(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-03-15
(54)【発明の名称】異形たばこ粒子及びその製造方法、たばこ製品及びその製造方法
(51)【国際特許分類】
A24B 15/14 20060101AFI20220308BHJP
【FI】
A24B15/14
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2021541635
(86)(22)【出願日】2019-02-20
(85)【翻訳文提出日】2021-07-19
(86)【国際出願番号】 CN2019075540
(87)【国際公開番号】W WO2020168476
(87)【国際公開日】2020-08-27
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】507308153
【氏名又は名称】チャイナ タバコ フーナン インダストリアル カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110000291
【氏名又は名称】特許業務法人コスモス国際特許商標事務所
(72)【発明者】
【氏名】金 勇
(72)【発明者】
【氏名】陳 潜
(72)【発明者】
【氏名】李 克
(72)【発明者】
【氏名】喩 賽波
(72)【発明者】
【氏名】范 紅梅
(72)【発明者】
【氏名】譚 海風
(72)【発明者】
【氏名】王 詩太
(72)【発明者】
【氏名】譚 超
(72)【発明者】
【氏名】劉 ▲チー▼
【テーマコード(参考)】
4B043
【Fターム(参考)】
4B043BB05
4B043BB10
4B043BB16
4B043BB25
4B043BC03
4B043BC24
4B043BC26
4B043BC31
4B043BC32
(57)【要約】
異形たばこ粒子であって、たばこ粒子本体とたばこ粒子本体の表面に付着されるコーティング層を含み、コーティング層内に接着剤が含まれ、異形たばこ粒子の表面に若干の凹溝及び/又は隆起があり、及び/又は、異形たばこ粒子内に貫通孔がある。異形たばこ粒子の表面凹溝は、たばこ粒子間が接着して硬化成形した後の煙チャネルとして使用されることができ、全粒子たばこ製品の内部の通気性を大幅に増加し、たばこ棒の喫煙抵抗を低減し、可燃性を向上させるとともに、たばこ原料の使用量を減らす。なお、該異形たばこ粒子の製造方法をさらに開示し、該異形たばこ粒子のたばこ製品及びその製造方法を含む。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
異形たばこ粒子であって、たばこ粒子本体とたばこ粒子本体の表面に付着されるコーティング層を含み、前記コーティング層内に接着剤が含まれ、前記異形たばこ粒子の表面に若干の凹溝及び/又は隆起があり、及び/又は、前記異形たばこ粒子内に貫通孔がある、ことを特徴とする異形たばこ粒子。
【請求項2】
前記凹溝の幅が40-120μmであり、前記隆起の幅が50-150μmである、ことを特徴とする請求項1に記載の異形たばこ粒子。
【請求項3】
前記たばこ粒子本体は柱状、シート状、球状のうちの少なくとも1種である、ことを特徴とする請求項1に記載の異形たばこ粒子。
【請求項4】
重量部で、前記たばこ粒子本体は、たばこ原料100部、たばこ抽出物1-15部、アトマイザー5-30部及び第1の補助材料0-100部を含み、前記第1の補助材料は、微結晶性セルロース、変性澱粉、デキストリン、セルロース、粉糖、炭酸カルシウム、炭素粉末のうちの少なくとも1種を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の異形たばこ粒子。
【請求項5】
重量部で、前記たばこ粒子本体は、たばこ原料90-99部、香料0.01-1部、保湿剤0.1-5部及び第2の補助材料0-5部を含み、前記第2の補助材料は、ビャクダンン、沈香、茶のうちの少なくとも1種を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の異形たばこ粒子。
【請求項6】
前記コーティング層は、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ポビドン、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、澱粉、デキストリンのうちの1種または複数種を含む、ことを特徴とする請求項1-5いずれか1項に記載の異形たばこ粒子。
【請求項7】
前記異形たばこ粒子のかさ密度は0.2-0.8g/cm
3である、ことを特徴とする請求項1-5いずれか1項に記載の異形たばこ粒子。
【請求項8】
異形たばこ粒子の製造方法であって、
たばこ粒子本体の形状に応じてダイを選択または設計し、ダイを押出成形機に取り付けるS1と、
原料を前記押出成形機の供給口に注入し、押圧成形し、切断し、乾燥させて、たばこ粒子本体を取得するS2と、
前記たばこ粒子本体をコーティング処理し、異形たばこ粒子を取得するS3と、を含む、ことを特徴とする異形たばこ粒子の製造方法。
【請求項9】
重量部で、100部のたばこ原料を粒子径が60メッシュ未満のたばこ粉末に粉砕し、0-100部の第1の補助材料を添加し、均一に攪拌し、混合料を取得し、
1-15部のたばこ抽出物、5-30部のアトマイザー及び10-50部の濃度が40-90vol%のエタノール溶液を均一に混合してから、前記混合料にスプレーし、均一に攪拌し、原料を取得し、
たばこ粒子本体の形状及び関連パラメータに応じて、ダイを選択または設計し、ダイを押出成形機に取り付けるS1と、
S1で得られた原料を前記押出成形機の供給口に注入し、押圧成形し、切断し、乾燥させて、たばこ粒子本体を取得するS2と、
前記たばこ粒子本体をコーティング処理し、異形たばこ粒子を取得するS3、を含む、ことを特徴とする請求項8に記載の製造方法。
【請求項10】
重量部で、90-99部のたばこ原料を粒子径が60メッシュ未満のたばこ粉末に粉砕し、0-5部の第2の補助材料を添加し、均一に攪拌し、混合料を取得し、
0.01-1部の香料、0.1-5部の保湿剤及び10-50部の濃度が30-90vol%のエタノール溶液を均一に混合してから、前記混合料にスプレーし、均一に攪拌し、原料を取得し、
たばこ粒子本体の形状及び関連パラメータに応じて、ダイを選択または設計し、ダイを押出成形機に取り付けるS1と、
S1で得られた原料を前記押出成形機の供給口に注入し、押圧成形し、切断し、乾燥させて、たばこ粒子本体を取得するS2と、
前記たばこ粒子本体をコーティング処理し、異形たばこ粒子を取得するS3と、を含む、ことを特徴とする請求項8に記載の製造方法。
【請求項11】
たばこ製品であって、主にたばこ粒子を成形してなり、前記たばこ粒子は請求項1-7いずれか1項に記載の異形たばこ粒子または請求項8-10いずれか1項に記載の製造方法によって製造してなる異形たばこ粒子を含む、ことを特徴とするたばこ製品。
【請求項12】
前記たばこ製品は中実の棒状、ケーキ状または中空の筒状であり、好ましくは、前記たばこ製品の密度は0.3-1.2g/cm
3である、ことを特徴とする請求項11に記載のたばこ製品。
【請求項13】
(1)湿熱空気を使用して前記異形たばこ粒子を加温、加湿処理し、異形たばこ粒子の表面のコーティング層の接着性を活性化し、湿熱の異形たばこ粒子を取得し、
前記湿熱空気的温度は90-150°Cであり、湿度は95%-100%であるステップと、
(2)前記湿熱の異形たばこ粒子を原料として、硬化成形し、余分な水分を除去し、たばこ製品ブランクを取得するステップと、
(3)たばこ紙で包み、フィルターを接続し、切り分け、たばこ製品の完成品を取得するステップと、を含む、ことを特徴とする請求項11または12に記載のたばこ製品の製造方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、新型たばこ生産技術分野に属し、具体的に、異形たばこ粒子及びその製造方法、たばこ製品及びその製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
現在、たばこ産業におけるシガレットの生産の一般的な方法は、たばこの葉を千切りし、たばこ紙で包んで成形し、たばこフィルターロッドを接続して取り付けることによって製造される。該生産技術が成熟しており、生産速度が速く、国内外で従来のシガレット生産の一般的な方法である。
【0003】
科学技術の進歩と人々の健康意識の全般的な強化に伴い、新型たばこ製品は開発の急増を示している。主な製品の一つである低温非燃焼シガレットは、特に主要な研究機関や企業によって重視されている。現在、市場上での低温非燃焼シガレット製品は主に特別な電気加熱装置にたばこ、細断たばこ、または、たばこスライスなどのたばこ材料を充填し、電気加熱によりたばこ充填材内の煙を揮発させることによって、喫煙者に従来のたばこと同様の喫煙体験を感じさせる。このような形態の低温シガレットは、一般に、煙の量が不十分であり、前後が不均一であり、たばこの柔軟性が損なわれやすいなどの問題がある。
【0004】
中国特許CN201610470869.1に均質シガレットの製造方法を開示しており、シガレットは、たばこ粒子を押圧成形により製造してなり、該シガレットは、造粒プロセス中に大量のバインダーを使用しており、粒子のロッド成形プロセス中でも大量のホットメルト接着剤を使用しており、これは、シガレットの喫煙味に大きな悪影響を及ぼし、且つたばこ棒の内部の煙の通路として粒子間のギャップのみに依存して、たばこ棒が適切な低い喫煙抵抗を保証するのに十分ではなく、また、該特許は、ワンステップの乾燥造粒を使用して製造した粒子の強度が非常に低く、さらなる機械加工の要件を満たすことができない。中国特許CN201510255461.8にたばこビーズを使ったシガレットの製造方法を開示しており、かさ密度が1.2-1.8g/mlのたばこビーズからたばこスティックにプレスされ、密度が高いため、可燃性が急激に低下するとともに、該シガレットの重量が従来のシガレットのレベルをはるかに超え、生成した有害成分も急激に増加し、これは、喫煙回数の大幅な増加によって裏付けられる。
【0005】
中国特許CN108078012にたばこ粒子を含む加熱非燃焼たばこ製品を開示しており、製造されたたばこ粒子をベースとトップ―バー付きのスリーブに充填し、スリーブに通気孔が設けられ、スリーブ全体を喫煙セットに置いて加熱し、煙を生成し、製造プロセスが複雑であり、たばこ製造機では生産できない。中国特許CN201710391934.6に粒子状加熱非燃焼たばこマトリックス及びその製造方法を開示しており、製造されたたばこ粒子を直接カートリッジにゆるく充填して加熱し、煙を生成し、このような操作が複雑であり、喫煙セットに大きな損害を与え、喫煙後の片付けが難しく、体験感が悪い。
【発明の概要】
【0006】
従来の技術の不足に対して、本発明の目的の一つは、喫煙体験を改善するように、異形たばこ粒子及びその製造方法を提供することであり、本発明の目的の二つは、上記異形たばこ粒子を使用したたばこ製品及びその製造方法を提供することである。
【0007】
異形たばこ粒子であって、たばこ粒子本体とたばこ粒子本体の表面に付着されるコーティング層を含み、前記コーティング層内に接着剤が含まれ、前記異形たばこ粒子の表面に若干の凹溝及び/又は隆起があり、及び/又は、前記異形たばこ粒子内に貫通孔がある。
【0008】
本発明において、凹溝、隆起または貫通孔の存在は、異形たばこ粒子が接着して成形した後に発煙体の内部に十分な孔隙とチャネルを有し、たばこ棒の喫煙抵抗を減少するとともに、その熱伝達性または可燃性を改善することができ、また、異形たばこ粒子強度を保持するとともに、たばこ粒子のかさ密度を低下させることができ、さらにたばこ棒の重量を減らし、たばこ成分の使用量を減少し、煙の中のニコチンなどの有害成分の生成を低下させ、喫煙体験を向上させる。なお、たばこ粒子の比表面積を増やし、喫煙中の煙の量を増加することができる。
【0009】
さらに、コーティング層と異形たばこ粒子の質量比が0.1-5:100である。適切な量のコーティング層は、異形たばこ粒子間に十分な接着能力を備えることを保証することができ、それと同時に、可能な臭いの導入を防ぐために、過度に使用することができない。
【0010】
さらに、前記凹溝の幅が40-120μmであり、一般に、60-100μmであり、さらに、75-95μmであり、前記隆起の幅が50-150μmであり、一般に、60-130μmであり、さらに、80-110μmである。
【0011】
さらに、前記凹溝及び/又は隆起の数は2-20個であり、一般に、5-15個であり、好ましくは8-12個である。
【0012】
選択可能に、異形たばこ粒子は柱状であり、複数の凹溝及び/又は隆起は均一に異形たばこ粒子の外側壁に分布される。
【0013】
選択可能に、前記凹溝は鋭い凹溝または円弧状の凹溝であり、そのサイズと数はたばこ粒子本体のサイズに関連し、必要に応じて調整でき、選択可能に、前記貫通孔は円形または他の任意の形状である。
【0014】
さらに、前記たばこ粒子本体は柱状、シート状、球状のうちの少なくとも1つであり、好ましくは球状であり、最終製品の喫煙抵抗の安定性をよりよく確保することができる。
【0015】
好ましくは、前記異形たばこ粒子本体は球状であり、粒子径は10-35メッシュである。
【0016】
本発明のいくかの実施例において、重量部で、前記たばこ粒子本体は、たばこ原料100部、たばこ抽出物1-15部、アトマイザー5-30部及び第1の補助材料0-100部を含む。より好ましくは、このような処方のたばこ粒子本体を使用して製造してなる異形たばこ粒子は加熱非燃焼たばこ製品の製造に適用する。
【0017】
さらに、前記第1の補助材料は、微結晶性セルロース、変性澱粉、デキストリン、セルロース、粉糖、炭酸カルシウム、炭素粉末のうちの少なくとも1種を含む。このように、異形たばこ粒子の成形に役に立つ一方で、たばこ成分の使用を減少するとともに、たばこ抽出物やアトマイザーを担体として吸着し、粒子と発煙体材料の貯蔵に役に立ち、粒子型発煙体の喫煙時にニコチン含有量が高過ぎる問題を解決する。
【0018】
本発明のいくかの実施例において、重量部で、前記たばこ粒子本体は、たばこ原料90-99部、香料0.01-1部、保湿剤0.1-5部、及び第2の補助材料0-5部を含む。より好ましくは、このような処方のたばこ粒子本体を使用して製造してなる異形たばこ粒子は全粒子可燃性シガレットの製造に適用する。
【0019】
さらに、前記第2の補助材料は、ビャクダン、沈香、茶のうちの少なくとも1種を含み、さらに、ナノ材料などの特別なハームリダクション機能を持つ他の活物質にすることもできる。細断たばこ型シガレットでは使用が難しいこれらの材料は、粒子型たばこにうまく適用でき、シガレットにより多くの機能と特性を与える。
【0020】
さらに、前記コーティング層はヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ポビドン、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、澱粉、デキストリンのうちの1種または複数種を含む。コーティング層の存在は、成形時に異形たばこ粒子間の接着に必要な接着力を提供することができると同時に、たばこ粒子本体を外部から隔離し、保護的な役割を果たすことができ、また、粒子はいずれもより良い外観と流動性を持つことができる。
【0021】
さらに、前記の香料は、通常のシガレット用香料エッセンスや香料、たばこ抽出物、抽出物であってもよいし、固形フレーバーパウダーなどであってもよい。
【0022】
さらに、前記保湿剤は、麦芽オリゴ糖アルコール、D-ガラクツロン酸、キトサン誘導体、プロピレングリコール、グリセリン、ソルビトール、キシリトールなどのうちの1種または複数種である。
【0023】
さらに、前記たばこ原料は、たばこスライス、細断たばこまたはたばこ茎のうちの1種または複数種であり、単一の処方または混合処方にすることができる。単一の処方である場合、異なる処方から調製された異形たばこ粒子を一定の比率で混合してから、粒子型たばこ製品を成形して製造する。
【0024】
さらに、前記異形たばこ粒子のかさ密度は0.2-0.8g/cm3であり、さらに、0.2-0.6g/cm3である。
【0025】
粒子の適切な粒子径とかさ密度は、全粒子発煙体が適切な喫煙抵抗と良い熱伝達性または可燃性を持つことを確保するのに役に立ち、スムーズな喫煙と迅速な発煙を確保する。
【0026】
以上のような異形たばこ粒子の製造方法は、たばこ粒子本体の形状に応じてダイを選択または設計し、ダイを押出成形機に取り付けるS1と、
原料を前記押出成形機の供給口に注入し、押圧成形し、切断し、乾燥させて、たばこ粒子本体を取得するS2と、
前記たばこ粒子本体をコーティング処理し、異形たばこ粒子を取得するS3と、を含む。
【0027】
さらに、S2では、乾燥時に、50°C以下の環境の中で低温乾燥する。
【0028】
さらに、S2とS3には選別のステップがさらに含まれ、好ましくは、15-45メッシュのたばこ粒子本体を選別する。
【0029】
本発明のいくかの実施例において、加熱非燃焼シガレットに適用する異形たばこ粒子を製造するために、
重量部で、100部のたばこ原料を粒子径が60メッシュ未満のたばこ粉末に粉砕し、0-100部の第1の補助材料を添加し、均一に攪拌し、混合料を取得し、
1-15部のたばこ抽出物、5-30部のアトマイザー及び10-50部の濃度が40-90vol%のエタノール溶液を均一に混合してから、前記混合料にスプレーし、均一に攪拌し、原料を取得し、
たばこ粒子本体の形状及び関連パラメータに応じて、ダイを選択または設計し、ダイを押出成形機に取り付けるS1と、
S1で得られた原料を前記押出成形機の供給口に注入し、押圧成形し、切断し、乾燥させて、たばこ粒子本体を取得するS2と、
前記たばこ粒子本体をコーティング処理し、異形たばこ粒子を取得するS3と、を含む。
【0030】
本発明のいくかの実施例において、全粒子可燃性シガレットに特に適用する異形たばこ粒子を製造するために、
重量部で、90-99部のたばこ原料を粒子径が60メッシュ未満のたばこ粉末に粉砕し、0-5部の第2の補助材料を添加し、均一に攪拌し、混合料を取得し、
0.01-1部の香料、0.1-5部の保湿剤及び10-50部の濃度が30-90vol%のエタノール溶液を均一に混合してから、前記混合料にスプレーし、均一に攪拌し、原料を取得し、
たばこ粒子本体の形状及び関連パラメータに応じて、ダイを選択または設計し、ダイを押出成形機に取り付けるS1と、
S1で得られた原料を前記押出成形機の供給口に注入し、押圧成形し、切断し、乾燥させて、たばこ粒子本体を取得するS2と、
前記たばこ粒子本体をコーティング処理し、異形たばこ粒子を取得するS3と、を含む。
【0031】
たばこ製品であって、主にたばこ粒子を成形してなり、前記たばこ粒子は、以上のような異形たばこ粒子または以上のような製造方法によって製造してなる異形たばこ粒子を含む。
【0032】
さらに、前記たばこ製品の密度は0.3-1.2g/cm3であり、さらに0.3-0.7g/cm3である。適切なたばこ製品棒体の密度は、粒子喫煙セットが適切な喫煙抵抗、良い熱伝達性または可燃性及び発煙速度を持つことを確保するのに役に立つ。
【0033】
好ましくは、全粒子たばこ製品の密度は0.3-0.7g/cm3である。適切な密度は、全粒子たばこ製品が適切な喫煙抵抗、良い可燃性及び喫煙回数を持つことを確保するのに役に立つ。
【0034】
本発明の全粒子たばこ製品は、通常の細断たばこのシガレットと同じように点火及び喫煙することができ、たばこ原料に対してさらに関連処理を行った後、加熱非燃焼シガレット発煙体として使用することもできる。
【0035】
さらに、前記たばこ製品は中実の棒状、ケーキ状または中空の筒状である。中実棒たばこ製品は周囲の加熱型喫煙セットに使用でき、ケーキ状たばこ製品は底部及び/又は周囲の加熱型喫煙セットに使用でき、中空棒体は、周囲の加熱型喫煙セットに使用できるだけでなく、その周囲と中心を同期に加熱し、発煙速度をさらに向上させ、消費者の体験を改善することもできる。
【0036】
以上のようなたばこ製品の製造方法は、
(1)湿熱空気を使用して前記異形たばこ粒子を加温、加湿処理し、異形たばこ粒子の表面のコーティング層の接着性を活性化し、湿熱異形たばこ粒子を取得し、
前記湿熱空気の温度は90-150°Cであり、湿度は95%-100%であるステップと、
(2)前記湿熱異形たばこ粒子を原料として、硬化成形し、余分な水分を除去し、たばこ製品ブランクを取得するステップと、
(3)たばこ紙で包み、たばこフィルターロッドを接続し、切り分け、加熱非燃焼シガレットたばこ棒、及び/又は可燃性シガレットたばこ棒を取得し、またはたばこ紙で包み、切り分け、加熱非燃焼たばこ製品を取得するステップと、を含む。
【0037】
従来の技術と比べて、本発明の有益な効果は以下の通りであり、
1、本発明の異形たばこ粒子の内部アトマイザー及びたばこ抽出物は均一に分布し、発煙安定性と均一性がより良く、煙の量がより十分であり、そして、喫煙体験が良好である。
2、本発明の異形たばこ粒子の造粒プロセスではコーティング処理し、たばこ粒子本体の内部成分が外部に接触するのを大幅に阻止し、貯蔵をより助長し、同時に、浸透防止保護を形成し、それにより、液体漏れの問題を効果的に解決する。
3、本発明の異形たばこ粒子は、さらに硬化して棒になる際により多くの棒内の空隙を提供し、喫煙抵抗を低減し、喫煙体験を改善することができる。
4、本発明のたばこ製品は、たばこ製造機によって製造することができ、従来のたばこ棒の外形と類似しているが、通常の細断たばこまたはシート加熱非燃焼シガレットとは異なり、工業化の需要を満たすとともに消費者に斬新な体験感をもたらすことができ、且つ使用により便利である。
5、本発明の異形たばこ粒子はより高い強度を有するとともに、より低いかさ密度を有し、さらなる機器加工に適合し、たばこ成分の使用量とたばこ棒の重量を減らし、有害成分の放出を減少することができる。
6、たばこ粒子の特殊な構造により、全粒子シガレットの内部通気性が大幅に向上し、ホルダーが適切な喫煙抵抗を持つのを確保できるとともに、熱伝達性または可燃性が大幅に改善される。
7、本発明によって製造された全粒子たばこ製品は、均質化度に優れ、安定性が良く、品質が安定した。シガレット中のたばこ材料は粉末状で均一に混合され、且つ様々な補助材料及び添加剤は溶液または粉末でたばこ粉末と混合し、最適な均質化効果を達成し、従来のシガレット製品の品質安定性が悪い問題を根本的に解決し、シガレットにより多くの機能と特性を与える。
8、本発明の全粒子たばこ製品の構造と形態は、従来のシガレットとは完全に異なり、喫煙体験が強く、消費者にまったく新しい体験をもたらすことができる。
9、本発明によって製造された全粒子たばこ製品は、より高い硬度及び構造強度を有し、通常のたばこ棒の柔軟性が損なわれやすいという問題を解決する。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【
図1】本発明の実施例1、4及び7による異形たばこ粒子概略断面図である。
【
図2】本発明の実施例2と5による異形たばこ粒子の概略断面図である。
【
図3】本発明の実施例3と6による異形たばこ粒子の概略断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0039】
以下の実施例は、本発明の内容を説明することを主旨として、本発明の保護範囲をさらに限定することを意図しない。
【実施例1】
【0040】
本実施例の異形たばこ粒子の製造方法は、
1)たばこ原料を60メッシュ未満のたばこ粉末に機械的に粉砕するステップと、2)たばこ抽出物、プロピレングリコール、50vol%のアルコールを質量比1:5:10で均一に混合し、混合液を取得するステップと、3)混合液とたばこ粉末を質量比25:75で均一に混合して軟質材に製造するステップと、4)押出孔の辺縁に6つの鋭い突起があるダイを使用し、たばこ軟質材をストリップに押圧して小さな粒子に切断し、10min静置した後、60°Cで低温乾燥し、さらにサイジングとふるい分けを行って、15-35メッシュの粒子を取るステップと、5)10%のポビドン溶液を調合し、製造された粒子をコーティング処理し、コーティング層は異形たばこ粒子の重量の0.5%を占め、必要な異形たばこ粒子の完成品を取得し、異形たばこ粒子のかさ密度は0.60g/cm
3であり、粒子の断面の概略図を
図1に示す。
【0041】
全粒子低温発煙体の製造方法は、製造された異形たばこ粒子を定量投与システムを介して粒子熱硬化成形装置のコンベア布ベルトに輸送し、絞り弁を介してさらに供給量を制御して粒子硬化成形キャビティに送るステップと、高温水蒸気の作用下で、粒子は迅速に加熱され、濡れて、その表面の接着性コーティング層を活性化し、緩い粒子は負圧下で連続的な湿ったたばこスティックに接着するステップと、冷却及び除湿システムの作用下で、湿ったたばこスティックは迅速に水分を失い、降温及び硬化して全粒子たばこスティックに成形するステップと、搬送システムを介して後続のたばこ製造機シガレットガンに送り、従来のシガレットと同じように、たばこ紙、降温フィルターロッド、接合紙を接続し、さらに適切な長さの加熱非燃焼粒子たばこ棒に切り分けするステップと、を含む。
【実施例2】
【0042】
本実施例の異形たばこ粒子の製造方法は、
1)たばこ材料を60メッシュ未満のたばこ粉末に機械的に粉砕するステップと、2)たばこ抽出物、プロピレングリコール、グリセリン、75vol%のアルコールを質量比2:5:5:15で均一に混合するステップと、3)混合液とたばこ粉末を質量比30:70で均一に混合して軟質材に製造するステップと、4)押出孔の辺縁に10つの円弧状の突起があるダイを使用し、たばこ軟質材をストリップに押圧して小さな粒子に切断し、10min静置した後、60°Cで低温乾燥し、さらにサイジングとふるい分けを行い、15-35メッシュの粒子を取るステップと、5)8%のポリビニルアルコール溶液を調合し、製造された粒子をコーティング処理し、コーティング層は異形たばこ粒子重量の1.5%を占め、必要な異形たばこ粒子の完成品を取得し、異形たばこ粒子のかさ密度は0.65g/mlであり、粒子の断面の概略図を
図2に示す。
【0043】
全粒子低温発煙体の製造方法は、製造された異形たばこ粒子を定量投与システムを介して粒子熱硬化成形装置のコンベア布ベルトに輸送し、絞り弁を介してさらに供給量を制御して粒子硬化成形キャビティに送るステップと、高温水蒸気の作用下で、粒子は迅速に加熱され、濡れて、その表面の接着性コーティング層を活性化し、緩い粒子は負圧下で連続的な湿ったたばこスティックに接着するステップと、冷却及び除湿システムの作用下で、湿ったたばこスティックは迅速に水分を失い、降温及び硬化して全粒子たばこスティックに成形するステップと、搬送システムを介して後続のたばこ製造機シガレットガンに送り、従来のシガレットと同じように、たばこ紙、降温フィルターロッド、接合紙を接続し、さらに適切な長さの加熱非燃焼粒子たばこ棒に切り分けするステップと、を含む。
【実施例3】
【0044】
本実施例の異形たばこ粒子の製造方法は、
1)たばこ原料を60メッシュ未満のたばこ粉末に機械的に粉砕するステップと、2)たばこ抽出物、プロピレングリコール、グリセロール、75vol%のアルコールを質量比2:5:10:105で均一に混合するステップと、3)混合液を質量比1:3で微結晶性セルロースと均一に混合して湿った材料を製造するステップと、4)湿った材料とたばこ粉末を質量比1:1で均一に混合して軟質材を製造するステップと、5)押出孔の中心に中実の丸いケーキのあるダイを使用して軟質材ストリップに押圧して小さな粒子に切断し、10min静置した後、60°Cで低温乾燥し、さらにサイジングとふるい分けを行い、15-35メッシュの粒子をたばこ粒子本体として取るステップと、6)ポリエチレングリコールとポビドンを質量比1:1で、10%の混合アルコール溶液を調合し、製造されたたばこ粒子本体をコーティング処理し、コーティング層は異形たばこ粒子重量の1%を占め、必要な異形たばこ粒子の完成品を取得し、異形たばこ粒子のかさ密度は0.75g/mlであり、粒子の断面の概略図を
図3に示す。
【0045】
全粒子低温発煙体の製造方法は、製造された異形たばこ粒子を定量投与システムを介して粒子熱硬化成形装置のコンベア布ベルトに輸送し、絞り弁を介してさらに供給量を制御して粒子硬化成形キャビティに送るステップと、高温水蒸気の作用下で、粒子は迅速に加熱され、濡れて、その表面の接着性コーティング層を活性化し、緩い粒子は負圧下で連続的な湿ったたばこスティックに接着するステップと、冷却及び除湿システムの作用下で、湿ったたばこスティックは迅速に水分を失い、降温及び硬化して全粒子たばこスティックに成形するステップと、搬送システムを介して後続のたばこ製造機シガレットガンに送り、従来のシガレットと同じように、たばこ紙、降温フィルターロッド、接合紙を接続し、さらに適切な長さの加熱非燃焼粒子たばこ棒に切り分けするステップと、を含む。
【実施例4】
【0046】
本実施例の異形たばこ粒子の製造方法は、
1)たばこ原料を80メッシュ未満のたばこ粉末に機械的に粉砕するステップと、2)質量部で、0.02部のたばこ用香料エッセンス、0.1部の麦芽オリゴ糖アルコールを取って、20部の75vol%のアルコールに添加し、均一に攪拌し、100部のたばこ粉末に均一にスプレーし、均一に攪拌してたばこ軟質材を製造するステップと、3)押出孔の辺縁に6つの鋭い突起があるダイを使用し、たばこ軟質材をストリップに押圧して小さな粒子に切断し、10min静置した後、60°Cで低温乾燥し、さらにサイジングとふるい分けを行い、15-35メッシュの粒子を取るステップと、4)10%のポビドン溶液を調合し、製造された粒子をコーティング処理し、コーティング層は異形たばこ粒子の重量の0.5%を占め、必要な異形たばこ粒子の完成品を取得し、粒子のかさ密度は0.55g/mlであり、粒子の断面の概略図を
図1に示す。
【0047】
全粒子シガレットの製造方法は、異形たばこ粒子を定量投与システムを介して粒子熱硬化成形装置のコンベア布ベルトに輸送し、絞り弁を介してさらに供給量を制御して粒子硬化成形キャビティに送るステップと、高温水蒸気の作用下で、粒子は迅速に加熱され、濡れて、その表面の接着性コーティング層を活性化し、緩い粒子は負圧下で連続的な湿ったたばこスティックに接着するステップと、冷却及び除湿システムの作用下で、湿ったたばこスティックは迅速に水分を失い、降温及び硬化して全粒子たばこスティックに成形するステップと、搬送システムを介して後続のたばこ製造機シガレットガンに送り、従来のシガレットと同じように、たばこ紙、降温フィルターロッド、接合紙を接続し、さらに適切な長さの加熱非燃焼粒子たばこ棒に切り分けするステップと、を含む。
【実施例5】
【0048】
本実施例の異形たばこ粒子の製造方法は、
1)たばこ原料を80メッシュ未満のたばこ粉末に機械的に粉砕するステップと、2)質量部で、0.05部のたばこ用香料エッセンス、0.4部のD-ガラクツロン酸を取って、30部の50vol%のアルコールに添加し、均一に攪拌し、100部のたばこ粉末に均一にスプレーし、均一に攪拌してたばこ軟質材を製造するステップと、3)押出孔の辺縁に10の円弧状の突起があるダイを使用し、たばこ軟質材をストリップに押圧して小さな粒子に切断し、20min静置した後、60°Cで低温乾燥し、さらにサイジングとふるい分けを行い、15-35メッシュの粒子を取るステップと、4)8%のポリビニルアルコール溶液を調合し、製造された粒子をコーティング処理し、コーティング層は異形たばこ粒子の重量の1%を占め、必要な異形たばこ粒子の完成品を取得し、粒子のかさ密度は0.65g/mlであり、粒子の断面の概略図を
図2に示す。
【0049】
全粒子シガレットの製造方法は、異形たばこ粒子を定量投与システムを介して粒子熱硬化成形装置のコンベア布ベルトに輸送し、絞り弁を介してさらに供給量を制御して粒子硬化成形キャビティに送るステップと、高温水蒸気の作用下で、粒子は迅速に加熱され、濡れて、その表面の接着性コーティング層を活性化し、緩い粒子は負圧下で連続的な湿ったたばこスティックに接着するステップと、冷却及び除湿システムの作用下で、湿ったたばこスティックは迅速に水分を失い、降温及び硬化して全粒子たばこスティックに成形するステップと、搬送システムを介して後続のたばこ製造機シガレットガンに送り、従来のシガレットと同じように、たばこ紙、降温フィルターロッド、接合紙を接続し、さらに適切な長さの加熱非燃焼粒子たばこ棒に切り分けするステップと、を含む。
【実施例6】
【0050】
本実施例の異形たばこ粒子の製造方法は、
1)たばこ原料を80メッシュ未満のたばこ粉末に粉砕するステップと、2)質量部で、0.08部のたばこ用香料エッセンス、0.2部のD-ガラクツロン酸、0.3部のグリセリンを取って、30部の50vol%のアルコールに添加し、均一に攪拌し、100部のたばこ粉末と1部のナノ酸化鉄の混合粉末に均一にスプレーし、均一に攪拌してたばこ軟質材を製造するステップと、3)押出孔の中心に中実の丸いケーキのあるダイを使用し、たばこ軟質材をストリップに押圧して小さな粒子に切断し、20min静置した後、60°Cで低温乾燥し、さらにサイジングとふるい分けを行い、15-35メッシュの粒子を取るステップと、4)ポリエチレングリコールとポビドンを質量比1:1で、10%の混合アルコール溶液を調合し、製造された粒子をコーティング処理し、コーティング材料は粒子の重量の1%を占め、必要な異形たばこ粒子の完成品を取得し、粒子のかさ密度は0.45g/mlであり、粒子の断面の概略図を
図3に示す。
【0051】
全粒子シガレットの製造方法は、異形たばこ粒子を定量投与システムを介して粒子熱硬化成形装置のコンベア布ベルトに輸送し、絞り弁を介してさらに供給量を制御して粒子硬化成形キャビティに送るステップと、高温水蒸気の作用下で、粒子は迅速に加熱され、濡れて、その表面の接着性コーティング層を活性化し、緩い粒子は負圧下で連続的な湿ったたばこスティックに接着するステップと、冷却及び除湿システムの作用下で、湿ったたばこスティックは迅速に水分を失い、降温及び硬化して全粒子たばこスティックに成形するステップと、搬送システムを介して後続のたばこ製造機シガレットガンに送り、従来のシガレットと同じように、たばこ紙、降温フィルターロッド、接合紙を接続し、さらに適切な長さの加熱非燃焼粒子たばこ棒に切り分けするステップと、を含む。
【0052】
比較例1
異形たばこ粒子と通常の形態のたばこ粒子によって製造された発煙体との違いを比較することによって、本実施例は実施例1とまったく同じ比率とステップで通常の形態のたばこ粒子を製造し、
1)たばこ原料を60メッシュ未満のたばこ粉末に機械的に粉砕するステップと、2)たばこ抽出物、プロピレングリコール、50vol%のアルコールを質量比1:5:10で均一に混合し、混合液を取得するステップと、3)混合液とたばこ粉末を質量比25:75で均一に混合して軟質材に製造するステップと、4)通常の円孔のあるダイを使用し、たばこ軟質材をストリップに押圧して小さな粒子に切断し、10min静置した後、60°Cで低温乾燥し、さらにサイジングとふるい分けを行い、15-35メッシュの粒子を取るステップと、5)10%のポビドン溶液を調合し、製造された粒子をコーティング処理し、コーティング層はたばこ粒子の重量の0.5%を占め、必要なたばこ粒子完成品を取得し、たばこ粒子のかさ密度は0.75g/cm
3であり、粒子の断面の概略図を
図1に示す。
【0053】
全粒子低温発煙体の製造方法は、製造されたたばこ粒子を定量投与システムを介して粒子熱硬化成形装置のコンベア布ベルトに輸送し、絞り弁を介してさらに供給量を制御して粒子硬化成形キャビティに送るステップと、高温水蒸気の作用下で、粒子は迅速に加熱され、濡れて、その表面の接着性コーティング層を活性化し、緩い粒子は負圧下で連続的な湿ったたばこスティックに接着するステップと、冷却及び除湿システムの作用下で、湿ったたばこスティックは迅速に水分を失い、降温及び硬化して全粒子たばこスティックに成形するステップと、搬送システムを介して後続のたばこ製造機シガレットガンに送り、従来のシガレットと同じように、たばこ紙、降温フィルターロッド、接合紙を接続し、さらに適切な長さの加熱非燃焼粒子たばこ棒に切り分けするステップと、を含む。
【0054】
【0055】
上記の実施例において説明された内容は、本発明の範囲を限定するためのものではなく、本発明をより明確に説明するためにのみ使用されることを理解すべきであり、本発明を読んだ後、当業者によって、本発明に対して行われた様々な等価の修正は、いずれも本願の添付の特許請求の範囲によって定義される範囲内にある。
【国際調査報告】