IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ ウェーバー‐スティーブン プロダクツ エルエルシーの特許一覧

(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-04-25
(54)【発明の名称】ペレットグリル
(51)【国際特許分類】
   A47J 37/07 20060101AFI20220418BHJP
【FI】
A47J37/07
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2021541285
(86)(22)【出願日】2019-11-15
(85)【翻訳文提出日】2021-09-16
(86)【国際出願番号】 US2019061680
(87)【国際公開番号】W WO2020154018
(87)【国際公開日】2020-07-30
(31)【優先権主張番号】62/796,861
(32)【優先日】2019-01-25
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】62/891,011
(32)【優先日】2019-08-23
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】16/677,959
(32)【優先日】2019-11-08
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.Blu-ray
(71)【出願人】
【識別番号】517232752
【氏名又は名称】ウェーバー‐スティーブン プロダクツ エルエルシー
(74)【代理人】
【識別番号】100107456
【弁理士】
【氏名又は名称】池田 成人
(74)【代理人】
【識別番号】100162352
【弁理士】
【氏名又は名称】酒巻 順一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100123995
【弁理士】
【氏名又は名称】野田 雅一
(72)【発明者】
【氏名】ドネリー, ブライアン シー.
(72)【発明者】
【氏名】ランドバーグ, ライアン ピー.
(72)【発明者】
【氏名】アルブレヒト, イーサン
(72)【発明者】
【氏名】ラーソン, デイヴィッド エー.
【テーマコード(参考)】
4B040
【Fターム(参考)】
4B040AA04
4B040AA08
4B040AE14
4B040CA03
4B040CA16
4B040GD30
(57)【要約】
ペレットグリル及び関連する動作方法が開示される。例示的なペレットグリルは、調理チャンバを画定する本体を含む。本体は、第1の端部と、第1の端部とは反対の位置に配置された第2の端部と、第1の端部と第2の端部との間に延びる外壁とを含む。本体は、第1及び第2の端部によって画定される横方向広がり部を有する。例示的なペレットグリルは、本体の外壁の後部に取り付けられたホッパーをさらに含む。ホッパーは、本体の横方向広がり部内の第1の位置から本体の横方向広がり部の外側の第2の位置まで延びる燃料取入れ開口を含む。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
調理チャンバを画定する本体であって、第1の端部、前記第1の端部とは反対の位置に配置された第2の端部、及び前記第1の端部と前記第2の端部との間に延びる外壁を含み、前記第1の端部と前記第2の端部とによって画定される横方向広がり部を有する、本体と、
前記本体の前記外壁の後部に取り付けられたホッパーであって、前記本体の前記横方向広がり部内における第1の位置から前記本体の前記横方向広がり部の外側の第2の位置まで延びる燃料取入れ開口を含む、ホッパーと
を備えるペレットグリル。
【請求項2】
第1のエンドキャップ及び第2のエンドキャップをさらに備え、
前記第1のエンドキャップが前記本体の前記第1の端部を画定し、前記第2のエンドキャップが前記本体の前記第2の端部を画定する、請求項1に記載のペレットグリル。
【請求項3】
前記ホッパーが蓋をさらに含み、前記蓋が、前記燃料取入れ開口を選択的に覆うように開放位置と閉鎖位置との間で可動となっている、請求項1に記載のペレットグリル。
【請求項4】
前記ホッパーの前壁に取り付けられたユーザインターフェースをさらに備え、
前記ユーザインターフェースが、前記本体の前記横方向広がり部の外側に配置されている、請求項1に記載のペレットグリル。
【請求項5】
前記本体に結合されたサイドテーブルをさらに備え、
前記サイドテーブルが、前記ホッパーの前方かつ前記ユーザインターフェースの下に配置されている、請求項4に記載のペレットグリル。
【請求項6】
前記燃料取入れ開口が、前記本体の前記横方向広がり部内に配置された第1の部分と、前記本体の前記横方向広がり部の外側に配置された第2の部分とを含み、前記燃料取入れ開口の前記第2の部分が前記サイドテーブルの上に配置されている、請求項5に記載のペレットグリル。
【請求項7】
前記燃料取入れ開口の前記第2の部分が、使用者が前記本体上に手を伸ばす必要なく、前記ペレットグリルの前から前記使用者にアクセス可能となっている、請求項6に記載のペレットグリル。
【請求項8】
前記ホッパーが内壁をさらに含み、前記内壁が、前記ホッパーを、ペレット燃料を収容するように構成された第1の容積部と、当該ペレットグリルの制御システムの電子構成要素を収容するように構成された第2の容積部とに分離している、請求項1に記載のペレットグリル。
【請求項9】
前記ホッパーが、開口を有する後壁をさらに含み、前記開口がアクセスドアによって選択的に覆われる、請求項1に記載のペレットグリル。
【請求項10】
前記本体の横方向広がり部内に配置されるとともに前記ホッパーの前記後壁の前方に配置されたエンジンをさらに備え、
前記エンジンが、部分的に前記本体内に配置されるとともに部分的に前記本体の外側に配置されたオーガアセンブリを含み、前記オーガアセンブリが、前記ホッパーの送出ダクトからペレット燃料を受け取るように構成され、前記オーガアセンブリが、前記アクセスドアが開いているときで、前記ホッパーが前記本体に取り付けられたままであるときに、前記ホッパーの前記後壁の前記開口を通して前記本体から取外し可能である、請求項9に記載のペレットグリル。
【請求項11】
前記本体の横方向広がり部内に配置されるとともに前記ホッパーの前記後壁の前方に配置されたエンジンをさらに備え、
前記エンジンが、部分的に前記本体内に配置されるとともに部分的に前記本体の外側に配置された点火器キャリアを含み、前記点火器キャリアが、点火器を支持するように構成され、前記点火器キャリアが、前記アクセスドアが開いているときで、前記ホッパーが前記本体に取り付けられたままであるときに、前記ホッパーの前記後壁の前記開口を通して前記本体から取外し可能である、請求項9に記載のペレットグリル。
【請求項12】
調理チャンバを画定する本体であって、第1の端部、前記第1の端部とは反対の位置に配置された第2の端部、及び前記第1の端部と前記第2の端部との間に延びる外壁を含み、前記第1の端部と前記第2の端部とによって画定される横方向広がり部を有する、本体と、
前記本体の前記外壁の後部に取り付けられたホッパーであって、前記本体の前記横方向広がり部内に配置された開口を有する後壁を含み、前記開口がアクセスドアによって選択的に覆われる、ホッパーと
を備えるペレットグリル。
【請求項13】
前記本体の横方向広がり部内に配置されるとともに前記ホッパーの前記後壁の前方に配置されたエンジンをさらに備え、
前記エンジンが、部分的に前記本体内に配置されるとともに部分的に前記本体の外側に配置されたオーガアセンブリを含み、前記オーガアセンブリが、前記ホッパーの送出ダクトからペレット燃料を受け取るように構成され、前記オーガアセンブリが、前記アクセスドアが開いているときで、前記ホッパーが前記本体に取り付けられたままであるときに、前記ホッパーの前記後壁の前記開口を通して前記本体から取外し可能である、請求項12に記載のペレットグリル。
【請求項14】
前記本体の横方向広がり部内に配置されるとともに前記ホッパーの前記後壁の前方に配置されたエンジンをさらに備え、
前記エンジンが、部分的に前記本体内に配置されるとともに部分的に前記本体の外側に配置された点火器キャリアを含み、前記点火器キャリアが、点火器を支持するように構成され、前記点火器キャリアが、前記アクセスドアが開いているときで、前記ホッパーが前記本体に取り付けられたままであるときに、前記ホッパーの前記後壁の前記開口を通して前記本体から取外し可能である、請求項12に記載のペレットグリル。
【請求項15】
第1のエンドキャップ及び第2のエンドキャップをさらに備え、
前記第1のエンドキャップが前記本体の前記第1の端部を画定し、前記第2のエンドキャップが前記本体の前記第2の端部を画定する、請求項12に記載のペレットグリル。
【請求項16】
前記ポッパーが、前記本体の前記横方向広がり部内における第1の位置から前記本体の前記横方向広がり部の外側の第2の位置まで延びる燃料取入れ開口を含む、請求項12に記載のペレットグリル。
【請求項17】
前記ホッパーの前壁に取り付けられたユーザインターフェースをさらに備え、
前記ユーザインターフェースが、前記本体の前記横方向広がり部の外側に配置されている、請求項16に記載のペレットグリル。
【請求項18】
前記本体に結合されたサイドテーブルをさらに備え、
前記サイドテーブルが、前記ホッパーの前方かつ前記ユーザインターフェースの下に配置されている、請求項17に記載のペレットグリル。
【請求項19】
前記燃料取入れ開口が、前記本体の前記横方向広がり部内に配置された第1の部分と、前記本体の前記横方向広がり部の外側に配置された第2の部分とを含み、前記燃料取入れ開口の前記第2の部分が前記サイドテーブルの上に配置されている、請求項18に記載のペレットグリル。
【請求項20】
前記燃料取入れ開口の前記第2の部分が、使用者が前記本体上に手を伸ばす必要なく、前記ペレットグリルの前から前記使用者にアクセス可能となっている、請求項19に記載のペレットグリル。

【発明の詳細な説明】
【関連出願】
【0001】
[0001]本出願は、2019年11月8日出願の米国特許出願第16/677,959号、2019年8月23日出願の米国特許仮出願第62/891,011号、及び2019年1月25日出願の米国特許仮出願第62/796,861号に対する優先権を主張する。米国特許出願第16/677,959号、米国特許仮出願第62/891,011号、及び米国特許仮出願第62/796,861号の全体が、参照により本明細書に組み込まれている。
【技術分野】
【0002】
[0002]本開示は、一般にグリルに関し、より詳細にはペレットグリルに関する。
【背景技術】
【0003】
[0003]ペレットグリルとは、ペレットグリルの調理チャンバ内に設置された(例えば、調理チャンバ内に配置された1つ又は複数の調理火格子上に配置された)食料品を調理する(例えば、燻製、グリル、焼成、ロースト、直火焼き、表面焦がし、及び/又はその他の加熱を行う)ように構成された電子制御式の調理デバイスである。ペレットグリルの制御可能な電子構成要素は、AC電力(例えば、家庭用の電気又は壁面コンセントを介してペレットグリルへ供給される)又はDC(直流電流)電力(例えば、内蔵又は接続電池及び/又はDC電源を介して供給される)を介して電力供給することができる。
【0004】
[0004]従来のペレットグリルは、ペレットグリルに取付け及び/又は結合されたホッパーに、多量の可燃性ペレット燃料(例えば、木材ペレット)を貯蔵する。ホッパーの出口開口に連通しているモータ駆動式のオーガ(auger:「オージェ」とも称される)が、ホッパーからのペレット燃料をペレットグリルのバーンポットへ制御及び/又は自動化された形で送出及び/又は供給する。オーガの速度、比率、及び/又はデューティーサイクルは、典型的に、ペレットグリルの調理チャンバに対して確立及び/又は所望された使用者選択温度(例えば、温度設定点)に基づいている。バーンポットに堆積させられたペレット燃料は、最初にペレットグリルの電子スタータによって点火することができる。
【0005】
[0005]バーンポット内のペレット燃料の燃焼、及び/又はペレット燃料が燃えることは、熱を発生、生成、及び/又は出力し、その熱は次に、調理チャンバに配置された食料品が徐々に調理されるように、調理チャンバ全体に分散させられる。典型的には、調理チャンバ全体にわたって、ペレット燃料の燃焼、並びに/又は熱(例えば、燃焼したペレット燃料によって発生することができる)の分散及び/若しくは循環を助けるために、モータ駆動式のファンが実施される。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】本開示の教示に従って構築された例示的なペレットグリルの第1の斜視図である。
図2図1のペレットグリルの第2の斜視図である。
図3図1及び図2のペレットグリルの分解図である。
図4図1図3のペレットグリルの正面図である。
図5図1図4のペレットグリルの背面図である。
図6図1図5のペレットグリルの第1の側面図である。
図7図1図6のペレットグリルの第2の側面図である。
図8図1図7のペレットグリルの上面図である。
図9図1図8のペレットグリルの底面図である。
図10図8の断面A-Aに沿って切り取った図1図9のペレットグリルの断面図である。
図11図4の断面B-Bに沿って切り取った図1図10のペレットグリルの断面図である。
図12】ペレットグリルの蓋が例示的な開放位置にある、図1図11のペレットグリルの斜視図である。
図13】ペレットグリルのごみ収集引出しが例示的な開放位置にある、図1図12のペレットグリルの斜視図である。
図14図1図13のペレットグリルのホッパーの斜視図である。
図15】ホッパーの蓋が例示的な開放位置にある、図14のホッパーの斜視図である。
図16図14及び図15のホッパーの正面図である。
図17図14図16のホッパーの背面図である。
図18図14図17のホッパーの第1の側面図である。
図19図14図18のホッパーの第2の側面図である。
図20図14図19のホッパーの上面図である。
図21図20の断面C-Cに沿って切り取った図14図20のホッパーの断面図である。
図22図1図13のペレットグリルのエンジンの第1の斜視図である。
図23図22のエンジンの第2の斜視図である。
図24A図22及び図23のエンジンの分解図である。
図24B図22及び図23のエンジンの分解図である。
図25図22図24のエンジンの第1の側面図である。
図26図22図25のエンジンの第2の側面図である。
図27図22図26のエンジンの正面図である。
図28図27の断面D-Dに沿って切り取った図22図27のエンジンの断面図である。
図29図22図28のエンジンの上面図である。
図30図29の断面E-Eに沿って切り取った図22図29のエンジンの断面図である。
図31図22図30のエンジンのバーンポットの第1の斜視図である。
図32図31のバーンポットの第2の斜視図である。
図33図31及び図32のバーンポットの分解図である。
図34図31図33のバーンポットの背面図である。
図35図31図34のバーンポットの側面図である。
図36図31図35のバーンポットの上面図である。
図37図31図36のバーンポットの底面図である。
図38図34の断面F-Fに沿って切り取った図31図37のバーンポットの断面図である。
図39図36の断面G-Gに沿って切り取った図31図38のバーンポットの断面図である。
図40図31図39のバーンポットの燃料火格子の斜視図である。
図41図40の燃料火格子の側面図である。
図42図1図13のペレットグリルの熱拡散器の斜視図である。
図43図42の熱拡散器の正面図である。
図44図42及び図43の熱拡散器の側面図である。
図45図42図44の熱拡散器の上面図である。
図46図45の断面H-Hに沿って切り取った図42図45の熱拡散器の断面図である。
図47図45の断面I-Iに沿って切り取った図42図46の熱拡散器の断面図である。
図48図22図39のバーンポットの上に配置された図42図47の熱拡散器の斜視図である。
図49図22図39のバーンポットの上に配置された図42図47の熱拡散器の上面図である。
図50図49の断面J-Jに沿って切り取った図22図39のバーンポットの上に配置された図42図47の熱拡散器の断面図である。
図51図22図39のバーンポットの上に配置された図42図47の熱拡散器の正面図である。
図52図51の断面K-Kに沿って切り取った図22図39のバーンポットの上に配置された図42図47の熱拡散器の断面図である。
図53図22図30のエンジンに対して配置された図42図47の熱拡散器の斜視図である。
図54】油脂そらし棒アセンブリを示す図1図13のペレットグリルの部分切欠図である。
図55図54の油脂そらし棒アセンブリの斜視図である。
図56図54及び図55の油脂そらし棒アセンブリの上面図である。
図57図54図56の油脂そらし棒アセンブリの正面図である。
図58図54図57の油脂そらし棒アセンブリの側面図である。
図59図42図53の熱拡散器及び図22図39のバーンポットの上に配置された図54図58の油脂そらし棒アセンブリの正面図である。
図60図42図53の熱拡散器及び図22図39のバーンポットの上に配置された図54図58の油脂そらし棒アセンブリの側面図である。
図61】陰線が示されている、図42図53の熱拡散器及び図22図39のバーンポットの上に配置された図54図58の油脂そらし棒アセンブリの正面図である。
図62】陰線が示されている、図42図53の熱拡散器及び図22図39のバーンポットの上に配置された図54図58の油脂そらし棒アセンブリの側面図である。
図63図1図13のペレットグリルのごみ収集引出しの斜視図である。
図64図63のごみ収集引出しの分解図である。
図65図63及び図64のごみ収集引出しの正面図である。
図66図63図65のごみ収集引出しの背面図である。
図67図63図66のごみ収集引出しの上面図である。
図68図67の断面L-Lに沿って切り取った図63図67のごみ収集引出しの断面図である。
図69図67の断面M-Mに沿って切り取った図63図68のごみ収集引出しの断面図である。
図70】本体の下に設置された図63図69のごみ収集引出しが例示的な閉鎖位置にある、図1図13のペレットグリルの一部分の正面図である。
図71図70の断面N-Nに沿って切り取った図70の断面図である。
図72】本体の下に設置された代替ごみ収集引出しが例示的な閉鎖位置にある、図1図13のペレットグリルの一部分の正面図である。
図73図72の断面O-Oに沿って切り取った図72の断面図である。
図74】ペレットグリルの蓋のヒンジが例示的な開放位置にある、図1図13のペレットグリルの斜視図である。
図75図74の一部分の拡大図である。
図76】ペレットグリルの蓋のヒンジが例示的な開放位置にある、図1図13のペレットグリルの正面図である。
図77図76の断面P-Pに沿って切り取った図76の断面図である。
図78図76の断面Q-Qに沿って切り取った図76の断面図である。
図79図76の断面R-Rに沿って切り取った図76の断面図である。
図80図78の一部分の拡大図である。
図81図79の一部分の拡大図である。
図82図1図13のペレットグリルに関連して実施される例示的な制御システムのブロック図である。
図83図82の制御システムによってオーガ詰まり検出プロトコル及び/又はプロセスを実施する例示的な方法の流れ図である。
図84図82の制御システムによって蓋動き検出プロトコル及び/又はプロセスを実施する例示的な方法の流れ図である。
図85図82の制御システムによってフレームアウト検出プロトコル及び/又はプロセスを実施する例示的な方法の流れ図である。
図86図82の制御システムによって低燃料検出プロトコル及び/又はプロセスを実施する例示的な方法の流れ図である。
図87A図82の制御システムによって調理終了検出プロトコル及び/又はプロセスを実施する例示的な方法を表す流れ図である。
図87B図82の制御システムによって調理終了検出プロトコル及び/又はプロセスを実施する例示的な方法を表す流れ図である。
図88図82の制御システムによって停止プロトコル及び/又はプロセスを実施する例示的な方法を表す流れ図である。
図89図82の制御システムによって第1の不適切停止検出プロトコル及び/又はプロセスを実施する例示的な方法を表す流れ図である。
図90図82の制御システムによって第2の不適切停止検出プロトコル及び/又はプロセスを実施する例示的な方法を表す流れ図である。
図91図82の制御システムによって点火器デューティーサイクル検出プロトコル及び/又はプロセスを実施する例示的な方法の流れ図である。
図92図82の制御システムによってごみ収集引出しデューティーサイクル検出プロトコル及び/又はプロセスを実施する例示的な方法の流れ図である。
図93図1図13のペレットグリルの代替の例示的なエンジンの第1の斜視図である。
図94図93のエンジンの第2の斜視図である。
図95A図93及び図94のエンジンの分解図である。
図95B図93及び図94のエンジンの分解図である。
図96図93図95のエンジンの第1の側面図である。
図97図93図96のエンジンの第2の側面図である。
図98図93図97のエンジンの正面図である。
図99図98の断面S-Sに沿って切り取った図93図98のエンジンの断面図である。
図100図93図99のエンジンの上面図である。
図101図100の断面T-Tに沿って切り取った図93図100のエンジンの断面図である。
図102図97の断面U-Uに沿って切り取った図93図101のエンジンの断面図である。
図103図1図13のペレットグリルの代替の例示的な油脂そらし棒アセンブリの斜視図である。
図104図1図13のペレットグリル内に配置された図103の油脂そらし棒アセンブリの上面図である。
図105図104の断面V-Vに沿って切り取った図103及び図104の油脂そらし棒アセンブリの断面図である。
図106図104の断面W-Wに沿って切り取った図103図105の油脂そらし棒アセンブリの断面図である。
図107図1図13のペレットグリルの代替の例示的なごみ収集引出しの斜視図である。
図108図107のごみ収集引出しの分解図である。
図109図107及び図108のごみ収集引出しの正面図である。
図110図107図109のごみ収集引出しの背面図である。
図111図107図110のごみ収集引出しの上面図である。
図112図111の断面X-Xに沿って切り取った図107図111のごみ収集引出しの断面図である。
図113図111の断面Y-Yに沿って切り取った図107図112のごみ収集引出しの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
[0119]特定の例が上述した図に示されており、これらの例について以下で詳細に説明する。これらの例について説明する際、同様又は同一の参照番号を使用して、同じ又は類似の要素を特定する。これらの図は必ずしも原寸に比例しておらず、明瞭さ及び/又は簡潔さのために、図の特定の特徴及び特定の視野が、尺度が強調されて又は概略的に示されていることがある。
【0008】
[0120]「第1」、「第2」、「第3」などの記述語は、本明細書において、別個に参照されることのある複数の要素又は構成要素を特定するときに使用される。その使用の文脈に基づいて別の形で指定又は理解されない限り、そのような記述語は、時間的な優先順位又は順序のいかなる意味を負わせることも意図したものではなく、開示する例の理解を容易にするために、複数の要素又は構成要素を別個に参照するためのラベルとしてのみ意図される。いくつかの例では、詳細な説明では「第1」という記述語を使用して要素を参照するのに対して、特許請求の範囲では「第2」又は「第3」などの異なる記述語によって同じ要素を参照することもできる。そのような例では、そのような記述語が複数の要素又は構成要素の参照を容易にするためだけに使用されることを理解されたい。
【0009】
[0121]本明細書に開示する例示的なペレットグリルは、従来のペレットグリルに比べて多数の利点を提供する特徴を含む。一例として、開示するペレットグリルはバーンポットを含み、バーンポットの側壁は、側壁がバーンポットの下面(例えば、底面)からバーンポットの上面(例えば、頂面)へ延びるにつれて、バーンポットの中心軸線の方へ内方へテーパが付けられている(先細りしている)。いくつかの例では、バーンポットは、バーンポットの内方へテーパが付けられた側壁によって部分的に画定される円錐形の形状を有する。内方へテーパが付けられた側壁は、燃焼したペレット燃料によってバーンポット内で発生及び/又は生成される熱を集中及び/又は集束させ、以てバーンポット上のより高い調理温度の発生、生成、及び/又は出力を可能にすることが有利である。内方へテーパが付けられた側壁はまた、灰(例えば、ペレット燃料の燃焼中及び/又はペレット燃料が燃える間に生成されることがある)がバーンポットから上方へ逃げてペレットグリルの調理チャンバに入る可能性を制限及び/又は低減することが有利である。
【0010】
[0122]別の例として、開示するペレットグリルはバーンポットを含み、バーンポットは、バーンポットの下面(例えば、底面)の方へ配置及び/又は設置された燃料火格子を有する。燃料火格子は、まだ燃焼していないペレット燃料を保持及び/又は支持するように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)された複数の開口(例えば、スロット及び/又は孔)を含む。燃料火格子によって支持されたペレット燃料の燃焼中及び/又はペレット燃料が燃える間に、燃焼中及び/又は燃える間に発生及び/又は生成される灰が、燃料火格子の開口を通って灰スライド上及び/又は灰収集ビンに落ちる。燃料火格子は、灰(例えば、ペレット燃料の燃焼中及び/又はペレット燃料が燃える間に発生及び/又は生成されることがある)がバーンポットから下方へ(例えば、燃料火格子の開口を通って)通過することを容易にし、それにより灰がバーンポットから上方へ逃げてペレットグリルの調理チャンバに入る可能性を低減させることが有利である。
【0011】
[0123]いくつかの例では、バーンポットの燃料火格子は、燃料火格子の中央の位置及び/若しくは場所の方並びに/又は燃料火格子の中央の位置及び/若しくは場所内へ、堆積したペレット燃料をバーンポット内へ流れ込み、誘導、及び/又は収集するように構成された谷部をさらに含む。いくつかの例では、点火器が谷部内へ延びる。そのような例では、燃料火格子の谷部は、燃料火格子の中央の位置及び/若しくは場所の方並びに/又は燃料火格子の中央の位置及び/若しくは場所内へ、ペレット燃料を誘導及び/又は収集し、以て収集されたペレット燃料を点火器に隣り合って配置及び/又は接触して配置することが有利である。上述したように、谷部内にペレット燃料を集中及び/又は局所化することは、ペレット燃料の燃焼のスタートアップ及び/又は開始にとって有利である。上述したように、谷部内にペレット燃料を集中及び/又は局所化することはまた、バーンポットが比較的小さい体積のペレット燃料を収容する低温調理動作(例えば、燻製)にとって有利である。
【0012】
[0124]別の例として、開示するペレットグリルはバーンポットを含み、バーンポットの側壁に開口が形成されており、開口は、点火器を摺動式に受け取るように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)される。いくつかの例では、点火器は、バーンポット内へ摺動すること(例えば、使用者による)及び/又はバーンポットの側壁内に形成された開口を介してバーンポットから取り出すことができる。いくつかの例では、燃料火格子の上述した谷部は、バーンポットの側壁内に形成された開口と位置合わせされた開口を含み、以て点火器がバーンポットの側壁内に形成された開口及び谷部内に形成された開口を介して谷部内へ摺動することが可能になる。いくつかの例では、点火器は、バーンポットから後方へ延びる点火器キャリアによって保持及び/又は支持されており、点火器キャリアに対して(例えば、バーンポットの方及び/又はバーンポットから離れる方へ)摺動可能である。いくつかの例では、点火器キャリアは、ペレットグリルの後部から(例えば、後部に取り付けられたホッパーのアクセスドアを介して)ペレットグリルの使用者にアクセス可能であり、以て使用者が、バーンポットの側壁内に形成された開口の中及び/又は外へ、点火器キャリアを介して点火器を摺動及び/又は案内することが可能になることが有利である。
【0013】
[0125]別の例として、開示するペレットグリルは、開いた底部、4つの閉じた側壁、及び閉じた頂部を有する方形の箱形の熱拡散器を含む。熱拡散器は、ペレットグリル内でペレットグリルのバーンポットの上の中央の位置及び/又は場所に配置及び/又は設置される。いくつかの例では、熱拡散器の中心軸線は、バーンポットの中心軸線と同軸線上に位置合わせされる。熱拡散器は、バーンポットから放射された熱及び/又はバーンポットによって出力された熱を受け取り、有利にはペレットグリルの調理チャンバ全体にわたって受け取った熱の分布を最適化するように構成(例えば、バーンポットに対してサイズ設定、成形、及び/又は配置)される。バーンポットに対する熱拡散器のサイズ、形状、及び/又は配置はまた、バーンポットから上方へ逃げ得るいくらかの灰(例えば、ペレット燃料の燃焼中及び/又はペレット燃料が燃える間に発生及び/又は生成されることがある)がペレットグリルの調理チャンバに入る可能性を制限及び/又は低減することが有利である。
【0014】
[0126]別の例として、開示するペレットグリルは、前部ラック及び後部ラックを有する油脂そらし棒(例えば、FLAVORIZER(登録商標)棒)アセンブリを含み、前部ラック及び後部ラックは、前部ラックと後部ラックとの間に延びる第1の(例えば、大きい)油脂そらし棒と、第1の油脂そらし棒の場所から横方向に隔置された場所で前部ラックと後部ラックとの間に延びる1つ又は複数の第2の(例えば、小さい)油脂そらし棒とを受け取るように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)された。いくつかの例では、第1の油脂そらし棒は、ペレットグリル内でペレットグリルの熱拡散器及び/又はバーンポットの上の中央の位置及び/又は場所に配置及び/又は設置される。第1の油脂そらし棒の横方向広がり部は、熱拡散器の横方向広がり部及び/又はバーンポットの横方向広がり部以上である。第1の油脂そらし棒は、油脂(例えば、第1の油脂そらし棒の上に配置された調理火格子上で調理されている食料から第1の油脂そらし棒で受け取ることができる)を、ペレットグリルの調理チャンバの底部内に形成された1つ又は複数の油脂スロットの方へ誘導することが有利である。第1の油脂そらし棒の横方向広がり部は、油脂が熱拡散器及び/若しくはバーンポットに接触する可能性、並びに/又は熱拡散器及び/若しくはバーンポットに入る可能性を制限及び/又は低減することが有利である。いくつかの例では、油脂そらし棒アセンブリの様々な構成要素は、いかなる機械的締結具の取外しも必要とすることなく、ペレットグリルから取り外すことができ、以て第1及び第2の油脂そらし棒及び/若しくは前部ラック及び後部ラックを洗浄及び/若しくは交換することができる容易さ、並びに/又は使用者がペレットグリルの調理チャンバのうち普通なら油脂そらし棒アセンブリの構成要素によって邪魔される部分にアクセスすることができる容易さを改善することができる。
【0015】
[0127]別の例として、開示するペレットグリルは、灰収集ビン及び油脂収集ビンを含むごみ収集引出しを含む。ごみ収集引出しは、ペレットグリルの調理チャンバの底部の下に配置及び/又は設置されており、閉鎖位置と開放位置との間で可動である。ごみ収集引出しが閉鎖位置にあるとき、灰収集ビンは、ペレットグリルのバーンポットの燃料火格子の下(例えば、垂直方向に位置合わせされる)及び/若しくはバーンポットの燃料火格子の下に設置された灰スライドの下(例えば、垂直方向に位置合わせされる)に配置並びに/又は設置され、油脂収集ビンは、ペレットグリルの調理チャンバの底部内に形成(例えば、スタンプ加工)された油脂チャネルの下(例えば、垂直方向に位置合わせされる)に配置及び/又は設置される。したがって、ごみ収集引出しは、灰収集ビン内に灰を収集し、油脂収集ビン内に油脂を収集するように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)されることが有利である。ごみ収集引出しが開放位置にあるとき、灰収集ビン及び油脂収集ビンを引出しから取り出して(例えば、独立して取り出して)、そのそれぞれの内容物(例えば、灰及び/又は油脂)を空にすること及び/又は処分することを容易にすることができる。
【0016】
[0128]別の例として、開示するペレットグリルは、ペレットグリルの動作及び/又は使用に有利な様々な検出プロトコル及び/又はプロセスを実施、管理、及び/又は制御する制御システムを含む。例えば、ペレットグリルの制御システムは、本明細書にさらに記載するように、オーガ詰まり検出プロトコル及び/若しくはプロセス、蓋動き検出プロトコル及び/若しくはプロセス、フレームアウト検出プロトコル及び/若しくはプロセス、低燃料検出プロトコル及び/若しくはプロセス、調理終了検出プロトコル及び/若しくはプロセス、停止プロトコル及び/若しくはプロセス、不適切停止検出プロトコル及び/若しくはプロセス、点火器デューティーサイクル検出プロトコル及び/若しくはプロセス、並びに/又はごみ収集引出しデューティーサイクル検出プロトコル及び/若しくはプロセスを実施、管理、及び/又は制御することができる。
【0017】
[0129]いくつかの例では、ペレットグリルの制御システムは、ペレットグリルのエンジンのオーガ及び/又はオーガモータに関連して、オーガ詰まり検出プロトコル及び/又はプロセスを実施、管理、及び/又は制御する。制御システムは、オーガの詰まり(例えば、ペレット燃料の拡大、膨張、詰め込み過ぎ、及び/又はその他の目詰まりに起因する)を検出するように構成される。いくつかの例では、オーガの詰まりは、制御システムによって感知、測定、及び/又は検出されたオーガモータに関連するトルク増大の要求に基づいて検出される。オーガの詰まりを検出したことに応答して、制御システムは、オーガの回転方向を修正して(例えば逆にして)(例えば、時計回りの回転から反時計回りの回転へ、又は逆も同様である)、有利には詰まりを一掃(解消)することを容易にするように、オーガモータに指令する。いくつかの例では、制御システムは、オーガの回転方向を単一の回数だけ逆にするように、オーガモータに指令する。他の例では、制御システムは、オーガの既存の回転方向を頻繁に逆にし、その結果、第1の回転方向と第1の回転方向とは反対の第2の回転方向との間でオーガの回転をパルス化(脈動化)するように、オーガモータに指令する。
【0018】
[0130]いくつかの例では、制御システムは、オーガの詰まりを検出したことに関連して、ペレットグリルのユーザインターフェース上にローカルで提示するための1つ又は複数の通知及び/又は警報を生成する(例えば、コマンド、メッセージ、信号などの形)。通知及び/又は警報は、例えば、詰まりが検出されたこと、検出された詰まりがうまく一掃されたこと、及び/又は検出された詰まりがうまく一掃されていないことを示すことができる。制御システムは、追加又は別法として、生成された通知及び/又は警報をペレットグリルから遠隔デバイス(例えば、クラウドサーバ、スマートフォン、タブレット、ラップトップコンピュータ、パーソナルコンピュータなど)へ、そこでの提示及び/又は分析のために無線で伝送することができる。
【0019】
[0131]いくつかの例では、ペレットグリルの制御システムは、ペレットグリルの蓋及び/又はエンジンに関連して、蓋動き検出プロトコル及び/又はプロセスを実施、管理、及び/又は制御する。制御システムは、蓋開放運動(例えば、蓋を閉鎖位置から開放位置へ動かすこと)を検出するように構成され、これは、調理チャンバに関連する温度設定点に対する調理チャンバ温度の急速な低下の検出によって示すことができる。制御システムは、蓋閉鎖運動(例えば、蓋を開放位置から閉鎖位置へ動かすこと)を検出するようにさらに構成され、これは、調理チャンバ温度の急速な低下の上述した検出後の調理チャンバ温度の温度設定点への安定化及び/又は初期回復の検出によって示すことができる。いくつかの例では、1つ又は複数の蓋開口及び/又は蓋閉鎖運動は、制御システムの温度センサによって感知及び/又は測定されたデータに基づいて検出される。他の例では、蓋開口及び/又は蓋閉鎖運動は、追加又は別法として、制御システムの蓋位置センサによって感知及び/又は測定されたデータに基づいて検出される。蓋開放及び/又は蓋閉鎖運動を検出したことに応答して、制御システムは、所定の期間にわたって、及び/又はペレットグリルの調理チャンバの温度が調理チャンバに関連する温度設定点に回復するまで、エンジンの熱出力を増大(例えば、最大化)する増大出力モードで動作するように、オーガモータ及び/又はより全体的にペレットグリルのエンジンに指令する。
【0020】
[0132]いくつかの例では、制御システムは、蓋開放及び/又は蓋閉鎖運動を検出したことに関連して、ペレットグリルのユーザインターフェース上にローカルで提示するための1つ又は複数の通知及び/又は警報を生成する(例えば、コマンド、メッセージ、信号などの形)。通知及び/又は警報は、例えば、蓋開放運動が検出されたこと、及び/又は蓋閉鎖運動が検出されたことを示すことができる。制御システムは、追加又は別法として、生成された通知及び/又は警報をペレットグリルから遠隔デバイス(例えば、クラウドサーバ、スマートフォン、タブレット、ラップトップコンピュータ、パーソナルコンピュータなど)へ、そこでの提示及び/又は分析のために無線で伝送することができる。
【0021】
[0133]いくつかの例では、ペレットグリルの制御システムは、ペレットグリルのエンジンに関連して、フレームアウト検出プロトコル及び/又はプロセスを実施、管理、及び/又は制御する。制御システムは、フレームアウト状態(例えば、燃料燃焼の意図しない中止)の存在を検出するように構成され、これは、エンジンのオーガがエンジンのバーンポットへのペレット燃料の送出及び/又は供給を能動的に試行している間、ある期間における調理チャンバの絶えず低下する温度の検出によって示すことができる。いくつかの例では、フレームアウト状態は、ペレットグリルの温度センサによって感知、測定、及び/又は検出されたデータに基づいて検出される。フレームアウト状態を検出したことに応答して、制御システムは、起動及び/又は着火するようにエンジンの点火器に指令し、以てエンジンのバーンポット内に存在するペレット燃料は、燃焼及び/又は燃えることを再開する。
【0022】
[0134]いくつかの例では、制御システムは、フレームアウト状態を検出したことに関連して、ペレットグリルのユーザインターフェース上にローカルで提示するための1つ又は複数の通知及び/又は警報を生成する(例えば、コマンド、メッセージ、信号などの形)。通知及び/又は警報は、例えば、フレームアウト状態が検出されたこと、フレームアウト状態がうまく修復されたこと、及び/又はフレームアウト状態がうまく修復されていないことを示すことができる。制御システムは、追加又は別法として、生成された通知及び/又は警報をペレットグリルから遠隔デバイス(例えば、クラウドサーバ、スマートフォン、タブレット、ラップトップコンピュータ、パーソナルコンピュータなど)へ、そこでの提示及び/又は分析のために無線で伝送することができる。
【0023】
[0135]いくつかの例では、ペレットグリルの制御システムは、ペレットグリルのホッパー及び/又はエンジンに関連して、低燃料検出プロトコル及び/又はプロセスを実施、管理、及び/又は制御する。制御システムは、ホッパー内に残っているペレット燃料の体積及び/又はレベルが閾値を下回ったことを検出するように構成される。いくつかの例では、ホッパー内に残っているペレット燃料の体積及び/又はレベルは、ペレットグリルの燃料レベルセンサによって感知及び/又は測定されたデータに基づいて検出される。低燃料状態を検出したことに応答して、制御システムは、エンジンの熱出力の減少(例えば、最小化)及び/又はペレット燃料が消費される速度の減少(例えば、最小化)をもたらし、以てホッパーがペレット燃料を使い尽くすまでの相対時間量を長くする低減出力モードで動作するように、オーガモータ及び/又はより全体的にペレットグリルのエンジンに指令する。
【0024】
[0136]いくつかの例では、制御システムは、低燃料状態を検出したことに関連して、ペレットグリルのユーザインターフェース上にローカルで提示するための1つ又は複数の通知及び/又は警報を生成する(例えば、コマンド、メッセージ、信号などの形)。通知及び/又は警報は、例えば、低燃料状態が検出されたこと、低燃料状態がうまく修復されたこと、及び/又は低燃料状態がうまく修復されていないことを示すことができる。制御システムは、追加又は別法として、生成された通知及び/又は警報をペレットグリルから遠隔デバイス(例えば、クラウドサーバ、スマートフォン、タブレット、ラップトップコンピュータ、パーソナルコンピュータなど)へ、そこでの提示及び/又は分析のために無線で伝送することができる。
【0025】
[0137]いくつかの例では、ペレットグリルの制御システムは、ペレットグリルのエンジンに関連して、調理終了検出プロトコル及び/又はプロセスを実施、管理、及び/又は制御する。制御システムは、ペレットグリルに関連する調理動作が完了したこと(例えば、「調理終了」状態が生じたこと)を検出するように構成され、これは、ペレットグリル上で調理されている食料品の温度がその食料品に対する温度設定点に到達したことによって示すことができる。いくつかの例では、調理終了状態は、制御システムの食品プローブによって感知及び/又は測定されたデータに基づいて検出される。調理終了状態を検出したことに応答して、制御システムは、ペレットグリルの蓋に関連する蓋開放運動が検出されるまで、並びに/又は食料品に関連する調理動作が継続するべきかどうか、及び/若しくはペレットグリルの停止シーケンスが開始されるべきかどうかを示す入力が、制御システムのユーザインターフェースを介して受信されるまで、エンジンの熱出力を減少(例えば、最小化)する低減出力モードで動作するように、オーガモータ及び/又はより全体的にペレットグリルのエンジンに指令する。
【0026】
[0138]いくつかの例では、制御システムは、調理終了状態を検出したことに関連して、ペレットグリルのユーザインターフェース上にローカルで提示するための1つ又は複数の通知及び/又は警報を生成する(例えば、コマンド、メッセージ、信号などの形)。通知及び/又は警報は、例えば、調理終了状態が検出されたこと、ユーザインターフェースを介したユーザ入力が要求されたこと、及び/又は要求されたユーザ入力がユーザインターフェースを介して受信されたことを示すことができる。制御システムは、追加又は別法として、生成された通知及び/又は警報をペレットグリルから遠隔デバイス(例えば、クラウドサーバ、スマートフォン、タブレット、ラップトップコンピュータ、パーソナルコンピュータなど)へ、そこでの提示及び/又は分析のために無線で伝送することができる。
【0027】
[0139]いくつかの例では、ペレットグリルの制御システムは、ペレットグリルのエンジンに関連して、停止プロトコル及び/又はプロセスを実施、管理、及び/又は制御する。制御システムは、停止シーケンスが開始されたことを検出するように構成される。いくつかの例では、停止シーケンスの開始は、制御システムのユーザインターフェースから受信した入力に基づいて検出される。停止シーケンスの開始を検出したことに応答して、制御システムは、エンジンのオーガの回転方向を逆にして(例えば、時計回りの回転から反時計回りの回転へ、又は逆も同様である)、有利にはペレット燃料をエンジンのバーンポットから再びペレットグリルのホッパーの方へパージすることを容易にするように、エンジンのオーガモータに指令する。
【0028】
[0140]いくつかの例では、制御システムは、停止シーケンスの開始を検出したことに関連して、ペレットグリルのユーザインターフェース上にローカルで提示するための1つ又は複数の通知及び/又は警報を生成する(例えば、コマンド、メッセージ、信号などの形)。通知及び/又は警報は、例えば、停止シーケンスの開始が検出されたこと、及び/又は停止シーケンスが完了されたことを示すことができる。制御システムは、追加又は別法として、生成された通知及び/又は警報をペレットグリルから遠隔デバイス(例えば、クラウドサーバ、スマートフォン、タブレット、ラップトップコンピュータ、パーソナルコンピュータなど)へ、そこでの提示及び/又は分析のために無線で伝送することができる。
【0029】
[0141]いくつかの例では、ペレットグリルの制御システムは、ペレットグリルのエンジンに関連して、不適切停止検出プロトコル及び/又はプロセスを実施、管理、及び/又は制御する。制御システムは、エンジン及び/又はより全体的にペレットグリルが不適切に停止されたこと(例えば、不適切停止状態が生じたこと)を検出するように構成され、これは、ペレットグリルに結合されたACライン電源に関連する停電又はペレットグリルの停止シーケンスの完了前のペレットグリルの制御システムのハードキルに起因する予期しない電力損失によって示すことができる。不適切停止状態の検出後に制御システム及び/又はより全体的にペレットグリルが電源投入されたことに応答して、制御システムは、診断検査シーケンス及び/又はスタートアップシーケンスを開始するように、ペレットグリルのエンジンに指令する。
【0030】
[0142]いくつかの例では、制御システムは、不適切停止状態を検出したことに関連して、ペレットグリルのユーザインターフェース上にローカルで提示するための1つ又は複数の通知及び/又は警報を生成する(例えば、コマンド、メッセージ、信号などの形)。通知及び/又は警報は、例えば、不適切停止状態が検出されたこと、診断検査が開始及び/若しくは完了されたこと、スタートアップシーケンスが開始及び/若しくは完了されたこと、並びに/又はスタートアップシーケンスを開始及び/若しくは完了することができないことを示すことができる。制御システムは、追加又は別法として、生成された通知及び/又は警報をペレットグリルから遠隔デバイス(例えば、クラウドサーバ、スマートフォン、タブレット、ラップトップコンピュータ、パーソナルコンピュータなど)へ、そこでの提示及び/又は分析のために無線で伝送することができる。
【0031】
[0143]いくつかの例では、ペレットグリルの制御システムは、ペレットグリルの点火器に関連して、点火器デューティーサイクル検出プロトコル及び/又はプロセスを実施、管理、及び/又は制御する。制御システムは、点火器のデューティーサイクル(例えば、点火器の消費された起動及び/若しくは着火回数又は残っている起動及び/若しくは着火回数)が閾値を超えた(例えば、最大消費寿命閾値を超過した、又は最小残余寿命閾値を下回った)ことを検出するように構成される。いくつかの例では、点火器のデューティーサイクルは、制御システムによって感知、測定、及び/又は検出された点火器使用データに基づいて検出される。いくつかの例では、閾値は、点火器に対する最大消費寿命閾値である。他の例では、閾値は、点火器に対する最小残余寿命閾値である。
【0032】
[0144]いくつかの例では、制御システムは、点火器のデューティーサイクルが閾値を超えたことを検出したことに関連して、ペレットグリルのユーザインターフェース上にローカルで提示するための1つ又は複数の通知及び/又は警報を生成する(例えば、コマンド、メッセージ、信号などの形)。通知及び/又は警報は、例えば、点火器のデューティーサイクルが閾値を超えたこと、及び/又は点火器のデューティーサイクルがリセットされたことを示すことができる。制御システムは、追加又は別法として、生成された通知及び/又は警報をペレットグリルから遠隔デバイス(例えば、クラウドサーバ、スマートフォン、タブレット、ラップトップコンピュータ、パーソナルコンピュータなど)へ、そこでの提示及び/又は分析のために無線で伝送することができる。
【0033】
[0145]いくつかの例では、ペレットグリルの制御システムは、ペレットグリルのごみ収集引出しに関連して、ごみ収集引出しデューティーサイクル検出プロトコル及び/又はプロセスを実施、管理、及び/又は制御する。制御システムは、ごみ収集引出しのデューティーサイクル(例えば、ごみ収集引出しの1つ若しくは複数のビンが最後に空にされてからの消費された調理期間及び/若しくは調理回数、又はごみ収集引出しの1つ若しくは複数のビンが次に空になるまでの残っている調理期間及び/若しくは調理回数)が閾値を超えた(例えば、最大消費使用閾値を超過した、又は最小残余使用閾値を下回った)ことを検出するように構成される。いくつかの例では、ごみ収集引出しのデューティーサイクルは、制御システムによって感知、測定、及び/又は検出されたごみ収集引出し使用データに基づいて検出される。いくつかの例では、閾値は、ごみ収集引出しの1つ又は複数のビンに対する最大消費使用閾値である。他の例では、閾値は、ごみ収集引出しの1つ又は複数のビンに対する最小残余使用閾値である。
【0034】
[0146]いくつかの例では、制御システムは、ごみ収集引出しのデューティーサイクルが閾値を超えたことを検出したことに関連して、ペレットグリルのユーザインターフェース上にローカルで提示するための1つ又は複数の通知及び/又は警報を生成する(例えば、コマンド、メッセージ、信号などの形)。通知及び/又は警報は、例えば、ごみ収集引出しのデューティーサイクルが閾値を超えたこと、及び/又はごみ収集引出しのデューティーサイクルがリセットされたことを示すことができる。制御システムは、追加又は別法として、生成された通知及び/又は警報をペレットグリルから遠隔デバイス(例えば、クラウドサーバ、スマートフォン、タブレット、ラップトップコンピュータ、パーソナルコンピュータなど)へ、そこでの提示及び/又は分析のために無線で伝送することができる。
【0035】
[0147]開示するペレットグリルの上述した特徴並びに他の有利な特徴について、本明細書の図に関連して以下でさらに説明する。
【0036】
[0148]図1は、本開示の教示に従って構築された例示的なペレットグリル100の第1の斜視図である。図2は、図1のペレットグリル100の第2の斜視図である。図3は、図1及び図2のペレットグリル100の分解図である。図4は、図1図3のペレットグリル100の正面図である。図5は、図1図4のペレットグリル100の背面図である。図6は、図1図5のペレットグリル100の第1の(例えば、左)側面図である。図7は、図1図6のペレットグリル100の第2の(例えば、右)側面図である。図8は、図1図7のペレットグリル100の上面図である。図9は、図1図8のペレットグリル100の底面図である。図10は、図8の断面A-Aに沿って切り取った図1図9のペレットグリル100の断面図である。図11は、図4の断面B-Bに沿って切り取った図1図10のペレットグリル100の断面図である。図12は、ペレットグリル100の蓋が例示的な開放位置にある、図1図11のペレットグリル100の斜視図である。図13は、ペレットグリル100のごみ収集引出しが例示的な開放位置にある、図1図12のペレットグリル100の斜視図である。
【0037】
[0149]図1図13の図示の例では、ペレットグリル100は、例示的な本体102を含む。ペレットグリル100の本体102は、例示的な第1の(例えば、左の)エンドキャップ104、第1のエンドキャップ104とは反対の位置に配置された例示的な第2の(例えば、右の)エンドキャップ106、及び第1のエンドキャップ104と第2のエンドキャップ106との間に延びる例示的な外壁108によって形成及び/又は画定される。図1図3図6、及び図7に示すように、本体102の第1のエンドキャップ104及び第2のエンドキャップ106は、楕円形及び/又は錠剤形のプロファイルを有する。本体102の外壁108は、第1のエンドキャップ104及び第2のエンドキャップ106の楕円形及び/又は錠剤形のプロファイルに概して対応する楕円形及び/又は錠剤形の断面構造を有する。
【0038】
[0150]図10図12に示すように、第1のエンドキャップ104、第2のエンドキャップ106、外壁108、及び/又はより全体的にペレットグリル100の本体102は、本体102内に設置されたペレットグリル100の例示的な調理チャンバ1002を画定する。調理チャンバ1002及び/又はより全体的にペレットグリル100の本体102は、調理チャンバ1002内で調理済み、調理中、及び/又は調理予定の食料品をそれぞれ支持する例示的な第1の調理火格子302及び例示的な第2の調理火格子304を含む。いくつかの例では、第1の調理火格子302は、2つ以上の調理面構成要素を含むモジュール式の調理面として実施することができる。例えば、第1の調理火格子302は、並んで配置されると連続する調理面を形成する第1の調理面構成要素(例えば、左の火格子)及び第2の調理面構成要素(例えば、右の火格子)を含むことができる。いくつかのそのような例では、第1の調理火格子302は、円形の火格子、中華鍋、ピザストーンなどとして実施することができる第3の(例えば、中心に設置された)調理面をさらに含むことができる。
【0039】
[0151]図1図13の図示の例では、本体102の外壁108は、例示的な第1の(例えば、下部の)外壁区分306及び第1の外壁区分306に結合可能な例示的な第2の(例えば、上部の)外壁区分308から形成される。他の例では、本体102の外壁108の第1の外壁区分306及び第2の外壁区分308は、単一の構成要素として一体形成することができる。図1図13の図示の例では、第1の外壁区分306及び/又はより全体的に本体102の外壁108は、ペレットグリル100の例示的なエンジン312を受け取るように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)された例示的な第1の開口310を含む。外壁108及び/又はより全体的にペレットグリルの本体102はまた、ペレットグリル100の例示的な蓋110によって選択的に被覆又は露出されるように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)された例示的な第2の開口1202を含む及び/又は画定する。図12は、例示的な開放位置にあり、以てペレットグリルの本体102内に形成された第2の開口1202を見せているペレットグリル100の蓋110を示す。図12に示す開放位置における蓋110の配置により、調理チャンバ1002内で調理済み、調理中、及び/又は調理予定の食料品の投入、取出し、及び/又は他の形のアクセスのために必要とされる場合、使用者が第2の開口1202を介して調理チャンバ1002にアクセスすることが可能になる。蓋110に結合された例示的なハンドル112によって、閉鎖位置(例えば、図1図2図4図11、及び図13に示す)と開放位置(例えば、図12に示す)との間の蓋の運動を容易にすることができる。
【0040】
[0152]図1図2図6図7図11、及び図13に示すように、蓋110は、外壁108の楕円形及び/若しくは錠剤形の断面構造並びに/又は第1のエンドキャップ104及び第2のエンドキャップ106の楕円形及び/若しくは錠剤形のプロファイルの湾曲部分を補完及び/又は整合する湾曲した形状及び/又はプロファイルを有する。蓋110の形状は、蓋110が閉鎖位置にある間に第2の開口1202からの熱損失を低減(例えば、最小化)するように構成される。ペレットグリル100の本体102は、調理チャンバ1002内で第1のエンドキャップ104から内方及び/又は第1のエンドキャップ104に対して内方へ取り付けられた例示的な第1のライナ314と、調理チャンバ1002内で第2のエンドキャップ106から内方及び/又は第2のエンドキャップ106に対して内方へ取り付けられた例示的な第2のライナ316とをさらに含む。図3に示すように、第1のライナ314は、第1のエンドキャップ104の楕円形及び/又は錠剤形のプロファイルを概して補完及び/又は整合する楕円形及び/又は錠剤形のプロファイルを有し、第2のライナ316は、第2のエンドキャップ106の楕円形及び/又は錠剤形のプロファイルを概して補完及び/又は整合する楕円形及び/又は錠剤形のプロファイルを有する。
【0041】
[0153]図1図13のペレットグリル100の蓋110は、第1のライナ314に近接して設置された例示的な第1のヒンジ1204及び第2のライナ316に近接して設置された例示的な第2のヒンジ1206によって、ペレットグリル100の本体102に回転可能に結合される。第1のヒンジ1204及び第2のヒンジ1206の各々は、例示的なヒンジアーム1208を含み、例示的なヒンジアーム1208は、蓋110に堅く結合され、対応するヒンジブラケットに回転可能に結合される。これらのヒンジブラケットのうちの第1のヒンジブラケット(例えば、第1のヒンジ1204に付随する)は、ペレットグリルの本体102の外壁108に堅く結合され、ペレットグリル100の本体102の第1のエンドキャップ104の囲壁にさらに堅く結合される。これらのヒンジブラケットのうちの第2のヒンジブラケット(例えば、第2のヒンジ1206に付随する)は、ペレットグリルの本体102の外壁108に堅く結合され、ペレットグリル100の本体102の第2のエンドキャップ106の囲壁にさらに堅く結合される。ヒンジアーム1208の各々は、蓋110の湾曲した形状及び/又はプロファイルを補完及び/又は整合する湾曲した形状及び/又はプロファイルを有する。図1図13の図示の例では、ヒンジアーム1208は、ペレットグリル100の蓋110に対して支持及び/又は構造的安定性を提供する枠を形成する。ペレットグリル100の第1のヒンジ1204及び第2のヒンジ1206については、図74図81に関連して以下でさらに説明する。
【0042】
[0154]図1図13のペレットグリル100は、下にある地面より上の高さ(例えば、約18インチ)でペレットグリル100の本体102を支持するように、及び/又は下にある地面より上の高さ(例えば、約32インチ)でペレットグリル100の第1の調理火格子302を支持するように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)された例示的なベース114をさらに含む。ベース114は、第1のエンドキャップ104に結合された例示的な第1の支持体116と、第2のエンドキャップ106に結合された例示的な第2の支持体118とを含む。第1の支持体116は、ペレットグリル100の本体102から離れる方へ(例えば、下方へ)それぞれ延びる例示的な第1の(例えば、前方に配置された)脚部120及び例示的な第2の(例えば、後方に配置された)脚部202を含む。第2の支持体118も同様に、ペレットグリル100の本体102から離れる方へ(例えば、下方へ)それぞれ延びる例示的な第1の(例えば、前方に配置された)脚部122及び例示的な第2の(例えば、後方に配置された)脚部124を含む。第1の支持体116及び/又は第2の支持体118の脚部120、202、122、124のうちの1つ又は複数は、ペレットグリル100をある場所から別の場所へ動かすことを容易にするために、1つ又は複数のホイール及び/又はキャスタを含む。図1図13の図示の例では、ベース114は、第1の支持体116の第1の脚部120と第2の支持体118の第1の脚部122との間に延びる例示的な横材126をさらに含む。いくつかの例では、横材126は、第1の支持体116及び第2の支持体118及び/又はより全体的にペレットグリル100のベース114に、横方向の安定性を提供する。
【0043】
[0155]図1図13の図示の例では、ペレットグリル100は、ベース114の第1の支持体116に取り付けられた例示的なサイドハンドル128と、ベース114の第2の支持体118に取り付けられた例示的なサイドテーブル130とをさらに含む。他の例では、別法として、サイドハンドル128をベース114の第2の支持体118に取り付けることができ、別法として、サイドテーブル130をベース114の第1の支持体116に取り付けることができる。サイドハンドル128により、ペレットグリル100をある場所から別の場所へ動かすことが容易になる。サイドテーブル130は、高い支持面を提供し、この支持面上へ、及び/又は支持面から、食料品、食料準備品、調理用具、及び/又は他の物体を配置、設置、及び/又は懸架することができる。
【0044】
[0156]図1図13のペレットグリルは、例示的なホッパー132をさらに含む。ホッパー132は、ペレットグリル100のエンジンへ送出及び/又は供給(例えば、重力による)されるべきペレット燃料の体積を保持する。図1図13の図示の例では、ホッパー132は、ペレットグリル100の後部に取り付けられており、概して本体102の第2のエンドキャップ106の方へ向けられる。ホッパー132は、第2のエンドキャップ106を越えて横方向に延び、以てサイドテーブル130に近接するペレットグリル100の前部及び/又は側部区域からのホッパー132への投入及び/又は充填を容易にする。他の例では、ホッパー132は、ペレットグリル100の後部に取り付けることができるが、別法として、本体102の第1のエンドキャップ104の方へ向けられて、本体102の第1のエンドキャップ104を越えて横方向に延びる。さらに他の例では、別法として、ホッパー132をペレットグリル100の左側又は右側に取り付けることができる。ペレットグリル100のホッパー132については、図14図21に関連して以下でさらに説明する。
【0045】
[0157]図1図13のペレットグリルは、エンジン312をさらに含む。エンジン312は、本体102の外壁108内に形成された第1の開口310を通って延びる。エンジンの枠は、外壁108及び/又はより全体的に本体102に結合されて、エンジン312を外壁108及び/又はより全体的に本体102に堅く固定する。エンジン312は、ペレットグリル100のホッパー132からペレット燃料を受け取る。エンジン312は、受け取ったペレット燃料を燃焼させて、熱を発生、生成、及び/又は出力し、その後、熱はペレットグリル100の調理チャンバ1002全体にわたって分散されて、調理チャンバ1002内に設置された1つ又は複数の食料品を調理する。ペレットグリル100のエンジン312については、図22図41に関連して以下でさらに説明する。
【0046】
[0158]図1図13のペレットグリルは、例示的な熱拡散器318をさらに含む。熱拡散器318は、エンジン312のバーンポットから放射された熱及び/又はエンジン312のバーンポットによって出力された熱を受け取り、受け取った熱をペレットグリル100の調理チャンバ1002全体にわたって分散させるように構成(例えば、エンジン312に対してサイズ設定、成形、及び/又は配置)される。熱拡散器318は、エンジン312(例えば、エンジン312のバーンポット)から上方へ逃げ得る灰(例えば、ペレット燃料の燃焼中及び/又はペレット燃料が燃える間に発生及び/又は生成されることがある)がペレットグリル100の調理チャンバ1002に入る可能性を制限及び/又は低減するようにさらに構成される。ペレットグリル100の熱拡散器318については、図42図53に関連して以下でさらに説明する。
【0047】
[0159]図1図13のペレットグリルは、例示的な油脂そらし棒(例えば、FLAVORIZER(登録商標)棒)アセンブリ320をさらに含む。油脂そらし棒アセンブリ320は、油脂(例えば、ペレットグリル100の第1の調理火格子302及び/又は第2の調理火格子304上で調理されている食料から油脂そらし棒アセンブリ320で受け取ることができる)を、ペレットグリル100の本体102の底部内に形成(例えば、スタンプ加工)された1つ又は複数の例示的な油脂チャネル902の方へ誘導するように構成(例えば、エンジン312及び/又は熱拡散器318に対してサイズ設定、成形、及び/又は配置)される。油脂そらし棒アセンブリ320は、油脂が熱拡散器318及び/又はエンジン312に接触及び/又は侵入する可能性を制限及び/又は低減するようにさらに構成される。油脂そらし棒アセンブリ320の構成要素は、いかなる機械的締結具の取外しも必要とすることなく、ペレットグリル100から取り外すことができ、以て油脂そらし棒アセンブリ320の構成要素を洗浄及び/若しくは交換することができる容易さ、並びに/又は使用者がペレットグリル100の調理チャンバ1002のうち普通なら油脂そらし棒アセンブリ320の構成要素によって邪魔される部分にアクセスすることができる容易さを改善する。ペレットグリル100の油脂そらし棒アセンブリ320については、図54図62に関連して以下でさらに説明する。
【0048】
[0160]図1図13のペレットグリル100は、ペレットグリル100の本体102の下でベース114の第1の支持体116と第2の支持体118との間(例えば、第1の支持体116の脚部120、202と第2の支持体118の脚部122、124との間)に配置された及び/又は設置された例示的なごみ収集引出し134をさらに含む。図13は、ごみ収集引出し134が例示的な開放位置にある、図1図13のペレットグリル100を示す。図13に示す開放位置におけるごみ収集引出し134の配置により、使用者がごみ収集引出し134内に保管された灰収集ビン及び/又は1つ若しくは複数の油脂収集ビンにアクセスし、灰収集ビン及び/又は油脂収集ビンの内容物(例えば、収集された灰及び/又は収集された油脂)を取出し及び/又は処分することが可能になる。ごみ収集引出し134の前部内に形成及び/又はごみ収集引出し134の前部に沿って形成された例示的なタブ136によって、閉鎖位置(例えば、図1図2、及び図4図12に示す)と開放位置(例えば、図13に示す)との間のごみ収集引出し134の運動を容易にすることができる。ペレットグリル100のごみ収集引出し134については、図63図71に関連して以下でさらに説明する。
【0049】
[0161]図1図13のペレットグリル100は、例示的なユーザインターフェース138をさらに含む。ユーザインターフェース138は、ペレットグリル100の使用者がペレットグリル100の制御システムと対話することを可能にする1つ又は複数の入力デバイス(例えば、ボタン、スイッチ、ノブ、タッチスクリーンなど)及び/又は1つ又は複数の出力デバイス(例えば、液晶ディスプレイ、発光ダイオード、スピーカなど)を含む。図1図13の図示の例では、ユーザインターフェース138は、ホッパー132の前部に取り付けられる。他の例では、ユーザインターフェース138は、ホッパー132の異なる表面に取り付けることができる。さらに他の例では、ユーザインターフェース138は、ペレットグリル100のサイドテーブル130など、ペレットグリル100の異なる構成要素に取り付けることができる。ペレットグリル100のユーザインターフェース138については、図82に関連して以下でさらに説明する。
【0050】
[0162]図14は、図1図13のペレットグリル100のホッパー132の斜視図である。図15は、ホッパー132の蓋が例示的な開放位置にある、図14のホッパー132の斜視図である。図16は、図14及び図15のホッパー132の正面図である。図17は、図14図16のホッパー132の背面図である。図18は、図14図17のホッパー132の第1の(例えば、左)側面図である。図19は、図14図18のホッパー132の第2の(例えば、右)側面図である。図20は、図14図19のホッパー132の上面図である。図21は、図20の断面C-Cに沿って切り取った図14図20のホッパー132の断面図である。
【0051】
[0163]図14図21のホッパー132は、ペレットグリル100のエンジン312へ送出及び/又は供給(例えば、重力による)されるべきペレット燃料の体積を保持するように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)される。図14図21の図示の例では、ホッパー132は、例示的な前壁1402と、前壁1402とは反対の位置に配置された例示的な後壁1502と、前壁1402と後壁1502との間に延びる例示的な第1の(例えば、左の)側壁1504と、第1の側壁1504とは反対の位置に配置され、前壁1402と後壁1502との間に延びる例示的な第2の(例えば、右の)側壁1404とを含む。前壁1402、後壁1502、第1の側壁1504、及び第2の側壁1404は、ホッパー132の例示的な空洞1506を画定し、空洞1506は、ホッパー132の例示的な内壁2102によって、ペレット燃料を保管及び/又は収容するための例示的な第1の容積部1508と、ペレットグリル100の制御システムの例示的な電子構成要素(例えば、制御盤)2106を保管及び/又は収容するための例示的な第2の容積部2104とにさらに分離される。内壁2102は、ホッパー132の前壁1402と後壁1502との間に延びており、ホッパー132の第1の側壁1504に近接して空洞1506の第1の容積部1508の例示的な下部2108の方へペレット燃料を流れ込み及び/又は誘導するように構成される。
【0052】
[0164]空洞1506の第1の容積部1508は、ホッパー132の前壁1402、後壁1502、第1の側壁1504、及び第2の側壁1404の上縁部によって画定された燃料取入れ開口1510を含む。ホッパー132は、閉鎖位置(例えば、図14及び図16図21に示す)と開放位置(例えば、図15に示す)との間で可動の例示的な蓋1406を含む。蓋1406が開放位置にあるとき、燃料取入れ開口1510を介して、ホッパー132の空洞1506の第1の容積部1508にペレット燃料を追加することができる。蓋1406が閉鎖位置にあるとき、ホッパー132の空洞1506の第1の容積部1508内に保管されているペレット燃料は、自然界の要素(例えば、雨、雪など)から保護され、ホッパー132の空洞1506の第1の容積部1508は、外からの物質及び/又は異物を偶発的に受け取ることから保護される。
【0053】
[0165]図14図21のホッパー132は、ホッパー132の空洞1506の第1の容積部1508の下部2108に近接してホッパー132の内壁2102に形成及び/又は結合された例示的な送出ダクト1602をさらに含む。送出ダクト1602は、内壁2102から下方へ延びる。送出ダクト1602は、開いた頂部及び開いた底部を有し、開いた頂部及び開いた底部は集合的に、ホッパー132の空洞1506の第1の容積部1508の下部2108からペレットグリル100のエンジン312のオーガアセンブリへペレット燃料を送出、供給、及び/又は伝達することを容易にする。
【0054】
[0166]図14図21の図示の例では、ホッパー132は、ペレットグリル100の本体102の外壁108の後部及び/又はペレットグリル100のエンジン312に取付け及び/又は結合されるように構成される。ホッパー132の前壁1402は、ホッパー132がエンジン312のハウジング及び/又はペレットグリル100の本体102に結合及び/又は取付けされるとき、ペレットグリル100のエンジン312のオーガアセンブリの一部分を受け取るように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)された例示的な開口1408を含む。
【0055】
[0167]図14図21の図示の例では、ホッパー132の後壁1502は、例示的なアクセスドア1604を含み、アクセスドア1604は、ホッパー132の後壁1502内に形成された例示的な開口1606を覆い、ホッパー132の前壁1402内に形成された開口1408に概して位置合わせされる。アクセスドア1604は、ペレットグリル100の本体102からのホッパー132の取外しを必要とすることなく、後壁1502の開口1606を介したオーガアセンブリへのアクセスを可能にするために、ホッパー132から開放及び/又は取外しすることができる。いくつかの例では、アクセスドア1604がホッパー132から開放及び/又は取外しされたとき、ホッパー132がペレットグリル100の本体102に取り付けられているまま、ホッパー132の後壁1502の開口1606を介して、オーガアセンブリの1つ又は複数の構成要素(例えば、オーガモータ、オーガダクト、及び/又はオーガ)へのアクセス及び/又はペレットグリル100からの取外しを行うことができることが有利である。
【0056】
[0168]図22は、図1図13のペレットグリル100のエンジン312の第1の斜視図である。図23は、図22のエンジン312の第2の斜視図である。図24A及び図24Bは、図22及び図23のエンジン312の分解図である。図25は、図22図24のエンジン312の第1の(例えば、左)側面図である。図26は、図22図25のエンジン312の第2の(例えば、右)側面図である。図27は、図22図26のエンジン312の正面図である。図28は、図27の断面D-Dに沿って切り取った図22図27のエンジン312の断面図である。図29は、図22図28のエンジン312の上面図である。図30は、図29の断面E-Eに沿って切り取った図22図29のエンジン312の断面図である。
【0057】
[0169]図22図30のエンジン312は、例示的な枠2202、例示的な第1のハウジング2204、例示的な第2のハウジング2206、例示的な燃料スライド2208、例示的なオーガダクト2210、例示的なオーガ2212、例示的なオーガモータ2214、例示的なバーンポット2216、例示的な燃料火格子2402、例示的な灰スライド2404、例示的な点火器2406、例示的な点火器キャリア2408、及び例示的なファン2410を含む。図22図30の図示の例では、エンジン312の枠2202は、外壁108の第1の開口310に近接してペレットグリル100の本体102の外壁108の湾曲した形状を補完及び/又は整合する湾曲した形状を有する。枠2202は、エンジン312のいくつかの部分が本体102の外壁108の第1の開口310を通って延びるように、枠2202をペレットグリル100の本体102の外壁108に結合(例えば、締結具による)することを容易にするために、ペレットグリル100の本体102の外壁108内に形成された貫通孔のうちの対応する貫通孔と位置合わせされるように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)された複数の例示的なナット2218を含む。例えば、図22図30の枠2202がペレットグリル100の本体102の外壁108に結合されたとき(例えば、図10及び図11に示す)、第1のハウジング2204、燃料スライド2208、オーガダクト2210、オーガ2212、バーンポット2216、燃料火格子2402、点火器2406、及び点火器キャリア2408のいくつかの部分は、外壁108の第1の開口310を通って内方へ延び、ペレットグリル100の本体102(例えば、調理チャンバ1002)内に設置される。図22図30の枠2202がペレットグリル100の本体102の外壁108に結合されたとき(例えば、図10及び図11に示す)、枠2202の下部は、本体102の外壁108内に形成された油脂チャネル902を部分的に覆う。枠2202の下部によって油脂チャネル902を部分的に覆うことで、調理チャンバ1002及び/又は本体102内に存在する炎が調理チャンバ1002及び/又は本体102の外側に延びることを防止することが有利である。
【0058】
[0170]図22図30のエンジン312の第1のハウジング2204は、エンジン312の枠2202を通って延び、エンジン312の枠2202によって部分的に支持される。図22図30の図示の例では、第1のハウジング2204は、方形の箱形構造であり、例示的な前壁2412と、前壁2412とは反対の位置に配置された例示的な後壁2414と、前壁2412と後壁2414との間に延びる例示的な第1の(例えば、左の)側壁2416と、前壁2412と後壁2414との間に延び、第1の側壁2416とは反対の位置に配置された例示的な第2の(例えば、右の)側壁2418と、前壁2412と後壁2414との間に延び、第1の側壁2416と第2の側壁2418との間にさらに延びる例示的な底壁2420とを含む及び/又はこれらによって画定される。第1のハウジング2204の第1の側壁2416及び第2の側壁2418は、例示的な内方へ延びるフランジ2422をそれぞれ含み、フランジ2422は、例示的なカバー板2424とともに、第1のハウジング2204の例示的な頂面2426を画定する。
【0059】
[0171]図22図30の図示の例では、第1のハウジング2204の前壁2412、第1の側壁2416、及び第2の側壁2418は、閉じた壁である。第1のハウジング2204は、例示的な第1の開口2428、例示的な第2の開口2802、例示的な第3の開口2804、及び例示的な第4の開口2806をさらに含む。第1のハウジング2204の第1の開口2428は、第1のハウジング2204の頂面2426に設置され、フランジ2422によって画定される。第1のハウジング2204の第2の開口2802は、第1のハウジング2204の底壁2420に近接して第1のハウジング2204の後壁2414に設置及び/又は形成される。第1のハウジング2204の第3の開口2804は、第1のハウジング2204の前壁2412に近接して第1のハウジング2204の底壁2420に設置及び/又は形成される。第1のハウジング2204の第4の開口2806は、第1のハウジング2204の後壁2414に近接して第1のハウジング2204の底壁2420に設置及び/又は形成される。
【0060】
[0172]図11図28、及び図30に示すように、エンジン312の第1のハウジング2204は、エンジン312のバーンポット2216、燃料火格子2402、点火器2406、及び点火器キャリア2408を収納、収容、及び/又は保持する。バーンポット2216(燃料火格子2402を含む)は、第1のハウジング2204の第1の開口242428を介して第1のハウジング2204内に受け取られており、第1のハウジング2204の第3の開口2804の上に及び/又は第1のハウジング2204の第3の開口2804と垂直方向に位置合わせされて配置及び/又は設置される。図11図28、及び図30に示し、以下でさらに説明するように、第1のハウジング2204の第3の開口2804の上のバーンポット2216及び燃料火格子2402の垂直方向の位置合わせは、灰(例えば、バーンポット2216内に収容されたペレット燃料の燃焼中及び/又はペレット燃料が燃える間に発生及び/又は生成されることがある)が、燃料火格子2402及び第1のハウジング2204の第3の開口2804を通って灰スライド2404へ、灰スライド2404から、ペレットグリル100の本体102の下に設置されたごみ収集引出し134の灰収集ビン内へ、通過及び/又は落下することを可能にすることが有利である。灰スライド2404は、灰を下方へ(例えば、バーンポット2216から離れる方へ)案内し、灰の周期的な流れがバーンポット2216の方へ上方へ移動することを防止するように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)される。いくつかの例では、灰スライド2404は、2.0インチ~10.0インチの範囲の長さを有することが好ましく、5.0度以上の角度で第1のハウジング2204から下方へ傾斜することが好ましい。バーンポット2216が第1のハウジング2204内に配置されたとき、バーンポット2216の例示的な上板2220は、第1のハウジング2204の第1の開口2428のうちカバー板2424より前方の部分を被覆及び/又は閉鎖する。エンジン312の燃料スライド2208は、第1のハウジング2204の頂面2426及び/又はフランジ2422で、第1のハウジング2204に取付け及び/又は結合される。
【0061】
[0173]図11及び図28にさらに示すように、エンジン312の点火器2406及び点火器キャリア2408は、第1のハウジング2204の第2の開口2802を介して第1のハウジング2204内に摺動式に受け取られる。点火器2406及び点火器キャリア2408が第1のハウジング2204内に配置されたとき、点火器キャリア2408の例示的な後部タブ2430が、第1のハウジング2204の第2の開口2802を被覆及び/又は閉鎖する。エンジン312のファン2410は、第1のハウジング2204の底壁2420で第1のハウジング2204に取付け及び/又は結合されており、第1のハウジング2204の第4の開口2806の下に及び/又は第1のハウジング2204の第4の開口2806と垂直方向に位置合わせされて配置及び/又は設置される。第1のハウジング2204の第4の開口2806の下のファン2410の垂直方向の位置合わせは、ファン2410によって発生、生成、及び/又は出力される空気流が第4の開口2806を通って第1のハウジング2204内へ進むことを可能にする。空気流がファン2410から第1のハウジング2204内へ進むと、空気流は次に、以下でさらに説明するように、バーンポット2216の方及び/又はバーンポット2216内へ誘導される。
【0062】
[0174]図22図30のエンジン312の第2のハウジング2206は、エンジン312の枠2202から後方へ延び、したがって第2のハウジング2206は、枠2202が本体102に結合されたとき、ペレットグリル100の本体102の外側に設置及び/又は配置される。図22図30の図示の例では、第2のハウジング2206は、例示的な底壁2432と、底壁2432から上方へ延びる例示的な第1の(例えば、左の)側壁2434と、底壁2432から上方へ延び、第1の側壁2434とは反対の位置に配置された例示的な第2の(例えば、右の)側壁2436と、底壁2432から上方へ延び、第1の側壁2434と第2の側壁2436との間にさらに延びる例示的な後壁2438とを含む及び/又はこれらによって画定される。
【0063】
[0175]第2のハウジング2206の底壁2432、第1の側壁2434、第2の側壁2436、及び後壁2438は、上述したペレットグリル100のホッパー132を第2のハウジング2206及び/又はより全体的にペレットグリル100のエンジン312に結合することを容易にするようにそれぞれ構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)される。図22図30の図示の例では、第2のハウジング2206の第1の側壁2434及び後壁2438は、ホッパー132を第2のハウジング2206及び/又はより全体的にペレットグリル100のエンジン312に結合(例えば、締結具による)することを容易にするために、ホッパー132の後壁1502及び第1の側壁1504内に形成された貫通孔のうちの対応する貫通孔と位置合わせされるように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)された貫通孔を含む。
【0064】
[0176]図22図30の第2のハウジング2206は、第2のハウジング2206の底壁2432内に形成された例示的な開口2302をさらに含む。図23及び図28に示すように、第2のハウジング2206の底壁2432内に形成された開口2302は、エンジン312のファン2410と垂直方向に位置合わせされ、ファン2410は、エンジン312の第1のハウジング2204と第2のハウジング2206との間に設置及び/又は配置される。図22図30の図示の例では、例示的な火格子2304が、第2のハウジング2206の底壁2432の開口2302に結合及び/又は一体形成される。火格子2304は、空気が第2のハウジング2206の底壁2432の開口2302を通ってファン2410内へ進むことを可能にしながら、有利には固形異物が第2のハウジング2206の底壁2432の開口2302を通ってファン2410内へ不注意で吸い込まれることを防止するように構成(例えば、サイズ設定及び/又は成形)される。
【0065】
[0177]図22図30の図示の例では、燃料スライド2208は、例示的な第1の上縁部2442及び例示的な第1の下縁部2444を有する例示的な第1の(例えば、左の)側壁2440と、第1の側壁2440とは反対の位置に配置され、例示的な第2の上縁部2448及び例示的な第2の下縁部2450を有する例示的な第2の(例えば、右の)側壁2446とを含む。燃料スライド2208の第1の側壁2440及び第2の側壁2446の各々は、エンジン312の燃料スライド2208をエンジン312の第1のハウジング2204に取付け及び/又は結合することを容易にするために、第1のハウジング2204のフランジ2422と位置合わせ及び/又は嵌合されるように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)された例示的な外方へ延びるフランジ2452(例えば、第1の下縁部2444及び第2の下縁部2450のうちの対応する下縁部から延びる)を含む。
【0066】
[0178]図22図30の燃料スライド2208は、例示的な前端2456及び例示的な後端2458を有する例示的なパネル2454をさらに含む。パネル2454は、燃料スライド2208の第1の側壁2440と第2の側壁2446との間に延びる。パネル2454の後端2458は、エンジン312のオーガダクト2210を受取り及び/又は支持するように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)された湾曲した形状を有する。図22図30の図示の例では、燃料スライド2208のパネル2454は、後ろから前へ下がるような向き及び/又は角度である(例えば、パネル2454の後端2458は、パネル2454の前端2456より高い)。パネル2454は、エンジン312のオーガダクト2210を出たペレット燃料を受け取り、受け取ったペレット燃料をパネル2454の後端(例えば、上端)2458からパネル2454の前端(例えば、下端)2456へ、次にエンジン312のバーンポット2216内へ、下方及び/又は前方へ送出及び/又は誘導するように構成される。
【0067】
[0179]図22図30のエンジン312のオーガダクト2210は、エンジン312の枠2202内に形成された例示的な開口2460を通って延び、開口2460によって部分的に支持される。オーガダクトはまた、燃料スライド2208のパネル2454の後端(例えば、上端)2458を越えて延び、後端2458によって部分的に支持される。図22図30の図示の例では、オーガダクト2210は、円筒形の構造であり、オーガ2212によってペレットグリル100のホッパー132の送出ダクト1602からエンジン312の燃料スライド2208のパネル2454へ送出及び/又は供給されるべきペレット燃料とともに、エンジン312のオーガ2212を収納及び/又は収容するように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)される。図22図30のオーガダクト2210は、例示的な前端2462と、前端2462とは反対の位置に配置された例示的な後端2464と、前端2462と後端2464との間に延びる例示的な側壁2466とを含む及び/又はこれらによって画定される。図22図30の図示の例では、オーガダクト2210は、後ろから前へ上がるような向き及び/又は角度である(例えば、オーガダクト2210の後端2464は、オーガダクト2210の前端2462より低い)。オーガダクト2210は、例示的なダクトベース2468に結合及び/又は一体形成される。ダクトベース2468は、オーガダクト2210をエンジン312のオーガ2212及び/又はオーガモータ2214に結合することを容易にするように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)される。
【0068】
[0180]図22図30のオーガダクト2210は、オーガダクト2210の前端2462内に形成された例示的な第1の開口2470と、オーガダクト2210の後端2464内に形成された例示的な第2の開口2808と、オーガダクト2210の側壁2466の上部内に形成された例示的な第3の開口2810とをさらに含む。オーガダクト2210の第1の開口2470及び第2の開口2808は、オーガ2212がオーガダクト2210内に収納及び/又は収容されるように、オーガ2212の周り及び/又はオーガ2212(例えば、オーガ2212の長さ)の上にオーガダクト2210を摺動式に配置することを可能にするようにそれぞれ構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)される。オーガダクト2210の第3の開口2810は、ペレットグリル100のホッパー132の送出ダクト1602からペレット燃料を受け取るように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)される。
【0069】
[0181]図22図30のエンジン312のオーガ2212は、エンジン312のオーガダクト2210を通って延びる。オーガ2212は、エンジン312のオーガダクト2210の前端2462及び/若しくは燃料スライド2208のパネル2454の方(例えば、調理動作中)又はそこから離れる方(例えば、オーガ2212の詰まりに応答して、及び/又はペレット燃料の調理終了パージ中)へ、オーガダクト2210内に受け取ったペレット燃料を動かすように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)される。図22図30の図示の例では、オーガ2212は、オーガダクト2210の前端2462の方へ向けられた例示的な前端2812と、オーガ2212の前端2812とは反対の位置に配置され、オーガダクト2210の後端2464の方へ向けられた例示的な後端2814と、オーガ2212の前端2812と後端2814との間に延びる例示的な螺旋形コイル及び/又はフライティング2816とを含む。図22図30のオーガ2212のフライティング2816は、不変ピッチ(例えば、一定のピッチ)のフライティングである。他の例では、オーガ2212のフライティング2816は、後ろから前へ増大するピッチを有する可変ピッチのフライティングとすることができる(例えば、フライティング間隔は、オーガ2212の後端2814からオーガ2212の前端2812へ動くにつれて増大する)。オーガ2212の運動(例えば、オーガ2212の回転方向、回転速度、及び/又はデューティーサイクル)は、エンジン312のオーガモータ2214によって制御することができる。
【0070】
[0182]図22図30のエンジン312のオーガモータ2214は、オーガ2212及びダクトベース2468に結合される。オーガモータ2214は、オーガ2212のモータ駆動式の回転を提供するために、オーガモータ2214をオーガ2212のフライティング2816に動作可能に結合する例示的なシャフト2818を含む。オーガモータ2214は、オーガ2212の運動(例えば、回転方向、回転速度、及び/又はデューティーサイクル)を制御する。図22図30の図示の例では、オーガモータ2214は、ペレットグリル100の制御システム(例えば、後述する図82の制御システム8200)から受信したデータ、コマンド、及び/又は信号に応答して動作する制御可能なDC電源式の変速電気モータである。
【0071】
[0183]いくつかの例では、図22図30のオーガモータ2214は、オーガ2212を第1の(例えば、時計回りの)方向に回転させて、オーガダクト2210内に収容されているペレット燃料を、オーガダクト2210の後端2464から離れる方及び/若しくはオーガダクト2210の前端2462の方、並びに/又はエンジン312の燃料スライド2208のパネル2454の方へ動かす。図22図30のオーガモータ2214はまた、オーガ2212を第2の(例えば、反時計回りの)方向に回転させて、オーガダクト2210内に収容されているペレット燃料を、オーガダクト2210の前端2462から離れる方及び/若しくはオーガダクト2210の後端2464の方、並びに/又はエンジン312の燃料スライド2208のパネル2454から離れる方へ動かすことができる。したがって、エンジン312のオーガ2212は、可逆性のオーガであり、オーガの回転方向は、エンジン312のオーガモータ2214によって制御される。図22図30のオーガモータ2214、オーガ2212、及びオーガダクト2210は、エンジン312から取外し可能(例えば、後方へ)(例えば、ホッパー132の後壁1502の開口1606を覆うアクセスドア1604の取外し及び/又は開放による)なオーガアセンブリを形成する。
【0072】
[0184]図22図30のエンジン312のバーンポット2216及び燃料火格子2402は、図31図41にさらに示されている。図31は、図22図30のエンジン312のバーンポット2216の第1の斜視図である。図32は、図31のバーンポット2216の第2の斜視図である。図33は、図31及び図32のバーンポット2216の分解図である。図34は、図31図33のバーンポット2216の背面図である。図35は、図31図34のバーンポット2216の側面図である。図36は、図31図35のバーンポット2216の上面図である。図37は、図31図36のバーンポット2216の底面図である。図38は、図34の断面F-Fに沿って切り取った図31図37のバーンポット2216の断面図である。図39は、図36の断面G-Gに沿って切り取った図31図38のバーンポット2216の断面図である。図40は、図31図39のバーンポット2216の燃料火格子2402の斜視図である。図41は、図40の燃料火格子2402の側面図である。
【0073】
[0185]図22図39のバーンポット2216は、バーンポット2216内の燃焼予定、燃焼中、及び/又は燃えている間のペレット燃料を収容するように構成される。バーンポット2216は、ペレット燃料の燃焼及び/又はペレット燃料が燃えることの副生成物として発生、生成、及び/又は出力される熱を、ペレットグリル100の熱拡散器318の方へ上方へ誘導し、ペレット燃料の燃焼及び/又はペレット燃料が燃えることの副生成物として発生及び/又は生成される灰を、ペレットグリル100の灰スライド2404及び/又はごみ収集引出し134の方へ下方へ誘導するようにさらに構成される。図22図39の図示の例では、バーンポット2216は、バーンポット2216の上板2220によって画定された例示的な上端3102と、バーンポット2216の上端3102とは反対の位置に配置された例示的な下端3104と、バーンポット2216の上端3102と下端3104との間に延びる例示的な側壁3106とを含む。
【0074】
[0186]図22図39の図示の例では、バーンポット2216は、バーンポット2216の上端3102に沿って及び/又はバーンポット2216の上端3102に形成された例示的な第1の開口3108をさらに含み、第1の開口3108は、関連する第1の幾何学的面積を有する。バーンポット2216の第1の開口3108は、エンジン312の燃料スライド2208のパネル2454からペレット燃料を受け取り、ペレット燃料の燃焼及び/又はペレット燃料が燃えることの副生成物として発生及び/又は生成される熱を、ペレットグリル100の熱拡散器318の方へ上方へ放出及び/又は出力するように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)される。図22図39のバーンポット2216は、バーンポット2216の下端3104に沿って及び/又はバーンポット2216の下端3104に形成された例示的な第2の開口3202をさらに含み、第2の開口3202は、バーンポットの第1の開口3108の第1の幾何学的面積より大きい関連する第2の幾何学的面積を有する。バーンポット2216の第2の開口3202は、ペレット燃料の燃焼及び/又はペレット燃料が燃えることの副生成物として発生及び/又は生成される灰を、バーンポット2216からエンジン312の第1のハウジング2204の第3の開口2804を通って、ペレットグリル100の灰スライド2404及び/又はごみ収集引出し134の方へ下方へ解放するように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)される。バーンポット2216の例示的な中心軸線3402は、バーンポット2216の第1の開口3108及び第2の開口3202のそれぞれの幾何学的中心と交差する。燃料火格子2402は、バーンポット2216内でバーンポット2216の第1の開口3108と第2の開口3202との間に配置及び/又は設置される。燃料火格子2402は、燃料火格子2402をバーンポット2216の側壁3106に結合するように、及び/又はエンジン312の第1のハウジング2204の底壁2420上に燃料火格子2402を支持するように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)された1つ又は複数のフランジを含む。
【0075】
[0187]図22図39のバーンポット2216は、バーンポット2216の側壁3106内にそれぞれ形成された例示的な第3の開口3204及び例示的な貫通孔3110をさらに含む。バーンポット2216の第3の開口3204は、点火器2406の先端がバーンポット2216内でバーンポット2216の下端3104に近接して配置及び/又は設置されるように、エンジン312の点火器2406を摺動式に受け取るように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)される。バーンポット2216の貫通孔3110は、エンジン312のファン2410によって発生、生成、及び/又は出力される空気流をバーンポット2216内に受け取ることを可能にするように、バーンポット2216の側壁3106の周りに構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)される。空気流が貫通孔3110を介してバーンポット2216内へ動くことで、バーンポット2216内のペレット燃料の燃焼及び/若しくはペレット燃料が燃えることの制御、並びに/又はペレット燃料の燃焼及び/若しくはペレット燃料が燃えることの副生成物として発生、生成、及び/若しくは出力される熱が、バーンポット2216からペレットグリル100の熱拡散器318の方へ、及び/若しくはペレットグリル100の調理チャンバ1002全体にわたって動くことの制御を助ける。
【0076】
[0188]図22図39の図示の例では、側壁3106は、側壁3106がバーンポット2216の下端3104からバーンポット2216の上端3102の方へ延びるにつれて、内方へ(例えば、バーンポット2216の中心軸線3402の方へ)テーパが付けられている。側壁3106が内方へテーパが付けられることで、ペレット燃料の燃焼及び/又はペレット燃料が燃えることの副生成物として発生、生成、及び/又は出力される熱を、バーンポット2216の中心軸線3402及び/又はバーンポット2216の第1の開口3108の幾何学的中心の方へ集中及び/又は集束させ、以てバーンポット2216上のより高い調理温度の発生、生成、及び/又は出力を可能にすることが有利である。側壁3106が内方へテーパが付けられることで、ペレット燃料の燃焼及び/又はペレット燃料が燃えることの副生成物として発生及び/又は生成される灰が、バーンポット2216から上方へ逃げる可能性及び/又はペレットグリル100の調理チャンバ1002に入る可能性を制限及び/又は低減することも有利である。
【0077】
[0189]図22図39の図示の例では、バーンポット2216の第1の開口3108及び第2の開口3202は、円形の形状を有し、それに応じて、バーンポット2216は、バーンポット2216の第1の開口3108及び第2の開口3202並びに内方へテーパが付けられた側壁3106によって画定された円錐形の形状を有する。他の例では、バーンポット2216の第1の開口3108及び第2の開口3202は、図22図39に示す形状とは異なるそれぞれの形状を有することができ、それに応じて、バーンポット2216の異なる幾何学的形状(例えば、規則的又は不規則な3次元の形状)が得られる。例えば、バーンポット2216の第1の開口3108及び第2の開口3202は、別法として、方形の形状を有することができ、それに応じて、バーンポット2216は、四角錐の形状をまねた形状を有することができる(例えば、バーンポット2216の下端3104から上端3102の方へ動くにつれてサイズ及び/又は断面積が減少する)。別の例として、バーンポット2216の第1の開口3108及び第2の開口3202は、別法として、三角形の形状を有することができ、それに応じて、バーンポット2216は、三角錐の形状をまねた形状を有することができる(例えば、バーンポット2216の下端3104から上端3102の方へ動くにつれてサイズ及び/又は断面積が減少する)。
【0078】
[0190]さらに他の例では、バーンポット2216の第1の開口3108及び第2の開口3202は、別法として、均一のサイズ及び形状とすることができ、バーンポット2216の側壁3106は、バーンポット2216の下端3104からバーンポット2216の上端3102へ垂直方向に延びる(例えば、内方へテーパが付けられない)。例えば、バーンポット2216は、別法として、円筒形の形状(例えば、均一にサイズ設定及び成形された円形の第1の開口3108及び第2の開口3202の場合)、又は立方体の形状(例えば、均一にサイズ設定及び成形された方形の第1の開口3108及び第2の開口3202の場合)を有するように実施することができる。
【0079】
[0191]図22図41のバーンポット2216の燃料火格子2402は、バーンポット2216内の燃焼予定、燃焼中、及び/又は燃えている間のペレット燃料を支持及び/又は維持するように構成される。燃料火格子2402は、ペレット燃料の燃焼及び/又はペレット燃料が燃えることの副生成物として発生及び/又は生成される灰を、バーンポット2216の下端3104及び/若しくは第2の開口3202、並びに/又はペレットグリル100の灰スライド2404及び/若しくはごみ収集引出し134の方へ下方へ解放するようにさらに構成される。図22図41の図示の例では、燃料火格子2402は、例示的な上面4002と、上面4002から及び/又は上面4002の下に下方へ延びる例示的な谷部4004と、上面4002から及び/又は上面4002の下に下方へ延びる第1の例示的なフランジ4006と、谷部4004の底部から及び/又は谷部4004の底部の下に下方へ延びる第2の例示的なフランジ4008と、燃料火格子2402の上面4002及び谷部4004に沿って形成された例示的な開口4010(例えば、スロット及び/又は孔)とを含む。
【0080】
[0192]図22図41の燃料火格子2402の上面4002は、側壁3106に沿って燃料火格子2402が配置及び/又は設置されるべき場所で、バーンポット2216の側壁3106によって画定された断面積を充填するように構成(例えば、サイズ設定及び/又は成形)された燃料火格子2402の円形及び/又は円板状の形状を画定する。燃料火格子2402は、バーンポット2216内でバーンポット2216の第1の開口3108と第2の開口3202との間に配置及び/又は設置される。燃料火格子2402の第1のフランジ4006は、燃料火格子2402をバーンポット2216の側壁3106に結合するように、及び/又はエンジン312の第1のハウジング2204の底壁2420上で燃料火格子2402を支持するように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)される。燃料火格子2402の第2のフランジ4008は、第1のハウジング2204内及び/又はバーンポット2216内で谷部4004及び/又はより全体的に燃料火格子2402を適切に配向及び/又は設置するために、エンジン312の第1のハウジング2204の底壁2420内に形成された対応するスロット及び/若しくは開口と位置合わせされるように、並びに/又は対応するスロット及び/若しくは開口を通って延びるように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)される。燃料火格子2402の上面4002及び谷部4004内に形成された開口4010は、灰(例えば、ペレット燃料の燃焼及び/又はペレット燃料が燃えることの副生成物として発生及び/又は生成される灰)が開口4010を通って燃料火格子2402より下の場所へ下方へ進むことを容易にする任意の方法で構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)することができる。
【0081】
[0193]図22図41の燃料火格子2402の谷部4004は、バーンポット2216内へ堆積したペレット燃料を、燃料火格子2402の中央の位置及び/若しくは場所の方並びに/又は燃料火格子2402の中央の位置及び/若しくは場所内(例えば、中心軸線3402の方)へ流れ込み、誘導、及び/又は収集するように構成される。図22図41の図示の例では、燃料火格子2402の谷部4004は、燃料火格子2402を横切って延びており、エンジン312の点火器2406のシャフトの向きに直交する向きを有する。他の例では、燃料火格子2402の谷部4004は、別法として、図22図41に示す谷部4004の向きとは異なる向きを有することができる。例えば、燃料火格子2402の谷部4004は、別法として、エンジン312の点火器2406のシャフトの向きに対して平行な向きを有することができる。
【0082】
[0194]いくつかの例では、谷部4004及び/又はより全体的に図22図41のバーンポット2216の燃料火格子2402は、エンジン312の点火器2406の一部分(例えば、先端)が谷部4004内に配置及び/又は設置されるように向けられる。そのような例では、燃料火格子2402の谷部4004は、燃料火格子2402の中央の位置及び/若しくは場所の方並びに/又は燃料火格子2402の中央の位置及び/若しくは場所内(例えば、中心軸線3402の方)へ、ペレット燃料を誘導及び/又は収集し、以て収集されたペレット燃料を点火器2406に隣り合って配置及び/又は接触して配置することが有利である。上述したように、谷部4004内にペレット燃料を集中及び/又は局所化することは、ペレット燃料の燃焼のスタートアップ及び/又は開始にとって有利である。上述したように、谷部4004内にペレット燃料を集中及び/又は局所化することはまた、エンジン312のバーンポット2216が比較的小さい体積のペレット燃料を収容する低温調理動作(例えば、燻製)にとって有利である。
【0083】
[0195]図22図41の図示の例では、燃料火格子2402の谷部4004は、略V字形である。他の例では、谷部4004は、図22図41に示す形状とは異なる代替の形状を有することができる。例えば、燃料火格子2402の谷部4004は、別法として、方形の形状又は湾曲した(例えば、上方へ凹面の)形状を有することができる。図22図41の谷部4004は、バーンポット2216内へ堆積したペレット燃料を、バーンポット2216の燃料火格子2402の中央の位置及び/若しくは場所の方及び/又は燃料火格子2402の中央の位置及び/若しくは場所内へ流れ込み、誘導、及び/又は収集する任意の形状を有するように構成することができる。
【0084】
[0196]図22図39のエンジン312の点火器2406は、例示的な前端2472と、点火器2406の前端2472とは反対の位置に配置された例示的な後端2474と、前端2472から点火器2406の後端2474の方へ延びる例示的なシャフト2476とを含む。図22図39の図示の例では、点火器2406の前端2472は、点火器2406の前端2472が、燃料火格子2402の谷部4004内及び/又はより全体的にエンジン312のバーンポット2216内に配置及び/又は設置されるように、谷部4004内に形成された開口4010のうちの1つを通って延びる。点火器2406の後端2474は、点火器キャリア2408内に配置及び/若しくは設置、並びに/又は点火器キャリア2408によって支持される。点火器2406のシャフト2476の中央部分が、バーンポット2216の第3の開口3204の側壁3106を通って延びる。シャフト2476の後方部分は、点火器キャリア2408によって支持及び/又は点火器キャリア2408に取外し可能に結合される。点火器2406を起動及び/又は着火して、熱を発生、生成、及び/又は出力することができ、この熱は、バーンポット2216内に配置及び/又は設置(例えば、バーンポット2216の燃料火格子2402上に配置及び/又は設置)されたペレット燃料に点火及び/又は燃焼を開始する。図22図39の図示の例では、点火器2406は、ペレットグリル100の制御システム(例えば、後述する図82の制御システム8200)から受信したデータ、コマンド、及び/又は信号に応答して動作する制御可能なDC電源式のグロープラグである。
【0085】
[0197]図22図30のエンジン312の点火器キャリア2408は、例示的な前端2478と、点火器キャリア2408の前端2478とは反対の位置に配置された例示的な後端2480と、点火器キャリア2408の前端2478と後端2480との間に延びる例示的なアーム2482とを含む。点火器キャリア2408の前端2478は、点火器2406の後端2474及び/又はシャフト2476の後方部分を受け取るように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)された例示的な開口2820を含む。点火器2406は、点火器キャリア2408によって支持及び/又は保持されており、点火器キャリア2408の前端2478内に形成された開口2820を介して点火器キャリア2408に取外し可能に結合可能である。点火器キャリア2408の後端2480は、点火器キャリア2408の後部タブ2430を形成し、点火器キャリア2408の後部タブ2430は、上述したように、ペレットグリル100の使用者によって図22図30のエンジン312の第1のハウジング2204の後側からアクセス可能である(例えば、ホッパー132の後壁1502の開口1606を覆うアクセスドア1604の取外し及び/又は開放による)。
【0086】
[0198]図22図30の点火器キャリア2408及び点火器2406は、点火器キャリア2408の後部タブ2430によって、エンジン312の第1のハウジング2204及び/又はより全体的にペレットグリル100から取り出すことができる(例えば、点火器2406の交換を容易にするため)。例えば、点火器キャリア2408の後部タブ2430によって点火器キャリア2408を後方へ引っ張ることで、点火器2406は、燃料火格子2402の谷部4004から取り出され(例えば、谷部4004内に形成された開口4010のうちの1つを通る)、エンジン312のバーンポット2216から取り出され(例えば、バーンポット2216の側壁3106内に形成された第3の開口3204を通る)、エンジン312の第1のハウジング2204から取り出される(例えば、第1のハウジング2204の後壁2414内に形成された第2の開口2802を通る)。点火器キャリア2408及び点火器2406が第1のハウジング2204及び/又はペレットグリル100から取り出された後、点火器2406を点火器キャリア2408から取り出して、別の(例えば、新しい及び/又は交換用)点火器2406と交換することができる。その後、点火器キャリア2408及び交換用点火器2406を再び第1のハウジング2204及び/又はペレットグリル100内へ再挿入及び/又は摺動することができる。
【0087】
[0199]図22図30のエンジン312のファン2410は、第1のハウジング2204の第4の開口2806と垂直方向に位置合わせされて、エンジン312の第1のハウジング2204の底壁2420に結合される。ファン2410は、第1のハウジング2204を通ってファン2410からバーンポット2216へ誘導されるように空気流を発生、生成、出力、及び/又は制御する。ファン2410によって発生、生成、及び/又は出力された空気流は次に、ペレットグリル100のバーンポット2216から調理チャンバ1002へ進み、調理チャンバ1002内に高温空気の制御された循環を提供することができる。図22図30の図示の例では、ファン2410は、ペレットグリル100の制御システム(例えば、後述する図82の制御システム8200)から受信したデータ、コマンド、及び/又は信号に応答して動作する制御可能なDC電源式の変速電気モータファンである。
【0088】
[0200]図42は、図1図13のペレットグリルの熱拡散器318の斜視図である。図43は、図42の熱拡散器318の正面図である。図44は、図42及び図43の熱拡散器318の側面図である。図45は、図42図44の熱拡散器318の上面図である。図46は、図45の断面H-Hに沿って切り取った図42図45の熱拡散器318の断面図である。図47は、図45の断面I-Iに沿って切り取った図42図46の熱拡散器318の断面図である。図48は、図22図39のバーンポット2216の上に配置された図42図47の熱拡散器318の斜視図である。図49は、図22図39のバーンポット2216の上に配置された図42図47の熱拡散器318の上面図である。図50は、図49の断面J-Jに沿って切り取った図22図39のバーンポット2216の上に配置された図42図47の熱拡散器318の断面図である。図51は、図22図39のバーンポット2216の上に配置された図42図47の熱拡散器318の正面図である。図52は、図51の断面K-Kに沿って切り取った図22図39のバーンポット2216の上に配置された図42図47の熱拡散器318の断面図である。図53は、図22図30のエンジン312に対して配置された図42図47の熱拡散器318の斜視図である。
【0089】
[0201]図42図53の熱拡散器318は、方形の箱形構造であり、例示的な前壁4202と、熱拡散器318の前壁4202とは反対の位置に配置された例示的な後壁4402と、熱拡散器318の前壁4202と後壁4402との間に延びる例示的な第1の(例えば、左の)側壁4302と、熱拡散器318の前壁4202と後壁4402との間に延び、熱拡散器318の第1の側壁4302とは反対の位置に配置された例示的な第2の(例えば、右の)側壁4204と、熱拡散器318の前壁4202と後壁4402との間に延び、熱拡散器318の第1の側壁4302と第2の側壁4204との間にさらに延びる例示的な頂壁4206とを含む及び/又はこれらによって画定される。
【0090】
[0202]図42図53の図示の例では、熱拡散器318の前壁4202、後壁4402、第1の側壁4302、第2の側壁4204、及び頂壁4206は、閉じた壁である。熱拡散器318は、熱拡散器318の前壁4202、後壁4402、第1の側壁4302、及び第2の側壁4204の下縁部によって画定される例示的な開いた底部4304さらに含む。熱拡散器318は、ペレットグリル100内でペレットグリル100のバーンポット2216の上の中央の位置及び/又は場所に配置及び/又は設置される。例えば、図48図53に示すように、熱拡散器318は、熱拡散器318の頂壁4206の幾何学的中心に交差する熱拡散器318の例示的な中心軸線4306がバーンポット2216の中心軸線3402と位置合わせされる(例えば、共線形になる)ように、バーンポット2216の上に配置及び/又は設置することができる。図48図53の図示の例では、熱拡散器318の頂壁4206の長さ(例えば、熱拡散器318の前壁4202から後壁4402まで測定される)及び幅(例えば、熱拡散器318の第1の側壁4302から第2の側壁4204まで測定される)は、バーンポット2216の上板2220の対応する長さ及び対応する幅にそれぞれ近似する(例えば、10パーセントの範囲内)。熱拡散器318の開いた底部4304は、熱拡散器318の頂壁4206の寸法に実質上等しくなるように寸法設定される。
【0091】
[0203]図42図53の熱拡散器318は、バーンポット2216から放射及び/又はバーンポット2216によって出力された熱を受け取り、受け取った熱をペレットグリル100の調理チャンバ1002全体にわたって均等に分散させるように構成(例えば、バーンポット2216に対してサイズ設定、成形、及び/又は配置)される。バーンポット2216に対する熱拡散器318のサイズ、形状、及び/又は配置はまた、バーンポット2216から上方へ逃げ得るいくらかの灰(例えば、ペレット燃料の燃焼及び/又はペレット燃料が燃えることの副生成物としてバーンポット2216内で発生及び/又は生成される灰)が、ペレットグリル100の調理チャンバ1002のうちペレットグリル100の第1の調理火格子302に近接した区域に入る可能性を制限及び/又は低減することが有利である。いくつかの例では、熱拡散器318の前壁4202、後壁4402、第1の側壁4302、及び第2の側壁4204は各々、0.5インチ~6.0インチの範囲の高さを有することが好ましい。いくつかの例では、熱拡散器318の頂壁4206は、3.0~12.0インチの範囲の長さ及び3.0インチ~12.0インチの範囲の幅を有することが好ましい。
【0092】
[0204]図42図53の図示の例では、熱拡散器318は、熱拡散器318の第1の側壁4302及び第2の側壁4204から熱拡散器318の前壁4202及び後壁4402に近接して下方へ延びる例示的な脚部4208を含む。熱拡散器818の脚部4208は、熱拡散器318の前壁4202、後壁4402、第1の側壁4302、第2の側壁4204、及び/又は頂壁4206を、ペレットグリル100のバーンポット2216の上板2220より上の高さで支持するように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)される。いくつかの例では、熱拡散器318の脚部4208は、熱拡散器の頂壁4206を、バーンポット2216の上板2220より上に1.0インチ~10.0インチの範囲の高さで支持するように構成されることが好ましい。図42図53の熱拡散器318の脚部4208の各々は、取付け及び/又は配置アームとして機能する例示的な外方へ延びるフランジ4210(例えば、熱拡散器318の中心軸線4306に対して外方へ延びる)を含む。例えば、熱拡散器318は、図53に概略的に示すように、熱拡散器318のフランジ4210によって、ペレットグリル100のエンジン312の枠2202上に取付け及び/又は配置することができる。
【0093】
[0205]図54は、油脂そらし棒アセンブリ320を示す図1図13のペレットグリル100の部分切欠図である。図55は、図54の油脂そらし棒アセンブリ320の斜視図である。図56は、図54及び図55の油脂そらし棒アセンブリ320の上面図である。図57は、図54図56の油脂そらし棒アセンブリ320の正面図である。図58は、図54図57の油脂そらし棒アセンブリ320の側面図である。図59は、図42図53の熱拡散器318及び図22図39のバーンポット2216の上に配置された図54図58の油脂そらし棒アセンブリ320の正面図である。図60は、図42図53の熱拡散器318及び図22図39のバーンポット2216の上に配置された図54図58の油脂そらし棒アセンブリ320の側面図である。図61は、陰線が示されている、図42図53の熱拡散器318及び図22図39のバーンポット2216の上に配置された図54図58の油脂そらし棒アセンブリ320の正面図である。図62は、陰線が示されている、図42図53の熱拡散器318及び図22図39のバーンポット2216の上に配置された図54図58の油脂そらし棒アセンブリ320の側面図である。
【0094】
[0206]図54図62の油脂そらし棒(例えば、FLAVORIZER(登録商標)棒)アセンブリ320は、例示的な前部ラック5502と、前部ラック5502とは反対の位置に配置された例示的な後部ラック5504と、前部ラック5502から後部ラック5504へ延びる例示的な第1の(例えば、より大きい)油脂そらし棒5506と、第1の油脂そらし棒5506の場所から横方向に隔置されたそれぞれの場所で前部ラック5502から後部ラック5504へ延びる例示的な第2の(例えば、より小さい)油脂そらし棒5508とを含む。図54図62の図示の例では、油脂そらし棒アセンブリ320の第1の油脂そらし棒5506は、油脂そらし棒アセンブリ320の横方向中心の場所に配置及び/又は設置され、油脂そらし棒アセンブリ320の第2の油脂そらし棒5508のうちの2つは、第1の油脂そらし棒5506の左のそれぞれの横方向位置に配置され、油脂そらし棒アセンブリ320の第2の油脂そらし棒5508のうちの別の2つは、第1の油脂そらし棒5506の右のそれぞれの横方向位置に配置される。図59図62に示すように、油脂そらし棒アセンブリ320の第1の油脂そらし棒5506は、ペレットグリル100の熱拡散器318及び/又はバーンポット2216より上の中央の位置及び/又は場所に配置及び/又は設置される。
【0095】
[0207]図54図62の図示の例では、油脂そらし棒アセンブリ320の第1の油脂そらし棒5506の横方向広がり部は、熱拡散器318の横方向広がり部及び/又はバーンポット2216の横方向広がり部と同じ及び/又はそれよりも大きい。第1の油脂そらし棒5506及び/又は第2の油脂そらし棒5508は、油脂(例えば、ペレットグリル100の油脂そらし棒アセンブリ320の上に配置された第1の調理火格子302及び/又は第2の調理火格子304上で調理されている食料から第1の油脂そらし棒5506及び/又は第2の油脂そらし棒5508で受け取ることができる)を、ペレットグリル100の本体102の外壁108の底部内に形成された油脂チャネル902のうちの1つ又は複数の方へ誘導することが有利である。第1の油脂そらし棒5506の横方向広がり部は、油脂がペレットグリル100の熱拡散器318及び/若しくはバーンポット2216に接触する可能性、並びに/又はペレットグリル100の熱拡散器318及び/若しくはバーンポット2216に入る可能性を制限及び/又は低減することが有利である。
【0096】
[0208]図54図62の油脂そらし棒アセンブリ320の前部ラック5502及び後部ラック5504は、ペレットグリル100の本体102の外壁108から内方へ延びるタブ、フランジ、及び/若しくはマウント上に取外し可能に配置、並びに/又はペレットグリル100の本体102の外壁108から内方へ延びるタブ、フランジ、及び/若しくはマウントによって支持される。図54図62の油脂そらし棒アセンブリ320の第1の油脂そらし棒5506及び第2の油脂そらし棒5508は、油脂そらし棒アセンブリ320の前部ラック5502及び後部ラック5504上に取外し可能に配置、並びに/又は前部ラック5502及び後部ラック5504によって支持される。図54図62の図示の例では、油脂そらし棒アセンブリ320の第1の油脂そらし棒5506及び第2の油脂そらし棒5508のそれぞれは、いかなる機械的締結具の取外しも必要とすることなく、油脂そらし棒アセンブリ320の前部ラック5502及び後部ラック5504並びに/又はより全体的にペレットグリル100から取り外すことができ、以て第1の油脂そらし棒5506及び第2の油脂そらし棒5508を洗浄及び/若しくは交換することができる容易さ、並びに/又は使用者がペレットグリル100の調理チャンバ1002の下部にアクセスすることができる容易さを改善することができる。油脂そらし棒アセンブリ320の前部ラック5502及び後部ラック5504のそれぞれはまた、いかなる機械的締結具の取外しも必要とすることなく、ペレットグリル100から取り外すことができ、以て前部ラック5502及び後部ラック5504を洗浄及び/若しくは交換することができる容易さ、並びに/又は使用者がペレットグリル100の調理チャンバ1002のうち普通なら油脂そらし棒アセンブリ320の前部ラック5502及び後部ラック5504によって邪魔される部分にアクセスすることができる容易さを改善することができる。
【0097】
[0209]図63は、図1図13のペレットグリル100のごみ収集引出し134の斜視図である。図64は、図63のごみ収集引出し134の分解図である。図65は、図63及び図64のごみ収集引出し134の正面図である。図66は、図63図65のごみ収集引出し134の背面図である。図67は、図63図66のごみ収集引出し134の上面図である。図68は、図67の断面L-Lに沿って切り取った図63図67のごみ収集引出し134の断面図である。図69は、図67の断面M-Mに沿って切り取った図63図68のごみ収集引出し134の断面図である。図70は、本体102の下に設置された図63図69のごみ収集引出し134が例示的な閉鎖位置にある、図1図13のペレットグリル100の一部分の正面図である。図71は、図70の断面N-Nに沿って切り取った図70の断面図である。
【0098】
[0210]図63図71の図示の例では、ごみ収集引出し134は、例示的な引出し支持枠6302、例示的な下部パネル6304、及び例示的な引出しベース6306、例示的なビンポジショナ6308、例示的な灰コンパートメント(区画室)6310、並びに例示的な油脂ビン6312を含む。ごみ収集引出し134は、灰コンパートメント6310内に配置されるように構成(サイズ設定、成形、及び/又は配置)された灰ビンをさらに含むことができる。図63図71の引出し支持枠6302及び下部パネル6304は、ごみ収集引出し134の引出しベース6306を支持及び/又は保持する。図63図71の引出しベース6306は、ビンポジショナ6308を支持及び/又は保持し、ごみ収集引出し134の灰コンパートメント6310を画定する。ビンポジショナ6308は、油脂ビン6312を支持及び/又は保持し、ごみ収集引出し134の灰コンパートメント6310をさらに画定する。ごみ収集引出し134の灰コンパートメント6310は、ペレットグリル100のバーンポット2216の第2の開口3202及び/若しくは燃料火格子2402、並びに/又はペレットグリル100のエンジン312の灰スライド2404と垂直方向に位置合わせされて配置される。油脂ビン6312は、ペレットグリル100の本体102の外壁108の底部内に形成された油脂チャネル902と垂直方向に位置合わせされて、灰コンパートメント6310の前方に配置される。
【0099】
[0211]図63図71の図示の例では、引出し支持枠6302は、例示的な第1の(例えば、左の)側壁6402と、第1の側壁6402とは反対の位置に配置された例示的な第2の(例えば、右の)側壁6404と、第1の側壁6402と第2の側壁6404との間に延びる例示的な後壁6406と、第1の側壁6402及び第2の側壁6404の前端から外方へ延びる例示的な第1のフランジ6408と、後壁6406から後方へ延びる例示的な第2のフランジ6410と、第1の側壁6402及び第2の側壁6404の底端から内方へ延びる例示的な第3のフランジ6412と、第1の側壁6402及び第2の側壁6404の前端から内方へ延びる例示的な機械的止め具6414とを含む。
【0100】
[0212]引出し支持枠6302の第1のフランジ6408は、引出し支持枠6302をペレットグリル100の横材126に取付け及び/又は結合するように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)される。引出し支持枠6302の第2のフランジ6410は、引出し支持枠6302をペレットグリル100のエンジン312の第2のハウジング2206に取付け及び/又は結合するように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)される。ごみ収集引出し134の下部パネル6304は、引出し支持枠6302の第3のフランジ6412に取付け及び/又は結合されるように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)される。図63図71の図示の例では、下部パネル6304は、ペレットグリル100の本体102の外壁108の底部内に形成された油脂チャネル902のうちの対応する油脂チャネルと垂直方向に位置合わせされて配置された例示的な開口6416を含む。下部パネル6304の開口6416は、ごみ収集引出し134が開放位置にあり且つペレットグリル100が使用されている(例えば、調理動作を実行している)とき、油脂が下部パネル6304を通過することを可能にするように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)される。
【0101】
[0213]引出し支持枠6302の機械的止め具6414は、ごみ収集引出し134が閉鎖位置から開放位置へ動かされているときに、図63図71のごみ収集引出し134の引出しベース6306が引出し支持枠6302から(例えば、前方へ)意図せず取り外されることを防止するための前方止め具を提供するように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)される。引出し支持枠6302の後壁6406は、ごみ収集引出し134が開放位置から閉鎖位置へ動かされているときに、図63図71のごみ収集引出し134の引出しベース6306が後方へあまりに遠くまで延びることを防止する端部止め具を形成する。
【0102】
[0214]図63図71の図示の例では、引出しベース6306は、例示的な前壁6418と、前壁6418とは反対の位置に配置された例示的な後壁6420と、前壁6418と後壁6420との間に延びる例示的な第1の(例えば、左の)側壁6422と、第1の側壁6422とは反対の位置に配置され、前壁6418と後壁6420との間に延びる例示的な第2の(例えば、右の)側壁6424と、前壁6418と後壁6420との間に延び、第1の側壁6422と第2の側壁6424との間にさらに延びる例示的な底壁6426とを含む。引出しベース6306は、引出し支持枠6302及び/又は下部パネル6304に摺動式に嵌合するように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)される。それに応じて、図63図71のごみ収集引出し134の引出しベース6306は、図63図71のごみ収集引出し134の引出し支持枠6302に対して摺動可能である。引出しベース6306の第1の側壁6422及び第2の側壁6424は、上述した引出し支持枠6302の機械的止め具6414に係合するように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)された例示的な機械的止め具6428を含む。
【0103】
[0215]図63図71の引出しベース6306の底壁6426は、ごみ収集引出し134のビンポジショナ6308を支持及び/又は保持する。引出しベース6306の第1の側壁6422及び第2の側壁6424は、ビンポジショナ6308、油脂ビン6312、及び/又は灰ビン(例えば、灰コンパートメント6310内に配置される)が引出しベース6306及び/又はより全体的にペレットグリル100のごみ収集引出し134から摺動及び/又は落下することを防止する支持面を提供する。図63図71の引出しベース6306の前壁6418は、ごみ収集引出し134の上述したタブ136を含む。タブ136により、引出しベース6306及び/又はより全体的にごみ収集引出し134を閉鎖位置から開放位置へ動かすことが容易になり、又は逆も同様である。
【0104】
[0216]図63図71の図示の例では、ビンポジショナ6308は、例示的な前壁6430と、前壁6430とは反対の位置に配置された例示的な後壁6432と、前壁6430と後壁6432との間に延びる例示的な底壁6434とを含む。ビンポジショナ6308は、引出しベース6306上及び/又は引出しベース6306内で固定の場所に配置される。灰コンパートメント6310は、ビンポジショナの後壁6432と引出しベース6306の後壁6420との間に延びる。ごみ収集引出し134の灰コンパートメント6310は、灰ビンを支持、保持、及び/又は配置するように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)される。灰コンパートメント6310は、ペレットグリル100のバーンポット2216の第2の開口3202及び/若しくは燃料火格子2402、及び/若しくはペレットグリル100のエンジン312の灰スライド2404と垂直方向に位置合わせ、並びに/又は第2の開口3202及び/若しくは燃料火格子2402、及び/若しくは灰スライド2404の下に配置され、以て灰ビン及び/又は灰コンパートメント6310がペレットグリル100のバーンポット2216及び/又は灰スライド2404から灰を受け取ることを容易にする。灰ビンは、ごみ収集引出し134が開放位置にあるとき、灰コンパートメント6310から取外し可能であり、以て灰ビンの内容物(例えば、灰)の取出し及び/又は処分を容易にする。
【0105】
[0217]ごみ収集引出し134の油脂ビン6312は、ビンポジショナ6308によって支持、保持、及び/又は配置されるように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)される。油脂ビン6312は、ペレットグリル100の本体102の外壁108の底部内に形成された油脂チャネル902と垂直方向に位置合わせ、並びに/又は油脂チャネル902の下に配置され、以て油脂ビン6312がペレットグリル100の調理チャンバ1002及び/又は本体102から油脂を受け取ることを容易にする。油脂ビン6312は、ごみ収集引出し134が開放位置にあるとき、ビンポジショナ6308及び/又は引出しベース6306から取外し可能であり、以て油脂ビン6312の内容物(例えば、油脂)の取出し及び/又は処分を容易にする。
【0106】
[0218]図72は、ペレットグリル100の本体102の下に設置された代替ごみ収集引出し7202が例示的な閉鎖位置にある、図1図13のペレットグリル100の一部分の正面図である。図73は、図72の断面O-Oに沿って切り取った図72の断面図である。図72の代替ごみ収集引出し7202は、使用者が代替ごみ収集引出し7202の例示的なハンドル7204を握ったことに応答して、ペレットグリル100の本体102から(例えば、下方へ)取り外すことができるビンである。
【0107】
[0219]図74は、ペレットグリル100の蓋110の第1のヒンジ1204及び第2のヒンジ1206が例示的な開放位置にある、図1図13のペレットグリル100の斜視図である。図75は、図74の一部分の拡大図である。図76は、ペレットグリル100の蓋110の第1のヒンジ1204及び第2のヒンジ1206が例示的な開放位置にある、図1図13のペレットグリル100の正面図である。図77は、図76の断面P-Pに沿って切り取った図76の断面図である。図78は、図76の断面Q-Qに沿って切り取った図76の断面図である。図79は、図76の断面R-Rに沿って切り取った図76の断面図である。図80は、図78の一部分の拡大図である。図81は、図79の一部分の拡大図である。
【0108】
[0220]図74図81の図示の例では、ペレットグリル100の蓋110は、第1のヒンジ1204及び第2のヒンジ1206によってペレットグリル100の本体102に回転可能に結合される。第1のヒンジ1204及び第2のヒンジ1206の各々は、ヒンジアーム1208を含み、ヒンジアーム1208は、蓋110に堅く結合され、対応する例示的なヒンジブラケット7402に回転可能に結合される。ヒンジブラケット7402のうちの第1のヒンジブラケット(例えば、第1のヒンジ1204に付随する)は、ペレットグリルの本体102の外壁108に堅く結合され、ペレットグリル100の本体102の第1のエンドキャップ104の囲壁にさらに堅く結合される。ヒンジブラケット7402のうちの第2のヒンジブラケット(例えば、第2のヒンジ1206に付随する)は、ペレットグリルの本体102の外壁108に堅く結合され、ペレットグリル100の本体102の第2のエンドキャップ106の囲壁にさらに堅く結合される。ヒンジアーム1208の各々は、蓋110の湾曲した形状及び/又はプロファイルを補完及び/又は整合する湾曲した形状及び/又はプロファイルを有する。図74図81の図示の例では、ヒンジアーム1208は、ペレットグリル100の蓋110に対して支持及び/又は構造的安定性を提供する枠を形成する。以下に提供する第1のヒンジ1204及び第2のヒンジ1206についての残りの説明は、主に第2のヒンジ1206の構造及び/又は動作を対象としており、説明を受けた読み手には、第1のヒンジ1204が第2のヒンジ1206に対して鏡面構成で実施されることが理解されよう。
【0109】
[0221]図74図81の第2のヒンジ1206のヒンジアーム1208は、例示的なクレビス7404を含む。蓋110の湾曲した形状及び/又はプロファイルを補完及び/又は整合する湾曲した形状及び/又はプロファイルを有することに加えて、第2のヒンジ1206のヒンジアーム1208は、ペレットグリル100の本体102に対して蓋110を開放することができる範囲を抑制及び/又は制限する例示的な機械的止め具7406を提供するようにさらに構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)される。図74図81の第2のヒンジ1206のヒンジブラケット7402は、例示的なベース7902と、ヒンジブラケット7402のベース7902から下方へ延びる例示的なフランジ7408と、ヒンジブラケット7402のフランジ7408から内方へ(例えば、調理チャンバ1002の方へ内方へ)延びる例示的なポスト7410とを含む。第2のヒンジ1206のヒンジアーム1208のクレビス7404は、第2のヒンジ1206のヒンジブラケット7402のポスト7410を受け取り、第2のヒンジ1206のヒンジアーム1208を第2のヒンジ1206のヒンジブラケット7402に回転可能に結合するように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)される。
【0110】
[0222]図74図81の図示の例では、第2のヒンジ1206のヒンジブラケット7402のベース7902は、ペレットグリル100の本体102の第2のエンドキャップ106の例示的な囲壁7904の上部に隣り合って配置及び/又は設置され、第2のヒンジ1206のヒンジブラケット7402のフランジ7408は、ペレットグリル100の本体102内に収容された第2のライナ316に隣り合って配置及び/又は設置される。図77図81に示すように、第2のヒンジ1206のヒンジブラケット7402のベース7902及びフランジ7408は、ペレットグリル100の本体102の第2のエンドキャップ106及び/又は外壁108の湾曲した形状及び/又はプロファイルを補完及び/又は整合する湾曲した形状及び/又はプロファイルをそれぞれ有する。図79及び図81に示すように、第2のヒンジ1206のヒンジブラケット7402のベース7902は、ペレットグリルの本体102の外壁108及びペレットグリル100の本体102の第2のエンドキャップ106の囲壁7904に堅く結合される(例えば、例示的な締結具7906による)。
【0111】
[0223]図82は、図1図13のペレットグリル100に関連して実施される例示的な制御システム8200のブロック図である。図82の制御システム8200は、例示的なDC電源8202、例示的な第1の制御盤8204、例示的な第2の制御盤8206、例示的なメモリ8208、例示的な温度センサ8210、例示的な蓋位置センサ8212、例示的な燃料レベルセンサ8214、例示的な食品プローブ8216、ユーザインターフェース138(例えば、例示的な入力デバイス8218及び例示的な出力デバイス8220を含む)、及びエンジン312(例えば、オーガモータ2214、点火器2406、及びファン2410を含む)を含む。
【0112】
[0224]図82のDC電源8202は、DC電源8202及び/又はより全体的にペレットグリル100が電気的に接続された例示的なACライン電源8222(例えば、壁コンセント)からAC電力を受け取る。DC電源8202は、ACライン電源8222から受け取ったAC電力をDC電力に変換し、このDC電力はその後、ペレットグリル100の第1の制御盤8204、第2の制御盤8206、メモリ8208、温度センサ8210、蓋位置センサ8212、燃料レベルセンサ8214、食品プローブ8216、ユーザインターフェース138、オーガモータ2214、点火器2406、及び/又はファン2410に供給することができる。いくつかの例では、DC電源8202から制御システム8200の上述した構成要素のいずれかへのDC電力の分配は、第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206によって制御及び/又は管理することができる。
【0113】
[0225]図82の第1の制御盤8204及び第2の制御盤8206は、任意の数のプロセッサ、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、タイマ、カウンタ、送信器、受信器、回路、及び/又は他の電気構成要素をそれぞれ含むことができる。第1の制御盤8204及び第2の制御盤8206は、別個の構成要素として図82に示されているが、他の例では、第1の制御盤8204及び第2の制御盤8206を単一の制御盤として実施することもできる。図82の図示の例では、図82の第1の制御盤8204及び第2の制御盤8206は、互いに動作可能に結合される(例えば、電気通信する)。第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、メモリ8208、温度センサ8210、蓋位置センサ8212、燃料レベルセンサ8214、食品プローブ8216、ユーザインターフェース138、オーガモータ2214、点火器2406、及び/又はファン2410にさらに動作可能に結合される(例えば、電気通信する)。
【0114】
[0226]図82の図示の例では、第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、ユーザインターフェース138、オーガモータ2214、点火器2406、及び/又はファン2410の1つ又は複数の動作を制御及び/又は管理する。いくつかの例では、第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、図82のメモリ8208、温度センサ8210、蓋位置センサ8212、燃料レベルセンサ8214、食品プローブ8216、ユーザインターフェース138、オーガモータ2214、点火器2406、及び/若しくはファン2410からのデータ、コマンド、及び/若しくは信号の受信、並びに/又は図82のメモリ8208、温度センサ8210、蓋位置センサ8212、燃料レベルセンサ8214、食品プローブ8216、ユーザインターフェース138、オーガモータ2214、点火器2406、及び/若しくはファン2410へのデータ、コマンド、及び/若しくは信号の伝送を行う。他の例では、第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、1つ若しくは複数の遠隔に設置された電子デバイス(例えば、クラウドサーバ、スマートフォン、タブレット、ラップトップコンピュータ、パーソナルコンピュータなど)からのデータ、コマンド、及び/若しくは信号の無線受信、並びに/又は1つ若しくは複数の遠隔に設置された電子デバイス(例えば、クラウドサーバ、スマートフォン、タブレット、ラップトップコンピュータ、パーソナルコンピュータなど)へのデータ、コマンド、及び/若しくは信号の無線伝送を行う。
【0115】
[0227]図82のメモリ8208は、任意の持続時間にわたって(例えば、長い期間にわたって、恒久的に、短いインスタンスで、一時的なバッファリングのために、及び/又は情報のキャッシングのために)情報が記憶される、記憶ドライブ、フラッシュメモリ、読取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、キャッシュ、及び/又は任意の他の物理的記憶媒体などの任意のタイプ及び/又は任意の数の記憶デバイスによって実施することができる。図82のメモリ8208内に記憶される情報は、任意のファイル及び/若しくはデータ構造形式、組織方式、並びに/又は構成で記憶することができる。
【0116】
[0228]メモリ8208は、図82の制御システム8200の温度センサ8210、蓋位置センサ8212、燃料レベルセンサ8214、食品プローブ8216、ユーザインターフェース138、オーガモータ2214、点火器2406、及び/又はファン2410によって感知、測定、及び/又は検出されたデータを記憶する。メモリ8208はまた、図82の制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206によって感知、測定、検出、生成、伝送、及び/又は受信されたデータを記憶する。メモリ8208はまた、図83図92に関連して以下で説明するオーガ詰まり検出、蓋動き検出、フレームアウト検出、低燃料検出、調理終了検出、停止検出、不適切停止検出、点火器デューティーサイクル検出、及び/又はごみ収集引出しデューティーサイクル検出プロトコル、プロセス、シーケンス、及び/又は方法に対応する命令(例えば、コンピュータ可読命令)及び関連データを記憶する。図82のメモリ8208は、図82の第1の制御盤8204、第2の制御盤8206、温度センサ8210、蓋位置センサ8212、燃料レベルセンサ8214、食品プローブ8216、ユーザインターフェース138、オーガモータ2214、点火器2406、ファン2410、及び/又はより全体的に制御システム8200のうちの1つ又は複数にとってアクセス可能である。
【0117】
[0229]図82の制御システム8200の温度センサ8210は、ペレットグリル100の調理チャンバ1002の温度を感知、測定、及び/又は検出する。いくつかの例では、温度センサ8210は、ペレットグリル100の調理チャンバ1002内に配置及び/若しくは調理チャンバ1002内へ延びる熱電対によって実施すること、並びに/又はそのような熱電対として実施することができる。図82の温度センサ8210によって感知、測定、及び/又は検出されるデータ及び/又は信号は、任意の数量、タイプ、形状、及び/又は形式とすることができ、図82のメモリ8208などのコンピュータ可読記憶媒体内に記憶することができる。
【0118】
[0230]図82の制御システム8200の蓋位置センサ8212は、ペレットグリル100の蓋110の位置(例えば、開放位置及び/又は閉鎖位置)を感知、測定、及び/又は検出する。いくつかの例では、蓋位置センサ8212は、ペレットグリル100の蓋110及び/又は本体102に結合された1つ又は複数の構成要素を有する近接センサによって実施すること、並びに/又はそのような近接センサとして実施することができる。図82の蓋位置センサ8212によって感知、測定、及び/又は検出されるデータ及び/又は信号は、任意の数量、タイプ、形状、及び/又は形式とすることができ、図82のメモリ8208などのコンピュータ可読記憶媒体内に記憶することができる。
【0119】
[0231]図82の制御システム8200の燃料レベルセンサ8214は、ホッパー132内に存在する燃料のレベルを感知、測定、及び/又は検出する。いくつかの例では、燃料レベルセンサ8214は、ペレットグリル100のホッパー132内に配置及び/又はペレットグリル100のホッパー132内へ延びる圧力センサ、重量センサ、視覚(例えば、赤外線)センサ、及び/又は任意のタイプのレベルセンサによって実施すること、並びに/又はそのようなセンサとして実施することができる。図82の燃料レベルセンサ8214によって感知、測定、及び/又は検出されるデータ及び/又は信号は、任意の数量、タイプ、形状、及び/又は形式とすることができ、図82のメモリ8208などのコンピュータ可読記憶媒体内に記憶することができる。
【0120】
[0232]図82の制御システム8200の食品プローブ8216は、食品プローブ8216が挿入及び/又は接触して配置された食料品の温度を感知、測定、及び/又は検出する。いくつかの例では、食品プローブ8216は、食料品内へ挿入される(例えば、穿孔する)ように構成されたプローブ熱電対によって実施すること、並びに/又はそのようなプローブ熱電対として実施することができる。図82の食品プローブ8216によって感知、測定、及び/又は検出されるデータ及び/又は信号は、任意の数量、タイプ、形状、及び/又は形式とすることができ、図82のメモリ8208などのコンピュータ可読記憶媒体内に記憶することができる。
【0121】
[0233]制御システム8200を実施する例示的な方法が図82に示されているが、図82に示す構成要素、要素、及び/又はデバイスのうちの1つ又は複数は、任意の他の方法で組合せ、分割、再配置、省略、削除、及び/又は実施することもできる。さらに、図82のDC電源8202、第1の制御盤8204、第2の制御盤8206、メモリ8208、温度センサ8210、蓋位置センサ8212、燃料レベルセンサ8214、食品プローブ8216、ユーザインターフェース138(入力デバイス8218及び出力デバイス8220を含む)、及び/又はより全体的に制御システム8200は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、並びに/又はハードウェア、ソフトウェア、及び/若しくはファームウェアの任意の組合せによって実施することができる。したがって、例えば、図82のDC電源8202、第1の制御盤8204、第2の制御盤8206、メモリ8208、温度センサ8210、蓋位置センサ8212、燃料レベルセンサ8214、食品プローブ8216、及び/又はユーザインターフェース138(入力デバイス8218及び出力デバイス8220を含む)のうちのいずれかを、1つ又は複数のアナログ又はデジタル回路、論理回路、プログラマブルプロセッサ、プログラマブルコントローラ、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、プログラマブル論理デバイス、及び/又はフィールドプログラマブル論理デバイスによって実施することもできる。純粋にソフトウェア及び/又はファームウェアの実装を包含する本特許の装置又はシステムクレームのいずれかを読むとき、図82の制御システム8200の第1の制御盤8204、第2の制御盤8206、及び/又はメモリ8208のうちの少なくとも1つは、ソフトウェア及び/又はファームウェアを含むメモリ、デジタル多用途ディスク、コンパクトディスク、Blu-rayディスクなどの非一時的コンピュータ可読記憶デバイス又は記憶ディスクを含むことが、本明細書により明示的に画定される。本明細書では、「通信している」という語句は、その変化形を含めて、直接通信及び/又は1つ若しくは複数の仲介の構成要素を介した間接通信を包含し、直接の物理的(例えば、有線)通信及び/又は常時通信を必要とするものではなく、周期的間隔、予定の間隔、非周期的間隔、及び/又は1回限りの事象における選択的通信をさらに含む。
【0122】
[0234]図82の制御システム8200を実施するための例示的なハードウェア論理、機械可読命令、ハードウェア実施状態機械、及び/又はこれらの任意の組合せを表す流れ図が、図83図92に示されている。機械可読命令は、1つ又は複数のプロセッサ及び/又はコントローラによる実行のための実行可能なプログラムの1つ又は複数の実行可能なプログラム又は部分とすることができる。プログラムは、プロセッサ及び/又はコントローラに関連するハードドライブ、フラッシュドライブ、又はメモリなどの非一時的コンピュータ可読記憶媒体上に記憶されているソフトウェア内で実施することができるが、別法として、プログラム全体及び/又はその部分を、これらのプロセッサ及び/若しくはコントローラ以外のデバイスによって実行すること、並びに/又はファームウェア若しくは専用のハードウェア内で実施することもできる。さらに、例示的なプログラムについて、図83図92に示す流れ図を参照して説明するが、別法として、図82の制御システム8200を実施する多くの他の方法を使用することもできる。例えば、ブロックの実行順序を変更すること、及び/又は記載のブロックのいくつかを変更、削除、若しくは組合せすることができる。追加又は別法として、ブロックのいずれか又はすべては、ソフトウェア又はファームウェアを実行することなく対応する動作を実行するように構築された1つ又は複数のハードウェア回路(例えば、離散及び/又は一体アナログ及び/又はデジタル回路、FPGA、ASIC、比較器、演算増幅器(オペアンプ)、論理回路など)によって実施することができる。
【0123】
[0235]本明細書に記載する機械可読命令は、圧縮形式、暗号化形式、断片化形式、パッケージ化形式などのうちの1つ又は複数で記憶することができる。本明細書に記載する機械可読命令は、機械実行可能な命令を作成、製造、及び/又は形成するために利用することができるデータ(例えば、命令部分、コード、コード表現など)として記憶することができる。例えば、機械可読命令は、1つ又は複数の記憶デバイス及び/又はコンピューティングデバイス(例えば、サーバ)上に断片化して記憶することができる。機械可読命令は、コンピューティングデバイス及び/又は他の機械によって直接可読及び/又は実行可能になるように、導入、修正、適合、更新、組合せ、補足、設定、解読、復元、アンパック、分配、再割当てなどのうちの1つ又は複数を必要とすることがある。例えば、機械可読命令は、複数の部分に記憶することができ、これらの部分は、別個のコンピューティングデバイス上で個々に圧縮、暗号化、及び記憶され、これらの部分は、解読、復元、及び組合せされたとき、本明細書に記載するものなどのプログラムを実施する1組の実行可能な命令を形成する。別の例では、機械可読命令は、コンピュータによって読み取ることができる状態で記憶することができるが、特定のコンピューティングデバイス又は他のデバイス上で命令を実行するために、ライブラリ(例えば、ダイナミックリンクライブラリ(DLL))、ソフトウェア開発キット(SDK)、アプリケーションプログラミングインターフェース(API)などの追加を必要とすることがある。別の例では、機械可読命令は、機械可読命令及び/又は対応するプログラムを全体的又は部分的に実行することができる前に、構成(例えば、設定の記憶、データの入力、ネットワークアドレスの記録など)される必要があることがある。したがって、開示する機械可読命令及び/又は対応するプログラムは、記憶されているとき又は他の形で静止若しくは遷移中の機械可読命令及び/又はプログラムの特定の形式又は状態にかかわらず、そのような機械可読命令及び/又はプログラムを包含することが意図される。
【0124】
[0236]上述したように、図83図92の例示的なプロセスは、任意の持続時間にわたって(例えば、長い期間にわたって、恒久的に、短いインスタンスで、一時的なバッファリングのために、及び/又は情報のキャッシングのために)情報が記憶される、ハードディスクドライブ、フラッシュメモリ、読取り専用メモリ、キャッシュ、ランダムアクセスメモリ、及び/又は任意の他の記憶デバイス若しくは記憶ディスクなどの非一時的コンピュータ及び/又は機械可読媒体上に記憶されている実行可能命令(例えば、コンピュータ及び/又は機械可読命令)を使用して実施することができる。本明細書では、「非一時的コンピュータ可読媒体」という用語は、任意のタイプのコンピュータ可読記憶デバイス及び/又は記憶ディスクを含み、伝播信号及び伝送媒体を除外することが明示的に画定される。
【0125】
[0237]本明細書では、「含む(including)」及び「備える、含む(comprising)」(及びそのすべての形及び時制)は、オープンエンドの用語として使用される。したがって、請求項が、あらゆる種類のプリアンブルとして又は請求項の記載において、何らかの形の「含む(include)」又は「備える、含む(comprise)」(例えば、「備える、含む(comprises)」、「含む(includes)」、「備える、含む(comprising)」、「含む(including)」、「有する(having)」など)を用いるときはいつでも、対応する請求項又は記載の範囲から逸脱することなく、追加の要素、用語などが存在し得ることを理解されたい。本明細書では、例えば請求項のプリアンブルにおいて、「少なくとも(at least)」という語句が遷移用語として使用されるとき、これは「備える、含む(comprising)」及び「含む(including)」という用語がオープンエンドであるのと同じ意味でオープンエンドである。「及び/又は(and/or)」という用語は、例えば「A、B、及び/又はC」などの形で使用されるとき、(1)Aのみ、(2)Bのみ、(3)Cのみ、(4)A及びB、(5)A及びC、(6)B及びC、並びに(7)A、B、及びCなどのA、B、Cの任意の組合せ又は部分集合を指す。本明細書では、記載する構造、構成要素、物品、物体、及び/又は物の文脈において、「A及びBのうちの少なくとも1つ(at least one of A and B)」という語句は、(1)少なくとも1つのA、(2)少なくとも1つのB、並びに(3)少なくとも1つのA及び少なくとも1つのBのうちのいずれかを含む実装を指すことが意図される。同様に、本明細書では、記載する構造、構成要素、物品、物体、及び/又は物の文脈において、「A又はBのうちの少なくとも1つ(at least one of A or B)」という語句は、(1)少なくとも1つのA、(2)少なくとも1つのB、並びに(3)少なくとも1つのA及び少なくとも1つのBのいずれかを含む実装を指すことが意図される。
【0126】
[0238]図82の制御システム8200は、ペレットグリル100のオーガ2212及び/又はオーガモータ2214に関連して、オーガ詰まり検出プロトコル及び/又はプロセスを実施、管理、及び/又は制御する。制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、オーガ2212の詰まり(例えば、ペレット燃料の拡大、膨張、詰め込み過ぎ、及び/又はその他の目詰まりに起因する)を検出するように構成される。いくつかの例では、オーガ2212の詰まりは、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206によって測定、感知、及び/又は検出されたオーガモータ2214に関連するトルク増大の要求に基づいて検出される。オーガ2212の詰まりを検出したことに応答して、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、オーガ2212の回転方向を修正して(例えば逆にして)(例えば、時計回りの回転から反時計回りの回転へ、又は逆も同様である)、有利には詰まりを一掃することを容易にするように、オーガモータ2214に指令する。いくつかの例では、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、オーガ2212の回転方向を所定の期間にわたって単一の回数だけ逆にするようにオーガモータ2214に指令し、その後、オーガ2212をその元の回転方向に戻すようにオーガモータ2214に指令する。他の例では、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、オーガ2212の既存の回転方向を頻繁に逆にし、その結果、オーガ2212の回転が第1の回転方向と第1の回転方向とは反対の第2の回転方向との間で繰返しパルス化されるように、オーガモータ2214に指令する。
【0127】
[0239]いくつかの例では、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、オーガ2212の詰まりを検出したことに関連して、ペレットグリル100のユーザインターフェース138上にローカルで提示するための1つ又は複数の通知及び/又は警報を生成する(例えば、コマンド、メッセージ、信号などの形)。通知及び/又は警報は、例えば、詰まりが検出されたこと、検出された詰まりがうまく一掃されたこと、及び/又は検出された詰まりがうまく一掃されていないことを示すことができる。制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、追加又は別法として、生成された通知及び/又は警報をペレットグリル100から遠隔デバイス(例えば、クラウドサーバ、スマートフォン、タブレット、ラップトップコンピュータ、パーソナルコンピュータなど)へ、そこでの提示及び/又は分析のために無線で伝送することができる。
【0128】
[0240]図83は、図82の制御システム8200によってオーガ詰まり検出プロトコル及び/又はプロセスを実施するための例示的な方法8300を表す流れ図である。図83の方法8300は、制御システム8200が、ペレットグリル100のエンジン312のオーガ2212の詰まりが検出されたかどうかを判定することによって始まる(ブロック8302)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206によって測定、感知、及び/又は検出されたエンジン312のオーガモータ2214に関連するトルク増大の要求に基づいて、オーガ2212が詰まっていると判定することができる。制御システム8200がブロック8302で、オーガ2212の詰まりが検出されていないと判定した場合、図83の方法8300はブロック8302に残る。代わりに制御システム8200がブロック8302で、オーガ2212の詰まりが検出されたと判定した場合、図83の方法8300はブロック8304へ進む。
【0129】
[0241]ブロック8304で、制御システム8200は、エンジン312のオーガ2212の回転を修正するように、エンジン312のオーガモータ2214に指令する(ブロック8304)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、オーガ2212の回転方向を修正して(例えば逆にして)(例えば、時計回りの回転から反時計回りの回転へ、又は逆も同様である)、詰まりを一掃することを容易にするように、オーガモータ2214に指令することができる。いくつかの例では、第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、オーガ2212の回転方向を所定の期間にわたって単一の回数だけ逆にするようにオーガモータ2214に指令し、次にオーガ2212をその元の回転方向に戻すようにオーガモータ2214に指令する。他の例では、第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、オーガ2212の既存の回転方向を頻繁に逆にし、その結果、オーガ2212の回転が第1の回転方向と第1の回転方向とは反対の第2の回転方向との間で繰返しパルス化されるように、オーガモータ2214に指令する。ブロック8304に続いて、図83の方法8300はブロック8306へ進む。
【0130】
[0242]ブロック8306で、制御システム8200は、エンジン312のオーガ2212の詰まりが一掃されたかどうかを判定する(ブロック8306)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206によって測定、感知、及び/又は検出されたエンジン312のオーガモータ2214に関連するトルク低減の要求に基づいて、オーガ2212がもう詰まっていないと判定することができる。制御システム8200がブロック8306で、オーガ2212の詰まりが一掃されたと判定した場合、図83の方法8300はブロック8308へ進む。代わりに制御システム8200がブロック8306で、オーガ2212の詰まりが一掃されていないと判定した場合、図83の方法8300はブロック8312へ進む。
【0131】
[0243]ブロック8308で、制御システム8200は、オーガ2212の詰まりが一掃されたことを検出したことに関連して、1つ又は複数の通知及び/又は警報を生成する(ブロック8308)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、オーガ2212の詰まりが検出され、うまく一掃されたことを示す1つ又は複数の通知及び/又は警報を生成することができる。ブロック8308に続いて、図83の方法8300はブロック8310へ進む。
【0132】
[0244]ブロック8310で、制御システム8200は、生成された通知及び/又は警報(例えば、ブロック8308で生成される)をペレットグリル100のユーザインターフェース138にローカルで提示する(ブロック8310)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、生成された通知及び/又は警報をペレットグリル100のユーザインターフェース138に提示することができる。ブロック8310で、制御システムは、追加又は別法として、生成された通知及び/又は警報(例えば、ブロック8308で生成される)をペレットグリル100から遠隔デバイス(例えば、クラウドサーバ、スマートフォン、タブレット、ラップトップコンピュータ、パーソナルコンピュータなど)へ、そこでの提示及び/又は分析のために無線で伝送することができる(ブロック8310)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、生成された通知及び/又は警報をペレットグリル100から遠隔デバイスへ無線で伝送することができる。ブロック8310に続いて、図83の方法8300はブロック8316へ進む。
【0133】
[0245]ブロック8312で、制御システム8200は、オーガ2212の詰まりが一掃されていないことを検出したことに関連して、1つ又は複数の通知及び/又は警報を生成する(ブロック8312)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、オーガ2212の詰まりが検出されたがうまく一掃されなかったことを示す1つ又は複数の通知及び/又は警報を生成することができる。ブロック8312に続いて、図83の方法8300はブロック8314へ進む。
【0134】
[0246]ブロック8314で、制御システム8200は、生成された通知及び/又は警報(例えば、ブロック8312で生成される)をペレットグリル100のユーザインターフェース138にローカルで提示する(ブロック8314)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、生成された通知及び/又は警報をペレットグリル100のユーザインターフェース138に提示することができる。ブロック8314で、制御システムは、追加又は別法として、生成された通知及び/又は警報(例えば、ブロック8312で生成される)をペレットグリル100から遠隔デバイス(例えば、クラウドサーバ、スマートフォン、タブレット、ラップトップコンピュータ、パーソナルコンピュータなど)へ、そこでの提示及び/又は分析のために無線で伝送することができる(ブロック8314)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、生成された通知及び/又は警報をペレットグリル100から遠隔デバイスへ無線で伝送することができる。ブロック8314に続いて、図83の方法8300はブロック8316へ進む。
【0135】
[0247]ブロック8316で、制御システム8200は、オーガ詰まり検出プロトコルを終了(例えば、中断)するかどうかを判定する(ブロック8316)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、オーガ詰まり検出プロトコルを終了するように制御システム8200に命令及び/若しくは指令、並びに/又はペレットグリル100の停止シーケンスを開始するように制御システム8200に命令する、ペレットグリル100のユーザインターフェース138を介して受信したユーザ入力に基づいて、オーガ詰まり検出プロトコルが中断されるべきであることを検出することができる。制御システム8200がブロック8316で、オーガ詰まり検出プロトコルが終了するべきでないと判定した場合、図83の方法8300はブロック8302へ戻る。代わりに制御システム8200がブロック8316で、オーガ詰まり検出プロトコルが終了するべきであると判定した場合、図83の方法8300は終了する。
【0136】
[0248]図82の制御システム8200は、ペレットグリル100のエンジン312及び/又は蓋110に関連して、蓋動き検出プロトコル及び/又はプロセスを実施、管理、及び/又は制御する。制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、蓋開放運動(例えば、蓋110を閉鎖位置から開放位置へ動かすこと)を検出するように構成され、これは、調理チャンバ1002に関連する温度設定点に対する調理チャンバ1002温度の急速な低下の検出によって示すことができる。制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、蓋閉鎖運動(例えば、蓋110を開放位置から閉鎖位置へ動かすこと)を検出するようにさらに構成され、これは、調理チャンバ1002温度の急速な低下の上述した検出後の調理チャンバ1002温度の温度設定点への安定化及び/又は初期回復の検出によって示すことができる。
【0137】
[0249]いくつかの例では、蓋開口及び/又は蓋閉鎖運動は、制御システム8200の温度センサ8210によって感知及び/又は測定されたデータに基づいて検出される。他の例では、蓋開口及び/又は蓋閉鎖運動は、追加又は別法として、制御システム8200の蓋位置センサ8212によって感知及び/又は測定されたデータに基づいて検出される。蓋開放及び/又は蓋閉鎖運動を検出したことに応答して、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、所定の期間にわたって、及び/又はペレットグリル100の調理チャンバ1002の温度が調理チャンバ1002に関連する温度設定点に回復するまで、エンジン312の熱出力を増大(例えば、最大化)する増大出力モードで動作するように、オーガモータ2214及び/又はより全体的にペレットグリル100のエンジン312に指令する。
【0138】
[0250]いくつかの例では、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、蓋開放及び/又は蓋閉鎖運動を検出したことに関連して、ペレットグリル100のユーザインターフェース138上にローカルで提示するための1つ又は複数の通知及び/又は警報を生成する(例えば、コマンド、メッセージ、信号などの形)。通知及び/又は警報は、例えば、蓋開放運動が検出されたこと、及び/又は蓋閉鎖運動が検出されたことを示すことができる。制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、追加又は別法として、生成された通知及び/又は警報をペレットグリル100から遠隔デバイス(例えば、クラウドサーバ、スマートフォン、タブレット、ラップトップコンピュータ、パーソナルコンピュータなど)へ、そこでの提示及び/又は分析のために無線で伝送することができる。
【0139】
[0251]図84は、図82の制御システム8200によって蓋動き検出プロトコル及び/又はプロセスを実施するための例示的な方法8400を表す流れ図である。図84の方法8400は、制御システム8200が、ペレットグリル100の蓋110の蓋開放運動が検出されたかどうかを判定することによって始まる(ブロック8402)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、蓋110が閉鎖位置から開放位置へ動かされたと判定することができ、これは、調理チャンバ1002に関連する温度設定点に対する調理チャンバ1002温度の急速な低下の検出によって示すことができる。いくつかの例では、蓋開放運動は、制御システム8200の温度センサ8210によって感知及び/又は測定されたデータに基づいて検出することができる。他の例では、蓋開放運動は、追加又は別法として、制御システム8200の蓋位置センサ8212によって感知及び/又は測定されたデータに基づいて検出することができる。制御システム8200がブロック8402で、蓋110の蓋開放運動が検出されていないと判定した場合、図84の方法8400はブロック8402に残る。代わりに制御システム8200がブロック8402で、蓋110の蓋開放運動が検出されたと判定した場合、図84の方法8400はブロック8404へ進む。
【0140】
[0252]ブロック8404で、制御システム8200は、ペレット燃料の節約を容易にする低減出力モードで動作するように、エンジン312に指令する(ブロック8404)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、その動作を修正して、エンジン312がペレット燃料を消費及び/又は燃焼する速度を減少(例えば、最小化)する低減出力モードで動作するように、エンジン312のオーガモータ2214及び/又はファン2410に指令することができる。ブロック8404に続いて、図84の方法8400はブロック8406へ進む。
【0141】
[0253]ブロック8406で、制御システム8200は、ペレットグリル100の蓋110の蓋閉鎖運動が検出されたかどうかを判定する(ブロック8406)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、蓋110が開放位置から閉鎖位置へ動かされたと判定することができ、これは、調理チャンバ1002温度の急速な低下の上述した検出後の調理チャンバ1002温度の温度設定点への安定化及び/又は初期回復の検出によって示すことができる。いくつかの例では、蓋閉鎖運動は、制御システム8200の温度センサ8210によって感知及び/又は測定されたデータに基づいて検出することができる。他の例では、蓋閉鎖運動は、追加又は別法として、制御システム8200の蓋位置センサ8212によって感知及び/又は測定されたデータに基づいて検出することができる。制御システム8200がブロック8406で、蓋110の蓋閉鎖運動が検出されていないと判定した場合、図84の方法8400はブロック8406に残る。代わりに制御システム8200がブロック8406で、蓋110の蓋閉鎖運動が検出されたと判定した場合、図84の方法8400はブロック8408へ進む。
【0142】
[0254]ブロック8408で、制御システム8200は、エンジン312が可能な限り迅速に調理チャンバ1002内の温度を増大させることを容易にする増大出力モードで動作するように、エンジン312に指令する(ブロック8408)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、その動作を修正して(例えば、低減出力モードから)、エンジン312の熱出力を増大(例えば、最大化)する増大出力モードで動作するように、エンジン312のオーガモータ2214及び/又はファン2410に指令することができる。ブロック8408に続いて、図84の方法8400はブロック8410へ進む。
【0143】
[0255]ブロック8410で、制御システム8200は、調理チャンバ1002内の温度が温度設定点に回復したかどうかを判定する(ブロック8410)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、制御システム8200の温度センサ8210によって感知及び/又は測定されたデータに基づいて、調理チャンバ1002内の温度が温度設定点に回復したと判定することができる。制御システム8200がブロック8410で、調理チャンバ1002内の温度が温度設定点に回復していないと判定した場合、図84の方法8400はブロック8410に残る。代わりに制御システム8200がブロック8410で、調理チャンバ1002内の温度が温度設定点に回復したと判定した場合、図84の方法8400はブロック8412へ進む。
【0144】
[0256]ブロック8412で、制御システム8200は、温度設定点に基づいて、正常出力モードで動作するように、エンジン312に指令する(ブロック8412)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、その動作を修正して(例えば、増大出力モードから)、温度設定点に関連する正常出力モードで動作するように、エンジン312のオーガモータ2214及び/又はファン2410に指令することができる。ブロック8412に続いて、図84の方法8400はブロック8414へ進む。
【0145】
[0257]ブロック8414で、制御システム8200は、蓋動き検出プロトコルを終了(例えば、中断)するかどうかを判定する(ブロック8414)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、蓋動き検出プロトコルを終了するように制御システム8200に命令及び/若しくは指令、並びに/又はペレットグリル100の停止シーケンスを開始するように制御システム8200に命令する、ペレットグリル100のユーザインターフェース138を介して受信したユーザ入力に基づいて、蓋動き検出プロトコルが中断されるべきであることを検出することができる。制御システム8200がブロック8414で、蓋動き検出プロトコルが終了するべきでないと判定した場合、図84の方法8400はブロック8402へ戻る。代わりに制御システム8200がブロック8414で、蓋動き検出プロトコルが終了するべきであると判定した場合、図84の方法8400は終了する。
【0146】
[0258]図82の制御システム8200は、ペレットグリル100のエンジン312に関連して、フレームアウト検出プロトコル及び/又はプロセスを実施、管理、及び/又は制御する。制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、フレームアウト状態(例えば、燃料燃焼の意図しない中止)の存在を検出するように構成され、これは、オーガ2212がバーンポット2216へのペレット燃料の送出及び/又は供給を能動的に試行している間、ある期間における調理チャンバ1002の絶えず低下する温度の検出によって示すことができる。いくつかの例では、フレームアウト状態は、制御システム8200の温度センサ8210によって感知、測定、及び/又は検出されたデータに基づいて検出される。フレームアウト状態を検出したことに応答して、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、起動及び/又は着火するようにエンジン312の点火器2406に指令し、以てバーンポット2216内に存在するペレット燃料は、燃焼及び/又は燃えることを再開する。
【0147】
[0259]いくつかの例では、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、フレームアウト状態を検出したことに関連して、ペレットグリル100のユーザインターフェース138上にローカルで提示するための1つ又は複数の通知及び/又は警報を生成する(例えば、コマンド、メッセージ、信号などの形)。通知及び/又は警報は、例えば、フレームアウト状態が検出されたこと、フレームアウト状態がうまく修復されたこと、及び/又はフレームアウト状態がうまく修復されていないことを示すことができる。制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、追加又は別法として、生成された通知及び/又は警報をペレットグリル100から遠隔デバイス(例えば、クラウドサーバ、スマートフォン、タブレット、ラップトップコンピュータ、パーソナルコンピュータなど)へ、そこでの提示及び/又は分析のために無線で伝送することができる。
【0148】
[0260]図85は、図82の制御システム8200によってフレームアウト検出プロトコル及び/又はプロセスを実施するための例示的な方法8500を表す流れ図である。図85の方法8500は、制御システム8200がペレットグリル100のエンジン312のフレームアウト状態が検出されたかどうかを判定することによって始まる(ブロック8502)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、フレームアウト状態(例えば、燃料燃焼の意図しない中止)が生じたと判定することができ、これは、エンジン312のオーガ2212がエンジン312のバーンポット2216へのペレット燃料の送出及び/又は供給を能動的に試行している間、ある期間における調理チャンバ1002の絶えず低下する温度によって示すことができる。いくつかの例では、フレームアウト状態は、制御システム8200の温度センサ8210によって感知、測定、及び/又は検出されたデータに基づいて検出される。制御システム8200がブロック8502で、エンジン312のフレームアウト状態が検出されていないと判定した場合、図85の方法8500はブロック8502に残る。代わりに制御システム8200がブロック8502で、エンジン312のフレームアウト状態が検出されたと判定した場合、図85の方法8500はブロック8504へ進む。
【0149】
[0261]ブロック8504で、制御システム8200は、エンジン312のオーガ2212を回転させてエンジン312のバーンポット2216にペレット燃料を追加するように、エンジン312のオーガモータ2214に指令する(ブロック8504)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、エンジン312のオーガ2212を回転させてエンジン312のバーンポット2216にペレット燃料を追加するように、エンジン312のオーガモータ2214に指令することができる。ブロック8504に続いて、図85の方法8500はブロック8506へ進む。
【0150】
[0262]ブロック8506で、制御システム8200は、起動及び/又は着火するようにエンジン312の点火器2406に指令する(ブロック8506)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、起動及び/又は着火するようにエンジン312の点火器2406に指令することができる。ブロック8506に続いて、図85の方法8500はブロック8508へ進む。
【0151】
[0263]ブロック8508で、制御システム8200は、調理チャンバ1002内の温度が増大しているかどうかを判定する(ブロック8508)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、制御システム8200の温度センサ8210によって感知及び/又は測定されたデータに基づいて、調理チャンバ1002内の温度が増大していると判定することができる。制御システム8200がブロック8508で、調理チャンバ1002内の温度が増大していると判定した場合、図85の方法8500はブロック8510へ進む。代わりに制御システム8200がブロック8508で、調理チャンバ1002内の温度が増大していないと判定した場合、図85の方法8500はブロック8514へ進む。
【0152】
[0264]ブロック8510で、制御システム8200は、フレームアウト状態が修復されたことを検出したことに関連して、1つ又は複数の通知及び/又は警報を生成する(ブロック8510)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、フレームアウト状態が検出され、うまく修復されたことを示す1つ又は複数の通知及び/又は警報を生成することができる。ブロック8510に続いて、図85の方法8500はブロック8512へ進む。
【0153】
[0265]ブロック8512で、制御システム8200は、生成された通知及び/又は警報(例えば、ブロック8510で生成される)をペレットグリル100のユーザインターフェース138にローカルで提示する(ブロック8512)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、生成された通知及び/又は警報をペレットグリル100のユーザインターフェース138に提示することができる。ブロック8512で、制御システムは、追加又は別法として、生成された通知及び/又は警報(例えば、ブロック8510で生成される)をペレットグリル100から遠隔デバイス(例えば、クラウドサーバ、スマートフォン、タブレット、ラップトップコンピュータ、パーソナルコンピュータなど)へ、そこでの提示及び/又は分析のために無線で伝送することができる(ブロック8512)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、生成された通知及び/又は警報をペレットグリル100から遠隔デバイスへ無線で伝送することができる。ブロック8512に続いて、図85の方法8500はブロック8518へ進む。
【0154】
[0266]ブロック8514で、制御システム8200は、フレームアウト状態が修復されていないことを検出したことに関連して、1つ又は複数の通知及び/又は警報を生成する(ブロック8514)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、フレームアウト状態が検出されたがうまく修復されなかったことを示す1つ又は複数の通知及び/又は警報を生成することができる。ブロック8514に続いて、図85の方法8500はブロック8516へ進む。
【0155】
[0267]ブロック8516で、制御システム8200は、生成された通知及び/又は警報(例えば、ブロック8514で生成される)をペレットグリル100のユーザインターフェース138にローカルで提示する(ブロック8516)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、生成された通知及び/又は警報をペレットグリル100のユーザインターフェース138に提示することができる。ブロック8516で、制御システムは、追加又は別法として、生成された通知及び/又は警報(例えば、ブロック8514で生成される)をペレットグリル100から遠隔デバイス(例えば、クラウドサーバ、スマートフォン、タブレット、ラップトップコンピュータ、パーソナルコンピュータなど)へ、そこでの提示及び/又は分析のために無線で伝送することができる(ブロック8516)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、生成された通知及び/又は警報をペレットグリル100から遠隔デバイスへ無線で伝送することができる。ブロック8516に続いて、図85の方法8500はブロック8518へ進む。
【0156】
[0268]ブロック8518で、制御システム8200は、フレームアウト検出プロトコルを終了(例えば、中断)するかどうかを判定する(ブロック8518)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、フレームアウト検出プロトコルを終了するように制御システム8200に命令及び/若しくは指令、並びに/又はペレットグリル100の停止シーケンスを開始するように制御システム8200に命令する、ペレットグリル100のユーザインターフェース138を介して受信したユーザ入力に基づいて、フレームアウト検出プロトコルが中断されるべきであることを検出することができる。制御システム8200がブロック8518で、フレームアウト検出プロトコルが終了するべきでないと判定した場合、図85の方法8500はブロック8502へ戻る。代わりに制御システム8200がブロック8518で、フレームアウト検出プロトコルが終了するべきでないと判定した場合、図85の方法8500は終了する。
【0157】
[0269]図82の制御システム8200は、ペレットグリル100のホッパー132に関連して、低燃料検出プロトコル及び/又はプロセスを実施、管理、及び/又は制御する。制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、ホッパー132内に残っているペレット燃料の体積及び/又はレベルが閾値を下回ったことを検出するように構成される。いくつかの例では、ホッパー内に残っているペレット燃料の体積及び/又はレベルは、制御システム8200の燃料レベルセンサ8214によって感知及び/又は測定されたデータに基づいて検出される。低燃料状態を検出したことに応答して、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、エンジン312の熱出力の減少(例えば、最小化)及び/又はペレット燃料が消費される速度の減少(例えば、最小化)をもたらし、以てホッパー132がペレット燃料を使い尽くすまでの相対時間量を長くする低減出力モードで動作するように、オーガモータ2214及び/又はより全体的にペレットグリル100のエンジン312に指令する。
【0158】
[0270]いくつかの例では、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、低燃料状態を検出したことに関連して、ペレットグリル100のユーザインターフェース138上にローカルで提示するための1つ又は複数の通知及び/又は警報を生成する(例えば、コマンド、メッセージ、信号などの形)。通知及び/又は警報は、例えば、低燃料状態が検出されたこと、低燃料状態がうまく修復されたこと、及び/又は低燃料状態がうまく修復されていないことを示すことができる。制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、追加又は別法として、生成された通知及び/又は警報をペレットグリル100から遠隔デバイス(例えば、クラウドサーバ、スマートフォン、タブレット、ラップトップコンピュータ、パーソナルコンピュータなど)へ、そこでの提示及び/又は分析のために無線で伝送することができる。
【0159】
[0271]図86は、図82の制御システム8200によって低燃料検出プロトコル及び/又はプロセスを実施するための例示的な方法8600を表す流れ図である。図86の方法8600は、制御システム8200が、ペレットグリル100のホッパー132内のペレット燃料のレベル及び/又は体積に関連する低燃料状態が検出されたかどうかを判定することによって始まる(ブロック8602)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、ホッパー132内に残っているペレット燃料のレベル及び/又は体積が閾値を下回ったと判定することができる。いくつかの例では、低燃料状態は、制御システム8200の燃料レベルセンサ8214によって感知及び/又は測定されたデータに基づいて検出することができる。制御システム8200がブロック8602で、低燃料状態が検出されていないと判定した場合、図86の方法8600はブロック8602に残る。代わりに制御システム8200がブロック8602で、低燃料状態が検出されたと判定した場合、図86の方法8600はブロック8604へ進む。
【0160】
[0272]ブロック8604で、制御システム8200は、低燃料状態を検出したことに関連して、1つ又は複数の通知及び/又は警報を生成する(ブロック8604)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、低燃料状態が検出されたことを示す1つ又は複数の通知及び/又は警報を生成することができる。ブロック8604に続いて、図86の方法8600はブロック8606へ進む。
【0161】
[0273]ブロック8606で、制御システム8200は、生成された通知及び/又は警報(例えば、ブロック8604で生成される)をペレットグリル100のユーザインターフェース138にローカルで提示する(ブロック8606)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、生成された通知及び/又は警報をペレットグリル100のユーザインターフェース138に提示することができる。ブロック8606で、制御システムは、追加又は別法として、生成された通知及び/又は警報(例えば、ブロック8604で生成される)をペレットグリル100から遠隔デバイス(例えば、クラウドサーバ、スマートフォン、タブレット、ラップトップコンピュータ、パーソナルコンピュータなど)へ、そこでの提示及び/又は分析のために無線で伝送することができる(ブロック8606)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、生成された通知及び/又は警報をペレットグリル100から遠隔デバイスへ無線で伝送することができる。ブロック8606に続いて、図86の方法8600はブロック8608へ進む。
【0162】
[0274]ブロック8608で、制御システム8200は、低燃料状態を検出したことに関連して、タイマを開始する(ブロック8608)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、低燃料状態が検出されてから経過した時間の長さを計算するタイマを開始することができる。ブロック8608に続いて、図86の方法8600はブロック8610へ進む。
【0163】
[0275]ブロック8610で、制御システムは、タイマが切れたかどうかを判定する(8610)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、タイマによって測定、感知、及び/又は検出された時間の長さが閾値を超過したと判定することができる。制御システム8200がブロック8610で、タイマが切れていないと判定した場合、図86の方法8600はブロック8610に残る。代わりに制御システム8200がブロック8610で、タイマが切れたと判定した場合、図86の方法8600はブロック8612へ進む。
【0164】
[0276]ブロック8612で、制御システム8200は、エンジン312の熱出力の減少(例えば、最小化)及び/又はペレット燃料が消費される速度の減少(例えば、最小化)をもたらす低減出力モードで動作するように、ペレットグリル100のエンジン312に指令する(ブロック8612)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、その動作を修正して、エンジン312の熱出力の減少(例えば、最小化)及び/又はペレット燃料が消費される速度の減少(例えば、最小化)をもたらし、以てホッパー132がペレット燃料を使い尽くすまでの相対時間量を長くする低減出力モードで動作するように、エンジン312のオーガモータ2214及び/又はファン2410に指令することができる。ブロック8612に続いて、図86の方法8600はブロック8614へ進む。
【0165】
[0277]ブロック8614で、制御システム8200は、ペレットグリル100のホッパー132内のペレット燃料のレベル及び/又は体積に関連する低燃料状態が修復されたかどうかを判定する(ブロック8614)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、ホッパー132内に残っているペレット燃料のレベル及び/又は体積が閾値を上回ったと判定することができ、これは、ホッパー132へのペレット燃料の追加に応答して生じることができる。いくつかの例では、低燃料状態の修復は、制御システム8200の燃料レベルセンサ8214によって感知及び/又は測定されたデータに基づいて検出することができる。制御システム8200がブロック8614で、低燃料状態が修復されていないと判定した場合、図86の方法8600はブロック8614に残る。代わりに制御システム8200がブロック8614で、低燃料状態が修復されたと判定した場合、図86の方法8600はブロック8616へ進む。
【0166】
[0278]ブロック8616で、制御システム8200は、温度設定点に基づいて、正常出力モードで動作するように、エンジン312に指令する(ブロック8616)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、その動作を修正して(例えば、低減出力モードから)、温度設定点に関連する正常出力モードで動作するように、エンジン312のオーガモータ2214及び/又はファン2410に指令することができる。ブロック8616に続いて、図86の方法8600はブロック8618へ進む。
【0167】
[0279]ブロック8618で、制御システム8200は、低燃料検出プロトコルを終了(例えば、中断)するかどうかを判定する(ブロック8618)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、低燃料検出プロトコルを終了するように制御システム8200に命令及び/若しくは指令、並びに/又はペレットグリル100の停止シーケンスを開始するように制御システム8200に命令する、ペレットグリル100のユーザインターフェース138を介して受信したユーザ入力に基づいて、低燃料検出プロトコルが中断されるべきであることを検出することができる。制御システム8200がブロック8618で、低燃料検出プロトコルが終了するべきでないと判定した場合、図86の方法8600はブロック8602へ戻る。代わりに制御システム8200がブロック8618で、低燃料検出プロトコルが終了するべきであると判定した場合、図86の方法8600は終了する。
【0168】
[0280]図82の制御システム8200は、ペレットグリル100のエンジン312に関連して、調理終了検出プロトコル及び/又はプロセスを実施、管理、及び/又は制御する。制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、ペレットグリルに関連する調理動作が完了したこと(例えば、「調理終了」状態が生じたこと)を検出するように構成され、これは、ペレットグリル100上で調理されている食料品の温度がその食料品に対する温度設定点に到達したことによって示すことができる。いくつかの例では、調理終了状態は、制御システム8200の食品プローブ8216によって感知及び/又は測定されたデータに基づいて検出される。調理終了状態を検出したことに応答して、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、ペレットグリル100の蓋110に関連する蓋開放運動が検出されるまで、並びに/又は食料品に関連する調理動作が継続するべきかどうか、及び/若しくはペレットグリルの停止シーケンスが開始されるべきかどうかを示す入力が、制御システム8200のユーザインターフェース138を介して受信されるまで、エンジン312の熱出力を減少(例えば、最小化)する低減出力モードで動作するように、オーガモータ2214及び/又はより全体的にペレットグリル100のエンジン312に指令する。
【0169】
[0281]いくつかの例では、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、調理終了状態を検出したことに関連して、ペレットグリル100のユーザインターフェース138上にローカルで提示するための1つ又は複数の通知及び/又は警報を生成する(例えば、コマンド、メッセージ、信号などの形)。通知及び/又は警報は、例えば、調理終了状態が検出されたこと、制御システム8200のユーザインターフェース138を介したユーザ入力が要求されたこと、及び/又は要求されたユーザ入力が制御システム8200のユーザインターフェース138を介して受信されたことを示すことができる。制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、追加又は別法として、生成された通知及び/又は警報をペレットグリル100から遠隔デバイス(例えば、クラウドサーバ、スマートフォン、タブレット、ラップトップコンピュータ、パーソナルコンピュータなど)へ、そこでの提示及び/又は分析のために無線で伝送することができる。
【0170】
[0282]図87A及び図87Bは、図82の制御システム8200によって調理終了検出プロトコル及び/又はプロセスを実施するための例示的な方法8700を表す流れ図である。図87A及び図87Bの方法8700は、制御システム8200が、ペレットグリル100上で調理されている食料に関連する調理終了状態が検出されたかどうかを判定することによって始まる(ブロック8702)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、調理終了状態が検出されたと判定することができ、これは、ペレットグリル100上で調理されている食料品の温度がその食料品に対する温度設定点に到達したことによって示すことができる。いくつかの例では、調理終了状態は、制御システム8200の食品プローブ8216によって感知及び/又は測定されたデータに基づいて検出される。制御システム8200がブロック8702で、調理終了状態が検出されていないと判定した場合、図87A及び図87Bの方法8700はブロック8702に残る。代わりに制御システム8200がブロック8702で、調理終了状態が検出されたと判定した場合、図87A及び図87Bの方法8700はブロック8704へ進む。
【0171】
[0283]ブロック8704で、制御システム8200は、調理終了状態を検出したことに関連して、1つ又は複数の通知及び/又は警報を生成する(ブロック8704)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、調理終了状態が検出されたことを示す1つ又は複数の通知及び/又は警報を生成することができる。ブロック8704に続いて、図87A及び図87Bの方法8700はブロック8706へ進む。
【0172】
[0284]ブロック8706で、制御システム8200は、生成された通知及び/又は警報(例えば、ブロック8704で生成される)をペレットグリル100のユーザインターフェース138にローカルで提示する(ブロック8706)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、生成された通知及び/又は警報をペレットグリル100のユーザインターフェース138に提示することができる。ブロック8706で、制御システムは、追加又は別法として、生成された通知及び/又は警報(例えば、ブロック8704で生成される)をペレットグリル100から遠隔デバイス(例えば、クラウドサーバ、スマートフォン、タブレット、ラップトップコンピュータ、パーソナルコンピュータなど)へ、そこでの提示及び/又は分析のために無線で伝送することができる(ブロック8706)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、生成された通知及び/又は警報をペレットグリル100から遠隔デバイスへ無線で伝送することができる。ブロック8706に続いて、図87A及び図87Bの方法8700はブロック8708へ進む。
【0173】
[0285]ブロック8708で、制御システム8200は、調理終了状態を検出したことに関連して、タイマを開始する(ブロック8708)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、調理終了状態が検出されてから経過した時間の長さを計算するタイマを開始することができる。ブロック8708に続いて、図87A及び図87Bの方法8700はブロック8710へ進む。
【0174】
[0286]ブロック8710で、制御システムは、タイマが切れたかどうかを判定する(8710)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、タイマによって測定、感知、及び/又は検出された時間の長さが閾値を超過したと判定することができる。制御システム8200がブロック8710で、タイマが切れていないと判定した場合、図87A及び図87Bの方法8700はブロック8710に残る。代わりに制御システム8200がブロック8710で、タイマが切れたと判定した場合、図87A及び図87Bの方法8700はブロック8712へ進む。
【0175】
[0287]ブロック8712で、制御システム8200は、エンジン312の熱出力の減少(例えば、最小化)及び/又はペレット燃料が消費される速度の減少(例えば、最小化)をもたらす低減出力モードで動作するように、ペレットグリル100のエンジン312に指令する(ブロック8712)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、その動作を修正して、エンジン312の熱出力の減少(例えば、最小化)及び/又はペレット燃料が消費される速度の減少(例えば、最小化)をもたらし、以て調理終了に関連する食料品を調理しすぎる可能性を低減させる低減出力モードで動作するように、エンジン312のオーガモータ2214及び/又はファン2410に指令することができる。ブロック8712に続いて、図87A及び図87Bの方法8700はブロック8714へ進む。
【0176】
[0288]ブロック8714で、制御システムは、ペレットグリル100の蓋110の蓋開放運動が検出されたかどうかを判定する(ブロック8714)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、蓋110が閉鎖位置から開放位置へ動かされたと判定することができ、これは、調理チャンバ1002に関連する温度設定点に対する調理チャンバ1002温度の急速な低下の検出によって示すことができる。いくつかの例では、蓋開放運動は、制御システム8200の温度センサ8210によって感知及び/又は測定されたデータに基づいて検出することができる。他の例では、蓋開放運動は、追加又は別法として、制御システム8200の蓋位置センサ8212によって感知及び/又は測定されたデータに基づいて検出することができる。制御システム8200がブロック8714で、蓋110の蓋開放運動が検出されていないと判定した場合、図87A及び図87Bの方法8700はブロック8702に残る。代わりに制御システム8200がブロック8714で、蓋110の蓋開放運動が検出されたと判定した場合、図87A及び図87Bの方法8700はブロック8716へ進む。
【0177】
[0289]ブロック8716で、制御システム8200は、検出された調理終了状態に関連して情報要求が必要とされることに関連して、1つ又は複数の通知及び/又は警報を生成する(ブロック8716)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、検出された調理終了状態に関連してユーザ入力が必要とされることを示す1つ又は複数の通知及び/又は警報を生成することができる。ブロック8716に続いて、図87A及び図87Bの方法8700はブロック8718へ進む。
【0178】
[0290]ブロック8718で、制御システム8200は、生成された通知及び/又は警報(例えば、ブロック8716で生成される)をペレットグリル100のユーザインターフェース138にローカルで提示する(ブロック8718)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、生成された通知及び/又は警報をペレットグリル100のユーザインターフェース138に提示することができる。ブロック8718で、制御システムは、追加又は別法として、生成された通知及び/又は警報(例えば、ブロック8716で生成される)をペレットグリル100から遠隔デバイス(例えば、クラウドサーバ、スマートフォン、タブレット、ラップトップコンピュータ、パーソナルコンピュータなど)へ、そこでの提示及び/又は分析のために無線で伝送することができる(ブロック8718)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、生成された通知及び/又は警報をペレットグリル100から遠隔デバイスへ無線で伝送することができる。ブロック8718に続いて、図87A及び図87Bの方法8700はブロック8720へ進む。
【0179】
[0291]ブロック8720で、制御システム8200は、検出された調理終了状態に関連してユーザ入力が受信されたかどうかを判定する(ブロック8720)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、制御システム8200が、検出された調理終了状態に関連して、ペレットグリル100のユーザインターフェース138を介してユーザ入力を受信したと判定することができる。制御システム8200がブロック8720で、検出された調理終了状態に関連してユーザ入力が受信されていないと判定した場合、図87A及び図87Bの方法8700はブロック8720に残る。代わりに制御システム8200がブロック8720で、検出された調理終了状態に関連してユーザ入力が受信されたと判定した場合、図87A及び図87Bの方法8700はブロック8722へ進む。
【0180】
[0292]ブロック8722で、制御システム8200は、受信したユーザ入力が、さらなる調理動作が行われることを示すかどうかを判定する(ブロック8722)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、受信したユーザ入力が、食料品が引き続き調理されるべきである(例えば、より長い時間にわたって及び/又はより高い温度で)ことを示すと判定することができる。制御システム8200がブロック8722で、ユーザ入力が、さらなる調理動作が行われることを示すと判定した場合、図87A及び図87Bの方法8700はブロック8724へ進む。代わりに制御システム8200がブロック8724で、ユーザ入力が、さらなる調理動作が行われない(例えば、調理動作が完了した)と判定した場合、図87A及び図87Bの方法8700はブロック8726へ進む。
【0181】
[0293]ブロック8724で、制御システム8200は、温度設定点に基づいて正常出力モードで動作するように、エンジン312に指令する(ブロック8724)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、その動作を修正して(例えば、低減出力モードから)、温度設定点に関連する正常出力モードで動作するように、エンジン312のオーガモータ2214及び/又はファン2410に指令することができる。ブロック8724に続いて、図87A及び図87Bの方法8700はブロック8728へ進む。
【0182】
[0294]ブロック8726で、制御システム8200は、ペレットグリル100に対する停止プロトコルを開始する(ブロック8726)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、停止プロトコルを開始するように、ペレットグリル100のエンジン312及び/又は制御システム8200に指令することができる。図87A及び図87Bの方法8700のブロック8726で実行することができる例示的な停止プロトコルについては、図88に関連して以下でさらに説明する。ブロック8726に続いて、図87A及び図87Bの方法8700はブロック8728へ進む。
【0183】
[0295]ブロック8728で、制御システム8200は、調理終了検出プロトコルを終了(例えば、中断)するかどうかを判定する(ブロック8728)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、調理終了検出プロトコルを終了するように制御システム8200に命令及び/若しくは指令、並びに/又はペレットグリル100の停止シーケンスを開始するように制御システム8200に命令する、ペレットグリル100のユーザインターフェース138を介して受信したユーザ入力に基づいて、調理終了検出プロトコルが中断されるべきであることを検出することができる。制御システム8200がブロック8728で、調理終了検出プロトコルが終了するべきでないと判定した場合、図87A及び図87Bの方法8700はブロック8702へ戻る。代わりに制御システム8200がブロック8728で、調理終了検出プロトコルが終了するべきであると判定した場合、図87A及び図87Bの方法8700は終了する。
【0184】
[0296]図82の制御システム8200は、ペレットグリル100のエンジン312に関連して、停止プロトコル及び/又はプロセスを実施、管理、及び/又は制御する。制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、停止シーケンスが開始されたことを検出するように構成される。いくつかの例では、停止シーケンスの開始は、制御システム8200のユーザインターフェース138から受信した入力に基づいて検出される。停止シーケンスの開始を検出したことに応答して、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、オーガ2212の回転方向を逆にして(例えば、時計回りの回転から反時計回りの回転へ、又は逆も同様である)、有利にはペレット燃料をエンジン312のバーンポット2216から再びペレットグリル100のホッパー132の方へパージすることを容易にするように、エンジン312のオーガモータ2214に指令する。
【0185】
[0297]いくつかの例では、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、停止シーケンスの開始を検出したことに関連して、ペレットグリル100のユーザインターフェース138上にローカルで提示するための1つ又は複数の通知及び/又は警報を生成する(例えば、コマンド、メッセージ、信号などの形)。通知及び/又は警報は、例えば、停止シーケンスの開始が検出されたこと、及び/又は停止シーケンスが完了したことを示すことができる。制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、追加又は別法として、生成された通知及び/又は警報をペレットグリル100から遠隔デバイス(例えば、クラウドサーバ、スマートフォン、タブレット、ラップトップコンピュータ、パーソナルコンピュータなど)へ、そこでの提示及び/又は分析のために無線で伝送することができる。
【0186】
[0298]図88は、図82の制御システム8200によって停止プロトコル及び/又はプロセスを実施するための例示的な方法8800を表す流れ図である。図88の方法8800は、制御システム8200が、ペレットグリル100に関連する停止シーケンスが開始されたかどうかを判定することによって始まる(ブロック8802)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、停止シーケンスを開始するように制御システム8200に命令及び/又は指令する、ペレットグリル100のユーザインターフェース138を介して受信したユーザ入力に基づいて、停止シーケンスが開始されたと判定することができる。制御システム8200がブロック8802で、停止シーケンスが開始されていないと判定した場合、図88の方法8800はブロック8802に残る。代わりに制御システム8200がブロック8802で、停止シーケンスが開始されたと判定した場合、図88の方法8800はブロック8804へ進む。
【0187】
[0299]ブロック8804で、制御システム8200は、ペレット燃料をエンジン312のバーンポット2216からパージするように、エンジン312のオーガモータ2214に指令する(ブロック8804)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、オーガ2212の回転方向を逆にして(例えば、時計回りの回転から反時計回りの回転へ、又は逆も同様である)、ペレット燃料をエンジン312のバーンポット2216から再びペレットグリル100のホッパー132の方へパージすることを容易にするように、エンジン312のオーガモータ2214に指令することができる。ブロック8804に続いて、図88の方法8800はブロック8806へ進む。
【0188】
[0300]ブロック8806で、制御システム8200は、エンジン312が可能な限り迅速にエンジン312のバーンポット2216内に残っているペレット燃料を燃やすことを容易にする増大出力モードで動作するように、エンジン312のファン2410に指令する(ブロック8806)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、その動作を修正して(例えば、正常出力モードから)、ファン2410の空気流を増大(例えば、最大化)する増大出力モードで動作するように、エンジン312のファン2410に指令することができる。ブロック8806に続いて、図88の方法8800はブロック8808へ進む。
【0189】
[0301]ブロック8808で、制御システム8200は、エンジン312のバーンポット2216から灰を取り出すことを容易にするパルス化出力モードで動作するように、エンジン312のファン2410に指令する(ブロック8808)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、その動作を修正して(例えば、増大出力モードから)、ファン2410の空気流をパルス化するパルス化出力モードで動作するように、エンジン312のファン2410に指令することができる。ブロック8808に続いて、図88の方法8800はブロック8810へ進む。
【0190】
[0302]ブロック8810で、制御システム8200は、停止シーケンスに関連して、1つ又は複数の通知及び/又は警報を生成する(ブロック8810)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、停止シーケンスが完了したことを示す1つ又は複数の通知及び/又は警報を生成することができる。ブロック8810に続いて、図88の方法8800はブロック8812へ進む。
【0191】
[0303]ブロック8812で、制御システム8200は、生成された通知及び/又は警報(例えば、ブロック8810で生成される)をペレットグリル100のユーザインターフェース138にローカルで提示する(ブロック8812)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、生成された通知及び/又は警報をペレットグリル100のユーザインターフェース138に提示することができる。ブロック8812で、制御システムは、追加又は別法として、生成された通知及び/又は警報(例えば、ブロック8810で生成される)をペレットグリル100から遠隔デバイス(例えば、クラウドサーバ、スマートフォン、タブレット、ラップトップコンピュータ、パーソナルコンピュータなど)へ、そこでの提示及び/又は分析のために無線で伝送することができる(ブロック8812)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、生成された通知及び/又は警報をペレットグリル100から遠隔デバイスへ無線で伝送することができる。ブロック8812に続いて、図88の方法8800は終了する。
【0192】
[0304]図82の制御システム8200は、ペレットグリル100のエンジン312に関連して、不適切停止検出プロトコル及び/又はプロセスを実施、管理、及び/又は制御する。制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、エンジン312及び/又はより全体的にペレットグリル100が不適切に停止されたこと(例えば、不適切停止状態が生じたこと)を検出するように構成され、これは、ACライン電源8222に関連する停電又は停止シーケンスの完了前の制御システム8200のハードキルに起因する予期しない電力損失によって示すことができる。不適切停止状態の検出後に制御システム8200及び/又はより全体的にペレットグリル100が電源投入されたことに応答して、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、診断検査シーケンス及び/又はスタートアップシーケンスを開始するように、ペレットグリル100のエンジン312に指令する。
【0193】
[0305]いくつかの例では、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、不適切停止状態を検出したことに関連して、ペレットグリル100のユーザインターフェース138上にローカルで提示するための1つ又は複数の通知及び/又は警報を生成する(例えば、コマンド、メッセージ、信号などの形)。通知及び/又は警報は、例えば、不適切停止状態が検出されたこと、診断検査が開始及び/若しくは完了されたこと、スタートアップシーケンスが開始及び/若しくは完了されたこと、並びに/又はスタートアップシーケンスを開始及び/若しくは完了することができないことを示すことができる。制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、追加又は別法として、生成された通知及び/又は警報をペレットグリル100から遠隔デバイス(例えば、クラウドサーバ、スマートフォン、タブレット、ラップトップコンピュータ、パーソナルコンピュータなど)へ、そこでの提示及び/又は分析のために無線で伝送することができる。
【0194】
[0306]図89は、図82の制御システム8200によって第1の不適切停止検出プロトコル及び/又はプロセスを実施するための例示的な方法8900を表す流れ図である。図89の方法8900は、制御システム8200が、ペレットグリル100の不適切停止が検出されたかどうかを判定することによって始まる(ブロック8902)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、エンジン312及び/又はより全体的にペレットグリル100が不適切に停止された(例えば、不適切停止状態が生じた)と判定することができ、これは、停止シーケンスの完了前のACライン電源8222に関連する停電に起因する予期しない電力損失によって示すことができる。制御システム8200がブロック8902で、ペレットグリル100の不適切停止が検出されていないと判定した場合、図89の方法8900はブロック8902に残る。代わりに制御システム8200がブロック8902で、ペレットグリル100の不適切停止が検出されたと判定した場合、図89の方法8900はブロック8904へ進む。
【0195】
[0307]ブロック8904で、制御システム8200は、ペレットグリル100が電力を取り戻したことを検出する(ブロック8904)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、制御システム8200及び/又はより全体的にペレットグリル100が電力を取り戻したことを検出することができ、これは、電力がACライン電源8222によって再び供給されることによって示すことができる。ブロック8904に続いて、図89の方法8900はブロック8906へ進む。
【0196】
[0308]ブロック8906で、制御システム8200は、ペレットグリル100の調理チャンバ1002内の温度が閾値を下回るかどうかを判定する(ブロック8906)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、制御システム8200の温度センサ8210によって感知及び/又は測定されたデータに基づいて、調理チャンバ1002内の温度が閾値を下回ると判定することができる。制御システム8200がブロック8906で、調理チャンバ1002内の温度が閾値を下回らないと判定した場合、図89の方法8900はブロック8908へ進む。代わりに制御システム8200がブロック8906で、調理チャンバ1002内の温度が閾値を下回ると判定した場合、図89の方法8900はブロック8912へ進む。
【0197】
[0309]ブロック8908で、制御システム8200は、不適切停止状態の検出後にスタートアップシーケンスを開始することができないことに関連して、1つ又は複数の通知及び/又は警報を生成する(ブロック8908)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、不適切停止状態が検出されたこと、並びに制御システム8200がエンジン312及び/又はより全体的にペレットグリル100のスタートアップシーケンスを開始することができなかったことを示す1つ又は複数の通知及び/又は警報を生成することができる。ブロック8908に続いて、図89の方法8900はブロック8910へ進む。
【0198】
[0310]ブロック8910で、制御システム8200は、生成された通知及び/又は警報(例えば、ブロック8908で生成される)をペレットグリル100のユーザインターフェース138にローカルで提示する(ブロック8910)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、生成された通知及び/又は警報をペレットグリル100のユーザインターフェース138に提示することができる。ブロック8910で、制御システムは、追加又は別法として、生成された通知及び/又は警報(例えば、ブロック8908で生成される)をペレットグリル100から遠隔デバイス(例えば、クラウドサーバ、スマートフォン、タブレット、ラップトップコンピュータ、パーソナルコンピュータなど)へ、そこでの提示及び/又は分析のために無線で伝送することができる(ブロック8910)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、生成された通知及び/又は警報をペレットグリル100から遠隔デバイスへ無線で伝送することができる。ブロック8910に続いて、図89の方法8900はブロック8906へ戻る。
【0199】
[0311]ブロック8912で、制御システム8200は、ペレットグリル100のスタートアップシーケンスを開始する(ブロック8912)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、エンジン312及び/又はより全体的にペレットグリル100にスタートアップシーケンスを開始させることができる。ブロック8912に続いて、図89の方法8900はブロック8914へ進む。
【0200】
[0312]ブロック8914で、制御システム8200は、不適切停止状態の検出後にスタートアップシーケンスを開始することが可能であることに関連して、1つ又は複数の通知及び/又は警報を生成する(ブロック8914)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、不適切停止状態が検出されたこと、並びに制御システム8200がエンジン312及び/又はより全体的にペレットグリル100のスタートアップシーケンスを開始することが可能であったことを示す1つ又は複数の通知及び/又は警報を生成することができる。ブロック8914に続いて、図89の方法8900はブロック8916へ進む。
【0201】
[0313]ブロック8916で、制御システム8200は、生成された通知及び/又は警報(例えば、ブロック8914で生成される)をペレットグリル100のユーザインターフェース138にローカルで提示する(ブロック8916)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、生成された通知及び/又は警報をペレットグリル100のユーザインターフェース138に提示することができる。ブロック8916で、制御システムは、追加又は別法として、生成された通知及び/又は警報(例えば、ブロック8914で生成される)をペレットグリル100から遠隔デバイス(例えば、クラウドサーバ、スマートフォン、タブレット、ラップトップコンピュータ、パーソナルコンピュータなど)へ、そこでの提示及び/又は分析のために無線で伝送することができる(ブロック8916)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、生成された通知及び/又は警報をペレットグリル100から遠隔デバイスへ無線で伝送することができる。ブロック8916に続いて、図89の方法8900はブロック8918へ進む。
【0202】
[0314]ブロック8918で、制御システム8200は、不適切停止検出プロトコルを終了(例えば、中断)するかどうかを判定する(ブロック8918)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、不適切停止検出プロトコルを終了するように制御システム8200に命令及び/若しくは指令、並びに/又はペレットグリル100の停止シーケンスを開始するように制御システム8200に命令する、ペレットグリル100のユーザインターフェース138を介して受信したユーザ入力に基づいて、不適切停止検出プロトコルが中断されるべきであることを検出することができる。制御システム8200がブロック8918で、不適切停止検出プロトコルが終了するべきでないと判定した場合、図89の方法8900はブロック8902へ戻る。代わりに制御システム8200がブロック8918で、不適切停止検出プロトコルが終了するべきであると判定した場合、図89の方法8900は終了する。
【0203】
[0315]図90は、図82の制御システム8200によって第2の不適切停止検出プロトコル及び/又はプロセスを実施する例示的な方法9000を表す流れ図である。図90の方法9000は、制御システム8200が、ペレットグリル100の不適切停止が検出されたかどうかを判定することによって始まる(ブロック9002)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、エンジン312及び/又はより全体的にペレットグリル100が不適切に停止された(例えば、不適切停止状態が生じた)と判定することができ、これは、停止シーケンスの完了前の制御システム8200のハードキルに起因する予期しない電力損失によって示すことができる。制御システム8200がブロック9002で、ペレットグリル100の不適切停止が検出されていないと判定した場合、図90の方法9000はブロック9002に残る。代わりに制御システム8200がブロック9002で、ペレットグリル100の不適切停止が検出されたと判定した場合、図90の方法9000はブロック9004へ進む。
【0204】
[0316]ブロック9004で、制御システム8200は、ペレットグリル100が電力を取り戻したことを検出する(ブロック9004)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、制御システム8200及び/又はより全体的にペレットグリル100が電力を取り戻したことを検出することができ、これは、電力がACライン電源8222によって供給されることによって示すことができる。ブロック9004に続いて、図90の方法9000はブロック9006へ進む。
【0205】
[0317]ブロック9006で、制御システム8200は、不適切停止状態を検出したことに関連して、1つ又は複数の通知及び/又は警報を生成する(ブロック9006)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、不適切停止状態が検出されたことを示す1つ又は複数の通知及び/又は警報を生成することができる。ブロック9006に続いて、図90の方法9000はブロック9008へ進む。
【0206】
[0318]ブロック9008で、制御システム8200は、生成された通知及び/又は警報(例えば、ブロック9006で生成される)をペレットグリル100のユーザインターフェース138にローカルで提示する(ブロック9008)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、生成された通知及び/又は警報をペレットグリル100のユーザインターフェース138に提示することができる。ブロック9008で、制御システムは、追加又は別法として、生成された通知及び/又は警報(例えば、ブロック9006で生成される)をペレットグリル100から遠隔デバイス(例えば、クラウドサーバ、スマートフォン、タブレット、ラップトップコンピュータ、パーソナルコンピュータなど)へ、そこでの提示及び/又は分析のために無線で伝送することができる(ブロック9008)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、生成された通知及び/又は警報をペレットグリル100から遠隔デバイスへ無線で伝送することができる。ブロック9008に続いて、図90の方法9000はブロック9010へ進む。
【0207】
[0319]ブロック9010で、制御システム8200は、診断検査シーケンスを開始する(ブロック9010)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、制御システム8200の1つ又は複数の構成要素に1つ又は複数の診断検査を実行させることができる。ブロック9010に続いて、図90の方法9000はブロック9012へ進む。
【0208】
[0320]ブロック9012で、制御システム8200は、エンジン312のオーガ2212をパルス化するように、ペレットグリル100のエンジン312のオーガモータ2214に指令する(ブロック9012)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、オーガ2212の既存の回転方向を頻繁に逆にし、その結果、オーガ2212の回転が第1の回転方向と第1の回転方向とは反対の第2の回転方向との間で繰返しパルス化されるように、オーガモータ2214に指令することができる。ブロック9012に続いて、図90の方法9000はブロック9014へ進む。
【0209】
[0321]ブロック9014で、制御システム8200は、ペレットグリル100のエンジン312のオーガ2212の詰まりが検出されたかどうかを判定する(ブロック9014)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206によって測定、感知、及び/又は検出されたエンジン312のオーガモータ2214に関連するトルク増大の要求に基づいて、オーガ2212が詰まったと判定することができる。制御システム8200がブロック9014で、オーガ2212の詰まりが検出されたと判定した場合、図90の方法9000はブロック9016へ進む。代わりに制御システム8200がブロック9014で、オーガ2212の詰まりが検出されていないと判定した場合、図90の方法9000はブロック9018へ進む。
【0210】
[0322]ブロック9016で、制御システム8200は、オーガ詰まり検出プロトコルを実行する(ブロック9016)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、図83に関連して上述したオーガ詰まり検出プロトコルを実行するように、制御システム8200に指令することができる。ブロック9016に続いて、図90の方法9000はブロック9018へ進む。
【0211】
[0323]ブロック9018で、制御システム8200は、エンジン312のバーンポット2216から灰を取り出すことを容易にするパルス化出力モードで動作するように、エンジン312のファン2410に指令する(ブロック9018)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、その動作を修正して、ファン2410の空気流をパルス化するパルス化出力モードで動作するように、エンジン312のファン2410に指令することができる。ブロック9018に続いて、図90の方法9000はブロック9020へ進む。
【0212】
[0324]ブロック9020で、制御システム8200は、ペレットグリル100のスタートアップシーケンスを開始する(ブロック9020)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、エンジン312及び/又はより全体的にペレットグリル100にスタートアップシーケンスを開始させることができる。ブロック9020に続いて、図90の方法9000はブロック9022へ進む。
【0213】
[0325]ブロック9022で、制御システム8200は、不適切停止検出プロトコルを終了(例えば、中断)するかどうかを判定する(ブロック9022)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、不適切停止検出プロトコルを終了するように制御システム8200に命令及び/若しくは指令、並びに/又はペレットグリル100の停止シーケンスを開始するように制御システム8200に命令する、ペレットグリル100のユーザインターフェース138を介して受信したユーザ入力に基づいて、不適切停止検出プロトコルが中断されるべきであることを検出することができる。制御システム8200がブロック9022で、不適切停止検出プロトコルが終了するべきでないと判定した場合、図90の方法9000はブロック9002へ戻る。代わりに制御システム8200がブロック9022で、不適切停止検出プロトコルが終了するべきであると判定した場合、図90の方法9000は終了する。
【0214】
[0326]図82の制御システム8200は、ペレットグリル100の点火器2406に関連して、点火器デューティーサイクル検出プロトコル及び/又はプロセスを実施、管理、及び/又は制御する。制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、点火器2406のデューティーサイクル(例えば、点火器2406の消費された起動及び/若しくは着火回数又は残っている起動及び/若しくは着火回数)が閾値を超えた(例えば、最大消費寿命閾値を超過した、又は最小残余寿命閾値を下回った)ことを検出するように構成される。いくつかの例では、点火器2406のデューティーサイクルは、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206によって感知、測定、及び/又は検出された点火器使用データに基づいて検出される。いくつかの例では、閾値は、点火器2406に対する最大消費寿命閾値である。他の例では、閾値は、点火器2406に対する最小残余寿命閾値である。
【0215】
[0327]いくつかの例では、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、点火器2406のデューティーサイクルが閾値を超えたことを検出したことに関連して、ペレットグリル100のユーザインターフェース138上にローカルで提示するための1つ又は複数の通知及び/又は警報を生成する(例えば、コマンド、メッセージ、信号などの形)。通知及び/又は警報は、例えば、点火器2406のデューティーサイクルが閾値を超えたこと、及び/又は点火器2406のデューティーサイクルがリセットされたことを示すことができる。制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、追加又は別法として、生成された通知及び/又は警報をペレットグリル100から遠隔デバイス(例えば、クラウドサーバ、スマートフォン、タブレット、ラップトップコンピュータ、パーソナルコンピュータなど)へ、そこでの提示及び/又は分析のために無線で伝送することができる。
【0216】
[0328]図91は、図82の制御システム8200によって点火器デューティーサイクル検出プロトコル及び/又はプロセスを実施するための例示的な方法9100を表す流れ図である。図91の方法9100は、制御システム8200が、ペレットグリル100の点火器2406のデューティーサイクルが閾値を超えたかどうかを判定することによって始まる(ブロック9102)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、点火器2406の消費された起動及び/若しくは着火回数又は残っている起動及び/若しくは着火回数をカウントするように構成されたデューティーサイクルカウンタを実施することができる。デューティーサイクルカウンタによって維持されるカウントに基づいて、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、点火器2406のデューティーサイクルが閾値を超えた(例えば、最大消費寿命閾値を超過した、又は最小残余寿命閾値を下回った)かどうかを検出することができる。制御システム8200がブロック9102で、点火器2406のデューティーサイクルが閾値を超えていないと判定した場合、図91の方法9100はブロック9102に残る。代わりに制御システム8200がブロック9102で、点火器2406のデューティーサイクルが閾値を超えたと判定した場合、図91の方法9100はブロック9104へ進む。
【0217】
[0329]ブロック9104で、制御システム8200は、点火器2406のデューティーサイクルが閾値を超えたことを検出したことに関連して、1つ又は複数の通知及び/又は警報を生成する(ブロック9104)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、点火器2406のデューティーサイクルが閾値を超えたことを指示、及び/又は点火器2406のデューティーサイクルをリセットするためのユーザ入力を要求する、1つ又は複数の通知及び/又は警報を生成することができる。ブロック9104に続いて、図91の方法9100はブロック9106へ進む。
【0218】
[0330]ブロック9106で、制御システム8200は、生成された通知及び/又は警報(例えば、ブロック9104で生成される)をペレットグリル100のユーザインターフェース138にローカルで提示する(ブロック9106)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、生成された通知及び/又は警報をペレットグリル100のユーザインターフェース138に提示することができる。ブロック9106で、制御システムは、追加又は別法として、生成された通知及び/又は警報(例えば、ブロック9104で生成される)をペレットグリル100から遠隔デバイス(例えば、クラウドサーバ、スマートフォン、タブレット、ラップトップコンピュータ、パーソナルコンピュータなど)へ、そこでの提示及び/又は分析のために無線で伝送することができる(ブロック9106)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、生成された通知及び/又は警報をペレットグリル100から遠隔デバイスへ無線で伝送することができる。ブロック9106に続いて、図91の方法9100はブロック9108へ進む。
【0219】
[0331]ブロック9108で、制御システム8200は、ペレットグリル100の点火器2406のデューティーサイクルがリセットされたかどうかを判定する(ブロック9108)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、デューティーサイクルカウンタをリセットするように制御システム8200に命令及び/又は指令する、ペレットグリル100のユーザインターフェース138を介して受信したユーザ入力に基づいて、点火器2406のデューティーサイクルがリセットされたことを検出することができる。制御システム8200がブロック9108で、点火器2406のデューティーサイクルがリセットされていないと判定した場合、図91の方法9100はブロック9102へ戻る。代わりに制御システム8200がブロック9108で、点火器2406のデューティーサイクルがリセットされたと判定した場合、図91の方法9100はブロック9110へ進む。
【0220】
[0332]ブロック9110で、制御システム8200は、点火器2406のデューティーサイクルがリセットされたことを検出したことに関連して、1つ又は複数の通知及び/又は警報を生成する(ブロック9110)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、点火器2406のデューティーサイクルがリセットされたことを示す1つ又は複数の通知及び/又は警報を生成することができる。ブロック9110に続いて、図91の方法9100はブロック9112へ進む。
【0221】
[0333]ブロック9112で、制御システム8200は、生成された通知及び/又は警報(例えば、ブロック9110で生成される)をペレットグリル100のユーザインターフェース138にローカルで提示する(ブロック9112)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、生成された通知及び/又は警報をペレットグリル100のユーザインターフェース138に提示することができる。ブロック9112で、制御システムは、追加又は別法として、生成された通知及び/又は警報(例えば、ブロック9110で生成される)をペレットグリル100から遠隔デバイス(例えば、クラウドサーバ、スマートフォン、タブレット、ラップトップコンピュータ、パーソナルコンピュータなど)へ、そこでの提示及び/又は分析のために無線で伝送することができる(ブロック9112)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、生成された通知及び/又は警報をペレットグリル100から遠隔デバイスへ無線で伝送することができる。ブロック9112に続いて、図91の方法9100はブロック9114へ進む。
【0222】
[0334]ブロック9114で、制御システム8200は、点火器デューティーサイクル検出プロトコルを終了(例えば、中断)するかどうかを判定する(ブロック9114)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、点火器デューティーサイクル検出プロトコルを終了するように制御システム8200に命令及び/若しくは指令、並びに/又はペレットグリル100の停止シーケンスを開始するように制御システム8200に命令する、ペレットグリル100のユーザインターフェース138を介して受信したユーザ入力に基づいて、点火器デューティーサイクル検出プロトコルが中断されるべきであることを検出することができる。制御システム8200がブロック9114で、点火器デューティーサイクル検出プロトコルが終了するべきでないと判定した場合、図91の方法9100はブロック9102へ戻る。代わりに制御システム8200がブロック9114で、点火器デューティーサイクル検出プロトコルが終了するべきであると判定した場合、図91の方法9100は終了する。
【0223】
[0335]図82の制御システム8200は、ペレットグリル100のごみ収集引出し134に関連して、ごみ収集引出しデューティーサイクル検出プロトコル及び/又はプロセスを実施、管理、及び/又は制御する。制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、ごみ収集引出し134のデューティーサイクル(例えば、ごみ収集引出し134の1つ若しくは複数のビンが最後に空になってから消費された調理期間及び/若しくは調理回数、又はごみ収集引出し134の1つ若しくは複数のビンが次に空になるまでに残っている調理期間及び/若しくは調理回数)が閾値を超えた(例えば、最大消費使用閾値を超過した、又は最小残余使用閾値を下回った)ことを検出するように構成される。いくつかの例では、ごみ収集引出し134のデューティーサイクルは、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206によって感知、測定、及び/又は検出されたごみ収集引出し使用データに基づいて検出される。いくつかの例では、閾値は、ごみ収集引出し134の1つ又は複数のビンに対する最大消費使用閾値である。他の例では、閾値は、ごみ収集引出し134の1つ又は複数のビンに対する最小残余使用閾値である。
【0224】
[0336]いくつかの例では、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、ごみ収集引出し134のデューティーサイクルが閾値を超えたことを検出したことに関連して、ペレットグリル100のユーザインターフェース138上にローカルで提示するための1つ又は複数の通知及び/又は警報を生成する(例えば、コマンド、メッセージ、信号などの形)。通知及び/又は警報は、例えば、ごみ収集引出し134のデューティーサイクルが閾値を超えたこと、及び/又はごみ収集引出し134のデューティーサイクルがリセットされたことを示すことができる。制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、追加又は別法として、生成された通知及び/又は警報をペレットグリル100から遠隔デバイス(例えば、クラウドサーバ、スマートフォン、タブレット、ラップトップコンピュータ、パーソナルコンピュータなど)へ、そこでの提示及び/又は分析のために無線で伝送することができる。
【0225】
[0337]図92は、図82の制御システム8200によってごみ収集引出しデューティーサイクル検出プロトコル及び/又はプロセスを実施するための例示的な方法9200を表す流れ図である。図92の方法9200は、制御システム8200が、ペレットグリル100のごみ収集引出し134のデューティーサイクルが閾値を超えたかどうかを判定することによって始まる(ブロック9202)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、ごみ収集引出し134の1つ若しくは複数のビンが空になってから消費された調理回数、又はごみ収集引出し134の1つ若しくは複数のビンが次に空になるまでに残っている調理回数をカウントするように構成されたデューティーサイクルカウンタを実施することができる。別の例として、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、ごみ収集引出し134の1つ若しくは複数のビンが空になってから消費された期間、又はごみ収集引出し134の1つ若しくは複数のビンが次に空になるまでに残っている期間をカウントするように構成されたデューティーサイクルタイマを実施することができる。デューティーサイクルカウンタによって維持されるカウント、又はデューティーサイクルタイマによって維持される時間に基づいて、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、ごみ収集引出し134のデューティーサイクルが閾値を超えた(例えば、最大消費使用閾値を超過した、又は最小残余使用閾値を下回った)かどうかを検出することができる。制御システム8200がブロック9202で、ごみ収集引出し134のデューティーサイクルが閾値を超えていないと判定した場合、図92の方法9200はブロック9202に残る。代わりに制御システム8200がブロック9202で、ごみ収集引出し134のデューティーサイクルが閾値を超えたと判定した場合、図92の方法9200はブロック9204へ進む。
【0226】
[0338]ブロック9204で、制御システム8200は、ごみ収集引出し134のデューティーサイクルが閾値を超えたことを検出したことに関連して、1つ又は複数の通知及び/又は警報を生成する(ブロック9204)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、ごみ収集引出し134のデューティーサイクルが閾値を超えたことを指示、及び/又はごみ収集引出し134のデューティーサイクルをリセットするためのユーザ入力を要求する1つ又は複数の通知及び/又は警報を生成することができる。ブロック9204に続いて、図92の方法9200はブロック9206へ進む。
【0227】
[0339]ブロック9206で、制御システム8200は、生成された通知及び/又は警報(例えば、ブロック9204で生成される)をペレットグリル100のユーザインターフェース138にローカルで提示する(ブロック9206)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、生成された通知及び/又は警報をペレットグリル100のユーザインターフェース138に提示することができる。ブロック9206で、制御システムは、追加又は別法として、生成された通知及び/又は警報(例えば、ブロック9204で生成される)をペレットグリル100から遠隔デバイス(例えば、クラウドサーバ、スマートフォン、タブレット、ラップトップコンピュータ、パーソナルコンピュータなど)へ、そこでの提示及び/又は分析のために無線で伝送することができる(ブロック9206)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、生成された通知及び/又は警報をペレットグリル100から遠隔デバイスへ無線で伝送することができる。ブロック9206に続いて、図92の方法9200はブロック9208へ進む。
【0228】
[0340]ブロック9208で、制御システム8200は、ペレットグリル100のごみ収集引出し134のデューティーサイクルがリセットされたかどうかを判定する(ブロック9208)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、デューティーサイクルカウンタ又はデューティーサイクルタイマをリセットするように制御システム8200に命令及び/又は指令する、ペレットグリル100のユーザインターフェース138を介して受信したユーザ入力に基づいて、ごみ収集引出し134のデューティーサイクルがリセットされたことを検出することができる。制御システム8200がブロック9208で、ごみ収集引出し134のデューティーサイクルがリセットされていないと判定した場合、図92の方法9200はブロック9202へ戻る。代わりに制御システム8200がブロック9208で、ごみ収集引出し134のデューティーサイクルがリセットされたと判定した場合、図92の方法9200はブロック9210へ進む。
【0229】
[0341]ブロック9210で、制御システム8200は、ごみ収集引出し134のデューティーサイクルがリセットされたことを検出したことに関連して、1つ又は複数の通知及び/又は警報を生成する(ブロック9210)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、ごみ収集引出し134のデューティーサイクルがリセットされたことを示す1つ又は複数の通知及び/又は警報を生成することができる。ブロック9210に続いて、図92の方法9200はブロック9212へ進む。
【0230】
[0342]ブロック9212で、制御システム8200は、生成された通知及び/又は警報(例えば、ブロック9210で生成される)をペレットグリル100のユーザインターフェース138にローカルで提示する(ブロック9212)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、生成された通知及び/又は警報をペレットグリル100のユーザインターフェース138に提示することができる。ブロック9212で、制御システムは、追加又は別法として、生成された通知及び/又は警報(例えば、ブロック9210で生成される)をペレットグリル100から遠隔デバイス(例えば、クラウドサーバ、スマートフォン、タブレット、ラップトップコンピュータ、パーソナルコンピュータなど)へ、そこでの提示及び/又は分析のために無線で伝送することができる(ブロック9212)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、生成された通知及び/又は警報をペレットグリル100から遠隔デバイスへ無線で伝送することができる。ブロック9212に続いて、図92の方法9200はブロック9214へ進む。
【0231】
[0343]ブロック9214で、制御システム8200は、ごみ収集引出しデューティーサイクル検出プロトコルを終了(例えば、中断)するかどうかを判定する(ブロック9214)。例えば、制御システム8200の第1の制御盤8204及び/又は第2の制御盤8206は、ごみ収集引出しデューティーサイクル検出プロトコルを終了するように制御システム8200に命令及び/若しくは指令、並びに/又はペレットグリル100の停止シーケンスを開始するように制御システム8200に命令する、ペレットグリル100のユーザインターフェース138を介して受信したユーザ入力に基づいて、ごみ収集引出しデューティーサイクル検出プロトコルが中断されるべきであることを検出することができる。制御システム8200がブロック9214で、ごみ収集引出しデューティーサイクル検出プロトコルが終了するべきでないと判定した場合、図92の方法9200はブロック9202へ戻る。代わりに制御システム8200がブロック9214で、ごみ収集引出しデューティーサイクル検出プロトコルが終了するべきであると判定した場合、図92の方法9200は終了する。
【0232】
[0344]図93は、図1図13のペレットグリル100の代替の例示的なエンジン312Aの第1の斜視図である。図94は、図93のエンジン312Aの第2の斜視図である。図95A及び図95Bは、図93及び図94のエンジン312Aの分解図である。図96は、図93図95のエンジン312Aの第1の側面図である。図97は、図93図96のエンジン312Aの第2の側面図である。図98は、図93図97のエンジン312Aの正面図である。図99は、図98の断面S-Sに沿って切り取った図93図98のエンジン312Aの断面図である。図100は、図93図99のエンジン312Aの上面図である。図101は、図100の断面T-Tに沿って切り取った図93図100のエンジン312Aの断面図である。図102は、図97の断面U-Uに沿って切り取った図93図101のエンジン312Aの断面図である。図93図102のエンジン312Aは、上述した図22図30のエンジン312に対する代替として実施することができる。
【0233】
[0345]図93図102のエンジン312Aは、例示的な枠9302、例示的なハウジング9304、例示的な燃料スライド9306、例示的なオーガダクト9308、例示的なオーガ9310、例示的なオーガモータ9312、例示的なバーンポット9314、例示的な灰スライド9316、例示的なファン9318、例示的なファン保持器9320、例示的な燃料火格子9502、例示的な点火器9504、例示的な点火器キャリア9506、第1の例示的なエアガイド9508、第2の例示的なエアガイド9510、及び例示的な点火器キャリアガイド9512を含む。図93図102の図示の例では、エンジン312Aの枠9302は、外壁108の第1の開口310に近接してペレットグリル100の本体102の外壁108の湾曲した形状を補完及び/又は整合する湾曲した形状を有する。枠9302は、エンジン312Aのいくつかの部分が本体102の外壁108の第1の開口310を通って延びるように、枠9302をペレットグリル100の本体102の外壁108に結合(例えば、締結具による)することを容易にするために、ペレットグリル100の本体102の外壁108内に形成された貫通孔のうちの対応する貫通孔と位置合わせされるように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)された複数の例示的なナット9322を含む。例えば、図93図102の枠9302がペレットグリル100の本体102の外壁108に結合されたとき、ハウジング9304、燃料スライド9306、オーガダクト9308、オーガ9310、バーンポット9314、燃料火格子9502、点火器9504、及び点火器キャリア9506のいくつかの部分は、外壁108の第1の開口310を通って内方へ延び、ペレットグリル100の本体102(例えば、調理チャンバ1002)内に設置される。図93図102の枠9302がペレットグリル100の本体102の外壁108に結合されたとき、枠9302の下部は、本体102の外壁108内に形成された油脂チャネル902を部分的に覆う。枠9302の下部によって油脂チャネル902を部分的に覆うことで、調理チャンバ1002及び/又は本体102内に存在する炎が調理チャンバ1002及び/又は本体102の外側に延びることを防止することが有利である。
【0234】
[0346]図93図102のエンジン312Aのハウジング9304は、エンジン312Aの枠9302を通って延び、エンジン312Aの枠9302によって部分的に支持される。図93図102の図示の例では、ハウジング9304は、方形の箱形構造であり、例示的な前壁9514と、前壁9514とは反対の位置に配置された例示的な後壁9516と、前壁9514と後壁9516との間に延びる例示的な第1の(例えば、左の)側壁9518と、前壁9514と後壁9516との間に延び、第1の側壁9518とは反対の位置に配置された例示的な第2の(例えば、右の)側壁9520と、前壁9514と後壁9516との間に延び、第1の側壁9518と第2の側壁9520との間にさらに延びる例示的な底壁9522とを含む及び/又はこれらによって画定される。例示的なカバー板9524が、ハウジング9304の例示的な頂面9526を画定する。
【0235】
[0347]図93図102の図示の例では、ハウジング9304の前壁9514は、閉じた壁である。ハウジング9304は、例示的な第1の開口9528、例示的な第2の開口9530、例示的な第3の開口9902、例示的な第4の開口9532、第1の例示的なスロット9534、第2の例示的なスロット9536、第3の例示的なスロット10202、及び第4の例示的なスロット10204をさらに含む。ハウジング9304の第1の開口9528は、カバー板9524の前方にハウジング9304の頂面9526に設置される。ハウジング9304の第2の開口9530は、ハウジング9304の底壁9522に近接してハウジング9304の後壁9516に設置及び/又は形成される。ハウジング9304の第3の開口9902は、ハウジング9304の前壁9514に近接してハウジング9304の底壁9522に設置及び/又は形成される。ハウジング9304の第4の開口9532は、ハウジング9304の後壁9516に近接してハウジング9304の底壁9522に設置及び/又は形成される。ハウジング9304の第1のスロット9534は、ハウジング9304の第1の側壁9518内に形成され、エンジン312Aの第1のエアガイド9508のタブを受け取るように構成される。ハウジング9304の第2のスロット9536は、ハウジング9304の第2の側壁9520内に形成され、エンジン312Aの第2のエアガイド9510のタブを受け取るように構成される。ハウジング9304の第3のスロット10202は、ハウジング9304の底壁9522内に形成され、エンジン312Aの灰スライド9316のタブを受け取るように構成される。ハウジング9304の第4のスロット10204は、ハウジング9304の底壁9522内に形成され、エンジン312Aの点火器キャリアガイド9512のフランジ(例えば、垂直壁)を受け取るように構成される。
【0236】
[0348]図99図101、及び図102に示すように、エンジン312Aのハウジング9304は、エンジン312Aのバーンポット9314、燃料火格子9502、点火器9504、点火器キャリア9506、第1のエアガイド9508、第2のエアガイド9510、及び点火器キャリアガイド9512を収納、収容、及び/又は保持する。バーンポット9314(燃料火格子9502を含む)は、ハウジング9304の第1の開口9528を介してハウジング9304内に受け取られており、ハウジング9304の第3の開口9902の上に及び/又はハウジング9304の第3の開口9902と垂直方向に位置合わせされて配置及び/又は設置される。図99図101、及び図102に示し、以下でさらに説明するように、ハウジング9304の第3の開口9902の上のバーンポット9314及び燃料火格子9502の垂直方向の位置合わせは、灰(例えば、バーンポット9314内に収容されたペレット燃料の燃焼中及び/又はペレット燃料が燃える間に発生及び/又は生成されることがある)が、燃料火格子9502及びハウジング9304の第3の開口9902を通って灰スライド9316上へ、灰スライド9316から、ペレットグリル100の本体102の下に設置されたごみ収集引出し134の灰収集ビン内へ、通過及び/又は落下することを可能にすることが有利である。灰スライド9316は、灰を下方へ(例えば、バーンポット9314から離れる方へ)案内し、灰の周期的な流れがバーンポット9314の方へ上方へ移動することを防止するように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)される。いくつかの例では、灰スライド9316は、2.0インチ~10.0インチの範囲の長さを有することが好ましく、5.0度以上の角度でハウジング9304から下方へ傾斜することが好ましい。バーンポット9314がハウジング9304内に配置されたとき、バーンポット9314の例示的な上板9324は、ハウジング9304の第1の開口9528のうちカバー板9524より前方の部分を被覆及び/又は閉鎖する。エンジン312Aの燃料スライド9306は、以下でさらに説明するように、バーンポット9314の上板9324に取付け及び/又は結合される。
【0237】
[0349]図99図101、及び図102にさらに示すように、エンジン312Aの点火器9504及び点火器キャリア9506は、ハウジング9304の第2の開口9530を介してハウジング9304内に摺動式に受け取られる。点火器キャリアガイド9512は、点火器9504及び点火器キャリア9506をハウジング9304内でハウジング9304の第1の側壁9518と第2の側壁9520との間の中心位置に配置することを助ける。図93図102の図示の例では、点火器キャリアガイド9512は、ハウジング9304の後壁9516から前壁9514の方へ動くにつれて内方へテーパが付けられるフランジ10206(例えば、垂直壁)を含む。点火器9504及び点火器キャリア9506がハウジング9304内(例えば、点火器キャリアガイド9512のフランジ10206間)に配置されたとき、点火器キャリア9506の例示的な後部タブ9538が、ハウジング9304の第2の開口9530を被覆及び/又は閉鎖する。
【0238】
[0350]エンジン312Aのファン9318は、ファン保持器9320によってハウジング9304の底壁9522でハウジング9304に取付け及び/又は結合され、ハウジング9304の第4の開口9532の下に及び/又はハウジング9304の第4の開口9532と垂直方向に位置合わせされて配置及び/又は設置される。ハウジング9304の第4の開口9532の下のファン9318の垂直方向の位置合わせは、ファン9318によって発生、生成、及び/又は出力される空気流が第4の開口9532を通ってハウジング9304内へ進むことを可能にする。空気流がファン9318からハウジング9304内へ進むと、空気流は次に、第1のエアガイド9508及び第2のエアガイド9510を介してバーンポット9314の方及び/又はバーンポット9314内へ誘導される。例えば、図95及び図102に示すように、第1のエアガイド9508及び第2のエアガイド9510の各々は、空気流がハウジング9304内に設置されたバーンポット9314の方へ進むとき、ファン9318からハウジング9304に入る空気流を集中(例えば、第1のエアガイド9508と第2のエアガイド9510との間、及び/又はハウジング9304の第1の側壁9518と第2の側壁9520との間)させる内向きのV字形プロファイルを有する。第1のエアガイド9508及び第2のエアガイド9510によって空気流を集中させることで、空気流が第1のエアガイド9508及び第2のエアガイド9510を越えてバーンポット9314の方へ進むとき、空気流にベンチュリ効果を発生及び/又は生成する。
【0239】
[0351]図93図102の図示の例では、燃料スライド9306は、例示的なパネル9540を含み、パネル9540は、例示的な前端9542と、前端9542とは反対の位置に配置された例示的な後端9544と、前端9542と後端9544との間に延びる第1の例示的な外方へ延びるフランジ9546と、前端9542と後端9544との間に延び、第1の外方へ延びるフランジ9546とは反対の位置に配置された第2の例示的な外方へ延びるフランジ9548とを有する。パネル9540は、パネル9540の前端9542に近接して設置され、第1の外方へ延びるフランジ9546から前方へ延びる第1の例示的な取付けタブ9550と、パネル9540の前端9542に近接して設置され、第2の外方へ延びるフランジ9548から前方へ延びる第2の例示的な取付けタブ9552と、パネル9540の後端9544に近接して設置された例示的な開口9554とをさらに含む。
【0240】
[0352]図93図102の図示の例では、パネル9540の第1の取付けタブ9550及び第2の取付けタブ9552の各々は、エンジン312Aの燃料スライド9306をエンジン312Aのバーンポット9314に取付け及び/又は結合することを容易にするために、バーンポット9314の上板9324内に形成された貫通孔と位置合わせ及び/又は嵌合されるように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)される。パネル9540の開口9554は、エンジン312Aの燃料スライド9306をエンジン312Aのオーガダクト9308に取付け及び/又は結合することを容易にするために、オーガダクト9308を摺動式に受け取るように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)される。燃料スライド9306のパネル9540は、後ろから前へ下がるような向き及び/又は角度である(例えば、パネル9540の後端9544は、パネル9540の前端9542より高い)。パネル9540は、エンジン312Aのオーガダクト9308を出たペレット燃料を受け取り、受け取ったペレット燃料をパネル9540の後端(例えば、上端)9544からパネル9540の前端(例えば、下端)9542へ、次にエンジン312Aのバーンポット9314内へ、下方及び/又は前方へ送出及び/又は誘導するように構成される。
【0241】
[0353]図93図102のエンジン312Aのオーガダクト9308は、エンジン312Aの枠9302内に形成された例示的な開口9556を通って延び、開口9556によって部分的に支持される。オーガダクト9308はまた、燃料スライド9306のパネル9540の後端(例えば、上端)9544に近接して形成された開口9554を通って延び、開口9554によって部分的に支持される。図93図102の図示の例では、オーガダクト9308は、円筒形の構造であり、オーガ9310によってペレットグリル100のホッパー132の送出ダクト1602からエンジン312Aの燃料スライド9306のパネル9540へ送出及び/又は供給されるべきペレット燃料とともに、エンジン312Aのオーガ9310を収納及び/又は収容するように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)される。図93図102のオーガダクト9308は、例示的な前端9558と、前端9558とは反対の位置に配置された例示的な後端9560と、前端9558と後端9560との間に延びる例示的な側壁9562とを含む及び/又はこれらによって画定される。図93図102の図示の例では、オーガダクト9308は、後ろから前へ上がるような向き及び/又は角度である(例えば、オーガダクト9308の後端9560は、オーガダクト9308の前端9558より低い)。オーガダクト9308は、例示的なダクトベース9564に結合される。ダクトベース9564は、オーガダクト9308をエンジン312Aのオーガ9310及び/又はオーガモータ9312に結合することを容易にするように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)される。
【0242】
[0354]図93図102のオーガダクト9308は、オーガダクト9308の前端9558内に形成された例示的な第1の開口9566と、オーガダクト9308の後端9560内に形成された例示的な第2の開口9568と、オーガダクト9308の側壁9562の上部内に形成された例示的な第3の開口9570とをさらに含む。オーガダクト9308の第1の開口9566及び第2の開口9568は、オーガ9310がオーガダクト9308内に収納及び/又は収容されるように、オーガ9310の周り及び/又はオーガ9310(例えば、オーガ9310の長さ)の上にオーガダクト9308を摺動式に配置することを可能にするようにそれぞれ構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)される。オーガダクト9308の第3の開口9570は、ペレットグリル100のホッパー132の送出ダクト1602からペレット燃料を受け取るように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)される。
【0243】
[0355]図93図102のエンジン312Aのオーガ9310は、エンジン312Aのオーガダクト9308を通って延びる。オーガ9310は、エンジン312Aのオーガダクト9308の前端9558及び/若しくは燃料スライド9306のパネル9540の方(例えば、調理動作中)又はそこからから離れる方(例えば、オーガ9310の詰まりに応答して、及び/又はペレット燃料の調理終了パージ中)へ、オーガダクト9308内に受け取ったペレット燃料を動かすように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)される。図93図102の図示の例では、オーガ9310は、オーガダクト9308の前端9558の方へ向けられた例示的な前端9572と、オーガ9310の前端9572とは反対の位置に配置され、オーガダクト9308の後端9560の方へ向けられた例示的な後端9574と、オーガ9310の前端9572と後端9574との間に延びる例示的な螺旋形コイル及び/又はフライティング9576とを含む。図93図102のオーガ9310のフライティング9576は、不変ピッチ(例えば、一定のピッチ)のフライティングである。他の例では、オーガ9310のフライティング9576は、後ろから前へ増大するピッチを有する可変ピッチのフライティングとすることができる(例えば、フライティング間隔は、オーガ9310の後端9574からオーガ9310の前端9572へ動くにつれて増大する)。オーガ9310の運動(例えば、オーガ2212の回転方向、回転速度、及び/又はデューティーサイクル)は、エンジン312Aのオーガモータ9312によって制御することができる。
【0244】
[0356]図93図102のエンジン312Aのオーガモータ9312は、オーガ9310及びダクトベース9564に結合される。オーガモータ9312は、オーガ9310のモータ駆動式の回転を提供するために、オーガモータ9312をオーガ9310のフライティング9576に動作可能に結合する例示的なシャフト9578を含む。オーガモータ9312は、オーガ9310の運動(例えば、回転方向、回転速度、及び/又はデューティーサイクル)を制御する。図93図102の図示の例では、オーガモータ9312は、ペレットグリル100の制御システム(例えば、上述した図82の制御システム8200)から受信したデータ、コマンド、及び/又は信号に応答して動作する制御可能なDC電源式の変速電気モータである。
【0245】
[0357]いくつかの例では、図93図102のオーガモータ9312は、オーガ9310を第1の(例えば、時計回りの)方向に回転させて、オーガダクト9308内に収容されているペレット燃料を、オーガダクト9308の後端9560から離れる方及び/若しくはオーガダクト9308の前端9558の方、並びに/又はエンジン312Aの燃料スライド9306のパネル9540の方へ動かす。図93図102のオーガモータ9312はまた、オーガ9310を第2の(例えば、反時計回りの)方向に回転させて、オーガダクト9308内に収容されているペレット燃料を、オーガダクト9308の前端9558から離れる方及び/若しくはオーガダクト9308の後端9560の方、並びに/又はエンジン312Aの燃料スライド9306のパネル9540から離れる方へ動かすことができる。したがって、エンジン312Aのオーガ9310は、可逆性のオーガであり、オーガの回転方向は、エンジン312Aのオーガモータ9312によって制御される。図93図102のオーガモータ9312、オーガ9310、及びオーガダクト9308は、エンジン312Aから取外し可能(例えば、後方へ)(例えば、ホッパー132の後壁1502の開口1606を覆うアクセスドア1604の取外し及び/又は開放による)なオーガアセンブリを形成する。
【0246】
[0358]図93図102のエンジン312Aのバーンポット9314及び燃料火格子9502は、上述した図22図41のエンジン312のバーンポット2216及び燃料火格子2402と実質上同じ方法で構築及び/又は構成される。したがって、図22図41のエンジン312のバーンポット2216及び燃料火格子2402は、エンジン312Aのバーンポット9314及び燃料火格子9502として実施することができる。例えば、図93図102のバーンポット9314は、上述した図22図41のバーンポット2216の上端3102、下端3104、側壁3106、第1の開口3108、貫通孔3110、第2の開口3202、第3の開口3204、及び中心軸線3402を含むことができ、図93図102の燃料火格子9502は、上述した図22図41の燃料火格子2402の上面4002、谷部4004、第1のフランジ4006、第2のフランジ4010、及び開口4010を含むことができる。図93図102の図示の例では、バーンポット9314は、バーンポット9314の上板9324からエンジン312Aのハウジング9304の第1の側壁9518及び第2の側壁9520の外方へ下方へ延びる例示的なフランジ9326を含む。バーンポット9314のフランジ9326は、バーンポット9314をハウジング9304内でハウジング9304の第1の側壁9518と第2の側壁9520との間の中心位置に配置することを助ける。
【0247】
[0359]図93図102のエンジン312Aの点火器9504は、例示的な前端9580と、点火器9504の前端9580とは反対の位置に配置された例示的な後端9582と、点火器9504の前端9580から後端9582の方へ延びる例示的なシャフト9584とを含む。図93図102の図示の例では、点火器9504の前端9580は、点火器9504の前端9580が、燃料火格子9502の谷部内及び/又はより全体的にエンジン312Aのバーンポット9314内に配置及び/又は設置されるように、燃料火格子9502の谷部(例えば、谷部4004)内に形成された開口のうちの1つ(例えば、開口4010のうちの1つ)を通って延びる。点火器9504の後端9582は、点火器キャリア9506内に配置及び/若しくは設置、並びに/又は点火器キャリア9506によって支持される。点火器9504のシャフト9584の中央部分が、バーンポット9314の側壁の第3の開口(例えば、側壁3106の第3の開口3204)を通って延びる。シャフト9584の後方部分は、点火器キャリア9506によって支持及び/又は点火器キャリア9506に取外し可能に結合される。点火器9504を起動及び/又は着火して、熱を発生、生成、及び/又は出力することができ、この熱は、バーンポット9314内に配置及び/又は設置(例えば、バーンポット9314の燃料火格子9502上に配置及び/又は設置)されたペレット燃料に点火及び/又は燃焼を開始する。図93図102の図示の例では、点火器9504は、ペレットグリル100の制御システム(例えば、後述する図82の制御システム8200)から受信したデータ、コマンド、及び/又は信号に応答して動作する制御可能なDC電源式のグロープラグである。
【0248】
[0360]図93図102のエンジン312Aの点火器キャリア9506は、例示的な前端9586と、点火器キャリア9506の前端9586とは反対の位置に配置された例示的な後端9588と、点火器キャリア9506の前端9586と後端9588との間に延びる例示的なアーム9590とを含む。点火器キャリア9506の前端9586は、点火器9504の後端9582及び/又はシャフト9584の後方部分を受け取るように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)された例示的な接続ソケット9592を含む。点火器9504は、点火器キャリア9506によって支持及び/又は保持されており、点火器キャリア9506の前端9586に設置された接続ソケット9592を介して点火器キャリア9506に取外し可能に結合可能である。点火器キャリア9506の後端9588は、点火器キャリア9506の後部タブ9538を形成し、点火器キャリア9506の後部タブ9538は、上述したように、ペレットグリル100の使用者によって図93図102のエンジン312Aのハウジング9304の後側からアクセス可能である(例えば、ホッパー132の後壁1502の開口1606を覆うアクセスドア1604の取外し及び/又は開放による)。
【0249】
[0361]図93図102の点火器キャリア9506及び点火器9504は、点火器キャリア9506の後部タブ9538によって、エンジン312Aのハウジング9304及び/又はより全体的にペレットグリル100から取り出すことができる(例えば、点火器9504の交換を容易にするため)。例えば、点火器キャリア9506の後部タブ9538によって点火器キャリア9506を後方へ引っ張ることで、点火器9504は、燃料火格子9502の谷部から取り出され(例えば、谷部4004内に形成された開口4010のうちの1つを通る)、エンジン312Aのバーンポット9314から取り出され(例えば、バーンポット9314の側壁3106内に形成された第3の開口3204を通る)、エンジン312Aのハウジング9304から取り出される(例えば、ハウジング9304の後壁9516内に形成された第2の開口9530を通る)。点火器キャリア9506及び点火器9504がハウジング9304及び/又はペレットグリル100から取り出された後、点火器9504を点火器キャリア9506から取り出して(例えば、点火器9504を点火器キャリア9506の接続ソケット9592から引っ張り出すことによる)、別の(例えば、新しい及び/又は交換用)点火器9506と交換することができる。その後、点火器キャリア9506及び交換用点火器9504を再びハウジング9304及び/又はペレットグリル100内へ再挿入及び/又は摺動することができ、点火器9504及び点火器キャリア9506の再挿入、摺動、及び/又は配置は、ハウジング9304内に設置された点火器キャリアガイド9512のフランジ10206によって案内される。
【0250】
[0362]図93図102のエンジン312Aのファン9318は、ファン保持器9320によってエンジン312Aのハウジング9304の底壁9522に結合される。ファン保持器9320は、空気がファン9318内へ進むことを可能にしながら、有利には固形異物がファン9318内へ不注意で吸い込まれることを防止するように構成(例えば、サイズ設定及び/又は成形)された例示的な火格子9402を含む。図93図102の図示の例では、ファン9318及びファン保持器9320は、ハウジング9304の第4の開口9532と垂直方向に位置合わせされて設置及び/又は配置される。ファン9318は、ハウジング9304を通ってファン9318から、第1のエアガイド9508及び第2のエアガイド9510を越えてバーンポット9314へ誘導されるように空気流を発生、生成、出力、及び/又は制御する。ファン9318によって発生、生成、及び/又は出力された空気流は次に、ペレットグリル100のバーンポット9314から調理チャンバ1002内へ進み、調理チャンバ1002内に高温空気の制御された循環を提供することができる。図93図102の図示の例では、ファン9318は、ペレットグリル100の制御システム(例えば、後述する図82の制御システム8200)から受信したデータ、コマンド、及び/又は信号に応答して動作する制御可能なDC電源式の変速電気モータファンである。
【0251】
[0363]図103は、図1図13のペレットグリル100の代替の例示的な油脂そらし棒アセンブリ320Aの斜視図である。図104は、図1図13のペレットグリル100内に配置された図103の油脂そらし棒アセンブリ320Aの上面図である。図105は、図104の断面V-Vに沿って切り取った図103及び図104の油脂そらし棒アセンブリ320Aの断面図である。図106は、図104の断面W-Wに沿って切り取った図103図105の油脂そらし棒アセンブリ320Aの断面図である。図103図106の油脂そらし棒アセンブリ320Aは、上述した図54図62の油脂そらし棒アセンブリ320に対する代替として実施することができる。
【0252】
[0364]図103図106の油脂そらし棒(例えば、FLAVORIZER(登録商標)棒)アセンブリ320Aは、例示的な前部ラック10302と、前部ラック10302とは反対の位置に配置された例示的な後部ラック10304と、前部ラック10302と後部ラック10304との間に設置され、前部ラック10302及び後部ラック10304に対して平行に延びる例示的な第1の(例えば、より大きい)油脂そらし棒10306と、前部ラック10302と後部ラック10304との間に設置され、前部ラック10302及び後部ラック10304に対して平行に延びる例示的な第2の(例えば、より小さい)油脂そらし棒10308とを含み、第2の油脂そらし棒10308のそれぞれの場所は、互いから隔置され、第1の油脂そらし棒の場所から隔置される。図105及び図106に示すように、油脂そらし棒アセンブリ320Aは、互いから横方向に隔置されたそれぞれの場所で前部ラック10302から後部ラック10304へ延びる例示的な第3の(例えば、より小さい)油脂そらし棒10502をさらに含む。図103図106の図示の例では、第3の油脂そらし棒10502は、第1の(例えば、より大きい)油脂そらし棒10306及び第2の(例えば、より小さい)油脂そらし棒10308を支持、保持、及び/又は配置する。
【0253】
[0365]図103図106の図示の例では、油脂そらし棒アセンブリ320Aの第1の油脂そらし棒10306は、油脂そらし棒アセンブリ320Aの前後中心の場所に配置及び/又は設置され、油脂そらし棒アセンブリ320Aの第2の油脂そらし棒10308のうちの1つは、第1の油脂そらし棒10306の前方へ設置され、油脂そらし棒アセンブリ320Aの第2の油脂そらし棒10308のうちの別の1つは、第1の油脂そらし棒10306の後方へ設置される。図105及び図106に示すように、油脂そらし棒アセンブリ320Aの第1の油脂そらし棒10306は、ペレットグリル100の熱拡散器318及び/又はバーンポット2216の上の中央の位置及び/又は場所に配置及び/又は設置される。
【0254】
[0366]図103図106の図示の例では、油脂そらし棒アセンブリ320Aの第1の油脂そらし棒10306の前後範囲は、熱拡散器318の前後範囲及び/又はバーンポット2216の前後範囲と同じ及び/又はそれよりも大きい。第1の油脂そらし棒10306、第2の油脂そらし棒10308、及び/又は第3の油脂そらし棒10502は、油脂(例えば、ペレットグリル100の油脂そらし棒アセンブリ320Aの上に配置された第1の調理火格子302及び/又は第2の調理火格子304上で調理されている食料から第1の油脂そらし棒10306、第2の油脂そらし棒10308、及び/又は第3の油脂そらし棒10502で受け取ることができる)を、ペレットグリル100の本体102の外壁108の底部内に形成された油脂チャネル902のうちの1つ又は複数の方へ誘導することが有利である。第1の油脂そらし棒10306の前後範囲は、油脂がペレットグリル100の熱拡散器318及び/若しくはバーンポット2216に接触する可能性、並びに/又はペレットグリル100の熱拡散器318及び/若しくはバーンポット2216に入る可能性を制限及び/又は低減することが有利である。
【0255】
[0367]図103図106の油脂そらし棒アセンブリ320Aの前部ラック10302及び後部ラック10304は、ペレットグリル100の本体102の外壁108から内方へ延びるタブ、フランジ、及び/若しくはマウント上に取外し可能に配置、並びに/又はペレットグリル100の本体102の外壁108から内方へ延びるタブ、フランジ、及び/若しくはマウントによって支持される。図103図106の油脂そらし棒アセンブリ320Aの第3の油脂そらし棒10502は、油脂そらし棒アセンブリ320Aの前部ラック10302及び後部ラック10304上に取外し可能に配置、並びに/又は油脂そらし棒アセンブリ320Aの前部ラック10302及び後部ラック10304によって支持される。図103図106の油脂そらし棒アセンブリ320Aの第1の油脂そらし棒10306及び第2の油脂そらし棒10308は、第3の油脂そらし棒10502上に取外し可能に配置、並びに/又は第3の油脂そらし棒10502によって支持される。
【0256】
[0368]図103図106の図示の例では、油脂そらし棒アセンブリ320Aの第1の油脂そらし棒10306、第2の油脂そらし棒10308、及び第3の油脂そらし棒10502のそれぞれは、いかなる機械的締結具の取外しも必要とすることなく、油脂そらし棒アセンブリ320Aの前部ラック10302及び後部ラック10304、並びに/又はより全体的にペレットグリル100から取り外すことができ、以て第1の油脂そらし棒10306、第2の油脂そらし棒10308、及び第3の油脂そらし棒10502を洗浄及び/若しくは交換することができる容易さ、並びに/又は使用者がペレットグリル100の調理チャンバ1002の下部にアクセスすることができる容易さを改善することができる。油脂そらし棒アセンブリ320Aの前部ラック10302及び後部ラック10304のそれぞれはまた、いかなる機械的締結具の取外しも必要とすることなく、ペレットグリル100から取り外すことができ、以て前部ラック103002及び後部ラック10304を洗浄及び/若しくは交換することができる容易さ、並びに/又は使用者がペレットグリル100の調理チャンバ1002のうち普通なら油脂そらし棒アセンブリ320Aの前部ラック10302及び後部ラック10304によって邪魔される部分にアクセスすることができる容易さを改善することができる。
【0257】
[0369]図103図106にさらに示すように、油脂そらし棒アセンブリ320A上に例示的な支持枠10310を、支持枠10310が油脂そらし棒アセンブリ320Aの前部ラック10302と後部ラック10304との間に延びるように配置することができる。支持枠10310は、ある体積の水で充填することができる例示的な水入れ皿10312を支持及び/又は保持するように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)される。支持枠10310は、水入れ皿10312の場所をペレットグリル100の調理チャンバ1002内で横方向に移動及び/又は調整することができるように、油脂そらし棒アセンブリ302Aの前部ラック10302及び後部ラック10304に沿って横方向に摺動可能になるようにさらに構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)される。図104図106に示すように、油脂そらし棒アセンブリ320A、支持枠10310、及び水入れ皿10312は集合的に、支持枠10310及び水入れ皿10312の両方がペレットグリル100の油脂そらし棒アセンブリ320Aと第1の調理火格子302との間に配置されることを可能にするように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)される。
【0258】
[0370]図107は、図1図13のペレットグリル100の代替の例示的なごみ収集引出し134Aの斜視図である。図108は、図107のごみ収集引出し134Aの分解図である。図109は、図107及び図108のごみ収集引出し134Aの正面図である。図110は、図107図109のごみ収集引出し134Aの背面図である。図111は、図107図110のごみ収集引出し134Aの上面図である。図112は、図111の断面X-Xに沿って切り取った図107図111のごみ収集引出し134Aの断面図である。図113は、図111の断面Y-Yに沿って切り取った図107図112のごみ収集引出し134Aの断面図である。図107図113のごみ収集引出し134Aは、上述した図63図69のごみ収集引出し134に対する代替として実施することができる。
【0259】
[0371]図107図113の図示の例では、ごみ収集引出し134Aは、例示的な引出し支持枠10702、例示的な引出し10704、例示的なビンポジショナ10706、例示的な灰コンパートメント10708、例示的な油脂ビンレセプタクル10710、及び例示的な油脂ビン10712を含む。図107図113の引出し支持枠10702は、ごみ収集引出し134Aの引出し10704を支持及び/又は保持する。図107図113の引出し10704の内部は、ごみ収集引出し134Aの灰コンパートメント10708を画定する。図107図113のビンポジショナ10706は、ごみ収集引出し134Aの油脂ビンレセプタクル10710を支持及び/又は保持する。図107図113の油脂ビンレセプタクル10710は、油脂ビン10712を支持及び/又は保持する。いくつかの例では、図107図113の油脂ビンレセプタクル10710の底部は、図107図113の灰コンパートメント10708の下にある表面から隔置され、したがって灰コンパートメント10708の例示的な後部10714内へ進む灰は、油脂ビンレセプタクル10710の底部の下を灰コンパートメント10708の例示的な前部10802の方へ自由に進むことができる。
【0260】
[0372]ごみ収集引出し134Aの灰コンパートメント10708の後部10714は、ペレットグリル100のバーンポット2216の第2の開口3202及び/若しくは燃料火格子2402、並びに/又はペレットグリル100のエンジン312の灰スライド2404と垂直方向に位置合わせされて配置される。別法として、ごみ収集引出し134Aの灰コンパートメント10708の後部10714は、ペレットグリル100のバーンポット9314の第2の開口3202及び/若しくは燃料火格子9502、並びに/又はペレットグリル100のエンジン312Aの灰スライド9316と垂直方向に位置合わせされて配置される。ごみ収集引出し134Aの油脂ビン10712は、灰コンパートメント10708の後部10714の前方へ、及び/又はペレットグリル100の本体102の外壁108の底部内に形成された油脂チャネル902と垂直方向に位置合わせされて配置される。
【0261】
[0373]図107図113のごみ収集引出し134Aの引出し支持枠10702は、例示的な第1の(例えば、左の)側壁10804と、第1の側壁10804とは反対の位置に配置された例示的な第2の(例えば、右の)側壁10806と、第1の側壁10804と第2の側壁10806との間に延びる例示的な後壁10808と、後壁10808の前方へ第1の側壁10804と第2の側壁10806との間に延びる例示的な底壁10810と、第1の側壁10804と第2の側壁10806との間に延びる例示的なカバー板10812と、第1の側壁10804及び第2の側壁10806の前端から外方へ延びる例示的な第1のフランジ10814と、後壁10808から後方へ延びる例示的な第2のフランジ10816とを含む。引出し支持枠10702の第1のフランジ10814は、引出し支持枠10702をペレットグリル100の横材126に取付け及び/又は結合するように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)される。引出し支持枠10702の第2のフランジ10816は、引出し支持枠10702をペレットグリル100のエンジン312の第2のハウジング2206(又は別法として、エンジン312Aのハウジング9304)に取付け及び/又は結合するように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)される。カバー板10812は、例えば下方へ延びるフランジによって形成することができる例示的な機械的止め具10818を含む。引出し支持枠10702の機械的止め具10818は、引出し10704が閉鎖位置から開放位置へ動かされているときに、図107図113のごみ収集引出し134Aの引出し10704が引出し支持枠10702から(例えば、前方へ)意図せず取り外されることを防止するための前方止め具を提供するように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)される。
【0262】
[0374]図107図113のごみ収集引出し134Aの引出し10704は、例示的な前壁10820と、引出し10704の前壁10820とは反対の位置に配置された例示的な後壁10822と、引出し10704の前壁10820と後壁10822との間に延びる例示的な第1の(例えば、左の)側壁10824と、引出し10704の第1の側壁10824とは反対の位置に配置され、引出し10704の前壁10820と後壁10822との間に延びる例示的な第2の(例えば、右の)側壁10826と、引出し10704の前壁10820と後壁10822との間に延び、引出し10704の第1の側壁10824と第2の側壁10826との間にさらに延びる例示的な底壁10828とを含む。引出し10704は、引出し支持枠10702に摺動式に嵌合するように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)される。それに応じて、図107図113のごみ収集引出し134Aの引出し10704は、図107図113のごみ収集引出し134Aの引出し支持枠10702に対して摺動可能である。図107図113の引出し10704の前壁10820は、例示的なタブ10830を含み、タブ10830により、上述した図63図69のごみ収集引出し134のタブ136のように、引出し10704を閉鎖位置から開放位置へ動かすことが容易になり、又は逆も同様である。
【0263】
[0375]図107図113のごみ収集引出し134Aのビンポジショナ10706は、引出し10704の第1の側壁10824と第2の側壁10826との間に延び、引出し10704の第1の側壁10824及び第2の側壁10826に固定の場所で結合された棒として形成する。ビンポジショナ10706は、ごみ収集引出し134Aの灰コンパートメント10708及び/又は引出し10704内に油脂ビンレセプタクル10710を支持及び/又は保持するように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)される。いくつかの例では、図107図113のビンポジショナ10706は、ごみ収集引出し134Aの油脂ビンレセプタクル10710を、油脂ビンレセプタクル10710の底壁が図107図113の灰コンパートメント10708の下にある表面から隔置される高さで配置するように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)され、したがって灰コンパートメント10708の後部10714内へ進む灰は、油脂ビンレセプタクル10710の底部の下を灰コンパートメント10708の前部10802の方へ自由に進むことができる。
【0264】
[0376]図107図113の引出し10704の前壁10820、後壁10822、第1の側壁10824、第2の側壁10826、及び底壁10828は集合的に、ごみ収集引出し134Aの灰コンパートメント10708を画定する。灰コンパートメント10708の後部10714は、ごみ収集引出し134Aの油脂ビンレセプタクル10710の後方へ設置され、灰コンパートメント10708の前部10802は、ごみ収集引出し134Aの油脂ビンレセプタクル10710の前方へ設置される。いくつかの例では、灰コンパートメント10708は、ペレットグリル100のバーンポット2216の第2の開口3202及び/若しくは燃料火格子2402、及び/若しくはペレットグリル100のエンジン312の灰スライド2404と垂直方向に位置合わせ、並びに/又はペレットグリル100のバーンポット2216の第2の開口3202及び/若しくは燃料火格子2402、及び/若しくはペレットグリル100のエンジン312の灰スライド2404の下に配置され、以て灰コンパートメント10708がペレットグリル100のバーンポット2216及び/又は灰スライド2404から灰を受け取ることを容易にする。他の例では、灰コンパートメント10708は、ペレットグリル100のバーンポット9314の第2の開口3202及び/若しくは燃料火格子9502、及び/若しくはペレットグリル100のエンジン312Aの灰スライド9316と垂直方向に位置合わせ、並びに/又はペレットグリル100のバーンポット9314の第2の開口3202及び/若しくは燃料火格子9502、及び/若しくはペレットグリル100のエンジン312Aの灰スライド9316の下に配置され、以て灰コンパートメント10708がペレットグリル100のバーンポット9314及び/又は灰スライド9316から灰を受け取ることを容易にする。ごみ収集引出し134Aが開放位置にあるとき(例えば、引出し10704が前方へ引っ張られたとき、及び/又は引出し支持枠10702から取り外されたとき)、灰コンパートメント10708の内容物(例えば、灰)を灰コンパートメント10708から取出し及び/又は処分することができる。
【0265】
[0377]図107図113のごみ収集引出し134Aの油脂ビンレセプタクル10710は、例示的な前壁10832と、油脂ビンレセプタクル10710の前壁10832とは反対の位置に配置された例示的な後壁10834と、油脂ビンレセプタクル10710の前壁10832と後壁10834との間に延びる例示的な第1の(例えば、左の)側壁10836と、油脂ビンレセプタクル10710の第1の側壁10836とは反対の位置に配置され、油脂ビンレセプタクル10710の前壁10832と後壁10834との間に延びる例示的な第2の(例えば、右の)側壁10838と、油脂ビンレセプタクル10710の前壁10832と後壁10834との間に延び、油脂ビンレセプタクル10710の第1の側壁10836と第2の側壁10838との間にさらに延びる例示的な底壁10840と、油脂ビンレセプタクル10710の後壁10834の上部から後方及び下方へ延びる例示的なフランジ10842とを含む。油脂ビンレセプタクル10710は、油脂ビン10712を支持、保持、及び/又は配置するように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)される。油脂ビンレセプタクル10710のフランジ10842は、ごみ収集引出し134Aのビンポジショナ10706の上に延出及び/又は突出し、以てごみ収集引出し134Aの灰コンパートメント10708及び/又は引出し10704内で油脂ビンレセプタクル10710の位置及び/又は場所を固定するように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)される。
【0266】
[0378]図107図113のごみ収集引出し134Aの油脂ビン10712は、油脂ビンレセプタクル10710によって支持、保持、及び/又は配置されるように構成(例えば、サイズ設定、成形、及び/又は配置)される。油脂ビン10712は、ペレットグリル100の本体102の外壁108の底部内に形成された油脂チャネル902と垂直方向に位置合わせ、並びに/又は油脂チャネル902の下に配置され、以て油脂ビン10712が調理チャンバ1002及び/又はペレットグリル100の本体102から油脂を受け取ることを容易にする。油脂ビン10712は、ごみ収集引出し134Aが開放位置にあるとき(例えば、引出し10704が前方へ引っ張られたとき、及び/又は引出し支持枠10702から取り外されたとき)油脂ビンレセプタクル10710及び/又は引出し10704から取外し可能であり、以て油脂ビン10712の内容物(例えば、油脂)の取出し及び/又は処分を容易にする。
【0267】
[0379]特定の例示的な方法、装置、及び製品について本明細書に開示したが、本特許の包含範囲はこれに限定されるものではない。逆に、本特許は、本特許の特許請求の範囲の範囲内に完全に入るすべての方法、装置、及び製品を包含する。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20
図21
図22
図23
図24A
図24B
図25
図26
図27
図28
図29
図30
図31
図32
図33
図34
図35
図36
図37
図38
図39
図40
図41
図42
図43
図44
図45
図46
図47
図48
図49
図50
図51
図52
図53
図54
図55
図56
図57
図58
図59
図60
図61
図62
図63
図64
図65
図66
図67
図68
図69
図70
図71
図72
図73
図74
図75
図76
図77
図78
図79
図80
図81
図82
図83
図84
図85
図86
図87A
図87B
図88
図89
図90
図91
図92
図93
図94
図95A
図95B
図96
図97
図98
図99
図100
図101
図102
図103
図104
図105
図106
図107
図108
図109
図110
図111
図112
図113
【国際調査報告】