(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-02-03
(54)【発明の名称】デジタルコンテンツのモニタリング及びトラッキングのための方法及び装置
(51)【国際特許分類】
G06Q 30/02 20120101AFI20220127BHJP
【FI】
G06Q30/02 446
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2021562061
(86)(22)【出願日】2020-02-24
(85)【翻訳文提出日】2021-10-18
(86)【国際出願番号】 US2020019516
(87)【国際公開番号】W WO2020176418
(87)【国際公開日】2020-09-03
(32)【優先日】2020-02-24
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(32)【優先日】2019-02-25
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】521375357
【氏名又は名称】プリテクノロジー、インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110000877
【氏名又は名称】龍華国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】スパイクス、ステイシー
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049BB07
5L049BB08
(57)【要約】
実施形態は、デジタルコンテンツのモニタリング及びトラッキングのためのシステム及び方法を含む。システムは、ネットワークを介して複数のコンテンツプロバイダに結合され、ネットワークに結合されたユーザデバイスを介して複数のユーザにさらに結合された視聴者モニタリングシステムを含む。方法は、ユーザがシステムのAPIを使用してアプリケーション(app)をダウンロードする段階と、ユーザが視聴するコンテンツを選択する段階と、ユーザが選択されたコンテンツを実際に視聴しているかどうかをシステムの生体認識モジュールが判断する段階とを含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
デジタルコンテンツのモニタリング及びトラッキングのためのコンピュータ実装方法であって、
ユーザがシステムAPIを使用してアプリケーション(app)をダウンロードする段階と、
前記ユーザが、前記システムAPIを使用して、視聴するコンテンツを選択する段階と、
生体認識モジュールが、1又は複数の生体特徴によりシステムユーザを認識し、以下の機能を実行する段階であって、前記機能は、
前記システムAPIを使用したデジタルアプリケーション(app)のユーザダウンロードの受信と、
視聴するコンテンツのユーザの選択の受信と、
前記ユーザが前記選択されたコンテンツを実際に視聴しているかどうかの判断と
を実行する機能である、段階と、
モニタリング及びトラッキングモジュールが以下の機能を実行する段階であって、前記機能は、
前記ユーザが前記選択されたコンテンツを実際に視聴していると判断される場合、前記選択されたコンテンツの視聴が完了すると、ポイントが前記ユーザにクレジット付けされる機能であって、前記ポイントは報酬と引き換え可能であり、報酬は複数の製品及びサービスと引き換え可能であり、前記ユーザと前記選択されたコンテンツプロバイダとの間の相互作用は前記システムにより管理される、機能と、
デジタルコンテンツのIDと、報告内のIDごとの視聴された時間とを記載したアイトラッキングレポートを生成する機能と、
視聴者がデジタルコンテンツを視聴している場合、視聴されているvs視聴されていないデータをリアルタイムでスクリーンの下段に表示する機能と
である、段階と
を備える、方法。
【請求項2】
ユーザがコンテンツを消費することに対していつポイントを受けるかを判断するために、複数のコンテンツプロバイダがルールを指定する段階をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記システムが、履行パートナと相互作用して、ポイントに対応する資金が予めロードされた決済装置を提供する段階をさらに備える、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
複数のデジタルコンテンツプロバイダが、予め定められた要件を有するコンプライアンスを構成するために、視聴される時間のパーセンテージを指定する、請求項2又は3に記載の方法。
【請求項5】
顔認識を介してユーザの感情を分析する感情分析をさらに備える、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
ユーザの目をトラッキングして、前記ユーザが前記コンテンツを実際に視聴しているかどうかを判断する段階をさらに備える、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
前記ユーザがコンテンツを視聴していないと前記システムが判断した場合、コンテンツの再生を一時停止させる段階をさらに備える、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
デジタルコンテンツのモニタリング及びトラッキングのためのシステムであって、前記システムは、
ネットワークを介して複数のコンテンツプロバイダに結合され、前記ネットワークに結合されたユーザデバイスを介して複数のユーザにさらに結合された視聴者モニタリングシステム
を備え、
前記システムはさらに、
アプリケーションプログラミングインタフェース(API)と、
以下のモジュールの機能を実行するプロセッサであって、前記モジュールは、
コンテンツプロバイダが映像コンテンツを選択することを可能にする映像生成モジュールと、
1又は複数の生体特徴によりシステムユーザを認識する生体認識モジュールとであって、前記機能は、以下の
前記APIを使用したデジタルアプリケーション(app)のユーザダウンロードの受信と、
視聴するコンテンツのユーザの選択の受信と、
前記ユーザが前記選択されたコンテンツを実際に視聴しているかどうかの判断と
を実行する機能を含む、プロセッサと、
以下の機能を実行するモニタリング及びトラッキングモジュールであって、前記機能は、
前記ユーザが前記選択されたコンテンツを実際に視聴していると判断される場合、前記選択されたコンテンツの視聴が完了すると、ポイントが前記ユーザにクレジット付けされる機能であって、前記ポイントは報酬と引き換え可能であり、報酬は複数の製品及びサービスと引き換え可能であり、前記ユーザと前記選択されたコンテンツプロバイダとの間の相互作用は前記システムにより管理される、機能と、
デジタルコンテンツのIDと、報告内のIDごとの視聴された時間とを記載したアイトラッキングレポートを生成する機能と、
視聴者がデジタルコンテンツを視聴している場合、視聴されているvs視聴されていないデータをリアルタイムでスクリーンの下段に表示する機能と
である、モニタリング及びトラッキングモジュールと
を備える、システム。
【請求項9】
前記モニタリング及びトラッキングモジュールはさらに、ユーザがコンテンツを消費することに対していつポイントを受けるかを判断するために、前記複数のコンテンツプロバイダがルールを指定する段階を備える、請求項8に記載のシステム。
【請求項10】
前記モニタリング及びトラッキングモジュールはさらに、前記システムが、金融パートナと相互作用して、ポイントに対応する資金が予めロードされた決済装置を提供する段階を備える、請求項9に記載のシステム。
【請求項11】
前記複数のコンテンツプロバイダは、予め定められた要件を有するコンプライアンスを構成するために、視聴される時間のパーセンテージを指定する、請求項9又は10に記載のシステム。
【請求項12】
前記生体認識モジュールは、顔認識を介してユーザの感情を分析する感情分析を含む、請求項8から11のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項13】
前記生体認識モジュールは、ユーザの目をトラッキングして、前記ユーザが前記コンテンツを実際に視聴しているかどうかを判断する、請求項8から12のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項14】
前記システムは、前記ユーザがコンテンツを視聴していないと前記システムが判断した場合、コンテンツの再生を一時停止させる、請求項8から13のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項15】
コンピュータに、
ユーザがシステムAPIを使用してアプリケーション(app)をダウンロードする手順と、
前記ユーザが、前記システムAPIを使用して、視聴するコンテンツを選択する手順と、
生体認識モジュールが、1又は複数の生体特徴によりシステムユーザを認識し、以下の機能を実行する手順であって、前記機能は、
前記システムAPIを使用したデジタルアプリケーション(app)のユーザダウンロードの受信と、
視聴するコンテンツのユーザの選択の受信と、
前記ユーザが前記選択されたコンテンツを実際に視聴しているかどうかの判断と
を実行する機能である、手順と、
モニタリング及びトラッキングモジュールが以下の機能を実行する手順であって、前記機能は、
前記ユーザが前記選択されたコンテンツを実際に視聴していると判断される場合、前記選択されたコンテンツの視聴が完了すると、ポイントが前記ユーザにクレジット付けされる機能であって、前記ポイントは報酬と引き換え可能であり、報酬は複数の製品及びサービスと引き換え可能であり、前記ユーザと前記選択されたコンテンツプロバイダとの間の相互作用は前記システムにより管理される、機能と、
デジタルコンテンツのIDと、報告内のIDごとの視聴された時間とを記載したアイトラッキングレポートを生成する機能と、
視聴者がデジタルコンテンツを視聴している場合、視聴されているvs視聴されていないデータをリアルタイムでスクリーンの下段に表示する機能と
である、手順と
を実行させるためのコンピュータプログラム。
【請求項16】
前記コンピュータに、ユーザがコンテンツを消費することに対していつポイントを受けるかを判断するために、複数のコンテンツプロバイダがルールを指定する手順をさらに実行させる、請求項15に記載のコンピュータプログラム。
【請求項17】
前記コンピュータに、前記システムが、履行パートナと相互作用して、ポイントに対応する資金が予めロードされた決済装置を提供する手順をさらに実行させる、請求項16に記載のコンピュータプログラム。
【請求項18】
複数のデジタルコンテンツプロバイダが、予め定められた要件を有するコンプライアンスを構成するために、視聴される時間のパーセンテージを指定する、請求項16又は17に記載のコンピュータプログラム。
【請求項19】
前記コンピュータに、顔認識を介してユーザの感情を分析する感情分析を行う手順をさらに実行させる、請求項15から18のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
【請求項20】
前記コンピュータに、ユーザの目をトラッキングして、前記ユーザが前記コンテンツを実際に視聴しているかどうかを判断する手順をさらに備える、請求項15から19のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
【請求項21】
前記コンピュータに、前記ユーザがコンテンツを視聴していないと前記システムが判断した場合、コンテンツの再生を一時停止させる手順をさらに実行させる、請求項15から20のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0001】
[関連出願の相互参照]
本特許出願は、2019年2月25日に出願された米国仮特許出願第62/810,060号、及び2020年2月24日に出願された米国特許出願第16/799,465号に基づく優先権を主張し、両方の出願はその全体が参照により本明細書に組み込まれる。
【0002】
[背景技術]
デジタルコンテンツは、多くの理由で表示され、多くの理由で消費される。例として、広告主は一般的に、様々なユーザデバイスに短い映像広告を表示させる。ユーザが視聴する広告を選択する場合、映像が再生される。多くの場合、選択プロセスは、ユーザがコンテンツの一部をクリックすることを伴う。ユーザが1つのコンテンツを選択したかどうかを検証する様々な現在の方法が存在し、それは1つのコンテンツが任意のユーザからどれほど多くのクリックを受けたかを記録することを含む。しかし、従来は、コンテンツを選択した個々のユーザによりコンテンツが実際に見られたことを検証するのは、不可能である。別の例において、ユーザは、専門的で継続的な教育要件又は雇用者の教育要件等のコンプライアンスなどの目的のために、不確定な長さのコンテンツを視聴する必要があり得る。コンテンツ表示中に予測不可能な時間に可聴コードを含むなど、コンプライアンスを検証する様々な方法が現在利用可能である。コードは次に、ユーザがコンテンツを消費したことを証明するために、ユーザにより入力される。しかしながら、そのような方法は、コンテンツを見ることが遵守される要件の一部であっても、ユーザが実際にコンテンツを消費したことを検証するものではない。ユーザが実際に映像コンテンツを視聴していることを検証するための方法及び装置を有することが望ましい。また、ユーザに許容され得る、且つコンテンツプロバイダに有用な方式(例えば、コンテンツを消費したユーザに報酬を与え、将来のコンテンツ表示により効果的に注目するように)で、コンテンツを視聴したユーザをトラッキングするための方法及び装置を有することが望ましい。
【図面の簡単な説明】
【0003】
本発明の特徴及び目的、並びにそれらを実現する方式がより明らかになり、本発明自体は、添付図面と併せて実行される1又は複数の実施形態についての以下の説明を参照して、最もよく理解されるであろう。
【0004】
図面は、図示の目的のためにのみ、本発明の実施形態を示す。当業者であれば、以下の説明から、本明細書に示されている構造及び方法の代替的な実施形態が、本明細書に説明されている本発明の原理から逸脱することなく用いられ得ることが容易に認識するであろう。
【0005】
本発明の実施形態は、添付図面を参照して、以下に詳細に説明される。本発明はある程度の特殊性をもって説明及び図示されているが、本開示は単なる例としてなされたことと、部品の組み合わせ及び配置における多数の変更が、本発明の主旨及び範囲から逸脱することなく、当業者により行われ得ることとが理解される。
【0006】
添付図面を参照する以下の説明は、特許請求の範囲及びそれらの均等物により定義されるような本発明の例示的な実施形態の包括的な理解を助けるために提供される。以下の説明は、そのような理解を助けるべく、様々な具体的な詳細を含むが、これらは単なる例示とみなされることになる。従って、当業者であれば、本発明の範囲及び主旨から逸脱することなく、本明細書に説明される実施形態の様々な変更及び修正が行われ得ることを認識するであろう。また、よく知られた機能及び構造の説明は、明瞭且つ簡潔を目的に省略されている。
【0007】
【
図1】システムの実施形態が、実施形態に従って動作する環境のブロック図である。
【0008】
【
図2A】本発明の実施形態に係る網膜トラッキング報告の一部である。
【
図2B】本発明の実施形態に係る網膜トラッキング報告の一部である。
【
図2C】本発明の実施形態に係る網膜トラッキング報告の一部である。
【0009】
【
図3】システムの1つの実施形態を示すフロー図である。
【0010】
【
図4】システムの1つの実施形態を示すフロー図である。
【0011】
【
図5】システムの1つの実施形態を示すフロー図である。
【0012】
【
図6】システムの1つの実施形態のある側面を示すスクリーンショットである。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本明細書に開示されるものは、映像表示システムのユーザが、映像表示システム上の指定されたコンテンツを実際に見ていることを生物測定的に検証する方法及び装置である。実施形態において、コンテンツプロバイダは、表示するコンテンツを選択すべく、システムのアプリケーションプログラミングインタフェース(API)と相互作用する。また、コンテンツプロバイダは、ユーザが、報酬又は利益を受けるのに十分な期間の間、コンテンツを見たかどうかを判断する「ルール」を指定する。以下にさらに詳細に説明されるように、報酬又は利益は、物品、サービス、及び資金を含む様々なものであり得る。この説明の目的のために、「報酬」という用語は、任意の種類の報酬又は利益に対して使用される。実施形態において、システムは、報酬がいつ得られたかを判断するべく、ポイントをトラッキングする。システムは、履行モジュールを用いることにより、ユーザがポイントを引き換えることを容易にする。履行モジュールは、コンテンツプロバイダがポイントと交換できる報酬の種類を指定することを可能にして、ユーザがポイントを報酬と引き換えることを可能にする。履行モジュールは、履行パートナ(報酬の直接供給業者、又は財政エンティティなど)と相互作用して、報酬をもたらし得る。報酬は、金銭的なものであり得る。金銭的報酬は、実際の資金伝送、クレジットカードへのクレジット付け、ビットコインの伝送、又はその他を使用して与えられ得る。また、報酬は、出席証明書、物品又はサービスとの交換の際にスキャンされるQRコード(登録商標)、又は任意の他のものなどの任意の他の種類の報酬であり得る。実施形態において、コンテンツプロバイダはまた、実際の「視聴時間」のパーセンテージを指定して、予め定められた要件を有するコンプライアンスを構成する。APIは、一般に理解できる意味で「オンライン」で又は「オフライン」で利用可能である。すなわち、APIとの相互作用は、ユーザがオンライン接続をしているか否かに関係なく、ダウンロードされたアプリケーション(app)を介して格納されてユーザにとって利用可能である。
【0014】
図1は、システムの実施形態が、実施形態に従って動作する環境100のブロック図である。視聴者/リスナーモニタリングシステム102の実施形態は、以下にさらに説明されるように、コンテンツプロバイダ104と通信する。システム102は、表示されるコンテンツを選択し、コンテンツを見るためのルールを選択し、様々な開催場所にコンテンツを表示する能力をコンテンツプロバイダ104に与える。例えば、コンテンツプロバイダ104は、任意の既知のユーザデバイスのニュースフィードウェブサイト上に表示される広告を選択し得る。コンテンツは、仮想現実デジタル情報を含み得る。コンテンツを選択するユーザは、予め定められたルールに従ってコンテンツが実際に見られたかどうかを判断すべく、生物測定的にトラッキングされる。コンテンツが見られると、ユーザは報酬を取得する。実施形態において、ユーザは、(携帯電話、パッド、及びパーソナルコンピュータを含むユーザデバイス106を介して)アプリケーションをダウンロードすることによりシステム102を選び、その結果、ユーザは、コンテンツを見ることを選択して、報酬を利用し得る。様々な実施形態において、システム102は、履行パートナ108と相互作用して報酬を供給する。実施形態において、履行パートナは、ユーザが選択したコンテンツを見るのと引き換えにユーザが消費し得る現金を提供するために、金融媒介物(クレジットカードなど)に資金を提供する金融エンティティを含む。様々な実施形態において、履行パートナ108は、QRコード又は他のもの、トークンをユーザデバイスに提供することなどによって、ユーザに物品又はサービスを伝送することを可能にし得る物品及びサービスのプロバイダを含む。QRコードは、報酬を提供するためにスキャンされ得る。例として、ユーザは、スポーツイベントの座席をアップグレードする見返りとして、スポーツイベント又はスポーツの開催場所により表示される広告を見る可能性がある。これは、スポーツイベント又は開催場所の所有者が開催場所を最大限に使用することを可能にする。報酬の様々な種類には制限が存在しない。実施形態において、ユーザデータはシステムとのユーザ相互作用に基づいて収集され、ユーザデータは、ユーザを対象とするコンテンツをリターゲティングすることと、ユーザの購入履歴の分析とに使用可能である。実施形態において、ユーザは、感情分析(例えば、ユーザの顔の表情:喜び、驚き、悲しみ、怒り、恐怖、嫌悪等に基づく)を可能にする顔認識を選び得る。
【0015】
示されるように、環境100の要素はネットワーク109を介して通信する。ネットワーク109は、一般的にインターネットであるが、当技術分野において既知であるように、大きいネットワークと小さいネットワーク、ローカルネットワークとグローバルネットワークの任意の組み合わせであり得る。
【0016】
図2は、システム102の実施形態のブロック図である。システム102は、それを介してシステム102がユーザ、コンテンツプロバイダ、及び履行モジュールと相互作用する、アプリケーションプログラミングインタフェース(API)を含む。本開示の目的のために、「API」は、ユーザ、コンテンツプロバイダ、又は履行パートナのいずれかに対して固有のいくつかのAPIのうちの1つを意味する。APIを介して選択された機能をサポートするのは、映像生成モジュール、生体認識モジュール、モニタリング/トラッキングモジュール、及び履行モジュールである。
【0017】
映像生成モジュールは、コンテンツプロバイダがシステム102の方法に関与するコンテンツを選択することを可能にする。
【0018】
生体認識モジュールは、実施形態に応じて変動する機能を提供する。1つの実施形態において、ユーザの目は、目が実際にいつコンテンツを見ているかを判断するために観察される。コンテンツを見ている時間とコンテンツを見ていない時間のパーセンテージは、(APIを介してシステム102を構成することを選択したコンテンツプロバイダの一部において)とるべき行動を任意に判断するのに使用され得る。実施形態において、網膜トラッキング報告(
図2Aに示されるように)が、生体認識モジュールにより生成される。報告には、デジタルコンテンツのID(「preshow_video_id」)、ユーザID、報告においてエントリが行われる日付/時間ごとのミリ秒単位での視聴時間が記載される。報告にはまた、実施形態においてコンテンツプロバイダに関連付けられたbrand_idが記載される。報告には、視聴種類が記載される。種類は、「見る」(ユーザがコンテンツを見ている)、「一時停止」(ユーザが視線を逸らしているので又はユーザがコンテンツを一時停止しているのでコンテンツが一時停止されている)、「再生」(ユーザが再生をクリックした)、及び「完了」(ユーザがデジタルコンテンツを完全に再生した)のうちの1つを含む。報告には、「eye_tracking」(ユーザの目がトラッキングされている)、「ユーザ」(このユーザは再生中に、デバイスと相互作用すること又はコンテンツから視線を逸らすことのいずれかによって、ある行動を開始した)のうちの1つを含むwatch_sub_typeが記載される。報告には、「視聴中」の測定基準が「1」又は「0」と記載される。
【0019】
モニタリング/トラッキングモジュールは、どの生体特徴をトラッキングすべきか(例えば、目の焦点又は顔認識)、及び結果として生じるデータをどのように解釈すべきかを両方判断するように構成可能である。再び、モニタリング/トラッキングモジュールの動作は、コンテンツプロバイダにより構成可能である。
【0020】
履行モジュールは、モニタリング/トラッキングモジュールから情報を受信することと、モニタリング/トラッキングの結果を報告するために任意の関係者と相互作用することとを担当しており、履行パートナと相互作用して、コンテンツプロバイダ自身情報に基づく行動をとることを可能にするためにコンテンツプロバイダと相互作用する。
【0021】
システム102は、本明細書に説明されている方法を実行する複数のプロセッサ202と、システムにより必要とされ得るデータストレージ設備204とを含む。当技術分野において既知であるように、プロセッサ202及びデータストレージ設備204は、物理的に任意の位置に存在し得る。
【0022】
本開示では、ユーザ視聴の検証が強調されているが、異なる実施形態においても、ユーザデバイスの音量をモニタリングすることにより、聴取をモニタリングすることが可能である。
【0023】
図3は、映画のプレビューにフォーカスを合わせたシステムの1つの実施形態300と、プレビューを見ることによりユーザが映画チケットを得る機会とを示すフロー図である。しかし、これは、一例として映画のプレビューと報酬の金融エンティティの方法とを使用する本発明の1つの実施形態である。しかしながら、
図3を参照して説明された全てに加えて、前に述べられたように、多くの他の種類のデジタルコンテンツがコンテンツプロバイダにより供給され得、多くの他の種類の報酬がコンテンツの消費に対して利用可能であり得、多くの他の種類の履行が有効である。
【0024】
API103は、様々な容量の様々なエンティティと通信する。302において、ユーザは、アプリケーション(App)をダウンロードして、システムへのアクセス権を取得する。304において、ユーザは、アカウントと顔IDとを生成する。306において、ユーザは、ユーザが興味を持っている映画を選択する。308において、ユーザは、ユーザ(ここでは「顧客」とも呼ばれる)により提供された情報に基づいて、個別化された「プレショー」を受信する。
【0025】
310において、appは、顔検出技術を使用して、顔IDが検出されない場合に再生を一時停止する。
【0026】
312において、完了したレビューの報告がAPIに送信され、314においては、任意の完了ポイント(通貨であり得る)がユーザアカウントに(1又は複数の履行パートナ及びコンテンツプロバイダとの相互作用を介して)クレジット付けされる。
【0027】
316において、ユーザ/顧客は、クレジット付けされたポイントを使用してチケットを購入することを要求し得る。318において、仮想クレジットカードには、得られた資金(例えば、資金に変換されたポイント)がロードされる。318の後、ユーザ/顧客は、任意のオンラインベンダから映画チケットを購入する(320)。
【0028】
322において、「販売する又は販売しない」APIが履行パートナサーバに送信され、ユーザ/顧客の勘定元帳がバランスを保つ。
【0029】
図4は、システムの1つの実施形態を示すフロー図である。1において、ユーザは「プレショー」appをダウンロードする。2において、ユーザは、ユーザアカウントを生成するか、又はユーザのアイデンティティを検証するために顔IDを用いてログインする。3において、ユーザは、プレショーapp内で所望の映画を選択する。4において、ユーザは、プレショーでブランド付けされたコンテンツリールを見る。5において、完了を検証すると、ユーザは、「仮想」クレジットカード上に映画チケットのクレジットを得る。実施形態において、仮想クレジットカードは、金融パートナを介してシステムによってカード上に資金がロードされた場合にのみ機能する物理クレジットカードである。6において、ユーザは、仮想クレジットカード(任意の他のクレジットカードのように使用可能である)を使用して映画チケットを購入し、映画に出席する。
【0030】
図5は、システムの1つの実施形態500を示すフロー図である。500においては、映画の購入が説明されているが、これは、本発明の適用可能性の1つの例に過ぎない。様々な実施形態において、ユーザは、劇場で見る映画だけでなく、ストリーミングサービスにより提供されるコンテンツ、乗車サービスにより提供される自動車乗車等も視聴及び選択し得る。
【0031】
502において、ユーザは、前に説明したシステムに従ってappをダウンロードする。504において、ユーザはアカウントを生成するか、又は、ユーザがアカウントを有している場合は、ユーザは506においてログインする。
【0032】
ユーザは、508において、見る映画を選択する。ユーザは次に、510において、プレショーを見た。
【0033】
ユーザがプレショーを見ると(510)、様々なコンテンツプロバイダ(ブランド付けされたコンテンツ)からのサンプリング機会が514において表示される。サンプリング機会は、自宅(516)、小売場所(518)、又はコンテンツプロバイダにより構成可能なカスタム(520)にあり得る。実施形態において、サンプリング機会は、全ての前のサンプリング機会を継続してリプレイできる、ブランド付けされたデータループ522に進む。
【0034】
512において、ユーザは、映画チケットを購入するためのポイントを得た。524において、ユーザは、現在の(システム)appを離れ、発券appに進む。ユーザは次に、プレショーの「仮想」クレジットカードを使用して映画チケットを購入できる。次に、ユーザは、選択された映画に出席できる(528)。
【0035】
図6は、システムの1つの実施形態のある側面を示すスクリーンショットである。スクリーンショットは、ユーザがコンテンツを視聴している際に、ユーザが何を見ているかを示す。この場合において、コンテンツは、ユーザがコンテンツを視聴している間に生体データが収集されることを理解して、ユーザが視聴することを選んだ広告コンテンツである。スクリーンの下段には、「視聴されているvs視聴されていない」データがリアルタイムで示される。1つの実施形態によると、コンテンツに向けられた目は、幅広水平ベースラインより上に示され(又は>1)、一方、コンテンツに向けられていない目は、幅広水平ベースラインより下に示される(又は<1)。実行データは、コンテンツの表示中における使用のために表示される。スクリーンの上部には、ユーザがクリックしてアイトラッキングを有効にする又は無効化できるボタンがある。
【0036】
他の実施形態は、「視聴されているvs視聴されていない」データを、異なる視覚的フォーマットでユーザに表示し得る。例えば、境界線に、色分けされたトラッカを表示し得、緑は「見ている」を示し、赤は「見ていない」を示す。
【0037】
別途定義されない限り、本明細書で使用される全ての用語(技術的用語及び科学的用語を含む)は、本発明が属する技術分野における当業者により一般的に理解されるのと同じ意味を有する。一般に使用される辞書において定義されるものなどの用語は、本明細書及び関連技術の文脈においてもそれらの意味と合致する意味を有するものとして解釈されるべきであり、本明細書において明示的にそう定義されていない限り、理想化された又は過度に形式的な意味で解釈されるべきではないことがさらに理解されるであろう。 よく知られた機能又は構造は、簡潔さ及び/又は明瞭さのために詳細に説明されないことがある。
【0038】
ある要素が、別の要素に対して「上にある(on)」、「付着された(attached)」、「接続された(connected)」、「結合された(coupled to)」、「接触している(contacting)」、「取り付けられた(mounted)」等と言及される場合、それは、他の要素に直接上にあっても、付着されても、接続されても、結合されても、又は接触していてもよく、又は、介入要素が存在してもよいことも理解されるであろう。対照的に、ある要素が、例えば、別の要素に対して「直接上にある」、「直接付着された」、「直接接続された」、「直接結合された」、又は「直接接触している」ものと言及される場合には、介入要素が存在しない。別の特徴に「隣接」して配置された構造又は特徴への言及は、隣接する特徴に重なり合う又はその下にある部分を有し得ることも、当業者により理解されるであろう。
【0039】
図に示されるように、1つの要素又は特徴と別の要素又は特徴との関係を説明するための説明を簡単にするために、「下(under)」、「下方(below)」、「より下(lower)」、「上方(over)」、「より上(upper)」などといった空間的に相対的な用語が、本明細書で使用され得る。空間的に相対的な用語は、図に示された向きに加えて、使用中又は動作中のデバイスの異なる向きも包含することを意図していることが理解されるであろう。例えば、図の中のデバイスが逆さにされた場合、他の要素又は特徴の「下」又は「下方」と説明された要素は、今度は、他の要素又は特徴の「上方」に方向付けられるであろう。したがって、「下」という例示的な用語には、「上」及び「下」という両方の向きが包含され得る。デバイスは、別様に(90度回転又は他の向きに回転)方向付けられてよく、本明細書に使用される空間的に相対的な記述語は、それに応じて解釈されてよい。同様に、「上向き」、「下向き」、「上下方向」、「水平方向」などの用語は、別様で具体的に示されない限り、説明の目的のためにのみ本明細書で使用される。
【0040】
説明には、目標指向セマンティック検索を実行するのに使用され得る方法論の例を示すフローチャートが含まれる。以下の説明では、フローチャート図のそれぞれのブロックと、当該フローチャート図における複数のブロックの組み合わせとが、コンピュータプログラム命令により実装され得ることが理解されるであろう。これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータ又は他のプログラマブル装置上にロードされて、マシンを生成して、その結果、コンピュータ又は他のプログラマブル装置上で実行される命令は、フローチャートのブロック又は複数のブロックにおいて特定された機能を実装する手段を生成し得る。また、これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータ又は他のプログラマブル装置に対し、特定の方式で機能するよう命令可能なコンピュータ可読メモリ内に格納され、その結果、当該コンピュータ可読メモリ内に格納された複数の命令は、フローチャートのブロック又は複数のブロックにおいて特定された機能を実装する、命令手段を含む製品を生成してよい。また、コンピュータプログラム命令は、コンピュータ又は他のプログラマブル装置にロードされ、コンピュータ又は他のプログラマブル装置において一連の動作の段階を実行させ、コンピュータにより実装されるプロセスを生成して、その結果、コンピュータ又は他のプログラマブル装置において実行される命令は、フローチャートのブロック又は複数のブロックにおいて特定された機能を実装する段階を提供し得る。
【0041】
従って、フローチャート図のブロックは、特定された機能を実行するための手段の組み合わせと、特定された機能を実行するための段階の組み合わせとをサポートする。複数のフローチャート図の各ブロック、および当該フローチャート図中の複数のブロックの複数の組み合わせは、特定された機能又は段階を実行する、専用ハードウェアベースのコンピュータシステム、あるいは、専用ハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせによって実装され得ることも理解されるであろう。
【0042】
本明細書のいくつかの部分は、マシンメモリ(例えば、コンピュータメモリ)内にビット又は2値デジタル信号として格納されたデータに対する動作のアルゴリズム又は記号を用いた表現という観点から表示される。これらのアルゴリズム又は記号を用いた表現は、データ処理技術の当業者により、それらの作業の本質を他の当業者に伝達するために使用する技術の例である。本明細書で使用されるように、「アルゴリズム」は、所望の結果をもたらす動作の自己無撞着な順序又は同様のプロセスである。この文脈において、アルゴリズム及び動作は、情報要素の操作を伴う。必ずしもそうではないが一般的に、そのような要素は、マシンによって格納され、アクセスされ、伝送され、組み合わされ、比較され、又は別様に操作されることが可能な電気、磁気、又は光学的信号の形態をとる場合がある。主に一般的に使用される理由から、「データ」、「コンテンツ」、「ビット」、「値」、「要素」、「記号」、「文字」、「用語」、「数字」、「番号」、「単語」などといった単語を使用して、そのような信号を指すことが時には便利である。しかしながら、これらの特定の単語は、単なる便利なラベルであり、適切な情報要素と関連付けられている。
【0043】
別様に具体的に述べられていない限り、「処理」、「計算」、「算出」、「判断」、「表示」、「ディスプレイ」などといった単語を使用する本明細書の説明は、1又は複数のメモリ(例えば、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、又はそれらの組み合わせ)、レジスタ、又は、情報を受信、格納、伝送、又は表示する他のマシン構成要素内において物理的(例えば、電子、磁気、又は光学的に)量として表示されたデータを操作又は変換するマシン(例えば、コンピュータ)の行動又はプロセスを指してよい。
【0044】
当業者により理解されるように、本発明は、その主旨又は本質的な特性から逸脱することなく、他の特定の形態で具現化され得る。同様に、モジュール、マネージャ、機能、システム、エンジン、レイヤ、特徴、属性、方法論、及び他の態様の特定の命名及び区分は必須又は重要ではなく、本発明又はその特徴を実装するメカニズムは、異なる名前、区分及び/又はフォーマットを有し得る。さらに、関連技術の当業者にとって明らかであるように、本発明のモジュール、マネージャ、機能、システム、エンジン、レイヤ、特徴、属性、方法論、及び他の態様は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、又はそれら3つの任意の組み合わせとして実装され得る。もちろん、本発明の構成要素がソフトウェアとして実装される場所ならどこでも、構成要素は、スクリプトとして、スタンドアロンプログラムとして、より大きいプログラムの一部として、複数の別個のスクリプト及び/又はプログラムとして、静的又は動的にリンクされたライブラリとして、カーネルロード可能なモジュールとして、デバイスドライバとして、及び/又は、現在又は将来に、コンピュータプログラミングの当業者にとって既知の全て且つ任意の他の方法で実装され得る。追加的に、本発明は、任意の特定のプログラミング言語、又は任意の特定の動作システム若しくは環境における実装に限定されるものではない。従って、本発明の開示は、次の特許請求の範囲に記載される、本発明の範囲を例示することを意図しているが、それを限定するものではない。
[他の考えられる項目]
[項目1]
デジタルコンテンツのモニタリング及びトラッキングのためのシステムであって、上記システムは、
ネットワークを介して複数のコンテンツプロバイダに結合され、上記ネットワークに結合されたユーザデバイスを介して複数のユーザにさらに結合された視聴者モニタリングシステム
を備え、
上記システムはさらに、
アプリケーションプログラミングインタフェース(API)と、
モニタリング及びトラッキング方法を実行するプロセッサと、
コンテンツプロバイダが映像コンテンツを選択することを可能にする映像生成モジュールと、
1又は複数の生体特徴によりシステムユーザを認識する生体認識モジュールと
を有し、
上記モニタリング及びトラッキング方法は、
ユーザが上記APIを使用してデジタルアプリケーション(app)をダウンロードする段階と、
上記ユーザが視聴するコンテンツを選択する段階と、
上記生体認識モジュールが、上記ユーザが上記選択されたコンテンツを実際に視聴しているかどうかを判断する段階と
を備える、
システム。
[項目2]
上記モニタリング及びトラッキング方法はさらに、ユーザがコンテンツを消費することに対していつポイントを受けるかを判断するために、上記複数のコンテンツプロバイダがルールを指定する段階を備える、項目1に記載のシステム。
[項目3]
上記モニタリング及びトラッキング方法はさらに、上記システムが、金融パートナと相互作用して、ポイントに対応する発見物が予めロードされた決済装置を提供する段階を備える、項目2に記載のシステム。
[項目4]
上記複数のコンテンツプロバイダは、予め定められた要件を有するコンプライアンスを構成するために、視聴される時間のパーセンテージを指定する、項目2に記載のシステム。
[項目5]
上記生体認識モジュールは、顔認識を介してユーザの感情を分析する感情分析を含む、項目1に記載のシステム。
[項目6]
上記生体認識モジュールは、ユーザの目をトラッキングして、上記ユーザが上記コンテンツを実際に視聴しているかどうかを判断する、項目1に記載のシステム。
[項目7]
上記生体認識システムは、上記ユーザがコンテンツを視聴していないと上記生体認識システムが判断した場合、コンテンツの再生を一時停止させる、項目1に記載のシステム。
[項目8]
デジタルコンテンツをモニタリング及びトラッキングするためのコンピュータ実装方法であって、上記方法は、
ユーザがシステムAPIを使用してアプリケーション(app)をダウンロードする段階と、
上記ユーザが視聴するコンテンツを選択する段階と、
上記ユーザが上記選択されたコンテンツを実際に視聴しているかどうかを生体認識モジュールが判断する段階と
を備える、方法。
[項目9]
ユーザがコンテンツを消費することに対していつポイントを受けるかを判断するために、複数のコンテンツプロバイダがルールを指定する段階をさらに備える、項目8に記載の方法。
[項目10]
上記システムが、履行パートナと相互作用して、ポイントに対応する資金が予めロードされた決済装置を提供する段階をさらに備える、項目9に記載の方法。
[項目11]
複数のデジタルコンテンツプロバイダが、予め定められた要件を有するコンプライアンスを構成するために、視聴される時間のパーセンテージを指定する、項目9に記載の方法。
[項目12]
顔認識を介してユーザの感情を分析する感情分析をさらに備える、項目8に記載の方法。
[項目13]
ユーザの目をトラッキングして、上記ユーザが上記コンテンツを実際に視聴しているかどうかを判断する段階をさらに備える、項目8に記載の方法。
[項目14]
上記ユーザがコンテンツを視聴していないと上記システムが判断した場合、コンテンツの再生を一時停止させる段階をさらに備える、項目8に記載の方法。
[項目15]
コンピュータにより実行される場合、方法を実行させる方法を格納した非一時的なコンピュータ媒体であって、上記方法は、
ユーザがシステムAPIを使用してデジタルアプリケーション(app)をダウンロードする段階と、
上記ユーザが視聴するコンテンツを選択する段階と、
上記ユーザが上記選択されたコンテンツを実際に視聴しているかどうかを生体認識モジュールが判断する段階と
を備える、方法。
[項目16]
上記方法は、ユーザがコンテンツを消費することに対していつポイントを受けるかを判断するために、複数のコンテンツプロバイダがルールを指定する段階をさらに備える、項目15に記載の非一時的なコンピュータ媒体。
[項目17]
上記方法は、上記システムが、履行パートナと相互作用して、ポイントに対応する発見物が予めロードされた決済装置を提供する段階をさらに備える、項目16に記載の非一時的なコンピュータ媒体。
[項目18]
複数のデジタルコンテンツプロバイダが、予め定められた要件を有するコンプライアンスを構成するために、視聴される時間のパーセンテージを指定する、項目16に記載の非一時的なコンピュータ媒体。
[項目19]
上記方法は、顔認識を介してユーザの感情を分析する感情分析をさらに備える、項目15に記載の非一時的なコンピュータ媒体。
[項目20]
上記方法は、ユーザの目をトラッキングして、上記ユーザが上記コンテンツを実際に視聴しているかどうかを判断する段階をさらに備える、項目15に記載の非一時的なコンピュータ媒体。
[項目21]
上記方法は、上記ユーザがコンテンツを視聴していないと上記システムが判断した場合、コンテンツの再生を一時停止させる段階をさらに備える、項目15に記載の非一時的なコンピュータ媒体。
【国際調査報告】