(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-08-08
(54)【発明の名称】販売者計算機およびこれを含む決済システム
(51)【国際特許分類】
G07G 1/00 20060101AFI20220801BHJP
G06Q 20/32 20120101ALI20220801BHJP
G07G 1/12 20060101ALI20220801BHJP
G06F 15/02 20060101ALI20220801BHJP
【FI】
G07G1/00 311A
G06Q20/32
G07G1/12 351Z
G06F15/02 340B
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2021569149
(86)(22)【出願日】2020-05-21
(85)【翻訳文提出日】2021-11-19
(86)【国際出願番号】 KR2020006664
(87)【国際公開番号】W WO2020235950
(87)【国際公開日】2020-11-26
(31)【優先権主張番号】10-2019-0060678
(32)【優先日】2019-05-23
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】519418536
【氏名又は名称】ハレックス、インフォテック、インコーポレーテッド
【氏名又は名称原語表記】HAREX INFOTECH INC.
(74)【代理人】
【識別番号】100091487
【氏名又は名称】中村 行孝
(74)【代理人】
【識別番号】100120031
【氏名又は名称】宮嶋 学
(74)【代理人】
【識別番号】100107582
【氏名又は名称】関根 毅
(74)【代理人】
【識別番号】100118843
【氏名又は名称】赤岡 明
(74)【代理人】
【識別番号】100217940
【氏名又は名称】三並 大悟
(72)【発明者】
【氏名】パク、キョンヤン
【テーマコード(参考)】
3E142
5B019
5L055
【Fターム(参考)】
3E142BA02
3E142CA19
3E142DA07
3E142DA11
3E142DA20
3E142GA16
3E142HA03
5B019GA03
5L055AA64
(57)【要約】
本発明は販売者計算機およびこれを含む決済システムに関する。本発明に係る販売者計算機は、決済金額情報を算出するための数字データおよび演算命令を受信する入力部と、決済金額情報を算出するプロセッサおよび決済金額情報と販売者側識別情報を伝送する通信部を含む。本発明に係る決済システムは、決済金額情報と販売者側識別情報を伝送する販売者計算機および決済金額情報と販売者側識別情報を受信してモバイル決済を遂行する購入者デバイスを含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
決済金額情報を算出するための数字データおよび演算命令を受信する入力部;
前記決済金額情報を算出するプロセッサ;および
前記決済金額情報と販売者側識別情報を伝送する通信部を含む、販売者計算機。
【請求項2】
前記入力部は前記販売者計算機に付着されたボタン入力を通じて受信される数字データおよび四則演算に該当する演算命令を受信する、請求項1に記載の販売者計算機。
【請求項3】
前記通信部はブルートゥース、NFC、音波のような無線通信を通じて前記決済金額情報と販売者側識別情報を伝送する、請求項1に記載の販売者計算機。
【請求項4】
前記プロセッサは決済金額情報および識別情報伝送プログラムを実行して、前記入力部を通じて予め指定されたボタン入力がなされる場合、前記決済金額情報と識別情報伝送を遂行する、請求項1に記載の販売者計算機。
【請求項5】
タイマーをさらに含み、
前記タイマーは前記通信部を通じての前記識別情報および決済金額情報の伝送時間を記録し、前記プロセッサは前記伝送時間が予め設定された時間以上となると前記伝送を中断させる、請求項1に記載の販売者計算機。
【請求項6】
前記通信部は販売者側と購入者側の一対一決済環境を維持するために、データの通達距離を既設定距離にする、請求項1に記載の販売者計算機。
【請求項7】
前記識別情報は販売店主IDまたは販売者計算機のIDを含む、請求項1に記載の販売者計算機。
【請求項8】
決済金額情報および販売者側識別情報を伝送する販売者計算機;および
前記決済金額情報と販売者側識別情報を受信してモバイル決済を遂行する購入者デバイスを含む、決済システム。
【請求項9】
前記販売者計算機はブルートゥース、NFCまたは音波のような無線通信モジュールを通じて前記決済金額情報と販売者側識別情報を同時に伝送する、請求項8に記載の決済システム。
【請求項10】
前記購入者デバイスは受信した決済金額情報と販売者側識別情報を利用して決済サーバーに決済承認要請を伝送する、請求項8に記載の決済システム。
【請求項11】
前記販売者計算機は前記購入者デバイスと一対一決済環境維持のために、既設定距離内のデータ通達距離で設定される、請求項8に記載の決済システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は販売者計算機およびこれを含む決済システムに関する。
【背景技術】
【0002】
モバイル決済技術の発展により、販売者側はCATまたはPOSなどの決済端末機を具備せずとも、QRコードまたはNFCタグなどを提示して購入者側に決済関連情報(販売店ID)を伝送し、購入者端末を利用してモバイル決済を遂行することが可能となった。
【0003】
ところが、購入者側で決済金額を直接入力しなければならない場合、決済金額を誤入力する場合が発生して、販売者は購入者に決済金額を知らせなければならない不便な点の他にも、購入者が決済金額を正しく入力および決済(または振替)したかを確認しなければならないため、購入者と販売者のいずれにも決済便宜性が劣る問題点がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は前述した問題点を解決するために提案されたもので、使用者中心モバイル決済のために商店識別情報と決済金額情報を無線で送信する無線通信モジュールを含む販売者計算機を提案することによって、消費者の不便さを解消し、取引エラーを防止することが可能な決済システムを提供することにその目的がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る販売者計算機は、決済金額情報を算出するための数字データおよび演算命令を受信する入力部と、決済金額情報を算出するプロセッサおよび決済金額情報と販売者側識別情報を伝送する通信部を含む。
【0006】
本発明に係る決済システムは、決済金額情報と販売者側識別情報を伝送する販売者計算機および決済金額情報と販売者側識別情報を受信してモバイル決済を遂行する購入者デバイスを含む。
【発明の効果】
【0007】
本発明によると、販売者は計算機を通じて算出または入力した決済金額情報と販売者側識別情報を無線通信モジュールを利用して伝送することによって、CAT、POSなどの決済端末機を具備せずとも、購入者の携帯端末を利用したモバイル決済を遂行できるように支援する効果がある。
【0008】
本発明によると、消費者が販売者側識別情報(商店のID)を認識するためにQRコード認識またはNFCタグ認識などの能動的な行動を遂行しなければならない不便さを解消し、購入者側で発生する取引金額入力エラーを防止して販売者と購入者のすべてに決済便宜性を増大させることが可能な効果がある。
【0009】
本発明の効果は以上で言及したものなどに限定されず、言及されていない他の効果は以下の記載から当業者に明確に理解され得るであろう。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】本発明の実施例に係る決済システムを示すブロック図である。
【
図2】本発明の実施例に係る販売者計算機を示すブロック図である。
【
図3】本発明の実施例に係る販売者計算機を示す図面である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明の前述した目的およびそれ以外の目的と利点および特徴、そしてそれらを達成する方法は、添付される図面と共に詳細に後述されている実施例を参照すると明確となるであろう。
【0012】
しかし、本発明は以下で開示される実施例に限定されるものではなく、互いに異なる多様な形態で具現され得、ただし、以下の実施例は本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に発明の目的、構成および効果を容易に知らせるために提供されるものに過ぎず、本発明の権利範囲は請求項の記載によって定義される。
【0013】
一方、本明細書で使われた用語は実施例を説明するためのものであり、本発明を制限しようとするものではない。本明細書で、単数型は文面で特に言及しない限り複数型も含む。明細書で使われる「含む(comprises)」および/または「含む(comprising)」は言及された構成素子、段階、動作および/または素子が一つ以上の他の構成素子、段階、動作および/または素子の存在または追加されることを排除しない。
【0014】
以下では、当業者の理解を助けるために本発明が提案された背景についてまず説明し、本発明の実施例について説明することにする。
【0015】
従来技術によると、販売店では高機能のカードリーダー(CAT、Cardholder-Activated Terminal)または販売端末機(POS、Point of Sale)のような決済端末機(Payment Terminal)を具備して決済過程を処理する。
【0016】
最近では、このような決済端末機を具備していない商店でも電子取引がなされ得るように、QRコードまたはNFCタグなどの商店ID識別装置を利用している。
【0017】
ところが、このような場合、決済をしようとする消費者が自身の携帯端末機を操作してQRコードなどをスキャンする過程が必要であり、商店IDなどの認識に後続して購入金額を直接入力しなければならない不便さが引き起こされる。
【0018】
また、購入金額を直接入力する過程では、金額入力のエラーによって販売者と購入者がいずれも不便となる問題点がある。
【0019】
例えば、カカオペイQR決済は購入者が自身の端末を利用して販売者側で提示したQRコードをスキャンし、購入者が送る金額を入力して送金をする方式でその決済過程が進行される。
【0020】
ところが、1)販売者が購入者に決済金額がいくらであるかを知らせる過程、2)購入者が決済金額情報を直接入力する過程、3)販売者は購入者が決済金額情報を正しく入力して振替を完了したかを確認する過程がすべて伴わなければならず、これから販売者と購入者のすべてに決済便宜性が劣る問題点が発生する。
【0021】
例えば、前述した1)の過程は販売者が購入者に口頭でまたは他の方式で決済対象金額を教えてあげなければならないのであるが、混雑で騒々しい商店内で口頭で決済金額を教えてあげることは情報伝達の正確性が劣るだけでなく、購入者が聞き間違って決済金額を誤入力する場合、決済取り消し、再決済または追加振替などの過程が必要となる問題点がある。
【0022】
また、購入者は正しく決済金額を聞き取れなかった場合、販売者に聞き直す過程を遂行しなければならないなど、相互間の便宜性が非常に劣り、購入者が決済サービス、ひいては販売者が提供するサービス自体に対して深刻な不満を抱くことになる問題点がある。
【0023】
また、販売者がディスプレイ装置や別途の紙などで決済金額を購入者に教える場合にも、販売者は決済金額情報の伝達のためのディスプレイ装置または紙などを具備しなければならない不便さがあり、購入者は口頭で伝達される時よりは決済金額を円滑に認知できるものの、決済金額情報を購入者自身の携帯端末機に入力しなければならない不便さおよび決済金額情報入力時に誤記が発生する場合、再度入力しなければならないなど、後続する決済過程上での不便さは依然として存在する。
【0024】
本発明は前述した問題点を解決するために提案されたもので、使用者中心モバイル決済のために、販売者側識別情報(商店IDなど)と決済金額情報を無線で送信する無線通信モジュールを販売者計算機に搭載することによって、購入者が決済金額情報を直接入力しないようにして決済過程上で発生し得る購入者の不便さを最小化し、取引エラーを防止して円滑な決済プロセスを可能にする決済システムを提供する。
【0025】
図1は本発明の実施例に係る決済システムを示すブロック図であり、
図2は本発明の実施例に係る販売者計算機100を示すブロック図であり、
図3は本発明の実施例に係る販売者計算機100を示す例示図である。
【0026】
本発明の実施例に係る決済システムは、販売者側識別情報と決済金額情報を伝送する販売者計算機100と、販売者側識別情報と決済金額情報を利用して決済を遂行する購入者デバイス200および購入者デバイス200と通信して決済要請に対する承認を伝送する決済サーバー300を含む。
【0027】
販売者計算機100はボタン入力を通じてデータを受信する入力部110、データに対する演算を遂行するプロセッサ120およびデータまたは演算結果を伝送する通信部130を含む。
【0028】
販売者計算機100は図面に図示された通り、1~9、0,000、四則演算(+、-、x、÷)記号、電源On/Offボタン、AC、CEボタン、=ボタンなど、一般的な電子計算機に含まれるボタンを含む。
【0029】
追加的に、販売者計算機100には該当商店でメニューおよび価格情報に該当するボタンが備えられ得る。例えば、路上カフェで「カフェラテ(ラージサイズ)5,000ウォン」ボタンが備えられ、このようなボタンを1回入力する場合、5000ウォンが総価格計算のための入力に反映されるのである。販売者計算機100は初期にNullボタンが複数個備えられ、使用者入力または修正を通じて第1~第NのNullボタンに、ボタン入力時に計算に反映される価格情報を保存できるようにする。販売者計算機100はディスプレイ部に単純に入力された数字を表示するだけでなく、該当数字に該当する価格情報および数量をディスプレイしてもよい。例えば、カフェラテの略字をCLと指定する場合であり、2杯のカフェラテ注文に対する入力をすると、価格情報として「10,000(CLx2)」でディスプレイすることによって、店主は自身が注文による価格情報を正しく入力したかに対して直観的に確認が可能である。販売者計算機100から購入者デバイス200に伝送される価格情報には、総価格情報(金額)のみ含まれてもよく、注文情報(カフェラテ2杯に対する情報、略字を含むこと可能)が追加的に含まれ得る。販売者計算機100はスピーカーを具備して、入力される価格情報および/またはメニュー情報を音声で知らせることが可能である。例えば、販売者計算機100で「カフェラテ(ラージサイズ)5,000ウォン」ボタンを3回押した場合、「カフェラテラージサイズ3杯」で音声を提供することによって、注文による入力が正確になされたかを確認できるようにする。または販売者計算機100は全体の入力が完了すると、「カフェラテラージサイズ3杯15,000ウォンに対する注文が完了しました。お客様スマートフォンで決済を進行して下さい。」という完了メッセージを提供することが可能である。また、販売者計算機100は数字入力のみがなされた場合、銃決済金額情報を購入者デバイス200に伝送し、前述したメニューボタン入力を通じて注文が完了した場合、前述した完了メッセージがテキスト形態で提供されるように購入者デバイス200に購入情報を伝送することが可能である。
【0030】
また、本発明の実施例に係る販売者計算機100は「決済要請」、「取り消し」ボタンを含む。
【0031】
本発明の実施例に係る販売者計算機100に含まれる近距離無線送信モジュールはBLE(Bluetooth Low Energy)モジュール、音波またはNFCなどが利用される。
【0032】
本発明の実施例に係る購入者デバイス200はブルートゥース、音波、NFCなどの方式で無線送受信近距離通信機能を通じて、販売者計算機100から伝送される識別情報と決済金額情報を受信する。
【0033】
販売者は販売者計算機100を利用して、四則演算等を通して購入者に決済を要請しなければならない金額情報を計算し、これを通信部130を具備した販売者計算機100を利用して購入者デバイス200に伝送する。
【0034】
この時、販売者計算機100には識別情報(商店ID)が予め入力されており、販売者計算機100はプロセッサ120により演算された決済金額情報と識別情報を通信部130を利用して購入者デバイス200に同時に送信する。
【0035】
したがって、本発明の実施例によると、購入者は購入者デバイス200を通じて受信される識別情報と決済金額情報を利用してモバイル決済を遂行すればよく、決済金額情報を自身が直接入力しなければならない必要がないので、販売者から購入者に決済金額が誤伝送されることによって発生したり、購入者が決済金額情報を誤入力することによって発生する決済過程上の不便さを解消する効果がある。
【0036】
販売者計算機100の通信部130は販売者側と購入者側の1:1決済環境を保障するために、データの通達距離が予め設定された距離で設定され、例えば50センチメートルまたは1メートル以内にその通達距離が制限されるように調整される。
【0037】
本発明の実施例によると、識別情報および決済金額情報伝送のためのプログラムが設置されることによって、既存の計算機をそのまま利用することが可能であり、この場合、別途の金型製作が不要である。
【0038】
また、本発明の実施例に係る販売者計算機100に対して新規の金型を製作時、前述した通り、決済要請ボタンおよび取り消しボタンを具備する。
【0039】
前述した実施例により、既存の計算機をそのまま使う場合、識別情報と決済金額情報送信のために、プロセッサ120は指定された送信用特定キー入力により通信部130に伝送命令を送る。
【0040】
例えば、販売金額が5,000ウォンである場合、販売者は販売者計算機100のボタン入力を通じて5,000を入力し、送信用特定キー入力(例:=ボタン2回入力)を通じて識別情報と決済金額情報を送信する。
【0041】
販売者計算機100のプロセッサ120は識別情報と決済金額情報送信を予め設定された時間内に予め設定された回数送信する。
【0042】
また、購入者が識別情報と決済金額情報を受信しなかった場合、販売者計算機100の指定された送信用特定キーの再入力(前述した通り、=ボタン2回再入力)を通じて、再度識別情報と決済金額情報を送信する。
【0043】
本発明の実施例によると、販売者計算機100は販売者の決済要請(これは支払い要請などに名称が変更され得ることは言うまでもない)ボタン入力により、既設定時間(例:購入者デバイス200を通じて決済完了まで遂行するのに必要な時間であり、約5秒または15秒に変更設定される)の間識別情報と決済金額情報を送信する。
【0044】
この時、識別情報には店主ID、販売者計算機100のIDが含まれ得る。
【0045】
引き続き、予め設定された時間内に購入者デバイス200を通じての決済完了がなされる場合、決済サーバー300は販売者側(例えば店主または販売員)の携帯端末に決済完了情報を伝送し、販売者計算機100の取り消しボタン入力により、前述した識別情報および決済金額情報の伝送が中断される。
【0046】
また、既設定時間内に決済完了情報が受信されないと、販売者が販売者計算機100の指定された送信用特定キー入力(例:=ボタン2回入力または決済要請ボタン入力)をすることによって、識別情報および決済金額情報伝送を再度遂行する。
【0047】
販売者計算機100の通信部130は決済サーバー300または販売者のデバイスと連動し、決済完了がなされた場合、決済完了確認情報をプロセッサ120に伝達し、プロセッサ120は販売者計算機100を通じて決済完了事実を表出させたり、リセットすることが可能である。
【0048】
これまで本発明の実施例を中心に詳察した。本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者は、本発明が本発明の本質的な特性から逸脱しない範囲で変形された形態で具現され得ることを理解できるであろう。したがって、開示された実施例は限定的な観点ではなく説明的な観点で考慮されるべきである。本発明の範囲は前述した説明ではなく、特許請求の範囲に示されており、それと同等な範囲内にあるすべての差異点は本発明に含まれるものと解釈されるべきである。
【国際調査報告】