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特表2022-533639エッジアプリケーションを確定する方法、装置、機器及び記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-07-25
(54)【発明の名称】エッジアプリケーションを確定する方法、装置、機器及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   H04L 61/4511 20220101AFI20220715BHJP
   H04W 60/00 20090101ALI20220715BHJP
【FI】
H04L61/4511
H04W60/00
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2021568438
(86)(22)【出願日】2020-06-12
(85)【翻訳文提出日】2021-11-15
(86)【国際出願番号】 CN2020095800
(87)【国際公開番号】W WO2020253626
(87)【国際公開日】2020-12-24
(31)【優先権主張番号】201910522131.9
(32)【優先日】2019-06-17
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】518389015
【氏名又は名称】中国移動通信有限公司研究院
【氏名又は名称原語表記】China Mobile Communication Co., Ltd Research Institute
【住所又は居所原語表記】32 Xuanwumen West Street, Xicheng District, Beijing 100053, China
(71)【出願人】
【識別番号】518301095
【氏名又は名称】中国移動通信集団有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】110001416
【氏名又は名称】特許業務法人 信栄特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】蔡 慧
(72)【発明者】
【氏名】耿 亮
(72)【発明者】
【氏名】▲陸▼ ▲ルゥ▼
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067AA21
5K067EE02
5K067EE10
5K067FF03
(57)【要約】
本開示は、エッジアプリケーションを確定する方法、装置、機器及び記憶媒体を開示しており、当該方法は、エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報が含まれる端末のDNSアドレッシング要求を受信することと、前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報に従って、ターゲットエッジアプリケーションの情報を取得することと、前記ターゲットエッジアプリケーションの情報を前記端末に送信することとを含む。
【選択図】 図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第一ドメインネームシステムDNS(Domain Name System)に適用される、エッジアプリケーションを確定する方法であって、
エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報が含まれるDNSアドレッシング要求を受信することと、
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報に従って、ターゲットエッジアプリケーションの情報を取得することと、
前記ターゲットエッジアプリケーションの情報を送信することとを含む、エッジアプリケーションを確定する方法。
【請求項2】
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、
端末の位置するトラッキングエリアTA(Tracking area)と、前記端末の位置するセル(Cell)の情報と、前記端末が接続されている基地局の識別子と、前記端末が接続されている転送プレーンの識別子と、前記端末の位置するネットワークの識別子と、プライベートネットワーク情報又は識別子と、スライス情報又は識別子と、アプリケーション事業者情報又は識別子と、トラフィック事業者情報又は識別子と、トラフィックプロバイダ情報又は識別子と、サービスプロバイダ情報又は識別子と、トラフィックタイプ又はトラフィック識別子とのうち、少なくとも1つが含まれ、
前記スライス情報には、スライスのトラフィックタイプと、スライスのテナント識別子とのうち、少なくとも1つが含まれる、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
上述の前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報に従って、ターゲットエッジアプリケーションの情報を取得することは、
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報に従って、問い合わせ要求をエッジDNSに送信することと、
前記エッジDNSから送信されて前記ターゲットエッジアプリケーションの情報が含まれる応答メッセージを受信することとを含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記ターゲットエッジアプリケーションの情報には、前記ターゲットエッジアプリケーションのインターネットプロトコルIP(Internet Protocol)アドレスと、前記ターゲットエッジアプリケーションの完全修飾ドメイン名FQDN(Fully Qualified Domain Name)とのうち、少なくとも1つが含まれる、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、前記端末がエッジサービスを使用する必要があるという旨の指示が含まれ、
上述の前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報に従って、ターゲットエッジアプリケーションの情報を取得することは、
第一問い合わせ要求をエッジコンピューティングノードのスケジューリングセンタに送信することと、
前記エッジコンピューティングノードのスケジューリングセンタから送信されてエッジDNSの情報が含まれる第一応答メッセージを受信することと、
前記エッジDNSの情報に従って、第二問い合わせ要求を前記エッジDNSに送信することと、
前記エッジDNSから送信されて前記ターゲットエッジアプリケーションの情報が含まれる第二応答メッセージを受信することとを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
端末に適用される、エッジアプリケーションを確定する方法であって、
エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報が含まれるDNSアドレッシング要求を第一DNSに送信することと、
前記第一DNSから送信されたターゲットエッジアプリケーションの情報を受信することとを含む、エッジアプリケーションを確定する方法。
【請求項7】
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、
前記端末の位置するTAと、前記端末の位置するCellの情報と、前記端末が接続されている基地局の識別子と、前記端末が接続されている転送プレーンの識別子と、前記端末の位置するネットワークの識別子と、プライベートネットワーク情報又は識別子と、スライス情報又は識別子と、アプリケーション事業者情報又は識別子と、トラフィック事業者情報又は識別子と、トラフィックプロバイダ情報又は識別子と、サービスプロバイダ情報又は識別子と、トラフィックタイプ又はトラフィック識別子とのうち、少なくとも1つが含まれ、
前記スライス情報には、スライスのトラフィックタイプと、スライスのテナント識別子とのうち、少なくとも1つが含まれる、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、前記端末がエッジサービスを使用する必要があるという旨の指示が含まれる、請求項6に記載の方法。
【請求項9】
エッジDNSに適用される、エッジアプリケーションを確定する方法であって、
第一DNSから送信された問い合わせ要求を受信することと、
前記問い合わせ要求に応じて、ターゲットエッジアプリケーションの情報を前記第一DNSに送信することとを含み、
前記問い合わせ要求は、端末のDNSアドレッシング要求に応じて前記第一DNSから送信され、前記DNSアドレッシング要求には、エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報が含まれる、エッジアプリケーションを確定する方法。
【請求項10】
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、
前記端末の位置するTAと、前記端末の位置するCellの情報と、前記端末が接続されている基地局の識別子と、前記端末が接続されている転送プレーンの識別子と、前記端末の位置するネットワークの識別子と、プライベートネットワーク情報又は識別子と、スライス情報又は識別子と、アプリケーション事業者情報又は識別子と、トラフィック事業者情報又は識別子と、トラフィックプロバイダ情報又は識別子と、サービスプロバイダ情報又は識別子と、トラフィックタイプ又はトラフィック識別子とのうち、少なくとも1つが含まれ、
前記スライス情報には、スライスのトラフィックタイプと、スライスのテナント識別子とのうち、少なくとも1つが含まれる、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、前記端末がエッジサービスを使用する必要があるという旨の指示が含まれる、請求項9に記載の方法。
【請求項12】
エッジコンピューティングノードのスケジューリングセンタに適用される、エッジアプリケーションを確定する方法であって、
第一DNSから送信された問い合わせ要求を受信することと、
前記問い合わせ要求に応じて、エッジDNSの情報を前記第一DNSに送信して、前記第一DNSが前記エッジDNSの情報に従って前記エッジDNSからターゲットエッジアプリケーションの情報を取得するようにすることとを含み、
前記問い合わせ要求は、端末のDNSアドレッシング要求に応じて前記第一DNSから送信され、前記DNSアドレッシング要求には、エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報が含まれる、エッジアプリケーションを確定する方法。
【請求項13】
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、
前記端末の位置するTAと、前記端末の位置するCellの情報と、前記端末が接続されている基地局の識別子と、前記端末が接続されている転送プレーンの識別子と、前記端末の位置するネットワークの識別子と、プライベートネットワーク情報又は識別子と、スライス情報又は識別子と、アプリケーション事業者情報又は識別子と、トラフィック事業者情報又は識別子と、トラフィックプロバイダ情報又は識別子と、サービスプロバイダ情報又は識別子と、トラフィックタイプ又はトラフィック識別子とのうち、少なくとも1つが含まれ、
前記スライス情報には、スライスのトラフィックタイプと、スライスのテナント識別子とのうち、少なくとも1つが含まれる、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、前記端末がエッジサービスを使用する必要があるという旨の指示が含まれる、請求項12に記載の方法。
【請求項15】
第一DNSに適用される、エッジアプリケーションを確定する装置であって、プロセッサ及び送受信器を含み、
前記送受信器は、エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報が含まれる端末のDNSアドレッシング要求を受信するためのものであり、
前記プロセッサは、前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報に従って、ターゲットエッジアプリケーションの情報を取得するためのものであり、
前記送受信器は、前記ターゲットエッジアプリケーションの情報を前記端末に送信するためのものでもある、エッジアプリケーションを確定する装置。
【請求項16】
端末に適用される、エッジアプリケーションを確定する装置であって、プロセッサ及び送受信器を含み、
前記送受信器は、エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報が含まれるDNSアドレッシング要求を第一DNSに送信し、前記第一DNSから送信されたターゲットエッジアプリケーションの情報を受信するためのものである、エッジアプリケーションを確定する装置。
【請求項17】
エッジDNSに適用される、エッジアプリケーションを確定する装置であって、プロセッサ及び送受信器を含み、
前記送受信器は、第一DNSから送信された問い合わせ要求を受信し、前記問い合わせ要求に応じて、ターゲットエッジアプリケーションの情報を前記第一DNSに送信するためのものであり、
前記問い合わせ要求は、端末のDNSアドレッシング要求に応じて前記第一DNSから送信され、前記DNSアドレッシング要求には、エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報が含まれる、エッジアプリケーションを確定する装置。
【請求項18】
エッジコンピューティングノードのスケジューリングセンタに適用される、エッジアプリケーションを確定する装置であって、プロセッサ及び送受信器を含み、
前記送受信器は、第一DNSから送信された問い合わせ要求を受信し、前記問い合わせ要求に応じて、エッジDNSの情報を前記第一DNSに送信して、前記第一DNSが前記エッジDNSの情報に従って前記エッジDNSからターゲットエッジアプリケーションの情報を取得するようにするためのものであり、前記問い合わせ要求は、端末のDNSアドレッシング要求に応じて前記第一DNSから送信され、前記DNSアドレッシング要求には、エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報が含まれる、エッジアプリケーションを確定する装置。
【請求項19】
送受信機と、メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶されて前記プロセッサ上で動作可能なコンピュータプログラムとを含む通信機器であって、
前記プロセッサは、メモリ内のプログラムを読み取って、請求項1~5の何れか一項に記載の方法におけるステップ、請求項6~8の何れか一項に記載の方法におけるステップ、請求項9~11の何れか一項に記載の方法におけるステップ、又は、請求項12~14の何れか一項に記載の方法におけるステップを実現するためのものである、通信機器。
【請求項20】
コンピュータプログラムを記憶するためのコンピュータ読取可能な記憶媒体であって、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、請求項1~5の何れか一項に記載の方法におけるステップ、請求項6~8の何れか一項に記載の方法におけるステップ、請求項9~11の何れか一項に記載の方法におけるステップ、又は、請求項12~14の何れか一項に記載の方法におけるステップが実現される、コンピュータ読取可能な記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本願は、2019年6月17日に中国で出願された中国特許出願第201910522131.9号の優先権を主張し、その内容の全ては、参照により本願に組み込まれる。
本開示は、通信の技術分野に関し、特に、エッジアプリケーションを確定する方法、装置、機器及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
4Gネットワークにおいて、ドメインネームシステムDNS(Domain Name System)アドレスは、ユーザ機器UE(User Equipment)上で静的に構成されてもよいし、UEが4Gネットワークにアタッチしている間にネットワーク側からUEへフィードバックされてもよい。
【0003】
エッジコンピューティングノードは、点在的に分布されるものであり、コンピューティングサービスのリクエスタが周囲の最適なサービスノードを如何に取得するかは、ネットワークレベルでのエッジコンピューティングの中心的な問題の1つとなる。したがって、DNSネットワークにおいて、エッジコンピューティングシーンでのエッジノードのアドレッシングを如何に行うかは、解決すべき課題になっている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の実施例は、DNSにおいて、最も近いエッジアプリケーションを端末用に確定できないという関連技術における問題を解決するためのエッジアプリケーションを確定する方法、装置、機器及び記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第一局面において、本開示の実施例は、第一DNSに適用される、エッジアプリケーションを確定する方法であって、
エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報が含まれる端末のDNSアドレッシング要求を受信することと、
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報に従って、ターゲットエッジアプリケーションの情報を取得することと、
前記ターゲットエッジアプリケーションの情報を前記端末に送信することとを含む、エッジアプリケーションを確定する方法を提供している。
【0006】
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、
前記端末の位置するトラッキングエリアTA(Tracking area)と、前記端末の位置するセル(Cell)の情報と、前記端末が接続されている基地局の識別子と、前記端末が接続されている転送プレーンの識別子と、前記端末の位置するネットワークの識別子と、プライベートネットワーク情報又は識別子と、スライス情報又は識別子と、アプリケーション事業者情報又は識別子と、トラフィック事業者情報又は識別子と、トラフィックプロバイダ情報又は識別子と、サービスプロバイダ情報又は識別子と、トラフィックタイプ又はトラフィック識別子とのうち、少なくとも1つが含まれ、
前記スライス情報には、スライスのトラフィックタイプと、スライスのテナント識別子とのうち、少なくとも1つが含まれる。
【0007】
上述の前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報に従って、ターゲットエッジアプリケーションの情報を取得することは、
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報に従って、問い合わせ要求をエッジDNSに送信することと、
前記エッジDNSから送信されて前記ターゲットエッジアプリケーションの情報が含まれる応答メッセージを受信することとを含む。
【0008】
前記ターゲットエッジアプリケーションの情報には、前記ターゲットエッジアプリケーションのインターネットプロトコルIP(Internet Protocol)アドレスと、前記ターゲットエッジアプリケーションの完全修飾ドメイン名FQDN(Fully Qualified Domain Name)とのうち、少なくとも1つが含まれる。
【0009】
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、前記端末がエッジサービスを使用する必要があるという旨の指示が含まれ、
上述の前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報に従って、ターゲットエッジアプリケーションの情報を取得することは、
第一問い合わせ要求をエッジコンピューティングノードのスケジューリングセンタに送信することと、
前記エッジコンピューティングノードのスケジューリングセンタから送信されてエッジDNSの情報が含まれる第一応答メッセージを受信することと、
前記エッジDNSの情報に従って、第二問い合わせ要求を前記エッジDNSに送信することと、
前記エッジDNSから送信されて前記ターゲットエッジアプリケーションの情報が含まれる第二応答メッセージを受信することとを含む。
【0010】
第二局面において、本開示の実施例は、端末に適用される、エッジアプリケーションを確定する方法であって、
エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報が含まれるDNSアドレッシング要求を第一DNSに送信することと、
前記第一DNSから送信されたターゲットエッジアプリケーションの情報を受信することとを含む、エッジアプリケーションを確定する方法を提供している。
【0011】
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、
前記端末の位置するTAと、前記端末の位置するCellの情報と、前記端末が接続されている基地局の識別子と、前記端末が接続されている転送プレーンの識別子と、前記端末の位置するネットワークの識別子と、プライベートネットワーク情報又は識別子と、スライス情報又は識別子と、アプリケーション事業者情報又は識別子と、トラフィック事業者情報又は識別子と、トラフィックプロバイダ情報又は識別子と、サービスプロバイダ情報又は識別子と、トラフィックタイプ又はトラフィック識別子とのうち、少なくとも1つが含まれる。
【0012】
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、前記端末がエッジサービスを使用する必要があるという旨の指示が含まれる。
【0013】
第三局面において、本開示の実施例は、エッジDNSに適用される、エッジアプリケーションを確定する方法であって、
第一DNSから送信された問い合わせ要求を受信することと、
前記問い合わせ要求に応じて、ターゲットエッジアプリケーションの情報を前記第一DNSに送信することとを含み、
前記問い合わせ要求は、端末のDNSアドレッシング要求に応じて前記第一DNSから送信され、前記DNSアドレッシング要求には、エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報が含まれる、エッジアプリケーションを確定する方法を提供している。
【0014】
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、
前記端末の位置するTAと、前記端末の位置するCellの情報と、前記端末が接続されている基地局の識別子と、前記端末が接続されている転送プレーンの識別子と、前記端末の位置するネットワークの識別子と、プライベートネットワーク情報又は識別子と、スライス情報又は識別子と、アプリケーション事業者情報又は識別子と、トラフィック事業者情報又は識別子と、トラフィックプロバイダ情報又は識別子と、サービスプロバイダ情報又は識別子と、トラフィックタイプ又はトラフィック識別子とのうち、少なくとも1つが含まれ、
前記スライス情報には、スライスのトラフィックタイプと、スライスのテナント識別子とのうち、少なくとも1つが含まれる。
【0015】
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、前記端末がエッジサービスを使用する必要があるという旨の指示が含まれる。
【0016】
第四局面において、本開示の実施例は、エッジコンピューティングノードのスケジューリングセンタに適用される、エッジアプリケーションを確定する方法であって、
第一DNSから送信された問い合わせ要求を受信することと、
前記問い合わせ要求に応じて、エッジDNSの情報を前記第一DNSに送信して、前記第一DNSが前記エッジDNSの情報に従って前記エッジDNSからターゲットエッジアプリケーションの情報を取得するようにすることとを含み、
前記問い合わせ要求は、端末のDNSアドレッシング要求に応じて前記第一DNSから送信され、前記DNSアドレッシング要求には、エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報が含まれる、エッジアプリケーションを確定する方法を提供している。
【0017】
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、
前記端末の位置するTAと、前記端末の位置するCellの情報と、前記端末が接続されている基地局の識別子と、前記端末が接続されている転送プレーンの識別子と、前記端末の位置するネットワークの識別子と、プライベートネットワーク情報又は識別子と、スライス情報又は識別子と、アプリケーション事業者情報又は識別子と、トラフィック事業者情報又は識別子と、トラフィックプロバイダ情報又は識別子と、サービスプロバイダ情報又は識別子と、トラフィックタイプ又はトラフィック識別子とのうち、少なくとも1つが含まれ、
前記スライス情報には、スライスのトラフィックタイプと、スライスのテナント識別子とのうち、少なくとも1つが含まれる。
【0018】
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、前記端末がエッジサービスを使用する必要があるという旨の指示が含まれる。
【0019】
第五局面において、本開示の実施例は、第一DNSに適用される、エッジアプリケーションを確定する装置であって、プロセッサ及び送受信器を含み、
前記送受信器は、エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報が含まれる端末のDNSアドレッシング要求を受信するためのものであり、
前記プロセッサは、前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報に従って、ターゲットエッジアプリケーションの情報を取得するためのものであり、
前記送受信器は、前記ターゲットエッジアプリケーションの情報を前記端末に送信するためのものでもある、エッジアプリケーションを確定する装置を提供している。
【0020】
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、
端末の位置するトラッキングエリアTAと、前記端末の位置するセルCellの情報と、前記端末が接続されている基地局の識別子と、前記端末が接続されている転送プレーンの識別子と、前記端末の位置するネットワークの識別子と、プライベートネットワーク情報又は識別子と、スライス情報又は識別子と、アプリケーション事業者情報又は識別子と、トラフィック事業者情報又は識別子と、トラフィックプロバイダ情報又は識別子と、サービスプロバイダ情報又は識別子と、トラフィックタイプ又はトラフィック識別子とのうち、少なくとも1つが含まれ、
前記スライス情報には、スライスのトラフィックタイプと、スライスのテナント識別子とのうち、少なくとも1つが含まれる。
【0021】
前記プロセッサは、前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報に従って、問い合わせ要求をエッジDNSに送信し、前記エッジDNSから送信されて前記ターゲットエッジアプリケーションの情報が含まれる応答メッセージを受信するためのものでもある。
【0022】
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、前記端末がエッジサービスを使用する必要があるという旨の指示が含まれ、
前記プロセッサは、第一問い合わせ要求をエッジコンピューティングノードのスケジューリングセンタに送信し、前記エッジコンピューティングノードのスケジューリングセンタから送信されてエッジDNSの情報が含まれる第一応答メッセージを受信し、前記エッジDNSの情報に従って、第二問い合わせ要求を前記エッジDNSに送信し、前記エッジDNSから送信されて前記ターゲットエッジアプリケーションの情報が含まれる第二応答メッセージを受信するためのものでもある。
【0023】
第六局面において、本開示の実施例は、端末に適用される、エッジアプリケーションを確定する装置であって、プロセッサ及び送受信器を含み、
前記送受信器は、エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報が含まれるDNSアドレッシング要求を第一DNSに送信し、前記第一DNSから送信されたターゲットエッジアプリケーションの情報を受信するためのものである、エッジアプリケーションを確定する装置を提供している。
【0024】
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、
前記端末の位置するTAと、前記端末の位置するCellの情報と、前記端末が接続されている基地局の識別子と、前記端末が接続されている転送プレーンの識別子と、前記端末の位置するネットワークの識別子と、プライベートネットワーク情報又は識別子と、スライス情報又は識別子と、アプリケーション事業者情報又は識別子と、トラフィック事業者情報又は識別子と、トラフィックプロバイダ情報又は識別子と、サービスプロバイダ情報又は識別子と、トラフィックタイプ又はトラフィック識別子とのうち、少なくとも1つが含まれ、
前記スライス情報には、スライスのトラフィックタイプと、スライスのテナント識別子とのうち、少なくとも1つが含まれる。
【0025】
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、前記端末がエッジサービスを使用する必要があるという旨の指示が含まれる。
【0026】
第七局面において、本開示の実施例は、エッジDNSに適用される、エッジアプリケーションを確定する装置であって、プロセッサ及び送受信器を含み、
前記送受信器は、第一DNSから送信された問い合わせ要求を受信し、前記問い合わせ要求に応じて、ターゲットエッジアプリケーションの情報を前記第一DNSに送信するためのものであり、
前記問い合わせ要求は、端末のDNSアドレッシング要求に応じて前記第一DNSから送信され、前記DNSアドレッシング要求には、エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報が含まれる、エッジアプリケーションを確定する装置を提供している。
【0027】
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、
前記端末の位置するTAと、前記端末の位置するCellの情報と、前記端末が接続されている基地局の識別子と、前記端末が接続されている転送プレーンの識別子と、前記端末の位置するネットワークの識別子と、プライベートネットワーク情報又は識別子と、スライス情報又は識別子と、アプリケーション事業者情報又は識別子と、トラフィック事業者情報又は識別子と、トラフィックプロバイダ情報又は識別子と、サービスプロバイダ情報又は識別子と、トラフィックタイプ又はトラフィック識別子とのうち、少なくとも1つが含まれ、
前記スライス情報には、スライスのトラフィックタイプと、スライスのテナント識別子とのうち、少なくとも1つが含まれる。
【0028】
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、前記端末がエッジサービスを使用する必要があるという旨の指示が含まれる。
【0029】
第八局面において、本開示の実施例は、エッジコンピューティングノードのスケジューリングセンタに適用される、エッジアプリケーションを確定する装置であって、プロセッサ及び送受信器を含み、
前記送受信器は、第一DNSから送信された問い合わせ要求を受信し、前記問い合わせ要求に応じて、エッジDNSの情報を前記第一DNSに送信して、前記第一DNSが前記エッジDNSの情報に従って前記エッジDNSからターゲットエッジアプリケーションの情報を取得するようにするためのものであり、前記問い合わせ要求は、端末のDNSアドレッシング要求に応じて前記第一DNSから送信され、前記DNSアドレッシング要求には、エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報が含まれる、エッジアプリケーションを確定する装置を提供している。
【0030】
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、
前記端末の位置するTAと、前記端末の位置するCellの情報と、前記端末が接続されている基地局の識別子と、前記端末が接続されている転送プレーンの識別子と、前記端末の位置するネットワークの識別子と、プライベートネットワーク情報又は識別子と、スライス情報又は識別子と、アプリケーション事業者情報又は識別子と、トラフィック事業者情報又は識別子と、トラフィックプロバイダ情報又は識別子と、サービスプロバイダ情報又は識別子と、トラフィックタイプ又はトラフィック識別子とのうち、少なくとも1つが含まれ、
前記スライス情報には、スライスのトラフィックタイプと、スライスのテナント識別子とのうち、少なくとも1つが含まれる。
【0031】
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、前記端末がエッジサービスを使用する必要があるという旨の指示が含まれる。
【0032】
第九局面において、本開示の実施例は、メモリと、プロセッサと、メモリに記憶されてプロセッサ上で動作可能なコンピュータプログラムとを含む通信機器であって、前記プロセッサが前記コンピュータプログラムを実行すると、上記第一局面に記載の方法におけるステップ、上記第二局面に記載の方法におけるステップ、上記第三局面に記載の方法におけるステップ、又は、上記第四局面に記載の方法におけるステップが実現される、通信機器を更に提供している。
【0033】
第十局面において、本開示の実施例は、コンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ読取可能な記憶媒体であって、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、上記第一局面に記載の方法におけるステップ、上記第二局面に記載の方法におけるステップ、上記第三局面に記載の方法におけるステップ、又は、上記第四局面に記載の方法におけるステップが実現される、コンピュータ読取可能な記憶媒体を更に提供している。
【発明の効果】
【0034】
本開示の実施例では、第一DNSを利用して、端末のエッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報に従ってターゲットエッジアプリケーションの情報を取得することができる。よって、本開示の実施例の技術案を利用すれば、DNSにおいて、サービスを端末に提供する最も近いエッジアプリケーションをエッジコンピューティングシーンで取得することができる。
【0035】
本開示の実施例の技術案をより明確に説明するために、以下、本開示の実施例の説明に必要な図面を簡単に紹介するが、明らかなことに、以下で説明される図面は、あくまでも本開示のいくつかの実施例であり、当業者にとっては、創造的な労働を払わずに、これらの図面に基づいて他の図面を取得することができる。
【図面の簡単な説明】
【0036】
図1】本開示の実施例によるエッジアプリケーションを確定する方法のフローチャートその一である。
図2】本開示の実施例によるエッジアプリケーションを確定する方法のフローチャートその二である。
図3】本開示の実施例によるエッジアプリケーションを確定する方法のフローチャートその三である。
図4】本開示の実施例によるエッジアプリケーションを確定する方法のフローチャートその四である。
図5】本開示の実施例によるネットワークアーキテクチャの模式図その一である。
図6】本開示の実施例によるネットワークアーキテクチャの模式図その二である。
図7】本開示の実施例によるエッジアプリケーションを確定する装置の構造図その一である。
図8】本開示の実施例によるエッジアプリケーションを確定する装置の構造図その二である。
図9】本開示の実施例によるエッジアプリケーションを確定する装置の構造図その三である。
図10】本開示の実施例によるエッジアプリケーションを確定する装置の構造図その四である。
図11】本開示の実施例による通信機器の構造図その一である。
図12】本開示の実施例による通信機器の構造図その二である。
図13】本開示の実施例による通信機器の構造図その三である。
図14】本開示の実施例による通信機器の構造図その四である。
【発明を実施するための形態】
【0037】
以下、本開示の実施例における図面を参照しながら、本開示の実施例における技術案を明確且つ完全に説明するが、明らかなことに、説明される実施例は本開示の一部の実施例であり、すべての実施例ではない。本開示における実施例に基づいて、当業者によって創造的な労働を払わずに得られた他の実施例は、全て本開示の保護範囲に含まれるものとする。
【0038】
図1を参照して、図1は、本開示の実施例によるエッジアプリケーションを確定する方法のフローチャートであり、当該方法は、第一DNSに適用されるものであり、図1に示すように、以下のステップ101~103を含む。
【0039】
ステップ101は、エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報が含まれる端末のDNSアドレッシング要求を受信することである。
【0040】
本開示の実施例において、前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報ついては、以下の形態を含み得る。
【0041】
形態一、前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、前記端末の地理的位置の情報及び/又は論理的に帰属するネットワークの情報が含まれる。例えば、前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、
前記端末の位置するトラッキングエリアTA(Tracking Area)と、前記端末の位置するCell(セル)の情報と、前記端末が接続されている基地局の識別子と、前記端末が接続されている転送プレーンの識別子と、前記端末の位置するネットワークの識別子と、プライベートネットワーク情報(例えばプライベートネットワークタイプが含まれ)又は識別子と、スライス情報(例えばスライスタイプが含まれ)又は識別子と、アプリケーション事業者情報又は識別子と、トラフィック事業者情報又は識別子と、トラフィックプロバイダ情報又は識別子と、サービスプロバイダ情報又は識別子と、トラフィックタイプ又はトラフィック識別子とのうち、少なくとも1つが含まれる。ここで、端末が接続されている転送プレーンの識別子及び前記端末の位置するネットワークの識別子は、前記端末が論理的に帰属しているネットワークの情報に該当する。前記スライス情報には、スライスのトラフィックタイプと、スライスのテナント識別子とのうち、少なくとも1つが含まれる。
DNS要求プロトコルを拡張することで、DNSアドレッシング要求に上記のような情報を含めることが可能となる。
【0042】
形態二、前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、前記端末がエッジサービスを使用する必要があるという旨の指示が含まれる。当該指示は、例えば識別子を1つ設定することで実現可能である。
【0043】
ステップ102は、前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報に従って、ターゲットエッジアプリケーションの情報を取得することである。
【0044】
ステップ101の形態一の場合、第一DNSは、前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報に従って、問い合わせ要求をエッジDNSに送信する。その後、第一DNSは、前記エッジDNSから送信されて前記ターゲットエッジアプリケーションの情報が含まれる応答メッセージを受信する。ここで、前記ターゲットエッジアプリケーションの情報には、前記ターゲットエッジアプリケーションのIPアドレスと、前記ターゲットエッジアプリケーションのFQDNとのうち、少なくとも1つが含まれる。
【0045】
ステップ101の形態二の場合、第一DNSは、第一問い合わせ要求をエッジコンピューティングノードのスケジューリングセンタに送信し、前記エッジコンピューティングノードのスケジューリングセンタから送信されてエッジDNSの情報が含まれる第一応答メッセージを受信する。その後、第一DNSは、前記エッジDNSの情報に従って、第二問い合わせ要求を前記エッジDNSに送信し、前記エッジDNSから送信されて前記ターゲットエッジアプリケーションの情報が含まれる第二応答メッセージを受信する。この形態によれば、第一DNSの関連機能への影響を更に低減することができる。
【0046】
ステップ103は、前記ターゲットエッジアプリケーションの情報を前記端末に送信することである。
ここで、前記ターゲットエッジアプリケーションの情報には、前記ターゲットエッジアプリケーションのIPアドレスと、前記ターゲットエッジアプリケーションのFQDNとのうち、少なくとも1つが含まれる。
【0047】
本開示の実施例では、第一DNSを利用して、端末のエッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報に従ってターゲットエッジアプリケーションの情報を取得することができる。よって、本開示の実施例の技術案を利用すれば、DNSにおいて、サービスを端末に提供する最も近いエッジアプリケーションをエッジコンピューティングシーンで取得することができる。
【0048】
図2を参照して、図2は、本開示の実施例によるエッジアプリケーションを確定する方法のフローチャートであり、当該方法は、端末に適用され、図2に示すように、以下のステップ201~202を含む。
【0049】
ステップ201は、エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報が含まれるDNSアドレッシング要求を第一DNSに送信することである。
【0050】
本開示の実施例において、前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報ついては、以下の形態を含み得る。
【0051】
形態一、前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、前記端末の地理的位置の情報及び/又は論理的に帰属するネットワークの情報が含まれる。例えば、前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、
前記端末の位置するTAと、前記端末の位置するCellの情報と、前記端末が接続されている基地局の識別子と、前記端末が接続されている転送プレーンの識別子と、前記端末の位置するネットワークの識別子と、プライベートネットワーク情報(例えばプライベートネットワークタイプ)又は識別子と、スライス情報(例えばスライスタイプ)又は識別子と、アプリケーション事業者情報又は識別子と、トラフィック事業者情報又は識別子と、トラフィックプロバイダ情報又は識別子と、サービスプロバイダ情報又は識別子と、トラフィックタイプ又はトラフィック識別子とのうち、少なくとも1つが含まれる。ここで、端末が接続されている転送プレーンの識別子及び前記端末の位置するネットワークの識別子は、前記端末が論理的に帰属しているネットワークの情報に該当する。ここで、スライス情報には、スライスのトラフィックタイプと、スライスのテナント識別子とのうち、少なくとも1つが含まれてもよい。
DNS要求プロトコルを拡張することで、DNSアドレッシング要求に上記のような情報を含めることが可能となる。
【0052】
形態二、前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、前記端末がエッジサービスを使用する必要があるという旨の指示が含まれる。当該指示は、例えば識別子を1つ設定することで実現可能である。
【0053】
ステップ202は、前記第一DNSから送信されたターゲットエッジアプリケーションの情報を受信することである。
ここで、第一DNSがターゲットエッジアプリケーションの情報を取得する形態については、図1に示す実施例の記載を参照可能である。
【0054】
本開示の実施例では、第一DNSを利用して、端末のエッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報に従ってターゲットエッジアプリケーションの情報を取得することができる。よって、本開示の実施例の技術案を利用すれば、DNSにおいて、サービスを端末に提供する最も近いエッジアプリケーションをエッジコンピューティングシーンで取得することができる。
【0055】
図3を参照して、図3は、本開示の実施例によるエッジアプリケーションを確定する方法のフローチャートであり、当該方法は、エッジDNSに適用され、図3に示すように、以下のステップ301~302を含む。
【0056】
ステップ301は、第一DNSから送信された問い合わせ要求を受信することである。
【0057】
ステップ302は、前記問い合わせ要求に応じて、ターゲットエッジアプリケーションの情報を前記第一DNSに送信することである。
【0058】
ここで、前記ターゲットエッジアプリケーションの情報には、前記ターゲットエッジアプリケーションのIPアドレスと、前記ターゲットエッジアプリケーションのFQDNとのうち、少なくとも1つが含まれる。前記問い合わせ要求は、端末のDNSアドレッシング要求に応じて前記第一DNSから送信され、前記DNSアドレッシング要求には、エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報が含まれる。
【0059】
エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報の実現形態については、前述した実施例の記載を参照可能である。
【0060】
本開示の実施例では、第一DNSを利用して、端末のエッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報に従ってターゲットエッジアプリケーションの情報を取得することができる。よって、本開示の実施例の技術案を利用すれば、DNSにおいて、サービスを端末に提供する最も近いエッジアプリケーションをエッジコンピューティングシーンで取得することができる。
【0061】
図4を参照して、図4は、本開示の実施例によるエッジアプリケーションを確定する方法のフローチャートであり、当該方法は、エッジコンピューティングノードのスケジューリングセンタに適用され、図4に示すように、以下のステップ401~402を含む。
【0062】
ステップ401は、第一DNSから送信された問い合わせ要求を受信することである。
【0063】
ステップ402は、前記問い合わせ要求に応じて、エッジDNSの情報を前記第一DNSに送信して、前記第一DNSが前記エッジDNSの情報に従って前記エッジDNSからターゲットエッジアプリケーションの情報を取得するようにすることである。ここで、前記ターゲットエッジアプリケーションの情報には、前記ターゲットエッジアプリケーションのIPアドレスと、前記ターゲットエッジアプリケーションのFQDNとのうち、少なくとも1つが含まれる。
【0064】
前記問い合わせ要求は、端末のDNSアドレッシング要求に応じて前記第一DNSから送信され、前記DNSアドレッシング要求には、エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報が含まれる。
【0065】
エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報の実現形態については、前述した実施例の記載を参照可能である。
【0066】
本開示の実施例では、第一DNSを利用して、端末のエッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報に従ってターゲットエッジアプリケーションの情報を取得することができる。よって、本開示の実施例の技術案を利用すれば、DNSにおいて、サービスを端末に提供する最も近いエッジアプリケーションをエッジコンピューティングシーンで取得することができる。
【0067】
関連技術によると、DNSには、モバイルネットワークでの位置に基づくアドレッシングのスキームが欠けており、その理由は、以下の通りである。1)DNSは、パッシブでステートレスなIPネットワークシステムであり、自発的に位置情報を収集する能力がなく、2)DNSは、高いネットワーク位置が付けられており、解析量が大きく、ネットワーク出口におけるDNSについては、アドレッシングの解析量をできるだけ簡素化する必要がある。しかしながら、エッジノードが多数あり、DNSによって莫大な数のアプリケーションインスタンスアドレスが管理されると、DNSには、大きな負担が掛けられてしまう。
【0068】
上記に鑑みて、本開示の実施例には、エッジアプリケーションを確定する方法が提供されている。図5を参照して、図5は、本開示の実施例に適用されるネットワークアーキテクチャの図である。図5と併せて、本開示の実施例に係るエッジアプリケーションを確定する方法は、以下のステップ501~505を含む。
【0069】
ステップ501は、UEが、ネットワークへのアクセス手順中に、エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報を取得することである。
【0070】
ステップ502は、UEが、転送プレーンを介して、DNS要求データパケットに上記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報を付帯することである。
【0071】
上記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、UEの地理的位置の情報及び/又は論理的に帰属するネットワークの情報、例えばUEの位置するTA、UEの位置するCell、UEが接続されている基地局の識別子、UEが接続されている転送プレーンの識別子、UEの位置するネットワークの識別子、プライベートネットワーク情報又は識別子、スライス情報又は識別子、アプリケーション事業者情報又は識別子、トラフィック事業者情報又は識別子、トラフィックプロバイダ情報又は識別子、サービスプロバイダ情報又は識別子、トラフィックタイプ又はトラフィック識別子が含まれる。ここで、スライス情報には、スライスのトラフィックタイプと、スライスのテナント識別子とのうち、少なくとも1つが含まれてもよい。
【0072】
ステップ503は、第一DNSが、UEデータパケットを解析してUEの位置を取得し、対応するエッジDNSへの問い合わせを実行することである。
【0073】
ステップ504は、エッジDNSが、ターゲットエッジアプリケーションのアドレスを第一DNSに返すことである。
【0074】
ステップ505は、第一DNSが、ターゲットエッジアプリケーションのアドレスをUEに返すことである。
【0075】
図6を参照して、図6は、本開示の実施例に適用されるネットワークアーキテクチャの図である。図6と併せて、本開示の実施例に係るエッジアプリケーションを確定する方法は、以下のステップ601~607を含む。
【0076】
ステップ601は、UEのネットワークへのアクセス手順中に、ネットワークが、エッジサービスを使用する旨をUEに通知することである。
【0077】
ステップ602は、UEが、転送プレーンを介して、DNS要求データパケットにエッジサービス使用指示を付帯することである。
【0078】
ステップ603は、第一DNSが、UEデータパケットを解析してUEがエッジサービスを使用する必要があるという旨を取得し、エッジコンピューティングノードのスケジューリングセンタへの問い合わせを行うことである。
【0079】
ステップ604は、エッジコンピューティングノードのスケジューリングセンタが、ネットワーク側へユーザの位置を問い合わせて、エッジDNSのアドレスを第一DNSに通知することである。
【0080】
ステップ605は、第一DNSが、エッジDNSへの問い合わせを行うことである。
【0081】
ステップ606は、エッジDNSが、ターゲットエッジアプリケーションのアドレスを第一DNSに返すことである。
【0082】
ステップ607は、第一DNSが、ターゲットエッジアプリケーションのアドレスをUEに返すことである。
【0083】
上記説明から分かるように、本開示の実施例において、異なるネットワーク位置及びネットワークの異なる領域でエッジノードを展開してUEを最も近いサービスAPPに接続させる問題を効果的に解決し、エッジコンピューティングの原則の下での最適なデータフロー経路を実現することができる。
【0084】
図7を参照して、図7は、本開示の実施例によるエッジアプリケーションを確定する装置の構造図であり、当該装置は、第一DNSに適用され、図7に示すように、プロセッサ701及び送受信器702を含む。
【0085】
前記送受信器702は、エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報が含まれる端末のDNSアドレッシング要求を受信するためのものであり、前記プロセッサ701は、前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報に従って、ターゲットエッジアプリケーションの情報を取得するためのものであり、前記送受信器702は、前記ターゲットエッジアプリケーションの情報を前記端末に送信するためのものでもある。
【0086】
選択的に、前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、前記端末の位置するTAと、前記端末の位置するCellの情報と、前記端末が接続されている基地局の識別子と、前記端末が接続されている転送プレーンの識別子と、前記端末の位置するネットワークの識別子と、プライベートネットワーク情報又は識別子と、スライス情報又は識別子と、アプリケーション事業者情報又は識別子と、トラフィック事業者情報又は識別子と、トラフィックプロバイダ情報又は識別子と、サービスプロバイダ情報又は識別子と、トラフィックタイプ又はトラフィック識別子とのうち、少なくとも1つが含まれる。ここで、スライス情報には、スライスのトラフィックタイプと、スライスのテナント識別子とのうち、少なくとも1つが含まれてもよい。
【0087】
前記プロセッサ701は、前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報に従って、問い合わせ要求をエッジDNSに送信し、前記エッジDNSから送信されて前記ターゲットエッジアプリケーションの情報が含まれる応答メッセージを受信するためのものでもある。ここで、前記ターゲットエッジアプリケーションの情報には、前記ターゲットエッジアプリケーションのIPアドレスと、前記ターゲットエッジアプリケーションのFQDNとのうち、少なくとも1つが含まれる。
【0088】
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、前記端末がエッジサービスを使用する必要があるという旨の指示が含まれ、前記プロセッサ701は、第一問い合わせ要求をエッジコンピューティングノードのスケジューリングセンタに送信し、前記エッジコンピューティングノードのスケジューリングセンタから送信されてエッジDNSの情報が含まれる第一応答メッセージを受信し、前記エッジDNSの情報に従って、第二問い合わせ要求を前記エッジDNSに送信し、前記エッジDNSから送信されて前記ターゲットエッジアプリケーションの情報が含まれる第二応答メッセージを受信するためのものでもある。
【0089】
本開示の実施例に係る装置の動作原理については、前述した方法実施例の記載を参照可能である。
【0090】
本開示の実施例では、第一DNSを利用して、端末のエッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報に従ってターゲットエッジアプリケーションの情報を取得することができる。よって、本開示の実施例の技術案を利用すれば、DNSにおいて、サービスを端末に提供する最も近いエッジアプリケーションをエッジコンピューティングシーンで取得することができる。
【0091】
図8を参照して、図8は、本開示の実施例によるエッジアプリケーションを確定する装置の構造図であり、当該装置は、端末に適用され、図8に示すように、プロセッサ801及び送受信器802を含む。
【0092】
前記送受信器802は、エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報が含まれるDNSアドレッシング要求を第一DNSに送信し、前記第一DNSから送信されたターゲットエッジアプリケーションの情報を受信するためのものである。
【0093】
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、
前記端末の位置するTAと、前記端末の位置するCellの情報と、前記端末が接続されている基地局の識別子と、前記端末が接続されている転送プレーンの識別子と、前記端末の位置するネットワークの識別子と、プライベートネットワーク情報又は識別子と、スライス情報又は識別子と、アプリケーション事業者情報又は識別子と、トラフィック事業者情報又は識別子と、トラフィックプロバイダ情報又は識別子と、サービスプロバイダ情報又は識別子と、トラフィックタイプ又はトラフィック識別子とのうち、少なくとも1つが含まれ、
前記スライス情報には、スライスのトラフィックタイプと、スライスのテナント識別子とのうち、少なくとも1つが含まれる。
【0094】
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、前記端末がエッジサービスを使用する必要があるという旨の指示が含まれる。
【0095】
本開示の実施例に係る装置の動作原理については、前述した方法実施例の記載を参照可能である。
【0096】
本開示の実施例では、第一DNSを利用して、端末のエッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報に従ってターゲットエッジアプリケーションの情報を取得することができる。よって、本開示の実施例の技術案を利用すれば、DNSにおいて、サービスを端末に提供する最も近いエッジアプリケーションをエッジコンピューティングシーンで取得することができる。
【0097】
図9を参照して、図9は、本開示の実施例によるエッジアプリケーションを確定する装置の構造図であり、当該装置は、エッジDNSに適用され、図9に示すように、プロセッサ901及び送受信器902を含む。
【0098】
前記送受信器902は、第一DNSから送信された問い合わせ要求を受信し、前記問い合わせ要求に応じて、ターゲットエッジアプリケーションの情報を前記第一DNSに送信するためのものであり、前記問い合わせ要求は、端末のDNSアドレッシング要求に応じて前記第一DNSから送信され、前記DNSアドレッシング要求には、エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報が含まれる。
【0099】
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、
前記端末の位置するTAと、前記端末の位置するCellの情報と、前記端末が接続されている基地局の識別子と、前記端末が接続されている転送プレーンの識別子と、前記端末の位置するネットワークの識別子と、プライベートネットワーク情報又は識別子と、スライス情報又は識別子と、アプリケーション事業者情報又は識別子と、トラフィック事業者情報又は識別子と、トラフィックプロバイダ情報又は識別子と、サービスプロバイダ情報又は識別子と、トラフィックタイプ又はトラフィック識別子とのうち、少なくとも1つが含まれ、
前記スライス情報には、スライスのトラフィックタイプと、スライスのテナント識別子とのうち、少なくとも1つが含まれる。
【0100】
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、前記端末がエッジサービスを使用する必要があるという旨の指示が含まれる。
【0101】
本開示の実施例に係る装置の動作原理については、前述した方法実施例の記載を参照可能である。
【0102】
本開示の実施例では、第一DNSを利用して、端末のエッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報に従ってターゲットエッジアプリケーションの情報を取得することができる。よって、本開示の実施例の技術案を利用すれば、DNSにおいて、サービスを端末に提供する最も近いエッジアプリケーションをエッジコンピューティングシーンで取得することができる。
【0103】
図10を参照して、図10は、本開示の実施例によるエッジアプリケーションを確定する装置の構造図であり、当該装置は、エッジコンピューティングノードのスケジューリングセンタに適用され、図10に示すように、プロセッサ1001及び送受信器1002を含む。
【0104】
前記送受信器1002は、第一DNSから送信された問い合わせ要求を受信し、前記問い合わせ要求に応じて、エッジDNSの情報を前記第一DNSに送信して、前記第一DNSが前記エッジDNSの情報に従って前記エッジDNSからターゲットエッジアプリケーションの情報を取得するようにするためのものであり、前記問い合わせ要求は、端末のDNSアドレッシング要求に応じて前記第一DNSから送信され、前記DNSアドレッシング要求には、エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報が含まれる。
【0105】
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、
前記端末の位置するTAと、前記端末の位置するCellの情報と、前記端末が接続されている基地局の識別子と、前記端末が接続されている転送プレーンの識別子と、前記端末の位置するネットワークの識別子と、プライベートネットワーク情報又は識別子と、スライス情報又は識別子と、アプリケーション事業者情報又は識別子と、トラフィック事業者情報又は識別子と、トラフィックプロバイダ情報又は識別子と、サービスプロバイダ情報又は識別子と、トラフィックタイプ又はトラフィック識別子とのうち、少なくとも1つが含まれ、
前記スライス情報には、スライスのトラフィックタイプと、スライスのテナント識別子とのうち、少なくとも1つが含まれる。
【0106】
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、前記端末がエッジサービスを使用する必要があるという旨の指示が含まれる。
【0107】
本開示の実施例に係る装置の動作原理については、前述した方法実施例の記載を参照可能である。
【0108】
本開示の実施例では、第一DNSを利用して、端末のエッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報に従ってターゲットエッジアプリケーションの情報を取得することができる。よって、本開示の実施例の技術案を利用すれば、DNSにおいて、サービスを端末に提供する最も近いエッジアプリケーションをエッジコンピューティングシーンで取得することができる。
【0109】
図11に示すように、本開示の実施例に係る通信機器は、第一DNSに適用され、プロセッサ1100及び送受信機1110を含む。
【0110】
プロセッサ1100は、メモリ1120内のプログラムを読み取って、エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報が含まれる端末のDNSアドレッシング要求を送受信機1110によって受信する手順と、前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報に従って、ターゲットエッジアプリケーションの情報を取得する手順と、前記ターゲットエッジアプリケーションの情報を送受信機1110によって前記端末に送信する手順とを実行するためのものである。
【0111】
送受信機1110は、プロセッサ1100の制御の下で、データを送受信するためのものである。
【0112】
図11において、バスアーキテクチャは、任意数量の相互接続されたバス及びブリッジを含んでもよく、具体的には、プロセッサ1100を代表とした1つ又は複数のプロセッサと、メモリ1120を代表としたメモリとの各種回路が繋げられている。バスアーキテクチャは、周辺機器、電圧レギュレータや電力管理回路等の様々な他の回路を互いに繋げることも可能であるが、これらは、当分野において公知されているため、本明細書において、さらなる説明をしない。バスインターフェースは、インターフェースを提供するものである。送受信機1110は、複数の素子、即ち送信機及び受信機を含んでもよく、伝送媒体にて様々な他の装置と通信するためのユニットを提供するものである。プロセッサ1100は、バスアーキテクチャ及び一般的な処理の管理を担っており、メモリ1120は、プロセッサ1100による操作実行時に使用されるデータを記憶可能である。
【0113】
プロセッサ1100は、バスアーキテクチャ及び一般的な処理の管理を担っており、メモリ1120は、プロセッサ1100による操作実行時に使用されるデータを記憶可能である。
【0114】
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、以下のうち、
前記端末の位置するトラッキングエリアTAと、前記端末の位置するセルCellの情報と、前記端末が接続されている基地局の識別子と、前記端末が接続されている転送プレーンの識別子と、前記端末の位置するネットワークの識別子と、プライベートネットワーク情報又は識別子と、スライス情報又は識別子と、アプリケーション事業者情報又は識別子と、トラフィック事業者情報又は識別子と、トラフィックプロバイダ情報又は識別子と、サービスプロバイダ情報又は識別子と、トラフィックタイプ又はトラフィック識別子とのうち、少なくとも1つが含まれ、
前記スライス情報には、スライスのトラフィックタイプと、スライスのテナント識別子とのうち、少なくとも1つが含まれる。
【0115】
プロセッサ1100は、前記コンピュータプログラムを読み取って、前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報に従って、問い合わせ要求をエッジDNSに送信するステップと、前記エッジDNSから送信されて前記ターゲットエッジアプリケーションの情報が含まれる応答メッセージを受信するステップとを実行するためのものでもある。
【0116】
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、前記端末がエッジサービスを使用する必要があるという旨の指示が含まれ、プロセッサ1100は、前記コンピュータプログラムを読み取って、
第一問い合わせ要求をエッジコンピューティングノードのスケジューリングセンタに送信するステップと、
前記エッジコンピューティングノードのスケジューリングセンタから送信されてエッジDNSの情報が含まれる第一応答メッセージを受信するステップと、
前記エッジDNSの情報に従って、第二問い合わせ要求を前記エッジDNSに送信するステップと、
前記エッジDNSから送信されて前記ターゲットエッジアプリケーションの情報が含まれる第二応答メッセージを受信するステップとを実行するためのものでもある。
【0117】
図12に示すように、本開示の実施例に係る通信機器は、エッジコンピューティングノードのスケジューリングセンタに適用され、プロセッサ1200及び送受信機1210を含む。
【0118】
プロセッサ1200は、メモリ1220内のプログラムを読み取って、第一DNSから送信された問い合わせ要求を送受信機1210によって受信する手順と、前記問い合わせ要求に応じて、エッジDNSの情報を前記第一DNSに送信して、前記第一DNSが前記エッジDNSの情報に従って前記エッジDNSからターゲットエッジアプリケーションの情報を取得するようにする手順とを実行するためのものであり、前記問い合わせ要求は、端末のDNSアドレッシング要求に応じて前記第一DNSから送信され、前記DNSアドレッシング要求には、エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報が含まれる。
【0119】
送受信機1210は、プロセッサ1200の制御の下で、データを送受信するためのものである。
【0120】
図12において、バスアーキテクチャは、任意数量の相互接続されたバス及びブリッジを含んでもよく、具体的には、プロセッサ1200を代表とした1つ又は複数のプロセッサと、メモリ1220を代表としたメモリとの各種回路が繋げられている。バスアーキテクチャは、周辺機器、電圧レギュレータや電力管理回路等の様々な他の回路を互いに繋げることも可能であるが、これらは、当分野において公知されているため、本明細書において、さらなる説明をしない。バスインターフェースは、インターフェースを提供するものである。送受信機1210は、複数の素子、即ち送信機及び受信機を含んでもよく、伝送媒体にて様々な他の装置と通信するためのユニットを提供するものである。プロセッサ1200は、バスアーキテクチャ及び一般的な処理の管理を担っており、メモリ1220は、プロセッサ1200による操作実行時に使用されるデータを記憶可能である。
【0121】
プロセッサ1200は、バスアーキテクチャ及び一般的な処理の管理を担っており、メモリ1220は、プロセッサ1200による操作実行時に使用されるデータを記憶可能である。
【0122】
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、
前記端末の位置するTAと、前記端末の位置するCellの情報と、前記端末が接続されている基地局の識別子と、前記端末が接続されている転送プレーンの識別子と、前記端末の位置するネットワークの識別子と、プライベートネットワーク情報又は識別子と、スライス情報又は識別子と、アプリケーション事業者情報又は識別子と、トラフィック事業者情報又は識別子と、トラフィックプロバイダ情報又は識別子と、サービスプロバイダ情報又は識別子と、トラフィックタイプ又はトラフィック識別子とのうち、少なくとも1つが含まれ、
前記スライス情報には、スライスのトラフィックタイプと、スライスのテナント識別子とのうち、少なくとも1つが含まれる。
【0123】
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、前記端末がエッジサービスを使用する必要があるという旨の指示が含まれる。
【0124】
図13に示すように、本開示の実施例に係る通信機器は、エッジDNSに適用され、プロセッサ1300及び送受信機1310を含む。
【0125】
プロセッサ1300は、メモリ1320内のプログラムを読み取って、第一DNSから送信された問い合わせ要求を送受信機1310によって受信する手順と、前記問い合わせ要求に応じて、ターゲットエッジアプリケーションの情報を前記第一DNSに送信する手順とを実行するためのものであり、前記問い合わせ要求は、端末のDNSアドレッシング要求に応じて前記第一DNSから送信され、前記DNSアドレッシング要求には、エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報が含まれる。
【0126】
送受信機1310は、プロセッサ1300の制御の下で、データを送受信するためのものである。
【0127】
図13において、バスアーキテクチャは、任意数量の相互接続されたバス及びブリッジを含んでもよく、具体的には、プロセッサ1300を代表とした1つ又は複数のプロセッサと、メモリ1320を代表としたメモリとの各種回路が繋げられている。バスアーキテクチャは、周辺機器、電圧レギュレータや電力管理回路等の様々な他の回路を互いに繋げることも可能であるが、これらは、当分野において公知されているため、本明細書において、さらなる説明をしない。バスインターフェースは、インターフェースを提供するものである。送受信機1310は、複数の素子、即ち送信機及び受信機を含んでもよく、伝送媒体にて様々な他の装置と通信するためのユニットを提供するものである。プロセッサ1300は、バスアーキテクチャ及び一般的な処理の管理を担っており、メモリ1320は、プロセッサ1300による操作実行時に使用されるデータを記憶可能である。
【0128】
プロセッサ1300は、バスアーキテクチャ及び一般的な処理の管理を担っており、メモリ1320は、プロセッサ1300による操作実行時に使用されるデータを記憶可能である。
【0129】
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、
前記端末の位置するTAと、前記端末の位置するCellの情報と、前記端末が接続されている基地局の識別子と、前記端末が接続されている転送プレーンの識別子と、前記端末の位置するネットワークの識別子と、プライベートネットワーク情報又は識別子と、スライス情報又は識別子と、アプリケーション事業者情報又は識別子と、トラフィック事業者情報又は識別子と、トラフィックプロバイダ情報又は識別子と、サービスプロバイダ情報又は識別子と、トラフィックタイプ又はトラフィック識別子とのうち、少なくとも1つが含まれ、
前記スライス情報には、スライスのトラフィックタイプと、スライスのテナント識別子とのうち、少なくとも1つが含まれる。
【0130】
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、前記端末がエッジサービスを使用する必要があるという旨の指示が含まれる。
【0131】
図14に示すように、本開示の実施例に係る端末は、プロセッサ1400及び送受信機1410を含む。
【0132】
プロセッサ1400は、メモリ1420内のプログラムを読み取って、エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報が含まれるDNSアドレッシング要求を送受信機1410によって第一DNSに送信する手順と、前記第一DNSから送信されたターゲットエッジアプリケーションの情報を受信する手順とを実行するためのものである。
【0133】
送受信機1410は、プロセッサ1400の制御の下で、データを送受信するためのものである。
【0134】
図14において、バスアーキテクチャは、任意数の相互接続されたバス及びブリッジを含んでもよく、具体的には、プロセッサ1400を代表とした1つ又は複数のプロセッサと、メモリ1420を代表としたメモリとの各種回路が繋げられている。バスアーキテクチャは、周辺機器、電圧レギュレータや電力管理回路等の様々な他の回路を互いに繋げることも可能であるが、これらは、当分野において公知されているため、本明細書において、さらなる説明をしない。バスインターフェースは、インターフェースを提供するものである。送受信機1410は、複数の素子であってもよく、即ち送信機及び受信機を含んでもよく、伝送媒体にて様々な他の装置と通信するためのユニットを提供するものである。様々なユーザ機器に対して、ユーザインターフェース1430は、必要なデバイスを外部又は内部で接続可能なインターフェースであってもよく、接続されるデバイスは、小型キーボード、ディスプレイ、スピーカ、マイク、ジョイスティック等を含むが、これらに限定されない。
【0135】
プロセッサ1400は、バスアーキテクチャ及び一般的な処理の管理を担っており、メモリ1420は、プロセッサ1400による操作実行時に使用されるデータを記憶可能である。
【0136】
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、
前記端末の位置するTAと、前記端末の位置するCellの情報と、前記端末が接続されている基地局の識別子と、前記端末が接続されている転送プレーンの識別子と、前記端末の位置するネットワークの識別子と、プライベートネットワーク情報又は識別子と、スライス情報又は識別子と、アプリケーション事業者情報又は識別子と、トラフィック事業者情報又は識別子と、トラフィックプロバイダ情報又は識別子と、サービスプロバイダ情報又は識別子と、トラフィックタイプ又はトラフィック識別子とのうち、少なくとも1つが含まれ、
前記スライス情報には、スライスのトラフィックタイプと、スライスのテナント識別子とのうち、少なくとも1つが含まれる。
【0137】
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、前記端末がエッジサービスを使用する必要があるという旨の指示が含まれる。
【0138】
また、本開示の実施例に係るコンピュータ読取可能な記憶媒体は、コンピュータプログラムを記憶するためのものであり、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されることで、
エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報が含まれる端末のDNSアドレッシング要求を受信するステップと、
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報に従って、ターゲットエッジアプリケーションの情報を取得するステップと、
前記ターゲットエッジアプリケーションの情報を前記端末に送信するステップとを実現することが可能である。
【0139】
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、
前記端末の位置するトラッキングエリアTAと、前記端末の位置するセルCellの情報と、前記端末が接続されている基地局の識別子と、前記端末が接続されている転送プレーンの識別子と、前記端末の位置するネットワークの識別子と、プライベートネットワーク情報又は識別子と、スライス情報又は識別子と、アプリケーション事業者情報又は識別子と、トラフィック事業者情報又は識別子と、トラフィックプロバイダ情報又は識別子と、サービスプロバイダ情報又は識別子と、トラフィックタイプ又はトラフィック識別子とのうち、少なくとも1つが含まれ、
前記スライス情報には、スライスのトラフィックタイプと、スライスのテナント識別子とのうち、少なくとも1つが含まれる。
【0140】
上述の前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報に従って、ターゲットエッジアプリケーションの情報を取得するステップは、
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報に従って、問い合わせ要求をエッジDNSに送信することと、
前記エッジDNSから送信されて前記ターゲットエッジアプリケーションの情報が含まれる応答メッセージを受信することとを含む。
【0141】
ここで、前記ターゲットエッジアプリケーションの情報には、前記ターゲットエッジアプリケーションのIPアドレスと、前記ターゲットエッジアプリケーションのFQDNとのうち、少なくとも1つが含まれる。
【0142】
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、前記端末がエッジサービスを使用する必要があるという旨の指示が含まれ、
上述の前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報に従って、ターゲットエッジアプリケーションの情報を取得するステップは、
第一問い合わせ要求をエッジコンピューティングノードのスケジューリングセンタに送信することと、
前記エッジコンピューティングノードのスケジューリングセンタから送信されてエッジDNSの情報が含まれる第一応答メッセージを受信することと、
前記エッジDNSの情報に従って、第二問い合わせ要求を前記エッジDNSに送信することと、
前記エッジDNSから送信されて前記ターゲットエッジアプリケーションの情報が含まれる第二応答メッセージを受信することとを含む。
【0143】
また、本開示の実施例に係るコンピュータ読取可能な記憶媒体は、コンピュータプログラムを記憶するためのものであり、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されることで、
エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報が含まれるDNSアドレッシング要求を第一DNSに送信するステップと、
前記第一DNSから送信されたターゲットエッジアプリケーションの情報を受信するステップとを実現することが可能である。
【0144】
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、
前記端末の位置するTAと、前記端末の位置するCellの情報と、前記端末が接続されている基地局の識別子と、前記端末が接続されている転送プレーンの識別子と、前記端末の位置するネットワークの識別子と、プライベートネットワーク情報又は識別子と、スライス情報又は識別子と、アプリケーション事業者情報又は識別子と、トラフィック事業者情報又は識別子と、トラフィックプロバイダ情報又は識別子と、サービスプロバイダ情報又は識別子と、トラフィックタイプ又はトラフィック識別子とのうち、少なくとも1つが含まれ、
前記スライス情報には、スライスのトラフィックタイプと、スライスのテナント識別子とのうち、少なくとも1つが含まれる。
【0145】
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、前記端末がエッジサービスを使用する必要があるという旨の指示が含まれる。
【0146】
また、本開示の実施例に係るコンピュータ読取可能な記憶媒体は、コンピュータプログラムを記憶するためのものであり、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されることで、
第一DNSから送信された問い合わせ要求を受信するステップと、
前記問い合わせ要求に応じて、ターゲットエッジアプリケーションの情報を前記第一DNSに送信するステップとを実現することが可能であり、
前記問い合わせ要求は、端末のDNSアドレッシング要求に応じて前記第一DNSから送信され、前記DNSアドレッシング要求には、エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報が含まれる。
【0147】
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、
前記端末の位置するTAと、前記端末の位置するCellの情報と、前記端末が接続されている基地局の識別子と、前記端末が接続されている転送プレーンの識別子と、前記端末の位置するネットワークの識別子と、プライベートネットワーク情報又は識別子と、スライス情報又は識別子と、アプリケーション事業者情報又は識別子と、トラフィック事業者情報又は識別子と、トラフィックプロバイダ情報又は識別子と、サービスプロバイダ情報又は識別子と、トラフィックタイプ又はトラフィック識別子とのうち、少なくとも1つが含まれ、
前記スライス情報には、スライスのトラフィックタイプと、スライスのテナント識別子とのうち、少なくとも1つが含まれる。
【0148】
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、前記端末がエッジサービスを使用する必要があるという旨の指示が含まれる。
【0149】
また、本開示の実施例に係るコンピュータ読取可能な記憶媒体は、コンピュータプログラムを記憶するためのものであり、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されることで、
第一DNSから送信された問い合わせ要求を受信するステップと、
前記問い合わせ要求に応じて、エッジDNSの情報を前記第一DNSに送信して、前記第一DNSが前記エッジDNSの情報に従って前記エッジDNSからターゲットエッジアプリケーションの情報を取得するようにするステップとを実現することが可能であり、
前記問い合わせ要求は、端末のDNSアドレッシング要求に応じて前記第一DNSから送信され、前記DNSアドレッシング要求には、エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報が含まれる。
【0150】
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、
前記端末の位置するTAと、前記端末の位置するCellの情報と、前記端末が接続されている基地局の識別子と、前記端末が接続されている転送プレーンの識別子と、前記端末の位置するネットワークの識別子と、プライベートネットワーク情報又は識別子と、スライス情報又は識別子と、アプリケーション事業者情報又は識別子と、トラフィック事業者情報又は識別子と、トラフィックプロバイダ情報又は識別子と、サービスプロバイダ情報又は識別子と、トラフィックタイプ又はトラフィック識別子とのうち、少なくとも1つが含まれ、
前記スライス情報には、スライスのトラフィックタイプと、スライスのテナント識別子とのうち、少なくとも1つが含まれる。
【0151】
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、前記端末がエッジサービスを使用する必要があるという旨の指示が含まれる。
【0152】
本願によるいくつかの実施例において、開示された方法及び装置が他の方式で実現され得ることを理解されたい。例えば、上記で説明した装置実施例は、例示的なものに過ぎない。例えば、前記ユニットの分割は、論理機能での分割に過ぎず、実際の実現のとき、他の分割方式もあり得る。例えば、複数のユニット又はコンポーネントは、別のシステムに組み合わされるか、或い統合されてもよいし、いくつかの特徴が無視されるか、或いは実装されなくてもよい。さらに、掲示又は説明した相互結合、直接結合又は通信接続は、いくつかのインターフェースを用いて実装されてもよい。装置間又はユニット間の間接結合又は通信接続は、電子的な形態、機械的な形態、又は他の形態であってもよい。
【0153】
また、本開示の各実施例における各機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されていてもよいし、各ユニットは、個別に物理的に設けられてもよいし、2つ以上のユニットは、1つのユニットに統合されてもよい。上記統合されたユニットは、ハードウェアの形態で実現してもよいし、ハードウェアにソフトウェア機能ユニットを加える形態で実現してもよい。
【0154】
上記のソフトウェア機能ユニットの形態で実現される統合化ユニットは、コンピュータ読取可能な記憶媒体に記憶されてもよい。上記ソフトウェア機能ユニットは、記憶媒体に記憶され、本開示の各実施例に記載の送受信方法のステップの一部をコンピュータ機器(パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワーク機器などであってもよい)に実行させるいくつかのコマンドを含む。前記の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、ポータブルハードディスク、読取専用メモリROM(Read-Only Memory)、ランダムアクセスメモリRAM(Random Access Memory)、磁気ディスク又は光ディスクなど、プログラムコードを格納できる様々な媒体を含む。
【0155】
理解できるように、本開示の実施例に記載のこれらの実施例は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、又は、その組み合わせによって実現可能である。ハードウェアによる実現について、ユニット、モジュール、サブユニット及びサブモジュールは、1つ又は複数の特定用途向け集積回路ASIC(Application Specific Integrated Circuits)、デジタル信号プロセッサDSP(Digital Signal Processing)、デジタル信号処理デバイスDSPD(DSP Device)、プログラマブルロジックデバイスPLD(Programmable Logic Device)、フィールドプログラマブルゲートアレイFPGA(Field-Programmable Gate Array)、汎用プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、本開示に記載の機能を実行するための他の電子ユニット又はその組み合わせの中に実現可能である。
【0156】
ソフトウェアによる実現について、本開示の実施例に記載の機能を実行するモジュール(例えばプロシージャ、関数等)によって、本開示の実施例に記載の技術を実現することが可能である。ソフトウェアコードは、メモリに記憶されてプロセッサによって実行されることが可能である。メモリは、プロセッサの内部、又は、プロセッサの外部で実現可能である。
【0157】
上述したのは、本開示の選択的な実施形態であり、留意されたいのは、当業者にとって、本開示に記載の原理を逸脱しない前提で、若干の改良及び潤色を更に行うことが可能であり、これらの改良及び潤色も、本開示の保護範囲内であると見なされるべきである。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
【手続補正書】
【提出日】2021-11-15
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第一ドメインネームシステムDNS(Domain Name System)に適用される、エッジアプリケーションを確定する方法であって、
エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報が含まれるDNSアドレッシング要求を受信することと、
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報に従って、ターゲットエッジアプリケーションの情報を取得することと、
前記ターゲットエッジアプリケーションの情報を送信することとを含み、
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、前記端末が接続されている転送プレーンの識別子が含まれる、エッジアプリケーションを確定する方法。
【請求項2】
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、
端末の位置するトラッキングエリアTA(Tracking area)と、前記端末の位置するセル(Cell)の情報と、前記端末が接続されている基地局の識別子と、前記端末の位置するネットワークの識別子と、プライベートネットワーク情報又は識別子と、スライス情報又は識別子と、アプリケーション事業者情報又は識別子と、トラフィック事業者情報又は識別子と、トラフィックプロバイダ情報又は識別子と、サービスプロバイダ情報又は識別子と、トラフィックタイプ又はトラフィック識別子とのうち、少なくとも1つが更に含まれ、
前記スライス情報には、スライスのトラフィックタイプと、スライスのテナント識別子とのうち、少なくとも1つが含まれる、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
上述の前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報に従って、ターゲットエッジアプリケーションの情報を取得することは、
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報に従って、問い合わせ要求をエッジDNSに送信することと、
前記エッジDNSから送信されて前記ターゲットエッジアプリケーションの情報が含まれる応答メッセージを受信することとを含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記ターゲットエッジアプリケーションの情報には、前記ターゲットエッジアプリケーションのインターネットプロトコルIP(Internet Protocol)アドレスと、前記ターゲットエッジアプリケーションの完全修飾ドメイン名FQDN(Fully Qualified Domain Name)とのうち、少なくとも1つが含まれる、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、前記端末がエッジサービスを使用する必要があるという旨の指示が更に含まれ、
上述の前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報に従って、ターゲットエッジアプリケーションの情報を取得することは、
第一問い合わせ要求をエッジコンピューティングノードのスケジューリングセンタに送信することと、
前記エッジコンピューティングノードのスケジューリングセンタから送信されてエッジDNSの情報が含まれる第一応答メッセージを受信することと、
前記エッジDNSの情報に従って、第二問い合わせ要求を前記エッジDNSに送信することと、
前記エッジDNSから送信されて前記ターゲットエッジアプリケーションの情報が含まれる第二応答メッセージを受信することとを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
端末に適用される、エッジアプリケーションを確定する方法であって、
エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報が含まれるDNSアドレッシング要求を第一DNSに送信することと、
前記第一DNSから送信されたターゲットエッジアプリケーションの情報を受信することとを含み、
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、前記端末が接続されている転送プレーンの識別子が含まれる、エッジアプリケーションを確定する方法。
【請求項7】
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、
前記端末の位置するTAと、前記端末の位置するCellの情報と、前記端末が接続されている基地局の識別子と、前記端末の位置するネットワークの識別子と、プライベートネットワーク情報又は識別子と、スライス情報又は識別子と、アプリケーション事業者情報又は識別子と、トラフィック事業者情報又は識別子と、トラフィックプロバイダ情報又は識別子と、サービスプロバイダ情報又は識別子と、トラフィックタイプ又はトラフィック識別子とのうち、少なくとも1つが更に含まれ、
前記スライス情報には、スライスのトラフィックタイプと、スライスのテナント識別子とのうち、少なくとも1つが含まれ、
又は、
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、前記端末がエッジサービスを使用する必要があるという旨の指示が更に含まれる、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
エッジDNSに適用される、エッジアプリケーションを確定する方法であって、
第一DNSから送信された問い合わせ要求を受信することと、
前記問い合わせ要求に応じて、ターゲットエッジアプリケーションの情報を前記第一DNSに送信することとを含み、
前記問い合わせ要求は、端末のDNSアドレッシング要求に応じて前記第一DNSから送信され、前記DNSアドレッシング要求には、エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報が含まれ、
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、前記端末が接続されている転送プレーンの識別子が含まれる、エッジアプリケーションを確定する方法。
【請求項9】
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、
前記端末の位置するTAと、前記端末の位置するCellの情報と、前記端末が接続されている基地局の識別子と、前記端末の位置するネットワークの識別子と、プライベートネットワーク情報又は識別子と、スライス情報又は識別子と、アプリケーション事業者情報又は識別子と、トラフィック事業者情報又は識別子と、トラフィックプロバイダ情報又は識別子と、サービスプロバイダ情報又は識別子と、トラフィックタイプ又はトラフィック識別子とのうち、少なくとも1つが更に含まれ、
前記スライス情報には、スライスのトラフィックタイプと、スライスのテナント識別子とのうち、少なくとも1つが含まれ、
又は、
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、前記端末がエッジサービスを使用する必要があるという旨の指示が更に含まれる、請求項に記載の方法。
【請求項10】
エッジコンピューティングノードのスケジューリングセンタに適用される、エッジアプリケーションを確定する方法であって、
第一DNSから送信された問い合わせ要求を受信することと、
前記問い合わせ要求に応じて、エッジDNSの情報を前記第一DNSに送信して、前記第一DNSが前記エッジDNSの情報に従って前記エッジDNSからターゲットエッジアプリケーションの情報を取得するようにすることとを含み、
前記問い合わせ要求は、端末のDNSアドレッシング要求に応じて前記第一DNSから送信され、前記DNSアドレッシング要求には、エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報が含まれ、
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、前記端末が接続されている転送プレーンの識別子が含まれる、エッジアプリケーションを確定する方法。
【請求項11】
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、
前記端末の位置するTAと、前記端末の位置するCellの情報と、前記端末が接続されている基地局の識別子と、前記端末の位置するネットワークの識別子と、プライベートネットワーク情報又は識別子と、スライス情報又は識別子と、アプリケーション事業者情報又は識別子と、トラフィック事業者情報又は識別子と、トラフィックプロバイダ情報又は識別子と、サービスプロバイダ情報又は識別子と、トラフィックタイプ又はトラフィック識別子とのうち、少なくとも1つが更に含まれ、
前記スライス情報には、スライスのトラフィックタイプと、スライスのテナント識別子とのうち、少なくとも1つが含まれ、
又は、
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、前記端末がエッジサービスを使用する必要があるという旨の指示が更に含まれる、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
第一DNSに適用される、エッジアプリケーションを確定する装置であって、プロセッサ及び送受信器を含み、
前記送受信器は、エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報が含まれる端末のDNSアドレッシング要求を受信するためのものであり、
前記プロセッサは、前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報に従って、ターゲットエッジアプリケーションの情報を取得するためのものであり、
前記送受信器は、前記ターゲットエッジアプリケーションの情報を前記端末に送信するためのものでもあり、
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、前記端末が接続されている転送プレーンの識別子が含まれる、エッジアプリケーションを確定する装置。
【請求項13】
端末に適用される、エッジアプリケーションを確定する装置であって、プロセッサ及び送受信器を含み、
前記送受信器は、エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報が含まれるDNSアドレッシング要求を第一DNSに送信し、前記第一DNSから送信されたターゲットエッジアプリケーションの情報を受信するためのものであり、
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、前記端末が接続されている転送プレーンの識別子が含まれる、エッジアプリケーションを確定する装置。
【請求項14】
エッジDNSに適用される、エッジアプリケーションを確定する装置であって、プロセッサ及び送受信器を含み、
前記送受信器は、第一DNSから送信された問い合わせ要求を受信し、前記問い合わせ要求に応じて、ターゲットエッジアプリケーションの情報を前記第一DNSに送信するためのものであり、
前記問い合わせ要求は、端末のDNSアドレッシング要求に応じて前記第一DNSから送信され、前記DNSアドレッシング要求には、エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報が含まれ、
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、前記端末が接続されている転送プレーンの識別子が含まれる、エッジアプリケーションを確定する装置。
【請求項15】
エッジコンピューティングノードのスケジューリングセンタに適用される、エッジアプリケーションを確定する装置であって、プロセッサ及び送受信器を含み、
前記送受信器は、第一DNSから送信された問い合わせ要求を受信し、前記問い合わせ要求に応じて、エッジDNSの情報を前記第一DNSに送信して、前記第一DNSが前記エッジDNSの情報に従って前記エッジDNSからターゲットエッジアプリケーションの情報を取得するようにするためのものであり、前記問い合わせ要求は、端末のDNSアドレッシング要求に応じて前記第一DNSから送信され、前記DNSアドレッシング要求には、エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報が含まれ、
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、前記端末が接続されている転送プレーンの識別子が含まれる、エッジアプリケーションを確定する装置。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0006】
前記エッジアプリケーションのアドレッシング用の指示情報には、
前記端末の位置するトラッキングエリアTA(Tracking area)と、前記端末の位置するセル(Cell)の情報と、前記端末が接続されている基地局の識別子と、前記端末が接続されている転送プレーン(ユーザプレーン機能UPF(User Plane Function)とも称され)の識別子と、前記端末の位置するネットワークの識別子と、プライベートネットワーク情報又は識別子と、スライス情報又は識別子と、アプリケーション事業者情報又は識別子と、トラフィック事業者情報又は識別子と、トラフィックプロバイダ情報又は識別子と、サービスプロバイダ情報又は識別子と、トラフィックタイプ又はトラフィック識別子とのうち、少なくとも1つが含まれ、
前記スライス情報には、スライスのトラフィックタイプと、スライスのテナント識別子とのうち、少なくとも1つが含まれる。
【国際調査報告】