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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-03-24
(54)【発明の名称】無線通信装置
(51)【国際特許分類】
   H04B 1/38 20150101AFI20220316BHJP
   H01Q 1/42 20060101ALI20220316BHJP
   H01Q 23/00 20060101ALI20220316BHJP
【FI】
H04B1/38
H01Q1/42
H01Q23/00
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2021544375
(86)(22)【出願日】2020-01-09
(85)【翻訳文提出日】2021-07-29
(86)【国際出願番号】 KR2020000388
(87)【国際公開番号】W WO2020159098
(87)【国際公開日】2020-08-06
(31)【優先権主張番号】10-2019-0013394
(32)【優先日】2019-02-01
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】508112782
【氏名又は名称】ケーエムダブリュ・インコーポレーテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110001586
【氏名又は名称】特許業務法人アイミー国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ミン シク パク
(72)【発明者】
【氏名】ジュン ウー ヤン
(72)【発明者】
【氏名】ブン チュル キム
(72)【発明者】
【氏名】イン ホ キム
【テーマコード(参考)】
5J021
5J046
5K011
【Fターム(参考)】
5J021AA09
5J021AB06
5J021JA06
5J021JA07
5J046AB03
5K011AA01
5K011AA12
(57)【要約】
【課題】審美性に優れた無線通信装置を提供する。
【解決手段】本発明の無線通信装置は、下部ケースと、下部ケースと結合し、下部ケースとの間に収容空間を形成する上部レドームと、収容空間内に配置するアンテナと、収容空間内でアンテナと下部ケースとの間に配置され、少なくとも1つがアンテナとつながった複数の内部基板とを備える。複数の内部基板の各内部基板は、複数の内部基板と対面する下部ケースの一面と平行な第1の方向に沿って配置されることを特徴とする。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
下部ケースと、
前記下部ケースと結合し、前記下部ケースとの間に収容空間を形成する上部レドームと、
前記収容空間内に配置するアンテナと、
前記収容空間内において、前記アンテナと前記下部ケースとの間に配置され、少なくとも1つが前記アンテナとつながる複数の内部基板とを備え、
前記複数の内部基板の各内部基板は、前記複数の内部基板と対面する前記下部ケースの一面と平行な第1の方向に沿って配置することを特徴とする、無線通信装置。
【請求項2】
前記複数の内部基板は、前端部(Front End Unit)と、パワー増幅部(Power Amplifying Unit)と、デジタルボード(Digital Board)と、パワー供給部(Power Supply Unit)とを含むことを特徴とする、請求項1に記載の無線通信装置。
【請求項3】
前記複数の内部基板は、前記第1の方向に沿って、前記前端部、前記パワー増幅部、前記デジタルボード、及び前記パワー供給部の順に配置することを特徴とする、請求項2に記載の無線通信装置。
【請求項4】
連結領域遮蔽部をさらに含み、
前記各内部基板は、隣接する内部基板とつながっており、
前記連結領域遮蔽部は、前記各内部基板と、前記隣接する内部基板との間の連結領域のうちの少なくとも1つに配置されることを特徴とする、請求項1に記載の無線通信装置。
【請求項5】
前記各内部基板は、隣接する内部基板とつながっており、
前記隣接する内部基板との連結領域以外の前記各内部基板の領域は、前記隣接する内部基板と重ならないことを特徴とする、請求項1に記載の無線通信装置。
【請求項6】
前記下部ケース及び前記上部レドームを有するハウジングを含み、
前記下部ケースと前記上部レドームが結合した状態で、前記ハウジングの厚さは165mm以下であることを特徴とする、請求項1に記載の無線通信装置。
【請求項7】
前記ハウジングの横の長さ及び縦の長さのうちのより長い長さを、前記ハウジングの横の長さ及び縦の長さのうちのより小さい長さで割った値は、3.0以上であることを特徴とする、請求項6に記載の無線通信装置。
【請求項8】
前記各内部基板は、前記第1の方向に沿って一列に配置することを特徴とする、請求項1に記載の無線通信装置。
【請求項9】
前記下部ケース及び前記上部レドームを有するハウジングと、
前記ハウジングの一側に形成した外部接続ポートを介して前記複数の内部基板のうちの少なくとも1つにつながるハイブリッドケーブルとを含み、
前記ハイブリッドケーブルは、
前記少なくとも1つの内部基板に信号を送信する第1のケーブルと、
前記少なくとも1つの内部基板から伝達された信号を受信する第2のケーブルと、
前記少なくとも1つの内部基板に電力を供給する電源ケーブルとを含み、
前記第1のケーブルと、前記第2のケーブルと、前記電源ケーブルとは、一体形成されることを特徴とする、請求項1に記載の無線通信装置。
【請求項10】
下部ケースと、
前記下部ケースと結合する上部ケースと、
前記下部ケース及び前記上部ケースとの間に配置される複数の内部基板とを含み、
前記複数の内部基板の各内部基板は、前記複数の内部基板が対面する前記下部ケースの一面と平行な第1の方向に沿って配置されることを特徴とする、無線通信装置。
【請求項11】
前記複数の内部基板は、前端部(Front End Unit)と、パワー増幅部(Power Amplifying Unit)と、デジタルボード(Digital Board)と、パワー供給部(Power Supply Unit)とを含むことを特徴とする、請求項10に記載の無線通信装置。
【請求項12】
前記複数の内部基板は、前記第1の方向に沿って、前記前端部、前記パワー増幅部、前記デジタルボード、前記パワー供給部の順に配置されることを特徴とする、請求項11に記載の無線通信装置。
【請求項13】
連結領域遮蔽部をさらに含み、
前記各内部基板は、隣接する内部基板とつながっており、
前記連結領域遮蔽部は、前記各内部基板と前記隣接する内部基板との間の連結領域のうち、少なくとも1つに配置されることを特徴とする、請求項10に記載の無線通信装置。
【請求項14】
前記各内部基板は、隣接する内部基板とつながっており、
前記隣接する内部基板との連結領域以外の前記各内部基板の領域は、前記隣接する内部基板と重ならないことを特徴とする、請求項10に記載の無線通信装置。
【請求項15】
前記下部ケース及び前記上部ケースを有するハウジングを含み、
前記下部ケースと前記上部ケースとが結合した状態で、前記ハウジングの厚さは80mm以下であることを特徴とする、請求項10に記載の無線通信装置。
【請求項16】
前記ハウジングの横の長さ及び縦の長さのうちのより長い長さを、前記ハウジングの横の長さ及び縦の長さのうちのより小さい長さで割った値は、3.0以上であることを特徴とする、請求項15に記載の無線通信装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、無線通信装置に関する。
【背景技術】
【0002】
この部分に記述した内容は、単に本開示に関する背景情報を提供するだけで、従来の技術を構成するものではない。
【0003】
無線信号の送受信のために用いる無線通信装置は、建物の屋上に設置するなど、屋外環境に設置するのが一般的である。
【0004】
一方、無線通信装置が本来の機能を発揮するためには、無線通信装置の内部構成要素間の配置関係を変更することの難しさが伴う。これにより、無線通信装置と建物の外観が調和しないことで、建物の美観を損ねる場合が多い。
【0005】
無線通信装置が、建物の美観を損なわないように、無線通信装置の大きさ及びデザインを改善するための研究が多方面で行われているが、無線通信装置の機能保持の側面からデザイン及び大きさの改善は限定的に行われているのが実情である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで、本開示は、ハウジング内部に配置する複数の内部基板を所定の方向に沿って配置するように構成することで、無線通信装置を小型化し、これにより、都市景観及び建物の外観と調和をなす無線通信装置を提供するに主な目的がある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一実施例によると、下部ケースと、下部ケースと結合する上部レドームとして、下部ケースと上部レドームとの間に収容空間を形成する上部レドームと、収容空間内に配置するアンテナ、及び、収容空間内でのアンテナと下部ケースとの間に配置する複数の内部基板として、複数の内部基板のうちの少なくとも1つがアンテナとつながった複数の内部基板を含み、複数の内部基板の各内部基板は、複数の内部基板と対面する下部ケースの一面と平行な第1の方向に沿って配置することを特徴とする無線通信装置を提供する。
【発明の効果】
【0008】
以上で説明したように、本実施例によると、ハウジングの内部に配置する複数の内部基板を所定の方向に沿って配置することにより、小型化が可能で、これにより、空間効率的で審美性に優れた無線通信装置を提供する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本開示の一実施例に係る無線通信装置を示すものである。
図2】本開示の一実施例に係る無線通信装置の分解斜視図である。
図3】本開示の一実施例に係るアンテナを示す。
図4】本開示の一実施例に係るせん断部を示す。
図5】本開示の一実施例に係るパワー増幅部を示す。
図6】本開示の一実施例に係るデジタルボードを示す。
図7】本開示の一実施例に係るパワー供給部を示す。
図8】本開示の一実施例に係る連結領域遮蔽部を内部基板との間の連結領域に配置した状態を示す。
図9】本開示の一実施例に係るピンソケットコネクタを下部ケースの一面上に配置した状態を示す。
図10】本開示の一実施例に係る複数の無線通信装置がハイブリッドケーブルを介してつながった状態を示す。
図11】本開示の他の実施例に係る無線通信装置を示す。
図12】本開示の他の実施例に係る無線通信装置の分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の一部の実施例を例示的な図面を通じて詳しく説明する。各図面の構成要素に参照符号を付加するにあたり、同一の構成要素については、たとえ他の図面上に表示されても、可能な限り同一の符号を有するようにしていることに留意しなければならない。また、本開示を説明するにあたり、関連した公知の構成又は機能についての具体的な説明が本開示の要旨を曖昧にすると判断した場合には、その詳しい説明は省く。
【0011】
本開示に係る実施例の構成要素を説明するにあたり、第1の、第2の、i)、ii)、a)、b)などの符号を用いる場合がある。このような符号は、その構成要素を他の構成要素と区別するためのもので、その符号によって、当該構成要素の本質又は順番や順序などが限定されない。明細書にてある部分の構成要素を「含む」又は「備える」とする時、これは明示的に逆の記載がない限り、他の構成要素を除外するのではなく、他の構成要素をさらに含み得ることを意味する。
【0012】
本明細書にて、横の長さは、図1を基準にY軸と平行な方向への長さを指し、縦の長さは、図1を基準にZ軸と平行な方向への長さを指す。また、厚さは、図1を基準にX軸と平行な方向への長さを指す。
【0013】
図1は、本開示の一実施例に係る無線通信装置10を示す。
【0014】
具体的には、図1(a)は、無線通信装置10の斜視図を示したものであり、図1(b)は、無線通信装置10の背面斜視図を示したものである。
【0015】
図1(a)及び図1(b)を参照すると、無線通信装置10は、ハウジング110を含む。
【0016】
ハウジング110は、下部ケース112及び上部レドーム114を含む。
【0017】
下部ケース112及び上部レドーム114は、互いに結合でき、結合した状態で、下部ケース112及び上部レドーム114の間に収容空間を定義する。
【0018】
ハウジング110は、収容空間内にアンテナ120及び複数の内部基板12を収容する。これにより、ハウジング110は、アンテナ120及び複数の内部基板12を外部の衝撃から保護する。
【0019】
ハウジング110は、ハウジング110の横の長さ及び縦の長さのいずれかがその他のよりも比較的長い形状を有する。
【0020】
例えば、ハウジング110の横の長さ及び縦の長さのうちの、より長い長さを、ハウジング110の横の長さ及び縦の長さのうちの、より短い長さで割った値は、3.0以上である。
【0021】
本開示の一実施例に係る無線通信装置10は、ハウジング110の横の長さ及び縦の長さのうちの1つを、他の1つに対して相対的に長く構成することにより、相対的に広い断面積を有する収容空間を確保することができる。
【0022】
これにより、複数の内部基板12は、ハウジング110の収容空間内で所定の方向に沿って配置することができ、併せて、ハウジング110の厚さは、相対的に薄くすることができる。
【0023】
例えば、下部ケース112と上部レドーム114が結合した状態で、ハウジング110の厚さは165mm以下である。
【0024】
したがって、本開示の一実施例に係る無線通信装置10は、全体として、スリムなケース形状を有することができ、これにより、審美的な利点を有する。
【0025】
ハウジング110の横の長さ、縦の長さ、及び厚さは、それぞれ285mm、950mm、及び150mmである。しかし、本開示がこれに限定するものではない。
【0026】
一方、無線通信装置10は、さらに、複数の外部接続ポート115及びGPSアンテナ(図示せず)を含んでもよい。
【0027】
複数の外部接続ポート115は、ハウジング110の一側に形成する。無線通信装置10は、複数の外部接続ポート115を介して、外部機器(図示せず)又は他の無線通信装置10とつながる。
【0028】
複数の外部接続ポート115は、アラームポート、光ポート、電源ポート、及びRTSポートを含むが、本開示がこれに限定するものではない。
【0029】
無線通信装置10は、GPSアンテナ(図示せず)を介してGPS信号を送受信する。GPSアンテナ(図示せず)は、は、GPS信号の円滑な送受信のために、ハウジング110の外部に露出する。
【0030】
図2は、本開示の一実施例に係る無線通信装置10の分解斜視図である。
【0031】
具体的には、図2(a)は、複数の内部基板12が下部ケース112上に配置した状態の分解斜視図を示したものであり、図2(b)は、複数の内部基板12が下部ケース112から分離した状態の分解斜視図を示したものである。
【0032】
図2(a)及び図2(b)を参照すると、無線通信装置10は、アンテナ120及び複数の内部基板12を含む。
【0033】
アンテナ120及び複数の内部基板12は、ハウジング110の収容空間内に配置する。
【0034】
本開示の一実施例に係る無線通信装置10は、アンテナ120がハウジング110の内部に配置されるので、アンテナ120と無線通信装置10をつなげるための別途のケーブルを必要としない。したがって、アンテナ120と無線通信装置10をケーブルを介してつなぐことにより、発生し得る伝送損失を最小限に抑えることができる。
【0035】
アンテナ120は、複数のアンテナ素子121を備えたパネルアンテナであり、下部ケース112に対応する板形状を有する。
【0036】
複数の内部基板12は、収容空間内でのアンテナ120と下部ケース112との間に配置する。複数の内部基板12のうちの少なくとも1つは、アンテナ120とつなぐことができ、これにより、アンテナ120からの信号を受信したり、アンテナ120に信号を送信する。
【0037】
複数の内部基板12の各内部基板12は、複数の内部基板12と対面する下部ケース112の一面と平行な第1の方向に沿って配置する。本明細書で、第1の方向は、複数の内部基板12が配列する方向を指す。例えば、第1の方向は、図2を基準に、ハウジング110の縦方向と平行する。
【0038】
本開示の一実施例に係る無線通信装置10は、複数の内部基板12を積層する方式ではなく、複数の内部基板12を所定の方向に沿って一列に配置する方式を採用することにより、ハウジング110がより薄い厚さを有するようにしたことに技術的特徴がある。
【0039】
これにより、本開示の一実施例に係る無線通信装置10は、周囲の景観と調和して設置することができる。これにより、本開示の一実施例に係る無線通信装置10は、審美的な利点を有する。
【0040】
一方、図2では、第1の方向がハウジング110の縦方向と平行することを示すが、本開示がこれに限定するものではない。
【0041】
例えば、第1の方向は、ハウジング110の横方向と平行してもよい。この場合に、複数の内部基板12は、ハウジング110の横方向に沿って配置する。
【0042】
各内部基板12は、第1の方向に沿って一列に配置するが、本開示はこれに限定するものではない。例えば、各内部基板12は、第1の方向に沿って互いにずらして配置したり千鳥状(zigzag)に配置してもよい。
【0043】
各内部基板12は、隣接する内部基板12と電気的につながる。この場合に、隣接する内部基板12との連結領域以外の各内部基板12の領域は、隣接する内部基板12と重ならない。
【0044】
したがって、本開示の一実施例に係る無線通信装置10は、複数の内部基板12の間に重畳する領域を最小限に抑えることができ、外部に露出した内部基板12の面積を最大とする。これにより、複数の内部基板12から発生する熱を効果的に放出する。
【0045】
複数の内部基板12は、前端部(front end unit)130、パワー増幅部(power amplifying unit)140、デジタルボード(digital board)150、及びパワー供給部(power supply unit)160を含む。しかし、本開示はこれに限定するものではなく、複数の内部基板12は、その他の部材を含んでもよい。
【0046】
複数の内部基板12は、第1の方向に沿って、前端部130、パワー増幅部140、デジタルボード150、及びパワー供給部160の順に配置する。
【0047】
このような内部基板12の配置は、アンテナ120に送信したり、アンテナ120から受信する信号の処理順序に沿った配置である。したがって、このような手順の配置は、各内部基板12とそれと隣接しない他の内部基板12との間の電気的な接続を最小限に抑えることができる。
【0048】
したがって、各内部基板12とそれと隣接しない他の内部基板12をつなぐための回路の構成を最小限に抑えることができ、これにより、複数の内部基板12の構成はより単純化する。
【0049】
図3は、本開示の一実施例に係るアンテナ120を示したものである。
【0050】
具体的には、図3(a)は、アンテナ120の斜視図を示し、図3(b)は、アンテナ120の背面斜視図を示す。
【0051】
図3を参照すると、アンテナ120は、アンテナ素子121、アンテナ基板122、及び位相変換器123を含む。
【0052】
複数のアンテナ素子121は、アンテナ基板122上に配置する。
【0053】
具体的には、アンテナ素子121は、上部レドーム114と対面するアンテナ基板122の一面上に配置する。
【0054】
位相変換器(phase shifter)123は、下部ケース112と対面するアンテナ基板122の他面上に配置する。
【0055】
アンテナ素子121は、電磁波を送受信することができ、位相変換器123は、送受信した電磁波の位相(phase)を変換する。
【0056】
アンテナ120は、前端部130とつながるための第1の接続ポート124をさらに含む。
【0057】
第1の接続ポート124は、アンテナ基板122の他面上に配置することができ、前端部130の第2の接続ポート(図4の131)とつながる。第1の接続ポート124は、例示的にPICdコネクタで構成する。
【0058】
アンテナ120は、ハウジング110の収容空間に収容するのに適切な大きさを有する。例えば、アンテナ120の横の長さ、縦の長さ、及び厚さは、それぞれ252mm、914mm、及び81mmである。しかし、本開示はこれに限定するものではない。
【0059】
図4は、本開示の一実施例に係る前端部130を示したものである。
【0060】
具体的には、図4(a)は、前端部130の正面図を図示したものであり、図4(b)は、前端部130の背面図を図示したものであり、図4(c)は、前端部130の側面図を示したものである。
【0061】
図4(a)を参照すると、前端部(front end unit)130は、第2の接続ポート131、CPLプリント回路基板132、及び送信経路(Tx Path)133を含む。
【0062】
第2の接続ポート131、CPLプリント回路基板132、及び送信経路133は、アンテナ120と対面する前端部130の一面上に配置するが、本開示はこれに限定するものではない。
【0063】
第2の接続ポート131は、アンテナ120の第1の接続ポート124とつながることができ、例示的にPICdコネクタで構成する。
【0064】
図4(b)を参照すると、前端部130は、第3の接続ポート134、第4の接続ポート135、LNAプリント回路基板136、受信経路(Rx Path)137を含む。
【0065】
第3の接続ポート134、第4の接続ポート135、LNAプリント回路基板136、受信経路137は、下部ケース112と対面する前端部130の他面上に配置することができるが、本開示はこれに限定するものではない。
【0066】
第3の接続ポート134は、パワー増幅部140の第5の接続ポート(図5の143)とつながる。第3の接続ポート134は、例示的にTBMAコネクタで構成する。
【0067】
第4の接続ポート135は、デジタルボード150の第7の接続ポート(図6の154)とつながる。第4の接続ポート135は、例示的にピンソケットコネクタで構成する。
【0068】
図4(c)を参照すると、前端部130は、前端部130の一側に形成したトランザクションモニター138をさらに含む。
【0069】
図4(a)ないし図4(c)を参照すると、前端部130は、ハウジング110の収容空間に収容するのに適切な大きさを有する。例えば、前端部130の横の長さ、縦の長さ、及び厚さは、それぞれ252mm、223mm、及び40mmである。しかし、本開示はこれに限定するものではない。
【0070】
図5は、本開示の一実施例に係るパワー増幅部140を示したものである。
【0071】
具体的には、図5(a)は、パワー増幅部140の正面図を図示したものであり、図5(b)は、パワー増幅部140の背面図を図示したものであり、図5(c)は、パワー増幅部140の側面図を示したものである。
【0072】
図5(a)を参照すると、パワー増幅部(power amplifying unit)140は、第1のインタフェース141及び第2のインタフェース142を含む。
【0073】
第1のインタフェース141は、前端部130のLNAプリント回路基板136とつながり、第2のインターフェース142は、デジタルボード150の第3のインタフェース(図5の151)とつながる。
【0074】
図5(b)を参照すると、パワー増幅部140は、第5の接続ポート143及び第6の接続ポート144を含む。
【0075】
第5の接続ポート143は、前端部130の第3の接続ポート134とつながり、第6の接続ポート144は、デジタルボード150の第7の接続ポート(図6の154)とつながる。
【0076】
図5(a)ないし図5(c)を参照すると、パワー増幅部140は、ハウジング110の収容空間に収容するのに適切な大きさを有する。例えば、パワー増幅部140の横の長さ及び縦の長さは、それぞれ252mm及び180mmである。しかし、本開示はこれに限定するものではない。
【0077】
図6は、本開示の一実施例に係るデジタルボード150を示したものである。
【0078】
具体的には、図6(a)は、デジタルボード150の正面図を図示したものであり、図6(b)は、デジタルボード150の背面図を図示したものであり、図6(c)は、デジタルボード150の側面図を示したものである。
【0079】
図6(a)を参照すると、デジタルボード(digital board)150は、第3のインターフェイス151、第4のインタフェース152、デバッグ部材153を含む。
【0080】
第3のインターフェイス151は、パワー増幅部140の第2のインタフェース142とつながり、第4のインタフェース152は、パワー供給部160の第5のインタフェース(図7の162)とつながる。
【0081】
図6(b)を参照すると、デジタルボード150は、第7の接続ポート154を含む。
【0082】
第7の接続ポート154は、パワー増幅部140の第6の接続ポート144とつながったり、前端部130のLNAプリント回路基板136とつながる。第7の接続ポート154は、例示的にピンソケットコネクタで構成する。
【0083】
図6(a)ないし図6(c)を参照すると、デジタルボード150は、ハウジング110の収容空間に収容するのに適切な大きさを有する。例えば、デジタルボード150の横の長さ及び縦の長さは、それぞれ247mm及び270mmである。しかし、本開示はこれに限定するものではない。
【0084】
図7は、本開示の一実施例に係るパワー供給部160を示したものである。
【0085】
具体的には、図7(a)は、パワー供給部160の正面図を図示したものであり、図7(b)は、パワー供給部160の背面図を図示したものであり、図7(c)は、パワー供給部160の側面図を示したものである。
【0086】
図7(a)ないし図7(c)を参照すると、パワー供給部(power supply unit)160は、第5のインタフェース161及び、アンテナ120の位相変換器123を駆動するための位相変換器モーターインターフェース162を含む。
【0087】
第5のインターフェース161は、デジタルボード150の第4のインタフェース152とつながる。
【0088】
パワー供給部160は、光スイッチ(optic switch、図示せず)をさらに含む。光スイッチは、オン・オフ状態を制御することにより、光信号の移動経路を遮断ないし変更することができる。
【0089】
パワー供給部160は、ハウジング110の収容空間に収容するのに適切な大きさを有する。例えば、パワー供給部160の横の長さ、縦の長さ、及び厚さは、それぞれ247mm、258mm、及び60mmである。しかし、本開示はこれに限定するものではない。
【0090】
図8は、本開示の一実施例に係る連結領域遮蔽部810が、内部基板12との間の連結領域に配置された状態を示したものである。
【0091】
図8を参照すると、無線通信装置10は、連結領域遮蔽部810を含む。
【0092】
連結領域遮蔽部810は、各内部基板12及び、その内部基板12と隣接する他の内部基板12との間の連結領域のうちの少なくとも1つに配置する。
【0093】
例えば、連結領域遮蔽部810は、パワー増幅部140の第2のインタフェース142及びデジタルボード150の第3のインターフェイス151との間の連結領域に配置するか、又は、デジタルボード150の第4のインタフェース152及びパワー供給部160の第5のインターフェース161との間の連結領域に配置する。
【0094】
連結領域遮蔽部810は、アンテナ120と対面する連結領域の一面を覆うように配置する。
【0095】
これにより、連結領域遮蔽部810は、内部基板12間の連結領域を遮蔽することができ、アンテナ120から発生した電磁波が、各連結領域へ及ぼす悪影響を減少させることができる。
【0096】
図8では、内部基板12間の連結領域を遮蔽するための連結領域遮蔽部810のみを図示するが、本開示がこれに限定するものではない。
【0097】
例えば、無線通信装置10は、外部接続ポート115を遮蔽するためのポート遮蔽部(図示せず)をさらに含んでもよい。
【0098】
図9は、本開示の一実施例に係るピンソケットコネクタ910を下部ケース112の一面上に配置した状態を示したものである。
【0099】
図9を参照すると、無線通信装置10は、ピンソケットコネクタ910及びヒートパイプ920を含む。
【0100】
ピンソケットコネクタ910及びヒートパイプ920は、複数の内部基板12及び下部ケース112との間で、下部ケース112の一面上に配置する。
【0101】
ピンソケットコネクタ910は、互いに隣接しない内部基板12を電気的につなぐ。互いに離間した内部基板12は、ピンソケットコネクタ910を介して、RF信号を送受信する。
【0102】
ヒートパイプ920は、複数の内部基板12と接触したり、隣接するように配置する。これにより、複数の内部基板12から発生する熱は、ヒートパイプ920を介して、スムーズに放出する。
【0103】
ヒートパイプ920は、複数の内部基板12が配置される第1の方向に沿って長く延びる。
【0104】
ヒートパイプ920は、複数の内部基板12のうちの、相対的に多くの熱を発生させる内部基板12に最も隣接して配置する。例えば、ヒートパイプ920は、相対的に多くの熱が発生するパワー増幅部140に最も隣接して配置する。
【0105】
図10は、本開示の一実施例に係る複数の無線通信装置10が、ハイブリッドケーブル(hybrid cable)1010を介してつながった状態を示したものである。
【0106】
具体的には、図10(a)は、複数の無線通信装置10がポールPに設置した状態を示し、図10(b)は、複数の無線通信装置10の接続状態を示す。
【0107】
図10(a)を参照すると、複数の無線通信装置10は、ポールPに互いに離間して設置する。この場合に、複数の無線通信装置10の各ハウジング110は、1つのハイブリッドケーブル1010とつながる。
【0108】
図10(b)を参照すると、ハイブリッドケーブル1010は、ハウジング110の一側に形成した外部接続ポート115を介して、複数の内部基板12のうちの少なくとも1つと電気的につながる。
【0109】
ハイブリッドケーブル1010は、電源ケーブル1011、第1のケーブル1012、及び第2のケーブル1013を含む。電源ケーブル1011、第1のケーブル1012、及び第2のケーブル1013は、一体として形成する。
【0110】
本開示の一実施例に係るハイブリッドケーブル1010は、無線通信装置10につながるケーブルを一体として構成することにより、外部接続ポート115につながるケーブルが周りの景観に及ぼす審美的な悪影響を最小限に抑えるという効果を有する。
【0111】
第1のケーブル1012は、つながった内部基板12に信号を送信することができ、第2のケーブル1013は、つながった内部基板12から伝達された信号を受信する。また、電源ケーブル1011は、つながった内部基板12に電力を供給する。
【0112】
第1のケーブル1012及び第2のケーブル1013は、光ファイバケーブルであるが、本開示がこれに限定するものではない。
【0113】
電源ケーブル1011は、複数の無線通信装置10のそれぞれに備えられ、複数の無線通信装置10のそれぞれに電力を供給する。
【0114】
一方、1つの無線通信装置10につながった第1のケーブル1012は、他の無線通信装置10につながった第2のケーブル1013と電気的につながるように構成する。これにより、1つの無線通信装置10に伝達された信号は、他の無線通信装置10に順次伝達される。
【0115】
例えば、第1の無線通信装置10A及び第2の無線通信装置10Bは、第1の接続ケーブルC1によってつながり、第2の無線通信装置10B及び第3の無線通信装置10Cは、第2の接続ケーブルC2によってつながる。
【0116】
この場合に、第1の接続ケーブルC1の一端は、第1の無線通信装置10Aの第2のケーブル1013Aと電気的につながり、第1の接続ケーブルC1の他端は、第2の無線通信装置10Bの第1のケーブル1012Bと電気的につながる。
【0117】
また、第2の接続ケーブルC2の一端は、第2の無線通信装置10Bの第2のケーブル1013Bと電気的につながり、第2の接続ケーブルC2の他端は、第3の無線通信装置10Cの第1のケーブル1012Cと電気的につながる。
【0118】
これにより、、第1の無線通信装置10Aに最初に伝達された信号は、1つのケーブルC1を介して第2の無線通信装置10Bに伝達され、第2の無線通信装置10Bに伝達された信号は、別のケーブルC2を介して第3の無線通信装置10Cに伝達される。
【0119】
一方、複数のハイブリッドケーブル1010は、ハイブリッドボックス1020から分岐して複数の無線通信装置10の各ハウジング110につながる。
【0120】
この場合、第1の接続ケーブルC1及び第2の接続ケーブルC2は、ハイブリッドボックス1020内に収容される。
【0121】
ハイブリッドボックス(hybrid box)1020は、複数のハイブリッドケーブル1010が1つの場所から分岐するようにすることで、ハイブリッドケーブル1010が周囲の景観に及ぼす審美的な悪影響を最小限に抑えることができる。
【0122】
後述する図11ないし図12に図示した本開示の他の実施例は、無線通信装置が内部にアンテナを含んでいないという点で、図1ないし図10に図示した本開示の一実施例との相違点を有する。以下では、本開示の他の実施例に係る差別的特徴を中心に説明し、本開示の一実施例と実質的に同一の構成についての繰り返しの説明は省く。
【0123】
図11は、本開示の他の実施例に係る無線通信装置20を示したものである。
【0124】
具体的には、図11(a)は、無線通信装置20の斜視図を示したものであり、図11(b)は、無線通信装置20の背面斜視図を示したものである。
【0125】
図11(a)及び図11(b)を参照すると、無線通信装置20は、ハウジング210を含む。
【0126】
ハウジング210は、下部ケース212及び上部ケース214を含む。
【0127】
下部ケース212及び上部ケース214は、互いに結合することができ、結合した状態で、下部ケース212及び上部ケース214との間に収容空間を定義する。
【0128】
ハウジング210は、収容空間内に複数の内部基板22を収容する。これにより、ハウジング210は、複数の内部基板22を外部の衝撃から保護する。
【0129】
ハウジング210は、ハウジング210の横の長さ及び縦の長さのうちのいずれかが、他の1つよりも相対的に長い形状を有する。
【0130】
例えば、ハウジング210の横の長さ及び縦の長さのうちの長い長さをハウジング210の横の長さ及び縦の長さのうちの、より小さな長さで割った値は、3.0以上である。
【0131】
本開示の他の実施例に係る無線通信装置20は、ハウジング210の横の長さ及び縦の長さのうちのいずれかを、他の1つに対して相対的に長く構成することにより、相対的に広い断面積を有する収容空間を確保することができる。
【0132】
これにより、複数の内部基板22は、ハウジング210の収容空間内で所定の方向に沿って配置することができ、併せて、ハウジング210の厚さは、相対的に薄くなる。
【0133】
したがって、本開示の他の実施例に係る無線通信装置20は、全体として、スリムなケース形状を有することができ、これにより、審美的な利点を有する。
【0134】
また、本開示の他の実施例に係る無線通信装置20は、ハウジング210の収容空間内にアンテナを備えていない点で技術的特徴を有する。したがって、本開示の他の実施例に係るハウジング210の厚さはより薄くなる。
【0135】
例えば、下部ケース212と上部ケース214が結合した状態で、ハウジング210の厚さは80mm以下である。
【0136】
ハウジング210の横の長さ、縦の長さ、及び厚さは、それぞれ285mm、950mm、及び70mmである。しかし、本開示がこれに限定するものではない。
【0137】
一方、無線通信装置20は、さらに、アンテナ接続ポート218、複数の外部接続ポート215、及びGPSアンテナ(図示せず)を含んでもよい。
【0138】
アンテナ接続ポート218は、ハウジング210上に形成することができ、無線通信装置20の外部に配置したアンテナ(図示せず)とつながる。
【0139】
複数の外部接続ポート215は、ハウジング210の一側に形成する。無線通信装置20は、複数の外部接続ポート215を介して、外部機器(図示せず)又は他の無線通信装置20とつながる。
【0140】
複数の外部接続ポート215は、アラームポート、光ポート、電源ポート、及びRTSポートを含むが、本開示はこれに限定するものではない。
【0141】
無線通信装置20は、GPSアンテナ(図示せず)を介してGPS信号を送受信する。GPSアンテナ(図示せず)は、GPS信号の円滑な送受信のために、ハウジング210の外部に露出する。
【0142】
図12は、本開示の他の実施例に係る無線通信装置20の分解斜視図である。
【0143】
具体的には、図12(a)は、複数の内部基板22が下部ケース212上に配置した状態の分解斜視図を示したものであり、図12(b)は、複数の内部基板22が下部ケース212と分離した状態の分解斜視図を示したものである。
【0144】
図12(a)及び図12(b)を参照すると、無線通信装置20は、複数の内部基板22を含む。
【0145】
複数の内部基板22は、収容空間内で上部ケース214と下部ケース212との間に配置する。複数の内部基板22のうちの少なくとも1つは、外部のアンテナ(図示せず)とつながり、これにより、アンテナからの信号を受信したり、アンテナに信号を送信する。
【0146】
複数の内部基板22の各内部基板22は、複数の内部基板22と対面する下部ケース212の一面と平行な第1の方向に沿って配置する。本明細書において、「第1の方向」は、複数の内部基板22が配列する方向を指す。例えば、第1の方向は、図12を参照して、ハウジング210の縦方向と平行な方向を指す。
【0147】
本開示の他の実施例に係る無線通信装置20は、複数の内部基板22を積層する方式ではなく、複数の内部基板22を所定の方向に沿って一列に配置する方式を採用することにより、ハウジング210がより薄い厚さを有するようにしたことに技術的特徴がある。
【0148】
これにより、本開示の他の実施例に係る無線通信装置20は、周囲の景観と調和するように設置することができる。これにより、本開示の他の実施例に係る無線通信装置20は、審美的な利点を有することができる。
【0149】
なお、図12は、第1の方向がハウジング210の縦方向と平行であることを示すものであるが、本開示はこれに限定されるものではない。
【0150】
例えば、第1の方向は、ハウジング210の横方向と平行であってもよい。この場合、複数の内部基板22は、ハウジング210の横方向に沿って配置される。
【0151】
各内部基板22は、第1の方向に沿って一列に配置されるが、本開示はこれに限定されるものではない。例えば、各内部基板22は、第1の方向に沿って互いにずらして配置したり、千鳥状(zigzag)に配置されてもよい。
【0152】
各内部基板22は、隣接する内部基板22と電気的につながる。この場合には、隣接する内部基板22との連結領域以外の各内部基板22の領域は、隣接する内部基板22と重ならない。
【0153】
したがって、本開示の他の実施例に係る無線通信装置20は、複数の内部基板22間に重畳する領域を最小限に抑えることができ、外部に露出した内部基板22の面積を最大にする。これにより、複数の内部基板22から発生する熱を効果的に放出する。
【0154】
複数の内部基板22は、前端部230、パワー増幅部240、デジタルボード250、及びパワー供給部260を含む。しかし、本開示はこれに限定するものではなく、複数の内部基板22は、その他の部材を含んでもよい。
【0155】
複数の内部基板22は、第1の方向に沿って、前端部230、パワー増幅部240、デジタルボード250、及びパワー供給部260の順に配置する。
【0156】
このような内部基板22の配置は、アンテナに送信したり、アンテナから受信する信号の処理順序に沿った配置である。したがって、このような順序の配置は、各内部基板22とそれと隣接しない他の内部の基板22との間の電気的な接続を最小限に抑えることができる。
【0157】
したがって、各内部基板22とそれと隣接しない他の内部の基板22をつなぐための回路の構成を最小限に抑えることができ、これにより、複数の内部基板22の構成をより単純化することができる。
【0158】
以上の説明は、本実施例の技術思想を例示的に説明したに過ぎず、本実施例の属する技術分野における通常の知識を有する者であれば、本実施例の本質的な特性から逸脱しない範囲で様々な修正及び変形が可能である。したがって、本実施例は、本実施例の技術思想を限定するためのものではなく説明するためのものであり、このような実施例により、本実施例の技術思想の範囲を限定するものではない。本実施例の保護範囲は請求の範囲によって解釈するべきであり、その同等の範囲内にあるすべての技術思想は、本実施例の権利範囲に含まれるものと解釈するべきである。
【符号の説明】
【0159】
10:無線通信機器 110:ハウジング
112:下部ケース 114:上部レドーム
120:アンテナ 130:前端部
140:パワー増幅部 150:デジタルボード
160:パワー供給 810:連結領域遮蔽部
1010:ハイブリッドケーブル 1020:ハイブリッドボックス
図1(a)】
図1(b)】
図2(a)】
図2(b)】
図3(a)】
図3(b)】
図4(a)】
図4(b)】
図4(c)】
図5(a)】
図5(b)】
図5(c)】
図6(a)】
図6(b)】
図6(c)】
図7(a)】
図7(b)】
図7(c)】
図8
図9
図10(a)】
図10(b)】
図11(a)】
図11(b)】
図12(a)】
図12(b)】
【国際調査報告】