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特表2022-528303UVCデータ伝送に基づく4Gビデオ・オーディオ収集装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-06-10
(54)【発明の名称】UVCデータ伝送に基づく4Gビデオ・オーディオ収集装置
(51)【国際特許分類】
   H04N 5/232 20060101AFI20220603BHJP
   H04L 65/65 20220101ALI20220603BHJP
   H04N 21/2381 20110101ALI20220603BHJP
【FI】
H04N5/232 300
H04L65/65
H04N21/2381
H04N5/232 290
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2021547332
(86)(22)【出願日】2019-06-11
(85)【翻訳文提出日】2021-08-11
(86)【国際出願番号】 CN2019090659
(87)【国際公開番号】W WO2020168656
(87)【国際公開日】2020-08-27
(31)【優先権主張番号】201910124053.7
(32)【優先日】2019-02-19
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.Linux
(71)【出願人】
【識別番号】521355924
【氏名又は名称】シンセン・ヤニュオダ・サイエンス・アンド・テクノロジー・カンパニー・リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100207631
【弁理士】
【氏名又は名称】島崎 達男
(72)【発明者】
【氏名】▲謝▼▲勇▼▲奇▼
【テーマコード(参考)】
5C122
5C164
【Fターム(参考)】
5C122EA42
5C122EA68
5C122GC04
5C122GC07
5C122GC52
5C122GF04
5C164FA07
5C164GA09
5C164MA02S
5C164MA07S
5C164SA25S
5C164SA32S
5C164SB24P
5C164TA06S
(57)【要約】
本発明に係るUVCデータ伝送に基づく4Gビデオ・オーディオ収集装置は、集積回路基板と、データ入出力インターフェースと、UVC及びUART通信システムと、ビデオ・オーディオデータ収集モジュールと、4G通信モジュールとを備え、前記データ入出力インターフェースは、集積回路基板に接続され、前記ビデオ・オーディオデータ収集モジュール及び4G通信モジュールは、共に集積回路基板に組み込まれており、前記ビデオ・オーディオデータ収集モジュールは、UVC及びUART通信システムを介して4G通信モジュールと双方向に接続される。このUVCデータ伝送に基づく4Gビデオ・オーディオ収集装置では、ビデオ・オーディオデータ収集モジュールが自己駆動され、かつ、4G通信モジュールが同期して自己駆動される。両モジュールはUVC及びUART通信システムを介して互いに通信する。これにより、ビデオ・オーディオデジタル信号の双方向伝送のリアルタイム性と安定性を向上させる。ビデオ・オーディオデータ収集モジュールは、ビデオ・オーディオデータをエンコード/デコードする間に、同期的にデータストリームを4Gモジュールに伝送して、バックグラウンドでのデータ処理を容易にする。これにより、製品の安定性とリアルタイム性を効果的に向上させることができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
集積回路基板(1)と、データ入出力インターフェース(2)と、UVC及びUART通信システム(3)と、ビデオ・オーディオデータ収集モジュール(4)と、4G通信モジュール(5)とを備えるUVCデータ伝送に基づく4Gビデオ・オーディオ収集装置であって、
前記データ入出力インターフェース(2)は、集積回路基板(1)に接続され、前記ビデオ・オーディオデータ収集モジュール(4)及び4G通信モジュール(5)は、共に集積回路基板(1)に組み込まれており、ビデオ・オーディオデータ収集モジュール(4)は、UVC及びUART通信システム(3)を介して4G通信モジュール(5)と双方向に接続されることを特徴とするUVCデータ伝送に基づく4Gビデオ・オーディオ収集装置。
【請求項2】
前記ビデオ・オーディオデータ収集モジュール(4)は、ビデオ・オーディオデータを収集するためのカメラモジュール(6)と、ビデオ・オーディオデータを処理してビデオストリームを形成するようにエンコードし、且つファイルを格納するためのビデオ・オーディオデータ処理システム(7)とを含み、
前記カメラモジュール(6)と前記ビデオ・オーディオデータ処理システム(7)とは、双方向に接続していることを特徴とする請求項1に記載のUVCデータ伝送に基づく4Gビデオ・オーディオ収集装置。
【請求項3】
前記ビデオ・オーディオデータ処理システム(7)は、画像プロセッサ(14)、オーディオ収集素子(15)、画像表示モジュール(16)、及びデータ記憶モジュール(17)を含み、
前記画像プロセッサ(14)は、前記画像表示モジュール(16)と前記オーディオ収集素子(15)とそれぞれ双方向に接続され、
前記画像プロセッサ(14)の出力端子は、前記画像表示モジュール(16)の入力端子と前記データ記憶モジュール(17)の入力端子とそれぞれ電気的に接続され、
また、前記画像プロセッサ(14)は、UVC及びUART通信システム(3)を介して、4G通信モジュール(5)とビデオ・オーディオデータをリアルタイムに伝送することを特徴とする請求項2に記載のUVCデータ伝送に基づく4Gビデオ・オーディオ収集装置。
【請求項4】
前記4G通信モジュール(5)は、ベース周波数送信器(8)と、電源管理ユニット(9)と、メイン周波数トランシーバ(10)と、無線周波数通信機能ブロック(11)とを含み、
各部品は、組み合せられて独立した4G通信モジュール(5)を形成することを特徴とする請求項1に記載のUVCデータ伝送に基づく4Gビデオ・オーディオ収集装置。
【請求項5】
前記UVC及び前記UART通信システム(3)は、UVCプロトコル(12)及びUART通信(13)を含むことを特徴とする請求項1に記載のUVCデータ伝送に基づく4Gビデオ・オーディオ収集装置。
【請求項6】
前記ビデオ・オーディオデータ収集モジュール(4)は、UVCプロトコルにより4G通信モジュール(5)とビデオ・オーディオデータをリアルタイムに伝送することを特徴とする請求項5に記載のUVCデータ伝送に基づく4Gビデオ・オーディオ収集装置。
【請求項7】
前記ビデオ・オーディオデータ収集モジュール(4)は、UART通信(13)を介して4G通信モジュール(5)と相互制御命令セットを伝送することを特徴とする請求項5に記載のUVCデータ伝送に基づく4Gビデオ・オーディオ収集装置。
【請求項8】
前記4G通信モジュール(5)は、データを受信すると、バックグラウンドと4Gネットワーク通信を行い、且つデータを伝送することを特徴とする請求項1に記載のUVCデータ伝送に基づく4Gビデオ・オーディオ収集装置。
【請求項9】
前記バックグラウンドは、前記4G通信モジュール(5)と通信することで、前記ビデオ・オーディオデータ収集モジュール(4)をウェイクアップし、且つビデオ・オーディオデータストリームを伝送することができることを特徴とする請求項8に記載のUVCデータ伝送に基づく4Gビデオ・オーディオ収集装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ビデオ・オーディオコレクター及び4Gモジュールの技術分野に関し、特に、UVCデータ伝送に基づく4Gビデオ・オーディオ収集装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来技術では、ビデオ・オーディオコレクターを主な設備として、標準USB通信プロトコルまたはSDIO通信によって4G通信モジュールを駆動することにより、データ収集及びバックグラウンドとの通信リンクを実現するのが基本となっている。または、従来の携帯電話プラットフォームチップで前記リンクの機能を統合することによって、ビデオ・オーディオデータを出力したり、他の電子機器にビデオ・オーディオ信号を受信させる目的を達成している。
【0003】
従来の4Gビデオ・オーディオコレクターは、通常、以下の用途で用いられる。
1.携帯電話AV通信分野でのソリューション。このソリューションは比較的成熟しているが、欠点は、音声通話システムに重点を置いており、ビデオの採集については専門性がまだ不足しており、長時間の低消費電力でのビデオの収集作業ができず、携帯電話のチップが長時間連続して稼働すると、発熱が深刻な現象を発生させ、電子製品の開発と拡張に極めて影響することである。
2.マルチメディアチップに4Gモジュールをロードする方式で実現され、この方式はマルチメディアチップを主として、4Gモジュールを補助とし、USBポート接続方式でドライバをロードする。この方式ではフロントエンドチップに対する要求がより高い。既存の4Gモジュールの命令セットは殆どlinuxシステムを主としているため、フロントエンドチップはlinuxシステムを優先することが多く、ある程度の限界がある。この製品は電子製品の応答速度が速い必要があることを考慮しなければならない。同時に、DSPチップが素早く反応して製品の起動速度を4秒以内にする必要がある。このため、UVCデータ伝送に基づく4Gビデオ・オーディオ収集装置を提案する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、背景技術における上記の課題を解決するために、UVCデータ伝送に基づく4Gビデオ・オーディオ収集装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、本発明が提供するUVCデータ伝送に基づく4Gビデオ・オーディオ収集装置は、集積回路基板と、データ入出力インターフェースと、UVC及びUART通信システムと、ビデオ・オーディオデータ収集モジュールと、4G通信モジュールとを備え、前記データ入出力インターフェースは、集積回路基板に接続され、前記ビデオ・オーディオデータ収集モジュール及び4G通信モジュールは、共に集積回路基板に組み込まれており、ビデオ・オーディオデータ収集モジュールは、UVC及びUART通信システムを介して4G通信モジュールと双方向に接続される。
【0006】
前記ビデオ・オーディオデータ収集モジュールは、ビデオ・オーディオデータを収集するためのカメラモジュールと、ビデオ・オーディオデータを処理してビデオストリームを形成するようにエンコードし、且つファイルを格納するためのビデオ・オーディオデータ処理システムとを含み、前記カメラモジュールと前記ビデオ・オーディオデータ処理システムとは、双方向に接続している。
【0007】
好ましくは、前記ビデオ・オーディオデータ処理システムは、画像プロセッサ、オーディオ収集素子、画像表示モジュール及びデータ記憶モジュールを含み、前記画像プロセッサは、前記画像表示モジュールと前記オーディオ収集素子とそれぞれ双方向に接続され、前記画像プロセッサの出力端子は、前記画像表示モジュールの入力端子と前記データ記憶モジュールの入力端子とそれぞれ電気的に接続され、また、前記画像プロセッサは、UVC及びUART通信システムを介して、4G通信モジュールとビデオ・オーディオデータをリアルタイムに伝送する。
【0008】
好ましくは、前記4G通信モジュールは、ベース周波数送信器と、電源管理ユニットと、メイン周波数トランシーバと、無線周波数通信機能ブロックと、を含み、各部品は、組み合せられて独立した4G通信モジュールを形成する。
【0009】
好ましくは、前記UVC及び前記UART通信システムは、UVCプロトコル及びUART通信を含む。
【0010】
好ましくは、前記ビデオ・オーディオデータ収集モジュールは、UVCプロトコルにより4G通信モジュールとビデオ・オーディオデータをリアルタイムに伝送する。
【0011】
好ましくは、前記ビデオ・オーディオデータ収集モジュールは、UART通信を介して4G通信モジュールと相互制御命令セットを伝送する。
【0012】
好ましくは、前記4G通信モジュールは、データを受信すると、バックグラウンドと4Gネットワーク通信を行い、且つデータを伝送する。
【0013】
好ましくは、前記バックグラウンドは、前記4G通信モジュールと通信することで、前記ビデオ・オーディオデータ収集モジュールをウェイクアップし、且つビデオ・オーディオデータストリームを伝送することができる。
【発明の効果】
【0014】
従来技術に比べて、本発明は、以下の有益な効果を有している。
【0015】
1.本発明の使用に際しては、ビデオ・オーディオデータ収集モジュール及び4G通信モジュールはいずれも並列な機器であるため、ビデオ・オーディオデータ収集モジュールまたは4G通信モジュールを手軽に交換することに有利であり、データ収集モジュールと4G通信モジュールの広範な適用性、整合性が向上し、実際の市場ニーズに応じて異なるタイプのビデオ・オーディオ収集モジュール及び4G通信モジュールを組み合わせることができる。
【0016】
2.本発明は、UVC及びUART通信システムを使用することにより、ビデオ・オーディオデジタル信号の双方向伝送のリアルタイム性と安定性を向上させ、収集モジュールがビデオ・オーディオデータをエンコード/デコードする間に、同期的にデータストリームを4Gモジュールに伝送して、バックグラウンドでデータ処理を行い、製品の安定性とリアルタイム性を効果的に向上させることができる。
【0017】
3.本発明は、使用時に、コレクター全体のエネルギー消費を効果的に低減し、長期間にわたって有効な作業を続けることができ、さまざまな過酷な環境に適応し、製品の市場適用分野と信頼性を大幅に向上させる。
【0018】
4.本発明は、使用時に、4GのAVタイプの製品の発展に対して促進的かつ触媒的な大きな役割を有し、この種の製品の更なる改善と市場化を推進し、エコロジカルインテリジェンスチェーンに深遠な補助的意義をもたらす。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1】本発明の全体構成の接続関係の概略図である。
図2】本発明のビデオ・オーディオデータ収集モジュールの構成の概略図である。
図3】本発明のビデオ・オーディオデータ処理システムの構成の概略図である。
図4】本発明の4G通信モジュールの構成の概略図である。
図5】本発明のUVC及びUART通信システムの構成の概略図である。
図6】本発明のビデオ・オーディオデータ収集モジュールと4G通信モジュールとの接続関係の概略図である。
図7】本発明のデータ全体の接続関係の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、本発明の実施形態における図面とともに、本発明の実施形態における技術的思想を明確且つ全体的に説明する。勿論、説明した実施形態は、全ての実施形態ではなく、本発明の一部の実施形態にすぎない。本発明の実施例に基づき、創造的な労働なしに当業者によって得られるあらゆる他の実施例については、いずれも本発明の保護範囲に属する。
【0021】
図1~7に示すように、本発明の一態様に係るUVCデータ伝送に基づく4Gビデオ・オーディオ収集装置は、集積回路基板1と、集積回路基板1に接続されたデータ入出力インターフェース2と、UVC及びUART通信システム3と、集積回路基板1に埋め込むように実装されたビデオ・オーディオデータ収集モジュール4及び4G通信モジュール5とを備え、前記ビデオ・オーディオデータ収集モジュール4は、UVC及びUART通信システム3を介して4G通信モジュール5と双方向に接続される。
【0022】
本発明では、ビデオ・オーディオデータ収集モジュール4によって自己駆動され、4G通信モジュール5が同期して自己駆動される。両者の間で作業ブロックが行われると同時に、両者はUVC及びUART通信システム3を介して通信する。これにより、ビデオ・オーディオデータ収集モジュール4は、ビデオ・オーディオデータをエンコード/デコードするとともに、データストリームを4Gモジュールに同期して伝送して、バックグラウンドでデータを処理することができる。これと同時に、この構造は、ビデオ・オーディオデータ収集モジュール4の交換に有利である。そして、4G通信モジュール5は、様々なビデオ・オーディオデータ収集モジュール4に適応できるので、4Gモジュールの交換が容易になる。
【0023】
前記ビデオ・オーディオデータ収集モジュール4は、ビデオ・オーディオデータを採取するためのカメラモジュール6と、ビデオ・オーディオデータを処理してそれをエンコードしてビデオストリームを形成し、且つファイルを格納するためのビデオ・オーディオデータ処理システム7とを含み、前記カメラモジュール6は、ビデオ・オーディオデータ処理システム7と双方向に接続され、ビデオ・オーディオデータの迅速な収集を可能にする。
【0024】
本発明では、ビデオ・オーディオデータ収集モジュール4は、画像プロセッサ14とカメラモジュール6を主要なコアコンポーネントとして含むと共に、感光性センサーデバイス、マイクロホン、スピーカー、メモリー、バッテリー、WIFIモジュール、中央処理装置、液晶ディスプレイ等の部品と協働して使用することができる。各部品は、選択可能であり、任意に組み合わせられて、独立したビデオ・オーディオデータ収集モジュール4を形成する。これにより、ビデオ・オーディオデータ収集モジュール4が収集したビデオ・オーディオデータを迅速にエンコード/デコードすることを実現する。
【0025】
前記ビデオ・オーディオデータ処理システム7は、画像プロセッサ14、オーディオ収集素子15、画像表示モジュール16、及びデータ記憶モジュール17を含む。前記画像プロセッサ14は、カメラモジュール6及びオーディオ収集素子15とそれぞれ双方向に接続されている。前記画像プロセッサ14の出力端子は、それぞれ画像表示モジュール16の入力端子及びデータ記憶モジュール17の入力端子と電気的に接続される。さらに、画像プロセッサ14は、UVC及びUART通信システム3を介して4G通信モジュール5とビデオ・オーディオデータをリアルタイムに伝送する。
【0026】
前記4G通信モジュール5は、ベース周波数送信器8、電源管理ユニット9、メイン周波数トランシーバ10及び無線周波数通信機能ブロック11を含み、各部品を組み合わせて独立した4G通信モジュール5を形成することで、4G通信モジュール5の適用性が向上する。
【0027】
前記UVC及びUART通信システム3がUVCプロトコル12とUART通信13とを含むことにより、ビデオ・オーディオデジタル信号の双方向伝送のリアルタイム性と安定性が向上する。
【0028】
前記ビデオ・オーディオデータ収集モジュール4は、UVCプロトコルを介して4G通信モジュール5とビデオ・オーディオデータのリアルタイム伝送を実行し、ビデオ・オーディオデータの安定的な伝送を実現する。
【0029】
前記ビデオ・オーディオデータ収集モジュール4は、UART通信13を介して4G通信モジュール5と相互制御命令セットを伝送することで、ビデオ・オーディオデジタル信号の双方向伝送を実現する。
【0030】
本発明は、ビデオ・オーディオデータ収集モジュール4を介してデータを収集し、4G通信モジュール5にビデオストリームを同期して伝送し、且つ4G通信モジュール5がUVCプロトコル12を介してビデオ・オーディオデータ収集モジュール4のいくつかの情報コンテンツを取得する。これと同時に、USB伝送モードに切り替えることにより、4G通信モジュール5がビデオ・オーディオデータ収集モジュール4の内部関連ファイルデータの照会したり、呼び出したりする利便性が図られる。4G通信モジュール5は、デジタル信号をバックグラウンドのサーバ端末にアップロードし、バックグラウンドで派生したデータ処理が行われる。さらに4G通信モジュール5の汎用性を高め、AV通信方式のコストパフォーマンスを向上させる。
【0031】
前記4G通信モジュール5は、データを受信すると、バックグラウンドと4Gネットワーク通信を行い、データを伝送する。
【0032】
前記バックグラウンドは、4G通信モジュール5と通信することにより、ビデオ・オーディオデータ収集モジュール4をウェイクアップし、ビデオ・オーディオデータストリームを伝送することができる。
【0033】
本明細書では、第1及び第2のような関係用語は、1つのエンティティまたは動作を他のエンティティまたは動作と区別するためにのみ使用され、これらのエンティティまたは動作の間に実際的な関係または順序が存在することを必ずしも要求または暗示しない。さらに、「含む」、「含有」、またはそれらの用語の他への変更は、一連の要素を含むプロセス、方法、物品、または装置がそれらの要素を含むだけでなく、明示的に記載されていない他の要素や、このようなプロセス、方法、物品、または装置に固有の要素を含むように、非排他的に要素を含むことを意図している。
【0034】
本発明の実施形態を図示し説明したが、当業者にとっては、本発明の原理及び精神から逸脱することなく、これらの実施形態に対して様々な変更、修正、置換、変形を行うことができる。本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲及びそれらの均等物によって規定されることが理解できる。
【符号の説明】
【0035】
図中において、
1 集積回路基板
2 データ入出力インターフェース、
3 UVC及びUART通信システム
4 ビデオ・オーディオデータ収集モジュール
5 4G通信モジュール
6 カメラモジュール
7 ビデオ・オーディオデータ処理システム
8 ベース周波数送信器
9 電源管理ユニット
10 メイン周波数トランシーバ
11 無線周波数通信機能ブロック
12 UVCプロトコル
13 UART通信
14 画像プロセッサ
15 オーディオ収集素子
16 画像表示モジュール
17 データ記憶モジュール
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
【国際調査報告】