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特表2022-507447インテリジェント機器を制御するための方法、デバイスおよび記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-01-18
(54)【発明の名称】インテリジェント機器を制御するための方法、デバイスおよび記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/01 20060101AFI20220111BHJP
   G10L 13/00 20060101ALI20220111BHJP
   G06T 7/00 20170101ALI20220111BHJP
   B25J 13/00 20060101ALI20220111BHJP
【FI】
G06F3/01 510
G10L13/00 100M
G06T7/00 660
B25J13/00 Z
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2021526383
(86)(22)【出願日】2019-10-09
(85)【翻訳文提出日】2021-06-24
(86)【国際出願番号】 CN2019110191
(87)【国際公開番号】W WO2020098421
(87)【国際公開日】2020-05-22
(31)【優先権主張番号】201811346631.3
(32)【優先日】2018-11-13
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.JAVA
(71)【出願人】
【識別番号】518339526
【氏名又は名称】北京猟戸星空科技有限公司
【氏名又は名称原語表記】BEIJING ORION STAR TECHNOLOGY CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】3F,Podium Building,Pacific Century Place,Jia 2 Workers’ Stadium North Road,Chaoyang District,Beijing 100026,China
(74)【代理人】
【識別番号】110000671
【氏名又は名称】八田国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】チャン,シェンメイ
(72)【発明者】
【氏名】リ,ジンシン
(72)【発明者】
【氏名】ソン,ベン
【テーマコード(参考)】
3C707
5E555
5L096
【Fターム(参考)】
3C707AS34
3C707KS36
3C707KT01
3C707KT04
3C707WL05
3C707WM06
5E555AA62
5E555BA01
5E555BB01
5E555BC03
5E555BC05
5E555CA42
5E555CB23
5E555DA23
5E555EA22
5E555FA00
5L096BA18
5L096CA02
5L096FA01
5L096JA03
5L096JA09
5L096JA11
(57)【要約】
【課題】インテリジェント機器を制御するための方法、デバイスおよび記憶媒体を開示し、インテリジェント機器の技術分野に関する。
【解決手段】当該方法では、インテリジェント機器がスリープ状態にあるとき、前記インテリジェント機器の周囲の環境の画像を収集し、収集された画像でキャラクターの特徴が検出され、前記キャラクターの特徴を持つターゲットと前記インテリジェント機器との間の距離が第1の指定距離内にある場合、前記インテリジェント機器をトリガーして音声ブロードキャストを実行し、音声ブロードキャスト後、前記ターゲットと前記インテリジェント機器との間の距離が第2の指定距離内にあることが検出されると、前記インテリジェント機器ウェイクアップする。従って、本出願は、画像検出に基づき、周囲のユーザーが対話の意図を持つかどうかを決定し、潜在的な対話の意図を持つユーザーにアクティブな音声ブロードキャストを介して操作させるようにインテリジェント機器に誘導し、インテリジェント機器の露出率と利用率を増やすことができる。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
インテリジェント機器がスリープ状態にあるとき、前記インテリジェント機器の周囲の環境の画像を収集するステップと、
収集された画像でキャラクターの特徴が検出され、前記キャラクターの特徴を持つターゲットと前記インテリジェント機器との間の距離が第1の指定距離内にある場合、前記インテリジェント機器をトリガーして音声ブロードキャストを実行するステップと、
音声ブロードキャスト後、前記ターゲットと前記インテリジェント機器との間の距離が第2の指定距離内にあることが検出されると、前記インテリジェント機器をウェイクアップするステップとを備え、
前記第2の指定距離は前記第1の指定距離よりも短い、ことを特徴とするインテリジェント機器を制御するための方法。
【請求項2】
前記キャラクターの特徴は、顔特徴および人体特徴のうちの少なくとも1つを含む、ことを特徴とする請求項1に記載のインテリジェント機器を制御するための方法。
【請求項3】
前記インテリジェント機器の周囲の環境の画像を収集するステップは、前記インテリジェント機器の前にあるオブジェクトのカラー画像および深度画像をリアルタイムで収集するステップを備え、
収集された画像でキャラクターの特徴が検出され、前記キャラクターの特徴を持つターゲットと前記インテリジェント機器との間の距離が第1の指定距離内にある場合、前記インテリジェント機器をトリガーして音声ブロードキャストを実行するステップは、
前記カラー画像に基づくキャラクターの特徴検出をリアルタイムで実行するステップと、
検出されたキャラクターの特徴ごとに、
前記キャラクターの特徴を持つターゲットの深度画像内の対応するデータを決定するステップと、
前記キャラクターの特徴を持つターゲットの深度画像内の対応するデータに基づいて、前記キャラクターの特徴を持つターゲットと前記インテリジェント機器との間の距離を決定するステップと、
前記距離が前記第1の指定距離内にある場合、前記インテリジェント機器をトリガーして音声ブロードキャストを実行するステップとを備える、ことを特徴とする請求項1に記載のインテリジェント機器を制御するための方法。
【請求項4】
音声ブロードキャストプロセス中に、キャラクターの特徴を持つ少なくとも1つの他のターゲットと前記インテリジェント機器との間の距離が前記第1の指定距離内にあることが検出された場合、音声ブロードキャストが完了した後、声ブロードキャストを繰り返しない、ことを特徴とする請求項1に記載のインテリジェント機器を制御するための方法。
【請求項5】
音声ブロードキャストが完了し、設定した持続時間が経過後、キャラクターの特徴を持つ少なくとも1つの他のターゲットと前記インテリジェント機器との間の距離が前記第1の指定距離内にあることが検出された場合、音声ブロードキャストを再度実行する、ことを特徴とする請求項1に記載のインテリジェント機器を制御するための方法。
【請求項6】
前記インテリジェント機器をトリガーして音声ブロードキャストを実行するステップは、設定した音量よりも大きい音量で音声ブロードキャストを実行するように前記インテリジェント機器をトリガーするステップを備え、
前記設定した音量は、前記インテリジェント機器をウェイクアップした後、前記ターゲットと対話するときの音量である、ことを特徴とする請求項1に記載のインテリジェント機器を制御するための方法。
【請求項7】
前記インテリジェント機器をトリガーして音声ブロードキャストを実行するステップは、
設定したブロードキャストコンテンツ集合からブロードキャストコンテンツをランダムに選択して音声ブロードキャストを実行するように、前記インテリジェント機器をトリガーするステップと、または、
設定したブロードキャストコンテンツ集合からブロードキャストコンテンツを順番に選択して音声ブロードキャストを実行するように、前記インテリジェント機器をトリガーステップと、または、
設定したブロードキャストコンテンツ集合内のブロードキャストコンテンツに対して音声ループブロードキャストを実行するように、前記インテリジェント機器をトリガーするステップとを備える、ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のインテリジェント機器を制御するための方法。
【請求項8】
ブロードキャストコンテンツ増加命令を受信し、前記ブロードキャストコンテンツ増加命令に含まれるブロードキャストコンテンツを前記ブロードキャストコンテンツ集合に追加し、または、
ブロードキャストコンテンツ変更命令を受信し、前記ブロードキャストコンテンツ変更命令に基づいて、前記ブロードキャストコンテンツ集合内のブロードキャストコンテンツを変更し、または、
ブロードキャストコンテンツ置換命令を受信し、前記ブロードキャストコンテンツ置換命令に基づいて、前記ブロードキャストコンテンツ集集合内のブロードキャストコンテンツを置換する、ことを特徴とする請求項7に記載のインテリジェント機器を制御するための方法。
【請求項9】
音声ブロードキャストを行っている間、前記インテリジェント機器的画面に設定した絵文字を表示する、ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のインテリジェント機器を制御するための方法。
【請求項10】
インテリジェト機器がスリープ状態にあるとき、前記インテリジェント機器の周囲の環境の画像を収集するように構成された画像収集モジュールと、
収集された画像でキャラクターの特徴が検出され、前記キャラクターの特徴を持つターゲットと前記インテリジェント機器との間の距離が第1の指定距離内にある場合、前記インテリジェント機器をトリガーして音声ブロードキャストを実行するように構成されたプリウェイクアップモジュールと、
音声ブロードキャスト後、前記ターゲットと前記インテリジェント機器との間の距離が第2の指定距離内にあることが検出されると、前記インテリジェント機器をウェイクアップするように構成されたウェイクアップモジュールとを備え、
前記第2の指定距離は前記第1の指定距離よりも短い、ことを特徴とするインテリジェント機器を制御するためのデバイス。
【請求項11】
コンピュータ可読記憶媒体であって、
コンピュータ実行可能命令を記憶し、コンピュータ実行可能命令を使用して、コンピュータに請求項1から9のいずれか一項を実行させる、ことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項12】
コンピューティングデバイスであって、
少なくとも1つのプロセッサと、前記少なくとも1つのプロセッサと通信可能に接続されたメモリとを備え、
前記メモリは、少なくとも1つの前記プロセッサによって実行できる命令を格納し、前記命令が前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、前記少なくとも1つのプロセッサに請求項1から9のいずれか一項を実行させる、ことを特徴とするコンピューティングデバイス。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は、2018年11月13日に中国特許局に提出し、出願番号が201811346631.3であり、発明名称が「インテリジェント機器を制御するための方法、デバイスおよび記憶媒体」との中国特許出願を基礎とする優先権を主張し、その開示の総てをここに取り込む。
【0002】
本発明は、通信技術分野に関し、特にインテリジェント機器を制御するための方法、デバイスおよび記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
人工インテリジェント技術の継続的な開発により、ますます多くのインテリジェント機器(ロボットなど)が人々の生活や作業領域に侵入している。
【0004】
今日では、さまざまな種類のロボットがさまざまな機能を提供できる。たとえば、子育てロボットは、サーバーからおとぎ話、童謡、詩などを取得して、子供たちと遊ぶことができる。受付ロボットは、ユーザーが自分でいくつかのビジネス(銀行カードの開封ビジネスなど)を処理するのに役立つ。
【0005】
しかし、インテリジェント機器が提供する機能はより包括的であるが、なじみのないインテリジェント機器に直面すると、人々は依然として途方に暮れている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本出願の実施形態は、従来技術におけるインテリジェント機器の低い露出率および使用率の問題を解決するために使用される、インテリジェント機器を制御するための方法、デバイスおよび記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の態様では、本出願の実施形態は、インテリジェント機器を制御するための方法を提供し、当該方法は、インテリジェント機器がスリープ状態にあるとき、前記インテリジェント機器の周囲の環境の画像を収集するステップと、収集された画像でキャラクターの特徴が検出され、前記キャラクターの特徴を持つターゲットと前記インテリジェント機器との間の距離が第1の指定距離内にある場合、前記インテリジェント機器をトリガーして音声ブロードキャストを実行するステップと、音声ブロードキャスト後、前記ターゲットと前記インテリジェント機器との間の距離が第2の指定距離内にあることが検出されると、前記インテリジェント機器をウェイクアップするステップとを備え、前記第2の指定距離は前記第1の指定距離よりも短い。
【0008】
可能な実施方法では、前記キャラクターの特徴は、顔特徴および人体特徴のうちの少なくとも1つを含む。
【0009】
可能な実施方法では、前記インテリジェント機器の周囲の環境の画像を収集するステップは、前記インテリジェント機器の前にあるオブジェクトのカラー画像および深度画像をリアルタイムで収集するステップを備え、収集された画像でキャラクターの特徴が検出され、前記キャラクターの特徴を持つターゲットと前記インテリジェント機器との間の距離が前記第1の指定距離内にある場合、前記インテリジェント機器をトリガーして音声ブロードキャストを実行するステップは、前記カラー画像に基づくキャラクターの特徴検出をリアルタイムで実行するステップと、検出されたキャラクターの特徴ごとに、前記キャラクターの特徴を持つターゲットの深度画像内の対応するデータを決定するステップと、前記キャラクターの特徴を持つターゲットの深度画像内の対応するデータに基づいて、前記キャラクターの特徴を持つターゲットと前記インテリジェント機器との間の距離を決定するステップと、前記距離が第1の指定距離内にある場合、前記インテリジェント機器をトリガーして音声ブロードキャストを実行するステップとを備える。
【0010】
可能な実施方法では、前記方法は、音声ブロードキャストプロセス中に、キャラクターの特徴を持つ少なくとも1つの他のターゲットと前記インテリジェント機器との間の距離が前記第1の指定距離内にあることが検出された場合、音声ブロードキャストが完了した後、声ブロードキャストを繰り返しないステップをさらに備える。
【0011】
可能な実施方法では、前記方法は、音声ブロードキャストが完了し、設定した持続時間が経過後、キャラクターの特徴を持つ少なくとも1つの他のターゲットと前記インテリジェント機器との間の距離が前記第1の指定距離内にあることが検出された場合、音声ブロードキャストを再度実行するステップをさらに備える。
【0012】
可能な実施方法では、前記インテリジェント機器をトリガーして音声ブロードキャストを実行するステップは、設定した音量よりも大きい音量で音声ブロードキャストを実行するように前記インテリジェント機器をトリガーするステップを備え、前記設定した音量は、前記インテリジェント機器をウェイクアップした後、前記ターゲットと対話するときの音量である。
【0013】
可能な実施方法では、前記インテリジェント機器をトリガーして音声ブロードキャストを実行するステップは、設定したブロードキャストコンテンツ集合からブロードキャストコンテンツをランダムに選択して音声ブロードキャストを実行するように、前記インテリジェント機器をトリガーし、または、設定したブロードキャストコンテンツ集合からブロードキャストコンテンツを順番に選択して音声ブロードキャストを実行するように、前記インテリジェント機器をトリガーし、または、設定したブロードキャストコンテンツ集合内のブロードキャストコンテンツに対して音声ループブロードキャストを実行するように、前記インテリジェント機器をトリガーするステップを備える。
【0014】
可能な実施方法では、前記方法では、さらに、ブロードキャストコンテンツ増加命令を受信し、前記ブロードキャストコンテンツ増加命令に含まれるブロードキャストコンテンツを前記ブロードキャストコンテンツ集合に追加し、または、ブロードキャストコンテンツ変更命令を受信し、前記ブロードキャストコンテンツ変更命令に基づいて、前記ブロードキャストコンテンツ集合内のブロードキャストコンテンツを変更し、または、ブロードキャストコンテンツ置換命令を受信し、前記ブロードキャストコンテンツ置換命令に基づいて、前記ブロードキャストコンテンツ集集合内のブロードキャストコンテンツを置換する。
【0015】
可能な実施方法では、前記方法では、さらに、音声ブロードキャストを行っている間、前記インテリジェント機器的画面に設定した絵文字を表示する。
【0016】
第2の態様では、本出願は、インテリジェント機器を制御するためのデバイスも提供し、前記デバイスは、インテリジェト機器がスリープ状態にあるとき、前記インテリジェント機器の周囲の環境の画像を収集するように構成された画像収集モジュールと、収集された画像でキャラクターの特徴が検出され、前記キャラクターの特徴を持つターゲットと前記インテリジェント機器との間の距離が第1の指定距離内にある場合、前記インテリジェント機器をトリガーして音声ブロードキャストを実行するように構成されたプリウェイクアップモジュールと、音声ブロードキャスト後、前記ターゲットと前記インテリジェント機器との間の距離が第2の指定距離内にあることが検出されると、前記インテリジェント機器をウェイクアップするように構成されたウェイクアップモジュールであって、前記第2の指定距離は前記第1の指定距離よりも短い前記ウェイクアップモジュールとを備える。
【0017】
可能な実施方法では、前記キャラクターの特徴は、顔特徴および人体特徴のうちの少なくとも1つを含む。
【0018】
可能な実施方法では、前記画像収集モジュールは、前記インテリジェント機器の前にあるオブジェクトのカラー画像および深度画像をリアルタイムで収集するように構成される、前記プリウェイクアップモジュールは、前記カラー画像に基づくキャラクターの特徴検出をリアルタイムで実行し、検出されたキャラクターの特徴ごとに、前記キャラクターの特徴を持つターゲットの深度画像内の対応するデータを決定し、前記キャラクターの特徴を持つターゲットの深度画像内の対応するデータに基づいて、前記キャラクターの特徴を持つターゲットと前記インテリジェント機器との間の距離を決定し、前記距離が前記第1の指定距離内にある場合、前記インテリジェント機器をトリガーして音声ブロードキャストを実行するように構成される。
【0019】
可能な実施方法では、前記プリウェイクアップモジュールは、音声ブロードキャストプロセス中に、キャラクターの特徴を持つ少なくとも1つの他のターゲットと前記インテリジェント機器との間の距離が前記第1の指定距離内にあることが検出された場合、音声ブロードキャストが完了した後、声ブロードキャストを繰り返しないように構成される。
【0020】
可能な実施方法では、前記プリウェイクアップモジュールは、さらに、音声ブロードキャストが完了し、設定した持続時間が経過後、キャラクターの特徴を持つ少なくとも1つの他のターゲットと前記インテリジェント機器との間の距離が前記第1の指定距離内にあることが検出された場合、音声ブロードキャストを再度実行するように構成される。
【0021】
可能な実施方法では、前記プリウェイクアップモジュールは、設定した音量よりも大きい音量で音声ブロードキャストを実行するように前記インテリジェント機器をトリガーし、前記設定した音量は、前記インテリジェント機器をウェイクアップした後、前記ターゲットと対話するときの音量である。
【0022】
可能な実施方法では、前記プリウェイクアップモジュールは、設定したブロードキャストコンテンツ集合からブロードキャストコンテンツをランダムに選択して音声ブロードキャストを実行するように、前記インテリジェント機器をトリガーし、または、設定したブロードキャストコンテンツ集合からブロードキャストコンテンツを順番に選択して音声ブロードキャストを実行するように、前記インテリジェント機器をトリガーし、または、設定したブロードキャストコンテンツ集合内のブロードキャストコンテンツに対して音声ループブロードキャストを実行するように、前記インテリジェント機器をトリガーする。
【0023】
可能な実施方法では、前記デバイスは、ブロードキャストコンテンツ維持モジュールをさらに備え、前記ブロードキャストコンテンツ維持モジュールは、ブロードキャストコンテンツ増加命令を受信し、前記ブロードキャストコンテンツ増加命令に含まれるブロードキャストコンテンツを前記ブロードキャストコンテンツ集合に追加し、または、ブロードキャストコンテンツ変更命令を受信し、前記ブロードキャストコンテンツ変更命令に基づいて、前記ブロードキャストコンテンツ集合内のブロードキャストコンテンツを変更し、または、ブロードキャストコンテンツ置換命令を受信し、前記ブロードキャストコンテンツ置換命令に基づいて、前記ブロードキャストコンテンツ集集合内のブロードキャストコンテンツを置換する。
【0024】
可能な実施方法では、前記デバイスは、音声ブロードキャストを行っている間、前記インテリジェント機器的画面に設定した絵文字を表示するように制御されたブロードキャスト絵文字制御モジュールをさらに備える。
【0025】
第3の態様では、本出願はまた、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサと通信可能に接続されたメモリとを含むコンピューティングデバイスを提供し、前記メモリは、少なくとも1つの前記プロセッサによって実行できる命令を格納し、前記命令が前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、前記少なくとも1つのプロセッサが本出願の実施形態で提供される任意のインテリジェント機器を制御するための方法を実行できるようにする。
【0026】
第4の態様では、本出願はコンピュータ可読記憶媒体も提供し、前記記憶媒体は、コンピュータ実行可能命令を格納し、前記コンピュータ実行可能命令は、コンピュータが本出願の実施形態で提供される任意のインテリジェント機器を制御するための方法を実行できるようにする。
【0027】
第5の態様では、本出願は、コンピュータプログラム製品も提供する。前記コンピュータプログラム製品はコンピュータ可読記憶媒体に格納されたコンピュータプログラムを含む。前記コンピュータプログラムは、プログラム命令を含む。前記プログラム命令は、プロセッサによって実行されると、上記任意のインテリジェント機器を制御するための方法のステップを実行できるようにする。
【発明の効果】
【0028】
本出願は、インテリジェント機器を制御するための方法、デバイスおよび記憶媒体を提供する。画像検出に基づいて、遠方のユーザーが対話の意図を持っているかどうかを判断し、潜在的な対話の意図を持つユーザーをアクティブな音声ブロードキャストを介して操作するためにインテリジェント機器に誘導し、インテリジェント機器の露出と利ユーザーを増やすことができる。
【0029】
本出願の他の特徴および利点は、以下の説明で説明され、説明から部分的に明らかになるか、または本出願を実施することによって理解される。本出願の目的およびその他の利点は、書面による説明、クレーム、および図面で指定された構造を通じて実現および取得できる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
ここで説明する図面は、本出願のさらなる理解を提供し、本出願の一部を構成するために使用される。本出願の例示的な実施形態および説明は、本出願を説明するために使用され、本出願の不適切な制限を構成するものではない。
図1】本出願の実施形態に係るインテリジェント機器制御シナリオの概略図である。
図2】本出願の実施形態に係るインテリジェント機器を制御するための方法の概略フローチャートの1つである。
図3】本出願の実施形態に係るインテリジェント機器を制御するための方法の概略フローチャートである。
図4】本出願の実施形態に係るインテリジェント機器を制御するための方法の概略フローチャートの他の1つである。
図5】本出願の実施形態に係るインテリジェント機器を制御するためのデバイスの概略図である。
図6】本出願の実施形態に係るコンピューティングデバイスの概略構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0031】
インテリジェント機器の露出率および使用率を改善し、人々がインテリジェント機器とより自然かつ便利にインテリジェント機器によって提供されるサービスを使用できるようにするために、本出願の実施形態は、インテリジェント機器を制御するための方法、デバイスおよび記憶媒体を提供する。本出願の実施形態によって提供される技術的解決策をよりよく理解するために、ここに、解決策で使用されるいくつかのユーザー語および基本原理が簡単に説明される。
【0032】
名詞の説明:
インテリジェント機器は、スリープ状態に加えて、プリウェイクアップモードとウェイクアップモードなどの2つのモードを含めることができる。
【0033】
プリウェイクモード:ユーザーがインテリジェント機器から遠く離れている場合の機能設計である。プリウェイクアップモードでは、インテリジェント機器が周囲の環境の画像をリアルタイムで収集し、顔や人体の特徴を検出すると、周囲にユーザーがいると判断し、音声ブロードキャスト機能などをオンにする。例えば、音声グリーティング、それが提供できるブロードキャストサービスなどの機能をオンにすることにより、ユーザーがインテリジェント機器の機能を理解し、インテリジェント機器にアプローチし、インテリジェント機器の特定の機能を使用するようにユーザーを引き付けることを容易にする。
【0034】
ウェイクアップモード:ユーザーがインテリジェント機器に近づいたときの機能設計である。ウェイクアップモードでは、インテリジェント機器はユーザーと対話したり、ユーザーの指示に従って対応するサービスを完了したり、対応するサービスを完了するためにユーザーを積極的にガイドしたりできる。
【0035】
深度画像:3D(Dimensions)コンピュータグラフィックスでは、深度マップ(Depth Map,深度画像)は、視点のシーンオブジェクトの表面からの距離情報を含む画像である。
【0036】
キャラクターの特徴:顔の特徴や人体の特徴など、人間の特徴を説明するために使用される。
【0037】
原理の説明:
インテリジェント機器の使用効率を改善できるようにするために、本出願の実施形態では、インテリジェント機器は、より自然な対話スキームを採用して、ユーザーがインテリジェント機器を使用して対応するサービスを完了するように誘導する。具体的には、ユーザーがインテリジェント機器に近づくと、自然人が自然人に近づくのと同じように、両者は挨拶をして会話を開始する。本出願の実施形態では、インテリジェント機器の前に誰かがいると判断された場合、インテリジェント機器は積極的に挨拶し、自身の機能をブロードキャストすることができる。たとえば、銀行の受付ロボットは、「こんにちは、私は銀行のアシスタントです。どのようなビジネスを処理する必要がありますか」を自然な対話方法でブロードキャストできる。このようにして、インテリジェント機器は、自然な対話を通じてユーザーに挨拶し、インテリジェント機器と対話するようにユーザーを引き付け、インテリジェント機器での操作を完了するようにユーザーを案内することができる。
【0038】
また、本出願の実施形態では、利用者の邪魔をできるだけ少なくするために、利用者がインテリジェント機器に近いと判断した場合、利用者に積極的に挨拶して音声をブロードキャストし、はるかに遠く離れているときは利用者に挨拶しない。このように、より自然な方法を採用できるように、ユーザーにインテリジェント機器を使用するように案内する。
【0039】
本出願の実施形態によって提供される技術的解決策のさらなる理解を容易にするために、これは、添付の図面を参照して以下に説明される。
【0040】
図1に示すように、本実施形態で提供するインテリジェント機器を制御するための方法の応用シナリオの概略図である。応用シナリオには、ユーザ10とインテリジェント機器11が含まれる。インテリジェント機器11は、以下の場所でフロント画像をリアルタイムで、収集することができる。画像をもとに目の前に人がいるかどうかを分析する。人がいて且つ距離が近い場合は、プリウェイクアップ状態になり、音声ブロードキャストを行い、ユーザーにインテリジェント機器を使用するように誘導する。
【0041】
なお、本出願の実施形態におけるインテリジェント機器は、移動ロボットまたは固定位置に配置されたロボットであり得る。インテリジェント機器によって提供される機能は、上記のように、子供育つ用のインテリジェント機器、銀行受付ロボットなどとして様々な産業の様々な機能であり得る。
【0042】
以下は、本出願の実施形態によって提供されるインテリジェント機器を制御するための方法をさらに紹介する。図2に示されるように、この方法は、以下のステップを含む。
【0043】
ステップ201:インテリジェント機器がスリープ状態にあるとき、前記インテリジェント機器の周囲の環境の画像を収集する。
【0044】
ステップ202:収集された画像でキャラクターの特徴が検出され、前記キャラクターの特徴を持つターゲットと前記インテリジェント機器との間の距離が第1の指定距離内にある場合、前記インテリジェント機器をトリガーして音声ブロードキャストを実行する。
【0045】
ここで、特定の実施中に、顔検出および/または人体検出のためにキャラクターの特徴検出を実行することができる。画像がポートレートを含むと決定できる限り、それは本出願の実施形態に適用可能である。
【0046】
ブロードキャストボイスは、インテリジェント機器の組み込み機能を提供する、サービスプロバイダーがオンデマンドで設定できる。たとえば、銀行は受付インテリジェント機器を設定して、「こんにちは、私は銀行の秘書であり、**個々のユーザーのビジネスを処理できる」とブロードキャストできる。
【0047】
ステップ203:音声ブロードキャスト後、前記ターゲットと前記インテリジェント機器との間の距離が第2の指定距離内にあることが検出されると、前記インテリジェント機器をウェイクアップし、前記第2の指定距離は前記第1の指定距離よりも短い。
【0048】
たとえば、第1の指定距離は3メートル、第2の指定距離は1.5メートルである。ユーザーが1.5~3メートル以内の場合、音声がブロードキャストされる。その後、ユーザーが近くにあり、ユーザー1.5メートル以内の場合、ウェイクアップモードに入り、ユーザーと対話することができる。
【0049】
このように、本出願の実施形態では、ターゲットとインテリジェント機器との間の距離が第1の指定距離内にある場合、近距離内の誰かが対話する意図を有する可能性があると判断され、次に音声ブロードキャストが行われ、誰かに挨拶し、インテリジェント機器の近くにターゲットを導くために使用される。次に、ターゲットまでの距離が非常に近い(つまり、第2の指定距離内にある)と判断されると、ターゲットが対話する意図があると判断され、ウェイクアップモードで対話を開始する。このように、ユーザーは、シンプルで自然な方法で操作するためにインテリジェント機器に誘導され、それによってインテリジェント機器の利用率を高める。
【0050】
さらに、インテリジェント機器とターゲットの間の距離を決定するための解決策は、次のように実施できる。
【0051】
解決策1.距離センサーを使用して、周囲の環境にあるターゲットとインテリジェント機器の間の距離を検出する。
【0052】
このように、音声ブロードキャストを行うかどうかの解決策は、キャラクターの特徴が検出され、周囲の環境にあるターゲットとインテリジェント機器との間の距離が第1の指定距離内にあると検出されるときに、音声ブロードキャストを行うように、インテリジェント機器をトリガーできる。そうしないと、キャラクターの特徴が検出されても距離センサーがオブジェクトを検出できないと、インテリジェント機器は音声ブロードキャストを実行するようにトリガーされない。つまり、ターゲット距離が遠すぎる場合、対話意図を持ったユーザーはいないと判断され、迂回のために音声ブロードキャストを行う必要はない。
【0053】
これに対応して、キャラクターの特徴が検出されない場合、距離センサーがオブジェクト(当該オブジェクトはテーブル、障害物など)を検出したかどうかに関係なく、対話意図を持ったユーザーはいないと見なされ、音声ブロードキャストを行うようにトリガーしない。
【0054】
解決策2:RGB-Dカメラを使用して画像を収集し、判断を下すことができる。
【0055】
つまり、前記インテリジェント機器の前にあるオブジェクトのカラー画像および深度画像をリアルタイムで収集し、その後、前記カラー画像に基づくキャラクターの特徴検出をリアルタイムで実行する。キャラクターの特徴が検出された後、検出されたキャラクターの特徴ごとに、前記キャラクターの特徴のターゲットの深度画像内の対応するデータを決定し、前記キャラクターの特徴を持つターゲットの深度画像内の対応するデータに基づいて、前記キャラクターの特徴を持つターゲットと前記インテリジェント機器との間の距離を決定し、前記距離が第1の指定距離内にある場合、前記インテリジェント機器をトリガーして音声ブロードキャストを実行する。
【0056】
特定の実施では、赤外線センサーと赤外線カメラを使用して深度画像(Depth画像)を取得できる。つまり、赤外線は赤外線センサーから放射され、赤外線は障害物に遭遇した後に赤外線カメラに反射される。赤外線カメラは、キャプチャされた赤外線に従って画像を形成し、赤外線画像の各ピクセルの深度データを取得する。 RGB-Dカメラのカラー画像(つまり、RGB(red、green、blue,赤、緑、青)画像)と深度画像がマッチングされているため、2つの画像のピクセルは1対1で対応している。したがって、検出されたキャラクターの特徴の各ピクセルに従って、前記キャラクターの特徴を持つターゲットとインテリジェント機器との間の距離を決定することができる。複数のキャラクターの特徴ピクセルがあるので、特定の実施では、最も近いピクセルの距離をインテリジェント機器からの距離として使用することができ、または最も遠い距離を使用することができ、もちろん、キャラクターの特徴の各ピクセルの平均距離を使用することができる。本出願はこれを制限するものではない。
【0057】
本出願の実施形態では、ターゲットが十分に接近している場合、ターゲットが対話意図を持っていると直接決定することができ、ウェイクアップモードに入る。図3に示すように、第1の指定距離は(1.5m-3m)で、第2の指定距離は0-1.5mである。連続して画像を取得した後、キャラクターの特徴を持ったターゲットとインテリジェント機器との距離を分析する。距離が1.5~3m以内の場合はプリウェイクアップを実行し、距離が1.5m以内の場合はウェイクアップを直接に実行する。もちろん、特定の実施中に、特定の第1の指定距離および第2の指定距離は、実験または実際のニーズに従って決定することができ、これは、本出願に限定されない。
【0058】
音声ブロードキャストに関しては、特定の実施時に、インテリジェント機器マネージャは音声ブロードキャストページを介してブロードキャストファイル(ファイルはテキストファイルまたはオーディオファイルの形式にすることができる)を入力して保存することができる。その後、音声ブロードキャストが必要な場合、インテリジェント機器は事前に保存されたファイルに従って音声ブロードキャストを実行する。テキストファイルの場合は、テキスト読み上げ(Text To Speech,TTS)合成テクノロジを使用してブロードキャストできる。
【0059】
もちろん、特定の実施では、複数のブロードキャストコンテンツを設定して、設定したブロードキャストコンテンツ集合を形成することができる。音声ブロードキャストの場合、インテリジェント機器は、設定したブロードキャストコンテンツ集合からランダムにブロードキャストコンテンツを選択して、音声ブロードキャストを行うようにトリガーされるか、または、設定したブロードキャストコンテンツ集合からブロードキャストコンテンツを順番に選択して音声ブロードキャストを実行するように、前記インテリジェント機器をトリガーする。または、設定したブロードキャストコンテンツ集合内のブロードキャストコンテンツに対して音声ループブロードキャストを実行するように、前記インテリジェント機器をトリガーする。
【0060】
もちろん、ランダムに選択する場合は、1つをランダムに選択することも、複数をランダムに選択してブロードキャストすることもできる。特定の実施では、各音声の単語数には上限があり、音声数にも上限(10など)がある場合がある。
【0061】
これに対応して、ユーザは、自分で設定したブロードキャストコンテンツを更新することもできる。具体的には、ブロードキャストコンテンツ増加命令を受信し、前記ブロードキャストコンテンツ増加命令に含まれるブロードキャストコンテンツを前記ブロードキャストコンテンツ集合に追加する;または、ブロードキャストコンテンツ変更命令を受信し、前記ブロードキャストコンテンツ変更命令に基づいて、前記ブロードキャストコンテンツ集合内のブロードキャストコンテンツを変更する。または、ブロードキャストコンテンツ置換命令を受信し、前記ブロードキャストコンテンツ置換命令に基づいて、前記ブロードキャストコンテンツ集集合内のブロードキャストコンテンツを置換する。
【0062】
したがって、ユーザは、上記の追加、削除、および変更の操作を通じて、ブロードキャストコンテンツを維持することができる。
【0063】
音声ブロードキャストについて上記のコンテンツに加えて、音声コンテンツのブロードキャストに関する以下の補足説明が、以下を含むいくつかのシナリオで補足される。
【0064】
1)音声ブロードキャストプロセス中に、キャラクターの特徴を持つ少なくとも1つの他のターゲットと前記インテリジェント機器との間の距離が前記第1の指定距離内にあることが検出された場合、音声ブロードキャストが完了した後、声ブロードキャストを繰り返しない。
【0065】
つまり、キャラクターの特徴を持つターゲット距離インテリジェント機器が第1の指定距離内にあることが継続的に監視されている場合、音声は継続的に繰り返しブロードキャストされない。このようにして、それは、ユーザーを継続的に妨害し、ユーザーに聴覚疲労を経験させることを回避することができる。同時に、音声ブロードキャストで消費されるリソースを節約することもできる。
【0066】
2)本出願の実施形態において、音声ブロードキャストが完了し、設定した持続時間が経過後、キャラクターの特徴を持つ少なくとも1つの他のターゲットと前記インテリジェント機器との間の距離が前記第1の指定距離内にあることが検出された場合、音声ブロードキャストを再度実行する。
【0067】
たとえば、今回の音声ブロードキャストが完了した後、5秒の間隔があり、5秒後に音声ブロードキャスト条件が満たされると、音声ブロードキャストが再度実行される。このように、定期的な検出を採用し、音声ブロードキャストを実行するかどうかを決定することで、継続的な音声ブロードキャストによる電力と処理リソースの損失を回避し、リソースの使用とユーザーのタイムリーな迂回のバランスを実現する。
【0068】
3)音声ブロードキャスト中に、設定した音量よりも大きい音量で音声ブロードキャストを実行するように前記インテリジェント機器をトリガーし、前記設定した音量は、前記インテリジェント機器がウェイクアップ後にターゲットと対話するときの音量である。このように、インテリジェント機器によってブロードキャストされた音声コンテンツは、ユーザーの注意を引くことができるので、潜在的な対話の意図を有するユーザーを、インテリジェント機器で操作するようにより効果的にインテリジェント機器に導くことができる。
【0069】
4)ユーザーがブロードキャストコンテンツをより自然に理解し、聞くことができるように、本出願では、音声ブロードキャストを行う際に、前記インテリジェント機器的画面に設定した絵文字を表示することもできる。例えば、笑顔が漏れて、ユーザーがインテリジェント機器に聴覚だけでなく視覚的にも興味を持ち、インテリジェント機器に誘導することができる。
【0070】
本出願の実施形態では、特定の実施中に、キャラクターの特徴検出および音声ブロードキャストは、2つの独立したプログラムであり得、すなわち、画像収集およびキャラクターの特徴検出は、リアルタイムで実行され得、キャラクターの特徴が検出されると、前記キャラクターの特徴を持つターゲットとインテリジェント機器との間の距離を決定することができる。前記距離が第1の指定距離範囲内にある場合、メッセージが音声ブロードキャストプログラムに送信され、音声ブロードキャストプログラムは受信したメッセージに従って音声ブロードキャストを実行するかどうかを決定する。
【0071】
上記2)の設定持続時間を使用して音声ブロードキャストを行い、これら2つのプログラムの連携について説明する。具体的には、指定した持続時間が5秒であるかのように実施できる。最初は、キャラクターの特徴検出プログラムから送信されたメッセージを受信した後、音声ブロードキャストプログラムが「こんにちは、受付インテリジェント機器XXXです。必要なものは何ですか」。音声ブロードキャストが完了されておらず、キャラクターの特徴検出プログラムのメッセージを受信した場合、そのメッセージは無視される。ブロードキャスト完了後、計時を開始する。5秒以内にキャラクターの特徴検出プログラムからのメッセージを受信した場合、そのメッセージは破棄される。5秒後にメッセージを受信すると、音声ブロードキャストが実行される。
【0072】
特定の実施中に、収集された画像に基づいて、誰かがインテリジェント機器の視野に入るのか離れるのかを判断することもできる。音声ブロードキャストプロセスで、視野内の全員がインテリジェント機器の視野を離れると、リソースを節約する目的でブロードキャストを終了できる。
【0073】
本出願の実施形態によって提供されるインテリジェント機器を制御するための方法のシステムの理解を容易にするために、これは、以下のステップを含む図4を参照して説明される。
【0074】
ステップ401:インテリジェント機器がスリープ状態にあるとき、前記インテリジェント機器の周囲の環境の画像を収集する。
【0075】
ステップ402:前記カラー画像に基づくキャラクターの特徴検出をリアルタイムで実行する。
【0076】
ステップ403:人の顔が検出された場合、検出された人の顔の深度画像で当該人の顔の対応するデータを探し、対応するデータに従って、人の顔に対応するターゲットとインテリジェント機器との間の距離を決定する。
【0077】
ステップ404:前記インテリジェント機器から1.5メートル以内に少なくとも1つのターゲットがあるかどうかを決定し、ある場合は、ステップ405を実行し、そうでない場合は、ステップ406を実行する。
【0078】
ステップ405:前記インテリジェント機器をウェイクアップする。
【0079】
ステップ406:前記インテリジェント機器から1.5~3メートル以内に少なくとも1つのターゲットがあるかどうかを決定し、ある場合は、ステップ407を実行し、そうでない場合は、ステップ401を実行する。
【0080】
ステップ407:音声ブロードキャストが現在実行されているかどうかを決定し、実行されている場合はステップ401に戻り、実行されていない場合はステップ408に進む。
【0081】
ステップ408:最後の音声ブロードキャストからの持続時間が設定した持続時間に達するかどうかを判断し、そうでない場合はステップ401に戻り、「はい」ある場合はステップ409に進む。
【0082】
ステップ409:ブロードキャストコンテンツの一つをランダムに選択し、選択されたブロードキャストコンテンツを指定されたデシベルよりも大きい音量でブロードキャストする。
【0083】
ステップ410:音声ブロードキャストが完了した後、ターゲットとインテリジェント機器との間の距離を決定し、次にステップ404を実行する。
【0084】
同じ思想に基づいて、本出願の実施形態はまた、インテリジェント機器を制御するためのデバイスを提供する。図5に示すように、当該デバイスには、インテリジェント機器がスリープ状態にあるとき、前記インテリジェント機器の周囲の環境の画像を収集するように構成される画像収集モジュール501と、収集された画像でキャラクターの特徴が検出され、前記キャラクターの特徴を持つターゲットと前記インテリジェント機器との間の距離が第1の指定距離内にある場合、前記インテリジェント機器をトリガーして音声ブロードキャストを実行するように構成されるプリウェイクアップモジュール502と、音声ブロードキャスト後、前記ターゲットと前記インテリジェント機器との間の距離が第2の指定距離内にあることが検出されると、前記インテリジェント機器をウェイクアップするように構成されるウェイクアップモジュール503であって、前記第2の指定距離は前記第1の指定距離よりも短い前記ウェイクアップモジュール503とを備える。
【0085】
可能な実施方法では、前記キャラクターの特徴は、顔特徴および人体特徴のうちの少なくとも1つを含む。
【0086】
可能な実施方法では、前記画像収集モジュールは、前記インテリジェント機器の前にあるオブジェクトのカラー画像および深度画像をリアルタイムで収集するように構成される。
【0087】
前記プリウェイクアップモジュールは、前記カラー画像に基づくキャラクターの特徴検出をリアルタイムで実行し、検出されたキャラクターの特徴ごとに、前記キャラクターの特徴を持つターゲットの深度画像内の対応するデータを決定し、前記キャラクターの特徴を持つターゲットの深度画像内の対応するデータに基づいて、前記キャラクターの特徴を持つターゲットと前記インテリジェント機器との間の距離を決定し、前記距離が前記第1の指定距離内にある場合、前記インテリジェント機器をトリガーして音声ブロードキャストを実行するように構成される。
【0088】
可能な実施方法では、前記プリウェイクアップモジュールは、音声ブロードキャストプロセス中に、キャラクターの特徴を持つ少なくとも1つの他のターゲットと前記インテリジェント機器との間の距離が前記第1の指定距離内にあることが検出された場合、音声ブロードキャストが完了した後、声ブロードキャストを繰り返しないように構成される。
【0089】
可能な実施方法では、前記プリウェイクアップモジュールは、さらに、音声ブロードキャストが完了し、設定した持続時間が経過後、キャラクターの特徴を持つ少なくとも1つの他のターゲットと前記インテリジェント機器との間の距離が前記第1の指定距離内にあることが検出された場合、音声ブロードキャストを再度実行するように構成される。
【0090】
可能な実施方法では、前記プリウェイクアップモジュールは、設定した音量よりも大きい音量で音声ブロードキャストを実行するように前記インテリジェント機器をトリガーするように構成される。前記設定した音量は、前記インテリジェント機器がウェイクアップ後にターゲットと対話するときの音量である。
【0091】
可能な実施方法では、前記プリウェイクアップモジュールは、設定したブロードキャストコンテンツ集合からブロードキャストコンテンツをランダムに選択して音声ブロードキャストを実行するように、前記インテリジェント機器をトリガーし、または、設定したブロードキャストコンテンツ集合からブロードキャストコンテンツを順番に選択して音声ブロードキャストを実行するように、前記インテリジェント機器をトリガーし、または、設定したブロードキャストコンテンツ集合内のブロードキャストコンテンツに対して音声ループブロードキャストを実行するように、前記インテリジェント機器をトリガーする。
【0092】
可能な実施方法では、前記デバイスは、ブロードキャストコンテンツ維持モジュールをさらに備える。
【0093】
前記ブロードキャストコンテンツ維持モジュールは、ブロードキャストコンテンツ増加命令を受信し、前記ブロードキャストコンテンツ増加命令に含まれるブロードキャストコンテンツを前記ブロードキャストコンテンツ集合に追加し、または、ブロードキャストコンテンツ変更命令を受信し、前記ブロードキャストコンテンツ変更命令に基づいて、前記ブロードキャストコンテンツ集合内のブロードキャストコンテンツを変更し、または、ブロードキャストコンテンツ置換命令を受信し、前記ブロードキャストコンテンツ置換命令に基づいて、前記ブロードキャストコンテンツ集集合内のブロードキャストコンテンツを置換するように構成される。
【0094】
可能な実施方法では、前記デバイスは、音声ブロードキャストを行っている間、前記インテリジェント機器的画面に設定した絵文字を表示するように制御されたブロードキャスト絵文字制御モジュールをさらに備える。
【0095】
本出願の例示的な実施形態によるインテリジェント機器を制御するための方法およびデバイスを導入した後、次に、本出願の別の例示的な実施形態によるコンピューティングデバイスが説明される。
【0096】
当業者は、本出願の様々な態様が、システム、方法、またはプログラム製品として実施され得ることを理解することができる。したがって、本出願の各側面は、以下の形式、すなわち、完全なハードウェア実施、完全なソフトウェア実施(ファームウェア、マイクロコードなどを含む)、またはハードウェアとソフトウェアの実施の組み合わせで具体的に実施することができ、これらをまとめて参照することができる。ここでは、「回路」、「モジュール」、または「システム」と呼ぶ。
【0097】
いくつかの可能な実施方法では、本出願によるコンピューティングデバイスは、少なくとも1つのプロセッサおよび少なくとも1つのメモリを含み得る。ここで、メモリはプログラムコードを格納し、プログラムコードがプロセッサによって実行されると、プロセッサは、本明細書で上記に説明した本出願の様々な例示的な実施形態によるインテリジェント機器を制御するための方法のステップを実行させる。例えば、プロセッサは、図2に示されるように、ステップ201~203を実行することができる。
【0098】
本出願のこの実施形態によるコンピューティングデバイス130は、図6を参照して以下に説明される。図6に示されるコンピューティングデバイス130は単なる例であり、本出願の実施形態の機能および使用範囲に制限をもたらすべきではない。
【0099】
図6に示されるように、コンピューティングデバイス130は、一般的なコンピューティングデバイスの形態で表される。コンピューティングデバイス130の構成要素は、これらに限定されないが、前述の少なくとも1つのプロセッサ131、前述の少なくとも1つのメモリ132、および異なるシステム構成要素(メモリ132およびプロセッサ131を含む)を接続するバス133を含み得る。
【0100】
バス133は、メモリバスまたはメモリコントローラ、ペリフェラルバス、プロセッサ、または複数のバス構造の中の任意のバス構造を使用するローカルバスを含む、いくつかのタイプのバス構造のうちの1つまたは複数を表す。
【0101】
メモリ132は、ランダムアクセスメモリ(RAM)1321および/またはキャッシュメモリ1322などの揮発性メモリの形態の読み取り可能な媒体を含み得、さらに読み取り専用メモリ(ROM)1323を含み得る。
【0102】
メモリ132はまた、集合(少なくとも1つ)のプログラムモジュール1324を有するプログラム/ユーティリティツール1325を含み得る。そのようなプログラムモジュール1324は、オペレーティングシステム、1つまたは複数のアプリケーションプログラム、他のプログラムモジュール、およびプログラムデータを含むが、これらに限定されない。各例またはいくつかの組み合わせには、ネットワーク環境の実現が含まれる場合がある。
【0103】
コンピューティングデバイス130はまた、1つまたは複数の外部デバイス134(キーボード、ポインティングデバイスなど)と通信することができ、また、ユーザがコンピューティングデバイス130と対話することを可能にする1つまたは複数のデバイスと通信することができ、および/または当該コンピューティングデバイス130に1つまたは複数の他のコンピューティングデバイスと通信させることができる任意のデバイス(ルータ、モデムなど)と通信する。この通信は、入力/出力(I/O)インターフェース135を介して実行することができる。さらに、コンピューティングデバイス130はまた、ネットワークアダプター136を介して1つまたは複数のネットワーク(例えば、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、および/またはインターネットなどのパブリックネットワーク)と通信することができる。図に示されるように、ネットワークアダプタ136は、バス133を介してコンピューティングデバイス130の他のモジュールと通信する。図には示されていないが、マイクロコード、デバイスドライバ、冗長プロセッサ、外部ディスクドライブアレイ、RAIDシステム、テープドライブ、データバックアップストレージシステムなどを含むがこれらに限定されない他のハードウェアおよび/またはソフトウェアモジュールをコンピューティングデバイス130と組み合わせて使用できることを理解されたい。
【0104】
いくつかの可能な実施において、本出願で提供されるインテリジェント機器を制御するための方法の様々な側面は、プログラムコードを含むプログラム製品の形で実施することもできる。プログラム製品がコンピュータデバイス上で実行されるとき、プログラムコードは以下の目的で使用される。コンピュータデバイスは、本明細書で上記に説明された本出願の様々な例示的な実施形態によるインテリジェント機器を制御するための方法のステップを実行する。例えば、コンピュータデバイスは、図2に示されるようにステップ201~203を実行することができる。
【0105】
プログラム製品は、1つまたは複数の読み取り可能な媒体の任意の組み合わせを採用することができる。読み取り可能な媒体は、読み取り可能な信号媒体または読み取り可能な記憶媒体であり得る。読み取り可能な記憶媒体は、例えば、電気的、磁気的、光学的、電磁気的、赤外線、または半導体システム、デバイス、またはデバイス、あるいは上記のいずれかの組み合わせであり得るが、これらに限定されない。読み取り可能な記憶媒体のより具体的な例(網羅的ではないリスト)には、1つ以上のワイヤを有する電気接続、ポータブルディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能タイプのプログラム可能な読み取り専用メモリ(EPROMまたはフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)、光ストレージデバイス、磁気ストレージデバイス、または上記の任意の適切な組み合わせが含まれる。
【0106】
本出願の実施形態のインテリジェント機器制御用のプログラム製品は、ポータブルコンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)を採用し、プログラムコードを含み得、コンピューティングデバイス上で実行され得る。ただし、本出願のプログラム製品はこれに限定されない。このドキュメントでは、読み取り可能な記憶媒体は、プログラムを含むまたは格納する任意の有形の媒体であり、当該プログラムは、命令実行システム、デバイス、または機器によって使用されるか、またはそれらと組み合わせて使用できる。
【0107】
読み取り可能な信号媒体は、ベースバンドで、または搬送波の一部として伝搬されるデータ信号を含み得、読み取り可能なプログラムコードがその中に運ばれる。この伝搬されたデータ信号は、電磁信号、光信号、または前述の任意の適切な組み合わせを含むがこれらに限定されない多くの形態をとることができる。読み取り可能な信号媒体はまた、読み取り可能な記憶媒体以外の任意の読み取り可能な媒体であり得る、および読み取り可能な媒体は、命令実行システム、機器、またはデバイスによって、またはそれらと組み合わせて使用するためのプログラムを送信、伝播、または送信することができる。
【0108】
可読媒体に含まれるプログラムコードは、無線、有線、光ケーブル、RFなどを含むがこれらに限定されない任意の適切な媒体、または上記の任意の適切な組み合わせによって送信することができる。
【0109】
本出願の操作を実行するために使用されるプログラムコードは、1つ以上のプログラミング言語の任意の組み合わせで記述できる。プログラミング言語には、Java、C ++などのオブジェクト指向のプログラミング言語と、従来の手続き型プログラミング言語-「C」言語または同様のプログラミング言語などが含まれる。プログラムコードは、完全にユーザーコンピューティングデバイスで実行するか、一部をユーザー機器で実行するか、独立したソフトウェアパッケージとして実行するか、一部をユーザーコンピューティングデバイスで実行し、一部をリモートコンピューティングデバイスで実行するか、または完全にリモートコンピューティングデバイスで実行することができるか、またはサーバーで実行される。リモートコンピューティングデバイスの場合、リモートコンピューティングデバイスは、ローカルエリアネットワーク(LAN)またはワイドエリアネットワーク(WAN)を含む任意の種類のネットワークを介してユーザーコンピューティングデバイスに接続できる。または、外部コンピューティングデバイス(たとえば、インターネットサービスを使用)。インターネット経由で接続するプロバイダー)に接続できる。
【0110】
デバイスのいくつかのユニットまたはサブユニットが上記の詳細な説明で言及されているが、この分割は単なる例示であり、必須ではないことに留意されたい。実際、本出願の実施形態によれば、上記の2つ以上のユニットの特徴および機能は、1つのユニットに具体化することができる。逆に、上記のユニットの特徴および機能は、具体化される複数のユニットにさらに分割することができる。
【0111】
さらに、本出願の方法の操作は、図面に特定の順序で記載されているが、これは、これらの操作が特定の順序で実行されなければならないこと、または示されているすべての操作が望ましい結果を達成する。追加的または代替的に、いくつかのステップが省略されてもよく、複数のステップが実行のために1つのステップに結合され得、および/または1つのステップが実行のために複数のステップに分解され得る。
【0112】
本分野の技術者として、本発明の実施本発明に係る実施形態が方法、システム、又はコンピュータプログラム製品を提供できるため、本発明は完全なハードウェア実施形態、完全なソフトウェア実施形態、又はソフトウェアとハードウェアの両方を結合した実施形態を採ユーザーできることがわかるはずである又、本発明は一つ又は複数のコンピュータプログラム製品の形式を採ユーザーできる。当該製品は、コンピュータ使用可能なプログラムコードを含むコンピュータ利ユーザー可能な記憶媒体(ディスク記憶デバイス、CD-ROM、光学記憶デバイスなどを含むがそれとは限らない)において実施する。
【0113】
以上は本発明に係る実施形態の方法、デバイス(システム)、及びコンピュータプログラム製品のフロー及び/又はブロック図により本発明を記述した。理解すべきことは、コンピュータプログラムの命令により、フロー及び/又はブロック図における各フロー及び/又はブロックと、フロー及び/又はブロック図におけるフロー及び/又はブロックの結合を実現できる。プロセッサはこれらのコンピュータプログラム命令を汎ユーザーコンピュータ、専ユーザーコンピュータ、組込み式処理デバイス、又は他のプログラミング可能なデータ処理デバイスに提供でき、コンピュータ又は他のプログラミング可能なデータ処理デバイスのプロセッサは、これらのコンピュータプログラム命令を実行し、フロー図における一つ又は複数のフロー及び/又はブロック図における1つのブロック又は複数のブロックに指定された機能を実現する。
【0114】
それらのコンピュータプログラム命令は又、また、コンピュータ又は他のプログラミング可能なデータ処理デバイスを特定手法で動作させるコンピュータ読取記憶デバイスに記憶できる。これにより、命令を含むデバイスは当該コンピュータ読取記憶デバイス内の命令を実行でき、又、フロー図における1つまたは複数のフローと/又はブロック図における1つ又は複数のブロックにおいて指定された機能を実現できる。
【0115】
これらのコンピュータプログラム命令は又、また、コンピュータ又は他のプログラミング可能なデータ処理デバイスに実装できる。コンピュータプログラム命令が実装されたコンピュータ又は他のプログラミング可能なデバイスは、一連な操作ステップを実行することにより、関連の処理を実現し、コンピュータ又は他のプログラミング可能なデバイスにおいて実行される命令により、フロー図における一つ又は複数のフローと/又はブロック図における一つ又は複数のブロックに指定された機能を実現する。
【0116】
本発明の好ましい実施形態について記述したが、当業者は、本発明の基本的な技術思想を把握した上、多種多様な変更と変形を行える。そのような全ての変形と変更は本発明に記述された実施形態と共に、付加する請求の範囲の範囲内にあると解釈されるべきである。
【0117】
無論、当業者により、上述した実施形態に記述された技術的な解決手段を改造し、又はその中の一部の技術要素を置換することもできる。そのような改造と置換は本発明の各実施形態の技術の範囲から逸脱するとは見なされない。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
【国際調査報告】