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特表2022-534353インターネットを介するリアルタイム参与型ストリーミングサービス提供方法及びその装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-07-29
(54)【発明の名称】インターネットを介するリアルタイム参与型ストリーミングサービス提供方法及びその装置
(51)【国際特許分類】
   H04N 21/2343 20110101AFI20220722BHJP
   H04L 67/568 20220101ALI20220722BHJP
【FI】
H04N21/2343
H04L67/568
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2021560467
(86)(22)【出願日】2019-12-20
(85)【翻訳文提出日】2021-10-05
(86)【国際出願番号】 KR2019018184
(87)【国際公開番号】W WO2020213812
(87)【国際公開日】2020-10-22
(31)【優先権主張番号】10-2019-0044476
(32)【優先日】2019-04-16
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】521442257
【氏名又は名称】チームグリット
(74)【代理人】
【識別番号】100083806
【弁理士】
【氏名又は名称】三好 秀和
(74)【代理人】
【識別番号】100095500
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 正和
(74)【代理人】
【識別番号】100111235
【弁理士】
【氏名又は名称】原 裕子
(74)【代理人】
【識別番号】100195257
【弁理士】
【氏名又は名称】大渕 一志
(72)【発明者】
【氏名】キム、 キ リョン
(72)【発明者】
【氏名】カン、 ソン イル
(72)【発明者】
【氏名】パク, ヒ ソク
【テーマコード(参考)】
5C164
【Fターム(参考)】
5C164FA05
5C164PA31
5C164SB02P
5C164SB21S
(57)【要約】
インターネットを介するリアルタイム参与型ストリーミングサービス提供方法及びその装置に係り、該インターネット放送装置は、放送者の第1コンテンツをインターネットを介し、視聴者に提供する間、少なくとも1以上の第2コンテンツが選択されれば、視聴者に、第1コンテンツと第2コンテンツとを合成して提供する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
インターネット放送装置が遂行するインターネットを介するリアルタイムストリーミングサービス提供方法において、
放送者の第1コンテンツを、インターネットを介し、少なくとも1以上の視聴者端末に提供する段階と、
前記第1コンテンツの提供中、少なくとも1以上の第2コンテンツを選択する段階と、
前記少なくとも1以上の視聴者端末に、前記第1コンテンツと第2コンテンツとを合成して提供する段階と、を含むことを特徴とするインターネットを介するリアルタイム参与型ストリーミングサービス提供方法。
【請求項2】
前記第1コンテンツは、ライブ映像であり、
前記第2コンテンツは、ライブ映像、または既保存の映像データであることを特徴とする請求項1に記載のインターネットを介するリアルタイム参与型ストリーミングサービス提供方法。
【請求項3】
前記第2コンテンツを選択する段階は、
放送者端末に、少なくとも1以上の第三者から登録された参与コンテンツに係わるリストを表示する段階と、
前記リストから、前記放送者が選択した少なくとも1以上の参与コンテンツを、第2コンテンツとして選択する段階と、を含むことを特徴とする請求項1に記載のインターネットを介するリアルタイム参与型ストリーミングサービス提供方法。
【請求項4】
放送リストを、少なくとも1以上のユーザ端末に伝送する段階と、
前記放送リストから、参与コンテンツを登録する放送プログラムを選択する段階と、
遠隔サーバに保存された保存された少なくとも1以上のコンテンツを、前記選択された放送プログラムに、参与コンテンツとして登録する段階と、をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のインターネットを介するリアルタイム参与型ストリーミングサービス提供方法。
【請求項5】
前記第2コンテンツは、遠隔サーバに保存され、
前記インターネット放送装置は、前記第2コンテンツに係わる既定義の大きさの開始部分データを含むキャッシュデータを保存する段階をさらに含み、
前記合成して提供する段階は、
前記インターネット放送装置に保存された前記第2コンテンツのキャッシュデータを読み取り、前記第1コンテンツと合成して提供する間、前記第2コンテンツが保存された前記遠隔サーバから、前記第2コンテンツを受信すれば、前記遠隔サーバから受信した前記第2コンテンツと前記第1コンテンツとを合成して提供する段階を含むことを特徴とする請求項1に記載のインターネットを介するリアルタイム参与型ストリーミングサービス提供方法。
【請求項6】
前記キャッシュデータは、前記第2コンテンツのヘッダデータ、インデックスデータ、及び開始部分の一部データを含むことを特徴とする請求項5に記載のインターネットを介するリアルタイム参与型ストリーミングサービス提供方法。
【請求項7】
前記第2コンテンツを選択する段階は、
前記放送者の第1コンテンツを視聴する少なくとも1以上の視聴者に係わるリストを表示する段階と、
前記リストから選択された視聴者端末と一対一通信を連結する段階と、
前記一対一通信を介して視聴者端末から提供されるライブ映像、または視聴者端末に保存されたコンテンツを、前記第2コンテンツとして選択する段階と、を含むことを特徴とする請求項1に記載のインターネットを介するリアルタイム参与型ストリーミングサービス提供方法。
【請求項8】
前記第2コンテンツを選択する段階は、
既登録の参与コンテンツに係わるコンテンツリストを表示する段階と、
放送中に視聴者に係わるリアルタイム視聴者リストを表示する段階と、
前記コンテンツリストから選択したコンテンツ、または前記視聴者リストを介して選択した視聴者端末からリアルタイム受信するコンテンツを、第2コンテンツとして選択する段階と、を含むことを特徴とする請求項1に記載のインターネットを介するリアルタイム参与型ストリーミングサービス提供方法。
【請求項9】
放送者の第1コンテンツをインターネットを介し、少なくとも1以上の視聴者端末に提供するストリーミング部と、
前記第1コンテンツの提供中、少なくとも1以上の第2コンテンツを選択するコンテンツ選択部と、を含み、
前記ストリーミング部は、前記少なくとも1以上の視聴者端末に、前記第1コンテンツと前記第2コンテンツとを合成して提供することを特徴とするインターネット放送装置。
【請求項10】
少なくとも1以上の第2コンテンツに係わる既定義の大きさの開始部分データを含むキャッシュデータを保存するコンテンツ保存部をさらに含み、
前記ストリーミング部は、前記第2コンテンツの開始部分につき、キャッシュデータを読み取り、前記第1コンテンツと合成して提供し、前記開始部分の後部分は、前記第2コンテンツが保存された前記遠隔サーバから受信して第1コンテンツと合成して提供することを特徴とする請求項9に記載のインターネット放送装置。
【請求項11】
少なくとも1以上の視聴者端末と一対一通信を連結する視聴者連結部をさらに含み、
前記ストリーミング部は、前記一対一通信を介して視聴者端末から提供されるライブ映像、または視聴者端末に保存されたコンテンツを、第1映像と合成して提供することを特徴とする請求項9に記載のインターネット放送装置。
【請求項12】
既登録の参与コンテンツに係わるコンテンツリスト、または放送中に視聴者に係わるリアルタイム視聴者リストを表示するリスト表示部さらに含み、
前記コンテンツ選択部は、前記コンテンツリストから選択された映像、または前記視聴者リストを介して選択された視聴者端末からリアルタイム受信する映像を、第2コンテンツとして選択することを特徴とする請求項9に記載のインターネット放送装置。
【請求項13】
請求項1に記載の方法を遂行するためのコンピュータプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、インターネットを介するリアルタイム参与型ストリーミングサービス提供方法に係り、さらに詳細には、放送者が、第三者のコンテンツを活用し、リアルタイム参与型ストリーミングサービスを提供することができる方法及びその装置に関する。
【0002】
本発明は、中小ベンチャー企業部の創業成長技術開発(R&D)事業の一環として行われた研究から導き出されたものである(課題固有番号:1425135308、細部課題情報:S2797596、部署名:中小ベンチャー企業部、研究管理専門機関:中小企業技術情報振興院、研究事業名:創業成長技術開発(R&D)、研究課題名:参与放送を基にした知能型教育サポートプラットホーム開発、寄与率:1/1、主管機関:(株)チームグリット、研究期間:2019.11.25.~2021.11.24.)。
【背景技術】
【0003】
インターネットを介し、多様なコンテンツが提供される。例えば、フェイスブックやユーチューブのような、従来の多様なソーシャルネットワークサービスを利用し、各ユーザは、自身のコンテンツを第三者と共有することができる。従来のコンテンツ提供方法は、各ユーザが、自身のアカウントに全てのコンテンツを保存した後、それらをインターネットを介して提供したり、リアルタイムストリーミングサービスを提供したりする構成であるのみ、第三者のコンテンツを活用してのリアルタイムストリーミングサービス提供に限界がある。従来のストリーミングコンテンツ提供方法の一例として、登録特許公報第10-1956121号などがある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の実施形態がなす技術的課題は、放送者が第三者のコンテンツの活用し、インターネットを介するリアルタイム参与型ストリーミングサービスを提供する方法及びその装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前述の技術的課題を達成するための、本発明の実施形態による、インターネットを介するリアルタイム参与型ストリーミングサービス提供方法の一例は、インターネット放送装置が遂行するインターネットを介するリアルタイムストリーミングサービス提供方法において、放送者の第1コンテンツをインターネットを介し、少なくとも1以上の視聴者端末に提供する段階と、前記第1コンテンツの提供中、少なくとも1以上の第2コンテンツを選択する段階と、前記少なくとも1以上の視聴者端末に、前記第1コンテンツと第2コンテンツとを合成して提供する段階と、を含む。
【0006】
前述の技術的課題を達成するための、本発明の実施形態によるインターネット放送装置の一例は、放送者の第1コンテンツをインターネットを介し、少なくとも1以上の視聴者端末に提供するストリーミング部と、前記第1コンテンツの提供中、少なくとも1以上の第2コンテンツを選択するコンテンツ選択部と、を含み、前記ストリーミング部は、前記少なくとも1以上の視聴者端末に、前記第1コンテンツと前記第2コンテンツとを合成する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の実施形態よれば、放送者は、第三者のコンテンツを活用し、リアルタイム参与型ストリーミングサービスを提供することができる。該放送者のコンテンツと該第三者の多数のコンテンツのと合成と展開とのシナリオを多様化させることにより、既存コンテンツの活用度を高め、さらに容易にさらに多くの融合コンテンツを生成することができる。他の実施形態として、第三者のコンテンツをローカルに保存せず、必要な所定データだけをローカルに保存するので、遠隔サーバのコンテンツを時間遅延なしに、リアルタイム提供しながら、ローカル保存空間を最小化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の実施形態による、インターネットを介するリアルタイムストリーミングサービス提供のための全体システムの概略的な構造の一例を図示した図面である。
図2】本発明の実施形態によるコンテンツ合成概念の一例を図示した図面である。
図3】本発明の実施形態による、放送プログラム別に登録された参与コンテンツの一例を図示した図面である。
図4】本発明の実施形態による、参与コンテンツを登録する方法の一例を図示した図面である。
図5】本発明の実施形態による、参与コンテンツの一部をインターネット放送装置のローカルに保存する概念の一例を図示した図面である。
図6】本発明の実施形態による、キャッシュデータをローカルに保存する方法の一例を図示した図面である。
図7】本発明の実施形態による、視聴者端末のコンテンツを合成する概念の一例を図示した図面である。
図8】本発明の実施形態による、放送者コンテンツと、視聴者端末のコンテンツとを合成して提供する方法の一例を図示したフローチャートである。
図9】本発明の実施形態によるリアルタイムストリーミングサービス画面の一例を図示した図面である。
図10】本発明の実施形態によるインターネット放送装置の構成の一例を図示した図面である。
図11】本発明の実施形態による、インターネットを介するリアルタイムストリーミングサービス方法の一例を図示したフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下において、添付図面を参照し、本発明の実施形態による、インターネットを介するリアルタイムストリーミングサービス提供方法及びその装置について詳細に説明する。
【0010】
図1は、本発明の実施形態による、インターネットを介するリアルタイムストリーミングサービス提供のための全体システムの概略的な構造の一例を図示した図面である。
【0011】
図1を参照すれば、インターネット放送装置100は、少なくとも1以上の放送者端末112,114と、インターネット網を介して連結され、少なくとも1以上の視聴者端末122,124と、インターネット網を介して連結される。ここで、放送者端末112,114及び視聴者端末122,124は、放送者110及び視聴者120が、それぞれインターネット放送装置に接続するために使用する端末であり、有線通信または無線通信が可能な全種の端末を含む。例えば、放送者端末112,114及び視聴者端末122,124は、スマートフォン、タブレットPC(personal computer)、一般コンピュータのような従来の多様な端末でもある。
【0012】
インターネット放送装置100は、少なくとも1以上のチャネルを含み、各チャネルの放送プログラムを、リアルタイムストリーミングサービスを介し、視聴者120に提供することができる。インターネット放送装置100は、所定手続きを介して加入した放送者110に、少なくとも1以上のチャネルを割り当てることができる。他の実施形態として、インターネット放送装置100は、1つのチャネルを、さまざまな時間帯に分け、少なくとも1以上の放送者110に割り当てることができる。
【0013】
インターネット放送装置100は、放送者端末112,114から受信した放送コンテンツ(例えば、ライブ放送)を、リアルタイムストリーミングサービスを介し、視聴者端末122,124に提供したり、ローカルに保存された放送コンテンツ(例えば、VOD(video on demand)サービス)を視聴者端末122,124の要請によって提供したりすることができる。
【0014】
放送者110は、インターネット放送装置100を介して受けたチャネル(または、チャネルの特定時間帯)を介し、自身のコンテンツを放送することができる。例えば、放送者110は、リアルタイムライブ映像を、自身の放送チャネルを介し、視聴者120に提供したり、以前に作られたコンテンツを、自身の放送チャネルを介し、視聴者120に提供することができる。以前に作られたコンテンツは、放送者端末112,114に保存されているか、あるいはインターネット放送装置100のローカルに、放送者別にも保存される。
【0015】
放送者110は、自身の多数個コンテンツを合成して放送するだけではなく、放送者コンテンツと第三者コンテンツとをリアルタイム合成して提供することができる。例えば、放送者110は、サッカー中継やゲーム中継のようなライブ放送中、第三者コンテンツをリアルタイム合成して提供することができる。放送者110が、第三者コンテンツをリアルタイム合成して放送する方法については、図2以下において、さらに説明する。
【0016】
視聴者120は、インターネット放送装置100に接続する所望放送プログラムを視聴することができる。言い換えれば、インターネット放送装置100は、視聴者120が選択したライブ放送またはVODサービスを、ストリーミングサービスを介し、視聴者端末122,124に提供することができる。
【0017】
他の実施形態として、インターネット放送装置100は、ローカルに保存された放送コンテンツやリアルタイムストリーミングコンテンツを、ユーチューブやフェイスブックのようなソーシャルメディアサービスを提供する外部メディアサーバ130に提供することができる。
【0018】
図2は、本発明の実施形態によるコンテンツ合成概念の一例を図示した図面である。
【0019】
図2を参照すれば、インターネット放送装置100は、放送者200のコンテンツ210,220と、第三者250のコンテンツ260,270とを合成し(280)、リアルタイムストリーミングサービスを提供することができる。例えば、放送者200が、自身のコンテンツb220を放送している最中、第三者250のコンテンツ1 260を選択すれば、インターネット放送装置100は、放送者200のコンテンツb220と第三者250のコンテンツ1 260とを合成し(280)、視聴者端末に提供することができる。
【0020】
例えば、放送者200が、ライブ放送中、第三者のコンテンツ260,270のうちいずれか一つを選択すれば、インターネット放送装置100は、ライブ放送画面の一側に、第三者コンテンツを共に表示し、ユーザ端末に提供することができる。インターネット放送装置が提供する放送画面の一例が、図9に図示されている。
【0021】
放送者コンテンツ210,220は、ライブ映像や、放送者端末またはインターネット放送装置100に事前に保存されたコンテンツでもある。ただし、以下の実施形態においては、放送者コンテンツ210,220が、ライブ映像(すなわち、生放送)である場合を仮定して説明する。
【0022】
第三者コンテンツ260,270は、インターネット放送装置100に事前に登録された参与コンテンツ、放送中にリアルタイム登録される参与コンテンツ、または少なくとも1以上の視聴者端末から、放送中にリアルタイム受信されるコンテンツでもある。ここで、第三者250は、視聴者でもあり、他の放送者でもある。該参与コンテンツの一例が図3に図示されており、放送中に視聴者端末からリアルタイムコンテンツを受信する一例が、図7に図示されている。
【0023】
図3は、本発明の実施形態による、放送プログラム別に登録された参与コンテンツの一例を図示した図面である。
【0024】
図3を参照すれば、インターネット放送装置100は、各チャネル(または、時間帯)を介して放送される放送プログラムリストを保存管理する。また、インターネット放送装置100は、第三者の参与コンテンツ312,314,322,324を、各放送プログラム310,320とマッピングして保存管理する。
【0025】
例えば、野球競技に係わるリアルタイムインターネット放送に係わる放送プログラムが予定された場合、第三者は、当該野球競技に係わる多様なコンテンツ(例えば、野球選手に係わる情報、野球選手のインタビュー映像など)を、当該放送プログラムの参与コンテンツとして事前に登録するか、あるいは当該放送プログラムの放送中にリアルタイム登録することができる。
【0026】
インターネット放送装置100は、放送プログラム310,320とマッピングされて保存された参与コンテンツ312,314,322,324を、放送者300が選択するように、参与コンテンツリストを提供することができる。例えば、図9のように、インターネット放送装置100は、放送画面900と共に、参与コンテンツリスト950を放送者端末に提供する。放送者300は、生放送中、参与コンテンツリスト950を介し、所望する参与コンテンツを選択し、それを自身の放送に合成し、視聴者に提供することができる。言い換えれば、野球競技をリアルタイム中継する放送者300は、当該野球競技と係わり、第三者が登録したさまざまな参与コンテンツを活用し、さらに盛りだくさんな濃い野球放送を行うことができる。
【0027】
インターネット放送装置100は、第三者の参与コンテンツ312,314,322,324をローカルに保存することができる。しかし、その場合、インターネット放送装置100の保存空間が多く必要となる問題点が存在する。本実施形態は、ローカルに参与コンテンツを保存することを排除するものではないが、ローカルの保存空間を節約し、放送端末に従属することにならないようにするための方法として、参与コンテンツに係わる一部情報のみを保存して管理することができる。該参与コンテンツの一部情報を保存管理する方法については、図5で説明する。
【0028】
図4は、本発明の実施形態による、参与コンテンツを登録する方法の一例を図示した図面である。
【0029】
図4を参照すれば、インターネット放送装置100は、各チャネルを介して放送される放送プログラムのリストを、視聴者端末に提供する(S400)。例えば、視聴者は、視聴者端末を利用し、インターネット放送装置100に接続し、放送プログラムを照会するか、あるいは検索することができる。本実施形態は、参与コンテンツを登録する主体を視聴者として説明しているが、必ずしもそれに限定されるものではなく、インターネット放送装置に接続することができる者であるならば、いずれも可能である。ただし、以下においては、説明の便宜のために、視聴者に限定して説明する。
【0030】
インターネット放送装置100は、視聴者端末から参与コンテンツを登録する放送プログラムを選択され(S410)、参与コンテンツの登録要請を受信する(S420)。該参与コンテンツは、遠隔サーバに保存されているか、あるいはユーザ端末に保存されているコンテンツでもある。
【0031】
インターネット放送装置100は、参与コンテンツファイルそれ自体をを受信し、ローカルに保存するか、あるいは参与コンテンツが保存された遠隔サーバの位置情報(例えば、URL情報など)を登録されうる。該参与コンテンツが遠隔サーバに保存されており、その位置情報だけを登録された場合、インターネット放送装置100は、参与コンテンツの再生が必要なとき、位置情報を基に遠隔サーバに接続し、参与コンテンツを読み取ってくることができる。その場合、該参与コンテンツ読み取りに所定時間が必要となるので、コンテンツ再生が遅延されうる。遠隔サーバに保存された参与コンテンツの再生遅延を防止する方法が、図5及び図6に図示されている。
【0032】
他の実施形態として、参与コンテンツがユーザ端末に保存されており、ユーザ端末の識別情報(例えば、ユーザ電子メール、電話番号、IPアドレス、MACアドレスなど)が登録されている場合、インターネット放送装置100は、ユーザ端末と通信連結を試み、通信が連結されれば、ユーザ端末に保存された参与コンテンツを読み取ってくることができる。
【0033】
図5は、本発明の実施形態による、参与コンテンツの一部をインターネット放送装置のローカルに保存する概念の一例を図示した図面である。
【0034】
図5を参照すれば、参与コンテンツ550は、遠隔サーバ500またはユーザ端末に保存されている。参与コンテンツ550は、メディア関連情報(例えば、圧縮コーデック、再生時間など)を含むヘッダデータ552、映像、音声などのメディアデータ5540、及び任意位置でメディアデータを迅速に再生するための位置索引情報を含むインデックスデータ556によっても構成される。参与コンテンツ550の大きさは、非常に多様でもあり、映像、文字または音声のように、インターネットを介して提供される多様な全種のデータのうちいずれか一つでもある。本実施形態は、説明の便宜のために、参与コンテンツ550が映像データである場合を仮定して説明する。
【0035】
放送者のライブ放送中、第三者参与コンテンツを活用するものであるので、1~2秒の時間遅延も、放送の質を落とす要因にもなり、第三者参与コンテンツのリアルタイム再生は、重要である。
【0036】
リアルタイム再生のために、インターネット放送装置100は、参与コンテンツ550とマッピングされたキャッシュデータ510を、ローカルの臨時保存空間に保存管理する。キャッシュデータ510は、参与コンテンツの即座の再生に必要な映像データの前部分の一部(例えば、参与コンテンツの前部分の1分に該当するデータ)を含むものでもある。インターネット放送装置100は、キャッシュデータ510と共に、参与コンテンツが保存された遠隔サーバ500、またはユーザ端末の位置情報または接続情報などを共に保存管理することができる。インターネット放送装置100は、参与コンテンツ全体をローカルに保存しなくともよいので、ローカルの保存空間を節約することができる。
【0037】
一実施形態として、キャッシュデータ510は、参与コンテンツの一部映像データ514と共に、キャッシュデータに含まれた一部映像データの再生のために必要なヘッダデータ512、インデックスデータ516などをさらに含んでもよい。キャッシュデータ510に含まれるデータの種類や形態、順序などは、実施形態よって多様に変形されうる。
【0038】
インターネット放送装置100は、参与コンテンツ550の再生が必要であるならば、まず、キャッシュデータ510に含まれた一部映像データ514を再生する。インターネット放送装置100は、キャッシュデータ510を利用した再生中、参与コンテンツ550が保存された遠隔サーバ500に接続し、参与コンテンツ550の全体、または必要な部分を読み取ってくることができる。例えば、キャッシュデータに、参与コンテンツの前部分1分の映像データが保存されているならば、インターネット放送装置100は、索引データなどを利用し、1分超過部分からの映像データを、遠隔サーバ500に要請して受信することができる。
【0039】
インターネット放送装置100が、遠隔サーバ500から参与コンテンツ550を読み取ってくる所要時間の間、キャッシュデータ510に含まれた映像を再生することができるので、参与コンテンツ550のリアルタイム再生が可能である。例えば、参与コンテンツのファイルが、「avi」形式または「mp4」形式のファイルである場合、インターネット放送装置は、キャッシュデータ510のヘッダ512とインデックス514を読み取り、キャッシュデータ510に含まれた一部映像データ516を読み取り、遠隔サーバ500から全体データを受信するなく、即座にリアルタイム再生が可能である。キャッシュデータに含まれていない映像データは、キャッシュデータ510を利用した再生中、遠隔サーバ500から読み取ってくればよいので、遠隔サーバ500は、専用メディアストリーミングサーバだけではなく、一般ファイルサーバまたはウェブサーバによっても具現される。
【0040】
一実施例として、遠隔サーバ500が、一般サーバまたはウェブサーバである場合、インターネット放送装置100は、遠隔サーバ500から、参与コンテンツ550の映像データ554を読み取ってくるためにWebRTC(web real-time communication)、FTL(fast than light)、SIP(session initiation protocol)またはSRT(secure reliable transport)のような、1秒以下の超低遅延リアルタイム伝送プロトコルを利用して通信連結することができる。例えば、インターネット放送装置100は、遠隔サーバ500に、WebRTCを利用した一対一通信連結を要請し、キャッシュデータ510に該当する参与コンテンツ550の映像データ554を要請して受信することができる。インターネット放送装置100は、参与コンテンツ550が保存された位置を示すURLアドレスを利用し、参与コンテンツ550の映像データ554を要請することができる。
【0041】
図6は、本発明の実施形態による、キャッシュデータをローカルに保存する方法の一例を図示した図面である。
【0042】
図6を参照すれば、インターネット放送装置100は、参与コンテンツの登録要請を視聴者端末から受信する(S600)。例えば、視聴者は、視聴者端末を介してインターネット放送装置100に接続した後、図3の第1放送プログラム310に、第1a参与コンテンツ312の登録を要請することができる。インターネット放送装置100は、参与コンテンツが保存された遠隔サーバの位置情報などを、視聴者端末から受信することができる。
【0043】
インターネット放送装置100は、参与コンテンツが登録された遠隔サーバに接続し、参与コンテンツの開始部分の一部データを受信した後、それを含むキャッシュデータを生成する(S610)。該キャッシュデータの一例が、図5に図示されている。
【0044】
インターネット放送装置100は、キャッシュデータを放送プログラムとマッピングし、ローカルに保存する(S620)。インターネット放送装置100は、放送プログラムに登録された参与コンテンツのリストを、キャッシュデータを介して把握して表示することができる。例えば、インターネット放送装置100は、図9のように、参与コンテンツのリストをサムネイル形態で表示することができる。
【0045】
図7は、本発明の実施形態による、視聴者端末のコンテンツを合成する概念の一例を図示した図面である。
【0046】
図7を参照すれば、インターネット放送装置100は、放送者コンテンツ710を視聴者に放送している最中、少なくとも1以上の視聴者端末730と一対一通信を連結することができる。例えば、インターネット放送装置100は、放送者から、一対一通信連結する視聴者端末730を選択され、視聴者端末730の選択を容易にするために、インターネット放送装置100は、現在放送を視聴している視聴者リストを、放送者端末に提供することができる。
【0047】
インターネット放送装置100は、一対一通信が連結された視聴者端末730からリアルタイム受信したコンテンツ720を放送者コンテンツ710と合成して(700)提供することができる。例えば、視聴者端末730は、カメラを介して撮影されるリアルタイムライブ映像を、一対一通信を介し、インターネット放送装置100に伝送するか、あるいは視聴者端末730に保存されたコンテンツを、インターネット放送装置100に伝送することができる。
【0048】
本実施形態は、1つの視聴者端末730を図示しているが、インターネット放送装置100は、複数のユーザ端末と、同時または順次に、一対一通信を連結し、複数のユーザ端末から、コンテンツをリアルタイム受信することができる。
【0049】
例えば、放送者は、野球中継放送を行っている最中、視聴者とインタビューを進めることができる。インターネット放送装置100は、放送者が選択した視聴者端末730と一対一通信を連結し、一対一通信連結要請を受けた視聴者端末730は、視聴者を撮影するライブ映像を、インターネット放送装置100に伝送する。それにより、インターネット放送装置100は、図9のような放送画面900に、第1画面910に、野球競技画面を表示し、第2画面920に、放送者のライブ映像を表示し、第3画面930に、視聴者のライブ映像を表示することができる。一般視聴者は、放送者と特定視聴者とのインタビュー放送をリアルタイムと見ることができる。
【0050】
図8は、本発明の実施形態による、放送者コンテンツと、視聴者端末のコンテンツとを合成して提供する方法の一例を図示したフローチャートである。
【0051】
図8を参照すれば、インターネット放送装置100は、放送プログラムを視聴している視聴者リストを、放送者端末に提供する(S800)。一実施形態として、インターネット放送装置100がチャットサービスを提供する場合、別途の視聴者リストを具現する必要なしに、チャットウィンドウに表示された視聴者を、本実施形態の視聴者リストとして利用することができる。
【0052】
放送者が、放送者端末に表示された視聴者リストを介して一対一通信連結する少なくとも1以上の視聴者を選択すれば、インターネット放送装置100は、視聴者端末と一対一通信を連結する(S810)。例えば、視聴者リストが、チャットウィンドウによって具現された場合、該放送者は、チャットウィンドウにおいて、特定ユーザをクリックし、一対一通信連結する相手を選択することができる。インターネット放送装置100と視聴者端末との一対一通信は、超低遅延リアルタイム伝送プロトコルを利用することができる。
【0053】
インターネット放送装置100は、一対一通信を介し、視聴者端末から、ライブ映像などのコンテンツを受信すれば(S820)、放送者コンテンツと、視聴者端末からリアルタイム受信したコンテンツとを合成し、一般視聴者に提供する(S830)。
【0054】
図9は、本発明の実施形態によるリアルタイムストリーミングサービス画面の一例を図示した図面である。
【0055】
図9を参照すれば、インターネット放送装置は、少なくとも1以上のコンテンツを表示する放送画面900を生成する。放送画面900は、複数のコンテンツを表示するための複数の画面910,920,930を含んでもよい。複数の画面910,920,930は、重畳しても表示される。例えば、第1画面910の一側に、第2画面920及び第3画面930が重畳表示されうる。または、第1画面910、第2画面920及び第3画面930が互いに重畳されず、画面を多様に分割しても表示される。各画面910,920,930に、いかなるコンテンツを表示するかということは、実施形態により、多様に変形可能である。また、放送画面900に含まれる画面910,920,930の面数や配列方法などは、実施形態よって多様に変形可能である。
【0056】
例えば、野球中継放送を行う場合、インターネット放送装置100は、第1画面910には、野球競技画面を表示し、第2画面920には、放送者を撮影した画面を表示し、第3画面930には、放送者の選択による参与コンテンツ、または視聴者端末からリアルタイム受信するコンテンツを表示することができる。第3画面930は、放送者の選択により、表示いかんが決定されうる。他の例として、第3画面930において、参与コンテンツの再生が完了した場合、第3画面930は、自動的に放送画面900から除かれもする。
【0057】
他の実施形態として、野球中継放送中、放送者が参与コンテンツリスト950から特定参与コンテンツを選択した場合、該参与コンテンツは、第1画面910に表示されうる。該参与コンテンツの再生が完了するか、あるいは放送者が、参与コンテンツの再生中、中断などを要請すれば、第1画面910は、再び以前の野球中継画面を表示することができる。
【0058】
放送画面900は、チャットウィンドウ940をさらに含んでもよい。本実施形態によるチャットウィンドウ940は、省略可能である。放送者は、チャットウィンドウ940を介し、一対一通信を介し、リアルタイムコンテンツを受信する少なくとも1以上のユーザを選択することができる。インターネット放送装置100は、放送者が、チャットウィンドウ940を介し、少なくとも1以上のユーザを選択すれば、当該ユーザの端末と一対一通信を連結し、ユーザ端末から、リアルタイムコンテンツを受信する。
【0059】
インターネット放送装置100は、視聴者端末と放送者端末とに提供する画面を互いに異なるようにすることができる。例えば、インターネット放送装置100は、視聴者端末には、放送画面900だけを提供し、放送者端末には、放送画面900と共に、当該放送プログラムに事前に登録されているか、あるいはリアルタイム登録される参与コンテンツリスト950を共に提供することができる。
【0060】
放送者は、放送中、参与コンテンツリスト950から参与コンテンツを選択することができる。例えば、該放送者が、参与コンテンツリスト950から第2参与コンテンツを選択すれば、放送画面の第1画面910または第3画面930に、第2参与コンテンツが表示されうる。該放送者は、放送中、さまざまな参与コンテンツを選択しながら、放送を進めることができる。
【0061】
参与コンテンツリスト950は、参与コンテンツに係わる情報を、サムネイル形態で表示することができる。例えば、参与コンテンツリスト950は、参与コンテンツに係わる特定場面のイメージや、当該参与コンテンツに係わる簡単な内容などを含むサムネイル形態の情報を含んでもよい。
【0062】
図10は、本発明の実施形態によるインターネット放送装置の構成の一例を図示した図面である。
【0063】
図10を参照すれば、インターネット放送装置100は、ストリーミング部1000、コンテンツ選択部1010、コンテンツ保存部1020、視聴者連結部1030、リスト表示部1040を含む。
【0064】
ストリーミング部1000は、放送プログラムを、インターネットを介するリアルタイムストリーミングサービスを介し、少なくとも1以上の視聴者端末に提供する。例えば、該視聴者は、インターネット放送装置に接続し、所望する放送プログラムを視聴することができる。他の例として、該視聴者は、所望する放送プログラムを予約することができ、ストリーミング部1000は、視聴者が予約したプログラムの放送時間になれば、当該放送プログラムの開始案内を、視聴者端末に提供することができる。
【0065】
コンテンツ選択部1010は、放送者から、第三者参与コンテンツのうち、少なくとも1以上を選択される。例えば、インターネット放送装置100は、図9のような放送画面900及び参与コンテンツリスト950を、放送者端末に提供し、放送者端末から、参与コンテンツリストに係わる選択情報を受信することができる。コンテンツ選択部1010により、特定参与コンテンツが選択されれば、ストリーミング部1000は、選択された参与コンテンツを、放送プログラムに合成して視聴者に提供する。
【0066】
コンテンツ保存部1020は、放送プログラム別参与コンテンツを登録されて保存する。コンテンツ保存部1020は、参与コンテンツを、直接ローカルに保存することができるが、その場合、非常に多くの保存空間が必要であるという短所があるので、コンテンツ保存部1020は、図5及び図6で説明したように、参与コンテンツそれ自体ではない、一部データだけを含むキャッシュデータをローカルに保存することができる。
【0067】
視聴者連結部1030は、放送中、視聴者端末と一対一通信を連結し、一対一通信を介し、視聴者端末からコンテンツをリアルタイム受信する。ストリーミング部1000は、リアルタイム受信されるコンテンツを放送プログラムに合成し、視聴者に提供する。
【0068】
リスト表示部1040は、放送者が、参与コンテンツを容易に選択することができるように、参与コンテンツリストを放送者端末に提供するか、あるいは放送中、一対一通信を連結する視聴者端末の選択を容易にするために、視聴者リストを、放送者端末に提供することができる。一例として、視聴者リストは、チャットウィンドウによっても具現される。
【0069】
図11は、本発明の実施形態による、インターネットを介するリアルタイムストリーミングサービス方法の一例を図示したフローチャートである。
【0070】
図11を参照すれば、インターネット放送装置100は、放送者の第1コンテンツをインターネットを介し、少なくとも1以上の視聴者端末に提供する(S1100)。インターネット放送装置100は、第1コンテンツの提供中、既保存の参与コンテンツ、または視聴者端末からリアルタイム受信するコンテンツを、放送者の第1コンテンツと合成する第2コンテンツとして選択する(S1110)。コンテンツ合成の一例が、図2に図示されており、参与コンテンツの登録方法及び保存方法の例が、図3ないし図6に図示されている。そして、視聴者端末からリアルタイムコンテンツを受信する例が、図7及び図8に図示されている。
【0071】
インターネット放送装置100は、第1コンテンツと第2コンテンツとを合成し、視聴者に提供する(S1120)。インターネット放送装置100は、図9に図示された放送画面を視聴者に提供し、放送者には、放送画面と共に、参与コンテンツリストを提供することができる。
【0072】
本発明は、また、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に、コンピュータで読み取り可能なコードとして具現することが可能である。コンピュータで読み取り可能な記録媒体は、コンピュータシステムによって読み取り可能なデータが保存される全種の記録装置を含む。コンピュータで読み取り可能な記録媒体の例としては、ROM、RAM、CD-ROM、磁気テープ、フロッピーディスク、光データ保存装置などがある。また、コンピュータで読み取り可能な記録媒体は、ネットワークに連結されたコンピュータシステムに分散され、分散方式でもって、コンピュータで読み取り可能なコードが保存されて実行されうる。
【0073】
以上、本発明につき、その望ましい実施形態を中心に説明した。本発明が属する技術分野で当業者であるならば、 本発明が、本発明の本質的な特性から外れない範囲において変形された形態にも具現されるということを理解することができるであろう。従って、開示された実施形態は、限定的な観点ではなく、説明的な観点から考慮されなければならない。本発明の範囲は、前述の説明ではなく、特許請求の範囲に示されており、それと同等な範囲内にある全ての差異は、本発明に含まれたものであると解釈されなければならないのである。
図1
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【国際調査報告】