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特表2022-512473様々なタイプのコンテンツを出力するためのディスプレイ装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-02-04
(54)【発明の名称】様々なタイプのコンテンツを出力するためのディスプレイ装置
(51)【国際特許分類】
   H04N 21/485 20110101AFI20220128BHJP
   H04N 21/431 20110101ALI20220128BHJP
   H04N 21/442 20110101ALI20220128BHJP
【FI】
H04N21/485
H04N21/431
H04N21/442
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2021533191
(86)(22)【出願日】2019-12-11
(85)【翻訳文提出日】2021-06-10
(86)【国際出願番号】 KR2019017473
(87)【国際公開番号】W WO2020141749
(87)【国際公開日】2020-07-09
(31)【優先権主張番号】10-2019-0000231
(32)【優先日】2019-01-02
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.ブルートゥース
(71)【出願人】
【識別番号】503447036
【氏名又は名称】サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】キョン ジェキ
(72)【発明者】
【氏名】コ ヒジン
(72)【発明者】
【氏名】クァック ヒョンジ
(72)【発明者】
【氏名】キム ソンヨン
(72)【発明者】
【氏名】イ スンミン
(72)【発明者】
【氏名】チェー ユジン
(72)【発明者】
【氏名】チェー ジョンヘ
【テーマコード(参考)】
5C164
【Fターム(参考)】
5C164FA04
5C164UB41P
5C164UB83P
5C164UD01P
5C164YA21
(57)【要約】
本文書に開示される一実施形態によるディスプレイ装置は、放送コンテンツまたはインテリア機能のためのコンテンツを出力するディスプレイと、前記放送コンテンツを囲む第1レイアウトおよび前記インテリア機能のためのコンテンツを囲む第2レイアウトを記憶するメモリと、前記ディスプレイおよび前記メモリと作動的に(operatively)連結されるプロセッサとを含み、前記プロセッサは、前記放送コンテンツおよび前記第1レイアウトが前記ディスプレイを通じて出力されている第1モードで、前記放送コンテンツを拡大するための第1ユーザ入力を受信すると、前記第1レイアウトを除去し、前記放送コンテンツを拡大して、前記ディスプレイを通じて出力し、前記インテリア機能のためのコンテンツおよび前記第2レイアウトが前記ディスプレイを通じて出力されている第2モードで、前記インテリア機能のためのコンテンツを拡大するための第2ユーザ入力を受信すると、前記インテリア機能のためのコンテンツおよび前記第2レイアウトのうち一部を拡大して、前記ディスプレイを通じて出力することができる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ディスプレイ装置であって、
放送コンテンツまたはインテリア機能のためのコンテンツを出力するディスプレイと、
前記放送コンテンツを囲む第1レイアウトおよび前記インテリア機能のためのコンテンツを囲む第2レイアウトを記憶するメモリと、
前記ディスプレイおよび前記メモリと作動的に(operatively)連結されるプロセッサとを含み、
前記プロセッサは、
前記放送コンテンツおよび前記第1レイアウトが前記ディスプレイを通じて出力されている第1モードで、前記放送コンテンツを拡大するための第1ユーザ入力を受信すると、前記第1レイアウトを除去し、前記放送コンテンツを拡大して、前記ディスプレイを通じて出力し、
前記インテリア機能のためのコンテンツおよび前記第2レイアウトが前記ディスプレイを通じて出力されている第2モードで、前記インテリア機能のためのコンテンツを拡大するための第2ユーザ入力を受信すると、前記インテリア機能のためのコンテンツおよび前記第2レイアウトのうち一部を拡大し、前記ディスプレイを通じて出力する、ディスプレイ装置
【請求項2】
前記プロセッサは、前記第1モードで、前記放送コンテンツを前記インテリア機能のためのコンテンツに変更し、前記ディスプレイを通じて出力する、請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項3】
前記プロセッサは、前記第1モードで、前記放送コンテンツのカテゴリーが並べられたユーザインタフェースを出力する、請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項4】
前記プロセッサは、前記ユーザインタフェースを通じて、前記放送コンテンツのカテゴリーおよび前記カテゴリーに含まれる詳細項目のいずれか一つを選択し、
前記選択された詳細項目を前記ディスプレイを通じて出力する、請求項3に記載のディスプレイ装置。
【請求項5】
前記プロセッサは、前記第2モードで、前記インテリア機能のためのコンテンツを前記放送コンテンツに変更し、前記ディスプレイを通じて出力する、請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項6】
前記プロセッサは、前記第2モードで、前記インテリア機能のためのコンテンツのカテゴリーが並べられたユーザインタフェースを出力する、請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項7】
前記プロセッサは、前記ユーザインタフェースを通じて、前記インテリア機能のためのコンテンツのカテゴリーおよび前記カテゴリーに含まれる詳細項目のいずれか一つを選択し、
前記選択された詳細項目を前記ディスプレイを通じて出力する、請求項6に記載のディスプレイ装置。
【請求項8】
前記ユーザインタフェースは、複数のレイアウトを含み、
前記プロセッサは、前記複数のレイアウトのいずれか一つを選択し、前記選択されたレイアウトに前記選択された詳細項目を結合し、前記ディスプレイを通じて出力する、請求項7に記載のディスプレイ装置。
【請求項9】
オーディオ信号を出力するスピーカをさらに含み、
前記プロセッサは、前記第2モードで、前記インテリア機能のためのコンテンツに対応するオーディオ信号を前記スピーカを通じて出力する、請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項10】
外部照度を測定する照度センサをさらに含み、
前記プロセッサは、前記第2モードで、前記外部照度が予め設定された明るさより暗いと、前記インテリア機能のためのコンテンツおよび前記第2レイアウトの明るさを下げる、請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項11】
前記ディスプレイ装置とユーザとの距離を測定する近接センサをさらに含み、
前記プロセッサは、前記第2モードで、前記距離が予め設定された値以下であると、前記インテリア機能のためのコンテンツおよび前記第2レイアウトの明るさを下げる、請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項12】
前記第2レイアウトは、前記インテリア機能のためのコンテンツを囲むエッジ画像を含み、
前記プロセッサは、前記インテリア機能のためのコンテンツおよび前記エッジ画像を拡大し、前記ディスプレイを通じて出力する、請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項13】
ディスプレイ装置であって、
放送コンテンツまたはインテリア機能のためのコンテンツを出力するディスプレイと、
前記放送コンテンツと前記インテリア機能のためのコンテンツの背景を形成するレイアウトを記憶するメモリと、
前記ディスプレイおよび前記メモリと作動的に(operatively)連結されるプロセッサとを含み、
前記プロセッサは、
前記放送コンテンツおよび前記レイアウトが前記ディスプレイを通じて出力されている第1モードで、前記放送コンテンツを拡大するための第1ユーザ入力を受信すると、前記レイアウトを除去し、前記放送コンテンツを拡大して、前記ディスプレイを通じて出力し、
前記インテリア機能のためのコンテンツおよび前記レイアウトが前記ディスプレイを通じて出力されている第2モードで、前記インテリア機能のためのコンテンツを拡大するための第2ユーザ入力を受信すると、前記レイアウトのうち一部は除去し、前記インテリア機能のためのコンテンツおよび前記レイアウトのうち残りの一部を拡大して、前記ディスプレイを通じて出力する、ディスプレイ装置。
【請求項14】
前記レイアウトは、前記放送コンテンツと前記インテリア機能のためのコンテンツを囲むエッジ画像を含み、
前記プロセッサは、前記エッジ画像を拡大し、前記ディスプレイを通じて出力する、請求項13に記載のディスプレイ装置。
【請求項15】
セットトップボックスから前記放送コンテンツを受信し、ユーザ端末またはカメラ装置から前記インテリア機能のためのコンテンツを受信する通信回路をさらに含む、請求項13に記載のディスプレイ装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本文書で開示されるディスプレイ装置は、様々なタイプのコンテンツを出力するための技術に関する。
【背景技術】
【0002】
ディスプレイ装置の普及が進むにつれて、各家庭では、少なくとも一台以上のディスプレイ装置を保有している。通常、ディスプレイ装置は、居室のある一壁面に配置され、ユーザは、ディスプレイ装置を通じてTV番組、映画などを視聴することができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ディスプレイ装置のサイズが大きい場合、前記壁面を様々な用途に活用することが容易でない可能性がある。例えば、ディスプレイ装置のサイズが大きいと、前記壁面にディスプレイ装置と絵画をともに配置することができない。特に、ディスプレイ装置がTV番組のようなビデオコンテンツのみを提供する場合、ユーザは、壁面およびディスプレイ装置を様々な用途に活用することができない。そのため、ディスプレイ装置の効用性は減少する可能性があり、家庭内に無駄な空間が発生し得る。
【0004】
本文書で開示される実施形態は、上述の問題および本文書で挙げられている課題を解決するためのディスプレイ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本文書に開示される一実施形態によるディスプレイ装置は、放送コンテンツまたはインテリア機能のためのコンテンツを出力するディスプレイと、前記放送コンテンツを囲む第1レイアウトおよび前記インテリア機能のためのコンテンツを囲む第2レイアウトを記憶するメモリと、前記ディスプレイおよび前記メモリと作動的に(operatively)連結されるプロセッサとを含み、前記プロセッサは、前記放送コンテンツおよび前記第1レイアウトが前記ディスプレイを通じて出力されている第1モードで、前記放送コンテンツを拡大するための第1ユーザ入力を受信すると、前記第1レイアウトを除去し、前記放送コンテンツを拡大して、前記ディスプレイを通じて出力し、前記インテリア機能のためのコンテンツおよび前記第2レイアウトが前記ディスプレイを通じて出力されている第2モードで、前記インテリア機能のためのコンテンツを拡大するための第2ユーザ入力を受信すると、前記インテリア機能のためのコンテンツおよび前記第2レイアウトのうち一部を拡大し、前記ディスプレイを通じて出力することができる。
【0006】
本文書に開示される一実施形態によるディスプレイ装置は、放送コンテンツまたはインテリア機能のためのコンテンツを出力するディスプレイと、前記放送コンテンツと前記インテリア機能のためのコンテンツの背景を形成するレイアウトを記憶するメモリと、前記ディスプレイおよび前記メモリと作動的に(operatively)連結されるプロセッサとを含み、前記プロセッサは、前記放送コンテンツおよび前記レイアウトが前記ディスプレイを通じて出力されている第1モードで、前記放送コンテンツを拡大するための第1ユーザ入力を受信すると、前記レイアウトを除去し、前記放送コンテンツを拡大して、前記ディスプレイを通じて出力し、前記インテリア機能のためのコンテンツおよび前記レイアウトが前記ディスプレイを通じて出力されている第2モードで、前記インテリア機能のためのコンテンツを拡大するための第2ユーザ入力を受信すると、前記レイアウトのうち一部は除去し、前記インテリア機能のためのコンテンツおよび前記レイアウトのうち残りの一部を拡大して、前記ディスプレイを通じて出力することができる。
【発明の効果】
【0007】
本文書に開示される実施形態によると、ディスプレイ装置を様々な用途に活用することができる。
【0008】
その他、本文書を通じて直接または間接に把握される様々な効果を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】一実施形態によるディスプレイ装置を示す図である。
図2】一実施形態によるディスプレイ装置のブロック図である。
図3】一実施形態によるディスプレイ装置の動作フローチャートである。
図4】一実施形態による第1ユーザインタフェースを示す図である。
図5】一実施形態による第2ユーザインタフェースを示す図である。
図6】一実施形態によるアイコンを出力する場合放送コンテンツのサイズを短縮するディスプレイ装置を示す図である。
図7】一実施形態によるアイコンを出力する場合、第2レイアウトの一部を除去するディスプレイ装置を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の様々な実施形態について添付の図面を参照して記載する。しかし、これは、本発明を特定の実施形態に対して限定するものではなく、本発明の実施形態の様々な変更(modification)、均等物(equivalent)、および/または代替物(alternative)を含むものと理解すべきである。図面の説明と関連して、類似する構成要素に対しては類似する参照符号が使用され得る。
【0011】
図1は一実施形態によるディスプレイ装置を示す。
【0012】
図1を参照すると、ディスプレイ装置100は、放送コンテンツ111、インテリア機能のためのコンテンツ112、第1レイアウト113、および/または第2レイアウト114を出力することができる。放送コンテンツ111は、外部装置(例えば、セットトップボックス、スマートフォン、放送局)から受信したコンテンツであって、例えば、TV番組、映画、各種のアプリケーションを含むことができる。インテリア機能のためのコンテンツ112は、ディスプレイ装置100が、インテリア、芸術品、装飾品などに活用されるようにするためのコンテンツであり、例えば、写真、絵画、芸術作品を含むことができる。インテリア機能のためのコンテンツ112は、ディスプレイ装置100に記憶されることもでき、外部装置から受信することもできる。
【0013】
第1レイアウト113は、放送コンテンツ111の背景を形成するコンテンツであり、放送コンテンツ111を囲むことができる。例えば、第1レイアウト113は、放送コンテンツ111を囲む壁紙画像113aと、前記壁紙画像113a上に配置されたフレーム画像113bとを含むことができる。第2レイアウト114は、インテリア機能のためのコンテンツ112の背景を形成するコンテンツとして、インテリア機能のためのコンテンツ112を囲むことができる。例えば、第2レイアウト114は、壁紙画像114aと、壁紙画像114a上に配置されたフレーム画像114bと、インテリア機能のためのコンテンツ112を囲むエッジ画像114cとを含むことができる。図1では、第1レイアウト113と第2レイアウト114が互いに異なるレイアウトであることを図示しているが、第1レイアウト113と第2レイアウト114は、同一であってもよい。
【0014】
一実施形態によると、ディスプレイ装置100は、遠隔制御装置10(remote controller)からユーザ入力を受信することができる。遠隔制御装置10は、ユーザ20がディスプレイ装置100を制御するための構成であって、複数のボタン11、12、13を含むことができる。ユーザ20は、複数のボタン11、12、13を通じてディスプレイ装置100が提供する様々な機能を実行させることができる。本文書において、遠隔制御装置10は、リモートコントローラ(remote controller)、リモコンとして参照され得る。
【0015】
例えば、ユーザ20が第1ボタン11を押すと、ディスプレイ装置100は、第1モード100aで動作することができる。第1モード100aは、ディスプレイ装置100が放送コンテンツ111および第1レイアウト113を出力する状態を意味し得る。第1モード100aで、ユーザ20は、ディスプレイ装置100を通じて、TV番組、映画などを視聴することができる。
【0016】
第1モード100aで、ユーザ20が全画面を通じて放送プログラムを視聴しようとする場合、ユーザ20は、第3ボタン13を通じて放送コンテンツ111を拡大することができる。この場合、ディスプレイ装置100は、第1レイアウト113を除去し、放送コンテンツ111を拡大して出力することができる。放送コンテンツ111が拡大されると、ユーザ20は、全画面を通じて、TV番組、映画などを視聴することができる。本文書において、第1ボタン11はTVボタン、第3ボタン13はズーム(zoom)ボタンとして参照され得る。
【0017】
他の実施形態として、ユーザ20が第2ボタン12を押すと、ディスプレイ装置100は、第2モード100bで動作することができる。第2モード100bは、ディスプレイ装置100がインテリア機能のためのコンテンツ112および第2レイアウト114を出力することができる状態を意味し得る。第2モード100bで、ユーザ20は、ディスプレイ装置100を通じて、写真、絵画などを鑑賞するだけでなく、ディスプレイ装置100をインテリアとして活用することができる。
【0018】
また、ユーザ20が全画面を通じて、写真、絵画などを鑑賞しようとする場合、ユーザ20は、第3ボタン13(またはズームボタン)を押して、インテリア機能のためのコンテンツ112を拡大することができる。この場合、ディスプレイ装置100は、第2レイアウト114のうちエッジ画像114c以外の残りの画像は削除し、エッジ画像114cとインテリア機能のためのコンテンツ112を拡大して出力することができる。本文書において、第2ボタン12は、ウォール(wall)ボタンとして参照され得る。
【0019】
さらに他の実施形態として、ユーザ20は、放送コンテンツ111をインテリア機能のためのコンテンツ112に、インテリア機能のためのコンテンツ112を放送コンテンツ111に変更することができる。例えば、第1モード100aでユーザ20が第2ボタン12を押すと、ディスプレイ装置100は、放送コンテンツ111をインテリア機能のためのコンテンツ112に変更することができる。この場合、第1レイアウト113は維持されてもよく、第1レイアウト113が第2レイアウト114に変更されてもよい。
【0020】
他の例として、第2モード100bでユーザ20が第1ボタン11を押すと、ディスプレイ装置100は、インテリア機能のためのコンテンツ112を放送コンテンツ111に変更することができる。この場合、第2レイアウト114は維持されてもよく、第2レイアウト114が第1レイアウト113に変更されてもよい。
【0021】
比較例によると、ディスプレイ装置は、放送コンテンツ111またはインテリア機能のためのコンテンツ112のみを出力することができるため、ディスプレイ装置を様々な用途に活用することができない。しかし、本発明の一実施形態によると、ディスプレイ装置100は、様々なタイプのコンテンツを出力することができるため、ユーザ20は、ディスプレイ装置100を、TVだけでなく、インテリア、装飾品、芸術作品として活用することができる。
【0022】
図2は一実施形態によるディスプレイ装置のブロック図を示す。図2図1に図示されているディスプレイ装置100に含まれるハードウェア構成のブロック図を示す。本文書において、図1および図2に図示されているディスプレイ装置100に含まれる構成と同じ参照符号を有する構成には、図1および図2で説明した内容が同様に適用されることができる。
【0023】
図2を参照すると、ディスプレイ装置100は、通信回路110と、メモリ120と、ディスプレイ130と、プロセッサ140と、照度センサ150と、近接センサ160と、スピーカ170とを含むことができる。一実施形態によると、ディスプレイ装置100は、図2に図示されている構成のうち少なくとも一部のみを含むことができる。例えば、ディスプレイ装置100は、メモリ120、ディスプレイ130、およびプロセッサ140のみを含むことができる。
【0024】
通信回路110は、外部装置から放送コンテンツ111および/またはインテリア機能のためのコンテンツ112を受信することができる。例えば、通信回路110は、セットトップボックスからTV番組を受信することもでき、スマートフォン、カメラなどから写真、動画を受信することもできる。一実施形態によると、通信回路110は、遠隔制御装置10からユーザ入力を受信することもできる。本文書において、通信回路110は、通信インタフェースとして参照され得る。
【0025】
メモリ120は、放送コンテンツ111、インテリア機能のためのコンテンツ112、第1レイアウト113、および/または第2レイアウト114を記憶することができる。例えば、メモリ120は、通信回路110から受信したTV番組を記憶するか、スマートフォン、カメラなどから受信した写真、動画を記憶することができる。他の例として、メモリ120は、図1に図示されている第1レイアウト113および第2レイアウト114を記憶することもできる。
【0026】
ディスプレイ130は、放送コンテンツ111、インテリア機能のためのコンテンツ112、第1レイアウト113、および/または第2レイアウト114のうち少なくともいずれか一つを出力することができる。例えば、図1に図示されているように、ディスプレイ130は、放送コンテンツ111と第1レイアウト113を出力することもでき、インテリア機能のためのコンテンツ112と第2レイアウト114を出力することもできる。
【0027】
プロセッサ140は、遠隔制御装置10から受信したユーザ入力に基づいて、放送コンテンツ111またはインテリア機能のためのコンテンツ112を拡大または縮小して、ディスプレイ130に出力することができる。また、プロセッサ140は、第1レイアウト113を除去するか、第2レイアウト114のうち一部のみを選択して、ディスプレイ130に出力することもできる。一実施形態によると、プロセッサ140は、遠隔制御装置10から受信したユーザ入力に応答して、放送コンテンツ111をインテリア機能のためのコンテンツ112に、またはインテリア機能のためのコンテンツ112を放送コンテンツ111に変更して、ディスプレイ130に出力することができる。
【0028】
照度センサ150は、ディスプレイ装置100周辺の照度を測定することができる。測定された照度値は、プロセッサ140に伝送されることができ、プロセッサ140は、測定された照度値に基づいて、ディスプレイ130の明るさを調節することができる。例えば、インテリア機能のためのコンテンツ112が出力されている状態で、照度値が所定水準以下であると、プロセッサ140は、ディスプレイ130の明るさを下げることができる。すなわち、ユーザ20が、ディスプレイ装置100を通じてTVなどを視聴しない場合、ディスプレイ130の明るさを下げることで、ディスプレイ装置100の消費電力を抑えることができる。
【0029】
近接センサ160は、ユーザ20がディスプレイ装置100に隣接しているか否かを感知することができる。ユーザ20とディスプレイ装置100との距離は、プロセッサ140に伝送されることができ、プロセッサ140は、測定された距離に基づいて、ディスプレイ130の明るさを調節することができる。例えば、インテリア機能のためのコンテンツ112が出力されている状態で、ユーザ20とディスプレイ装置100との距離が近いと、プロセッサ140は、ディスプレイ130の明るさを下げることができる。すなわち、ユーザ20がインテリア機能のためのコンテンツ112を近い距離で鑑賞する場合、ディスプレイ130の明るさを下げることで、ディスプレイ装置100の消費電力を抑えることができる。
【0030】
スピーカ170は、各種のオーディオ信号を出力することができる。一実施形態として、放送コンテンツ111が出力されている場合、スピーカ170は、放送コンテンツ111に対応するオーディオ信号を出力することができる。例えば、TV番組が出力されている場合、スピーカ170は、台詞、OSTなどを出力することができる。他の実施形態として、インテリア機能のためのコンテンツ112が出力されている場合、指定された音楽が出力されることができる。例えば、絵画がディスプレイ130を通じて出力される場合、スピーカ170は、前記絵画に対応するクラシック音楽を出力することができる。
【0031】
図3は一実施形態によるディスプレイ装置100の動作フローチャートを示す。図3図1に図示されているディスプレイ装置100の動作順序を示す。図3に図示されている実施形態は、一つの実施形態であって、本文書の様々な実施形態は、図3に図示されているものに限定されない。
【0032】
図3を参照すると、動作311において、ディスプレイ装置100は、第1モード100aで動作することができる。すなわち、ディスプレイ装置100は、放送コンテンツ111および第1レイアウト113を出力することができる。例えば、ユーザ20が、遠隔制御装置10上の第1ボタン11を押すと、ディスプレイ装置100は、放送コンテンツ111および第1レイアウト113を出力することができる。
【0033】
動作313において、ディスプレイ装置100は、放送コンテンツ111のカテゴリーが並べられた第1ユーザインタフェースを出力することができる。例えば、第1モード100aでユーザ20が第1ボタン11を押すと、ディスプレイ装置100は、第1ユーザインタフェースを出力することができる。放送コンテンツ111のカテゴリーには、TV番組、映画、アプリケーションなどが含まれることができる。
【0034】
一実施形態によると、第1ユーザインタフェースには、各カテゴリーに含まれる詳細項目が含まれることができる。例えば、カテゴリーが映画である場合、詳細項目には、特定の映画(例えば、マイティ・ソー、アイアンマン、レジェンド・オブ・フォールなど)が含まれることができ、カテゴリーがアプリケーションである場合、詳細項目には、特定のアプリケーション(例えば、ユーチューブTM、ネットフリックスTMなど)が含まれることができる。
【0035】
ユーザ入力に基づいてカテゴリーおよび詳細項目が選択されると、動作315において、ディスプレイ装置100は、選択された詳細項目を出力することができる。例えば、ユーザ20が「マイティ・ソー」という映画を選択すると、ディスプレイ装置100は、外部装置(例えば、セットトップボックス)から選択された映画のコンテンツを受信し、出力することができる。
【0036】
動作317において、ディスプレイ装置100は、放送コンテンツ111を拡大して出力することができる。例えば、動作315において、ユーザ20が、遠隔制御装置10上の第3ボタン13を押すと、ディスプレイ装置100は、第1レイアウト113を除去し、放送コンテンツ111を拡大して出力することができる。これにより、ユーザ20は、より大きい画面を通じて放送コンテンツ111を鑑賞することができる。
【0037】
動作319において、ディスプレイ装置100は、放送コンテンツ111をインテリア機能のためのコンテンツ112に変更することができる。例えば、動作315において、ユーザ20が、遠隔制御装置10上の第2ボタン12を押すと、ディスプレイ装置100は、放送コンテンツ111をインテリア機能のためのコンテンツ112に変更して出力することができる。この場合、第1レイアウト113は維持されてもよく、第1レイアウト113が第2レイアウト114に変更されてもよい。
【0038】
動作327において、ディスプレイ装置100は、インテリア機能のためのコンテンツ112および第2レイアウト114の一部を拡大して出力することができる。例えば、動作319において、第1レイアウト113が第2レイアウト114に変更され、ユーザ20が、遠隔制御装置10上の第3ボタン13を押すと、ディスプレイ装置100は、インテリア機能のためのコンテンツ112および第2レイアウト114の一部(例えば、エッジ画像)を拡大して出力することができる。これにより、ユーザ20は、より大きい画面を通じて、インテリア機能のためのコンテンツ112を鑑賞することができる。
【0039】
動作321において、ディスプレイ装置100は、第2モード100bで動作することができる。すなわち、ディスプレイ装置100は、インテリア機能のためのコンテンツ112および第2レイアウト114を出力することができる。例えば、ユーザ20が、遠隔制御装置10上の第2ボタン12を押すと、ディスプレイ装置100は、インテリア機能のためのコンテンツ112および第2レイアウト114を出力することができる。
【0040】
動作323において、ディスプレイ装置100は、インテリア機能のためのコンテンツ112のカテゴリーが並べられた第2ユーザインタフェースを出力することができる。例えば、第2モード100bで、ユーザ20が第2ボタン12を押すと、ディスプレイ装置100は、第2ユーザインタフェースを出力することができる。インテリア機能のためのコンテンツ112のカテゴリーには、絵画、写真、メディアアートなどが含まれることができる。
【0041】
一実施形態によると、第2ユーザインタフェースには、各カテゴリーに含まれる詳細項目が含まれることができる。例えば、カテゴリーが絵画である場合、詳細項目は、モナ・リザ、ひまわりのような特定の作家の絵画であってもよく、カテゴリーが写真である場合、詳細項目は、自然景観、家族写真であってもよい。
【0042】
一実施形態によると、第2ユーザインタフェースには、様々な形態のレイアウトが含まれることができる。例えば、ユーザ20は、第2ユーザインタフェースを通じて、第1レイアウト113および/または第2レイアウト114の形態を選択することができる。
【0043】
ユーザ入力に基づいて、インテリア機能のためのコンテンツ112のカテゴリーおよび詳細項目、第2レイアウト114の形態が選択されると、動作325において、ディスプレイ装置100は、第2レイアウト114に詳細項目を結合して出力することができる。例えば、ユーザ20が、家族写真を選択すると、ディスプレイ装置100は、第2レイアウト114に家族写真を結合して出力することができる。
【0044】
動作327において、ディスプレイ装置100は、インテリア機能のためのコンテンツ112および第2レイアウト114の一部を拡大して出力することができる。例えば、動作325において、ユーザ20が、遠隔制御装置10上の第3ボタン13を押すと、ディスプレイ装置100は、インテリア機能のためのコンテンツ112およびエッジ画像を拡大して出力することができる。これにより、ユーザ20は、より大きい画面を通じて、インテリア機能のためのコンテンツ112を鑑賞することができる。
【0045】
動作329において、ディスプレイ装置100は、インテリア機能のためのコンテンツ112を放送コンテンツ111に変更することができる。例えば、動作325において、ユーザ20が、遠隔制御装置10上の第1ボタン11を押すと、ディスプレイ装置100は、インテリア機能のためのコンテンツ112を放送コンテンツ111に変更して出力することができる。この場合、第2レイアウト114は維持されてもよく、第2レイアウト114が第1レイアウト113に変更されてもよい。
【0046】
動作317において、ディスプレイ装置100は、放送コンテンツ111を拡大して出力することができる。例えば、動作329において、ユーザ20が、遠隔制御装置10上の第3ボタン13を押すと、ディスプレイ装置100は、第1レイアウト113または第2レイアウト114を除去し、放送コンテンツ111を拡大して出力することができる。これにより、ユーザ20は、より大きい画面を通じて、放送コンテンツ111を鑑賞することができる。
【0047】
図4は一実施形態による第1ユーザインタフェースを示す。図4図3に図示されている動作311および313について詳細に説明するための図である。
【0048】
図4を参照すると、ユーザ20は、第1ユーザインタフェース400を通じて、放送コンテンツ111のカテゴリーを変更することができる。例えば、第1モード100aで、ユーザ20が第1ボタン11を押すと、ディスプレイ装置100は、第1ユーザインタフェース400を出力することができる。第1ユーザインタフェース400には、放送コンテンツ111のカテゴリー410が含まれることができ、ユーザ20は、前記カテゴリー410のいずれか一つを選択することができる。例えば、ユーザ20は、TV番組、映画、アプリケーションのいずれか一つを選択することができる。
【0049】
放送コンテンツ111のカテゴリーが選択されると、ユーザ20は、第1ユーザインタフェース400を通じて、放送コンテンツ111の詳細項目420のいずれか一つを選択することができる。例えば、カテゴリーがTV番組である場合、ユーザ20は、スポーツチャンネル、バラエティ番組チャンネル、ドラマチャンネルのいずれか一つを選択することができる。選択された詳細項目は、ディスプレイ装置100を通じて出力されることができる。
【0050】
一実施形態によると、第1ユーザインタフェース400は、第1領域400aと第2領域400bとを含むことができる。第1領域400aは、カテゴリー410および詳細項目420が出力される領域を意味し得る。第2領域400bは、ユーザ20が選択した詳細項目が出力される領域を意味し得る。一実施形態によると、第2領域400bには、時間および日付を含む画像430が出力されることもある。
【0051】
図5は一実施形態による第2ユーザインタフェースを示す。図5図3に図示されている動作321および 323について詳細に説明するための図である。
【0052】
図5を参照すると、ユーザ20は、第2ユーザインタフェース500を通じて、インテリア機能のためのコンテンツ112のカテゴリーを変更することができる。例えば、第2モード100bで、ユーザ20が第2ボタン12を押すと、ディスプレイ装置100は、第2ユーザインタフェース500を出力することができる。第2ユーザインタフェース500には、インテリア機能のためのコンテンツ112のカテゴリー510が含まれることができ、ユーザ20は、前記カテゴリー510のいずれか一つを選択することができる。例えば、ユーザ20は、絵画、写真、メディアアートのいずれか一つを選択することができる。
【0053】
インテリア機能のためのコンテンツ112のカテゴリーが選択されると、ユーザ20は、第2ユーザインタフェース500を通じて、インテリア機能のためのコンテンツ112の詳細項目520のいずれか一つを選択することができる。例えば、カテゴリーが絵画である場合、ユーザ20は、第1絵画521、第2絵画522、第3絵画523、および第4絵画524のいずれか一つを選択することができる。選択された詳細項目は、ディスプレイ装置100を通じて出力されることができる。
【0054】
一実施形態によると、ユーザ20は、第2ユーザインタフェース500を通じて、第1レイアウト113および/または第2レイアウト114を変更することができる。例えば、ユーザ20は、第2ユーザインタフェース500を通じて、第aレイアウト531、第bレイアウト532、第cレイアウト533、および第dレイアウト534のいずれか一つを選択することができる。第aレイアウト531、第bレイアウト532、第cレイアウト533、および第dレイアウト534に含まれる背景画像の色、フレーム画像の配置などは、それぞれ異なり得る。第aレイアウト531、第bレイアウト532、第cレイアウト533、および第dレイアウト534のいずれか一つが選択されると、ディスプレイ装置100は、選択されたレイアウトに詳細項目を結合して出力することができる。
【0055】
一実施形態によると、第1ユーザインタフェース400は、第1領域500aと第2領域500bとを含むことができる。第1領域500aは、カテゴリー510、詳細項目520、およびレイアウト530の形態が出力される領域を意味し得る。第2領域500bは、ユーザ20が選択した詳細項目が出力される領域を意味し得る。一実施形態によると、第2領域500bには、時間および日付を含む画像540が出力されることもある。
【0056】
図6は一実施形態によるアイコンを出力する場合、放送コンテンツのサイズを縮小するディスプレイ装置を示す。
【0057】
図6を参照すると、ディスプレイ装置100は、放送コンテンツ111が出力されている状態で、特定の機能を実行するためのユーザ入力を受信した場合、放送コンテンツ111のサイズを減少させることができる。減少した放送コンテンツ111の周辺には、第1レイアウト113が出力されることができ、第1レイアウト113上には、前記特定の機能に対応するアイコン610が出力されることができる。例えば、ユーザ20が、遠隔制御装置10上の音声入力ボタンを押す場合、ディスプレイ装置100は、音声入力に基づいて動作することができる。この場合、ディスプレイ装置100は、放送コンテンツ111のサイズを減少させ、第1レイアウト113上に、音声入力に対応するアイコン610を出力することができる。
【0058】
図6には、音声入力機能が実行される時に、放送コンテンツ111が減少するものと図示しているが、本文書に開示される様々な実施形態は、図6に図示されているものに限定されない。例えば、字幕の再生、画面の明るさ調節、ブルートゥース連結機能などが実行される場合にも、ディスプレイ装置100は、放送コンテンツ111のサイズを減少させ、前記実行された機能に対応するアイコン610を出力することができる。
【0059】
図7は一実施形態によるアイコンを出力する場合、第2レイアウトの一部を除去するディスプレイ装置を示す。
【0060】
図7を参照すると、ディスプレイ装置100は、第2モード100bで特定の機能を実行するためのユーザ入力を受信した場合、第2レイアウト114の一部を除去することができる。一部が除去された第2レイアウト114上には、前記特定の機能に対応するアイコン710が出力されることができる。例えば、ユーザ20が、遠隔制御装置10上の音声入力ボタンを押す場合、ディスプレイ装置100は、音声入力に基づいて動作することができる。この場合、ディスプレイ装置100は、第2レイアウト114の一部(例えば、フレーム画像114b、エッジ画像114c)を除去し、第2レイアウト114上に音声入力に対応するアイコン710を出力させることができる。
【0061】
図7には、音声入力機能が実行される時に、第2レイアウト114の一部を除去するものと図示しているが、本文書に開示される様々な実施形態は、図7に図示されているものに限定されない。例えば、字幕の再生、画面の明るさ調節、ブルートゥース連結機能などが実行される場合にも、ディスプレイ装置100は、第2レイアウト114の一部(例えば、フレーム画像114b、エッジ画像114c)を除去し、第2レイアウト114上に、前記機能に対応するアイコン710を出力することができる。
【0062】
本文書に開示される一実施形態によるディスプレイ装置は、放送コンテンツまたはインテリア機能のためのコンテンツを出力するディスプレイと、前記放送コンテンツを囲む第1レイアウトおよび前記インテリア機能のためのコンテンツを囲む第2レイアウトを記憶するメモリと、前記ディスプレイおよび前記メモリと作動的に(operatively)連結されるプロセッサとを含み、前記プロセッサは、前記放送コンテンツおよび前記第1レイアウトが前記ディスプレイを通じて出力されている第1モードで、前記放送コンテンツを拡大するための第1ユーザ入力を受信すると、前記第1レイアウトを除去し、前記放送コンテンツを拡大して、前記ディスプレイを通じて出力し、前記インテリア機能のためのコンテンツおよび前記第2レイアウトが前記ディスプレイを通じて出力されている第2モードで、前記インテリア機能のためのコンテンツを拡大するための第2ユーザ入力を受信すると、前記インテリア機能のためのコンテンツおよび前記第2レイアウトのうち一部を拡大し、前記ディスプレイを通じて出力することができる。
【0063】
本文書に開示される一実施形態による前記プロセッサは、前記第1モードで、前記放送コンテンツを前記インテリア機能のためのコンテンツに変更して、前記ディスプレイを通じて出力することができる。
【0064】
本文書に開示される一実施形態による前記プロセッサは、前記第1モードで、前記放送コンテンツのカテゴリーが並べられたユーザインタフェースを出力することができる。
【0065】
本文書に開示される一実施形態による前記プロセッサは、前記ユーザインタフェースを通じて、前記放送コンテンツのカテゴリーおよび前記カテゴリーに含まれる詳細項目のいずれか一つを選択し、前記選択された詳細項目を前記ディスプレイを通じて出力することができる。
【0066】
本文書に開示される一実施形態による前記プロセッサは、前記第2モードで、前記インテリア機能のためのコンテンツを前記放送コンテンツに変更し、前記ディスプレイを通じて出力することができる。
【0067】
本文書に開示される一実施形態による前記プロセッサは、前記第2モードで、前記インテリア機能のためのコンテンツのカテゴリーが並べられたユーザインタフェースを出力することができる。
【0068】
本文書に開示される一実施形態による前記プロセッサは、前記ユーザインタフェースを通じて、前記インテリア機能のためのコンテンツのカテゴリーおよび前記カテゴリーに含まれる詳細項目のいずれか一つを選択し、前記選択された詳細項目を前記ディスプレイを通じて出力することができる。
【0069】
本文書に開示される一実施形態による前記ユーザインタフェースは、複数のレイアウトを含み、前記プロセッサは、前記複数のレイアウトのいずれか一つを選択し、前記選択されたレイアウトに前記選択された詳細項目を結合し、前記ディスプレイを通じて出力することができる。
【0070】
本文書に開示される一実施形態によるディスプレイ装置は、オーディオ信号を出力するスピーカをさらに含み、前記プロセッサは、前記第2モードで、前記インテリア機能のためのコンテンツに対応するオーディオ信号を前記スピーカを通じて出力することができる。
【0071】
本文書に開示される一実施形態によるディスプレイ装置は、外部照度を測定する照度センサをさらに含み、前記プロセッサは、前記第2モードで、前記外部照度が予め設定された明るさより暗いと、前記インテリア機能のためのコンテンツおよび前記第2レイアウトの明るさを下げることができる。
【0072】
本文書に開示される一実施形態によるディスプレイ装置は、前記ディスプレイ装置とユーザとの距離を測定する近接センサをさらに含み、前記プロセッサは、前記第2モードで、前記距離が、予め設定された値以下であると、前記インテリア機能のためのコンテンツおよび前記第2レイアウトの明るさを下げることができる。
【0073】
本文書に開示される一実施形態による前記第2レイアウトは、前記インテリア機能のためのコンテンツを囲むエッジ画像を含み、前記プロセッサは、前記インテリア機能のためのコンテンツおよび前記エッジ画像を拡大して、前記ディスプレイを通じて出力することができる。
【0074】
本文書に開示される一実施形態によるディスプレイ装置は、放送コンテンツまたはインテリア機能のためのコンテンツを出力するディスプレイと、前記放送コンテンツと前記インテリア機能のためのコンテンツの背景を形成するレイアウトを記憶するメモリと、前記ディスプレイおよび前記メモリと作動的に(operatively)連結されるプロセッサとを含み、前記プロセッサは、前記放送コンテンツおよび前記レイアウトが前記ディスプレイを通じて出力されている第1モードで、前記放送コンテンツを拡大するための第1ユーザ入力を受信すると、前記レイアウトを除去し、前記放送コンテンツを拡大して、前記ディスプレイを通じて出力し、前記インテリア機能のためのコンテンツおよび前記レイアウトが前記ディスプレイを通じて出力されている第2モードで、前記インテリア機能のためのコンテンツを拡大するための第2ユーザ入力を受信すると、前記レイアウトのうち一部は除去し、前記インテリア機能のためのコンテンツおよび前記レイアウトのうち残りの一部を拡大して、前記ディスプレイを通じて出力することができる。
【0075】
本文書に開示される一実施形態による前記レイアウトは、前記放送コンテンツと前記インテリア機能のためのコンテンツを囲むエッジ画像を含み、前記プロセッサは、前記エッジ画像を拡大して、前記ディスプレイを通じて出力することができる。
【0076】
本文書に開示される一実施形態によるディスプレイ装置は、セットトップボックスから前記放送コンテンツを受信し、ユーザ端末またはカメラ装置から前記インテリア機能のためのコンテンツを受信する通信回路をさらに含むことができる。
【0077】
本文書に開示される一実施形態による前記プロセッサは、前記第1モードで、前記放送コンテンツを前記インテリア機能のためのコンテンツに変更し、前記ディスプレイを通じて出力することができる。
【0078】
本文書に開示される一実施形態による前記プロセッサは、前記第2モードで、前記インテリア機能のためのコンテンツを前記放送コンテンツに変更し、前記ディスプレイを通じて出力することができる。
【0079】
本文書に開示される一実施形態によるディスプレイ装置は、オーディオ信号を出力するスピーカをさらに含み、前記プロセッサは、前記第2モードで、前記インテリア機能のためのコンテンツに対応するオーディオ信号を前記スピーカを通じて出力することができる。
【0080】
本文書に開示される一実施形態によるディスプレイ装置は、外部照度を測定する照度センサをさらに含み、前記プロセッサは、前記第2モードで、前記外部照度が予め設定された明るさより暗いと、前記インテリア機能のためのコンテンツおよび前記レイアウトの明るさを下げることができる。
【0081】
本文書に開示される一実施形態によるディスプレイ装置は、前記ディスプレイ装置とユーザとの距離を測定する近接センサをさらに含み、前記プロセッサは、前記第2モードで、前記距離が予め設定された値以下であると、前記インテリア機能のためのコンテンツおよび前記レイアウトの明るさを下げることができる。
【0082】
本文書に開示されている様々な実施形態によるディスプレイ装置は、様々な形態の装置になることができる。ディスプレイ装置は、例えば、TV、ポータブル通信装置(例えば、スマートフォン)、コンピュータ装置、ポータブルマルチメディア装置、ポータブル医療機器、カメラ、ウェアラブル装置、または家電装置を含むことができる。本文書の実施形態によるディスプレイ装置は、上述の機器に限定されない。
【0083】
本文書の様々な実施形態およびこれに使用されている用語は、本文書に記載の技術的特徴を特定の実施形態で限定するものではなく、当該実施形態の様々な変更、均等物、または代替物を含むものと理解すべきである。図面の説明と関連して、類似するまたは関連する構成要素に対しては類似する参照符号が使用され得る。アイテムに対応する名詞の単数型は、関連文脈上、明らかに異なるように指示しない限り、前記アイテムの一つまたは複数個を含むことができる。
【0084】
本文書において、「AまたはB」、「AおよびBのうち少なくとも一つ」、「AまたはBのうち少なくとも一つ」、「A、BまたはC」、「A、BおよびCのうち少なくとも一つ」、および「A、B、またはCのうち少なくとも一つ」のような句それぞれは、その句のうち該当する句にともに並べられた項目のいずれか一つ、またはそれらのすべての可能な組み合わせを含むことができる。「第1」、「第2」、または「一番目」または「二番目」のような用語は、単に当該構成要素を他の当該構成要素と区別するために使用され得、当該構成要素を他の面(例えば、重要性または順序)で限定しない。ある(例えば、第1)構成要素が他の(例えば、第2)構成要素に、「機能的に」または「通信的に」という用語とともに、またはかかる用語なしに、「カップルド」または「コネクテッド」と言及された場合、それは、前記ある構成要素が前記他の構成要素に直接(例えば、有線で)、無線で、または第3構成要素を介して連結され得ることを意味する。
【0085】
本文書に使用されている用語「モジュール」は、ハードウェア、ソフトウェアまたはファームウエアで具現されたユニットを含むことができ、例えば、ロジッグ、論理ブロック、部品、または回路などの用語と相互互換的に使用され得る。モジュールは、一体に構成された部品もしくは一つまたはそれ以上の機能を実行する、前記部品の最小単位またはその一部になり得る。例えば、一実施形態によると、モジュールは、ASIC(application‐specific integrated circuit)の形態に具現され得る。
【0086】
本文書の様々な実施形態は、機器(machine)により読み取り可能な記憶媒体(storage medium)または外装メモリに格納された一つ以上の命令語を含むソフトウェアとして具現され得る。例えば、機器のプロセッサは、記憶媒体から格納された一つ以上の命令語のうち少なくとも一つの命令を呼び出し、それを実行することができる。これは、機器が前記呼び出した少なくとも一つの命令語にしたがって少なくとも一つの機能を実行するように運営されることを可能にする。上述の一つ以上の命令語は、コンパイラによって生成されたコードまたはインタプリタによって実行され得るコードを含むことができる。機器で読み取り可能な記憶媒体は、非一時的(non‐transitory)記憶媒体の形態で提供され得る。ここで、「非一時的」は、記憶媒体が実在(tangible)する装置であり、信号(signal)(例えば、電磁波)を含まないことを意味するだけであって、この用語は、データが記憶媒体に半永久に格納される場合と臨時に格納される場合を区別しない。
【0087】
一実施形態によると、本文書に開示されている様々な実施形態による方法は、コンピュータプログラム製品(computer program product)に含まれて提供され得る。コンピュータプログラム製品は、商品として、販売者と購買者との間で取り引きされ得る。コンピュータプログラム製品は、機器で読み取り可能な記憶媒体(例えば、compact disc read only memory(CD‐ROM))の形態で配布されるか、またはアプリケーションストア(例えば、PlayストアTM)を通じてまたは二つのユーザ装置(例えば、スマートフォン)の間に直接、オンラインで配布(例えば、ダウンロードまたはアップロード)され得る。オンライン配布の場合に、コンピュータプログラム製品の少なくとも一部は、メーカーのサーバ、アプリケーションストアのサーバ、または中継サーバのメモリのような機器で読み取り可能な記憶媒体に少なくとも一時格納されるか、臨時に生成され得る。
【0088】
様々な実施形態によると、上記の構成要素のそれぞれの構成要素(例えば、モジュールまたはプログラム)は、単数または複数の個体を含むことができる。様々な実施形態によると、上述の当該構成要素のうち一つ以上の構成要素または動作が省略されるか、または一つ以上の他の構成要素または動作が追加され得る。概してまたはさらに、複数の構成要素(例えば、モジュールまたはプログラム)は、一つの構成要素として統合され得る。この場合、統合された構成要素は、前記複数の構成要素それぞれの構成要素の一つ以上の機能を、前記統合の前に前記複数の構成要素のうち当該構成要素によって行われることと同一または類似して行うことができる。様々な実施形態によると、モジュール、プログラムまたは他の構成要素によって行われる動作は、順に、並列に、繰り返して、またはヒューリスティックに実行されるか、前記動作のうち一つ以上が異なる順序で実行されるか、省略されるか、または一つ以上の異なる動作が追加され得る。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
【国際調査報告】