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  • 特表-組成物 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-02-24
(54)【発明の名称】組成物
(51)【国際特許分類】
   A23L 2/60 20060101AFI20220216BHJP
【FI】
A23L2/60
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2021561142
(86)(22)【出願日】2019-12-26
(85)【翻訳文提出日】2021-07-30
(86)【国際出願番号】 JP2019051650
(87)【国際公開番号】W WO2020138508
(87)【国際公開日】2020-07-02
(31)【優先権主張番号】P 2018247884
(32)【優先日】2018-12-28
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】309007911
【氏名又は名称】サントリーホールディングス株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100092783
【弁理士】
【氏名又は名称】小林 浩
(74)【代理人】
【識別番号】100176094
【弁理士】
【氏名又は名称】箱田 満
(74)【代理人】
【識別番号】100104282
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴木 康仁
(72)【発明者】
【氏名】糸山 彰徳
(72)【発明者】
【氏名】朝見 陽次
(72)【発明者】
【氏名】藤江 彬子
(72)【発明者】
【氏名】皿田 成
【テーマコード(参考)】
4B117
【Fターム(参考)】
4B117LC02
4B117LC15
4B117LG24
4B117LK01
4B117LK04
4B117LK06
4B117LK30
4B117LL02
4B117LP20
(57)【要約】
本発明は、ステビオール配糖体であるレバウジオシドD(RebD)およびRebDとレバウジオシドM(RebM)との組合せを含む、甘味を付与された飲料組成物に関する。本発明はまた、RebDの分解を低減させ、かつ、この安定性を改善する方法にも関する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
50ppm~350ppmのRebDと50ppm~350ppmのRebMとを含み、かつpH1.8~2.8のpHを有する飲料。
【請求項2】
RebD:RebMの比が1:4~4:1である、請求項1に記載の飲料。
【請求項3】
80ppm~320ppmのRebDと80ppm~320ppmのRebMとを含む、請求項1または2に記載の飲料。
【請求項4】
前記pHがpH1.8~2.2である、請求項1から3のいずれかに記載の飲料。
【請求項5】
RebD:RebMの重量比が1:2~2:1である、請求項1から4のいずれかに記載の飲料。
【請求項6】
RebD:RebMの重量比が約1:1である、請求項1から5のいずれかに記載の飲料。
【請求項7】
150ppm~250ppmのRebDと150ppm~250ppmのRebMとを含む、請求項1から6のいずれかに記載の飲料。
【請求項8】
1.0~3.5kgf/cmのガス圧で二酸化炭素ガスを含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の飲料。
【請求項9】
RebA、RebB、RebC、RebE、RebF、RebI、RebH、RebL、RebK、RebJ、RebN、RebO、ズルコシドA、ズルコシドB、ステビオシド、ステビオールビオシド、ルブソシドからなる群から選択される甘味料をさらに含む、請求項1から8のいずれか一項に記載の飲料。
【請求項10】
カフェイン、シンナムアルデヒド、リン酸またはカラメル色素をさらに含む、請求項1から9のいずれか一項に記載の飲料。
【請求項11】
RebDとRebMとが、5%~15%のスクロース当量を提供する量で存在する、請求項3から10のいずれかに記載の飲料。
【請求項12】
飲料においてRebDの安定性を改善する方法であって、150ppm~400ppmのRebDを含み、かつpH2.0~3.8のpHを有する飲料を調製するステップを含む、方法。
【請求項13】
前記飲料の前記pHがpH3.0~3.5である、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
飲料においてRebDの安定性を改善する方法であって、RebDを含み、かつpH1.8~2.8のpHを有する飲料にRebMを添加するステップを含む、方法。
【請求項15】
80ppm~320ppmのRebDと80ppm~320ppmのRebMとを含む飲料を調製するステップを含む、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
前記飲料の前記pHがpH2.0~2.5である、請求項15に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ステビオール配糖体であるレバウジオシドD(RebD)およびRebDとレバウジオシドM(RebM)との組合せを含む甘味を付与された飲料組成物に関する。本発明はまた、RebDの分解を低減させ、かつ、この安定性を改善する方法にも関する。
【背景技術】
【0002】
甘味料は、飲料に快い甘い味を付与するのに使用される。しかし、スクロース、グルコースフルクトース等などの高カロリー甘味料の使用は、多様な健康上の問題に関連付けられてきた。特に、肥満、糖尿病、高コレステロール、虫歯等は糖の消費が高いことに関連付けられてきた。
【0003】
したがって、天然の高甘味度低カロリー甘味料が糖の望ましい代替品である。このような製品は、スクロースの甘味レベルの何倍もの甘味レベルを有し、それを使用することによって、飲料または食料品に存在するカロリーの数値を実質的に低減させることができる。しかし、このような製品は非常に甘い味を生み出すが、否定的な味覚の側面を有する場合があり、消費者に嫌われ得る。したがって、最も望ましい味のプロファイルを有する高甘味度甘味料、すなわち、スクロースを模倣するもの、を同定することにかなりの研究がなされてきた。
【0004】
この理由から調査されてきた化合物の1つが、ステビオール配糖体である。これらの化合物は植物体ステビア・レバウディアナ(Stevia rebaudiana)の葉に見いだされる。この植物は、南アメリカのある特定の地域に原産であるキク科(Asteraceae(Compositae))の多年生低木である。この植物の葉は、茶に甘味を付与するのにおよび伝統医薬において数百年間使用されてきた。ステビアの粗抽出物は、1970年代初頭に日本で甘味料として先ず商業化され、ステビア植物体はアジアおよび南アメリカの一部で商業的に栽培されている。
【0005】
現在まで、甘い味がするステビオール配糖体が多数同定され、特性決定されてきた。その化合物は全て、図1に示す共通のアグリコンステビオール(ent-13-ヒドロキシカウラ-16-エン-19-酸)を含有する。ステビオール配糖体は、C13およびC19の位置で結合している糖の数および種類が異なる。
【0006】
【表1】
【0007】
上の表から分かるように、レバウジオシドD(RebD)は高い甘味度を有する。これは、RebAなどの他のレバウジオシドと比較して、良好な甘味プロファイルおよび低減した苦い後味を有するとして、同定された。したがって、RebDは、食料品および飲料における低カロリー甘味料として使用するのに適切な候補物質であり得る。
【発明の概要】
【0008】
レバウジオシド類は水性条件下で分解することが示されてきた。この分解プロセスは飲料の味に否定的な影響を与える恐れのある不要な化合物を生じ得ることが発見された。飲料製品中にRebDを使用することが望まれているので、この高甘味度甘味料の分解が低減する、組成物および条件を見いだす必要がある。
【0009】
本発明は、RebDの安定性が改善されている飲料組成物、およびRebDの安定性を改善する方法を提供する。
【0010】
RebDは、そのすっきりした甘い味から高度に望ましいレバウジオシドである。スクロースまたは高フルクトースコーンシロップ(HFCS)の低カロリー代替品として、甘味付与成分として飲料においてRebDを使用してよい。しかし、本発明者らは、水性飲料において、特に低pHで、RebDが分解することを見いだした。RebDの分解によって、不純物の形成がもたらされ、組成物中に存在するレバウジオシドDの量が低減し得る。したがって、分解は、このレバウジオシドで甘味を付与された製品の味および有効期間に否定的に影響を及ぼし得る。したがって、本発明は、分解が低減している、RebDの組成物を提供する。これによって、有効期間が改善されたRebD製品の製造が可能となり、飲料の味のプロファイルに否定的な影響を与える分解生成物を形成する可能性が低減するであろう。
【0011】
驚くべきことに、本明細書に提示のデータによって、RebDをRebMと組み合わせることにより、酸性pHでRebDが分解する速度が低減することが示される。RebDがそれだけで飲料組成物中に存在する場合、分解の速度は、RebMも存在する場合と比較して、より速やかである。
【0012】
驚くべきことに、RebDとRebMとが組み合わされている比がRebDの安定性に影響を及ぼすことも見いだされた。pH範囲2.0~2.5においてこの2つのレバウジオシドを約1:1の比で組み合わせることによって、RebDのみと比較して、RebDが最も安定である組成物がもたらされる。
【0013】
さらに、pH2.0~3.5にわたって、RedDの低い濃度の試料はより高い濃度の試料よりも速やかに分解することが観察された。特に、pH3.5では、8週後に400ppmのRebD試料のうちわずか5%と比較して、50ppmのRebD試料のうち20%が分解していた。
【0014】
本発明は、高甘味度甘味料であるRebDを含む飲料組成物であって、RebDの安定性が改善されている飲料組成物を提供する。このような組成物は改善された有効期間を有し、分解生成物が飲料に及ぼす可能性のある否定的な任意の影響を最低限に抑えることになる。
【0015】
本発明の第1の態様は、50ppm~350ppmのRebDと50ppm~350ppmのRebMとを含み、pH1.8~2.8のpHを有する飲料である。
【0016】
本発明の第2の態様は、飲料においてRebDの安定性を改善する方法であって、150ppm~400ppmのRebDを含み、かつpH2.0~4.0のpHを有する飲料を調製するステップを含む、方法である。
【0017】
本発明の第3の態様は、飲料においてRebDの安定性を改善する方法であって、RebDを含み、かつpH1.8~2.8のpHを有する飲料にRebMを添加するステップを含む、方法である。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】全てのレバウジオシド類の間で共通であるコアのアグリコンステビオール部位を示す図である。レバウジオシドは、C13およびC19で結合している糖部分がさまざまである。
図2】レバウジオシドD(RebD)の構造を示す図である。
図3】レバウジオシドM(RebM)の構造を示す図である。
図4】全ての濃度のRebDに関して各時点で残っているRebDの平均量を示す図である。すなわち、RebD分解の量を50ppm、150ppm、250ppmおよび400ppmの各試料に対して平均化した。グラフはまた、RebMも含有していた、全ての試料のRebDに関して各時点で残っているRebDの量を示す。すなわち、RebD分解の量を、RebD:RebMの或る比を有する全ての試料に対して平均化した。
【発明を実施するための形態】
【0019】
本発明は、RebDの分解が低減している、RebDを含む飲料を製造することを目的とする。したがって、本発明の条件によっていっそう安定なRebDがもたらされている、飲料組成物を提供する。
【0020】
本明細書に提示のデータによれば、RebDは、150ppm~400ppmのRebDを含み、かつpH2.0~4.0のpHを有する飲料においていっそう安定でありかつ分解がより少ないことが、実証されている。RebDは、化学式C508028および図2による構造を有するステビオール配糖体である。RebDは、天然にステビアの葉から得ても、合成的に得ても、組換え宿主生物体において産生することによって得てもよい。RebDを抽出する方法は当技術分野でよく知られており、かかる方法のいずれかを使用して、本発明で使用するためのRebDを調製してよい。
【0021】
本明細書に提示のデータによれば、低い濃度(おおよそ50ppm)では、RebDは、pH2.0~4.0の間でより速く分解することが、実証されている。したがって、一実施形態では、飲料は、150ppm~400ppmのRebDおよびpH2.0~4.0のpHを含む。本発明の第1の態様による飲料におけるRebDの濃度は、150ppm~400ppm、175ppm~400ppm、200ppm~400ppm、225ppm~400ppm、250ppm~400ppm、275ppm~400ppm、300ppm~400ppm、325pm~400ppm、350ppm~400ppm、375ppm~400ppm、150ppm~375ppm、175ppm~375ppm、200ppm~375ppm、225ppm~375ppm、250ppm~375ppm、275ppm~375ppm、300ppm~375ppm、325ppm~375ppm、350ppm~375ppm、150ppm~350ppm、175ppm~350ppm、200ppm~350ppm、225ppm~350ppm、250ppm~350ppm、275ppm~350ppm、300ppm~350ppm、325ppm~350ppm、150ppm~325ppm、175ppm~325ppm、200ppm~325ppm、225ppm~325ppm、250ppm~325ppm、275ppm~325ppm、300ppm~325ppm、150ppm~300ppm、175ppm~300ppm、200ppm~300ppm、225ppm~300ppm、250ppm~300ppm、275ppm~300ppm、150ppm~275ppm、175ppm~275ppm、200ppm~275ppm、225ppm~275ppm、250ppm~275ppm、150ppm~250ppm、175ppm~250ppm、200ppm~250ppm、225ppm~250ppm、150ppm~225ppm、175ppm~225ppm、200ppm~225ppm、150ppm~200ppm、175ppm~200ppm、または150ppm~175ppmの間でよい。
【0022】
一実施形態では、飲料は、pH2.0~3.8のpHを有し、かつ160ppm~190ppm、210ppm~290ppm、310ppm~350ppm、または370ppm~400ppmの濃度のRebDを含む。
【0023】
一実施形態では、飲料は、pH2.5~3.8のpHを有し、かつ150ppm~400ppm、175ppm~400ppm、200ppm~400ppm、225ppm~400ppm、250ppm~400ppm、275ppm~400ppm、300ppm~400ppm、325pm~400ppm、350ppm~400ppm、375ppm~400ppm、150ppm~375ppm、175ppm~375ppm、200ppm~375ppm、225ppm~375ppm、250ppm~375ppm、275ppm~375ppm、300ppm~375ppm、325ppm~375ppm、350ppm~375ppm、150ppm~350ppm、175ppm~350ppm、200ppm~350ppm、225ppm~350ppm、250ppm~350ppm、275ppm~350ppm、300ppm~350ppm、325ppm~350ppm、150ppm~325ppm、175ppm~325ppm、200ppm~325ppm、225ppm~325ppm、250ppm~325ppm、275ppm~325ppm、300ppm~325ppm、150ppm~300ppm、175ppm~300ppm、200ppm~300ppm、225ppm~300ppm、250ppm~300ppm、275ppm~300ppm、150ppm~275ppm、175ppm~275ppm、200ppm~275ppm、225ppm~275ppm、250ppm~275ppm、150ppm~250ppm、175ppm~250ppm、200ppm~250ppm、225ppm~250ppm、150ppm~225ppm、175ppm~225ppm、200ppm~225ppm、150ppm~200ppm、175ppm~200ppm、または150ppm~175ppmの濃度のRebDを含む。
【0024】
一実施形態では、飲料は、pH2.5~3.8のpHを有し、かつ160ppm~190ppm、210ppm~290ppm、310ppm~350ppm、または370ppm~400ppmの濃度のRebDを含む。
【0025】
一実施形態では、飲料は、pH3.0~3.8のpHを有し、かつ150ppm~400ppm、175ppm~400ppm、200ppm~400ppm、225ppm~400ppm、250ppm~400ppm、275ppm~400ppm、300ppm~400ppm、325pm~400ppm、350ppm~400ppm、375ppm~400ppm、150ppm~375ppm、175ppm~375ppm、200ppm~375ppm、225ppm~375ppm、250ppm~375ppm、275ppm~375ppm、300ppm~375ppm、325ppm~375ppm、350ppm~375ppm、150ppm~350ppm、175ppm~350ppm、200ppm~350ppm、225ppm~350ppm、250ppm~350ppm、275ppm~350ppm、300ppm~350ppm、325ppm~350ppm、150ppm~325ppm、175ppm~325ppm、200ppm~325ppm、225ppm~325ppm、250ppm~325ppm、275ppm~325ppm、300ppm~325ppm、150ppm~300ppm、175ppm~300ppm、200ppm~300ppm、225ppm~300ppm、250ppm~300ppm、275ppm~300ppm、150ppm~275ppm、175ppm~275ppm、200ppm~275ppm、225ppm~275ppm、250ppm~275ppm、150ppm~250ppm、175ppm~250ppm、200ppm~250ppm、225ppm~250ppm、150ppm~225ppm、175ppm~225ppm、200ppm~225ppm、150ppm~200ppm、175ppm~200ppm、または150ppm~175ppmの濃度のRebDを含む。
【0026】
一実施形態では、飲料は、pH3.0~3.8のpHを有し、かつ160ppm~190ppm、210ppm~290ppm、310ppm~350ppm、または370ppm~400ppmの濃度のRebDを含む。
【0027】
一実施形態では、飲料は、pH3.0~3.5のpHを有し、かつ150ppm~400ppm、175ppm~400ppm、200ppm~400ppm、225ppm~400ppm、250ppm~400ppm、275ppm~400ppm、300ppm~400ppm、325pm~400ppm、350ppm~400ppm、375ppm~400ppm、150ppm~375ppm、175ppm~375ppm、200ppm~375ppm、225ppm~375ppm、250ppm~375ppm、275ppm~375ppm、300ppm~375ppm、325ppm~375ppm、350ppm~375ppm、150ppm~350ppm、175ppm~350ppm、200ppm~350ppm、225ppm~350ppm、250ppm~350ppm、275ppm~350ppm、300ppm~350ppm、325ppm~350ppm、150ppm~325ppm、175ppm~325ppm、200ppm~325ppm、225ppm~325ppm、250ppm~325ppm、275ppm~325ppm、300ppm~325ppm、150ppm~300ppm、175ppm~300ppm、200ppm~300ppm、225ppm~300ppm、250ppm~300ppm、275ppm~300ppm、150ppm~275ppm、175ppm~275ppm、200ppm~275ppm、225ppm~275ppm、250ppm~275ppm、150ppm~250ppm、175ppm~250ppm、200ppm~250ppm、225ppm~250ppm、150ppm~225ppm、175ppm~225ppm、200ppm~225ppm、150ppm~200ppm、175ppm~200ppm、または150ppm~175ppmの濃度のRebDを含む。
【0028】
一実施形態では、飲料は、pH3.0~3.5のpHを有し、かつ160ppm~190ppm、210ppm~290ppm、310ppm~350ppm、または370ppm~400ppmの濃度のRebDを含む。
【0029】
本明細書に提示のデータによって、いくつかの要因がRebDの分解に影響し得ることが示された。驚くべきことに、飲料組成物にRebMを添加すると、ある特定のpHでRebDを安定化する助けとなり得ることが示された。したがって、本発明の第1の態様は、50ppm~350ppmのRebDと50ppm~350ppmのRebMとを含み、かつpH1.8~2.8のpHを有する飲料である。
【0030】
本発明の第1の態様の一実施形態では、飲料は、pH1.8~2.8のpHを有し、かつ50ppm~350ppm、80ppm~350ppm、100ppm~350ppm、150ppm~350ppm、200ppm~350ppm、250ppm~350ppm、300ppm~350ppm、50ppm~320ppm、80ppm~320ppm、100ppm~320ppm、150ppm~320ppm、200ppm~320ppm、250ppm~320ppm、300ppm~320ppm、50ppm~300ppm、80ppm~300ppm、100ppm~300ppm、150ppm~300ppm、200ppm~300ppm、250ppm~300ppm、50ppm~250ppm、80ppm~250ppm、100ppm~250ppm、150ppm~250ppm、200ppm~250ppm、50ppm~200ppm、80ppm~200ppm、100ppm~200ppm、150ppm~200ppm、50ppm~150ppm、80ppm~150ppm、100ppm~150ppm、50ppm~100ppm、80ppm~100ppm、または50ppm~80ppmの濃度で存在するRebDおよび50ppm~350ppm、80ppm~350ppm、100ppm~350ppm、150ppm~350ppm、200ppm~350ppm、250ppm~350ppm、300ppm~350ppm、50ppm~320ppm、80ppm~320ppm、100ppm~320ppm、150ppm~320ppm、200ppm~320ppm、250ppm~320ppm、300ppm~320ppm、50ppm~300ppm、80ppm~300ppm、100ppm~300ppm、150ppm~300ppm、200ppm~300ppm、250ppm~300ppm、50ppm~250ppm、80ppm~250ppm、100ppm~250ppm、150ppm~250ppm、200ppm~250ppm、50ppm~200ppm、80ppm~200ppm、100ppm~200ppm、150ppm~200ppm、50ppm~150ppm、80ppm~150ppm、100ppm~150ppm、50ppm~100ppm、80ppm~100ppm、または50ppm~80ppmの濃度で存在するRebMを有する。
【0031】
本発明の第1の態様の一実施形態では、飲料は、pH2.0~2.5のpHを有し、かつ50ppm~350ppm、80ppm~350ppm、100ppm~350ppm、150ppm~350ppm、200ppm~350ppm、250ppm~350ppm、300ppm~350ppm、50ppm~320ppm、80ppm~320ppm、100ppm~320ppm、150ppm~320ppm、200ppm~320ppm、250ppm~320ppm、300ppm~320ppm、50ppm~300ppm、80ppm~300ppm、100ppm~300ppm、150ppm~300ppm、200ppm~300ppm、250ppm~300ppm、50ppm~250ppm、80ppm~250ppm、100ppm~250ppm、150ppm~250ppm、200ppm~250ppm、50ppm~200ppm、80ppm~200ppm、100ppm~200ppm、150ppm~200ppm、50ppm~150ppm、80ppm~150ppm、100ppm~150ppm、50ppm~100ppm、80ppm~100ppm、または50ppm~80ppmの濃度で存在するRebDおよび50ppm~350ppm、80ppm~350ppm、100ppm~350ppm、150ppm~350ppm、200ppm~350ppm、250ppm~350ppm、300ppm~350ppm、50ppm~320ppm、80ppm~320ppm、100ppm~320ppm、150ppm~320ppm、200ppm~320ppm、250ppm~320ppm、300ppm~320ppm、50ppm~300ppm、80ppm~300ppm、100ppm~300ppm、150ppm~300ppm、200ppm~300ppm、250ppm~300ppm、50ppm~250ppm、80ppm~250ppm、100ppm~250ppm、150ppm~250ppm、200ppm~250ppm、50ppm~200ppm、80ppm~200ppm、100ppm~200ppm、150ppm~200ppm、50ppm~150ppm、80ppm~150ppm、100ppm~150ppm、50ppm~100ppm、80ppm~100ppm、または50ppm~80ppmの濃度で存在するRebMを有する。
【0032】
本発明の第1の態様の一実施形態では、飲料は、2.0のpHを有し、かつ50ppm~350ppm、80ppm~350ppm、100ppm~350ppm、150ppm~350ppm、200ppm~350ppm、250ppm~350ppm、300ppm~350ppm、50ppm~320ppm、80ppm~320ppm、100ppm~320ppm、150ppm~320ppm、200ppm~320ppm、250ppm~320ppm、300ppm~320ppm、50ppm~300ppm、80ppm~300ppm、100ppm~300ppm、150ppm~300ppm、200ppm~300ppm、250ppm~300ppm、50ppm~250ppm、80ppm~250ppm、100ppm~250ppm、150ppm~250ppm、200ppm~250ppm、50ppm~200ppm、80ppm~200ppm、100ppm~200ppm、150ppm~200ppm、50ppm~150ppm、80ppm~150ppm、100ppm~150ppm、50ppm~100ppm、80ppm~100ppm、または50ppm~80ppmの濃度で存在するRebDと、50ppm~350ppm、80ppm~350ppm、100ppm~350ppm、150ppm~350ppm、200ppm~350ppm、250ppm~350ppm、300ppm~350ppm、50ppm~320ppm、80ppm~320ppm、100ppm~320ppm、150ppm~320ppm、200ppm~320ppm、250ppm~320ppm、300ppm~320ppm、50ppm~300ppm、80ppm~300ppm、100ppm~300ppm、150ppm~300ppm、200ppm~300ppm、250ppm~300ppm、50ppm~250ppm、80ppm~250ppm、100ppm~250ppm、150ppm~250ppm、200ppm~250ppm、50ppm~200ppm、80ppm~200ppm、100ppm~200ppm、150ppm~200ppm、50ppm~150ppm、80ppm~150ppm、100ppm~150ppm、50ppm~100ppm、80ppm~100ppm、または50ppm~80ppmの濃度で存在するRebMとを有する。
【0033】
本発明の第1の態様の一実施形態では、RebDとRebMとが1:4~4:1の重量比で存在し、かつ飲料のpHはpH1.8~2.8である。本明細書において、低pHでは、RebMを添加すると、RebD単独の低い濃度と比較した場合、より低い濃度のRebDを安定化する助けとなることが、実証されている。例えば、pH2.0では、50ppmのRebD試料は、320ppmのRebMと組合せの80ppmのRebD試料よりもおおよそ10%多く分解する。したがって、1:4~1:2の重量比で存在するRebDとRebMとを有することが好ましい場合がある。さらに、RebDとRebMとは1:4~1:2の重量比で存在してもよく、ここで、RebDは50ppm~150ppmの濃度で存在する。
【0034】
さらに、本明細書のデータによって、1.8~2.8のpH、およびRebD:RebMの1:1重量比を有する飲料組成物が、他の比と比較した場合、最高の安定性を有することが実証されている。したがって、飲料において存在するRebDとRebMとを1:2~2:1の重量比で、より好ましくは約1:1の重量比で有することが好ましい場合があり、かつpHはpH1.8~2.8である。
【0035】
一実施形態では、飲料において、RebDとRebMとは、1:2~2:1の重量比で、好ましくは約1:1の重量比で存在し、かつpHはpH1.8~2.2である。本明細書で使用する場合、用語「約」は、記述の値に+/-10%の余地が適用可能であることを示す。
【0036】
本発明の第1の態様の一実施形態では、RebDとRebMとは、200ppm~800ppm、200ppm~700ppm、200ppm~600ppm、200ppm~500ppm、200ppm~400ppm、300ppm~800ppm、300pm~700ppm、300ppm~600ppm、300ppm~500ppm、300ppm~400ppm、400ppm~800ppm、400ppm~700ppm、400ppm~600ppm、または400ppm~500ppmの最終総濃度を生じる量で存在してもよい。
【0037】
飲料の安定性にとってpHの重要性を考慮すると、緩衝系を使用するのが好ましい。本発明で使用の適切な緩衝系としては、単なる例示として、酒石酸、フマル酸、マレイン酸、リン酸および酢酸ならびに塩が挙げられる。好ましい緩衝系としては、クエン酸緩衝系およびリン酸緩衝系が挙げられる。最も好ましい緩衝系は、クエン酸との組合せで、クエン酸ナトリウムを好ましくは含有するクエン酸緩衝系である。好ましくは、約0.1~約10グラム/リットルのクエン酸ナトリウム、および約0.05~約5グラム/リットルのクエン酸が存在する。典型的に適切な緩衝系としては、本明細書の実施形態に記述の範囲内のpHを維持することが可能なものが挙げられる。
【0038】
第2の態様の一実施形態では、飲料は炭酸入りであってよい。本明細書で使用する場合、「炭酸飲料」とは、二酸化炭素ガス(CO)を含有する飲料である。COの存在によって飲料内に泡が生成する。
【0039】
一実施形態では、炭酸飲料は、1.0~3.5kg/mのガス圧で二酸化炭素(CO)を含んでよい。好ましくは、COは1.5~3.0kg/mのガス圧にあり、より好ましくは、COは2.0~3.0kg/mのガス圧にある。
【0040】
他の実施形態では、炭酸飲料は、1.0~3.5kgf/cmのガス圧で二酸化炭素(CO)を含んでよい。好ましくは、COは1.5~3.0kgf/cmのガス圧にあり、より好ましくは、COは2.0~3.0kgf/cmのガス圧にある。
【0041】
一実施形態では、飲料は炭酸飲料であり、ここで、COは1.5~3.0kg/mのガス圧にあり、飲料のpHはpH2.3~3.5であり、RebMは、150ppm~400ppm、または150ppm~300ppm、または150ppm~250ppmの濃度で存在する。
【0042】
他の実施形態では、飲料は炭酸飲料であり、ここで、COは1.5~3.0kgf/cmのガス圧にあり、飲料のpHはpH2.3~3.5であり、RebMは、150ppm~400ppm、または150ppm~300ppm、または150ppm~250ppmの濃度で存在する。
【0043】
一実施形態では、飲料は炭酸飲料であり、ここで、COは1.5~3.0kg/mのガス圧にあり、飲料のpHはpH2.5~3.5であり、RebMは、150ppm~400ppm、または150ppm~300ppm、または150ppm~250ppmの濃度で存在する。
【0044】
他の実施形態では、飲料は炭酸飲料であり、ここで、COは1.5~3.0kgf/cmのガス圧にあり、飲料のpHはpH2.5~3.5であり、RebMは、150ppm~400ppm、または150ppm~300ppm、または150ppm~250ppmの濃度で存在する。
【0045】
一実施形態では、飲料は炭酸飲料であり、ここで、COは1.5~3.0kg/mのガス圧にあり、飲料のpHはpH3.0~3.5であり、RebMは、150ppm~400ppm、または150ppm~300ppm、または150ppm~250ppmの濃度で存在する。
【0046】
他の実施形態では、飲料は炭酸飲料であり、ここで、COは1.5~3.0kgf/cmのガス圧にあり、飲料のpHはpH3.0~3.5であり、RebMは、150ppm~400ppm、または150ppm~300ppm、または150ppm~250ppmの濃度で存在する。
【0047】
本発明の第1の態様による飲料は、主な甘味付与成分としてRebDを含んでもよい。飲料はまた、他のステビオール甘味料などの他の甘味付与成分を含んでもよい。ステビオール甘味料の非限定的な例としては、RebA、RebB、RebC、RebE、RebF、RebI、RebH、RebL、RebK、RebJ、RebM、RebN、RebO、ズルコシドA、ズルコシドB、ステビオシド、ステビオールビオシド、ルブソシドが挙げられる。
【0048】
本発明の第1の態様による飲料は、主な甘味付与成分としてRebDまたはRebMを含んでもよい。飲料はまた、他のステビオール甘味料などの他の甘味付与成分を含んでもよい。ステビオール甘味料の非限定的な例としては、RebA、RebB、RebC、RebE、RebF、RebI、RebH、RebL、RebK、RebJ、RebN、RebO、ズルコシドA、ズルコシドB、ステビオシド、ステビオールビオシド、ルブソシドが挙げられる。
【0049】
一実施形態では、RebDとRebMとの組合せが唯一の甘味付与成分である。これに関して、組合せの安定性の減少をもたらし得る、他の甘味付与成分との任意の相互作用が回避される。
【0050】
第1の態様による飲料はまた、追加の炭水化物ベースの甘味料を含んでもよく、非限定的な例としては、スクロース、フルクトース、グルコース、エリスリトール、マルチトール、ラクチトール、ソルビトール、マンニトール、キシリトール、タガトース、トレハロース、ガラクトース、ラムノース、シクロデキストリン、リブロース、トレオース、アラビノース、キシロース、リキソース、アロース、アルトロース、マンノース、イドース、ラクトース、マルトース、転化糖、イソトレハロース、ネオトレハロース、パラチノースまたはイソマルツロース、エリトロース、デオキシリボース、グロース、イドース、タロース、エリトルロース、キシルロース、プシコース、ツラノース、セロビオース、グルコサミン、マンノサミン、フコース、フクロース、グルクロン酸、グルコン酸、グルコノ-ラクトン、アベクオース、ガラクトサミン、キシロオリゴ糖(キシロトリオース、キシロビオースなど)、ゲンチオオリゴ糖(ゲンチオビオース、ゲンチオトリオース、ゲンチオテトラオース)、ガラクトオリゴ糖、ソルボース、ケトトリオース(デヒドロキシアセトン)、アルドトリオース(グリセルアルデヒド)、ニゲロオリゴ糖、フラクトオリゴ糖(ケストース、ニストース等)、マルトテトラオース、マルトトリオール、四糖、マンナンオリゴ糖、マルトオリゴ糖(マルトトリオース、マルトテトラオース、マルトペンタオース、マルトヘキサオース、マルトヘプタオース)、デキストリン、ラクツロース、メリビオース、ラフィノース、ラムノース、リボース、高フルクトースコーンシロップ(HFCS、例えば、HFCS55、HFCS42、またはHFCS90)などの異性化液糖、カップリングシュガー、大豆オリゴ糖、グルコースシロップ、およびそれらの組合せが挙げられる。適用可能な場合には、D-立体配置またはL-立体配置を使用することができる。
【0051】
好ましい一実施形態では、追加の甘味料はスクロース、グルコース、フルクトースおよび/またはHFCSから選択される。
【0052】
さらなる甘味付与成分は、天然の高甘味度甘味料から、例えば、モグロシドIV、モグロシドV、羅漢果、シアメノシド、モナチンおよびその塩(モナチンSS、RR、RS、SR)、クルクリン、グリチルリチン酸およびその塩、タウマチン、モネリン、マビンリン、ブラゼイン、ヘルナンズルチン、フィロズルチン、グリシフィリン、フロリジン、トリロバチン、バイユノシド、オスラジン、ポリポドシドA、プテロカリオシドA、プテロカリオシドB、ムクロジオシド、フロミソシドI、ペリアンドリンI、アブルソシドA、ならびにシクロカリオシドIから選択してよい。
【0053】
さらなる甘味付与成分は合成甘味料であってよい。本明細書で使用する場合、語句「合成甘味料」とは、天然には自然に見いだされず、スクロース、フルクトース、またはグルコースよりも大きい甘味度(sweetness potency)を特徴的に有するが、カロリーがより少ない任意の組成物を指す。本開示の実施形態に適した合成甘味料の非限定的な例としては、スクラロース、アセスルファムカリウム、アセスルファム酸およびその塩、アスパルテーム、アリテーム、サッカリンおよびその塩、ネオヘスペリジンジヒドロカルコン、シクラメート、シクラム酸およびその塩、ネオテーム、アドバンテーム、グルコシル化ステビオールグリコシド(GSG)、ならびにそれらの組合せが挙げられる。
【0054】
追加の甘味付与成分のいずれも、炭水化物甘味料、天然の高甘味度甘味料または合成甘味料のどちらでも、約0.3ppm~約3,500ppmの濃度で飲料中に存在してよい。
【0055】
参照溶液中のスクロースの量は、ブリックス度(°Bx)で記載することができる。1ブリックス度は100グラムの溶液中1グラムのスクロースであり、重量による百分率(%w/w)として溶液の強度を表す。一実施形態では、飲料は、甘味を付与された組成物中に存在する場合、約0.5~14ブリックス度、例えば、約5~約11ブリックス度、約4~約7ブリックス度、または約5ブリックス度などの、スクロースと等価の甘味を提供するのに有効な量のRebDを含有する。別の実施形態では、RebDは約10ブリックス度と等価の甘味を提供するのに有効な量で存在する。
【0056】
本発明の第1の態様の一実施形態では、飲料は、甘味を付与された組成物中に存在する場合、約0.5~14ブリックス度、例えば約5~約11ブリックス度、約4~約7ブリックス度、または約5ブリックス度などの、スクロースと等価の甘味を提供するのに有効な量で、RebDとRebMとを含有する。別の実施形態では、RebDとRebMとは約10ブリックス度と等価の甘味を提供するのに有効な量で存在する。
【0057】
本発明のさまざまな実施形態では、飲料の総甘味度は、5~15ブリックス度、好ましくは7~12ブリックス度、より好ましくは9~11ブリックス度と等価である。最も好ましくは、飲料の総甘味度は約10ブリックス度と等価である。
【0058】
RebDに加えて、および任意選択での他の甘味付与成分に加えて、飲料は、本明細書で以下に詳述されるさらなる添加物を任意選択で含んでもよい。一部の実施形態では、甘味料組成物は、添加物、例えば、炭水化物、ポリオール、アミノ酸およびそれらの相応する塩、ポリアミノ酸およびそれらの相応する塩、糖酸およびそれらの相応する塩、ヌクレオチド、有機酸、無機酸、有機酸塩および有機塩基塩を含む有機塩、無機塩、苦味化合物、香料および香味成分、渋味化合物、タンパク質またはタンパク質加水分解物、界面活性剤、乳化剤、増量剤、ガム、酸化防止剤、着色剤、フラボノイド、アルコール、ポリマー、ならびにそれらの組合せを含有する。一部の実施形態では、添加物は、甘味料の時間的および香味プロファイルを改善して、卓越した味覚性を有する飲料組成物を提供するように作用する。
【0059】
好ましい一実施形態では、飲料はまた、シンナムアルデヒド、カフェイン、カラメル色素および/またはリン酸を含んでもよい。
【0060】
本発明に適した飲料としては、レディトゥドリンク(ready-to-drink)飲料、飲料濃縮物、飲料シロップ、または粉末飲料が挙げられる。適切なレディトゥドリンク飲料としては、炭酸飲料および非炭酸飲料が挙げられる。炭酸飲料としては、それらに限定されないが、強化発泡性飲料、コーラ、レモン-ライムフレーバーの発泡性飲料、オレンジフレーバーの発泡性飲料、ブドウフレーバーの発泡性飲料、イチゴフレーバーの発泡性飲料、パイナップルフレーバーの発泡性飲料、ジンジャーエール、ソフトドリンクおよびルートビアが挙げられる。非炭酸飲料としては、それらに限定されないが、果実ジュース、果実フレーバーのジュース、ジュースドリンク、ネクター、野菜ジュース、野菜フレーバーのジュース、スポーツドリンク、エネルギードリンク、強化水ドリンク、ビタミン強化水、ニアウォータードリンク(例えば、天然または合成香料を含む水)、ココナッツ水、茶タイプのドリンク(例えば、紅茶、緑茶、ルイボス茶(red tea)、ウーロン茶)、コーヒー、ココアドリンク、乳飲料、乳成分を含有するコーヒー、カフェオレ、ミルクティ、フルーツミルク飲料、穀類抽出物を含有する飲料、スムージー、およびそれらの組合せが挙げられる。
【0061】
本明細書に提示のデータによれば、飲料の濃度およびpHを制御することによって飲料組成物においてRebDの安定性を改善することが可能であることが実証されている。したがって、本発明の第2の態様は、飲料においてRebDの安定性を改善する方法であって、150ppm~400ppmのRebDを含み、かつpH2.0~4.0のpHを有する飲料を調製するステップを含む、方法である。このことは、甘味付与剤はいっそう安定な状態のままとなるので、より良好な有効期間を有する飲料の生産に関して利益を有する。したがって、本明細書では、RebDを含む飲料製品の有効期間を改善する方法を提供する。
【0062】
第2の態様の一実施形態では、方法は、150ppm~400ppm、175ppm~400ppm、200ppm~400ppm、225ppm~400ppm、250ppm~400ppm、275ppm~400ppm、300ppm~400ppm、325pm~400ppm、350ppm~400ppm、375ppm~400ppm、150ppm~375ppm、175ppm~375ppm、200ppm~375ppm、225ppm~375ppm、250ppm~375ppm、275ppm~375ppm、300ppm~375ppm、325ppm~375ppm、350ppm~375ppm、150ppm~350ppm、175ppm~350ppm、200ppm~350ppm、225ppm~350ppm、250ppm~350ppm、275ppm~350ppm、300ppm~350ppm、325ppm~350ppm、150ppm~325ppm、175ppm~325ppm、200ppm~325ppm、225ppm~325ppm、250ppm~325ppm、275ppm~325ppm、300ppm~325ppm、150ppm~300ppm、175ppm~300ppm、200ppm~300ppm、225ppm~300ppm、250ppm~300ppm、275ppm~300ppm、150ppm~275ppm、175ppm~275ppm、200ppm~275ppm、225ppm~275ppm、250ppm~275ppm、150ppm~250ppm、175ppm~250ppm、200ppm~250ppm、225ppm~250ppm、150ppm~225ppm、175ppm~225ppm、200ppm~225ppm、150ppm~200ppm、175ppm~200ppm、または150ppm~175ppm、の濃度のRebDを含み、かつpHがpH2.0~4.0である飲料を調製するステップを含む。
【0063】
第2の態様の一実施形態では、方法は、160ppm~190ppm、210ppm~290ppm、310ppm~350ppm、または370ppm~400ppmの濃度のRebDを含み、かつpHがpH2.0~4.0である飲料を調製するステップを含む。
【0064】
第2の態様の一実施形態では、方法は、pH2.5~3.8のpHを有し、かつ150ppm~400ppm、175ppm~400ppm、200ppm~400ppm、225ppm~400ppm、250ppm~400ppm、275ppm~400ppm、300ppm~400ppm、325pm~400ppm、350ppm~400ppm、375ppm~400ppm、150ppm~375ppm、175ppm~375ppm、200ppm~375ppm、225ppm~375ppm、250ppm~375ppm、275ppm~375ppm、300ppm~375ppm、325ppm~375ppm、350ppm~375ppm、150ppm~350ppm、175ppm~350ppm、200ppm~350ppm、225ppm~350ppm、250ppm~350ppm、275ppm~350ppm、300ppm~350ppm、325ppm~350ppm、150ppm~325ppm、175ppm~325ppm、200ppm~325ppm、225ppm~325ppm、250ppm~325ppm、275ppm~325ppm、300ppm~325ppm、150ppm~300ppm、175ppm~300ppm、200ppm~300ppm、225ppm~300ppm、250ppm~300ppm、275ppm~300ppm、150ppm~275ppm、175ppm~275ppm、200ppm~275ppm、225ppm~275ppm、250ppm~275ppm、150ppm~250ppm、175ppm~250ppm、200ppm~250ppm、225ppm~250ppm、150ppm~225ppm、175ppm~225ppm、200ppm~225ppm、150ppm~200ppm、175ppm~200ppm、または150ppm~175ppmの濃度のRebDを有する飲料を調製するステップを含む。
【0065】
第2の態様の一実施形態では、方法は、pH2.5~3.8のpHを有し、かつ160ppm~190ppm、210ppm~290ppm、310ppm~350ppm、または370ppm~400ppmの濃度のRebDを有する飲料を調製するステップを含む。
【0066】
第2の態様の一実施形態では、方法は、pH3.0~3.8のpHを有し、かつ150ppm~400ppm、175ppm~400ppm、200ppm~400ppm、225ppm~400ppm、250ppm~400ppm、275ppm~400ppm、300ppm~400ppm、325pm~400ppm、350ppm~400ppm、375ppm~400ppm、150ppm~375ppm、175ppm~375ppm、200ppm~375ppm、225ppm~375ppm、250ppm~375ppm、275ppm~375ppm、300ppm~375ppm、325ppm~375ppm、350ppm~375ppm、150ppm~350ppm、175ppm~350ppm、200ppm~350ppm、225ppm~350ppm、250ppm~350ppm、275ppm~350ppm、300ppm~350ppm、325ppm~350ppm、150ppm~325ppm、175ppm~325ppm、200ppm~325ppm、225ppm~325ppm、250ppm~325ppm、275ppm~325ppm、300ppm~325ppm、150ppm~300ppm、175ppm~300ppm、200ppm~300ppm、225ppm~300ppm、250ppm~300ppm、275ppm~300ppm、150ppm~275ppm、175ppm~275ppm、200ppm~275ppm、225ppm~275ppm、250ppm~275ppm、150ppm~250ppm、175ppm~250ppm、200ppm~250ppm、225ppm~250ppm、150ppm~225ppm、175ppm~225ppm、200ppm~225ppm、150ppm~200ppm、175ppm~200ppm、または150ppm~175ppmの濃度のRebDを有する飲料を調製するステップを含む。
【0067】
第2の態様の一実施形態では、方法は、pH3.0~3.8のpHを有し、かつ160ppm~190ppm、210ppm~290ppm、310ppm~350ppm、または370ppm~400ppmの濃度のRebDを有する飲料を調製するステップを含む。
【0068】
第2の態様の一実施形態では、方法は、pH3.0~3.5のpHを有し、かつ150ppm~400ppm、175ppm~400ppm、200ppm~400ppm、225ppm~400ppm、250ppm~400ppm、275ppm~400ppm、300ppm~400ppm、325pm~400ppm、350ppm~400ppm、375ppm~400ppm、150ppm~375ppm、175ppm~375ppm、200ppm~375ppm、225ppm~375ppm、250ppm~375ppm、275ppm~375ppm、300ppm~375ppm、325ppm~375ppm、350ppm~375ppm、150ppm~350ppm、175ppm~350ppm、200ppm~350ppm、225ppm~350ppm、250ppm~350ppm、275ppm~350ppm、300ppm~350ppm、325ppm~350ppm、150ppm~325ppm、175ppm~325ppm、200ppm~325ppm、225ppm~325ppm、250ppm~325ppm、275ppm~325ppm、300ppm~325ppm、150ppm~300ppm、175ppm~300ppm、200ppm~300ppm、225ppm~300ppm、250ppm~300ppm、275ppm~300ppm、150ppm~275ppm、175ppm~275ppm、200ppm~275ppm、225ppm~275ppm、250ppm~275ppm、150ppm~250ppm、175ppm~250ppm、200ppm~250ppm、225ppm~250ppm、150ppm~225ppm、175ppm~225ppm、200ppm~225ppm、150ppm~200ppm、175ppm~200ppm、または150ppm~175ppmの濃度のRebDを有する飲料を調製するステップを含む。
【0069】
第2の態様の一実施形態では、方法は、pH3.0~3.5のpHを有し、かつ160ppm~190ppm、210ppm~290ppm、310ppm~350ppm、または370ppm~400ppmの濃度のRebDを有する飲料を調製するステップを含む。
【0070】
本明細書に提示のデータによれば、RebMを添加することによって飲料においてRebDの安定性を改善することが可能であることが実証されている。したがって、本発明の第3の態様は、飲料においてRebDの安定性を改善する方法であって、RebDを含み、かつpH1.8~2.8のpHを有する飲料にRebMを添加するステップを含む、方法である。このことは、甘味付与剤はいっそう安定な状態のままとなるので、より良好な有効期間を有する飲料の製造に関して利益を有する。したがって、本明細書では、RebDを含む飲料製品の有効期間を改善する方法を提供する。
【0071】
第3の態様の一実施形態では、方法は、50ppm~350ppmのRebDと50ppm~350ppmのRebMとを含み、かつpH1.8~2.8のpHを有する飲料を調製するステップを含む。
【0072】
第3の態様の一実施形態では、方法は、pH1.8~2.8のpHを有し、かつ50ppm~350ppm、80ppm~350ppm、100ppm~350ppm、150ppm~350ppm、200ppm~350ppm、250ppm~350ppm、300ppm~350ppm、50ppm~320ppm、80ppm~320ppm、100ppm~320ppm、150ppm~320ppm、200ppm~320ppm、250ppm~320ppm、300ppm~320ppm、50ppm~300ppm、80ppm~300ppm、100ppm~300ppm、150ppm~300ppm、200ppm~300ppm、250ppm~300ppm、50ppm~250ppm、80ppm~250ppm、100ppm~250ppm、150ppm~250ppm、200ppm~250ppm、50ppm~200ppm、80ppm~200ppm、100ppm~200ppm、150ppm~200ppm、50ppm~150ppm、80ppm~150ppm、100ppm~150ppm、50ppm~100ppm、80ppm~100ppm、または50ppm~80ppmの濃度で存在するRebDと、50ppm~350ppm、80ppm~350ppm、100ppm~350ppm、150ppm~350ppm、200ppm~350ppm、250ppm~350ppm、300ppm~350ppm、50ppm~320ppm、80ppm~320ppm、100ppm~320ppm、150ppm~320ppm、200ppm~320ppm、250ppm~320ppm、300ppm~320ppm、50ppm~300ppm、80ppm~300ppm、100ppm~300ppm、150ppm~300ppm、200ppm~300ppm、250ppm~300ppm、50ppm~250ppm、80ppm~250ppm、100ppm~250ppm、150ppm~250ppm、200ppm~250ppm、50ppm~200ppm、80ppm~200ppm、100ppm~200ppm、150ppm~200ppm、50ppm~150ppm、80ppm~150ppm、100ppm~150ppm、50ppm~100ppm、80ppm~100ppm、または50ppm~80ppmの濃度で存在するRebMとを有する飲料を調製するステップを含む。
【0073】
第3の態様の一実施形態では、方法は、pH2.0~2.5のpHを有し、かつ50ppm~350ppm、80ppm~350ppm、100ppm~350ppm、150ppm~350ppm、200ppm~350ppm、250ppm~350ppm、300ppm~350ppm、50ppm~320ppm、80ppm~320ppm、100ppm~320ppm、150ppm~320ppm、200ppm~320ppm、250ppm~320ppm、300ppm~320ppm、50ppm~300ppm、80ppm~300ppm、100ppm~300ppm、150ppm~300ppm、200ppm~300ppm、250ppm~300ppm、50ppm~250ppm、80ppm~250ppm、100ppm~250ppm、150ppm~250ppm、200ppm~250ppm、50ppm~200ppm、80ppm~200ppm、100ppm~200ppm、150ppm~200ppm、50ppm~150ppm、80ppm~150ppm、100ppm~150ppm、50ppm~100ppm、80ppm~100ppm、または50ppm~80ppmの濃度で存在するRebDと、50ppm~350ppm、80ppm~350ppm、100ppm~350ppm、150ppm~350ppm、200ppm~350ppm、250ppm~350ppm、300ppm~350ppm、50ppm~320ppm、80ppm~320ppm、100ppm~320ppm、150ppm~320ppm、200ppm~320ppm、250ppm~320ppm、300ppm~320ppm、50ppm~300ppm、80ppm~300ppm、100ppm~300ppm、150ppm~300ppm、200ppm~300ppm、250ppm~300ppm、50ppm~250ppm、80ppm~250ppm、100ppm~250ppm、150ppm~250ppm、200ppm~250ppm、50ppm~200ppm、80ppm~200ppm、100ppm~200ppm、150ppm~200ppm、50ppm~150ppm、80ppm~150ppm、100ppm~150ppm、50ppm~100ppm、80ppm~100ppm、または50ppm~80ppmの濃度で存在するRebMとを有する飲料を調製するステップを含む。
【0074】
第3の態様の一実施形態では、方法は、pH2.0を有し、かつ50ppm~350ppm、80ppm~350ppm、100ppm~350ppm、150ppm~350ppm、200ppm~350ppm、250ppm~350ppm、300ppm~350ppm、50ppm~320ppm、80ppm~320ppm、100ppm~320ppm、150ppm~320ppm、200ppm~320ppm、250ppm~320ppm、300ppm~320ppm、50ppm~300ppm、80ppm~300ppm、100ppm~300ppm、150ppm~300ppm、200ppm~300ppm、250ppm~300ppm、50ppm~250ppm、80ppm~250ppm、100ppm~250ppm、150ppm~250ppm、200ppm~250ppm、50ppm~200ppm、80ppm~200ppm、100ppm~200ppm、150ppm~200ppm、50ppm~150ppm、80ppm~150ppm、100ppm~150ppm、50ppm~100ppm、80ppm~100ppm、または50ppm~80ppmの濃度で存在するRebDと、50ppm~350ppm、80ppm~350ppm、100ppm~350ppm、150ppm~350ppm、200ppm~350ppm、250ppm~350ppm、300ppm~350ppm、50ppm~320ppm、80ppm~320ppm、100ppm~320ppm、150ppm~320ppm、200ppm~320ppm、250ppm~320ppm、300ppm~320ppm、50ppm~300ppm、80ppm~300ppm、100ppm~300ppm、150ppm~300ppm、200ppm~300ppm、250ppm~300ppm、50ppm~250ppm、80ppm~250ppm、100ppm~250ppm、150ppm~250ppm、200ppm~250ppm、50ppm~200ppm、80ppm~200ppm、100ppm~200ppm、150ppm~200ppm、50ppm~150ppm、80ppm~150ppm、100ppm~150ppm、50ppm~100ppm、80ppm~100ppm、または50ppm~80ppmの濃度で存在するRebMとを有する飲料を調製するステップを含む。
【0075】
第3の態様の一実施形態では、方法は、RebDとRebMとを1:4~4:1の比で組み合わせるステップを含み、かつ飲料のpHはpH1.8~2.8である。本明細書において、低pHでは、RebMを添加すると、RebD単独の低い濃度と比較した場合、より低い濃度のRebDを安定化する助けとなることが、実証されている。例えば、pH2.0では、50ppmのRebD試料は、320ppmのRebMと組合せの80ppmのRebD試料よりもおおよそ10%多く分解する。したがって、1:4~1:2の重量比でRebDとRebMとを組み合わせることが好ましい場合がある。さらに、RebDとRebMとは1:4~1:2の重量比で組み合わせてもよく、ここで、RebDは50ppm~150ppmの濃度で存在する。
【0076】
第3の態様の一実施形態では、方法は、飲料においてRebDとRebMとを1:2~2:1の重量比で、より好ましくは1:1の比で組み合わせるステップを含み、かつpHはpH1.8~2.8である。
【0077】
第3の態様の一実施形態では、方法は、飲料においてRebDとRebMとを1:2~2:1の重量比で、好ましくは1:1の重量比で組み合わせるステップを含み、かつpHはpH1.8~2.2である。
【0078】
第3の態様の一実施形態では、方法は、200ppm~800ppm、200ppm~700ppm、200ppm~600ppm、200ppm~500ppm、200ppm~400ppm、300ppm~800ppm、300pm~700ppm、300ppm~600ppm、300ppm~500ppm、300ppm~400ppm、400ppm~800ppm、400ppm~700ppm、400ppm~600ppm、または400ppm~500ppmの最終総濃度を生じる量で、RebDとRebMとを組み合わせるステップを含む。
【0079】
本発明の方法は、第1の態様および第2の態様について概説の通り追加の成分を混合するステップを含んでもよい。
【0080】
本発明の第2の態様および第3の態様による方法は、炭酸飲料を調製するステップを含んでもよい。ガス圧は1.0~3.5kg/mであってよい。好ましくは、COは1.5~3.0kg/mのガス圧にあり、より好ましくは、COは2.0~3.0kg/mのガス圧にある。
【0081】
本発明の第2の態様および第3の態様の他の実施形態による方法は、炭酸飲料を調製するステップを含んでもよい。ガス圧は1.0~3.5kgf/cmであってよい。好ましくは、COは1.5~3.0kgf/cmのガス圧にあり、より好ましくは、COは2.0~3.0kgf/cmのガス圧にある。
【0082】
本発明の第2の態様および第3の態様による方法は、本発明の第1の態様による、上記の追加の甘味付与剤のいずれかを有する飲料を調製するステップを含んでもよい。
【0083】
本発明の第2の態様および第3の態様による方法は、上記のように、緩衝系の添加により飲料を調製するステップを含んでもよい。
【実施例
【0084】
研究を以下のように実施した。50ppm、150ppm、250ppmおよび400ppmのRebDを含む試料を調製し、試料の総濃度を400ppmとして、RebD:RebMを、1:4、1:1、4:1の比とした。試料をリン酸塩緩衝剤中で調製し、リン酸を使用してpHを調整した。試料は、2.0、2.5、3.0および3.5のpHで調製した。これらの試料を40℃で8週間インキュベートした(incubated)。このインキュベーションプロトコルは、室温での6カ月にわたる分解を模倣するはずである。T=0での各試料におけるRebDおよびRebMの量をHPLCにより算出し、次いで、これを使用して、特定の各時点での各試料中の残っているRebMの量を算出した。2、4、6および8週に一定分量を取り、HPLCにより分析して、8週の研究にわたってRebDおよびRebDとRebMとの組合せの分解を決定した。データによって、濃度およびpHの両方がRebDの分解に影響を及ぼすことが示されている。図4のデータによってまた、pH2.0および2.5では、RebMも含有するRebD試料は、RebD試料単独よりも分解が少ないことも実証され、RebMは、RebDを安定化する助けとなり得ることが示されている。
【0085】
【表2】
図1
図2
図3
図4
【国際調査報告】