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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-07-11
(54)【発明の名称】カートリッジ及び電子タバコ
(51)【国際特許分類】
   A24F 40/42 20200101AFI20220704BHJP
   A24F 40/10 20200101ALI20220704BHJP
   A24F 40/40 20200101ALI20220704BHJP
【FI】
A24F40/42
A24F40/10
A24F40/40
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2021565755
(86)(22)【出願日】2020-05-06
(85)【翻訳文提出日】2022-01-04
(86)【国際出願番号】 CN2020088765
(87)【国際公開番号】W WO2020224590
(87)【国際公開日】2020-11-12
(31)【優先権主張番号】201920645593.5
(32)【優先日】2019-05-07
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】517075997
【氏名又は名称】深▲せん▼市合元科技有限公司
【氏名又は名称原語表記】SHENZHEN FIRST UNION TECHNOLOGY CO.,LTD
【住所又は居所原語表記】Bldg C, Tangwei High-Tech Park, Fuyong Str, Baoan Dist, Shenzhen, Guangdong, China
(74)【代理人】
【識別番号】110001139
【氏名又は名称】SK弁理士法人
(74)【代理人】
【識別番号】100130328
【弁理士】
【氏名又は名称】奥野 彰彦
(74)【代理人】
【識別番号】100130672
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 寛之
(72)【発明者】
【氏名】張雲開
(72)【発明者】
【氏名】胡瑞龍
(72)【発明者】
【氏名】徐中立
(72)【発明者】
【氏名】李永海
【テーマコード(参考)】
4B162
【Fターム(参考)】
4B162AA05
4B162AA22
4B162AB14
4B162AB23
4B162AC17
4B162AC41
(57)【要約】
【要約】
本出願は、煙具の技術領域に関し、液貯めキャビティが形成されている液貯め部と、排気通路と、霧化面を有する本体部、及び相対的に設けられた2つの側部を備え、2つの側部と本体部の間に収容キャビティが画成されるとともに、2つの側部を連結し、排気通路に形成された凝縮液を受けて吸収するための連結部をさらに備え、且つ、連結部が少なくとも1つの前記排気通路に向かう受け面を有する多孔質体と、霧化面に結合される発熱体と、を備えるカートリッジ及び電子タバコを提供した。連結部と排気通路が連通することで、霧化液が排気通路の内壁に形成された凝縮液が連結部に吸収されて霧化面へ伝導されて再霧化されることができるようにさせ、ユーザーが凝縮液を吸い込むリスクを低減しつつ、凝縮液の再利用を実現して、資源の無駄を避けることができる。
【選択図】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
霧化液を格納する液貯めキャビティが形成されている液貯め部と、
カートリッジに生成されたエアロゾルがそれを介して前記カートリッジの外に排出される排気通路と、
霧化面を有する本体部、及び前記霧化面に相対する他方の面から前記霧化面より離れる方向に延在し、且つ相対的に設けられた2つの側部を備え、前記2つの側部と前記本体部の間に一部の霧化液を収容するためのキャビティが画成され、前記収容キャビティと前記液貯めキャビティが連通するとともに、前記2つの側部を連結するための連結部をさらに備える多孔質体と、
前記霧化面に結合され、前記収容キャビティから霧化面に伝導された一部の霧化液をユーザーが吸い込み可能なエアロゾルを加熱するための発熱体と、を備える
ことを特徴とするカートリッジ。
【請求項2】
前記連結部は、前記排気通路に形成された凝縮液を受けて吸収し、且つ、少なくとも1つの前記排気通路に向かう受け面を有する
ことを特徴とする請求項1に記載のカートリッジ。
【請求項3】
前記連結部の受け面と前記収容キャビティの底面が平行になっている
ことを特徴とする請求項2に記載のカートリッジ。
【請求項4】
前記多孔質体はその長手方向に延在する第1の方向を有し、
前記第1の方向において、前記収容キャビティの相対した両端が開口であり、前記連結部が前記2つの開口の間にある
ことを特徴とする請求項1に記載のカートリッジ。
【請求項5】
第1のシール部材をさらに備え、
前記多孔質体が前記第1のシール部材内に収容され、
前記第1のシール部材は、前記2つの開口に対応して挿入されて、前記収容キャビティの両端をシールするための2つのシール部を有する
ことを特徴とする請求項4に記載のカートリッジ。
【請求項6】
前記シール部と連結部との間には、前記収容キャビティと前記液貯めキャビティを連通するための液体進入口を形成するために隙間を有する
ことを特徴とする請求項5に記載のカートリッジ。
【請求項7】
前記2つの側部に、前記連結部から前記多孔質体の両端へ延在する斜面を有する
ことを特徴とする請求項4に記載のカートリッジ。
【請求項8】
第1の方向における前記本体部の長さよりも前記第1の方向に延在する前記2つの側部の長さが小さい
ことを特徴とする請求項4に記載のカートリッジ。
【請求項9】
前記液貯め部に前記排気通路を形成する気体案内管を有し、
前記カートリッジは、前記多孔質体及び発熱体を収容するためのブラケットをさらに備え、
前記ブラケットが前記気体案内管に連結される凹み部を有し、前記連結部がこの凹み部にシールして当接され、且つ
この凹み部の底壁には、前記受け面へ排気通路に形成された凝縮液を案内する第1の連通穴が設けられている
ことを特徴とする請求項2に記載のカートリッジ。
【請求項10】
前記凹み部の側壁に少なくとも1つの通気穴が設けられ、
前記発熱体に生成されたエアロゾルが前記通気穴を介して前記排気通路に入る
ことを特徴とする請求項9に記載のカートリッジ。
【請求項11】
前記多孔質体はその長手方向に延在する第1の方向を有し、
前記第1の方向において、2つの前記側部間の収容キャビティの両側が開口に形成されるように、前記側部の長さよりも前記連結部の長さが小さい
ことを特徴とする請求項1に記載のカートリッジ。
【請求項12】
前記本体部はフラットプレート状を呈し、
この本体部の一方のプレート面が前記霧化面を形成し、
この霧化面に垂直な方向において、前記本体部の厚みよりも前記収容キャビティの深さが大きい
ことを特徴とする請求項1に記載のカートリッジ。
【請求項13】
少なくとも一部が電池棒モジュールに収容されるカートリッジと、前記カートリッジに電気エネルギーを供給するための電池を有する前記電池棒モジュールと、を備える電子タバコであって、
前記カートリッジは、請求項1~12のいずれか1項に記載のカートリッジである
ことを特徴とする電子タバコ。
【請求項14】
電子タバコにおける霧化液を加熱するための加熱器において、
霧化面を有する本体部、及び前記霧化面に相対する他方の面から前記霧化面より離れる方向に延在し、且つ相対的に設けられた2つの側部を備え、前記2つの側部と前記本体部の間に一部の霧化液を収容するためのキャビティが画成されるとともに、前記2つの側部を連結するための連結部をさらに備える多孔質体であって、その長手方向に延在の第1の方向を有し、前記第1の方向において、2つの前記側部間の収容キャビティの両側が開口に形成されるように、前記側部の長さよりも前記連結部の長さが小さい多孔質体と、
前記霧化面に結合され、前記収容キャビティから霧化面に伝導された一部の霧化液をユーザーが吸い込み可能なエアロゾルを加熱するための発熱体と、を備える
ことを特徴とする加熱器。
【請求項15】
前記発熱体は、前記霧化面に結合される発熱シートや発熱ウェブ、発熱フィルムのいずれかの一方、前記霧化面に形成された発熱塗布層、又は、前記霧化面に形成された発熱軌跡を備える
ことを特徴とする請求項14に記載の加熱器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願の実施形態は、煙具の技術領域に関し、特に、カートリッジ及びこのカートリッジを含む電子タバコに関する。
【背景技術】
【0002】
電子タバコは、タバコを模し、タバコと同じ外観、煙、味と感じがある電子製品である。霧化などの手段によって、ニコチンなどを含む霧化液を蒸気に変えた後、ユーザーに吸い込ませる製品である。電子タバコは携帯性がよく、火が出ないし、且つ環境に優しいという特徴があるので、多くの喫煙者には人気があった。
【0003】
一般に、電子タバコは、霧化液を格納する液貯めキャビティが形成されている液貯め部と、液貯めキャビティから一部の霧化液を吸引して一時格納するための多孔質体と、通電されて多孔質体からの霧化液をユーザーが直接吸い込み可能なエアロゾルに加熱する発熱体と、主に電気エネルギーを供給するための電池と、を含み、エアロゾルが排気通路を介してユーザーの口に入り、ユーザーに享受されることで、ユーザーに刺激や満足感を与える。
【0004】
出願番号201721713285.9の中国特許には、多孔質体(この特許では液体伝導体と呼ばれ)が液貯めキャビティ内に向ける液体吸引面及び液貯めキャビティ外にある霧化面を有し、発熱体(この特許では発熱具と呼ばれ)が霧化面に形成され、液体吸引面には一部の霧化液を格納するための凹溝が形成され、液体吸引面から霧化面までの霧化液の最短伝導距離よりも凹溝の底壁から霧化面までの霧化液の最短伝導距離が小さいようにさせることによって、多孔質体が霧化面に霧化液を伝導する速度が速くなり、電子タバコにエアロゾルを生成する速度を向上した電子タバコ及びその霧化器を開示する。
【0005】
発明者は、本出願を達成した過程で、ユーザーが前記した電子タバコをした過程で、200℃程度のエアロゾルが冷たい排気通路を通過した時、一部のエアロゾルが排気通路の内壁に液化して凝縮液を形成し、凝縮液がユーザーの口に吸い込まさせれば、ユーザーの吸い込み体験を低減し、排気通路から凝縮液が振り出されば、資源の無駄を招いてしまうことになる実情が発見された。
【発明の概要】
【0006】
従来の技術における、ユーザーが凝縮液を吸いやすく、ユーザーの体験の影響を及ぼす課題や将凝縮液が振り出されて資源の無駄を招く課題を解決するために、本出願は、凝縮液を回収し、ユーザーが凝縮液を吸いにくいようにすることができるカートリッジ及びこのカートリッジを含む電子タバコを提供する。
【0007】
第1の局面で、本出願は、霧化液を格納する液貯めキャビティが形成されている液貯め部と、
前記カートリッジに生成されたエアロゾルがそれを介して前記カートリッジの外に排出される排気通路と、
霧化面を有する本体部、及び前記霧化面に相対する他方の面から前記霧化面より離れる方向に延在し、且つ相対的に設けられた2つの側部を備え、前記2つの側部と前記本体部の間に一部の霧化液を収容するためのキャビティが画成され、前記収容キャビティと前記液貯めキャビティが連通するとともに、前記2つの側部を連結するための連結部をさらに備える多孔質体と、
前記霧化面に結合され、前記収容キャビティから霧化面に伝導された一部の霧化液をユーザーが吸い込み可能なエアロゾルを加熱するための発熱体と、を備えるカートリッジを提供する。
【0008】
従来の技術と比べて、本出願では、多孔質体の本体部と2つの側部の間に一部の霧化液を収容する収容キャビティが形成されていることで、霧化面に伝導される霧化液の最短伝導距離を短縮して、多孔質体の液体伝導速度を確保する一方で、2つの側部を連結する連結部と排気通路と連通することで、霧化液が排気通路の内壁に形成された凝縮液が連結部に吸収されて霧化面へ伝導されて再霧化されることができるようにさせ、ユーザーが凝縮液を吸い込むリスクを低減しつつ、凝縮液の再利用を実現して、資源の無駄を避けることができるようになる。
【0009】
任意的には、前記連結部は、前記排気通路に形成された凝縮液を受けて吸収し、且つ、少なくとも1つの前記排気通路に向かう受け面を有することを特徴とするカートリッジ。
【0010】
任意的には、前記連結部の受け面と前記収容キャビティの底面が平行になっている。
【0011】
任意的には、前記多孔質体はその長手方向に延在する第1の方向を有し、前記第1の方向において、前記収容キャビティの相対した両端が開口であり、前記連結部が前記2つの開口の間にある。
【0012】
多孔質体の長手方向において、収容キャビティの相対した両端が開口であることで、多孔質体の素材を節約した一方で、多孔質体の成型過程で、収容キャビティの両端の開口は凸型の離型に有利であり、そして、多孔質体の製造成型に有利であり、多孔質体の成型の困難性及び製造コストを低減した。
【0013】
任意的には、前記カートリッジは、第1のシール部材をさらに備え、前記多孔質体が前記第1のシール部材内に収容され、前記第1のシール部材は、前記2つの開口に対応して挿入されて、前記収容キャビティの両端をシールするための2つのシール部を有する。
【0014】
任意的には、前記シール部と連結部との間には、前記収容キャビティと前記液貯めキャビティを連通するための液体進入口を形成するために隙間を有する。
【0015】
任意的には、前記2つの側部に、前記連結部から前記多孔質体の両端へ延在する斜面を有する。
2つの側部における連結部から両端へ延在する斜面によって、側部の連結部の応力集中現象を大幅に低減し、側部の開口端寄りの強度を向上した。
【0016】
任意的には、第1の方向における前記本体部の長さよりも前記第1の方向に延在する前記2つの側部の長さが小さい。
【0017】
任意的には、前記液貯め部に前記排気通路を形成する気体案内管を有し、前記カートリッジは、前記多孔質体及び発熱体を収容するためのブラケットをさらに備え、前記ブラケットが前記気体案内管に連結される凹み部を有し、前記連結部がこの凹み部にシールして当接され、且つこの凹み部の底壁には、前記受け面へ排気通路に形成された凝縮液を案内する第1の連通穴が設けられている。
【0018】
任意的には、前記凹み部の側壁に少なくとも1つの通気穴が設けられ、前記発熱体に生成されたエアロゾルが前記通気穴を介して前記排気通路に入る。
【0019】
任意的には、前記多孔質体はその長手方向に延在する第1の方向を有し、前記第1の方向において、2つの前記側部間の収容キャビティの両側が開口に形成されるように、前記側部の長さよりも前記連結部の長さが小さい。
【0020】
任意的には、前記本体部はフラットプレート状を呈し、この本体部の一方のプレート面が前記霧化面を形成し、この霧化面に垂直な方向において、前記本体部の厚みよりも前記収容キャビティの深さが大きい。
【0021】
第2の局面で、本出願は、少なくとも一部が電池棒モジュールに収容されるカートリッジと、前記カートリッジに電気エネルギーを供給するための電池を有する前記電池棒モジュールと、を備える電子タバコであって、前記カートリッジは、前記のいずれか1項に記載のカートリッジである電子タバコを提供した。
【0022】
本出願は、電子タバコにおける霧化液を加熱するための加熱器において、
霧化面を有する本体部、及び前記霧化面に相対する他方の面から前記霧化面より離れる方向に延在し、且つ相対的に設けられた2つの側部を備え、前記2つの側部と前記本体部の間に一部の霧化液を収容するためのキャビティが画成されるとともに、前記2つの側部を連結するための連結部をさらに備える多孔質体であって、その長手方向に延在の第1の方向を有し、前記第1の方向において、2つの前記側部間の収容キャビティの両側が開口に形成されるように、前記側部の長さよりも前記連結部の長さが小さい多孔質体と、
前記霧化面に結合され、前記収容キャビティから霧化面に伝導された一部の霧化液をユーザーが吸い込み可能なエアロゾルを加熱するための発熱体と、を備える加熱器も提供した。
【0023】
任意的には、前記発熱体は、前記霧化面に結合される発熱シートや発熱ウェブ、発熱フィルムのいずれかの一方、前記霧化面に形成された発熱塗布層、又は、前記霧化面に形成された発熱軌跡を備える。
【図面の簡単な説明】
【0024】
1つ又は複数の実施例は、対応する図面のピクチャによって例示的に説明されるが、これら例示的な説明は、実施例を限定するものではなく、図面において、同一の参照番号を有する要素は類似の要素を示し、特に断らない限り、縮尺は図面によって制限されない。
図1】本出願の一実施形態に係るカートリッジの斜視断面図である。
図2】一実施形態に係るカートリッジの他の視角の斜視断面図である。
図3】一実施形態に係るカートリッジのブラケットの斜視図である。
図4】一実施形態に係るカートリッジのブラケットの斜視断面図である。
図5】一実施形態に係るカートリッジの第1のシール部材の斜視断面図である。
図6】一実施形態に係るカートリッジの多孔質体の斜視図である。
図7】一実施形態に係るカートリッジの多孔質体と発熱体の斜視組付け図である。
図8】一実施形態に係るカートリッジのベースの一方の視角の斜視図である。
図9】一実施形態に係るカートリッジのベースの他方の視角の斜視図である。
図10】他の実施形態に係るカートリッジの多孔質体の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
本願の理解を容易にするために、以下、図面と発明を実施するための形態を参照して本願をより詳細に説明する。なお、要素が別の要素に「固定」されるという表現の場合、別の要素上に直接配置されていてもよいし、或いは、その間に介在した要素が一つ又は複数存在していてもよい。ある要素が別の要素に「接続」されるという表現の場合、別の要素上に直接接続されていてもよいし、或いは、その間に介在した要素が一つ又は複数存在していてもよい。本明細書で使用される「上」、「下」、「左」、「右」、「内」、「外」という用語及び類似する表現は、説明の目的のためのものにすぎない。
【0026】
別段の定義がない限り、本明細書で使用されるすべての技術的及び科学的用語は、本願が属する技術分野の当業者によって一般的に理解されるものと同様の意味を有している。本明細書では、本願の説明書で使用される用語は、発明を実施するための形態を説明する目的のためだけで、本願を制限するためのものではない。本明細書で使用される用語「及び/又は」は、一つ又は複数の列記された関連項目の任意、及びすべての組み合わせを含む。
【0027】
本出願に開示した霧化液は、タバコ油、液体の薬物組分または他の加熱によって揮発されやすい芳香系物質であってよい。
【0028】
本出願に開示した電子タバコは、主にカートリッジ100と電池棒モジュール(図示せず)とを備える。電池棒モジュールは、電池棒ケース(図示せず)と、電池棒ケースに収容され、主にカートリッジ100における発熱体45が通電されてユーザーが直接吸い込み可能なエアロゾルにカートリッジ100内の霧化液を加熱するためにカートリッジ100に電気エネルギーを供給するための電池(図示せず)とを備え、カートリッジ100の少なくとも一部が電池棒ケースに収容され、すなわち、カートリッジ100の少なくとも一部が電池棒モジュールに収容されている。
【0029】
図1及び図2に示すように、本出願の一実施形態に係るカートリッジ100であり、このカートリッジ100は主に液貯め部1、ブラケット2、第1のシール部材31、第2のシール部材32、第3のシール部材33、多孔質体4、発熱体45、ベース5、スペーサ6、磁気柱7及び電極バー8を備える。
説明の便宜上、相互に垂直な第1の方向101と第2の方向102を規定すると、第1の方向101はカートリッジ100の左右両側を貫通する水平方向であり、第2の方向102はカートリッジ100の前後両側を貫通する水平方向であり、すなわち、第1の方向101はカートリッジ100の幅方向であり、第2の方向102はカートリッジ100の厚み方向である。
【0030】
液貯め部1は、平たい縦長構造をしており、つまり液貯め部1の長さがその幅よりも大きく、その幅がその厚みよりも大きい。液貯め部1の上端には排気口11が設けられ、液貯め部1の下端が開口である。液貯め部1の内壁の上端から下方に向けて気体案内管12が延在され、気体案内管12に上端が排気口11に連通される排気通路120が形成され、気体案内管12の外側と液貯め部1の内側の間に霧化液を格納する液貯めキャビティ13が形成されている。液貯め部1の内壁下側の左右の両側には、第1の係合溝14が設けられている。
【0031】
液貯め部1は、硬質プラスチック材料、例えば、フェノールプラスチック、ポリウレタンプラスチック、エポキシプラスチック、不飽和ポリエステルプラスチック、フランプラスチック、有機シリコーン樹脂、アクリル樹脂など及びその改質樹脂をベースとして形成される関連プラスチックのうちの少なくとも1つで製作される。
【0032】
図1図2図3及び図4に示すように、液貯め部1にはブラケット2が収容され、ブラケット2は、第1の本体21と第1の筒体22を備え、硬質プラスチック材料で、例えば、フェノールプラスチック、ポリウレタンプラスチック、エポキシプラスチック、不飽和ポリエステルプラスチック、フランプラスチック、有機シリコーン樹脂、アクリル樹脂など及びその改質樹脂をベースをして形成される関連プラスチックのうちの少なくとも1つで製作される。
【0033】
第1の本体21の上面の中心から下方へ1つの凹み部212が設けられており、この凹み部212の底壁に第1の連通穴210が設けられ、凹み部212に気体案内管12の下端が収容されている。第2の方向102において、凹み部212の2つの相対の側壁に1つの通気穴211がそれぞれ設けられ、気体案内管12における排気通路120が通気穴211を介してブラケット2の外部と連通するようになる。第1の方向101において、第1の本体21には、第1の本体21の上下面を貫通し、凹み部212の左右両側にそれぞれ位置する2つの第1の液体透過穴2121が間隔を空けて設けられている。
【0034】
第1の筒体22は、第1の本体21の下面の外縁から下方へ延在されてなる。第1の筒体22は閉鎖されたリング状であり、第1の筒体22の下端が開口し、第1の液体透過穴2121は液貯めキャビティ13と第1の筒体22の空間を連通している。第1の方向101において、第1の筒体22の左右両側には、第2の係合突部221がそれぞれ突設されている。第2の方向102において、第1の筒体22には、それぞれ2つの通気穴211に気流連通され、さらに気体案内管12における排気通路120に気流連通される2つの第1の通気溝222が設けられている。
【0035】
第1の本体21に、シリカゲル材料で製作され、ブラケット2の第1の本体21と液貯め部1の内壁の間をシールするための第2のシール部材32が嵌められて設置され、第1の本体21、第2のシール部材32、気体案内管12と液貯め部1の内壁の間が接続されて前記液貯めキャビティ13が形成されている。第2のシール部材32には、液貯めキャビティ13と第1の液体透過穴2121を連通するための2つの第2の液体透過穴321が設けられている。本実施形態において、第2のシール部材32はシリカゲル材料で製作されるが、他のいくつかの実施形態では、第2のシール部材32は、シール、断熱の機能を有する他の材料によって製作されてもよいことが理解すべきである。
【0036】
図1図2及び図5に示すように、第1のシール部材31は、一端が設けられた中空構造となり、第1のシール部材31の大部分が第1の筒体22内に収容されている。第1のシール部材31は、第3の本体311、第3の筒体312及び第1の係合部313を備える。第3の本体311はフラットプレート状であり、第3の本体311の上端面と第1の筒体22の下端面とが当接し、第3の本体311の中心部には、第3の本体311の上下両側を貫通し、第1の連通穴210に連通する第2の連通穴3111が設けられている。第1の方向101において、第3の本体311には、2つの第1の液体透過穴2121にそれぞれ連通する2つの第3の液体透過穴3112が間隔を空けて設けられている。第3の筒体312は、第3の本体311の下面の外縁から第1の本体21より離れる方向へ延在されてなり、カートリッジ100の縦長方向において、第1の筒体22の下面よりも第3の筒体312の下面が低くなっている。第2の方向102において、第3の筒体312には、2つの第1の通気溝222にそれぞれ気流連通される2つの第2の通気溝3121が設けられている。
【0037】
第1の方向101において、第3の筒体312の内壁には、2つのシール部3122と、2つのシール部3122の下方にあり、且つ第2の方向102における第3の筒体312の両側を連結する2つの第1の係合部313と、が突設されている。
【0038】
本実施形態において、第1のシール部材31はシリカゲル材料で製作されるが、他のいくつかの実施形態では、第1のシール部材31は、シール、断熱の機能を有する他の材料によって製作されてもよいことが理解すべきである。
【0039】
図1図2図6及び図7に示すように、多孔質体4は、本体部41、2つの側部42及び連結部43を備え、この本体部41はフラットプレート状であり、その第2の方向102における長さよりも第1の方向101における長さが大きくなり、すなわち、本体部41の長手方向が第1の方向101に揃っている。本体部41の一方のプレート面は霧化面411であり、2つの側部42が霧化面411に相対した他方の面から霧化面411より離れる方向へ延在されてなり、2つの側部42と本体部41の間に一部の霧化液を収容するための収容キャビティ44が形成され、本体部41の厚みよりも収容キャビティ44の深さが大きくなり、すなわち、霧化面411に垂直な方向において、本体部41の長さよりも側部42の長さが大きくなっている。第1の方向101において、2つの側部42の第1の方向101にある両端の連結部が斜面であり、すなわち、2つの側部42の連結部43から多孔質体4への両端の天井面が斜面であることで、成型時の応力集中による側部42の連結部の破損を避け、側部42の完全性が向上させた。
【0040】
連結部43は、2つの側部42を連結して2つの側部42の強度を補強するためのものであり、連結部43の上面が受け面431であり、この受け面321は、収容キャビティ44の底面に平行し、且つ、排気通路120に向け、排気通路120に形成された凝縮液が受けられて側部42を介して本体部41の霧化面411に伝導されて再霧化されるようになる。受け面431が第3の本体311の端面に当接し、且つ連結部43が第2の連通穴3111に連通し、さらに気体案内管12における排気通路120に連通することで、エアロゾルが気体案内管12の内壁に液化して凝縮液が形成された後、形成された凝縮液が第1の連通穴210、第2の連通穴3111を順次経由して連結部43に吸着されることができ、ユーザーが凝縮液を吸い込むリスクを低減した。
【0041】
第1の方向101において、側部42の長さよりも連結部43の長さが小さくなり、収容キャビティ44の両側が開口であり、収容キャビティ44の2つの開口に第1のシール部材31上の2つのシール部3122がそれぞれ挿入されて収容キャビティ44をシールするようになる。2つのシール部3122と連結部43の間には、収容キャビティ44と液貯めキャビティ13を連通する液体進入口432を形成するために隙間を有する。シール部3122の下端面が収容キャビティ44の底面に当接し、第1の係合部313の上端面が霧化面411に当接することで、本体部41がシール部3122と第1の係合部313の間に係合することによって、多孔質体4と第1のシール部材31との相対設置の位置制限を実現し、多孔質体4と第1のシール部材31との取付けに便利であるだけでなく、多孔質体4と第1のシール部材31との分離を防止することができ、第1のシール部材31による多孔質体4の有効のシールを保証した。多孔質体4は第1のシール部材31内に収容され、すなわち、多孔質体4は第3の筒体312内に収容されている。
【0042】
多孔質体4は、主に霧化面411に液貯めキャビティ13における霧化液を伝導する役割を果たし、すなわち、多孔質体4は主に伝導の役割を果たす。本実施形態において、多孔質体4は多孔質セラミック材料で製作され、他のいくつかの実施形態では、多孔質体4を製作する材料は、発泡金属、多孔質ガラスや硬質ガラスファイバーチューブなどの微細孔毛細管効果を持つ多孔質材料のうちの少なくとも1つでもよいことが理解すべきである。
【0043】
多孔質体4の霧化面411に、発熱体45が一体成型されており、本実施形態において、発熱体45は、一定の経路軌跡に従って霧化面411に印刷された電気抵抗スラリーである。他のいくつかの実施形態では、発熱体45は、発熱シート、発熱ウェブ、発熱フィルム又は霧化面411に形成された発熱塗布層、発熱軌跡等でもよいことが理解すべきである。発熱体45の材料は、適切なインピーダンスを有する金属材料、金属合金、黒鉛、炭素、導電性セラミックス又は他のセラミックス材料及び金属材料の複合材料でよい。適切なインピーダンスを有する金属または合金材料は、ニッケル、コバルト、ジルコニウム、チタン、ニッケル合金、コバルト合金、ジルコニウム合金、チタン合金、ニッケルクロム合金、ニッケル鉄合金、鉄クロム合金、鉄クロムアルミニウム合金、チタン合金、鉄マンガンアルミニウム合金又はステンレスなどのうちの少なくとも1つを含む。
【0044】
図1図2図8及び図9に示すように、ベース5は、硬質プラスチック材料で製作され、ベース5は第2の本体51、第2の筒体52及び2つの当接壁53を備える。
【0045】
第2の本体51は、概ね板状であり、第2の本体51の下端面がカートリッジ100の縦長方向に垂直であり、第2の本体51には、ともに貫通穴である2つの電極バー取付穴511及び2つの磁気柱取付穴512が設けられている。第1の方向101において、2つの磁気柱取付穴512が2つの電極バー取付穴511の外側にそれぞれ位置している。カートリッジ100の縦長方向において、第2の本体51とブラケット2との間に間隔がある。第2の本体51には、第2の本体51の上下両側を貫通し、第2の方向102に沿って分布する4つの吸気口513が設けられ、すなわち、4つの吸気口513の中心の連結線が第2の方向102に平行であり、この4つの吸気口513が2つの電極バー取付穴511の間に位置している。
【0046】
第2の筒体52は、リング状を呈し、第2の本体51から上方へ延在されてなり、第2の筒体52の外側と第2の本体51の間に、液貯め部1の下端が当接される階段が形成されている。第1の方向101において、第2の筒体52の左右両側には、第1の係合溝14と嵌合してベース5と液貯め部1との間の固定を実現する第1の係合突部521がそれぞれ突設されている。第2の筒体52の外側には、第1の係合突部521の下方に位置するリング状の第3のシール溝522が設けられている。第3のシール溝522内には、シリカゲル材料で製作され、第2の筒体52と液貯め部1の間の隙間をシールするための第3のシール部材33が収容されている。
【0047】
図面に示すように、2つの当接壁53はそれぞれ第2の筒体52の左右両側から上方へ延在されてなり、2つの当接壁53の上端面が第1の本体21の下端面に当接することで、ベース5とブラケット2の間の縦方向の位置決めを実現している。当接壁53のそれぞれに、第2の係合突部221と嵌合してベース5とブラケット2の間の固定連結を実現する第2の係合溝531がそれぞれ設けられている。
【0048】
2つの磁気柱取付穴512には、同一構造の2つの磁気柱7がそれぞれ収容されている。磁気柱7は、強磁性材料で製作され、例えば、磁気柱7は、鉄、鉄合金、モリブデン、モリブデン合金、ニッケル又はニッケル合金のうちの少なくとも1つの材料で製作されてよく、磁気柱7が永久磁石によって磁化されることができる。
【0049】
2つの電極バー取付穴511には、上端が発熱体45にそれぞれ接触し、連結発熱体45と電池棒モジュールを電気的に接続するための2つの電極バー8がそれぞれ収容されている。電極バー8は、高導電率を有する材料で製作され、例えば、電極バー8は、金、金合金、銀、銀合金、銅又は銅合金のうちの少なくとも1つの材料で製作されてよい。
【0050】
液貯め部1、ブラケット2及びベース5は、フェノールプラスチック、ポリウレタンプラスチック、エポキシプラスチック、不飽和ポリエステルプラスチック、フランプラスチック、有機シリコーン樹脂、アクリル樹脂など及びその改質樹脂をベースをして形成される関連プラスチックのうちの少なくとも1つで製作される。
【0051】
スペーサ6は、シリカゲル材料で製作され、第2の本体51と霧化面411の間に位置し、且つ、スペーサ6と霧化面411の間に放出空間を形成する間隔があり、発熱体45が通電された後、霧化面411上の霧化液が加熱されて形成されたエアロゾルがこの放出空間に放出される。スペーサ6に2つの電極バー8が通過して発熱体45と接触するための2つの貫通穴が設けられており、スペーサ6における2つの貫通穴と電極バー8の間には、外部の新鮮な空気が吸気口513とこの隙間を順次経由して放出空間に入るように隙間を有する。吸気口513にスペーサ6を設けることにより、霧化面411に漏出した霧化液が直接に吸気口513を介してカートリッジ100外に漏れることを避け、ユーザの体験をさらに保証した。
【0052】
電池棒モジュールにこのカートリッジ100が挿入されて電子タバコが構成された後、ユーザーが液貯め部1の排気口11に吸い込み動作をすると、発熱体45と電池が電気的に導通し、発熱体45によって多孔質体4の霧化面411上の霧化液をユーザーが直接吸い込み可能なエアロゾルに加熱し、外部の新鮮な空気が電池棒ケースにおける吸気穴(図示せず)、吸気口513、及びスペーサ6の貫通穴と電極バー8の間の隙間を順次経由して放出空間に入り、放出空間に生成されたエアロゾルを携帯して第2の通気溝3121、第1の通気溝222、通気穴211を順次経由して排気通路120内に入り、最終的に、排気口11を介してユーザーの口に入って享受されることで、ユーザーに刺激と満足感を与える。
【0053】
図10に示すように、本出願の他の実施形態に係る多孔質体4aであり、一実施形態における多孔質体4との主な違いは、多孔質体4aの長手方向において、本体部41aの長さよりも2つの側部42aの長さが小さく、2つの側部42aの長さが連結部43aの長さに等しくなることで、多孔質体4よりも多孔質体4aの成型や製造がより容易になった一方、側部42の強度よりも側部42aの強度が向上されたことにある。
【0054】
従来の技術と比べて、本出願に係るカートリッジ100及びこのカートリッジ100を備える電子タバコは、少なくとも以下の有益な効果を有する。
【0055】
1.多孔質体4の本体部41と2つの側部42の間に、一部の霧化液を収容するための収容キャビティ44が形成され、霧化面411に伝導する霧化液の最短伝導距離が短縮され、多孔質体4の液体伝導速度が保証された条件で、2つの側部42を連結する連結部43が設けられていることで、連結部43によって2つの側部42の強度が補強された一方、連結部43と排気通路120が連通することで、霧化液が排気通路120の内壁に形成された凝縮液が連結部43に吸収されて霧化面411へ伝導されて再霧化されることができるようにさせ、ユーザーが凝縮液を吸い込むリスクを低減しつつ、凝縮液の再利用を実現して、資源の無駄を避けることができる。
【0056】
2.多孔質体4の長手方向において、収容キャビティ44の相対した両端が開口であることで、多孔質体4の素材を節約した一方で、多孔質体4の成型過程で、収容キャビティ44の両端の開口は凸型の離型に有利であり、そして、多孔質体の製造成型に有利であり、多孔質体4の成型の困難性及び製造コストを低減した。
【0057】
3.多孔質体4の本体部41がシール部3122と第1の係合部313の間に係合することによって、多孔質体4と第1のシール部材31の間の取付けに便利であるだけでなく、多孔質体4と第1のシール部材31との分離を防止することができ、第1のシール部材31による有効のシールを保証した。
【0058】
4.第2の本体51と多孔質体4の間にスペーサ6を設けることにより、霧化面411に漏出した霧化液が直接に第2の本体51における吸気口513を介してカートリッジ100外に漏れることを避け、カートリッジ100の輸送中または格納中に霧化液がカートリッジ100外に漏れてユーザー体験に影響を与えることを避ける一方、漏出した霧化液がカートリッジ100から電池棒モジュールに侵入して電池棒モジュールにおける電子部品を破壊することも避けられた。
【0059】
なお、本願の明細書および図面には、本発明の好適な実施例が記載されているが、本願は、本明細書に記載された実施例に限定されず、多くの異なる形態で達成されてもよく、これらは本願の内容を特に限定するものではなく、本願の開示内容をより完全に理解することを目的として提供されている。そして、上記の各技術的特徴が更に相互に組み合わせて形成した上記に列挙しない各種実施例は、いずれも本願の明細書に記載された範囲に含まれるものとみなされ、さらに、当業者は、上記の説明に従って改良又は変換を行うことができ、そのような改良や変換は、すべて本願に添付された特許請求の範囲の保護範囲内に属することが理解されるべきである。
【符号の説明】
【0060】
100 カートリッジ
101 第1の方向
102 第2の方向
1 液貯め部
11 排気口
12 気体案内管
120 排気通路
13 液貯めキャビティ
14 第1の係合溝
2 ブラケット
21 第1の本体
212 凹み部
210 第1の連通穴
211 通気穴
2121 第1の液体透過穴
22 第1の筒体
221 第2の係合突部
222 第1の通気溝
31 第1のシール部材
311 第3の本体
3111 第2の連通穴
3112 第3の液体透過穴
312 第3の筒体
3121 第2の通気溝
3122 シール部
313 第1の係合部
32 第2のシール部材
321 第2の液体透過穴
33 第3のシール部材
4、4a 多孔質体
41、41a 本体部
411 霧化面
42、42a 側部
43、43a 連結部
431 受け面
432 液体進入口
44 収容キャビティ
45 発熱体
5 ベース
51 第2の本体
511 電極バー取付穴
512 磁気柱取付穴
513 吸気口
52 第2の筒体
521 第1の係合突部
522 第3のシール溝
53 当接壁
531 第2の係合溝
6 スペーサ
7 磁気柱
8 電極バー
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
【国際調査報告】