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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-05-09
(54)【発明の名称】移動型四肢圧迫循環装置
(51)【国際特許分類】
   A61H 7/00 20060101AFI20220426BHJP
【FI】
A61H7/00 322B
A61H7/00 322E
A61H7/00 322C
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022501106
(86)(22)【出願日】2020-03-02
(85)【翻訳文提出日】2021-10-08
(86)【国際出願番号】 KR2020002946
(87)【国際公開番号】W WO2020184880
(87)【国際公開日】2020-09-17
(31)【優先権主張番号】10-2019-0027586
(32)【優先日】2019-03-11
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】521279099
【氏名又は名称】サンメディックス カンパニー,リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100149870
【弁理士】
【氏名又は名称】芦北 智晴
(72)【発明者】
【氏名】キム ヨンマン
(72)【発明者】
【氏名】パク ジョンジェ
(72)【発明者】
【氏名】カン ジジュン
【テーマコード(参考)】
4C100
【Fターム(参考)】
4C100AD01
4C100BA03
4C100BB05
4C100BC12
4C100BC14
4C100CA20
4C100DA08
4C100DA10
(57)【要約】
本発明は、移動型四肢圧迫循環装置に関するもので、より詳しくは、前面部(101)と後面部(102)が互いに脱着結合されて装置の外形を成し、前記前面部(101)の一面には、入出力収容溝(103)が具備され、前記前面部(101)と前記後面部(102)が結合された内側の下端位置には、電源収容部(104)が配置され、前記電源収容部(104)に連結線が入出するように側面から内側方向に電線ガイド部(105)が具備され、前記電源収容部(104)の直上位置には、エアー発生収容部(106)が具備されるケーシング(100);と、前記電源収容部(104)に収容されて安着するように具備される電源供給部(200);と、前記電源供給部(200)の電源により駆動されるように前記エアー発生収容部(106)に安着するように具備されるエアー加圧部(300);と、前記エアー加圧部(300)が発生した空気を送るように前記エアー発生収容部(106)の両側に配置されるが、前記エアー加圧部(300)に一端が連通されるように具備される第1エアーホース部(400);と、前記第1エアーホース部(400)の他端にホースで連結されて前記エアー加圧部(300)が発生した空気を送風するように複数個が具備される第2エアーホース部(410);と、前記第1エアーホース部(400)又は前記第2エアーホース部(410)のいずれか一つ又は全ての途中に具備される開閉手段(411);と、前記ケーシング(100)の内外部が連通されるように前記第2エアーホース部(410)の送風進行方向と平行に前記ケーシング(100)の一側面に配置されて前記第2エアーホース部(410)にホースでそれぞれ連通されるように第1アダプター(501)が具備され、前記第1アダプター(501)に挿入締結されて連通されるように第2アダプター(502)が具備され、前記第2アダプター(502)に結合されるエアー流出入部口(503)が具備されるエアー流出入部(500);と、前記エアー流出入口(503)に脱着可能に具備されるエアーホース(601)に連結される複数のエアー圧迫部(602)が具備されるエアーカフ(600);及び前記入出力収容溝(103)に収容される入力部(701)の入力情報と内部のタイマー(702)又は圧力感知部(703)が収集した情報を用いて前記電源供給部(200)と前記開閉手段(411)を制御し、前記入出力収容溝(103)に収容される出力部(704)に情報を出力するように具備される制御部(700);を含む移動型四肢圧迫循環装置を提供する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
前面部(101)と後面部(102)が互いに脱着結合されて装置の外形を成し、前記前面部(101)の一面には、入出力収容溝(103)が具備され、前記前面部(101)と前記後面部(102)が結合された内側の下端位置には、電源収容部(104)が配置され、前記電源収容部(104)に連結線が入出するように側面から内側方向に電線ガイド部(105)が具備され、前記電源収容部(104)の直上位置には、エアー発生収容部(106)が具備されるケーシング(100);
前記電源収容部(104)に収容されて安着するように具備される電源供給部(200);
前記電源供給部(200)の電源により駆動されるように前記エアー発生収容部(106)に安着するように具備されるエアー加圧部(300);
前記エアー加圧部(300)が発生した空気を送るように前記エアー発生収容部(106)の両側に配置されるが、前記エアー加圧部(300)に一端が連通されるように具備される第1エアーホース部(400);
前記第1エアーホース部(400)の他端にホースで連結されて前記エアー加圧部(300)が発生した空気を送風するように複数個が具備される第2エアーホース部(410);
前記第1エアーホース部(400)又は前記第2エアーホース部(410)のいずれか一つ又は全ての途中に具備される開閉手段(411);
前記ケーシング(100)の内外部が連通されるように前記第2エアーホース部(410)の送風進行方向と平行に前記ケーシング(100)の一側面に配置されて前記第2エアーホース部(410)にホースでそれぞれ連通されるように第1アダプター(501)が具備され、前記第1アダプター(501)に挿入締結されて連通されるように第2アダプター(502)が具備され、前記第2アダプター(502)に結合されるエアー流出入部口(503)が具備されるエアー流出入部(500);
前記エアー流出入口(503)に脱着可能に具備されるエアーホース(601)に連結される複数のエアー圧迫部(602)が具備されるエアーカフ(600);及び
前記入出力収容溝(103)に収容される入力部(701)の入力情報と内部のタイマー(702)又は圧力感知部(703)が収集した情報を用いて前記電源供給部(200)と前記開閉手段(411)を制御し、前記入出力収容溝(103)に収容される出力部(704)に情報を出力するように具備される制御部(700);を含むことを特徴とする、移動型四肢圧迫循環装置。
【請求項2】
前記エアーカフ(600)は、人体付着手段(603)が一面にさらに具備されることを特徴とする、請求項1に記載の移動型四肢圧迫循環装置。
【請求項3】
前記エアー流出入部(500)は、前記第1アダプター(501)と前記第2アダプター(502)は互いに正方向にのみ挿入されて結合されるように具備されることを特徴とする、請求項1に記載の移動型四肢圧迫循環装置。
【請求項4】
前記第2アダプター(502)の前記エアー流出入口(503)と前記エアーホース(601)は、Oリングを用いて結合されることを特徴とする、請求項1に記載の移動型四肢圧迫循環装置。
【請求項5】
前記エアー圧迫部(602)は、中心圧迫部(602a)と前記中心圧迫部(602a)の外部に配置される周囲圧迫部(602b)で具備されるが、前記周囲圧迫部(602b)の両端は、中心線からさらに離れるように外部方向に湾曲して外部湾曲部(602c)で具備され、PVC材質で具備されることを特徴とする、請求項1に記載の移動型四肢圧迫循環装置。
【請求項6】
前記エアー圧迫部(602)は、前記中心圧迫部(602a)を基準として中心位置から外部に進行しながら互いにV字形態を成して圧迫空間部(604)がますます広くなるように具備されることを特徴とする、請求項5に記載の移動型四肢圧迫循環装置。
【請求項7】
前記エアーカフ(600)は、左右のどちらの方向でも着用できるように具備されることを特徴とする、請求項5に記載の移動型四肢圧迫循環装置。
【請求項8】
前記制御部(700)は、前記圧力感知部(703)が収集した圧力情報を用いて前記エアー圧迫部(602)を一つずつ順次的に圧迫するように具備され、事前に設定される加圧値は、左右が互いに異なるように設定されてプログラミングシーケンスで前記エアー圧迫部(602)を一つずつ順次加圧するように具備されることを特徴とする、請求項5に記載の移動型四肢圧迫循環装置。
【請求項9】
前記制御部(700)は、前記エアー加圧部(300)の駆動と前記開閉手段(411)の開閉をすることで前記エアー圧迫部(602)の圧力をそれぞれ制御するように具備されることを特徴とする、請求項8に記載の移動型四肢圧迫循環装置。
【請求項10】
前記制御部(700)は、前記圧力感知部(703)が収集した圧力情報が事前に設定された圧力値より大きい場合は、前記出力部(704)を通じてビープ音を出力して前記エアー加圧部(300)の動作を停止するが、測定される圧力値が事前設定値以内に戻る場合に、前記エアー加圧部(300)を再び駆動するように具備され、事前に設定された圧力値は、設定モードによって段階的に調整が可能に具備されることを特徴とする、請求項1に記載の移動型四肢圧迫循環装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、移動型四肢圧迫循環装置に関し、より詳しくは、小型軽量のケーシング本体と充電式電源供給装置を通じて場所に関係なく四肢圧迫循環装置を用いることができるようにすると同時に使用者が着用して移動中にも使用可能な移動型四肢圧迫循環装置を提供することに関する。
【背景技術】
【0002】
一般的に、血栓により閉塞した部位の下の静脈血の循環を改善して静脈圧を減少させる方法としては、医療用高弾力圧迫ストッキングを着用し、足首運動を通じてふくらはぎの筋肉を収縮させて静脈血の循環を助け、下腿を胸より高くして重力により血が循環するように助ける方法などがある。
【0003】
また、脚の痛症や血液循環障害による浮腫と下肢静脈瘤を治療及び予防するための最も良い方法としては、周囲の筋肉を補強させて自己治癒力により治療することである。
【0004】
従来の治療は、筋肉を強化させる物理治療や、経穴を刺激することで血行が円滑に行われるようにするマッサージや指圧などの方法を通じて病的な状態を治療乃至緩和させる方法が広く行われている。
【0005】
すなわち、指圧やマッサージ(massage)は、主に手を用いて直接皮膚に一定の方法で力学的刺激を与えることで生体反応を起こして身体の変調を直して病気を治療して健康を増進させる一種の手技施術であって、指圧・マッサージにより血液やリンパの循環を促進し且つ新陳代謝を盛んにして組織の栄養を高め、老廃物を排泄させて抵抗力を増強させる。
【0006】
このような触圧刺激は、神経を刺激して鎮痛として作用するので、麻痺した神経の回復を促進し、内臓機能の変調を直す効果がある。
【0007】
しかし、このような指圧・マッサージは、大部分治療を受ける人が一人では施術が不可能なので、他人の助けを借りなければならない煩わしさがあるだけではなく、人の力に依存して実施されることによってその効果が一定ではない問題点があった。
【0008】
このような問題点を改善するために、従来には、自ら指圧・マッサージを受けることができる指圧・マッサージ器が開発されて用いられており、駆動源を用いて指圧球を振動させる振動マッサージ器と、空気の圧力を用いた空気圧マッサージ器が開示されている。
【0009】
従来の振動マッサージ器は、振動モーターやソレノイドなどのような駆動源を用いて指圧球を振動させる方式であって、このような振動指圧器は、大部分身体の一部分を繰り返して打撃(たたく)する方式なので、指圧効果が低いだけでなく、打撃による2次痛症を誘発する短所があり、また、指圧球の振動を身体に正しく伝達するためには、指圧球を身体部位に一定の力で押す必要があるので、使用上の不便さが大きいだけでなく、大変なので持続的な使用が難しい問題点があった。
【0010】
一方、従来の空気圧マッサージ器は、ポンプから生成された圧縮空気を使用者の身体の一部を包むように構成されたカフに反復的に空気圧が作用する方式であって、このような空気圧方式のマッサージ器は、大部分身体の腕や脚の身体部分を包むようになっているカフに空気を注入及び排出することによって、これを通じて身体の一部に繰り返して圧力が加わるように構成されている。
【0011】
しかし、従来技術による空気圧マッサージ器は、単純に膨脹又は収縮する複数の空気室と接触する身体の局部に刺激が付与されるので、マッサージ効果が低いという短所がある。
【0012】
すなわち、多数個の空気室は、単純に空気圧が作用して単純に膨脹と収縮を繰り返すことによってカフを着用した身体の一部分に単純に一定圧力を加えて押すことに過ぎないので、経穴を刺激する指圧効果を期待しにくいという問題点がある。
【0013】
このような問題点を改善するための従来技術としては、韓国登録実用新案第20-0447803号公報(20100212)で「四肢圧迫空気マッサージ器」が提案されたことがあり、その請求項1には、マッサージを受けようとする身体部位を包囲し、内部に形成される空気圧の変化によって膨脹と収縮が繰り返されながら身体部位に圧迫を加えるカフと、前記カフの複数個に区画された空気袋と、前記空気袋の内部に供給される空気量を調節して所定の空気圧が形成されるようにする空気圧発生器と、前記空気圧発生器から前記空気袋に空気圧を伝達するための空気ホースを含んでなる四肢圧迫空気マッサージ器であって、前記空気袋は、前記空気圧により膨脹と収縮が行われるチューブ層と、前記チューブ層の外側面を取り囲む保護層からなり、前記保護層には、身体接触方向に突設させた複数個の指圧突起が具備され、前記指圧突起は、前記保護層に下端が固定設置される指圧突起本体と、前記保護層の外に突き出された前記指圧突起本体の上側に脱着可能に嵌め込み結合される指圧突起カバーからなることを特徴とする四肢圧迫空気マッサージ器が開示されている。前記従来技術による四肢圧迫空気マッサージ器は、身体接触方向に複数個の指圧突起を突設したものであって、空気圧により膨脹と収縮される過程で指圧突起が使用者の身体に刺激を加える構成である。
【0014】
しかし、前記従来技術による四肢圧迫空気マッサージ器は、指圧突起が固定されているため指圧突起に該当する身体の局部に対してのみ繰り返して刺激を加えて痛症を誘発する短所があるだけではなく、刺激が不必要な身体の部位に対しても刺激が加えられることによって消費者の不満をもたらす問題点があった。
【0015】
一方、前記多くの従来技術による空気圧マッサージ器は、身体の脚や腕部分を完全に包囲した状態、すなわち、着用した状態でマッサージを行うため換気が困難な構造なので、使用者が排出する汗や体液により汚染される短所があり、これを解決するために使い捨て不織布や綿からなるカバーを身体に着用した後に使用することになっているが、使用が煩わしくて不便な問題点があった。
【0016】
その他にも従来技術による空気圧マッサージ器の場合、大部分の使用者はソファーや椅子などに座った姿勢でマッサージを受けることになるが、カフが外れる現象があり、それによって、使用者はマッサージを受ける過程でずり落ちるカフを上に掴んで引っ張らなければならない不便さがあった。
【0017】
また、空気圧マッサージ器が配置された場所以外では必要なマッサージ措置を受けられないという問題点がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0018】
【特許文献1】韓国登録実用新案第20-0472269号公報(20140408)、空気マッサージ器用エアーカフ
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0019】
本発明が達成しようとする技術的課題は、上述したような問題点乃至は必要性を解決するためのものであって、小型軽量の本体と充電式電源供給装置を通じて場所に関係なく四肢圧迫循環装置を使用できるようにすると同時に使用者が着用して移動中にも使用できる四肢圧迫循環装置を提供するようにする。
【0020】
本発明の他の目的は、エアー加圧部が発生した空気を送るようにエアー加圧部の一端に連結される第1エアーホースの他端に連結されてエアー加圧部が発生した空気を分岐してエアーカフに送風する複数個の第2エアーホースを提供してエアー分岐が効果的に行われるようにすることである。
【0021】
本発明のまた他の目的は、第2アダプターのエアー流出入口とエアーホースをOリングを用いて連通結合して空気漏出を事前に予防することである。
【0022】
本発明のまた他の目的は、エアーカフを左右のどちらの方向でも着用できるようにエアー圧迫部を対称形態に提供し、一面に人体付着手段を提供することである。
【0023】
本発明のまた他の目的は、入力部と出力部が含まれる制御部を通じて使用者が設定した多様なマッサージモードと圧力モード(又は数値)が入力されて動作状態がモニタリングされるようにすることである。
【0024】
本発明のまた他の目的は、第2エアーホースに圧力感知部を具備してそれぞれのエアー圧迫部の圧力を感知し、それぞれの圧迫対象部位を別途制御できるようにすることである。
【0025】
本発明のまた他の目的は、エアー圧迫部の圧力を収集してエアー加圧部の駆動と開閉手段の開閉をすることでエアー圧迫部の圧力を自動に上げるか下げるようにすることである。
【0026】
本発明のまた他の目的は、圧力感知部が収集した圧力情報が事前に設定された圧力値より大きい場合に、出力部を通じてビープ音を出力してエアー加圧部の動作を停止して使用中の事故と使用上の不便さを予防することである。
【0027】
本発明のまた他の目的は、圧力感知部が収集した圧力情報が事前に設定された圧力値以内に戻る場合に、エアー加圧部を再び駆動して使用者の介入なしでも正常動作が連続的に行われるようにすることである。
【0028】
本発明のまた他の目的は、第1アダプターに結合連通される第2アダプダーは、互いに正方向にのみ結合されるようにして使用者の不注意によるエアー漏れを防止することである。
【0029】
一方、本発明で達成しようとする技術的課題は、以上で言及した技術的課題に制限されず、言及しなかったまた他の技術的課題は、下の記載から本発明が属する技術分野において通常の知識を有した者に明確に理解されるはずである。
【課題を解決するための手段】
【0030】
上述した課題を実現するための本発明の一例と関連された移動型四肢圧迫循環装置は、まず、前面部(101)と後面部(102)が互いに脱着結合されて装置の外形を成し、前記前面部(101)の一面には、入出力収容溝(103)が具備され、前記前面部(101)と前記後面部(102)が結合された内側の下端位置には、電源収容部(104)が配置され、前記電源収容部(104)に連結線が入出するように側面から内側方向に電線ガイド部(105)が具備され、前記電源収容部(104)の直上位置には、エアー発生収容部(106)が具備されるケーシング(100);を含むことができる。
【0031】
ここで、前記電源収容部(104)に収容されて安着するように具備される電源供給部(200);を含むことができる。
【0032】
また、前記電源供給部(200)の電源により駆動されるように前記エアー発生収容部(106)に安着するように具備されるエアー加圧部(300);を含むことができる。
【0033】
また、前記エアー加圧部(300)が発生した空気を送るように前記エアー発生収容部(106)の両側に配置され、前記エアー加圧部(300)に一端が連通するように具備される第1エアーホース部(400);を含むことができる。
【0034】
ここで、前記第1エアーホース部(400)の他端にホースで連結されて前記エアー加圧部(300)が発生した空気を送風するように複数個が具備される第2エアーホース部(410);を含むことができる。
【0035】
このとき、前記第1エアーホース部(400)又は前記第2エアーホース部(410)のいずれか一つ又は全ての途中に具備される開閉手段(411);を含むことができる。
【0036】
ここで、前記ケーシング(100)の内外部が連通されるように前記第2エアーホース部(410)の送風進行方向と平行に前記ケーシング(100)の一側面に配置されて前記第2エアーホース部(410)にホースでそれぞれ連通されるように第1アダプター(501)が具備され、前記第1アダプター(501)に挿入締結されて連通されるように第2アダプター(502)が具備され、前記第2アダプター(502)に結合されるエアー流出入口(503)が具備されるエアー流出入部(500);を含むことができる。
【0037】
また、前記エアー流出入口(503)に脱着可能に具備されるエアーホース(601)に連結される複数のエアー圧迫部(602)が具備されるエアーカフ(600);を含むことができる。
【0038】
このとき、前記入出力収容溝(103)に収容される入力部(701)の入力情報と内部のタイマー(702)又は圧力感知部(703)が収集した情報を用いて前記電源供給部(200)と前記開閉手段(411)を制御し、前記入出力収容溝(103)に収容される出力部(704)に情報を出力するように具備される制御部(700);を含むことができる。
【0039】
一方、前記エアーカフ(600)は、人体付着手段(603)が一面にさらに具備されることを特徴とする。
【0040】
また、前記エアー流出入部(500)は、前記第1アダプター(501)と前記第2アダプター(502)は、互いに正方向にのみ挿入されて結合するように具備されることを特徴とする。
【0041】
ここで、前記第2アダプター(502)の前記エアー流出入口(503)と前記エアーホース(601)は、Oリングを用いて結合されることを特徴とする。
【0042】
一方、前記エアー圧迫部(602)は、中心圧迫部(602a)と前記中心圧迫部(602a)の外部に配置される周囲圧迫部(602b)で具備され、前記周囲圧迫部(602b)の両端は、中心線からさらに離れるように外部方向に湾曲して外部湾曲部(602c)で具備され、PVC材質で具備されることを特徴とする。
【0043】
また、前記エアー圧迫部(602)は、前記中心圧迫部(602a)を基準として中心位置から外部に進行しながら互いにV字形態を成して圧迫空間部(604)がますます大きくなるように具備されることを特徴とする。
【0044】
このとき、前記エアーカフ(600)は、左右のどちらの方向でも取り付けられるように具備されることを特徴とする。
【0045】
一方、前記制御部(700)は、前記圧力感知部(703)が収集した圧力情報を用いて前記エアー圧迫部(602)を一つずつ順次的に圧迫するように具備されることを特徴とする。
【0046】
また、前記制御部(700)は、前記エアー加圧部(300)の駆動と前記開閉手段(411)の開閉をすることで前記エアー圧迫部(602)の圧力をそれぞれ制御するように具備されることを特徴とする。
【0047】
このとき、前記制御部(700)は、前記圧力感知部(703)が収集した圧力情報が事前に設定された圧力値より大きい場合は、前記出力部(704)を通じてビープ音を出力して前記エアー加圧部(300)の動作を停止するが、測定される圧力値が事前の設定値以内に戻る場合に、前記エアー加圧部(300)を再び駆動するように具備され、事前に設定された圧力値は、設定モードによって段階的に調整が可能となるように具備されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0048】
さて、本発明は、移動型四肢圧迫循環装置を提供することで、
【0049】
1.小型軽量の本体と充電式電源供給装置を通じて場所に関係なく四肢圧迫循環装置を使用可能にすると同時に使用者が着用して移動中にも使用できる便利性を提供する。
【0050】
2.エアー加圧部が発生した空気を送るようにエアー加圧部の一端に連結される第1エアーホースの他端に連結されてエアー加圧部が発生した空気を分岐してエアーカフに送風する複数個の第2エアーホースを提供してエアー分岐が効果的に行われる。
【0051】
3.第2アダプターのエアー流出入口とエアーホースをOリングを用いて連通結合して空気漏出を予防する。
【0052】
4.エアー圧迫部が対称形態で提供され、一面には人体付着手段を提供して、エアーカフを左右のどちらの方向でも着用できる。
【0053】
5.入力部と出力部が含まれる制御部を通じて使用者が設定した多様なマッサージモードと圧力モード(又は数値)が入力されて動作状態が便利にモニタリングされる。
【0054】
6.第2エアーホースに圧力感知部を具備してそれぞれのエアー圧迫部の圧力を感知し、互いに別に制御できるので、マッサージ効果を高めることができる。
【0055】
7.エアー圧迫部の圧力を収集してエアー加圧部の駆動と開閉手段の開閉をすることで、エアー圧迫部の圧力を自動で上げるか下げることができる。
【0056】
8.圧力感知部が収集した圧力情報が事前に設定された圧力値より大きい場合には、出力部を通じてビープ音を出力してエアー加圧部の動作を停止して使用中の事故を未然に防止する効果がある。
【0057】
9.圧力感知部が収集した圧力情報が事前に設定された圧力値以内に戻る場合に、エアー加圧部を再び駆動して使用者の介入なしでも正常動作が行われる便利さがある。
【0058】
10.第1アダプターに結合連通される第2アダプターは、互いに正方向にのみ結合されるようにして使用者の不注意によるエアー漏れを防止する効果がある。
【0059】
一方、本発明から得られる効果は、以上で言及した効果に制限されず、言及しなかったまた他の効果は、下の記載から本発明が属する技術分野において通常の知識を有した者に明確に理解されるはずである。
【0060】
本明細書に添付される次の図面は、本発明の好ましい一実施例を例示するものに過ぎず、発明の詳細な説明とともに本発明の技術的思想を一層理解させる役目をするものであって、本発明は、そのような図面に記載した事項にのみ限定して解釈されてはいけない。
【図面の簡単な説明】
【0061】
図1】本発明の好ましい一実施例による移動型四肢圧迫循環装置の前面部と後面部に具備されるケーシングの外形を説明するための3次元図である。
図2】本発明の好ましい一実施例による移動型四肢圧迫循環装置のケーシングの内部配置のための3次元図である。
図3】本発明の好ましい一実施例による移動型四肢圧迫循環装置のケーシングの一端に配置される第1、2アダプター部の結合関係を説明するための3次元図である。
図4】同上。
図5】本発明の好ましい一実施例による移動型四肢圧迫循環装置のエアーカフを説明するための写真である。
図6】本発明の好ましい一実施例による移動型四肢圧迫循環装置のエアー加圧部と第1、2エアーホース部を説明するための概念図である。
図7】同上。
図8】本発明の好ましい一実施例による移動型四肢圧迫循環装置の制御構造を説明するためのブロック図とフローチャートである。
図9】同上。
図10】本発明の好ましい一実施例による移動型四肢圧迫循環装置を脚の左右に同時着用する内容を説明するための使用状態写真である。
図11】本発明の好ましい一実施例による移動型四肢圧迫循環装置の多様な出力部の内容を説明するための使用状態写真である。
図12】本発明の好ましい一実施例による移動型四肢圧迫循環装置の入力部を用いて多様な入力モードを設定する内容を説明するための使用状態写真である。
【発明を実施するための形態】
【0062】
本明細書に開示されている本発明の概念による実施例に対する特定の構造的又は機能的説明は、単に本発明の概念による実施例を説明するための目的で例示されたものであって、本発明の概念による実施例は、多様な形態で実施され得、本明細書に説明された実施例によって限定されない。
【0063】
本発明の概念による実施例は、多様な変更を加えることができ、多くの形態を有することができるので、実施例を図面に例示し、本明細書で詳細に説明しようとする。しかし、これは本発明の概念による実施例を特定の開示形態に対して限定しようとするものではなく、本発明の思想及び技術範囲に含まれる全ての変更、均等物又は代替物を含む。
【0064】
図1は、本発明の好ましい一実施例による移動型四肢圧迫循環装置の前面部と後面部に具備されるケーシングの外形を説明するための3次元図であり、図2は、本発明の好ましい一実施例による移動型四肢圧迫循環装置のケーシングの内部配置のための3次元図であり、図3及び図4は、本発明の好ましい一実施例による移動型四肢圧迫循環装置のケーシングの一端に配置される第1、2アダプター部の結合関係を説明するための3次元図であり、図5は、本発明の好ましい一実施例による移動型四肢圧迫循環装置のエアーカフを説明するための写真であり、図6及び図7は、本発明の好ましい一実施例による移動型四肢圧迫循環装置のエアー加圧部と第1、2エアーホース部を説明するための概念図であり、図8及び図9は、本発明の好ましい一実施例による移動型四肢圧迫循環装置の制御構造を説明するためのブロック図とフローチャートであり、図10は、本発明の好ましい一実施例による移動型四肢圧迫循環装置を脚の左右に同時着用する内容を説明するための使用状態写真であり、図11は、本発明の好ましい一実施例による移動型四肢圧迫循環装置の多様な出力部の内容を説明するための使用状態写真であり、図12は、本発明の好ましい一実施例による移動型四肢圧迫循環装置の入力部を用いて多様な入力モードを設定する内容を説明するための使用状態写真である。
【0065】
まず、本願発明による移動型四肢圧迫循環装置は、図1及び図2に示したように、前面部101と後面部102が互いに脱着結合されて装置の外形をなし、前記前面部101の一面には、入出力収容溝103が具備され、前記前面部101と前記後面部102が結合された内側の下端位置には、電源収容部104が配置され、前記電源収容部104に連結線が入出するように側面から内側方向に電線ガイド部105が具備され、前記電源収容部104の直上位置には、エアー発生収容部106が形成されるケーシング100が具備される。
【0066】
また、前記電源収容部104に収容されて安着するように配置される電源供給部200が具備される。
【0067】
前記電源供給部200は、移動時に使用可能に充電式バッテリーで具備されることが好ましく、前記電線ガイド部105を通じて充電が行われ得るようにする。
【0068】
一方、前記電源供給部200の電源により駆動されるように前記エアー発生収容部106に安着されるエアー加圧部300が具備される。
【0069】
このとき、前記エアー加圧部300は、モーターにより駆動されるエアーブロワ、エアファンなどや小型コンプレッサーのうちいずれか一つで具備され得るが、エアーコンプレッサーで具備される場合には、人体に無害なオイルレスコンプレッサーで具備されることが好ましい。
【0070】
また、前記エアー加圧部300が発生した空気を送るように前記エアー発生収容部106の両側に配置されるが、前記エアー加圧部300に一端が連通される第1エアーホース部400が具備され、前記第1エアーホース部400の他端にホースで連結されて前記エアー加圧部300が発生した空気を送風するように複数個の第2エアーホース部410が具備される。
【0071】
このとき、図6及び図7に示したように、前記エアー加圧部300では、単一のエアーホースから出発して多数のエアーホースに分岐されてもよく、それとは異なり、前記エアー加圧部300から複数のエアーホースで具備されてもよい。
【0072】
一方、第1エアーホース部400又は前記第2エアーホース部410のいずれか一つ又は全ての途中には、開閉手段411が具備されて送風の流れをON/OFFする。
【0073】
ここで、図3に示したように、前記ケーシング100の内外部が連通されるように前記第2エアーホース部410の送風進行方向と平行に前記ケーシング100の一側面に配置されて前記第2エアーホース部410にホースによりそれぞれ連通されるように第1アダプター501が具備され、前記第1アダプター501に挿入締結されて連通されるように第2アダプター502が具備され、前記第2アダプター502に結合されるエアー流出入口503が形成されるエアー流出入部500が具備される。
【0074】
このように具備される前記エアー流出入口503に、図4及び図5に示したように、脱着可能に具備されるエアーホース601に連結される複数のエアー圧迫部602が含まれるエアーカフ600が具備されて着用者をマッサージするか圧迫することができるようにする。
【0075】
ここで、図8図11及び図12に示したように、前記入出力収容溝103に収容される入力部701の入力情報と内部のタイマー702又は圧力感知部703が収集した情報を用いて前記電源供給部200と前記開閉手段411を制御し、前記入出力収容溝103に収容される出力部704に情報を出力するように制御部700が具備される。
【0076】
ここで、前記エアーカフ600は、図5に示したように、人体付着手段603が一面にさらに具備されるが、前記人体付着手段603は、一例で、ベルクロ(登録商標)で具備され得る。
【0077】
一方、前記エアー流出入部500は、図4に示したように、前記第1アダプター501と前記第2アダプター502は、互いに正方向にのみ挿入されて結合するように具備されて使用者の不注意によるエアー漏れを事前に予防し得る。
【0078】
また、前記第2アダプター502の前記エアー流出入口503と前記エアーホース601は、Oリングを用いて結合して前記エアー流出入口503と前記エアーホース601の間のエアー漏れも防止し得る。
【0079】
一方、図5に示したように、前記エアー圧迫部602は、中心圧迫部602aと前記中心圧迫部602aの外部に配置される周囲圧迫部602bで具備されるが、前記周囲圧迫部602bの両端は、中心線からさらに離れるように外部方向に湾曲して外部湾曲部602cで具備され、材質は、PVCで具備されるので、圧迫が効果的に行われ、汚染予防と掃除が容易となる。
【0080】
また、前記エアー圧迫部602は、前記中心圧迫部602aを基準として中心位置から外部に進行しながら互いにV字形態を成して圧迫空間部604がますます大きくなるように具備され、空気が満ちた圧迫状態では、図10に示したように、着用対象部位を効果的に圧迫すると同時に左右のどちらの方向でも着用できるように前記エアーカフ600が具備される。
【0081】
一方、図9に示したように、前記制御部700は、前記圧力感知部703が収集した圧力情報を用いて前記エアー圧迫部602を一つずつ順次的に圧迫するように具備される。
【0082】
すなわち、一実施例で、脚に前記エアーカフ600を着用した状態で上部圧迫、上部圧迫解除及び中間圧迫、中間圧迫解除及び下部圧迫、下部圧迫解除及び中間圧迫、中間圧迫解除及び上部圧迫などを前記制御部700を通じて制御するようにすることで、手でマッサージする効果を着用者が得られるようにする。
【0083】
また、前記制御部700は、前記エアー加圧部300の駆動と前記開閉手段411の開閉をすることで、前記エアー圧迫部602の圧力をそれぞれ制御するように具備されて、圧迫と解除をそれぞれ同時に具現することができる。
【0084】
このとき、前記制御部700は、前記圧力感知部703が収集した圧力情報が事前に設定された圧力値より大きい場合は、前記出力部704を通じてビープ音を出力して前記エアー加圧部300の動作を停止するが、測定される圧力値が事前設定値以内に戻る場合に、前記エアー加圧部300を再び駆動するように具備される。事前に設定された圧力値は、図12に示したような設定モードによって段階的に調整が可能となるように具備される。
【0085】
以上で説明した本願発明の移動型四肢圧迫循環装置を用いることで、小型軽量本体と充電式電源供給装置を通じて場所に関係なく四肢圧迫循環装置を使用可能にすると同時に使用者が着用して移動中にも使用できる便利性を得、エアー加圧部が発生した空気を送るようにエアー加圧部の一端に連結される第1エアーホースの他端に連結されてエアー加圧部が発生した空気を分岐してエアーカフに送風する複数個の第2エアーホースを提供してエアー分岐が効果的に行われ、第2アダプターのエアー流出入口とエアーホースをOリングを用いて連通結合して空気漏出を予防し、エアー圧迫部が対称形態で提供され、一面には人体付着手段を提供してエアーカフを左右のどちらの方向でも着用できる効果があり、入力部と出力部が含まれる制御部を通じて使用者が設定した多様なマッサージモードと圧力モード(又は数値)が入力されて動作状態が便利にモニタリングされ、第2エアーホースに圧力感知部を具備してそれぞれのエアー圧迫部の圧力を感知し、互いに別に制御できるので、マッサージ効果を高めることができ、エアー圧迫部の圧力を収集してエアー加圧部の駆動と開閉手段の開閉をすることで、エアー圧迫部の圧力を自動に上げるか下げることができ、圧力感知部が収集した圧力情報が事前に設定された圧力値より大きい場合には、出力部を通じてビープ音を出力してエアー加圧部の動作を停止して使用中の事故を未然に防止し、圧力感知部が収集した圧力情報が事前に設定された圧力値以内に戻る場合に、エアー加圧部を再び駆動して使用者の介入なしでも正常動作が行われ、第1アダプターに結合連通される第2アダプターは、互いに正方向にのみ結合されるようにして使用者の不注意によるエアー漏れを防止する効果がある。
【0086】
以上、本発明は、好ましい一実施例を通じて説明したが、上述した実施例は、本発明の技術的思想を例示的に説明したものに過ぎず、本発明の技術的思想を脱しない範囲内で多様な変化が可能であることは、この分野で通常の知識を有した者であれば理解できる。したがって、本発明の保護範囲は、特定の実施例ではなく特許請求の範囲に記載した事項によって解釈する必要があり、それと同等な範囲内にある全ての技術的思想も本発明の権利範囲に含まれるものと解釈しなければならない。
【符号の説明】
【0087】
100:ケーシング
101:前面部
102:後面部
103:入出力収容溝
104:電源収容部
105:電線ガイド部
106:エアー発生収容部
200:電源供給部
300:エアー加圧部
400:第1エアーホース部
410:第2エアーホース部
411:開閉手段
500:エアー流出入部
501:第1アダプター
502:第2アダプター
503:エアー流出入口
600:エアーカフ
601:エアーホース
602:エアー圧迫部
602a:中心圧迫部
602b:周囲圧迫部
602c:外部湾曲部
603:人体付着手段
604:圧迫空間部
700:制御部
701:入力部
702:タイマー
703:圧力感知部
704:出力部
B:電源ボタン
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
【国際調査報告】