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特表2022-516580サプライチェーンにおけるスマートな物理的クロージャ
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-02-28
(54)【発明の名称】サプライチェーンにおけるスマートな物理的クロージャ
(51)【国際特許分類】
   G06Q 10/08 20120101AFI20220218BHJP
   G06K 19/07 20060101ALI20220218BHJP
   G06K 19/073 20060101ALI20220218BHJP
   G06K 19/077 20060101ALI20220218BHJP
【FI】
G06Q10/08 306
G06K19/07 170
G06K19/073 081
G06K19/077 220
G06K19/07 020
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2021548239
(86)(22)【出願日】2020-02-25
(85)【翻訳文提出日】2021-08-17
(86)【国際出願番号】 US2020019698
(87)【国際公開番号】W WO2020176504
(87)【国際公開日】2020-09-03
(31)【優先権主張番号】62/810,047
(32)【優先日】2019-02-25
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】521363033
【氏名又は名称】ビィ・エックス・ビィ・デジタル・プロプライエタリー・リミテッド
【氏名又は名称原語表記】BXB DIGITAL PTY LIMITED
(74)【代理人】
【識別番号】110001195
【氏名又は名称】特許業務法人深見特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】バンディル,サンディープ・ケイ
(72)【発明者】
【氏名】デイグル,ライアン
(72)【発明者】
【氏名】スーダー,マイケル・ディ
(72)【発明者】
【氏名】ビップル,ビクラム
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049AA16
5L049CC51
(57)【要約】
トラッキング対象コンテナの少なくとも一部に取り付けるためのセンサタグが開示される。センサタグは、ワイヤレストランシーバ、ロジスティクスセンサ、電源、及び切断可能リンクを含む。ワイヤレストランシーバは、センサタグの電子識別子を報告する。電源はセンサタグに電力を供給する。切断可能リンクは、取り外し可能にコンテナに取り付けられる。トラッキング対象コンテナからのセンサタグの取り外しは、ロジスティクスセンサからのデータを使用して判定される。センサタグの取り外しは、センサタグから離れたワイヤレストランシーバによって報告される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
トラッキング対象コンテナの少なくとも一部に取り付けるためのセンサタグであって、前記センサタグは、
電子識別子を報告するワイヤレストランシーバと、
ロジスティクスセンサと、
前記センサタグに電力を供給する電源と、
取り外し可能に前記コンテナに取り付けられるクロージャと、を含み、
前記トラッキング対象コンテナからの前記クロージャの取り外しにより、前記トラッキング対象コンテナの内容物にアクセス可能とし、
前記クロージャの取り外しにより、前記クロージャを再インストールして閉じた状態にすることを妨げ、
前記クロージャが取り外されると、前記ロジスティクスセンサからのデータを使用して、取り外された状態が判定され、
前記取り外し状態は、前記センサタグから離れた前記ワイヤレストランシーバによって前記電子識別子と共に報告される、
前記コンテナの少なくとも一部に取り付けるためのセンサタグ。
【請求項2】
切断可能ループが、可撓性テープセクションをラチェット爪に挿入すると、一方向方式で前記ラチェット爪と係合する歯を含む前記可撓性テープセクションを含む、請求項1に記載の、コンテナの少なくとも一部に取り付けるためのセンサタグ。
【請求項3】
前記電子識別回路がBluetoothビーコンである、請求項1に記載の、コンテナの少なくとも一部に取り付けるためのセンサタグ。
【請求項4】
切断可能リンクをさらに含み、前記切断可能リンクは電気的接続を含む、請求項1に記載の、コンテナの少なくとも一部に取り付けるためのセンサタグ。
【請求項5】
切断可能リンクをさらに含み、前記切断可能リンクは交換可能である、請求項1に記載の、コンテナの少なくとも一部に取り付けるためのセンサタグ。
【請求項6】
トラッキング対象コンテナの少なくとも一部に取り付けるためのセンサタグであって、前記センサタグは、
電子識別子を報告するワイヤレストランシーバと、
ロジスティクスセンサと、
前記センサタグに電力を供給する電源と、
取り外し可能に前記コンテナに取り付けられる切断可能リンクと、を含み、
前記トラッキング対象コンテナからの前記センサタグの取り外しは、前記ロジスティクスセンサからのデータを使用して判定され、
前記取り外しは、前記センサタグから離れた前記ワイヤレストランシーバによって報告される、
前記コンテナの少なくとも一部に取り付けるためのセンサタグ。
【請求項7】
切断可能ループが、可撓性テープセクションをラチェット爪に挿入すると、一方向方式で前記ラチェット爪と係合する歯を含む前記可撓性テープセクションを含む、請求項6に記載の、コンテナの少なくとも一部に取り付けるためのセンサタグ。
【請求項8】
前記電子識別回路がBluetoothビーコンである、請求項6に記載の、コンテナの少なくとも一部に取り付けるためのセンサタグ。
【請求項9】
前記電子識別回路がRFID回路である、請求項6に記載の、コンテナの少なくとも一部に取り付けるためのセンサタグ。
【請求項10】
前記電源がコインバッテリである、請求項6に記載の、コンテナの少なくとも一部に取り付けるためのセンサタグ。
【請求項11】
前記電源がワイヤレス受電器である、請求項6に記載の、コンテナの少なくとも一部に取り付けるためのセンサタグ。
【請求項12】
前記切断可能リンクが電気的接続を含む、請求項6に記載の、コンテナの少なくとも一部に取り付けるためのセンサタグ。
【請求項13】
前記切断可能リンクは、切断されていないときに前記コンテナを開くことを妨げる、請求項6に記載の、コンテナの少なくとも一部に取り付けるためのセンサタグ。
【請求項14】
前記切断可能リンクは交換可能である、請求項6に記載の、コンテナの少なくとも一部に取り付けるためのセンサタグ。
【請求項15】
トラッキング対象コンテナの少なくとも一部に取り付けるためのセンサタグであって、前記センサタグは、
電子識別子を報告するワイヤレストランシーバと、
ロジスティクスセンサと、
前記センサタグに電力を供給する電源と、
取り外し可能に前記コンテナに取り付けられるクロージャと、を含み、
前記トラッキング対象コンテナからの前記クロージャの取り外しにより、前記トラッキング対象コンテナの内容物にアクセス可能とし、
前記ロジスティクスセンサからのデータを使用して、取り外された状態が判定され、
前記取り外し状態は、前記センサタグから離れた前記ワイヤレストランシーバによって前記電子識別子と共に報告される、
前記コンテナの少なくとも一部に取り付けるためのセンサタグ。
【請求項16】
切断可能ループは、可撓性テープセクションをラチェット爪に挿入すると一方向方式で前記ラチェット爪と係合する歯を含む前記可撓性テープセクションを含む、請求項15に記載の、コンテナの少なくとも一部に取り付けるためのセンサタグ。
【請求項17】
前記電子識別回路がBluetoothビーコンである、請求項15に記載の、コンテナの少なくとも一部に取り付けるためのセンサタグ。
【請求項18】
切断可能リンクをさらに含み、前記切断可能リンクは、電気的接続を含む、請求項15に記載の、コンテナの少なくとも一部に取り付けるためのセンサタグ。
【請求項19】
切断可能リンクをさらに含み、前記切断可能リンクは、切断されていないときに前記コンテナを開くことを妨げる、請求項15に記載の、コンテナの少なくとも一部に取り付けるためのセンサタグ。
【請求項20】
切断可能リンクをさらに含み、前記切断可能リンクは交換可能である、請求項15に記載の、コンテナの少なくとも一部に取り付けるためのセンサタグ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、2019年2月25日に出願された同時係属中の米国仮出願第62/810,047号の利益を主張し、かつその非仮出願であり、すべての目的のために本明細書に明白にその全体が参考として援用される。
【背景技術】
【0002】
本開示は、概してトラッキングタグに関し、限定するものではないが、サプライチェーンを通してのトラッキングに関する。
【0003】
サプライチェーンにおけるコンテナのトラッキングは、多くの理由で重要である。荷送人はステータスを更新したいと考えており、これには通常、バーコードを手動でスキャンする必要がある。一部の製品は腐りやすいので、目的地への進行状況が重要である。出荷中の遅延は、予期しない形でジャストインタイムのロジスティクスシステムに影響を与える可能性がある。通常、出荷プロセス中のステータスはほとんどない。
【0004】
トラッキングは、通常は、例えば、トレーラ、鉄道車両又は輸送コンテナごとに、バルクで行われる。多くの異なるパッケージとパレットが、同じバルクトラッキングとなっている。パッケージやパレットがなくなったり、内容物が乱れたりすることは珍しくない。ロジスティクスシステムでは、改ざん、盗難、その他の損失がいつ発生したかを知ることが重要である。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
一実施形態では、本開示は、ラチェット式クロージャまたは一方向方式で爪に係合する細長い部分を含むスマートジップタイを提供する。ラチェット式クロージャは、ラチェット式クロージャの一意の識別子(「ID」)を電子的に提供する識別回路を含む。通常の操作中、細長い部分は爪に挿入されて、商取引の流れの中で商品を移動するために使用されるコンテナの少なくとも一部と係合する。細長い部分は、ラチェット式クロージャを取り外すために切断されると識別回路を無効にする電気的接続を含む。
【0006】
別の実施形態では、トラッキング対象コンテナの少なくとも一部に取り付けるためのセンサタグが開示されている。センサタグは、ワイヤレストランシーバ、ロジスティクスセンサ、電源、及び切断可能リンクを含む。ワイヤレストランシーバは、センサタグの電子識別子を報告する。電源はセンサタグに電力を供給する。切断可能リンクは、取り外し可能にコンテナに取り付けられる。トラッキング対象コンテナからのセンサタグの取り外しは、ロジスティクスセンサからのデータを使用して判定される。センサタグの取り外しは、センサタグから離れたワイヤレストランシーバによって報告される。
【0007】
一実施形態では、トラッキング対象コンテナの少なくとも一部に取り付けるためのセンサタグが開示されている。センサタグは、ワイヤレストランシーバ、ロジスティクスセンサ、電源、及びクロージャを含む。ワイヤレストランシーバは電子識別子を報告する。電源はセンサタグに電力を供給する。クロージャは取り外し可能にコンテナに取り付けられる。トラッキング対象コンテナからのクロージャの取り外しにより、トラッキング対象コンテナの内容物にアクセスできるようになり、クロージャを再インストールして閉じた状態にすることができなくなる。クロージャが取り外されると、ロジスティクスセンサからのデータを使用して、取り外された状態が判定される。取り外し状態は、センサタグから離れたワイヤレストランシーバによって電子識別子と共に報告される。様々な実施形態において、ワイヤレストランシーバは、Bluetooth(登録商標)ビーコンである。いくつかの実施形態は、電子識別子を提供するためのRFID回路を含む。電源は、コインバッテリまたはワイヤレス受電器とすることができる。クロージャには電気的接続を含めることができる。クロージャは、切断可能リンクを含むことができ、切断されていないときにコンテナを開くことを妨げる。センサタグは、再利用のためにセンサタグを再調整するための交換可能な切断可能リンクを有することができる。
【0008】
本開示の適用可能性のさらなる領域は、以下の詳細な説明から明らかになるであろう。詳細な説明及び特定の実施例は、様々な実施形態を示しているが、例示のみを目的としており、必ずしも開示の範囲を限定することを意図していないことを理解されたい。
【0009】
本開示は、添付の図面に関連して記載されている。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1A】識別システムの実施形態のブロック図を示す。
図1B】識別システムの実施形態のブロック図を示す。
図2A】スマートジップタイの実施形態の物理的なモックアップを示す。
図2B】スマートジップタイの実施形態の物理的なモックアップを示す。
図3】ロジスティクスチェーンの一実施形態のブロック図を示す。
図4A】動作環境の実施形態のブロック図を示す。
図4B】動作環境の実施形態のブロック図を示す。
図5】スマートジップタイを展開するためのプロセスの一実施形態のフローチャートを示す。
図6】使用のためにスマートジップタイを調節するためのプロセスの一実施形態のフローチャートを示す。
【発明を実施するための形態】
【0011】
添付の図面において、同様の構成要素及び/または特徴は同じ参照ラベルを有していてもよい。さらに、同じタイプの様々な構成要素は、参照ラベルの後にダッシュを付け、類似の構成要素を区別する第2のラベルを付けることによって区別することができる。本明細書で第1の参照ラベルのみが使用されている場合、その説明は、第2の参照ラベルに関係なく、同じ第1の参照ラベルを持つ類似の構成要素のいずれにも適用できる。
【0012】
以下に続く説明は、好ましい例示的な実施形態(複数可)のみを提供し、本開示の範囲、適用可能性、または構成を限定することを意図するものではない。むしろ、好ましい例示的な実施形態(複数可)の以下に続く説明は、当業者に、好ましい例示的な実施形態を実施するための有効な説明を提供するであろう。添付の特許請求の範囲に記載されている精神及び範囲から逸脱することなく、要素の機能及び配置に様々な変更を加えることができることが理解される。
【0013】
図1Aを参照すると、ロジスティクスセンサ136を使用してトラッキング対象コンテナ120を監視する識別システム100-1の一実施形態が示されている。トラッキング対象コンテナ120は、それに付けられたセンサタグ148を有する。様々な実施形態におけるセンサタグ148は、ロジスティクスセンサ136を使用して、改ざん、取り外し、位置、温度、湿度、動き、光、音、加速度、及び/または圧力を感知する。各センサタグ148は、表示するかまたは電子的に読み取ることができる一意の識別子を有する。サプライチェーンの商取引の流れの中で生産物流管理を維持するために、センサタグ148がトラッキング対象コンテナ120に関連付けられると、一意の識別子が記録される。ロジスティクスエンジン112は、トラッキング対象コンテナ120及びそれらに関連するセンサタグ136のマニフェストを有する。
【0014】
センサタグ148内のワイヤレスモジュール144は、ワイヤレス受信機148と通信する。ロジスティクスエンジン112は、ネットワーク108を介してワイヤレストランシーバ152と通信する。いくつかの実施形態では、ワイヤレスモジュール144は互いに通信する。これは、様々なトラッキング対象コンテナ120がまだ互いに通信範囲内にあるときを知るために行うことができる。また、これは、ピアツーピア通信を使用してワイヤレストランシーバ152に到達するために行うことができる。示されていないが、サプライチェーン全体の倉庫、目的地、列車、トラック、配達車両などに配置された多くのワイヤレストランシーバ152が存在する。トラッキング対象コンテナ120は、任意の所与の時間に既知の場所を有する異なるワイヤレストランシーバ152を備えたロジスティクスエンジン112によって監視される。
【0015】
本実施形態では、センサタグ148はコンテナからの取り外しを感知する。取り外しの感知は、コンテナから内容物を取り出すときに導体をクリップすること、パッケージを開くことからの光を感知すること、同じコンテナに関連する別のセンサタグ148までの距離を測ること、コンテナが開封されたときの湿度または圧力の変化を感知すること、トラッキング対象コンテナ120の蓋に結合された磁気スイッチを開くことなどによって行うことができる。いくつかの場合には、複数のロジスティクスセンサがあり、それぞれがデータをタグコントローラ140に報告して、他の条件と共により確実に取り外しを判定する。タグコントローラは、取り外されていない状態と取り外された状態の両方を報告する。取り外された状態がロジスティクスエンジン112に通信されると、センサタグ148をパワーダウンするコマンドが送信されて、代わりにセンサタグ148が再利用される場合に次の使用のためにバッテリ124を保つ。
【0016】
取り外しがロジスティクスセンサからのデータを処理するタグコントローラ140により判定されると、センサタグ148は、フィールドのユーザがリセットすることはできない。トラッキング対象コンテナ120及びその内容物と不適切に接することには、様々な悪意のある理由がある。センサタグ148をリセットすることができれば、ロジスティクスエンジン112がサプライチェーンで初めて取り外しが予想される最終配送の前に知らなくても、トラッキング対象コンテナ120を改ざんすることができる可能性がある。
【0017】
次に図1Bを参照すると、識別システム100-2は、一実施形態では、それぞれに取り付けられたスマートジップタイ116を使用して、トラッキング対象コンテナ120を監視する。スマートジップタイ116は、センサタグ148の単なる1つのタイプにすぎない。各スマートジップタイ116は、Bluetooth(登録商標)low energy(「BLE」)モジュール132及び/または他の識別回路(例えば、RFIDチップ、ePaperディスプレイ、電子バーコードなど)に通電するバッテリ124及び/または他の電源(例えば、ワイヤレス電力アンテナ、コンデンサ、太陽電池)を含む。スマートジップタイ116は、センサタグ148の特殊なバージョンであり、BLEモジュール132は、ワイヤレスモジュール144の単なる1つのタイプである。トラッキング対象コンテナ120は、商取引の流れの中で商品を移動するために使用される任意の構造物である(例えば、パレット、コンテナ、トラック積載物、鉄道車両、容器、トート、ボックス、ラック、トレイ、部品など)。
【0018】
BLEモジュールのそれぞれは、スマートジップタイ116に近接していると一意のIDを読み取ることができるBluetooth(登録商標)(「BT」)リーダー104と通信する。BTリーダー104は、倉庫もしくは輸送車両、またはコンテナが商取引の流れの中で通過する他のポイントに取り付けられている、ハンドヘルド、タブレットまたは電話であってもよい。BTリーダー104は、ワイヤレストランシーバ152の一例にすぎない。一実施形態では、BTリーダー104は、いくつかまたはすべてのコンテナと一体化されており、例えば、パレットは、パレット上またはパレットの近くのコンテナの一意のIDを収集するためにBTリーダー104を有することができる。
【0019】
ネットワーク108(例えば、LAN、WAN、インターネット、イントラネット、セルラネットワーク、衛星ネットワークなど)はロジスティクスエンジン112と通信するために使用される。サプライチェーン全体に配置されたすべてのBTリーダー104は、永続的または断続的にネットワーク108と通信している。ロジスティクスエンジン112は、商取引の流れを通じて、トラッキング対象コンテナ120に関連する商品をトラッキングする。多くのBTリーダー104のそれぞれの位置はロジスティクスエンジンに知られており、そのためBLEモジュールビーコン信号が受信されたときにトラッキング対象コンテナ120の位置が識別可能である。各トラッキング対象コンテナは、ユーザ入力による手動または自動のいずれかで、スマートジップタイ116の一意のIDに起因する識別子を有する。ロジスティクスエンジン112は、商品の場所を、商取引の流れに関与する様々な関係者(例えば、荷送人、受取人、運送会社、政府の検査官など)に伝達する。
【0020】
図2A及び図2Bを参照すると、スマートジップタイ200の実施形態の物理的モックアップが示されている。図2Bは、切断可能リンク128に切り込み208があり、細長い部分204内をループで前後に通過する図2Aの実施形態を示す。非導電性フラップ216は、非導電性フラップ216の取り外しまでBLEモジュール132がアクティブでないように、バッテリ124を切断可能リンク128から電気的に分離する。この実施形態は、細長い部分204を通るループを有するが、他の実施形態は、スマートジップタイ100を非アクティブ化するために1本のワイヤしか切断する必要がないように、爪(図示せず)の導体で終端する単一の導体のみを有し得る。センサタグ148の取り外しが感知及び報告され得る限り、導体を有する任意のタイプのループを使用することができる。
【0021】
この実施形態では、細長い部分204はタグ部分212の爪(図示せず)の周りにループしている。細長い部分204は、爪と係合してラチェットを形成する歯を備えた可撓性テープであり、その結果、自由端を引っ張って、トラッキング対象コンテナ120の周りのループを収縮させることができる。細長い部分は、幅が1cm未満であり、任意の長さ、例えば、5cm、10cm、20cm、30cmであり得る。タグ部分は、ラベルがあってもなくてもよいが、BLEモジュール132及びバッテリ124を含む。ラベルは、センサタグ148またはそれに関連するトラッキング対象コンテナ120の一意の識別子または他の情報を有するバーコードを含むことができる。タグ部分は、長方形または円形であり、この実施形態では2、4、または8立方センチメートル未満を占める薄さ(例えば、厚さ2、3、4または5cm)である。この実施形態では、バッテリ124は、ユーザ交換可能ではないが、他の実施形態ではユーザ交換可能あり得る。
【0022】
センサタグ148の取り外しによって、それはもはや再調整すること無しでは使用可能でなくなる。例えば、細長い部分は、切断されていない導電性ループと交換可能であり得る。タグコントローラ140によって記録された取り外された状態は、適切な資格情報及び/またはキーなしではリセットすることができない。不揮発性メモリを使用して、バッテリ124が取り外された、または故障した場合でも、状態を記憶する。
【0023】
次に図3を参照すると、ロジスティクスチェーン300の実施形態のブロック図が示されている。ロジスティクスエンジン112は、ネットワーク108を介して任意の数の動作環境304と通信する。動作環境304は、1つ以上のワイヤレストランシーバ152を含み、鉄道車両、トラクタートレーラー、飛行機、倉庫、パレット、顧客の場所、荷送人の場所、供給基地などであり得る。通常、各動作環境304との通信範囲には多数のセンサタグ148が存在する。ロジスティクスエンジン112は、サプライチェーンに関するインテリジェンスを収集し、トラッキング対象コンテナ120をロジスティックに管理できるように、どの動作環境が正常であり、どの動作環境が正常でないかを知るためのマニフェストを有する。
【0024】
次に図4A及び図4Bを参照すると、動作環境400の実施形態が、スマートジップタイ116によって囲まれたBTリーダー104と共に示されている。いくつかのスマートジップタイ116は、BTリーダー104の通信範囲412内にあるが、他のものはそうではない。BTリーダー104のカバーエリア404では、一意のIDを読み取ることができるが、範囲外のエリア408では、一意のIDを読み取ることができない。例えば、カバーエリア404は、配達ビルの内側にあるかもしれないが、範囲外のエリア408は、ビルの外側にある。多くの配備において、図4Bに示されるように、所与の空間の固有のレイアウトをカバーするために、多くのBTリーダー104が存在する。BTリーダー104は、固定式または移動式であり得る(例えば、トラック、フォークリフト、ドローン、人間、パレット、列車、飛行機、他のコンテナなどに取り付けられている)。
【0025】
図5を参照すると、スマートジップタイ116又はセンサタグ148を配備するためのプロセス500の実施形態のフロー図が示されている。プロセス500の図示された部分は、ブロック504で始まり、そこでは、非導電性パワーフラップ216が取り外されて、スマートジップタイ116の電気的動作をアクティブ化する。ブロック508において、スマートジップタイ116は、トラッキング対象コンテナ120の一部の周りにループしている。一般に、トラッキング対象コンテナ120への設置は、トラッキング対象コンテナ120の内容物にアクセスするために、センサタグ148の取り外しを必要とする。スマートジップタイ116の一意のIDは、ブロック512においてタグ部分212上のバーコードからスキャンされるか、または電子的に読み取られる。他の実施形態は、RFIDタグ、シリアル化されたBLEモジュール132、または登録シーケンスを使用して、スマートジップタイ100の一意のIDを登録することができる。トラッキング対象コンテナ120はまた、ブロック516においてバーコード、シリアル番号入力、ワイヤレス読み取り、またはRFIDタグからスキャンされる識別子を有する。
【0026】
ブロック520において、トラッキング対象コンテナ120の識別子は、ロジスティクスエンジン112によってスマートジップタイ116の一意のIDに登録される。そこから、トラッキング対象コンテナ120は、様々な動作環境304の動きを記録し得る場所に戦略的に配置された様々なBTリーダー104に遭遇するにつれて、スマートジップタイ116でトラッキングされている商取引の流れを通って移動する。
【0027】
トラッキング対象コンテナ120がその内容物を取り除かれると、切断可能リンク128がブロック528で開かれる。いくつかの実施形態では、コンテナを開くと、切断可能リンク128の切断208が強制的に行われる。他の実施形態では、センサタグ148は、別の出荷で使用するためにリセットすることができる。出荷プロセスの終了は、スマートジップタイ116の消失によってブロック532において記録される。いくつかの実施形態は、例えばバッテリがなくなった後など、コンデンサに少量の電力を確保することによって切断可能リンク128がアクティブ化されると、BLEモジュール132に特別なビーコンまたはメッセージを送信させることができる。他の実施形態は、ロジスティクスエンジン112が取り外し状態を認識するまで電力を供給されたままである。いったん認識されると、センサタグ148は遮断されて、次の出荷の前に、あり得る再利用のためにバッテリを保つ。
【0028】
図6を参照すると、スマートジップタイ116または他のセンサタグ148を別のトラッキング対象コンテナ120と共に再び使用するために調整するための、再利用プロセス600の実施形態のフローチャートである。再利用プロセス600の描写された部分は、ブロック604で始まり、そこでは、あらゆる物理的リンクが、それを使用するセンサタグ148についてテストされる。リンクが切断されているか損傷している場合は、ブロック608において交換される。識別子は、ブロック612において光学的またはワイヤレスにスキャンされる。センサタグ148のいくつかの実施形態は、再調整が必要であることを反映するための電子状態を有する。その状態は、ブロック616において確実にリセットされる。適切なキーと資格情報を備えたワイヤレストランシーバ152を使用して、状態リセットを実行する。リセット状態は、ロジスティクスエンジン112によって記録される。
【0029】
センサタグ148は、ブロック620において適切な動作についてテストされる。バッテリ124または電源は、ブロック624においてテストされ、必要に応じて修理または交換される。物理的に修理され、電子的にリセットされ、完全にテストされると、センサタグ148は、ブロック628内の別のトラッキング対象コンテナで使用するために在庫品に戻される。
【0030】
開示された実施形態の多くの変形及び修正を使用することもできる。例えば、クロージャを損傷せずに開くことができず、損傷した部分に切断可能リンクが含まれている場合は、任意のタイプのクロージャを使用できる。例えば、ラチェット式クロージャを使用しないが、コンテナの少なくとも一部の周りのループを損傷せずに開くことはできないケーブルタイ(例えば、ワイヤータイ、ステッゲルタイ、ザップストラップなど)に統合されたBLEビーコンである。
【0031】
具体的な詳細は、実施形態の完全な理解を提供するために、上記の説明に記載されている。しかしながら、実施形態がこれらの具体的な詳細無しで実施できることが理解されよう。例えば、回路は、実施形態を不必要に詳細において曖昧にしないために、ブロック図で示され得る。他の例では、実施形態を曖昧にすることを回避するために、周知の回路、プロセス、アルゴリズム、構造、及び技術を不必要な詳細なしに示すことができる。
【0032】
上述した技術、ブロック、ステップ及び手段の実装は、様々な方法で行うことができる。例えば、これらの技術、ブロック、ステップ、及び手段は、ハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの組み合わせで実装され得る。ハードウェア実装の場合、処理ユニットは、1つ以上の特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、上記の機能を実行するように設計されたその他の電子ユニット、及び/またはそれらの組み合わせの中に実装することができる。
【0033】
また、実施形態を、フローチャート、フロー図、スイムレーン図、データフロー図、構造図、またはブロック図として示したプロセスとして説明してもよいことに留意されたい。描写では動作を逐次プロセスとして説明する場合があるが、動作の多くは並列または同時に行うことができる。加えて、動作の順序は、再編成することができる。プロセスが終了するのは、その動作が完了したときであるが、図に含まれていない追加のステップを有することができる。プロセスは、方法、関数、手順、サブルーチン、サブプログラムなどに対応し得る。プロセスが関数に対応するとき、その終了は、呼び出し関数またはメイン関数への関数の戻りに対応する。
【0034】
さらに、実施形態を、ハードウェア、ソフトウェア、スクリプト言語、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、及び/またはそれらの任意の組み合わせによって実装してもよい。ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、スクリプト言語、及び/またはマイクロコードで実装するとき、必要なタスクを行うプログラムコードまたはコードセグメントを、記憶媒体などの機械可読媒体に記憶してもよい。コードセグメントまたは機械実行可能命令は、手順、関数、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェアパッケージ、スクリプト、クラス、または命令、データ構造、及び/もしくはプログラム文の任意の組み合わせを表し得る。コードセグメントは、情報、データ、引数、パラメータ、及び/またはメモリ内容を渡し、及び/または受け取ることによって、別のコードセグメントまたはハードウェア回路に結合してもよい。情報、引数、パラメータ、データなどを、メモリ共有、メッセージパッシング、トークンパッシング、ネットワーク伝送などの任意の好適な手段を介して、渡し、転送し、または伝送してもよい。
【0035】
ファームウェア及び/またはソフトウェア実装の場合、方法論は、本明細書に記載の機能を実行するモジュール(例えば、手順、関数など)によって実装されてもよい。本明細書に記載の方法論を実装する際に、命令を具体的に実施する任意の機械可読媒体を使用することができる。例えば、ソフトウェアコードはメモリに記憶され得る。メモリは、プロセッサ内またはプロセッサ外部に実装できる。本明細書で使用される場合、「メモリ」という用語は、任意のタイプの長期、短期、揮発性、不揮発性、または他の記憶媒体を指し、特定のタイプのメモリまたはメモリの数、またはメモリがその上に保存されるメディアのタイプに限定されない。
【0036】
また、本明細書に開示されるように、用語「記憶媒体」は、読み取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、磁気RAM、コアメモリ、磁気ディスク記憶媒体、光記憶媒体、フラッシュメモリデバイス、及び/または情報を記憶するための他の機械可読媒体を含む、データを記憶するための1つの以上のメモリを表すことができる。用語「機械可読媒体」には、携帯型または固定の記憶デバイス、光学記憶デバイス、及び/または、命令(複数可)及び/またはデータを含むか、または保持する、記憶可能な種々の他の媒体が含まれるが、これらに限定されない。
【0037】
添付の図面において、同様の構成要素及び/または特徴は同じ参照ラベルを有することができる。さらに、同じタイプの様々な構成要素は、参照ラベルの後にダッシュを付け、類似の構成要素を区別する第2のラベルを付けることによって区別することができる。本明細書で第1の参照ラベルのみが使用されている場合、その説明は、第2の参照ラベルに関係なく、同じ第1の参照ラベルを持つ類似の構成要素のいずれにも適用できる。
【0038】
本開示の原理は、特定の装置及び方法に関連して上で説明されてきたが、この説明は、例としてのみ行われ、本開示の範囲を限定するものではないことを明確に理解されたい。
図1A
図1B
図2A
図2B
図3
図4A
図4B
図5
図6
【手続補正書】
【提出日】2020-08-28
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
トラッキング対象コンテナの少なくとも一部に取り付けるためのセンサタグであって、前記センサタグは、
電子識別子を報告するワイヤレストランシーバと、
ロジスティクスセンサと、
前記センサタグに電力を供給する電源と、
取り外し可能に前記コンテナに取り付けられるクロージャと、を含み、
前記トラッキング対象コンテナからの前記クロージャの取り外しにより、前記トラッキング対象コンテナの内容物にアクセス可能とし、
前記クロージャの取り外しにより、前記クロージャを再インストールして閉じた状態にすることを妨げ、
前記クロージャが取り外されると、前記ロジスティクスセンサからのデータを使用して、取り外された状態が判定され、
前記取り外し状態は、前記センサタグから離れた前記ワイヤレストランシーバによって前記電子識別子と共に報告され、
前記取り外し状態を報告することに応答して、リモートコマンドが前記ワイヤレストランシーバによって受信され、前記センサタグから前記電源を取り外して前記センサタグが再利用されるまで電力を保つ、
前記コンテナの少なくとも一部に取り付けるためのセンサタグ。
【請求項2】
切断可能ループが、可撓性テープセクションをラチェット爪に挿入すると、一方向方式で前記ラチェット爪と係合する歯を含む前記可撓性テープセクションを含む、請求項1に記載の、コンテナの少なくとも一部に取り付けるためのセンサタグ。
【請求項3】
前記電子識別回路がBluetoothビーコンである、請求項1に記載の、コンテナの少なくとも一部に取り付けるためのセンサタグ。
【請求項4】
切断可能リンクをさらに含み、前記切断可能リンクは電気接続を含む、請求項1に記載の、コンテナの少なくとも一部に取り付けるためのセンサタグ。
【請求項5】
切断可能リンクをさらに含み、前記切断可能リンクは交換可能である、請求項1に記載の、コンテナの少なくとも一部に取り付けるためのセンサタグ。
【請求項6】
トラッキング対象コンテナの少なくとも一部に取り付けるためのセンサタグであって、前記センサタグは、
電子識別子を報告するワイヤレストランシーバと、
ロジスティクスセンサと、
前記センサタグに電力を供給する電源であって、非導電性フラップの取り外しまでアクティブでない前記電源と、
取り外し可能に前記コンテナに取り付けられる切断可能リンクと、を含み、
前記トラッキング対象コンテナからの前記センサタグの取り外しは、前記ロジスティクスセンサからのデータを使用して判定され、
前記取り外しは、前記センサタグから離れた前記ワイヤレストランシーバによって報告される、
前記コンテナの少なくとも一部に取り付けるためのセンサタグ。
【請求項7】
切断可能ループが、可撓性テープセクションをラチェット爪に挿入すると、一方向方式で前記ラチェット爪と係合する歯を含む前記可撓性テープセクションを含む、請求項6に記載の、コンテナの少なくとも一部に取り付けるためのセンサタグ。
【請求項8】
前記電子識別回路がBluetoothビーコンである、請求項6に記載の、コンテナの少なくとも一部に取り付けるためのセンサタグ。
【請求項9】
前記電子識別回路がRFID回路である、請求項6に記載の、コンテナの少なくとも一部に取り付けるためのセンサタグ。
【請求項10】
前記電源がコインバッテリである、請求項6に記載の、コンテナの少なくとも一部に取り付けるためのセンサタグ。
【請求項11】
前記電源がワイヤレス受電器である、請求項6に記載の、コンテナの少なくとも一部に取り付けるためのセンサタグ。
【請求項12】
前記切断可能リンクが電気的接続を含む、請求項6に記載の、コンテナの少なくとも一部に取り付けるためのセンサタグ。
【請求項13】
前記切断可能リンクは、切断されていないときに前記コンテナを開くことを妨げる、請求項6に記載の、コンテナの少なくとも一部に取り付けるためのセンサタグ。
【請求項14】
前記切断可能リンクは交換可能である、請求項6に記載の、コンテナの少なくとも一部に取り付けるためのセンサタグ。
【請求項15】
トラッキング対象コンテナの少なくとも一部に取り付けるためのセンサタグであって、前記センサタグは、
電子識別子を報告するワイヤレストランシーバと、
ロジスティクスセンサと、
前記センサタグに電力を供給する電源と、
取り外し可能に前記コンテナに取り付けられるクロージャと
を含み、
前記トラッキング対象コンテナからの前記クロージャの取り外しにより、前記トラッキング対象コンテナの内容物にアクセス可能とし、
前記ロジスティクスセンサからのデータを使用して、取り外された状態が判定され、
再調整が必要であることを示している前記ロジスティクスセンサに前記取り外された状態を記録し、
前記取り外し状態は、前記センサタグから離れた前記ワイヤレストランシーバによって前記電子識別子と共に報告され、
前記再調整の一部として前記クロージャを交換し、
前記ロジスティクスセンサに記憶されている前記取り外された状態をリセットする、
前記コンテナの少なくとも一部に取り付けるためのセンサタグ。
【請求項16】
切断可能ループは、可撓性テープセクションをラチェット爪に挿入すると一方向方式で前記ラチェット爪と係合する歯を含む前記可撓性テープセクションを含む、請求項15に記載の、コンテナの少なくとも一部に取り付けるためのセンサタグ。
【請求項17】
前記電子識別回路がBluetoothビーコンである、請求項15に記載の、コンテナの少なくとも一部に取り付けるためのセンサタグ。
【請求項18】
切断可能リンクをさらに含み、前記切断可能リンクは、電気的接続を含む、請求項15に記載の、コンテナの少なくとも一部に取り付けるためのセンサタグ。
【請求項19】
切断可能リンクをさらに含み、前記切断可能リンクは、切断されていないときに前記コンテナを開くことを妨げる、請求項15に記載の、コンテナの少なくとも一部に取り付けるためのセンサタグ。
【請求項20】
切断可能リンクをさらに含み、前記切断可能リンクは交換可能である、請求項15に記載の、コンテナの少なくとも一部に取り付けるためのセンサタグ。
【国際調査報告】