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  • 特表-エネルギーとプロテインのバー 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-07-06
(54)【発明の名称】エネルギーとプロテインのバー
(51)【国際特許分類】
   A23L 5/00 20160101AFI20220629BHJP
【FI】
A23L5/00 M
A23L5/00 A
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2021564721
(86)(22)【出願日】2020-04-29
(85)【翻訳文提出日】2021-12-27
(86)【国際出願番号】 US2020030454
(87)【国際公開番号】W WO2020223337
(87)【国際公開日】2020-11-05
(31)【優先権主張番号】16/400,387
(32)【優先日】2019-05-01
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】521474797
【氏名又は名称】ストークリー-ヴァン・キャンプ・インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】Stokely-Van Camp, Inc.
(74)【代理人】
【識別番号】100145403
【弁理士】
【氏名又は名称】山尾 憲人
(74)【代理人】
【識別番号】100122301
【弁理士】
【氏名又は名称】冨田 憲史
(74)【代理人】
【識別番号】100157956
【弁理士】
【氏名又は名称】稲井 史生
(74)【代理人】
【識別番号】100170520
【弁理士】
【氏名又は名称】笹倉 真奈美
(74)【代理人】
【識別番号】100221545
【弁理士】
【氏名又は名称】白江 雄介
(72)【発明者】
【氏名】タイラー,ジャニーク
(72)【発明者】
【氏名】チョードリー,ヨースフ
(72)【発明者】
【氏名】ニスベット,マーク
【テーマコード(参考)】
4B035
【Fターム(参考)】
4B035LC03
4B035LE05
4B035LG06
4B035LG12
4B035LG15
4B035LG19
4B035LG32
4B035LG40
4B035LG44
4B035LK02
4B035LK03
4B035LK09
4B035LP01
4B035LP24
4B035LP31
(57)【要約】
フードバーは、プロテインを含む乾燥成分の混合物、および、甘味料を含む結合剤、を含む。フードバーは、初期のテクスチャーを維持することができ、フードバーの保存後にフードバーを切断するのに必要な力の量は、最初にフードバーを切断するのに必要な力の量と、実質的に同じである。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
プロテインを含む、乾燥成分の混合物、および、
甘味料および酸を含む、結合剤、
を含む、コールドプレスされたフードバーであって、
該フードバーは、初期切断力の値が、約15,000N/kg未満である、フードバー。
【請求項2】
該フードバーの初期切断力の値が、約12,000N/kg未満である、請求項1に記載のフードバー。
【請求項3】
該フードバーの切断力の値が、73°Fで6ヶ月後、初期切断力の値と比較して、75%未満の増加である、請求項1または2に記載のフードバー。
【請求項4】
該フードバーの切断力の値が、73°Fで6ヶ月後、初期切断力の値と比較して、50%未満の増加である、請求項1または2に記載のフードバー。
【請求項5】
該フードバーは、初期L値、および、73°Fで約6ヶ月の保存でのL値、について、前記初期L値と、前記73°Fで約6ヶ月の保存でのL値との間の、差の絶対値(ΔL)が、約10未満である、請求項3または4に記載のフードバー。
【請求項6】
乾燥成分の混合物が、フルーツベース、および乳製品ベースを含む、先行する請求項のいずれか1項に記載のフードバー。
【請求項7】
結合剤が、脂肪を含む、先行する請求項のいずれか1項に記載のフードバー。
【請求項8】
乾燥成分の混合物が、フルーツベース、および乳製品ベースを含む、先行する請求項のいずれか1項に記載のフードバー。
【請求項9】
フルーツベースが、粉末である、請求項8に記載のフードバー。
【請求項10】
フルーツベースが、フリーズドライのバナナ粉末を含む、請求項8または9に記載のフードバー。
【請求項11】
乳製品ベースが、ヨーグルト、またはミルクを含む、請求項8、9、または10に記載のフードバー。
【請求項12】
ヨーグルトが、ヨーグルト粉末を含む、請求項11に記載のフードバー。
【請求項13】
プロテインが、乳製品ベースのプロテイン、野菜ベースのプロテイン、またはそれらの混合物、を含む、請求項8に記載のフードバー。
【請求項14】
プロテインが、乳製品ベースのプロテインを含む、請求項13に記載のフードバー。
【請求項15】
乾燥成分の混合物が、香味料、着色剤、農産物の断片、またはそれらの混合物、を含む、請求項8に記載のフードバー。
【請求項16】
香味料が、イチゴ、バナナ、ピーチ、マンゴー、ミックスベリー、またはそれらの組み合わせ、を含む、請求項15に記載のフードバー。
【請求項17】
着色剤が、ピンク、マンダリン、またはボルドーである、請求項15に記載のフードバー。
【請求項18】
乾燥成分の混合物が、農産物の断片を含む、請求項15に記載のフードバー。
【請求項19】
農産物の断片が、イチゴ、スイカ、ブドウ、バナナ、ピーチ、マンゴー、パイナップル、リンゴ、チェリー、オレンジ、グレープフルーツ、マンダリン、ザボン、クレメンタイン、ブルーベリー、ラズベリー、ナシ、ブラックベリー、プラム、キウイ、メロン、レモン、ライム、ミカン、ココナッツ、またはそれらの組み合わせ、の断片、を含む、請求項18に記載のフードバー。
【請求項20】
農産物の断片が、マイクロドライされたイチゴの断片である、請求項18または19に記載のフードバー。
【請求項21】
甘味料が、少なくとも約30のデキストロース当量(DE)値を有する、請求項8に記載のフードバー。
【請求項22】
甘味料のDEが、少なくとも約40である、請求項8に記載のフードバー。
【請求項23】
結合剤の脂肪が、ココナッツオイル、パームオイル、タロー(tallow)、シアバター、ココアバター、または高飽和脂肪を含む、請求項8に記載のフードバー。
【請求項24】
結合剤が、フルーツ濃縮物、および水分活性調節剤を含む、請求項8に記載のフードバー。
【請求項25】
甘味料の重量パーセントに対する、フルーツ濃縮物の重量パーセントの比が、少なくとも0.4である、請求項24に記載のフードバー。
【請求項26】
甘味料の重量パーセントに対する、フルーツ濃縮物の重量パーセントの比が、少なくとも0.8である、請求項24に記載のフードバー。
【請求項27】
甘味料の重量パーセントに対する、フルーツ濃縮物の重量パーセントの比が、約0.8~約1.4である、請求項24に記載のフードバー。
【請求項28】
フルーツ濃縮物が、果汁濃縮物、搾りかす、またはそれらの混合物を含む、請求項24に記載のフードバー。
【請求項29】
フルーツ濃縮物が、イチゴ、スイカ、ブドウ、バナナ、ピーチ、マンゴー、パイナップル、リンゴ、チェリー、オレンジ、グレープフルーツ、マンダリン、ザボン、クレメンタイン、ブルーベリー、ラズベリー、ナシ、ブラックベリー、プラム、キウイ、メロン、レモン、ライム、ミカン、ココナッツ、またはそれらの組み合わせ、から形成されるフルーツ濃縮物を含む、請求項24、25、26、27、または28に記載のフードバー。
【請求項30】
フルーツ濃縮物が、イチゴ、スイカ、ブドウ、バナナ、ピーチ、マンゴー、パイナップル、リンゴ、チェリー、オレンジ、グレープフルーツ、マンダリン、ザボン、クレメンタイン、ブルーベリー、ラズベリー、ナシ、ブラックベリー、プラム、キウイ、メロン、レモン、ライム、ミカン、ココナッツ、またはそれらの組み合わせ、から形成される搾りかすを含む、請求項24、25、26、27、または28に記載のフードバー。
【請求項31】
甘味料が、タピオカシロップ、または玄米シロップを含む、請求項1、25、26、および27に記載のフードバー。
【請求項32】
水分活性調節剤が、グリセリンを含む、請求項24に記載のフードバー。
【請求項33】
酸が、クエン酸、リンゴ酸、乳酸、酢酸、酒石酸、または弱有機酸を含む、請求項8に記載のフードバー。
【請求項34】
乾燥成分の混合物が、該フードバーの少なくとも約30重量%である、請求項8に記載のフードバー。
【請求項35】
乾燥成分の混合物が、該フードバーの少なくとも約40重量%である、請求項8に記載のフードバー。
【請求項36】
乾燥成分の混合物が、該フードバーの少なくとも約50重量%である、請求項8に記載のフードバー。
【請求項37】
乾燥成分の混合物が、該フードバーの少なくとも約60重量%である、請求項8に記載のフードバー。
【請求項38】
乾燥成分の混合物が、該フードバーの約30重量%~約80重量%である、請求項8に記載のフードバー。
【請求項39】
乾燥成分の混合物が、該フードバーの約50重量%~約70重量%である、請求項8に記載のフードバー。
【請求項40】
結合剤が、該フードバーの少なくとも約20重量%である、請求項8に記載のフードバー。
【請求項41】
結合剤が、該フードバーの少なくとも約30重量%である、請求項8に記載のフードバー。
【請求項42】
結合剤が、該フードバーの約20重量%~約70重量%である、請求項8に記載のフードバー。
【請求項43】
結合剤が、該フードバーの約20重量%~約50重量%である、請求項8に記載のフードバー。
【請求項44】
該フードバーは、ΔLが、73°Fで約6ヶ月後、約25未満である、請求項8に記載のフードバー。
【請求項45】
該フードバーは、ΔLが、73°Fで約6ヶ月後、約15未満である、請求項8に記載のフードバー。
【請求項46】
該フードバーは、ΔLが、73°Fで約6ヶ月後、約10未満である、請求項8に記載のフードバー。
【請求項47】
該フードバーは、ΔLが、73°Fで約6ヶ月後、約5である、請求項8に記載のフードバー。
【請求項48】
可溶性繊維を含む、請求項8に記載のフードバー。
【請求項49】
乾燥成分の混合物と、結合剤とを組み合わせて、ブレンド組成物を形成すること、および、
ブレンド組成物をプレスして、フードバーを形成すること、
を含む、フードバーの製造方法。
【請求項50】
甘味料および脂肪を加熱することにより結合剤を形成することを含む、請求項49に記載の方法。
【請求項51】
ブレンド組成物をプレスする工程が、ブレンド組成物をコールドプレスすることによって実施される、請求項49または50に記載の方法。
【請求項52】
乾燥成分の混合物、結合剤、またはブレンド組成物が、押し出されない、請求項51に記載の方法。
【請求項53】
プロテインを含む、乾燥成分の混合物、および、
約20~約30DEの甘味料、および、約35~約50DEの甘味料を含む、結合剤、
を含む、コールドプレスされたフードバーであって、
該フードバーは、初期切断力の値が、15,000N/kg未満である、フードバー。
【請求項54】
該フードバーが、酸を含まない、請求項53に記載のフードバー。
【請求項55】
該フードバーの切断力の値が、73°Fで6ヶ月後、初期切断力の値と比較して、75%未満の増加である、請求項53または54に記載のフードバー。
【請求項56】
該フードバーの切断力の値が、73°Fで6ヶ月後、初期切断力の値と比較して、50%未満の増加である、請求項53または54に記載のフードバー。
【請求項57】
フルーツベース、乳製品ベース、プロテイン、香味料、着色剤を含む、乾燥成分の混合物、および、
フルーツ濃縮物、甘味料、脂肪、酸、および水分活性調節剤を含む、結合剤、
を含む、コールドプレスされたフードバーであって、
該フードバーは、複合的な望ましさ(Composite Desirability)が、約0.8より大きい、フードバー。
【請求項58】
該フードバーは、初期切断力の値が、15,000N/kg未満である、請求項60に記載のフードバー。
【請求項59】
該フードバーの切断力の値が、73°Fで6ヶ月後、初期切断力の値と比較して、75%未満の増加である、請求項57および58に記載のフードバー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2019年5月1日に出願された米国特許出願第16/400,387号の優先権を主張し、その開示は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
本開示は、食品に関する。
【背景技術】
【0002】
本開示は、食品、特に保存可能な食品、に関する。より具体的には、本開示は、フードバー(food bar;棒状食品)に関する。
【発明の概要】
【0003】
本開示によれば、フードバーは、プロテインを含む乾燥成分の混合物、および、甘味料および酸を含む結合剤、を含む。
【0004】
例示的な実施形態において、フードバーは、約20,000N/kg未満の初期切断力を有し、フードバーの切断力は、73°Fで6ヶ月後に、75%未満の増加である。例示的な実施形態において、初期切断力は、約15,000N/kg未満である。いくつかの例示的な実施形態において、初期切断力は、約12,000N/kg未満である。
【0005】
いくつかの実施形態において、乾燥成分の混合物は、プロテイン、フルーツベース、乳製品ベース、香味料、着色剤、農産物の断片、および、それらの混合物および組み合わせ、を含む。
【0006】
いくつかの実施形態において、結合剤は、甘味料、酸、脂肪、フルーツ濃縮物、水分活性調節剤、および、それらの混合物および組み合わせ、を含む。
【0007】
いくつかの例示的な実施形態において、乾燥成分と結合剤の混合物は、組み合わされ、フードバーにプレスされる。
【0008】
本開示の追加の特徴は、本願で認識されるように、本開示を実施する最良の形態を例示した、例示的な実施形態を考慮することにより、当業者に明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1図1は、y軸を切断力(N/kg)とし、x軸を糖比(フルーツ濃縮物:甘味料)とし、および、z軸をグリセリン含有量(%)とした、グラフを示す。
【0010】
図2図2は、y軸をL値とし、x軸を糖比(フルーツ濃縮物:甘味料)とし、および、z軸をグリセリン含有量(%)とした、グラフを示す。
【発明を実施するための形態】
【0011】
フードバーのための製剤は、プロテインを含む乾燥成分の混合物、および、甘味料および酸を含む結合剤、を含む。フードバーは、フードバーの保存中の変色を最小限に抑えながら、切断力を維持することができる。いくつかの実施形態において、フードバーは、一定期間の保存後に、初期切断力の75%の範囲以内の切断力を示す。言い換えれば、フードバーは、一定期間の保存後に、著しい程度まで、堅くなったり、もろくなったりすることはない。いくつかの実施形態において、このバーは、少なくとも6ヶ月の期間の保存後に、最小限の変色を示す。
【0012】
本開示のフードバーは、フードバーを切るのに必要な力の量として測定される、特定の切断力(cutting force)を有する。説明すると、切断力の測定は、消費者の歯でフードバーを噛む(bite)のに必要な力の量を模倣している。実施例に記載されているように、フードバーを切るのに必要な力の量を様々な時点で測定して、保存中にフードバーのテクスチャーがどのように変化するかを理解することができる。説明すると、切断力は、形成後(初期切断力)、または特定の温度での保存中の所定の時点で、測定することができる。
【0013】
いくつかの実施形態において、フードバーは、初期切断力が、約20,000N/kg未満、約18,000N/kg未満、約15,000N/kg未満、約12,000N/kg未満、約10,000N/kg、または約8,000N/kg未満、である。いくつかの例示的な実施形態において、初期切断力は、約7,500N/kg未満、約7,000N/kg未満、または約6,500N/kg未満である。いくつかの実施形態において、フードバーは、初期切断力が、約2,000N/kg、約2,500N/kg、約3,000N/kg、約3,500N/kg、約4,000N/kg、約4,500N/kg、約5,000N/kg、約5,500N/kg、約5,600N/kg、約5,700N/kg、約5,800N/kg、約5,900N/kg、約6,000N/kg、約6,100N/kg、約6,200N/kg、約6,300N/kg、約6,400N/kg、約6,500N/kg、約6,600N/kg、約6,700N/kg、約6,800N/kg、約6,900N/kg、約7,000N/kg、約7,100N/kg、約7,200N/kg、約7,300N/kg、約7,400N/kg、約7,500N/kg、約7,600N/kg、約7,700N/kg、約7,800N/kg、約7,900N/kg、約8,000N/kg、約8,100N/kg、約8,200N/kg、約8,300N/kg、約8,400N/kg、約8,500N/kg、約8,600N/kg、約8,700N/kg、約8,800N/kg、約8,900N/kg、約9,000N/kg、約9,100N/kg、約9,200N/kg、約9,300N/kg、約9,400N/kg、約9,500N/kg、約9,600N/kg、約9,700N/kg、約9,800N/kg、約9,900N/kg、約10,000N/kg、約10,200N/kg、約10,400N/kg、約10,600N/kg、約10,800N/kg、約11,000N/kg、約11,200N/kg、約11,400N/kg、約11,600N/kg、約11,800N/kg、約12,000N/kg、約12,200N/kg、約12,400N/kg、約12,600N/kg、約12,800N/kg、約13,000N/kg、約13,200N/kg、約13,400N/kg、約13,600N/kg、約13,800N/kg、約14,000N/kg、約14,200N/kg、約14,400N/kg、約14,600N/kg、約14,800N/kg、約15,000N/kg、または、約15,500N/kg、である。いくつかの実施形態において、フードバーの初期切断力は、約3,000N/kg~約15,500N/kg、約4,000N/kg~約12,000N/kg、約4,000N/kg~約10,000N/kg、約5,800N/kg~約10,000N/kg、または、約5,800N/kg~約9,500N/kg、の範囲である。
【0014】
いくつかの実施形態において、フードバーは、特定の時間および特定の温度で保存した後、切断力を有する。例示的に、フードバーをより高い温度で保存することは、フードバーをより低い温度で保存することと比較した場合に、切断力の変化を加速させ、例えば、硬度を増加させる。一例として、フードバーを90°Fで4週間保存すると、73°Fで約3ヶ月間フードバーを保存するのとほぼ同じ程度で、切断力に影響を与える。
【0015】
いくつかの例示的な実施形態において、フードバーは、保存中に硬化し、切断力の増加を引き起こし得る。しかしながら、フードバーの利用可能な保存寿命を延ばすことができるように、フードバーの切断力は、一定期間にわたって増加しないか、または実質的に増加しないことが好ましい。いくつかの例示的な実施形態において、本開示によるフードバーは、73°Fで、約4ヶ月、約6ヶ月、約9ヶ月、または約1年間、初期切断力を維持し得る。いくつかの例示的な実施形態に示されるように、保存されたフードバーの切断力は、フードバーの初期切断力とほぼ同じかまたはそれよりも小さい。いくつかの実施形態において、90°Fで4週間または6週間保存した後のフードバーの切断力は、初期切断力の、約50%未満、約30%未満、約15%未満、約10%未満、または約5%未満、の増加である。いくつかの実施形態において、73°Fで6ヶ月保存した後のフードバーの切断力は、初期切断力の、約50%未満、約30%未満、約15%未満、約10%未満、または約5%未満、の増加である。
【0016】
いくつかの実施形態において、73°Fで6ヶ月後のフードバーの切断力は、約20,000N/kg未満、約18,000N/kg未満、または約14,500N/kg未満である。いくつかの実施形態において、フードバーは、73°Fで6ヶ月後の切断力が、約2000N/kg、約2500N/kg、約3000N/kg、約3,500N/kg、約4000N/kg、約4000N/kg、約4,500N/kg、約5,000N/kg、約5,500N/kg、約5,600N/kg、約5,700N/kg、約5,800N/kg、約5,900N/kg、約6,000N/kg、約6,100N/kg、約6,200N/kg、約6,300N/kg、約6,400N/kg、約6,500N/kg、約6,600N/kg、約6,700N/kg、約6,800N/kg、約6,900N/kg、約7,000N/kg、約7,100N/kg、約7,200N/kg、約7,300N/kg、約7,400N/kg、約7,500N/kg、約7,600N/kg、約7,700N/kg、約7,800N/kg、約7,900N/kg、約8,000N/kg、約8,100N/kg、約8,200N/kg、約8,300N/kg、約8,400N/kg、約8,500N/kg、約8,600N/kg、約8,700N/kg、約8,800N/kg、約8,900N/kg、約9,000N/kg、約9,100N/kg、約9,200N/kg、約9,300N/kg、約9,400N/kg、約9,500N/kg、約9,600N/kg、約9,700N/kg、約9,800N/kg、約9,900N/kg、約10,000N/kg、約10,200N/kg、約10,400N/kg、約10,600N/kg、約10,800N/kg、約11,000N/kg、約11,200N/kg、約11,400N/kg、約11,600N/kg、約11,800N/kg、約12,000N/kg、約12,200N/kg、約12,400N/kg、約12,600N/kg、約12,800N/kg、約13,000N/kg、約13,200N/kg、約13,400N/kg、約13,600N/kg、約13,800N/kg、約14,000N/kg、約14,200N/kg、約14,400N/kg、約14,600N/kg、約14,800N/kg、約15,000N/kg、または、約15,500N/kg、である。いくつかの実施形態において、73°Fで6ヶ月後のフードバーの切断力は、約5000N/kg~約20,000N/kg、約5000N/kg~約18,000N/kg、または、約5000N/kg~約16,000N/kgの範囲である。
【0017】
本開示によるフードバーは、特定の圧縮力(compression force)の値を有するものである。圧縮力値は、消費者がフードバーを噛む(chew)ために使用する力の量を示す。いくつかの実施形態において、フードバーの圧縮力は、約10,000N/kg未満、約8,000N/kg未満、または約6000N/kg未満である。いくつかの実施形態において、フードバーは、圧縮力が、約400N/kg、約500N/kg、約600N/kg、約700N/kg、約800N/kg、約900N/kg、約1,000N/kg、約1,100N/kg、約1,200N/kg、約1,300N/kg、約1,400N/kg、約1,500N/kg、約1,600N/kg、約1,700N/kg、約1,800N/kg、約1,900N/kg、約2,000N/kg、約2,100N/kg、約2,200N/kg、約2,300N/kg、約2,400N/kg、約2,500N/kg、約2,600N/kg、約2,700N/kg、約2,800N/kg、約2,900N/kg、約3,000N/kg、約3,100N/kg、約3,200N/kg、約3,300N/kg、約3,400N/kg、約3,500N/kg、約3,600N/kg、約3,700N/kg、約3,800N/kg、約3,900N/kg、約4,000N/kg、約4,100N/kg、約4,200N/kg、約4,300N/kg、約4,400N/kg、約4,500N/kg、約4,600N/kg、約4,700N/kg、約4,800N/kg、約4,900N/kg、約5,000N/kg、約5,500N/kg、または、約6,000N/kg、である。いくつかの実施形態において、フードバーの圧縮力は、約400N/kg~約6000N/kg、約1,000N/kg~約6000N/kg、約1,000N/kg~約5000N/kg、または、約2,000N/kg~約5,000N/kgの範囲である。例示的に、上記でリストされた圧縮力値は、初期の圧縮力値、または特定の保存時間後の圧縮力の値であり得る。いくつかの実施形態において、90°Fで4週間または6週間保存した後のフードバーの圧縮力値は、初期圧縮力の、約50%未満、約30%未満、約15%未満、約10%未満、または約5%未満、の増加である。いくつかの実施形態において、73°Fで6ヶ月保存した後のフードバーの圧縮力は、初期圧縮力の、約50%未満、約30%未満、約15%未満、約10%未満、または約5%未満、の増加である。
【0018】
本開示によるフードバーは、周囲と自由に相互作用する水の量に対する結合水(bound water)の測定値として定義される、特定の水分活性(water activity)を有するものとなる。より低い水分活性は、抗菌特性を提供し、フードバーの保存寿命を増加させ得る。例示的に、水分活性が0.6未満の場合、微生物の増殖は最小限に抑えられる。
【0019】
いくつかの実施形態において、フードバーの水分活性は、約0.7未満、または約0.6未満、である。いくつかの実施形態において、フードバーの水分活性は、約0.4、約0.42、約0.44、約0.46、約0.48、約0.5、約0.51、約0.52、約0.53、約0.54、約0.55、約0.56、約0.57、約0.58、約0.59、約0.6、約0.62、約0.64、約0.66、約0.68、約0.7、約0.8、約1、約1.2、約1.4、約1.6、約1.8、または、約2、である。いくつかの実施形態において、フードバーの水分活性は、約0.4~約2、約0.4~約1.4、約0.4~約1、約0.4~約0.7、約0.4~約0.6、約0.46~約0.6、または、約0.46~約0.58の範囲である。
【0020】
フードバーの色は、比色計によって測定することができる。いくつかの例示的な実施形態において、色は、0~100の範囲のL値として測定され、ここで、白は100として測定され、黒は0として測定される。フードバーの変色は、経時的に測定され得る。いくつかの用途では、フードバーが最小のΔLを有することが望ましくなり得、ここで、ΔLは、初期L値と、特定の時点でのL値との差の絶対値である。
【0021】
例示的な実施形態において、フードバーは、ΔLが、約25未満、約20未満、約15未満、または、約10未満である。いくつかの実施形態において、フードバーは、ΔLが、約2、約3、約4、約5、約6、約7、約8、約9、約10、約11、約12、約13、約14、約15、約17、約20、または、約25である。いくつかの実施形態において、フードバーは、ΔLが、約2~約25、約2~約15、約2~約10、または、約2~約8の範囲である。例示的に、ΔLが測定される期間は、少なくとも約2ヶ月、少なくとも約4ヶ月、または少なくとも約6ヶ月、であり得る。いくつかの実施形態において、ΔLが測定される期間は、約3ヶ月、約4ヶ月、約5ヶ月、約6ヶ月、約7ヶ月、約8ヶ月、約9ヶ月、または約1年である。
【0022】
例示的な例において、本開示のフードバーは、乾燥成分の混合物と結合剤を含む。例示的に、乾燥成分の混合物と結合剤の両方が、フードバーの特定の重量パーセントとなる。
【0023】
いくつかの例示的な実施形態において、乾燥成分の混合物は、フードバーの、少なくとも約20重量%、少なくとも約30重量%、または少なくとも約40重量%である。いくつかの実施形態において、乾燥成分の混合物は、フードバーの、約30重量%、約35重量%、約40重量%、約45重量%、約50重量%、約55重量%、約60重量%、約65重量%、約70重量%、約75重量%、または約80重量%である。いくつかの実施形態において、乾燥成分の混合物は、フードバーの、約20重量%~約80重量%、約20重量%~約70重量%、約20重量%~約60重量%、約20重量%~約50重量%、約30重量%~約70重量%、約40重量%~約70重量%、または約45重量%~約65重量%である。
【0024】
いくつかの実施形態において、乾燥成分の混合物中のプロテインは、乳製品ベースのプロテイン、野菜ベースのプロテイン、またはそれらの混合物を含む。乳製品ベースのプロテインの例としては、Nutrilac 83%Protein、および、Nutrilac Milk Protein Blend(A)が挙げられ、どちらもArlaから入手可能である。野菜ベースのプロテインの例としては、DSMによる、Canola Proが挙げられる。
【0025】
いくつかの実施形態において、フードバー中のプロテインのパーセンテージは、フードバーの、少なくとも約5重量%、少なくとも約10重量%、または少なくとも約15重量%である。いくつかの実施形態において、フードバー中のプロテインのパーセンテージは、フードバーの、約5重量%、約10重量%、約11重量%、約12重量%、約13重量%、約14重量%、約15重量%、約16重量%、約17重量%、約18重量%、約19重量%、約20重量%、約21重量%、約22重量%、約23重量%、約24重量%、約25重量%、約30重量%、約35重量%、または約40重量%である。いくつかの実施形態において、フードバー中のプロテインのパーセンテージは、フードバーの、約5重量%~約40重量%、約5重量%~約30重量%、約10重量%~約30重量%、または約10重量%~約25重量%の範囲である。
【0026】
いくつかの実施形態において、乾燥成分の混合物は、フルーツベースを含む。いくつかの実施形態において、フルーツベースは粉末である。フルーツベースの例としては、イチゴ、スイカ、ブドウ、バナナ、ピーチ、マンゴー、パイナップル、リンゴ、チェリー、オレンジ、グレープフルーツ、マンダリン、ザボン、クレメンタイン、ブルーベリー、ラズベリー、ナシ、ブラックベリー、プラム、キウイ、メロン、レモン、ライム、ミカン、ココナッツ、それらの組み合わせ、または任意の適切な代替物、から形成されたものが挙げられる。いくつかの実施形態において、フルーツベースは、フリーズドライのバナナ粉末またはフリーズドライのイチゴ粉末を含み、これらは両方とも、Van Drunen Farmsから入手可能である。
【0027】
いくつかの実施形態において、フードバー中のフルーツベースのパーセンテージは、フードバーの、少なくとも約5重量%、少なくとも約10重量%、または少なくとも約15重量%である。いくつかの実施形態において、フードバー中のフルーツベースのパーセンテージは、フードバーの、約5重量%、約10重量%、約11重量%、約12重量%、約13重量%、約14重量%、約15重量%、約16重量%、約17重量%、約18重量%、約19重量%、約20重量%、約21重量%、約22重量%、約23重量%、約24重量%、約25重量%、約30重量%、約35重量%、または約40重量%である。いくつかの実施形態において、フードバー中のフルーツベースのパーセンテージは、フードバーの、約5重量%~約40重量%、約5重量%~約30重量%、約10重量%~約30重量%、または約10重量%~約25重量%の範囲である。
【0028】
いくつかの実施形態において、乾燥成分の混合物は、ベース(base;基剤)を含む。ベースの例としては、植物ベース、および乳製品ベースが挙げられる。植物ベースの例としては、カノーラプロテインが挙げられる。いくつかの実施形態において、植物ベースは、DSM Canola Proteinである。乳製品ベースの例としては、ヨーグルト、またはミルクが挙げられる。いくつかの実施形態において、ヨーグルトは、ヨーグルト粉末であり得る。一例として、ヨーグルトをフードバーに添加すると、ヨーグルトベースのスムージーに似た味をフードバーに提供できる。ヨーグルト粉末の例としては、Grandeから入手可能なヨーグルト粉末が挙げられる。さらなる乳製品ベースは、DairiConcepts、およびButter Budsから入手可能である。
【0029】
いくつかの実施形態において、フードバー中のベースのパーセンテージは、フードバーの、少なくとも約5重量%、少なくとも約10重量%、または少なくとも約15重量%である。いくつかの実施形態において、フードバー中のベースのパーセンテージは、フードバーの、約5重量%、約10重量%、約11重量%、約12重量%、約13重量%、約14重量%、約15重量%、約16重量%、約17重量%、約18重量%、約19重量%、約20重量%、約21重量%、約22重量%、約23重量%、約24重量%、約25重量%、約30重量%、約35重量%、または約40重量%である。いくつかの実施形態において、フードバー中のベースのパーセンテージは、フードバーの、約5重量%~約40重量%、約5重量%~約30重量%、約10重量%~約30重量%、または約10重量%~約25重量%の範囲である。ベースが、植物ベースである場合も、または乳製品ベースである場合も、ベースに提供される値は、等しく適用されることが理解されるべきである。
【0030】
いくつかの例示的な実施形態において、乾燥成分の混合物は、着色剤を含む。着色剤の例としては、GNTから入手可能なFiesta Pink、GNTから入手可能なExberry Shade Mandarin、および、GNTから入手可能なExberry Shade Bordeaux、が挙げられる。いくつかの実施形態において、フードバー中の着色剤のパーセンテージは、フードバーの、少なくとも約0.05重量%、少なくとも約0.1重量%、または少なくとも約0.2重量%である。いくつかの実施形態において、フードバー中の着色剤のパーセンテージは、フードバーの、約0.05重量%、約0.1重量%、約0.2重量%、約0.3重量%、約0.4重量%、約0.5重量%、約0.6重量%、約0.7重量%、約0.8重量%、または約1重量%である。いくつかの実施形態において、フードバー中の着色剤のパーセンテージは、フードバーの、約0.1重量%~約1重量%、約0.1重量%~約0.7重量%、または約0.2重量%~約0.7重量%の範囲である。
【0031】
いくつかの例示的な実施形態において、乾燥成分の混合物は、香味料(フレーバー)を含む。香味料は、チョコレートまたはフルーツであり得る。フルーツ香味料の例としては、イチゴ、バナナ、ピーチ、マンゴー、ミックスベリー、およびそれらの混合物が挙げられる。香味料の例としては、IFFから入手可能なイチゴバナナ(Strawberry Bananas)、IFFから入手可能なピーチマンゴー(Peach Mango)、および、IFFから入手可能なミックスベリー(Mixed Berry)が挙げられる。いくつかの実施形態において、フードバー中の香味料のパーセンテージは、フードバーの、少なくとも約0.05重量%、少なくとも約0.1重量%、または少なくとも約0.2重量%である。いくつかの実施形態において、フードバー中の香味料のパーセンテージは、フードバーの、約0.05重量%、約0.1重量%、約0.2重量%、約0.3重量%、約0.4重量%、約0.5重量%、約0.6重量%、約0.7重量%、約0.8重量%、または約1重量%である。いくつかの実施形態において、フードバー中の香味料のパーセンテージは、フードバーの、約0.1重量%~約1重量%、約0.1重量%~約0.7重量%、または約0.1重量%~約0.5重量%の範囲である。
【0032】
いくつかの例示的な実施形態において、乾燥成分の混合物は、農産物の断片(produce fragments)を含む。農産物の断片の例としては、フルーツ(果物)の断片または野菜の断片が挙げられる。フルーツの断片の例としては、イチゴ、スイカ、ブドウ、バナナ、ピーチ、マンゴー、パイナップル、リンゴ、チェリー、オレンジ、グレープフルーツ、マンダリン、ザボン、クレメンタイン、ブルーベリー、ラズベリー、ナシ、ブラックベリー、プラム、キウイ、メロン、レモン、ライム、ミカン、ココナッツ、それらの組み合わせ、または任意の適切な代替物、から形成されたものが挙げられる。野菜の断片の例としては、ニンジン、ブロッコリー、ピーマン、キュウリ、トウモロコシ、ホウレンソウ、カリフラワー、それらの組み合わせ、または任意の適切な代替物から形成されたものが挙げられる。いくつかの実施形態において、フルーツの断片は、マイクロドライされたフルーツの断片である。いくつかの実施形態において、農産物の断片は、マイクロドライされたイチゴの断片を含む。例示的なマイクロドライされたイチゴ断片は、 Milneから入手可能である。
【0033】
いくつかの実施形態において、フードバー中の農産物断片のパーセンテージは、フードバーの、少なくとも約5重量%、少なくとも約10重量%、または少なくとも約15重量%である。いくつかの実施形態において、フードバー中の農産物断片のパーセンテージは、フードバーの、約5重量%、約10重量%、約11重量%、約12重量%、約13重量%、約14重量%、約15重量%、約16重量%、約17重量%、約18重量%、約19重量%、約20重量%、約21重量%、約22重量%、約23重量%、約24重量%、約25重量%、約30重量%、約35重量%、または約40重量%である。いくつかの実施形態において、フードバー中の農産物断片のパーセンテージは、フードバーの、約5重量%~約40重量%、約5重量%~約30重量%、約10重量%~約30重量%、または約10重量%~約25重量%の範囲である。
【0034】
例示的な実施形態において、結合剤は、甘味料および酸を含む。例示的に、甘味料と酸の組み合わせは、フードバーの保存中の変色を最小限に抑えるのに役立つ可能性がある。
【0035】
いくつかの例示的な実施形態において、結合剤は、フードバーの、少なくとも約10重量%、少なくとも約14重量%、少なくとも約20重量%、または少なくとも約30重量%である。いくつかの実施形態において、結合剤は、フードバーの、約10重量%、約15重量%、約20重量%、約25重量%、約30重量%、約35重量%、約40重量%、約45重量%、約50重量%、約55重量%、約60重量%、約65重量%、または約70重量%である。いくつかの実施形態において、結合剤は、フードバーの、約10重量%~約70重量%、約10重量%~約60重量%、約15重量%~約60重量%、約20重量%~約60重量%、約20重量%~約50重量%、または約25重量%~約50重量%である。
【0036】
いくつかの実施形態において、甘味料は、シロップを含む。シロップの例としては、タピオカシロップ、および玄米シロップが挙げられる。タピオカシロップの例としては、Briess malt and Ingredients Co.から入手可能な、タピオカシロップ42DE(Tapioca Syrup 42DE)が挙げられる。
【0037】
フードバーで使用される甘味料は、特定のデキストロース当量(DE)を有し得る。いくつかの実施形態において、甘味料のDEは、少なくとも約20、少なくとも約30、または少なくとも約40のDEである。いくつかの実施形態において、甘味料のDEは約24である。いくつかの実施形態において、甘味料は42DEの値を有する。いくつかの実施形態において、甘味料は、約20~約30DEを有する甘味料、および約35~約50DEを有する甘味料を含む。
【0038】
いくつかの実施形態において、フードバー中の甘味料のパーセンテージは、フードバーの、少なくとも約5重量%、少なくとも約10重量%、または少なくとも約15重量%である。いくつかの実施形態において、フードバー中の甘味料のパーセンテージは、フードバーの、約50重量%未満、約40重量%未満、または約30重量%未満である。いくつかの実施形態において、フードバー中の甘味料のパーセンテージは、フードバーの、約5重量%、約10重量%、約11重量%、約12重量%、約13重量%、約14重量%、約15重量%、約16重量%、約17重量%、約18重量%、約19重量%、約20重量%、約21重量%、約22重量%、約23重量%、約24重量%、約25重量%、約30重量%、約35重量%、または約40重量%である。いくつかの実施形態において、フードバー中の甘味料のパーセンテージは、フードバーの、約5重量%~約40重量%、約5重量%~約30重量%、約10重量%~約30重量%、または約10重量%~約25重量%の範囲である。
【0039】
いくつかの例示的な実施形態において、結合剤は、酸を含む。酸の例としては、クエン酸、リンゴ酸、乳酸、酢酸、酒石酸、弱有機酸、またはそれらの混合物が挙げられる。いくつかの実施形態において、酸は、クエン酸である。いくつかの例示的な実施形態において、クエン酸は、Cargill, Inc.から入手可能である。いくつかの実施形態において、フードバー中の酸のパーセンテージは、フードバーの、少なくとも約0.05重量%、少なくとも約0.1重量%、または少なくとも約0.2重量%である。いくつかの実施形態において、フードバー中の酸のパーセンテージは、フードバーの、約0.05重量%、約0.1重量%、約0.2重量%、約0.3重量%、約0.4重量%、約0.5重量%、約0.6重量%、約0.7重量%、約0.8重量%、約0.9重量%、または約1重量%である。いくつかの実施形態において、フードバー中の酸のパーセンテージは、フードバーの、約0.1重量%~約1重量%、約0.2重量%~約0.7重量%、または約0.3重量%~約0.6重量%の範囲である。
【0040】
いくつかの例示的な実施形態において、結合剤は、脂肪を含む。脂肪の例としては、ココナッツオイル、パームオイル、タロー(tallow)、シアバター、ココアバター、高飽和脂肪(highly saturated fat)、およびそれらの混合物および組み合わせが挙げられる。いくつかの実施形態において、脂肪は、ココナッツオイルを含む。いくつかの例示的な実施形態において、脂肪は、ADMから入手可能なココナッツオイルを含む。
【0041】
いくつかの実施形態において、フードバー中の脂肪のパーセンテージは、フードバーの、少なくとも約1重量%、少なくとも約2重量%、または少なくとも約3重量%である。いくつかの実施形態において、フードバー中の脂肪のパーセンテージは、フードバーの、約20重量%未満、約15重量%未満、または約10重量%未満である。いくつかの実施形態において、フードバー中の脂肪のパーセンテージは、フードバーの、約1重量%、約2重量%、約3重量%、約4重量%、約4.5重量%、約5重量%、約6重量%、約7重量%、約8重量%、約9重量%、約10重量%、約12重量%、約15重量%、または約20重量%である。いくつかの実施形態において、フードバー中の脂肪のパーセンテージは、フードバーの、約1重量%~約20重量%、約1重量%~約15重量%、約1重量%~約10重量%、または約2重量%~約10重量%の範囲である。
【0042】
いくつかの例示的な実施形態において、結合剤は、フルーツ濃縮物を含む。フルーツ濃縮物の例としては、果汁濃縮物、フルーツ搾りかす、それらの組み合わせ、または任意の適切な代替物が挙げられる。フルーツ濃縮物の例としては、イチゴ、スイカ、ブドウ、バナナ、ピーチ、マンゴー、パイナップル、リンゴ、チェリー、オレンジ、グレープフルーツ、マンダリン、ザボン、クレメンタイン、ブルーベリー、ラズベリー、ナシ、ブラックベリー、プラム、キウイ、メロン、レモン、ライム、ミカン、ココナッツ、それらの組み合わせ、または任意の適切な代替品、の濃縮物が挙げられる。フルーツ搾りかすの例としては、イチゴ、スイカ、ブドウ、バナナ、ピーチ、マンゴー、パイナップル、リンゴ、チェリー、オレンジ、グレープフルーツ、マンダリン、ザボン、クレメンタイン、ブルーベリー、ラズベリー、ナシ、ブラックベリー、プラム、キウイ、メロン、レモン、ライム、ミカン、ココナッツ、それらの組み合わせ、または任意の適切な代替品、から形成された搾りかすが挙げられる。いくつかの実施形態において、果汁濃縮物は、リンゴ果汁濃縮物である。いくつかの実施形態において、搾りかすは、オレンジ搾りかすである。いくつかの例示的な実施形態において、フルーツ濃縮物は、Shaanxi Sanchuan Juice Co., LTD.によって提供される、リンゴ果汁濃縮物を含む。いくつかの例示的な実施形態において、フルーツ濃縮物は、ペプシコ(PepsiCo)からの専用成分である、オレンジ搾りかすを含む。
【0043】
いくつかの実施形態において、フードバー中のフルーツ濃縮物のパーセンテージは、フードバーの、少なくとも約2重量%、少なくとも約3重量%、少なくとも約5重量%、または少なくとも約7重量%である。いくつかの実施形態において、フードバー中のフルーツ濃縮物のパーセンテージは、フードバーの、約30重量%未満、約25重量%未満、または約15重量%未満である。いくつかの実施形態において、フードバー中のフルーツ濃縮物のパーセンテージは、フードバーの、約3重量%、約4重量%、約5重量%、約6重量%、約7重量%、約8重量%、約9重量%、約10重量%、約11重量%、約12重量%、約13重量%、約14重量%、約15重量%、約16重量%、約17重量%、約18重量%、約20重量%、約22重量%、約25重量%、または約30重量%である。いくつかの実施形態において、フードバー中のフルーツ濃縮物のパーセンテージは、フードバーの、約3重量%~約30重量%、約3重量%~約20重量%、約5重量%~約20重量%、または約5重量%~約15重量%の範囲である。
【0044】
いくつかの例示的な実施形態において、結合剤は、水分活性調節剤(water-activity modulator)を含む。いくつかの実施形態において、水分活性調節剤は、グリセリン、可溶性繊維、またはそれらの混合物を含む。いくつかの実施形態において、水分活性調節剤は、グリセリンを含む。いくつかの例示的な実施形態において、水分活性調節剤は、Harris and Ford(PG)から入手可能なグリセリンを含む。いくつかの実施形態において、可溶性繊維は、フルクタン(fructan)を含む。いくつかの実施形態において、フルクタンは、イヌリン(inulin)を含む。
【0045】
いくつかの実施形態において、水分活性調節剤のパーセンテージは、フードバーの少なくとも2重量%である。いくつかの実施形態において、フードバー中の水分活性調節剤のパーセンテージは、フードバーの、少なくとも約3重量%、少なくとも約5重量%、または少なくとも約7重量%である。いくつかの実施形態において、フードバー中の水分活性調節剤のパーセンテージは、フードバーの、約30重量%未満、約25重量%未満、または約15重量%未満である。いくつかの実施形態において、フードバー中の水分活性調節剤のパーセンテージは、フードバーの、約3重量%、約4重量%、約5重量%、約6重量%、約7重量%、約8重量%、約9重量%、約10重量%、約11重量%、約12重量%、約13重量%、約14重量%、約15重量%、約16重量%、約17重量%、約18重量%、約20重量%、約22重量%、約25重量%、または約30重量%である。いくつかの実施形態において、フードバー中の水分活性調節剤のパーセンテージは、フードバーの、約3重量%~約30重量%、約3重量%~約20重量%、約5重量%~約20重量%、または約5重量%~約15重量%の範囲である。
【0046】
例示的に、フードバーが甘味料およびフルーツ濃縮物を含む場合、その2つの成分は、糖比(sugar ratio)と呼ばれることもある特定の比率で存在する。例示的に、比率は、製剤中の各成分の重量パーセントの比率である。いくつかの例において、甘味料に対するフルーツ濃縮物の比は、フードバーの色を維持し、褐色化を最小限に抑えるのに寄与する。いくつかの例示的な実施形態において、甘味料の重量パーセントに対するフルーツ濃縮物の重量パーセントの比は、少なくとも約0.3、少なくとも約0.4、少なくとも約0.6、または少なくとも約0.8である。いくつかの実施形態において、甘味料の重量パーセントに対するフルーツ濃縮物の重量パーセントの比は、約1.2未満、約1未満、または約0.8未満である。いくつかの実施形態において、甘味料の重量パーセントに対するフルーツ濃縮物の重量パーセントの比は、約0.3、約0.4、約0.5、約0.6、約0.7、約0.8、約0.9、約1、約1.1、約1.2、約1.3、約1.4、約1.5、約1.6、約1.7、約1.8、約1.9、または約2である。いくつかの実施形態において、甘味料の重量パーセントに対するフルーツ濃縮物の重量パーセントの比は、約0.3~約2、約0.4~約2、約0.4~約1.7、または約0.4~約1.6、約0.7~約1.6、約0.8~約1.6、約0.8~約1.5、または約0.8~約1.4の範囲の、第1の設定になっている。いくつかの実施形態において、甘味料の重量パーセントに対するフルーツ濃縮物の重量パーセントの比は、約0.3~約1.8、約0.3~約1、約0.4~約1、または約0.4~約0.8、または約0.4~約0.6の範囲の、第2の設定になっている。
【0047】
例示的な実施形態において、例示的に形成されたフードバーおよび構成成分は、多変量回帰(multivariate regression)を使用して分析される。以下でいくつかの実施例を使用して記載されているように、切断力、L値、および水分活性などのデータは、多変量回帰モデルを使用して適合させ、個別の望ましさ(Individual Desirability)と複合的な望ましさ(Composite Desirability)を最適化できる。個別の望ましさの場合、予測される応答がターゲット要件に近いほど、望ましさは1に近くなる。例えば、L値としてターゲットはその値を最大化させることであり、切断力としてターゲットはその値を最小化させることである。
【0048】
例示的に、それぞれの個別の望ましさは、組み合わされて全体的な値になり、複合的な望ましさを形成する。いくつかの実施形態において、複合的な望ましさは、少なくとも0.5、少なくとも0.6、または少なくとも0.7である。いくつかの実施形態において、複合的な望ましさは、約0.5、約0.6、約0.7、約0.75、約0.8、約0.85、約0.9、または約0.95である。いくつかの実施形態において、複合的な望ましさは、約0.5~約0.95、約0.6~約0.9、または約0.7~約0.9の範囲である。
【0049】
本開示のフードバーを形成する方法は、乾燥成分を組み合わせて、乾燥成分の混合物を形成する工程を含み得る。いくつかの実施形態において、この方法は、結合剤のための成分を組み合わせることによって、結合剤を形成する工程を含む。いくつかの例示的な実施形態において、この方法は、乾燥成分と結合剤を組み合わせて、ブレンド組成物を形成する工程を含む。いくつかの実施形態において、この方法は、ブレンドされた組成物をプレスする工程を含む。いくつかの実施形態において、この方法は、プレスされた組成物を切断して、フードバーを形成する工程を含む。
【0050】
いくつかの例示的な実施形態において、乾燥成分の混合物を組み合わせる工程は、混合機(mixer)において乾燥成分をブレンドすることを含む。
【0051】
いくつかの例示的な実施形態において、結合剤を形成する工程は、混合機において成分をブレンドすることを含む。いくつかの実施形態において、結合剤を形成する工程は、甘味料、脂肪、またはそれらの混合物を加熱する工程を含む。いくつかの実施形態において、加熱の工程は、少なくとも約100°Fで実施される。いくつかの実施形態において、加熱の工程は、約125°Fで実施される。いくつかの例示的な実施形態において、結合剤の残りの成分は、加熱後に、甘味料、脂肪、またはそれらの混合物に添加される。
【0052】
いくつかの例示的な実施形態において、乾燥成分の混合物と結合剤が、組み合わされる。例示的に、乾燥成分の混合物と結合剤は、混合機でのブレンドを介して、組み合わされ得る。
【0053】
乾燥成分の混合物と結合剤を組み合わせた後、組み合わされた組成物をプレスして、バー(bar;棒状)にすることができる。いくつかの実施形態において、組み合わされた成分は、棒状にコールドプレス(cold-press)される。いくつかの例示的な実施形態において、乾燥成分の混合物、結合剤、またはそれらの組み合わせは、押し出されない。
【実施例
【0054】
実施例1
フードバー
フードバー用の配合物を、フルーツベース、プロテイン、ヨーグルト、および甘味料を混合することによって製造した。フルーツベースは、Van Drunen Farmsから入手可能な、フリーズドライパウダー-ストロベリーであった。プロテインは、Arla Foods Ingredientsから入手可能な、Arla Nutrilac 83%であった。結合剤は、Briess Malt and Ingredients Co.から入手可能な、タピオカシロップ42DEであった。ヨーグルトは、Grandeから入手可能な、ヨーグルトパウダーであった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表1】
成分は、キッチン・エイド・ミキサーでの混合を介して、またはより大規模な場合にはリボン・ブレンダーでの混合を介して、混ぜ合わせた。得られた組成物をコールドプレスして、棒状(バー)にした。
【0055】
実施例2
フードバー
フードバー用の配合物は、乾燥成分を結合剤と混合することによって製造した。
乾燥成分の混合物は、フルーツベース、ヨーグルト、プロテイン、香味料、および着色剤を含んでいた。フルーツベースは、Van Drunen Farmsから入手可能な、フリーズドライバナナパウダーであった。ヨーグルトは、Grandeから入手可能な、ヨーグルトパウダーであった。プロテインは、Arla Foods Ingredientsから入手可能な、Nutrilac Milk Protein Blend(A)であった。香味料は、IFFから入手可能な、ストロベリーバナナであった。着色剤は、GNTから入手可能な、Fiesta Pinkであった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表2】
成分は、ミキサーでの混合を介して、混ぜ合わせた。
結合剤は、甘味料、脂肪、フルーツ濃縮物、酸、および水分活性調節剤を含んでいた。甘味料は、Briess Malt and Ingredients Co.から入手可能な、タピオカシロップ42DEであった。脂肪は、ADMから入手可能な、ココナッツオイルであった。フルーツ濃縮物は、Shaanxi Sanchuan Juice Co., LTD.から入手可能な、リンゴ果汁濃縮物であった。酸は、Cargill, Inc.から入手可能な、クエン酸であった。水分活性調節剤は、Harris and Ford(PG)から入手可能な、グリセリンであった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表3】
タピオカシロップとココナッツオイルを合わせ、125℃に加熱した。混合物を室温に冷却し、リンゴ果汁濃縮物、クエン酸、およびグリセリンを加えて、結合剤を形成した。結合剤を、乾燥成分の混合物と組み合わせ、リボン・ブレンダーでの混合によって混ぜ合わせた。得られた組成物をコールドプレスして、棒状(バー)にした。
得られたバーのフルーツ濃縮物:甘味料で示される糖比は、約0.5であった。
【0056】
実施例3
フードバー
以下の乾燥成分を結合剤と混合することにより、フードバー用の配合物を製造した。
乾燥成分の混合物は、フルーツベース、ヨーグルト、プロテイン、香味料、および着色剤を含んでいた。フルーツベースは、Van Drunen Farmsから入手可能な、フリーズドライバナナパウダーであった。ヨーグルトは、Grandeから入手可能な、ヨーグルトパウダーであった。プロテインは、Arla Foods Ingredientsから入手可能な、Nutrilac Milk Protein Blend(A)であった。香味料は、IFFから入手可能な、ストロベリーバナナであった。着色剤は、GNTから入手可能な、Fiesta Pinkであった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表4】
成分は、ミキサーでの混合を介して、混ぜ合わせた。
結合剤は、甘味料、脂肪、フルーツ濃縮物、酸、および水分活性調節剤を含んでいた。甘味料は、Briess Malt and Ingredients Co.から入手可能な、タピオカシロップ42DEであった。脂肪は、ADMから入手可能な、ココナッツオイルであった。フルーツ濃縮物は、PepsiCoからの専用成分である、オレンジ搾りかすであった。酸は、Cargillから入手可能な、クエン酸であった。グリセリンは保湿剤であり、Harris and Ford(PG)から入手可能であった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表5】
タピオカシロップとココナッツオイルを合わせ、125℃に加熱した。オレンジ搾りかす、クエン酸、およびグリセリンを加えて、結合剤を形成した。結合剤を、乾燥成分の混合物と組み合わせ、キッチン・エイド・ミキサーまたはリボン・ブレンダーでの混合によって混ぜ合わせた。得られた組成物をコールドプレスして、棒状(バー)にした。
得られたバーのフルーツ濃縮物:甘味料で示される糖比は、約0.4であった。
【0057】
実施例4
フードバー
以下の乾燥成分ブレンドを結合剤と混合することにより、フードバー用の配合物を製造した。
乾燥成分ブレンドは、フルーツベース、ヨーグルト、プロテイン、香味料、着色剤、および農作物断片を含んでいた。フルーツベースは、Van Drunen Farmsから入手可能な、フリーズドライバナナパウダーであった。ヨーグルトは、Grandeから入手可能な、ヨーグルトパウダーであった。プロテインは、Arla Foods Ingredientsから入手可能な、Nutrilac Milk Protein Blend(A)であった。香味料は、IFFから入手可能な、ストロベリーバナナであった。着色剤は、GNTから入手可能な、Fiesta Pinkであった。農産物断片は、Milneから入手可能な、マイクロドライストロベリーフラグメントであった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表6】
結合剤は、甘味料、脂肪、フルーツ濃縮物、酸、および水分活性調節剤を含んでいた。甘味料は、Briess Malt and Ingredients Co.から入手可能な、タピオカシロップ42DEであった。脂肪は、ADMから入手可能な、ココナッツオイルであった。フルーツ濃縮物は、PepsiCoから入手可能な、オレンジ搾りかすであった。酸は、Cargillから入手可能な、クエン酸であった。グリセリンは保湿剤であり、Harris and Ford(PG)から入手可能であった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表7】
タピオカシロップとココナッツオイルを合わせ、125℃に加熱した。オレンジ搾りかす、クエン酸、およびグリセリンを加えて、結合剤を形成した。結合剤を、乾燥成分の混合物と組み合わせ、キッチン・エイド・ミキサーまたはリボン・ブレンダーでの混合によって混ぜ合わせた。得られた組成物をコールドプレスして、棒状(バー)にした。
得られたバーのフルーツ濃縮物:甘味料で示される糖比は、約0.5であった。
【0058】
実施例5
フードバー
以下の乾燥成分ブレンドを結合剤と混合することにより、フードバー用の配合物を製造した。
乾燥成分ブレンドは、フルーツベース、ヨーグルト、プロテイン、香味料、および着色剤を含んでいた。フルーツベースは、Van Drunen Farmsから入手可能な、フリーズドライバナナパウダーであった。ヨーグルトは、Grandeから入手可能な、ヨーグルトパウダーであった。プロテインは、Arla Foods Ingredientsから入手可能な、Nutrilac Milk Protein Blend(A)であった。香味料は、IFFから入手可能な、ストロベリーバナナであった。着色剤は、GNTから入手可能な、Fiesta Pinkであった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表8】
結合剤は、甘味料、脂肪、フルーツ濃縮物、酸、および水分活性調節剤を含んでいた。甘味料は、Briess Malt and Ingredients Co.から入手可能な、タピオカシロップ28DEであった。脂肪は、ADMから入手可能な、ココナッツオイルであった。フルーツ濃縮物は、Shaanxi Sanchuan Juice Co., LTD.から入手可能な、リンゴ果汁濃縮物であった。グリセリンは保湿剤であり、Harris and Ford(PG)から入手可能であった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表9】
タピオカシロップとココナッツオイルを合わせ、125℃に加熱した。リンゴ果汁濃縮物、クエン酸、およびグリセリンを加えて、結合剤を形成した。結合剤を、乾燥成分の混合物と組み合わせ、キッチン・エイド・ミキサーまたはリボン・ブレンダーでの混合によって混ぜ合わせた。得られた組成物をコールドプレスして、棒状(バー)にした。
得られたバーのフルーツ濃縮物:甘味料で示される糖比は、約0.42であった。
形成したバーを、73°Fまたは90°Fで最大6週間保存した。水分活性(Aw)、色(L値)、pH、圧縮力、および切断力を、0、2、4、および6週において測定した。結果を、以下の表10(73°F)および表11(90°F)に示す。
【表10】

【表11】
【0059】
実施例6
フードバー
以下の乾燥成分ブレンドを結合剤と混合することにより、フードバー用の配合物を製造した。
乾燥成分ブレンドは、フルーツベース、ヨーグルト、プロテイン、香味料、および着色剤を含んでいた。フルーツベースは、Van Drunen Farmsから入手可能な、フリーズドライバナナパウダーであった。ヨーグルトは、Grandeから入手可能な、ヨーグルトパウダーであった。プロテインは、DSMから入手可能な、DSM Canola Protein(B)であった。香味料は、IFFから入手可能な、ストロベリーバナナであった。着色剤は、GNTから入手可能な、Fiesta Pinkであった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表12】
結合剤は、甘味料、脂肪、およびフルーツ濃縮物を含んでいた。甘味料は、Briess Malt and Ingredients Co.から入手可能な、タピオカシロップ42DEであった。脂肪は、ADMから入手可能な、ココナッツオイルであった。フルーツ濃縮物は、Shaanxi Sanchuan Juice Co., LTD.から入手可能な、リンゴ果汁濃縮物であった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表13】
タピオカシロップとココナッツオイルを合わせ、125℃に加熱した。リンゴ果汁濃縮物を加えて、結合剤を形成した。結合剤を、乾燥成分の混合物と組み合わせ、キッチン・エイド・ミキサーまたはリボン・ブレンダーでの混合によって混ぜ合わせた。得られた組成物をコールドプレスして、棒状(バー)にした。
得られたバーのフルーツ濃縮物:甘味料で示される糖比は、約0.52であった。
形成したバーを、73°Fまたは90°Fで最大6週間保存した。水分活性(Aw)、色(L値)、pH、圧縮力、および切断力を、0、2、4、および6週において測定した。結果を、以下の表14(73°F)および表15(90°F)に示す。
【表14】

【表15】
【0060】
実施例7
フードバー
以下の乾燥成分ブレンドを結合剤と混合することにより、フードバー用の配合物を製造した。
乾燥成分ブレンドは、フルーツベース、ヨーグルト、プロテイン、香味料、および着色剤を含んでいた。フルーツベースは、Van Drunen Farmsから入手可能な、フリーズドライバナナパウダーであった。ヨーグルトは、Grandeから入手可能な、ヨーグルトパウダーであった。プロテインは、DSMから入手可能な、DSM Canola Protein(B)であった。香味料は、IFFから入手可能な、ストロベリーバナナであった。着色剤は、GNTから入手可能な、Fiesta Pinkであった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表16】
結合剤は、甘味料、脂肪、フルーツ濃縮物、および水分活性調節剤を含んでいた。甘味料は、Briess Malt and Ingredients Co.から入手可能な、タピオカシロップ28DEであった。脂肪は、ADMから入手可能な、ココナッツオイルであった。フルーツ濃縮物は、Shaanxi Sanchuan Juice Co., LTD.から入手可能な、リンゴ果汁濃縮物であった。グリセリンは保湿剤であり、Harris and Ford(PG)から入手可能であった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表17】
タピオカシロップとココナッツオイルを合わせ、125℃に加熱した。リンゴ果汁濃縮物とグリセリンを加えて、結合剤を形成した。結合剤を、乾燥成分の混合物と組み合わせ、キッチン・エイド・ミキサーまたはリボン・ブレンダーでの混合によって混ぜ合わせた。得られた組成物をコールドプレスして、棒状(バー)にした。
得られたバーのフルーツ濃縮物:甘味料で示される糖比は、約2.4であった。
形成したバーを、73°Fまたは90°Fで最大6週間保存した。水分活性(Aw)、色(L値)、pH、圧縮力、および切断力を、0、2、4、および6週において測定した。結果を、以下の表18(73°F)および表19(90°F)に示す。
【表18】

【表19】
【0061】
実施例8
フードバー
以下の乾燥成分ブレンドを結合剤と混合することにより、フードバー用の配合物を製造した。
乾燥成分ブレンドは、フルーツベース、ヨーグルト、プロテイン、香味料、および着色剤を含んでいた。フルーツベースは、Van Drunen Farmsから入手可能な、フリーズドライバナナパウダーであった。ヨーグルトは、Grandeから入手可能な、ヨーグルトパウダーであった。プロテインは、DSMから入手可能な、DSM Canola Protein(B)であった。香味料は、IFFから入手可能な、ストロベリーバナナであった。着色剤は、GNTから入手可能な、Fiesta Pinkであった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表20】
結合剤は、甘味料、脂肪、フルーツ濃縮物、酸、および水分活性調節剤を含んでいた。甘味料は、Briess Malt and Ingredients Co.から入手可能な、タピオカシロップ42DEであった。脂肪は、ADMから入手可能な、ココナッツオイルであった。フルーツ濃縮物は、Shaanxi Sanchuan Juice Co., LTD.から入手可能な、リンゴ果汁濃縮物であった。酸は、Cargillから入手可能な、クエン酸であった。グリセリンは保湿剤であり、Harris and Ford(PG)から入手可能であった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表21】
タピオカシロップとココナッツオイルを合わせ、125℃に加熱した。リンゴ果汁濃縮物、クエン酸、およびグリセリンを加えて、結合剤を形成した。結合剤を、乾燥成分の混合物と組み合わせ、キッチン・エイド・ミキサーまたはリボン・ブレンダーでの混合によって混ぜ合わせた。得られた組成物をコールドプレスして、棒状(バー)にした。
得られたバーのフルーツ濃縮物:甘味料で示される糖比は、約0.4であった。
形成したバーを、73°Fまたは90°Fで最大6週間保存した。水分活性(Aw)、色(L値)、pH、圧縮力、および切断力を、0、2、4、および6週において測定した。結果を、以下の表22(73°F)および表23(90°F)に示す。
【表22】

【表23】
【0062】
実施例9
フードバー
以下の乾燥成分ブレンドを結合剤と混合することにより、フードバー用の配合物を製造した。
乾燥成分ブレンドは、フルーツベース、ヨーグルト、プロテイン、香味料、および着色剤を含んでいた。フルーツベースは、Van Drunen Farmsから入手可能な、フリーズドライバナナパウダーであった。ヨーグルトは、Grandeから入手可能な、ヨーグルトパウダーであった。プロテインは、Arla Foods Ingredientsから入手可能な、Nutrilac Milk Protein Blend(A)であった。香味料は、IFFから入手可能な、ストロベリーバナナであった。着色剤は、GNTから入手可能な、Fiesta Pinkであった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表24】
結合剤は、甘味料、脂肪、フルーツ濃縮物、および酸を含んでいた。甘味料は、Briess Malt and Ingredients Co.から入手可能な、タピオカシロップ42DEであった。脂肪は、ADMから入手可能な、ココナッツオイルであった。フルーツ濃縮物は、Shaanxi Sanchuan Juice Co., LTD.から入手可能な、リンゴ果汁濃縮物であった。酸は、Cargillから入手可能な、クエン酸であった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表25】
タピオカシロップとココナッツオイルを合わせ、125℃に加熱した。リンゴ果汁濃縮物とクエン酸を加えて、結合剤を形成した。結合剤を、乾燥成分の混合物と組み合わせ、キッチン・エイド・ミキサーまたはリボン・ブレンダーでの混合によって混ぜ合わせた。得られた組成物をコールドプレスして、棒状(バー)にした。
得られたバーのフルーツ濃縮物:甘味料で示される糖比は、約1.9であった。
形成したバーを、73°Fまたは90°Fで最大6週間保存した。水分活性(Aw)、色(L値)、pH、圧縮力、および切断力を、0、2、4、および6週において測定した。結果を、以下の表26(73°F)および表27(90°F)に示す。
【表26】

【表27】
【0063】
実施例10
フードバー
以下の乾燥成分ブレンドを結合剤と混合することにより、フードバー用の配合物を製造した。
乾燥成分ブレンドは、フルーツベース、ヨーグルト、プロテイン、香味料、および着色剤を含んでいた。フルーツベースは、Van Drunen Farmsから入手可能な、フリーズドライバナナパウダーであった。ヨーグルトは、Grandeから入手可能な、ヨーグルトパウダーであった。プロテインは、DSMから入手可能な、DSM Canola Protein(B)であった。香味料は、IFFから入手可能な、ストロベリーバナナであった。着色剤は、GNTから入手可能な、Fiesta Pinkであった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表28】
結合剤は、甘味料、脂肪、フルーツ濃縮物、および酸を含んでいた。甘味料は、Briess Malt and Ingredients Co.から入手可能な、タピオカシロップ28DEであった。脂肪は、ADMから入手可能な、ココナッツオイルであった。フルーツ濃縮物は、Shaanxi Sanchuan Juice Co., LTD.から入手可能な、リンゴ果汁濃縮物であった。酸は、Cargillから入手可能な、クエン酸であった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表29】
タピオカシロップとココナッツオイルを合わせ、125℃に加熱した。リンゴ果汁濃縮物とクエン酸を加えて、結合剤を形成した。結合剤を、乾燥成分の混合物と組み合わせ、キッチン・エイド・ミキサーまたはリボン・ブレンダーでの混合によって混ぜ合わせた。得られた組成物をコールドプレスして、棒状(バー)にした。
得られたバーのフルーツ濃縮物:甘味料で示される糖比は、約1.9であった。
形成したバーを、73°Fまたは90°Fで最大6週間保存した。水分活性(Aw)、色(L値)、pH、圧縮力、および切断力を、0、2、4、および6週において測定した。結果を、以下の表30(73°F)および表31(90°F)に示す。
【表30】

【表31】
【0064】
実施例11
フードバー
以下の乾燥成分ブレンドを結合剤と混合することにより、フードバー用の配合物を製造した。
乾燥成分ブレンドは、フルーツベース、ヨーグルト、プロテイン、香味料、着色剤、および農作物断片を含んでいた。フルーツベースは、Van Drunen Farmsから入手可能な、フリーズドライバナナパウダーであった。ヨーグルトは、Grandeから入手可能な、ヨーグルトパウダーであった。プロテインは、Arla Foods Ingredientsから入手可能な、Nutrilac Milk Protein Blend(A)であった。香味料は、IFFから入手可能な、ストロベリーバナナであった。着色剤は、GNTから入手可能な、Fiesta Pinkであった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表32】
結合剤は、甘味料、脂肪、およびフルーツ濃縮物を含んでいた。甘味料は、Briess Malt and Ingredients Co.から入手可能な、タピオカシロップ42DEであった。脂肪は、ADMから入手可能な、ココナッツオイルであった。フルーツ濃縮物は、Shaanxi Sanchuan Juice Co., LTD.から入手可能な、リンゴ果汁濃縮物であった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表33】
タピオカシロップとココナッツオイルを合わせ、125℃に加熱した。リンゴ果汁濃縮物を加えて、結合剤を形成した。結合剤を、乾燥成分の混合物と組み合わせ、キッチン・エイド・ミキサーまたはリボン・ブレンダーでの混合によって混ぜ合わせた。得られた組成物をコールドプレスして、棒状(バー)にした。
得られたバーのフルーツ濃縮物:甘味料で示される糖比は、約2であった。
形成したバーを、73°Fまたは90°Fで最大6週間保存した。水分活性(Aw)、色(L値)、pH、圧縮力、および切断力を、0、2、4、および6週において測定した。結果を、以下の表34(73°F)および表35(90°F)に示す。
【表34】

【表35】
【0065】
実施例12
フードバー
以下の乾燥成分ブレンドを結合剤と混合することにより、フードバー用の配合物を製造した。
乾燥成分ブレンドは、フルーツベース、ヨーグルト、プロテイン、香味料、および着色剤を含んでいた。フルーツベースは、Van Drunen Farmsから入手可能な、フリーズドライバナナパウダーであった。ヨーグルトは、Grandeから入手可能な、ヨーグルトパウダーであった。プロテインは、Arla Foods Ingredientsから入手可能な、Nutrilac Milk Protein Blend(A)であった。香味料は、IFFから入手可能な、ストロベリーバナナであった。着色剤は、GNTから入手可能な、Fiesta Pinkであった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表36】
結合剤は、甘味料、脂肪、フルーツ濃縮物、酸、および水分活性調節剤を含んでいた。甘味料は、Briess Malt and Ingredients Co.から入手可能な、タピオカシロップ42DEであった。脂肪は、ADMから入手可能な、ココナッツオイルであった。フルーツ濃縮物は、Shaanxi Sanchuan Juice Co., LTD.から入手可能な、リンゴ果汁濃縮物であった。酸は、Cargillから入手可能な、クエン酸であった。グリセリンは保湿剤であり、Harris and Ford(PG)から入手可能であった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表37】
タピオカシロップとココナッツオイルを合わせ、125℃に加熱した。リンゴ果汁濃縮物、クエン酸、およびグリセリンを加えて、結合剤を形成した。結合剤を、乾燥成分の混合物と組み合わせ、キッチン・エイド・ミキサーまたはリボン・ブレンダーでの混合によって混ぜ合わせた。得られた組成物をコールドプレスして、棒状(バー)にした。
得られたバーのフルーツ濃縮物:甘味料で示される糖比は、約2であった。
形成したバーを、73°Fまたは90°Fで最大6週間保存した。水分活性(Aw)、色(L値)、pH、圧縮力、および切断力を、0、2、4、および6週において測定した。結果を、以下の表38(73°F)および表39(90°F)に示す。
【表38】

【表39】
【0066】
実施例13
フードバー
以下の乾燥成分ブレンドを結合剤と混合することにより、フードバー用の配合物を製造した。
乾燥成分ブレンドは、フルーツベース、ヨーグルト、プロテイン、香味料、および着色剤を含んでいた。フルーツベースは、Van Drunen Farmsから入手可能な、フリーズドライバナナパウダーであった。ヨーグルトは、Grandeから入手可能な、ヨーグルトパウダーであった。プロテインは、Arla Foods Ingredientsから入手可能な、Nutrilac Milk Protein Blend(A)であった。香味料は、IFFから入手可能な、ストロベリーバナナであった。着色剤は、GNTから入手可能な、Fiesta Pinkであった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表40】
結合剤は、甘味料、脂肪、フルーツ濃縮物、酸、および水分活性調節剤を含んでいた。甘味料は、Briess Malt and Ingredients Co.から入手可能な、タピオカシロップ28DEであった。脂肪は、ADMから入手可能な、ココナッツオイルであった。フルーツ濃縮物は、Shaanxi Sanchuan Juice Co., LTD.から入手可能な、リンゴ果汁濃縮物であった。酸は、Cargillから入手可能な、クエン酸であった。グリセリンは保湿剤であり、Harris and Ford(PG)から入手可能であった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表41】
タピオカシロップとココナッツオイルを合わせ、125℃に加熱した。リンゴ果汁濃縮物、クエン酸、およびグリセリンを加えて、結合剤を形成した。結合剤を、乾燥成分の混合物と組み合わせ、キッチン・エイド・ミキサーまたはリボン・ブレンダーでの混合によって混ぜ合わせた。得られた組成物をコールドプレスして、棒状(バー)にした。
得られたバーのフルーツ濃縮物:甘味料で示される糖比は、約0.5であった。
形成したバーを、73°Fまたは90°Fで最大6週間保存した。水分活性(Aw)、色(L値)、pH、圧縮力、および切断力を、0、2、4、および6週において測定した。結果を、以下の表42(73°F)および表43(90°F)に示す。
【表42】

【表43】
【0067】
実施例14
フードバー
以下の乾燥成分ブレンドを結合剤と混合することにより、フードバー用の配合物を製造した。
乾燥成分ブレンドは、フルーツベース、ヨーグルト、プロテイン、香味料、および着色剤を含んでいた。フルーツベースは、Van Drunen Farmsから入手可能な、フリーズドライバナナパウダーであった。ヨーグルトは、Grandeから入手可能な、ヨーグルトパウダーであった。プロテインは、Arla Foods Ingredientsから入手可能な、Nutrilac Milk Protein Blend(A)であった。香味料は、IFFから入手可能な、ストロベリーバナナであった。着色剤は、GNTから入手可能な、Fiesta Pinkであった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表44】
結合剤は、甘味料、脂肪、およびフルーツ濃縮物を含んでいた。甘味料は、Briess Malt and Ingredients Co.から入手可能な、タピオカシロップ28DEであった。脂肪は、ADMから入手可能な、ココナッツオイルであった。フルーツ濃縮物は、Shaanxi Sanchuan Juice Co., LTD.から入手可能な、リンゴ果汁濃縮物であった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表45】
タピオカシロップとココナッツオイルを合わせ、125℃に加熱した。リンゴ果汁濃縮物を加えて、結合剤を形成した。結合剤を、乾燥成分の混合物と組み合わせ、キッチン・エイド・ミキサーまたはリボン・ブレンダーでの混合によって混ぜ合わせた。得られた組成物をコールドプレスして、棒状(バー)にした。
得られたバーのフルーツ濃縮物:甘味料で示される糖比は、約1.9であった。
形成したバーを、73°Fまたは90°Fで最大6週間保存した。水分活性(Aw)、色(L値)、pH、圧縮力、および切断力を、0、2、4、および6週において測定した。結果を、以下の表46(73°F)および表47(90°F)に示す。
【表46】

【表47】
【0068】
実施例15
フードバー
以下の乾燥成分ブレンドを結合剤と混合することにより、フードバー用の配合物を製造した。
乾燥成分ブレンドは、フルーツベース、ヨーグルト、プロテイン、香味料、および着色剤を含んでいた。フルーツベースは、Van Drunen Farmsから入手可能な、フリーズドライバナナパウダーであった。ヨーグルトは、Grandeから入手可能な、ヨーグルトパウダーであった。プロテインは、Arla Foods Ingredientsから入手可能な、Nutrilac Milk Protein Blend(A)であった。香味料は、IFFから入手可能な、ストロベリーバナナであった。着色剤は、GNTから入手可能な、Fiesta Pinkであった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表48】
結合剤は、甘味料、脂肪、フルーツ濃縮物、酸、および水分活性調節剤を含んでいた。甘味料は、Briess Malt and Ingredients Co.から入手可能な、タピオカシロップ42DEであった。脂肪は、ADMから入手可能な、ココナッツオイルであった。フルーツ濃縮物は、Shaanxi Sanchuan Juice Co., LTD.から入手可能な、リンゴ果汁濃縮物であった。酸は、Cargillから入手可能な、クエン酸であった。グリセリンは保湿剤であり、Harris and Ford(PG)から入手可能であった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表49】
タピオカシロップとココナッツオイルを合わせ、125℃に加熱した。リンゴ果汁濃縮物、クエン酸、およびグリセリンを加えて、結合剤を形成した。結合剤を、乾燥成分の混合物と組み合わせ、キッチン・エイド・ミキサーまたはリボン・ブレンダーでの混合によって混ぜ合わせた。得られた組成物をコールドプレスして、棒状(バー)にした。
得られたバーのフルーツ濃縮物:甘味料で示される糖比は、約0.4であった。
形成したバーを、73°Fまたは90°Fで最大6週間保存した。水分活性(Aw)、色(L値)、pH、圧縮力、および切断力を、0、2、4、および6週において測定した。結果を、以下の表50(73°F)および表51(90°F)に示す。
【表50】

【表51】
【0069】
実施例16
フードバー
以下の乾燥成分ブレンドを結合剤と混合することにより、フードバー用の配合物を製造した。
乾燥成分ブレンドは、フルーツベース、ヨーグルト、プロテイン、香味料、着色剤、および農作物断片を含んでいた。フルーツベースは、Van Drunen Farmsから入手可能な、フリーズドライバナナパウダーであった。ヨーグルトは、Grandeから入手可能な、ヨーグルトパウダーであった。プロテインは、Arla Foods Ingredientsから入手可能な、Nutrilac Milk Protein Blend(A)であった。香味料は、IFFから入手可能な、ストロベリーバナナであった。着色剤は、GNTから入手可能な、Fiesta Pinkであった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表52】
結合剤は、甘味料、脂肪、フルーツ濃縮物、および水分活性調節剤を含んでいた。甘味料は、Briess Malt and Ingredients Co.から入手可能な、タピオカシロップ42DEであった。脂肪は、ADMから入手可能な、ココナッツオイルであった。フルーツ濃縮物は、Shaanxi Sanchuan Juice Co., LTD.から入手可能な、リンゴ果汁濃縮物であった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表53】
タピオカシロップとココナッツオイルを合わせ、125℃に加熱した。リンゴ果汁濃縮物とグリセリンを加えて、結合剤を形成した。結合剤を、乾燥成分の混合物と組み合わせ、キッチン・エイド・ミキサーまたはリボン・ブレンダーでの混合によって混ぜ合わせた。得られた組成物をコールドプレスして、棒状(バー)にした。
得られたバーのフルーツ濃縮物:甘味料で示される糖比は、約2.4であった。
形成したバーを、73°Fまたは90°Fで最大6週間保存した。水分活性(Aw)、色(L値)、pH、圧縮力、および切断力を、0、2、4、および6週において測定した。結果を、以下の表54(73°F)および表55(90°F)に示す。
【表54】

【表55】
【0070】
実施例17
フードバー
以下の乾燥成分ブレンドを結合剤と混合することにより、フードバー用の配合物を製造した。
乾燥成分ブレンドは、フルーツベース、ヨーグルト、プロテイン、香味料、および着色剤を含んでいた。フルーツベースは、Van Drunen Farmsから入手可能な、フリーズドライバナナパウダーであった。ヨーグルトは、Grandeから入手可能な、ヨーグルトパウダーであった。プロテインは、Arla Foods Ingredientsから入手可能な、Nutrilac Milk Protein Blend(A)であった。香味料は、IFFから入手可能な、ストロベリーバナナであった。着色剤は、GNTから入手可能な、Fiesta Pinkであった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表56】
結合剤は、甘味料、脂肪、フルーツ濃縮物、および水分活性調節剤を含んでいた。甘味料は、Briess Malt and Ingredients Co.から入手可能な、タピオカシロップ28DEであった。脂肪は、ADMから入手可能な、ココナッツオイルであった。フルーツ濃縮物は、Shaanxi Sanchuan Juice Co., LTD.から入手可能な、リンゴ果汁濃縮物であった。グリセリンは保湿剤であり、Harris and Ford(PG)から入手可能であった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表57】
タピオカシロップとココナッツオイルを合わせ、125℃に加熱した。オレンジ搾りかす、クエン酸、およびグリセリンを加えて、結合剤を形成した。結合剤を、乾燥成分の混合物と組み合わせ、キッチン・エイド・ミキサーまたはリボン・ブレンダーでの混合によって混ぜ合わせた。得られた組成物をコールドプレスして、棒状(バー)にした。
得られたバーのフルーツ濃縮物:甘味料で示される糖比は、約2.4であった。
形成したバーを、73°Fまたは90°Fで最大6週間保存した。水分活性(Aw)、色(L値)、pH、圧縮力、および切断力を、0、2、4、および6週において測定した。結果を、以下の表58(73°F)および表59(90°F)に示す。
【表58】

【表59】
【0071】
実施例18
フードバー
以下の乾燥成分ブレンドを結合剤と混合することにより、フードバー用の配合物を製造した。
乾燥成分ブレンドは、フルーツベース、ヨーグルト、プロテイン、香味料、および着色剤を含んでいた。フルーツベースは、Van Drunen Farmsから入手可能な、フリーズドライバナナパウダーであった。ヨーグルトは、Grandeから入手可能な、ヨーグルトパウダーであった。プロテインは、Arla Foods Ingredientsから入手可能な、Nutrilac Milk Protein Blend(A)であった。香味料は、IFFから入手可能な、ストロベリーバナナであった。着色剤は、GNTから入手可能な、Fiesta Pinkであった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表60】
結合剤は、甘味料、脂肪、フルーツ濃縮物、および酸を含んでいた。甘味料は、Briess Malt and Ingredients Co.から入手可能な、タピオカシロップ42DEであった。脂肪は、ADMから入手可能な、ココナッツオイルであった。フルーツ濃縮物は、Shaanxi Sanchuan Juice Co., LTD.から入手可能な、リンゴ果汁濃縮物であった。酸は、Cargillから入手可能な、クエン酸であった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表61】
タピオカシロップとココナッツオイルを合わせ、125℃に加熱した。リンゴ果汁濃縮物とクエン酸を加えて、結合剤を形成した。結合剤を、乾燥成分の混合物と組み合わせ、キッチン・エイド・ミキサーまたはリボン・ブレンダーでの混合によって混ぜ合わせた。得られた組成物をコールドプレスして、棒状(バー)にした。
得られたバーのフルーツ濃縮物:甘味料で示される糖比は、約0.5であった。
形成したバーを、73°Fまたは90°Fで最大6週間保存した。水分活性(Aw)、色(L値)、pH、圧縮力、および切断力を、0、2、4、および6週において測定した。結果を、以下の表62(73°F)および表63(90°F)に示す。
【表62】

【表63】
【0072】
実施例19
フードバー
以下の乾燥成分ブレンドを結合剤と混合することにより、フードバー用の配合物を製造した。
乾燥成分ブレンドは、フルーツベース、ヨーグルト、プロテイン、香味料、および着色剤を含んでいた。フルーツベースは、Van Drunen Farmsから入手可能な、フリーズドライバナナパウダーであった。ヨーグルトは、Grandeから入手可能な、ヨーグルトパウダーであった。プロテインは、DSMから入手可能な、DSM Canola Protein(B)であった。香味料は、IFFから入手可能な、ストロベリーバナナであった。着色剤は、GNTから入手可能な、Fiesta Pinkであった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表64】
結合剤は、甘味料、脂肪、およびフルーツ濃縮物を含んでいた。甘味料は、Briess Malt and Ingredients Co.から入手可能な、タピオカシロップ42DEであった。脂肪は、ADMから入手可能な、ココナッツオイルであった。フルーツ濃縮物は、Shaanxi Sanchuan Juice Co., LTD.から入手可能な、リンゴ果汁濃縮物であった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表65】
タピオカシロップとココナッツオイルを合わせ、125℃に加熱した。リンゴ果汁濃縮物を加えて、結合剤を形成した。結合剤を、乾燥成分の混合物と組み合わせ、キッチン・エイド・ミキサーまたはリボン・ブレンダーでの混合によって混ぜ合わせた。得られた組成物をコールドプレスして、棒状(バー)にした。
得られたバーのフルーツ濃縮物:甘味料で示される糖比は、約1.9であった。
形成したバーを、73°Fまたは90°Fで最大6週間保存した。水分活性(Aw)、色(L値)、pH、圧縮力、および切断力を、0、2、4、および6週において測定した。結果を、以下の表66(73°F)および表67(90°F)に示す。
【表66】

【表67】
【0073】
実施例20
フードバー
以下の乾燥成分ブレンドを結合剤と混合することにより、フードバー用の配合物を製造した。
乾燥成分ブレンドは、フルーツベース、ヨーグルト、プロテイン、香味料、および着色剤を含んでいた。フルーツベースは、Van Drunen Farmsから入手可能な、フリーズドライバナナパウダーであった。ヨーグルトは、Grandeから入手可能な、ヨーグルトパウダーであった。プロテインは、DSMから入手可能な、DSM Canola Protein Bであった。香味料は、IFFから入手可能な、ストロベリーバナナであった。着色剤は、GNTから入手可能な、Fiesta Pinkであった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表68】
結合剤は、甘味料、脂肪、フルーツ濃縮物、酸、および水分活性調節剤を含んでいた。甘味料は、Briess Malt and Ingredients Co.から入手可能な、タピオカシロップ42DEであった。脂肪は、ADMから入手可能な、ココナッツオイルであった。フルーツ濃縮物は、Shaanxi Sanchuan Juice Co., LTD.から入手可能な、リンゴ果汁濃縮物であった。酸は、Cargillから入手可能な、クエン酸であった。グリセリンは保湿剤であり、Harris and Ford(PG)から入手可能であった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表69】
タピオカシロップとココナッツオイルを合わせ、125℃に加熱した。リンゴ果汁濃縮物、クエン酸、およびグリセリンを加えて、結合剤を形成した。結合剤を、乾燥成分の混合物と組み合わせ、キッチン・エイド・ミキサーまたはリボン・ブレンダーでの混合によって混ぜ合わせた。得られた組成物をコールドプレスして、棒状(バー)にした。
得られたバーのフルーツ濃縮物:甘味料で示される糖比は、約1.3であった。
形成したバーを、73°Fまたは90°Fで最大6週間保存した。水分活性(Aw)、色(L値)、pH、圧縮力、および切断力を、0、2、4、および6週において測定した。結果を、以下の表70(73°F)および表71(90°F)に示す。
【表70】

【表71】
【0074】
実施例21
フードバー
以下の乾燥成分ブレンドを結合剤と混合することにより、フードバー用の配合物を製造した。
乾燥成分ブレンドは、フルーツベース、ヨーグルト、プロテイン、香味料、および着色剤を含んでいた。フルーツベースは、Van Drunen Farmsから入手可能な、フリーズドライバナナパウダーであった。ヨーグルトは、Grandeから入手可能な、ヨーグルトパウダーであった。プロテインは、DSMから入手可能な、DSM Canola Protein(B)であった。香味料は、IFFから入手可能な、ストロベリーバナナであった。着色剤は、GNTから入手可能な、Fiesta Pinkであった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表72】
結合剤は、甘味料、脂肪、フルーツ濃縮物、および水分活性調節剤を含んでいた。甘味料は、Briess Malt and Ingredients Co.から入手可能な、タピオカシロップ42DEであった。脂肪は、ADMから入手可能な、ココナッツオイルであった。フルーツ濃縮物は、Shaanxi Sanchuan Juice Co., LTD.から入手可能な、リンゴ果汁濃縮物であった。グリセリンは保湿剤であり、Harris and Ford(PG)から入手可能であった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表73】
タピオカシロップとココナッツオイルを合わせ、125℃に加熱した。リンゴ果汁濃縮物とグリセリンを加えて、結合剤を形成した。結合剤を、乾燥成分の混合物と組み合わせ、キッチン・エイド・ミキサーまたはリボン・ブレンダーでの混合によって混ぜ合わせた。得られた組成物をコールドプレスして、棒状(バー)にした。
得られたバーのフルーツ濃縮物:甘味料で示される糖比は、約1.25であった。
形成したバーを、73°Fまたは90°Fで最大6週間保存した。水分活性(Aw)、色(L値)、pH、圧縮力、および切断力を、0、2、4、および6週において測定した。結果を、以下の表74(73°F)および表75(90°F)に示す。
【表74】

【表75】
【0075】
実施例22
フードバー
以下の乾燥成分ブレンドを結合剤と混合することにより、フードバー用の配合物を製造した。
乾燥成分ブレンドは、フルーツベース、ヨーグルト、プロテイン、香味料、および着色剤を含んでいた。フルーツベースは、Van Drunen Farmsから入手可能な、フリーズドライバナナパウダーであった。ヨーグルトは、Grandeから入手可能な、ヨーグルトパウダーであった。プロテインは、DSMから入手可能な、DSM Canola Protein(B)であった。香味料は、IFFから入手可能な、ストロベリーバナナであった。着色剤は、GNTから入手可能な、Fiesta Pinkであった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表76】
結合剤は、甘味料、脂肪、フルーツ濃縮物、酸、および水分活性調節剤を含んでいた。甘味料は、Briess Malt and Ingredients Co.から入手可能な、タピオカシロップ28DEであった。脂肪は、ADMから入手可能な、ココナッツオイルであった。フルーツ濃縮物は、Shaanxi Sanchuan Juice Co., LTD.から入手可能な、リンゴ果汁濃縮物であった。酸は、Cargillから入手可能な、クエン酸であった。グリセリンは保湿剤であり、Harris and Ford(PG)から入手可能であった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表77】
タピオカシロップとココナッツオイルを合わせ、125℃に加熱した。リンゴ果汁濃縮物、クエン酸、およびグリセリンを加えて、結合剤を形成した。結合剤を、乾燥成分の混合物と組み合わせ、キッチン・エイド・ミキサーまたはリボン・ブレンダーでの混合によって混ぜ合わせた。得られた組成物をコールドプレスして、棒状(バー)にした。
得られたバーのフルーツ濃縮物:甘味料で示される糖比は、約0.5であった。
形成したバーを、73°Fまたは90°Fで最大6週間保存した。水分活性(Aw)、色(L値)、pH、圧縮力、および切断力を、0、2、4、および6週において測定した。結果を、以下の表78(73°F)および表79(90°F)に示す。
【表78】

【表79】
【0076】
実施例23
フードバー
以下の乾燥成分ブレンドを結合剤と混合することにより、フードバー用の配合物を製造した。
乾燥成分ブレンドは、フルーツベース、ヨーグルト、プロテイン、香味料、および着色剤を含んでいた。フルーツベースは、Van Drunen Farmsから入手可能な、フリーズドライバナナパウダーであった。ヨーグルトは、Grandeから入手可能な、ヨーグルトパウダーであった。プロテインは、DSMから入手可能な、DSM Canola Protein(B)であった。香味料は、IFFから入手可能な、ストロベリーバナナであった。着色剤は、GNTから入手可能な、Fiesta Pinkであった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表80】
結合剤は、甘味料、脂肪、およびフルーツ濃縮物を含んでいた。甘味料は、Briess Malt and Ingredients Co.から入手可能な、タピオカシロップ28DEであった。脂肪は、ADMから入手可能な、ココナッツオイルであった。フルーツ濃縮物は、Shaanxi Sanchuan Juice Co., LTD.から入手可能な、リンゴ果汁濃縮物であった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表81】
タピオカシロップとココナッツオイルを合わせ、125℃に加熱した。リンゴ果汁濃縮物を加えて、結合剤を形成した。結合剤を、乾燥成分の混合物と組み合わせ、キッチン・エイド・ミキサーまたはリボン・ブレンダーでの混合によって混ぜ合わせた。得られた組成物をコールドプレスして、棒状(バー)にした。
得られたバーのフルーツ濃縮物:甘味料で示される糖比は、約0.5であった。
形成したバーを、73°Fまたは90°Fで最大6週間保存した。水分活性(Aw)、色(L値)、pH、圧縮力、および切断力を、0、2、4、および6週において測定した。結果を、以下の表82(73°F)および表83(90°F)に示す。
【表82】

【表83】
【0077】
実施例24
データ分析
実施例5~23の結果を分析した。図1に、y軸を切断力(N)とし、x軸を糖比(フルーツ濃縮物:甘味料)とし、z軸をグリセリン含有量(%)とした、グラフを示す。図2に、y軸をLとし、x軸を糖比(フルーツ濃縮物:甘味料)とし、z軸をグリセリン含有量(%)とした、グラフを示す。
個別の(Individual)および複合的な(Composite)望ましさ(Desirability)は、統計ソフトウェアMiniTabを用いた多変量回帰によって決定した。シロップのDEを42DEに保持すると、最適なフルーツ濃縮物:甘味料は、0.5であり、最適なクエン酸重量パーセントは、0.6%であり、最適なグリセリン含有量は、約10%であり、0.83の複合的な望ましさをもたらした。
【0078】
実施例25
フードバー
以下の乾燥成分ブレンドを結合剤と混合することにより、フードバー用の配合物を製造した。
乾燥成分ブレンドは、フルーツベース、ヨーグルト、プロテイン、香味料、および着色剤を含んでいた。フルーツベースは、Van Drunen Farmsから入手可能な、フリーズドライバナナパウダーであった。ヨーグルトは、Grandeから入手可能な、ヨーグルトパウダーであった。プロテインは、Arla Foods Ingredientsから入手可能な、Arla Nutrilac 83%Proteinであった。香味料は、IFFから入手可能な、ピーチマンゴーであった。着色剤は、GNTから入手可能な、Exberry Shade Mandarinであった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表84】
結合剤は、甘味料、脂肪、フルーツ濃縮物、水分活性調節剤、および水を含んでいた。甘味料は、Briess Malt and Ingredients Co.から入手可能な、タピオカシロップ42DEであった。脂肪は、ADMから入手可能な、ココナッツオイルであった。フルーツ濃縮物は、Shaanxi Sanchuan Juice Co., LTD.から入手可能な、リンゴ果汁濃縮物であった。グリセリンは保湿剤であり、Harris and Ford(PG)から入手可能であった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表85】
タピオカシロップとココナッツオイルを合わせ、125℃に加熱した。リンゴ果汁濃縮物、水、およびグリセリンを加えて、結合剤を形成した。結合剤を、乾燥成分の混合物と組み合わせ、キッチン・エイド・ミキサーまたはリボン・ブレンダーでの混合によって混ぜ合わせた。得られた組成物をコールドプレスして、棒状(バー)にした。
得られたバーのフルーツ濃縮物:甘味料で示される糖比は、約3.2であった。
形成したバーを、73°Fまたは90°Fで最大9ヶ月間保存した。水分活性(Aw)、色(L値)、および切断力を、73°Fで保存したバーについては、2週、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、4ヶ月、5ヶ月、6ヶ月、7ヶ月、8ヶ月、および9ヶ月で測定し、あるいは、90°Fで保存したバーについては、2週、1ヶ月、2ヶ月、または3ヶ月で測定した。結果を、以下の表86(73°F)および表87(90°F)に示す。
【表86】

【表87】
【0079】
実施例26
フードバー
以下の乾燥成分ブレンドを結合剤と混合することにより、フードバー用の配合物を製造した。
乾燥成分ブレンドは、フルーツベース、ヨーグルト、プロテイン、香味料、および着色剤を含んでいた。フルーツベースは、Van Drunen Farmsから入手可能な、フリーズドライバナナパウダーであった。ヨーグルトは、Grandeから入手可能な、ヨーグルトパウダーであった。プロテインは、Arla Foods Ingredientsから入手可能な、Nutrilac 83%Proteinであった。香味料は、IFFから入手可能な、ピーチマンゴーであった。着色剤は、GNTから入手可能な、Exberry Shade Mandarinであった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表88】
結合剤は、甘味料、脂肪、フルーツ濃縮物、水分活性調節剤、および水を含んでいた。甘味料は、Briess Malt and Ingredients Co.から入手可能な、タピオカシロップ42DEであった。脂肪は、ADMから入手可能な、ココナッツオイルであった。フルーツ濃縮物は、Shaanxi Sanchuan Juice Co., LTD.から入手可能な、リンゴ果汁濃縮物であった。グリセリンは保湿剤であり、Harris and Ford(PG)から入手可能であった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表89】
タピオカシロップとココナッツオイルを合わせ、125℃に加熱した。オレンジ搾りかす、クエン酸、およびグリセリンを加えて、結合剤を形成した。結合剤を、乾燥成分の混合物と組み合わせ、キッチン・エイド・ミキサーまたはリボン・ブレンダーでの混合によって混ぜ合わせた。得られた組成物をコールドプレスして、棒状(バー)にした。
形成したバーを、73°Fまたは90°Fで最大9ヶ月間保存した。水分活性(Aw)、色(L値)、および切断力を、73°Fで保存したバーについては、2週、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、4ヶ月、5ヶ月、6ヶ月、7ヶ月、8ヶ月、および9ヶ月で測定し、あるいは、90°Fで保存したバーについては、2週、1ヶ月、2ヶ月、または3ヶ月で測定した。結果を、以下の表90(73°F)および表91(90°F)に示す。
【表90】

【表91】
【0080】
実施例27
フードバー
以下の乾燥成分ブレンドを結合剤と混合することにより、フードバー用の配合物を製造した。
乾燥成分ブレンドは、フルーツベース、ヨーグルト、プロテイン、香味料、着色剤、および農作物断片を含んでいた。フルーツベースは、Van Drunen Farmsから入手可能な、フリーズドライバナナパウダーであった。ヨーグルトは、Grandeから入手可能な、ヨーグルトパウダーであった。プロテインは、Arla Foods Ingredientsから入手可能な、Nutrilac 83%Proteinであった。香味料は、IFFから入手可能な、ミックスベリーであった。着色剤は、GNTから入手可能な、Exberry Shade Bordeauxであった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表92】
結合剤は、甘味料、脂肪、フルーツ濃縮物、水分活性調節剤、および水を含んでいた。甘味料は、Briess Malt and Ingredients Co.から入手可能な、タピオカシロップ42DEであった。脂肪は、ADMから入手可能な、ココナッツオイルであった。フルーツ濃縮物は、Shaanxi Sanchuan Juice Co., LTD.から入手可能な、リンゴ果汁濃縮物であった。グリセリンは保湿剤であり、Harris and Ford(PG)から入手可能であった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表93】
タピオカシロップとココナッツオイルを合わせ、125℃に加熱した。リンゴ果汁濃縮物、グリセリン、および水を加えて、結合剤を形成した。結合剤を、乾燥成分の混合物と組み合わせ、キッチン・エイド・ミキサーまたはリボン・ブレンダーでの混合によって混ぜ合わせた。得られた組成物をコールドプレスして、棒状(バー)にした。
得られたバーのフルーツ濃縮物:甘味料で示される糖比は、約2.6であった。
形成したバーを、73°Fまたは90°Fで最大9ヶ月間保存した。水分活性(Aw)、色(L値)、および切断力を、73°Fで保存したバーについては、2週、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、4ヶ月、5ヶ月、6ヶ月、7ヶ月、8ヶ月、および9ヶ月で測定し、あるいは、90°Fで保存したバーについては、2週、1ヶ月、2ヶ月、または3ヶ月で測定した。結果を、以下の表94(73°F)および表95(90°F)に示す。
【表94】

【表95】
【0081】
実施例28
フードバー
以下の乾燥成分ブレンドを結合剤と混合することにより、フードバー用の配合物を製造した。
乾燥成分ブレンドは、フルーツベース、ヨーグルト、プロテイン、香味料、および着色剤を含んでいた。フルーツベースは、Van Drunen Farmsから入手可能な、フリーズドライバナナパウダーであった。ヨーグルトは、Grandeから入手可能な、ヨーグルトパウダーであった。プロテインは、Arla Foods Ingredientsから入手可能な、Nutrilac 83%Proteinであった。香味料は、IFFから入手可能な、ミックスベリーであった。着色剤は、GNTから入手可能な、Exberry Shade Bordeauxであった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表96】
結合剤は、甘味料、脂肪、水分活性調節剤、および水を含んでいた。甘味料は、Briess Malt and Ingredients Co.から入手可能な、タピオカシロップ42DEであった。脂肪は、ADMから入手可能な、ココナッツオイルであった。グリセリンは保湿剤であり、Harris and Ford(PG)から入手可能であった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表97】
タピオカシロップとココナッツオイルを合わせ、125℃に加熱した。オレンジ搾りかす、クエン酸、およびグリセリンを加えて、結合剤を形成した。結合剤を、乾燥成分の混合物と組み合わせ、キッチン・エイド・ミキサーまたはリボン・ブレンダーでの混合によって混ぜ合わせた。得られた組成物をコールドプレスして、棒状(バー)にした。
形成したバーを、73°Fまたは90°Fで最大9ヶ月間保存した。水分活性(Aw)、色(L値)、および切断力を、73°Fで保存したバーについては、2週、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、4ヶ月、5ヶ月、6ヶ月、7ヶ月、8ヶ月、および9ヶ月で測定し、あるいは、90°Fで保存したバーについては、2週、1ヶ月、2ヶ月、または3ヶ月で測定した。結果を、以下の表98(73°F)および表99(90°F)に示す。
【表98】

【表99】
【0082】
実施例29
チゼルプローブ(chisel probe)を有するテクスチャー分析器(texture analyzer)を使用して、必要な切断力の量を測定した。実施例1のフードバーを、73°Fで8ヶ月間保存した。フードバーをカットするのに必要な力を、0、4、および8ヶ月で測定した。
【表100】
【0083】
実施例30
成分の最適化
上記の一般的な手順に従って、いくつかのフードバーを作製した。水分活性、切断力、L値などを測定し、望ましさを求めた。L値は、1~100のスケールで、ハンター比色計(Hunter Colorimeter)のカラースケールに基づいており、そこでは、0は黒であり、100は白である。D値は、望ましさであり、0から1のスケールで表され、そこでは、1が最大の望ましさである。プロテインブレンドは、ArlaのNutrilac Proteinである。
【表101】
【0084】
実施例31
フードバー
以下の乾燥成分ブレンドを結合剤と混合することにより、フードバー用の配合物を製造した。
乾燥成分ブレンドは、フルーツベース、ヨーグルト、プロテイン、香味料、および着色剤を含んでいた。フルーツベースは、Van Drunen Farmsから入手可能な、フリーズドライバナナパウダーであった。ヨーグルトは、Grandeから入手可能な、ヨーグルトパウダーであった。プロテインは、Arla Foods Ingredientsから入手可能な、Nutrilac Milk Protein Blend(A)であった。香味料は、IFFから入手可能な、ピーチマンゴーであった。着色剤は、GNTから入手可能な、Exberry Shade Mandarinであった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表102】
結合剤は、甘味料、脂肪、フルーツ濃縮物、酸、および水分活性調節剤を含んでいた。甘味料は、Briess Malt and Ingredients Co.から入手可能な、タピオカシロップ42DEであった。脂肪は、ADMから入手可能な、ココナッツオイルであった。フルーツ濃縮物は、Shaanxi Sanchuan Juice Co., LTD.から入手可能な、リンゴ果汁濃縮物であった。酸は、Cargillから入手可能な、クエン酸であった。グリセリンは保湿剤であり、Harris and Ford(PG)から入手可能であった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表103】
グリセリン、タピオカシロップ、およびココナッツオイルを合わせ、125℃に加熱した。クエン酸とリンゴ果汁濃縮物を加えて、結合剤を形成した。結合剤を乾燥成分の混合物と組み合わせ、キッチン・エイド・ミキサーまたはリボン・ブレンダーで混合して生地(Dough)Aを製造した。
【0085】
乾燥成分ブレンドは、フルーツベース、ヨーグルト、プロテイン、香味料、および着色剤を含んでいた。フルーツベースは、Van Drunen Farmsから入手可能な、フリーズドライバナナパウダーであった。ヨーグルトは、Grandeから入手可能な、ヨーグルトパウダーであった。プロテインは、Arla Foods Ingredientsから入手可能な、Nutrilac Milk Protein Blend(A)であった。香味料は、IFFから入手可能な、ピーチマンゴーであった。着色剤は、GNTから入手可能な、Fiesta Pink、およびExberry Shade Mandarinであった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表104】
結合剤は、甘味料、脂肪、フルーツ濃縮物、酸、および水分活性調節剤を含んでいた。甘味料は、Briess Malt and Ingredients Co.から入手可能な、タピオカシロップ42DEであった。脂肪は、ADMから入手可能な、ココナッツオイルであった。フルーツ濃縮物は、PepsiCoから入手可能な、オレンジ搾りかすであった。酸は、Cargillから入手可能な、クエン酸であった。グリセリンは保湿剤であり、Harris and Ford(PG)から入手可能であった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表105】
グリセリン、タピオカシロップ、およびココナッツオイルを合わせ、125℃に加熱した。クエン酸とリンゴ果汁濃縮物を加えて、結合剤を形成した。結合剤を乾燥成分の混合物と組み合わせ、キッチン・エイド・ミキサーまたはリボン・ブレンダーで混合して生地(Dough)Bを製造した。生地Aと生地Bを組み合わせて、約1分間混合した。得られた組成物をコールドプレスして、棒状(バー)にした。
得られたバーのフルーツ濃縮物:甘味料で示される糖比は、約1.2であった。
【0086】
形成したバーを、73°Fまたは90°Fで最大9ヶ月間保存した。水分活性(Aw)および切断力を、73°Fで保存したバーについては、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、4ヶ月、5ヶ月、6ヶ月、7ヶ月、8ヶ月、および9ヶ月で測定し、あるいは、90°Fで保存したバーについては、1ヶ月、2ヶ月、または3ヶ月で測定した。結果を、以下の表106(73°F)および表107(90°F)に示す。
【表106】

【表107】
【0087】
実施例32
フードバー
以下の乾燥成分ブレンドを結合剤と混合することにより、フードバー用の配合物を製造した。
乾燥成分ブレンドは、フルーツベース、ヨーグルト、プロテイン、香味料、および着色剤を含んでいた。フルーツベースは、Van Drunen Farmsから入手可能な、フリーズドライバナナパウダーであった。ヨーグルトは、Grandeから入手可能な、ヨーグルトパウダーであった。プロテインは、Arla Foods Ingredientsから入手可能な、Nutrilac Milk Protein Blend(A)であった。香味料は、IFFから入手可能な、ストロベリーバナナであった。着色剤は、GNTから入手可能な、Fiesta Pinkであった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表108】
結合剤は、甘味料、脂肪、フルーツ濃縮物、酸、および水分活性調節剤を含んでいた。甘味料は、Briess Malt and Ingredients Co.から入手可能な、タピオカシロップ42DEであった。脂肪は、ADMから入手可能な、ココナッツオイルであった。フルーツ濃縮物は、PepsiCoから入手可能な、オレンジ搾りかすであった。酸は、Cargillから入手可能な、クエン酸であった。グリセリンは保湿剤であり、Harris and Ford(PG)から入手可能であった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表109】
グリセリン、タピオカシロップ、およびココナッツオイルを合わせ、125℃に加熱した。クエン酸とリンゴ果汁濃縮物を加えて、結合剤を形成した。結合剤を乾燥成分の混合物と組み合わせ、キッチン・エイド・ミキサーまたはリボン・ブレンダーで混合して生地Aを製造した。
【0088】
乾燥成分ブレンドは、フルーツベース、ヨーグルト、プロテイン、香味料、および着色剤を含んでいた。フルーツベースは、Van Drunen Farmsから入手可能な、フリーズドライバナナパウダーであった。ヨーグルトは、Grandeから入手可能な、ヨーグルトパウダーであった。プロテインは、Arla Foods Ingredientsから入手可能な、Nutrilac Milk Protein Blend(A)であった。香味料は、IFFから入手可能な、ストロベリーバナナであった。着色剤は、GNTから入手可能な、Fiesta Pink、およびCelestial Yellowであった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表110】
結合剤は、甘味料、脂肪、フルーツ濃縮物、酸、および水分活性調節剤を含んでいた。甘味料は、Briess Malt and Ingredients Co.から入手可能な、タピオカシロップ42DEであった。脂肪は、ADMから入手可能な、ココナッツオイルであった。フルーツ濃縮物は、PepsiCoから入手可能な、オレンジ搾りかすであった。酸は、Cargillから入手可能な、クエン酸であった。グリセリンは保湿剤であり、Harris and Ford(PG)から入手可能であった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表111】
グリセリン、タピオカシロップ、およびココナッツオイルを合わせ、125℃に加熱した。クエン酸とリンゴ果汁濃縮物を加えて、結合剤を形成した。結合剤を乾燥成分の混合物と組み合わせ、キッチン・エイド・ミキサーまたはリボン・ブレンダーで混合して生地Bを製造した。生地Aと生地Bを組み合わせて、約1分間混合した。得られた組成物をコールドプレスして、棒状(バー)にした。
得られたバーのフルーツ濃縮物:甘味料で示される糖比は、約1.2であった。
【0089】
形成したバーを、73°Fまたは90°Fで最大9ヶ月間保存した。水分活性(Aw)および切断力を、73°Fで保存したバーについては、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、4ヶ月、5ヶ月、6ヶ月、7ヶ月、8ヶ月、および9ヶ月で測定し、あるいは、90°Fで保存したバーについては、1ヶ月、2ヶ月、または3ヶ月で測定した。結果を、以下の表112(73°F)および表113(90°F)に示す。
【表112】

【表113】
【0090】
実施例33
フードバー
以下の乾燥成分ブレンドを結合剤と混合することにより、フードバー用の配合物を製造した。
乾燥成分ブレンドは、フルーツベース、ヨーグルト、プロテイン、香味料、および着色剤を含んでいた。フルーツベースは、Van Drunen Farmsから入手可能な、フリーズドライバナナパウダーであった。ヨーグルトは、Grandeから入手可能な、ヨーグルトパウダーであった。プロテインは、Arla Foods Ingredientsから入手可能な、Nutrilac Milk Protein Blend(A)であった。香味料は、IFFから入手可能な、ベリーフレーバーであった。着色剤は、GNTから入手可能な、Exberry Shade Bordeauxであった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表114】
結合剤は、甘味料、脂肪、フルーツ濃縮物、酸、および水分活性調節剤を含んでいた。甘味料は、Briess Malt and Ingredients Co.から入手可能な、タピオカシロップ42DEであった。脂肪は、ADMから入手可能な、ココナッツオイルであった。フルーツ濃縮物は、Shaanxi Sanchuan Juice Co., LTD.から入手可能な、リンゴ果汁濃縮物であった。酸は、Cargillから入手可能な、クエン酸であった。グリセリンは保湿剤であり、Harris and Ford(PG)から入手可能であった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表115】
グリセリン、タピオカシロップ、およびココナッツオイルを合わせ、125℃に加熱した。クエン酸とリンゴ果汁濃縮物を加えて、結合剤を形成した。結合剤を乾燥成分の混合物と組み合わせ、キッチン・エイド・ミキサーまたはリボン・ブレンダーで混合して生地Aを製造した。
【0091】
乾燥成分ブレンドは、フルーツベース、ヨーグルト、プロテイン、香味料、および着色剤を含んでいた。フルーツベースは、Van Drunen Farmsから入手可能な、フリーズドライバナナパウダーであった。ヨーグルトは、Grandeから入手可能な、ヨーグルトパウダーであった。プロテインは、Arla Foods Ingredientsから入手可能な、Nutrilac Milk Protein Blend(A)であった。香味料は、IFFから入手可能な、ベリーフレーバーであった。着色剤は、GNTから入手可能な、Exberry Shade Bordeauxであった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表116】
結合剤は、甘味料、脂肪、フルーツ濃縮物、酸、および水分活性調節剤を含んでいた。甘味料は、Briess Malt and Ingredients Co.から入手可能な、タピオカシロップ42DEであった。脂肪は、ADMから入手可能な、ココナッツオイルであった。フルーツ濃縮物は、Shaanxi Sanchuan Juice Co., LTD.から入手可能な、リンゴ果汁濃縮物であった。酸は、Cargillから入手可能な、クエン酸であった。グリセリンは保湿剤であり、Harris and Ford(PG)から入手可能であった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表117】
グリセリン、タピオカシロップ、およびココナッツオイルを合わせ、125℃に加熱した。クエン酸とリンゴ果汁濃縮物を加えて、結合剤を形成した。結合剤を乾燥成分の混合物と混合し、キッチン・エイド・ミキサーまたはリボン・ブレンダーで混合して生地Bを製造した。生地Aと生地Bを組み合わせて、約1分間混合した。得られた組成物をコールドプレスして、棒状(バー)にした。
得られたバーのフルーツ濃縮物:甘味料で示される糖比は、約1.2であった。
【0092】
形成したバーを、73°Fまたは90°Fで最大9ヶ月間保存した。水分活性(Aw)および切断力を、73°Fで保存したバーについては、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、4ヶ月、5ヶ月、6ヶ月、7ヶ月、8ヶ月、および9ヶ月で測定し、あるいは、90°Fで保存したバーについては、1ヶ月、2ヶ月、または3ヶ月で測定した。結果を、以下の表118(73°F)および表119(90°F)に示す。
【表118】

【表119】
【0093】
実施例34
フードバー
以下の乾燥成分ブレンドを結合剤と混合することにより、フードバー用の配合物を製造した。
乾燥成分ブレンドは、フルーツベース、ヨーグルト、プロテイン、香味料、および着色剤を含んでいた。フルーツベースは、Van Drunen Farmsから入手可能な、フリーズドライバナナパウダーであった。ヨーグルトは、Grandeから入手可能な、ヨーグルトパウダーであった。プロテインは、Arla Foods Ingredientsから入手可能な、Nutrilac Milk Protein Blend(A)であった。香味料は、IFFから入手可能な、ストロベリーバナナであった。着色剤は、GNTから入手可能な、Fiestaであった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表120】
結合剤は、甘味料、脂肪、フルーツ濃縮物、酸、および水分活性調節剤を含んでいた。甘味料は、Briess Malt and Ingredients Co.から入手可能な、タピオカシロップ42DEであった。脂肪は、ADMから入手可能な、ココナッツオイルであった。フルーツ濃縮物は、PepsiCoから入手可能な、オレンジ搾りかすであった。酸は、Cargillから入手可能な、クエン酸であった。グリセリンは保湿剤であり、Harris and Ford(PG)から入手可能であった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表121】
タピオカシロップとココナッツオイルを合わせ、125℃に加熱した。リンゴ果汁濃縮物、クエン酸、およびグリセリンを加えて、結合剤を形成した。結合剤を、乾燥成分の混合物と組み合わせ、キッチン・エイド・ミキサーまたはリボン・ブレンダーでの混合によって混ぜ合わせた。得られた組成物をコールドプレスして、棒状(バー)にした。フルーツ濃縮物:甘味料シロップの比率は、約0.5であった。
【0094】
実施例35
フードバー
以下の乾燥成分ブレンドを結合剤と混合することにより、フードバー用の配合物を製造した。
乾燥成分ブレンドは、フルーツベース、ヨーグルト、プロテイン、香味料、着色剤、および繊維(fiber)を含んでいた。フルーツベースは、Van Drunen Farmsから入手可能な、フリーズドライバナナパウダーであった。ヨーグルトは、Grandeから入手可能な、ヨーグルトパウダーであった。プロテインは、Arla Foods Ingredientsから入手可能な、Nutrilac Milk Protein Blend(A)であった。香味料は、IFFから入手可能な、ストロベリーバナナであった。着色剤は、GNTから入手可能な、Fiesta Pinkであった。繊維は、Beneoから入手可能な、イヌリンであった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表122】
結合剤は、甘味料、脂肪、フルーツ濃縮物、酸、および水分活性調節剤を含んでいた。甘味料は、Briess Malt and Ingredients Co.から入手可能な、タピオカシロップ42DEであった。脂肪は、ADMから入手可能な、ココナッツオイルであった。フルーツ濃縮物は、PepsiCoから入手可能な、オレンジ搾りかすであった。酸は、Cargillから入手可能な、クエン酸であった。グリセリンは保湿剤であり、Harris and Ford(PG)から入手可能であった。配合物全体に対する成分のおおよその重量パーセントは、以下の通りであった:
【表123】
タピオカシロップとココナッツオイルを合わせ、125℃に加熱した。リンゴ果汁濃縮物、クエン酸、およびグリセリンを加えて、結合剤を形成した。結合剤を、乾燥成分の混合物と組み合わせ、キッチン・エイド・ミキサーまたはリボン・ブレンダーでの混合によって混ぜ合わせた。得られた組成物をコールドプレスして、棒状(バー)にした。フルーツ濃縮物:甘味料シロップの比率は、約0.5であった。
【0095】
実施例36
硬度測定
初期硬度切断力の値は、上記のように測定された。切断力を、表124に示す。
【表124】
【0096】
下記の番号が付けられた項には、限定されるものではないが、企図される実施形態が含まれる。
項1.
プロテインを含む、乾燥成分の混合物、および、
甘味料および酸を含む、結合剤、
を含む、コールドプレスされたフードバーであって、
該フードバーは、初期切断力の値が、約15,000N/kg未満である、フードバー。
項2.
該フードバーの初期切断力が、約12,000N/kg未満である、項1、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、フードバー。
項3.
該フードバーの切断力が、73°Fで6ヶ月後、初期切断力の値と比較して、75%未満の増加である、項2、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、フードバー。
項4.
該フードバーの切断力が、73°Fで6ヶ月後、初期切断力の値と比較して、50%未満の増加である、項3、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、フードバー。
項5.
該フードバーは、初期L値、および、73°Fで約6ヶ月の保存でのL値、について、前記初期L値と、前記73°Fで約6ヶ月の保存でのL値との間の、差の絶対値(ΔL)が、約10未満である、項4、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、フードバー。
項6.
乾燥成分の混合物が、フルーツベース、および乳製品ベースを含む、項4、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、フードバー。
項7.
結合剤が、脂肪を含む、項6、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、フードバー。
項8.
乾燥成分の混合物が、フルーツベース、および乳製品ベースを含む、項1、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、フードバー。
項9.
フルーツベースが、粉末である、項8、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、フードバー。
項10.
フルーツベースが、フリーズドライのバナナ粉末を含む、項9、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、フードバー。
【0097】
項11.
乳製品ベースが、ヨーグルト、またはミルクを含む、項8、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、フードバー。
項12.
ヨーグルトが、ヨーグルト粉末を含む、項11、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、フードバー。
項13.
プロテインが、乳製品ベースのプロテイン、野菜ベースのプロテイン、またはそれらの混合物、を含む、項8、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、フードバー。
項14.
プロテインが、乳製品ベースのプロテインを含む、項13、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、フードバー。
項15.
乾燥成分の混合物が、香味料、着色剤、農産物の断片、またはそれらの混合物、を含む、項8、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、フードバー。
項16.
乾燥成分の混合物が、香味料を含む、項15、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、フードバー。
項17.
香味料が、イチゴ、バナナ、ピーチ、マンゴー、ミックスベリー、またはそれらの組み合わせ、を含む、項16、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、フードバー。
項18.
乾燥成分の混合物が、着色剤を含む、項15、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、フードバー。
項19.
着色剤が、ピンク、マンダリン(mandarin)、またはボルドー(bordeaux)である、項18、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、フードバー。
項20.
乾燥成分の混合物が、農産物の断片を含む、項15、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、フードバー。
【0098】
項21.
農産物の断片が、イチゴ、スイカ、ブドウ、バナナ、ピーチ、マンゴー、パイナップル、リンゴ、チェリー、オレンジ、グレープフルーツ、マンダリン、ザボン、クレメンタイン、ブルーベリー、ラズベリー、ナシ、ブラックベリー、プラム、キウイ、メロン、レモン、ライム、ミカン、ココナッツ、またはそれらの組み合わせ、の断片、を含む、項20、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、フードバー。
項22.
農産物の断片が、マイクロドライ(microdried)されたイチゴの断片である、項21、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、フードバー。
項23.
甘味料が、少なくとも約30のデキストロース当量(DE)値を有する、項1、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、フードバー。
項24.
甘味料のDEが、少なくとも約40である、項23、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、フードバー。
項25.
結合剤が、脂肪を含む、項23、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、フードバー。
項26.
脂肪が、ココナッツオイル、パームオイル、タロー(tallow;獣脂)、シアバター(shea butter)、ココアバター、または高飽和脂肪(highly saturated fat)を含む、項25、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、フードバー。
項27.
結合剤が、フルーツ濃縮物、および水分活性調節剤(water-activity modulator)を含む、項23、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、フードバー。
項28.
甘味料の重量パーセントに対する、フルーツ濃縮物の重量パーセントの比が、少なくとも0.4である、項27、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、フードバー。
項29.
甘味料の重量パーセントに対する、フルーツ濃縮物の重量パーセントの比が、少なくとも0.8である、項28、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、フードバー。
項30.
甘味料の重量パーセントに対する、フルーツ濃縮物の重量パーセントの比が、約0.8~約1.4である、項28、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、フードバー。
【0099】
項31.
フルーツ濃縮物が、果汁濃縮物(juice concentrate)、搾りかす(pomace)、またはそれらの混合物を含む、項27、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、フードバー。
項32.
フルーツ濃縮物が、イチゴ、スイカ、ブドウ、バナナ、ピーチ、マンゴー、パイナップル、リンゴ、チェリー、オレンジ、グレープフルーツ、マンダリン、ザボン、クレメンタイン、ブルーベリー、ラズベリー、ナシ、ブラックベリー、プラム、キウイ、メロン、レモン、ライム、ミカン、ココナッツ、またはそれらの組み合わせ、から形成されるフルーツ濃縮物を含む、項31、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、フードバー。
項33.
フルーツ濃縮物が、イチゴ、スイカ、ブドウ、バナナ、ピーチ、マンゴー、パイナップル、リンゴ、チェリー、オレンジ、グレープフルーツ、マンダリン、ザボン、クレメンタイン、ブルーベリー、ラズベリー、ナシ、ブラックベリー、プラム、キウイ、メロン、レモン、ライム、ミカン、ココナッツ、またはそれらの組み合わせ、から形成される搾りかすを含む、項31、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、フードバー。
項34.
甘味料が、タピオカシロップ、または玄米シロップを含む、項31、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、フードバー。
項35.
酸が、クエン酸、リンゴ酸、乳酸、酢酸、酒石酸、または弱有機酸を含む、項23、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、フードバー。
項36.
水分活性調節剤が、グリセリンを含む、項23、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、フードバー。
項37.
乾燥成分の混合物が、該フードバーの少なくとも約30重量%である、項1、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、フードバー。
項38.
乾燥成分の混合物が、該フードバーの少なくとも約40重量%である、項37、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、フードバー。
項39.
乾燥成分の混合物が、該フードバーの少なくとも約50重量%である、項38、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、フードバー。
項40.
乾燥成分の混合物が、該フードバーの少なくとも約60重量%である、項39、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、フードバー。
【0100】
項41.
乾燥成分の混合物が、該フードバーの約30重量%~約80重量%である、項37、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、フードバー。
項42.
乾燥成分の混合物が、該フードバーの約50重量%~約70重量%である、項41、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、フードバー。
項43.
結合剤が、該フードバーの少なくとも約20重量%である、項1、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、フードバー。
項44.
結合剤が、該フードバーの少なくとも約30重量%である、項43、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、フードバー。
項45.
結合剤が、該フードバーの約20重量%~約70重量%である、項44、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、フードバー。
項46.
結合剤が、該フードバーの約20重量%~約50重量%である、項45、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、フードバー。
項47.
該フードバーは、ΔLが、73°Fで約6ヶ月後、約25未満である、項1、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、フードバー。
項48.
該フードバーは、ΔLが、73°Fで約6ヶ月後、約15未満である、項47、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、フードバー。
項49.
該フードバーは、ΔLが、73°Fで約6ヶ月後、約10未満である、項48、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、フードバー。
項50.
該フードバーは、ΔLが、73°Fで約6ヶ月後、約5である、項49、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、フードバー。
【0101】
項51.
可溶性繊維を含む、項1に記載のフードバー。
【0102】
項52.
乾燥成分の混合物と、結合剤とを組み合わせて、ブレンド組成物を形成すること、および、
ブレンド組成物をプレスして、フードバーを形成すること、
を含む、フードバーの製造方法。
項53.
甘味料および脂肪を加熱することにより結合剤を形成することを含む、項52の方法。
項54
ブレンド組成物をプレスする工程が、ブレンド組成物をコールドプレスすることによって実施される、項52、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、方法。
項55.
乾燥成分の混合物、結合剤、またはブレンド組成物が、押し出されない、項52、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、方法。
【0103】
項56.
プロテインを含む、乾燥成分の混合物、および、
約20~約30のDEの甘味料、および、約35~約50のDEの甘味料を含む、結合剤、
を含む、コールドプレスされたフードバーであって、
該フードバーは、初期切断力の値が、15,000N/kg未満である、フードバー。
項57.
該フードバーが、酸を含まない、項56、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、フードバー。
項58.
該フードバーの切断力が、73°Fで6ヶ月後、初期切断力の値と比較して、75%未満の増加である、項57、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、フードバー。
項59.
該フードバーの切断力が、73°Fで6ヶ月後、初期切断力の値と比較して、50%未満の増加である、項58、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、フードバー。
【0104】
項60.
フルーツベース、乳製品ベース、プロテイン、香味料、着色剤を含む、乾燥成分の混合物、および、
フルーツ濃縮物、甘味料、脂肪、酸、および水分活性調節剤を含む、結合剤、
を含む、コールドプレスされたフードバーであって、
該フードバーは、複合的な望ましさ(Composite Desirability)が、約0.8より大きい、フードバー。
項61.
該フードバーは、初期切断力の値が、15,000N/kg未満である、項60、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、フードバー。
項62.
該フードバーの切断力が、73°Fで6ヶ月後、初期切断力の値と比較して、75%未満の増加である、項61、他の適切な項、または適切な項の任意の組み合わせによる、フードバー。
【0105】
項63.
プロテインを含む、乾燥成分の混合物、および
甘味料および酸を含む、結合剤、
を含む、コールドプレスされたフードバーであって、
該フードバーは、初期切断力の値が、約15,000N/kg未満である、フードバー。
項64.
該フードバーは、73°Fで6ヶ月後の切断力が、初期切断力の値と比較して、75%未満の増加である、項63に記載のフードバー。
項65.
該フードバーは、初期L値、および、73°Fで約6ヶ月の保存でのL値について、前記初期L値と、前記73°Fで約6ヶ月の保存でのL値との間の、差の絶対値(ΔL)が、約10未満である、項64に記載のフードバー。
項66.
乾燥成分の混合物が、フルーツベース、および乳製品ベースを含む、項65に記載のフードバー。
項67.
結合剤が、脂肪を含む、項66に記載のフードバー。
項68.
乾燥成分の混合物が、フルーツベース、および乳製品ベースを含む、項63に記載のフードバー。
項69.
フルーツベースが、フリーズドライのバナナ粉末を含む、項68に記載のフードバー。
項70.
乳製品ベースが、ヨーグルト、またはミルクを含む、項68に記載のフードバー。
【0106】
項80.
甘味料が、少なくとも約30のデキストロース当量(DE)値を有する、項63に記載のフードバー。
項81.
結合剤が、脂肪を含む、項80に記載のフードバー。
項82.
結合剤が、フルーツ濃縮物、および水分活性調節剤を含む、項80に記載のフードバー。
項83.
甘味料の重量パーセントに対する、フルーツ濃縮物の重量パーセントの比が、約1未満である、項82に記載のフードバー。
項84.
甘味料の重量パーセントに対する、フルーツ濃縮物の重量パーセントの比が、約0.4~約1である、項83に記載のフードバー。
項85.
フルーツ濃縮物が、果汁濃縮物、搾りかす、またはそれらの混合物を含む、項82に記載のフードバー。
【0107】
項86.
乾燥成分の混合物と、結合剤とを組み合わせて、ブレンド組成物を形成すること、および、
ブレンド組成物をプレスして、フードバーを形成すること、
を含む、フードバーの製造方法であって、
ブレンド組成物が、プロテインを含み、
結合剤が、甘味料および脂肪を含む、方法。
項87.
甘味料および脂肪を加熱することにより結合剤を形成することを含む、項86に記載の方法。
項88.
ブレンド組成物をプレスする工程が、ブレンド組成物をコールドプレスすることによって実施される、項86に記載の方法。
【0108】
項89.
フルーツベース、乳製品ベース、プロテイン、香味料、および着色剤を含む、乾燥成分の混合物、および
フルーツ濃縮物、甘味料、脂肪、酸、および水分活性調節剤を含む、結合剤、
を含む、コールドプレスされたフードバーであって、
該コールドプレスされたフードバーは、複合的な望ましさ(Composite Desirability)が、少なくとも0.7である、フードバー。
項90.
該フードバーは、初期切断力の値が、15,000N/kg未満である、項89に記載のフードバー。
項91.
該フードバーは、73°Fで6ヶ月後の切断力が、初期切断力と比較して、75%未満の増加である、項90に記載のフードバー。
【0109】
上記の説明は、当業者が、様々な実施形態において、および、企図される特定の使用に適した様々な修正を行って、その技術を使用することを可能にする。特許法の規定に従って、本開示の原理および操作態様は、例示的な実施形態において、説明および例示されている。したがって、本発明は、特定の記載および/または例示された実施形態に限定されるものではない。
【0110】
本技術の開示の範囲は、以下の特許請求の範囲によって定義されることが意図されている。しかしながら、この開示は、その精神または範囲から逸脱することなく、具体的に説明および例示されているもの以外の態様で、実施することができることが、当然理解される。以下の特許請求の範囲で定義される精神および範囲から逸脱することなく、前記実施形態の様々な代替態様が、特許請求の範囲の実施にあたって、使用され得ることが、当業者によって理解されるはずである。
【0111】
本開示の範囲は、上記の説明を参照して決定すべきであるだけでなく、特許請求の範囲により権限が与えられる均等物の全範囲とともに、添付の特許請求の範囲を参照して決定すべきである。将来、開発が行われると、開示された組成物および方法は、それらの将来の開発に組み込まれることが、予想され、意図される。
図1
図2
【国際調査報告】