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特表2022-511395スマートフォン用の無線充電と互換される分離型リングホルダー
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-01-31
(54)【発明の名称】スマートフォン用の無線充電と互換される分離型リングホルダー
(51)【国際特許分類】
   H04M 1/04 20060101AFI20220124BHJP
   H04M 1/02 20060101ALI20220124BHJP
   H04M 1/11 20060101ALI20220124BHJP
【FI】
H04M1/04 A
H04M1/02 C
H04M1/11 Z
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2021517808
(86)(22)【出願日】2018-11-26
(85)【翻訳文提出日】2021-03-25
(86)【国際出願番号】 KR2018014605
(87)【国際公開番号】W WO2020067604
(87)【国際公開日】2020-04-02
(31)【優先権主張番号】16/145,533
(32)【優先日】2018-09-28
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】521516064
【氏名又は名称】ジン テ チャン
【氏名又は名称原語表記】JIN TAE JANG
(74)【代理人】
【識別番号】100105957
【弁理士】
【氏名又は名称】恩田 誠
(74)【代理人】
【識別番号】100068755
【弁理士】
【氏名又は名称】恩田 博宣
(74)【代理人】
【識別番号】100142907
【弁理士】
【氏名又は名称】本田 淳
(72)【発明者】
【氏名】チャン、ジン テ
【テーマコード(参考)】
5K023
【Fターム(参考)】
5K023AA07
5K023BB23
5K023KK03
5K023KK10
5K023MM25
5K023MM26
5K023PP12
5K023PP16
(57)【要約】
スマートフォン、タブレットPC、携帯用メディアプレーヤーなどのような携帯用デジタル装置用のリングホルダースタンドを提供するためのシステム、装置及び方法は、使用者が必要に応じて容易に分離及び再付着することができる。携帯用デジタル装置の充電中にはリングホルダースタンドが分離されることで、金属リングホルダースタンドが携帯用デジタル装置に付着され続けることによって発生し得る火事または熱傷の危険を防止することができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
モバイル装置の表面に固定される第1プレートと、
前記第1プレートに脱着可能に付着される第2プレートと、
前記第2プレートにヒンジ固定されるリングと、を含む、分離型モバイル装置アクセサリー。
【請求項2】
前記第1プレートが、接着剤によって前記モバイル装置の表面に固定されることを特徴とする、請求項1に記載の分離型モバイル装置アクセサリー。
【請求項3】
前記第2プレートが前記第1プレートの上でスライド可能に備えられた反対側のグリップチャンネルをさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の分離型モバイル装置アクセサリー。
【請求項4】
前記第2プレートが前記第1プレートの上部へスライドするように前記反対側のグリップチャンネルを支持するように備えられた前記第2プレートから下方へ延びたサイドエッジをさらに含むことを特徴とする、請求項3に記載の分離型モバイル装置アクセサリー。
【請求項5】
前記第2プレートの前記第1プレートの上部への移動を制限するストッパーをさらに含むことを特徴とする、請求項4に記載の分離型モバイル装置アクセサリー。
【請求項6】
前記第1プレート及び第2プレートのうちいずれか一つの突出部材と、
前記第1プレート及び第2プレートのうち他の一つのスロットと、をさらに含み、
前記第1プレートに対して前記第2プレートを固定するために、前記突出部材が前記スロットに挿入可能に備えられたことを特徴とする、請求項4に記載の分離型モバイル装置アクセサリー。
【請求項7】
前記第2プレートが前記第1プレートの上部へスライドするように前記反対側のグリップチャンネルを支持するように備えられた前記第1プレートから上方へ延びたサイドエッジをさらに含むことを特徴とする、請求項3に記載の分離型モバイル装置アクセサリー。
【請求項8】
前記第2プレートの前記第1プレートの上部への移動を制限するストッパーをさらに含むことを特徴とする、請求項7に記載の分離型モバイル装置アクセサリー。
【請求項9】
前記第1プレート及び第2プレートのうちいずれか一つの突出部材と、
前記第1プレート及び第2プレートのうち他の一つのスロットと、をさらに含み、
前記第1プレートに対して前記第2プレートを固定するために、前記突出部材が前記スロットに挿入可能に備えられたことを特徴とする、請求項7に記載の分離型モバイル装置アクセサリー。
【請求項10】
前記モバイル装置が、スマートフォンを含むことを特徴とする、請求項1に記載の分離型モバイル装置アクセサリー。
【請求項11】
前記モバイル装置が、自撮り棒を含むことを特徴とする、請求項1に記載の分離型モバイル装置アクセサリー。
【請求項12】
モバイル装置の表面に固定される第1四角プレートと、
第2四角プレートと、
前記第2プレートにヒンジ固定されるリングと、
前記第2四角プレートが前記第1プレートに脱着可能に付着されるようにするスライディングメカニズムと、を含む、分離型モバイル装置アクセサリー。
【請求項13】
前記第1プレートが、接着剤によって前記モバイル装置の表面に固定されることを特徴とする、請求項12に記載の分離型モバイル装置アクセサリー。
【請求項14】
前記第2プレートを前記第1プレートの上でスライド可能に備えられた反対側のグリップチャンネルをさらに含むことを特徴とする、請求項12に記載の分離型モバイル装置アクセサリー。
【請求項15】
前記第2プレートが前記第1プレートの上部へスライドするように前記反対側のグリップチャンネルを支持するように備えられた前記第2プレートから下方へ延びたサイドエッジをさらに含むことを特徴とする、請求項14に記載の分離型モバイル装置アクセサリー。
【請求項16】
前記第2プレートの前記第1プレートの上部への移動を制限するストッパーをさらに含むことを特徴とする、請求項15に記載の分離型モバイル装置アクセサリー。
【請求項17】
前記第1プレート及び第2プレートのうちいずれか一つの突出部材と、
前記第1プレート及び第2プレートのうち他の一つのスロットと、を含み、
前記第1プレートに対して前記第2プレートを固定するために、前記突出部材が前記スロットに挿入可能に備えられたことを特徴とする、請求項16に記載の分離型モバイル装置アクセサリー。
【請求項18】
前記モバイル装置が、スマートフォンを含むことを特徴とする、請求項12に記載の分離型モバイル装置アクセサリー。
【請求項19】
前記モバイル装置が、自撮り棒を含むことを特徴とする、請求項12に記載の分離型モバイル装置アクセサリー。
【請求項20】
リングホルダーを通じる過熱による火事または熱傷を起こすことなくリングホルダーを有するモバイルデジタル装置を安全に充電することができる方法であって、
モバイルデジタル装置の表面に固定される第1プレートを提供する段階と、
第2プレートを提供する段階と、
前記第2プレートにヒンジ固定されるリングを提供する段階と、
前記第1プレートに第1方向に沿って前記第2プレートをスライドして、ヒンジ固定されたリングを有する前記第2プレートを第1プレートに付着する段階と、
前記第1プレートに第2方向に沿って前記第2プレートをスライドして、ヒンジ固定されたリングを有する前記第2プレートを第1プレートから分離する段階と、
充電中の過熱による火事または熱傷を起こすことなく前記第2プレートが第1プレートから分離されたときに前記モバイルデジタル装置に無線充電を提供する段階と、を含む、方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、スマートフォンに関し、より詳しくは、使用者によって必要に応じて容易に分離及び再付着できるように、スマートフォン、タブレットPC、携帯用メディアプレーヤーなどのような携帯用デジタル装置のためのリングホルダースタンドを提供するためのシステム、装置及び方法に関し、携帯用デジタル装置の充電中にはリングホルダースタンドを取り外すことで、金属リングホルダースタンドが携帯用装置に取り付けられて維持される場合に発生し得る火事または熱傷を防止する。
【背景技術】
【0002】
家庭用の電源供給装置から電源を供給できるAC(交流)充電板/ベースステーションを含む、スマートフォンなどのようなモバイルフォーン用Qi無線充電アプリケーションを使用することが人気を集めている。充電プレート/ベースステーションは、閉鎖されたスマートフォンの内部の受信機コイルに電圧を誘導する磁場を生成できる送信機コイルを含み得、スマートフォンのバッテリーを充電し得る。このような磁気共鳴類型の充電技術は、例えば、Lawrensonなどの特許文献1及びFiggersの特許文献2に開示されている。これらは、全体が参照として含まれ得る。
【0003】
本願と同じ出願人に譲渡され、参照として統合されたJangの特許文献3は、スマートフォンのようなモバイル装置の後面に接着式で付着されたヒンジ型金属リングアクセサリーを使用し得、発明の名称である「モバイル装置アクセサリー」を開示している。前記特許文献3は、金属リングアクセサリーを携帯用装置に永久的に固定できる接着剤を記述する。金属リングアクセサリーは、モバイル装置を片手で把持するのに使用でき、机などのような表面にモバイル装置を立てるスタンドとして使い得る。
【0004】
特許文献3に開示されたスマートフォンは、スマートフォンのバッテリー充電のために磁気共鳴方式の充電を用い得る。しかし、このような金属リングを使用する場合、問題が発生し得る。
【0005】
磁気共鳴方式の充電は、充電板/ベースステーションの送信コイル(Tx)及びスマートフォンの内部の受信コイル(Rx)との間の異物(例えば、金属片)による過熱によって火事または熱傷を起こし得る。リング状のモバイルアクセサリーの多くは金属から作られており、送信コイル(Tx)と受信コイル(Rx)との間に存在するこのような金属物体は、異物検出(foreing object detection;FOD)センサーにおける加熱された部分で熱傷を誘発し得る。
【0006】
そこで、従来技術のこのような問題に対する解決策が必要である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】米国特許出願公開第2017/0163070号明細書
【特許文献2】米国特許出願公開第2017/0338859号明細書
【特許文献3】米国特許第9421920号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の主目的によると、携帯用デジタル装置においてバッテリーを許容するスマートフォン、タブレットPC、携帯用メディアプレーヤーなどのような携帯用デジタル装置に分離型金属リングを提供するためのシステム、装置及び方法を提供することで、携帯用デジタル機器の無線充電時、金属リングが容易に除去されるため、過熱による火事または熱傷なく携帯用デジタル装置のバッテリーを無線充電することができる。
【0009】
また、本発明の第2目的によると、自撮り棒、携帯用充電器などのようなスマートフォン支援アクセサリー用の脱着式金属リングを提供するためのシステム、装置及び方法を提供することで、スマートフォンの無線充電時、金属リングが容易に除去され、過熱による火事や熱傷なく携帯用デジタル装置でバッテリーを無線充電することができる。
【0010】
本発明の第2目的は、車両下端の既存の車両フレームにポンツーン配置システムを取り付けることで運転可能な車輪付き陸上車を水陸両用車に改造するためのシステム、装置及び方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明の実施例による分離型モバイルアクセサリーは、モバイル装置の表面に固定される第1四角プレートと、第2四角プレートと、前記第2プレートにヒンジ固定されるリングと、前記第2四角プレートが前記第1プレートに脱着可能に付着されるようにするスライディングメカニズムと、を含み得る。
【0012】
前記第1プレートは、接着剤によって前記モバイル装置の表面に固定され得る。
サイドエッジは、前記第2プレートが前記第1プレートの上部へスライドするように前記反対側のグリップチャンネルを支持するように備えられた前記第2プレートから下方へ延び得る。
【0013】
ストッパーは、前記第2プレートの前記第1プレートの上部への移動を制限するように用いられ得る。
突出部材は、前記第1プレート及び第2プレートのうちいずれか一つに含まれ、スロットは、前記第1プレート及び第2プレートのうち他の一つに含まれ、前記第1プレートに対して前記第2プレートを固定するために、前記突出部材が前記スロットに挿入可能に備えられ得る。
【0014】
前記モバイル装置は、スマートフォン、自撮り棒などを含み得る。
リングホルダーを通じる過熱による火事または熱傷を起こすことなくリングホルダーを有するモバイルデジタル装置を安全に充電することができる方法であって、前記方法は、モバイルデジタル装置の表面に固定される第1プレートを提供し、第2プレートを提供し、前記第2プレートにヒンジ固定されるリングを提供し、前記第1プレートに第1方向に沿って前記第2プレートをスライドして、ヒンジ固定されたリングを有する前記第2プレートを第1プレートに付着し、前記第1プレートに第2方向に沿って前記第2プレートをスライドして、ヒンジ固定されたリングを有する前記第2プレートを第1プレートから分離し、充電中の過熱による火事または熱傷を起こすことなく前記第2プレートが第1プレートから分離されたときに前記モバイルデジタル装置に無線充電を提供する。
【発明の効果】
【0015】
例示的な実施例によると、携帯用デジタル装置のための分離型金属リングを提供するためのシステム、装置及び方法は、携帯用デジタル装置の無線充電中に金属リングが容易に除去できるため、金属リングが劣化して火事または熱傷を起こすことなく携帯用デジタル装置のバッテリーを無線充電することができる。
【0016】
本発明の他の目的及び利点は、添付図面に概略的に示した望ましい実施例の以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
図面は非制限的な例として本概念による一つ以上の具現例を図示する。図面において、同じ参照番号は同一または類似の構成要素を示す。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】除去可能なトッププレート及びボトムプレートを有するリングホルダーの各部分の分解斜視図である。
図2a】ヒンジ付きリングホルダーを有する図1のトッププレートの正面図である。
図2b図2aのトッププレートの矢印2Bによる平面図である。
図2c図2aのトッププレートの矢印2Cによる左側面図である。
図2d図2aのトッププレートの矢印2Dによる右側面図である。
図2e図2aのトッププレートの矢印2Eによる底面図である。
図2f図2aのトッププレートの背面図である。
図3a図1のボトムプレートの前方斜視図である。
図3b図3aのボトムプレートの背面図である。
図3c図3aのボトムプレートの正面図である。
図3d図3bのボトムプレートの左側面図である。
図3e図3bのボトムプレートの上部側面図である。
図3f図3bのボトムプレートの矢印3Fによる底面図である。
図4a図1のトッププレートの前面の斜視図である。
図4b図4aのトッププレートの背面図である。
図4c図4aのトッププレートの矢印4Cによる左側面図である。
図4d図4aのトッププレートの矢印4Dによる平面図である。
図4e図4aのトッププレートの矢印4Eによる底面図である。
図5】リングホルダー付きトッププレートがボトムプレートにスライド可能に付着された状態でスマートフォンのケースに取り付けられた先行する図面のボトムプレートを図示する。
【発明を実施するための形態】
【0018】
分離型モバイル装置アクセサリーの望ましい実施例は、モバイル装置の表面に固定される第1四角プレート、第2四角プレート、第2プレートにヒンジ連結されるリング及び第2四角プレートが第1プレートに脱着可能に付着されたスライディングメカニズムを含み得る。
【0019】
本発明の開示された実施例を詳細に説明する前に、本発明は他の実施例が可能であることから、本発明は、図示された特定の配列の詳細事項によってその適用が制限されないことを理解しなければならない。また、本明細書で使用された用語は非制限的であり、ただ説明のためのものである。
【0020】
上述した要約及び望ましい実施例の詳細な説明及び添付図面において、本発明の特定の特徴(方法に関わる段階を含む。)が参照される。本明細書での本発明の開示は、そのような特定の特徴の全ての可能な組合せを含まないことを理解しなければならない。例えば、特定の特徴が本発明の特定な面または実施例の脈絡で開示される場合、前記特徴は可能な範囲内で他の特定な面及び実施例との組合せ及び/または脈絡で使用され得る。
【0021】
本セクションで、本発明の実施例は、本発明の望ましい実施例が図示された添付図面を参照してより完全に説明される。しかし、本発明は、多様な形態に具体化でき、ここで説明する実施例に限定されない。むしろ、これら実施例は、本開示が徹底かつ完全に本発明の範囲を当業者に伝達するように提供される。類似の番号は全体にかけて類似の要素を指し、代替する実施例で類似の要素を示すために素数表記法が使われる。
【0022】
以下、構成要素の目録について説明する。
1 リングホルダーアセンブリー
10 トッププレート
12 下方へ延びるサイドチャンネル/レール
14 下方へ延びる後端チャンネル
15 ファスナー/ワッシャ/ナット42用開口部
18 延長された突出部材
20 ボトムプレート
28 延長スロット
30 両面接着剤
40 ヒンジリング
42 ファスナー、ロックナット及びワッシャ
50 モバイルデジタル装置(スマートフォン)
図1は、除去可能なトッププレート10及びボトムプレート20を有するリングホルダー40の各部分の分解斜視図である。
【0023】
図2aは、ヒンジ付きリングホルダーを有する図1のトッププレート10の正面図である。
図2bは、図2aのトッププレート10の矢印2Bによる平面図である。
【0024】
図2cは、図2aのトッププレート10の矢印2Cによる左側面図である。
図2dは、図2aのトッププレート10の矢印2Dによる右側面図である。
図2eは、図2aのトッププレート10の矢印2Eによる底面図である。
【0025】
図2fは、図2aのトッププレート10の背面図である。
図1及び図2a~図2fを参照すると、トッププレートは、参考で統合されたJangの特許文献3に説明されたように、ヒンジ型リングがファスナー/ワッシャ/ナット42に付着されるように中央開口部を有する前面を含むようにほぼ長方形の形状を有し得る。側部から下方へ延びたもの12は、反対側のチャンネル/レール12であり得、底に沿ってストッパーとして機能できるさらに他の下方へ延びたチャンネル14を備え得る。
【0026】
図3aは、図1のボトムプレート20の前方斜視図である。図3bは、図3aのボトムプレート20の背面図である。図3cは、図3aのボトムプレート20の正面図である。図3dは、図3bのボトムプレート20の左側面図である。図3eは、図3bのボトムプレート20の上部側面図である。図3fは、図3bのボトムプレート20の矢印3Fによる底面図である。
【0027】
図1及び図3a~図3fを参照すると、前記ボトムプレート20は四角形の形状を有し得、一つのサイドエッジに隣接するように延びたスロット28を含み得る。
図4aは、図1のトッププレート10の前面斜視図である。図4bは、図4aのトッププレート10の背面図である。図4cは、図4aのトッププレート10の矢印4Cによる左側面図である。図4dは、図4aのトッププレート10の矢印4Dによる平面図である。図4eは、図4aのトッププレート10の矢印4Eによる底面図である。図1図2a~図2e及び図4a~図4eを参照すると、前記下方へ延びたサイドチャンネル/レール12及びボトムチャンネル/ストッパー14がより明確に図示されている。
【0028】
図5は、リングホルダー40付きトッププレート10がボトムプレート20にスライド可能に付着された状態でスマートフォンのような携帯用デジタル素子のケースに取り付けられた先行図面のボトムプレート20を図示する。
【0029】
図1図5に示したように、ボトムプレート20は、両面接着テープ30を用いて携帯用デジタル装置50の表面(例えば、外部ケース)に付着され得る。また、トッププレート10は、配向されて開放された上端がボトムプレート20の下部エッジに隣接するように位置し得る。そして、トッププレートの上に下方へ延びたサイドチャンネル/レール12は、後端チャンネル14がプレート20の底部エッジに接触するまでボトムプレート20の外側サイドエッジに対してスライドする。延長された突出部材18は、ボトムプレート20の延長されたスロットにスナップされてトッププレート10をボトムプレート20に固定する。
【0030】
トッププレート10は、突出部材18がスロット28から分離されるまでトッププレート10を反対方向へ押し、続いてトッププレート10及びリングホルダー49がボトムプレート20から完全に分離されるまでリングホルダー40と共にトッププレート10をスライドすることで除去できる。リングホルダー40と共にトッププレート10がボトムプレート20から完全に分離されるとき、モバイル装置のバッテリーは、図1に説明及び図示されたように安全に再充電され得る。
【0031】
望ましい実施例において、ボトムプレート20は、携帯用デジタル装置の充電を妨害しないようにプラスチックから作られ得る。リングホルダーは金属であり得、トッププレート10は金属であり得る。これと異なり、トッププレート10及びボトムプレート20はいずれもプラスチックであり得る。希望のとおり、他の材質の組合せが可能である。
【0032】
望ましい実施例は、ボトムプレートのサイドエッジの周りを把持するためにトッププレートから下方へ延びたサイドグリップエッジチャンネルを示しているが、ボトムプレートは、トッププレートのサイドエッジまで上部へ延びるサイドグリップエッジチャンネルを含み得る。
【0033】
ボトムプレートが接着剤によってモバイル装置に固定されることが説明されるが、フック及びループファスナーなど(これに限定されない。)のように他の類型の固定技術が適用可能である。
【産業上の利用可能性】
【0034】
望ましい実施例は、スマートフォンに使用される分離型リングホルダースタンドを示すが、タブレットPC、携帯用メディアプレーヤーなどのような、しかし、これに制限されない他の類型の携帯用デジタル装置が本発明に統合され得る。また、分離型リングホルダースタンドは、自撮り棒、携帯用充電器などのようなモバイルフォンアクセサリーと共に使用することができる。
【0035】
特定の利点が上述されたが、多様な実施例は、記述された利点の一部、無しまたは全部を含み得る。他の技術的な利点は、下記の図面及び説明を検討した後、当業者に容易に明らかになり得る。
【0036】
なお、例示的な実施例が図面に示されて説明されるが、本開示の原理は、現在知られていても、そうではなくても、任意の技術を使って具現可能であることを最初から理解しなければならない。本開示は、図面に示されて以下で説明される例示的な具現及び技術によって制限されてはいけない。
【0037】
特に言及しない限り、図面に示した物品は必ずしも一定の割合で示されてはいない。
本開示内容の範囲から外れることなく本明細書に説明されたシステム、装置及び方法に対する修正、追加または省略が可能である。例えば、システム及び装置の構成要素は、統合または分離され得る。さらに、ここに開示されたシステム及び装置の動作は、より多いか、より少ないか、または他の構成要素によって行われ得、説明された方法は、より多いか、より少ないか、または他の段階を含み得る。また、段階は、任意の適切な順序に行われ得る。本明細書で使用された「各々」は、集合の各構成または下位集合の各構成を示す。
【0038】
本発明が実際に推定される特定の実施例または修正の多様な用語で技術、開示、例示及び図示されたが、本発明の範囲はこれによって制限されることを意図しておらず、これによって制限されると看做してもいけない。本明細書の暗示によって提案され得る他の修正または実施例は、特に、ここに添付された請求範囲の範囲及び範囲内にあるので、特に留保される。
図1
図2a
図2b
図2c
図2d
図2e
図2f
図3a
図3b
図3c
図3d
図3e
図3f
図4a
図4b
図4c
図4d
図4e
図5
【国際調査報告】