(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-07-12
(54)【発明の名称】マルチユーザ構成
(51)【国際特許分類】
G06F 3/16 20060101AFI20220705BHJP
G06F 3/01 20060101ALI20220705BHJP
G10L 17/00 20130101ALI20220705BHJP
G06F 21/31 20130101ALI20220705BHJP
【FI】
G06F3/16 640
G06F3/01 510
G10L17/00 200D
G06F21/31
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2021569562
(86)(22)【出願日】2020-03-27
(85)【翻訳文提出日】2021-12-24
(86)【国際出願番号】 US2020025526
(87)【国際公開番号】W WO2020242577
(87)【国際公開日】2020-12-03
(32)【優先日】2019-05-31
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(32)【優先日】2019-09-26
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(32)【優先日】2019-09-26
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】503260918
【氏名又は名称】アップル インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】Apple Inc.
【住所又は居所原語表記】One Apple Park Way,Cupertino, California 95014, U.S.A.
(74)【代理人】
【識別番号】110003281
【氏名又は名称】特許業務法人大塚国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】カリガン, テイラー ジー.
(72)【発明者】
【氏名】コフマン, パトリック エル.
(72)【発明者】
【氏名】グラハム, デイヴィッド チャンス
【テーマコード(参考)】
5E555
【Fターム(参考)】
5E555AA52
5E555AA71
5E555AA76
5E555AA77
5E555BA06
5E555BA16
5E555BA88
5E555BB06
5E555BC16
5E555BC17
5E555CA47
5E555CB64
5E555DA21
5E555DD06
5E555EA03
5E555EA05
5E555EA09
5E555FA00
(57)【要約】
マルチユーザ構成の例が開示される。例示的な方法は、電子デバイスにおいて、要求を受信することと、要求に応じて、音声入力が、電子デバイスに関連付けられたアカウントに関連付けられた音声プロファイルと一致しない場合、電子デバイスに関連付けられた第1のアカウントを使用して、要求に基づいて、第1の情報を出力させることと、電子デバイスの設定が第1の状態を有する場合、要求に基づいて、第1のアカウントのアカウントデータを更新させることと、設定が第2の状態を有する場合、アカウントデータを更新させることを差し控えることと、音声入力が、電子デバイスに関連付けられたアカウントに関連付けられた音声プロファイルと一致する場合、一致する音声プロファイルに関連付けられたアカウントを使用して、第1の情報を出力させることと、要求に基づいて、アカウントのアカウントデータを更新させることと、を含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピュータによって実行される方法であって、
メディア出力デバイスを有する電子デバイスにおいて、
音声入力に基づいて判定された要求を受信することと、
前記要求を受信したことに応じて、
前記音声入力が、前記電子デバイスに関連付けられたアカウントに関連付けられた音声プロファイルと一致しないとの判定に従って、
前記メディア出力デバイスによって、前記電子デバイスに関連付けられた第1のアカウントを使用して、前記要求に基づいて、第1の情報を出力させることと、
前記電子デバイスの設定が第1の状態に設定されていることに従って、前記要求に基づいて、前記第1のアカウントのアカウントデータを更新させることと、
前記電子デバイスの前記設定が第2の状態に設定されていることに従って、前記要求に基づいて、前記第1のアカウントの前記アカウントデータを更新させることを差し控えることと、
前記音声入力が、前記電子デバイスに関連付けられたアカウントに関連付けられた音声プロファイルと一致するとの判定に従って、
前記メディア出力デバイスによって、前記一致する音声プロファイルに関連付けられた前記アカウントを使用して、前記要求に基づいて、前記第1の情報を出力させることと、
前記要求に基づいて、前記一致する音声プロファイルに関連付けられた前記アカウントのアカウントデータを更新させることと、
を含む、方法。
【請求項2】
前記要求は第1の要求であり、前記音声入力は第1の音声入力であり、前記方法は、
第2の音声入力は、前記電子デバイスに関連付けられた第2のアカウントに関連付けられた音声プロファイルと一致し、前記第1のアカウントは、前記第2のアカウントとは異なる、前記第2の音声入力に基づいて判定された第2の要求を受信することと、
前記第2の要求を受信したことに応じて、かつ、前記第2の音声入力が、前記第2のアカウントに関連付けられた前記第2の音声プロファイルと一致するとの判定に従って、
前記メディア出力デバイスによって、前記電子デバイスに関連付けられた前記第2のアカウントを使用して、前記第2の要求に基づいて、第2の情報を出力させることと、
前記第2の要求に基づいて、前記第2のアカウントのアカウントデータを更新させることと、
を更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
それぞれのアカウントを使用して情報を出力させることは、前記それぞれのアカウントに関連付けられた資格情報を使用してメディアにアクセスすることを含む、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
それぞれのアカウントのアカウントデータを更新させることは、前記それぞれのアカウントに関連付けられたメディアプロファイルを更新させることを含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
第3の音声入力に基づいて判定された第3の要求は、第3のアカウントに関連付けられたプライベート情報を出力する要求である、前記第3の要求を受信することと、
前記第3の要求を受信したことに応じて、
前記第3の音声入力が、前記第3のアカウントに関連付けられた第3の音声プロファイルと一致するとの判定に従って、
前記メディア出力デバイスによって、前記第3のアカウントを使用して、前記第3の要求に基づいて、前記プライベート情報を出力させることと、
前記第3の音声入力が、前記第3のアカウントに関連付けられた前記第3の音声プロファイルと一致しないとの判定に従って、
前記メディア出力デバイスによって、前記電子デバイスに関連付けられた前記第3のアカウントを使用して、前記第3の要求に基づいて、前記プライベート情報を出力させることを差し控えることと、
を更に含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
メディア出力デバイスと、
1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶するメモリであって、前記1つ以上のプログラムは、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法を実行する命令を含む、メモリと、
を備える、電子デバイス。
【請求項7】
メディア出力デバイスを有する電子デバイスの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記1つ以上のプログラムは、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法を実行する命令を含む、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項8】
メディア出力デバイスと、
請求項1から5のいずれか一項に記載の方法を実行する手段と、
を備える、電子デバイス。
【請求項9】
電子デバイスであって、
メディア出力デバイスと、
1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶するメモリであって、前記1つ以上のプログラムは、
音声入力に基づいて判定された要求を受信し、
前記要求を受信したことに応じて、
前記音声入力が、前記電子デバイスに関連付けられたアカウントに関連付けられた音声プロファイルと一致しないとの判定に従って、
前記メディア出力デバイスによって、前記電子デバイスに関連付けられた第1のアカウントを使用して、前記要求に基づいて、第1の情報を出力させ、
前記電子デバイスの設定が第1の状態に設定されていることに従って、前記要求に基づいて、前記第1のアカウントのアカウントデータを更新させ、
前記電子デバイスの前記設定が第2の状態に設定されていることに従って、前記要求に基づいて、前記第1のアカウントの前記アカウントデータを更新させることを差し控え、
前記音声入力が、前記電子デバイスに関連付けられたアカウントに関連付けられた音声プロファイルと一致するとの判定に従って、
前記メディア出力デバイスによって、前記一致する音声プロファイルに関連付けられた前記アカウントを使用して、前記要求に基づいて、前記第1の情報を出力させ、
前記要求に基づいて、前記一致する音声プロファイルに関連付けられた前記アカウントのアカウントデータを更新させる、
命令を含む、メモリと、
を備える、電子デバイス。
【請求項10】
メディア出力デバイスを有する電子デバイスの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記1つ以上のプログラムは、
音声入力に基づいて判定された要求を受信し、
前記要求を受信したことに応じて、
前記音声入力が、前記電子デバイスに関連付けられたアカウントに関連付けられた音声プロファイルと一致しないとの判定に従って、
前記メディア出力デバイスによって、前記電子デバイスに関連付けられた第1のアカウントを使用して、前記要求に基づいて、第1の情報を出力させ、
前記電子デバイスの設定が第1の状態に設定されていることに従って、前記要求に基づいて、前記第1のアカウントのアカウントデータを更新させ、
前記電子デバイスの前記設定が第2の状態に設定されていることに従って、前記要求に基づいて、前記第1のアカウントの前記アカウントデータを更新させることを差し控え、
前記音声入力が、前記電子デバイスに関連付けられたアカウントに関連付けられた音声プロファイルと一致するとの判定に従って、
前記メディア出力デバイスによって、前記一致する音声プロファイルに関連付けられた前記アカウントを使用して、前記要求に基づいて、前記第1の情報を出力させ、
前記要求に基づいて、前記一致する音声プロファイルに関連付けられた前記アカウントのアカウントデータを更新させる、
命令を含む、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項11】
電子デバイスであって、
メディア出力デバイスと、
音声入力に基づいて判定された要求を受信する手段と、
前記要求を受信したことに応じて、
前記音声入力が、前記電子デバイスに関連付けられたアカウントに関連付けられた音声プロファイルと一致しないとの判定に従って、
前記メディア出力デバイスによって、前記電子デバイスに関連付けられた第1のアカウントを使用して、前記要求に基づいて、第1の情報を出力させ、
前記電子デバイスの設定が第1の状態に設定されていることに従って、前記要求に基づいて、前記第1のアカウントのアカウントデータを更新させ、
前記電子デバイスの前記設定が第2の状態に設定されていることに従って、前記要求に基づいて、前記第1のアカウントの前記アカウントデータを更新させることを差し控え、
前記音声入力が、前記電子デバイスに関連付けられたアカウントに関連付けられた音声プロファイルと一致するとの判定に従って、
前記メディア出力デバイスによって、前記一致する音声プロファイルに関連付けられた前記アカウントを使用して前記要求に基づいて、前記第1の情報を出力させ、
前記要求に基づいて、前記一致する音声プロファイルに関連付けられた前記アカウントのアカウントデータを更新させる、手段と、
を備える、電子デバイス。
【請求項12】
コンピュータによって実行される方法であって、
表示デバイス及び1つ以上の入力デバイスを有する第1のデバイスにおいて、
前記第1のデバイスに関連付けられた1つ以上のデバイスがそれぞれの機能をサポートすることを検出することと、
前記1つ以上のデバイスが前記それぞれの機能をサポートしているときに満たされる基準を含む基準のセットが満たされているとの判定に従って、
前記表示デバイス上に、前記1つ以上のデバイスの前記それぞれの機能を構成するプロンプトを表示することと、
前記1つ以上のデバイスの前記それぞれの機能を構成する前記プロンプトを表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、1つ以上の入力のセットを受信することと、
前記1つ以上の入力のセットを受信したことに応じて、前記それぞれの機能に関連付けられた構成動作を実行することと、
前記1つ以上のデバイスが前記それぞれの機能をサポートしていないとの判定に従って、前記表示デバイス上に、前記1つ以上のデバイスの前記それぞれの機能を構成する前記プロンプトを表示することを差し控えることと、
を含む、方法。
【請求項13】
構成動作を実行することは、前記1つ以上のデバイスの前記それぞれの機能を構成するための構成プロセスを開始することを含む、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記方法は、
前記構成プロセスを実行している間に、
前記表示デバイス上に、前記1つ以上のデバイス上で前記それぞれの機能を有効化するための1つ以上のオプションを含む第1のインタフェースを表示することと、
前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記1つ以上のデバイスのうちのデバイスのセットの選択を表す入力を受信することと、
前記デバイスのセットの選択を表す前記入力を受信したことに応じて、前記デバイスのセット上で前記それぞれの機能を有効化することと、
を更に含む、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記基準のセットは、前記1つ以上のデバイスに関連付けられたユーザアカウントの閾値数よりもユーザアカウントが少ない数しか前記それぞれの機能が有効化されていない場合に満たされる第1の基準を含む、請求項12から14のいずれか一項に記載の方法。
【請求項16】
前記それぞれの機能は音声識別機能であり、前記基準のセットは、前記1つ以上のデバイスが前記それぞれの機能によってサポートされる言語を使用するように構成されているときに満たされる第2の基準を含む、請求項13から15のいずれか一項に記載の方法。
【請求項17】
前記第1のデバイスは第1のユーザアカウントに関連付けられており、前記方法は、
前記構成プロセスを実行している間に、前記第2の基準が満たされていないことに応じて、かつ、前記第1のユーザアカウントが管理者アカウントであるとの判定に従って、
前記表示デバイス上に、前記1つ以上のデバイスが使用するように構成されている前記言語を変更するための1つ以上のオプションを含む第2のインタフェースを表示することと、
前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記1つ以上のデバイスが使用するように構成されている前記言語への変更を表す入力を受信することと、
前記言語への前記変更を表す前記入力を受信したことに応じて、前記1つ以上のデバイスが使用するように構成されている前記言語を変更することと、
を更に含む、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記構成プロセスを実行している間に、前記第2の基準が満たされていないことに応じて、
前記表示デバイス上に、前記1つ以上のデバイスが使用するように構成されている前記言語を変更するための1つ以上のオプションを表示することであって、前記1つ以上のオプションを表示することは、
前記1つ以上のデバイスのうちの2つ以上のデバイスが、前記それぞれの機能によってサポートされていない言語を使用するように構成されているとの判定に従って、前記表示デバイスに、複数のデバイスの前記言語を構成するための前記1つ以上のオプションを含む第3のインタフェースを表示することと、
前記1つ以上のデバイスのうちの1つのデバイスが、前記それぞれの機能によってサポートされていない言語を使用するように構成されているとの判定に従って、前記表示デバイス上に、前記1つのデバイスの前記言語を構成するための前記1つ以上のオプションのうちのオプションを含む第4のインタフェースを表示することと、
を含む、ことと、
前記1つ以上のデバイスのうちの少なくとも1つが使用するように構成されている前記言語への変更を表す入力を受信することと、
前記言語への前記変更を表す前記入力を受信したことに応じて、前記少なくとも1つのデバイスが使用するように構成されている前記言語を変更することと、
を更に含む、請求項16に記載の方法。
【請求項19】
前記構成プロセスを実行している間に、
前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記1つ以上のデバイス上の前記それぞれの機能を有効化するオプションの選択を表す入力を受信することと、
前記第1のデバイスは第1の言語に関連付けられており、前記1つ以上のデバイスは第2の言語に関連付けられている、前記1つ以上のデバイス上で前記それぞれの機能を有効化する前記オプションの選択を表す前記入力を受信したことに応じて、
前記第1の言語が前記第2の言語とは異なるとの判定に従って、前記表示デバイス上に、前記第1のデバイスの前記言語を変更するための1つ以上のオプションを含む第5のインタフェースを表示することと、
前記第1の言語が前記第2の言語とは異ならないとの判定に従って、前記第5のインタフェースを表示することを差し控えることと、
を更に含む、請求項13から18のいずれか一項に記載の方法。
【請求項20】
前記それぞれの機能は音声識別機能であり、前記方法は、
前記構成プロセスを実行している間に、
音声プロファイルが前記第1のデバイスに関連付けられていないとの判定に従って、前記表示デバイス上に、前記音声識別機能のための音声トレーニング動作を実行するための第6のインタフェースを表示することと、
前記音声プロファイルが前記第1のデバイスに関連付けられているとの判定に従って、
前記表示デバイス上に、前記音声識別機能のための音声トレーニング動作を実行するための前記第6のインタフェースを表示することを差し控えることと、
前記音声プロファイルを使用するように前記音声識別機能を構成することと、
を更に含む、請求項13から19のいずれか一項に記載の方法。
【請求項21】
前記それぞれの機能は音声識別機能であり、前記方法は、
前記構成プロセスを実行している間に、
前記音声識別機能が有効化されているとの判定に従って、前記表示デバイス上に、前記それぞれの機能とは異なる第2の機能を構成するための第7のインタフェースを表示することと、
前記音声識別機能が有効化されていないとの判定に従って、前記表示デバイス上に、前記第2の機能を構成するための第7のインタフェースを表示することを差し控えることと、
を更に含む、請求項13から20のいずれか一項に記載の方法。
【請求項22】
前記音声識別機能が有効化されておらず、前記第2の機能が有効化されているとの判定に従って、前記表示デバイス上に、
前記それぞれの機能を有効化するオプション、及び
前記第2の機能を無効化するオプション、
のうち1つ以上を含む第8のインタフェースを表示することと、
前記音声識別機能が有効化されており、前記第2の機能が有効化されているとの判定に従って、前記表示デバイス上に前記第8のインタフェースを表示することを差し控えることと、
を更に含む、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
前記1つ以上のデバイスが複数のデバイスを含むとの判定に従って、前記表示デバイス上に、前記複数のデバイスのうちのどれが前記第2の機能を有効化させるかを選択するための1つ以上のオプションを含む前記第2の機能を構成するための第9のインタフェースを表示することと、
前記1つ以上のデバイスが複数のデバイスを含まないとの判定に従って、前記複数のデバイスのうちのどれが前記第2の機能を有効化させるかを選択するための1つ以上のオプションを含む前記第2の機能を構成するための前記第9のインタフェースを表示することを差し控えることと、
を更に含む、請求項21から22のいずれか一項に記載の方法。
【請求項24】
前記第1のデバイスが特定のタイプのデバイスを含むデバイスのグループに関連付けられているとの判定に従って、前記表示デバイス上に、
前記特定のタイプのデバイスによって、前記第1のデバイスに関連付けられたユーザアカウントのインジケーションを表示することを有効化するオプション、及び
前記特定のタイプのデバイスによって、前記第1のデバイスに関連付けられた前記ユーザアカウントの前記インジケーションを表示することを無効化するオプション、
のうち1つ以上を、表示することを更に含む請求項12から23のいずれか一項に記載の方法。
【請求項25】
前記それぞれの機能は音声識別機能であり、前記方法は、
前記1つ以上のデバイスのうちの1つ以上へと音声識別データを送信させることを更に含む、請求項12から24のいずれか一項に記載の方法。
【請求項26】
前記第1のデバイス上の第1のアカウントにログインする要求を受信したことに応じて、かつ、前記1つ以上のデバイスのうちの第2のデバイスが前記第1のアカウント以外のアカウントにログインされているとの判定に従って、
前記第2のデバイスを前記第1のアカウントにログインするオプション、及び
前記第2のデバイスを前記第1のアカウント以外の前記アカウントにログインされたままにするオプション、
のうち1つ以上を含むプロンプトを表示することと、
前記第2のデバイスを前記第1のアカウントにログインする前記オプションのユーザ入力選択を受信したことに従って、前記第2のデバイスに対して前記第1のアカウントにログインさせることと、
前記第2のデバイスを前記第1のアカウント以外の前記アカウントにログインされたままにする前記オプションのユーザ入力選択を受信したことに従って、前記第2のデバイスに対して前記第1のアカウントにログインさせることを差し控えることと、
を更に含む、請求項12から25のいずれか一項に記載の方法。
【請求項27】
前記第1のデバイスは第2のアカウントにログインされており、前記デバイスのセットのうちの第3のデバイスは、第4のアカウントにログインされており、前記第2のアカウントは、アカウントのグループに関連付けられており、前記方法は、
前記第4のアカウントが前記アカウントのグループに関連付けられていないとの判定に従って、前記表示デバイス上に、前記第4のアカウントを前記アカウントのグループに招待するオプションを含むプロンプトを表示することと、
前記第4のアカウントが前記アカウントのグループに関連付けられているとの判定に従って、前記表示デバイス上に、前記第4のアカウントを前記アカウントのグループに招待する前記オプションを含む前記プロンプトを表示することを差し控えることと、
前記第4のアカウントを前記アカウントのグループに招待する前記オプションを含む前記プロンプトを表示した後に、前記第4のアカウントを前記アカウントのグループに招待する前記オプションの選択を表す入力を受信することと、
前記第4のアカウントを前記アカウントのグループに招待する前記オプションの選択を表す前記入力を受信したことに応じて、前記アカウントのグループへの招待を前記第4のアカウントに送信することと、
を更に含む、請求項12から26のいずれか一項に記載の方法。
【請求項28】
表示デバイスと、
1つ以上の入力デバイスと、
1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶するメモリであって、前記1つ以上のプログラムは、請求項12から27のいずれか一項に記載の方法を実行する命令を含む、メモリと、
を備える、電子デバイス。
【請求項29】
表示デバイス及び1つ以上の入力デバイスを有する電子デバイスの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記1つ以上のプログラムは、請求項12から27のいずれか一項に記載の方法を実行する命令を含む、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項30】
表示デバイスと、
1つ以上の入力デバイスと、
請求項12から27のいずれか一項に記載の方法を実行する手段と、
を備える、電子デバイス。
【請求項31】
表示デバイスと、
1つ以上の入力デバイスと、
1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶するメモリであって、前記1つ以上のプログラムは、
前記第1のデバイスに関連付けられた1つ以上のデバイスが、それぞれの機能をサポートすることを検出し、
前記1つ以上のデバイスが前記それぞれの機能をサポートしているときに満たされる基準を含む基準のセットが満たされているとの判定に従って、
前記表示デバイス上に、前記1つ以上のデバイスの前記それぞれの機能を構成するプロンプトを表示し、
前記1つ以上のデバイスの前記それぞれの機能を構成する前記プロンプトを表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、1つ以上の入力のセットを受信し、
前記1つ以上の入力のセットを受信したことに応じて、前記それぞれの機能に関連付けられた構成動作を実行し、
前記1つ以上のデバイスが前記それぞれの機能をサポートしていないとの判定に従って、前記表示デバイス上に、前記1つ以上のデバイスの前記それぞれの機能を構成する前記プロンプトを表示することを差し控える、
命令を含む、メモリと、
を備える、電子デバイス。
【請求項32】
表示デバイス及び1つ以上の入力デバイスを有する電子デバイスの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記1つ以上のプログラムは、
前記第1のデバイスに関連付けられた1つ以上のデバイスが、それぞれの機能をサポートすることを検出し、
前記1つ以上のデバイスが前記それぞれの機能をサポートしているときに満たされる基準を含む基準のセットが満たされているとの判定に従って、
前記表示デバイス上に、前記1つ以上のデバイスの前記それぞれの機能を構成するプロンプトを表示し、
前記1つ以上のデバイスの前記それぞれの機能を構成する前記プロンプトを表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、1つ以上の入力のセットを受信し、
前記1つ以上の入力のセットを受信したことに応じて、前記それぞれの機能に関連付けられた構成動作を実行し、
前記1つ以上のデバイスが前記それぞれの機能をサポートしていないとの判定に従って、前記1つ以上のデバイスの前記それぞれの機能を構成する前記プロンプトを前記表示デバイス上に表示することを差し控える、
命令を含む、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項33】
表示デバイスと、
1つ以上の入力デバイスと、
前記第1のデバイスに関連付けられた1つ以上のデバイスがそれぞれの機能をサポートすることを検出する手段と、
前記1つ以上のデバイスが前記それぞれの機能をサポートしているときに満たされる基準を含む基準のセットが満たされているとの判定に従って、
前記1つ以上のデバイスの前記それぞれの機能を構成するプロンプトを前記表示デバイス上に表示し、
前記1つ以上のデバイスの前記それぞれの機能を構成する前記プロンプトを表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、1つ以上の入力のセットを受信し、
前記1つ以上の入力のセットを受信したことに応じて、前記それぞれの機能に関連付けられた構成動作を実行する手段と、
前記1つ以上のデバイスが前記それぞれの機能をサポートしていないとの判定に従って、前記1つ以上のデバイスの前記それぞれの機能を構成する前記プロンプトを前記表示デバイス上に表示することを差し控える、手段と、
を備える、電子デバイス。
【請求項34】
コンピュータによって実行される方法であって、
表示デバイス及び1つ以上の入力デバイスを有する電子デバイスにおいて、
前記1つ以上の入力デバイスを介して入力を受信することと、
前記入力を受信したことに応じて、前記表示デバイス上に、1つ以上の管理者アカウント及び1つ以上の非管理者アカウントを含む複数のアカウントに関連付けられた複数のデバイスのための設定インタフェースを、表示することと、を含む方法であって、
前記電子デバイスは、前記複数のアカウントのうちの第1のアカウントに関連付けられており、
前記第1のアカウントが前記複数のアカウントのうちの管理者アカウントであることに従って、かつ、前記設定インタフェースが前記第1のアカウントとは異なる第2のアカウントのための設定インタフェースであることに従って、
前記設定インタフェースは、第1のタイプの1つ以上の設定と第2のタイプの1つ以上の設定を含み、
前記第1のタイプの前記1つ以上の設定は、前記設定インタフェースを介して編集可能であり、
前記第2のタイプの前記1つ以上の設定は、前記設定インタフェースを介して編集可能ではなく、
前記第1のアカウントが前記複数のアカウントのうちの非管理者アカウントであることに従って、かつ、前記設定インタフェースが前記第1のアカウントのための設定インタフェースであることに従って、
前記設定インタフェースは、前記第2のタイプの1つ以上の設定を含み、
前記第2のタイプの前記1つ以上の設定は、前記設定インタフェースを介して編集可能である、方法。
【請求項35】
前記第1のアカウントが前記複数のアカウントのうちの非管理者アカウントであることに従って、かつ、前記設定インタフェースが前記第1のアカウントのための設定インタフェースであることに従って、
前記設定インタフェースは、前記第1のタイプの1つ以上の設定を含み、
前記第1のタイプの前記1つ以上の設定は、前記設定インタフェースを介して編集可能ではない、請求項34に記載の方法。
【請求項36】
前記第2のタイプの前記1つ以上の設定は、前記複数のデバイスのうちの1つ以上において受信されるコンテンツを出力するユーザ入力要求に基づいて、前記第1のアカウントに関連付けられたデータの更新を有効化するオプションを含む、請求項34又は35に記載の方法。
【請求項37】
前記第2のタイプの前記1つ以上の設定は、前記複数のデバイスのうちの1つ以上上で音声識別機能を有効化するオプションを含む、請求項34から36のいずれか一項に記載の方法。
【請求項38】
前記第2のタイプの前記1つ以上の設定は、前記複数のデバイスのうちの1つ以上で受信された、前記第1のアカウントからプライベート情報を出力するユーザ入力要求に応じて、前記第1のアカウントに関連付けられたプライベート情報の出力を有効化するオプションを含む、請求項34から37のいずれか一項に記載の方法。
【請求項39】
前記第1のアカウントに関連付けられたプライベート情報の出力を有効化する前記オプションに関連付けられた1つ以上の入力の第1のセットを受信することと、
前記1つ以上の入力の第1のセットを受信したことに応じて、前記表示デバイス上に、
前記第1のアカウントに関連付けられたプライベート情報の出力を有効化する、前記複数のデバイスのうちの1つ以上のデバイスを選択するための1つ以上のオプション、及び
前記第1のアカウントからプライベート情報を出力するユーザ入力要求に応じて、認証を必要とする1つ以上のオプション、
のうち1つ以上を表示することと、
を更に含む、請求項38に記載の方法。
【請求項40】
第1の機能が有効化されているとの判定に従って、前記第1のアカウントからプライベート情報を出力するユーザ入力要求に応じて、前記第1のアカウントに関連付けられたプライベート情報の出力を有効化する前記オプションを表示することと、
前記第1の機能が無効化されているとの判定に従って、前記第1のアカウントからプライベート情報を出力するユーザ入力要求に応じて、前記第1のアカウントに関連付けられたプライベート情報の出力を有効化する前記オプションを表示することを差し控えることと、
を更に含む、請求項38から39のいずれか一項に記載の方法。
【請求項41】
前記複数のデバイスのうちの1つ以上で受信された、前記第1のアカウントからプライベート情報を出力するユーザ入力要求に応じて、前記第1のアカウントに関連付けられたプライベート情報の出力を有効化する要求を表す、プライベート情報の出力を有効化する前記オプションと関連付けられた1つ以上の入力の第2のセットを検出したことに応じて、
第2の機能が無効化されているとの判定に従って、前記表示デバイス上に、前記第2の機能を有効化するプロンプトを表示することと、
前記第2の機能が有効化されているとの判定に従って、前記表示デバイス上に、前記第2の機能を有効化する前記プロンプトを表示することを差し控えることと、
を更に含む、請求項38から40のいずれか一項に記載の方法。
【請求項42】
前記第2の設定を有効化する前記プロンプトに関連付けられた1つ以上の入力の第3のセットを受信することと、
前記第2の設定を有効化する前記プロンプトに関連付けられた前記1つ以上の入力の第3のセットを信したことに応じて、前記第2の機能を構成するためのインタフェースを表示することを含む、前記第2の機能を構成するためのプロセスを開始することと、
を更に含む、請求項41に記載の方法。
【請求項43】
前記電子デバイスは特定のタイプのデバイスに関連付けられており、前記第2のタイプの前記1つ以上の設定は、
前記特定のタイプのデバイスによって、前記電子デバイスに関連付けられた前記第1のアカウントのインジケーションを表示することを有効化するオプション、及び
前記特定のタイプのデバイスによって、前記電子デバイスに関連付けられた前記第1のアカウントの前記インジケーションを表示することを無効化するオプション、
のうち1つ以上を含む、請求項34から42のいずれか一項に記載の方法。
【請求項44】
前記デバイスのグループは、前記特定のタイプのデバイスの複数のデバイスを含み、前記方法は、
前記第1のアカウントの表示を有効化する前記オプション及び前記第1のアカウントの表示を無効化する前記オプションのうちの1つ以上に関連付けられた1つ以上の入力の第4のセットを受信することと、
前記1つ以上の入力の第4のセットを受信したことに応じて、前記表示デバイス上に、前記選択されたデバイス上での前記第1のアカウントの表示を有効化すること、及び前記選択されたデバイス上での前記第1のアカウントの表示を無効化すること、のうちの1つ以上のために、前記デバイスのグループのうちの前記特定のタイプのデバイスのデバイスを選択するためのインタフェースを表示することと、
を更に含む、請求項43に記載の方法。
【請求項45】
前記第1のタイプの前記1つ以上の設定は、前記複数のデバイスのうちの1つ以上のネットワーク接続されたカメラデバイスに関する前記第1のアカウントの権限を制御するための1つ以上のオプションを含む、請求項34から44のいずれか一項に記載の方法。
【請求項46】
前記1つ以上のネットワーク接続されたカメラデバイスに関する前記第1のアカウントの権限を制御するための前記1つ以上のオプションに関連付けられた1つ以上の入力の第5のセットを受信することと、
前記1つ以上の入力の第5のセットを受信したことに応じて、前記表示デバイス上に、前記1つ以上のネットワーク接続されたカメラデバイスに関する前記第1のアカウントのための複数の権限レベルから選択するためのインタフェースを表示することと、
を更に含む、請求項45に記載の方法。
【請求項47】
前記第1のタイプの前記1つ以上の設定は、前記複数のデバイスに関連付けられたネットワークにアクセスするための資格情報を共有することに関する前記第1のアカウントの権限を制御するための1つ以上のオプションを含む、請求項34から46のいずれか一項に記載の方法。
【請求項48】
前記ネットワークにアクセスするための資格情報を共有することに関する前記第1のアカウントの権限を制御するための前記1つ以上のオプションに関連付けられた1つ以上の入力の第6のセットを受信することと、
前記1つ以上の入力の第6のセットを受信したことに応じて、前記表示デバイスに、前記ネットワークにアクセスするための資格情報を共有するための複数の権限レベルから選択するためのインタフェースを表示することと、
を更に含む、請求項45に記載の方法。
【請求項49】
前記第1のタイプの前記1つ以上の設定は、前記電子デバイスが前記複数のデバイスから離れているときに、前記複数のデバイスへのアクセスに関する前記第1のアカウントの権限を制御するための1つ以上のオプションを含む、請求項34から48のいずれか一項に記載の方法。
【請求項50】
前記第1のタイプの前記1つ以上の設定は、
前記複数のデバイスにデバイスを追加すること、及び
前記複数のデバイスからデバイスを削除すること、
のうちの1つ以上を実行するために、前記第1のアカウントの権限を制御するための1つ以上のオプションを含む、請求項34から49のいずれか一項に記載の方法。
【請求項51】
前記設定インタフェースはアフォーダンスを含み、前記方法は、
前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記アフォーダンスの選択に対応する入力を受信することと、
前記アフォーダンスの選択に対応する前記入力を受信したことに応じて、前記複数のアカウントから前記第1のアカウントを削除させることと、
を更に含む、請求項34から50のいずれか一項に記載の方法。
【請求項52】
表示デバイスと、
1つ以上の入力デバイスと、
1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶するメモリであって、前記1つ以上のプログラムは、請求項34から51のいずれか一項に記載の方法を実行する命令を含む、メモリと、
を備える、電子デバイス。
【請求項53】
表示デバイス及び1つ以上の入力デバイスを有する電子デバイスの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記1つ以上のプログラムは、請求項34から51のいずれか一項に記載の方法を実行する命令を含む、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項54】
表示デバイスと、
1つ以上の入力デバイスと、
請求項34から51のいずれか一項に記載の方法を実行する手段と、
を備える、電子デバイス。
【請求項55】
表示デバイスと、
1つ以上の入力デバイスと、
1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶するメモリであって、前記1つ以上のプログラムは、
前記1つ以上の入力デバイスを介して入力を受信し、
前記入力を受信したことに応じて、前記表示デバイス上に、1つ以上の管理者アカウント及び1つ以上の非管理者アカウントを含む複数のアカウントに関連付けられた複数のデバイスのための設定インタフェースを表示する、命令を含む、メモリと、を備える電子デバイスであって、
前記電子デバイスは、前記複数のアカウントのうちの第1のアカウントに関連付けられており、
前記第1のアカウントが前記複数のアカウントのうちの管理者アカウントであることに従って、かつ、前記設定インタフェースが前記第1のアカウントとは異なる第2のアカウントのための設定インタフェースであることに従って、
前記設定インタフェースは、第1のタイプの1つ以上の設定及び第2のタイプの1つ以上の設定を含み、
前記第1のタイプの前記1つ以上の設定は、前記設定インタフェースを介して編集可能であり、
前記第2のタイプの前記1つ以上の設定は、前記設定インタフェースを介して編集可能ではなく、
前記第1のアカウントが前記複数のアカウントのうちの非管理者アカウントであることに従って、かつ、前記設定インタフェースが前記第1のアカウントのための設定インタフェースであることに従って、
前記設定インタフェースは、前記第2のタイプの1つ以上の設定を含み、
前記第2のタイプの前記1つ以上の設定は、前記設定インタフェースを介して編集可能である、電子デバイス。
【請求項56】
表示デバイス及び1つ以上の入力デバイスを有する電子デバイスの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記1つ以上のプログラムは、
前記1つ以上の入力デバイスを介して入力を受信し、
前記入力を受信したことに応じて、前記表示デバイス上に、1つ以上の管理者アカウント及び1つ以上の非管理者アカウントを含む複数のアカウントに関連付けられた複数のデバイスのための設定インタフェースを表示する、命令を含む、非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、
前記電子デバイスは、前記複数のアカウントのうちの第1のアカウントに関連付けられており、
前記第1のアカウントが前記複数のアカウントの管理者アカウントであることに従って、かつ、前記設定インタフェースが前記第1のアカウントとは異なる第2のアカウントのための設定インタフェースであることに従って、
前記設定インタフェースは、第1のタイプの1つ以上の設定及び第2のタイプの1つ以上の設定を含み、
前記第1のタイプの前記1つ以上の設定は、前記設定インタフェースを介して編集可能であり、
前記第2のタイプの前記1つ以上の設定は、前記設定インタフェースを介して編集可能ではなく、
前記第1のアカウントが前記複数のアカウントのうち非管理者アカウントであることに従って、かつ、前記設定インタフェースが前記第1のアカウントのための設定インタフェースであることに従って、
前記設定インタフェースは、前記第2のタイプの1つ以上の設定を含み、
前記第2のタイプの前記1つ以上の設定は、前記設定インタフェースを介して編集可能である、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項57】
表示デバイスと、
1つ以上の入力デバイスと、
前記1つ以上の入力デバイスを介して入力を受信する手段と、
前記入力を受信したことに応じて、前記表示デバイス上に、1つ以上の管理者アカウント及び1つ以上の非管理者アカウントを含む複数のアカウントに関連付けられた複数のデバイスのための設定インタフェースを表示する手段と、を備える電子デバイスであって、
前記電子デバイスは、前記複数のアカウントのうちの第1のアカウントに関連付けられており、
前記第1のアカウントが前記複数のアカウントのうち管理者アカウントであることに従って、かつ、前記設定インタフェースが前記第1のアカウントとは異なる第2のアカウントのための設定インタフェースであることに従って、
前記設定インタフェースは、第1のタイプの1つ以上の設定及び第2のタイプの1つ以上の設定を含み、
前記第1のタイプの前記1つ以上の設定は、前記設定インタフェースを介して編集可能であり、
前記第2のタイプの前記1つ以上の設定は、前記設定インタフェースを介して編集可能ではなく、
前記第1のアカウントが前記複数のアカウントのうちの非管理者アカウントであることに従って、かつ、前記設定インタフェースが前記第1のアカウントのための設定インタフェースであることに従って、
前記設定インタフェースは、前記第2のタイプの1つ以上の設定を含み、
前記第2のタイプの前記1つ以上の設定は前記設定インタフェースを介して編集可能である、電子デバイス。
【請求項58】
コンピュータによって実行される方法であって、
表示デバイス及び1つ以上の入力デバイスを有する電子デバイスにおいて、
前記表示デバイスを介して、少なくともデバイスアクセスアフォーダンスの第1のセットを含むデバイスアクセス構成ユーザインタフェースを表示することと、
前記デバイスアクセス構成ユーザインタフェースを表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、1人以上のユーザを指定する入力を含む1つ以上の入力のセットを受信することと、
前記1つ以上の入力のセットを受信したことに応じて、
前記1つ以上の入力のセットが第1の権限設定の選択に対応する入力を含むことに従って、承諾されたときに、第1の権限を含む前記第1の権限設定に基づいてデバイスのセットへのアクセスを含む前記1人以上のユーザへのアクセスを提供する招待を送信することと、
前記1つ以上の入力のセットが前記第1の権限設定の選択に対応する入力を含まないことに従って、承諾されたときに、前記第1の権限を含まない前記第1の権限設定に基づいて、前記デバイスのセットへのアクセスを含む前記1人以上のユーザへのアクセスを提供する招待を送信することと、
を含む、方法。
【請求項59】
前記デバイスのセットは、1つ以上のネットワーク接続されたカメラデバイスを含み、
前記第1の権限設定は、前記1人以上のユーザによる前記1つ以上のネットワーク接続されたカメラデバイスへのアクセスを制御する設定である、請求項58に記載の方法。
【請求項60】
前記第1の権限設定の選択に対応する前記入力は、前記1人以上のユーザによる前記1つ以上のネットワーク接続されたカメラデバイスへのアクセスの複数の権限レベルのうちの1つの選択に対応する入力を含む、請求項59に記載の方法。
【請求項61】
前記デバイスのセットは、ネットワークに関連付けられており、
前記第1の権限設定は、前記ネットワークへのアクセスに関する権限を制御する設定である、請求項58に記載の方法。
【請求項62】
前記第1の権限設定の選択に対応する前記入力は、前記ネットワークにアクセスするための権限を制御する複数の権限レベルのうちの1つの選択に対応する入力を含む、請求項61に記載の方法。
【請求項63】
前記デバイスのセットは、リモートで制御することができる1つ以上のデバイスを含み、
前記第1の権限設定は、リモートで制御することができる前記1つ以上のデバイスをリモートで制御するための権限を制御する設定である、請求項58に記載の方法。
【請求項64】
前記電子デバイスは、ユーザのセットに関連付けられており、
前記デバイス構成ユーザインタフェースを表示することは、
前記表示デバイス上に、前記ユーザのセットに含まれる提案されたユーザの1つ以上のインジケーションを表示することを含み、1人以上のユーザを指定する前記入力は、前記ユーザのセットのうちの少なくとも1人の選択である、請求項58から63のいずれか一項に記載の方法。
【請求項65】
表示デバイスと、
1つ以上の入力デバイスと、
1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶するメモリであって、前記1つ以上のプログラムは、請求項58から64のいずれか一項に記載の方法を実行する命令を含む、メモリと、
を備える、電子デバイス。
【請求項66】
表示デバイス及び1つ以上の入力デバイスを有する電子デバイスの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記1つ以上のプログラムは、請求項58から64のいずれか一項に記載の方法を実行する命令を含む、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項67】
表示デバイスと、
1つ以上の入力デバイスと、
請求項58から64のいずれか一項に記載の方法を実行する手段と、
を備える、電子デバイス。
【請求項68】
表示デバイスと、
1つ以上の入力デバイスと、
1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶するメモリであって、前記1つ以上のプログラムは、
前記表示デバイスを介して、少なくともデバイスアクセスアフォーダンスの第1のセットを含むデバイスアクセス構成ユーザインタフェースを表示し、
前記デバイスアクセス構成ユーザインタフェースを表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、1人以上のユーザを指定する入力を含む1つ以上の入力のセットを受信し、
前記1つ以上の入力のセットを受信したことに応じて、
前記1つ以上の入力のセットが第1の権限設定の選択に対応する入力を含むことに従って、承諾されたときに、第1の権限を含む前記第1の権限設定に基づいて、デバイスのセットへのアクセスを含む前記1人以上のユーザへのアクセスを提供する招待を送信し、
前記1つ以上の入力のセットが前記第1の権限設定の選択に対応する入力を含まないことに従って、承諾されたときに、前記第1の権限を含まない前記第1の権限設定に基づいて、前記デバイスのセットへのアクセスを含む前記1人以上のユーザへのアクセスを提供する招待を送信する、
命令を含む、メモリと、
を備える、電子デバイス。
【請求項69】
表示デバイス及び1つ以上の入力デバイスを有する電子デバイスの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記1つ以上のプログラムは、
前記表示デバイスを介して、少なくともデバイスアクセスアフォーダンスの第1のセットを含むデバイスアクセス構成ユーザインタフェースを表示し、
前記デバイスアクセス構成ユーザインタフェースを表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、1人以上のユーザを指定する入力を含む1つ以上の入力のセットを受信し、
前記1つ以上の入力のセットを受信したことに応じて、
前記1つ以上の入力のセットが第1の権限設定の選択に対応する入力を含むことに従って、承諾されたときに、第1の権限を含む前記第1の権限設定に基づいて、デバイスのセットへのアクセスを含む前記1人以上のユーザへのアクセスを提供する招待を送信し、
前記1つ以上の入力のセットが前記第1の権限設定の選択に対応する入力を含まないことに従って、承諾されたときに、前記第1の権限を含まない前記第1の権限設定に基づいて、前記デバイスのセットへのアクセスを含む前記1人以上のユーザへのアクセスを提供する招待を送信する、
命令を含む、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項70】
表示デバイスと、
1つ以上の入力デバイスと、
前記表示デバイスを介して、少なくともデバイスアクセスアフォーダンスの第1のセットを含むデバイスアクセス構成ユーザインタフェースを表示する手段と、
前記デバイスアクセス構成ユーザインタフェースを表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、1人以上のユーザを指定する入力を含む1つ以上の入力のセットを受信する手段と、
前記1つ以上の入力のセットを受信したことに応じて、
前記1つ以上の入力のセットが第1の権限設定の選択に対応する入力を含むことに従って、承諾されたときに、第1の権限を含む前記第1の権限設定に基づいてデバイスのセットへのアクセスを含む前記1人以上のユーザへのアクセスを提供する招待を送信し、
前記1つ以上の入力のセットが前記第1の権限設定の選択に対応する入力を含まないことに従って、承諾されたときに、前記第1の権限を含まない前記第1の権限設定に基づいて、前記デバイスのセットへのアクセスを含む前記1人以上のユーザへのアクセスを提供する招待を送信する、手段と、
を備える、電子デバイス。
【請求項71】
コンピュータによって実行される方法であって、
表示デバイス及び1つ以上の入力デバイスを有し、アカウントの第1のセットのうちの第1のアカウントに関連付けられている電子デバイスにおいて、
前記アカウントの第1のセットが、前記第1のアカウントを含むアカウントの第2のセットに含まれない少なくとも1つのアカウントを含むとの判定に従って、
前記表示デバイス上に、前記少なくとも1つのアカウントを前記アカウントの第2のセットに招待するプロンプトを表示することと、
前記プロンプトを表示した後に、
前記1つ以上の入力デバイスを介して、1つ以上の入力のセットを受信することと、
前記1つ以上の入力のセットを受信したことに応じて、前記アカウントの第2のセットに含まれない前記少なくとも1つのアカウントの選択に、前記アカウントの第2のセットに参加するための招待を送信することと、
前記アカウントの第1のセットが、前記アカウントの第2のセットに含まれない少なくとも1つのアカウントを含まないとの判定に従って、前記表示デバイス上に、前記少なくとも1つのアカウントを前記アカウントの第2のセットに招待する前記プロンプトを表示することを差し控えることと、
を含む、方法。
【請求項72】
前記招待を送信する前に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記アカウントの第2のセットに含まれない前記少なくとも1つのアカウントの前記選択を表す1つ以上の表現の選択に対応する入力を受信することを更に含む、請求項71に記載の方法。
【請求項73】
前記表示デバイス上に、前記アカウントの第2のセットに含まれない前記少なくとも1つのアカウントに対応する1つ以上のアフォーダンスを含むインタフェースを、表示することと、
前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記1つ以上のアフォーダンスに関連付けられた入力を、受信することと、
前記1つ以上のアフォーダンスに関連付けられた前記入力を受信したことに応じて、前記1つ以上のアフォーダンスをナビゲートして、前記アカウントの第2のセットに含まれない前記少なくとも1つのアカウントに対応する少なくとも1つの以前に表示されていないアフォーダンスを表示することと、
を更に含む、請求項71又は72に記載の方法。
【請求項74】
前記プロンプトを表示した更に後に、かつ、前記招待を送信した後に、前記表示デバイス上に、前記少なくとも1つのアカウントの前記選択のアカウントの1つ以上の権限を構成するための1つ以上のオプションを含むインタフェースを表示することと、
前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記アカウントに対する第1の権限設定を第1の状態から第2の状態に変更する要求に対応する入力を受信することと、
前記第1の権限設定を前記第1の状態から前記第2の状態に変更する前記要求に対応する前記入力を受信したことに応じて、前記アカウントに対する前記第1の権限設定に対して前記第1の状態から前記第2の状態に変更させることと、
を更に含む、請求項71から73のいずれか一項に記載の方法。
【請求項75】
アカウントの第1のセットのうちの第1のアカウントに関連付けられた電子デバイスであって、
表示デバイスと、
1つ以上の入力デバイスと、
1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶するメモリであって、前記1つ以上のプログラムは、請求項71から74のいずれか一項に記載の方法を実行する命令を含む、メモリと、
を備える、電子デバイス。
【請求項76】
表示デバイス及び1つ以上の入力デバイスを有する電子デバイスの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記電子デバイスは、アカウントの第1のセットのうちの第1のアカウントに関連付けられ、前記1つ以上のプログラムは、請求項71から74のいずれか一項に記載の方法を実行する命令を含む、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項77】
アカウントの第1のセットのうちの第1のアカウントに関連付けられた電子デバイスであって、
表示デバイスと、
1つ以上の入力デバイスと、
請求項71から74のいずれか一項に記載の方法を実行する手段と、
を備える、電子デバイス。
【請求項78】
アカウントの第1のセットのうちの第1のアカウントに関連付けられた電子デバイスであって、
表示デバイスと、
1つ以上の入力デバイスと、
1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶するメモリであって、前記1つ以上のプログラムは、
前記アカウントの第1のセットが、前記第1のアカウントを含むアカウントの第2のセットに含まれない少なくとも1つのアカウントを含むとの判定に従って、
前記表示デバイス上に、前記少なくとも1つのアカウントを前記アカウントの第2のセットに招待するプロンプトを表示し、
前記プロンプトを表示した後に、
前記1つ以上の入力デバイスを介して、1つ以上の入力のセットを受信し、
前記1つ以上の入力のセットを受信したことに応じて、前記アカウントの第2のセットに含まれない前記少なくとも1つのアカウントの選択に、前記アカウントの第2のセットに参加するための招待を送信し、
前記アカウントの第1のセットが、前記アカウントの第2のセットに含まれない少なくとも1つのアカウントを含まないとの判定に従って、前記表示デバイス上に、前記少なくとも1つのアカウントを前記アカウントの第2のセットに招待する前記プロンプトを表示することを差し控える、
命令を含む、メモリと、
を備える、電子デバイス。
【請求項79】
表示デバイス及び1つ以上の入力デバイスを有する電子デバイスの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記電子デバイスは、アカウントの第1のセットのうちの第1のアカウントに関連付けられ前記1つ以上のプログラムは、
前記アカウントの第1のセットが、前記第1のアカウントを含むアカウントの第2のセットに含まれない少なくとも1つのアカウントを含むとの判定に従って、
前記表示デバイス上に、前記少なくとも1つのアカウントを前記アカウントの第2のセットに招待するプロンプトを表示し、
前記プロンプトを表示した後に、
前記1つ以上の入力デバイスを介して、1つ以上の入力のセットを受信し、
前記1つ以上の入力のセットを受信したことに応じて、前記アカウントの第2のセットに含まれない前記少なくとも1つのアカウントの選択に、前記アカウントの第2のセットに参加するための対する招待を送信し、
前記アカウントの第1のセットが、前記アカウントの第2のセットに含まれない少なくとも1つのアカウントを含まないとの判定に従って、前記表示デバイス上に、前記少なくとも1つのアカウントを前記アカウントの第2のセットに招待する前記プロンプトを、表示することを差し控える、
命令、を含む、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項80】
アカウントの第1のセットのうちの第1のアカウントに関連付けられた電子デバイスであって、
表示デバイスと、
1つ以上の入力デバイスと、
前記アカウントの第1のセットが、前記第1のアカウントを含むアカウントの第2のセットに含まれない少なくとも1つのアカウントを含むとの判定に従って、
前記表示デバイス上に、前記少なくとも1つのアカウントを前記アカウントの第2のセットに招待するプロンプトを表示し、
前記プロンプトを表示した後に、
前記1つ以上の入力デバイスを介して、1つ以上の入力のセットを受信し、
前記1つ以上の入力のセットを受信したことに応じて、前記アカウントの第2のセットに含まれない前記少なくとも1つのアカウントの選択に、前記アカウントの第2のセットに参加するための招待を送信する、手段と、
前記アカウントの第1のセットが、前記アカウントの第2のセットに含まれない少なくとも1つのアカウントを含まないとの判定に従って、前記表示デバイス上に、前記少なくとも1つのアカウントを前記アカウントの第2のセットに招待する前記プロンプトを表示することを差し控える手段と、
を備える、電子デバイス。
【発明の詳細な説明】
【関連出願の相互参照】
【0001】
本出願は、2019年5月31日出願の「MULTI-USER CONFIGURATION」と題された米国仮特許出願第62/855,903号、「MULTI-USER CONFIGURATION」と題された2019年9月26日出願の米国非仮出願第16/584,347号、及び「MULTI-USER CONFIGURATION」と題された2019年9月26日出願の米国非仮出願第16/584,321号に対する優先権を主張する。これらの出願の内容は、その全体があらゆる目的で、参照によって本明細書に組み込まれる。
【技術分野】
【0002】
本開示は概して、コンピュータユーザインタフェースに関し、より詳細には、電子デバイスのマルチユーザ構成のための技術に関する。
【背景技術】
【0003】
ユーザの自宅内の電子デバイス、特にスマートデバイスの数は増加し続けている。これらのデバイスは、マルチユーザ環境におけるユーザ固有のタスクを含む、いっそう複雑なタスクを実行することが必要とされている。
【発明の概要】
【0004】
しかし、電子デバイスを使用したマルチユーザ構成のための一部の技術は、一般的に扱いにくく非効率である。例えば、一部の既存の技術では、複数回のキー押圧又は打鍵を含む場合がある、複雑かつ時間のかかるユーザインタフェースが使用されている。既存の技術は、必要以上の時間を要し、ユーザの時間及びデバイスのエネルギーを浪費する。後者の問題は、バッテリ動作式デバイスにおいては特に重大である。
【0005】
したがって、本技術は、マルチユーザ構成のための、より高速で、より効率的な方法及びインタフェースを電子デバイスに提供する。そのような方法及びインタフェースは、任意選択的に、マルチユーザ構成のための他の方法を補完する又は置き換える。そのような方法及びインタフェースは、ユーザにかかる認識的負担を低減し、より効率的なヒューマン-マシンインタフェースを作成する。バッテリ動作式コンピューティングデバイスの場合、そのような方法及びインタフェースは、電力を節約し、バッテリ充電の間隔を長くする。
【0006】
例示的な方法が、本明細書で説明される。例示的な方法は、メディア出力デバイスを有する電子デバイスにおいて、音声入力に基づいて判定された要求を受信することと、要求を受信したことに応じて、音声入力が、電子デバイスに関連付けられたアカウントに関連付けられた音声プロファイルと一致しないとの判定に従って、メディア出力デバイスによって、電子デバイスに関連付けられた第1のアカウントを使用して、要求に基づいて、第1の情報を出力させることと、電子デバイスの設定が第1の状態に設定されていることに従って、要求に基づいて、第1のアカウントのアカウントデータを更新させることと、電子デバイスの設定が第2の状態に設定されていることに従って、要求に基づいて、第1のアカウントのアカウントデータを更新させることを差し控えることと、音声入力が、電子デバイスに関連付けられたアカウントに関連付けられた音声プロファイルと一致するとの判定に従って、メディア出力デバイスによって、一致する音声プロファイルに関連付けられたアカウントを使用して、要求に基づいて、第1の情報を出力させることと、要求に基づいて、一致する音声プロファイルに関連付けられたアカウントのアカウントデータを更新させることと、を含む。
【0007】
例示的な非一時的コンピュータ可読記憶媒体を本明細書で説明される。例示的な非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、メディア出力デバイスを有する電子デバイスの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶し、1つ以上のプログラムは、音声入力に基づいて判定された要求を受信し、要求を受信したことに応じて、音声入力が、電子デバイスに関連付けられたアカウントに関連付けられた音声プロファイルと一致しないとの判定に従って、メディア出力デバイスによって、電子デバイスに関連付けられた第1のアカウントを使用して、要求に基づいて、第1の情報を出力させ、電子デバイスの設定が第1の状態に設定されていることに従って、要求に基づいて、第1のアカウントのアカウントデータを更新させ、電子デバイスの設定が第2の状態に設定されていることに従って、要求に基づいて、第1のアカウントのアカウントデータを更新させることを差し控え、音声入力が、電子デバイスに関連付けられたアカウントに関連付けられた音声プロファイルと一致するとの判定に従って、メディア出力デバイスによって、一致する音声プロファイルに関連付けられたアカウントを使用して、要求に基づいて第1の情報を出力させ、要求に基づいて、一致する音声プロファイルに関連付けられたアカウントのアカウントデータを更新させる、命令を含む。
【0008】
例示的な一時的コンピュータ可読記憶媒体が本明細書で説明される。例示的な一時的コンピュータ可読記憶媒は、メディア出力デバイスを有する電子デバイスの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶し、1つ以上のプログラムは、音声入力に基づいて判定された要求を受信し、要求を受信したことに応じて、音声入力が、電子デバイスに関連付けられたアカウントに関連付けられた音声プロファイルと一致しないとの判定に従って、メディア出力デバイスによって、電子デバイスに関連付けられた第1のアカウントを使用して、要求に基づいて、第1の情報を出力させ、電子デバイスの設定が第1の状態に設定されていることに従って、要求に基づいて、第1のアカウントのアカウントデータを更新させ、電子デバイスの設定が第2の状態に設定されていることに従って、要求に基づいて、第1のアカウントのアカウントデータを更新させることを差し控え、音声入力が、電子デバイスに関連付けられたアカウントに関連付けられた音声プロファイルと一致するとの判定に従って、メディア出力デバイスによって、一致する音声プロファイルに関連付けられたアカウントを使用して、要求に基づいて、第1の情報を出力させ、要求に基づいて、一致する音声プロファイルに関連付けられたアカウントのアカウントデータを更新させる、命令を含む。
【0009】
例示的な電子デバイスが、本明細書で説明される。例示的な電子デバイスは、メディア出力デバイスと、1つ以上のプロセッサと、1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶するメモリであって、1つ以上のプログラムは、音声入力に基づいて判定された要求を受信し、要求を受信したことに応じて、音声入力が、電子デバイスに関連付けられたアカウントに関連付けられた音声プロファイルと一致しないとの判定に従って、メディア出力デバイスによって、電子デバイスに関連付けられた第1のアカウントを使用して、要求に基づいて、第1の情報を出力させ、電子デバイスの設定が第1の状態に設定されていることに従って、要求に基づいて、第1のアカウントのアカウントデータを更新させ、電子デバイスの設定が第2の状態に設定されていることに従って、要求に基づいて、第1のアカウントのアカウントデータを更新させることを差し控え、音声入力が、電子デバイスに関連付けられたアカウントに関連付けられた音声プロファイルと一致するとの判定に従って、メディア出力デバイスによって、一致する音声プロファイルに関連付けられたアカウントを使用して、要求に基づいて、第1の情報を出力させ、要求に基づいて、一致する音声プロファイルに関連付けられたアカウントのアカウントデータを更新させる、命令を含む、メモリと、を備える。
【0010】
例示的な電子デバイスは、メディア出力デバイスと、音声入力に基づいて判定された要求を受信する手段と、要求を受信したことに応じて、音声入力が、電子デバイスに関連付けられたアカウントに関連付けられた音声プロファイルと一致しないとの判定に従って、メディア出力デバイスによって、電子デバイスに関連付けられた第1のアカウントを使用して、要求に基づいて、第1の情報を出力させ、電子デバイスの設定が第1の状態に設定されていることに従って、要求に基づいて、第1のアカウントのアカウントデータを更新させ、電子デバイスの設定が第2の状態に設定されていることに従って、要求に基づいて、第1のアカウントのアカウントデータを更新させることを差し控え、音声入力が、電子デバイスに関連付けられたアカウントに関連付けられた音声プロファイルと一致するとの判定に従って、メディア出力デバイスによって、一致する音声プロファイルに関連付けられたアカウントを使用して、要求に基づいて、第1の情報を出力させ、要求に基づいて、一致する音声プロファイルに関連付けられたアカウントのアカウントデータを更新させる、手段と、を含む。
【0011】
例示的な方法は、表示デバイス及び1つ以上の入力デバイスを有する第1のデバイスにおいて、第1のデバイスに関連付けられた1つ以上のデバイスがそれぞれの機能をサポートすることを検出することと、1つ以上のデバイスがそれぞれの機能をサポートしているときに満たされる基準を含む基準のセットが満たされているとの判定に従って、表示デバイス上に、1つ以上のデバイスのそれぞれの機能を構成するプロンプトを表示することと、1つ以上のデバイスのそれぞれの機能を構成するプロンプトを表示している間に、1つ以上の入力デバイスを介して、1つ以上の入力のセットを受信することと、1つ以上の入力のセットを受信したことに応じて、それぞれの機能に関連付けられた構成動作を実行することと、1つ以上のデバイスがそれぞれの機能をサポートしていないとの判定に従って、表示デバイス上に、1つ以上のデバイスのそれぞれの機能を構成するプロンプトを表示することを差し控えることと、を含む。
【0012】
例示的な非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、表示デバイス及び1つ以上の入力デバイスを有する電子デバイスの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶し、1つ以上のプログラムは、第1のデバイスに関連付けられた1つ以上のデバイスがそれぞれの機能をサポートすることを検出し、1つ以上のデバイスがそれぞれの機能をサポートしているときに満たされる基準を含む基準のセットが満たされているとの判定に従って、表示デバイス上に、1つ以上のデバイスのそれぞれの機能を構成するプロンプトを表示し、1つ以上のデバイスのそれぞれの機能を構成するプロンプトを表示している間に、1つ以上の入力デバイスを介して、1つ以上の入力のセットを受信し、1つ以上の入力のセットを受信したことに応じて、それぞれの機能に関連付けられた構成動作を実行し、1つ以上のデバイスがそれぞれの機能をサポートしていないとの判定に従って、表示デバイス上に、1つ以上のデバイスのそれぞれの機能を構成するプロンプトを表示することを差し控える、命令を含む。
【0013】
例示的な一時的コンピュータ可読記憶媒体は、表示デバイス及び1つ以上の入力デバイスを有する電子デバイスの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶し、1つ以上のプログラムは、第1のデバイスに関連付けられた1つ以上のデバイスがそれぞれの機能をサポートすることを検出し、1つ以上のデバイスがそれぞれの機能をサポートしているときに満たされる基準を含む基準のセットが満たされているとの判定に従って、表示デバイス上に、1つ以上のデバイスのそれぞれの機能を構成するプロンプトを表示し、1つ以上のデバイスのそれぞれの機能を構成するプロンプトを表示している間に、1つ以上の入力デバイスを介して、1つ以上の入力のセットを受信し、1つ以上の入力のセットを受信したことに応じて、それぞれの機能に関連付けられた構成動作を実行し、1つ以上のデバイスがそれぞれの機能をサポートしていないとの判定に従って、表示デバイス上に、1つ以上のデバイスのそれぞれの機能を構成するプロンプトを表示することを差し控える、命令を含む。
【0014】
例示的な電子デバイスは、表示デバイスと、1つ以上の入力デバイスと、1つ以上のプロセッサと、1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶するメモリと、を備え、1つ以上のプログラムは、第1のデバイスに関連付けられた1つ以上のデバイスがそれぞれの機能をサポートすることを検出し、1つ以上のデバイスがそれぞれの機能をサポートしているときに満たされる基準を含む基準のセットが満たされているとの判定に従って、表示デバイス上に、1つ以上のデバイスのそれぞれの機能を構成するプロンプトを表示し、1つ以上のデバイスのそれぞれの機能を構成するプロンプトを表示している間に、1つ以上の入力デバイスを介して、1つ以上の入力のセットを受信し、1つ以上の入力のセットを受信したことに応じて、それぞれの機能に関連付けられた構成動作を実行し、1つ以上のデバイスがそれぞれの機能をサポートしていないとの判定に従って、表示デバイス上に、1つ以上のデバイスのそれぞれの機能を構成するプロンプトを表示することを差し控える、命令を含む。
【0015】
例示的な電子デバイスは、表示デバイスと、1つ以上の入力デバイスと、第1のデバイスに関連付けられた1つ以上のデバイスがそれぞれの機能をサポートすることを検出する手段と、1つ以上のデバイスがそれぞれの機能をサポートしているときに満たされる基準を含む基準のセットが満たされているとの判定に従って、表示デバイス上に、1つ以上のデバイスのそれぞれの機能を構成するプロンプトを表示し、1つ以上のデバイスのそれぞれの機能を構成するプロンプトを表示している間に、1つ以上の入力デバイスを介して、1つ以上の入力のセットを受信し、1つ以上の入力のセットを受信したことに応じて、それぞれの機能に関連付けられた構成動作を実行し、1つ以上のデバイスがそれぞれの機能をサポートしていないとの判定に従って、表示デバイス上に、1つ以上のデバイスのそれぞれの機能を構成するプロンプト表示することを差し控える、手段と、を備える。
【0016】
例示的な方法は、表示デバイス及び1つ以上の入力デバイスを有する電子デバイスにおいて、1つ以上の入力デバイスを介して入力を受信することと、入力を受信したことに応じて、表示デバイス上に、1つ以上の管理者アカウント及び1つ以上の非管理者アカウントを含む複数のアカウントに関連付けられた複数のデバイスのための設定インタフェースを表示することと、を含む方法であって、電子デバイスは、複数のアカウントのうちの第1のアカウントに関連付けられており、第1のアカウントが複数のアカウントのうち管理者アカウントであることに従って、かつ、設定インタフェースが第1のアカウントとは異なる第2のアカウントのための設定インタフェースであることに従って、設定インタフェースは、第1のタイプの1つ以上の設定及び第2のタイプの1つ以上の設定を含み、第1のタイプの1つ以上の設定は、設定インタフェースを介して編集可能であり、第2のタイプの1つ以上の設定は、設定インタフェースを介して編集可能ではなく、第1のアカウントが複数のアカウントのうち非管理者アカウントであることに従って、かつ設定インタフェースが第1のアカウントのための設定インタフェースであることに従って、設定インタフェースは、第2のタイプの1つ以上の設定を含み、第2のタイプの1つ以上の設定は、設定インタフェースを介して編集可能である。
【0017】
例示的な非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、表示デバイス及び1つ以上の入力デバイスを有する電子デバイスの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶し、1つ以上のプログラムは、1つ以上の入力デバイスを介して入力を受信し、入力を受信したことに応じて、表示デバイス上に、1つ以上の管理者アカウント及び1つ以上の非管理者アカウントを含む複数のアカウントに関連付けられた複数のデバイスのための設定インタフェースを表示する命令を含む、非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、電子デバイスは、複数のアカウントのうちの第1のアカウントに関連付けられており、第1のアカウントが複数のアカウントの管理者アカウントであることに従って、かつ、設定インタフェースが第1のアカウントとは異なる第2のアカウントのための設定インタフェースであることに従って、設定インタフェースは、第1のタイプの1つ以上の設定及び第2のタイプの1つ以上の設定を含み、第1のタイプの1つ以上の設定は、設定インタフェースを介して編集可能であり、第2のタイプの1つ以上の設定は設定インタフェースを介して編集可能ではなく、第1のアカウントが複数のアカウントの非管理者アカウントであることに従って、かつ、設定インタフェースが第1のアカウントのための設定インタフェースであることに従って、設定インタフェースは、第2のタイプの1つ以上の設定を含み、第2のタイプの1つ以上の設定は、設定インタフェースを介して編集可能である。
【0018】
例示的な一時的コンピュータ可読記憶媒体は、表示デバイス及び1つ以上の入力デバイスを有する電子デバイスの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶し、1つ以上のプログラムは、1つ以上の入力デバイスを介して入力を受信し、入力を受信したことに応じて、表示デバイス上に、1つ以上の管理者アカウント及び1つ以上の非管理者アカウントを含む複数のアカウントに関連付けられた複数のデバイスのための設定インタフェースを表示する命令を含む、一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、電子デバイスは、複数のアカウントのうちの第1のアカウントに関連付けられており、第1のアカウントが複数のアカウントの管理者アカウントであることに従って、かつ、設定インタフェースが第1のアカウントとは異なる第2のアカウントのための設定インタフェースであることに従って、設定インタフェースは、第1のタイプの1つ以上の設定及び第2のタイプの1つ以上の設定を含み、第1のタイプの1つ以上の設定は、設定インタフェースを介して編集可能であり、第2のタイプの1つ以上の設定は設定インタフェースを介して編集可能ではなく、第1のアカウントが複数のアカウントの非管理者アカウントであることに従って、かつ、設定インタフェースが第1のアカウントのための設定インタフェースであることに従って、設定インタフェースは、第2のタイプの1つ以上の設定を含み、第2のタイプの1つ以上の設定は、設定インタフェースを介して編集可能である。
【0019】
例示的な電子デバイスは、表示デバイスと、1つ以上の入力デバイスと、1つ以上のプロセッサと、1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶するメモリと、を備え、1つ以上のプログラムは、1つ以上の入力デバイスを介して入力を受信し、入力を受信したことに応じて、表示デバイス上に、1つ以上の管理者アカウント及び1つ以上の非管理者アカウントを含む複数のアカウントに関連付けられた複数のデバイスのための設定インタフェースを表示する命令を含む、電子デバイスであって、電子デバイスは、複数のアカウントのうちの第1のアカウントに関連付けられており、第1のアカウントが複数のアカウントのうちの管理者アカウントであることに従って、かつ、設定インタフェースが第1のアカウントとは異なる第2のアカウントのための設定インタフェースであることに従って、設定インタフェースは、第1のタイプの1つ以上の設定及び第2のタイプの1つ以上の設定を含み、第1のタイプの1つ以上の設定は、設定インタフェースを介して編集可能であり、第2のタイプの1つ以上の設定は、設定インタフェースを介して編集可能ではなく、第1のアカウントが複数のアカウントのうちの非管理者アカウントであることに従って、かつ、設定インタフェースが第1のアカウントのための設定インタフェースであることに従って、設定インタフェースは、第2のタイプの1つ以上の設定を含み、第2のタイプの1つ以上の設定は、設定インタフェースを介して編集可能である。
【0020】
例示的な電子デバイスは、表示デバイスと、1つ以上の入力デバイスと、1つ以上の入力デバイスを介して入力を受信する手段と、入力を受信したことに応じて、表示デバイス上に、1つ以上の管理者アカウント及び1つ以上の非管理者アカウントを含む複数のアカウントに関連付けられた複数のデバイスのための設定インタフェースを表示する手段と、を備える電子デバイスであって、電子デバイスは、複数のアカウントのうちの第1のアカウントに関連付けられており、第1のアカウントが複数のアカウントのうち管理者アカウントであることに従って、かつ、設定インタフェースが第1のアカウントとは異なる第2のアカウントのための設定インタフェースであることに従って、設定インタフェースは、第1のタイプの1つ以上の設定及び第2のタイプの1つ以上の設定を含み、第1のタイプの1つ以上の設定は、設定インタフェースを介して編集可能であり、第2のタイプの1つ以上の設定は、設定インタフェースを介して編集可能ではなく、第1のアカウントが複数のアカウントのうちの非管理者アカウントであることに従って、かつ、設定インタフェースが第1のアカウントのための設定インタフェースであることに従って、設定インタフェースは、第2のタイプの1つ以上の設定を含み、第2のタイプの1つ以上の設定は、設定インタフェースを介して編集可能である。
【0021】
例示的な方法は、表示デバイス及び1つ以上の入力デバイスを有する電子デバイスにおいて、表示デバイスを介して、少なくともデバイスアクセスアフォーダンスの第1のセットを含むデバイスアクセス構成ユーザインタフェースを表示することと、デバイスアクセス構成ユーザインタフェースを表示している間に、1つ以上の入力デバイスを介して、1人以上のユーザを指定する入力を含む1つ以上の入力のセットを受信することと、1つ以上の入力のセットを受信したことに応じて、1つ以上の入力のセットが第1の権限設定の選択に対応する入力を含むことに従って、承諾されたときに、第1の権限を含む第1の権限設定に基づいて、デバイスのセットへのアクセスを含む1人以上のユーザへのアクセスを提供する招待を送信することと、1つ以上の入力のセットが第1の権限設定の選択に対応する入力を含まないことに従って、承諾されたときに、第1の権限を含まない第1の権限設定に基づいて、デバイスのセットへのアクセスを含む1人以上のユーザへのアクセスを提供する招待を送信することと、を含む。
【0022】
例示的な非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、表示デバイス及び1つ以上の入力デバイスを有する電子デバイスの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶し、1つ以上のプログラムは、表示デバイスを介して、少なくともデバイスアクセスアフォーダンスの第1のセットを含むデバイスアクセス構成ユーザインタフェースを表示し、デバイスアクセス構成ユーザインタフェースを表示している間に、1つ以上の入力デバイスを介して、1人以上のユーザを指定する入力を含む1つ以上の入力のセットを受信し、1つ以上の入力のセットを受信したことに応じて、1つ以上の入力のセットが第1の権限設定の選択に対応する入力を含むことに従って、承諾されたときに、第1の権限を含む第1の権限設定に基づいて、デバイスのセットへのアクセスを含む1人以上のユーザへのアクセスを提供する招待を送信し、1つ以上の入力のセットが第1の権限設定の選択に対応する入力を含まないことに従って、承諾されたときに、第1の権限を含まない第1の権限設定に基づいてデバイスのセットへのアクセスを含む1人以上のユーザへのアクセスを提供する招待を送信する、命令を含む。
【0023】
例示的な一時的コンピュータ可読記憶媒体は、表示デバイス及び1つ以上の入力デバイスを有する電子デバイスの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶し、1つ以上のプログラムは、表示デバイスを介して、少なくともデバイスアクセスアフォーダンスの第1のセットを含むデバイスアクセス構成ユーザインタフェースを表示し、デバイスアクセス構成ユーザインタフェースを表示している間に、1つ以上の入力デバイスを介して、1人以上のユーザを指定する入力を含む1つ以上の入力のセットを受信し、1つ以上の入力のセットを受信したことに応じて、1つ以上の入力のセットが第1の権限設定の選択に対応する入力を含むことに従って、承諾されたときに、第1の権限を含む第1の権限設定に基づいて、デバイスのセットへのアクセスを含む1人以上のユーザへのアクセスを提供する招待を送信し、1つ以上の入力のセットが第1の権限設定の選択に対応する入力を含まないことに従って、承諾されたときに、第1の権限を含まない第1の権限設定に基づいてデバイスのセットへのアクセスを含む1人以上のユーザへのアクセスを提供する招待を送信する、命令を含む。
【0024】
例示的な電子デバイスは、表示デバイスと、1つ以上の入力デバイスと、1つ以上のプロセッサと、1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶するメモリと、を備え、1つ以上のプログラムは、表示デバイスを介して、少なくともデバイスアクセスアフォーダンスの第1のセットを含むデバイスアクセス構成ユーザインタフェースを表示し、デバイスアクセス構成ユーザインタフェースを表示している間に、1つ以上の入力デバイスを介して、1人以上のユーザを指定する入力を含む1つ以上の入力のセットを受信し、1つ以上の入力のセットを受信したことに応じて、1つ以上の入力のセットが第1の権限設定の選択に対応する入力を含むことに従って、承諾されたときに、第1の権限を含む第1の権限設定に基づいて、デバイスのセットへのアクセスを含む1人以上のユーザへのアクセスを提供する招待を送信し、1つ以上の入力のセットが第1の権限設定の選択に対応する入力を含まないことに従って、承諾されたときに、第1の権限を含まない第1の権限設定に基づいて、デバイスのセットへのアクセスを含む1人以上のユーザへのアクセスを提供する招待を送信する、命令を含む。
【0025】
例示的な電子デバイスは、表示デバイスと、1つ以上の入力デバイスと、表示デバイスを介して、少なくともデバイスアクセスアフォーダンスの第1のセットを含むデバイスアクセス構成ユーザインタフェースを表示する手段と、デバイスアクセス構成ユーザインタフェースを表示している間に、1つ以上の入力デバイスを介して、1人以上のユーザを指定する入力を含む1つ以上の入力のセットを受信する手段と、1つ以上の入力のセットを受信したことに応じて、1つ以上の入力のセットが第1の権限設定の選択に対応する入力を含むことに従って、承諾されたときに、第1の権限を含む第1の権限設定に基づいて、デバイスのセットへのアクセスを含む1人以上のユーザへのアクセスを提供する招待を送信し、1つ以上の入力のセットが第1の権限設定の選択に対応する入力を含まないことに従って、承諾されたときに、第1の権限を含まない第1の権限設定に基づいて、デバイスのセットへのアクセスを含む1人以上のユーザへのアクセスを提供する招待を送信する、手段と、を備える。
【0026】
例示的な方法は、表示デバイス及び1つ以上の入力デバイスを有し、アカウントの第1のセットのうちの第1のアカウントに関連付けられている電子デバイスにおいて、アカウントの第1のセットが、第1のアカウントを含むアカウントの第2のセットに含まれない少なくとも1つのアカウントを含むとの判定に従って、表示デバイス上に、少なくとも1つのアカウントをアカウントの第2のセットに招待するプロンプトを表示することと、プロンプトを表示した後に、1つ以上の入力デバイスを介して、1つ以上の入力のセットを受信することと、1つ以上の入力のセットを受信したことに応じて、アカウントの第2のセットに含まれない少なくとも1つのアカウントの選択に、アカウントの第2のセットに参加するための招待を送信することと、アカウントの第1のセットが、アカウントの第2のセットに含まれない少なくとも1つのアカウントを含まないとの判定に従って、表示デバイス上に、少なくとも1つのアカウントをアカウントの第2のセットに招待するプロンプトを表示することを差し控えることと、を含む。
【0027】
例示的な非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、表示デバイス及び1つ以上の入力デバイスを有する電子デバイスの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶し、電子デバイスは、アカウントの第1のセットのうちの第1のアカウントに関連付けられ、1つ以上のプログラムは、アカウントの第1のセットが、第1のアカウントを含むアカウントの第2のセットに含まれない少なくとも1つのアカウントを含むとの判定に従って、表示デバイス上に、少なくとも1つのアカウントをアカウントの第2のセットに招待するプロンプトを表示し、プロンプトを表示した後に、1つ以上の入力デバイスを介して、1つ以上の入力のセットを受信し、1つ以上の入力のセットを受信したことに応じて、アカウントの第2のセットに含まれない少なくとも1つのアカウントの選択に、アカウントの第2のセットに参加するための招待を送信し、アカウントの第1のセットが、アカウントの第2のセットに含まれない少なくとも1つのアカウントを含まないとの判定に従って、表示デバイス上に、少なくとも1つのアカウントをアカウントの第2のセットに招待するプロンプトを表示することを差し控える、命令を含む。
【0028】
例示的な一時的コンピュータ可読記憶媒体は、表示デバイス及び1つ以上の入力デバイスを有する電子デバイスの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶し、電気デバイスは、アカウントの第1のセットのうちの第1のアカウントに関連付けられ、1つ以上のプログラムは、アカウントの第1のセットが、第1のアカウントを含むアカウントの第2のセットに含まれない少なくとも1つのアカウントを含むとの判定に従って、表示デバイス上に、少なくとも1つのアカウントをアカウントの第2のセットに招待するプロンプトを表示し、プロンプトを表示した後に、1つ以上の入力デバイスを介して、1つ以上の入力のセットを受信し、1つ以上の入力のセットを受信したことに応じて、アカウントの第2のセットに含まれない少なくとも1つのアカウントの選択に、アカウントの第2のセットに参加するための招待を送信し、アカウントの第1のセットが、アカウントの第2のセットに含まれない少なくとも1つのアカウントを含まないとの判定に従って、表示デバイス上に、少なくとも1つのアカウントをアカウントの第2のセットに招待するプロンプトを表示することを差し控える、命令を含む。
【0029】
アカウントの第1のセットのうちの第1のアカウントに関連付けられた例示的な電子デバイスは、表示デバイスと、1つ以上の入力デバイスと、1つ以上のプロセッサと、1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶するメモリと、を備え、1つ以上のプログラムは、アカウントの第1のセットが、第1のアカウントを含むアカウントの第2のセットに含まれない少なくとも1つのアカウントを含むとの判定に従って、表示デバイス上に、少なくとも1つのアカウントをアカウントの第2のセットに招待するプロンプトを表示し、プロンプトを表示した後に、1つ以上の入力デバイスを介して、1つ以上の入力のセットを受信し、1つ以上の入力のセットを受信したことに応じて、アカウントの第2のセットに含まれない少なくとも1つのアカウントの選択に、アカウントの第2のセットに参加するための招待を送信し、アカウントの第1のセットが、アカウントの第2のセットに含まれない少なくとも1つのアカウントを含まないとの判定に従って、表示デバイス上に、少なくとも1つのアカウントをアカウントの第2のセットに招待するプロンプトを表示することを差し控える、命令を含む。
【0030】
アカウントの第1のセットの第1のアカウントに関連付けられた例示的な電子デバイスは、表示デバイスと、1つ以上の入力デバイスと、アカウントの第1のセットが、第1のアカウントを含むアカウントの第2のセットに含まれない少なくとも1つのアカウントを含むとの判定に従って、表示デバイス上に、少なくとも1つのアカウントをアカウントの第2のセットに招待するプロンプトを表示し、プロンプトを表示した後に、1つ以上の入力デバイスを介して、1つ以上の入力のセットを受信し、1つ以上の入力のセットを受信したことに応じて、アカウントの第2のセットに含まれない少なくとも1つのアカウントの選択に、アカウントの第2のセットに参加するための招待を送信する手段と、アカウントの第1のセットが、アカウントの第2のセットに含まれない少なくとも1つのアカウントを含まないとの判定に従って、表示デバイス上に、少なくとも1つのアカウントをアカウントの第2のセットに招待するプロンプトを表示することを差し控える、手段と、を備える。
【0031】
これらの機能を行う実行可能命令は、任意選択として、1つ以上のプロセッサによる実行のために構成された非一時的コンピュータ可読記憶媒体又は他のコンピュータプログラム製品内に含まれる。これらの機能を行う実行可能命令は、任意選択として、1つ以上のプロセッサによる実行のために構成された一時的コンピュータ可読記憶媒体又は他のコンピュータプログラム製品内に含まれる。
【0032】
したがって、マルチユーザ構成のための、より高速で、より効率的な方法及インタフェースを備えたデバイスが提供され、それによって、そのようなデバイスの有効性、効率、及びユーザ満足度が増す。そのような方法及びインタフェースは、マルチユーザ構成のための他の方法を補完する又は置き換えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0033】
説明される様々な実施形態をより良く理解するため、以下の図面と併せて、以下の「発明を実施するための形態」が参照されるべきであり、類似の参照番号は、以下の図の全てを通じて、対応する部分を指す。
【0034】
【
図1A】いくつかの実施形態に係る、タッチ感知ディスプレイを有するポータブル多機能デバイスを示すブロック図である。
【0035】
【
図1B】いくつかの実施形態に係る、イベント処理のための例示的な構成要素を示すブロック図である。
【0036】
【
図2】いくつかの実施形態に係る、タッチスクリーンを有するポータブル多機能デバイスを示す図である。
【0037】
【
図3】いくつかの実施形態に係る、ディスプレイ及びタッチ感知面を有する例示的な多機能デバイスのブロック図である。
【0038】
【
図4A】いくつかの実施形態に係る、ポータブル多機能デバイス上のアプリケーションのメニューの例示的なユーザインタフェースを示す図である。
【0039】
【
図4B】いくつかの実施形態に係る、ディスプレイとは別個のタッチ感知面を有する多機能デバイスの例示的なユーザインタフェースを示す図である。
【0040】
【
図5A】いくつかの実施形態に係るパーソナル電子デバイスを示す。
【0041】
【
図5B】いくつかの実施形態に係るパーソナル電子デバイスを示すブロック図である。
【0042】
【
図5C】いくつかの実施形態に係るタッチ感知ディスプレイ及び強度センサを有するパーソナル電子デバイスの例示的な構成要素を示す。
【
図5D】いくつかの実施形態に係るタッチ感知ディスプレイ及び強度センサを有するパーソナル電子デバイスの例示的な構成要素を示す。
【0043】
【
図5E】いくつかの実施形態に係るパーソナル電子デバイスの例示的な構成要素及びユーザインタフェースを示す。
【
図5F】いくつかの実施形態に係るパーソナル電子デバイスの例示的な構成要素及びユーザインタフェースを示す。
【
図5G】いくつかの実施形態に係るパーソナル電子デバイスの例示的な構成要素及びユーザインタフェースを示す。
【
図5H】いくつかの実施形態に係るパーソナル電子デバイスの例示的な構成要素及びユーザインタフェースを示す。
【0044】
【
図5I】いくつかの実施形態に係る電子デバイスを示す。
【0045】
【
図5J】いくつかの実施形態に係る電子デバイスを示すブロック図である。
【0046】
【
図6A】いくつかの実施形態に係る、ユーザ要求を処理するための例示的な技術を示す。
【
図6B】いくつかの実施形態に係る、ユーザ要求を処理するための例示的な技術を示す。
【
図6C】いくつかの実施形態に係る、ユーザ要求を処理するための例示的な技術を示す。
【
図6D】いくつかの実施形態に係る、ユーザ要求を処理するための例示的な技術を示す。
【
図6E】いくつかの実施形態に係る、ユーザ要求を処理するための例示的な技術を示す。
【
図6F】いくつかの実施形態に係る、ユーザ要求を処理するための例示的な技術を示す。
【
図6G】いくつかの実施形態に係る、ユーザ要求を処理するための例示的な技術を示す。
【
図6H】いくつかの実施形態に係る、ユーザ要求を処理するための例示的な技術を示す。
【
図6I】いくつかの実施形態に係る、ユーザ要求を処理するための例示的な技術を示す。
【
図6J】いくつかの実施形態に係る、ユーザ要求を処理するための例示的な技術を示す。
【
図6K】いくつかの実施形態に係る、ユーザ要求を処理するための例示的な技術を示す。
【
図6L】いくつかの実施形態に係る、ユーザ要求を処理するための例示的な技術を示す。
【0047】
【
図7A】いくつかの実施形態に係る、ユーザ要求を処理するためのプロセスを示すフロー図である。
【
図7B】いくつかの実施形態に係る、ユーザ要求を処理するためのプロセスを示すフロー図である。
【
図7C】いくつかの実施形態に係る、ユーザ要求を処理するためのプロセスを示すフロー図である。
【0048】
【
図8A】いくつかの実施形態に係る、ユーザアカウントを構成するための例示的なユーザインタフェースを示す。
【
図8B】いくつかの実施形態に係る、ユーザアカウントを構成するための例示的なユーザインタフェースを示す。
【
図8C】いくつかの実施形態に係る、ユーザアカウントを構成するための例示的なユーザインタフェースを示す。
【
図8D】いくつかの実施形態に係る、ユーザアカウントを構成するための例示的なユーザインタフェースを示す。
【
図8E】いくつかの実施形態に係る、ユーザアカウントを構成するための例示的なユーザインタフェースを示す。
【
図8F】いくつかの実施形態に係る、ユーザアカウントを構成するための例示的なユーザインタフェースを示す。
【
図8G】いくつかの実施形態に係る、ユーザアカウントを構成するための例示的なユーザインタフェースを示す。
【
図8H】いくつかの実施形態に係る、ユーザアカウントを構成するための例示的なユーザインタフェースを示す。
【
図8I】いくつかの実施形態に係る、ユーザアカウントを構成するための例示的なユーザインタフェースを示す。
【
図8J】いくつかの実施形態に係る、ユーザアカウントを構成するための例示的なユーザインタフェースを示す。
【
図8K】いくつかの実施形態に係る、ユーザアカウントを構成するための例示的なユーザインタフェースを示す。
【
図8L】いくつかの実施形態に係る、ユーザアカウントを構成するための例示的なユーザインタフェースを示す。
【
図8M】いくつかの実施形態に係る、ユーザアカウントを構成するための例示的なユーザインタフェースを示す。
【
図8N】いくつかの実施形態に係る、ユーザアカウントを構成するための例示的なユーザインタフェースを示す。
【
図8O】いくつかの実施形態に係る、ユーザアカウントを構成するための例示的なユーザインタフェースを示す。
【
図8P】いくつかの実施形態に係る、ユーザアカウントを構成するための例示的なユーザインタフェースを示す。
【
図8Q】いくつかの実施形態に係る、ユーザアカウントを構成するための例示的なユーザインタフェースを示す。
【
図8R】いくつかの実施形態に係る、ユーザアカウントを構成するための例示的なユーザインタフェースを示す。
【
図8S】いくつかの実施形態に係る、ユーザアカウントを構成するための例示的なユーザインタフェースを示す。
【
図8T】いくつかの実施形態に係る、ユーザアカウントを構成するための例示的なユーザインタフェースを示す。
【
図8U】いくつかの実施形態に係る、ユーザアカウントを構成するための例示的なユーザインタフェースを示す。
【
図8V】いくつかの実施形態に係る、ユーザアカウントを構成するための例示的なユーザインタフェースを示す。
【
図8W】いくつかの実施形態に係る、ユーザアカウントを構成するための例示的なユーザインタフェースを示す。
【
図8X】いくつかの実施形態に係る、ユーザアカウントを構成するための例示的なユーザインタフェースを示す。
【
図8Y】いくつかの実施形態に係る、ユーザアカウントを構成するための例示的なユーザインタフェースを示す。
【
図8Z】いくつかの実施形態に係る、ユーザアカウントを構成するための例示的なユーザインタフェースを示す。
【
図8AA】いくつかの実施形態に係る、ユーザアカウントを構成するための例示的なユーザインタフェースを示す。
【
図8AB】いくつかの実施形態に係る、ユーザアカウントを構成するための例示的なユーザインタフェースを示す。
【0049】
【
図9】いくつかの実施形態に係る、ユーザアカウントを構成するためのプロセスを示すフロー図である。
【0050】
【
図10A】いくつかの実施形態に係る、ユーザアカウントを構成するための例示的なユーザインタフェースを示す。
【
図10B】いくつかの実施形態に係る、ユーザアカウントを構成するための例示的なユーザインタフェースを示す。
【
図10C】いくつかの実施形態に係る、ユーザアカウントを構成するための例示的なユーザインタフェースを示す。
【
図10D】いくつかの実施形態に係る、ユーザアカウントを構成するための例示的なユーザインタフェースを示す。
【
図10E】いくつかの実施形態に係る、ユーザアカウントを構成するための例示的なユーザインタフェースを示す。
【
図10F】いくつかの実施形態に係る、ユーザアカウントを構成するための例示的なユーザインタフェースを示す。
【
図10G】いくつかの実施形態に係る、ユーザアカウントを構成するための例示的なユーザインタフェースを示す。
【
図10H】いくつかの実施形態に係る、ユーザアカウントを構成するための例示的なユーザインタフェースを示す。
【
図10I】いくつかの実施形態に係る、ユーザアカウントを構成するための例示的なユーザインタフェースを示す。
【
図10J】いくつかの実施形態に係る、ユーザアカウントを構成するための例示的なユーザインタフェースを示す。
【
図10K】いくつかの実施形態に係る、ユーザアカウントを構成するための例示的なユーザインタフェースを示す。
【
図10L】いくつかの実施形態に係る、ユーザアカウントを構成するための例示的なユーザインタフェースを示す。
【
図10M】いくつかの実施形態に係る、ユーザアカウントを構成するための例示的なユーザインタフェースを示す。
【0051】
【
図11】いくつかの実施形態に係る、ユーザアカウントを構成するためのプロセスを示すフロー図である。
【0052】
【
図12A】いくつかの実施形態に係る、ユーザをロケーションプロファイルに追加するための例示的ユーザインタフェースを示す。
【
図12B】いくつかの実施形態に係る、ユーザをロケーションプロファイルに追加するための例示的ユーザインタフェースを示す。
【
図12C】いくつかの実施形態に係る、ユーザをロケーションプロファイルに追加するための例示的ユーザインタフェースを示す。
【
図12D】いくつかの実施形態に係る、ユーザをロケーションプロファイルに追加するための例示的ユーザインタフェースを示す。
【
図12E】いくつかの実施形態に係る、ユーザをロケーションプロファイルに追加するための例示的ユーザインタフェースを示す。
【
図12F】いくつかの実施形態に係る、ユーザをロケーションプロファイルに追加するための例示的ユーザインタフェースを示す。
【
図12G】いくつかの実施形態に係る、ユーザをロケーションプロファイルに追加するための例示的ユーザインタフェースを示す。
【0053】
【
図13】いくつかの実施形態に係る、ユーザをロケーションプロファイルに追加するためのプロセスを示すフロー図である。
【0054】
【
図14A】いくつかの実施形態に係る、ユーザをロケーションプロファイルに追加するための例示的なユーザインタフェースを示す。
【
図14B】いくつかの実施形態に係る、ユーザをロケーションプロファイルに追加するための例示的なユーザインタフェースを示す。
【
図14C】いくつかの実施形態に係る、ユーザをロケーションプロファイルに追加するための例示的なユーザインタフェースを示す。
【
図14D】いくつかの実施形態に係る、ユーザをロケーションプロファイルに追加するための例示的なユーザインタフェースを示す。
【
図14E】いくつかの実施形態に係る、ユーザをロケーションプロファイルに追加するための例示的なユーザインタフェースを示す。
【
図14F】いくつかの実施形態に係る、ユーザをロケーションプロファイルに追加するための例示的なユーザインタフェースを示す。
【0055】
【
図15】いくつかの実施形態に係る、ユーザをロケーションプロファイルに追加するためのプロセスを示すフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0056】
以下の説明は、例示的な方法、パラメータなどについて記載する。しかしながら、そのような説明は、本開示の範囲に対する限定として意図されるものではなく、むしろ例示的な実施形態の説明として提供されることを認識されたい。
【0057】
マルチユーザ構成のための効率的な方法及びインタフェースを提供する電子デバイスが必要とされている。このような技術は、マルチユーザアプリケーションのための1つ以上のデバイスを構成するユーザの認識的負担を軽減し、それによって生産性を向上させることができる。更に、そのような技術は、普通なら冗長なユーザ入力に浪費されるプロセッサ及びバッテリの電力を低減することができる。
【0058】
以下に、
図1A~
図1B、
図2、
図3、
図4A~
図4B、及び
図5A~
図5Hは、イベント通知を管理する技術を実行するための例示的なデバイスの説明を提供する。
図6A~
図6Lは、ユーザ要求を処理するための例示的なユーザインタフェースを示す。
図7A~
図7Cは、いくつかの実施形態に係る、ユーザ要求を処理する方法を示すフロー図である。
図6A~
図6Lのユーザインタフェースは、
図7A~
図7Cのプロセスを含む後述するプロセスを示すために使用される。
図8A~
図8ABは、ユーザアカウントを構成するための例示的なユーザインタフェースを示す。
図9は、いくつかの実施形態に係る、ユーザアカウントを構成する方法を示すフロー図である。
図8A~
図8ABのユーザインタフェースは、
図9のプロセスを含む後述のプロセスを示すために使用される。
図10A~
図10Mは、ユーザアカウントを構成するための例示的なユーザインタフェースを示す。
図11は、いくつかの実施形態に係る、ユーザアカウントを構成する方法を示すフロー図である。
図10A~
図10Mのユーザインタフェースは、
図11のプロセスを含む後述するプロセスを示すために使用される。
図12A~
図12Gは、ユーザをロケーションプロファイルに追加するための例示的なユーザインタフェースを示す。
図13は、いくつかの実施形態に係る、ユーザをロケーションプロファイルに追加する方法を説明するフロー図である。
図12A~
図12Gのユーザインタフェースは、
図13のプロセスを含む後述するプロセスを示すために使用される。
図14A~
図14Fは、ユーザをロケーションプロファイルに追加するための例示的なユーザインタフェースを示す。
図15は、いくつかの実施形態に係る、ユーザをロケーションプロファイルに追加する方法を示すフロー図である。
図14A~
図14Fのユーザインタフェースは、
図15のプロセスを含む後述するプロセスを示すために使用される。
【0059】
以下の説明では、様々な要素について説明するために、「第1の」、「第2の」などの用語を使用するが、これらの要素は、それらの用語によって限定されるべきではない。これらの用語は、ある要素を別の要素と区別するためにのみ使用される。例えば、記載する様々な実施形態の範囲から逸脱することなく、第1のタッチを第2のタッチと呼ぶこともでき、同様に第2のタッチを第1のタッチと呼ぶこともできる。第1のタッチ及び第2のタッチはどちらもタッチであるが、これらは同じタッチではない。
【0060】
本明細書に記載する様々な実施形態の説明で使用される術語は、特定の実施形態を説明することのみを目的とし、限定的であることは意図されていない。記載する様々な実施形態の説明及び添付の特許請求の範囲では、単数形の「a(1つ、一)」、「an(1つ、一)」、及び「the(その、この)」は、文脈上別途明白に記載しない限り、複数形も同様に含むことが意図される。また、本明細書で使用されるとき、用語「及び/又は」は、関連する列挙された項目のうちの1つ以上のいずれか及び全ての考えられる組み合わせを指し、かつこれを含むことを理解されたい。用語「includes(含む)」、「including(含む)」、「comprises(含む、備える)」、及び/又は「comprising(含む、備える)」は、本明細書で使用する場合、述べられた特徴、整数、ステップ、動作、要素、及び/又は構成要素の存在を指定するが、1つ以上の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、構成要素、及び/又はそれらのグループの存在又は追加を除外しないことが更に理解されるであろう。
【0061】
「~の場合(if)」という用語は、任意選択的に、文脈に応じて、「~とき(when)」若しくは「~とき(upon)」、又は「~と判定したことに応じて(in response to determining)」若しくは「~を検出したことに応じて(in response to detecting)」を意味すると解釈される。同様に、「~と判定された場合(if it is determined)」又は「[記載の状態又はイベント]が検出された場合(if [a stated condition or event] is detected)」という語句は、任意選択的に、文脈に応じて、「~と判定したとき(upon determining)」若しくは「~と判定したことに応じて(in response to determining)」、又は「[記載の状態又はイベント]を検出したとき(upon detecting [the stated condition or event])」若しくは「[記載の状態又はイベント]を検出したことに応じて(in response to detecting [the stated condition or event])」を意味すると解釈される。
【0062】
電子デバイス、そのようなデバイス用のユーザインタフェース、及びそのようなデバイスを使用する関連するプロセスの実施形態が説明される。いくつかの実施形態では、デバイスは、PDA機能及び/又は音楽プレーヤ機能などの他の機能も含む、携帯電話などのポータブル通信デバイスである。ポータブル多機能デバイスの例示的な実施形態としては、カリフォルニア州クパチーノのApple Inc.からのiPhone(登録商標)、iPod Touch(登録商標)、及びiPad(登録商標)のデバイスが挙げられるが、これらに限定されない。任意選択的に、タッチ感知面(例えば、タッチスクリーンディスプレイ及び/又はタッチパッド)を有するラップトップ又はタブレットコンピュータなどの他のポータブル電子デバイスも使用される。また、いくつかの実施形態では、デバイスはポータブル通信デバイスではなく、タッチ感知面(例えば、タッチスクリーンディスプレイ及び/又はタッチパッド)を有するデスクトップコンピュータであることも理解されたい。
【0063】
以下の論考では、ディスプレイ及びタッチ感知面を含む電子デバイスについて説明する。しかしながら、電子デバイスは、任意選択的に、物理キーボード、マウス、及び/又はジョイスティックなどの1つ以上の他の物理ユーザインタフェースデバイスを含むことを理解されたい。
【0064】
デバイスは、通常、描画アプリケーション、プレゼンテーションアプリケーション、ワードプロセッシングアプリケーション、ウェブサイト作成アプリケーション、ディスクオーサリングアプリケーション、スプレッドシートアプリケーション、ゲームアプリケーション、電話アプリケーション、テレビ会議アプリケーション、電子メールアプリケーション、インスタントメッセージングアプリケーション、トレーニングサポートアプリケーション、写真管理アプリケーション、デジタルカメラアプリケーション、デジタルビデオカメラアプリケーション、ウェブブラウジングアプリケーション、デジタル音楽プレーヤアプリケーション、及び/又はデジタルビデオプレーヤアプリケーションのうちの1つ以上などの様々なアプリケーションをサポートする。
【0065】
本デバイス上で実行される様々なアプリケーションは、タッチ感知面などの、少なくとも1つの共通の物理ユーザインタフェースデバイスを、任意選択的に使用する。タッチ感知面の1つ以上の機能、並びにデバイス上に表示される対応する情報は、アプリケーションごとに、及び/又はそれぞれのアプリケーション内で、任意選択的に、調整及び/又は変更される。このように、デバイスの共通の物理アーキテクチャ(タッチ感知面など)は、任意選択的に、ユーザにとって直観的かつ透明なユーザインタフェースを備える様々なアプリケーションをサポートする。
【0066】
ここで、タッチ感知ディスプレイを備えるポータブルデバイスの実施形態に注意を向ける。
図1Aは、いくつかの実施形態に係る、タッチ感知ディスプレイシステム112を有するポータブル多機能デバイス100を示すブロック図である。タッチ感知ディスプレイ112は、便宜上「タッチスクリーン」と呼ばれることがあり、「タッチ感知ディスプレイシステム」として知られている又は呼ばれることがある。デバイス100は、メモリ102(任意選択的に、1つ以上のコンピュータ可読記憶媒体を含む)、メモリコントローラ122、1つ以上の処理ユニット(CPU)120、周辺機器インタフェース118、RF回路108、オーディオ回路110、スピーカ111、マイクロフォン113、入出力(I/O)サブシステム106、他の入力コントロールデバイス116、及び外部ポート124を含む。デバイス100は、任意選択的に、1つ以上の光センサ164を含む。デバイス100は、任意選択的に、デバイス100上の接触の強度を検出する1つ以上の接触強度センサ165(例えば、デバイス100のタッチ感知ディスプレイシステム112などのタッチ感知面)を含む。デバイス100は、任意選択的に、デバイス100上で触知出力を生成する(例えばデバイス100のタッチ感知ディスプレイシステム112又はデバイス300のタッチパッド355などのタッチ感知面上で触知出力を生成する)1つ以上の触知出力生成器167を含む。これらの構成要素は、任意選択的に、1つ以上の通信バス又は信号ライン103を介して通信する。
【0067】
本明細書及び特許請求において使用されるとき、タッチ感知面上の接触の「強度」という用語は、タッチ感知面上の接触(例えば、指の接触)の力若しくは圧力(単位面積当たりの力)、又はタッチ感知面上の接触の力若しくは圧力に対する代理(プロキシ)を指す。接触の強度は、少なくとも4つの別個の値を含み、より典型的には、数百の(例えば、少なくとも256の)別個の値を含む、値の範囲を有する。接触の強度は、任意選択的に、様々な手法、及び様々なセンサ又はセンサの組み合わせを使用して、判定(又は測定)される。例えば、タッチ感知面の下又はそれに隣接する1つ以上の力センサは、任意選択的に、タッチ感知面上の様々なポイントにおける力を測定するために使用される。いくつかの実装形態では、複数の力センサからの力測定値が、接触の推定される力を決定するために組み合わされる(例えば、加重平均される)。同様に、スタイラスの感圧性先端部が、任意選択的に、タッチ感知面上のスタイラスの圧力を判定するために使用される。あるいは、タッチ感知面上で検出される接触エリアのサイズ及び/若しくはその変化、接触に近接するタッチ感知面の電気容量及び/若しくはその変化、並びに/又は、接触に近接するタッチ感知面の抵抗及び/若しくはその変化が、任意選択的に、タッチ感知面上の接触の力又は圧力の代替物として使用される。いくつかの実装形態では、接触の力又は圧力の代替測定値が、強度閾値を上回っているかどうかを判定するために直接使用される(例えば、強度閾値は、代替測定値に対応する単位で記述される)。いくつかの実装形態では、接触力又は圧力の代理測定値は、力又は圧力の推定値に変換され、力又は圧力の推定値が、強度閾値を上回っているかどうかを判定するために使用される(例えば、強度閾値は、圧力の単位で測定される圧力閾値である)。接触の強度をユーザ入力の属性として使用することによって、アフォーダンスを表示する実装面積が限られている低減されたサイズのデバイス上で、ユーザが他の方法ではアクセス不可能であり得る追加のデバイス機能にユーザがアクセスすること(例えば、タッチ感知ディスプレイ上で)、及び/又は、ユーザ入力を受け取ること(例えば、タッチ感知ディスプレイ、タッチ感知面、又は、ノブ若しくはボタンなどの物理的/機械的コントロールを介して)が可能となる。
【0068】
本明細書及び特許請求の範囲で使用されるように、用語「触知出力」は、ユーザの触覚でユーザによって検出されることになる、デバイスの従前の位置に対するそのデバイスの物理的変位、デバイスの構成要素(例えば、タッチ感知面)の、そのデバイスの別の構成要素(例えば、筐体)に対する物理的変位、又は、デバイスの質量中心に対する構成要素の変位を指す。例えば、デバイス又はデバイスの構成要素が、タッチに敏感なユーザの表面(例えば、ユーザの手の指、手のひら、又は他の部分)に接触している状況では、物理的変位によって生成された触知出力は、そのデバイス又はデバイスの構成要素の物理的特性の認識される変化に相当する触感として、ユーザによって解釈されることになる。例えば、タッチ感知面(例えば、タッチ感知ディスプレイ又はトラックパッド)の移動は、ユーザによって、物理アクチュエータボタンの「ダウンクリック」又は「アップクリック」として、任意選択的に解釈される。場合によっては、ユーザの動作によって物理的に押された(例えば、変位された)タッチ感知面に関連付けられた物理アクチュエータボタンの移動がないときでさえ、ユーザは「ダウンクリック」又は「アップクリック」などの触感を感じる。別の例として、タッチ感知面の移動は、タッチ感知面の平滑度に変化がない場合であっても、ユーザによって、そのタッチ感知面の「粗さ」として、任意選択的に解釈又は感知される。そのようなユーザによるタッチの解釈は、ユーザの個人的な感覚認知に左右されるが、大多数のユーザに共通する、多くのタッチの感覚認知が存在する。したがって、触知出力が、ユーザの特定の感覚認知(例えば、「アップクリック」「ダウンクリック」、「粗さ」)に対応するものと記述される場合、別途記載のない限り、生成された触知出力は、典型的な(又は、平均的な)ユーザの記述された感覚認知を生成するデバイス、又はデバイスの構成要素の物理的変位に対応する。
【0069】
デバイス100は、ポータブル多機能デバイスの一例に過ぎず、デバイス100は、任意選択的に、示されているものよりも多くの構成要素又は少ない構成要素を有するものであり、任意選択的に、2つ以上の構成要素を組み合わせるものであり、又は、任意選択的に、それらの構成要素の異なる構成若しくは配置を有するものであることを理解されたい。
図1Aに示す様々な構成要素は、1つ以上の信号処理回路及び/又は特定用途向け集積回路を含む、ハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェアとソフトウェアの両方の組み合わせで実施される。
【0070】
メモリ102は、任意選択的に、高速ランダムアクセスメモリを含み、任意選択的に、1つ以上の磁気ディスク記憶デバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の不揮発性ソリッドステートメモリデバイスなどの不揮発性メモリを含む。メモリコントローラ122は、任意選択的に、デバイス100の他の構成要素によるメモリ102へのアクセスを制御する。
【0071】
周辺機器インタフェース118は、デバイスの入力及び出力周辺機器をCPU120及びメモリ102に結合するために使用することができる。1つ以上のプロセッサ120は、メモリ102に記憶された様々なソフトウェアプログラム及び/又は命令セットを動作させる又は実行して、デバイス100のための様々な機能を実行し、データを処理する。いくつかの実施形態では、周辺機器インタフェース118、CPU120、及びメモリコントローラ122は、任意選択的に、チップ104などの単一のチップ上に実装される。いくつかの他の実施形態では、それらは別々のチップ上に任意選択的に実装される。
【0072】
RF(radio frequency、無線周波数)回路108は、電磁信号とも呼ばれるRF信号を送受信する。RF回路108は、電気信号を電磁信号に又は電磁信号を電気信号に変換し、電磁信号を介して通信ネットワーク及び他の通信デバイスと通信する。RF回路108は、任意選択的に、これらの機能を実行するための周知の回路を含み、それらの回路としては、限定するものではないが、アンテナシステム、RF送受信機、1つ以上の増幅器、同調器、1つ以上の発振器、デジタル信号プロセッサ、CODECチップセット、加入者識別モジュール(subscriber identity module、SIM)カード、メモリなどが挙げられる。RF回路108は、任意選択的に、ワールドワイドウェブ(World Wide Web、WWW)とも呼ばれるインターネット、イントラネット、並びに/又はセルラー電話ネットワーク、無線ローカルエリアネットワーク(local area network、LAN)及び/若しくはメトロポリタンエリアネットワーク(metropolitan area network、MAN)などの無線ネットワークなどのネットワークと、また他のデバイスと、無線通信によって通信する。RF回路108は、任意選択的に、短距離通信無線機などによって近距離通信(near field Communication、NFC)フィールドを検出するよく知られている回路を含む。無線通信は、任意選択的に、それだけに限定されるものではないが、モバイル通信用グローバルシステム(Global System for Mobile Communications、GSM)、拡張データGSM環境(Enhanced Data GSM Environment、EDGE)、高速ダウンリンクパケットアクセス(high-speed downlink packet access、HSDPA)、高速アップリンクパケットアクセス(high-speed uplink packet access、HSUPA)、エボリューションデータオンリ(Evolution,Data-Only、EV-DO)、HSPA、HSPA+、デュアルセルHSPA(Dual-Cell HSPA、DC-HSPDA)、ロングタームエボリューション(long term evolution、LTE)、近距離通信(NFC)、広帯域符号分割多元接続(wideband code division multiple access、W-CDMA)、符号分割多元接続(code division multiple access、CDMA)、時分割多元接続(time division multiple access、TDMA)、Bluetooth、Bluetoothローエネルギー(Bluetooth Low Energy、BTLE)、ワイヤレスフィデリティ(Wireless Fidelity、Wi-Fi)(例えば、IEEE802.11a、IEEE802.11b、IEEE802.11g、IEEE802.11n、及び/若しくはIEEE802.11ac)、ボイスオーバインターネットプロトコル(voice over Internet Protocol、VoIP)、Wi-MAX、電子メール用プロトコル(例えば、インターネットメッセージアクセスプロトコル(Internet message access protocol、IMAP)及び/若しくはポストオフィスプロトコル(post office protocol、POP))、インスタントメッセージング(例えば、拡張可能なメッセージング及びプレゼンスプロトコル(extensible messaging and presence protocol、XMPP)、インスタントメッセージング及びプレゼンスレベレイジングエクステンション用のセッション開始プロトコル(Session Initiation Protocol for Instant Messaging and Presence Leveraging Extensions、SIMPLE)、インスタントメッセージング及びプレゼンスサービス(Instant Messaging and Presence Service、IMPS))、並びに/若しくはショートメッセージサービス(Short Message Service、SMS)、又は本明細書の出願日の時点でまだ開発されていない通信プロトコルを含む任意の他の適切な通信プロトコルを含む、複数の通信規格、プロトコル、及び技術のうちのいずれかを使用する。
【0073】
オーディオ回路110、スピーカ111、及びマイクロフォン113は、ユーザとデバイス100との間のオーディオインタフェースを提供する。オーディオ回路110は、周辺機器インタフェース118からオーディオデータを受信し、このオーディオデータを電気信号に変換し、この電気信号をスピーカ111に送信する。スピーカ111は、電気信号を人間の可聴音波に変換する。また、オーディオ回路110は、マイクロフォン113によって音波から変換された電気信号を受信する。オーディオ回路110は、電気信号をオーディオデータに変換し、このオーディオデータを処理のために周辺機器インタフェース118に送信する。オーディオデータは、任意選択的に、周辺機器インタフェース118によって、メモリ102及び/若しくはRF回路108から取得され、かつ/又はメモリ102及び/若しくはRF回路108に伝送される。いくつかの実施形態では、オーディオ回路110はまた、ヘッドセットジャック(例えば、
図2の212)を含む。ヘッドセットジャックは、オーディオ回路110と、出力専用ヘッドホン又は出力(例えば片耳又は両耳用のヘッドホン)及び入力(例えばマイクロフォン)の両方を備えるヘッドセットなどの着脱可能なオーディオ入出力周辺機器との間のインタフェースを提供する。
【0074】
I/Oサブシステム106は、タッチスクリーン112及び他の入力コントロールデバイス116などのデバイス100上の入出力周辺機器を、周辺機器インタフェース118に結合する。I/Oサブシステム106は、任意選択的に、ディスプレイコントローラ156、光センサコントローラ158、深度カメラコントローラ169、強度センサコントローラ159、触覚フィードバックコントローラ161、及び、他の入力デバイス若しくは制御デバイス用の1つ以上の入力コントローラ160を含む。1つ以上の入力コントローラ160は、他の入力コントロールデバイス116からの電気信号の受信/他の入力コントロールデバイス116への電気信号の送信を行う。他の入力コントロールデバイス116は、任意選択的に、物理ボタン(例えば、プッシュボタン、ロッカボタンなど)、ダイヤル、スライダスイッチ、ジョイスティック、クリックホイールなどを含む。いくつかの代替的な実施形態では、入力コントローラ(単数又は複数)160は、任意選択的に、キーボード、赤外線ポート、USBポート、及びマウスなどのポインタデバイスのうちのいずれかに結合される(又はいずれにも結合されない)。1つ以上のボタン(例えば、
図2の208)は、任意選択的に、スピーカ111及び/又はマイクロフォン113の音量コントロールのためのアップ/ダウンボタンを含む。1つ以上のボタンは、任意選択的に、プッシュボタン(例えば、
図2の206)を含む。
【0075】
全体が参照によって本明細書に組み込まれる、2005年12月23日出願の米国特許出願第11/322,549号、「Unlocking a Device by Performing Gestures on an Unlock Image」、米国特許第7,657,849号に記載されているように、プッシュボタンの素早い押圧は、任意選択的に、タッチスクリーン112のロックを解放し、又は任意選択的に、タッチスクリーン上のジェスチャを使用してデバイスをロック解除するプロセスを開始する。プッシュボタン(例えば、206)のより長い押圧は、任意選択的に、デバイス100への電力をオン又はオフにする。ボタンのうちの1つ以上の機能性は、任意選択的に、ユーザによってカスタマイズ可能である。タッチスクリーン112は、仮想又はソフトボタン及び1つ以上のソフトキーボードを実装するために使用される。
【0076】
タッチ感知ディスプレイ112は、デバイスとユーザとの間の入力インタフェース及び出力インタフェースを提供する。ディスプレイコントローラ156は、タッチスクリーン112からの電気信号の受信、及び/又はタッチスクリーン112への電気信号の送信を行う。タッチスクリーン112は、ユーザに対して視覚出力を表示する。この視覚出力は、グラフィック、テキスト、アイコン、動画、及びそれらの任意の組み合わせ(総称して「グラフィック」)を任意選択的に含む。いくつかの実施形態では、視覚出力の一部又は全ては、任意選択的に、ユーザインタフェースオブジェクトに対応する。
【0077】
タッチスクリーン112は、触覚及び/又は触知接触に基づくユーザからの入力を受け入れるタッチ感知面、センサ、又はセンサのセットを有する。タッチスクリーン112及びディスプレイコントローラ156は、(メモリ102内の任意の関連モジュール及び/又は命令セットと共に)、タッチスクリーン112上で接触(及び任意の接触の移動又は中断)を検出し、検出された接触をタッチスクリーン112に表示されたユーザインタフェースオブジェクト(例えば、1つ以上のソフトキー、アイコン、ウェブページ、又は画像)との対話に変換する。例示的な実施形態では、タッチスクリーン112とユーザとの間の接触点は、ユーザの指に対応する。
【0078】
タッチスクリーン112は、任意選択的に、LCD(液晶ディスプレイ)技術、LPD(発光ポリマーディスプレイ)技術、又はLED(発光ダイオード)技術を使用するが、他の実施形態では、他のディスプレイ技術も使用される。タッチスクリーン112及びディスプレイコントローラ156は、任意選択的に、それだけに限定されるものではないが、容量性、抵抗性、赤外線、及び表面音波の技術、並びにタッチスクリーン112との1つ以上の接触点を判定する他の近接センサアレイ又は他の要素を含む、現在知られている又は今後開発される複数のタッチ感知技術のうちのいずれかを使用して、接触及びそのあらゆる移動又は中断を検出する。例示的な実施形態では、カリフォルニア州クパチーノのApple Inc.からのiPhone(登録商標)及びiPod Touch(登録商標)に見られるものなどの、投影型相互静電容量感知技術が使用される。
【0079】
タッチスクリーン112のいくつかの実施形態におけるタッチ感知ディスプレイは、任意選択的に、それぞれ全体が参照によって本明細書に組み込まれる、米国特許第6,323,846号(Westermanら)、第6,570,557号(Westermanら)、及び/若しくは第6,677,932号(Westerman)、並びに/又は米国特許公報第2002/0015024(A1)号に記載されているマルチタッチ感知タッチパッドに類似している。しかし、タッチスクリーン112はデバイス100からの視覚出力を表示するのに対して、タッチ感知タッチパッドは視覚出力を提供しない。
【0080】
タッチスクリーン112のいくつかの実施形態におけるタッチ感知ディスプレイは、以下の出願、(1)2006年5月2日出願の米国特許出願第11/381,313号、「Multipoint Touch Surface Controller」、(2)2004年5月6日出願の米国特許出願第10/840,862号、「Multipoint Touchscreen」、(3)2004年7月30日出願の米国特許出願第10/903,964号、「Gestures For Touch Sensitive Input Devices」、(4)2005年1月31日出願の米国特許出願第11/048,264号、「Gestures For Touch Sensitive Input Devices」、(5)2005年1月18日出願の米国特許出願第11/038,590号、「Mode-Based Graphical User Interfaces For Touch Sensitive Input Devices」、(6)2005年9月16日出願の米国特許出願第11/228,758号、「Virtual Input Device Placement On A Touch Screen User Interface」、(7)2005年9月16日出願の米国特許出願第11/228,700号、「Operation Of A Computer With A Touch Screen Interface」、(8)2005年9月16日出願の米国特許出願第11/228,737号、「Activating Virtual Keys Of A Touch-Screen Virtual Keyboard」、及び(9)2006年3月3日出願の米国特許出願第11/367,749号、「Multi-Functional Hand-Held Device」で説明されている。これらの出願は全て、全体が参照によって本明細書に組み込まれる。
【0081】
タッチスクリーン112は、任意選択的に、100dpiを超える動画解像度を有する。いくつかの実施形態では、タッチスクリーンは、約160dpiの動画解像度を有する。ユーザは、任意選択的に、スタイラス、指などの任意の適した物体又は付属物を使用して、タッチスクリーン112に接触する。いくつかの実施形態では、ユーザインタフェースは、指による接触及びジェスチャを主に使用して動作するように設計されるが、これは、タッチスクリーン上の指の接触面積がより大きいため、スタイラスベースの入力ほど正確でない可能性がある。いくつかの実施形態では、デバイスは、指による粗い入力を、ユーザが所望するアクションを実行するための、正確なポインタ/カーソルの位置又はコマンドに変換する。
【0082】
いくつかの実施形態では、タッチスクリーンに加えて、デバイス100は、任意選択的に、特定の機能をアクティブ化又は非アクティブ化するためのタッチパッドを含む。いくつかの実施形態では、タッチパッドは、タッチスクリーンとは異なり、視覚出力を表示しない、デバイスのタッチ感知エリアである。タッチパッドは、任意選択的に、タッチスクリーン112とは別個のタッチ感知面又はタッチスクリーンによって形成されるタッチ感知面の拡張部である。
【0083】
デバイス100は、様々な構成要素に電力を供給する電力システム162も含む。電力システム162は、任意選択的に、電力管理システム、1つ以上の電源(例えば、バッテリ、交流(AC))、再充電システム、停電検出回路、電力コンバータ又はインバータ、電力状態インジケータ(例えば、発光ダイオード(LED))、並びにポータブルデバイス内での電力の生成、管理、及び分配に関連付けられた任意の他の構成要素を含む。
【0084】
また、デバイス100は、任意選択的に、1つ以上の光センサ164を含む。
図1Aは、I/Oサブシステム106内の光センサコントローラ158に結合された光センサを示す。光センサ164は、任意選択的に、電荷結合デバイス(charge-coupled device、CCD)又は相補的金属酸化物半導体(complementary metal-oxide semiconductor、CMOS)フォトトランジスタを含む。光センサ164は、1つ以上のレンズを通って投影された環境からの光を受信し、その光を、画像を表すデータに変換する。光センサ164は、撮像モジュール143(カメラモジュールとも呼ばれる)と連携して、任意選択的に、静止画像又は動画をキャプチャする。いくつかの実施形態では、光センサは、デバイスの前面にあるタッチスクリーンディスプレイ112とは反対側のデバイス100の裏面に位置し、したがってタッチスクリーンディスプレイは、静止画像及び/又は動画の取得のためのビューファインダとして使用することが可能である。いくつかの実施形態では、ユーザが他のテレビ会議参加者をタッチスクリーンディスプレイ上で見ている間に、ユーザの画像が、任意選択的に、テレビ会議のために入手されるように、光センサはデバイスの前面に配置される。いくつかの実施形態では、光センサ164の位置は、ユーザによって(例えば、デバイス筐体内でレンズ及びセンサを回転させることによって)変更することができ、したがって単一の光センサ164が、タッチスクリーンディスプレイと共に、テレビ会議にも静止画像及び/又は動画の取得にも使用される。
【0085】
デバイス100は、任意選択的に、1つ以上の深度カメラセンサ175もまた含む。
図1Aは、I/Oサブシステム106内の深度カメラコントローラ169に結合された深度カメラセンサを示す。深度カメラセンサ175は、環境からデータを受信して、視点(例えば、深度カメラセンサ)からのシーン内の対象物(例えば、顔面)の3次元モデルを作成する。いくつかの実施形態では、撮像モジュール143(カメラモジュールとも呼ばれる)と連携して、深度カメラセンサ175は、任意選択的に、撮像モジュール143によってキャプチャされた画像の異なる部分の深度マップを決定するために使用される。いくつかの実施形態では、ユーザが他のテレビ会議参加者をタッチスクリーンディスプレイ上で見る間に、任意選択的に、深度情報を有するユーザの画像をテレビ会議のために取得し、また、深度マップデータを有する自撮り画像をキャプチャするために、デバイス100の前面に深度カメラセンサが配置されている。いくつかの実施形態では、深度カメラセンサ175は、デバイスの背面に、あるいはデバイス100の背面及び前面に配置される。いくつかの実施形態では、深度カメラセンサ175の位置は、ユーザによって(例えば、デバイスハウジング内でレンズ及びセンサを回転させることによって)変更することができ、したがって深度カメラセンサ175が、タッチスクリーンディスプレイと共に、テレビ会議にも静止画像及び/又は動画の取得にも使用される。
【0086】
デバイス100はまた、任意選択的に、1つ以上の接触強度センサ165を含む。
図1Aは、I/Oサブシステム106内の強度センサコントローラ159に結合された接触強度センサを示す。接触強度センサ165は、任意選択的に、1つ以上のピエゾ抵抗ひずみゲージ、容量性力センサ、電気力センサ、圧電力センサ、光学力センサ、容量性タッチ感知面、又は他の強度センサ(例えば、タッチ感知面上の接触の力(若しくは圧力)を測定するために使用されるセンサ)を含む。接触強度センサ165は、接触強度情報(例えば、圧力情報、又は圧力情報に対するプロキシ)を環境から受信する。いくつかの実施形態では、少なくとも1つの接触強度センサは、タッチ感知面(例えばタッチ感知ディスプレイシステム112)と並置される、又はそれに近接される。いくつかの実施形態では、少なくとも1つの接触強度センサは、デバイス100の前面に配置されたタッチスクリーンディスプレイ112の反対側である、デバイス100の背面に配置される。
【0087】
また、デバイス100は、任意選択的に、1つ以上の近接センサ166を含む。
図1Aは、周辺機器インタフェース118と結合された近接センサ166を示す。あるいは、近接センサ166は、任意選択的に、I/Oサブシステム106内の入力コントローラ160に結合される。近接センサ166は、任意選択的に、全体が参照によって本明細書に組み込まれる、米国特許出願第11/241,839号、「Proximity Detector In Handheld Device」、第11/240,788号、「Proximity Detector In Handheld Device」、第11/620,702号、「Using Ambient Light Sensor To Augment Proximity Sensor Output」、第11/586,862号、「Automated Response To And Sensing Of User Activity In Portable Devices」、及び第11/638,251号、「Methods And Systems For Automatic Configuration Of Peripherals」で記載されているように機能する。いくつかの実施形態では、多機能デバイスが、ユーザの耳の近くに置かれた場合(例えば、ユーザが電話をかけている場合)、近接センサは、タッチスクリーン112をオフにして無効化する。
【0088】
デバイス100はまた、任意選択的に、1つ以上の触知出力生成器167を含む。
図1Aは、I/Oサブシステム106内の触覚フィードバックコントローラ161に結合された触知出力生成器を示す。触知出力生成器167は、任意選択的に、スピーカ若しくは他のオーディオ構成要素などの1つ以上の電気音響デバイス、及び/又はモータ、ソレノイド、電気活性ポリマー、圧電アクチュエータ、静電アクチュエータ、若しくは他の触知出力生成構成要素(例えば、デバイス上で電気信号を触知出力に変換する構成要素)などのエネルギーを直線の動きに変換する電気機械デバイスを含む。接触強度センサ165は、触知フィードバック生成命令を触覚フィードバックモジュール133から受信し、デバイス100のユーザが感知することが可能な触知出力をデバイス100上に生成する。いくつかの実施形態では、少なくとも1つの触知出力生成器は、タッチ感知面(例えば、タッチ感知ディスプレイシステム112)と並置される、又はそれに近接しており、任意選択的に、タッチ感知面を垂直方向(例えば、デバイス100の表面の内/外)に、又は水平方向(例えば、デバイス100の表面と同じ平面内の前後)に移動させることによって、触知出力を生成する。いくつかの実施形態では、少なくとも1つの触知出力生成器センサは、デバイス100の前面に配置されたタッチスクリーンディスプレイ112の反対側である、デバイス100の背面に配置される。
【0089】
また、デバイス100は、任意選択的に、1つ以上の加速度計168を含む。
図1Aは、周辺機器インタフェース118に結合された加速度計168を示す。あるいは、加速度計168は、任意選択的に、I/Oサブシステム106内の入力コントローラ160に結合される。加速度計168は、任意選択的に、どちらも全体が参照によって本明細書に組み込まれる、米国特許公開第20050190059号、「Acceleration-based Theft Detection System for Portable Electronic Devices」、及び米国特許公開第20060017692号、「Methods And Apparatuses For Operating A Portable Device Based On An Accelerometer」に記載されているように機能する。いくつかの実施形態では、情報は、1つ以上の加速度計から受信したデータの分析に基づいて、縦長表示又は横長表示でタッチスクリーンディスプレイに表示される。デバイス100は、加速度計(単数又は複数)168に加えて、磁気計並びにデバイス100の位置及び向き(例えば、縦方向又は横方向)に関する情報を取得するためのGPS(又はGLONASS又は他のグローバルナビゲーションシステム)受信機を任意選択的に含む。
【0090】
いくつかの実施形態では、メモリ102内に記憶されているソフトウェア構成要素は、オペレーティングシステム126、通信モジュール(又は命令セット)128、接触/動きモジュール(又は命令セット)130、グラフィックモジュール(又は命令セット)132、テキスト入力モジュール(又は命令セット)134、全地球測位システム(Global Positioning System、GPS)モジュール(又は命令セット)135、及びアプリケーション(又は命令セット)136を含む。更に、いくつかの実施形態では、メモリ102(
図1A)又は370(
図3)は、
図1A及び
図3に示すように、デバイス/グローバル内部状態157を記憶する。デバイス/グローバル内部状態157は、現在アクティブ状態のアプリケーションがある場合に、どのアプリケーションがアクティブであるかを示すアクティブアプリケーション状態、どのアプリケーション、ビュー、又は他の情報がタッチスクリーンディスプレイ112の様々な領域を占めているかを示す表示状態、デバイスの様々なセンサ及び入力コントロールデバイス116から取得した情報を含むセンサ状態、並びにデバイスの位置、及び/又は姿勢に関する位置情報のうちの1つ以上を含む。
【0091】
オペレーティングシステム126(例えば、Darwin、RTXC、LINUX、UNIX、OS X、iOS、WINDOWS、又はVxWorksなどの組込み型オペレーティングシステム)は、全般的なシステムタスク(例えば、メモリ管理、記憶装置制御、電力管理など)を制御及び管理する様々なソフトウェア構成要素及び/又はドライバを含み、様々なハードウェア構成要素とソフトウェア構成要素との間の通信を容易にする。
【0092】
通信モジュール128は、1つ以上の外部ポート124を介して他のデバイスとの通信を容易にし、RF回路108及び/又は外部ポート124が受信したデータを処理するための様々なソフトウェア構成要素をも含む。外部ポート124(例えば、ユニバーサルシリアルバス(Universal Serial Bus、USB)、FIREWIREなど)は、直接的に、又はネットワーク(例えばインターネット、無線LANなど)を介して間接的に、他のデバイスに結合するように適合されている。いくつかの実施形態では、外部ポートは、iPod(登録商標)(Apple Inc.の商標)デバイス上で使用される30ピンコネクタと同じ若しくは同様であり、かつ/又はそれに適合しているマルチピン(例えば、30ピン)コネクタである。
【0093】
接触/動きモジュール130は、任意選択的に、タッチスクリーン112及び他のタッチ感知デバイス(例えば、タッチパッド又は物理クリックホイール)との接触を(ディスプレイコントローラ156と連携して)検出する。接触/動きモジュール130は、接触が生じたかどうかを判定すること(例えば、指ダウンイベントを検出すること)、接触の強度(例えば、接触の力若しくは圧力、又は接触の力若しくは圧力の代替物)を判定すること、接触の移動が存在するかどうかを判定し、タッチ感知面を横断する移動を追跡すること(例えば、指をドラッグする1つ以上のイベントを検出すること)、及び接触が停止したかどうかを判定すること(例えば、指アップイベント又は接触の中断を検出すること)などの、接触の検出に関する様々な動作を実行するための、様々なソフトウェア構成要素を含む。接触/動きモジュール130は、タッチ感知面から接触データを受信する。一連の接触データによって表される、接触点の移動を判定することは、任意選択的に、接触点の速さ(大きさ)、速度(大きさ及び方向)、及び/又は加速度(大きさ及び/又は方向の変化)を判定することを含む。これらの動作は、任意選択的に、単一の接触(例えば、1本の指の接触)又は複数の同時接触(例えば、「マルチタッチ」/複数の指の接触)に適用される。いくつかの実施形態では、接触/動きモジュール130及びディスプレイコントローラ156は、タッチパッド上の接触を検出する。
【0094】
いくつかの実施形態では、接触/動きモジュール130は、ユーザによって動作が実行されたかどうかを判定するために(例えば、ユーザがアイコン上で「クリック」したかどうかを判定するために)、1つ以上の強度閾値のセットを使用する。いくつかの実施形態では、強度閾値の少なくとも1つのサブセットは、ソフトウェアパラメータに従って判定される(例えば、強度閾値は、特定の物理アクチュエータのアクティブ化閾値によって決定されるのではなく、デバイス100の物理ハードウェアを変更することなく調整することができる)。例えば、トラックパッド又はタッチスクリーンディスプレイのマウス「クリック」閾値は、トラックパッド又はタッチスクリーンディスプレイハードウェアを変更することなく、広範囲の既定閾値のうちのいずれかに設定することができる。加えて、いくつかの実装形態では、デバイスのユーザに、(例えば、個々の強度閾値を調整すること、及び/又は複数の強度閾値をシステムレベルのクリック「強度」パラメータによって一度に調整することによって)強度閾値のセットのうちの1つ以上を調整するソフトウェア設定が提供される。
【0095】
接触/動きモジュール130は、任意選択的に、ユーザによるジェスチャ入力を検出する。タッチ感知面上の異なるジェスチャは、異なる接触パターンを有する(例えば検出される接触の動き、タイミング、及び/又は強度が異なる)。したがって、ジェスチャは、任意選択的に、特定の接触パターンを検出することによって検出される。例えば、指タップジェスチャを検出することは、指ダウンイベントを検出し、それに続いて指ダウンイベントと同じ位置(又は実質的に同じ位置)(例えば、アイコンの位置)で指アップ(リフトオフ)イベントを検出することを含む。別の例として、タッチ感知面上で指スワイプジェスチャを検出することは、指ダウンイベントを検出し、それに続いて1つ以上の指ドラッグイベントを検出し、その後それに続いて指アップ(リフトオフ)イベントを検出することを含む。
【0096】
グラフィックモジュール132は、表示されるグラフィックの視覚的な影響(例えば、輝度、透明度、彩度、コントラスト、又は他の視覚的特性)を変化させる構成要素を含む、タッチスクリーン112又は他のディスプレイ上にグラフィックをレンダリング及び表示する様々な既知のソフトウェア構成要素を含む。本明細書では、「グラフィック」という用語は、それだけに限定されるものではないが、文字、ウェブページ、アイコン(ソフトキーを含むユーザインタフェースオブジェクトなど)、デジタル画像、動画、アニメーションなどを含む、ユーザに表示することができる任意のオブジェクトを含む。
【0097】
いくつかの実施形態では、グラフィックモジュール132は、使用されることになるグラフィックを表すデータを記憶する。各グラフィックには、任意選択的に、対応するコードが割り当てられる。グラフィックモジュール132は、アプリケーションなどから、必要に応じて、座標データ及び他のグラフィック特性データと共に、表示されることとなるグラフィックを指定する1つ以上のコードを受信し、次にディスプレイコントローラ156に出力する画面の画像データを生成する。
【0098】
触覚フィードバックモジュール133は、触知出力生成器167によって使用される命令を生成するための様々なソフトウェア構成要素を含み、触知出力生成器167は、ユーザのデバイス100との対話に応じて、デバイス100上の1つ以上の位置での触知出力を生成する。
【0099】
テキスト入力モジュール134は、任意選択で、グラフィックモジュール132の構成要素であり、様々なアプリケーション(例えば、連絡先137、電子メール140、IM141、ブラウザ147、及びテキスト入力を必要とする任意の他のアプリケーション)でテキストを入力するためのソフトキーボードを提供する。
【0100】
GPSモジュール135は、デバイスの位置を判定し、様々なアプリケーション内で使用するためにこの情報を提供する(例えば、場所ベースのダイヤリングで使用するために電話138へ、ピクチャ/ビデオメタデータとしてカメラ143へ、及び気象ウィジェット、ローカルイエローページウィジェット、及び地図/ナビゲーションウィジェットなどの場所ベースのサービスを提供するアプリケーションへ)。
【0101】
アプリケーション136は、任意選択的に、以下のモジュール(又は命令セット)又はそれらのサブセット若しくはスーパーセットを含む。
● 連絡先モジュール137(アドレス帳又は連絡先リストと呼ばれることもある)、
● 電話モジュール138、
● テレビ会議モジュール139、
● 電子メールクライアントモジュール140、
● インスタントメッセージング(Instant messaging、IM)モジュール141、
● トレーニングサポートモジュール142、
● 静止画像及び/又は動画用のカメラモジュール143、
● 画像管理モジュール144、
● 動画プレーヤモジュール、
● 音楽プレーヤモジュール、
● ブラウザモジュール147、
● カレンダーモジュール148、
● 気象ウィジェット149-1、株式ウィジェット149-2、計算機ウィジェット149-3、アラーム時計ウィジェット149-4、辞書ウィジェット149-5、及びユーザによって入手された他のウィジェット、並びにユーザ作成ウィジェット149-6のうちの1つ以上を任意選択的に、含む、ウィジェットモジュール149、
● ユーザ作成ウィジェット149-6を作成するためのウィジェットクリエータモジュール150、
● 検索モジュール151、
● 動画プレーヤモジュール及び音楽プレーヤモジュールを一体化した動画及び音楽プレーヤモジュール152、
● メモモジュール153、
● 地図モジュール154、並びに/又は、
● オンラインビデオモジュール155。
【0102】
任意選択的にメモリ102に記憶される他のアプリケーション136の例としては、他のワードプロセッシングアプリケーション、他の画像編集アプリケーション、描画アプリケーション、プレゼンテーションアプリケーション、JAVA対応アプリケーション、暗号化、デジタル著作権管理、音声認識、及び音声複製が挙げられる。
【0103】
タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及びテキスト入力モジュール134と連携して、連絡先モジュール137は、任意選択的に、(例えば、メモリ102又はメモリ370内の連絡先モジュール137のアプリケーション内部状態192内に記憶した)アドレス帳又は連絡先リストを管理するために使用される。連絡先モジュール137による管理には、アドレス帳に名前(単数又は複数)を追加すること、アドレス帳から名前(単数又は複数)を削除すること、電話番号(単数又は複数)、電子アドレス(単数又は複数)、物理アドレス(単数又は複数)又は他の情報を名前と関連付けること、画像を名前と関連付けること、名前を分類して並べ替えること、電話番号又は電子メールアドレスを提供して、電話138、テレビ会議モジュール139、電子メール140、又はIM141による通信を開始かつ/又は促進すること、などが含まれる。
【0104】
電話モジュール138は、RF回路108、オーディオ回路110、スピーカ111、マイクロフォン113、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及びテキスト入力モジュール134と連携して、任意選択的に、電話番号に対応する文字シーケンスの入力、連絡先モジュール137内の1つ以上の電話番号へのアクセス、入力された電話番号の修正、それぞれの電話番号のダイヤル、通話の実行、並びに通話終了時の接続切断及び通話停止のために使用される。前述したように、無線通信は、任意選択的に、複数の通信規格、プロトコル、及び技術のうちのいずれかを使用する。
【0105】
テレビ会議モジュール139は、RF回路108、オーディオ回路110、スピーカ111、マイクロフォン113、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、光センサ164、光センサコントローラ158、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134、連絡先モジュール137、及び電話モジュール138と連携して、ユーザの指示に従ってユーザと1人以上の他の参加者との間のテレビ会議を開始、実行、及び終了するための実行可能な命令を含む。
【0106】
電子メールクライアントモジュール140は、RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及びテキスト入力モジュール134と連携して、ユーザの指示に応じて電子メールを作成、送信、受信、及び管理するための実行可能な命令を含む。画像管理モジュール144と連携して、電子メールクライアントモジュール140は、カメラモジュール143で撮影された静止画像又は動画画像を有する電子メールの作成及び送信を非常に容易にする。
【0107】
インスタントメッセージングモジュール141は、RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及びテキスト入力モジュール134と連携して、インスタントメッセージに対応する文字シーケンスの入力、以前に入力された文字の修正、(例えば、電話通信ベースのインスタントメッセージ向けのショートメッセージサービス(Short Message Service、SMS)若しくはマルチメディアメッセージサービス(Multimedia Message Service、MMS)プロトコル、又はインターネットベースのインスタントメッセージ向けのXMPP、SIMPLE、若しくはIMPSを使用する)それぞれのインスタントメッセージの送信、インスタントメッセージの受信、及び受信したインスタントメッセージの閲覧のための実行可能な命令を含む。いくつかの実施形態では、送信される及び/又は受信されるインスタントメッセージは、任意選択的に、MMS及び/又は拡張メッセージングサービス(Enhanced Messaging Service、EMS)でサポートされるようなグラフィック、写真、オーディオファイル、動画ファイル、及び/又は他の添付ファイルを含む。本明細書では、「インスタントメッセージング」とは、電話通信ベースのメッセージ(例えば、SMS又はMMSを使用して送信されるメッセージ)と、インターネットベースのメッセージ(例えば、XMPP、SIMPLE、又はIMPSを使用して送信されるメッセージ)との両方を指す。
【0108】
トレーニングサポートモジュール142は、RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134、GPSモジュール135、地図モジュール154、及び音楽プレーヤモジュールと連携して、トレーニング(例えば、時間、距離、及び/又はカロリー燃焼の目標を有する)を作成し、トレーニングセンサ(スポーツデバイス)と通信し、トレーニングセンサデータを受信し、トレーニングをモニタするために使用されるセンサを較正し、トレーニングのための音楽を選択及び再生し、並びに、トレーニングデータを表示、記憶、及び送信するための実行可能な命令を含む。
【0109】
カメラモジュール143は、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、光センサ164、光センサコントローラ158、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及び画像管理モジュール144と連携して、静止画像若しくは(動画ストリームを含む)動画のキャプチャ及びメモリ102内への記憶、静止画像若しくは動画の特性の修正、又はメモリ102からの静止画像若しくは動画の削除のための実行可能な命令を含む。
【0110】
画像管理モジュール144は、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134、及びカメラモジュール143と連携して、静止画像及び/若しくは動画の配置、修正(例えば、編集)、又はその他の操作、ラベル付け、削除、(例えば、デジタルスライドショー若しくはアルバムにおける)提示、及び記憶のための実行可能な命令を含む。
【0111】
ブラウザモジュール147は、RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及びテキスト入力モジュール134と連携して、ウェブページ又はその一部分、並びにウェブページにリンクされた添付ファイル及び他のファイルの検索、リンク、受信、及び表示を含む、ユーザの指示に従ってインターネットをブラウジングするための実行可能な命令を含む。
【0112】
カレンダーモジュール148は、RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134、電子メールクライアントモジュール140、及びブラウザモジュール147と連携して、ユーザの指示に従って、カレンダー及びカレンダーに関連付けられたデータ(例えば、カレンダーアイテム、to-doリストなど)を作成、表示、修正、及び記憶するための実行可能な命令を含む。
【0113】
ウィジェットモジュール149は、RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134、及びブラウザモジュール147と連携して、任意選択的に、ユーザによってダウンロード及び使用されるミニアプリケーション(例えば、気象ウィジェット149-1、株式ウィジェット149-2、計算機ウィジェット149-3、アラーム時計ウィジェット149-4、及び辞書ウィジェット149-5)、又はユーザによって作成されたミニアプリケーション(例えば、ユーザ作成ウィジェット149-6)である。いくつかの実施形態では、ウィジェットは、HTML(Hypertext Markup Language、ハイパーテキストマークアップ言語)ファイル、CSS(Cascading Style Sheets、カスケーディングスタイルシート)ファイル、及びJavaScriptファイルを含む。いくつかの実施形態では、ウィジェットは、XML(Extensible Markup Language、拡張可能マークアップ言語)ファイル及びJavaScriptファイル(例えば、Yahoo!ウィジェット)を含む。
【0114】
ウィジェットクリエータモジュール150は、RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134、及びブラウザモジュール147と連携して、任意選択的に、ウィジェットを作成する(例えば、ウェブページのユーザ指定部分をウィジェットにする)ために、ユーザによって使用される。
【0115】
検索モジュール151は、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及びテキスト入力モジュール134と連携して、ユーザの指示に従って1つ以上の検索基準(例えば、1つ以上のユーザ指定検索語)と一致するメモリ102内の文字、音楽、サウンド、画像、動画、及び/又は他のファイルを検索するための実行可能な命令を含む。
【0116】
動画及び音楽プレーヤモジュール152は、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、オーディオ回路110、スピーカ111、RF回路108、及びブラウザモジュール147と連携して、MP3又はAACファイルなどの1つ以上のファイル形式で記憶された録音済みの音楽及び他のサウンドファイルをユーザがダウンロード及び再生できるようにする実行可能な命令、並びに動画を(例えば、タッチスクリーン112上又は外部ポート124を介して接続された外部のディスプレイ上に)表示、提示、又は別の方法で再生するための実行可能な命令を含む。いくつかの実施形態では、デバイス100は、任意選択的に、iPod(Apple Inc.の商標)などのMP3プレーヤの機能を含む。
【0117】
メモモジュール153は、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及びテキスト入力モジュール134と連携して、ユーザの指示に従ってメモ、to-doリストなどを作成及び管理するための実行可能な命令を含む。
【0118】
地図モジュール154は、RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134、GPSモジュール135、及びブラウザモジュール147と連携して、任意選択的に、ユーザの指示に従って、地図及び地図に関連付けられたデータ(例えば、運転の道順、特定の場所又はその付近の店舗及び他の見どころに関するデータ、並びに他の位置ベースのデータ)を受信、表示、修正、及び記憶するために使用される。
【0119】
オンラインビデオモジュール155は、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、オーディオ回路110、スピーカ111、RF回路108、テキスト入力モジュール134、電子メールクライアントモジュール140、及びブラウザモジュール147と連携して、ユーザが特定のオンラインビデオへのアクセス、特定のオンラインビデオのブラウジング、(例えば、ストリーミング及び/又はダウンロードによる)受信、(例えば、タッチスクリーン上又は外部ポート124を介して接続された外部ディスプレイ上の)再生、特定のオンラインビデオへのリンクを有する電子メールの送信、並びにH.264などの1つ以上のファイル形式のオンラインビデオの他の管理を行うことを可能にする命令を含む。いくつかの実施形態では、特定のオンラインビデオへのリンクを送信するために、電子メールクライアントモジュール140ではなく、インスタントメッセージングモジュール141が使用される。オンラインビデオアプリケーションについての追加の説明は、その内容の全体が参照によって本明細書に組み込まれる、2007年6月20日出願の米国仮特許出願第60/936,562号、「Portable Multifunction Device,Method,and Graphical User Interface for Playing Online Videos」、及び2007年12月31日出願の米国特許出願第11/968,067号、「Portable Multifunction Device,Method,and Graphical User Interface for Playing Online Videos」を参照されたい。
【0120】
上記で特定したモジュール及びアプリケーションはそれぞれ、前述した1つ以上の機能及び本出願に記載した方法(例えば、本明細書に記載したコンピュータによって実装される方法及び他の情報処理方法)を実行する実行可能な命令のセットに対応する。これらのモジュール(例えば、命令セット)は、別個のソフトウェアプログラム、手順、又はモジュールとして実装される必要はなく、したがって、様々な実施形態において、これらのモジュールの様々なサブセットが、任意選択的に、組み合わされ、又は別の方法で再構成される。例えば、動画プレーヤモジュールは、任意選択的に、音楽プレーヤモジュールと組み合わされて、単一のモジュール(例えば、
図1Aの動画及び音楽プレーヤモジュール152)にされる。いくつかの実施形態では、メモリ102は、任意選択的に、上記で特定したモジュール及びデータ構造のサブセットを記憶する。更に、メモリ102は、上記で説明されていない追加のモジュール及びデータ構造を任意選択的に記憶する。
【0121】
いくつかの実施形態では、デバイス100は、そのデバイスにおける既定の機能のセットの動作がタッチスクリーン及び/又はタッチパッドのみを介して実行されるデバイスである。デバイス100が動作するための主要な入力コントロールデバイスとしてタッチスクリーン及び/又はタッチパッドを使用することによって、任意選択的に、デバイス100上の物理的な入力コントロールデバイス(プッシュボタン、ダイヤルなど)の数が削減される。
【0122】
タッチスクリーン及び/又はタッチパッドを通じてのみ実行される既定の機能のセットは、任意選択的に、ユーザインタフェース間のナビゲーションを含む。いくつかの実施形態では、タッチパッドは、ユーザによってタッチされたときに、デバイス100上に表示される任意のユーザインタフェースから、メインメニュー、ホームメニュー、又はルートメニューにデバイス100をナビゲートする。このような実施形態では、「メニューボタン」は、タッチパッドを使用して実装される。一部の他の実施形態では、メニューボタンは、タッチパッドではなく、物理プッシュボタン又はその他の物理入力コントロールデバイスである。
【0123】
図1Bは、いくつかの実施形態に係る、イベント処理のための例示的な構成要素を示すブロック図である。いくつかの実施形態では、メモリ102(
図1A)又は370(
図3)は、イベントソータ170(例えば、オペレーティングシステム126内)と、それぞれのアプリケーション136-1(例えば、前述のアプリケーション137~151、155、380~390のうちのいずれか)と、を含む。
【0124】
イベントソータ170は、イベント情報を受信し、イベント情報を配信するアプリケーション136-1、及びアプリケーション136-1のアプリケーションビュー191を判定する。イベントソータ170は、イベントモニタ171及びイベントディスパッチャモジュール174を含む。いくつかの実施形態では、アプリケーション136-1は、アプリケーションがアクティブ又は実行中であるときにタッチ感知ディスプレイ112に表示される現在のアプリケーションビュー(単数又は複数)を示すアプリケーション内部状態192を含む。いくつかの実施形態では、デバイス/グローバル内部状態157は、どのアプリケーション(単数又は複数)が現在アクティブであるかを判定するためにイベントソータ170によって使用され、アプリケーション内部状態192は、イベント情報が配信されるアプリケーションビュー191を判定するためにイベントソータ170によって使用される。
【0125】
いくつかの実施形態では、アプリケーション内部状態192は、アプリケーション136-1が実行を再開するときに使用すべき再開情報、アプリケーション136-1によって表示されている情報を示す又は表示する準備ができたユーザインタフェース状態情報、ユーザがアプリケーション136-1の前の状態又はビューに戻ることを可能にする状態キュー、及びユーザによって行われた前のアクションのリドゥ/アンドゥキューのうちの1つ以上などの追加の情報を含む。
【0126】
イベントモニタ171は、周辺機器インタフェース118からイベント情報を受信する。イベント情報は、サブイベント(例えば、タッチ感知ディスプレイ112でのマルチタッチジェスチャの一部としてのユーザタッチ)に関する情報を含む。周辺機器インタフェース118は、I/Oサブシステム106、又は近接センサ166、加速度計(単数又は複数)168、及び/若しくは(オーディオ回路110を介した)マイクロフォン113などのセンサから受信する情報を送信する。周辺機器インタフェース118がI/Oサブシステム106から受信する情報は、タッチ感知ディスプレイ112又はタッチ感知面からの情報を含む。
【0127】
いくつかの実施形態では、イベントモニタ171は、所定の間隔で周辺機器インタフェース118に要求を送信する。それに応じて、周辺機器インタフェース118は、イベント情報を送信する。他の実施形態では、周辺機器インタフェース118は、重要なイベント(例えば、所定のノイズ閾値を上回る及び/又は所定の持続時間を超える入力の受信)があるときにのみイベント情報を送信する。
【0128】
いくつかの実施形態では、イベントソータ170はまた、ヒットビュー判定モジュール172及び/又はアクティブイベント認識部判定モジュール173を含む。
【0129】
ヒットビュー判定モジュール172は、タッチ感知ディスプレイ112が2つ以上のビューを表示しているときに、サブイベントが1つ以上のビュー内のどこで起きたかを判定するソフトウェア手順を提供する。ビューは、ユーザがディスプレイ上で見ることができる制御装置及び他の要素から構成されている。
【0130】
アプリケーションに関連付けられたユーザインタフェースの別の態様は、本明細書ではアプリケーションビュー又はユーザインタフェースウィンドウと呼ばれることもあるビューのセットであり、その中で情報が表示され、タッチに基づくジェスチャが生じる。タッチが検出される(それぞれのアプリケーションの)アプリケーションビューは、任意選択的に、アプリケーションのプログラム階層又はビュー階層内のプログラムレベルに対応する。例えば、タッチが検出される最下位レベルビューは、任意選択的に、ヒットビューと呼ばれ、また、適切な入力として認識されるイベントのセットは、任意選択的に、タッチによるジェスチャを開始する初期タッチのヒットビューに少なくとも部分的に基づいて決定される。
【0131】
ヒットビュー判定モジュール172は、タッチに基づくジェスチャのサブイベントに関連する情報を受信する。アプリケーションが階層状に構成された複数のビューを有するとき、ヒットビュー判定モジュール172は、サブイベントを処理すべき階層内の最下位のビューとして、ヒットビューを特定する。ほとんどの状況では、ヒットビューは、開始サブイベント(例えば、イベント又は潜在的イベントを形成するサブイベントシーケンスにおける第1のサブイベント)が発生する最も低いレベルのビューである。ヒットビューがヒットビュー判定モジュール172によって特定されると、ヒットビューは、通常、ヒットビューとして特定されたタッチ又は入力ソースと同じタッチ又は入力ソースに関係する全てのサブイベントを受信する。
【0132】
アクティブイベント認識部判定モジュール173は、ビュー階層内のどのビュー(単数又は複数)がサブイベントの特定のシーケンスを受信すべきかを判定する。いくつかの実施形態では、アクティブイベント認識部判定モジュール173は、ヒットビューのみがサブイベントの特定のシーケンスを受信すべきであると判定する。他の実施形態では、アクティブイベント認識部判定モジュール173は、サブイベントの物理位置を含む全てのビューがアクティブに関わりがあるビューであると判定し、したがって、全てのアクティブに関わりがあるビューが、サブイベントの特定のシーケンスを受信すべきであると判定する。他の実施形態では、タッチサブイベントが1つの特定のビューに関連付けられたエリアに完全に限定された場合でも、階層内の上位のビューは、依然としてアクティブに関わりがあるビューであり続ける。
【0133】
イベントディスパッチャモジュール174は、イベント情報をイベント認識部(例えばイベント認識部180)にディスパッチする。アクティブイベント認識部判定モジュール173を含む実施形態では、イベントディスパッチャモジュール174は、アクティブイベント認識部判定モジュール173によって判定されたイベント認識部にイベント情報を配信する。いくつかの実施形態では、イベントディスパッチャモジュール174は、それぞれのイベント受信部182によって取得されるイベント情報をイベントキューに記憶する。
【0134】
いくつかの実施形態では、オペレーティングシステム126は、イベントソータ170を含む。あるいは、アプリケーション136-1がイベントソータ170を含む。更に他の実施形態では、イベントソータ170は、独立型のモジュールであり、又は接触/動きモジュール130などのメモリ102内に記憶されている別のモジュールの一部分である。
【0135】
いくつかの実施形態では、アプリケーション136-1は、それぞれがアプリケーションのユーザインタフェースのそれぞれのビュー内で発生するタッチイベントを処理するための命令を含む、複数のイベント処理部190及び1つ以上のアプリケーションビュー191を含む。アプリケーション136-1の各アプリケーションビュー191は、1つ以上のイベント認識部180を含む。典型的には、それぞれのアプリケーションビュー191は、複数のイベント認識部180を含む。他の実施形態では、イベント認識部180のうちの1つ以上は、ユーザインタフェースキット、又は、アプリケーション136-1がメソッド及び他のプロパティを継承する上位レベルのオブジェクトなどの、別個のモジュールの一部である。いくつかの実施形態では、それぞれのイベント処理部190は、データ更新部176、オブジェクト更新部177、GUI更新部178、及び/又はイベントソータ170から受信されたイベントデータ179、のうちの1つ以上を含む。イベント処理部190は、任意選択的に、データ更新部176、オブジェクト更新部177、又はGUI更新部178を利用し又は呼び出して、アプリケーション内部状態192を更新する。あるいは、アプリケーションビュー191のうちの1つ以上が、1つ以上のそれぞれのイベント処理部190を含む。また、いくつかの実施形態では、データ更新部176、オブジェクト更新部177、及びGUI更新部178のうちの1つ以上は、それぞれのアプリケーションビュー191に含まれる。
【0136】
それぞれのイベント認識部180は、イベントソータ170からイベント情報(例えば、イベントデータ179)を受信し、イベント情報からイベントを特定する。イベント認識部180は、イベント受信部182及びイベント比較部184を含む。いくつかの実施形態では、イベント認識部180はまた、メタデータ183及びイベント配信命令188(任意選択的にサブイベント配信命令を含む)の少なくともサブセットも含む。
【0137】
イベント受信部182は、イベントソータ170からイベント情報を受信する。イベント情報は、サブイベント、例えば、タッチ又はタッチの移動についての情報を含む。サブイベントに応じて、イベント情報はまた、サブイベントの位置などの追加の情報を含む。サブイベントがタッチの動きに関わるとき、イベント情報はまた任意選択的に、サブイベントの速さ及び方向を含む。いくつかの実施形態では、イベントは、1つの向きから別の向きへの(例えば、縦向きから横向きへ、又はその逆の)デバイスの回転を含み、イベント情報は、デバイスの現在の向き(デバイスの姿勢とも呼ぶ)についての対応する情報を含む。
【0138】
イベント比較部184は、イベント情報を、定義済みのイベント又はサブイベントの定義と比較し、その比較に基づいて、イベント又はサブイベントを判定するか、あるいはイベント又はサブイベントの状態を判定若しくは更新する。いくつかの実施形態では、イベント比較部184は、イベント定義186を含む。イベント定義186は、例えばイベント1(187-1)及びイベント2(187-2)などのイベント(例えば、既定のサブイベントのシーケンス)の定義を含む。いくつかの実施形態では、イベント(187)内のサブイベントは、例えば、タッチの開始、タッチの終了、タッチの移動、タッチの取り消し、及び複数のタッチを含む。一実施例では、イベント1(187-1)についての定義は、表示されたオブジェクト上のダブルタップである。ダブルタップは、例えば、所定の段階に対する表示オブジェクト上の第1のタッチ(タッチ開始)、所定の段階に対する第1のリフトオフ(タッチ終了)、所定の段階に対する表示オブジェクト上の第2のタッチ(タッチ開始)、及び所定の段階に対する第2のリフトオフ(タッチ終了)を含む。別の実施例では、イベント2(187-2)の定義は、表示されたオブジェクト上のドラッグである。ドラッグは、例えば、所定の段階に対する表示オブジェクト上のタッチ(又は接触)、タッチ感知ディスプレイ112にわたるタッチの移動、及びタッチのリフトオフ(タッチ終了)を含む。いくつかの実施形態では、イベントは、1つ以上の関連付けられたイベント処理部190に関する情報も含む。
【0139】
いくつかの実施形態では、イベント定義187は、それぞれのユーザインタフェースオブジェクトについてのイベントの定義を含む。いくつかの実施形態では、イベント比較部184は、どのユーザインタフェースオブジェクトがサブイベントに関連付けられているかを判定するヒットテストを実行する。例えば、タッチ感知ディスプレイ112に3つのユーザインタフェースオブジェクトが表示されているアプリケーションビュー内で、タッチ感知ディスプレイ112上でタッチが検出されると、イベント比較部184は、ヒットテストを実行して、3つのユーザインタフェースオブジェクトのうちのどれがタッチ(サブイベント)に関連付けられているかを判定する。表示された各オブジェクトが、それぞれのイベント処理部190に関連付けられている場合、イベント比較部は、ヒットテストの結果を用いて、どのイベント処理部190をアクティブ化すべきかを判定する。例えば、イベント比較部184は、ヒットテストをトリガするサブイベント及びオブジェクトに関連付けられたイベント処理部を選択する。
【0140】
いくつかの実施形態では、それぞれのイベント187の定義は、サブイベントのシーケンスがイベント認識部のイベントタイプに対応するかどうかが判定されるまで、イベント情報の伝送を遅らせる遅延アクションも含む。
【0141】
それぞれのイベント認識部180が一連のサブイベントがイベント定義186のイベントのいずれとも一致しないと判断した場合、それぞれのイベント認識部180は、イベント不可能、イベント失敗、又はイベント終了の状態に入り、その後は、タッチに基づくジェスチャの次のサブイベントを無視する。この状況では、ヒットビューについてアクティブのままである他のイベント認識部があれば、そのイベント認識部は、進行中のタッチによるジェスチャのサブイベントの追跡及び処理を続行する。
【0142】
いくつかの実施形態では、それぞれのイベント認識部180は、イベント配信システムがどのようにサブイベント配信を実行すべきかをアクティブに関与しているイベント認識部に示す構成可能なプロパティ、フラグ、及び/又はリストを有するメタデータ183を含む。いくつかの実施形態では、メタデータ183は、イベント認識部が互いにどのように対話するか、又はイベント認識部が互いにどのように対話することが可能となるかを示す構成可能なプロパティ、フラグ、及び/又はリストを含む。いくつかの実施形態では、メタデータ183は、サブイベントがビュー階層又はプログラム階層における多様なレベルに配信されるかを示す構成可能なプロパティ、フラグ、及び/又はリストを含む。
【0143】
いくつかの実施形態では、それぞれのイベント認識部180は、イベントの1つ以上の特定のサブイベントが認識されるときに、イベントに関連付けられたイベント処理部190をアクティブ化する。いくつかの実施形態では、それぞれのイベント認識部180は、イベントに関連付けられたイベント情報をイベント処理部190に配信する。イベント処理部190をアクティブ化することは、それぞれのヒットビューにサブイベントを送信する(及び、送信を延期する)こととは別個である。いくつかの実施形態では、イベント認識部180は、認識したイベントに関連付けられたフラグを投入し、そのフラグに関連付けられたイベント処理部190は、そのフラグを捕らえ、既定のプロセスを実行する。
【0144】
いくつかの実施形態では、イベント配信命令188は、イベント処理部をアクティブ化することなくサブイベントについてのイベント情報を配信するサブイベント配信命令を含む。代わりに、サブイベント配信命令は、一連のサブイベントに関連付けられたイベント処理部に、又はアクティブに関与しているビューにイベント情報を配信する。一連のサブイベント又はアクティブに関与しているビューに関連付けられたイベント処理部は、イベント情報を受信し、所定の処理を実行する。
【0145】
いくつかの実施形態では、データ更新部176は、アプリケーション136-1で使用されるデータを作成及び更新する。例えば、データ更新部176は、連絡先モジュール137で使用される電話番号を更新し、又は動画プレーヤモジュールで使用される動画ファイルを記憶する。いくつかの実施形態では、オブジェクト更新部177は、アプリケーション136-1で使用されるオブジェクトを作成及び更新する。例えば、オブジェクト更新部177は、新たなユーザインタフェースオブジェクトを作成し、又はユーザインタフェースオブジェクトの位置を更新する。GUI更新部178は、GUIを更新する。例えば、GUI更新部178は、表示情報を準備し、タッチ感知ディスプレイ上に表示するために表示情報をグラフィックモジュール132に送る。
【0146】
いくつかの実施形態では、イベント処理部(単数又は複数)190は、データ更新部176、オブジェクト更新部177、及びGUI更新部178を含む又はそれらへのアクセスを有する。いくつかの実施形態では、データ更新部176、オブジェクト更新部177、及びGUI更新部178は、それぞれのアプリケーション136-1又はアプリケーションビュー191の単一モジュールに含まれる。他の実施形態では、それらは、2つ以上のソフトウェアモジュールに含まれる。
【0147】
タッチ感知ディスプレイ上のユーザのタッチのイベント処理に関する前述の記載は、入力デバイスを用いて多機能デバイス100を動作させるための他の形態のユーザ入力にも適用されるが、それらの全てがタッチスクリーン上で開始されるわけではないことを理解されたい。例えば、キーボードの単一又は複数の押圧若しくは保持と任意選択的に連携される、マウスの移動及びマウスボタンの押圧、タッチパッド上のタップ、ドラッグ、スクロールなどの接触の移動、ペンスタイラス入力、デバイスの移動、口頭による命令、検出された眼球運動、バイオメトリック入力、並びに/又はそれらの任意の組み合わせを、任意選択的に、認識するイベントを定義するサブイベントに対応する入力として利用する。
【0148】
図2は、いくつかの実施形態に係る、タッチスクリーン112を有するポータブル多機能デバイス100を示す。タッチスクリーンは、任意選択的に、ユーザインタフェース(user interface、UI)200内に1つ以上のグラフィックを表示する。本実施形態、並びに以下で説明される他の実施形態では、ユーザは、例えば、1本以上の指202(図には正確な縮尺では描かれていない)又は1つ以上のスタイラス203(図には正確な縮尺では描かれていない)を使用して、グラフィック上でジェスチャを実施することによって、それらのグラフィックのうちの1つ以上を選択することが可能となる。いくつかの実施形態では、1つ以上のグラフィックの選択は、ユーザが、その1つ以上のグラフィックとの接触を中断する場合に実施される。いくつかの実施形態では、ジェスチャは、デバイス100と接触した指の、1回以上のタップ、1回以上のスワイプ(左から右へ、右から左へ、上向きに及び/若しくは下向きに)、並びに/又は、ローリング(右から左へ、左から右へ、上向きに及び/若しくは下向きに)を、任意選択的に含む。いくつかの実装形態又は状況では、グラフィックとの不測の接触は、そのグラフィックを選択するものではない。例えば、選択に対応するジェスチャがタップである場合、アプリケーションアイコンの上をスイープするスワイプジェスチャは、任意選択的に、対応するアプリケーションを選択するものではない。
【0149】
デバイス100は、任意選択的に、「ホーム」ボタン又はメニューボタン204などの1つ以上の物理ボタンをまた含む。前述したように、メニューボタン204は、任意選択的にデバイス100上で実行されるアプリケーションのセット内の任意のアプリケーション136にナビゲートするために、任意選択的に使用される。あるいは、いくつかの実施形態では、メニューボタンは、タッチスクリーン112に表示されるGUI内のソフトキーとして実装される。
【0150】
いくつかの実施形態では、デバイス100は、タッチスクリーン112、メニューボタン204、デバイスの電源をオン/オフにしてデバイスをロックするプッシュボタン206、音量調整ボタン208、加入者識別モジュール(SIM)カードスロット210、ヘッドセットジャック212、及びドッキング/充電用外部ポート124を含む。プッシュボタン206は、任意選択的に、ボタンを押し下げて、既定の期間にわたってボタンを押し下げた状態に保持することによって、デバイスの電源をオン/オフするため、ボタンを押し下げて、既定の時間が経過する前にボタンを解放することによってデバイスをロックするため、及び/又はデバイスをロック解除する、若しくはロック解除プロセスを開始するために、使用される。代替の実施形態では、デバイス100は、マイクロフォン113を介して、いくつかの機能をアクティブ化又は非アクティブ化するための口頭入力もまた受け入れる。デバイス100は、任意選択的に、タッチスクリーン112上の接触の強度を検出する1つ以上の接触強度センサ165、及び/又はデバイス100のユーザに対する触知出力を生成する1つ以上の触知出力生成器167もまた含む。
【0151】
図3は、いくつかの実施形態に係る、ディスプレイ及びタッチ感知面を有する例示的な多機能デバイスのブロック図である。デバイス300は、ポータブル型である必要はない。いくつかの実施形態では、デバイス300は、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、マルチメディアプレーヤデバイス、ナビゲーションデバイス、教育的デバイス(子供の学習玩具など)、ゲームシステム、又は制御デバイス(例えば、家庭用又は業務用コントローラ)である。デバイス300は、通常、1つ以上の処理ユニット(CPU)310、1つ以上のネットワーク又は他の通信インタフェース360、メモリ370、及びこれらの構成要素を相互接続する1つ以上の通信バス320を含む。通信バス320は、任意選択的に、システム構成要素間の通信を相互接続及び制御する回路(チップセットと呼ばれることもある)を含む。デバイス300は、ディスプレイ340を含む入出力(I/O)インタフェース330を含み、ディスプレイ340は、通常、タッチスクリーンディスプレイである。I/Oインタフェース330はまた、任意選択的に、キーボード及び/又はマウス(若しくは他のポインティングデバイス)350並びにタッチパッド355と、デバイス300上に触知出力を生成する(例えば、
図1Aを参照して前述した触知出力生成器167に類似している)触知出力生成器357と、センサ359(例えば、光、加速度、近接、タッチ感知、及び/又は
図1Aを参照して前述した、接触強度センサ165に類似している接触強度センサ)とを含む。メモリ370は、DRAM、SRAM、DDR RAM、又は他のランダムアクセスソリッドステートメモリデバイスなどの高速ランダムアクセスメモリを含み、任意選択的に、1つ以上の磁気ディスク記憶デバイス、光ディスク記憶デバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の不揮発性ソリッドステート記憶デバイスなどの不揮発性メモリを含む。メモリ370は、任意選択的に、CPU(単数又は複数)310からリモートに位置する1つ以上の記憶デバイスを含む。いくつかの実施形態では、メモリ370は、ポータブル多機能デバイス100(
図1A)のメモリ102内に記憶されているプログラム、モジュール、及びデータ構造に類似したプログラム、モジュール、及びデータ構造、又はそのサブセットを記憶する。更に、メモリ370は、任意選択的に、ポータブル多機能デバイス100のメモリ102に存在しない追加のプログラム、モジュール、及びデータ構造を記憶する。例えば、デバイス300のメモリ370は、任意選択的に、描画モジュール380、プレゼンテーションモジュール382、ワードプロセッシングモジュール384、ウェブサイト作成モジュール386、ディスクオーサリングモジュール388、及び/又はスプレッドシートモジュール390を記憶するのに対して、ポータブル多機能デバイス100(
図1A)のメモリ102は、任意選択的に、これらのモジュールを記憶しない。
【0152】
図3の上記で特定した要素はそれぞれ、任意選択的に、前述したメモリデバイスのうちの1つ以上の中に記憶される。上記で特定したモジュールはそれぞれ、前述した機能を実行する命令セットに対応する。上記で特定したモジュール又はプログラム(例えば、命令セット)は、別個のソフトウェアプログラム、手順、又はモジュールとして実装される必要はなく、したがって様々な実施形態では、これらのモジュールの様々なサブセットが、任意選択的に組み合わされ、又は他の方法で再構成される。いくつかの実施形態では、メモリ370は、任意選択的に、上記で特定したモジュール及びデータ構造のサブセットを記憶する。更に、メモリ370は、上記で説明されていない追加のモジュール及びデータ構造を任意選択的に記憶する。
【0153】
次に、任意選択的に、例えばポータブル多機能デバイス100に実装されるユーザインタフェースの実施形態に注意を向ける。
【0154】
図4Aは、いくつかの実施形態に係る、ポータブル多機能デバイス100上のアプリケーションのメニューの例示的なユーザインタフェースを示す。同様のユーザインタフェースは、デバイス300上に任意選択的に実装される。いくつかの実施形態では、ユーザインタフェース400は、以下の要素、又はそれらのサブセット若しくはスーパーセットを含む。
● セルラー信号及びWi-Fi信号などの無線通信(単数又は複数)用の信号強度インジケータ(単数又は複数)402、
● 時刻404、
● Bluetoothインジケータ405、
● バッテリ状態インジケータ406、
● 以下のような、頻繁に使用されるアプリケーションのアイコンを有するトレイ408
○ 不在着信又はボイスメールメッセージの数のインジケータ414を任意選択的に含む、「電話」とラベル付けされた、電話モジュール138のアイコン416、
○ 未読電子メールの数のインジケータ410を任意選択的に含む、「メール」とラベル付けされた、電子メールクライアントモジュール140のアイコン418、
○ 「ブラウザ」とラベル付けされた、ブラウザモジュール147のアイコン420、及び
○ 「iPod」とラベル付けされる、iPod(Apple Inc.の商標)モジュール152とも称される動画及び音楽プレーヤモジュール152用のアイコン422、及び
● 以下のような、他のアプリケーションのアイコン、
○ 「メッセージ」とラベル付けされた、IMモジュール141のアイコン424、
○ 「カレンダー」とラベル付けされた、カレンダーモジュール148のアイコン426、
○ 「写真」とラベル付けされた、画像管理モジュール144のアイコン428、
○ 「カメラ」とラベル付けされた、カメラモジュール143のアイコン430、
○ 「オンラインビデオ」とラベル付けされた、オンラインビデオモジュール155のアイコン432、
○ 「株価」とラベル付けされた、株式ウィジェット149-2のアイコン434、
○ 「マップ」とラベル付けされた、地図モジュール154のアイコン436、
○ 「天気」とラベル付けされた、気象ウィジェット149-1のアイコン438、
○ 「時計」とラベル表示されたアラーム時計ウィジェット149-4に対するアイコン440、
○ 「トレーニングサポート」とラベル付けされた、トレーニングサポートモジュール142のアイコン442、
○ 「メモ」とラベル付けされた、メモモジュール153のアイコン444、及び
○ デバイス100及びその様々なアプリケーション136の設定へのアクセスを提供する、「設定」とラベル付けされた、設定アプリケーション又はモジュールのアイコン446。
【0155】
図4Aに示すアイコンラベルは、単なる例示であることに留意されたい。例えば、動画及び音楽プレーヤモジュール152のアイコン422は、「音楽」又は「音楽プレーヤ」とラベル付けされる、他のラベルが、様々なアプリケーションアイコンのために、任意選択的に使用される。いくつかの実施形態では、それぞれのアプリケーションアイコンに関するラベルは、それぞれのアプリケーションアイコンに対応するアプリケーションの名前を含む。いくつかの実施形態では、特定のアプリケーションアイコンのラベルは、その特定のアプリケーションアイコンに対応するアプリケーションの名前とは異なる。
【0156】
図4Bは、ディスプレイ450(例えば、タッチスクリーンディスプレイ112)とは別個のタッチ感知面451(例えば、
図3のタブレット又はタッチパッド355)を有するデバイス(例えば、
図3のデバイス300)上の例示的なユーザインタフェースを示す。デバイス300はまた、任意選択的に、タッチ感知面451上の接触の強度を検出する1つ以上の接触強度センサ(例えば、センサ359のうちの1つ以上)、及び/又はデバイス300のユーザに対して触知出力を生成する1つ以上の触知出力生成器357を含む。
【0157】
以下の例のうちのいくつかは、タッチスクリーンディスプレイ112(タッチ感知面及びディスプレイが組み合わされている)上の入力を参照して与えられるが、いくつかの実施形態では、デバイスは、
図4Bに示すように、ディスプレイとは別個のタッチ感知面上の入力を検出する。いくつかの実施形態では、タッチ感知面(例えば、
図4Bの451)は、ディスプレイ(例えば、450)上の1次軸(例えば、
図4Bの453)に対応する1次軸(例えば、
図4Bの452)を有する。これらの実施形態によれば、デバイスは、ディスプレイ上のそれぞれの位置に対応する位置(例えば、
図4Bでは、460は468に対応し、462は470に対応する)で、タッチ感知面451との接触(例えば、
図4Bの460及び462)を検出する。このようにして、タッチ感知面(例えば、
図4Bの451)上でデバイスによって検出されるユーザ入力(例えば、接触460及び462、並びにこれらの移動)は、タッチ感知面がディスプレイとは別個であるとき、多機能デバイスのディスプレイ(例えば、
図4Bの450)上のユーザインタフェースを操作するために、デバイスによって使用される。同様の方法が、本明細書に記載の他のユーザインタフェースに任意選択的に使用されることを理解されたい。
【0158】
加えて、以下の例は、主に指入力(例えば、指接触、指タップジェスチャ、指スワイプジェスチャ)を参照して与えられる一方、いくつかの実施形態では、指入力のうちの1つ以上が別の入力デバイスからの入力(例えば、マウスベースの入力又はスタイラス入力)に置き換えられることを理解されたい。例えば、スワイプジェスチャは、任意選択的に、(例えば、接触の代わりに、)マウスクリックであって、その後に(例えば、接触の移動の代わりに)スワイプの経路に沿ったカーソルの移動を伴うマウスクリックによって置き換えられる。別の例として、タップジェスチャは、任意選択的に、カーソルがタップジェスチャの位置上に位置する間は、(例えば、接触を検出して、それに続いて接触の検出を停止する代わりに)マウスクリックによって置き換えられる。同様に、複数のユーザ入力が同時に検出されるとき、複数のコンピュータマウスが、任意選択的に、同時に使用され、又はマウス及び指の接触が、任意選択的に、同時に使用されることを理解されたい。
【0159】
図5Aは、例示的なパーソナル電子デバイス500を示す。デバイス500は、本体502を含む。いくつかの実施形態では、デバイス500は、デバイス100及び300(例えば、
図1A~
図4B)に関して説明された特徴のうちのいくつか又は全てを含むことができる。いくつかの実施形態では、デバイス500は、タッチ感知ディスプレイスクリーン504、以下ではタッチスクリーン504、を有する。あるいは、又はタッチスクリーン504に加えて、デバイス500は、ディスプレイ及びタッチ感知面を有する。デバイス100及び300と同様に、いくつかの実施形態では、タッチスクリーン504(又はタッチ感知面)は、任意選択的に、加えられている接触(例えば、タッチ)の強度を検出する1つ以上の強度センサを含む。タッチスクリーン504(又はタッチ感知面)の1つ以上の強度センサは、タッチの強度を表す出力データを提供することができる。デバイス500のユーザインタフェースは、タッチ(複数)に、その強度に基づいて応答することができ、これは、異なる強度のタッチが、デバイス500上で異なるユーザインタフェース動作を呼び出すことができることを意味する。
【0160】
タッチ強度を検出し処理する例示的な技術は、例えば、それぞれ全体が参照によって本明細書に組み込まれる関連出願である、国際特許第WO/2013/169849号として公開された、2013年5月8日出願の国際特許出願第PCT/US2013/040061号、「Device,Method,and Graphical User Interface for Displaying User Interface Objects Corresponding to an Application」、及び国際特許第WO/2014/105276号として公開された、2013年11月11日出願の国際特許出願第PCT/US2013/069483号、「Device,Method,and Graphical User Interface for Transitioning Between Touch Input to Display Output Relationships」を参照されたい。
【0161】
いくつかの実施形態では、デバイス500は、1つ以上の入力機構506及び508を有する。入力機構506及び508は、含まれる場合、物理的であり得る。物理的入力機構の例としては、プッシュボタン及び回転可能機構が挙げられる。いくつかの実施形態では、デバイス500は、1つ以上のアタッチメント機構を有する。そのようなアタッチメント機構は、含まれる場合、例えば帽子、眼鏡類、イアリング、ネックレス、シャツ、ジャケット、ブレスレット、腕時計のバンド、チェーン、ズボン、ベルト、靴、財布、バックパックなどにデバイス500を取り付けることを可能にすることができる。これらのアタッチメント機構は、ユーザがデバイス500を着用することを可能にする。
【0162】
図5Bは、例示的なパーソナル電子デバイス500を示す。いくつかの実施形態では、デバイス500は、
図1A、
図1B、及び
図3に関して説明した構成要素のいくつか又は全てを含むことができる。デバイス500は、I/Oセクション514を1つ以上のコンピュータプロセッサ516及びメモリ518に動作可能に結合するバス512を有する。I/Oセクション514は、ディスプレイ504に接続することができ、ディスプレイは、タッチ感知構成要素522と、任意選択的に強度センサ524(例えば、接触強度センサ)とを有することができる。加えて、I/Oセクション514は、Wi-Fi、Bluetooth、近距離通信(NFC)、セルラー、及び/又は他の無線通信技術を使用してアプリケーション及びオペレーティングシステムデータを受信する通信ユニット530と接続することができる。デバイス500は、入力機構506及び/又は508を含むことができる。入力機構506は、任意選択的に、例えば回転可能入力デバイス又は押下可能及び回転可能入力デバイスである。いくつかの実施例では、入力メカニズム508は、任意選択的にボタンである。
【0163】
いくつかの実施例では、入力メカニズム508は、任意選択的にマイクロフォンである。パーソナル電子デバイス500は、任意選択的に、GPSセンサ532、加速度計534、方向センサ540(例えば、コンパス)、ジャイロスコープ536、動きセンサ538、及び/又はそれらの組み合わせなどの様々なセンサを含み、それらは全て、I/Oセクション514に動作可能に接続することができる。
【0164】
パーソナル電子デバイス500のメモリ518は、コンピュータ実行可能命令を記憶するための1つ以上の非一時的コンピュータ可読記憶媒体を含むことができ、それらの命令は、1つ以上のコンピュータプロセッサ516によって実行されると、例えば、コンピュータプロセッサに、処理700、900、1100、1300、及び処理1500(
図7A~
図7C、
図9、
図11、
図13、及び
図15)を含む後述の技術を行わせることができる。コンピュータ可読記憶媒体は、命令実行システム、装置、若しくはデバイスによって、又は命令実行システム、装置、若しくはデバイスに関連して、使用されるコンピュータ実行可能命令を、有形に含み又は記憶することができる任意の媒体であり得る。いくつかの実施例では、記憶媒体は、一時的コンピュータ可読記憶媒体である。いくつかの実施例では、記憶媒体は、非一時的コンピュータ可読記憶媒体である。非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、それらに限定されるものではないが、磁気、光学、及び/又は半導体記憶装置を含むことができる。そのような記憶装置の例としては、磁気ディスク、CD、DVD、又はBlu-ray技術に基づく光学ディスク、並びにフラッシュ、ソリッドステートドライブなどの常駐ソリッドステートメモリなどが挙げられる。パーソナル電子デバイス500は、
図5Bの構成要素及び構成に限定されるものではなく、他の又は追加の構成要素を複数の構成で含むことができる。
【0165】
本明細書で使用される「アフォーダンス」という用語は、任意選択的に、デバイス100、300、及び/又は500(
図1A、
図3、及び
図5A~
図5B)のディスプレイスクリーンに表示されるユーザ対話グラフィカルユーザインタフェースオブジェクトを指す。例えば、画像(例えば、アイコン)、ボタン、及び文字(例えば、ハイパーリンク)はそれぞれ、任意選択的に、アフォーダンスを構成する。
【0166】
本明細書で使用される「フォーカスセレクタ」という用語は、ユーザが対話しているユーザインタフェースの現在の部分を示す入力要素を指す。カーソル又は他の位置マーカを含むいくつかの実装形態では、カーソルが「フォーカスセレクタ」として作用し、したがってカーソルが特定のユーザインタフェース要素(例えば、ボタン、ウィンドウ、スライダ、又は他のユーザインタフェース要素)の上に位置する間に、入力(例えば、押圧入力)がタッチ感知面(例えば、
図3のタッチパッド355又は
図4Bのタッチ感知面451)上で検出されたとき、特定のユーザインタフェース要素は、検出された入力に従って調整される。タッチスクリーンディスプレイ上のユーザインタフェース要素との直接対話を可能にするタッチスクリーンディスプレイ(例えば、
図1Aのタッチ感知ディスプレイシステム112又は
図4Aのタッチスクリーン112)を含むいくつかの実装形態では、タッチスクリーン上の検出された接触が「フォーカスセレクタ」として作用し、したがってタッチスクリーンディスプレイ上の特定のユーザインタフェース要素(例えば、ボタン、ウィンドウ、スライダ、又は他のユーザインタフェース要素)の位置で入力(例えば、接触による押圧入力)が検出されたとき、特定のユーザインタフェース要素が、検出された入力に従って調整される。いくつかの実装形態では、(例えば、フォーカスを1つのボタンから別のボタンへ動かすためにタブキー又は矢印キーを使用することによって)タッチスクリーンディスプレイ上の対応するカーソルの移動又は接触の移動なしに、フォーカスがユーザインタフェースの1つの領域からユーザインタフェースの別の領域に動かされ、これらの実装形態では、フォーカスセレクタは、ユーザインタフェースの種々の領域間でのフォーカスの移動に従って移動する。フォーカスセレクタがとる具体的な形態にかかわらず、フォーカスセレクタは、一般的に、ユーザが意図するユーザインタフェースとの対話について(例えば、ユーザがそれを通じて対話することを意図しているユーザインタフェースの要素をデバイスに示すことによって)伝えるためにユーザによって制御されるユーザインタフェース要素(又はタッチスクリーンディスプレイ上の接触)である。例えば、タッチ感知面(例えば、タッチパッド又はタッチスクリーン)上で押圧入力が検出されている間の、対応のボタンの上のフォーカスセレクタ(例えば、カーソル、接触、又は選択ボックス)の位置は、その対応のボタンを(そのデバイスのディスプレイ上に示される他のユーザインタフェース要素ではなく)アクティブ化することをユーザが意図していることを示すものである。
【0167】
本明細書及び特許請求の範囲において使用されるとき、接触の「特性強度」という用語は、接触の1つ以上の強度に基づく、その接触の特性を指す。いくつかの実施形態では、特性強度は複数の強度サンプルに基づく。特性強度は、任意選択的に、既定の数の強度サンプル、すなわち、既定のイベント(例えば、接触を検出した後、接触のリフトオフを検出する前、接触の移動の開始を検出する前若しくは後、接触の終了を検出する前、接触の強度の増大を検出する前若しくは後、及び/又は、接触の強度の減少を検出する前若しくは後の)に関連する所定の時間(例えば、0.05、0.1、0.2、0.5、1、2、5、10秒)の間に収集された強度サンプルのセットに基づく。接触の特性強度は、任意選択的に、接触の強度の最大値、接触の強度の平均(mean)値、接触の強度の平均(average)値、接触の強度の上位10パーセンタイル値、接触の強度の最大の2分の1の値、接触の強度の最大の90パーセントの値などのうちの1つ以上に基づいている。いくつかの実施形態では、特性強度を判定する際に(例えば、特性強度が経時的な接触の強度の平均であるときに)、接触の持続時間が使用される。いくつかの実施形態では、特性強度は、ユーザによって動作が実行されたかどうかを判定するために、1つ以上の強度閾値のセットと比較される。例えば、1つ以上の強度閾値のセットは、任意選択的に、第1の強度閾値及び第2の強度閾値を含む。この例では、第1の閾値を超えない特性強度を有する接触は第1の動作をもたらし、第1の強度閾値を上回るが第2の強度閾値を超えない特性強度を有する接触は第2の動作をもたらし、第2の閾値を超える特性強度を有する接触は第3の動作をもたらす。いくつかの実施形態では、特性強度と1つ以上の閾値との間の比較は、第1の動作を実行するべきか、それとも第2の動作を実行するべきかを判定するために使用されるのではなく、1つ以上の動作を実行するべきか否か(例えば、それぞれの動作を実行するべきか、それともそれぞれの動作を実行することを差し控えるべきか)を判定するために使用される。
【0168】
図5Cは、複数の強度センサ524A~524Dによってタッチ感知ディスプレイスクリーン504上で複数の接触552A~552Eを検出することを示している。
図5Cは、追加として、強度単位に対する強度センサ524A~524Dの現在の強度測定値を示す強度ダイアグラムを含む。この例では、強度センサ524A及び524Dの強度測定値はそれぞれ9強度単位であり、強度センサ524B及び524Cの強度測定値はそれぞれ7強度単位である。いくつかの実装形態では、集約強度は、複数の強度センサ524A~524Dの強度測定値の和であり、この例では32強度単位である。いくつかの実施形態では、各接触に、集約強度の一部分であるそれぞれの強度が割り当てられる。
図5Dは、力の中心554からの距離に基づいて、集約強度を接触552A~552Eに割り当てることを示している。この例では、接触552A、552B、及び552Eのそれぞれに、集約強度の8強度単位の接触の強度が割り当てられ、接触552C及び552Dのそれぞれに、集約強度の4強度単位の接触の強度が割り当てられる。より一般的には、いくつかの実装形態では、各接触jは、既定の数学関数Ij=A・(Dj/ΣDi)に従って、集約強度Aの一部分である、それぞれの強度Ijが割り当てられ、ここで、Djは、力の中心からそれぞれの接触jまでの距離であり、ΣDiは、力の中心から全てのそれぞれ接触(例えば、i=1から最後まで)までの距離の和である。
図5C~
図5Dを参照して説明した動作は、デバイス100、300又は500と類似若しくは同一の電子デバイスを使用して行うことができる。いくつかの実施形態では、接触の特性強度は、接触の1つ以上の強度に基づいている。いくつかの実施形態では、強度センサは、単一の特性強度(例えば、単一の接触の単一の特性強度)を判定するために使用される。強度ダイアグラムは、表示ユーザインタフェースの一部ではなく、読み手の助けになるように
図5C~
図5Dに含まれていることに留意されたい。
【0169】
いくつかの実施形態では、特性強度を判定する目的のために、ジェスチャの一部分が特定される。例えば、タッチ感知面は、任意選択的に、開始位置から遷移して終了位置に到達し、その位置で接触の強度が増大している、連続するスワイプ接触を受信する。この例では、終了位置での接触の特性強度は、任意選択的に、スワイプ接触全体ではなく、連続するスワイプ接触の一部分のみ(例えば、スワイプ接触のうち終了位置の部分のみ)に基づいている。いくつかの実施形態では、任意選択的に、接触の特性強度を判定する前に、平滑化アルゴリズムがスワイプ接触の強度に適用される。例えば、平滑化アルゴリズムは、任意選択的に、非加重移動平均平滑化アルゴリズム、三角平滑化アルゴリズム、中央値フィルタ平滑化アルゴリズム、及び/又は指数平滑化アルゴリズムのうちの1つ以上を含む。いくつかの状況では、これらの平滑化アルゴリズムは、特性強度を判定する目的のために、スワイプ接触強度の幅の狭いスパイク又は下落を排除する。
【0170】
タッチ感知面上の接触の強度は、任意選択的に、接触検出強度閾値、軽い押圧強度閾値、深い押圧強度閾値、及び/又は1つ以上の他の強度閾値などの1つ以上の強度閾値に対して特徴付けられる。いくつかの実施形態では、軽い押圧強度閾値は、通常、物理マウスのボタン又はトラックパッドをクリックすることに関連付けられた動作をデバイスが実行する強度に相当する。いくつかの実施形態では、深い押圧強度閾値は、通常、物理マウスのボタン又はトラックパッドをクリックすることに関連付けられた動作とは異なる動作をデバイスが実行する強度に相当する。いくつかの実施形態では、軽い押圧強度閾値を下回る(例えば、かつそれを下回ると接触が検出されなくなる公称接触検出強度閾値を上回る)特性強度を有する接触が検出されたとき、デバイスは、タッチ感知面上の接触の移動に従い、軽い押圧強度閾値又は深い押圧強度閾値に関連付けられた動作を実行することなく、フォーカスセレクタを動かす。一般に、特に明記しない限り、これらの強度閾値は、ユーザインタフェースの値の様々なセットの間で一貫している。
【0171】
軽い押圧強度閾値を下回る強度から、軽い押圧強度閾値と深い押圧強度閾値との間の強度への、接触の特性強度の増大は、「軽い押圧」の入力と呼ばれることがある。深い押圧強度閾値を下回る強度から、深い押圧強度閾値を上回る強度への、接触の特性強度の増大は、「深い押圧」の入力と呼ばれることがある。接触検出強度閾値を下回る強度から、接触検出強度閾値と軽い押圧強度閾値との間の強度への、接触の特性強度の増大は、タッチ面上の接触の検出と呼ばれることがある。接触検出強度閾値を上回る強度から、接触検出強度閾値を下回る強度への、接触の特性強度の減少は、タッチ面からの接触のリフトオフの検出と呼ばれることがある。いくつかの実施形態では、接触検出強度閾値はゼロである。いくつかの実施形態では、接触検出強度閾値はゼロより大きい。
【0172】
本明細書に記載するいくつかの実施形態では、それぞれの押圧入力を含むジェスチャを検出したことに応じて、又はそれぞれの接触(若しくは複数の接触)によって実行されたそれぞれの押圧入力を検出したことに応じて、1つ以上の動作が実行され、それぞれの押圧入力は、押圧入力強度閾値を上回る接触(又は複数の接触)の強度の増大を検出したことに少なくとも部分的に基づいて検出される。いくつかの実施形態では、それぞれの動作は、押圧入力強度閾値を上回るそれぞれの接触の強度の増大(例えば、それぞれの押圧入力の「ダウンストローク」)を検出したことに応じて実行される。いくつかの実施形態では、押圧入力は、押圧入力強度閾値を上回るそれぞれの接触の強度の増大、及びそれに続く押圧入力強度閾値を下回る接触の強度の減少を含み、それぞれの動作は、それに続く押圧入力閾値を下回るそれぞれの接触の強度の減少(例えば、それぞれの押圧入力の「アップストローク」)を検出したことに応じて実行される。
【0173】
図5E~5Hは、
図5Eの軽い押圧強度閾値(例えば、「IT
L」)を下回る強度から、
図5Hの深い押圧強度閾値(例えば、「IT
D」)を上回る強度への、接触562の強度の増大に対応する押圧入力を含むジェスチャの検出を示す。接触562によって実行されるジェスチャは、タッチ感知面560上で検出され、既定の領域574内に表示されたアプリケーションアイコン572A~572Dを含む表示ユーザインタフェース570上では、アプリ2に対応するアプリケーションアイコン572Bの上にカーソル576が表示される。いくつかの実施形態では、ジェスチャは、タッチ感知ディスプレイ504上に検出される。強度センサは、タッチ感知面560上の接触の強度を検出する。デバイスは、接触562の強度が深い押圧強度閾値(例えば、「IT
D」)を上回ってピークに達したと判定する。接触562は、タッチ感知面560上で維持される。ジェスチャの検出に応じて、ジェスチャ中に深い押圧強度閾値(例えば、「IT
D」)を上回る強度を有する接触562に従って、
図5F~5Hに示すように、アプリ2に対して最近開いた文書の縮尺が低減された表現578A~578C(例えば、サムネイル)が表示される。いくつかの実施形態では、1つ以上の強度閾値と比較されるこの強度は、接触の特性強度である。接触562に対する強度ダイアグラムは、表示ユーザインタフェースの一部ではなく、読み手の助けになるように
図5E~5Hに含まれていることに留意されたい。
【0174】
いくつかの実施形態では、表現578A~578Cの表示は、アニメーションを含む。例えば、
図5Fに示すように、表現578Aが、アプリケーションアイコン572Bに近接して最初に表示される。アニメーションが進むにつれて、
図5Gに示すように、表現578Aは上向きに動き、表現578Bがアプリケーションアイコン572Bに近接して表示される。次いで、
図5Hに示すように、表現578Aが上向きに動き、表現578Bが表現578Aに向かって上向きに動き、表現578Cがアプリケーションアイコン572Bに近接して表示される。表現578A~578Cは、アイコン572Bの上にアレイを形成する。いくつかの実施形態では、アニメーションは、
図5F~5Gに示すように、接触562の強度に従って進行し、接触562の強度が深い押圧強度閾値(例えば、「IT
D」)に向かって増大するにつれて、表現578A~578Cが現れ、上向きに動く。いくつかの実施形態では、アニメーションの進行が基づいている強度は、接触の特性強度である。
図5E~5Hを参照して説明する動作は、デバイス100、300、又は500に類似若しくは同一の電子デバイスを使用して実行することができる。
【0175】
いくつかの実施形態では、デバイスは、「ジッタ」と呼ばれる場合がある偶発的な入力を回避するために強度ヒステリシスを採用し、デバイスは、押圧入力強度閾値との既定の関係を有するヒステリシス強度閾値を定義又は選択する(例えば、ヒステリシス強度閾値は、押圧入力強度閾値よりもX強度単位低い、又はヒステリシス強度閾値は、押圧入力強度閾値の75%、90%、若しくはなんらかの妥当な割合である)。したがって、いくつかの実施形態では、押圧入力は、押圧入力強度閾値を上回るそれぞれの接触の強度の増大、及びそれに続く押圧入力強度閾値に対応するヒステリシス強度閾値を下回る接触の強度の減少を含み、それぞれの動作は、それに続くヒステリシス強度閾値を下回るそれぞれの接触の強度の減少(例えば、それぞれの押圧入力の「アップストローク」)を検出したことに応じて実行される。同様に、いくつかの実施形態では、押圧入力は、デバイスが、ヒステリシス強度閾値以下の強度から押圧入力強度閾値以上の強度への接触の強度の増大、及び任意選択的に、その後のヒステリシス強度以下の強度への接触の強度の減少を検出するときにのみ検出され、それぞれの動作は、押圧入力(例えば、状況に応じて、接触の強度の増大又は接触の強度の減少)を検出したことに応じて実行される。
【0176】
説明を容易にするために、押圧入力強度閾値に関連付けられた押圧入力、又は押圧入力を含むジェスチャに応じて実行される動作の説明は、任意選択的に、押圧入力強度閾値を上回る接触の強度の増大、ヒステリシス強度閾値を下回る強度から押圧入力強度閾値を上回る強度への接触の強度の増大、押圧入力強度閾値を下回る接触の強度の減少、及び/又は押圧入力強度閾値に対応するヒステリシス強度閾値を下回る接触の強度の減少のいずれかを検出したことに応じてトリガされる。更に、押圧入力強度閾値を下回る接触の強度の減少を検出したことに応じて実行されるように動作が記載される例では、動作は、任意選択的に、押圧入力強度閾値に対応し、かつそれよりも低いヒステリシス強度閾値を下回る接触の強度の減少を検出したことに応じて実行される。
【0177】
図5Iは、例示的な電子デバイス580を示す。デバイス580は、本体580Aを含む。いくつかの実施形態では、デバイス580は、デバイス100、300、及び500(例えば、
図1A~5B)に関して説明する特徴のうちのいくつか又は全てを含むことができる。いくつかの実施形態では、デバイス580は、1つ以上のスピーカ580B(本体580Aに隠す)、1つ以上のマイクロフォン580C、1つ以上のタッチ感知面580D、及び1つ以上のディスプレイ580Eを有する。代替の場合、又はディスプレイ及びタッチ感知面580Dに加えて、デバイスは、タッチ感知ディスプレイ(タッチスクリーンとも呼ばれる)を有する。デバイス100、300、及び500と同様に、いくつかの実施形態では、タッチ感知面580D(又はタッチスクリーン)は、任意選択的に、加えられている接触(例えば、タッチ)の強度を検出するための1つ以上の強度センサを含む。タッチ感知面580D(又はタッチスクリーン)の1つ以上の強度センサによって、タッチの強度を表す出力データが提供され得る。デバイス580のユーザインタフェースは、タッチ(複数)に、その強度に基づいて応答することができ、これは、異なる強度のタッチが、デバイス580上で異なるユーザインタフェース動作を呼び出すことができることを意味する。いくつかの実施形態では、1つ以上のディスプレイ580Eは、1つ以上の発光ダイオード(LED)である。例えば、ディスプレイは、単一のLED、LEDクラスタ(例えば、赤色、緑色、及び青色LED)、複数の離散LED、複数の離散LEDクラスタ、又は1つ以上のLEDの他の配置であり得る。例えば、ディスプレイ580Eは、円形状(例えば、リング)に配置された9個の離散LEDクラスタのアレイであってもよい。いくつかの実施例では、1つ以上のディスプレイは、別のタイプの発光要素のうちの任意の1つ以上から構成される。
【0178】
図5Jは、例示的なパーソナル電子デバイス580を図示する。いくつかの実施形態では、デバイス580は、
図1A、
図1B、
図3、及び
図5A~5Bに関して説明した構成要素のうちのいくつか又は全てを含むことができる。デバイス580は、I/Oセクション594を1つ以上のコンピュータプロセッサ596及びメモリ598に動作可能に結合するバス592を有する。I/Oセクション594は、ディスプレイ582に接続することができ、ディスプレイ582は、タッチ感知構成要素584と、任意選択的に強度センサ585(例えば、接触強度センサ)とを有することができる。いくつかの実施形態では、タッチ感知構成要素584は、ディスプレイ582とは別個の構成要素である。加えて、I/Oセクション594は、Wi-Fi、Bluetooth、近距離通信(NFC)、セルラー、及び/又は他の無線通信技術を使用してアプリケーション及びオペレーティングシステムデータを受信する通信ユニット590と接続することができる。デバイス580は、入力メカニズム588を含むことができる。いくつかの実施例では、入力メカニズム588は、任意選択的にボタンである。いくつかの実施例では、入力メカニズム588は、任意選択的にマイクロフォンである。入力メカニズム588は任意選択的に、複数のマイクロフォン(例えば、マイクロフォンアレイ)である。
【0179】
電子デバイス580は、音声を出力するスピーカ586を含む。デバイス580は、音声データを受信し、音声データを電気信号に変換し、電気信号をスピーカ586に送信するオーディオ回路(例えば、I/Oセクション594内)を含むことができる。スピーカ586は、電気信号を人間の可聴音波に変換する。オーディオ回路(例えば、I/Oセクション594内)はまた、マイクロフォン(例えば、入力メカニズム588)によって音波から変換された電気信号を受信する。オーディオ回路(例えば、I/Oセクション594内)は、電気信号を音声データに変換する。音声データは、任意選択的に、I/Oセクション594によって、(例えば、通信ユニット590の)メモリ598及び/又はRF回路から取得され、並びに/若しくはメモリ598及び/又はRF回路に送信される。
【0180】
パーソナル電子デバイス580のメモリ598は、コンピュータ実行可能命令を記憶するための1つ以上の非一時的コンピュータ可読記憶媒体を含むことができ、それらの命令は、1つ以上のコンピュータプロセッサ596によって実行されると、例えば、コンピュータプロセッサに、処理700、900、1100、1300、1500(
図7A~
図7C、
図9、
図11、
図13、及び
図15)を含む後述の技術を行わせることができる。コンピュータ可読記憶媒体は、命令実行システム、装置、若しくはデバイスによって、又は命令実行システム、装置、若しくはデバイスに関連して、使用されるコンピュータ実行可能命令を、有形に含み又は記憶することができる任意の媒体であり得る。いくつかの実施例では、記憶媒体は、一時的コンピュータ可読記憶媒体である。いくつかの実施例では、記憶媒体は、非一時的コンピュータ可読記憶媒体である。非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、それらに限定されるものではないが、磁気、光学、及び/又は半導体記憶装置を含むことができる。そのような記憶装置の例としては、磁気ディスク、CD、DVD、又はBlu-ray技術に基づく光学ディスク、並びにフラッシュ、ソリッドステートドライブなどの常駐ソリッドステートメモリなどが挙げられる。パーソナル電子デバイス580は、
図5Jの構成要素及び構成に限定されるものではなく、他の又は追加の構成要素を複数の構成で含むことができる。
【0181】
本明細書では、「インストール済みアプリケーション」は、電子デバイス(例えば、デバイス100、300、及び/又は500)上へダウンロードされ、デバイス上で起動する準備ができた(例えば、開かれた)ソフトウェアアプリケーションを指す。いくつかの実施形態では、ダウンロードされたアプリケーションは、ダウンロードされたパッケージからプログラム部分を抽出し、抽出された部分をコンピュータシステムのオペレーティングシステムと統合するインストールプログラムによって、インストール済みアプリケーションになる。
【0182】
本明細書では、「開いているアプリケーション」又は「実行中のアプリケーション」という用語は、保持された状態情報(例えば、デバイス/グローバル内部状態157及び/又はアプリケーション内部状態192の一部として)を有するソフトウェアアプリケーションを指す。開いている又は実行中のアプリケーションは、任意選択的に、以下のタイプのアプリケーションのうちのいずれか1つである。
● アプリケーションが使用されているデバイスのディスプレイスクリーンに現在表示されているアクティブなアプリケーション、
● 現在表示されていないが、アプリケーションに対する1つ以上のプロセスが1つ以上のプロセッサによって処理されている背景アプリケーション(又は背景プロセス)、並びに
● 稼働していないが、(それぞれ、揮発性及び不揮発性の)メモリに記憶されており、かつアプリケーションの実行を再開するために使用することができる状態情報を有する、中断又は休止状態のアプリケーション。
【0183】
本明細書では、「閉じているアプリケーション」という用語は、保持された状態情報を有していないソフトウェアアプリケーションを指す(例えば、閉じているアプリケーションに対する状態情報は、デバイスのメモリ内に記憶されていない)。したがって、アプリケーションを閉じることは、アプリケーションに対するアプリケーションプロセスを停止及び/又は削除し、アプリケーションに対する状態情報をデバイスのメモリから削除することを含む。概して、第1のアプリケーション中に第2のアプリケーションを開いても、第1のアプリケーションは閉じない。第2のアプリケーションが表示されており、かつ第1のアプリケーションが表示を終了されたとき、第1のアプリケーションは背景アプリケーションになる。
【0184】
次に、ポータブル多機能デバイス100、デバイス300、又はデバイス500などの電子デバイス上で実施されるユーザインタフェース(「UI」)及び関連プロセスの実施形態に注意を向ける。
【0185】
図6A~
図6Lは、いくつかの実施形態に係る、ユーザ要求を処理するための例示的な技術を示す。これらの図に記載された技術は、
図7A~
図7Cのプロセスを含む後述のプロセスを示すために使用される。
【0186】
概して、
図6A~
図6Lは、スマートスピーカなどのデバイスがユーザ入力を受信し、ユーザ入力に基づいて、音声識別を実行する様々なシナリオを示す。ユーザ入力に基づいてユーザが識別される場合、デバイスは、識別されたユーザに関連付けられたアカウントデータに基づいて、ユーザ入力の1つ以上の要求を処理する。音声識別のための、かつ音声識別を実行するようにデバイスを構成するための例示的な技術は、
● 「Personalized Hey Siri」(Apple Machine Learning Journal、vol.1、no.9、2018年4月)、及び
● E.Marchi、S.Shum、K.Hwang、S.Kajarekar、S.Sigtia、H.Richards、R.Haynes、Y.Kim、及びJ.Bridleの「Generalised Discriminative Transform via Curriculum Learning for Speaker Recognition」(International Conference on Acoustics,Speech,and Signal Processing(ICASSP)、2018年4月)において論じられている。
これらの刊行物の内容は、その全体が参照によって本明細書に組み込まれる。
【0187】
図6A~
図6Bは、テーブル上に置かれた電子デバイス600と、デバイス600の近くに立っているユーザ602と、を含むシナリオを示す。いくつかの実施例では、電子デバイス600は、スピーカ(例えば、スマートスピーカ)である。図示のように、ユーザ602は、情報の要求(例えば、クラシック音楽の再生)を含む音声入力604(例えば、自然言語発語入力)を電子デバイス600に提供する。いくつかの実施形態では、音声入力604は、電子デバイスによって受信されたときに、電子デバイス600にユーザ602とのダイアログセッションを開始させるデジタルトリガ(例えば、「Hey Assistant」)を含む。音声入力604に応じて、電子デバイス600は、要求された情報を提供することを当該デバイスが許可されていることを示し、かつ/又は要求された情報を提供する。
図6Bに示すように、例えば、電子デバイス600は、デバイスがクラシック音楽を提供していることを示す出力606(例えば、「現在クラシック音楽を再生しています」)を提供し、音楽出力608を提供する。
【0188】
いくつかの実施例では、1つ以上のユーザアカウントが、電子デバイスに関連付けられている。例えば、電子デバイスに関連付けられた第1のユーザアカウントは、第1のユーザに対応することができ、電子デバイスに関連付けられた第2のユーザアカウントは、第2のユーザに対応することができる。いくつかの実施例では、任意の数のユーザアカウントが、電子デバイスに関連付けられている。他の実施例では、閾値数(例えば、5つ)までのユーザアカウントが、電子デバイスに関連付けられている。いくつかの実施例では、電子デバイスに関連付けられた各ユーザアカウントは、例えば、ユーザアカウントに関連付けられたユーザが電子デバイスに話しかけているかどうかを判定するために使用され得る音声プロファイルに関連付けられている。例えば、動作中、電子デバイスは、音声入力(例えば、音声入力604)を受信し、音声入力が電子デバイスに関連付けられたユーザアカウントの音声プロファイルと一致するかどうかを判定することができる。一致が存在する場合、電子デバイスは、一致する音声プロファイルに関連付けられたユーザアカウントのユーザが音声入力を提供したと判定する。いくつかの実施例では、ユーザアカウントに関連付けられたアカウントデータは、ユーザアカウントのユーザによる電子デバイス(及び/又は他のデバイス)の以前の使用(例えば、リスニング履歴)を反映するように更新される。いくつかの実施例では、ユーザアカウントのユーザからの要求に応じて提供される情報に基づいて、ユーザアカウントのアカウントデータを更新することができる。
【0189】
いくつかの実施例では、ユーザアカウントは、デフォルトアカウント(例えば、所有者アカウント)である。デフォルトアカウントは、いくつかの実施例では、例えば、電子デバイスの設定をトグルすることによって、有効化又は無効化することができる。例として、電子デバイス、識別されたユーザに帰属さない要求がデフォルトアカウントに従って処理されるように、デフォルトアカウントに関連付ける(例えば、サインインする)ことができる。(例えば、ユーザが音声プロファイルと一致しない入力を提供する場合、要求はデフォルトアカウントに従って処理される)。例として、ユーザは、電子デバイスが音楽を再生することを要求することができ、電子デバイスが、要求を含む入力がいずれのユーザアカウントの音声プロファイルにも一致しないと判定した場合、電子デバイスは、デフォルトアカウントに従って要求を処理する。したがって、電子デバイスは、デフォルトアカウントのアカウントデータ(例えば、デフォルトアカウントのリスニング履歴)に従って音楽を再生することができる。いくつかの実施例では、デフォルトアカウントに関連付けられたアカウントデータは、電子デバイス(及び/又はデフォルトのユーザアカウントに関連付けられた他のデバイス)の以前の使用を反映するように更新される。いくつかの実施例では、任意の数のユーザによって提供される要求に応じて提供される情報に基づいて、デフォルトアカウントのアカウントデータを更新することができる。
【0190】
図6A~
図6Bに示すシナリオでは、電子デバイス600は、音声入力604がいずれのユーザアカウントの音声プロファイルにも一致しないと判定する。したがって、電子デバイス600は、ユーザアカウントのうちのいずれかのアカウントデータも更新しない。しかし、電子デバイスに関連付けられたデフォルトアカウントが有効化される(例えば、アカウントが設定されている)ので、電子デバイスは、デフォルトアカウントのアカウントデータを更新する。
図6Bに示すように、例えば、電子デバイス600は、要求に基づいて、デフォルトアカウントのリスニング履歴を更新する。いくつかの実施例では、このようにしてアカウントデータを更新することによって、電子デバイスがより直感的なユーザエクスペリエンスを提供することを可能にすることができる。例として、ユーザが、電子デバイスがジャンル又はアーティストを指定せずに音楽再生を実行することを要求する場合、電子デバイス600は、デフォルトアカウントのリスニング履歴に基づいて、再生のための音楽を識別することができ、それによって、識別された音楽は、以前要求された音楽によって適切に対応する。
【0191】
図6C~
図6Dは、電子デバイスに関連付けられたデフォルトアカウントが無効化され(例えば、デフォルトアカウントが設定されておらず)、音声入力604はいずれのユーザアカウントの音声プロファイルにも一致しないシナリオを示す。図示のように、いくつかの実施例では、音声入力604に応じて、電子デバイス600は、要求された情報を提供することを当該電子デバイスが許可されているという出力(例えば、出力606)を提供し、説明したように、要求された情報(例えば、音楽出力608)を提供する。電子デバイスに関連付けられたデフォルトアカウントは無効化されるので、電子デバイスは、デフォルトアカウントのアカウントデータを更新しない。更に、音声入力604は、いずれのユーザアカウントの音声プロファイルにも一致しないので、電子デバイスは、いずれのユーザアカウントのアカウントデータも更新しない。他の実施例では、電子デバイスに関連付けられたデフォルトアカウントが無効化され、音声入力604がいずれのユーザアカウントの音声プロファイルにも一致しない場合、電子デバイス600は、当該要求には応答しない、又はユーザに、要求を処理することができないことを示す。このような実施例では、電子デバイスは、いずれのユーザアカウントのアカウントデータも更新しない。
【0192】
図6E~
図6Fは、電子デバイスに関連付けられたデフォルトアカウントが有効化され、音声入力604がユーザ602のユーザアカウントに関連付けられた音声プロファイルと一致するシナリオを示す。音声入力604に応じて、電子デバイス600は、要求された情報を提供することを当該電子デバイスが許可されているという出力(例えば、出力606)を提供し、説明したように、要求された情報(例えば、音楽出力608)を提供する。音声入力604が、ユーザ602のユーザアカウントに関連付けられた音声プロファイルと一致するので、電子デバイスは、ユーザの602のユーザアカウントのアカウントデータを更新する。このようにアカウントデータを更新することは、ユーザアカウントのリスニング履歴を更新することを含むことができる。いくつかの実施例では、電子デバイス600は、音声入力が音声プロファイルと一致しないときにのみ(音声入力がデフォルトアカウントの音声プロファイルと一致しない限り)、デフォルトアカウントのアカウントデータを更新する。したがって、
図6E~
図6Fに示すように、音声入力604が、ユーザ602のユーザアカウントに関連付けられた音声プロファイルと一致するので、電子デバイス600は、音声入力604に応じて、電子デバイスに関連付けられたデフォルトアカウントのアカウントデータを更新しない。
【0193】
図6G~
図6Hは、ユーザ602とは異なるユーザ610が、情報の要求(例えば、ジャズ音楽の再生)を含む音声入力612(例えば、自然言語発語入力)を電子デバイス600に提供するシナリオを示す。いくつかの実施形態では、音声入力612は電子デバイスによって受信されたときに、電子デバイス600に、例えばユーザ610とのダイアログセッションを開始させるデジタルトリガ(例えば、「Hey Siri」)を含む。音声入力612に応じて、電子デバイス600は、要求された情報を提供することを当該デバイスが許可されていることを示し、かつ/又は要求された情報を提供する。
図6Gに示すように、例えば、電子デバイス600は、デバイスがジャズ音楽を提供していることを示す出力614(例えば、「今、ジャズ音楽を再生しています」)を提供し、音楽出力616を提供する。
【0194】
図6G~
図6Hに示すシナリオでは、電子デバイスに関連付けられたデフォルトアカウントが有効化され、音声入力612がユーザ610のユーザアカウントに関連付けられた音声プロファイルと一致する。音声入力612が、ユーザ610のユーザアカウントに関連付けられた音声プロファイルと一致するので、電子デバイスは、ユーザ610のユーザアカウントのアカウントデータを更新する。このようにアカウントデータを更新することは、ユーザアカウントのリスニング履歴を更新することを含むことができる。説明したように、いくつかの実施例では、電子デバイス600は、音声入力が音声プロファイルと一致しないときにのみ(音声入力がデフォルトアカウントの音声プロファイルと一致しない限り)、デフォルトアカウントのアカウントデータを更新する。したがって、電子デバイス600は、音声入力612に応じて、電子デバイスに関連付けられたデフォルトアカウントのアカウントデータを更新しない。
【0195】
いくつかの実施例では、電子デバイスは、ユーザアカウントに関連付けられたプライベート情報の1つ以上の要求を受信する。いくつかの実施例では、電子デバイスは、プライベート情報を要求する音声入力が、ユーザアカウントに関連付けられた音声プロファイルと一致するときにのみ、ユーザアカウントのプライベート情報を提供する。例えば、
図6I~
図6Jに示すシナリオでは、ユーザ630が提供した音声入力618は、いずれのユーザアカウントに関連付けられた音声プロファイルにも一致しない。
図6Jに示すように、音声入力618が、プライベート情報の要求(例えば、「私のメッセージを読んで」)を含み、音声入力618が、音声プロファイルと一致しないので、電子デバイス600は、要求された情報を提供することを当該デバイスが許可されていないことを示す出力を提供し、要求された情報を提供しない。
図6Jに示すように、例えば、音声入力618に応じて、電子デバイスは、ユーザ602にメッセージを出力することを電子デバイスが許可されていないことを示す出力620を提供する。
【0196】
別の例として、
図6K~
図6Lに示すシナリオでは、ユーザ602が提供した音声入力604は、ユーザ602のユーザアカウントに関連付けられた音声プロファイルと一致する。
図6Lに示すように、音声入力622はユーザ602のユーザアカウントの音声プロファイルと一致するので、電子デバイス600は、要求された情報を提供することを当該デバイスが許可されていることを示す出力を提供し、要求された情報を提供する。
図6Lに示すように、例えば、電子デバイス600は、ユーザ602のユーザアカウントに関連付けられたメッセージを提供することを当該電子デバイスが許可されていることを示す出力624を提供し、メッセージを提供する。
【0197】
図7A~
図7Cは、いくつかの実施形態に係る、電子デバイス(例えば、スマートスピーカ、ホームメディアハブ)を使用してユーザ要求を処理するための方法を示す。方法700は、メディア出力デバイスを有するデバイス(例えば、100、300、500、580、600)において実行される。方法700のいくつかの動作は、任意選択的に組み合わされ、いくつかの動作の順序は、任意選択的に変更され、いくつかの動作は、任意選択的に省略される。
【0198】
後述するように、方法700は、電子デバイスを用いてユーザ要求を処理するための直感的方法を提供する。この方法は、電子デバイス上にタスクを実行する要求を提供するユーザの認識的負担を軽減し、それによって、より効率的なヒューマン-マシンインタフェースを作り出す。例えば、音声入力が音声プロファイルと一致するかどうかに基づいて音声入力の要求を処理することによって、電子デバイスは、要求に応じて、タスクを直感的かつ効率的に実行することができる。例えば、音声入力をユーザの音声プロファイルに一致させることによって、デバイスがユーザを識別し、その後、ユーザに関連付けられたアカウントデータに基づいてタスクを実行することが可能になり、それによって、ユーザの嗜好及びユーザに関連付けられたデバイスの以前の使用に従ってタスクが実行されることが保証される。したがって、このようにしてタスクを処理することによって、ユーザが電子デバイスを操作するために必要とされる入力の数及び時間を(例えば、デバイスを操作/デバイスと対話する際のユーザの誤りを削減し、デバイスが顕著な結果を提供することを保証することによって)減少することによって、電子デバイスがより効率的に使用され、これに加えて、電力使用量を低減され、デバイスのバッテリ寿命が向上する。
【0199】
いくつかの実施形態では、電子デバイス(例えば、600)(例えば、1つ以上のスピーカ、1つ以上のディスプレイ、デバイスを1つ以上の外部出力デバイス(例えば、外部スピーカ及び/又はディスプレイ)に接続する1つ以上の構成要素)は、(例えば、電子デバイスの1つ以上のマイクロフォンデバイスを介して、別のデバイスからの通信(例えば、電子デバイスに要求を転送する別のデバイスによって検出された音声)を介して)、音声入力(例えば、604)に基づいて判定された(例えば、情報の)要求を受信する(702)。
【0200】
いくつかの実施形態では、要求を受信したことに応じて(704)、音声入力が、電子デバイスに関連付けられた(例えば、登録されている、一緒に作動するように許可されている)(例えば、任意の)アカウント(例えば、複数のデバイス間で使用されるユーザアカウント)と(例えば、音声認識分析を介して)関連付けられた音声プロファイルと一致しないとの判定に従って(706)、電子デバイス(例えば、600)は、メディア出力デバイスによって、電子デバイスに関連付けられた第1のアカウント(例えば、いかなるデフォルトアカウントも設定されていない場合でも、スマートスピーカ所有者のアカウント)を使用して、要求に基づいて、第1の情報(例えば、608)を出力させる(例えば、音楽を再生させる)(708)。
【0201】
いくつかの実施形態では、要求を受信したことに応じて、音声入力が、電子デバイスに関連付けられた(例えば、登録されている、一緒に作動するように許可されている)(例えば、任意の)アカウント(例えば、複数のデバイス間で使用されるユーザアカウント)と(例えば、音声認識分析を介して)関連付けられた音声プロファイルと一致しないとの判定に従って(706)、電子デバイスの設定が第1の状態に設定されている(例えば、第1のアカウントはデフォルトアカウントとして設定されている)ことに従って、電子デバイスは、要求に基づいて、第1のアカウントのアカウントデータを更新させる(例えば、リスニング履歴、リスニングプリファレンスを更新させる)(710)。
【0202】
いくつかの実施形態では、要求を受信したことに応じて、音声入力が、電子デバイスに関連付けられた(例えば、登録されている、一緒に作動するように許可されている)(例えば、任意の)アカウント(例えば、複数のデバイス間で使用されるユーザアカウント)と(例えば、音声認識分析を介して)関連付けられた音声プロファイルと一致しないとの判定に従って(706)、電子デバイスの設定が第2の状態に設定されている(例えば、第1のアカウントはデフォルトアカウントとして設定されていない、又はいかなるデフォルトアカウントも設定されていない)ことに従って、電子デバイスは、要求に基づいて、第1のアカウントのアカウントデータを更新させることを差し控える(712)。
【0203】
いくつかの実施形態では、要求を受信したことに応じて(704)、音声入力が、電子デバイスに関連付けられたアカウントに関連付けられた音声プロファイルと一致するとの判定に従って(714)、電子デバイスは、メディア出力デバイスによって、一致する音声プロファイルに関連付けられたアカウントを使用して、要求に基づいて、第1の情報を出力させる(716)。
【0204】
いくつかの実施形態では、要求を受信したことに応じて(704)、音声入力が、電子デバイスに関連付けられたアカウントに関連付けられた音声プロファイルと一致するとの判定に従って(714)、電子デバイスは、要求に基づいて、一致する音声プロファイルに関連付けられたアカウントのアカウントデータを更新させる(例えば、リスニング履歴、リスニングプリファレンスを更新させる)(718)。
【0205】
いくつかの実施形態では、電子デバイスは、(例えば、電子デバイスの1つ以上のマイクロフォンデバイスを介して、別の電子デバイスからの通信(例えば、電子デバイスに要求を転送する別のデバイスによって検出された音声)を介して)第2の音声入力(例えば、610)に基づいて判定された(例えば、情報の)第2の要求を受信する(720)。いくつかの実施形態では、第2の音声入力は、電子デバイスに関連付けられている第2のアカウントに関連付けられた音声プロファイルと一致する(722)。いくつかの実施形態では、第1のアカウントは、第2のアカウントとは異なる(724)。いくつかの実施形態では、第2の要求を受信したことに応じて(726)、かつ、第2の音声入力が、第2のアカウント(例えば、複数のデバイスにわたって使用されるユーザアカウント)に(例えば、音声認識分析を介して)関連付けられた第2の音声プロファイルと一致するとの判定に従って、電子デバイスは、メディア出力デバイスによって、電子デバイスに関連付けられた第2のアカウントを使用して、第2の要求に基づいて、第2の情報(例えば、616)を出力させる(例えば、音楽を再生させる)(728)。いくつかの実施形態では、第2の要求を受信したことに応じて(726)、かつ、第2の音声入力が、第2のアカウント(例えば、複数のデバイスにわたって使用されるユーザアカウント)に(例えば、音声認識分析を介して)関連付けられた第2の音声プロファイルと一致するとの判定に従って、電子デバイスは、第2の要求に基づいて、第2のアカウントのアカウントデータを更新させる(例えば、リスニング履歴、リスニングプリファレンスを更新させる)(730)。
【0206】
いくつかの実施形態では、それぞれのアカウント(例えば、第1のアカウント、第2のアカウント)を使用して情報を出力させることは、それぞれのアカウントに関連付けられた資格情報(例えば、ユーザ名、パスワード、トークンなど)を使用してメディアにアクセスすることを含む。
【0207】
いくつかの実施形態では、それぞれのアカウントのアカウントデータを更新させることは、それぞれのアカウントに関連付けられたメディアプロファイル(例えば、メディア履歴、好みの(例えば、お気に入りにいれた)メディア、好みでない(例えば、嫌いな)メディア、頻繁に再生したメディア)を更新させることを含む。このようにしてメディアプロファイルを更新することによって、ユーザプリファレンス及びユーザに関連付けられたデバイスの以前の使用が、ユーザによって採用される1つ以上のメディアアプリケーションに対して最新であることを保証する。したがって、電子デバイスと要求を処理することによって、ユーザが電子デバイスを操作するために必要とされる入力の数及び時間を(例えば、デバイスを操作/デバイスと対話する際のユーザの誤りを削減し、デバイスが顕著な結果を提供することを保証することによって)減少することによって、電子デバイスがより効率的に使用され、これに加えて、電力使用量が低減され、デバイスのバッテリ寿命が向上する。
【0208】
いくつかの実施形態では、電子デバイスは、(例えば、電子デバイスの1つ以上のマイクロフォンデバイスを介して、別の電子デバイスからの通信(例えば、電子デバイスに要求を転送する別のデバイスによって検出された音声)を介して)第3の音声入力(例えば、618、622)に基づいて判定された(例えば、情報に対する)第3の要求を受信する(732)。いくつかの実施形態では、第3の要求は、第3のアカウント(例えば、第1のアカウント、第2のアカウント、又は電子デバイスに関連付けられた別のアカウント)に関連付けられたプライベート情報(例えば、テキストメッセージ、カレンダー項目、電子メール)を出力する要求である(734)。いくつかの実施形態では、第3の要求を受信したことに応じて(736)、第3の音声入力(例えば、622)が、第3のアカウント(例えば、複数のデバイスにわたって使用されるユーザアカウント)に(例えば、音声認識分析を介して)関連付けられた第3の音声プロファイルと一致するとの判定(738)に従って、電子デバイスは、メディア出力デバイスによって、第3のアカウントを使用して、第3の要求に基づいてプライベート情報を出力(例えば、624)させる(例えば、テキストメッセージを口述させる、カレンダー項目を口述させる、電子メールを口述させる)(740)。いくつかの実施形態では、第3の要求を受信したことに応じて(736)、第3の音声入力(例えば、618)が、第3のアカウント(例えば、複数のデバイスにわたって使用されるユーザアカウント)に(例えば、音声認識分析を介して)関連付けられた第3の音声プロファイルと一致しないとの判定(742)に従って、電子デバイスは、メディア出力デバイスによって、電子デバイスに関連付けられた第3のアカウントを使用して、第3の要求に基づいて、プライベート情報を出力させることを差し控える(例えば、テキストメッセージを口述することを差し控える、カレンダー項目を口述することを差し控える、電子メールを口述することを差し控える)(744)。例えば、非プライベート情報の要求とは対照的に、対応するアカウントに関連付けられた音声プロファイルと一致しない音声入力要求によるプライベート情報の要求は、当該要求に、プライベート情報を出力できなくさせる。例えば、アカウントの所有者ではない人物による要求は、デバイスに、アカウントに関連付けられたプライベート情報を出力させなくなる。このようにしてプライベート情報を選択的に出力させることによって、ユーザデバイスは、要求された情報を受信することを許可されたユーザによって要求されたときにのみ情報を提供することが可能になる。したがって、電子デバイスと要求を処理することによって、ユーザが電子デバイスを操作するために必要とされる入力の数及び時間を(例えば、デバイスを操作/デバイスと対話する際のユーザの誤りを削減することによって)減少しながら、電子デバイスがより安全使用され、これに加えて、電力使用量が低減され、デバイスのバッテリ寿命が向上する。
【0209】
なお、方法700に関して上述したプロセス(例えば、
図7A~
図7C)の詳細はまた、後述する方法にも、類似の方式で適用可能であることに留意されたい。例えば、方法900は、方法900を参照して後述する様々な方法の特性のうちの1つ以上を任意選択的に含む。例えば、方法900に記載するように、個人要求機能が有効化されると、電子デバイスは、方法700に記載するように、ユーザ固有の要求を選択的に実行することができる。簡潔にするために、これらの詳細は、以下で繰り返さない。
【0210】
図8A~
図8ABは、いくつかの実施形態に係る、ユーザアカウントを構成するための例示的なユーザインタフェースを示す。これらの図のユーザインタフェースは、
図9のプロセスを含む後述のプロセスを示すために使用される。
【0211】
概して、
図8A~
図8Mを参照して説明するユーザインタフェースは、ユーザが1つ以上のデバイスによって提供される1つ以上の機能を構成することができる構成プロセスを実行するために採用され得る。構成可能な機能を提供するデバイスは、電子デバイス800、スマートスピーカなどの第2のデバイス、及び/又はホームメディアハブなどの第3のデバイスを含むが、これらに限定されない。
【0212】
構成プロセス中、例えば、ユーザの音声を識別するように外部デバイス(例えば、スマートスピーカ、ホームメディアハブ)を構成するために、ユーザアカウントにおいて音声識別機能を有効化することができる。
図6A~
図6Lを参照して説明したように、ユーザアカウントの音声プロファイルを使用して、ユーザを識別することができる。更に、構成プロセス中、外部デバイスが、ユーザによって提供された要求に応じてユーザ固有のタスクを実行するように、ユーザアカウントに対して個人要求機能を有効化することができる。したがって、音声識別機能と組み合わせて、個人要求機能を有効化し、外部デバイスに、発語入力に応じて(例えば、ユーザのユーザアカウントの音声プロファイルを一致させることによって)ユーザを識別させると共に、ユーザに固有の1つ以上のタスクを実行させる(例えば、ユーザの音楽を再生させる)ことができる。
【0213】
別の例として、構成プロセス中、ユーザアカウントのコンテンツを1つ以上の他のユーザアカウントのユーザと共有するように外部デバイス(例えば、ホームメディアハブ)を構成するために、ユーザアカウントにおいてプロファイル機能を有効化することができる。いくつかの実施例では、同じ外部デバイスは、音声識別機能、個人要求機能及びプロファイル機能のそれぞれをサポートするように構成される。いくつかの実施例では、複数の外部デバイスは、1つ以上の機能をそれぞれサポートするように構成される。例として、第1の外部デバイスは、音声識別機能及び個人要求機能をサポートするように構成することができ、第2の外部デバイスは、プロファイル機能をサポートするように構成することができる。
【0214】
以下に更に詳細に記載するように、いくつかの実施例では、構成プロセスは、ホームコントロールアプリケーションを使用して実行される。ホームコントロールアプリケーションは、特定の場所(例えば、「123 Main St.(メインストリート)」)に関連付けられたデバイス(例えば、外部デバイス)のセットを管理する(例えば、構成する)ために使用されるアプリケーションであり得る。ロケーションの例としては、住所、場所、建築物、会社、環境(例えば、裏庭、自動車、ポーチ)などが挙げられるが、これらに限定されない。いくつかの実施例では、ロケーションは、ロケーション内の部屋などの、ロケーション内の、又はロケーションに関連付けられた複数の指定されたエリアを含む。ホームコントロールアプリケーションの例は、(Apple Inc.(Cupertino、California、USA)による)「ホーム」である。
【0215】
いくつかの実施例では、1つ以上のユーザアカウントが、ホームコントロールアプリケーションのロケーションに関連付けられている。いくつかの実施例では、ユーザアカウントは、ロケーションに関するホームコントロールアプリケーションのロケーションプロファイルに含まれるとき、そのロケーションに関連付けられる。いくつかの実施例では、ロケーションプロファイルはロケーションの様々な態様を説明する情報であり、場所に関連付けられたデバイス、デバイスに関連付けられたユーザアカウント、及び/又は、その場所に関連付けられたデバイスを制御及び/又は構成するためユーザアカウントの権限(例えば特権)を含む。
【0216】
いくつかの実施例では、ユーザアカウントには、ホームコントロールアプリケーションを使用して権限が割り当てられ得る。例として、ホームコントロールアプリケーションを使用すると、第1のユーザアカウントは、管理者権限が割り当てられた管理者アカウントであり得る。いくつかの実施例では、管理者アカウントを有するユーザは、場所に関連付けられたデバイスを構成するための権限、かつ/又はロケーションプロファイルの各ユーザアカウントに対する1つ以上の設定を構成するための権限を有する。第2のユーザアカウントは、管理者権限が割り当てられていない非管理者アカウントであり得る。いくつかの実施例では、非管理者アカウントを有するユーザは、第2のユーザアカウントの1つ以上の設定を構成するための権限を有する。
【0217】
機能をサポートする1つ以上のデバイス上の機能を有効化するために、ユーザが、構成プロセスを使用してユーザアカウントの機能を構成することに関して説明する。いくつかの実施例では、複数のユーザのそれぞれ(例えば、同じロケーションプロファイルに属するユーザアカウントを有するユーザ)は、1つ以上のデバイス上のそれぞれのセットの機能を有効化するように、それぞれのユーザアカウントの機能を構成することができる。したがって、1つ以上のデバイスは任意の数のユーザに対して機能をサポートすることができる。例として、デバイスは、第1のユーザには、音声識別機能及び個人要求をサポートし、第2のユーザには、音声識別機能のみをサポートすることができる。別の例として、デバイスは、第1のユーザに対して、プロファイル機能をサポートすることができるが、第2のユーザにはそれをサポートしない場合がある。
【0218】
いくつかの実施例では、機能はアカウントレベルで構成される。例として、音声識別機能は、有効化されると、ユーザアカウントに関連付けられた全てのデバイスに対して音声識別機能を有効化することができる。いくつかの実施例では、機能はデバイスレベルで構成される。例として、個人要求機能は、ユーザアカウントに関連付けられた各デバイスに対して個別に有効化(又は無効化)され得る。
【0219】
図8Aは、電子デバイス800の表示デバイス802上に表示されたインジケーションインタフェース803を示す。インジケーションインタフェース803は、継続アフォーダンス805及びインジケータ804A~804Eを含む。インジケータ804A~804Eのそれぞれは、ホームコントロールアプリケーション(例えば、当事者のホームコントロールアプリケーション)の1つ以上の新しい機能及び/又は更新された機能を示すことができる。
【0220】
インジケーションインタフェース803を表示している間に、電子デバイス800は、継続アフォーダンス805の選択を検出する。
図8Aに示すように、継続アフォーダンス805の選択は、任意選択的に、タップジェスチャ806である。いくつかの実施例では、継続アフォーダンス805の選択は、電子デバイスのユーザのユーザアカウントに対して(例えば、ホームコントロールアプリケーションの)構成プロセスを開始する。例として、構成プロセスは、ユーザアカウントのための音声識別機能を構成する(例えば、有効化する)ために使用することができる。別の例として、構成プロセスは、ユーザアカウントのための個人要求機能を構成する(例えば、有効化する)ために使用することができる。いくつかの実施例では、個人要求機能は、音声識別機能がユーザアカウントに対して有効化された場合にのみ、当該ユーザアカウントに対して有効化される。別の例として、構成プロセスは、ユーザアカウントのためのプロファイル機能を構成する(例えば、有効化する)ために使用することができる。
【0221】
継続アフォーダンス805の選択に応じて、電子デバイス800は、電子デバイス800に関連付けられた外部デバイス(例えば、スマートスピーカ)が、音声識別機能をサポートするために利用可能であるかどうかを判定する。いくつかの実施例では、電子デバイス800及び外部デバイスのそれぞれが同じユーザアカウントに関連付けられている場合、デバイスは電子デバイスに関連付けられる。電子デバイス800は、例えば、外部デバイスが、閾値数の音声を識別するように既に構成されているかどうか、かつ/又は外部デバイスの現在の言語が音声識別機能ハブをサポートするかどうかを判定することができる。
【0222】
電子デバイスが、外部デバイスが音声識別機能をサポートするために利用可能であると判定した場合、電子デバイスは、
図8Bに示すように、ディスプレイ802上に、構成インタフェース810を表示する(例えば、更新インジケーションインタフェース803の表示を構成インタフェース810と置き換える)。構成インタフェース810は、インジケータ811、継続アフォーダンス812、及び取り消しアフォーダンス816を含む。インジケータ811は、任意選択的に、例えば、(例えば、ユーザのユーザアカウントの音声プロファイルを使用して)外部デバイスにユーザの声を識別させるために、ユーザアカウントに対して音声識別機能を構成することができることを示すことができる。取り消しアフォーダンス816の選択は、電子デバイスに、ユーザアカウントに対して音声識別機能を有効化させない(例えば、無効化する)、かつ/又は構成インタフェース810の表示を停止させる。
【0223】
構成インタフェース810を表示している間に、電子デバイス800は、継続アフォーダンス812の選択を検出する。
図8Bに示すように、継続アフォーダンス812の選択は、任意選択的に、タップジェスチャ814である。継続アフォーダンス812の選択に応じて、電子デバイス800は、ユーザアカウントに対して音声識別機能を構成する(例えば、有効化する)(いくつかの実施例では、ユーザアカウントに関連付けられた全てのデバイスに対して、音声識別機能が有効化又は無効化されることを思い出されたい)。したがって、外部デバイスは、その後、ユーザによって提供された発語入力に応じてユーザを識別することができる。継続アフォーダンスの選択812に更に応じて、電子デバイスは、
図8Cに示すように、ディスプレイ802上に、構成インタフェース820を表示する(例えば、構成インタフェース810の表示を構成インタフェース820と置き換える)。
【0224】
構成インタフェース820は、インジケータ821、カスタマイズアフォーダンス822、及び機能有効化アフォーダンス823を含む。インジケータ821は、外部デバイス上のユーザのユーザアカウントに対して個人要求機能を構成することができることを示す。いくつかの実施例では、外部デバイス上で個人要求機能が有効化されると、外部デバイスは、ユーザのデバイス(例えば、外部デバイス800)が外部の近くにあるとき、及び/又はユーザの音声入力がユーザの音声プロファイルと一致するときに、ユーザによって提供されたユーザ固有の要求に応答するように構成される。
図8Kに関して以下によって詳細に説明するように、カスタマイズアフォーダンス822は、選択されると、電子デバイスに、ユーザアカウントの個人要求機能を構成するための1つ以上の編集可能オプションを表示させる。
【0225】
構成インタフェース820を表示している間に、電子デバイス800は、機能有効化アフォーダンス823の選択を検出する。
図8Cに示すように、機能有効化アフォーダンス823の選択は、任意選択的に、タップジェスチャ824である。機能有効化アフォーダンス823の選択に応じて、電子デバイスは、外部デバイスのためのユーザアカウント上の個人要求機能を構成する(例えば、有効化する)。
【0226】
継続アフォーダンス823の選択に更に応じて、電子デバイス800は、電子デバイス800に関連付けられた外部デバイス(例えば、ホームメディアハブ)が、プロファイル機能をサポートするように利用可能であるかどうかを判定する。利用可能である場合には、電子デバイス800は、
図8Dに示すように、ディスプレイ802上に、構成インタフェース830を表示する(例えば、更新インジケーションインタフェース810の表示を構成インタフェース830と置き換える)。構成インタフェース830は、インジケータ831、無効化アフォーダンス832、及び機能有効化アフォーダンス833を含む。インジケータ831は、プロファイル機能をサポートする外部デバイス上のユーザアカウントに対してプロファイル機能を有効化することができることを示す。いくつかの実施例では、このようにしてプロファイル機能を有効化することによって、ユーザアカウントに関連付けられたメディアコンテンツは、例えば、1人以上の他のユーザによって、ホームメディアハブを使用してアクセスすることが可能になる。機能有効化アフォーダンス833の選択は、電子デバイスに、ユーザアカウントに対してプロファイル機能を有効化させ、また、無効化アフォーダンス832の選択は、電子デバイスに、ユーザアカウントに対してプロファイルを有効化させない(例えば、無効化させる)。機能有効化アフォーダンス833又は無効化アフォーダンス832のいずれかの選択に応じて、電子デバイスは、構成プロセスを完了する。いくつかの実施例では、構成プロセスの完了後(例えば、それに応じて)、電子デバイスは、ロック画面インタフェース850Bの通知851B(
図8AA)など、構成プロセスが完了したことを示す通知を表示する。いくつかの実施例では、通知は、構成プロセス中に1つ以上の特定の機能(例えば、音声識別機能及び/又は個人要求機能)が有効化された場合にのみ表示される。
【0227】
説明したように、いくつかの実施例では、構成インタフェース810を表示する前に、電子デバイス800は、電子デバイス800に関連付けられた外部デバイス(例えば、スマートスピーカ、ホームメディアハブ)が、音声識別機能をサポートするために利用可能であるかどうかを判定する。外部デバイスが利用可能でない場合には、電子デバイス800は、構成インタフェース810及び構成インタフェース820の表示を差し控える。説明したように、いくつかの実施例では、構成インタフェース830を表示する前に、電子デバイス800は、電子デバイス800に関連付けられた外部デバイス(例えば、ホームメディアハブ)が、プロファイル機能をサポートするために利用可能であるかどうかを判定する。外部デバイスがプロファイル機能をサポートするために利用可能でない場合には、電子デバイスは、構成インタフェース830の表示を差し控える。
【0228】
いくつかの実施例では、音声識別機能を有効化する前に、電子デバイスは、外部デバイスが、閾値数(例えば、非ゼロ閾値)のユーザに対して音声識別機能を既にサポートしていると判定した場合、電子デバイス800は、
図8Eに示すように、ディスプレイ802上に、構成インタフェース840を表示する(例えば、更新インジケーションインタフェース803の表示を構成インタフェース840と置き換える)。構成インタフェース840は、インジケータ841及び継続アフォーダンス842を含む。インジケータ841は、外部デバイスが音声認識機能のためのユーザの閾値数に達したこと、及び外部デバイスが追加の音声を識別できないことを示す。継続アフォーダンス842は、選択されると、電子デバイスに、ユーザアカウントに対して音声識別機能を有効化させない(例えば、無効化させる)。
【0229】
いくつかの実施例では、音声識別機能を有効化する前に、電子デバイス800は、外部デバイスの現在の言語が音声識別機能をサポートしていないと判定した場合、電子デバイス800は、
図8Fに示すように、ディスプレイ802上に、構成インタフェース850を表示する(例えば、更新インジケーションインタフェース803の表示を構成インタフェース850と置き換える)。構成インタフェース830は、インジケータ851、継続アフォーダンス852、及び言語アフォーダンス853を含む。インジケータ851は、外部デバイスが当該外部デバイスの現在の言語を使用して音声識別機能をサポートすることができないこと、及び、任意選択的に、電子デバイス800が現在の言語がサポートされるようになった場合にユーザに通知することを示す。言語がサポートされると、電子デバイス800は、ユーザの電子デバイスに、例えば、ロック画面インタフェース860Bの通知861B(
図8AB)などの通知を提供することができる。継続アフォーダンス852は、選択されると、電子デバイス800に、ユーザアカウントの音声識別機能を有効化させない(例えば、無効化させる)。
【0230】
いくつかの実施例では、ユーザは、外部デバイスの言語を音声識別機能によってサポートされる言語に変更することができる。例として、構成インタフェース850を表示している間に、電子デバイス800は、言語アフォーダンス853の選択を検出する。
図8Fに示すように、言語アフォーダンス853の選択は、任意選択的に、タップジェスチャ854である。言語アフォーダンスの選択853に応じて、電子デバイス800は、
図8Gに示すように、ディスプレイ802上に、言語インタフェース860を表示する(例えば、更新インジケーションインタフェース850の表示を言語インタフェース860と置き換える)。
【0231】
言語インタフェース860は、言語要素861A~861C、保持アフォーダンス863、及び変更アフォーダンス864を含む。保持アフォーダンス863は、選択されると、電子デバイスに、外部デバイスの現在の言語を維持させ、ユーザアカウントに対して音声識別機能を有効化させない(例えば、無効化させる)。
【0232】
いくつかの実施例では、言語要素861A~861Cのそれぞれは、それぞれの言語に対応する。例として、言語要素861Aは英語(米国)に対応し、言語要素861Bは英語(英国)に対応し、言語要素861Cはスペイン語に対応する。いくつかの実施例では、ユーザは、外部デバイスのための新しい言語を選ぶために言語要素を選択することができる。
図8Gに示すように、例えば、ユーザは、(例えば、言語要素861Aに対応するディスプレイ802上の場所に、ユーザ入力を提供することによって)言語要素861Aを選択して、外部デバイスの言語として英語(米国)を特定することができる。選択された言語は、選択インジケータ862によって特定され得る。新しい言語が外部デバイスに選択された後、電子デバイス800は、新しい言語の選択を確認する変更アフォーダンス864の選択(例えば、入力865)を検出する。
【0233】
いくつかの実施例では、電子デバイス800は、電子デバイス800に関連付けられた複数の外部デバイスが、音声識別機能をサポートするために利用可能であることを判定する。いくつかの実施例では、電子デバイス800が、複数の外部デバイスが利用可能であること、及び、外部デバイスのうちの少なくとも2つが異なる現在の言語を有すると判定した場合には、電子デバイス800は、
図8Hに示すように、ディスプレイ802上に、構成インタフェース870を表示する(例えば、構成インタフェース810の表示を構成インタフェース870と置き換える)。
【0234】
構成インタフェース870は、変更アフォーダンス871、変更アフォーダンス872、及び保持アフォーダンス873を含む。保持アフォーダンス873は、選択されると、電子デバイスに、外部デバイスの現在の言語を維持させ、ユーザアカウントに対して音声識別機能を有効化させない(例えば、無効化させる)。
【0235】
変更アフォーダンス872は、選択されると、電子デバイス800に、ユーザが利用可能な外部デバイスのサブセットを選択させ、選択されたサブセットの外部デバイスのための言語を変更することができるインタフェースを表示させる。例えば、構成インタフェース870を表示している間に、電子デバイス800は、変更アフォーダンス872の選択を検出する。
図8Hに示すように、継続アフォーダンス872の選択は、任意選択的に、タップジェスチャ874である。変更アフォーダンス872の選択に応じて、電子デバイス800は、
図8Iに示すように、ディスプレイ802上に、構成インタフェース880を表示する(例えば、更新インジケーションインタフェース870の表示を構成インタフェース880と置き換える)。
【0236】
構成インタフェース880は、デバイス要素881A~881Cを含み、これらはそれぞれ、音声識別機能をサポートするために利用可能なそれぞれの外部デバイスに対応することができる。例として、デバイス要素881Aは外部デバイス「寝室」に関連付けることができ、デバイス要素881Bは外部デバイス「居間」に関連付けることができ、デバイス要素881Cは外部デバイス「キッチン」に関連付けることができる。構成インタフェース880を表示している間に、電子デバイスは、外部デバイスのサブセットを選択する1つ以上の入力を受信する。いくつかの実施例では、選択された外部デバイスは、選択インジケータ(例えば、選択インジケータ882A、882B)によって示される。
【0237】
構成インタフェース880は、取り消しアフォーダンス883及び継続アフォーダンス884を更に含む。取り消しアフォーダンス883を選択すると、電子デバイスは、ユーザアカウントに対して音声識別機能を有効化させず(例えば、無効化させ)、かつ/又は構成インタフェース880の表示を停止させる。
【0238】
構成インタフェース880を表示している間に、電子デバイス800は、継続アフォーダンス884の選択を検出する。
図8Iに示すように、継続アフォーダンス884の選択は、任意選択的に、タップジェスチャ885である。継続アフォーダンス884の選択に応じて、電子デバイス800は、ディスプレイ802上に、ユーザが選択された外部デバイスのそれぞれのための言語を選択することができる1つ以上の構成インタフェース(例えば、構成インタフェース860)を、表示する(例えば、更新インジケーションインタフェース880の表示を構成インタフェースと置き換える)。
【0239】
いくつかの実施例では、ユーザは、音声識別機能が有効化される各外部デバイス上で、個人要求機能を選択的に有効化することができる。例えば、構成インタフェース820を表示している間に(
図8C)、電子デバイス800は、カスタマイズアフォーダンス822の選択を検出する。いくつかの例では、カスタマイズアフォーダンス822の選択は、電子デバイス800に、
図8Jに示すように、ディスプレイ802上に、構成インタフェース890を表示させる(例えば、構成インタフェース820の表示を構成インタフェース890と置き換える)。
【0240】
構成インタフェース800Aは、デバイス要素892A~892Cを含み、これらはそれぞれ、外部デバイスに対応することができる。例として、デバイス要素891Aは外部デバイス「寝室」に関連付けることができ、デバイス要素891Bは外部デバイス「キッチン」に関連付けることができ、デバイス要素891Cは外部デバイス「居間」に関連付けることができる。デバイス要素891A~Cのそれぞれは、それぞれのトグルアフォーダンスを含むことができる。例えば、デバイス要素891Aはトグルアフォーダンス892Aを含むことができ、デバイス要素891Bはトグルアフォーダンス892Bを含むことができ、デバイス要素891Cはトグルアフォーダンス892Cを含むことができる。いくつかの実施例では、トグルアフォーダンスのそれぞれは、ユーザアカウントに対する個人要求機能がそれぞれの外部デバイス上で有効化されるかどうかを示すパラメータを表す。
【0241】
構成インタフェース890は、取り消しアフォーダンス893及び継続アフォーダンス894を更に含む。取り消しアフォーダンス893の選択は、電子デバイス800に、ユーザアカウントに対して(例えば、列挙された外部デバイスのいずれかについても)音声識別機能を有効化させず(例えば、無効化させる)、かつ/又は構成インタフェース890の表示を停止させる。(例えば、入力895を使用した)継続アフォーダンス894の選択は、電子デバイスに、選択された外部デバイスのそれぞれの上で、ユーザアカウントに対して個人要求機能を有効化させる。
【0242】
いくつかの実施例では、個人要求機能は、音声識別機能が有効化された場合にのみ有効化される。したがって、構成プロセス中、ユーザアカウントに対して音声識別機能を有効化しない(例えば、無効化する)ことをユーザが選択した場合、電子デバイス800は、構成インタフェース820(及び/又は個人要求特徴を構成するように指示された1つ以上の他のインタフェース)の表示を省略することができる。いくつかの実施例では、ユーザは、構成プロセスを開始する前に個人要求機能を有効化している場合があり、又は、個人要求機能を有効化する意図を示した後に、音声識別を有効化しない意図を示す場合がある(例えば、
図8Bのアフォーダンス823の選択後の
図8Jのアフォーダンス894の選択)。そうである場合、電子デバイス800は、ユーザに、個人要求機能を無効化することを要求することができる。いくつかの実施例では、電子デバイス800は、個人要求機能を無効化することをユーザが意図したかどうかを指示するようにユーザに促す。例として、
図8Kを参照すると、電子デバイス800は、任意選択的に、確認インタフェース800Aを表示することができる。確認インタフェース800Aは、問合せ801A、確認アフォーダンス802A、及び再開アフォーダンス803Aを含む。問合せ801Aは、個人要求機能を無効化することをユーザが意図していることをユーザが確認することを要求する問合せである。確認アフォーダンス802Aは、選択されると、電子デバイス に、個人要求機能を無効化させる。再開アフォーダンス803Aは、選択されると、個人要求機能を無効化することをユーザが意図しないことを電子デバイスにシグナリングし、次いで、電子デバイス800は、確認インタフェース800Aを表示すること(及び任意選択的に、説明したように、ユーザが音声識別機能を有効化することができる1つ以上のユーザインタフェースを表示すること)を停止する。
【0243】
いくつかの実施例では、確認インタフェース800Aは、1つ以上の表示されたユーザインタフェース上に重ね合わされる。
図8Kに示すように、例えば、確認インタフェース800Aは、構成インタフェース890上に重ね合わされる。確認インタフェース800Aは、個人要求機能が有効化されている間に音声識別機能を有効化せずに次に進む意図をユーザが示す構成プロセス中の任意の時点で表示され得ることが理解されるであろう。
【0244】
いくつかの実施例では、音声識別機能を有効化することは、電子デバイスのデジタルアシスタントがユーザの声に基づいて訓練されることを必要とする。例えば、構成プロセス中、電子デバイス800は、電子デバイスのデジタルアシスタントがユーザの音声に基づいて訓練されているかどうかを判定することができる。
図8Lを参照すると、電子デバイス800のデジタルアシスタントがユーザの音声に基づいて訓練されていない場合、電子デバイスは構成インタフェース810Aを表示する。
【0245】
いくつかの実施例では、構成インタフェース810Aは、電子デバイス800のデジタルアシスタントに対する音声トレーニング動作の1つ以上のアクションを示す、命令812Aを含む。命令812Aは、例えば、ユーザが単語又はフレーズ(例えば、「Hey Assistant」などのデジタルトリガ)を発語する(例えば、繰り返す)、発語入力のセットを提供するようにユーザに促すことができる。
【0246】
構成インタフェース810Aは、取り消しアフォーダンス814A及び継続アフォーダンス816Aを更に含む。取り消しアフォーダンス814Aの選択は、電子デバイスに、ユーザアカウントに対して音声識別機能を有効化させず(例えば、無効化させ)、かつ/又は構成インタフェース810Aの表示を停止させる。継続アフォーダンス814Aの選択は、電子デバイスに、ユーザによって提供された1つ以上の発語入力を使用して、デジタルアシスタントが訓練される音声トレーニング動作を開始させる。いくつかの実施例では、このようにしてデジタルアシスタントを訓練することは、音声トレーニング動作中にユーザによって提供される発語入力のセットに基づいて、モデル(例えば、発語モデル)を生成することを含む。
【0247】
いくつかの実施例では、電子デバイスは、1つ以上の外部デバイス(例えば、ユーザアカウントの音声識別機能が有効化されているそれぞれの外部デバイス)に音声識別データを提供する。次に、外部デバイスは、音声識別データを使用して、受信した発語入力に応じてユーザを識別することができる。音声識別データを使用して、例えば、外部デバイス上で使用するためのユーザの音声プロファイルを生成及び/又は更新することができる。
【0248】
いくつかの実施例では、電子デバイスは、電子デバイスのデジタルアシスタントの言語が外部デバイスの言語と同じ言語であるかどうかを判定する。
図8Mを参照すると、電子デバイスのデジタルアシスタントの言語が外部デバイスと同じ言語でない場合、電子デバイスは構成インタフェース820Aを表示する。
【0249】
構成インタフェース820Aは、インジケータ821A、変更アフォーダンス822A、及び取り消しアフォーダンス823Aを含む。いくつかの実施例では、変更アフォーダンス822Aの選択によって、電子デバイスは、デジタルアシスタントの言語を外部デバイスの言語にユーザが変更することができる1つ以上のユーザインタフェースを表示し、それによって、音声識別機能を有効化させることが可能になる。取り消しアフォーダンス823Aの選択は、電子デバイスに、音声識別機能を有効化させず(例えば、無効化させ)、かつ/又は構成インタフェース820Aの表示を停止させる。
【0250】
電子デバイス800が、1つ以上の外部デバイス(例えば、電子デバイスに関連付けられたデバイス)によってサポートされる機能を選択的に有効化するために構成プロセス中に使用されることに関する説明を本明細書で行う。いくつかの実施例では、電子デバイス800は、構成プロセスが電子デバイス800を構成するために使用され得るように、機能をサポートすることができることが理解されるであろう。例として、電子デバイスは、外部デバイスに追加して又はその代替として、音声識別機能及び個人要求機能をサポートするように構成され得る。
【0251】
図8Nでは、デバイス800はホームコントロールアプリケーションのホームインタフェース830Aを表示する。図示するように、ホームインタフェース830Aは、ロケーション(「123 Main St.」)を示すインジケータ833Aを含む。いくつかの実施例では、インジケータ833Aはテキストを含む。いくつかの実施例では、インジケータ833Aは、追加的に又は代替的に、画像又は他の識別情報を含む。
【0252】
ホームインタフェース830Aは、選択されると、電子デバイス800に、ロケーションプロファイルのユーザアカウント(例えば、ロケーションに関連付けられたユーザアカウント)の設定をユーザが閲覧及び/又は編集することができるインタフェースを表示させる、ホームアフォーダンス834Aを更に含む。例えば、構成インタフェース830Aを表示している間に、電子デバイス800は、ホームアフォーダンス834Aの選択を検出する。
図8Oに示すように、ホームアフォーダンス834Aの選択は、任意選択的に、タップジェスチャ835Aである。ホームアフォーダンスの選択834Aに応じて、電子デバイス800は、
図8Oに示すように、ディスプレイ802上に、ホームインタフェース840Aを表示する(例えば、ホームインタフェース830Aの表示をホームインタフェース840Aと置き換える)。
【0253】
ホームインタフェース840Aは、ユーザアフォーダンス841Aに対応し、これらはそれぞれ、ユーザアカウント(また転じて、ユーザアカウントのユーザ)に対応する。例として、ユーザアフォーダンス841AAは、ユーザJohn Appleseedのユーザアカウント(「John A」)に対応し、ユーザアフォーダンス841ABは、ユーザJane Appleseedのユーザアカウント(「Jane A」)に対応する。ホームインタフェース840Aは、選択されると、以下で更に詳細に説明するように、ユーザが他のユーザ(例えば、個人連絡先)をロケーションプロファイルに招待することを可能にする、招待アフォーダンス842Aを更に含む。以下で更に説明するように、このようにして他のユーザを招待することは、ユーザのユーザアカウントをロケーションプロファイルにそれぞれ追加するために使用され得るユーザのそれぞれに通知を提供することを含むことができる。
【0254】
ホームインタフェース840Aを表示している間に、電子デバイス800は、ユーザアフォーダンス841AAの選択を検出する。
図8Oに示すように、ユーザアフォーダンス841AAの選択は、任意選択的に、タップジェスチャ843Aである。いくつかの実施例では、ユーザアフォーダンス841ABの選択に応じて、電子デバイス800は、
図8Pに示すように、ディスプレイ802上に、ユーザJohn Appleseedのためのユーザアカウントインタフェース850Aを表示する(例えば、ホームインタフェース840Aの表示をユーザアカウントインタフェース850Aと置き換える)(選択されたユーザアフォーダンス841AAは、ユーザJohn Appleseedに対応することを思い出されたい)。
【0255】
ユーザアカウントインタフェース850Aは、ユーザインジケータ851A、ユーザ識別852A、音声機能部853A、プロファイル部854A、再生部855A、及び権限部856Aを含む。ユーザインジケータ851Aは、ユーザアカウントインタフェース850Aのためのユーザアカウントに関連付けられたユーザの名前を示す。ユーザ識別852Aは、ユーザに関連付けられた情報(例えば、ユーザの電子メールアドレス)を示す。いくつかの実施例では、ユーザ識別852Aは、ユーザアカウントの一意の識別子として機能する。
【0256】
音声機能部853Aは、音声識別要素853AA及び個人要求アフォーダンス853ABを含む。音声識別要素853AAは、音声識別機能がユーザアカウントに対して有効化されているかどうかを示すパラメータを表すトグルアフォーダンスを含む。個人要求アフォーダンス853ABは、選択されると、電子デバイス800に、ユーザがユーザアカウントの個人要求機能に関連付けられた1つ以上の設定を閲覧及び/又は調整することができる、1つ以上のユーザインタフェース(例えば、
図10Hのインタフェース1070)を表示させる(例えば、1つ以上のデバイス上のユーザアカウントに対して個人要求機能を有効化する)。
【0257】
プロファイル部854Aは、選択されると、電子デバイス800に、デバイス(例えば、ホームメディアハブ)上のプロファイル機能に関連付けられた1つ以上の設定をユーザが閲覧及び/又は調整することができる1つ以上のユーザインタフェース(例えば、
図10Iのインタフェース1080)を表示させるプロファイルアフォーダンス854AAを含む。再生部855Aは、例えば、
図6A~
図6Lを参照して説明したように、ユーザ要求に応じてユーザのリスニング履歴が更新されたかどうかを示すパラメータを表すトグルアフォーダンスを含む。権限部856Aは、リモートアクセスアフォーダンス856AAを含み、リモートアクセスアフォーダンス856AAは、選択されると、電子デバイス800に、そのロケーションに関連付けられた1つ以上のデバイスのリモートアクセスに関連付けられた1つ以上の設定をユーザが閲覧及び/又は調整することができる1つ以上のユーザインタフェース(例えば、
図10Jのインタフェース1090)を表示させる。
【0258】
いくつかの実施例では、ユーザは、ユーザアカウント間で切り替えることを望む場合がある。例えば、ユーザが電子デバイス上の第1のユーザアカウントにサインインしている間に、ユーザは、例えば、第2のユーザアカウントに関連付けられたコンテンツを閲覧するために、電子デバイス上の第2のユーザアカウントにサインインすることを好む場合がある。
図8Q~
図8Uは、ユーザが第2のユーザアカウントにサインインしたことに応じて、電子デバイスが、同じユーザアカウントがユーザのデバイス(例えば、電子デバイス800及び1つ以上の外部デバイス)にわたって一貫して使用されるように、第2のユーザアカウントをロケーションプロファイルに追加する(任意選択的に、第1のユーザアカウントをロケーションプロファイルから削除する)ようにユーザに促すプロセスのためのユーザインタフェースを示す。
【0259】
図8Qは、電子デバイス800の表示デバイス802上に表示されたユーザアカウントインタフェース860Aを示す。いくつかの実施例では、ユーザアカウントインタフェース860Aは、電子デバイス800の設定アプリケーションのユーザインタフェースである。ユーザアカウントインタフェース860Aは、ユーザインジケータ861A、ユーザ識別862A、アカウントアフォーダンス863A、及びオプションアフォーダンス864Aを含む。ユーザインジケータ861Aは、ユーザアカウントインタフェース860Aのためのユーザアカウントに関連付けられたユーザの名前を示す。ユーザ識別862Aは、ユーザアカウントに関連付けられた情報(例えば、ユーザアカウントの電子メールアドレス)を示す。いくつかの実施例では、ユーザ識別862Aは、ユーザアカウントの一意の識別子として機能する。アカウントアフォーダンス863Aは、選択されると、電子デバイスに、アカウントのユーザ固有(例えば、プライベート)情報をユーザが閲覧及び/又は編集することができるユーザインタフェースのそれぞれのセットのうちの1つを表示させる。例として、ユーザは、ユーザアカウントの名前、ユーザアカウントのパスワード、及び/又はユーザアカウントに属して作成されたトランザクションの支払い方法を変更することができる。
【0260】
オプションアフォーダンス864Aは、選択されると、電子デバイス800に、ユーザアカウントに関連付けられた各種設定をユーザが閲覧及び/又は編集することができるユーザインタフェースのそれぞれのセットを表示させる。ユーザは、例えば、ユーザアカウントに関連付けられた設定についての様々なサインを調整するオプションアフォーダンス865Aを選択することができる。例として、
図8Qを参照すると、ユーザアカウントインタフェース860Aを表示している間に、電子デバイス800は、ユーザアフォーダンス865Aの選択を検出する。
図8Qに示すように、ユーザアフォーダンス865Aの選択は、任意選択的に、タップジェスチャ866Aである。いくつかの実施例では、ユーザアフォーダンス865Aの選択に応じて、電子デバイス800は、
図8Rに示すように、ディスプレイ802上に、ユーザアカウントインタフェース870Aを表示する(例えば、ホームインタフェース840Aの表示をユーザアカウントインタフェース870Aと置き換える)。いくつかの実施例では、ユーザアカウントインタフェース870Aは、ユーザアカウントインタフェース860A上に重ね合わされる。
【0261】
ユーザアカウントインタフェース870Aは、閲覧アフォーダンス871A、サインアウトアフォーダンス872A、パスワードを忘れたアフォーダンス873A、及び取り消しアフォーダンス874Aを含む。閲覧アフォーダンス871Aは、選択されると、電子デバイス800に、ユーザアカウントに関する追加情報を含むユーザインタフェースを表示させる。パスワードを忘れたアフォーダンス873Aは、選択されると、ユーザがユーザアカウントのパスワードを変更及び/又は取得することができるように、電子デバイス800にパスワード回復動作を開始させる。取り消しアフォーダンス874Aは、選択されると、電子デバイス800に、ユーザアカウントインタフェース870Aの表示を停止させ、任意選択的に、
図8Rに示すようにユーザアカウントインタフェース870を再表示させる。
【0262】
サインアウトアフォーダンス872Aは、選択されると、ユーザに、第1のユーザアカウント(例えば、「j.appleseed@email.com」)からサインアウトさせ、任意選択的に、ユーザに第2のユーザアカウント(例えば、「john_a@email.com」)にサインインするように促させる。例えば、ユーザアカウントインタフェース870Aを表示している間に、電子デバイスは、ユーザアフォーダンス872Aの選択を検出する。
図8Rに示すように、ユーザアフォーダンス865Aの選択は、任意選択的に、タップジェスチャ875Aである。いくつかの実施例では、ユーザアフォーダンス872Aの選択に応じて、電子デバイス800は、
図8Sに示すように、ディスプレイ802上に、ユーザアカウントインタフェース880Aを表示する(例えば、ホームインタフェース870Aの表示をユーザアカウントインタフェース880Aと置き換える)。いくつかの実施例では、ユーザアカウントインタフェース880Aは、ユーザアカウントインタフェース860A上に重ね合わされる。
【0263】
ユーザアカウントインタフェース880Aは、ユーザ名フィールド881A、パスワードフィールド882A、取り消しアフォーダンス883A及びサインインアフォーダンス884Aを含む。いくつかの実施例では、ユーザアカウントインタフェース880は、ユーザが電子デバイス800上のユーザアカウントにサインインするためのプロンプトとして機能する。したがって、ユーザは、フィールド881A及び882A内に、ユーザアカウントのユーザ名及びパスワードをそれぞれ提供することができる。サインインアフォーダンス885Aは、選択されると、電子デバイスに、アカウントのユーザ名及びパスワードをアカウントの資格情報として提出させる。選択取り消しアフォーダンス883Aは、選択されると、電子デバイス800に、ユーザアカウントインタフェース870Aの表示を停止させ、任意選択的に、
図8Qに示すようにユーザアカウントインタフェース860Aを再表示させる。
【0264】
例として、ユーザアカウントインタフェース880Aを表示している間に、電子デバイスは、サインインアフォーダンス884A内の選択を検出する。
図8Sに示すように、サインインアフォーダンス884Aの選択は、任意選択的に、タップジェスチャ885Aである。いくつかの実施例では、サインインアフォーダンス884Aの選択に応じて、電子デバイス800は、ユーザが第2のユーザアカウント(例えば、「john_a@email.com」)にサインインされるサインイン動作を開始し、
図8Tに示すように、ディスプレイ802上に、ユーザアカウントインタフェース890Aを表示する(例えば、ホームインタフェース880Aの表示をユーザアカウントインタフェース890Aと置き換える)。
【0265】
いくつかの実施例では、サインイン動作を実行する前に(例えば、ユーザアフォーダンスの選択に応じて)、電子デバイス800は、第2のユーザアカウント(例えば、john_a@email.com)が、ホームコントロールアプリケーションのロケーションプロファイル内のユーザのユーザアカウントと同じユーザアカウントであるかどうかを判定する。ユーザアカウントが同じではない場合、電子デバイス800は、
図8Tに示すように、サインオンインタフェース891Aを表示する。サインオンインタフェース891Aは、いくつかの実施例では、ユーザアカウントインタフェース890A上に重ね合わされる。
【0266】
サインオンインタフェース891Aは、サインオンアフォーダンス892A、デバイスアフォーダンス893A及び取り消しアフォーダンス894Aを含む。デバイスアフォーダンス893Aの選択は、電子デバイスに、電子デバイス800上でのみ、ユーザアカウントに対してサインイン動作を実行さえる。取り消しアフォーダンス894Aの選択は、電子デバイス800に、ユーザが第1のユーザアカウント(例えば、「j.appleseed@apple.com」)にサインインしたままである、又は全てのユーザアカウントからサインアウトしたままになるように、サインイン動作を終了する。
【0267】
サインオンアフォーダンス892の選択は、電子デバイスに、電子デバイス上のユーザアカウントに対してサインイン動作を実行させ、第2のユーザアカウントをロケーションプロファイルに追加するように追加のサインイン動作を実行させる。例として、サインオンインタフェース891Aを表示している間に、電子デバイス800は、サインオンアフォーダンス892Aの選択を検出する。
図8Tに示すように、サインオンアフォーダンス892Aの選択は、任意選択的に、タップジェスチャ895Aである。サインオンアフォーダンス892A上の選択に応じて、電子デバイス800は、ホームコントロールアプリケーションのユーザアカウントインタフェース800B(
図8U)に示すように、ユーザアカウント(例えば、ユーザアカウント「john_a@email.com」)をロケーションプロファイルに追加する。
【0268】
図8V~
図8Zは、ユーザアカウントをデバイスの場所についてのロケーションプロファイルに追加し得るプロセスのためのユーザインタフェースを示す。
図8Vは、ロケーション及びユーザアカウント(例えば、ユーザアカウント「jane.applewood」)に関連付けられた外部デバイスのための設定インタフェース810Bを示す。
【0269】
いくつかの実施例では、ロケーションに関連付けられたデバイスは、そのロケーションに関するロケーションプロファイルに含まれないユーザアカウントに関連付けられる。ユーザアカウントがロケーションプロファイルに含まれていないので、デバイスの設定インタフェース810Bを閲覧するとき、電子デバイスは、設定インタフェース810B内にアカウントインタフェース811Bを表示する。アカウント811Bは、招待アフォーダンス812B、デフォルトアフォーダンス813B及びサインアウトアフォーダンス814Bを含む。招待アフォーダンス812Bは、選択されると、電子デバイスに、招待されたユーザが自身のユーザアカウントをロケーションプロファイルに追加することを選ぶことができる招待を提供させる。例として、設定インタフェース810Bを表示している間に、電子デバイス800は、招待アフォーダンス812Bの選択を検出する。
図8Vに示すように、招待アフォーダンス812Bの選択は、任意選択的に、タップジェスチャ815Bである。招待アフォーダンス812Bの選択に応じて、電子デバイスは、ロック画面インタフェース1240の通知1241(
図12F)などの通知を提供し、招待されたユーザは、自身のユーザアカウントをロケーションプロファイルに追加することを承諾することができる。サインアウトアフォーダンス814Bは、選択されると、電子デバイスに、デバイスがもはやユーザアカウントに関連付けられないように、デバイスからユーザアカウントをサインアウトさせる。
【0270】
図8Wを参照すると、いくつかの実施例では、設定インタフェース810Bを表示している間に、電子デバイス800は、デフォルトアフォーダンス813Bの選択を検出する。
図8Wに示すように、デフォルトアフォーダンス813Bの選択は、任意選択的に、タップジェスチャ815Bである。招待アフォーダンス812Bの選択に応じて、電子デバイス800はユーザアカウントをデバイスのデフォルトアカウントとして割り当てる。説明したように、特定のユーザに帰属しないデバイスに後で提供された要求は、デフォルトアカウントに従って処理される。
【0271】
図8Xは、ロケーションに関連付けられたデバイスのための設定インタフェース820Bを示す。設定インタフェース820Bは、選択されると、電子デバイス800に、デバイスに対するデフォルトのユーザアカウントをユーザが閲覧及び/又は設定することができる1つ以上のユーザインタフェースを表示させる、アカウントアフォーダンス821Bを含む。例として、設定インタフェース820Bを表示している間に、電子デバイス800は、アカウントアフォーダンス821Bの選択を検出する。
図8Xに示すように、アカウントアフォーダンス821Bの選択は、任意選択的に、タップジェスチャ822Bである。アカウントアフォーダンス821Bの選択に応じて、電子デバイス800は、
図8Yに示すように、ディスプレイ802上に、サインオンインタフェース830Bを表示する(例えば、設定インタフェース821Bの表示をサインオンインタフェース830Bと置き換える)。
【0272】
サインオンインタフェース810は、ユーザ名フィールド831B、パスワードフィールド832B、取り消しアフォーダンス834B及びサインインアフォーダンス833Bを含む。サインインアフォーダンス833Bは、選択されると、電子デバイスに、アカウントのユーザ名及びパスワードをユーザアカウントの資格情報として提出させる。取り消しアフォーダンス834Bは選択されると、電子デバイス800に、サインオンインタフェース830B上の表示を停止させ、任意選択的に、設定インタフェース820Bを再表示させる。
【0273】
例示的な動作では、ユーザアカウントインタフェース880Aを表示している間に、電子デバイスは、サインインアフォーダンス834Bの選択を検出する。
図8Yに示すように、サインインアフォーダンス834Bの選択は、任意選択的に、タップジェスチャ835Bである。いくつかの実施例では、サインインアフォーダンス834Bの選択に応じて、電子デバイス800は、
図8Zのインタフェース840Bに示すように、ユーザが指定されたユーザアカウントにサインインして、ユーザアカウントをデバイスのデフォルトアカウントとして設定するサインイン動作を開始する。
【0274】
図9は、いくつかの実施形態に係る、電子デバイス(例えば、スマートフォン、タブレットコンピュータ)を使用してユーザアカウントを構成するための方法を示すフロー図である。方法900は、表示デバイス及び1つ以上の入力デバイスを有するデバイス(例えば、100、300、500、580、600)にて実行される。方法900のいくつかの動作は、任意選択的に組み合わされ、いくつかの動作の順序は、任意選択的に変更され、いくつかの動作は、任意選択的に省略される。
【0275】
以下において説明されるように、方法900は、ユーザアカウントを構成するための直感的な方法を提供する。この方法は、ユーザアカウントを構成するユーザの認識的負担を軽減し、それによって、より効率的なヒューマン-マシンインタフェースを作り出す。例として、機能をサポートするデバイスを検出すること、及び、機能をサポートする1つ以上のデバイスが検出された場合に、機能を構成するプロンプトを表示することによって、ユーザが、その機能の構成動作を効率的かつ直感的に実行することが可能になる。例えば、最初に機能をサポートするデバイスを検出することによって、構成動作を開始する前に機能をサポートするデバイスが利用可能であることを保証する。次いで、これによって、ユーザが電子デバイスを操作するために必要とされる入力の数及び時間が(例えば、デバイスを操作/デバイスと対話する際に、適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)減少し、更には、電力使用量が低減され、デバイスのバッテリ寿命が向上する。
【0276】
いくつかの実施形態では、電子デバイス(例えば、第1のデバイス)(例えば、800)は、第1のデバイスに関連付けられた(例えば、第1のデバイスのユーザアカウントに関連付けられた)1つ以上のデバイス(例えば、スマートデバイス)が、それぞれの機能(例えば、音声識別機能)をサポートすることを検出する(902)。
【0277】
いくつかの実施形態では、それぞれの機能は音声識別機能である。いくつかの実施形態では、電子デバイス(例えば、800)は、(例えば、それぞれの機能を構成するための構成プロセス中、(例えば、それぞれの機能が有効化された)構成プロセスの完了後に)音声識別データ(例えば、音声プロファイル、受信した音声コマンド)を、1つ以上のデバイスのうちの1つ以上に送信させる(例えば、第1のデバイスによって送信させる、第1のデバイス以外のデバイスによって送信させる)。このようにして音声データを送信させることによって、デバイスが、音声データを使用して、デバイスが受信した音声入力を比較し、ユーザアカウントの音声プロファイルが音声入力に一致するかどうかを正確に判定することが可能になる。このようにして音声入力を一致させることによって、デバイスが、ユーザプリファレンス及びデバイスの以前の使用に従ってタスクを実行することが保証される。次いで、これによって、ユーザが電子デバイスを操作するために必要とされる入力の数及び時間が(例えば、デバイスを操作/デバイスと対話する際に、適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減させ、デバイスが顕著な結果を返すことを保証することによって)減少し、更には、電力使用量が低減され、デバイスのバッテリ寿命が向上する。
【0278】
いくつかの実施形態では、1つ以上のデバイスがそれぞれの機能をサポートしているときに満たされる基準を含む基準のセットが満たされたとの判定に従って(904)、電子デバイスは、表示デバイス上に、1つ以上のデバイスのそれぞれの機能を構成するプロンプト(例えば、803、810、820、830)を表示する(906)(例えば、構成プロセス中に(例えば、音声コマンドプロセスのための初期設定プロセス中に)インタフェースを表示する、構成プロセスではない間にバナー、通知、又はポップアップメッセージを表示する)。
【0279】
いくつかの実施形態では、1つ以上のデバイスがそれぞれの機能をサポートしているときに満たされる基準を含む基準のセットが満たされているとの判定に従って(904)、1つ以上のデバイスのそれぞれの機能を構成するプロンプトを表示している間に、電子デバイスは、1つ以上の入力デバイスを介して、1つ以上の入力のセット(例えば、806、816、824、834)を受信する(908)。
【0280】
いくつかの実施形態では、1つ以上のデバイスがそれぞれの機能をサポートしているときに満たされる基準を含む基準のセットが満たされているとの判定に従って(904)、1つ以上の入力のセットを受信したことに応じて、電子デバイスは、それぞれの機能に関連付けられた構成動作を実行する(910)((例えば、「継続」が選択された場合)次のインタフェースを表示する、(例えば、「認識しない」又は「いいえ」が選択された場合)機能を無効化する)。
【0281】
いくつかの実施形態では、構成動作を実行することは、1つ以上のデバイスのそれぞれの機能を構成する構成プロセスを開始すること(912)を含む(例えば、プロンプトが表示されている間にユーザ入力(例えば、「継続」の選択)に応じて開始される)。いくつかの実施形態では、この構成プロセスは、(例えば、それぞれの機能に関連した)1つ以上の設定を構成するための1つ以上のインタフェース(例えば、803、810、820、830、840、850、860、870、880、890、800A、810A、820A)の表示を含む。例えば、プロセスは、ユーザ入力に基づいてデバイスが進行する一連のインタフェースを含むことができる。いくつかの実施形態では、インタフェースが表示されるかどうか、及び/又はどのオプションがインタフェース上に表示されるかどうかは、1つ以上の条件(例えば、どれくらい多くのデバイスが、対それぞれの機能を使用するために構成されているか、他のユーザがそのようなデバイスを使用するかどうかなど)に依存する。
【0282】
いくつかの実施形態では、構成プロセスを実行している間に(914)、電子デバイス(例えば、800)は、表示デバイス上に、1つ以上のデバイス上でそれぞれの機能を有効化するための1つ以上のオプションを含む第1のインタフェース(例えば、800A)を表示する(916)。いくつかの実施形態では、構成プロセスを実行している間に、電子デバイスは、1つ以上の入力デバイスを介して、1つ以上のデバイスうちのデバイスのセットの選択を表す入力(例えば、805A)を受信する(918)。いくつかの実施形態では、構成プロセスを実行している間に、デバイスのセットの選択を表す入力を受信したことに応じて、電子デバイスは、デバイスのセット上でそれぞれの機能を有効化する(920)。いくつかの実施形態では、デバイスは、1つ以上のデバイスのうちのどれがそれぞれの機能に依存するサブ機能(例えば、個人データ(例えば、個人要求)の出力)を有効化するかのユーザによる選択を受信する。
【0283】
いくつかの実施形態では、基準のセットは、1つ以上のデバイスに関連付けられた(例えば、登録された、ログインされた)ユーザアカウントの閾値数(例えば、6個のアカウント)よりも少ない数(例えば、ゼロ)しかそれぞれの機能が有効化されていないときに満たされる第1の基準を含む。いくつかの実施形態では、デバイスは、ユーザアカウントの最大数に達したこと(例えば、それぞれの機能を有効化するオプションを含まないこと)を示すインタフェース(例えば、840)を表示する。
【0284】
いくつかの実施例では、それぞれの機能は音声識別機能である。いくつかの実施形態では、基準のセットは、1つ以上のデバイスがそれぞれの機能によってサポートされる(例えば、音声入力を解釈するための、及び/又は音声出力(例えば、情報の口頭出力)を出力するための)言語を使用するように構成されているときに満たされる第2の基準を含む。いくつかの実施形態では、デバイスは、1つ以上のデバイスの言語がサポートされていないことを示すインタフェース(例えば、850)を表示する。いくつかの実施形態では、インタフェースは、1つ以上のデバイスのうちの少なくとも1つに関連付けられた言語を変更するオプション(例えば、853)を含む。
【0285】
いくつかの実施形態では、電子デバイス(例えば、800)(第1のデバイス)は、第1のユーザアカウントに関連付けられている(例えば、ログインされている)。いくつかの実施形態では、構成プロセスを実行している間に、第2の基準が満たされていないことに応じて、かつ、第1のユーザアカウントが管理者アカウントであるとの判定に従って、電子デバイスは、表示デバイス上に、1つ以上のデバイスが使用するように構成されている言語を変更するための1つ以上のオプションを含む第2のインタフェース(例えば、860)を表示する。いくつかの実施形態では、第2のインタフェースは、1つ以上のデバイスの言語がサポートされていないことを示すインタフェースでの選択(例えば、854)に応じて表示される。いくつかの実施形態では、第2の基準が満たされていない場合、第2のインタフェースが表示される。いくつかの実施形態では、構成プロセスを実行している間に、第2の基準が満たされていないことに応じて、かつ、第1のユーザアカウントが管理者アカウントであるとの判定に従って、電子デバイスは、1つ以上の入力デバイスを介して、1つ以上のデバイスが使用するように構成されている言語への変更を表す入力(例えば、864)を受信する。いくつかの実施形態では、構成プロセスを実行している間に、第2の基準が満たされていないことに応じて、かつ、第1のユーザアカウントが管理者アカウントであるとの判定に従って、言語への変更を表す入力を受信したことに応じて、電子デバイスは、1つ以上のデバイスが使用するように構成されている言語を変更する。
【0286】
いくつかの実施形態では、電子デバイスは、構成プロセスを実行している間に、第2の基準が満たされていないことに応じて、表示デバイス上に、電子デバイスは、1つ以上のデバイスが使用するように構成されている言語を変更するための1つ以上のオプション(例えば、864、871、872)を表示する。いくつかの実施形態では、1つ以上のオプションを表示することは、1つ以上のデバイスのうちの2つ以上のデバイスが、それぞれの機能によってサポートされていない言語を使用するように構成されているとの判定に従って、表示デバイス上に、複数のデバイスの言語を構成するための1つ以上のオプション(例えば、871、872)を含む第3のインタフェース(例えば、870)を表示することを含む。いくつかの実施形態では、1つ以上のオプションを表示することは、1つ以上のデバイスのうちの1つのデバイスが、それぞれの機能によってサポートされていない言語を使用するように構成されているとの判定に従って、表示デバイス上に、当該1つのデバイスの言語を構成するための1つ以上のオプションのうちのオプション(例えば、881A、881B、881C)を含む第4のインタフェース(例えば、880)を表示することを含む。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、1つ以上のデバイスのうちの少なくとも1つが使用するように構成されている言語への変更を表す入力(例えば、885)を受信する。いくつかの実施形態では、言語への変更を表す入力を受信したことに応じて、電子デバイスは、少なくとも1つのデバイスが使用するように構成されている言語を変更する。
【0287】
いくつかの実施形態では、構成プロセスを実行している間に、電子デバイスは、1つ以上の入力デバイスを介して、1つ以上のデバイス上でそれぞれの機能を有効化するオプションの選択を表す入力(例えば、814、824、834)を受信する。いくつかの実施形態では、電子デバイスの(第1の)デバイスは、第1の言語(例えば、英語)に関連付けられており、1つ以上のデバイスは、第2の言語(例えば、フランス語)に関連付けられている。いくつかの実施形態では、構成プロセスを実行している間に、1つ以上のデバイスでそれぞれの機能を有効化するオプションの選択を表す入力を受信したことに応じて、第1の言語(例えば、英語)が第2の言語(例えば、フランス語)とは異なるとの判定に従って、電子デバイスは、表示デバイス上に、第1のデバイスの言語を変更するための1つ以上のオプション(例えば、822A)を含む第5のインタフェース(例えば、820A)を表示する。いくつかの実施形態では、構成プロセスを実行している間に、1つ以上のデバイスでそれぞれの機能を有効化するオプションの選択を表す入力を受信したことに応じて、第1の言語(例えば、英語)が第2の言語(例えば、フランス語)とは異ならないとの判定に従って、電子デバイスは、第5のインタフェースを表示することを差し控える。
【0288】
いくつかの実施形態では、構成プロセスを実行している間に、(例えば、音声トレーニングプロセスを実行することによって得られる)音声プロファイルが第1のデバイスに関連付けられていない(例えば、第1のデバイスに記憶されていない、第1のデバイスによって使用されていない)との判定に従って、電子デバイスは、表示デバイス上に、音声識別機能のための音声トレーニング動作を実行するための第6のインタフェース(例えば、810A)を表示する。
【0289】
いくつかの実施形態では、構成プロセスを実行している間に、(例えば、音声トレーニング処理を実行して得られる)音声プロファイルが第1のデバイスに関連付けられている(例えば、第1のデバイスに記憶される、第1のデバイスによって使用されている)との判定に従って、電子デバイスは、表示デバイス上に、音声識別機能のための音声トレーニング動作を実行するための第6のインタフェースを表示することを差し控える。いくつかの実施形態では、構成プロセスを実行している間に、(例えば、音声トレーニング処理を実行することによって得られる)音声プロファイルが第1のデバイスに関連付けられている(例えば、第1のデバイスに記憶される、第1のデバイスによって使用されている)との判定に従って、電子デバイスは、音声プロファイルを使用するように音声識別機能を構成する。
【0290】
いくつかの実施形態では、構成プロセスを実行している間に、(例えば、それぞれの機能を構成するためのプロセス中に)音声識別機能が有効化されているとの判定に従って、電子デバイスは、表示デバイス上に、それぞれの機能とは異なる第2の機能を構成するための第7のインタフェース(例えば、820)を表示する。いくつかの実施形態では、第2の機能を有効化することは、第1の機能が有効化されることを必要とする。いくつかの実施形態では、構成プロセスを実行している間に、(例えば、それぞれの機能を構成するためのプロセス中に)音声識別機能が有効化されていないとの判定に従って、電子デバイスは、表示デバイス上に、第2の機能を構成するための第7のインタフェースを表示することを差し控える。いくつかの実施例では、第1の機能が有効化されているときにのみ第2の機能を有効化するインタフェースを表示することによって、ユーザのための構成プロセスを直感的かつ効率的に提供する電子デバイスが提供される。例として、ユーザは、第1の機能が有効化されていないときに第2の機能を有効化することをユーザが好むかどうかを示す入力を提供する必要はなく、したがって、ユーザが電子デバイスを操作するために必要とされる入力の数及び時間が(例えば、デバイスを操作/デバイスと対話する際に、適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)減少し、更には、電力使用量が削減され、デバイスのバッテリ寿命が向上する。
【0291】
いくつかの実施形態では、音声識別機能が有効化されておらず(例えば、それぞれの機能を構成するためのプロセス中に無効化されており)、第2の機能が(例えば、構成プロセス中に無効化される前に)有効化されているとの判定に従って、電子デバイスは、表示デバイス上に、それぞれの機能を有効化するオプション(例えば、893)及び第2の機能を無効化するオプション(例えば、892)のうちの1つ以上を含む第8のインタフェースを表示する。いくつかの実施形態では、(例えば、それぞれの機能を構成するためのプロセス中に)音声識別機能が有効化されており、第2の機能が有効化されているとの判定に従って、電子デバイスは、表示デバイス上に、第8のインタフェースを表示することを差し控える。
【0292】
いくつかの実施形態では、1つ以上のデバイスが複数のデバイスを含むとの判定に従って、電子デバイスは、表示デバイス上に、複数のデバイスのうちのどれが(例えば、特定のユーザアカウントに対して)第2の機能を有効化させるかを選択するための1つ以上のオプション(例えば、802AA、802AB、802AC)を含む第2の機能を構成するための第9のインタフェース(例えば、800A)を表示する。いくつかの実施形態では、1つ以上のデバイスが複数のデバイスを含まないとの判定に従って、電子デバイスは、複数のデバイスのうちのどれが(例えば、特定のユーザアカウントに対して)第2の機能を有効化させるかを選択するための1つ以上のオプションを含む第2の機能を構成するための第9のインタフェースを表示することを差し控える。
【0293】
いくつかの実施形態では、1つ以上のデバイスがそれぞれの機能をサポートしていないとの判定に従って、電子デバイスは、表示デバイス上に、1つ以上のデバイスのそれぞれの機能を構成するプロンプトを表示することを差し控える(922)。
【0294】
いくつかの実施形態では、基準のセットは、第1のデバイスに関連付けられたアカウントが、1つ以上のデバイスに関連付けられたアカウントのグループに参加する(例えば、スマートホームグループに参加する)ための招待を(例えば、第1のデバイスを使用して)承諾するときに満たされる基準を含む。例えば、音声識別機能を構成するためのインタフェースが(例えば、地理的場所(例えば、自宅)に関連付けられたデバイスのグループを管理するためのアプリケーション又はインタフェースに切り替える際に、又はデバイスのグループに関連付けられた新たな地理的場所の位置に到着する際に)表示される
【0295】
いくつかの実施形態では、基準のセットは、(例えば、スマートスピーカ又はホームメディアハブなどの特定のタイプの)新しいデバイスが第1のデバイスに関連付けられたデバイスのグループに追加されるときに満たされる基準を含む。
【0296】
いくつかの実施形態では、通知は、基準のセットが満たされていることに応じて、複数のデバイス(例えば、第1のデバイス)に送信される。例えば、デバイスのグループに関連付けられた各デバイス(例えば、第1のデバイス)は、データを受信し、基準のセットが満たされていることに応じてプロンプトを表示させることができる。
【0297】
いくつかの実施形態では、第1のデバイスが特定のタイプのデバイス(例えば、ホームメディアハブ)を含むデバイスのグループ(例えば、(例えば、スマートスピーカである)1つ以上のデバイスと必ずしも同じではない)に関連付けられているとの判定に従って、電子デバイスは、表示デバイス上に、特定のタイプのデバイスによって、第1のデバイスに関連付けられたユーザアカウントのインジケーションを表示することを有効化するオプション(例えば、834)、及び特定のタイプのデバイスによって、第1のデバイスに関連付けられたユーザアカウントのインジケーションを表示することを無効化するオプション(例えば、832)、のうちの1つ以上を表示する。
【0298】
いくつかの実施形態では、第1のデバイス上で第1のアカウントにログインする要求を受信したことに応じて、かつ、1つ以上のデバイスのうち第2のデバイス(例えば、スマートスピーカ、ホームメディアハブ)が第1のアカウント以外のアカウントにログインされているとの判定に従って、電子デバイスは、第2のデバイスを第1のアカウントにログインするオプション(例えば、892A)、及び、第2のデバイスを第1のアカウント以外のアカウントにログインされたままにするオプション(例えば、893A)、のうちの1つ以上を含むプロンプト(例えば、891A)を表示する。いくつかの実施形態では、第2のデバイスを第1のアカウントにログインするオプションのユーザ入力選択を受信することに従って、電子デバイスは、第2のデバイスを第1のアカウントにログインさせる。いくつかの実施形態では、第1のデバイス及び第2のデバイスはいずれも第2のアカウントにログインされており、第2のデバイスに対して第1のアカウントにログインさせた後、いずれも第2のアカウントにログインされたままである。例えば、第1のアカウントはメディアアカウントとすることができ、第2のアカウントは、デバイスのうちの1つで第1のアカウントが変化しても、いずれのデバイスにもログインされたままである、クラウドベースのサービス(例えば、ストレージ)アカウントとすることができる。いくつかの実施形態では、第2のデバイスが第1のアカウント以外のアカウントにログインされたままにするオプションのユーザ入力選択を受信することに従って、電子デバイスは、第2のデバイスに対して第1のアカウントにログインさせることを差し控える。
【0299】
いくつかの実施形態では、第1のデバイスは第2のアカウントにログインされている。いくつかの実施形態では、デバイスのセットのうちの第3のデバイスは、第4のアカウントにログインされている。いくつかの実施形態では、第2のアカウントは、アカウントのグループ(例えば、(例えば、そのようなデバイスを制御するためのアプリケーションによって)互いにリンクされているユーザの自宅内のスマートデバイス)に関連付けられている。いくつかの実施形態では、第4のアカウントがアカウントのグループに関連付けられていないとの判定に従って、電子デバイスは、表示デバイス上に、第4のアカウントをアカウントのグループに招待するオプション(例えば、812B)を含むプロンプト(例えば、811B)を表示する。いくつかの実施形態では、プロンプトは、第4のアカウントをデフォルトアカウント(例えば、それぞれのアカウントに関連付けられた音声プロファイルと本来であれば一致しない要求に応じて、情報を出力するために使用されるアカウント)として使用するオプション(例えば、813B)を含む。いくつかの実施形態では、デフォルトアカウントオプションの選択(例えば、816B)は、(例えば、ログイン資格情報を入力するために)アカウントにログインするプロンプト(例えば、830B)を表示させる。
【0300】
いくつかの実施形態では、第4のアカウントがアカウントのグループに関連付けられているとの判定に従って、電子デバイスは、表示デバイス上に、第4のアカウントをアカウントのグループに招待するオプションを含むプロンプトを表示することを差し控える。いくつかの実施形態では、第4のアカウントをアカウントのグループに招待するオプションを含むプロンプトを表示した後に、電子デバイスは、第4のアカウントをアカウントのグループに招待するオプションの選択を表す入力(例えば、815B)を受信する。いくつかの実施形態では、第4のアカウントをアカウントのグループに招待するオプションの選択を表す入力を受信したことに応じて、電子デバイスは、アカウントのグループへの招待を第4のアカウントに送信する。
【0301】
方法900に関連して上述したプロセス(例えば、
図9)の詳細はまた、後述する方法にも、類似する方式で適用可能であることに留意されたい。例えば、方法1100は、方法900を参照して上述した様々な方法の特性のうちの1つ以上を任意選択的に含む。例えば、1つ以上のデバイスに対してユーザアカウントのための構成プロセスを実行した後、引き続き、1つ以上のデバイスに対してユーザアカウントの設定を構成することができる。簡潔にするために、これらの詳細は、以下で繰り返さない。
【0302】
図10A~
図10Mは、いくつかの実施形態に係る、ユーザアカウントを構成するための例示的なユーザインタフェースを示す。これらの図のユーザインタフェースは、
図11のプロセスを含む後述のプロセスを示すために使用される。
【0303】
概して、
図10A~
図10Mを参照して説明するユーザインタフェースは、電子デバイス1000などの電子デバイスを使用して1人以上のユーザアカウントの設定を構成する(例えば、編集する)ために採用され得る。より詳細に説明するように、いくつかの実施例では、このようにして構成された設定は、1つ以上のユーザプリファレンスを含む個人化設定と、1つ以上のユーザ権限を含む非個人化設定を含む。
【0304】
図10Aは、電子デバイス1000のディスプレイ1002上の場所に関連付けられた制御可能な外部デバイスのセットを管理するためのホームインタフェース1003を示す。いくつかの実施例では、ホームインタフェース1003は、ホームコントロールアプリケーションのインタフェースである。
【0305】
ホームインタフェース1003は、選択されると、電子デバイス800に、ロケーションプロファイルのユーザアカウントのセットをユーザが閲覧及び/又は編集することができるインタフェースを表示させる、ホームアフォーダンス834Aを含む。例えば、構成インタフェース1003を表示している間に、電子デバイス1000は、ホームアフォーダンス1004の選択を検出する。
図10Aに示すように、ホームアフォーダンス1004の選択は、任意選択的に、タップジェスチャ1005である。ホームアフォーダンス1004の選択に応じて、電子デバイス1000は、
図10Bに示すように、ディスプレイ1002上に、ホームインタフェース1010を表示する(例えば、ホームインタフェース1003の表示をホームインタフェース1010と置き換える)。
【0306】
ホームインタフェース1010はユーザアフォーダンス1011を含み、これらはそれぞれ、いくつかの実施例では、それぞれのユーザアカウントに対応する。例として、ユーザアフォーダンス1011Aは、ユーザJohn Appleseedのためのユーザアカウント(「John A」)に対応し、ユーザアフォーダンス1011Bは、ユーザJane Appleseedのユーザアカウント(「Jane A」)に対応する。
図10Bに示す例では、ユーザJohn Appleseedのユーザアカウントは管理者アカウントであり、ユーザJane Appleseedのユーザアカウントは管理者アカウントではない。ホームインタフェース1010は、選択されると、ユーザが1人以上の他のユーザをロケーションプロファイルに招待することを可能にする、招待アフォーダンス1012を更に含む。
【0307】
いくつかの実施例では、管理者アカウントのユーザは、自身のアカウントのための個人化設定及び非個人化設定の両方を構成すると共に、他のユーザアカウントのための非個人化設定を構成することを許可されている。別の例として、非管理者アカウントのユーザは、自身のユーザアカウントに対する個人化設定のみを構成することを許可されている。
【0308】
例えば、ホームインタフェース1010を表示している間に、電子デバイス1000は、ユーザアフォーダンス1011Aの選択を検出する。
図10Bに示すように、ユーザアフォーダンス1011Aの選択は、任意選択的に、タップジェスチャ1013である。いくつかの実施例では、ユーザアフォーダンス1011Aの選択に応じて、電子デバイス800は、
図10Cに示すように、ディスプレイ802上に、ユーザJohn Appleseedのユーザアカウントのためのユーザアカウントインタフェース1020を表示する(例えば、ホームインタフェース1010の表示をユーザアカウントインタフェース1020と置き換える)(選択されたユーザアフォーダンス841ABがユーザJohn Appleseedに対応することを思い出されたい)。
【0309】
ユーザアカウントインタフェース1020は、ユーザインジケータ1021、ユーザ識別1022、音声機能部1023、プロファイル部1024、再生部1025は、権限部1026、権限部1027、及び退出アフォーダンス1028を含む。ユーザインジケータ1021は、ユーザアカウントインタフェース1020のためのユーザアカウントに関連付けられたユーザの名前を示す。ユーザ識別1021はユーザに関連付けられた情報(例えば、ユーザの電子メールアドレス)を示す。いくつかの実施例では、ユーザ識別1021は、ユーザアカウントの一意の識別子(例えば、ユーザ名)として機能する。
【0310】
音声機能部1023は、音声識別要素1023A及び個人要求アフォーダンス1023Bを含む。音声識別要素1023Aは、音声識別機能がユーザアカウントに対して有効化されているかどうかを示すパラメータを表すトグルアフォーダンスを含む。いくつかの実施例では、音声識別要素1023Aのトグルアフォーダンスの選択は、パラメータの値を変更させる(例えば、オフをオンに、オンをオフにする)。個人要求アフォーダンス1023Bは、選択されると、電子デバイス1000に、個人要求機能に関連付けられた1つ以上の設定をユーザが閲覧及び/又は調整することができる、1つ以上のユーザインタフェース(例えば、
図10Hのインタフェース1070)を表示させる。例として、ユーザは、場所に関連付けられたデバイスのセットのそれぞれのデバイスに対してユーザアカウントの個人要求機能を選択的に有効化することができる。別の例として、ユーザは、要求に応じて、セキュアな情報及び/又はプライベート情報を提供する前にユーザが認証される要件を選択的に有効化することができる。ユーザは、例えば、電子デバイス1000の検出された近接度、及び/又はユーザの音声プロファイルに対する音声入力の一致に応じて、認証され得る。
【0311】
プロファイル部1024は、選択されると、電子デバイス1000に、プロファイル機能に関連付けられた1つ以上の設定をユーザが閲覧及び/又は調整することができる、1つ以上のユーザインタフェース(例えば、
図10Iのインタフェース1080)を表示させるプロファイルアフォーダンス1024Aを含む。例として、ユーザは、場所に関連付けられたデバイスのセット(例えば、メディア再生デバイス)のそれぞれに対してプロファイル機能を選択的に有効化することができる。このようにして、1人以上の他のユーザは、プロファイル機能がユーザアカウントに対して有効化されているデバイスを使用しながら、ユーザのコンテンツにアクセスすることができる。
【0312】
再生部1025は、例えば、
図6A~
図6Lを参照して説明したように、ユーザ要求に応じてユーザのリスニング履歴が更新されたかどうかを示すパラメータを表すトグルアフォーダンスを含む。
【0313】
権限部1026は、選択されると、電子デバイス1000に、リモートアクセス機能に関連付けられた1つ以上の設定をユーザが閲覧及び/又は構成することができる、1つ以上のユーザインタフェース(例えば、
図10Jのインタフェース1090)を表示させる、リモートアクセスアフォーダンス1026Aを含む。例として、ユーザは、例えば、電子デバイスを使用して、ユーザがアクセサリをリモートで制御する権限があるかどうかを選択的に有効化することができる。権限部は、選択されると、電子デバイス1000に、場所に関連付けられたデバイスを追加及び/又は構成するための設定をユーザが閲覧及び/又は構成することができる、1つ以上のユーザインタフェース(例えば、
図10Kのインタフェース1000A)を表示させる、アクセサリアフォーダンス1026Bを更に含む。
【0314】
権限部1027は、選択されると、電子デバイス1000に、ビデオストリーミングに関連付けられた設定をユーザが閲覧及び/又は構成することができる1つ以上のユーザインタフェース(例えば、
図10Lのインタフェース1010A)を表示させる、カメラアフォーダンス1027Aを含む。例として、ユーザは、ライブ動画を閲覧する権限、記録されたものを閲覧する権限、又はそれらの組み合わせを構成することができる。権限部1027は、選択されると、電子デバイス1000に、ネットワーク共有に関連付けられた設定をユーザが閲覧及び/又は構成することができる1つ以上のユーザインタフェース(例えば、
図10Mのインタフェース1020A)を表示させる、ネットワークアフォーダンス1027Bを含む。例として、ユーザは、ネットワークにアクセスするための権限レベルのセット、ネットワーク上で共有するための権限レベルのセット、又はそれらの組み合わせから選択することができる。
【0315】
図10Cに示すように、いくつかの実施例では、ユーザアカウントインタフェース1020の一部分は、ディスプレイ1002上に表示されないことがある。したがって、いくつかの実施例では、ユーザは、本来であれば表示されないユーザインタフェース1020の部分を明らかにするために、スワイプジェスチャなどの入力のセットを提供することができる。
【0316】
いくつかの実施例では、管理者は、管理者権限を有するユーザアカウントに対して1つ以上の設定を構成することができない。例えば、John Appleseedのユーザアカウントが管理者アカウントであるので、権限部1026に対応する設定を構成することができない。管理者は、例えば、アクセサリをリモートで制御する、又はアクセサリを追加及び/若しくは編集するための権限を無効化することができない。したがって、権限部1026のアフォーダンス1026A、Bはいずれも、構成不可能なものとして示されている。
【0317】
説明したように、いくつかの実施例では、1つ以上の機能(例えば、個人要求機能)は、別の機能(例えば、音声識別機能)が有効化されている場合にのみ構成することができる。例として、
図10Cを参照すると、電子デバイスは、個人要求アフォーダンス1023Bの選択を検出するが、(例えば、音声識別要素1023Aのトグルアフォーダンスが示すように)ユーザアカウントインタフェース1020のユーザアカウントに対する音声識別機能は有効化されない。
図10Cに示すように、ユーザアフォーダンス1023Bの選択は、任意選択的に、タップジェスチャ1029である。いくつかの実施例では、音声識別機能が無効化されている場合、ユーザアフォーダンス1023Bの選択に応じて、電子デバイス800は、
図10Dに示すように、ディスプレイ802上に、機能有効化インタフェース1030を表示する。いくつかの実施例では、機能有効化インタフェースはユーザインタフェース1020上に重ね合わされる。
【0318】
機能有効化インタフェース1030は、インジケータ1031、機能有効化アフォーダンス1032、及び拒否アフォーダンス1033を含む。インジケータ1031は、個人要求機能を有効化するためには、まず音声識別機能を有効化しなければならないことを示す。拒否アフォーダンス1033は、選択されると、ユーザアカウントの音声識別機能を有効化することをユーザが意図しないことを電子デバイス1000に示す。したがって、拒否アフォーダンス1033の選択に応じて、電子デバイス1000は、音声識別機能又は個人要求機能を有効化せず、機能有効化インタフェース1030の表示を停止する。機能有効化アフォーダンス1032は、選択されると、電子デバイス1000に、構成プロセスを実行するためのユーザインタフェースを表示させる。
【0319】
例として、機能有効化インタフェース1030を表示している間に、電子デバイスは、機能有効化アフォーダンス1033の選択を検出する。
図10Dに示すように、機能有効化アフォーダンス1033の選択は、任意選択的に、タップジェスチャ1034である。機能有効化アフォーダンスの選択1034に応じて、電子デバイス1000は、
図10Eに示すように、ディスプレイ1002上に、継続アフォーダンス1041を含む構成インタフェース1040を表示する(例えば、機能有効化インタフェース1030の表示を構成インタフェース1040と置き換える)。いくつかの実施例では、構成インタフェース1040は、
図8Bの構成インタフェース820と実質的に同じである。したがって、継続アフォーダンス1041の選択に応じて、電子デバイス800は、
図8A~
図8Mに関して説明した構成プロセスなどの音声識別機能を構成するための構成プロセスを開始する。
【0320】
いくつかの実施例では、第1のユーザアカウントのユーザは、権限が第1のユーザアカウントに割り当てられているにもかかわらず、第2のユーザアカウントの1つ以上の設定を構成することができない。例として、管理者権限を有するユーザアカウントは、他のユーザアカウントに対する非個人化設定を構成する権限しかない場合がある。
【0321】
図10Fは、管理者権限を有する第1のユーザアカウントのユーザ(例えば、「John Appleseed」)が、別のユーザの第2のユーザアカウント(例えば、「Jane Appleseed」)のユーザアカウントインタフェース1050を閲覧するシナリオを示す。ユーザアカウントインタフェース1050は、例えば、ユーザアカウントに対応するユーザアフォーダンス1011Bの選択(例えば、
図10Bの入力1014)に応じて閲覧することができる。図示のように、マルチユーザ機能(例えば、音声識別機能、プロファイル機能)を有効化することを対象とする設定などの個人化設定1053、1054、1055は、非構成可能なものとして示されており、またユーザ権限(例えば、リモートアクセス権限、ストリーミング権限)を対象とするものなどの非個人化設定1051、1052は、構成可能なものとして示されている。更に、管理者権限を有するユーザは、削除アフォーダンス1056を使用して、ロケーションプロファイルから第2のユーザアカウントを更に削除することができる。
【0322】
図10Gは、管理者権限を有さないユーザアカウントに関連付けられたユーザ(例えば、「Jane Appleseed」)が自身のユーザアカウントを閲覧するシナリオを示す。図示のように、マルチユーザ機能(例えば、音声識別機能、プロファイル機能)を有効化することを対象とする設定などの個人化設定1063、1064、1065は、構成可能なものとして示されており(これらの設定はユーザアカウントに対して個人的であることを思い出されたい)、また、ユーザ権限(例えば、リモートアクセス権限、ストリーミング権限)を対象とするものなどの非個人化設定1061、1062は、非構成可能なものとして示されている(ユーザアカウントが管理者権限を有していないことを思い出されたい)。いくつかの実施例では、管理者権限を有さないユーザアカウントに関連付けられたユーザは、削除アフォーダンス1066を使用してユーザアカウントをロケーションプロファイルから更に削除することができる。
【0323】
図11は、いくつかの実施形態に係る、電子デバイス(例えば、モバイルデバイス)を使用してユーザアカウントを構成するための方法を示すフロー図である。方法1100は、表示デバイス及び1つ以上の入力デバイスを有するデバイス(例えば、100、300、500、580、600)にて実行される。方法1100のいくつかの動作は、任意選択的に組み合わされ、いくつかの動作の順序は、任意選択的に変更され、いくつかの動作は、任意選択的に省略される。
【0324】
後述するように、方法1100は、電子デバイスを使用してユーザアカウントを構成するための直感的方法を提供する。この方法は、電子デバイスを使用してユーザアカウントを構成するユーザの認識的負担を軽減し、それによって、より効率的なヒューマン-マシンインタフェースが作成される。例えば、設定インタフェースに関連付けられたユーザアカウント及び電子デバイスに関連付けられたユーザアカウントに基づいて設定が選択的に編集可能である設定インタフェースを表示することによって、ユーザは、設定インタフェースの設定を効率的かつ直感的に編集することが可能になる。例として、電子デバイスは、ユーザのユーザアカウントの場合のみ個人化設定を、ユーザが管理者である場合には、非個人化設定を編集することを、ユーザに可能とすることができる。このようにして編集可能な設定の数を制限することによって、ユーザが電子デバイスを操作するために必要とされる入力の数及び時間が(例えば、デバイスを操作/デバイスと対話する際に、適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)減少し、更には、電力使用量が低減され、デバイスのバッテリ寿命が向上する。
【0325】
いくつかの実施形態では、電子デバイスは、1つ以上の入力デバイスを介して、入力(例えば、1014)(例えば、設定アフォーダンスの選択)を受信する(1102)。
【0326】
いくつかの実施形態では、入力を受信したことに応じて、電子デバイスは、表示デバイス上に、1つ以上の管理者アカウント(1011A用のアカウント)及び1つ以上の非管理者アカウント(1011B用のアカウント)を含む複数のアカウント(例えば、スマートホームのメンバー)に関連付けられた複数のデバイス(例えば、スマートデバイス)のための設定インタフェース(例えば、1050)を表示する(1104)。いくつかの実施形態では、電子デバイス(例えば、1000)は、複数のアカウントのうちの第1のアカウントに関連付けられている(例えば、複数のアカウントのうちの第1のアカウントにログインされている)(1106)。
【0327】
いくつかの実施形態では、第1のアカウントが複数のアカウントのうちの管理者アカウントであることに従って、かつ、設定インタフェースが第1のアカウント(例えば、別のユーザのページを閲覧する管理者)とは異なる第2のアカウントに関する設定インタフェースであることに従って(1108)、設定インタフェースは、第1のタイプ(例えば、カメラデバイスの制御、ネットワーク資格情報を共有する能力などの非個人化設定)の1つ以上の設定(例えば、1051、1052、1056)、及び第2のタイプの1つ以上の設定(例えば、1053、1054、1055)(例えば、音声IDの有効化、個人要求、アカウントがスマートデバイス上に表示されるかどうか、及びリスニング履歴の更新などの個人化設定)を含む(1110)。いくつかの実施形態では、第1のアカウントが複数のアカウントのうちの管理者アカウントであることに従って、かつ、設定インタフェースが第1のアカウントとは異なる第2のアカウント(例えば、別のユーザのページを閲覧する管理者)のための設定インタフェースであることに従って、第1のタイプの1つ以上の設定は、設定インタフェースを介して編集可能である(1112)。いくつかの実施形態では、第1のアカウントが複数のアカウントのうちの管理者アカウントであることに従って、かつ、設定インタフェースが第1のアカウントとは異なる第2のアカウント(例えば、別のユーザのページを閲覧する管理者)のための設定インタフェースであることに従って、第2のタイプの1つ以上の設定は、設定インタフェースを介して編集可能でない(1114)。いくつかの実施形態では、第1のアカウントが複数のアカウントのうちの非管理者アカウントであることに従って、設定インタフェース(例えば、1060)が第1のアカウント(例えば、自身の設定インタフェースを閲覧する非管理者)のための設定インタフェースであることに従って(1116)、設定インタフェースは、第2のタイプの1つ以上の設定(例えば、1063、1064、1065)(例えば、個人化設定)を含む(1118)。いくつかの実施形態では、第1のアカウントが複数のアカウントのうち非管理者アカウントであることに従って、かつ、設定インタフェースが第1のアカウント(例えば、自身の設定インタフェースを閲覧する非管理者)用の設定インタフェースに従って、第2のタイプの1つ以上の設定は、設定インタフェース(1120)を介して編集可能である。
【0328】
いくつかの実施形態では、第1のアカウントが複数のアカウントのうち非管理者アカウントであることに従って、かつ、設定インタフェースが第1のアカウント(例えば、自身の設定インタフェースを閲覧する非管理者)用の設定インタフェースであることに従って、設定インタフェースは、第1のタイプの1つ以上の設定(例えば、非個人化設定)を含む(1122)。いくつかの実施形態では、第1のアカウントが複数のアカウントのうち非管理者アカウントであることに従って、かつ、設定インタフェースが第1のアカウント(例えば、自身の設定インタフェースを閲覧する非管理者)用の設定インタフェースであることに従って、第1のタイプの1つ以上の設定は、設定インタフェースを介して編集可能ではない(1124)。
【0329】
いくつかの実施形態では、第2のタイプの1つ以上の設定は、複数のデバイスのうちの1つ以上で受信されるコンテンツを出力する(例えば、音楽を再生する)ユーザ入力要求(例えば、音声入力要求)に基づいて、第1のアカウントに関連付けられたデータ(例えば、リスニング履歴)の更新を有効化するオプション(例えば、1065)を含む。
【0330】
いくつかの実施形態では、第2のタイプの1つ以上の設定(例えば、1063)は、複数のデバイスのうちの1つ以上上で音声識別機能を有効化するオプションを含む。
【0331】
いくつかの実施形態では、第2のタイプの1つ以上の設定(例えば、1063)は、複数のデバイスのうちの1つ以上で受信された、第1のアカウントからプライベート情報を出力するユーザ入力要求に応じて、第1のアカウントに関連付けられたプライベート情報の出力を有効化するオプションを含む。プライベート情報の出力を有効化するための第2のタイプの設定にオプションを含むことによって、ユーザは、ユーザがデバイスにプライベート情報の出力を効率的かつ直感的に要求することができるように、デバイスによってサポートされる機能を構成することが可能になる。このようにして情報を提供することによって、ユーザが電子デバイスを操作するために必要とされる入力の数及び時間が(例えば、デバイスを操作/デバイスと対話する際に、適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)減少し、更には、電力使用量が低減され、デバイスのバッテリ寿命が向上する。
【0332】
いくつかの実施形態では、電子デバイスは、第1のアカウントに関連付けられたプライベート情報の出力を有効化するオプションに関連付けられた1つ以上の入力の第1のセット(例えば、設定インタフェースにおいて表示された「個人要求」アフォーダンスの選択を受信した後の(表示されたインタフェース(例えば、1070)における)1つ以上のデバイスの選択、又は設定インタフェースにおけるデバイスの直接選択)を受信する。いくつかの実施形態では、1つ以上の入力の第1のセットを受信したことに応じて、電子デバイスは、表示デバイス上に、第1のアカウントに関連付けられたプライベート情報の出力を有効化する、複数のデバイスのうちの1つ以上のデバイスを選択するための1つ以上のオプション(例えば、1071A、1071B、1071C)、及び第1のアカウントからプライベート情報を出力するユーザ入力要求に応じて、認証を必要とする1つ以上のオプション、のうちの1つ以上を表示する。
【0333】
いくつかの実施形態では、(例えば、第2のタイプ(例えば、個人化設定)の)第1の機能(例えば、音声識別)が有効化されているとの判定に従って、電子デバイスは、第1のアカウントからプライベート情報を出力するユーザ入力要求に応じて、第1のアカウントに関連付けられたプライベート情報の出力を有効化するオプションを表示する。いくつかの実施形態では、第1の機能(例えば、音声識別)が無効化されているとの判定に従って、電子デバイスは、第1のアカウントからプライベート情報を出力するユーザ入力要求に応じて、第1のアカウントに関連付けられたプライベート情報の出力を有効化するオプションを表示することを差し控える(例えば、オプションが隠される、見えにくくする、又は表示されない)。例えば、(例えば、音声入力に応じて、プライベート情報を出力する)オプションは、第1の機能(例えば、音声識別機能)が有効化された場合にのみ表示される。
【0334】
いくつかの実施形態では、1つ以上の入力の第2のセットは、複数のデバイスのうちの1つ以上で受信された、第1のアカウントからプライベート情報を出力するユーザ入力要求に応じて、第1のアカウントに関連付けられたプライベート情報の出力を有効化する要求を表す。いくつかの実施形態では、プライベート情報の出力を有効化するオプションに関連付けられた1つ以上の入力の第2のセットを検出したことに応じて、第2の機能(例えば、音声識別)が無効化されているとの判定に従って、電子デバイスは、表示デバイス上に、第2の機能を有効化するプロンプト(例えば、1030)を表示する。例えば、プロンプトは、第2の機能(例えば、音声識別)を有効化するオプション(例えば、1032)(例えば、アフォーダンス)、及び/又は第1の機能(例えば、要求に応じてプライベート情報の出力)を無効化するオプション(例えば、1033)を含む。第1の機能を使用するために第2の機能を有効化することが必要な場合、このようなプロンプトは、ユーザに、所望の第1の機能を無効化するか否かに関する判断を行うための関連する情報を提供することができる。いくつかの実施形態では、プライベート情報の出力を有効化するオプションに関連付けられた1つ以上の入力の第2のセットを検出したことに応じて、第2の機能(例えば、音声識別)が有効化されているとの判定に従って、電子デバイスは、表示デバイス上に、第2の機能を有効化するプロンプトを表示することを差し控える。
【0335】
いくつかの実施形態では、電子デバイスは、第2の設定を有効化するプロンプトに関連付けられた1つ以上の入力(例えば、1034)の第3のセットを受信する。いくつかの実施形態では、第2の設定を有効化するプロンプトに関連付けられた1つ以上の入力の第3のセットを受信したことに応じて、電子デバイスは、第2の機能を構成するためのインタフェース(例えば、1040)を表示することを含む、第2の機能を構成するためのプロセスを開始する。
【0336】
いくつかの実施形態では、電子デバイスは、(例えば、電子デバイスとは異なる)特定のタイプのデバイス(例えば、ホームメディアハブ)に関連付けられている(例えば、それに接続されている、それも含むデバイスのグループに含まれる)。いくつかの実施形態では、第2のタイプの1つ以上の設定は、特定のタイプのデバイスによって、電子デバイスに関連付けられた第1のアカウントのインジケーションを表示することを有効化するオプション(例えば、1024A、1064)、及び特定のタイプのデバイスによって、電子デバイスに関連付けられた第1のアカウントのインジケーションを表示することを無効化するオプション、のうちの1つ以上を含む。
【0337】
いくつかの実施形態では、デバイスのグループは、特定のタイプのデバイスの複数のデバイスを含む。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、第1のアカウントの表示を有効化するオプション及び第1のアカウントの表示を無効化するオプションのうちの1つ以上に関連付けられた1つ以上の入力の第4のセットを受信する。いくつかの実施形態では、1つ以上の入力の第4のセットを受信したことに応じて、電子デバイスは、表示デバイス上に、選択されたデバイス上での第1のアカウントの表示を有効化すること、及び選択されたデバイス上での第1のアカウントの表示を無効化すること、のうちの1つ以上のために、デバイスのグループのうちの特定のタイプのデバイスのデバイスを選択するためのインタフェースを表示する。
【0338】
いくつかの実施形態では、第1のタイプの1つ以上の設定は、複数のデバイスのうちの1つ以上のネットワーク接続されたカメラデバイスに関する第1のアカウントの権限(例えば、ストリームカメラに対する権限、記録されたカメラストリームを閲覧する権限)を制御するための1つ以上のオプション(例えば、1027A、1062)を含む。
【0339】
いくつかの実施形態では、電子デバイスは、1つ以上のネットワーク接続されたカメラデバイスに関する第1のアカウントの権限を制御するための1つ以上のオプションに関連付けられた1つ以上の入力の第5のセットを受信する。いくつかの実施形態では、1つ以上の入力の第5のセットを受信したことに応じて、電子デバイスは、表示デバイス上に、1つ以上のネットワーク接続されたカメラデバイスに関する第1のアカウントのための複数の権限レベル(例えば、ストリームカメラに対する権限、記録されたカメラストリームを閲覧する権限、カメラストリームにリモートでアクセスする権限)から選択するためのインタフェースを表示する。
【0340】
いくつかの実施形態では、第1のタイプの1つ以上の設定は、複数のデバイスに関連付けられたネットワーク(例えば、Wi-Fiネットワーク)にアクセスするための資格情報を共有することに関する第1のアカウントの権限(例えば、第1のアカウントによるアクセス、又は電子デバイスの近くのデバイスの第3のアカウントによるアクセス)を制御する1つ以上のオプション(例えば、1027B、1062)を含む。
【0341】
いくつかの実施形態では、電子デバイスは、ネットワークにアクセスするための資格情報を共有することに関する第1のアカウントの権限を制御するための1つ以上のオプションに関連付けられた1つ以上の入力の第6のセットを受信する。いくつかの実施形態では、1つ以上の入力の第6のセットを受信したことに応じて、電子デバイスは、表示デバイス上に、ネットワークにアクセスするための資格情報を共有するための複数の権限レベル(例えば、第1のアカウント及びそれに関連付けられたデバイスによるネットワークにアクセスする権限、複数のアカウントのメンバーではない第3のアカウントとネットワーク資格情報を共有する第1のアカウントの権限)から選択するためのインタフェース(例えば、1020A)を表示する。例えば、電子デバイスは、(例えば、複数のアカウントのうちの)非メンバーに関連付けられたデバイスが近くにある(例えば、ユーザの自宅などの複数のアカウントに関連付けられた地理的場所にある)との判定に応じて、プロンプト又は他のインタフェースを表示することができ、そのプロンプトは、ネットワーク資格情報(例えば、Wi-Fiネットワーク名及びパスワード)を近くの非メンバーのデバイスに送信させるオプションを含む。プロンプトを表示するか、又は資格情報を共有することができるかは、第1のアカウントの権限を条件とすることができる。
【0342】
いくつかの実施形態では、第1のタイプの1つ以上の設定は、電子デバイスが複数のデバイスから離れている(例えば、複数のデバイスに関連付けられた地理的場所(例えば、自宅の場所)ではない(例えば、複数のデバイスが接続されている、又は接続するように構成されている)複数のデバイスに関連付けられたネットワーク(例えば、Wi-Fiネットワーク)に接続されていない)ときに、複数のデバイスへのアクセスに関する第1のアカウントの権限を制御するための1つ以上のオプション(例えば、1026A、1051、1061)を含む。
【0343】
いくつかの実施形態では、第1のタイプの1つ以上の設定は、複数のデバイスにデバイスを追加すること、及び複数のデバイスからデバイスを削除すること、のうちの1つ以上を実行するために、第1のアカウントの権限を制御するための1つ以上のオプション(例えば、1026B、1051、1061)を含む。
【0344】
いくつかの実施形態では、設定インタフェースは、アフォーダンス(例えば、1028、1056、1066)を含む。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、1つ以上の入力デバイスを介して、アフォーダンスの選択に対応する入力を受信する。いくつかの実施形態では、アフォーダンスの選択(例えば、タップ)に対応する入力を受信したことに応じて、電子デバイスは、複数のアカウントから第1のアカウントを削除させる(例えば、アフォーダンスは、ユーザが複数のアカウントを残すことを可能にするオプション(例えば、スマートホーム)を表す)。いくつかの実施形態では、非管理者アカウントの設定インタフェースを閲覧する管理者アカウントは、選択されると、対応する非管理者アカウントを複数のアカウントから削除させるアフォーダンスを含む。
【0345】
方法1100に関連して上述したプロセス(例えば、
図11)の詳細はまた、後述する方法にも、類似する方式で適用可能であることに留意されたい。例えば、方法1100は、方法1300を参照して後述する様々な方法の特性のうちの1つ以上を任意選択的に含む。例えば、招待に応じてユーザがロケーションプロファイルに参加した後に、ユーザのユーザアカウントに関連付けられた1つ以上の設定を構成することができる。簡潔にするために、これらの詳細は、以下で繰り返さない。
【0346】
図12A~
図12Gは、いくつかの実施形態に係る、ユーザをロケーションプロファイルに追加するための例示的ユーザインタフェースを示す。これらの図のユーザインタフェースは、
図13のプロセスを含む後述のプロセスを示すために使用される。
【0347】
図12Aは、場所(例えば、「123 Main St.」)に関連付けられたホームコントロールアプリケーションのホームインタフェース1203を示す。ホームインタフェース1203は、選択されると、ユーザアカウントをロケーションプロファイルに追加するためにユーザが他のユーザを招待することを可能にする、招待アフォーダンス1204を含む。例として、ホームインタフェース1203を表示している間に、電子デバイス1200は、招待アフォーダンス1204の選択を検出する。
図12Aに示すように、招待アフォーダンス1204の選択は、任意選択的に、タップジェスチャ835Aである。招待アフォーダンスの選択1204に応じて、電子デバイス1200は、
図12Bに示すように、ディスプレイ1202上に、招待インタフェース1210を表示する(例えば、ホームインタフェース1203の表示を招待インタフェース1210と置き換える)。
【0348】
招待インタフェース1210はユーザグループ1221を含み、次いで、ユーザアフォーダンス1222~1224を含む。いくつかの実施例では、ユーザグループ1221は、電子デバイス1200のユーザに関連付けられたユーザのセット(例えば、個人連絡先)を含む。例として、グループ1221は、電子デバイス1200のユーザのファミリーメンバーであることが知られているユーザを含むことができる。ホームインタフェース1210は、ユーザアカウントの単一のグループを含むものとして示されているが、他の例では、代替的に又は追加的に、同僚グループ又は親友グループなどの1つ以上の他のグループをホームインタフェース1210に含めることができる。いくつかの実施例では、ホームインタフェース1210の1つ以上のグループは、電子デバイスによって提案されるユーザを含むことができる。
【0349】
いくつかの実施例では、ユーザアフォーダンス1212~1214のそれぞれは、それぞれのユーザアカウントに対応し、選択されると、ユーザアカウントをロケーションプロファイルに追加するためにユーザを招待する。ユーザアフォーダンス1212~1214のそれぞれは、例えば、ユーザアフォーダンス(例えば、ユーザアフォーダンス1212)のユーザ(又はユーザアカウント)を識別するインジケータ(例えば、インジケータ1212A)、ユーザに関連付けられた情報(例えば、ユーザの電子メールアドレス)を示すユーザ識別(例えば、ユーザ識別1212B)、及びユーザの外見の表現を任意選択的に示すアイコン(例えば、アイコン1212C)を含むことができる。いくつかの実施例では、ユーザ識別は、ユーザアカウントの一意の識別子として機能する。
【0350】
例示的な動作では、ホームインタフェース1210を表示している間に、電子デバイス1200は、ユーザアフォーダンス1212の選択を検出する。
図12Bに示すように、ユーザアフォーダンス1212の選択は、任意選択的に、タップジェスチャ1215である。ユーザアフォーダンス1212の選択に応じて、電子デバイス1200は、
図12Cに示すように、選択されたユーザの名前を招待フィールド1216にポピュレートする。招待インタフェース1210を表示している間に、電子デバイス1200は、次に(next)アフォーダンス1217の選択を検出する。
図12Cに示すように、次にアフォーダンス1217の選択は、任意選択的に、タップジェスチャ1218である。次にアフォーダンスの選択1217に応じて、電子デバイス1200は、
図12Dに示すように、ディスプレイ1202上に、招待インタフェース1220を表示する(例えば、ホームインタフェース1210の表示を招待インタフェース1220と置き換える)。
【0351】
招待インタフェース1220は、ユーザインジケータ1221、ユーザ識別1222、権限部1223、及び権限部1224を含む。ユーザインジケータ1221は、ユーザアカウントインタフェース850Aのためのユーザの名前を示す。ユーザ識別1222は、ユーザに関連付けられた情報(例えば、ユーザの電子メールアドレス)を示す。いくつかの実施例では、ユーザ識別122はユーザアカウントの一意の識別子として機能する。
【0352】
いくつかの実施例では、招待インタフェース1220は、ユーザが、ユーザを招待する前にユーザの1つ以上の権限を閲覧及び/又は構成することを可能にする。例えば、権限部1223は、選択されると、電子デバイス1200に、リモートアクセス機能に関連付けられた1つ以上の設定をユーザが閲覧及び/又は構成することができる1つ以上のユーザインタフェース(例えば、
図10Jのインタフェース1090)を表示させる、リモートアクセスアフォーダンス1223Aを含む。例として、ユーザは、ユーザが、ロケーションプロファイルに追加された後に、アクセサリをリモートで制御するための権限を有するかどうかを選択的に有効化することができる。権限部は、選択されると、電子デバイス1000に、場所に関連付けられたデバイスを追加及び/又は構成するための設定をユーザが閲覧及び/又は構成することができる1つ以上のユーザインタフェース(例えば、
図10Kのインタフェース1000A)を表示させる、アクセサリアフォーダンス1223Bを更に含む。
【0353】
権限部1224は、選択されると、電子デバイス1200に、ビデオストリーミングに関連付けられた設定をユーザが閲覧及び/又は構成することができる1つ以上のユーザインタフェース(例えば、
図10Lのインタフェース1010A)を表示させる、カメラアフォーダンス1224Aを含む。例として、ユーザは、ライブ動画を閲覧するための権限、記録された動画を閲覧する権限、又はそれらの組み合わせを構成することができる。権限部1224は、選択されると、電子デバイス1000に、ネットワーク共有に関連付けられた設定をユーザが閲覧及び/又は構成することができる1つ以上のユーザインタフェース(例えば、
図10Mのインタフェース1020A)を表示させる、ネットワークアフォーダンス1224Bを含む。例として、ユーザは、ネットワークにアクセスするための権限レベルのセット、ネットワーク上で共有するための権限レベルのセット、又はこれらの組み合わせから選択することができる。
【0354】
招待インタフェース1220を表示している間に、電子デバイス1200は、招待アフォーダンス1225の選択を検出する。
図12Dに示すように、招待アフォーダンス1225の選択は、任意選択的に、タップジェスチャ1226である。招待アフォーダンス1225の選択に応じて、選択されたユーザ(例えば、ユーザ「Jane Appleseed」)は、自身のユーザアカウントをロケーションプロファイルに追加するために招待される。
【0355】
いくつかの実施例では、招待アフォーダンス1225の選択に更に応じて、電子デバイスは、
図12Eに示すように、ディスプレイ1202上に、ホームインタフェース1230を表示する(例えば、招待インタフェース1220の表示を、ホームインタフェース1230と置き換える)。図示するように、ホームインタフェース1230は、招待されたユーザ(例えば、Jane Appleseed)が、自身のユーザアカウントをロケーションプロファイルに追加するために招待されていることを示す招待インジケータ1231を含む。
【0356】
図12Fは、自身のアカウントをロケーションプロファイル(例えば、「123 Main St.」)に追加するために招待されたユーザのデバイス1250を示す。招待に応じて、電子デバイス1250は、ロック画面インタフェース1240上に通知1241を表示する。招待は、例えば、ユーザがロケーションプロファイルに招待されていることを示すことができる。例えば、ロック画面インタフェースを表示している間に、電子デバイス1250は、通知1241の選択を検出する。
図12Fに示すように、通知1241の選択は、任意選択的にタップジェスチャ1242である。通知1241の選択に応じて、電子デバイス1250は、
図12Gに示すように、ディスプレイ1252上に、承諾インタフェース1245を表示する(例えば、ホームインタフェース1240の表示を承諾インタフェース1245と置き換える)。
【0357】
承諾インタフェース1245は、承諾アフォーダンス1246、拒否アフォーダンス1247、及び遅延アフォーダンス1248を含む。拒否アフォーダンス1247は、選択されると、招待されたユーザの招待を拒否する意図を示す。したがって、電子デバイス1250は、場所に関連付けられた1つ以上のデバイス(例えば、電子デバイス1200)(又はロケーションプロファイルをホストするリモートサーバ)に、ユーザをロケーションプロファイルに追加させない。遅延アフォーダンス1248は、選択されると、電子デバイスに、承諾インタフェース1245の表示を停止させ、任意選択的に、遅延基準が満たされた場合には、通知1241及び/又は承諾インタフェース1245のうちの1つ以上を(例えば、一定の期間後に)再表示させる。いくつかの実施例では、遅延基準は、承諾インタフェース1245が最後に表示されてから所定の時間が経過しているという要件を含む。いくつかの実施例では、遅延基準は、電子デバイス1250のユーザが電子デバイス1250のホームコントロールアプリケーションを開いているという要件を含む。
【0358】
いくつかの実施例では、承諾インタフェース1245を表示している間に、電子デバイス1200は、承諾インタフェース1245の選択を検出する。
図12Gに示すように、承諾インタフェース1245の選択は、任意選択的にタップジェスチャ1246である。招待アフォーダンス1225の選択に応じて、電子デバイス1250は、場所に関連付けられた1つ以上のデバイス(例えば、電子デバイス1200)(又は、ロケーションプロファイルをホスティングするリモートサーバ)に、招待されたユーザをロケーションプロファイルに追加させる。
【0359】
図13は、いくつかの実施形態に係る、電子デバイス(例えば、モバイルデバイス)を使用してユーザをロケーションプロファイルに追加する方法を示すフロー図である。方法1300は、表示デバイス及び1つ以上の入力デバイスを有するデバイス(例えば、100、300、500、580、600)にて実行される。方法1300のいくつかの動作は、任意選択的に組み合わされ、いくつかの動作の順序は、任意選択的に変更され、いくつかの動作は、任意選択的に省略される。
【0360】
後述するように、方法1300は、ユーザをロケーションプロファイルに追加するための直感的方法を提供する。この方法は、ユーザをロケーションプロファイルに追加する際のユーザの認識的負担を軽減し、それによって、より効率的なヒューマン-マシンインタフェースが作成される。例えば、デバイスのセットへのアクセスが選択的に提供される招待をユーザアカウントに提供することによって、ユーザは、招待を提供する前にユーザアカウントに対する1つ以上の権限を構成することが可能になる。これによって、アカウントが招待を承諾した後にユーザアカウント権限を構成する必要性が低減される。次いで、これによって、ユーザが電子デバイスを操作するために必要とされる入力の数及び時間が(例えば、デバイスを操作/デバイスと対話する際に、適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)減少し、更には、電力使用量が低減され、デバイスのバッテリ寿命が向上する。方法1300の例示的な実装形態によって、ユーザアカウントが、招待が承諾された後、かつユーザがアカウントに対する権限を構成する前に、不適切な権限を有するリスクが更に排除される。
【0361】
いくつかの実施形態では、電子デバイス(例えば、1200)は、表示デバイスを介して、少なくともデバイスアクセスアフォーダンス(例えば、1211、1212、1213、1223A、1223B、1224A、1224B)(例えば、1人以上のユーザを識別するためのアフォーダンス、権限レベルを選択するためのアフォーダンス)の第1のセットを含むデバイスアクセス構成ユーザインタフェース(例えば、1210、1220)を、表示する(1302)。
【0362】
いくつかの実施形態では、デバイスアクセス構成ユーザインタフェースを表示している間に、電子デバイスは、1つ以上の入力デバイスを介して、1人以上のユーザを指定する入力(例えば、デバイスアクセスアフォーダンスの第1のセットの使用、ユーザの選択、複数のユーザの選択、及び/又は終了/次にアフォーダンスの選択、及び/又は「招待を送信」の選択)を含む1つ以上の入力のセット(例えば、1215、1217、1225)を受信する(1306)。
【0363】
いくつかの実施形態では、1つ以上の入力のセットを受信したことに応じて(1308)、1つ以上の入力のセットが、第1の権限設定(例えば、1223A、1223B、1224A、1224B)(例えば、特定のアクセサリの制御などの非個人化設定、1つ以上のカメラデバイスからストリームを閲覧する能力、及び/又はネットワーク資格情報を共有する能力)の選択(例えば、デフォルト設定が選択されている間に「招待」アフォーダンスの選択、デフォルト選択の変更)に対応する入力を含むことに従って、電子デバイスは、承諾されたときに、第1の権限を含む(例えば、ユーザがカメラストリームを閲覧することができる、ユーザがネットワーク資格情報を共有することができる)第1の権限設定に基づいて、デバイスのセット(例えば、スマートデバイス)へのアクセスを含む1人以上のユーザへのアクセスを提供する招待を送信する(1310)。
【0364】
いくつかの実施形態では、1つ以上の入力のセットを受信したことに応じて(1308)、1つ以上の入力のセットが第1の権限設定の選択に対応する入力を含まないことに従って、電子デバイスは、承諾されたときに、第1の権限を含まない(例えば、ユーザは、カメラストリームを閲覧することができない、ユーザはネットワーク資格情報を共有することができない)第1の権限設定に基づいて、デバイスのセットへのアクセスを含む1人以上のユーザへのアクセスを提供する招待を送信する(1310)。
【0365】
いくつかの実施形態では、第1の権限設定は、1人以上のユーザによる1つ以上のネットワーク接続されたカメラデバイスへのアクセスを制御する設定である。例えば、第1の権限を含むアクセスは、1つ以上のカメラデバイスのストリームへのアクセスを含むことができ、第1の権限を含まないアクセスは、1つ以上のカメラデバイスのストリームへのアクセスを含まない。
【0366】
いくつかの実施形態では、第1の権限設定の選択に対応する入力は、1人以上のユーザによる1つ以上のネットワーク接続されたカメラデバイスへの複数のアクセス権限レベルのうちの1つの選択に対応する入力を含む。
【0367】
いくつかの実施形態では、デバイスのセットは、ネットワークに関連付けられる(例えば、ネットワークに接続されている)。いくつかの実施形態では、第1の権限設定は、ネットワークへのアクセスに関する権限を制御する設定である。
【0368】
いくつかの実施形態では、第1の権限設定の選択に対応する入力は、ネットワークにアクセスするための権限を制御する複数の権限レベルのうちの1つの選択に対応する入力を含む。
【0369】
いくつかの実施形態では、デバイスのセットは、リモートで制御することができる(例えば、それに直接接続されていないデバイス、及び/又は同じネットワークに接続されていないデバイスによって制御され得る)1つ以上のデバイスを含む。いくつかの実施形態では、第1の権限設定は、リモートで制御することができる1つ以上のデバイスをリモートで制御するための権限を制御する設定である。例えば、音楽をデバイスからリモートで再生することができ、ライトをオン/オフ/調光することができ、サーモスタットを調整することができる、などである。
【0370】
いくつかの実施形態では、電子デバイスは、ユーザのセット(例えば、1つ以上のサービス及び/又はクラウドベースのサービスのストレージを共有するアカウントのセット)に関連付けられている(例えば、ユーザのセットにログインされている)。いくつかの実施形態では、デバイス構成ユーザインタフェースを表示することは、表示デバイス上に、ユーザのセットに含まれる(例えば、デバイスのセットへのアクセスを現在有しない)提案されたユーザの1つ以上のインジケーションを表示すること(1304)を含む。いくつかの実施形態では、1人以上のユーザを指定する入力は、ユーザのセットのうちの少なくとも1人の選択である。
【0371】
方法1300に関して上述したプロセス(例えば、
図13)の詳細はまた、上述した方法にも、類似の方式で適用可能であることに留意されたい。例えば、方法1300は、方法1100を参照して上述した様々な方法の特性のうちの1つ以上を任意選択的に含む。例えば、招待に応じてユーザがロケーションプロファイルに参加した後に、ユーザのユーザアカウントに関連付けられた1つ以上の設定を構成することができる。簡潔にするために、これらの詳細は、以下で繰り返さない。
【0372】
図14A~
図14Fは、いくつかの実施形態に係る、ユーザをロケーションプロファイルに追加するための例示的ユーザインタフェースを示す。これらの図のユーザインタフェースは、
図15のプロセスを含む後述のプロセスを示すために使用される。
【0373】
図14Aは、電子デバイス1400の表示デバイス1402上に表示されたホーム画面インタフェース1403を示す。ホーム画面インタフェース1403を表示している間に、電子デバイス1400は、プロンプトインタフェース1404を更に表示する。いくつかの実施例では、プロンプトインタフェース1404は、ホーム画面インタフェース1403上に重ね合わされ、かつ/又は外部デバイスの初期化プロセス中に表示される。プロンプトインタフェース1404は、継続アフォーダンス1405及び遅延アフォーダンス1406を含む。遅延アフォーダンス1406は、選択されると、電子デバイス1400に、プロンプトインタフェース1404の表示を停止させ、任意選択的に、プロンプトインタフェース1404が最後に表示されてから所定の時間が経過した場合に、プロンプトインタフェース1404を(例えば、所定期間後に)再表示させる。
【0374】
プロンプトインタフェース1404を表示している間に、電子デバイス1400は、継続アフォーダンス1405の選択を検出する。
図14Aに示すように、継続アフォーダンス1405の選択は、任意選択的に、タップジェスチャ1407である。継続アフォーダンスの選択1405に応じて、電子デバイス1400は、
図14Bに示すように、ディスプレイ1402上に、選択インタフェース1410を表示する(例えば、プロンプトインタフェース1404の表示を選択インタフェース1410と置き換える)。選択インタフェース1410は、ユーザアフォーダンス1410A、1410B、1410Cを含み、これはそれぞれ、いくつかの実施例では、ユーザアカウントに対応する。例として、ユーザアフォーダンス1410Aは、ユーザJane Appleseedのユーザアカウントに対応し、ユーザアフォーダンス1410Bは、ユーザJohnny Appleseedのユーザアカウントに対応し、ユーザアフォーダンス1410Cは、ユーザEmma Appleseedのユーザアカウントに対応する。選択インタフェース1410は、招待アフォーダンス1411及び遅延アフォーダンス1412を更に含む。遅延アフォーダンス1412は、選択されると、電子デバイス1400に、プロンプトインタフェース1410の表示を停止させ、任意選択的に、プロンプトインタフェース1406が最後に表示されてから所定の時間が経過した場合に、プロンプトインタフェース1406を(例えば、所定期間後に)再表示させる。
【0375】
いくつかの実施例では、選択インタフェース1410のユーザの1つ以上を選択することができる。例として、ユーザアフォーダンスの選択に応じて、ユーザアフォーダンス1410Aに対応するユーザが選択される。
図14Cに示すように、ユーザアフォーダンス1410A(例えば、入力1413)の選択に応じて、ユーザアフォーダンス1410Aに関連付けられたユーザ(例えば、「Jane Applewood」)が選択されたことを示す選択インジケータ1415が表示される。
【0376】
いくつかの実施例では、選択インタフェース1410の1つ以上のユーザアフォーダンスを、隠す(例えば、完全には表示しない)ことができる。選択インタフェース1410のユーザアフォーダンス1410Cは、例えば、
図14Cに部分的に表示される。したがって、いくつかの実施例では、ユーザは、1つ以上の追加のユーザアフォーダンスを含む選択インタフェース1410の隠れた部分を明らかにするための入力のセットを提供することができる。
図14Cに示すように、入力(例えば、スワイプジェスチャ)1414に応じて、電子デバイス1400は、
図14Dに示すように、選択インタフェース1410の隠れた部分を明らかにする。図示のように、選択インタフェース1410の隠れた部分を明らかにした結果、電子デバイスは、ユーザアフォーダンス1410Cを表示する。
【0377】
選択インタフェース1410を表示している間に、電子デバイスは、招待アフォーダンス1412の選択を検出する。
図14Dに示すように、招待アフォーダンス1412の選択は、任意選択的に、タップジェスチャ1417である。招待アフォーダンス1412の選択に応じて、電子デバイス1400は、選択インタフェース1410内で選択されたユーザのそれぞれをロケーションプロファイルに招待する。ユーザJane Appleseedが選択された
図14Dに示すシナリオでは、電子デバイス1400は、ユーザJane Appleseedを招待し彼女のユーザアカウントをロケーションプロファイルに追加する。
【0378】
いくつかの実施例では、電子デバイスは、ロケーションプロファイルに招待されたが、招待にまだ応答していないユーザを識別することができる。例として、
図14Eは、ホームコントロールアプリケーションのホームインタフェース1403を示す。ホームインタフェース1420は、ユーザアフォーダンス1421及び1422を含み、これらはそれぞれ、それぞれのユーザに対応する。例えば、ユーザアフォーダンス1421は、ユーザJohn Appleseed(「John A」)に対応し、ユーザアフォーダンス1422は、ユーザJane Appleseed(「Jane A」)に対応する。ホームインタフェース1420は、例えば、招待アフォーダンス1412の選択に応じて、ユーザアフォーダンス1422に対応するユーザがロケーションプロファイルに招待されたが、まだ招待に応じていないことを示すインジケータ1423を更に含む。
【0379】
ホームインタフェース1420を表示している間に、電子デバイスは、ユーザアフォーダンス1422の選択を検出する。
図14Eに示すように、招待アフォーダンス1422の選択は、任意選択的に、タップジェスチャ1424である。ユーザアフォーダンス1422の選択に応じて、電子デバイス1400は、ディスプレイ1402上に、ユーザアフォーダンス1422に関連付けられたユーザ(例えば、「Jane Appleseed」)のためのユーザアカウントインタフェース1430を表示する(例えば、ホームインタフェース1420の表示をユーザアカウントインタフェース1430と置き換える)。インジケータ1431によって示されるように、ユーザJane Appleseedは、彼女のユーザアカウントをロケーションプロファイルに追加するために招待されている。
【0380】
図15は、いくつかの実施形態に係る、電子デバイスを使用する、ユーザをロケーションプロファイルに追加するための方法を示すフロー図である。方法1500は、表示デバイス及び1つ以上の入力デバイスを有するデバイス(例えば、100、300、500、580、600)にて実行される。デバイスは、いくつかの実施形態では、アカウントの第1のセット(例えば、クラウドベースのファミリーアカウント)の第1のアカウントに関連付けられている。方法1500のいくつかの動作は、任意選択的に組み合わされ、いくつかの動作の順序は、任意選択的に変更され、いくつかの動作は、任意選択的に省略される。
【0381】
後述するように、方法1500は、ユーザをロケーションプロファイルに追加するための直感的方法を提供する。この方法は、ユーザをロケーションプロファイルに追加する際のユーザの認識的負担を軽減し、それによって、より効率的なヒューマン-マシンインタフェースが作成される。例えば、ユーザアカウントがユーザアカウントの第2のセットに含まれていない場合にのみ、ユーザアカウントの第1のセットのユーザアカウントを、ユーザアカウントの第2のセットに招待するようにユーザに促すことによって、ユーザは、効率的かつ直感的にアカウントの第2のセットにユーザを招待することが可能になる。例として、ユーザアカウントが、ユーザにプロンプトを不必要に提供する、及び/又はユーザアカウントが既に含まれているユーザアカウントのセットに招待を提供する、ユーザアカウントの第2のセットの一部ではないことを保証する。次いで、これによって、ユーザが電子デバイスを操作するために必要とされる入力の数及び時間が(例えば、デバイスを操作/デバイスと対話する際に、適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)減少し、更には、電力使用量が低減され、デバイスのバッテリ寿命が向上する。
【0382】
いくつかの実施形態では、アカウントの第1のセットが、アカウントの第2のセットに含まれない(例えば、地理的場所に関連付けられた)少なくとも1つのアカウント(例えば、第1のアカウントを含むスマートホームのメンバー)を含むとの判定に従って(1502)、電子デバイス(例えば、1400)は、表示デバイス(例えば、1402)上に、少なくとも1つのアカウントを第2のアカウントのセットに招待するプロンプト(例えば、1404、1410)を表示する(1504)。
【0383】
いくつかの実施形態では、プロンプトを表示した後に(1506)(例えば、「iCloudファミリーに招待する」、又はプロンプトにおいて継続するアフォーダンスを選択した後に)、電子デバイスは、1つ以上の入力デバイスを介して、1つ以上の入力のセット(例えば、1407、1413、1414、1417)を受信する(1508)。
【0384】
いくつかの実施形態では、プロンプトを表示した後に(1506)、1つ以上の入力のセットを受信したことに応じて(例えば、「招待を送信する」の選択に応じて)、電子デバイスは、アカウントの第2のセットに含まれない少なくとも1つのアカウントの選択に、アカウントの第2のセットに参加するための招待を送信する(1510)。
【0385】
いくつかの実施形態では、アカウントの第1のセットが、アカウントの第2のセットに含まれない少なくとも1つのアカウントを含まないとの判定に従って、電子デバイスは、表示デバイス上に、当該少なくとも1つのアカウントをアカウントの第2のセットに招待するプロンプトを表示することを差し控える(1512)。
【0386】
いくつかの実施形態では、招待を送信する前に、電子デバイスは、1つ以上の入力デバイスを介して、アカウントの第2のセットに含まれない少なくとも1つのアカウントの選択を表す1つ以上の表現(例えば、アフォーダンス)の選択に対応する入力(例えば、1413)(例えば、アフォーダンスの選択)を受信する。
【0387】
いくつかの実施形態では、電子デバイスは、表示デバイス上に、アカウントの第2のセットに含まれない少なくとも1つのアカウントに対応する1つ以上のアフォーダンスを含むインタフェース(例えば、1410)(例えば、プロンプトに含まれる、又はプロンプトでアフォーダンスを選択した後に表示される)を表示する。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、1つ以上の入力デバイスを介して、1つ以上のアフォーダンス(例えば、1つ以上のアフォーダンスの場所でのスワイプ)に関連付けられた入力(例えば、1414)を受信する。いくつかの実施形態では、1つ以上のアフォーダンスに関連付けられた入力を受信したことに応じて、電子デバイスは、1つ以上のアフォーダンスをナビゲート(例えば、スクロール、シフト、スライド)して、アカウントの第2のセットに含まれない少なくとも1つのアカウントに対応する少なくとも1つの以前に表示されていないアフォーダンスを表示する。
【0388】
いくつかの実施形態では、更に、プロンプトを表示した後に、かつ、招待を送信した後に、電子デバイスは、表示デバイス上に、少なくとも1つのアカウントの選択のアカウントの1つ以上の権限を構成するための1つ以上のオプションを含むインタフェース(例えば、1430)を表示する。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、1つ以上の入力デバイスを介して、アカウントに対する第1の権限設定を第1の状態から第2の状態に変更する要求に対応する入力を受信する。いくつかの実施形態では、第1の権限設定を第1の状態から第2の状態に変更する要求に対応する入力を受信したことに応じて、電子デバイスは、アカウントに対する第1の権限設定を第1の状態から第2の状態に変更させる(例えば、1つ以上のデバイスにデータを送信し、記憶された権限設定データを更新する)。
【0389】
方法1500に関して上述したプロセス(例えば、
図15)の詳細はまた、上述した方法にも、類似の方式で適用可能であることに留意されたい。例えば、方法1500は、方法900を参照して上述した様々な方法の特性のうちの1つ以上を任意選択的に含む。例えば、招待に応じてユーザがロケーションプロファイルに参加した後に、ユーザのユーザアカウントに関連付けられた1つ以上の設定を構成することができる。簡潔にするために、これらの詳細は、以下で繰り返さない。
【0390】
上記は、説明を目的として、特定の実施形態を参照して記述されている。しかしながら、上記の例示的な論考は、網羅的であること、又は開示される厳密な形態に本発明を限定することを意図するものではない。上記の教示を考慮して、多くの修正及び変形が可能である。本技術の原理、及びそれらの実際の適用を最もよく説明するために、実施形態が選択及び記載されている。それによって、他の当業者は、意図された具体的な用途に適するような様々な修正を用いて、本技術及び様々な実施形態を最も良好に利用することが可能となる。
【0391】
添付図面を参照して、本開示及び例を十分に説明してきたが、様々な変更及び修正が、当業者には明らかとなるであろうことに留意されたい。そのような変更及び修正は、特許請求の範囲によって定義されるような、本開示及び例の範囲内に含まれるものとして理解されたい。
【0392】
上記のように、本技術の一態様は、デバイスがユーザのグループにわたって1つ以上の機能を提供する方法を改善するために、様々なソースから入手可能なデータを収集及び使用することである。本開示では、いくつかの例において、この収集されたデータが、特定の人を一意に特定する個人情報データ、又は特定の人に連絡する若しくは特定の人の所在を突き止めるために使用され得る個人情報データを含み得ることが意図されている。そのような個人情報データとしては、人口統計データ、位置ベースのデータ、電話番号、電子メールアドレス、ツイッターID、自宅の住所、ユーザの健康若しくはフィットネスのレベルに関するデータ若しくは記録(例えば、バイタルサイン測定値、投薬情報、運動情報)、誕生日、又は任意の他の識別情報若しくは個人情報を挙げることができる。
【0393】
本開示は、本技術におけるそのような個人情報データの使用がユーザの利益になる使用であり得る点を認識するものである。例えば、個人情報データは、ユーザアカウントのユーザから受信した要求に応じて、ユーザアカウントデータを使用してユーザ要求を直感的に処理するために使用することができる。更には、ユーザに利益をもたらす、個人情報データに関する他の使用もまた、本開示によって想到される。例えば、健康及びフィットネスデータは、ユーザの全般的なウェルネスについての洞察を提供するために使用され得、又は、ウェルネスの目標を遂行する技術を使用する個人への積極的なフィードバックとして使用され得る。
【0394】
本開示は、そのような個人情報データの収集、分析、開示、伝送、記憶、又は他の使用に関与するエンティティが、確固たるプライバシーポリシー及び/又はプライバシー慣行を遵守するものとなることを想到する。具体的には、そのようなエンティティは、個人情報データを秘密として安全に保つための、業界又は政府の要件を満たしているか又は上回るものとして一般に認識されている、プライバシーのポリシー及び慣行を実施し、一貫して使用するべきである。このようなポリシーは、ユーザによって容易にアクセス可能であるべきであり、データの収集及び/又は使用が変化したとき更新されるべきである。ユーザからの個人情報は、そのエンティティの合法的かつ正当な使用のために収集されるべきであり、それらの合法的使用を除いては、共有又は販売されるべきではない。更には、そのような収集/共有は、ユーザに告知して同意を得た後に実施されるべきである。更には、そのようなエンティティは、そのような個人情報データへのアクセスを保護して安全化し、その個人情報データへのアクセスを有する他者が、それらのプライバシーポリシー及び手順を遵守することを保証するための、あらゆる必要な措置を講じることを考慮するべきである。更には、そのようなエンティティは、広く受け入れられているプライバシーのポリシー及び慣行に対する自身の遵守を証明するために、第三者による評価を自らが受けることができる。更には、ポリシー及び慣行は、収集及び/又はアクセスされる具体的な個人情報データのタイプに適合されるべきであり、また、管轄権固有の考慮事項を含めた、適用可能な法令及び規格に適合されるべきである。例えば、米国では、特定の健康データの収集又はアクセスは、医療保険の相互運用性と説明責任に関する法律(Health Insurance Portability and Accountability Act、HIPAA)などの、連邦法及び/又は州法によって管理することができ、その一方で、他国における健康データは、他の規制及びポリシーの対象となり得るものであり、それに従って対処されるべきである。それゆえ、各国において、異なる個人データのタイプに関して異なるプライバシー慣行が保たれるべきである。
【0395】
上述に依らず、本開示ではまた、ユーザが個人情報データの使用又は個人情報データへのアクセスを選択的に阻止する実施形態が意図されている。すなわち、本開示は、そのような個人情報データへのアクセスを防止又は阻止するように、ハードウェア要素及び/又はソフトウェア要素を提供することができると想到する。例えば、本技術は、ユーザが、サービスの登録中又はその後のいつでも、個人情報データの収集への参加の「オプトイン」又は「オプトアウト」を選択することを可能にするように構成することができる。別の例では、ユーザは、要求を処理する際にアカウントデータを更新しないようにデバイスを構成することができる。「オプトイン」及び「オプトアウト」の選択肢を提供することに加えて、本開示は、個人情報のアクセス又は使用に関する通知を提供することを想到する。例えば、ユーザの個人情報データにアクセスすることとなるアプリのダウンロード時にユーザに通知され、その後、個人情報データがアプリによってアクセスされる直前に再びユーザに注意してもよい。
【0396】
更には、本開示の意図は、個人情報データを、非意図的若しくは無許可アクセス又は使用の危険性を最小限に抑える方法で、管理及び処理するべきであるという点である。データの収集を制限し、データがもはや必要とされなくなった時点で削除することによって、危険性を最小限に抑えることができる。更には、適用可能な場合、特定の健康関連アプリケーションを含めて、ユーザのプライバシーを保護するために、データの非特定化を使用することができる。非特定化は、適切な場合には、特定の識別子(例えば、生年月日など)を除去すること、記憶されたデータの量又は特異性を制御すること(例えば、位置データを住所レベルではなく都市レベルで収集すること)、データがどのように記憶されるかを制御すること(例えば、データをユーザ全体にわたって集約すること)及び/又は他の方法によって、促進され得る。
【0397】
したがって、本開示は、1つ以上の様々な開示されている実施形態を実施するために、個人情報データの使用を広範に網羅するが、本開示ではまた、様々な実施形態が、このような個人情報データにアクセスすることを必要とせずに実施され得ることが意図されている。すなわち、本技術の様々な実施形態は、このような個人情報データの全て又は一部分の欠如に起因して、実施不可能にはされない。例えば、ユーザに関連付けられたデバイスによって要求されているコンテンツなどの非個人情報データ若しくは必要最小限の個人情報、デバイスが入手可能な他の非個人情報、デフォルトプリファレンスのセット、及び/又は公的に入手可能な情報に基づき、嗜好を推測することによって、コンテンツを選択し、ユーザに提供することができる。
【手続補正書】
【提出日】2020-10-10
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピュータによって実行される方法であって、
メディア出力デバイスを有する電子デバイスにおいて、
音声入力に基づいて判定された要求を受信することと、
前記要求を受信したことに応じて、
前記音声入力が前記電子デバイスに関連付けられたアカウントに関連付けられた音声プロファイルと一致しないとの判定に従って、
前記電子デバイスの設定が第1の状態に設定されていることに従って、前記要求に基づいて、第1のアカウントのアカウントデータを更新させることと、
前記電子デバイスの前記設定が第2の状態に設定されていることに従って、前記要求に基づいて、前記第1のアカウントの前記アカウントデータを更新させることを差し控えることと、
を含む、方法。
【請求項2】
前記要求は第1の要求であり、前記音声入力は第1の音声入力であり、前記方法は、
第2の音声入力は、前記電子デバイスに関連付けられた第2のアカウントに関連付けられた第2の音声プロファイルと一致し、前記第1のアカウントは、前記第2のアカウントとは異なる、前記第2の音声入力に基づいて判定された第2の要求を受信することと、
前記第2の要求を受信したことに応じて、かつ、前記第2の音声入力が、前記第2のアカウントに関連付けられた前記第2の音声プロファイルと一致するとの判定に従って、
前記メディア出力デバイスによって、前記電子デバイスに関連付けられた前記第2のアカウントを使用して、前記第2の要求に基づいて、第2の情報を出力させることと、
前記第2の要求に基づいて、前記第2のアカウントのアカウントデータを更新させることと、
を更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
第3の音声入力に基づいて判定された第3の要求であって、前記第3の要求は、第3のアカウントに関連付けられたプライベート情報を出力する要求である、第3の要求を受信することと、
前記第3の要求を受信したことに応じて、
前記第3の音声入力が、前記第3のアカウントに関連付けられた第3の音声プロファイルと一致するとの判定に従って、
前記メディア出力デバイスによって、前記第3のアカウントを使用して、前記第3の要求に基づいて、前記プライベート情報を出力させることと、
前記第3の音声入力が、前記第3のアカウントに関連付けられた前記第3の音声プロファイルと一致しないとの判定に従って、
前記メディア出力デバイスによって、前記電子デバイスに関連付けられた前記第3のアカウントを使用して、前記第3の要求に基づいて、前記プライベート情報を出力させることを差し控えることと、
を更に含む、請求項1又は2のいずれかに記載の方法。
【請求項4】
メディア出力デバイスと、
1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶するメモリであって、前記1つ以上のプログラムは、請求項1
から3のいずれか一項に記載の方法を実行する命令を含む、メモリと、
を備える、電子デバイス。
【請求項5】
メディア出力デバイスを有する電子デバイスの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記1つ以上のプログラムは、請求項1
から3のいずれか一項に記載の方法を実行する命令を含む、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項6】
メディア出力デバイスと、
請求項1
から3のいずれか一項に記載の方法を実行する手段と、
を備える、電子デバイス。
【請求項7】
電子デバイスであって、
メディア出力デバイスと、
1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶するメモリであって、前記1つ以上のプログラムは、
音声入力に基づいて判定された要求を受信し、
前記要求を受信したことに応じて、
前記音声入力が、前記電子デバイスに関連付けられたアカウントに関連付けられた音声プロファイルと一致しないとの判定に従って、
前記電子デバイスの設定が第1の状態に設定されていることに従って、前記要求に基づいて、第1のアカウントのアカウントデータを更新させ、
前記電子デバイスの前記設定が第2の状態に設定されていることに従って、前記要求に基づいて、前記第1のアカウントの前記アカウントデータを更新させることを差し控える、
命令を含む、メモリと、
を備える、電子デバイス。
【請求項8】
メディア出力デバイスを有する電子デバイスの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記1つ以上のプログラムは、
音声入力に基づいて判定された要求を受信し、
前記要求を受信したことに応じて、
前記音声入力が、前記電子デバイスに関連付けられたアカウントに関連付けられた音声プロファイルと一致しないとの判定に従って、
前記電子デバイスの設定が第1の状態に設定されていることに従って、前記要求に基づいて、第1のアカウントのアカウントデータを更新させ、
前記電子デバイスの前記設定が第2の状態に設定されていることに従って、前記要求に基づいて、前記第1のアカウントの前記アカウントデータを更新させることを差し控える、
命令を含む、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項9】
電子デバイスであって、
メディア出力デバイスと、
音声入力に基づいて判定された要求を受信する手段と、
前記要求を受信したことに応じて、
前記音声入力が、前記電子デバイスに関連付けられたアカウントに関連付けられた音声プロファイルと一致しないとの判定に従って、
前記電子デバイスの設定が第1の状態に設定されていることに従って、前記要求に基づいて、第1のアカウントのアカウントデータを更新させ、
前記電子デバイスの前記設定が第2の状態に設定されていることに従って、前記要求に基づいて、前記第1のアカウントの前記アカウントデータを更新させることを差し控える、手段と、
を備える、電子デバイス。
【請求項10】
コンピュータによって実行される方法であって、
表示デバイス及び1つ以上の入力デバイスを有する電子デバイスにおいて、
前記電子デバイスに関連付けられた1つ以上のデバイスがそれぞれの機能をサポートすることを検出することと、
前記1つ以上のデバイスが前記それぞれの機能をサポートしているときに満たされる基準と、前記電子デバイスが複数のユーザアカウントをサポートするときに満たされる第2の基準と、を含む、基準のセットであって、前記複数のユーザアカウントのうちの第1のユーザアカウントは、音声プロファイルを含む、基準のセットが満たされたとの判定に従って、
前記表示デバイス上に、前記1つ以上のデバイスの前記それぞれの機能を構成するプロンプトを表示することと、
前記1つ以上のデバイスの前記それぞれの機能を構成する前記プロンプトを表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、1つ以上の入力のセットを受信することと、
前記1つ以上の入力のセットを受信したことに応じて、前記第1のユーザアカウントの前記音声プロファイルを使用して、前記それぞれの機能に関連付けられた構成動作を実行することであって、前記構成動作を実行することは、前記1つ以上のデバイスの前記それぞれの機能を構成するための構成プロセスを開始することを含む、ことと、
前記構成プロセスを実行している間に、
前記それぞれの機能が音声識別機能であり、前記音声プロファイルが、前記電子デバイスに関連付けられていないとの判定に従って、前記表示デバイス上に、前記音声識別機能のための音声トレーニング動作を実行するためのインタフェースを表示することと、
前記それぞれの機能が前記音声識別機能であり、前記音声プロファイルが、前記電子デバイスに関連付けられているとの判定に従って、前記表示デバイス上に、前記音声識別機能のための音声トレーニング動作を実行するための前記インタフェースを表示することを差し控えることと、
前記音声プロファイルを使用するように前記音声識別機能を構成することと、
前記1つ以上のデバイスが前記それぞれの機能をサポートしていないとの判定に従って、前記表示デバイス上に、前記1つ以上のデバイスの前記それぞれの機能を構成する前記プロンプトを表示することを差し控えることと、
を含む、方法。
【請求項11】
前記方法は、
前記構成プロセスを実行している間に、
前記表示デバイス上に、前記1つ以上のデバイス上で前記それぞれの機能を有効化するための1つ以上のオプションを含む第1のインタフェースを表示することと、
前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記1つ以上のデバイスのうちのデバイスのセットの選択を表す入力を受信することと、
前記デバイスのセットの選択を表す前記入力を受信したことに応じて、前記デバイスのセット上で前記それぞれの機能を有効化することと、
を更に含む、請求項
10に記載の方法。
【請求項12】
前記基準のセットは、前記1つ以上のデバイスに関連付けられたユーザアカウントの閾値数よりもユーザアカウントが少ない数しか前記それぞれの機能が有効化されていない場合に満たされる第3の基準を含む、請求項
10又は11に記載の方法。
【請求項13】
前記それぞれの機能は音声識別機能であり、前記基準のセットは、前記1つ以上のデバイスが前記それぞれの機能によってサポートされる言語を使用するように構成されているときに満たされる第4の基準を含む、請求項
10又は12のいずれか一項に記載の方法。
【請求項14】
前記電子デバイスは前記第1のユーザアカウントに関連付けられており、前記方法は、
前記構成プロセスを実行している間に、前記第4の基準が満たされていないことに応じて、かつ、前記第1のユーザアカウントが管理者アカウントであるとの判定に従って、
前記表示デバイス上に、前記1つ以上のデバイスが使用するように構成されている前記言語を変更するための1つ以上のオプションを含む第2のインタフェースを表示することと、
前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記1つ以上のデバイスが使用するように構成されている前記言語への変更を表す入力を受信することと、
前記言語への前記変更を表す前記入力を受信したことに応じて、前記1つ以上のデバイスが使用するように構成されている前記言語を変更することと、
を更に含む、請求項
13に記載の方法。
【請求項15】
前記構成プロセスを実行している間に、前記第2の基準が満たされていないことに応じて、
前記表示デバイス上に、前記1つ以上のデバイスが使用するように構成されている前記言語を変更するための1つ以上のオプションを、表示することであって、前記1つ以上のオプションを表示することは、
前記1つ以上のデバイスのうちの2つ以上のデバイスが、前記それぞれの機能によってサポートされていない言語を使用するように構成されているとの判定に従って、前記表示デバイスに、複数のデバイスの前記言語を構成するための前記1つ以上のオプションを含む第3のインタフェースを表示することと、
前記1つ以上のデバイスのうちの1つのデバイスが、前記それぞれの機能によってサポートされていない言語を使用するように構成されているとの判定に従って、前記表示デバイス上に、前記1つのデバイスの前記言語を構成するための前記1つ以上のオプションのうちのオプションを含む第4のインタフェースを表示することと、
を含む、ことと、
前記1つ以上のデバイスのうちの少なくとも1つが使用するように構成されている前記言語への変更を表す入力を受信することと、
前記言語への前記変更を表す前記入力を受信したことに応じて、前記少なくとも1つのデバイスが使用するように構成されている前記言語を変更することと、
を更に含む、請求項
13に記載の方法。
【請求項16】
前記構成プロセスを実行している間に、
前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記1つ以上のデバイス上で前記それぞれの機能を有効化するオプションの選択を表す入力を受信することと、
前記電子デバイスは第1の言語に関連付けられており、前記1つ以上のデバイスは第2の言語に関連付けられている、前記1つ以上のデバイス上で前記それぞれの機能を有効化する前記オプションの選択を表す前記入力を受信したことに応じて、
前記第1の言語が前記第2の言語とは異なるとの判定に従って、前記表示デバイス上に、前記電子デバイスの前記言語を変更するための1つ以上のオプションを含む第5のインタフェースを表示することと、
前記第1の言語が前記第2の言語とは異ならないとの判定に従って、前記第5のインタフェースを表示することを差し控えることと、
を更に含む、請求項
10から15のいずれか一項に記載の方法。
【請求項17】
前記それぞれの機能は音声識別機能であり、前記方法は、
前記構成プロセスを実行している間に、
前記音声識別機能が有効化されているとの判定に従って、前記表示デバイス上に、前記それぞれの機能とは異なる第2の機能を構成するための第7のインタフェースを表示することと、
前記音声識別機能が有効化されていないとの判定に従って、前記表示デバイス上に、前記第2の機能を構成するための第7のインタフェースを表示することを差し控えることと、
を更に含む、請求項
10から
16のいずれか一項に記載の方法。
【請求項18】
前記音声識別機能が有効化されておらず、前記第2の機能が有効化されているとの判定に従って、前記表示デバイス上に、
前記それぞれの機能を有効化するオプション、及び
前記第2の機能を無効化するオプション、
のうち1つ以上を含む第8のインタフェースを表示することと、
前記音声識別機能が有効化されており、前記第2の機能が有効化されているとの判定に従って、前記表示デバイス上に、前記第8のインタフェースを表示することを差し控えることと、
を更に含む、請求項
17に記載の方法。
【請求項19】
前記1つ以上のデバイスが複数のデバイスを含むとの判定に従って、前記表示デバイス上に、前記複数のデバイスのうちのどれが前記第2の機能を有効化させるかを選択するための1つ以上のオプションを含む前記第2の機能を構成するための第9のインタフェースを表示することと、
前記1つ以上のデバイスが複数のデバイスを含まないとの判定に従って、前記複数のデバイスのうちのどれが前記第2の機能を有効化させるかを選択するための1つ以上のオプションを含む前記第2の機能を構成するための前記第9のインタフェースを表示することを差し控えることと、
を更に含む、請求項
17又は
18に記載の方法。
【請求項20】
前記電子デバイスが特定のタイプのデバイスを含むデバイスのグループに関連付けられているとの判定に従って、前記表示デバイス上に、
前記特定のタイプのデバイスによって、前記電子デバイスに関連付けられたユーザアカウントのインジケーションを表示することを有効化するオプション、及び
前記特定のタイプのデバイスによって、前記電子デバイスに関連付けられた前記ユーザアカウントの前記インジケーションを表示することを無効化するオプション、
のうち1つ以上を表示することを更に含む請求項
10から
19のいずれか一項に記載の方法。
【請求項21】
前記それぞれの機能は音声識別機能であり、前記方法は、
前記1つ以上のデバイスのうちの1つ以上へと音声識別データを送信させることを更に含む、請求項
10から
20のいずれか一項に記載の方法。
【請求項22】
前記電子デバイス上の第1のアカウントにログインする要求を受信したことに応じて、かつ、前記1つ以上のデバイスのうちの第2のデバイスが前記第1のアカウント以外のアカウントにログインされているとの判定に従って、
前記第2のデバイスを前記第1のアカウントにログインするオプション、及び
前記第2のデバイスを前記第1のアカウント以外の前記アカウントにログインされたままにするオプション、
のうち1つ以上を含むプロンプトを表示することと、
前記第2のデバイスを前記第1のアカウントにログインする前記オプションのユーザ入力選択を受信したことに従って、前記第2のデバイスに対して前記第1のアカウントにログインさせることと、
前記第2のデバイスを前記第1のアカウント以外の前記アカウントにログインされたままにする前記オプションのユーザ入力選択を受信したことに従って、前記第2のデバイスに対して前記第1のアカウントにログインさせることを差し控えることと、
を更に含む、請求項
10から
21のいずれか一項に記載の方法。
【請求項23】
前記電子デバイスは第2のアカウントにログインされており、前記デバイスのセットのうちの第3のデバイスは、第4のアカウントにログインされており、前記第2のアカウントは、アカウントのグループに関連付けられており、前記方法は、
前記第4のアカウントが前記アカウントのグループに関連付けられていないとの判定に従って、前記表示デバイス上に、前記第4のアカウントを前記アカウントのグループに招待するオプションを含むプロンプトを表示することと、
前記第4のアカウントが前記アカウントのグループに関連付けられているとの判定に従って、前記表示デバイス上に、前記第4のアカウントを前記アカウントのグループに招待する前記オプションを含む前記プロンプトを表示することを差し控えることと、
前記第4のアカウントを前記アカウントのグループに招待する前記オプションを含む前記プロンプトを表示した後に、前記第4のアカウントを前記アカウントのグループに招待する前記オプションの選択を表す入力を受信することと、
前記第4のアカウントを前記アカウントのグループに招待する前記オプションの選択を表す前記入力を受信したことに応じて、前記アカウントのグループへの招待を前記第4のアカウントに送信することと、
を更に含む、請求項
10から
22のいずれか一項に記載の方法。
【請求項24】
表示デバイスと、
1つ以上の入力デバイスと、
1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶するメモリであって、前記1つ以上のプログラムは、請求項
10から
23のいずれか一項に記載の方法を実行する命令を含む、メモリと、
を備える、電子デバイス。
【請求項25】
表示デバイス及び1つ以上の入力デバイスを有する電子デバイスの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記1つ以上のプログラムが、請求項
10から
23のいずれか一項に記載の方法を実行する命令を含む、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項26】
表示デバイスと、
1つ以上の入力デバイスと、
請求項
10から
23のいずれか一項に記載の方法を実行する手段と、
を備える、電子デバイス。
【請求項27】
電子デバイスであって、
表示デバイスと、
1つ以上の入力デバイスと、
1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶するメモリであって、前記1つ以上のプログラムは、
前記電子デバイスに関連付けられた1つ以上のデバイスが、それぞれの機能をサポートすることを検出し、
前記1つ以上のデバイスが前記それぞれの機能をサポートしているときに満たされる基準と、前記電子デバイスが複数のユーザアカウントをサポートするときに満たされる第2の基準と、を含む、基準のセットであって、前記複数のユーザアカウントのうちの第1のユーザアカウントは、音声プロファイルを含む、基準のセットが満たされているとの判定に従って、
前記表示デバイス上に、前記1つ以上のデバイスの前記それぞれの機能を構成するプロンプトを表示し、
前記1つ以上のデバイスの前記それぞれの機能を構成する前記プロンプトを表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、1つ以上の入力のセットを受信し、
前記1つ以上の入力のセットを受信したことに応じて、前記第1のユーザアカウントの前記音声プロファイルを使用して前記それぞれの機能に関連付けられた構成動作を実行することは、前記1つ以上のデバイスの前記それぞれの機能を構成するための構成プロセスを開始することを含む、前記構成動作を実行し、
前記構成プロセスを実行している間に、
前記それぞれの機能が音声識別機能であり、前記音声プロファイルが前記電子デバイスに関連付けられていないとの判定に従って、前記表示デバイス上に、前記音声識別機能のための音声トレーニング動作を実行するためのインタフェースを表示し、
前記それぞれの機能が前記音声識別機能であり、前記音声プロファイルが、前記電子デバイスに関連付けられたとの判定に従って、
前記表示デバイス上に、前記音声識別機能のための音声トレーニング動作を実行するための前記インタフェースを表示することを差し控え、
前記音声プロファイルを使用するように前記音声識別機能を構成し、
前記1つ以上のデバイスが前記それぞれの機能をサポートしていないとの判定に従って、前記表示デバイス上に、前記1つ以上のデバイスの前記それぞれの機能を構成する前記プロンプトを表示するのを差し控える、
命令を含む、メモリと、
を備える、電子デバイス。
【請求項28】
表示デバイス及び1つ以上の入力デバイスを有する電子デバイスの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記1つ以上のプログラムは、
前記電子デバイスに関連付けられた1つ以上のデバイスが、それぞれの機能をサポートすることを検出し、
前記1つ以上のデバイスが前記それぞれの機能をサポートしているときに満たされる基準と、前記電子デバイスが複数のユーザアカウントをサポートするときに満たされる第2の基準と、を含む、基準のセットであって、前記複数のユーザアカウントのうちの第1のユーザアカウントは、音声プロファイルを含む、基準のセットが満たされているとの判定に従って、
前記表示デバイス上に、前記1つ以上のデバイスの前記それぞれの機能を構成するプロンプトを表示し、
前記1つ以上のデバイスの前記それぞれの機能を構成する前記プロンプトを表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、1つ以上の入力のセットを受信し、
前記1つ以上の入力のセットを受信したことに応じて、前記第1のユーザアカウントの前記音声プロファイルを使用して、前記それぞれの機能に関連付けられた構成動作を実行することは、前記1つ以上のデバイスの前記それぞれの機能を構成するための構成プロセスを開始することを含む、構成動作を実行し、
前記構成プロセスを実行している間に、
前記それぞれの機能が音声識別機能であり、前記音声プロファイルが、前記電子デバイスに関連付けられていないとの判定に従って、前記表示デバイス上に、前記音声識別機能のための音声トレーニング動作を実行するためのインタフェースを表示し、
前記それぞれの機能が前記音声識別機能であり、前記音声プロファイルが、前記電子デバイスに関連付けられたとの判定に従って、
前記表示デバイス上に、前記音声識別機能の音声トレーニング動作を実行するための前記インタフェースを表示することを差し控え、
前記音声プロファイルを使用するように前記音声識別機能を構成し、
前記1つ以上のデバイスが前記それぞれの機能をサポートしていないとの判定に従って、前記表示デバイス上に、前記1つ以上のデバイスの前記それぞれの機能を構成する前記プロンプトを表示することを差し控える、
命令を含む、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項29】
電子デバイスであって、
表示デバイスと、
1つ以上の入力デバイスと、
前記電子デバイスに関連付けられた1つ以上のデバイスがそれぞれの機能をサポートすることを検出する手段と、
前記1つ以上のデバイスが前記それぞれの機能をサポートしているときに満たされる基準をと、前記電子デバイスが複数のユーザアカウントをサポートするときに満たされる第2の基準と、を含む、基準のセットであって、前記複数のユーザアカウントのうちの第1のユーザアカウントは、音声プロファイルを含む、基準のセットが満たされているとの判定に従って、
前記表示デバイス上に、前記1つ以上のデバイスの前記それぞれの機能を構成するプロンプトを表示し、
前記1つ以上のデバイスの前記それぞれの機能を構成する前記プロンプトを表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、1つ以上の入力のセットを受信し、
前記1つ以上の入力のセットを受信したことに応じて、前記第1のユーザアカウントの前記音声プロファイルを使用して、前記それぞれの機能に関連付けられた構成動作を実行することは、前記1つ以上のデバイスの前記それぞれの機能を構成するための構成プロセスを開始することを含む、前記構成動作を実行し、
前記構成プロセスを実行している間に、
前記それぞれの機能が音声識別機能であり、前記音声プロファイルが前記電子デバイスに関連付けられていないとの判定に従って、前記表示デバイス上に、前記音声識別機能のための音声トレーニング動作を実行するためのインタフェースを表示し、
前記それぞれの機能が前記音声識別機能であり、前記音声プロファイルが前記電子デバイスに関連付けられたとの判定に従って、
前記表示デバイス上に、前記音声識別機能のための音声トレーニング動作を実行するための前記インタフェースを表示することを差し控え、
前記音声プロファイルを使用するように前記音声識別機能を構成する、手段と、
前記1つ以上のデバイスが前記それぞれの機能をサポートしていないとの判定に従って、前記1つ以上のデバイスの前記それぞれの機能を構成する前記プロンプトを、前記表示デバイス上に表示することを差し控える手段と、
を備える、電子デバイス。
【請求項30】
コンピュータによって実行される方法であって、
表示デバイス及び1つ以上の入力デバイスを有する電子デバイスにおいて、
前記1つ以上の入力デバイスを介して入力を受信することと、
前記入力を受信したことに応じて、前記表示デバイス上に、1つ以上の管理者アカウント及び1つ以上の非管理者アカウントを含む複数のアカウントに関連付けられた複数のデバイスのための設定インタフェースを、表示することと、を含む方法であって、
前記電子デバイスは、前記複数のアカウントのうちの第1のアカウントに関連付けられており、
前記第1のアカウントが前記複数のアカウントのうちの管理者アカウントであることに従って、かつ、前記設定インタフェースが前記第1のアカウントとは異なる第2のアカウントのための設定インタフェースであることに従って、
前記設定インタフェースは、第1のタイプの1つ以上の設定と第2のタイプの1つ以上の設定を含み、
前記第1のタイプの前記1つ以上の設定は、前記設定インタフェースを介して編集可能であり、
前記第2のタイプの前記1つ以上の設定は、前記設定インタフェースを介して編集可能ではなく、
前記第1のアカウントが前記複数のアカウントのうちの非管理者アカウントであることに従って、かつ、前記設定インタフェースが前記第1のアカウントのための設定インタフェースであることに従って、
前記設定インタフェースは、前記第2のタイプの1つ以上の設定を含み、
前記第2のタイプの前記1つ以上の設定は、前記設定インタフェースを介して編集可能である、方法。
【請求項31】
前記第1のアカウントが前記複数のアカウントのうちの非管理者アカウントであることに従って、かつ、前記設定インタフェースが前記第1のアカウントのための設定インタフェースであることに従って、
前記設定インタフェースは、前記第1のタイプの1つ以上の設定を含み、
前記第1のタイプの前記1つ以上の設定は、前記設定インタフェースを介して編集可能ではない、請求項
30に記載の方法。
【請求項32】
前記第2のタイプの前記1つ以上の設定は、前記複数のデバイスのうちの1つ以上において受信されるコンテンツを出力するユーザ入力要求に基づいて、前記第1のアカウントに関連付けられたデータの更新を有効化するオプションを含む、請求項
30又は
31に記載の方法。
【請求項33】
前記第2のタイプの前記1つ以上の設定は、前記複数のデバイスのうちの1つ以上上で音声識別機能を有効化するオプションを含む、請求項
30から
32のいずれか一項に記載の方法。
【請求項34】
前記第2のタイプの前記1つ以上の設定は、前記複数のデバイスのうちの1つ以上で受信された、前記第1のアカウントからプライベート情報を出力するユーザ入力要求に応じて、前記第1のアカウントに関連付けられたプライベート情報の出力を有効化するオプションを含む、請求項
30から
33のいずれか一項に記載の方法。
【請求項35】
前記第1のアカウントに関連付けられたプライベート情報の出力を有効化する前記オプションに関連付けられた1つ以上の入力の第1のセットを受信することと、
前記1つ以上の入力の第1のセットを受信したことに応じて、前記表示デバイス上に、
前記第1のアカウントに関連付けられたプライベート情報の出力を有効化する、前記複数のデバイスのうちの1つ以上のデバイスを選択するための1つ以上のオプション、及び
前記第1のアカウントからプライベート情報を出力するユーザ入力要求に応じて、認証を必要とする1つ以上のオプション、
のうち1つ以上を表示することと、
を更に含む、請求項
34に記載の方法。
【請求項36】
第1の機能が有効化されているとの判定に従って、前記第1のアカウントからプライベート情報を出力するユーザ入力要求に応じて、前記第1のアカウントに関連付けられたプライベート情報の出力を有効化する前記オプションを表示することと、
前記第1の機能が無効化されているとの判定に従って、前記第1のアカウントからプライベート情報を出力するユーザ入力要求に応じて、前記第1のアカウントに関連付けられたプライベート情報の出力を有効化する前記オプションを表示することを差し控えることと、
を更に含む、請求項
34又は35のいずれか一項に記載の方法。
【請求項37】
前記複数のデバイスのうちの1つ以上で受信された、前記第1のアカウントからプライベート情報を出力するユーザ入力要求に応じて、前記第1のアカウントに関連付けられたプライベート情報の出力を有効化する要求を表す、プライベート情報の出力を有効化する前記オプションと関連付けられた1つ以上の入力の第2のセットを検出したことに応じて、
第2の機能が無効化されているとの判定に従って、前記表示デバイス上に、前記第2の機能を有効化するプロンプトを表示することと、
前記第2の機能が有効化されているとの判定に従って、前記表示デバイス上に、前記第2の機能を有効化する前記プロンプトを表示することを差し控えることと、
を更に含む、請求項
34から
36のいずれか一項に記載の方法。
【請求項38】
前記第2の設定を有効化する前記プロンプトに関連付けられた1つ以上の入力の第3のセットを受信することと、
前記第2の設定を有効化する前記プロンプトに関連付けられた前記1つ以上の入力の第3のセットを信したことに応じて、前記第2の機能を構成するためのインタフェースを表示することを含む、前記第2の機能を構成するためのプロセスを開始することと、
を更に含む、請求項
37に記載の方法。
【請求項39】
前記電子デバイスは特定のタイプのデバイスに関連付けられており、前記第2のタイプの前記1つ以上の設定は、
前記特定のタイプのデバイスによって、前記電子デバイスに関連付けられた前記第1のアカウントのインジケーションを表示することを有効化するオプション、及び
前記特定のタイプのデバイスによって、前記電子デバイスに関連付けられた前記第1のアカウントの前記インジケーションを表示することを無効化するオプション、
のうち1つ以上を含む、請求項
30から
38のいずれか一項に記載の方法。
【請求項40】
前記デバイスのグループは、前記特定のタイプのデバイスの複数のデバイスを含み、前記方法は、
前記第1のアカウントの表示を有効化する前記オプション及び前記第1のアカウントの表示を無効化する前記オプションのうちの1つ以上に関連付けられた1つ以上の入力の第4のセットを受信することと、
前記1つ以上の入力の第4のセットを受信したことに応じて、前記表示デバイス上に、前記選択されたデバイス上での前記第1のアカウントの表示を有効化すること、及び前記選択されたデバイス上での前記第1のアカウントの表示を無効化すること、のうちの1つ以上のために、前記デバイスのグループのうちの前記特定のタイプのデバイスのデバイスを選択するためのインタフェースを表示することと、
を更に含む、請求項
39に記載の方法。
【請求項41】
前記第1のタイプの前記1つ以上の設定は、前記複数のデバイスのうちの1つ以上のネットワーク接続されたカメラデバイスに関する前記第1のアカウントの権限を制御するための1つ以上のオプションを含む、請求項
30から
40のいずれか一項に記載の方法。
【請求項42】
前記1つ以上のネットワーク接続されたカメラデバイスに関する前記第1のアカウントの権限を制御するための前記1つ以上のオプションに関連付けられた1つ以上の入力の第5のセットを受信することと、
前記1つ以上の入力の第5のセットを受信したことに応じて、前記表示デバイス上に、前記1つ以上のネットワーク接続されたカメラデバイスに関する前記第1のアカウントのための複数の権限レベルから選択するためのインタフェースを表示することと、
を更に含む、請求項
41に記載の方法。
【請求項43】
前記第1のタイプの前記1つ以上の設定は、前記複数のデバイスに関連付けられたネットワークにアクセスするための資格情報を共有することに関する前記第1のアカウントの権限を制御するための1つ以上のオプションを含む、請求項
30から
42のいずれか一項に記載の方法。
【請求項44】
前記ネットワークにアクセスするための資格情報を共有することに関する前記第1のアカウントの権限を制御するための前記1つ以上のオプションに関連付けられた1つ以上の入力の第6のセットを受信することと、
前記1つ以上の入力の第6のセットを受信したことに応じて、前記表示デバイスに、前記ネットワークにアクセスするための資格情報を共有するための複数の権限レベルから選択するためのインタフェースを表示することと、
を更に含む、請求項
41に記載の方法。
【請求項45】
前記第1のタイプの前記1つ以上の設定は、前記電子デバイスが前記複数のデバイスから離れているときに、前記複数のデバイスへのアクセスに関する前記第1のアカウントの権限を制御するための1つ以上のオプションを含む、請求項
30から
44のいずれか一項に記載の方法。
【請求項46】
前記第1のタイプの前記1つ以上の設定は、
前記複数のデバイスにデバイスを追加すること、及び
前記複数のデバイスからデバイスを削除すること、
のうちの1つ以上を実行するために、前記第1のアカウントの権限を制御するための1つ以上のオプションを含む、請求項
30から
45のいずれか一項に記載の方法。
【請求項47】
前記設定インタフェースはアフォーダンスを含み、前記方法は、
前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記アフォーダンスの選択に対応する入力を受信することと、
前記アフォーダンスの選択に対応する前記入力を受信したことに応じて、前記複数のアカウントから前記第1のアカウントを削除させることと、
を更に含む、請求項
30から
46のいずれか一項に記載の方法。
【請求項48】
表示デバイスと、
1つ以上の入力デバイスと、
1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶するメモリであって、前記1つ以上のプログラムは、請求項
30から
47のいずれか一項に記載の方法を実行する命令を含む、メモリと、
を備える、電子デバイス。
【請求項49】
表示デバイス及び1つ以上の入力デバイスを有する電子デバイスの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記1つ以上のプログラムは、請求項
30から
47のいずれか一項に記載の方法を実行する命令を含む、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項50】
表示デバイスと、
1つ以上の入力デバイスと、
請求項
30から
47のいずれか一項に記載の方法を実行する手段と、
を備える、電子デバイス。
【請求項51】
表示デバイスと、
1つ以上の入力デバイスと、
1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶するメモリであって、前記1つ以上のプログラムは、
前記1つ以上の入力デバイスを介して入力を受信し、
前記入力を受信したことに応じて、前記表示デバイス上に、1つ以上の管理者アカウント及び1つ以上の非管理者アカウントを含む複数のアカウントに関連付けられた複数のデバイスのための設定インタフェースを表示する、命令を含む、メモリと、を備える電子デバイスであって、
前記電子デバイスは、前記複数のアカウントのうちの第1のアカウントに関連付けられており、
前記第1のアカウントが前記複数のアカウントのうちの管理者アカウントであることに従って、かつ、前記設定インタフェースが前記第1のアカウントとは異なる第2のアカウントのための設定インタフェースであることに従って、
前記設定インタフェースは、第1のタイプの1つ以上の設定及び第2のタイプの1つ以上の設定を含み、
前記第1のタイプの前記1つ以上の設定は、前記設定インタフェースを介して編集可能であり、
前記第2のタイプの前記1つ以上の設定は、前記設定インタフェースを介して編集可能ではなく、
前記第1のアカウントが前記複数のアカウントのうちの非管理者アカウントであることに従って、かつ、前記設定インタフェースが前記第1のアカウントのための設定インタフェースであることに従って、
前記設定インタフェースは、前記第2のタイプの1つ以上の設定を含み、
前記第2のタイプの前記1つ以上の設定は、前記設定インタフェースを介して編集可能である、電子デバイス。
【請求項52】
表示デバイス及び1つ以上の入力デバイスを有する電子デバイスの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記1つ以上のプログラムは、
前記1つ以上の入力デバイスを介して入力を受信し、
前記入力を受信したことに応じて、前記表示デバイス上に、1つ以上の管理者アカウント及び1つ以上の非管理者アカウントを含む複数のアカウントに関連付けられた複数のデバイスのための設定インタフェースを表示する、命令を含む、非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、
前記電子デバイスは、前記複数のアカウントのうちの第1のアカウントに関連付けられており、
前記第1のアカウントが前記複数のアカウントの管理者アカウントであることに従って、かつ、前記設定インタフェースが前記第1のアカウントとは異なる第2のアカウントのための設定インタフェースであることに従って、
前記設定インタフェースは、第1のタイプの1つ以上の設定及び第2のタイプの1つ以上の設定を含み、
前記第1のタイプの前記1つ以上の設定は、前記設定インタフェースを介して編集可能であり、
前記第2のタイプの前記1つ以上の設定は、前記設定インタフェースを介して編集可能ではなく、
前記第1のアカウントが前記複数のアカウントのうち非管理者アカウントであることに従って、かつ、前記設定インタフェースが前記第1のアカウントのための設定インタフェースであることに従って、
前記設定インタフェースは、前記第2のタイプの1つ以上の設定を含み、
前記第2のタイプの前記1つ以上の設定は、前記設定インタフェースを介して編集可能である、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項53】
表示デバイスと、
1つ以上の入力デバイスと、
前記1つ以上の入力デバイスを介して入力を受信する手段と、
前記入力を受信したことに応じて、前記表示デバイス上に、1つ以上の管理者アカウント及び1つ以上の非管理者アカウントを含む複数のアカウントに関連付けられた複数のデバイスのための設定インタフェースを表示する手段と、を備える電子デバイスであって、
前記電子デバイスは、前記複数のアカウントのうちの第1のアカウントに関連付けられており、
前記第1のアカウントが前記複数のアカウントのうち管理者アカウントであることに従って、かつ、前記設定インタフェースが前記第1のアカウントとは異なる第2のアカウントのための設定インタフェースであることに従って、
前記設定インタフェースは、第1のタイプの1つ以上の設定及び第2のタイプの1つ以上の設定を含み、
前記第1のタイプの前記1つ以上の設定は、前記設定インタフェースを介して編集可能であり、
前記第2のタイプの前記1つ以上の設定は、前記設定インタフェースを介して編集可能ではなく、
前記第1のアカウントが前記複数のアカウントのうちの非管理者アカウントであることに従って、かつ、前記設定インタフェースが前記第1のアカウントのための設定インタフェースであることに従って、
前記設定インタフェースは、前記第2のタイプの1つ以上の設定を含み、
前記第2のタイプの前記1つ以上の設定は前記設定インタフェースを介して編集可能である、電子デバイス。
【請求項54】
コンピュータによって実行される方法であって、
表示デバイス及び1つ以上の入力デバイスを有する電子デバイスにおいて、
前記表示デバイスを介して、少なくともデバイスアクセスアフォーダンスの第1のセットを含むデバイスアクセス構成ユーザインタフェースを表示することと、
前記デバイスアクセス構成ユーザインタフェースを表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、1人以上のユーザを指定する入力を含む1つ以上の入力のセットを受信することと、
前記1つ以上の入力のセットを受信したことに応じて、
前記1つ以上の入力のセットが第1の権限設定の選択に対応する入力を含むことに従って、承諾されたときに、第1の権限を含む前記第1の権限設定に基づいてデバイスのセットへのアクセスを含む前記1人以上のユーザへのアクセスを提供する招待を送信することと、
前記1つ以上の入力のセットが前記第1の権限設定の選択に対応する入力を含まないことに従って、承諾されたときに、前記第1の権限を含まない前記第1の権限設定に基づいて、前記デバイスのセットへのアクセスを含む前記1人以上のユーザへのアクセスを提供する招待を送信することと、
を含む、方法。
【請求項55】
前記デバイスのセットは、1つ以上のネットワーク接続されたカメラデバイスを含み、
前記第1の権限設定は、前記1人以上のユーザによる前記1つ以上のネットワーク接続されたカメラデバイスへのアクセスを制御する設定である、請求項
54に記載の方法。
【請求項56】
前記第1の権限設定の選択に対応する前記入力は、前記1人以上のユーザによる前記1つ以上のネットワーク接続されたカメラデバイスへのアクセスの複数の権限レベルのうちの1つの選択に対応する入力を含む、請求項
55に記載の方法。
【請求項57】
前記デバイスのセットは、ネットワークに関連付けられており、
前記第1の権限設定は、前記ネットワークへのアクセスに関する権限を制御する設定である、請求項
54に記載の方法。
【請求項58】
前記第1の権限設定の選択に対応する前記入力は、前記ネットワークにアクセスするための権限を制御する複数の権限レベルのうちの1つの選択に対応する入力を含む、請求項
57に記載の方法。
【請求項59】
前記デバイスのセットは、リモートで制御することができる1つ以上のデバイスを含み、
前記第1の権限設定は、リモートで制御することができる前記1つ以上のデバイスをリモートで制御するための権限を制御する設定である、請求項
54に記載の方法。
【請求項60】
前記電子デバイスは、ユーザのセットに関連付けられており、
前記デバイス構成ユーザインタフェースを表示することは、
前記表示デバイス上に、前記ユーザのセットに含まれる提案されたユーザの1つ以上のインジケーションを表示することを含み、1人以上のユーザを指定する前記入力は、前記ユーザのセットのうちの少なくとも1人の選択である、請求項
54から
59のいずれか一項に記載の方法。
【請求項61】
表示デバイスと、
1つ以上の入力デバイスと、
1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶するメモリであって、前記1つ以上のプログラムは、請求項
54から
60のいずれか一項に記載の方法を実行する命令を含む、メモリと、
を備える、電子デバイス。
【請求項62】
表示デバイス及び1つ以上の入力デバイスを有する電子デバイスの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記1つ以上のプログラムは、請求項
54から
60のいずれか一項に記載の方法を実行する命令を含む、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項63】
表示デバイスと、
1つ以上の入力デバイスと、
請求項
54から
60のいずれか一項に記載の方法を実行する手段と、
を備える、電子デバイス。
【請求項64】
表示デバイスと、
1つ以上の入力デバイスと、
1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶するメモリであって、前記1つ以上のプログラムは、
前記表示デバイスを介して、少なくともデバイスアクセスアフォーダンスの第1のセットを含むデバイスアクセス構成ユーザインタフェースを表示し、
前記デバイスアクセス構成ユーザインタフェースを表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、1人以上のユーザを指定する入力を含む1つ以上の入力のセットを受信し、
前記1つ以上の入力のセットを受信したことに応じて、
前記1つ以上の入力のセットが第1の権限設定の選択に対応する入力を含むことに従って、承諾されたときに、第1の権限を含む前記第1の権限設定に基づいて、デバイスのセットへのアクセスを含む前記1人以上のユーザへのアクセスを提供する招待を送信し、
前記1つ以上の入力のセットが前記第1の権限設定の選択に対応する入力を含まないことに従って、承諾されたときに、前記第1の権限を含まない前記第1の権限設定に基づいて、前記デバイスのセットへのアクセスを含む前記1人以上のユーザへのアクセスを提供する招待を送信する、
命令を含む、メモリと、
を備える、電子デバイス。
【請求項65】
表示デバイス及び1つ以上の入力デバイスを有する電子デバイスの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記1つ以上のプログラムは、
前記表示デバイスを介して、少なくともデバイスアクセスアフォーダンスの第1のセットを含むデバイスアクセス構成ユーザインタフェースを表示し、
前記デバイスアクセス構成ユーザインタフェースを表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、1人以上のユーザを指定する入力を含む1つ以上の入力のセットを受信し、
前記1つ以上の入力のセットを受信したことに応じて、
前記1つ以上の入力のセットが第1の権限設定の選択に対応する入力を含むことに従って、承諾されたときに、第1の権限を含む前記第1の権限設定に基づいて、デバイスのセットへのアクセスを含む前記1人以上のユーザへのアクセスを提供する招待を送信し、
前記1つ以上の入力のセットが前記第1の権限設定の選択に対応する入力を含まないことに従って、承諾されたときに、前記第1の権限を含まない前記第1の権限設定に基づいて、前記デバイスのセットへのアクセスを含む前記1人以上のユーザへのアクセスを提供する招待を送信する、
命令を含む、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項66】
表示デバイスと、
1つ以上の入力デバイスと、
前記表示デバイスを介して、少なくともデバイスアクセスアフォーダンスの第1のセットを含むデバイスアクセス構成ユーザインタフェースを表示する手段と、
前記デバイスアクセス構成ユーザインタフェースを表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、1人以上のユーザを指定する入力を含む1つ以上の入力のセットを受信する手段と、
前記1つ以上の入力のセットを受信したことに応じて、
前記1つ以上の入力のセットが第1の権限設定の選択に対応する入力を含むことに従って、承諾されたときに、第1の権限を含む前記第1の権限設定に基づいてデバイスのセットへのアクセスを含む前記1人以上のユーザへのアクセスを提供する招待を送信し、
前記1つ以上の入力のセットが前記第1の権限設定の選択に対応する入力を含まないことに従って、承諾されたときに、前記第1の権限を含まない前記第1の権限設定に基づいて、前記デバイスのセットへのアクセスを含む前記1人以上のユーザへのアクセスを提供する招待を送信する、手段と、
を備える、電子デバイス。
【請求項67】
コンピュータによって実行される方法であって、
表示デバイス及び1つ以上の入力デバイスを有し、アカウントの第1のセットのうちの第1のアカウントに関連付けられている電子デバイスにおいて、
前記アカウントの第1のセットが、前記第1のアカウントを含むアカウントの第2のセットに含まれない少なくとも1つのアカウントを含むとの判定に従って、
前記表示デバイス上に、前記少なくとも1つのアカウントを前記アカウントの第2のセットに招待するプロンプトを表示することと、
前記プロンプトを表示した後に、
前記1つ以上の入力デバイスを介して、1つ以上の入力のセットを受信することと、
前記1つ以上の入力のセットを受信したことに応じて、前記アカウントの第2のセットに含まれない前記少なくとも1つのアカウントの選択に、前記アカウントの第2のセットに参加するための招待を送信することと、
前記アカウントの第1のセットが、前記アカウントの第2のセットに含まれない少なくとも1つのアカウントを含まないとの判定に従って、前記表示デバイス上に、前記少なくとも1つのアカウントを前記アカウントの第2のセットに招待する前記プロンプトを表示することを差し控えることと、
を含む、方法。
【請求項68】
前記招待を送信する前に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記アカウントの第2のセットに含まれない前記少なくとも1つのアカウントの前記選択を表す1つ以上の表現の選択に対応する入力を受信することを更に含む、請求項
67に記載の方法。
【請求項69】
前記表示デバイス上に、前記アカウントの第2のセットに含まれない前記少なくとも1つのアカウントに対応する1つ以上のアフォーダンスを含むインタフェースを、表示することと、
前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記1つ以上のアフォーダンスに関連付けられた入力を、受信することと、
前記1つ以上のアフォーダンスに関連付けられた前記入力を受信したことに応じて、前記1つ以上のアフォーダンスをナビゲートして、前記アカウントの第2のセットに含まれない前記少なくとも1つのアカウントに対応する少なくとも1つの以前に表示されていないアフォーダンスを表示することと、
を更に含む、請求項
67又は
68に記載の方法。
【請求項70】
前記プロンプトを表示した更に後に、かつ、前記招待を送信した後に、前記表示デバイス上に、前記少なくとも1つのアカウントの前記選択のアカウントの1つ以上の権限を構成するための1つ以上のオプションを含むインタフェースを表示することと、
前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記アカウントに対する第1の権限設定を第1の状態から第2の状態に変更する要求に対応する入力を受信することと、
前記第1の権限設定を前記第1の状態から前記第2の状態に変更する前記要求に対応する前記入力を受信したことに応じて、前記アカウントに対する前記第1の権限設定に対して前記第1の状態から前記第2の状態に変更させることと、
を更に含む、請求項
67から
69のいずれか一項に記載の方法。
【請求項71】
アカウントの第1のセットのうちの第1のアカウントに関連付けられた電子デバイスであって、
表示デバイスと、
1つ以上の入力デバイスと、
1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶するメモリであって、前記1つ以上のプログラムは、請求項
67から
70のいずれか一項に記載の方法を実行する命令を含む、メモリと、
を備える、電子デバイス。
【請求項72】
表示デバイス及び1つ以上の入力デバイスを有する電子デバイスの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記電子デバイスは、アカウントの第1のセットのうちの第1のアカウントに関連付けられ、前記1つ以上のプログラムは、請求項
67から
70のいずれか一項に記載の方法を実行する命令を含む、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項73】
アカウントの第1のセットのうちの第1のアカウントに関連付けられた電子デバイスであって、
表示デバイスと、
1つ以上の入力デバイスと、
請求項
67から
70のいずれか一項に記載の方法を実行する手段と、
を備える、電子デバイス。
【請求項74】
アカウントの第1のセットのうちの第1のアカウントに関連付けられた電子デバイスであって、
表示デバイスと、
1つ以上の入力デバイスと、
1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶するメモリであって、前記1つ以上のプログラムは、
前記アカウントの第1のセットが、前記第1のアカウントを含むアカウントの第2のセットに含まれない少なくとも1つのアカウントを含むとの判定に従って、
前記表示デバイス上に、前記少なくとも1つのアカウントを前記アカウントの第2のセットに招待するプロンプトを表示し、
前記プロンプトを表示した後に、
前記1つ以上の入力デバイスを介して、1つ以上の入力のセットを受信し、
前記1つ以上の入力のセットを受信したことに応じて、前記アカウントの第2のセットに含まれない前記少なくとも1つのアカウントの選択に、前記アカウントの第2のセットに参加するための招待を送信し、
前記アカウントの第1のセットが、前記アカウントの第2のセットに含まれない少なくとも1つのアカウントを含まないとの判定に従って、前記表示デバイス上に、前記少なくとも1つのアカウントを前記アカウントの第2のセットに招待する前記プロンプトを表示することを差し控える、
命令を含む、メモリと、
を備える、電子デバイス。
【請求項75】
表示デバイス及び1つ以上の入力デバイスを有する電子デバイスの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記電子デバイスは、アカウントの第1のセットのうちの第1のアカウントに関連付けられ前記1つ以上のプログラムは、
前記アカウントの第1のセットが、前記第1のアカウントを含むアカウントの第2のセットに含まれない少なくとも1つのアカウントを含むとの判定に従って、
前記表示デバイス上に、前記少なくとも1つのアカウントを前記アカウントの第2のセットに招待するプロンプトを表示し、
前記プロンプトを表示した後に、
前記1つ以上の入力デバイスを介して、1つ以上の入力のセットを受信し、
前記1つ以上の入力のセットを受信したことに応じて、前記アカウントの第2のセットに含まれない前記少なくとも1つのアカウントの選択に、前記アカウントの第2のセットに参加するための対する招待を送信し、
前記アカウントの第1のセットが、前記アカウントの第2のセットに含まれない少なくとも1つのアカウントを含まないとの判定に従って、前記表示デバイス上に、前記少なくとも1つのアカウントを前記アカウントの第2のセットに招待する前記プロンプトを、表示することを差し控える、
命令、を含む、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項76】
アカウントの第1のセットのうちの第1のアカウントに関連付けられた電子デバイスであって、
表示デバイスと、
1つ以上の入力デバイスと、
前記アカウントの第1のセットが、前記第1のアカウントを含むアカウントの第2のセットに含まれない少なくとも1つのアカウントを含むとの判定に従って、
前記表示デバイス上に、前記少なくとも1つのアカウントを前記アカウントの第2のセットに招待するプロンプトを表示し、
前記プロンプトを表示した後に、
前記1つ以上の入力デバイスを介して、1つ以上の入力のセットを受信し、
前記1つ以上の入力のセットを受信したことに応じて、前記アカウントの第2のセットに含まれない前記少なくとも1つのアカウントの選択に、前記アカウントの第2のセットに参加するための招待を送信する、手段と、
前記アカウントの第1のセットが、前記アカウントの第2のセットに含まれない少なくとも1つのアカウントを含まないとの判定に従って、前記表示デバイス上に、前記少なくとも1つのアカウントを前記アカウントの第2のセットに招待する前記プロンプトを表示することを差し控える手段と、
を備える、電子デバイス。
【請求項77】
前記要求を受信したことに応じて、
前記音声入力が、前記電子デバイスに関連付けられたアカウントに関連付けられた音声プロファイルと一致しないとの判定に従って、前記電子デバイスの前記設定が前記第1の状態及び前記第2の状態に設定される前に、前記メディア出力デバイスによって、前記電子デバイスに関連付けられた前記第1のアカウントを使用して、前記要求に基づいて、第1の情報を出力させること
を更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項78】
前記要求を受信したことに応じて、
前記音声入力が前記電子デバイスに関連付けられたアカウントに関連付けられた音声プロファイルと一致するとの判定に従って、
前記メディア出力デバイスによって、前記一致する音声プロファイルに関連付けられた前記アカウントを使用して、前記要求に基づいて、前記第1の情報を出力させることと、
前記要求に基づいて、前記一致する音声プロファイルに関連付けられた前記アカウントのアカウントデータを更新させることと、
を更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項79】
それぞれのアカウントを使用して、情報を出力させることは、前記それぞれのアカウントに関連付けられた資格情報を使用して、メディアにアクセスすることを含む、請求項2及び請求項
77から
78のいずれか一項に記載の方法。
【請求項80】
それぞれのアカウントのアカウントデータを更新させることは、前記それぞれのアカウントに関連付けられたメディアプロファイルを更新させることを含む、請求項2及び請求項
77から
79のいずれか一項に記載の方法。
【手続補正書】
【提出日】2021-12-24
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
方法であって、
メディア出力デバイスを有する電子デバイスにおいて、
音声入力に基づいて判定された要求を受信することと、
前記要求を受信したことに応じて、
前記音声入力が前記電子デバイスに関連付けられたアカウントに関連付けられた音声プロファイルと一致しないとの判定に従って、
前記電子デバイスの設定が第1の状態に設定されていることに従って、前記要求に基づいて、第1のアカウントのアカウントデータを更新させることと、
前記電子デバイスの前記設定が第2の状態に設定されていることに従って、前記要求に基づいて、前記第1のアカウントの前記アカウントデータを更新させることを差し控えることと、
を含む、方法。
【請求項2】
前記要求は第1の要求であり、前記音声入力は第1の音声入力であり、前記方法は、
第2の音声入力は、前記電子デバイスに関連付けられた第2のアカウントに関連付けられ
た音声プロファイルと一致し、前記第1のアカウントは、前記第2のアカウントとは異なる、前記第2の音声入力に基づいて判定された第2の要求を受信することと、
前記第2の要求を受信したことに応じて、かつ、前記第2の音声入力が、前記第2のアカウントに関連付けられた前
記音声プロファイルと一致するとの判定に従って、
前記メディア出力デバイスによって、前記電子デバイスに関連付けられた前記第2のアカウントを使用して、前記第2の要求に基づいて、第2の情報を出力させることと、
前記第2の要求に基づいて、前記第2のアカウントのアカウントデータを更新させることと、
を更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
第3の音声入力に基づいて判定された第3の要求であって、前記第3の要求は、第3のアカウントに関連付けられたプライベート情報を出力する要求である、第3の要求を受信することと、
前記第3の要求を受信したことに応じて、
前記第3の音声入力が、前記第3のアカウントに関連付けられた第3の音声プロファイルと一致するとの判定に従って、
前記メディア出力デバイスによって、前記第3のアカウントを使用して、前記第3の要求に基づいて、前記プライベート情報を出力させることと、
前記第3の音声入力が、前記第3のアカウントに関連付けられた前記第3の音声プロファイルと一致しないとの判定に従って、
前記メディア出力デバイスによって、前記電子デバイスに関連付けられた前記第3のアカウントを使用して、前記第3の要求に基づいて、前記プライベート情報を出力させることを差し控えることと、
を更に含む、請求項1又は2のいずれかに記載の方法。
【請求項4】
前記要求を受信したことに応じて、
前記音声入力が、前記電子デバイスに関連付けられたアカウントに関連付けられた音声プロファイルと一致しないとの判定に従って、前記電子デバイスの前記設定が前記第1の状態及び前記第2の状態に設定される前に、前記メディア出力デバイスによって、前記電子デバイスに関連付けられた前記第1のアカウントを使用して、前記要求に基づいて、第1の情報を出力させること
を更に含む、請求項1
から3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
前記要求を受信したことに応じて、
前記音声入力が前記電子デバイスに関連付けられたアカウントに関連付けられた音声プロファイルと一致するとの判定に従って、
前記メディア出力デバイスによって、前記一致する音声プロファイルに関連付けられた前記アカウントを使用して、前記要求に基づいて、前記第1の情報を出力させることと、
前記要求に基づいて、前記一致する音声プロファイルに関連付けられた前記アカウントのアカウントデータを更新させることと、
を更に含む、請求項1
から4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
それぞれのアカウントを使用して、情報を出力させることは、前記それぞれのアカウントに関連付けられた資格情報を使用して、メディアにアクセスすることを含む、請求項2
、4及び5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
それぞれのアカウントのアカウントデータを更新させることは、前記それぞれのアカウントに関連付けられたメディアプロファイルを更新させることを含む、請求項2及び請求項
4から6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
請求項1から7のいずれか一項に記載の方法をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
【請求項9】
請求項8に記載のコンピュータプログラムを記憶するメモリと、
前記メモリに記憶された前記コンピュータプログラムを実行可能な1つ以上のプロセッサと、を備えるコンピュータシステム。
【請求項10】
請求項1から7のいずれか一項に記載の方法を実行する手段を備えるコンピュータシステム。
【国際調査報告】