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特表2022-525158封止されたパッケージを生成するパッケージ化装置
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  • 特表-封止されたパッケージを生成するパッケージ化装置 図1
  • 特表-封止されたパッケージを生成するパッケージ化装置 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-05-11
(54)【発明の名称】封止されたパッケージを生成するパッケージ化装置
(51)【国際特許分類】
   B65B 9/20 20120101AFI20220428BHJP
   B65B 61/24 20060101ALI20220428BHJP
   B65B 55/04 20060101ALI20220428BHJP
【FI】
B65B9/20
B65B61/24
B65B55/04 B
B65B55/04 H
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2021555257
(86)(22)【出願日】2020-03-03
(85)【翻訳文提出日】2021-11-12
(86)【国際出願番号】 EP2020055568
(87)【国際公開番号】W WO2020182542
(87)【国際公開日】2020-09-17
(31)【優先権主張番号】19162708.2
(32)【優先日】2019-03-14
(33)【優先権主張国・地域又は機関】EP
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】391053799
【氏名又は名称】テトラ ラバル ホールディングス アンド ファイナンス エス エイ
【住所又は居所原語表記】70 Avenue General Guisan,CH-1009 Pully,Switzerland
(74)【代理人】
【識別番号】100151105
【弁理士】
【氏名又は名称】井戸川 義信
(72)【発明者】
【氏名】フィリッポ・フェラリーニ
(72)【発明者】
【氏名】マルコ・カレリ
(72)【発明者】
【氏名】ステファノ・ボコラリ
(72)【発明者】
【氏名】クラウディオ・ロンカグリア
(72)【発明者】
【氏名】クラウディオ・フェラーリ
【テーマコード(参考)】
3E050
3E056
【Fターム(参考)】
3E050AA01
3E050AA02
3E050AA08
3E050AB02
3E050AB08
3E050BA01
3E050BA11
3E050CC06
3E050DC02
3E050DD03
3E050FB01
3E050FB07
3E050GC02
3E050GC07
3E050JA05
3E056AA05
3E056AA20
3E056BA01
3E056BA12
3E056BA14
3E056CA02
3E056DA01
3E056FG08
3E056HA10
(57)【要約】
少なくとも隔離ハウジング(18)と、隔離ハウジング(18)内において少なくとも部分的に配置された、且つ、注入可能な製品の封止された半完成状態のパック(9)を形成及び/又は取得するように構成された、形成装置(19)と、封止された半完成状態のパック(9)を隔離ハウジング(18)内において受け取るように、且つ、隔離ハウジング(18)から外に、且つ、転送ステーション(21)まで、封止された半完成状態のパック(9)を前進させるように、構成された出口搬送ユニット(20)と、転送ステーション(21)において配置された、且つ、出口搬送ユニット(20)から封止された半完成状態のパック(9)を受け取るように、且つ、パッケージ(2)を得るべく、封止された半完成状態のパック(9)を処理及び/又は操作するように、構成された、最終折り曲げユニット(22)と、を有する、注入可能な製品の封止されたパッケージ(2)を生成するパッケージ化装置(1)について記述されている。
【選択図】 図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
注入可能な製品の封止されたパッケージ(2)を生成するパッケージ化装置(1)であって、少なくとも、
-隔離ハウジング(18)と、
-前記隔離ハウジング(18)内において少なくとも部分的に配置された、且つ、前記注入可能な製品の封止された半完成状態のパック(9)を形成し且つ/又は得るように構成された、形成装置(19)と、
-前記隔離ハウジング(18)内において前記封止された半完成状態のパック(9)を受け取るように、且つ、前記隔離ハウジング(18)から外に、且つ、転送ステーション(21)まで、前記封止された半完成状態のパック(9)を前進させるように、構成された出口搬送ユニット(20)と、
-前記転送ステーション(21)において配置された、且つ、前記出口搬送ユニット(20)から前記封止された半完成状態のパック(9)を受け取るように、且つ、前記パッケージ(2)を得るべく、前記封止された半完成状態のパック(9)を処理及び/又は操作するように、構成された、最終折り曲げユニット(22)と、
を有する装置。
【請求項2】
少なくとも、前記パッケージ化材料のウェブ(4)が、使用の際に、チューブ(3)に形成される、且つ、チューブ前進経路(Q)に沿って前記チューブ(3)を前進させるための、チューブ形成ステーション(23)まで、ウェブ前進経路(P)に沿ってパッケージ化材料のウェブ(4)を前進させる搬送装置(22)を更に有し、
前記隔離ハウジング(18)は、少なくとも、
-第1内側環境(26)を有する第1隔離チャンバ(25)と、
-第2内側環境(28)を有する第2隔離チャンバ(27)と、
を有し、
前記形成装置(19)は、少なくとも、
-前記第1隔離チャンバ(25)内において少なくとも部分的に配置された、且つ、前記チューブ形成ステーション(23)において前記チューブ(3)を形成するように、且つ、前記第1内側環境(26)内において前記チューブ(3)を長手方向において封止するように、構成された、チューブ形成及び封止装置(32)と、
-前記チューブ(3)を前記注入可能な製品によって充填する充填装置(33)と、
-前記第2隔離チャンバ(27)内において少なくとも部分的に配置された、且つ、前記封止された半完成状態のパック(9)を得るように、前記第2内側環境(28)内において前記チューブ(3)を形成し、横断方向において封止し、且つ、横断方向において切断するように適合された、パッケージ形成ユニット(34)と、
を有し、
前記出口搬送ユニット(20)の少なくとも一部分は、前記封止された半完成状態のパック(9)を受け取るべく、且つ、前記封止された半完成状態のパック(9)を前記第2隔離チャンバ(27)から外に、且つ、前記転送ステーション(21)まで、前進させるべく、第2隔離チャンバ(27)内において配置されている請求項1に記載のパッケージ化装置。
【請求項3】
前記第1隔離チャンバ(25)は、前記第1内側環境(26)から前記第2内側環境(28)内への前記チューブ(3)の通過を許容するように構成された出口開口部を有する請求項2に記載のパッケージ化装置。
【請求項4】
周辺圧力超である正の圧力を前記第1内側環境(26)内において制御するように構成された雰囲気制御ユニットを更に有する請求項2又は3に記載のパッケージ化装置。
【請求項5】
前記隔離ハウジング(18)とは別個である、且つ、前記最終折り曲げユニット(22)の少なくとも一部分を収容する、安全チャンバ(29)を更に有し、
前記最終折り曲げユニット(22)は、前記安全チャンバ(29)内において前記封止された半完成状態のパック(9)を処理及び/又は操作するように構成されている請求項1乃至4のいずれか1項に記載のパッケージ化装置。
【請求項6】
前記安全チャンバ(29)は、前記隔離ハウジング(18)から横断方向において離隔している請求項6に記載のパッケージ化装置。
【請求項7】
前記安全チャンバ(29)は、前記隔離ハウジング(18)から取り外されている請求項5又は6に記載のパッケージ化装置。
【請求項8】
接続チャネル(30)を更に有し、前記接続チャネル(30)は、前記隔離ハウジング(18)と前記安全チャンバ(29)の間において介在しており、且つ、使用の際に、前記接続チャネル(30)内において、前記隔離ハウジング(18)と前記安全チャンバ(29)の間において前記封止された半完成状態のパック(9)を前進させる前記出口搬送ユニット(20)の少なくとも一部分を収容している請求項5乃至7のいずれか1項に記載のパッケージ化装置。
【請求項9】
前記安全チャンバ(29)は、前記隔離ハウジング(18)の少なくとも横方向壁(41)との接触状態にある請求項5又は6に記載のパッケージ化装置。
【請求項10】
それぞれの封止された半完成状態のパック(9)は、中央メイン部分(10)と、前記個々の中央メイン部分(10)から突出する少なくとも1つのフラップ(11)と、を有し、
前記最終折り曲げユニット(22)は、少なくとも、
-最終前進経路に沿って前記半完成状態のパック(9)を前進させるように構成された搬送組立体と、
-それぞれの中央メイン部分(10)を形成及び/又は成形するように、且つ/又は、前記最終前進経路に沿った前記封止された半完成状態のパック(9)の前記前進の際に、前記個々の中央メイン部分(10)上に前記個々の少なくとも1つのフラップ(11)を折り曲げ且つ封止するように、構成された少なくとも1つの処理ユニットと、
を有する請求項1乃至9のいずれか1項に記載のパッケージ化装置。
【請求項11】
前記隔離ハウジング(18)は、前記隔離ハウジング(10)から外への前記封止された半完成状態のパック(9)の離脱を許容するように構成された出口アパーチャを有する請求項1乃至10のいずれか1項に記載のパッケージ化装置。
【請求項12】
前記隔離ハウジング(18)は、前記出口アパーチャを有する少なくとも1つの横方向壁(41)を有する請求項11に記載のパッケージ化装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、注入可能な製品、具体的には、注入可能な食物製品、の封止されたパッケージを生成するパッケージ化装置に関する。
【背景技術】
【0002】
既知のように、フルーツジュース、UHT(超高温加熱処理)ミルク、ワイン、トマトソースなどのような多くの液体の又は注入可能な食物製品は、殺菌されたパッケージ化材料から製造されたパッケージ内において販売されている。
【0003】
代表的な例は、テトラブリックアセプティック(登録商標)として知られている、液体の又は注入可能な食物製品用の平行六面体形状のパッケージであり、これは、ラミネートされたストリップパッケージ化材料を封止し且つ折り曲げることにより、製造されている。パッケージ化材料は、例えば、ポリエチレンなどの、熱封止プラスチック材料の層によって両面がカバーされた、例えば、紙などの、ベース層を有する多層構造を有する。又、UHTミルクなどの長期保存製品用のアセプティックパッケージの場合には、パッケージ化材料は、熱封止プラスチック材料の層の上部に重畳された、且つ、次いで、食物製品に最終的に接触するパッケージの内側面を形成する熱封止プラスチック材料の別の層によってカバーされた、例えば、アルミニウムフォイルなどの、酸素障壁材料の層(酸素障壁層)を有する。
【0004】
この種のパッケージは、通常、完全に自動的なパッケージ化装置上において生成されている。
【0005】
殺菌ステーションにおいてパッケージ化材料のウェブを殺菌する殺菌装置を通じて、且つ、隔離チャンバ内に、パッケージ化材料のウェブを前進させている既知のパッケージ化装置が存在しており、隔離チャンバ内においては、殺菌済みのパッケージ化材料のウェブが維持され、且つ、前進している。隔離チャンバ内におけるパッケージ化材料のウェブの前進の際に、パッケージ化材料のウェブは、長手方向継ぎ目部分を有するチューブを形成するべく、チューブ形成ステーションにおいて長手方向において折り曲げられ、且つ、封止されており、この場合に、チューブは、前進(垂直)方向に沿って更に供給されている。
【0006】
形成動作を完了させるべく、チューブは、注入可能な製品、具体的には、注入可能な食物製品によって充填され、且つ、横断方向において封止され、且つ、その後に、前進方向に沿った前進の際に、パッケージ化装置のパッケージ形成ユニット内において、等しく離隔した横断方向断面に沿って切断されている。
【0007】
ピローパッケージは、パッケージ化装置内において、このようにして得られるが、この場合に、それぞれのピローパッケージは、長手方向の封止帯、上部横断方向の封止帯、及び下部横断方向の封止帯を有する。
【0008】
これらのピローパッケージは、中央メイン部分と、中央メイン部分から突出する複数のフラップと、を有する、封止済みの半完成状態のパックを定義している。完成状態のパッケージを得るべく、ピローパッケージは更に形成され、且つ、フラップが折り曲げられ、且つ、中央メイン部分上に封止される。
【0009】
このタイプの通常のパッケージ化装置は、
-ウェブ前進経路に沿ってパッケージ化材料のウェブを前進させる、且つ、チューブ前進経路に沿ってパッケージ化材料のウェブから形成されたチューブを前進させる、搬送装置と、
-そのチューブへの形成の前に、パッケージ化材料のウェブを殺菌する殺菌装置と、
-第1隔離チャンバ内において少なくとも部分的に配置された、且つ、前進するパッケージ化材料のウェブからチューブを形成するように、且つ、チューブを長手方向において封止するように、構成された、チューブ形成及び封止装置と、
-注入可能な製品によってチューブに充填する充填装置と、
-第2隔離チャンバ内において少なくとも部分的に配置された、且つ、ピローパッケージを得るべく、パッケージ化材料のチューブを形成し、横断方向において封止し、且つ、横断方向において切断するように、適合された、パッケージ形成ユニットと、
-第2隔離チャンバ内において配置された、且つ、完成状態のパッケージを得るべく、ピローパッケージを処理及び/又は操作するように構成された、最終折り曲げユニットと、
を有する。
【0010】
既知のパッケージ化装置は、満足しうる状態において機能しているが、既知のパッケージ化装置を更に改善することが求められている。特に、清浄度及び無菌性を更に改善すること、及び/又はこれらのパッケージ化装置のクリーニング及び/又は滅菌を容易にすることへの要望が感じられる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
従って、具体的には、改善された清浄度及び無菌性、並びに/或いは、促進されたクリーニング及び/又は殺菌能力を兼ね備えた、改善されたパッケージ化装置を提供することが本発明の目的である。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明によれば、独立請求項に従って、パッケージ化装置が提供されている。
【0013】
好適な実施形態は、従属請求項において特許請求されている。
【0014】
例として、以下の添付図面を参照し、本発明の非限定的な実施形態について説明することとする。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】明確にするためにパーツを削除した、本発明によるパッケージ化装置の概略図である。
図2】明確にするためにパーツを削除した、半完成状態のパックから完成状態のパッケージへの変換の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
符号1は、注入可能な製品、具体的には、低温殺菌されたミルク、フルーツジュース、ワイン、トマトソースなどのような注入可能な食物製品、の封止されたパッケージ2を生成するパッケージ化装置を全体として示している。
【0017】
必ずしもではないが優先的に、パッケージ2は、パッケージ化材料のウェブ4のチューブ3から生成される。
【0018】
パッケージ化材料のウェブ4は、多層構造(図示されてはいない)を有し、且つ、例えば、紙又はカードボード層などの、少なくとも繊維性材料の層と、互いの間において繊維性材料の層を挟持する、例えば、ポリエチレンなどの、少なくとも2つの熱封止プラスチック材料の層と、を有する。これら2つの熱封止プラスチック材料の層のうちの1つは、最終的に注入可能な製品に接触するパッケージ2の内側面を定義している。
【0019】
又、好ましくは、但し、必須ではないが、ウェブ4は、具体的には、熱封止プラスチック材料の層のうちの1つと繊維性材料の層の間において配置された、アルミニウムフォイル又はエチレンビニルアルコール(EVOH)薄膜などの、ガス及び光障壁材料の層を有する。又、好ましくは、但し、必須ではないが、ウェブ4は、ガス及び光障壁材料の層と繊維性材料の層の間において挟持された熱封止プラスチック材料の更なる層を有する。
【0020】
好適な非限定的な実施形態によれば、ウェブ4は、第1面と、第2面とを有し、具体的には、第1面は、充填された注入可能な食物製品に最終的に接触する、形成されたパッケージ2の内側面を形成するウェブ4の面である。
【0021】
好適な非限定的な実施形態によれば、通常のパッケージ2は、長手方向軸Aに沿って延在しており、且つ、(軸Aに沿って延在する、且つ、部分的にのみ図示されている)長手方向継ぎ目部分5と、横断方向封止帯6のペア、具体的には、横断方向上部封止帯及び横断方向下部封止帯と、を有する。具体的には、パッケージ2は、実質的に平行六面体の構造を有する。
【0022】
好適な非限定的な実施形態によれば、それぞれのパッケージ2は、少なくとも2つの(長手方向軸Aを横断する)横断方向壁7を有し、これらは、パッケージ2の反対側において配設されており、且つ、この場合に、横断方向壁7の間には、複数の横方向壁8が延在している。具体的には、一方の横断方向壁7は、個々のパッケージ2の下部壁を定義しており、且つ、他方の横断方向壁7は、上部壁を定義している。更に具体的には、下部壁は、例えば、流通ポイント内の棚などの、(水平方向の)平面上において配置されるように適合された支持表面を有しており、且つ、上部壁は、下部壁とは反対に位置している。
【0023】
具体的に図1を参照すれば、パッケージ化装置1は、例えば、注入可能な製品によって充填された、ピローパックなどの封止された半完成状態のパック9を生成するように、且つ、パッケージ2を得るべくパック9を更に処理し、且つ/又は、操作し、且つ/又は、形成するように、構成されている。使用の際には、まず、パック9が生成されており、これに、パック9からのパッケージ2の形成が後続している。
【0024】
好適な非限定的な実施形態によれば、それぞれのパック9は、少なくとも中央メイン部分10と、中央メイン部分10から突出する複数のフラップ11と、を有する。
【0025】
好ましくは、但し、必須ではないが、それぞれのパック9は、長手方向軸Bに沿って延在しており、且つ、(軸Bに沿って延在する)長手方向封止帯12と、パック9の反対側端部部分14において配設された2つの横断方向封止帯13と、を有する。
【0026】
具体的には、それぞれの長手方向封止帯12及び個々の横断方向封止帯13は、それぞれ、(個々のパック9から得られた)個々のパッケージ2の対応する長手方向継ぎ目部分5及び対応する横断方向封止帯6を定義している。
【0027】
好適な非限定的な実施形態によれば、それぞれのパック9の端部部分14は、個々の中央メイン部分10から個々の横断方向封止帯13までテーパー化されている。
【0028】
好適な非限定的な実施形態によれば、それぞれの端部部分14は、具体的には、その反対側の横方向エッジにおいて、少なくとも2つのフラップ11を有する。
【0029】
好適な非限定的な実施形態によれば、パッケージ化装置1は、フラップ11が、横方向壁8の少なくとも1つの上に、且つ/又は、個々のパッケージ2の横断方向壁7の1つの上に、折り曲げられ、且つ、封止されるように、パック9を操作し、且つ/又は、形成し、且つ/又は、処理するように構成されている。図示の非限定的な実施形態によれば、2つのフラップ11は、2つの対応する横方向壁8上に封止され、且つ、2つのフラップ11は、個々のパッケージ2の1つの横断方向壁7上に封止されている(例えば、図2を参照されたい)。
【0030】
具体的に図1を参照すれば、パッケージ化装置1は、少なくとも、
-隔離ハウジング18と、
-少なくとも部分的に隔離ハウジング18内において配置された、且つ、注入可能な製品のパック9を形成及び/又は取得するように構成された、形成装置19と、
-隔離ハウジング18内においてパック9を受け入れるように、且つ、隔離ハウジング18から外に、且つ、転送ステーション21に、パック9を前進させるように構成された、出口搬送ユニット20と、
-転送ステーション21において配置された、且つ、出口搬送ユニット20からパック9を受け取るように、且つ、パッケージ2を得るべく、パック9を処理及び/又は操作するように構成された、最終折り曲げユニット22と、
を有する。
【0031】
又、好適な非限定的な実施形態によれば、パッケージ化装置1は、少なくとも、ウェブ4が使用の際に、チューブ3に形成される、且つ、チューブ前進経路Qに沿ってチューブ3を前進させるための、チューブ形成ステーション23まで、ウェブ前進経路Pに沿って、ウェブ4を前進させるように構成された搬送装置24を有する。
【0032】
好適な非限定的な実施形態によれば、隔離ハウジング18は、少なくとも、第1内側環境26を有する第1隔離チャンバ25と、第2内側環境28を有する第2隔離チャンバ27と、を有する。
【0033】
好適な非限定的な実施形態によれば、第2隔離チャンバ27及び第2内側環境28は、それぞれ、チューブ前進経路Qに沿って、第1隔離チャンバ25及び第1内側環境26の下流において配置されている。具体的には、使用の際に、チューブ3は、第1内側環境26から第2内側環境28内に通過している。
【0034】
好適な非限定的な実施形態によれば、パッケージ化装置1は、隔離ハウジング18とは、具体的には、第1隔離チャンバ25及び第2隔離チャンバ27とは、別個である、且つ、最終折り曲げユニット22が、使用の際に、パッケージ2を得るべく、安全チャンバ29内においてパック9を処理及び/又は操作するように、最終折り曲げユニット22の少なくとも一部分を収容する、安全チャンバ29を更に有する。
【0035】
好ましくは、但し、必須ではないが、安全チャンバ29は、隔離ハウジング18から、具体的には、第2隔離チャンバ27から、横断方向において離隔している。
【0036】
好適な非限定的な実施形態によれば、安全チャンバ29は、隔離ハウジング18から、具体的には、第1隔離チャンバ25及び第2隔離チャンバ27から、取り外されており、即ち、安全チャンバ29と隔離ハウジング18の間には、直接的な機械的接触が存在してはいない。
【0037】
非限定的な代替実施形態によれば、安全チャンバ29は、少なくとも第2隔離チャンバ27との接触状態にある。
【0038】
好適な非限定的な実施形態によれば、パッケージ化装置1は、隔離ハウジング18と、具体的には、第2隔離チャンバ27と、安全チャンバ29の間において介在している接続チャネル30を更に有する。
【0039】
好適な非限定的な実施形態によれば、接続チャネル30は、少なくとも、接続チャネル30内において、使用の際に、隔離ハウジング18と、具体的には、第2隔離チャンバ27と、安全チャンバ29の間において、パック9を前進させるべく、出口搬送ユニット20の(中間)部分を収容している。
【0040】
具体的には、接続チャネル30は、パック9が、使用の際に、隔離ハウジング18と、具体的には、第2隔離チャンバ27と、最終折り曲げユニット22及び/又は安全チャンバ29の間において前進する、前進空間31を封入している。
【0041】
好適な非限定的な実施形態によれば、形成装置19は、パック9を得るために且つ/又は生成するために、チューブ3を注入可能な製品によって充填するために、ウェブ4をチューブ3に形成し、且つ、チューブを長手方向において封止するように、従って、チューブ3を形成し、横断方向において封止し、且つ、具体的には、更に、横断方向において切断するように、構成されている。
【0042】
具体的に図1を参照すれば、形成装置19は、少なくとも、
-第1隔離チャンバ25内において少なくとも部分的に配置された、且つ、チューブ形成ステーション23において、具体的には、第1隔離チャンバ25の少なくとも一部分内において、更に具体的には、第1内側環境26内において、チューブ3を形成し且つ長手方向において封止するように構成された、チューブ形成及び封止装置32と、
-チューブ3を注入可能な製品によって充填する、充填装置33と、
-第2隔離チャンバ27及び/又は第2内側環境28内において少なくとも部分的に配置された、且つ、具体的には、パック2を得るべく且つ/又は生成するべく、第2内側環境28内において、チューブ前進経路Qに沿ったチューブ3の前進の際に、チューブ3を少なくとも形成し且つ横断方向において封止するように、好ましくは、更に、チューブ3を横断方向において切断するように、適合(構成)された、パッケージ形成ユニット34と、
を有する。
【0043】
具体的には、パッケージ形成ユニット34は、経路Qに沿って、第1隔離チャンバ25及びチューブ形成及び封止装置32の下流において配置されている。
【0044】
具体的には、チューブ3は、具体的には、垂直方向の向きを有する、長手方向軸に沿って延在している。
【0045】
好適な非限定的な実施形態によれば、パッケージ化装置1は、ウェブ前進経路Pに沿ってチューブ形成ステーション23の上流において配置された殺菌ステーションにおいて、ウェブ4の少なくとも一部分を殺菌する殺菌装置を更に有する。
【0046】
好ましくは、但し、必須ではないが、殺菌装置は、殺菌照射、具体的には、電磁照射、更により具体的には、電子ビーム照射などの、物理的殺菌を利用してウェブ4を殺菌するように構成されている。
【0047】
或いは、又はこれに加えて、殺菌装置は、化学的殺菌を利用して、具体的には、過酸化水素を利用して、ウェブ4を殺菌するように構成されうる。
【0048】
又、好適な非限定的な実施形態によれば、パッケージ化装置1は、ホストステーションにおいてウェブ4をホスティングし、且つ提供するように適合されたマガジンユニットをも有する。具体的には、搬送装置24は、ホストステーションからチューブ形成ステーション23まで、且つ、具体的には、殺菌ステーションを通じて、ウェブ4を前進させるように構成されている。
【0049】
好ましくは、但し、必須ではないが、搬送装置24は、経路Qに沿ったものなどの、既知の方式により、具体的には、チューブ形成ステーション23から第1内側環境26を通じて、且つ第2内側環境28に向かって、且つこれを少なくとも部分的に通じて、チューブ3及びチューブ3の任意の中間生成物を前進させるように、適合されている。具体的には、チューブ3の中間生成物は、チューブ構造を得る前の、且つ、チューブ形成及び封止装置32によるウェブ4の折り曲げが始まった後の、ウェブ4の任意の構成を意味している。換言すれば、チューブ3の中間生成物は、具体的には、ウェブ4の反対側の横方向エッジを互いにオーバーラップさせることにより、チューブ3を得るような、ウェブ4の漸進的な折り曲げの結果である。
【0050】
好適な非限定的な実施形態によれば、第1隔離チャンバ25は、具体的には、制御された雰囲気中においてチューブ3を生成し且つ充填することを許容するべく、第1内側環境26を外側環境から分離している。具体的には、第1内側環境26は、殺菌ガスを収容している。
【0051】
又、好適な非限定的な実施形態によれば、パッケージ化装置1は、隔離ハウジング18、具体的には、第1隔離チャンバ25、の少なくとも一部分内においてガス雰囲気を制御するように構成された雰囲気制御ユニットをも有する。
【0052】
好ましくは、但し、必須ではないが、雰囲気制御ユニットは、周辺圧力超である正の圧力を内側環境24内において制御するように、且つ、具体的には、更に、殺菌ガスを少なくとも内側環境24内に導入するように、構成されている。
【0053】
図1を具体的に参照すれば、充填装置33は、少なくとも、注入可能な製品保存タンク(図示されてはいないが、既知である)との流体接続状態にある、或いは、これとの流体接続状態となるように制御可能である、且つ、第1隔離チャンバ25、具体的には、第1内側環境26内において部分的に延在する、充填パイプ35を有する。具体的には、使用の際に、充填パイプ35は、使用の際に、前進しているチューブ3内に注入可能な製品を供給するべく、部分的に、チューブ3内において配置されている。
【0054】
図1を具体的に参照すれば、チューブ形成及び封止装置32は、具体的には、少なくとも、ウェブ4の個々の横方向エッジをオーバーラップさせることにより、ウェブ4からチューブ3を形成するように構成されたチューブ形成組立体と、具体的には、少なくとも、ウェブ4の横方向エッジのオーバーラップによって得られたチューブ3の一部分に沿って、チューブ3を長手方向において封止するように構成された封止ヘッド37と、を有する。
【0055】
好ましくは、但し、必須ではないが、チューブ形成組立体及び封止ヘッド37は、第1隔離チャンバ25内において、具体的には、第1内側環境26内において配置されている。
【0056】
好ましくは、但し、必須ではないが、チューブ形成組立体は、ウェブ4を徐々にチューブ3に折り曲げるように適合された、少なくとも複数の、この図示の特定の例においては、2つの、形成リング組立体38を有する。具体的には、形成リング組立体38は、具体的には、第1隔離チャンバ25の長手方向軸に直交する、更に具体的には、実質的に水平方向の向きを有する、平行な且つ離隔した平面内において配置されている。
【0057】
又、好ましくは、但し、必須ではないが、チューブ形成及び封止装置32は、チューブ3に機械的に力を作用させるように、具体的には、チューブ3の長手方向の封止を実行するように、構成された加圧組立体を有する。具体的には、加圧組立体は、ウェブ前進経路P及び/又はチューブ前進経路Qに沿って、その他の形成リング組立体38の下流において配置された形成リング組立体38に関連付けられている。
【0058】
好適な非限定的な実施形態によれば、パッケージ形成ユニット34は、少なくとも1つの個々の動作組立体(図示されてはいないが、既知である)、及び少なくとも1つの逆動作組立体(図示されてはいないが、既知である)の複数のペアと、
-個々の搬送経路に沿って動作組立体及び個々の逆動作組立体を前進させるように適合された搬送ユニット(図示されてはいないが、既知である)と、
を有する。
【0059】
好ましくは、但し、必須ではないが、それぞれの動作組立体は、具体的には、使用の際に、個々の搬送経路の個々の動作部分に沿って前進する際に、使用の際に、1つの個別のパック9を得るために、チューブ3を形成し、横断方向において封止し、且つ、横断方向において切断するべく、個々のペアの個々の逆動作組立体と協働するように適合されている。
【0060】
好ましくは、但し、必須ではないが、それぞれの動作組立体及びそれぞれの逆動作組立体は、
-チューブ3に接触するように、且つ、少なくとも部分的にパック9及び/又はパッケージ2の形状を定義するように適合された、ハーフシェルと、
-既知の方式により、具体的には、隣接するパック9の間において、チューブ3を横断方向において封止するように適合された、封止要素及び逆封止要素の1つと、
-既知の方式により、隣接するパック9の間においてチューブ3を横断方向において切断するべく、切断要素(図示されてはいないが、既知である)と逆切断要素(図示されてはいないが、既知である)の1つと、
を有する。
【0061】
好適な非限定的な実施形態によれば、第1隔離チャンバ25は、少なくとも、第1内側環境26から第2内側環境28内へのチューブ3の通過を許容するように構成された出口開口部と、具体的には、出口開口部とは反対側の、且つ、第1内側環境26内へのウェブ4の導入を許容するように構成された、入口開口部と、を有する。
【0062】
好ましくは、但し、必須ではないが、第1隔離チャンバ25は、出口開口部を具備する且つ/又は有する第1横断方向境界画定壁39と、第1方向に沿って第1横断方向境界画定壁39から延在する複数の横方向壁40と、を有しており、具体的には、第1方向は、上向きの方向である。
【0063】
好ましくは、但し、必須ではないが、第2隔離チャンバ27は、具体的には、第1方向とは反対の第2方向に沿って第1横断方向境界画定壁39から延在する複数の横方向壁41を有しており、具体的には、第2方向は、下向きの方向である。
【0064】
好適な非限定的な実施形態によれば、第1横断方向境界画定壁39は、第2内側環境28から第1内側環境26を分離している。
【0065】
好ましくは、但し、必須ではないが、第1隔離チャンバ25及び/又は第2隔離チャンバ27は、使用の際に、第2内側環境28と第1内側環境26の間における任意のガス交換を実質的に制限及び/又は妨害するべく、チューブ3との協働状態において出口開口部を封止する封止手段を有する。
【0066】
好適な非限定的な実施形態によれば、隔離ハウジング18、具体的には、第2隔離チャンバ27は、隔離ハウジング18からの、具体的には、第2隔離チャンバ27及び/又は第2内側環境28からの、パック9の離脱を許容するように構成された出口アパーチャ42を有する。具体的には、出口搬送ユニット20は、出口アパーチャ42を通じて延在しており、且つ、出口アパーチャ42を通じて第2隔離チャンバ27から外へパック9を前進させるように構成されている。
【0067】
好ましくは、但し、必須ではないが、横方向壁41の1つは、出口アパーチャ42を有する。
【0068】
好ましくは、但し、必須ではないが、図示されていない非限定的な代替実施形態によれば、安全チャンバ29は、1つの横方向壁41との、具体的には、出口アパーチャ42を有するものとの、接触状態にある。
【0069】
好適な非限定的な実施形態によれば、出口搬送ユニット20は、前進経路Rに沿って、出口搬送ユニット20が、使用の際に、パック9を受け取る受取りステーション43から転送ステーション21まで、パック9を前進させるように構成されている。
【0070】
好適な非限定的な実施形態によれば、出口搬送ユニット20は、第2内側環境28内において少なくとも部分的に配置された、少なくとも1つのベルトコンベヤを有する。
【0071】
或いはこの代わりに、又はこれに加えて、出口搬送ユニット20は、別のタイプのコンベヤを有することもできる。
【0072】
或いはこの代わりに、又はこれに加えて、出口搬送ユニット20は、互いに連続的に配置された、且つ、少なくとも受取りステーション43と転送ステーション21の間において延在する、複数のベルトコンベヤを有しうる。
【0073】
好適な非限定的な実施形態によれば、且つ、具体的に図2を参照すれば、最終折り曲げユニット22は、少なくとも個々の中央メイン部分10を(個々のパッケージ2の望ましい形態及び/又は形状に)形成及び/又は成形するように、且つ、個々の中央メインボディ10との関係においてフラップ11の相対的な位置を制御及び/又は判定するように、パック9を操作及び/又は処理するように構成されている。
【0074】
好ましくは、但し、必須ではないが、最終折り曲げユニット22は、それぞれのフラップ11が、個々のパッケージ2の横断方向壁7及び/又は横方向壁8の1つに封止されるように、それぞれのフラップ11を個々の中央メインボディ10上に封止するように構成されている。
【0075】
具体的には、最終折り曲げユニット22は、例えば、欧州特許出願公開第A-0887261号明細書又は欧州特許出願公開第A-2586719号明細書、或いは国際特許出願公開第2008122623号パンフレットにおいて記述されているもの、或いは、任意のその他の種類などの、既知のタイプである。
【0076】
好適な非限定的な実施形態によれば、最終折り曲げユニット22は、少なくとも、
-最終前進経路に沿ってパック9を前進させるように構成された、搬送組立体と、
-最終前進経路に沿ったパック9の前進の際に、中央メイン部分10を形成及び/又は成形するように、且つ/又は、フラップ11を個々の中央メイン部分10上に折り曲げ且つ封止するように構成された、少なくとも1つの処理ユニットと、
を有する。
【0077】
好適な非限定的な実施形態によれば、搬送組立体は、最終前進経路に沿ったパック2の前進の際に、少なくとも1つの個別のパック9を保持するように構成された、複数の保持ポケットを有する。
【0078】
非限定的な実施形態によれば、最終折り曲げユニット22は、それぞれが、1つの個々の保持ポケットに関連している、且つ/又は、最終前進経路に沿って配置された、複数の処理ユニットを有する。
【0079】
使用の際に、パッケージ化装置1は、注入可能な製品よって充填されるパッケージ2を形成している。
【0080】
具体的には、パッケージ2を形成する方法は、
-形成装置19を利用してパック9を形成するメインステップと、
-最終折り曲げユニット22にパック9を搬送するメインステップと、
-パッケージ2を得るべく、最終折り曲げユニット22を利用してパック9を最終的に折り曲げるメインステップ(図2を参照されたい)と、
を有する。
【0081】
又、好適な非限定的な実施形態によれば、方法は、具体的には、受取りステーション43において、パック9を出口搬送ユニット20に転送するメインステップを有する。
【0082】
又、好適な非限定的な実施形態によれば、方法は、パック9を転送ステーションにおいて最終折り曲げユニット22に転送するメインステップを有する。
【0083】
具体的には、最終折り曲げのメインステップは、パック9を形成するメインステップの後に、実行されている。
【0084】
更に詳しくは、パック9を形成するメインステップは、少なくとも、
-ウェブ4を前進経路Pに沿って前進させるステップと、
-具体的には、第1隔離チャンバ25及び/又は第1内側環境26内において、チューブ形成ステーション23においてウェブ4をチューブ3に折り曲げるステップと、
-具体的には、第1隔離チャンバ25内において、チューブ3を長手方向において封止するステップと、
-注入可能な製品によってチューブ3を充填するステップと、
-チューブ前進経路Qに沿って、具体的には、第1内側環境26及び/又は第1隔離チャンバ25の一部分を通じて、第2内側環境28及び/又は第2隔離チャンバ27に向かって、且つ、少なくとも部分的にこれらを通じて、チューブ3を前進させるステップと、
-第2内側環境28内において、且つ、チューブ前進経路Qに沿ったチューブ3の前進の際に、チューブ3を形成し、横断方向において封止し、且つ、横断方向において切断することにより、チューブ3からパック9を得るステップと、
を有する。
【0085】
又、好ましくは、但し、必須ではないが、形成するメインステップは、殺菌ステーションにおいてウェブ4を殺菌するステップを有する。
【0086】
好適な非限定的な実施形態によれば、ウェブ4を前進させるステップにおいて、搬送装置24は、ウェブ前進経路Pに沿って、且つ、具体的には、ホストステーションから少なくともチューブ形成ステーション23まで、ウェブ4を前進させている。
【0087】
好適な非限定的な実施形態によれば、チューブ3を折り曲げるステップにおいて、チューブ形成及び封止装置32は、長手方向の封止を形成するべく、ウェブ4の反対側横方向エッジを漸進的に互いにオーバーラップさせている。
【0088】
好適な非限定的な実施形態によれば、チューブ3を長手方向において封止するステップにおいて、チューブ形成及び封止装置32は、熱を長手方向の封止に導くことにより、具体的には、熱エネルギーを長手方向の封止に伝達する封止ヘッド37により、長手方向の封止を封止している。
【0089】
好適な非限定的な実施形態によれば、チューブ3を前進させるステップにおいて、搬送装置24は、具体的には、第1隔離チャンバ25を通じて、経路Qに沿って、且つ、部分的に第2隔離チャンバ27を通じて、チューブ3(並びに、チューブ3の任意の中間生成物)を前進させている。
【0090】
好適な非限定的な実施形態によれば、チューブ3を充填するステップにおいて、充填装置33は、注入可能な製品を長手方向において封止されたチューブ3内に充填している。具体的には、注入可能な製品は、充填パイプ35を通じてチューブ3内に導かれている。
【0091】
好適な非限定的な実施形態によれば、ウェブ4を殺菌するステップにおいて、殺菌照射、具体的には、電磁照射、更により具体的には、電子ビーム照射が、ウェブ4の少なくとも第1面上に、好ましくは、更に第2面上に導かれている。
【0092】
好適な非限定的な実施形態によれば、殺菌のステップは、折り曲げるステップの前に実行されている。
【0093】
好適な非限定的な実施形態によれば、パック9を取得するステップにおいて、パッケージ形成ユニット34は、具体的には、連続的なパック9の間においてチューブ3を形成し、横断方向において封止し、且つ、横断方向において切断している。
【0094】
好ましくは、但し、必須ではないが、パック9を得るステップにおいて、それぞれの動作組立体及び個々の逆動作組立体は、個々の搬送経路に沿って前進し、且つ、個々の動作部分に沿って前進しつつ、協働状態においてチューブ3を形成し、横断方向において封止し、且つ、横断方向において切断している。
【0095】
好適な非限定的な実施形態によれば、パック9を出口搬送ユニット20に転送するメインステップにおいて、パック9は、重力を利用して受取りステーション43において出口搬送ユニット20に転送されている。或いはこの代わりに、パック9は、転送要素を利用して転送することもできる。
【0096】
好適な非限定的な実施形態によれば、パック9を最終折り曲げユニット22に転送するメインステップにおいて、パック9は搬送組立体に、具体的には、1つの個別の保持ポケットに転送されている。
【0097】
好適な非限定的な実施形態によれば、且つ、図2を具体的に参照すれば、最終的にパック9を折り曲げるメインステップにおいて、個々の中央メイン部分10が形成され、且つ/又は、個々のフラップ11が折り曲げられ、且つ、個々の中央メイン部分10上に封止されている。
【0098】
好ましくは、但し、必須ではないが、パック9を最終的に折り曲げるメインステップは、(搬送組立体を利用して)パック9を最終前進経路に沿って搬送するステップと、パッケージ2を得るべく、最終前進経路に沿った前進の際にパック9を処理するステップと、を有する。
【0099】
具体的には、パック9を処理するステップにおいて、少なくとも1つの処理ユニットは、個々の中央メイン部分10を形成及び/又は成形し、且つ/又は、個々のフラップ11を個々の中央メイン部分10上に折り曲げ且つ封止している。
【0100】
本発明によるパッケージ化装置1の利点については、以上の説明から明らかとなろう。
【0101】
具体的には、最終折り曲げユニット22を隔離ハウジング18の外部において、具体的には、第2内側環境28の外側において配置することにより、パッケージ化装置1の、例えば、定位置におけるクリーニング及び/又は定位置における殺菌のプロセスにおいて実行されているなどの、クリーニング及び/又は殺菌プロセスの全体が促進されている。これは、例えば、第2隔離チャンバ27の寸法が、従来技術のパッケージ化装置との関係において、低減されうることから、且つ、クリーニング及び/又は殺菌プロセスが、現時点において必要とされている最終折り曲げユニット22のクリーニング及び/又は殺菌を必要としてはいないことから、可能である。
【0102】
別の利点は、安全チャンバ29及び/又は最終折り曲げユニット22とは独立した、第2隔離チャンバ27及び/又はパッケージ形成ユニット34のクリーニングの可能性において見出される。又、更には、これは、第2隔離チャンバ27及び/又はパッケージ形成ユニット34のクリーニング、及び安全チャンバ29及び/又は最終折り曲げユニット22のクリーニングにおける異なるクリーニング頻度の適用をも許容している。
【0103】
更なる利点は、クリーニング及び/又は殺菌を目的として最終折り曲げユニット22を最適化することが必要とされてはいないことから、最終折り曲げユニット22の構築を促進する可能性において、存在している。
【0104】
添付の請求項において定義されている保護の範囲を逸脱することなしに、本明細書において記述されているパッケージ化装置1に対して変更が実施されうることは、明らかである。
図1
図2
【国際調査報告】