(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-07-27
(54)【発明の名称】ブライダルウェア
(51)【国際特許分類】
A41D 15/04 20060101AFI20220720BHJP
A44B 6/00 20060101ALI20220720BHJP
【FI】
A41D15/04 Z
A44B6/00 Z
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2021568612
(86)(22)【出願日】2020-05-18
(85)【翻訳文提出日】2021-12-23
(86)【国際出願番号】 US2020033496
(87)【国際公開番号】W WO2020236765
(87)【国際公開日】2020-11-26
(32)【優先日】2019-05-17
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】521499826
【氏名又は名称】トーマス,デミカ
(74)【代理人】
【識別番号】100082072
【氏名又は名称】清原 義博
(72)【発明者】
【氏名】トーマス,デミカ
(57)【要約】
【解決手段】
新婦としての外観を維持しつつも、ビーチまたはスイミングプールなどの、新婦が濡れてもよいと望む会場での使用のためのブライダルウェアが開示され、当該ブライダルウェアは、耐水性の衣服(104)と、2又フックタイプの取り付けデバイス(106)と、2又フックと接続するための対応する取り付けデバイス(108)としてハート型の小穴と、を利用する取り付けシステムを配する衣服(104)に取り付け自在な、耐水性の新婦用ウェディングトレーン(102)と、を有する。
【選択図】
図9A
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ブライダルウェアであって、前記ブライダルウェアは、
a)耐水性の布地を含む衣服と、
b)前記衣服に取り付け可能な新婦用ウェディングトレーンであって、前記新婦用ウェディングトレーンは耐水性の布地を含む、前記新婦用ウェディングトレーンと、
c)2又のホックと、
d)ハート型の小穴と、を含み、
e)ここで、前記2又のホックまたは前記ハート型の小穴の一方は、前記衣服に取り付けられており、そして、前記2又のホックまたは前記ハート型の小穴の他方は、前記新婦用ウェディングトレーンに取り付けられており、
f)ここで、前記2又のホックは、
i)取り付け部であって、各々のリングがそこから延在するステムを有する1対のリングを含む、取り付け部と、
ii)それぞれのステムで前記1対のリングから離れるように突出する背面を有する、「U」字型の側面プロファイルを含む、係合部であって、前記係合部は、前記背面は、中間部の中へと前に湾曲し、前記中間部は、前記リングの方へ後ろに湾曲する正面へと湾曲し、前記係合部は、第1の突起部と第2の突起部とを含み、前記2又のホックの各々の突起部は、側面の脚と、前記側面の脚に対して平行な中間の脚と、前記側面の脚を、そのそれぞれの中間の脚に接続する継脚と、を含み、ここで、前記第1の突起部の前記中間の脚は、前記第2の突起部の前記中間の脚に接続されている、前記係合部と、を含み、
g)ここで、前記ハート型の小穴は、
i)取り付け部であって、各々のリングがそこから延在するステムを有する1対のリングを含む、取り付け部と、
ii)前記ステムによって前記取り付け部に接続された、相互係合部であって、前記相互係合部は、鏡像配置で共に接続された2つの湾曲するこぶ部と、前記こぶ部から発し、そして各ステムに向かって収束し、そして前記取り付け部分のそれぞれのステムに接続する、両側に配置されたサイドアームと、を含む、相互係合部と、を含む、ブライダルウェア。
【請求項2】
前記衣服は耐水性材料を含む、請求項1に記載のブライダルウェア。
【請求項3】
新婦用ウェディングトレーンは耐水性材料を含む、請求項1に記載のブライダルウェア。
【請求項4】
ブライダルウェアであって、前記ブライダルウェアは:
a)耐水性材料を含む衣服と、
b)耐水性材料を含む新婦用ウェディングトレーンと、
c)取り付けデバイスと、
d)対応する取り付けデバイスと、を含み、
e)ここで、前記取り付けデバイスまたは対応する前記取り付けデバイスの一方は、前記衣服に接続されており、そして、前記取り付けデバイスまたは前記対応する取り付けデバイスの他方は、前記新婦用ウェディングトレーンに接続されており、そして、ここで、前記取り付けデバイスは、前記対応する取り付けデバイスに取り付き、そしてそこから解除したりするように構成される、ブライダルウェア。
【請求項5】
前記取り付けデバイスは2又のホックである、請求項4に記載のブライダルウェア。
【請求項6】
前記2又のホックは、1対のリングを含む取り付け部を含む、請求項5に記載のブライダルウェア。
【請求項7】
前記2又のホックは、係合部を含み、前記係合部は、第1の突起部と第2の突起部とを含み、前記係合部の各突起部が側面の脚と、前記側面の脚に対して平行な中間の脚と、前記側面の脚を、そのそれぞれの中間の脚に接続する継足と、を含む、請求項5に記載のブライダルウェア。
【請求項8】
前記第1の突起部の前記中間の脚は、前記第2の突起部の前記中間の脚に接続されている、請求項7に記載のブライダルウェア。
【請求項9】
前記対応する取り付けデバイスは、ハート型の小穴である、請求項4に記載のブライダルウェア。
【請求項10】
前記ハート型の小穴は、1対のリングを含む取り付け部を含む、請求項9に記載のブライダルウェア。
【請求項11】
前記ハート型の小穴は、相互係合部を含み、前記相互係合部は、鏡像配置で共に接続された2つの湾曲するこぶ部と、前記こぶ部から発し、そして互いに向かって収束する、両側に配置されたサイドアームと、を含む、請求項9に記載のブライダルウェア。
【請求項12】
前記取り付けデバイスは2又のホックであり、そして、対応する取り付けデバイスはハート型の小穴である、請求項4に記載のブライダルウェア。
【請求項13】
前記2又のホックは、1対のリングを含む取り付け部を含む、請求項12に記載のブライダルウェア。
【請求項14】
前記2又のホックは、係合部を含み、前記係合部は、第1の突起部と第2の突起部とを含み、前記係合部の各突起部が側面の脚と、前記側面の脚に対して平行な中間の脚と、前記側面の脚を、そのそれぞれの中間の脚に接続する継足と、を含む、請求項12に記載のブライダルウェア。
【請求項15】
前記第1の突起部の前記中間の脚は、前記第2の突起部の前記中間の脚に接続されている、請求項14に記載のブライダルウェア。
【請求項16】
前記ハート型の小穴は、相互係合部であって、前記相互係合部は、鏡像配置で共に接続された2つの湾曲するこぶ部を含む、前記相互係合部と、前記こぶ部から発し、そして互いに向かって収束する、両側に配置されたサイドアームと、を含む、請求項14に記載のブライダルウェア。
【請求項17】
前記2又のホックは、前記ハート型の小穴の中へ挿入されるように構成され、前記第1の突起部は第1のこぶ部とかみ合い、そして、前記第2の突起部は第2のこぶ部とかみ合う、請求項16に記載のブライダルウェア。
【請求項18】
前記ハート型の小穴は、1対のリングを含む取り付け部を含む、請求項12に記載のブライダルウェア。
【請求項19】
ブライダルウェアを製造する方法であって、前記方法は、
a)取り付けデバイスを新婦用ウェディングトレーンに固定する工程であって、前記新婦用ウェディングトレーンは、耐水性材料を含む、工程と、
b)対応する取り付けデバイスを衣服に固定する工程であって、前記衣服は、耐水性材料を含む、工程と、
c)新婦用ウェディングトレーンを衣服上に載置するために、前記取り付けデバイスを前記対応する取り付けデバイスに固定する工程であって、それによって、前記ブライダルウェアが製造される、工程と、を含む、方法。
【請求項20】
前記取り付けデバイスは2又のホックであり、そして、前記対応する取り付けデバイスはハート型の小穴であり、ここで、前記2又のホックは、係合部を含み、前記係合部は、第1の突起部と第2の突起部を含み、前記係合部の各突起部が側面の脚と、前記側面の脚に対して平行な中間の脚と、前記側面の脚を、そのそれぞれの中間の脚に接続する継足と、を含み、ここで、前記ハート型の小穴は、相互係合部を含み、前記相互係合部は、鏡像配置で共に接続された2つの湾曲するこぶ部と、前記こぶ部から発し、そして互いに向かって収束する、両側に配置されたサイドアームと、を含み、そして、前記2又のホックを前記ハート型の小穴の中へ挿入する工程、をさらに含み、ここで、前記第1の突起部は第1のこぶ部と係合し、そして、前記第2の突起部は第2のこぶ部と係合する、請求項19に記載のブライダルウェア。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、スイミングプールまたはビーチなどの、ブライダルウェアが濡れる可能性が高い会場における使用のための、ブライダルウェアに関する。
【背景技術】
【0002】
ウェディングドレスは、ビーチ、スイミングプール、またはブライダルウェアが濡れる可能性が高い他の会場用には、作られておらず、または設計されていない。そのため、現在のブライダルウェアでは、新婦はビーチまたはスイミングプールへ行きたくないだろう。加えて、新婦は、新婦としての外観を維持しつつ、特にビーチまたはプール用に正装することができなかった。さらに、新婦は、泳ぎに行くことを含む水辺での活動に、従来のブライダルウェアで参加することができなかった。しかし、天候が暑い特定の地域では、新婦は、新婦の優雅な外観を維持しつつも、スイミングプールまたはビーチのいずれかで、水辺を楽しみたいと思うかもしれない。
【0003】
先の理由で、ブライダルウェアが濡れる可能性が高い会場で着用することができるブライダルウェアが必要である。
【発明の概要】
【0004】
本発明は、ビーチ、またはスイミングプール、または新婦が濡れる可能性が高い任意の他の会場で着用されるように設計されている、ブライダルウェアである。そのため、ブライダルウェアは、水着またはビーチウェアとして、またはそれらと共に着用されるように、設計されている。水着/ビーチウェアの衣服は、水泳およびビーチライフスタイル用の流行のブライダルウェアを作成するために、本質的な新婦用ウェディングトレーンを取り付けたり、取り外したりする特徴を有することができる。新婦用ウェディングトレーンの水着/ビーチウェアの衣服への取り付けは、新しい、革新的な目的、機能性、および新婦の視覚的にファッショナブルな魅力を作り出す。本発明はまた、結婚業界、水着/ビーチウェア業界において、新しい製品カテゴリーを作り出す。
【0005】
ブライダルウェアは、新婦用ウェディングトレーンと、新婦用ウェディングトレーンを衣類に取り付けることができることができるように新婦用ウェディングトレーンに接続された取り付けデバイスと、を含むことができる。いくつかの実施形態では、ブライダルウェアは、衣服に接続することができる、対応する取り付けデバイスをさらに含むことができ、それによって、新婦用ウェディングトレーンは、取り付けデバイスと対応する取り付けデバイスとを介して、衣服に取り付けることができるようになる。いくつかの実施形態では、ブライダルウェアは、取り付けデバイスを有する新婦用ウェディングトレーンと、対応する取り付けデバイスを有する衣服とを含む。
【0006】
いくつかの実施形態では、本発明は、新婦用ウェディングトレーンと衣服とを固定するための、取り付けデバイスと、対応する取り付けデバイスとであり得、その結果、ブライダルウェアが濡れる可能性が高い会場での使用のために、ブライダルウェアを製造する方法を提供する。
【0007】
ブライダルウェアがビーチまたはスイミングプールでの使用のために設計されているので、衣服は、そのような環境で使用される、水着やビーチウェアなどの任意の用品であり得る。ブライダルウェアは、様々なタイプの水着やビーチウェアと共に使用されてもよく、それらに対して、新婦用ウェディングトレーンは取り付け自在および取り外し自在であり、その結果、新婦は、必要とあれば濡れることを目的として、耐水性の布地で作られた新婦用の水着およびビーチウェアのファッショナルブルなコーディネートを楽しむことができる。
【0008】
自由に装飾ができる新婦用ウェディングトレーンは、特に、水着/ビーチ用ウェアへの取り付け、およびそれらからの取り外し用に作られている。従って、本発明は、新婦用ウェディングトレーンを水着/ビーチウェアと組み合わせることに関する問題を解決し、ビーチおよびプールでの使用のためのブライダルウェアを作り出す。これで、ビーチまたはスイミングプールでの結婚式典に対して、新婦は、濡れるように、または濡れている状態であるように設計されていない、伝統的なウェディングドレスに窮屈な思いをすることなく、そして、新婦が、パーティーの華であり、注目の的であり続け、新婦として認知または認識されながら、さらにファッションによる主張を行い、そしてファッショナブルに着飾りながら、結婚式の日に全ての楽しい祭事に参加できるようになる。
【0009】
新婦用ウェディングトレーンは、互いに取り付き、そして互いから取り外すことができる、取り付けデバイスと、対応する取り付けデバイスとを含む、取り付けシステムを使用して、衣服に取り付けることがでる。好ましい実施形態では、取り付けシステムは、独自に設計された2又のホック、およびハート型の小穴システムである。取り付けシステムは、プラスチック、耐錆金属、または水着用の他の適切な耐水性材料で作ることができる。
【0010】
衣服と新婦用ウェディングトレーンの基本的なカラースキームは、ビーチおよびプールでの新婦として、新婦がファッショナブルに着飾ることができるような新婦用のブライダルウェアとしての目的と機能のために、白色であってもよい。ブライダルウェアに関連して現在人気のある色は、オフホワイト、肌色、ベビーピンクを含むが、任意の追加の色がブライダルウェアに使用されてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1A】取り付けデバイスを配する新婦用ウェディングトレーンの正面、対応する取り付けデバイスを配する衣服としての、ワンピースの水浴スーツの背面、当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーンの背面図、および当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーンの正面図を示す。挿入図は、取り付けデバイスと対応する取り付けデバイスの拡大図を示す。
【
図1B】取り付けデバイスを配する新婦用ウェディングトレーンの正面、対応する取り付けデバイスを配する衣服としての、ワンピースの水浴スーツの背面、当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーンの背面図、および当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーンの正面図を示す。挿入図は、取り付けデバイスと対応する取り付けデバイスの拡大図を示す。
【
図1C】取り付けデバイスを配する新婦用ウェディングトレーンの正面、対応する取り付けデバイスを配する衣服としての、ワンピースの水浴スーツの背面、当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーンの背面図、および当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーンの正面図を示す。挿入図は、取り付けデバイスと対応する取り付けデバイスの拡大図を示す。
【
図1D】取り付けデバイスを配する新婦用ウェディングトレーンの正面、対応する取り付けデバイスを配する衣服としての、ワンピースの水浴スーツの背面、当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーンの背面図、および当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーンの正面図を示す。挿入図は、取り付けデバイスと対応する取り付けデバイスの拡大図を示す。
【
図2A】取り付けデバイスを配する新婦用ウェディングトレーンの正面、対応する取り付けデバイスを配する衣服としての、ビキニズボンの背面、当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーンの背面図、および当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーン正面図を示す。挿入図は、取り付けデバイスと対応する取り付けデバイスの拡大図を示す。
【
図2B】取り付けデバイスを配する新婦用ウェディングトレーンの正面、対応する取り付けデバイスを配する衣服としての、ビキニズボンの背面、当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーンの背面図、および当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーン正面図を示す。挿入図は、取り付けデバイスと対応する取り付けデバイスの拡大図を示す。
【
図2C】取り付けデバイスを配する新婦用ウェディングトレーンの正面、対応する取り付けデバイスを配する衣服としての、ビキニズボンの背面、当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーンの背面図、および当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーン正面図を示す。挿入図は、取り付けデバイスと対応する取り付けデバイスの拡大図を示す。
【
図2D】取り付けデバイスを配する新婦用ウェディングトレーンの正面、対応する取り付けデバイスを配する衣服としての、ビキニズボンの背面、当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーンの背面図、および当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーン正面図を示す。挿入図は、取り付けデバイスと対応する取り付けデバイスの拡大図を示す。
【
図3A】取り付けデバイスを配する新婦用ウェディングトレーンの正面、対応する取り付けデバイスを配する衣服としての、ビキニトップスの背面、当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーンの背面図、および当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーン正面図を示す。挿入図は、取り付けデバイスと対応する取り付けデバイスの拡大図を示す。
【
図3B】取り付けデバイスを配する新婦用ウェディングトレーンの正面、対応する取り付けデバイスを配する衣服としての、ビキニトップスの背面、当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーンの背面図、および当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーン正面図を示す。挿入図は、取り付けデバイスと対応する取り付けデバイスの拡大図を示す。
【
図3C】取り付けデバイスを配する新婦用ウェディングトレーンの正面、対応する取り付けデバイスを配する衣服としての、ビキニトップスの背面、当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーンの背面図、および当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーン正面図を示す。挿入図は、取り付けデバイスと対応する取り付けデバイスの拡大図を示す。
【
図3D】取り付けデバイスを配する新婦用ウェディングトレーンの正面、対応する取り付けデバイスを配する衣服としての、ビキニトップスの背面、当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーンの背面図、および当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーン正面図を示す。挿入図は、取り付けデバイスと対応する取り付けデバイスの拡大図を示す。
【
図4A】取り付けデバイスを配する新婦用ウェディングトレーンの正面、対応する取り付けデバイスを配する衣服としての、トップスの背面、当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーンの背面図、および当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーン正面図を示す。挿入図は、取り付けデバイスと対応する取り付けデバイスの拡大図を示す。
【
図4B】取り付けデバイスを配する新婦用ウェディングトレーンの正面、対応する取り付けデバイスを配する衣服としての、トップスの背面、当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーンの背面図、および当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーン正面図を示す。挿入図は、取り付けデバイスと対応する取り付けデバイスの拡大図を示す。
【
図4C】取り付けデバイスを配する新婦用ウェディングトレーンの正面、対応する取り付けデバイスを配する衣服としての、トップスの背面、当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーンの背面図、および当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーン正面図を示す。挿入図は、取り付けデバイスと対応する取り付けデバイスの拡大図を示す。
【
図4D】取り付けデバイスを配する新婦用ウェディングトレーンの正面、対応する取り付けデバイスを配する衣服としての、トップスの背面、当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーンの背面図、および当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーン正面図を示す。挿入図は、取り付けデバイスと対応する取り付けデバイスの拡大図を示す。
【
図5A】取り付けデバイスを配する新婦用ウェディングトレーンの正面、対応する取り付けデバイスを配する衣服としての、短パンの背面、当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーンの背面図、および当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーン正面図を示す。挿入図は、取り付けデバイスと対応する取り付けデバイスの拡大図を示す。
【
図5B】取り付けデバイスを配する新婦用ウェディングトレーンの正面、対応する取り付けデバイスを配する衣服としての、短パンの背面、当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーンの背面図、および当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーン正面図を示す。挿入図は、取り付けデバイスと対応する取り付けデバイスの拡大図を示す。
【
図5C】取り付けデバイスを配する新婦用ウェディングトレーンの正面、対応する取り付けデバイスを配する衣服としての、短パンの背面、当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーンの背面図、および当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーン正面図を示す。挿入図は、取り付けデバイスと対応する取り付けデバイスの拡大図を示す。
【
図5D】取り付けデバイスを配する新婦用ウェディングトレーンの正面、対応する取り付けデバイスを配する衣服としての、短パンの背面、当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーンの背面図、および当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーン正面図を示す。挿入図は、取り付けデバイスと対応する取り付けデバイスの拡大図を示す。
【
図6A】取り付けデバイスを配する新婦用ウェディングトレーンの正面、対応する取り付けデバイスを配する衣服としての、ズボンの背面、当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーンの背面図、および当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーン正面図を示す。挿入図は、取り付けデバイスと対応する取り付けデバイスの拡大図を示す。
【
図6B】取り付けデバイスを配する新婦用ウェディングトレーンの正面、対応する取り付けデバイスを配する衣服としての、ズボンの背面、当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーンの背面図、および当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーン正面図を示す。挿入図は、取り付けデバイスと対応する取り付けデバイスの拡大図を示す。
【
図6C】取り付けデバイスを配する新婦用ウェディングトレーンの正面、対応する取り付けデバイスを配する衣服としての、ズボンの背面、当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーンの背面図、および当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーン正面図を示す。挿入図は、取り付けデバイスと対応する取り付けデバイスの拡大図を示す。
【
図6D】取り付けデバイスを配する新婦用ウェディングトレーンの正面、対応する取り付けデバイスを配する衣服としての、ズボンの背面、当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーンの背面図、および当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーン正面図を示す。挿入図は、取り付けデバイスと対応する取り付けデバイスの拡大図を示す。
【
図7A】取り付けデバイスを配する新婦用ウェディングトレーンの正面、対応する取り付けデバイスを配する衣服としての、ドレスの背面、当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーンの背面図、および当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーン正面図を示す。挿入図は、取り付けデバイスと対応する取り付けデバイスの拡大図を示す。
【
図7B】取り付けデバイスを配する新婦用ウェディングトレーンの正面、対応する取り付けデバイスを配する衣服としての、ドレスの背面、当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーンの背面図、および当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーン正面図を示す。挿入図は、取り付けデバイスと対応する取り付けデバイスの拡大図を示す。
【
図7C】取り付けデバイスを配する新婦用ウェディングトレーンの正面、対応する取り付けデバイスを配する衣服としての、ドレスの背面、当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーンの背面図、および当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーン正面図を示す。挿入図は、取り付けデバイスと対応する取り付けデバイスの拡大図を示す。
【
図7D】取り付けデバイスを配する新婦用ウェディングトレーンの正面、対応する取り付けデバイスを配する衣服としての、ドレスの背面、当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーンの背面図、および当該衣服に取り付けられた新婦用ウェディングトレーン正面図を示す。挿入図は、取り付けデバイスと対応する取り付けデバイスの拡大図を示す。
【
図8A】ウェディング用新婦トレーンの実施形態の正面と背面を示す。
【
図8B】ウェディング用新婦トレーンの実施形態の正面と背面を示す。
【
図8C】ウェディング用新婦トレーンの実施形態の正面と背面を示す。
【
図8D】ウェディング用新婦トレーンの実施形態の正面と背面を示す。
【
図9A】
図9Aは、取り付けシステムの実施形態の斜視図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0012】
添付の図面に関連して以下に述べる詳細な説明は、本発明の現在の好ましい実施形態の説明として意図されており、本発明が構築または利用され得る唯一の形態を表すことは意図されていない。説明は、示される実施形態に関連して、本発明を構築および操作するための機能、および工程の順序を述べる。しかし、同じまたは同等の機能と順序とが、本発明の趣旨および範囲内に包含されることが意図されている異なる実施形態によっても、達成され得ることが理解されるべきである。
【0013】
本発明は、ブライダルウェアで、特に、ビーチまたはスイミングプールでなどの、新婦が濡れる可能性がある結婚祝賀会中での使用のために設計されたブライダルウェアに対するものである。
図1A-
図7Dを参照すると、ブライダルウェアは、新婦用ウェディングトレーン(102)、新婦用ウェディングトレーン(102)を取り付けることができる衣服(104)、新婦用ウェディングトレーン(102)または衣服(104)のいずれかに接続された取り付けデバイス(106)、および、新婦用ウェディングトレーン(102)を衣服(104)に取り付けることができるように、衣服(104)または新婦用ウェディングトレーン(102)の他方に接続された、対応する取り付けデバイス(108)、を含むことができる。
【0014】
好ましい実施形態では、新婦用ウェディングトレーン(102)は、水着の後方下部(水着のパンツ部)、水着の上部(ブラジャー部)、または、ビーチウェアのカバーアップローブ、ドレス、短パン、スカート、ズボン、および水着またはビーチウェアに関連するその他全ての衣料品などの、衣服(104)に取り付けられてもよい。新婦用ウェディングトレーン(102)は、水着またはビーチウェアの衣服(104)に新婦用ウェディングトレーン(102)取り付けることによって、ビーチ用のブライダルウェアとしての外観を作り出す。望ましい場合には、新婦用ウェディングトレーン(102)は取り外し可能であり得る。新婦用ウェディングトレーン(102)は、スパンデックス、ナイロン、ライクラ、タクテル、および他の同様の合成耐水性繊維などの耐水性の水着材料、および/または、濡れる状態で着用されるように設計された他の材料または布地で作られていてもよい。言い換えると、新婦用ウェディングトレーン(102)は、単に小さな耐水性ピースを組み込んだり、またはそれで装飾されるたりというよりはむしろ、実質的に耐水性材料で作られている。例えば、新婦用ウェディングトレーン(102)の少なくとも50パーセントは、耐水性材料で作ることができる。いくつかの実施形態では、新婦用ウェディングトレーン(102)の少なくとも60パーセントは、耐水性材料で作ることができる。いくつかの実施形態では、新婦用ウェディングトレーン(102)の少なくともパーセントは、耐水性材料で作ることができる。いくつかの実施形態では、新婦用ウェディングトレーン(102)の少なくとも80パーセントは、耐水性材料で作ることができる。いくつかの実施形態では、新婦用ウェディングトレーン(102)の少なくとも90パーセントは、耐水性材料で作ることができる。いくつかの実施形態では、新婦用ウェディングトレーン(102)全体は、耐水性材料で作ることができる。
【0015】
図1A-
図7Dは、取り付けデバイス(106)を有する新婦用ウェディングトレーン(102)、対応する取り付けデバイス(108)を有する様々な異なる様式の衣服(104)、衣服(104)に取り付けられた新婦用ウェディングトレーン(102)を配するブライダルウェアの背面図、および、衣服(104)に取り付けられた新婦用ウェディングトレーン(102)を配するブライダルウェアの正面図の例を示す。衣服(104)は、ビーチまたはスイミングプールで一般に着用される、任意のタイプの衣類であり得る。ほんの一例として、当該衣服は、ワンピースの水浴スーツ(
図1B-
図1D)、ビキニのボトムズ(
図2B-
図2D)、ビキニのブラジャー(
図3B-
図3D)、ビーチウェアのトップス(
図4B-
図4D)、ビーチウェアの短パン(
図5B-
図5D)、ビーチウェアのズボン(
図6B-
図6D)、ビーチウェアのスカート、ビーチウェアのドレス(
図7B-
図7D)、ビーチウェアのローブ、ツーピースの水浴スーツなどであり得る。好ましくは、取り付けデバイス(106)、または衣服(104)の対応する取り付けデバイス(108)は、一般に、一般的なウェディングトレーンを模倣するために、腰部領域および臀部に隣接して、衣服(104)の後部の下部に配置することができる。あるいは、取り付けデバイス(106)または対応する取り付けデバイス(108)は、バストラインまたは胸部領域に隣接していて、衣服の上部の、正面または背面に配置することができる。衣服が水着/ビーチウェアである好ましい実施形態では、一般に、取り付けデバイス(106)または対応する取り付けデバイス(108)の位置は、水着/ビーチウェアの衣服の後部の低い部分または高い部分(腰の後部または胸部領域の後部)に配置される。
【0016】
図8A-
図8Bを参照すると、ウェディング用新婦トレーン(102)は、上部(112)と、上部(112)から垂れているトレーン部(114)とを含む。新婦用ウェディングトレーン(102)は、1フィート~10フィートの長さであり得る。トレーンの長さに関連するウェディングドレス用語は、ワトー(watteau)、スウィープ(sweep)、コート(court)、ロイヤル(royal)、カテドラル(cathedral)、チャペル(chapel)である。取り付け自在な/取り外し自在な新婦用ウェディングトレーン(102)の重量は、サイズと、例えばナイロン、ライクラ、スパンデックス、ポリエステル、シフォン、および他の同様の合成耐水繊維の1以上を含む、素材となる耐水材料とに応じて、1ポンド~2ポンドであり得る。
【0017】
一般に、トレーンが身体から垂れているので、取り付けデバイス(106)または対応する取り付けデバイス(108)は、
図8Aに示されるようなウェディング用新婦トレーン(102)の最上部の中心に配置される。
【0018】
ウェディングトレーン(102)はまた、ブローチ、バックル、ボウ(bow)、またはプラスチック、グラス、合金、ラインストーン、金属、他の様々な材料、および耐水性の繊維と布地で作られている他のピースなどの、水着/ビーチウェアのための、耐水性の装飾(110)を含んでもよい。例えば、新婦用ウェディングトレーン(102)は、布地のボウデザインおよび/またはドレープのデザインを含んでもよいが、それらのデザインに限定されない。新婦用ウェディングトレーン(102)の機能性とその配置とは同じままであるが、物質の設計は、水着またはビーチウェア用に作られた、耐水性の布地および/または耐水性の装飾(110)と共に、わずかに変化するかもしれない。
【0019】
いくつかの実施形態では、新婦用ウェディングトレーン(102)の後部にスリットまたは穴(116)を作ることができ、そこを通って、取り外し自在なベルト(118)をループ状にすることができる。ベルト(118)は、スパンデックス、ナイロン、ライクラ、タクテル、および他の同様の合成耐水性繊維などの耐水性材料で作られていてもよく、そして、ブローチ、バックル、プラスチック、ガラス、合金、ラインストーン、金属、および他の様々な材料などの、水着/ビーチウェアの衣服(104)用の、耐水性の装飾(110)に限定されない。
【0020】
新婦用ウェディングトレーン材料は、スパンデックス、ナイロン、ポリエステル、ライクラ、タクテル、シフォン、および同様の合成耐水性材料、あるいは、濡れる状態で着用されるように設計されている他の布地または材料で作られた、1方向、2方向、または4方向のストレッチ素材の耐水性の布地で作られていてもよい。新婦が泳ぐことを選択する場合、彼女は新婦用ウェディングトレーン(102)を取り外すことができるが、しかしそれは彼女がそう選択する場合のみであり、その理由としては、新婦用ウェディングトレーン(102)が一般に耐水性材料で作られており、そして、ダメージを受けることなく水中で耐久性を発揮することができ、そして着用可能であり得るからである。
【0021】
そのため、新婦用ウェディングトレーン(102)は、取り付けデバイス(106)(または対応する取り付けデバイス(108))を装備した取り外し可能なピースであってもよく、対応する取り付けデバイス(108)(または取り付けデバイス(106))は、衣服(104)上にある。ほんの一例として、そのような取り付けデバイス(106)はトレーン(102)上のホックであってもよく、当該ホックは、衣服(104)上の対応する小穴と(またはその逆で)係合して、トレーン(102)が、望み通りに、衣服(104)に取り付けられたり、または衣服(104)から取り外されたりする。好ましくは、
図9Aと
図9Bに示されるように、ホックは、ハート型の小穴に接続したり、そこから外れたりする、2又のホックである。
【0022】
図10A-
図10Bを参照すると、好ましい実施形態では、取り付けデバイス(106)は、取り付け部(120)と係合部(130)とを含むホックであり得る。取り付け部(120)は、取り付けデバイス(106)を、新婦用ウェディングトレーン(102)または衣服(104)のいずれかに固定するために使用される。従って、取り付け部(120)は、リベット、ホック、ピン、クリップなどであり得る。好ましい実施形態では、取り付け部(120)は、1対のリング(122a)、(122b)であり得、各リングは、そこから延在するステム(124a)(124b)を有する。ステム(124a)、(124b)は、取り付け部(120)を係合部(130)に接続する。いくつかの実施形態では、ステム(124a)、(124b)は、単一のピースとして一体的に形成されることによって、係合部(130)に接続することができ、あるいは、溶接、半田付け、接着剤、クリップなどによって係合部(130)に接続することができる。
【0023】
好ましい実施形態では、各ステム(124a)、(124b)は、そのそれぞれのリング(122a)、(122b)に、中間位置(126a)、(126b)で接続される。中間位置(126a)(126b)から、各ステム(124a)、(124b)は、それらのそれぞれのリング(122a)、(122b)から離れておよび側方に延在し、それによって、ステム(124a)、(124b)とそのそれぞれのリング(122a)、(122b)との間に、くさび(128a)、(128b)を作り出す。
【0024】
取り付けデバイス(106)の係合部(130)は、対応する取り付けデバイス(108)と係合するように構成される。ほんの一例として、係合部(130)は、ボタン、ホック、ホック・アンド・ループ、クリップ、ピン、マグネットなどを有することができる、
【0025】
好ましい実施形態では、係合部はホックであり、そしてより好ましくは、第1の突起部(132a)と第2の突起部(132b)とを有する2又のホックである。
図10Bに示される側面プロファイルから、2又のホックは、一般的な「U」字型のプロファイル(
図10Bでは上下逆の「U」)を有し、当該「U」字型のプロファイルは、それぞれのステム(124a)、(124b)で リング(122a)、(122b)から離れるように突出する背面(131)を有し、一方で、リング(122a)、(122b)によって画定される同じ平面上にあり続ける。背面(131)は、リング(122a)、(122b)によって画定される平面から、中間部(133a)、(133b)、(133c)の中へ、前方に湾曲する。中間部(133a)、(133b)、(133c)はその後、リング(122a)、(122b)の方へ後方に湾曲する正面(35)の中へ湾曲し、当該リング(122a)、(122b)によって画定される平面に対して平行であるが、そこからオフセットされている、第2の平面を定義する。
【0026】
図10Aに示されるような正面図から、各突起部(132a)、(132b)は、「U」字型構成を有し、側面の脚(134a)、(134b)、側面の脚(134a)、(134b)に対して平行な中間の脚(136a)、(136b)、および、側面の脚(134a)、(134b)をそのそれぞれの中間の脚(136a)、(136b)に接続する継足(138a)、(138b)を含んで、「U」字型構成を完成させる。中間の脚(136a)、(136b)は、安定性のために一緒に接続されてもよい。好ましくは、中間の脚(136a)、(136b)は、継足(138a)、(138b)の反対側で、そして中央の中間部(133c)に沿って、一緒に接続される。
【0027】
図11を参照すると、対応する取り付けデバイス(108)はまた、取り付け部(140)と相互係合部(150)とを有する。取り付けデバイス(106)の取り付け部(120)のように、対応する取り付けデバイス(108)の取り付け部(140)は、対応する取り付けデバイス(108)を新婦用ウェディングトレーン(102)または衣服(104)に固定するために使用される。従って、取り付け部(140)は、リベット、ホック、ピン、クリップなどであり得る。好ましい実施形態では、取り付け部(140)は、1対のリング(142a)、(142b)であり得、各リングは、そこから延在するステム(144a)(144b)を有する。ステム(144a)、(144b)は、取り付け部(140)を相互係合部(150)に接続する。いくつかの実施形態では、ステム(144a)、(144b)は、単一のピースとして一体的に形成されることによって、相互係合部(150)に接続することができ、あるいは、溶接、半田付け、接着剤、クリップなどによって相互係合部(150)に接続することができる。
【0028】
相互係合部(150)は、一般に、相互係合部(150)の(想像上の)中心線(154)における鏡像配置で一緒に接続されている、2つの湾曲したこぶ部(152a)、(152b)を有するハート型である。こぶ部(152a)、(152b)から発する両側に配置されたサイドアーム(156a)、(156b)(こぶ部(152a)、(152b)がそこから接続されているのではない)は、それらが接近して、取り付け部(140)のそれぞれのステム(144a)、(144b)と接続するにしたがって、互いに向かって収束して、ハート型を完成させる。取り付け部(140)と相互係合部(150)とは、単一のピース(ワンピース)として一体的に形成したり、または一緒に接続された2つの分離ピースとして形成したりすることができる。
【0029】
対応する取り付けデバイス(108)の相互係合部(150)は、ハート型の穴(158)を画定し、当該ハート型の穴(158)の中へ、取り付けデバイス(106)の係合部(130)を挿入することができる。使用に際し、取り付けデバイス(106)のホック部(130)の継足(138a)、(138b)は、対応する取り付けデバイス(108)の相互係合部(150)のハート型の穴(158)を通じて挿入される。各係合部(130)の突起部(132a)、(132b)の側面の中間部(133a)、(133b)は、相互係合部(150)のそれぞれのこぶ部(152a)、(152b)とかみ合って、新婦用ウェディングトレーン(102)を衣服(104)にしっかりと固定する。中央の中間部(133c)は、2つのこぶ部(152a)、(152b)が接続する点で、かみ合うことができる。従って、突起部(132a)、(132b)をこぶ部(152a)(152b)上に設置することによって、新婦用ウェディングトレーン(102)を、衣服(104)上に載置することができる。
【0030】
取り付けデバイス(106)と対応する取り付けデバイス(108)は、錆問題と水によるダメージに耐える、2つの接続ユニットを含んでもよい。そのため、取り付けデバイス(106)と対応する取り付けデバイス(108)は、耐水性であり得る。例えば、取り付けデバイス(106)と対応する取り付けデバイス(108)は、プラスチック製および/または金属製であり得る。好ましくは、取り付けデバイス(106)と対応する取り付けデバイス(108)は、白色のプラスチック製および/または白色の金属製であり得、取り付け部(120)、(140)を使用して、新婦用ウェディングトレーン(102)または衣服((104)に固定することができる。例えば、取り付けデバイス(106)と対応する取り付けデバイス(108)は、縫製、リベットなどを使用して、新婦用ウェディングトレーン(102)または衣服(104)に取り付けることができる。取り付けデバイス(106)と対応する取り付けデバイス(108)は、ホック、クリップ、ピンなどの、取り外し自在な固定器を使用して、新婦用ウェディングトレーン(102)または衣服(104)に取り外し可能に取り付けることができる。
【0031】
代替的な実施形態では、中間の脚(136a)、(136b)と中間部(133)とは、異なる構成を有していてもよい。1つの代替的な実施形態では、中間の脚(136a)、(136b)と中央の中間部(133c)は、取り除かれてもよく、そして、継足(138a)、(138b)は、単に一緒に接合されてもよい。他の代替的な実施形態では、中間の脚(136a)、(136b)は、より長くてもよく、その結果、中央の中間部(133c)は、側面の中間部(133a)、(133b)よりわずかに高い位置になり、これによって、フックがハート型の小穴とよりうまく係合すること、特に、中央の中間部(133)と中央線(154)に沿った心ハート型の小穴の「くぼみ」との係合について、が可能になり、そして、側面の中間部(133)が こぶ部(152a)、(152b)とよりうまく係合することが可能になる。
【0032】
本発明のブライダルウェアは、取り付けデバイス(106)または対応する取り付けデバイス(108)を、新婦用ウェディングトレーン(102)に固定することによって、製造することができる。取り付けデバイス(106)または対応する取り付けデバイス(108)の他方は、衣服(104)に取り付けることができる。新婦用ウェディングトレーン(102)は、その後、取り付けデバイス(106)と対応する取り付けデバイス(108)を介して、衣服(104)に付けることができる。
【0033】
本発明の好ましい実施形態の先の記述は、例示と説明を目的として示されてきた。網羅的であること、または開示された正確な形に本発明を限定することは、意図されていない。多くの変更および変形が、上記の教示に照らして可能である。本発明の範囲は、この詳細な説明によってではなく、添付の特許請求の範囲、および特許請求の範囲の等価物によって、限定されることが意図されている。
【0034】
産業上の利用可能性
本発明は、産業上、ブライダルウェアの開発、製造、および使用に適用されてもよく、ここで、取り付けデバイス(106)と対応する取り付けデバイス(108)は、新婦用ウェディングトレーン(102)を、ブライダルウェアが濡れる可能性が高い会場での使用のために、迅速かつ容易な方法で衣服(104)に取り付けることを可能にする。そのため、新婦用ウェディングトレーン(102)と衣服(104)は耐水性材料で作られることが可能であり、それによって、新婦が、濡れることおよび/またはブライダルウェアが水によってダメ―ジを受けることを気にすることなく結婚祝賀会を楽しめるようになる。
【国際調査報告】