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特表2022-527782通信方法、端末、及びネットワークデバイス

書誌要約請求の範囲詳細な説明課題実施例実施するための形態図面の説明

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)

(12)【公報種別】公表特許公報(A)

(11)【公表番号】

(43)【公表日】2022-06-06

(54)【発明の名称】通信方法、端末、及びネットワークデバイス

(51)【国際特許分類】

H04W 72/04 20090101AFI20220530BHJP

H04W 48/12 20090101ALI20220530BHJP

【ＦＩ】

H04W72/04 132

H04W48/12

【審査請求】有

【予備審査請求】未請求

(21)【出願番号】P 2021557713

(86)(22)【出願日】2020-03-25

(85)【翻訳文提出日】2021-11-11

(86)【国際出願番号】 CN2020081189

(87)【国際公開番号】W WO2020200013

(87)【国際公開日】2020-10-08

(31)【優先権主張番号】201910251273.6

(32)【優先日】2019-03-29

(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN

(81)【指定国・地域】

(71)【出願人】

【識別番号】518389015

【氏名又は名称】中国移動通信有限公司研究院

【氏名又は名称原語表記】ＣｈｉｎａＭｏｂｉｌｅＣｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎＣｏ．，ＬｔｄＲｅｓｅａｒｃｈＩｎｓｔｉｔｕｔｅ

【住所又は居所原語表記】３２ＸｕａｎｗｕｍｅｎＷｅｓｔＳｔｒｅｅｔ，ＸｉｃｈｅｎｇＤｉｓｔｒｉｃｔ，Ｂｅｉｊｉｎｇ１０００５３，Ｃｈｉｎａ

(71)【出願人】

【識別番号】507142144

【氏名又は名称】中国移動通信集団有限公司

【氏名又は名称原語表記】ＣＨＩＮＡＭＯＢＩＬＥＣＯＭＭＵＮＩＣＡＴＩＯＮＳＧＲＯＵＰＣＯ．，ＬＴＤ．

(74)【代理人】

【識別番号】100145403

【弁理士】

【氏名又は名称】山尾憲人

(74)【代理人】

【識別番号】100135703

【弁理士】

【氏名又は名称】岡部英隆

(72)【発明者】

【氏名】張暁然

(72)【発明者】

【氏名】胡南

(72)【発明者】

【氏名】邵哲

(72)【発明者】

【氏名】陳寧宇

(72)【発明者】

【氏名】李男

【テーマコード（参考）】

5K067

【Ｆターム（参考）】

5K067AA03

5K067AA21

5K067BB21

5K067CC02

5K067DD02

5K067EE02

5K067EE10

(57)【要約】

本開示の実施例は、通信方法、端末、及びネットワークデバイスを開示する。前記通信方法は、周波数範囲に対応する周波数帯域インジケータを示すことであって、前記周波数帯域インジケータは、システムが前記周波数範囲で動作し、かつアップリンク伝送シフトが０であることを表す第１の周波数帯域インジケータと、システムが前記周波数範囲で動作し、かつアップリンク伝送シフトが７．５ｋＨＺであることを表す第２の周波数帯域インジケータと、システムが前記周波数範囲で動作し、かつアップリンク伝送シフトが７．５ｋＨＺ又は０であることを表す第３の周波数帯域インジケータと、システムが前記周波数範囲で動作していることを表す第４の周波数帯域インジケータとのうちの少なくとも１つを含む、ことを含む。

【特許請求の範囲】

【請求項1】

通信方法であって、
周波数範囲に対応する周波数帯域インジケータを示すことであって、前記周波数帯域インジケータは、
システムが前記周波数範囲で動作し、かつアップリンク伝送シフトが０であることを表す第１の周波数帯域インジケータと、
システムが前記周波数範囲で動作し、かつアップリンク伝送シフトが７．５ｋＨＺであることを表す第２の周波数帯域インジケータと、
システムが前記周波数範囲で動作し、かつアップリンク伝送シフトが７．５ｋＨＺ又は０であることを表す第３の周波数帯域インジケータと、
システムが前記周波数範囲で動作していることを表す第４の周波数帯域インジケータとのうちの少なくとも１つを含む、ことを含む、通信方法。

【請求項2】

前記周波数帯域インジケータを端末に送信することをさらに含むことを特徴とする
請求項１に記載の通信方法。

【請求項3】

前記周波数帯域インジケータを端末に送信することは、
無線リソース制御（ＲＲＣ）シグナリングを介して前記周波数帯域インジケータを端末に送信することを含むことを特徴とする
請求項２に記載の通信方法。

【請求項4】

前記周波数帯域インジケータが前記第３の周波数帯域インジケータを含む場合、前記通信方法は、
構成情報を前記端末に送信することであって、前記構成情報は、アップリンク伝送シフトが７．５ｋＨＺであること、又はアップリンク伝送シフトが０であることを示すために用いられる、ことをさらに含むことを特徴とする
請求項２又は３に記載の通信方法。

【請求項5】

前記構成情報を前記端末に送信することは、
ＲＲＣシグナリングを介して前記構成情報を前記端末に送信することを含むことを特徴とする
請求項４に記載の通信方法。

【請求項6】

通信方法であって、
指示情報を端末に送信することであって、前記指示情報は、周波数帯域インジケータ、アップリンク伝送シフト識別子、セル予約識別子のうちの少なくとも１つを含み、前記指示情報は、セルに対する動作を実行するように前記端末に指示するために用いられる、ことを含む、通信方法。

【請求項7】

前記周波数帯域インジケータは、
システムが前記周波数範囲で動作し、かつアップリンク伝送シフトが０であることを表す第１の周波数帯域インジケータと、
システムが前記周波数範囲で動作し、かつアップリンク伝送シフトが７．５ｋＨＺであることを表す第２の周波数帯域インジケータと、
システムが前記周波数範囲で動作し、かつアップリンク伝送シフトが７．５ｋＨＺ又は０であることを表す第３の周波数帯域インジケータと、
システムが前記周波数範囲で動作していることを表す第４の周波数帯域インジケータとのうちの少なくとも１つを含むことを特徴とする
請求項６に記載の通信方法。

【請求項8】

前記指示情報を端末に送信することは、
無線リソース制御（ＲＲＣ）シグナリングを介して前記指示情報を端末に送信することを含むことを特徴とする
請求項６又は７に記載の通信方法。

【請求項9】

前記周波数帯域インジケータが前記第２の周波数帯域インジケータを含む場合、前記通信方法は、
構成情報を前記端末に送信することであって、前記構成情報は、アップリンク伝送シフトが７．５ｋＨＺであること、又はアップリンク伝送シフトが０であることを示すために用いられる、ことをさらに含むことを特徴とする
請求項７に記載の通信方法。

【請求項10】

前記構成情報を前記端末に送信することは、
ＲＲＣシグナリングを介して前記構成情報を前記端末に送信することを含むことを特徴とする
請求項９に記載の通信方法。

【請求項11】

通信方法であって、
ネットワークデバイスから送信された指示情報を受信することであって、前記指示情報は、周波数帯域インジケータ、アップリンク伝送シフト識別子、セル予約識別子のうちの少なくとも１つを含み、前記指示情報は、セルに対する動作を実行するように前記端末に指示するために用いられる、ことを含む、通信方法。

【請求項12】

【請求項13】

前記ネットワークデバイスから送信された指示情報を受信することは、
無線リソース制御（ＲＲＣ）シグナリングを介してネットワークデバイスから送信された指示情報を受信することを含むことを特徴とする
請求項１１又は１２に記載の通信方法。

【請求項14】

前記周波数帯域インジケータが前記第３の周波数帯域インジケータを含む場合、前記通信方法は、
前記ネットワークデバイスから送信された構成情報を受信することであって、前記構成情報は、アップリンク伝送シフトが７．５ｋＨＺであること、又はアップリンク伝送シフトが０であることを示すために用いられる、ことをさらに含むことを特徴とする
請求項１２に記載の通信方法。

【請求項15】

前記端末が前記ネットワークデバイスから送信された構成情報を受信することは、
ＲＲＣシグナリングを介して前記ネットワークデバイスから送信された構成情報を受信することを含むことを特徴とする
請求項１４に記載の通信方法。

【請求項16】

前記通信方法は、
前記端末が前記指示情報内の周波数帯域インジケータをサポートしていない場合、前記周波数帯域インジケータに対応するセルに滞在できないことを確定するという動作、及び
前記端末が前記指示情報内の周波数帯域インジケータをサポートしている場合、前記指示情報内のアップリンク伝送シフトに関連する情報に基づいて、アップリンク伝送シフトを起動するか否かを確定するという動作のうちの１つを実行することをさらに含むことを特徴とする
請求項１１－１５のいずれか一項に記載の通信方法。

【請求項17】

前記端末が前記指示情報内の周波数帯域インジケータをサポートし、かつアップリンク伝送シフトをサポートしていない場合、
前記指示情報にアップリンク伝送シフトが含まれていない場合、アップリンク伝送を実行する時にアップリンク伝送シフトを起動しないという動作、
前記指示情報にアップリンク伝送シフトが含まれている場合、セルに滞在できないことを確定するという動作、及び
前記指示情報内の前記セル予約識別子が、識別されたセルが予約されていることを表す場合、セルに滞在できないことを確定するという動作のうちの１つの実行することを特徴とする
請求項１６に記載の通信方法。

【請求項18】

前記端末が前記指示情報内の周波数帯域インジケータをサポートし、かつアップリンク伝送シフトをサポートしている場合、
前記指示情報にアップリンク伝送シフトが含まれていない場合、アップリンク伝送を実行する時にアップリンク伝送シフトを起動しないという動作、及び
前記指示情報にアップリンク伝送シフトが含まれている場合、又は、前記指示情報にアップリンク伝送シフトが含まれ、かつ前記セル予約識別子が、識別されたセルが予約されていることを表す場合、アップリンク伝送を実行する時に７．５ｋＨＺのアップリンクシフトを実行するという動作のうちの１つを実行することを特徴とする
請求項１６に記載の通信方法。

【請求項19】

ネットワークデバイスであって、
周波数範囲に対応する周波数帯域インジケータを示すように構成される指示ユニットであって、前記周波数帯域インジケータは、
システムが前記周波数範囲で動作し、かつアップリンク伝送シフトが０であることを表す第１の周波数帯域インジケータと、
システムが前記周波数範囲で動作し、かつアップリンク伝送シフトが７．５ｋＨＺであることを表す第２の周波数帯域インジケータと、
システムが前記周波数範囲で動作し、かつアップリンク伝送シフトが７．５ｋＨＺ又は０であることを表す第３の周波数帯域インジケータと、
システムが前記周波数範囲で動作していることを表す第４の周波数帯域インジケータとのうちの少なくとも１つを含む、指示ユニットを備える、ネットワークデバイス。

【請求項20】

前記ネットワークデバイスは、前記周波数帯域インジケータを端末に送信するように構成される第１の通信ユニットをさらに備えることを特徴とする
請求項１９に記載のネットワークデバイス。

【請求項21】

前記第１の通信ユニットは、無線リソース制御（ＲＲＣ）シグナリングを介して前記周波数帯域インジケータを端末に送信するように構成されることを特徴とする
請求項２０に記載のネットワークデバイス。

【請求項22】

前記第１の通信ユニットは、前記周波数帯域インジケータが前記第３の周波数帯域インジケータを含む場合、構成情報を前記端末に送信するように構成され、前記構成情報は、アップリンク伝送シフトが７．５ｋＨＺであること、又はアップリンク伝送シフトが０であることを示すために用いられることを特徴とする
請求項２０又は２１に記載のネットワークデバイス。

【請求項23】

前記第１の通信ユニットは、ＲＲＣシグナリングを介して構成情報を前記端末に送信するように構成されることを特徴とする
請求項２２に記載のネットワークデバイス。

【請求項24】

ネットワークデバイスであって、
指示情報を端末に送信するように構成される第２の通信ユニットであって、前記指示情報は、周波数帯域インジケータ、アップリンク伝送シフト識別子、セル予約識別子のうちの少なくとも１つを含み、前記指示情報は、セルに対する動作を実行するように前記端末に指示するために用いられる、第２の通信ユニットを備える、ネットワークデバイス。

【請求項25】

【請求項26】

前記第２の通信ユニットは、無線リソース制御（ＲＲＣ）シグナリングを介して前記指示情報を端末に送信するように構成されることを特徴とする
請求項２４又は２５に記載のネットワークデバイス。

【請求項27】

前記第２の通信ユニットは、前記周波数帯域インジケータが前記第３の周波数帯域インジケータを含む場合、構成情報を前記端末に送信するように構成され、前記構成情報は、アップリンク伝送シフトが７．５ｋＨＺであること、又はアップリンク伝送シフトが０であることを示すために用いられることを特徴とする
請求項２５に記載のネットワークデバイス。

【請求項28】

前記第２の通信ユニットは、ＲＲＣシグナリングを介して構成情報を前記端末に送信するように構成されることを特徴とする
請求項２７に記載のネットワークデバイス。

【請求項29】

端末であって、
ネットワークデバイスから送信された指示情報を受信するように構成される第３の通信ユニットであって、前記指示情報は、周波数帯域インジケータ、アップリンク伝送シフト識別子、セル予約識別子のうちの少なくとも１つを含み、前記指示情報は、セルに対する動作を実行するように前記端末に指示するために用いられる、第３の通信ユニットを備える、端末。

【請求項30】

【請求項31】

前記第３の通信ユニットは、無線リソース制御（ＲＲＣ）シグナリングを介してネットワークデバイスから送信された指示情報を受信するように構成されることを特徴とする
請求項２９又は３０に記載の端末。

【請求項32】

前記第３の通信ユニットは、前記周波数帯域インジケータが前記第３の周波数帯域インジケータを含む場合、前記ネットワークデバイスから送信された構成情報を受信するようにさらに構成され、前記構成情報は、アップリンク伝送シフトが７．５ｋＨＺであること、又はアップリンク伝送シフトが０であることを示すために用いられることを特徴とする
請求項３０に記載の端末。

【請求項33】

前記第３の通信ユニットは、ＲＲＣシグナリングを介して前記ネットワークデバイスから送信された構成情報を受信するように構成されることを特徴とする
請求項３２に記載の端末。

【請求項34】

前記端末は、
前記端末が指示情報内の周波数帯域インジケータをサポートしていない場合、前記周波数帯域インジケータに対応するセルに滞在できないことを確定するという動作、及び
前記端末が前記指示情報内の周波数帯域インジケータをサポートしている場合、前記指示情報内のアップリンク伝送シフトに関連する情報に基づいて、アップリンク伝送シフトを起動するか否かを確定するという動作のうちの１つを実行するように構成される処理ユニットをさらに備えることを特徴とする
請求項２９－３３のいずれか一項に記載の端末。

【請求項35】

前記処理ユニットは、前記端末が前記指示情報内の周波数帯域インジケータをサポートし、かつアップリンク伝送シフトをサポートしていない場合、
前記指示情報にアップリンク伝送シフトが含まれていない場合、アップリンク伝送を実行する時にアップリンク伝送シフトを起動しないという動作、
前記指示情報にアップリンク伝送シフトが含まれている場合、セルに滞在できないことを確定するという動作、及び
前記指示情報内の前記セル予約識別子が、識別されたセルが予約されていることを表す場合、セルに滞在できないことを確定するという動作のうちの１つの実行するように構成されることを特徴とする
請求項３４に記載の端末。

【請求項36】

前記処理ユニットは、前記端末が前記指示情報内の周波数帯域インジケータをサポートし、かつアップリンク伝送シフトをサポートしている場合、
前記指示情報にアップリンク伝送シフトが含まれていない場合、アップリンク伝送を実行する時にアップリンク伝送シフトを起動しないという動作、及び
前記指示情報にアップリンク伝送シフトが含まれている場合、又は、前記指示情報にアップリンク伝送シフトが含まれ、かつ前記セル予約識別子が、識別されたセルが予約されていることを表す場合、アップリンク伝送を実行する時に７．５ｋＨＺのアップリンクシフトを実行するという動作のうちの１つを実行するように構成されることを特徴とする
請求項３４に記載の端末。

【請求項37】

コンピュータ可読記憶媒体であって、
コンピュータプログラムが記憶されており、当該コンピュータプログラムは、プロセッサに請求項１－５のいずれか一項に記載の通信方法、又は請求項６－１０のいずれか一項に記載の通信方法、又は請求項１１－１８のいずれか一項に記載の通信方法を実行させる、コンピュータ可読記憶媒体。

【請求項38】

ネットワークデバイスであって、
メモリ、プロセッサ、及び前記メモリに記憶され、かつ前記プロセッサで実行可能なコンピュータプログラムを備え、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行するときに請求項１－５のいずれか一項に記載の通信方法、又は、請求項６－１０のいずれか一項に記載の通信方法を実施する、ネットワークデバイス。

【請求項39】

端末であって、
メモリ、プロセッサ、及び前記メモリに記憶され、かつ前記プロセッサで実行可能なコンピュータプログラムを備え、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行するときに請求項１１－１８のいずれか一項に記載の通信方法を実施する、端末。

【発明の詳細な説明】

【技術分野】

【0001】

（関連出願への相互参照）
本開示は、出願番号が２０１９１０２５１２７３．６であり、出願日が２０１９年３月２９日である中国特許に基づいて提案され、当該中国特許出願の優先権を主張し、当該中国特許の全ての内容がここで参照により本開示に組み込まれる。

【0002】

本開示は、無線通信技術分野に関し、具体的には、通信方法、端末、及びネットワークデバイスに関する。

【背景技術】

【0003】

第５世代移動通信（５Ｇ）システムでは、長期進化（ＬＴＥ：ＬｏｎｇＴｅｒｍＥｖｏｌｕｔｉｏｎ）と新しい無線（ＮＲ：ＮｅｗＲａｄｉｏ）が同じスペクトルリソース上で動的に共有されるというＬＴＥとＮＲの共存技術が導入される。ＮＲとＬＴＥの設計が異なるため、ＮＲとＬＴＥのアップリンクキャリア間の偏差は７．５キロヘルツ（ｋＨＺ）である。したがって、ＬＴＥとＮＲネットワークが共存している場合、ネットワーク側が受信するときに大きな干渉が発生することを避けるために、ＮＲのアップリンクキャリアを７．５ｋＨＺシフトする必要がある。

【発明の概要】

【発明が解決しようとする課題】

【0004】

ネットワーク側は、７．５ｋＨＺシフトするか否かの指示をブロードキャストで送信し、７．５ｋＨＺのシフトをサポートする端末は、当該指示を読み取ると、指示に従ってアップリンク伝送時に対応するシフトを行うか否かを判定するが、７．５ｋＨＺのシフトをサポートしていない端末は、当該指示を読み取ることができなく、このタイプの端末が共存ネットワークに直接アクセスする場合、端末がアップリンク伝送時に対応するシフトを行わなくて受信側に対してより大きな干渉を与えるため、ネットワーク側の受信に影響する。

【課題を解決するための手段】

【0005】

本開示の実施例は、通信方法、端末、及びネットワークデバイスを提供する。

【0006】

本開示の実施例の技術的解決策は次のように実施される。

【0007】

第１の態様では、本開示の実施例は、通信方法を提供する。前記通信方法は、周波数範囲に対応する周波数帯域インジケータを示すことであって、前記周波数帯域インジケータは、システムが前記周波数範囲で動作し、かつアップリンク伝送シフトが０であることを表す第１の周波数帯域インジケータと、システムが前記周波数範囲で動作し、かつアップリンク伝送シフトが７．５ｋＨＺであることを表す第２の周波数帯域インジケータと、システムが前記周波数範囲で動作し、かつアップリンク伝送シフトが７．５ｋＨＺ又は０であることを表す第３の周波数帯域インジケータと、システムが前記周波数範囲で動作していることを表す第４の周波数帯域インジケータとのうちの少なくとも１つを含む、ことを含む。

【0008】

本開示のいくつかの選択可能な実施例では、前記通信方法は、前記周波数帯域インジケータを端末に送信することをさらに含む。

【0009】

本開示のいくつかの選択可能な実施例では、前記周波数帯域インジケータを端末に送信することは、無線リソース制御（ＲＲＣ：ＲａｄｉｏＲｅｓｏｕｒｃｅＣｏｎｔｒｏｌ）シグナリングを介して前記周波数帯域インジケータを端末に送信することを含む。

【0010】

本開示のいくつかの選択可能な実施例では、前記周波数帯域インジケータが前記第３の周波数帯域インジケータを含む場合、前記通信方法は、構成情報を前記端末に送信することであって、前記構成情報は、アップリンク伝送シフトが７．５ｋＨＺであること、又はアップリンク伝送シフトが０であることを示すために用いられる、ことをさらに含む。

【0011】

本開示のいくつかの選択可能な実施例では、構成情報を前記端末に送信することは、ＲＲＣシグナリングを介して構成情報を端末に送信することを含む。

【0012】

第２の態様では、本開示の実施例は、通信方法をさらに提供する。前記通信方法は、指示情報を端末に送信することであって、前記指示情報は、周波数帯域インジケータ、アップリンク伝送シフト識別子、セル予約識別子のうちの少なくとも１つを含み、前記指示情報は、セルに対する動作を実行するように前記端末に指示するために用いられる、ことを含む。

【0013】

本開示のいくつかの選択可能な実施例では、前記周波数帯域インジケータは、システムが前記周波数範囲で動作し、かつアップリンク伝送シフトが０であることを表す第１の周波数帯域インジケータと、システムが前記周波数範囲で動作し、かつアップリンク伝送シフトが７．５ｋＨＺであることを表す第２の周波数帯域インジケータと、システムが前記周波数範囲で動作し、かつアップリンク伝送シフトが７．５ｋＨＺ又は０であることを表す第３の周波数帯域インジケータと、システムが前記周波数範囲で動作していることを表す第４の周波数帯域インジケータとのうちの少なくとも１つを含む。

【0014】

本開示のいくつかの選択可能な実施例では、前記指示情報を端末に送信することは、ＲＲＣシグナリングを介して前記指示情報を端末に送信することを含む。

【0015】

【0016】

本開示のいくつかの選択可能な実施例では、前記構成情報を前記端末に送信することは、ＲＲＣシグナリングを介して構成情報を前記端末に送信することを含む。

【0017】

第３の態様では、本開示の実施例は、通信方法をさらに提供する。前記通信方法は、ネットワークデバイスから送信された指示情報を受信することであって、前記指示情報は、周波数帯域インジケータ、アップリンク伝送シフト識別子、セル予約識別子のうちの少なくとも１つを含み、前記指示情報は、セルに対する動作を実行するように前記端末に指示するために用いられる、ことを含む。

【0018】

本開示のいくつかの選択可能な実施例では、前記周波数帯域インジケータは、システムが前記周波数範囲で動作し、かつアップリンク伝送シフトが０であることを表す第１の周波数帯域インジケータと、システムが前記周波数範囲が周波数範囲で動作し、かつアップリンク伝送シフトが７．５ｋＨＺであることを表す第２の周波数帯域インジケータと、システムが前記周波数範囲で動作し、かつアップリンク伝送シフトが７．５ｋＨＺ又は０であることを表す第３の周波数帯域インジケータと、システムが前記周波数範囲で動作していることを表す第４の周波数帯域インジケータとのうちの少なくとも１つを含む。

【0019】

本開示のいくつかの選択可能な実施例では、前記端末がネットワークデバイスから送信された指示情報を受信することは、前記端末がＲＲＣシグナリングを介してネットワークデバイスから送信された指示情報を受信することを含む。

【0020】

本開示のいくつかの選択可能な実施例では、前記周波数帯域インジケータが前記第３の周波数帯域インジケータを含む場合、前記通信方法は、前記ネットワークデバイスから送信された構成情報を受信することであって、前記構成情報は、アップリンク伝送シフトが７．５ｋＨＺであること、又はアップリンク伝送シフトが０であることを示すために用いられる、ことをさらに含む。

【0021】

本開示のいくつかの選択可能な実施例では、前記ネットワークデバイスから送信された構成情報を受信することは、ＲＲＣシグナリングを介して前記ネットワークデバイスから送信された構成情報を受信することを含む。

【0022】

本開示のいくつかの選択可能な実施例では、前記通信方法は、前記端末が前記指示情報内の周波数帯域インジケータをサポートしていない場合、前記周波数帯域インジケータに対応するセルに滞在できないことを確定するという動作、及び前記端末が前記指示情報内の周波数帯域インジケータをサポートしている場合、前記指示情報内のアップリンク伝送シフトに関連する情報に基づいて、アップリンク伝送シフトを起動するか否かを確定するという動作のうちの１つを実行することをさらに含む。

【0023】

本開示のいくつかの選択可能な実施例では、前記端末が前記指示情報内の周波数帯域インジケータをサポートし、かつアップリンク伝送シフトをサポートしていない場合、前記指示情報にアップリンク伝送シフトが含まれていないと、アップリンク伝送を実行する時にアップリンク伝送シフトを起動しないという動作、前記指示情報にアップリンク伝送シフトが含まれていると、セルに滞在できないことを確定するという動作、及び前記指示情報内の前記セル予約識別子が、識別されたセルが予約されていることを表す場合、セルに滞在できないことを確定するという動作のうちの１つを実行する。

【0024】

本開示のいくつかの選択可能な実施例では、前記端末が前記指示情報内の周波数帯域インジケータをサポートし、かつリンク伝送シフトをサポートしている場合、前記指示情報にアップリンク伝送シフトが含まれていないと、アップリンク伝送を実行する時にアップリンク伝送シフトを起動しないという動作、及び前記指示情報にアップリンク伝送シフトが含まれていると、又は、前記指示情報にアップリンク伝送シフトが含まれ、かつ前記セル予約識別子が、識別されたセルが予約されていることを表すと、アップリンク伝送を実行する時に７．５ｋＨＺのアップリンクシフトを実行するという動作のうちの１つを実行する。

【0025】

第４の態様では、本開示の実施例は、ネットワークデバイスをさらに提供する。前記ネットワークデバイスは、周波数範囲に対応する周波数帯域インジケータを示すように構成される指示ユニットであって、前記周波数帯域インジケータは、システムが前記周波数範囲で動作し、かつアップリンク伝送シフトが０であることを表す第１の周波数帯域インジケータと、システムが前記周波数範囲で動作し、かつアップリンク伝送シフトが７．５ｋＨＺであることを表す第２の周波数帯域インジケータと、システムが前記周波数範囲で動作し、かつアップリンク伝送シフトが７．５ｋＨＺ又は０であることを表す第３の周波数帯域インジケータと、システムが前記周波数範囲で動作していることを表す第４の周波数帯域インジケータとのうちの少なくとも１つを含む、指示ユニットを備える。

【0026】

本開示のいくつかの選択可能な実施例では、前記ネットワークデバイスは、前記周波数帯域インジケータを端末に送信するように構成される第１の通信ユニットをさらに備える。

【0027】

本開示のいくつかの選択可能な実施例では、前記第１の通信ユニットは、ＲＲＣシグナリングを介して前記周波数帯域インジケータを端末に送信するように構成される。

【0028】

本開示のいくつかの選択可能な実施例では、前記第１の通信ユニットは、前記周波数帯域インジケータが前記第３の周波数帯域インジケータを含む場合、構成情報を前記端末に送信するように構成され、前記構成情報は、アップリンク伝送シフトが７．５ｋＨＺであること、又はアップリンク伝送シフトが０であることを示すために用いられる。

【0029】

本開示のいくつかの選択可能な実施例では、前記第１の通信ユニットは、ＲＲＣシグナリングを介して構成情報を前記端末に送信するように構成される。

【0030】

第５の態様では、本開示の実施例は、ネットワークデバイスをさらに提供する。前記ネットワークデバイスは、指示情報を端末に送信するように構成される第２の通信ユニットであって、前記指示情報は、周波数帯域インジケータ、アップリンク伝送シフト識別子、セル予約識別子のうちの少なくとも１つを含み、前記指示情報は、セルに対する動作を実行するように前記端末に指示するために用いられる、第２の通信ユニットを備える。

【0031】

【0032】

本開示のいくつかの選択可能な実施例では、前記第２の通信ユニットは、ＲＲＣシグナリングを介して前記指示情報を端末に送信するように構成される。

【0033】

本開示のいくつかの選択可能な実施例では、前記第２の通信ユニットは、さらに前記周波数帯域インジケータが前記第３の周波数帯域インジケータを含む場合、構成情報を前記端末に送信するように構成され、前記構成情報は、アップリンク伝送シフトが７．５ｋＨＺであること、又はアップリンク伝送シフトが０であることを示すために用いられる。

【0034】

本開示のいくつかの選択可能な実施例では、前記第２の通信ユニットは、ＲＲＣシグナリングを介して構成情報を前記端末に送信するように構成される。

【0035】

第６の態様では、本開示の実施例は、端末をさらに提供する。前記端末は、ネットワークデバイスから送信された指示情報を受信するように構成される第３の通信ユニットであって、前記指示情報は、周波数帯域インジケータ、アップリンク伝送シフト識別子、セル予約識別子のうちの少なくとも１つを含み、前記指示情報は、セルに対する動作を実行するように前記端末に指示するために用いられる、第３の通信ユニットを備える。

【0036】

【0037】

本開示のいくつかの選択可能な実施例では、前記第３の通信ユニットは、ＲＲＣシグナリングを介してネットワークデバイスから送信された指示情報を受信するように構成される。

【0038】

本開示のいくつかの選択可能な実施例では、前記第３の通信ユニットは、さらに前記周波数帯域インジケータが前記第３の周波数帯域インジケータを含む場合、前記ネットワークデバイスから送信された構成情報を受信するように構成され、前記構成情報は、アップリンク伝送シフトが７．５ｋＨＺであること、又はアップリンク伝送シフトが０であることを示すために用いられる。

【0039】

本開示のいくつかの選択可能な実施例では、前記第３の通信ユニットは、ＲＲＣシグナリングを介して前記ネットワークデバイスから送信された構成情報を受信するように構成される。

【0040】

本開示のいくつかの選択可能な実施例では、前記端末は、前記端末が前記指示情報内の周波数帯域インジケータをサポートしていない場合、前記周波数帯域インジケータに対応するセルに滞在できないことを確定するという動作、及び前記端末が前記指示情報内の周波数帯域インジケータをサポートしている場合、前記指示情報内のアップリンク伝送シフトに関連する情報に基づいて、アップリンク伝送シフトを起動するか否かを確定するという動作のうちの１つを実行するように構成される処理ユニットをさらに備える。

【0041】

本開示のいくつかの選択可能な実施例では、前記処理ユニットは、前記端末が前記指示情報内の周波数帯域インジケータをサポートし、かつアップリンク伝送シフトをサポートしていない場合、前記指示情報にアップリンク伝送シフトが含まれていないと、アップリンク伝送を実行する時にアップリンク伝送シフトを起動しないという動作、前記指示情報にアップリンク伝送シフトが含まれていると、セルに滞在できないことを確定するという動作、及び前記指示情報内の前記セル予約識別子が、識別されたセルが予約されていることを表す場合、セルに滞在できないことを確定するという動作のうちの１つを実行するように構成される。

【0042】

本開示のいくつかの選択可能な実施例では、前記処理ユニットは、前記端末が前記指示情報内の周波数帯域インジケータをサポートし、かつリンク伝送シフトをサポートしている場合、前記指示情報にアップリンク伝送シフトが含まれていないと、アップリンク伝送を実行する時にアップリンク伝送シフトを起動しないという動作、及び前記指示情報にアップリンク伝送シフトが含まれていると、又は、前記指示情報にアップリンク伝送シフトが含まれ、かつ前記セル予約識別子が、識別されたセルが予約されていることを表すと、アップリンク伝送を実行する時に７．５ｋＨＺのアップリンクシフトを実行するという動作のうちの１つを実行するように構成される。

【0043】

第７の態様では、本開示の実施例は、コンピュータプログラムが記憶されており、当該コンピュータプログラムがプロセッサで実行されると、プロセッサに本開示の実施例の第１の態様、第２の態様又は第３の態様に記載の通信方法を実行させるコンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。

【0044】

第８の態様では、本開示の実施例は、メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサで実行可能なコンピュータプログラムとを備え、前記プロセッサが前記コンピュータプログラムを実行して本開示の実施例の第１の態様又は第２の態様に記載の通信方法を実施するネットワークデバイスをさらに提供する。

【0045】

第９の態様では、本開示の実施例は、メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶され、かつ前記プロセッサで実行可能なコンピュータプログラムとを備え、前記プロセッサが前記コンピュータプログラムを実行して本開示の実施例の第３の態様に記載の通信方法を実施する端末をさらに提供する。

【発明の効果】

【0046】

本発明の実施例は以下の有益な効果を有する。

【0047】

本開示の実施例の技術的解決策によれば、一方で、同じ周波数範囲又は重複する周波数範囲に対して異なる周波数帯域インジケータを示し、異なる周波数帯域インジケータが、前記周波数範囲にアップリンク伝送シフトがあるか否かを示すために使用され得る。一方で、ネットワークデバイスが周波数帯域インジケータ、アップリンク伝送シフト識別子、セル予約識別子のうちの少なくとも１つを含む指示情報を端末に送信することにより、端末は、少なくとも当該周波数帯域インジケータに基づいてセルに対する動作を実行し、又は指示情報の指示に基づいてセルに対する動作を実行することが可能となり、ＬＴＥとＮＲの共存ネットワークにおいてアップリンクキャリアの７．５ｋＨＺのシフトをサポートしていない端末が共存ネットワークにアクセスすることが回避され、受信する時にネットワーク側で発生する大きな干渉も回避する。

【図面の簡単な説明】

【0048】

【図1】本開示の実施例による通信方法のフローチャートである。

【図2】本開示の実施例による通信方法の別のフローチャートである。

【図3】本開示の実施例による通信方法の別のフローチャートである。

【図4】本開示の実施例によるネットワークデバイスの構成構造図１である。

【図5】本開示の実施例によるネットワークデバイスの構成構造図２である。

【図6】本開示の実施例によるネットワークデバイスの構成構造図３である。

【図7】本開示の実施例による端末の構成構造図１である。

【図8】本開示の実施例による端末の構成構造図２である。

【図9】本開示の実施例による通信デバイスのハードウェア構成構造図である。

【発明を実施するための形態】

【0049】

以下に図面及び具体的な実施例と組み合わせて本開示をさらに詳しく説明する。

【0050】

本開示の実施例は、ネットワークデバイスに応用される通信方法を提供する。図１は本開示の実施例による通信方法のフローチャートである。図１に示すように、前記通信方法は、以下のステップ１０１を含む。

【0051】

ステップ１０１：周波数範囲に対応する周波数帯域インジケータを示し、前記周波数帯域インジケータは、
システムが前記周波数範囲で動作し、かつアップリンク伝送シフトが０であることを表す第１の周波数帯域インジケータと、
システムが前記周波数範囲で動作し、かつアップリンク伝送シフトが７．５ｋＨＺであることを表す第２の周波数帯域インジケータと、
システムが前記周波数範囲で動作し、かつアップリンク伝送シフトが７．５ｋＨＺ又は０であることを表す第３の周波数帯域インジケータと、
システムが前記周波数範囲で動作していることを表す第４の周波数帯域インジケータとのうちの少なくとも１つを含む。

【0052】

本実施例では、ネットワークデバイスは、同じ周波数範囲又は重複する周波数範囲に対して異なる周波数帯域インジケータを示し、異なる周波数帯域インジケータは異なる意味を有している。一例として、異なる周波数帯域インジケータは、前記周波数範囲にアップリンク伝送シフトがあるか否かを示すために用いられてもよい。これにより、ネットワークデバイスが周波数帯域インジケータを端末に送信した後、端末は、少なくとも当該周波数帯域インジケータに基づいてセルに対する動作を実行することができる。

【0053】

本開示の１つの選択可能な実施例では、前記通信方法は、前記周波数帯域インジケータを端末に送信することをさらに含む。選択可能に、前記周波数帯域インジケータを端末に送信することは、ＲＲＣシグナリングを介して前記周波数帯域インジケータを端末に送信することを含む。

【0054】

本開示の１つの選択可能な実施例では、前記周波数帯域インジケータが前記第３の周波数帯域インジケータを含む場合、前記通信方法は、構成情報を前記端末に送信することであって、前記構成情報は、アップリンク伝送シフトが７．５ｋＨＺであること、又はアップリンク伝送シフトが０であることを示すために用いられる、ことをさらに含む。選択可能に、構成情報を前記端末に送信することは、ＲＲＣシグナリングを介して構成情報を前記端末に送信することを含む。

【0055】

本開示の実施例の技術的解決策では、同じ周波数範囲又は重複する周波数範囲に対して異なる周波数帯域インジケータを示し、異なる周波数帯域インジケータが、前記周波数範囲にアップリンク伝送シフトがあるか否かを示すために用いられてもよい。これにより、端末は、少なくとも当該周波数帯域インジケータに基づいてセルに対する動作を実行し、又は指示情報の指示に基づいてセルに対する動作を実行することが可能となり、ＬＴＥとＮＲの共存ネットワークにおいてアップリンクキャリアの７．５ｋＨＺのシフトをサポートしていない端末が共存ネットワークにアクセスすることが回避され、受信する時にネットワーク側で発生する大きな干渉も回避する。

【0056】

本開示の実施例は、ネットワークデバイスに応用される通信方法をさらに提供する。図２は本開示の実施例による通信方法の別のフローチャートである。図２に示すように、前記通信方法は、以下のステップ２０１を含む。

【0057】

ステップ２０１：指示情報を端末に送信し、前記指示情報は、周波数帯域インジケータ、アップリンク伝送シフト識別子、セル予約識別子のうちの少なくとも１つを含み、前記指示情報は、セルに対する動作を実行するように前記端末に指示するために用いられる。ここで、前記セル予約識別子は、セルが予約されているか否かを示すために用いられる。

【0058】

本実施例では、前記周波数帯域インジケータは、
システムが前記周波数範囲で動作し、かつアップリンク伝送シフトが０であることを表す第１の周波数帯域インジケータと、
システムが前記周波数範囲で動作し、かつアップリンク伝送シフトが７．５ｋＨＺであることを表す第２の周波数帯域インジケータと、
システムが前記周波数範囲で動作し、かつアップリンク伝送シフトが７．５ｋＨＺ又は０であることを表す第３の周波数帯域インジケータと、
システムが前記周波数範囲で動作していることを表す第４の周波数帯域インジケータとのうちの少なくとも１つを含む。

【0059】

【0060】

本開示の１つの選択可能な実施例では、前記周波数帯域インジケータに対応する周波数範囲にアップリンク伝送シフトがある場合、前記指示情報は、アップリンク伝送シフトを示し、例えばアップリンク伝送シフトが７．５ｋＨＺであることを示すために用いられるアップリンク伝送シフトも含む。

【0061】

本開示の１つの選択可能な実施例では、前記周波数帯域インジケータを端末に送信することは、ＲＲＣシグナリングを介して前記周波数帯域インジケータを端末に送信することを含む。

【0062】

本開示の１つの選択可能な実施例では、前記周波数帯域インジケータが前記第３の周波数帯域インジケータを含む場合、前記通信方法は、前記ネットワークデバイスが構成情報を前記端末に送信することであって、前記構成情報は、アップリンク伝送シフトが７．５ｋＨＺであること、又はアップリンク伝送シフトが０であることを示すために用いられる、ことをさらに含む。選択可能に、構成情報を前記端末に送信することは、ＲＲＣシグナリングを介して構成情報を前記端末に送信することを含む。

【0063】

本開示の実施例の技術的解決策では、ネットワークデバイスは、指示情報を端末に送信し、指示情報は、周波数帯域インジケータ、アップリンク伝送シフト識別子、セル予約識別子のうちの少なくとも１つを含み、同じ周波数範囲又は重複する周波数範囲に対して異なる周波数帯域インジケータを示し、異なる周波数帯域インジケータは前記周波数範囲にアップリンク伝送シフトがあるか否かを示すために用いられてもよい。これにより、端末は、少なくとも当該周波数帯域インジケータに基づいてセルに対する動作を実行し、又は指示情報の指示に基づいてセルに対する動作を実行することができ、ＬＴＥとＮＲの共存ネットワークにおいてアップリンクキャリアの７．５ｋＨＺのシフトをサポートしていない端末が共存ネットワークにアクセスすることが回避され、受信する時にネットワーク側で発生する大きな干渉も回避する。

【0064】

本開示の実施例は、端末に応用される通信方法をさらに提供する。図３は本開示の実施例による通信方法の別のフローチャートである。図３に示すように、前記通信方法は、以下のステップ３０１を含む。

【0065】

ステップ３０１：ネットワークデバイスから送信された指示情報を受信し、前記指示情報は、周波数帯域インジケータ、アップリンク伝送シフト識別子、セル予約識別子のうちの少なくとも１つを含み、前記指示情報は、セルに対する動作を実行するように前記端末に指示するために用いられる。ここで、前記セル予約識別子は、セルが予約されているか否かを示すために用いられる。

【0066】

【0067】

【0068】

【0069】

本開示の１つの選択可能な実施例では、ネットワークデバイスから送信された指示情報を受信することは、ＲＲＣシグナリングを介してネットワークデバイスから送信された指示情報を受信することを含む。

【0070】

本開示の１つの選択可能な実施例では、前記周波数帯域インジケータが前記第３の周波数帯域インジケータを含む場合、前記通信方法は、前記ネットワークデバイスから送信された構成情報を受信することであって、前記構成情報は、アップリンク伝送シフトが７．５ｋＨＺであること、又はアップリンク伝送シフトが０であることを示すために用いられる、ことをさらに含む。選択可能に、前記ネットワークデバイスから送信された構成情報を受信することは、ＲＲＣシグナリングを介して前記ネットワークデバイスから送信された構成情報を受信することを含む。

【0071】

本開示の１つの選択可能な実施例では、前記通信方法は、
前記端末が前記指示情報内の周波数帯域インジケータをサポートしていない場合、前記周波数帯域インジケータに対応するセルに滞在できないことを確定するという動作、及び
前記端末が前記指示情報内の周波数帯域インジケータをサポートしている場合、前記指示情報内のアップリンク伝送シフトに関連する情報に基づいて、アップリンク伝送シフトを起動するか否かを確定するという動作のうちの１つを実行することをさらに含む。

【0072】

本実施例では、前記端末が前記指示情報内の周波数帯域インジケータをサポートしている場合、前記端末は、前記指示情報内のアップリンク伝送シフトに関連する情報に基づいて、アップリンク伝送シフトを起動するか否かを確定することは、少なくとも以下の２つの実施形態を含む。

【0073】

第１の実施形態として、前記端末が前記指示情報内の周波数帯域インジケータをサポートし、かつアップリンク伝送シフトをサポートしていない場合、
前記指示情報にアップリンク伝送シフトが含まれていない場合、アップリンク伝送を実行する時にアップリンク伝送シフトを起動しないという動作、
前記指示情報にアップリンク伝送シフトが含まれている場合、セルに滞在できないことを確定するという動作、及び
前記指示情報内の前記セル予約識別子が、識別されたセルが予約されていることを表す場合、セルに滞在できないことを確定するという動作のうちの１つを実行する。

【0074】

第２の実施形態として、前記端末が前記指示情報内の周波数帯域インジケータをサポートし、かつアップリンク伝送シフトをサポートしている場合、
前記指示情報にアップリンク伝送シフトが含まれていないと、アップリンク伝送を実行する時にアップリンク伝送シフトを起動しないという動作、及び
前記指示情報にアップリンク伝送シフトが含まれている場合、又は、前記指示情報にアップリンク伝送シフトが含まれ、かつ前記セル予約識別子が、識別されたセルが予約されていることを表す場合、アップリンク伝送を実行する時に７．５ｋＨＺのアップリンクシフトを実行するという動作のうちの１つを実行する。

【0075】

本実施例では、前記指示情報にアップリンク伝送シフトが含まれる場合、指示情報内の周波数帯域インジケータによって確定することができ、例えば、第２の周波数領域識別子と第３の周波数帯域インジケータなどがいずれもアップリンク伝送シフトを示すことができ、一方で、前記指示情報にアップリンク伝送シフトが含まれる場合、指示情報内のアップリンク伝送シフト識別子によって確定することもできる。

【0076】

本開示の実施例の技術的解決策では、ネットワークデバイスが指示情報を端末に送信し、指示情報は、周波数帯域インジケータ、アップリンク伝送シフト識別子、セル予約識別子のうちの少なくとも１つを含み、同じ周波数範囲又は重複する周波数範囲に対して異なる周波数帯域インジケータを示し、異なる周波数帯域インジケータは、前記周波数範囲にアップリンク伝送シフトがあるか否かを示すために用いられてもよい。これにより、端末は、少なくとも当該周波数帯域インジケータに基づいてセルに対する動作を実行し、又は指示情報の指示に基づいてセルに対する動作を実行することができ、ＬＴＥとＮＲの共存ネットワークにおいてアップリンクキャリアの７．５ｋＨＺシフトをサポートしていない端末が共存ネットワークにアクセスすることが回避され、受信する時にネットワーク側で発生する大きな干渉も回避する。

【0077】

以下に具体的な例と組み合わせて本開示の実施例の通信方法を詳しく説明する。

【0078】

例１

【0079】

１．ネットワークデバイスは、ある周波数範囲の周波数帯域インジケータがｂａｎｄＡであることを示し、同じ周波数範囲の周波数帯域インジケータがｂａｎｄＡ’であることを示し、ｂａｎｄＡ’は、当該周波数範囲に７．５ｋＨＺのアップリンク伝送シフトがあることを示す。

【0080】

２．ネットワークデバイスは、ＬＴＥＦとＮＲＦの共存ネットワークが存在することを表す周波数情報識別子ｂａｎｄＡ’を端末に送信し、端末は、アップリンク伝送を実行する時に７．５ｋＨＺのアップリンク伝送シフトを実行する必要がある。

【0081】

３．端末がｂａｎｄＡ’の周波数領域範囲をサポートし、かつアップリンク伝送シフトをサポートしていない場合、即ち、端末がｂａｎｄＡ’をサポートしていない場合、端末は、セルに滞在できないことを確定し、端末は、セルにアクセスできない。

【0082】

４．端末がｂａｎｄＡ’の周波数領域範囲をサポートし、かつアップリンク伝送シフトをサポートしている場合、端末は、ネットワークデバイスから送信されたｂａｎｄＡ’を受信した後、アップリンク伝送を実行する時に７．５ｋＨＺのアップリンク伝送シフトを実行する。

【0083】

例２

【0084】

１．ネットワークデバイスは、ある周波数範囲の周波数帯域インジケータがｂａｎｄＡであることを示し、同じ周波数範囲の周波数範囲がｂａｎｄＡ’であることを示し、ｂａｎｄＡ’は、当該周波数範囲に７．５ｋＨＺのアップリンク伝送シフトがあることを示す。

【0085】

２．ネットワークデバイスは、ＬＴＥＦとＮＲＦの共存ネットワークがないことを示す周波数情報識別子ｂａｎｄＡを端末に送信し、端末はアップリンク伝送を実行する時にアップリンク伝送シフト７．５ｋＨＺを実行する必要がない。

【0086】

３．端末がｂａｎｄＡ’の周波数領域範囲をサポートし、かつアップリンク伝送シフトをサポートし、及び／又はアップリンク伝送シフトをサポートしていない場合、即ち端末がｂａｎｄＡ、又はｂａｎｄＡ’をサポートし、又はａｎｄＡとｂａｎｄＡ’を同時にサポートする場合、端末は、ネットワークデバイスから送信されたｂａｎｄＡを受信した後、アップリンク伝送を実行する時に７．５ｋＨＺのアップリンク伝送シフトを実行しない。

【0087】

例３

【0088】

１．ネットワークデバイスは、ある周波数範囲の周波数帯域インジケータがｂａｎｄＡであることを示し、同じ周波数範囲の周波数範囲がｂａｎｄＡ’であることを示し、ｂａｎｄＡ’は当該周波数範囲に７．５ｋＨＺのアップリンク伝送シフトがあることを示す。

【0089】

２．ネットワークデバイスは、周波数情報識別子ｂａｎｄＡ’を端末に送信し、同時にアップリンク伝送シフト識別子を送信し、前記アップリンク伝送シフト識別子が、アップリンク伝送シフトが７．５ｋＨＺであることを示すために用いられ、一例では、前記アップリンク伝送シフト識別子が「ｔｒｕｅ」である場合、アップリンク伝送シフトが７．５ｋＨＺであることを示すことができ、前記アップリンク伝送シフト識別子が「ｎｏｔｔｒｕｅ」である場合、アップリンク伝送シフトが０であることを示すことができる。

【0090】

【0091】

４．端末がｂａｎｄＡ’の周波数領域範囲をサポートし、かつアップリンク伝送シフトをサポートしている場合、即ち、端末がｂａｎｄＡ’をサポートする場合、端末は、ネットワークデバイスから送信されたｂａｎｄＡ’を受信した後、アップリンク伝送シフトを実行する時に７．５ｋＨＺのアップリンク伝送シフトを実行する。

【0092】

この例に基づき、端末がアップリンク伝送シフト識別子を端末に送信し、かつ当該アップリンク伝送シフト識別子は、アップリンク伝送シフトが０であることを示すために用いられ、即ちアップリンク伝送シフトを起動しない場合、端末がアップリンク伝送シフトをサポートし、及び／又はアップリンク伝送シフトをサポートしていない場合、アップリンク伝送を実行する時に７．５ｋＨＺのアップリンク伝送シフトを実行しない。

【0093】

例４

【0094】

【0095】

２．ネットワークデバイスは、次の指示情報を端末に送信する。
ａ）ある周波数範囲の識別子はｂａｎｄＡである。
ｂ）セル予約識別子はｔｒｕｅであり、前記セル予約識別子は、セルが予約されているかを示す。
ｃ）アップリンク伝送シフト識別子はｔｒｕｅであり、前記アップリンク伝送シフト識別子は、７．５ｋＨＺのアップリンク伝送シフトを示す。

【0096】

３．ｂａｎｄＡの周波数領域範囲をサポートしている端末がアップリンク伝送シフトをサポートしない場合、セルへのアクセスが禁止されることを確定し、端末は、セルにアクセスできなく、端末がアップリンク伝送シフトをサポートする場合、端末は、アップリンク伝送を実行する時に７．５ｋＨＺのアップリンク伝送シフトを実行する。

【0097】

この例に基づき、セル予約識別子が「ｎｏｔｔｒｕｅ」である場合、ｂａｎｄＡの周波数領域をサポートする端末は、アップリンク伝送シフト識別子に基づいて、アップリンク伝送シフトを実行するか否かを確定する。

【0098】

本開示の実施例はさらにネットワークデバイスを提供する。図４は本開示の実施例によるネットワークデバイスの構成構造図１である。図４に示すように、前記ネットワークデバイスは、周波数範囲に対応する周波数帯域インジケータを示すように構成される指示ユニット４１であって、前記周波数帯域インジケータは、システムが前記周波数範囲で動作し、かつアップリンク伝送シフトが０であることを表すための第１の周波数帯域インジケータと、システムが前記周波数範囲で動作し、かつアップリンク伝送シフトが７．５ｋＨＺであることを表す第２の周波数帯域インジケータと、システムが前記周波数範囲で動作し、かつアップリンク伝送シフトが７．５ｋＨＺ又は０であることを表す第３の周波数帯域インジケータと、システムが前記周波数範囲で動作していることを表す第４の周波数帯域インジケータとのうちの少なくとも１つを含む、指示ユニット４１を備える。

【0099】

本開示の１つの選択可能な実施例では、図５に示すように、前記ネットワークデバイスは、前記周波数帯域インジケータを端末に送信するように構成される第１の通信ユニット４２をさらに備える。

【0100】

選択可能に、前記第１の通信ユニット４２は、ＲＲＣシグナリングを介して前記周波数帯域インジケータを端末に送信するように構成される。

【0101】

本開示の１つの選択可能な実施例では、前記第１の通信ユニット４２は、前記周波数帯域インジケータが前記第３の周波数帯域インジケータを含む場合、構成情報を前記端末に送信するように構成され、前記構成情報は、アップリンク伝送シフトが７．５ｋＨＺであること、又はアップリンク伝送シフトが０であることを示すために用いられる。

【0102】

選択可能に、前記第１の通信ユニット４２は、ＲＲＣシグナリングを介して構成情報を前記端末に送信するように構成される。

【0103】

本開示の実施例では、前記ネットワークデバイスでの指示ユニット４１は、実際の応用において、全て前記ネットワークデバイスでの中央プロセッサ（ＣＰＵ：ＣｅｎｔｒａｌＰｒｏｃｅｓｓｉｎｇＵｎｉｔ）、デジタル信号プロセッサ（ＤＳＰ：ＤｉｇｉｔａｌＳｉｇｎａｌＰｒｏｃｅｓｓｏｒ）、マイクロコントローラーユニット（ＭＣＵ：ＭｉｃｒｏｃｏｎｔｒｏｌｌｅｒＵｎｉｔ）又はフィールドプログラマブルゲートアレイ（ＦＰＧＡ：Ｆｉｅｌｄ－ＰｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅＧａｔｅＡｒｒａｙ）によって実現されてもよく、前記ネットワークデバイスでの第１の通信ユニット４２は、実際の応用において通信モジュール（基本的な通信スイート、オペレーティングシステム、通信モジュール、標準化されたインタフェース及びプロトコルなどを含む）及びランシーバアンテナによって実現されてもよい。

【0104】

なお、上記実施例によって提供されるネットワークデバイスは、通信を行う時に、上記の各プログラムモジュールの区分のみを例として説明するが、実際の応用において、上記処理割り当ては、ニーズに応じて異なるプログラムモジュールによって完了されてもよく、即ち、上記の全部又は一部の処理は、ネットワークデバイスの内部構造を異なるプログラムモジュールに分けて完了されてもよい。また、上記実施例によって提供されるネットワークデバイスは、通信方法の実施例と同じ概念に属し、その具体的な実施プロセスは、方法の実施例に示すとおりであるため、ここでは説明を省略する。

【0105】

本開示の実施例はネットワークデバイスをさらに提供する。図６は本開示の実施例によるネットワークデバイスの構成構造図３である。図６に示すように、前記ネットワークデバイスは、指示情報を端末に送信するように構成される第２の通信ユニット５１であって、前記指示情報は、周波数帯域インジケータ、アップリンク伝送シフト識別子、セル予約識別子のうちの少なくとも１つを含み、前記指示情報は、セルに対する動作を実行するように前記端末に指示するために用いられる、第２の通信ユニット５１を備える。

【0106】

本実施例では、前記周波数帯域インジケータは、システムが前記周波数範囲で動作し、かつアップリンク伝送シフトが０であることを表す第１の周波数帯域インジケータと、システムが前記周波数範囲で動作し、かつアップリンク伝送シフトが７．５ｋＨＺであることを表す第２の周波数帯域インジケータと、システムが前記周波数範囲で動作し、かつアップリンク伝送シフトが７．５ｋＨＺ又は０であることを表す第３の周波数帯域インジケータと、システムが前記周波数範囲で動作していることを表す第４の周波数帯域インジケータとのうちの少なくとも１つを含む。

【0107】

選択可能に、前記第２の通信ユニット５１は、ＲＲＣシグナリングを介して前記構成情報を端末に送信するように構成される。

【0108】

本開示の１つの選択可能な実施例では、前記第２の通信ユニット５１は、さらに前記周波数帯域インジケータが前記第３の周波数帯域インジケータを含む場合、構成情報を前記端末に送信するように構成され、前記構成情報は、アップリンク伝送シフトが７．５ｋＨＺであること、又はアップリンク伝送シフトが０であることを示すために用いられる。

【0109】

選択可能に、前記第２の通信ユニット５１は、ＲＲＣシグナリングを介して構成情報を前記端末に送信するように構成される。

【0110】

本開示の実施例では、前記ネットワークデバイスでの第２の通信ユニット５１は、実際の応用において通信モジュール（基本的な通信スイート、オペレーティングシステム、通信モジュール、標準化されたインタフェース及びプロトコルなどを含む）及びランシーバアンテナによって実現されてもよい。

【0111】

なお、上記実施例によって提供されるネットワークデバイスは、通信を行う時に、上記の各プログラムモジュールの区分のみを例として説明するが、実際の応用において、上記処理割り当ては、ニーズに応じて異なるプログラムモジュールによって完了されてもよく、即ち上記の全部又は一部の処理は、ネットワークデバイスの内部構造を異なるプログラムモジュールに分けて完了されてもよい。また、上記実施例によって提供されるネットワークデバイスは、通信方法の実施例と同じ概念に属し、その具体的な実施プロセスは、方法の実施例に示すとおりであるため、ここでは説明を省略する。

【0112】

本開示の実施例は端末をさらに提供する。図７は本開示の実施例による端末の構成構造図１である。図７に示すように、前記端末は、ネットワークデバイスから送信された指示情報を受信するように構成される第３の通信ユニット６１であって、前記指示情報は、周波数帯域インジケータ、アップリンク伝送シフト識別子、セル予約識別子のうちの少なくとも１つを含み、前記指示情報は、セルに対する動作を実行するように前記端末に指示するために用いられる、第３の通信ユニット６１を備える。

【0113】

本実施例では、前記周波数帯域インジケータは、システムが前記周波数範囲で動作し、かつアップリンク伝送シフトが０であることを表す第１の周波数帯域インジケータと、システムが前記周波数範囲で動作し、かつアップリンク伝送シフトが７．５ｋＨＺであることを表す第２の周波数帯域インジケータと、システムが前記周波数範囲で動作し、かつアップリンク伝送シフトが７．５ｋＨＺ又は０であることを表す第３の周波数帯域インジケータと、システムが前記周波数範囲で動作していることを表す第４の周波数帯域インジケータとのうちの少なくとも１つを含む。

【0114】

選択可能に、前記第３の通信ユニット６１は、ＲＲＣシグナリングを介してネットワークデバイスから送信された指示情報を受信するように構成される。

【0115】

本開示の１つの選択可能な実施例では、前記第３の通信ユニット６１は、さらに前記周波数帯域インジケータが前記第３の周波数帯域インジケータを含む場合、前記ネットワークデバイスから送信された構成情報を受信するように構成され、前記構成情報は、アップリンク伝送シフトが７．５ｋＨＺであること、又はアップリンク伝送シフトが０であることを示すために用いられる。

【0116】

選択可能に、前記第３の通信ユニット６１は、ＲＲＣシグナリングを介して前記ネットワークデバイスから送信された構成情報を受信するように構成される。

【0117】

本開示の１つの選択可能な実施例では、図８に示すように、前記端末は、前記端末が前記指示情報内の周波数帯域インジケータをサポートしていない場合、前記周波数帯域インジケータに対応するセルに滞在できないことを確定するという動作、及び前記端末が前記指示情報内の周波数帯域インジケータをサポートしている場合、前記指示情報内のアップリンク伝送シフトに関連する情報に基づいて、アップリンク伝送シフトを起動するか否かを確定するという動作のうちの１つを実行するように構成される処理ユニット６２をさらに備える。

【0118】

１つの実施形態として、前記処理ユニット６２は、前記端末が前記指示情報内の周波数帯域インジケータをサポートし、かつアップリンク伝送シフトをサポートしていない場合、前記指示情報にアップリンク伝送シフトが含まれていないと、アップリンク伝送を実行する時にアップリンク伝送シフトを起動しないという動作、前記指示情報にアップリンク伝送シフトが含まれていると、セルに滞在できないことを確定するという動作、及び前記指示情報内の前記セル予約識別子が、識別されたセルが予約されていることを表す場合、セルに滞在できないことを確定するという動作のうちの１つを実行するように構成される。

【0119】

別の実施形態として、前記処理ユニット６２は、前記端末が前記指示情報内の周波数帯域インジケータをサポートし、かつリンク伝送シフトをサポートしている場合、前記指示情報にアップリンク伝送シフトが含まれていないと、アップリンク伝送を実行する時にアップリンク伝送シフトを起動しないという動作、前記指示情報にアップリンク伝送シフトが含まれていると、又は、前記指示情報にアップリンク伝送シフトが含まれ、かつ前記セル予約識別子が識別されたセルが予約されていることを表す場合、アップリンク伝送を実行する時に７．５ｋＨＺのアップリンクシフトを実行するという動作のうちの１つを実行するように構成される。

【0120】

本開示の実施例では、前記端末での処理ユニット６２は、実際の応用において、全て前記端末でのＣＰＵ、ＤＳＰ、ＭＣＵ又はＦＰＧＡによって実現されてもよく、前記ネットワークデバイスでの第３の通信ユニット６１は、実際の応用において通信モジュール（基本的な通信スイート、オペレーティングシステム、通信モジュール、標準化されたインタフェース及びプロトコルなどを含む）及びランシーバアンテナによって実現されてもよい。

【0121】

なお、上記実施例によって提供される端末は、通信を行う時に、上記の各プログラムモジュールの区分のみを例として説明するが、実際の応用において、上記処理割り当ては、ニーズに応じて異なるプログラムモジュールによって完了されてもよく、即ち上記の全部又は一部の処理は、端末の内部構造を異なるプログラムモジュールに分けて完了されてもよい。また、上記実施例によって提供される端末は、通信方法の実施例と同じ概念に属し、その具体的な実施プロセスは、方法の実施例に示すとおりであるため、ここでは説明を省略する。

【0122】

本開示の実施例は通信デバイスをさらに提供する。図９は本開示の実施例による通信デバイスのハードウェア構成構造図である。図９に示すように、前記通信デバイスは、メモリ７２と、プロセッサ７１と、メモリ７２に記憶され且つプロセッサ７１で実行できるコンピュータプログラムとを備え、選択可能に、前記通信デバイスはネットワークデバイスであり、前記プロセッサが前記コンピュータプログラムを実行する時に本開示の実施例によるネットワークデバイスに応用される通信方法のステップを実現する。選択可能に、前記通信デバイスは、端末であり、前記プロセッサは、前記プログラムを実行する時に本開示の実施例による端末に応用される通信方法のステップを実現する。

【0123】

通信デバイスには通信インタフェース７３も含まれることが理解できる。通信デバイスでの各コンポーネントは、バスシステム７４を介して結合されてもよい。バスシステム７４は、これらのコンポーネント間の接続通信を実現するために用いられることが理解可能である。バスシステム７４は、データバスに加えて、電源バス、制御バスと状態信号バスを含む。しかし、説明を明確にするために、図９では様々なバスシステムは、バスシステム７４としてマーキングされる。

【0124】

メモリ７２が揮発性メモリ又は不揮発性メモリであってもよく、揮発性メモリ及び不揮発性メモリの両方を含むことができることは理解可能である。ここで、不揮発性メモリは、読み取り専用メモリ（ＲＯＭ：ＲｅａｄＯｎｌｙＭｅｍｏｒｙ）、プログラマブル読み取り専用メモリ（ＰＲＯＭ：ＰｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅＲｅａｄ－ＯｎｌｙＭｅｍｏｒｙ）、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ（ＥＰＲＯＭ：ＥｒａｓａｂｌｅＰｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅＲｅａｄ－ＯｎｌｙＭｅｍｏｒｙ）、電気的消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ（ＥＥＰＲＯＭ：ＥｌｅｃｔｒｉｃａｌｌｙＥｒａｓａｂｌｅＰｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅＲｅａｄ－ＯｎｌｙＭｅｍｏｒｙ）、磁気ランダムアクセスメモリ（ＦＲＡＭ（登録商標）：ｆｅｒｒｏｍａｇｎｅｔｉｃｒａｎｄｏｍａｃｃｅｓｓｍｅｍｏｒｙ）、フラッシュメモリ（ＦｌａｓｈＭｅｍｏｒｙ）、磁気表面メモリ、光ディスク、又は読み取り専用光ディスク（ＣＤ－ＲＯＭ：ＣｏｍｐａｃｔＤｉｓｃＲｅａｄ－ＯｎｌｙＭｅｍｏｒｙ）であってもよく、磁気表面メモリは、磁気ディスクメモリ又は磁気テープメモリであってもよい。揮発性メモリは、外部キャッシュメモリとして機能するランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ：ＲａｎｄｏｍＡｃｃｅｓｓＭｅｍｏｒｙ）であってもよい。制限的でなく例示的な説明により、多くの形態のＲＡＭは、利用可能であり、例えばスタティックランダムアクセスメモリ（ＳＲＡＭ：ＳｔａｔｉｃＲａｎｄｏｍＡｃｃｅｓｓＭｅｍｏｒｙ）、同期静的ランダムアクセスメモリ（ＳＳＲＡＭ：ＳｙｎｃｈｒｏｎｏｕｓＳｔａｔｉｃＲａｎｄｏｍＡｃｃｅｓｓＭｅｍｏｒｙ）、動的ランダムアクセスメモリ（ＤＲＡＭ：ＳｙｎｃｈｒｏｎｏｕｓＳｔａｔｉｃＲａｎｄｏｍＡｃｃｅｓｓＭｅｍｏｒｙ）、同期動的ランダムアクセスメモリ（ＳＤＲＡＭ：ＳｙｎｃｈｒｏｎｏｕｓＤｙｎａｍｉｃＲａｎｄｏｍＡｃｃｅｓｓＭｅｍｏｒｙ）、ダブルデータレート同期動的ランダムアクセスメモリ（ＤＤＲＳＤＲＡＭ：ＤｏｕｂｌｅＤａｔａＲａｔｅＳｙｎｃｈｒｏｎｏｕｓＤｙｎａｍｉｃＲａｎｄｏｍＡｃｃｅｓｓＭｅｍｏｒｙ）、強化型同期動的ランダムアクセスメモリ（ＥＳＤＲＡＭ：ＥｎｈａｎｃｅｄＳｙｎｃｈｒｏｎｏｕｓＤｙｎａｍｉｃＲａｎｄｏｍＡｃｃｅｓｓＭｅｍｏｒｙ）、同期リンク動的ランダムアクセスメモリ（ＳＬＤＲＡＭ：ＳｙｎｃＬｉｎｋＤｙｎａｍｉｃＲａｎｄｏｍＡｃｃｅｓｓＭｅｍｏｒｙ）、直接ラムバスランダムアクセスメモリ（ＤＲＲＡＭ：ＤｉｒｅｃｔＲａｍｂｕｓＲａｎｄｏｍＡｃｃｅｓｓＭｅｍｏｒｙ）であってもよい。本開示の実施例に記載されるメモリ７２は、これらと任意の他の適切なタイプのメモリを含むことを図るがこれらに限定されない。

【0125】

上記本開示の実施例で開示される方法はプロセッサ７１に応用されてもよく、プロセッサ７１によって実現されもよい。プロセッサ７１は信号処理機能を有する集積回路チップであってもよい。実施プロセスでは、上記方法の各ことは、プロセッサ７１内のハードウェアの集積論理回路又はソフトウェアの形の命令によって完了されてもよい。上記プロセッサ７１は、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ（ＤＳＰ：ＤｉｇｉｔａｌＳｉｇｎａｌＰｒｏｃｅｓｓｏｒ）であってもよく、又は他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタ論理デバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネントなどであってもよい。プロセッサ７１は、本開示の実施例で開示される各方法、こと及び論理ブロック図を実現又は実行することができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサ又はいずれかの従来のプロセッサなどであってもよい。本開示の実施例と組み合わせて開示される方法のことは、ハードウェア復号プロセッサによって実行されて完了され、又は復号プロセッサにおけるハードウェア及びソフトウェアモジュールの組み合わせによって実行されて完了されるように直接具現化されてもよい。ソフトウェアモジュールは、記憶媒体に位置してもよく、当該記憶媒体はメモリ７２に位置し、プロセッサ７１はメモリ７２内の情報を読み取り、そのハードウェアと組み合わせて上記方法のことを完了する。

【0126】

本開示の実施例は、通信システムをさらに提供する。前記通信システムは、ネットワークデバイスと端末とを備え、前記端末は、上記方法における端末によって実現される、対応する機能を実現することに用いられてもよく、前記ネットワークデバイスは、上記方法におけるネットワークデバイスによって実現される、対応する機能を実現することに用いられてもよく、ここで、簡潔にするために、説明を省略する。

【0127】

本開示の実施例の技術的解決策は、様々な通信システム、例えばグローバルモバイル通信（ＧＳＭ：ＧｌｏｂａｌＳｙｓｔｅｍｏｆＭｏｂｉｌｅｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎ）システム、ＬＴＥシステム又は５Ｇシステムなどに応用されてもよく、５Ｇシステムは、新しい無線（ＮＲ：ＮｅｗＲａｄｉｏ）。Ｒａｄｉｏ）システムとも呼ばれてもよい。ここで、ネットワークデバイスは、通信システムでのアクセスネットワークデバイス、例えば各通信システムの下の基地局であってもよい。本実施例における端末は、無線通信端末、無線端末又は移動端末等と呼ばれてもよい。端末の例は、様々なタイプの電話、車載デバイス、ウェアラブルデバイスなどを含むが、これらに限定されない。

【0128】

本開示の実施例によるコンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムが記憶されており、当該コンピュータプログラムがプロセッサに実行されると本開示の実施例によるネットワークデバイスに応用されるスクランブリング情報処理方法のステップを実現し、又は、当該プログラムがプロセッサに実行されると本開示の実施例における端末に応用されるスクランブリング情報処理方法のステップを実現する。

【0129】

本開示によって提供されるいくつかの方法の実施例で開示される方法を衝突せずに任意に組み合わせて新しい方法の実施例を得ることができる。

【0130】

本開示によって提供されるいくつかの製品の実施例で開示される特徴を衝突せずに任意に組み合わせて新しい製品の実施例を得ることができる。

【0131】

本開示によって提供されるいくつかの方法又はデバイスの実施例で開示される特徴を衝突せずに任意に組み合わせて新しい方法の実施例又はデバイスの実施例を得ることができる。

【0132】

本開示が提供するいくつかの実施例では、開示されるデバイス及び方法は、他の方式により実現されてもよいと理解すべきである。上述したデバイスの実施例は例示的なものだけであり、例えば、前記ユニットの区分は、論理機能的区分だけであり、実際に実施する時に他の区分方式もあり得て、例えば複数のユニット又はコンポーネントは組み合わせられてもよく又は別のシステムに統合されてもよく、又はいくつかの特徴は無視されてもよく、又は実行されなくてもよい。また、示される又は議論される各コンポーネントの間の相互結合、又は直接結合、又は通信接続はいくつかのインタフェース、デバイス又はユニットを介す間接的結合又は通信接続であってもよく、電気的、機械的又は他の形態であってもよい。

【0133】

分離部材として説明された前記ユニットは、物理的に分離するものであってもよく又は物理的に分離するものでなくてもよく、ユニットとして表示された部材は、物理ユニットであってもよく又は物理ユニットでなくてもよく、即ち１つの箇所に位置してもよく、複数のネットワークユニットに分布してもよく、実際のニーズに応じてその中の一部又は全部のユニットを選択して本実施例の解決策の目的を達成することができる。

【0134】

また、本開示の各実施例における各機能ユニットは、全て１つの処理ユニットに統合されてもよく、個々のユニットは個別に１つのユニットとして機能してもよく、２つ又は２つ以上のユニットは１つのユニットに統合されてもよく、上記の統合されたユニットは、ハードウェアの形で実現されてもよく、ハードウェアとソフトウェア機能の組み合わせの形で実現されてもよい。

【0135】

当業者は、上記方法の実施例の全部又は一部のことがプログラムで関連するハードウェアを指令することにより完了されてもよいことを理解でき、前記プログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよく、当該プログラムが実行される場合、上記方法の実施例のことが実行されるが、前記記憶媒体は、移動記憶デバイス、ＲＯＭ、ＲＡＭ、磁気ディスク又は光ディスク等のプログラムコードを記憶できる様々な媒体を含む。

【0136】

又は、本開示では上記の統合されたユニットは、ソフトウェア機能モジュールの形で実現され且つ独立した製品として販売又は使用される時に、１つのコンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよい。このような理解に基づき、本開示の実施例における技術的解決策は本質的に又は従来技術に寄与する部分がソフトウェア製品の形で具現化されてもよく、当該コンピュータソフトウェア製品が１つの記憶媒体に記憶され、コンピュータデバイス（パーソナルコンピュータ、サーバー、又はネットワークデバイス等であってもよい）に本開示の様々な実施例に記載される方法の全て又は一部のことを実行させるためのいくつかの命令を含む。前記記憶媒体は、移動記憶デバイス、ＲＯＭ、ＲＡＭ、磁気ディスク又は光ディスク等のプログラムコードを記憶できる様々な媒体を含む。

【0137】

上記は、本開示の具体的な実施形態だけであるが、本開示の保護範囲は、これに制限されず、当業者が本開示で開示された技術範囲内で容易に想到し得る変化又は入れ替わりは、全て本開示の保護範囲以内に含まれるべきである。従って、本開示の保護範囲は前記請求項の保護範囲に準拠するべきである。

【図1】

【図2】

【図3】

【図4】

【図5】

【図6】

【図7】

【図8】

【図9】

【手続補正書】

【提出日】2021-11-11

【手続補正1】

【補正対象書類名】特許請求の範囲

【補正対象項目名】全文

【補正方法】変更

【補正の内容】

【特許請求の範囲】

【請求項1】

【請求項2】

前記周波数帯域インジケータを端末に送信することをさらに含むことを特徴とする
請求項１に記載の通信方法。

【請求項3】

前記周波数帯域インジケータが前記第３の周波数帯域インジケータを含む場合、前記通信方法は、
構成情報を前記端末に送信することであって、前記構成情報は、アップリンク伝送シフトが７．５ｋＨＺであること、又はアップリンク伝送シフトが０であることを示すために用いられる、ことをさらに含むことを特徴とする
請求項２に記載の通信方法。

【請求項4】

通信方法であって、
指示情報を端末に送信することであって、前記指示情報は、周波数範囲に対応する周波数帯域インジケータ、アップリンク伝送シフト識別子、セル予約識別子のうちの少なくとも１つを含み、前記指示情報は、セルに対する動作を実行するように前記端末に指示するために用いられる、ことを含む、通信方法。

【請求項5】

【請求項6】

前記周波数帯域インジケータが前記第２の周波数帯域インジケータを含む場合、前記通信方法は、
構成情報を前記端末に送信することであって、前記構成情報は、アップリンク伝送シフトが７．５ｋＨＺであること、又はアップリンク伝送シフトが０であることを示すために用いられる、ことをさらに含むことを特徴とする
請求項５に記載の通信方法。

【請求項7】

通信方法であって、
ネットワークデバイスから送信された指示情報を受信することであって、前記指示情報は、周波数範囲に対応する周波数帯域インジケータ、アップリンク伝送シフト識別子、セル予約識別子のうちの少なくとも１つを含み、前記指示情報は、セルに対する動作を実行するように前記端末に指示するために用いられる、ことを含む、通信方法。

【請求項8】

【請求項9】

【請求項10】

前記通信方法は、
前記端末が前記指示情報内の周波数帯域インジケータをサポートしていない場合、前記周波数帯域インジケータに対応するセルに滞在できないことを確定するという動作、及び
前記端末が前記指示情報内の周波数帯域インジケータをサポートしている場合、前記指示情報内のアップリンク伝送シフトに関連する情報に基づいて、アップリンク伝送シフトを起動するか否かを確定するという動作のうちの１つを実行することをさらに含むことを特徴とする
請求項７－９のいずれか一項に記載の通信方法。

【請求項11】

【請求項12】

【請求項13】

コンピュータ可読記憶媒体であって、
コンピュータプログラムが記憶されており、当該コンピュータプログラムは、プロセッサに請求項１－３のいずれか一項に記載の通信方法、又は請求項４－６のいずれか一項に記載の通信方法、又は請求項７－１２のいずれか一項に記載の通信方法を実行させる、コンピュータ可読記憶媒体。

【請求項14】

ネットワークデバイスであって、
メモリ、プロセッサ、通信インタフェース及び前記メモリに記憶され、かつ前記プロセッサで実行可能なコンピュータプログラムを備え、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行するときに通信インタフェースを制御して、請求項１－３のいずれか一項に記載の通信方法、又は、請求項４－６のいずれか一項に記載の通信方法を実施する、ネットワークデバイス。

【請求項15】

端末であって、
メモリ、プロセッサ、通信インタフェース及び前記メモリに記憶され、かつ前記プロセッサで実行可能なコンピュータプログラムを備え、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行するときに通信インタフェースを制御して、請求項７－１２のいずれか一項に記載の通信方法を実施する、端末。

【手続補正2】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】全文

【補正方法】変更

【補正の内容】

【発明の詳細な説明】

【技術分野】

【0001】

本開示は、無線通信技術分野に関し、具体的には、通信方法、端末、及びネットワークデバイスに関する。

【背景技術】

【0002】

【発明の概要】

【発明が解決しようとする課題】

【0003】

【課題を解決するための手段】

【0004】

本開示の実施例は、通信方法、端末、及びネットワークデバイスを提供する。

【0005】

本開示の実施例の技術的解決策は次のように実施される。

【0006】

【0007】

本開示のいくつかの選択可能な実施例では、前記通信方法は、前記周波数帯域インジケータを端末に送信することをさらに含む。

【0008】

【0009】

【0010】

【0011】

【0012】

【0013】

【0014】

【0015】

【0016】

【0017】

【0018】

【0019】

【0020】

【0021】

【0022】

【0023】

【0024】

【0025】

【0026】

【0027】

【0028】

【0029】

【0030】

【0031】

【0032】

【0033】

【0034】

【0035】

【0036】

【0037】

【0038】

【0039】

【0040】

【0041】

【0042】

【0043】

【0044】

【発明の効果】

【0045】

本発明の実施例は以下の有益な効果を有する。

【0046】

【図面の簡単な説明】

【0047】

【図1】本開示の実施例による通信方法のフローチャートである。

【図2】本開示の実施例による通信方法の別のフローチャートである。

【図3】本開示の実施例による通信方法の別のフローチャートである。

【図4】本開示の実施例によるネットワークデバイスの構成構造図１である。

【図5】本開示の実施例によるネットワークデバイスの構成構造図２である。

【図6】本開示の実施例によるネットワークデバイスの構成構造図３である。

【図7】本開示の実施例による端末の構成構造図１である。

【図8】本開示の実施例による端末の構成構造図２である。

【図9】本開示の実施例による通信デバイスのハードウェア構成構造図である。

【発明を実施するための形態】

【0048】

以下に図面及び具体的な実施例と組み合わせて本開示をさらに詳しく説明する。

【0049】

【0050】

【0051】

【0052】

【0053】

【0054】

【0055】

【0056】

【0057】

【0058】

【0059】

【0060】

【0061】

【0062】

【0063】

【0064】

【0065】

【0066】

【0067】

【0068】

【0069】

【0070】

【0071】

【0072】

【0073】

【0074】

【0075】

【0076】

以下に具体的な例と組み合わせて本開示の実施例の通信方法を詳しく説明する。

【0077】

例１

【0078】

【0079】

２．ネットワークデバイスは、ＬＴＥＦとＮＲＦの共存ネットワークが存在することを表す周波数帯域インジケータｂａｎｄＡ’を端末に送信し、端末は、アップリンク伝送を実行する時に７．５ｋＨＺのアップリンク伝送シフトを実行する必要がある。

【0080】

【0081】

【0082】

例２

【0083】

【0084】

【0085】

【0086】

例３

【0087】

【0088】

２．ネットワークデバイスは、周波数情報識別子ｂａｎｄＡ’を端末に送信し、同時にアップリンク伝送シフト識別子を送信し、前記アップリンク伝送シフト識別子が、アップリンク伝送シフトが７．５ｋＨＺであることを示すために用いられ、一例では、前記アップリンク伝送シフト識別子が存在する場合、アップリンク伝送シフトが７．５ｋＨＺであることを示すことができ、前記アップリンク伝送シフト識別子が存在しない場合、アップリンク伝送シフトが無効になっていることを示すことができる。

【0089】

【0090】

【0091】

この例に基づき、ネットワークデバイスがアップリンク伝送シフト識別子を端末に送信し、かつ当該アップリンク伝送シフト識別子は、アップリンク伝送シフトが０であることを示すために用いられ、即ちアップリンク伝送シフトを起動しない場合、端末がアップリンク伝送シフトをサポートし、及び／又はアップリンク伝送シフトをサポートしていない場合、アップリンク伝送を実行する時に７．５ｋＨＺのアップリンク伝送シフトを実行しない。

【0092】

例４

【0093】

【0094】

２．ネットワークデバイスは、次の指示情報を端末に送信する。
ａ）ある周波数範囲の識別子はｂａｎｄＡである。
ｂ）セル予約識別子であり、前記セル予約識別子は、セルが予約されているかを示す。
ｃ）アップリンク伝送シフト識別子であり、前記アップリンク伝送シフト識別子は、７．５ｋＨＺのアップリンク伝送シフトを示す。

【0095】

【0096】

【0097】

【0098】

【0099】

選択可能に、前記第１の通信ユニット４２は、ＲＲＣシグナリングを介して前記周波数帯域インジケータを端末に送信するように構成される。

【0100】

【0101】

選択可能に、前記第１の通信ユニット４２は、ＲＲＣシグナリングを介して構成情報を前記端末に送信するように構成される。

【0102】

【0103】

【0104】

【0105】

本実施例では、前記周波数帯域インジケータは、システムが前記周波数範囲で動作し、かつアップリンク伝送シフトが０であることを表す第１の周波数帯域インジケータと、システムが前記周波数範囲で動作し、かつアップリンク伝送シフトが７．５ｋＨＺであることを表す第２の周波数帯域インジケータと、システムが前記周波数範囲で動作し、かつアップリンク伝送シフトが７．５ｋＨＺ又は０であることを表す第３の周波数帯域インジケータと、システムが前記周波数範囲で動作していることを表す第４の周波数帯域インジケータとのうちの少なくとも１つを含む。

【0106】

選択可能に、前記第２の通信ユニット５１は、ＲＲＣシグナリングを介して前記構成情報を端末に送信するように構成される。

【0107】

【0108】

選択可能に、前記第２の通信ユニット５１は、ＲＲＣシグナリングを介して構成情報を前記端末に送信するように構成される。

【0109】

【0110】

【0111】

【0112】

本実施例では、前記周波数帯域インジケータは、システムが前記周波数範囲で動作し、かつアップリンク伝送シフトが０であることを表す第１の周波数帯域インジケータと、システムが前記周波数範囲で動作し、かつアップリンク伝送シフトが７．５ｋＨＺであることを表す第２の周波数帯域インジケータと、システムが前記周波数範囲で動作し、かつアップリンク伝送シフトが７．５ｋＨＺ又は０であることを表す第３の周波数帯域インジケータと、システムが前記周波数範囲で動作していることを表す第４の周波数帯域インジケータとのうちの少なくとも１つを含む。

【0113】

【0114】

【0115】

【0116】

【0117】

【0118】

【0119】

【0120】

【0121】

【0122】

【0123】

【0124】