(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-07-06
(54)【発明の名称】定植カップ配置装置
(51)【国際特許分類】
B65G 47/90 20060101AFI20220629BHJP
【FI】
B65G47/90 A
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2021565029
(86)(22)【出願日】2019-08-16
(85)【翻訳文提出日】2021-11-02
(86)【国際出願番号】 CN2019100928
(87)【国際公開番号】W WO2020224083
(87)【国際公開日】2020-11-12
(31)【優先権主張番号】201910370237.1
(32)【優先日】2019-05-06
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】517149405
【氏名又は名称】福建省中科生物股▲ふん▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】FUJIAN SANAN SINO-SCIENCE PHOTOBIOTECH CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】Photoelectric Industrical Park, Hengshan Village, Hutou Town, Anxi County Quanzhou, Fujian 362411, CN
(74)【代理人】
【識別番号】100146374
【氏名又は名称】有馬 百子
(72)【発明者】
【氏名】劉 甘霖
(72)【発明者】
【氏名】黎 志銀
【テーマコード(参考)】
3F072
【Fターム(参考)】
3F072AA06
3F072AA07
3F072GC01
3F072GC03
3F072GD00
3F072KD01
3F072KD13
3F072KD14
3F072KD21
3F072KD27
3F072KE04
(57)【要約】
【課題】定植カップを安定して把握し、等間隔で並べて定植板に正確に置くことができる定植カップ配置装置を提供する。
【解決手段】定植カップ配置装置であって、形材ブラケット(1)、水平駆動手段(2)、圧下手段(3)、及び圧下手段の出力端子に固定される定植カップ把握手段(4)を含み、前記水平駆動手段及び圧下手段は、形材ブラケットに設けられ、前記水平駆動手段の出力端子は、圧下手段に接続されて、圧下手段を形材ブラケットに沿って水平移動させ、前記定植カップ把握手段には、複数の機械式グリッパ(401)、及び隣接する機械式グリッパの間隔を調整する案内装置(402)が設けられる。水平駆動手段により、圧下手段を並べられた定植カップに移動させ、圧下手段により、定植カップと接触させるまで、定植カップ把持手段を下へ推し、定植カップを自動的に把握することができ、そして、定植カップ把握手段における案内装置により、要求された等間隔に並べ、圧下手段により、定植内に正確に入れ、定植カップを安定して把握し、等間隔で並べて定植板に正確に置くことができる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
定植カップ配置装置であって、
形材ブラケット、水平駆動手段、圧下手段、及び圧下手段の出力端子に固定される定植カップ把持手段を含み、
前記水平駆動手段及び圧下手段は、形材ブラケットに設けられ、前記水平駆動手段の駆動下で、圧下手段は、形材ブラケットに沿って水平移動し、
前記圧下手段は、定植カップ把持手段を駆動して垂直方向に移動させ、
前記定植カップ把持手段は、複数の機械式グリッパと、隣接する機械式グリッパの間隔を調整する案内装置とを含む、ことを特徴とする定植カップ配置装置。
【請求項2】
前記水平駆動手段は、シリンダー取付台及び二軸シリンダーを含み、
前記シリンダー取付台は、形材ブラケットに固定接続され、
前記二軸シリンダーは、シリンダー取付台に設置取付され、前記二軸シリンダーには、押し板が設けられ、
前記押し板には、水平変位距離を調整するミニシリンダーが設けられ、
前記ミニシリンダーの出力端子は、圧下手段に固定接続される、ことを特徴とする請求項1に記載の定植カップ配置装置。
【請求項3】
前記圧下手段は、取付台座、取付台及び圧下シリンダーを含み、
前記取付板は、水平駆動手段の出力端子に設置取付され、前記取付台座は、取付台の一側に設置接続されるT字型であり、
前記圧下シリンダーは、取付板の他側に設けられ、前記圧下シリンダーの出力端子は、取付台座底端の横板に固定接続され、
前記定植カップ把持手段は、取付台座に設置取付され、
前記取付板には、接合板、及び接合板4つの角に固定される接合ブロックが設けられ、
前記形材ブラケットは、対称的な2本の水平支持棒であり、
前記支持棒の上方には、ガイドレール取付板、及びガイドレール取付板に固定されるガイドレールが設けられ、
前記ガイドレールには、その接合ブロックに固定接続されるスライダーがセットとして設けられる、ことを特徴とする請求項1に記載の定植カップ配置装置。
【請求項4】
前記案内装置は、2つのストロークシリンダー、複数の引込係合ブロック、複数の引込係合取付ブロック、スライドレール、及びスライドレールに整列される複数の案内ブロックを含み、
前記引込係合取付ブロックは、対応する案内ブロックに設けられ、前記引込係合ブロックは、引込係合取付ブロックに固定接続され、
前記2つのストロークシリンダーの出力端子には、引込係合取付ブロックに接続される固定ブロック設けられ、
前記2つのストロークシリンダーの出力方向は反対であり、
前記引込係合取付ブロックは、機械式グリッパに固定接続される、ことを特徴とする請求項1に記載の定植カップ配置装置。
【請求項5】
前記引込係合取付ブロックには案内溝が開けられ、
前記案内溝内には引込係合ブロックの一端が嵌装され、前記引込係合ブロックの他端は、もう1つの引込係合取付ブロックに固定接続され、
前記複数の引込係合ブロックは、上記のように複数の引込係合取付ブロックに接続される、ことを特徴とする請求項4に記載の定植カップ配置装置。
【請求項6】
前記案内装置における2つのストロークシリンダーは、取付台座に設けられ、
前記取付台座には、前記案内装置におけるスライドレールと合うスライドレール溝が開けられ、
前記2つのストロークシリンダーは、引込係合取付ブロックが案内ブロックをスライドレールにおいて等間隔移動させるように駆動する、ことを特徴とする請求項3又は4に記載の定植カップ配置装置。
【請求項7】
前記機械式グリッパは、エアジョーと、エアジョーの端部に固定されるジョーとを含み、
前記エアジョーは、対応する引込係合取付ブロックに設けられる、ことを特徴とする請求項6に記載の定植カップ配置装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、定植技術分野に関し、特に定植カップ配置装置に関する。
【背景技術】
【0002】
植物工場及び水耕工場では、水耕苗を育苗室で緑化した後、手動あるいは機械の作業を必要とする。まず、定植を定植板に配置し、スポンジを長く引き裂き、引き裂かれたスポンジを細かく引き裂き、そして、細かく引き裂かれたスポンジを直接把持して定植カップに入れる。この工程は、スポンジの引き裂き・配置と呼ばれる。
【0003】
従来技術には以下のような問題がある。定植カップを数に従って並べて、機械により定植板に配置し、この工程で、定植カップを乱れさせたり、並べ距離を正確に把握せずに、傾斜して配置してしまうことが多いため、この後、さらなる加工処理を必要とし、人工の作業強度が向上し、効率が低い。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
そのため、定植カップ配置装置を提供する必要があり、該装置の各部材及びその協力関係により、定植カップを安定して把握し、等間隔で並べて定植板に正確に置くことができる。
【0005】
上記目的を実現するために、本発明は、定植カップ配置装置を提供し、定植カップ配置装置は、形材ブラケット、水平駆動手段、圧下手段、及び圧下手段の出力端子に固定される定植カップ把持手段を含み、前記水平駆動手段及び圧下手段は、形材ブラケットに設けられ、前記水平駆動手段の出力端子は、圧下手段に接続され、圧下手段を駆動して形材ブラケットに沿って水平移動させ、前記圧下手段は、定植カップ把持手段を駆動して垂直方向に移動させ、前記定植カップ把持手段は、複数の機械式グリッパと、隣接する機械式グリッパの間隔を調整する案内装置とを含む。圧下手段は、定植カップ把持手段が下へ移動し定植カップを把持するように押し、案内装置は、定植カップを等間隔分離させて並べることができ、定植カップ把持手段は、定植板内に正確に配置でき、この後、安定する動作することを確保する。
【0006】
さらに、前記水平駆動は、シリンダー取付台及び二軸シリンダーを含み、前記シリンダー取付台は、形材ブラケットに固定接続され、前記二軸シリンダーは、シリンダー取付台に設置取付され、前記二軸シリンダーには、押し板が設けられ、前記押し板には、水平変位距離を調整するミニシリンダーが設けられ、前記ミニシリンダーの出力端子は、圧下手段に固定接続される。圧下手段が形材ブラケットにおいて水平移動でき、移動位置が正確になる。
【0007】
さらに、前記圧下手段は、取付台座、取付台及び圧下シリンダーを含み、前記取付板は、水平駆動手段の出力端子に設置取付され、前記取付台座は、T取付台の一側に設置接続されるT字型であり、前記圧下シリンダーは、取付板の他側に設けられ、前記圧下シリンダーの出力端子は、取付台座底端の横板に固定接続され、前記定植カップ把持手段は、取付台座に設置取付され、前記取付板には、接合板、及び接合板4つの角に固定される接合ブロックが設けられ、前記形材ブラケットは、対称的な2本の水平支持棒であり、前記支持棒の上方には、ガイドレール取付板、及びガイドレール取付板に固定されるガイドレールが設けられ、前記ガイドレールには、その接合ブロックに固定接続されるスライダーがセットとして設けられる。圧下手段は、定植カップ把持手段を安定して上下移動させるように押すことができ、形材ブラケットを設けることにより、より安定して水平移動させることを確保する。
【0008】
さらに、前記案内装置は、2つのストロークシリンダー、複数の引込係合ブロック、複数の引込係合取付ブロック、スライドレール、及びスライドレールに整列される複数の案内ブロックを含み、前記引込係合取付ブロックは、対応する案内ブロックに設けられ、前記引込係合ブロックは、引込係合取付ブロックに固定接続され、前記2つのストロークシリンダーの出力端子には、引込係合取付ブロックに接続される固定ブロック設けられ、前記2つのストロークシリンダーの出力方向は反対であり、前記引込係合取付ブロックは、機械式グリッパに固定接続される。機械式グリッパを安定して引くことができる。
【0009】
さらに、前記引込係合取付ブロックには案内溝が開けられ、前記案内溝内には引込係合ブロックの一端が嵌装され、前記引込係合ブロックの他端は、もう1つの引込係合取付ブロックに固定接続され、前記複数の引込係合ブロックは、上記のように複数の引込係合取付ブロックに接続される。両端の第1ブロック引込係合取付ブロックを押せば、その他の引込係合取付ブロックを移動させることができる。
【0010】
さらに、前記案内装置における2つのストロークシリンダーは、取付台座に設けられ、前記取付台座には、前記案内装置におけるスライドレールと合うスライドレール溝が開けられ、前記2つのストロークシリンダーは、引込係合取付ブロックが案内ブロックをスライドレールにおいて等間隔移動させるように駆動する。機械式グリッパは、安定して移動できるようにする。
【0011】
さらに、前記機械式グリッパは、エアジョーと、エアジョーの端部に固定されるジョーとを含み、前記エアジョーは、対応する引込係合取付ブロックに取り付けられる。定植カップをより安定して把持することができる。
【発明の効果】
【0012】
上記技術的解決手段は、従来技術と比べて、以下の有益な効果を有する。
【0013】
1、本発明では、水平駆動手段により、圧下手段を並べられた定植カップに移動させ、圧下手段により、定植カップと接触させるまで、定植カップ把持手段を下へ推し、定植カップを自動的に把持することができ、そして、定植カップ把持手段における案内装置により、要求された等間隔に並べ、圧下手段により、定植内に正確に入れ、定植カップを安定して把握し、等間隔で並べて定植板に正確に置くことができる。
【0014】
2、本発明の水平駆動手段には、二軸シリンダーの作動を補助するためのミニシリンダーが設けられ、ミニシリンダーの補助的な収縮により、圧下手段が移動すぎたり、少なく移動したりする問題を効果的に防止し、より正確に位置決めすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【
図1】は、本発明の定植カップ配置装置の構造模式図である。
【
図2】は、実施例の水平駆動手段の構造模式図である。
【
図4】は、実施例の定植カップ把持手段の構造模式図である。
【
図5】は、実施例の案内装置及び機械式グリッパの構造模式図である。
【
図6】は、実施例の案内装置の一部の詳細の構造模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
技術案の技術内容、構造特徴、実現される目的および効果を詳細に説明するために、以下に具体的な実施形態を併せて図面に関して詳細に説明する。
【0017】
図1~
図6を参照すると、本実施例の定植カップ配置装置は、形材ブラケット1を含み、前記形材ブラケット1は、対称的な2本の水平支持棒101であり、長い側辺が水平駆動手段2の出力方向に平行し、前記支持棒101の上方には、ガイドレール取付板104、及びガイドレール取付板104に固定されるガイドレール102が設けられ、前記ガイドレール102には、スライダー103がセットとして設けられる。
【0018】
本実施例では、前記駆動手段は、水平駆動手段2、圧下手段3及び圧下手段3の出力端子に固定される定植カップ把持手段4を含み、前記定植カップ把持手段4には、複数の機械式グリッパ401、及び隣接する機械式グリッパ401の間隔を調整する案内装置402が設けられ、前記水平駆動手段2及び圧下手段3は、形材ブラケット1の上端に設けられ、前記水平駆動手段2は、シリンダー取付台201と、二軸シリンダー202とを含み、前記シリンダー取付台201の両端は、ねじを介して形材ブラケット1における支持棒101に固定接続され、前記二軸シリンダー202の底端は、シリンダー取付台201の上端に設置取付され、前記二軸シリンダー202の出力端子には、押し板203が設けられ、前記押し板203には、水平変位距離を調整するミニシリンダー204が設けられ、前記ミニシリンダー204と、二軸シリンダー202とは、水平でありかつ平行し、且つ出力方向が同一であり、前記ミニシリンダー204の出力端子は、圧下手段3に固定接続され、水平駆動手段2を形材ブラケット1に沿って水平に移動させる。
前記圧下手段3は、取付台座301、取付台302及び圧下シリンダー303を含み、前記取付板の最上部側面は、水平駆動手段2の出力端子に設置取付され、前記ミニシリンダー204の出力端子は、取付板の最上部側面に固定接続され、前記取付台座301は、取付台302の一側に設置接続されるT字型であり、前記取付台座301の両側には、取付台302の内端スライドにおけるスライドレールと合う2本の凹溝が垂直に設けられ、前記圧下シリンダー303は、取付台座301に対応するように、取付板の他側に設けられ、前記圧下シリンダー303の出力端子は、取付台座301の方向へ延在して接続固定ブロックが形成され、取付台座301の底端の横板とねじを介して固定接続され、前記定植カップ把持手段4は、取付台座301の横板に設置取付され、前記取付板の最上部には、接合板304が設けられ、前記接合板304の4つの角には、接合ブロック305がねじを介して固定して設けられ、前記接合ブロック305は、スライダー103にねじを介して固定接続される。
【0019】
本実施例では、前記案内装置402は、2つのストロークシリンダー4021、複数の引込係合ブロック4022、複数の引込係合取付ブロック4023、スライドレール4024及びスライドレール4024に整列される複数の案内ブロック4025を含み、前記引込係合取付ブロック4023の後端は、それに対応する案内ブロック4025に設置取付され、前記引込係合ブロック4022は、引込係合取付ブロック4023に固定接続され、具体的には、前記最遠端の第1ブロック引込係合取付ブロック4023の上半部には案内溝40231が開けられ、前記引込係合ブロック4022は、U型構造であり、前記案内溝40231内には引込係合ブロック4022の一端が嵌装され、且つ引込係合ブロック4022のこの端は、案内溝40231内を摺動でき、前記引込係合ブロック4022の他端は、もう1つの引込係合取付ブロック4023の対応する上半部に固定接続され、上半部に引込係合ブロック4022が固定される引込係合取付ブロック4023の下半部には、1つの案内溝40231が開けられ、案内溝40231内には、もう1つの引込係合ブロック4022の一端がさらに嵌設され、該引込係合ブロック4022の他端は、もう1つの引込係合取付ブロック4023の対応する下半部に固定接続される。前記複数の引込係合ブロック4022は、上記のように複数の引込係合取付ブロック4023に接続され、1つの引込係合取付ブロック4023を移動させるとき、引込係合ブロック4022の一端を案内溝40231において摺動させ、所定の位置まで摺動するとき、引込係合取付ブロック4023を係止し、次に取付台302ブロックを引いて移動を継続させるとき、引込係合ブロック4022を動かし、次の引込係合取付ブロック4023を移動させ、且つ各々のブロック引込係合ブロック4022の大きさ形状は、いずれも同一であり、各々のブロック引込係合取付ブロック4023の大きさ、及び、引込係合取付ブロック4023に開けられる案内溝40231の大きさは、同じである。上記原理により、引込係合取付ブロック4023は、等間隔分離する。
前記2つのストロークシリンダー4021の出力端子には、引込係合取付ブロック4023に接続される固定ブロックが設けられ、すなわち、固定ブロックは、複数の引込係合取付ブロック4023の最両端の2つの引込係合取付ブロック4023にねじを介して固定取り付けられ、前記2つのストロークシリンダー4021の出力方向は、反対であり、且つ2つのストロークシリンダー4021の出力方向は、中間から両端へ移動する方向である。前記2つのストロークシリンダー4021は、取付台座301に対向して設置取付され、且つ2つのストロークシリンダー4021は、同じ水平面に位置し、前記引込係合取付ブロック4023は、対応する機械式グリッパ401に固定接続される。前記案内装置402における2つのストロークシリンダー4021は、取付台座301に設けられ、前記取付台座301には、前記案内装置402におけるスライドレール4024と合うスライドレール4024の溝3011が開けられ、前記引込係合取付ブロック4023は、案内ブロック4025に対応して固定して取り付けられ、前記2つのストロークシリンダー4021は、引込係合取付ブロック4023が案内ブロック4025をスライドレール4024において等間隔移動させるように駆動する。前記機械式グリッパ401は、エアジョー4011と、エアジョー4011の端部に固定されるジョー4012とを含み、前記エアジョー4011は、対応する引込係合取付ブロック4023に設けられる。
【0020】
具体的な作動では、水平駆動手段2における二軸シリンダー202は、取付台302が圧下手段3全体をスライダー103を介して形材ブラケット1におけるガイドレール102に沿って水平移動させるように押し、ミニシリンダー204の補助により、圧下手段3を把持すべき定植カップの上方まで正確に移動させ、次に圧下手段3における圧下シリンダー303は、取付台座301が定植カップ把持手段4を低下させるように駆動し、定植カップ把持手段4におけるエアジョー4011は、ジョー4012が定植カップを把持するように制御し、圧下手段3における圧下シリンダー303が縮むことにより、機械式グリッパ401を移動させて定植カップを持ち上げさせ、それにより、その水平移動手段は、その圧下手段を定植板の真上に移動させ、案内装置402における2つのストロークシリンダー4021は、両端の第1ブロック引込係合取付ブロック4023を中間から両端へ移動させるように押し、それにより、その引込係合取付ブロック4023は、移動するとき、その引込係合ブロック4022の一端を案内溝40231において摺動させ、所定の位置まで摺動するとき、引込係合取付ブロック4023を係止し、次に取付台302ブロックを引いて移動を継続させるとき、引込係合ブロック4022を動かし、次の引込係合取付ブロック4023を移動させ、このように移動させることにより、各々のブロック引込係合取付ブロック4023を引き、引込係合取付ブロック4023が機械式グリッパ401を等間隔分離させるようにし、それにより、機械式グリッパ401は、定植カップを指定された要求に従って等間隔分離させて並べ、圧下手段3の制御により定植板内に配置することができる。
【0021】
なお、本明細書では、第1および第2のような関係用語は、1つのエンティティまたは動作を他のエンティティまたは動作と区別するためにのみ使用されためのものに過ぎず、これらのエンティティまたは動作の間にこのような実際的な関係または順序が存在することを必ずしも要求しない、または暗示しない。さらに、用語の「含む」、「備える」、またはその何らの他の変形は、非排他的な「含んでいる」を意図しており、一連の要素を含むプロセス、方法、物品、または装置は、その要素だけでなく、具体的に列挙されていない他の要素をさらに含み、またはこのプロセス、方法、物品または装置の固有の要素を含むようにさせる。より多くの制限がない場合、「…を含む」とまたは「備える」という文言によって限定される要素は、前記要素を含むプロセス、方法、物品、または装置において、さらに他の同じ要素が存在することを排除するものではない。さらに、本明細書では、「大きい」、「小さい」、「超える」などは、この数を含まないと理解される。「以上」、「以下」、「以内」などは、この数を含むと理解される。
【0022】
上記の各実施形態について説明したが、当業者が基本的な進歩性概念を知ると、これらの実施形態に対して追加的な変更と修正を行うことができるので、上記は本発明の実施例に過ぎず、本発明の特許保護範囲を限定するものではない。本発明の明細書及び図面の内容を利用して行われる等価構造または等価フロー変換、または他の関連技術分野に直接的または間接的に適用されるものは、同様に本願の特許請求の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0023】
1 形材ブラケット
101 支持棒
102 ガイドレール
103 スライダー
104 ガイドレール取付板
2 水平駆動手段
201 シリンダー取付台
202 二軸シリンダー
203 押し板
204 ミニシリンダー
3 圧下手段
301 取付台座
3011 スライドレール溝
302 取付台
303 圧下シリンダー
304 接合板
305 接合ブロック
4 定植カップ把持手段
401 機械式グリッパ
4011 エアジョー
4012 ジョー
402 案内装置
4021 2つのストロークシリンダー
4022 引込係合ブロック
4023 引込係合取付ブロック
40231 案内溝
4024 スライドレール
4025 案内ブロック。
【国際調査報告】