特表 2022-518425 構造的にニードルパンチされたカーペット表面を有する自動車の床カバー、トランクカバー、又は荷物室カバー

(19)【発行国】日本国特許庁(JP)

(12)【公報種別】公表特許公報(A)

(11)【公表番号】

(43)【公表日】2022-03-15

(54)【発明の名称】構造的にニードルパンチされたカーペット表面を有する自動車の床カバー、トランクカバー、又は荷物室カバー

(51)【国際特許分類】

   A47G 27/02 20060101AFI20220308BHJP

   B60R 13/02 20060101ALI20220308BHJP

   D04H 11/08 20060101ALI20220308BHJP

【ＦＩ】

A47G27/02 101C

B60R13/02 Z

D04H11/08

【審査請求】未請求

【予備審査請求】未請求

(21)【出願番号】P 2021540868

(86)(22)【出願日】2020-01-09

(85)【翻訳文提出日】2021-09-10

(86)【国際出願番号】 EP2020050386

(87)【国際公開番号】W WO2020148150

(87)【国際公開日】2020-07-23

(31)【優先権主張番号】102019100922.7

(32)【優先日】2019-01-15

(33)【優先権主張国・地域又は機関】DE

(81)【指定国・地域】

(71)【出願人】

【識別番号】513044337

【氏名又は名称】アドラー ペルツァー ホルディング ゲーエムベーハー

【氏名又は名称原語表記】Ａｄｌｅｒ Ｐｅｌｚｅｒ Ｈｏｌｄｉｎｇ ＧｍｂＨ

(74)【代理人】

【識別番号】110000729

【氏名又は名称】特許業務法人 ユニアス国際特許事務所

(72)【発明者】

【氏名】ファルク、フランク

(72)【発明者】

【氏名】シュルツェ、フォルクマー

(72)【発明者】

【氏名】ディッカート、マティアス

(72)【発明者】

【氏名】シン、レイ

【テーマコード（参考）】

3B120

3D023

4L047

【Ｆターム（参考）】

3B120CA12

3B120EA10

3D023BA01

3D023BA07

3D023BB12

3D023BB22

3D023BD04

3D023BD18

3D023BE03

3D023BE31

4L047BA03

4L047CA08

4L047CA19

4L047CC09

(57)【要約】

本発明は、自動車の床カバー、トランクカバー、又は荷物室カバーのための三次元変形可能なベロアカーペットであって、その表面が、可視面上に、ブラシベルト内の構造化されたブラシによって製造されたニードルパンチされた構造を有しているベロアカーペットに関する。
【選択図】なし

【特許請求の範囲】

【請求項1】

１８０ｇ／ｍ^２～７００ｇ／ｍ^２の範囲内のカーペット坪量を有している構造的にニードル加工された変形に耐える表面を備えている自動車の床パネル、手荷物室パネル、又は荷物床パネル用の三次元変形可能なベロアカーペットの製造のための方法であって、
進入深さの所定の設定にて、構造化されたベロアカーペットが初期不織布から製造され、ブラシ及び／又はブラシ配置が異なるセグメント部分又は部分区画を有し、前記ベロアカーペットに１つ以上のサブ層を設けて変形させるブラシベルトが使用される、ことを特徴とする方法。

【請求項2】

ブリストルの構造化が、ブラシセグメントの配置、異なるブラシ高さ、並びに／あるいはベルト及び／又は分割ウェブにおけるブリストルの所定の配置及び／又は除去によって実行される、ことを特徴とする請求項１に記載の方法。

【請求項3】

１８０ｇ／ｍ^２～７００ｇ／ｍ^２の範囲内のカーペット坪量を有している構造的にニードル加工された変形に耐える表面を備えている自動車の床パネル、手荷物室パネル、又は荷物床パネル用の三次元に成形されたベロアカーペットであって、
１つ以上のサブ層をさらに備えており、前記カーペットの可視側が、随意により三次元構造的にニードル加工された摩耗に強い表面を有する、ベロアカーペット。

【発明の詳細な説明】

【技術分野】

【0001】

本発明の主題は、自動車用の三次元形状の床パネル、手荷物室パネル、又は荷物床パネルであって、そのカーペット表面が可視側にニードル加工された構造を有しているパネルを製造する方法、並びにパネル自体である。

【背景技術】

【0002】

自動車用の表面材料そのものは、いくつかのサブ層、並びに車体側の発泡体又は繊維／不織絶縁体を有することができるベロアカーペットである。

【0003】

とりわけ電気車両（ｅ－ｖｅｈｉｃｌｅ）の発展により、デザイン／スタイリングは、平凡な滑らかで平坦なニードルパンチ不織、ベロア、及びタフテッドカーペットと比較して、変形可能なカーペット表面の代替ソリューションを探している。

【0004】

後部ドア（ステーションワゴン）と、折り畳み式の後部座席の背もたれとを有する自動車の場合、このスタイリングは、とくには手荷物室及び荷物床にも当てはまり、なぜならば、後部ドアが開かれ、後部座席の背もたれが折り畳まれたときに、このように解放された自動車の内部が後方から見えるからである。したがって、手荷物室及び客室の両方が、均一で一貫したスタイリングを具現化しなければならない。

【0005】

技術水準において、自動車の床パネル、手荷物室パネル、及び荷物床パネル用のカーペットの上面について、さまざまな設計が知られており、すなわち、とくにはタフテッドカーペット、ベロアカーペット、及び平坦なニードルパンチ不織カーペットが知られている。

【0006】

タフテッドカーペットには、ＰＡ６．６、ＰＡ６、ＰＰ、ｒＰＡ、及びＰＥＴ、ｒＰＥＴ、並びに対応するバイオ系ポリアミド（ＰＡ５．１０；ＰＡ６．１０）がとくに使用され、ベロア及び平坦なニードルパンチ不織カーペットには、ＰＥＴ、ＰＥＴ／ＰＰ、ＰＰ、ＰＡ／ＰＥＴ、及びｒＰＥＴが糸／繊維材料として主に使用される。

【0007】

先行技術において、ベロアカーペットの製造のための方法が知られており、とりわけ独国特許出願公開第４４ ０９ ７７１号明細書（特許文献１）、独国特許第２９ ００ ９３５号明細書（特許文献２）、及び独国特許出願公開第１０ ２００８ ０２６ ９６８号明細書（特許文献３）が参照される。

【0008】

不織ベロアは、予め製造された不織材料に走行する均一なブラシベルトにおけるニードル加工によって繊維パイルが作られている洗練されたニードルパンチ不織布である。これが、後にさらなる処理工程において規定のパイル高さまで剪毛される場合、剪毛ベロアと呼ばれる。

【0009】

ベロアカーペットは、より高品質の外観及び感触、並びに改善された摩耗挙動を有する点で、ニードルパンチ不織カーペットと異なる。

【0010】

ニードルパンチされた不織布におけるステッチパターンの均一化のために、特別なプロセスが、米国特許第９ ５６７ ６９８号明細書（特許文献４）、米国特許出願公開第２０１６／００６９００６号明細書（特許文献５）、米国特許第９ ２６０ ８０６号明細書（特許文献６）、米国特許出願公開第２０１５／０２５９８３６号明細書（特許文献７）、及び欧州特許出願公開第２ ９１８ ７１９号明細書（特許文献８）に記載されている。平坦なニードルパンチされた不織布の製造において、ステープル繊維が、不織布の形成後に、カーディング及び２つの金属プレート間の複数のニードル加工によるクロスラッピングによって固められる。さらなる作業工程において、ブラシベルトにおける繰り返しのニードル加工によって、この平坦なニードルパンチ不織布からベロアニードルパンチ不織布を製造することができる。両方の変種において、良好な最終強度を達成するために、ニードル加工後にステープル繊維を熱的又は化学的に結合させることが必要である。

【0011】

繊維は、大部分が発泡ラテックス又はアクリレートによって取り込まれる。ラテックス又はアクリレートとＢｉＣｏ繊維（ｃｏＰＥＴ／ＰＥＴ二成分繊維）との組合せの使用も、一般的に行われている。さらに、統合ももっぱらＢｉＣｏ繊維によって実現されている。

【0012】

国際公開第２０１７／０６１９７０号パンフレット（特許文献９）が、二成分（ＢｉＣｏ）繊維を使用したカーペットの結合をとくに扱っている。ここで、乾燥オーブン内の特別なスロットノズルの使用による（ＢｉＣｏ）繊維の固定の最適化が説明されている。さらに、以下が知られている：展延ＰＥ、ＥＶＡ／ＰＥ混合物、押出ＰＥ、フィルム、熱接着剤、熱可塑性分散物、及び熱接合（欧州特許第１ ５９８ ４７６号明細書（特許文献１０））。

【0013】

独国特許第２ ００８ ４３９号明細書（特許文献１１）［米国特許第３ ７５５ ０５５号明細書（特許文献１２）］が、単色又は混合された不織ウェブと、１つ以上の色の装飾パターンが着色染料によって片面に印刷された不織ウェブとが互いに重ねられ、一方の不織ウェブの印刷面が、印刷されていない不織ウェブから遠ざかる方を向き、次いで、両方の不織ウェブが、印刷されていない不織ウェブの繊維が印刷された不織ウェブの繊維と混ざり合って、印刷された表面にパイルを形成し、印刷された装飾パターンが柔らかい三次元パターンに変化する程度まで、印刷されていない表面からニードル加工される方法を記載している。

【0014】

独国特許出願公開第３９ ０４ ５２６号明細書（特許文献１３）が、床カバー及びその製造方法を開示している。ニードルパンチされた不織布の２つの層で構成される床カバーを製造するために、２つの層のうちの上部層が、上面において構造化され、下部層が、構造化された上部層へと下面からニードル加工される。ニードル加工の深さは、上部層の厚さよりもはるかに小さい。上部層の背面から２つの層を一緒にニードル加工することによって、この上部層の構造は破壊されない。ニードル加工後に、２つの層は、上部層を通って結合剤を含浸させることによってさらに接合される。

【0015】

欧州特許出願公開第０ ８８８ ７４３号明細書（特許文献１４）［米国特許出願公開第２００２／００２９４４５号明細書（特許文献１５）、米国特許第６ ２８７ ４０７号明細書（特許文献１６）、米国特許第６ ３９８ ８９５号明細書（特許文献１７）］に、清掃用テキスタイルの分野に関して、少なくとも２つの異なるベース不織布で作られた構造化テキスタイル材料が記載されている。技術的教示は、少なくとも２つの異なるニードルパンチされたベース不織布で製作された構造化テキスタイル材料に関し、ベース不織布は、少なくとも片側からのニードル加工によって得られた構造を有し、構造のニードル加工に使用されるニードルは、フォーク又はクラウンニードルであり、フォーク又は鉤の深さは、ニードルが穿刺されたときにニードルに面するベース不織布の繊維で完全に満たされるように選択され、テキスタイル材料は、混合されていない純粋な繊維をベース及び裏面にパターンにて有する。構造化テキスタイル材料を製造するための方法において、一方では、溶融繊維を有する２つのニードルパンチされたベース不織布の積層が、溶融繊維を活性化することなく行われ、次いで片面又は両面の構造ニードル加工が行われ、構造ニードル加工後にベース不織布の溶融繊維が活性化され、他方では、構造ニードル加工装置への進入の前に、２つのベース不織布を結合させることができる材料、とくには接着不織布の中間層が、溶融繊維を有する２つのニードル加工されたベース不織布の間に導入され、２つのベース不織布及び中間層に、片面又は両面の構造ニードル加工が施され、次いで、２つのベース不織布と中間層との間の結合が、溶融繊維及び中間層の活性化によって生みだされると述べられている。

【0016】

国際公開第２０１１／０４５６９１号パンフレット（特許文献１８）が、グラフィックベロアカーペット及びその製造を記載している。２つのニードルボードをそれぞれが備えている２つの構造化装置、並びにベース及び上部不織布が使用される。ベース不織布は、２つの構造化装置の間の上部不織布上に供給され、第２の構造化装置において不織布へとニードル加工される。ニードルボード内のニードルは、所定のパターンに従って配置されている。接着剤がベース不織布に塗布され、次いで、不織布層の繊維を固定／接着する。

【0017】

さらに、いくつかの構成要素、繊維層、及びいくつかのニードル加工プロセスによってニードルフェルトウェブにパターンを生成することが知られており、とりわけ独国特許出願公開第１０３ ４６ ４７３号明細書（特許文献１９）及び国際公開第２０１１／０６５８５１号パンフレット（特許文献２０）が参照される。

【0018】

独国実用新案第２０ ２００９ ０００ ７７５号明細書（特許文献２１）が、可視側のニードルパンチされた不織布又は繊維パイル（表面層）と、繊維パイル又は繊維不織布（パターン層）とを、さまざまなニードルタイプ、及び／又はニードル配置、及び／又はステッチ方向、及び／又はステッチ深さによるニードル加工によって、互いに接合して構成された繊維表面構造を記載している。

【0019】

サンプル層は前処理され、サンプル層は繊維そのもの及び繊維の着色において表面層とは異なり、さらに、サンプル層は、表面層とのニードル加工に先立って打ち抜かれ、さらには／あるいは切り抜かれており、染色及び／又は印刷されている。さらに、いくつかの異なるサンプルパイル又はサンプル不織布が、サンプル層として使用される。表面層は、裏面がニードル加工され、表面が処理されている。

【0020】

先行技術に記載されているすべての「構造ニードル加工」の用途、方法、及び装置、並びに材料構造は、自動車に使用するための非（単層）平坦なニードルパンチされた不織カーペット、それらの自動車の床パネル、手荷物室パネル、又は荷物床パネルへの三次元成形に関する。さらに、ブラシの形状及び／又はブラシの構造によるベロア表面の構造化についての説明は存在しない。接触加熱場（積層プレス）、放射加熱場、及び変形ツール自体における三次元変形の最中に表面構造を耐久性のあるやり方で保持する非破壊構造の報告は存在しない。

【先行技術文献】

【特許文献】

【0021】

【特許文献1】独国特許出願公開第４４ ０９ ７７１号明細書

【特許文献2】独国特許第２９ ００ ９３５号明細書

【特許文献3】独国特許出願公開第１０ ２００８ ０２６ ９６８号明細書

【特許文献4】米国特許第９ ５６７ ６９８号明細書

【特許文献5】米国特許出願公開第２０１６／００６９００６号明細書

【特許文献6】米国特許第９ ２６０ ８０６号明細書

【特許文献7】米国特許出願公開第２０１５／０２５９８３６号明細書

【特許文献8】欧州特許出願公開第２ ９１８ ７１９号明細書

【特許文献9】国際公開第２０１７／０６１９７０号パンフレット

【特許文献10】欧州特許第１ ５９８ ４７６号明細書

【特許文献11】独国特許第２ ００８ ４３９号明細書

【特許文献12】米国特許第３ ７５５ ０５５号明細書

【特許文献13】独国特許出願公開第３９ ０４ ５２６号明細書

【特許文献14】欧州特許出願公開第０ ８８８ ７４３号明細書

【特許文献15】米国特許出願公開第２００２／００２９４４５号明細書

【特許文献16】米国特許第６ ２８７ ４０７号明細書

【特許文献17】米国特許第６ ３９８ ８９５号明細書

【特許文献18】国際公開第２０１１／０４５６９１号パンフレット

【特許文献19】独国特許出願公開第１０３ ４６ ４７３号明細書

【特許文献20】国際公開第２０１１／０６５８５１号パンフレット

【特許文献21】独国実用新案第２０ ２００９ ０００ ７７５号明細書

【発明の概要】

【発明が解決しようとする課題】

【0022】

したがって、上述の先行技術と比べた本発明の目的は、変形に適しており、自動車の客室及び／又は手荷物室及び／又は荷物室を「リビングルーム／安寧の雰囲気」を持たせるという趣旨でアップグレードする構造的にニードル加工されたカーペットを提供することである。とくには、本発明の目的は、ベロアカーペットの製造及び／又はニードルパンチ不織カーペットのベロア化の際に、カーペット表面の幅及び長さを横切って異なって構造化され、自動車の床又は手荷物室のパネルを形成するための三次元変形に耐え、おそらくは三次元構造を有する永続的で摩耗しにくい表面パターンを導入することである。

【課題を解決するための手段】

【0023】

第１の実施形態において、本発明の主題は、１８０ｇ／ｍ^２～７００ｇ／ｍ^２の範囲内のカーペット坪量を有している構造的にニードル加工された変形に耐える表面を備えている自動車の床パネル、手荷物室パネル、又は荷物床パネル用の三次元変形可能なベロアカーペットの製造のための方法であって、進入深さの所定の設定にて、構造化されたベロアカーペットが初期不織布から製造され、ブラシ及び／又はブラシ配置が異なるセグメント部分又は部分区画を有し、このベロアカーペットに１つ以上のサブ層を設けて変形させるブラシベルトが使用される、ことを特徴とする方法である。

【0024】

したがって、本発明の核心は、自動車の床パネル、手荷物室パネル、又は荷物床パネルの製造のための従来からの標準的なプロセスで製造されるベロアカーペットに、構造的にニードル加工された変形に耐える可視表面を、単に自動車の床パネル、手荷物室パネル、又は荷物床パネルをニードル加工及び／又はベロア化するときの異なるブラシ／ブラシ繊維高さ及びブラシ／ブラシ繊維構造を有するブラシベルトのブラシの配置によって提供することである。

【0025】

ブラシベルトは、所定のブラシ／ブラシ繊維高さ及び／又はブラシ／ブラシ繊維構造、並びにニードルのタイプ及び／又は形状を、幅及び長さにわたって備えることで、ベロア表面の所定の構造を生成する。

【0026】

本発明の利点は、標準的なベロアカーペットの製造と比較して、製造における追加の作業工程を必要とせずに、自動車の床及び手荷物室パネル、又は荷物床パネルを製造するための変形に耐える／安定な構造的にニードル加工されたベロアカーペットを提供することである。

【0027】

本発明の方法は、追加の不織層、ニードル加工ステージ、ニードル加工装置、又はニードルボードを必要とせずに、「標準的」な装置において、単にブラシ／ブラシ繊維の高さ及びブラシ／ブラシ繊維の構造、幅及び長さにわたるブラシベルトアセンブリ、並びにニードル形状／ニードルタイプによって実施することができる。

【0028】

本発明のさらなる実施形態は、１８０ｇ／ｍ^２～７００ｇ／ｍ^２の範囲内のカーペット坪量を有している構造的にニードル加工された変形に耐える表面を備えている自動車の床パネル、手荷物室パネル、又は荷物床パネル用の三次元に成形されたベロアカーペットからなり、１つ以上のサブ層をさらに備えており、カーペットの可視側が、随意により三次元構造的にニードル加工された摩耗に強い表面を有する。

【0029】

実現は、好ましくは、一方では単層で、他方では２層のベロアカーペットで行われるべきである。２層の設計の場合、異なる構造を有する追加の色効果をニードル加工で導入することができる。

【実施例】

【0030】

変形に耐える／安定な構造ニードル加工された床パネルの製造のために、市販の１３ｄｔｅｘの繊維（繊維長６０ｍｍ）（ＰＥＴ繊維）８０％及び市販の６．７ｄｔｅｘの繊維（繊維長６４ｍｍ）（ＰＥＴ繊維）２０％からなる繊維混合物で作られたプレ不織布を、初期不織布として使用した。坪量は４８０ｇ／ｍ^２であった。

【0031】

ニードルボードに、以下のとおりのＧｒｏｚ－Ｂｅｃｋｅｒｔ製のフォークニードルを装備した：
スループット方向に
１．ボードフォークニードル １５ｘ１７ｘ３２ｘ４０ｘ６３，５ Ｖ Ｇ ９０７７
２．ボードフォークニードル １５ｘ１７ｘ３２ｘ４０ｘ６３，５ Ｄ Ｇ ９０７７ ＤＵＲ

【0032】

図１に示されるベロアカーペットの場合、進入深さは６ｍｍであり、ステッチ密度は５５０ステッチ／ｃｍ^２であった。

【0033】

ブラシベルトのブラシは、４．５ｍｍの幅及び２ｍｍの深さを有し、移動方向に対して横方向の高さが短くなっていた。
表面の構造を明瞭に見て取ることができる。

【0034】

図２が、部分的に構造ニードル加工されたダイヤモンド表面を有するベロアカーペットの一部分であり、ここで、進入深さは４ｍｍであり、ステッチ密度は５５０ステッチ／ｃｍ^２であった。

【図1】

【図2】

【国際調査報告】