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特表2022-531486食料品の注入および乾燥のためのシステムおよび方法
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-07-06
(54)【発明の名称】食料品の注入および乾燥のためのシステムおよび方法
(51)【国際特許分類】
   B09B 3/20 20220101AFI20220629BHJP
   F26B 3/347 20060101ALI20220629BHJP
【FI】
B09B3/00 301B
F26B3/347
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2021566092
(86)(22)【出願日】2020-05-07
(85)【翻訳文提出日】2021-12-28
(86)【国際出願番号】 IB2020054343
(87)【国際公開番号】W WO2020225767
(87)【国際公開日】2020-11-12
(31)【優先権主張番号】62/844,421
(32)【優先日】2019-05-07
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】62/844,454
(32)【優先日】2019-05-07
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】62/946,655
(32)【優先日】2019-12-11
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】16/868,482
(32)【優先日】2020-05-06
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.BLUETOOTH
(71)【出願人】
【識別番号】521483788
【氏名又は名称】フード サイクル サイエンス コーポレーション
(74)【代理人】
【識別番号】110000659
【氏名又は名称】弁理士法人広江アソシエイツ特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】クレポー,ブラッドリー
(72)【発明者】
【氏名】ヘイマン,マーク ジョナサン ブライス
(72)【発明者】
【氏名】ワン,メン
(72)【発明者】
【氏名】マクスウェル,ティモシー ジョン
【テーマコード(参考)】
3L113
4D004
【Fターム(参考)】
3L113AA01
3L113AC13
3L113AC64
3L113CB08
3L113DA08
4D004AA03
4D004AA04
4D004AB01
4D004AC05
4D004BA10
4D004CA42
4D004CB01
4D004CB12
(57)【要約】
食品リサイクラは、ベース、少なくとも1つの空気取り入れ開口部、ギヤボックス、およびモータを含む。空気流構成要素は、モータの上にある。ファンは、空気流構成要素上に構成されており、フィルタは、空気流構成要素の出力ポートに位置決めされている。バケツ受容器は、ギヤボックス上に構成されている。ファンおよびフィルタは、バケツ受容器の上方部分に隣接して構成されている。ケーシングは、ベースリムに相補的な下部リムを有する。ケーシングは、ファンモジュールに相補的な内部容積と、エアフィルタモジュールに相補的な内部容積と、を有する。制御スイッチおよび蓋ラッチは、ケーシング内に構成されている。蓋は、空気が、バケツから蓋を通ってファンに流れ、フィルタから蓋に戻って、蓋内の排気口から流れ出るように、ケーシングにヒンジで連結されている。
【選択図】図16D
【特許請求の範囲】
【請求項1】
食品リサイクラであって、
ベースリム、少なくとも1つの空気取り入れ開口部、ギヤボックス、およびモータを有するモータ構成要素を含むベース構成要素であって、前記モータが、前記ギヤボックスと機械的に連通している、ベース構成要素と、
空気流構成要素と、
ファンを含み、前記空気流構成要素の取り入れポート上に位置決めされた、ファン構成要素と、
フィルタ構成要素であって、前記フィルタ構成要素の中に構成されたエアフィルタを有し、前記空気流構成要素の出力ポート上に構成された、フィルタ構成要素と、
バケツを受容するように構成されたバケツ受容器であって、前記ファン構成要素および前記フィルタ構成要素が、前記バケツ受容器に隣接して構成されている、バケツ受容器と、
前記ベースリムに相補的な下部リムを有するケーシングであって、前記バケツ受容器に相補的な第1の内部容積、前記ファン構成要素に相補的な第2の内部容積、前記フィルタ構成要素に相補的な第3の内部容積、および前記空気流構成要素に相補的な第4の内部容積を有する、ケーシングと、
前記バケツ受容器へのアクセスを提供するように構成された蓋であって、空気が、前記フィルタ構成要素を通って、前記フィルタ構成要素の上面上の複数のフィルタ排気開口部から、前記蓋の底面上の複数の開口部を通って流れ出し、前記蓋の上面上の蓋排気ポートを通って前記食品リサイクラを出る、蓋と、
前記食品リサイクラを動作させるために、前記モータおよび前記ファンと電気的に通信するように構成された、コントローラと、を含む、食品リサイクラ。
【請求項2】
前記フィルタ構成要素は、空気を受容し、前記空気を前記エアフィルタに通過させる、請求項1に記載の食品リサイクラ。
【請求項3】
前記蓋は、空気が、前記バケツ受容器の上部分から前記蓋を通って下方の前記ファン構成要素まで流れることを可能にするようにさらに構成されている、請求項1に記載の食品リサイクラ。
【請求項4】
前記ケーシングの前面に構成された制御スイッチおよび蓋ラッチをさらに含む、請求項1に記載の食品リサイクラ。
【請求項5】
前記ファンの動作時に、空気が、前記ベース構成要素内の前記少なくとも1つの空気取り入れ開口部を介して前記ケーシング内に吸い込まれ、前記バケツ受容器の内壁を上り、前記蓋内に吸い込まれ、前記ファン構成要素を通って下り、前記空気流構成要素を通り、前記フィルタ構成要素を通って上る、請求項1に記載の食品リサイクラ。
【請求項6】
前記空気は、前記フィルタ構成要素から前記蓋内に流れ込み、前記蓋は、前記蓋の上部に排気開口部をさらに含む、請求項5に記載の食品リサイクラ。
【請求項7】
前記蓋の前記上部上かつ前記蓋のヒンジから2cm以内に構成された前記排気開口部、請求項6に記載の食品リサイクラ。
【請求項8】
前記空気は、前記フィルタ構成要素から前記食品リサイクラの後面上の排気開口部に流れ、前記排気開口部が、前記蓋内か、または前記蓋の下のいずれかにある、請求項5に記載の食品リサイクラ。
【請求項9】
前記バケツの第1の体積の、前記食品リサイクラの全体の体積を含む第2の体積に対する比率が、0.0717~0.2857である、請求項1に記載の食品リサイクラ。
【請求項10】
制御スイッチが、前記ケーシング内に構成されており、かつ前記ケーシングの前面上で傾斜されており、前記食品リサイクラは、
ラッチ機構であって、ユーザが前記ラッチ機構と相互作用するときに、前記蓋を開放するように構成された、ラッチ機構をさらに含み、前記ラッチ機構は、前記制御スイッチの上、かつ前記制御スイッチに隣接して構成されている、請求項1に記載の食品リサイクラ。
【請求項11】
前記制御スイッチは、第1の平面内に構成された前面を有し、前記第1の平面は、前記ケーシングの前記前面によって画定された第2の平面に対して5~30度の角度にある、請求項10に記載の食品リサイクラ。
【請求項12】
前記ケーシングは、ある角度で構成されている後面を含み、前記後面は、排気開口部を含む、請求項1に記載の食品リサイクラ。
【請求項13】
前記角度は、垂直平面と、前記食品リサイクラの前記後面と関連付けられた後面平面との間に画定された角度である、請求項12に記載の食品リサイクラ。
【請求項14】
前記ケーシングの前記後面の前記排気開口部は、前記後面の上部分に構成されている、請求項12に記載の食品リサイクラ。
【請求項15】
前記バケツは、ブレードシステムをさらに含み、前記ブレードシステムは、
中央柱と、
少なくとも1つの切断部材であって、各々が前記中央柱から異なる垂直レベルで延在する、少なくとも1つの切断部材と、
前記バケツの両側に取り付けられた少なくとも1つのクロスブレードであって、前記少なくとも1つの切断部材のうちの少なくとも1つの間に構成された、少なくとも1つのクロスブレードと、を含む、請求項1に記載の食品リサイクラ。
【請求項16】
前記ブレードシステムは、第1のクロスブレードおよび第2のクロスブレードを含む、請求項15に記載の食品リサイクラ。
【請求項17】
前記第1のクロスブレードは、第1の切断部材と第2の切断部材との間に構成されており、前記第2のクロスブレードは、前記第2の切断部材と第3の切断部材との間に構成されている、請求項16に記載の食品リサイクラ。
【請求項18】
前記エアフィルタは、堆肥化可能フィルタと、側壁であって、空気が前記側壁を通って移動することを可能にしないように構成された側壁と、底部開口部と、上部開口部と、前記フィルタ構成要素から前記エアフィルタを取り外すためのハンドルと、を含む、請求項11に記載の食品リサイクラ。
【請求項19】
食品リサイクラであって、
モータと、
前記モータと連通するギヤボックスと、
前記ギヤボックスと連通しているブレード構造を有するバケツと、
前記バケツ内で食品材料を処理するために使用される乾燥構成要素と、
前記食品リサイクラの上部分にヒンジ付きアタッチメントを備えて構成された蓋であって、前記食品リサイクラを通る空気流が、前記食品リサイクラの下部分の取り入れ開口部に入り、前記食品リサイクラの内部空洞を通って移動し、フィルタを通って、前記フィルタの上面上の複数のフィルタ排気開口部から出て移動し、その後、前記蓋の底面内の複数の開口部を通って移動して、空気流チャネルを提供し、前記食品リサイクラの上面内の排気開口部を通って出る、蓋と、を含む、食品リサイクラ。
【請求項20】
食品リサイクラ内で食品をリサイクルする方法であって、
空気を、ファンを介して、第1の空気経路に従って、前記食品リサイクラのベースにおける空気取り入れ開口部を通して吸い込むことと、
前記空気を、前記ファンを介して、第2の空気経路に従って、前記第1の空気経路からモータ区画を横切って吸い込むことと、
前記空気を、前記ファンを介して、前記第2の空気経路からギヤボックスを横切って、第3の空気経路に従って、前記食品リサイクラのバケツとバケツ受容器との間のチャネルを通って吸い上げることと、
前記空気を、前記ファンを介して、前記第3の空気経路から、第4の空気経路に従って、前記バケツ内に吸い込むことと、
前記空気を、前記ファンを介して、前記バケツのうちの前記第4の空気経路から、第5の空気経路に従って、前記食品リサイクラの蓋内に吸い込むことと、
前記空気を、前記ファンを介して、第6の空気経路に従って、前記第5の空気経路からフィルタ構成要素に吸い込むことと、
前記空気を、前記ファンを介して、第7の空気経路に従って、前記第6の空気経路から前記食品リサイクラから遠ざけて吸い込むことと、を含む、方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の優先権主張
本出願は、2020年5月6日に出願された米国非仮特許出願第16/868,482号に対する優先権を主張し、この非仮特許出願は、2019年5月7日に出願された米国仮特許出願第62/844,421号、2019年5月7日に出願された米国仮特許出願第62/844,454号、および2019年12月11日に出願された米国仮特許出願第62/946,655号に対する優先権を主張し、それらの内容は、参照によりそれらの全体が本明細書に組み込まれる。
【0002】
本開示は、食品リサイクラに関し、具体的には、食料品の液体食品溶液への注入および/または食品廃棄物の粒状媒体への乾燥を可能にする設計またはシステムに関する。フィルタシステム、空気流構造、および切断ブレード構造を含む、システム内の様々な特徴を含む、いくつかの異なるシステムが開示される。
【背景技術】
【0003】
有機自然食料品は、食べられる成分、食べられる味の良くない成分、および食べられない成分を含むことができる。食べられる成分は、一般に、提供部分を構成する食料品の味の良い部分を含むことができる。食べられる味の良くない成分は、一般的に、切り落とし、切れ端、葉、皮、表皮、外皮、果肉、茎、種子、酸化した食品(例えば、アボカド、リンゴなど)、しなびたまたは枯れた草木、骨成分、結合組織、繊維成分、舌触りの悪い食品、奇形食品、変色した食品、以前に調理された食品、期限切れ食品、または飲食に安全であるが味の良くない可能性がある他の食料品などの、提供されない食料品部分からなる。食べられない成分は、不快な味、栄養価の低さのため飲食に適していないか、またはこれらの成分を摂取するであろう人の健康にとって危険である、食料品成分(例えば、リンゴの種、非有益な成分によって侵入もしくは感染した食料品、毒素、または病原性材料)を含むことができる。
【0004】
伝統的な料理では、貴重な食料品が重視される。例えば、従来の技術は、廃棄物を最小限に抑えながら、消耗できる栄養価および風味を最大化することを求めることが多い。例えば、古典的なフランス料理では、味の良くない食品の栄養物および風味が液体に移され、ブロス、スープ、およびソースの貴重な基盤である料理の出汁または好みを作り出す。出汁作りは、ソーシエまたはソースシェフのコアな料理のスキルであり、ソーシエは、伝統的なフランスのBrigadeレストランキッチンで最高のラインの料理人のポジションである。そのようなキッチンでは、前の段落に記載される食料品の階層は、水溶液への注入のために、中核となる風味および栄養要素をソーシエに供給して、出汁またはブロスの懸濁溶液を形成する。風味ならびに栄養豊富なストックおよびスープは、ソース、スープ、およびシチューの基本的な入力要素を形成する。さらに、これらのストックおよびブロスは、ソテー調理方法の風味を高めるためのゆで液として機能する。骨、切り落とし、野菜廃棄物の寄与する栄養および風味の要素は、骨を2回再び煮込んで作られたストックであるremouillageをフランス料理の高い評価と比較して測定するのが最適であり得る。しかし、長い時間をかけて、食品の楽しみは、食品成分を、その栄養価および風味ではなく、その美しい外観のために特別に選択される美的要素に変えている。この焦点の移行は、たくさんの食品廃棄物につながっている。
【0005】
埋立地に堆積するゴミの3分の1を食品廃棄物が占めている。これによって、このような有機食品廃棄物の分解によるメタンおよび他の温室効果ガスの嫌気性産生により、大きな環境問題を生じている。したがって、様々なエンティティは、そのような食品廃棄物を埋立地から転用し、メタンおよび他の温室効果ガスの産生を減少させるために、食品廃棄物を堆肥化することを選択している。
【0006】
堆肥化は、低密度の廃棄物管理に、かつ大量の食品廃棄物を堆肥化するための土地が不足していない農村部では、最も効果的である。しかし、堆肥化は、有機食品廃棄物の大部分が生成される都市環境では、物流上複雑かつコストがかかる可能性がある。消費者の行動変化および自発的なコンプライアンスにより、食品廃棄物の削減につながる場合があるが、これは、従来、十分ではなかった。さらに、堆肥化は、廃棄物管理にのみ焦点を当てており、そうでなければ廃棄される食べられる成分を再利用するための手段を提示していない。このことから、キッチンで再利用するために、および有機食品廃棄物を、食品サイクルに再導入するための栄養保存された成長媒体に変換するために、風味および栄養素を抽出する、キッチンベースの有機食品変換プロセスおよび装置を提供することは有利である。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本開示の上記ならびに他の利点および特徴を取得することができる様式を説明するために、上記に簡潔に述べられた原理のより具体的な説明は、添付の図面に例解されているその具体的な実施形態を参照することによって提供される。これらの図面は、本開示の例示的な実施形態のみを描写し、したがって、その範囲を限定するものとみなされるべきではないことを理解する。本明細書の原理は、添付の図面を使用して、さらなる特異性および詳細で記述および説明される。
【0008】
図1】本開示の態様による、例示的なシステム構成を例解する。
【0009】
図2A-2B】食品リサイクラの第1の実施例を例解する。
【0010】
図2C】例示的な方法を例解する。
【0011】
図3A-3B】食品リサイクラの第2の実施例を例解する。
【0012】
図3C】食品リサイクラを動作させるための例示的な方法を例解する。
【0013】
図4A-4E】例示的な粉砕構成要素を例解する。
【0014】
図5A-5C】例示的な代替粉砕構成要素構成を例解する。
【0015】
図6A-6B】代替の粉砕構成要素構成を例解する。
【0016】
図7】ストッパ構成を例解する。
【0017】
図8】粉砕構成要素を使用することに関連する例示的な方法を例解する。
【0018】
図9A-9D】RF構成要素例を例解する。
【0019】
図10A】食品リサイクラ機器のためのモノのインターネットの例示的な構成を例解する。
【0020】
図10B】食品リサイクラ機器のモノのインターネットの例と関連付けられた例示的な方法を例解する。
【0021】
図11A-11F】食品リサイクラ機器において交換可能なフィルタを使用する様々な態様を例解する。
【0022】
図12】方法の実施例を例解する。
【0023】
図13】食料品を作成するための、余剰食品からの風味および栄養素の注入、または食品廃棄物の栄養保存された安定した粒状媒体への変換のいずれかのために、食品リサイクラに挿入された容器の種類を検出するためのセンサのセットを含む食品リサイクラの実施例を例解する。
【0024】
図14】食料品を作成するための、余剰食品からの風味および栄養素の注入と関連付けられた例示的な方法を例解する。
【0025】
図15】食品廃棄物の、栄養保存された安定した粒状媒体への変換と関連付けられた例示的な方法を例解する。
【0026】
図16A】例示的な食品リサイクラの正面図を例解する。
【0027】
図16B】例示的な食品リサイクラの側面図を例解する。
【0028】
図16C】例示的な食品リサイクラの内部構成要素のいくつかを例解する。
【0029】
図16D】例示的な食品リサイクラの内部構成要素のいくつかを例解する。
【0030】
図16E】例示的な食品リサイクラの内部構成要素のいくつかを例解する。
【0031】
図16F】例示的な食品リサイクラの底面図を例解する。
【0032】
図16G】例示的な食品リサイクラの上面図を例解する。
【0033】
図16H】例示的な食品リサイクラの側面図および後面図を例解する。
【0034】
図17A】例示的な食品リサイクラの様々なモジュール構成要素を例解する。
【0035】
図17B】フィルタシステムをより詳細に例解する。
【0036】
図17C】フィルタ自体をより詳細に例解する。
【0037】
図18A】例示的な食品リサイクラの上面図および構成要素のいくつかの断面図を例解する。
【0038】
図18B】例示的な食品リサイクラの上面図および構成要素のいくつかの断面図を例解する。
【0039】
図18C】例示的な食品リサイクラの側面図を例解する。
【0040】
図19】例示的な食品リサイクラを通る内部空気流経路を例解する。
【0041】
図20A】別の例示的な食品リサイクラの側面図を例解する。
【0042】
図20B】別の例示的な食品リサイクラの側面図および後面図を例解する。
【0043】
図20C】別の例示的な食品リサイクラの側面図を例解する。
【0044】
図21A】別の例示的な食品リサイクラの側面図を例解する。
【0045】
図21B】例示的な食品リサイクラの上面図および構成要素のいくつかの断面図を例解する。
【0046】
図22A】食品リサイクラの例示的なブレード構造を例解する。
【0047】
図22B】食品リサイクラの例示的な切断構成要素を例解する。
【0048】
図22C】食品リサイクラの例示的な切断構成要素を例解する。
【0049】
図22D】食品リサイクラのバケツ構造の断面図における例示的なブレード構造を例解する。
【0050】
図22E】食品リサイクラの上面図からの例示的なブレード構造を例解する。
【0051】
図22F】食品リサイクラの側面図からの例示的なブレード構造を例解する。
【0052】
図22G】食品リサイクラの上面図からの例示的なブレード構造を例解する。
【0053】
図22H】食品リサイクラの上面図からの例示的なブレード構造を例解する。
【0054】
図22I】食品リサイクラの例示的なブレード構造の様々な図を例解する。
【0055】
図22J】食品リサイクラの例示的なブレード構造の様々な図を例解する。
【0056】
図23】食品リサイクラの例示的なブレード構造の様々な図を例解する。
【0057】
図24】食品リサイクラの別の例示的なブレード構造の図を例解する。
【0058】
図25】食品リサイクラの別の例示的なブレード構造の図を例解する。
【発明の概要】
【0059】
本開示の様々な実施形態を以下で詳細に考察する。具体的な実施態様が考察されているが、これは、例示のみの目的でなされることが理解されるべきである。当業者は、他の構成要素および構成が、本開示の趣旨および範囲から逸脱することなく使用され得ることを認識するであろう。
【0060】
概要
本開示の追加の特徴および利点は、続く明細書に記載され、一部は明細書から明白であるか、または本明細書に開示される原理の実施により学ぶことができる。本開示の特徴および利点は、添付の特許請求の範囲に特に指摘される機器および組み合わせにより実現され、取得され得る。本開示のこれらの特徴および他の特徴は、以下の明細書および添付の特許請求の範囲からより完全に明らかになるか、または本明細書に示される原理の実施によって学ぶことができる。
【0061】
以下の説明は、いくつかの異なる技術を中心に構成されている。これは、本出願が特定の別個の実施形態に焦点を当てていることを暗示するものではないことに留意されたい。改良された食品リサイクル機器に到達するために、以下の実施例のいずれかに記載される特徴のいずれかを、任意の他の特徴と組み合わせることができる。特徴は、一般に、体積効率に焦点を当てた実施例、エネルギー効率に焦点を当てた別の実施例、食品リサイクル機器のバケツ内に構成された粉砕ツールに焦点を当てたさらに別の実施例、食品リサイクル機器のバケツ内の内容物の識別、中央サーバへの、および他の制御機構のための、その識別の通信を可能にする本開示のモノのインターネット(IoT)態様に焦点を当てた別の実施例、ならびに交換可能なフィルタを導入することによる臭気制御に関する改善、および食品リサイクル機器の文脈内で交換可能なフィルタを利用するための様々な構成に焦点を当てた実施例、ならびに液体食品溶液への食料品の注入および粒状媒体への食品廃棄物の乾燥を可能する設計に焦点を当てた別の実施例の観点から整理される。上述したように、様々な特徴を組み合わせて、特定の実施例に到達することができる。例えば、食品リサイクル機器は、食品リサイクル機器の蓋内に含まれる交換可能なフィルタに関連して、記載された新しい粉砕構成要素のうちの1つを含むことができる。別の例示的な改善は、食品リサイクル機器の蓋内に構成されたRF加熱構成要素が追加され、水平XY方向においてより大きなバケツを可能にするように内部に構成された構成要素を有するバケツの改善されたサイズを含むことができる。
【0062】
本開示は、ここで、改良された食品リサイクル機器と関連する様々な新しい特徴の説明の紹介に移る。
【0063】
当該技術分野で必要とされる1つの特徴は、液体食品溶液への食料品の注入および粒状媒体への食品廃棄物の乾燥を可能にするように再構成および再設計されている改良されたシステムである。一態様では、異なるバケツは、それぞれのバケツ内に含まれる食品が液体食品溶液として調製されるか、または堆肥であるように処理されるかを示す特定の構造的構成要素を有することができる。ユニットは、液体食品溶液に食料品を注入するか、または堆肥などの粒状媒体に食品廃棄物を乾燥させるかをユーザが所望するかを判断するために、ユニットに挿入することができるバケツの各々の構造および目的を識別することが可能であり得る。したがって、ユニットは、ユニットのユーザの要求に従って、廃棄食品からの栄養素および風味を液体食品溶液に注入すること、および食品廃棄物を粒状媒体に乾燥させることの主な機能を実行するためのものである。したがって、以下の説明は、家庭用に設計され、これらの機能を実行する食品リサイクラのための改善された構成を提供する。別の態様では、バケツは同じであり得、ユーザインターフェースは、どのモードで動作するかをユーザから確認することができる。グラフィカルインターフェースは、オプションもしくはボタンを提示することができ、または他のインタラクティブ機能は、ユーザがモードを選択することを可能にすることができる。
【0064】
廃棄食品の乾燥の改善を可能にするために、ユニットは、真空加速乾燥機を含むように再構成されている。真空加速乾燥機は、広範囲の材料乾燥プロセスを網羅する加速乾燥の長い産業史を有する。例えば、このような真空加速乾燥機は、食料品の低温真空凍結乾燥、医薬化合物の周囲温度乾燥、飼料および食料品(例えば、果物、野菜、肉など)の中温乾燥、ならびにポリマーおよびセラミック材料の作製のための工業用高温乾燥に使用されている。ユニットは、熱と真空との組み合わせを使用して、有機材料の乾燥を促進し、食品廃棄物を乾燥させるために必要な時間を短縮し、ユニットの全体的なエネルギー効率を向上させる。
【0065】
改良された食品リサイクルユニットは、ユニットに挿入され得る2つのクラスの容器、すなわち、食品溶液(例えば、ストック、スープなど)に加工するのに適切な食料品の収集のためのポット容器、および乾燥した粒状媒体に加工される有機廃棄物の収集のためのバケツ容器をさらに含む。両容器は、外観および目的は異なるが、受容器および処理環境としての二重機能を共有する。例えば、ポット容器およびバケツ容器は両方とも、作成時点で有機食品および有機食品廃棄物の受容器としての役割を果たすことができる。いったん充填されると、バケツ容器またはポット容器は、内容物および所望の結果のための適切な機能を使用して処理するためにユニット内に配置される。いくつかの実施例では、容器をユニット内に配置すると、ユニットは、容器の構造および目的を機械的に識別する。これにより、ユニットは、内容物および所望の結果に対してどの機能を実行するかを判定する。
【0066】
ユーザがポット容器をユニットに導入する場合、ユーザは、ユニット上のユーザインターフェースを介して、ユニットによって実行されると内容物および所望の結果を識別するプログラムを選択することができる。プログラムには、容器に導入された有機食品を粉砕し、加熱し、指定の温度で保持し、安全な温度で撹拌および保持することによって、ユニットが特定のストックまたはブロスを生成するために使用することができる式および/またはレシピが含まれ得る。このプロセス中、ユニットは、ユーザにフィードバックおよびアラートを提供することができる。
【0067】
ユーザがバケツ容器をユニットに導入する場合、ユーザは、ユーザインターフェースを介して、内容物の乾燥を完了するための所望の時間、所望のエネルギー使用量、またはユニットの外部の他の要因(例えば、温度、臭気など)に基づくことができる、様々な異なる処理プロファイルから選択することができる。乾燥サイクル中に、ユニットは、粉砕、撹拌、混合、加熱、真空使用、空気移動使用、凝縮、空気濾過使用、ならびに湿度および温度検知などの様々な動作を実行して、指定された粒状媒体出力を作成することができる。
【0068】
容器に加えて、ユニットは、臭気制御特徴を有するバケツ容器蓋、流体封じ込め特徴を有するポット容器蓋、適切な廃棄物の流れへの分離および分流のために、固形物および非水性脂肪を含まず、固形物および脂肪を封じ込める透明な液柱を作製するためのポット容器二重同心ストレーナ、フィルタ、追加のポット容器およびバケツ容器、外部サーモスタットインターフェース、注入プロセスを支える食品成分、土壌としてか、または土壌サプリメントとして使用されるときに有益な細菌を乾燥粒状媒体中に再コロニー化するための乾燥細菌培養物を含むことができる。
【0069】
一実施例では、食品リサイクラは、ハウジングと、ポット容器内の内容物を使用して注入サイクルを実行するための要求を示す役割を果たす第1の特徴を含むポット容器と、バケツ容器内の内容物を使用して乾燥サイクルを実行するための要求を示す役割を果たす第2の特徴を含むバケツ容器と、ハウジング内に空洞を形成し、ポット容器およびバケツ容器を受容するように構成されている内壁と、を含む。食品リサイクラは、インジケータのセットと、サイクルを構成するために使用することができる1つ以上のユーザインターフェース(UI)構成要素と、を含むハウジング内のコントローラをさらに含む。食品リサイクラはまた、ポット容器またはバケツ容器が空洞に挿入されたときを検出するために内壁内に位置決めされたセンサのセットと、コントローラと電気通信するモータと、必要に応じて注入サイクルおよび乾燥サイクルを実行することができるハウジング内の構成要素のセットと、を含む。
【0070】
一実施例では、ポット容器は、電磁場内にある間、ポット容器内での熱の発生を可能にするために、強磁性材料から構築されている。
【0071】
一実施例では、食品リサイクラの構成要素のセットは、乾燥サイクル中にバケツ容器内で負圧を生成させ、乾燥サイクルから生じる水分を含んだ空気を除去する真空およびパージエアポンプを含む。
【0072】
別の実施例では、食品リサイクラは、乾燥サイクルまたは注入サイクルのいずれかから生じる食品リサイクラ内のジャムを検出するように構成されている、ホール効果センサをさらに含む。
【0073】
一実施例では、食品リサイクラは、注入サイクル中にポット容器内、および乾燥サイクル中にバケツ容器内の温度を制御するために使用されるRF構成要素をさらに含む。
【0074】
一実施例では、食品リサイクラは、乾燥サイクル中にバケツ容器内の湿度測定値を取得して、乾燥サイクルが完了したかどうかを判定するためにコントローラによって使用される、湿度センサをさらに含む。
【0075】
別の実施例では、食品リサイクル内の空洞を形成する内壁は、それぞれ、ポット容器およびバケツ容器からの熱伝達を低減するために、および注入サイクルおよび乾燥サイクルから生じる音響伝達を低減するために、熱層および音響絶縁層を含むように構成されている。
【0076】
さらに別の実施例では、バケツ容器は、バケツ容器内の内容物を粉砕するために使用される回転子を含み、乾燥サイクル中にバケツ容器内でこれらの内容物の混合流を生成する。
【0077】
一実施例では、食品リサイクラ内のセンサのセットは、内壁の第1の側面に位置決めされ、ポット容器の固有の特徴を検出するように構成された第1のセンサと、内壁の第2の側面に位置決めされ、バケツ容器の固有の特徴を検出するように構成された第2のセンサと、を含む。
【0078】
一実施例では、食品リサイクラへの容器の挿入を検出するステップと、容器の1つ以上の特徴に基づいて、容器内の内容物を生成物に変換するように実行されるためのサイクルを判定するステップと、容器内の内容物を識別するステップと、容器内の内容物に基づいてサイクルを実行するように食品リサイクラの1つ以上の構成要素を起動するステップと、サイクルの完了を検出するステップと、サイクルの完了を示し、サイクルから生じる生成物を提供するステップと、を含む方法が実装される。サイクルは、顆粒状物質を生成するための乾燥サイクル、および食べられる食品溶液を生成するための注入サイクルのうちの1つである。
【0079】
一実施例では、容器の1つ以上の特徴は、乾燥サイクルに対応する。したがって、方法は、これらの特徴に基づいて、乾燥サイクルが実行されることを識別することをさらに含む。代替の例では、容器の1つ以上の特徴は、注入サイクルに対応する。したがって、この代替例の目的のために、方法は、これらの特徴に基づいて、注入サイクルが実行されることを識別することをさらに含む。
【0080】
一実施例では、方法は、容器内の内容物の体積および水含有量を判定することをさらに含む。内容物、これらの内容物の体積、および水含有量に基づいて、サイクルの持続時間が判定され、設定される。
【0081】
一実施例では、最終生成物が注入サイクルまたは乾燥サイクルのいずれかの終了時に生成されると、容器内の温度は、生成物の安定した保管を確実にするために特定の温度に維持される。
【0082】
別の実施例では、方法は、容器内のジャムを検出することと、食品リサイクラの1つ以上の構成要素を停止することと、ジャムを排除するために特定の方向に容器内の回転子を起動することと、ジャムが容器から取り除かれたことを検出することと、サイクルのパフォーマンスを再開するために食品リサイクラの1つ以上の構成要素を再起動することと、をさらに含む。
【0083】
さらに別の実施例では、方法は、食品リサイクラのUIを介して、容器内の内容物を生成物に変換するための1つ以上のパラメータを取得することと、これらのパラメータに基づいて、取得されたパラメータに従ってサイクルを実行するために使用される食品リサイクラの1つ以上の構成要素を識別することと、を含む。
【0084】
一実施例では、方法は、内容物の撹拌、容器内の熱適用、および容器内の温度を監視して、温度ヒステリシス範囲を生成することと、この温度ヒステリシス範囲に基づいて、容器内のサイクル温度を維持して、生成物を生成することと、をさらに含む。
【0085】
一実施例では、方法は、サイクル中に容器内の湿度を監視して、サイクルが完了したかどうかを判定することを含む。容器内の湿度が最小閾値を下回る場合は、サイクルが完了している。
【0086】
最新の食品サイクラの別の例示的な構造は、ベースリム、少なくとも1つの空気取り入れ開口部、ギヤボックス、ならびにモータおよび上面を有するモータ構成要素であって、モータはギヤボックスと機械的に連通している、モータ構成要素を含む、ベース構成要素と、モータ構成要素の上面に位置付けられるように構成された空気流構成要素と、ファンを含み、空気流構成要素の取り入れポートに位置付けられたファン構成要素と、フィルタ構成要素であって、その中に構成されたエアフィルタを有する、フィルタ構成要素と、を含むことができる。フィルタ構成要素は、空気流構成要素の出力ポート上に構成することができる。
【0087】
食品サイクラは、ベース構成要素のギヤボックス上に構成され、バケツを受容するように構成されたバケツ受容器であって、ファン構成要素およびフィルタ構成要素は、バケツ受容器の上方部分に隣接して構成されている、バケツ容器と、ケーシングであって、ベースリムに相補的な下部リムを有し、ケーシングがベースリム上に置かれるように構成され、バケツ受容器に相補的な第1の内部容積、ファン構成要素に相補的な第2の内部容積、およびフィルタ構成要素に相補的な第3の内部容積を有するケーシングと、ケーシング内に構成された制御スイッチと、バケツ受容器へのアクセスが蓋を開くことによって提供されるように、ケーシングにヒンジを備えて構成された蓋と、モータ、ファン、および食品リサイクラを動作させるための制御スイッチと連通するように構成されたコントローラと、をさらに含むことができる。
【0088】
モータは、ベース構成要素内において、バケツ受容器の下部の側部に少なくとも部分的であるように構成することができる。蓋は、空気がバケツ受容器の上部分から蓋を通って下方のファン構成要素まで流れることを可能にするようにさらに構成することができる。制御スイッチおよび蓋ラッチは、ケーシングの前面に構成することができ、ラッチが上部にあり、制御ボタンがラッチの2mm以内かつラッチの下部にある状態で、互いに隣接して構成することができる。制御ボタンおよびラッチ構成の利点は、システムとのユーザ相互作用がシステムの単一領域に集中し、ユーザにとって簡素化されることである。
【0089】
ファンの動作時に、空気は、ベース構成要素内の少なくとも1つの空気取り入れ開口部を介してケーシングに引き込まれ、バケツ受容器の内壁を吸い上げられ、蓋に吸い込まれ、ファン構成要素を通って下に吸い込まれ、空気流構成要素を通って、フィルタ構成要素を通って吸い上げられる。
【0090】
空気は、フィルタ構成要素から蓋に流れ込むことができ、蓋は、蓋の上部内、および任意選択で蓋の後部分に排気開口部をさらに含むことができる。排気開口部は、蓋の上部かつヒンジから2cm以内に構成することができる。システムはまた、空気がフィルタ構成要素から食品リサイクラの後面上の排気開口部に流れるように構成することができ、排気開口部は、蓋内か、または蓋の下のいずれかにある。
【0091】
食品リサイクラの全体の体積を含む第2の体積に対するバケツの第1の体積の比率は、0.0717~0.2857であり得る。
【0092】
一態様では、制御スイッチは、ケーシングの前面上に傾斜され、構成され得る。食品リサイクラは、ラッチ機構であって、ユーザがラッチ機構と相互作用するときに、蓋を開放するように構成されており、制御スイッチの上、かつ制御スイッチに隣接して構成されている。制御スイッチは、ケーシングの前面によって画定された第2の平面に対して5~30度の角度にある第1の平面内に構成された前面を有することができる。ケーシングは、ある角度で構成されている後面を含むことができ、ケーシングの後面は、排気開口部を含むことができる。角度は、垂直平面と、食品リサイクラの後面と関連付けられた後面平面との間で画定することができる。一態様では、ケーシングの後面の排気開口部は、後面の上部分に構成されている。
【0093】
バケツは、中央柱と、少なくとも1つの切断部材であって、各々が中央柱とは異なるレベルで延在する、少なくとも1つの切断部材と、バケツの両側に取り付けられた少なくとも1つのクロスブレードであって、少なくとも1つの切断部材のうちの2つの間に構成されている、少なくとも1つのクロスブレードと、を有する切断ブレードシステムを含むことができる。切断部材が1つしかない場合、クロスブレードの上か、または下を通過することができる。ブレードシステムは、第1のクロスブレードと、第2のクロスブレードと、さらには第3のクロスブレードと、を含むことができる。これらのブレードは、円弧状に構成することができるか、部分的に円形に構成することができるか、または図に示されるように構成することができる。他の構成も意図される。
【0094】
第1のクロスブレードは、第1の切断部材と第2の切断部材との間に構成することができ、第2のクロスブレードは、第2の切断部材と第3の切断部材との間に構成されている。
【0095】
一態様において、エアフィルタは、堆肥化可能フィルタであり得、側壁であって、空気が側壁を通って移動することを可能にしないように構成された側壁と、底部開口部と、上部開口部と、フィルタ構成要素からエアフィルタを取り外すためのハンドルと、を有することができる。
【0096】
別の態様における食品リサイクラは、ケーシング前面および蓋を有するケーシングと、ギヤボックスと機械的に連通して構成されたモータであって、ケーシング内に構成されたモータと、食品リサイクラをオンおよびオフにするための制御システムと連通している傾斜スイッチと、を含むことができる。傾斜スイッチは、食品リサイクラのケーシング前面内に構成することができ、ケーシング前面によって画定された第2の平面に対して5~30度である第1の平面内に構成されたスイッチ前面と、傾斜スイッチに隣接してかつ傾斜スイッチの上方に位置決めされたラッチとを有する。ラッチは、ユーザがラッチを動作させるときに蓋を開放するように構成することができる。
【0097】
食品リサイクラ内の食品をリサイクルする例示的な方法は、ファンを介して、第1の空気経路に従って、食品リサイクラのベースの空気取り入れ開口部を通って空気を吸い込むことと、ファンを介して、第1の空気経路から第2の空気経路に従ってモータ区画を横切って空気を吸い込むことと、ファンを介して、第2の空気経路からギヤボックスを横切って、第3の空気経路に従って、食品リサイクラのバケツとバケツ受容器との間のチャネルを通って上に空気を吸い込むことと、ファンを介して、第3の空気経路から、第4の空気経路に従って、バケツに空気を吸い込むことと、ファンを介して、第4の空気経路からバケツから、第5の空気経路に従って、食品リサイクラの蓋に空気を吸い込むことと、ファンを介して、第5の空気経路から、第6の空気経路に従って、フィルタ構成要素に空気を吸い込むことと、ファンを介して、第6の空気経路から、第7の空気経路に従って、食品リサイクラから遠ざけて空気を引き込むことと、を含む。バケツ受容器は、バケツに熱を提供するために組み込まれたヒータまたは加熱構成要素を有することができる。
【発明を実施するための形態】
【0098】
本開示は、上記で提起された問題に対処する。本開示では、食品リサイクラが有機食品廃棄物を処理して、食品廃棄物の乾燥を介して栄養素保存された安定した粒状媒体、または栄養素および風味が注入された食料品(例えば、ストック、スープなど)のいずれかを生成することができるように、内部構成要素の異なる種類の再構成を網羅する食品リサイクラが提示される。上述したように、本明細書に開示される新しい食品リサイクラの重要な特徴は、食品廃棄物の乾燥のため、または食品廃棄物の栄養素および風味の食料品への注入のためのいずれかのために、適切なバケツの食品リサイクラへの配置に基づいて実行されるプロセスを検出および識別することができることである。したがって、新しい構成は、家庭での、特に、例えば、キッチンカウンタートップ上での使用を可能にするようにサイズ設定された単一のデバイスを介して、いずれかのプロセスを可能にするための革新的な解決策を提示する。
【0099】
本開示の一態様は、リサイクルプロセスを管理および制御するために使用される制御システムに関する。本開示の一部は、食品リサイクルプロセスがより少ない時間を要するか、またはよりエネルギー効率の高い様式で実行されるように、制御システムへの変更または改善を含むことができる。本開示は、制御システムに関連するシステム、方法、およびコンピュータ可読記憶装置を提供する。本明細書でより詳細に説明されるように、制御システムは、モータ、ヒータ、除湿システム、ファン、およびユーザインターフェースなどの様々な構成要素を管理する。
【0100】
まず、一般的な例示的なコンピュータシステムは、図1に開示され、図1は、本明細書に開示される概念に従って、廃棄食品のサイクルおよび処理を制御するためのサーバ、ノード、コントローラ、または他のコンピュータシステムもしくはシステムを構成するいくつかの基本的なハードウェア構成要素を提供することができる。図1は、本開示の態様による、コンピューティングシステムアーキテクチャ100を例解する。図1に示すように、システムアーキテクチャ100(または単にシステム100)の構成要素は、コネクタ105を使用して互いに電気通信している。例示的なシステム100は、処理ユニット(CPUまたはプロセッサ)110、および読み取り専用メモリ(ROM)120およびランダムアクセスメモリ(RAM)125などのシステムメモリ115を含む様々なシステム構成要素をプロセッサ110に結合するシステムコネクタ105を含む。システム100は、プロセッサ110に直接接続される、プロセッサ110に近接する、またはプロセッサ110の一部として統合される高速メモリのキャッシュを含むことができる。システム100は、プロセッサ110による迅速なアクセスのために、メモリ115および/または記憶装置130からキャッシュ112にデータをコピーすることができる。このようにして、キャッシュは、データを待つ間のプロセッサ110の遅延を回避するパフォーマンスブーストを提供することができる。これらおよび他のモジュール/サービスは、様々な行動を実行するようにプロセッサ110を制御する、または制御するように構成することができる。他のシステムメモリ115も使用可能であり得る。メモリ115は、複数の異なる種類のメモリを含むことができ、プロセッサ110は、プロセッサ110を制御するように構成された記憶装置130に記憶されたサービス1 132、サービス2 134、およびサービス3 136などの任意の汎用プロセッサおよびハードウェアモジュールまたはソフトウェアモジュール/サービス、ならびにソフトウェア命令が実際のプロセッサ設計に組み込まれた専用プロセッサを含むことができる。プロセッサ110は、例えば、複数のコアまたはプロセッサ、バス(コネクタ)、メモリコントローラ、キャッシュなどを含む自己完結型コンピューティングシステムであってもよい。マルチコアプロセッサは、対称か、または非対称であり得る。
【0101】
コンピューティングデバイス100とのユーザ相互作用を可能にするために、入力デバイス145は、音声用のマイク、ジェスチャまたはグラフィカル入力用のタッチ検知画面、例えば、動作入力用のキーボードおよび/またはマウスなどの様々な入力機構を表すことができる。出力デバイス135はまた、当業者に既知のいくつかの出力機構のうちの1つ以上であることができる。いくつかの事例では、マルチモーダルシステムは、ユーザが、コンピューティングデバイス100と通信するために複数の種類の入力を提供することを可能にすることができる。通信インターフェース140は、一般に、ユーザ入力およびシステム出力を支配および管理することができる。任意の特定のハードウェア構成での動作に制限はなく、したがって、ここでの基本的な特徴は、それらが開発されるにつれて、改善されたハードウェアまたはファームウェア構成に容易に代替され得る。
【0102】
記憶装置130は、不揮発性メモリであり、磁気カセット、フラッシュメモリカード、ソリッドステートメモリデバイス、デジタル多用途ディスク、カートリッジ、ランダムアクセスメモリ(RAM)125、読み出し専用メモリ(ROM)120、および/またはそれらのハイブリッドなどのコンピュータによってアクセス可能であるデータを記憶することができるハードディスクまたは他の種類のコンピュータ可読媒体であり得る。
【0103】
記憶装置130は、プロセッサ110を制御するためのソフトウェアサービス132、134、136を含むことができる。他のハードウェアまたはソフトウェアモジュール/サービスが企図される。記憶装置130は、システムコネクタ105に接続され得る。一態様では、特定の機能を実行するハードウェアモジュールは、機能を実行するために、プロセッサ110、コネクタ105、ディスプレイ135などの必要なハードウェア構成要素に関連して、コンピュータ可読媒体に格納されたソフトウェア構成要素を含むことができる。
【0104】
図2Aは、食品リサイクラの1つの例示的な構成を例解する。示される様々な実施例では、任意の実施例に示される任意の特定の特徴は、任意の他の実施例と組み合わせることができ、それぞれの図についての考察は、個々の特徴に関して交換可能でない別個の実施形態を説明することを意図しないことに留意されたい。
【0105】
図2Aは、モータおよびギヤボックスの配置位置が変更されるように食品リサイクラ200の内部構成が示される1つの任意選択の実施例、ならびに同じ全体の体積サイズでのエアフィルタの構成を示す。この実施例の目標は、バケツの負債の増加が既存の構成よりも大きいことを可能にする、水平方向またはZ方向のより大きな空間を提供することである。食品リサイクラ200は、閉鎖およびロック位置から開放およびロック解除位置にねじることができる蓋204を含む。ハンドルは、ユーザがハンドルをつかむことができることを可能にするように、凹面を備えた蓋上に示される。
【0106】
上部支持構造202は、図2Aおよび図2Bに示される。図2Aおよび図2Bは、食品リサイクラ200に対するカバーの外面を示しておらず、支持構造のみを示す。インジケータは、食品リサイクラ200のカバー上に、ユーザに提供することができる。食品リサイクラ200のためのユーザインターフェースは、いくつかの異なる種類のユーザインターフェースを含むことができる。通常、ユーザがボタンを押して、サイクルを開始する。ライトは、サイクルのステータスを識別するために、ユーザに提示することができる。ユーザインターフェースはまた、本質的にグラフィカルであってもよく、またはサイクルのステータスに関するデータを提示し、ユーザがサイクルを開始または停止することを可能にすることができるタッチ検知画面を通してであってもよい。
【0107】
図2Aおよび図2B内の構成要素の構造は、以下の通りである。モータ218は、食品リサイクラにおいて低く、かつ拡張バケツ206の側部に位置決めされている。バケツ206は、バケツ収容器208内にある。ファン214および空気ダクト216は、1つ以上のエアフィルタ210と別の空気ダクト212を通して接続する。エアフィルタには、消臭のために空気が流れる材料が含まれている。無臭空気を部屋に放出するために、エアフィルタ210の一端に排気ポートを構成することができる。
【0108】
伝達ケース220はまた、モータ218の隣、かつバケツ収容器208の側部に位置決めされている。伝達ケースは、機械的エネルギーが、モータ218からギヤボックス222に伝達することを可能にする。ギヤボックスは、バケツ内に構成されている粉砕機構に接続されている。粉砕構成要素は、任意の構成のものであり得る。
【0109】
コントローラ224は、廃棄食品を乾燥するため、廃棄食品を粉砕するため、廃棄食品を加熱するため、廃棄食品の栄養素および他の要素を液体食品溶液へ注入するためなどの動作のサイクルを制御するために、様々な構成要素に電気的に接続されている。
【0110】
食品リサイクラ200の容積サイズは、好ましくは、約270mm328の幅、約310mm326の長さ、および約360mm330の高さである。高さは、食品リサイクラ300がキッチンまたは他の家庭環境のカウンタートップであるように設計されているため、重要な構成要素である。通常、キッチンのカウンタートップの上に食器棚がある場合、カウンタートップと覆われたものとの間には約18インチのスペースがある。したがって、ユーザが、蓋204を取り外すことによってバケツ206にアクセスすることを可能にするために、約14インチのカウンタートップ機器を提供することが好ましい。
【0111】
一態様において、本開示は、約の測定値または約の長さを指し得る。このシナリオでは、測定値は、所与の高さの+/-10%にすることができる。したがって、約360mmの食品リサイクラ200の高さを提供することは、324mm~396mmの範囲を含むことができる。上述したように、食品リサイクラ200内の構成要素は、食品リサイクラの全体の体積に対する、廃棄食品を受容するバケツ206の第1の体積の比率が、0.0717~0.2857の間であるように再設計および再構成されている。さらに、上述したように、食品リサイクラ200の構成要素のこの再設計および再構成の結果として、バケツ206は、2.51リットル~10リットルの廃棄食品を受容する容量を有し得、結果として、食品リサイクラ300の可能な体積容量は、8.79リットル~35リットルである。
【0112】
食品リサイクラ200の高さは、約360mmであり、324mm~396mmの範囲を含むことができるが、食品リサイクラ200の約の長さおよび幅は、バケツ306の体積容量と食品リサイクラ200の体積容量との比率に依存する、バケツ306の体積容量(例えば、2.51リットル~10リットル)および食品リサイクラ200の体積容量(例えば、8.79リットル~35リットル)に応じて変化することができる。この結果、食品リサイクラ200の長さおよび幅の各々が165mm~329mmの範囲内になり得る。
【0113】
したがって、食品リサイクラ200は、高さ324mm~396mm、長さ165mm~329mm、および幅165mm~329mmで構成されているハウジングを含む。さらに、食品リサイクラ200は、インジケータのセットと、食品リサイクルサイクルを開始するために使用され得る少なくとも1つのユーザインターフェース(UI)構成要素と、を含むコントローラ224を含む。コントローラ224は、ハウジングの第1の内部側内に位置することができ、UI構成要素は、ハウジングの外部からアクセス可能であるように構成されている。UI構成要素は、触覚ボタン、タッチスクリーン、ダイヤル、ノブなどのうちの1つ以上を含むことができる。食品リサイクラ200は、コントローラ224と電気通信しており、また、ハウジングの第1の内部側内にも位置するモータ218をさらに含む。モータ218とともに、食品リサイクラ200は、モータ218と機械的に連通している粉砕機構を含む。上述したように、食品リサイクラ200は、2.51リットル~10リットルの体積容量を有するバケツ206を含む。このバケツ306は、ハウジングの第2の内部側に、かつモータ218、コントローラ224、およびUI構成要素が位置する第1の内部側と反対側に位置付けられている。
【0114】
図2Aおよび図2Bに示すように、エアフィルタ210は、食品リサイクラ200の内部容積の上方部分に構成されている。モータ218は、モータの少なくとも一部分がバケツ収容器208に重なっている状態で、食品リサイクラ200の下部に位置決めされている。
【0115】
一態様では、ユーザは、モバイルデバイス250または食品リサイクラ200を制御するために使用することができるデスクトップデバイス上にアプリをダウンロードすることができる。コントローラ224は、ユーザデバイス250がデバイス200と無線で通信することができるように、食品リサイクラ200内に構成されたアンテナまたは制御された接続を含むことができる。Wi-Fi、セルラ、Bluetooth、近距離無線通信などの任意の無線プロトコルは、デバイス250と食品リサイクラ200との間の薬物プロトコルの潜在的なものとして企図される。これに関して、ユーザは、同じ建物内か、または建物外の任意の場所からのいずれかで、サイクルを開始する、サイクルの進捗状況に関するステータスレポートを受信する、エラーレポートを受信するなどのいずれかを、食品リサイクラ200との通信を通じてリモートで行うことができる。
【0116】
例えば、一態様では、食品リサイクラ200は、蓋204または食品リサイクラ200内のいくつかの他の場所に、ユーザが、バケツ206の内容物を見ることを可能にすることができるライトおよびカメラ(図示せず)を含むことができる。カメラによって受信され、コントローラ224によって指示されたようにネットワークノードに伝送される画像またはビデオであって、ユーザが、それらの画像を、アプリを介して、またはウェブサイトを介して検索して、サイクルの進捗状況およびリサイクルプロセスにおける廃棄食品の状態を視覚的に見ることができるようにする画像またはビデオ。
【0117】
図2Cは、廃棄食品を処理する方法の実施例を例解する。方法は、食品リサイクル機器内に含まれるバケツ内に廃棄食品を受容すること(250)と、バケツ内の廃棄食品を加熱すること(252)と、バケツ内の廃棄食品を乾燥させること(254)と、食品リサイクル機器内に含まれる粉砕構成要素で廃棄食品を粉砕することであって、食品リサイクル機器は、コントローラと、コントローラと連通しているモータと、モータと機械的に連通している粉砕機構と、粉砕機構を含むように構成されており、かつ廃棄食品を受容するように構成されている、食品リサイクラ機器内に含まれたバケツと、廃棄食品から水を除去するように構成された乾燥構成要素と、を含み、食品リサイクラは、35リットル以下の全体の機器体積を有するように構成されており、コントローラ、モータ、および乾燥構成要素は、バケツが、2.51リットル、10リットルも含めて2.51リットル~10リットルの廃棄食品を受容する容量を有することを可能にするように、食品リサイクラ内に構成されている、粉砕すること(256)と、を含む。バケツの体積は、2.51リットルか10リットルかのサイズであり得る。
【0118】
図3Aおよび図3Bは、食品リサイクラ300の他の例示的な構成を例解する。図3Aは、食品リサイクラ300のカバー(図示せず)のための蓋304および支持構造302を有する食品リサイクラ300を示す。この構成は、バケツ収容器306内に含まれるバケツのXY方向の体積効率を改善しようとする。この実施例では、ファン314およびエアフィルタ316、空気ダクト318、および第2の空気ダクト320は、ユニットの上部の近くに位置決めされている。モータ312は、バケツの下方、かつ側面に沿って、さらにはユニットの角に近づくように位置決めされている。伝達ケース322はまた、バケツの下、かつモータ418に隣接して配置される。コントローラ310はまた、ギヤボックス308と同様に、バケツの下に構成されている。この構成を使用して、バケツ径を大きくすることができる。
【0119】
本開示の別の態様は、細断構成要素または粉砕構成要素の改善に関する。考察される様々な異なる改善された構成がある。他の細断構成要素または粉砕構成要素の問題の1つは、これらが、可能である異なる種類の廃棄食品をすべて適切に細断または粉砕しない可能性があることである。例えば、動物廃棄物からの骨は、細断または粉砕することが困難であり得、現在使用される他の構成は、取扱された骨には十分ではない場合がある。
【0120】
図3Cは、食品リサイクル機器を動作させる例示的な方法を例解する。食品リサイクル方法は、食品リサイクル機器内に含まれるバケツ内に廃棄食品を受容すること(350)と、RF加熱構成要素を使用してバケツ内の廃棄食品を加熱すること(352)と、バケツ内の廃棄食品を乾燥させること(354)と、食品リサイクル機器内に含まれる粉砕構成要素で廃棄食品を粉砕すること(356)とを含む。
【0121】
図4A図4Eは、改善された構成を例解する。図4Aを参照すると、細断構成要素または粉砕構成要素400が開示される。構成要素は、食品リサイクラのモータシステム424に機械的に取り付けられている主柱401を含む。本明細書に記載のコントローラは、サイクルの一部として第1の方向、次いで食品リサイクルサイクルの一部として第2の方向に、主柱401を回転させるための命令をモータに提供する。第1のアーム418は、主柱401から延在する。第1のアームの第1の端部は、主柱401に取り付けられる端部として特徴付けられ得る。第1の垂直面403は、第1のアーム418の一部または第1のアーム418の近傍にあるものとして示される。第2の垂直面402は、第1のアーム418の遠位端に示される。全体的に湾曲した垂直面410は、第1のアーム418の全長に沿って延在する。上面417は、第1のアーム418が、バケツ430の壁に取り付けられている407支持構造408に接続されている固定された細断突起414の下を移動するように平坦であり得る(図4B参照)。第1のアーム418は、それが、固定された細断突起414の下を移動するように、ある特定の標高で延在する。
【0122】
第1のアーム418は、第1のアームの上面517から、曲面410の反対の方向に延在するように構成されているブレード416を含む。ブレード416は、直線であるか、または湾曲していてもよく、第1のアーム418が反時計回り方向に回転し、細断突起414の下を移動する動作によって食品を細断することができるように、細断突起414の一部分に相補的であるように構成されている。
【0123】
第2のアーム404は、主柱401から、第1のアーム418と関連付けられた特定の標高に対して、より高い標高で延在する。第2のアーム404は、上部が平坦な面412と、湾曲した垂直面411と、平坦な垂直面421とを有する。第2のアーム404は、第2のアーム404が主柱401に取り付けられる主柱401の近くに構成された第1の湾曲した垂直面を含む。遠位端には、一態様では、歯422または廃棄食品を把持または粉砕するために使用することができる別の構成された面を含むことができる第2の湾曲した垂直表面がある。第2のアーム404は、第1の構成要素420および第2の構成要素423を有することができ、これらは、構成要素400が食品リサイクルサイクルの一部として回転するときに、第1の構成要素420が細断突起414の上を移動するように構成されている。第2の構成要素423は、構成要素が回転するにつれて、細断突起414に隣接して移動するように構成することができる。
【0124】
図4Bは、粉砕構成要素400の上面図を示す。第1のアームは、第1のアーム418の第1の端部とバケツ430の壁との間に構成された第1の距離432を有する。第1のアーム418の湾曲した性質により、距離432は、第1の端部に対して遠位である第2の端部もしくは第1のアーム418の第2の部分との間の距離として識別される第2の距離434よりも大きくなる。この点に関して、粉砕構成要素400が時計回り方向に回転するにつれて、廃棄食品は、第1のアーム418が回転するにつれて、第1のアーム418の垂直縁部410(図4Aに示される)とバケツの壁との間の相対的な距離が短くなるため、圧縮され得る。したがって、食品は、以前の粉砕構成要素よりも改善された様式でバケツの壁に対して圧縮され得る。
【0125】
同様に、第2のアーム404は、バケツの壁と第2の湾曲したアーム404の第1の端部との間の第1の距離436が、第2の湾曲したアーム404の遠位垂直面とバケツの壁との間の第2の距離438よりも大きくなるように、湾曲した垂直面411を含む。ここでも、粉砕構成要素400が時計回り方向に回転するにつれて、食品は、曲面411とバケツの壁との間で圧縮され得る。
【0126】
主柱の上面406は、廃棄食品が主柱401の上に残留または沈降しないように、または他の構成を有することができるように、図に示されるように、傾斜した表面を有することができる。
【0127】
細断突起414の形状は、図に示されるように、平坦な上面および平坦な下面、ならびに第2の湾曲した垂直縁を有する第1の湾曲した垂直縁を含み得、各湾曲した垂直縁は、平坦な垂直縁を有する遠位端で交わる。他の構成も意図される。一般的に言えば、細断突起414の構成は、第1のアーム418および第2のアーム404に相補的である。
【0128】
図4Cは、粉砕構成要素400の下からの図を例解する。第2のアーム404の構成要素423からの第1の構成要素420および第2は、より詳細に示される。歯422は、第2のアーム404の遠位端の一部として示される。第2のアームの外側垂直面450も示される。特徴456は、第1のアーム418の遠位端の垂直面を示す。この図では、湾曲面450および456の構成に関するわずかな変化が示される。一態様では、表面は、平坦であってもよく、または図4Cに示されるように、垂直表面のある部分よりも遠くに延在する垂直表面の別の部分を有してもよい。これらのサービスはまた、表面に沿った様々な位置に分布して示される歯422に類似する追加の粉砕歯を含み得る。例えば、歯422は、戦略的粉砕能力のために、垂直表面全体に沿って、または垂直表面の一部に構成されてもよい。
【0129】
図4Cはまた、高繊維食品廃棄物を切断するのに有益であり得るブレード416を示す。ブレード416は、一般に、第1のアーム418の上面の延長部として構成される。垂直面453はまた、湾曲した第1のアーム418の一部として示される。ブレード416は、この面の延長部であってもよく、また、第1のアーム418の上面417(図4Aに示される)のさらなる延長部とみなされてもよい。
【0130】
図4Dは、粉砕構成要素400の別の図を例解する。モータシステムに粉砕構成要素400を機械的に取り付ける424ためのいくつかの例示的な構造を示す。細断突起414は、その支持機構408とともに示される。アーム構成要素とバケツ430の内壁431との間のいくつかの例示的な距離が示される。例えば、第1のアーム418の遠位の垂直面との間の距離460は、約1mmであり得る。第2のアーム404の遠位端と壁430との間の距離462は、約15mmであり得る。これらは、例示的な距離であり、ある範囲の距離が、採用され得る。
【0131】
図4Eは、第1のアーム418の端部垂直面454を含む様々な特徴を示す粉砕構成要素400のさらに別の図を例解する。第2のアーム404の遠位端とバケツの壁との間の距離462も同様に示される。この図はまた、第1の構成要素420が回転時に細断突起414の上に位置付けられる、第2のアーム404の相対位置を示す。第2の構成要素423は、細断突起414の遠位端に隣接しているものとして示される。
【0132】
主柱から延在するアームの特定の構成は、いくつかの態様においても様々であり得る。例えば、図5Aは、上部アーム502が下部アーム504よりもバケツの壁に向かってさらに延在する、異なる構成500を例解する。この構成の細断突起508は、上部アーム502の下にあるものとして示される。上部アーム502と下部アーム504との間の部分的な重なりに留意されたい。細断突起508の支持構造506も示される。主柱510は、アームを取り付けるために使用される。
【0133】
図5Bは、上部アーム524が下部アーム526と実質的な量の重複を有するように構成されている、別の代替の実施例520を例解する。細断突起528は、回転すると、上部アーム524の一部分が細断突起528の一部分の上を通過すると同時に、下部アーム526の一部分が細断突起528の下を通過するように構成されている。支持構造530は、細断突起528がバケツの壁内に構成されることを可能にする。主柱522は、アームを取り付けるために使用される。
【0134】
図5Cは、下部延在アーム548と部分的に重なる第1の上部アーム544を示すさらに別の実施例540を例解する。細断突起550は、支持構造552から最初に延在する水平部分、垂直である第2の部分、および再び水平である最後の遠位部分を有することが示される。下部アーム548は、細断突起550全体の下方に回転するように構成されており、上部アーム544は、細断突起550の遠位水平部分の上方に隣接して回転するように構成されている。
【0135】
図6Aは、細断突起支持構造604を含み、そこから、垂直部分608および最終水平遠位突起610に接続する第1の水平セグメントが突出する606、さらに別の例示的な構成600を例解する。主柱602は、垂直切断ホイール614を含む延長アーム612を含む。アーム612の構成は、アームの第1の部分が、細断突起の遠位水平突起610に相補的であり、その下で回転するように構成される。アーム612の遠位端は、垂直切断ホイール614を保持し、また、粉砕構成要素600の回転時に細断突起606の第1の部分の下を走行するように構成されている。アーム612は一般に、図6Aにおいて直線であることが示されるが、構成はまた、本明細書に開示される他の構造と同様の性質で湾曲していてもよい。
【0136】
図6Bは、細断構成要素支持構造622が例示的な細断突起624の支持を提供する別の例示的な構造620を例解する。主柱630は、柱630からの真っ直ぐな突起である第1の脚部628を支持する。第2の脚部632は、柱630から突出し、細断突起624の下面に相補的である垂直突起を有する遠位端634を含む。第3の脚636は、柱630の下部から延在し、水平切断ホイール638を含む。この実施例では、水平切断ホイール638は、粉砕構成要素620の回転時に細断突起624の下を走行するように構成されている。バケツ626は、細断突起624および支持構造622を支持するものとして示される。この実施例では、アーム628は、細断突起624の上を通過するように構成されている。
【0137】
図7は、従来のアーム706、708、および710が、主柱704からの突出するものとして使用され得るが、修正されたストッパ702が提供される、別の変形例を例解する。このシナリオでは、アーム710の遠位端は、ストッパ702の上を走行し、脚部706の遠位端および脚部708の遠位端は各々、ストッパ702の下を走行する。修正されたストッパは、ストッパ702の第1の側部に第1の曲面714、およびストッパ702の反対側に第2の対応する同様の曲面(番号が付けされていない)を有する。ストッパ712の遠位端は、曲面または真っ直ぐな面を有することができる。本明細書に記載されるサービスは、一実施例では、廃棄食品がストッパ702に当接すると、ストッパ702に対するアーム706、708、710のうちの1つ以上の移動を介して切断され得るように削り出すことができる。従来のアームが図7に含まれるが、本明細書に開示されるアーム構造のいずれも、この実施例に適用され得ることにも留意されたい。これはまた、ストッパまたは細断突起構造のいずれかが、本明細書に開示される脚部構成のいずれかと組み合わされ得るという一般的な原理でもある。
【0138】
図8は、廃棄食品を処理するために細断構成要素または粉砕構成要素を使用する例示的な方法を例解する。方法は、食品リサイクルユニットのバケツ内に廃棄食品を受容すること(802)と、食品リサイクルプロセスの一部として細断構成要素を使用してバケツ内の廃棄食品を細断することであって、細断は、食品リサイクルプロセスの一部として第1の方向に、および食品リサイクルプロセスの一部として第2の方向に、細断構成要素を回転させることを含む、細断すること(804)と、を含む。
【0139】
細断構成要素は、例として、(1)主柱、(2)第1の標高で主柱から延在し、第1の垂直面および第2の垂直面を有する第1の湾曲したアームであって、第1の湾曲したアームが、主柱に接続された第1の端部を有し、かつ第1の端部における第1の端部垂直面と粉砕構成要素を含むバケツの壁との間の第1のアーム距離を有し、第1の湾曲したアームが、主柱から遠位である第2の端部を有し、かつ第2の端部における第2の端部垂直面とバケツの壁との間の第2のアーム距離を有し、第1の湾曲したアームが、主柱がモータシステムによって制御されて回転するときに、バケツの壁からの固定された細断突起の下を移動するように構成されている平坦な上面を有し、第1の湾曲したアームが、第1の湾曲したアームの、第1の垂直面に対向する側で平坦な上面から突出する鋭利な縁部を有する、第1の湾曲したアーム、および(3)第2の標高で主柱から延在し、第1の湾曲した垂直面および第2の平坦な垂直面を有する第2の湾曲したアームであって、第2の主柱が、モータシステムによって制御されて回転するときに、バケツの壁から固定された細断突起の上を移動するように構成された、第2の湾曲アーム、のうちの1つ以上を含む(806)。
【0140】
省エネ
本開示の別の態様は、現在の構成とは異なる代替形態の熱を提供することに関する。既存の食品リサイクラは、熱をバケツに伝達し、食品リサイクルプロセスの一部として食品を加熱する熱板を利用している。本開示は、リサイクルプロセスの一部として廃棄食品を加熱するための新しい手法を導入する。本開示は、まず、マイクロ波およびマイクロ波オーブンを導入し、次いで、これらの原理のいくつかを、食品リサイクルプロセスの一部として、廃棄食品を少なくとも部分的に加熱するためのRF構成要素を利用することに関して、新しい状況および新しい構造に適用する。
【0141】
図9A~9Dは、食品リサイクル機器へのRF構成要素の導入の実施例を例解する。マイクロ波は、水、脂肪、糖分子を浸透させ、それらを励起する周波数を有する。分子が励起されるには、原子核を周回する電子が、より高いエネルギーレベルに遷移する必要がある。これが発生すると、原子は、通常よりも速く振動し始める。これが、例えばコップ1杯の水の中で起こると、水を構成するすべての原子は、動き始め、互いにぶつかり合い、摩擦を生み出す。摩擦が生じると、熱の形態でエネルギーが生じる。マイクロ波技術を使用する熱の発生は、食品リサイクルに関連する脱水プロセスの一部である。食品リサイクルプロセスは、好ましくは、プロセスの一部として廃棄食品を加熱する。以前は、バケツに物理的に接続され、加熱されると、熱板からバケツに熱を伝達し、それによって廃棄食品を加熱する熱板は、食品リサイクル機器内に配置されていた。食品を全体的にまたは部分的に加熱するためのRF構成要素の導入は、熱板を介して食品を加熱するだけと比較して、より効率的な食品リサイクルプロセスをもたらす。
【0142】
図9Aは、空気循環構成要素902、導波管904、およびRF構成要素906、空気循環構成要素902に接続されたファン908、制御システム918、エアガイド912、空気流経路916、および濾過システム914を含む食品リサイクラ900を例解する。図9Bはさらに、バケツ910、ファン908、および加熱された板920を有する食品リサイクラシステム900を示す。バケツ910内の粉砕構成要素の動きを制御するためのモータ、伝達ケース、およびギヤボックスを含む粉砕システム922も示される。
【0143】
図9Cは、食品リサイクルシステム900内の導波管904の詳細をさらに示す。バケツ910の内部部分から空気を回収するための空気ダクト902が示される。加熱された板930は、バケツ910の加熱が食品リサイクルプロセス内の適切な時間に発生することができるように、制御システム918と電気的に連通している。RF構成要素は、バケツ910の内部への導入932のために、導波管904にマイクロ波を提供することができるマグネトロン906であり得る。熱は、熱板から生成することができ、また、バケツ910の内部に導入されて934、食品を加熱する。
【0144】
図9Dは、機器の蓋942内に構成されたRF構成要素944を含む食品リサイクル機器900の別の実施例を例解する。食品リサイクルケース940は、バケツ946および他の様々な構成要素を含むことが示される。
【0145】
マイクロ波がバケツ946の内部に導入されるときに、マイクロ波が含有空間から漏れないように、蓋942が食品リサイクラケース940に関連してシールを含むように、シールドを提供することもできる。バケツ910、946の形状を考慮し、廃棄食品を粉砕および撹拌するためにバケツ内に構成された粉砕構成要素または撹拌器の使用を考慮すると、導波管904は、廃棄食品を均一に加熱し、ホットスポットを回避するように構成されている。
【0146】
一態様では、本システムは、廃棄食品の構成が、廃棄食品のマイクロ波加熱の準備において判定され得るように、RF構成要素の使用に関連してカメラシステムまたは他のセンサシステムを含むことができる。例えば、センサシステムは、制御システムと通信しており、廃棄食品の形状、廃棄食品の量、廃棄食品の重量、廃棄食品の種類、廃棄食品の密度などのうちの1つ以上を含むことができるセンサデータを判定し、食品リサイクルプロセスに関与するシステムの任意の態様に関して調整することができる。例えば、導波管904は、センサデータに応じて、廃棄食品を均等に加熱し、ホットスポットを回避するために、特定の導波管構成を選択または構成することができるように、動的であっても調整可能であってもよい。別の態様では、システムは、センサデータを利用して、食品リサイクルプロセスの様々な段階を実行する方法を判定し得る。例えば、センサデータは、時計回り方向または反時計回り方向に粉砕構成要素を開始するかどうかを判定するために利用され得る。センサデータは、制御システムによって示されるように、食品リサイクルプロセスの一部として廃棄食品を加熱することを実装するために、どの種類のマイクロ波加熱を、どの程度、どれくらいの時間、どのような導波管の構成下で実行するかを決定するために利用され得る。センサデータは、空気循環システム、空気を濾過するためのフィルタの使用、熱板の使用、廃棄食品を加熱するための熱板およびRF構成要素の使用の組み合わせ、粉砕構成要素の速度、これらの特徴のいずれかが食品リサイクルプロセスの一部として適用される期間などを管理するためにさらに利用することができる。
【0147】
一態様では、RF構成要素は、乾燥サイクル中に食品廃棄物塊にRFエネルギーを誘導して、食品廃棄物の中に熱を生成するように一方向に配向されているRFエミッタ素子である。RFエミッタ素子は、別個または組み合わせのいずれかで、RF伝送機、RF伝送線、および通電時に食品廃棄物塊内に熱を生成するように食品廃棄物塊に向かって配向された高い前後放射パターンを有するRF放射アンテナを含む。一態様において、平坦または放物線反射素子は、エネルギー放射素子の前後の透過率を増加させるために、食品廃棄物塊に向かって後方のエネルギーを反射するように放射素子の後方に位置する。
【0148】
一態様では、RF伝送機は、12.2cmの波長で放射するように調整されたアンテナに結合された2.45GHzの周波数で放射する。代替の態様では、RF伝送機は、32.7cmの波長で放射するように調整されたアンテナに連結された915MHzの周波数で放射する。RF伝送機は、蓋内に構成され、平面回路アセンブリ上のアンテナアレイに統合される。一態様では、RF伝送機および放射アンテナは、蓋組立体内または食品リサイクラケース940内に位置するRF伝送機とのRF相互接続ケーブルを介して接続された別個の素子である。別の態様では、RFエミッタ素子は、食品廃水成分の標的化された吸収およびバケツ材料成分による標的化されていない反射のために、3000nmの波長を放射するように最適化された炭素材料または他の好適な材料を含む電気的に加熱された赤外線加熱素子によって置き換えられる。
【0149】
開示された周波数および波長は、食品リサイクル機器がInstitution of Electrical Engineers(IEE)およびInstitute of Electrical and Electronics Engineers(IEEE)規格内で動作することを可能にするために、参照のために提供されることに留意されたい。しかしながら、記載された変換プロセスの一部としての食品廃棄物塊へのRFエネルギーの適用は、周波数または波長によって制限されるべきではない。
【0150】
一態様では、容器を受容するように構成されている食品リサイクル機器900の空洞内に、食品リサイクル機器900は、ワイヤのセットを含み、ワイヤは、ワイヤが通電されると、空洞内の容器に電磁エネルギーを誘導するように構成されている。
【0151】
入力エネルギーのコストは、外部コンタクトスイッチ乾式コンタクトクロージャから外部サーモスタットへのユーザプログラム選択を通じて管理して、外部ソースから熱を引き出すか、または使用時間エネルギー管理のためのコンタクトリレーへの機械的接続を引き出すことができる。また、オペレータが選択した時間帯のサイクル選択を通して、動作アプリケーションを介して、コストを削減することもでき、サイクル選択は、時間帯のエネルギーコストにプログラムされ、バッチ優先順位付けおよび使用時間エネルギー入力コストに基づいて、ユーザ選択可能なバッチエネルギーコストおよび代替手段を提供することができる。
【0152】
図10Aは、システム1000の別の例示的な構成を例解し、食品リサイクル機器に関して「モノのインターネット」概念を含む。この構成は、上で考察された構成要素のいくつかで構成されている食品リサイクル機器1002を含む。一般に、従来の食品リサイクル機器に対する以下の改善により、機器が、廃棄食品の種類および廃棄食品の量を識別し、そのようなデータを分析および処理のためにネットワークサーバに通信することを可能にする。この種類の分析を可能にする食品リサイクル機器に技術的要素を追加し、1つ以上の食品リサイクル機器をネットワークベースのサーバに接続することによって、ゲーミフィケーション、ソーシャルメディアインタラクション、プロモーション、広告、販売機会、地域または地理的ベースの通信などの機会を提供する目的で、ビジネスインテリジェンスデータを収集および評価することができる全体的なエコシステムを開発することができる。
【0153】
例えば、食品リサイクル機器1002は、食品リサイクル機器ケース内に含まれたバケツ1004を含む。ギヤボックス1006は、転送ケース1008およびモータ1010と通信する。制御システム1014は、モータ1010ならびに無線通信モジュール1016およびセンサ1017などの他の構成要素とも通信する。特徴1006はまた、バケツ内に配置された廃棄食品1015の重量を計量または判定するために使用され得るスケールを表すこともできる。ユーザインターフェース1011は、廃棄食品を処理するサイクルを実行することに関連して、ユーザがシステムに入力を提供することを可能にする。フィルタシステム1012はまた、空気循環システムに関連して示される。
【0154】
廃棄食品1015は、システムのユーザによってバケツ1004内に配置される。この高度なバージョンの食品リサイクル機器1002は、システムの向上したユーザビリティおよび効率を提供するいくつかの追加特徴を有する。一般的に言えば、センサ構成要素1017および強化されたユーザインターフェース1011を食品リサイクル機器1002に含むことは、システムが、バケツ1004内に配置された廃棄食品1015の特性を判定することを可能にすることができる。センサ構成要素1017はまた、廃棄食品1015の温度を検知し、それが熱いか冷たいか、それが凍結されているかなどを判定することもできる。廃棄食品の特性を判定することによって、センサデータは、ユーザの自宅内の、またはセルタワーを介する、もしくは食品リサイクル機器1002からデータを受信することができる任意の種類の無線構成要素を介するいずれかのアクセスポイント1018と、無線通信モジュール1016を介して、手動または自動のいずれかで通信することができる。ノード1018は、インターネット1020などのネットワークを通して、食品リサイクル機器1002と関連付けられたサーバ1024にデータを通信する。サーバ1024は、データをソーシャルメディアネットワーク1026に通信することができ、ソーシャルメディアネットワーク1026はまた、広告エンティティ、ゲームアプリケーションエンティティ、通信エンティティなども表すことができる。サーバ1024は、インターネット1020を通してユーザのデバイス1022に戻って、データを通信することができる。代替のエンティティ1026はまた、データをユーザのデバイス1022に通信することができる。
【0155】
無線通信構成要素1016は、WiFi、セルラ技術、5G、Bluetooth、または所望される任意の通信プロトコルを介して通信することができる。特定の無線プロトコルは、本開示に対して必ずしも重要ではない。廃棄食品1015の特性を検知する能力、およびネットワークサーバ1024へのデータ無線リードを通信する能力により、開示されたインフラストラクチャは、特に廃棄食品のリサイクルにおけるユーザエクスペリエンスに関する新しい能力を可能にする。
【0156】
例えば、以下のシナリオは、図10Aに開示されるシステムによって可能にされる。食品リサイクル機器1002は、センサ構成要素1017を使用して、リサイクル機器のユーザが1週間の期間内に約10個のグレープフルーツを廃棄または消費したことを検知する。食品リサイクル機器1002は、サイクルごとに、または一定期間にわたって集約されたベースのいずれかで、無線通信構成要素1016を介してユーザによって提供されるセンサデータまたは手動データをネットワークサーバ1024に伝送する。ネットワークサーバ1024は、センサデータを評価し、一実施例では、機械学習アルゴリズムを適用して、ユーザの廃棄食品と関連付けられた特性を評価および判定することができる。
【0157】
例えば、機械学習アルゴリズムは、典型的なまたは予想される廃棄食品の視覚データについて訓練され得る。バナナの皮、鶏の骨、パン、グレープフルーツの皮などは、すべて、新しい廃棄食品がバケツ1004内に配置されると、システムは、廃棄食品の画像を検索し、バケツ1004内に配置された廃棄食品の種類に関する分類決定または判定を行うことができるように、機械学習アルゴリズムを訓練するために使用され得る。センサ1017は、画像を撮影するためのカメラ、ビデオ、バケツ1004の内容物を排除するためのライトなどを含むことができる。コントローラ1014はまた、バケツ1004の内容物の評価が、食品リサイクル機器1002上で局所的に実行され得るように、機械学習データを含むことができる。例えば、機械学習アルゴリズムは、きれいな鶏の骨について訓練され、鶏の骨に食べられる肉が残っている可能性のある場所を識別することができる。機械学習アルゴリズムを、きれいな鶏の骨、およびその上にいくつかの食べられる肉が残っている鶏の骨であることが知られているものについて訓練することによって、システムは、廃棄食品の食べられる部分および食べられない部分を特徴付ける方法を学習することができる。このプロセスは、食べられる成分と食べられない成分の組み合わせがある任意の種類の食品に適用することができる。例えば、リンゴは、残りの食べられる部分を有し得る。グレープフルーツには、食べられていないいくつかの部分があり、食べられるなどと識別できる場合がある。別の実施例では、機械学習アルゴリズムを、一般的に良い廃棄物が機器内にあることを学習するように訓練および開発することができる。このようなモデルの出力は、例えば、骨5%、脂肪20%、肉25%、野菜30%、パン10%、および水10%であり得る。
【0158】
しかしながら、一般に、本明細書に記載されているコンピュータ処理は、食品リサイクル機器1002上で局所的に、またはサーバ1024上でリモートで、のいずれかで実行され得る。処理はまた、部分的に局所ベースで実行され得、部分的にリモートで実行され得る。システムはまた、帯域幅の利用可能性、エネルギー消費、計算結果が必要なときの速度またはタイミングなどの要因に基づいて、計算場所のバランスを取ってもよい。
【0159】
機械学習訓練はまた、特定の食品内の水分に基づいてもよい。したがって、廃棄食品の視覚的表示に加えて、機械学習アルゴリズムは、廃棄食品から抽出される水分の量についても訓練することができる。例えば、半分食べられたグレープフルーツは、完全に食べられたグレープフルーツよりも多い水分を有する。システムは、最終的に、食品廃棄物がどの程度処理されたかをサイクルごとにユーザに報告することができ、処理された食べられない食品と比較して処理された食べられる食品の推定値を含むことができるより具体的な報告を提供することができる。
【0160】
別の態様では、システムは、廃棄食品1015の内容物または特性を検知するときに、センサ構成要素1017がバケツ1004の内容物の異なるビューを受信することができるように、モータにバケツ1004を回転させ得る。それによって、センサデータは、廃棄食品1015の使用の複数の角度を含むことができる。システムは、廃棄食品1015の重量に関するデータも提供するスケール1006を含み得る。ユーザはまた、ユーザインターフェース1011を介して食品リサイクル機器1002との通信の廃棄食品に関する追加のインテリジェンスを提供してもよい。例えば、食品リサイクル機器1002は、ユーザが蓋を開放し、いくつかのグレープフルーツの半分をバケツ内に配置し、単に「グレープフルーツ」と言うことができるように、そのコントローラ1014の一部として自動音声認識システムを含むことができる。追加の簡略化されたユーザ入力は、ユーザデータが、センサデータと結合されて、バケツ内に配置された廃棄食品を正常に特徴付ける可能性または確率を改善することを可能にすることができる。
【0161】
サーバ1024は、様々な種類のセンサデータ、ユーザデータ、廃棄食品重量、廃棄食品の温度、および/またはそのようなデータの任意の組み合わせを受信し、そのデータを使用してユーザとのさらなる通信を推進することができる。例えば、システムは、他のネットワークエンティティと協調して、ユーザデバイス1022の場所を判定することができる。例えば、ユーザがそれらの標準食料品店に行く場合、システムは、ユーザがそれらの食品リサイクル機器1002内に配置している廃棄食品1015の特性に関する洞察を提供する受信されたデータの分析を利用することができ、ユーザデバイス1022上に、事前にまたはリアルタイムのいずれかで食品購入の提案を提示することができる。例えば、システムは、ユーザが比較的大量のグレープフルーツを食べていることを知っているため、システムは、ユーザに、追加のグレープフルーツを購入する必要があることを提案することができる。システムは、ユーザが食べている食品の種類、または一態様では、廃棄食品の一部として識別された食品よりも健康的であり得る、食べているべき食品の種類と調整されているレシピをユーザに提示することができる。例えば、システムは、リサイクルされる食品の種類、リサイクル食品から抽出される水分の量、リサイクル食品と関連付けられた時間、食品をリサイクルするために使用されるエネルギーの量などのうちの1つ以上を評価し得、このデータ、ならびに任意選択でソーシャルネットワーキンググループと関連付けられたユーザプロファイルデータまたは集約されたデータに基づいて、将来の購入のために推奨されるレシピまたは食品をユーザに提示し得る。レシピは、食品効率を向上させるためにカスタマイズすることができる。例えば、レシピは、ユーザが食べている食品の種類の変化を示す場合もあれば、ユーザまたは世帯がより多く食べている食品の種類に焦点を当てる場合もある。言い換えれば、第1の種類の食品が比較的大きな割合のまだ食べられる食品でリサイクルされている場合、レシピは、世帯内でリサイクルされているが、平均して残っている食べられる食品の量が少ない第2の種類の食品に焦点を当てている。
【0162】
別の実施例では、システムを微調整して、ユーザが食料品店内のどの通路にあるかを識別することができ、その通路内での購入のための商品を提案することができる。本開示のこの態様は、店内のそれぞれの商品の場所を識別する特定の食料品店と関連付けられたサーバとの調整を含む。特定のユーザの食品リサイクル履歴を知ることで、システムは、店内でのショッピング体験で物理的にユーザの近くにある特定の食品のための、より適合された特定の広告またはプロモーションを行うことができる。そのような商品は、レシピに関連して、またはユーザが購入することを望む可能性が高い単なる一般的な商品に関連して提案することができる。
【0163】
システム1024はまた、食品リサイクル機器1002から受信した廃棄食品データに基づき得る、ユーザプロファイルのデータベースを生成することができる。このデータは、例えば、ソーシャルネットワーキングデータ、ユーザからのデータ入力などの他のデータと結合して、ユーザ、ユーザの友人または親族などに広告決定を推進することができるビジネスインテリジェンスを提供することができる。
【0164】
ユーザは、サーバ1024から、食品リサイクル機器1002と通信するためにも使用され得る「アプリ」を彼らのモバイルデバイス1022にダウンロードすることができる。例えば、Bluetooth接続を介して、機器1002とユーザデバイス1022との間の通信は、以下のシナリオをもたらし得る。食品リサイクル機器1002が、バケツ1004内への廃棄食品1015の新しい入力を受信したと仮定する。予備分析は、廃棄食品1015がグレープフルーツである可能性が比較的高いことを示す。しかし、分類の確率は、適切な閾値に達していない。機器1002は、その肺所見をユーザデバイス1022に通信するためのものであり、ユーザデバイス1022は、アプリを起動し、単に食品廃棄物が何から構成されているかの1クリックまたは簡略化された確認をユーザに要求することができる。ユーザは、食品廃棄物がグレープフルーツである場合は「1」、食品廃棄物がオレンジである場合は「2」をクリックするように求める通知を受信することができる。システムは、曖昧さを解消する目的で、データをユーザに提示するために、可能性のあるオプションの上位Nベストリストを利用することができる。さらに、ユーザは、もちろん、ユーザデバイス1022と、機器1002、サーバ1024、またはエンドもしくはエンティティのうちの1つ以上との間の適切な調整において、廃棄食品アイテムを機器1002内に配置するときに、廃棄食品アイテムをモバイルデバイス1022に入れる、またはそれらに話しかけることができ、ユーザ入力から得られたインテリジェンスと廃棄食品1015の分析を調整するために発生することができる。
【0165】
さらなる機械学習は、ユーザ特性(年齢、性別、趣味、ソーシャルメディアの習慣、購買習慣、運動活動、家族の状況など)および食品リサイクル機器1002によって取得された食品廃棄物特性に関するデータを組み合わせることができるユーザプロファイルに基づく訓練モデルによって達成することができる。機械学習データはまた、タイミングの態様を含むこともできる。例えば、特定のユーザプロファイルを考慮し、ユーザが捨てている食品廃棄物の種類に関連して実行される食品リサイクルサイクルと関連付けられた既知のタイミングを考慮して、システムは、特定の食品、または特定のレシピの広告をするための、またはユーザに何らかの他の種類の通信を行うための最適な時間がいつであるかを判定することができる。例えば、廃棄された食品の評価は、ユーザがリサイクルしている食品の脂肪含有量を考慮して、ユーザが運動またはトレーニングする必要があるという提案につながり得る。
【0166】
サーバ1024によって得られ、記憶されるインテリジェンスは、食品生成物の販売と調整することもできる。例えば、サーバ1024は、食料品店チェーンから、グレープフルーツが次の2日間セールされるか、または大量のグレープフルーツがいくつかの場所で入荷しており、一般に移動する必要があり、したがって価格が低下するという情報を受信するためのものである。システムは、様々なユーザプロファイルに基づいて、どのユーザがグレープフルーツのいくつかまたは多くを食べており、グレープフルーツの販売で行動する可能性のあるターゲットがどれかを選択することができる。
【0167】
広告および情報は、ユーザデバイス1022に直接的に、またはFacebook(商標)もしくはInstagram(商標)などのソーシャルメディアネットワークを通じてのいずれかで配信され得る。任意のソーシャルメディアアウトレットは、そのようなデータを受信する可能性があるものとして企図される。
【0168】
食品リサイクル機器1002は、より大きな商業モデルではなく、本明細書に開示される種類およびサイズのものであることに留意されたい。したがって、得られるインテリジェンスは、一般には、1体積当たり2.51リットル~10リットルのバケツサイズ、および約35リットル以下の総体積の機器ケースの限定された空間内のバケツサイズに基づいている。この制限の理由は、食品リサイクル機器1002が、カウンタートップ上の家庭用に設計されているためである。そのようなシステムを構成するには、内部構成要素のサイズおよび位置決定に関する追加のイノベーションが必要であり、そのようなシステムのために取得することができるビジネスインテリジェンスは、家庭内での個人または家族の使用、ならびに単一のリサイクルサイクルで処理される廃棄食品の種類および廃棄食品の量に、より適合される。
【0169】
現在、平均的な世帯は、年間2200ドルの食品を浪費すると予測されている。本明細書に開示される技術の1つの用途は、廃棄食品内の食べられない用食品と比較して、特に廃棄食品内に含まれる食べられる食品の量に関して、廃棄食品の特性について、ユーザを訓練または通知する能力を含む。サーバ1024からユーザデバイス1022に提示される情報は、過去2ヶ月間に捨てられた食べられる鶏肉の量の推定値などの詳細を含むことができる。例えば、システムは、30ドルの食べられる鶏肉が、過去数ヶ月間にシステム内でリサイクルされた骨に残されたと判定することができる。通知は、ユーザデバイス1022上のユーザに提示され得るその分析の情報を含み得、それは、ユーザが食事をする際に鶏の骨をきれいにすることに関して、ユーザがより効率的であることを促すことができる。システムは、廃棄食品の食べられる/食べられない成分を評価し、食べられる成分のドル価値に到達し、世帯の食品廃棄物の量に関する集計レポートを提供することができる。
【0170】
一態様では、ユーザデバイス1022上で動作するアプリは、ユーザが、廃棄食品に関するデータの検知およびサーバ1024への伝送を制御することができるオプトイン機能を可能にする。ユーザは、プライバシーの問題を制御し、必要に応じてセンサ1017の係合を解除することが可能である。システムの任意の制御はまた、デバイスのオン、サイクルの開始、検知構成要素1017の使用の制御、サイクルのオフなど、ユーザ1022によってリモートで実行され得る。
【0171】
システムの別の態様には、競争が含まれる。例えば、ユーザのグループは、何らかの報酬のために競争しているゲームを開始することができる。競争は、食べた健康食品、廃棄された食べられる食品の最小量、廃棄された食品の量などに関連し得る。例えば、所与の競争プロジェクトに5人が登録したとし、このプロジェクトでは、6ヶ月の期間が廃棄食品に関して評価され、賞品が最小量の食品を廃棄する個人に与えられる。もちろん、ユーザが廃棄物を食品リサイクル機器1002に適切に配置することが信頼される信頼因子が組み込まれている。次いで、システムは、所定の期間にわたって個人の廃棄食品の特性を評価および追跡することができる。ランニングデータは、各個人だけでなく、グループ内の個人に、どれだけうまくやっているかに関して、グループ内の他の人と比較して提供することができる。賞品は、地元の食料品店またはレストランでの商品券である場合がある。期間の終わりに、それぞれのユーザの食品リサイクル機器1002の各々から検索されたセンターデータが評価、比較されて、定義されている特定のカテゴリの勝者を識別する。このような競争は、ソーシャルメディアネットワークを通じても通信することができ、または、個人は、自身の健康または食べる食品の種類を改善することに同様の関心を持つ他の個人とつながることができる。特定の家庭内でリサイクルされる食品を理解し、評価する能力は、この種類のゲームアプリケーションを可能にする。一般に、ゲーミフィケーションのコンセプトは、少なくとも2つの独立した食品リサイクル機器1002から各々、それぞれの個人のデータを受信すること、それぞれのデータを比較および評価することと、次いで、個々のユーザに、自らの健康に有益である特定の行動に従事することを奨励することができるか、または自らの食品摂取の効率を向上させる方法で、インセンティブまたはゲームアプリケーションオプションを提供することと、を含む。
【0172】
一態様において、食べられる食品、食べられない食品、食品の分類などの判定は、バケツ内または食品内の湿度の量の検出によって判定され得る。例えば、リンゴをバケツに入れて、食品リサイクルサイクルを実行する場合、システムは、リンゴからどれだけの湿度が引き出されたかを評価し、それによってリサイクルされたリンゴであることを計算または判定することができる。したがって、システムが廃棄食品から抽出する水分の量は、システムが廃棄食品の種類を判定または分類することができる方法の1つの態様である。このような計算から、システムは、食品廃棄物の重量をどの程度節約することができるかを判定することができる。食品リサイクル機器1002は、例えば、廃棄食品から抽出された湿度または水分の量を、サーバ1024に伝送されるセンターデータの一部として含むことができる。視覚センサデータ、ユーザ入力データなどは、廃棄食品を正常に分類または特徴付ける確率をさらに高めることができる補完データであり得る。
【0173】
バケツ内に配置される廃棄食品の種類を検知する別の態様は、バケツ内に配置される廃棄食品を検知することを含むことができる。検知モジュール1017は、廃棄食品がバケツに入ると、開位置に持ち上げられる蓋に含めることができる。食品リサイクル機器1002の上部分はまた、カメラセンサも含むことができる。システムは、ユーザが食品をバケツに持ち込むときに、食品種類を評価し始めることができる。例えば、ユーザがバケツ内に配置されるグレープフルーツの半分を持っている場合、ユーザが半分のグレープフルーツを機器の上に保持し、半分のグレープフルーツをバケツに配置する方向に移動しているときに、システムは、半分のグレープフルーツの画像を捕捉し始めることができる。システムは、食品の異なる側面を示すように、または食品を回転させるようにユーザにフィードバックを提供することさえでき、次いでシステムがアイテムを適切に識別したときにライトまたは可聴ビープ音を提供することができる。これは、複数のアイテムがバケツ内に配置され、感覚システムがバケツ内の食品を特徴付けることが困難な場合、例えば、グレープフルーツと鶏の骨との組み合わせがある場合に特に役立つ可能性がある。バケツ内に複数のアイテムが配置され得る場合、システムに、バケツ内に配置されているアイテムを検知させることは、役立ち得る。繰り返しになるが、ユーザはまた、バケツ内にアイテムを配置するときに、「鶏」または「グレープフルーツ」または「スープ」と同時に言うことができ、そのデータは、機械学習アルゴリズムとさらに調整されて、廃棄食品を迅速に識別する。
【0174】
別の態様では、ユーザは、ユーザデバイス1022上のアプリを利用して、リサイクルされる食品の写真を撮影することができる。例えば、一組のカップルが食事を終えて、皿の上の食品をリサイクルしようとしている場合、アプリまたはカメラアプリを介して皿の上の食品の写真を単に撮影することができる。その画像は、廃棄食品を分類または特徴付けるために、食品リサイクル機器1002からの他の感覚データ(湿度、重量、他の画像、他のユーザ入力など)と調整され得る。
【0175】
一態様では、サーバ1024は、個々のユーザ、世帯、ユーザのグループなどに基づいてプロファイルを記憶することができる。データは、集約および/または匿名であり得、広告エンティティまたはそのようなビジネスインテリジェンスデータに関心がある可能性のある他のエンティティに販売され得る。例えば、レストランの広告主または食料品店の広告主は、食品リサイクル機器から本明細書に収集されたセンターデータを介して、特定の量の食品を食べることで知られている特定の人口動態をターゲットとするために、データを利用することが可能であってもよい。システムはまた、地理的なビジネスインテリジェンスデータを提供することもできる。例えば、市内のいくつかの個人が食品リサイクラ機器1002を利用する場合、システムは、所与の近隣または市内の所与の部分でリサイクルされたグレープフルーツの量が過去1ヶ月に急増したことを識別することができる。この情報を利用して、その地理的地域を対象とし得るグレープフルーツの割引のために食料品店による広告キャンペーンを推進することができる。
【0176】
本開示の別の態様は、予測アルゴリズムを含む。食品リサイクル機器1002の過去の使用は、予測目的のために処理および評価され得る。例えば、広告、ゲーミフィケーション、または他の通知は、翌月に、リサイクルされるグレープフルーツまたは鶏肉の量が急増する可能性が高い、または急増することが予測される予測アルゴリズムに基づいて、ユーザに提供することができる。割引、クーポン、リベートなどは、予測される食品廃棄物に応じてまたはそれに基づいて、プロファイルベース、地理的ベースなどでユーザに提供することができる。
【0177】
廃棄食品と関連付けられたセンサデータは、オンラインまたは店舗内のいずれであっても、ショッピング習慣に関する他のデータと受信および調整することもできる。例えば、ユーザは、自らの食料品店の購入に関するデータを調整し、自らの購入習慣の総合的な全体像、および自らの廃棄習慣またはリサイクル習慣を評価することができるように、そのようなデータをデバイス1022の下のアプリに、またはサーバ1024に利用可能にすることができる。これに関しては、ユーザが特定の量および種類の食品を購入したが、予測された、または発生するはずであったほどの多くの量の食品をリサイクルしなかったという事実を識別するのに役立ち得るレポートがユーザに提示される可能性がある。これに関して、システムは、世帯によって購入された食品と世帯によってリサイクルされた食品との比較、および食品購入に対するリサイクルされた食品のタイミングまたは予測の適切な推定を提示するレポートをユーザに提供することができる。例えば、システムは、缶詰食品と比較して生鮮品を考慮することができる。したがって、食品購入を利用することによって、サーバ1024は、発生し得る潜在的な追加の食品リサイクルに関して、個々の世帯のためのさらに良いイメージをも提示することができる。
【0178】
広告はまた、食品リサイクル機器1002のユーザインターフェース1011上に直接提示され得る。グラフィカルインターフェースは、例えば、ユーザがオファーまたはプロモーションにアクセスし、それを受け入れることができるiPhone(登録商標)のタッチスクリーンのようなタッチスクリーンを含むことができる。そのようなオファーおよびプロモーションは、履行のためにそれらのデバイス1022上のアプリと調和することができる。
【0179】
任意のサブシステム(モータ、空気循環、濾過システム、加熱システム、センサなど)は、そのステータスをサーバ1024からリモートで確認することができる。例えば、サーバ1024から動作される中央制御は、特定の領域内の10個のフィルタを交換する必要があることを報告することができる。中央制御1024は、複数の分散された機器1002のステータスデータを調整および集約することができる。別の態様では、機器1002上のフィルタ1012は、取り外し可能であり得る。例えば、取り外し可能なフィルタは、6ヶ月の間、空気中の臭気を除去する際に機能することが期待される場合がある。システムは、空気データ、使用されたサイクルの数、複数のサイクルで処理された廃棄食品の量、廃棄食品から抽出された湿度の量などに基づいて、フィルタの有効性を検知することができる。機器1002は、フィルタシステムなどのサブシステムのステータスを集中サーバ1024に報告することができ、ユーザインターフェース1011、デバイス1022上のアプリもしくはユーザインターフェースを介して、またはいくつかの他の方式で、ユーザに通知を提供して、2週間などの特定の時間でフィルタを変更するように通知することができる。一態様では、サーバ1024は、Amazon.comなどの1026によって表されるマーチャントサイトと協調して、単に購入を確認するために、ユーザに提示され得るオーダーを事前注文または事前構成することができる。例えば、新しいフィルタが2週間以内にユーザに配達されるべきである場合、システム1024は、データをマーチャントサイト1026に通信することができ、マーチャントサイト1026は、必要なフィルタの購入が容易に発生することができるユーザインターフェースの提示を構成することができる。ユーザは、指紋を介して購入を容易に確認することができる。次いで、システムは、購入のために手動入力を必要としないように、ユーザアドレス情報にアクセスすることができる。ユーザインターフェース1011はまた、顔認識または指紋認識などのための生体認証リーダを含み得る。
【0180】
ユーザインターフェース1011は、メニュー形式のユーザ選択可能なオプション、ならびに視覚的および/または音響的ユーザフィードバックを有するタッチスクリーンを含むことができる。さらに、ユーザインターフェース1011は、上述の様々な特徴に対する外部入力、フィードバック、および制御を提供するための無線インターフェースを含むことができる。ユーザインターフェース1011を通じて、ユーザは、機器1002に挿入されたバケツ容器内に存在する食品廃棄物の乾燥を実行するためか、または注入プロセスを通じてストックおよびスープを作成するためのいずれかの特定の機能および/またはサイクルを選択することができる。
【0181】
図10Bは、本開示の態様による例示的な方法を例解する。方法は、ネットワークを介して、サーバで、食品リサイクル機器から、食品リサイクル機器内に構成されたセンサ構成要素から取得されたセンサデータを受信することであって、センサ構成要素が、食品リサイクル機器のバケツ内に配置された廃棄食品の特性と関連付けられたデータを取得する、受信すること(1050)と、機械学習アルゴリズムをセンサデータに適用して、廃棄食品内の食べられる食品の第1の量および廃棄食品内の食べられない食品の第2の量を判定し、分析を生成すること(1052)と、分析に基づいて、食品関連データを、食品リサイクル機器のユーザと関連付けられたデバイスに通信すること(1054)と、を含む。
【0182】
食品関連データは、ユーザが特定の食品を購入することを奨励するゲーミフィケーションプロセス、ユーザが食品リサイクル慣行に関してソーシャルメディアグループ内の他のユーザと比較されるソーシャルメディアキャンペーンと関連付けられたものの1つであり得る。方法は、データに基づいて、ソーシャルネットワーキングプラットフォーム内のユーザと関連付けられたデバイスに情報を提示するソーシャルネットワーキングプラットフォームにデータを通信することをさらに含むことができる。
【0183】
センサデータは、廃棄食品から引き出された湿度の量、廃棄食品の温度、廃棄食品の重量、および廃棄食品の種類のうちの1つ以上に関することができる。別の態様では、機械学習アルゴリズムは、第1の既知の量の食べられる成分および第2の既知の量の食べられない成分を有する例示的な廃棄食品について訓練され得る。
【0184】
方法は、食品リサイクル機器で受信したユーザ入力データを受信することを含み得、ユーザ入力データは、廃棄食品を特徴付ける。方法はまた、分析に基づいて、廃棄食品内に含まれていた食べられる食品の量の値を生成することと、廃棄食品内に含まれていた食べられる食品の量の値をデバイスに提示することと、を含み得る。別の態様では、システムは、所与の期間にわたって、複数の食品リサイクルサイクルと関連付けられた廃棄食品内に含まれていた食べられる食品の量の値を計算することができる。別の態様では、食品関連データを、食品リサイクル機器のユーザと関連付けられたデバイスに通信することは、センサデータに基づいて、レシピをデバイスに示すことをさらに含むことができる。
【0185】
この実施例の別の態様では、ネットワークベースのサーバ1024は、食品リサイクル機器のグループに対して制御を提供することができる。例えば、1サイクル当たりのエネルギー使用量は、1つ以上の食品リサイクル機器について評価され得、ネットワークベースのサーバ1024が、食品リサイクル機器の特定のグループについての食品リサイクルプロセスの一部の修正を伝送することができ、これにより、食品リサイクル機器が1サイクル当たりのエネルギーをより少なく使用するようになるように、地理的ベースで対応するエネルギーコストを評価され得る。サービスレベル契約は、サイクルの平均的な特定のエネルギー使用量であれば、特定のエネルギーコストを維持することができる個々のユーザに提供される。別の態様では、例えば、食品リサイクルプロセスは、バケツ内に堆積された廃棄食品の温度の検出に基づいて修正され得る。熱い食品がバケツ内に堆積されている場合、リサイクルプロセスの一部として食品を加熱するためにサイクルでより少ないエネルギーが必要になり得る。標準的な食品リサイクルサイクルのそのような修正は、判決されたデータに基づいて局所的に処理されてもよく、ネットワークベースのサーバ1024からリモートで制御されてもよく、または食品リサイクルプロセスの最終的な修正が、協調的な努力で判定されてもよい2つのエンティティの間で調整され得る。
【0186】
ネットワークベースのサーバ1024は、複数のそれぞれの食品リサイクル機器で処理された廃棄食品に関する集計データを検索し、このデータを処理して、リサイクルされている食品の種類、購入特定の量の食品をリサイクルするために必要なエネルギーの量などに関してインテリジェンスを提供することができるビジネスインテリジェンス報告の両方を可能にすることができる。一実施例では、予測アルゴリズムを使用することができ、これは、個人、ソーシャルネットワーキンググループ、地理的領域などについて、どのような種類の食品が食品リサイクル機器で処理されると予想されるかを予測することができる。この予測に基づいて、ネットワークベースのサーバ1024は、見直された食品リサイクルサイクルを特定の食品リサイクル機器に通信することができる。例えば、天候、ホリデーシーズン、イベントおよびニュース、経済状況などを考慮すると、次の月にわたってより多くの特定の種類の食品がリサイクルされ、その特定の種類の食品に必要とされる1サイクル当たりのエネルギーが少なくなる可能性があることが予想される場合。ネットワークベースのサーバ1024は、予想される種類の食品に備えて、食品リサイクルサイクルに調整を引き起こす可能性がある。例えば、骨を含むより少ない廃棄食品が予想される場合、そのような食品を処理するためには、より少ない粉砕および細断が必要となる。同様に、より大きなエネルギー量が予測される場合、増加したサイクルが食品リサイクル機器に通信される可能性がある。繰り返しになるが、1サイクルごとに使用されるエネルギー量が、所与のバケツ内にあり、リサイクルされる準備ができている食品の種類の判定もしくは検出に基づいて、またはユーザ入力を通じて、調整可能であるこのプロセスはまた、局所的にも発生する可能性がある。これらの技術を使用して、全体的なシステムは、サイクルごとに使用されるエネルギー量を改善および適合させて、リサイクルされるバケツ内に配置されている食品の種類とより密接に整合させることができる。これは、エネルギー使用量の全体的な改善を提供することができる。
【0187】
特許請求の範囲は、食品リサイクル機器、食品リサイクル機器とは別個であり、ユーザによって動作されるデバイス、食品リサイクル機器と通信するネットワークベースのサーバ、またはネットワークベースのサーバからデータを受信し、ユーザまたはユーザのグループに広告、割引、薬剤、または他のデータを提供する別個のネットワークベースのエンティティのうちの1つ以上について、上記に記載された実施例で生じるステップだけを対象とすることができる。別個のネットワークベースのエンティティは、上記に記載されるようなソーシャルメディアネットワークであり得る。伝送、要求、応答、データの分析、グラフィカルユーザプレゼンテーションなどのすべては、本明細書に開示される各別個のノードまたはエンティティの観点から本開示の範囲内に含まれる。換言すれば、1つの特許請求項の範囲は、本明細書に開示される種類の食品リサイクル機器での廃棄物の分析から収集されるデータの種類を受信するソーシャルメディアネットワークを対象とすることができ、ソーシャルメディアネットワークは、特定のソーシャルメディアグループ内のユーザまたは個人への投稿、プロモーション、広告、または調整された通信によって特定の行動を実行する。他の特許請求の範囲は、食品リサイクラ機器によって単に実行される行動、および食品リサイクラ機器が食品廃棄物の分析を通じて受信するデータ、ならびにユーザからの他の入力、および処理、伝送、受信されるデータ、食品リサイクラ機器が受信する制御情報などを対象とし得る。
【0188】
本開示の別の態様は、臭気制御に関する。前のバージョンの食品リサイクラでは、フィルタは、食品リサイクラケースに組み込まれており、基本的に永続的である。フィルタを交換する簡単な機構はない。技術者が入ってフィルタを交換する必要がある場合、フィルタは、硬化した円筒形状の物体である。図11Aは、新しい食品リサイクラ機器1100が交換可能なフィルタを受容する能力を備える、本開示の別の態様を例解する。食品リサイクラ機器1100は、バケツ1102、特徴1112として示される廃棄食品、バケツから空気1114を取り出し、空気1116を、交換可能なフィルタバッグ1104を含むフィルタ1108に提供する空気循環システム1110を含む。ドア1106は、開放して、フィルタバッグ1104を受容するフィルタ受容構造1108を明らかにする。フィルタは、活性炭素または任意の他の種類のフィルタ材料を含有する空気透過性外側カバーまたはメッシュを備える構造を有するように構成されている。フィルタバッグ1104にもハンドルを構成することができる。フィルタ受容構造の場所は、食品リサイクラ機器1100のケース内の任意の場所にあり得る。空気循環システム1110は、空気を、交換可能なエラーフィルタ1104を通して流れるように構成されることが可能である必要があるだけである。
【0189】
図11Bは、フィルタ1126が食品リサイクラ機器1120の蓋1132内に構成されている本開示の一態様を例解する。蓋1132は、一般には、バケツ1122の上に構成されている。フィルタ1126は、リング形状であり、円形であり、一態様では、蓋1132内の障壁または構造に対するスリットまたは相補構造を含むことができる。交換可能フィルタ1126を蓋1132内に位置決めする1つの利点は、食品リサイクラ機器1120内の空間の効率的な使用である。図2Aおよび図2Bに示すリサイクラの現在の蓋は、本質的に、他の構造的使用を伴わない単なるプラスチックである。交換可能フィルタを含む蓋は、取り入れ開口部1128が提供され、空気がフィルタ1126を通って流れることができるように、バケツ1122の内部から空気を受容するように再構成されている。空気流がフィルタ1126を通って移動し、排気開口部1130を出て大気中に移動することができるバリア1134が提供される。蓋1132の内部部分1124は、蓋を通って最終的に大気中に空気が流れ出ることを可能にするように再構成されている。1つのシナリオでは、食品リサイクル機器1120の上方部分はまた、空気を、バケツ1122の内部から吸い出し、濾過のために、空気ダクトを通して蓋に誘導する空気循環システムを提供するように再構成されている。
【0190】
図11Bの別の態様は、交換可能なフィルタ1126にアクセスし、交換するために、蓋の上部または蓋の下のいずれかにパネルを開放する能力を含む。
【0191】
図11Cは、食品リサイクル機器1120内の蓋1132位置の上面図を例解する。バケツ1122は、バケツ1122からの取り入れ開口部1128への空気流を表す矢印1131を示し、これは、空気が、エアフィルタ1126を通して処理するために空気循環システムから受容されることを表す。フィルタ1126を有する蓋を通る空気の流れを誘導または制御するために使用することができるバリア1132も示される。
【0192】
矢印1134は、概して、フィルタを通る空気流経路を例解し、最終的には、出口ポート開口部1130、および大気中への空気の出口を表す矢印1133につながる。理解することができるように、この図に示されるエアフィルタ1126は、一般に、バリア1136に相補的である、フィルタ内に組み込まれたスリットを備えたパンケーキ形状であり得る。蓋1132の内部1124内の他の構造もまた、交換可能なエラーフィルタ1126を受容するように設計されている空間内の蓋の内部を通る空気流を管理または制御するように調整することができる。矢印1131および矢印1133は、一般に、濾過のための蓋への空気の流れおよび蓋からの濾過された空気の流れのみを表すことに留意されたい。空気循環システムは、バケツ1122から空気を取り出し、蓋1128への、フィルタ1126を通る、および出口ポート1130を通る空気の流れを制御するための任意の様式で、食品リサイクラ機器1120の内部内に構成され得る。
【0193】
一実施例では、図11Cは、出口ポート1130に隣接する入口ポート1128を示すが、出口ポート1130内の入口ポート1128の位置決めは、蓋内の任意の位置にあることができる。例えば、蓋1132は、概してポート1128の位置にある入口ポートから構成されてもよく、バリア1136を含まないが、入口ポート1128の反対側に出口ポートを有する。全体的な空気循環システムは、蓋の任意の位置で空気を提供し、濾過された空気を蓋の任意の位置から取り出すように調整され得る。図3Aの簡単な参照は、蓋304の側面上の開口部360の位置を示す。その図中の食品リサイクラ300の上方部分は、取り外されており、ケーシングの内部構造のいくつかが示される。蓋304が交換可能なフィルタを受容するように再構成されているこの例では、空気取り入れ開口部または空気輸出開口部は、特徴360によって示されるように、蓋の側面上に構成され得る。他の内部空気循環システムと同様に、空気ダクトは、蓋内に構成されたそのような側面開口部に接続され得る。
【0194】
図11Dは、空気循環システムの別の態様を示す。バケツ1122は、バケツ1140から空気循環システム1142の一部であるファン1148への空気流とともに示される。継承者は、空気を、フィルタ1126、および特徴1134によって示されるパターンまたは経路を通じて流れるようにさせる取り入れポート1128に向けられる。バリア1136もまた、この実施例に示される。出口ポート1130は、空気を別の空気ダクト1144に向けることができ、それは、最終的に、空気1146を食品リサイクラ機器1120の外部に向ける。上述したように、空気輸出ポート1130内の空気取り入れポート1128の位置は、蓋内の任意の場所にあり得る。これらのポートは、蓋の側面部分上に構成されることが好ましい。また、ファン1141は、食品リサイクラ機器1120内、蓋およびバケツ1122の外側に構成されることが好ましい。しかしながら、他の構成において、ファン1141は、濾過のためにバケツ1122から蓋に直接空気を引き込むように、蓋の下側に空気取り入れ開口部1128を有する蓋内に構成することができる。言い換えれば、1つの開口部は、蓋の側面上および蓋の下側にあり得、別の開口部は、蓋の側面部分上、または上部分上にあり得る。例えば、蓋構成は、蓋の下の開口部を通してバケツ1122から直接空気を吸い込むためのファン構造を含むことができ、蓋の内部は、十分な量の必要な濾過材料にわたって空気流を送り込むように構成することができ、蓋は、濾過された空気を食品リサイクル機器1120から出す、蓋の上部にある出口ポートを備えるように構成することができる。この構成において、この手法の1つの利点は、食品リサイクル機器1120の他の部分内の空気循環システムの必要性の排除であり、これは、効率を向上させるためにバケツ1122のサイズの増加を可能にすることができる。
【0195】
図11Eは、本開示の別の態様を例解し、蓋に構成されたフィルタは、概してパンケーキ形状であるが、蓋は、追加のバリア1152、1154、1156、1158、および1160を含む。これらは、空気の特定の経路1166を、取り入れポート1162からフィルタ1150を通って様々なそれぞれのバリアの周りを通り、出口ポート1164に流れるようにさせる例示的なバリアである。この例は、特定の空気流が食品リサイクル機器1120の蓋の中でどのように設計され得るかを示す。この設計により、空気取り入れ開口部1162および空気出口開口部1164は、同様に、蓋の側面上、または蓋のそれぞれの上部および底部分上などに構成され得る。このシナリオにおける蓋はまた、経路1166に沿った任意の場所で、バケツの内部から、フィルタ1150を通して、食品リサイクル機器1120の外部に空気を吸い込むために構成され得る1つ以上のファンを含むことができる。経路1166は、本質的に、空気の経路が、迷路を通り抜けるように特定の順序で迷路を通って移動するように制御される迷路として構成することができる。
【0196】
交換可能なフィルタの上記の例は、一般には、蓋内に収まる概してパンケーキ形状のフィルタ、またはティーバッグのように成形され得、食品リサイクラ機器1120の内部内のフィルタ受容器内に位置を有するフィルタを企図する。図11Fは、蓋1170が、フィルタ1176が提供され、空気流1178に対するスパイラル効果を経験することができる内部部分とともに示される別の手法を例解する。このシナリオでは、フィルタは、パンケーキのような形状ではなく、むしろ積み重ねたパンケーキ、またはより一般的にはネジ山のような形状であるとみなすことができる。このようにして、空気は、1つの標高で空気取り入れポート1172に流れ込み、空気は、中央構造体1180の周りを螺旋状に何度も移動し、最終的には、取り入れポート1172よりも高い標高でポート1174を出ることができる経路1178に沿って移動する。この種類の手法の1つの利点は、(図11Dにおける経路想定と比較して)空気が、より活性な炭素材料にわたって流れることを可能にし、したがって、空気の濾過を改善することができることである。この場合、フィルタ1176の構造は、空気の経路の制御のいくつかの態様がフィルタ自体に組み込まれるように、フィルタの層の間に独自のバリアを含み得るように修正される。本明細書に記載のフィルタの形状は、概して円形であるとみなされるが、それらは、正方形、長方形、任意の形状、楕円形などであり得る。
【0197】
一態様では、蓋1170は、複数のフィルタが蓋1170内の空気を処理したように、2つ以上のフィルタを受容するように構成されている。内部空洞へのアクセスは、ユーザが内部フィルタ空洞にアクセスするための、およびすべてのフィルタを取り外し、交換フィルタを挿入するための、蓋の上部、蓋の底部、または蓋の側部からであってもよい。
【0198】
別の態様では、一般に、フィルタ内の活性炭素の量は、フィルタにわたって均一に適用されると仮定される。他の態様では、フィルタ内の活性炭素の量は、特に複雑な経路に沿って変化し得る。例えば、図11Dに示されるフィルタ1126は、取り入れ開口部1128の近くに、より大きいまたはより厚い構成要素を有し得、出口ポート1130の近くに、より薄いまたはより少ない活性炭素を有し得る。本開示には、フィルタ内の活性炭素の厚さまたは物理量を、フィルタを通る空気流の経路に沿って上方または下方のいずれかに変化させる概念が含まれる。一態様では、例えば、全体的な濾過システムは、食品リサイクル機器1120の蓋内に構成された1つのフィルタを含んでもよいが、また、空気が大気中に出る前に食品リサイクル機器ケース内の別の場所に別のフィルタを含んでもよい。これは、臭気を適切に制御するために追加の濾過が必要な場合の要件であり得る。この手法は、依然として、バケツサイズを増強させるために食品リサイクル機器1120内の利用可能な空間を増大させる。この点において、全体的な空気循環システムおよび濾過動作は、第1の形状を有し、第1の空気を処理して第1の濾過された空気をもたらす、食品リサイクル機器1120の蓋内に構成された第1のフィルタを含むことができる。空気循環システムは次いで、第1の濾過された空気を、食品リサイクル機器1120の内部部分内に含まれるが蓋の外部にある、食品リサイクル機器1120内に含まれる第2のフィルタに伝達することができる。空気循環システムはまた、まず、蓋の外部にある第1のフィルタを通って空気を流し、次いで、濾過された空気を蓋内に構成されたフィルタを通って強制的に流すことによって、濾過プロセスを完了させることができる。これらの様々な空気循環システムは、フィルタの各々が、交換可能であり、ユーザによって容易にアクセス可能であるように構成され得ることが本開示内で企図される。
【0199】
別の例示的な態様では、食品リサイクル機器1120の蓋は、食品リサイクル機器1120の動作中にポット容器内の真空またはそうでなければ低圧環境の生成を容易にするために、真空の存在下でポット容器リムに密封するための密封ガスケットを含む。機器1120の蓋が開放および閉鎖することを可能にするように、可撓性接続を介して、食品リサイクル機器1120の本体内に位置する真空ポンプの低圧側に連通する接続チューブを有するポートが提供される。ポートには、液体水がポートチューブに入るのを防止し、蓋が開いているときに通気孔から凝縮液が落ちるのを阻止する液体逆止弁が含まれている。蓋はまた、処理中の食品塊の熱的可視化を可能にするように位置付けられた赤外線レーザ温度センサプローブ開口およびプローブを含むことができる。蓋はまた、食品廃棄物の存在を検出するための音波近接センサ、負圧センサ、排気空気湿度センサ、および蓋閉鎖および安全ラッチセンサなどの追加および/または代替のセンサを含むことができる。
【0200】
一態様では、蓋は、事前に設定された安全係数でトリガされる緊急過真空逃し弁セットをさらに含む。蓋動作ハンドルと真空逃し弁との間の真空逃しインターフェーズは、真空を解放し、ジャムを取り除くために必要なオペレータ介入の場合など、電力中断またはサイクル障害状態の場合に食品サイクラ蓋を安全に開放することを可能にするために提供される。
【0201】
図12は、食品リサイクル機器における交換可能なフィルタの使用に関する方法の例を例解する。方法は、食品リサイクル機器内に含まれるバケツ内に廃棄食品を受容すること(1202)と、食品リサイクル機器の受入空洞内に交換可能なフィルタバッグを受容すること(1204)と、廃棄食品をリサイクルするための食品リサイクルプロセスを開始すること(1206)と、廃棄食品から水分を抽出して、湿った空気を生成すること(1208)と、湿った空気を、交換可能なフィルタバッグを含む受入空洞を通って空気ダクトに通すこと(1210)と、を含む。上述したように、湿った空気を通すことは、濾過するために、または別個の空気循環システムを通して、バケツの内部から蓋に空気を直接受容することを含むことができる。交換可能なフィルタバッグは、バケツおよび蓋構造の両方の外側の食品リサイクル機器内の交換可能なフィルタ位置を表すことができ、またはそれは、蓋内の位置であるように構成されたフィルタを含むことができる場合。
【0202】
食品リサイクラの全体の体積に対するバケツの体積の比率は、0.0717~0.2857であり得る。食品リサイクラは、一態様では、家電製品に有用である特定の寸法を有することができる。上述したように、食品リサイクラは、35リットル以下の全体的な機器体積を有するように構成されており、バケツは、2.51リットル、10リットルも含めて2.51リットル~10リットルの廃棄食品を受容する能力を有する。したがって、バケツの体積は、2.51リットルか10リットルかのサイズであり得る。食品リサイクラの全体の体積に対するバケツの第1の体積の比率に基づいて、食品リサイクラの全体の体積は、8.79リットル~35リットルであり得る。いくつかの事例では、構成は、約380ミリメートルの高さ、約270ミリメートルの幅、および約310ミリメートルの長さのうちの1つ以上を含むことができる。
【0203】
交換可能なフィルタバッグは、リング形状、円形、正方形のうちの1つであるか、または蓋とともに含まれる受容空洞内に収まるように構成され得る。交換可能なフィルタバッグは、食品リサイクラ機器の蓋内の交換可能なフィルタバッグを通るスパイラル空気流を可能にする構造を有することができる。空気循環システムは、バケツから受容された空気を、空気チャネルを通って蓋の中の取り入れ開口部を通過させ、交換可能なフィルタバッグを含む受容空洞を通って、蓋の中の出口開口部を出るように構成され得る。空気は、交換可能なフィルタバッグを含む受容空洞を通って移動する際に、らせん構成、円形構成、迷路状構成、および多層構成のうちの1つ以上で移動することができる。方法は、食品リサイクル機器内に第1の交換可能なフィルタおよび第2の交換可能なフィルタを受容することを含むことができる。
【0204】
図13は、食料品を作成するための、余剰食品からの風味および栄養素の注入、または食品廃棄物の栄養素保存された安定した粒状媒体への変換のいずれかのために、食品リサイクラ1300内に挿入された容器1310、1320の種類を検出するためのセンサ1302、1304のセットを含む食品リサイクラ1300の例を例解する。一態様では、食品リサイクラ1300は、一連のワイヤを含み、ワイヤは、容器1310、1320が食品リサイクラ1300の空洞1306内に配置され、ワイヤが通電されるときに、容器1310、1320に電磁エネルギーを誘導するように構成されている。
【0205】
一態様では、容器1310、1320が食品リサイクラ1300の空洞1306内に配置されることにより、食品リサイクラ1300は、空洞1306内に挿入された特定の容器の構造および目的を識別する。例えば、容器1310、1320は、各々が、食品リサイクラ1300によって検出されると、食品リサイクラ1300に乾燥サイクルまたは注入サイクルを実行するかどうかを判定させる1つ以上の明確な特徴を含む、外観および目的が異なり得る。例えば、図13に例解するように、ポット容器1310は、食品リサイクラ1300によって検出されると、食品リサイクラ1300に、ユーザがストックまたはブロスを生成するための注入サイクルを開始することを望むことを示すものとしてポット容器1310を認識させる、独自の形状または構成を有するリップ特徴1312を含むことができる。バケツ容器1320は、異なるリップ特徴1322、またはポット容器1310のリップ特徴1312と比較すると明確である独自の形状または構成を有する他の構成要素を含むことができる。いくつかの態様では、バケツ容器1320はさらに、ポット容器1310のものと比較して異なる形状または形態因子を有する。食品リサイクラ1300は、バケツ容器1320のこれらの特徴を検出し、バケツ容器1320を、粒状材料を生成するためにユーザが乾燥サイクルを開始することを望むことを示すものとして認識し得る。
【0206】
一態様では、食品リサイクラ1310は、空洞1306内に、ポット容器1310およびバケツ容器1320の明確な特徴を検出するために使用可能である1つ以上のセンサ1302、1304を含む。1つ以上のセンサ1302、1304は、容器1310、1320が空洞1306に挿入されると、少なくとも1つのセンサが、挿入された容器1310、1320の独自の特徴を検出するように、空洞1306内に位置決めされ得る。例えば、ポット容器1310が空洞1306内に挿入される場合、センサ1302は、空洞1306内のその位置決めの結果として、ポット容器1310のリップ特徴1312を検出し得る。センサ1302は、空洞1306内のポット容器1310の存在を示すための信号を、食品リサイクラ1300のコントローラに伝送し得る。バケツ容器1320が空洞1306内に挿入される場合、別のセンサ1304は、空洞1306内のその位置決めの結果として、バケツ容器1320のリップ特徴1322を検出し得る。センサ1302と同様に、センサ1304は、空洞1306内のバケツ容器1320の存在を示すための信号を、食品リサイクラ1300のコントローラに伝送し得る。
【0207】
センサ1302、1304は、圧力センサ、近接センサ、赤外線センサ、フレックスセンサ、または空洞1306に挿入され得る容器1310、1320の異なる特徴を検出することが可能である任意の他の種類のセンサを含み得る。これらのセンサ1302、1304は、空洞1306内の容器1310、1320の検出時、または空洞1306からの容器1310、1320の除去時に、コントローラへの信号の伝送を可能にするために、コントローラと電気通信している。一態様では、センサ1302、1304は、容器が存在するかどうか、および存在する場合、容器がポット容器1310であるかどうか、またはバケツ容器1320であるかどうかをコントローラに示す機械的に符号化されたタブの存在を検出することができるマイクロスイッチ接点である。
【0208】
コントローラは、センサ1302、1304から取得された信号に基づいて、食品リサイクラ1300のユーザインターフェースを更新して、空洞1306に挿入された容器1310、1320を使用して実行されるサイクルのための様々なオプションをユーザに提示し得る。例えば、ユーザが空洞1306にポット容器1310を挿入した場合、ユーザは、ユーザインターフェースを介して、ポット容器1310内に存在する食品を使用して所望のストック、スープ、または他の食品を生成するために実行され得る1つ以上のプログラム(例えば、機能、レシピなど)を提示され得る。一態様では、空洞1306内のポット容器1310の存在の検出に応答して、コントローラは、食品リサイクラ1300の1つ以上の他のセンサを作動させて、ポット容器1310の内容物を識別し得る。内容物の識別を通じて収集されたこのデータを使用して、ポット容器1310の内容物を液体溶液に注入して、所望の食品を生成するために実行され得るプログラムをさらに識別することができる。ユーザインターフェースを介してユーザがプログラムを選択すると、コントローラは、食品リサイクラ1300の1つ以上の構成要素を係合させて、粉砕、剪断、特定のおよび/または安全な温度での保持、撹拌、またはそうでなければ、ポット容器1310内の所望の食品の作成および維持のための動作を実行することができる。コントローラは、ユーザインターフェースを介して、注入プロセス中にユーザにフィードバックおよびアラートを提供し得る。
【0209】
ユーザがバケツ容器1320を空洞1306に挿入した場合、ユーザは、ユーザインターフェースを介して、異なる種類の粒状媒体を作成するために使用することができる様々な異なる乾燥サイクルプロファイルを提示され得る。これらの異なる乾燥サイクルは、サイクルの完了に必要な時間、サイクルのエネルギー使用量、および食品リサイクラ1306の外部にある他の要因(例えば、排気温度、騒音レベルなど)に基づいて異なり得る。上記の例と同様に、一態様では、コントローラは、食品リサイクラ1300の1つ以上の他のセンサを作動させて、バケツ容器1320の内容物、ならびにこれらの内容物の体積および水含有量を識別し得る。このデータは、ユーザインターフェースを介してユーザに提示され得る異なるサイクルプロファイルの異なる因子を判定するために使用され得る。特定の乾燥サイクルのユーザ選択に基づいて、コントローラは、サイクルプロファイルに従って、食品リサイクラ1300の1つ以上の構成要素を係合させて、粉砕、撹拌、混合、加熱、吸引、空気の移動、凝縮、空気濾過、湿度および温度の制御および監視などを行い得る。一態様では、食品リサイクラ1300は、ユーザインターフェースを介して、液体凝縮物を生成するための急速な凝縮サイクル、または湿潤な暖かい空気排気を生成するための通常のサイクルのモードをユーザに提供する。
【0210】
一態様では、ポット容器1310は、強磁性ステンレス鋼材料または強磁性要素を含む鋳造合金などの強磁性材料から製造または構築される。この強磁性材料は、誘導電磁場においてポット容器1310内で熱を生成するために利用される。
【0211】
一態様では、バケツ容器1320は、廃棄物材料の表面解離を提供するために、流入する暖かい空気が食品廃棄物柱を通って上昇することを可能にするように構成されている下部入口ポートを含む。さらに、バケツ容器1320は、負の大気圧環境を提供して、正の細胞間圧力差を生じさせて、水蒸気の廃棄物材料の細胞膜の通過を容易にして、乾燥を加速し、細胞内の水沸点を低下させて蒸気圧を上昇させる。バケツ容器1320は、真空ポンプおよびパージポンプによって送達されるプログラム所定の時間および負圧のシーケンス、ならびに負圧解放弁の動作に続く繰り返しの脈動サイクルにおいて、減圧され、大気圧に戻され得る。脈動真空プロセスは、廃棄物材料の細胞膜の破裂を加速し、細胞間水分が細胞を排出するための駆動力を提供し、それによって細胞乾燥を加速する。
【0212】
真空ポンプおよびパージエアポンプは、低い空気流量を生成することが可能であるが、高い負のフロントエンド圧力を生成することが可能である電動エアポンプであり、露点よりも上または下のいずれかにおける、凝縮物を含んだ空気の通過を許可するように設計されている。一態様では、ポンプは、密閉されたバケツ容器1320内のポンプの前方の負圧を維持するために、非運転状態で閉鎖弁として機能することが可能である属性を有する容積型ポンプである。代替の実施形態は、限定されないが、一方向弁を有する軸流コンプレッサまたはタービンコンプレッサを含む。真空ポンプおよびパージエアポンプは、ドローダウンおよび保持機能中に密閉されたバケツ容器1320内に負圧環境を生成し、パージサイクル中に水分が含まれた空気を除去するという二重の機能を果たす。真空段階では、ポンプは、30inHgまで持続的な負圧を発生させることが可能であり、パージ段階では、周囲圧力で毎分4倍の空洞体積を変位させることが可能である。
【0213】
食品リサイクラ1300は、規定の回転位置で、オーガ空気ポートは、オーガベアリング支持チューブ上に位置する対応するエアポートと位置合わせして、バケツ容器1320の内部とバケツ容器1320の外部との間の空気連通を可能にする。これは、バケツ容器1320内への空気の自由な通過を可能にして、封じ込められた負圧を外部環境圧力に等しくすることによって、封じ込められた負圧の中和を容易にする。
【0214】
別の態様では、バケツ容器1320は、バケツ容器本体内に位置する真空リリーフポートを含む。真空リリーフポートは、廃棄物媒体を通る空気流を作り出すために、バケツ容器1320の内部とバケツ容器1320の外部との間の連通を、バケツ容器1320の下部領域内の場所に作り出すように、機械的または電気的連通によって作動させることができるバルブである。
【0215】
一態様では、バケツ容器1320は、バケツ容器1320の基部に位置するポートをさらに含む。このポートは、バケツ容器1320を食品廃棄物の保管のために水密の状態にするためのシールとして機能するバルブを含む。バルブはまた、真空が適用されるときに、バケツ容器1320内に負圧雰囲気の作成のためのシールとして機能することができ、シールは、開放するためおよび液体凝縮液の排水を提供するために外部から動作させることができ、またはバケツ容器1320内の内部負圧を中和するために、空気の流入を提供するために開放することができる。バルブは、したがって、外部動作を可能にするように位置決めされており、ポートは、したがって、空気流入とともに廃棄物媒体を通る空気流を作成するために、廃棄物媒体の下の領域に空気連通を提供するように位置する。
【0216】
一態様では、バケツ容器1320は、様々な機能を実行することができる回転子をさらに含む。例えば、時計回りの回転を介して、回転子は、回転子アームブレードと静止粉砕機ブレードとの間の剪断および微粉砕を通じて、材料低減をもたらす。撹拌器アームとバケツ容器底部との間の接近したクリアランスは、洗浄作用を提供し、回転子形状は、底部から粉砕機ブレードに向かって廃棄物の上昇を提供して、剪断および微粉砕を通じて記載された機械的低減を提供するようなものである。ブレードの掃引形状は、回転子と静止粉砕機ブレードとの間に保持および剪断作用を提供するようなものである。反時計回りの回転では、掃引ブレード設計は、廃棄物材料をバケツ容器壁に外向きに強制し、そこで、複数の盛り上がり突起と係合し、これらの盛り上がり突起は、上向きの平面形状を通って非水性材料に、および渦電流を生じさせることによって水性材料に、上向きの混合流を生じさせるように配置されている。
【0217】
一態様では、食品リサイクラ1300は、コントローラを通して、ホール効果位置センサと組み合わせてモータ電流を測定して、撹拌器回転速度対電流またはモータ巻線位相遅延を判定する。これは、回転子と粉砕機ブレードとの間の廃棄食品ジャムによって生成された回転子オーバートルクまたは回転子ストール状態を判定するために実行される。食品リサイクラ1300は、回転子の時計回りの回転を停止し、規定の除去サイクルに続いて反時計回りの回転に逆転させることによって除去サイクルに入る。食品リサイクラ1300がジャムを自律的に除去することが不可能である場合、安全なシャットダウンモードに入り、アラームを生成する。
【0218】
一態様では、食品リサイクラ1300は、食品サイクラ1300とバケツ容器1320との間の入力カプラの近くにホール効果センサをさらに含む。バケツ容器回転子は、ホール効果センサに通信するため、およびコントローラに対する回転子アセンブリの相対位置を食品リサイクラ1300に指示するための磁石を含み、したがって、脈動真空のための回転子空気入口ポートの開放および閉鎖を提供するように回転子の動作を可能にする。
【0219】
別の態様では、ホール効果センサおよび回転子ポートの代わりに、食品リサイクラ1300は、真空リリーフポートを含む。真空リリーフポートは、バケツ容器1320内の塊の下にリリーフ空気を提供するように、バケツ容器1320の基部に位置する。バルブは通常、湿った廃棄物の保管のための液体バリアを提供し、バケツ容器内の真空の生成を容易にするためのシールを提供するように閉鎖されている。バルブは、磁場を印加することによって、または空洞1306内に位置するソレノイドプランジャを介して、外部から動作させることができる。
【0220】
ポット容器1310はまた、回転子を含み得る。バケツ容器1320の回転子と同様に、ポット容器1310の回転子は、時計回りおよび反時計回りの両方の方式で回転する。そのくさび形状は、底部から時計回り方向に垂直に立ち上がる中心流体渦への固形物の上昇を提供し、ポット容器底部に対する接近した公差は、洗浄作用を生み出す。反時計回りの方向に、固形物は、ポット容器1310の外側に押されて、ポット容器内部側に沿って固形物および流体の上昇柱を作り出し、溶液の均一な加熱を容易にして、溶液実体内の温度差を最小限に抑えながら注入を促進する。
【0221】
ポット容器1310およびバケツ容器1320の両方において、撹拌、比例した熱適用、および能動的質量温度フィードバックは、狭い温度ヒステリシス範囲を生成するために、コントローラの制御下にある。ポット容器1310内で、これは、好ましい注入温度を作り出す。バケツ容器1320内で、これは、炭化を伴わない好ましい乾燥温度を作り出す。したがって、コントローラは、温度ヒステリシス範囲を使用して、対応するサイクルが実行されることに基づいて、ポット容器1310またはバケツ容器1320内の理想的な温度を維持することができる。
【0222】
ポット容器1310に関して、注入サイクルの終わりに、ポット容器1310は、水よりも高い密度を有し、底部に沈み込む固体、水と比較的同等の密度の注入された水性液体中層、および水よりも一般的に低い密度である浮遊脂肪を含み得る。脂肪は、融解温度を超える液体状態から融解温度未満の固体状態まで様々であり得る。ただし、これらの脂肪は一般に、水よりも低い密度で残存する。これらの脂肪の融点は、それらの組成に基づいて、様々であり得る。下の層は、廃棄物の流れであり、中の層は、後に望ましい生成物であり、上の層は、脂肪ベースの廃棄物の流れである。
【0223】
食品リサイクラ1300は、一態様では、これらの3つの層の分離を容易にする二重同心セパレータを含む。二重同心セパレータは、2つのフィルタプレートを含み、下部フィルタメッシュプレートが、プランジャ/フィルタとして機能することを可能にする金属バッカーを有し、注入された溶液から固体を分離し、固体廃棄物をポット容器1310の底部に強制的に移動させ、それをポット容器1310の下部領域に保持する。上部フィルタは、固化脂肪の格納のための上向きの外側格納リングを追加して同様に構成され、下部プレートフィルタのシャフトおよび同心シャフトの独立した動きを可能にするように同心シャフトに取り付けられ、その両方とも上向きに動作するように連通する。
【0224】
使用中、注入サイクルが完了すると、食品リサイクラ1300は、安全な食品保管を容易にし、脂肪がその融解温度を超える液体状態で保持されることを可能にするように、ポット容器1310の内容物を指定の温度で保持する。オペレータは、二重同心セパレータを、ポット容器1310内に配置し、上部および下部フィルタプレートの両方とともに液体脂肪層を通過させる。下部フィルタプレートは、固形物を底部に押し付け、第2のフィルタプレートは、その上に置かれる。溶液は、液体から固体への状態変化を受ける脂肪の融点未満まで冷却される。オペレータは、液体溶液を通して上部フィルタプレートを上昇させ、脂肪固形物を捕捉し、廃棄のためにポット容器1310から除去することができる。注入された溶液生成物は、ポット容器1310から注がれ得、廃棄固形物は、下部フィルタプレートによって拘束される。注入された溶液生成物の抽出が完了すると、廃液固形物は、食品廃棄物として処理するためにバケツ容器1320に移動され得る。脂肪は、使用または廃棄のために消毒された脂肪として保持することができる。注入された溶液は、保管され、食料品として使用される。
【0225】
一態様では、乾燥サイクルに関して、サイクル終了の重要なパラメータは、廃棄物材料内の水分含有量である。プロセス検知入力は、蓋に、および食品リサイクラ1300のコンプレッサからのアウトバウンドの空気の流れ内に位置する湿度センサから、コントローラに利用可能である。したがって、湿度センサを使用して検出された湿度の量に基づいて、コントローラは、乾燥サイクルが完了したかどうかを判定することができる。例えば、コントローラは、容器内の湿度レベルを評価して、この湿度レベルが最小湿度閾値を下回っているかどうかを判定し得る。湿度レベルが最小湿度閾値を下回る場合、コントローラは、乾燥サイクルが完了したと判定し得る。
【0226】
一態様では、食品リサイクラ1300は、外部環境ニーズとの発熱機械サイクルの調整を提供するために、コントローラと外部環境との間の接触インターフェースを提供する外部サイクルコントローラ接触コネクタを含む。インターフェースは、一態様では、標準サーモスタットとのインターフェースに限定される24VDC電流でのドライコンタクトクロージャである。
【0227】
一態様では、食品リサイクラ1300は、HVAC排気に好適な2または3インチの円形ダクトを使用して食品リサイクラ1300を外部ダクトシステムに連結するための外部空気ダクトインターフェースを含む。これは、外部環境への排気の任意選択のダクトを提供することができる。
【0228】
乾燥サイクル中、排気は、排気流路に直接排出されるか、または凝縮器を介して内部に分流されることができる。一態様では、凝縮器は、2段階のプロセスであり、第1の段階はベンチュリ凝縮物セパレータであり、第2の段階は、サイクル終了凝縮物パージを有する圧力容器である。代替の態様では、凝縮器は、ペルティエ冷却器凝縮器であり、凝縮器は、ペルティエ回路ブリッジの冷却側を使用し、熱側は、脈動サイクルのパージ部分の間、空気補給ポートを介するバケツ容器1320への再導入のための暖かい空気流を生成する。
【0229】
一態様では、空洞1306の壁内には、ポット容器1310またはバケツ容器1320から食品リサイクラ1300の内部への熱伝達を低減し、その中で実行される機械的動作から生じる音響伝達を低減するための、熱および音響断熱層がある。食品リサイクラ1300の外側ケースは、内部機械的プロセスから外部環境への音響伝達を低減し、それによってノイズを低減するための音響減衰材料層を含むことができる。一態様では、食品リサイクラ1300の空気排気ポート内に、食品リサイクラ1300は、空気ポンプコンプレッサ出力の動作周波数に調整された一連の音響バッフルを含む。これらの音響バッフルは、排気からの脈動ノイズ伝達を抑制するために使用される。
【0230】
図14は、食料品を作成するための、余剰食品からの風味および栄養素の注入と関連付けられた例示的な方法1400を例解する。方法1400は、食品リサイクラのコントローラによって実行され得る。方法1400は、食料品からの風味および栄養素の水溶液への注入のためのポット容器の挿入を検出すること(1402)と、ポット容器の内容物および注入の所望の結果を識別すること(1404)と、様々な食品リサイクラ構成要素を起動して、所望の結果に従って注入を実行すること(1406)と、を含む。所望の結果に従って注入を実行するために、様々な食品リサイクラ構成要素を起動すると、コントローラは、注入サイクルを監視して、注入サイクルが完了したかどうかを判定し得る(1408)。注入サイクルが完了していない場合、コントローラは、注入サイクルを監視し続け得る。しかしながら、注入サイクルが完了した場合、コントローラは、食品リサイクラ構成要素をシャットダウンし、生成物を安定した温度に維持する(1410)。さらに、コントローラは、ユーザインターフェースを介して、または食品リサイクラの他の指標を介して、注入サイクルが完了していることを示す(1412)。
【0231】
図15は、食品廃棄物の、栄養保存された安定した粒状媒体への変換と関連付けられた例示的な方法を例解する。方法1500は、食品リサイクラのコントローラによって実行され得る。方法1500は、食品廃棄物の乾燥のための、食品リサイクラへのバケツ容器の挿入を検出すること(1502)を含む。食品リサイクラのユーザは、食品リサイクラの閉鎖を容易にするために、バケツ容器の蓋を取り外す必要があり得る。ある態様では、食品リサイクラの閉鎖は、バケツ容器が封入されている密閉された雰囲気をもたらす。ある態様では、乾燥サイクルを開始するための開始コマンドを受信すると、食品リサイクラは、乾燥サイクルを開始することができることを確実にするためのシステム診断チェックを実行する。さらに、食品リサイクラは、蓋が閉じられていることを確認し得る。
【0232】
方法1500は、リサイクルプロファイル、食品廃棄物の体積、および食品廃棄物の水含有量を判定すること(1504)と、リサイクルプロファイル、食品廃棄物の体積、および食品廃棄物の水含有量に基づいて、乾燥サイクルの持続時間を判定すること(1506)と、食品リサイクラ構成要素を起動して、食品廃棄物の乾燥を実行すること(1508)と、をさらに含む。
【0233】
ある態様において、食品リサイクラは、バケツ容器オーガを作動させて、バケツ容器内の食品廃棄物にトルクを印加することによって、粉砕サイクルを開始する。これにより、食品廃棄物塊は、機械的な圧縮、裂傷、および微粉砕によって食品廃棄物塊を減少させるように成形された静止した特徴に対して係合し得る。トルクストールの場合、食品リサイクラは、ブレード除去サイクルを実行することができ、それにより、オーガは、反対方向に回転して、食品廃棄物塊を静止混合要素に押し込む。トルクストールがクリアされると、粉砕サイクルが作動して、乾燥サイクルを継続する。ある態様では、食品リサイクラがトルクストールを解決することが不可能である場合、または最大数のトルクストールイベントに達した場合、食品リサイクラは、乾燥サイクルを停止し、問題のアラームまたは他の表示を生成する。ユーザは、トルクストール問題を解決するために、バケツ容器内のジャムを手動で取り除く必要があり得る。
【0234】
粉砕サイクルの完了時に、食品リサイクラは、蓋に搭載された放射熱アレイが作動して、食品廃棄物塊の温度を絶頂乾燥温度に上昇させる熱相を開始する。いくつかの態様では、絶頂乾燥温度は、摂氏115度である。この熱段階中、バケツ容器オーガは、減速された速度で反時計回りに回る。反時計回りの回転は、食品廃棄物塊を撹拌し、食品廃棄物塊を、上向きの材料の流れを作り、混合を作り出して食品廃棄物塊の均一な加熱を容易にするように成形された一連の静止特徴に押し付ける。
【0235】
食品廃棄物塊乾燥サイクル設定点温度に達すると、プロセスは、乾燥サイクルに進み、その時点で放射蓋ヒータは、非アクティブ化される。乾燥サイクルは、開始され、誘導加熱器要素は、赤外線蓋センサの制御下に入り、食品廃棄物塊の設定された乾燥温度を維持するように周期的に作動または調節される。さらに、バケツ容器オーガが作動して、食品廃棄物塊を反時計回り方向に回し、真空リリーフポートの閉位置で停止させる。所定の位置に到達すると、真空ドローダウンサイクルが開始される。
【0236】
真空ドローダウンサイクル中、真空ピンプは、食品リサイクラ内のバケツ容器を、フルサイクルモードでポンプ変位および速度によって設定された真空圧力に、ドローダウンするように係合される。廃棄物材料の細胞膜に出血性破壊を生じさせ、細胞膜破壊を介した細胞内からの水分透過を加速する目的で、一定時間、完全な真空を保持する。
【0237】
真空ドローダウンサイクルの完了時に、オーガは、特定のサイクルで真空リリーフポートを開放および閉鎖するように設定された速度で反時計回り方向に回転を再開し、大気圧まで上昇し、1.5mbarまで下がり、低圧源に向かって移動する対流空気流において、食品廃棄物塊の底部の真空リリーフポート位置からバケツ容器の上部までの空気流をバケツ容器内に生成する脈動真空サイクルを生成する。ある態様では、代替の急速サイクルオプションは、起動時に選択することができ、ペルティエプロセスリサイクルアクセラレータ凝縮冷却器/ヒータが係合される二次プロセスが関与する。
【0238】
空気出力は、蓋と滲出液エアチューブに位置する湿度計によって測定される。これらの測定値を使用して、コントローラは、バケツ容器内の内容物の乾燥が完了しているかどうかを判定する(1510)。同時に発生する一連の連続した読み取り値またはある期間が、食品廃棄物塊が所定の水分含有量に達したことを確認するとき、サイクルは、完了しており、食品リサイクラは、冷却段階に移行する。コントローラは、冷却段階の一部として様々な食品リサイクラ構成要素をシャットダウンし得る(1512)。例えば、冷却段階では、すべての熱源がシャットダウンされる。オーガが、ポート開放位置に移動され、真空ポンプが、減速された速度で動作し続け、バケツ容器内に空気の移動を作り出して、冷却を提供する。
【0239】
蓋および空気浸出液チューブ内の温度センサが、時間の経過とともに同時に発生する一連の同時読み取り値を生成し、バケツ容器およびその内容物が所定の温度に達したことを確認すると、食品リサイクラ機械は、乾燥サイクルが完了していることを示し(1514)、食品リサイクラをスタンバイモードに移動させる。
【0240】
図16Aは、例示的な食品リサイクラ1600の正面図を例解する。食品リサイクラ1600は、左側および右側において概して平坦であり得、食品リサイクラ1600の前部分において丸みを帯びた縁を有することができるサイドハウジングまたはケーシング1602を有することができる。食品リサイクラ1600の上面を形成することができる蓋1604は、蓋構造の一部であり得、排気口1606を含むことができる。この排気口1606は、一般には、蓋1604と関連付けられたヒンジから、または蓋1604の上部後縁から2cm以内に構成され得る。蓋1604は、ハウジング1602の前部分に構成されたラッチ1612と相互作用することによって解放することができる。ラッチ1612の直下には、制御ボタン1610を構成することができる。ラッチ1612および制御ボタン1610の位置決めは、ユーザが、食品リサイクラ1600と相互作用またはそれを制御するために、食品リサイクラ1600の1つの特定の領域に行くだけでよいように、互いに隣接するように設計されている。ユーザは、システムの1つの位置に焦点を合わせることによって、蓋1604を開放するか、または食品リサイクラ1600をオンまたはオフにすることができる。食品リサイクラ1600をオンまたはオフにするには、ユーザは、ボタン1610を押下するだけでよい。これらの2つの制御構成要素の位置決めは、食品リサイクラ1600とのユーザ相互作用を簡素化する。ラッチ1612および制御ボタン1610は、例えば、互いに物理的に2mm以内であり得る。ラッチ1612は、制御ボタン1610の上に構成されているように示されるが、それらはまた、並んで、または制御ボタン1610の下のラッチ1612を備えて構成され得る。
【0241】
空気取り入れ口1608は、食品リサイクラ1600の角度のある下面に沿って位置決めされている。一態様では、通気口1608は、底面(図16Aには図示せず)と垂直サイドハウジング1602との間に画定された角度付き表面のいくつかまたはすべてに構成される。空気取り入れ開口部1608は、空気が、構成要素、食品廃棄物を含むバケツ、およびエアフィルタの周りの特定の経路に従い、最終的には蓋1604に入り、排気口1606から出るように、空気を食品リサイクラ1600に吸い込むために使用される。本明細書に開示される排気口の場所には、いくつかの構成がある。
【0242】
図16Bは、食品リサイクラ1600の側面図を示す。この図では、空気取り入れ口1608は、食品リサイクラ1600の底部付近の角度のある表面に沿って構成されているものとして示される。一態様では、後面1614は、食品リサイクラ1600が、上方に立てかけられているか、または壁に対して位置決めされることができるように垂直である。垂直な後面1614により、排気口1606は、空気が蓋1604の上面から流出するように構成されることが予想される。
【0243】
ラッチ1612および制御ボタン1610の側面プロファイルが提供される。制御ボタン1610は、食品リサイクラ1600の前面から離れて延在することに留意されたい。
【0244】
図16Cは、例示的な食品リサイクラの内部構成要素のいくつかを例解する。蓋1604および排気口1606は、食品リサイクラ1600の残りの部分から分離されているものとして示される。構成要素1622は、特徴1630によって表される構成要素内に構成されたギヤシステムを駆動するモータを含むカバーまたはモータハウジングを表す。モータハウジング1622内の空気口1624は、空気口1608を介して受容される空気がモータハウジング1622を通って流れることを可能にすることができる。ユニットを通る全体の空気流については、以下で詳細に説明する。
【0245】
バケツ1628は、バケツハウジング1626内に構成されているものとして示される。バケツ1628は、ユーザによって取り外し可能であり、バケツハウジング1626に相補的であり、バケツハウジング1626内に適合するように構成されている。一般的に言って、モータハウジング1622内に含まれるモータは、区画1630内のギヤシステムを駆動し、これにより、ブレードシステムがバケツ内で回転し、廃棄食品を処理する。また、食品を細断しかつ加熱することのいずれもできるように、熱板またはベースユニット1708の一部としての他の構成要素を介して熱が提供され得る。ヒータは、区画1630内または区画1630の一部に構成することができる。構成要素1616は、バケツ1628の上部領域から空気を、直接か、または蓋1604内に構成された空気チャネルを通してのいずれかで吸い込むファンを含む。空気流は、バケツ領域1628から、最終的には食品リサイクラ1600から水分を吸い込む。ファンは、構成要素1616を通って、および区画1620内の開放チャネルを通って空気を引き下げる。フィルタ構成要素1618は、空気を濾過し、容易に取り外し可能である堆肥化可能なフィルタを含む。フィルタ構成要素1618は、それが堆肥化可能なフィルタシステムであり得る。フィルタシステムの例示的な高さは、約144mmであり得る。一態様では、スクリーンカバー1615は、ファン構成要素1616を覆うために使用することができ、スクリーンカバー1619は、フィルタ構成要素1618の上部分を覆うために使用することができる。
【0246】
図16Dは、例示的な食品リサイクラ1600の内部構成要素のいくつかを例解する。この図では、蓋1604に関するより詳細な情報が提供される。例えば、バケツ1628から上方に流れる空気は、蓋1604内の空気流領域1634に入ることができる。蓋1604の構成は、空気を、ファンを含む構成要素1616に流下させる出口領域1636への空気流を制御することができる。ファンは、空気を、構成要素1620に押し込み、フィルタ構成要素1618を通って上昇させ、領域1638を通って蓋に戻す。これらの空気流領域1634、1636、1638は、蓋1604の底面にいくつかの小さな開口部または穴を形成し、蓋1604内に内部空気流チャネルを構成して、蓋1604への、および蓋1604からの空気の流れを制御することによって作成することができる。ロック構成要素1632は、蓋1604の一部として示され、ラッチ1612に相補的であり、ラッチ1612と相互作用する。ロック構成要素1632は、ユーザによるラッチ1612との相互作用の際に、蓋1604をロックまたは解除するために使用することができる。
【0247】
図16Eは、例示的な食品リサイクラ1600の内部構成要素のいくつかを例解する。この図では、バケツ1628は、バケツハウジングまたはバケツ受容器1626から分離されているものとして示される。バケツ1628は、取り外し可能であり、バケツハウジング1626内の内壁くぼみ1631に相補的であり得る側壁延長部1629を有する相補的な側壁を備えて構成されている。このようにして、バケツ1628は、バケツハウジング1626内に容易に配置され、使用のために適切に設置することができる。図16Eはまた、食品リサイクラ1600に電力を供給するための電源コードを格納するように構成され得る区画1638を示す。
【0248】
図16Fは、例示的な食品リサイクラ1600の底面図を例解する。底面1640、ならびに制御ボタン1610およびラッチ1612の底面図が示される。この図では、空気取り入れ口1608は、後面1614を除いて、食品リサイクラ1600の下部を取り囲むものとして示される。食品リサイクラ1600への空気流をさらに制御するために、空気取り入れ口1608は、断続的に、または空気取り入れ口1608が構成されている面の特定の領域に位置決めされ得る。
【0249】
図16Gは、例示的な食品リサイクラ1600の上面図を例解する。排気口1606およびラッチ1612の上面図が示される。図16Gの上面図は、食品リサイクラ1600の左端および右端の角度付きの性質を例解する。これらは例として提供されるが、食品リサイクラ1600のハウジングの好ましい形状を例解する。他の構成もまた、企図され、以下で考察する。
【0250】
図16Hは、例示的な食品リサイクラ1600の側面図および後面図を示す。食品リサイクラ1600の後面1614内に、いくつかの特徴が構成され得る。例として、排気口1640が示される。排気口は、特徴1606によって示されるように、蓋1604内に構成されることが好ましい。しかしながら、食品リサイクラ1600から空気を代替で送ることは、空気を後面1614から送る構造を含むことができる。一態様では、排気口1606は、蓋の上部分から、好ましくは、蓋の後面領域内に空気を流出させるように蓋内に構成される。その他の領域も使用することができる。この態様において、空気は、食品リサイクラ1600の後壁から通気されない。また別の態様では、空気は、蓋1604の後面から通気されるのではなく、蓋1604の上面から送られる。
【0251】
特徴1642は、概して、食品リサイクラ1600を動作させるために使用される電気構成要素の構成を表す。区画1638は、延長コード1629を格納するものとして示される。
【0252】
図17Aは、例示的な食品リサイクラ1700の様々なモジュール構成要素を例解する。食品リサイクラ1700の1つの態様は、その構成要素にモジュール方式でアクセスし、それを交換することができることである。様々な構成要素を入れたり出したりして交換することができる。図17Aは、容易に取り外し、交換することができる様々なモジュールを示す。例えば、システム1700は、様々な構成要素に容易にアクセスして、それを交換することができるように、様々な構成要素を構成することを含むことができる。例えば、ベース構成要素1708は、モータハウジング1622およびギヤケーシング1630を含むことができ、空気取り入れ口1608およびモータ区画空気取り入れ口1624を備えて構成され得る。この構成は、外部ケーシング1602がベース構成要素1708上に容易に置かれる、またはベース構成要素1708に取り付けることができるように生成することができる。バケツ収容器1626は、ギヤハウジング1630上に置かれるように構成することができる。バケツ収容器1626は、バケツ1628を受容するように構成することができる。
【0253】
ファン構成要素1616から流れる空気を受容し、空気を構成要素1620を通ってフィルタ構成要素1618内に流すように構成されている構成要素1620が、モータハウジング1622の上部に置かれ得る。ハウジング1602は、ファン構成要素1616に相補的であり、ファン構成要素1616を受容することができる体積または内部空洞1704を備えて示される。フィルタ構成要素1618の構成に相補的である別の体積または空洞1702は、ハウジング1602内に示される。空気流構成要素1620に相補的である別の空洞は、空洞1704および空洞702の下にあり、ケーシング1602の構造に組み込まれ得る。システム1700の後面の構成の少なくとも一部である別の構成要素1714が示される。この構成要素1714は、延長コードを保持するための空洞1638と、制御システムおよび他の電気構成要素を含むことができる別の部分1642とを含むことができる。ハウジング1602はまた、バケツ収容器1626がハウジング1602内に位置決めされることを可能にするように構成されている内部空洞または体積1706を含むことができる。蓋1604、および蓋構造の一部としての排気口1606が示される。
【0254】
図17Aに示されるバケツ収容器1626および/またはベース1708はまた、バケツ受容器として特徴付けられ得る。加熱要素または熱は、ベース1708の領域1630内またはバケツ収容器1626内のいずれかに提供されて、バケツ1628に熱を伝達するか、またはバケツ1628が、システム内に配置された廃棄食品の処理の一部として加熱されることができる。
【0255】
電気制御システム、ならびに電力および制御信号の、モータ、加熱要素、ファン、または他の要素への通信は示されていないが、当業者に理解されるだろう。
【0256】
ラッチ1612、およびハウジング1602の外面の前部分に構成された制御ボタン1610が示される。図17Aに示される様々な構成要素は、様々な構成要素のアクセシビリティおよび取り外し可能性がエンドユーザにとって容易であるように構成されている。例えば、システムは、ユーザが、元のファンが作動停止した場合に、空洞1704の上部からファン構成要素1616にアクセスし、ファン構成要素を取り外し、新しいファン構成要素と交換することができるように構成され得る。この図には示されていないが、構造内に含まれるのは、ファンに電力を供給し、構成要素1642に収容された制御システムから制御データを提供する適切な電気接続である。別の態様では、ユーザは、ハウジング要素1602を取り外し得、したがって、次いで、ユーザによって取り外され、容易に交換され得るファン構成要素1616を曝露し得る。
【0257】
同様に、ユーザは、開口部1702およびケーシング1602の上部分から、またはハウジング構成要素1602をベース構成要素1708から持ち上げた後にフィルタ1618にアクセスする際のいずれかに、フィルタ構成要素1618にアクセスし、それを交換することができる。
【0258】
図17Bは、フィルタシステム1720をより詳細に例解する。フィルタ収容器1618は、ベース構造1710とともに、特徴1712として表される開口部または構成に位置決めされる。特徴1712は、ファンから空気を受容し、フィルタ1722を使用して空気を濾過することができるように、構成要素1620の内部部分を通って開口部または出力ポート1712に空気を導く構成要素1620の一部である。フィルタ1722は、堆肥化可能であり、フィルタ構成要素1618に取り外し可能に挿入されるように構成されている。ハンドル1724は、構成要素1618からの容易な挿入および取り外しのために、フィルタ1722とともに構成することができる。上部カバーまたはフィルタスクリーン1619は、空気がフィルタを通って上部から流出することを可能にするための多くの空気流口または開口部を有することができる。エアフィルタ1722を交換することは、蓋1604を開放し、上部カバーまたはフィルタスクリーン1619を取り外し、ハンドル1724を利用して、フィルタ1722を構成要素1618から引き出すことによって達成することができる。ユーザは、古いフィルタを、同様の様式で新しいフィルタに交換することができる。
【0259】
図17Cは、フィルタ1722をより詳細に例解する。フィルタ1722は、非多孔質であり、ボール紙または厚紙などの材料から作製され得るシリンダ壁1728を備えて構成され得る。設計は、フィルタを通り、フィルタの側壁から出ない、空気の流れを制御する。底面1730および上面1732は、暖かい湿った空気を濾過する内部の木炭片1726を含有しながら空気の流れを可能にするために、透過性フィルタ材料から作製され得る。フィルタに他の材料も、使用することができる。ボール紙または厚紙を使用すると、フィルタ全体を堆肥化可能にすることが可能であり得ることに留意されたい。他の材料もまた、フィルタ1722の機能性を維持し、ユニット全体として堆肥化可能であり続けるために使用され得る。
【0260】
図18Aは、例示的な食品リサイクラの上面図1800および構成要素のいくつかの断面図を例解する。この図は、排気口1606を含む蓋構成要素1604の上面図を例解する。ラッチ1612の上面図もまた提供される。断面線A-Aは、システム1802のビューの場所を例解する。
【0261】
図18Aのシステム1802で示されるように、本開示の態様をさらに例解する様々な特徴が示される。蓋1604は、第1の空洞1808を備えて示される。空洞1808は、概して、空気がバケツ(図示せず)の上部から空洞1808を通ってファン構成要素1616に流れるチャネルまたは体積を表す。空気を領域1808からファン構成要素1616内に流すか、または吸い込むために使用することができるファン1804が示される。ファン1804は、空気を、最終チャネル1814を通って、構成要素1620によって画定される空洞またはチャネルに押し下げる。次いで、空気は、堆肥化可能なフィルタが領域1812に位置決めされているフィルタ構成要素1618に流れる。一態様では、フィルタ1812は、フィルタの性能を改善するための特定の構造を含む。例えば、非透過性側壁1813は、フィルタ1812の中央部分を通る空気流を維持する目的で、フィルタ1812に関連して構成することができる。矢印1816によって示される空気流は、構成要素1620を通る、フィルタ1812への流れを例解する。取り外し可能な堆肥化可能フィルタを位置決めすることができるフィルタ構成要素1618のためにケーシングを設けることができる。例えば、ユーザは、上で考察され、図17Aに示される開口部1702を通してフィルタ構成要素1618にアクセスし得る。取り外し可能なフィルタ1812は、開口部を有さず閉鎖しており、フィルタ1812の中央部分を通して空気を強制することができる側壁を含むことができる。
【0262】
空気は、矢印1816によって示される方向に移動するため、フィルタ1812が、所定の位置に適切に設置され、空気の流れによってある程度上方に移動または押し出されることを防止することもまた重要であり得る。したがって、本開示の一態様は、設置構造、およびフィルタ構成要素1618の基部に適切に付着する材料を有するフィルタ1812の構成を含む。例えば、テープ、Velcro(登録商標)もしくは他の面ファスナ、または磁気構造を使用して、フィルタ1812をフィルタ構成要素1618内にしっかりと設置することを助けることができる。要素1710は、図17Aに示される受容構造1712にフィルタを設置するために使用することができる設置構造を表している。
【0263】
図18Aは、例示的なギヤ構成要素1806、電気制御構成要素1642、およびモータ1818をさらに示す。
【0264】
図18Bは、例示的な食品リサイクラの上面図1800および構成要素のいくつかの断面図1820を例解する。上面図では、蓋1604は、システム1820を通る断面図の場所を例解する線A-Aとともに示される。システム1820では、空洞1622は、蓋1604に示される。空洞1622は、空気口1634(図16Dに示されるように)を通って領域1622に湿った空気を吸い込むために使用され得る。空洞1622は、図18Aに示されるように、空洞1808と接続して、空気を、ファン1804によって制御されるように、空気口1636を通ってファン構成要素1616(図16Dに示されるように)に流すことができる。
【0265】
図18Bはまた、ラッチ1612および制御ボタン1610ならびに空気取り入れ口1608の前部分を例解する。バケツの内部空洞は、特徴1824として示される。例として、ブレード構造を示す。中央柱1826は、ブレード1827、ブレード1830、およびブレード1832などのいくつかの異なる切断ブレードを支持する。クロスブレード1828、1834は、バケツ1628の壁に取り付けられており、ブレードシステムの細断能力を改善するためにさらに展開することができる。ギヤ機構および加熱機構のさらなる例示的な詳細は、特徴1836、1838として示される。
【0266】
図18Cは、例示的な食品リサイクラ1850の側面図を例解する。食品リサイクラ1850は、外部ハウジング1856、空気取り入れ口1858、蓋1854、および制御ボタン1852を含む。一実施例では、排気口は、領域1862の近くに構成され得る。排気が食品リサイクラ1850の背面から流出するように構成されている代替の実施形態では、食品リサイクラ1850が壁に寄せて位置決めされる場合に問題が生じ得る。加熱された湿った空気が、食品リサイクラ1850の背面から強制的に出され、壁に直接衝撃を与えることは望ましくない。したがって、この図は、システム1850の傾斜または角度のある後壁または後面1860を例解する。傾斜面1860の角度は、垂直線に対して1°~30°のいずれであり得る。傾斜面1860の目的は、システム1850と関連付けられた望ましいプロファイルを維持すること、および、領域1862とシステム1850の背後の壁との間に十分な空間を提供することである。湿った加熱された空気は、領域1862の開口部から通気され得、排気口1862が壁に近すぎるため、壁を損傷し、またはある程度、システム1850に戻ることを強制されることはない。
【0267】
内部空気流チャネルは、上述のフィルタ1618を通って流れる空気が適切に排気口1862に向けられるように修正され得ることに留意されたい。このような空気流は、蓋1854を通って移動させられ得るか、または移動させられない場合がある。言い換えると、領域1862は、システム1850のハウジング1856内に構成され得る。別の態様では、領域は、蓋1854の内部構造が、空気を、他の図に示されるように、蓋の上部分ではなく蓋の後部から流出させるように、蓋1854の一部として構成され得る。
【0268】
図19は、例示的な食品リサイクラ1900を通る内部空気流経路を例解する。この例では、冷気は、システム1900のハウジングの底部分上の空気取り入れ口1608に吸い込まれる。一実施例では、システム1900の全体的な構造は、反転することができ、バケツが右側に構成され、空気取り入れ開口部1608が左側に構成される。
【0269】
最初の空気流は、例として図19の矢印Aで示される。ハウジング内に入ると、空気は、通気口1624(図19には示されていない)を通ってモータハウジング1622内に流れることができる。B矢印は、バケツ収容器1626およびバケツ1628の下に構成された領域に向かってモータおよび他の構成要素の上を流れる冷たい空気を表す。冷たい空気がモータによって加熱されるため、空気は、モータを冷却することができる。C矢印は、ギヤシステム1630の領域から、バケツ1628とバケツ収容器1626との間に構成されているD矢印によって表されるチャネルを通る上方への空気の流れを表す。C矢印は、ギヤと熱板との間を移動する少し暖められた空気を表し、ギヤを冷却するためにも使用することができる。D矢印は、空気をさらに加熱するために、バケツ1628の側面を上昇する、モータおよびギヤシステムによってわずかに加熱され得る空気の流れを示す。バケツ1628の上部において、E矢印は、バケツ1628とバケツ収容器1626との間のチャネルから、バケツ1628の内部部分へ下る空気の流れを例解する。バケツ1628の内部部分の内部の空気は、さらに加熱され、廃棄食品から水分を受容する。特徴1826によって表されるブレードシステムは、廃棄食品を細断するために使用される。
【0270】
F矢印は、バケツ1628の内部から、蓋1604内に構成され、また蓋1604内に構成された空洞1808にわたって空洞1822によって画定された、空気口1634を通って上に流れる空気を表す。空洞1808から、G矢印は、空気口1636を通り、ファン1804への空気の流れを表す。H矢印は、ファン1804から、構成要素1616を通り、フィルタ構成要素1618への空気の流れを例解する。構成要素1616の一態様は、空気中の水分の一部が凝縮する冷却パンとみなすことができることである。図示されていない一態様において、構成要素1616からの凝縮された水分は、構成要素1616内に残り、概して蒸発し得るか、またはシステム1900のハウジング内の後壁または他の場所に構成された別のチャネルまたは排気ポートを介して除去され得る。I矢印は、構成要素1616から、フィルタ構成要素1618を通って、蓋1604内に構成された空洞1810に流れる空気を示す。一態様では、フィルタ構成要素1618は、暖かい湿った空気を濾過する活性炭フィルタを含む。J矢印は、空洞1810および排気ポート1606への流れを示す。K矢印は、蓋1604の上部後部分からの空気の流れを例解する。
【0271】
上述したように、チャネル1810は、加熱され湿った空気を排気ポートおよび蓋1604の後壁または後ろ向き部分から出すように再構成することができる。別の態様では、チャネルは、例えば、図18Cの特徴1862によって表されるハウジングの上方部分に構成された排気口1640から空気を流出させるように構成され得る。
【0272】
図20Aは、別の例示的な食品リサイクラ2000の側面図を例解する。この例では、システム2000の一般的な構成は異なる。外側ハウジング2002は、ハウジングの前部および側部全体に沿って概して湾曲していることに留意されたい。後面は、平坦であり、垂直であり得るか、または上で考察された角度付き後壁に類似して角度付きであり得る。開口部2008は、廃棄食品を加工するためのバケツを受容することができる。蓋2006は、湿った空気を受容し、フィルタシステムに湿った空気を連通させるため、および濾過された空気の環境への放出を支援するために、上で考察された同様の構成要素を含むことができる。下部取り入れ空気口2010も示される。この図の目的は、他の内部構成要素および構造物が同様に位置付けられて設けられ得るシステム2000全体の別の形状を例解することである。オン/オフ制御ボタン2004も示される。
【0273】
図20Bは、別の例示的な食品リサイクラ2000の側面図および後面図を例解する。この例では、後面2014は、概して平坦であるように示されており、図に示されるように、垂直であり得るか、または傾斜し得る。排気口が領域2012で構成される一態様では、システムを通る空気流を制御するように設計された内部ファンおよびチャネルは、上述の加熱された湿った空気を、システム2000の後壁2014内の排気口2012から通気させる。閉鎖した蓋2006および制御ボタン2004の一部分が示される。
【0274】
図20Cは、別の例示的な食品リサイクラ2020の側面図を例解する。この例では、外側ハウジング壁2024は、すべての側面で円形である。この例では、蓋2028もまた円形であり、示されるように、排気口2022は、蓋2028の後部分内に構成されているものとして示される。取り入れ口2026はまた、システム2020の底部分に沿って示される。オン/オフ制御ボタン2004も示される。
【0275】
図21Aは、別の例示的な食品リサイクラ2100の側面図を例解する。この代替の実施形態では、バケツ2106は、廃棄食品を処理するために、表面2108上に配置されるように構成されている。バケツ2106をユニット内に完全に配置するのではなく、この代替の実施形態では、バケツ2106は、主にユニットの外側に置かれる。バケツ2112のハンドルおよび蓋2102が示される。バケツは、上述の構成要素の少なくとも一部分を含むプラットフォーム2108上に位置決めされる。モータ、ファン、フィルタシステムなどのような、上述の構成要素の少なくともいくつかを含むシステム2112の一部分が示される。領域2110は、食品リサイクルプロセスが発生する間、バケツをシステム上で維持するのに役立つように、バケツ2106の蓋2102の上に少なくとも部分的に位置決めされるように構成され得る。湿った空気を受容するための、ならびにシステム2100の上部分または後部分のいずれかを通じてシステムから排気するためのファンおよびフィルタシステムを通じて湿った空気を連通させるための、上記の空洞のいくつかを含むことができる、システム2100の上部領域2104が示される。
【0276】
図21Bは、例示的な食品リサイクラ2114の上面図および構成要素のいくつかの断面図2120を例解する。システム2114は、バケツ2102の上部分、ハンドル2112、およびシステム2104の上部分を有する上面図を示す。線A-Aは、システム2120の断面図の位置を例解する。システム2120により、ユーザは、バケツ2122を、システム2104の上部分の少なくとも部分的に下にある上部分2102とともに位置決めすることができる。領域2124は、一般に、加熱および細断を通じて廃棄食品を処理し、リサイクルプロセスの一部としてシステムを通る空気流を可能にするために、様々な構成要素が構成されている場所を表す。バケツは、加熱された空気がバケツの内壁2126と外壁2128との間を移動することを可能にする二重壁バケツである。この二重壁バケツは、食品リサイクルユニット内のバケツ区画の必要性を排除する。
【0277】
図22Aは、食品リサイクラの例示的なブレード構造2200を例解する。示されるように、切断ブレードシステム2204は、バケツ2202の内部部分2222に構成されている。様々な切断ブレードは、中央柱2216から延在するように示される。上部切断ブレード2206、中間切断ブレード2214、および下部切断ブレード2212は、中央柱2216から異なるレベルで延在する。これらの切断ブレードは、柱2216から延在するように構成されており、クロスブレード部材2208、2210が構成され、それぞれの取り付け構成要素2218、2220に取り付けることができるように、それぞれのブレードの間に垂直な空間があるように構成されている。取り付け構成要素2218、2220は、バケツ2202の内部部分2222上に構成されている。このようにして、ブレードアセンブリ2204は、システムのモータおよびギヤ機構(図示せず)によって回転させられるので、廃棄食品は、ブレードシステム2204およびそれぞれの切断ブレードの動きによって、クロスブレード部材2208、2210に対するそれらの移動とともに、適切に細断されることができる。
【0278】
バケツは、ブレードシステム2204を含み得る。一態様では、ブレードシステム2204は、中央柱2216と、少なくとも1つの切断部材2206、2212、2214であって、各々、中央柱2216から異なるレベルで延在する、少なくとも1つの切断部材と、バケツの両側(または必ずしも互いに反対側に配置される必要のない異なる側)に取り付けられた少なくとも1つのクロスブレード2208、2210と、を含む。少なくとも1つのクロスブレード2208、2210は、図22Aに示されるように、少なくとも1つの切断部材2206、2212、2214のうちの2つの間に構成され得る。3つの切断部材が示されるが、本開示は、例解されているように、1つ超切断部材だけでなく、ただ1つの切断部材を包含するのに十分に広義である。
【0279】
図22Bは、食品リサイクラのための例示的な切断構成要素2230を示す。上部切断ブレード2208は、底部クロスブレード部材2210の上に構成されているものとして示される。取り付け構成要素2218、2210は、より詳細に示される。図22Cは、食品リサイクラの例示的な切断構成要素2230を例解する。この図は、クロスブレード2208、2210の取り外し可能な性質、およびそれらが取り付け構成要素2218、2220からどのように取り外され得るかを例解する。
【0280】
図22Dは、食品リサイクラのバケツ構造2202の断面図2200における例示的なブレード構造を例解する。ブレードシステム2204は、上部プレート2206を有する中央柱2216、下部ブレード2212のための中間ブレード2214を含む。これらのブレードの垂直間隔は、バケツ2202の側壁への取り付け構成要素2218、2220に取り付けられている上部クロスブレード部材2208および下部クロスブレード部材2210の適切な空間を可能にするように、この図に例解されている。
【0281】
図22Eは、食品リサイクラの上面図からの例示的なブレード構造2240を例解する。前述の構造では、クロスブレード構成要素2208、2210は各々、概して重なり合って構成され、同じ形状を有する。この図において、上部ブレード2242は、底部ブレード2244の上にあるように構成されていないが、それらは、それらが重なり合わないように互いに鏡像であるように構成されている。この異なる構成は、ブレードシステム2204が動作するときに、異なる種類の細断動作を引き起こし得る。様々な切断ブレード2214、2206、2212もまた、バケツ2246のブレードシステムの一部としてこの図に示される。
【0282】
図22Fは、食品リサイクラの側面図からの例示的なブレード構造2240を例解する。この図において、上部ブレード2242は、底部ブレード2244に対して異なる角度から見られる。上部切断部材2206は、中央柱2216から延在し、上部ブレード2242の上を移動するように構成されている。中間切断部材2214は、上部ブレード2242と下部ブレード2244との間を移動するように構成されている。下部切断部材2212は、下部ブレード2244の下に構成されているように、中央柱2216から回転するように構成されている。
【0283】
図22Gは、食品リサイクラの上面図からの例示的なブレード構造2260を例解する。この構造では、バケツ2262は、ブレードシステム2204と、取り付け構成要素2266、2268に取り付けられているクロスブレード部材2264と、を含む。それぞれの切断ブレード2214、2212、2206は、切断部材2264の上方または下方で移動することができる。この図に示される切断部材2264はまた、図22Dに示されるように、積み重ねられた切断部材を表してもよい。
【0284】
図22Hは、食品リサイクラ2270の上面図からの例示的なブレード構造2204を例解する。この例では、切断部材2208は、その切断アーム2206、2214、2212を有するブレード構造2204に関連して示される。取り付け構成要素2218、2220(図面上に2227として示される)も示される。この上面図では、蓋1604は、開放しており、様々な空気流チャネル1634、1636、1638は、蓋構造1604の一部として示される。ファン構成要素1616の上面図、ならびにフィルタ構成要素1618およびラッチ1612の上面図が示される。
【0285】
図22Iは、食品リサイクラの例示的なブレード構造の様々な図を例解する。例えば、ブレード構造2280は、上部切断ブレード2214、中間切断ブレード2206、および下部切断ブレード2212が各々中央柱2216から延在する中央柱2216を例解する。ブレードシステム2282は、中央柱2216ならびに上部切断ブレード2214、中央切断ブレード2206、および下部切断ブレード2212の別の角度を例解する。この図は、それぞれの切断ブレード2214、2206、2212の異なる構造を例解する。例えば、切断ブレード2214の上部分は、角度を付けられているか、または湾曲している。切断ブレード2206、2212の上面は、湾曲していないが、平坦であることが示される。各切断ブレード2214、2206、2212の底部分または底面は、平坦であるものとして示される。各切断ブレードも同様に湾曲しているものとして示される。各ブレードの湾曲した性質は、切断ブレード2214、2212、2206の上面図を例解する切断ブレード2284によって例解される。
【0286】
図22Jは、食品リサイクラの例示的なブレード構造の様々な図を例解する。特徴2286は、中央柱2216、上部切断部材2206、中央切断部材2206、および下部切断部材2212を有する例示的なブレード構造2204を表す。断面指標A-Aは、特徴2288に関する断面図を例解する。例として、切断ブレード構造2204の内部空洞2290、ならびに下部切断部材2212および上部切断部材2206の断面図が示される。
【0287】
図23は、食品リサイクラの例示的なブレード構造の様々な図2300を例解する。一実施例では、バケツ2302は、ブレード構造2310を有して示される。上部切断部材2312、ならびに中間切断部材2314および下部切断部材2306が示される。別の切断部材2322も下位レベルに示される。したがって、この例におけるブレード構造2310は、中央柱2311から延在する4つの切断ブレードを含む。下位レベルは、2つの切断ブレード2322、2306を有するものとして示されるが、切断ブレードの他の層も、2つ以上のブレードとともに構成され得る。先の切断ブレード2208、2210とは異なる形状を有するクロス切断ブレード2308が示される。同様に、先の切断ブレード2208、2210とは異なる形状であるクロス切断ブレード2318も示される。クロス切断ブレード2308のための支持ブラケット2304もまた、示される。
【0288】
上面図は、特徴2320として示される。ブレード構造2310、ならびに切断ブレード2312、2314、2306、および2322が示される。クロス切断ブレードの様々な形状に留意されたい。例えば、クロス切断ブレード2318は、時計回り方向に、点Aから点Bまでの湾曲した形状を有する。点Bで、クロス切断ブレード2318は、点Cに鋭く戻り、点Bが頂点にある「V」形状を形成する。クロス切断ブレード2308は、形状が同じである必要はないが、同様の形状を有する。切断ブレード2308上の点Xから点Yまで、切断ブレードは、円形形状を有するが、点Yを指し、点Yが頂点となるように、クロス切断ブレード2308は、点Cに向かって鋭く向きを変えた。クロス切断ブレード2318、2308の位置は、クロス切断ブレード2310の点Bがクロス切断ブレード2308の点Xの近くに構成されるようなものであることに留意されたい。クロス切断ブレード2308、2318は、バケツ2320の内部上に構成され、他の位置であり得る。同様に、切断ブレード2312、2314、2306、2322の各々の形状および延在構成もまた、様々であり得る。例えば、特徴2320で示される切断ブレードは、概して直線であるが、本明細書に開示される他の切断ブレードは、概して湾曲している。切断ブレードは、いくつかまたは湾曲した、かつどこかが直線であるように構成されてもよい。一実施例では、切断ブレード2322、2306は、概して、中央柱2311から反対方向に延在する。しかしながら、それらはまた、切断ブレード2312、2314と同様に、異なる方向に延在することができる。したがって、他の図においても、図23に示される例示的な構成のいくつかの変形例がある。
【0289】
特徴2340は、中央柱2311および上部切断ブレード2312、必須切断ブレード2314、および下部切断ブレード2306、ならびに二次下部切断ブレード2322を有する切断ブレード構造2310を有するバケツを例解する。構造2342は、モータおよびギヤシステムの構成要素と係合して、切断ブレード構造2310の回転を駆動するために使用される。第1のクロス切断ブレード2308および第2のクロス切断ブレード構造2318の一部分が示される。支持ブラケット2304は、バケツ2340の側壁上に構成されて、クロス切断ブレード2308および2318を取り外し可能な方式で支持することができる一種の構造の一例として示される。
【0290】
図24は、食品リサイクラのバケツ2400内の別の例示的なブレード構造の図を例解する。この実施例では、中央柱2402は、第1の切断部材2404および第2の切断部材2412の支持体である。第1および第2の切断部材2404、2412は各々、柱2402の角度付き面2410に沿って取り付けられている。第1の切断部材2404および第2の切断部材2412は、各々少なくとも部分的に角度を付けられている。前面2414は、部材2412上に示される。後面2414はまた、部材2412の上部領域または上部分に示される。部材2404は、後面2406および上端2408を有する。2つの切断部材は、図24にそれらの構造を有して示されるが、システムは、そのような部材のうちの1つ以上を含み得る。
【0291】
一実施例では、切断部材2406、2412は、第1および第2の切断部材2404、2412が、壁切断部材2436、2416、2418、2420を通過するように、反時計回り方向に回転する。壁切断部材2436、2416、2418、2420は、例として、バケツ2400の底部分に三角形のベースを有する三角形の形状で示される。壁切断部材2436、2416、2418、2420は、切断部材2412、2404の回転により、各切断部材2412、2404の遠位端が、壁切断部材2436、2416、2418、2420の各々の内面に近接して通過するように、バケツ2400の内面から内側に延在する。密接な相互作用は、食品廃棄物構成要素を閉じ込め、それらを効率的な様式で切断または破砕させることができる。
【0292】
バケツ2400の底部分は、ベース切断部材2422、2424、2426、2428である。ベース切断部材2422、2424、2426、2428は、バケツ2400のベース面2430、2432から延在し、切断部材2412、2404の下部が、ベース切断部材2422、2424、2426、2428の上を通過するときに、食品廃棄物を切断または処理することができる他の領域を提供する。壁切断部材2434は、他の壁切断部材2436、2416、2418、2420とは異なる高さに示され、壁切断部材2436、2416、2418、2420が様々な高さを有し得ることを示す。壁切断部材2436、2416、2418、2420はまた、長方形、円形、台形、正方形、または異なる形状の組み合わせなどの異なる構成を有することができる。
【0293】
取り付け構成要素2440は、切断ブレードシステムの中央柱2402を、他の図に示されるギヤ構成要素およびモータと機械的に接続する。
【0294】
図25は、食品リサイクラの別の例示的なブレード構造の図2500を例解する。中央柱2502は、第1の切断部材2504および第2の切断部材2510を支持する。第1の切断部材2504は、第1の表面2506および第2の表面2508を有する。接続部材2516は、中央柱2502と第1の切断部材2504の上方部分とを接続する。第2の接続部材2518は、第2の切断部材2510の上方部分を接続する。第2の切断部材2510の面2512が示される。第2の切断部材2510の上面2514も示される。第1および第2の切断部材2504、2510は、主に角度を付けられており、ほぼ柱全体沿って、中央柱2512に接続される。壁切断部材2524、2526、2528は、例として示される。これらは、バケツ2500の内面からある距離を延在する細い切断ストリップを表すことができる。一態様では、それらは、滑らかであり、別の態様では、それらは鋸歯状であるか、または部材に沿って構成された隙間または鋭利な縁部を有することができる。第1または第2の切断部材2504、2510の遠位端は、ブレード構造が回転するにつれて食品廃棄物を切断するために、各それぞれの壁切断部材2524、2526、2528によって密接に通過するように構成され得る。ブレード構造は、本明細書に開示される任意の例示的な切断構造と同様に、時計回りまたは反時計回りに回転することができる。
【0295】
バケツ2500の底部分は、丸みを帯びた縁部することができ、底部に沿って、追加のベース切断部材2522、2520が、例として示される。これらのベース切断部材は、バケツ2500のベース面2530の一部分から延在する。ベース切断部材2520、2522は、鋸歯状であるか、またはそれにノッチを有するものとして示され、また薄い構造を有するものとして示される。一実施例では、ベース切断部材2522は、一方の部分が鋸歯状であるか、または他方の部分にそのような特徴を有さないノッチを有する壁切断部材2524に接続されるように延伸される。これは、他の壁およびベース切断部材についても複製することができる例示的な構造である。壁切断部材およびベース切断部材の一般的な構成は、中央柱2502の回転が、第1および第2の切断部材2504、2510を回転させ、第1および第2の切断部材2504、2510とそれぞれの壁切断部材およびベース切断部材との間の相互作用を介して廃棄食品を細断または切断させるように、第1の切断部材2504および第2の切断部材2510の表面に相補的である。
【0296】
いくつかの実施形態では、コンピュータ可読記憶装置、媒体、および/またはメモリは、ビットストリームなどを含むケーブルまたは無線信号を含み得る。しかしながら、言及される場合、非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、エネルギー、キャリア信号、電磁波、および信号自体などの媒体を明示的に除外する。
【0297】
上記の実施例に従った方法は、コンピュータ可読媒体に記憶されるか、またはそうでなければコンピュータ可読媒体から入手可能であるコンピュータ実行可能命令を使用して実装することができる。このような命令は、例えば、特定の機能または機能群を実行するための汎用コンピュータ、特殊目的コンピュータ、または特殊目的処理デバイスを引き起こす、またはそうでなければ構成する命令およびデータを含むことができる。使用されるコンピュータリソースの一部分は、ネットワークを介してアクセス可能であり得る。コンピュータ実行可能命令は、例えば、バイナリ、アセンブリ言語等の中間形式命令、ファームウェア、またはソースコードであり得る。説明された実施例による方法中に作成された命令、使用される情報、および/または情報を記憶するために使用され得るコンピュータ可読媒体の例には、磁気ディスクまたは光ディスク、フラッシュメモリ、不揮発性メモリを備えたUSBデバイス、ネットワーク記憶装置などが含まれる。
【0298】
これらの開示に従って方法を実装するデバイスは、ハードウェア、ファームウェア、および/またはソフトウェアを含むことができ、様々なフォームファクタのいずれかを取ることができる。そのようなフォームファクタの典型的な例には、ラップトップ、スマートフォン、スモールフォームファクタパーソナルコンピュータ、パーソナルデジタルアシスタント、ラックマウントデバイス、スタンドアロンデバイスなどが含まれる。本明細書に記載される機能性は、周辺機器またはアドインカードにも具現化され得る。そのような機能性はまた、さらなる例として、異なるチップまたは単一のデバイスで実行される異なるプロセスの間の回路基板に実装することもできる。
【0299】
命令、そのような命令を伝達するための媒体、それらを実行するためのコンピューティング資源、およびそのようなコンピューティング資源をサポートするための他の構造は、これらの開示に記載される機能を提供するための手段である。
【0300】
様々な実施例および他の情報は、添付の特許請求の範囲の範囲内の態様を説明するために使用されたが、当業者は、これらの実施例を使用して多種多様な実施態様を導き出すことができるため、そのような実施例における特定の特徴または配置に基づいて、特許請求の範囲の限定を暗示すべきではない。さらに、およびいくつかの主題は、構造的特徴および/または方法ステップの例に特有の言語で説明され得るが、添付の特許請求の範囲に定義された主題は、必ずしもこれらの説明された特徴または行為に限定されないことを理解されたい。例えば、そのような機能性は、本明細書で識別されたものとは異なって分散され得るか、またはそれら以外の構成要素で実行され得る。むしろ、説明される特徴およびステップは、添付の特許請求の範囲の範囲内のシステムおよび方法の構成要素の例として開示される。さらに、セット「のうちの少なくとも1つ」を列挙する特許請求項の言語は、セットの1つの部材またはセットの複数の部材が特許請求の範囲を満たすことを示す。
【0301】
一実施形態または実施例を参照した本明細書における特徴または構成は、本明細書における他の実施形態または実施例において実装することができるか、またはそれらと組み合わせることができることを理解されたい。すなわち、「実施形態」、「変形例」、「態様」、「実施例」、「構成」、「実施態様」、「事例」、および本明細書で特定の特徴または構成を説明するために使用される実施形態を意味し得る任意の他の用語などの用語は、関連する特徴または構成のいずれも、特定のまたは個別の実施形態または複数の実施形態に限定することを意図するものではなく、そのような特徴または構成が、他の実施形態、変形例、態様、実施例、構成、実施態様、事例などを参照して説明される特徴または構成と組み合わせることができないことを示唆するように解釈されるべきではない。言い換えれば、特定の実施例(例えば、実施形態、変形例、態様、構成、実施態様、事例など)を参照して本明細書で説明される特徴は、別の実施例を参照して説明される特徴と組み合わせることができる。正確には、当業者は、本明細書に記載される様々な実施形態または実施例、およびそれらと関連する特徴が互いに組み合わされ得ることを容易に認識するであろう。
【0302】
「態様」などの語句は、そのような態様が主題の技術に不可欠であること、またはそのような態様が主題の技術のすべての構成に適用されることを意味しない。一態様に関する開示は、すべての構成、または1つ以上の構成に適用され得る。一態様などの語句は、1つ以上の態様を指し得、その逆もまた同様である。「構成」などの語句は、そのような構成が主題の技術に不可欠であること、またはそのような構成が主題の技術のすべての構成に適用されることを意味しない。一構成に関する開示は、すべての構成、または1つ以上の構成に適用され得る。一構成などの語句は、1つ以上の構成を指し得、その逆もまた同様である。「例示的な」という用語は、本明細書において、「例または例解としての役割を果たす」ことを意味するために使用される。「例示的な」として本明細書に記載される任意の態様または設計は、必ずしも他の態様または設計よりも好ましい、または有利であると解釈されるべきではない。
【0303】
さらに、セット「のうちの少なくとも1つ」を列挙する特許請求項の言語は、セットの1つの部材またはセットの複数の部材が特許請求の範囲を満たすことを示す。例えば、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」または「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」を列挙する特許請求項の言語は、A単独、B単独、C単独、AおよびBともに、AおよびCともに、BおよびCともに、またはA、B、およびCともに、を意味する。
【0304】
食品リサイクラバンク・オブ・ステートメント
以下の開示は、食品リサイクラに関連する概念を網羅する様々な特許請求の範囲を提供する。2019年5月7日に提出された対応する出願、仮出願第62/844,421号、整理番号第190-0010P号は、さらなる基礎技術および図面を含む。この出願は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。以下は、食品リサイクラへの改善の異なる態様に焦点を当てた様々な特許請求項のセットのリストを提供する。組み込まれる開示に関連して、特許請求の範囲は、本明細書で定義される改善に関連する様々な実施形態または実施例の構成、方法、アルゴリズム、および構造を網羅する。さらに、特徴は、様々な特許請求項のセットの間で混合されてもよい。例えば、体積効率概念は、体積効率も有する食品リサイクラで改善されたエネルギー使用量を提供するための、エネルギー効率の高い方法と組み合わされ得る。それによれば、異なる実施形態に統合され得るこれらの特許請求の範囲に網羅される様々な概念。
【0305】
以下のステートメントセットは、異なる概念に編成されている。ただし、各ステートメントは、以下に提供される任意の他のステートメントと組み合わせることができる。「いずれかの前述のステートメント」への言及は、明示的にステートメントの特定のサブセットのみに限定されず、以下のステートメントのいずれかを指す。
【0306】
体積効率を有する食品リサイクラ
ステートメント1.食品リサイクラであって、
コントローラと、
コントローラと通信するモータと、
モータと機械的に連通している粉砕機構と、
粉砕機構を含むように構成されており、かつ廃棄食品を受容するように構成されている、食品リサイクラ内に含まれるバケツと、
廃棄食品から水を除去するように構成された乾燥構成要素であって、食品リサイクラが、35リットル以下の全体的な機器体積を有するように構成されており、コントローラ、モータ、および乾燥構成要素が、バケツが、2.51リットル、10リットルも含めて2.51リットル~10リットルの廃棄食品を受容する容量を有することを可能にするように、食品リサイクラ内に構成されている、乾燥構成要素と、を含む、食品リサイクラ。
【0307】
ステートメント2.食品リサイクラは、395ミリメートル以下の高さを有する、ステートメント1に記載の食品リサイクラ。
【0308】
ステートメント3.食品リサイクラは、約360ミリメートルの高さ、約270ミリメートルの幅、および約310ミリメートルの深さを有する、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0309】
ステートメント4.モータは、食品リサイクラ内のバケツの下にないように構成されている、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0310】
ステートメント5.
バケツの下に構成されたギヤボックスをさらに含み、モータの少なくとも一部分が食品リサイクラ内のバケツの側面に隣接している、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0311】
ステートメント6.
バケツの下に構成されたギヤボックスをさらに含み、モータは、食品リサイクラ内のバケツの側面かつバケツの下に位置決めされる、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0312】
ステートメント7.
バケツの側面、かつ食品リサイクラの上部分の近くに構成された少なくとも1つのエアフィルタをさらに含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0313】
ステートメント8.
バケツの下に構成されたギヤボックスをさらに含み、コントローラは、ギヤボックスの下に構成されている、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0314】
ステートメント9.乾燥構成要素は、ファン、フィルタシステム、および加熱構成要素を含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0315】
ステートメント10.バケツの第1の体積の、食品リサイクラの全体の体積を含む第2の体積に対する比率は、0.0717~0.2857である、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0316】
ステートメント11.フィルタシステムは、食品リサイクラの蓋に組み込まれている、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0317】
ステートメント12.食品リサイクラであって、
コントローラを含む食品リサイクラケースと、
コントローラと通信しており、かつ食品リサイクラケース内に構成されたモータと、
廃棄食品を受容するように構成されている食品リサイクラケース内に含またバケツと、
廃棄食品から水を除去するように構成された乾燥構成要素であって、食品リサイクラケースが全体の体積を有し、食品リサイクラケースの全体の体積に対するバケツの第1の体積の比率が0.07~0.29である、乾燥構成要素と、を含む、食品リサイクラ。
【0318】
ステートメント13.全体の体積は、30~35リットルを含む、ステートメント12に記載の食品リサイクラ。
【0319】
ステートメント14.比率は、0.8~0.33を含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0320】
ステートメント15.バケツの第1の体積は、2.51リットル~10リットルを含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0321】
ステートメント16.食品リサイクラの高さは、約370ミリメートル以下である、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0322】
ステートメント17.食品リサイクラは、カウンタートップ上で使用されるように構成されている、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0323】
ステートメント18.
バケツ内に構成され、かつモータに機械的に接続された粉砕機構をさらに含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0324】
ステートメント19.全体の体積は、約360ミリメートルの高さ、約270ミリメートルの幅、および約310ミリメートルの深さを含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0325】
ステートメント20.この食品リサイクラケースは、食品リサイクラの上面の開口部を含み、開口部は、取り外し可能な蓋を受容する、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0326】
ステートメント21.廃棄食品を加熱するための加熱構成要素と、廃棄食品を乾燥させるための乾燥構成要素と、をさらに含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0327】
加熱効率を向上させて動作する食品リサイクラ
ステートメント1.食品リサイクラであって、
コントローラと、
コントローラと通信するモータと、
モータと機械的に連通する粉砕機構と、
粉砕機構を含むように構成されており、かつ廃棄食品を受容するように構成されている、食品リサイクラ内に含まれるバケツと、
コントローラと電気通信している加熱構成要素であって、食品リサイクルプロセスの一部として廃棄食品を加熱するために、バケツに熱を供給するように構成されている、加熱構成要素と、を含み、食品リサイクルプロセスは、廃棄食品100グラム当たり0.1キロワット時以下のエネルギーを消費する、食品リサイクラ。
【0328】
ステートメント2.加熱構成要素は、食品リサイクラの蓋内に構成されたRF加熱要素、およびバケツを加熱する誘導加熱構成要素のうちの少なくとも1つを含む、ステートメント1に記載の食品リサイクラ。
【0329】
ステートメント3.食品リサイクルプロセスは、バケツ内の廃棄食品の種類、バケツ内の温度、バケツ内の湿度、および/または廃棄食品の密度のうちの1つ以上を識別する1つ以上のセンサからのセンサデータに基づいて、機械学習アルゴリズムまたは人工知能アルゴリズムから提供される命令を制御することによって制御される、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0330】
ステートメント4.
ある種類の廃棄食品がバケツ内に含まれることを検知してセンサデータを得るように構成されたセンサと、
コントローラによって実行されると、コントローラに、センサデータに従って、モータ、粉砕機構、および加熱構成要素のうちの1つ以上を制御させて、加熱プロセスおよび粉砕プロセスを管理させる、命令を記憶するコンピュータ可読記憶装置と、をさらに含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0331】
ステートメント5.コンピュータ可読記憶装置は、コントローラによって実行されると、コントローラに、モータ、粉砕機構、および加熱構成要素のうちの1つ以上を制御させて、バケツ内の異なる種類の廃棄食品に合わせて調整された判定された量のエネルギーを使用するように食品リサイクラを動作させるように訓練された機械学習アルゴリズムに従って、加熱プロセスおよび粉砕プロセスを管理させる追加の命令を記憶する、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0332】
ステートメント6.加熱構成要素は、空洞マグネトロンを含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0333】
ステートメント7.
ある種類の廃棄食品がバケツ内に含まれることを検知してセンサデータを得るように構成されたセンサと、
センサデータをネットワークベースのサーバに伝送するように構成された通信モジュールであって、ネットワークベースのサーバが、センサデータに基づいて制御命令を生成する、通信モジュールと、
コントローラによって実行されると、コントローラに、ネットワークベースのサービスから受信された制御命令に従って、モータ、粉砕機構、および加熱構成要素のうちの1つ以上を制御させて、加熱プロセスおよび粉砕プロセスを管理させる命令を記憶するコンピュータ可読記憶装置と、をさらに含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0334】
ステートメント8.制御命令は、廃棄食品の種類、バケツ内の温度、バケツ内の湿度、および/または廃棄食品の密度のうちの1つ以上に従って、食品リサイクラによるエネルギー使用を最適化または改善するように訓練された機械学習アルゴリズムまたは人工知能アルゴリズムからの結果を表す、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0335】
ステートメント9.加熱構成要素は、バケツにアクセスするために食品リサイクラに構成された蓋とは別個に食品リサイクラの上部分に構成されている、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0336】
ステートメント10.
バケツから空気を除去し、かつ空気が食品リサイクラから周囲環境へと出るように、エアフィルタシステムを通って排気ポートへと空気を通過させるファンおよび排気ダクトを含む空気循環システムをさらに含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0337】
ステートメント11.
ある種類の廃棄食品がバケツ内に含まれることを検知してセンサデータを得るように構成されたセンサと、
コントローラによって実行されると、コントローラに、センサデータに従って、モータ、粉砕機構、空気循環システム、および加熱構成要素のうちの1つ以上を制御させて、加熱プロセスおよび粉砕プロセスを管理させる命令を記憶するコンピュータ可読記憶装置と、をさらに含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0338】
ステートメント12.
廃棄食品から水を除去するように構成された乾燥構成要素をさらに含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0339】
ステートメント13.
ある種類の廃棄食品がバケツ内に含まれることを検知してセンサデータを得るように構成されたセンサと、
コントローラによって実行されると、コントローラに、センサデータに従って、モータ、粉砕機構、乾燥構成要素、および加熱構成要素のうちの1つ以上を制御させて、加熱プロセスおよび粉砕プロセスを管理させる命令を記憶するコンピュータ可読記憶装置と、をさらに含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0340】
ステートメント14.機械学習アルゴリズムは、廃棄食品の種類について訓練された機械学習アルゴリズムによって生成されたデータに従って、食品リサイクルプロセスで使用されるエネルギーがどれくらいであるかを管理するための命令を、コントローラに提供する、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0341】
ステートメント15.機械学習アルゴリズムは、食品リサイクラサーバまたはネットワークベースのサーバのうちの1つで動作する、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0342】
ステートメント16.
ある種類の食品廃棄物がバケツ内に含まれることを検知して、センサデータを得るように構成されたセンサをさらに含み、コントローラは、センサデータ上で動作する機械学習アルゴリズムに従って、食品リサイクラの食品リサイクルプロセスを管理するための制御命令を受信する、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0343】
ステートメント17.センサデータは、バケツ内の第1の種類の廃棄食品と第2の種類の廃棄食品とを識別する、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0344】
ステートメント18.センサデータは、バケツ内の第1の種類の廃棄食品の第1のパーセンテージと、バケツ内の第2の種類の廃棄食品の第2のパーセンテージとを識別する、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0345】
ステートメント19.空気循環システムは、ファンが加熱効率のためにファン使用を管理するための可変速度コントローラを含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0346】
ステートメント20.コントローラは、可変速度コントローラに、ファン使用を管理するための指示を提供する、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0347】
ステートメント21.食品リサイクラであって、
コントローラを含む食品リサイクラケースと、
コントローラと通信しており、かつ食品リサイクラケース内に構成されたモータと、
廃棄食品を受容するように構成されている、食品リサイクラケース内に含まれるバケツと、
廃棄食品から水を除去するように構成された乾燥構成要素と、
食品リサイクルプロセスの一部として廃棄食品を加熱するために、バケツを加熱する加熱構成要素と、を含み、食品リサイクルプロセスは、廃棄食品100グラム当たり0.1キロワット時以下のエネルギーを消費する、食品リサイクラ。
【0348】
ステートメント22.食品リサイクルプロセスは、サイクルごとに食品リサイクラのエネルギー使用を管理するように訓練された機械学習アルゴリズムから提供された制御命令に従って、かつリサイクルされている廃棄食品の種類、廃棄食品の温度、湿度、および密度のうちの1つ以上に基づいて、コントローラによって管理される、ステートメント21に記載の食品リサイクラ。
【0349】
ステートメント23.食品リサイクルプロセスにおけるファンの使用を管理するための指示を、コントローラから受信する可変速度ファンコントローラによって実行されるファンをさらに含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0350】
ステートメント24.バケツからの熱損失を低減するように構成された断熱材をさらに含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0351】
ステートメント25.食品リサイクル方法であって、
食品リサイクル機器内に含まれるバケツ内で廃棄食品を受容することと、
加熱構成要素を使用して、バケツ内の廃棄食品を加熱することと、
バケツ内の廃棄食品を乾燥させることと、
食品リサイクル機器内に含まれる粉砕構成要素で廃棄食品を粉砕することと、を含み、食品リサイクル方法は、廃棄食品100グラム当たり、0.1キロワット時以下のエネルギーを消費する、食品リサイクル方法。
【0352】
ステートメント25.廃棄食品の加熱、廃棄食品の乾燥、および廃棄食品の粉砕は、リサイクルされている廃棄食品の種類に従って、食品リサイクラによってエネルギー使用について訓練されたアルゴリズムによって生成される制御命令で動作するコントローラによって管理される、ステートメント24に記載の食品リサイクル方法。
【0353】
ステートメント26.食品リサイクル方法は、廃棄食品の種類に従って食品リサイクラのエネルギー効率的使用について訓練されたアルゴリズムから制御命令を生成することを含み、制御命令は、コントローラに、加熱構成要素を介する熱の適用を管理させ、通気システム内の空気流量を管理させ、食品リサイクル方法の様々な段階のタイミング、廃棄食品に適用される温度、および廃棄食品への熱の適用の連続的または非連続的な性質のうちの1つ以上を最適化させる、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクル方法。
【0354】
粉砕ツールを有する食品リサイクラ
ステートメント1.食品リサイクラ内の粉砕構成要素であって、粉砕構成要素が、
モータシステムに機械的に取り付けられた主柱と、
主柱から延在する第1の湾曲アームであって、第1の構造を有する、第1の湾曲アームと、
主柱から延在する第2の湾曲アームであって、第2の構造を有する、第2の湾曲アームと、を含み、第1の構造は、第2の構造とは異なり、第1の構造および第2の構造は、主柱の第1の方向、次いで第2の方向への移動により、粉砕構成要素によって大型食品廃棄物アイテムおよび硬質食品廃棄物アイテムを粉砕することを引き起こすように構成されている、粉砕構成要素。
【0355】
ステートメント2.第1の湾曲したアームは、第1の標高で主柱から延在し、第1の構造は、第1の垂直面および第2の垂直面を含み、第1の湾曲したアームが、主柱がモータシステムによって制御されるように回転するときに、バケツの壁からの固定された細断突起の下を移動するように構成されている平坦な上面を有し、第1の湾曲したアームが、第1の湾曲したアームの、第1の垂直面に対向する側で平坦な上面から突出する鋭い縁部を有する、ステートメント1に記載の粉砕構成要素。
【0356】
ステートメント3.第2の標高で主柱から延在する第2の湾曲したアーム、第2の構造は、第1の湾曲した垂直面および第2の平坦な垂直面を含み、第2の湾曲したアームが、主柱がモータシステムによって制御されるように回転するときに、バケツの壁からの固定された細断突起の上を移動するように構成されている、先行ステートメントのいずれかに記載の粉砕構成要素。
【0357】
ステートメント4.第2の湾曲したアームは、第2の湾曲したアームの遠位端に、第1の湾曲した垂直面に構成された複数の歯を備えて構成されている、先行ステートメントのいずれかに記載の粉砕構成要素。
【0358】
ステートメント5.
上部構成要素および下部構成要素を有する第2の湾曲アームをさらに含む、先行ステートメントのいずれかに記載の粉砕構成要素。
【0359】
ステートメント6.第2の湾曲アームの上部構成要素は、複数の歯を含む、先行ステートメントのいずれかに記載の粉砕構成要素。
【0360】
ステートメント7.上部構成要素は、主柱から、固定された細断突起の上にさらに延在し、主柱がモータシステムによって制御されるように回転するときに、下部構成要素は、粉砕構成要素の粉砕構成要素垂直側に隣接して移動する、先行ステートメントのいずれかに記載の粉砕構成要素。
【0361】
ステートメント8.大型食品廃棄物アイテムは、骨、果物、ジャガイモ、または他の食品を含み、一般に、2インチを超える直径を有する、先行ステートメントのいずれかに記載の粉砕構成要素。
【0362】
ステートメント9.第1の湾曲したアームは、主柱に接続された第1の端部を有し、第1の端部における第1の端部垂直面と粉砕構成要素を含むバケツの壁との間の第1のアーム距離を有し、第1の湾曲したアームが、主柱から遠位である第2の端部を有し、第2の端部における第2の端部垂直面とバケツの壁との間の第2のアーム距離を有し、第1のアーム距離は、第2のアーム距離よりも大きい、先行ステートメントのいずれかに記載の粉砕構成要素。
【0363】
ステートメント10.第2の湾曲したアームの第1の湾曲した垂直面は、主柱に接続された第1の端部を有し、第1の端部における第1の端部垂直面と粉砕構成要素を含むバケツの壁との間の第1の湾曲したアーム距離を有し、第2の湾曲したアームが、主柱から遠位である第2の端部を有し、第2の端部における第2の端部垂直面とバケツの壁との間に第2の湾曲したアーム距離を有する、先行ステートメントのいずれかに記載の粉砕構成要素。
【0364】
ステートメント11.硬質食品廃棄物アイテムは、骨を含む、先行ステートメントのいずれかに記載の粉砕構成要素。
【0365】
ステートメント12.第2の湾曲アームは、バケツの壁からの固定された細断突起の上を移動する第1の部分と、主柱がモータシステムによって制御されるように回転するときに、固定された細断突起に隣接して移動する第2の部分と、を有するようにさらに構成されている、先行ステートメントのいずれかに記載の粉砕構成要素。
【0366】
ステートメント13.食品リサイクラであって、
食品リサイクラケースと、
食品リサイクラケース内に構成されたモータシステムと、
食品リサイクラケース内に構成されたバケツと、
バケツ内に構成され、かつモータシステムに機械的に接続された粉砕構成要素であって、
主柱と、
主柱から延在する第1の湾曲アームであって、第1の構造を有する、第1の湾曲アームと、
主柱から延在する第2の湾曲アームであって、第2の構造を有する、第2の湾曲アームと、を含み、第1の構造は、第2の構造とは異なり、第1の構造および第2の構造は、主柱の第1の方向、次いで第2の方向への移動により、粉砕構成要素による、大型食品廃棄物アイテムおよび硬質食品廃棄物アイテムの組み合わせの粉砕を引き起こすように構成されている、食品リサイクラ。
【0367】
ステートメント14.第1の湾曲したアームは、第1の標高で主柱から延在し、第1の垂直面および第2の垂直面を有し、第1の湾曲したアームが、主柱がモータシステムによって制御されるように回転するときに、バケツの壁から固定された細断突起の下を移動するように構成されている平坦な上面を有し、第1の湾曲したアームが、第1の湾曲したアームの、第1の垂直面に対向する側で平坦な上面から突出する鋭い縁部を有する、ステートメント13に記載の食品リサイクラ。
【0368】
ステートメント15.第2の湾曲アームは、第2の標高で主柱から延在し、第1の湾曲した垂直面および第2の平坦な垂直面を有し、第2の湾曲アームが、主柱がモータシステムによって制御されるように回転するときに、バケツの壁からの固定された細断突起の上を移動するように構成されており、粉砕構成要素は、上部構成要素および下部構成要素を有する第2の湾曲アームをさらに含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0369】
ステートメント16.大型食品廃棄物アイテムは、骨、果物アイテム、ジャガイモ、または少なくとも2インチの直径を有する他の食品を含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0370】
ステートメント17.上部構成要素は、主柱から、固定された細断突起の上にさらに延在し、主柱がモータシステムによって制御されるように回転するときに、下部構成要素は、粉砕構成要素の細断構成要素垂直側に隣接して移動する、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0371】
ステートメント18.硬質食品廃棄物アイテムは、骨を含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0372】
ステートメント19.第1の湾曲したアームは、主柱に接続された第1の端部を有し、第1の端部における第1の端部垂直面と粉砕構成要素を含むバケツの壁との間の第1のアーム距離を有し、第1の湾曲したアームが、主柱から遠位である第2の端部を有し、第2の端部における第2の端部垂直面とバケツの壁との間の第2のアーム距離を有し、第1のアーム距離は、第2のアーム距離よりも大きい、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0373】
ステートメント20.第2の湾曲したアームの第1の湾曲した垂直面は、主柱に接続された第1の端部を有し、第1の端部における第1の端部垂直面と粉砕構成要素を含むバケツの壁との間の第1の湾曲したアーム距離を有し、第2の湾曲したアームが、主柱から遠位である第2の端部を有し、第2の端部における第2の端部垂直面とバケツの壁との間に第2の湾曲したアーム距離を有する、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0374】
ステートメント21.第1の湾曲したアーム距離は、第2の湾曲したアーム距離よりも大きい、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0375】
ステートメント22.第2の湾曲アームは、バケツの壁からの固定された細断突起の上を移動する第1の部分と、主柱がモータシステムによって制御されるように回転するときに、固定された細断突起に隣接して移動する第2の部分と、を有するようにさらに構成されている、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0376】
ステートメント23.廃棄食品をリサイクルする方法であって、
食品リサイクルユニットのバケツ内で廃棄食品を受容することと、
食品リサイクルプロセスの一部として、細断構成要素を使用して、バケツ内の廃棄食品を細断することであって、細断が、食品リサイクルプロセスの一部として第1の方向で、かつ食品リサイクルプロセスの一部として第2の方向で、細断構成要素を回転させることを含み、細断構成要素が、
主柱と、
主柱から延在する第1の湾曲アームであって、第1の構造を有する、第1の湾曲アームと、
主柱から延在する第2の湾曲アームであって、第2の構造を有する、第2の湾曲アームと、を含み、第1の構造が、第2の構造とは異なり、第1の構造および第2の構造が、主柱の第1の方向で、次いで第2の方向での移動が、大型食品廃棄食品アイテムおよび硬質食品廃棄物アイテムの、粉砕構成要素による粉砕を引き起こすように構成されている、細断することと、を含む、方法。
【0377】
ステートメント24.第1の湾曲したアームは、第1の標高で主柱から延在し、第1の構造は、第1の垂直面および第2の垂直面を含み、第1の湾曲したアームが、主柱がモータシステムによって制御されるように回転するときに、バケツの壁からの固定された細断突起の下を移動するように構成されている平坦な上面を有し、第1の湾曲したアームが、第1の湾曲したアームの、第1の垂直面に対向する側で平坦な上面から突出する鋭い縁部を有する、ステートメント23に記載の廃棄食品をリサイクルする方法。
【0378】
ステートメント25.第2の標高で主柱から延在する第2の湾曲したアーム、第2の構造は、第1の湾曲した垂直面および第2の平坦な垂直面を含み、第2の湾曲したアームが、第1の柱がモータシステムによって制御されるように回転するときに、バケツの壁からの固定された細断突起の上を移動するように構成されている、先行ステートメントのいずれかに記載の廃棄食品をリサイクルする方法。
【0379】
ステートメント26.大型食品廃棄物アイテムは、少なくとも2インチの直径を有する骨を含む、先行ステートメントのいずれかに記載の方法。
【0380】
RF構成要素を有する食品リサイクラ
ステートメント1.食品リサイクラであって、
食品リサイクラケースと、
食品リサイクラケース内に構成された制御システムと、
食品リサイクラケース内に、かつ廃棄食品を受容するために構成されたバケツと、
食品リサイクラケース内に構成され、かつ制御システムと連通しているRF構成要素と、を含み、RF構成要素は、食品リサイクルプロセスの一部として、バケツにマイクロ波を伝送する、食品リサイクラ。
【0381】
ステートメント2.バケツの下、かつ食品リサイクラケース内に構成された熱板をさらに含む、ステートメント1に記載の食品リサイクラ。
【0382】
ステートメント3.RF構成要素は、バケツへのアクセスを提供する食品リサイクラの蓋内に構成されている、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0383】
ステートメント4.蓋は、制御システムへの電気機械的接続を含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0384】
ステートメント5.マイクロ波の漏れを防止するための遮蔽をさらに含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0385】
ステートメント6.RF構成要素からマイクロ波を受信し、マイクロ波をバケツに誘導する波ガイドをさらに含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0386】
ステートメント7.RF構成要素は、マグネトロンを含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0387】
ステートメント8.バケツに熱を伝達する熱板をさらに含み、廃棄食品は、熱板からの熱とRF構成要素によって生成されたマイクロ波からの熱との組み合わせによって加熱される、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0388】
ステートメント9.食品リサイクルプロセスは、食品を燃焼することなく、RF構成要素からのマイクロ波を使用して廃棄食品を少なくとも部分的に加熱することを含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0389】
ステートメント10.食品リサイクルプロセスの一部として、バケツから空気を吸い込むため、および空気を濾過システムを通して連通させるためのファンを含む空気循環システムをさらに含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0390】
ステートメント11.ファンは、可変速度ファンコントローラによって制御される、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0391】
ステートメント12.食品リサイクル機器内の廃棄食品を加熱する方法であって、
食品リサイクル機器のバケツ内に廃棄食品を受容することと、
食品リサイクル機器のユーザから、食品リサイクルプロセスを開始するための指示を受信することと、
制御システムによって指示されるように、廃棄食品をRF構成要素によって加熱して、加熱された廃棄食品を生成することと、
加熱した廃棄食品を粉砕して、リサイクルされた食品を生成することと、を含む、方法。
【0392】
ステートメント13.
バケツに接続している熱板を介する廃棄食品のさらなる加熱を開始して、加熱された廃棄食品を生成することと、をさらに含む、ステートメント12に記載の方法。
【0393】
ステートメント14.
空気循環システムを介してバケツから空気を取り出すことをさらに含む、先行ステートメントのいずれかに記載の方法。
【0394】
ステートメント15.空気循環システムは、空気が流れるフィルタをさらに含む、先行ステートメントのいずれかに記載の方法。
【0395】
ステートメント16.RF構成要素は、バケツへのマイクロ波の導入を制御するように構成された波ガイドをさらに含む、先行ステートメントのいずれかに記載の方法。
【0396】
ステートメント17.波ガイドは、廃棄食品が均等に加熱されるように、バケツへのマイクロ波の導入をさらに制御する、先行ステートメントのいずれかに記載の方法。
【0397】
ステートメント18.
食品リサイクル機器のモータシステムと機械的に連通している粉砕構成要素を利用して、加熱された廃棄食品を粉砕することをさらに含む、先行ステートメントのいずれかに記載の方法。
【0398】
ステートメント19.RF構成要素は、食品リサイクル機器の蓋内に構成されている、先行ステートメントのいずれかに記載の方法。
【0399】
ステートメント20.蓋は、制御システムへの電気機械的接続を含む、先行ステートメントのいずれかに記載の方法。
【0400】
ステートメント21.加熱は、バケツに熱を伝達する熱板を使用することをさらに含み、廃棄食品は、熱板からの熱とRF構成要素によって生成されたマイクロ波からの熱との組み合わせによって加熱される、先行ステートメントのいずれかに記載の方法。
【0401】
ステートメント22.
食品リサイクルプロセスの一部として、バケツから空気を吸い込むため、および空気を濾過システムを通して連通させるためのファンを含む空気循環システムを介して、バケツから空気を取り出すことをさらに含む、先行ステートメントのいずれかに記載の方法。
【0402】
ステートメント23.空気循環システムは、空気流を効率的に制御するための可変速度コントローラを有するファンを含む、先行ステートメントのいずれかに記載の方法。
【0403】
食品リサイクラとしてのモノのインターネットデバイス
ステートメント1.食品リサイクラであって、
コントローラと、
コントローラと通信するモータと、
モータと機械的に連通している粉砕機構と、
粉砕機構を含むように構成されており、かつ廃棄食品を受容するように構成されている、食品リサイクラ内に含まれるバケツと、
バケツ内の廃棄食品を脱水するように構成された乾燥構成要素と、
食品リサイクラでリサイクルされている廃棄物の特性を検知してセンサデータを生成するセンサ構成要素と、
外部デバイスと通信するコントローラに接続された通信構成要素と、を含み、センサデータは、通信構成要素を介して外部デバイスに伝送され、センサデータは、廃棄食品を特徴付ける、食品リサイクラ。
【0404】
ステートメント2.センサ構成要素は、モータと関連付けられたトルクセンサおよび/または空気速度センサのうちの1つ以上をさらに含む、ステートメント1に記載の食品リサイクラ。
【0405】
ステートメント3.センサは、湿度センサ、温度センサ、圧力センサ、マイクロフォン、カメラ、スケール、および赤外線センサのうちの1つ以上を含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0406】
ステートメント4.食品リサイクラは、35リットル以下の全体的な機器体積を有するように構成されており、コントローラ、モータ、および乾燥構成要素は、バケツが、2.51リットル~10リットルの廃棄食品を受容する容量を有することを可能にするように、食品リサイクラ内に構成されている、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0407】
ステートメント5.食品リサイクラは、395ミリメートル以下の高さを有する、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0408】
ステートメント6.
ユーザが廃棄食品に関するデータを提供することを可能にするユーザインターフェースをさらに含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0409】
ステートメント7.ユーザインターフェースは、廃棄食品を説明するための、ユーザからの可聴入力を受信するマイクロフォンを含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0410】
ステートメント8.通信構成要素は、食品リサイクラのサブシステムのステータスを、外部デバイスに伝送する、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0411】
ステートメント9.
ネットワークを介して、第1のデバイスにおいて、食品リサイクル機器から、食品リサイクル機器内に構成されたセンサ構成要素から取得されたセンサデータを受信することであって、センサ構成要素が、食品リサイクル機器のバケツ内に配置された廃棄食品の特性と関連付けられたデータを取得する、受信することと、
廃棄食品の特性を判定するためにセンサデータを分析して、分析を生成することと、
分析に基づいて、食品関連データを、食品リサイクル機器のユーザと関連付けられた第2のデバイスに通信することと、を含む、方法。
【0412】
ステートメント10.センサ構成要素は、湿度センサ、温度センサ、圧力センサ、マイクロフォン、カメラ、スケール、トルクセンサ、空気速度センサ、および赤外線センサのうちの1つ以上を含む、ステートメント9に記載の方法。
【0413】
ステートメント11.センサデータは、廃棄食品内の第1の種類の食品の第1の部分と、廃棄食品内の第2の種類の食品の第2の部分とを識別する、先行ステートメントのいずれかに記載の方法。
【0414】
ステートメント12.センサデータは、廃棄食品から引き出された湿度の量、廃棄食品の温度、廃棄食品の重量、および廃棄食品の種類のうちの1つ以上に関連する、先行ステートメントのいずれかに記載の方法。
【0415】
ステートメント13.食品リサイクル機器で受信されたユーザ入力データを受信することであって、ユーザ入力データが、廃棄食品を特徴付ける、受信することをさらに含む、先行ステートメントのいずれかに記載の方法。
【0416】
ステートメント14.食品リサイクル機器のユーザと関連付けられたデバイスに、食品関連データを通信することは、センサデータに基づいて、デバイスにレシピを指示することをさらに含む、先行ステートメントのいずれかに記載の方法。
【0417】
ステートメント15.食品リサイクル機器のユーザと関連付けられたデバイスに、食品関連データを通信することは、センサデータに基づいて、デバイスにレシピを指示することをさらに含む、先行ステートメントのいずれかに記載の方法。
【0418】
ステートメント16.
食品リサイクル機器内に構成されたセンサ構成要素を介して、センサデータを取得することであって、センサ構成要素は、食品リサイクル機器のバケツ内に配置された廃棄食品の特性と関連付けられたデータを取得する、取得することと、
ネットワークを介して、外部デバイスにセンサデータを伝送することと、を含み、外部デバイスは、廃棄食品の特性を判定するためにセンサデータを分析して、分析を生成し、分析を、食品リサイクル機器のユーザと関連付けられた第2のデバイスに通信する、方法。
【0419】
ステートメント17.センサ構成要素は、湿度センサ、温度センサ、圧力センサ、マイクロフォン、カメラ、スケール、トルクセンサ、空気速度センサ、および赤外線センサのうちの1つ以上を含む、ステートメント16に記載の方法。
【0420】
臭気制御を有する食品リサイクラ
ステートメント1.食品リサイクラであって、
交換可能なフィルタバッグを受容するように構成されている受容空洞であって、交換可能なフィルタバッグが、臭気制御材料を含み、交換可能なフィルタバッグが、非可塑性かつ可撓性材料から作製されている、受容空洞と、
交換可能なフィルタバッグを含む受容空洞を通してバケツから空気を循環させるように構成された空気循環システムと、を含む、食品リサイクラ。
【0421】
ステートメント2.非可塑性かつ可撓性材料は、堆肥化可能かつ生分解可能な材料を含む、ステートメント1に記載の食品リサイクラ。
【0422】
ステートメント3.交換可能なフィルタバッグは、受容空洞内に収まるように成形されている、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0423】
ステートメント4.交換可能なフィルタバッグは、ティーバッグのように成形されている、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0424】
ステートメント5.空気循環システムは、バケツから受容した空気を、空気チャネルを通して食品リサイクラ内の取り入れ開口部に通し、交換可能なフィルタバッグを含む受容空洞を通過させ、食品リサイクラ内の出口開口部を出ていくようにさらに構成されている、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0425】
ステートメント6.空気は、交換可能なフィルタバッグを含む受容空洞を通って移動するときに、らせん構成、円形構成、迷路形状構成、および多層構成のうちの1つ以上で移動する、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0426】
ステートメント7.臭気制御材料は、活性炭素を含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0427】
ステートメント8.交換可能なフィルタバッグは、空気から臭気を吸収するための活性炭を含み、堆肥化可能な材料から作製される、非堆肥化可能な材料から作製される、リサイクル可能である、および/または食品リサイクラにおいて処理可能である、1つ以上の空気透過性外側メッシュを含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0428】
ステートメント9.受容空洞は、食品リサイクラの側壁からアクセス可能である、2つの交換可能なフィルタバッグを受容するように構成されている、および食品リサイクラの上部分に構成された蓋からアクセス可能である、の1つ以上である、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0429】
ステートメント10.
コントローラと、
コントローラと通信しているモータと、
モータと機械的に連通している粉砕機構と、
粉砕機構を含むように構成されており、かつ廃棄食品を受容するように構成されている、食品リサイクラ内に含まれるバケツと、をさらに含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0430】
ステートメント11.
食品リサイクル機器内に含まれるバケツに廃棄食品を受容することと、
食品リサイクル機器の受容空洞に交換可能なフィルタバッグを受容することであって、交換可能なフィルタバッグが、臭気制御材料を含み、交換可能なフィルタバッグが、非可塑性かつ可撓性材料から作製されている、受容することと、
廃棄食品をリサイクルするための食品リサイクルプロセスを開始することと、
廃棄食品から水分を抽出して、湿った空気を生成することと、
湿った空気を、交換可能なフィルタバッグを含む受容空洞を通る空気ダクトを通して送ることと、を含む、方法。
【0431】
ステートメント12.交換可能なフィルタバッグは、受容空洞内に収まるように構成された形状を有する、ステートメント11に記載の方法。
【0432】
ステートメント13.非塑性かつ可撓性材料は、堆肥化可能かつ生分解可能な材料、リサイクル可能な材料、および/または食品リサイクラで処理され得る材料のうちの1つ以上を含む、先行ステートメントのいずれかに記載の方法。
【0433】
ステートメント14.交換可能なフィルタバッグは、成形または構成されたリング形状、円形、正方形、ティーバッグ形状のうちの1つであるか、または食品リサイクラとともに含まれる受容空洞内に収まるように構成されている、先行ステートメントのいずれかに記載の方法。
【0434】
ステートメント15.空気循環システムは、バケツから受容した空気を、空気チャネルを通して食品リサイクラ内の取り入れ開口部に通し、交換可能なフィルタバッグを含む受容空洞を通過させ、食品リサイクラ内の出口開口部を出ていくように構成されている、先行ステートメントのいずれかに記載の方法。
【0435】
ステートメント16.空気は、交換可能なフィルタバッグを含む受信空洞を通って移動するとき、らせん構成、円形構成、迷路状構成、および多層構成のうちの1つ以上で移動する、先行ステートメントのいずれかに記載の方法。
【0436】
ステートメント17.交換可能なフィルタバッグは、空気から臭気を吸収するための活性炭素を含む空気透過性外側メッシュを含む、先行ステートメントのいずれかに記載の方法。
【0437】
ステートメント18.受信空洞は、食品リサイクル機器の側壁からアクセス可能である、先行ステートメントのいずれかに記載の方法。
【0438】
ステートメント19.受容空洞は、2つの交換可能なフィルタバッグを受容するように構成されている、先行ステートメントのいずれかに記載の方法。
【0439】
ステートメント20.食品リサイクラのために構成されたフィルタバッグパッケージであって、
非可塑性かつ可撓性材料から作製された外側フィルタバッグと、
外側フィルタバッグ内に含まれる臭気制御材料であって、フィルタバッグパッケージが、交換可能であり、
コントローラと、
コントローラと通信しているモータと、
モータと機械的に連通している粉砕機構と、
粉砕機構を含むように構成されており、かつ廃棄食品を受容するように構成されている、食品リサイクラ内に含まれるバケツと、
フィルタバッグパッケージを受容するように構成されている受容空洞と、
空気を、バケツから、フィルタバッグパッケージを含む受容空洞を通して循環させるように構成された空気循環システムと、を含む、食品リサイクラ内に配置されるように構成されている、臭気制御材料と、を含む、フィルタバッグパッケージ。
【0440】
ステートメント21.非可塑性かつ可撓性材料は、堆肥化可能かつ生分解可能である、ステートメント20に記載のフィルタバッグパッケージ。
【0441】
蓋構成要素に臭気制御を有する食品リサイクラ
ステートメント1.食品リサイクラであって、
コントローラと、
コントローラと通信しているモータと、
モータと機械的に連通している粉砕機構と、
粉砕機構を含むように構成されており、かつ廃棄食品を受容するように構成されている、食品リサイクラ内に含まれるバケツと、
食品リサイクルプロセスに関するデータを提供するための検知構成要素と、
バケツ内の食品廃棄物を脱水するように構成された乾燥構成要素であって、空気を、バケツから、フィルタバッグを含む受容空洞を通して循環させるように構成された空気循環システムを含む、乾燥構成要素と、
食品リサイクラを搭載し、かつバケツを含む空洞を覆う蓋であって、蓋が、交換可能なフィルタバッグを受容するように構成されている受容空洞を有する蓋と、
空気を、バケツから、交換可能なフィルタバッグを含む受容空洞を通して循環させるように構成された空気循環システムと、を含む、食品リサイクラ。
【0442】
ステートメント2.交換可能なフィルタバッグは、臭気制御材料を含み、交換可能なフィルタバッグは、堆肥化可能かつ生分解可能な材料から作製されている、ステートメント1に記載の食品リサイクラ。
【0443】
ステートメント3.食品リサイクラは、約380ミリメートルの高さ、約270ミリメートルの幅、および約310ミリメートルの深さのうちの1つ以上を有する、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0444】
ステートメント4.交換可能なフィルタバッグは、リング形状、円形のうちの1つであるか、または蓋とともに含まれる受容空洞内に収まるように構成されている、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0445】
ステートメント5.空気循環システムは、バケツから受容した空気を、空気チャネルを通して蓋内の取り入れ開口部に通し、交換可能なフィルタバッグを含む受容空洞を通過させ、蓋内の出口開口部を出ていくようにさらに構成されている、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0446】
ステートメント6.空気は、交換可能なフィルタバッグを含む受容空洞を通って移動するときに、らせん構成、円形構成、迷路形状構成、および多層構成のうちの1つ以上で移動する、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0447】
ステートメント7.交換可能なフィルタバッグは、空気から臭気を吸収するための活性炭素を含む空気透過性外側メッシュを含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0448】
ステートメント8.受容空洞は、蓋の側壁からアクセス可能である、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0449】
ステートメント9.受容空洞は、2つの交換可能なフィルタバッグを受容するように構成されている、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0450】
ステートメント10.蓋は、食品リサイクラの上部分または食品リサイクラの側壁のうちの1つに構成されている、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0451】
ステートメント11.
食品リサイクル機器内に含まれるバケツに廃棄食品を受容することと、
食品リサイクル機器内に構成された蓋の受容空洞に、交換可能なフィルタバッグを受容することと、
廃棄食品をリサイクルするための食品リサイクルプロセスを開始することと、
廃棄食品から水分を抽出して、湿った空気を生成することと、
湿った空気を、交換可能なフィルタバッグを含む受容空洞を通る空気ダクトを通して送ることと、を含む、方法。
【0452】
ステートメント12.交換可能なフィルタバッグは、臭気制御材料を含み、交換可能なフィルタバッグは、堆肥化可能かつ生分解可能な材料から作製されている、ステートメント11に記載の方法。
【0453】
ステートメント13.食品リサイクル機器は、約380ミリメートルの高さ、約270ミリメートルの幅、および約310ミリメートルの深さのうちの1つ以上を有する、先行ステートメントのいずれかに記載の方法。
【0454】
ステートメント14.交換可能なフィルタバッグは、リング形状、円形、正方形のうちの1つであるか、または食品リサイクラ機器の蓋とともに含まれる受容空洞内に収まるように構成されている、先行ステートメントのいずれかに記載の方法。
【0455】
ステートメント15.空気循環システムは、バケツから受容した空気を、空気チャネルを通して蓋内の取り入れ開口部に通し、交換可能なフィルタバッグを含む受容空洞を通過させ、蓋内の出口開口部を出ていくように構成されている、先行ステートメントのいずれかに記載の方法。
【0456】
ステートメント16.空気は、交換可能なフィルタバッグを含む受信空洞を通って移動するとき、らせん構成、円形構成、迷路状構成、および多層構成のうちの1つ以上で移動する、先行ステートメントのいずれかに記載の方法。
【0457】
ステートメント17.交換可能なフィルタバッグは、空気から臭気を吸収するための活性炭素を含む空気透過性外側メッシュを含む、先行ステートメントのいずれかに記載の方法。
【0458】
ステートメント18.受容空洞は、食品リサイクル機器の蓋の側壁からアクセス可能である、先行ステートメントのいずれかに記載の方法。
【0459】
ステートメント19.受容空洞は、2つの交換可能なフィルタバッグを受容するように構成されている、先行ステートメントのいずれかに記載の方法。
【0460】
ステートメント20.蓋は、食品リサイクラの上部分および食品リサイクラの側壁のうちの1つに構成されている、先行ステートメントのいずれかに記載の方法。
【0461】
内蔵食品リサイクル機器
ステートメント1.キャビネット内の食品リサイクラ構成であって、食品リサイクラは、
粉砕機構を含むように構成されており、かつ廃棄食品を受容するように構成されている、食品リサイクラ内に含まれる取り外し可能なバケツと、
廃棄食品から水を除去するように食品リサイクラ内に構成された乾燥構成要素と、
食品リサイクラによって生成された湿度を、ポートまたはパイプを介してキャビネットの外側の1つに通気する通気システムと、を含み、食品リサイクラは、キャビネット内に、電気受容器に搭載されており、乾燥構成要素は、ポートまたはパイプを介してキャビネットから空気を通気し、取り外し可能なバケツは、ユーザによってアクセス可能である、食品リサイクラ構成。
【0462】
ステートメント2.ポートまたはパイプは、空気を、キャビネットを含む建物の外側の領域、排水システム、または配管システムに通気する、ステートメント1に記載の食品リサイクラ。
【0463】
ステートメント3.食品リサイクラは、食品リサイクラが、キャビネットから出てスライドすることを可能にするためのスライド機構を備えてさらに構成されている、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0464】
ステートメント4.食品リサイクラをキャビネットから出してスライドさせることにより、ユーザが廃棄食品を入力するためのバケツにアクセスすることを可能にする、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0465】
ステートメント5.
ユーザが、食品リサイクラを、キャビネットのカウンタートップの下から出して移動させることを可能にする延長機構をさらに含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0466】
ステートメント6.通気システムは、
通気システムが、食品リサイクラから湿気を通気し続けることを可能にするフレキシブルポートをさらに含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0467】
ステートメント7.通気システムは、
食品リサイクラがキャビネットのカウンタートップの下から出て移動されている間に切断され、食品リサイクラがカウンタートップの下に戻って移動されるときに再接続されるチューブをさらに含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0468】
ステートメント8.乾燥構成要素は、ファン、フィルタシステム、および加熱構成要素を含み、フィルタシステムは、食品リサイクラ内に構成されるか、または食品リサイクラとは別個のキャビネットに搭載されている、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0469】
ステートメント9.取り外し可能なバケツは、キャビネットのカウンタの下側に取り付けられている、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0470】
ステートメント10.キャビネット内のカウンタートップは、廃棄食品を受容するための食品リサイクラにアクセスすることができる開口部を含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0471】
ステートメント11.食品リサイクラは、
コントローラをさらに含み、コントローラは、バケツとは独立して位置決めされており、キャビネットのカウンタートップの下に位置決めされていない、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0472】
ステートメント12.食品リサイクラは、
コントローラと、
コントローラと連通しているモータと、をさらに含み、コントローラ、モータ、および乾燥構成要素のうちの1つ以上は、カウンタの下のバケツの場所とは独立して位置決めされている、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0473】
ステートメント13.
キャビネット内に構成されている食品リサイクラで食品廃棄物を受容することであって、食品リサイクラが、
コントローラと、
コントローラと通信しているモータと、
モータと機械的に連通している粉砕機構と、
粉砕機構を含むように構成されており、かつ廃棄食品を受容するように構成されている、食品リサイクラ内に含まれるバケツと、
廃棄食品から水を除去するように構成された乾燥構成要素と、を含む、受容することと、
食品リサイクラ内で食品廃棄物を処理して、湿度を生成することと、
湿度を、キャビネットを含む建物の外側領域の1つに通気するポートを通して、キャビネットを含む部屋内および建物内の周囲空気、排水システム、ダクト、建物内の配管システムに伝送することと、を含む、方法。
【0474】
ステートメント14.キャビネット内に構成されている食品リサイクラで食品廃棄物を受容することは、
食品リサイクラが、キャビネットから出てスライドして、食品廃棄物を受容するためのバケツへのアクセスを提供することを可能にすることをさらに含む、ステートメント13に記載の方法。
【0475】
ステートメント15.通気システムは、食品リサイクラが、キャビネットから出てスライドすることを可能にする可撓性チューブをさらに含む、先行ステートメントのいずれかに記載の方法。
【0476】
ステートメント16.食品リサイクラのバケツは、キャビネットのカウンタートップの下に搭載されている、先行ステートメントのいずれかに記載の方法。
【0477】
ステートメント17.
廃棄食品を受容するために、キャビネットのカウンタートップの下から食品リサイクラを延長することをさらに含む、先行ステートメントのいずれかに記載の方法。
【0478】
ステートメント18.食品リサイクラがカウンタートップの下から出て移動される場合、通気システムは、可撓性であり、かつ自販機システムが食品リサイクラから湿気を通気し続けることを可能にするチューブを有する、先行ステートメントのいずれかに記載の方法。
【0479】
ステートメント19.食品リサイクラがカウンタートップの下から出て移動される場合、通気システムは、食品リサイクラがカウンタートップの下から出て移動される間に切断され、食品リサイクラがカウンタートップの下に戻って移動されるときに再接続されるチューブを有する、先行ステートメントのいずれかに記載の方法。
【0480】
ステートメント20.乾燥構成要素は、ファン、フィルタシステム、および加熱構成要素を含む、先行ステートメントのいずれかに記載の方法。
【0481】
ステートメント21.ポートは、キャビネットの外側であるが、キャビネットを含む建物内に、パイピングシステムを通して空気を通気する、先行ステートメントのいずれかに記載の方法。
【0482】
ステートメント22.食品リサイクラ内で廃棄食品を受容することは、カウンタートップ内の開口部を通して実行される、先行ステートメントのいずれかに記載の方法。
【0483】
ステートメント23.食品リサイクラは、キャビネット内のドアを通してユーザにアクセス可能である、先行ステートメントのいずれかに記載の方法。
【0484】
食品サイクラ
ステートメント1.
ハウジングと、
少なくとも第1の特徴を含むポット容器であって、第1の特徴は、検出された結果として、ポット容器内の第1の内容物を使用して注入サイクルを実行するための第1の要求を示す、ポット容器と、
少なくとも第2の特徴を含むバケツ容器であって、第2の特徴は、検出された結果として、バケツ容器内の第2の内容物を使用して乾燥サイクルを実行するための第2の要求を示す、バケツ容器と、
ハウジング内に空洞を形成し、ポット容器およびバケツ容器を受容するように構成された内壁と、
ハウジング内のコントローラであって、
インジケータのセットと、
注入サイクルまたは乾燥サイクルを少なくとも構成するために使用可能な少なくとも1つのユーザインターフェース構成要素であって、ハウジングの外部からアクセス可能である、少なくとも1つのユーザインターフェース構成要素と、を含む、コントローラと、
内壁内に位置決めされたセンサのセットであって、コントローラと電気通信しており、かつ空洞内のポット容器またはバケツ容器の存在を検出するように構成されている、センサのセットと、
コントローラと、ハウジング内で電気通信しているモータと、
モータと、ハウジング内で機械的に連通している構成要素のセットであって、第1の要求に応答して注入サイクル、または第2の要求に応答して乾燥サイクルを実行するように構成された、構成要素のセットと、を含む、食品リサイクラ。
【0485】
ステートメント2.ポット容器は、強磁性材料から構築されており、電磁場中のポット容器内の熱の発生を可能にする、ステートメント1に記載の食品リサイクラ。
【0486】
ステートメント3.構成要素のセットは、乾燥サイクル中にバケツ容器内に負圧を生じさせ、乾燥サイクルから生じる水分を含んだ空気を除去する真空およびパージエアポンプを含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0487】
ステートメント4.コントローラと電気通信しているホール効果センサであって、乾燥サイクルまたは注入サイクルから生じる食品リサイクラ内のジャムを検出するように構成された、ホール効果センサをさらに含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0488】
ステートメント5.コントローラと電気通信しているRF構成要素をさらに含み、コントローラは、RF構成要素を利用して、注入サイクル中のポット容器内、および乾燥サイクル中のバケツ容器内の温度を制御する、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0489】
ステートメント6.注入サイクルから生じるポット容器内の注入溶液から、廃棄物および脂肪を分離するように構成されたセパレータをさらに含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0490】
ステートメント7.コントローラと電気通信している湿度センサをさらに含み、コントローラは、湿度センサから入力を取得して、乾燥サイクルの完了を判定する、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0491】
ステートメント8.内壁は、ポット容器およびバケツ容器からの熱伝達を低減するための、および注入サイクルおよび乾燥サイクルから生じる音響伝達を低減するための、熱層および音響断熱層を含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0492】
ステートメント9.バケツ容器は、モータと機械的に連通しているとき、バケツ容器内の第2の内容物を粉砕し、乾燥サイクル中にバケツ容器内の第2の内容物の混合流を生成する回転子を含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0493】
ステートメント10.センサのセットは、
内壁の第1の側面上に位置決めされた第1のセンサであって、ポット容器の少なくとも第1の特徴を検出するように構成された第1のセンサと、
内壁の第2の側面上に位置決めされた第2のセンサであって、バケツ容器の少なくとも第2の特徴を検出するように構成されている、第2のセンサと、を含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0494】
ステートメント11.
食品リサイクラ内で、容器の挿入を検出することと、
容器の1つ以上の特徴に基づいて、容器内の内容物を生成物に変換するために実行されるサイクルを判定することと、
容器内の内容物を識別することと、
容器内の内容物に基づいて、食品リサイクラの1つ以上の構成要素を起動して、サイクルを実行することと、
サイクルの完了を検出することと、
サイクルの完了の結果として、サイクルの完了を示し、サイクルから生じる生成物を容器内に提供することと、を含む、方法。
【0495】
ステートメント12.サイクルは、粒状材料を生成するための乾燥サイクル、および食べられる食品溶液を生成するための注入サイクルのうちの1つである、ステートメント11に記載の方法。
【0496】
ステートメント13.
容器の1つ以上の特徴は、乾燥サイクルに対応し、
方法は、容器の1つ以上の特徴に基づいて、乾燥サイクルが実施されることを識別することをさらに含む、先行ステートメントのいずれかに記載の方法。
【0497】
ステートメント14.
容器の1つ以上の特徴は、注入サイクルに対応し、
方法は、容器の1つ以上の特徴に基づいて、注入サイクルが実行されることを識別することをさらに含む、先行ステートメントのいずれかに記載の方法。
【0498】
ステートメント15.
容器内の内容物の体積および水含有量を判定することと、
内容物、内容物の体積、および内容物の水含有量に基づいて、サイクルの持続時間を判定することと、をさらに含む、先行ステートメントのいずれかに記載の方法。
【0499】
ステートメント16.サイクルから生じる生成物を特定の温度で維持することをさらに含む、先行ステートメントのいずれかに記載の方法。
【0500】
ステートメント17.
容器内でジャムを検出することと、
食品リサイクラの1つ以上の構成要素を停止することと、
容器内の回転子を特定の方向に起動して、ジャムを排除することと、
容器内で、ジャムが取り除かれたことを検出することと、
サイクルを実行するために、食品リサイクラの1つ以上の構成要素を再起動することと、をさらに含む、先行ステートメントのいずれかに記載の方法。
【0501】
ステートメント18.
食品リサイクラのユーザインターフェースを介して、容器の内容物を生成物に変換するためのサイクルの1つ以上のパラメータを取得することと、
1つ以上のパラメータに基づいて、1つ以上のパラメータに従ってサイクルを実行するための食品リサイクラの1つ以上の構成要素を識別することと、をさらに含む、先行ステートメントのいずれかに記載の方法。
【0502】
ステートメント19.
サイクルの実行中に、内容物の撹拌、容器内の熱適用、および容器内の温度を監視して、温度ヒステリシス範囲を生成することと、
温度ヒステリシス範囲に基づいて、容器内のサイクル温度を維持して、生成物を生成することと、をさらに含む、先行ステートメントのいずれかに記載の方法。
【0503】
ステートメント20.容器内の湿度を監視して、サイクルの完了を検出することをさらに含み、それによって、サイクルが、容器内の湿度が最小閾値未満である結果として、完了している、先行ステートメントのいずれかに記載の方法。
【0504】
最新の食品サイクラ
ステートメント1.食品リサイクラであって、
ベースリム、少なくとも1つの空気取り入れ開口部、ヒータ、ギヤボックス、ならびにモータおよび上面を有するモータ構成要素を含むベース構成要素であって、モータが、ギヤボックスと機械的に連通している、ベース構成要素と、
モータ構成要素の上面上に位置決めされるように構成された空気流構成要素と、
ファンを含み、空気流構成要素の取り入れポート上に位置決めされたファン構成要素と、
フィルタ構成要素であって、フィルタ構成要素の中に構成されたエアフィルタを有し、空気流構成要素の出力ポート上に構成された、フィルタ構成要素と、
ベース構成要素のギヤボックス上に構成され、バケツを受容するように構成されたバケツ受容器であって、ファン構成要素およびフィルタ構成要素は、バケツ受容器の上方部分に隣接して構成されている、バケツ受容器と、
ベースリムに相補的な下部リムを有し、ケーシングがベースリム上に置かれるように構成されたケーシングであって、ケーシングが、バケツ受容器に相補的な第1の内部容積、ファンモジュールに相補的な第2の内部容積、およびエアフィルタ構成要素に相補的な第3の内部容積を有する、ケーシングと、
ケーシングに構成された制御スイッチと、
バケツ受容器へのアクセスが、蓋を開放することによって提供されるように、ケーシングにヒンジを備えて構成された蓋と、
モータ、ファン、および食品リサイクラを動作させるための制御スイッチと電気的に通信しているように構成された、コントローラと、を含む、食品リサイクラ。
【0505】
ステートメント2.モータは、ベース構成要素内において、バケツ受容器の下部の側面に少なくとも部分的であるように構成されている、ステートメント1に記載の食品リサイクラ。
【0506】
ステートメント3.フィルタ構成要素は、空気を受容し、空気をエアフィルタに通過させる、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0507】
ステートメント4.蓋は、空気が、バケツ受容器の上部分から蓋を通って下方のファン構成要素まで流れることを可能にするようにさらに構成されている、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0508】
ステートメント5.バケツ受容器内に構成されたバケツをさらに含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0509】
ステートメント6.ファンの動作時に、空気が、ベースモジュール内の少なくとも1つの空気取り入れ開口部を介してケーシング内に吸い込まれ、バケツ受容器の内壁を上り、蓋内に吸い込まれ、ファンモジュールを通って下り、空気流構成要素を通り、フィルタ構成要素を通って上る、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0510】
ステートメント7.空気は、フィルタ構成要素から蓋内に流れ込み、蓋は、蓋の上部に排気開口部をさらに含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0511】
ステートメント8.蓋の上部かつヒンジから2cm以内に構成された排気開口部、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0512】
ステートメント9.空気は、フィルタ構成要素から食品リサイクラの後面上の排気開口部に流れ、排気開口部が、ヒンジの下にある、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0513】
ステートメント10.バケツの第1の体積の、食品リサイクラの全体の体積を含む第2の体積に対する比率は、0.0717~0.2857である、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0514】
ステートメント11.空気は、フィルタ構成要素から食品リサイクラの蓋の後面の排気開口部に流れ、排気開口部が、ヒンジの上にある、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0515】
ステートメント12.
ケーシングの前面に構成された傾斜制御スイッチと、
ラッチ機構であって、ユーザがラッチ機構と相互作用するときに、蓋を開放するように構成された、ラッチ機構と、をさらに含み、ラッチ機構は、制御スイッチの上、かつ制御スイッチに隣接して構成されている、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0516】
ステートメント13.傾斜制御スイッチは、第1の平面内に構成された前面を有し、第1の平面は、ケーシングの前面によって画定された第2の平面に対して5~30度の角度にある、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0517】
ステートメント14.傾斜制御スイッチの上縁部は、ラッチ機構の底部分から2mm未満である、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0518】
ステートメント15.ケーシングは、ある角度で構成されている後面を含み、後面は、排気開口部を含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0519】
ステートメント16.角度は、垂直平面と、食品リサイクラの後面と関連付けられた後面平面との間に画定される角度であり、角度は、2度~30度かつ2度および30度を含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0520】
ステートメント17.ケーシングの後面の排気開口部は、後面の上部分に構成されている、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0521】
ステートメント18.バケツは、ブレードシステムをさらに含み、ブレードシステムが、
中央柱と、
少なくとも1つの切断部材であって、各々が中央柱から異なるレベルで延在する、少なくとも1つの切断部材と、
バケツの両側に取り付けられた少なくとも1つのクロスブレードであって、少なくとも1つの切断部材のうちの2つの間に構成された、少なくとも1つのクロスブレードと、を含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0522】
ステートメント19.ブレードシステムは、第1のクロスブレードおよび第2のクロスブレードを含む、請求項18に記載の食品リサイクラ。
【0523】
食品サイクラスイッチおよびラッチ機構
ステートメント1.食品リサイクラであって、
ケーシング前面および蓋を有するケーシングと、
ギヤボックスと機械的に連通しているように構成されたモータであって、ケーシング内に構成されている、モータと、
空気を、ケーシングを通って蓋内に吸い込むファンと、
空気を濾過し、ファンの動作を介して、空気を排気開口部に連通させるフィルタシステムと、
モータおよびファンを制御する制御システムと、
リサイクルのための食品廃棄物を受容する、ケーシング内に構成されたバケツと、
食品リサイクラをオンおよびオフにするための制御システムと通信している傾斜スイッチであって、食品リサイクラのケーシング前面内に構成されており、ケーシング前面によって画定された第2の平面に対して5~30度である第1の平面内に構成されたスイッチ前面を有する、傾斜スイッチと、
傾斜スイッチに隣接し、かつ傾斜スイッチの上方に位置決めされたラッチであって、ユーザがラッチを動作させる際に蓋を開放するように構成されている、ラッチと、を含む、食品リサイクラ。
【0524】
ステートメント2.ユーザが傾斜スイッチを押下すると、食品リサイクラがオフモードにあるとき、制御システムは、食品リサイクラをオンモードに切り替え、食品リサイクラがオンモードにあるとき、制御システムは、食品リサイクラをオフモードに切り替える、ステートメント1に記載の食品リサイクラ。
【0525】
ステートメント3.ラッチは、傾斜スイッチに隣接している、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0526】
ステートメント4.傾斜スイッチは、食品リサイクラのケーシング前面の上方部分に構成されている、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0527】
ステートメント5.ラッチは、ラッチと相互作用すると、ラッチがフランジと係合解除し、蓋が開放することを可能にするように、蓋の下面上のフランジと機械的に連通している、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0528】
ステートメント6.食品リサイクラであって、
ケーシング前面および蓋を有するケーシングと、
ギヤボックスと機械的に連通しているように構成されたモータであって、ケーシング内に構成されている、モータと、
食品リサイクラをオンおよびオフにするための制御システムと通信している傾斜スイッチであって、食品リサイクラのケーシング前面内に構成されており、ケーシング前面によって画定された第2の平面に対して5~30度である第1の平面内に構成されたスイッチ前面を有する、傾斜スイッチと、
傾斜スイッチに隣接し、かつ傾斜スイッチの上方に位置決めされたラッチであって、ユーザがラッチを動作させる際に蓋を開放するように構成されている、ラッチと、を含む、食品リサイクラ。
【0529】
ステートメント7.
空気を、ケーシングを通って蓋内に吸い込むファンをさらに含む、ステートメント6に記載の食品リサイクラ。
【0530】
ステートメント8.
空気を濾過し、ファンの動作を介して、空気を排気開口部に連通させるフィルタシステムをさらに含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0531】
ステートメント9.
モータおよびファンを制御する制御システムをさらに含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0532】
ステートメント10.
リサイクルのための食品廃棄物を受容する、ケーシング内に構成されたバケツをさらに含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0533】
食品サイクラ空気流法
ステートメント1.食品リサイクラ内で食品をリサイクルする方法であって、
空気を、ファンを介して、第1の空気経路に従って、食品リサイクラのベースにおける空気取り入れ開口部を通して吸い込むことと、
空気を、ファンを介して、第2の空気経路に従って、第1の空気経路からモータ区画を横切って吸い込むことと、
空気を、ファンを介して、第2の空気経路からギヤボックスを横切って、第3の空気経路に従って、食品リサイクラのバケツとバケツ受容器との間のチャネルを通って吸い上げることと、
空気を、ファンを介して、第3の空気経路から、第4の空気経路に従って、バケツ内に吸い込むことと、
空気を、ファンを介して、第4の空気経路からバケツから、第5の空気経路に従って、食品リサイクラの蓋内に吸い込むことと、
空気を、ファンを介して、第6の空気経路に従って、第5の空気経路からフィルタ構成要素に吸い込むことと、
空気を、ファンを介して、第7の空気経路に従って、第6の空気経路から食品リサイクラから遠ざけて吸い込むことと、を含む、方法。
【0534】
ステートメント2.第6の空気経路に従って、第5の空気経路からフィルタ構成要素に空気を吸い込むことは、ファンを通って空気を吸い込むことをさらに含み、ファンは、ファン構成要素内に構成されている、ステートメント1に記載の食品リサイクラで食品をリサイクルする方法。
【0535】
ステートメント3.ファンは、第5の空気経路と第6の空気経路との間に構成されている、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラで食品をリサイクルする方法。
【0536】
ステートメント4.第7の空気経路は、蓋を通って構成されている、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラで食品をリサイクルする方法。
【0537】
ステートメント5.空気は、第7の空気経路に従って、蓋の頂部の通気口を通して食品リサイクラから排出される、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラで食品をリサイクルする方法。
【0538】
ステートメント6.空気は、第7の空気経路に従って、食品リサイクラの後面の上部分の通気口を通して食品リサイクラから空気が排出される、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラで食品をリサイクルする方法。
【0539】
ステートメント7.食品リサイクラが壁に寄せて配置されるとき、食品リサイクラの後面は、内側に傾斜して、空気が後面から排出されるための空間を可能にする、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラで食品をリサイクルする方法。
【0540】
ステートメント8.食品リサイクラで食品をリサイクルする方法であって、食品リサイクラは、空気取り入れ口、モータ、ギヤボックス、バケツ収容器、バケツ、蓋、ファン、フィルタ、および排気口を含み、方法は、
空気を、空気取り入れ口を通して吸い込んで、第1の空気を生成することと、
第1の空気を、モータを横切って吸い込んで、第2の空気を生成することと、
第2の空気を、ギヤボックスを横切って、バケツとバケツ収容器との間のチャネルを通って吸い上げて、第3の空気を生成することと、
第3の空気を、バケツ内に吸い込んで、第4の空気を生成することと、
第4の空気を、バケツから蓋に吸い込んで、第5の空気を生成することと、
蓋からファンを通って、その後フィルタ構成要素を通って第5の空気を吸い込んで、第6の空気を生成することと、
第6の空気を、排気口を通して食品リサイクラから遠ざけて吸い込むことと、を含む、方法。
【0541】
ステートメント9.排気口は、(1)蓋の上部分から第6の空気を排出するように蓋内に構成されている、(2)蓋の後面から第6の空気を排出するように蓋内に構成されている、および(3)食品リサイクラの後面から第6の空気を排出するように、食品リサイクラの後面の上部分内に構成されている、うちの1つ以上である、ステートメント8に記載の食品リサイクラで食品をリサイクルする方法。
【0542】
ステートメント10.空気取り入れ口は、食品リサイクラのベース部分に構成されている、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラで食品をリサイクルする方法。
【0543】
ステートメント11.第2の空気は、モータから奪われた熱を含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラで食品をリサイクルする方法。
【0544】
ステートメント12.第3の空気は、ギヤボックスから奪われた熱を含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラで食品をリサイクルする方法。
【0545】
ステートメント13.第3の空気は、バケツから奪われた熱を含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラで食品をリサイクルする方法。
【0546】
ステートメント14.第5の空気は、バケツ内の加熱された廃棄食品から奪われた熱を含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラで食品をリサイクルする方法。
【0547】
ステートメント15.第5の空気は、バケツ内の加熱された廃棄食品から奪われた水分を含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラで食品をリサイクルする方法。
【0548】
ステートメント16.第3の空気は、ギヤボックスから奪われた熱をさらに含む、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラで食品をリサイクルする方法。
【0549】
ステートメント17.排気口が、第6の空気を食品リサイクラの後面から排出するように、食品リサイクラの後面の上部分内に構成されているとき、食品リサイクラの後面は、内側に角度を付けられている、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラで食品をリサイクルする方法。
【0550】
ステートメント18.食品リサイクラであって、
ベースリム、少なくとも1つの空気取り入れ開口部、ギヤボックス、ならびにモータおよび上面を有するモータ構成要素を含むベース構成要素であって、モータが、ギヤボックスと機械的に連通している、ベース構成要素と、
モータ構成要素の上面上に位置決めされるように構成された空気流構成要素と、
ファンを含み、空気流構成要素の取り入れポート上に位置決めされたファン構成要素と、
フィルタ構成要素であって、フィルタ構成要素の中に構成されたエアフィルタを有し、空気流構成要素の出力ポート上に構成された、フィルタ構成要素と、
ベース構成要素のギヤボックス上に構成され、バケツを受容するように構成されたバケツ受容器であって、ファン構成要素およびフィルタ構成要素は、バケツ受容器の上方部分に隣接して構成されている、バケツ受容器と、
ベースリムに相補的な下部リムを有し、ケーシングがベースリム上に置かれるように構成されたケーシングであって、バケツ受容器に相補的な第1の内部容積、ファンモジュールに相補的な第2の内部容積、およびエアフィルタ構成要素に相補的な第3の内部容積を有する、ケーシングと、
バケツ受容器へのアクセスが蓋を開放することによって提供されるように、ケーシングにヒンジを備えて構成された蓋と、
排気口と、を含み、食品リサイクラは、食品リサイクラを通る空気流路が、空気取り入れ開口部を通って、モータ、続いてギヤボックスを横切る第1の経路、ギヤボックスから、バケツとバケツ受容器との間の第1のチャネルを通る第2の経路、第1のチャネルからバケツ内への第3の経路、バケツから蓋内の第2のチャネルを通る第4の経路、蓋内の第2のチャネルからファン構成要素を通ってフィルタ構成要素への第5の経路、およびファン構成要素からフィルタ構成要素を通って排気口から出る第6の経路を含むように、構成されている、食品リサイクラ。
【0551】
ステートメント19.排気口は、(1)蓋の上面にある、(2)蓋の後面にある、(3)食品リサイクラの後面にある、および(4)食品リサイクラの後面の上部分にある、のうちの1つである、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0552】
ステートメント20.食品リサイクラの後面は、内側に傾斜して、食品リサイクラが壁に隣接して位置決めされるときに、排気口から流出するための空気の部屋を作る、先行ステートメントのいずれかに記載の食品リサイクラ。
【0553】
モジュール食品リサイクラ
ステートメント1.
ベースリム、少なくとも1つの空気取り入れ開口部、ヒータ、ギヤボックス、ならびにモータおよび上面を有するモータ構成要素を含むベースモジュールであって、モータが、ギヤボックスと機械的に連通している、ベース構成要素と、
モータ構成要素の上面上に位置決めされるように構成された空気流モジュールと、
空気流モジュールの取り入れポート上に取り外し可能に位置決めされるように構成されたファンモジュールと、
フィルタモジュールであって、フィルタモジュールの中に構成されたエアフィルタを有し、空気流モジュールの出力ポート上に取り外し可能に位置決めされるように構成された、フィルタモジュールと、
ベースモジュールのギヤボックス上に構成され、バケツを受容するように構成されたバケツ受容器と、
ベースリムに相補的な下部リムを有し、ケーシングがベースリム上に置かれるように構成されたケーシングであって、バケツ受容器に相補的な第1の内部容積、ファンモジュールに相補的な第2の内部容積、およびエアフィルタモジュールに相補的な第3の内部容積を有する、ケーシングと、
バケツ受容器へのアクセスが蓋を開放することによって提供されるように、ケーシングにヒンジを備えて構成された蓋と、を含む、モジュール食品リサイクラ。
【0554】
ステートメント2.モータは、ベースモジュール内において、バケツ受容器の下部の側面に少なくとも部分的であるように構成されている、ステートメント1に記載のモジュール食品リサイクラ。
【0555】
ステートメント3.フィルタモジュールは、空気を受容し、空気をフィルタに通過させる、先行ステートメントのいずれかに記載のモジュール食品リサイクラ。
【0556】
ステートメント4.蓋は、空気が、バケツ受容器の上部分から蓋を通って下方のファンモジュールまで流れることを可能にするようにさらに構成されている、先行ステートメントのいずれかに記載のモジュール食品リサイクラ。
【0557】
ステートメント5.ユーザが、ベースリム上に位置決めされていることからケーシングを取り外すと、ユーザは、ツールを必要とせずに、ベースモジュール、空気流モジュール、ファンモジュール、フィルタモジュール、およびバケツ受容器のうちの1つ以上を交換することができる、先行ステートメントのいずれかに記載のモジュール食品リサイクラ。
【0558】
ステートメント6.
コントローラであって、組み立てられた構成では、モータ、加熱構成要素、およびファンのうちの1つ以上と電気通信している、コントローラをさらに含む、先行ステートメントのいずれかに記載のモジュール食品リサイクラ。
【0559】
ステートメント7.バケツ受容器内に構成されたバケツをさらに含む、先行ステートメントのいずれかに記載のモジュール食品リサイクラ。
【0560】
ステートメント8.ファンの動作時に、空気は、ベースモジュール内の少なくとも1つの空気取り入れ開口部を介してケーシング内に吸い込まれ、バケツ受容器の側壁を上り、蓋内に吸い込まれ、ファンモジュールを通って下り、空気流モジュールを通り、フィルタモジュールを通って上る、先行ステートメントのいずれかに記載のモジュール食品リサイクラ。
【0561】
ステートメント9.空気は、フィルタモジュールから蓋内に流れ込み、蓋は、蓋の上部の1つに排気開口部をさらに含む、先行ステートメントのいずれかに記載のモジュール食品リサイクラ。
【0562】
ステートメント10.空気は、フィルタモジュールからモジュール食品リサイクラの後面上の排気開口部に流れ、排気開口部が、ヒンジの下にある、先行ステートメントのいずれかに記載のモジュール食品リサイクラ。
【0563】
ステートメント11.バケツの第1の体積の、食品リサイクラの全体の体積を含む第2の体積に対する比率は、0.0717~0.2857である、先行ステートメントのいずれかに記載のモジュール食品リサイクラ。
【0564】
ステートメント12.モジュール食品リサイクラであって、
コントローラと、
コントローラと通信しているモータと、
モータと機械的に連通している粉砕機構と、
粉砕機構を含むように構成されており、かつ廃棄食品を受容するように構成されている、食品リサイクラ内に含まれるバケツと、
モジュール食品リサイクラの内部構造を通して空気を移動させるように構成されたモジュールファン構成要素であって、蓋が置かれているモジュール食品リサイクラの上面のファン上部開口部を通して、ユーザによって取り外し可能である、モジュールファン構成要素と、
モジュールフィルタ構成要素であって、蓋が置かれているモジュール食品リサイクラの上面のフィルタ上部開口部を通して、ユーザによって取り外し可能である、モジュールフィルタ構成要素と、を含み、食品リサイクラは、35リットル以下の全体的な機器体積を有するように構成されており、コントローラ、モータ、モジュールファン構成要素、およびモジュールフィルタ構成要素は、バケツが、2.51リットル、10リットルも含めて2.51リットル~10リットルの廃棄食品を受容する容量を有することを可能にするように、食品リサイクラ内に構成されている、モジュール食品リサイクラ。
【0565】
ステートメント13.食品リサイクラは、395ミリメートル以下の高さを有する、ステートメント12に記載のモジュール食品リサイクラ。
【0566】
ステートメント14.食品リサイクラは、約360ミリメートルの高さ、約270ミリメートルの幅、および約310ミリメートルの深さを有する、先行ステートメントのいずれかに記載のモジュール食品リサイクラ。
【0567】
ステートメント15.モータは、モジュール食品リサイクラ内で、バケツの下にないように構成されている、先行ステートメントのいずれかに記載のモジュール食品リサイクラ。
【0568】
ステートメント16.
バケツの下に構成されたギヤボックスをさらに含み、モータの少なくとも一部分は、モジュール食品リサイクラ内のバケツの側面に隣接している、先行ステートメントのいずれかに記載のモジュール食品リサイクラ。
【0569】
ステートメント17.
バケツの下方に構成されたギヤボックスをさらに含み、モータは、モジュール食品リサイクラ内のバケツの側面かつバケツの下に位置決めされる、先行ステートメントのいずれかに記載のモジュール食品リサイクラ。
【0570】
ステートメント18.バケツの第1の体積の、モジュール食品リサイクラの全体の体積を含む第2の体積に対する比率は、0.0717~0.2857である、先行ステートメントのいずれかに記載のモジュール食品リサイクラ。
【0571】
ステートメント19.
コントローラを含む食品リサイクラケースと、
コントローラと通信しており、かつ食品リサイクラケース内に構成されたモータと、
廃棄食品を受容するように構成されている食品リサイクラケース内に含またバケツと、
廃棄食品から水を除去するように構成されたモジュール乾燥構成要素と、を含み、食品リサイクラケースは、ユーザがファン構成要素を交換することを可能にするファン構成要素開口部と、ユーザがフィルタ構成要素を交換することを可能にするフィルタ構成要素開口部と、を含み、食品リサイクラケースは、全体の体積を有し、食品リサイクラケースの全体の体積に対するバケツの第1の体積の比は、0.07~0.29である、モジュール食品リサイクラ。
【0572】
ステートメント20.全体の体積は、30~35リットルを含む、ステートメント19に記載のモジュール食品リサイクラ。
【0573】
ステートメント21.比率は、0.8~0.33を含む、先行ステートメントのいずれかに記載のモジュール食品リサイクラ。
【0574】
ステートメント22.バケツの第1の体積は、2.51リットル~10リットルを含む、先行ステートメントのいずれかに記載のモジュール食品リサイクラ。
【0575】
ステートメント23.食品リサイクラの高さは、約370ミリメートル以下である、先行ステートメントのいずれかに記載のモジュール食品リサイクラ。
【0576】
ステートメント24.食品リサイクラは、カウンタートップ上で使用されるように構成されている、先行ステートメントのいずれかに記載のモジュール食品リサイクラ。
【0577】
ステートメント25.
バケツ内に構成され、かつモータに機械的に接続された粉砕機構をさらに含む、先行ステートメントのいずれかに記載のモジュール食品リサイクラ。
【0578】
ステートメント26.全体の体積は、約360ミリメートルの高さ、約270ミリメートルの幅、および約310ミリメートルの深さを含む、先行ステートメントのいずれかに記載のモジュール食品リサイクラ。
【0579】
ステートメント27.この食品リサイクラケースは、食品リサイクラの上面の開口部を含み、開口部は、取り外し可能な蓋を受容する、先行ステートメントのいずれかに記載のモジュール食品リサイクラ。
【0580】
ステートメント28.廃棄食品を加熱するための加熱構成要素と、廃棄食品を乾燥させるための乾燥構成要素と、をさらに含む、先行ステートメントのいずれかに記載のモジュール食品リサイクラ。
【0581】
食品サイクラフィルタシステム
ステートメント1.
非多孔質材料から作製されたフィルタ壁と、
フィルタ壁内に構成されたフィルタと、
フィルタの上面であって、フィルタのフィルタ材料を含みながら、上面を通る空気流を可能にするための透過性フィルタ材料を含む、上面と、
フィルタの底面であって、フィルタのフィルタ材料を含みながら、底面を通る空気流を可能にするための透過性フィルタ材料を含む、底面と、を含むフィルタ構成要素。
【0582】
ステートメント2.フィルタの底面は、フィルタベース構成要素上にフィルタを設置するための取り付け構成要素をさらに含む、ステートメント1に記載のフィルタ構成要素。
【0583】
ステートメント3.フィルタは、木炭片を含む、先行ステートメントのいずれかに記載のフィルタ構成要素。
【0584】
ステートメント4.非多孔質材料は、ボール紙または紙のうちの1つを含む、先行ステートメントのいずれかに記載のフィルタ構成要素。
【0585】
ステートメント5.
フィルタの上部分に構成されたハンドルをさらに含む、先行ステートメントのいずれかに記載のフィルタ構成要素。
図1
図2A
図2B
図2C
図3A
図3B
図3C
図4A
図4B
図4C
図4D
図4E
図5A
図5B
図5C
図6A
図6B
図7
図8
図9A
図9B
図9C
図9D
図10A
図10B
図11A
図11B
図11C
図11D
図11E
図11F
図12
図13
図14
図15
図16A
図16B
図16C
図16D
図16E
図16F
図16G
図16H
図17A
図17B
図17C
図18A
図18B
図18C
図19
図20A
図20B
図20C
図21A
図21B
図22A
図22B
図22C
図22D
図22E
図22F
図22G
図22H
図22I
図22J
図23
図24
図25
【国際調査報告】