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特表2022-509501電子メールチャンネリングを持つグループベースコミュニケーションインターフェイスのための方法、装置、及びコンピュータプログラム製品
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-01-20
(54)【発明の名称】電子メールチャンネリングを持つグループベースコミュニケーションインターフェイスのための方法、装置、及びコンピュータプログラム製品
(51)【国際特許分類】
   G06Q 10/10 20120101AFI20220113BHJP
   G06F 13/00 20060101ALI20220113BHJP
【FI】
G06Q10/10
G06F13/00 610A
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2021548523
(86)(22)【出願日】2019-10-29
(85)【翻訳文提出日】2021-06-03
(86)【国際出願番号】 US2019058442
(87)【国際公開番号】W WO2020092294
(87)【国際公開日】2020-05-07
(31)【優先権主張番号】62/753,200
(32)【優先日】2018-10-31
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.JAVASCRIPT
(71)【出願人】
【識別番号】518285728
【氏名又は名称】スラック テクノロジーズ, インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110001427
【氏名又は名称】特許業務法人前田特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ジャミソン ブリトン
【テーマコード(参考)】
5B084
5L049
【Fターム(参考)】
5B084AA01
5B084AA14
5B084AA15
5B084AB02
5B084BB01
5B084EA03
5B084EA08
5L049AA12
(57)【要約】
本開示の実施形態は、グループベースコミュニケーションシステム内の選択されたグループベースコミュニケーションインターフェイスにおいて電子メールコミュニケーションインポートプロトコルを実行する方法、システム、装置、及びコンピュータプログラム製品を提供する。本グループベースコミュニケーションシステムは、電子メールコミュニケーションアカウントに関連付けられた1つ以上の電子メールコミュニケーションコーパスを受信すること、及び電子メールコミュニケーションコーパスをパースすることによって電子メールコミュニケーションアカウント識別子を特定することを可能にする。グループベースコミュニケーションシステムは、グループベースコミュニケーションインターフェイス招待を、電子メールコミュニケーションアカウントにその後、作成し送信することによって、グループベースコミュニケーションインターフェイスへのアクセスを可能にする。グループベースコミュニケーションインターフェイスへのアクセスすると、電子メールコミュニケーションコーパスからのコンテンツは、グループベースコミュニケーションインターフェイスに含まれ得る。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
選択されたグループベースコミュニケーションインターフェイスにおいて電子メールコミュニケーションインポートプロトコルを実行するよう構成された装置であって、前記装置は、少なくとも1つのプロセッサ、及びその中にコンピュータコード化された命令を有する前記プロセッサに関連付けられたメモリを備え、前記コンピュータコード化された命令は、前記プロセッサによって実行される時、前記装置に
電子メールコミュニケーションコーパスを受信することであって、前記電子メールコミュニケーションコーパスは、1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子を含み、前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子のそれぞれは、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスの外部にある、それぞれの電子メールコミュニケーションアカウントに関連付けられている、電子メールコミュニケーションコーパスを受信すること、
前記電子メールコミュニケーションコーパスをパースして前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子を特定すること、及び
グループベースコミュニケーションインターフェイス招待を生成し、前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子のうちの少なくとも1つに関連付けられた前記電子メールコミュニケーションアカウントに送信すること
をさせるよう構成された装置であって、
前記グループベースコミュニケーションインターフェイス招待は、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスにアクセスするためのユーザーエンゲージ可能なリンクを含む
装置。
【請求項2】
前記コンピュータコード化された命令は、前記プロセッサによって実行される時、前記装置に
グループベースコミュニケーションインターフェイスリクエストを受信すること、及び
グループベースコミュニケーションインターフェイスリクエストを受け取ったことに応答して、グループベースコミュニケーションインターフェイス識別子を生成及び表示すること
をさらにさせるよう構成された装置であって、
前記グループベースコミュニケーションインターフェイスリクエストの受領は、前記電子メールコミュニケーションコーパスの受領及び分析の前に、又は前記電子メールコミュニケーションコーパスの受領及び分析に応答して、行われる
請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記電子メールコミュニケーションコーパスは、グループベースコミュニケーションインターフェイス識別子を含む
請求項1に記載の装置。
【請求項4】
前記ユーザーエンゲージ可能なリンクは、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスのグループベースコミュニケーションチャンネルへのアクセスを可能にするよう構成される請求項1に記載の装置。
【請求項5】
前記グループベースコミュニケーションインターフェイスの前記グループベースコミュニケーションチャンネルは、前記電子メールコミュニケーションコーパスのコンテンツから導出されたメッセージングコミュニケーションを含む
請求項4に記載の装置。
【請求項6】
前記コンピュータコード化された命令は、前記プロセッサによって実行される時、前記装置に、
前記電子メールコミュニケーションコーパスの受領又は分析の前に又は前記電子メールコミュニケーションコーパスの受領又は分析に応答して、前記電子メールコミュニケーションコーパスのコンテンツに基づいてグループベースコミュニケーションチャンネル識別子を生成及び表示すること
をさらにさせるよう構成された請求項1に記載の装置。
【請求項7】
前記電子メールコミュニケーションコーパスの前記コンテンツは、前記電子メールコミュニケーションコーパスの件名、前記電子メールコミュニケーションコーパスの本体、前記電子メールコミュニケーションコーパスに関連付けられた1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子、又はこれらの組み合わせを含む
請求項6に記載の装置。
【請求項8】
前記グループベースコミュニケーションチャンネル識別子を生成することは、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスの確立されている規則に基づいて、前記電子メールコミュニケーションコーパスの前記コンテンツを前記グループベースコミュニケーションチャンネル識別子に翻訳することを含む
請求項6に記載の装置。
【請求項9】
前記コンピュータコード化された命令は、前記プロセッサによって実行される時、前記装置に、
前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子を含む前記電子メールコミュニケーションコーパスを分析する時に、前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子を、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスに関連付けられた電子メールコミュニケーションアカウント識別子のセットと比較すること
をさらにさせるよう構成された請求項1に記載の装置。
【請求項10】
前記コンピュータコード化された命令は、前記プロセッサによって実行される時、前記装置に、
前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子のうちの少なくとも1つをコピーすること
をさらにさせるよう構成された請求項9に記載の装置。
【請求項11】
前記コンピュータコード化された命令は、前記プロセッサによって実行される時、前記装置に、
前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子のうちの少なくとも1つをコピーする時、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスに関連付けられた電子メールコミュニケーションアカウント識別子のセットにリストアップされていない前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子をコピーすること
をさらにさせるよう構成された請求項10に記載の装置。
【請求項12】
前記コンピュータコード化された命令は、前記プロセッサによって実行される時、前記装置に、
前記グループベースコミュニケーションインターフェイスに関連付けられた電子メールコミュニケーションアカウント識別子のセットの中に前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子を記憶すること
をさらにさせるよう構成された請求項1に記載の装置。
【請求項13】
前記コンピュータコード化された命令は、前記プロセッサによって実行される時、前記装置に、
前記電子メールコミュニケーションアカウントにアクセスしたいというリクエストを送信すること、
前記電子メールコミュニケーションアカウントにアクセスしてもよいという承認を受信すること、及び
前記電子メールコミュニケーションアカウントにアクセスしてもよいという承認を受け取ったことに応答して、前記電子メールコミュニケーションコーパスを受信すること
をさらにさせるよう構成された請求項1に記載の装置。
【請求項14】
前記装置が前記電子メールコミュニケーションコーパスを受信する時、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスの外部にあるそれぞれの電子メールコミュニケーションアカウントも前記電子メールコミュニケーションコーパスを受領している
請求項1に記載の装置。
【請求項15】
選択されたグループベースコミュニケーションインターフェイスにおいて電子メールコミュニケーションインポートプロトコルを実行する方法であって、前記選択されたグループベースコミュニケーションインターフェイスは、メッセージングコミュニケーションの集合体を複数のグループベースコミュニケーションチャンネルに整理し、前記方法は、
電子メールコミュニケーションコーパスを受信することであって、前記電子メールコミュニケーションコーパスは、1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子を含み、前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子は、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスの外部にある、それぞれの電子メールコミュニケーションアカウントに関連付けられている、電子メールコミュニケーションコーパスを受信すること、
前記電子メールコミュニケーションコーパスをパースして前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子を特定すること、及び
グループベースコミュニケーションインターフェイス招待を生成し、前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子のうちの少なくとも1つに関連付けられた前記電子メールコミュニケーションアカウントに送信すること
を含み、
前記グループベースコミュニケーションインターフェイス招待は、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスにアクセスするためのユーザーエンゲージ可能なリンクを含む
方法。
【請求項16】
グループベースコミュニケーションインターフェイスリクエストを受信すること、及び
グループベースコミュニケーションインターフェイスリクエストを受け取ったことに応答して、グループベースコミュニケーションインターフェイス識別子を生成及び表示すること
を含み、
前記グループベースコミュニケーションインターフェイスリクエストの受領は、前記電子メールコミュニケーションコーパスの受領及び分析の前に、又は前記電子メールコミュニケーションコーパスの受領及び分析に応答して、行われる
請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記電子メールコミュニケーションコーパスは、グループベースコミュニケーションインターフェイス識別子を含む
請求項15に記載の方法。
【請求項18】
前記ユーザーエンゲージ可能なリンクは、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスのグループベースコミュニケーションチャンネルへのアクセスを可能にするよう構成される
請求項15に記載の方法。
【請求項19】
前記グループベースコミュニケーションインターフェイスの前記グループベースコミュニケーションチャンネルは、前記電子メールコミュニケーションコーパスのコンテンツから導出されたメッセージングコミュニケーションを含む
請求項15に記載の方法。
【請求項20】
前記電子メールコミュニケーションコーパスの受領又は分析の前に又は前記電子メールコミュニケーションコーパスの受領又は分析に応答して、前記電子メールコミュニケーションコーパスのコンテンツに基づいてグループベースコミュニケーションチャンネル識別子を生成及び表示することをさらに含む
請求項15に記載の方法。
【請求項21】
前記電子メールコミュニケーションコーパスの前記コンテンツは、前記電子メールコミュニケーションコーパスの件名、前記電子メールコミュニケーションコーパスの本体、前記電子メールコミュニケーションコーパスに関連付けられた1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子、又はこれらの組み合わせを含む
請求項20に記載の方法。
【請求項22】
前記グループベースコミュニケーションチャンネル識別子を生成することは、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスの確立されている規則に基づいて、前記電子メールコミュニケーションコーパスの前記コンテンツを前記グループベースコミュニケーションチャンネル識別子に翻訳することを含む
請求項20に記載の方法。
【請求項23】
前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子を含む前記電子メールコミュニケーションコーパスを分析する時に、前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子を、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスに関連付けられた電子メールコミュニケーションアカウント識別子のセットと比較することを含む
請求項15に記載の方法。
【請求項24】
前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子のうちの少なくとも1つをコピーすること
をさらに含む請求項23に記載の方法。
【請求項25】
前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子のうちの少なくとも1つをコピーする時、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスに関連付けられた電子メールコミュニケーションアカウント識別子のセットにリストアップされていない前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子をコピーすること
をさらに含む請求項24に記載の方法。
【請求項26】
前記グループベースコミュニケーションインターフェイスに関連付けられた電子メールコミュニケーションアカウント識別子のセットの中に前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子を記憶すること
をさらに含む請求項15に記載の方法。
【請求項27】
前記電子メールコミュニケーションアカウントにアクセスしたいというリクエストを送信すること、
前記電子メールコミュニケーションアカウントにアクセスしてもよいという承認を受信すること、及び
前記電子メールコミュニケーションアカウントにアクセスしてもよいという承認を受け取ったことに応答して、前記電子メールコミュニケーションコーパスを受信すること
をさらに含む請求項15に記載の方法。
【請求項28】
前記電子メールコミュニケーションコーパスが受け取られる時、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスの外部にあるそれぞれの電子メールコミュニケーションアカウントも前記電子メールコミュニケーションコーパスを受領している
請求項15に記載の方法。
【請求項29】
選択されたグループベースコミュニケーションインターフェイスにおいて電子メールコミュニケーションインポートプロトコルを実行するよう構成された装置であって、前記装置は、少なくとも1つのプロセッサ、及びその中にコンピュータコード化された命令を有する前記プロセッサに関連付けられたメモリを備え、前記コンピュータコード化された命令は、前記プロセッサによって実行される時、前記装置に
電子メールコミュニケーションコーパスを生成することであって、
前記電子メールコミュニケーションコーパスは、1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子を含み、
前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子のそれぞれは、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスの外部にあるそれぞれの電子メールコミュニケーションアカウントに関連付けられている、
電子メールコミュニケーションコーパスを生成すること、及び
前記電子メールコミュニケーションコーパスを、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスを含むグループベースコミュニケーションシステムに送信すること
をさせるよう構成された装置であって、
前記電子メールコミュニケーションコーパスを前記グループベースコミュニケーションシステムに送信することは、グループベースコミュニケーションインターフェイス招待が、前記電子メールコミュニケーションコーパスの前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子に関連付けられた少なくとも1つの電子メールコミュニケーションアカウントに送られるようにし、及び
前記グループベースコミュニケーションインターフェイス招待は、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスにアクセスするためのユーザーエンゲージ可能なリンクを含む
装置。
【請求項30】
前記コンピュータコード化された命令は、前記プロセッサによって実行される時、前記装置に
グループベースコミュニケーションインターフェイスリクエストを生成すること、及び
グループベースコミュニケーションインターフェイスリクエストを生成したことに応答して、グループベースコミュニケーションインターフェイス識別子を受信すること
をさらにさせるよう構成された装置であって、
前記グループベースコミュニケーションインターフェイスリクエストの受領は、前記電子メールコミュニケーションコーパスの生成の前に又は前記電子メールコミュニケーションコーパスの生成に応答して、行われる
請求項29に記載の装置。
【請求項31】
前記電子メールコミュニケーションコーパスを、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスを含むグループベースコミュニケーションシステムに送信する時、前記電子メールコミュニケーションコーパスは、グループベースコミュニケーションインターフェイス識別子を含む
請求項29に記載の装置。
【請求項32】
前記コンピュータコード化された命令は、前記プロセッサによって実行される時、前記装置に
グループベースコミュニケーションインターフェイス招待リクエストを受信すること、及び
送信されるべき前記グループベースコミュニケーションインターフェイス招待を、前記電子メールコミュニケーションコーパスの前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子に関連付けられた少なくとも1つの電子メールコミュニケーションアカウントに送信する前に、前記グループベースコミュニケーションインターフェイス招待リクエストの承認を送信すること
をさせるよう構成された請求項29に記載の装置。
【請求項33】
前記ユーザーエンゲージ可能なリンクは、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスのグループベースコミュニケーションチャンネルへのアクセスを可能にするよう構成され、及び
前記グループベースコミュニケーションインターフェイスの前記グループベースコミュニケーションチャンネルは、前記電子メールコミュニケーションコーパスのコンテンツから導出されたメッセージングコミュニケーションを含む
請求項29に記載の装置。
【請求項34】
前記コンピュータコード化された命令は、前記プロセッサによって実行される時、前記装置に
前記電子メールコミュニケーションコーパスのコンテンツに基づいてグループベースコミュニケーションチャンネル識別子を生成及び表示すること
をさらにさせるよう構成された請求項33に記載の装置。
【請求項35】
前記電子メールコミュニケーションコーパスの前記コンテンツは、前記電子メールコミュニケーションコーパスの件名、前記電子メールコミュニケーションコーパスの本体、前記電子メールコミュニケーションコーパスに関連付けられた1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子、又はこれらの組み合わせを含む
請求項33に記載の装置。
【請求項36】
前記グループベースコミュニケーションチャンネル識別子を生成することは、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスの確立されている規則に基づいて、前記電子メールコミュニケーションコーパスの前記コンテンツをグループベースコミュニケーションチャンネル識別子に翻訳することを含む
請求項34に記載の装置。
【請求項37】
前記コンピュータコード化された命令は、前記プロセッサによって実行される時、前記装置に
前記電子メールコミュニケーションアカウントにアクセスしたいというリクエストを受信すること、
前記電子メールコミュニケーションアカウントにアクセスしてもよいという承認を送信すること、及び
前記電子メールコミュニケーションアカウントにアクセスしてもよいという承認を送ったことに応答して、前記電子メールコミュニケーションコーパスを送信すること
をさらにさせるよう構成された請求項29に記載の装置。
【請求項38】
選択されたグループベースコミュニケーションインターフェイスにおいて電子メールコミュニケーションインポートプロトコルを実行するよう構成された装置であって、前記装置は、少なくとも1つのプロセッサ、及びその中にコンピュータコード化された命令を有する前記プロセッサに関連付けられたメモリを備え、前記コンピュータコード化された命令は、前記プロセッサによって実行される時、前記装置に
グループベースコミュニケーションインターフェイス招待を受信することであって、
前記グループベースコミュニケーションインターフェイス招待は、電子メールコミュニケーションアカウント識別子に関連付けられた電子メールコミュニケーションアカウントに宛てられている
グループベースコミュニケーションインターフェイス招待を受信すること、
グループベースコミュニケーションインターフェイスアクセスリクエストをグループベースコミュニケーションシステムに送信すること、及び
前記グループベースコミュニケーションインターフェイスアクセスリクエストを送信したことに応答して、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスを表示すること
をさせるよう構成された装置。
【請求項39】
前記グループベースコミュニケーションインターフェイス招待は、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスのグループベースコミュニケーションチャンネルへのアクセスを可能にするよう構成されたユーザーエンゲージ可能なリンクを含む
請求項38に記載の装置。
【請求項40】
前記グループベースコミュニケーションインターフェイスの前記グループベースコミュニケーションチャンネルは、電子メールコミュニケーションコーパスのコンテンツから導出されたメッセージングコミュニケーションを含む
請求項39に記載の装置。
【請求項41】
前記電子メールコミュニケーションコーパスの前記コンテンツは、前記電子メールコミュニケーションコーパスの件名、前記電子メールコミュニケーションコーパスの本体、前記電子メールコミュニケーションコーパスに関連付けられた1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子、又はこれらの組み合わせを含む
請求項40に記載の装置。
【請求項42】
前記コンピュータコード化された命令は、前記プロセッサによって実行される時、前記装置に
前記電子メールコミュニケーションアカウントにアクセスしたいというリクエストを受信すること、
前記電子メールコミュニケーションアカウントにアクセスしてもよいという承認を送信すること、及び
前記電子メールコミュニケーションアカウントにアクセスしてもよいという承認を送信したことに応答して、電子メールコミュニケーションコーパスを送信すること
をさらにさせるよう構成された請求項38に記載の装置。
【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0001】
ユーザーたちが互いの間で連続的な会話を電子的に行えるようにするさまざまなメッセージングシステムが入手可能である。そのようなシステムにおいて、1つ以上のユーザーは、さまざまなトピックについて議論しながらメッセージを送ったり受けたりし得る。出願人は、これらさまざまなメッセージングシステムにわたってメッセージを扱うことに付随する欠点及び問題をいくつか特定した。適用された努力、発明の才、及び技術革新を通して、本開示の実施形態に含まれる解決法を開発することによって、これら特定された問題の多くが解決された。それらの多くの例がここで詳細に述べられる。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0002】
本明細書は、選択されたグループベースコミュニケーションインターフェイスにおいて電子メールコミュニケーションインポートプロトコルを実行するよう構成された方法、システム、装置、及びコンピュータプログラム製品に関連する。本装置は、少なくとも1つのプロセッサ、及びその中にコンピュータコード化された命令を有する前記プロセッサに関連付けられたメモリを備え、前記コンピュータコード化された命令は、前記プロセッサによって実行される時、前記装置に、電子メールコミュニケーションコーパスを受信することであって、前記電子メールコミュニケーションコーパスは、1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子を含み、前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子のそれぞれは、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスの外部にある、それぞれの電子メールコミュニケーションアカウントに関連付けられている、電子メールコミュニケーションコーパスを受信すること、前記電子メールコミュニケーションコーパスをパースして前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子を特定すること、及びグループベースコミュニケーションインターフェイス招待を生成し、前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子のうちの少なくとも1つに関連付けられた前記電子メールコミュニケーションアカウントに送信することをさせるよう構成され得る。前記グループベースコミュニケーションインターフェイス招待は、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスにアクセスするためのユーザーエンゲージ可能なリンクを含む。
【0003】
ある実施形態では、前記コンピュータコード化された命令は、前記プロセッサによって実行される時、前記装置にグループベースコミュニケーションインターフェイスリクエストを受信すること、及びグループベースコミュニケーションインターフェイスリクエストを受け取ったことに応答して、グループベースコミュニケーションインターフェイス識別子を生成及び表示することをさらにさせるよう構成され得て、ここで前記グループベースコミュニケーションインターフェイスリクエストの受領は、前記電子メールコミュニケーションコーパスの受領及び分析の前に、又は前記電子メールコミュニケーションコーパスの受領及び分析に応答して、行われる。ある実施形態では、前記サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスは、グループベースコミュニケーションインターフェイス識別子を含み得る。
【0004】
ある実施形態では、前記ユーザーエンゲージ可能なリンクは、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスのグループベースコミュニケーションチャンネルへのアクセスを可能にするよう構成され得る。ある実施形態では、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスの前記グループベースコミュニケーションチャンネルは、前記電子メールコミュニケーションコーパスのコンテンツから導出されたメッセージングコミュニケーションを含む。
【0005】
ある実施形態では、前記コンピュータコード化された命令は、前記プロセッサによって実行される時、前記装置に、前記電子メールコミュニケーションコーパスの受領又は分析の前に又は前記電子メールコミュニケーションコーパスの受領又は分析に応答して、前記電子メールコミュニケーションコーパスのコンテンツに基づいてグループベースコミュニケーションチャンネル識別子を生成及び表示することをさらにさせるよう構成され得る。
【0006】
ある実施形態では、前記電子メールコミュニケーションコーパスの前記コンテンツは、前記電子メールコミュニケーションコーパスの件名、前記電子メールコミュニケーションコーパスの本体、前記電子メールコミュニケーションコーパスに関連付けられた1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子、又はこれらの組み合わせを含み得る。
【0007】
ある実施形態では、前記グループベースコミュニケーションチャンネル識別子を生成することは、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスの確立されている規則に基づいて、前記電子メールコミュニケーションコーパスの前記コンテンツを前記グループベースコミュニケーションチャンネル識別子に翻訳することを含み得る。ある実施形態では、前記コンピュータコード化された命令は、前記プロセッサによって実行される時、前記装置に、前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子を含む前記電子メールコミュニケーションコーパスを分析する時に、前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子を、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスに関連付けられた電子メールコミュニケーションアカウント識別子のセットと比較することをさらにさせるよう構成され得る。ある実施形態では、前記コンピュータコード化された命令は、前記プロセッサによって実行される時、前記装置に、前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子のうちの少なくとも1つをコピーすることをさらにさせるよう構成され得る。ある実施形態では、前記コンピュータコード化された命令は、前記プロセッサによって実行される時、前記装置に、前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子のうちの少なくとも1つをコピーする時、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスに関連付けられた電子メールコミュニケーションアカウント識別子のセットにリストアップされていない前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子をコピーすることをさらにさせるよう構成され得る。ある実施形態では、前記コンピュータコード化された命令は、前記プロセッサによって実行される時、前記装置に、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスに関連付けられた電子メールコミュニケーションアカウント識別子のセットの中に前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子を記憶することをさらにさせるよう構成され得る。ある実施形態では、前記コンピュータコード化された命令は、前記プロセッサによって実行される時、前記装置に、前記電子メールコミュニケーションアカウントにアクセスしたいというリクエストを送信すること、前記電子メールコミュニケーションアカウントにアクセスしてもよいという承認を受信すること、及び前記電子メールコミュニケーションアカウントにアクセスしてもよいという承認を受け取ったことに応答して、前記電子メールコミュニケーションコーパスを受信することをさらにさせるよう構成され得る。ある実施形態では、前記装置が前記電子メールコミュニケーションコーパスを受信する時、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスの外部にあるそれぞれの電子メールコミュニケーションアカウントも前記電子メールコミュニケーションコーパスを受領している。
【0008】
ここで提供された実施形態は、選択されたグループベースコミュニケーションインターフェイスにおいて電子メールコミュニケーションインポートプロトコルを実行する方法にも関しており、前記特定されたグループベースコミュニケーションインターフェイスは、メッセージングコミュニケーションの集合体を複数のグループベースコミュニケーションチャンネルに整理し、前記方法は、電子メールコミュニケーションコーパスを受信することであって、前記電子メールコミュニケーションコーパスは、1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子を含み、前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子は、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスの外部にある、それぞれの電子メールコミュニケーションアカウントに関連付けられている、電子メールコミュニケーションコーパスを受信すること、前記電子メールコミュニケーションコーパスをパースして前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子を特定すること、及びグループベースコミュニケーションインターフェイス招待を生成し、前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子のうちの少なくとも1つに関連付けられた前記電子メールコミュニケーションアカウントに送信することを含み得る。前記グループベースコミュニケーションインターフェイス招待は、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスにアクセスするためのユーザーエンゲージ可能なリンクを含み得る。
【0009】
ある実施形態では、この方法は、グループベースコミュニケーションインターフェイスリクエストを受信すること、及びグループベースコミュニケーションインターフェイスリクエストを受け取ったことに応答して、グループベースコミュニケーションインターフェイス識別子を生成及び表示することを含み得て、ここで前記グループベースコミュニケーションインターフェイスリクエストの受領は、前記電子メールコミュニケーションコーパスの受領及び分析の前に、又は前記電子メールコミュニケーションコーパスの受領及び分析に応答して、行われる。
【0010】
ある実施形態では、前記電子メールコミュニケーションコーパスは、グループベースコミュニケーションインターフェイス識別子を含む。ある実施形態では、前記ユーザーエンゲージ可能なリンクは、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスのグループベースコミュニケーションチャンネルへのアクセスを可能にするよう構成され得る。ある実施形態では、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスの前記グループベースコミュニケーションチャンネルは、前記電子メールコミュニケーションコーパスのコンテンツから導出されたメッセージングコミュニケーションを含み得る。ある実施形態では、前記電子メールコミュニケーションコーパスの受領又は分析の前に又は前記電子メールコミュニケーションコーパスの受領又は分析に応答して、前記電子メールコミュニケーションコーパスのコンテンツに基づいてグループベースコミュニケーションチャンネル識別子を生成及び表示することをさらに含み得る。ある実施形態では、前記電子メールコミュニケーションコーパスの前記コンテンツは、前記電子メールコミュニケーションコーパスの件名、前記電子メールコミュニケーションコーパスの本体、前記電子メールコミュニケーションコーパスに関連付けられた1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子、又はこれらの組み合わせを含み得る。ある実施形態では、前記グループベースコミュニケーションチャンネル識別子を生成することは、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスの確立されている規則に基づいて、前記電子メールコミュニケーションコーパスの前記コンテンツを前記グループベースコミュニケーションチャンネル識別子に翻訳することを含み得る。
【0011】
ある実施形態では、前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子を含む前記電子メールコミュニケーションコーパスを分析する時に、前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子を、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスに関連付けられた電子メールコミュニケーションアカウント識別子のセットと比較することを含み得る。
【0012】
ある実施形態では、本方法は、前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子のうちの少なくとも1つをコピーすることをさらに含み得る。ある実施形態では、本方法は、前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子のうちの少なくとも1つをコピーする時、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスに関連付けられた電子メールコミュニケーションアカウント識別子のセットにリストアップされていない前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子をコピーすることをさらに含み得る。
【0013】
ある実施形態では、本方法は、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスに関連付けられた電子メールコミュニケーションアカウント識別子のセットの中に前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子を記憶することをさらに含み得る。
【0014】
ある実施形態では、本方法は、前記コンピュータコード化された命令は、前記プロセッサによって実行される時、前記装置に、前記電子メールコミュニケーションアカウントにアクセスしたいというリクエストを送信すること、前記電子メールコミュニケーションアカウントにアクセスしてもよいという承認を受信すること、及び前記電子メールコミュニケーションアカウントにアクセスしてもよいという承認を受け取ったことに応答して、前記電子メールコミュニケーションコーパスを受信することをさらに含み得る。ある実施形態では、前記電子メールコミュニケーションコーパスが受け取られる時、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスの外部にあるそれぞれの電子メールコミュニケーションアカウントも前記電子メールコミュニケーションコーパスを受領している。
【0015】
本開示の実施形態は、選択されたグループベースコミュニケーションインターフェイスにおいて電子メールコミュニケーションインポートプロトコルを実行するよう構成された装置にも関しており、前記装置は、少なくとも1つのプロセッサ、及びその中にコンピュータコード化された命令を有する前記プロセッサに関連付けられたメモリを備え、前記コンピュータコード化された命令は、前記プロセッサによって実行される時、前記装置に電子メールコミュニケーションコーパスを生成することであって、前記電子メールコミュニケーションコーパスは、1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子を含み、前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子のそれぞれは、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスの外部にあるそれぞれの電子メールコミュニケーションアカウントに関連付けられた電子メールコミュニケーションコーパスを生成すること、及び前記電子メールコミュニケーションコーパスを、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスを含むグループベースコミュニケーションシステムに送信することをさせるよう構成され得て、前記電子メールコミュニケーションコーパスを前記グループベースコミュニケーションシステムに送信することは、グループベースコミュニケーションインターフェイス招待が、前記電子メールコミュニケーションコーパスの前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子に関連付けられた少なくとも1つの電子メールコミュニケーションアカウントに送られるようにし、及び前記グループベースコミュニケーションインターフェイス招待は、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスにアクセスするためのユーザーエンゲージ可能なリンクを含む。
【0016】
ある実施形態では、前記コンピュータコード化された命令は、前記プロセッサによって実行される時、前記装置にグループベースコミュニケーションインターフェイスリクエストを生成すること、及びグループベースコミュニケーションインターフェイスリクエストを生成したことに応答して、グループベースコミュニケーションインターフェイス識別子を受信することをさらにさせるよう構成され得て、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスリクエストの受領は、前記電子メールコミュニケーションコーパスの生成の前に又は前記電子メールコミュニケーションコーパスの生成に応答して、行われる。
【0017】
ある実施形態では、前記電子メールコミュニケーションコーパスを、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスを含むグループベースコミュニケーションシステムに送信する時、前記電子メールコミュニケーションコーパスは、グループベースコミュニケーションインターフェイス識別子を含む。ある実施形態では、前記コンピュータコード化された命令は、前記プロセッサによって実行される時、前記装置にグループベースコミュニケーションインターフェイス招待リクエストを受信すること、及び送信されるべき前記グループベースコミュニケーションインターフェイス招待を、前記電子メールコミュニケーションコーパスの前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子に関連付けられた少なくとも1つの電子メールコミュニケーションアカウントに送信する前に、前記グループベースコミュニケーションインターフェイス招待リクエストの承認を送信することをさせるよう構成され得る。
【0018】
ある実施形態では、前記ユーザーエンゲージ可能なリンクは、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスのグループベースコミュニケーションチャンネルへのアクセスを可能にするよう構成され、及び前記グループベースコミュニケーションインターフェイスの前記グループベースコミュニケーションチャンネルは、前記電子メールコミュニケーションコーパスのコンテンツから導出されたメッセージングコミュニケーションを含む。
【0019】
ある実施形態では、前記コンピュータコード化された命令は、前記プロセッサによって実行される時、前記装置に前記電子メールコミュニケーションコーパスのコンテンツに基づいてグループベースコミュニケーションチャンネル識別子を生成及び表示することをさらにさせるよう構成され得る。
【0020】
ある実施形態では、前記電子メールコミュニケーションコーパスの前記コンテンツは、前記電子メールコミュニケーションコーパスの件名、前記電子メールコミュニケーションコーパスの本体、前記電子メールコミュニケーションコーパスに関連付けられた1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子、又はこれらの組み合わせを含み得る。ある実施形態では、前記グループベースコミュニケーションチャンネル識別子を生成することは、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスの確立されている規則に基づいて、前記電子メールコミュニケーションコーパスの前記コンテンツをグループベースコミュニケーションチャンネル識別子に翻訳することを含む。
【0021】
ある実施形態では、前記コンピュータコード化された命令は、前記プロセッサによって実行される時、前記装置に前記電子メールコミュニケーションアカウントにアクセスしたいというリクエストを受信すること、前記電子メールコミュニケーションアカウントにアクセスしてもよいという承認を送信すること、及び前記電子メールコミュニケーションアカウントにアクセスしてもよいという承認を送ったことに応答して、前記電子メールコミュニケーションコーパスを送信することをさらにさせるよう構成され得る。
【0022】
実施形態は、選択されたグループベースコミュニケーションインターフェイスにおいて電子メールコミュニケーションインポートプロトコルを実行するよう構成された装置にも関しており、前記装置は、少なくとも1つのプロセッサ、及びその中にコンピュータコード化された命令を有する前記プロセッサに関連付けられたメモリを備え、前記コンピュータコード化された命令は、前記プロセッサによって実行される時、前記装置にグループベースコミュニケーションインターフェイス招待を受信することであって、前記グループベースコミュニケーションインターフェイス招待は、電子メールコミュニケーションアカウント識別子に関連付けられた電子メールコミュニケーションアカウントに宛てられている
グループベースコミュニケーションインターフェイス招待を受信すること、グループベースコミュニケーションインターフェイスアクセスリクエストをグループベースコミュニケーションシステムに送信すること、及び前記グループベースコミュニケーションインターフェイスアクセスリクエストを送信したことに応答して、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスを表示することをさせるよう構成され得る。
【0023】
ある実施形態では、前記グループベースコミュニケーションインターフェイス招待は、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスのグループベースコミュニケーションチャンネルへのアクセスを可能にするよう構成されたユーザーエンゲージ可能なリンクを含み得る。
【0024】
ある実施形態では、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスの前記グループベースコミュニケーションチャンネルは、電子メールコミュニケーションコーパスのコンテンツから導出されたメッセージングコミュニケーションを含み得る。ある実施形態では、前記電子メールコミュニケーションコーパスの前記コンテンツは、前記電子メールコミュニケーションコーパスの件名、前記電子メールコミュニケーションコーパスの本体、前記電子メールコミュニケーションコーパスに関連付けられた1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子、又はこれらの組み合わせを含み得る。
【0025】
ある実施形態では、前記コンピュータコード化された命令は、前記プロセッサによって実行される時、前記装置に前記電子メールコミュニケーションアカウントにアクセスしたいというリクエストを受信すること、前記電子メールコミュニケーションアカウントにアクセスしてもよいという承認を送信すること、及び前記電子メールコミュニケーションアカウントにアクセスしてもよいという承認を送信したことに応答して、前記電子メールコミュニケーションコーパスを送信することをさらにさせるよう構成され得る。
【0026】
他の実施形態は、対応するシステム、方法、及びコンピュータ記憶装置にエンコードされた本装置の操作を実行するよう構成されたコンピュータプログラムを含む。
【0027】
本明細書に記載された主題の1つ以上の実施形態の詳細は、添付の図面及び以下の説明に述べられている。本主題の他の特徴、局面、及び優位性は、明細書、図面、及び特許請求の範囲から明らかになろう。
【図面の簡単な説明】
【0028】
以上のように本開示は一般的な用語で説明されてきたので、ここで添付の図面が参照されるが、図面は必ずしも縮尺通りではない。
図1図1は、本開示の実施形態を実施するよう構成された例示的グループベースコミュニケーションシステムのシステムアーキテクチャ図である。
図2図2は、本開示のある実施形態によるコンピューティングエンティティの例示的概略図である。
図3A図3Aは、本開示のある実施形態による例示的オンボーディングリポジトリを示す。
図3B図3Bは、本開示のある実施形態による例示的オンボーディングモジュールを示す。
図4図4は、本開示のある実施形態による例示的サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントインターフェイスを示す。
図5図5は、本開示のある実施形態によるグループベースコミュニケーションインターフェイス識別子の作成を示す。
図6図6は、本開示のある実施形態による、グループベースコミュニケーションインターフェイスアカウントへサードパーティ電子メールコミュニケーションを転送する例示的サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントインターフェイスを示す。
図7図7は、本開示のある実施形態によるグループベースコミュニケーションチャンネル識別子の例示的作成を示す。
図8図8は、本開示のある実施形態によるグループベースコミュニケーションインターフェイスにおける例示的グループベースコミュニケーションチャンネルを示す。
図9図9は、本開示のある実施形態による例示的グループベースコミュニケーションインターフェイス招待を示す。
図10図10は、本開示のある実施形態によるグループベースコミュニケーションインターフェイスにおけるサードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスの例示的作成を示す。
図11図11は、本開示のある実施形態による、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスをグループベースコミュニケーションインターフェイスアカウントに転送する例示的グループベースコミュニケーションインターフェイスを示す。
図12図12は、本開示のある実施形態による例示的グループベースコミュニケーション招待リクエストを示す。
図13図13は、本開示のある実施形態によるサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントにアクセスしたいというリクエストを示す。
図14図14は、本開示のある実施形態による例示的サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントインターフェイスを示す。
図15図15は、本開示のある実施形態によるオンボーディングのための例示的グループベースコミュニケーションシステムによって実行される操作を示すフローチャートである。
図16図16は、本開示のある実施形態によるオンボーディングのための例示的グループベースコミュニケーションシステムによって実行される操作を示すフローチャートである。
図17図17は、本開示のある実施形態によるオンボーディングのための例示的グループベースコミュニケーションシステムによって実行される操作を示すフローチャートである。
図18図18は、本開示のある実施形態によるオンボーディングのための例示的グループベースコミュニケーションシステムによって実行される操作を示すフローチャートである。
図19図19は、本開示のある実施形態によるオンボーディングのための例示的グループベースコミュニケーションシステムによって実行される操作を示すフローチャートである。
図20図20は、本開示のある実施形態によるオンボーディングのための例示的グループベースコミュニケーションシステムによって実行される操作を示すフローチャートである。
図21図21は、本開示のある実施形態によるオンボーディングのための例示的グループベースコミュニケーションシステムによって実行される操作を示すフローチャートである。
図22図22は、本開示のある実施形態によるオンボーディングのための例示的グループベースコミュニケーションシステムによって実行される操作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0029】
ここで本開示のさまざまな実施形態が添付の図面を参照して、より完全に以下に説明される。図面には、本開示の実施形態のいくつかが示されるが全ての実施形態が示されているわけではない。実際、本開示は、多くの異なる形態で実現され得るので、ここで述べられる実施形態に限定されるようには解釈されるべきではない。むしろこれら実施形態は、この開示が適用可能な法的要件を充足するように提供されている。「or」という語は、ここでは、別段の定義がない限り、選択的及び包括的の両方の意味で用いられる。「説明のための」及び「例示的」という語は、質的なレベルを規定しない例として用いられる。同様の番号は同様の要素を全体を通じて表す。
【0030】
[概観]
本発明のさまざまな実施形態は、選ばれたグループベースコミュニケーションインターフェイス(例えばACME Corpのような所与のエンタープライズについてメッセージングコミュニケーションのために構成されたユーザーインターフェイス)において電子メールコミュニケーションインポートプロトコルを実行するように構成されたシステム及び装置に関する。選択されたグループベースコミュニケーションインターフェイスにおいて電子メールコミュニケーションインポートプロトコルを実行することは、「オンボーディング」として表現され得るが、これは、電子メールコミュニケーションが、グループベースコミュニケーションシステムの既存の選択されたグループベースコミュニケーションインターフェイスに統合されるからである。
【0031】
選択されたグループベースコミュニケーションインターフェイスは、複数のグループベースコミュニケーションインターフェイス群(例えばBeta Corp又はCharlie Corpのような他のエンタープライズのコミュニケーションをメッセージングするために構成されたユーザーインターフェイス群)のうちの一部であり得る。この選択されたグループベースコミュニケーションインターフェイスは、複数のグループベースコミュニケーションチャンネル(例えばマーケティングチャンネル、セールスチャンネル、経理チャンネル等)を含む。選択されたグループベースコミュニケーションインターフェイスは、企業又はオーガナイゼーションの従業員からなるグループのような選ばれたグループのユーザー、つまり「メンバー」にはアクセス可能であり、及び閲覧可能である(例えばACME Corpのインターフェイスは、ACME Corpの従業員にはアクセス可能でありかつ閲覧可能であるが、Beta Corpの従業員にはそうではない)。
【0032】
グループベースコミュニケーションシステムは、選択されたグループベースコミュニケーションインターフェイスにおいて、サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントと通信し、電子メールコミュニケーションインポートプロトコルを実行する。グループベースコミュニケーションシステムは、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスを受け取り、このサードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスを分析してグループベースコミュニケーションインターフェイスの潜在的な新しいメンバーを特定し、それからユーザーエンゲージ可能なリンクを持つグループベースコミュニケーションインターフェイス招待をこの潜在的な新しいメンバーに、それぞれの潜在的な新しいメンバーのサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントを介して提供するよう構成される。グループベースコミュニケーションシステムは、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスをパースして、このサードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスに関連付けられたサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子を特定することによって、サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントを特定し得る。ユーザーエンゲージ可能なリンクは、サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントのユーザーが、グループベースコミュニケーションインターフェイスにアクセスできるようにする。
【0033】
グループベースコミュニケーションシステムは、サードパーティ電子メールコミュニケーションに基づいてグループベースコミュニケーションインターフェイス内でグループベースコミュニケーションチャンネルの作成し、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスに関する会話が行われるための指定された仮想環境を提供することを可能にし得る。グループベースコミュニケーションシステムは、サードパーティ電子メールコミュニケーションのコンテンツをグループベースコミュニケーションインターフェイスのプロトコルにプログラム的にフォーマットし得る。それからサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントのユーザーは、グループベースコミュニケーションシステムを通したサードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスのコンテンツへのアクセス権を有する。新メンバーは、グループベースコミュニケーションインターフェイス招待中のユーザーエンゲージ可能なリンクを通してグループベースコミュニケーションチャンネルにアクセスし、それからグループベースコミュニケーションインターフェイスの利益を享受し得る。
【0034】
選択されたグループベースコミュニケーションインターフェイスは、グループベースコミュニケーションインターフェイスのメンバーのアクションに従って更新され、アレンジされ、他のグループベースコミュニケーションインターフェイスとは別個で独立している。選択されたグループベースコミュニケーションインターフェイスにおける複数のグループベースコミュニケーションチャンネルのうちのそれぞれは、1つ以上のグループベースメッセージングコミュニケーションを含み得て、又は空であり得る(選択されたグループベースコミュニケーションチャンネルがある時刻においてはグループベースメッセージングコミュニケーションを含んでいないかもしれないという意味において)。
【0035】
グループベースコミュニケーションシステムは、電子メールコミュニケーションインポートプロトコルを選択されたグループベースコミュニケーションインターフェイス(選択されたグループベースコミュニケーションインターフェイス)の中で実行し得る。グループベースコミュニケーションインターフェイスの現在のメンバーは、グループベースコミュニケーションインターフェイスリクエストを開始して、グループベースコミュニケーションインターフェイスアカウントを生成し得る。現在のメンバーは(クライアントデバイスを介して)、グループベースコミュニケーションインターフェイスアカウント識別子を受け取り得る。サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスは、グループベースコミュニケーションインターフェイスアカウントにそれから転送されて、グループベースコミュニケーションインターフェイス招待リクエストを開始し得る。グループベースコミュニケーションシステムは、ここで説明されるようにサードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスを分析して、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスをパースしてサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子を特定することによってサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントを特定し得る。グループベースコミュニケーションインターフェイス招待は、それから生成され、サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントに送信され得る。グループベースコミュニケーションインターフェイス招待は、グループベースコミュニケーションインターフェイスへのアクセスを可能にするよう構成されたユーザーエンゲージ可能なリンクを含み得る。
【0036】
ある実施形態では、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスは、グループベースコミュニケーションシステムによって受信され得る。グループベースコミュニケーションシステムは、サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントがサードパーティコミュニケーションを受領した時に、サードパーティ電子メールコミュニケーションをサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントから受信するよう構成され得る。ある実施形態では、サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントに関連付けられたユーザーは、グループベースコミュニケーションシステムへのサードパーティコミュニケーションの送信を開始し得る。
【0037】
グループベースコミュニケーションシステムは、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスをパースして、サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子を特定し、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスにリストアップされたサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子を、グループベースコミュニケーションインターフェイスに関連付けられた(例えばグループベースコミュニケーションチャンネルに固有であってもなくても)サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子のセットと比較し、サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子のセットにリストアップされていないサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子をコピーし得る。グループベースコミュニケーションシステムは、グループベースコミュニケーションインターフェイス招待リクエストをそれから生成し、グループベースコミュニケーションインターフェイス招待を、コピーされたサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子に送り得る。現在のメンバーは(クライアントデバイスを介して)、コピーされたサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子群のそれぞれについて、グループベースコミュニケーションインターフェイス招待リクエストをそれから承認又は拒否し得る。承認されたグループベースコミュニケーションインターフェイス招待リクエストについては、グループベースコミュニケーションインターフェイス招待が生成され、それぞれのコピーされたサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子に送信され得て、グループベースコミュニケーションインターフェイス招待を介して、それぞれのサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントに関連付けられたその新しいメンバーにグループベースコミュニケーションインターフェイスへのアクセスを提供する。
【0038】
ある実施形態では、サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントへのアクセスをしたいというリクエストが生成され、グループベースコミュニケーションインターフェイスで表示され得る。サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントへのアクセスをしたいというこのリクエストは、新しいメンバーがグループベースコミュニケーションインターフェイスにアクセスしたこと、現在のメンバーがグループベースコミュニケーションインターフェイスにアクセスしたこと、又はグループベースコミュニケーションシステムにおけるさまざまな他のイベントに応答して生成され得る。サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントへのアクセスのリクエストが生成され表示されたことに応答して、サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントにアクセスすることの承認が受信され得る。サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントにアクセスすることの承認に応答して、グループベースコミュニケーションシステムは、サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントの複数のサードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスをパースすることによって、サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子を特定し、複数のサードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスにリストアップされたサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子を、グループベースコミュニケーションインターフェイスに関連付けられた(例えばグループベースコミュニケーションチャンネルに固有であってもなくても)サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子のセットと比較し、及びサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子のセット中でリストアップされていないサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子をコピーし得る。グループベースコミュニケーションシステムは、グループベースコミュニケーションインターフェイス招待リクエストをそれから生成し、グループベースコミュニケーションインターフェイス招待をコピーされたサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子に送り得る。現在のメンバーは(クライアントデバイスを介して)、コピーされたサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子のそれぞれについて、グループベースコミュニケーションインターフェイス招待リクエストをそれから承認又は拒否し得る。承認されたグループベースコミュニケーションインターフェイス招待リクエストについては、グループベースコミュニケーションインターフェイス招待が生成され、それぞれのコピーされたサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子に送信され得て、グループベースコミュニケーションインターフェイスへのアクセスを、それぞれのサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントに関連付けられたその新しいメンバーに提供する。
【0039】
ある実施形態では、サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントへのアクセスの拒否が受信され、グループベースコミュニケーションシステムは、そのサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントにアクセスしてはならない。
【0040】
ある実施形態では、1つ以上のサードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスを分析する時、グループベースコミュニケーションシステムは、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスの履歴を分析することによって、そのグループベースコミュニケーションインターフェイスに関連付けられたサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子のセットにリストアップされていないサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子を特定し得る。すなわち例えば、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスが、サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子の第1セットに送信され、それからサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子の第2セットに送信され、それからサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子の第3セットに送信される時、グループベースコミュニケーションインターフェイスは、そのグループベースコミュニケーションインターフェイスに関連付けられたサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子のセットの一部ではない(すなわちグループベースコミュニケーションインターフェイスの非メンバー)サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子のセット群のうちの任意のものにリストアップされたそれぞれのサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子を特定し得る。換言すれば、グループベースコミュニケーションシステムは、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスの履歴を分析して、グループベースコミュニケーションインターフェイスの潜在的な新メンバーを特定し得る。グループベースコミュニケーションインターフェイス招待リクエストは、上で及びここで説明されるように生成され、表示されることによって、グループベースコミュニケーションインターフェイス招待が潜在的な新メンバーに送信され得る。
【0041】
グループベースコミュニケーションインターフェイス招待は、グループベースコミュニケーションインターフェイスのグループベースコミュニケーションチャンネルへのアクセスを可能にするよう構成されたユーザーエンゲージ可能なリンクを含み得る。
【0042】
グループベースコミュニケーションチャンネルは、グループベースコミュニケーションチャンネルのメッセージングコミュニケーションにフォーマットされて組み込まれ得る、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスの件名、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスの本体、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスに関連付けられた1つ以上のサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子、レイテンシーインジケータ等、又はそれらの組合せのような、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスのコンテンツを含み得る。グループベースコミュニケーションインターフェイス招待を通じてグループベースコミュニケーションインターフェイスにアクセスする時、新しいユーザーは(クライアントデバイスを介して)、グループベースコミュニケーションインターフェイス招待が作成されたコンテキスト(例えばグループベースコミュニケーションインターフェイス招待に関連付けられたサードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス)を閲覧できる。新しいユーザーは(クライアントデバイスを介して)、メッセージングコミュニケーションをそれから生成し、グループベースコミュニケーションチャンネルを通じて、グループベースコミュニケーションチャンネルの他のメンバーに送信し得る。グループベースコミュニケーションチャンネルの他のメンバーは、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス及び/又はグループベースコミュニケーションインターフェイスの他のメンバーにリストアップされたサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子に関連付けられたサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントに関連付けられたメンバーを含み得る。
【0043】
ある実施形態では、グループベースコミュニケーションチャンネルは、グループベースコミュニケーションチャンネル識別子を有し得る。グループベースコミュニケーションチャンネル識別子は、グループベースコミュニケーションチャンネルリクエストを開始し、グループベースコミュニケーションチャンネル識別子を指定する現在のメンバーによって作成され得る。ある実施形態では、グループベースコミュニケーションチャンネル識別子は、グループベースコミュニケーションシステムによるサードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスの受領に応答して生成され、グループベースコミュニケーションインターフェイスに関連付けられ得る。グループベースコミュニケーションチャンネル識別子は、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスの件名又は本体のようなサードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスのコンテンツに基づいて生成され、グループベースコミュニケーションチャンネルに関連付けられたサードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスを特定し得る。
【0044】
グループベースコミュニケーションシステムは、選択されたグループベースコミュニケーションインターフェイスへの効率的及び効果的なアクセスを可能にし、グループベースコミュニケーションのためのインターフェイスを提供する。サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスは、サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントを混雑させることなく会話を継続するために、グループベースコミュニケーションチャンネルに委任され得て、それと同時にサードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスの参加者に、グループベースコミュニケーションチャンネルが作成されたことを知らせ、それらの参加者が会話にアクセスし閲覧できるようにする。
【0045】
オンボーディングの従来のプロセスにおいては、ユーザーは、グループベースコミュニケーションインターフェイスに参加するための招待をそれぞれの潜在的な新メンバーに手作業で送らなければならなかった。さらに、潜在的な新メンバーがその招待を受け取った時は、招待は、グループベースコミュニケーションインターフェイスについて、及びなぜその潜在的な新メンバーがグループベースコミュニケーションインターフェイスに参加するよう招待されているかについてのコンテキストを持たないだろう。しかし本グループベースコミュニケーションシステムにおいては、グループベースコミュニケーションチャンネルは、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスに基づいて作成され、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスの本体の全体又は一部を含み得る。グループベースコミュニケーションチャンネルは、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスの件名を示すグループベースコミュニケーションチャンネル識別子も有し得る。よってグループベースコミュニケーションチャンネルは、グループベースコミュニケーションインターフェイス及びなぜその新メンバーが招待されたのかについての新しいメンバーのコンテキストを提供し得る。グループベースコミュニケーションシステムは、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスを、グループベースコミュニケーションシステムのメッセージングコミュニケーションにプログラムを用いて翻訳することができる。すなわち、グループベースコミュニケーションシステムは、異なる2つのセットのプロトコルについて、あるセットのプロトコルから、他のセットのプロトコルへとメッセージを翻訳することができる。グループベースコミュニケーションシステムは、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスをインポートし、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスをグループベースコミュニケーションシステムの要素に翻訳することができる。サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスのコンテンツは、グループベースコミュニケーションインターフェイスにそれから表示される。このコンテンツは、グループベースコミュニケーションインターフェイスのグループベースコミュニケーションチャンネル、スレッド、ダイレクトメッセージ、又は他の仮想環境において表示され得る。グループベースコミュニケーションシステムは、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスの、グループベースコミュニケーションシステムへの変換を可能にする。
【0046】
本グループベースコミュニケーションシステムにおいて、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスにリストアップされたサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子に関連付けられたユーザーは、グループベースコミュニケーションチャンネルのメンバーであり得て、よってサードパーティコミュニケーションのコンテンツについてのディスカッションがグループベースコミュニケーションインターフェイスにおいて継続するための位置を確立し得る。
【0047】
本グループベースコミュニケーションシステムにおいては、現在のメンバーは、グループベースコミュニケーションチャンネルの作成を開始し得て、グループベースコミュニケーションインターフェイスアカウント及びグループベースコミュニケーションインターフェイス識別子をリクエストし得る。しかしある実施形態では、グループベースコミュニケーションシステムは、現在のメンバーのサードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスを分析し、潜在的な新メンバーを特定し、この特定された潜在的な新メンバーに関連付けられたサードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスに基づいてグループベースコミュニケーションチャンネルをそれから作成し得る。
【0048】
したがって従来のシステムよりも、本グループベースコミュニケーションシステムによれば、より多くの潜在的な新メンバーが特定され得て、これは、より多くのユーザーがグループベースコミュニケーションシステムから利益を享受することにつながる。例えばサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントによって、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスは、フォルダに整理され得る。しかしそのユーザー以外は、そのフォルダにはだれもアクセスできず、そのフォルダを使って、そのサードパーティ電子メールコミュニケーションを整理できない。グループベースコミュニケーションシステムは、メッセージングコミュニケーションを、フィードのそれぞれのメンバーが閲覧可能であるグループベースコミュニケーションフィードに整理する。よって、グループベースコミュニケーションインターフェイスは、グループベースコミュニケーションインターフェイスのメンバーが、関係のない情報を読んだりレビューしたりすることに時間を費やさないで済むように整理され、メンバーがそれぞれのグループベースコミュニケーションチャンネルで最新の情報に素早くアクセスできるようにし、それによってグループベースメッセージングコミュニケーションの効率性及び有効性を向上する。選択されたグループベースコミュニケーションインターフェイスは、グループベースコミュニケーションインターフェイスのメンバーがグループベースコミュニケーションチャンネル、スレッド、及びダイレクトメッセージの中でコミュニケーションすることによって、他のメンバーに関連する情報を効率的及び効果的に提供することを可能にするよう構成される。
【0049】
さらに、サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントを用いて、メッセージの1つのコピーが受信者ごとに記憶され得る。しかしグループベースコミュニケーションシステムにおいては、オンボーディングのためのグループベースコミュニケーションインターフェイスへの電子メールチャンネリング(email channeling)を用いて、多くの受信者は、グループベースコミュニケーションシステムにおいてグループベースメッセージングコミュニケーションの単一のコピーを閲覧/編集ができる。新しいユーザーがグループベースコミュニケーションシステムに参加するときでも、新しいユーザーもその単一のコピーを閲覧できるので、追加のコピーは必要ない。よってグループベースコミュニケーションシステムは、システム上の負担を減らし、クライアントの記憶量を減らすことができる。それによって選択されたグループベースコミュニケーションインターフェイスは、コンピュータネットワークの分野で具体的に起こる問題を克服するためのコンピュータ技術に基づいたグループベースコミュニケーションのためのインターフェイスを効率的かつ効果的に提供する。選択されたグループベースコミュニケーションインターフェイスは、スタンドアローンサービス、アプリケーション、又はデバイスの一部として用いられ得て、又はそれは、既存のサービスアプリケーション又はデバイスの上のレイヤとして適用され得る。
【0050】
グループベースコミュニケーションシステムは、メッセージをサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントからグループベースコミュニケーションシステムにインポートすることができる。サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントは、グループベースコミュニケーションとは異なるプロトコルに基づく。しかしグループベースコミュニケーションシステムは、グループベースコミュニケーションインターフェイス内に、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスからのコンテンツを含むことができ、それにより情報は、グループベースコミュニケーションインターフェイス内で表示され得て、転送時に紛失しない。ある実施形態では、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスは、単一のユーザーのサードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス、ユーザーのサードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスのグループ、又はエンタープライズのサードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスの一部又は全体に関連し得る。後者においては、エンタープライズ全体のサードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスが、グループベースコミュニケーションシステムにインポートされ、パースされ得て、及びグループベースコミュニケーションインターフェイスの招待及びサードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスに基づいて整理されたグループベースコミュニケーションチャンネルを結果として得ることができる。
【0051】
以下により詳細に説明されるように、選択されたグループベースコミュニケーションインターフェイスは、グループベースメッセージングコミュニケーションを表示することに限定されず、メンバーの興味を引くかもしれない任意の目的のためにさまざまな種類のメッセージングコミュニケーション(例えばダイレクトメッセージングコミュニケーション)を表示するようにも構成され得る。選択されたグループベースコミュニケーションインターフェイスは、任意の目的のために任意のセットのグループベースコミュニケーションチャンネル及びメッセージングコミュニケーションを視覚化するために用いられ得て、それは、ここでさらに詳細に説明されるように数多くの例示的システムアーキテクチャと共に用いられ得る。
【0052】
ある実施形態では、選択されたグループベースコミュニケーションインターフェイスは、企業、オーガナイゼーション、チーム、又は個人の他のグループによって用いられるよう構成され得て、それぞれのグループの興味又は特定のデータのニーズに合うように適用され得る。当業者であれば、ここで説明した概念は、選択されたグループベースコミュニケーションインターフェイス上でグループベースメッセージングコミュニケーションをよりよく視覚化するために適用され得ることが理解されよう。
【0053】
[定義]
ここで用いられるように「データ」、「コンテンツ」、「デジタルコンテンツ」、「デジタルコンテンツオブジェクト」、「情報」という語、及び同様の語は、本発明の実施形態に従って送信、受信、及び/又は記憶されることが可能なデータを表すために相互交換的に用いられ得る。よって、任意のそのような語の使用は、本発明の実施形態の精神及び範囲を限定するように解釈されるべきではない。さらに、データを他の計算デバイスから受け取るための計算デバイスがここで記載されるが、このデータは、他の計算デバイスから直接に受け取られてもよく、又は、例えば、1つ以上のサーバー、リレー、ルータ、ネットワークアクセスポイント、基地局、ホスト、及び/又は同様のもののような、「ネットワーク」とここで呼ばれることもある、1つ以上の媒介する計算デバイスを介して間接的に受け取られてもよいことが理解されよう。同様に、計算デバイスは、他の計算デバイスにデータを送るようここでは記載されるが、このデータは、他の計算デバイスに直接に送信されてもよく、又は1つ以上の中間計算デバイスを介して、例えば1つ以上のサーバー、リレー、ルータ、ネットワークアクセスポイント、基地局、ホスト及び/又はその他を介して、間接的に送信されてもよいことが理解されるだろう。
【0054】
「クライアントデバイス」という語は、サーバーによって利用可能にされたサービスにアクセスするよう構成されたコンピュータハードウェア及び/又はソフトウェアを表す。サーバーは、しばしば(いつもではないが)他のコンピュータシステム上にあり、その場合、クライアントデバイスは、ネットワークによってサービスにアクセスする。クライアントデバイスは、限定としてではなく、スマートフォン、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ウェラブル機器、パーソナルコンピュータ、エンタープライズコンピュータ等を含み得る。
【0055】
「グループベース」は、規定されたグループのユーザー群にだけアクセス可能であるのに十分なセキュリティを有するシステム、チャンネル、メッセージ、又は仮想環境を表すためにここでは用いられている。このグループは、オーガナイゼーション又は商業エンタープライズのもののようなコモンアクセス資格情報によって定義され得る。グループ識別子(以下に定義される)は、データ、情報、メッセージ等を、特定のグループと関連付けるために用いられる。
【0056】
グループベースコミュニケーションインターフェイスは、グループベースコミュニケーションシステムのユーザーインターフェイスであり、規定されたグループのユーザー群にだけアクセス可能であるのに十分なセキュリティを有する。ここで説明されるように、アクセスは、あるグループメンバーユーザーによって他の非メンバーユーザーに送信された参加を促すグループベースコミュニケーションインターフェイス招待によって促進され得る。ここで用いられるように、「グループベースコミュニケーションインターフェイスアカウント」は、グループベースコミュニケーションシステム内でメッセージが配信(deliver)され得る宛先であり、それぞれのグループベースコミュニケーションインターフェイスに関連付けられている。グループベースコミュニケーションインターフェイスアカウントは、グループベースコミュニケーション識別子と呼ばれる識別子を有し得て、これは、グループベースコミュニケーションインターフェイスアカウントを特定し、ASCIIテキスト、ポインタ、メモリアドレス、及びそれらの類似物を含み得る。例えば、グループベースコミュニケーションインターフェイス識別子は、電子メールアドレス(例えばローカルパート、@シンボル、そして大文字小文字を区別しないドメインを含む)であり得る。
【0057】
ここで用いられるように、「グループベースコミュニケーションフィード」という語は、メンバー(例えばクライアントデバイスを用いてこの環境にアクセスしている検証されたユーザー)によってポストされた、このメンバーグループだけに閲覧可能であるメッセージングコミュニケーションを表示するよう構成された仮想コミュニケーション環境、つまりコミュニケーションのストリームを表す。ここで説明されるように、グループベースコミュニケーションインターフェイスは、さまざまなタイプのグループベースコミュニケーションフィードを含み得るが、これらは従属するグループベースコミュニケーションフィードを有し得る。例えば、グループベースコミュニケーションインターフェイスは、グループベースコミュニケーションチャンネル、スレッド、ダイレクトメッセージ、及び他のメッセージングコミュニケーションの集合体を含み得る。
【0058】
「グループベースコミュニケーションチャンネル」という語は、チャンネルのメンバーのみが閲覧可能な、チャンネルメンバー(例えば、クライアントデバイスを使用して環境にアクセスしている検証された(validated)ユーザー)によってポストされたメッセージングコミュニケーションを表示するように構成された仮想コミュニケーション環境を表す。グループベースコミュニケーションフィードの階層において、グループベースコミュニケーションチャンネルは、一般には主要なグループベースコミュニケーションフィードであり、スレッドは、グループベースコミュニケーションチャンネルから始まった副次的なフィードであり、ダイレクトメッセージは、2者間のグループベースコミュニケーションフィードである。本開示の全体を通して、グループベースコミュニケーションインターフェイス招待リクエストに関連付けられたグループベースコミュニケーションチャンネルを主に参照する。しかし、グループベースコミュニケーションインターフェイス招待からスレッド及び/又はダイレクトメッセージへのアクセスを可能にするスレッド及びダイレクトメッセージにも同じ原理が適用され得る。
【0059】
グループベースコミュニケーションチャンネルのフォーマットは、グループベースコミュニケーションチャンネルの異なるメンバーに対して異なって見える場合がある。しかし、グループベースコミュニケーションチャンネルのコンテンツ(すなわち、メッセージングコミュニケーション)は、グループベースコミュニケーションチャンネルのそれぞれのメンバーに表示され得る。例えば、ある実施形態では、グループベースコミュニケーションチャンネルのコンテンツ(すなわち、メッセージングコミュニケーション)がそのチャンネルのメンバー毎に変化しないように、グループベースメッセージングコミュニケーションの共通セットが、それぞれのグループベースコミュニケーションチャンネルのそれぞれのメンバーに表示されることになる。しかし他の実施形態では、メンバーは、グループベースコミュニケーションチャンネルに参加しても、それ以降のグループベースメッセージングコミュニケーション(過去のグループベースメッセージングコミュニケーションと反対に)しか閲覧できないかもしれない。グループベースコミュニケーションチャンネルは、従来のメッセージングアプリにおけるアドホックの短時間しか続かない会話と比較して、一般にはトピック指向であり、長く続くチャンネルである。ここで説明されるように、グループベースコミュニケーションチャンネルは、グループベースコミュニケーションチャンネルに関連付けられたサードパーティコミュニケーションに関するさまざまな情報を含み得る。
【0060】
「スレッド」は、選択されたグループベースコミュニケーションチャンネルに表示される選択されたグループベースメッセージングコミュニケーションから発生する又はそれに関連付けられた従属フィード(subsidiary feed)に表示されるメッセージコミュニケーション群の集合体である。スレッドは、従属フィード内で互いにリンクされた1つ以上の「スレッドメッセージ群(threaded messages)」又は「スレッドコミュニケーションメッセージ群」を含み得て、ここでそれぞれは、選択されたグループベースメッセージングコミュニケーションに関連付けられている。
【0061】
「ダイレクトメッセージ」は、グループベースコミュニケーションシステムの2人のユーザーの間のメッセージコミュニケーションの集合体である。
【0062】
「ユーザー」という語は、個人、個人のグループ、企業、オーガナイゼーション、及びそれらの類似物を表すものとして理解されるべきである。ここでいうユーザーは、クライアントデバイスを用いてグループベースコミュニケーション又はメッセージングシステムにアクセスしている。
【0063】
「ユーザープロフィール」、「ユーザーアカウント」、及び「ユーザーアカウント詳細」という語は、ユーザーに関連付けられた情報を表し、これには、例えば、ユーザー識別子、そのユーザーがアクセスを認められているグループベースコミュニケーションチャンネルと関連付けられた1つ以上のグループベースコミュニケーションチャンネル識別子、そのユーザーが関連付けられているグループの1つ以上のグループ識別子、そのユーザーが任意のグループベースコミュニケーションチャンネルのオーナーであるかについてのインジケーション、そのユーザーが任意のグループベースコミュニケーションチャンネル制限を有するかについてのインジケーション、複数のメッセージ、複数の絵文字、複数の会話、複数の会話トピックス、アバター、電子メールアドレス、実名(例えばJohn Doe)、ユーザー名(例えばjdoe)、パスワード、時間帯、ステータス、及びそれらの類似物が含まれる。ユーザーアカウント詳細は、例えば、そのユーザーのユーザー名及びパスワードを含むそのユーザーのログイン情報のようなユーザー資格情報(user credentials)のサブセット指定を含み得る。
【0064】
ここで用いられるように「プロフィール識別子」は、ユーザーを特定する任意のデータを表す。例えば、限定ではないが、プロフィール識別子は、ユニークな識別子、IPアドレス、MACアドレス、及びそれらの類似物を含み得る。
【0065】
ここで用いられるように、「スレッドに関連付けられたユーザープロフィール」は、それぞれのスレッドに関連付けられたユーザープロフィールを表す。「チャンネルに関連付けられたユーザープロフィール」は、それぞれのチャンネルに関連付けられたユーザープロフィールを表す。例えば、もしメンバーがスレッドをフォローするなら、そのメンバーは、スレッドに関連付けられたユーザープロフィールと考えられる。
【0066】
ここで用いられるように、「プロフィールデータ」という語は、以下に限定されないが、経歴データ又は1つ以上のプロフィールを互いに区別するのに役立ち得る任意の他のデータのような、プロフィール識別子に関連付けられた任意のデータを表す。
【0067】
ここで用いられるように、「経歴データ」という語は、例えば誕生日、アレルギー、社会経済的データ、興味、住所、ログイン資格情報、及び/又はプロフィールについて特定する任意の他の情報のようなプロフィールで特定された人(たち)に関連付けられた情報を表す。
【0068】
「グループベースコミュニケーションチャンネル識別子」又は「チャンネル識別子」という語は、グループベースコミュニケーションチャンネルが特定され得るデータの1つ以上のアイテムを表す。例えば、グループベースコミュニケーションチャンネル識別子は、ASCIIテキスト、ポインタ、メモリアドレス、及びそれらの類似物を含み得る。
【0069】
「グループ識別子」又は「チーム識別子」という語は、グループベースコミュニケーションシステム内でグループが特定され得るデータの1つ以上のアイテムを表す。例えば、グループ識別子は、ASCIIテキスト、ポインタ、メモリアドレス、及びそれらの類似物を含み得る。
【0070】
ここで用いられるように、「メッセージングコミュニケーション」という語は、クライアントデバイスを用いてユーザーによって提供された、グループベースコミュニケーションチャンネル内での表示のために構成された任意の電子的に生成されたデジタルコンテンツオブジェクトを表す。メッセージコミュニケーションは、ユーザーによって提供された(クライアントデバイスを用いて)任意のテキスト、画像、動画、オーディオ、又はこれらの組み合わせを含み得る。例えば、ユーザーは、メッセージコンテンツとしてメッセージングコミュニケーション内に画像及び動画と共にテキストを含むメッセージングコミュニケーションを提供し得る。そのような場合、テキスト、画像、及び動画は、メッセージングコミュニケーション又はデジタルコンテンツオブジェクトを含むことになる。グループベースコミュニケーションシステムのグループベースコミュニケーションチャンネルに送られたつまりポストされたそれぞれのメッセージコミュニケーションは、以下のものを含むメタデータを含む。すなわち、メタデータは、送信ユーザー識別子、メッセージ識別子、メッセージコンテンツ、グループ識別子、及びグループベースコミュニケーションチャンネル識別子を含む。前述の識別子のそれぞれは、ASCIIテキスト、ポインタ、メモリアドレス、及びそれらの類似物を含み得る。
【0071】
ここで用いられるように、「メッセージングコミュニケーション情報」は、メッセージングコミュニケーションを作成したユーザー、メッセージングコミュニケーションが最初に提供された又は関連付けられたグループベースコミュニケーションチャンネル(例えばグループベースコミュニケーションチャンネルの名前)、メッセージングコミュニケーションが最初に提供された時刻及び日付、メッセージングコミュニケーションから派生するスレッド(例えばスレッドが作られた又はメッセージングコミュニケーションを最後に受け取った日付及び時刻等)に関する情報、及びメッセージングコミュニケーションに関連する任意の他の特定する情報のような、メッセージングコミュニケーションに関連付けられた任意の情報を表す。
【0072】
ここで用いられるように「メッセージ」は、クライアントデバイスを用いてユーザーによって提供された任意の電子的に生成されたデジタルコンテンツオブジェクトを表す。メッセージは、ユーザーによって提供された(クライアントデバイスを用いて)任意のテキスト、画像、動画、オーディオ、又はこれらの組み合わせを含み得る。例えば、ユーザーは、メッセージコンテンツとしてメッセージ内に画像及び動画と共にテキストを含むメッセージを提供し得る。そのような場合、テキスト、画像、及び動画は、メッセージ又はデジタルコンテンツオブジェクトを含むことになる。メッセージは、メッセージングコミュニケーション(すなわちグループベースコミュニケーションインターフェイスに表示されるメッセージ)及びサードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス内のメッセージ(すなわちサードパーティ電子メールコミュニケーションインターフェイスに表示されたメッセージ)を表し得る。
【0073】
ここで用いられるように「リクエスト」は、あるアクションが行われるように一般にはユーザーによって開始された命令又は指示を表す。例えば、ユーザーは、他のユーザーのプロフィールデータを閲覧し、あるメッセージングコミュニケーション情報を閲覧し、選択されたグループベースコミュニケーションフィードリクエストを閲覧し(例えばグループベースコミュニケーションフィードリクエスト、又はより具体的には選択されたチャンネル閲覧リクエスト、選択されたスレッド閲覧リクエスト)、グループベースインターフェイスアカウントを作成し(グループベースコミュニケーションインターフェイスリクエスト)、潜在的な新しいメンバーをグループベースコミュニケーションインターフェイスに招待し(例えばグループベースコミュニケーションインターフェイス招待)、サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントのサードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスをレビューし(例えばサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントへのアクセスのリクエスト)、グループベースコミュニケーションインターフェイスを閲覧する(例えばグループベースコミュニケーションインターフェイスアクセスリクエスト)等したいとリクエストし得る。
【0074】
「送信ユーザー識別子」は、特定のユーザー(すなわち、特定のユーザーに関連付けられたクライアントデバイス)によって送信されるメッセージの集合体(例えばメッセージコミュニケーション又はサードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス)に関連付けられている。これらのメッセージは、ユーザーに関するコンテキストを決定するために分析され得る(例えばあるトピックにおけるユーザーの専門又は興味は、そのトピック又はそのようなメッセージ内での当該トピックに関連付けられたキーワードの言及の頻度に基づいて決定され得る)。
【0075】
グループベースコミュニケーションシステムユーザーは、オーガナイゼーショングループに組織化され(例えば、それぞれの会社の従業員は、別個のオーガナイゼーショングループであり得る)、それぞれのオーガナイゼーショングループは、ユーザーが割り当てされ得る、又はユーザーが参加し得る1つ以上のグループベースコミュニケーションチャンネル(後述)を有し得る(例えばグループベースコミュニケーションチャンネルは、部門、オフィスのような地理的位置、製品ライン、ユーザーの興味、トピックス、問題及び/又はそれらの類似物を代表し得る)。グループ識別子は、メッセージのためのアクセス制御を促進するために用いられ得る(例えば検索クエリに応答して、検索結果の一部としてそのメッセージを返すことのような、当該メッセージへのアクセスは、そのユーザープロフィールに関連付けられたグループ識別子を有するそれらユーザーに限定され得る)。グループ識別子は、メッセージについてのコンテキストを決定するのに用いられ得る(例えばオーガナイゼーションの名前及び/又はオーガナイゼーションの簡単な説明のようなグループの記述は、グループ識別子に関連付けられ得る)。
【0076】
グループベースコミュニケーションシステムのユーザーは、グループベースコミュニケーションチャンネルに参加し得る。あるグループベースコミュニケーションチャンネルは、そのユーザープロフィールに関連付けられた特定のオーガナイゼーショングループ識別子を有するユーザー(すなわちその組織のメンバーであるユーザー)は、グローバルにアクセス可能であり得る。あるグループベースコミュニケーションチャンネルへのアクセスは、指定されたグループのメンバーに制限されてもよく、それにより、グループベースコミュニケーションチャンネルは、そのユーザープロフィールに関連付けられた特定のグループ識別子を有するユーザーにアクセス可能である。グループベースコミュニケーションチャンネル識別子は、メッセージのコンテキストを決定するために用いられ得る(例えばグループベースコミュニケーションチャンネルで議論されているプロジェクトの記述のようなグループベースコミュニケーションチャンネルの記載は、グループベースコミュニケーションチャンネル識別子に関連付けられ得る)。
【0077】
「プライベートグループベースコミュニケーションチャンネル」という語は、グループベースコミュニケーションシステムの他のメンバーによっては一般的にアクセス可能及び/又は検索可能ではないようにアクセス制限がなされたグループベースコミュニケーションチャンネルを表す。例えば、当該プライベートグループベースコミュニケーションチャンネルへのアクセスの知識及びその許可を有するユーザー又は管理者だけが(例えばプライベートグループベースコミュニケーションチャンネルについてのグループベースコミュニケーションチャンネル識別子は、ユーザーが検証/認証された後には、ユーザープロフィールに関連付けられる)、プライベートグループベースコミュニケーションチャンネルのコンテンツを閲覧し得る。
【0078】
「サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント」は、クライアントデバイスに対してコミュニケーションサービスを提供するよう構成されたソフトウェアプログラム、アプリケーション、プラットフォーム、又はサービスである。サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントは、コンパイルされたコードベースで又はグループベースコミュニケーションシステムをサポートするものとは別個で独立したリポジトリで動作する。ある実施形態では、サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントは、1つ以上のアプリケーションプログラムインターフェイス(API)を通じて、グループベースコミュニケーションシステムと通信し得て、その逆も成り立つ。ある実施形態では、サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントは、グループベースコミュニケーションシステムネットワークセキュリティレイヤ又はプロトコル(例えばネットワークファイアウォールプロトコル)を鑑みて、リモートリソース及びグループベースコミュニケーションシステムの間のセキュアな通信を促進するのに用いられるトークン又は他の認証資格情報を受け取る。このサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントは、サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントを特定するサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子と呼ばれる識別子を有し得て、ASCIIテキスト、ポインタ、メモリアドレス、及びそれらの類似物を含み得る。例えば、サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子は、電子メールアドレス(例えばローカルパート、@マークのシンボル、それから大文字小文字に関係しないドメインを含む)であり得る。
【0079】
「サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス」という語は、サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントに関連付けられたメモリ又はデータベースに記憶されるが、グループベースコミュニケーションシステムに送られ得る1つ以上のメッセージ又はメッセージオブジェクト(群)を表す。ある実施形態では、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスは、リモートデータオブジェクトアドレスに記憶され、これは、ユニフォームリソースロケーター(URL)、インターネットアドレス、又はイントラネットドメインであり得る。サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスは、タイムスタンプ、ソースサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子、受信者サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子、サブジェクトライン、電子メール本体、及びそれらの類似物を含み得る。サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスは、グループベースコミュニケーションシステム内のグループベースコミュニケーションチャンネル識別子、スレッド識別子、ダイレクトメッセージ識別子、又はグループベースコミュニケーションシステムに特有の他の同様のメタデータを含まず、よって、メッセージコミュニケーションのようにグループベースコミュニケーションインターフェイス内では処理されない。サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスは、サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントによって転送及び/又は受信されたそれぞれのメッセージ;サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントによって転送及び/又は受信され、選択されたトピック、データ、サブジェクトライン、ソースサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子、受信者サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子、添付物等に関連付けられたそれぞれのメッセージ、又はサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントによって転送及び/又は受信された単一のメッセージを含み得る。サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスは、グループベースコミュニケーションシステムとは異なるプロトコルに依拠する。
【0080】
「ローカルに記憶されたデータオブジェクト」という語は、グループベースコミュニケーションシステムに関連付けられたメモリ又はデータベースに記憶されたファイル(群)、コールオブジェクト(群)、タスク(群)、イベントオブジェクト(群)、又はカレンダーオブジェクト(群)を表す。
【0081】
「ローカル装置メモリ」という語は、ローカルに記憶されたデータオブジェクトを記憶する、グループベースコミュニケーションシステムに関連付けられたメモリ又はデータベースを表す。
【0082】
「サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントメモリ」という語は、リモートに記憶されたデータオブジェクトを記憶するサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントに関連付けられたメモリ又はデータベースを表す。ここで説明されるリクエスト、コミュニケーション、招待、データ等のいずれも、サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントメモリ及び/又はローカル装置メモリに記憶され得る。
【0083】
「グループベースコミュニケーションインターフェイス招待」は、グループベースコミュニケーションインターフェイスへのアクセスを可能にする、一般にはサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントに向けられているメッセージングコミュニケーションを表す。この招待は、一般にはグループベースコミュニケーションインターフェイスについて個別であり(すなわちグループベースコミュニケーションインターフェイスの全てにアクセスするための招待ではない)、一般には、それぞれのグループベースコミュニケーションインターフェイスにアクセスためのユーザーがエンゲージ可能なリンクを含む。
【0084】
[例示的システムアーキテクチャ]
本開示の方法、装置、及びコンピュータプログラム製品は、さまざまなデバイスの任意のものにより実現され得る。例えば、例示的な実施形態の方法、装置、及びコンピュータプログラム製品は、1つ以上のクライアントデバイスのような1つ以上のデバイスと通信するよう構成された、サーバー又は他のネットワークエンティティのようなネットワーク接続されたデバイス(例えばエンタープライズプラットフォーム)で実現され得る。追加として又は代替として、コンピューティングデバイスは、パーソナルコンピュータ又はコンピュータワークステーションのような固定されたコンピューティングデバイスを含み得る。さらに、例示的な実施形態は、携帯デジタルアシスタント(PDA)、携帯電話、スマートフォン、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、ウェアラブルデバイス、又はこれらデバイスの任意の組み合わせのような、さまざまなモバイルデバイスのうちの任意のものによって実現され得る。
【0085】
図1は、本開示の実施形態が動作し得る例示的なグループベースコミュニケーションシステム105を示す。ユーザーは、クライアントデバイス101A-101Nを用いて通信ネットワーク104を介して、グループベースコミュニケーションシステム105にアクセスし得る。グループベースコミュニケーションシステム105は、少なくとも1つのグループベースコミュニケーションリポジトリ107と通信するグループベースコミュニケーションサーバー106を含み得る。クライアントデバイス101A-101Nは、ピアツーピアでインタラクトし得て、又はグループベースコミュニケーションサーバー106及びグループベースコミュニケーションリポジトリ107を通してインタラクトし得る。
【0086】
通信ネットワーク104は、有線又は無線のローカルエリアネットワーク(LAN)、パーソナルエリアネットワーク(PAN)、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)等を例えば含む、任意の有線又は無線通信ネットワークと、それを実現するのに要求される任意のハードウェア、ソフトウェア及び/又はファームウェア(例えばネットワークルータ等のような)とを含み得る。例えば、通信ネットワーク104は、セルラー式電話、802.11、802.16、802.20、及び/又はWiMaxネットワークを含み得る。さらに、通信ネットワーク104は、インターネットのような公衆ネットワーク、イントラネットのようなプライベートネットワーク、又はこれらの組み合わせを含んでもよく、これには限定されないがTCP/IPベースのネットワーキングプロトコルを含む、現在利用可能な又は将来開発されるさまざまなネットワーキングプロトコルを利用し得る。例えば、ネットワーキングプロトコルは、グループベースコミュニケーションシステムの要求を満たすようにカスタマイズされ得る。いくつかの実施形態では、このプロトコルは、ウェブソケットチャンネルを介して送信されるJSON(JavaScriptオブジェクトノーテーション)オブジェクトのカスタムプロトコルである。いくつかの実施形態では、プロトコルは、JSON over RPC(「リモートプロシージャコール」)、JSON over REST(「表現可能な状態の転送」)/HTTP(「ハイパーテキスト転送プロトコル」)、及びそれらの類似物である。
【0087】
グループベースコミュニケーションサーバー106は、この業界で知られるように、1つのコンピュータ又はコンピュータ群として実現され得る。グループベースコミュニケーションサーバー106は、必ずしもこれらに限定されないが、クライアントデバイス101A-101Nを含むさまざまなソースからの電子データの受信を提供し得る。例えば、グループベースコミュニケーションサーバー106は、クライアントデバイス101A-101Nにより提供されるリクエスト、招待、コミュニケーション、識別子等及びそれらの類似物を受信及びポスト又は送信するように動作可能であり得る。
【0088】
グループベースコミュニケーションリポジトリ107は、ネットワーク接続型ストレージ(NAS)デバイス又はデバイス群のようなデータ記憶装置として、又は別個のデータベースサーバー又はサーバー群として実現され得る。グループベースコミュニケーションリポジトリ206は、グループベースコミュニケーションシステム200の動作を促進するために、グループベースコミュニケーション装置205によりアクセスされ、かつ記憶される情報を含む。例えば、グループベースコミュニケーションリポジトリ206は、これらには限定されないが、複数のグループベースコミュニケーションチャンネル間で組織化された複数のメッセージングコミュニケーション、1名以上のユーザーに関連付けられたさまざまなデータ、グループベースコミュニケーションチャンネル及び/又はワークスペース、外部ユーザーディレクトリコーパス、及び/又はそれらの類似物を含み得る。ある例では、共有承認リポジトリ206Aは、これらには限定されないが、複数の共有承認インジケーション、共有拒否インジケーション、及び/又はそれらの類似物を含み得る。グループベースコミュニケーションリポジトリ107は、グループベースコミュニケーションシステム105の動作を促進するために、グループベースコミュニケーションサーバー106によってアクセスされかつ記憶される情報を含む。例えば、グループベースコミュニケーションリポジトリ107は、これらに限定されないが、グループベースコミュニケーションリポジトリ107内で整理される複数のリクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物を含み得る。
【0089】
クライアントデバイス101A-101Nは、上で定義された任意のコンピューティングデバイスであり得る。クライアントデバイス101A-101Nからグループベースコミュニケーションサーバー106によって受け取られる電子データは、さまざまな形態で、かつさまざまな方法を介して提供され得る。例えば、クライアントデバイス101A-101Nは、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、スマートフォン、ネットブック、タブレットコンピュータ、ウェアラブルデバイス、及びそれらの類似物を含み得る。
【0090】
クライアントデバイス101A-101Nが、スマートフォン又はタブレットのようなモバイルデバイスである実施形態では、クライアントデバイス101A-101Nは、グループベースコミュニケーションシステム105とインタラクトするために「アプリ」を実行し得る。そのようなアプリは、典型的には、タブレット又はスマートフォンのようなモバイルデバイス上で実行されるように設計される。例えば、アプリは、iOS(登録商標)、Android(登録商標)、又はWindows(登録商標)のようなモバイルデバイスオペレーティングシステム上で実行されるように提供され得る。これらプラットフォームは、典型的には、アプリ群が互いと通信し、かつアプリがモバイルデバイスの特定のハードウェア及びソフトウェア要素と通信するのを可能にするフレームワークを提供する。例えば、上で挙げられたモバイルオペレーティングシステムは、ロケーションサービス回路、有線及び無線ネットワークインターフェイス、ユーザーコンタクト、及び他のアプリケーションと対話するためのフレームワークをそれぞれ提供する。アプリの外部で実行されるハードウェア及びソフトウェアモジュールとの通信は、典型的には、モバイルデバイスオペレーティングシステムによって提供されるアプリケーションプログラミングインターフェイス(API)を介して提供される。
【0091】
追加として又は代替として、クライアントデバイス101A-101Nは、ウェブブラウザを介して、グループベースコミュニケーションシステム105とインタラクトし得る。さらに他の例として、クライアントデバイス101A-101Nは、グループベースコミュニケーションシステム105とインターフェイスするように設計されたさまざまなハードウェア又はファームウェアを含み得る。
【0092】
例示的なグループベースコミュニケーションシステム105のいくつかの実施形態では、リクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物は、クライアントデバイス101A-101Nからグループベースコミュニケーションシステム105に送信され得る。さまざまな実現例において、リクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物は、クライアントデバイス101A-101Nによって直接に通信ネットワーク104を介して、グループベースコミュニケーションシステム105に送られ得る。リクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物は、中間サーバー又は他のクライアントデバイス101A-101N、及びそれらの類似物のような中間点を介してグループベースコミュニケーションシステム105に送られ得る。例えば、クライアントデバイス101A-101Nは、クライアントアプリケーション(例えばグループベースコミュニケーションアプリ)を実行しているデスクトップ、ラップトップ、タブレット、スマートフォン、及びそれらの類似物であり得る。ある実現例において、リクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物は、参加しているデバイスの識別子、送信ユーザー識別子、グループ識別子、グループベースコミュニケーションチャンネル識別子、サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子、添付物(例えばファイル)、プロフィールデータ、グループベースコミュニケーションインターフェイスデータ、サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントデータ、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスデータ、グループベースコミュニケーションチャンネルデータ、メッセージングコミュニケーションデータ、サードパーティメタデータ、及び/又はそれらの類似物のようなデータを含み得る。ある実施形態では、クライアントデバイス101A-101Nは、本グループベースコミュニケーションシステムに従ってフォーマットされた、エクステンシブルマークアップランゲージ(「XML」)でフォーマットされたデータを含む(セキュア)ハイパーテキストトランスファプロトコル(「HTTP(S)」)POSTメッセージの形式を実質的にとる、メッセージングコミュニケーションを提供し得る。
【0093】
グループベースコミュニケーションシステム105は、グループベースコミュニケーションリポジトリ107におけるインデックス化及び記憶を促進するために、記憶メッセージングコミュニケーション、又は記憶サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子を作成し得る少なくとも1つのグループベースコミュニケーションサーバー106を含む。ある実現例において、記憶サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス又は記憶サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子は、送信ユーザー識別子、グループ識別子、グループベースコミュニケーションチャンネル識別子、サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子、添付物(例えばファイル)、プロフィールデータ、グループベースコミュニケーションインターフェイスデータ、サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントデータ、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスデータ、グループベースコミュニケーションチャンネルデータ、メッセージングコミュニケーションデータ、サードパーティメタデータ、及び/又はそれらの類似物のようなデータを含み得る。例えば、グループベースコミュニケーションサーバー106は、XMLフォーマットされたデータを含むHTTP(S) POSTメッセージの形式を実質的にとる、記憶メッセージングコミュニケーション又は記憶サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子を提供し得る。例えば、グループベースコミュニケーションサーバー106は、以下に例として示されるような、XMLフォーマットされたデータを含むHTTP(S) POSTメッセージの形式を実質的にとる、記憶メッセージングコミュニケーションを提供し得る。
【0094】
実施形態において、上で定義されたようなグループ識別子は、リクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物に関連付けられ得る。
【0095】
実施形態において、上で定義されたようなグループベースコミュニケーションチャンネル識別子は、リクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物に関連付けられ得る。
【0096】
実施形態において、上で定義されたような参加デバイス識別子は、リクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物に関連付けられ得る。ある実現例では、リクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物は、パースされて(例えばPHPコマンドを用いて)、リクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物が発生したデバイスの参加デバイス識別子を決定し得る。
【0097】
実施形態において、トピックスは、リクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物に関連付けられ得る。ある実現例では、リクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物は、パースされて(例えばPHPコマンドを用いて)、リクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物に関連付けられたトピックスを決定し得る。他の例では、リクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物は、分析されて(例えば、それ自身が、他のリクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物と共に)又はトピックモデリングのような機械学習技術を用いてパースされて、リクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物に関連付けられたトピックスを決定する。
【0098】
実施形態において、応答を示すデータは、リクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物に関連付けられ得る。例えば、リクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物への他のユーザーによる応答は、リアクション(例えば当該コミュニケーションに関連付けられた絵文字の選択、当該コミュニケーションに関連付けられた「いいね」ボタンの選択)、招待又はコミュニケーションに埋め込まれたハイパーリンクをクリックすること、リクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物に応答すること、リクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物に関連付けられたファイルをダウンロードすること、あるグループベースコミュニケーションチャンネルでの招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物を他のグループベースコミュニケーションチャンネルと共有すること、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物にピン留めすること、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物に星を付けることを含み得る。ある実現例では、リクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物への他のユーザーによる応答に関するデータは、リクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物と共に含まれ得て、リクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物は、パースされて(例えばPHPコマンドを用いて)、その応答を決定し得る。他の実現例では、リクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物への応答に関するデータは、データベースから取得され得る。例えば、メッセージへの応答に関するデータは、MySQLデータベースコマンドを介して取得され得る。
【0099】
例えば、リクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物への応答に関するデータは、リクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物についてのコンテキスト(例えばあるユーザーの観点からそのコミュニケーションについてのソーシャルスコア)を決定するのに用いられ得る。他の例では、リクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物への応答に関するデータは、分析されて、そのユーザーについてのコンテキストを決定し得る(例えばトピック内でのそのユーザーの専門は、そのトピックについてのそのユーザーのコミュニケーションへの応答に基づいて決定され得る)。
【0100】
実施形態において、添付物がリクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物に含まれ得る。もし添付物があるなら、ファイルがそのリクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物に関連付けられ得る。ある実現例では、リクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物は、パースされて(例えばPHPコマンドを用いて)、添付物の名前を決定し得る。例えば、ファイルコンテンツは、分析されることによって、そのリクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物についてのコンテキストを決定し得る(例えば、特許ポリシーの文書は、リクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物がトピック「特許」に関連付けられていることを示し得る)。
【0101】
実施形態において、サードパーティメタデータは、リクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物に関連付けられ得る。例えば、サードパーティメタデータは、リクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物に関する追加のコンテキスト、又は会社、グループ、グループベースコミュニケーションチャンネル、及びそれらの類似物に固有のユーザーを提供し得る。ある実現例では、リクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物は、パースされて(例えばPHPコマンドを用いて)、サードパーティメタデータを決定し得る。例えば、サードパーティメタデータは、リクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物を送ったユーザーが、そのグループベースコミュニケーションインターフェイスの許可された代表者であるかを示し得る(例えば許可された代表者は、グループベースコミュニケーションシステムでの質問に応答することを会社によって許可され得る)。
【0102】
実施形態において、会話プリミティブ(conversation primitive)は、リクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物に関連付けられ得る。ある実現例では、会話プリミティブは、リクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物を分析し、インデックス付けをし、記憶し、及び/又はそれらの類似物を行うために用いられる要素である。例えば、リクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物は、それ自身で分析され得て、及びそれ自身の会話プリミティブを形成し得る。他の例では、リクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物は、他のリクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物と共に分析され得て、ディスカッションを構成するリクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物は、会話プリミティブを形成し得る。ある実現例では、会話プリミティブは、リクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物、所定個数(例えば2)の先行するリクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物、及び所定個数(例えば2)の後続するリクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物として決定され得る。他の実現例では、会話プリミティブは、ディスカッションにおいて議論されるトピックス、及び他のリクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物(例えばそのディスカッションにおける)、及び/又はこれらリクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物の近接性(例えばリクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物の送信順序近接性、リクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物の送信時刻近接性)の分析に基づいて決定され得る。
【0103】
実施形態において、上で説明したように決定されるさまざまなメタデータ、及び/又はリクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物のコンテンツは、検索のさまざまな局面を促進するために(すなわちグループベースコミュニケーションリポジトリ107から結果を返すサーチクエリ)、リクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物をインデックス化するのに用いられ得る(例えば会話プリミティブを用いて)。ある実施形態では、記憶リクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物は、グループベースコミュニケーションリポジトリ107におけるインデックス化を促進するために、グループベースコミュニケーションサーバー106から送信され得る。他の実現例では、リクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物に関連付けられたメタデータが決定され得て、リクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物は、グループベースコミュニケーションリポジトリ107においてインデックス化され得る。ある実施形態では、リクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物は、会社の又はグループのリクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物が別個にインデックス化されるように(例えば他のグループ及び/又は会社と共有されない、グループ及び/又は会社に関連付けられた別個のインデックスにおいて)インデックス化され得る。ある実現例では、リクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物は、別個の分散されたリポジトリにおいてインデックス化され得る(例えばセキュリティの目的でデータ隔離を促進するために)。
【0104】
もしリクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物に関連付けられた添付物が存在するなら、関連付けられたファイルのファイルコンテンツは、検索を促進するために、グループベースコミュニケーションリポジトリ107におけるそのようなファイルをインデックス化するのに用いられ得る。ある実施形態では、ファイルは、会社の又はグループのファイルは、別個の分散されたリポジトリにおいてインデックス化されるように、インデックス化され得る。
【0105】
[本開示の実施形態を実現するための例示的装置]
クライアントデバイス101A-101N及び/又はグループベースコミュニケーションサーバー106は、1つ以上のコンピューティングシステムによって実現され得て、図2に示される回路200に示される1つ以上の要素を含み得る。回路200は、プロセッサ202、メモリ201、入力/出力回路203、及び通信回路205を含み得る。回路200は、ある実施形態では、グループベースコミュニケーションリポジトリ107及びグループベースコミュニケーション回路204を含み、ある実施形態では、回路200は、オンボーディングモジュール206及びオンボーディングリポジトリ207を含み得る。回路200は、図1について上で説明された、図15図22について以下で説明される操作を実行するよう構成され得る。これら要素107及び201-207は、機能的限定について説明されるが、具体的な実現例は必然的に特定のハードウェアの使用を含むことを理解されたい。これら要素107及び201-207は、同様のつまり共通のハードウェアを含み得ることも理解されたい。例えば、2セットの回路は、重複するハードウェアが回路のそれぞれのセットについて要求されないように、共に、同じプロセッサ、ネットワークインターフェイス、記憶媒体、及びそれらの類似物の使用を利用して、それらの関連付けられた機能を実行し得る。したがって、ここで用いられるように本装置の要素についての「回路」という語の使用は、ここで記載された特定の回路に関連付けられた機能を実行するように構成されている特定のハードウェアを含むと理解されたい。
【0106】
「回路」という語は、ハードウェア、及びある実施形態ではハードウェアを構成するためのソフトウェアを含むものと広く理解されるべきである。例えば、ある実施形態では、「回路」は、処理回路、記憶媒体、ネットワークインターフェイス、入力/出力デバイス及びそれらの類似物を含み得る。ある実施形態では、回路200の他の要素は、特定の回路の機能を提供又は補足し得る。例えば、プロセッサ202は処理機能を提供し得て、メモリ201は記憶機能を提供し得て、通信回路205はネットワークインターフェイス機能を提供し得る、等である。
【0107】
ある実施形態では、プロセッサ202(及び/又はコプロセッサ又はプロセッサを補助し又は他のやり方でプロセッサに関連付けられた任意の他の処理回路)は、装置の構成要素間で情報を渡すために、バスを介してメモリ201と通信し得る。メモリ201は、非一時的であり得て、例えば、1つ以上の揮発性及び/又は不揮発性メモリを含み得る。換言すれば、例えば、メモリは、電子記憶デバイス(例えばコンピュータで読み取り可能な記憶媒体)でありうる。メモリ201は、本装置が、本開示の例示的な実施形態に従ってさまざまな機能を実行することを可能にするための、情報、データ、コンテンツ、アプリケーション、命令、識別子、リクエスト、コミュニケーション、又はそれらの類似物を記憶するように構成され得る。
【0108】
プロセッサ202は、いくつかの異なる方法で実現され得て、例えば、独立して実行するように構成された1つ以上の処理デバイスを含み得る。追加として又は代替として、プロセッサは、命令の独立した実行、パイプライン処理、及び/又はマルチスレッディングを可能にするために、バスを介して並列に構成された1つ以上のプロセッサを含み得る。「処理回路」という語の使用は、装置の内部にあるシングルコアプロセッサ、マルチコアプロセッサ、マルチプロセッサ、及び/又はリモートつまり「クラウド」プロセッサを含むと理解され得る。
【0109】
例示的な実施形態では、プロセッサ202は、メモリ201に記憶された命令又は他の方法でプロセッサがアクセス可能な命令を実行するように構成され得る。代替として又は追加として、プロセッサは、ハードコードされた機能を実行するように構成され得る。よって、ハードウェア又はソフトウェアの方法によって、又はそれらの組み合わせによって構成されるかに関わらず、プロセッサは、そのように構成されていても、本開示の実施形態によって操作を実行可能なエンティティ(例えば回路として物理的に実現される)を表現し得る。代替としては、別の例として、プロセッサが、ソフトウェア命令の実行者として実現されるとき、これら命令は、命令が実行される時には、ここで記載されたアルゴリズム及び/又は操作を実行するように、プロセッサを具体的に構成し得る。
【0110】
いくつかの実施形態では、回路200は、出力をユーザーに提供し、またある実施形態では、ユーザー入力のインジケーション(indication)を受信するために、今度はプロセッサ202と通信し得る、入力/出力回路203を含み得る。入力/出力回路203は、ユーザーインターフェイスを含み得て、ディスプレイを含み得て、ウェブユーザーインターフェイス、モバイルアプリケーション、クライアントデバイス、キオスク、又はそれらの類似物を含み得る。ある実施形態では、入力/出力回路203は、キーボード、マウス、ジョイスティック、タッチスクリーン、タッチエリア、ソフトキー、マイクロフォン、スピーカ、又は他の入力/出力機構も含み得る。プロセッサ及び/又はプロセッサを備えるユーザーインターフェイス回路は、プロセッサがアクセス可能であるメモリ(例えばメモリ201及び/又はそれらの類似物)に記憶されたコンピュータプログラム命令(例えばソフトウェア及び/又はファームウェア)を通して、1つ以上のユーザーインターフェイス要素の1つ以上の機能を制御するよう構成され得る。
【0111】
通信回路205は、回路200と通信するネットワーク及び/又は任意の他のデバイス、回路、又はモジュールからデータを受信し及び/又はこれらにデータを送信するように構成されている、ハードウェア又はハードウェアとソフトウェアとの組み合わせのいずれかで実現されるデバイス又は回路のような任意の手段であり得る。この点で、通信回路205は、例えば、有線又は無線の通信ネットワークとの通信を可能にするネットワークインターフェイスを含み得る。例えば、通信回路205は、1つ以上のネットワークインターフェイスカード、アンテナ、バス、スイッチ、ルータ、モデム、及びサポートするハードウェア及び/もしくはソフトウェア又はネットワークを介した通信を可能にするのに適した任意の他のデバイスを含み得る。追加として又は代替として、通信インターフェイスは、アンテナ(群)を介した信号の送信を行うために又はアンテナ(群)を介して受信される信号の受信を扱うために、アンテナ(群)と相互作用するための回路を含み得る。
【0112】
グループベースコミュニケーション回路204は、グループベースコミュニケーションシステム105をサポートするように構成されたハードウェアを含む。グループベースコミュニケーション回路204は、これらのアクションを実行するために、プロセッサ202のような処理回路を利用し得る。グループベースコミュニケーション回路204は、グループベースコミュニケーションリポジトリ107にデータを送り及び/又はこれからデータを受信し得る。ある実現例では、送信された及び/又は受信されたデータは、複数のグループベースコミュニケーションチャンネル間で整えられたエンタープライズベースのデジタルコンテンツオブジェクトであり得る。また、ある実施形態では、グループベースコミュニケーション回路204は、別個のプロセッサ、特別に構成されたフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、又は特定用途向け集積回路(ASIC)を含み得ることも理解されたい。
【0113】
上述のように、かつ本開示に基づいて理解されるであろうように、本開示の実施形態は、方法、モバイルデバイス、バックエンドネットワークデバイス、及びそれらの類似物として構成され得る。したがって、実施形態は、完全にハードウェアだけを含む又はソフトウェアとハードウェアとの任意の組み合わせを含むさまざまな手段を含み得る。さらに、実施形態は、記憶媒体内に具現化されたコンピュータで読み取り可能なプログラム命令(例えばコンピュータソフトウェア)を有する、少なくとも1つの非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体上のコンピュータプログラム製品の形態を取り得る。任意の適切なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体が利用され得て、この媒体には、非一時的ハードディスク、CD-ROM、フラッシュメモリ、光学記憶デバイス、又は磁気記憶デバイスが含まれる。
【0114】
1つ以上のプロセッサ202、グループベースコミュニケーション回路204、及びオンボーディングモジュール206は、図15図22について説明される操作のような、リクエスト、招待、コミュニケーション、識別子、及びそれらの類似物(例えばグループベースコミュニケーションインターフェイスリクエスト、グループベースコミュニケーションインターフェイス招待リクエスト等)の作成及び送信を制御及び命令し得る。例えば、ある実施形態では、オンボーディングモジュール206は、サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子を特定し、データを処理し、及びグループベースコミュニケーションインターフェイス招待を生成し得る。オンボーディングモジュール206は、図15図22について説明される操作の任意のものを制御及び命令し得る。オンボーディングモジュール206は、ある種の操作が1つ以上のデバイス上で実行されるようないくつかのデバイスで分割され得る。オンボーディングモジュール206は、サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子、グループベースコミュニケーションインターフェイス招待、グループベースコミュニケーションチャンネル、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス、メッセージングコミュニケーション、グループベースコミュニケーションインターフェイス識別子等、及びそれらの類似物を記憶し得て、オンボーディングリポジトリ207を介してオンボーディングモジュール206及び残りの回路200の操作をサポートし得る。ある実施形態では、オンボーディングモジュール206は、グループベースコミュニケーションリポジトリ107、オンボーディングリポジトリ207、及び/又はメモリ201とインタラクトして、サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子、グループベースコミュニケーションインターフェイス招待、グループベースコミュニケーションチャンネル、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス、メッセージングコミュニケーション、グループベースコミュニケーションインターフェイス識別子等、及びそれらの類似物を取得及び/又は記憶して、オンボーディングモジュール206及び残りの回路200の操作をサポートし得る。
【0115】
ある実施形態において、オンボーディングモジュール206は、プロフィールデータ307、グループベースコミュニケーションインターフェイスデータ310、サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントデータ304、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスデータ303、グループベースコミュニケーションチャンネルデータ308、メッセージングコミュニケーションデータ306、及び/又は分析エンジンデータ302を含むように提供され得る。プロフィールデータ304は、ある実施形態では、個人プロフィール又はグループプロフィールに関連付けられた略歴データ(biographical data)及び/又は設定データを含み得る。メッセージングコミュニケーションデータ306は、メッセージングコミュニケーション情報(例えばプロフィール識別子、受信時刻、トピックス、起点(例えばサードパーティコミュニケーションを通じてか、又はグループベースコミュニケーションインターフェイスを通じてローカルにか)、及びそれらの類似物)のようなさまざまな情報を含み得る。グループベースコミュニケーションチャンネルデータ308は、グループベースコミュニケーションチャンネルの作成に関する情報、それぞれのグループベースコミュニケーションチャンネルに関連付けられたプロフィール識別子、それぞれのグループベースコミュニケーションチャンネルでメッセージングコミュニケーションが最後に受信された時刻、及びそれらの類似物のようなさまざまな情報を含み得る。サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントデータ304は、ある実施形態では、サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子、それぞれのサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントについてのセキュリティ設定、それぞれのサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントについてのグループベースコミュニケーションインターフェイスアクセス設定、及びそれらの類似物のようなサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントに関連するさまざまな情報を含み得る。サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスデータ303は、ある実施形態では、タイムスタンプ、送信元(source)サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子、受信者サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子、件名、電子メール本体、及びそれらの類似物のようなサードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスに関するさまざまな情報を含み得る。追加として又は代替として、オンボーディングリポジトリ206は、メッセージングコミュニケーション、インジケーション、及びリクエストを計算する時にプロセッサ202によって必要とされる任意の追加の情報を提供する分析エンジンデータ302を含み得る。
【0116】
オンボーディングモジュール207は、オンボーディングリポジトリ206中のデータのような、リクエスト、招待、識別子、グループベースメッセージングコミュニケーション、及びサードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスの複数のセットを分析するよう構成され得る。このようにして、オンボーディングモジュール207は、選択されたアルゴリズムが実行時に選ばれ得るように、グループベースコミュニケーションチャンネル、グループベースメッセージングコミュニケーション、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス、及びサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子等について以下で説明されるものを含む、複数のアルゴリズムをサポートし得る。さらに、本コンフィギュレーションは、追加のコンテキストを設定する点でも柔軟性を可能にし得る。
【0117】
ある実施形態において、図3Bを参照すれば、オンボーディングモジュール207は、コンテキスト決定モジュール314、分析エンジン316、及びコミュニケーションインターフェイス318を含み得て、これらの全ては、オンボーディングリポジトリ206と通信し得る。オンボーディングモジュール207は、1つ以上のリクエスト、招待、識別子、グループベースメッセージングコミュニケーション、及びサードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスを受け取り得て、応答として、適切な識別子、招待、メッセージングコミュニケーション、及び/又はチャンネルを生成し得る。オンボーディングモジュール207は、リクエスト、招待、識別子、グループベースメッセージングコミュニケーション、及びサードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスを受け取り、かつ応答として、適切な識別子、招待、メッセージングコミュニケーション、及び/又はチャンネルを生成するための、ここで開示されたアルゴリズム又はプロセスのうちの任意のものを用い得る。回路200がグループベースコミュニケーションサーバー106、グループベースコミュニケーションリポジトリ107、及び/又はクライアントデバイス101A-101Nにおいて実現されるときのような、ある他の実施形態では、オンボーディングモジュール207は、他のグループベースコミュニケーションサーバー106、グループベースコミュニケーションリポジトリ107、及び/又はクライアントデバイス101A-101Nのような、他の回路200又は他のデバイス内に位置し得る。
【0118】
オンボーディングモジュール207は、複数のサードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス、サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント、グループベースコミュニケーションチャンネル、及びメッセージングコミュニケーションに対応するデータにアクセスし、応答して1つ以上の適切な識別子、招待、メッセージングコミュニケーション、及び/又はチャンネルを生成するように構成され得る。
【0119】
本システムは、複数の入力312、315を回路200から受け取り、適切な識別子、招待、メッセージングコミュニケーション、及び/又はチャンネルを含み得る出力320を応答して作るようオンボーディングモジュール207内で入力を処理し得る。ある実施形態では、オンボーディングモジュール207は、コンテキスト決定モジュール314を用いてコンテキスト決定を実行し、分析エンジン316でデータを処理し、その結果をコミュニケーションインターフェイス318を介して出力し得る。これらステップのそれぞれは、オンボーディングリポジトリ206を含むデータを複数のソースから引っ張ってくることができる。
【0120】
入力312、315がオンボーディングモジュール07によって受け取られる時、コンテキスト決定モジュール314を用いたコンテキスト決定がなされ得る。コンテキスト決定は、ユーザー又はグループ設定データ、いつどのユーザーが入力の受け取りを開始したか(例えばいつだれがリクエストを開始するアクチュエータを選択したか)、どのタイプの入力が提供されたか(例えばグループベースコミュニケーションインターフェイスリクエストが開始されたか又はグループベースコミュニケーションインターフェイス招待リクエストが開始されたか)、及びどのような状況下で入力の受け取りが開始されたか(例えばグループベースコミュニケーションインターフェイス内で入力が提供されたか、又はサードパーティコミュニケーションインターフェイス内で発生したか)のような情報を含む。この情報は、出力を決定するために、オンボーディングモジュール207にコンテキストを与え得る。例えば、コンテキスト決定モジュール314は、出力すべきグループベースコミュニケーションチャンネル識別子、出力すべきグループベースコミュニケーションインターフェイス招待、出力すべきグループベースコミュニケーションインターフェイスアカウント及び関連付けられた識別子、グループベースメッセージングコミュニケーションと共に出力すべきメッセージングコミュニケーション情報、又はその他の出力を、オンボーディングモジュール207に知らせ得る。
【0121】
オンボーディングモジュール207は、分析エンジン316を用いて出力をそれから計算し得る。分析エンジン316は、適用可能なグループベースコミュニケーションインターフェイスデータ310、サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントデータ304、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスデータ303、グループベースコミュニケーションチャンネルデータ308、メッセージングコミュニケーションデータ306等についての情報を、オンボーディングリポジトリ206から引き出し、それからコンテキスト決定モジュール314の決定を参酌して、入力に依存して変化する出力を計算し得る。コミュニケーションインターフェイス318は、選択されたグループベースコミュニケーションインターフェイス上で表示するために、出力320を回路200にそれから出力する。例えば、コンテキスト決定モジュール314は、選択されたグループベースコミュニケーションインターフェイスについて、グループベースコミュニケーションインターフェイスリクエストがあるユーザーによって受け取られたかを判断し得る。適用可能なプロフィールデータ307及びグループベースコミュニケーションインターフェイスデータ310等と共にこの情報に基づいて、分析エンジン316は、適切なグループベースコミュニケーションインターフェイス識別子を提示することのような、適切な出力を決定し得る。同様に、コンテキスト決定モジュール314は、グループベースコミュニケーションインターフェイス招待リクエストが受け取られたかを判断し得る。適用可能なプロフィールデータ307、サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントデータ304、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスデータ303、グループベースコミュニケーションチャンネルデータ308、及びグループベースコミュニケーションインターフェイスデータ310等と共にこの情報に基づいて、分析エンジン316は、グループベースコミュニケーションインターフェイス招待を生成し、適切なサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントに送信することのような、適切な出力を決定し得る。
【0122】
理解されるように、任意のこのようなコンピュータプログラム命令及び/又は他のタイプのコードは、コンピュータ、プロセッサ、又は他のプログラム可能な装置の回路にロードされて、その機械上でコードを実行するコンピュータ、プロセッサ、又は他のプログラム可能な回路が、ここで説明されたものを含むさまざまな機能を実現する手段を構成するような機械が作り出され得る。
【0123】
また、ここで説明されている例示的な開示によって提示される情報の全部又は一部は、ローカル又はネットワーク接続されたシステム及び/又は回路200の1つ以上の構成要素によって受信され、生成され、及び/又は維持されるデータに基づき得ることにも留意されたい。ある実施形態では、1つ以上の外部システム(リモートクラウドコンピューティングシステム及び/又はデータ記憶システムのような)は、ここで説明されている機能の少なくとも一部を提供するのにも活用され得る。
【0124】
上述のように、かつ本開示に基づいて理解されるであろうように、本発明の実施形態は、方法、パーソナルコンピュータ、サーバー、モバイルデバイス、バックエンドネットワークデバイス、及びそれらの類似物として構成され得る。したがって、実施形態は、完全にハードウェアだけを含む又はソフトウェアとハードウェアとの任意の組み合わせを含むさまざまな手段を含み得る。さらに、実施形態は、記憶媒体内に具現化されたコンピュータで読み取り可能なプログラム命令(例えばコンピュータソフトウェア)を有する、少なくとも1つの非一時的コンピュータ読み取り可能記憶媒体上のコンピュータプログラム製品の形態を取り得る。任意の適切なコンピュータ読み取り可能記憶媒体が利用され得て、この媒体には、非一時的ハードディスク、CD-ROM、フラッシュメモリ、光学記憶デバイス、又は磁気記憶デバイスが含まれる。
【0125】
本発明の実施形態は、方法、装置、システム、及びコンピュータプログラム製品のブロック図及びフローチャート表現を参照して上で説明されてきた。回路図及びプロセスフローチャートのそれぞれのブロック、及び回路図及びプロセスフローチャートのブロックの組み合わせは、それぞれ、コンピュータプログラム命令を含むさまざまな手段によって実現され得ることが理解されよう。これらコンピュータプログラム命令は、図2図3A、及び図3Bを参照して上で説明されたプロセッサ202、オンボーディングリポジトリ206、及び/又はオンボーディングモジュール207のような、汎用コンピュータ、特定目的コンピュータ、又は他のプログラマブルなデータ処理装置にロードされて、コンピュータプログラム製品が、コンピュータ又は他のプログラマブルのデータ処理装置上で実行される時、フローチャートのブロック又はブロック群で特定される機能を実現する手段を作るような命令を含むような、機械を作り得る。
【0126】
これらコンピュータプログラム命令は、コンピュータ又は他のプログラマブルなデータ処理装置に対して特定の方法で機能するように指示して、そのコンピュータ読み取り可能な記憶デバイスに記憶された命令が、ここで説明される機能を実現するためのコンピュータ読み取り可能な命令を含む製造物品を構成するようにし得るコンピュータ読み取り可能な記憶デバイス(例えばメモリ201)にも記憶され得る。コンピュータプログラム命令は、コンピュータ又は他のプログラム可能なデータ処理装置にロードされ、一連の操作ステップがそのコンピュータ又は他のプログラム可能なデータ処理装置上で実行されて、コンピュータ又は他のプログラム可能なデータ処理装置上で実行されるその命令が、ここで説明される機能を実現するためのステップを提供するように、コンピュータで実現されるプロセスを作るようにし得る。
【0127】
したがって、ブロック図及びフローチャート表示のブロックは、特定の機能を実行する手段の組み合わせ、特定の機能を実行するためのステップの組み合わせ、及び特定の機能を実行するためのプログラム命令手段をサポートする。回路図及びプロセスフローチャートのそれぞれのブロック、及び回路図及びプロセスフローチャートのブロック群の組み合わせは、特定された機能又はステップ、又は特定用途向けハードウェア及びコンピュータ命令の組み合わせを実行する特定用途向けハードウェアベースのコンピュータシステムによって実現され得る。
【0128】
[グループベースコミュニケーションネットワーク内のオンボーディングのための例示的方法及びシステム]
図4は、本開示のある実施形態による例示的サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントインターフェイスを示す。図4に示される実施形態において、サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントインターフェイス400は、関連付けられたサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントを特定するサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子410を含む。サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントインターフェイス400は、複数のサードパーティ電子メールコミュニケーションメッセージ群402をリストにし、そのうちの1つがサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントインターフェイス400上で表示される。選択されたサードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401は、件名406、選択されたサードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401の受領時刻を示すレイテンシーインジケータ412、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401の本体408、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401が発信された元のサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントを示す発信元(source)サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子404、及びサードパーティ電子メールコミュニケーション401を受領したサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントを示すいくつかの受信者サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子418を含む。サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントインターフェイス400は、選択されたサードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401が他のアカウントに転送されることを可能にする転送アクチュエータ420も含む。
【0129】
ある実施形態では、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401は、グループベースコミュニケーションシステム105に転送され得る。例えば、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401は、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401がグループベースコミュニケーションインターフェイス識別子によってグループベースコミュニケーションインターフェイスに関連付けられるグループベースコミュニケーションインターフェイスアカウントに転送され得る。サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401は、グループベースコミュニケーションシステム105によって分析されて、グループベースコミュニケーションインターフェイスの潜在的な新メンバーを決定し得る。例えば、図4に示される実施形態では、送信元サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子404及び/又は受信者サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子418は、グループベースコミュニケーションインターフェイスのメンバーではまだないユーザーについてのサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントに関連付けられ得る。サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスをパースして、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401内のこれらサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子を特定し、サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子をグループベースコミュニケーションインターフェイスに関連付けられるサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子群のセットと比較することによって、グループベースコミュニケーションシステム105は、現在のところはまだグループベースコミュニケーションインターフェイスに関連付けられていない、よってそれぞれのサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントに関連付けられたユーザーは、まだそのグループベースコミュニケーションインターフェイスのメンバーではないかもしれないことを示す、サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子を特定し得る。
【0130】
図5は、本開示のある実施形態によるグループベースコミュニケーションインターフェイスアカウント及び関連付けられたグループベースコミュニケーションインターフェイス識別子の作成を示す。図5に示される実施形態において、グループベースコミュニケーションインターフェイスリクエストが開始され、その結果、そのグループベースコミュニケーションインターフェイスアカウントについてのグループベースコミュニケーションインターフェイス識別子503の生成がなされる。グループベースコミュニケーションインターフェイス500は、生成されたグループベースコミュニケーションインターフェイス識別子503を表示する。図5に示される実施形態では、グループベースコミュニケーションインターフェイス500は、グループベースコミュニケーションインターフェイスアカウントをイネーブル又はディセーブルするためのイネーブル/ディセーブルアクチュエータ504と共に、オンボーディング命令502も含む。例えば、ある実施形態では、イネーブル/ディセーブルアクチュエータ504を操作することは、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401をグループベースコミュニケーションインターフェイスアカウントへ送信することから発生するグループベースコミュニケーションインターフェイス招待リクエストをイネーブル又はディセーブルし得る。よって、イネーブル/ディセーブルアクチュエータ504を操作することは、グループベースコミュニケーションインターフェイス招待が生成され、それがサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントに送信されることを、阻止又は許可し得る。
【0131】
グループベースコミュニケーションインターフェイスアカウントが作成されてから、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401は、グループベースコミュニケーションインターフェイス識別子503を用いてグループベースコミュニケーションインターフェイスアカウントに送信され得る。
【0132】
図6は、本開示のある実施形態による、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401をグループベースコミュニケーションインターフェイス識別子に転送する例示的サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントインターフェイスを示す。ある実施形態では、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401は、グループベースコミュニケーションインターフェイス招待を開始するために、グループベースコミュニケーションインターフェイス識別子503に転送され得る。例えば、図6に示される実施形態では、サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントインターフェイス400において、図4に示されるそのコミュニケーションの本体408、件名406、及び他の要素を含むサードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401は、グループベースコミュニケーションインターフェイス識別子503によって特定されたグループベースコミュニケーションインターフェイスアカウントに転送され得る。グループベースコミュニケーションインターフェイス識別子503は、図5を参照して上で説明されたように生成され得る。
【0133】
そのコミュニケーションに関連付けられたグループベースコミュニケーションインターフェイス識別子503を持つサードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401をグループベースコミュニケーションシステムが受領すると、グループベースコミュニケーションインターフェイス招待リクエストに進み得る。グループベースコミュニケーションシステムは、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401をパースすることによって、サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子(例えば送信元サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子404及び受信者サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子418)を特定し、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401にリストアップされたサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子を、グループベースコミュニケーションインターフェイスに関連付けられたサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子のセットと比較することによって、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401を分析し得る。すなわち、グループベースコミュニケーションシステムは、選択されたサードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401に関連付けられたサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子を、グループベースコミュニケーションシステムに記憶され、選択されたグループベースコミュニケーションインターフェイスに既に関連付けられたサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子と比較し得る。グループベースコミュニケーションシステムは、現在のメンバーによる承認のために、それからグループベースコミュニケーションインターフェイス招待リクエストを生成し、表示し得る。
【0134】
図7は、本開示のある実施形態による例示的グループベースコミュニケーション招待リクエストを示す。図12に示される実施形態では、グループベースコミュニケーション招待リクエスト1200は、グループベースコミュニケーションインターフェイス500上に表示される。グループベースコミュニケーション招待リクエスト1200は、サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントのそれぞれについてのグループベースコミュニケーション招待を承認又は拒否するために、招待リクエスト命令1202及び招待リクエストアクチュエータ1203を含む。グループベースコミュニケーション招待リクエスト1200は、グループベースコミュニケーションインターフェイスに関連付けられたサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子群のセットにリストアップされていないと判明したサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子710を含む。グループベースコミュニケーションインターフェイス招待は、グループベースコミュニケーションインターフェイスに関連付けられたサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子群のセットにリストアップされていないと判明した、これらサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子710に関連付けられた1つ以上のサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントについて生成され得る。
【0135】
もしグループベースコミュニケーション招待リクエスト1200がサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントについて承認されるなら、グループベースコミュニケーション招待が生成され、グループベースコミュニケーションインターフェイスに関連付けられ、グループベースコミュニケーションインターフェイス500に招待することが承認されたサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子のセットの中にリストアップされていないと判明したサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子710に関連付けられたサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントに送信され得る。
【0136】
図8は、本開示の実施形態による例示的グループベースコミュニケーションインターフェイス招待を示す。図8に示される実施形態では、グループベースコミュニケーションインターフェイス招待904は、サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントによって受け取られ、サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントインターフェイス400において表示される。サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントインターフェイス400は、関連付けられたサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントを特定するサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子410を含み、送信元サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子404及び受信者サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子418を表示する。件名406もレイテンシーインジケータ412と共にサードパーティ電子メールコミュニケーションインターフェイス400内に表示される。図8に示される実施形態では、グループベースコミュニケーションインターフェイス招待904は、グループベースコミュニケーションインターフェイスにアクセスするためのユーザーエンゲージ可能なリンク902を含む。図8に示される実施形態では、ユーザーエンゲージ可能なリンク902は、グループベースコミュニケーションチャンネル識別子804と共に表示される。図8に示される実施形態では、グループベースコミュニケーションチャンネル識別子804(図9及び図10で例えば示される)は、グループベースコミュニケーションシステム105によって生成されたものである。
【0137】
ある実施形態では、グループベースコミュニケーションシステム105は、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401を分析して、グループベースコミュニケーションチャンネル識別子804を生成する。そのような分析では、グループベースコミュニケーションシステム105は、件名406、コミュニケーション408の本体、そのサードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスに関連付けられた1つ以上のサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子(例えば送信元サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子404及び受信者サードパーティ電子メールコミュニケーション識別子418)、又はそれらの組み合わせ又はサードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401の他の部分を利用して、グループベースコミュニケーションチャンネル識別子804を生成し得る。ある実施形態では、グループベースコミュニケーションチャンネル識別子804の長さについてシステムの制約が存在するので、グループベースコミュニケーションシステム105は、用語を短縮し得る(例えばprojectは「pjt」になり、managementは「mgt」になる)。グループベースコミュニケーションシステム105は、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401のコンテンツ(例えば回路200の要素内に記憶される)をグループベースコミュニケーションチャンネル識別子804に翻訳するために、グループベースコミュニケーションインターフェイスの規則(例えば文字数、スペースの空け方、大文字の使い方、ある語の短縮形、他のアルゴリズム等)を確立していてもよい。
【0138】
ユーザーエンゲージ可能なリンク902を選択することによって、潜在的な新メンバー(例えばグループベースコミュニケーションインターフェイス招待904を受領したサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントに関連付けられたユーザー)は、グループベースコミュニケーションインターフェイス500にアクセスし得る。ある実施形態では、グループベースコミュニケーションインターフェイス招待904を通してグループベースコミュニケーションインターフェイス500にアクセスすることに起因して、グループベースコミュニケーションインターフェイス招待904が生成された元になるサードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401に関連付けられたグループベースコミュニケーションチャンネルの表示が行われ得る。
【0139】
グループベースコミュニケーションチャンネルは、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401に関連付けられたさまざまな情報を含み得る。例えば、グループベースコミュニケーションチャンネルは、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401に関連付けられたメタデータ及びメッセージコミュニケーションを作成するためにグループベースコミュニケーションシステムによって作成されたメタデータ(例えばメッセージコミュニケーションについてここで説明されるグループ識別子、チャンネル識別子等)と共に、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス(401)からのコンテンツ(例えば図4に示されたコミュニケーションの本体408、件名406、及び他の要素の一部又は全部)を含むメッセージコミュニケーションを含み得る。サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401からの情報は、グループベースコミュニケーションシステムにおける表示のためにメッセージコミュニケーションに翻訳される。サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401からの情報の翻訳は、グループベースコミュニケーションインターフェイスの確立された規則に基づいて、プログラムに基づいて実行され得る(例えばサイズ、スペースの空け方、要求されるメタデータ、グループベースコミュニケーションインターフェイス内でのデータの向き、グループベースコミュニケーションインターフェイス、具体的にはグループベースコミュニケーションチャンネルとの関連、チャンネル、スレッド、及びダイレクトメッセージとの関連、及びグループベースコミュニケーションインターフェイスがグループベースコミュニケーションシステム内で動作することを可能にする他の規則)。
【0140】
図9は、本開示のある実施形態によるグループベースコミュニケーションインターフェイスでの例示的グループベースコミュニケーションチャンネルを示す。図9に示される実施形態では、グループベースコミュニケーションインターフェイス500は、グループベースコミュニケーションインターフェイス500を閲覧している特定のメンバー801の名前(「Ray Edison」)、表示されているグループベースコミュニケーションチャンネル(#revitalizationpjt)805を示すグループベースコミュニケーションチャンネル識別子804を含む。グループベースコミュニケーションチャンネル805内では、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスがグループベースコミュニケーションシステムに入力された元のサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントに関連付けられたメンバー806の名前が、メッセージコミュニケーション816がグループベースコミュニケーションチャンネル805で作成された時刻を示すためのレイテンシーインジケータ808と共に、リストアップされる。レイテンシーインジケータ808は、追加として又はその代わりに、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401が最初に送信又は受信された時刻を示し得る。図9の実施形態では、グループベースコミュニケーションチャンネル805が作成された元のサードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401のプロフィール識別子810も表示される。サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401の本体408も、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401の件名406と共に、含まれる。メッセージコミュニケーション816は、グループベースコミュニケーションインターフェイス500で望まれるように、上で説明され、グループベースコミュニケーションチャンネル805内で配置された、サードパーティコミュニケーションコーパス401からのさまざまな情報を含み得る。
【0141】
図9の実施形態では、グループベースコミュニケーションチャンネル805は、チャンネルコミュニケーション入力レジスタ812及びチャンネルメッセージングアクチュエータ814も含む。チャンネルコミュニケーション入力レジスタ812は、選択されたグループベースコミュニケーションチャンネルに表示されるべきメンバーから、グループベースメッセージングコミュニケーションを受け取るよう構成される。チャンネルメッセージングアクチュエータ814(例えばボタン)は、メンバーによって選択され得て、処理のために、チャンネルコミュニケーション入力レジスタ812に挿入されたグループベースメッセージングコミュニケーションの、回路200への送信を開始する。グループベースメッセージングコミュニケーションは、グループベースコミュニケーションチャンネル805においてそれから表示される。したがって、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401に関する説明は、グループベースコミュニケーションインターフェイス500において続き得る。
【0142】
グループベースコミュニケーションチャンネル805は、グループベースコミュニケーションチャンネルについての他の特定する情報(例えば作成日、最後のメッセージングコミュニケーションの時刻、コミュニケーションチャンネルのメンバー等)を含み得る。
【0143】
図10は、本開示のある実施形態によるグループベースコミュニケーションチャンネル識別子の例示的作成を示す。図10に示される実施形態では、グループベースコミュニケーションチャンネル識別子804が作成される。ある実施形態では、グループベースコミュニケーションチャンネル識別子804は、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401及びグループベースコミュニケーションインターフェイス招待リクエストの受領に応答して生成され得る(例えば図9参照)一方で、他の実施形態では、グループベースコミュニケーションインターフェイス識別子804は、グループベースコミュニケーションインターフェイス500のメンバーによって作成され得る。図10に示されるように、この実施形態では、グループベースコミュニケーションチャンネル識別子804は、#revitalizationofbarrystreetであり、グループベースコミュニケーションインターフェイス500のメンバーによって作成された。図10に示される実施形態は、新しいチャンネル命令702も含む。
【0144】
ある実施形態では、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401は、グループベースコミュニケーションインターフェイス500内で作成され得る。図11は、本開示のある実施形態によるグループベースコミュニケーションインターフェイス500におけるサードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401の例示的作成を示す。図11に示される実施形態では、グループベースコミュニケーションインターフェイス500は、グループベースコミュニケーションインターフェイス500を閲覧している特定のメンバー801の名前(「Mike Smith」)、グループベースコミュニケーションチャンネル識別子804、及びグループベースコミュニケーションインターフェイス500で作成されたサードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401を含む。サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401の本体408は、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401の件名406及び受信者サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子418と共に、表示される。図11に示される実施形態では、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401は、受信者サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子418に関連付けられた受信者サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントにはまだ送信されておらず、よってレイテンシーインジケータ808は表示されていない。
【0145】
ある実施形態では、グループベースコミュニケーションシステム105は、上で説明したように、潜在的な新メンバーのためにグループベースコミュニケーションインターフェイス500で作成された時に、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401を分析し(例えばサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子を特定するためにパースし、そのような識別子を既にグループベースコミュニケーションインターフェイスに関連付けられた識別子と比較し、グループベースコミュニケーションインターフェイスにまだ関連付けられていない識別子を特定する)、応答してグループベースコミュニケーションインターフェイス招待リクエスト1200をそれから生成し得る。ある実施形態では、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401は、グループベースコミュニケーションインターフェイスアカウントにグループベースコミュニケーションインターフェイス500内で転送され得る。
【0146】
図12は、本開示のある実施形態によってグループベースコミュニケーションインターフェイスアカウントにサードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401を転送している例示的グループベースコミュニケーションインターフェイス500を示す。図12に示される実施形態では、グループベースコミュニケーションインターフェイス500は、グループベースコミュニケーションインターフェイス500を閲覧している特定のメンバーの名前801(「Mike Smith」)、グループベースコミュニケーションチャンネル識別子804、及びグループベースコミュニケーションインターフェイス500内で作成されたサードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401を含む。サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401の本体408は、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401の件名406、受信者サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子418、及び送信元サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子404と共に表示される。図12に示される実施形態では、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401は、受信者サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子418に関連付けられた受信者サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントに既に送信されているので、レイテンシーインジケータ808が表示される。
【0147】
図7について説明されたグループベースコミュニケーションインターフェイス招待リクエスト1200がそれから生成され得て、これは、図8について説明されたグループベースコミュニケーションインターフェイス招待904の生成及び送信、図9について説明されたグループベースコミュニケーションチャンネル805の生成及び表示につながる。
【0148】
ある実施形態では、グループベースコミュニケーションシステム105は、潜在的な新メンバーを探すためにサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントにアクセスしたいとリクエストし得る。図13は、本開示のある実施形態によるサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントにアクセスしたいというリクエストを示す。特に図13は、サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント1300にアクセスしたいというリクエストを表示しているグループベースコミュニケーションインターフェイス500を示す。サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントにアクセスしたいというリクエスト1300は、アクセスリクエストの指示1302及びアクセス承認/不承認アクチュエータ1303を含む。アクセス承認/不承認アクチュエータ1303を選択することによって、メンバーは、それぞれについて、上で説明したように、潜在的な新メンバーを探してグループベースコミュニケーションシステム105がそのサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントを検索し(例えばサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子を特定するためにパースし、そのような識別子を既にそのグループベースコミュニケーションインターフェイスに関連付けられた識別子と比較し、グループベースコミュニケーションインターフェイスとまだ関連付けられていない識別子を特定する)、応答して、グループベースコミュニケーションインターフェイス招待リクエスト1200をそれから生成することを許可するか又は許可しないかをし得る。
【0149】
ある実施形態では、グループベースコミュニケーションシステム105は、潜在的な新メンバーを探してサードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401の履歴を検索し得る。図14は、本開示の実施形態による例示的グループベースコミュニケーションインターフェイス500を示す。特に、図14に示される実施形態では、グループベースコミュニケーションインターフェイス500は、グループベースコミュニケーションインターフェイス500を閲覧している特定のメンバーの名前801(「Mike Smith」)、グループベースコミュニケーションチャンネル識別子804、及びグループベースコミュニケーションインターフェイス500内に作られたサードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401(部分401a及び401b)を含む。サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401が受信者サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントに送信され、コンテンツがサードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスに追加される時、グループベースコミュニケーションシステム105は、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401のそれぞれの反復を分析を継続し得る。例えば、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401は、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401a、401bの件名406a、406b、受信者サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子418a、418b、送信元サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント404a、404b、及びサードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401a、401bのそれぞれの反復についてのレイテンシーインジケータ808a、808bと共に表示されるコミュニケーション408a、408bの本体を有し得る。グループベースコミュニケーションシステム105は、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401bにおける「Sam.Love@corp.com」及びサードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス401aにおける「Will.Green@corp.com」のような、リストアップされたサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子群の全てにおける潜在的な新メンバーを認識し得る(例えば受信者サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子418a、418b及び送信元サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子404a、404b)。グループベースコミュニケーションインターフェイス招待リクエスト1200は、これに応答して生成され得る。
【0150】
図15は、本開示のある実施形態による例示的グループベースコミュニケーションシステムによって実行される操作を示すフローチャートである。図15に示される実施形態では、フローチャートは、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスを受け取ること1501、1つ以上のサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子を含むサードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスを分析すること1502、及びグループベースコミュニケーションインターフェイス招待を生成し、1つ以上のサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子のうちの少なくとも1つに関連付けられたサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントに送信すること1504を含む方法1500を示す。具体的な実施形態では、方法1500は、1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子のうちの少なくとも1つをコピーすること1503を含む。ある実施形態では、方法1500は、グループベースコミュニケーションインターフェイスに関連付けられたサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子のセット内に、1つ以上のサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子を記憶すること1506も含み得る。
【0151】
ある実施形態では、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスを分析すること1502は、1つ以上のサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子を、グループベースコミュニケーションインターフェイスに関連付けられたサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子のセットと比較すること1512を含み得る。1つ以上のサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子のうちの少なくとも1つをコピーすること1503を含むある実施形態では、特定の実施形態は、グループベースコミュニケーションインターフェイスに関連付けられたサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子のセットにリストアップされていない1つ以上のサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子をコピーすること1514を含み得る。
【0152】
ある実施形態では、方法1500は、グループベースコミュニケーションインターフェイス招待リクエストを生成及び表示すること1516、及び、グループベースコミュニケーションインターフェイス招待を生成し、1つ以上のサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子のうちの少なくとも1つに関連付けられたサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントに送信すること1504の前に、グループベースコミュニケーションインターフェイス招待についての承認を受け取ること1518を含み得る。
【0153】
ある実施形態では、方法1500は、グループベースコミュニケーションインターフェイス招待を生成及び送信する時に、ここで説明されるように、グループベースコミュニケーションチャンネルを生成すること1520を含み得る。
【0154】
図16は、本開示のある実施形態によるオンボーディングのために例示的グループベースコミュニケーションシステムによって実行される操作を示すフローチャートである。図16に示される実施形態では、このフローチャートは、グループベースコミュニケーションインターフェイスリクエストを受け取ること1601、及びグループベースコミュニケーションインターフェイス識別子を生成し表示すること1602を含む方法1600を示す。方法1600は、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスを受け取ること1501の前又は後において方法1500に組み込まれ得る。
【0155】
図17は、本開示のある実施形態によるオンボーディングのために例示的グループベースコミュニケーションシステムによって実行される操作を示すフローチャートである。ある実施形態では、方法1700は、グループベースコミュニケーションチャンネル識別子を生成し表示すること1702を含み得る。ある実施形態では、グループベースコミュニケーションチャンネル識別子を生成し表示すること1702は、グループベースコミュニケーションインターフェイスの確立された規則に基づいて、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスのコンテンツをグループベースコミュニケーションチャンネル識別子に翻訳すること1704を含み得る。方法1700は、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスを受け取ること1501の前又は後において方法1500に組み込まれ得る。
【0156】
図18は、本開示のある実施形態によるオンボーディングのために例示的グループベースコミュニケーションシステムによって実行される操作を示すフローチャートである。具体的には、図18は、サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントにアクセスしたいというリクエストを送信すること1801、サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントにアクセスすることに対する承認を受け取ること1802、及びサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントの複数のサードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスを分析すること1803を含む方法1800を示す。いったんメンバーのサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントに認証されると(例えばOAuthのようなものを介して)、グループベースコミュニケーションシステムは、そのユーザーについて、新しいサードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスと共に、過去のコーパスを、サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントから引き出して、グループベースコミュニケーションシステムに入力することがそれから可能になり得る。グループベースコミュニケーションシステムは、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス又は複数のサードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスを受け取り、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスをそれから分析し得る。サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパス(群)は、グループベースコミュニケーションシステム内にローカルに記憶され得て、潜在的な新メンバー(例えばグループベースコミュニケーションインターフェイス招待リクエスト)及びグループベースコミュニケーションチャンネル推奨(group-based communication channel recommendations)がなされる根拠となり得る。方法1800は、1つ以上のサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子を含むサードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスを分析すること1502、グループベースコミュニケーションインターフェイス招待を生成し、1つ以上のサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウント識別子のうちの少なくとも1つに関連付けられたサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントに送信すること1504、及び図15について上で説明された他の操作について方法1500において説明されたように継続し得る。
【0157】
図19は、本開示のある実施形態によるオンボーディングのために例示的グループベースコミュニケーションシステムによって実行される操作を示すフローチャートである。具体的には、図19は、サードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスを生成すること1901、及びこのサードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスをグループベースコミュニケーションシステムに送信すること1902を含む方法1900を示す。方法1900は、グループベースコミュニケーションインターフェイス招待リクエストを受け取ること1903、及びグループベースコミュニケーションインターフェイス招待の承認を送信すること1904も含み得る。方法1900は、図15図18について説明された操作の任意のものも含み得る。
【0158】
図20は、本開示のある実施形態によるオンボーディングのために例示的グループベースコミュニケーションシステムによって実行される操作を示すフローチャートである。具体的に、図20は、グループベースコミュニケーションインターフェイスリクエストを生成すること2001、及びグループベースコミュニケーションインターフェイス識別子を受け取ること2002を含む方法2000を示す。方法2000は、図15図19について説明された操作の任意のものも含み得る。
【0159】
図21は、本開示のある実施形態によるオンボーディングのために例示的グループベースコミュニケーションシステムによって実行される操作を示すフローチャートである。具体的に、図21は、サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントにアクセスしたいというリクエストを受け取ること2101、サードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントへのアクセスの承認を送信すること2102、及びサードパーティ電子メールコミュニケーションアカウントの複数のサードパーティ電子メールコミュニケーションコーパスを送信すること2103を含む方法2100を示す。方法2100は、図15図20について説明された操作の任意のものも含み得る。
【0160】
図22は、本開示のある実施形態によるオンボーディングのために例示的グループベースコミュニケーションシステムによって実行される操作を示すフローチャートである。具体的に、図22は、グループベースコミュニケーションインターフェイス招待を受け取ること2201、グループベースコミュニケーションインターフェイスアクセスリクエストをグループベースコミュニケーションシステムに送信すること2202、及びグループベースコミュニケーションインターフェイスを表示すること2203を含む方法2200を示す。方法2200は、図15図21について説明された操作の任意のものも含み得る。
【0161】
[追加の実現例の詳細]
例示的処理システムが図2で記載されてきたが、ここで記載されている本主題及び機能的操作の実現は、他の種類のデジタル電子回路で、又は本明細書で開示されている構造及びそれらの構造的等価物を含むコンピュータソフトウェア、ファームウェア、又はハードウェアで、又はそれらの1つ以上の組み合わせで実現され得る。
【0162】
ここで記載されている本主題及び操作の実施形態は、デジタル電子回路で、又は本明細書で開示されている構造及びそれらの構造的等価物を含むコンピュータソフトウェア、ファームウェア、又はハードウェアで、又はそれらの1つ以上の組み合わせで実現され得る。ここで記載されている本主題の実施形態は、情報/データ処理装置による、又はその動作を制御するための実行のためにコンピュータ記憶媒体上にエンコードされた、1つ以上のコンピュータプログラム、すなわちコンピュータプログラム命令の1つ以上のモジュールとして実現され得る。代替として、又は追加として、プログラム命令は、情報/データ処理装置による実行のために適切な受信機装置への送信のために情報/データをエンコードするために生成される、人工的に生成された搬送される信号、例えば機械で発生された電気的、光学的、又は電磁的信号にエンコードされ得る。コンピュータ記憶媒体は、コンピュータ読み取り可能な記憶デバイス、コンピュータ読み取り可能な基板、ランダム又はシリアルアクセスメモリアレイ又はデバイス、又はこれらの1つ以上の組み合わせであり得て、又はそのようなものに含まれ得る。さらに、コンピュータ記憶媒体は、搬送される信号ではないが、コンピュータ記憶媒体は、人工的に生成された搬送される信号にエンコードされるコンピュータプログラム命令の送信元又は宛先であり得る。コンピュータ記憶媒体は、1つ以上の別個の物理的要素又は媒体(例えば複数のCD、ディスク、又は他の記憶デバイス)であり得て、又はそのようなものに含まれ得る。
【0163】
ここで説明されている操作は、1つ以上のコンピュータで読み取り可能な記憶デバイス上に記憶されている又は他のソースから受け取られた情報/データに対する、情報/データ処理装置によって実行される操作として実現され得る。
【0164】
「データ処理装置」という語は、プログラマブルプロセッサ、コンピュータ、システムオンチップ、又はこれらの複数のもの、又はこれらの組み合わせを例として含む、データを処理するための全ての種類の装置、デバイス、及び機械を包含する。この装置は、特定用途向けロジック回路、例えばFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)又はASIC(特定用途向け集積回路)を含み得る。この装置は、ハードウェアに加えて、当該コンピュータプログラムのための実行環境を作るコード、例えば、プロセッサファームウェア、プロトコルスタック、データベース管理システム、オペレーティングシステム、クロスプラットフォームランタイム環境、仮想機械、又はこれらの1つ以上の組み合わせを構成するコードを含み得る。この装置及び実行環境は、ウェブサービス、分散コンピューティング、及びグリッドコンピューティングインフラストラクチャのような、さまざまな異なるコンピューティングモデルインフラストラクチャを実現し得る。
【0165】
コンピュータプログラム(プログラム、ソフトウェア、ソフトウェアアプリケーション、スクリプト、又はコードとしても知られる)は、コンパイルされた又はインタープリートされた言語、宣言型又は手続的言語を含む任意の形態のプログラミング言語で記述され得て、それは、スタンドアローンプログラムとして、又はモジュール、コンポーネント、サブルーチン、オブジェクト、又はコンピューティング環境での使用に適した他のユニットとして、任意の形態で展開され得る。コンピュータプログラムは、必ずしもそうではないが、ファイルシステムのファイルに対応する。プログラムは、当該プログラムの専用である単一のファイルにおいて、又は複数の協調されたファイル(例えば1つ以上のモジュール、サブプログラム、又はコードの一部を記憶するファイル)において、他のプログラム又は情報/データを保持するファイルの一部に記憶され得る。コンピュータプログラムは、1つのコンピュータ上で又は通信ネットワークによって相互接続された1箇所に位置する又は複数箇所に分散して位置する複数のコンピュータ上で実行されるために展開され得る。
【0166】
ここで説明されたプロセス及びロジックフローは、1つ以上のコンピュータプログラムを実行して、入力された情報/データに対して操作を行い、出力を生成することによってアクションを実行する、1つ以上のプログラム可能なプロセッサによって実行され得る。コンピュータプログラムの実行に適したプロセッサは、例として、汎用及び特定用途向けの両方のマイクロプロセッサを含み、任意の種類のデジタルコンピュータの任意の1つ以上のプロセッサを含む。一般に、プロセッサは、命令及び情報/データをリードオンリーメモリ又はランダムアクセスメモリ又はそれらの両方から受け取る。コンピュータの重要な要素は、命令に従ったアクションを実行するプロセッサ、及び命令及びデータを記憶する1つ以上のメモリデバイスである。一般に、コンピュータは、データを記憶するための1つ以上の大容量記憶装置、例えば磁気ディスク、磁気光学ディスク、又は光学ディスクのような装置を含み、そのような装置から情報/データを受け取り、そのような装置に情報/データを転送し、又はそれらの両方を行うようにそのような装置に動作可能に結合される。しかし、コンピュータは、そのようなデバイスを有する必要はない。コンピュータプログラム命令及び情報/データを記憶するのに適切なデバイスには、例えばEPROM、EEPROM、及びフラッシュメモリデバイスのような半導体メモリ、例えば内部ハードディスク又は取り外し可能なディスクのような磁気ディスク、磁気光学ディスク、及びCD-ROM及びDVD-ROMディスクを例示として含む、あらゆる形態の不揮発性メモリ、媒体、及びメモリデバイスが含まれる。プロセッサ及びメモリは、特定用途向けロジック回路によって補われ、又は特定用途向けロジック回路に組み込まれ得る。
【0167】
ユーザーとのインタラクションを提供するために、ここで説明された本主題の実施形態は、情報/データをユーザーに表示するための例えばCRT(陰極線管)又はLCD(液晶ディスプレイ)モニタのようなディスプレイデバイス、及びユーザーが入力をコンピュータに提供できるようにするキーボード及び例えばマウス又はトラックボールのようなポインティングデバイスを有するコンピュータで実現され得る。ユーザーとのインタラクションのためには、他の種類のデバイスも用いられ得る。例えば、ユーザーに提供されるフィードバックは、例えば視覚フィードバック、聴覚フィードバック、又は触覚フィードバックのような任意の形態の感覚フィードバックであり得て、ユーザーからの入力は、音響、音声、又は触覚入力を含む任意の形態で受け取られ得る。加えて、コンピュータは、ユーザーによって用いられるデバイスに文書を送ること、及びそのようなデバイスから文書を受け取ることによって、ユーザーと相互作用し得る。例えば、ウェブブラウザから受け取られたリクエストに応答して、ユーザーのクライアントデバイス上でウェブページをウェブブラウザに送ることによって、ユーザーと相互作用し得る。
【0168】
ここで説明された主題の実施形態は、例えば情報/データサーバーとしてバックエンドコンポーネントを含む、又は例えばアプリケーションサーバーのようなミドルウェアコンポーネントを含む、又は例えばユーザーがここで説明された本主題の実現例とインタラクトし得るグラフィカルユーザーインターフェイス又はウェブブラウザを有するクライアントコンピュータのようなフロントエンドコンポーネントを含む、又は1つ以上のそのようなバックエンド、ミドルウェア、又はフロントエンドコンポーネントの任意の組合せを含むコンピューティングシステムにおいて実現され得る。システムのコンポーネントは、任意の形態又は媒体のデジタル情報/データ通信によって、例えば通信ネットワークによって相互接続され得る。通信ネットワークの例には、ローカルエリアネットワーク(「LAN」)及びワイドエリアネットワーク(「WAN」)、インターネットワーク(例えばインターネット)、及びピアツーピアネットワーク(例えばアドホックピアツーピアネットワーク)が含まれる。
【0169】
コンピューティングシステムは、クライアント及びサーバーを含み得る。クライアント及びサーバーは、一般に互いに離れており、典型的には通信ネットワークを通してインタラクトする。クライアント及びサーバーの関係は、それぞれのコンピュータ上で実行され、互いに対してクライアント・サーバーの関係を有するコンピュータプログラムによって発生する。ある実施形態では、サーバーは、情報/データ(例えばHTMLページ)をクライアントデバイスに送信する(例えば情報/データを、クライアントデバイスとインタラクトするユーザーに表示し、及びそのようなユーザーからユーザー入力を受け取る目的のために)。クライアントデバイスにおいて生成された情報/データ(例えばユーザーインタラクションの結果)は、サーバーにおいてクライアントデバイスから受け取られ得る。
【0170】
本明細書は、多くの具体的な実現例の詳細を含むが、これらは任意の開示又はクレームされるかもしれないものの範囲に対する限定として解釈されるべきではなく、むしろ、特定の開示の特定の実施形態に特有の特徴の記載として解釈されるべきである。別個の実施形態のコンテキストにおいてここで説明されたある特徴は、単一の実施形態で組み合わせて実現されてもよい。逆に、単一の実施形態のコンテキストにおいて説明されたさまざまな特徴は、複数の実施形態において別個に、又は任意の適切なサブコンビネーションにおいて実現されてもよい。さらに特徴は、ある組み合わせで機能するように上で説明され、出願当初はそのようにクレームされているかもしれないが、クレームされた組み合わせの1つ以上の特徴は、ある場合には、その組み合わせから削除され得て、そのようなクレームされた組み合わせは、サブコンビネーション又はサブコンビネーションの変形例に関するかもしれない。
【0171】
同様に、操作は特定の順序で図面中に示されているが、これは、所望の結果を達成するためには、そのような操作が図示された特定の順序で又は逐次的に実行されなければならないこと、又は図示された操作の全てが実行されなければならないことを要求するものと理解されるべきではない。ある状況では、マルチタスキング及び並列処理が有利であり得る。さらに、上で記載された実施形態におけるさまざまなシステムコンポーネントの分割は、そのような分割が全ての実施形態で要求されると理解されるべきではなく、説明されているプログラムコンポーネント及びシステムは、一般には、単一のソフトウェア製品において1つに統合され得て、又は複数のソフトウェア製品にパッケージングされ得る。
【0172】
よって、本主題の特定の実施形態が説明されてきた。他の実施形態も以下の請求項の範囲内である。場合によっては、請求項に記載されたアクションは、異なる順序で実行され得て、それでも望ましい結果を得ることができる。加えて添付の図で示されたプロセスは、望ましい結果を得るためには、示された特定の順序、又は逐次的な順序を必ずしも要求するものではない。ある実現例では、マルチタスキング及び並列処理が有利かもしれない。
【0173】
以下に例示的実施形態が提供されるが、そのナンバリングは、重要性のレベルを表すものとは解釈されるべきではない。
【0174】
実施形態1は、選択されたグループベースコミュニケーションインターフェイスにおいて電子メールコミュニケーションインポートプロトコルを実行するよう構成された装置を提供し、前記装置は、少なくとも1つのプロセッサ、及びその中にコンピュータコード化された命令を有する前記プロセッサに関連付けられたメモリを備え、前記コンピュータコード化された命令は、前記プロセッサによって実行される時、前記装置に電子メールコミュニケーションコーパスを受信することであって、前記電子メールコミュニケーションコーパスは、1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子を含み、前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子のそれぞれは、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスの外部にある、それぞれの電子メールコミュニケーションアカウントに関連付けられている、電子メールコミュニケーションコーパスを受信すること、前記電子メールコミュニケーションコーパスをパースして前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子を特定すること、及びグループベースコミュニケーションインターフェイス招待を生成し、前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子のうちの少なくとも1つに関連付けられた前記電子メールコミュニケーションアカウントに送信することをさせるよう構成された装置であって、前記グループベースコミュニケーションインターフェイス招待は、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスにアクセスするためのユーザーエンゲージ可能なリンクを含む。
【0175】
実施形態2は、実施形態1の装置を提供し、前記コンピュータコード化された命令は、前記プロセッサによって実行される時、前記装置にグループベースコミュニケーションインターフェイスリクエストを受信すること、及びグループベースコミュニケーションインターフェイスリクエストを受け取ったことに応答して、グループベースコミュニケーションインターフェイス識別子を生成及び表示することをさらにさせるよう構成された装置であって、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスリクエストの受領は、前記電子メールコミュニケーションコーパスの受領及び分析の前に、又は前記電子メールコミュニケーションコーパスの受領及び分析に応答して、行われる。
【0176】
実施形態3は、実施形態1の装置を提供し、前記電子メールコミュニケーションコーパスは、グループベースコミュニケーションインターフェイス識別子を含む。
【0177】
実施形態4は、実施形態1の装置を提供し、前記ユーザーエンゲージ可能なリンクは、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスのグループベースコミュニケーションチャンネルへのアクセスを可能にするよう構成される。
【0178】
実施形態5は、実施形態4の装置を提供し、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスの前記グループベースコミュニケーションチャンネルは、前記電子メールコミュニケーションコーパスのコンテンツから導出されたメッセージングコミュニケーションを含む。
【0179】
実施形態6は、実施形態1の装置を提供し、前記コンピュータコード化された命令は、前記プロセッサによって実行される時、前記装置に、前記電子メールコミュニケーションコーパスの受領又は分析の前に又は前記電子メールコミュニケーションコーパスの受領又は分析に応答して、前記電子メールコミュニケーションコーパスのコンテンツに基づいてグループベースコミュニケーションチャンネル識別子を生成及び表示することをさらにさせるよう構成される。
【0180】
実施形態7は、実施形態6の装置を提供し、前記電子メールコミュニケーションコーパスの前記コンテンツは、前記電子メールコミュニケーションコーパスの件名、前記電子メールコミュニケーションコーパスの本体、前記電子メールコミュニケーションコーパスに関連付けられた1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子、又はこれらの組み合わせを含む。
【0181】
実施形態8は、実施形態6の装置を提供し、前記グループベースコミュニケーションチャンネル識別子を生成することは、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスの確立されている規則に基づいて、前記電子メールコミュニケーションコーパスの前記コンテンツを前記グループベースコミュニケーションチャンネル識別子に翻訳することを含む。
【0182】
実施形態9は、実施形態1の装置を提供し、前記コンピュータコード化された命令は、前記プロセッサによって実行される時、前記装置に、前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子を含む前記電子メールコミュニケーションコーパスを分析する時に、前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子を、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスに関連付けられた電子メールコミュニケーションアカウント識別子のセットと比較することをさらにさせるよう構成される。
【0183】
実施形態10は、実施形態9の装置を提供し、前記コンピュータコード化された命令は、前記プロセッサによって実行される時、前記装置に、前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子のうちの少なくとも1つをコピーすることをさらにさせるよう構成される。
【0184】
実施形態11は、実施形態10の装置を提供し、前記コンピュータコード化された命令は、前記プロセッサによって実行される時、前記装置に、前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子のうちの少なくとも1つをコピーする時、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスに関連付けられた電子メールコミュニケーションアカウント識別子のセットにリストアップされていない前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子をコピーすることをさらにさせるよう構成される。
【0185】
実施形態12は、実施形態1の装置を提供し、前記コンピュータコード化された命令は、前記プロセッサによって実行される時、前記装置に、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスに関連付けられた電子メールコミュニケーションアカウント識別子のセットの中に前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子を記憶することをさらにさせるよう構成される。
【0186】
実施形態13は、実施形態1の装置を提供し、前記コンピュータコード化された命令は、前記プロセッサによって実行される時、前記装置に、前記電子メールコミュニケーションアカウントにアクセスしたいというリクエストを送信すること、前記電子メールコミュニケーションアカウントにアクセスしてもよいという承認を受信すること、及び前記電子メールコミュニケーションアカウントにアクセスしてもよいという承認を受け取ったことに応答して、前記電子メールコミュニケーションコーパスを受信することをさらにさせるよう構成される。
【0187】
実施形態14は、実施形態1の装置を提供し、前記装置が前記電子メールコミュニケーションコーパスを受信する時、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスの外部にあるそれぞれの電子メールコミュニケーションアカウントも前記電子メールコミュニケーションコーパスを受領している。
【0188】
実施形態15は、選択されたグループベースコミュニケーションインターフェイスにおいて電子メールコミュニケーションインポートプロトコルを実行する方法を提供し、前記特定されたグループベースコミュニケーションインターフェイスは、メッセージングコミュニケーションの集合体を複数のグループベースコミュニケーションチャンネルに整理し、前記方法は、電子メールコミュニケーションコーパスを受信することであって、前記電子メールコミュニケーションコーパスは、1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子を含み、前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子は、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスの外部にある、それぞれの電子メールコミュニケーションアカウントに関連付けられている、電子メールコミュニケーションコーパスを受信すること、前記電子メールコミュニケーションコーパスをパースして前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子を特定すること、及びグループベースコミュニケーションインターフェイス招待を生成し、前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子のうちの少なくとも1つに関連付けられた前記電子メールコミュニケーションアカウントに送信することを含み、前記グループベースコミュニケーションインターフェイス招待は、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスにアクセスするためのユーザーエンゲージ可能なリンクを含む。
【0189】
実施形態16は、実施形態15の方法を提供し、前記方法は、グループベースコミュニケーションインターフェイスリクエストを受信すること、及びグループベースコミュニケーションインターフェイスリクエストを受け取ったことに応答して、グループベースコミュニケーションインターフェイス識別子を生成及び表示することを含み、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスリクエストの受領は、前記電子メールコミュニケーションコーパスの受領及び分析の前に、又は前記電子メールコミュニケーションコーパスの受領及び分析に応答して、行われる。
【0190】
実施形態17は、実施形態15の方法を提供し、前記電子メールコミュニケーションコーパスは、グループベースコミュニケーションインターフェイス識別子を含む。
【0191】
実施形態18は、実施形態15の方法を提供し、前記ユーザーエンゲージ可能なリンクは、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスのグループベースコミュニケーションチャンネルへのアクセスを可能にするよう構成される。
【0192】
実施形態19は、実施形態15の方法を提供し、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスの前記グループベースコミュニケーションチャンネルは、前記電子メールコミュニケーションコーパスのコンテンツから導出されたメッセージングコミュニケーションを含む。
【0193】
実施形態20は、実施形態15の方法を提供し、前記電子メールコミュニケーションコーパスの受領又は分析の前に又は前記電子メールコミュニケーションコーパスの受領又は分析に応答して、前記電子メールコミュニケーションコーパスのコンテンツに基づいてグループベースコミュニケーションチャンネル識別子を生成及び表示することをさらに含む。
【0194】
実施形態21は、実施形態20の方法を提供し、前記電子メールコミュニケーションコーパスの前記コンテンツは、前記電子メールコミュニケーションコーパスの件名、前記電子メールコミュニケーションコーパスの本体、前記電子メールコミュニケーションコーパスに関連付けられた1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子、又はこれらの組み合わせを含む。
【0195】
実施形態22は、実施形態20の方法を提供し、前記グループベースコミュニケーションチャンネル識別子を生成することは、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスの確立されている規則に基づいて、前記電子メールコミュニケーションコーパスの前記コンテンツを前記グループベースコミュニケーションチャンネル識別子に翻訳することを含む。
【0196】
実施形態23は、実施形態15の方法を提供し、前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子を含む前記電子メールコミュニケーションコーパスを分析する時に、前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子を、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスに関連付けられた電子メールコミュニケーションアカウント識別子のセットと比較することを含む。
【0197】
実施形態24は、実施形態23の方法を提供し、前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子のうちの少なくとも1つをコピーすることをさらに含む。
【0198】
実施形態25は、実施形態24の方法を提供し、前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子のうちの少なくとも1つをコピーする時、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスに関連付けられた電子メールコミュニケーションアカウント識別子のセットにリストアップされていない前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子をコピーすることをさらに含む。
【0199】
実施形態26は、実施形態25の方法を提供し、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスに関連付けられた電子メールコミュニケーションアカウント識別子のセットの中に前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子を記憶することをさらに含む。
【0200】
実施形態27は、実施形態15の方法を提供し、前記コンピュータコード化された命令は、前記プロセッサによって実行される時、前記装置に、前記電子メールコミュニケーションアカウントにアクセスしたいというリクエストを送信すること、前記電子メールコミュニケーションアカウントにアクセスしてもよいという承認を受信すること、及び前記電子メールコミュニケーションアカウントにアクセスしてもよいという承認を受け取ったことに応答して、前記電子メールコミュニケーションコーパスを受信することをさらに含む。
【0201】
実施形態28は、実施形態15の方法を提供し、前記電子メールコミュニケーションコーパスが受け取られる時、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスの外部にあるそれぞれの電子メールコミュニケーションアカウントも前記電子メールコミュニケーションコーパスを受領している。
【0202】
実施形態29は、選択されたグループベースコミュニケーションインターフェイスにおいて電子メールコミュニケーションインポートプロトコルを実行するよう構成された装置を提供し、前記装置は、少なくとも1つのプロセッサ、及びその中にコンピュータコード化された命令を有する前記プロセッサに関連付けられたメモリを備え、前記コンピュータコード化された命令は、前記プロセッサによって実行される時、前記装置に電子メールコミュニケーションコーパスを生成することであって、前記電子メールコミュニケーションコーパスは、1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子を含み、前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子のそれぞれは、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスの外部にあるそれぞれの電子メールコミュニケーションアカウントに関連付けられている、電子メールコミュニケーションコーパスを生成すること、及び前記電子メールコミュニケーションコーパスを、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスを含むグループベースコミュニケーションシステムに送信することをさせるよう構成された装置であって、前記電子メールコミュニケーションコーパスを前記グループベースコミュニケーションシステムに送信することは、グループベースコミュニケーションインターフェイス招待が、前記電子メールコミュニケーションコーパスの前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子に関連付けられた少なくとも1つの電子メールコミュニケーションアカウントに送られるようにし、及び前記グループベースコミュニケーションインターフェイス招待は、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスにアクセスするためのユーザーエンゲージ可能なリンクを含む。
【0203】
実施形態30は、実施形態29の装置を提供し、前記コンピュータコード化された命令は、前記プロセッサによって実行される時、前記装置にグループベースコミュニケーションインターフェイスリクエストを生成すること、及びグループベースコミュニケーションインターフェイスリクエストを生成したことに応答して、グループベースコミュニケーションインターフェイス識別子を受信することをさらにさせるよう構成された装置であって、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスリクエストの受領は、前記電子メールコミュニケーションコーパスの生成の前に又は前記電子メールコミュニケーションコーパスの生成に応答して、行われる。
【0204】
実施形態31は、実施形態29の装置を提供し、前記電子メールコミュニケーションコーパスを、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスを含むグループベースコミュニケーションシステムに送信する時、前記電子メールコミュニケーションコーパスは、グループベースコミュニケーションインターフェイス識別子を含む。
【0205】
実施形態32は、実施形態29の装置を提供し、前記コンピュータコード化された命令は、前記プロセッサによって実行される時、前記装置にグループベースコミュニケーションインターフェイス招待リクエストを受信すること、及び送信されるべき前記グループベースコミュニケーションインターフェイス招待を、前記電子メールコミュニケーションコーパスの前記1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子に関連付けられた少なくとも1つの電子メールコミュニケーションアカウントに送信する前に、前記グループベースコミュニケーションインターフェイス招待リクエストの承認を送信することをさせるよう構成される。
【0206】
実施形態33は、実施形態29の装置を提供し、前記ユーザーエンゲージ可能なリンクは、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスのグループベースコミュニケーションチャンネルへのアクセスを可能にするよう構成され、及び前記グループベースコミュニケーションインターフェイスの前記グループベースコミュニケーションチャンネルは、前記電子メールコミュニケーションコーパスのコンテンツから導出されたメッセージングコミュニケーションを含む。
【0207】
実施形態34は、実施形態33の装置を提供し、前記コンピュータコード化された命令は、前記プロセッサによって実行される時、前記装置に前記電子メールコミュニケーションコーパスのコンテンツに基づいてグループベースコミュニケーションチャンネル識別子を生成及び表示することをさらにさせるよう構成される。
【0208】
実施形態35は、実施形態33の装置を提供し、前記電子メールコミュニケーションコーパスの前記コンテンツは、前記電子メールコミュニケーションコーパスの件名、前記電子メールコミュニケーションコーパスの本体、前記電子メールコミュニケーションコーパスに関連付けられた1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子、又はこれらの組み合わせを含む。
【0209】
実施形態36は、実施形態34の装置を提供し、前記グループベースコミュニケーションチャンネル識別子を生成することは、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスの確立されている規則に基づいて、前記電子メールコミュニケーションコーパスの前記コンテンツをグループベースコミュニケーションチャンネル識別子に翻訳することを含む。
【0210】
実施形態37は、実施形態29の装置を提供し、前記コンピュータコード化された命令は、前記プロセッサによって実行される時、前記装置に前記電子メールコミュニケーションアカウントにアクセスしたいというリクエストを受信すること、前記電子メールコミュニケーションアカウントにアクセスしてもよいという承認を送信すること、及び前記電子メールコミュニケーションアカウントにアクセスしてもよいという承認を送ったことに応答して、前記電子メールコミュニケーションコーパスを送信することをさらにさせるよう構成される。
【0211】
実施形態38は、選択されたグループベースコミュニケーションインターフェイスにおいて電子メールコミュニケーションインポートプロトコルを実行するよう構成された装置を提供し、前記装置は、少なくとも1つのプロセッサ、及びその中にコンピュータコード化された命令を有する前記プロセッサに関連付けられたメモリを備え、前記コンピュータコード化された命令は、前記プロセッサによって実行される時、前記装置にグループベースコミュニケーションインターフェイス招待を受信することであって、前記グループベースコミュニケーションインターフェイス招待は、電子メールコミュニケーションアカウント識別子に関連付けられた電子メールコミュニケーションアカウントに宛てられている
グループベースコミュニケーションインターフェイス招待を受信すること、グループベースコミュニケーションインターフェイスアクセスリクエストをグループベースコミュニケーションシステムに送信すること、及び前記グループベースコミュニケーションインターフェイスアクセスリクエストを送信したことに応答して、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスを表示することをさせるよう構成される。
【0212】
実施形態39は、実施形態38の装置を提供し、前記グループベースコミュニケーションインターフェイス招待は、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスのグループベースコミュニケーションチャンネルへのアクセスを可能にするよう構成されたユーザーエンゲージ可能なリンクを含む。
【0213】
実施形態40は、実施形態39の装置を提供し、前記グループベースコミュニケーションインターフェイスの前記グループベースコミュニケーションチャンネルは、電子メールコミュニケーションコーパスのコンテンツから導出されたメッセージングコミュニケーションを含む。
【0214】
実施形態41は、実施形態40の装置を提供し、前記電子メールコミュニケーションコーパスの前記コンテンツは、前記電子メールコミュニケーションコーパスの件名、前記電子メールコミュニケーションコーパスの本体、前記電子メールコミュニケーションコーパスに関連付けられた1つ以上の電子メールコミュニケーションアカウント識別子、又はこれらの組み合わせを含む。
【0215】
実施形態42は、実施形態38の装置を提供し、前記コンピュータコード化された命令は、前記プロセッサによって実行される時、前記装置に前記電子メールコミュニケーションアカウントにアクセスしたいというリクエストを受信すること、前記電子メールコミュニケーションアカウントにアクセスしてもよいという承認を送信すること、及び前記電子メールコミュニケーションアカウントにアクセスしてもよいという承認を送信したことに応答して、前記電子メールコミュニケーションコーパスを送信することをさらにさせるよう構成される。
【0216】
前述の説明及び添付の図面に提示した教示を利用できる本開示が関連する技術における当業者であれば、本開示の多くの改変及び他の実施形態に想到するだろう。したがって、本開示は、開示された特定の実施形態に限定されるべきではなく、変形例及び他の実施形態が添付の特許請求の範囲の範囲内に含まれることが意図されることを理解されたい。特定の語がここでは採用されているが、それらは、一般的かつ記述的な意味で用いられているだけであり、限定を目的とするものではない。
図1
図2
図3A
図3B
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
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【国際調査報告】