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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-01-20
(54)【発明の名称】多角形バスケットリング構成
(51)【国際特許分類】
   A63B 63/08 20060101AFI20220113BHJP
【FI】
A63B63/08 C
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2021547651
(86)(22)【出願日】2019-10-23
(85)【翻訳文提出日】2021-06-23
(86)【国際出願番号】 US2019057734
(87)【国際公開番号】W WO2020086769
(87)【国際公開日】2020-04-30
(31)【優先権主張番号】62/749,455
(32)【優先日】2018-10-23
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】521177142
【氏名又は名称】ブレゴ 360 ホールディングス エルエルシー
(74)【代理人】
【識別番号】100187322
【弁理士】
【氏名又は名称】前川 直輝
(72)【発明者】
【氏名】シェーン ブレイ
(72)【発明者】
【氏名】アンソニー ゴメス
(57)【要約】
バスケットリング構成は、支持構造の上端に共通に接続された3つのバスケットバックボードとリングとを含む。バスケットバックボードは、それぞれの前面が外側に面し、それぞれの後面が内側に面した状態で、それぞれの上縁および下縁がそれぞれ三角形を形成するように配置される。各リングは、前面のうち異なる1つに接続され、そこから外側に延びる。支持構造の下端は、支持構造と3つのバスケットバックボードとを基層面上で支持するように構成される。バスケットボールゲームは、少なくとも3つのバックボード全ての周辺に広がるプレイ領域において、バスケットボールを移動させ、少なくとも3つのリングのいずれか1つにバスケットボールを通すことによって加点されることにより行われる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
それぞれの前面が外側に面し、それぞれの後面が内側に面した状態で、それぞれの上縁および下縁がそれぞれ三角形を形成するように配置された3つのバスケットバックボードと、
それぞれが前記前面のうち異なる1つに接続され、そこから外側に延びる3つのバスケットリングと、
支持構造であって、前記3つのバスケットバックボードに接続された上端と、当該支持構造と前記3つのバスケットバックボードとを基層面上で支持するための下端とを有する支持構造と、を備える、
ことを特徴とする、バスケットリング構成。
【請求項2】
請求項1において、
前記支持構造は、前記支持構造の前記上端から外側に延びる3つの支持アームを含み、
前記支持アームはそれぞれ、前記後面のうち異なる1つに接続される、
ことを特徴とする、バスケットリング構成。
【請求項3】
請求項1において、
前記支持構造は、前記上端と前記下端との間を延びる中央ポストを含む、
ことを特徴とする、バスケットリング構成。
【請求項4】
請求項3において、
前記支持構造は、前記上端において前記中央ポストから外側に延びる3つの支持アームをさらに含み、
前記支持アームはそれぞれ、前記後面のうち異なる1つに接続される、
ことを特徴とする、バスケットリング構成。
【請求項5】
請求項3において、
前記中央ポストは、伸縮式の上側ポスト部と下側ポスト部とを含み、前記支持構造の上記上端と上記下端との間の距離を変化させて、前記基層面に対する前記3つのバスケットリングの高さを変化させ得る、
ことを特徴とする、バスケットリング構成。
【請求項6】
請求項5において、
前記下側ポスト部に対して前記上側ポスト部を昇降させるように動作可能な駆動モータをさらに備える、
ことを特徴とする、バスケットリング構成。
【請求項7】
請求項1において、
前記下端において前記支持構造の周辺に配置され、前記上端に向かって少なくとも途中まで延びるパッド構成をさらに備える、
ことを特徴とする、バスケットリング構成。
【請求項8】
請求項1において、
前記支持構造の前記下端は、前記基層面に固定して取り付けられるように構成される、
ことを特徴とする、バスケットリング構成。
【請求項9】
請求項1において、
前記支持構造の前記下端は、複数のキャスタに支持された運搬アセンブリを含む、
ことを特徴とする、バスケットリング構成。
【請求項10】
請求項9において、
前記複数のキャスタはそれぞれ、固定キャスタである、
ことを特徴とする、バスケットリング構成。
【請求項11】
請求項9において、
前記運搬アセンブリは、少なくとも1つのウェイトプレートをその上に受けるように構成された第1の垂直スタッドを含む、
ことを特徴とする、バスケットリング構成。
【請求項12】
請求項11において、
前記複数のキャスタは3つのキャスタを含み、当該3つのキャスタは、前記3つのバスケットバックボードの上縁と下縁とによって形成される前記三角形と共通の向きの三角形になるように配置される、
ことを特徴とする、バスケットリング構成。
【請求項13】
請求項12において、
前記第1の垂直スタッドは、前記3つのキャスタのうちの第1のキャスタに隣接して配置され、
前記運搬アセンブリは、前記3つのキャスタのうちの第2および第3のキャスタにそれぞれ隣接して配置された第2および第3の垂直スタッドをさらに含む、
ことを特徴とする、バスケットリング構成。
【請求項14】
請求項13において、
前記支持構造は、前記上端と前記下端との間を延びる中央ポストを含む、
ことを特徴とする、バスケットリング構成。
【請求項15】
請求項14において、
前記下端において前記支持構造の周辺に配置され、前記上端に向かって少なくとも途中まで延びるパッド構成をさらに備え、
前記パッド構成は、前記運搬アセンブリを覆う下側パッド部と、前記運搬アセンブリの上方において前記中央ポストの少なくとも一部を覆う上側パッド部とを含み、
前記下側パッド部の直径は、前記上側パッド部よりも大きい、
ことを特徴とする、バスケットリング構成。
【請求項16】
請求項15において、
前記中央ポストは、伸縮式の上側ポスト部と下側ポスト部とを含み、前記支持構造の上記上端と上記下端との間の距離を変化させて、前記基層面に対する前記3つのバスケットリングの高さを変化させ得る、
ことを特徴とする、バスケットリング構成。
【請求項17】
請求項16において、
前記下側ポスト部に対して前記上側ポスト部を昇降させるように動作可能な駆動モータをさらに備える、
ことを特徴とする、バスケットリング構成。
【請求項18】
請求項16において、
前記上側パッド部は、前記上側ポスト部と前記下側ポスト部との接合部の下方において終端する、
ことを特徴とする、バスケットリング構成。
【請求項19】
それぞれの前面が外側に面し、それぞれの後面が内側に面した状態で、それぞれの上縁および下縁がそれぞれ多角形を形成するように配置された少なくとも3つのバスケットバックボードと、前記前面の各々から1つずつ外側に延びるバスケットリングと、基層面の上方において前記少なくとも3つのバックボード を支える支持構造とを備えるバスケットリング構成を用いたバスケットボールゲームのプレイ方法であって、
前記少なくとも3つのバックボード 全ての周辺に広がるプレイ領域において、バスケットボールを移動させるステップと、
少なくとも3つの前記リング のうちいずれか1つに前記バスケットボールを通すことによって加点されるステップと、を備える、
ことを特徴とする、バスケットボールゲームのプレイ方法。
【請求項20】
請求項19において、
前記バスケットリング構成は、持ち運び可能であり、
前記方法は、前記バスケットリング構成を前記基層面上に配置する初期ステップを含む、
ことを特徴とする、バスケットボールゲームのプレイ方法。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は、2018年10月23日に出願された米国特許仮出願第62/749,455号の利益を主張して、該出願の内容の全体を参照によりここに援用する。
【0002】
本発明は、バスケットボール用具に関し、より詳細には、バスケットリング、バックボードおよび支持具に関する。
【背景技術】
【0003】
従来のバスケットコート構成は、コートの両端において地面上方に支持または懸架される2つのリングとバックボードとを備える。学校の体育館でよく見られるようなコートの多くは、コートの側面に沿ったさらなるリング/バックボードを含み、大きな全面コートから小さな練習領域を切り出すことができる。このような構成は有用であるが、実施するのに非常に高価であることが多く、同時に有用に練習またはプレイできる競技者の数が比較的制限的なままである。
【発明の概要】
【0004】
本発明の一実施形態によれば、バスケットリング構成は、支持構造の上端に共通に接続された3つのバスケットバックボードとリングとを含む。バックボードは、それぞれの前面が外側に面し、それぞれの後面が内側に面した状態で、それぞれの上縁および下縁がそれぞれ三角形を形成するように配置される。各リングは、前面のうち異なる1つに接続され、そこから外側に延びる。支持構造の下端は、支持構造と3つのバスケットバックボードとを基層面上で支持するように構成される。
【0005】
本発明の一態様によれば、支持構造の高さは可変である。本発明の別の態様によれば、支持構造の下端は複数のキャスタを有する運搬アセンブリを含み、これによりバスケットリング構成を所望の位置間で簡単に移動させることができる。
【0006】
一態様における方法によれば、バスケットボールゲームは、それぞれの前面が外側に面し、それぞれの後面が内側に面した状態で、それぞれの上縁および下縁がそれぞれ多角形を形成するように配置された少なくとも3つのバスケットバックボードを備えるバスケットリング構成を用いて行われる。バスケットリングが前面の各々から1つずつ外側に延び、支持構造が基層面の上方において3つのバックボードを支える。上記方法は、少なくとも3つのバックボード全ての周辺に広がるプレイ領域において、バスケットボールを移動させるステップと、少なくとも3つのリングのいずれか1つにバスケットボールを通すことによって加点されるステップと、を含む。
【0007】
本発明におけるこれらおよび他の目的、態様および効果は、図面および以下の好ましい実施形態の詳細な説明に鑑みて、より理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の一実施形態におけるバスケットリング構成の斜視図である。
図2図1におけるバスケットリング構成の上面図である。
図3図2の線3ー3に沿った、図1におけるバスケットリング構成の部分断面図である。
図4】内部の詳細を示すためにパッドが取り外された、本発明の代替実施形態におけるバスケットリング構成の支持構造の部分斜視図である。
図5図4における支持構造の部分斜視図であり、内部の詳細を示すために部分的に切り取られている。
図6】基層面上で使用するために配置された複数のバスケットリング構成の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1図3を参照すると、本発明の一実施形態によれば、バスケットリング構成10は、支持構造14に支えられた3つのバスケットバックボード12を備える。3つのバックボード12は、それらの前面22が外側に、後面24が内側に面した状態で、それらの上縁16および下縁20がそれぞれ三角形を形成するように配置される。バスケットリング26は、各前面22から外側に延びる。
【0010】
支持構造14は、バックボード12を支える上端30と、基層面上で構成10を支持するように構成された下端32との間を延びる。上端30において、3つの支持アーム34は、キャップ36から延びる。各支持アーム34は、それぞれ対応するバックボード12の後面24上の取付けフレーム40に接続する。角ブラケット42は、取付けフレーム40の隣接する側面を接続する。
【0011】
キャップ36は、上端30において中央ポスト44に取り付けられる。下端32におけるフランジ46は、複数のスロット50を有し、それらを通して支持構造14を基層面にボルト締めできる。支持構造14は、任意の適切な材料で構成することができ、非限定例として、鋼、アルミニウム、および超高分子量ポリエチレン(UHMW)が挙げられる。同様に、バックボード12およびリング26もまた、あらゆる任意の適切な材料で構成することができ、バックボード材料の非限定例としては、アクリルやアルミニウムが挙げられる。リング26は、固定式または着脱可能な取付け具によってバックボード12に取り付けることができる。
【0012】
図1図3に示される支持構造14の下端32は、基層面に固定されるように構成される。好適には、バスケットボール構成10は持ち運び可能としてもよい。図4および図5を参照すると、支持構造14Aの代替実施形態では、運搬アセンブリ52Aが下端32Aにおいて接続される。この代替実施形態の説明では、同様の構成要素には同じ参照番号に「A」を付して示す(例えば、32、32A)。尚、リング構成10の上端は、上述の実施形態に関して図示および説明した通りである。
【0013】
運搬アセンブリ52Aは、複数のキャスタ54Aを含む。キャスタ54Aは、好ましくは、所望の位置に配置されたときにリング構成10を一時的に固定するための固定キャスタである。好適には、運搬アセンブリ52Aは、運搬フレーム56Aによって三角形を形成するように接続された3つのキャスタ54Aを含む。キャスタ54Aによって形成される三角形は、好ましくは、バックボード12の上縁16および下縁20によって形成される三角形と共通の向きに合わせられる(例えば、図2の破線参照)。
【0014】
リング構成に対する安定性を向上させるために、運搬アセンブリ52Aは、ウェイトプレートの中央開口部を受けるような寸法の1以上の垂直スタッド60Aを含む。好ましくは、3つの垂直スタッド60Aが設けられ、それぞれ対応するキャスタ54Aに隣接して配置される。
【0015】
安全性向上のため、下端32から上方に延びる支持構造14の少なくとも一部は、パッドアセンブリ62Aで覆われる。図4および図5の実施形態では、運搬アセンブリ52Aがあるため、パッドアセンブリ62Aは、運搬アセンブリ52Aと垂直スタッド60A上のいずれかのウェイトプレートとを覆うのに十分な高さまで延びる下部64Aを含む。上部66Aの直径は下部64Aよりも小さく、そこから上方に延びて中央ポスト44Aをさらに覆う。
【0016】
好適には、支持構造14の高さ、したがってバックボード12およびリング26の高さは可変である。支持構造14Aにおいて、中央ポスト44Aは、伸縮式の上部70Aと下部72Aとを含む。上部70Aを下部72Aに対して矢印74Aの方向に昇降させることにより、リング構成の全体の高さが変化する。好ましくは内部に配置される駆動モータ76Aが、上部70Aを昇降させるように動作可能である。持ち運び可能な支持構造14Aに関して特に好適であるが、可変高さ支持構造は、基層面に固定して取り付けられるように構成された支持構造とともに容易に採用できることが認められるであろう。
【0017】
図6を参照すると、複数のリング構成10(または10A)を基層面80上に配置でき、比較的限られた空間に複数のプレイ領域82が実現可能であることが認められるであろう。各プレイ領域82内では、複数の選手が練習や試合等に参加でき、例えば、パス(長破線)やドリブル(短破線)によって、バスケットボール84が複数のバックボード12全ての周辺を移動する。得点は、バスケットボール84をシュートすること、あるいはリング26のいずれかに通すこと(例えば、長・短破線)で加算される。
【0018】
以上は、例示的かつ例示的な目的で提供されたものであり、本発明は必ずしもそれに限定されるものではない。当業者は、むしろ、様々な変更や特定の状況への適用が、本明細書において提示・説明される本発明、および本明細書に添付された特許請求の範囲内に含まれることを理解できるであろう。

図1
図2
図3
図4
図5
図6
【手続補正書】
【提出日】2021-06-23
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
それぞれの前面が外側に面し、それぞれの後面が内側に面した状態で、それぞれの上縁および下縁がそれぞれ三角形を形成するように配置された3つのバスケットバックボードと、
それぞれが前記前面のうち異なる1つに接続され、そこから外側に延びる3つのバスケットリングと、
支持構造であって、前記3つのバスケットバックボードに接続され、当該支持構造と前記3つのバスケットバックボードとを基層面上で支持するための支持構造と、を備える、
ことを特徴とする、バスケットリング構成。
【請求項2】
請求項1において、
前記支持構造は、前記3つのバスケットバックボードに接続された上端と、前記支持構造と前記3つのバスケットバックボードとを前記基層面上で支持するための下端とを有する、
ことを特徴とする、バスケットリング構成。
【請求項3】
請求項において、
前記支持構造は、前記支持構造の前記上端から外側に延びる3つの支持アームを含み、
前記支持アームはそれぞれ、前記後面のうち異なる1つに接続される、
ことを特徴とする、バスケットリング構成。
【請求項4】
請求項において、
前記支持構造は、前記上端と前記下端との間を延びる中央ポストを含む、
ことを特徴とする、バスケットリング構成。
【請求項5】
請求項4において、
前記支持構造は、前記上端において前記中央ポストから外側に延びる3つの支持アームをさらに含み、
前記支持アームはそれぞれ、前記後面のうち異なる1つに接続される、
ことを特徴とする、バスケットリング構成。
【請求項6】
請求項において、
前記中央ポストは、伸縮式の上側ポスト部と下側ポスト部とを含み、前記支持構造の上記上端と上記下端との間の距離を変化させて、前記基層面に対する前記3つのバスケットリングの高さを変化させ得る、
ことを特徴とする、バスケットリング構成。
【請求項7】
請求項において、
前記下側ポスト部に対して前記上側ポスト部を昇降させるように動作可能な駆動モータをさらに備える、
ことを特徴とする、バスケットリング構成。
【請求項8】
請求項において、
前記下端において前記支持構造の周辺に配置され、前記上端に向かって少なくとも途中まで延びるパッド構成をさらに備える、
ことを特徴とする、バスケットリング構成。
【請求項9】
請求項において、
前記支持構造の前記下端は、前記基層面に固定して取り付けられるように構成される、
ことを特徴とする、バスケットリング構成。
【請求項10】
請求項において、
前記支持構造の前記下端は、複数のキャスタに支持された運搬アセンブリを含む、
ことを特徴とする、バスケットリング構成。
【請求項11】
請求項10において、
前記複数のキャスタはそれぞれ、固定キャスタである、
ことを特徴とする、バスケットリング構成。
【請求項12】
請求項10において、
前記運搬アセンブリは、少なくとも1つのウェイトプレートをその上に受けるように構成された第1の垂直スタッドを含む、
ことを特徴とする、バスケットリング構成。
【請求項13】
請求項1において、
前記複数のキャスタは3つのキャスタを含み、当該3つのキャスタは、前記3つのバスケットバックボードの上縁と下縁とによって形成される前記三角形と共通の向きの三角形になるように配置される、
ことを特徴とする、バスケットリング構成。
【請求項14】
請求項1において、
前記第1の垂直スタッドは、前記3つのキャスタのうちの第1のキャスタに隣接して配置され、
前記運搬アセンブリは、前記3つのキャスタのうちの第2および第3のキャスタにそれぞれ隣接して配置された第2および第3の垂直スタッドをさらに含む、
ことを特徴とする、バスケットリング構成。
【請求項15】
請求項1において、
前記支持構造は、前記上端と前記下端との間を延びる中央ポストを含む、
ことを特徴とする、バスケットリング構成。
【請求項16】
請求項1において、
前記下端において前記支持構造の周辺に配置され、前記上端に向かって少なくとも途中まで延びるパッド構成をさらに備え、
前記パッド構成は、前記運搬アセンブリを覆う下側パッド部と、前記運搬アセンブリの上方において前記中央ポストの少なくとも一部を覆う上側パッド部とを含み、
前記下側パッド部の直径は、前記上側パッド部よりも大きい、
ことを特徴とする、バスケットリング構成。
【請求項17】
請求項1において、
前記中央ポストは、伸縮式の上側ポスト部と下側ポスト部とを含み、前記支持構造の上記上端と上記下端との間の距離を変化させて、前記基層面に対する前記3つのバスケットリングの高さを変化させ得る、
ことを特徴とする、バスケットリング構成。
【請求項18】
請求項1において、
前記下側ポスト部に対して前記上側ポスト部を昇降させるように動作可能な駆動モータをさらに備える、
ことを特徴とする、バスケットリング構成。
【請求項19】
請求項1において、
前記上側パッド部は、前記上側ポスト部と前記下側ポスト部との接合部の下方において終端する、
ことを特徴とする、バスケットリング構成。
【請求項20】
それぞれの前面が外側に面し、それぞれの後面が内側に面した状態で、それぞれの上縁および下縁がそれぞれ多角形を形成するように配置された少なくとも3つのバスケットバックボードと、前記前面の各々から1つずつ外側に延びるバスケットリングと、基層面の上方において前記少なくとも3つのバックボードを支える支持構造とを備えるバスケットリング構成を用いたバスケットボールゲームのプレイ方法であって、
前記少なくとも3つのバックボード全ての周辺に広がるプレイ領域において、バスケットボールを移動させるステップと、
少なくとも3つの前記リングのうちいずれか1つに前記バスケットボールを通すことによって加点されるステップと、を備える、
ことを特徴とする、バスケットボールゲームのプレイ方法。
【請求項21】
請求項20において、
前記バスケットリング構成は、持ち運び可能であり、
前記方法は、前記バスケットリング構成を前記基層面上に配置する初期ステップを含む、
ことを特徴とする、バスケットボールゲームのプレイ方法。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0004】
本発明の一実施形態によれば、バスケットリング構成は、支持構造に共通に接続された3つのバスケットバックボードとリングとを含む。バックボードは、それぞれの前面が外側に面し、それぞれの後面が内側に面した状態で、それぞれの上縁および下縁がそれぞれ三角形を形成するように配置される。各リングは、前面のうち異なる1つに接続され、そこから外側に延びる。支持構造は、支持構造と3つのバスケットバックボードとを基層面上で支持するように構成される。
【国際調査報告】