(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-05-11
(54)【発明の名称】水中スクーター
(51)【国際特許分類】
B63B 34/10 20200101AFI20220428BHJP
B63C 11/46 20060101ALI20220428BHJP
B63C 11/02 20060101ALI20220428BHJP
【FI】
B63B34/10
B63C11/46
B63C11/02
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2021555387
(86)(22)【出願日】2020-06-11
(85)【翻訳文提出日】2021-09-13
(86)【国際出願番号】 CN2020095682
(87)【国際公開番号】W WO2021063027
(87)【国際公開日】2021-04-08
(31)【優先権主張番号】201921656298.6
(32)【優先日】2019-09-30
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】521417336
【氏名又は名称】深之藍海洋科技股▲フン▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】DEEPINFAR OCEAN TECHNOLOGY INC.
(74)【代理人】
【識別番号】110000947
【氏名又は名称】特許業務法人あーく特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】魏 建▲カン▼
(72)【発明者】
【氏名】朱 程
(72)【発明者】
【氏名】馬 玉斌
(57)【要約】
本発明は、推進する動力を提供するスラスターと、前記スラスターに固定されている接続板とを含む動力装置と、前記接続板に固定されている取付ブラケットと、前記取付ブラケットと固定的に接続されて撮影機器を固定するための固定ブラケットとを含むカメラ固定装置とを備える水中スクーターである。この水中スクーターは、カメラ固定装置を従来の水中スクーターに固定して、撮影機器をカメラ固定装置に取り付けることにより、水中スクーターの楽しみを体験しながら水中の風景を撮影することができる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
水中スクーターであって、
推進する動力を提供するスラスターと、前記スラスターに固定されている接続板とを含む動力装置と、
前記接続板に固定されている取付ブラケットと、前記取付ブラケットと固定的に接続され、撮影機器を固定するための固定ブラケットとを含むカメラ固定装置と、
を備えることを特徴とする水中スクーター。
【請求項2】
前記固定ブラケットは前記取付ブラケットの周りを回転可能に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の水中スクーター。
【請求項3】
前記カメラ固定装置は固定軸をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の水中スクーター。
【請求項4】
前記取付ブラケットは第1軸穴を備え、前記固定軸の一端が前記第1軸穴を貫通してナットで固定されていることを特徴とする請求項3に記載の水中スクーター。
【請求項5】
前記固定ブラケットは第2軸穴を備え、前記固定軸が前記取付ブラケットの周りを回転するように、前記固定軸の他端が前記第2軸穴を貫通して前記固定ブラケットに固定されていることを特徴とする請求項4に記載の水中スクーター。
【請求項6】
前記接続板は付加板をさらに備え、前記取付ブラケットが前記付加板に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の水中スクーター。
【請求項7】
前記接続板は第1ネジ穴を備え、前記取付ブラケットは第2ネジ穴を備え、前記第1ネジ穴と前記第2ネジ穴はネジで固定的に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の水中スクーター。
【請求項8】
前記取付ブラケットはピンとフックとを備え、前記フックは突起を有し、前記フックが前記ピンの側面に位置し、かつ弾性を有することを特徴とする請求項1に記載の水中スクーター。
【請求項9】
前記接続板は係止板を備え、前記係止板は前記ピンと前記フックを収容するための中空の収容空間を有し、前記係止板の側面には前記突起を係止するための凹溝を有することを特徴とする請求項8に記載の水中スクーター。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は主に水中スクーターの分野に関し、特に撮影機器が固定可能な水中スクーターに関する。
【背景技術】
【0002】
水中娯楽産業の台頭に伴い、中国の水中装置の市場は徐々に開発されつつある。スクーターは使用者が水中での進行を補助できる水中推進装置である。モーターでプロペラを回転させて原動力とする装置であり、シングル推力、ダブル推力、マルチ推力の分類がある。推力の量はスラスターの個数によって決められる。
【0003】
水中スクーターにも様々な応用形態があり、例えば、手持ちタイプ、足挟みタイプ、背負いタイプなどがある。ダブル推力手持ちタイプを例にすると、人に把持されるために、2つのスラスターの間に接続板を含む。使う時には両手で接続板を把持して、水泳の進みをスムーズにする。足挟みタイプを使う時には、水中スクーターを足の裏に固定し、足挟みタイプのスクーターによって様々な楽しみを体験することができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、例えば水中スクーターを使って海底で游ぐ時、海底の景色を記録する必要がある場合、防水撮影機器を手に持って泳ぎながら撮影しなければならない。これは景色の鑑賞や撮影の記録に不便なだけではなく、手持ちタイプの水中スクーターを同時に使うと、生命の安全にもリスクをもたらす。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明はこれらに鑑みてなされた水中スクーターであって、推進する動力を提供するスラスターと、前記スラスターに固定されている接続板とを含む動力装置と、前記接続板に固定されている取付ブラケットと、前記取付ブラケットと固定的に接続され、撮影機器を固定するための固定ブラケットとを含むカメラ固定装置とを備える。
【0006】
本発明の一実施形態では、前記固定ブラケットは前記取付ブラケットの周りを回転可能に接続されている。
【0007】
本発明の一実施形態では、前記カメラ固定装置は固定軸をさらに備え、前記取付ブラケットは第1軸穴を備え、前記固定軸の一端が前記第1軸穴を貫通してナットで固定されている。
【0008】
本発明の一実施形態では、前記固定ブラケットは第2軸穴を備え、前記固定軸が前記取付ブラケットの周りを回転するように、前記固定軸の他端が前記第2軸穴を貫通して前記固定ブラケットに固定されている。
【0009】
本発明の一実施形態では、前記接続板は付加板をさらに備え、前記取付ブラケットが前記付加板に固定されている。
【0010】
本発明の一実施形態では、前記接続板は第1ネジ穴を備え、前記取付ブラケットは第2ネジ穴を備え、前記第1ネジ穴と前記第2ネジ穴がネジで固定的に接続されている。
【0011】
本発明の一実施形態では、前記取付ブラケットはピンとフックとを備え、前記フックは突起を有し、前記フックが前記ピンの側面に位置し、かつ弾性を有する。
【0012】
本発明の一実施形態では、前記接続板は係止板を備え、前記係止板は前記ピンと前記フックとを収容するための中空の収容空間を有し、前記係止板の側面は前記突起を係止するための凹溝を有する。
【発明の効果】
【0013】
この水中スクーターは、カメラ固定装置を従来の水中スクーターに固定することにより、上記カメラ固定装置に防水の撮影機器、例えば、防水フィルム付きの携帯電話やタブレットパソコンなどを取り付けることができる。これは人々のスクーターを利用して水泳を体験する楽しみを満たしているだけでなく、自分で水中の景色を記録する目的をも満たしている。
【図面の簡単な説明】
【0014】
以下、図面を参照しながら本発明の具体的な実施形態を説明する。図面は、本発明の更なる理解を提供するために用いられ、本発明の一部を構成し、本発明の例示的な実施形態及びその説明は、本発明を解釈するために用いられるものであって、本発明を不適当に限定するものではない。
【
図1】本発明の第1実施例に係る水中スクーターの正面図である。
【
図2】本発明の第1実施例に係る動力装置の概略図である。
【
図3】本発明の第1実施例に係るカメラ固定装置の概略図である。
【
図4-1】本発明の第1実施例に係るカメラ固定装置端の係止板の概略図である。
【
図4-2】本発明の第1実施例に係る動力装置端の係止板の上面図及び正面図である。
【
図5】本発明の第2実施例に係る水中スクーターの正面図である。
【
図6】本発明の第2実施例に係る動力装置の概略図である。
【
図7】本発明の第2実施例に係るカメラ固定装置の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明の態様および各方面の利点をよりよく理解するために、添付図面および実施形態を参照しながら、本発明の具体的な実施形態をより詳細に説明する。しかしながら、以下に説明する具体的な実施形態および実施例は、説明する目的だけであって、本発明に対する限定ではない。
【0016】
本明細書では、用語「長さ」、「横方向」、「縦方向」、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」、「水平」、「頂」、「底」、「内」、「外」などが示す方位または位置関係は、図面に示す方位または位置関係に基づき、本発明や説明を簡単に説明するためのものだけであり、前記装置や素子は必ず特定の方位を有し、特定の方位によって構造、操作しなければならないことを指示または暗示するものではないので、本発明に対する制限として理解してはいけない。
【0017】
第1実施例
図1は本発明の第1実施例に係る水中スクーターの概略図である。
図2は本発明の第1実施例に係る動力装置の概略図である。
図3は本発明の第1実施例に係るカメラ固定装置の概略図である。
図4-1は本発明の第1実施例に係るカメラ固定装置端の係止板の概略図である。
図4-2は本発明の第1実施例に係る動力装置端の係止板の上面図及び正面図である。
【0018】
図1に示すように、本実施例に開示される水中スクーターは、動力装置1とカメラ固定装置2とを備える。
図1には固定された撮影機器3も示されている。
【0019】
図2に示すように、本実施例は、ダブル推力手持ちタイプの水中スクーターを例にする。動力装置1は、スラスター11と接続板12とを備える既存のダブル推力手持ちタイプの水中スクーターを採用することができる。スラスター11は両側に位置し、本実施例では2つ備えてある。スラスター11は、接続板12により接続されている。接続板12には、人が把持しやすいハンドルが設けられていてもよい。かつ、接続板12は、カメラ固定装置2と接続するための第1ネジ穴121を有する。
【0020】
本実施例では、第1ネジ穴121は、接続板12の前側の中央位置に設けられている。実際には、第1ネジ穴121の位置は、実際の状況に応じて選択してもよいし、接続板12の任意の断面に設置してもよい。ここで、第1ネジ穴121の位置は本実施例に対する制限とはしない。
【0021】
また、さらに、本実施例は、ダブル推力の水中スクーターのみを例として、実際には、シングル推力、トリプル推力などのマルチ推力タイプのスクーターを選用してもよいし、背負いタイプ、足挟みタイプなどの水中スクーターを選用してもよいし、ただ接続板12にネジ穴を設けて、カメラ固定装置2を接続しやすく、撮影機器を利用して水中の風景を撮影することさえできればよい。
【0022】
図3に示すように、カメラ固定装置2は、取付ブラケット21と、固定ブラケット22と、固定軸23とを備える。
【0023】
図3に示すように、本実施例では、取付ブラケット21は、垂直な板状である。取付ブラケット21の底部には第2ネジ穴211を有し、取付ブラケット21の上部には固定ブラケット22と接続して使用するための第1軸穴(図示せず)を有する。実際に、取付ブラケットの具体的な形状と寸法などは、実際の撮影機器や接続板などによって自ら調整することができるので、本実施例に対する制限とはしない。また、第2ネジ穴211は、第1ネジ穴121に接続して使用し、第2ネジ穴211の具体的な位置と寸法などは、本実施例に対する制限とはしない。
【0024】
図3に示すように、固定ブラケット22は、固定ブロック221と伸縮ブロック222とを備えており、「]」形状の断面を示している。伸縮ブロック222は、固定ブロック221の両端に位置する2つのブロックである。固定ブロック221は中空の空間を有し、伸縮ブロック222が固定ブロック221内をスライドすることができる。伸縮ブロック222にはバネが含まれており、伸縮ブロックが引っ張られると、復元力により撮影機器が締め付けられて挟まれる。固定ブロック221は、取付ブラケット21と接続するための第2軸穴(図示せず)を備える。
【0025】
図3に示すように、固定軸23は、一端ヘッダ231と他端ヘッダ(図示せず)とを備える。一端ヘッダ231はネジを有し、第1軸穴を貫通してナットで固定されている(図示せず)。他端ヘッダは第2軸穴を貫通して、皿ナットによって固定ブラケット22に固定されている。この取付により、固定ブラケット軸23と固定ブラケット22が取付ブラケット21の周りを回転できる。
【0026】
図1に示すように、動力装置1とカメラ固定装置2とを固定するために、第1ネジ穴121と第2ネジ穴211がネジナットで固定されている。
【0027】
実際には、撮影機器の挟持構成には様々な方式があり、固定ブラケット22を取付ブラケット21の周りを回転させる構成にも様々な方法がある。本実施例は、より簡便で一般的なものを示しているにすぎない。このため、撮影機器の治具構成は、カメラ固定装置の具体的な構成は本実施例に対する制限とはしなく、ただ接続板12に固定可能で、撮影機器を挟持することさえできればよい。
【0028】
さらに、動力装置1とカメラ固定装置2に固定することにも様々な方式があり、本実施例では、ネジ接続の一種類のみを示している。動力装置1とカメラ固定装置2の接続方式は、本実施例に対する制限とはしない。
【0029】
以下、
図4-1および
図4-2を参照しながら、動力装置1とカメラ固定装置2との他の固定方式、すなわち、フックで接続する固定方式について詳細に説明する。
【0030】
図4-1に示すように、取付ブラケット21’の下端には、ピン212’とフック213’が固定されている。本実施例では、フック213’は2つあり、取付ブラケット21’の側面に位置し、プラスチックで形成され、ある程度の弾性を有する。フック213’には外向きの突起2131’が設けられている。すなわち、取付ブラケット21’の下端は「山」字型の構造に似ている。
【0031】
図4-2に示すように、接続板12’の上部平面には係止板122’が固定されており、係止板122’の内部は中空の収容空間1221’を有し、かつ側面は内向きの凹溝1222’を有する。フック213’とピン212’が収容空間1221’に挿入されると、フック213’の外向きの突起2131’が凹溝1222’の縁に係止されていることにより、取付ブラケット21’が係止されて固定される。係止板122’とフック213’はプラスチックで形成されている。フック213’は、開放の目的を達成するために、少し内側に押し込むことができる。
【0032】
本実施例では、水中スクーターが作動するとき、動力装置1のスラスター11は動力を提供して、水中スクーターAを推進し、さらに、水中スクーターを把持する人を前進させる。カメラ固定装置2には防水の撮影機器が挟持されており、人が手で持たなくても水中の風景を自ら撮影するように設置できる。
【0033】
第2実施例
図5は本発明の第2実施例に係る水中スクーターの正面図である。
図6は本発明の第2実施例に係る動力装置の概略図である。
図7は本発明の第2実施例に係るカメラ固定装置の概略図である。
【0034】
図5に示すように、本実施例に開示されている水中スクーターAは、動力装置10とカメラ固定装置20とを備える。
図5には撮影機器30も示されている。
【0035】
図6に示すように、本実施例は、付加板を有するダブル推力手持ちタイプの水中スクーターを例にする。動力装置10は、スラスター110と接続板120とを備える従来のダブル推力手持ちタイプの水中スクーターを採用することができる。スラスター110は両側に位置し、接続板120により接続されている。接続板120には、人が把持しやすいハンドルと付加板1210を設けてもよい。付加板1210は、一般的に、水中の抵抗を低減するために、動力装置10が流線型を有するように設計されているが、他の特殊な用途も可能である。付加板1210は、接続板120に固定的に取付られている。付加板1210は、カメラ固定装置20と接続するための第3ネジ穴12110を有する。
【0036】
本実施例では、第3ネジ穴12110は、接続板の前側の中央位置に設けられている。実際には、第3ネジ穴12110を、実際の状況に応じて選択してもよいし、付加板1210の任意の断面に設置してもよい。ここで、第3ネジ穴12110の位置と寸法は本実施例に対する制限とはしない。
【0037】
また、さらに、本実施例は、付加板を有するダブル推力手持ちタイプの水中スクーターのみを例としているが、実際には、シングル推力、トリプル推力などのマルチ推力タイプのスクーターを使用してもよいし、背負いタイプ、足挟みタイプなどの水中スクーターを使用してもよい。ただ付加板にネジ穴を設けて、カメラ固定装置を接続しやすく、撮影機器を利用して水中の風景を撮影することさえできればよい。
【0038】
図7に示すように、カメラ固定装置20は、取付ブラケット210と、固定ブラケット220と、固定軸230とを備える。カメラ固定装置20の構成は、実施例1におけるカメラ固定装置2と同様であり、説明を重複しないように、ここでは両者の相違点についてのみ説明する。
【0039】
図7に示すように、本実施例では、取付ブラケット210は、垂直な板状である。取付ブラケット210の底部は第4ネジ穴2110を有し、取付ブラケット210の上部は固定ブラケット220と接続して使用する第3軸穴(図示せず)を有する。実際に、取付ブラケットの具体的な形状と寸法などは、実際の撮影機器や接続板などによって自ら調整することができ、本実施例に対する制限とはしない。また、第4ネジ穴2110は、第3ネジ穴12110と接続して使用し、第4ネジ穴2110の具体的な位置と寸法などは、本実施例に対する制限とはしない。
【0040】
図7に示すように、固定ブラケット220の構成は、実施例1における固定ブラケット22の構成と同様であり、説明を重複しないように、ここで説明を省略する。
【0041】
固定軸230の構成は、実施例1における固定軸23の構成と同様であり、説明を重複しないように、ここで説明を省略する。
【0042】
図5に示すように、動力装置10とカメラ固定装置20を固定するために、第3ネジ穴12110と第4ネジ穴2110がネジナットで固定されている。
【0043】
実際には、撮影機器の挟持構成には様々な方式があり、固定ブラケット220を取付ブラケット210の周りを回転させる構成にも様々な方法がある。本実施例は、より簡便で一般的なものを示しているにすぎない。このため、撮影機器の治具構成は、さらに、カメラ固定装置の具体的な構成は本実施例に対する制限とはしなく、ただ付加板に固定可能で、撮影機器を挟持することさえできればよい。
【0044】
さらに、動力装置10とカメラ固定装置20とを固定することにも様々な方式があり、本実施例では、ネジ接続の一種類のみを示している。動力装置10とカメラ固定装置20との接続方式は、本実施例に対する制限とはしない。
【0045】
本実施例で、水中スクーターが作動するとき、動力装置10上のスラスター110は、動力を提供して、水中スクーターを推進し、さらに、水中スクーターを把持する人を前進させる。カメラ固定装置20には防水の撮影機器が挟持されており、人が手で持たなくても水中の風景を自ら撮影するように設置できる。
【0046】
最後に、上記の実施例は、実施形態を限定するものではなく、本発明を明確に説明するための例示のみであることが明らかである。当業者にとって、上記の説明をもとに、他の異なる形式の変化や変動もできる。ここで、すべての実施形態を一々例示を挙げることができない。それによって示される明白な変化または変動は、依然として本発明の保護範囲にある。
【符号の説明】
【0047】
1 動力装置
11 スラスター
12 接続板
121 第1ネジ穴
122’ 係止板
1221’ 収容空間
1222’ 凹溝
2 カメラ固定装置
21 取付ブラケット
212’ ピン
213’ フック
2131’ 突起
211 第2ネジ穴
22 固定ブラケット
221 固定ブロック
222 伸縮ブロック
23 固定軸
231 一端ヘッダ
10 動力装置
110 スラスター
120 接続板
1210 付加板
12110 第3ネジ穴
20 カメラ固定装置
210 取付ブラケット
2110 第4ネジ穴
220 固定ブラケット
2210 固定ブロック
230 固定軸
【国際調査報告】