(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-05-26
(54)【発明の名称】ブラインド太陽光発電羽根
(51)【国際特許分類】
H02S 30/10 20140101AFI20220519BHJP
H01L 31/048 20140101ALI20220519BHJP
E06B 9/264 20060101ALI20220519BHJP
E06B 5/00 20060101ALI20220519BHJP
【FI】
H02S30/10
H01L31/04 560
E06B9/264 B
E06B5/00 A
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2021557134
(86)(22)【出願日】2020-06-05
(85)【翻訳文提出日】2021-09-24
(86)【国際出願番号】 CN2020094711
(87)【国際公開番号】W WO2021164149
(87)【国際公開日】2021-08-26
(31)【優先権主張番号】202020176624.X
(32)【優先日】2020-02-17
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】517366220
【氏名又は名称】横店集団東磁股▲ふん▼有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】110002952
【氏名又は名称】特許業務法人鷲田国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】汪▲テイ▼▲テイ▼
(72)【発明者】
【氏名】楼曹▲キン▼
(72)【発明者】
【氏名】李小霞
(72)【発明者】
【氏名】▲盧▼江▲凱▼
【テーマコード(参考)】
2E043
2E239
5F151
【Fターム(参考)】
2E043DB06
2E239AA01
2E239AA09
5F151BA05
5F151BA11
5F151JA02
5F151JA03
5F151JA04
5F151JA05
5F151JA09
5F151JA27
(57)【要約】
ブラインド太陽光発電羽根であって、太陽光発電モジュールと、両側に開口が対向するシュートが設けられた第1枠であって、前記太陽光発電モジュールの両側辺がそれぞれ2つの前記シュート内に挿入され、前記第1枠の前記太陽光発電モジュールに向かった側面にリード溝が設けられた第1枠と、前記リード溝内に設けられ、前記太陽光発電モジュールが発生する電気エネルギーを導出するように構成された太陽光発電ケーブルと、前記第1枠の前記シュートが設けられていない一端にそれぞれ連結される2つの第2枠であって、前記太陽光発電モジュールが前記2つの第2枠の間に介設され、前記第2枠に前記太陽光発電ケーブルを穿設するためのリード孔が設けられた2つの第2枠と、を含む。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
太陽光発電モジュール(20)と、
両側に開口が対向されたシュート(12)が設けられた第1枠(1)であって、前記太陽光発電モジュール(20)の両側辺がそれぞれ2つの前記シュート(12)内に挿入され、前記第1枠(1)の前記太陽光発電モジュール(20)に向かった側面にリード溝(11)が設けられた第1枠(1)と、
前記リード溝(11)内に設けられ、前記太陽光発電モジュール(20)が発生する電気エネルギーを導出するように構成された太陽光発電ケーブル(3)と、
前記第1枠(1)の前記シュート(12)が設けられていない一端にそれぞれ連結される2つの第2枠(2)であって、前記太陽光発電モジュール(20)が前記2つの第2枠(2)間に介設され、前記第2枠(2)に前記太陽光発電ケーブル(3)を穿設するためのリード孔(21)が設けられた2つの第2枠(2)と、を含む、
ブラインド太陽光発電羽根。
【請求項2】
前記第1枠(1)および各々の前記第2枠(2)がそれぞれ締付具によって連結されている、
請求項1に記載のブラインド太陽光発電羽根。
【請求項3】
前記太陽光発電モジュール(20)には、順に積層されて設けられた透明ガラス(4)、電池セル群(5)および裏板(6)が含まれ、
前記電池セル群(5)の厚み方向の両側面がそれぞれ前記透明ガラス(4)および前記裏板(6)と封止層によって封止され連結されている、
請求項1に記載のブラインド太陽光発電羽根。
【請求項4】
前記裏板(6)が透明材料からなるか、或いは
前記裏板(6)の色は、前記裏板(6)が黒であることと、前記裏板(6)が白であることと、前記裏板(6)の厚み方向の第1側面が白であり、且つ厚み方向の第2側面が黒であることと、のうちの1つに設定される、
請求項3に記載のブラインド太陽光発電羽根。
【請求項5】
前記電池セル群(5)には、順に並んだ複数の電池ストリング(51)が含まれ、
前記複数の電池ストリング(51)は、バスバー(7)によって並列接続に設けられ、それぞれ、順に直列接続された複数の電池セル(511)を含む、
請求項3に記載のブラインド太陽光発電羽根。
【請求項6】
前記電池セル(511)のメイングリッド線方向は、前記ブラインド太陽光発電羽根の長さ方向である、
請求項5に記載のブラインド太陽光発電羽根。
【請求項7】
前記電池セル群(5)には、前記バスバー(7)と前記電池セル群(5)との間に介設された絶縁シート(8)がさらに含まれる、
請求項5に記載のブラインド太陽光発電羽根。
【請求項8】
前記電池セル群(5)に電気的に接続されたジャンクションボックス(30)がさらに含まれ、
前記ジャンクションボックス(30)は、前記裏板(6)の前記電池セル群(5)から離れた側面に設けられ、前記太陽光発電ケーブル(3)に電気的に接続されている、
請求項3に記載のブラインド太陽光発電羽根。
【請求項9】
前記透明ガラス(4)の光透過率が90%よりも大きい、
請求項3に記載のブラインド太陽光発電羽根。
【請求項10】
前記太陽光発電ケーブル(3)には、前記第1枠(1)の長さ方向における両端に設けられた正極ケーブル(31)および負極ケーブル(32)が含まれる、
請求項1~9のいずれか1項に記載のブラインド太陽光発電羽根。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、太陽光発電の技術分野に関し、例えば、ブラインド太陽光発電羽根に関する。
【0002】
本願は、出願日2020年2月17日、出願番号202020176624.Xの中国特許出願の優先権を主張し、該出願のすべての内容が引用により本願に援用される。
【背景技術】
【0003】
建築自体が電力資源を生成する能力を増加させるために、関連技術において、一般的に、屋根または窓において太陽光発電装置が統合され、たとえば、ブラインドおよび太陽光発電モジュールが一体となる統合ブラインドが設計されている。統合ブラインドが毎日発生させる電気エネルギーは、家庭電器に日常的に給電することができるだけでなく、電池システムに貯蔵して、停電時の緊急給電に備えることもできる。また、統合ブラインドは、夏に太陽光放射を効果的に遮蔽し、室内温度の大幅な上昇を抑制することができるので、室内のエアコンのエネルギー消費を低下させ、室内温室効果ガスの排出を低減させ、省エネと環境保護の役割を果たす。
【0004】
統合ブラインドには、複数の太陽光発電羽根が含まれている。太陽光発電羽根を窓枠に連結するために、太陽光発電羽根において穿孔する必要がある。しかしながら、太陽光発電羽根において穿孔することは、プロセスおよび穿孔位置に対する要求が高く、太陽光発電羽根の採光能力を低減させてしまう。さらに、関連技術における太陽光発電羽根は、一般的に、太陽光発電ケーブルを使用して発生した電気エネルギーを導出するが、ブラインドに適用される場合、上から下まで分布する複数の太陽光発電羽根が必要となるので、太陽光発電ケーブルの数が多くなり、分布が乱れる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本願は、太陽光発電羽根において穿孔する必要がないと同時に、太陽光発電ケーブルを不可視にすることを実現し、ブラインド太陽光発電羽根の美的性能および安全性能を向上させることができるブラインド太陽光発電羽根を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一実施例は、
太陽光発電モジュールと、
両側に開口が対向されたシュートが設けられた第1枠であって、前記太陽光発電モジュールの両側辺がそれぞれ2つの前記シュート内に挿入され、前記第1枠の前記太陽光発電モジュールに向かった側面にリード溝が設けられた第1枠と、
前記リード溝内に設けられ、前記太陽光発電モジュールが発生する電気エネルギーを導出するように構成された太陽光発電ケーブルと、
前記第1枠の前記シュートが設けられていない一端にそれぞれ連結される2つの第2枠であって、前記太陽光発電モジュールが前記2つの第2枠間に介設され、前記第2枠に前記太陽光発電ケーブルを穿設するためのリード孔が設けられた2つの第2枠と、を含む、ブラインド太陽光発電羽根を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【
図1】一実施例に係るブラインド太陽光発電羽根の分解図である。
【
図2】一実施例に係る太陽光発電モジュールおよび太陽光発電モジュール枠の構造分解図である。
【
図3】一実施例に係る電池ストリングの接続模式図である。
【符号の説明】
【0008】
1、第1枠
11、リード溝
12、シュート
2、第2枠
21、リード孔
3、太陽光発電ケーブル
31、正極ケーブル
32、負極ケーブル
4、透明ガラス
5、電池セル群
51、電池ストリング
511、電池セル
6、裏板
7、バスバー
8、絶縁シート
9、第1封止層
10、第2封止層
20、太陽光発電モジュール
30、ジャンクションボックス
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1および
図2に示すように、本実施例は、太陽光発電モジュール20、第1枠1および2つの第2枠2を含むブラインド太陽光発電羽根を提供する。そのうち、第1枠1の両側に開口が対向されたシュート12が設けられている。太陽光発電モジュール20の両側辺がそれぞれ2つのシュート12内に挿入されている。2つの第2枠2は、それぞれ第1枠1のシュート12が設けられていない一端に連結されている。太陽光発電モジュール20は、2つの第2枠2間に介設されている。
【0010】
本実施例において、第1枠1および各々の第2枠2は、それぞれ締付具によって連結されている。例示的には、上記締付具がネジであり、各々の第2枠2が2つの締付具によって第1枠1に連結されている。
【0011】
好ましくは、上記第1枠1および第2枠2は、いずれもアルミ合金からなり、上記太陽光発電羽根がブラインドに適用された際に強度に対する要件を満たす。
【0012】
本実施例において、第1枠1および2つの第2枠2が連結されて矩形枠を形成し、太陽光発電モジュール20が矩形枠内に位置制限され、太陽光発電モジュール20において穿孔する必要がなく、太陽光発電モジュール20の取付要件を低減させた。
【0013】
第1枠1の太陽光発電モジュール20に向かった一方側にリード溝11が設けられている。リード溝11内に太陽光発電モジュール20が発生する電気エネルギーを導出するための太陽光発電ケーブル3が取り付けられている。第2枠2に太陽光発電ケーブル3を穿設するためのリード孔21が設けられている。
【0014】
本実施例において、第1枠1にリード溝11が設けられ、第2枠2にリード孔21が設けられ、太陽光発電モジュール20が発生する電気エネルギーを導出するための太陽光発電ケーブル3がリード溝11内に埋設され、リード孔21によって通されることで、太陽光発電ケーブル3が秩序よく分布するとともに、太陽光発電ケーブル3の不可視を実現し、ブラインド太陽光発電羽根の美的効果を向上させることができる。
【0015】
好ましくは、上記太陽光発電モジュール20には、順に積層されて設けられた透明ガラス4、電池セル群5および裏板6が含まれる。電池セル群5の厚み方向の第1側面がEVA(Ethylene Vinyl Acetate、エチレン酢酸ビニル)フィルムによって透明ガラス4と封止され連結されて第1封止層9を形成する。電池セル群5の厚み方向の第2側面がEVAフィルムによって裏板6と封止され連結されて第2封止層10を形成する。本実施例において、透明ガラス4の光透過率は90%よりも大きい。上記透明ガラス4は強化ガラスであるため、様々な複雑な天候に対応し、電池セル群5を効果的に保護する。
【0016】
例示的には、裏板6が透明材料からなるか、或いは裏板6が黒であるか、或いは裏板6が白であるか、或いは裏板6の厚み方向の第1側面が白であり、且つ第2側面が黒である。建築物の色または室内の採光ニーズに応じて、対応する色の裏板6を選択し、裏板6の色を建築物の外観と完璧に融合させ、太陽光発電モジュール20と建築物との間の色差を低減させてもよい。
【0017】
好ましくは、電池セル群5には、順に並んだ複数の電池ストリング51が含まれる。複数の電池ストリング51は、バスバー7によって並列接続され、各々の電池ストリング51には、複数の順に直列接続された電池セル511が含まれる(
図3参照)。本実施例において、電池セル511のメイングリッド線方向は、ブラインド太陽光発電羽根の長さ方向である。上記配置を採用することにより、得られたブラインド太陽光発電羽根が長尺形となり、ブラインドの寸法に対する要求を満たすとともに、各々の電池ストリング51が作動して発生した電気エネルギーを導出することが容易になる。
【0018】
上記電池セル群5には、バスバー7と電池セル群5との間に介設された絶縁シート8がさらに含まれる。絶縁シート8により、バスバー7とバスバー7に接続されていない電池セル511との接触を回避する。
【0019】
上記裏板6の電池セル群5から離れた一方側に電池セル群5に電気的に接続されたジャンクションボックス30が設けられている。ジャンクションボックス30は、太陽光発電ケーブル3に電気的に接続されている。そのうち、太陽光発電ケーブル3には、第1枠1の長さ方向における両端に設けられた正極ケーブル31および負極ケーブル32が含まれる(
図1参照)。
【0020】
本願に係るブラインド太陽光発電羽根は、第1枠1および2つの第2枠2が連結されて矩形枠を形成し、太陽光発電モジュール3が矩形枠内に位置制限され、太陽光発電モジュール20において穿孔する必要がなく、太陽光発電モジュール20の取付要件を低減させた。第1枠1にリード溝11が設けられ、第2枠2にリード孔21が設けられ、太陽光発電モジュール20が発生する電気エネルギーを導出するための太陽光発電ケーブル3がリード溝11内に埋設され、リード孔21によって通されることで、太陽光発電ケーブル3が秩序よく分布するとともに、太陽光発電ケーブル3の不可視を実現し、ブラインド太陽光発電羽根の美的効果を向上させることができる。
【0021】
なお、本願の説明において、「中心」「上」、「下」、「左」、「右」、「鉛直」、「水平」、「内」、「外」等の用語により指示した方位や位置関係は、図面に基づいて示された方位や位置関係であり、本願の説明を容易にし、説明を簡略化するためのものにすぎず、言及した装置又は素子が、特定の方位を有し、特定の方位から構成・操作しなければならないことを指示又は暗示するものではない。したがって、本願を限定するものではないと理解すべきである。また、「第1」、「第2」という用語は、目的を説明するためのものに過ぎず、相対的な重要性を指示または暗示するものではないと理解すべきである。そのうち、「第1位置」および「第2位置」という用語は、2つの異なる位置を指す。
【0022】
なお、本願の説明において、「取付」、「繋がる」、「連結」という用語は、別途明確な規定と限定がない限り、広義に理解されるべきである。例えば、固定連結であってもよく、取り外し可能な連結、または一体的な連結であってもよく、機械的連結であってもよく、電気的連結であってもよく、直接繋がってもよく、中間媒体を介して間接的に繋がってもよく、2つの素子の内部の連通であってもよい。当業者であれば、本願における上記用語の具体的な意味は、具体的な状況に応じて理解できる。
【手続補正書】
【提出日】2021-09-24
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
太陽光発電モジュール(20)と、
両側に開口が対向されたシュート(12)が設けられた第1枠(1)であって、前記太陽光発電モジュール(20)の両側辺がそれぞれ2つの前記シュート(12)内に挿入され、前記第1枠(1)の前記太陽光発電モジュール(20)に向かった側面にリード溝(11)が設けられた第1枠(1)と、
前記リード溝(11)内に設けられ、前記太陽光発電モジュール(20)が発生する電気エネルギーを導出するように構成された太陽光発電ケーブル(3)と、
前記第1枠(1)の前記シュート(12)が設けられていない一端にそれぞれ連結される2つの第2枠(2)であって、前記太陽光発電モジュール(20)が前記2つの第2枠(2)間に介設され、前記第2枠(2)に前記太陽光発電ケーブル(3)を穿設するためのリード孔(21)が設けられた2つの第2枠(2)と、を含む、
ブラインド太陽光発電羽根。
【請求項2】
前記第1枠(1)および各々の前記第2枠(2)がそれぞれ締付具によって連結されている、
請求項1に記載のブラインド太陽光発電羽根。
【請求項3】
前記太陽光発電モジュール(20)には、順に積層されて設けられた透明ガラス(4)、電池セル群(5)および裏板(6)が含まれ、
前記電池セル群(5)の厚み方向の両側面がそれぞれ前記透明ガラス(4)および前記裏板(6)と封止層によって封止され連結されている、
請求項1に記載のブラインド太陽光発電羽根。
【請求項4】
前記裏板(6)が透明材料からな
る、
請求項3に記載のブラインド太陽光発電羽根。
【請求項5】
前記裏板(6)が黒である、または、前記裏板(6)が白である、または、前記裏板(6)の厚み方向の第1側面が白であり、且つ厚み方向の第2側面が黒である、
請求項3に記載のブラインド太陽光発電羽根。
【請求項6】
前記電池セル群(5)には、順に並んだ複数の電池ストリング(51)が含まれ、
前記複数の電池ストリング(51)は、バスバー(7)によって並列接続に設けられ、それぞれ、順に直列接続された複数の電池セル(511)を含む、
請求項3に記載のブラインド太陽光発電羽根。
【請求項7】
前記電池セル(511)のメイングリッド線方向は、前記ブラインド太陽光発電羽根の長さ方向である、
請求項
6に記載のブラインド太陽光発電羽根。
【請求項8】
前記電池セル群(5)には、前記バスバー(7)と前記電池セル群(5)との間に介設された絶縁シート(8)がさらに含まれる、
請求項
6に記載のブラインド太陽光発電羽根。
【請求項9】
前記電池セル群(5)に電気的に接続されたジャンクションボックス(30)がさらに含まれ、
前記ジャンクションボックス(30)は、前記裏板(6)の前記電池セル群(5)から離れた側面に設けられ、前記太陽光発電ケーブル(3)に電気的に接続されている、
請求項3に記載のブラインド太陽光発電羽根。
【請求項10】
前記透明ガラス(4)の光透過率が90%よりも大きい、
請求項3に記載のブラインド太陽光発電羽根。
【請求項11】
前記太陽光発電ケーブル(3)には、前記第1枠(1)の長さ方向における両端に設けられた正極ケーブル(31)および負極ケーブル(32)が含まれる、
請求項1~
10のいずれか1項に記載のブラインド太陽光発電羽根。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0020】
本願に係るブラインド太陽光発電羽根は、第1枠1および2つの第2枠2が連結されて矩形枠を形成し、太陽光発電モジュール20が矩形枠内に位置制限され、太陽光発電モジュール20において穿孔する必要がなく、太陽光発電モジュール20の取付要件を低減させた。第1枠1にリード溝11が設けられ、第2枠2にリード孔21が設けられ、太陽光発電モジュール20が発生する電気エネルギーを導出するための太陽光発電ケーブル3がリード溝11内に埋設され、リード孔21によって通されることで、太陽光発電ケーブル3が秩序よく分布するとともに、太陽光発電ケーブル3の不可視を実現し、ブラインド太陽光発電羽根の美的効果を向上させることができる。
【国際調査報告】