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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-07-22
(54)【発明の名称】マスク連続包装装置
(51)【国際特許分類】
   B65B 43/30 20060101AFI20220714BHJP
【FI】
B65B43/30 A
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2020572495
(86)(22)【出願日】2020-06-03
(85)【翻訳文提出日】2020-12-21
(86)【国際出願番号】 KR2020007229
(87)【国際公開番号】W WO2021246547
(87)【国際公開日】2021-12-09
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】520504518
【氏名又は名称】ノ、ヨン ソク
【氏名又は名称原語表記】NO,Yong Suk
【住所又は居所原語表記】26-5,Sosa-ro 160beon-gil,Bucheon-si,Gyeonggi-do 14766,Republic of Korea
(74)【代理人】
【識別番号】100130111
【弁理士】
【氏名又は名称】新保 斉
(72)【発明者】
【氏名】ノ、ヨン ソク
【テーマコード(参考)】
3E030
【Fターム(参考)】
3E030AA04
3E030CA02
3E030CB01
3E030CC01
3E030EA02
3E030EB02
3E030GA05
(57)【要約】
本発明は、マスク連続包装装置に関するものであり、パウチ移送手段の一側にベルト吸着型パウチ開封手段を具備することで、パウチ移送手段に移送される複数個パウチの入口を順次に大きく開いてパウチを停止させないで連続的にマスクを押し入れることができるようになるによって、収率を従来方式より2~3倍以上に上げることができる効果がある。
【選択図】 図5
【特許請求の範囲】
【請求項1】
モータを含んだ駆動手段、前記モータで動作されるマスク移送手段とパウチ移送手段、前記マスク移送手段の前方に具備されて前記モータで動作されるマスク注入手段、前記マスク移送手段の後方に具備されたマスク供給手段、前記パウチ移送手段の後方に具備されたパウチ供給手段、前記パウチ供給手段の前方に具備されたパウチ密封及び排出手段を含んで構成されたマスク包装装置において、
前記パウチ移送手段の一側に沿って前記パウチ移送手段に移送される複数個パウチの入口を順次に大きく開くベルト吸着型パウチ開封手段が具備されたことを特徴とするマスク連続包装装置。
【請求項2】
前記ベルト吸着型パウチ開封手段は前記パウチ移送手段の一側に具備された上、下側固定板と、
前記上側固定板に一定間隔離隔されて設置された上側作動ギアと上側プーリーと、
前記上側作動ギアと前記上側プーリーに締結され、前記複数個パウチの入口上面に接するように複数個の上側吸入孔が上側長さ方向に一定間隔離れて形成された上部ベルトと、
前記上側作動ギアと前記上側プーリーとの間で前記上部ベルトの下の部分と接するように前記上側固定板に固定され、下部面に前記複数個の上側吸入孔が通るように前記上側長さ方向に一つ以上の上側長溝が形成され、前記上側長溝と連通されるように一つ以上の上側吸入手段が締結された上側吸入ブロックと、
前記下側固定板に前記上側作動ギアと前記上側プーリーに上下対称されるように一定間隔離隔されて設置された下側作動ギアと下側プーリーと、
前記下側作動ギアと前記下側プーリーに締結され、前記複数個パウチの入口下面に接するように複数個の下側吸入孔が下側長さ方向に一定間隔離れて形成された下部ベルトと、及び
前記下側作動ギアと前記下側プーリーとの間で前記上側吸入ブロックと上下対称されるように前記下部ベルトの上部分と接するように前記下側固定板に固定され、上部面に前記複数個の下側吸入孔が通るように前記下側長さ方向に一つ以上の下側長溝が形成され、前記下側長溝と連通されるように一つ以上の下側吸入手段が締結された下側吸入ブロックを含んで構成されたことを特徴とする請求項1に記載のマスク連続包装装置。
【請求項3】
前記上側吸入ブロックと前記下側吸入ブロックはそれぞれの前記下部面と前記上部面との間が前記パウチ供給手段の前方を向けて行って徐徐に広げるように具備されたことを特徴とする請求項2に記載のマスク連続包装装置。
【請求項4】
前記上側固定板には前記上部ベルトを締める上側付加プーリーが、前記下側固定板には前記下部ベルトを締める下側付加プーリーがそれぞれさらに付着されたことを特徴とする請求項2に記載のマスク連続包装装置。
【請求項5】
前記上側作動ギアと前記下側作動ギアはそれぞれ外側円周上に一定間隔で複数個の上、下側ボルトが締結され、
前記上部ベルトは前記上側ボルトに締結される複数個の上側締結孔が前記複数個の上側吸入孔と並んでいるように前記上側ボルトの離隔距離に合わせて一定間隔離れてさらに形成され、
前記下部ベルトは前記下側ボルトに締結される複数個の下側締結孔が前記複数個の下側吸入孔と並んでいるように前記下側ボルトの離隔距離に合わせて一定間隔離れてさらに形成されたことを特徴とする請求項2に記載のマスク連続包装装置。
【請求項6】
前記マスク注入手段は前記駆動手段に動力を伝達する第1駆動軸と、
前記第1駆動軸に一定距離離隔されて締結された第1、2原動ギアと、
前記第1駆動軸で前記マスク移送手段の前方または後方を向けて一定距離離隔されて具備された第1従動軸と、
前記第1従動軸に前記第1、2原動ギアにそれぞれ対応される位置で一定距離離隔されて締結された第1、2従動ギアと、
前記第1原動ギアと前記第1従動ギアに締結された第1注入手段チェーンと、
前記第2原動ギアと前記第2従動ギアに締結された第2注入手段チェーンと、
前記第1注入手段チェーンと前記第2注入手段チェーンにそれぞれ対向する位置に締結された複数個の第1、2スライダーロード締結具と、
前記複数個の第1、2スライダーロード締結具に締結された複数個のスライダーロードと、
前記複数個のスライダーロードにスライディング可能に締結された複数個のマスク注入ロード締結具と、
前記複数個のマスク注入ロード締結具にそれぞれ締結された複数個のマスク注入ロードと、及び
前記複数個のマスク注入ロードを選択的で順次に前進させる前記複数個のマスク注入ロード締結具のガイドロードを含んで構成されたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のうちで何れか一つに記載のマスク連続包装装置。
【請求項7】
前記第1駆動軸と前記第1従動軸にはそれぞれ前記第2原動ギアに離隔された第3原動ギアと前記第2従動ギアに離隔された第3従動ギアがさらに締結され、
前記第3原動ギアと前記第3従動ギアには第3注入手段チェーンが、前記第3注入手段チェーンには複数個のマスク注入ガイドがそれぞれさらに締結されたことを特徴とする請求項6に記載のマスク連続包装装置。
【請求項8】
前記第3原動ギアと前記第3従動ギアはそれぞれ2個で一定間隔離隔されて並んで前記第1駆動軸と前記第1従動軸に締結され、
前記第3注入手段チェーンは第3-1注入手段チェーンと第3-2注入手段チェーンに離隔されて具備され、
前記第3-1注入手段チェーンと第3-2注入手段チェーンとの間には前記複数個のマスク注入ガイドを前方に進んでから後退させるガイド溝があるガイド部材がさらに具備され、
前記複数個のマスク注入ガイドはそれぞれ下部に前記ガイド溝に挿入される突出部がさらに具備されたことを特徴とする請求項7に記載のマスク連続包装装置。
【請求項9】
前記パウチ移送手段の一側に前記ベルト吸着型パウチ開封手段を締結するための上、下側固定板を具備するが、
前記下側固定板は前記ベルト吸着型パウチ開封手段と前記第3-2注入手段チェーンとの間に位置し、
前記下側固定板には前記ガイド部材に向けて突き出された2個の段顎部が離隔されてさらに付着され、
前記複数個のマスク注入ガイドはそれぞれ下部に前方を向けて前記2個の段顎部に接触して開かれるようになる弾性やっとこがさらに具備されたことを特徴とする請求項8に記載のマスク連続包装装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はマスク包装装置に関するものであり、より詳細には、ベルト吸着型パウチ開封手段を具備したマスク連続包装装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
マスクは普段にも黄砂や微細ほこりなど大気環境の悪化で、そして作業場の粉じんや細菌などの防止のために衛生用で使われて来た。ところが、最近コロナウイルスの大流行(pandemic)で全世界で保健用マスクの需要が爆発的に生じている。
【0003】
このようなマスクの需要に応じるためにはマスク自体の大量生産はもちろんマスクを需要者に伝達するための袋(パウチ)への自動包装手段が必須に要求されている実情である。
【0004】
ところが、従来マスク包装装置は、韓国登録特許第10-1593482号のマスクパック包装装置を利用するか、または韓国登録特許第10-1275288号の一般パウチ包装装置で使われる真空吸着手段を利用し、パウチの入口両面を吸着させて広げた後マスクを押し入れる動作で包装することで、マスク包装が連続的になされることができなくて、収率が分当たり60個程度で低い問題点がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】韓国登録特許第10-1593482号
【特許文献2】韓国登録特許第10-1275288号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、前記のような従来マスク包装装置の問題点を解決するために提案されたものであり、ベルト吸着型パウチ開封手段を具備して連続的にマスクをパウチに包装することができるマスク連続包装装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記の目的を達成するために、本発明によるマスク連続包装装置はモータを含んだ駆動手段、前記モータで動作されるマスク移送手段とパウチ移送手段、前記マスク移送手段の前方に具備されて前記モータで動作されるマスク注入手段、前記マスク移送手段の後方に具備されたマスク供給手段、前記パウチ移送手段の後方に具備されたパウチ供給手段、前記パウチ供給手段の前方に具備されたパウチ密封及び排出手段を含んで構成されたマスク包装装置において、前記パウチ移送手段の一側に沿って前記パウチ移送手段に移送される複数個パウチの入口を順次に大きく開くベルト吸着型パウチ開封手段が具備されたことを特徴とする。
【0008】
前記ベルト吸着型パウチ開封手段は、前記パウチ移送手段の一側に具備された上、下側固定板と、前記上側固定板に一定間隔で離隔されて設置された上側作動ギアと上側プーリーと、前記上側作動ギアと前記上側プーリーに締結され、前記複数個パウチの入口上面に接するように複数個の上側吸入孔が上側長さ方向に一定間隔離れて形成された上部ベルトと、前記上側作動ギアと前記上側プーリーとの間で前記上部ベルトの下の部分と接するように前記上側固定板に固定され、下部面に前記複数個の上側吸入孔が通るように前記上側長さ方向に一つ以上の上側長溝が形成され、前記上側長溝と連通されるように一つ以上の上側吸入手段が締結された上側吸入ブロックと、前記下側固定板に前記上側作動ギアと前記上側プーリーに上下対称されるように一定間隔離隔されて設置された下側作動ギアと下側プーリーと、前記下側作動ギアと前記下側プーリーに締結され、前記複数個パウチの入口下面に接するように複数個の下側吸入孔が下側長さ方向に一定間隔離れて形成された下部ベルトと、及び前記下側作動ギアと前記下側プーリーとの間で前記上側吸入ブロックと上下対称されるように前記下部ベルトの上部分と接するように前記下側固定板に固定され、上部面に前記複数個の下側吸入孔が通るように前記下側長さ方向に一つ以上の下側長溝が形成され、前記下側長溝と連通されるように一つ以上の下側吸入手段が締結された下側吸入ブロックを含んで構成されたことを、本発明によるマスク連続包装装置の他の特徴とする。
【0009】
前記上側吸入ブロックと前記下側吸入ブロックは、それぞれの前記下部面と前記上部面との間が前記パウチ供給手段の前方を向けて行って徐徐に離れるように具備されたことを、本発明によるマスク連続包装装置の他の特徴とする。
【0010】
前記上側固定板には前記上部ベルトを締める上側付加プーリーが、前記下側固定板には前記下部ベルトを締める下側付加プーリーが、それぞれさらに付着されたことを、本発明によるマスク連続包装装置の他の特徴とする。
【0011】
前記上側作動ギアと前記下側作動ギアは、それぞれ外側円周上に一定間隔で複数個の上、下側ボルトが締結され、前記上部ベルトは前記上側ボルトに締結される複数個の上側締結孔が前記複数個の上側吸入孔と並んでいるように前記上側ボルトの離隔距離に合わせて一定間隔離れてさらに形成され、前記下部ベルトは前記下側ボルトに締結される複数個の下側締結孔が前記複数個の下側吸入孔と並んでいるように前記下側ボルトの離隔距離に合わせて一定間隔離れてさらに形成されたことを、本発明によるマスク連続包装装置の他の特徴とする。
【0012】
前記マスク注入手段は前記駆動手段に動力を伝達する第1駆動軸と、前記第1駆動軸に一定距離離隔されて締結された第1、2原動ギアと、前記第1駆動軸で前記マスク移送手段の前方または後方を向けて一定距離離隔されて具備された第1従動軸と、前記第1従動軸に前記第1、2原動ギアにそれぞれ対応される位置で一定距離離隔されて締結された第1、2従動ギアと、前記第1原動ギアと前記第1従動ギアに締結された第1注入手段チェーンと、前記第2原動ギアと前記第2従動ギアに締結された第2注入手段チェーンと、前記第1注入手段チェーンと前記第2注入手段チェーンにそれぞれ対向する位置に締結された複数個の第1、2スライダーロード締結具と、前記複数個の第1、2スライダーロード締結具に締結された複数個のスライダーロードと、前記複数個のスライダーロードにスライディング可能に締結された複数個のマスク注入ロード締結具と、前記複数個のマスク注入ロード締結具にそれぞれ締結された複数個のマスク注入ロードと、及び前記複数個のマスク注入ロードを選択的で順次に前進させる前記複数個のマスク注入ロード締結具のガイドロードを含んで構成されたことを、本発明によるマスク連続包装装置の他の特徴とする。
【0013】
前記第1駆動軸と前記第1従動軸にはそれぞれ前記第2原動ギアに離隔された第3原動ギアと前記第2従動ギアに離隔された第3従動ギアがさらに締結され、前記第3原動ギアと前記第3従動ギアには第3注入手段チェーンが、前記第3注入手段チェーンには複数個のマスク注入ガイドがそれぞれさらに締結されたことを、本発明によるマスク連続包装装置の他の特徴とする。
【0014】
前記第3原動ギアと前記第3従動ギアは、それぞれ2個で一定間隔離隔されて並んで前記第1駆動軸と前記第1従動軸に締結され、前記第3注入手段チェーンは第3-1注入手段チェーンと第3-2注入手段チェーンで離隔されて具備され、前記第3-1注入手段チェーンと第3-2注入手段チェーンとの間には前記複数個のマスク注入ガイドを前方に進んでから後退させるガイド溝があるガイド部材がさらに具備され、前記複数個のマスク注入ガイドはそれぞれ下部に前記ガイド溝に挿入される突出部がさらに具備されたことを、本発明によるマスク連続包装装置の他の特徴とする。
【0015】
前記パウチ移送手段の一側に前記ベルト吸着型パウチ開封手段を締結するための上、下側固定板を具備するが、前記下側固定板は前記ベルト吸着型パウチ開封手段と前記第3-2注入手段チェーンとの間に位置し、前記下側固定板には前記ガイド部材に向けて突き出された2個の段顎部が離隔されてさらに付着され、前記複数個のマスク注入ガイドはそれぞれ下部に前方を向けて前記2個の段顎部に接触して開かれるようになる弾性やっとこがさらに具備されたことを、本発明によるマスク連続包装装置の他の特徴とする。
【発明の効果】
【0016】
本発明は、パウチ移送手段の一側にベルト吸着型パウチ開封手段を具備することで、前記パウチ移送手段に移送される複数個パウチの入口を順次に大きく開いてパウチを停止させないで連続的にマスクを押し入れることができるようになることによって、収率を従来方式より2~3倍以上に上げることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1図1は本発明の一実施例によるマスク連続包装装置の全体構成を見せてくれる平面図である。
図2図2図1のマスク連続包装装置を概念的に示す正面図である。
図3図3図1のマスク注入手段とベルト吸着型パウチ開封手段を中心に示す平面図である。
図4図4図3のベルト吸着型パウチ開封手段を示した平面図(a)とこれに対応する構成と複数個パウチの入口が順次に大きく開かれるようになる原理を示した正面図(b)である。
図5図5図4(b)の主要構成を明確に示す分解斜視図である。
図6図6は本発明のマスク注入ガイドがパウチの入口に挿入された後弾性やっとこでパウチの入口下端をつまんで解くことができることを見せてくれる一使用状態図である。
図7図7は本発明の具体的な実施例で、マスク移送手段、マスク注入手段、パウチ移送手段及びベルト吸着型パウチ開封手段の構成を示した斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、添付した図面を参照しながら本発明の望ましい実施例に対して説明する。
【0019】
本発明の一実施例によるマスク連続包装装置は、図1及び図4のように、モータ110を含んだ駆動手段100、前記モータ110で動作されるマスク移送手段200とパウチ移送手段500、前記マスク移送手段200の前方に具備されて前記モータ110で動作されるマスク注入手段220、前記マスク移送手段200の後方に具備されたマスク供給手段300、400、前記パウチ移送手段500の後方に具備されたパウチ供給手段600、700、前記パウチ供給手段500の前方に具備されたパウチ密封及び排出手段800を含んで構成される。
【0020】
ここで、前記マスク移送手段200の前、後方とは、マスク10がキャリア214に盛られて移送される方向を基準で、移送が始まる方を後方、移送が終える方を前方と言う。前記パウチ移送手段500の前、後方も同じく、パウチ20が移送される方向を基準で、移送が始まる方を後方、移送が終える方を前方と言う。
【0021】
本明細書で、マスク10とは、背景技術で言及したように、保護帯と耳当てを含む衛生用及び/または保健用マスクであるだけでなく、シート(sheet)形状マスクパックも含んで解釈しなければならない。また、パウチ20はマスク10を入れて包装することができる薄い板状ビニル材質の袋で三面が密封されて片面だけ入口を有したことを示す。
【0022】
本発明の核心的技術思想は、図1及び図4のように、パウチ移送手段500の一側にベルト吸着型パウチ開封手段1000を具備することで、前記パウチ移送手段500に移送される複数個パウチ20a、20b、20cの入口を順次に大きく開いてパウチを停止させないで連続的にマスクを入れることができるようにしたことにある。このように構成することで、収率が分当たり150個以上を包装することができるようになって従来分当たり60枚より3倍近く、場合によってはその以上に上げることができる効果がある。
【0023】
ここで、前記ベルト吸着型パウチ開封手段1000は、図4及び図5のように、複数個パウチ20a、20b、20cを前記パウチ移送手段500による移送速度をそのまま維持したままそれぞれの入口両側面に複数個の上側吸入孔1420が形成された上部ベルト1400と複数個の下側吸入孔1422が形成された下部ベルト1422の間に挟まって密着させて移送するように具備された上、下側吸着型ベルト装置1001、1002で具現することができる。
【0024】
この時、上部ベルト1400と下部ベルト1422との間の距離は、パウチ供給手段500の前方に行って徐徐に広げるようにし、上側吸入孔1420と下側吸入孔1422との間に各パウチ20a、20b、20cの入口両側面が置かれるようにすることが望ましい。これは、上側吸入孔1420と下側吸入孔1422による吸入力で移送される複数個のパウチ20a、20b、20c入口がますます大きく開封されるように構成することができるためである。
【0025】
前記上側吸入孔1420と下側吸入孔1422による吸入力は複数個の上側吸入孔1420と複数個の下側吸入孔1422がそれぞれ上側長溝1440a、1440bが形成された上側吸入ブロック1450と下側長溝1442a、1442bが形成された下側吸入ブロック1452を通りながら生ずるようにできる。すなわち、上側長溝1440a、1440bと下側長溝1442a、1442bに供給された吸入力はそれぞれカバーする上部ベルト1400と下部ベルト1422を吸いこむようになって、その吸入力は各長溝を通る複数個の上側吸入孔1420と複数個の下側吸入孔1422に伝達し、これは上側吸入孔1420と下側吸入孔1422との間に置かれた各パウチ20a、20b、20cの入口両側面に伝達してパウチが開封するようになる。
【0026】
また、前記上側長溝1440a、1440bと下側長溝1442a、1442bに供給された吸入力はそれぞれ上側長溝1440a、1440bと連通する上側吸入手段1430と下側長溝1442a、1442bと連通する下側吸入手段1432を通じてそれぞれ供給されることができるし、前記上側吸入手段1430と下側吸入手段1432は負圧発生装置ならどれでも可能であるが、真空ポンプよりはブロアー(blower、送風機)で供給を受けることが望ましい。ここで、ブロアーは通常と反対に吸入器側を前記上側吸入手段1430と下側吸入手段1432に連結して使用することができる。
前記ベルト吸着型パウチ開封手段1000の具体的でより望ましい実施例を挙げると下記のようである。
【0027】
図4及び図5に参照されるように、前記ベルト吸着型パウチ開封手段1000は、前記パウチ移送手段500の一側に具備された上、下側固定板1010、1020と、前記上側固定板1010に一定間隔離隔されて設置された上側作動ギア1100と上側プーリー1300と、前記上側作動ギア1100と前記上側プーリー1300に締結され、前記複数個パウチ20a、20b、20cの入口上面に接するように複数個の上側吸入孔1420が上側長さ方向に一定間隔離れて形成された上部ベルト1400と、前記上側作動ギア1100と前記上側プーリー1300との間で前記上部ベルト1400の下の部分1400aと接するように前記上側固定板1010に固定され、下部面1450cに前記複数個の上側吸入孔1420が通るように前記上側長さ方向に一つ以上の上側長溝1440a、1440bが形成され、前記上側長溝1440a、1440bと連通されるように一つ以上の上側吸入手段1430が締結された上側吸入ブロック1450と、前記下側固定板1020に前記上側作動ギア1100と前記上側プーリー1300に上下対称されるように一定間隔離隔されて設置された下側作動ギア1102と下側プーリー1302と、前記下側作動ギア1102と前記下側プーリー1302に締結され、前記複数個パウチ20a、20b、20cの入口下面に接するように複数個の下側吸入孔1422が下側長さ方向に一定間隔離れて形成された下部ベルト1402と、及び前記下側作動ギア1102と前記下側プーリー1302との間で前記上側吸入ブロック1450と上下対称されるように前記下部ベルト1402の上部分1402aと接するように前記下側固定板1020に固定され、上部面1452cに前記複数個の下側吸入孔1422が通るように前記下側長さ方向に一つ以上の下側長溝1442a、1442bが形成され、前記下側長溝と連通されるように一つ以上の下側吸入手段1432が締結された下側吸入ブロック1452を含んで構成されることができる。
【0028】
図4及び図5では、上側吸入ブロック1450と下側吸入ブロック1452にそれぞれ2個の上側長溝1440a、1440bと2個の下側長溝1442a、1442bが形成された例を見せるが、それぞれ一つの長溝でも形成されることができる。また、各長溝に連通される上、下側吸入手段1430、1432も長溝に垂直であるように形成されたものとして示されたが、長溝と同じ方向で一つ以上具備されることができる。
【0029】
前記上側吸入ブロック1450と前記下側吸入ブロック1452はそれぞれの前記下部面1450cと前記上部面1452cの間、すなわち上側吸入ブロック1450の下部面1450cと下側吸入ブロック1452の上部面1452cとの間は前記パウチ供給手段500の前方を向けて行って徐徐に広げるようにすることで、本発明の目的を容易に達成することができる。
【0030】
具体的な例で、図4のように、上側吸入ブロック1450と前記下側吸入ブロック1452を平行に付着するが、見合わせる上側吸入ブロック1450の下部面1450cと下側吸入ブロック1452の上部面1452cはそれぞれ前記パウチ供給手段500の前方に行って上向きで傾いて下向きで傾くように具備することができる。
【0031】
また、実施例によって、前記上側固定板1010には前記上部ベルト1400を締める上側付加プーリー1200が、前記下側固定板1020には前記下部ベルト1402を締める下側付加プーリー1202がそれぞれさらに付着されることができる。
【0032】
前記各ベルトの絞り度と円滑な回転のために、図4に示されたように、上側固定板1010と下側固定板1020に各上側プーリー1310と下側プーリー1302が締結される位置に前記各長さ方向に長溝1310、1312が形成されることができる。
【0033】
他の実施例で、前記上側作動ギア1100と前記下側作動ギア1102は、図4のように、それぞれ外側円周上に一定間隔で複数個の上、下側ボルト1110、1112が締結され、前記上部ベルト1400は前記上側ボルト1110に締結される複数個の上側締結孔1410が前記複数個の上側吸入孔1420と並んでいるように前記上側ボルト1110の離隔距離に合わせて一定間隔離れてさらに形成されることができる。同じく、前記下部ベルト1402も前記下側ボルト1112に締結される複数個の下側締結孔1412が前記複数個の下側吸入孔1422と並んでいるように前記下側ボルト1112の離隔距離に合わせて一定間隔離れてさらに形成されることができる。
【0034】
前述した各実施例で、前記マスク注入手段220は、図1乃至図3及び図7に参照されるように、前記駆動手段100で動力を伝達する第1駆動軸120と、前記第1駆動軸120に一定距離離隔されて締結された第1、2原動ギア221a、221bと、前記第1駆動軸120で前記マスク移送手段200の前方または後方を向けて一定距離離隔されて具備された第1従動軸229と、前記第1従動軸229に前記第1、2原動ギア221a、221bにそれぞれ対応される位置で一定距離離隔されて締結された第1、2従動ギア212a、222bと、前記第1原動ギア221aと前記第1従動ギア222aに締結された第1注入手段チェーン223aと、前記第2原動ギア221bと前記第2従動ギア222bに締結された第2注入手段チェーン223bと、前記第1注入手段チェーン223aと前記第2注入手段チェーン223bにそれぞれ対向する位置に締結された複数個の第1、2スライダーロード締結具61、62と、前記複数個の第1、2スライダーロード締結具61、62に締結された複数個のスライダーロード228と、前記複数個のスライダーロード228にスライディング可能に締結された複数個のマスク注入ロード締結具227と、前記複数個のマスク注入ロード締結具227にそれぞれ締結された複数個のマスク注入ロード226と、及び前記複数個のマスク注入ロード226を選択的で順次に前進させる前記複数個のマスク注入ロード締結具のガイドロード51、52、53を含んで構成されることができる。
【0035】
ここで、前記ガイドロード51、52、53はガイド部材53の一側端部に前記ガイド部材53と離れて具備されたヒンジ軸52と前記ヒンジ軸に回動可能に具備された選択チップ51を含むことができる。また、前記ガイド部材53の他側端部にはマスク注入ロード締結具227をリターンさせる作動具54が締結されることができる。
【0036】
前記ガイドロード51、52、53は複数個のスライダーロード228に対して所定の角度で斜線方向に付着され、前記選択チップ51が前記斜線方向にある場合には複数個のマスク注入ロード締結具227が選択チップ51を通じて引入されてガイド部材53に沿って移動され、図3のように、複数個のマスク注入ロード226を順次に前進させるようになる。
【0037】
一方、前記パウチ移送手段500からパウチ20の移送がないことを感知する場合などには前記選択チップ51を時計方向に回転させてガイド部材53と所定の角度をなすようになるが、この時は複数個のマスク注入ロード締結具227が選択チップ51を通じて引入されることがなしに、すべてそのまま通過するようになって、複数個のマスク注入ロード226は前進することがなしに第1、2注入手段チェーン223a、223bに沿って回転だけ繰り返すようになる。
【0038】
前記動作のために、各マスク注入ロード締結具227の下部にはローラーのような突出部50をさらに具備し、前記突出部50に前記選択チップ51及び前記ガイド部材53にスライディングされて順次前進しながら前記作動具54にかかってリターンするようにできる。
【0039】
また、前記マスク注入ロード締結具227がガイド部材53にスライディングされるかの如何などの感知のために、図3のように、ガイド部材53と並んでいるように別途の感知部材55を付着して感知センサー56を具備することができる。
【0040】
実施例によって、前記第1駆動軸120と前記第1従動軸229にはそれぞれ前記第2原動ギア221bでベルト吸着型パウチ開封手段1000に離隔された第3原動ギアと前記第2従動ギア222bで上のような距離で離隔された第3従動ギアがさらに締結され、前記第3原動ギアと前記第3従動ギアには第3注入手段チェーン223cが、前記第3注入手段チェーン223cには複数個のマスク注入ガイド224がそれぞれさらに締結されることができる。
【0041】
前記複数個のマスク注入ガイド224は、図7のように、前記ベルト吸着型パウチ開封手段1000に接して、すなわち前記マスク移送手段200のマスクキャリア214と各パウチ20の入口の間に具備されることで、前記各パウチ20に前記マスク注入ロード226によるマスク10注入を保障することができるようになる。
【0042】
実施例によって、前記第3原動ギアと前記第3従動ギアは、それぞれ2個で一定間隔離隔されて並んで前記第1駆動軸120と前記第1従動軸229に締結されることができる。
【0043】
この時、前記第3注入手段チェーン223cは第3-1注入手段チェーン223c-1と第3-2注入手段チェーン223c-2に離隔されて具備され、図3図6及び図7に参照されるように、前記第3-1注入手段チェーン223c-1と第3-2注入手段チェーン223c-2の間には前記複数個のマスク注入ガイド224を前方に進んでから後退させるガイド溝225aがあるガイド部材225がさらに具備され、前記複数個のマスク注入ガイド224はそれぞれ下部に前記ガイド溝225aに挿入されるローラーのような形態の突出部40がさらに具備されることができる。
【0044】
前記のように、複数個のマスク注入ガイド224を前、後方に移動させるガイド部材225をさらに具備することで、図6及び図7のように、マスク注入ガイド224の出口224a、224bをパウチ20の入口の中まで前進させてマスク10注入をより保障することができるようになる。
【0045】
他の付加的な実施例で、図7のように、前記パウチ移送手段500の一側に前記ベルト吸着型パウチ開封手段1000を締結するための上、下側固定板1010、1020を具備するが、前記下側固定板1020は前記ベルト吸着型パウチ開封手段1000と前記第3-2注入手段チェーン223c-2の間に位置して、前記下側固定板1020には前記ガイド部材225に向けて突き出された2個の段顎部240、250が離隔されてさらに付着されることができる。前記2個の段顎部240、250は前記ガイド部材225のガイド溝225aが前方または後方に折れられる位置に具備されることが望ましい。
【0046】
前記複数個のマスク注入ガイド224は、図6のように、それぞれの下部に前方を向けて前記2個の段顎部240、250に接触して(加圧されて)開かれるようになる弾性やっとこ260がさらに具備されることができる。
【0047】
前記弾性やっとこ260は、図6のように、マスク注入ガイド224の出口下部224bをやっとこの上側方にして、前記出口下部224bとつまむやっとこの下側方224cは前記2個の段顎部240、250と接触して加圧される接触方224dが前方に付着されて、所定の弾性部材224eと共にヒンジに締結されることができる。
【0048】
前記のように構成されることで、所定の締結具224fに第3-1注入手段チェーン223c-1及び第3-2注入手段チェーン223c-2に締結されたマスク注入ガイド224は、図3のように、ガイド部材225のガイド溝225aに沿って前方に移動し、図7のように、一番目段顎部240に会うようになれば、弾性やっとこ260の下側方224cが下向きに開かれるようになって、マスク注入ガイド224の出口224a、224bがパウチ20の入口の中に入って行く時、パウチ20の入口下側面21は、図6のように、弾性やっとこ260の中に入って来た状態にあるようになって、一番目段顎部240を完全に通った時には弾性部材224eの復元力で弾性やっとこ260の下側方224cが原位置しながらパウチ20の入口下側面21を弾性やっとこ260でつまんでいる状態でパウチ移送を続くようになる。
【0049】
パウチ20が弾性やっとこ260でパウチ20の入口下側面21をつまんで移送される区間で、マスク注入ロード226がマスク10をマスクキャリア214で押してパウチ20の中まで完全に押し入れる動作をするようになるので、マスク注入の時パウチ20が押される問題を解決することができるようになる。
【0050】
マスク注入後マスク注入ロード226がマスク注入ガイド224からすり抜けて来て後に後退する時はマスク注入ガイド224はガイド部材225のガイド溝225aに沿って後方に原位置するようになる。マスク注入ガイド224が後方に出る時二番目段顎部250を通って再び弾性やっとこ260が開いて閉まる動作をするようになるが、この時つまんでいたパウチ20の入口下側面21を放してやるようになる。
前記動作のために、第1駆動軸120に駆動される第1、2、3原動ギア及び第1、2、3従動ギアはギア数が同じ同一なギアにすることが望ましい。
【0051】
ひいては、前記マスク移送手段200を構成する2個の第4原動ギア211及び2個の第4従動ギア212も、図2及び図7のように、前記第1駆動軸120に駆動されるようにすることが望ましくて、この場合前記第1原動ギア221aと同一なギアにすることが望ましい。前記第4原動ギア211と第4従動ギア212はマスク移送用チェーン213で 連結され、前記マスク移送用チェーン213には前、後方が開放された複数個のマスクキャリア214が締結される。
【0052】
前記パウチ移送手段500を構成する2個の第5原動ギア411及び2個の第5従動ギア512、図1及び図2のように、前記駆動手段100を構成するモータ110の動力を所定のピニオンギアと第2駆動軸130を通じて第3駆動軸140に締結されて駆動されることができる。この場合にも前記第5原動ギア411と第5従動ギア512は前記第1原動ギア221aと同一なギアにすることが望ましい。前記第5原動ギア511と第5従動ギア512はパウチ移送用チェーン513で連結され、前記パウチ移送用チェーン513にはパウチを移送させる突き出傾いた複数個のパウチキャリア524が締結される。
前記第2駆動軸130の一端には各部のギア回転数及び動作を制御する機械式制御部150が具備されることができる。
【0053】
実施例によって、図4でのように、前記ベルト吸着型パウチ開封手段1000によって複数個パウチ20a、20b、20cの入口が順に大きく開かれる時、初めて開かれ始まる位置近傍に、図7のように、空気注入手段230をさらに具備することが望ましい。具体的に、前記空気注入手段230はマスク注入ガイド224がガイド部材225のガイド溝225aに沿って前方に進んでマスク注入ガイド224の出口224a、224bがパウチ20の入口に挿入される直前位置にマスク注入ガイド224の後方で空気を注入できるように具備されることが望ましい。このようにすることで、マスク注入ガイド224の出口224a、224bがパウチ20の入口への進入をより確実に保障することができるようになる。
【0054】
実施例によって、図1のように、前記マスク移送手段200の一側にマスク着用度を高める掛けがねを移送されるマスク10上に入れてくれる掛けがねフィーダー装置310をさらに付け加えて具備することができる。前記掛けがねフィーダー装置310にはマスクキャリア214の移送速度とマスク10有無を感知するセンサー(図示せず)の信号で動作するステッピングモータ(図示せず)を含んで構成されることができる。
【0055】
最後に、図1図2に示されたが未説明されたマスク供給手段は、マスク供給装置400と3個吸着用回転腕で構成されたマスク積載装置300で、パウチ供給手段はパウチ供給装置700と3個吸着用回転腕で構成されたパウチ積載装置600でそれぞれ構成されることができる。全体動作を制御する制御信号入力装置900も共に具備されることができる。
【0056】
以上で添付された図面を参照して本発明を実施するための望ましい実施例を中心に説明したが、図面や上述した説明に制限されることがなく、多様に応用して実施することができる。
【産業上の利用可能性】
【0057】
本発明は、衛生用及び/または保健用マスクをパウチに包装することができるマスク連続包装装置に関するものであるので、産業上利用可能性がある。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
【手続補正書】
【提出日】2020-12-21
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
一つのモータを含んだ駆動手段、前記モータで動作されるマスク移送手段とパウチ移送手段、前記マスク移送手段の前方に具備されて前記モータで動作されるマスク注入手段、前記マスク移送手段の後方に具備されたマスク供給手段、前記パウチ移送手段の後方に具備されたパウチ供給手段、前記パウチ移送手段の前方に具備されたパウチ密封及び排出手段を含んで構成されたマスク包装装置において、
前記パウチ移送手段の一側に沿って前記パウチ移送手段に移送される複数個パウチの入口を順次に大きく開くベルト吸着型パウチ開封手段が具備され、
前記マスク注入手段は前記駆動手段に動力を伝達する第1駆動軸と、
前記第1駆動軸に一定距離離隔されて締結された第1、2原動ギアと、
前記第1駆動軸で前記マスク移送手段の前方または後方を向けて一定距離離隔されて具備された第1従動軸と、
前記第1従動軸に前記第1、2原動ギアにそれぞれ対応される位置で一定距離離隔されて締結された第1、2従動ギアと、
前記第1原動ギアと前記第1従動ギアに締結された第1注入手段チェーンと、
前記第2原動ギアと前記第2従動ギアに締結された第2注入手段チェーンと、
前記第1注入手段チェーンと前記第2注入手段チェーンにそれぞれ対向する位置に締結された複数個の第1、2スライダーロード締結具と、
前記複数個の第1、2スライダーロード締結具に締結された複数個のスライダーロードと、
前記複数個のスライダーロードにスライディング可能に締結された複数個のマスク注入ロード締結具と、
前記複数個のマスク注入ロード締結具にそれぞれ締結された複数個のマスク注入ロードと、及び
前記複数個のマスク注入ロードを選択的で順次に前進させる前記複数個のマスク注入ロード締結具のガイドロードを含んで構成され、
前記ガイドロードは前記複数個のスライダーロードに対して所定の角度で斜線方向に付着されて前記複数個のマスク注入ロードを順次に前進させるガイド部材、前記ガイド部材の一側端部に離れて具備されたヒンジ軸及び前記ヒンジ軸に回動可能に具備された選択チップを含んで構成されて、
前記ガイド部材の他側端部には前記複数個のマスク注入ロード締結具をリターンさせる作動具が締結されたことを特徴とするマスク連続包装装置。
【請求項2】
前記ベルト吸着型パウチ開封手段は前記パウチ移送手段の一側に具備された上、下側固定板と、
前記上側固定板に一定間隔離隔されて設置された上側作動ギアと上側プーリーと、
前記上側作動ギアと前記上側プーリーに締結され、前記複数個パウチの入口上面に接するように複数個の上側吸入孔が上側長さ方向に一定間隔離れて形成された上部ベルトと、
前記上側作動ギアと前記上側プーリーとの間で前記上部ベルトの下の部分と接するように前記上側固定板に固定され、下部面に前記複数個の上側吸入孔が通るように前記上側長さ方向に一つ以上の上側長溝が形成され、前記上側長溝と連通されるように一つ以上の上側吸入手段が締結された上側吸入ブロックと、
前記下側固定板に前記上側作動ギアと前記上側プーリーに上下対称されるように一定間隔離隔されて設置された下側作動ギアと下側プーリーと、
前記下側作動ギアと前記下側プーリーに締結され、前記複数個パウチの入口下面に接するように複数個の下側吸入孔が下側長さ方向に一定間隔離れて形成された下部ベルトと、及び
前記下側作動ギアと前記下側プーリーとの間で前記上側吸入ブロックと上下対称されるように前記下部ベルトの上部分と接するように前記下側固定板に固定され、上部面に前記複数個の下側吸入孔が通るように前記下側長さ方向に一つ以上の下側長溝が形成され、前記下側長溝と連通されるように一つ以上の下側吸入手段が締結された下側吸入ブロックを含んで構成されたことを特徴とする請求項1に記載のマスク連続包装装置。
【請求項3】
前記上側吸入ブロックと前記下側吸入ブロックはそれぞれの前記下部面と前記上部面との間が前記パウチ供給手段の前方を向けて行って徐徐に広げるように具備されたことを特徴とする請求項2に記載のマスク連続包装装置。
【請求項4】
前記上側固定板には前記上部ベルトを締める上側付加プーリーが、前記下側固定板には前記下部ベルトを締める下側付加プーリーがそれぞれさらに付着されたことを特徴とする請求項2に記載のマスク連続包装装置。
【請求項5】
前記上側作動ギアと前記下側作動ギアはそれぞれ外側円周上に一定間隔で複数個の上、下側ボルトが締結され、
前記上部ベルトは前記上側ボルトに締結される複数個の上側締結孔が前記複数個の上側吸入孔と並んでいるように前記上側ボルトの離隔距離に合わせて一定間隔離れてさらに形成され、
前記下部ベルトは前記下側ボルトに締結される複数個の下側締結孔が前記複数個の下側吸入孔と並んでいるように前記下側ボルトの離隔距離に合わせて一定間隔離れてさらに形成されたことを特徴とする請求項2に記載のマスク連続包装装置。
【請求項6】
前記第1駆動軸と前記第1従動軸にはそれぞれ前記第2原動ギアに離隔された第3原動ギアと前記第2従動ギアに離隔された第3従動ギアがさらに締結され、
前記第3原動ギアと前記第3従動ギアには第3注入手段チェーンが、前記第3注入手段チェーンには複数個のマスク注入ガイドがそれぞれさらに締結されたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のうちで何れか一つに記載のマスク連続包装装置。
【請求項7】
前記第3原動ギアと前記第3従動ギアはそれぞれ2個で一定間隔離隔されて並んで前記第1駆動軸と前記第1従動軸に締結され、
前記第3注入手段チェーンは第3-1注入手段チェーンと第3-2注入手段チェーンに離隔されて具備され、
前記第3-1注入手段チェーンと第3-2注入手段チェーンとの間には前記複数個のマスク注入ガイドを前方に進んでから後退させるガイド溝があるガイド部材がさらに具備され、
前記複数個のマスク注入ガイドはそれぞれ下部に前記ガイド溝に挿入される突出部がさらに具備されたことを特徴とする請求項に記載のマスク連続包装装置。
【請求項8】
前記パウチ移送手段の一側に前記ベルト吸着型パウチ開封手段を締結するための上、下側固定板を具備するが、
前記下側固定板は前記ベルト吸着型パウチ開封手段と前記第3-2注入手段チェーンとの間に位置し、
前記下側固定板には前記ガイド部材に向けて突き出された2個の段顎部が離隔されてさらに付着され、
前記複数個のマスク注入ガイドはそれぞれ下部に前方を向けて前記2個の段顎部に接触して開かれるようになる弾性やっとこがさらに具備されたことを特徴とする請求項に記載のマスク連続包装装置。

【国際調査報告】