IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ ジャン ボンソクの特許一覧

特表2022-508921行為パターン認識を利用した管理システム
<>
  • 特表-行為パターン認識を利用した管理システム 図1
  • 特表-行為パターン認識を利用した管理システム 図2
  • 特表-行為パターン認識を利用した管理システム 図3
  • 特表-行為パターン認識を利用した管理システム 図4
  • 特表-行為パターン認識を利用した管理システム 図5
  • 特表-行為パターン認識を利用した管理システム 図6
  • 特表-行為パターン認識を利用した管理システム 図7
  • 特表-行為パターン認識を利用した管理システム 図8
  • 特表-行為パターン認識を利用した管理システム 図9
  • 特表-行為パターン認識を利用した管理システム 図10
  • 特表-行為パターン認識を利用した管理システム 図11
  • 特表-行為パターン認識を利用した管理システム 図12
  • 特表-行為パターン認識を利用した管理システム 図13
  • 特表-行為パターン認識を利用した管理システム 図14
  • 特表-行為パターン認識を利用した管理システム 図15
  • 特表-行為パターン認識を利用した管理システム 図16
  • 特表-行為パターン認識を利用した管理システム 図17
  • 特表-行為パターン認識を利用した管理システム 図18
  • 特表-行為パターン認識を利用した管理システム 図19
  • 特表-行為パターン認識を利用した管理システム 図20
  • 特表-行為パターン認識を利用した管理システム 図21
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-01-19
(54)【発明の名称】行為パターン認識を利用した管理システム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 10/10 20120101AFI20220112BHJP
【FI】
G06Q10/10
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2021547018
(86)(22)【出願日】2019-10-15
(85)【翻訳文提出日】2021-04-15
(86)【国際出願番号】 KR2019013536
(87)【国際公開番号】W WO2020080807
(87)【国際公開日】2020-04-23
(31)【優先権主張番号】10-2018-0123100
(32)【優先日】2018-10-16
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】521163938
【氏名又は名称】ジャン ボンソク
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】ジャン ボンソク
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049AA11
(57)【要約】
本発明の実施例に係る行為パターン認識を利用した管理システムにおいて、利用者の行為を持続的に感知する利用者用行為測定部、利用者の行為を分析してパターン化するように前記利用者用行為測定部と連動するシステムサーバ及び前記システムサーバから生成された利用者の行為パターン情報を受信してモニタリングする管理者の端末を含み、前記利用者は、勤労者であって、前記利用者用行為測定部は、センサまたは利用者の端末を利用して利用者の行為が入力されることを特徴とする行為パターン認識を利用した管理システムを提供することができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
利用者の行為を持続的に感知する利用者用行為測定部、
前記利用者の行為を分析してパターン化するように前記利用者用行為測定部と連動するシステムサーバ及び
前記システムサーバから生成された前記利用者の行為パターン情報を受信してモニタリングする管理者の端末を含み、
前記利用者は、
勤労者であって、
前記利用者用行為測定部は、
センサまたは前記利用者の端末を利用して前記利用者の行為が入力される、行為パターン認識を利用した管理システム。
【請求項2】
前記利用者と連携されて管理が受けられるように申請する管理申請者の行為を感知する申請者専用行為測定部をさらに含み、
前記申請者専用行為測定部は、
センサまたは申請者の端末を利用して前記利用者の行為が入力される、請求項1に記載の行為パターン認識を利用した管理システム。
【請求項3】
前記システムサーバは、
前記利用者用行為測定部、前記申請者専用行為測定部と連動してパターン化できるように分析するパターン分析部、
行為別に費用(報酬)が自動または手動で設定される設定部、
前記設定部に設定された値に応じて前記利用者と前記管理申請者の行為がそれぞれ前記利用者用行為測定部、前記申請者専用行為測定部で測定された値と設定値がマッチングしない場合、前記利用者の端末、申請者の端末、管理者の端末に知らせる通知部及び
前記利用者の行為に応じて費用を処理して費用処理情報を前記管理者の端末または前記利用者の端末に伝送する財務会計部を含む、請求項2に記載の行為パターン認識を利用した管理システム。
【請求項4】
前記システムサーバは、
前記管理申請者の行為を一定の期間前記申請者専用行為測定部で測定することによって前記利用者とマッチングする前に予想見積を抽出して前記管理者の端末及び前記管理申請者の端末に伝送する見積部を含む、請求項3に記載の行為パターン認識を利用した管理システム。
【請求項5】
前記システムサーバは、
前記利用者と前記管理申請者の行為をそれぞれ前記利用者用行為測定部、前記申請者専用行為測定部を通じて測定して収集された前記利用者の行為パターンと前記管理申請者の行為パターンとを比較して連携するマッチング部をさらに含む、請求項3に記載の行為パターン認識を利用した管理システム。
【請求項6】
前記システムサーバは、
前記利用者が登録した決済用カードに対する決済情報が入力される時、データ化して前記管理者の端末に伝送する決済部をさらに含む、請求項3に記載の行為パターン認識を利用した管理システム。
【請求項7】
前記システムサーバは、
決済の濫用を防ぐために追跡する決済追跡部をさらに含む、請求項6に記載の行為パターン認識を利用した管理システム。
【請求項8】
前記決済追跡部は、
前記管理申請者と連携された前記利用者が登録した決済用カードに対する決済情報が入力される場合、
申請者専用行為パターン部で測定される前記管理申請者の行為パターンと、利用者用行為パターン部で測定される前記利用者の行為パターンとを比較して濫用を判断する、請求項7に記載の行為パターン認識を利用した管理システム。
【請求項9】
前記決済追跡部は、
前記管理申請者と連携されていない前記利用者が登録した決済用カードに対する決済情報が入力される場合、
利用者用行為パターン部で測定されて収集された前記利用者の行動パターンと決済当時の前記利用者の行為パターンとを比較して濫用を判断する、請求項7に記載の行為パターン認識を利用した管理システム。
【請求項10】
前記システムサーバは、
前記決済追跡部で決済の濫用が感知される場合、前記管理者の端末に濫用使用内訳を伝送し、前記管理者の端末から措置情報が受信されて前記利用者の端末に伝送するフィードバック部をさらに含む、請求項7に記載の行為パターン認識を利用した管理システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、行為パターン認識を利用した管理システムに関し、より詳しくは、日常生活、社会福祉、医療、機関で遂行する一般行政と従事者などに関する事務ないし行為及び利用者の生活上の行為を分析して個別化、類型化し、そのそれぞれの行為に周期、遂行能力または介助の要否ないし程度、費用、報酬(請求)などを有機的に結合して自動化した行為パターン認識を利用した管理システムに関する。
【背景技術】
【0002】
既存の管理システムのうち、例えば、既存の社会保障及び社会福祉に係る事務を遂行する形態は、電算システムが連動しているとしても、人間の頭でしなければならない仕事を計画し、それに伴う仕事を行い、自身が行った仕事を電算システムに記録しなければならない煩わしさがあった。
【0003】
これによって、正確ではない記録や他人によって偽って作成された場合を知見できずに不要な税金の無駄使いをもたらす場合がある。また、サービスを利用者に提供する時、利用者の状態や欲求、程度、提供時期及び周期などを正確に把握することができず不要な時間と費用を無駄にする問題がある。
【0004】
また、利用者が生活するにあたり誰かの介助を必要とする場合、既存の管理システムは、他人がその都度確認して計画しながらサービスを提供しなければならない問題がある。
【0005】
また、社会保障及び社会福祉に関する既存の管理システムは、断片的、散発的に製作、活用されてきた。例えば、現市場における様々な社会福祉プログラムや医療関連プログラム、一人暮らしをする高齢者の安全管理システム、ライフケアシステム、一人暮らしをする高齢者別の生活パターンを利用した遠隔管理システムなどは、断片的ないし利用者に対する危機的状況の側面における安全管理システムに過ぎない。
【0006】
すなわち、上記問題などを完全に解決するだけでなく、一つのシステムで社会保障及び社会福祉に関する全ての当事者、全ての機関、全ての業務、全ての費用などを連結、制御、支援、管理するためのプラットホームの開発が必要な実情である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記問題を解決しようと考えられた本発明は、日常生活、社会福祉、医療、機関で遂行する一般行政と従事者などに関する事務ないし行為及び利用者の生活上の行為を分析して個別化、類型化し、そのそれぞれの行為に周期、遂行能力または介助の要否ないし程度、費用、報酬(請求)などを有機的に結合して自動化した行為パターン認識を利用した管理システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記問題を解決するための本発明の実施例に係る行為パターン認識を利用した管理システムにおいて、利用者の行為を持続的に感知する利用者用行為測定部、利用者の行為を分析してパターン化するように前記利用者用行為測定部と連動するシステムサーバ及び前記システムサーバから生成された利用者の行為パターン情報を受信してモニタリングする管理者の端末を含み、前記利用者は、勤労者であって、前記利用者用行為測定部は、センサまたは利用者の端末を利用して利用者の行為が入力されることを特徴とする。
【0009】
また、前記利用者と連携されて管理が受けられるように申請する管理申請者の行為を感知する申請者専用行為測定部をさらに含み、前記申請者専用行為測定部は、センサまたは申請者の端末を利用して利用者の行為が入力されることを特徴とする。
【0010】
また、前記システムサーバは、前記利用者用行為測定部、申請者専用行為測定部と連動してパターン化できるように分析するパターン分析部、行為別に費用(報酬)が自動または手動で設定される設定部、前記設定部に設定された値に応じて利用者と管理申請者の行為がそれぞれ利用者用行為測定部、申請者専用行為測定部で測定された値と設定値がマッチングしない場合、利用者の端末、申請者の端末、管理者の端末に知らせる通知部及び利用者の行為に応じて費用を処理して費用処理情報を前記管理者の端末または利用者の端末に伝送する財務会計部を含んでもよい。
【0011】
また、前記システムサーバは、前記管理申請者の行為を一定の期間前記申請者専用行為測定部で測定することによって利用者とマッチングする前に予想見積を抽出して前記管理者の端末及び管理申請者の端末に伝送する見積部を含んでもよい。
【0012】
また、前記システムサーバは、前記利用者と管理申請者の行為をそれぞれ利用者用行為測定部、申請者専用行為測定部を通じて測定して収集された利用者の行為パターンと管理申請者の行為パターンとを比較して連携するマッチング部をさらに含んでもよい。
【0013】
また、前記システムサーバは、前記利用者が登録した決済用カードに対する決済情報が入力される時、データ化して前記管理者の端末に伝送する決済部をさらに含んでもよい。
【0014】
また、前記システムサーバは、決済の濫用を防ぐために追跡する決済追跡部をさらに含んでもよい。
【0015】
また、前記決済追跡部は、管理申請者と連携された利用者が登録した決済用カードに対する決済情報が入力される場合、申請者専用行為パターン部で測定される管理申請者の行為パターンと、利用者用行為パターン部で測定される利用者の行為パターンとを比較して濫用を判断することを特徴とする。
【0016】
また、前記決済追跡部は、管理申請者と連携されていない利用者が登録した決済用カードに対する決済情報が入力される場合、利用者用行為パターン部で測定されて収集された利用者の行動パターンと決済当時の利用者の行為パターンとを比較して濫用を判断することを特徴とする。
【0017】
また、前記システムサーバは、前記決済追跡部で決済の濫用が感知される場合、前記管理者の端末に濫用使用内訳を伝送し、前記管理者の端末から措置情報が受信されて前記利用者の端末に伝送するフィードバック部をさらに含んでもよい。
【発明の効果】
【0018】
本発明の行為パターン認識を利用した管理システムは、初期条件さえ設定すれば、多様な端末(モバイル端末、人工知能スピーカー、スマートTV、ロボットなど)を通じてこれから遂行することを知らせることができる。
【0019】
また、利用者の状態を把握してある行為毎に可能な程度を綿密に測定することができるため、必要な社会福祉または業務指示を迅速に提供することができる。
【0020】
また、管理する立場の管理者も自動で処理される文書を通じて業務量が減り、業務に要される時間を節約することができるため、仕事の能率が高くなる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
図1】本発明の実施例に係る行為パターン認識を利用した管理システムの構成図である。
図2】本発明のシステムサーバの構成を示したブロック図である。
図3】本発明の実施例に係る行為パターン認識を利用した管理システムの活用例を示した図である。
図4】本発明の実施例に係る行為パターン認識を利用した管理システムの活用例を示した図である。
図5】本発明の実施例に係る行為パターン認識を利用した管理システムの活用例を示した図である。
図6】本発明の実施例に係る行為パターン認識を利用した管理システムの活用例を示した図である。
図7】本発明の実施例に係る行為パターン認識を利用した管理システムの活用例を示した図である。
図8】本発明の実施例に係る行為パターン認識を利用した管理システムの活用例を示した図である。
図9】本発明の実施例に係る行為パターン認識を利用した管理システムの活用例を示した図である。
図10】本発明の実施例に係る行為パターン認識を利用した管理システムの活用例を示した図である。
図11】本発明の実施例に係る行為パターン認識を利用した管理システムの活用例を示した図である。
図12】本発明の実施例に係る行為パターン認識を利用した管理システムの活用例を示した図である。
図13】本発明の実施例に係る行為パターン認識を利用した管理システムの活用例を示した図である。
図14】本発明の実施例に係る行為パターン認識を利用した管理システムの活用例を示した図である。
図15】本発明の実施例に係る行為パターン認識を利用した管理システムの活用例を示した図である。
図16】本発明の実施例に係る行為パターン認識を利用した管理システムの活用例を示した図である。
図17】本発明の実施例に係る行為パターン認識を利用した管理システムの活用例を示した図である。
図18】本発明の実施例に係る行為パターン認識を利用した管理システムの活用例を示した図である。
図19】本発明の実施例に係る行為パターン認識を利用した管理システムの活用例を示した図である。
図20】本発明の実施例に係る行為パターン認識を利用した管理システムの活用例を示した図である。
図21】本発明の実施例に係る行為パターン認識を利用した管理システムの活用例を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
利用者の行為を持続的に感知する利用者用行為測定部、利用者の行為を分析してパターン化するように前記利用者用行為測定部と連動するシステムサーバ及び前記システムサーバから生成された利用者の行為パターン情報を受信してモニタリングする管理者の端末を含み、前記利用者は、勤労者であって、前記利用者用行為測定部は、センサまたは利用者の端末を利用して利用者の行為が入力される、行為パターン認識を利用した管理システムを提供することができる。
【0023】
以下、図面を参照した本発明の説明は、特定の実施形態について限定されず、多様な変換を加えることができ、様々な実施例を有してもよい。また、以下で説明する内容は、本発明の思想及び技術範囲に含まれる全ての変換、均等物ないし代替物を含むことを理解されたい。
【0024】
以下の説明で、第1、第2などの用語は多様な構成要素の説明に使用される用語であって、それ自体に意味が限定されず、一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的でのみ使用される。
【0025】
本明細書の全体にかけて使用される同一の参照番号は、同一の構成要素を示す。
【0026】
本発明で使用される単数の表現は、文脈上明白に異なる意味を持たない限り、複数の表現を含む。また、以下に記載する“含む”、“具備する”または“有する”などの用語は、明細書上に記載された特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品またはこれらの組み合わせの存在を指定するものとして解釈されなければならず、一つまたはそれ以上の他の特徴や、数字、段階、動作、構成要素、部品またはこれらの組み合わせの存在または付加の可能性を予め排除しないことを理解されたい。
【0027】
異なる定義がない限り、技術的や科学的な用語を含みここで使用される全ての用語は、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者によって一般的に理解されるものと同一の意味を有する。一般的に使用される辞書で定義されているような用語は、関連技術の文脈上有する意味と一致する意味を有するものとして解釈されなければならず、本出願で明白に定義しない限り、理想的あるいは過度に形式的な意味で解釈されない。
【0028】
また、添付の図面を参照しながら説明するにあたり、図面符号に関係なく同一の構成要素は同一の参照符号を付与し、これに対する重複する説明は省略することとする。本発明の説明において、関連する公知技術に対する具体的な説明が本発明の要旨を不要に曖昧にすると判断される場合、その詳細な説明を省略する。
【0029】
以下、本発明の実施例を添付した図1及び2を参照して詳しく説明することにする。
【0030】
まず、本発明の実施例に係る行為パターン認識を利用した管理システムは、利用者用行為測定部10、システムサーバ100、管理者の端末30を含み、申請者専用行為測定部20をさらに含んでもよい。
【0031】
利用者は勤労者でもよく、勤労者は先生、社会福祉士、一般会社員など管理者によって雇用された関係に該当する者でもよい。
【0032】
すなわち、利用者用行為測定部10は、利用者がある業務を行うかによって測定することができるセンサまたは利用者が所有する利用者の端末で行為を測定することができる。
【0033】
センサとしては、電流センサ、ガスセンサ、カメラセンサ、照明センサ、熱感知センサ、水圧センサ、流量センサなど利用者の業務行為に係るセンサを適用して感知された値がシステムサーバ100に入力されてもよい。
【0034】
利用者の端末は、利用者自らが遂行した業務行為に対してタッチのような方式で利用者から入力されてシステムサーバ100に伝送するものである。
【0035】
したがって、前記センサと利用者の端末でリアルタイムに入力される行為によってシステムサーバ100は利用者の行為をパターン化させることができる。
【0036】
これに関しては、追ってシステムサーバ100の構成を説明しながら具体的に説明することにする。
【0037】
管理者の端末30は、システムサーバ100から生成された利用者の行為パターン情報を受信してモニタリングする役割をして、管理者が所有する管理者の端末30である。
【0038】
すなわち、管理者は、前記利用者を雇用した雇用業者でもよく、例えば、塾、公共機関、医療機関、業者の代表や経営管理者でもよい。
【0039】
申請者専用行為測定部20は、管理申請者がある行為を行うかによって測定することができるセンサまたは管理申請者が所有する申請者の端末で行為を測定することができる。
【0040】
すなわち、管理申請者は、利用者と連携されて管理が受けられるように申請する者であって、学生、社会福祉管理が必要な高齢者や体の不自由な人、患者などでもよい。
【0041】
管理申請者が学生の場合には、利用者としては先生が該当してもよく、高齢者や体の不自由な人または患者の場合には、社会福祉士または医療機関の担当者が該当してもよい。
【0042】
センサとしては、電流センサ、ガスセンサ、カメラセンサ、照明センサ、熱感知センサ、水圧センサ、流量センサなど管理申請者の管理行為に係るセンサを適用して感知された値がシステムサーバ100に入力されてもよい。
【0043】
申請者の端末は、管理申請者自らが遂行した行為に対してタッチのような方式で管理申請者から入力されてシステムサーバ100に伝送するものである。
【0044】
したがって、前記センサと申請者の端末でリアルタイムに入力される行為によってシステムサーバ100が申請者の行為をパターン化させることができる。
【0045】
これに関しては、追ってシステムサーバ100の構成を説明しながら具体的に説明することにする。
【0046】
次に、図2を参照すると、システムサーバ100は、パターン分析部110、設定部120、通知部130及び財務会計部140を含み、見積部150、マッチング部160、決済部170、決済追跡部180及びフィードバック部190をさらに含んでもよい。
【0047】
パターン分析部110は、前記利用者用行為測定部10、申請者専用行為測定部20と連動してパターン化できるように分析する構成であって、前記センサと利用者の端末、申請者の端末から一定の期間受信された行為測定値をデータ化して行為別周期を把握することができる。
【0048】
設定部120は、行為別に費用(報酬)を自動または手動で設定される構成であって、パターン分析部110によって把握された行為別周期に応じて、費用が利用者の業務行動と関連してそれぞれの利用者毎に個別設定されてもよく、また管理申請者の申請した管理行動と関連してそれぞれの管理申請者毎に個別的に設定されてもよい。
【0049】
すなわち、管理者から管理者の端末30を通じて入力された行為別費用をパターン分析部110によって把握された行為別周期に応じて自動的に設定されるか、パターン分析部110によって把握された行為別周期が管理者の端末30に伝送されて管理者から管理者の端末30を通じて入力されて手動的に設定され得るものである。
【0050】
通知部130は、設定部120に設定された値に応じて利用者と管理申請者の行為がそれぞれ利用者用行為測定部10、申請者専用行為測定部20で測定された値と設定値がマッチングしない場合、利用者の端末、申請者の端末、管理者の端末30に通知する構成である。
【0051】
この時、通知されたことに対して確認手続きが進行され、確認完了が利用者の端末、申請者の端末、管理者の端末30で認識されない場合には、再び利用者用行為測定部10、申請者専用行為測定部20で測定し、継続してマッチングしない場合には、原因把握のためにオフラインで確認可能な機関の端末に伝送して現場を把握し、結果を管理者の端末30に伝送できるようにする。
【0052】
再び測定した後直ちにマッチングする場合には、エラーと判断されることがあり、すなわち、センサまたは端末の受信エラーの可能性があるため、2回以上マッチングしない場合のみ原因把握のためにオフラインで確認可能な機関の端末に伝送して現場を把握し、結果を管理者の端末30に伝送できるようにする。
【0053】
財務会計部140は、利用者の行為に応じて費用を処理して費用処理情報を前記管理者の端末30または利用者の端末に伝送する構成である。
【0054】
すなわち、財務会計部140は、人工知能型財務会計システムであって、センサまたは利用者の端末、申請者の端末で入力される行為と設定部120で設定された設定値とを比較されたデータによって費用処理を遂行するものである。
【0055】
前記財務会計部140に関しては、追って例を挙げて説明することにする。
【0056】
本発明のシステムサーバ100は、見積部150をさらに含み、管理申請者の行為を一定の期間前記申請者専用行為測定部20で測定することによって利用者とマッチングする前に予想見積を抽出して前記管理者の端末30及び管理申請者の端末に伝送する構成である。
【0057】
すなわち、管理申請者が申請者の端末を利用して管理者の端末30に管理要請情報を伝送すると、申請者専用行為測定部20で一定の期間管理申請者の行為をパターン分析部110で分析し、これによる予想費用を抽出して利用者との連携前に予め管理申請者が費用を知り、連携を進行するか否かを考慮してみることができるようにしてもよい。
【0058】
本発明のシステムサーバ100は、マッチング部160をさらに含み、マッチング部160は、利用者と管理申請者の行為をそれぞれ利用者用行為測定部10、申請者専用行為測定部20を通じて測定して収集された利用者の行為パターンと管理申請者の行為パターンとを比較して連携する構成である。
【0059】
すなわち、前記見積部150から伝送された予想費用を見て管理申請者が申請者の端末を通じて管理進行を許可すると、管理者の端末30は、これが受信されて利用者のうち管理申請者と行為パターンが符合する利用者に対する情報を確認して管理申請者と連携してもよい。
【0060】
利用者の端末にはマッチングした管理申請者の情報が伝送され、申請者の端末にはマッチングした利用者の情報が伝送されて互いに確認してもよい。
【0061】
したがって、マッチングした管理申請者のリアルタイム行為は、利用者の端末にもリアルタイムで伝送されてもよく、通知部130によって管理申請者の状態を把握してもよい。
【0062】
本発明のシステムサーバ100は、決済部170をさらに含み、決済部170は、前記利用者が登録した決済用カードに対する決済情報が入力される時、データ化して前記管理者の端末30に伝送される構成である。
【0063】
例えば、利用者が管理申請者と連携された社会福祉士の場合、管理申請者の行為パターンに基づいて生成された管理申請リストに対する費用を決済するにあたり利用される決済用カードを登録し、管理申請リストに該当する物品を購買時に使用内訳がデータ化されて管理者の端末30に伝送するのである。
【0064】
すなわち、管理者は、管理申請リストに該当する物品を購買したことが合っているかひと目で比較することができ、財務会計部140とも連携されて費用処理情報を生成することができる。
【0065】
本発明のシステムサーバ100は、決済追跡部180をさらに含み、決済追跡部180は、決済の濫用を防ぐための構成であって、決済を管理申請者と連携された利用者が決済する場合、すなわち、管理申請者と連携された利用者が登録した決済用カードに対する決済情報が入力される場合を指し、申請者専用行為パターン部で測定される管理申請者の行為パターンと、利用者用行為パターン部で測定される利用者の行為パターンとを比較して濫用を判断することができる構成である。
【0066】
すなわち、管理申請者の行為パターンに基づいて生成された管理申請リストと利用者用行為パターン部で測定される利用者の行為パターンとを比較した時、カード使用内訳のうちマッチングしない物品が決済された場合を感知する手段であって、決済の濫用を把握することができる。
【0067】
また、決済を管理申請者と連携されていない利用者が決済する場合、すなわち、管理申請者と連携されていない利用者が登録した決済用カードに対する決済情報が入力される場合を指し、利用者の行為パターン部で測定されて収集された利用者の行動パターンと決済当時の利用者の行為パターンとを比較して濫用を判断することができる構成である。
【0068】
すなわち、利用者の業務行動によって測定された利用者の行為パターンと比較することでカード使用内訳のうちマッチングしない物品が決済された場合を感知して決済の濫用を把握することができる。
【0069】
本発明のシステムサーバ100は、フィードバック部190をさらに含み、フィードバック部190は、前記決済追跡部180で決済の濫用が感知される場合、前記管理者の端末30に濫用使用内訳を伝送し、前記管理者の端末30から措置情報が受信されて前記利用者の端末に伝送する構成である。
【0070】
すなわち、濫用使用内訳を確認した管理者が濫用された費用に応じて段階別に措置してもよく、例えば事由と費用の大きさに応じて罰金刑、減給型、辞職勧告型など段階別に判断して利用者の端末に措置情報を伝送してもよい。
【0071】
次に、図3ないし図19を参照すると、上記で説明した本発明の実施例に係る行為パターン認識を利用した管理システムの活用例を説明することにする。
【0072】
図3を参照すると、本発明は全ての社会福祉施設や医療機関などが規定(指針)、文書(書式)、業務プロセス、職務記述書、職務手続(業務計画と日誌)などで互いに関連性があることを前提とする。すなわち、機関が遂行する全ての行為(仕事)は必ず記録するようにしているため、行為と記録は緊密な業務関連性を持つ。
【0073】
これらの機関の行為を大きく一般行政・従事者・利用者・財務会計など4種類に区分し、それによるそれぞれの細部的な行為に対してほぼ一定の周期を付与している。すなわち、従事者に月給を支給しなければならない日付、ある対象者にそれに必要な特定のサービス(行為)を提供しなければならない時期などが該当してもよい。
【0074】
例えば、ある従事者が入社したり、またはある対象者が入所する場合、最初に従事者または対象者に係る各種情報さえ入力、機関で定められた業務周期さえ設定されれば、システム画面に該当日・週・月・分期・半期・年・その該当日の時間などに遂行しなければならない業務が自動で生成される。この生成された業務は、上で言及したように大きく一般行政・従事者・利用者・財務会計(費用)の総4種類で構成されている。
【0075】
初期にその行為を遂行しなければならない担当者・利用者・管理監督機構及び委任専決に関する事項などを指定しておくことができるようにしたため、通知機能を通じてそのそれぞれの行為は担当者や利用者などのみに送られてもよい。
【0076】
まず、本発明を一般行政に適用する場合、大きく機関設置・休業・閉業、施設評価管理、運営(人事)委員会、財物管理(財物調査、後援備品搬入、備品購入)、消耗品管理(後援消耗品搬入、消耗品購入)、委任専決、後援・ボランティア管理、安全管理(施設安全管理、災害訓練)、災害及び応急状況対応、車両管理・送迎サービス・入浴サービス、記録物管理、その他業務など12種類で構成されている。これらのそれぞれの仕事は、再び細部的に区分、手続き(手順)に応じて行為がプロセス化されている。本発明と関連して、これを区分で説明すると次の通りである。
【0077】
機関設置・休業・閉業
a.機関設置ボタンを押すと、該当機関の類型に応じて行わなければならない行為が自動で生成されて示され、それによる付加的行為も自動生成される。また、追加的な行為が必要な場合、それに対する情報を提供する。
【0078】
b.それぞれの行為は遂行次第、書式とビッグデータ形態で自動保存・管理される。
【0079】
c.電子決栽機能を通じて該当決栽権者に自動で送られ、管理される。
【0080】
d.全ての行為が完了すると、自動保存・伝送機能を通じて該当する市・郡・区などに伝送され、市・郡・区なども遠隔・双方向で疎通・管理することができる。
【0081】
e.休業・閉業する場合も同様である。
【0082】
図4を参照して、事業計画樹立及び施設評価管理に適用すると、
a.最初に機関で決めておいた日付・時間になると、(年間)事業計画樹立に係る行為が自動で生成されて、指示する。
【0083】
b.事業計画樹立時に要される予算を事業計画書に記入さえすれば、財務会計システムの該当する款・項・目に自動で送出・配置される。
【0084】
c.事業計画樹立時、当該機関の業務や計画に必ず含まれなければならない事項(内容)も自動で生成される。すなわち、基本的な事業計画以外に政府が提示した評価指標などに含まれている事項を指す。
【0085】
d.最初に機関で決めておいた周期・日付・時間に合わせて施設評価を行うように業務に係る書類が自動生成される。
【0086】
e.かかる仕事が完了すると、地方自治体などに提出しなければならないそれぞれの書類リストなどに自動で配置され、該当する日付になると、これを提出するか否かを自動で問う。
【0087】
f.一方、携帯電話・スマートカメラなどでこれに関する活動の写真・動画などを撮影する時には、関連書類として自動で伝送されて配置される。以下同一である。
【0088】
g.担当者の検討後、電子決栽機能とともに伝送機能を通じて自動で該当する市・郡・区などに伝送され、市・郡・区なども遠隔・双方向で疎通・管理することができる。
【0089】
h.これらの資料は、書式とビッグデータ形態の2種類で自動保存・管理される。以下同一である。
【0090】
図5を参照して、運営(人事)委員会に適用すると、
a.最初に機関で決めておいた日付・時間になると、運営委員会召集と実施計画に関する内容と遂行しなければならない行為が自動で生成される。
【0091】
b.一方、後に説明する従事者が新たに入社した場合、退社する場合、解雇事由などが発生した場合、それに対する初期情報さえ入力すれば、自動で人事委員会の要否と必要な書類などが生成されて示される。
【0092】
c.この時には任免報告に関する事項や運営(人事)委員会の構成、委員名簿などが法や該当する機関の規定に合うか否かなどを確認するメッセージ(通知)が自動で生成されて示される。
【0093】
d.書類作成後は、自動伝送機能を通じて該当する委員のメール・文字メッセージなどの方法で伝送される。
【0094】
e.これに関する活動写真などを撮影する時には関連書類として自動で伝送されて配置される。以下同一である。
【0095】
f.スマートフォン・人工知能スピーカーなどを通じて会議内容は自動録音してもよく、文書に変型されて該当する書類に自動で配置される。
【0096】
g.委員会終了後には関連追加書類を作成できるように自動生成される。また、委員会と関連して所要された費用を記入するか、カード使用内訳自動伝送機能を活用する時には財務会計システムの該当する款・項・目に自動で送出・配置される。以下同一である。
【0097】
h.担当者が検討後、電子決栽機能とともに伝送機能を通じて自動で該当する市・郡・区などに伝送され、市・郡・区なども遠隔・双方向で疎通・管理してもよい。
【0098】
i.これらの資料は、書式とビッグデータ形態の2種類で自動保存・管理される。以下同一である。
【0099】
図6を参照して、財物管理に適用すると、
a.財物調査に関する本発明は、財物調査と後援備品搬入の2種類で構成されている。
【0100】
b.最初に機関で決めておいた日付・時間になると、財物調査実施計画に係る行為及び最初に入力しておいた調査リスト・内容・調査しなければならない備品リストなどが自動生成される。
【0101】
c.携帯電話など端末に自動生成された調査リスト・内容・調査しなければならない備品リストなどを確認・タッチすると、該当する書類で自動送出・配置される。
【0102】
d.調査完了後には関連書類が自動で生成・確認可能で、所要された費用を記入するか、カード使用内訳自動伝送機能を活用する時には財務会計システムの該当する款・項・目に自動で送出・配置される。以下同一である。
【0103】
e.電子決栽機能とともに伝送機能を通じて自動で該当する市・郡・区などに伝送されて、市・郡・区なども遠隔・双方向で疎通・管理してもよい。
【0104】
f.これらの資料は、書式とビッグデータ形態の2種類で自動保存・管理される。以下同一である。
【0105】
図7ないし図9を参照して、消耗品管理に適用すると、
a.最初に機関で決めておいた日付・時間になると、消耗品購入に関する内訳及び書類などが自動生成される。但し、食材・おむつ・注射薬・薬剤などは次の通り別途のプロセスで作動する。
【0106】
b.食材は、以下従事者及び利用者システムと連動している。すなわち、毎日・毎時間勤務する従事者数と施設や病院などに入所・入院している利用者数などは自動で管理され、食材などを納品する機関とのプログラム連動を通じて遠隔管理される。メニューは、該当機関の栄養士あるいは食材納品機関の栄養士など両方がともに組んでもよい。どちらでも当日・翌日など決まった日付と時期によるメニュー・食材量・飲料水などが自動管理されるので、逆発注システムを通じて購入機関ではない納品機関で自動発注してもよい。この時、関連書類も納品機関で作成して購入機関に自動送出する。
【0107】
c.カード使用内訳自動伝送機能を活用する時には、財務会計システムの該当する款・項・目に自動で送出・配置される。以下同一である。また、電子決栽機能とともに伝送機能を通じて自動で該当する市・郡・区などに伝送され、市・郡・区なども遠隔・双方向で疎通・管理してもよい。
【0108】
d.おむつ・注射器・薬剤など数量化の可能な消耗品は、利用者システムと連動している。すなわち、例えば携帯電話などを通じて自動で生成されたおむつ交換命令によっておむつを交換したと入力すると、その内容が該当書類とともにおむつ管理システムに送出される。送出された内容は、納品機関とのプログラム連動を通じて遠隔管理されて、入庫量・所要量・残余量などが自動測定されて食材と同様のプロセスが作動する。
【0109】
e.これらの資料は、書式とビッグデータ形態の2種類で自動保存・管理される。以下同一である。
【0110】
f.食材・おむつなど以外の消耗品は、逆発注システムを除くプロセスによって自動管理される。
【0111】
図10を参照して、後援及びボランティア管理・安全管理(施設安全管理、災害訓練)、災害及び応急状況対応、車両管理・送迎サービス・入浴サービス、記録物管理、その他業務に適用すると、
a.以上の業務も上で説明した方法または類似する方法によって進行される。
【0112】
図11及び図12を参照して、従事者に適用すると、
従事者に係るシステムは、大きく採用と勤労契約、退社・解雇、業務分掌、給与支給管理(給与・退職金)、勤怠管理(勤怠・休暇・休職)、苦情処理、教育、就業規則及び労使協議会など8種類で構成されている。これらのそれぞれの仕事は再び細部的に区分、手続き(手順)に応じて行為がプロセス化されている。従事者に係る本発明も、基本的には一般行政システムと同一・類似する方式であって、全て自動化されて次のような手順で進行される。
【0113】
行為者は、本システムで指示する行為に合わせて遂行さえすればよい。すなわち、本システムによれば、当該機関(病院・社会福祉施設など)で各担当者が遂行しなければならない業務の種類・内容・周期などを正確に設定することができるため、機関事務の標準化だけでなく利用者に対するサービスの個別化が可能である。このように当該機関では、人間の頭によって遂行しなければならない行為を別途点検したり確認しなくても本システムによって機関や担当者がしなければならない事務が自動で生成・管理される。
【0114】
そのため、各担当者が仕事(行為)をしながら誰がその仕事を行うか否かに対して悩む必要がなく、業務重複・忌避などのような問題も解決することができる。
【0115】
また、本発明は行為(行動)中心に設計・予測・進行されるので、書式中心の既存プログラムとは本質的に考え方が異なる。
【0116】
また、本発明は行為を中心にしているため、それぞれの行為毎にプログラム・コンテンツ・教育コンテンツ・情報・行為支援などを放送・動画・IoT・M2M・ロボット方式などに搭載することができる。
【0117】
図13ないし図16を参照して、利用者に適用すると
利用者が病院・社会福祉施設など機関を利用することにした場合、関連書式が自動生成されて示される。
【0118】
担当者が利用者の初期情報を収集・保存すると、図3のように、各行為別に周期・介助程度・必要費用・請求費用などが自動で連結される。
【0119】
例えば、病院に入院した患者に医師が注射投与時間、投薬時間、検査の種類と内容及び実施時間、手術の種類と内容・時間及び手術参加者などを入力すると、担当者に時間に合わせて自動で送出する。社会福祉施設などでも同一である。
【0120】
本発明は、家庭で生活する利用者にもそのまま適用される。すなわち、例えば医者が投薬処方を行うと、家庭にいる患者に時間に合わせて自動で知らせ、患者が端末を通じて投薬した情報を送出すると、再び医師の端末に伝送・管理される。この時、管理は、リスクマネジメント方法によるため、投薬したらM2Mで管理され、投薬しない場合にのみ医者にその事実を知らせる。
【0121】
また、本発明では、従事者などによって家庭にいる利用者の生活スケジュール設計が可能で、または利用者自ら設計してもよい。すなわち、例えば起床時間・食事時間・投薬時間・歯磨き時間・トイレ利用時間・サービス提供者(従事者)訪問時間・病院訪問時間・外出時間など大部分の日課を設定することができる。
【0122】
また、日課が設定されると、それ以後は本システムが自動で利用者を管理する。ただし、リスクマネジメントによるが、その理由は利用者のプライバシー侵害を最小化するためである。すなわち、本システムで設定した起床時間範囲が過ぎても水道使用量・電気使用量・ガス使用量に変化がない場合には、直ちにマンション管理事務所などを含めて本システムに連結されている機関に情報を送出する。
【0123】
例えば、認知機能検査(MMSE-K、MMSE-DSなど)も人工知能スピーカーなどによって一定の周期に合わせて実施して管理し、本システムで設定した範囲以下で認知機能が低下した場合には関連機関に知らせる。その行為の個数は、現在185個程度であり、表1に一部が示されている。
【0124】
【表1】
従事者や社会福祉士が家庭に訪問することにした場合、その訪問しようとした時間や訪問理由などを利用者だけでなく従事者・管理監督機構にも同時に知らせ、訪問した時には位置基盤システムによって事実要否を即時確認してもよい。
【0125】
すなわち、従事者・サービス提供者・利用者・利用者の保護者・行政など管理監督機関・消防署・警察署・マンションの管理事務所・関連社会福祉施設・電気工事(韓国電力)・ガス公社など所望の機関に自動で送出される。
【0126】
送出された行為は、携帯電話・ホームオートメーション・人工知能スピーカー・スマートTV・ロボット・コンピュータなど多様な端末を通じて受信してもよい。
【0127】
利用者(受給者または保護者)は、各種の欲求調査の結果及びそれによって樹立されたサービス計画を携帯端末・コンピュータなどを通じて確認してもよく、サービスの変更や意見などを要請してもよい。また、システムによって生成・送出された当日のサービス提供計画と提供されたサービス内訳などを携帯端末・コンピュータなどを利用して確認してもよく、それに対する意見などを要請してもよい。
【0128】
利用者自身が所望する場合、別途の手続きを行うことなく痴ほう安心センター、病院・医院、薬局、警察署、119などをはじめとした関連機関に事前登録してもよく、これらの機関から管理を受けてもよく、供給者や行政などと共有が可能である。すなわち、供給者・痴ほう安心センターなどをはじめとした関連機関などに対して意見を提示してもよく、管理を受けてもよい。
【0129】
図17ないし図21は、前記活用例に対する内容を簡略に概要化したものであり、具体的な説明は省略することとする。
【0130】
前記図3ないし図21で利用者に明示されたことは、本発明の管理申請者に該当し、従事者は管理者または利用者に該当する場合がある。
【0131】
以上で説明した本発明の実施例は、装置及び/または方法を通じてのみ具現されるものではなく、本発明の実施例の構成に対応する機能を実現するためのプログラム、そのプログラムが記録された記録媒体などを通じて具現されてもよく、このような具現は上で説明した実施例の記載から本発明が属する技術分野の専門家であれば容易に具現することができる。
【0132】
以上、本発明の実施例について詳しく説明したが、本発明の権利範囲はこれに限定されず、以下の請求の範囲で定義している本発明の基本概念を利用した当業者の様々な変形及び改良形態も本発明の権利範囲に属する。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20
図21
【国際調査報告】