(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-01-26
(54)【発明の名称】電気トラクターのパワー分配方法
(51)【国際特許分類】
B60K 1/02 20060101AFI20220119BHJP
B62D 49/00 20060101ALI20220119BHJP
【FI】
B60K1/02
B62D49/00 E
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2021528847
(86)(22)【出願日】2019-10-25
(85)【翻訳文提出日】2021-05-19
(86)【国際出願番号】 CN2019113187
(87)【国際公開番号】W WO2020143277
(87)【国際公開日】2020-07-16
(31)【優先権主張番号】201910024103.4
(32)【優先日】2019-01-10
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】521216773
【氏名又は名称】洛陽智能農業装備研究院有限公司
【氏名又は名称原語表記】Luoyang Intelligent Agricultural Equipment Research Institute Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】No. 21, Keji Avenue, Yibin District, Luoyang City, Henan Province 471000, P.R. China
(74)【代理人】
【識別番号】110002262
【氏名又は名称】TRY国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】劉 亮
(72)【発明者】
【氏名】王 鵬
(72)【発明者】
【氏名】王 云飛
(72)【発明者】
【氏名】黄 勝操
(72)【発明者】
【氏名】万 忠政
(72)【発明者】
【氏名】劉 亜閃
(72)【発明者】
【氏名】▲はお▼ 明明
【テーマコード(参考)】
3D235
【Fターム(参考)】
3D235AA14
3D235BB32
3D235CC12
(57)【要約】
動力出力軸伝動ケース(2)、第二差動装置(3)、後変速機(5)、第一駆動モーター(6)、前制御手段(7)、後制御手段(13)、第一差動装置(8)、前車軸変速機(10)、及び、第二駆動モーター(11)を含み、第二駆動モーター(11)の動力出力軸は、後変速機(5)の動力入力軸に接続され、第一駆動モーター(6)の動力出力軸は、前車軸変速機(10)の動力入力軸に接続され、前車軸変速機(10)の動力出力軸は、第一差動装置(8)の入力軸に接続され、第一差動装置(8)の出力軸は、伝動軸を介して前車輪(9)に接続される、電気トラクターのパワー分配方法である。この方法は、稼働時に、モーターの効率が高く、効率の高い領域に回転速度の範囲が広がり、リア置き型の農業機械に動力を簡便に供給することができ、また、PTOクラッチを設置することにより、動力出力軸伝動ケースを簡便に断続させることができる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
動力出力軸伝動ケース(2)、第二差動装置(3)、後変速機(5)、第一駆動モーター(6)、前制御手段(7)、後制御手段(13)、第一差動装置(8)、前車軸変速機(10)、及び、第二駆動モーター(11)を含む、電気トラクターのパワー分配方法であって、
前記第二駆動モーター(11)の動力出力軸は、後変速機(5)の動力入力軸に接続され、前記第一駆動モーター(6)の動力出力軸は、前車軸変速機(10)の動力入力軸に接続され、前車軸変速機(10)の動力出力軸は、第一差動装置(8)の入力軸に接続され、第一差動装置(8)の出力軸は、伝動軸を介して前車輪(9)に接続される、ことを特徴とする、電気トラクターのパワー分配方法。
【請求項2】
前記後変速機(5)の動力出力軸は、PTOクラッチ(12)を介して、動力出力軸伝動ケース(2)の動力入力軸に接続される、ことを特徴とする、請求項1に記載の電気トラクターのパワー分配方法。
【請求項3】
前記後制御手段(13)及び前制御手段(7)は、それらの入力端が、それぞれ、外部電源の出力端に電気接続され、後制御手段(13)の出力端は、第二駆動モーター(11)の入力端に電気接続され、前制御手段(7)の出力端は、第一駆動モーター(6)の入力端に電気接続される、ことを特徴とする、請求項1に記載の電気トラクターのパワー分配方法。
【請求項4】
前記前制御手段(7)、第一駆動モーター(6)、前車軸変速機(10)、及び、第一差動装置(8)は、前駆動車軸システムを構成している、ことを特徴とする、請求項1に記載の電気トラクターのパワー分配方法。
【請求項5】
前記後制御手段(13)、第二駆動モーター(11)、後変速機(5)、接続後車軸クラッチ(4)、及び、第二差動装置(3)は、後駆動車軸システムを構成している、ことを特徴とする、請求項1に記載の電気トラクターのパワー分配方法。
【請求項6】
前記後変速機(5)の出力軸は、接続後車軸クラッチ(4)を介して、第二差動装置(3)の入力軸に接続され、第二差動装置(3)の出力軸は、伝動軸を介して、後車輪(1)に接続される、ことを特徴とする、請求項1に記載の電気トラクターのパワー分配方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気トラクターの動力システムの技術分野に関し、特に、電気トラクターのパワー分配方法に関する。
【背景技術】
【0002】
燃料を条件とする農業用機械の分野において、トラクターをはじめとする農業用機械は、石油エネルギーの供給やその価格により、農業の急速な発展に影響を与えている。蓄電池を適用する技術分野には、この分野技術を適用する重要性に注目が集められない。なお、燃料エンジンは、稼働時にいろいろな欠点が存在している。まず、従来の燃料トラクターは、その効率が低く、効率の高い領域に回転速度の範囲が狭く、伝動システムが複雑である。次に、従来の燃料トラクターは、その高いトルクの範囲が狭く、トルクの蓄えの係数が低く、始動や加速の性能が十分に良くない。さらに、従来の燃料トラクターは、その排気の汚染が大きく、騒音が大きく、操作が比較的難しい。本発明は、このような状況及びその背景に応じて、電気トラクターのパワー分配方法を提供する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の解決しようとする技術問題は、従来の欠点を克服するために、電気トラクターのパワー分配方法を提供する。本発明は、トラクターにおけるデュアルモーターによる駆動システム及び稼働機構による稼働状況について、区分、組み合わせ、及び、パワーへの設置や分配を行うことにより電気トラクターにパワーを分配するという問題を良く解決できる。なお、モーターパワーを設定し、減速機のギアを選択し、また、電気油圧のクラッチを開閉させることにより、トラクターの各種類の状況に応じることができ、作業状況に従って、必要に応じるパワーを供給し、背景技術に言及した問題を良く解決することができる。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、上記の目的を達成するように、以下の技術手段を提供する。
電気トラクターのパワー分配方法は、動力出力軸伝動ケース、第二差動装置、後変速機、第一駆動モーター、前制御手段、後制御手段、第一差動装置、前車軸変速機及び第二駆動モーターを含み、前記第二駆動モーターの動力出力軸は、後変速機の動力入力軸に接続され、前記第一駆動モーターの動力出力軸は、前車軸変速機の動力入力軸に接続され、前車軸変速機の動力出力軸は、第一差動装置の入力軸に接続され、第一差動装置の出力軸は、伝動軸を介して、前車輪に接続される。
【0005】
本発明の好ましい技術手段としては、前記後変速機の動力出力軸は、PTOクラッチを介して、動力出力軸伝動ケースの動力入力軸に接続される。
【0006】
本発明の好ましい技術手段としては、前記後制御手段及び前制御手段は、それらの入力端がそれぞれ、外部電源の出力端に電気接続され、後制御手段の出力端は、第二駆動モーターの入力端に電気接続され、前制御手段の出力端は、第一駆動モーターの入力端に電気接続される。
【0007】
本発明の好ましい技術手段としては、前記前制御手段、第一駆動モーター、前車軸変速機及び第一差動装置は、前駆動車軸システムを構成している。
【0008】
本発明の好ましい技術手段としては、前記後制御手段、第二駆動モーター、後変速機、接続後車軸クラッチ及び第二差動装置は、後駆動車軸システムを構成している。
【0009】
本発明の好ましい技術手段としては、前記後変速機の出力軸は、接続後車軸クラッチを介して、第二差動装置の入力軸に接続され、第二差動装置の出力軸は、伝動軸を介して、後車輪に接続される。
【発明の効果】
【0010】
本発明は、従来技術に比べると、その有益な効果が以下の通りである。
この電気トラクターのパワー分配方法は、稼働時にモーターの効率が高く、効率の高い領域に回転速度の範囲が広がり、一つから三つのギアを有する変速機を使用し、伝動システムが簡素化でき、それと同時に、モーターにおいて高いトルクの範囲が大きく、トルクの蓄えの係数が高く、始動や加速の性能が従来の内燃機関よりも良くなり、また、普通のガソリン自動車に比べると、さらに、排気が無くなり、騒音が低く、操作がし易いなどの利点があり、燃料自動車が直面する問題を解決するための最適な置換手段であり、動力出力軸伝動ケースを設置することにより、リア置き型の農業機械に動力を簡便に供給することができ、また、PTOクラッチを設置して、動力出力軸伝動ケースを簡便に断続させることにより、内燃機関型のトラクターに存在する若干の欠陥を効果よく解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】本発明に係る駆動システムの構造体の構成模式図である。
【
図2】本発明に係る稼働モードを組み合わせたテーブルである。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下には、本発明の実施例における図面を参照しながら、本発明の実施例における技術手段を、明確に、かつ、完全に説明していくが、説明する実施例は、本発明の実施例の全てではなく、実施例の一部に過ぎないということも明らかである。当業者が本発明の実施例に基づいて創造的な労働がない限りに取得したあらゆる他の実施例は、いずれも、本発明の保護範囲に含まれている。
【0013】
本発明は、
図1及び
図2を参照すると、以下の技術手段を提供する。電気トラクターのパワー分配方法は、動力出力軸伝動ケース2、第二差動装置3、後変速機5、第一駆動モーター6、前制御手段7、後制御手段13、第一差動装置8、前車軸変速機10、及び、第二駆動モーター11を含む。第二駆動モーター11の動力出力軸は、後変速機5の動力入力軸に接続される。第一駆動モーター6の動力出力軸は、前車軸変速機10の動力入力軸に接続される。前車軸変速機10の動力出力軸は、第一差動装置8の入力軸に接続される。第一差動装置8の出力軸は、伝動軸を介して、前車輪9に接続される。後変速機5の動力出力軸は、PTOクラッチ12を介して、動力出力軸伝動ケース2の動力入力軸に接続される。後制御手段13及び前制御手段7は、それらの入力端がそれぞれ、外部電源の出力端に電気接続される。後制御手段13の出力端は、第二駆動モーター11の入力端に電気接続される。前制御手段7の出力端は、第一駆動モーター6の入力端に電気接続される。前制御手段7、第一駆動モーター6、前車軸変速機10及び第一差動装置8は、前駆動車軸システムを構成している。前車軸変速機10は、ニュートラルギアを含み、高速ギア及び低速ギアを有する変速機であり、車軸に高低回転速度を出力したり、動力の伝達を中断したりすることができる。後制御手段13、第二駆動モーター11、後変速機5、接続後車軸クラッチ4及び第二差動装置3は、後駆動車軸システムを構成している。後変速機5の出力軸は、接続後車軸クラッチ4を介して、第二差動装置3の入力軸に接続される。後変速機5は、ニュートラルギアを含まず、高速ギア及び低速ギアを有する変速機であり、PTOクラッチと接続後車軸クラッチとの組み合わせにより、それぞれ、PTO及び後車軸に動力を出力することができる。第二差動装置3の出力軸は、伝動軸を介して、後車輪1に接続される。
【0014】
本電気トラクターのパワー分配方法は、稼働時にモーターの効率が高く、効率の高い領域に回転速度の範囲が広がり、一つから三つのギアを有する変速機を使用し、伝動システムが簡素化し、それと同時に、モーターにおいて高いトルクの範囲が大きく、トルクの蓄えの係数が高く、始動や加速の性能が従来の内燃機関よりも良くなり、また、普通のガソリン自動車に比べると、さらに、排気が無くなり、騒音が低く、操作が易いなどの利点があり、燃料自動車が直面する問題を解決するための最適な置換手段であり、動力出力軸伝動ケースを設置することにより、リア置き型の農業機械に動力を簡便に供給することができ、また、PTOクラッチを設置して、動力出力軸伝動ケースを簡便に断続させることにより、内燃機関型のトラクターに存在する若干の欠陥を効果よく解消することができる。
【0015】
本発明に係るデュアルモーターによる駆動システムは、稼働の際に、
図2を参照すると、電気トラクターを、緩い坂道/上がり坂+PTOモード、牽引、低速の四輪駆動及び高速の二輪駆動モードという四つの稼働モードで稼働させることができる。
【0016】
緩い坂道/上がり坂+PTOモードにある場合には、第一駆動モーター6により、車が走行するように駆動し、それと同時に、第二駆動モーター11により、動力出力軸伝動ケース2を駆動し、第一駆動モーター6及び第二駆動モーター11は、共に、高いパワーモードに設定される。当該モードは、主に、電気トラクターによるロータリ耕うん、溝開け、収穫や移植等の作業に用いられるものである。前車軸と作業具との両者により駆動を行うことにより、車全体を駆動するというニーズを満たすことができるだけではなく、PTOによる出力パワーが、トラクターを設計するという基準の要求を満たすようにすることもできる。稼働時には、二つのギアを有する前変速機10が低速ギアにあり、第一駆動モーター6は、前車軸変速機10及び前伝動軸が回転するように駆動して、その動力を車軸に伝達し、前車輪が回転するように連動することにより、車全体が走行するように駆動する。第二駆動モーター11は、後車軸変速機5が回転するように駆動し、PTOクラッチ12を接続して、駆動PTO伝動軸及び動力出力軸伝動ケース2が回転するようにすることにより、ロータリ耕うんの機器が稼働するように駆動すると、後車軸が駆動しないように、接続後車軸クラッチ4を切断する。
【0017】
牽引モードにある場合には、第一駆動モーター6及び第二駆動モーター11により、車全体が走行するように駆動し、PTOクラッチ12が切断し、PTOが動力を出力しない。二つのギアを有する前変速機10は、高速ギアにあり、二つのギアを有する後変速機5は、低速ギアにある。第一駆動モーター6及び第二駆動モーター11は、共に、高いパワーモードに設定されており、当該モード主は、主に、電気トラクターによる耕うん、ならしや中耕などの作業に用いられるものである。
【0018】
低速の四輪駆動のモードにある場合には、第一駆動モーター6及び第二駆動モーター11により、車全体が走行するように駆動し、PTOクラッチ12が切断し、PTOが動力を出力しない。二つのギアを有する前変速機10は、高速ギアにあり、二つのギアを有する後変速機5は、低速ギアにある。第一駆動モーター6及び第二駆動モーター11は、共に、低いパワーモードに設定されており、当該モードは、主に、電気トラクターによる圃場播種、施肥、薬剤散布、圃場移送や機具連結などの作業に用いられるものである。稼働の過程は、牽引モードのほうと同じである。
【0019】
高速の二輪駆動のモードにある場合には、第一駆動モーター6が稼働せず、第二駆動モーター11により、後車軸車輪が回転して、車全体が走行するように駆動することにより、車全体を道路で輸送し又は移送する作業というニーズを満たすことができる。後変速機5は、高速ギアにある。稼働の過程については、第一駆動モーター6が稼働せず、前車軸変速機10がニュートラルギアにあり、第二駆動モーター11により変速機が回転するように駆動し、接続後車軸クラッチを接続して、動力を伝動軸から後車軸に伝達し、後車輪1が回転するように駆動し、PTOクラッチ12が切断し、PTOが動力を出力しない。車全体は、後車輪による駆動を介して、高速で走行する。
【0020】
本発明は、二つの動力源を採用しており、つまり、第一駆動モーター6及び第二駆動モーター11という二つのモーターは、それぞれ、後変速機5及び前車軸変速機10を駆動することにより、前車輪9、後車輪1及びPTOを駆動するという機能を実現する。
【0021】
本発明は、後制御手段13及び前制御手段7により、第二駆動モーター11及び第一駆動モーター6をそれぞれ制御し、第二駆動モーター11及び第一駆動モーター6は、そのパワーが、電気制御システムを介して、それぞれ、高いパワーモードと低いパワーモードに設置される。つまり、モーターの外部特性が設置されている。それと同時に、多種類のパワーモードを組み合わせることにより、多種類のパワーを出力することができる。本発明は、二つのモーター、二つのギアを有する二つの変速機のギア、PTOクラッチ12及び接続後車軸クラッチ4の制御が、電気制御又は電気油圧制御により実現され、トラクターを知能化制御する発展のニーズを満たすことが可能である。
【0022】
本発明は、前車軸変速機10の高速ギア、低速ギア及びニュートラルギア、後変速機5の高速ギア及び低速ギア、PTOクラッチ12、並びに、接続後車軸クラッチ4を組み合わせることにより、多種類のギアモードを組み合わせることにより、多種類の伝動パターンを出力することができる。
【0023】
本発明は、多種類のパワー出力モードの組み合わせにより、トラクターが作業する普通の状況において、緩い坂道/上がり坂+PTOモード、牽引、低速の四輪駆動及び高速の二輪駆動モードという四つの稼働モードを実現できる。本発明は、一般的な内燃機関型のトラクターに比べると、モーターが効率の高い領域に有する幅広い特性、及び、二つのギアを有する二つの変速機のギアを組み合わせるにより、トラクターに各種類の稼働モードを実現することにより、従来における複雑な変速機を、二つのギアを有する二つの変速機に簡素化させ、伝動の過程を減らし、トラクターの変速機の構成を簡単化させ、コストを削減させ、伝動の効率を高めることができる。
【0024】
本発明の実施例を開示して説明したが、本発明の原理や趣旨を逸脱しない限り、これらの実施例に対して、数多くの変化、補正、置換又は変形を行うことが可能であり、本発明の範囲が特許請求の範囲及びその均等置換により限定されているということが当業者にとって理解され得る。
【符号の説明】
【0025】
1 後車輪
2 動力出力軸伝動ケース
3 第二差動装置
4 接続後車軸クラッチ
5 後変速機
6 第一駆動モーター
7 前制御手段
8 第一差動装置
9 前車輪
10 前車軸変速機
11 第二駆動モーター
12 PTOクラッチ
13 後制御手段
【国際調査報告】