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特表2022-510462デジタル仮想通貨を生体認証信号とマッチングさせて発行されるデジタル仮想通貨およびその取引方法
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-01-26
(54)【発明の名称】デジタル仮想通貨を生体認証信号とマッチングさせて発行されるデジタル仮想通貨およびその取引方法
(51)【国際特許分類】
   G06Q 20/06 20120101AFI20220119BHJP
【FI】
G06Q20/06
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2021532106
(86)(22)【出願日】2019-11-15
(85)【翻訳文提出日】2021-06-04
(86)【国際出願番号】 KR2019015647
(87)【国際公開番号】W WO2020116813
(87)【国際公開日】2020-06-11
(31)【優先権主張番号】10-2018-0156594
(32)【優先日】2018-12-07
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(31)【優先権主張番号】10-2019-0013615
(32)【優先日】2019-02-01
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.QRコード
(71)【出願人】
【識別番号】518040895
【氏名又は名称】オール イット トップ カンパニー リミテッド
【氏名又は名称原語表記】ALL IT TOP CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】#B120, 328, Dobong-ro Gangbuk-gu Seoul 01062 Republic of Korea
(74)【代理人】
【識別番号】100087398
【弁理士】
【氏名又は名称】水野 勝文
(74)【代理人】
【識別番号】100128783
【弁理士】
【氏名又は名称】井出 真
(74)【代理人】
【識別番号】100128473
【弁理士】
【氏名又は名称】須澤 洋
(74)【代理人】
【識別番号】100160886
【弁理士】
【氏名又は名称】久松 洋輔
(74)【代理人】
【識別番号】100209060
【弁理士】
【氏名又は名称】冨所 剛
(72)【発明者】
【氏名】チェ,スン ホ
(72)【発明者】
【氏名】ソン,チュン ジャ
(72)【発明者】
【氏名】パク,デ ジン
【テーマコード(参考)】
5L055
【Fターム(参考)】
5L055AA12
(57)【要約】
本発明はマッチングプログラム(344)によって仮想通貨のファイル基本単位ごとに指紋または指静脈の認証情報とマッチングされて保存されているため、贈与者の指紋または指静脈の認証情報はブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー(200)によって受贈者の指紋または指静脈の認証情報に変換され得るようになるデジタル仮想通貨に対して、前記贈与者端末機(300)が仮想通貨のファイルと指紋または指静脈の認証情報とマッチングされているかどうかを判断できるように形成され、前記ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー(200)が仮想通貨のファイルとマッチングされて保存された贈与者の指紋または指静脈の認証情報を受贈者の指紋または指静脈の認証情報に変換する要請があるかどうかを判断し、この情報を変換させることを特徴とするデジタル仮想通貨を生体認証信号とマッチングさせて発行されるデジタル仮想通貨である。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
マッチングプログラム(344)によって仮想通貨のファイル基本単位ごとに指紋または指静脈の認証情報とマッチングされて保存されているため、贈与者の指紋または指静脈の認証情報はブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー(200)によって受贈者の指紋または指静脈の認証情報に変換され得るようになるデジタル仮想通貨に対して、前記贈与者端末機(300)が仮想通貨のファイルと指紋または指静脈の認証情報とマッチングされているかどうかを判断できるように形成され、前記ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー(200)が仮想通貨のファイルとマッチングされて保存された贈与者の指紋または指静脈の認証情報を受贈者の指紋または指静脈の認証情報に変換する要請があるかどうかを判断し、この情報を変換させることを特徴とする、デジタル仮想通貨を生体認証信号とマッチングさせて発行されるデジタル仮想通貨。
【請求項2】
前記指紋または指静脈認証情報はデジタル信号を利用した虹彩または顔認証情報であることを特徴とする、請求項1に記載のデジタル仮想通貨を生体認証信号とマッチングさせて発行されるデジタル仮想通貨。
【請求項3】
ネットワークでなされた伝送記録を集めて暗号化させたブロックチェーン(Blockchain)構造であって、貨幣の発行主体がない暗号通貨(Crypto-Currency)の取引方法において、
まず、贈与者端末機(300)が贈与者の選択によって搭載された贈与者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ(310)またはハイブリッドウェブを実行するアプリまたはウェブ実行段階(S110);
前記贈与者端末機(300)がその実行された贈与者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ(310)を通じて保存管理されるブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引画面(510)を情報出力部(301)を通じて出力表示を制御する情報出力部表示段階(S120);
この時、マッチングプログラム(344)によって仮想通貨のファイル基本単位ごとに指紋または指静脈の認証情報とマッチングされて保存されているため、贈与者の指紋または指静脈の認証情報はブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー(200)によって受贈者の指紋または指静脈の認証情報に変換され得るようになるデジタル仮想通貨に対して、前記贈与者端末機(300)が仮想通貨のファイルと指紋または指静脈の認証情報とマッチングされているかどうかを判断する指紋または指静脈認証情報マッチング判断段階(S130a);
その後、前記贈与者端末機(300)が情報出力部(301)を通じて表示されたブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引画面(510)上の金額表示欄(511)、インスタントメッセンジャー選択欄(512)およびテキスト入力欄(513)に入力様式に合うように入力した状態で伝送メニュー(514)がクリックされると、贈与者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ(310)を通じてブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引画面(510)に入力されたデジタル仮想通貨の金額情報、選択IM識別情報と保存管理される贈与者の身上情報を集合して贈与者用取引要請信号を生成し、これをブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー(200)に伝送するブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内伝送段階(S130);
その後、受贈者端末機(400)が自動で実行された受贈者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ(410)はブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨が贈与される受贈者の身上情報を含む受贈者認証用身上内訳信号を生成し、これをデジタル仮想通貨取引案内サーバー(200)に伝送するデジタル仮想通貨取引案内伝送段階(S190);
その後、ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー(200)が受贈者端末機(400)から受贈者認証用身上内訳信号が伝送されると、その受贈者認証用身上内訳信号に含まれた受贈者の身上情報を会員リスト情報DB(211)とマッチングして、受贈者が会員であることを確認した後に電子財布リスト情報DB(212)で贈与者の電子財布情報に保存されたブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨金額情報から受贈者に贈与しようとする金額だけ差し引き、その差し引かれた金額だけ受贈者の電子財布情報に保存されたブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨金額情報に累積させた後、これに基づいてブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨取引用トランザクション情報を生成し、これを指定されたブロックチェーン保有サーバー(100)に伝送するデジタル仮想通貨取引用トランザクション情報伝送段階(S200);
その後、マッチングプログラム(344)によって仮想通貨のファイル基本単位ごとに指紋または指静脈の認証情報とマッチングされて保存されているため、贈与者の指紋または指静脈の認証情報はブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー(200)によって受贈者の指紋または指静脈の認証情報に変換され得るようになるデジタル仮想通貨に対して、前記ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー(200)が仮想通貨のファイルとマッチングされて保存された贈与者の指紋または指静脈の認証情報を受贈者の指紋または指静脈の認証情報に変換する要請があるかどうかを判断し、この情報を変換させる贈与者-受贈者の指紋または指静脈認証情報変換段階(S210a);
その後、指定された個々のブロックチェーン保有サーバー(100)はブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨取引用トランザクション情報が伝送されると、その伝送されたブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨取引用トランザクション情報を検証を通じてブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引を認証し、その認証によりブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨取引用トランザクション情報を記録することによって取引の認証を遂行する取引認証段階(S210);を含むことを特徴とする、デジタル仮想通貨を生体認証信号とマッチングさせて発行されるデジタル仮想通貨の取引方法。
【請求項4】
前記ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内伝送段階(S130)後、ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー(200)が贈与者端末機(300)から贈与者用取引要請信号が伝送されると、贈与者用取引要請信号に含まれた贈与者の身上情報を会員リスト情報DB(211)とマッチングして、会員であることを確認した後にブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨が贈与される受贈者を認知できるように案内する受贈者認知用URL(A)を生成し、これを贈与者端末機(300)に伝送する受贈者認知用URL(A)伝送段階(S140);
その後、贈与者端末機(300)が贈与者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ(310)を通じてブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー(200)から受贈者認知用URL(A)が伝送されると、選択IM識別情報に該当する贈与者側インスタントメッセンジャーが自動で実行されるように制御した状態で、その自動で実行された贈与者側インスタントメッセンジャーに受贈者認知用URL(A)が挿入表示された贈与者側インスタントメッセンジャー用URL表示案内画面が情報出力部(301)を通じて出力されるように制御する贈与者側インスタントメッセンジャー用URL表示案内画面出力段階(S150);
その後、贈与者端末機(300)が贈与者側インスタントメッセンジャーを通じて贈与者が受贈者認知用URL(A)の伝達を要請するインスタントメッセンジャーの受贈者アカウントを贈与者側インスタントメッセンジャー用贈与者指定案内画面を通じて指定すると、その受贈者アカウントに該当する受贈者端末機(400)に受贈者認知用URL(A)を伝送する受贈者認知用URL(A)伝送段階(S160);
その後、受贈者端末機(400)が受贈者側インスタントメッセンジャーを通じて伝送された受贈者認知用URL(A)が挿入表示された受贈者側インスタントメッセンジャー用URL表示案内画面が情報出力部(401)を通じて出力されるように制御する受贈者側インスタントメッセンジャー用URL表示案内画面出力段階(S170);
この時、受贈者端末機(400)が受贈者側インスタントメッセンジャーに表示された受贈者認知用URL(A)がクリックされると、これに連動して受贈者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ(410)を自動で実行するアプリ自動実行段階(S180);をさらに含むことを特徴とする、請求項3に記載のデジタル仮想通貨を生体認証信号とマッチングさせて発行されるデジタル仮想通貨の取引方法
【請求項5】
指紋または指静脈認証情報はデジタル信号を利用した虹彩または顔認証情報であることを特徴とする、請求項3または請求項4に記載のデジタル仮想通貨を生体認証信号とマッチングさせて発行されるデジタル仮想通貨の取引方法。
【請求項6】
マッチングプログラム(344)によって仮想通貨のファイル基本単位ごとにQR(またはBAR)コードの認証情報とマッチングされて保存されているため、贈与者のQR(またはBAR)コードの認証情報はブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー(200)によって受贈者のQR(またはBAR)コードの認証情報に変換され得るようになるデジタル仮想通貨に対して、前記贈与者端末機(300)が仮想通貨のファイルとQR(またはBAR)コードの認証情報とマッチングされているかどうかを判断できるように形成され、前記ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー(200)が仮想通貨のファイルとマッチングされて保存された贈与者のQR(またはBAR)コードの認証情報を受贈者のQR(またはBAR)コードの認証情報に変換する要請があるかどうかを判断し、この情報を変換させることを特徴とする、デジタル仮想通貨をQR(またはBAR)コードとマッチングさせて発行されるデジタル仮想通貨。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はデジタル仮想通貨を生体認証信号とマッチングさせて発行されるデジタル仮想通貨およびその取引方法に関し、特にブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引時にセキュリティおよびハッキングを防止できるように、指紋/指静脈/虹彩/顔の認識センサによる生体手段およびQR(またはBAR)コードの認証情報を利用したデジタル仮想通貨を生体認証信号と連動させて伝送されるデジタル仮想通貨の発行方法を含む、デジタル仮想通貨を生体認証信号とマッチングさせて発行されるデジタル仮想通貨およびその取引方法に関する。
【背景技術】
【0002】
本発明者は本特許出願の要旨として適用される技術的事項について、韓国特許出願第10-2016-46122号によって指紋および指静脈の認証装置として3D立体撮影装置について特許出願したし、また、韓国特許出願第10-2016-0153836号、第10-2016-0157310号、第10-2016-0157311号によって指紋と指紋、指紋と指静脈、指静脈と指静脈に対するアルゴリズムについて特許出願したことがある。
【0003】
これを適用する背景技術である当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引システムも韓国特許登録第10-1673073号および第10-1628007号で特許を獲得したことがある。
【0004】
すなわち、ビットコイン(仮想通貨と同一概念)(BTC、Bitcoin)システムはなかもとさとし(Nakamoto Satoshi)という仮名を使うプログラマー個人、あるいは集団によって2009年に開発されたものであり、基本的に特定のコンピュータやネットワークに依存しないP2P(pear to pear)基盤の分散データベースを基盤としてなされたものである。簡単に言えば、ビットコイン(仮想通貨と同一概念)プログラムが設置された個別コンピュータあるいはサーバーがすべて集まって全体のビットコイン(仮想通貨と同一概念)システムを作るという意味である。
【0005】
このシステムの中でMining(本来はData Mining、すなわち情報加工を意味するが韓国では「採掘」という意味で通用している。)という行為を通じて、我々がビットコイン(仮想通貨と同一概念)と呼んでいるものが生成され、このように生成されたコインを自身の個人財布に保管し取引することができる。このようなビットコイン(仮想通貨と同一概念)は現在1,380万個程度が採掘されて流通しており、2140年まですべて2,100万個か順次採掘されるように予定されている。
【0006】
ビットコイン(仮想通貨と同一概念)の説明において最も核心的な単語があるとすれば、それはMining(採掘)である。
【0007】
採掘は普通新しいビットコイン(仮想通貨と同一概念)を得る方式である。ビットコイン(仮想通貨と同一概念)ネットワークを構成しているコンピュータ(端末)が特定の条件を満足させる演算値を捜し出すために競争することを通じて、これを最も先に捜し出すコンピュータにビットコイン(仮想通貨と同一概念)が提供される過程を採掘と呼ぶ。ところが、この採掘は単純なビットコイン(仮想通貨と同一概念)を獲得する方法だけでなく、ビットコイン(仮想通貨と同一概念)の取引を認証する役割も同時に遂行する。
【0008】
現在ビットコイン(仮想通貨と同一概念)で決済を受ける世界的な会社としては、DELL(コンピュータ)、MicroSoft(ソフトウェア)、Expedia(世界最大オンライン旅行会社)、PayPal(決済)の子会社であるブレインツリーなどがあり、その数は速い速度で増加しているところである。大体の加盟店の現況はhttp://coinmap.orgで確認することができる。
【0009】
次は暗号通貨(Crypto-Currency)の構造である。
【0010】
ビットコイン(仮想通貨と同一概念)に代表される暗号通貨(Crypto-Currency)はブロックチェーン(Blockchain)という共通の形態の取引帳簿を有する。
【0011】
その概要として、一般使用者は暗号通貨の財布プログラムを自身のコンピュータにダウンロードする。そして、それを自身のコンピュータに設置する。そうすると、そのプログラムは実行されながら自身とネットワーク上に記録されているブロックチェーンと同期化(一致)させる作業をまず始める。そのデータが数十ギガバイトに達するため、普通3~7日ほど時間がかかる。その同期化が終わると、自身の財布で自身のアドレス(銀行で口座の概念)を生成し、そのアドレスを通じてビットコイン(仮想通貨と同一概念)の伝送を受けるか伝送することができる。(ビットコイン(仮想通貨と同一概念)の場合、アドレスは1で始まる34桁の英語(大小文字)と数字からなる組み合わせである(ex、1MowqQrQJL5AeaDMpX35B6EiJ4qnXPJnFp)。
【0012】
ここで、ビットコイン(仮想通貨と同一概念)を含んでブロックチェーンシステムで駆動されるすべての暗号通貨(Crypto-Currency)は、使用者段が「個人鍵-公開鍵(アドレス)」の形式で一対の鍵からなっている。公開鍵は銀行の口座番号に、個人鍵はパスワードに該当するが、これは相互間にのみぴったり合う一対である。
【0013】
ビットコイン(仮想通貨と同一概念)QTプログラム(使用者個人財布プログラム)の場合には使用者暗号を利用して個人鍵を暗号化して会員コンピュータに保存する。
【0014】
ビットコイン(仮想通貨と同一概念)取引所ウェブ財布の場合には、使用者暗号またはサーバーのソルト(SALT)を利用して個人鍵を暗号化してサーバーに保存する。
【0015】
何はともあれ、既存の方式は個人鍵をサーバーに保存または会員コンピュータに保存する方式である。
【0016】
これは換言すると、暗号化する方式を知っている取引所のセキュリティ関連内部関係者は、サーバーに保存された該当暗号化された個人鍵を復号化して盗用する可能性が存在するということである。
【0017】
会員が取引所サーバーを通じて自身のアカウントを照会すると、サーバーデータベース(DB)に登録保存された残高が見えることになる。アドレスに存在する実際の残高は会員に意味がない。通常のビットコイン(仮想通貨と同一概念)を実際に伝送するには6コンファームをするのに1時間程度がかかるため、この方式では短い時間内に何度も買ったり売ったりする取引行為が不可能である。
【0018】
これを省察すると、図1~4に示されたように、本発明の当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引システムは、多数のブロックチェーン保有サーバー100、ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200、贈与者端末機300および受贈者端末機400で構成される。
【0019】
まず、多数のブロックチェーン保有サーバー100は、ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨取引用トランザクション情報が伝送される時、その伝送されたブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨取引用トランザクション情報を検証を通じてブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引を認証し、その認証によりブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨取引用トランザクション情報が記録されるブロックチェーンが搭載された部材であって、ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨取引時、そのブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨取引に対する認証および記録を通じてブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨取引を遂行する同等階層間通信網(P2P:peer-topeer network)基盤分散データベースすなわち、ビットコイン(仮想通貨と同一概念)ネットワークをなす装置である。
【0020】
このような、ブロックチェーン保有サーバー100をなす構成には、ビットコイン(仮想通貨と同一概念)取引所側が運営するものとして後述されるブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200が1つの構成員として所属される。
【0021】
また、ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨取引用トランザクション情報の電波は通信規約(protocol)により約束されたものであって、ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨取引用トランザクション情報の発生時、1個のノード(ここではブロックチェーン保有サーバーを指し示す)が指定された後の8個のノードに伝播させ、そのブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨取引用トランザクション情報の伝送を受けた8個のノードごとにそれぞれ指定されたその次の8個のノードに繰り返し伝播するピラミッド式の電波を通じて、ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨取引を遂行するために必要なブロックチェーンが搭載されたすべてのブロックチェーン保有サーバー100に伝播することによって完了する。
【0022】
一方、ブロックチェーン保有サーバー100にはブロックチェーンが搭載されたもので、ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨を採掘するマイナーが運営するサーバー(または端末)またはブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨取引のための使用者端末(一例として、PCやスマートフォン)もブロックチェーンを有する電子財布が搭載された場合、1つの構成員として構成され得る。
【0023】
このような取引特性を有するブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の種類には、ビットコイン(仮想通貨と同一概念)、ライトコイン、ダークコイン、ネームコイン、ドギコインおよびリップルなどを含む。
【0024】
前記ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200は贈与者用取引要請信号が伝送されると、ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨が贈与される受贈者を認知できるように案内する受贈者認知用URL(A)を生成して伝送し、受贈者認証用身上内訳信号が伝送されると、贈与者が電子財布に保有しているブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨金額情報から受贈者に贈与しようとする金額だけ差し引き、その差し引かれた金額だけ受贈者の電子財布のブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨金額情報に累積させる取引内訳からなるデジタル仮想通貨取引用トランザクション情報を生成し、これを前記ブロックチェーン保有サーバー100に伝播するように制御する部材であって、贈与者および受贈者である当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引時、32バイト(byte)からなるパブリックアドレスを認知せずとも前記受贈者認知用URL(A)を通じて簡便に取引を遂行できるように案内する機能を遂行する。
【0025】
このために、ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200には、ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨の取引のために利用者が会員加入時に登録した情報として、会員のID、パスワード、移動通信端末機を含む電話番号、住所地を含む会員身上情報が会員別に区分されて保存される会員リスト情報DB211および会員に加入した利用者が開設したブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨のパブリックアドレス(Public address)、プライベート鍵(Private key)およびブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨金額情報を含む電子財布が会員別に区分されて保存される電子財布リスト情報DB212を有するDB部210が搭載される。
【0026】
これを通じて、ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200は後述される贈与者端末機300から贈与者用取引要請信号が伝送されると、その贈与者用取引要請信号に含まれた贈与者の身上情報を会員リスト情報DB211とマッチングして、会員であることを確認した後に受贈者認知用URL(A)を生成して贈与者端末機300に伝送し、後述される受贈者端末機400から受贈者認証用身上内訳信号が伝送されると、受贈者認証用身上内訳信号に含まれた受贈者の身上情報を会員リスト情報DB211とマッチングして、会員であることを確認した後に電子財布リスト情報DB212で贈与者の電子財布情報に保存されたブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨金額情報から受贈者に贈与しようとする金額だけ差し引き、その差し引かれた金額だけ受贈者の電子財布情報に保存されたブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨金額情報に累積させた後、これに基づいてデジタル仮想通貨取引用トランザクション情報を生成し、これをブロックチェーン保有サーバー100に伝播するように制御する機能を遂行する。
【0027】
このように、後述される贈与者端末機300および受贈者端末機400を所有する贈与者および受贈者はブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200に電子財布が管理される会員として加入した状態である。
【0028】
前記贈与者端末機300は贈与しようとするブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の金額情報および贈与者の身上情報を含む贈与者用取引要請信号を生成し、これを前記デジタル仮想通貨取引案内サーバー200に伝送し、前記デジタル仮想通貨取引案内サーバー200から伝送される前記受贈者認知用URL(A)を伝達しようとする受贈者を指定して伝送できるように案内する贈与者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ310が搭載された端末部材である。
【0029】
ここで、贈与者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリケーション310は応用プログラムであって、贈与者端末機300を通じてアップストアに接続してダウンロードしたり前述したブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200に直接接続してダウンロードして設置して使うことができる。
【0030】
また、贈与者端末機300には、ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の金額の入力およびインスタントメッセンジャーの選択などを遂行するためのブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引画面510が保存される。
【0031】
このようなブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引画面510は贈与しようとするブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の金額が表示される金額表示欄511、贈与者端末機300に搭載されたインスタントメッセンジャーが表示され、その表示されたインスタントメッセンジャーの中で贈与者が加入している該当受贈者側インスタントメッセンジャーを選択するインスタントメッセンジャー選択欄512、受贈者に伝達しようとするメッセージが入力表示されるテキスト入力欄513およびデータ伝送を要請する伝送メニュー514からなる。
【0032】
これを通じて、贈与者端末機300の贈与者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ310は,ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引画面510の伝送メニュー514がクリックされると、金額表示欄511を通じて表示されたブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の金額情報、インスタントメッセンジャー選択欄512を通じて選択された選択IM識別情報および保存管理されている贈与者の身上情報を集合して贈与者用取引要請信号を生成するようにプログラミング化される。
【0033】
このような構成からなる本発明の当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引システムを利用して当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引過程を説明すると次の通りである。
【0034】
まず、贈与者は贈与者端末機300に搭載された贈与者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ310を実行(S110)させると、その実行された贈与者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ310は保存管理されるブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引画面510を贈与者端末機300の情報出力部301を通じて出力表示(S120)できるように制御する。
【0035】
その後、贈与者は情報出力部301を通じて表示されたブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引画面510上の金額表示欄511、インスタントメッセンジャー選択欄512およびテキスト入力欄513に入力様式に合うように入力した状態で伝送メニュー514をクリックすると、贈与者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ310はブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引画面510を通じて入力されたデジタル仮想通貨の金額情報、選択IM識別情報と保存管理される贈与者の身上情報を集合して贈与者用取引要請信号を生成し、これをブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200に伝送(S130)する。
【0036】
その後、ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200は贈与者端末機300から贈与者用取引要請信号が伝送されると、贈与者用取引要請信号に含まれた贈与者の身上情報を会員リスト情報DB211とマッチングして、会員であることを確認した後にブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨が贈与される受贈者を認知できるように案内する受贈者認知用URL(A)を生成し、これを贈与者端末機300に伝送(S140)する。
【0037】
その後、贈与者端末機300の贈与者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ310はブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200から受贈者認知用URL(A)が伝送されると、選択IM識別情報に該当する贈与者側インスタントメッセンジャーが自動で実行されるように制御した状態で、その自動で実行された贈与者側インスタントメッセンジャーに受贈者認知用URL(A)が挿入表示された贈与者側インスタントメッセンジャー用URL表示案内画面(図3b参照)が情報出力部301を通じて出力されるように制御(S150)する。
【0038】
その後、贈与者端末機300の贈与者側インスタントメッセンジャーは贈与者が受贈者認知用URL(A)の伝達を要請するインスタントメッセンジャーの受贈者アカウントを贈与者側インスタントメッセンジャー用贈与者指定案内画面(図3c参照)を通じて指定すると、その受贈者アカウントに該当する受贈者端末機400に受贈者認知用URL(A)を伝送(S160)する。
【0039】
その後、受贈者端末機400の受贈者側インスタントメッセンジャーは伝送された受贈者認知用URL(A)が挿入表示された受贈者側インスタントメッセンジャー用URL表示案内画面(図3d参照)が情報出力部401を通じて出力(S170)できるように制御する。
【0040】
その後、受贈者端末機400の受贈者側インスタントメッセンジャーに表示された受贈者認知用URL(A)がクリックされると、これに連動して受贈者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ410が自動で実行(S180)される。
【0041】
自動で実行された受贈者端末機400の受贈者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ410はブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨が贈与される受贈者の身上情報を含む受贈者認証用身上内訳信号を生成し、これをデジタル仮想通貨取引案内サーバー200に伝送(S190)できるように制御する。
【0042】
その後、ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200は受贈者端末機400から受贈者認証用身上内訳信号が伝送されると、その受贈者認証用身上内訳信号に含まれた受贈者の身上情報を会員リスト情報DB211とマッチングして、受贈者が会員であることを確認した後に電子財布リスト情報DB212で贈与者の電子財布情報に保存されたブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨金額情報から受贈者に贈与しようとする金額だけ差し引き、その差し引かれた金額だけ受贈者の電子財布情報に保存されたブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨金額情報に累積させた後、これに基づいてブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨取引用トランザクション情報を生成し、これを指定されたブロックチェーン保有サーバー100に伝送(S200)する。
【0043】
その後、指定された個々のブロックチェーン保有サーバー100はブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨取引用トランザクション情報が伝送されると、その伝送されたブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨取引用トランザクション情報を検証を通じてブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引を認証し、その認証によりブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨取引用トランザクション情報を記録(S210)することによって、取引の認証を遂行する。
【0044】
その後、ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200は贈与者端末機300に受贈者にブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨を支給したとのメッセージを伝送する。
【0045】
その後、贈与者端末機300の贈与者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ310はブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200からメッセージが伝送されると、選択IM識別情報に該当する贈与者側インスタントメッセンジャーが自動で実行されるように制御した状態で、その自動で実行された贈与者側インスタントメッセンジャーにメッセージが挿入表示された贈与者側インスタントメッセンジャー用支給確認案内画面(図3e参照)が情報出力部301を通じて出力されるように制御する。
【0046】
これとともに、受贈者端末機400の受贈者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ410は、ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバ200からメッセージが伝送されると、受贈者側インスタントメッセンジャーが自動で実行されるように制御した状態で、その自動で実行された受贈者側のインスタントメッセンジャーにメッセージが挿入表示された受贈者側インスタントメッセンジャー用累積保存案内画面(図3f参照)が情報出力部401を通じて出力されるように制御する。
【0047】
しかし、前記のような当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引システムにはそれぞれの固有アドレスすなわち、パブリックアドレス(Publicaddress)およびパスワードに該当するプライベート鍵(Private key)が紛失される場合にはビットコイン(仮想通貨と同一概念)のセキュリティおよびハッキングに問題が発生する問題点があるのである。
【0048】
しかも、ビットコイン(仮想通貨と同一概念)を実際に伝送するには6コンファームをするのに1時間程度がかかるため、この方式では短い時間内に何度も買ったり売ったりする取引行為が不可能な問題点がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0049】
したがって、本発明の目的は、デジタル仮想通貨を生体認証信号と連動させて伝送するデジタル仮想通貨の取引方法を創案して、主人のない仮想通貨を認証手段を通じて当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引システムの固有アドレスすなわち、パブリックアドレス(Publicaddress)およびパスワードに該当するプライベート鍵(Private key)が紛失される場合にも、仮想通貨の伝送やセキュリティおよびハッキングに問題が無いようにすることである。
【0050】
しかも、本発明の他の種類の指紋変換装置が指紋が接触されると、指紋の隆線と谷が区分されてデジタル電気信号で出力される2進データによらないことによって、他のデジタル電気信号と連動させることができるようにすることにその目的がある。
【0051】
また、本発明の他の種類の指静脈変換装置は、毛細血管の映像を可視化させる前処理部を通じて獲得した指の毛細血管映像を行列ブロックで映像画面を分割し、分割された毛細血管映像の有無によってブロック別にデジタル電気信号で出力される2進データによらないことによって、他のデジタル電気信号と連動させることができるようにすることにその目的がある。
【0052】
しかも、本発明の他の種類の虹彩変換装置は、1つの虹彩の映像を各ピクセルに分け、各ピクセルは虹彩のパターンの有無によってデジタル電気信号で出力される2進データによらないことによって、他のデジタル電気信号と連動させることができるようにすることにその目的がある。
【0053】
また、本発明の他の種類の顔変換装置は、1つの顔映像に対して目の位置および周辺細部情報の特徴点によって、顔イメージの正規化により各ピクセルに区分してデジタル電気信号で出力される2進データによらないことによって、他のデジタル電気信号と連動させることができるようにすることにその目的がある。
【0054】
つまり、デジタル仮想通貨を生体認証信号と連動させて伝送するデジタル仮想通貨の取引方法を創案して主人があるようにし、仮想通貨を生体としての認証手段を通じて当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引システムの固有アドレスすなわち、パブリックアドレス(Publicaddress)およびパスワードに該当するプライベート鍵(Private key)が紛失される場合にも、他人がこれを使用できないようにしたものであって、仮想通貨の伝送やセキュリティおよびハッキングに本人の生体認証によってのみ取引できるようにすることにその目的があるのである。
【課題を解決するための手段】
【0055】
本発明はマッチングプログラム344によって仮想通貨のファイル基本単位ごとに指紋または指静脈の認証情報とマッチングされて保存されているため、贈与者の指紋または指静脈の認証情報はブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200によって受贈者の指紋または指静脈の認証情報に変換され得るようになるデジタル仮想通貨に対して、前記贈与者端末機300が仮想通貨のファイルと指紋または指静脈の認証情報とマッチングされているかどうかを判断できるように形成され、前記ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200が仮想通貨のファイルとマッチングされて保存された贈与者の指紋または指静脈の認証情報を受贈者の指紋または指静脈の認証情報に変換する要請があるかどうかを判断し、この情報を変換させることを特徴とするデジタル仮想通貨を生体認証信号とマッチングさせて発行されるデジタル仮想通貨である。
【0056】
そして、本発明の前記指紋または指静脈認証情報は、デジタル信号を利用した虹彩または顔認証情報であることを特徴とするデジタル仮想通貨を生体認証信号とマッチングさせて発行されるデジタル仮想通貨である。
【0057】
そして、本発明はネットワークでなされた伝送記録を集めて暗号化させたブロックチェーン(Blockchain)構造であって、貨幣の発行主体がない暗号通貨(Crypto-Currency)の取引方法において、まず、贈与者端末機300が贈与者の選択によって搭載された贈与者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ310またはハイブリッドウェブを実行するアプリまたはウェブ実行段階(S110);前記贈与者端末機300がその実行された贈与者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ310を通じて保存管理されるブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引画面510を情報出力部301を通じて出力表示を制御する情報出力部表示段階(S120);この時、マッチングプログラム344によって仮想通貨のファイル基本単位ごとに指紋または指静脈の認証情報とマッチングされて保存されているため、贈与者の指紋または指静脈の認証情報はブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200によって受贈者の指紋または指静脈の認証情報に変換され得るようになるデジタル仮想通貨に対して、前記贈与者端末機300が仮想通貨のファイルと指紋または指静脈の認証情報とマッチングされているかどうかを判断する指紋または指静脈認証情報マッチング判断段階(S130a);その後、前記贈与者端末機300が情報出力部301を通じて表示されたブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引画面510上の金額表示欄511、インスタントメッセンジャー選択欄512およびテキスト入力欄513に入力様式に合うように入力した状態で伝送メニュー514がクリックされると、贈与者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ310を通じてブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引画面510に入力されたデジタル仮想通貨の金額情報、選択IM識別情報と保存管理される贈与者の身上情報を集合して贈与者用取引要請信号を生成し、これをブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200に伝送するブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内伝送段階(S130);その後、受贈者端末機400が自動で実行された受贈者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ410はブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨が贈与される受贈者の身上情報を含む受贈者認証用身上内訳信号を生成し、これをデジタル仮想通貨取引案内サーバー200に伝送するデジタル仮想通貨取引案内伝送段階(S190);その後、ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200が受贈者端末機400から受贈者認証用身上内訳信号が伝送されると、その受贈者認証用身上内疫神号に含まれた受贈者の身上情報を会員リスト情報DB211とマッチングして、受贈者が会員であることを確認した後に電子財布リスト情報DB212で贈与者の電子財布情報に保存されたブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨金額情報から受贈者に贈与しようとする金額だけ差し引き、その差し引かれた金額だけ受贈者の電子財布情報に保存されたブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨金額情報に累積させた後、これに基づいてブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨取引用トランザクション情報を生成し、これを指定されたブロックチェーン保有サーバー100に伝送するデジタル仮想通貨取引用トランザクション情報伝送段階(S200);その後、マッチングプログラム344によって仮想通貨のファイル基本単位ごとに指紋または指静脈の認証情報とマッチングされて保存されているため、贈与者の指紋または指静脈の認証情報はブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200によって受贈者の指紋または指静脈の認証情報に変換され得るようになるデジタル仮想通貨に対して、前記ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200が仮想通貨のファイルとマッチングされて保存された贈与者の指紋または指静脈の認証情報を受贈者の指紋または指静脈の認証情報に変換する要請があるかどうかを判断し、この情報を変換させる贈与者-受贈者の指紋または指静脈認証情報変換段階(S210a);その後、指定された個々のブロックチェーン保有サーバー100はブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨取引用トランザクション情報が伝送されると、その伝送されたブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨取引用トランザクション情報を検証を通じてブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引を認証し、その認証によりブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨取引用トランザクション情報を記録することによって取引の認証を遂行する取引認証段階(S210);を含むことを特徴とするデジタル仮想通貨を生体認証信号とマッチングさせて発行されるデジタル仮想通貨の取引方法である。
【0058】
そして、本発明において、前記ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内伝送段階(S130)後、ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200が贈与者端末機300から贈与者用取引要請信号が伝送されると、贈与者用取引要請信号に含まれた贈与者の身上情報を会員リスト情報DB211とマッチングして、会員であることを確認した後にブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨が贈与される受贈者を認知できるように案内する受贈者認知用URL(A)を生成し、これを贈与者端末機300に伝送する受贈者認知用URL(A)伝送段階(S140);その後、贈与者端末機300が贈与者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ310を通じてブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200から受贈者認知用URL(A)が伝送されると、選択IM識別情報に該当する贈与者側インスタントメッセンジャーが自動で実行されるように制御した状態で、その自動で実行された贈与者側インスタントメッセンジャーに受贈者認知用URL(A)が挿入表示された贈与者側インスタントメッセンジャー用URL表示案内画面が情報出力部301を通じて出力されるように制御する贈与者側インスタントメッセンジャー用URL表示案内画面出力段階(S150);その後、贈与者端末機300が贈与者側インスタントメッセンジャーを通じて贈与者が受贈者認知用URL(A)の伝達を要請するインスタントメッセンジャーの受贈者アカウントを贈与者側インスタントメッセンジャー用贈与者指定案内画面を通じて指定すると、その受贈者アカウントに該当する受贈者端末機400に受贈者認知用URL(A)を伝送する受贈者認知用URL(A)伝送段階(S160);その後、受贈者端末機400が受贈者側インスタントメッセンジャーを通じて伝送された受贈者認知用URL(A)が挿入表示された受贈者側インスタントメッセンジャー用URL表示案内画面が情報出力部401を通じて出力されるように制御する受贈者側インスタントメッセンジャー用URL表示案内画面出力段階(S170);この時、受贈者端末機400が受贈者側インスタントメッセンジャーに表示された受贈者認知用URL(A)がクリックされると、これに連動して受贈者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ410を自動で実行するアプリ自動実行段階(S180);をさらに含むことを特徴とするデジタル仮想通貨を生体認証信号とマッチングさせて発行されるデジタル仮想通貨の取引方法である。
【0059】
そして、本発明において、指紋または指静脈認証情報はデジタル信号を利用した虹彩または顔認証情報であることを特徴とするデジタル仮想通貨を生体認証信号とマッチングさせて発行されるデジタル仮想通貨の取引方法である。
【0060】
そして、本発明はマッチングプログラム344によって仮想通貨のファイル基本単位ごとにQR(またはBAR)コードの認証情報とマッチングされて保存されているため、贈与者のQR(またはBAR)コードの認証情報はブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200によって受贈者のQR(またはBAR)コードの認証情報に変換され得るようになるデジタル仮想通貨に対して、前記贈与者端末機300が仮想通貨のファイルとQR(またはBAR)コードの認証情報とマッチングされているかどうかを判断できるように形成され、前記ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200が仮想通貨のファイルとマッチングされて保存された贈与者のQR(またはBAR)コードの認証情報を受贈者のQR(またはBAR)コードの認証情報に変換する要請があるかどうかを判断し、この情報を変換させることを特徴とするデジタル仮想通貨をQR(またはBAR)コードとマッチングさせて発行されるデジタル仮想通貨である。
【発明の効果】
【0061】
前記のように、本発明はデジタル仮想通貨を生体認証信号と連動させて伝送するデジタル仮想通貨の取引方法であって、当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引システムの固有アドレスすなわち、パブリックアドレス(Publicaddress)およびパスワードに該当するプライベート鍵(Private key)が紛失される場合にも、仮想通貨を生体情報とマッチングさせて伝送するようにしたり、生体情報による認証信号が入力されない場合には贈与者用取引要請信号が伝送されないようにしたり、受贈者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリが自動で実行されないようにしてビットコイン(仮想通貨と同一概念)のセキュリティおよびハッキング防止に多大な効果を発揮するのである。
【0062】
しかも、本発明の指紋変換装置は指紋が接触すると、指紋の隆線と谷が区分されてデジタル電気信号で出力される2進データによって変換させることによって、他のデジタル電気信号と連動させることができる効果をもたらし得る。
【0063】
また、本発明の指静脈変換装置は毛細血管の映像を可視化させる前処理部を通じて獲得した指の毛細血管映像を行列ブロックで映像画面を分割し、分割された毛細血管映像の有無によってブロック別にデジタル電気信号で出力される2進データによって変換させることによって、他のデジタル電気信号と連動させることができる効果をもたらし得る。
【0064】
しかも、本発明の虹彩変換装置は1つの虹彩の映像を各ピクセルに分け、各ピクセルは虹彩のパターンの有無によってデジタル電気信号で出力される2進データによって変換させることによって、他のデジタル電気信号と連動させることができる効果をもたらし得る。
【0065】
また、本発明の前記の顔変換装置は1つの顔映像に対して目の位置および周辺細部情報の特徴点によって、顔イメージの正規化により各ピクセルに区分してデジタル電気信号で出力される2進データによって変換させることによって、他のデジタル電気信号と連動させることができる効果をもたらし得る。
【図面の簡単な説明】
【0066】
図1】従来発明の当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引システムを示した全体構成図である。
図2】従来発明の当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引システムをなす構成のうちブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバーに搭載されたDB部を示したブロック構成図である。
図3図3aは、従来発明の当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引システムをなす構成のうち贈与者端末機に保存されるブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引画面510を示した図面である。図3bは、従来発明の受贈者認知用URLが贈与者端末機に搭載された贈与者側インスタントメッセンジャー上に表示された贈与者側インスタントメッセンジャー用URL表示案内画面520を示した図面である。図3cは、従来発明の贈与者端末機に搭載された贈与者側インスタントメッセンジャー上で贈与者を選定する贈与者側インスタントメッセンジャー用贈与者指定案内画面530を示した図面である。図3dは、従来発明の受贈者端末機に搭載された受贈者側インスタントメッセンジャー上に受贈者認知用URLが表示される受贈者側インスタントメッセンジャー用URL表示案内画面540を示した図面である。図3eは、従来発明の贈与者端末機に搭載された贈与者側インスタントメッセンジャー上に受贈者がブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の支給を受けたことを表示する贈与者側インスタントメッセンジャー用支給確認案内画面550を示した図面である。図3fは、従来発明の受贈者端末機に搭載された受贈者側インスタントメッセンジャー上に受贈者の電子財布に贈与者が送ったブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨が累積保存されたことを案内する受贈者側インスタントメッセンジャー用累積保存案内画面560を示した図面である。
図4】従来発明の当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引システムを利用して当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引過程を遂行することを示したフローチャートである。
図5】本発明の当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引システムを利用して仮想通貨を指紋/指静脈認証情報とマッチングさせるブロック図である。
図6】本発明の当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引システムを利用して当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引過程を遂行することを示したブロック図である。
図7a】本発明の当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引システムを利用して当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引過程を遂行することを示したフローチャートである。
図7b】本発明の当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引システムを利用して当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引過程を遂行することを示したフローチャートである。
図8】本発明のある実施例に係る認証装置の指静脈と指指紋のイメージ獲得メカニズムを概念的に示す図面である。
図9】本発明の認証装置の内部の電子的構成例を示す図面である。
図10】指静脈イメージセンサと指指紋イメージセンサが撮影する同一指の指指紋面(a)と指の側面(b)の斜視図である。本発明の2個の指に対する指紋および指静脈のイメージを区分して示した図面である。
図11】指紋と指静脈のアルゴリズムを連動させる入出力統合モジュールを表示した図面である。
図12】指紋と指静脈を登録要請するフローチャートである。
図13】指紋と指静脈を認証要請するフローチャートである。
図14】指紋と指静脈を削除要請するフローチャートである。
図15】本発明に適用される指紋1、指紋2と指静脈で認証されるマウスの概略斜視図である。
図16】本発明で適用されるある実施例に係る指紋または/および指静脈撮影認証装置の構成例示図である。
図17】本発明の当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引システムを利用して仮想通貨を虹彩/顔認証情報とマッチングさせるブロック図である。
図18】本発明の当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引システムを利用して当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引過程を遂行することを示したブロック図である。
図19a】本発明の当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引システムを利用して当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引過程を遂行することを示したフローチャートである。
図19b】本発明の当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引システムを利用して当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引過程を遂行することを示したフローチャートである。
図20】本発明に適用される従来第1指紋発明のアナログ処理回路とデジタル処理回路を適用している指紋認識機の構成を示したブロック図である。
図21】本発明に適用される従来第2指紋発明による単一のチップ指紋認識機の構成を示すブロック図である。
図22】本発明に適用される従来第2指紋発明による指紋認識機の単一のチップの具現例を示したブロック図である。
図23】本発明に適用される従来第3指紋発明による指紋の特定点を利用して指紋認識を比較する例示図である。
図24】本発明に適用される従来指静脈発明の一実施例による生体認識セキュリティ装置の作動過程を説明するために図示したフローチャートである。
図25】本発明に適用される従来指静脈発明の毛細血管撮影時の有効部位の基準点の設定を説明するために図示した図面である。
図26】本発明に適用される従来指静脈発明の前処理部の映像分割と2進化過程を説明するために図示した図面である。
図27】本発明に適用される従来虹彩発明の一実施例に係る近距離虹彩撮影用カメラを利用した虹彩認識機を示したブロック構成図である。
図28】本発明に適用される従来虹彩発明の一実施例に係る近距離虹彩撮影用カメラを利用した虹彩認識方法を説明するためのフローチャートである。
図29】本発明に適用される従来虹彩発明の一実施例に係る近距離虹彩撮影用カメラを利用した虹彩認識方法で2進データで正規化する方法を説明するための図面である。
図30】本発明に適用される従来の顔発明の目の筋肉構造に対する説明図である。
図31】本発明に適用される従来の顔発明の顔イメージの簡略構成である。
図32】本発明に適用される従来発明の実施例である指静脈パターン入力装置の外観図である。
図33】本発明に適用される図32の断面図である。
図34】本発明の当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引システムを利用して仮想通貨をQR/BARコード認証情報とマッチングさせるブロック図である。
図35】本発明の当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引システムを利用して当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引過程を遂行することを示した図9のさらに他のブロック図である。
図36a】本発明の当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引システムを利用して当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引過程を遂行することを示した図34のフローチャートである。
図36b】本発明の当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引システムを利用して当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引過程を遂行することを示した図34のフローチャートである。
図37】本発明に係る受贈者(無線通信)端末機を利用した通信サービスおよび決済方法を実行するためのシステムの概略的な構成図である。
図38図37での決済サービス加入段階をより詳細に説明するためのフローチャートである。
図39図37での決済手段提供段階をより詳細に説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0067】
本発明はマッチングプログラム344によって仮想通貨のファイル基本単位ごとに指紋または指静脈の認証情報とマッチングされて保存されているため、贈与者の指紋または指静脈の認証情報はブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200によって受贈者の指紋または指静脈の認証情報に変換され得るようになるデジタル仮想通貨に対して、前記贈与者端末機300が仮想通貨のファイルと指紋または指静脈の認証情報とマッチングされているかどうかを判断できるように形成され、前記ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200が仮想通貨のファイルとマッチングされて保存された贈与者の指紋または指静脈の認証情報を受贈者の指紋または指静脈の認証情報に変換する要請があるかどうかを判断し、この情報を変換させることを特徴とするデジタル仮想通貨を生体認証信号とマッチングさせて発行されるデジタル仮想通貨であって、前記指紋または指静脈認証情報はデジタル信号利用した虹彩または顔認証情報およびQR(またはBAR)コードの認証情報であるものとして発行されるデジタル仮想通貨である。
【0068】
以下、添付された図面を参照して記述される本発明の好ましい実施例を通じて本発明を当業者が容易に理解して再現できるように詳細に説明する。
【0069】
用語」または」というそれぞれ使用の意味とともに使用の意味が含まれることがあるので、時によっては用語は」または/および「という概念を含んでいる。
【0070】
まず、本発明の技術的内容の理解を助けるために、図1に関連した従来技術ではあるが、本発明の根幹をなす技術的内容である贈与者端末機300と受贈者端末機400について詳細に説明する。
【0071】
前記贈与者端末機300は贈与しようとするブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の金額情報および贈与者の身上情報を含む贈与者用取引要請信号を生成し、これを前記デジタル仮想通貨取引案内サーバー200に伝送し、前記デジタル仮想通貨取引案内サーバー200から伝送される前記受贈者認知用URL(A)を伝達しようとする受贈者を指定して伝送できるように案内する贈与者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ310が搭載された端末部材である。
【0072】
ここで、贈与者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ310は応用プログラムであって、贈与者端末機300を通じてアップストアに接続してダウンロードしたり前述したブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200に直接接続してダウンロードして設置して使うことができる。
【0073】
前記アプリ310の代わりにハイブリッドウェブを使用できるものであって、前記ハイブリッドウェブを活性化させてここで接続したり情報を伝送できるものである。
【0074】
また、贈与者端末機300は贈与者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ310を運営するために、使用者の操作により贈与者端末機300を制御したりまたは動作するための使用者入力信号を発生するキーパッドのような情報入力部、後述される贈与者の身上情報などのデータあるいは専用プログラムである前記贈与者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ310が保存される情報保存部、後述されるブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引画面510のようなマルチメディア情報が出力される情報出力部301および贈与者端末機300の全般的な動作制御を遂行する制御部で構成され、本発明を明確に限定するために情報出力部301にのみ図面番号を明記し、これは後述される受贈者端末機400にも情報出力部401にのみ図面番号を明記する。
【0075】
このような、機能を遂行する贈与者端末機300にはパームトップ(palmtops)、PDA(Personal Digital Assistants;PDAs)、インターネット接続が可能なスマートフォンのような通信端末装置、携帯用マルチメディア再生機(PMP)、またはUMPC(Ultra-mobile PC)およびMID(Mobile Internet Device)等の多様な端末に適用することができ、これは後述される受贈者端末機400にも同一に適用可能である。
【0076】
前記受贈者端末機400は贈与者端末機300から受贈者認知用URL(A)が伝送された受贈者認知用URL(A)をクリック時に自動で実行されて、ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨が贈与される受贈者の身上情報を含む受贈者認証用身上内訳信号を生成し、これを前記デジタル仮想通貨取引案内サーバー200に伝送されるように制御する受贈者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ410が搭載された端末部材である。
【0077】
ここで、贈与者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ310および受贈者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ410は同一のアプリであって、明確に区分するために贈与者側および受贈者側という接頭辞を付した。
【0078】
そして、前記贈与者端末機300および受贈者端末機400では、受贈者がブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨を与えようとする贈与者の選択を容易にできるように、インスタントメッセンジャー(IM)を基盤として提供されることが好ましい。
【0079】
このために、贈与者端末機300には、贈与者側インスタントメッセンジャーが搭載され、受贈者端末機400には、受贈者側インスタントメッセンジャーが搭載される。
【0080】
このように、搭載されるようになる贈与者側インスタントメッセンジャーおよび受贈者側インスタントメッセンジャーは同一のインスタントメッセンジャーであり、明確に区分するためにここでも贈与者側および受贈者側という接頭辞を付した。
【0081】
これを通じて、贈与者端末機300の贈与者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ310は前記贈与者用取引要請信号に贈与者が指定した贈与者側インスタントメッセンジャーを識別する選択IM識別情報を集合して伝送し、デジタル仮想通貨取引案内サーバー200から受贈者認知用URL(A)が伝送されると、贈与者が指定した前記贈与者側インスタントメッセンジャーが自動で実行されるように制御した状態で、その自動で実行された贈与者側インスタントメッセンジャーに前記受贈者認知用URL(A)が出力されるように制御し、贈与者側インスタントメッセンジャーは贈与者が受贈者認知用URL(A)の伝達を要請するインスタントメッセンジャーの受贈者アカウントを指定すると、その受贈者アカウントに該当する前記受贈者端末機400に伝送されるようにプログラミング化される。
【0082】
また、受贈者端末機400の受贈者側インスタントメッセンジャーは前記伝送された受贈者認知用URL(A)が出力されるように制御し、受贈者端末機400の受贈者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ410は受贈者が受贈者側インスタントメッセンジャーに表示された前記受贈者認知用URL(A)をクリックすると、自動で実行されて受贈者認証用身上内訳信号を生成し、これをデジタル仮想通貨取引案内サーバー200に伝送されるようにプログラミング化される。
【0083】
以下、添付された図5を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
【0084】
図5は、本発明の当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引システムを利用して仮想通貨を指紋/指静脈認証情報とマッチングさせるブロック図である。
【0085】
図5での本発明の当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引システムを利用して仮想通貨を生体認証情報とマッチングさせるブロック図に示されたメインコントローラ(CPU)340は、前述したような暗号化された仮想通貨315と、前述したような暗号化された指紋/指静脈のアルゴリズム415と、指紋/指静脈認識機を含む贈与者端末機300と、指紋/指静脈認識機を含む受贈者端末機400とで構成され、ここに暗号化された仮想通貨315の電子的暗号ソース(仮想通貨が形成された「ファイル名」または仮想通貨の「ノード」を含む)と指紋/指静脈のアルゴリズム415の電子的アルゴリズムソースをマッチングさせる変換装置500と、贈与者の仮想通貨を受贈者の仮想通貨に変換させる贈与者-受贈者指紋/指静脈変換装置600で形成されている。
【0086】
以下、添付された図6、7を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
【0087】
図6は本発明の当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引システムを利用して当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引過程を遂行することを示したブロック図であり、図7は本発明の当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引システムを利用して当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引過程を遂行することを示したフローチャートである。
【0088】
本発明はマッチングプログラム344によって仮想通貨のファイル基本単位ごとに指紋または指静脈の認証情報とマッチングされて保存されているため、贈与者の指紋または指静脈の認証情報はブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200によって受贈者の指紋または指静脈の認証情報に変換され得るようになるデジタル仮想通貨に対して、前記贈与者端末機300が仮想通貨のファイルと指紋または指静脈の認証情報とマッチングされているかどうかを判断できるように形成され、前記ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200が仮想通貨のファイルとマッチングされて保存された贈与者の指紋または指静脈の認証情報を受贈者の指紋または指静脈の認証情報に変換する要請があるかどうかを判断し、この情報を変換させることを特徴とするデジタル仮想通貨を生体認証信号とマッチングさせて発行されるデジタル仮想通貨である。
【0089】
ここで、後述されるが、前記指紋/指静脈認証情報は虹彩/顔認証情報であることを特徴とする。
【0090】
これについて具体的にその技術内容および取引方法を説明する。
【0091】
図6での本発明の当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引システムを利用して当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引過程を遂行することを示したブロック図での総括マッチングプログラム340aと連携される仮想通貨の基本単位である第1ファイル315aで提供される電子的暗号ソース316が総括マッチングプログラム340aで変換され、指紋/指静脈アルゴリズム415で提供される電子的アルゴリズムソース416が総括マッチングプログラム340aで変換されて、これらはマッチングプログラム344によって融合され得るようにして伝送の基本単位となって取引できるようになるのである。
【0092】
すなわち、開始段階ではマッチングプログラム344によって仮想通貨のファイル基本単位ごとに指紋または指静脈の認証情報とマッチングされて保存されているため、贈与者の指紋または指静脈の認証情報はブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200によって受贈者の指紋または指静脈の認証情報に変換され得るようになるデジタル仮想通貨に対して、前記贈与者端末機300が仮想通貨のファイルと指紋または指静脈の認証情報とマッチングされているかどうかを判断する指紋または指静脈認証情報マッチング判断段階(S130a)によって処理される。
【0093】
そして、譲渡段階ではマッチングプログラム344によって仮想通貨のファイル基本単位ごとに指紋または指静脈の認証情報とマッチングされて保存されているため、贈与者の指紋または指静脈の認証情報はブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200によって受贈者の指紋または指静脈の認証情報に変換され得るようになるデジタル仮想通貨に対して、前記ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200が仮想通貨のファイルとマッチングされて保存された贈与者の指紋または指静脈の認証情報を受贈者の指紋または指静脈の認証情報に変換する要請があるかどうかを判断し、この情報を変換させる贈与者-受贈者の指紋または指静脈認証情報変換段階(S210a)によって処理される。
【0094】
未説明符号315b、315cは前記仮想通貨の基本単位である第1ファイルに続く仮想通貨の第2、3ファイルの個数を示す。
【0095】
もちろん、多量を伝送するためには一括決済方式のプログラムを製作して運営することが好ましい。
【0096】
図7(a)と図7(b)では、従来伝送方式に示された手順と同一の事項をそのまま活用するため、本発明の必須構成要素としてそのまま説明する。
【0097】
符号の表示において、従来技術と同一の技術的内容の符号は同一に使われる。
【0098】
まず、贈与者端末機300は贈与者の選択によって搭載された贈与者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ310を実行(S110)すると、その実行された贈与者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ310は保存管理されるブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引画面510を贈与者端末機300の情報出力部301を通じて出力表示(S120)できるように制御する。
【0099】
この時、すべての情報の露出を防止するために、仮想通貨の電子的暗号ソース(仮想通貨が形成された「ファイル名」または仮想通貨の「ノード」を含む)と指紋または指静脈の電子的アルゴリズムソースとマッチングされているかどうかを指紋または/および指静脈認証手段によって要求することになり、ここでは仮想通貨と指紋または/および指静脈認証情報とマッチングされたかどうかを判断(S130a)する。
【0100】
前記のような条件を満足しない場合には取引を終了することにし、その後、贈与者端末機300は情報出力部301を通じて表示されたブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引画面510上の金額表示欄511、インスタントメッセンジャー選択欄512およびテキスト入力欄513に入力様式に合うように入力した状態で伝送メニュー514をクリックすると、贈与者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ310はブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引画面510を通じて入力されたデジタル仮想通貨の金額情報、選択IM識別情報と保存管理される贈与者の身上情報を集合して贈与者用取引要請信号を生成し、これをブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200に伝送(S130)する。
【0101】
その後、ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200は贈与者端末機300から贈与者用取引要請信号が伝送されると、贈与者用取引要請信号に含まれた贈与者の身上情報を会員リスト情報DB211とマッチングして、会員であることを確認した後にブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨が贈与される受贈者を認知できるように案内する受贈者認知用URL(A)を生成し、これを贈与者端末機300に伝送(S140)する。
【0102】
その後、贈与者端末機300の贈与者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ310はブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200から受贈者認知用URL(A)が伝送されると、選択IM識別情報に該当する贈与者側インスタントメッセンジャーが自動で実行されるように制御した状態で、その自動で実行された贈与者側インスタントメッセンジャーに受贈者認知用URL(A)が挿入表示された贈与者側インスタントメッセンジャー用URL表示案内画面(図3b参照)が情報出力部301を通じて出力されるように制御(S150)する。
【0103】
その後、贈与者端末機300の贈与者側インスタントメッセンジャーは贈与者が受贈者認知用URL(A)の伝達を要請するインスタントメッセンジャーの受贈者アカウントを贈与者側インスタントメッセンジャー用贈与者指定案内画面(図3c参照)を通じて指定すると、その受贈者アカウントに該当する受贈者端末機400に受贈者認知用URL(A)を伝送(S160)する。
【0104】
その後、受贈者端末機400の受贈者側インスタントメッセンジャーは伝送された受贈者認知用URL(A)が挿入表示された受贈者側インスタントメッセンジャー用URL表示案内画面(図3d参照)が情報出力部401を通じて出力(S170)できるように制御する。
【0105】
その後、受贈者端末機400の受贈者側インスタントメッセンジャーに表示された受贈者認知用URL(A)がクリックされると、これに連動して受贈者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ410が自動で実行(S180)される。
【0106】
自動で実行された受贈者端末機400の受贈者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ410はブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨が贈与される受贈者の身上情報を含む受贈者認証用身上内訳信号を生成し、これをデジタル仮想通貨取引案内サーバー200に伝送(S190)できるように制御する。
【0107】
その後、ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200は受贈者端末機400から受贈者認証用身上内訳信号が伝送されると、その受贈者認証用身上内訳信号に含まれた受贈者の身上情報を会員リスト情報DB211とマッチングして、受贈者が会員であることを確認した後に電子財布リスト情報DB212で贈与者の電子財布情報に保存されたブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨金額情報から受贈者に贈与しようとする金額だけ差し引き、その差し引かれた金額だけ受贈者の電子財布情報に保存されたブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨金額情報に累積させた後、これに基づいてブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨取引用トランザクション情報を生成し、これを指定されたブロックチェーン保有サーバー100に伝送(S200)する。
【0108】
この時、ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200は仮想通貨の電子的暗号ソース(仮想通貨が形成された「ファイル名」または仮想通貨の「ノード」を含む)と指紋または指静脈の電子的アルゴリズムソースとマッチングされた仮想通貨の贈与者を指紋または指静脈の認証信号によって受贈者に変換する要請があるかどうかを判断し、この情報を変換させる贈与者-受贈者の指紋または指静脈認証情報変換段階(S210a)を遂行する。
【0109】
その後、指定された個々のブロックチェーン保有サーバー100はブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨取引用トランザクション情報が伝送されると、その伝送されたブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨取引用トランザクション情報を検証を通じてブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引を認証し、その認証によりブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨取引用トランザクション情報を記録(S210)することによって、取引の認証を遂行する。
【0110】
その後、ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200は贈与者端末機300に受贈者にブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨を支給したとのメッセージを伝送する
【0111】
その後、贈与者端末機300の贈与者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ310はブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200からメッセージが伝送されると、選択IM識別情報に該当する贈与者側インスタントメッセンジャーが自動で実行されるように制御した状態で、その自動で実行された贈与者側インスタントメッセンジャーにメッセージが挿入表示された贈与者側インスタントメッセンジャー用支給確認案内画面(図3e参照)が情報出力部301を通じて出力されるように制御する。
【0112】
これと共に、受贈者端末機400の受贈者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ410はブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200からメッセージが伝送されると、受贈者側インスタントメッセンジャーが自動で実行されるように制御した状態で、その自動で実行された受贈者側インスタントメッセンジャーにメッセージが挿入表示された受贈者側インスタントメッセンジャー用累積保存案内画面(図3f参照)が情報出力部401を通じて出力されるように制御する。
【0113】
さらに他のビットコイン(仮想通貨と同一概念)の取引方法で、ネットワークでなされた伝送記録を集めて暗号化させたブロックチェーン(Blockchain)構造であって、貨幣の発行主体がない暗号通貨(Crypto-Currency)のビットコイン(仮想通貨と同一概念)の取引方法において、ビットコイン(仮想通貨と同一概念)ネットワークを構成しているコンピュータに搭載されたプログラムを実行させてビットコイン(仮想通貨と同一概念)の取引を認証しながらビットコイン(仮想通貨と同一概念)を採掘して獲得する段階;コンピュータによって実行されるプログラムでビットコイン(仮想通貨と同一概念)の取引のために採掘および購入して獲得したビットコイン(仮想通貨と同一概念)をコンピュータに搭載されたプログラムを実行させて取引する時、暗号通貨取引所サーバーで提供するプログラムを搭載した会員サーバーまたは会員コンピュータに搭載されたプログラムを実行させて暗号通貨取引所サーバー上に会員の取引所ウェブ財布アドレスを生成する段階;会員サーバーまたは会員コンピュータに搭載されたプログラムを実行させて取引されたビットコイン(仮想通貨と同一概念)取引内訳が保存されたデータベース(DB)を具備した暗号通貨取引所サーバーを通じてビットコイン(仮想通貨と同一概念)取引のための取引所一般財布のアドレスを暗号通貨取引所サーバーに生成する段階;および会員サーバーまたは会員コンピュータに搭載されたプログラムを実行させてビットコイン(仮想通貨と同一概念)を取引するために暗号通貨取引所サーバーに保存された会員の取引所アドレスを生成する段階を含む。
【0114】
この時、ビットコイン(仮想通貨と同一概念)を伝送する前に本人認証のために指紋または/および指静脈認証手段によって贈与者側の生体認証を要求することになり、ここでは指紋または/および指静脈認証をしたかを判断する段階;
【0115】
この時、仮想通貨の電子的暗号ソース(仮想通貨が形成された「ファイル名」または仮想通貨の「ノード」を含む)と指紋または指静脈の電子的アルゴリズムソースとマッチングされているかどうかを指紋または/および指静脈認証手段によって要求することになり、ここでは仮想通貨と指紋または指静脈認証情報とマッチングされたかどうかを判断する段階;会員サーバーまたは会員コンピュータに搭載されたプログラムを実行させてビットコイン(仮想通貨と同一概念)取引を速かに処理するために前記暗号通貨取引所サーバーに生成させた会員の取引所ウェブ財布アドレスから暗号通貨取引所サーバーに生成された取引所一般財布アドレスにビットコイン(仮想通貨と同一概念)を伝送する段階;暗号通貨取引所サーバーに搭載されたプログラムが実行される状態で暗号通貨取引所サーバーに生成された会員自身の取引所ウェブ財布アドレスから取引所サーバーに生成された取引所一般財布アドレスにビットコイン(仮想通貨と同一概念)の伝送を確認する段階を含む。
【0116】
この時、ビットコイン(仮想通貨と同一概念)の伝送がなされたことが確認される場合に、暗号通貨取引所サーバーに搭載されたプログラムを実行させて保存された会員の取引所アドレスに実際のビットコイン(仮想通貨と同一概念)ではない暗号通貨取引所サーバーに搭載されたデータベース上の数値変更によってビットコイン(仮想通貨と同一概念)を入金処理する段階;および暗号通貨取引所サーバーに搭載されたデータベース上の数値変更によってビットコイン(仮想通貨と同一概念)の取引が完了した場合に、会員のデータベースに入金処理せずに先入金された部分と相殺処理する段階を含むビットコイン(仮想通貨と同一概念)取引方法に関する。
【0117】
この時、必要な時に仮想通貨の電子的暗号ソース(仮想通貨が形成された「ファイル名」または仮想通貨の「ノード」を含む)と指紋または指静脈の電子的アルゴリズムソースとマッチングされた仮想通貨の贈与者を指紋または指静脈の認証信号によって受贈者に変換する要請があるかどうかを判断し、この情報を変換させる贈与者-受贈者の指紋または指静脈認証情報変換段階を遂行できるのである。
【0118】
これを整理すると、本発明は当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引システムを利用して仮想通貨を生体認証情報とマッチングさせるメインコントローラ(CPU)340は暗号化された仮想通貨315と、暗号化された指紋/指静脈のアルゴリズム415と、指紋/指静脈認識機を含む贈与者端末機300と、指紋/指静脈認識機を含む受贈者端末機400とで構成され、ここに暗号化された仮想通貨315の電子的暗号ソースと指紋/指静脈のアルゴリズム415の電子的アルゴリズムソース416をマッチングさせる変換装置500と、贈与者の仮想通貨を受贈者の仮想通貨に変換させる贈与者-受贈者指紋/指静脈変換装置600で形成されている。
【0119】
そして、総括マッチングプログラム340aと連携される仮想通貨の基本単位である第1ファイル315aで提供される電子的暗号ソース316が総括マッチングプログラム340aで変換され、指紋/指静脈アルゴリズム415で提供される電子的アルゴリズムソース416が総括マッチングプログラム340aで変換されて、これらはマッチングプログラム344によって仮想通貨の電子的暗号ソースとしてのデジタル信号と指紋/指静脈の電子的アルゴリズムソースとしてのデジタル信号によって融合されて仮想通貨伝送の基本単位になって取引できるようにするとともに、前記指紋または指静脈の電子的アルゴリズムソース416はブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200によって贈与者-受贈者指紋/指静脈変換装置600が受贈者の指紋または指静脈の電子的アルゴリズムソースに変換できるようになることを特徴とするデジタル仮想通貨を生体認証信号と連動させて伝送されるデジタル仮想通貨の発行方法である。
【0120】
ここで、前記指紋または/および指静脈認証手段は下記のように形成されている。
【0121】
図8は本発明のある実施例に係る認証装置の指静脈と指指紋のイメージ獲得メカニズムを概念的に示す図面であり、図9は本発明の認証装置の内部の電子的構成例を示す図面であり、図10は指静脈イメージセンサと指指紋イメージセンサが撮影する同一指の指指紋面(a)と指の側面(b)を示す図面である。
【0122】
図8に示されたように、本発明は指紋と指静脈を撮影できる統合撮影認証装置200aであって、オブジェクト収容部201は上下に指載置部を形成するスキャンパネル上部ケース201aおよびこの電装部を収容するスキャンパネル下部ケース201bで構成され、前記スキャンパネル上部ケース201aの上部にはガラスまたはアクリルなどの透明素材からなる指紋と指静脈を同時撮影するスキャンパネル250が設置され、前記スキャンパネル250は指紋指接触部250aと指静脈指非接触部250bが前後に段をなしながら形成されている。
【0123】
前記スキャンパネル250の指静脈指非接触部250bが溝で形成され得るように溝側壁251として縁に形成されており、その上端の周囲に指を載置できるように指載置部252が指紋指接触部250aと平行に形成されている。
【0124】
また、指の血流の流れの温度を感知する温度センサ275をスキャンパネル250の指紋指接触部250aに対向して指静脈指非接触部250bの前方に形成することによって、指を着地させる場合に指の温度および血流の流れを感知して感知された温度および流れによって指静脈の認識が可能なように形成されている。
【0125】
そして、一側面には指静脈をさらに正確に撮影するために、側面から撮影できるように赤外線の側面発信部260aを収容する赤外線側面発信部ケース260が長さに形成されている。
【0126】
前記スキャンパネル下部ケース201bは電装品を収容できる空間で形成される。
【0127】
そして、指が載置され得る指載置縁253が形成される。
【0128】
したがって、本発明の第1実施例で、使用者は指オブジェクトをこのスキャンパネル250の上に当てて指静脈認証を開始し、前記装置による指静脈認証が開始されると、赤外線光源部240、241が指オブジェクトに向かって下部および側部から赤外線を照射する。
【0129】
また、下部の指静脈イメージセンサ230はオブジェクト収容部201の中に内蔵されて設置され、スキャンパネル250に向かって下部からオブジェクトの指静脈を撮影する。
【0130】
また、側部の指静脈イメージセンサ231は赤外線側面発信部ケース260の中に内蔵されて設置され、スキャンパネル250に向かって側部からオブジェクトの指静脈を撮影する。
【0131】
そして、指紋認識部では指紋認識モジュール250aaを形成して指紋の接触によって指紋を判断できる方法を提供している。
【0132】
このような指紋認識モジュール250aaは多層の薄板の構造になっており、指紋認証モジュールの上層部に指紋認識層が形成されており、その下部に温度および血流感知認証層が形成されて人体の温度および血流を感知した後にこの作動を開始できるように形成され得る。
【0133】
図9は、本発明の好ましいある実施例に係る指静脈撮影認証装置の内部の電子的構成例である。
【0134】
統合撮影認証装置200aは赤外線光源部240、指静脈イメージセンサ230、指指紋イメージセンサ220、デジタル変換部290、復号化アルゴリズム部260、男女識別処理部265、生体情報データ保存所270および表示部280を含む。
【0135】
また、図面には表示されていないが、電源部、通信部および多様なI/Oデバイスを含むことができる。
【0136】
赤外線光源部240はオブジェクト収容部に向かって赤外線光を照射する。好ましくは、指静脈イメージの撮像に適合な630~1,000nm波長の赤外線光を放出するものであって、1個以上のLEDで構成され得る。また好ましくは、光学フィルターが設置されて光ノイズを除去するようにすることができる。
【0137】
可視線光源部242はオブジェクト収容部に向かって可視光線を照射する。指表面の指指紋の撮影に適合な波長の紫外線光を放出するものであって、1個以上のLEDで構成され得る。
【0138】
また、本発明のある実施例ではオブジェクト収容部に向かって赤外線光と可視線光を照射する赤外線光源部240と可視線光源部242がそれぞれ1つ設置され得る。
【0139】
本発明の他の実施例では、赤外線光源部240と可視線光源部242をオブジェクト収容部101の中に複数設置してオブジェクトに均一に赤外線と可視線が到達するようにしてイメージの獲得に最適化することができる。
【0140】
本発明の好ましい実施例において、指静脈イメージセンサ230、231は下部および側部で1個の指オブジェクト対する指静脈イメージを獲得する。
【0141】
本発明の他の好ましい実施例において、指静脈イメージセンサ230は1つの指オブジェクト対する指紋面と側面の指静脈イメージを獲得する。
【0142】
図10(a)、図10(b)に示されたように、1つの指の内側の表面と側面でそれぞれ赤外線を撮影する角度である。
【0143】
未説明簿号1aは指関節の間の指静脈部分であり、1bは指の関節、1cは指紋部分を示す。
【0144】
指オブジェクトの正面イメージ撮影時、指の指指紋面がスキャンパネルに当たるように載置して撮影し、指静脈イメージセンサ230、231、232、233の数によって、側面イメージ撮影時に指をそのまま横に90度に側面がスキャンパネルに当たるようにする。指の指指紋面と側面の撮影順序は互いに変わり得る。
【0145】
デジタル変換部1290は前記指静脈イメージと指指紋イメージをすべて受け入れて指静脈と指指紋イメージとして抽出する。デジタル変換部1290によって本発明は指に対する指静脈と指指紋イメージファイルを獲得する。
【0146】
制御部1210はデジタル変換部1290で変換されたイメージファイルがマッチングアルゴリズム部1260に伝達されるようにする。
【0147】
前記男女識別処理部265は必要に応じて、前記指紋と指静脈を同時認証時に男子情報は「1」、女子情報は「2」に区分して登録する機能をすることになる。
【0148】
本発明者の先出願によると、このようなサーバー構築時に銀行別、男女別、世代別に分けて人体情報のデータを保存する方法がある。
【0149】
そして、生体情報データ保存所1270には事前に保存された使用者の生体情報が保管されている。本発明のある実施例において、生体情報データ保存所1270は認証装置の内部メモリに構築され得る。
【0150】
本発明の他の実施例において、前記データ保存所1270は装置外部の保存所に位置し、有線または無線通信で接近することができる。
【0151】
生体情報データ保存所1270は外部からのハードウェア、ソフトウェア的攻撃や盗難から保護され得る暗号プロセッサ(Crypto-processor)を使うことができる。
【0152】
マッチングアルゴリズム部1260は前記生体情報データ保存所1270に保存されている使用者のデータを獲得した後、デジタル変換部1290で獲得した使用者生体情報値と一致するかどうかを判断する。一致する場合、表示部1280を通じて成功メッセージを出力することができる。もし復号化失敗時には表示部1280に認証失敗メッセージを出力することができる。
【0153】
制御部1210は認証装置の動作と機能を制御する。
【0154】
特に指静脈イメージの獲得、処理、認証演算および認証結果を判断する。獲得した静脈イメージの処理と演算に関連しては多様なソフトウェアを利用することができる。
【0155】
例えば、キャニーエッジ感知(Canny edge detector)アルゴリズムを使うことができる。ガウスフィルタ(Gaussian Filter)を適用して原本イメージのノイズを全体的に除去することができる。イメージグラジエント(Image Gradient)を通じてイメージをエッジ化する。すなわちイメージのスケッチ線を抽出する。Non-maximum Supressionを適用してエッジ(スケッチ線)を薄くする作業を実施し、二重限界点(Double Threshold)を適用して濃いエッジは確実なエッジとして分類し、薄いエッジはノイズと見なして弱いエッジとして分類する。そして、最後に弱いエッジを削除し、確実なエッジのみを残し、最終的に指静脈のエッジ化されたイメージを出力するのである。
【0156】
これを具現するための指紋と指静脈のアルゴリズムを連動させる統合モジュールは次のように説明され得る。
【0157】
図11は指紋と指静脈のアルゴリズムを連動させる入出力統合モジュールを表示した図面であり、図12は指紋と指静脈を登録要請するフローチャートであり、図13は指紋と指静脈を認証要請するフローチャートであり、図14は指紋と指静脈を削除要請するフローチャートである。
【0158】
前記図11に示されたように、指紋と指静脈のアルゴリズムを同時に連動させる入出力統合モジュールU1は指紋モジュールU2と指静脈モジュールU3と、変換モジュールU4で形成されている。
【0159】
まず、指紋モジュールU2について説明する。
【0160】
前記指紋モジュールU2のGND 1番ラインは(-)電圧回路の基準で、0V接地機能をし、RX 2番ラインはシリアルデータ受信ポートであって、指紋モジュールを制御する機能をし、TX 3番ラインはシリアルデータ送信ポートであって、指紋モジュール状態を読み込む機能をし、VCC 4番ラインは電源回路の(+)電圧の基準で、+5V電圧入力機能をするものであり、前記のような構成はイメージセンサで指紋をスキャンしてあらかじめ保存されたイメージと比較して同一の指紋イメージの人がいる場合、該当人の登録された認証コードをシリアル通信(ここでは実施例として232通信を適用した)に出力する。
【0161】
ここで232通信とは、シリアル通信規格のことである。
【0162】
次は指静脈モジュールU3について説明する。
【0163】
前記指静脈モジュールU3のGND 1番ラインは(-)電圧の基準で、0V接地機能をし、A 2番ラインはシリアル通信規格RS485通信Aポートであって、データ受信および送信機能をし、B 3番ラインはシリアル通信規格RS485通信Bポートであって、データ受信および送信機能をし、VCC 4番ラインは電源回路の(+)電圧の基準で、+5V電圧入力機能をするものであり、前記のような構成は赤外線LEDで指を透過後、カメライメージセンサで静脈をスキャンしてあらかじめ保存された静脈イメージと比較して同一イメージの人がいる場合、該当人の登録された認証コードをシリアル通信(ここでは実施例として485通信を適用した)に出力する。
【0164】
ここで485通信とは、シリアル通信規格のことである。
【0165】
次は485-232通信の変換モジュールU4について説明する。
【0166】
前記変換モジュールU4左側のGND 1番ラインは(-)電圧の基準で、0V接地機能をし、A 2番ラインはシリアル通信規格RS485通信Aポートであって、データ受信および送信機能をし、B 3番ラインはシリアル通信規格RS485通信Bポートであって、データ受信および送信機能をし、VCC 4番ラインは(+)電圧の基準で、+5V電圧入力機能をするものであり、前記のような構成は指静脈モジュールで出力される485通信の入力を受けて232通信に変換して出力する。
【0167】
そして、前記変換モジュールU4の右側のDI 5番ラインはシリアル232通信の受信ポートであって、データの入力を受ける機能をし、RE 6番ラインは485通信の制御ポートであって、485通信のモジュールの送受信状態を制御する機能をし、DE 7番ラインは485通信の制御ポートであって、485通信のモジュールの送受信状態を制御する機能をし、RO8番ラインはシリアル232通信の送信ポートであって、命令語を伝送する機能をすることによって、前記統合モジュールU1と連動することになるのである。
【0168】
次に、指紋および指静脈入力およびUSB出力統合モジュールU1を説明する。
【0169】
前記統合モジュールU1のD1/TX 1番ラインはシリアル232通信の送信ポートであって、コンピュータでデータ送信機能をし、D0/RX 2番ラインはシリアル232通信の受信ポートであって、コンピュータでデータ受信機能をし、GND 4番ラインは(-)電圧の基準で、0V接地機能をし、D2 5番ラインは指紋モジュールU2シリアル232通信の送信ラインであって、指紋モジュールに命令語を送信する機能をし、D3 6番ラインは指紋モジュールU2シリアル232通信の受信ラインであって、指紋モジュールの状態値を受信する機能をし、D8 11番ラインは485-232通信の変換モジュールU4のシリアル232通信の送信ポートであって、指静脈モジュールU3を制御する機能をし、D9 12番ラインは485-232通信の変換モジュールU4の485通信の制御ポートであって、485通信のモジュールの送受信状態を制御する機能をし、D10 13番ラインは485-232通信の変換モジュールU4の485通信の制御ポートであって、485通信のモジュールの送受信状態を制御する機能をし、D11 14番ラインは485-232通信の変換モジュールU4のシリアル232通信の受信ポートであって、指静脈モジュールU3の状態を読み込む機能をし、5V 27番ラインは(+)電圧5V出力PINであって、指紋モジュールU2、指静脈モジュールU3、485通信の変換モジュールU4の5V電圧を供給する機能をし、GND 29番ラインは(-)電圧の基準で、0V接地機能をし、VIN 30番ラインは(+)電圧の基準で、+5V電圧入力機能をするものであり、前記のような構成は指紋モジュールU2で出力される指紋認証コード(指紋が登録された顧客の固有番号)と、指静脈モジュールU3で出力される指静脈認証コード(低静脈が登録された顧客の固有番号)を変換モジュールU4で232通信に変換して統合モジュールU1で受信して指紋と指静脈認証コードが互いに一致する時にUSBに該当認証コードを出力する。
【0170】
この事件発明の指紋および指静脈アルゴリズムは次のように表示され得る。
【0171】
int getfingerauthorization(int fingerprintcode、int fingerveincode)

if( fingerprintcode>0 && fingerveincode>0 && fingerprintcode==fingerveincode))

return fingerprintcode;

return 0;
【0172】
前記アルゴリズムは統合モジュールU1で指紋認証コードと指静脈認証コードの入力を受けて指紋と低静脈が同一の人のものである場合にのみ認証コードを許容するアルゴリズムである。
【0173】
より省察すると、次の通りである。
【0174】
前記指紋モジュールU2で指紋を検索して該当指紋と一致する人がいる場合、該当人のコード番号を出力する。
【0175】
前記指静脈モジュールU3で指静脈を検索して該当指静脈と一致する人がいる場合、該当人のコード番号を出力する。
【0176】
前記指紋モジュールU2の指紋コードと前記指静脈モジュールU3の指静脈コードを、前記アルゴリズムの関数名getfingerauthorizationの因数であるfingerprintcodeとfingerveincodeでそれぞれ入力を受けて、2つの因数値がすべて有効であり、また2つの登録された顧客の固有番号が一致する時にはじめて指紋と指静脈統合モジュールで該当人のコードを出力することになる。
【0177】
その他、指紋コードと指静脈コードが有効でない時や一致しない時にはエラーコードである0を出力する。
【0178】
次は指紋および指静脈の自主保管の認識機や銀行で登録や認証および削除する手順について説明する。
【0179】
まず、図12~14に示されたように、指紋および指静脈を登録する段階として、指紋および指静脈の認識機で登録要請をする(S311)。
【0180】
指紋および指静脈の認識機で登録要請がある場合、登録しようとする人の指で指紋および指静脈を認識機に1次スキャンをする(S312)。
【0181】
次に、再び指紋および指静脈の認識機で1次登録後に登録しようとする人の指で指紋および指静脈を認識機に2次スキャンをする(S313)。
【0182】
次に、再び指紋および指静脈の認識機で1次登録後に登録しようとする人の指で指紋および指静脈を認識機に3次スキャンをする(S314)。
【0183】
このような3回の指紋および指静脈の認識機での登録は、これらの正確度を測定するために3回のスキャンイメージがすべて一致するかどうかを判別する(S315)。
【0184】
前記のように3回の指紋および指静脈の認識機での登録が、3回のスキャンイメージがすべて一致しない場合には再び始め、すべて一致する場合には登録を完了させる(S316)。
【0185】
このような過程を3回実施して正確な指紋と指静脈のイメージを登録することになるのである。
【0186】
次は、指紋および指静脈の登録を認証する段階として、指紋および指静脈の認識機で認証要請をする(S321)。
【0187】
指紋および指静脈の認識機に当事者の指紋と指静脈のイメージをスキャンする(S322)。
【0188】
指紋および指静脈の認識機で登録された人の指で指紋および指静脈をスキャンしたイメージを比較する(S323)。
【0189】
このような指紋および指静脈の認識機でスキャンしたイメージが一致するかどうかを判別する(S324)。
【0190】
前記のように、指紋および指静脈の認識機でのスキャンイメージがすべて一致しない場合には再び始め、すべて一致する場合には認証を完了させる(S325)。
【0191】
次は指紋および指静脈の登録を削除する段階として、指紋および指静脈の認識機で削除要請をする(S331)。
【0192】
指紋および指静脈の認識機に削除する当事者のコードを入力する(S332)。
【0193】
指紋および指静脈の認識機で登録するコードのイメージを削除するかどうかを判断する(S333)。
【0194】
このような指紋および指静脈の認識機でスキャンしたイメージを削除しない場合には再び始め、削除する場合には認証を完了させる(S334)。
【0195】
前記のように、指紋および指静脈の自主保管の認識機や銀行で登録や認証および削除する方法で運営すると、指紋および指静脈の認識度がさらに高くなり、その運用が簡便になる効果がある。
【0196】
次は、本発明における実施例として、マウスに関する。
【0197】
図15は本発明に適用される指紋1、指紋2と指静脈で認証されるマウスの概略斜視図であって、本発明の実施例に係るマウスMの指紋および指静脈と、指指紋のイメージ獲得メカニズムを概念的に示す図面である。
【0198】
前記図面に示された通り、通常のマウスMにはスクロールCと右クリックC1と左クリックC2が形成されており、前記マウスMの左側の下端には指紋認識機1000が形成されており、前記マウスM上のスクロールCの上端と右クリックC1と左クリックC2の間に指紋および指静脈認識機2000が形成されている。
【0199】
前記マウスMの左側の下端の指紋認識機1000は四角状の接触式指紋認証モジュール装置部1000aが指紋認識載置縁1000bの中で形成されており、前記マウスMの上端の指静脈認識機2000はマウスの中に指紋認証モジュール1001aと指静脈認証装置部2000aが形成されており、前記マウスMの内部には一定の距離にカメラ2000bと多数個の赤外線光源2000cが形成されて、指静脈認証装置部2000a上に載置される指の指静脈を撮影してこれを認証することになるのである。
【0200】
また、丸く形成されて静脈認識載置縁2000eの側部には指に赤外線を発散する赤外線光源2000dが形成されており、中央部の前端には指先を載置できる指先載置台2000fが形成されている。
【0201】
ここに適用される指紋および指静脈の認証モジュールに関する回路は後述される。
【0202】
したがって、電子商取引や金融決済時に指紋または/および指静脈を認証させる場合には、平常時のマウスの使用状態と同様に、マウスを把持して、1次指紋認識機に親指の指紋を認識させ、2次指静脈認識機に人差し指や中指などの指静脈指を載置してそれぞれの指紋または/および指静脈の認証がなされるのである。
【0203】
このようにすることによって、オンライン上の電子商取引や金融決済時に時差を置いて指紋または/および指静脈を認証させることができるため、2つの指紋と1つの指静脈の融合で生体認証による金融セキュリティの弱点を解消できるようになるのである。
【0204】
しかも、このような2段階の時差を置いた認証方法は、コンピュータ上の文書作業時にもデータ入力を生体認証を条件とするものの、認証の時差を置いてその認証方法が異なる生体手段を提供するようにすることによって、外部から安全に保護できるコンピュータハッキング遮断装置を提供し、ひいてはコンピュータ入力データを別途に暗号化せずとも外部から安全に保護できるコンピュータハッキング遮断装置を提供するのである。
【0205】
次は、発信装置の実施例1であるスマートフォンおよびマウスや統合端末機に共通して適用され得る指紋および指静脈認証処理部1180について具体的に説明する。
【0206】
まず、接触式指紋および指静脈認証装置について説明する。
【0207】
図16は、本発明の生体認証統合端末機を利用した統合決済装置の接触式指紋および指静脈認証装置を概略的に示した斜視図である。
【0208】
前記図16に示されたように、生体認証統合端末機1000に形成された指紋および指静脈認証処理部1180は、上部側に接触式指紋スキャンモジュール2310が形成され、下部には指撮影溝2410が形成された指静脈認証装置部2100が形成され、ここで指紋および指静脈認証をすることになる発明である。
【0209】
前記指紋スキャンモジュール2310は接触式認識モジュールを使用し、その背面にはこれをコントロールする認識回路電装部2320が形成される。
【0210】
前記指静脈情報を獲得する認証装置部2100は端末本体の側面の下端の角で指静脈を認証できるように形成するものの、端末の内部は前記接触式指紋スキャンモジュール2310および指静脈認証装置部2100が入ることができる相当な認証装置部空間2500を上狭下広の形態で形成し、外郭に側面溝縁2200を形成して、その中で上側には接触式指紋スキャンモジュール2310が形成され、下側には指撮影溝2410を形成して非接触式で指を載置し、これを同時に認識できるように形成する。
【0211】
前記指撮影溝2410には非常に薄い指載置ガラス板を形成して外部の汚物などの流入を防いでもよい。
【0212】
このような場合、前記指載置ガラス板を活用してここに可視光線を遮断させる赤外線フィルタリングフィルムを付着してイメージセンサを作動させることができる。
【0213】
しかも、前記指載置ガラス板は赤外線フィルタリングフィルムと共にイメージセンサ2510aと赤外線発信部2520aの近接した前方部で形成され得るように製作され得る。
【0214】
そして、その下側に空の指撮影溝2410を形成して指fを楽に載置するように形成する。
【0215】
また、前記空の指撮影溝2410の背面認証装置部空間2500にはイメージセンサ2510aと赤外線発信部2520aが並んで形成され、これをコントロールする認識回路電装部2530が形成されて、指静脈パターンを認識する場合にこれらが作動して各種制御信号を発信することになるのである。
【0216】
前記空の指撮影溝2410は前記イメージセンサ2510aと赤外線発信部2520aに破損などが恐れがないように設計される場合には、周囲の条件に応じて非接触式で認証装置部空間2500と共に連通するように形成してもよい。
【0217】
また、前記イメージセンサ2510aの場合にはその大きさにより指静脈を認識する範囲が異なるため、広く認識しようとする場合には指と距離Haを長くすると広い範囲の指静脈を認識することができ、距離が短い場合には狭い範囲の指静脈パターンのみを認識することになるため、これを勘案して端末機の内部電装部のサイズとの関係を考慮して創案および設計しなければならない。
【0218】
次はデジタル仮想通貨の取引システムを利用して仮想通貨を虹彩/顔認証情報とマッチングさせる技術について説明する。
【0219】
図17は、本発明の当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引システムを利用して仮想通貨を虹彩/顔認証情報とマッチングさせるブロック図である。
【0220】
図17での本発明の当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引システムを利用して仮想通貨を虹彩/顔認証情報とマッチングさせるブロック図に示されたメインコントローラ(CPU)340は、前述したような暗号化された仮想通貨315と、前述したような暗号化された虹彩/顔のアルゴリズム415bと、虹彩/顔認識機を含む贈与者端末機300bと、虹彩/顔認識機を含む受贈者端末機400bとで構成され、ここに暗号化された仮想通貨315の電子的暗号ソース(仮想通貨が形成された「ファイル名」または仮想通貨の「ノード」を含む)と虹彩/顔のアルゴリズム415bの電子的アルゴリズムソースをマッチングさせる変換装置500と、贈与者の仮想通貨を受贈者の仮想通貨に変換させる贈与者-受贈者虹彩/顔変換装置600bで形成されている。
【0221】
図18は本発明の当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引システムを利用して当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引過程を遂行することを示したブロック図であり、図19は本発明の当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引システムを利用して当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引過程を遂行することを示したフローチャートである。
【0222】
図18での本発明の当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引システムを利用して当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引過程を遂行することを示したブロック図での総括マッチングプログラム340aと連携される仮想通貨の基本単位である第1ファイル315aで提供される電子的暗号ソース316が総括マッチングプログラム340aで変換され、虹彩/顔アルゴリズム415bで提供される電子的アルゴリズムソース416が総括マッチングプログラム340aで変換されて、これらはマッチングプログラム344によって融合され得るようにして伝送の基本単位となって取引できるようになるのである。
【0223】
すなわち、開始段階ではマッチングプログラム344によって仮想通貨のファイル基本単位ごとに虹彩または顔の認証情報とマッチングされて保存されているため、贈与者の虹彩または顔の認証情報はブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200によって受贈者の虹彩または顔の認証情報に変換され得るようになるデジタル仮想通貨に対して、前記贈与者端末機300が仮想通貨のファイルと虹彩または顔の認証情報とマッチングされているかどうかを判断する虹彩または顔認証情報マッチング判断段階(S130b)で処理される。
【0224】
そして、譲渡段階ではマッチングプログラム344によって仮想通貨のファイル基本単位ごとに虹彩または顔の認証情報とマッチングされて保存されているため、贈与者の虹彩または顔の認証情報はブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200によって受贈者の虹彩または顔の認証情報に変換され得るようになるデジタル仮想通貨に対して、前記ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200が仮想通貨のファイルとマッチングされて保存された贈与者の虹彩または顔の認証情報を受贈者の虹彩または顔の認証情報に変換する要請があるかどうかを判断し、この情報を変換させる贈与者-受贈者の虹彩または顔認証情報変換段階(S210b)で処理される。
【0225】
未説明符号315b、315cは前記仮想通貨の基本単位である第1ファイルに続く仮想通貨の第2、3ファイルの個数を示す。
【0226】
もちろん多量を伝送するためには一括決済方式のプログラムを製作して運営することが好ましい。
【0227】
図19(a)と図19(b)では従来伝送方式に示された手順と同一の事項をそのまま活用するため、本発明の必須構成要素としてそのまま説明する。
【0228】
符号の表示において、従来技術と同一の技術的内容の符号は同一に使われる。
【0229】
まず、贈与者端末機300が贈与者の選択によって搭載された贈与者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ310を実行(S110)すると、その実行された贈与者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ310は保存管理されるブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引画面510を贈与者端末機300の情報出力部301を通じて出力表示(S120)できるように制御する。
【0230】
この時、すべての情報の露出を防止するために、仮想通貨の電子的暗号ソース(仮想通貨が形成された「ファイル名」または仮想通貨の「ノード」を含む)と虹彩または顔の電子的アルゴリズムソースとマッチングされているかどうかを虹彩または顔認証手段によって要求することになり、ここでは仮想通貨と虹彩または顔認証情報とマッチングされたかどうかを判断(S130b)する。
【0231】
前記のような条件を満足しない場合には取引を終了することにし、その後、贈与者は情報出力部301を通じて表示されたブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引画面510上の金額表示欄511、インスタントメッセンジャー選択欄512およびテキスト入力欄513に入力様式に合うように入力した状態で伝送メニュー514をクリックすると、贈与者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ310はブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引画面510を通じて入力されたデジタル仮想通貨の金額情報、選択IM(インスタントメッセンジャー、以下同一。)識別情報と保存管理される贈与者の身上情報を集合して贈与者用取引要請信号を生成し、これをブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200に伝送(S130)する。
【0232】
その後、ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200は贈与者端末機300から贈与者用取引要請信号が伝送されると、贈与者用取引要請信号に含まれた贈与者の身上情報を会員リスト情報DB211とマッチングして、会員であることを確認した後にブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨が贈与される受贈者を認知できるように案内する受贈者認知用URL(A)を生成し、これを贈与者端末機300に伝送(S140)する。
【0233】
その後、贈与者端末機300の贈与者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ310はブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200から受贈者認知用URL(A)が伝送されると、選択IM識別情報に該当する贈与者側インスタントメッセンジャーが自動で実行されるように制御した状態で、その自動で実行された贈与者側インスタントメッセンジャーに受贈者認知用URL(A)が挿入表示された贈与者側インスタントメッセンジャー用URL表示案内画面(図3b参照)が情報出力部301を通じて出力されるように制御(S150)する。
【0234】
その後、贈与者端末機300の贈与者側インスタントメッセンジャーは贈与者が受贈者認知用URL(A)の伝達を要請するインスタントメッセンジャーの受贈者アカウントを贈与者側インスタントメッセンジャー用贈与者指定案内画面(図3c参照)を通じて指定すると、その受贈者アカウントに該当する受贈者端末機400に受贈者認知用URL(A)を伝送(S160)する。
【0235】
その後、受贈者端末機400の受贈者側インスタントメッセンジャーは伝送された受贈者認知用URL(A)が挿入表示された受贈者側インスタントメッセンジャー用URL表示案内画面(図3d参照)が情報出力部401を通じて出力(S170)できるように制御する。
【0236】
その後、受贈者端末機400の受贈者側インスタントメッセンジャーに表示された受贈者認知用URL(A)がクリックされると、これに連動して受贈者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ410が自動で実行(S180)される。
【0237】
自動で実行された受贈者端末機400の受贈者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ410はブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨が贈与される受贈者の身上情報を含む受贈者認証用身上内訳信号を生成し、これをデジタル仮想通貨取引案内サーバー200に伝送(S190)できるように制御する。
【0238】
その後、ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200は受贈者端末機400から受贈者認証用身上内訳信号が伝送されると、その受贈者認証用身上内訳信号に含まれた受贈者の身上情報を会員リスト情報DB211とマッチングして、受贈者が会員であることを確認した後に電子財布リスト情報DB212で贈与者の電子財布情報に保存されたブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨金額情報から受贈者に贈与しようとする金額だけ差し引き、その差し引かれた金額だけ受贈者の電子財布情報に保存されたブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨金額情報に累積させた後、これに基づいてブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨取引用トランザクション情報を生成し、これを指定されたブロックチェーン保有サーバー100に伝送(S200)する。
【0239】
この時、ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200は仮想通貨の電子的暗号ソース(仮想通貨が形成された「ファイル名」または仮想通貨の「ノード」を含む)と虹彩または顔の電子的アルゴリズムソースとマッチングされた仮想通貨の贈与者を虹彩または顔の認証信号によって受贈者に変換する要請があるかどうかを判断し、この情報を変換させる贈与者-受贈者の虹彩または顔認証情報変換段階(S210b)を遂行する。
【0240】
その後、指定された個々のブロックチェーン保有サーバー100はブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨取引用トランザクション情報が伝送されると、その伝送されたブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨取引用トランザクション情報を検証を通じてブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引を認証し、その認証によりブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨取引用トランザクション情報を記録(S210)することによって、取引の認証を遂行する。
【0241】
その後、ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200は贈与者端末機300に受贈者にブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨を支給したとのメッセージを伝送する。
【0242】
その後、贈与者端末機300の贈与者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ310はブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200からメッセージが伝送されると、選択IM識別情報に該当する贈与者側インスタントメッセンジャーが自動で実行されるように制御した状態で、その自動で実行された贈与者側インスタントメッセンジャーにメッセージが挿入表示された贈与者側インスタントメッセンジャー用支給確認案内画面(図3e参照)が情報出力部301を通じて出力されるように制御する。
【0243】
これと共に、受贈者端末機400の受贈者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ410はブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200からメッセージが伝送されると、受贈者側インスタントメッセンジャーが自動で実行されるように制御した状態で、その自動で実行された受贈者側インスタントメッセンジャーにメッセージが挿入表示された受贈者側インスタントメッセンジャー用累積保存案内画面(図3f参照)が情報出力部401を通じて出力されるように制御する。
【0244】
さらに他のビットコイン(仮想通貨と同一概念)の取引方法で、ネットワークでなされた伝送記録を集めて暗号化させたブロックチェーン(Blockchain)構造であって、貨幣の発行主体がない暗号通貨(Crypto-Currency)のビットコイン(仮想通貨と同一概念)の取引方法において、ビットコイン(仮想通貨と同一概念)ネットワークを構成しているコンピュータに搭載されたプログラムを実行させてビットコイン(仮想通貨と同一概念)の取引を認証しながらビットコイン(仮想通貨と同一概念)を採掘して獲得する段階;コンピュータによって実行されるプログラムでビットコイン(仮想通貨と同一概念)の取引のために採掘および購入して獲得したビットコイン(仮想通貨と同一概念)をコンピュータに搭載されたプログラムの実行させて取引する時、暗号通貨取引所サーバーで提供するプログラムを搭載した会員サーバーまたは会員コンピュータに搭載されたプログラムを実行させて暗号通貨取引所サーバー上に会員の取引所ウェブ財布アドレスを生成する段階;会員サーバーまたは会員コンピュータに搭載されたプログラムを実行させて取引されたビットコイン(仮想通貨と同一概念)取引内訳が保存されたデータベース(DB)を具備した暗号通貨取引所サーバーを通じてビットコイン(仮想通貨と同一概念)取引のための取引所一般財布のアドレスを暗号通貨取引所サーバーに生成する段階;および会員サーバーまたは会員コンピュータに搭載されたプログラムを実行させてビットコイン(仮想通貨と同一概念)を取引するために暗号通貨取引所サーバーに保存された会員の取引所アドレスを生成する段階を含む。
【0245】
この時、ビットコイン(仮想通貨と同一概念)を伝送する前に本人認証のために虹彩または/および顔認証手段によって贈与者側の生体認証を要求することになり、ここでは虹彩または/および顔認証をしたかを判断する段階;
【0246】
この時、仮想通貨の電子的暗号ソース(仮想通貨が形成された「ファイル名」または仮想通貨の「ノード」を含む)と虹彩または/および顔の電子的アルゴリズムソースとマッチングされているかどうかを虹彩または/および顔認証手段によって要求することになり、ここでは仮想通貨と虹彩または顔認証情報とマッチングされたかどうかを判断する段階;会員サーバーまたは会員コンピュータに搭載されたプログラムを実行させてビットコイン(仮想通貨と同一概念)取引を速かに処理するために前記暗号通貨取引所サーバーに生成させた会員の取引所ウェブ財布アドレスから暗号通貨取引所サーバーに生成された取引所一般財布アドレスにビットコイン(仮想通貨と同一概念)を伝送する段階;暗号通貨取引所サーバーに搭載されたプログラムが実行される状態で暗号通貨取引所サーバーに生成された会員自身の取引所ウェブ財布アドレスから取引所サーバーに生成された取引所一般財布アドレスにビットコイン(仮想通貨と同一概念)の伝送を確認する段階を含む。
【0247】
この時、ビットコイン(仮想通貨と同一概念)の伝送がなされたことが確認される場合に、暗号通貨取引所サーバーに搭載されたプログラムを実行させて保存された会員の取引所アドレスに実際のビットコイン(仮想通貨と同一概念)ではない暗号通貨取引所サーバーに搭載されたデータベース上の数値変更によってビットコイン(仮想通貨と同一概念)を入金処理する段階;および暗号通貨取引所サーバーに搭載されたデータベース上の数値変更によってビットコイン(仮想通貨と同一概念)の取引が完了した場合に、会員のデータベースに入金処理せずに先入金された部分と相殺処理する段階を含むビットコイン(仮想通貨と同一概念)取引方法に関する。
【0248】
この時、必要な時に仮想通貨の電子的暗号ソース(仮想通貨が形成された「ファイル名」または仮想通貨の「ノード」を含む)と虹彩または顔の電子的アルゴリズムソースとマッチングされた仮想通貨の贈与者を虹彩または顔の認証信号によって受贈者に変換する要請があるかどうかを判断し、この情報を変換させる贈与者-受贈者の虹彩または顔認証情報変換段階を遂行できるのである。
【0249】
次は本発明の変換装置に適用される指紋を認識するアルゴリズムについて説明する。
【0250】
図20は従来第1発明のアナログ処理回路とデジタル処理回路を適用している指紋認識機の構成を示したブロック図であり、図21は従来第2発明による単一のチップ指紋認識機の構成を示すブロックであり、図22は従来第2発明による指紋認識機の単一のチップの具現例を示したブロック図であり、図23は指紋の特定点を利用して指紋認識を比較する例示図である。
【0251】
一般的に指紋認識センサは使用者ごとに固有の特性差を示す指指紋イメージ(または指紋の映像情報)を獲得する入力映像装置であり得る。指紋イメージに対するセンシングデータは光学式、半導体式、超音波方式または非接触式などの方式で獲得され得る。
【0252】
光学式指紋認識センサは、例えば、プリズム、光源、レンズまたはCCD(charge-Coupled Device)等を含むことができる。光学式センサでは、プリズムに指紋が接触する場合、光源がプリズムに光を照らし、レンズはプリズムを通じて反射する光を収集し、CCDは収集された光を指紋イメージとして獲得することができる。
【0253】
半導体式指紋認識センサでは熱感知式センサ、蓄電式センサまたは電場式センサなどがあり得る。半導体式指紋認識センサは小型化が可能であるため個人が使う応用製品に使われ得る。
【0254】
熱感知式センサ(Thermal Sensor)は指紋の接触部位と非接触部位の温度差によって温度分布を指紋イメージとして獲得する方式の指紋認識センサであり得る。
【0255】
蓄電式センサ(Capacitive Sensor)は接触した指紋の隆線間に帯電される電荷量または静電容量の差を指紋イメージとして獲得する方式の指紋認識センサであり得る。
【0256】
電場式センサ(Electric Sensor)はセンサに接触する指紋または指紋の周辺に形成される電場から指紋映像情報を獲得する方式の指紋認識センサであり得る。
【0257】
一方、指紋認識センサはプロセッサの少なくとも一部を含んで構成されてもよい。例えば、指紋認識センサは指紋イメージを獲得する動作の他に指紋イメージを補正したり、指紋イメージの特徴を算出するなどの動作を含んでもよい。この場合、指紋認識センサはハードウェアモジュールおよびソフトウェアモジュールを有する機能的モジュールとなり得る。
【0258】
指紋には正確な方向性を示す隆線(ridge)からなる頂上領域とそれ以外の多数の特徴領域が存在する。前記特徴領域で隆線が進行してから途切れる点を端点(ending point)、隆線が分かれるという点を分岐点(bifurcation)と指称し、前記端点と分岐点を通称して指紋の特徴点(minutiae)という。一般的に、1つの指には100~150個程度の特徴点が分布し、人ごとにその種類と位置および方向が異なる。したがって、このような特徴点の位置と方向は各指紋の判別手段として使われ得る。
【0259】
韓国登録特許10-0603975号で分かるように、図19は前述した機能を遂行する従来の指紋認識機を示したものであり、図示された通り、従来の指紋認識機は、指紋の隆線(ridge)と谷(valley)の間の高さの差によるキャパシタンスの差を電圧に変換して指紋イメージを検出し、これを電気信号で出力するアナログ処理回路210と、前記アナログ処理回路210から出力された信号から指紋イメージの特徴を抽出した後、抽出された特徴を既保存された指紋データと比較して検出された指紋の使用者を判別したり認識するデジタル処理回路220からなる。
【0260】
前記において、アナログ処理回路210は指紋の隆線(ridge)と谷(valley)の間の間隔の差によるキャパシタンスの差を電圧に変換するセンサプレートと、前記センサプレートに発生する寄生キャパシタンスを除去して感知電圧のみを出力する寄生キャパシタンス除去回路と、前記寄生キャパシタンス除去回路を通じて入力されたセンシング電圧を基準電圧(Vref)と比較して「0」または「1」の2進信号で出力する比較器からなり得る。
【0261】
そして、デジタル処理回路220は前記アナログ処理回路210の出力信号の入力を受けるデジタル入力部と、多数の指紋イメージおよび指紋認識アルゴリズムが保存されるメモリ部と、前記メモリ部に保存されたアルゴリズムを遂行して検出された本人認証または判別処理を遂行するマイクロプロセッサ(MCU)からなり得る。
【0262】
ところが、前記従来第1発明の指紋認識機は前記アナログ処理回路210とデジタル処理回路222が互いに異なるチップ上に具現されるため、装置の大きさが大きくなり、価格が高く、前述した大きな体積および高価によって多様な分野での活用が困難であるという問題点を解決するために、従来第2発明として、指紋を感知するセンサ側と指紋を認識するデジタル処理回路を単一のチップ上に具現することによって、製品の体積および単価を減少させて携帯用だけでなく、多様な分野での応用が可能な単一のチップで具現された指紋認識機を開発した。
【0263】
図21は従来第2発明による指紋認識機のブロック構成図であって、単一のチップで具現された本発明の指紋認識機300には使用者の指の底面と接触して指紋の隆線と谷間のキャパシタンス差を検出するセンサ310と、フラッシュメモリ340に保存されたアルゴリズムを遂行して、前記センサ310から出力される電気信号の入力を受けて映像処理して指紋イメージの特徴部を抽出し、前記抽出された特徴部をフラッシュメモリ340に登録された基準指紋イメージと比較して一致するかどうかを判断するマイクロプロセッサ320と、前記マイクロプロセッサ320に直接連結され、よく利用される命令語を保存するキャッシュメモリ330と、オペレーティングプログラム、指紋認識アルゴリズムおよび指紋データが保存されるフラッシュメモリ340と、前記センサ310とマイクロプロセッサ320とフラッシュメモリ340を相互に連結し、各手段間のデータ通路を提供するバス350と、前記バス350を通じてのセンサ310、マイクロプロセッサ320、フラッシュメモリ340間のデータの交換を制御するバスインターフェース360からなる。
【0264】
前述された構成要素、センサ310と、マイクロプロセッサ320とキャッシュメモリ330とフラッシュメモリ340とバス350とバスインターフェース360は単一のチップ上で集積化される。
【0265】
図22はこのような従来第2発明の指紋認識機に対する具現例を示したものであって、図示された通り、単一のチップ指紋認識機はセンサアレイ410とMCU420とキャッシュメモリ430とフラッシュメモリ440とバスインターフェース450が集積化された第1チップ400で具現される。
【0266】
前記において、フラッシュメモリ440は半導体チップ上に具現されるオンチップ(on chip)フラッシュメモリであって、前記MCU420で遂行される指紋認識アルゴリズムを具現するプログラムを保存し、また、事前に登録された指紋イメージや前記感知された指紋イメージを保存する。また、キャッシュメモリ430は前記フラッシュメモリ440より小さい容量とはやいアクセス速度を有するメモリであって、MCU420と同一のチップ、すなわち、第1チップ400上に具現され、利用頻度の高い命令語やデータを保存し、MCU420での処理速度を向上させる。
【0267】
そして、センサアレイ410は接触した皮膚、すなわち接触した指部位の皮膚との間に発生する静電容量をデジタル電気信号で出力するセンサプレートをm×n行列で配列して形成されたものであって、第1チップ400上に集積化され、他の回路すなわち、MCU420やフラッシュメモリ440とはバスで連結される。
【0268】
前述したセンサアレイ410とMCU420とキャッシュメモリ430とフラッシュメモリ440とバスインターフェース450は同一平面上に形成されるものではなく、多層で具現されてもよい。すなわち、チップの表面上にはセンサアレイ410のセンサプレートが具現され、残りのMCU420、キャッシュメモリ430、フラッシュメモリ440およびバスインターフェース450等はセンサアレイ410の下層に積層して形成され得る。
【0269】
図23は、指紋の特徴点を利用してこれを比較判断する技術が公開特許10-2015-0034832号で公開されている。
【0270】
すなわち、図面を参照すると、指紋イメージマッピング部は使用者の指の領域811、821、831、841別に前記領域811、821、831、841に対応する指紋イメージの特徴情報812、822、832、842を獲得することができる。そして、指紋イメージマッピング部260は使用者の指の一部855を対象に獲得された指紋イメージの特徴情報をマッピングすることができる。
【0271】
例えば、図23の810の指紋イメージの一領域811に対応する指紋イメージ813の特徴情報812は、図23の850で第1領域851に対応する指紋イメージの特徴情報としてマッピングされ得る。
【0272】
また、図23の810の指紋イメージの一領域821に対応する指紋イメージ823の特徴情報822は、図23の850で第2領域852に対応する指紋イメージの特徴情報としてマッピングされ得る。
【0273】
また、図23の810の指紋イメージの一領域831に対応する指紋イメージ833の特徴情報832は、図23の850で第3領域853に対応する指紋イメージの特徴情報としてマッピングされ得る。
【0274】
また、図23の810の指紋イメージの一領域841に対応する指紋イメージ843の特徴情報842は、図23の850で第4領域854に対応する指紋イメージの特徴情報としてマッピングされ得る。この時、第1領域851~第4領域854間に互いに重なる領域がある場合、重なった領域に対応する指紋イメージの特徴情報は第1領域851~第4領域854の特徴情報のうち品質がよりよいか、より多くの情報を含んでいるかあるいは最近獲得された特徴情報が優先してマッピングされ得る。
【0275】
前記指紋イメージマッピング部は指紋イメージの領域別特徴情報をそれぞれマッピングし、重なる領域を調整して指の一部855を対象に指紋イメージの特徴情報を獲得できる発明が開示されている。
【0276】
したがって、本発明は前記個人金融仲介取引サーバーの着信者側交換機で所定の認証番号を回答する段階を経て、指紋が接触すると指紋の隆線と谷が区分されてデジタル電気信号で出力される2進データによる前記指紋情報を回答された所定の認証番号に基づいた変換ロジックにより、変換装置が前記DTMF信号の配列を変換して受信装置に発信する段階と、前記変換されたDTMF信号を前記DTMF信号変換に使った認証番号に基づいた変換ロジックにより、受信装置が前記変換されたDTMF信号を使用者が発信したDTMF信号の配列に復元する段階を遂行する順で連携されるものであって、重複する技術説明は省略する。
【0277】
次は本発明の変換装置に適用される指静脈のアルゴリズムについて説明する。
【0278】
図24は本発明の一実施例による生体認識セキュリティ装置の作動過程を説明するために図示したフローチャートであり、図25は毛細血管撮影時の有効部位の基準点の設定を説明するために図示した図面であり、図26は前処理部の映像分割と2進化過程を説明するために図示した図面である。
【0279】
韓国公開特許特2003-0010977号では、指が挿入されると映像獲得手段10の光発生手段15は赤外線、レーザーまたはハロゲン光線を指に放出するとともに、固体撮像素子11で略指の最後の関節と爪の境界地点の間の映像を複数回連続して撮影することになる(S10)。前記で指の挿入の有無を認知することとして多様な方法を適用できるが、発光および受光ダイオードを利用した光センサを利用したり、指固定具9をリミットスイッチで構成したり、それとも使用者が直接押圧する手動スイッチを設置すれば指の挿入の有無が容易に分かる。
【0280】
前記のように指の特定部位を撮影することにより、撮影した指の映像を正規化するために前処理部20では基準点を設定しなければならず、撮影した指の映像は不要な部分を相当含んでいるので、基準点を設定した後にこのような不要な映像は除去することになる。
【0281】
すなわち、図25のように、爪の中央を中心点とし、中心点から両境界線と同一の角度と間隔を維持した状態で下に直線を引き、爪の境界部位から両側の境界線と垂直となるように水平線を引くと、水平線と会う両側の境界線の部位が正規化の基準点(A、B)となる。したがって、基準点と指の関節の間に形成される四角形の部分が正規化の有効部位となり、有効部位の映像を回転させて拡大して正規化することになる(S11)。
【0282】
引き続き、前処理部では有効部位にある表皮の映像や散乱光に該当するノイズを除去する平滑化過程を通じて有効な毛細血管映像を獲得し、この毛細血管映像をデジタルデータ通信で2進化した後、毛細血管映像を細線化することになる(S12~S14)。
【0283】
前記のように細線化された毛細血管映像データは特徴抽出部に出力され、特徴抽出部はこのようなデータの提供を受けて血管のパターンマッチングを利用した映像処理過程(S15、S16)と、特徴点を利用した映像処理過程(S17、S18)をそれぞれ別途に遂行することになる。
【0284】
前記パターンマッチングを利用した映像処理過程は図8のように、まず前処理部を通じて獲得した指の毛細血管映像を多数の行列ブロックに映像画面を分割することになり(S15)、分割した毛細血管映像をブロック別に2進化を遂行して認識制御部に出力することになる(S16)。
【0285】
一方、特徴点を利用した映像処理過程は前処理部を通じて2進化され細線化された毛細血管映像を分析して、血管の分岐点と切断点と枝と変換点と凸腹および凹腹などの特徴点を抽出し(S17)、その特徴点の隣接血管に対する位置座標と太さと明度および脈動情報に対する特徴値を測定して認識制御部に出力することになる(S18)。前記血管の明度を測定する時、血管を通じて流れる血流が時間別に一定に変わるため、連続した複数の血管映像を分析して平均明度値を取るとともに、明度の変化は脈動に基づくため明度の変化により脈動を容易に類推することができる。
【0286】
引き続き、認識制御部は特徴抽出部を通じて獲得した血管パターン関連2進化データを利用して、データベースに収録された各種毛細血管のパターンデータと直接マッチング比較して許容誤差範囲内に該当する複数の比較データを一次的に検出し(S19)、次いで前記で抽出した特徴点およびその特徴値と一次的に検出した複数の比較データの特徴点および特徴値を互いに比較して同一性の有無を判別、認識することになる(S20、S21)。
【0287】
このような各ピクセルの血管映像パターンの有無によって決定される2進データによってなされる血管パターン情報と変換装置が融合されて新しい信号を生成する。
【0288】
したがって、本発明においては前記個人金融仲介取引サーバーの着信者側交換機で所定の認証番号を回答する段階を経て、前処理部を通じて獲得した指の毛細血管映像を行列ブロックで映像画面を分割し、分割された毛細血管映像の有無によってブロック別にデジタル電気信号で出力される2進データによる前記指静脈情報を回答された所定の認証番号に基づいた変換ロジックにより、変換装置が前記DTMF信号の配列を変換して受信装置に発信する段階;前記変換されたDTMF信号を前記DTMF信号変換に使った認証番号に基づいた変換ロジックにより、受信装置が前記変換されたDTMF信号を使用者が発信したDTMF信号の配列に復元する段階を遂行する順で連携されるものであって、重複する技術説明は省略する。
【0289】
そして、前記顧客端末機はスマートフォンと統合端末機であり、前記スマートフォンまたは統合端末機の一側には指紋または/および指静脈認証処理部が形成されており、前記指紋または/および指静脈認証処理部には接触式指紋スキャンモジュール2310、4310と光学式指静脈認証装置部2100、4100がそれぞれ形成されて前記指紋または指静脈情報を認証した後に時差を置いて選択的に認証する場合、すなわち指紋および指静脈の情報が融合される場合には融合された認証コードによって信号が発信されるのである。
【0290】
マウスに適用される場合にも同様に前記融合された認証コードによって信号が発信されるのである。
【0291】
次は本発明の変換装置に適用される虹彩のアルゴリズムについて説明する。
【0292】
図27は本発明に適用される従来虹彩発明の一実施例に係る近距離虹彩撮影用カメラを利用した虹彩認識機を示したブロック構成図であり、図28は本発明に適用される従来虹彩発明の一実施例に係る近距離虹彩撮影用カメラを利用した虹彩認識方法を説明するためのフローチャートであり、図29は本発明に適用される従来虹彩発明の一実施例に係る近距離虹彩撮影用カメラを利用した虹彩認識方法で2進データで正規化する方法を説明するための図面である。
【0293】
図27に図示された通り、本発明の一実施例に係るスマートフォンの近距離虹彩撮影用カメラを利用した虹彩認識機は、虹彩撮影用カメラ1、キー入力部2、保存部4、制御部3、出力部5および表示ランプ300を含む。
【0294】
これは近距離虹彩撮影用カメラを利用した虹彩認識方法で2進データで正規化する方法を説明するための図面である。
【0295】
虹彩撮影用カメラ1は大韓民国公開特許10-214-0133762号に図示された通り、照明IR LED20のガイド上部に傾斜面を有し、凹凸部が形成されたプリズム200を設置して虹彩周辺の明るさの均一度を向上させて虹彩認識を向上させ、照明IR LED20を通じて静電気が内部装置に伝達されることを遮断することができるため、小型で形成することができる。
【0296】
前記キー入力部2は虹彩認識機を通じて虹彩を登録するか虹彩を認識するかを選択する。保存部4は虹彩の登録および認識のためのプログラムおよび登録時に認識された虹彩の映像に対する虹彩データを保存する。
【0297】
出力部5は制御部3で虹彩認識した結果を出力して周辺機器(図示されず)で虹彩認識結果により各種サービスを提供できるようにする。制御部3はキー入力部2の選択によって虹彩撮影用カメラ1を作動させて照明の明るさにより虹彩を撮影した後、瞳孔の大きさの変化を通じて生きている人の虹彩であるかどうかを判別した後、虹彩の映像に対して2進データで正規化して虹彩データを生成して虹彩の映像に対する虹彩データを保存して登録したり、保存部4に保存された虹彩の映像に対する虹彩データと虹彩認識を遂行する。
【0298】
前記虹彩情報は他の信号と融合されることになってハッキング防止手段として活用されるのである。
【0299】
そして、表示ランプ300は制御部3で虹彩撮影用カメラ1を作動させて虹彩認識中であることを使用者が認知できるように点灯される。この時、表示ランプ300は多様な色相を通じて進行状況を細分化して表示してもよい。
【0300】
図28に図示された通り、本発明の一実施例に係るスマートフォンの近距離虹彩撮影用カメラを利用した虹彩認識方法は、制御部3がキー入力部2で虹彩認識が選択された場合(S10)、虹彩撮影用カメラ1を作動させて照明の明るさにより虹彩を撮影する(S22)。
【0301】
この時、虹彩撮影用カメラ1の作動状態を表示ランプ300を通じて表示して使用者が作動していることを認知するようにする。人の虹彩は同一人であっても図面に図示された通り、照明の明るさにより瞳孔の大きさが変わりながら虹彩の模様も変化する。
【0302】
従来発明では照明の明るさを異にしながら虹彩を撮影することによって、個人の特性により変化する特性を維持しながら虹彩の映像を取得する。このように照明の明るさにより虹彩を撮影した後、瞳孔の大きさの変化があるかを判断する(S24)。
【0303】
この時、瞳孔の大きさの変化がない場合には生きている人と判断できないため、その後の過程を省略して終了する。生きている人の目を撮影した場合、瞳孔の大きさの変化があるため、このように変化する虹彩の映像のうち虹彩認識のために1つの虹彩の映像を取得する(S26)。
【0304】
取得した1つの虹彩の映像に対して図29に図示された通り、撮影された虹彩の映像の各ピクセルに対して2進データで正規化して虹彩データを生成する(S28)。
【0305】
すなわち、虹彩データは虹彩パターンの濃淡とは関係がなく、パターンの有無を示す2進データで正規化することによってデータ量を減らすことができる。したがって、処理速度が向上して認識速度を向上させることができ、低い仕様のシステムを通じても処理することができるため、小型化および携帯性が増大し得、昼夜および照明による影響を最小化することができる。
【0306】
このように生成された虹彩データを保存部4に保存された照明の明るさにより虹彩を撮影した多数の虹彩の映像に対する虹彩データと比較して一致の有無を比較する(S30)。その後、比較結果を出力部5を通じて出力して周辺機器(図示されず)で虹彩の認識結果を通じて各種サービスを提供できるようにする(S32)。
【0307】
その反面、制御部3がキー入力部2で虹彩登録が選択された場合(S10)、虹彩撮影用カメラ1を作動させて照明の明るさにより虹彩を撮影する(S12)。この時、虹彩撮影用カメラ1の作動状態を表示ランプ300を通じて表示して使用者が作動していることを認知するようにする。
【0308】
人の虹彩は同一人であっても照明の明るさにより瞳孔の大きさが変わりながら虹彩の模様も変化する。従来発明では照明の明るさを異にしながら虹彩を撮影することによって個人の特性により変化する特性を維持しながら虹彩の映像を取得する。
【0309】
このように照明の明るさにより虹彩を撮影した後、瞳孔の大きさの変化があるかを判断する(S14)。この時、瞳孔の大きさの変化がない場合には生きている人と判断できないため、以降の過程を省略して終了する。
【0310】
生きている人の目を撮影した場合、瞳孔の大きさの変化があるため、このように変化する虹彩の映像のうち虹彩登録のために多数の虹彩の映像を取得する(S16)。取得した多数の虹彩の映像に対して図12に図示された通り、撮影された虹彩の映像の各ピクセルに対して2進データで正規化して多数の虹彩の映像に対する虹彩データを生成する(S18)。すなわち、虹彩データは虹彩パターンの濃淡とは関係がなく、パターンの有無を示す2進データで正規化することによってデータ量を減らすことができる。
【0311】
したがって、各ピクセルに区分して決定される2進データからなり、これらのデータと変換装置が融合されて新しい信号を生成する。
【0312】
このように生成された多数の虹彩の映像に対する虹彩データを保存部4に保存することによって登録がなされる(S20)。このように、本発明によるスマートフォンの近距離虹彩撮影用カメラを利用した虹彩認識方法によると、スマートフォンの近距離虹彩撮影用カメラを通じて撮影した虹彩の映像を各ピクセルの虹彩パターンによる2進データで処理することによってデータ量を減らして認識速度を向上させるだけでなく、虹彩のパターンおよび経路の変化を通じて誤認識率を減らすことができ、低い仕様のシステムを通じても処理することができるため、小型化および携帯性が増大し得、昼夜および照明によるパターンの濃淡にかかわらず認識率を高めることができる。
【0313】
したがって、本発明においては前記個人金融仲介取引サーバーの着信者側交換機で所定の認証番号を回答する段階;1つの虹彩の映像を各ピクセルに分け、各ピクセルは虹彩のパターンの有無によってデジタル電気信号で出力される2進データによる前記虹彩情報を回答された所定の認証番号に基づいた変換ロジックにより、変換装置が前記DTMF信号の配列を変換して受信装置に発信する段階;前記変換されたDTMF信号を前記DTMF信号変換に使った認証番号に基づいた変換ロジックにより、受信装置が前記変換されたDTMF信号を使用者が発信したDTMF信号の配列に復元する段階を遂行する順で連携されるものであって、重複する技術説明は省略する。
【0314】
次は変換装置に適用される顔情報によって判断され得る顔イメージに対する2進法の適用を説明する。
【0315】
図30は本発明に適用される従来発明の目の筋肉構造に対する説明図であり、図31は本発明に適用される従来発明の顔イメージの簡略構成図であって、各位置と距離測定方法を図示した構成図である。
【0316】
このような顔認識にも韓国特許公報特許第10-1174103号に図示した通り、従来発明の実施例に係る従来発明の入力された顔イメージの簡略構成図であって、各位置と距離測定が核心である。
【0317】
従来発明に適用された前記目、周辺の筋肉情報検出段階は、目の筋肉構造である前頭筋と皺眉筋上瞼挙筋と目の周り筋そして、眉毛下制筋の位置を把握し、目の周辺(眉毛、瞼、眉間、目と鼻の間の距離、目と口の間の距離、目を中心に鼻、口とのアングル生成)を検出して、基本情報として生成して登録または対照資料として使われるようにし、顔イメージで細部特徴を保存するための前処理方法を施行することになる。
【0318】
その後、従来発明は目の位置および周辺の細部情報によって顔イメージの正規化と正規化された顔イメージで外部照度成分の除去および統計的補正、そして前処理された顔イメージで特徴を抽出する前処理および特徴抽出段階を経る。
【0319】
この時、本発明に適用された前記前処理および特徴抽出段階は、光度、姿勢、表情の外部条件の変化を補償するためのものであり、光度の補正は局部分散正規化と局部ヒストグラム平滑化を利用することになる。
【0320】
また、目の位置および周辺細部情報の特徴点によって、顔イメージの正規化により各ピクセルに区分して決定される2進データからなり、これらのデータと変換装置が融合されて新しい信号を生成する。
【0321】
前記上の筋骨格構造に基づいた数学的パターン分析の顔認識方法は、カメラ(USBはCCD含む)によるイメージ入力または動画ファイルまたはイメージファイルイメージが入力される顔イメージ入力段階と、入力されたイメージに顔があるかないかを判別し、その位置を捜し出し、探知された目的物(オブジェクト)から顔を探知して基本輪郭線を判別し、顔の位置を自動で捜し出す顔検出段階と、検出された顔領域では目の位置を自動的に捜し出して目の周囲細部情報を検出する目、目の周辺の筋肉情報を検出する段階と、目の位置および周辺細部情報によって顔イメージの正規化と正規化された顔イメージで外部照度成分の除去および統計的補正そして前処理された顔イメージで特徴を抽出する前処理および特徴抽出段階からなる。
【0322】
ここで、前記顔情報は目の位置および周辺細部情報によって顔イメージの正規化により決定される2進データからなり、これを変換装置に利用できるようにする。
【0323】
したがって、本発明においては前記個人金融仲介取引サーバーの着信者側交換機で所定の認証番号を回答する段階を経て、1つの顔映像に対して目の位置および周辺細部情報の特徴点によって、顔イメージの正規化により各ピクセルに区分してデジタル電気信号で出力される2進データによる前記顔情報を回答された所定の認証番号に基づいた変換ロジックにより、変換装置が前記DTMF信号の配列を変換して受信装置に発信する段階;前記変換されたDTMF信号を前記DTMF信号変換に使った認証番号に基づいた変換ロジックにより、受信装置が前記変換されたDTMF信号を使用者が発信したDTMF信号の配列に復元する段階を遂行する順で連携されるものであって、重複する技術説明は省略する。
【0324】
次は本発明に適用される従来発明の実施例である指静脈パターン入力装置について説明する。
【0325】
図32は本発明に適用される従来発明の実施例である指静脈パターン入力装置の外観図であり、図33は本発明に適用される図32の断面図である。
【0326】
韓国公開特許10-2008-0022202号に示された技術について図32、33を利用して指静脈パターン入力装置100の構成について説明する。
【0327】
本体10には指置台11を内蔵して一体化している。また、本体10の内部にはカメラ基板9に載置され、画像処理を行うCPUを内蔵した制御モジュール部(制御モジュール手段)1と撮像部(撮像手段)2が設置される。制御モジュール部1は周知の通り、撮像部2で取得した画像から指静脈パターンを抽出する指静脈パターン抽出手段と、抽出された指静脈パターンとあらかじめ登録された指静脈パターンを比較し、すなわち対照する画像演算手段を有する。
【0328】
撮像部2は、本体10の上部(図面では垂直方向の左辺部)に形成された空間部12内に配置された照射手段としての近赤外発光LED13(13A、13B)および指検出手段(図示せず)を具備する。
【0329】
指置台11には指置台11に設置した穿口部15(15A、15B)近赤外発光LED13に対向する形態で照射窓16(16A、16B)が設置されている。近赤外発光LED13は空間部12内に配置され、照射窓16以外には光は漏れることがない。本体10の内部の中央部にはカメラレンズ3とCCDを具備したカメラモジュール4およびミラーで構成される光軸屈折部5を具備する。この光軸屈折部5はミラーが傾斜しており、装置全体の厚さを小さくして撮像の光路長さを稼ぎ、画像歪を少なくしている。指置台11の中央部には大きく撮像開口部6が形成され、この撮像開口部6には撮像窓7が設置されている。撮像窓7は中部が見えないスモーク状材料が使われる。この材料は赤外線を透過する。撮像開口部6は、外方に向けて丸みRを付けた深みのある形状とされ撮像時に指が撮像窓7に接触しないようにしている。このような丸みRをつけることによって静脈を圧迫してつぶさないようにすることができ、また撮像開口部周辺に位置する静脈が映りを良くすることができる。撮像窓7はこの撮像開口部6に設置した図のようにして溝8に垂直に設置される。
【0330】
カメラレンズ3を通じて投光された光は光軸屈折部5のミラーによって曲折され、撮像窓7および開口部6を通って矢印で示したように外方へと照射される。
【0331】
近赤外発光LED13および状態表示LED17は空間部12内に配置される。
【0332】
しかも、前記のような生体認識技術より耐偽造性、誤認識率(False Acceptance Rate)、誤拒絶率(False Reject Rate)、登録失敗率(Failure to Enroll Rate)、認証時間などのすべての面において優秀な生体情報として指静脈認証技術が知られている。
【0333】
前記のような従来技術を利用して本発明の実行システムに適用することもあり得るのである。
【0334】
次は仮想通貨をQR/BARコード認証情報とマッチングさせて発行する方法について説明する。
【0335】
以下、添付された図34、35を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
【0336】
図34は本発明の当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引システムを利用して仮想通貨をQR/BARコード認証情報とマッチングさせるブロック図であり、図35は本発明の当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引システムを利用して当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引過程を遂行することを示した図9のさらに他のブロック図であり、図36(a)と図36(b)は本発明の当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引システムを利用して当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引過程を遂行することを示した図34のフローチャートである。
【0337】
図34での本発明の当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引システムを利用して仮想通貨を生体認証情報とマッチングさせるブロック図に示されたメインコントローラ(CPU)340は、前述したような暗号化された仮想通貨315と、前述したような暗号化されたQR/BARコードのアルゴリズム415Cと、QR/BARコード認識機を含む贈与者端末機300Cと、QR/BARコード認識機を含む受贈者端末機400Cとで構成され、ここに暗号化された仮想通貨315の電子的暗号ソース(仮想通貨が形成された「ファイル名」または仮想通貨の「ノード」を含む)とQR/BARコードのアルゴリズム415Cの電子的アルゴリズムソースをマッチングさせる変換装置500と、贈与者の仮想通貨を受贈者の仮想通貨に変換させる贈与者-受贈者QR/BARコード変換装置600Cで形成されている。
【0338】
図35での本発明の当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引システムを利用して当事者間ブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引過程を遂行することを示した図34のさらに他のブロック図での総括マッチングプログラム340aと連携される仮想通貨の基本単位である第1ファイル315a(暗号化された貨幣の基本単位)で提供される電子的暗号ソース316が総括マッチングプログラム340aで変換され、QR/BARコードアルゴリズム415Cで提供される電子的アルゴリズムソース416が総括マッチングプログラム340aで変換されて、これらはマッチングプログラム344によって融合され得るようにして伝送の基本単位となって取引できるようになるのである。
【0339】
未説明符号315b、315cは前記仮想通貨の基本単位である第1ファイルに続く仮想通貨の第2、3ファイルの個数を示す。
【0340】
前記のような信号変換方法は、QR/BARコードのそれぞれ区分されるピクセルパターンの有無によって決定される2進データによってなされる信号情報が変換装置によって融合されて新しい信号を生成するようにすることができる。
【0341】
もちろん多量を伝送するためには一括決済方式のプログラムを製作して運営することが好ましい。
【0342】
そして、図36(a)と図36(b)では、従来伝送方式に示された手順と同一の事項をそのまま活用するため、本発明の必須構成要素としてそのまま説明する。
【0343】
符号の表示において、従来技術と同一の技術的内容の符号は同一に使われる。
【0344】
まず、贈与者端末機300は贈与者の選択によって搭載された贈与者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ310を実行(S110)すると、その実行された贈与者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ310は保存管理されるブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引画面を贈与者端末機300の情報出力部を通じて出力表示(S120)できるように制御する。
【0345】
この時、すべての情報の露出を防止するために、仮想通貨の電子的暗号ソース(仮想通貨が形成された「ファイル名」または仮想通貨の「ノード」を含む)とQR/BARコードの電子的アルゴリズムソースとマッチングされているかどうかをQR/BARコード認証手段によって要求することになり、ここでは仮想通貨とQR/BARコード認証情報とマッチングされたかどうかを判断(S130a)する。
【0346】
前記のような条件を満足しない場合には取引を終了することにし、その後、贈与者端末機300は情報出力部を通じて表示されたブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引画面上の金額表示欄、インスタントメッセンジャー選択欄およびテキスト入力欄に入力様式に合うように入力した状態で伝送メニューがクリックされると、贈与者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ310を通じてブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引画面に入力されたデジタル仮想通貨の金額情報、選択IM識別情報と保存管理される贈与者の身上情報を集合して贈与者用取引要請信号を生成し、これをブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200に伝送(S130)する。
【0347】
その後、ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200は贈与者端末機300から贈与者用取引要請信号が伝送されると、贈与者用取引要請信号に含まれた贈与者の身上情報を会員リスト情報DB211とマッチングして、会員であることを確認した後にブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨が贈与される受贈者を認知できるように案内する受贈者認知用URL(A)を生成し、これを贈与者端末機300に伝送(S140)する。
【0348】
その後、贈与者端末機300は贈与者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ310を通じてブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200から受贈者認知用URL(A)が伝送されると、選択IM識別情報に該当する贈与者側インスタントメッセンジャーが自動で実行されるように制御した状態で、その自動で実行された贈与者側インスタントメッセンジャーに受贈者認知用URL(A)が挿入表示された贈与者側インスタントメッセンジャー用URL表示案内画面が情報出力部を通じて出力されるように制御(S150)する。
【0349】
その後、贈与者端末機300は贈与者側インスタントメッセンジャーを通じて贈与者が受贈者認知用URL(A)の伝達を要請するインスタントメッセンジャーの受贈者アカウントを贈与者側インスタントメッセンジャー用贈与者指定案内画面を通じて指定すると、その受贈者アカウントに該当する受贈者端末機400に受贈者認知用URL(A)を伝送(S160)する。
【0350】
その後、受贈者端末機400は受贈者側インスタントメッセンジャーを通じて伝送された受贈者認知用URL(A)が挿入表示された受贈者側インスタントメッセンジャー用URL表示案内画面が情報出力部401を通じて出力(S170)できるように制御する。
【0351】
その後、受贈者端末機400は受贈者側インスタントメッセンジャーに表示された受贈者認知用URL(A)がクリックされると、これに連動して受贈者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ410が自動で実行(S180)される。
【0352】
受贈者端末機400は自動で実行された受贈者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ410を通じてブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨が贈与される受贈者の身上情報を含む受贈者認証用身上内訳信号を生成し、これをデジタル仮想通貨取引案内サーバー200に伝送(S190)できるように制御する。
【0353】
その後、ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200は受贈者端末機400から受贈者認証用身上内訳信号が伝送されると、その受贈者認証用身上内訳信号に含まれた受贈者の身上情報を会員リスト情報DB211とマッチングして、受贈者が会員であることを確認した後に電子財布リスト情報DB212で贈与者の電子財布情報に保存されたブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨金額情報から受贈者に贈与しようとする金額だけ差し引き、その差し引かれた金額だけ受贈者の電子財布情報に保存されたブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨金額情報に累積させた後、これに基づいてブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨取引用トランザクション情報を生成し、これを指定されたブロックチェーン保有サーバー100に伝送(S200)する。
【0354】
この時、ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200は仮想通貨の電子的暗号ソース(仮想通貨が形成された「ファイル名」または仮想通貨の「ノード」を含む)とQR/BARコードの電子的アルゴリズムソースとマッチングされた仮想通貨の贈与者をQR/BARコードの認証信号によって受贈者に変換する要請があるかどうかを判断し、この情報を変換させる贈与者-受贈者のQR/BARコード認証情報変換段階(S210a)を遂行する。
【0355】
その後、指定された個々のブロックチェーン保有サーバー100はブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨取引用トランザクション情報が伝送されると、その伝送されたブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨取引用トランザクション情報を検証を通じてブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引を認証し、その認証によりブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨取引用トランザクション情報を記録(S210)することによって、取引の認証を遂行する。
【0356】
その後、ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200は贈与者端末機300に受贈者にブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨を支給したとのメッセージを伝送する。
【0357】
その後、贈与者端末機300は贈与者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ310を通じてブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200からメッセージが伝送されると、選択IM識別情報に該当する贈与者側インスタントメッセンジャーが自動で実行されるように制御した状態で、その自動で実行された贈与者側インスタントメッセンジャーにメッセージが挿入表示された贈与者側インスタントメッセンジャー用支給確認案内画面が情報出力部を通じて出力されるように制御する。
【0358】
これと共に、受贈者端末機400は受贈者側ブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引用アプリ410を通じてブロックチェーン基盤デジタル仮想通貨取引案内サーバー200からメッセージが伝送されると、受贈者側インスタントメッセンジャーが自動で実行されるように制御した状態で、その自動で実行された受贈者側インスタントメッセンジャーにメッセージが挿入表示された受贈者側インスタントメッセンジャー用累積保存案内画面が情報出力部を通じて出力されるように制御する。
【0359】
さらに他のビットコイン(仮想通貨と同一概念)の取引方法で、ネットワークでなされた伝送記録を集めて暗号化させたブロックチェーン(Blockchain)構造であって、貨幣の発行主体がない暗号通貨(Crypto-Currency)のビットコイン(仮想通貨と同一概念)の取引方法において、ビットコイン(仮想通貨と同一概念)ネットワークを構成しているコンピュータに搭載されたプログラムを実行させてビットコイン(仮想通貨と同一概念)の取引を認証しながらビットコイン(仮想通貨と同一概念)を採掘して獲得する段階;コンピュータによって実行されるプログラムでビットコイン(仮想通貨と同一概念)の取引のために採掘および購入して獲得したビットコイン(仮想通貨と同一概念)をコンピュータに搭載されたプログラムの実行させて取引する時、暗号通貨取引所サーバーで提供するプログラムを搭載した会員サーバーまたは会員コンピュータに搭載されたプログラムを実行させて暗号通貨取引所サーバー上に会員の取引所ウェブ財布アドレスを生成する段階;会員サーバーまたは会員コンピュータに搭載されたプログラムを実行させて取引されたビットコイン(仮想通貨と同一概念)取引内訳が保存されたデータベース(DB)を具備した暗号通貨取引所サーバーを通じてビットコイン(仮想通貨と同一概念)取引のための取引所一般財布のアドレスを暗号通貨取引所サーバーに生成する段階;および会員サーバーまたは会員コンピュータに搭載されたプログラムを実行させてビットコイン(仮想通貨と同一概念)を取引するために暗号通貨取引所サーバーに保存された会員の取引所アドレスを生成する段階を含む。
【0360】
この時、ビットコイン(仮想通貨と同一概念)を伝送する前に本人認証のためにQR/BARコード認証手段によって贈与者側の生体認証を要求することになり、ここではQR/BARコード認証をしたかを判断する段階;この時、仮想通貨の電子的暗号ソース(仮想通貨が形成された「ファイル名」または仮想通貨の「ノード」を含む)とQR/BAR鼻EMの電子的アルゴリズムソースとマッチングされているかどうかをQR/BARコード認証手段によって要求することになり、ここでは仮想通貨とQR/BARコード認証情報とマッチングされたかどうかを判断する段階;会員サーバーまたは会員コンピュータに搭載されたプログラムを実行させてビットコイン(仮想通貨と同一概念)取引を速かに処理するために前記暗号通貨取引所サーバーに生成させた会員の取引所ウェブ財布アドレスから暗号通貨取引所サーバーに生成された取引所一般財布アドレスにビットコイン(仮想通貨と同一概念)を伝送する段階;暗号通貨取引所サーバーに搭載されたプログラムが実行される状態で暗号通貨取引所サーバーに生成された会員自身の取引所ウェブ財布アドレスから取引所サーバーに生成された取引所一般財布アドレスにビットコイン(仮想通貨と同一概念)の伝送を確認する段階を含む。
【0361】
この時、ビットコイン(仮想通貨と同一概念)の伝送がなされたことが確認される場合に、暗号通貨取引所サーバーに搭載されたプログラムを実行させて保存された会員の取引所アドレスに実際のビットコイン(仮想通貨と同一概念)ではない暗号通貨取引所サーバーに搭載されたデータベース上の数値変更によってビットコイン(仮想通貨と同一概念)を入金処理する段階;および暗号通貨取引所サーバーに搭載されたデータベース上の数値変更によってビットコイン(仮想通貨と同一概念)の取引が完了した場合に、会員のデータベースに入金処理せずに先入金された部分と相殺処理する段階を含むビットコイン(仮想通貨と同一概念)取引方法に関する。
【0362】
この時、必要な時に仮想通貨の電子的暗号ソース(仮想通貨が形成された「ファイル名」または仮想通貨の「ノード」を含む)とQR/BARコードの電子的アルゴリズムソースとマッチングされた仮想通貨の贈与者をQR/BARコードの認証信号によって受贈者に変換する要請があるかどうかを判断し、この情報を変換させる贈与者-受贈者のQR/BARコード認証情報変換段階を遂行できるのである。
【0363】
次は本発明のシステムや方法に適用されるQRコードの適用方法を説明する。
【0364】
図37は本発明に係る受贈者(無線通信)端末機を利用した通信サービスおよび決済方法を実行するためのシステムの概略的な構成図であり、図38図37での決済サービス加入段階をより詳細に説明するためのフローチャートであり、図39図37での決済手段提供段階をより詳細に説明するためのフローチャートである。
【0365】
本発明は受贈者(無線通信)端末機を利用した通信サービスおよび決済方法に関するもので、通信管理および決済管理システムが決済サービス加入者の受贈者(無線通信)端末機にQR(BAR)コードを伝送する段階と、前記受贈者(無線通信)端末機が前記QR(BAR)コードを保存して決済サービス加入者の選択によってQR(BAR)コードをディスプレイする段階および、前記受贈者(無線通信)端末機にディスプレイされたQR(BAR)コードをQR(BAR)コード照会機が読み込んで前記通信管理および決済管理システムに紹介してサービスおよび決済する段階を含み、通信事業者と購入および販売事業者の業務を一元化させてセキュリティを維持しながらアプリをログインできるようにして、他人の不法使用を禁止できる効果がある。
【0366】
図37は本発明に係る受贈者(無線通信)端末機を利用した通信サービスおよび決済方法を実行するためのシステムの概略的な構成図であって、受贈者端末機30と、QR(BAR)コード照会機120および、通信管理および決済管理システム130を含み、前記受贈者端末機30と通信管理および決済管理システム130は無線通信網140を通じて連結され、QR(BAR)コード照会機120と通信管理および決済管理システム130は有/無線通信網を通じて連結されている。
【0367】
前記決済方法はQR(BAR)コードによる金融取引決済方法を指す(以下、同一)。
【0368】
本発明の通信管理および決済管理システム130は無線通信網140、好ましくはSMS網(Shot Message Service network)を通じて決済サービス加入者の受贈者端末機30に決済サービス加入者の固有QR(BAR)コードを伝送し、前記QR(BAR)コード照会機120から入力されたQR(BAR)コードに基づいて通信サービスまたは決済サービスを遂行することによって、通信サービスおよび決済管理システムのサーバー131とこれに連結された通信サービスデータベース133または決済サービスデータベース135を含んで構成されている。
【0369】
前記通信管理および決済管理システムのサーバー131には通信管理および決済管理システム130を運用するための運用プログラムが含まれ、前記通信サービスデータベース133には無線通信サービス加入者を管理するための各種データが保存され、前記決済サービスデータベース135には決済サービス加入者を管理するための各種データが保存される。
【0370】
前記受贈者端末機30は前記通信管理および決済管理システム130から伝送されたQR(BAR)コードを受信して指定されたメモリに保存し、決済モード選択時に前記メモリに保存されたQR(BAR)コードを表示装置にディスプレイするようになっている。
【0371】
また、前記QR(BAR)コード照会機120は前記のように受贈者端末機30の表示装置にディスプレイされたQR(BAR)コードを読み込んで前記通信管理および決済管理システム30に照会および決済要請をするようになっている。
【0372】
前記のように構成されたシステムで実行される本発明に係る受贈者(無線通信)端末機を利用した通信サービスおよび決済方法の作用および効果を詳細に説明する。
【0373】
まず、図面に図示された通り、決済サービス加入申請段階として、受贈者端末機30は無線通信サービス加入者の決済サービス加入申請要請により通信管理および決済管理システム130に無線通信サービスの加入を申請する(S311)。このとき、前記無線通信サービス加入者は受贈者(無線通信)端末機の電話番号と信用情報を含む各種個人情報を作成して決済サービス加入を申請する。
【0374】
引き続き、受贈者端末機の登録の有無の判断段階として、前記通信管理および決済管理システム130が決済サービス加入申請者の受贈者端末機30があらかじめ登録されているかを判断して、あらかじめ登録されていなければ決済サービス加入手続きを終了する(S312、S313)。
【0375】
そして、決済サービス加入者ファイル生成段階として、前記通信管理および決済管理システム130は前記受贈者端末機30があらかじめ登録されていれば前記決済サービス加入申請者によって前記受贈者端末機30に作成された個人情報に基づいて決済管理データベース135に決済サービス加入者ファイルを生成する(S314)。
【0376】
その次、QR(BAR)コード生成および送信段階として、前記通信管理および決済管理システム130はQR(BAR)コード情報を生成してSMS網140を通じて受贈者端末機30に伝送する(S315、S316)。
【0377】
次は決済手段提供段階として図面に図示された通り、QR(BAR)コード情報受信および保存段階として、前記受贈者端末機30が前記SMS網140を通じてQR(BAR)コード情報を受信してメモリに保存する(S321、S322)。
【0378】
引き続き、パスワード入力段階として、増資端末30は決済サービス加入者の操作によってQR使用(決済)モードを選択すると、受贈者端末機30がパスワードを入力しなさいとのメッセージを表示装置にディスプレイする(S323)。
【0379】
そして、パスワード入力段階として、決済サービス加入者が受贈者端末機30を操作してパスワードを入力する。(S324~S325)。
【0380】
この時、前記パスワードは決済サービス加入者が受贈者端末機30にあらかじめ登録させておいたものであり、もしパスワードが互いに一致しなければ前記受贈者端末機30はQR(BAR)コード情報を表示せず、パスワードが一致しないという警告表示をする(S327)。
【0381】
そして、QR(BAR)コード情報ディスプレイ段階として、前記パスワードが一致すれば前記受贈者端末機30はメモリに保存されていたQR(BAR)コード情報を表示装置にディスプレイする(S326)。
【0382】
ここで、金融取引時にオンラインおよびオフラインで金融決済をする場合、前記QR(BAR)コードによって簡便決済をすることができる(S331)。
【0383】
その後、QR(BAR)コード照会段階として、前記QR(BAR)コード情報ディスプレイ段階でメモリに保存されていたQR(BAR)コード情報を表示装置にディスプレイすると、受贈者端末機30内にあるQR(BAR)コード照会機120がディスプレイされたQR(BAR)コード情報を読み出して通信管理および決済管理システム130にQR(BAR)コードを照会させることができる。
【0384】
次は、通信サービスおよび決済方法実行段階として、前記通信管理および決済管理システム130が贈与者端末機で、仮想通貨取引手続きにおいて贈与者のQR(BAR)コードを受贈者保有のQR(BAR)コードに変更要請があるかを確認し、受贈者端末機から受贈されたという意思表示として変更承認メッセージを受信してこれを認証する手続きを踏むことになる(S328、S329)。
【0385】
その後、贈与者端末機は贈与者保有のQR(BAR)コードを受贈者保有のQR(BAR)コードに変更完了する段階(S330)を経ることになるのである。
【0386】
本発明の保護範囲は以上で明示的に説明した実施例の記載と表現に制限されるものではない。また、本発明が属する技術分野で自明な変更や置換によって本発明の保護範囲が制限されることもあることを再度明かして置く。
【0387】
本発明はブロックチェーンを有するデジタル仮想通貨の取引時にセキュリティおよびハッキングを防止できるように、指紋/指静脈/虹彩/顔の認識センサによる生体手段およびQR(またはBAR)コードの認証情報を利用したデジタル仮想通貨を生体認証信号と連動させて伝送されるデジタル仮想通貨の発行方法を含むデジタル仮想通貨を生体認証信号およびQR(またはBAR)コードの認証情報信号とマッチングさせて発行されるデジタル仮想通貨を取引できるようにすることによって、当事者間取引の安定性はもちろん、取引の匿名性から脱離して本人の身分を確認できる、取引の透明性が保障される産業上有用な発明である。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7a
図7b
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19a
図19b
図20
図21
図22
図23
図24
図25
図26
図27
図28
図29
図30
図31
図32
図33
図34
図35
図36a
図36b
図37
図38
図39
【国際調査報告】