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特表2022-519986セルの選択または再選択方法および装置、端末
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-03-28
(54)【発明の名称】セルの選択または再選択方法および装置、端末
(51)【国際特許分類】
   H04W 48/18 20090101AFI20220318BHJP
   H04W 36/36 20090101ALI20220318BHJP
   H04W 36/14 20090101ALI20220318BHJP
   H04W 8/22 20090101ALI20220318BHJP
   H04W 48/08 20090101ALI20220318BHJP
【FI】
H04W48/18
H04W36/36
H04W36/14
H04W8/22
H04W48/08
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2021535685
(86)(22)【出願日】2018-12-19
(85)【翻訳文提出日】2021-07-06
(86)【国際出願番号】 CN2018122181
(87)【国際公開番号】W WO2020124462
(87)【国際公開日】2020-06-25
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.3GPP
2.WCDMA
(71)【出願人】
【識別番号】516227559
【氏名又は名称】オッポ広東移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】GUANGDONG OPPO MOBILE TELECOMMUNICATIONS CORP., LTD.
【住所又は居所原語表記】No. 18 Haibin Road,Wusha, Chang’an,Dongguan, Guangdong 523860 China
(74)【代理人】
【識別番号】100091487
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 行孝
(74)【代理人】
【識別番号】100120031
【弁理士】
【氏名又は名称】宮嶋 学
(74)【代理人】
【識別番号】100107582
【弁理士】
【氏名又は名称】関根 毅
(74)【代理人】
【識別番号】100152205
【弁理士】
【氏名又は名称】吉田 昌司
(74)【代理人】
【識別番号】100137523
【弁理士】
【氏名又は名称】出口 智也
(74)【代理人】
【識別番号】100120385
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴木 健之
(72)【発明者】
【氏名】リウ、ジェンファ
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067AA43
5K067DD17
5K067DD18
5K067EE02
5K067EE10
(57)【要約】
本願実施例は、セルの選択または再選択方法および装置、端末を提供し、当該方法は、端末が、第1情報に従ってセル選択またはセル再選択を実行することを含み、ここで、前記第1情報は、非公衆ネットワーク(NPN)関連情報である。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
セルの選択または再選択方法であって、
端末が、第1情報に従ってセル選択またはセル再選択を実行することを含み、前記第1情報は、非公衆ネットワーク(NPN)関連情報である、前記セルの選択または再選択方法。
【請求項2】
前記第1情報は、
トラッキングエリア識別子、トラッキングエリアリスト、NPN指示、NPNに対応する公衆陸上移動体ネットワーク(PLMN)識別子、NPNに対応するPLMNリスト、NPNに対応するセル識別子、NPNに対応するセルリスト、NPNに対応する周波数識別子、NPNに対応する周波数リスト、NPNに対応するトラッキングエリア識別子、NPNに対応するトラッキングエリアリストのうちの少なくとも1つを含む、
請求項1に記載のセルの選択または再選択方法。
【請求項3】
前記端末は、
常駐する端末、第1属性を満たす端末のうちの少なくとも1つを含む、
請求項1または2に記載のセルの選択または再選択方法。
【請求項4】
前記第1属性を満たす端末は、
NPNをサポートする端末、NPNをサポートしない端末、特定のNPNをサポートする端末、特定のNPNをサポートしない端末、特定のトラッキングエリアをサポートする端末、特定のトラッキングエリアをサポートしない端末、特定のPLMNをサポートする端末、特定のPLMNをサポートしない端末、特定のセルをサポートする端末、特定のセルをサポートしない端末、NPNをサポートする識別子を運ぶ端末、NPNをサポートしない識別子を運ぶ端末のうちの少なくとも1つを含む、
請求項3に記載のセルの選択または再選択方法。
【請求項5】
前記第1属性は、前記端末の契約情報に基づいて決定され、および/または、前記第1属性は、前記端末が記憶したNPN関連情報に基づいて決定される、
請求項3または4に記載のセルの選択または再選択方法。
【請求項6】
前記第1情報は、前記端末が記憶したNPN関連情報である、
請求項1ないし5のいずれか一項に記載のセルの選択または再選択方法。
【請求項7】
前記第1情報は、
前記端末の契約情報、前記端末が記憶した情報、コアネットワークからの情報のうちの少なくとも1つに基づいて決定される、
請求項6に記載のセルの選択または再選択方法。
【請求項8】
前記第1情報は、第1ネットワーク機器からのNPN関連情報である、
請求項1ないし5のいずれか一項に記載のセルの選択または再選択方法。
【請求項9】
前記第1情報は、RRCリリースメッセージ、固有RRCメッセージ、固有NASメッセージ、システム情報のうちの少なくとも1つのメッセージで運ばれる、
請求項8に記載のセルの選択または再選択方法。
【請求項10】
前記第1ネットワーク機器は、基地局である、
請求項8または9に記載のセルの選択または再選択方法。
【請求項11】
前記端末が、第1情報に従ってセル選択またはセル再選択を実行することは、
前記端末が、前記第1情報に従って、第1セルまたは第1周波数が適切なターゲットセルまたはターゲット周波数であるか否かを決定すること、および/または、
前記端末が、前記第1情報に従って、第1セルまたは第1周波数を優先的に選択するか否かを決定することを含み、
前記第1セルまたは第1周波数は、セル選択またはセル再選択プロセスにおける候補セルまたは候補周波数である、
請求項1ないし10のいずれか一項に記載のセルの選択または再選択方法。
【請求項12】
前記端末が、前記第1情報に従って、第1セルまたは第1周波数が適切なターゲットセルまたはターゲット周波数であるか否かを決定することは、
前記端末が、NPN情報を運ぶセルまたは周波数が適切なターゲットセルまたはターゲット周波数であると決定することを含む、
請求項11に記載のセルの選択または再選択方法。
【請求項13】
前記端末が、前記第1情報に従って、第1セルまたは第1周波数が適切なターゲットセルまたはターゲット周波数であるか否かを決定することは、
前記端末が、NPN情報を運ばないセルまたは周波数が適切なターゲットセルまたはターゲット周波数であると決定することを含む、
請求項11に記載のセルの選択または再選択方法。
【請求項14】
前記端末が、前記第1情報に従って、第1セルまたは第1周波数が適切なターゲットセルまたはターゲット周波数であるか否かを決定することは、
前記端末が、NPNをサポートしないセルまたは周波数が適切なターゲットセルまたはターゲット周波数であると決定することを含む、
請求項11に記載のセルの選択または再選択方法。
【請求項15】
前記端末が、前記第1情報に従って、第1セルまたは第1周波数が適切なターゲットセルまたはターゲット周波数であるか否かを決定することは、
前記端末が、非NPNのセルまたは周波数が適切なターゲットセルまたはターゲット周波数であると決定することを含む、
請求項11に記載のセルの選択または再選択方法。
【請求項16】
前記端末が前記第1情報に従って、第1セルまたは第1周波数を優先的に選択するか否かを決定することは、
前記端末が、NPN情報を運ぶセルまたは周波数を優先的に選択することを含む、
請求項11ないし15のいずれか一項に記載のセルの選択または再選択方法。
【請求項17】
前記端末が前記第1情報に従って、第1セルまたは第1周波数を優先的に選択するか否かを決定することは、
前記端末が、NPN情報を運ばないセルまたは周波数を優先的に選択することを含む、
請求項11ないし15のいずれか一項に記載のセルの選択または再選択方法。
【請求項18】
前記端末が前記第1情報に従って、第1セルまたは第1周波数を優先的に選択するか否かを決定することは、
前記端末が、NPNをサポートしないセルまたは周波数を優先的に選択することを含む、
請求項11ないし15のいずれか一項に記載のセルの選択または再選択方法。
【請求項19】
前記端末が前記第1情報に従って、第1セルまたは第1周波数を優先的に選択するか否かを決定することは、
前記端末が、非NPNのセルまたは周波数を優先的に選択することを含む、
請求項11ないし15のいずれか一項に記載のセルの選択または再選択方法。
【請求項20】
前記端末は、第1タイプに属する端末である、
請求項12ないし19のいずれか一項に記載のセルの選択または再選択方法。
【請求項21】
前記第1タイプの端末は、無属性の端末、前記第1セルのすべての常駐端末、NPNをサポートしない端末、端末の第1属性と前記第1セルのNPN属性が異なる端末のうちの少なくとも1つを含む、
請求項20に記載のセルの選択または再選択方法。
【請求項22】
前記端末が、前記第1情報に従って、第1セルまたは第1周波数が適切なターゲットセルまたはターゲット周波数であるか否かを決定することは、
前記端末が、NPN情報を運ぶセルまたは周波数が適切なターゲットセルまたはターゲット周波数であると決定することを含む、
請求項11に記載のセルの選択または再選択方法。
【請求項23】
前記端末が、前記第1情報に従って、第1セルまたは第1周波数が適切なターゲットセルまたはターゲット周波数であるか否かを決定することは、
前記端末が、NPN情報を運ばないセルまたは周波数が適切なターゲットセルまたはターゲット周波数であると決定することを含む、
請求項11に記載のセルの選択または再選択方法。
【請求項24】
前記端末が、前記第1情報に従って、第1セルまたは第1周波数が適切なターゲットセルまたはターゲット周波数であるか否かを決定することは、
前記端末が、NPNをサポートするセルまたは周波数が適切なターゲットセルまたはターゲット周波数であると決定することを含む、
請求項11に記載のセルの選択または再選択方法。
【請求項25】
前記端末が、前記第1情報に従って、第1セルまたは第1周波数が適切なターゲットセルまたはターゲット周波数であるか否かを決定することは、
前記端末が、NPNのセルまたは周波数が適切なターゲットセルまたはターゲット周波数であると決定することを含む、
請求項11に記載のセルの選択または再選択方法。
【請求項26】
前記端末が前記第1情報に従って、第1セルまたは第1周波数を優先的に選択するか否かを決定することは、
前記端末が、NPN情報を運ぶセルまたは周波数を優先的に選択することを含む、
請求項11、22ないし25のいずれか一項に記載のセルの選択または再選択方法。
【請求項27】
前記端末が前記第1情報に従って、第1セルまたは第1周波数を優先的に選択するか否かを決定することは、
前記端末が、NPN情報を運ばないセルまたは周波数を優先的に選択することを含む、
請求項11、22ないし25のいずれか一項に記載のセルの選択または再選択方法。
【請求項28】
前記端末が前記第1情報に従って、第1セルまたは第1周波数を優先的に選択するか否かを決定することは、
前記端末が、NPNをサポートするセルまたは周波数を優先的に選択することを含む、
請求項11、22ないし25のいずれか一項に記載のセルの選択または再選択方法。
【請求項29】
前記端末が前記第1情報に従って、第1セルまたは第1周波数を優先的に選択するか否かを決定することは、
前記端末が、NPNのセルまたは周波数を優先的に選択することを含む、
請求項11、22ないし25のいずれか一項に記載のセルの選択または再選択方法。
【請求項30】
前記端末は、第2タイプに属する端末である、
請求項22ないし29のいずれか一項に記載のセルの選択または再選択方法。
【請求項31】
前記第2タイプの端末は、無属性の端末、前記第1セルのすべての常駐端末、NPNをサポートする端末、端末の第1属性と前記第1セルのNPN属性が同じである端末のうちの少なくとも1つを含む、
請求項30に記載のセルの選択または再選択方法。
【請求項32】
セルの選択または再選択装置であって、
第1情報に従ってセル選択またはセル再選択を実行するように構成される、セルの選択または再選択ユニットを備え、前記第1情報は、NPN関連情報である、前記セルの選択または再選択装置。
【請求項33】
前記第1情報は、
トラッキングエリア識別子、トラッキングエリアリスト、NPN指示、NPNに対応するPLMN識別子、NPNに対応するPLMNリスト、NPNに対応するセル識別子、NPNに対応するセルリスト、NPNに対応する周波数識別子、NPNに対応する周波数リスト、NPNに対応するトラッキングエリア識別子、NPNに対応するトラッキングエリアリストのうちの少なくとも1つを含む、
請求項32に記載のセルの選択または再選択装置。
【請求項34】
前記端末は、
常駐する端末、第1属性を満たす端末のうちの少なくとも1つを含む、
請求項32または33に記載のセルの選択または再選択装置。
【請求項35】
前記第1属性を満たす端末は、
NPNをサポートする端末、NPNをサポートしない端末、特定のNPNをサポートする端末、特定のNPNをサポートしない端末、特定のトラッキングエリアをサポートする端末、特定のトラッキングエリアをサポートしない端末、特定のPLMNをサポートする端末、特定のPLMNをサポートしない端末、特定のセルをサポートする端末、特定のセルをサポートしない端末、NPNをサポートする識別子を運ぶ端末、NPNをサポートしない識別子を運ぶ端末のうちの少なくとも1つを含む、
請求項34に記載のセルの選択または再選択装置。
【請求項36】
前記第1属性は、前記端末の契約情報に基づいて決定され、および/または、前記第1属性は、前記端末が記憶したNPN関連情報に基づいて決定される、
請求項34または35に記載のセルの選択または再選択装置。
【請求項37】
前記第1情報は、前記端末が記憶したNPN関連情報である、
請求項32ないし36のいずれか一項に記載のセルの選択または再選択装置。
【請求項38】
前記第1情報は、
前記端末の契約情報、前記端末が記憶した情報、コアネットワークからの情報のうちの少なくとも1つに基づいて決定される、
請求項37に記載のセルの選択または再選択装置。
【請求項39】
前記第1情報は、第1ネットワーク機器からのNPN関連情報である、
請求項32ないし36のいずれか一項に記載のセルの選択または再選択装置。
【請求項40】
前記第1情報は、RRCリリースメッセージ、固有RRCメッセージ、固有NASメッセージ、システム情報のうちの少なくとも1つのメッセージで運ばれる、
請求項39に記載のセルの選択または再選択装置。
【請求項41】
前記第1ネットワーク機器は、基地局である、
請求項39または40に記載のセルの選択または再選択装置。
【請求項42】
前記セルの選択または再選択ユニットは、前記第1情報に従って、第1セルまたは第1周波数が適切なターゲットセルまたはターゲット周波数であるか否かを決定し、および/または、前記第1情報に従って、第1セルまたは第1周波数を優先的に選択するか否かを決定するように構成され、
前記第1セルまたは第1周波数は、セル選択またはセル再選択プロセスにおける候補セルまたは候補周波数である、
請求項32ないし41のいずれか一項に記載のセルの選択または再選択装置。
【請求項43】
前記セルの選択または再選択ユニットは、NPN情報を運ぶセルまたは周波数が適切なターゲットセルまたはターゲット周波数であると決定するように構成される、
請求項42に記載のセルの選択または再選択装置。
【請求項44】
前記セルの選択または再選択ユニットは、NPN情報を運ばないセルまたは周波数が適切なターゲットセルまたはターゲット周波数であると決定するように構成される、
請求項42に記載のセルの選択または再選択装置。
【請求項45】
前記セルの選択または再選択ユニットは、NPNをサポートしないセルまたは周波数が適切なターゲットセルまたはターゲット周波数であると決定するように構成される、
請求項42に記載のセルの選択または再選択装置。
【請求項46】
前記セルの選択または再選択ユニットは、非NPNのセルまたは周波数が適切なターゲットセルまたはターゲット周波数であると決定するように構成される、
請求項42に記載のセルの選択または再選択装置。
【請求項47】
前記セルの選択または再選択ユニットは、NPN情報を運ぶセルまたは周波数を優先的に選択するように構成される、
請求項42ないし46のいずれか一項に記載のセルの選択または再選択装置。
【請求項48】
前記セルの選択または再選択ユニットは、NPN情報を運ばないセルまたは周波数を優先的に選択するように構成される、
請求項42ないし46のいずれか一項に記載のセルの選択または再選択装置。
【請求項49】
前記セルの選択または再選択ユニットは、NPNをサポートしないセルまたは周波数を優先的に選択するように構成される、
請求項42ないし46のいずれか一項に記載のセルの選択または再選択装置。
【請求項50】
前記セルの選択または再選択ユニットは、非NPNのセルまたは周波数を優先的に選択するように構成される、
請求項42ないし46のいずれか一項に記載のセルの選択または再選択装置。
【請求項51】
前記端末は、第1タイプに属する端末である、
請求項43ないし50のいずれか一項に記載のセルの選択または再選択装置。
【請求項52】
前記第1タイプの端末は、無属性の端末、前記第1セルのすべての常駐端末、NPNをサポートしない端末、端末の第1属性と前記第1セルのNPN属性が異なる端末のうちの少なくとも1つを含む、
請求項51に記載のセルの選択または再選択装置。
【請求項53】
前記セルの選択または再選択ユニットは、NPN情報を運ぶセルまたは周波数が適切なターゲットセルまたはターゲット周波数であると決定するように構成される、
請求項42に記載のセルの選択または再選択装置。
【請求項54】
前記セルの選択または再選択ユニットは、NPN情報を運ばないセルまたは周波数が適切なターゲットセルまたはターゲット周波数であると決定するように構成される、
請求項42に記載のセルの選択または再選択装置。
【請求項55】
前記セルの選択または再選択ユニットは、NPNをサポートするセルまたは周波数が適切なターゲットセルまたはターゲット周波数であると決定するように構成される、
請求項42に記載のセルの選択または再選択装置。
【請求項56】
前記セルの選択または再選択ユニットは、NPNのセルまたは周波数が適切なターゲットセルまたはターゲット周波数であると決定するように構成される、
請求項42に記載のセルの選択または再選択装置。
【請求項57】
前記セルの選択または再選択ユニットは、NPN情報を運ぶセルまたは周波数を優先的に選択するように構成される、
請求項42、53ないし56のいずれか一項に記載のセルの選択または再選択装置。
【請求項58】
前記セルの選択または再選択ユニットは、NPN情報を運ばないセルまたは周波数を優先的に選択するように構成される、
請求項42、53ないし56のいずれか一項に記載のセルの選択または再選択装置。
【請求項59】
前記セルの選択または再選択ユニットは、NPNをサポートするセルまたは周波数を優先的に選択するように構成される、
請求項42、53ないし56のいずれか一項に記載のセルの選択または再選択装置。
【請求項60】
前記セルの選択または再選択ユニットは、NPNのセルまたは周波数を優先的に選択するように構成される、
請求項42、53ないし56のいずれか一項に記載のセルの選択または再選択装置。
【請求項61】
前記端末は、第2タイプに属する端末である、
請求項53ないし60のいずれか一項に記載のセルの選択または再選択装置。
【請求項62】
前記第2タイプの端末は、無属性の端末、前記第1セルのすべての常駐端末、NPNをサポートする端末、端末の第1属性と前記第1セルのNPN属性が同じである端末のうちの少なくとも1つを含む、
請求項61に記載のセルの選択または再選択装置。
【請求項63】
プロセッサとメモリとを備える、端末であって、当該メモリは、コンピュータプログラムを記憶するように構成され、前記プロセッサは、前記メモリに記憶されたコンピュータプログラムを呼び出して実行して、請求項1ないし31のいずれか一項に記載のセルの選択または再選択方法を実行するように構成される、前記端末。
【請求項64】
チップであって、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行することにより、前記チップが実装された機器に、請求項1ないし31のいずれか一項に記載のセルの選択または再選択方法を実行させるように構成される、プロセッサを備える、前記チップ。
【請求項65】
コンピュータプログラムを記憶するように構成される、コンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータプログラムは、コンピュータに請求項1ないし31のいずれか一項に記載のセルの選択または再選択方法を実行させる、前記コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項66】
コンピュータプログラム命令を含む、コンピュータプログラム製品であって、当該コンピュータプログラム命令は、コンピュータに請求項1ないし31のいずれか一項に記載のセルの選択または再選択方法を実行させる、前記コンピュータプログラム製品。
【請求項67】
コンピュータに請求項1ないし31のいずれか一項に記載のセルの選択または再選択方法を実行させる、コンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願実施例は、モバイル通信技術分野に関し、具体的には、セルの選択または再選択方法および装置、端末に関する。
【背景技術】
【0002】
第5世代(5G:5th Generation)バージョン16(R16:Release16)には、非公衆ネットワーク(NPN:Non-Public Network)の概念が導入されている。NPNは、タイプa(type-a)ネットワークおよびタイプb(type-b)ネットワークを含み、公衆陸上移動体ネットワーク(PLMN:Public Land Mobile Network)の私的使用をサポートするプライベートネットワークおよび非第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:3rd Generation Partnership Project)の共有ネットワークであるプライベートネットワークにそれぞれ対応する。ユーザ機器(UE:User Equipment)がNPNの契約ユーザでない場合、ユーザは、NPNに常駐することができなく、および/またはNPNを使用して通常の通信を実行できない。ニューラジオ(NR:New Radio)の現在のプロセスでは、UEは、現在のセルがNPNセルであるか否かを知ることができなく、およびユーザがセル選択またはセル再選択のとき、選択されたセルがNPNセルであるか否かを知ることができない。さらに、UEが候補セルのNPN情報を知っても、既存のプロセスに従って、セル選択またはセル再選択のプロセスでは、UEは、自体がNPNおよび/または候補セルがNPNセルであるか否かをサポートするか否かの問題を考慮しない。これにより、当該セルがNPNセルであるため、UEがセルに常駐した直後にセルを再選択する必要があり、それにより、大量のコンピューティングリソースの浪費および電量消費を引き起こす。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本願実施例は、セルの選択または再選択方法および装置、端末を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本願実施例によるセルの選択または再選択方法は、
端末が、第1情報に従ってセル選択またはセル再選択を実行することを含み、ここで、前記第1情報は、NPN関連情報である。
【0005】
本願実施例によるセルの選択または再選択装置は、
第1情報に従ってセル選択またはセル再選択を実行するように構成される、セルの選択または再選択ユニットを備え、ここで、前記第1情報は、NPN関連情報である。
【0006】
本願実施例による端末は、プロセッサとメモリとを備える。当該メモリは、コンピュータプログラムを記憶するように構成され、当該プロセッサは、当該メモリに記憶されたコンピュータプログラムを呼び出して実行して、上記のセルの選択または再選択方法を実行するように構成される。
【0007】
本願実施例によるチップは、上記のセルの選択または再選択方法を実現するように構成される。
【0008】
具体的に、当該チップは、メモリからコンピュータプログラムを呼び出し実行して、当該チップを実装されている機器に上記のセルの選択または再選択方法を実行させるように構成される、プロセッサを備える。
【0009】
本願実施例によるコンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムを記憶するように構成され、当該コンピュータプログラムは、コンピュータに上記のセルの選択または再選択方法を実行させる。
【0010】
本願実施例によるコンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラム命令を含み、当該コンピュータプログラム命令は、コンピュータに上記のセルの選択または再選択方法を実行させる。
【0011】
本願実施例によるコンピュータプログラムは、コンピュータで実行されるとき、コンピュータに上記のセルの選択または再選択方法を実行させる。
【発明の効果】
【0012】
本願実施例は、非公衆ネットワークをサポートするシナリオにおけるセル選択またはセル再選択の技術案を提案し、NPN関連情報を介してセル選択またはセル再選択を実行し、セル選択またはセル再選択動作を頻繁にすることを避けて、端末の電力消費を節約し、コンピューティングリソースの浪費を減少することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
ここで説明される図面は、本願をさらに理解するために提供され、本願の一部を構成し、本願の例示的な実施例及びそれらの説明は、本願を説明するために使用され、本願に対する不適切な限定を構成しない。図面において、
図1】本願実施例による通信システムアーキテクチャの概略図である。
図2】本願実施例によるセルの選択または再選択方法の例示的なフローチャートである。
図3】本願実施例によるセル選択の例示的なフローチャートである。
図4】本願実施例によるセル再選択の例示的なフローチャートである、
図5】本願実施例によるセルの選択または再選択装置の例示的な構造的構成図である。
図6】本願実施例による通信機器例示的な構造図である。
図7】本願実施例のチップの例示的な構造図である。
図8】本願実施例による通信システムの例示的なブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本願実施例における図面を参照しながら、本願実施例における技術的解決策を説明する。明らかに、説明される実施例は、本願実施例の一部であるが、全部でない。本願実施例に基づいて、創造的な努力なしに当業者によって取得される他のすべての実施例は、本願の保護範囲に含まれるものとする。
【0015】
本願実施例の技術的解決策は、グローバルモバイル通信(GSM:Global System of Mobile communication)システム、コード分割多重アクセス(CDMA:Code Division Multiple Access)システム、広帯域コード分離多重アクセス(WCDMA:Wideband Code Division Multiple Access)システム、汎用パケット無線サービス(GPRS:General Packet Radio Service)、ロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)システム、LTE周波数分割複信(FDD:Frequency Division Duplex)システム、LTE時分割二重化(TDD:Time Division Duplex)、ユニバーサル移動通信システム(UMTS:Universal Mobile Telecommunication System)、ワイマックス(WiMAX:Worldwide Interoperability for Microwave Access)通信システムまたは5Gシステムなどの、様々な通信システムに適用されることができる。
【0016】
例示的に、本願実施例に適用される通信システム100は、図1に示されたようである。当該通信システム100は、ネットワーク機器110を備えることができ、ネットワーク機器110は、端末120(または通信端末、端末と称する)と通信する機器であってもよい。ネットワーク機器110は、特定の地理的エリアに通信カバレッジを提供することができ、当該カバレッジエリア内に位置する端末と通信することができる。例示的に、当該ネットワーク機器110は、GSMシステムまたはCDMAシステムの基地局(BTS:Base Transceiver Station)、またはWCDMAシステムの基地局(NB:NodeB)、またはLTEシステムの進化型基地局(eNBまたはeNodeB:Evolutional Node B)、またはクラウド無線アクセスネットワーク(CRAN:Cloud Radio Access Network)における無線コントローラであってもよく、または、当該ネットワーク機器は、モバイルスイッチングセンタ、リレーステーション、アクセスポイント、車載機器、ウェアラブル機器、ハブ、スイッチ、ブリッジ、ルータ、5Gネットワークのネットワーク側の機器、または将来進化する公衆陸上移動体ネットワーク(PLMN:Public Land Mobile Network)のネットワーク機器などであってもよい。
【0017】
当該通信システム100は、さらに、ネットワーク機器110のカバレッジエリア内に位置する少なくとも1つの端末120を備える。ここで使用される「端末」は、公衆交換電話網(PSTN:Public Switched Telephone Networks)、デジタル加入者線(DSL:Digital Subscriber Line)、デジタルケーブル、直接ケーブルを介した連続などの有線回線連続を介した、および/または別のデータ連続/ネットワークを介した、および/または、セルラーネットワーク、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN:Wireless Local Area Network)、DVB-Hネットワークなどのデジタルテレビネットワーク、衛星ネットワーク、AM-FM放送送信機などに対する無線インターフェースを介した、および/または別の端末の、通信信号を送受信するように設定された装置、および/または物事のインターネットシステム(IoT:Internet of Things)機器を含むが、これらに限定されない。無線インターフェースを介して通信するように設定された端末は、「無線通信端末」、「無線端末」または「モバイル端末」と称し得る。モバイル端末の例は、衛星または携帯電話、セルラー無線電話とデータ処理、ファックスおよびデータ通信能力を組み合わせることができるパーソナル通信システム(PCS: Personal Communications System)端末、無線電話、ポケットベル、インターネット/イントラネットアクセス、Webブラウザ、メモ帳、カレンダおよび/またはグローバルポジショニングシステム(GPS:Global Positioning System)受信器を含むことができるPDA、および従来のラップトップ型および/またはハンドヘルド型受信器または無線電話トランシーバを含む他の電子装置を含むが、これらに限定されない。端末は、アクセス端末、ユーザー機器(UE:User Equipment)、ユーザユニット、ユーザステーション、モバイルステーション、移動台、リモートステーション、リモート端末、モバイルデバイス、ユーザ端末、端末、無線通信デバイス、ユーザエージェント、またはユーザデバイスを指すことができる。アクセス端末は、携帯電話、コードレス電話、セッション開始プロトコ
ル(SIP:Session Initiation Protocol)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL:Wireless Local Loop)ステーション、携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistant)、無線通信機能を備えたハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイスまたは無線モデムに連続されたその他の処理デバイス、車載デバイス、ウェアラブルデバイスおよび5Gネットワークの端末または将来進化するPLMNの端末などであり得る。
【0018】
例示的に、端末120間では、装置対装置(D2D:Device to Device)通信を実行できる。
【0019】
例示的に、5Gシステムまたは5Gネットワークは、ニューラジオ(NR:New Radio)システムまたはNRネットワークとも称し得る。
【0020】
図1は、1つのネットワーク機器および2つの端末を例示的に示し、例示的に、当該通信システム100は、複数のネットワーク機器を備えることができ、各ネットワーク機器のカバレッジエリアには、他の数の端末を含むことができるが、本願実施例はこれに限定されない。
【0021】
例示的に、当該通信システム100は、さらに、ネットワークコントローラ、モバイル管理エンティティなどの他のネットワークエンティティを備えることができるが、本願実施例はこれに限定されない。
【0022】
本願実施例では、ネットワーク/システムにおける通信機能を備えた機器を通信機器と称し得ることを理解されたい。図1に示された通信システム100を例とすると、通信機器は、通信機能を備えたネットワーク機器110および端末120を備えることができ、ネットワーク機器110および端末120は以上に記載の具体的な機器であってもよく、ここでは再び説明せず、通信機器は、さらに、通信システム100における、ネットワークコントローラ、モバイル管理エンティティなどの他のネットワークエンティティなどの、他の機器を備えることができ、本願実施例はこれらに限定されない。
【0023】
本明細書における「システム」および「ネットワーク」という用語は、本明細書で常に互換的に使用されることを理解されたい。本明細書における「および/または」という用語は、関連付けられるオブジェクトを説明する単なる関連付け関係であり、3つの関係が存在できることを示し、例えば、Aおよび/またはBは、Aが独立で存在する場合、AとBが同時に存在する場合、Bが独立で存在する場合という3つの場合を表す。さらに、本明細書における記号「/」は、一般的に、前後の関連付けられるオブジェクトが、「または」という関係であることを示す。
【0024】
トラフィックのレート、遅延、高速移動性、エネルギ効率に対する人々の追求を満たし、および未来の生活でのトラフィックの多様性、複雑性のために、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:3rd Generation Partnership Project)国際標準化機構は、第5世代(5G:5th Generation)モバイル通信技術を研究し始めた。
【0025】
本願実施例の技術的解決策は、主に、5Gモバイル通信システムに適用され、もちろん、本願実施例の技術的解決策は、5Gモバイル通信システムに限定されず、他のタイプのモバイル通信システムにも適用できる。5Gモバイル通信技術の主な適用シナリオは、強化されたモバイルブロードバンド(eMBB:Enhance Mobile Broadband)、低遅延高信頼通信(URLLC:Ultra Reliable Low Latency Communication)、大規模マシンタイプ通信(mMTC:massive Machine Type Communication)である。以下は、5Gモバイル通信システムの主な適用シナリオを説明する。
【0026】
1、eMBBシナリオにおいて、eMBBは、ユーザがマルチメディアコンテンツ、サービスおよびデータを取得することをターゲットとし、そのトラフィック要求は迅速に増加している。eMBBが、屋内、市内、農村部などの異なるシナリオに配置されている可能性があり、そのトラフィック能力および要求の差も比較的に大きくため、具体的な配置シナリオと組み合わせてトラフィックを分析する必要がある。
【0027】
2、URLLCシナリオにおいて、URLLCの通常の適用は、産業自動化、電力自動化、遠隔医療操作、交通安全保証などを含む。
【0028】
3、mMTCシナリオにおいて、URLLCの通常の特徴は、高い接続密度、少ないデータ量、遅延に敏感でないトラフィック、モジュールの低いコストおよび長い使用寿命などを含む。
【0029】
図2は、本願実施例によるセルの選択または再選択方法の例示的なフローチャートであり、図2に示されたように、前記セルの選択または再選択方法は、以下のステップを含む。
【0030】
ステップ201において、端末が、第1情報に従ってセル選択またはセル再選択を実行し、ここで、前記第1情報は、NPN関連情報である。
【0031】
本願実施例において、前記端末は、携帯電話、タブレット、ラップトップ、車載端末、ウェアラブル機器などの任意のネットワークと通信できる機器であり得る。
【0032】
本願実施例において、前記端末は、常駐する端末、第1属性を満たす端末のうちの少なくとも1つを含む。
【0033】
ここで、常駐する端末は、アイドル状態である端末を指し、即ち、あるセルに常駐する端末を指す。
【0034】
ここで、前記第1属性を満たす端末は、
NPNをサポートする端末、NPNをサポートしない端末、特定のNPNをサポートする端末、特定のNPNをサポートしない端末、特定のトラッキングエリアをサポートする端末、特定のトラッキングエリアをサポートしない端末、特定のPLMNをサポートする端末、特定のPLMNをサポートしない端末、特定のセルをサポートする端末、特定のセルをサポートしない端末、NPNをサポートする識別子を運ぶ端末、NPNをサポートしない識別子を運ぶ端末のうちの少なくとも1つを含む。
【0035】
前記第1属性を満たす端末は、以上のいくつかに限定されなく、さらに、
特定のNPNリストをサポートする端末、特定のNPNリストをサポートしない端末、特定のトラッキングエリアリストをサポートする端末、特定のトラッキングエリアリストをサポートしない端末、特定のPLMNリストをサポートする端末、特定のPLMNリストをサポートしない端末、特定のセルリストをサポートする端末、特定のセルリストをサポートしない端末、NPNをサポートする識別子を運ぶ端末、NPNをサポートしない識別子を運ぶ端末のうちの少なくとも1つを含むことに留意されたい。
【0036】
本願実施例において、前記第1属性は、前記端末の契約情報に基づいて決定され、および/または、前記第1属性は、前記端末が記憶したNPN関連情報に基づいて決定される。
【0037】
本願実施例において、セル選択プロセスは、端末が起動(サービスのない領域からサービスのある領域に入った)した後、1つの適切なセルを選択して常駐するプロセスを指す。セル選択プロセスは、端末がRRC releaseメッセージを受信した後アイドル状態に入り、その後、1つの適切なセルを選択して常駐するプロセスを指すこともあり得る。セル再選択プロセスは、端末が、アイドル(idle)状態で位置の変更、信号の変化などの要因により、サービスセルを再選択するプロセスを指す。
【0038】
非公衆ネットワークシナリオにおいて、セル選択またはセル再選択は、NPN関連情報を考慮する必要があり、そのため、本願実施例の端末は、第1情報(当該第1情報は、NPN関連情報である)に従ってセル選択またはセル再選択を実行し、ここで、前記第1情報は、
トラッキングエリア識別子、トラッキングエリアリスト、NPN指示、NPNに対応する公衆陸上移動体ネットワーク(PLMN)識別子、NPNに対応するPLMNリスト、NPNに対応するセル識別子、NPNに対応するセルリスト、NPNに対応する周波数識別子、NPNに対応する周波数リスト、NPNに対応するトラッキングエリア識別子、NPNに対応するトラッキングエリアリストのうちの少なくとも1つを含む。
【0039】
本願実施例において、前記第1情報のソースは、以下の2つの方式を含むがこれに限定されない。
【0040】
方式一、前記第1情報は、前記端末が記憶したNPN関連情報である。
【0041】
ここで、前記第1情報は、前記端末の契約情報、前記端末が記憶した情報、コアネットワークからの情報のうちの少なくとも1つに基づいて決定される。
【0042】
例えば、端末の契約情報には、PLMNの関連情報が含まれ、端末が記憶した情報には、ホワイトリスト(white list)、ブラックリスト(black list)などが含まれる。
【0043】
方式二、前記第1情報は、第1ネットワーク機器からのNPN関連情報である。
【0044】
ここで、前記第1ネットワーク機器は、基地局である。
【0045】
ここで、前記第1情報は、RRCリリースメッセージ、固有RRCメッセージ、固有NASメッセージ、システム情報のうちの少なくとも1つのメッセージで運ばれる。
【0046】
ここで、RRCリリース(RRC release)メッセージは、基地局によって前記端末に送信される。
【0047】
ここで、固有RRCメッセージは、端末とネットワークとの専門的なRRCメッセージ(このメッセージは、新しいRRCメッセージである)を指し、または、固有RRCメッセージは、UE固有(UE-dedicated)RRCメッセージ(例えば、UEまたはUEが属するUEグループに専門的に割り当てられたRRCメッセージ)を指す。
【0048】
ここで、固有NASメッセージは、端末とネットワークとの専門的なNASメッセージ(このメッセージは、新しいNASメッセージである)を指し、または、固有NASメッセージは、UE固有(UE-dedicated)NASメッセージを指す。
【0049】
本願実施例において、前記端末は、前記第1情報に従って、第1セルまたは第1周波数が適切なターゲットセルまたはターゲット周波数であるか否かを決定し、および/または、前記端末は、前記第1情報に従って、第1セルまたは第1周波数が、適切な候補ターゲットセルまたは候補ターゲット周波数であるか否かを決定し、および/または、前記端末は、前記第1情報に従って、第1セルまたは第1周波数を優先的に選択するか否かを決定する。
【0050】
ここで、前記第1セルまたは第1周波数は、セル選択またはセル再選択プロセスにおける候補セルまたは候補周波数である。
【0051】
例を挙げると、セル選択またはセル再選択プロセスでは、サーチ結果に従って、複数の候補セルまたは候補周波数を決定し、各候補セルまたは候補周波数、即ち、第1セルまたは第1周波数に対して、当該第1セルまたは第1周波数が適切なターゲットセルまたはターゲット周波数であるか否かを決定し、および/または、当該第1セルまたは第1周波数が、適切な候補ターゲットセルまたは候補ターゲット周波数であるか否かを決定し、および/または、第1セルまたは第1周波数を優先的に選択するか否かを決定する必要がある。
【0052】
一実施形態において、前記端末は、NPN情報を運ぶセルまたは周波数、または、NPN情報を運ばないセルまたは周波数、または、NPNをサポートしないセルまたは周波数、または、非NPNのセルまたは周波数が適切なターゲットセルまたはターゲット周波数であると決定する。および/または、前記端末は、NPNをサポートしないセルまたは周波数、または、NPN情報を運ばないセルまたは周波数、または、非NPNのセルまたは周波数が、適切な候補ターゲットセルまたは候補ターゲット周波数であると決定する。および/または、前記端末は、NPN情報を運ぶセルまたは周波数、または、NPN情報を運ばないセルまたは周波数、または、NPNをサポートしないセルまたは周波数、または、非NPNのセルまたは周波数を優先的に選択する。
【0053】
さらに、前記端末は、第1タイプに属する端末である。前記第1タイプの端末は、無属性の端末、前記第1セルのすべての常駐端末、NPNをサポートしない端末、端末の第1属性と前記第1セルのNPN属性が異なる端末のうちの少なくとも1つを含む。
【0054】
別の一実施形態において、前記端末は、NPN情報を運ぶセルまたは周波数、または、NPN情報を運ばないセルまたは周波数、または、NPNをサポートするセルまたは周波数、または、NPNのセルまたは周波数が適切なターゲットセルまたはターゲット周波数であると決定する。および/または、前記端末は、NPN情報を運ぶセルまたは周波数、または、NPN情報を運ばないセルまたは周波数、または、NPNをサポートするセルまたは周波数、または、NPNのセルまたは周波数が、適切な候補ターゲットセルまたは候補ターゲット周波数であると決定する。および/または、前記端末は、NPN情報を運ぶセルまたは周波数、または、NPN情報を運ばないセルまたは周波数、または、NPNをサポートするセルまたは周波数、または、NPNのセルまたは周波数を優先的に選択する。
【0055】
さらに、前記端末は、第2タイプに属する端末である。前記第2タイプの端末は、無属性の端末、前記第1セルのすべての常駐端末、NPNをサポートする端末、端末の第1属性と前記第1セルのNPN属性が同じである端末のうちの少なくとも1つを含む。
【0056】
以下は、具体的な応用例と組み合わせて本願実施例の技術的解決策を説明し、以下の応用例は、本願の技術的解決策を説明するためにも使用されるが、本願の保護範囲は、以下の応用例に限定されないことに留意されたい。
【0057】
応用例一
図3を参照すると、本応用例は、以下のステップを含む。
【0058】
1、端末がセルサーチを実行し、候補セルを選択する。
【0059】
ここで、端末は、自体がサポートする帯域幅内の周波数をサーチし、信号品質が最も強いいくつかのセルを取得して、候補セルとする。または、端末にサーチする必要があるcell listを事前に記憶された場合、端末は、当該cell list内のセルを順序にサーチして、候補セルとする。
【0060】
2、各候補セルに対して、端末は、候補セルのシステム情報をモニタリングする。
【0061】
3、各候補セルに対して、端末は、第1情報および/またはセル信号品質および/またはセルのシステム情報に従って、当該候補セルが適切な候補セルであるか否かを決定する。
【0062】
ここで、第1情報は、NPN関連情報である。前記第1情報は、トラッキングエリア(TA:Tracking Area)識別子、TAリスト(TA list)、NPN指示、NPNに対応するPLMN識別子、NPNに対応するPLMNリスト(PLMN list)、NPNに対応するセル(cell)識別子、NPNに対応するセルリスト(cell list)、NPNに対応する周波数識別子、NPNに対応する周波数リスト(周波数list)、NPNに対応するTA識別子、NPNに対応するTA listのうちの少なくとも1つを含む。
【0063】
上記の技術案における前記第1情報は、セル選択またはセル再選択の構成情報を決定するために使用され、および/または、セルネットワークの特性の構成情報を決定するために使用される。
【0064】
上記の技術案において、前記端末は、常駐する端末、第1属性を満たす端末のうちの少なくとも1つを含む。
【0065】
前記第1属性を満たす端末は、前記セルの選択または再選択方法における説明を参照でき、ここでは繰り返して説明しないことに留意されたい。
【0066】
一実施形態において、前記第1属性は、前記端末の契約情報に基づいて決定され、および/または、端末が記憶した情報に基づいて決定され、および/または、前記第1属性は、前記端末が記憶したNPN関連情報に基づいて決定される。
【0067】
一実施形態において、前記第1情報は、前記端末の契約情報および/または前記端末が記憶した情報に基づいて決定され、例えば端末の契約情報には、PLMNの関連情報が含まれ、端末が記憶した情報には、ホワイトリスト(white list)、ブラックリスト(black list)などが含まれる。
【0068】
一実施形態において、前記第1情報は、前記端末の契約情報および/または前記端末が記憶した情報および/またはネットワーク指示情報などの他の情報に基づいて決定される。
【0069】
本願実施例において、端末は、第1情報に従って、当該候補セルを優先的に選択するか否かを決定し、および/または当該候補セルが適切な候補セルであるか否か、および/または当該候補セルに対してR/S基準の判定をさらに使用するか否かを判断する。
【0070】
選択的に、前記端末は、NPN情報を運ぶセルまたは周波数、または、NPN情報を運ばないセルまたは周波数、または、NPNをサポートしないセルまたは、または非NPNのセルを優先的に選択する。さらに、第1タイプの端末は、NPN情報を運ぶセルまたは周波数、または、NPN情報を運ばないセルまたは周波数、または、NPNをサポートしないセルまたは、または非NPNのセルを優先的に選択する。
【0071】
選択的に、前記端末は、NPN情報を運ぶセルまたは周波数、または、NPN情報を運ばないセルまたは周波数、または、NPNをサポートするセルまたは、またはNPNであるセルを優先的に選択する。さらに、第2タイプの端末は、NPN情報を運ぶセルまたは周波数、または、NPN情報を運ばないセルまたは周波数、または、NPNをサポートするセルまたは、またはNPNであるセルを優先的に選択する。
【0072】
ここで、前記第1タイプの端末は、無属性の端末、セルのすべての常駐端末、NPNをサポートしない端末、端末の前記第1属性とセルのNPN属性が異なる端末のうちの少なくとも1つを含むがこれに限定されない。
【0073】
ここで、前記第2タイプの端末は、無属性の端末、セルのすべての常駐端末、NPNをサポートする端末、端末の前記第1属性とセルのNPN属性が同じである端末のうちの少なくとも1つを含むがこれに限定されない。
【0074】
例えば、第1情報に従って、候補セルがNPNセルであると判断する場合、NPNをサポートしない端末は、当該候補セルが適切な候補セルでないと決定し、さらに、当該端末は、当該候補セルを測定しない。
【0075】
例えば、前記第1属性に従って、端末が特定のPLMNをサポートしない端末であり、当該特定のPLMNに対応するPLMN識別子がXであると決定する。端末が、第1情報に従って候補セルがNPNセルであると判断し、当該NPNセルに対応するPLMN識別子が、N=Xであると、セル再選択/選択のプロセスでは、当該候補セルは、適切な候補セルでないと見なされ、および/または当該候補セルは、優先的に選択される候補セルとして使用できないと見なされ、例えばm端末は、当該候補セルをスキップし、cell listのうちの次のcellを選択してセル選択を判断する。
【0076】
例えば、前記第1属性に従って、端末がNPNをサポートする端末であると決定する。端末が、第1情報に従って候補セルがNPNセルであると判断する場合、端末は、NPN情報に従って、cell list内の優先度を調整し、NPNをサポートするセルを優先的に選択する。
【0077】
例えば、前記第1属性に従って、端末が無属性端末であると決定する。端末が、第1情報に従って候補セルがNPNセルであると判断する場合、セル再選択/選択のプロセスでは、当該候補セルは、優先度が低い候補セルとして使用されると見なす。
【0078】
4、当該候補セルが適切な候補セルとして判断され他場合、セル選択の終了の後、端末は、当該適切な候補セルで常駐し、データを送受信する。
【0079】
応用例二
1、端末が、候補セルを選択し、候補セルのシステム情報を読み取り、最終的に常駐するセルを選択する。
【0080】
2、端末が常駐に成功した後、端末は、常駐セルの信号を持続的に測定する。
【0081】
3、端末の移動などに伴い端末が現在常駐するセルの信号品質が悪化し、特定の閾値を満たす場合(例えば、同じ周波数測定開始閾値、異なる周波数測定開始閾値など)、端末は、隣接測定を開始すると決定する。
【0082】
4、各候補の隣接セル(候補隣接セルと略称する)に対して、端末は、第1情報および/または候補隣接セルの信号品質に従って、当該候補隣接セルが適切な候補隣接セルであるか否かを決定する。
【0083】
ここで、第1情報は、NPN関連情報である。前記第1情報は、TA識別子、TA list、NPN指示、NPNに対応するPLMN識別子、NPNに対応するPLMN list、NPNに対応するcell識別子、NPNに対応するcell list、NPNに対応する周波数識別子、NPNに対応する周波数list、NPNに対応するTA識別子、NPNに対応するTA listのうちの少なくとも1つを含む。
【0084】
上記の技術案において、前記端末は、常駐する端末、第1属性を満たす端末のうちの少なくとも1つを含む。
【0085】
前記第1属性を満たす端末は、前記セルの選択または再選択方法における説明を参照でき、ここでは繰り返して説明しないことに留意されたい。
【0086】
一実施形態において、前記第1属性は、前記端末の契約情報に基づいて決定され、および/または、端末が記憶した情報に基づいて決定され、および/または、前記第1属性は、前記端末が記憶したNPN関連情報に基づいて決定される。
【0087】
一実施形態において、前記第1情報は、前記端末が、前に常駐したセルおよび/または現在常駐するセルおよび/または前の接続するセルから取得されたものであり、されに、これらのセルは、コアネットワークを介して前記第1情報を取得することができる。
【0088】
図4を参照すると、セル再選択プロセスでは、現在のアクセスネットワークは、端末にRRCリリースメッセージを送信し、当該RRCリリースメッセージは、第1情報を運び、端末が隣接セルの測定を開始すると決定した後、候補アクセスネットワーク(セルまたは周波数)のシステム情報をモニタリングし、候補セルまたは周波数の数は、1つまたは複数であり、各候補隣接セルに対して、第1情報および/または候補隣接セルの信号品質に従って、当該候補隣接セルが適切な候補隣接セルであるか否かを決定する。最後に、端末は、適切な候補隣接セルで常駐する。
【0089】
本願実施例において、端末は、第1情報に従って、当該候補隣接セルを優先的に選択するか否かを決定し、および/または当該候補隣接セルが適切な候補隣接セルであるか否か、および/または当該候補隣接セルに対してR/S基準の判定をさらに使用するか否かを判断する。
【0090】
選択的に、前記端末は、NPN情報を運ぶセルまたは周波数、または、NPN情報を運ばないセルまたは周波数、または、NPNをサポートしないセルまたは、または非NPNのセルを優先的に選択する。さらに、第1タイプの端末は、NPN情報を運ぶセルまたは周波数、または、NPN情報を運ばないセルまたは周波数、または、NPNをサポートしないセルまたは、または非NPNのセルを優先的に選択する。
【0091】
選択的に、前記端末は、NPN情報を運ぶセルまたは周波数、または、NPN情報を運ばないセルまたは周波数、または、NPNをサポートするセルまたは、またはNPNであるセルを優先的に選択する。さらに、第2タイプの端末は、NPN情報を運ぶセルまたは周波数、または、NPN情報を運ばないセルまたは周波数、または、NPNをサポートするセルまたは、またはNPNであるセルを優先的に選択する。
【0092】
ここで、前記第1タイプの端末は、無属性の端末、セルのすべての常駐端末、NPNをサポートしない端末、端末の前記第1属性とセルのNPN属性が異なる端末のうちの少なくとも1つを含むがこれに限定されない。
【0093】
ここで、前記第2タイプの端末は、無属性の端末、セルのすべての常駐端末、NPNをサポートする端末、端末の前記第1属性とセルのNPN属性が同じである端末のうちの少なくとも1つを含むがこれに限定されない。
【0094】
5、候補隣接セルが適切な候補隣接セルである場合、サービスセルの信号品質および候補隣接セルの信号品質に従ってセル再選択を実行する。
【0095】
なお、このステップでさらに第1情報に従って、当該候補隣接セルに対してセル再選択を実行するか否かの判断を決定する。
【0096】
例えば、当該候補隣接セルを無視する。
【0097】
例えば、端末がNPNをサポートせず、候補隣接セルがNPNセルであると、この候補隣接セルに対してR/S基準を判断せず、cell listのうちの次のcellを選択してセル再選択を判断し、この場合、隣接セルが適切なセルであるか否かに関係なく、または隣接セルが適切なセルであっても、端末がセル再選択するとき当該隣接セルを再選択しないことに留意されたい。
【0098】
6、候補隣接セルが、セル再選択の判断条件を満たす場合、端末は、当該候補隣接セルを再選択する。
【0099】
応用例三
1、端末が、候補セルを選択し、候補セルのシステム情報を読み取り、最終的に常駐するセルを選択する。
【0100】
2、端末が常駐に成功した後、端末は、常駐セルの信号を持続的に測定する。
【0101】
3、端末の移動などに伴い端末が現在常駐するセルの信号品質が悪化し、特定の閾値を満たす場合(例えば、同じ周波数測定開始閾値、異なる周波数測定開始閾値など)、端末は、隣接測定を開始すると決定する。
【0102】
4、各候補隣接セルに対して、端末は、第1情報および/または候補隣接セルの信号品質に従って、当該候補隣接セルが適切な候補隣接セルであるか否かを決定する。
【0103】
ここで、第1情報は、NPN関連情報である。前記第1情報は、TA識別子、TA list、NPN指示、NPNに対応するPLMN識別子、NPNに対応するPLMN list、NPNに対応するcell識別子、NPNに対応するcell list、NPNに対応する周波数識別子、NPNに対応する周波数list、NPNに対応するTA識別子、NPNに対応するTA listのうちの少なくとも1つを含む。
【0104】
上記の技術案において、前記端末は、常駐する端末、第1属性を満たす端末のうちの少なくとも1つを含む。
【0105】
前記第1属性を満たす端末は、前記セルの選択または再選択方法における説明を参照でき、ここでは繰り返して説明しないことに留意されたい。
【0106】
一実施形態において、前記第1属性は、前記端末の契約情報に基づいて決定され、および/または、前記第1属性は、前記端末が記憶したNPN関連情報に基づいて決定される。
【0107】
一実施形態において、前記第1情報は、第1ネットワーク機器からのNPN関連情報である。ここで、前記第1ネットワーク機器は、基地局であり、サービスセルの基地局、隣接セルの基地局のうちの少なくとも1つを含むがこれに限定されない。さらに、前記第1情報は、RRCリリースメッセージ、固有RRCメッセージ、固有NASメッセージ、システム情報のうちの少なくとも1つのメッセージで運ばれる。
【0108】
例えば、ユーザが、隣接セル測定を開始すると決定したとき、候補隣接セルのシステム情報を読み取り、当該システム情報から第1情報を取得し、さらに当該候補隣接セルのNPN関連情報を決定する。
【0109】
例えば、端末は、常駐セルのシステム情報を持続的に読み取る。端末は、常駐セルのシステム情報から第1情報を取得し、さらに当該常駐セルのNPN関連情報を決定する。
【0110】
本願実施例において、端末は、第1情報に従って、当該候補隣接セルを優先的に選択するか否かを決定し、および/または当該候補隣接セルが適切な候補隣接セルであるか否か、および/または当該候補隣接セルに対してR/S基準の判定をさらに使用するか否かを判断する。
【0111】
選択的に、前記端末は、NPN情報を運ぶセルまたは周波数、または、NPN情報を運ばないセルまたは周波数、または、NPNをサポートしないセルまたは、または非NPNのセルを優先的に選択する。さらに、第1タイプの端末は、NPN情報を運ぶセルまたは周波数、または、NPN情報を運ばないセルまたは周波数、または、NPNをサポートしないセルまたは、または非NPNのセルを優先的に選択する。
【0112】
選択的に、前記端末は、NPN情報を運ぶセルまたは周波数、または、NPN情報を運ばないセルまたは周波数、または、NPNをサポートするセルまたは、またはNPNであるセルを優先的に選択する。さらに、第2タイプの端末は、NPN情報を運ぶセルまたは周波数、または、NPN情報を運ばないセルまたは周波数、または、NPNをサポートするセルまたは、またはNPNであるセルを優先的に選択する。
【0113】
ここで、前記第1タイプの端末は、無属性の端末、セルのすべての常駐端末、NPNをサポートしない端末、端末の前記第1属性とセルのNPN属性が異なる端末のうちの少なくとも1つを含むがこれに限定されない。
【0114】
ここで、前記第2タイプの端末は、無属性の端末、セルのすべての常駐端末、NPNをサポートする端末、端末の前記第1属性とセルのNPN属性が同じである端末のうちの少なくとも1つを含むがこれに限定されない。
【0115】
5)候補隣接セルが適切な候補隣接セルである場合、サービスセルの信号品質および候補隣接セルの信号品質に従ってセル再選択を実行する。
【0116】
なお、このステップでさらに第1情報に従って、当該候補隣接セルに対してセル再選択を実行するか否かの判断を決定する。
【0117】
例えば、当該候補隣接セルを無視する。
【0118】
例えば、端末がNPNをサポートせず、候補隣接セルがNPNセルであると、この候補隣接セルに対してR/S基準を判断せず、cell listのうちの次のcellを選択してセル再選択を判断し、この場合、隣接セルが適切なセルであるか否かに関係なく、または隣接セルが適切なセルであっても、端末がセル再選択するとき当該隣接セルを再選択しないことに留意されたい。
【0119】
6、候補隣接セルが、セル再選択の判断条件を満たす場合、端末は、当該候補隣接セルを再選択する。
【0120】
応用例四
1、第1ネットワーク機器が、サービスセルの隣接セルの第1情報を取得する。
【0121】
ここで、前記第1ネットワーク機器は、以下のうちの少なくとも1つの方式を介して隣接セルの第1情報を取得する。
【0122】
方式一、前記第1ネットワーク機器は、コアネットワークから隣接セルの前記第1情報を取得する。
【0123】
方式二、前記第1ネットワーク機器は、他のアクセスネットワーク機器から隣接セルの前記第1情報を取得する。
【0124】
ここで、前記第1ネットワーク機器は、基地局であり、サービスセルの基地局、隣接セルの基地局のうちの少なくとも1つを含むがこれに限定されない。
【0125】
2、第1ネットワーク機器が、本セルのシステム情報で隣接セルの前記第1情報を運ぶ。
【0126】
第1ネットワーク機器がサービスセルの基地局である場合、前記第1ネットワーク機器は、サービスセルのシステム情報で隣接セルの前記第1情報を運ぶ。
【0127】
第1ネットワーク機器が隣接セルの基地局である場合、前記第1ネットワーク機器は、隣接セルのシステム情報で隣接セルの前記第1情報を運ぶ。
【0128】
一実施形態において、前記システム情報は、最小システム情報(MSI:Minimum System Information)および他のシステム情報(OSI:Other System Information)を含む。ここで、MSIは、OSIのスケジューリング情報を運び、OSI内のターゲットSIBは、隣接セルの前記第1情報を運ぶ。
【0129】
さらに、隣接セルの前記第1情報は、OSIのうちの任意の1つのSIBで(例えばSIB3、SIB4、SIB5、SIB6、SIB7、SIB8、SIB9)運ばれ、または少なくとも1つのSIBに分散して搬送され、または1つの追加されるSIBに運ばれる。
【0130】
3、端末は、システム情報をブロードキャストする方式または端末がシステム情報を要求する方式に従って、隣接セルの前記第1情報を取得する。
【0131】
図5は、本願実施例によるセルの選択または再選択装置の例示的な構造的構成図であり、図5に示されたように、前記セルの選択または再選択装置は、
第1情報に従ってセル選択またはセル再選択を実行するように構成される、セルの選択または再選択ユニット501を備え、ここで、前記第1情報は、NPN関連情報である。
【0132】
一実施形態において、前記第1情報は、
トラッキングエリア識別子、トラッキングエリアリスト、NPN指示、NPNに対応するPLMN識別子、NPNに対応するPLMNリスト、NPNに対応するセル識別子、NPNに対応するセルリスト、NPNに対応する周波数識別子、NPNに対応する周波数リスト、NPNに対応するトラッキングエリア識別子、NPNに対応するトラッキングエリアリストのうちの少なくとも1つを含む。
【0133】
一実施形態において、前記端末は、
常駐する端末、第1属性を満たす端末のうちの少なくとも1つを含む。
【0134】
一実施形態において、前記第1属性を満たす端末は、
NPNをサポートする端末、NPNをサポートしない端末、特定のNPNをサポートする端末、特定のNPNをサポートしない端末、特定のトラッキングエリアをサポートする端末、特定のトラッキングエリアをサポートしない端末、特定のPLMNをサポートする端末、特定のPLMNをサポートしない端末、特定のセルをサポートする端末、特定のセルをサポートしない端末、NPNをサポートする識別子を運ぶ端末、NPNをサポートしない識別子を運ぶ端末のうちの少なくとも1つを含む。
【0135】
前記第1属性を満たす端末は、以上のいくつかに限定されなく、さらに、
特定のNPNリストをサポートする端末、特定のNPNリストをサポートしない端末、特定のトラッキングエリアリストをサポートする端末、特定のトラッキングエリアリストをサポートしない端末、特定のPLMNリストをサポートする端末、特定のPLMNリストをサポートしない端末、特定のセルリストをサポートする端末、特定のセルリストをサポートしない端末、NPNをサポートする識別子を運ぶ端末、NPNをサポートしない識別子を運ぶ端末のうちの少なくとも1つを含むことに留意されたい。
【0136】
一実施形態において、前記第1属性は、前記端末の契約情報に基づいて決定され、および/または、前記第1属性は、前記端末が記憶したNPN関連情報に基づいて決定される。
【0137】
一実施形態において、前記第1情報は、前記端末が記憶したNPN関連情報である。
【0138】
一実施形態において、前記第1情報は、
前記端末の契約情報、前記端末が記憶した情報、コアネットワークからの情報のうちの少なくとも1つに基づいて決定される。
【0139】
一実施形態において、前記第1情報は、第1ネットワーク機器からのNPN関連情報である。
【0140】
一実施形態において、前記第1情報は、RRCリリースメッセージ、固有RRCメッセージ、固有NASメッセージ、システム情報のうちの少なくとも1つのメッセージで運ばれる。
【0141】
一実施形態において、前記第1ネットワーク機器は、基地局である。
【0142】
一実施形態において、前記セルの選択または再選択ユニット501は、前記第1情報に従って、第1セルまたは第1周波数が適切なターゲットセルまたはターゲット周波数であるか否かを決定し、および/または、前記第1情報に従って、第1セルまたは第1周波数が、適切な候補ターゲットセルまたは候補ターゲット周波数であるか否かを決定し、および/または、前記第1情報に従って、第1セルまたは第1周波数を優先的に選択するか否かを決定するように構成される。
【0143】
ここで、前記第1セルまたは第1周波数は、セル選択またはセル再選択プロセスにおける候補セルまたは候補周波数である。
【0144】
一実施形態において、前記セルの選択または再選択ユニット501は、NPN情報を運ぶセルまたは周波数が適切なターゲットセルまたはターゲット周波数であると決定するように構成される。
【0145】
一実施形態において、前記セルの選択または再選択ユニット501は、NPN情報を運ばないセルまたは周波数が適切なターゲットセルまたはターゲット周波数であると決定するように構成される。
【0146】
一実施形態において、前記セルの選択または再選択ユニット501は、NPNをサポートしないセルまたは周波数が適切なターゲットセルまたはターゲット周波数であると決定するように構成される。
【0147】
一実施形態において、前記セルの選択または再選択ユニット501は、非NPNのセルまたは周波数が適切なターゲットセルまたはターゲット周波数であると決定するように構成される。
【0148】
一実施形態において、前記セルの選択または再選択ユニット501は、NPN情報を運ぶセルまたは周波数を優先的に選択するように構成される。
【0149】
一実施形態において、前記セルの選択または再選択ユニット501は、NPN情報を運ばないセルまたは周波数を優先的に選択するように構成される。
【0150】
一実施形態において、前記セルの選択または再選択ユニット501は、NPNをサポートしないセルまたは周波数を優先的に選択するように構成される。
【0151】
一実施形態において、前記セルの選択または再選択ユニット501は、非NPNのセルまたは周波数を優先的に選択するように構成される。
【0152】
一実施形態において、前記端末は、第1タイプに属する端末である。
【0153】
一実施形態において、前記第1タイプの端末は、無属性の端末、前記第1セルのすべての常駐端末、NPNをサポートしない端末、端末の第1属性と前記第1セルのNPN属性が異なる端末のうちの少なくとも1つを含む。
【0154】
一実施形態において、前記セルの選択または再選択ユニット501は、NPN情報を運ぶセルまたは周波数が適切なターゲットセルまたはターゲット周波数であると決定するように構成される。
【0155】
一実施形態において、前記セルの選択または再選択ユニット501は、NPN情報を運ばないセルまたは周波数が適切なターゲットセルまたはターゲット周波数であると決定するように構成される。
【0156】
一実施形態において、前記セルの選択または再選択ユニット501は、NPNをサポートするセルまたは周波数が適切なターゲットセルまたはターゲット周波数であると決定するように構成される。
【0157】
一実施形態において、前記セルの選択または再選択ユニット501は、NPNのセルまたは周波数が適切なターゲットセルまたはターゲット周波数であると決定するように構成される。
【0158】
一実施形態において、前記セルの選択または再選択ユニット501は、NPN情報を運ぶセルまたは周波数を優先的に選択するように構成される。
【0159】
一実施形態において、前記セルの選択または再選択ユニット501は、NPN情報を運ばないセルまたは周波数を優先的に選択するように構成される。
【0160】
一実施形態において、前記セルの選択または再選択ユニット501は、NPNをサポートするセルまたは周波数を優先的に選択するように構成される。
【0161】
一実施形態において、前記セルの選択または再選択ユニット501は、NPNのセルまたは周波数を優先的に選択するように構成される。
【0162】
一実施形態において、前記端末は、第2タイプに属する端末である。
【0163】
一実施形態において、前記第2タイプの端末は、無属性の端末、前記第1セルのすべての常駐端末、NPNをサポートする端末、端末の第1属性と前記第1セルのNPN属性が同じである端末のうちの少なくとも1つを含む。
【0164】
当業者は、本願実施例の上記のセルの選択または再選択装置の関連する説明は、本願実施例のセルの選択または再選択方法の関連する説明を参照して理解できることを理解するはずである。
【0165】
図6は、本願の実施例による通信機器600の例示的な構造図である。当該通信機器は、端末であり得、図6に示された通信機器600は、プロセッサ610を備え、プロセッサ610は、本願実施例における方法を実現するために、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行することができる。
【0166】
例示的に、図6に示されたように、通信機器600は、さらに、メモリ620を備えることができる。ここで、本願実施例における方法を実現するために、プロセッサ610は、メモリ620からコンピュータプログラムを呼び出して実行する。
【0167】
ここで、メモリ620は、プロセッサ610から独立した別個のデバイスであってもよく、プロセッサ610に統合されてもよい。
【0168】
例示的に、図6に示されるように、通信機器600は、さらに、トランシーバ630を備えることができ、プロセッサ610は、他の機器と通信するように前記トランシーバ630を制御することができ、具体的には、他の機器に情報またはデータを送信するか、または他の機器によって送信される情報またはデータを受信することができる。
【0169】
ここで、トランシーバ630は、送信機および受信機を備えることができる。トランシーバ630は、アンテナをさらに備えることもでき、アンテナの数は、1つまたは複数であり得る。
【0170】
例示的に、前記通信機器600は、具体的に、本願実施例におけるネットワーク機器であり得、前記通信機器600は、本願実施例の各方法のネットワーク機器によって実現される対応するプロセスを実現することができ、簡潔のために、ここでは繰り返して説明しない。
【0171】
例示的に、当該通信機器600は、具体的に、本願実施例のモバイル端末/端末であり得、当該通信機器600は、本願実施例の各方法のモバイル端末/端末によって実現される対応するプロセスを実現でき、簡潔のために、ここでは繰り返して説明しない。
【0172】
図7は、本願実施例によるチップの例示的な構造図である。図7に示されたチップ700は、プロセッサ710を備え、プロセッサ710は、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行して、本願実施例における方法を実現することができる。
【0173】
例示的に、図7に示されたように、チップ700は、さらに、メモリ720を備えることができる。ここで、プロセッサ710は、本願実施例における方法を実現するために、メモリ720からコンピュータプログラムを呼び出して実行することができる。
【0174】
ここで、メモリ720は、プロセッサ710から独立した別個のデバイスであってもよく、プロセッサ710に統合されてもよい。
【0175】
例示的に、当該チップ700は、入力インターフェース730をさらに備えることができる。ここで、プロセッサ710は、当該入力インターフェース730が、他の機器またはチップと通信するように制御することができ、具体的には、他の機器またはチップによって送信される情報、またはデータを取得することができる。
【0176】
例示的に、当該チップ700は、さらに、出力インターフェース740を備えることができる。ここで、プロセッサ710は、当該出力インターフェース740が、他の機器またはチップと通信するように制御することができ、具体的には、他の機器またはチップに、情報またはデータを出力することができる。
【0177】
例示的に、当該チップは、本願実施例のネットワーク機器に適用されることができ、当該チップは、本願実施例の各方法における、ネットワーク機器によって実現される対応するプロセスを実現することができ、簡潔のために、ここでは繰り返して説明しない。
【0178】
例示的に、当該チップは、本願実施例のモバイル端末/端末に適用されることができ、当該チップは、本願実施例の各方法における、モバイル端末/端末によって実現される対応するプロセスを実現することができ、簡潔のために、ここでは繰り返して説明しない。
【0179】
本願実施例で言及されたチップは、システムレベルのチップ、システムチップ、チップシステム、またはシステムオンチップと呼ばれることもできることを理解されたい。
【0180】
図8は、本願実施例による通信システム900の例示的なブロック図である。図8に示されたように、当該通信システム900は、端末910、およびネットワーク機器920を備える。
【0181】
ここで、当該端末910は、上記の方法における、端末によって実現される対応する機能を実現するように構成されることができ、当該ネットワーク機器920は、上記の方法における、ネットワーク機器によって実現される対応する機能を実現するように構成されることができ、簡潔のために、ここでは繰り返して説明しない。
【0182】
本願実施例におけるプロセッサは、信号の処理能力を有する集積回路チップであり得ることを理解されたい。実現プロセスにおいて、上記の方法の実施例における各ステップは、プロセッサ内のハードウェアの集積論理回路、またはソフトウェアの形の命令を介して、完了することができる。上記のプロセッサは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:Field Programmable Gate Array)、または他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲート、またはトランジスタロジックデバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネントなどであってもよい。本願実施例で開示された各方法、ステップおよび論理ブロック図を実現または実行できる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得、または当該プロセッサは、任意の従来のプロセッサなどであり得る。本願実施例で開示される方法のステップは、ハードウェア復号化プロセッサによって直接実行されてもよいし、復号化プロセッサ内のハードウェアとソフトウェアモジュールの組み合わせによって実行されてもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ、プログラマブル読み取り専用メモリ、または電気的に消去可能なプログラマブルメモリ、レジスタなどの従来の記憶媒体に配置されることができる。当該記憶媒体は、メモリに配置され、プロセッサは、メモリ内の情報を読み取り、そのハードウェアと組み合わせて上記方法のステップを完了する。
【0183】
本願実施例におけるメモリは、揮発性メモリまたは不揮発性メモリであり得、または揮発性および不揮発性メモリの両方を含み得ることを理解されたい。ここで、不揮発性メモリは、読み取り専用メモリ(ROM:Read-Only Memory)、プログラム可能な読み取り専用メモリ(PROM:Programmable ROM)、消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM:Erasable PROM)、電気的に消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(EEPROM:Electrically EPROM)、またはフラッシュメモリであり得る。揮発性メモリは、外部キャッシュとして使用される、ランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)であり得る。例示的であるが限定的でない例示によれば、多くの形のRAM、例えば、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM:Static RAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM:Dynamic RAM)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM:Synchronous DRAM)、ダブルデータレートの同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(DDR SDRAM:Double Data Rate SDRAM)、拡張型同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(ESDRAM:Enhanced SDRAM)、同期接続ダイナミックランダムアクセスメモリ(SLDRAM:Synchlink DRAM)、およびダイレクトメモリバスランダムアクセスメモリ(DR RAM:Direct Rambus RAM)などが利用可能である。本明細書で説明されるシステムおよび方法のためのメモリは、これらおよび任意の他の適切なタイプのメモリを含むが、これらに限定されないことを意図することを留意されたい。
【0184】
前記メモリは、例示的であるが、限定的なものでないことを理解されたい。例えば、本願実施例におけるメモリは、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM:static RAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM:dynamic RAM)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM:synchronous DRAM)、ダブルデータレートの同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(DDR SDRAM:double data rate SDRAM)、拡張型同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(ESDRAM:enhanced SDRAM)、同期接続ダイナミックランダムアクセスメモリ(SLDRAM:synch link DRAM)、およびダイレクトメモリバスランダムアクセスメモリ(DR RAM:Direct Rambus RAM)などであってもよい。つまり、本願実施例におけるメモリは、これらおよび任意の他の適切なタイプのメモリを含むが、これらに限定されないことを意図する。
【0185】
本願実施例は、さらに、コンピュータプログラムを記憶するように構成されるコンピュータ可読記憶媒体を提供する。
【0186】
例示的に、当該コンピュータ可読記憶媒体は、本願実施例におけるネットワーク機器に適用されてもよく、当該コンピュータプログラムは、コンピュータに、本願実施例の各方法における、ネットワーク機器によって実現される対応するプロセスを実行させるように構成され、簡潔のために、ここでは繰り返して説明しない。
【0187】
例示的に、当該コンピュータ可読記憶媒体は、本願実施例におけるモバイル端末/端末に適用されてもよく、当該コンピュータプログラムは、コンピュータに、本願実施例の各方法における、モバイル端末/端末によって実現される対応するプロセスを実行させるように構成され、簡潔のために、ここでは繰り返して説明しない。
【0188】
本願実施例は、さらに、コンピュータプログラム命令を含むコンピュータプログラム製品を提供する。
【0189】
例示的に、当該コンピュータプログラム製品は、本願実施例におけるネットワーク機器に適用されてもよく、当該コンピュータプログラム命令は、コンピュータに、本願実施例の各方法における、ネットワーク機器によって実現される対応するプロセスを実行させるように構成され、簡潔のために、ここでは繰り返して説明しない。
【0190】
例示的に、前記コンピュータプログラム製品は、本願実施例におけるモバイル端末/端末に適用されてもよく、前記コンピュータプログラム命令は、コンピュータに、本願実施例の各方法における、モバイル端末/端末によって実現される対応するプロセスを実行させるように構成され、簡潔のために、ここでは繰り返して説明しない。
【0191】
本願実施例は、さらに、コンピュータプログラムを提供する。
【0192】
例示的に、当該コンピュータプログラムは、本願実施例における、ネットワーク機器に適用され得、当該コンピュータプログラムが、コンピュータで実行されるときに、コンピュータが、本願実施例の各方法における、ネットワーク機器によって実現される、対応するプロセスを実行するようにし、簡潔のために、ここでは再び説明しない。
【0193】
例示的に、前記コンピュータプログラムは、本願実施例におけるモバイル端末/端末に適用されてもよく、前記コンピュータプログラムが、コンピュータで実行されるときに、コンピュータに、本願実施例の各方法における、モバイル端末/端末によって実現される対応するプロセスを実行させ、簡潔のために、ここでは繰り返して説明しない。
【0194】
当業者なら自明であるが、本明細書で開示される実施例を参照して説明された各例のユニットおよびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、またはコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアの組み合わせによって実現できる。これらの機能がハードウェアの形で実行されるか、ソフトウェアの形で実行されるかは、技術的解決策の特定の用途および設計上の制約条件によって決定される。専門技術者は、各特定の用途に応じて異なる方法を使用して、説明された機能を実現してもよいが、このような実現は、本願の保護範囲を超えると見なされるべきでない。
【0195】
当業者なら理解できるが、説明の便宜および簡潔のために、上記に説明されるシステム、装置およびユニットの具体的な作業プロセスは、上記の方法の実施例における対応するプロセスを参照することができ、ここでは繰り返して説明しない。
【0196】
本願によるいくつかの実施例において、開示されたシステム、装置および方法は、他の方法で実現できることを理解されたい。例えば、上記で説明された装置の実施例は、例示的なものに過ぎず、例えば、前記ユニットの分割は、論理機能の分割に過ぎず、実際の実現時には別の分割方法があり、例えば、複数のユニットまたはコンポーネントを別のシステムに統合または集積してもよく、一部の特徴を無視するか実行しなくてもよい。なお、表示または議論される相互結合、または直接結合、または通信接続は、いくつかのインターフェースを使用して実現することができ、装置またはユニット間の間接結合または通信接続は、電気的または機械的な形であってもよく、他の形であってもよい。
【0197】
前記分離部品として説明されるユニットは、物理的に分離されてもされなくてもよく、ユニットとして表示される部品は、物理的ユニットであってもなくてもよい。つまり、1箇所に配置されてもよく、複数のネットワークユニットに分散されてもよい。実際のニーズに従って、その中の一部またはすべてのユニットを選択して、本実施例の技術案の目的を実現することができる。
【0198】
さらに、本願の各実施例における各機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてもよく、または各ユニットが、物理的に別々に存在してもよく、または2つまたは2つ以上のユニットが1つのユニットに統合されてもよい。
【0199】
前記機能が、ソフトウェア機能ユニットの形で実現され、かつ独立した製品として販売または使用される場合、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されることができる。このような理解に基づいて、本願の技術的解決策の本質的な部分、または先行技術に寄与する部分、または当該技術的解決策の一部は、ソフトウェア製品の形で具現されることができ、当該コンピュータソフトウェア製品は、1つの記憶媒体に記憶され、1台のコンピュータ機器(パーソナルコンピュータ、サーバ、またはネットワーク機器等であり得る)に、本願の各実施例に記載の方法のステップの全部または一部を実行させるためのいくつかの命令を含む。前記記憶媒体は、Uディスク、モバイルハードディスク、読み取り専用メモリ(ROM:Read-Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)、磁気ディスク、または光ディスク等の、プログラムコードを記憶することができる様々な媒体を含む。
【0200】
上記のコンテンツは、本願の具体的な実施形態に過ぎず、本願の保護範囲はこれに限定されない。当業者は、本願に開示される技術的範囲内で容易に考えられ得る変更または置換は、すべて本願の保護範囲に含まれるべきである。従って、本願の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うべきである。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
【手続補正書】
【提出日】2021-11-29
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
セルの選択または再選択方法であって、
端末が、第1情報に従ってセル選択またはセル再選択を実行することを含み、前記第1情報は、非公衆ネットワーク(NPN)関連情報である、前記セルの選択または再選択方法。
【請求項2】
前記第1情報は
PNに対応するセル識別子、またはNPNに対応するトラッキングエリア識別子のうちの少なくとも1つを含む、
請求項1に記載のセルの選択または再選択方法。
【請求項3】
前記端末は
1属性を満たす端末を含む、
請求項1に記載のセルの選択または再選択方法。
【請求項4】
前記第1属性を満たす端末は、
NPNをサポートする端末を含む、
請求項3に記載のセルの選択または再選択方法。
【請求項5】
前記第1情報は、第1ネットワーク機器からのNPN関連情報である、
請求項1に記載のセルの選択または再選択方法。
【請求項6】
前記第1情報は、システム情報で運ばれる、
請求項に記載のセルの選択または再選択方法。
【請求項7】
前記端末が、第1情報に従ってセル選択またはセル再選択を実行することは、
前記端末が、前記第1情報に従って、第1セルが適切なターゲットセルであるか否かを決定すること、または、
前記端末が、前記第1情報に従って、第1セルを優先的に選択するか否かを決定することのうちの少なくとも1つを含み、
前記第1セルまたは第1周波数は、セル選択またはセル再選択プロセスにおける候補セルである、
請求項1に記載のセルの選択または再選択方法。
【請求項8】
前記端末が、前記第1情報に従って、第1セルまたは第1周波数が適切なターゲットセルまたはターゲット周波数であるか否かを決定することは、
前記端末が、NPNのセルが適切なターゲットセルであると決定することを含む、
請求項に記載のセルの選択または再選択方法。
【請求項9】
セルの選択または再選択装置であって、
第1情報に従ってセル選択またはセル再選択を実行するように構成される、セルの選択または再選択ユニットを備え、前記第1情報は、NPN関連情報である、前記セルの選択または再選択装置。
【請求項10】
前記第1情報は、
PNに対応するセル識別子、NPNに対応するトラッキングエリア識別子のうちの少なくとも1つを含む、
請求項に記載のセルの選択または再選択装置。
【請求項11】
前記端末は、
1属性を満たす端末を含む、
請求項に記載のセルの選択または再選択装置。
【請求項12】
前記第1属性を満たす端末は、
NPNをサポートする端末を含む、
請求項11に記載のセルの選択または再選択装置。
【請求項13】
前記第1情報は、第1ネットワーク機器からのNPN関連情報である、
請求項に記載のセルの選択または再選択装置。
【請求項14】
前記第1情報は、システム情報で運ばれる、
請求項13に記載のセルの選択または再選択装置。
【請求項15】
前記セルの選択または再選択ユニットは、前記第1情報に従って、第1セルが適切なターゲットセルであるか否かを決定し、および/または、前記第1情報に従って、第1セルを優先的に選択するか否かを決定するように構成され、
前記第1セルまたは第1周波数は、セル選択またはセル再選択プロセスにおける候補セルである、
請求項に記載のセルの選択または再選択装置。
【国際調査報告】