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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-04-13
(54)【発明の名称】三面刷毛の電動歯ブラシ
(51)【国際特許分類】
   A61C 17/34 20060101AFI20220406BHJP
   A61C 17/22 20060101ALI20220406BHJP
【FI】
A61C17/34 L
A61C17/22 C
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2021550104
(86)(22)【出願日】2020-02-24
(85)【翻訳文提出日】2021-08-25
(86)【国際出願番号】 CN2020076450
(87)【国際公開番号】W WO2020181984
(87)【国際公開日】2020-09-17
(31)【優先権主張番号】201910183180.4
(32)【優先日】2019-03-11
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】521377731
【氏名又は名称】上海黒仙智能科技有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100103207
【弁理士】
【氏名又は名称】尾崎 隆弘
(72)【発明者】
【氏名】趙茂
(72)【発明者】
【氏名】朱姚青
(72)【発明者】
【氏名】張健
【テーマコード(参考)】
3B202
【Fターム(参考)】
3B202AA07
3B202AB30
3B202BA15
3B202BB01
3B202BB03
3B202BB10
3B202BE09
(57)【要約】
【解決手段】 電動歯ブラシヘッドを含む三面刷毛の電動歯ブラシ。電動歯ブラシはブラシヘッドを含み、ブラシヘッドはヘッド把柄(1)を含み、ヘッド把柄(1)の下に第1板状物(4)があり、第1板状物(4)の下に前後で設置された第1刷毛ピース(9)、第2刷毛ピース(8)が有る。
【効果】 三面刷毛によるサラウンド効果及び前歯からの臼歯までの厚みに応じて刷毛が自動的に合わせる適応効果により、口腔及び歯の異なる大きさの人々の需要を満たし、三面刷毛の設計により歯の内側の刷毛の届きにくいエリアのブラッシング上の課題を解決し、様々な悪いブラッシング習慣が形成しないようにし、積極的にヘッドの位置を変えてブラッシング箇所を探す代わりに、ヘッドを進めるだけでブラッシングの全過程を完了でき、ブラッシングの過程が簡単になり、ブラッシングの効率が向上する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
電動歯ブラシを含む三面刷毛の電動歯ブラシであって、前記電動歯ブラシはブラシヘッドを含み、前記ブラシヘッドはヘッド把柄を含み、前記ヘッド把柄には第1板状物があり、前記第1板状物の下に前後で設置された第1刷毛ピース、第2刷毛ピースがあり、
前記第1板状物の下表面に刷毛があり、前記第1刷毛ピースの後側面に刷毛があり、前記第2刷毛ピースの前側面に刷毛がある
ことを特徴とする三面刷毛の電動歯ブラシ。
【請求項2】
前記ヘッド把柄は第1貫通穴があり、ヘッド把柄プレスネイルが前記第1貫通穴を貫通して前記ヘッド把柄プレスネイルを第1回転軸にし、前記第1板状物に前記第1回転軸を差し込むための第1設置穴があり、
前記第1板状物の下に第2板状物があり、前記第2板状物の下表面に刷毛があり、
前記第1板状物の前端にスケートボードがあり、前記スケートボードの後端が前記第1板状物と前記第2板状物の間に伸び入っていて、前記第1板状物の両側にシュートがあり、前記スケートボードの後端に前記シュートとマッチングするスライダーの2つがあり、前記スライダーが上部で前記シュートの上から伸びて出て、前記第1板状物の上部にブロックの2つがあり、前記ブロックに前記スライダーの上部に嵌め込む第1嵌め込みスロットがあり、前記ヘッド把柄の下に前記ブロックを進めるためのストッパーがあり、前記ストッパーが前記第1貫通穴の後側に設置されており、
前記スケートボードの下にライナーがあり、前記ライナーに第2設置穴があり、コネクティングロッドが前記第2設置穴を貫通していて、前記コネクティングロッドを第2回転軸にし、前記ライナーの下に刷毛ピースブラケットがあり、前記刷毛ピースブラケットに前記第2回転軸を差し込むための第3設置穴があり、前記刷毛ピースブラケットの下に前記第1刷毛ピースがあり、
前記スケートボードの上部にスケートボードステアリングベースがあり、前記スケートボードステアリングベースに前記コネクティングロッドの上部を差し込むための第1差込穴があり、前記スケートボードステアリングベースの後にスロットがあり、前記スロットに近い前記ヘッド把柄の側部に偏向で回転する前記スケートボードステアリングベースを進めるための突起部があり、
前記第2板状物に第4設置穴があり、刷毛ピースプレスネイルが前記第4設置穴を貫通していて、前記刷毛ピースプレスネイルを第3回転軸にし、前記第2板状物の下に前記第2刷毛ピースがあり、前記第2刷毛ピースに前記第3回転軸を差し込むための第5設置穴があり、前記第2刷毛ピースの前側面に刷毛があり、
前記第1板状物と前記第2板状物の間にコネクティングロッドがあり、前記スケートボードの中央に設置スロットがあり、前記設置スロットにスプリングがあり、前記スプリングの一端が前記スケートボード上に締め付けられ、前記スプリングの他端が前記コネクティングロッド上に締め付けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の三面刷毛の電動歯ブラシ。
【請求項3】
前記第2設置穴が2箇所あり、前記2箇所の第2設置穴はそれぞれ前記ライナーの両側にあり、
前記第4設置穴は2箇所あり、前記2箇所の第4設置穴はそれぞれ前記第2板状物の両側にある
ことを特徴とする請求項2に記載の三面刷毛の電動歯ブラシ。
【請求項4】
前記第1板状物に第1回転軸としての第1円筒形突起部があり、前記ヘッド把柄の前端に駆動輪があり、前記駆動輪の中央に前記第1回転軸が貫通するための第1貫通穴があり、
前記第1板状物に並列して設置された従動輪があり、前記従動輪が噛合いで前記駆動輪と連結し、前記第1板状物の前端にスケートボードがあり、前記スケートボードの上部にスケートボードステアリングベースがあり、前記従動輪の下に偏向で回転する前記スケートボードステアリングベースを進めるためのカムがあり、
前記第1板状物の下に第2板状物があり、前記スケートボードの後端が第1板状物と第2板状物の間に伸び入っていて、前記第1板状物と前記第2板状物の間にコネクティングロッドがあり、前記スケートボードの中央に設置スロットがあり、前記設置スロットにスプリングがあり、前記スプリングの一端が前記スケートボードに締め付けられ、前記スプリングの他端がコネクティングロッドに締め付けられており、
前記スケートボードの下にライナーがあり、前記ライナーに第2円筒形突起部があり、前記第2円筒形突起部を第2回転軸にし、前記ライナーの下に第1刷毛ピースブラケットがあり、前記第1刷毛ピースブラケットに前記第2回転軸が貫通する第2貫通穴があり、前記第1刷毛ピースブラケットの下に前記第1刷毛ピースがあり、
前記第2板状物の後に第3円筒形突起部があり、前記第3円筒形突起部を第3回転軸にし、前記第2板状物の下に第2刷毛ピースブラケットがあり、前記第2刷毛ピースブラケットに前記第3回転軸が貫通するための第3貫通穴があり、前記第2刷毛ピースブラケットの下に前記第2刷毛ピースがある
ことを特徴とする請求項1に記載の三面刷毛の電動歯ブラシ。
【請求項5】
前記第1刷毛ピースブラケットは2つあり、前記2つの第1刷毛ピースブラケットはそれぞれ第1前記ライナーの両側にあり、
前記第2刷毛ピースブラケットは2つあり、前記2つの第2刷毛ピースブラケットはそれぞれ前記第2板状物の両側にある
ことを特徴とする請求項4に記載の三面刷毛の電動歯ブラシ。
【請求項6】
前記第1刷毛ピースの後側面に第1嵌め込みスロットがあり、前記第1嵌め込みスロットに第1歯接触部品が嵌め込まれていて、前記第1歯接触部品に第1突起部があり、前記第1突起部の外側面がアーク状であり、
前記第2刷毛ピースの前側面に第2嵌め込みスロットがあり、前記第2嵌め込みスロットに第2歯接触部品が嵌め込まれていて、前記第2歯接触部品に第2突起部があり、前記第2突起部の外側面がアーク状である
ことを特徴とする請求項4に記載の三面刷毛の電動歯ブラシ。
【請求項7】
前記ヘッド把柄の前端に設置穴があり、締付け釘が前記設置穴を貫通していて、前記締付け釘を第1回転軸にし、前記ヘッド把柄の下に前記第1板状物があり、前記第1板状物の中央に前記第1回転軸が貫通するための第1貫通穴があり、
前記第1板状物には前後で設置された第1スライド部品、第2スライド部品があり、前記ヘッド把柄の前端に前記第1スライド部品及び前記第2スライド部品を進めるためのカムがあり、前記第1スライド部品と前記第2スライド部品の間にスプリングがあり、
前記第1スライド部品の下に前記第1刷毛ピースがあり、前記第2スライド部品の下に前記第2刷毛ピースがあり、前記第1板状物の下表面に刷毛があり、前記第1刷毛ピースの後側面に刷毛があり、前記第2刷毛ピースの前側面に刷毛がある
ことを特徴とする請求項1に記載の三面刷毛の電動歯ブラシ。
【請求項8】
前記ヘッド把柄の下に第2板状物があり、前記第2板状物に第1円筒形突起部があり、前記ヘッド把柄の前端に前記第1円筒形突起部が嵌め込むための第1スロットがあり、
前記第2刷毛ピースは前記第2板状物の後下にあり、
前記第1板状物の中央に前記第2板状物が滑り込むためのシュートがあり、前記第1板状物をスライド部品にし、前記ヘッド把柄の前端に前進する前記スライド部品を進めるためのプッシャーがあり、
前記ヘッドは前記ヘッド把柄の上にあるタイロッドを含むリセット機関があり、前記ヘッド把柄の後に第1突起部があり、前記タイロッドの後にスプリングが締付けられていて、前記スプリングの一側部が前記タイロッドに締め付けられ、前記スプリングの他側が前記第1突起部に締付けられており、
前記タイロッドの前端に第2円筒形突起部があり、前記タイロッドの前端に第1コネクティングピースがあり、前記第1コネクティングピースの後に前記第2円筒形突起部が貫通するための第1貫通穴があり、前記第1コネクティングピースの前端に回転ピースがあり、前記第1円筒形突起部の上端部が前記回転ピースの後に締付けられていて、前記回転ピースの中央に並列して設置された第3円筒形突起部があり、前記ヘッド把柄の前端に第2突起部があり、前記第2突起部が第3円筒形突起部の2つの間にあり、
前記回転ピースの前端にコネクティングロッドがあり、前記スライド部品の前端に第3貫通穴があり、前記コネクティングロッドが前記第3貫通穴を貫通していて、前記コネクティングロッドの下に前記第1刷毛ピースが締付けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の三面刷毛の電動歯ブラシ。
【請求項9】
前記ヘッド把柄の前端に第2スロットがあり、前記第2スロットの側壁に第4円筒形突起部、第5円筒形突起部があり、前記第4円筒形突起部に第1コネクティングロッドが締付けられていて、前記第1コネクティングロッドの横断面がV字形であり、前記第1コネクティングロッドの中央に前記第4円筒形突起部が貫通するための第3貫通穴があり、
前記タイロッドの下に前記第1コネクティングロッドを押したり、引いたりするための第3突起部があり、前記第3突起部が前記第3貫通穴の上にあり、
前記第1コネクティングロッドの前端に第2コネクティングピースがあり、前記第1コネクティングロッドに第6円筒形突起部があり、前記第2コネクティングピースの後に前記第6円筒形突起部が貫通するための第4貫通穴があり、前記第2コネクティングピースの前端に第2コネクティングロッドがあり、前記第2コネクティングロッドの後に第7円筒形突起部があり、前記第2コネクティングピースの前端に前記第7円筒形突起部が貫通するための第5貫通穴があり、
前記第2コネクティングロッドの中央に前記第6円筒形突起部が貫通するための第4貫通穴があり、前記第2コネクティングロッドの前端が前記プッシャーの下にあり、
前記ヘッド把柄の前端に設置スロットがあり、前記プッシャーの中央が前記設置スロットにあり、前記設置スロットの深さが前記プッシャーの中央の厚みの以上にある
ことを特徴とする請求項8に記載の三面刷毛の電動歯ブラシ。
【請求項10】
前記第1板状物の下表面にある刷毛は縦で配列されていて、前記第1刷毛ピースの後側面にある刷毛は傾斜して配列され、前記第2刷毛ピースの前側面にある刷毛は傾斜して配列されていることを特徴とする請求項1~10に記載の三面刷毛の電動歯ブラシ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は機械分野、具体的には、電動歯ブラシに関する。
【背景技術】
【0002】
従来の電動歯ブラシのヘッドには一面刷毛だけがあり、上下列の歯が突起部状であり、歯の上側及び内側が有効にブラッシングされ難いので、ブラッシングの死角が形成されやすく、歯を磨く場合、ヘッドの方向を数回に変えなければ歯の外側、内側及び臼歯表面をブラッシングできなく、とても時間や力がかかる上、悪いブラッシング習慣にもつながる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は三面刷毛の電動歯ブラシにより上記の技術課題の少なくとも一つを解決することを目的にする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の目的を達成するために、本発明は下記の技術策を利用する。
【0005】
三面刷毛の電動歯ブラシであって、電動歯ブラシを含み、前記電動歯ブラシはブラシヘッドを含み、前記ブラシヘッドはヘッド把柄を含み、前記ヘッド把柄の下に第1板状物があり、前記第1板状物の下に前後で設置された第1刷毛ピース、第2刷毛ピースがある。
【0006】
前記第1板状物の下表面刷毛があり、前記第1刷毛ピースの後側面に刷毛があり、前記第2刷毛ピースの前側面に刷毛がある。
【0007】
技術策として、前記ヘッド把柄は第1貫通穴があり、ヘッド把柄プレスネイルが前記第1貫通穴を貫通して、前記ヘッド把柄プレスネイルを第1回転軸にし、前記第1板状物に前記第1回転軸を差し込むための第1設置穴がある。
【0008】
前記第1板状物の下に第2板状物があり、前記第1板状物の前端にスケートボードがあり、前記スケートボードの後端が前記第1板状物と前記第2板状物の間に伸び入っていて、前記第1板状物の両側にシュートがあり、前記スケートボードの後端に前記シュートとマッチングするスライダーの2つがあり、前記スライダーが上部で前記シュートの上から伸びて出て、前記第1板状物の上部にブロックの2つがあり、前記ブロックに前記スライダーの上部に嵌め込む第1嵌め込みスロットがあり、前記ヘッド把柄の下に前記ブロックを進めるためのストッパーがあり、前記ストッパーが前記第1貫通穴の後側に設置されている。
【0009】
前記スケートボードの下にライナーがあり、前記ライナーに第2設置穴があり、コネクティングロッドが前記第2設置穴を貫通していて、前記コネクティングロッドを第2回転軸にし、前記ライナーの下に刷毛ピースブラケットがあり、前記刷毛ピースブラケットに前記第2回転軸に差し込むための第3設置穴があり、前記刷毛ピースブラケットの下に前記第1刷毛ピースがある。
【0010】
前記スケートボードの上部にスケートボードステアリングベースがあり、前記スケートボードステアリングベースに前記コネクティングロッドの上部を差し込むための第1差込穴があり、前記スケートボードステアリングベースの後にスロットがあり、前記スロットに近い前記ヘッド把柄の側部に偏向で回転する前記スケートボードステアリングベースを進めるための突起部がある。
【0011】
前記第2板状物に第4設置穴があり、刷毛ピースプレスネイルが前記第4設置穴を貫通していて、前記刷毛ピースプレスネイルを第3回転軸にし、前記第2板状物の下に前記第2刷毛ピースがあり、前記第2刷毛ピースに前記第3回転軸を差し込むための第5設置穴がある。
【0012】
前記第1板状物と前記第2板状物の間にコネクティングロッドがあり、前記スケートボードの中央に設置スロットがあり、前記設置スロットにスプリングがあり、前記スプリングの一端が前記スケートボードに締め付けられ、前記スプリングの他端が前記コネクティングロッド上に締め付けられている。
【0013】
前記第2設置穴は2箇所あり、2箇所の第2設置穴はそれぞれ前記ライナーの両側にある。
【0014】
前記第4設置穴は2箇所あり、2箇所の第4設置穴はそれぞれ前記第2板状物の両側にある。
【0015】
前記第2板状物の下表面にある刷毛は縦で配列されていて、前記第1刷毛ピースの後側面にある刷毛は傾斜して配列され、前記第2刷毛ピースの前側面にある刷毛は傾斜して配列されている。
【0016】
他の技術策として、前記第1板状物に第1回転軸としての第1円筒形突起部があり、前記ヘッド把柄の前端に駆動輪があり、前記駆動輪の中央に前記第1回転軸が貫通するための第1貫通穴がある。
【0017】
前記第1板状物に並列して設置された従動輪があり、前記従動輪が噛合いで前記駆動輪と連結している。前記第1板状物の前端にスケートボードがあり、前記スケートボードの上部にスケートボードステアリングベースがあり、前記従動輪の下に偏向で回転する前記スケートボードステアリングベースを進めるためのカムがある。
【0018】
前記第1板状物の下に第2板状物があり、前記スケートボードの後端が第1板状物と第2板状物の間に伸び入っていて、前記第1板状物と前記第2板状物の間にコネクティングロッドがあり、前記スケートボードの中央に設置スロットがあり、前記設置スロットにスプリングがあり、前記スプリングの一端が前記スケートボードに締め付けられ、前記スプリングの他端がコネクティングロッドに締め付けられている。
【0019】
前記スケートボードの下にライナーがあり、前記ライナーに第2円筒形突起部があり、前記第2円筒形突起部を第2回転軸にし、前記ライナーの下に第1刷毛ピースブラケットがあり、前記第1刷毛ピースブラケットに前記第2回転軸が貫通する第2貫通穴があり、前記第1刷毛ピースブラケットの下に前記第1刷毛ピースがある。
【0020】
前記第2板状物の後に第3円筒形突起部があり、前記第3円筒形突起部を第3回転軸にし、前記第2板状物の下に第2刷毛ピースブラケットがあり、前記第2刷毛ピースブラケットに前記第3回転軸が貫通するための第3貫通穴があり、前記第2刷毛ピースブラケットの下に前記第2刷毛ピースがある。
【0021】
前記従動輪及び前記カムは統合された構造である。
【0022】
前記第1刷毛ピースブラケットは2つあり、2つの第1刷毛ピースブラケットはそれぞれ前記ライナーの両側にある。
【0023】
前記第2刷毛ピースブラケットは2つあり、2つの第2刷毛ピースブラケットはそれぞれ前記第2板状物の両側にある。
【0024】
前記第2板状物の下表面にある刷毛は縦で配列されていて、前記第1刷毛ピースの後側面にある刷毛は傾斜して配列され、前記第2刷毛ピースの前側面にある刷毛は傾斜して配列されている。
【0025】
前記第1刷毛ピースの後側面に第1嵌め込みスロットがあり、前記第1嵌め込みスロットに第1歯接触部品が嵌め込まれていて、前記第1歯接触部品に第1突起部があり、前記第1突起部の外側面がアーク状である。
【0026】
前記第2刷毛ピースの前側面に第2嵌め込みスロットがあり、前記第2嵌め込みスロットに第2歯接触部品が嵌め込まれていて、前記第2歯接触部品に第2突起部があり、前記第2突起部の外側面がアーク状である。
【0027】
他の技術策として、前記ヘッド把柄の前端に設置穴があり、締付け釘が前記設置穴を貫通していて、前記締付け釘を第1回転軸にし、前記ヘッド把柄の下に前記第1板状物があり、前記第1板状物の中央に前記第1回転軸が貫通するための第1貫通穴がある。
【0028】
前記第1板状物に前後で設置された第1スライド部品、第2スライド部品があり、前記ヘッド把柄の前端に前記第1スライド部品及び前記第2スライド部品を進めるためのカムがあり、前記第1スライド部品と前記第2スライド部品の間にスプリングがある。
【0029】
前記第1スライド部品の下に前記第1刷毛ピースがあり、前記第2スライド部品の下に前記第2刷毛ピースがある。
【0030】
前記カムは横断面が楕円形である。
【0031】
前記第1刷毛ピースは2つあり、2つの第1刷毛ピースはそれぞれ前記第1スライド部品の両側にある。
【0032】
前記第2刷毛ピースは2つあり、2つの第2刷毛ピースはそれぞれ前記第2スライド部品の両側にある。
【0033】
前記第1刷毛ピースは第2回転軸により前記第1スライド部品と連結し、前記第2刷毛ピースは第3回転軸により前記第2スライド部品と連結している。
【0034】
前記第1板状物の下表面にある刷毛は縦で配列されていて、前記第1刷毛ピースの後側面にある刷毛は傾斜して配列され、前記第2刷毛ピースの前側面にある刷毛は傾斜して配列されている。
【0035】
前記第1刷毛ピースの後側面に第1嵌め込みスロットがあり、前記第1嵌め込みスロットに第1歯接触部品が嵌め込まれていて、前記第1歯接触部品に第1突起部があり、前記第1突起部の外側面がアーク状である。
【0036】
前記第2刷毛ピースの前側面に第2嵌め込みスロットがあり、前記第2嵌め込みスロットに第2歯接触部品が嵌め込まれていて、前記第2歯接触部品に第2突起部があり、前記第2突起部の外側面がアーク状である。
【0037】
他の技術策として、前記ヘッド把柄の下に第2板状物があり、前記第2板状物に第1円筒形突起部があり、前記ヘッド把柄の前端に前記第1円筒形突起部を嵌め込むための第1スロットがある。
【0038】
前記第2刷毛ピースは前記第2板状物の後下にある。
【0039】
前記第1板状物の中央に前記第2板状物が滑り込むためのシュートがあり、前記第1板状物をスライド部品にし、前記ヘッド把柄の前端に前進する前記スライド部品を進めるためのプッシャーがある。
【0040】
前記ヘッドはリセット機関を含み、前記リセット機関は前記ヘッド把柄の上にあるタイロッドを含み、前記ヘッド把柄の後に第1突起部があり、前記タイロッドの後にスプリングが締付けられていて、前記スプリングの一側部が前記タイロッドに締付けられ、前記スプリングの他側が前記第1突起部に締付けられている。
【0041】
前記タイロッドの前端に第2円筒形突起部があり、前記タイロッドの前端に第1コネクティングピースがあり、前記第1コネクティングピースの後に前記第2円筒形突起部が貫通するための第1貫通穴があり、前記第1コネクティングピースの前端に回転ピースがあり、前記第1円筒形突起部の上端部が前記回転ピースの後に締付けられていて、前記回転ピースの中央に並列して設置された第3円筒形突起部があり、前記ヘッド把柄の前端に第2突起部があり、前記第2突起部が第3円筒形突起部の2つの間にある。
【0042】
前記回転ピースの前端にコネクティングロッドがあり、前記スライド部品の前端に第3貫通穴があり、前記コネクティングロッドが前記第3貫通穴を貫通していて、前記コネクティングロッドの下に前記第1刷毛ピースが締付けられている。
【0043】
前記ヘッド把柄の前端に第2スロットがあり、前記第2スロットの側壁に第4円筒形突起部、第5円筒形突起部があり、前記第4円筒形突起部に第1コネクティングロッドが締付けられていて、前記第1コネクティングロッドの横断面がV字形であり、前記第1コネクティングロッドの中央に前記第4円筒形突起部が貫通するための第3貫通穴がある。
【0044】
前記タイロッドの下に前記第1コネクティングロッドを押したり、引いたりするための第3突起部があり、前記第3突起部が前記第3貫通穴の上にある。
【0045】
前記第1コネクティングロッドの前端に第2コネクティングピースがあり、前記第1コネクティングロッドに第6円筒形突起部があり、前記第2コネクティングピースの後に前記第6円筒形突起部が貫通するための第4貫通穴があり、前記第2コネクティングピースの前端に第2コネクティングロッドがあり、前記第2コネクティングロッドの後に第7円筒形突起部があり、前記第2コネクティングピースの前端に前記第7円筒形突起部が貫通するための第5貫通穴がある。
【0046】
前記第2コネクティングロッドの中央に前記第6円筒形突起部が貫通するための第4貫通穴があり、前記第2コネクティングロッドの前端が前記プッシャーの下にある。
【0047】
前記ヘッド把柄の前端に設置スロットがあり、前記プッシャーの中央が前記設置スロットにあり、前記設置スロットの深さが前記プッシャーの中央の厚み以上ある。
【発明の効果】
【0048】
本発明はこの設計により、三面刷毛の電動歯ブラシを提供し、三面刷毛によるサラウンド効果及び前歯からの臼歯までの厚みに応じて刷毛が自動的に合わせる適応効果により口腔及び歯の異なる大きさの人々の需要を満たし、三面刷毛の設計により歯の内側の刷毛の届きにくいエリアのブラッシング上の課題を解決し、様々な悪いブラッシング習慣が形成しないようにし、積極的にヘッドの位置を変えてブラッシング箇所を探す代わり、ヘッドを進めるだけでブラッシングの全過程を完了でき、ブラッシングの過程が簡単になり、ブラッシングの効率が向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0049】
図1】本発明の実施例1の部分構造図。
図2】本発明の実施例1の部分構造分解図。
図3】本発明の実施例1の使用状態図。
図4】本発明の実施例2の部分構造図。
図5】本発明の実施例2の部分構造分解図。
図6】本発明の実施例3の部分構造図。
図7】本発明の実施例3の部分構造分解図。
図8】本発明の実施例4の部分構造図。
図9】本発明の実施例4の部分構造分解図。
図10】本発明の実施例4の部分構造底面図。
図11】本発明の実施例4のヘッド把柄の部分構造分解図。
【発明を実施するための形態】
【0050】
次に添付図と合わせて、本発明の実施方法について更に詳細に説明する。
【実施例1】
【0051】
図1~3に示すとおり、三面刷毛の電動歯ブラシは電動歯ブラシを含み、電動歯ブラシはブラシヘッドを含み、ブラシヘッドがヘッド把柄1を含み、ヘッド把柄に第1貫通穴があり、ヘッド把柄プレスネイル16が第1貫通穴を貫通していて、ヘッド把柄プレスネイルを第1回転軸にし、ヘッド把柄の下に第1板状物4があり、第1板状物に第1回転軸を差し込むための第1設置穴があり、第1板状物の下に第2板状物6があり、第2板状物の下表面に刷毛があり、第1板状物の前端にスケートボード5があり、スケートボードの後端が第1板状物と第2板状物の間に伸び入っていて、第1板状物の両側にシュート3があり、スケートボードの後端にシュートとマッチングするスライダーの2つがあり、スライダーの上部がシュートの上から伸びて出て、第1板状物の上部にブロック7の2つがあり、ブロックにスライダーの上部が嵌め込んだ第1嵌め込みスロットがあり、ヘッド把柄の下にブロックを進めるためのストッパー2があり、ストッパーが第1貫通穴の後端にあり、スケートボードの下にライナー13があり、ライナーに第2設置穴があり、コネクティングロッド15が第2設置穴を貫通していて、コネクティングロッドを第2回転軸にし、ライナーの下に刷毛ピースブラケット14があり、刷毛ピースブラケットに第2回転軸を差し込むための第3設置穴があり、刷毛ピースブラケットの下に第1刷毛ピース9があり、第1刷毛ピースの後側面に刷毛があり、スケートボードの上部にスケートボードステアリングベース12があり、スケートボードステアリングベースにコネクティングロッドの上部を差し込むための第1差込穴があり、スケートボードステアリングベースの後にスロットがあり、スロットのヘッド把柄に近い側部に偏向で回転するスケートボードステアリングベースを進めるための突起部10があり、第2板状物に第4設置穴があり、刷毛ピースプレスネイル17が第4設置穴を貫通していて、刷毛ピースプレスネイルを第3回転軸にし、第2板状物の下に第2刷毛ピース8があり、第2刷毛ピースに第3回転軸を差し込むための第5設置穴があり、第2刷毛ピースの前側面に刷毛があり、第1板状物と第2板状物の間にコネクティングロッドがあり、スケートボードの中央に設置スロットがあり、設置スロットにスプリング11があり、スプリングの一端がスケートボードに締め付けられ、スプリングの他端がコネクティングロッドに締め付けられている。本発明はこの設計により三面刷毛によるサラウンド効果及び前歯から臼歯までの厚みに応じて刷毛が自動的に合わせる適応効果により口腔及び歯の異なる大きさの人々の需要を満たし、三面刷毛の設計により歯の内側の刷毛の届きにくいエリアのブラッシング上の課題を解決し、様々な悪いブラッシング習慣が形成しないようにし、人々が積極的にヘッドの位置を変えてブラッシング箇所を探す代わり、ヘッドを進めるだけでブラッシングの全過程を完了でき、ブラッシングの過程が簡単になり、ブラッシングの効率が向上する。
【0052】
第2設置穴は2箇所あり、第2設置穴の2箇所がそれぞれライナーの両側にある。第4設置穴は2箇所あり、第4設置穴の2箇所がそれぞれ第2板状物の両側にある。第1刷毛ピース、第2刷毛ピースはそれぞれ2つであり、刷毛ピースの4枚が共に回転でき、個別ピースにある刷毛の設計により有効に歯の異なる曲面にフィットし、歯間をブラッシングする効率が高い。
【0053】
スロットは横断面がU字形であるので、角度の偏向回転が生じるスケートボードステアリングベースを進めるヘッド把柄前の突起部に便利であり、ヘッド把柄の回転角度が大きければ大きいほど第1刷毛ピースと第2刷毛ピースとの隙間が大きくなり、歯の厚みに適応する効果が向上する。
【0054】
ヘッド把柄に第2嵌め込みスロットがあり、ストッパーの上部が第2嵌め込みスロットに嵌め込んでいる。第1回転軸に近いストッパーの側面がアーク状であるので、ストッパーの解体に便利であり、ストッパーの側面がアーク状であるので、ブロックを進める効果がよくなり、更に順調にブロックを進めることができる。
【0055】
更に高いブラッシング効果のために、第2板状物の下表面にある刷毛は縦で配列されていて、第1刷毛ピースの後側面にある刷毛は傾斜して配列され、第2刷毛ピースの前側面にある刷毛は傾斜して配列されている。
【0056】
刷毛ピースブラケットは横断面がV字形であり、第3設置穴が刷毛ピースブラケットの中央にあり、刷毛ピースブラケットの両側にそれぞれ第2差込穴があり、第1刷毛ピースは上部に柱状突起部の2箇所があり、円筒形突起部が第2差込穴に差し込んでいる。第1刷毛ピースは上部に第3嵌め込みスロット、第3嵌め込みスロットにナット、コネクティングロッドの下に雄ねじがあり、コネクティングロッドの下部がナットにねじ込まれている。ヘッド把柄プレスネイルは第1ヘッド及び第1ヘッドの下にある第1ストレートロッドを含み、第1ストレートロッドが第1貫通穴を貫通していて、第1ヘッドの幅が第1貫通穴の径以上である。刷毛ピースプレスネイルは第2ヘッド及び第2ヘッドの下にある第2ストレートロッドを含み、第2ストレートロッドが第4設置穴を貫通していて、第2ヘッドの幅が第4設置穴の径以上であるので、設置の効果が確保されていて、機器の構成の安定性が高くなる。
【0057】
歯を磨く場合、歯ブラシの前部を口腔に入れ、歯を磨く方向に沿ってヘッド把柄を進め、ヘッド把柄が回転し、ヘッド把柄の前端にある突起部が偏向で回転するスケートボードステアリングベースを進め、歯の曲がったところに適応するための隙間を形成でき、ヘッド把柄が続いて回転するので、ヘッド把柄にあるストッパーが回転につれて移動するブロックを進め、ブロックが共に移動するスケートボード及びつながっている部品を進め、第1刷毛ピース、第2刷毛ピースが歯の厚みに応じて両側へ拡張し、前歯から臼歯までの厚みの変化に適応し、スプリングにより毛が締まり、歯とフィットし、更に上記の部品の協力及び働きによりヘッドの拡張、接近及び角度の自由転換の適応効果を達成する。
【実施例2】
【0058】
図4~5に示すとおりに、三面刷毛の電動歯ブラシは電動歯ブラシを含み、電動歯ブラシはブラシヘッドを含み、ブラシヘッドはヘッド把柄18を含み、ヘッド把柄の下に第1板状物21があり、第1板状物に第1円筒形突起部28があり、第1円筒形突起部を第1回転軸にし、ヘッド把柄の前端に駆動輪27があり、駆動輪の中央に第1回転軸が貫通するための第1貫通穴、第1板状物に並列して設置された従動輪19があり、従動輪が駆動輪と噛み合わせて連結していて、第1板状物の前端にスケートボード22があり、スケートボードの上部にスケートボードステアリングベース29があり、従動輪の下に偏向で回転するスケートボードステアリングベースを進めるためのカム20があり、第1板状物の下に第2板状物23があり、スケートボードの後端が第1板状物と第2板状物の間に伸び入っていて、第1板状物と第2板状物の間にコネクティングロッドがあり、スケートボードの中央に設置スロットがあり、設置スロットにスプリング32があり、スプリングの一端がスケートボードに締め付けられ、スプリングの他端がコネクティングロッドに締め付けられている。スケートボードの下にライナー30があり、ライナーに第2円筒形突起部があり、第2円筒形突起部を第2回転軸にし、ライナーの下に第1刷毛ピースブラケット31があり、第1刷毛ピースブラケットに第2回転軸が貫通するための第2貫通穴があり、第1刷毛ピースブラケットの下に第1刷毛ピース26があり、第2板状物の後に第3円筒形突起部があり、第3円筒形突起部を第3回転軸にし、第2板状物の下に第2刷毛ピースブラケット33があり、第2刷毛ピースブラケットに第3回転軸が貫通するための第3貫通穴があり、第2刷毛ピースブラケットの下に第2刷毛ピース25があり、第2板状物の下表面に刷毛があり、第1刷毛ピースの後側面に刷毛があり、第2刷毛ピースの前側面に刷毛がある。本発明はこの設計により、三面刷毛によるサラウンド効果及び前歯からの臼歯までの厚みに応じて刷毛が自動的に合わせる適応効果により口腔及び歯の異なる大きさの人々の需要を満たし、三面刷毛の設計により歯の内側の刷毛の届きにくいエリアのブラッシング上の課題を解決し、様々な悪いブラッシング習慣が形成しないようにし、積極的にヘッドの位置を変えてブラッシング箇所を探す代わり、ヘッドを進めるだけでブラッシングの全過程を完了でき、ブラッシングの過程が簡単になり、ブラッシングの効率が向上する。
【0059】
従動輪及びカムはプラスチック一体成形の統合された構造であるので、伝動の効果が確保されている。
【0060】
スケートボードステアリングベースでブロックを利用し、従動輪のスケートボードステアリングベースに近い側部にスロットがある。スロットは底面がアーク状であるので、カムが更に順調にスケートボードステアリングベースを進めるようにする。
【0061】
第1刷毛ピースブラケットは2つあり、2つの第1刷毛ピースブラケットはそれぞれライナーの両側にあり、第2刷毛ピースブラケットも2つあり、2つの第2刷毛ピースブラケットはそれぞれ第2板状物の両側にある。なお、第1刷毛ピース、第2刷毛ピースはそれぞれ2つであり、刷毛ピースの4枚が共に回転でき、個別ピースにある刷毛の設計により有効に歯の異なる曲面とフィットし、歯間をブラッシングする効率が高い。
【0062】
更に高いブラッシング効果のために、第2板状物の下表面にある刷毛は縦で配列されていて、第1刷毛ピースの後側面にある刷毛は傾斜して配列され、第2刷毛ピースの前側面にある刷毛は傾斜して配列されている。
【0063】
第1刷毛ピースの後側面に第1嵌め込みスロットがあり、第1嵌め込みスロットに第1歯接触部品24が嵌め込まれていて、第1歯接触部品に第1突起部があり、第1突起部の外側面がアーク状である。第2刷毛ピースの前側面に第2嵌め込みスロットがあり、第2嵌め込みスロットの内に第2歯接触部品34が嵌め込まれていて、第2歯接触部品に第2突起部があり、第2突起部の外側面がアーク状である。第1歯接触部品、第2歯接触部品は細長いものである。第1突起部は2箇所であり、2箇所の第1突起部は第1歯接触部品の両側にあり、第2突起部も2箇所であり、2箇所の第2突起部は第2歯接触部品の両側にある。第1歯接触部品、第2歯接触部品は異なる厚みの歯に到った場合に第1刷毛ピース、第2刷毛ピースを進めて歯の厚みに応じて両側へ拡張させ、前歯から臼歯までの厚みの変化に適応する。2箇所の第1突起部、2箇所の第2突起部は使用される場合に更に歯の表面とフィットするので、刷毛ピースが回転すると更に歯の表面とフィットし、刷毛と歯の表面との接触面積が更に大きくなり、ブラッシング効果が更に向上する。
【0064】
第1円筒形突起部は上にヘッド把柄を締付けるためのリング状の突起部があり、第1板状物に従動輪設置用カラムの2本があり、従動輪とカムの中央に従動輪設置用カラムが貫通するための第4貫通穴があり、従動輪の上に従動輪位置を締め付けるための第2止め輪があり、第2止め輪が従動輪設置用カラムの上に締め付けられている。第1刷毛ピースブラケットは横断面がV字形であり、第2貫通穴が刷毛ピースブラケットの中央にあり、第1刷毛ピースブラケットの両側にそれぞれ第1差込穴があり、第1刷毛ピースは上部に柱状突起部の2箇所があり、柱状突起部が第1差込穴に差込んでいて、第2刷毛ピースブラケットは横断面がV字形であり、第3貫通穴が刷毛ピースブラケットの中央にあり、第2刷毛ピースブラケットの両側にそれぞれ第2差込穴があり、第2刷毛ピースは上部に柱状突起部の2箇所があり、柱状突起部が第2差込穴に差し込んでいる。設置の効果が確保されていて、機器の構成の安定性が高くなる。
【0065】
歯ブラシを使用する場合、その前部を口腔に入れ、歯を磨く方向に沿ってヘッド把柄を進め、ヘッド把柄が回転し、ヘッド把柄の前端にある駆動輪が従動輪と噛み合ってそれを進め、従動輪が下にあり、偏向で回転するスケートボードステアリングベースを進めるカムを進め、歯の曲がったところに適応するための隙間を形成でき、第1刷毛ピース、第2刷毛ピースにある第1歯接触部品、第2歯接触部品が異なる厚みの歯に到ると歯の厚みに応じて第1刷毛ピース、第2刷毛ピースを進めて両側へ拡張させ、前歯から臼歯までの厚みの変化に適応し、スプリングにより毛が締まり、歯とフィットし、更に上記の部品の協力及び働きによりヘッドの拡張、接近及び角度の自由転換の適応効果を達成する。
【実施例3】
【0066】
図6~7に示すとおりに、電動歯ブラシヘッド把柄35を含む三面刷毛の電動歯ブラシはヘッド把柄の前端に設置穴があり、締付け釘39が設置穴を貫通していて、締付け釘を第1回転軸にし、ヘッド把柄の下に第1板状物42があり、第1板状物の中央に第1回転軸が貫通するための第1貫通穴があり、第1板状物に前後で設置された第1スライド部品37、第2スライド部品38があり、ヘッド把柄の前端に第1スライド部品と第2スライド部品を進めるためのカム36があり、第1スライド部品と第2スライド部品の間にスプリング40があり、第1スライド部品の下に第1刷毛ピース41があり、第2スライド部品の下に第2刷毛ピース43があり、第1板状物の下表面に刷毛があり、第1刷毛ピースの後側面に刷毛があり、第2刷毛ピースの前側面に刷毛がある。本発明はこの設計により、三面刷毛によるサラウンド効果及び前歯からの臼歯までの厚みに応じて刷毛が自動的に合わせる適応効果により口腔及び歯の異なる大きさの人々の需要を満たし、三面刷毛の設計により歯の内側の刷毛の届きにくいエリアのブラッシング上の課題を解決し、様々な悪いブラッシング習慣が形成しないようにし、人々が積極的にヘッドの位置を変えてブラッシング箇所を探す代わり、ヘッドを進めるだけでブラッシングの全過程を完了でき、ブラッシングの過程が簡単になり、ブラッシングの効率が向上できる。
【0067】
なお、第1スライド部品と第2スライド部品を進めるために、カムは横断面が楕円形である。
【0068】
第1刷毛ピースは2つあり、2つの第1刷毛ピースはそれぞれ第1スライド部品の両側にあり、第2刷毛ピースも2つあり、2つの第2刷毛ピースはそれぞれ第2スライド部品の両側にある。第1刷毛ピースは第2回転軸により第1スライド部品と連結し、第2刷毛ピースは第3回転軸により第2スライド部品と連結している。刷毛ピースの4枚が共に回転でき、個別ピースにある刷毛の設計により有効に歯の異なる曲面とフィットし、歯間をブラッシングする効率が高い。
【0069】
更に高いブラッシング効果のために、第1板状物の下表面にある刷毛は縦で配列されていて、第1刷毛ピースの後側面にある刷毛は傾斜して配列され、第2刷毛ピースの前側面にある刷毛は傾斜して配列されている。
【0070】
第1スライド部品、第2スライド部品でブロックを利用し、ブロックの中央に第1板状物を設置するためのスロットがあり、カムが第1板状物の上にあり、スプリングが第1板状物の下にある。設備の使用効果を確保し、第1スライド部品、第2スライド部品が傍に滑らないようにするために、第1板状物上の両側に細長い突起部があり、第1、2スライド部品に細長い突起部とマッチングする細長いスロットがある。
【0071】
第1刷毛ピースの後側面に第1嵌め込みスロットがあり、第1嵌め込みスロットに第1歯接触部品が嵌め込まれていて、第1歯接触部品に第1突起部があり、第1突起部の外側面がアーク状である。第2刷毛ピースの前側面に第2嵌め込みスロットがあり、第2嵌め込みスロットの内に第2歯接触部品が嵌め込まれていて、第2歯接触部品に第2突起部があり、第2突起部の外側面がアーク状である。第1歯接触部品、第2歯接触部品は細長いものである。第1突起部は2箇所であり、2箇所の第1突起部は第1歯接触部品の両側にあり、第2突起部も2箇所であり、2箇所の第2突起部は第2歯接触部品の両側にある。第1歯接触部品、第2歯接触部品は異なる厚みの歯に到ると、第1刷毛ピース、第2刷毛ピースを進めて、歯の厚みに応じて両側へ拡張させ、前歯から臼歯までの厚みの変化に適応する。2箇所の第1突起部、2箇所の第2突起部は使用される場合に更に歯の表面にフィットするので、刷毛ピースが回転すると更に歯の表面にフィットし、刷毛と歯の表面との接触面積が更に大きくなり、ブラッシング効果が更に向上する。
【0072】
歯ブラシを使用する場合、その前部を口腔に入れ、使用者が歯を磨く方向に沿ってヘッド把柄を進め、ヘッド把柄が回転し、ヘッド把柄の前端にあるカムにより第1スライド部品、第2スライド部品を進め、開け、歯の曲がりに適応するようにし、第1刷毛ピース、第2刷毛ピースにある第1歯接触部品、第2歯接触部品が異なる厚みの歯に到ると厚みに応じて第1刷毛ピース、第2刷毛ピースを両側へ偏向で回転するように進めて拡張させ、前歯から臼歯までの厚みの変化に適応し、スプリングにより刷毛が締まり、歯とフフィットさせ、更に上記の部品の協力及び働きによりヘッドの拡張、接近及び角度の自由転換の適応効果を達成する。
【実施例4】
【0073】
図8~11に示すとおりに、三面刷毛の電動歯ブラシは、電動歯ブラシを含み、電動歯ブラシはブラシヘッドを含み、ブラシヘッドはヘッド把柄44を含み、ヘッド把柄の下に第1板状物47があり、第1板状物の下に前後で設置された第1刷毛ピース51、第2刷毛ピース50があり、第1板状物の下表面に刷毛があり、第1刷毛ピースの後側面に刷毛があり、第2刷毛ピースの前側面に刷毛があり、ヘッド把柄の下に第2板状物45があり、第2板状物に第1円筒形突起部46があり、ヘッド把柄の前端に第1円筒形突起部を嵌め込むための第1スロットがあり、第2刷毛ピースが第2板状物の後端の下にあり、第1板状物の中央に第2板状物が滑り込むためのシュートがあり、第1板状物をスライド部品にし、ヘッド把柄に前進するスライド部品を進めるためのプッシャー48があり、ヘッドがタイロッド52を含むリセット機関を含み、タイロッドがヘッド把柄の上にあり、ヘッド把柄の後に第1突起部があり、タイロッドの後にスプリング56が締付けられていて、スプリングの一側がタイロッドに締め付けられ、スプリングの他側が第1突起部に締付けられていて、タイロッドの前端に第2円筒形突起部があり、タイロッドの前端に第1コネクティングピース53があり、第1コネクティングピースの後に第2円筒形突起部が貫通するための第1貫通穴があり、コネクティングピースの後に第1円筒形突起部が貫通するための第2貫通穴があり、第1コネクティングピースの前端に回転ピース54があり、第1円筒形突起部の上端部が回転ピースの後に締付けられていて、回転ピースの中央に並列して設置された第3円筒形突起部62があり、ヘッド把柄の前端に第2突起部49があり、第2突起部が第3円筒形突起部の2つの間にある。回転ピースの前端にコネクティングロッド55があり、スライド部品の前端に第3貫通穴があり、コネクティングロッドが第3貫通穴を貫通していて、コネクティングロッドの下に第1刷毛ピースが締め付けられている。本発明はこの設計により、三面刷毛によるサラウンド効果及び前歯からの臼歯までの厚みに応じて刷毛が自動的に合わせる適応効果により、口腔及び歯の異なる大きさの人々の需要を満たし、三面刷毛の設計により歯の内側の刷毛の届きにくいエリアのブラッシング上の課題を解決し、様々な悪いブラッシング習慣が形成しないようにし、積極的にヘッドの位置を変えてブラッシング箇所を探す代わりに、ヘッドを進めるだけでブラッシングの全過程を完了でき、ブラッシングの過程が簡単になり、ブラッシングの効率が向上すると同時に、この設計によるリセット機関のスプリングがヘッド後のヘッド把柄にあるので、ヘッドに与える影響が小さく、人々の使用体験が向上する。
【0074】
ヘッド把柄の前端に第2スロットがあり、第2スロットの側壁に第4円筒形突起部57、第5円筒形突起部58があり、第4円筒形突起部に第1コネクティングロッド59が締付けられていて、第1コネクティングロッドの横断面がV字形であり、第1コネクティングロッドの中央に第4円筒形突起部が貫通するための第3貫通穴があり、タイロッドの下に第1コネクティングロッドを押したり、引いたりするための第3突起部があり、第3突起部が第3貫通穴の上にあり、第1コネクティングロッドの前端に第2コネクティングピース60があり、第1コネクティングロッドに第6円筒形突起部があり、第2コネクティングピースの後に第6円筒形突起部が貫通するための第4貫通穴があり、第2コネクティングピースの前端に第2コネクティングロッド61があり、第2コネクティングロッドの後に第7円筒形突起部があり、第2コネクティングピースの前端に第7円筒形突起部が貫通するための第5貫通穴があり、第2コネクティングロッドの中央に第6円筒形突起部が貫通するための第4貫通穴があり、第2コネクティングロッドの前端がプッシャーの下にあり、ヘッド把柄の前端に設置スロットがあり、プッシャーの中央が設置スロットにあり、設置スロットの深さがプッシャーの中央の厚み以上ある。この設計により、ヘッド把柄が回転する場合、プッシャーとスライド部品が接触する場合があるが、接触しない場合もあり、ヘッド把柄が回転すると、プッシャーとスライド部品が接触状態にあり、プッシャーが前進するスライド部品を進め、スライド部品が前進する第2刷毛ピースを進め、更に歯の厚みに応じて両側へ拡張する第1刷毛ピース、第2刷毛ピースを進め、前歯から臼歯までの厚みの変化に適応し、ヘッド把柄が決まった程度まで回転すると、タイロッドの下にある第3突起部が第1コネクティングロッドを進め、第1コネクティングロッドが第2コネクティングピースにより動作する第2コネクティングロッドを進め、更に第2コネクティングロッドの前を上げ、プッシャーを上げ、プッシャーがスライド部品と接触しないようにする。この場合、スライド部品がヘッド把柄と接触し、ヘッド把柄が回転してスライド部品を押し、ヘッドがプッシャーとスライド部品との接触により回転角度を制限するおそれがないので、ヘッドの回転可能な角度が大きくなり、使用者の歯を磨く動作に便利である。
【0075】
第2突起部の前端の横断面は楕円状である。プッシャーでブロックを利用し、ブロックの両側にそれぞれ外へ曲がる第4突起部があり、第4突起部の前端にある横断面が楕円状であるので、第2突起部は偏向で回転するスライド部品を更に順調に進めるのに便利であり、プッシャーは前進するスライド部品を更に順調に進めるのに便利である。
【0076】
更に高いブラッシング効果のために、スライド部品の下表面にある刷毛は縦で配列されていて、第1刷毛ピースの前側面にある刷毛は傾斜して配列され、第2刷毛ピースの後側面にある刷毛は傾斜して配列されている。
【0077】
歯ブラシを使用する場合、その前部を口腔に入れ、使用者は歯を磨く方向に沿ってヘッド把柄を進め、ヘッド把柄が第1円筒形突起部を中心にして回転し、ヘッド把柄の前端にある第2突起部が回転ピースの下にある第3円筒形突起部の2箇所と接触し、偏向で回転するように回転ピースを進め、回転ピースがコネクティングロッドにより下にあり、偏向で回転する第1刷毛ピースを進め、第1刷毛ピースと第2刷毛ピースの間に決まった隙間があるようにして歯の曲がりに適応するようにすると同時に、ヘッド把柄が回転する場合、ヘッド把柄の前端にあるプッシャーが前進するスライド部品を進め、スライド部品が前進する第1刷毛ピースを進めて歯の厚みに応じて第1刷毛ピース、第2刷毛ピースを両側へ拡張させ、前歯から臼歯までの厚みの変化に適応するようにし、リセット機関のスプリングにより刷毛が締まり、歯とフィットするようにし、使用が完了してからヘッドがリセットするようにし、更に上記の部品の協力及び働きによりヘッドの拡張、接近及び角度の自由転換の適応効果を達成する。
【0078】
本発明はこの設計により三面刷毛の電動歯ブラシを提供し、三面刷毛によるサラウンド効果及び前歯からの臼歯までの厚みに応じて刷毛が自動的に合わせる適応効果により口腔及び歯の異なる大きさの人々の需要を満たし、三面刷毛の設計により歯の内側の刷毛の届きにくいエリアのブラッシング上の課題を解決し、様々な悪いブラッシング習慣が形成しないようにし、積極的にヘッドの位置を変えてブラッシング箇所を探す代わり、ヘッドを進めるだけでブラッシングの全過程を完了でき、ブラッシングの過程が簡単になり、ブラッシングの効率が向上できる。
【0079】
前記は本発明の選出された実施例だけであり、本発明を限定するものではない。前記実施例と結び合わせて本発明について詳細に説明したが、本分野の技術者が依然として前記の各実施例に記載の技術策を改訂したり、その技術的特徴の一部に対する同等の技術的特徴を置き換えたりすることができる。本発明の趣旨及び原則にある改訂、同じ効果の書き換え及び改善の全部が本発明の請求項にある。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
【国際調査報告】