(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-06-20
(54)【発明の名称】違反イベント検出方法及び装置、電子デバイス並びに記憶媒体
(51)【国際特許分類】
G08B 25/00 20060101AFI20220613BHJP
H04N 7/18 20060101ALI20220613BHJP
G08B 13/196 20060101ALI20220613BHJP
G08B 21/00 20060101ALI20220613BHJP
【FI】
G08B25/00 510M
H04N7/18 D
G08B13/196
G08B21/00 A
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2021562343
(86)(22)【出願日】2021-02-09
(85)【翻訳文提出日】2021-10-20
(86)【国際出願番号】 CN2021076201
(87)【国際公開番号】W WO2021164644
(87)【国際公開日】2021-08-26
(31)【優先権主張番号】202010098904.8
(32)【優先日】2020-02-18
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】519453342
【氏名又は名称】深▲せん▼市商▲湯▼科技有限公司
【氏名又は名称原語表記】SHENZHEN SENSETIME TECHNOLOGY CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】Room 201, Building A, No. 1, Qianwan Road, Qianhai Shenzhen-Hongkong Modern Service Industry Cooperation Zone Shenzhen, Guangdong 518000 (CN)
(74)【代理人】
【識別番号】100078282
【氏名又は名称】山本 秀策
(74)【代理人】
【識別番号】100113413
【氏名又は名称】森下 夏樹
(74)【代理人】
【識別番号】100181674
【氏名又は名称】飯田 貴敏
(74)【代理人】
【識別番号】100181641
【氏名又は名称】石川 大輔
(74)【代理人】
【識別番号】230113332
【氏名又は名称】山本 健策
(72)【発明者】
【氏名】▲羅▼予晨
(72)【発明者】
【氏名】▲呉▼▲軍▼
(72)【発明者】
【氏名】焦▲義▼奎
(72)【発明者】
【氏名】田▲紀▼彭
(72)【発明者】
【氏名】袁▲誦▼弦
【テーマコード(参考)】
5C054
5C084
5C086
5C087
【Fターム(参考)】
5C054CA04
5C054CA05
5C054FC12
5C054FE28
5C054FF06
5C054HA18
5C084AA01
5C084AA02
5C084AA06
5C084AA07
5C084AA13
5C084BB21
5C084CC16
5C084DD11
5C084EE01
5C084EE02
5C084EE10
5C084HH01
5C084HH10
5C084HH12
5C084HH13
5C086AA26
5C086BA01
5C086BA30
5C086CA28
5C086CB36
5C086DA40
5C086FA01
5C086FA17
5C086FA18
5C087AA02
5C087AA03
5C087AA09
5C087AA10
5C087AA19
5C087AA37
5C087AA41
5C087BB02
5C087BB20
5C087DD03
5C087DD05
5C087DD20
5C087DD23
5C087DD27
5C087DD29
5C087DD31
5C087DD49
5C087EE14
5C087FF01
5C087FF02
5C087FF04
5C087GG02
5C087GG08
5C087GG66
5C087GG70
5C087GG84
(57)【要約】
本発明の実施例は、違反イベント検出方法及び装置、電子デバイス並びに記憶媒体を開示する。前記方法は、予め設定された検出モードに従って、処理されるべきビデオストリームの処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、処理されるべきビデオストリームの検出結果を取得することと、処理されるべきビデオストリームの検出結果が違反イベントである場合、予め設定された警告モード及び検出結果に従って、警告情報を生成することと、を含む。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
違反イベント検出方法であって、
予め設定された検出モードに従って、処理されるべきビデオストリームの処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、前記処理されるべきビデオストリームの検出結果を取得することと、
前記処理されるべきビデオストリームの検出結果が違反イベントである場合、予め設定された警告モード及び前記検出結果に従って、警告情報を生成することと、を含む、
違反イベント検出方法。
【請求項2】
予め設定された検出モードに従って、処理されるべきビデオストリームの処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、前記処理されるべきビデオストリームの検出結果を取得することは、
前記検出モードが第1の検出モードに設定される場合、現在の時点で抽出された処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、現在の時点での第1の検出結果を取得することと、
前記第1の検出結果が第1の違反イベントである場合、第1の予め設定された時間帯内に抽出された複数の処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、前記複数の処理されるべきビデオフレームの第2の検出結果をそれぞれ取得することであって、ここで、前記第1の予め設定された時間帯は、前記現在の時点を開始の時点とする時間帯であり、前記第1の違反イベントは、任意の一つの違反イベントであることと、
前記第2の検出結果が第1の違反イベントである処理されるべきビデオフレームの数が予め設定された数の閾値以上である場合、前記処理されるべきビデオストリームの検出結果を第1の違反イベントとして確定することと、を含む
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
予め設定された検出モードに従って、処理されるべきビデオストリームの処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、前記処理されるべきビデオストリームの検出結果を取得することは、
前記検出モードが第2の検出モードに設定される場合、現在の時点で抽出された処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、前記処理されるべきビデオストリームの検出結果を取得することを含む
請求項1に記載の方法。
【請求項4】
処理されるべきビデオストリームの処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、前記処理されるべきビデオストリームの検出結果を取得することは、
前記処理されるべきビデオフレームにおいてターゲットオブジェクトの顔領域及び/又は人体領域を確定することと、
前記顔領域及び/又は人体領域に対して行為検出処理を行うことで、前記検出結果を取得することと、を含む
請求項1-3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
処理されるべきビデオストリームの処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、前記処理されるべきビデオストリームの検出結果を取得することは、
複数の時点で抽出された処理されるべきビデオフレームに対して動き検出処理を行うことで、動いているターゲットオブジェクトが存在する領域を取得することと、
前記動いているターゲットオブジェクトが存在する領域に対して検出処理を行うことで、前記検出結果を取得することと、を含む
請求項1-3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
処理されるべきビデオストリームの処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、前記処理されるべきビデオストリームの検出結果を取得することは、
処理されるべきビデオフレームの精細度に対して検出処理を行うことで、前記検出結果を取得することを含む
請求項1-3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
前記処理されるべきビデオストリームの検出結果が違反イベントである場合、予め設定された警告モード及び前記検出結果に従って、警告情報を生成することは、
前記警告モードが第1の警告モードに設定される場合、第2の違反イベントに対応する1番目の検出結果に従って、前記第2の違反イベントに対応する警告情報を生成すると共に、第2の予め設定された時間帯内に前記第2の違反イベントに対応する警告情報をシールドすることであって、ここで、前記第2の違反イベントは、任意の一つの違反イベントであることを含む
請求項1-6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
前記処理されるべきビデオストリームの検出結果が違反イベントである場合、予め設定された警告モード及び前記検出結果に従って、警告情報を生成することは、
前記警告モードが第2の警告モードに設定される場合、第2の違反イベントに対応する検出結果に従って、前記第2の違反イベントに対応する警告情報を生成することであって、ここで、前記第2の違反イベントは、任意の一つの違反イベントであることを含む
請求項1-6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項9】
前記方法は、
予め設定された周波数に基づいて、処理されるべきビデオストリームに対してフレーム抽出処理を行うことで、処理されるべきビデオフレームを取得することをさらに含む
請求項1-8のいずれか一項に記載の方法。
【請求項10】
違反イベント検出装置であって、
前記装置は、
予め設定された検出モードに従って、処理されるべきビデオストリームの処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、前記処理されるべきビデオストリームの検出結果を取得するように構成される第1の取得モジュールと、
前記処理されるべきビデオストリームの検出結果が違反イベントである場合、予め設定された警告モード及び前記検出結果に従って、警告情報を生成するように構成される生成モジュールと、を備える、
違反イベント検出装置。
【請求項11】
前記第1の取得モジュールは、
前記検出モードが第1の検出モードに設定される場合、現在の時点で抽出された処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、現在の時点での第1の検出結果を取得し、前記第1の検出結果が第1の違反イベントである場合、第1の予め設定された時間帯内に抽出された複数の処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、前記複数の処理されるべきビデオフレームの第2の検出結果をそれぞれ取得し、ここで、前記第1の予め設定された時間帯は、前記現在の時点を開始の時点とする時間帯であり、前記第1の違反イベントは、任意の一つの違反イベントであり、前記第2の検出結果が第1の違反イベントである処理されるべきビデオフレームの数が予め設定された数閾値以上である場合、前記処理されるべきビデオストリームの検出結果を第1の違反イベントとして確定するように構成される
請求項10に記載の装置。
【請求項12】
前記第1の取得モジュールは、
前記検出モードが第2の検出モードに設定される場合、現在の時点で抽出された処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、前記処理されるべきビデオストリームの検出結果を取得するように構成される
請求項10に記載の装置。
【請求項13】
前記第1の取得モジュールは、
前記処理されるべきビデオフレームにおいてターゲットオブジェクトの顔領域及び/又は人体領域を確定し、前記顔領域及び/又は人体領域に対して行為検出処理を行うことで、前記検出結果を取得するように構成される
請求項10-12のいずれか一項に記載の装置。
【請求項14】
前記第1の取得モジュールは、
複数の時点で抽出された処理されるべきビデオフレームに対して動き検出処理を行うことで、動いているターゲットオブジェクトが存在する領域を取得し、前記動いているターゲットオブジェクトが存在する領域に対して検出処理を行うことで、前記検出結果を取得するように構成される
請求項10-12のいずれか一項に記載の装置。
【請求項15】
前記第1の取得モジュールは、
処理されるべきビデオフレームの精細度に対して検出処理を行うことで、前記検出結果を取得するように構成される
請求項10-12のいずれか一項に記載の装置。
【請求項16】
前記生成モジュールは、
前記警告モードが第1の警告モードに設定される場合、第2の違反イベントに対応する1番目の検出結果に従って、前記第2の違反イベントに対応する警告情報を生成すると共に、第2の予め設定された時間帯内に前記第2の違反イベントに対応する警告情報をシールドするように構成され、ここで、前記第2の違反イベントは、任意の一つの違反イベントである
請求項10-15のいずれか一項に記載の装置。
【請求項17】
前記生成モジュールは、
前記警告モードが第2の警告モードに設定される場合、第2の違反イベントに対応する検出結果に従って、前記第2の違反イベントに対応する警告情報を生成するように構成され、ここで、前記第2の違反イベントは、任意の一つの違反イベントである
請求項10-15のいずれか一項に記載の装置。
【請求項18】
前記装置は、
予め設定された周波数に基づいて、処理されるべきビデオストリームに対してフレーム抽出処理を行うことで、処理されるべきビデオフレームを取得するように構成される第2の取得モジュールをさらに備える
請求項10-17のいずれか一項に記載の装置。
【請求項19】
電子デバイスであって、
プロセッサと、
プロセッサの実行可能な命令を記憶するように構成されるメモリとを備え、
前記プロセッサは、請求項1-9のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成される
電子デバイス。
【請求項20】
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体にはコンピュータプログラム命令が記憶されており、
前記コンピュータプログラム命令がプロセッサに実行される時に請求項1-9のいずれか一項に記載の方法を実現する
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【請求項21】
コンピュータプログラムであって、
着用は、コンピュータ読み取り可能なコードを含んでおり、
前記コンピュータ読み取り可能なコードが電子デバイス内において運行される場合、前記電子デバイス内のプロセッサは、請求項1-9のいずれか一項に記載の違反イベント検出方法を実現するために実行される
コンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願への相互参照)
本開示は、出願番号が202010098904.8であり、出願日が2020年2月18日である中国特許出願に基づいて提案され、当該中国特許出願の優先権を主張し、当該中国特許出願の全ての内容がここで参照により本開示に組み込まれる。
【0002】
本発明は、コンピュータ技術分野に関し、特に違反イベント検出方法及び装置、電子デバイス並びに記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
現在、台所の監視ビデオなどの監視ビデオストリームにおける違反イベントの検出は、主に関連部門による監視ビデオデータに対する手動チェックによって実現されるため、膨大な人的資源を消費する同時に、効率が低くかつリアルタイム性が悪い。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の実施例は、違反イベント検出方法及び装置、電子デバイス並びに記憶媒体を提供する。
【0005】
本発明の実施例の一態様による違反イベント検出方法は、予め設定された検出モードに従って、処理されるべきビデオストリームの処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、前記処理されるべきビデオストリームの検出結果を取得することと、前記処理されるべきビデオストリームの検出結果が違反イベントである場合、予め設定された警告モード及び前記検出結果に従って、警告情報を生成することと、を含む。
【0006】
本発明の実施例に関わる違反イベント検出方法によれば、予め設定された検出モードに従って処理されるべきビデオフレームを検出して、処理されるべきビデオストリームの検出結果を取得することができ、予め設定された警告モードに従って警告情報を生成することができることにより、違反イベントの自動リアルタイム検出及び警告を実現し、人件費を削減し、違反イベントの検出及び警告効率を向上させることができる。
【0007】
1つの可能な実現方式では、予め設定された検出モードに従って、処理されるべきビデオストリームの処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、前記処理されるべきビデオストリームの検出結果を取得することは、前記検出モードが第1の検出モードに設定される場合、現在の時点で抽出された処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、現在の時点での第1の検出結果を取得することと、前記第1の検出結果が第1の違反イベントである場合、第1の予め設定された時間帯内に抽出された複数の処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、前記複数の処理されるべきビデオフレームの第2の検出結果をそれぞれ取得することであって、ここで、前記第1の予め設定された時間帯は、前記現在の時点を開始の時点とする時間帯であり、前記第1の違反イベントは、任意の一つの違反イベントであることと、前記第2の検出結果が第1の違反イベントである処理されるべきビデオフレームの数が予め設定された数閾値以上である場合、前記処理されるべきビデオストリームの検出結果を第1の違反イベントとして確定することと、を含む。
【0008】
このようにして、第1の違反イベントが初めて検出された処理されるべきビデオフレームの後に、誤検出の確率を低減するように、後続の処理されるべきビデオフレームを複数回確認することができる。
【0009】
1つの可能な実現方式では、予め設定された検出モードに従って、処理されるべきビデオストリームの処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、前記処理されるべきビデオストリームの検出結果を取得することは、前記検出モードが第2の検出モードに設定される場合、現在の時点で抽出された処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、前記処理されるべきビデオストリームの検出結果を取得することを含む。
【0010】
このようにして、現在の時点で抽出された処理されるべきビデオフレームに基づいて、処理されるべきビデオストリームに違反イベントが存在するか否かをすぐに確認することができ、検出の感度を向上させることができる。
【0011】
1つの可能な実現方式では、処理されるべきビデオストリームの処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、前記処理されるべきビデオストリームの検出結果を取得することは、前記処理されるべきビデオフレームにおいてターゲットオブジェクトの顔領域及び/又は人体領域を確定することと、前記顔領域及び/又は人体領域に対して行為検出処理を行うことで、前記検出結果を取得することと、を含む。
【0012】
1つの可能な実現方式では、処理されるべきビデオストリームの処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、前記処理されるべきビデオストリームの検出結果を取得することは、複数の時点で抽出された処理されるべきビデオフレームに対して動き検出処理を行うことで、動いているターゲットオブジェクトが存在する領域を取得することと、前記動いているターゲットオブジェクトが存在する領域に対して検出処理を行うことで、前記検出結果を取得することと、を含む。
【0013】
1つの可能な実現方式では、処理されるべきビデオストリームの処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、前記処理されるべきビデオストリームの検出結果を取得することは、処理されるべきビデオフレームの精細度に対して検出処理を行うことで、前記検出結果を取得することを含む。
【0014】
1つの可能な実現方式では、前記処理されるべきビデオストリームの検出結果が違反イベントである場合、予め設定された警告モード及び前記検出結果に従って、警告情報を生成することは、前記警告モードが第1の警告モードに設定される場合、第2の違反イベントに対応する1番目の検出結果に従って、前記第2の違反イベントに対応する警告情報を生成し、第2の予め設定された時間帯内に前記第2の違反イベントに対応する警告情報をシールドすることであって、ここで、前記第2の違反イベントは、任意の一つの違反イベントであることを含む。
【0015】
このようにして、第2の時間帯内に、繰り返される警告情報をシールドし、警告情報の冗長性を低減し、警報効率を向上させることができる。
【0016】
1つの可能な実現方式では、前記処理されるべきビデオストリームの検出結果が違反イベントである場合、予め設定された警告モード及び前記検出結果に従って、警告情報を生成することは、前記警告モードが第2の警告モードに設定される場合、第2の違反イベントに対応する検出結果に従って、前記第2の違反イベントに対応する警告情報を生成することであって、ここで、前記第2の違反イベントは、任意の一つの違反イベントであることを含む。
【0017】
このようにして、警告の強度を高めて、違反イベントをできるだけ速く正すように違反者を促すことができる。
【0018】
1つの可能な実現方式では、前記方法は、予め設定された周波数に基づいて、処理されるべきビデオストリームに対してフレーム抽出処理を行うことで、処理されるべきビデオフレームを取得することをさらに含む。
【0019】
このようにして、ビデオフレーム処理量を減らし、ビデオ処理速度を向上させることができる。
【0020】
本発明の実施例の一態様による違反イベント検出装置は、予め設定された検出モードに従って、処理されるべきビデオストリームの処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、前記処理されるべきビデオストリームの検出結果を取得するように構成される第1の取得モジュールと、前記処理されるべきビデオストリームの検出結果が違反イベントである場合、予め設定された警告モード及び前記検出結果に従って、警告情報を生成するように構成される生成モジュールと、を備える。
【0021】
1つの可能な実現方式では、前記第1の取得モジュールは、前記検出モードが第1の検出モードに設定される場合、現在の時点で抽出された処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、現在の時点での第1の検出結果を取得し、前記第1の検出結果が第1の違反イベントである場合、第1の予め設定された時間帯内に抽出された複数の処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、前記複数の処理されるべきビデオフレームの第2の検出結果をそれぞれ取得し、ここで、前記第1の予め設定された時間帯は、前記現在の時点を開始の時点とする時間帯であり、前記第1の違反イベントは、任意の一つの違反イベントであり、前記第2の検出結果が第1の違反イベントである処理されるべきビデオフレームの数が予め設定された数閾値以上である場合、前記処理されるべきビデオストリームの検出結果を第1の違反イベントとして確定するように構成される。
【0022】
1つの可能な実現方式では、前記第1の取得モジュールは、前記検出モードが第2の検出モードに設定される場合、現在の時点で抽出された処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、前記処理されるべきビデオストリームの検出結果を取得するように構成される。
【0023】
1つの可能な実現方式では、前記第1の取得モジュールは、前記処理されるべきビデオフレームにおいてターゲットオブジェクトの顔領域及び/又は人体領域を確定し、前記顔領域及び/又は人体領域に対して行為検出処理を行うことで、前記検出結果を取得するように構成される。
【0024】
1つの可能な実現方式では、前記第1の取得モジュールは、複数の時点で抽出された処理されるべきビデオフレームに対して動き検出処理を行うことで、動いているターゲットオブジェクトが存在する領域を取得し、前記動いているターゲットオブジェクトが存在する領域に対して検出処理を行うことで、前記検出結果を取得するように構成される。
【0025】
1つの可能な実現方式では、前記第1の取得モジュールは、処理されるべきビデオフレームの精細度に対して検出処理を行うことで、前記検出結果を取得するように構成される。
【0026】
1つの可能な実現方式では、前記生成モジュールは、前記警告モードが第1の警告モードに設定される場合、第2の違反イベントに対応する1番目の検出結果に従って、前記第2の違反イベントに対応する警告情報を生成し、第2の予め設定された時間帯内に前記第2の違反イベントに対応する警告情報をシールドするように構成され、ここで、前記第2の違反イベントは、任意の一つの違反イベントである。
【0027】
1つの可能な実現方式では、前記生成モジュールは、前記警告モードが第2の警告モードに設定される場合、第2の違反イベントに対応する検出結果に従って、前記第2の違反イベントに対応する警告情報を生成するように構成され、ここで、前記第2の違反イベントは、任意の一つの違反イベントである。
【0028】
1つの可能な実現方式では、前記装置は、予め設定された周波数に基づいて、処理されるべきビデオストリームに対してフレーム抽出処理を行うことで、処理されるべきビデオフレームを取得するように構成される第2の取得モジュールをさらに備える。
【0029】
本発明の実施例の一態様による電子デバイスは、プロセッサと、プロセッサの実行可能な命令を記憶するように構成されるメモリとを備え、ここで、前記プロセッサは、上記違反イベント検出方法を実行するように構成される。
【0030】
本発明の実施例の一態様によるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体にはコンピュータプログラム命令が記憶されており、前記コンピュータプログラム命令がプロセッサに実行されるときに上記違反イベント検出方法を実現する。
【0031】
本発明の実施例の一態様によるコンピュータプログラム製品は、前記コンピュータプログラム製品は、プログラム命令を含み、前記プログラム命令がプロセッサに実行されるとき、上記違反イベント検出方法を実現する。
【0032】
本発明の実施例の一態様によるコンピュータプログラムは、前記コンピュータプログラムは、コンピュータ読み取り可能なコードを含み、前記コンピュータ読み取り可能なコードが電子デバイス内で運行される場合、前記電子デバイス内のプロセッサは、本発明の実施例に記載される違反イベント検出方法を実現するために実行される。
【0033】
以上の一般的な説明及び以下の詳細な説明が例示的及び解釈的なものだけであり、本発明を制限するものではないことを理解すべきである。
【0034】
以下の図面に基づく例示的な実施例への詳細な説明によれば、本発明の他の特徴及び態様は明らかになる。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【
図1】本発明の実施例による違反イベント検出方法を示すフローチャートである。
【
図2】本発明の実施例による違反イベント検出方法を示す応用概略
図1である。
【
図3】本発明の実施例による違反イベント検出方法を示す応用概略
図2である。
【
図4】本発明の実施例による違反イベント検出方法を示す応用概略
図3である。
【
図5】本発明の実施例による違反イベント検出方法を示す応用概略
図4である。
【
図6】本発明の実施例による違反イベント検出装置を示すブロック図である。
【
図7】本発明の実施例による電子デバイスを示すブロック図である。
【
図8】本発明の実施例による電子デバイスを示す別のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0036】
ここでの添付図面は明細書に組み込まれて本明細書の一部を構成し、これらの添付図面は、本発明に一致する実施例を示し、明細書と共に本発明の技術的解決策を説明することに用いられる。
【0037】
以下に図面を参照しながら本発明の各種の例示的な実施例、特徴及び態様を詳しく説明する。図面における同じ符号は、機能が同じ又は類似する素子を表す。図面に実施例の様々な態様が示されているが、特に指摘しない限り、図面は一定の比例で描かれる必要はない。
【0038】
ここで用語「例示的」は、「例、実施例又は説明のために使用する」という意味である。ここで「例示的」として説明されるいかなる実施例は、他の実施例よりも優れるか、又は好ましいものと解釈される必要はない。
【0039】
本明細書では「及び/又は」という用語は、関連付けられたオブジェクトの関連関係を説明するためのものだけであり、3種類の関係が存在できることを示し、例えば、A及び/又はBは、Aが単独で存在すること、A及びBが同時に存在すること、Bが単独で存在することの3つの状況を示すことができる。また、本明細書では「少なくとも1種類」という用語は、複数種類のうちのいずれか1種類又は複数種類のうちの少なくとも2種類の任意の組み合わせを示し、例えば、A、B、Cのうちの少なくとも1種類を含むことは、A、BとCかならるセットから選択された任意の1つ又は複数の要素を含むことを示すことができる。
【0040】
また、本発明の実施例をより良く説明するために、以下の具体的な実施形態において多くの具体的な詳細が示されている。当業者は、いくつかの詳細がなくても、本発明が同様に実施できることを理解すべきである。一部の実施例では、本発明の実施例の要旨を顕在化するように、当業者がよく知っている方法、手段、素子及び回路は、詳細に説明されていない。
【0041】
図1は本発明の実施例による違反イベント検出方法を示すフローチャートである。
図1に示すように、前記方法は、
予め設定された検出モードに従って、処理されるべきビデオストリームの処理されるべきビデオフレームに対して行為検出処理を行うことで、前記処理されるべきビデオストリームの行為検出結果を取得するステップS11と、
前記処理されるべきビデオストリームの行為検出結果が違反イベントである場合、予め設定された警告モード及び前記行為検出結果に従って、警告情報を生成するステップS12と、を含む。
【0042】
本発明の実施例による違反イベント検出方法では、予め設定された検出モードに従って処理されるべきビデオフレームを検出して、処理されるべきビデオストリームの検出結果を取得することができ、予め設定された警告モードに従って警告情報を生成することができ、これにより、違反イベントの自動リアルタイム検出及び警告を実現し、人件費を削減し、違反イベントの検出及び警告効率を向上させることができる。
【0043】
1つの可能な実現方式では、前記違反イベント検出方法は、端末デバイス又は他の処理デバイスによって実行されてもよく、ここで、端末デバイスは、ユーザデバイス(UE:User Equipment)、移動デバイス、ユーザ端末、端末、セルラー電話、コードレス電話、パーソナルデジタルアシスタント(PDA:Personal Digital Assistant)、ハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス、車載デバイス、ウェアラブルデバイスなどであってもよい。他の処理デバイスは、サーバー又はクラウドサーバーなどであってもよい。一部の可能な実現方式では、当該違反イベント検出方法は、プロセッサがメモリに記憶されたコンピュータ読み取り可能な命令を呼び出すことで実現されてもよい。
【0044】
1つの可能な実現方式では、前記違反イベント検出方法は、違反イベントの発生を減らし、監視効率を向上させるように、監視ビデオ(処理されるべきビデオストリーム)内のターゲットオブジェクトの行為(例えば、違反操作行為、違反着用行為など)又は違反しているターゲットオブジェクト(例えば、不法侵入者、台所に入るネズミ等)を検出し、違反イベントを警告することに用いられてもよい。例では、前記違反イベント検出方法は、作業者の違反行為を警告し、それによって作業者の自覚を高め、食品の安全性及び食品の品質を向上させるように、台所、食堂、食品加工工場、飲食会社などの場所の監視ビデオ内のターゲットオブジェクトに対して行為検出処理を行う、ことに用いられてもよい。
【0045】
1つの可能な実現方式では、前記違反イベント検出方法は、フロントエンド検出デバイスによって実行されてもよく、バックエンドサービスデバイスによりフロントエンド検出デバイスの検出モード及び警告モードを設定することができる。例えば、バックエンドサービスデバイスから送信された命令によってフロントエンド検出デバイスの検出モード及び警告モードを設定することができる。又は、フロントエンド検出デバイスの検出モード及び警告モードを直接設定することも可能である。例えば、フロントエンド検出デバイスの検出モード及び警告モードを設定するための命令受信装置(例えば、ボタン、タッチスクリーン、リモコンなど)を提供したり、予め設定されたモードをフロントエンド検出デバイスに固めたりすることができる。本発明では検出モード及び警告モードの設定方式が制限されない。
【0046】
一部の選択可能な例では、前記予め設定された検出モードは、第1の検出モード及び/又は第2の検出モードを含むことができ、第1の検出モードは、例えば、以下の検出ポリシーを含むことができる:処理されるべきビデオフレームにおいて違反イベントが初めて検出された後、違反イベントをすぐに確定せずに、後続の複数の処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を継続することができ、上記の複数の処理されるべきビデオフレームにおいて違反イベントが複数回確定された後、検出待ちビデオストリームの検出結果を違反イベントとして確定することができ、これにより、違反イベントの誤警報を減らすことができる。第2の検出モードは、例えば、以下の検出ポリシーを含むことができる:違反イベントが検出された後、後続の処理されるべきビデオフレームを複数回確認する必要がなく、処理されるべきビデオストリームの行為検出結果をすぐに生成する。
【0047】
一部の選択可能な例では、前記予め設定された警告モードは、第1の警告モード及び/又は第2の警告モードを含むことができ、第1の警告モードは、例えば、以下の警告ポリシーを含むことができる:違反イベントが初めて検出された後、警告情報を生成し、予め設定された時間帯内に同じ違反イベントの警告情報を生成しなく、よって、同じ違反イベントの繰り返し警告を回避する。第2の警告モードは、例えば、以下の警告ポリシーを含むことができる:違反イベントが検出されるたびに、警告情報を生成する。
【0048】
1つの可能な実現方式では、検出モード及び警告モードの設定が完了された後、フロントエンド検出デバイスは、予め設定された検出モードに従って処理されるべきビデオストリームの処理されるべきビデオフレームを検出することができ、検出結果が違反イベントである場合、フロントエンド検出デバイスは、予め設定された警告モードに従って警告情報を生成することができる。
【0049】
1つの可能な実現方式では、ステップS11において、フロントエンド検出デバイスは、予め設定された検出モードに従って、処理されるべきビデオストリームの処理されるべきビデオフレームを検出することができる。一部の選択可能な例では、フロントエンド検出デバイスは、処理されるべきビデオストリームの各ビデオフレームをフレームごとに検出することができ、又は、まず処理されるべきビデオストリームに対してフレーム抽出処理を行い、抽出されたビデオフレームを検出することもできる。
【0050】
1つの可能な実現方式では、前記方法は、予め設定された周波数に基づいて、処理されるべきビデオストリームに対してフレーム抽出処理を行い、処理されるべきビデオフレームを取得することをさらに含む。一部の選択可能な例では、フロントエンド検出デバイスは、処理されるべきビデオストリームに対してフレーム抽出処理を行うことができ、例えば、1つのビデオフレームを3秒ごとに抽出し、即ち、1つの処理されるべきビデオフレームを3秒ごとに取得することができる。一部の選択可能な例では、予め設定された周波数は、検出モードに従って適応的に調整されてもよいし、検出された違反イベントのタイプに応じて適応的に調整されてもよい。例えば、第1の検出モードでの予め設定された周波数は、第2の検出モードでの予め設定された周波数よりも低くてもよい。ビデオの精細度を検出する予め設定された周波数は、違反行為を検出する予め設定された周波数よりも低くてもよい。本発明の実施例では、予め設定された周波数が制限されない。
【0051】
1つの可能な実現方式において、フロントエンド検出デバイスは、予め設定された検出モードに従って処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことができる。例えば、第1の検出モードでは、フロントエンド検出デバイスは、処理されるべきビデオフレームにおいて違反イベントが初めて検出された後、違反イベントをすぐに確定せずに、後続の複数の処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を継続することができ、即ち、複数の処理されるべきビデオフレームにおいて違反イベントが複数回確定された後、検出待ちビデオストリームの検出結果を違反イベントとして確定することができ、これにより、違反イベントの誤警報を減らすことができる。例えば、食堂、台所などのシーンでは、違反イベントは、作業者が帽子を被っていないこと、作業者がマスクを被っていないこと、作業者が上半身裸であること、作業者が喫煙することなどを含むことができ、複数回の確認後に違反イベントの検出モード(即ち、第1の検出モード)を再確認するすることにより、作業者がマスクや帽子を偶然に脱ぐなどの動作(例えば、汗を拭くこと)によって引き起こされる誤警報を減らすことができる。
【0052】
1つの可能な実現方式では、ステップS11は、前記検出モードが第1の検出モードに設定される場合、現在の時点で抽出された処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行い、現在の時点での第1の検出結果を取得することと、前記第1の検出結果が第1の違反イベントである場合、第1の予め設定された時間帯内に抽出された複数の処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行い、前記複数の処理されるべきビデオフレームの第2の検出結果をそれぞれ取得することであって、ここで、前記第1の予め設定された時間帯は、前記現在の時点を開始の時点とする時間帯であり、前記第1の違反イベントは、任意の一つの違反イベントであることと、前記第2の検出結果が第1の違反イベントである処理されるべきビデオフレームの数が予め設定された数閾値以上である場合、前記処理されるべきビデオストリームの検出結果を第1の違反イベントとして確定することと、を含むことができる。
【0053】
1つの可能な実現方式では、バックエンドサービスデバイスによりフロントエンドアプリケーションデバイスの検出モードを第1の検出モードに設定することができ、又は、フロントエンドアプリケーションデバイスで検出モードを第1の検出モードに直接設定することができる。フロントエンドアプリケーションデバイスは、第1の検出モードで処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことができる。一部の選択可能な例では、フロントエンドアプリケーションデバイスは、予め設定された周波数(例えば、3秒/回)で処理されるべきビデオストリームから抽出された処理されるべきビデオフレームを1つずつ検出し、各処理されるべきビデオフレームの検出結果を取得することができ、例えば、フロントエンドアプリケーションデバイスは、現在の時点tで抽出された処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行い、現在の時点tでの第1の検出結果を取得することができる。
一部の選択可能な例では、フロントエンド検出デバイスは、現在の時刻tでの第1の検出結果が第1の違反イベント(即ち、現在の時点tで抽出された処理されるべきビデオフレーム内のターゲットオブジェクトは、違反行為を行っている可能性がある)であることを検出するが、誤検出がある可能性がある(例えば、作業者がマスクや帽子を偶然に脱ぐなどの動作(例えば、汗を拭くこと)が検出された場合、それは真の違反行為に属しない)ため、フロントエンド検出デバイスは、違反イベントを複数回確定するように、現在の時点tの後の複数のビデオフレームに対して検出処理を行うことができる。
【0054】
1つの可能な実現方式では、第1の予め設定された時間帯内に抽出された複数の処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行い、前記複数の処理されるべきビデオフレームの第2の検出結果をそれぞれ取得することができる。一部の選択可能な例では、第1の予め設定された時間帯は、現在の時点tを開始の時点とする時間帯であり、例えば、現在の時点tからt+Aまでの時間帯(時間長がAである)であり、第1の予め設定された時間帯内に、処理されるべきビデオストリームを複数回抽出して、複数の処理されるべきビデオフレームを取得することができる。例えば、時間長Aが5分間であり、フレーム抽出の予め設定された周波数が3秒/回である場合、第1の予め設定された時間帯内に100つのビデオフレームを抽出することができる。フロントエンド検出デバイスは、当該100つの処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を1つずつに行い、当該100つの処理されるべきビデオフレームの第2の検出結果を取得することができる。
【0055】
1つの可能な実現方式では、第1の予め設定された時間帯内に抽出された処理されるべきビデオフレームの第2の検出結果を統計して、第2の検出結果が第1の違反イベントである処理されるべきビデオフレームの数を確定することができ、当該数が予め設定された数閾値よりも大きい場合、違反イベントを確認することができ、複数の処理されるべきビデオフレームの確認作業により、第1の違反イベントの誤検出の確率を低減することができる。一部の選択可能な例では、上記100つの処理されるべきビデオフレームにおいて、検出結果が第1の違反イベントである処理されるべきビデオフレームの数が50つ(予め設定された数閾値)以上である場合、違反イベントを確認することができ、本発明の実施例では予め設定された数閾値が制限されない。
【0056】
一部の選択可能な例では、時間閾値を設定しなくてもよく、次のフレーム抽出から、予め設定された数の処理されるべきビデオフレームを連続的に抽出することができる。例えば、100つの処理されるべきビデオフレームを抽出し、これらの処理されるべきビデオフレームにおける第2の検出結果が第1の違反イベントである数を確定することができ、当該数が予め設定された数閾値よりも大きい場合、第1の違反イベントを確定することができる。本発明の実施例では、抽出された処理されるべきビデオフレームの数が制限されない。
このようにして、第1の違反イベントが初めて検出された処理されるべきビデオフレームの後に、後続の処理されるべきビデオフレームを複数回確認することにより、誤検出の確率を低減することができる。
【0057】
1つの可能な実現方式では、ステップS11は、前記検出モードが第2の検出モードに設定される場合、現在の時点で抽出された処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行い、前記処理されるべきビデオストリームの検出結果を取得することを含むことができる。
【0058】
1つの可能な実現方式では、バックエンドサービスデバイスによりフロントエンドアプリケーションデバイスの検出モードを第2の検出モードに設定することができ、又は、フロントエンドアプリケーションデバイスで検出モードを第2の検出モードに直接設定することができる。フロントエンドアプリケーションデバイスは、第2の検出モードで処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことができる。
【0059】
一部の選択可能な例では、フロントエンド検出デバイスは、違反イベントを検出した後に処理されるべきビデオストリームの行為検出結果をすぐに生成することができる。例えば、処理されるべきビデオフレームを検出する時に、ある処理されるべきビデオフレーム内のターゲットオブジェクトが違反行為を行っていることが検出された場合、処理されるべきビデオストリーム内のターゲットオブジェクトが違反行為を行っていることをすぐに確認することができ、即ち、後続の処理されるべきビデオフレームを複数回確認する必要がなく、処理されるべきビデオストリームの検出結果を違反イベントとして確定することができ、検出の感度を向上させることができる。
【0060】
1つの可能な実現方式では、処理されるべきビデオフレームに対して行為検出を行う時に、フロントエンド検出デバイスは、予め設定された1つ又は複数の違反イベントを検出することができる。一部の選択可能な例では、違反イベントを設定することができる。例えば、フロントエンド検出デバイスが公共場所(例えば、ショッピングモール、学校、オフィス、オフィスビルなど)の監視ビデオの処理されるべきビデオフレームを検出することに用いられると、違反イベントを喫煙、携帯電話のプレイなどに設定することができる。フロントエンド検出デバイスが飲食場所(例えば、レストラン、台所、食堂、食品加工工場など)又は医療衛生場所(例えば、病院、薬局、化学検査室、手術室など)の監視ビデオの処理されるべきビデオフレームを検出することに用いられると、違反イベントを、帽子を被っていないこと、マスクを被っていないこと、手袋を着用しないこと、上半身裸などの違反着用行為、及び害虫、ネズミなどの衛生違反イベントなどに設定することができる。本発明の実施例では、違反行為のタイプが制限されない。
【0061】
1つの可能な実現方式では、フロントエンド検出デバイスは、様々な違反イベントに対して異なる行為検出方法を用いて検出することができる。本発明の実施例では、上記処理されるべきビデオストリームの処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、前記処理されるべきビデオストリームの検出結果を取得することは、前記処理されるべきビデオフレームにおいてターゲットオブジェクトの顔領域及び/又は人体領域を確定することと、前記顔領域及び/又は人体領域に対して行為検出処理を行うことで、前記行為検出結果を取得することと、を含む。
【0062】
1つの可能な実現方式では、フロントエンド検出デバイスは、畳み込みニューラルネットワークなどの方法を用いて処理されるべきビデオフレーム内のターゲットオブジェクトの顔領域及び/又は人体領域を検出することができ、これにより、顔領域及び/又は人体領域に対して行為検出処理を行うことができる。一部の選択可能な例では、ターゲットオブジェクトの顔領域を検出して、ターゲットオブジェクトが帽子又はマスクを被っているか否かを検出することができる。
【0063】
一部の選択可能な例では、ターゲットオブジェクトの顔領域及び/又は人体領域を検出することができ、これにより、ターゲットオブジェクトの着用が準拠しているか否か、例えば、作業者が上半身裸であるか否か、作業者が作業服を着用しているか否かなどを検出することができる。一部の選択可能な例では、ターゲットオブジェクトの人体領域を検出し、人体領域内のターゲットオブジェクトの動作及び人体領域内の煙霧の有無などの判断条件に応じてターゲットオブジェクトが喫煙しているか否かを判断することができ、さらに、当該ターゲットオブジェクトの顔領域を検出して、当該ターゲットオブジェクトの身元情報を確定することができる。本発明の実施例では、行為検出の方法が制限されない。
【0064】
1つの可能な実現方式では、フロントエンド検出デバイスは、複数の時点で抽出された処理されるべきビデオフレームを用いて、ネズミや害虫などが衛生条件に影響を与えるという違反イベントがあるか否かを検出することができる。本発明の実施例では、上記処理されるべきビデオストリームの処理されるべきビデオフレームに対して行為検出処理を行い、前記処理されるべきビデオストリームの行為検出結果を取得することは、複数の時点で抽出された処理されるべきビデオフレームに対して動き検出処理を行い、動いているターゲットオブジェクトが存在する領域を取得することと、前記動いているターゲットオブジェクトが存在する領域に対して検出処理を行い、前記検出結果を取得することと、を含む。
【0065】
一部の選択可能な実施例では、フロントエンド検出デバイスは、光の照明条件が悪い(例えば、夜間)場合、複数の処理されるべきビデオフレーム内のターゲットオブジェクトを比較することで、処理されるべきビデオフレームにネズミ、害虫などのターゲットオブジェクトが含まれるか否かを判断することができる。例えば、夜間、台所に作業者がいなく、他の物品が静止し、あるビデオフレームにおいてあるターゲットオブジェクトが検出されるが、別のビデオフレームにおいて当該ターゲットオブジェクトがないと、当該ターゲットオブジェクトは、ネズミ、害虫などの動いているターゲットオブジェクトである可能性があり、光の照明条件が悪い場合、又は、可視光カメラ又は赤外光カメラのハードウェア条件で、動いているターゲットオブジェクトの検出精度を向上させることができる。さらに、ターゲットオブジェクトが違反しているターゲットオブジェクトであるか否かを確定するように、ターゲットオブジェクトが存在する領域に対して、さらに検出処理を行うことができる。例えば、ネズミを違反しているターゲットオブジェクトとして設定するが、カメラで撮影した窓の外を飛ぶ鳥などを違反していないターゲットオブジェクトとして設定することができる。違反しているターゲットオブジェクトが検出された場合、検出結果を違反イベントとして確定することができる。
【0066】
1つの可能な実現方式では、フロントエンド検出デバイスは、複数の時点で抽出された処理されるべきビデオフレームを用いて処理されるべきビデオの精細度、例えば、油汚れ、ほこりなどの汚染に起因するカメラのぼけ、又は焦点距離調整に起因するイメージングのぼけなどを検出することができる。本発明の実施例では、上記処理されるべきビデオストリームの処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行い、前記処理されるべきビデオストリームの検出結果を取得することは、処理されるべきビデオフレームの精細度に対して検出処理を行い、前記検出結果を取得することを含む。
【0067】
一部の選択可能な実施例では、抽出された処理されるべきビデオフレームの精細度を検出することができる。例えば、テクスチャの精細度などの指標を検出することができ、処理されるべきビデオフレームの当該指標が指標閾値よりも低い場合、又は第1の予め設定された時間帯内に複数の処理されるべきビデオフレームの当該指標が指標閾値よりも低い場合、検出結果が違反イベントであること、即ちカメラが汚染されていること、又は焦点距離が正しく調整されないことなどを確定することができる。
【0068】
1つの可能な実現方式では、違反イベントは、様々なイベント、例えば、学生がクラスでささやいたり、試験場で不正行為をしたりするなどの違反イベントをさらに含むことができ、本発明の実施例では違反イベントのタイプが制限されない。
【0069】
1つの可能な実現方式では、上記の行為検出処理を並行して実行することができ、その中の1つ又は複数の検出処理を選択的に実行することができる。例えば、台所の監視ビデオに対して行為検出処理を行う場合、ターゲットオブジェクトが帽子を被っていないか否か、ターゲットオブジェクトがマスクを被っていないか否か、ターゲットオブジェクトが手袋を着用していないか否か、ターゲットオブジェクトが上半身裸であるか否かなどの違反着用行為を検出する行為検出処理、及び害虫、ネズミなどの衛生違反イベントを検出する検出処理を並行して実行することができ、各検出処理が互いに干渉しない。必要に応じて、実行される検出処理を設定することもでき、例えば、日中に害虫、ネズミなどの衛生違反行為を検出するイベント検出処理を行う必要がなく、この検出処理を一時的にオフにすることができる。本発明の実施例では、検出処理のタイプが制限されない。
【0070】
1つの可能な実現方式では、処理されるべきビデオストリーム内の違反イベントが検出されると、予め設定された警告モードに従って、違反イベントに対応する警告情報を生成することができる。一部の例では、バックエンドサービスデバイスにより警告モードを設定することができ、フロントエンド検出デバイスで警告モードを直接設定することもでき、本発明の実施例では、警告モードの設定方法が制限されない。
【0071】
1つの可能な実現方式では、同じ違反イベントの繰り返し警告を回避するために、フロントエンド検出デバイスを第1の検出モードに設定することができ、ステップS12は、前記警告モードが第1の警告モードに設定される場合、第2の違反イベントに対応する1番目の検出結果に従って、前記第2の違反イベントに対応する警告情報を生成し、第2の予め設定された時間帯内に前記第2の違反イベントに対応する警告情報をシールドすることであって、ここで、前記第2の違反イベントは、任意の一つの違反イベントであることを含むことができる。
【0072】
一部かの選択可能な例では、第2の予め設定された時間帯は、第2の違反イベントが初めて検出された時点t1を開始の時点とする時間帯(例えば、t1を開始の時点とし、時間長が30分間である時間帯、本発明の実施例では第2の予め設定された時間帯の時間長が制限されない)である。警告モードは、第1の警告モードに設定されてもよく、この警告モードで第2の違反イベントが検出された場合、第2の予め設定された時間帯内に第2の違反イベントのみに対して警告情報を1回生成し、第2の予め設定された時間帯内に、複数の第2の違反イベントを繰り返して検出する場合、繰り返される警告情報をシールドし、第2の違反イベントのみに対して1回警告することができる。第2の予め設定された時間帯が終了した後、第2の違反イベントが再度検出されると、警告情報を再度生成し、第2の予め設定された時間帯を再開し、このように類推することができる。
【0073】
このようにして、第2の時間帯内に、繰り返される警告情報をシールドし、警告情報の冗長性を低減し、警報効率を向上させることができる。
【0074】
1つの可能な実現方式では、同じ違反イベントに対する警告情報をシールドしなくてもよい。ステップS12は、前記警告モードが第2の警告モードに設定される場合、第2の違反イベントに対応する検出結果に従って、前記第2の違反イベントに対応する警告情報を生成することであって、ここで、前記第2の違反イベントは、任意の一つの違反イベントであることを含むことができる。
【0075】
一部の選択可能な例では、第2の警告モードでは、違反イベントが検出される限り、警告情報がこの前の警告情報と重複しているか否かに関わらず、当該違反イベントに対して警告情報を生成することができる。これにより、警告の強度を高めて、違反イベントをできるだけ速く正すように違反者を促すことができる。
【0076】
1つの可能な実現方式では、フロントエンド検出デバイスは、どの警告情報を生成するかをカスタマイズすることもできる。例えば、フロントエンド検出デバイスは、帽子を被っていないこと、マスクを被っていないこと、手袋を着用していないこと、上半身裸などの違反着用行為を検出する行為検出処理を行ったが、フロントエンド検出デバイスは、その中の1つ又は複数の違反イベントの警告情報を選択的に生成することができる。例えば、フロントエンド検出デバイスは、ターゲットオブジェクトが帽子を被っていないこと、ターゲットオブジェクトがマスクを被っていないこと、ターゲットオブジェクトが手袋を着用していないことを検出したが、警告情報を生成する時に、マスクを被っていないという警告情報のみを生成することができる。本発明の実施例では、違反イベントが制限されない。
【0077】
1つの可能な実現方式では、前記フロントエンド検出デバイスは、警告情報を表示し、又はバックエンドサービスモジュールによって警告情報を表示するように、それをバックエンドサービスモジュールに送信することもできる。例えば、フロントエンド検出デバイスは、表示デバイス又は音響デバイスなどに接続されてもよく、警告情報は、表示デバイスに送信され、ユーザインターフェース(UI:User Interface)表示インターフェースを介して表示され、又は警告情報に対応する音声情報を再生するように、音響デバイスに送信されることができる。又は、フロントエンド検出デバイスは、警告情報をバックエンドサービスモジュールに送信することができ、バックエンドサービスモジュールによって警告情報を表示することができ、例えば、バックエンドサービスモジュールは、UI表示インターフェース又は音響デバイスによって警告情報を表示することができる。本発明の実施例では、警告情報の表示方式が制限されない。
【0078】
本発明の実施例による違反イベント検出方法では、予め設定された検出モードに従って処理されるべきビデオフレームを検出することができ、第1の違反イベントが初めて検出された処理されるべきビデオフレームの後に、後続の処理されるべきビデオフレームを複数回確認することにより、検出の精度を向上させ、誤検出の確率を低減させることができ、予め設定された警告モードに従って警告情報を生成し、第2の時間帯内に、繰り返される警告情報をシールドし、警告情報の冗長性を減らし、警報効率を向上させることができる。
【0079】
図2は本発明の実施例による違反イベント検出方法を示す応用概略
図1である。
図2に示すように、監視カメラは、飲食場所(例えば、レストラン、台所、食堂、食品加工工場など)又は医療衛生場所(例えば、病院、薬局、化学検査室、手術室など)の監視ビデオを収集することができる。フロントエンド検出デバイスは、7:00~23:00にビデオ内の作業者の違反行為があるか否かを検出することができる。当該ビデオに対してフレーム抽出を行い、例えば、フレーム抽出周波数が3秒/回であってもよく、抽出された処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことができる。
【0080】
1つの可能な実現方式では、フロントエンド検出デバイスにより、帽子を被っていないこと、マスクを被っていないこと、上半身裸などの装着違反行為に対して検出処理を行い、ネズミなどの夜間動物に対するイベント検出処理をオフにすることができる。違反イベントが検出された場合、警告情報を選択的に生成することもできる。例えば、マスクを被っていないという違反行為のみに対して警告情報を生成し、帽子を被っていないという違反行為及び上半身裸の違反行為に対して警告情報を生成しなくてもよい。
図3は本発明の実施例による違反イベント検出方法を示す応用概略
図2である。
図3に示すように、フロントエンド検出デバイスの検出モードを第1の検出モードに設定し、フロントエンド検出デバイスの警告モードを第1の警告モードに設定することができる。
【0081】
1つの可能な実現方式では、フロントエンド検出デバイスは、7:00~23:00に、抽出された処理されるべきビデオフレームを検出し、作業者が帽子を被っていないか否か、作業者がマスクを被っていないか否か、作業者が上半身裸であるか否かなどの着用違反行為を検出し、時点tで処理されるべきビデオフレームにおいて上記違反イベントが初めて検出された場合、誤警報の確率を低減するために、第1の予め設定された時間帯内(例えば、時点tから開始する5分間内)に、抽出された100つのビデオフレームに対して検出処理をそれぞれ行い、同じ違反行為の処理されるべきビデオフレームの数が予め設定された数閾値(例えば、60つ)未満であることを検出した場合、作業者が当該違反行為を行わないと考えられてもよく、逆に、同じ違反行為の処理されるべきビデオフレームの数が予め設定された数閾値(例えば、60つ)以上であることを検出した場合、作業者が当該違反行為を行ったと考えられてもよく、第1の予め設定された時間帯が終了する時に、当該違反行為に対応する警告情報が生成される。例えば、マスクを被っていないことに関連する警告情報を生成することができる。
【0082】
1つの可能な実現方式では、同じ違反イベントに対する繰り返し警告を減らすために、マスクを被っていないことに対応する警告情報を生成する時に、第2の予め設定された時間帯(例えば、30分間)を開始することができ、第2の予め設定された時間帯内に、同じ警告情報をシールドすることができ、例えば、同じ作業者がマスクを被っていないことが再度検出された場合、警告情報をシールドし、30分間内に繰り返して警告しないことができる。当該作業者が他の違反行為を行っている場合、又は、他の作業者がマスクを被っていなく又は他の違反行為を行っている場合、依然として警告情報を生成することができる。30分間の第2の予め設定された時間帯が終了した後、当該作業者が依然としてマスクを被っていない場合、警告情報を再度生成することができる。
【0083】
図4は本発明の実施例による違反イベント検出方法を示す応用概略
図3である。
図4に示すように、バックエンドサービスデバイスは、複数のフロントエンド検出デバイスの検出モード及び警告モードを設定することができ、フロントエンド検出デバイスは、複数のカメラによって収集されたビデオストリームに対して違反イベント検出処理を行うことができる。例えば、バックエンドサービスデバイスは、パブリッククラウドプラットフォームを含むことができ、ルーター/ゲートウェイを介してパブリッククラウドサービスを呼び出して、フロントエンド検出デバイスに対して設定することができる。
【0084】
図5は本発明の実施例による違反イベント検出方法を示す応用概略
図4である。
図5に示すように、バックエンドサービスデバイスは、顧客アプリケーション管理プラットフォームを含むことができ、顧客アプリケーション管理プラットフォームは、アプリケーションプログラムインターフェース(API:Application Program Interface)を介してフロントエンド検出デバイスの検出モード及び警告モードを設定することができ、フレーム抽出周波数などのパラメータを設定することもできる。本発明ではフロントエンド検出デバイスの設定方式が制限されない。
【0085】
1つの可能な実現方式では、前記違反イベント検出方法は、学校の食堂の違反行為検出に用いられても良く、前記行為検出方法により食堂、台所などの衛生状態の継続的な監視を実現して、教師と学生の飲食安全を確保することができる。又は、前記違反イベント検出方法は、飲食会社の違反イベント検出に用いられてもよく、飲食会社の台所下水道が鼠害の大きい被災地であり、会社は、常にネズミの問題のため、顧客ソースが減少し、前記違反イベント検出方法は、可視光又は赤外光でのネズミの検出及び識別の精度を大幅に向上させることができ、作業者がいる台所領域の違反イベントを検出し、衛生状況を改善することができる。又は、前記違反イベント検出方法は、食品加工工場の違反イベント検出に用いられてもよく、食品加工工場の労働強度が高く、作業者が汗を拭くために帽子又はマスクなどを脱ぐことなどの一時的な行為を行うと誤警報を引き起こし、前記違反イベント検出方法は、誤警報を効果的に減らし、警告効率を向上させることができる。また、前記違反イベント検出方法は、作業者又は学生が携帯電話をプレイするなどの違反行為をしていないか否かを検出し、学生が試験場での不正行為などの違反行為を行っているか否かを検出するために、病院、薬局、製薬工場などの衛生要件の高い場所、又はオフィスビル、工場、学校などの場所にも用いられてもよい。本発明の実施例では、前記違反イベント検出方法の応用分野が制限されない。
【0086】
本発明で記載された上記の各方法の実施例が原理及び論理に反することなく、いずれも互いに組合わせられて、組み合わせた実施例を形成することができ、紙幅に限定されるため、本発明の実施例で説明を省略することを理解できる。
【0087】
また、本発明の実施例は、違反イベント検出装置、電子デバイス、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体、プログラムをさらに提供する。上記のそれらは、いずれも本発明の実施例による任意の一つの違反イベント検出方法を実現するために用いられてもよく、対応する技術的解決策及び説明については、方法部分の対応する記載を参照し、本実施例では説明を省略する。
【0088】
当業者は、具体的な実施形態の上記方法において、各ステップの書き込み順序が厳密な実行順序を意味して実施プロセスに対するいかなる制限を構成せず、各ステップの具体的な実行順序がその機能及び可能な内部論理で確定されるべきであることを理解できる。
【0089】
図6は本発明の実施例による違反イベント検出装置を示すブロック図である。前記装置は、予め設定された検出モードに従って、処理されるべきビデオストリームの処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、前記処理されるべきビデオストリームの検出結果を取得するように構成される第1の取得モジュール11と、前記処理されるべきビデオストリームの検出結果が違反イベントである場合、予め設定された警告モード及び前記検出結果に従って、警告情報を生成するように構成される生成モジュール12と、を備える。
【0090】
1つの可能な実施例では、前記第1の取得モジュール11は、前記検出モードが第1の検出モードに設定される場合、現在の時点で抽出された処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、現在の時点での第1の検出結果を取得し、前記第1の検出結果が第1の違反イベントである場合、第1の予め設定された時間帯内に抽出された複数の処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、前記複数の処理されるべきビデオフレームの第2の検出結果をそれぞれ取得し、ここで、前記第1の予め設定された時間帯は、前記現在の時点を開始の時点とする時間帯であり、前記第1の違反イベントは、任意の一つの違反イベントであり、前記第2の検出結果は、第1の違反イベントである処理されるべきビデオフレームの数が予め設定された数閾値以上である場合、前記処理されるべきビデオストリームの検出結果を第1の違反イベントとして確定するように構成される。
【0091】
1つの可能な実施例では、前記第1の取得モジュール11は、前記検出モードが第2の検出モードに設定される場合、現在の時点で抽出された処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、前記処理されるべきビデオストリームの検出結果を取得するように構成される。
【0092】
1つの可能な実施例では、前記第1の取得モジュール11は、前記処理されるべきビデオフレームにおいてターゲットオブジェクトの顔領域及び/又は人体領域を確定し、前記顔領域及び/又は人体領域に対して行為検出処理を行うことで、前記検出結果を取得するように構成される。
【0093】
1つの可能な実現方式では、前記第1の取得モジュール11は、複数の時点で抽出された処理されるべきビデオフレームに対して動き検出処理を行うことで、動いているターゲットオブジェクトが存在する領域を取得し、前記動いているターゲットオブジェクトが存在する領域に対して検出処理を行うことで、前記検出結果を取得するように構成される。
【0094】
1つの可能な実施例方式では、前記第1の取得モジュール11は、処理されるべきビデオフレームの精細度に対して検出処理を行うことで、前記検出結果を取得するように構成される。
【0095】
1つの可能な実現例では、前記生成モジュール12は、前記警告モードが第1の警告モードに設定される場合、第2の違反イベントに対応する1番目の検出結果に従って、前記第2の違反イベントに対応する警告情報を生成し、第2の予め設定された時間帯内に前記第2の違反イベントに対応する警告情報をシールドするように構成され、ここで、前記第2の違反イベントは、任意の一つの違反イベントである。
【0096】
1つの可能な実施例では、前記生成モジュール12は、前記警告モードが第2の警告モードに設定される場合、第2の違反イベントに対応する検出結果に従って、前記第2の違反イベントに対応する警告情報を生成するように構成され、ここで、前記第2の違反イベントが、任意の一つの違反イベントである。
【0097】
1つの可能な実施例では、前記装置は、予め設定された周波数に基づいて処理されるべきビデオストリームに対してフレーム抽出処理を行い、処理されるべきビデオフレームを取得するように構成される第2の取得モジュールをさらに備える。
【0098】
一部の実施例では、本発明の実施例によって提供される装置が備える機能又はそれに含まれるモジュールは、上記方法の実施例で説明される方法を実行するために使用されてもよく、その具体的な実現については上記方法の実施例の説明を参照することができ、簡潔にするために、ここでは説明を省略する。
【0099】
本発明の実施例によるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、コンピュータプログラム命令を記憶しており、前記コンピュータプログラム命令がプロセッサに実行される時、上記方法が実現される。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、不揮発性又は揮発性コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であってもよい。
【0100】
本発明の実施例はさらに電子デバイスを提供する。前記電子デバイスは、プロセッサと、プロセッサの実行可能な命令を記憶するように構成されるメモリとを備え、ここで、前記プロセッサは、上記方法を実行するように構成される。
【0101】
電子デバイスは、端末、サーバー又は他の形態のデバイスとして提供されてもよい。
【0102】
図7は、1つの例示的実施例による電子デバイス800のブロック図である。例えば、電子デバイス800は、移動電話、コンピュータ、デジタル放送端末、メッセージ送受信デバイス、ゲームコンソール、タブレットデバイス、医療デバイス、フィットネスデバイス、パーソナルデジタルアシスタント等の端末であってもよい。
【0103】
図7を参照すると、電子デバイス800は、処理ユニット802、メモリ804、電源ユニット806、マルチメディアユニット808、オーディオユニット810、入力/出力(I/O)インターフェース812、センサーユニット814及び通信ユニット816のうちの1つ又は複数を備えることができる。
【0104】
処理ユニット802は、通常、表示、電話コール、データ通信、カメラ操作及び記録操作と関連する操作などの電子デバイス800の全体操作を制御する。処理ユニット802は、上記の方法の全て又は一部のステップを完了するように、命令を実行するための1つ又は複数のプロセッサ820を含むことができる。また、処理ユニット802は、他のユニットとのやり取りを容易にするために、1つ又は複数のモジュールを含むことができる。例えば、処理ユニット802は、マルチメディアユニット808と処理ユニット802との間のやり取りを容易にするために、マルチメディアユニットを含むことができる。
【0105】
メモリ804は、様々なタイプのデータを記憶することで電子デバイス800での操作をサポートするように構成される。これらのデータの例は、電子デバイス800上で操作される如何なるアプリケーションプログラム又は方法のための命令、連絡先データ、電話帳データ、メッセージ、写真、ビデオなどを含む。メモリ804は、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM:Static Random Access Memory)、電気的消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(EEPROM:Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)、消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM:Erasable Programmable Read-Only Memory)、プログラマブル読み取り専用メモリ(PROM:Programmable Read-Only Memory)、読み取り専用メモリ(ROM:Read-Only Memory)、磁気メモリ、フラッシュメモリ及び磁気ディスク又は光ディスクなどの任意のタイプの揮発性又は不揮発性記憶装置、又はそれらの組み合わせによって実現されてもよい。
【0106】
電源ユニット806は、電子デバイス800の様々なユニットに電力を供給する。電源ユニット806は、電源管理システム、1つ又は複数の電源、及び電子デバイス800のための電力の生成、管理及び割り当てに関連する他のユニットを含むことができる。
【0107】
マルチメディアユニット808は、前記電子デバイス800とユーザとの間にある1つの出力インターフェースを提供するスクリーンを含む。一部の実施例において、スクリーンは、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)とタッチパネル(TP:Touch Panel)を含むことができる。スクリーンがタッチパネルを含む場合、スクリーンは、ユーザからの入力信号を受信するために、タッチスクリーンとして実現されてもよい。タッチパネルは、タッチ、スライドとタッチパネル上のジェスチャをセンシングする1つ又は複数のタッチセンサーを含む。前記タッチセンサーは、タッチ又はスライド動作の境界をセンシングするだけでなく、前記タッチ又はスライド操作に関連する持続時間及び圧力を検出することもできる。一部の実施例において、マルチメディアユニット808は、1つのフロントカメラ及び/又はリアカメラを含む。電子デバイス800が操作モード、例えば撮影モード又はビデオモードにある場合、フロントカメラ及び/又はリアカメラは、外部のマルチメディアデータを受信することができる。各フロントカメラ及び/又はリアカメラは、1つの固定された光学レンズシステムであってもよく、又は焦点距離及び光学ズーム能力を有し得る。
【0108】
オーディオユニット810は、オーディオ信号を出力及び/又は入力するように構成される。例えば、オーディオユニット810は、1つのマイクロホン(MIC:Microphone)を含み、電子デバイス800がコールモード、記録モード及び音声識別モードなどの操作モードにある場合、マイクロホンは、外部のオーディオ信号を受信するように構成される。受信されたオーディオ信号は、さらにメモリ804に記憶されるか又は通信ユニット816を介して送信されてもよい。一部の実施例において、オーディオユニット810はオーディオ信号を出力するためのスピーカをさらに含む。
【0109】
I/Oインターフェース812は、処理ユニット802と周辺インターフェースモジュールとの間のインターフェースを提供し、上記周辺インターフェースモジュールがキーボード、クリックホイール、ボタンなどであってもよい。これらのボタンは、ホームボタン、音量ボタン、スタートボタンとロックボタンを含むことができるがこれらに限定されない。
【0110】
センサーユニット814は、電子デバイス800に様々な態様の状態評価を提供するための1つ又は複数のセンサーを含む。例えば、センサーユニット814は、電子デバイス800のオン/オフ状態、ユニットの相対的な位置決めを検出することができ、例えば前記ユニットが電子デバイス800のディスプレイ及びキーパッドであり、センサーユニット814は、さらに電子デバイス800又は電子デバイス800の1つのユニットの位置変化、ユーザと電子デバイス800との接触の有無、電子デバイス800の方位又は加速/減速及び電子デバイス800の温度変化を検出することができる。センサーユニット814は、いかなる物理的な接触がない時に近くの物体の存在を検出するように構成される近接センサーを含むことができる。センサーユニット814は、イメージングアプリケーションで使用されるように構成され、金属酸化物半導体素子(CMOS:Complementary Metal-Oxide Semiconductor)又は電荷結合素子(CCD:Charge Coupled Device)イメージセンサーなどの光センサーをさらに含むことができる。一部の実施例において、当該センサーユニット814は、加速度センサー、ジャイロセンサー、磁気センサー、圧力センサー又は温度センサーをさらに含むことができる。
【0111】
通信ユニット816は、電子デバイス800と他のデバイスとの間の有線又は無線方式の通信を容易にするように構成される。電子デバイス800は、通信規格に基づく無線ネットワーク、例えばWiFi、2G又は3G又はそれらの組み合わせにアクセスすることができる。1つの例示的な実施例では、通信ユニット816は、放送チャネルを介して外部放送管理システムからの放送信号又は放送関連情報を受信する。1つの例示的実施例では、前記通信ユニット816は、短距離通信を促進するために、近距離通信(NFC:Near Field Communication)モジュールをさらに含む。例えば、NFCモジュールは、無線周波数識別(RFID:Radio Frequency Identification)技術、赤外線データ協会(IrDA:Infrared Data Association)技術、超広帯域(UWB:Ultra WideBand)技術、ブルートゥース(登録商標)(BT:Bluetooth(登録商標))技術及び他の技術に基づいて実現されてもよい。
【0112】
例示的な実施例では、電子機器800は、1つ又は複数の特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブルロジックデバイス(PLD:Programmable Logic Device)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:Field-Programmable Gate Array)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ又は他の電子素子によって実現され、上記方法を実行するように構成されてもよい。
例示的実施例では、不揮発性コンピュータ読み取り可能な記憶媒体、例えば、コンピュータプログラム命令を含むメモリ804をさらに提供する。上記コンピュータプログラム命令は、上記方法を完了するために電子デバイス800のプロセッサ820によって実行されてもよい。
【0113】
図8は、1つの例示的な実施例による電子デバイス1900のブロック図である。例えば、電子デバイス1900は、サーバーとして提供されてもよい。
図8を参照すると、電子デバイス1900は、処理ユニット1922を含み、処理ユニット1922は、さらに1つ又は複数のプロセッサと、処理ユニット1922で実行可能な命令、例えばアプリケーションプログラムを記憶するためのメモリ1932によって代表されるメモリリソースとを含む。メモリ1932に記憶されたアプリケーションプログラムは、それぞれが1グループの命令に対応する1つ又は複数のモジュールを含むことができる。また、処理ユニット1922は、上記方法を実行するために、命令を実行するように構成される。
電子デバイス1900は、さらに電子デバイス1900の電源管理を実行するように構成される電源ユニット1926と、電子デバイス1900をネットワークに接続するように構成される有線又は無線ネットワークインターフェース1950と、入出力(I/O)インターフェース1958とを備えることができる。電子デバイス1900は、Windows(登録商標) ServerTM、Mac OS XTM、Unix(登録商標)、Linux(登録商標)、FreeBSDTM又は類似するものなどのメモリ1932に記憶されたオペレーティングシステムに基づいて操作されてもよい。
【0114】
例示的実施例では、不揮発性コンピュータ読み取り可能な記憶媒体、例えば、コンピュータプログラム命令を含むメモリ1932をさらに提供する。上記コンピュータプログラム命令は、上記方法を完了するために電子デバイス1900の処理ユニット1922によって実行されてもよい。
【0115】
例示的な実施例では、コンピュータ読み取り可能なコードを含み、前記コンピュータ読み取り可能なコードが電子デバイスで運行する場合、前記電子デバイス内でのプロセッサが本発明の実施例に記載される違反イベント検出方法を実現するために実行される、コンピュータプログラムも提供される。
【0116】
本発明は、システム、方法及び/又はコンピュータプログラム製品であってもよい。コンピュータプログラム製品は、プロセッサに本発明の様々な態様を実現させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラム命令をロードしているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を含むことができる。
【0117】
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、命令実行デバイスによって使用される命令を維持及び記憶することができる有形デバイスであってもよい。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、例えば、電気記憶デバイス、磁気記憶デバイス、光学記憶デバイス、電磁気記憶デバイス、半導体記憶デバイス又は上記のこれらの任意の組み合わせであってもよいがこれらに限定されない。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体のより具体的な例(非網羅的なリスト)は、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)、読み取り専用メモリ(ROM:ead-Only Memory)、消去可能なプログラマブルランダムアクセスメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM:Static Random Access Memory)、ポータブルコンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM:Compact Disc Read-Only Memory)、デジタル多用途ディスク(DVD)、メモリースティック、フロッピー(登録商標)ディスク、機械的コーディングデバイス、例えば命令を記憶しているパンチカード又は溝内突出構造、及び上記の任意の適切な組み合わせを含む。ここで使用されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、無線電波又は他の自由に伝播する電磁波、導波路又は他の伝送媒体を介して伝播する電磁波(例えば、光ファイバケーブルを通る光パルス)、又は電線を介して伝送される電気信号などの一時的信号自体として解釈されるべきではない。
【0118】
ここで説明されているコンピュータ読み取り可能なプログラム命令は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体から各コンピューティング/処理デバイスにダウンロードされてもよく、又はインターネット、ローカルエリアネットワーク、広域ネットワーク及び/又はワイヤレスネットワークなどのネットワークを介して外部コンピュータ又は外部記憶デバイスにダウンロードされてもよい。ネットワークは、銅線伝送ケーブル、光ファイバ伝送、無線伝送、ルーター、ファイアウォール、スイッチ、ゲートウェイコンピューター及び/又はエッジサーバーを含むことができる。各コンピューティング/処理デバイス内のネットワークアダプタカード又はネットワークインターフェースは、ネットワークからコンピュータ読み取り可能なプログラム命令を受信し、各コンピューティング/処理デバイスのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶するために、当該コンピュータ読み取り可能なプログラム命令を転送する。
【0119】
本発明の操作を実行するためのコンピュータプログラム命令は、アセンブラ命令、命令セットアーキテクチャ(ISA)命令、機械命令、機械関連命令、マイクロコード、ファームウェア命令、状態設定データ、又は1つ又は複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで書かれたソースコードまたはオブジェクトコードであってもよく、前記プログラミング言語は、Smalltalk、C++などのオブジェクト向けプログラミング言語、及び「C」言語又は類似するプログラミング言語などの従来の手続き型プログラミング言語を含む。コンピュータ読み取り可能なプログラム命令は、ユーザコンピュータで完全に実行されたり、ユーザコンピュータで部分的に実行されたり、1つの独立したソフトウェアパッケージとして実行されたり、ユーザコンピュータで一部実行されしながらリモートコンピュータで部分的に実行されたり、又はリモートコンピュータ又はサーバーで完全に実行されたりすることができる。リモートコンピュータに係る場合、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)又はワイドエリアネットワーク(WAN)を含む任意の種類のネットワークを介してユーザコンピュータ、又は、外部コンピュータに接続されてもよい(例えばインターネットサービスプロバイダーによってインターネットを介して接続される)。一部の実施例では、コンピュータ読み取り可能なプログラム命令の状態情報により電子回路、例えばプログラマブルロジック回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)又はプログラマブルロジックアレイ(PLA)をパーソナライズしてカスタマイズすることにより、当該電子回路は、コンピュータ読み取り可能なプログラム命令を実行し、それによって本発明の様々な態様を実現することができる。
【0120】
ここで本発明の各態様は、本発明の実施例の方法、装置(システム)及びコンピュータプログラム製品のフローチャート及び/又はブロック図を参照して説明される。フローチャート及び/又はブロック図の各ブロック、並びにフローチャート及び/又はブロック図の各ブロックの組み合わせが全てコンピュータ読み取り可能なプログラム命令によって実現されてもよいことを理解すべきである。
【0121】
これらのコンピュータ読み取り可能なプログラム命令は、汎用コンピュータ、専用コンピュータ又は他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサに提供されてもよく、これにより、これらの命令がコンピュータ又は他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサによって実行される場合、フローチャート及び/又はブロック図の1つ又は複数のブロックで規定された機能/動作を実現するデバイスを生じるように、機械が製造される。これらのコンピュータ読み取り可能なプログラム命令をコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶することもでき、これらの命令により、コンピュータ、プログラマブルデータ処理装置及び/又は他のデバイスが特定の方式で動作し、それによって、命令を記憶するコンピュータ読み取り可能な媒体は、フローチャート及び/又はブロック図の1つ又は複数のブロックで規定された機能/動作の各態様を実現する命令を含む製品を含む。
【0122】
コンピュータ読み取り可能なプログラム命令をコンピュータ、他のプログラマブルデータ処理装置、又は他のデバイスにロードすることもでき、これにより、コンピュータ、他のプログラマブルデータ処理装置又は他のデバイスで一連の操作ステップを実行して、コンピュータで実現されるプロセスを生成し、それによってコンピュータ、他のプログラマブルデータ処理装置、又は他のデバイスで実行される命令により、フローチャート及び/又はブロック図の1つ又は複数のブロックで規定された機能/動作が実現される。
【0123】
図面におけるフローチャート及びブロック図には本発明の複数の実施例によるシステム、方法及びコンピュータプログラム製品の実現可能なアーキテクチャ、機能及び操作が示されている。この点において、フローチャート又はブロック図の各ブロックは、1つのモジュール、プログラムセグメント又は命令の一部を表すことができ、前記モジュール、プログラムセグメント又は命令の一部は、所定の論理機能を実現するための1つ又は複数の実行可能な命令を含む。一部の代替とする実現では、ブロックで表記された機能は、図面で表記されたものとは異なる順序で発生することもできる。例えば、2つの連続するブロックは、実際には基本的に並行して実行されてもよく、それらは、関連する機能によって逆の順序で実行され得る場合がある。注意すべきこととして、ブロック図及び/又はフローチャートの各ブロック、及びブロック図及び/又はフローチャートのブロックの組み合わせは、所定の機能又は動作を実行する専用の、ハードウェアに基づくシステムで実現されてもよく、又は専用ハードウェアとコンピュータ命令の組み合わせで実現されてもよい。
【0124】
以上に本発明の各実施例について説明したが、上記の説明は、例示的であり、網羅的ではなく、かつ発明される各実施例に限定されない。説明される各実施例の範囲及び精神から逸脱することなく、多くの修正及び変更は、当業者にとって明らかである。本明細書で使用される用語の選択は、各実施例の原理、実際の応用又は市場内の技術に対する改善を最もよく説明すること、又は当業者が本明細書で発明される各実施例を理解することを可能にすることを意図する。
【手続補正書】
【提出日】2021-10-20
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
違反イベント検出方法であって、
予め設定された検出モードに従って、処理されるべきビデオストリームの処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、前記処理されるべきビデオストリームの検出結果を取得することと、
前記処理されるべきビデオストリームの検出結果が違反イベントである場合、予め設定された警告モード及び前記検出結果に従って、警告情報を生成することと、を含む、
違反イベント検出方法。
【請求項2】
予め設定された検出モードに従って、処理されるべきビデオストリームの処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、前記処理されるべきビデオストリームの検出結果を取得することは、
前記検出モードが第1の検出モードに設定される場合、現在の時点で抽出された処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、現在の時点での第1の検出結果を取得することと、
前記第1の検出結果が第1の違反イベントである場合、第1の予め設定された時間帯内に抽出された複数の処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、前記複数の処理されるべきビデオフレームの第2の検出結果をそれぞれ取得することであって、ここで、前記第1の予め設定された時間帯は、前記現在の時点を開始の時点とする時間帯であり、前記第1の違反イベントは、任意の一つの違反イベントであることと、
前記第2の検出結果が第1の違反イベントである処理されるべきビデオフレームの数が予め設定された数の閾値以上である場合、前記処理されるべきビデオストリームの検出結果を第1の違反イベントとして確定することと、を含む
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
予め設定された検出モードに従って、処理されるべきビデオストリームの処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、前記処理されるべきビデオストリームの検出結果を取得することは、
前記検出モードが第2の検出モードに設定される場合、現在の時点で抽出された処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、前記処理されるべきビデオストリームの検出結果を取得することを含む
請求項1に記載の方法。
【請求項4】
処理されるべきビデオストリームの処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、前記処理されるべきビデオストリームの検出結果を取得することは、
前記処理されるべきビデオフレームにおいてターゲットオブジェクトの顔領域及び/又は人体領域を確定することと、
前記顔領域及び/又は人体領域に対して行為検出処理を行うことで、前記検出結果を取得することと、を含む
請求項1-3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
処理されるべきビデオストリームの処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、前記処理されるべきビデオストリームの検出結果を取得することは、
複数の時点で抽出された処理されるべきビデオフレームに対して動き検出処理を行うことで、動いているターゲットオブジェクトが存在する領域を取得することと、
前記動いているターゲットオブジェクトが存在する領域に対して検出処理を行うことで、前記検出結果を取得することと、を含む
請求項1-3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
処理されるべきビデオストリームの処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、前記処理されるべきビデオストリームの検出結果を取得することは、
処理されるべきビデオフレームの精細度に対して検出処理を行うことで、前記検出結果を取得することを含む
請求項1-3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
前記処理されるべきビデオストリームの検出結果が違反イベントである場合、予め設定された警告モード及び前記検出結果に従って、警告情報を生成することは、
前記警告モードが第1の警告モードに設定される場合、第2の違反イベントに対応する1番目の検出結果に従って、前記第2の違反イベントに対応する警告情報を生成すると共に、第2の予め設定された時間帯内に前記第2の違反イベントに対応する警告情報をシールドすることであって、ここで、前記第2の違反イベントは、任意の一つの違反イベントであることを含む
請求項1-6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
前記処理されるべきビデオストリームの検出結果が違反イベントである場合、予め設定された警告モード及び前記検出結果に従って、警告情報を生成することは、
前記警告モードが第2の警告モードに設定される場合、第2の違反イベントに対応する検出結果に従って、前記第2の違反イベントに対応する警告情報を生成することであって、ここで、前記第2の違反イベントは、任意の一つの違反イベントであることを含む
請求項1-6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項9】
前記方法は、
予め設定された周波数に基づいて、処理されるべきビデオストリームに対してフレーム抽出処理を行うことで、処理されるべきビデオフレームを取得することをさらに含む
請求項1-8のいずれか一項に記載の方法。
【請求項10】
違反イベント検出装置であって、
前記装置は、
予め設定された検出モードに従って、処理されるべきビデオストリームの処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、前記処理されるべきビデオストリームの検出結果を取得するように構成される第1の取得モジュールと、
前記処理されるべきビデオストリームの検出結果が違反イベントである場合、予め設定された警告モード及び前記検出結果に従って、警告情報を生成するように構成される生成モジュールと、を備える、
違反イベント検出装置。
【請求項11】
電子デバイスであって、
プロセッサと、
プロセッサの実行可能な命令を記憶するように構成されるメモリとを備え、
前記プロセッサは、請求項1-9のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成される
電子デバイス。
【請求項12】
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体にはコンピュータプログラム命令が記憶されており、
前記コンピュータプログラム命令がプロセッサに実行される時に請求項1-9のいずれか一項に記載の方法を実現する
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【請求項13】
コンピュータプログラムであって、
着用は、コンピュータ読み取り可能なコードを含んでおり、
前記コンピュータ読み取り可能なコードが電子デバイス内において運行される場合、前記電子デバイス内のプロセッサは、請求項1-9のいずれか一項に記載の違反イベント検出方法を実現するために実行される
コンピュータプログラム。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0033】
以上の一般的な説明及び以下の詳細な説明が例示的及び解釈的なものだけであり、本発明を制限するものではないことを理解すべきである。例えば、本願は以下の項目を提供する。
(項目1)
違反イベント検出方法であって、
予め設定された検出モードに従って、処理されるべきビデオストリームの処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、前記処理されるべきビデオストリームの検出結果を取得することと、
前記処理されるべきビデオストリームの検出結果が違反イベントである場合、予め設定された警告モード及び前記検出結果に従って、警告情報を生成することと、を含む、
違反イベント検出方法。
(項目2)
予め設定された検出モードに従って、処理されるべきビデオストリームの処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、前記処理されるべきビデオストリームの検出結果を取得することは、
前記検出モードが第1の検出モードに設定される場合、現在の時点で抽出された処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、現在の時点での第1の検出結果を取得することと、
前記第1の検出結果が第1の違反イベントである場合、第1の予め設定された時間帯内に抽出された複数の処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、前記複数の処理されるべきビデオフレームの第2の検出結果をそれぞれ取得することであって、ここで、前記第1の予め設定された時間帯は、前記現在の時点を開始の時点とする時間帯であり、前記第1の違反イベントは、任意の一つの違反イベントであることと、
前記第2の検出結果が第1の違反イベントである処理されるべきビデオフレームの数が予め設定された数の閾値以上である場合、前記処理されるべきビデオストリームの検出結果を第1の違反イベントとして確定することと、を含む
項目1に記載の方法。
(項目3)
予め設定された検出モードに従って、処理されるべきビデオストリームの処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、前記処理されるべきビデオストリームの検出結果を取得することは、
前記検出モードが第2の検出モードに設定される場合、現在の時点で抽出された処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、前記処理されるべきビデオストリームの検出結果を取得することを含む
項目1に記載の方法。
(項目4)
処理されるべきビデオストリームの処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、前記処理されるべきビデオストリームの検出結果を取得することは、
前記処理されるべきビデオフレームにおいてターゲットオブジェクトの顔領域及び/又は人体領域を確定することと、
前記顔領域及び/又は人体領域に対して行為検出処理を行うことで、前記検出結果を取得することと、を含む
項目1-3のいずれか一項に記載の方法。
(項目5)
処理されるべきビデオストリームの処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、前記処理されるべきビデオストリームの検出結果を取得することは、
複数の時点で抽出された処理されるべきビデオフレームに対して動き検出処理を行うことで、動いているターゲットオブジェクトが存在する領域を取得することと、
前記動いているターゲットオブジェクトが存在する領域に対して検出処理を行うことで、前記検出結果を取得することと、を含む
項目1-3のいずれか一項に記載の方法。
(項目6)
処理されるべきビデオストリームの処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、前記処理されるべきビデオストリームの検出結果を取得することは、
処理されるべきビデオフレームの精細度に対して検出処理を行うことで、前記検出結果を取得することを含む
項目1-3のいずれか一項に記載の方法。
(項目7)
前記処理されるべきビデオストリームの検出結果が違反イベントである場合、予め設定された警告モード及び前記検出結果に従って、警告情報を生成することは、
前記警告モードが第1の警告モードに設定される場合、第2の違反イベントに対応する1番目の検出結果に従って、前記第2の違反イベントに対応する警告情報を生成すると共に、第2の予め設定された時間帯内に前記第2の違反イベントに対応する警告情報をシールドすることであって、ここで、前記第2の違反イベントは、任意の一つの違反イベントであることを含む
項目1-6のいずれか一項に記載の方法。
(項目8)
前記処理されるべきビデオストリームの検出結果が違反イベントである場合、予め設定された警告モード及び前記検出結果に従って、警告情報を生成することは、
前記警告モードが第2の警告モードに設定される場合、第2の違反イベントに対応する検出結果に従って、前記第2の違反イベントに対応する警告情報を生成することであって、ここで、前記第2の違反イベントは、任意の一つの違反イベントであることを含む
項目1-6のいずれか一項に記載の方法。
(項目9)
前記方法は、
予め設定された周波数に基づいて、処理されるべきビデオストリームに対してフレーム抽出処理を行うことで、処理されるべきビデオフレームを取得することをさらに含む
項目1-8のいずれか一項に記載の方法。
(項目10)
違反イベント検出装置であって、
前記装置は、
予め設定された検出モードに従って、処理されるべきビデオストリームの処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、前記処理されるべきビデオストリームの検出結果を取得するように構成される第1の取得モジュールと、
前記処理されるべきビデオストリームの検出結果が違反イベントである場合、予め設定された警告モード及び前記検出結果に従って、警告情報を生成するように構成される生成モジュールと、を備える、
違反イベント検出装置。
(項目11)
前記第1の取得モジュールは、
前記検出モードが第1の検出モードに設定される場合、現在の時点で抽出された処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、現在の時点での第1の検出結果を取得し、前記第1の検出結果が第1の違反イベントである場合、第1の予め設定された時間帯内に抽出された複数の処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、前記複数の処理されるべきビデオフレームの第2の検出結果をそれぞれ取得し、ここで、前記第1の予め設定された時間帯は、前記現在の時点を開始の時点とする時間帯であり、前記第1の違反イベントは、任意の一つの違反イベントであり、前記第2の検出結果が第1の違反イベントである処理されるべきビデオフレームの数が予め設定された数閾値以上である場合、前記処理されるべきビデオストリームの検出結果を第1の違反イベントとして確定するように構成される
項目10に記載の装置。
(項目12)
前記第1の取得モジュールは、
前記検出モードが第2の検出モードに設定される場合、現在の時点で抽出された処理されるべきビデオフレームに対して検出処理を行うことで、前記処理されるべきビデオストリームの検出結果を取得するように構成される
項目10に記載の装置。
(項目13)
前記第1の取得モジュールは、
前記処理されるべきビデオフレームにおいてターゲットオブジェクトの顔領域及び/又は人体領域を確定し、前記顔領域及び/又は人体領域に対して行為検出処理を行うことで、前記検出結果を取得するように構成される
項目10-12のいずれか一項に記載の装置。
(項目14)
前記第1の取得モジュールは、
複数の時点で抽出された処理されるべきビデオフレームに対して動き検出処理を行うことで、動いているターゲットオブジェクトが存在する領域を取得し、前記動いているターゲットオブジェクトが存在する領域に対して検出処理を行うことで、前記検出結果を取得するように構成される
項目10-12のいずれか一項に記載の装置。
(項目15)
前記第1の取得モジュールは、
処理されるべきビデオフレームの精細度に対して検出処理を行うことで、前記検出結果を取得するように構成される
項目10-12のいずれか一項に記載の装置。
(項目16)
前記生成モジュールは、
前記警告モードが第1の警告モードに設定される場合、第2の違反イベントに対応する1番目の検出結果に従って、前記第2の違反イベントに対応する警告情報を生成すると共に、第2の予め設定された時間帯内に前記第2の違反イベントに対応する警告情報をシールドするように構成され、ここで、前記第2の違反イベントは、任意の一つの違反イベントである
項目10-15のいずれか一項に記載の装置。
(項目17)
前記生成モジュールは、
前記警告モードが第2の警告モードに設定される場合、第2の違反イベントに対応する検出結果に従って、前記第2の違反イベントに対応する警告情報を生成するように構成され、ここで、前記第2の違反イベントは、任意の一つの違反イベントである
項目10-15のいずれか一項に記載の装置。
(項目18)
前記装置は、
予め設定された周波数に基づいて、処理されるべきビデオストリームに対してフレーム抽出処理を行うことで、処理されるべきビデオフレームを取得するように構成される第2の取得モジュールをさらに備える
項目10-17のいずれか一項に記載の装置。
(項目19)
電子デバイスであって、
プロセッサと、
プロセッサの実行可能な命令を記憶するように構成されるメモリとを備え、
前記プロセッサは、項目1-9のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成される
電子デバイス。
(項目20)
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体にはコンピュータプログラム命令が記憶されており、
前記コンピュータプログラム命令がプロセッサに実行される時に項目1-9のいずれか一項に記載の方法を実現する
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
(項目21)
コンピュータプログラムであって、
着用は、コンピュータ読み取り可能なコードを含んでおり、
前記コンピュータ読み取り可能なコードが電子デバイス内において運行される場合、前記電子デバイス内のプロセッサは、項目1-9のいずれか一項に記載の違反イベント検出方法を実現するために実行される
コンピュータプログラム。
【国際調査報告】