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特表2022-535805患者の臨床試験ステータス情報を提供するシステム及び方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-08-10
(54)【発明の名称】患者の臨床試験ステータス情報を提供するシステム及び方法
(51)【国際特許分類】
   G16H 10/20 20180101AFI20220803BHJP
【FI】
G16H10/20
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2021571508
(86)(22)【出願日】2020-05-29
(85)【翻訳文提出日】2022-01-25
(86)【国際出願番号】 US2020035080
(87)【国際公開番号】W WO2020243400
(87)【国際公開日】2020-12-03
(31)【優先権主張番号】62/853,933
(32)【優先日】2019-05-29
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.VISUAL BASIC
2.JAVA
3.Python
(71)【出願人】
【識別番号】519349872
【氏名又は名称】フラティロン ヘルス,インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100079108
【弁理士】
【氏名又は名称】稲葉 良幸
(74)【代理人】
【識別番号】100109346
【弁理士】
【氏名又は名称】大貫 敏史
(74)【代理人】
【識別番号】100117189
【弁理士】
【氏名又は名称】江口 昭彦
(74)【代理人】
【識別番号】100134120
【弁理士】
【氏名又は名称】内藤 和彦
(72)【発明者】
【氏名】ワン,ビクター,ジェー.
(72)【発明者】
【氏名】パドモス,アレクサンダー
(72)【発明者】
【氏名】レオン,エンジェル
(72)【発明者】
【氏名】グリーン,ドミニク
(72)【発明者】
【氏名】コニグスバーグ,エイタン メイア
(72)【発明者】
【氏名】ドネガン,ジャネット
(72)【発明者】
【氏名】サットン,ローレン
(72)【発明者】
【氏名】チャン,ネイサン
(72)【発明者】
【氏名】チョウドリー,ラマン
【テーマコード(参考)】
5L099
【Fターム(参考)】
5L099AA22
(57)【要約】
電子医療記録から試験情報をマイニングするシステムは、電子医療記録(EMR)を分析して、ある時間期間中、試験及び第1の試験ステータスに関連する第1の患者を特定し、EMRを分析して、上記時間期間中、試験及び第2の試験ステータスに関連する第2の患者を特定し、EMRを分析して、上記時間期間中にステータス変化に関連する第3の患者を特定するようにプログラムされたプロセッサを含み得る。ステータス変化は時間期間中のプレスクリーニングステータスから第1の試験ステータスへの変化を含む。少なくとも1つのプロセッサは、第1の患者の数の表現、第2の患者の数の表現、及び第3の患者の数の表現を表示するように構成されたグラフィカルユーザインターフェースをディスプレイに表示させるようにプログラムすることもできる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子医療記録から試験情報をマイニングするシステムであって、
少なくとも1つのプロセッサ
を備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、
複数の電子医療記録を分析して、ある時間期間中、前記医療試験及び第1の試験ステータスに関連する第1の複数の患者を特定することと、
前記複数の電子医療記録を分析して、前記時間期間中、前記医療試験及び第2の試験ステータスに関連する第2の複数の患者を特定することと、
前記複数の電子医療記録を分析して、前記時間期間中のステータス変化に関連する第3の複数の患者を特定することであって、前記ステータス変化は前記時間期間中のプレスクリーニングステータスから前記第1の試験ステータスへの変化を含む、分析して第3の複数の患者を特定することと、
少なくとも第1のエリア及び第2のエリアを含むグラフィカルユーザインターフェースをディスプレイに表示させることであって、前記第1のエリアは、前記第1の試験ステータスに関連する前記第1の複数の患者の数の表現及び前記第2の試験ステータスに関連する前記第2の複数の患者の数の表現を表示するように構成され、前記第2のエリアは、前記ステータス変化に関連する前記第3の複数の患者の数の表現を表示するように構成される、表示させることと、
を行うようにプログラムされる、システム。
【請求項2】
前記複数の電子医療記録を分析して、前記第1の複数の患者を特定することは、前記試験の患者情報を記憶するテーブルにアクセスすることを含み、前記テーブルは少なくとも、患者識別子を記憶する第1の複数のフィールド、前記第1の試験ステータスの識別子を記憶する第2の複数のフィールド、及び前記時間期間の識別子を記憶する第3の複数のフィールドを含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記複数の電子医療記録を分析して、前記第2の複数の患者を特定することは、前記試験の患者情報を記憶するテーブルにアクセスすることを含み、前記テーブルは少なくとも、患者識別子を記憶する第1の複数のフィールド、前記第1の試験ステータスの識別子を記憶する第2の複数のフィールド、及び前記時間期間の識別子を記憶する第3の複数のフィールドを含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項4】
前記複数の電子医療記録を分析して、前記ステータス変化に関連する前記第3の複数の患者を特定することは、
前記試験の患者情報を記憶するテーブルにアクセスすることを含み、前記テーブルは少なくとも、患者識別子を記憶する第1の複数のフィールド及び対応する患者に関連する試験ステータスの識別子を記憶する第2の複数のフィールドを含む、アクセスすることと、
前記第1の複数のフィールド及び前記第2の複数のフィールドに基づいて、前記時間期間中に前記プレスクリーニングステータスから前記第1の試験ステータスへの前記ステータス変化を有する前記第3の複数の患者を特定することと、
を含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項5】
前記複数の電子医療記録はデータベースに記憶される、請求項1に記載のシステム。
【請求項6】
前記第1の試験ステータスは、前記試験に不適格であるというステータスを含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項7】
前記第1の試験ステータスは、患者への前記試験が中断されたというステータスを含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項8】
前記第1の試験ステータスは、患者がスクリーニングに不合格であったというステータスを含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項9】
前記グラフィカルユーザインターフェースは、1人又は複数の患者が前記第1の試験ステータスを有したことの1つ又は複数の理由に関する情報を含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項10】
前記第1の複数の患者の数の表現は、数値テキストを含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項11】
前記第2の複数の患者の数の表現は、グラフィカル表現を含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項12】
前記グラフィカルユーザインターフェースは、第1の棒及び第2の棒を含む棒グラフを含み、前記第1の棒は、前記第1の試験ステータスに関連する前記第1の複数の患者の数を表し、前記第2の棒は、前記第2の試験ステータスに関連する前記第2の複数の患者の数を表す、請求項1に記載のシステム。
【請求項13】
前記第1の棒は第1の色であり、前記第2の棒は第2の色である、請求項12に記載のシステム。
【請求項14】
前記第1の試験ステータスは、前記試験に不適格であるというステータス、患者が試験を中断したというステータス、又は患者がスクリーニングに不合格であったというステータスの少なくとも1つを含み、
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1の複数の患者のうちの少なくとも1人が前記第1の試験ステータスを有することの1つ又は複数の理由に関する情報を含むリポートを生成するように更にプログラムされる、請求項1に記載のシステム。
【請求項15】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記複数の電子医療記録を分析して、第2の時間期間中、前記医療試験及び前記第1の試験ステータスに関連する第4の複数の患者を特定することと、
前記複数の電子医療記録を分析して、前記第2の時間期間中、前記医療試験及び前記第2の試験ステータスに関連する第5の複数の患者を特定することと、
前記複数の電子医療記録を分析して、前記第2の時間期間中の前記プレスクリーニングステータスから前記第1の試験ステータスへのステータス変化に関連する第6の複数の患者を特定することと、
を行うように更にプログラムされ、
前記第1のエリアは、前記第4の複数の患者の数の表現及び前記第5の複数の患者の数の表現を含み、
前記第2のエリアは、前記第6の複数の患者の数の表現を含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項16】
前記グラフィカルユーザインターフェースは、前記第1の試験ステータスを有する現在の患者数の表現を表示するように構成された第3のエリアを更に含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項17】
前記時間期間はユーザによる入力に基づいて決定される、請求項1に記載のシステム。
【請求項18】
少なくとも1つのプロセッサは、
前記第1の複数の患者に関するユーザ入力を受信することと、
前記ユーザ入力に基づいて、前記第1の複数の患者の内の少なくとも1人の患者情報を含む第3のエリアを前記グラフィカルユーザインターフェースに表示させることであって、前記第3のエリアは、前記第1のエリア又は前記第2のエリアと少なくとも部分的に重複する、表示させることと、
を行うように更にプログラムされる、請求項1に記載のシステム。
【請求項19】
電子医療記録から試験情報をマイニングするコンピュータ実装された方法であって、
複数の電子医療記録を分析して、ある時間期間中、前記医療試験及び第1の試験ステータスに関連する第1の複数の患者を特定することと、
前記複数の電子医療記録を分析して、前記時間期間中、前記医療試験及び第2の試験ステータスに関連する第2の複数の患者を特定することと、
前記複数の電子医療記録を分析して、前記時間期間中のステータス変化に関連する第3の複数の患者を特定することであって、前記ステータス変化は前記時間期間中のプレスクリーニングステータスから前記第1の試験ステータスへの変化を含む、分析して第3の複数の患者を特定することと、
少なくとも第1のエリア及び第2のエリアを含むグラフィカルユーザインターフェースをディスプレイに表示させることであって、前記第1のエリアは、前記第1の試験ステータスに関連する前記第1の複数の患者の数の表現及び前記第2の試験ステータスに関連する前記第2の複数の患者の数の表現を表示するように構成され、前記第2のエリアは、前記ステータス変化に関連する前記第3の複数の患者の数の表現を表示するように構成される、表示させることと、
を含むコンピュータ実装された方法。
【請求項20】
命令を含む非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、前記少なくとも1つのプロセッサに、
複数の電子医療記録を分析して、ある時間期間中、前記医療試験及び第1の試験ステータスに関連する第1の複数の患者を特定することと、
前記複数の電子医療記録を分析して、前記時間期間中、前記医療試験及び第2の試験ステータスに関連する第2の複数の患者を特定することと、
前記複数の電子医療記録を分析して、前記時間期間中のステータス変化に関連する第3の複数の患者を特定することであって、前記ステータス変化は前記時間期間中のプレスクリーニングステータスから前記第1の試験ステータスへの変化を含む、分析して第3の複数の患者を特定することと、
少なくとも第1のエリア及び第2のエリアを含むグラフィカルユーザインターフェースをディスプレイに表示させることであって、前記第1のエリアは、前記第1の試験ステータスに関連する前記第1の複数の患者の数の表現及び前記第2の試験ステータスに関連する前記第2の複数の患者の数の表現を表示するように構成され、前記第2のエリアは、前記ステータス変化に関連する前記第3の複数の患者の数の表現を表示するように構成される、表示させることと、
を行わせる、非一時的コンピュータ可読媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
[0001] 本願は、2019年5月29日付けで出願された米国仮特許出願第62/853,933号の優先権の利益を主張するものであり、この仮特許出願は全体的に、参照により本明細書に援用される。
【0002】
背景
技術分野
[0002] 本開示は、患者の試験ステータス情報をマイニングし提供するシステム及び方法に関する。
【背景技術】
【0003】
背景情報
[0003] 臨床試験に適格である患者の識別及び患者試験のステータスの追跡は、医療研修コミュニティが直面する難問である。臨床試験への参加を患者に断念させ得る理由があるが、その上、多くの障壁もある。例えば、例えば治療を開始する準備ができているが、まだ治療を開始していないとき等の丁度いいタイミングにある患者を識別することは、各々が1ダース以上の包含/除外基準を有する数十もの試験が実施に開かれていることがあり、1日に数百人もの患者が実施に訪れる場合、問題になることが多い。したがって、既存のシステムが直面しているこれらの難問を解消するために、臨床試験に適格な患者及び患者に適格な試験をより効率的に識別することが望ましい。更に、患者及び研究者の両者に利し得る試験のリクルート及び管理を改善するために、試験での患者のステータスを追跡することが望ましい。他に、1つ又は複数の試験の試験ステータス情報を表示する改良されたグラフィカルユーザインターフェースを研究コーディネータ及び/又は医療サービス提供者に提供することが望ましい。更に、更新された試験情報を自動的に共有することにより研究コーディネータと医療サービス提供者との間のワークフローを改善したシステム及び方法を提供することが望ましく、これは、臨床試験に参加する患者数を大幅に増大させ、患者及び医療研究コミュニティの両者にとって恩恵であり得る。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
概要
[0004] 本開示と一貫した実施形態は、1人又は複数の患者に関する試験情報をマイニングし提供するシステム及び方法を含む。試験情報は、特定の試験に関わる患者のステータス情報を含み得る。
【0005】
[0005] 一実施形態では、電子医療記録から試験情報をマイニングするシステムは、複数の電子医療記録を分析して、ある時間期間中、医療試験及び第1の試験ステータスに関連する第1の複数の患者を特定するようにプログラムされた少なくとも1つのプロセッサを含み得る。少なくとも1つのプロセッサは、複数の電子医療記録を分析して、上記時間期間中、医療試験及び第2の試験ステータスに関連する第2の複数の患者を特定するようにプログラムすることもできる。少なくとも1つのプロセッサは更に、複数の電子医療記録を分析して、上記時間期間中のステータス変化に関連する第3の複数の患者を特定するようにプログラムし得る。ステータス変化は、上記時間期間中のプレスクリーニングステータスから第1の試験ステータスへの変化を含む。少なくとも1つのプロセッサは、少なくとも第1のエリア及び第2のエリアを含むグラフィカルユーザインターフェースをディスプレイに表示させるようにプログラムすることもできる。第1のエリアは、第1の試験ステータスに関連する第1の複数の患者の数の表現及び第2の試験ステータスに関連する第2の複数の患者の数の表現を表示するように構成し得る。第2のエリアは、ステータス変化に関連する第3の複数の患者の数の表現を表示するように構成し得る。
【0006】
[0006] 一実施形態では、電子医療記録から試験情報をマイニングするコンピュータ実施方法は、複数の電子医療記録を分析して、ある時間期間中、医療試験及び第1の試験ステータスに関連する第1の複数の患者を特定することを含み得る。本方法は、複数の電子医療記録を分析して、上記時間期間中、医療試験及び第2の試験ステータスに関連する第2の複数の患者を特定することを含むこともできる。本方法は、複数の電子医療記録を分析して、上記時間期間中のステータス変化に関連する第3の複数の患者を特定することを更に含み得る。ステータス変化は上記時間期間中のプレスクリーニングステータスから第1の試験ステータスへの変化を含み得る。本方法は、少なくとも第1のエリア及び第2のエリアを含むグラフィカルユーザインターフェースをディスプレイに表示させることを含むこともできる。第1のエリアは、第1の試験ステータスに関連する第1の複数の患者の数の表現及び第2の試験ステータスに関連する第2の複数の患者の数の表現を表示するように構成し得る。第2のエリアは、ステータス変化に関連する第3の複数の患者の数の表現を表示するように構成し得る。
【0007】
[0007] 一実施形態では、命令を含む非一時的コンピュータ可読媒体は命令を含み得、命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、該少なくとも1つのプロセッサに、複数の電子医療記録を分析して、ある時間期間中、医療試験及び第1の試験ステータスに関連する第1の複数の患者を特定することを行わせる。命令は少なくとも1つのプロセッサに、複数の電子医療記録を分析して、上記時間期間中、医療試験及び第2の試験ステータスに関連する第2の複数の患者を特定することもできる。命令は少なくとも1つのプロセッサに、複数の電子医療記録を分析して、上記時間期間中のステータス変化に関連する第3の複数の患者を特定することを行わせることもできる。ステータス変化は上記時間期間中のプレスクリーニングステータスから第1の試験ステータスへの変化を含む。命令は少なくとも1つのプロセッサに、少なくとも第1のエリア及び第2のエリアを含むグラフィカルユーザインターフェースをディスプレイに表示させることを更に行わせ得る。第1のエリアは、第1の試験ステータスに関連する第1の複数の患者の数の表現及び第2の試験ステータスに関連する第2の複数の患者の数の表現を表示するように構成し得る。第2のエリアは、ステータス変化に関連する第3の複数の患者の数の表現を表示するように構成し得る。
【0008】
[0008] 上記概説及び以下の詳細な説明は、例示及び説明にすぎず、特許請求の範囲の限定ではない。
【0009】
図面の簡単な説明
[0009] 添付図面は、本明細書に組み込まれて本明細書の一部をなし、説明と一緒に、種々の例示的な実施形態を示し、その原理を説明する役割を果たす。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1A】[0010]本開示と一貫した、患者の試験ステータス情報をマイニングし提供する例示的なシステムを含むブロック図である。
図1B】[0011]本開示と一貫した、患者の試験ステータス情報をマイニングし提供する例示的な計算デバイスを示すブロック図である。
図2】[0012]本開示と一貫した、試験情報を表示する例示的なグラフィカルユーザインターフェースを示す図である。
図3】[0013]本開示と一貫した、試験情報を表示する例示的なグラフィカルユーザインターフェースを示す図である。
図4】[0014]本開示と一貫した、試験情報を表示する例示的なグラフィカルユーザインターフェースを示す図である。
図5】[0015]本開示と一貫した、電子医療記録の例示的なデータ構造を示す図である。
図6】[0016]本開示と一貫した、患者の試験ステータス情報をマイニングする例示的なプロセスを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0011】
詳細な説明
[0017] 以下の詳細な説明では添付図面を参照する。可能な場合は常に、同じ又は同様の部分を指すのに同じ参照番号が図面及び以下の説明で使用される。幾つかの例示的な実施形態が本明細書に記載されるが、修正、適合、及び他の実施も可能である。例えば、図面に示される構成要素に対して置換、追加、又は修正を行うことが可能であり、本明細書に記載の例示的な方法は、開示された方法にステップの置換、順序替え、削除、又は追加を行うことによって修正することができる。したがって、以下の詳細な説明は、開示された実施形態及び例に限定されない。代わりに、適切な範囲は添付の特許請求の範囲によって規定される。
【0012】
[0018] 本明細書における実施形態は、コンピュータ実施方法、有形非一時的コンピュータ可読媒体、及びシステムを含む。コンピュータ実施方法は、例えば、非一時的コンピュータ可読記憶媒体から命令を受信する少なくとも1つのプロセッサ(例えば処理デバイス)によって実行し得る。同様に、本開示と一貫したシステムは、少なくとも1つのプロセッサ(例えば処理デバイス)及びメモリを含み得、メモリは非一時的コンピュータ可読記憶媒体であり得る。本明細書で使用するとき、非一時的コンピュータ可読記憶媒体とは、少なくとも1つのプロセッサによって可読の情報又はデータを記憶し得る任意のタイプの物理的メモリを指す。例には、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、ハードドライブ、CD-ROM、DVD、フラッシュドライブ、ディスク、及び任意の他の既知の物理的記憶媒体がある。「メモリ」及び「コンピュータ可読記憶媒体」等の単数形の用語は、複数の構造、そのような複数のメモリ及び/又はコンピュータ可読記憶媒体を更に指し得る。本明細書で参照されるとき、「メモリ」は、別記される場合を除き、任意のタイプのコンピュータ可読記憶媒体を含み得る。コンピュータ可読記憶媒体は、本明細書における一実施形態と一貫するステップ又は段階をプロセッサに実行させる命令を含め、少なくとも1つのプロセッサによって実行される命令を記憶し得る。更に、1つ又は複数のコンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータ実施方法を実施するに当たり利用し得る。用語「コンピュータ可読記憶媒体」は、有形品を含み、搬送波及び一過性の信号を除外するものとして理解されたい。
【0013】
[0019] 本開示では、試験の患者に関する試験ステータス情報を提供するシステム及び方法が提供される。幾つかの実施形態では、システムは、患者に関連する電子医療記録をマイニングして、試験の試験ステータス情報を提供し得る。システムは電子医療記録を分析して、医療試験に関連する第1の複数の患者を特定し得る。第1の複数の患者は、ある時間期間中(例えば、1月中)の試験の第1の試験ステータス(例えばスクリーニングステータス)を有し得る。システムはまた、電子医療記録を分析して、同じ時間期間中の同じ試験に対して第2の試験ステータス(例えばアクティブステータス)を有する第2の複数の患者を特定することもできる。システムは更に、第1の複数の患者及び第2の複数の患者に関する情報をグラフィカルユーザインターフェースに表示し得る。幾つかの実施形態では、システムはまた、患者に関連する更新された電子医療記録を受信、分析して、試験ステータス情報を自動的に更新することもできる。
【0014】
[0020] 図1Aは、本開示と一貫した実施形態を実施する例示的なシステム100を示す。図1Aに示すように、システム100は、1つ又は複数のクライアントデバイス101、計算デバイス102、データベース103、及びネットワーク104を含み得る。本開示から、これらの構成要素の数及び配置が例示であり、説明を目的として提供されることが理解されよう。本開示の教示及び実施形態から逸脱せずに、他の配置及び数の構成要素を使用することも可能である。
【0015】
[0021] クライアントデバイス101(例えば、クライアントデバイス101-1、101-2、101-3)は、1人又は複数の患者に関する情報を収集、入力するように構成し得る。例えば、クライアントデバイス101はクリニックに常駐し得、ユーザ(例えば、医師又は管理者)は、患者の受診に関する情報をクライアントデバイス101の入力デバイスに入力し得る。別の例として、研究者が試験に関する患者の試験ステータスを更新し得る(例えば、「候補」ステータスから「主研究同意書に署名済み」ステータスへ)。クライアントデバイス101によって受信された情報は計算デバイス102に送信し得、計算デバイス102は、その情報を患者に関連する1つ又は複数の電子医療記録と関連付け得る。幾つかの実施形態では、クライアントデバイス101はまた、計算デバイス102から情報を受信し、受信した情報を提示することもできる。例えば、クライアントデバイス101は、計算デバイス102から1人又は複数の患者に関する試験情報に関する情報を受信し、その情報をユーザに向けてクライアントデバイス101のインターフェースに提示し得る。幾つかの実施形態では、クライアントデバイス101-1、101-2、及び101-3は、同じ場所に常駐してもよく、又は異なる場所に常駐してもよい。幾つかの実施形態では、クライアントデバイス101によって受信される情報は、クライアント備考、放射線リポート、病理学リポート、医者又は看護師の所見、構造化又は非構造化データ、及び患者の医療記録に含め得る任意の他のタイプの情報(例えば、電子医療記録又は他の利用可能なデータソース、診療報酬請求データ、患者報告データ)を含み得る。本明細書で使用するとき、「非構造化」とは、1つ又は複数の標準化フォーマット(例えば、日付フォーマット、名前フォーマット等)に分類されず、直列化又はマークアップフォーマット(XML、YAML、JSON等)ではないテキストを指す。一実施形態では、非構造化データは抽出化プロセスによって捕捉し得、一方、構造化データは、医療従事者によって入力又はアルゴリズムを使用して計算し得る。一実施形態では、データソース430は、医療提供者(例えば、医師、病院)、研究所、保険会社、及び任意の他の患者データソースを含み得る。
【0016】
[0022] 計算デバイス102は、電子医療記録をマイニングして、試験についての試験ステータス情報を特定し提供するように構成し得る。例えば、計算デバイス102は、電子医療記録を分析して、直近30日間にわたり第1の試験ステータスを有した第1の患者群及び同期間にわたり第2の試験ステータスを有した第2の患者群を特定し得る。第1の試験ステータスは第2の試験ステータスと異なり得る。幾つかの実施形態では、第1の試験ステータス(及び第2の試験ステータス)は、同意前ステータス、同意済みステータス、及び登録済みステータスの1つを含み得る。同意前ステータスは、監視ステータス、候補ステータス、プレスクリーニング中ステータス、不適格と思われるステータス、及び同意プロセス中ステータスの1つを含み得る。同意済みステータスは、主研究同意書署名済みステータス及びスクリーニング不合格ステータスの1つを含み得る。登録済みステータスは、試験中ステータス(アクティブステータス及び経過観察中ステータスの1つを含み得る)及び試験外ステータス(完了済みステータス及び中断ステータスの1つを含み得る)の1つを含み得る。
【0017】
[0023] 幾つかの実施形態では、計算デバイス102は、試験適格性基準に基づいて試験に対して適格な1人又は複数の患者を示唆するアルゴリズムを自動的に生成し得る。例として、計算デバイス102は、電子医療記録(例えば、年齢、疾患、バイオマーカ)に基づいて各患者への数字及び一連の文字を有する名前付きタプルを作成し得る。計算デバイス102は、表現ツリーと突き合わせて患者に関連する、作成された名前付きタプルを評価し得、各患者の適格性を有する数字を返し得る。例えば、表現ツリーアルゴリズムは、不適格の場合には「0」又は適格の場合には「1」を出力し得る。代替的には、アルゴリズムは、各患者の適格性を示す確率値を出力し得る。スクリーニング試験ステータスを示唆された患者に割り当て得る。
【0018】
[0024] 幾つかの実施形態では、クライアントデバイス101及び計算デバイス102は、本願に開示するクライアントデバイス101及び計算デバイス102の機能を実行するように構成された1つのデバイスに統合し得る。例えば、ユーザは、計算デバイス102の入力デバイス153を介して、試験についての患者に関する情報を入力し得る。計算デバイス102は、受信した情報に基づいて試験ステータス情報を更新し(必要な場合)、更新された試験ステータス情報を表示し得る。
【0019】
[0025] データベース103は、システム100の1つ又は複数の構成要素についての情報及びデータを記憶するように構成し得る。例えば、データベース103は、1人又は複数の患者に関連する電子医療記録を記憶し得る。データベース103はまた、1つ又は複数の試験に関する情報を記憶することもできる。幾つかの実施形態では、データベース103はまた、示唆された、試験に適格な1人又は複数の患者及び/又は患者に対して示唆された1つ又は複数の適格な試験を特定する患者-試験マッチングアルゴリズムを記憶することもできる。クライアントデバイス101及び/又は計算デバイス102は、ネットワーク104を介してデータベース103に記憶されたデータにアクセスし取得するように構成し得る。幾つかの実施形態では、データベース103は第三者によって運営し得る。例えば、計算デバイス102は、特定の試験に関する情報をデータベース103から要求し得、データベース103は、要求された情報を計算デバイス102に送信し得る。
【0020】
[0026] ネットワーク104は、システム100の構成要素間の通信を促進するように構成し得る。ネットワーク104は、ローカルエリアネットワーク(LAN)、広域ネットワーク(WAN)、インターネットの部分、イントラネット、セルラネットワーク、近距離ネットワーク(例えば、Bluetooth(商標)ベースのネットワーク)、又はそれらの組合せ等を含み得る。
【0021】
[0027] 図1Bは、例示的な計算デバイス102を示すブロック図である。計算デバイス102は、少なくとも1つのプロセッサ(例えばプロセッサ151)、メモリ152、入力デバイス153、出力デバイス154、及びデータベース160を含み得る。
【0022】
[0028] プロセッサ151は、本願に記載の1つ又は複数の機能を実行するように構成し得る。計算デバイス102は、計算デバイス102の種々の構成要素の命令を記憶し得るメモリ152を含むこともできる。例えば、メモリ152は、プロセッサ151によって実行されると、本明細書に記載の1つ又は複数の機能をプロセッサ151に実行させるように構成し得る命令を記憶し得る。
【0023】
[0029] 入力デバイス153は、計算デバイス102のユーザから入力を受信するように構成し得、計算デバイス102の1つ又は複数の構成要素は、受信した入力に応答して1つ又は複数の機能を実行し得る。幾つかの実施形態では、入力デバイス153は、タッチスクリーン(例えば出力デバイス154)に表示されるインターフェースを含み得る。出力デバイス154は、情報及び/又はデータをユーザに出力するように構成し得る。例えば、出力デバイス154は、試験に関する情報を表示するように構成されたディスプレイを含み得る。幾つかの実施形態では、出力デバイス154はタッチスクリーンを含み得る。別の例として、計算デバイス102は、電子医療記録に基づいて試験に関する情報を含むリポートを生成し得る。出力デバイス154は、生成されたリポートを出力し得る。
【0024】
[0030] データベース160は、計算デバイス102の1つ又は複数の構成要素についての種々のデータ及び情報を記憶するように構成し得る。例えば、データベース160は、試験データベース161、モデルデータベース162、及び電子医療記録(EMR)データベース163を含み得る。試験データベース161は、1つ又は複数の試験に関する情報を記憶するように構成し得る。例えば、試験データベース161は、試験の試験適格性基準を含み得る各試験の試験ポートフォリオを記憶し得る。試験の試験適格性基準は、試験ステータス、試験疾患、試験治療ライン、適格年齢、試験バイオマーカ基準、又はそれらの組合せ等を含み得る。幾つかの実施形態では、試験ポートフォリオは、試験の名称、試験の説明、又はそれらの組合せ等を含むこともできる。試験データベース161は、試験に対してなされた変更を含む編集履歴を更に記憶し得る。計算デバイス102は、試験データベース161から試験に関する情報を取得し、必要な場合、情報を修正し得る。例えば、計算デバイス102は、新しい試験の試験ポートフォリオを作成し、試験ポートフォリオを試験データベース161に記憶し得る。
【0025】
[0031] モデルデータベース162は、患者-試験マッチングモデル又はアルゴリズムを記憶し得る。患者-試験マッチングアルゴリズムとは、試験に適格な1人又は複数の患者を特定し、及び/又は患者に対して示唆される1つ又は複数の適格な試験を特定するアルゴリズムを指す。計算デバイス102は、モデルデータベース162からアルゴリズムを取得し得る。幾つかの実施形態では、計算デバイス102は、新しい試験のアルゴリズムを作成し、作成されたアルゴリズムをモデルデータベース162に記憶し得る。EMRデータベース163は、患者に関連する電子医療記録を記憶し得る。プロセッサ151は、EMRデータベース163から1つ又は複数の電子医療記録を受信し得る。
【0026】
[0032] 図2は、本開示と一貫した、試験を閲覧するための例示的なグラフィカルユーザインターフェース200を示す図である。ユーザインターフェース200は、計算デバイス102の出力デバイス154(例えば、ディスプレイ又はタッチスクリーン)を介して表示し得る。代替又は追加として、計算デバイス102は、クライアントデバイス101の出力デバイス(例えば、ディスプレイ又はタッチスクリーン)を介してグラフィカルユーザインターフェース200を表示する命令をクライアントデバイス101に送信し得る。計算デバイス102は、情報をデータベース(例えば、データベース103、データベース160)から取得し、取得した情報に基づいてグラフィカルユーザインターフェース200をレンダリングし得る。
【0027】
[0033] ユーザインターフェース200は、複数の患者に関する試験情報を表示するように構成された第1のエリア201を含み得る。例えば、第1のエリア201は、異なる時間期間にわたり種々のステータスを有する患者数の表現を含む棒グラフを含み得る。計算デバイス102は、複数の電子医療記録を分析して、第1の時間期間(例えば1月)中に第1の試験ステータス(例えば、プレスクリーニング中ステータス)を有する第1の複数の患者を特定し、第1の時間期間中に第2の試験ステータス(例えば、トライアル中ステータス)を有する第2の複数の患者を特定し得る。計算デバイス102は、1月中の第1の複数の患者の数及び第2の複数の患者の数の表現を含むユーザインターフェース200をディスプレイに提示させるように構成することもできる。例えば、ユーザインターフェース200は、1月中にプレスクリーニング中ステータス(すなわち、この例では第1の試験ステータス)を有した患者の数及び試験中ステータス(すなわち、この例では第2の試験ステータス)を有した患者の数を示す棒グラフを含み得る。
【0028】
[0034] 幾つかの実施形態では、ユーザは、情報をユーザインターフェース200に表示し得る1つ又は複数のステータスを選択し得る。例えば、ユーザは、本願に記載の複数のステータスを含み得るドロップダウンから1つ又は複数の試験ステータスを選択するように構成し得る。ユーザが1つ又は複数のステータスを選択した後、ユーザインターフェース200は、ユーザが選択したステータスの数を表示し得る(例えば、図2に示すテキスト「4ステータスが選択」を表示することにより)。幾つかの実施形態では、患者ステータスを選択すると、デフォルト子ステータスの選択がトリガーされ得る。代替又は追加として、親ステータスが未選択である場合、全てのその子ステータスは未選択であり得る。幾つかの実施形態では、デフォルトにより所定の組のステータスが選択され得る。例えば、プレスクリーニング中、主研究同意書署名済み、スクリーニング不合格、登録済みを含む1組のステータスがデフォルトにより選択され得る。
【0029】
[0035] 幾つかの実施形態では、ユーザは、データ範囲に関する試験情報を表示するデータ範囲を設定し得る。例えば、ユーザインターフェース200は、1つは「開始日」、1つは「終了日」の2つの日付セレクタを含み得る。幾つかの実施形態では、計算デバイス102は、今日よりも前の所定数の月(例えば、3つ又は4つの月)(例えば、ユーザインターフェース200に示される1月から3月)として開始日のデフォルト日付範囲を選択し得、終了日のデフォルトは今日である。幾つかの実施形態では、ユーザが日付セレクタを変更すると、ステータス又は選択された日付範囲内で作成されたデータによってフィルタリングされる全てのデータをユーザインターフェースに表示させ得る。
【0030】
[0036] 幾つかの実施形態では、計算デバイス102は、データ範囲に基づいて、第1の複数の患者の数及び第2の複数の患者の数がユーザインターフェース200に表示される時間期間を決定し得る。例えば、計算デバイス102は、1月(又は日付範囲のうちの最初の30日)を第1の時間期間として決定し、2月(又は日付範囲の次の30日)を第2の時間期間として決定し得る。代替的には、計算デバイス102は、ユーザ入力を通してユーザによって選択される日付群に基づいて第1の時間期間及び第2の時間期間(及び1つ又は複数の時間期間)を決定し得る。例示的な日付群は、7日間、14日間、30日間、又は暦月(例えば、1月、2月)等を含み得る。幾つかの実施形態では、暦月がデフォルトにより選択し得る。計算デバイス102はまた、1月及び2月に第1の試験ステータスを有した患者の数並びに1月及び2月に第2の試験ステータスを有した患者の数をユーザインターフェース200に表示させることもできる(図2に示す棒グラフの種々の棒で表される)。幾つかの実施形態では、棒は異なる色を有し得、各色は特定のステータスに対応し得る。
【0031】
[0037] 幾つかの実施形態では、選択されたステータス又はステータス群の各々について、ユーザインターフェース200は、日付群によって示される時間範囲(例えば、1月、2月、3月)によって群化された時間期間に従って棒を棒グラフに表示する。幾つかの実施形態では、「同意前」等のステータスの親が選択される場合、ユーザインターフェース200は親群の棒を示し得る。カウントは、子ステータスのカウントの和であり得る。同じことが「登録済み」祖父母群に対しても言える。例えば、「登録済み」祖父母群が選択される場合、ユーザインターフェース200は「登録済み」を1つの棒として示し得、子の棒は示されない。幾つかの実施形態では、試験の登録目標を線として表示し得、それにより、ユーザは、目標に達したか否かを容易に見ることができる。
【0032】
[0038] 幾つかの実施形態では、ユーザインターフェース200はユーザと対話するように構成し得る。例えば、ユーザは、特定の状態を有する患者の数を表す棒上に重ねるように動かし得、ユーザインターフェース200は、そのステータスに対応する数(すなわち、図2に示すテキスト「アクティブ15」)を自動的に表示し得る。別の例として、ユーザは棒をクリックし得、ユーザインターフェース200はオーバーレイを開き得、オーバーレイは、ユーザインターフェース200の第1のエリア201と部分的に重複し得、対応する時間期間中に対応するステータスを有した患者のリスト(図3に示すグラフィカルユーザインターフェース300に示される患者リスト301等)を示す。
【0033】
[0039] 幾つかの実施形態では、患者が同じ時間期間中に複数のステータスを有する場合、最新のステータスのみがカウントされ、例えば、患者が「監視中」を1月15日に有し、「候補」を1月30日に有し、日付群が「暦月」であった場合、その患者は「候補」としてのみカウントされる。
【0034】
[0040] 幾つかの実施形態では、ユーザインターフェース200は、種々の現在ステータスを有する患者数を表示するように構成された第2のエリア202を含み得る。第2のエリア202は、現在の患者状態のスナップショットを表し得る。各患者は、1つのカウントにのみ寄与し得る。例えば、先週、アクティブ状態を有したが、今週は経過観察であった患者は、経過観察ステータスのカウントに寄与し得、アクティブ状態カウントには寄与しない。幾つかの実施形態では、第2のエリア202は日付範囲セレクタによる影響を受けなくてよい。第2のエリア202は、プレスクリーニング中ステータスを有する現在の患者数、スクリーニングステータスを有する現在の患者数、アクティブステータスを有する現在の患者数、経過観察ステータスを有する現在の患者数、完了済みステータスを有する現在の患者数、及び中断ステータスを有する現在の患者数の1つ又は複数を表示し得る。幾つかの実施形態では、計算デバイス102は、表示された数字(又はそれに関連する記号若しくはテキスト)と対話するユーザ入力を受信するように構成し得る。例えば、ユーザは数字をクリックし得、ユーザインターフェース200は、対応するステータスを有する患者のリスト(例えば、図3に示すに示す患者リスト)を示すオーバーレイを開き得る。
【0035】
[0041] 幾つかの実施形態では、ユーザインターフェース200は、1つ又は複数のステータスに関する情報を示すように構成された第3のエリア203を含み得る。例えば、第3のエリア203は、患者が特定のステータス(例えば、図2に示す中断ステータス)を有する最も一般的な理由を示し得る。幾つかの実施形態では、計算デバイス102は、電子医療記録を分析して、ステータスの最も一般的な理由を特定し得る。例えば、計算デバイス102は、医師(及び/又は研究者)からの関連する備考を分析し、1人又は複数の患者で試験が中断された理由を特定し得る。計算デバイス102はまた、理由をランク付けして、最も一般的な理由を特定することもできる(例えば、各理由の患者数に基づいて)。幾つかの実施形態では、計算デバイス102は、本開示の他の箇所に記載される、選択された日付範囲内の日付と共に中断ステータスを考慮し得る。幾つかの実施形態では、ユーザインターフェース200は、水平棒グラフ上に理由及び理由のカウントを表示し得る。代替又は追加として、ユーザインターフェース200は、ユーザによって選択された理由についてのリポートを生成するために、ユーザの入力と対話するように構成し得る。
【0036】
[0042] 幾つかの実施形態では、ユーザインターフェース200は、スクリーニング効率を示すように構成された第4のエリア204を含み得る。スクリーニング効率は、プレスクリーニングステータスを有し、時間期間中、種々のステータスに変わった患者の数によって表し得る。数字及びグラフは、プレスクリーニングステータスを有した患者について、どのステータスに移行したかを捕捉し得る。例えば、図2に示すように、第4のエリア204は、日付範囲間の種々のステータスを有する患者数を表示し得る。幾つかの実施形態では、計算デバイス102は、選択された日付範囲内でこれらのステータスの1つを有する患者のみを考慮し得る。幾つかの実施形態では、日付範囲前、患者に候補ステータスが追加されたが、そのステータスが日付範囲内で変わらなかった場合、この患者は候補ステータスを有したとしてカウントされるべきである。幾つかの実施形態では、計算デバイス102は、スクリーニングステータス直後のステータスのみを考慮し得る(例えば、監視中、候補、プレスクリーニング中)。幾つかの実施形態では、ユーザインターフェース200は、ユーザの入力に基づいてユーザと対話するように構成し得る。例えば、ユーザがカーソルを棒上に重ねるように動かす場合、ユーザインターフェース200はその棒のカウントを表示し得る。別の例として、特定の数字がクリックされる場合、ユーザインターフェース200は、そのメトリック下の患者のリスト(例えば、図3に示す患者リスト301)を示すオーバーレイを開き得る。
【0037】
[0043] 幾つかの実施形態では、ユーザインターフェース200は、種々のステータスでのステータス変化の平均日数を示すように構成されたエリア205を含み得る。例えば、計算デバイス102は、ステータスA及びステータスBの両方を有する(例えば、ステータスBは、ステータスAの日付以後の日付を有する)患者を特定し、ステータスAからステータスBへのステータス変化の平均日数を特定し得る。計算デバイス102はまた、計算された数字をユーザインターフェース200に表示させるように構成することもできる。例として、ユーザインターフェース200は、プレスクリーニング中から同意、同意からアクティブ、同意からスクリーニング不合格、アクティブから完了済み、及びアクティブから中断の少なくとも1つのステータス変化の平均日数を含み得る。幾つかの実施形態では、表示される数字は、最も近くの整数に丸められたステータスAの日付とステータスBの日付との間の平均日数であり得る。幾つかの実施形態では、日数はステータスAの日を含まず、ステータスBの日を含むべきである。
【0038】
[0044] 図3は、本開示と一貫した、試験情報を表示する例示的なグラフィカルユーザインターフェース300を示す図である。ユーザインターフェース300は、時間期間にわたり1つ又は複数の特定のステータスを有する患者の患者リストを示す、ユーザインターフェース200上のオーバーラップを含み得る。例えば、本開示の他の箇所に記載のように、ユーザは、特定のステータスに関する数字(又は棒)をクリックすることによってユーザインターフェース200と対話し得、ユーザインターフェース300は、その時間期間にわたり特定のステータスを有した患者の患者リストを示すオーバーレイをユーザインターフェース200上に表示し得る。
【0039】
[0045] 幾つかの実施形態では、オーバーレイ内に、患者リストと共にテーブルが示され、テーブルは、患者に関する情報(例えば、患者の氏名、医療記録番号)、診断、治療場所、研究医、次の予約、試験での現在のステータス(ステータス+試験名)、又はそれらの組合せ等の種々の列を含み得る。幾つかの実施形態では、メトリックが何のためであるかのタイトルテキストを表示し得、クリックすることができる各メトリックに指定し得る。代替又は追加として、ユーザに向けて患者リストのスプレッドシートファイル(例えば、csv又はExcelファイル)を生成するための「エクスポート」ボタンを表示し得る。
【0040】
[0046] 図4は、本開示と一貫した、地域(又は治療場所)に関する試験情報を表示する例示的なグラフィカルユーザインターフェース400を示す図である。ユーザインターフェース400は、ユーザインターフェース200(図2に示す)と同様の試験情報であるが、特定の地域又は治療場所の患者についての試験情報を示す第1のエリア401を含み得る。例えば、図4に示すように、第1のエリア401は、1月、2月、及び3月にプレスクリーニング中ステータスを有した、地域Aの患者の人数の表現を含み得る。別の例として、ユーザインターフェース400は、地域Aでの種々のステータスの現在のステータスカウントを示す第2のエリア402を含み得る。
【0041】
[0047] 幾つかの実施形態では、ユーザインターフェース400(及び/又はユーザインターフェース200)は、患者がアクティブステータス(又は経過観察、中断、又は完了済みステータス)を有し、選択された時間範囲内のステータス日付を有する試験-患者の数を示すエリア403を含むこともできる。図4に示すように、数字は、特定の研究医に従って群化し得、これは、関連する電子医療記録に含まれる属性(例えば、trial_patient_attribute)に基づいて計算デバイス102によって決定し得る。幾つかの実施形態では、数字は、頻度によって並べられた水平棒グラフとして表示し得る。
【0042】
[0048] 図5は、本開示と一貫した、電子医療記録の例示的なデータ構造500を示す図である。幾つかの実施形態では、計算デバイス102は、データ構造500に従って患者及び試験に関する情報をエントリとして記憶し得る。データ構造500は、患者、患者ID、診断、クリニック、研究医、試験、現在ステータス、最新ステータス等の種々のフィールドを有するテーブルを含み得る。各フィールドは、数値又は英数字文字を含む情報を記憶し得る。幾つかの実施形態では、計算デバイス102は、試験の患者情報を記憶したテーブルにアクセスすることにより、電子医療記録を分析して、第1(及び/又は第2)の複数の患者を特定し得、テーブルは少なくとも、患者識別子(例えば、患者の氏名及び/又はID)を記憶した第1の複数のフィールド、第1(及び/又は第2)の試験ステータス(例えばアクティブ)の識別子を記憶した第2の複数のフィールド、及び時間期間(例えば1月)の識別子を記憶した第3の複数のフィールドを含み得る。
【0043】
[0049] 図6は、本開示と一貫した、患者の試験ステータス情報をマイニングする例示的なプロセス600を含むフローチャートである。ステップ601において、計算デバイス102は、複数の電子医療記録を分析して、ある時間期間中、医療試験及び第1の試験ステータスに関連する第1の複数の患者を特定し得る。例えば、計算デバイス102は、データベース(例えばデータベース103)にアクセスし、データベースに記憶された電子医療記録を取得し得る。計算デバイス102はまた、その時間期間にわたり第1の試験ステータス(例えば、試験に不適格であるとのステータス、患者に対して試験が中断されたというステータス、患者がスクリーニングに不合格であったとのステータス、又は本開示の他の箇所に記載のステータス)を有した患者を特定することもできる。
【0044】
[0050] 幾つかの実施形態では、計算デバイス102は、図5に示すデータ構造500と同様のデータ構造を含み得る、試験についての患者情報を記憶したテーブルにアクセスし得る。例えば、計算デバイス102は、患者及び試験に関する情報をデータ構造500に従ったエントリとして記憶し得る。データ構造500は、患者、患者ID、診断、クリニック、研究医、試験、現在ステータス、最新ステータス等の種々のフィールドを有するテーブルを含み得る。幾つかの実施形態では、計算デバイス102は、試験についての患者情報を記憶したテーブルにアクセスすることにより、電子医療記録を分析して、第1(及び/又は第2)の複数の患者を特定し得、テーブルは少なくとも、患者識別子(例えば、患者の氏名及び/又はID)を記憶した第1の複数のフィールド、第1(及び/又は第2)の試験ステータス(例えばアクティブ)の識別子を記憶した第2の複数のフィールド、及び時間期間(例えば1月)の識別子を記憶した第3の複数のフィールドを含み得る。幾つかの実施形態では、テーブルは少なくとも、患者識別子を記憶した第1の複数のフィールド及び対応する患者に関連する試験ステータスの識別子を記憶した第2の複数のフィールドを含み得る。計算デバイス102は、第1の複数のフィールド及び第2の複数のフィールドに基づいて、時間期間中、プレスクリーニングステータスから第1の試験ステータスヘのステータス変化を有した第3の複数の患者を特定し得る。
【0045】
[0051] ステップ603において、計算デバイス102は、複数の電子医療記録を分析して、その時間期間中、その医療試験及び第2の試験ステータスに関連する第2の複数の患者を特定するように構成し得る。計算デバイス102は、ステップ601と同様に、電子医療記録を分析して、その時間期間中、試験について第2の試験ステータスを有した第2の複数の患者を特定するように構成し得る。例えば、計算デバイス102は、その試験についての患者情報を記憶したテーブルにアクセスすることにより、データ構造500と同様のデータ構造に記憶された電子医療記録を分析して、第2)の複数の患者を特定し得る。
【0046】
[0052] ステップ605において、計算デバイス102は、複数の電子医療記録を分析して、その時間期間中、ステータス変化に関連する第3の複数の患者を特定するように構成し得る。ステータス変化は、時間期間中のプレスクリーニングステータスから第1の試験ステータスへの変化を含み得る。例えば、計算デバイス102は、電子医療記録に基づいて、時間期間中、プレスクリーニングステータスを有し、そのステータスを別のステータスに変えた第3の複数の患者を特定し得る。例として、計算デバイス102は、試験についての患者情報を記憶したテーブルにアクセスし得、テーブルは少なくとも、患者識別子を記憶する第1の複数のフィールド及び対応する患者に関連する試験ステータスの識別子を記憶する第2の複数のフィールドを含み得る。計算デバイス102はまた、第1の複数のフィールド及び第2の複数のフィールドに基づいて、時間期間中にプレスクリーニングステータスから第1の試験ステータスへのステータス変化を有した第3の複数の患者を特定することもできる。
【0047】
[0053] ステップ607において、計算デバイス102は、少なくとも第1のエリア及び第2のエリアを含むグラフィカルユーザインターフェースをディスプレイに表示させるように構成し得る。第1のエリアは、第1の試験ステータスに関連する第1の複数の患者の数の表現と、第2の試験ステータスに関連する第2の複数の患者の数の表現とを表示するように構成し得る。第2のエリアは、ステータス変化に関連する第3の複数の患者の数の表現を表示するように構成し得る。例えば、計算デバイス102は、図2に示すユーザインターフェース200の第2のエリア201に、1月中の第1の複数の患者の数の表現及び第2の複数の患者の数の表現を示す表示を生じさせるように構成し得る(本開示の他の箇所に記載のように)。幾つかの実施形態では、第1の複数の患者(及び/又は第2の複数の患者)の数の表現は、数値テキスト、英数字テキスト、記号、1つ又は複数の言葉、グラフィカル表現(例えば、棒、画像、形状等)、又はそれらの組合せ等を含み得る。
【0048】
[0054] 幾つかの実施形態では、グラフィカルユーザインターフェースは、第1の試験ステータスに関連する第1の複数の患者の数を表す第1の棒と、第2の試験ステータスに関連する第2の複数の患者の数を表す第2の棒とを含む棒グラフを含み得る。一実施形態では、第1の棒は第1の色であり得、第2の棒は、第1の色と異なる第2の色であり得る。
【0049】
[0055] 幾つかの実施形態では、グラフィカルユーザインターフェースは、第1のスライス及び第2のスライスを含む円グラフを含み得る。第1のスライスは、第1の試験ステータスに関連する第1の複数の患者の数を表し得、第2のスライスは、第2の試験ステータスに関連する第2の複数の患者の数を表し得る。
【0050】
[0056] 幾つかの実施形態では、グラフィカルユーザインターフェースは、第1の試験ステータスを有する現在の患者数の表現を表示するように構成された第3のエリア(図2に示すユーザインターフェース200の第2のエリア202等)を更に含む。
【0051】
[0057] 幾つかの実施形態では、図2に示すように、計算デバイス102は、複数の電子医療記録を分析して、第1の時間期間(例えば1月)と異なり得る第2の時間期間(例えば2月)中、医療試験及び第1の試験ステータス(例えば、プレスクリーニング中ステータス)に関連する第4の複数の患者を特定するように構成し得る。計算デバイス102は、複数の電子医療記録を分析して、第2の時間期間中、医療試験及び第2の試験ステータス(例えば試験中ステータス)に関連する第5の複数の患者を特定するように構成することもできる。計算デバイス102は、複数の電子試験記録を分析して、第2の時間期間中のプレスクリーニングステータスから第1の試験ステータス(例えばプレスクリーニング中ステータス)へのステータス変化に関連する第6の複数の患者を特定するように更に構成し得る。幾つかの実施形態では、ユーザインターフェースは、第4の複数の患者の数の表現及び第5の複数の患者の数の表現を示す第1のエリアを含み得る。ユーザインターフェースは、第6の複数の患者の数の表現を示す第2のエリアを含むこともできる。
【0052】
[0058] 幾つかの実施形態では、グラフィカルユーザインターフェースは、1人又は複数の患者が第1の試験ステータスを有した1つ又は複数の理由に関する情報を含み得る。例えば、図2に示すように、ユーザインターフェース200は、患者が特定のステータス(例えば中断ステータス)を有する最も一般的な理由を表示するように構成された第3のエリア203を含み得る。
【0053】
[0059] 幾つかの実施形態では、計算デバイス102は、試験ステータス情報を含むリポートを生成し得る。例えば、計算デバイス102は、第1の複数の患者の少なくとも1人が第1の試験ステータスを有した1つ又は複数の理由に関する情報を含むリポートを生成するように構成し得る。幾つかの実施形態では、ユーザインターフェースは、本開示の他の箇所に記載の試験ステータス情報を含むリポートを出力する「エクスポート」ボタン又はドロップダウンメニューを含み得る。例えば、「エクスポート」ドロップダウンメニューは、患者リスト、スクリーニングログ、及び1人又は複数の患者が特定のステータス(例えば、不適格と思われる、スクリーニング不合格、中断等)を有した理由の少なくとも1つを含むリポートを生成する選択肢を含み得る。例えば、ユーザは「不適格であると思われる理由」のエクスポートを選択し得、計算デバイス102は、不適格と思われるステータスを有する全ての患者を有するリポートを生成し得る。リポートは、患者名+括弧内のMRN、中断日、中断理由、又はそれらの組合せ等の種々の列を含み得るExcelファイル等のスプレッドシートを含み得る。
【0054】
[0060] 上記説明は、説明を目的として提示されている。網羅的ではなく、開示される厳密な形態又は実施形態に限定されない。本明細書の検討及び開示された実施形態の実施から修正及び適合が当業者には明らかになろう。更に、開示された実施形態の態様はメモリに記憶されるものとして説明されるが、これらの態様が、二次記憶装置等の他のタイプのコンピュータ可読媒体、例えば、ハードディスク若しくはCD-ROM、若しくは他の形態のRAM、ROM、USB媒体、DVD、ブルーレイ、4K超HDブルーレイ、又は他の光学ドライブ媒体に記憶することも可能なことを当業者は理解しよう。
【0055】
[0061] 書かれた説明及び開示された方法に基づくコンピュータプログラムは、熟練した開発者の技能内である。当業者に既知の任意の技法を使用して種々のプログラム又はプログラムモジュールを作成することができ、又は既存のソフトウェアと関連して設計することができる。例えば、プログラムセクション又はプログラムモジュールは、.Net Framework、.Net Compact Framework(及びVisual Basic、C等の関連する言語)、Java、Python、R、C++、Objective-C、HTML、HTML/AJAX組合せ、XML、又はJavaアプレットが包含されたHTMLにおいて又はそれ(ら)によって設計することができる。
【0056】
[0062] 更に、説明のための実施形態が本明細書に記載されたが、本開示に基づいて当業者によって理解される均等な要素、修正、省略、結合(例えば、種々の実施形態にわたる態様の)、適合、及び/又は改変を有するありとあらゆる実施形態の範囲。特許請求の範囲における限定は、特許請求の範囲で利用される用語に基づいて広く解釈されるべきであり、本明細書に又は本願の出願過程中に記載される例に限定されるべきではない。例は非網羅的として解釈されるべきである。更に、開示された方法のステップは、ステップの並べ替え及び/又はステップの挿入又は削除を含め、任意の様式で修正し得る。したがって、本明細書及び例が例示としてのみ考慮され、真の範囲及び趣旨が以下の特許請求の範囲及びそれらの全範囲の均等物によって示されることが意図される。
図1A
図1B
図2
図3
図4
図5
図6
【国際調査報告】