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  • 特表-クッションスタンド 図1
  • 特表-クッションスタンド 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-07-19
(54)【発明の名称】クッションスタンド
(51)【国際特許分類】
   A47C 21/00 20060101AFI20220711BHJP
   A47C 27/00 20060101ALI20220711BHJP
【FI】
A47C21/00
A47C27/00 Z
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2021568123
(86)(22)【出願日】2021-01-12
(85)【翻訳文提出日】2021-11-11
(86)【国際出願番号】 CN2021071271
(87)【国際公開番号】W WO2021147706
(87)【国際公開日】2021-07-29
(31)【優先権主張番号】202020144140.7
(32)【優先日】2020-01-22
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】521496157
【氏名又は名称】深▲せん▼艾森格爾科技有限公司
【氏名又は名称原語表記】SHEN ZHEN XGEAR TECHNOLOGY CO., LTD
【住所又は居所原語表記】B35 Of 4 To 7 Shaft And A To D Room, 5th Floor Building 4 , Saige Industial Park, North HuaQiang Road, Fu Tian Zone Shenzhen, Guangdong 518000, China
(74)【代理人】
【識別番号】100142804
【弁理士】
【氏名又は名称】大上 寛
(72)【発明者】
【氏名】王▲じぇ▼
【テーマコード(参考)】
3B096
【Fターム(参考)】
3B096AC11
(57)【要約】
本発明は、携帯電話及びタブレットコンピュータの補助用途製品に関し、具体的には、クッションスタンドに関する。その技術方案は、クッションベース、支持部材及び携帯電話クリップを含み、支持部材は、ベースと携帯電話クリップとを接続するクッションスタンドであって、前記支持部材は、折り畳み式ロッドであり、クッションベースは、フォームペレットを充填した布バッグであるソフトバッグと、ソフトバッグの上面に接続されるトップカバーとを含み、支持部材とトップカバーが接続されているクッションスタンドである。本発明では、ソフトバッグを、流動可能なフォームペレットを充填した布バッグにしたため、柔らかいソファやマットレス、又は平坦でない表面に置く場合、わずかに押すだけで自動的に水平にすることができ、底部全体が荷重支持面に密着し、クッションスタンド全体が荷重支持面に安定して立つことができるので、使いやすい。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
クッションベース、支持部材及び携帯電話クリップを含み、支持部材は、ベースと携帯電話クリップとを接続するクッションスタンドであって、前記支持部材は、折り畳み式ロッドであり、クッションベースは、フォームペレットを充填した布バッグであるソフトバッグと、ソフトバッグの上面に接続されるトップカバーとを含み、支持部材とトップカバーとは接続されていることを特徴とするクッションスタンド。
【請求項2】
前記ソフトバッグの上面には、金属リングが設けられており、金属リングは、ソフトバッグに固定されており、トップカバーの底部には、金属リングの形状とサイズに合わせた凹溝を有し、金属リングは、トップカバーの底部の凹溝に嵌め込まれていることを特徴とする請求項1に記載のクッションスタンド。
【請求項3】
トップカバーには、ストップバーがさらに設けられていることを特徴とする請求項2に記載のクッションスタンド。
【請求項4】
ストップバーは、プラスチックバー、シリカゲルバー又はゴムバーであることを特徴とする請求項3に記載のクッションスタンド。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯電話及びタブレットコンピュータの補助用途製品に関し、具体的には、クッションスタンドに関する。
【背景技術】
【0002】
科学技術の進歩と社会の発展に伴い、様々なAPPが次々と現れており、現在、携帯電話やタブレットコンピュータの機能がますます豊富になり、生活や仕事における人と携帯電話とのインタラクションがますます増えている。また、現在、携帯電話の画面は次第に大きくなっているため、長時間にわたって携帯電話やタブレットコンピュータを手に持って映画を見ると、手の疲れや肩の痛みを感じ、使用体験に影響を与えてしまう。そのため、携帯電話やタブレットコンピュータのスタンドはそれに応じて製造されてきた。既存の携帯電話スタンドは、いずれもベース、接続部材、及びクリップの3つの部分で構成されており、ベースは、通常、スタンドをデスクトップに固定するためのカウンターウェイトプレート又は挟持部材であり、クリップは、携帯電話やタブレットコンピュータを挟持するためのものであり、接続部材は、ベースとクリップとを接続するためのものである。既存の携帯電話スタンドは、カウンターウェイト型でも挟持型でも、そのベースが硬質材料で製造されるため、膝やソファ、マットレスなどの柔らかい表面で使用されると、安定して置くことができず、使用できないことになる。現代社会では、ソファやベッド上で携帯電話やタブレットコンピュータを使用して娯楽や仕事をする時間がますます増えている。したがって、携帯電話やタブレットコンピュータの使用スペースを広げるためには、柔らかい載置面での使用に適する携帯電話スタンドの設計は不可欠である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、従来技術における上記の欠陥や不足を克服し、新型のクッションスタンドを提供することを目的とする。本発明のクッションスタンドは、携帯電話やタブレットコンピュータを配置するためのものであり、携帯電話やタブレットコンピュータの使用、特に柔らかいソファクッションやマットレス、又は平坦でない場所での使用に便利である。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の目的は、以下の技術方案により実現される。
クッションベース、支持部材及び携帯電話クリップを含み、支持部材は、ベースと携帯電話クリップとを接続するクッションスタンドであって、前記支持部材は、折り畳み式ロッドであり、クッションベースは、フォームペレットを充填した布バッグであるソフトバッグと、ソフトバッグの上面に接続されるトップカバーとを含み、支持部材とトップカバーが接続されているクッションスタンドである。このように、クッションベースは、ソフトバッグとトップカバーとで構成されており、トップカバーは硬質のものであり、支持部材がトップカバーに接続されることにより、トップカバーは携帯電話スタンドを支持可能になる。支持部材は折り畳み式ロッドであるため、スタンドを使用する必要がない場合に、支持部材を折り畳んでクッションとして使用することができる。本発明では、ソフトバッグを、流動可能なフォームペレットを充填した布バッグにしたため、柔らかいソファやマットレス、又は平坦でない表面に置く場合、わずかに押すだけで自動的に水平にすることができ、底部全体が荷重支持面に密着し、クッションスタンド全体が荷重支持面に安定して立つことができるので、使いやすい。
【0005】
本発明の別の好ましい方案では、上記の方案を基礎とし、前記ソフトバッグの上面には、金属リングが設けられており、金属リングは、ソフトバッグに固定されており、トップカバーの底部には、金属リングの形状とサイズに合わせた凹溝を有し、金属リングは、トップカバーの底部の凹溝に嵌め込まれている。このように、ソフトバッグの上面に金属リングが設けられることにより、金属リングでトップカバーへの支持を強化し、トップカバーをより安定にすることができ、金属リングがトップカバーの底部の凹溝に嵌め込まれることにより、組み立てが便利になり、圧力が均一で、外観がより美しくなる。
【0006】
本発明の別の好ましい方案では、上記の方案を基礎とし、トップカバーには、ストップバーがさらに設けられている。ストップバーが設けられることにより、タブレットコンピュータの使用時に、ストップバーにより、タブレットコンピュータの落下を防ぐことができる。
【0007】
本発明の別の好ましい方案では、上記の方案を基礎とし、ストップバーは、プラスチックバー、シリカゲルバー又はゴムバーである。プラスチックバー、シリカゲルバー又はゴムバーは柔らかいため、タブレットコンピュータに損傷を与えることがなく、また、肌触りが良く、使用体験を向上させる。
【発明の効果】
【0008】
本発明のクッションスタンドは、携帯電話やタブレットコンピュータを配置するためのものであり、携帯電話やタブレットコンピュータの使用、特に柔らかいソファクッションやマットレス、又は平坦でない場所での使用に便利である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本発明の実施例1に係るクッションスタンドの構造模式図である。
図2】本発明の実施例1に係るクッションスタンドのソフトバッグの構造模式図である。
図3】本発明の実施例1に係るクッションスタンドのトップカバーの底部の構造模式図である。
図4】本発明の実施例1に係るクッションスタンドのタブレットコンピュータの使用時の構造模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明をより良く理解するために、本発明の幾つかの好ましい実施形態を提供する。
【実施例1】
【0011】
図1は、本発明の好ましい実施形態の一つであり、図1は、本発明の実施例に係るクッションスタンドの構造模式図であり、図2は、本発明の実施例1に係るクッションスタンドのソフトバッグの構造模式図であり、図3は、本発明の実施例1に係るクッションスタンドのトップカバーの底部の構造模式図である。図1図2、及び図3に示すように、本発明のクッションスタンドは、クッションベース1、支持部材2及び携帯電話クリップ3を含み、支持部材は、ベースと携帯電話クリップとを接続する。前記支持部材は、折り畳み式ロッドであり、クッションベースは、ソフトバッグ11とトップカバー12とを含み、ソフトバッグは、フォームペレットを充填した布バッグであり、トップカバーは、ソフトバッグの上面に接続されており、支持部材とトップカバーとは接続されている。
【0012】
より好ましくは、前記ソフトバッグの上面には、金属リング13が設けられており、金属リングは、ソフトバッグに固定されており、ソフトバッグの布バッグに縫い付けられ、布バッグを支持し、その形状を整えることができるとともに、トップカバーを支持することができる。トップカバーの底部は、金属リングの形状とサイズに合わせた凹溝14を有し、金属リングは、トップカバーの底部の凹溝に嵌め込まれている。トップカバーは、支持部材を固定するための固定台座16をさらに有する。
【0013】
より好ましくは、トップカバーには、ストップバー15がさらに設けられている。ストップバーと支持部材のストップバーは、シリカゲルバーであり、プラスチックバー又はゴムバーを採用してもよいし、シリカゲル又はゴム被覆の金属バーの構造を採用してもよい。
【0014】
図4は、本発明の実施例1に係るクッションスタンドのタブレットコンピュータの使用時の構造模式図である。図に示すように、折り畳み式ロッドは、2本のアームが回転ジョイントにより接続されるものであり、折り畳み式ロッドとトップカバーも回転ジョイントにより接続されており、折り畳み式ロッドとトップカバーとの接続箇所は、一方の半分の領域にあり、ストップバーは、それに対向する他方の半分の領域にあり、タブレットコンピュータ18の下端は、ストップバーに支持されており、タブレットコンピュータの裏面は、折り畳み式ロッドの中央ジョイント17に支持されている。
【0015】
上記の実施例は、本発明の好ましい実施形態であるが、本発明の実施形態は、上記の実施例に制限されず、本発明の精神実質と原理から逸脱することなく行われる如何なる他の変更、修飾、代替、組合せ、簡略化は、すべて同等の置換方式であり、本発明の保護範囲内に含まれるべきである。
図1
図2
図3
図4
【国際調査報告】