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特表2022-525358チャネル検出メカニズムの決定方法、装置、機器及び記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-05-12
(54)【発明の名称】チャネル検出メカニズムの決定方法、装置、機器及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   H04W 72/08 20090101AFI20220502BHJP
   H04W 16/14 20090101ALI20220502BHJP
   H04W 72/12 20090101ALI20220502BHJP
【FI】
H04W72/08 110
H04W16/14
H04W72/12 150
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2021555560
(86)(22)【出願日】2019-03-20
(85)【翻訳文提出日】2021-09-22
(86)【国際出願番号】 CN2019078927
(87)【国際公開番号】W WO2020186490
(87)【国際公開日】2020-09-24
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.3GPP
(71)【出願人】
【識別番号】516180667
【氏名又は名称】北京小米移動軟件有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Xiaomi Mobile Software Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】No.018, Floor 8, Building 6, Yard 33, Middle Xierqi Road, Haidian District, Beijing 100085, China
(74)【代理人】
【識別番号】110002734
【氏名又は名称】特許業務法人藤本パートナーズ
(72)【発明者】
【氏名】朱 亜軍
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067EE02
5K067EE10
(57)【要約】
【要約】
本開示はチャネル検出メカニズムの決定方法、装置、機器及び記憶媒体を提供し、通信の分野に属し、前記方法は、端末が基地局から送信された通知情報を受信するステップと、前記端末が前記通知情報に基づいて、前記アップリンク伝送に使用されるチャネル検出メカニズムを決定するステップと、を含む。本開示は端末がアップリンク伝送に使用されるチャネル検出メカニズムを正確的に決定するようにし、これによって他の無線通信システムがアンライセンススペクトル上でチャネルリソースを公平且つ効率的に占用することを可能にする。
【選択図】 図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
アンライセンススペクトルのアップリンクチャネルを使用してアップリンク伝送を行うシナリオに適用されるチャネル検出メカニズムの決定方法であって、
端末が基地局から送信された通知情報を受信するステップと、
前記端末が前記通知情報に基づいて、前記アップリンク伝送に使用されるチャネル検出メカニズムを決定するステップと、を含む、
ことを特徴するチャネル検出メカニズムの決定方法。
【請求項2】
前記アップリンク伝送は構成タイプのアップリンク伝送であり、
前記端末が基地局から送信された通知情報を受信するステップは、
前記端末が前記基地局から送信された構成シグナリングを受信するステップであって、前記構成シグナリングは前記アップリンク伝送に対応する構成シグナリングであり、前記構成シグナリングには前記通知情報が保持されているステップ、
または、
前記端末が前記基地局から送信された独立シグナリングを受信するステップであって、前記独立シグナリングは前記構成シグナリングと異なるシグナリングであり、前記独立シグナリングには前記通知情報が保持されているステップ、を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記アップリンク伝送はスケジューリングタイプのアップリンク伝送であり、
前記端末が基地局から送信された通知情報を受信するステップは、
前記端末が前記基地局から送信されたスケジューリングシグナリングを受信するステップであって、前記スケジューリングシグナリングは前記アップリンク伝送に対応するスケジューリングシグナリングであり、前記スケジューリングシグナリングの予め設定された位置には前記通知情報が保持されているステップを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記端末が基地局から送信された通知情報を受信するステップは、
前記アップリンク伝送に対応するチャネル占用時間が前記基地局によって開始されたものである場合、前記端末が前記基地局から送信された通知情報を受信するステップを含む、
ことを特徴とする請求項1~3いずれかに記載の方法。
【請求項5】
アンライセンススペクトルのアップリンクチャネルを使用してアップリンク伝送を行うシナリオに適用されるチャネル検出メカニズムの決定方法であって、
前記アップリンク伝送に対応するチャネル占用時間が前記端末によって開始されたものである場合、前記端末が前記アップリンク伝送のタイプを決定するステップと、
前記端末が対応関係に応じて、前記タイプに対応するチャネル検出メカニズムを決定するステップと、を含む、
ことを特徴するチャネル検出メカニズムの決定方法。
【請求項6】
前記対応関係は通信プロトコルによって予め定義されたものであり、
または、
前記対応関係は基地局から前記端末へ構成されたものである、
ことを特徴とする請求項5に記載の方法。
【請求項7】
アンライセンススペクトルのアップリンクチャネルを使用してアップリンク伝送を行うシナリオに適用されるチャネル検出メカニズムの決定方法であって、
基地局が、前記アップリンク伝送に使用されるチャネル検出メカニズムを指示するための通知情報を生成するステップと、
前記基地局が端末に前記通知情報を送信するステップと、を含む、
ことを特徴とするチャネル検出メカニズムの決定方法。
【請求項8】
前記アップリンク伝送は構成タイプのアップリンク伝送であり、
前記基地局が端末に前記通知情報を送信するステップは、
前記基地局が前記端末に構成シグナリングを送信するステップであって、前記構成シグナリングは前記アップリンク伝送に対応する構成シグナリングであり、前記構成シグナリングには前記通知情報が保持されているステップ、
または、
前記基地局が前記端末に独立シグナリングを送信するステップであって、前記独立シグナリングは前記構成シグナリングと異なるシグナリングであり、前記独立シグナリングには前記通知情報が保持されているステップ、を含む、
ことを特徴とする請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記アップリンク伝送はスケジューリングタイプのアップリンク伝送であり、
前記基地局が端末に前記通知情報を送信するステップは、
前記基地局が前記端末にスケジューリングシグナリングを送信するステップであって、前記スケジューリングシグナリングは前記アップリンク伝送に対応するスケジューリングシグナリングであり、前記スケジューリングシグナリングの予め設定された位置には前記通知情報が保持されているステップを含む、
ことを特徴とする請求項7に記載の方法。
【請求項10】
前記基地局が端末に前記通知情報を送信するステップは、
前記アップリンク伝送に対応するチャネル占用時間が前記基地局によって開始されたものである場合、前記基地局が前記端末に前記通知情報を送信するステップを含む、
ことを特徴とする請求項7~9のいずれかに記載の方法。
【請求項11】
アンライセンススペクトルのアップリンクチャネルを使用してアップリンク伝送を行うシナリオに適用されるチャネル検出メカニズムの決定装置であって、
基地局から送信された通知情報を受信するように構成される受信モジュールと、
前記通知情報に基づいて、前記アップリンク伝送に使用されるチャネル検出メカニズムを決定するように構成される決定モジュールと、を含む、
ことを特徴とするチャネル検出メカニズムの決定装置。
【請求項12】
前記アップリンク伝送は構成タイプのアップリンク伝送であり、
前記受信モジュールは、前記基地局から送信された構成シグナリングを受信するように構成され、前記構成シグナリングは前記アップリンク伝送に対応する構成シグナリングであり、前記構成シグナリングには前記通知情報が保持されており、
または、
前記受信モジュールは、前記基地局から送信された独立シグナリングを受信するように構成され、前記独立シグナリングは前記構成シグナリングと異なるシグナリングであり、前記独立シグナリングには前記通知情報が保持されている、
ことを特徴とする請求項11に記載の装置。
【請求項13】
前記アップリンク伝送はスケジューリングタイプのアップリンク伝送であり、
前記受信モジュールは、前記基地局から送信されたスケジューリングシグナリングを受信するように構成され、前記スケジューリングシグナリングは前記アップリンク伝送に対応するスケジューリングシグナリングであり、前記スケジューリングシグナリングの予め設定された位置には前記通知情報が保持されている、
ことを特徴とする請求項11に記載の装置。
【請求項14】
前記受信モジュールは、前記アップリンク伝送に対応するチャネル占用時間が前記基地局によって開始されたものである場合、前記端末が前記基地局から送信された通知情報を受信するように構成される、
ことを特徴とする請求項11~13のいずれかに記載の装置。
【請求項15】
アンライセンススペクトルのアップリンクチャネルを使用してアップリンク伝送を行う端末に適用されるチャネル検出メカニズムの決定装置であって、
前記アップリンク伝送に対応するチャネル占用時間が前記端末によって開始されたものである場合、前記アップリンク伝送のタイプを決定するように構成される第1の決定モジュールと、
対応関係に応じて、前記タイプに対応するチャネル検出メカニズムを決定するように構成される第2の決定モジュールと、を含む、
ことを特徴するチャネル検出メカニズムの決定装置。
【請求項16】
前記対応関係は通信プロトコルによって予め定義されたものであり、
または、
前記対応関係は基地局から前記端末へ構成されたものである、
ことを特徴とする請求項15に記載の装置。
【請求項17】
アンライセンススペクトルのアップリンクチャネルを使用してアップリンク伝送を行うシナリオに適用されるチャネル検出メカニズムの決定装置であって、
前記アップリンク伝送に使用されるチャネル検出メカニズムを指示するための通知情報を生成するように構成される生成モジュールと、
端末に前記通知情報を送信し、前記アップリンク伝送に使用されるチャネル検出メカニズムを決定するように構成される送信モジュールと、を含む、
ことを特徴とするチャネル検出メカニズムの決定装置。
【請求項18】
前記アップリンク伝送は構成タイプのアップリンク伝送であり、
前記送信モジュールは、前記端末に構成シグナリングを送信するように構成され、前記構成シグナリングは前記アップリンク伝送に対応する構成シグナリングであり、前記構成シグナリングには前記通知情報が保持されており、
または、
前記送信モジュールは、前記端末に独立シグナリングを送信するように構成され、前記独立シグナリングは前記構成シグナリングと異なるシグナリングであり、前記独立シグナリングには前記通知情報が保持されている、
ことを特徴とする請求項17に記載の装置。
【請求項19】
前記アップリンク伝送はスケジューリングタイプのアップリンク伝送であり、
前記送信モジュールは、前記端末にスケジューリングシグナリングを送信するように構成され、前記スケジューリングシグナリングは前記アップリンク伝送に対応するスケジューリングシグナリングであり、前記スケジューリングシグナリングの予め設定された位置には前記通知情報が保持されている、
ことを特徴とする請求項17に記載の装置。
【請求項20】
前記送信モジュールは、前記アップリンク伝送に対応するチャネル占用時間が基地局によって開始されたものである場合、前記端末に前記通知情報を送信するように構成される、
ことを特徴とする請求項17~19のいずれかに記載の装置。
【請求項21】
端末であって、
プロセッサと、
プロセッサと接続される送受信機と、
プロセッサによって実行可能な命令を記憶するメモリと、を含み、
請求項1~6のいずれかに記載のチャネル検出メカニズムの決定方法を実現するために前記プロセッサは前記実施可能な命令をロードして実行するように構成される、
ことを特徴する前記端末。
【請求項22】
基地局であって、
プロセッサと、
プロセッサと接続される送受信機と、
プロセッサによって実行可能な命令を記憶するメモリと、を含み、
請求項7~10のいずれかに記載のチャネル検出メカニズムの決定方法を実現するために前記プロセッサは前記実施可能な命令をロードして実行するように構成される、
ことを特徴とする基地局。
【請求項23】
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体には少なくとも1つの命令、少なくとも1つのプログラム、コードセット、または命令セットが記憶されており、前記少なくとも1つの命令、前記少なくとも1つのプログラム、前記コードセットまたは命令セットは、請求項1~10のいずれかに記載のチャネル検出メカニズムの決定方法を実現するために前記プロセッサによってロードされて実行される、
ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は通信分野に関し、特にチャネル検出メカニズムの決定方法、装置、機器及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
第3世代パートナシッププロジェクト(Third Generation Partnership Project、3GPP)では、ライセンスアシストアクセス(License Assisted Access、LAA)メカニズムによってアンライセンススペクトルを使用することが提案された。すなわち、ライセンススペクトルによってアンライセンススペクトル上の使用への実現をサポートする。
【0003】
LAAにチャネル検出メカニズムを導入する。すなわち、端末がアップリンク伝送を送信する際に、アップリンクチャネルがアイドル状態にあるかどうかを検出する必要があり、アップリンクチャネルがアイドル状態である場合にのみデータを送信できる。
【0004】
アップリンク伝送のシグナリングまたはデータは様々な形式があり、異なるシグナリングまたはデータの伝送優先度も異なる可能性がある。チャネル検出メカニズムも様々な形式があるため、いかに異なるアップリンク伝送のために合理的なチャネル検出メカニズムを使用するかは、まだ解決案が存在していない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示の実施例はチャネル検出メカニズムの決定方法、装置、機器及び記憶媒体を提供し、アンライセンススペクトルのアップリンクチャネルを使用してアップリンク伝送を行う際に、いかに合理的なチャネル検出メカニズムを選択するという問題を解決するために用いることができる。前記技術案は以下の通りである。
【0006】
本開示の一様態によれば、チャネル検出メカニズムの決定方法を提供し、アンライセンススペクトルのアップリンクチャネルを使用してアップリンク伝送を行うシナリオに適用され、前記方法は、
端末が基地局から送信された通知情報を受信するステップと、
前記端末が前記通知情報に基づいて、前記アップリンク伝送に使用されるチャネル検出メカニズムを決定するステップと、を含む。
【0007】
1つの選択可能な実施例では、前記アップリンク伝送は構成タイプのアップリンク伝送であり、
前記端末が基地局から送信された通知情報を受信するステップは、
前記端末が前記基地局から送信された構成シグナリングを受信するステップであって、前記構成シグナリングは前記アップリンク伝送に対応する構成シグナリングであり、前記構成シグナリングには前記通知情報が保持されているステップ、
または、
前記端末が前記基地局から送信された独立シグナリングを受信するステップであって、前記独立シグナリングは前記構成シグナリングと異なるシグナリングであり、前記独立シグナリングには前記通知情報が保持されているステップを含む。
【0008】
1つの選択可能な実施例では、前記アップリンク伝送はスケジューリングタイプのアップリンク伝送であり、
前記端末が基地局から送信された通知情報を受信するステップは、
前記端末が前記基地局から送信されたスケジューリングシグナリングを受信するステップであって、前記スケジューリングシグナリングは前記アップリンク伝送に対応するスケジューリングシグナリングであり、前記スケジューリングシグナリングの予め設定された位置には前記通知情報が保持されているステップを含む。
【0009】
1つの選択可能な実施例では、前記端末が基地局から送信された通知情報を受信するステップは、
前記アップリンク伝送に対応するチャネル占用時間が前記基地局によって開始されたものである場合、前記端末が前記基地局から送信された通知情報を受信するステップを含む。
【0010】
本開示の別の様態によれば、チャネル検出メカニズムの決定方法を提供し、アンライセンススペクトルのアップリンクチャネルを使用してアップリンク伝送を行うシナリオに適用され、前記方法は、
前記アップリンク伝送に対応するチャネル占用時間が前記端末によって開始されたものである場合、前記端末が前記アップリンク伝送のタイプを決定するステップと、
前記端末が対応関係に応じて、前記タイプに対応するチャネル検出メカニズムを決定するステップと、を含む。
【0011】
1つの選択可能な実施例では、前記対応関係は通信プロトコルによって予め定義されたものであり、または、前記対応関係は基地局から前記端末へ構成されたものである。
【0012】
本開示の別の様態によれば、チャネル検出メカニズムの決定方法を提供し、アンライセンススペクトルのアップリンクチャネルを使用してアップリンク伝送を行うシナリオに適用され、前記方法は、
基地局が、前記アップリンク伝送に使用されるチャネル検出メカニズムを指示するための通知情報を生成するステップと、
前記基地局が端末に前記通知情報を送信するステップと、を含む。
【0013】
1つの選択可能な実施例では、前記アップリンク伝送は構成タイプのアップリンク伝送であり、
前記基地局が端末に前記通知情報を送信するステップは、
前記基地局が前記端末に構成シグナリングを送信するステップであって、前記構成シグナリングは前記アップリンク伝送に対応する構成シグナリングであり、前記構成シグナリングには前記通知情報が保持されているステップ、
または、
前記基地局が前記端末に独立シグナリングを送信するステップであって、前記独立シグナリングは前記構成シグナリングと異なるシグナリングであり、前記独立シグナリングには前記通知情報が保持されているステップを含む。
【0014】
1つの選択可能な実施例では、前記アップリンク伝送はスケジューリングタイプのアップリンク伝送であり、
前記基地局が端末に前記通知情報を送信するステップは、
前記基地局が前記端末にスケジューリングシグナリングを送信するステップであって、前記スケジューリングシグナリングは前記アップリンク伝送に対応するスケジューリングシグナリングであり、前記スケジューリングシグナリングの予め設定された位置には前記通知情報が保持されているステップを含む。
【0015】
1つの選択可能な実施例では、前記基地局が端末に前記通知情報を送信するステップは、
前記アップリンク伝送に対応するチャネル占用時間が前記基地局によって開始されたものである場合、前記基地局が前記端末に前記通知情報を送信するステップを含む。
【0016】
本開示の別の様態によれば、チャネル検出メカニズムの決定装置を提供し、アンライセンススペクトルのアップリンクチャネルを使用してアップリンク伝送を行うシナリオに適用され、前記装置は、
基地局から送信された通知情報を受信するように構成される受信モジュールと、
前記通知情報に基づいて、前記アップリンク伝送に使用されるチャネル検出メカニズムを決定するように構成される決定モジュールと、を含む。
【0017】
1つの選択可能な実施例では、前記アップリンク伝送は構成タイプのアップリンク伝送であり、
前記受信モジュールは、前記基地局から送信された構成シグナリングを受信するように構成され、前記構成シグナリングは前記アップリンク伝送に対応する構成シグナリングであり、前記構成シグナリングには前記通知情報が保持されており、
または、
前記受信モジュールは、前記基地局から送信された独立シグナリングを受信するように構成され、前記独立シグナリングは前記構成シグナリングと異なるシグナリングであり、前記独立シグナリングには前記通知情報が保持されている。
【0018】
1つの選択可能な実施例では、前記アップリンク伝送はスケジューリングタイプのアップリンク伝送であり、
前記受信モジュールは、前記基地局から送信されたスケジューリングシグナリングを受信するように構成され、前記スケジューリングシグナリングは前記アップリンク伝送に対応するスケジューリングシグナリングであり、前記スケジューリングシグナリングの予め設定された位置には前記通知情報が保持されている。
【0019】
1つの選択可能な実施例では、前記受信モジュールは、前記アップリンク伝送に対応するチャネル占用時間が前記基地局によって開始されたものである場合、前記端末が前記基地局から送信された通知情報を受信するように構成される。
【0020】
本開示の別の様態によれば、チャネル検出メカニズムの決定装置を提供し、アンライセンススペクトルのアップリンクチャネルを使用してアップリンク伝送を行う端末に適用され、前記装置は、
前記アップリンク伝送に対応するチャネル占用時間が前記端末によって開始されたものである場合、前記アップリンク伝送のタイプを決定するように構成される第1の決定モジュールと、
対応関係に応じて、前記タイプに対応するチャネル検出メカニズムを決定するように構成される第2の決定モジュールと、を含む。
【0021】
1つの選択可能な実施例では、前記対応関係は通信プロトコルによって予め定義されたものであり、または、前記対応関係は基地局から前記端末へ構成されたものである。
【0022】
本開示の別の様態によれば、チャネル検出メカニズムの決定装置を提供し、アンライセンススペクトルのアップリンクチャネルを使用してアップリンク伝送を行うシナリオに適用され、前記装置は、
前記アップリンク伝送に使用されるチャネル検出メカニズムを指示するための通知情報を生成するように構成される生成モジュールと、
端末に前記通知情報を送信し、前記アップリンク伝送に使用されるチャネル検出メカニズムを決定するように構成される送信モジュールと、を含む。
【0023】
1つの選択可能な実施例では、前記アップリンク伝送は構成タイプのアップリンク伝送であり、
前記送信モジュールは、前記端末に構成シグナリングを送信するように構成され、前記構成シグナリングは前記アップリンク伝送に対応する構成シグナリングであり、前記構成シグナリングには前記通知情報が保持されており、
または、
前記送信モジュールは、前記端末に独立シグナリングを送信するように構成され、前記独立シグナリングは前記構成シグナリングと異なるシグナリングであり、前記独立シグナリングには前記通知情報が保持されている。
【0024】
1つの選択可能な実施例では、前記アップリンク伝送はスケジューリングタイプのアップリンク伝送であり、
前記送信モジュールは、前記端末送信スケジューリングシグナリングを送信するように構成され、前記スケジューリングシグナリングは前記アップリンク伝送に対応するスケジューリングシグナリングであり、前記スケジューリングシグナリングの予め設定された位置には前記通知情報が保持されている。
【0025】
1つの選択可能な実施例では、前記送信モジュール、前記アップリンク伝送に対応するチャネル占用時間が基地局によって開始されたものである場合、前記端末に前記通知情報を送信するように構成される。
【0026】
本開示の別の様態によれば、端末を提供し、前記端末は、
プロセッサと、
プロセッサと接続される送受信機と、
プロセッサによって実行可能な命令を記憶するメモリと、を含み、
前記プロセッサは、上記に記載された端末側によって実行されるチャネル検出メカニズムの決定方法を実現するために実行可能な命令をロードして実行するように構成される。
【0027】
本開示の別の様態によれば、基地局を提供し、前記基地局は、
プロセッサと、
プロセッサと接続される送受信機と、
プロセッサによって実行可能な命令を記憶するメモリと、を含み、
前記プロセッサは、上記のように記載された端末側によって実行されるチャネル検出メカニズムの決定方法を実現するために実行可能な命令をロードして実行するように構成される。
【0028】
本開示の別の態様によれば、少なくとも1つの命令、少なくとも1つのプログラム、コードセット、または命令セットが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供する。前記1つの命令、前記1つのプログラム、前記コードセットまたは命令セットは、上記のいずれかの態様で説明されたチャネル検出メカニズムの決定方法を実現するために前記プロセッサによってロードされて実行される。
【発明の効果】
【0029】
本開示の実施例によって提供される技術案は少なくとも以下の有益な効果を含む。
端末によって基地局から送信された通知情報を受信し、当該通知情報に基づいてアップリンク伝送に使用されるチャネル検出メカニズムを決定することより、端末がアップリンク伝送に使用されるチャネル検出メカニズムを正確に決定するようにし、これによって他の無線通信システムがアンライセンススペクトル上でチャネルリソースを公平且つ効率的に占用することを可能にする。
【図面の簡単な説明】
【0030】
本開示の実施例の技術案をより明確に説明するために、以下、実施例の説明に必要な図面を簡単に紹介し、以下の説明の図面は本開示の一部の実施例に過ぎず、当業者であれば、創造的な労力を払うことなく、これらの図面に基づいて他の図面を得ることができることは明らかである。
図1】本開示に係るLBT Cat.2のチャネル傍受概略図である。
図2】本開示に係るLBT Cat.4のチャネル傍受概略図である。
図3】本開示の1つの例示的な実施例によって提供される無線通信システムのブロック図である。
図4】本開示の1つの例示的な実施例によって提供されるチャネル検出メカニズムの決定方法のフローチャートである。
図5】本開示の別の例示的な実施例によって提供されるチャネル検出メカニズムの決定方法のフローチャートである。
図6】本開示の別の例示的な実施例によって提供されるチャネル検出メカニズムの決定方法のフローチャートである。
図7】本開示の別の例示的な実施例によって提供されるチャネル検出メカニズムの決定方法のフローチャートである。
図8図7の実施例によって提供されるチャネル検出メカニズムの決定方法の例示的な例の概略図である。
図9】本開示の別の例示的な実施例によって提供されるチャネル検出メカニズムの決定方法のフローチャートである。
図10図9の実施例によって提供されるチャネル検出メカニズムの決定方法の例示的な例の概略図である。
図11】本開示の1つの例示的な実施例によって提供されるチャネル検出メカニズムの決定装置の概略構成図である。
図12】本開示の1つの例示的な実施例によって提供されるチャネル検出メカニズムの決定装置の概略構成図である。
図13】本開示の1つの例示的な実施例によって提供されるチャネル検出メカニズムの決定装置の概略構成図である。
図14】本開示の別の例示的な実施例によって提供される無線通信デバイスの概略構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0031】
本開示の目的、技術案および利点をより明確にするために、以下、添付図面と併せて本開示の実施形態をさらに詳細に説明する。
【0032】
アンライセンススペクトル上の他の無線システムとの共存、例えばワイヤレスフィデリティシステム(WiFi)との共存を保証するために、LAAにおいてもデータ送信前にチャネル検出が必要となるメカニズムが導入されている。本開示の実施例を説明する前に、本開示に係るチャネル検出メカニズムについて簡単に説明する。
【0033】
チャネル検出メカニズムは通常以下の5つの種類を含むことができる。
【0034】
第1の種類(Cat.1):LBTを含まず(Listen before talk、電波を出す前に聞く)、すなわち無線通信デバイスが情報を伝送する前にチャネル検出を行う必要がなく、情報を直接送信する。LBTは傍受回避メカニズムと呼ばれてもよく、アンライセンススペクトルの効果的な共有を可能にする。LBT伝送情報を伝送する前にチャネルを先に傍受し、CCA(Clear Channel Assessment、アイドルチャネル評価)を行い、チャネルがアイドルであることを確保する上で伝送するように要求する。
【0035】
第2の種類(LBT Cat.2):ランダムバックオフプロセスを含まないLBTメカニズムである。無線通信デバイス情報を伝送する前に、1つの時間粒度を検出するだけでよく、例えば、時間粒度は25usであってもよく、当該時間粒度内にチャネルがアイドルである場合、無線通信デバイスは情報を伝送できる。そうでない場合、LBT執行に失敗し、無線通信デバイスは情報を伝送できない。
【0036】
概略図1では、無線通信デバイスは単一のタイムスロットのCCA傍受を実行し、第1のCCAタイムスロットと第3のCCAタイムスロットではチャネルに対する傍受結果がアイドル状態である場合、無線通信デバイスは当該チャネルを占用してデータ伝送を行うことができる。第2のCCAタイムスロットではチャネルに対する傍受結果がビジー状態である場合、無線通信デバイスは当該チャネルを占用してデータ伝送を行うことができず、無データ伝送と略称する。
【0037】
第3の種類(LBT Cat.3):CWS(Contention Window Size、競合ウィンドウサイズ)固定されたランダムバックオフ型のLBTメカニズムであって、送信装置は、まず第1の時間粒度に当該チャネルがアイドルであるかどうかを検出し、当該チャネルがアイドルであると検出された場合、第1の競合ウィンドウ内に乱数の値Nを選択し、第2の時間粒度を時間粒度としてチャネル検出を行う。第2の時間粒度に当該チャネルがアイドルであると検出され、且つ乱数の値が0ではない場合、乱数の値から1を引き、引き続き第2の時間粒度を時間粒度としてチャネル検出を行う。第2の時間粒度に当該チャネルがビジーであると検出された場合、第1の時間粒度を時間粒度としてチャネル検出を再度行う。第1の時間粒度に当該チャネルがアイドルであると再度検出され、且つ乱数の値が0ではない場合、乱数の値から1を引き、第2の時間粒度を時間粒度としてチャネル検出を行うことを回復する。乱数の値が0にならないと、チャネルがアイドルであると示さない。
【0038】
第4の種類(LBT Cat.4):CWS変化可能なランダムバックオフ型のLBTメカニズムである。すなわちLBT Cat.3に基づいて、送信装置は前回の伝送の結果に基づいてCWSを調整できる。例えば前回伝送プロセスの参考時間内に伝送されたデータにおいて、正確に受信されなかった割合はXであり、Xが閾値を超過する場合、CWS値は増加する。LBTプロセスにおけるパラメータ設定を細分化するために、LBT Cat.4において4つの優先度を設定し、各優先度は異なるパラメータ構成に対応し、異なるトラフィックタイプのデータ伝送は異なる優先度に対応する。
【0039】
LBT Cat.4の原理は以下の通りである。無線通信デバイスはまず第1の時間粒度に当該チャネルがアイドルであるかどうかを検出し、当該チャネルがアイドルであると検出された場合、第1の競合ウィンドウ内においてフォールバックカウンター(乱数とも呼ばれ)の値Nを選び、第2の時間粒度を時間粒度としてチャネル検出を行う。第2の時間粒度に当該チャネルがアイドルであると検出し、フォールバックカウンターの値は0ではない場合、フォールバックカウンターの値から1を引き、引き続き第2の時間粒度を時間粒度としてチャネル検出を行う。第2の時間粒度に当該チャネルがビジーであると検出された場合、第1の時間粒度を時間粒度としてチャネル検出を再度行う。第1の時間粒度に当該チャネルがアイドルであると再度検出され、且つフォールバックカウンターの値は0ではない場合、フォールバックカウンターの値から1を引き、第2の時間粒度を時間粒度としてチャネル検出を行うことを回復する。カウンターの値が0にならないと、チャネルを占用できると表すことができない。
【0040】
概略図2では、無線通信デバイスは0~競合ウィンドウサイズ(Contention Windows Size、CWS)の間に1つのフォールバックカウンターNを均等且つランダムに生成し、且つ傍受タイムスロット(CCA slot)を粒度として傍受する。CWS=15且つN=7に対応する第1回の物理ダウンリンク共有チャネル(Physical Downlink Shared Channel、PDSCH)伝送を例にとると、第1と第2の傍受タイムスロットでは、チャネル傍受結果はアイドル状態であり、Nは5に減少する。第3の~第6の傍受タイムスロットでは、チャネル傍受結果はビジー状態であり、Nを不変に保ち、4つの傍受タイムスロットを延ばした後に傍受を再開し、第1の1~第1の5の傍受情報では、チャネル傍受結果はアイドル状態であり、Nは0に減少し、無線通信デバイスはチャネルを占用し始めてデータ伝送を行う。
【0041】
当該データ伝送プロセスにおいて、無線通信装置は否定フィードバック(NACK)を受信する場合、データ伝送に失敗したことを表し、無線通信デバイスは、このエラー受信状態に応じて、CWS=31を動的に高く調整し、フォールバックカウンターN=20を再生成し、2回目のPDSCH送信の前に、この高く調整されたCWS及びフォールバックカウンターNを使用してチャネルリスニングを行う。且つ連続する20個の傍受タイムスロットのチャネル傍受結果がアイドル状態である場合、チャネルを占用してデータ伝送を行う。
【0042】
異なる競合ウィンドウサイズCWSは異なるチャネルアクセス優先度pに対応する。例示的な例では、表-1はダウンリンクLBT Cat.4の4つの優先度パラメータ構成であり、表-2はアップリンクLBT Cat.4の4つの優先度パラメータ構成であり、両者は構成された数値がわずかに異なるだけである。
【表1-1】
【表1-2】
【0043】
上記表-1と表-2に示す4つのチャネルアクセス優先度では、p値が小さいほど、対応するチャネルアクセス優先度が高い。mpは遅延時間に含まれるECCA(Extended Clear Channel、アイドルチャネル評価を延ばす)の数であり、各遅延時間は固定された16us時間とmp個のECCAからなり、すなわち前文に記載された第1の時間粒度である。CWmin,pとCWmax,pは最小競合ウィンドウ値と最大競合ウィンドウ値であり、LBTプロセスのCWSはこの2つの値の間に生成され、その後0から生成された競合ウィンドウCWpにおいてランダムに生成されたバックオフカウンターNによってLBTチャネル検出プロセスにおいてバックオフの時間の長さを決定し、Tmcot,pは各優先度に対応するLBT Cat.4の実行に成功した後にチャネルを占用できる最大時間であり、上記の表から分かるように、優先度1、2に比べて、優先度3、4のLBTプロセスの実行時間がより長く、チャネルアクセスを取得するチャンスが比較的に低く、公平性を確保するために、この2つの優先度のデータ伝送で占用できる最大の転送時間も比較的に長い。
【0044】
第5の種類:フレーム構造に基づくチャネル検出メカニズム、すなわちFBE(Frame Based Equipment)である。FBEに対して、1つの周期を設定し、各周期の固定位置に対して1回のチャネル検出を行い、例えば、各CCA検出時間内にCCA検出を行う。チャネル状態がアイドルであると検出すると、チャネルを占用して伝送することができ、且つ最大のチャネル占用時間は固定したものであり、次の周期のCCA検出時間になると、CCAを再度検出する。チャネル状態が非アイドル状態であると検出すると、この周期内にデバイスはチャネルを占用できず、次の周期の固定位置になると引き続き検出する。固定周期とは、FBEがスケジューリングする時間領域ユニットを指し、例えば、固定周期はFFP(Fixed Frame Period、固定フレーム周期)であってもよい。固定周期の時間はプロトコルによって予め定められてもよい。
【0045】
なお、上記5つのチャネル検出メカニズムは、単に例示的な説明にすぎず、通信技術の進化につれて、上記5つのチャネル検出メカニズムは変化するか、または新たなチャネル検出メカニズムが生成される可能性があるが、すべては本開示に記載された技術案に適用される。
【0046】
本開示の実施例で説明されたネットワークアーキテクチャおよびビジネスシナリオは、本開示の実施例の技術案をより明確に説明するためであり、本開示の実施例によって提供される技術案に対する限定を構成するものではない。当業者は、ネットワークアーキテクチャの進化と新たなビジネスシナリオの出現につれて、本開示の実施例によって提供される技術案は同様の問題に対して、同様に適用される。
【0047】
図3は、本開示の1つの例示的な実施例によって提供される無線通信システムのブロック図である。当該無線通信システムは基地局310と端末320を含むことができる。
【0048】
基地局310は、アクセスネットワーク内に配置される。5G NRシステムのアクセスネットワークはNG-RAN(New Generation-Radio Access Network、次世代無線アクセスネットワーク)と呼ばれてもよい。基地局310と端末320の間にあるエアーインタフェース技術によって互いに通信し、例えばセルラー技術によって互いに通信してもよい。
【0049】
基地局310は、アクセスネットワークに配置されて端末320のために無線通信機能を提供する装置である。基地局310は、様々な形式のマクロセル、マイクロ基地局、中継局、アクセスポイントなどを含むことができる。異なる無線アクセス技術を使用するシステムでは、基地局機能を備える装置の名前が異なる可能性があり、例えば5G NRシステムでは、gNodeBまたはgNBと呼ばれる。通信技術の進化につれて、「基地局」という名前が変化する可能性がある。説明を容易にするために、本開示の実施例では、上記端末320のために無線通信機能を提供する装置を基地局と総称する。他の実施例では、基地局310はアクセスネットワークデバイスにもなることができる。
【0050】
端末320の数量は通常複数であり、各基地局310によって管理されるセル内には1つ以上の端末320が分布してもよい。端末320は様々な無線通信機能を備えるハンドヘルドデバイス、車載デバイス、装着可能デバイス、コンピューティングデバイスまたは無線モデムに接続された他の処理デバイス、およびさまざまな形式のユーザデバイス(User Equipment、UE)、モバイルステーション(Mobile Station、MS)、端末デバイス(terminal device)などを含むことができる。説明を容易にするために、本開示の実施例では、上記のデバイスを端末と総称する。
【0051】
本開示の実施例における「5G NRシステム」は、5GシステムまたはNRシステムと呼ばれてもよいが、当業者は、その意味を理解することができる。本開示の実施例に記載された技術案は5G NRシステムに適用されてもよく、5G NRシステムの後続の進化システムにも適用されてもよい。当該5G NRシステムはLAAシナリオに使用されてもよい。
【0052】
図4は本開示の1つの例示的な実施例によって提供されるチャネル検出メカニズムの決定方法のフローチャートを示す。当該方法は図3に示す無線通信システムによって実行されてもよく、当該方法はアンライセンススペクトル上の広帯域スペクトルを使用して送信するシナリオに適用されてもよい。当該方法は以下のステップを含む。
【0053】
ステップ402において、基地局が通知情報を生成し、当該通知情報はアップリンク伝送に使用されるチャネル検出メカニズムを指示する。
【0054】
アップリンク伝送は、アップリンク制御シグナリングの伝送またはアップリンクデータの伝送を含む。アップリンク制御シグナリングは、物理アップリンク制御チャネル(Physical Uplink Control Channel、PUCCH)と物理アップリンク共有チャネル(Physical Uplink Shared Channel、PUSCH)にロードされる制御シグナリング、及びいくつかの測定するためのパイロット信号を含む。アップリンクデータはPUSCHにロードされるデータを含む。
【0055】
異なるアップリンクシグナリングまたはアップリンクデータの伝送優先度が異なるため、異なるアップリンクシグナリングまたはアップリンクデータのために使用されるチャネル検出メカニズムは異なる可能性もある。
【0056】
チャネル検出メカニズムは、上記の5種類のチャネル検出メカニズムのうちのいずれかを含むが、これに限定されない。
【0057】
ステップ404において、基地局が端末に通知情報を送信する。
【0058】
選択可能に、基地局は高層シグナリングを使用して端末に通知情報を送信し、当該高層シグナリングは、無線資源制御(Radio Resource Control、RRC)シグナリング、メディアアクセス制御制御ユニット(Medium Access Control Control Element、MAC CE)または物理層シグナリングを含むが、これに限定されない。
【0059】
ステップ406において、端末が基地局から送信された通知情報を受信する。
【0060】
ステップ408において、端末が通知情報に基づいて、アップリンク伝送に使用されるチャネル検出メカニズムを決定する。
【0061】
以上のように、本実施例によって提供される方法は、端末によって基地局から送信された通知情報を受信し、当該通知情報に基づいてアップリンク伝送に使用されるチャネル検出メカニズムを決定することより、端末がアップリンク伝送に使用されるチャネル検出メカニズムを正確的に決定するようにし、これによって他の無線通信システムがアンライセンススペクトル上でチャネルリソースを公平且つ効率的に占用することを可能にする。
【0062】
アップリンク伝送は、構成タイプのアップリンク伝送及びスケジューリングタイプのアップリンク伝送という2つのタイプに分けることができる。
【0063】
構成タイプのアップリンク伝送とは、基地局が端末に構成シグナリングを送信し、端末が次の構成シグナリングを受信する前に、当該構成シグナリングの構成を使用してアップリンク伝送を行うことを保つことを指す。構成シグナリングは、アップリンク伝送の伝送タイプ、使用される時間周波数リソース、使用される周期などの情報を静的または半静的に構成する。
【0064】
スケジューリングタイプのアップリンク伝送とは、基地局が端末にスケジューリングシグナリングを動的に送信し、端末が当該スケジューリングシグナリングのスケジューリングにより、1回または複数回のアップリンク伝送を行うことを指す。スケジューリングシグナリングはアップリンク伝送の伝送タイプ、使用される時間周波数リソース、使用される周期などの情報を動的な方式で構成する。選択可能に、スケジューリングシグナリングはダウンリンク制御情報(Downlink Control Information、DCI)である。
【0065】
図4に基づく選択可能な実施例では、構成タイプのアップリンク伝送に対して、図5に示すように、上記方法は以下のステップを含む。
【0066】
ステップ402aにおいて、基地局が構成シグナリングを生成し、当該構成シグナリングは通知情報を保持しており、通知情報は、アップリンク伝送に使用されるチャネル検出メカニズムを指示する。
【0067】
選択可能に、基地局には対応関係が記憶され、当該対応関係はアップリンク伝送のタイプとチャネル検出メカニズムとの対応関係である。基地局は当該対応関係に基づいて、今回のアップリンク伝送タイプに対応するチャネル検出メカニズムを決定し、さらに通知情報を生成する。
【0068】
構成シグナリングは、アップリンク伝送の送信タイプ、使用される時間周波数リソース、使用される周期などの情報を静的または半静的に構成する。
【0069】
本実施例では、当該構成シグナリングはさらに通知情報を保持している。
【0070】
ステップ404aにおいて、基地局が端末に構成シグナリングを送信する。
【0071】
ステップ406aにおいて、端末が基地局から送信された構成シグナリングを受信する。
【0072】
ステップ408aにおいて、端末が構成シグナリングの通知情報に基づいて、アップリンク伝送に使用されるチャネル検出メカニズムを決定する。
【0073】
以上のように、本実施例によって提供される方法は、通知情報を構成シグナリングに保持して送信することにより、基地局と端末との間に必要とされるシグナリングインタラクション回数を減少させ、基地局と端末との通信効率を向上させる。
【0074】
図4に基づく選択可能な実施例では、構成タイプのアップリンク伝送に対して独立シグナリングを使用して伝送し、独立シグナリングは構成シグナリングと異なるシグナリングであり、図6に示すように、上記方法は以下のステップを含む。
【0075】
ステップ402bにおいて、基地局が独立シグナリングを生成し、当該独立シグナリングは通知情報を保持しており、通知情報は、アップリンク伝送に使用されるチャネル検出メカニズムを指示する。
【0076】
選択可能に、基地局には対応関係が記憶され、当該対応関係はアップリンク伝送のタイプとチャネル検出メカニズムの間の対応関係である。基地局は当該対応関係に基づいて、今回のアップリンク伝送タイプに対応するチャネル検出メカニズムを決定し、さらに通知情報を保持している独立シグナリングを生成する。
【0077】
ステップ404bにおいて、基地局が端末に独立シグナリングを送信する。
【0078】
ステップ406bにおいて、端末が基地局から送信された独立シグナリングを受信する。
【0079】
ステップ408bにおいて、端末が独立シグナリングの通知情報に基づいて、アップリンク伝送に使用されるチャネル検出メカニズムを決定する。
【0080】
以上のように、本実施例によって提供される方法は、通知情報を独立シグナリングに保持して送信することにより、基地局と端末との間の従来の構成形式が必要とされないため、基地局と端末との必要とされるシグナリングインタラクション回数を減少させ、基地局と端末との通信効率を向上させる。
【0081】
図4に基づく選択可能な実施例では、スケジューリングタイプのアップリンク伝送に対して、図7に示すように、上記方法は以下のステップを含む。
【0082】
ステップ402cにおいて、基地局がスケジューリングシグナリングを生成し、当該スケジューリングシグナリングに通知情報が保持されており、通知情報は、アップリンク伝送に使用されるチャネル検出メカニズムを指示する。
【0083】
選択可能に、基地局には対応関係が記憶され、当該対応関係はアップリンク伝送のタイプとチャネル検出メカニズムとの対応関係である。基地局は当該対応関係に基づいて、今回のアップリンク伝送タイプに対応するチャネル検出メカニズムを決定し、さらに通知情報を生成する。
【0084】
スケジューリングシグナリングはアップリンク伝送の伝送タイプ、使用される時間周波数リソース、使用される周期などの情報を動的な方式で構成する。
【0085】
本実施例では、当該スケジューリングシグナリングはさらに通知情報を保持している。選択可能に、通知情報は、固定または設定可能な情報ドメイン長さを備える。例えば、端末はアンライセンス周波数帯においてCat.1、Cat.2、Cat.3、Cat.4という4種類のチャネル検出メカニズムをサポートし、2ビットの指示情報を使用してチャネル検出メカニズムを指示することができ、以下の表1に示すとおりである。
【表1-3】
【0086】
選択可能に、上記表1に示す対応関係は、予め定義された(Pre-determined)ものであってもよく、または予め構成された(Pre-configured)ものであってもよい。本出願の実施例では、予め定義されたことは通信プロトコルによって予め定義されたことを指し、予め構成されたことは基地局から端末へ予め構成されたことを指す。
【0087】
ステップ404cにおいて、基地局が端末にスケジューリングシグナリングを送信する。
【0088】
スケジューリングシグナリングはダウンリンク制御情報(Downlink Control Information, DCI)であってもよく、スケジューリングシグ情報はアップリンクデータの前に送信する。図8に示すとおりである。
【0089】
ステップ406cにおいて、端末は基地局から送信されたスケジューリングシグナリングを受信する。
【0090】
ステップ408cにおいて、端末がスケジューリングシグナリングの通知情報に基づいて、アップリンク伝送に使用されるチャネル検出メカニズムを決定する。
【0091】
以上のように、本実施例によって提供される方法は、通知情報をスケジューリングシグナリングに保持して送信することにより、基地局と端末との間に必要とされるシグナリングインタラクション回数を減少させ、基地局と端末との通信効率を向上させる。
【0092】
上記図4または図5または図6または図7の実施例に基づく選択可能な実施例では、アップリンク伝送に対応するチャネル占用時間が基地局によって開始されたものである場合、端末は基地局によって開始されたチャネル占用時間にアップリンク伝送を行うと、基地局は端末に通知情報を送信し、端末は当該通知情報に基づいてチャネル検出メカニズムを決定する。
【0093】
選択可能に、「開始」とは、無線通信デバイスによってLBTを行い、LBTに成功した後にチャネルリソースを占用する行為を指す。当該無線通信デバイスは基地局であってもよく、端末であってもよい。
【0094】
別の選択可能な実施例では、アップリンク伝送に対応するチャネル占用時間が端末によって開始されたものである場合、端末はチャネル検出メカニズムを能動的に決定する。図9は本開示の1つの例示的な実施例によって提供されるチャネル検出メカニズムの決定方法のフローチャートである。当該方法は端末によって実行されてもよく、当該方法は以下のステップを含む。
【0095】
ステップ901において、アップリンク伝送に対応するチャネル占用時間が端末によって開始されたものである場合、端末がアップリンク伝送のタイプを決定する。
【0096】
アップリンク伝送のタイプは、アップリンク制御シグナリングのタイプ、及び/又は、アップリンクデータのタイプを含む。
【0097】
ステップ902において、端末が対応関係に応じて、当該タイプに対応するチャネル検出メカニズムを決定する。
【0098】
選択可能に、対応関係は通信プロトコルによって予め定義されたものであり、または、対応関係は基地局から端末へ構成されたものである。すなわち、端末は伝送が必要なアップリンク制御シグナリング及び/又はアップリンクデータのタイプによってチャネル検出メカニズムを決定する。例えば異なるアップリンク制御シグナリングのタイプ伝送は、異なるチャネル検出メカニズムを必要とする。
【0099】
選択可能に、各チャネル検出メカニズムは対応するチャネルアクセス優先度を有する。
【0100】
なお、1つの端末によって開始されたチャネル占用時間内に、少なくとも2つの異なるアップリンク制御シグナリング/またはアップリンクデータのタイプを連続して伝送する必要がある場合、決定された複数のチャネル検出メカニズムにおいて、チャネルアクセス優先度が最も低いチャネル検出メカニズムを使用してチャネル検出を行う。
【0101】
基地局によって開始されるチャネル占用時間のシナリオでは、及び端末によって開始されるチャネル占用時間のシナリオとの対比は図10を参照して、端末が自身でチャネル検出メカニズムの方式を決定することにより、端末がより速くアップリンクチャネルを占有してアップリンク伝送を行うようにし、アップリンク伝送の遅延を低減することができる。
【0102】
以下は本開示によって提供される装置の実施例であり、当該装置実施例は上記方法の実施例に対応し、装置の実施例では詳細に説明されていない技術的詳細に対しては、上記方法の実施例を参照すればよく、これ以上説明しない。
【0103】
図11は本開示の1つの例示的な実施例によって提供されるチャネル検出メカニズムの決定装置のブロック図を示す。当該装置は端末の一部として実現できる。アンライセンススペクトルのアップリンクチャネルを使用してアップリンク伝送を行うシナリオに適用され、前記装置は、
基地局から送信された通知情報を受信するように構成される受信モジュール1120と、
前記通知情報に基づいて、前記アップリンク伝送に使用されるチャネル検出メカニズムを決定するように構成される決定モジュール1140と、を含む。
【0104】
1つの選択可能な実施例では、前記アップリンク伝送は構成タイプのアップリンク伝送であり、
前記受信モジュール1120は、前記基地局から送信された構成シグナリングを受信するように構成され、前記構成シグナリングは前記アップリンク伝送に対応する構成シグナリングであり、前記構成シグナリングには前記通知情報が保持されており、
または、受信モジュール1120は、前記基地局から送信された独立シグナリングを受信するように構成され、前記独立シグナリングは前記構成シグナリングと異なるシグナリングであり、前記独立シグナリングには前記通知情報が保持されている。
【0105】
1つの選択可能な実施例では、前記アップリンク伝送はスケジューリングタイプのアップリンク伝送であり、
前記受信モジュール1120は、前記基地局から送信されたスケジューリングシグナリングを受信するように構成され、前記スケジューリングシグナリングは前記アップリンク伝送に対応するスケジューリングシグナリングであり、前記スケジューリングシグナリングの予め設定された位置には前記通知情報が保持されている。
【0106】
1つの選択可能な実施例では、前記受信モジュール1120は、前記アップリンク伝送に対応するチャネル占用時間が前記基地局によって開始されたものである場合、前記端末が前記基地局から送信された通知情報を受信するように構成される。
【0107】
図12は本開示の1つの例示的な実施例によって提供されるチャネル検出メカニズムの決定装置のブロック図を示す。当該装置は端末の一部として実現できる。アンライセンススペクトルのアップリンクチャネルを使用してアップリンク伝送を行うシナリオに適用され、前記装置は、
前記アップリンク伝送に対応するチャネル占用時間が前記端末によって開始されたものである場合、前記アップリンク伝送のタイプを決定するように構成される第1の決定モジュール1220と、
対応関係に応じて、前記タイプに対応するチャネル検出メカニズムを決定するように構成される第2の決定モジュール1240と、を含む。
【0108】
選択可能に、前記対応関係は通信プロトコルによって予め定義されたものであり、または、前記対応関係は基地局から前記端末へ構成されたものである。
【0109】
選択可能に、前記第2の決定モジュール1240はさらに、1つの端末によって開始されたチャネル占用時間内に、少なくとも2つの異なるアップリンク制御シグナリング/またはアップリンクデータのタイプが連続して伝送する必要がある場合、決定された複数のチャネル検出メカニズムにおいて、チャネルアクセス優先度が最も低いチャネル検出メカニズムを使用してチャネル検出を行うように構成される。
【0110】
図13は本開示の1つの例示的な実施例によって提供されるチャネル検出メカニズムの決定装置のブロック図を示す。当該装置は基地局の一部として実現できる。アンライセンススペクトルのアップリンクチャネルを使用してアップリンク伝送を行うシナリオに適用され、前記装置は、
通知情報を生成するように構成される生成モジュール1320であって、前記通知情報は前記アップリンク伝送に使用されるチャネル検出メカニズムを指示する生成モジュール1320と、
端末に前記通知情報を送信し、前記アップリンク伝送に使用されるチャネル検出メカニズムを決定するように構成される送信モジュール1340と、を含む。
【0111】
1つの選択可能な実施例では、前記アップリンク伝送は構成タイプのアップリンク伝送であり、
前記送信モジュール1340は、前記端末に構成シグナリングを送信するように構成され、前記構成シグナリングは前記アップリンク伝送に対応する構成シグナリングであり、前記構成シグナリングには前記通知情報が保持されており、
または、前記送信モジュール1340は、前記端末に独立シグナリングを送信するように構成され、前記独立シグナリングは前記構成シグナリングと異なるシグナリングであり、前記独立シグナリングには前記通知情報が保持されている。
【0112】
1つの選択可能な実施例では、前記アップリンク伝送はスケジューリングタイプのアップリンク伝送であり、
前記送信モジュール1340は、前記端末にスケジューリングシグナリングを送信するように構成され、前記スケジューリングシグナリングは前記アップリンク伝送に対応するスケジューリングシグナリングであり、前記スケジューリングシグナリングの予め設定された位置には前記通知情報が保持されている、
【0113】
1つの選択可能な実施例では、前記送信モジュール1340は、前記アップリンク伝送に対応するチャネル占用時間が基地局によって開始されたものである場合、前記端末に前記通知情報を送信するように構成される。
【0114】
図14は本開示の1つの例示的な実施例によって提供される無線通信デバイスの概略構成図を示し、当該無線通信デバイスは端末または基地局であってもよく、当該無線通信デバイスは、プロセッサ101、受信機102、送信機103、メモリ104とパス105を含む。
【0115】
プロセッサ101は1つ以上の処理カーネルを含み、プロセッサ101は、ソフトウェアプログラムおよびモジュールを実行することにより、様々な機能アプリケーションおよび情報処理を実行する。
【0116】
受信機102と送信機103は、1つの通信コンポーネントとして実現でき、当該通信コンポーネントは1つの通信チップであってもよい。
【0117】
メモリ104はパス105によってプロセッサ101と接続される。
【0118】
メモリ104は少なくとも1つの命令を記憶し、プロセッサは上記方法の実施例における様々なステップを実現するために、当該少なくとも1つの命令を実行する。
【0119】
また、メモリ104は、任意のタイプの揮発性または不揮発性の記憶装置またはそれらの組合せによって実現されてもよく、揮発性または不揮発性の記憶装置は、磁気ディスクまたは光ディスク、電気的に消去可能なプログラム可能なリードオンリーメモリ(EEPROM)、消去可能なプログラム可能なリードオンリーメモリ(EPROM)、静的ランダムアクセスメモリ(SRAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、プログラマブルリードオンリーメモリ(PROM)を含むが、これらに限定されない。
【0120】
例示的な実施例では、命令を含むメモリなど、命令を含む非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供し、上記命令は、上記方法の実施例における様々なステップを完了するためにプロセッサによって実行されてもよい。例えば、前記非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体はROM、ランダムアクセスメモリ(RAM)、CD-ROM、磁気テープ、フロッピーディスク、光データ記憶装置であっても良い。
【0121】
非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記非一時的なコンピュータ記憶媒体における命令がプロセッサによって実行される場合、上記チャネル検出メカニズムの決定方法を実行できるようにする。
【0122】
上記本開示の実施例の番号は、説明するためのものに過ぎず、実施例の優劣を表すものではない。
【0123】
上記実施例の全部または一部のステップはハードウェアによって実行されてもよく、プログラムが関連するハードウェアを命令することで完成することができ、前記プログラムは、読み取り専用メモリ、磁気ディスクまたは光ディスクなどのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されてもよいということは当業者であれば理解できる。
【0124】
上記内容は本開示の好ましい実施例に過ぎず、本開示を限定するものではなく、本開示の精神及び原則を逸脱しない限り、行われる修正、同等の置換、改善等は、いずれも本開示の保護範囲内に含まれなければならない。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
【国際調査報告】