20210101AFI20220111BHJP
   G03B 5/00 20210101ALI20220111BHJP
   G03B 15/00 20210101ALI20220111BHJP
   H04N 5/222 20060101ALI20220111BHJP
【FI】
G03B17/56 A
G03B5/00 F
G03B15/00 D
H04N5/222 100
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2021525234
(86)(22)【出願日】2019-11-13
(85)【翻訳文提出日】2021-05-10
(86)【国際出願番号】 CN2019118221
(87)【国際公開番号】W WO2020103749
(87)【国際公開日】2020-05-28
(31)【優先権主張番号】201811377518.1
(32)【優先日】2018-11-19
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】515061237
【氏名又は名称】源徳盛塑膠電子(深▲せん▼)有限公司
【氏名又は名称原語表記】WINNERS’ SUN PLASTIC ELECTRONIC (SHENZHEN)LIMITED COMPANY
【住所又は居所原語表記】1st to 4th floor,Building 6,3rd Floor,Building 2,Detai Industrial Zone,No.496 Huarong Road,Langkou Community,Dalang Street,Longhua District,Shenzhen,China
(74)【代理人】
【識別番号】110000291
【氏名又は名称】特許業務法人コスモス国際特許商標事務所
(72)【発明者】
【氏名】単 景華
(72)【発明者】
【氏名】彭 易兵
【テーマコード(参考)】
2H105
2K005
5C122
【Fターム(参考)】
2H105AA02
2H105AA17
2H105AA28
2H105AA51
2K005AA13
5C122EA54
5C122EA60
5C122GC38
5C122GD09
5C122GD12
5C122GE03
5C122GE04
(57)【要約】
自撮り装置であって、伸縮棒(8)と、伸縮棒(8)に套設される縦方向ハンドル(6)と、伸縮棒(8)の頂部に回転可能に接続される挟持装置(5)と、を備え、挟持装置(5)は、立ちアーム(59)と、立ちアーム(59)の下端に設けられ、載置作用を果たすベース(58)と、ベース(58)に接続され、伸縮棒(8)に回転可能に接続するためのアダプタヘッド(588)と、立ちアーム(59)の両側にそれぞれ対向して回転可能に設けられる二つの、横方向挟持作用を果たす、少なくとも一つが引っ張り可能な横方向挟持アーム(57)と、を備える。横方向挟持作用を果たす少なくとも一つが引っ張り可能な横方向挟持アーム(57)を、立ちアーム(59)の両側にそれぞれ対向して回転可能に設けることによって、使用時に、二つの横方向挟持アーム(57)をそれぞれ展開状態に回転させてから、引っ張って挟持することができ、使用終了時に、二つの横方向挟持アーム(57)を引き寄せ状態に回転させることができ、それにより装置の両側の横方向寸法を大幅に小さくすることができ、収納や携帯に便利である。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
伸縮棒と、伸縮棒に套設される縦方向ハンドルと、伸縮棒の頂部に回転可能に接続される挟持装置と、を備える自撮り装置であって、前記挟持装置は、立ちアームと、立ちアームの下端に設けられ、載置作用を果たすベースと、ベースに接続され、伸縮棒に回転可能に接続するためのアダプタヘッドと、立ちアームの両側にそれぞれ対向して回転可能に設けられる二つの、横方向挟持作用を果たす、少なくとも一つが引っ張り可能な横方向挟持アームと、を備える、ことを特徴とする自撮り装置。
【請求項2】
二つの前記横方向挟持アームは、連動機構によって同期して逆方向に回転して展開するか又は引き寄せる、ことを特徴とする請求項1に記載の自撮り装置。
【請求項3】
前記連動機構は、二つの横方向挟持アームにそれぞれ固定接続され、且つ互いに噛み合う二つの回転部材を備える、ことを特徴とする請求項2に記載の自撮り装置。
【請求項4】
二つの前記回転部材は、立ちアームに回転可能に設けられ、互いに噛み合う歯車である、ことを特徴とする請求項3に記載の自撮り装置。
【請求項5】
前記横方向挟持アームは、歯車を介して立ちアームに回転可能に設けられる、ことを特徴とする請求項4に記載の自撮り装置。
【請求項6】
二つの前記回転部材はそれぞれ、立ちアームに回転可能に設けられ、互いに噛み合う歯車とチェーンリングである、ことを特徴とする請求項3に記載の自撮り装置。
【請求項7】
二つの前記横方向挟持アームは、いずれも引っ張り可能であり、且つ対称に設けられる、ことを特徴とする請求項1に記載の自撮り装置。
【請求項8】
前記横方向挟持アームは、立ちアームに回転可能に設けられる引き手揺動アームと、挟持ヘッドと、一端が引き手揺動アーム内に摺動可能に設けられ、他端が挟持ヘッドに固定接続される引き棒と、引き手揺動アーム内に設けられ、一端が引き棒に接続され、他端が引き手揺動アームに接続され、引き棒に引っ張り弾性力を付与するための第1の弾性部材と、を備える、ことを特徴とする請求項7に記載の自撮り装置。
【請求項9】
前記横方向挟持アームには、引き棒の回転を防止するための回転防止構造がさらに設けられる、ことを特徴とする請求項8に記載の自撮り装置。
【請求項10】
前記回転防止構造は、引き手揺動アーム内の引き棒に固定的に設けられるガイド部材を備える、ことを特徴とする請求項9に記載の自撮り装置。
【請求項11】
前記引き手揺動アーム内には、横方向シュートがあり、前記引き棒の一端は、横方向シュート内に摺動可能に設けられ、前記ガイド部材は、引き棒に固定接続され且つ横方向シュートに摺動可能に適合する非円形ガイド片である、ことを特徴とする請求項10に記載の自撮り装置。
【請求項12】
前記立ちアームには、横方向挟持アームが引き寄せられる際に横方向挟持アームを収納するための収納溝が設けられる、ことを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の自撮り装置。
【請求項13】
前記収納溝の側壁には、横方向挟持アームの開放を容易にするための切り欠きが設けられる、ことを特徴とする請求項12に記載の自撮り装置。
【請求項14】
前記立ちアームには、横方向挟持アームの回転軸端を遮蔽して隠すための装飾カバーがさらに設けられる、ことを特徴とする請求項1に記載の自撮り装置。
【請求項15】
前記ベースに第1の滑り止め溝が設けられ、前記挟持ヘッドの内側に第2の滑り止め溝が設けられる、ことを特徴とする請求項8に記載の自撮り装置。
【請求項16】
伸縮棒と挟持装置との間に設けられる手持ち手ぶれ防止安定化装置をさらに備える、ことを特徴とする請求項1に記載の自撮り装置。
【請求項17】
前記手持ち手ぶれ防止安定化装置は、ブラケットと、横方向バランサーと、上支持部材と、下支持部材と、を備え、ブラケットの頂部及び底部にはそれぞれ上アダプタ部及び下アダプタ部を有し、横方向バランサーは、ブラケット内に位置する受け部材と、受け部材に接続され且つブラケット外に延びるアダプタロッドと、を備え、受け部材は、上部に内壁が滑らかな曲面である第1の溝を有し、下部に第2の溝を有し、上支持部材は、ブラケット内の頂部に取り付けられ、下端が第1の溝内に当接して第1の溝の内壁に適合するための球面であり、下支持部材は、ブラケット内の底部に取り付けられ、上部には第2の溝の底部に当接するための弾性円錐状突起を有し、挟持装置は、上アダプタ部の上部に設けられ、伸縮棒は、下アダプタ部の下部に設けられる、ことを特徴とする請求項16に記載の自撮り装置。
【請求項18】
前記上支持部材は、ブラケットへの取り付けのための取付台と、取付台上に固設され、下端が球面である上押し棒と、を備える、ことを特徴とする請求項17に記載の自撮り装置。
【請求項19】
前記下支持部材は、ブラケット内の底部に取り付けられ、且つ弾性円錐状突起を有する弾性下押しカバーと、弾性下押しカバーの下端から弾性円錐状突起を第2の溝内に当接させるための下押し棒と、を備える、ことを特徴とする請求項17に記載の自撮り装置。
【請求項20】
前記弾性下押しカバーの上部には、受け部材の下部に適合して、受け部材の傾斜角度を制限するための第3の溝が設けられる、ことを特徴とする請求項19に記載の自撮り装置。
【請求項21】
前記弾性下押しカバーの下端に止まり穴があり、下押し棒は、弾性円錐状突起を第2の溝内に当接させるように止まり穴に適合して穿設される、ことを特徴とする請求項19に記載の自撮り装置。
【請求項22】
前記自撮り装置は、アダプタロッドの一端にヒンジ接続される横方向ハンドルをさらに備える、ことを特徴とする請求項17に記載の自撮り装置。
【請求項23】
前記アダプタロッドと横方向ハンドルとの間には、横方向ハンドルが展開されるか又は折り畳まれるときに、横方向ハンドルを自動的にロックし固定するための弾性セルフロック構造がさらに設けられる、ことを特徴とする請求項22に記載の自撮り装置。
【請求項24】
前記弾性セルフロック構造は、横方向ハンドルのヒンジ接続端に設けられる収容溝と、収容溝内に設けられ、且つ一端が収容溝から突出する押し棒と、押し棒に押圧されて弾力を付与するための第2の弾性部材と、アダプタロッドのヒンジ接続端に設けられて押し棒に合わせるための複数の位置制限溝と、を備えることを特徴とする請求項23に記載の自撮り装置。
【請求項25】
二つの前記位置制限溝はそれぞれ、アダプタロッドのヒンジ接続端の前端及び下端に設けられる、ことを特徴とする請求項24に記載の自撮り装置。
【請求項26】
前記自撮り装置は、横方向ハンドルに着脱可能に設けられるリモコンをさらに備える、ことを特徴とする請求項22に記載の自撮り装置。
【請求項27】
前記リモコンは、リモコン及び横方向ハンドルに設けられる第1の磁気吸引アセンブリによって横方向ハンドルにセルフロッキングされる、ことを特徴とする請求項26に記載の自撮り装置。
【請求項28】
前記第1の磁気吸引アセンブリは、横方向ハンドルとリモコン内にそれぞれ対応して設けられる第1の磁石と第2の磁石とを備える、ことを特徴とする請求項27に記載の自撮り装置。
【請求項29】
前記横方向ハンドルは、折り畳まれた後に、横方向ハンドル及び縦方向ハンドル内に設けられる第2の磁気吸引アセンブリによって縦方向ハンドルにセルフロッキングされる、ことを特徴とする請求項22に記載の自撮り装置。
【請求項30】
前記第2の磁気吸引アセンブリは、縦方向ハンドルと横方向ハンドル内にそれぞれ対応して設けられる第3の磁石と第4の磁石とを備える、ことを特徴とする請求項29に記載の自撮り装置。
【請求項31】
前記縦方向ハンドルは、中空構造であり、前記縦方向ハンドルは、スリーブ接続部と円柱状ハンドル本体とを備え、円柱状ハンドル本体は、複数の弧形ハンドル部に均等に分割され、スリーブ接続部の一端にハンドル本体接続部材が固設され、弧形ハンドル部がハンドル本体接続部材にヒンジ接続される、ことを特徴とする請求項30に記載の自撮り装置。
【請求項32】
前記第3の磁石は、スリーブ接続部に設けられる、ことを特徴とする請求項31に記載の自撮り装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮影支持設備の技術分野に関し、特に自撮り装置に関する。
【背景技術】
【0002】
自撮り装置は、撮影設備を挟持する挟持装置を備え、従来の挟持装置は、主に上下引っ張り挟持と横方向挟持に分けられ、上下引っ張り挟持には、挟持対象物の体積が大きい場合、挟持が不安定であるという問題があり、横方向挟持には、クリップ部分の体積が大きく、収納や携帯が困難であるという問題がある。なお、従来のステディカム原理を採用した手持ち式撮影安定器は、構造が複雑であり、体積が大きく、携帯に不便であり、コストが高く、且つ安定性が低いため、高い画面安定性上の要件を満たすことができない。
【0003】
従って、従来の技術をさらに改良と発展させる必要がある。
【発明の概要】
【0004】
上記の従来の技術の欠点を鑑み、本発明の目的は、自撮り装置を提供することによって、従来の自撮り装置の横方向挟持装置に存在しているクリップ部分の体積が大きく、収納や携帯が困難であるという問題、及び従来の手持ち式自撮り装置は構造が複雑であり、安定性が低いという問題を解決することである。
【0005】
本発明の技術的解決手段は以下のとおりである。
【0006】
本発明は、伸縮棒と、伸縮棒に套設される縦方向ハンドルと、伸縮棒の頂部に回転可能に接続される挟持装置とを備える自撮り装置を提供し、前記挟持装置は、立ちアームと、立ちアームの下端に設けられ、載置作用を果たすベースと、ベースに接続され、伸縮棒に回転可能に接続するためのアダプタヘッドと、立ちアームの両側にそれぞれ対向して回転可能に設けられる二つの、横方向挟持作用を果たす、少なくとも一つが引っ張り可能な横方向挟持アームと、を備える。
【0007】
前記自撮り装置によれば、二つの前記横方向挟持アームは、連動機構によって同期して逆方向に回転して展開するか又は引き寄せる。
【0008】
前記自撮り装置によれば、前記連動機構は、二つの横方向挟持アームにそれぞれ固定接続され、且つ互いに噛み合う二つの回転部材を備える。
【0009】
前記自撮り装置によれば、二つの前記回転部材は、立ちアームに回転可能に設けられ、互いに噛み合う歯車である。
【0010】
前記自撮り装置によれば、前記横方向挟持アームは、歯車を介して立ちアームに回転可能に設けられる。
【0011】
前記自撮り装置によれば、二つの前記回転部材はそれぞれ、立ちアームに回転可能に設けられ、互いに噛み合う歯車とチェーンリングである。
【0012】
前記自撮り装置によれば、二つの前記横方向挟持アームは、いずれも引っ張り可能であり、且つ対称に設けられる。
【0013】
前記自撮り装置によれば、前記横方向挟持アームは、立ちアームに回転可能に設けられる引き手揺動アームと、挟持ヘッドと、一端が引き手揺動アーム内に摺動可能に設けられ、他端が挟持ヘッドに固定接続される引き棒と、引き手揺動アーム内に設けられ、一端が引き棒に接続され、他端が引き手揺動アームに接続され、引き棒に引っ張り弾性力を付与するための第1の弾性部材と、を備える前記自撮り装置。
【0014】
前記自撮り装置によれば、前記横方向挟持アームには、引き棒の回転を防止するための回転防止構造がさらに設けられる。
【0015】
前記自撮り装置によれば、前記回転防止構造は、引き手揺動アーム内の引き棒に固定的に設けられるガイド部材を備える。
【0016】
前記自撮り装置によれば、前記引き手揺動アーム内には、横方向シュートがあり、前記引き棒の一端は、横方向シュート内に摺動可能に設けられ、前記ガイド部材は、引き棒に固定接続され且つ横方向シュートに摺動可能に適合する非円形ガイド片である。
【0017】
前記自撮り装置によれば、前記立ちアームには、横方向挟持アームが引き寄せられる際に横方向挟持アームを収納するための収納溝が設けられる。
【0018】
前記自撮り装置によれば、前記収納溝の側壁には、横方向挟持アームの開放を容易にするための切り欠きが設けられる。
【0019】
前記自撮り装置によれば、前記立ちアームには、横方向挟持アームの回転軸端を遮蔽して隠すための装飾カバーがさらに設けられる。
【0020】
前記自撮り装置によれば、前記ベースに第1の滑り止め溝が設けられ、前記挟持ヘッドの内側に第2の滑り止め溝が設けられる。
【0021】
前記自撮り装置によれば、伸縮棒と挟持装置との間に設けられる手持ち手ぶれ防止安定化装置をさらに備える。
【0022】
前記自撮り装置によれば、前記手持ち手ぶれ防止安定化装置は、ブラケットと、横方向バランサーと、上支持部材と、下支持部材と、を備え、ブラケットの頂部及び底部にはそれぞれ上アダプタ部及び下アダプタ部を有し、横方向バランサーは、ブラケット内に位置する受け部材と、受け部材に接続され且つブラケット外に延びるアダプタロッドとを備え、受け部材は、上部に内壁が滑らかな曲面である第1の溝を有し、下部に第2の溝を有し、上支持部材は、ブラケット内の頂部に取り付けられ、下端が第1の溝内に当接して第1の溝の内壁に適合するための球面であり、下支持部材は、ブラケット内の底部に取り付けられ、上部には第2の溝の底部に当接するための弾性円錐状突起を有し、挟持装置は、上アダプタ部の上部に設けられ、伸縮棒は、下アダプタ部の下部に設けられる。
【0023】
前記自撮り装置によれば、前記上支持部材は、ブラケットへの取り付けのための取付台と、取付台上に固設され、下端が球面である上押し棒とを備える。
【0024】
前記自撮り装置によれば、前記下支持部材は、ブラケット内の底部に取り付けられ、且つ弾性円錐状突起を有する弾性下押しカバーと、弾性下押しカバーの下端から弾性円錐状突起を第2の溝内に当接させるための下押し棒とを備える。
【0025】
前記自撮り装置によれば、前記弾性下押しカバーの上部には、受け部材の下部に適合し、受け部材の傾斜角度を制限するための第3の溝が設けられる。
【0026】
前記自撮り装置によれば、前記弾性下押しカバーの下端に止まり穴があり、下押し棒は、弾性円錐状突起を第2の溝内に当接させるように止まり穴に適合して穿設される。
【0027】
前記自撮り装置によれば、アダプタロッドの一端にヒンジ接続される横方向ハンドルをさらに備える。
【0028】
前記自撮り装置によれば、前記アダプタロッドと横方向ハンドルとの間には、横方向ハンドルが展開されるか又は折り畳まれるときに、横方向ハンドルを自動的にロックして固定するための弾性セルフロック構造がさらに設けられる。
【0029】
前記自撮り装置によれば、前記弾性セルフロック構造は、横方向ハンドルのヒンジ接続端に設けられる収容溝と、収容溝内に設けられ、且つ一端が収容溝から突出する押し棒と、押し棒に押圧されて弾力を付与するための第2の弾性部材と、アダプタロッドのヒンジ接続端に設けられて押し棒に合わせるための複数の位置制限溝とを備える。
【0030】
前記自撮り装置によれば、二つの前記位置制限溝はそれぞれ、アダプタロッドのヒンジ接続端の前端及び下端に設けられる。
【0031】
前記自撮り装置によれば、横方向ハンドルに着脱可能に設けられるリモコンをさらに備える。
【0032】
前記自撮り装置によれば、前記リモコンは、リモコン及び横方向ハンドルに設けられる第1の磁気吸引アセンブリによって横方向ハンドルにセルフロッキングされる。
【0033】
前記自撮り装置によれば、前記第1の磁気吸引アセンブリは、横方向ハンドルとリモコン内にそれぞれ対応して設けられる第1の磁石と第2の磁石とを備える。
【0034】
前記自撮り装置によれば、前記横方向ハンドルは、折り畳まれた後に、横方向ハンドル及び縦方向ハンドル内に設けられる第2の磁気吸引アセンブリによって縦方向ハンドルにセルフロッキングされる。
【0035】
前記自撮り装置によれば、前記第2の磁気吸引アセンブリは、縦方向ハンドルと横方向ハンドル内にそれぞれ対応して設けられる第3の磁石と第4の磁石とを備える。
【0036】
前記自撮り装置によれば、前記縦方向ハンドルは、中空構造であり、前記縦方向ハンドルは、スリーブ接続部と円柱状ハンドル本体とを備え、円柱状ハンドル本体は、複数の弧形ハンドル部に均等に分割され、スリーブ接続部の一端にハンドル本体接続部材が固設され、弧形ハンドル部がハンドル本体接続部材にヒンジ接続される。
【0037】
前記自撮り装置によれば、前記第3の磁石は、スリーブ接続部に設けられる。
【0038】
本発明の有益な効果は以下のとおりである。
【0039】
本発明の自撮り装置の挟持装置は、横方向挟持作用を果たす少なくとも一つが引っ張り可能な横方向挟持アームを、立ちアームの両側にそれぞれ対向して回転可能に設けることによって、使用時に、二つの横方向挟持アームをそれぞれ展開状態に回転させてから、引っ張って挟持することができ、使用終了時に、二つの横方向挟持アームを引き寄せ状態に回転させることができ、それにより装置の両側の横方向寸法を大幅に小さくすることができ、収納や携帯に便利である。
【0040】
本発明の自撮り装置の手持ち手ぶれ防止安定化装置は、上支持部材の下端球面によって受け部材の上部内壁が滑らかな曲面である第1の溝内に当接するとともに、下支持部材の上部弾性円錐状突起によって受け部材の下部の第2の溝内に当接することで、バランス性と安定性を効率的に調整し、安定性を向上させることができ、且つ構造が簡単で、体積が小さく、携帯しやすく、コストが低い。
【図面の簡単な説明】
【0041】
図1】本発明の好ましい実施例による挟持装置の展開状態の構造模式図である。
図2】本発明の好ましい実施例による挟持装置の引き寄せ状態の構造模式図である。
図3】本発明の好ましい実施例による横方向挟持アームの部分断面模式図である。
図4】本発明の好ましい実施例による横方向挟持アームの部分分解模式図である。
図5】本発明の好ましい実施例による手持ち手ぶれ防止安定化装置の構造模式図である。
図6】本発明の好ましい実施例による手持ち手ぶれ防止安定化装置の断面構造模式図である。
図7】本発明の好ましい実施例によるブラケットの構造模式図である。
図8】本発明の好ましい実施例による上支持部材の構造模式図である。
図9】本発明の好ましい実施例による横方向バランサーの構造模式図である。
図10】本発明の好ましい実施例による横方向バランサーの他の角度の構造模式図である。
図11】本発明の好ましい実施例による下支持部材の構造模式図である。
図12】本発明の好ましい実施例による自撮り装置の使用状態の構造模式図である。
図13】本発明の好ましい実施例による自撮り装置の使用状態の部分断面模式図である。
図14】本発明の好ましい実施例による自撮り装置の折り畳み状態の構造模式図である。
図15】本発明の好ましい実施例による自撮り装置の他の使用状態模式図である。
図16】本発明の好ましい実施例による自撮り装置の別の使用状態模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0042】
本発明は、自撮り装置を提供し、本発明の目的、技術的解決手段及び効果をより明瞭、明確にするために、以下、図面を参照しながら実施例を挙げて本発明をより詳細に説明する。ここで説明された具体的な実施例は、本発明を説明するためのものに過ぎず、本発明を限定するものではないことが理解されるべきである。
【0043】
本発明の好ましい実施例による自撮り装置は、図1から図4、及び図8に示すように、伸縮棒8と、伸縮棒8に套設される縦方向ハンドル6(大きなハンドル)と、伸縮棒8の頂部に回転可能に接続される挟持装置5と、を備え、前記挟持装置5は、立ちアーム59と、立ちアーム59の下端に設けられ、載置作用(例えば、携帯電話の下端を載置する)を果たすベース58と、ベース58に接続され、伸縮棒8に回転可能に接続するためのアダプタヘッド588と、立ちアーム59の両側にそれぞれ対向して回転可能に設けられる二つの、横方向挟持作用(例えば、携帯電話の両側を挟持する)を果たす少なくとも一つが引っ張り可能な横方向挟持アーム57と、を備える。横方向挟持アームの一方のみを引っ張り可能にするだけで、携帯電話などの撮影機器を横方向に引っ張って挟持する効果を果たすことができるが、勿論、好ましくは二つの横方向挟持アームの両方を引っ張り可能にしてもよく、両側とも引っ張って挟持することができるのは、挟持のバランス性と安定性を維持することに役立つことが理解され得る。
【0044】
本発明に係る自撮り装置の挟持装置は、横方向挟持作用を果たす少なくとも一つが引っ張り可能な横方向挟持アームを、立ちアームの両側にそれぞれ対向して回転可能に設けることによって、使用時に、二つの横方向挟持アームをそれぞれ展開状態に回転させてから、引っ張って挟持することができ、使用終了時に、二つの横方向挟持アームを引き寄せ状態に回転させることができ、それにより装置の両側の横方向寸法を大幅に小さくすることができ、収納や携帯に便利である。
【0045】
さらに、図1から図4に示すように、本実施例では、二つの横方向挟持アーム57は、連動機構56によって同期して逆方向に回転して展開するか又は引き寄せる。連動機構を設置することによって、横方向挟持アームの一方のみを開放するだけで、他方も角度に従って回転し、引き寄せる時も同様である。ここで、前記連動機構56は、二つの横方向挟持アーム57にそれぞれ固定接続され、且つ互いに噛み合う二つの回転部材561を備える。回転部材は複数の形態を採用することができ、互いに噛み合う条件を満たすだけでよく、例えば、二つの回転部材はそれぞれ、立ちアームに回転可能に設けられ、互いに噛み合う歯車とチェーンリングであってよい。好ましくは、二つの回転部材561は、立ちアーム59に回転可能に設けられ、互いに噛み合う歯車5611であり、ここで歯車5611は半歯車であることが好ましく、歯車と歯車との噛み合いがよりスムーズである。より好ましくは、前記横方向挟持アーム57は、歯車5611を介して立ちアーム59に回転可能に設けられる。
【0046】
さらに、図1から図4に示すように、本実施例では、二つの前記横方向挟持アーム57は好ましくは、両方とも引っ張り可能であり、且つ対称に設けられる。具体的には、前記横方向挟持アーム57は、立ちアーム59に回転可能に設けられる引き手揺動アーム51と、挟持ヘッド(即ち引き手)52と、一端が引き手揺動アーム51内に摺動可能に設けられ、他端が挟持ヘッド52に固定接続される引き棒53と、引き手揺動アーム51内に設けられ、一端が引き棒53に接続され、他端が引き手揺動アーム51に接続され、引き棒53に引っ張り弾性力を付与するための第1の弾性部材54と、を備える。前記第1の弾性部材54はばねであることが好ましい。好ましくは、前記横方向挟持アーム57には、引き棒3の回転を防止するための回転防止構造55がさらに設けられ、回転防止構造55は、引き手を開いた後の360度の回転を防止することができる。回転防止構造は、回転軸上にピン軸を設ける方法によって軸方向の回転を回避することができるなど様々な形態であってよく、本実施例では、前記回転防止構造55は、引き手揺動アーム51内の引き棒53に固定的に設けられるガイド部材551を備えることが好ましい。より好ましくは、前記引き手揺動アーム51内には横方向シュート513があり、前記引き棒53の一端は、横方向シュート513内に摺動可能に設けられ、前記ガイド部材551は、引き棒53に固定接続され且つ横方向シュート513に摺動可能に適合する非円形ガイド片5511であり、例えば多角形のガイド片等であってよく、四角形のガイド片が好ましい。
【0047】
さらに、図1図2に示すように、本実施例では、前記立ちアーム59には、横方向挟持アーム57が引き寄せられる際に横方向挟持アーム57を収納するための収納溝597が設けられ、収納溝597を設けることによって、横方向挟持アーム57を収納して隠すのに役に立ち、それにより横方向寸法と体積を小さくする。好ましくは、前記収納溝597の側壁5971には、横方向挟持アーム57の開放を容易にするための切り欠き598が設けられる。好ましくは、前記立ちアーム59には、横方向挟持アーム57の回転軸端を遮蔽して隠すための装飾カバー591がさらに設けられ、装飾カバーは規則的で美しい外観を形成するのに役に立つ。図1図2図4に示すように、前記ベース58に第1の滑り止め溝581が設けられ、前記挟持ヘッド52の内側に第2の滑り止め溝521が設けられ、滑り止め溝は挟持対象物(例えば、携帯電話)への確実な挟持を確保するのに役に立つ。
【0048】
さらに、図5から図16に示すように、本実施例では、前記自撮り装置は、伸縮棒8と挟持装置5との間に設けられる手持ち手ぶれ防止安定化装置9をさらに備える。好ましくは、伸縮棒8によって縦方向ハンドル6の長さを調整し、手持ち手ぶれ防止安定化装置9を補助し、さらにバランス性と安定性を制御し、自撮り装置の挟持装置5が異なる携帯電話を挟持することができる。具体的には、前記手持ち手ぶれ防止安定化装置9は、ブラケット1と、横方向バランサー2と、上支持部材3と、下支持部材4と、を備え、前記ブラケット1は、少なくとも一側が開放され、中間部に可動空間を有し、頂部及び底部にそれぞれ周辺機器を接続するための上アダプタ部15と下アダプタ部16を有し、横方向バランサー2は、ブラケット1内に位置する受け部材26と、受け部材26に接続され且つブラケット1外に延びるアダプタロッド27とを備え、受け部材26は、上部に内壁が滑らかな曲面である溝261を有し、下部に第2の溝262を有し、上支持部材3は、ブラケット1内の頂部に取り付けられ、下端が第1の溝261内に当接して第1の溝261の内壁2611に適合するための球面であり、下支持部材4は、ブラケット1内の底部に取り付けられ、上部には第2の溝262の底部2621に当接するための弾性円錐状突起42を有し、挟持装置5は、上アダプタ部15の上部に設けられ、伸縮棒8は、下アダプタ部16の下部に設けられる。
【0049】
本発明に係る自撮り装置の手持ち手ぶれ防止安定化装置は、ステディカム原理を利用し、上支持部材の下端球面によって受け部材の上部内壁が滑らかな曲面である第1の溝内に当接するとともに、下支持部材の上部弾性円錐状突起によって受け部材の下部の第2の溝内に当接することで、バランス性と安定性を効率的に調整し、安定性を向上させることができ、且つ構造が簡単で、体積が小さく、携帯しやすく、コストが低い。
【0050】
さらに、図5から図11に示すように、本実施例では、前記上支持部材3は、ブラケット1への取り付けのための取付台31と、取付台31に固設される上押し棒とを備え、上押し棒32の下端が球面である。前記下支持部材4は、ブラケット1内の底部に取り付けられ、且つ弾性円錐状突起42を有する弾性下押しカバー41と、弾性下押しカバー41の下端から弾性円錐状突起42を第2の溝262内に当接させるための下押し棒43と、を備える。具体的には、前記弾性下押しカバー41の下端に止まり穴413があり、下押し棒43は、弾性円錐状突起42を第2の溝262内に当接させるように止まり穴413に適合して穿設され、止まり穴413の頂部及び下押し棒43の頂部は、いずれも球面であることが好ましい。好ましくは、前記弾性下押しカバー41の上部には、受け部材26の下部に適合して、受け部材26の傾斜角度を制限するための第3の溝416が設けられ、ここで、第3の溝416は円筒状溝であることが好ましい。
【0051】
説明しておくと、本発明で言及された球面は、厳密な幾何学的意味での球面を含むが、これに限定されず、球面に近いまたは類似した表面形状も含む。
【0052】
さらに、本実施例では、第1の溝261の内壁を放物線状の滑らかな曲面とすることが好ましく、このようにして上支持部材3の過度な揺動を効率的に防止でき、即ち、上支持部材3の下端が第1の溝261内において例えば20~30°内の小角度範囲で揺動するように制御することができ、バランス性の調整にさらに有利である。弾性円錐状突起42の表面は滑らかな円弧状の曲面であることが好ましく、例えば、弾性円錐状突起は、円錐形の突起又は山型の突起であってよく、第2の溝262は円筒状溝であることが好ましく、このようにして弾性円錐状突起42を中央に設けるように制御し、ずれを防止するのに役立つ。受け部材26は、硬質プラスチックであることが好ましく、例えばエンジニアリングプラスチック、ポリオキシメチレン等であり、弾性下押しカバー41は、シリカゲル材料で製造されることが好ましい。このようにして弾性円錐状突起42は、第2の溝262内に合わせて回転する際に、優れた緩衝作用を発揮することができ、回転の安定性がより良好である。
【0053】
さらに、アダプタロッド27を十分に長く設計すれば、アダプタロッド27だけで手持ち手ぶれを防止し、バランスをとり、安定させる効果を達成できることが理解され得る。勿論、好ましくは、図5図6図9図10図12から図16に示すように、本実施例では、前記自撮り装置は、アダプタロッド27の一端にヒンジ接続される横方向ハンドル7(小さなハンドル)をさらに備え、このようにして、アダプタロッド27を十分に短く設計することができ、使用時、横方向ハンドル7を展開することで横方向の手持ちの長さを増加し、収納時、横方向ハンドル7を縦方向ハンドル6に折り畳むことができることにより、自撮り装置の体積を小さくすることができ、収納や携帯に便利である。より好ましくは、前記アダプタロッド27と横方向ハンドル7との間には、横方向ハンドル7が展開されるか又は折り畳まれるときに、横方向ハンドル7を自動的にロックして固定する弾性セルフロック構造79がさらに設けられる。具体的には、前記弾性セルフロック構造79は、横方向ハンドル7のヒンジ接続端70に設けられる収容溝77と、収容溝77内に設けられ、且つ一端が収容溝77から突出する押し棒76と、押し棒76に押圧されて弾力を付与するための第2の弾性部材75(好ましくはばね)と、アダプタロッド27のヒンジ接続端271に設けられて押し棒76に合わせるための複数の位置制限溝278と、を備える。より好ましくは、二つの位置制限溝278はそれぞれ、アダプタロッド27のヒンジ接続端271の前端及び下端に設けられる。
【0054】
さらに、図12から図16に示すように、本実施例では、前記自撮り装置は、横方向ハンドル7に着脱可能に設けられるリモコン71をさらに備える。好ましくは、前記リモコン71は、リモコン71及び横方向ハンドル7に設けられる第1の磁気吸引アセンブリ72によって横方向ハンドル7にセルフロッキングされる。リモコン磁石はセルフロッキングされ、磁気吸引アセンブリは、様々な異なる形態を採用することができる。例えば、磁気吸引アセンブリはそれぞれ、磁石と鉄、コバルト、ニッケルの金属部材との組み合わせを採用することができ、勿論、第1の磁気吸引アセンブリ72は、横方向ハンドル7とリモコン71内にそれぞれ対応して設けられる第1の磁石701と第2の磁石711を備えることが好ましい。
【0055】
さらに、図12から図16に示すように、本実施例では、前記横方向ハンドル7は、折り畳まれた後に、横方向ハンドル7及び縦方向ハンドル6内に設けられる第2の磁気吸引アセンブリ67によって縦方向ハンドル6にセルフロッキングされる。これによって、小さなハンドルが折り畳まれてセルフロッキングされることと、リモコン、小さなハンドル及び大きなハンドルの三者が互いに磁気吸引して固定されることとが形成される。好ましくは、前記第2の磁気吸引アセンブリ67は、縦方向ハンドル6と横方向ハンドル7内にそれぞれ対応して設けられる第3の磁石601と第4の磁石702とを備える。第1の磁気吸引アセンブリ72と第2の磁気吸引アセンブリ67とは、アセンブリの一部を共用してもよく、位置が対応して吸着効果を達成できるように設けるだけでよく、例えば、図13に示すように、第4の磁石702と第1の磁石701とを共用することが理解され得る。
【0056】
さらに、図12図14から図16に示すように、本実施例では、前記縦方向ハンドル6は、中空構造であり、前記縦方向ハンドル6は、スリーブ接続部60と円柱状ハンドル本体61とを備え、円柱状ハンドル本体61は、複数の弧形ハンドル部69に均等に分割され、スリーブ接続部60の一端にハンドル本体接続部材68が固設され、弧形ハンドル部69がハンドル本体接続部材68にヒンジ接続される。好ましくは、第3の磁石601は、スリーブ接続部60に設けられる。円柱状ハンドル本体61及びスリーブ接続部60はいずれも中空構造である。
【0057】
本発明の用途は上記の例に限定されるものではなく、当業者にとっては、上記の説明に従って改良又は変換されてもよく、すべてのこれらの改良又は変換は本発明に添付された請求項の保護範囲に属することが理解されるべきである。
図1
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【国際調査報告】