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特表2022-529843情報報告及び受信方法、装置、関連機器並びに記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-06-24
(54)【発明の名称】情報報告及び受信方法、装置、関連機器並びに記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   H04W 36/26 20090101AFI20220617BHJP
   H04W 8/24 20090101ALI20220617BHJP
【FI】
H04W36/26
H04W8/24
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2021563168
(86)(22)【出願日】2020-04-17
(85)【翻訳文提出日】2021-11-19
(86)【国際出願番号】 CN2020085390
(87)【国際公開番号】W WO2020216148
(87)【国際公開日】2020-10-29
(31)【優先権主張番号】201910346460.2
(32)【優先日】2019-04-26
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】518389015
【氏名又は名称】中国移動通信有限公司研究院
【氏名又は名称原語表記】China Mobile Communication Co., Ltd Research Institute
【住所又は居所原語表記】32 Xuanwumen West Street, Xicheng District, Beijing 100053, China
(71)【出願人】
【識別番号】507142144
【氏名又は名称】中国移動通信集団有限公司
【氏名又は名称原語表記】CHINA MOBILE COMMUNICATIONS GROUP CO., LTD.
(74)【代理人】
【識別番号】100145403
【弁理士】
【氏名又は名称】山尾 憲人
(74)【代理人】
【識別番号】100135703
【弁理士】
【氏名又は名称】岡部 英隆
(72)【発明者】
【氏名】謝 芳
(72)【発明者】
【氏名】劉 光毅
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067EE24
5K067JJ39
(57)【要約】
本願は、情報報告及び受信方法、装置、端末、ネットワーク機器並びに記憶媒体を開示する。ここで、方法は、端末が条件付きハンドオーバーの関連情報を記録することと、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、を含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
端末に適用される情報報告方法であって、
条件付きハンドオーバーの関連情報を記録することと、
ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、を含み、前記条件付きハンドオーバーの関連情報は、
第1セルの識別情報であって、前記第1セルはが条件付きハンドオーバー関連構成を受信するサービングセルである、第1セルの識別情報と、
前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを開始する時刻である第1時刻と、
前記端末が一般的なハンドオーバー命令又は即時ハンドオーバー命令を受信する時刻又は前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーを開始する時刻である第2時刻と、
前記端末が無線リンク障害(RLF)を決定する時刻又は前記端末がRLFを報告する時刻又は前記端末とソースセルとの無線リソース制御(RRC)接続が失われる時刻又は前記端末がアイドル状態に入る時刻である第3時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーを一回目に開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを一回目に開始する時刻である第4時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第1時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第2時刻までの時間間隔と、
前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーに成功又は失敗した時刻と、
第1時刻から対応する条件付きハンドオーバーに失敗又は成功した時刻までの時間間隔と、
条件付きハンドオーバーに失敗したか又は条件付きハンドオーバーに成功した時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第3時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
第4時刻と第3時刻との時間間隔と、
条件付きハンドオーバーの開始回数と、
条件付きハンドオーバーの失敗回数と、
記録時の前記端末の位置情報と、
前記端末のために構成される条件付きハンドオーバーの具体的なコンテンツであって、具体的なコンテンツは、ハンドオーバーイベントと、具体的な閾値と、ターゲットセル識別子と、のうちの少なくとも1つである、ものと、
前記端末が実行する第1サービスの関連情報であって、前記第1サービスは、前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する場合に実行されるサービス又は前記端末がハンドオーバーを行う前に実行されるサービスである、ものと、のうちの少なくとも1つを含む、情報報告方法。
【請求項2】
前記条件付きハンドオーバーの関連情報は、
第2セルの識別情報を更に含み、前記第2セルは、条件付きハンドオーバーを開始するターゲットセル又は条件付きハンドオーバーのランダムアクセスに失敗又は成功したターゲットセルであることを特徴とする
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
記録された対応する時刻の形態は、
ネットワーク側から送信された基準時間に対するオフセットと、
絶対時間と、のうちの1つであることを特徴とする
請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記端末が開始する条件付きハンドオーバーは、前記端末が、前記端末のために構成される条件付きハンドオーバーにおける条件に基づいて開始する1回目の条件付きハンドオーバーであることを特徴とする
請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信することは、
RRC再構成メッセージを受信することであって、前記RRC構成メッセージは、前記条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を含む、ことを含むことを特徴とする
請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記条件付きハンドオーバーの関連情報を記録することは、
ネットワーク機器と、ネットワーク管理機器と、トレース収集エンティティとのうちの1つの機器から送信された構成情報に基づいて、条件付きハンドオーバーの関連情報を記録すること、
又は、
規定された情報に基づいて、条件付きハンドオーバーの関連情報を記録すること、を含むことを特徴とする
請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することは、
RLFレポートと、
ログLog測定レポート情報と、
新たに定義されたメッセージと、のうちの1つのメッセージにより、前記ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することを含むことを特徴とする
請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することは、
前記端末が接続状態にある場合、前記ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、
前記端末がアイドル状態から接続状態に変換するプロセスにおいて、前記ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、
前記端末がアイドル状態又は非アクティブ状態にある場合、前記ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、のうちの1つを含むことを特徴とする
請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することは、
前記ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を能動的に報告することと、
前記ネットワーク側の要求を受信した後、前記ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、
前記ネットワーク側に記録されるべき関連情報を通知し、通信した関連情報に基づいて前記ネットワーク側から送信された要求を受信した後、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、のうちの1つを含むことを特徴とする
請求項1に記載の方法。
【請求項10】
ネットワーク機器に適用される情報受信方法であって、
端末から報告された、前記端末により記録された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することを含み、ここで、記録された条件付きハンドオーバーの関連情報は、
第1セルの識別情報であって、前記第1セルはが条件付きハンドオーバー関連構成を受信するサービングセルである、第1セルの識別情報と、
前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを開始する時刻である第1時刻と、
前記端末が一般的なハンドオーバー命令又は即時ハンドオーバー命令を受信する時刻又は前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーを開始する時刻である第2時刻と、
前記端末がRLFを決定する時刻又は前記端末がRLFを報告する時刻又は前記端末とソースセルとのRRC接続が失われる時刻又は前記端末がアイドル状態に入る時刻である第3時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーを一回目に開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを一回目に開始する時刻である第4時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第1時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第2時刻までの時間間隔と、
前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーに成功又は失敗した時刻と、
第1時刻から対応する条件付きハンドオーバーに失敗又は成功した時刻までの時間間隔と、
条件付きハンドオーバーに失敗したか又は条件付きハンドオーバーに成功した時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第3時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
第4時刻と第3時刻との時間間隔と、
条件付きハンドオーバーの開始回数と、
条件付きハンドオーバーの失敗回数と、
記録時の前記端末の位置情報と、
前記端末のために構成される条件付きハンドオーバーの具体的なコンテンツであって、具体的なコンテンツがハンドオーバーイベントと、具体的な閾値と、ターゲットセル識別子と、のうちの少なくとも1つである、ものと、
前記端末が実行する第1サービスの関連情報であって、前記第1サービスは、前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する場合に実行されるサービス又は前記端末がハンドオーバーを行う前に実行されるサービスである、ものと、のうちの少なくとも1つを含む、情報受信方法。
【請求項11】
前記条件付きハンドオーバーの関連情報は、
第2セルの識別情報を更に含み、前記第2セルは、条件付きハンドオーバーを開始するターゲットセル又は条件付きハンドオーバーのランダムアクセスに失敗又は成功したターゲットセルであることを特徴とする
請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記端末が開始する条件付きハンドオーバーは、前記端末が、前記端末のために構成される条件付きハンドオーバーにおける条件に基づいて開始する1回目の条件付きハンドオーバーであることを特徴とする
請求項10に記載の方法。
【請求項13】
記録された対応する時刻の形態は、
ネットワーク側から送信された基準時間に対するオフセットと、
絶対時間と、のうちの1つであることを特徴とする
請求項10に記載の方法。
【請求項14】
前記端末から報告された、前記端末により記録された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することは、
RLFレポートと、
Log測定レポート情報と、
新たに定義されたメッセージと、のうちの1つのメッセージにより、端末から報告された前記条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することを含むことを特徴とする
請求項10に記載の方法。
【請求項15】
前記端末から報告された前記条件付きハンドオーバーの関連情報を受信する場合、前記端末は、
前記端末が接続状態にあるという条件と、
前記端末がアイドル状態から接続状態に変換するプロセスであるという条件と、
前記端末がアイドル状態又は非アクティブ状態にあるという条件と、のうちの1つを満たすことを特徴とする
請求項10に記載の方法。
【請求項16】
前記端末から報告された、前記端末により記録された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することは、
前記端末から能動的に報告された、前記端末により記録された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することと、
前記端末に要求を送信し、前記端末から前記要求に基づいて報告された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することと、
前記端末から通知された記録されるべき関連情報を受信し、通知された記録されるべき関連情報に基づいて前記端末に要求を送信し、端末から前記要求に基づいて報告された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することと、のうちの1つを含むことを特徴とする
請求項10に記載の方法。
【請求項17】
情報報告装置であって、
条件付きハンドオーバーの関連情報を記録するように構成される記録ユニットと、
ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告するように構成される報告ユニットと、を備え、前記条件付きハンドオーバーの関連情報は、
第1セルの識別情報であって、前記第1セルはが条件付きハンドオーバー関連構成を受信するサービングセルである、第1セルの識別情報と、
前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを開始する時刻である第1時刻と、
前記端末が一般的なハンドオーバー命令又は即時ハンドオーバー命令を受信する時刻又は前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーを開始する時刻である第2時刻と、
前記端末がRLFを決定する時刻又は前記端末がRLFを報告する時刻又は前記端末とソースセルとのRRC接続が失われる時刻又は前記端末がアイドル状態に入る時刻である第3時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーを一回目に開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを一回目に開始する時刻である第4時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第1時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第2時刻までの時間間隔と、
前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーに成功又は失敗した時刻と、
第1時刻から対応する条件付きハンドオーバーに失敗又は成功した時刻までの時間間隔と、
条件付きハンドオーバーに失敗したか又は条件付きハンドオーバーに成功した時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第3時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
第4時刻と第3時刻との時間間隔と、
条件付きハンドオーバーの開始回数と、
条件付きハンドオーバーの失敗回数と、
記録時の前記端末の位置情報と、
前記端末のために構成される条件付きハンドオーバーの具体的なコンテンツであって、具体的なコンテンツがハンドオーバーイベントと、具体的な閾値と、ターゲットセル識別子と、のうちの少なくとも1つである、ものと、
前記端末が実行する第1サービスの関連情報であって、前記第1サービスは、前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する場合に実行されるサービス又は前記端末がハンドオーバーを行う前に実行されるサービスである、ものと、のうちの少なくとも1つを含む、情報報告装置。
【請求項18】
前記報告ユニットは、
RLFレポートと、
Log測定レポート情報と、
新たに定義されたメッセージと、のうちの1つのメッセージにより、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告するように構成されることを特徴とする
請求項17に記載の装置。
【請求項19】
前記報告ユニットは、
ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を能動的に報告することと、
ネットワーク側の要求を受信した後、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、
ネットワーク側に記録されるべき関連情報を通知し、通信した関連情報に基づいてネットワーク側から送信された要求を受信した後、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、のうちの1つを実行するように構成されることを特徴とする
請求項17に記載の装置。
【請求項20】
情報受信装置であって、
端末から報告された、前記端末により記録された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信するように構成される受信ユニットを備え、ここで、記録された条件付きハンドオーバーの関連情報は、
第1セルの識別情報であって、前記第1セルはが条件付きハンドオーバー関連構成を受信するサービングセルである、第1セルの識別情報と、
前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを開始する時刻である第1時刻と、
前記端末が一般的なハンドオーバー命令又は即時ハンドオーバー命令を受信する時刻又は前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーを開始する時刻である第2時刻と、
前記端末がRLFを決定する時刻又は前記端末がRLFを報告する時刻又は前記端末とソースセルとのRRC接続が失われる時刻又は前記端末がアイドル状態に入る時刻である第3時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーを一回目に開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを一回目に開始する時刻である第4時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第1時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第2時刻までの時間間隔と、
前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーに成功又は失敗した時刻と、
第1時刻から対応する条件付きハンドオーバーに失敗又は成功した時刻までの時間間隔と、
条件付きハンドオーバーに失敗したか又は条件付きハンドオーバーに成功した時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第3時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
第4時刻と第3時刻との時間間隔と、
条件付きハンドオーバーの開始回数と、
条件付きハンドオーバーの失敗回数と、
記録時の前記端末の位置情報と、
前記端末のために構成される条件付きハンドオーバーの具体的なコンテンツであって、具体的なコンテンツがハンドオーバーイベントと、具体的な閾値と、ターゲットセル識別子と、のうちの少なくとも1つである、ものと、
前記端末が実行する第1サービスの関連情報であって、前記第1サービスは、前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する場合に実行されるサービス又は前記端末がハンドオーバーを行う前に実行されるサービスである、ものと、のうちの少なくとも1つを含む、情報受信装置。
【請求項21】
前記受信ユニットは、
RLFレポートと、
Log測定レポート情報と、
新たに定義されたメッセージと、のうちの1つのメッセージにより、端末から報告された前記条件付きハンドオーバーの関連情報を受信するように構成されることを特徴とする
請求項20に記載の装置。
【請求項22】
前記受信ユニットは、
前記端末から能動的に報告された、前記端末により記録された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することと、
前記端末に要求を送信し、前記端末から前記要求に基づいて報告された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することと、
前記端末から通知された記録されるべき関連情報を受信し、通知された記録されるべき関連情報に基づいて前記端末に要求を送信し、端末から前記要求に基づいて報告された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することと、のうちの1つを実行するように構成されることを特徴とする
請求項20に記載の装置。
【請求項23】
端末であって、
条件付きハンドオーバーの関連情報を記録するように構成される第1プロセッサと、
ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告するように構成される第1通信インタフェースと、を備え、前記条件付きハンドオーバーの関連情報は、
第1セルの識別情報であって、前記第1セルはが条件付きハンドオーバー関連構成を受信するサービングセルである、第1セルの識別情報と、
前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを開始する時刻である第1時刻と、
前記端末が一般的なハンドオーバー命令又は即時ハンドオーバー命令を受信する時刻又は前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーを開始する時刻である第2時刻と、
前記端末がRLFを決定する時刻又は前記端末がRLFを報告する時刻又は前記端末とソースセルとのRRC接続が失われる時刻又は前記端末がアイドル状態に入る時刻である第3時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーを一回目に開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを一回目に開始する時刻である第4時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第1時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第2時刻までの時間間隔と、
前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーに成功又は失敗した時刻と、
第1時刻から対応する条件付きハンドオーバーに失敗又は成功した時刻までの時間間隔と、
条件付きハンドオーバーに失敗したか又は条件付きハンドオーバーに成功した時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第3時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
第4時刻と第3時刻との時間間隔と、
条件付きハンドオーバーの開始回数と、
条件付きハンドオーバーの失敗回数と、
記録時の前記端末の位置情報と、
前記端末のために構成される条件付きハンドオーバーの具体的なコンテンツであって、具体的なコンテンツがハンドオーバーイベントと、具体的な閾値と、ターゲットセル識別子と、のうちの少なくとも1つである、ものと、
前記端末が実行する第1サービスの関連情報であって、前記第1サービスは、前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する場合に実行されるサービス又は前記端末がハンドオーバーを行う前に実行されるサービスである、ものと、のうちの少なくとも1つを含む、端末。
【請求項24】
前記第1通信インタフェースは、
RLFレポートと、
Log測定レポート情報と、
新たに定義されたメッセージと、のうちの1つのメッセージにより、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告するように構成されることを特徴とする
請求項23に記載の端末。
【請求項25】
前記第1通信インタフェースは、
ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を能動的に報告することと、
ネットワーク側の要求を受信した後、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、
ネットワーク側に記録されるべき関連情報を通知し、通信した関連情報に基づいてネットワーク側から送信された要求を受信した後、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、のうちの1つを実行するように構成されることを特徴とする
請求項23に記載の端末。
【請求項26】
ネットワーク機器であって、第2プロセッサと、第2通信インタフェースと、を備え、ここで、
前記第2プロセッサは、前記第2通信インタフェースにより、端末から報告された、前記端末により記録された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信するように構成され、ここで、記録された条件付きハンドオーバーの関連情報は、
第1セルの識別情報であって、前記第1セルはが条件付きハンドオーバー関連構成を受信するサービングセルである、第1セルの識別情報と、
前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを開始する時刻である第1時刻と、
前記端末が一般的なハンドオーバー命令又は即時ハンドオーバー命令を受信する時刻又は前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーを開始する時刻である第2時刻と、
前記端末がRLFを決定する時刻又は前記端末がRLFを報告する時刻又は前記端末とソースセルとのRRC接続が失われる時刻又は前記端末がアイドル状態に入る時刻である第3時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーを一回目に開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを一回目に開始する時刻である第4時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第1時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第2時刻までの時間間隔と、
前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーに成功又は失敗した時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する時刻又は前記端末がハンドオーバーのランダムアクセスを開始する時刻と、
第1時刻から対応する条件付きハンドオーバーに失敗又は成功した時刻までの時間間隔と、
条件付きハンドオーバーに失敗したか又は条件付きハンドオーバーに成功した時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第3時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
第4時刻と第3時刻との時間間隔と、
条件付きハンドオーバーの開始回数と、
条件付きハンドオーバーの失敗回数と、
記録時の前記端末の位置情報と、
前記端末のために構成される条件付きハンドオーバーの具体的なコンテンツであって、具体的なコンテンツがハンドオーバーイベントと、具体的な閾値と、ターゲットセル識別子と、のうちの少なくとも1つである、ものと、
前記端末が実行する第1サービスの関連情報であって、前記第1サービスは、前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する場合に実行されるサービス又は前記端末がハンドオーバーを行う前に実行されるサービスである、ものと、のうちの少なくとも1つを含む、ネットワーク機器。
【請求項27】
前記第2通信インタフェースは、
RLFレポートと、
Log測定レポート情報と、
新たに定義されたメッセージと、のうちの1つのメッセージにより、端末から報告された前記条件付きハンドオーバーの関連情報を受信するように構成されることを特徴とする
請求項26に記載のネットワーク機器。
【請求項28】
前記第2通信インタフェースは、
前記端末から能動的に報告された、前記端末により記録された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することと、
前記端末に要求を送信し、前記端末から前記要求に基づいて報告された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することと、
前記端末から通知された記録されるべき関連情報を受信し、通知された記録されるべき関連情報に基づいて前記端末に要求を送信し、端末から前記要求に基づいて報告された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することと、のうちの1つを実行するように構成されることを特徴とする
請求項26に記載のネットワーク機器。
【請求項29】
端末であって、第1プロセッサと、プロセッサ上で実行可能なコンピュータプログラムを記憶する第1メモリと、を備え、
ここで、前記第1プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行する時、請求項1から9のうちいずれか一項に記載の方法のステップを実行するように構成される、端末。
【請求項30】
プロセッサ上で実行可能なコンピュータプログラムを記憶する第2メモリと、
前記コンピュータプログラムを実行して、請求項10から16のうちいずれか一項に記載の方法のステップを実行する第2プロセッサと、を備える、ネットワーク機器。
【請求項31】
プロセッサにより実行される時、前記プロセッサに、請求項1から9のうちいずれか一項に記載の方法のステップを実行させるか、又は請求項10から16のうちいずれか一項に記載の方法のステップを実行させるためのコンピュータプログラムを記憶した、記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本願は、2019年04月26日に提出された、出願番号が201910346460.2である中国特許出願に基づく優先権を主張し、該中国特許出願の全内容が参照として本願に組み込まれる。
【0002】
本願は、無線通信分野に関し、特に情報報告及び受信方法、装置、関連機器並びに記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
セル間ハンドオーバーは、移動端末が無線アクセスネットワークによる制御下でソースセルからターゲットセルへの無線リンク接続の移行を完了することであり、シームレスな移動通信サービスを確保する基本的な技術手段である。それと同時に、関連技術におけるハンドオーバーメカニズムは、一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーとも呼ばれる。
【0004】
ハンドオーバーメカニズムは、ユーザのワイドエリアカバレッジネットワークにおけるサービス体験に直接的に関わる。ユーザの、高周波又は高速移動時の体験を向上させ、ハンドオーバーの失敗率を低下させるために、条件付きハンドオーバー(英文表記はConditional Hand Over:CHOである)メカニズムを提供する。該メカニズムは、図1に示すように、ユーザ機器(UE)とサービングセルとの間のチャネル品質が突然に悪くなり(特に高周波又は端末高速移動の場合)、UEがハンドオーバーを正常に完了できない場合、ソース基地局は、UEが低い閾値で測定レポートをトリガして、ハンドオーバー(HO)命令で高いハンドオーバートリガ閾値を運ぶことを構成する。ここで、ターゲットセルにおけるUEに用いられるランダムアクセスリソースを運んでもよい。ハンドオーバー閾値を満たすと、UEは、ターゲット基地局に対してランダムアクセスプロセスを開始する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、条件付きハンドオーバーメカニズムにおいて、ネットワーク側が条件付きハンドオーバーパラメータを如何に合理的に構成するかは、現在、有効な解決手段がない。
【0006】
関連技術的課題を解決するために、本願の実施例は、情報報告及び受信方法、装置、関連機器並びに記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本願の実施例における技術的解決手段は、以下のように実現する。
【0008】
本願の少なくとも1つの実施例は、端末に適用される情報報告方法を提供する。前記方法は、
条件付きハンドオーバーの関連情報を記録することと、
ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、を含み、前記条件付きハンドオーバーの関連情報は、
第1セルの識別情報であって、前記第1セルはが条件付きハンドオーバー関連構成を受信するサービングセルである、第1セルの識別情報と、
前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを開始する時刻である第1時刻と、
前記端末が一般的なハンドオーバー命令又は即時ハンドオーバー命令を受信する時刻又は前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーを開始する時刻である第2時刻と、
前記端末が無線リンク障害(RLF)を決定する時刻又は前記端末がRLFを報告する時刻又は前記端末とソースセルとの無線リソース制御(RRC)接続が失われる時刻又は前記端末がアイドル状態に入る時刻である第3時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーを一回目に開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを一回目に開始する時刻である第4時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第1時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第2時刻までの時間間隔と、
前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーに成功又は失敗した時刻と、
第1時刻から対応する条件付きハンドオーバーに失敗又は成功した時刻までの時間間隔と、
条件付きハンドオーバーに失敗したか又は条件付きハンドオーバーに成功した時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第3時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
第4時刻と第3時刻との時間間隔と、
条件付きハンドオーバーの開始回数と、
条件付きハンドオーバーの失敗回数と、
記録時の前記端末の位置情報と、
前記端末のために構成される条件付きハンドオーバーの具体的なコンテンツであって、具体的なコンテンツがハンドオーバーイベントと、具体的な閾値と、ターゲットセル識別子と、のうちの少なくとも1つである、ものと、
前記端末が実行する第1サービスの関連情報であって、前記第1サービスは、前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する場合に実行されるサービス又は前記端末がハンドオーバーを行う前に実行されるサービスである、ものと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0009】
なお、本願の少なくとも1つの実施例によれば、前記条件付きハンドオーバーの関連情報は、
第2セルの識別情報を更に含み、前記第2セルは、条件付きハンドオーバーを開始するターゲットセル又は条件付きハンドオーバーのランダムアクセスに失敗又は成功したターゲットセルである。
【0010】
なお、本願の少なくとも1つの実施例によれば、記録された対応する時刻の形態は、
ネットワーク側から送信された基準時間に対するオフセットと、
絶対時間と、のうちの1つである。
【0011】
なお、本願の少なくとも1つの実施例によれば、前記端末が開始する条件付きハンドオーバーは、前記端末が、前記端末のために構成される条件付きハンドオーバーにおける条件に基づいて開始する1回目の条件付きハンドオーバーである。
【0012】
なお、本願の少なくとも1つの実施例によれば、条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信することは、
RRC再構成メッセージを受信することであって、前記RRC構成メッセージは、前記条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を含む、ことを含む。
【0013】
なお、本願の少なくとも1つの実施例によれば、条件付きハンドオーバーの関連情報を記録することは、
ネットワーク機器と、ネットワーク管理機器と、トレース収集エンティティ(TCE:Trace Collection Entity)とのうちの1つの機器から送信された構成情報に基づいて、条件付きハンドオーバーの関連情報を記録すること、
又は、
規定された情報に基づいて、条件付きハンドオーバーの関連情報を記録すること、を含む。
【0014】
なお、本願の少なくとも1つの実施例によれば、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することは、
RLFレポートと、
ログ(Log)測定レポート情報と、
新たに定義されたメッセージと、のうちの1つのメッセージにより、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することを含む。
【0015】
なお、本願の少なくとも1つの実施例によれば、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することは、
前記端末が接続状態にある場合、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、
前記端末がアイドル状態から接続状態に変換するプロセスにおいて、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、
前記端末がアイドル状態又は非アクティブ状態にある場合、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、のうちの1つを含む。
【0016】
なお、本願の少なくとも1つの実施例によれば、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することは、
ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を能動的に報告することと、
ネットワーク側の要求を受信した後、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、
ネットワーク側に記録されるべき関連情報を通知し、ネットワーク側から通知した関連情報に基づいて送信された要求を受信した後、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、のうちの1つを含む。
【0017】
本願の少なくとも1つの実施例は、ネットワーク機器に適用される情報受信方法を提供する。前記方法は、
端末から報告された、前記端末により記録された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することを含み、ここで、記録された条件付きハンドオーバーの関連情報は、
第1セルの識別情報であって、前記第1セルはが条件付きハンドオーバー関連構成を受信するサービングセルである、第1セルの識別情報と、
前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを開始する時刻である第1時刻と、
前記端末が一般的なハンドオーバー命令又は即時ハンドオーバー命令を受信する時刻又は前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーを開始する時刻である第2時刻と、
前記端末がRLFを決定する時刻又は前記端末がRLFを報告する時刻又は前記端末とソースセルとのRRC接続が失われる時刻又は前記端末がアイドル状態に入る時刻である第3時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーを一回目に開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを一回目に開始する時刻である第4時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第1時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第2時刻までの時間間隔と、
前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーに成功又は失敗した時刻と、
第1時刻から対応する条件付きハンドオーバーに失敗又は成功した時刻までの時間間隔と、
条件付きハンドオーバーに失敗したか又は条件付きハンドオーバーに成功した時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第3時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
第4時刻と第3時刻との時間間隔と、
条件付きハンドオーバーの開始回数と、
条件付きハンドオーバーの失敗回数と、
記録時の前記端末の位置情報と、
前記端末のために構成される条件付きハンドオーバーの具体的なコンテンツであって、具体的なコンテンツがハンドオーバーイベントと、具体的な閾値と、ターゲットセル識別子と、のうちの少なくとも1つである、ものと、
前記端末が実行する第1サービスの関連情報であって、前記第1サービスは、前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する場合に実行されるサービス又は前記端末がハンドオーバーを行う前に実行されるサービスである、ものと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0018】
なお、本願の少なくとも1つの実施例によれば、前記条件付きハンドオーバーの関連情報は、
第2セルの識別情報を更に含み、前記第2セルは、条件付きハンドオーバーを開始するターゲットセル又は条件付きハンドオーバーのランダムアクセスに失敗又は成功したターゲットセルである。
【0019】
なお、本願の少なくとも1つの実施例によれば、前記端末が開始する条件付きハンドオーバーは、前記端末が、前記端末のために構成される条件付きハンドオーバーにおける条件に基づいて開始する1回目の条件付きハンドオーバーである。
【0020】
なお、本願の少なくとも1つの実施例によれば、記録された対応する時刻の形態は、
ネットワーク側から送信された基準時間に対するオフセットと、
絶対時間と、のうちの1つである。
【0021】
なお、本願の少なくとも1つの実施例によれば、端末から報告された、前記端末により記録された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することは、
RLFレポートと、
Log測定レポート情報と、
新たに定義されたメッセージと、のうちの1つのメッセージにより、端末から報告された前記条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することを含む。
【0022】
なお、本願の少なくとも1つの実施例によれば、端末から報告された前記条件付きハンドオーバーの関連情報を受信する場合、前記端末は、
前記端末が接続状態にあるという条件と、
前記端末がアイドル状態から接続状態に変換するプロセスであるという条件と、
前記端末がアイドル状態又は非アクティブ状態にあるという条件と、のうちの1つを満たす。
【0023】
なお、本願の少なくとも1つの実施例によれば、端末から報告された、前記端末により記録された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することは、
前記端末から能動的に報告された、前記端末により記録された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することと、
前記端末に要求を送信し、前記端末から前記要求に基づいて報告された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することと、
前記端末から通知された記録されるべき関連情報を受信し、通知された記録されるべき関連情報に基づいて前記端末に要求を送信し、端末から前記要求に基づいて報告された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することと、のうちの1つを含む。
【0024】
本願の少なくとも1つの実施例は、情報報告装置を提供する。前記装置は、
条件付きハンドオーバーの関連情報を記録するように構成される記録ユニットと、
ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告するように構成される報告ユニットと、を備え、前記条件付きハンドオーバーの関連情報は、
第1セルの識別情報であって、前記第1セルはが条件付きハンドオーバー関連構成を受信するサービングセルである、第1セルの識別情報と、
前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを開始する時刻である第1時刻と、
前記端末が一般的なハンドオーバー命令又は即時ハンドオーバー命令を受信する時刻又は前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーを開始する時刻である第2時刻と、
前記端末がRLFを決定する時刻又は前記端末がRLFを報告する時刻又は前記端末とソースセルとのRRC接続が失われる時刻又は前記端末がアイドル状態に入る時刻である第3時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーを一回目に開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを一回目に開始する時刻である第4時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第1時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第2時刻までの時間間隔と、
前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーに成功又は失敗した時刻と、
第1時刻から対応する条件付きハンドオーバーに失敗又は成功した時刻までの時間間隔と、
条件付きハンドオーバーに失敗したか又は条件付きハンドオーバーに成功した時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第3時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
第4時刻と第3時刻との時間間隔と、
条件付きハンドオーバーの開始回数と、
条件付きハンドオーバーの失敗回数と、
記録時の前記端末の位置情報と、
前記端末のために構成される条件付きハンドオーバーの具体的なコンテンツであって、具体的なコンテンツがハンドオーバーイベントと、具体的な閾値と、ターゲットセル識別子と、のうちの少なくとも1つである、ものと、
前記端末が実行する第1サービスの関連情報であって、前記第1サービスは、前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する場合に実行されるサービス又は前記端末がハンドオーバーを行う前に実行されるサービスである、ものと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0025】
なお、本願の少なくとも1つの実施例によれば、前記報告ユニットは、
RLFレポートと、
Log測定レポート情報と、
新たに定義されたメッセージと、のうちの1つのメッセージにより、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告するように構成される。
【0026】
なお、本願の少なくとも1つの実施例によれば、前記報告ユニットは、
ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を能動的に報告することと、
ネットワーク側の要求を受信した後、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、
ネットワーク側に記録されるべき関連情報を通知し、ネットワーク側から通知した関連情報に基づいて送信された要求を受信した後、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、のうちの1つを実行するように構成される。
【0027】
本願の少なくとも1つの実施例は、情報受信装置を提供する。前記装置は、
端末から報告された、前記端末により記録された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信するように構成される受信ユニットを備え、ここで、記録された条件付きハンドオーバーの関連情報は、
第1セルの識別情報であって、前記第1セルはが条件付きハンドオーバー関連構成を受信するサービングセルである、第1セルの識別情報と、
前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを開始する時刻である第1時刻と、
前記端末が一般的なハンドオーバー命令又は即時ハンドオーバー命令を受信する時刻又は前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーを開始する時刻である第2時刻と、
前記端末がRLFを決定する時刻又は前記端末がRLFを報告する時刻又は前記端末とソースセルとのRRC接続が失われる時刻又は前記端末がアイドル状態に入る時刻である第3時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーを一回目に開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを一回目に開始する時刻である第4時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第1時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第2時刻までの時間間隔と、
前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーに成功又は失敗した時刻と、
第1時刻から対応する条件付きハンドオーバーに失敗又は成功した時刻までの時間間隔と、
条件付きハンドオーバーに失敗したか又は条件付きハンドオーバーに成功した時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第3時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
第4時刻と第3時刻との時間間隔と、
条件付きハンドオーバーの開始回数と、
条件付きハンドオーバーの失敗回数と、
記録時の前記端末の位置情報と、
前記端末のために構成される条件付きハンドオーバーの具体的なコンテンツであって、具体的なコンテンツがハンドオーバーイベントと、具体的な閾値と、ターゲットセル識別子と、のうちの少なくとも1つである、ものと、
前記端末が実行する第1サービスの関連情報であって、前記第1サービスは、前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する場合に実行されるサービス又は前記端末がハンドオーバーを行う前に実行されるサービスである、ものと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0028】
なお、本願の少なくとも1つの実施例によれば、前記受信ユニットは、
RLFレポートと、
Log測定レポート情報と、
新たに定義されたメッセージと、のうちの1つのメッセージにより、端末から報告された前記条件付きハンドオーバーの関連情報を受信するように構成される。
【0029】
なお、本願の少なくとも1つの実施例によれば、前記受信ユニットは、
前記端末から能動的に報告された、前記端末により記録された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することと、
前記端末に要求を送信し、前記端末から前記要求に基づいて報告された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することと、
前記端末から通知された記録されるべき関連情報を受信し、通知された記録されるべき関連情報に基づいて前記端末に要求を送信し、端末から前記要求に基づいて報告された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することと、のうちの1つを実行するように構成される。
【0030】
本願の少なくとも1つの実施例は、端末を提供する。前記端末は、
条件付きハンドオーバーの関連情報を記録するように構成される第1プロセッサと、
ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告するように構成される第1通信インタフェースと、を備え、前記条件付きハンドオーバーの関連情報は、
第1セルの識別情報であって、前記第1セルはが条件付きハンドオーバー関連構成を受信するサービングセルである、第1セルの識別情報と、
前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを開始する時刻である第1時刻と、
前記端末が一般的なハンドオーバー命令又は即時ハンドオーバー命令を受信する時刻又は前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーを開始する時刻である第2時刻と、
前記端末がRLFを決定する時刻又は前記端末がRLFを報告する時刻又は前記端末とソースセルとのRRC接続が失われる時刻又は前記端末がアイドル状態に入る時刻である第3時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーを一回目に開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを一回目に開始する時刻である第4時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第1時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第2時刻までの時間間隔と、
前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーに成功又は失敗した時刻と、
第1時刻から対応する条件付きハンドオーバーに失敗又は成功した時刻までの時間間隔と、
条件付きハンドオーバーに失敗したか又は条件付きハンドオーバーに成功した時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第3時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
第4時刻と第3時刻との時間間隔と、
条件付きハンドオーバーの開始回数と、
条件付きハンドオーバーの失敗回数と、
記録時の前記端末の位置情報と、
前記端末のために構成される条件付きハンドオーバーの具体的なコンテンツであって、具体的なコンテンツがハンドオーバーイベントと、具体的な閾値と、ターゲットセル識別子と、のうちの少なくとも1つである、ものと、
前記端末が実行する第1サービスの関連情報であって、前記第1サービスは、前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する場合に実行されるサービス又は前記端末がハンドオーバーを行う前に実行されるサービスである、ものと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0031】
なお、本願の少なくとも1つの実施例によれば、前記第1通信インタフェースは、
RLFレポートと、
Log測定レポート情報と、
新たに定義されたメッセージと、のうちの1つのメッセージにより、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告するように構成される。
【0032】
なお、本願の少なくとも1つの実施例によれば、前記第1通信インタフェースは、
ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を能動的に報告することと、
ネットワーク側の要求を受信した後、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、
ネットワーク側に記録されるべき関連情報を通知し、ネットワーク側から通知した関連情報に基づいて送信された要求を受信した後、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、のうちの1つを実行するように構成される。
【0033】
本願の少なくとも1つの実施例は、ネットワーク機器を提供する。前記ネットワーク機器は、第2プロセッサと、第2通信インタフェースと、を備え、ここで、
前記第2プロセッサは、前記第2通信インタフェースにより、端末から報告された、前記端末により記録された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信するように構成され、ここで、記録された条件付きハンドオーバーの関連情報は、
第1セルの識別情報であって、前記第1セルはが条件付きハンドオーバー関連構成を受信するサービングセルである、第1セルの識別情報と、
前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを開始する時刻である第1時刻と、
前記端末が一般的なハンドオーバー命令又は即時ハンドオーバー命令を受信する時刻又は前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーを開始する時刻である第2時刻と、
前記端末がRLFを決定する時刻又は前記端末がRLFを報告する時刻又は前記端末とソースセルとのRRC接続が失われる時刻又は前記端末がアイドル状態に入る時刻である第3時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーを一回目に開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを一回目に開始する時刻である第4時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第1時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第2時刻までの時間間隔と、
前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーに成功又は失敗した時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する時刻又は前記端末がハンドオーバーのランダムアクセスを開始する時刻と、
第1時刻から対応する条件付きハンドオーバーに失敗又は成功した時刻までの時間間隔と、
条件付きハンドオーバーに失敗したか又は条件付きハンドオーバーに成功した時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第3時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
第4時刻と第3時刻との時間間隔と、
条件付きハンドオーバーの開始回数と、
条件付きハンドオーバーの失敗回数と、
記録時の前記端末の位置情報と、
前記端末のために構成される条件付きハンドオーバーの具体的なコンテンツであって、具体的なコンテンツがハンドオーバーイベントと、具体的な閾値と、ターゲットセル識別子と、のうちの少なくとも1つである、ものと、
前記端末が実行する第1サービスの関連情報であって、前記第1サービスは、前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する場合に実行されるサービス又は前記端末がハンドオーバーを行う前に実行されるサービスである、ものと、のうちの少なくとも1つを含み、ここで、
前記第1時刻は、前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを開始する時刻であり、
前記第2時刻は、前記端末が一般的なハンドオーバー命令又は即時ハンドオーバー命令を受信する時刻又は前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーを開始する時刻であり、
前記第3時刻は、前記端末がRLFを決定する時刻又は前記端末がRLFを報告する時刻又は前記端末とソースセルとのRRC接続が失われる時刻又は前記端末がアイドル状態に入る時刻であり、
前記第4時刻は、前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーを一回目に開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを一回目に開始する時刻である。
【0034】
なお、本願の少なくとも1つの実施例によれば、前記第2通信インタフェースは、
RLFレポートと、
Log測定レポート情報と、
新たに定義されたメッセージと、のうちの1つのメッセージにより、端末から報告された前記条件付きハンドオーバーの関連情報を受信するように構成される。
【0035】
なお、本願の少なくとも1つの実施例によれば、前記第2通信インタフェースは、
前記端末から能動的に報告された、前記端末により記録された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することと、
前記端末に要求を送信し、前記端末から前記要求に基づいて報告された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することと、
前記端末から通知された記録されるべき関連情報を受信し、通知された記録されるべき関連情報に基づいて前記端末に要求を送信し、端末から前記要求に基づいて報告された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することと、のうちの1つを実行するように構成される。
【0036】
本願の少なくとも1つの実施例は、端末を提供する。前記端末は、第1プロセッサと、プロセッサ上で実行可能なコンピュータプログラムを記憶する第1メモリと、を備え、
ここで、前記第1プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行する時、上記端末側のいずれか1つの方法のステップを実行するように構成される。
【0037】
本願の少なくとも1つの実施例は、ネットワーク機器を提供する。前記ネットワーク機器は、第2プロセッサと、プロセッサ上で実行可能なコンピュータプログラムを記憶する第2メモリと、を備え、
ここで、前記第2プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行する時、上記ネットワーク側のいずれか1つの方法のステップを実行するように構成される。
【0038】
本願の少なくとも1つの実施例は、記憶媒体を提供する。前記記憶媒体にコンピュータプログラムが記憶されており、前記コンピュータプログラムがプロセッサにより実行される時、上記端末側のいずれか1つの方法のステップを実現させるか又は上記ネットワーク側のいずれか1つの方法のステップを実現させる。
【発明の効果】
【0039】
本願の実施例が提供する情報報告及び受信方法、装置、関連機器並びに記憶媒体において、端末は、条件付きハンドオーバーの関連情報を記録し、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告する。このように、ネットワーク機器は、これらの関連情報を利用して条件付きハンドオーバーパラメータを調整することができ、それにより構成された条件付きハンドオーバーパラメータをより合理的にする。
【図面の簡単な説明】
【0040】
図1】関連技術における条件付きハンドオーバーを示すフローチャートである。
図2】本願の実施例による情報報告方法を示すフローチャートである。
図3】本願の実施例による情報伝送方法を示すフローチャートである。
図4】本願の実施例による情報報告装置の構造を示す概略図である。
図5】本願の実施例による情報受信装置の構造を示す概略図である。
図6】本願の実施例による端末の構造を示す概略図である。
図7】本願の実施例によるネットワーク機器の構造を示す概略図である。
図8】本願の実施例による情報伝送システムの構造を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0041】
以下、図面及び実施例を参照しながら、本願を更に詳しく説明する。
【0042】
CHOメカニズムにおいて、端末は、UEのために、複数のターゲットセルに対する条件付きハンドオーバーを構成することができる。条件付きハンドオーバーパラメータを如何に合理的に構成するかは、現在、解決されるべき課題である。
【0043】
これに基づいて、本願の種々の実施例において、条件付きハンドオーバーを行う場合、端末は、条件付きハンドオーバーの関連情報を記録し、ネットワーク側に報告する。これは、ネットワーク側による合理的な条件付きハンドオーバーパラメータの構成に役立つことができる。
【0044】
本願の実施例は、端末に適用される情報報告方法を提供する。図2に示すように、該方法は以下を含む。
【0045】
ステップ201において、条件付きハンドオーバーの関連情報を記録する。
【0046】
ステップ202において、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告する。
【0047】
ここで、前記条件付きハンドオーバーの関連情報は、
第1セルの識別情報であって、前記第1セルはが条件付きハンドオーバー関連構成を受信するサービングセルである、第1セルの識別情報と、
前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを開始する時刻である第1時刻と、
前記端末が一般的なハンドオーバー命令又は即時ハンドオーバー命令を受信する時刻又は前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーを開始する時刻である第2時刻と、
前記端末がRLFを決定する時刻又は前記端末がRLFを報告する時刻又は前記端末とソースセルとのRRC接続が失われる時刻又は前記端末がアイドル状態に入る時刻である第3時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーを一回目に開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを一回目に開始する時刻である第4時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第1時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第2時刻までの時間間隔と、
前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーに成功又は失敗した時刻と、
第1時刻から対応する条件付きハンドオーバーに失敗又は成功した時刻までの時間間隔と、
条件付きハンドオーバーに失敗したか又は条件付きハンドオーバーに成功した時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第3時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
第4時刻と第3時刻との時間間隔と、
条件付きハンドオーバーの開始回数と、
条件付きハンドオーバーの失敗回数と、
記録時の前記端末の位置情報と、
前記端末のために構成される条件付きハンドオーバーの具体的なコンテンツであって、具体的なコンテンツがハンドオーバーイベントと、具体的な閾値と、ターゲットセル識別子と、のうちの少なくとも1つである、ものと、
前記端末が実行する第1サービスの関連情報であって、前記第1サービスは、前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する場合に実行されるサービス又は前記端末がハンドオーバーを行う前に実行されるサービスである、ものと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0048】
ここで、実際に適用する場合、前記条件付きハンドオーバーに関連する構成情報は、RRC再構成メッセージ(英文表記はRRCReconfigurationである)で運ばれてもよい。従って、前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信することは、前記端末がRRC再構成メッセージを受信することであってもよい。
【0049】
本願の実施例において、前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から他の時刻までの時間間隔は、前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻と他の時刻との時間間隔であり、具体的には、前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第1時刻での時間間隔は、前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻と第1時刻との時間間隔であり、前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔は、前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻と前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻との時間間隔であり、前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔は、前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻と前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻との時間間隔であり、前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第2時刻までの時間間隔は、前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻と第2時刻との時間間隔であることに留意されたい。
【0050】
それに対応して、対応する時刻から条件付きハンドオーバーに成功又は失敗した時刻までの時間間隔は、対応する時刻と対応する条件付きハンドオーバーに成功又は失敗した時刻との時間間隔であり、具体的には、第1時刻から対応する条件付きハンドオーバー(前記端末が開始した複数の条件付きハンドオーバーのうちの1つの条件付きハンドオーバー)に失敗又は成功した時刻までの時間間隔は、第1時刻と対応する条件付きハンドオーバーに失敗又は成功した時刻との時間間隔であり、第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔は、第4時刻と前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻との時間間隔であり、前記第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔は、第4時刻と前記端末条件付きハンドオーバーに失敗した時刻との時間間隔である。
【0051】
上記時間間隔は、2つの時間の間の時間差と理解されてもよい。
【0052】
第1時刻から対応する条件付きハンドオーバーに失敗又は成功した時刻までの時間間隔において、前記対応する条件付きハンドオーバーは、第1時刻に対応する条件付きハンドオーバーである。
【0053】
即時ハンドオーバーは、即時ハンドオーバー命令に基づいて行われるハンドオーバーであり、これに対応して、一般的なハンドオーバーは、一般的なハンドオーバー命令に基づいて行われるハンドオーバーである。
【0054】
ここで、即時ハンドオーバー命令は、ハンドオーバーを即座に行うよう端末に指示する命令であり、一般的なハンドオーバー命令(即時ハンドオーバー命令ではない)は、即時ハンドオーバー命令に対応するハンドオーバー命令である。
【0055】
前記一般的なハンドオーバー命令は、従来のハンドオーバー命令と呼ばれてもよい。
【0056】
実際に適用する場合、記録された時刻の形式は、複数であってもよく、基準時間によって、記録された時刻の形式は異なる。
【0057】
これに基づいて、一実施例において、記録された対応する時刻の形態は、
ネットワーク側から送信された基準時間に対するオフセットと、
絶対時間と、のうちの1つであってもよい。
【0058】
実際の適用において、前記端末のために構成された複数のハンドオーバー条件に対して、構成された条件付きハンドオーバーにおける条件に基づいて開始される1回目の条件付きハンドオーバー(1つ目の条件付きハンドオーバーと理解されてもよい)に関連する情報を記録してパラメータを構成することで、ネットワーク側の構成の合理性をより良好に表すことができる。
【0059】
これに基づいて、一実施例において、上記情報に係わる前記端末が開始する条件付きハンドオーバーは、前端末が、前記端末のために構成される条件付きハンドオーバーにおける条件に基づいて開始する1回目の条件付きハンドオーバーである。
【0060】
具体的には、上記情報において、前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する時刻は、前記端末が構成された条件付きハンドオーバーにおける条件に基づいて1回目の条件付きハンドオーバーを開始する時刻であってもよい。
【0061】
前記端末が条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを開始する時刻は、前記端末が構成された条件付きハンドオーバーにおける条件に基づいて1回目の条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを開始する時刻であってもよい。
【0062】
無論、前記端末は、構成された複数のハンドオーバー条件のうちの条件に基づいて開始される各回のハンドオーバー条件に係わる情報を記録することもできる。
【0063】
条件付きハンドオーバーに失敗したことは、ターゲットセルとのRRC接続の確立に成功していないことであり、これに対応して、条件付きハンドオーバーに成功したことは、ターゲットセルとのRRC接続との確率に成功したことである。
【0064】
実際に適用する場合、前記端末は、構成された複数のハンドオーバー条件のうちの条件に基づいて、条件付きハンドオーバーに失敗したと決定した場合、RLFを決定することができる。前記端末とネットワークとの接続が失われる場合、RLFを決定することもできる。
【0065】
実際に適用する場合、前記第1サービスの関連情報は、ネットワークスライスID(S-NSSAI:Single-Network Slice Selection Assistance Info)、5Gサービス品質指示子(5QI:5G QoS Indicator)、フロー(flow ID)、又はサービス品質クラス識別子QoS(QCI:QoS Class Identifier)などを含んでもよい。
【0066】
一実施例において、前記条件付きハンドオーバーの関連情報は、
第2セルの識別情報を更に含んでもよい。
【0067】
ここで、前記第2セルは、条件付きハンドオーバーを開始するターゲットセル、又は条件付きハンドオーバーのランダムアクセスに失敗又は成功したターゲットセルである。
【0068】
実際に適用する場合、前記端末により記録された関連情報は、幾つかの機器により要求されたものであってもよく、予め定義されたものであってもよい。
【0069】
これに基づいて、一実施例において、条件付きハンドオーバーの関連情報を記録することは、
基地局、コアネットワークネットワークエレメントと、ネットワーク管理機器と、TCEとのうちの1つの機器から送信された構成情報に基づいて、条件付きハンドオーバーの関連情報を記録すること、
又は、
規定された情報に基づいて、条件付きハンドオーバーの関連情報を記録すること、を含む。
【0070】
ここで、前記端末は、機器により構成された構成情報に基づいて、条件付きハンドオーバーの関連情報を記録する場合、機器により構成された構成情報を取得する必要がある。
【0071】
これに基づいて、一実施例において、受信した構成情報に基づいて、条件付きハンドオーバーの関連情報を記録する場合、前記方法は、
基地局、コアネットワークネットワークエレメントと、ネットワーク管理機器と、TCEとのうちの1つの機器から送信された構成情報を受信することを更に含んでもよい。
【0072】
ここで、前記端末は、基地局により構成された構成情報に基づいて、条件付きハンドオーバーの関連情報を記録する場合、基地局から送信された構成情報を受信する。前記端末は、コアネットワークネットワークエレメントにより構成された構成情報に基づいて、条件付きハンドオーバーの関連情報を記録する場合、コアネットワークネットワークエレメントから送信された構成情報を受信する。前記端末は、ネットワーク管理機器により構成された構成情報に基づいて、条件付きハンドオーバーの関連情報を記録する場合、ネットワーク管理機器から送信された構成情報を受信する。前記端末は、TCEにより構成された構成情報に基づいて、条件付きハンドオーバーの関連情報を記録する場合、TCEから送信された構成情報を受信する。
【0073】
実際に適用する場合、TCEの機能は主に、基地局及び端末のいくつかの情報を収集し、ネットワーク機器のベンダまたはオペレータが使用することに供することである。
【0074】
実際に適用する場合、前記端末は、既存のメッセージを用いて、条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することができ、新たに定義されたメッセージを用いて、条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することもできる。
【0075】
これに基づいて、一実施例において、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することは、
RLFレポートと、
Log測定レポート情報と、
新たに定義されたメッセージと、のうちの1つのメッセージにより、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することを含む。
【0076】
ここで、新たに定義されたメッセージは、条件付きハンドオーバー情報などと呼ばれてもよく、新たに定義されたメッセージのフォーマットは、必要に応じて決定されてもよい。例えば、RLFレポート又はLog測定レポート情報のフォーマットなどを参照することができる。本願の実施例は、新たに定義されたメッセージのフォーマットを限定しない。
【0077】
前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告する場合、前記端末は、接続状態にあってもよく、アイドル状態から接続状態に変換するプロセスにあってもよく、アイドル状態又は非アクティブ状態にあってもよい。
【0078】
これに基づいて、一実施例において、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することは、
前記端末が接続状態にある場合、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、
前記端末がアイドル状態から接続状態に変換するプロセスにおいて、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、
前記端末がアイドル状態又は非アクティブ状態にある場合、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、のうちの1つを含む。
【0079】
ここで、前記端末がアイドル状態にある場合、無線側及びコアネットワークの接続はいずれも解除されており、前記端末が非アクティブ状態にある場合、無線側の接続がいずれも解除されているが、コアネットワークの接続は依然として存在している。
【0080】
実際に適用する場合、前記端末の報告行為は、以下の幾つかのケースを含む。
【0081】
第1ケースにおいて、ネットワーク側が報告を要求する。
【0082】
第2ケースにおいて、端末が能動的に報告する。
【0083】
第3ケースにおいて、端末がネットワーク側に関連log情報を通知した後にネットワーク側からの要求下で送信する。
【0084】
これに基づいて、一実施例において、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することは、
ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を能動的に報告することと、
ネットワーク側の要求を受信した後、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、
ネットワーク側に記録されるべき関連情報を通知し、ネットワーク側から通知した関連情報に基づいて送信された要求を受信した後、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、のうちの1つを含む。
【0085】
これに対応して、本願の実施例は、ネットワーク機器(具体的には、基地局、例えば第5世代移動通信技術(5G)システムにおけるgNBなどであてもよい)に適用される情報受信方法を更に提供する。該方法は、
端末から報告された、前記端末により記録された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することを含み、ここで、記録された条件付きハンドオーバーの関連情報は、
第1セルの識別情報であって、前記第1セルはが条件付きハンドオーバー関連構成を受信するサービングセルである、第1セルの識別情報と、
前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを開始する時刻である第1時刻と、
前記端末が一般的なハンドオーバー命令又は即時ハンドオーバー命令を受信する時刻又は前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーを開始する時刻である第2時刻と、
前記端末がRLFを決定する時刻又は前記端末がRLFを報告する時刻又は前記端末とソースセルとのRRC接続が失われる時刻又は前記端末がアイドル状態に入る時刻である第3時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーを一回目に開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを一回目に開始する時刻である第4時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第1時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第2時刻までの時間間隔と、
前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーに成功又は失敗した時刻と、
第1時刻から対応する条件付きハンドオーバーに失敗又は成功した時刻までの時間間隔と、
条件付きハンドオーバーに失敗したか又は条件付きハンドオーバーに成功した時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第3時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
第4時刻と第3時刻との時間間隔と、
条件付きハンドオーバーの開始回数と、
条件付きハンドオーバーの失敗回数と、
記録時の前記端末の位置情報と、
前記端末のために構成される条件付きハンドオーバーの具体的なコンテンツであって、具体的なコンテンツがハンドオーバーイベントと、具体的な閾値と、ターゲットセル識別子と、のうちの少なくとも1つである、ものと、
前記端末が実行する第1サービスの関連情報であって、前記第1サービスは、前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する場合に実行されるサービス又は前記端末がハンドオーバーを行う前に実行されるサービスである、ものと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0086】
前記ネットワーク機器は、前記条件付きハンドオーバーの関連情報を受信した後、これらの関連情報を利用して条件付きハンドオーバーパラメータを調整することができ、それにより構成された条件付きハンドオーバーパラメータをより合理的にする。
【0087】
前記端末がネットワーク機器により構成された構成情報に基づいて、条件付きハンドオーバーの関連情報を記録する場合、前記ネットワーク機器は、関連情報を構成する必要がある。
【0088】
これに基づいて、一実施例において、前記方法は、
前記端末のために情報を構成することであって、構成される情報は、前記端末による条件付きハンドオーバーの関連情報の記録に供するためのものである、ことを更に含んでもよい。
【0089】
一実施例において、端末から報告された、前記端末により記録された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することは、
RLFレポートと、
Log測定レポート情報と、
新たに定義されたメッセージと、のうちの1つのメッセージにより、端末から報告された前記条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することを含む。
【0090】
一実施例において、端末から報告された前記条件付きハンドオーバーの関連情報を受信する場合、前記端末は、
前記端末が接続状態にあるという条件と、
前記端末がアイドル状態から接続状態に変換するプロセスであるという条件と、
前記端末がアイドル状態又は非アクティブ状態にあるという条件と、のうちの1つを満たす。
【0091】
一実施例において、端末から報告された、前記端末により記録された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することは、
前記端末から能動的に報告された、前記端末により記録された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することと、
前記端末に要求を送信し、前記端末から前記要求に基づいて報告された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することと、
前記端末から通知された記録されるべき関連情報を受信し、通知された記録されるべき関連情報に基づいて前記端末に要求を送信し、端末から前記要求に基づいて報告された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することと、のうちの1つを含む。
【0092】
本願の実施例は、情報伝送方法を提供する。図3に示すように、該方法は、以下を含む。
【0093】
ステップ301において、端末が条件付きハンドオーバーの関連情報を記録する。
【0094】
ステップ302において、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告する。
【0095】
ここで、前記条件付きハンドオーバーの関連情報は、
第1セルの識別情報であって、前記第1セルはが条件付きハンドオーバー関連構成を受信するサービングセルである、第1セルの識別情報と、
前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを開始する時刻である第1時刻と、
前記端末が一般的なハンドオーバー命令又は即時ハンドオーバー命令を受信する時刻又は前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーを開始する時刻である第2時刻と、
前記端末がRLFを決定する時刻又は前記端末がRLFを報告する時刻又は前記端末とソースセルとのRRC接続が失われる時刻又は前記端末がアイドル状態に入る時刻である第3時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーを一回目に開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを一回目に開始する時刻である第4時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第1時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第2時刻までの時間間隔と、
前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーに成功又は失敗した時刻と、
第1時刻から対応する条件付きハンドオーバーに失敗又は成功した時刻までの時間間隔と、
条件付きハンドオーバーに失敗したか又は条件付きハンドオーバーに成功した時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第3時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
第4時刻と第3時刻との時間間隔と、
条件付きハンドオーバーの開始回数と、
条件付きハンドオーバーの失敗回数と、
記録時の前記端末の位置情報と、
前記端末のために構成される条件付きハンドオーバーの具体的なコンテンツであって、具体的なコンテンツがハンドオーバーイベントと、具体的な閾値と、ターゲットセル識別子と、のうちの少なくとも1つである、ものと、
前記端末が実行する第1サービスの関連情報であって、前記第1サービスは、前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する場合に実行されるサービス又は前記端末がハンドオーバーを行う前に実行されるサービスである、ものと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0096】
ステップ303において、ネットワーク機器が、端末から報告された、前記端末により記録された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信する。
【0097】
端末及びネットワーク機器の具体的な処理プロセスは上記に詳しく説明された。ここで、詳細な説明を省略する。
【0098】
本願の実施例が提供する情報伝送方法において、端末は、条件付きハンドオーバーの関連情報を記録し、ネットワーク機器に報告する。ネットワーク機器は、これらの関連情報を利用して条件付きハンドオーバーパラメータを調整することができ、それにより構成された条件付きハンドオーバーパラメータをより合理的にする。
【0099】
本願の実施例の方法を実現させるために、本願の実施例は、端末に設けられる情報報告装置を更に提供する。図4に示すように、該装置は、
条件付きハンドオーバーの関連情報を記録するように構成される記録ユニット41と、
ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告するように構成される報告ユニット42と、を備え、前記条件付きハンドオーバーの関連情報は、
第1セルの識別情報であって、前記第1セルはが条件付きハンドオーバー関連構成を受信するサービングセルである、第1セルの識別情報と、
前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを開始する時刻である第1時刻と、
前記端末が一般的なハンドオーバー命令又は即時ハンドオーバー命令を受信する時刻又は前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーを開始する時刻である第2時刻と、
前記端末がRLFを決定する時刻又は前記端末がRLFを報告する時刻又は前記端末とソースセルとのRRC接続が失われる時刻又は前記端末がアイドル状態に入る時刻である第3時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーを一回目に開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを一回目に開始する時刻である第4時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第1時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第2時刻までの時間間隔と、
前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーに成功又は失敗した時刻と、
第1時刻から対応する条件付きハンドオーバーに失敗又は成功した時刻までの時間間隔と、
条件付きハンドオーバーに失敗したか又は条件付きハンドオーバーに成功した時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第3時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
第4時刻と第3時刻との時間間隔と、
条件付きハンドオーバーの開始回数と、
条件付きハンドオーバーの失敗回数と、
記録時の前記端末の位置情報と、
前記端末のために構成される条件付きハンドオーバーの具体的なコンテンツであって、具体的なコンテンツがハンドオーバーイベントと、具体的な閾値と、ターゲットセル識別子と、のうちの少なくとも1つである、ものと、
前記端末が実行する第1サービスの関連情報であって、前記第1サービスは、前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する場合に実行されるサービス又は前記端末がハンドオーバーを行う前に実行されるサービスである、ものと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0100】
一実施例において、前記記録ユニット41は、
基地局と、コアネットワークネットワークエレメントと、ネットワーク管理機器と、TCEとのうちの1つの機器から送信された構成情報に基づいて、条件付きハンドオーバーの関連情報を記録し、
又は、
規定された情報に基づいて、条件付きハンドオーバーの関連情報を記録するように構成される。
【0101】
一実施例において、前記記録ユニット41は更に、
基地局と、コアネットワークネットワークエレメントと、ネットワーク管理機器と、TCEとのうちの1つの機器から送信された構成情報を受信するように構成される。
【0102】
一実施例において、前記報告ユニット42は、
RLFレポートと、
Log測定レポート情報と、
新たに定義されたメッセージと、のうちの1つのメッセージにより、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告するように構成される。
【0103】
一実施例において、前記報告ユニット42は、
前記端末が接続状態にある場合、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、
前記端末がアイドル状態から接続状態に変換するプロセスにおいて、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、
前記端末がアイドル状態又は非アクティブ状態にある場合、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、のうちの1つを実行するように構成される。
【0104】
一実施例において、前記報告ユニット42は、
ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を能動的に報告することと、
ネットワーク側の要求を受信した後、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、
ネットワーク側に記録されるべき関連情報を通知し、ネットワーク側から通知した関連情報に基づいて送信された要求を受信した後、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、のうちの1つを実行するように構成される。
【0105】
実際に適用する場合、前記記録ユニット41は、情報伝送装置におけるプロセッサにより実現されてもよく、前記報告ユニット42は、情報伝送装置におけるプロセッサと通信インタフェースにより実現されてもよい。
【0106】
説明すべきこととして、上記実施例が提供する情報報告装置が情報報告を行う場合、上記分割された各プログラムモジュールを例として説明し、実際の適用において、必要に応じて異なるプログラムモジュールで上記処理を行うことができ、即ち装置の内部構成を異なるプログラムモジュールに分割することで、上記説明した全て又は一部の処理を完了する。なお、上記実施例が提供する情報報告装置と情報報告方法の実施例は同一の構想に属し、その具体的な実現過程について方法の実施例を参照する。ここで、詳細な説明を省略する。
【0107】
本願の実施例のネットワーク機器側の方法を実現させるために、本願の実施例は、ネットワーク機器に設けられる情報受信装置を更に提供する。図5に示すように、該装置は、
端末から報告された、前記端末により記録された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信するように構成される受信ユニット51を備え、ここで、記録された条件付きハンドオーバーの関連情報は、
第1セルの識別情報であって、前記第1セルはが条件付きハンドオーバー関連構成を受信するサービングセルである、第1セルの識別情報と、
前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを開始する時刻である第1時刻と、
前記端末が一般的なハンドオーバー命令又は即時ハンドオーバー命令を受信する時刻又は前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーを開始する時刻である第2時刻と、
前記端末がRLFを決定する時刻又は前記端末がRLFを報告する時刻又は前記端末とソースセルとのRRC接続が失われる時刻又は前記端末がアイドル状態に入る時刻である第3時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーを一回目に開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを一回目に開始する時刻である第4時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第1時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第2時刻までの時間間隔と、
前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーに成功又は失敗した時刻と、
第1時刻から対応する条件付きハンドオーバーに失敗又は成功した時刻までの時間間隔と、
条件付きハンドオーバーに失敗したか又は条件付きハンドオーバーに成功した時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第3時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
第4時刻と第3時刻との時間間隔と、
条件付きハンドオーバーの開始回数と、
条件付きハンドオーバーの失敗回数と、
記録時の前記端末の位置情報と、
前記端末のために構成される条件付きハンドオーバーの具体的なコンテンツであって、具体的なコンテンツがハンドオーバーイベントと、具体的な閾値と、ターゲットセル識別子と、のうちの少なくとも1つである、ものと、
前記端末が実行する第1サービスの関連情報であって、前記第1サービスは、前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する場合に実行されるサービス又は前記端末がハンドオーバーを行う前に実行されるサービスである、ものと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0108】
一実施例において、図5に示すように、該装置は、前記端末のために情報を構成するように構成される構成ユニット52であって、構成される情報は、前記端末による条件付きハンドオーバーの関連情報の記録に供するためのものである、構成ユニット52を更に備えてもよい。
【0109】
一実施例において、前記受信ユニット51は、
RLFレポートと、
Log測定レポート情報と、
新たに定義されたメッセージと、のうちの1つのメッセージにより、端末から報告された前記条件付きハンドオーバーの関連情報を受信するように構成される。
【0110】
一実施例において、端末から報告された前記条件付きハンドオーバーの関連情報を受信する場合、前記端末は、
前記端末が接続状態にあるという条件と、
前記端末がアイドル状態から接続状態に変換するプロセスであるという条件と、
前記端末がアイドル状態又は非アクティブ状態にあるという条件と、のうちの1つを満たす。
【0111】
一実施例において、前記受信ユニット51は、
前記端末から能動的に報告された、前記端末により記録された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することと、
前記端末に要求を送信し、前記端末から前記要求に基づいて報告された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することと、
前記端末から通知された記録されるべき関連情報を受信し、通知された記録されるべき関連情報に基づいて前記端末に要求を送信し、端末から前記要求に基づいて報告された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することと、のうちの1つを実行するように構成される。
【0112】
実際に適用する場合、前記受信ユニット51、構成ユニット52は、情報処理装置におけるプロセッサと通信インタフェースにより実現されてもよい。
【0113】
説明すべきこととして、上記実施例が提供する情報受信装置が情報受信を行う場合、上記分割された各プログラムモジュールを例として説明し、実際の適用において、必要に応じて異なるプログラムモジュールで上記処理を行うことができ、即ち装置の内部構成を異なるプログラムモジュールに分割することで、上記説明した全て又は一部の処理を完了する。なお、上記実施例が提供する情報受信装置と情報受信方法の実施例は同一の構想に属し、その具体的な実現過程について方法の実施例を参照する。ここで、詳細な説明を省略する。
【0114】
上記プログラムモジュールのハードウェア実現によれば、本願の実施例の端末側の方法を実現させるために、本願の実施例は、端末を更に提供する。図6に示すように、該端末60は、
ネットワーク機器と情報インタラクションを行うことができる第1通信インタフェース61と、
前記第1通信インタフェース61に接続され、ネットワーク機器との情報インタラクションを実現させ、コンピュータプログラムを実行する時、上記端末側の1つ又は複数の技術的解決手段により提供される方法を実行する第1プロセッサ62と、を備える。前記コンピュータプログラムは、第1メモリ63に記憶される。
【0115】
具体的には、第1プロセッサ62は、条件付きハンドオーバーの関連情報を記録するように構成され、
第1通信インタフェース61は、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告するように構成され、前記条件付きハンドオーバーの関連情報は、
第1セルの識別情報であって、前記第1セルはが条件付きハンドオーバー関連構成を受信するサービングセルである、第1セルの識別情報と、
前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを開始する時刻である第1時刻と、
前記端末が一般的なハンドオーバー命令又は即時ハンドオーバー命令を受信する時刻又は前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーを開始する時刻である第2時刻と、
前記端末がRLFを決定する時刻又は前記端末がRLFを報告する時刻又は前記端末とソースセルとのRRC接続が失われる時刻又は前記端末がアイドル状態に入る時刻である第3時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーを一回目に開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを一回目に開始する時刻である第4時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第1時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第2時刻までの時間間隔と、
前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーに成功又は失敗した時刻と、
第1時刻から対応する条件付きハンドオーバーに失敗又は成功した時刻までの時間間隔と、
条件付きハンドオーバーに失敗したか又は条件付きハンドオーバーに成功した時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第3時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
第4時刻と第3時刻との時間間隔と、
条件付きハンドオーバーの開始回数と、
条件付きハンドオーバーの失敗回数と、
記録時の前記端末の位置情報と、
前記端末のために構成される条件付きハンドオーバーの具体的なコンテンツであって、具体的なコンテンツがハンドオーバーイベントと、具体的な閾値と、ターゲットセル識別子と、のうちの少なくとも1つである、ものと、
前記端末が実行する第1サービスの関連情報であって、前記第1サービスは、前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する場合に実行されるサービス又は前記端末がハンドオーバーを行う前に実行されるサービスである、ものと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0116】
一実施例において、前記第1プロセッサ62は、
基地局と、コアネットワークネットワークエレメントと、ネットワーク管理機器と、TCEとのうちの1つの機器から送信された構成情報に基づいて、条件付きハンドオーバーの関連情報を記録し、
又は、
規定された情報に基づいて、条件付きハンドオーバーの関連情報を記録するように構成される。
【0117】
一実施例において、前記第1通信インタフェース61は更に、
基地局と、コアネットワークネットワークエレメントと、ネットワーク管理機器と、TCEとのうちの1つの機器から送信された構成情報を受信するように構成される。
【0118】
一実施例において、前記第1通信インタフェース61は、
RLFレポートと、
Log測定レポート情報と、
新たに定義されたメッセージと、のうちの1つのメッセージにより、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告するように構成される。
【0119】
一実施例において、前記第1通信インタフェース61は、
前記端末が接続状態にある場合、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、
前記端末がアイドル状態から接続状態に変換するプロセスにおいて、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、
前記端末がアイドル状態又は非アクティブ状態にある場合、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、のうちの1つを実行するように構成される。
【0120】
一実施例において、前記第1通信インタフェース61は、
ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を能動的に報告することと、
ネットワーク側の要求を受信した後、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、
ネットワーク側に記録されるべき関連情報を通知し、ネットワーク側から通知した関連情報に基づいて送信された要求を受信した後、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、のうちの1つを実行するように構成される。
【0121】
前記第1プロセッサ62及び第1通信インタフェース61の具体的な処理プロセスは方法の実施例を参照し、ここで、詳細な説明を省略することに留意されたい。
【0122】
無論、実際に適用する場合、端末60における各コンポーネントは、バスシステム64を介して結合される。バスシステム64は、これらのコンポーネント間の接続と通信を実現させるように構成されることが理解されるべきである。バスシステム64は、データバスに加えて、電源バス、制御バス及び状態信号バスを更に含む。しかしながら、明確に説明するために、図6において、種々のバスをバスシステム64と記す。
【0123】
本願の実施例における第1メモリ63は、種々のタイプのデータを記憶して端末60の操作をサポートするように構成される。これらのデータの例は、端末60上で操作される如何なるコンピュータプログラムを含む。
【0124】
上記本願の実施例に開示された方法は、前記第1プロセッサ62に適用されるか、又は前記第1プロセッサ62により実現される。前記第1プロセッサ62は、信号を処理する能力を有する集積回路チップであり得る。上記方法の各ステップは、実現する過程において、前記第1プロセッサ62におけるハードウェアの集積論理回路又はソフトウェアの形の指令により完成することができる。上述した前記第1プロセッサ62は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、又は他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタロジックデバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネント等であってもよい。前記第1プロセッサ62は、本願の実施例に開示されている各方法、ステップ及び論理的ブロック図を実現又は実行することができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよいし、該プロセッサは如何なる従来のプロセッサ等であってもよい。本願の実施例に開示されている方法のステップに合わせて、ハードウェア解読プロセッサによって完成し、又は解読プロセッサ内のハードウェアとソフトウェアモジュールとの組み合わせで実行して完成するように示す。ソフトウェアモジュールは、記憶媒体内に存在してもよい。該記憶媒体は、第1メモリ63内に位置し、前記第1プロセッサ62は第1メモリ63中の情報を読み取り、そのハードウェアと共に上記方法のステップを完了する。
【0125】
例示的な実施例において、端末60は、1つ又は複数の特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)、DSP、プログラマブルロジックデバイス(PLD:Programmable Logic Device)、複合プログラマブルロジックデバイス(CPLD:Complex Programmable Logic Device)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:Field-Programmable Gate Array)、汎用プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ(MCU:Micro Controller Unit)、マイクロプロセッサ(Microprocessor)又は他の電子素子により実現され、前記方法を実行するために用いられる。
【0126】
上記プログラムモジュールのハードウェア実現によれば、本願の実施例のネットワーク機器側の方法を実現させるために、図7に示すように、該ネットワーク機器70は、
端末と情報インタラクションを行うことができる第2通信インタフェース71と、
前記第2通信インタフェース71に接続され、端末との情報インタラクションを実現させ、コンピュータプログラムを実行する時、上記ネットワーク側の1つ又は複数の技術的解決手段により提供される方法を実行する第2プロセッサ72と、を備える。前記コンピュータプログラムは、第2メモリ73に記憶される。
【0127】
具体的には、前記第2プロセッサは、前記第2通信インタフェース71により、端末から報告された、前記端末により記録された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信するように構成される受信ユニットを備え、ここで、記録された条件付きハンドオーバーの関連情報は、
第1セルの識別情報であって、前記第1セルはが条件付きハンドオーバー関連構成を受信するサービングセルである、第1セルの識別情報と、
前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを開始する時刻である第1時刻と、
前記端末が一般的なハンドオーバー命令又は即時ハンドオーバー命令を受信する時刻又は前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーを開始する時刻である第2時刻と、
前記端末がRLFを決定する時刻又は前記端末がRLFを報告する時刻又は前記端末とソースセルとのRRC接続が失われる時刻又は前記端末がアイドル状態に入る時刻である第3時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーを一回目に開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを一回目に開始する時刻である第4時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第1時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第2時刻までの時間間隔と、
前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーに成功又は失敗した時刻と、
第1時刻から対応する条件付きハンドオーバーに失敗又は成功した時刻までの時間間隔と、
条件付きハンドオーバーに失敗したか又は条件付きハンドオーバーに成功した時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第3時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
第4時刻と第3時刻との時間間隔と、
条件付きハンドオーバーの開始回数と、
条件付きハンドオーバーの失敗回数と、
記録時の前記端末の位置情報と、
前記端末のために構成される条件付きハンドオーバーの具体的なコンテンツであって、具体的なコンテンツがハンドオーバーイベントと、具体的な閾値と、ターゲットセル識別子と、のうちの少なくとも1つである、ものと、
前記端末が実行する第1サービスの関連情報であって、前記第1サービスは、前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する場合に実行されるサービス又は前記端末がハンドオーバーを行う前に実行されるサービスである、ものと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0128】
一実施例において、前記第2通信インタフェース71は、
RLFレポートと、
Log測定レポート情報と、
新たに定義されたメッセージと、のうちの1つのメッセージにより、端末から報告された前記条件付きハンドオーバーの関連情報を受信するように構成される。
【0129】
一実施例において、端末から報告された前記条件付きハンドオーバーの関連情報を受信する場合、前記端末は、
前記端末が接続状態にあるという条件と、
前記端末がアイドル状態から接続状態に変換するプロセスであるという条件と、
前記端末がアイドル状態又は非アクティブ状態にあるという条件と、のうちの1つを満たす。
【0130】
一実施例において、前記第2通信インタフェース71は、
前記端末から能動的に報告された、前記端末により記録された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することと、
前記端末に要求を送信し、前記端末から前記要求に基づいて報告された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することと、
前記端末から通知された記録されるべき関連情報を受信し、通知された記録されるべき関連情報に基づいて前記端末に要求を送信し、端末から前記要求に基づいて報告された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することと、のうちの1つを実行するように構成される。
【0131】
前記第2プロセッサ72及び第1通信インタフェース71の具体的な処理プロセスは方法の実施例を参照し、ここで、詳細な説明を省略することに留意されたい。
【0132】
無論、実際に適用する場合、ネットワーク機器70における各コンポーネントは、バスシステム74を介して結合される。バスシステム74は、これらのコンポーネント間の接続と通信を実現させるように構成されることが理解されるべきである。バスシステム74は、データバスに加えて、電源バス、制御バス及び状態信号バスを更に含む。しかしながら、明確に説明するために、図7において、種々のバスをバスシステム74と記す。
【0133】
本願の実施例における第2メモリ73は、種々のタイプのデータを記憶してネットワーク機器70の操作をサポートするように構成される。これらのデータの例は、ネットワーク機器70上で操作される如何なるコンピュータプログラムを含む。
【0134】
上記本願の実施例に開示された方法は、前記第2プロセッサ72に適用されるか、又は前記第2プロセッサ72により実現される。前記第2プロセッサ72は、信号を処理する能力を有する集積回路チップであり得る。上記方法の各ステップは、実現する過程において、前記第2プロセッサ72におけるハードウェアの集積論理回路又はソフトウェアの形の指令により完成することができる。上述した前記第2プロセッサ72は、汎用プロセッサ、DSP、又は他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタロジックデバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネント等であってもよい。前記第2プロセッサ72は、本願の実施例に開示されている各方法、ステップ及び論理的ブロック図を実現又は実行することができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよいし、該プロセッサは如何なる従来のプロセッサ等であってもよい。本願の実施例に開示されている方法のステップに合わせて、ハードウェア解読プロセッサによって完成し、又は解読プロセッサ内のハードウェアとソフトウェアモジュールとの組み合わせで実行して完成するように示す。ソフトウェアモジュールは、記憶媒体内に存在してもよい。該記憶媒体は、第2メモリ73内に位置し、前記第2プロセッサ72は第2メモリ73中の情報を読み取り、そのハードウェアと共に上記方法のステップを完了する。
【0135】
例示的な実施例において、ネットワーク機器70は、1つ又は複数のASIC、DSP、PLD、CPLD、FPGA、汎用プロセッサ、コントローラ、MCU、Microprocessor又は他の電子素子により実現され、前記方法を実行するために用いられる。
【0136】
理解すべきこととして、本願の実施例のメモリ(第1メモリ63、第2メモリ73)は、揮発性メモリ又は不揮発性メモリであってもよいし、揮発性メモリと不揮発性メモリの両方であってもよい。ここで、不揮発性メモリは、読み取り専用メモリ(ROM:Read Only Memory)、プログラマブル読み取り専用メモリ(PROM:Programmable Read-Only Memory)、消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM:Erasable Programmable Read-Only Memory)、電気的消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(EEPROM:Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)、磁気ランダムアクセスメモリ(FRAM(登録商標):ferromagnetic random access memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)、磁気面メモリ、光ディスク、又は読み出し専用型光ディスク(CD-ROM:Compact Disc Read-Only Memory)であってもよい。磁気面メモリは、磁気ディスクメモリ又は磁気テープメモリであってもよい。揮発性メモリは、外部キャッシュとして用いられるランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)であってもよい。非限定的な例証として、RAMは、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM:Static Random Access Memory)、同期スタティックランダムアクセスメモリ(SSRAM:Synchronous Static Random Access Memory)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM:Dynamic Random Access Memory)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM:Synchronous Dynamic Random Access Memory)、ダブルデータレート同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(DDRSDRAM:Double Data Rate Synchronous Dynamic Random Access Memory)、エンハンスト同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(ESDRAM:Enhanced Synchronous Dynamic Random Access Memory)、同期リンクダイナミックランダムアクセスメモリ(SLDRAM:Synchlink Dynamic Random Access Memory)及びダイレクトラムバスランダムアクセスメモリ(DRRAM:Direct Rambus Random Access Memory)などの多数の形態で使用可能である。本願の実施例に記載されているメモリは、これら及び任意の他の適切な形態のメモリを含むが、これらに限定されない。
【0137】
本願の実施例の方法を実現させるために、本願の実施例は、情報伝送システムを更に提供する。図8に示すように、該システムは、
条件付きハンドオーバーの関連情報を記録し、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告するように構成される端末81と、
端末81から報告された、前記端末により記録された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信するように構成されるネットワーク機器82と、を備える。
【0138】
端末81及びネットワーク機器82の具体的な処理プロセスは上記に詳しく説明したため、ここで、詳細な説明を省略することに留意されたい。
【0139】
例示的な実施例において、本願の実施例は、コンピュータ記憶媒体である記憶媒体を更に提供する。これは、具体的には、コンピュータ可読記憶媒体である。例えば、コンピュータプログラムを記憶する第1メモリ63を含む。上記コンピュータプログラムは、端末60の第1プロセッサ62により実行され、前記端末側の方法に記載のステップを完了する。また例えば、コンピュータプログラムを記憶する第2メモリ73を含む。上記コンピュータプログラムは、ネットワーク機器70の第2プロセッサ72により実行され、前記ネットワーク機器側の方法に記載のステップを完了する。コンピュータ可読記憶媒体は、FRAM、ROM、PROM、EPROM、EEPROM、Flash Memory、磁気表面メモリ、光ディスク又はCD-ROMなどのメモリであってもよい。
【0140】
「第1」、「第2」は、類似する対象を区別するためのものであり、特定の順番又は優先順位を記述するためのものではないことに留意されたい。
【0141】
なお、矛盾しない限り、本願の実施例に記載の技術的解決手段を任意に組み合わせることができる。
【0142】
以上は本願の好適な実施例だけであり、本願の保護範囲を限定するためのものではない。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
【手続補正書】
【提出日】2021-11-19
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本願は、2019年04月26日に提出された、出願番号が201910346460.2である中国特許出願に基づく優先権を主張し、該中国特許出願の全内容が参照として本願に組み込まれる。
【0002】
本願は、無線通信分野に関し、特に情報報告及び受信方法、装置、関連機器並びに記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
セル間ハンドオーバーは、移動端末が無線アクセスネットワークによる制御下でソースセルからターゲットセルへの無線リンク接続の移行を完了することであり、シームレスな移動通信サービスを確保する基本的な技術手段である。それと同時に、関連技術におけるハンドオーバーメカニズムは、一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーとも呼ばれる。
【0004】
ハンドオーバーメカニズムは、ユーザのワイドエリアカバレッジネットワークにおけるサービス体験に直接的に関わる。ユーザの、高周波又は高速移動時の体験を向上させ、ハンドオーバーの失敗率を低下させるために、条件付きハンドオーバー(英文表記はConditional Hand Over:CHOである)メカニズムを提供する。該メカニズムは、図1に示すように、ユーザ機器(UE)とサービングセルとの間のチャネル品質が突然に悪くなり(特に高周波又は端末高速移動の場合)、UEがハンドオーバーを正常に完了できない場合、ソース基地局は、UEが低い閾値で測定レポートをトリガして、ハンドオーバー(HO)命令で高いハンドオーバートリガ閾値を運ぶことを構成する。ここで、ターゲットセルにおけるUEに用いられるランダムアクセスリソースを運んでもよい。ハンドオーバー閾値を満たすと、UEは、ターゲット基地局に対してランダムアクセスプロセスを開始する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、条件付きハンドオーバーメカニズムにおいて、ネットワーク側が条件付きハンドオーバーパラメータを如何に合理的に構成するかは、現在、有効な解決手段がない。
【0006】
関連技術的課題を解決するために、本願の実施例は、情報報告及び受信方法、装置、関連機器並びに記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本願の実施例における技術的解決手段は、以下のように実現する。
【0008】
本願の少なくとも1つの実施例は、端末に適用される情報報告方法を提供する。前記方法は、
条件付きハンドオーバーの関連情報を記録することと、
ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、を含み、前記条件付きハンドオーバーの関連情報は、
第1セルの識別情報であって、前記第1セルはが条件付きハンドオーバー関連構成を受信するサービングセルである、第1セルの識別情報と、
前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを開始する時刻である第1時刻と、
前記端末が一般的なハンドオーバー命令又は即時ハンドオーバー命令を受信する時刻又は前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーを開始する時刻である第2時刻と、
前記端末が無線リンク障害(RLF)を決定する時刻又は前記端末がRLFを報告する時刻又は前記端末とソースセルとの無線リソース制御(RRC)接続が失われる時刻又は前記端末がアイドル状態に入る時刻である第3時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーを一回目に開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを一回目に開始する時刻である第4時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第1時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第2時刻までの時間間隔と、
前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーに成功又は失敗した時刻と、
第1時刻から対応する条件付きハンドオーバーに失敗又は成功した時刻までの時間間隔と、
条件付きハンドオーバーに失敗したか又は条件付きハンドオーバーに成功した時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第3時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第4時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
第4時刻と第3時刻との時間間隔と、
条件付きハンドオーバーの開始回数と、
条件付きハンドオーバーの失敗回数と、
記録時の前記端末の位置情報と、
前記端末のために構成される条件付きハンドオーバーの具体的なコンテンツであって、具体的なコンテンツがハンドオーバーイベントと、具体的な閾値と、ターゲットセル識別子と、のうちの少なくとも1つである、ものと、
前記端末が実行する第1サービスの関連情報であって、前記第1サービスは、前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する場合に実行されるサービス又は前記端末がハンドオーバーを行う前に実行されるサービスである、ものと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0009】
なお、本願の少なくとも1つの実施例によれば、前記条件付きハンドオーバーの関連情報は、
第2セルの識別情報を更に含み、前記第2セルは、条件付きハンドオーバーを開始するターゲットセル又は条件付きハンドオーバーのランダムアクセスに失敗又は成功したターゲットセルである。
【0010】
なお、本願の少なくとも1つの実施例によれば、記録された対応する時刻の形態は、
ネットワーク側から送信された基準時間に対するオフセットと、
絶対時間と、のうちの1つである。
【0011】
なお、本願の少なくとも1つの実施例によれば、前記端末が開始する条件付きハンドオーバーは、前記端末が、前記端末のために構成される条件付きハンドオーバーにおける条件に基づいて開始する1回目の条件付きハンドオーバーである。
【0012】
なお、本願の少なくとも1つの実施例によれば、条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信することは、
RRC再構成メッセージを受信することであって、前記RRC構成メッセージは、前記条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を含む、ことを含む。
【0013】
なお、本願の少なくとも1つの実施例によれば、条件付きハンドオーバーの関連情報を記録することは、
ネットワーク機器と、ネットワーク管理機器と、トレース収集エンティティ(TCE:Trace Collection Entity)とのうちの1つの機器から送信された構成情報に基づいて、条件付きハンドオーバーの関連情報を記録すること、
又は、
規定された情報に基づいて、条件付きハンドオーバーの関連情報を記録すること、を含む。
【0014】
なお、本願の少なくとも1つの実施例によれば、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することは、
RLFレポートと、
ログ(Log)測定レポート情報と、
新たに定義されたメッセージと、のうちの1つのメッセージにより、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することを含む。
【0015】
なお、本願の少なくとも1つの実施例によれば、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することは、
前記端末が接続状態にある場合、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、
前記端末がアイドル状態から接続状態に変換するプロセスにおいて、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、
前記端末がアイドル状態又は非アクティブ状態にある場合、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、のうちの1つを含む。
【0016】
なお、本願の少なくとも1つの実施例によれば、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することは、
ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を能動的に報告することと、
ネットワーク側の要求を受信した後、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、
ネットワーク側に記録されるべき関連情報を通知し、ネットワーク側から通知した関連情報に基づいて送信された要求を受信した後、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、のうちの1つを含む。
【0017】
本願の少なくとも1つの実施例は、ネットワーク機器に適用される情報受信方法を提供する。前記方法は、
端末から報告された、前記端末により記録された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することを含み、ここで、記録された条件付きハンドオーバーの関連情報は、
第1セルの識別情報であって、前記第1セルはが条件付きハンドオーバー関連構成を受信するサービングセルである、第1セルの識別情報と、
前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを開始する時刻である第1時刻と、
前記端末が一般的なハンドオーバー命令又は即時ハンドオーバー命令を受信する時刻又は前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーを開始する時刻である第2時刻と、
前記端末がRLFを決定する時刻又は前記端末がRLFを報告する時刻又は前記端末とソースセルとのRRC接続が失われる時刻又は前記端末がアイドル状態に入る時刻である第3時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーを一回目に開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを一回目に開始する時刻である第4時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第1時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第2時刻までの時間間隔と、
前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーに成功又は失敗した時刻と、
第1時刻から対応する条件付きハンドオーバーに失敗又は成功した時刻までの時間間隔と、
条件付きハンドオーバーに失敗したか又は条件付きハンドオーバーに成功した時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第3時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第4時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
第4時刻と第3時刻との時間間隔と、
条件付きハンドオーバーの開始回数と、
条件付きハンドオーバーの失敗回数と、
記録時の前記端末の位置情報と、
前記端末のために構成される条件付きハンドオーバーの具体的なコンテンツであって、具体的なコンテンツがハンドオーバーイベントと、具体的な閾値と、ターゲットセル識別子と、のうちの少なくとも1つである、ものと、
前記端末が実行する第1サービスの関連情報であって、前記第1サービスは、前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する場合に実行されるサービス又は前記端末がハンドオーバーを行う前に実行されるサービスである、ものと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0018】
なお、本願の少なくとも1つの実施例によれば、前記条件付きハンドオーバーの関連情報は、
第2セルの識別情報を更に含み、前記第2セルは、条件付きハンドオーバーを開始するターゲットセル又は条件付きハンドオーバーのランダムアクセスに失敗又は成功したターゲットセルである。
【0019】
なお、本願の少なくとも1つの実施例によれば、前記端末が開始する条件付きハンドオーバーは、前記端末が、前記端末のために構成される条件付きハンドオーバーにおける条件に基づいて開始する1回目の条件付きハンドオーバーである。
【0020】
なお、本願の少なくとも1つの実施例によれば、記録された対応する時刻の形態は、
ネットワーク側から送信された基準時間に対するオフセットと、
絶対時間と、のうちの1つである。
【0021】
なお、本願の少なくとも1つの実施例によれば、端末から報告された、前記端末により記録された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することは、
RLFレポートと、
Log測定レポート情報と、
新たに定義されたメッセージと、のうちの1つのメッセージにより、端末から報告された前記条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することを含む。
【0022】
なお、本願の少なくとも1つの実施例によれば、端末から報告された前記条件付きハンドオーバーの関連情報を受信する場合、前記端末は、
前記端末が接続状態にあるという条件と、
前記端末がアイドル状態から接続状態に変換するプロセスであるという条件と、
前記端末がアイドル状態又は非アクティブ状態にあるという条件と、のうちの1つを満たす。
【0023】
なお、本願の少なくとも1つの実施例によれば、端末から報告された、前記端末により記録された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することは、
前記端末から能動的に報告された、前記端末により記録された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することと、
前記端末に要求を送信し、前記端末から前記要求に基づいて報告された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することと、
前記端末から通知された記録されるべき関連情報を受信し、通知された記録されるべき関連情報に基づいて前記端末に要求を送信し、端末から前記要求に基づいて報告された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することと、のうちの1つを含む。
【0024】
本願の少なくとも1つの実施例は、情報報告装置を提供する。前記装置は、
条件付きハンドオーバーの関連情報を記録するように構成される記録ユニットと、
ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告するように構成される報告ユニットと、を備え、前記条件付きハンドオーバーの関連情報は、
第1セルの識別情報であって、前記第1セルはが条件付きハンドオーバー関連構成を受信するサービングセルである、第1セルの識別情報と、
前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを開始する時刻である第1時刻と、
前記端末が一般的なハンドオーバー命令又は即時ハンドオーバー命令を受信する時刻又は前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーを開始する時刻である第2時刻と、
前記端末がRLFを決定する時刻又は前記端末がRLFを報告する時刻又は前記端末とソースセルとのRRC接続が失われる時刻又は前記端末がアイドル状態に入る時刻である第3時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーを一回目に開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを一回目に開始する時刻である第4時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第1時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第2時刻までの時間間隔と、
前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーに成功又は失敗した時刻と、
第1時刻から対応する条件付きハンドオーバーに失敗又は成功した時刻までの時間間隔と、
条件付きハンドオーバーに失敗したか又は条件付きハンドオーバーに成功した時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第3時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第4時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
第4時刻と第3時刻との時間間隔と、
条件付きハンドオーバーの開始回数と、
条件付きハンドオーバーの失敗回数と、
記録時の前記端末の位置情報と、
前記端末のために構成される条件付きハンドオーバーの具体的なコンテンツであって、具体的なコンテンツがハンドオーバーイベントと、具体的な閾値と、ターゲットセル識別子と、のうちの少なくとも1つである、ものと、
前記端末が実行する第1サービスの関連情報であって、前記第1サービスは、前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する場合に実行されるサービス又は前記端末がハンドオーバーを行う前に実行されるサービスである、ものと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0025】
なお、本願の少なくとも1つの実施例によれば、前記報告ユニットは、
RLFレポートと、
Log測定レポート情報と、
新たに定義されたメッセージと、のうちの1つのメッセージにより、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告するように構成される。
【0026】
なお、本願の少なくとも1つの実施例によれば、前記報告ユニットは、
ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を能動的に報告することと、
ネットワーク側の要求を受信した後、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、
ネットワーク側に記録されるべき関連情報を通知し、ネットワーク側から通知した関連情報に基づいて送信された要求を受信した後、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、のうちの1つを実行するように構成される。
【0027】
本願の少なくとも1つの実施例は、情報受信装置を提供する。前記装置は、
端末から報告された、前記端末により記録された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信するように構成される受信ユニットを備え、ここで、記録された条件付きハンドオーバーの関連情報は、
第1セルの識別情報であって、前記第1セルはが条件付きハンドオーバー関連構成を受信するサービングセルである、第1セルの識別情報と、
前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを開始する時刻である第1時刻と、
前記端末が一般的なハンドオーバー命令又は即時ハンドオーバー命令を受信する時刻又は前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーを開始する時刻である第2時刻と、
前記端末がRLFを決定する時刻又は前記端末がRLFを報告する時刻又は前記端末とソースセルとのRRC接続が失われる時刻又は前記端末がアイドル状態に入る時刻である第3時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーを一回目に開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを一回目に開始する時刻である第4時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第1時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第2時刻までの時間間隔と、
前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーに成功又は失敗した時刻と、
第1時刻から対応する条件付きハンドオーバーに失敗又は成功した時刻までの時間間隔と、
条件付きハンドオーバーに失敗したか又は条件付きハンドオーバーに成功した時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第3時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第4時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
第4時刻と第3時刻との時間間隔と、
条件付きハンドオーバーの開始回数と、
条件付きハンドオーバーの失敗回数と、
記録時の前記端末の位置情報と、
前記端末のために構成される条件付きハンドオーバーの具体的なコンテンツであって、具体的なコンテンツがハンドオーバーイベントと、具体的な閾値と、ターゲットセル識別子と、のうちの少なくとも1つである、ものと、
前記端末が実行する第1サービスの関連情報であって、前記第1サービスは、前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する場合に実行されるサービス又は前記端末がハンドオーバーを行う前に実行されるサービスである、ものと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0028】
なお、本願の少なくとも1つの実施例によれば、前記受信ユニットは、
RLFレポートと、
Log測定レポート情報と、
新たに定義されたメッセージと、のうちの1つのメッセージにより、端末から報告された前記条件付きハンドオーバーの関連情報を受信するように構成される。
【0029】
なお、本願の少なくとも1つの実施例によれば、前記受信ユニットは、
前記端末から能動的に報告された、前記端末により記録された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することと、
前記端末に要求を送信し、前記端末から前記要求に基づいて報告された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することと、
前記端末から通知された記録されるべき関連情報を受信し、通知された記録されるべき関連情報に基づいて前記端末に要求を送信し、端末から前記要求に基づいて報告された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することと、のうちの1つを実行するように構成される。
【0030】
本願の少なくとも1つの実施例は、端末を提供する。前記端末は、
条件付きハンドオーバーの関連情報を記録するように構成される第1プロセッサと、
ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告するように構成される第1通信インタフェースと、を備え、前記条件付きハンドオーバーの関連情報は、
第1セルの識別情報であって、前記第1セルはが条件付きハンドオーバー関連構成を受信するサービングセルである、第1セルの識別情報と、
前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを開始する時刻である第1時刻と、
前記端末が一般的なハンドオーバー命令又は即時ハンドオーバー命令を受信する時刻又は前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーを開始する時刻である第2時刻と、
前記端末がRLFを決定する時刻又は前記端末がRLFを報告する時刻又は前記端末とソースセルとのRRC接続が失われる時刻又は前記端末がアイドル状態に入る時刻である第3時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーを一回目に開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを一回目に開始する時刻である第4時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第1時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第2時刻までの時間間隔と、
前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーに成功又は失敗した時刻と、
第1時刻から対応する条件付きハンドオーバーに失敗又は成功した時刻までの時間間隔と、
条件付きハンドオーバーに失敗したか又は条件付きハンドオーバーに成功した時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第3時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第4時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
第4時刻と第3時刻との時間間隔と、
条件付きハンドオーバーの開始回数と、
条件付きハンドオーバーの失敗回数と、
記録時の前記端末の位置情報と、
前記端末のために構成される条件付きハンドオーバーの具体的なコンテンツであって、具体的なコンテンツがハンドオーバーイベントと、具体的な閾値と、ターゲットセル識別子と、のうちの少なくとも1つである、ものと、
前記端末が実行する第1サービスの関連情報であって、前記第1サービスは、前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する場合に実行されるサービス又は前記端末がハンドオーバーを行う前に実行されるサービスである、ものと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0031】
なお、本願の少なくとも1つの実施例によれば、前記第1通信インタフェースは、
RLFレポートと、
Log測定レポート情報と、
新たに定義されたメッセージと、のうちの1つのメッセージにより、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告するように構成される。
【0032】
なお、本願の少なくとも1つの実施例によれば、前記第1通信インタフェースは、
ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を能動的に報告することと、
ネットワーク側の要求を受信した後、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、
ネットワーク側に記録されるべき関連情報を通知し、ネットワーク側から通知した関連情報に基づいて送信された要求を受信した後、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、のうちの1つを実行するように構成される。
【0033】
本願の少なくとも1つの実施例は、ネットワーク機器を提供する。前記ネットワーク機器は、第2プロセッサと、第2通信インタフェースと、を備え、ここで、
前記第2プロセッサは、前記第2通信インタフェースにより、端末から報告された、前記端末により記録された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信するように構成され、ここで、記録された条件付きハンドオーバーの関連情報は、
第1セルの識別情報であって、前記第1セルはが条件付きハンドオーバー関連構成を受信するサービングセルである、第1セルの識別情報と、
前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを開始する時刻である第1時刻と、
前記端末が一般的なハンドオーバー命令又は即時ハンドオーバー命令を受信する時刻又は前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーを開始する時刻である第2時刻と、
前記端末がRLFを決定する時刻又は前記端末がRLFを報告する時刻又は前記端末とソースセルとのRRC接続が失われる時刻又は前記端末がアイドル状態に入る時刻である第3時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーを一回目に開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを一回目に開始する時刻である第4時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第1時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第2時刻までの時間間隔と、
前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーに成功又は失敗した時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する時刻又は前記端末がハンドオーバーのランダムアクセスを開始する時刻と、
第1時刻から対応する条件付きハンドオーバーに失敗又は成功した時刻までの時間間隔と、
条件付きハンドオーバーに失敗したか又は条件付きハンドオーバーに成功した時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第3時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第4時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
第4時刻と第3時刻との時間間隔と、
条件付きハンドオーバーの開始回数と、
条件付きハンドオーバーの失敗回数と、
記録時の前記端末の位置情報と、
前記端末のために構成される条件付きハンドオーバーの具体的なコンテンツであって、具体的なコンテンツがハンドオーバーイベントと、具体的な閾値と、ターゲットセル識別子と、のうちの少なくとも1つである、ものと、
前記端末が実行する第1サービスの関連情報であって、前記第1サービスは、前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する場合に実行されるサービス又は前記端末がハンドオーバーを行う前に実行されるサービスである、ものと、のうちの少なくとも1つを含み、ここで、
前記第1時刻は、前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを開始する時刻であり、
前記第2時刻は、前記端末が一般的なハンドオーバー命令又は即時ハンドオーバー命令を受信する時刻又は前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーを開始する時刻であり、
前記第3時刻は、前記端末がRLFを決定する時刻又は前記端末がRLFを報告する時刻又は前記端末とソースセルとのRRC接続が失われる時刻又は前記端末がアイドル状態に入る時刻であり、
前記第4時刻は、前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーを一回目に開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを一回目に開始する時刻である。
【0034】
なお、本願の少なくとも1つの実施例によれば、前記第2通信インタフェースは、
RLFレポートと、
Log測定レポート情報と、
新たに定義されたメッセージと、のうちの1つのメッセージにより、端末から報告された前記条件付きハンドオーバーの関連情報を受信するように構成される。
【0035】
なお、本願の少なくとも1つの実施例によれば、前記第2通信インタフェースは、
前記端末から能動的に報告された、前記端末により記録された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することと、
前記端末に要求を送信し、前記端末から前記要求に基づいて報告された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することと、
前記端末から通知された記録されるべき関連情報を受信し、通知された記録されるべき関連情報に基づいて前記端末に要求を送信し、端末から前記要求に基づいて報告された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することと、のうちの1つを実行するように構成される。
【0036】
本願の少なくとも1つの実施例は、端末を提供する。前記端末は、第1プロセッサと、プロセッサ上で実行可能なコンピュータプログラムを記憶する第1メモリと、を備え、
ここで、前記第1プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行する時、上記端末側のいずれか1つの方法のステップを実行するように構成される。
【0037】
本願の少なくとも1つの実施例は、ネットワーク機器を提供する。前記ネットワーク機器は、第2プロセッサと、プロセッサ上で実行可能なコンピュータプログラムを記憶する第2メモリと、を備え、
ここで、前記第2プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行する時、上記ネットワーク側のいずれか1つの方法のステップを実行するように構成される。
【0038】
本願の少なくとも1つの実施例は、記憶媒体を提供する。前記記憶媒体にコンピュータプログラムが記憶されており、前記コンピュータプログラムがプロセッサにより実行される時、上記端末側のいずれか1つの方法のステップを実現させるか又は上記ネットワーク側のいずれか1つの方法のステップを実現させる。
【発明の効果】
【0039】
本願の実施例が提供する情報報告及び受信方法、装置、関連機器並びに記憶媒体において、端末は、条件付きハンドオーバーの関連情報を記録し、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告する。このように、ネットワーク機器は、これらの関連情報を利用して条件付きハンドオーバーパラメータを調整することができ、それにより構成された条件付きハンドオーバーパラメータをより合理的にする。
【図面の簡単な説明】
【0040】
図1】関連技術における条件付きハンドオーバーを示すフローチャートである。
図2】本願の実施例による情報報告方法を示すフローチャートである。
図3】本願の実施例による情報伝送方法を示すフローチャートである。
図4】本願の実施例による情報報告装置の構造を示す概略図である。
図5】本願の実施例による情報受信装置の構造を示す概略図である。
図6】本願の実施例による端末の構造を示す概略図である。
図7】本願の実施例によるネットワーク機器の構造を示す概略図である。
図8】本願の実施例による情報伝送システムの構造を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0041】
以下、図面及び実施例を参照しながら、本願を更に詳しく説明する。
【0042】
CHOメカニズムにおいて、端末は、UEのために、複数のターゲットセルに対する条件付きハンドオーバーを構成することができる。条件付きハンドオーバーパラメータを如何に合理的に構成するかは、現在、解決されるべき課題である。
【0043】
これに基づいて、本願の種々の実施例において、条件付きハンドオーバーを行う場合、端末は、条件付きハンドオーバーの関連情報を記録し、ネットワーク側に報告する。これは、ネットワーク側による合理的な条件付きハンドオーバーパラメータの構成に役立つことができる。
【0044】
本願の実施例は、端末に適用される情報報告方法を提供する。図2に示すように、該方法は以下を含む。
【0045】
ステップ201において、条件付きハンドオーバーの関連情報を記録する。
【0046】
ステップ202において、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告する。
【0047】
ここで、前記条件付きハンドオーバーの関連情報は、
第1セルの識別情報であって、前記第1セルはが条件付きハンドオーバー関連構成を受信するサービングセルである、第1セルの識別情報と、
前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを開始する時刻である第1時刻と、
前記端末が一般的なハンドオーバー命令又は即時ハンドオーバー命令を受信する時刻又は前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーを開始する時刻である第2時刻と、
前記端末がRLFを決定する時刻又は前記端末がRLFを報告する時刻又は前記端末とソースセルとのRRC接続が失われる時刻又は前記端末がアイドル状態に入る時刻である第3時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーを一回目に開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを一回目に開始する時刻である第4時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第1時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第2時刻までの時間間隔と、
前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーに成功又は失敗した時刻と、
第1時刻から対応する条件付きハンドオーバーに失敗又は成功した時刻までの時間間隔と、
条件付きハンドオーバーに失敗したか又は条件付きハンドオーバーに成功した時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第3時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第4時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
第4時刻と第3時刻との時間間隔と、
条件付きハンドオーバーの開始回数と、
条件付きハンドオーバーの失敗回数と、
記録時の前記端末の位置情報と、
前記端末のために構成される条件付きハンドオーバーの具体的なコンテンツであって、具体的なコンテンツがハンドオーバーイベントと、具体的な閾値と、ターゲットセル識別子と、のうちの少なくとも1つである、ものと、
前記端末が実行する第1サービスの関連情報であって、前記第1サービスは、前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する場合に実行されるサービス又は前記端末がハンドオーバーを行う前に実行されるサービスである、ものと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0048】
ここで、実際に適用する場合、前記条件付きハンドオーバーに関連する構成情報は、RRC再構成メッセージ(英文表記はRRCReconfigurationである)で運ばれてもよい。従って、前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信することは、前記端末がRRC再構成メッセージを受信することであってもよい。
【0049】
本願の実施例において、前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から他の時刻までの時間間隔は、前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻と他の時刻との時間間隔であり、具体的には、前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第1時刻での時間間隔は、前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻と第1時刻との時間間隔であり、前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔は、前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻と前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻との時間間隔であり、前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔は、前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻と前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻との時間間隔であり、前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第2時刻までの時間間隔は、前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻と第2時刻との時間間隔であることに留意されたい。
【0050】
それに対応して、対応する時刻から条件付きハンドオーバーに成功又は失敗した時刻までの時間間隔は、対応する時刻と対応する条件付きハンドオーバーに成功又は失敗した時刻との時間間隔であり、具体的には、第1時刻から対応する条件付きハンドオーバー(前記端末が開始した複数の条件付きハンドオーバーのうちの1つの条件付きハンドオーバー)に失敗又は成功した時刻までの時間間隔は、第1時刻と対応する条件付きハンドオーバーに失敗又は成功した時刻との時間間隔であり、第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔は、第4時刻と前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻との時間間隔であり、前記第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔は、第4時刻と前記端末条件付きハンドオーバーに失敗した時刻との時間間隔である。
【0051】
上記時間間隔は、2つの時間の間の時間差と理解されてもよい。
【0052】
第1時刻から対応する条件付きハンドオーバーに失敗又は成功した時刻までの時間間隔において、前記対応する条件付きハンドオーバーは、第1時刻に対応する条件付きハンドオーバーである。
【0053】
即時ハンドオーバーは、即時ハンドオーバー命令に基づいて行われるハンドオーバーであり、これに対応して、一般的なハンドオーバーは、一般的なハンドオーバー命令に基づいて行われるハンドオーバーである。
【0054】
ここで、即時ハンドオーバー命令は、ハンドオーバーを即座に行うよう端末に指示する命令であり、一般的なハンドオーバー命令(即時ハンドオーバー命令ではない)は、即時ハンドオーバー命令に対応するハンドオーバー命令である。
【0055】
前記一般的なハンドオーバー命令は、従来のハンドオーバー命令と呼ばれてもよい。
【0056】
実際に適用する場合、記録された時刻の形式は、複数であってもよく、基準時間によって、記録された時刻の形式は異なる。
【0057】
これに基づいて、一実施例において、記録された対応する時刻の形態は、
ネットワーク側から送信された基準時間に対するオフセットと、
絶対時間と、のうちの1つであってもよい。
【0058】
実際の適用において、前記端末のために構成された複数のハンドオーバー条件に対して、構成された条件付きハンドオーバーにおける条件に基づいて開始される1回目の条件付きハンドオーバー(1つ目の条件付きハンドオーバーと理解されてもよい)に関連する情報を記録してパラメータを構成することで、ネットワーク側の構成の合理性をより良好に表すことができる。
【0059】
これに基づいて、一実施例において、上記情報に係わる前記端末が開始する条件付きハンドオーバーは、前端末が、前記端末のために構成される条件付きハンドオーバーにおける条件に基づいて開始する1回目の条件付きハンドオーバーである。
【0060】
具体的には、上記情報において、前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する時刻は、前記端末が構成された条件付きハンドオーバーにおける条件に基づいて1回目の条件付きハンドオーバーを開始する時刻であってもよい。
【0061】
前記端末が条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを開始する時刻は、前記端末が構成された条件付きハンドオーバーにおける条件に基づいて1回目の条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを開始する時刻であってもよい。
【0062】
無論、前記端末は、構成された複数のハンドオーバー条件のうちの条件に基づいて開始される各回のハンドオーバー条件に係わる情報を記録することもできる。
【0063】
条件付きハンドオーバーに失敗したことは、ターゲットセルとのRRC接続の確立に成功していないことであり、これに対応して、条件付きハンドオーバーに成功したことは、ターゲットセルとのRRC接続との確率に成功したことである。
【0064】
実際に適用する場合、前記端末は、構成された複数のハンドオーバー条件のうちの条件に基づいて、条件付きハンドオーバーに失敗したと決定した場合、RLFを決定することができる。前記端末とネットワークとの接続が失われる場合、RLFを決定することもできる。
【0065】
実際に適用する場合、前記第1サービスの関連情報は、ネットワークスライスID(S-NSSAI:Single-Network Slice Selection Assistance Info)、5Gサービス品質指示子(5QI:5G QoS Indicator)、フロー(flow ID)、又はサービス品質クラス識別子QoS(QCI:QoS Class Identifier)などを含んでもよい。
【0066】
一実施例において、前記条件付きハンドオーバーの関連情報は、
第2セルの識別情報を更に含んでもよい。
【0067】
ここで、前記第2セルは、条件付きハンドオーバーを開始するターゲットセル、又は条件付きハンドオーバーのランダムアクセスに失敗又は成功したターゲットセルである。
【0068】
実際に適用する場合、前記端末により記録された関連情報は、幾つかの機器により要求されたものであってもよく、予め定義されたものであってもよい。
【0069】
これに基づいて、一実施例において、条件付きハンドオーバーの関連情報を記録することは、
基地局、コアネットワークネットワークエレメントと、ネットワーク管理機器と、TCEとのうちの1つの機器から送信された構成情報に基づいて、条件付きハンドオーバーの関連情報を記録すること、
又は、
規定された情報に基づいて、条件付きハンドオーバーの関連情報を記録すること、を含む。
【0070】
ここで、前記端末は、機器により構成された構成情報に基づいて、条件付きハンドオーバーの関連情報を記録する場合、機器により構成された構成情報を取得する必要がある。
【0071】
これに基づいて、一実施例において、受信した構成情報に基づいて、条件付きハンドオーバーの関連情報を記録する場合、前記方法は、
基地局、コアネットワークネットワークエレメントと、ネットワーク管理機器と、TCEとのうちの1つの機器から送信された構成情報を受信することを更に含んでもよい。
【0072】
ここで、前記端末は、基地局により構成された構成情報に基づいて、条件付きハンドオーバーの関連情報を記録する場合、基地局から送信された構成情報を受信する。前記端末は、コアネットワークネットワークエレメントにより構成された構成情報に基づいて、条件付きハンドオーバーの関連情報を記録する場合、コアネットワークネットワークエレメントから送信された構成情報を受信する。前記端末は、ネットワーク管理機器により構成された構成情報に基づいて、条件付きハンドオーバーの関連情報を記録する場合、ネットワーク管理機器から送信された構成情報を受信する。前記端末は、TCEにより構成された構成情報に基づいて、条件付きハンドオーバーの関連情報を記録する場合、TCEから送信された構成情報を受信する。
【0073】
実際に適用する場合、TCEの機能は主に、基地局及び端末のいくつかの情報を収集し、ネットワーク機器のベンダまたはオペレータが使用することに供することである。
【0074】
実際に適用する場合、前記端末は、既存のメッセージを用いて、条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することができ、新たに定義されたメッセージを用いて、条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することもできる。
【0075】
これに基づいて、一実施例において、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することは、
RLFレポートと、
Log測定レポート情報と、
新たに定義されたメッセージと、のうちの1つのメッセージにより、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することを含む。
【0076】
ここで、新たに定義されたメッセージは、条件付きハンドオーバー情報などと呼ばれてもよく、新たに定義されたメッセージのフォーマットは、必要に応じて決定されてもよい。例えば、RLFレポート又はLog測定レポート情報のフォーマットなどを参照することができる。本願の実施例は、新たに定義されたメッセージのフォーマットを限定しない。
【0077】
前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告する場合、前記端末は、接続状態にあってもよく、アイドル状態から接続状態に変換するプロセスにあってもよく、アイドル状態又は非アクティブ状態にあってもよい。
【0078】
これに基づいて、一実施例において、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することは、
前記端末が接続状態にある場合、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、
前記端末がアイドル状態から接続状態に変換するプロセスにおいて、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、
前記端末がアイドル状態又は非アクティブ状態にある場合、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、のうちの1つを含む。
【0079】
ここで、前記端末がアイドル状態にある場合、無線側及びコアネットワークの接続はいずれも解除されており、前記端末が非アクティブ状態にある場合、無線側の接続がいずれも解除されているが、コアネットワークの接続は依然として存在している。
【0080】
実際に適用する場合、前記端末の報告行為は、以下の幾つかのケースを含む。
【0081】
第1ケースにおいて、ネットワーク側が報告を要求する。
【0082】
第2ケースにおいて、端末が能動的に報告する。
【0083】
第3ケースにおいて、端末がネットワーク側に関連log情報を通知した後にネットワーク側からの要求下で送信する。
【0084】
これに基づいて、一実施例において、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することは、
ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を能動的に報告することと、
ネットワーク側の要求を受信した後、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、
ネットワーク側に記録されるべき関連情報を通知し、ネットワーク側から通知した関連情報に基づいて送信された要求を受信した後、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、のうちの1つを含む。
【0085】
これに対応して、本願の実施例は、ネットワーク機器(具体的には、基地局、例えば第5世代移動通信技術(5G)システムにおけるgNBなどであてもよい)に適用される情報受信方法を更に提供する。該方法は、
端末から報告された、前記端末により記録された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することを含み、ここで、記録された条件付きハンドオーバーの関連情報は、
第1セルの識別情報であって、前記第1セルはが条件付きハンドオーバー関連構成を受信するサービングセルである、第1セルの識別情報と、
前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを開始する時刻である第1時刻と、
前記端末が一般的なハンドオーバー命令又は即時ハンドオーバー命令を受信する時刻又は前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーを開始する時刻である第2時刻と、
前記端末がRLFを決定する時刻又は前記端末がRLFを報告する時刻又は前記端末とソースセルとのRRC接続が失われる時刻又は前記端末がアイドル状態に入る時刻である第3時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーを一回目に開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを一回目に開始する時刻である第4時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第1時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第2時刻までの時間間隔と、
前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーに成功又は失敗した時刻と、
第1時刻から対応する条件付きハンドオーバーに失敗又は成功した時刻までの時間間隔と、
条件付きハンドオーバーに失敗したか又は条件付きハンドオーバーに成功した時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第3時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第4時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
第4時刻と第3時刻との時間間隔と、
条件付きハンドオーバーの開始回数と、
条件付きハンドオーバーの失敗回数と、
記録時の前記端末の位置情報と、
前記端末のために構成される条件付きハンドオーバーの具体的なコンテンツであって、具体的なコンテンツがハンドオーバーイベントと、具体的な閾値と、ターゲットセル識別子と、のうちの少なくとも1つである、ものと、
前記端末が実行する第1サービスの関連情報であって、前記第1サービスは、前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する場合に実行されるサービス又は前記端末がハンドオーバーを行う前に実行されるサービスである、ものと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0086】
前記ネットワーク機器は、前記条件付きハンドオーバーの関連情報を受信した後、これらの関連情報を利用して条件付きハンドオーバーパラメータを調整することができ、それにより構成された条件付きハンドオーバーパラメータをより合理的にする。
【0087】
前記端末がネットワーク機器により構成された構成情報に基づいて、条件付きハンドオーバーの関連情報を記録する場合、前記ネットワーク機器は、関連情報を構成する必要がある。
【0088】
これに基づいて、一実施例において、前記方法は、
前記端末のために情報を構成することであって、構成される情報は、前記端末による条件付きハンドオーバーの関連情報の記録に供するためのものである、ことを更に含んでもよい。
【0089】
一実施例において、端末から報告された、前記端末により記録された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することは、
RLFレポートと、
Log測定レポート情報と、
新たに定義されたメッセージと、のうちの1つのメッセージにより、端末から報告された前記条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することを含む。
【0090】
一実施例において、端末から報告された前記条件付きハンドオーバーの関連情報を受信する場合、前記端末は、
前記端末が接続状態にあるという条件と、
前記端末がアイドル状態から接続状態に変換するプロセスであるという条件と、
前記端末がアイドル状態又は非アクティブ状態にあるという条件と、のうちの1つを満たす。
【0091】
一実施例において、端末から報告された、前記端末により記録された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することは、
前記端末から能動的に報告された、前記端末により記録された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することと、
前記端末に要求を送信し、前記端末から前記要求に基づいて報告された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することと、
前記端末から通知された記録されるべき関連情報を受信し、通知された記録されるべき関連情報に基づいて前記端末に要求を送信し、端末から前記要求に基づいて報告された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することと、のうちの1つを含む。
【0092】
本願の実施例は、情報伝送方法を提供する。図3に示すように、該方法は、以下を含む。
【0093】
ステップ301において、端末が条件付きハンドオーバーの関連情報を記録する。
【0094】
ステップ302において、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告する。
【0095】
ここで、前記条件付きハンドオーバーの関連情報は、
第1セルの識別情報であって、前記第1セルはが条件付きハンドオーバー関連構成を受信するサービングセルである、第1セルの識別情報と、
前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを開始する時刻である第1時刻と、
前記端末が一般的なハンドオーバー命令又は即時ハンドオーバー命令を受信する時刻又は前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーを開始する時刻である第2時刻と、
前記端末がRLFを決定する時刻又は前記端末がRLFを報告する時刻又は前記端末とソースセルとのRRC接続が失われる時刻又は前記端末がアイドル状態に入る時刻である第3時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーを一回目に開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを一回目に開始する時刻である第4時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第1時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第2時刻までの時間間隔と、
前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーに成功又は失敗した時刻と、
第1時刻から対応する条件付きハンドオーバーに失敗又は成功した時刻までの時間間隔と、
条件付きハンドオーバーに失敗したか又は条件付きハンドオーバーに成功した時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第3時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第4時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
第4時刻と第3時刻との時間間隔と、
条件付きハンドオーバーの開始回数と、
条件付きハンドオーバーの失敗回数と、
記録時の前記端末の位置情報と、
前記端末のために構成される条件付きハンドオーバーの具体的なコンテンツであって、具体的なコンテンツがハンドオーバーイベントと、具体的な閾値と、ターゲットセル識別子と、のうちの少なくとも1つである、ものと、
前記端末が実行する第1サービスの関連情報であって、前記第1サービスは、前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する場合に実行されるサービス又は前記端末がハンドオーバーを行う前に実行されるサービスである、ものと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0096】
ステップ303において、ネットワーク機器が、端末から報告された、前記端末により記録された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信する。
【0097】
端末及びネットワーク機器の具体的な処理プロセスは上記に詳しく説明された。ここで、詳細な説明を省略する。
【0098】
本願の実施例が提供する情報伝送方法において、端末は、条件付きハンドオーバーの関連情報を記録し、ネットワーク機器に報告する。ネットワーク機器は、これらの関連情報を利用して条件付きハンドオーバーパラメータを調整することができ、それにより構成された条件付きハンドオーバーパラメータをより合理的にする。
【0099】
本願の実施例の方法を実現させるために、本願の実施例は、端末に設けられる情報報告装置を更に提供する。図4に示すように、該装置は、
条件付きハンドオーバーの関連情報を記録するように構成される記録ユニット41と、
ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告するように構成される報告ユニット42と、を備え、前記条件付きハンドオーバーの関連情報は、
第1セルの識別情報であって、前記第1セルはが条件付きハンドオーバー関連構成を受信するサービングセルである、第1セルの識別情報と、
前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを開始する時刻である第1時刻と、
前記端末が一般的なハンドオーバー命令又は即時ハンドオーバー命令を受信する時刻又は前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーを開始する時刻である第2時刻と、
前記端末がRLFを決定する時刻又は前記端末がRLFを報告する時刻又は前記端末とソースセルとのRRC接続が失われる時刻又は前記端末がアイドル状態に入る時刻である第3時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーを一回目に開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを一回目に開始する時刻である第4時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第1時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第2時刻までの時間間隔と、
前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーに成功又は失敗した時刻と、
第1時刻から対応する条件付きハンドオーバーに失敗又は成功した時刻までの時間間隔と、
条件付きハンドオーバーに失敗したか又は条件付きハンドオーバーに成功した時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第3時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第4時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
第4時刻と第3時刻との時間間隔と、
条件付きハンドオーバーの開始回数と、
条件付きハンドオーバーの失敗回数と、
記録時の前記端末の位置情報と、
前記端末のために構成される条件付きハンドオーバーの具体的なコンテンツであって、具体的なコンテンツがハンドオーバーイベントと、具体的な閾値と、ターゲットセル識別子と、のうちの少なくとも1つである、ものと、
前記端末が実行する第1サービスの関連情報であって、前記第1サービスは、前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する場合に実行されるサービス又は前記端末がハンドオーバーを行う前に実行されるサービスである、ものと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0100】
一実施例において、前記記録ユニット41は、
基地局と、コアネットワークネットワークエレメントと、ネットワーク管理機器と、TCEとのうちの1つの機器から送信された構成情報に基づいて、条件付きハンドオーバーの関連情報を記録し、
又は、
規定された情報に基づいて、条件付きハンドオーバーの関連情報を記録するように構成される。
【0101】
一実施例において、前記記録ユニット41は更に、
基地局と、コアネットワークネットワークエレメントと、ネットワーク管理機器と、TCEとのうちの1つの機器から送信された構成情報を受信するように構成される。
【0102】
一実施例において、前記報告ユニット42は、
RLFレポートと、
Log測定レポート情報と、
新たに定義されたメッセージと、のうちの1つのメッセージにより、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告するように構成される。
【0103】
一実施例において、前記報告ユニット42は、
前記端末が接続状態にある場合、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、
前記端末がアイドル状態から接続状態に変換するプロセスにおいて、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、
前記端末がアイドル状態又は非アクティブ状態にある場合、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、のうちの1つを実行するように構成される。
【0104】
一実施例において、前記報告ユニット42は、
ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を能動的に報告することと、
ネットワーク側の要求を受信した後、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、
ネットワーク側に記録されるべき関連情報を通知し、ネットワーク側から通知した関連情報に基づいて送信された要求を受信した後、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、のうちの1つを実行するように構成される。
【0105】
実際に適用する場合、前記記録ユニット41は、情報伝送装置におけるプロセッサにより実現されてもよく、前記報告ユニット42は、情報伝送装置におけるプロセッサと通信インタフェースにより実現されてもよい。
【0106】
説明すべきこととして、上記実施例が提供する情報報告装置が情報報告を行う場合、上記分割された各プログラムモジュールを例として説明し、実際の適用において、必要に応じて異なるプログラムモジュールで上記処理を行うことができ、即ち装置の内部構成を異なるプログラムモジュールに分割することで、上記説明した全て又は一部の処理を完了する。なお、上記実施例が提供する情報報告装置と情報報告方法の実施例は同一の構想に属し、その具体的な実現過程について方法の実施例を参照する。ここで、詳細な説明を省略する。
【0107】
本願の実施例のネットワーク機器側の方法を実現させるために、本願の実施例は、ネットワーク機器に設けられる情報受信装置を更に提供する。図5に示すように、該装置は、
端末から報告された、前記端末により記録された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信するように構成される受信ユニット51を備え、ここで、記録された条件付きハンドオーバーの関連情報は、
第1セルの識別情報であって、前記第1セルはが条件付きハンドオーバー関連構成を受信するサービングセルである、第1セルの識別情報と、
前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを開始する時刻である第1時刻と、
前記端末が一般的なハンドオーバー命令又は即時ハンドオーバー命令を受信する時刻又は前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーを開始する時刻である第2時刻と、
前記端末がRLFを決定する時刻又は前記端末がRLFを報告する時刻又は前記端末とソースセルとのRRC接続が失われる時刻又は前記端末がアイドル状態に入る時刻である第3時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーを一回目に開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを一回目に開始する時刻である第4時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第1時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第2時刻までの時間間隔と、
前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーに成功又は失敗した時刻と、
第1時刻から対応する条件付きハンドオーバーに失敗又は成功した時刻までの時間間隔と、
条件付きハンドオーバーに失敗したか又は条件付きハンドオーバーに成功した時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第3時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第4時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
第4時刻と第3時刻との時間間隔と、
条件付きハンドオーバーの開始回数と、
条件付きハンドオーバーの失敗回数と、
記録時の前記端末の位置情報と、
前記端末のために構成される条件付きハンドオーバーの具体的なコンテンツであって、具体的なコンテンツがハンドオーバーイベントと、具体的な閾値と、ターゲットセル識別子と、のうちの少なくとも1つである、ものと、
前記端末が実行する第1サービスの関連情報であって、前記第1サービスは、前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する場合に実行されるサービス又は前記端末がハンドオーバーを行う前に実行されるサービスである、ものと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0108】
一実施例において、図5に示すように、該装置は、前記端末のために情報を構成するように構成される構成ユニット52であって、構成される情報は、前記端末による条件付きハンドオーバーの関連情報の記録に供するためのものである、構成ユニット52を更に備えてもよい。
【0109】
一実施例において、前記受信ユニット51は、
RLFレポートと、
Log測定レポート情報と、
新たに定義されたメッセージと、のうちの1つのメッセージにより、端末から報告された前記条件付きハンドオーバーの関連情報を受信するように構成される。
【0110】
一実施例において、端末から報告された前記条件付きハンドオーバーの関連情報を受信する場合、前記端末は、
前記端末が接続状態にあるという条件と、
前記端末がアイドル状態から接続状態に変換するプロセスであるという条件と、
前記端末がアイドル状態又は非アクティブ状態にあるという条件と、のうちの1つを満たす。
【0111】
一実施例において、前記受信ユニット51は、
前記端末から能動的に報告された、前記端末により記録された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することと、
前記端末に要求を送信し、前記端末から前記要求に基づいて報告された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することと、
前記端末から通知された記録されるべき関連情報を受信し、通知された記録されるべき関連情報に基づいて前記端末に要求を送信し、端末から前記要求に基づいて報告された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することと、のうちの1つを実行するように構成される。
【0112】
実際に適用する場合、前記受信ユニット51、構成ユニット52は、情報処理装置におけるプロセッサと通信インタフェースにより実現されてもよい。
【0113】
説明すべきこととして、上記実施例が提供する情報受信装置が情報受信を行う場合、上記分割された各プログラムモジュールを例として説明し、実際の適用において、必要に応じて異なるプログラムモジュールで上記処理を行うことができ、即ち装置の内部構成を異なるプログラムモジュールに分割することで、上記説明した全て又は一部の処理を完了する。なお、上記実施例が提供する情報受信装置と情報受信方法の実施例は同一の構想に属し、その具体的な実現過程について方法の実施例を参照する。ここで、詳細な説明を省略する。
【0114】
上記プログラムモジュールのハードウェア実現によれば、本願の実施例の端末側の方法を実現させるために、本願の実施例は、端末を更に提供する。図6に示すように、該端末60は、
ネットワーク機器と情報インタラクションを行うことができる第1通信インタフェース61と、
前記第1通信インタフェース61に接続され、ネットワーク機器との情報インタラクションを実現させ、コンピュータプログラムを実行する時、上記端末側の1つ又は複数の技術的解決手段により提供される方法を実行する第1プロセッサ62と、を備える。前記コンピュータプログラムは、第1メモリ63に記憶される。
【0115】
具体的には、第1プロセッサ62は、条件付きハンドオーバーの関連情報を記録するように構成され、
第1通信インタフェース61は、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告するように構成され、前記条件付きハンドオーバーの関連情報は、
第1セルの識別情報であって、前記第1セルはが条件付きハンドオーバー関連構成を受信するサービングセルである、第1セルの識別情報と、
前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを開始する時刻である第1時刻と、
前記端末が一般的なハンドオーバー命令又は即時ハンドオーバー命令を受信する時刻又は前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーを開始する時刻である第2時刻と、
前記端末がRLFを決定する時刻又は前記端末がRLFを報告する時刻又は前記端末とソースセルとのRRC接続が失われる時刻又は前記端末がアイドル状態に入る時刻である第3時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーを一回目に開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを一回目に開始する時刻である第4時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第1時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第2時刻までの時間間隔と、
前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーに成功又は失敗した時刻と、
第1時刻から対応する条件付きハンドオーバーに失敗又は成功した時刻までの時間間隔と、
条件付きハンドオーバーに失敗したか又は条件付きハンドオーバーに成功した時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第3時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第4時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
第4時刻と第3時刻との時間間隔と、
条件付きハンドオーバーの開始回数と、
条件付きハンドオーバーの失敗回数と、
記録時の前記端末の位置情報と、
前記端末のために構成される条件付きハンドオーバーの具体的なコンテンツであって、具体的なコンテンツがハンドオーバーイベントと、具体的な閾値と、ターゲットセル識別子と、のうちの少なくとも1つである、ものと、
前記端末が実行する第1サービスの関連情報であって、前記第1サービスは、前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する場合に実行されるサービス又は前記端末がハンドオーバーを行う前に実行されるサービスである、ものと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0116】
一実施例において、前記第1プロセッサ62は、
基地局と、コアネットワークネットワークエレメントと、ネットワーク管理機器と、TCEとのうちの1つの機器から送信された構成情報に基づいて、条件付きハンドオーバーの関連情報を記録し、
又は、
規定された情報に基づいて、条件付きハンドオーバーの関連情報を記録するように構成される。
【0117】
一実施例において、前記第1通信インタフェース61は更に、
基地局と、コアネットワークネットワークエレメントと、ネットワーク管理機器と、TCEとのうちの1つの機器から送信された構成情報を受信するように構成される。
【0118】
一実施例において、前記第1通信インタフェース61は、
RLFレポートと、
Log測定レポート情報と、
新たに定義されたメッセージと、のうちの1つのメッセージにより、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告するように構成される。
【0119】
一実施例において、前記第1通信インタフェース61は、
前記端末が接続状態にある場合、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、
前記端末がアイドル状態から接続状態に変換するプロセスにおいて、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、
前記端末がアイドル状態又は非アクティブ状態にある場合、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、のうちの1つを実行するように構成される。
【0120】
一実施例において、前記第1通信インタフェース61は、
ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を能動的に報告することと、
ネットワーク側の要求を受信した後、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、
ネットワーク側に記録されるべき関連情報を通知し、ネットワーク側から通知した関連情報に基づいて送信された要求を受信した後、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、のうちの1つを実行するように構成される。
【0121】
前記第1プロセッサ62及び第1通信インタフェース61の具体的な処理プロセスは方法の実施例を参照し、ここで、詳細な説明を省略することに留意されたい。
【0122】
無論、実際に適用する場合、端末60における各コンポーネントは、バスシステム64を介して結合される。バスシステム64は、これらのコンポーネント間の接続と通信を実現させるように構成されることが理解されるべきである。バスシステム64は、データバスに加えて、電源バス、制御バス及び状態信号バスを更に含む。しかしながら、明確に説明するために、図6において、種々のバスをバスシステム64と記す。
【0123】
本願の実施例における第1メモリ63は、種々のタイプのデータを記憶して端末60の操作をサポートするように構成される。これらのデータの例は、端末60上で操作される如何なるコンピュータプログラムを含む。
【0124】
上記本願の実施例に開示された方法は、前記第1プロセッサ62に適用されるか、又は前記第1プロセッサ62により実現される。前記第1プロセッサ62は、信号を処理する能力を有する集積回路チップであり得る。上記方法の各ステップは、実現する過程において、前記第1プロセッサ62におけるハードウェアの集積論理回路又はソフトウェアの形の指令により完成することができる。上述した前記第1プロセッサ62は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、又は他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタロジックデバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネント等であってもよい。前記第1プロセッサ62は、本願の実施例に開示されている各方法、ステップ及び論理的ブロック図を実現又は実行することができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよいし、該プロセッサは如何なる従来のプロセッサ等であってもよい。本願の実施例に開示されている方法のステップに合わせて、ハードウェア解読プロセッサによって完成し、又は解読プロセッサ内のハードウェアとソフトウェアモジュールとの組み合わせで実行して完成するように示す。ソフトウェアモジュールは、記憶媒体内に存在してもよい。該記憶媒体は、第1メモリ63内に位置し、前記第1プロセッサ62は第1メモリ63中の情報を読み取り、そのハードウェアと共に上記方法のステップを完了する。
【0125】
例示的な実施例において、端末60は、1つ又は複数の特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)、DSP、プログラマブルロジックデバイス(PLD:Programmable Logic Device)、複合プログラマブルロジックデバイス(CPLD:Complex Programmable Logic Device)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:Field-Programmable Gate Array)、汎用プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ(MCU:Micro Controller Unit)、マイクロプロセッサ(Microprocessor)又は他の電子素子により実現され、前記方法を実行するために用いられる。
【0126】
上記プログラムモジュールのハードウェア実現によれば、本願の実施例のネットワーク機器側の方法を実現させるために、図7に示すように、該ネットワーク機器70は、
端末と情報インタラクションを行うことができる第2通信インタフェース71と、
前記第2通信インタフェース71に接続され、端末との情報インタラクションを実現させ、コンピュータプログラムを実行する時、上記ネットワーク側の1つ又は複数の技術的解決手段により提供される方法を実行する第2プロセッサ72と、を備える。前記コンピュータプログラムは、第2メモリ73に記憶される。
【0127】
具体的には、前記第2プロセッサは、前記第2通信インタフェース71により、端末から報告された、前記端末により記録された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信するように構成される受信ユニットを備え、ここで、記録された条件付きハンドオーバーの関連情報は、
第1セルの識別情報であって、前記第1セルはが条件付きハンドオーバー関連構成を受信するサービングセルである、第1セルの識別情報と、
前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを開始する時刻である第1時刻と、
前記端末が一般的なハンドオーバー命令又は即時ハンドオーバー命令を受信する時刻又は前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーを開始する時刻である第2時刻と、
前記端末がRLFを決定する時刻又は前記端末がRLFを報告する時刻又は前記端末とソースセルとのRRC接続が失われる時刻又は前記端末がアイドル状態に入る時刻である第3時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーを一回目に開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを一回目に開始する時刻である第4時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第1時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第2時刻までの時間間隔と、
前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーに成功又は失敗した時刻と、
第1時刻から対応する条件付きハンドオーバーに失敗又は成功した時刻までの時間間隔と、
条件付きハンドオーバーに失敗したか又は条件付きハンドオーバーに成功した時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第3時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第4時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
第4時刻と第3時刻との時間間隔と、
条件付きハンドオーバーの開始回数と、
条件付きハンドオーバーの失敗回数と、
記録時の前記端末の位置情報と、
前記端末のために構成される条件付きハンドオーバーの具体的なコンテンツであって、具体的なコンテンツがハンドオーバーイベントと、具体的な閾値と、ターゲットセル識別子と、のうちの少なくとも1つである、ものと、
前記端末が実行する第1サービスの関連情報であって、前記第1サービスは、前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する場合に実行されるサービス又は前記端末がハンドオーバーを行う前に実行されるサービスである、ものと、のうちの少なくとも1つを含む。
【0128】
一実施例において、前記第2通信インタフェース71は、
RLFレポートと、
Log測定レポート情報と、
新たに定義されたメッセージと、のうちの1つのメッセージにより、端末から報告された前記条件付きハンドオーバーの関連情報を受信するように構成される。
【0129】
一実施例において、端末から報告された前記条件付きハンドオーバーの関連情報を受信する場合、前記端末は、
前記端末が接続状態にあるという条件と、
前記端末がアイドル状態から接続状態に変換するプロセスであるという条件と、
前記端末がアイドル状態又は非アクティブ状態にあるという条件と、のうちの1つを満たす。
【0130】
一実施例において、前記第2通信インタフェース71は、
前記端末から能動的に報告された、前記端末により記録された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することと、
前記端末に要求を送信し、前記端末から前記要求に基づいて報告された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することと、
前記端末から通知された記録されるべき関連情報を受信し、通知された記録されるべき関連情報に基づいて前記端末に要求を送信し、端末から前記要求に基づいて報告された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することと、のうちの1つを実行するように構成される。
【0131】
前記第2プロセッサ72及び第1通信インタフェース71の具体的な処理プロセスは方法の実施例を参照し、ここで、詳細な説明を省略することに留意されたい。
【0132】
無論、実際に適用する場合、ネットワーク機器70における各コンポーネントは、バスシステム74を介して結合される。バスシステム74は、これらのコンポーネント間の接続と通信を実現させるように構成されることが理解されるべきである。バスシステム74は、データバスに加えて、電源バス、制御バス及び状態信号バスを更に含む。しかしながら、明確に説明するために、図7において、種々のバスをバスシステム74と記す。
【0133】
本願の実施例における第2メモリ73は、種々のタイプのデータを記憶してネットワーク機器70の操作をサポートするように構成される。これらのデータの例は、ネットワーク機器70上で操作される如何なるコンピュータプログラムを含む。
【0134】
上記本願の実施例に開示された方法は、前記第2プロセッサ72に適用されるか、又は前記第2プロセッサ72により実現される。前記第2プロセッサ72は、信号を処理する能力を有する集積回路チップであり得る。上記方法の各ステップは、実現する過程において、前記第2プロセッサ72におけるハードウェアの集積論理回路又はソフトウェアの形の指令により完成することができる。上述した前記第2プロセッサ72は、汎用プロセッサ、DSP、又は他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタロジックデバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネント等であってもよい。前記第2プロセッサ72は、本願の実施例に開示されている各方法、ステップ及び論理的ブロック図を実現又は実行することができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよいし、該プロセッサは如何なる従来のプロセッサ等であってもよい。本願の実施例に開示されている方法のステップに合わせて、ハードウェア解読プロセッサによって完成し、又は解読プロセッサ内のハードウェアとソフトウェアモジュールとの組み合わせで実行して完成するように示す。ソフトウェアモジュールは、記憶媒体内に存在してもよい。該記憶媒体は、第2メモリ73内に位置し、前記第2プロセッサ72は第2メモリ73中の情報を読み取り、そのハードウェアと共に上記方法のステップを完了する。
【0135】
例示的な実施例において、ネットワーク機器70は、1つ又は複数のASIC、DSP、PLD、CPLD、FPGA、汎用プロセッサ、コントローラ、MCU、Microprocessor又は他の電子素子により実現され、前記方法を実行するために用いられる。
【0136】
理解すべきこととして、本願の実施例のメモリ(第1メモリ63、第2メモリ73)は、揮発性メモリ又は不揮発性メモリであってもよいし、揮発性メモリと不揮発性メモリの両方であってもよい。ここで、不揮発性メモリは、読み取り専用メモリ(ROM:Read Only Memory)、プログラマブル読み取り専用メモリ(PROM:Programmable Read-Only Memory)、消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM:Erasable Programmable Read-Only Memory)、電気的消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(EEPROM:Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)、磁気ランダムアクセスメモリ(FRAM(登録商標):ferromagnetic random access memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)、磁気面メモリ、光ディスク、又は読み出し専用型光ディスク(CD-ROM:Compact Disc Read-Only Memory)であってもよい。磁気面メモリは、磁気ディスクメモリ又は磁気テープメモリであってもよい。揮発性メモリは、外部キャッシュとして用いられるランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)であってもよい。非限定的な例証として、RAMは、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM:Static Random Access Memory)、同期スタティックランダムアクセスメモリ(SSRAM:Synchronous Static Random Access Memory)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM:Dynamic Random Access Memory)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM:Synchronous Dynamic Random Access Memory)、ダブルデータレート同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(DDRSDRAM:Double Data Rate Synchronous Dynamic Random Access Memory)、エンハンスト同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(ESDRAM:Enhanced Synchronous Dynamic Random Access Memory)、同期リンクダイナミックランダムアクセスメモリ(SLDRAM:Synchlink Dynamic Random Access Memory)及びダイレクトラムバスランダムアクセスメモリ(DRRAM:Direct Rambus Random Access Memory)などの多数の形態で使用可能である。本願の実施例に記載されているメモリは、これら及び任意の他の適切な形態のメモリを含むが、これらに限定されない。
【0137】
本願の実施例の方法を実現させるために、本願の実施例は、情報伝送システムを更に提供する。図8に示すように、該システムは、
条件付きハンドオーバーの関連情報を記録し、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告するように構成される端末81と、
端末81から報告された、前記端末により記録された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信するように構成されるネットワーク機器82と、を備える。
【0138】
端末81及びネットワーク機器82の具体的な処理プロセスは上記に詳しく説明したため、ここで、詳細な説明を省略することに留意されたい。
【0139】
例示的な実施例において、本願の実施例は、コンピュータ記憶媒体である記憶媒体を更に提供する。これは、具体的には、コンピュータ可読記憶媒体である。例えば、コンピュータプログラムを記憶する第1メモリ63を含む。上記コンピュータプログラムは、端末60の第1プロセッサ62により実行され、前記端末側の方法に記載のステップを完了する。また例えば、コンピュータプログラムを記憶する第2メモリ73を含む。上記コンピュータプログラムは、ネットワーク機器70の第2プロセッサ72により実行され、前記ネットワーク機器側の方法に記載のステップを完了する。コンピュータ可読記憶媒体は、FRAM、ROM、PROM、EPROM、EEPROM、Flash Memory、磁気表面メモリ、光ディスク又はCD-ROMなどのメモリであってもよい。
【0140】
「第1」、「第2」は、類似する対象を区別するためのものであり、特定の順番又は優先順位を記述するためのものではないことに留意されたい。
【0141】
なお、矛盾しない限り、本願の実施例に記載の技術的解決手段を任意に組み合わせることができる。
【0142】
以上は本願の好適な実施例だけであり、本願の保護範囲を限定するためのものではない。
【手続補正2】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
端末に適用される情報報告方法であって、
条件付きハンドオーバーの関連情報を記録することと、
ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、を含み、前記条件付きハンドオーバーの関連情報は、
第1セルの識別情報であって、前記第1セルはが条件付きハンドオーバー関連構成を受信するサービングセルである、第1セルの識別情報と、
前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを開始する時刻である第1時刻と、
前記端末が一般的なハンドオーバー命令又は即時ハンドオーバー命令を受信する時刻又は前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーを開始する時刻である第2時刻と、
前記端末が無線リンク障害(RLF)を決定する時刻又は前記端末がRLFを報告する時刻又は前記端末とソースセルとの無線リソース制御(RRC)接続が失われる時刻又は前記端末がアイドル状態に入る時刻である第3時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーを一回目に開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを一回目に開始する時刻である第4時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第1時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第2時刻までの時間間隔と、
前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーに成功又は失敗した時刻と、
第1時刻から対応する条件付きハンドオーバーに失敗又は成功した時刻までの時間間隔と、
条件付きハンドオーバーに失敗したか又は条件付きハンドオーバーに成功した時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第3時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第4時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
第4時刻と第3時刻との時間間隔と、
条件付きハンドオーバーの開始回数と、
条件付きハンドオーバーの失敗回数と、
記録時の前記端末の位置情報と、
前記端末のために構成される条件付きハンドオーバーの具体的なコンテンツであって、具体的なコンテンツは、ハンドオーバーイベントと、具体的な閾値と、ターゲットセル識別子と、のうちの少なくとも1つである、ものと、
前記端末が実行する第1サービスの関連情報であって、前記第1サービスは、前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する場合に実行されるサービス又は前記端末がハンドオーバーを行う前に実行されるサービスである、ものと、のうちの少なくとも1つを含む、情報報告方法。
【請求項2】
前記条件付きハンドオーバーの関連情報は、
第2セルの識別情報を更に含み、前記第2セルは、条件付きハンドオーバーを開始するターゲットセル又は条件付きハンドオーバーのランダムアクセスに失敗又は成功したターゲットセルであることを特徴とする
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
記録された対応する時刻の形態は、
ネットワーク側から送信された基準時間に対するオフセットと、
絶対時間と、のうちの1つであることを特徴とする
請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記端末が開始する条件付きハンドオーバーは、前記端末が、前記端末のために構成される条件付きハンドオーバーにおける条件に基づいて開始する1回目の条件付きハンドオーバーであることを特徴とする
請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信することは、
RRC再構成メッセージを受信することであって、前記RRC構成メッセージは、前記条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を含む、ことを含むことを特徴とする
請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記条件付きハンドオーバーの関連情報を記録することは、
ネットワーク機器と、ネットワーク管理機器と、トレース収集エンティティとのうちの1つの機器から送信された構成情報に基づいて、条件付きハンドオーバーの関連情報を記録すること、
又は、
規定された情報に基づいて、条件付きハンドオーバーの関連情報を記録すること、を含むことを特徴とする
請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することは、
RLFレポートと、
ログLog測定レポート情報と、
新たに定義されたメッセージと、のうちの1つのメッセージにより、前記ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することを含むことを特徴とする
請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することは、
前記ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を能動的に報告することと、
前記ネットワーク側の要求を受信した後、前記ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、
前記ネットワーク側に記録されるべき関連情報を通知し、通信した関連情報に基づいて前記ネットワーク側から送信された要求を受信した後、ネットワーク側に前記条件付きハンドオーバーの関連情報を報告することと、のうちの1つを含むことを特徴とする
請求項1に記載の方法。
【請求項9】
ネットワーク機器に適用される情報受信方法であって、
端末から報告された、前記端末により記録された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することを含み、ここで、記録された条件付きハンドオーバーの関連情報は、
第1セルの識別情報であって、前記第1セルはが条件付きハンドオーバー関連構成を受信するサービングセルである、第1セルの識別情報と、
前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを開始する時刻である第1時刻と、
前記端末が一般的なハンドオーバー命令又は即時ハンドオーバー命令を受信する時刻又は前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーを開始する時刻である第2時刻と、
前記端末がRLFを決定する時刻又は前記端末がRLFを報告する時刻又は前記端末とソースセルとのRRC接続が失われる時刻又は前記端末がアイドル状態に入る時刻である第3時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーを一回目に開始する時刻又は前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信した後に条件付きハンドオーバーのランダムアクセスを一回目に開始する時刻である第4時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第1時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第2時刻までの時間間隔と、
前記端末が一般的なハンドオーバー又は即時ハンドオーバーに成功又は失敗した時刻と、
第1時刻から対応する条件付きハンドオーバーに失敗又は成功した時刻までの時間間隔と、
条件付きハンドオーバーに失敗したか又は条件付きハンドオーバーに成功した時刻と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第3時刻までの時間間隔と、
前記端末が条件付きハンドオーバーに関連する構成情報を受信する時刻から第4時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに成功した時刻までの時間間隔と、
第4時刻から前記端末が条件付きハンドオーバーに失敗した時刻までの時間間隔と、
第4時刻と第3時刻との時間間隔と、
条件付きハンドオーバーの開始回数と、
条件付きハンドオーバーの失敗回数と、
記録時の前記端末の位置情報と、
前記端末のために構成される条件付きハンドオーバーの具体的なコンテンツであって、具体的なコンテンツがハンドオーバーイベントと、具体的な閾値と、ターゲットセル識別子と、のうちの少なくとも1つである、ものと、
前記端末が実行する第1サービスの関連情報であって、前記第1サービスは、前記端末が条件付きハンドオーバーを開始する場合に実行されるサービス又は前記端末がハンドオーバーを行う前に実行されるサービスである、ものと、のうちの少なくとも1つを含む、情報受信方法。
【請求項10】
前記条件付きハンドオーバーの関連情報は、
第2セルの識別情報を更に含み、前記第2セルは、条件付きハンドオーバーを開始するターゲットセル又は条件付きハンドオーバーのランダムアクセスに失敗又は成功したターゲットセルであることを特徴とする
請求項に記載の方法。
【請求項11】
前記端末が開始する条件付きハンドオーバーは、前記端末が、前記端末のために構成される条件付きハンドオーバーにおける条件に基づいて開始する1回目の条件付きハンドオーバーであることを特徴とする
請求項に記載の方法。
【請求項12】
記録された対応する時刻の形態は、ネットワーク側から送信された基準時間に対するオフセットと、絶対時間と、のうちの1つであり、
及び/又は
前記端末から報告された、前記端末により記録された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することは、RLFレポートと、Log測定レポート情報と、新たに定義されたメッセージと、のうちの1つのメッセージにより、端末から報告された前記条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することを含むことを特徴とする
請求項に記載の方法。
【請求項13】
前記端末から報告された、前記端末により記録された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することは、
前記端末から能動的に報告された、前記端末により記録された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することと、
前記端末に要求を送信し、前記端末から前記要求に基づいて報告された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することと、
前記端末から通知された記録されるべき関連情報を受信し、通知された記録されるべき関連情報に基づいて前記端末に要求を送信し、端末から前記要求に基づいて報告された条件付きハンドオーバーの関連情報を受信することと、のうちの1つを含むことを特徴とする
請求項に記載の方法。
【請求項14】
端末であって、第1プロセッサと、プロセッサ上で実行可能なコンピュータプログラムを記憶する第1メモリと、を備え、
ここで、前記第1プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行する時、請求項1からのうちいずれか一項に記載の方法のステップを実行するように構成される、端末。
【請求項15】
プロセッサ上で実行可能なコンピュータプログラムを記憶する第2メモリと、
前記コンピュータプログラムを実行して、請求項9から13のうちいずれか一項に記載の方法のステップを実行する第2プロセッサと、を備える、ネットワーク機器。
【国際調査報告】