(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-01-18
(54)【発明の名称】電気トラクターに用いられるデュアル動力による駆動システムの構造体
(51)【国際特許分類】
B60K 17/34 20060101AFI20220111BHJP
A01B 71/02 20060101ALI20220111BHJP
B60K 17/04 20060101ALI20220111BHJP
B60K 17/28 20060101ALI20220111BHJP
B60K 17/356 20060101ALI20220111BHJP
B60K 17/12 20060101ALI20220111BHJP
B60K 1/02 20060101ALI20220111BHJP
【FI】
B60K17/34 A
A01B71/02 H
B60K17/04 C
B60K17/28 C
B60K17/356 B
B60K17/12
B60K1/02
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2021528849
(86)(22)【出願日】2019-10-25
(85)【翻訳文提出日】2021-05-19
(86)【国際出願番号】 CN2019113188
(87)【国際公開番号】W WO2020143278
(87)【国際公開日】2020-07-16
(31)【優先権主張番号】201910024081.1
(32)【優先日】2019-01-10
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(31)【優先権主張番号】201920040875.2
(32)【優先日】2019-01-10
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】521216773
【氏名又は名称】洛陽智能農業装備研究院有限公司
【氏名又は名称原語表記】Luoyang Intelligent Agricultural Equipment Research Institute Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】No. 21, Keji Avenue, Yibin District, Luoyang City, Henan Province 471000, P.R. China
(74)【代理人】
【識別番号】110002262
【氏名又は名称】TRY国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】楊 大芳
(72)【発明者】
【氏名】王 鵬
(72)【発明者】
【氏名】万 忠政
(72)【発明者】
【氏名】王 云飛
(72)【発明者】
【氏名】黄 勝操
(72)【発明者】
【氏名】李 保忠
(72)【発明者】
【氏名】劉 亮
(72)【発明者】
【氏名】劉 亜閃
(72)【発明者】
【氏名】▲はお▼ 明明
【テーマコード(参考)】
2B041
3D039
3D042
3D043
3D235
【Fターム(参考)】
2B041AA20
2B041AB03
2B041AC01
2B041EA22
2B041EB16
3D039AA02
3D039AA03
3D039AB12
3D042AA10
3D042AB12
3D042AB17
3D042BE02
3D043AA05
3D043AB12
3D043AB17
3D043BA06
3D043BC14
3D043EA05
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3D043EA35
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3D043EB12
3D043EB13
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3D043EF19
3D043EF24
3D043EF27
3D235AA14
3D235BB32
3D235CC12
3D235FF32
3D235FF44
3D235HH32
3D235HH33
(57)【要約】
後動力出力軸PTO伝動ケース(2)、後車軸差動装置(3)、一体化後減速・トランスファーケース(5)、前車軸駆動モーター(6)、前車軸差動装置(8)、前減速機(10)、及び、後車軸駆動モーター(11)を含み、後車軸駆動モーター(11)の出力軸は、一体化後減速・トランスファーケース(5)の入力軸に接続され、一体化後減速・トランスファーケース(5)の出力軸は、接続後車軸クラッチ(4)を介して、後車軸差動装置(3)の入力軸に接続され、後車軸差動装置(3)の出力軸は、伝動軸を介して、後車輪(1)に接続され、前車軸駆動モーター(6)の出力軸は、前減速機(10)の入力軸に接続され、前減速機(10)の出力軸は、接続前車軸クラッチ(7)を介して、前車軸差動装置(8)の入力軸に接続され、前車軸差動装置(8)の出力軸は、伝動軸を介して、前車輪(9)に接続される、電気トラクターに用いられるデュアル動力による駆動システムの構造体である。当該デュアル動力による駆動システムの構造体は、比較的大きい動力を出力するニーズを満たすことができ、また、農業の作業状況に応じて、前輪駆動、後輪駆動又は四輪駆動などの作業モードを転換することにより、圃場作業にスリップを防ぐことができる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
後動力出力軸PTO伝動ケース(2)、後車軸差動装置(3)、一体化後減速・トランスファーケース(5)、前車軸駆動モーター(6)、前車軸差動装置(8)、前減速機(10)、及び、後車軸駆動モーター(11)を含む、電気トラクターに用いられるデュアル動力による駆動システムの構造体であって、
前記後車軸駆動モーター(11)の出力軸は、一体化後減速・トランスファーケース(5)の入力軸に接続され、一体化後減速・トランスファーケース(5)の出力軸は、接続後車軸クラッチ(4)を介して、後車軸差動装置(3)の入力軸に接続され、後車軸差動装置(3)の出力軸は、伝動軸を介して、後車輪(1)に接続され、前記前車軸駆動モーター(6)の出力軸は、前減速機(10)の入力軸に接続され、前減速機(10)の出力軸は、接続前車軸クラッチ(7)を介して、前車軸差動装置(8)の入力軸に接続され、前車軸差動装置(8)の出力軸は、伝動軸を介して、前車輪(9)に接続される、ことを特徴とする、電気トラクターに用いられるデュアル動力による駆動システムの構造体。
【請求項2】
前記一体化後減速・トランスファーケース(5)の出力軸は、接続PTOクラッチ(12)を介して、後動力出力軸PTO伝動ケース(2)の入力軸に接続される、ことを特徴とする、請求項1に記載の電気トラクターに用いられるデュアル動力による駆動システムの構造体。
【請求項3】
前記前車軸駆動モーター(6)及び後車軸駆動モーター(11)は、それらの入力端は、共に、外部制御手段を介して、外部電源の出力端に電気接続される、ことを特徴とする、請求項1に記載の電気トラクターに用いられるデュアル動力による駆動システムの構造体。
【請求項4】
前記前車軸駆動モーター(6)、前減速機(10)、接続前車軸クラッチ(7)、及び、前車軸差動装置(8)は、前駆動車軸システムを構成している、ことを特徴とする、請求項1に記載の電気トラクターに用いられるデュアル動力による駆動システムの構造体。
【請求項5】
前記後車軸駆動モーター(11)、一体化後減速・トランスファーケース(5)、接続後車軸クラッチ(4)、及び、後車軸差動装置(3)は、後駆動車軸システムを構成している、ことを特徴とする、請求項1に記載の電気トラクターに用いられるデュアル動力による駆動システムの構造体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気トラクターの動力システムの技術分野に関し、特に、電気トラクターに用いられるデュアル動力による駆動システムの構造体に関する。
【背景技術】
【0002】
燃料をエネルギーの条件とする農業用機械という分野に、トラクターをはじめとする農業用機械は、燃料エネルギーによる数多くの弊害のせいで、農耕作業のニーズを満たすように、新エネルギーを使用するトラクターを開発することが急務となっている。近年、駆動モーターを動力源とする市販のトラクターは、燃料エネルギーに依頼することを解決できるものの、一つの駆動モーターを採用する形態に該当しており、当該駆動システム構造体が大きい動力を十分に出力できず、動力に対する大馬力のトラクターのニーズが満たされない。本発明は、このような状況及びその背景に応じて、電気トラクターに用いられるデュアル動力による駆動システムの構造体を提供する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の解決しようとする技術問題は、従来の欠点を克服するために、電気トラクターに用いられるデュアル動力による駆動システムの構造体を提供する。本発明は、燃料エネルギーによる各種類の弊害を解消すると共に、大きい動力を十分に供給することにより、背景技術における問題を効果よく解決することができる。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、上記の目的を達成するように、以下の技術手段を提供する。電気トラクターに用いられるデュアル動力による駆動システムの構造体は、後動力出力軸PTO伝動ケース、後車軸差動装置、一体化後減速・トランスファーケース、前車軸駆動モーター、前車軸差動装置、前減速機、及び、後車軸駆動モーターを含み、前記後車軸駆動モーターの出力軸は、一体化後減速・トランスファーケースの入力軸に接続され、一体化後減速・トランスファーケースの出力軸は、接続後車軸クラッチを介して、後車軸差動装置の入力軸に接続され、後車軸差動装置の出力軸は、伝動軸を介して、後車輪に接続され、前記前車軸駆動モーターの出力軸は、前減速機の入力軸に接続され、前減速機の出力軸は、接続前車軸クラッチを介して、前車軸差動装置の入力軸に接続され、前車軸差動装置の出力軸は、伝動軸を介して、前車輪に接続される。
【0005】
本発明の好ましい技術手段としては、前記一体化後減速・トランスファーケースの出力軸は、接続PTOクラッチを介して、後動力出力軸PTO伝動ケースの入力軸に接続される。
【0006】
本発明の好ましい技術手段としては、前記前車軸駆動モーター及び後車軸駆動モーターは、それらの入力端が、共に、外部制御手段を介して、外部電源の出力端に電気接続される。
【0007】
本発明の好ましい技術手段としては、前記前車軸駆動モーター、前減速機、接続前車軸クラッチ、及び、前車軸差動装置は、前駆動車軸システムを構成している。
【0008】
本発明の好ましい技術手段としては、前記後車軸駆動モーター、一体化後減速・トランスファーケース、接続後車軸クラッチ、及び、後車軸差動装置は、後駆動車軸システムを構成している。
【発明の効果】
【0009】
本発明は、従来技術に比べると、その有益な効果が以下の通りである。この電気トラクターに用いられるデュアル動力による駆動システムの構造体は、燃料エネルギーによる数多くの弊害を解消することができるだけではなく、従来における単一のモーターによるパワーの不足の制限を破り、大馬力の出力を実現し、比較的大きい動力を出力するニーズを満たすことができる。このようなデュアルモーター構造体は、独立であるPTO及び独立でないPTOの機能という電気トラクターPTOの出力に関する二種類の機能の形態を実現できる。一方、単一の駆動モーターによる電気トラクターは、このような特徴を有さない。デュアルモーター構造体は、その分散式の制御により、異なる農業の作業状況のニーズを満たすように、前輪駆動、後輪駆動又は四輪駆動などの作業モードを転換することにより、圃場作業にスリップを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】本発明の駆動システムの構造体の構成の模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下には、本発明の実施例における図面を参照しながら、本発明の実施例における技術手段を、明確に、完全に、説明するが、説明する実施例は、本発明の実施例の全てではなく、実施例の一部に過ぎないということも明らかである。当業者が本発明の実施例に基づいて創造的な労働がない限りに取得したあらゆる他の実施例は、いずれも、本発明の保護範囲に含まれている。
【0012】
本発明は、
図1及び
図2を参照すると、以下の技術手段を提供する。電気トラクターに用いられるデュアル動力による駆動システムの構造体は、後動力出力軸PTO伝動ケース2、後車軸差動装置3、一体化後減速・トランスファーケース5、前車軸駆動モーター6、前車軸差動装置8、前減速機10、及び、後車軸駆動モーター11を含む。後車軸駆動モーター11の出力軸は、一体化後減速・トランスファーケース5の入力軸に接続される。一体化後減速・トランスファーケース5の出力軸は、接続後車軸クラッチ4を介して、後車軸差動装置3の入力軸に接続される。後車軸差動装置3の出力軸は、伝動軸接続有後車輪1、前車軸駆動モーター6の出力軸を介して、前減速機10の入力軸に接続される。前減速機10の出力軸は、接続前車軸クラッチ7を介して、前車軸差動装置8の入力軸に接続される。前車軸差動装置8の出力軸は、伝動軸を介して、前車輪9に接続される。一体化後減速・トランスファーケース5の出力軸は、接続PTOクラッチ12を介して、後動力出力軸PTO伝動ケース2の入力軸に接続される。前車軸駆動モーター6及び後車軸駆動モーター11は、それらの入力端が共に、外部制御手段を介して、外部電源の出力端に電気接続される。前車軸駆動モーター6、前減速機10、接続前車軸クラッチ7及び前車軸差動装置8は、前駆動車軸システムを構成している。後車軸駆動モーター11、一体化後減速・トランスファーケース5、接続後車軸クラッチ4、及び、後車軸差動装置3は、後駆動車軸システムを構成している。
【0013】
この電気トラクターに用いられるデュアル動力による駆動システムの構造体、燃料エネルギーによる数多くの弊害を解消することができるだけではなく、従来における単一のモーターによるパワーの不足の制限を破り、大馬力の出力を実現し、比較的大きい動力を出力するニーズを満たすことができる。このようなデュアルモーター構造体は、独立であるPTO及び独立でないPTOの機能という電気トラクターPTOの出力に関する二種類の機能の形態を実現できる。一方、単一の駆動モーターによる電気トラクターは、このような特徴を有さない。デュアルモーター構造体は、その分散式の制御により、異なる農業の作業状況のニーズを満たすように、前輪駆動、後輪駆動又は四輪駆動などの作業モードを転換することにより、圃場作業にスリップを防ぐことができる。
【0014】
本発明に係るデュアルモーターの駆動システム構造体は、電気トラクターを、前車軸駆動モーター6による駆動モード、後車軸駆動モーター11による駆動モード、前車軸駆動モーター6及び後車軸駆動モーター11というデュアルモーターによる駆動モード、前車軸駆動モーター6により車全体が走行するように駆動すると共に後車軸駆動モーター11によりPTOを駆動するモード、及び、前車軸駆動モーター6と後車軸駆動モーター11により車全体が走行するように駆動すると共に後車軸駆動モーター11によりPTOを駆動するモードという、四種類の駆動モードで稼働させることができる。
【0015】
第一種類については、前車軸駆動モーター6による駆動は、当該モードが、主に、電気トラクターの場所変え、又は、道路で運送することに用いられるものである。稼働の際には、接続後車軸クラッチ4を切断すると、接続前車軸クラッチ7が接続の状態にあり、前車軸駆動モーター6を始動させ、後車軸駆動モーター11を閉じ、駆動力を、前車軸駆動モーター6から、順次に前減速機10、前車軸差動装置8及び前車輪9まで伝達することにより、本発明が前進するように駆動する。
【0016】
第二種類については、後車軸駆動モーター11による駆動モードは、当該モードが主に、電気トラクターによる耕うんの作業、場所変え、又は道路運送に用いられるものである。稼働の際には、接続前車軸クラッチ7を切断し、接続PTOクラッチ12を切断し、接続後車軸クラッチ4が接続の状態にあり、後車軸駆動モーター11を始動させ、前車軸駆動モーター6を閉じ、駆動力を、後車軸駆動モーター11から、順次に、一体化後減速・トランスファーケース5、後車軸差動装置3及び後車輪1まで伝達することにより、電気トラクターが稼働するように駆動する。
【0017】
第三種類については、前車軸駆動モーター6及び後車軸駆動モーター11というデュアルモーターによる駆動モードは、当該モードが主に、電気トラクターによる耕うんの作業、場所変え、又は道路運送に用いられるものである。稼働の際には、接続前車軸クラッチ7が接続の状態にあり、接続後車軸クラッチ4が接続の状態にあり、接続PTOクラッチ12を切断し、後車軸駆動モーター11を始動させ、前車軸駆動モーター6を始動させ、駆動力を、後車軸駆動モーター11から、順次に、一体化後減速・トランスファーケース5、後車軸差動装置3及び後車輪1まで伝達しながら、駆動力を、前車軸駆動モーター6から、順次に、前減速機10、前車軸差動装置8及び前車輪9まで伝達することにより、本発明が前進するように駆動する。
【0018】
第四種類については、前車軸駆動モーター6により車全体が移動するように駆動すると共に後車軸駆動モーター11によりPTOを駆動するモードは、当該モードが、主に、電気トラクターによる耕うんの作業に用いられるものである。稼働の際には、接続前車軸クラッチ7が接続の状態にあり、接続後車軸クラッチ4が切断の状態にあり、接続PTOクラッチ12が接続の状態にあり、後車軸駆動モーター11を始動させ、前車軸駆動モーター6を始動させ、駆動力を、それぞれ、前車軸駆動モーター6から、順次に、前減速機10、前車軸差動装置8、及び、前車輪9まで伝達し、後車軸駆動モーター11から、順次に、一体化後減速・トランスファーケース5、後動力出力軸PTO伝動ケース2及びPTO軸まで伝達する。
【0019】
第五種類については、前車軸駆動モーター6及び後車軸駆動モーター11により車全体が移動するように駆動すると共に後車軸駆動モーター11によりPTOを駆動するモードは、当該モードが、主に、電気トラクターによる耕うんの作業に用いられるものである。当該モードは、実現後動力出力軸PTOが独立でない作業するのを実現する。稼働際には、前車軸クラッチ7が接続の状態にあり、接続後車軸クラッチ4が接続の状態にあり、接続PTOクラッチ12が接続の状態にあり、後車軸駆動モーター11を始動させ、前車軸駆動モーター6を始動させ、駆動力を、それぞれ、前車軸駆動モーター6から、順次に、前減速機10、前車軸差速箱8、及び、前車輪9まで伝達しながら、動力を、後車軸駆動モーター11から、順次に、一体化後減速・トランスファーケース5、後車軸差動装置3、及び、後車輪1まで伝達し、後車軸駆動モーター11を介してPTO軸まで伝達する。
【0020】
本発明は、モーター駆動システムによる新世代のトラクターに用いられており、動力システムの石油依存を脱却し、後車軸駆動モーター11及び前車軸駆動モーター6という二つの駆動モーター、つまり、二つの動力源を用いて、それぞれ、動力を前駆動車軸及び後駆動車軸というデュアルモーターによる駆動システムの構造体に伝達する。車が静止の状態にあっても、依然として、PTO軸の回転をスタートすることができ、つまり、それを稼働したり、停止したりすることができ、トラクターの走行や停止に影響を互いに与えない。後動力出力軸PTOによる独立でない作業を実現でき、後駆動モーターにより動力を供給し、PTO軸が独立して始動できず、車が走行している時にのみその稼働をスタートできる。それと同時に、PTO軸の回転速度が車のスピードに影響されず、つまり、その稼働や停止がトラクターの走行や停止と同時にする。
【0021】
本発明の実施例を開示して説明したが、本発明の原理や趣旨を逸脱しない限り、これらの実施例に対して、数多くの変化、補正、置換又は変形を行うことが可能であり、本発明の範囲が特許請求の範囲及びその均等置換により限定されているということが当業者にとって理解され得る。
【符号の説明】
【0022】
1 後車輪
2 後動力出力軸PTO伝動ケース
3 後車軸差動装置
4 接続後車軸クラッチ
5 一体化後減速・トランスファーケース
6 前車軸駆動モーター
7 接続前車軸クラッチ
8 前車軸差動装置
9 前車輪
10 前減速機
11 後車軸駆動モーター
12 接続PTOクラッチ
【国際調査報告】