(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-08-15
(54)【発明の名称】新規な非コード複素環アミノ酸(NCHAA)及び除草剤としてのそれらの使用
(51)【国際特許分類】
A01N 43/08 20060101AFI20220805BHJP
A01P 13/00 20060101ALI20220805BHJP
A01N 43/10 20060101ALI20220805BHJP
A01N 47/02 20060101ALI20220805BHJP
A01N 43/78 20060101ALI20220805BHJP
A01N 43/836 20060101ALI20220805BHJP
A01N 43/76 20060101ALI20220805BHJP
A01N 43/56 20060101ALI20220805BHJP
A01N 43/58 20060101ALI20220805BHJP
A01N 43/40 20060101ALI20220805BHJP
A01N 43/54 20060101ALI20220805BHJP
A01N 43/653 20060101ALI20220805BHJP
A01N 43/713 20060101ALI20220805BHJP
【FI】
A01N43/08 B
A01P13/00
A01N43/10 B
A01N47/02
A01N43/78 E
A01N43/78 A
A01N43/836
A01N43/76
A01N43/10 G
A01N43/56 G
A01N43/58 A
A01N43/40 101A
A01N43/40 101E
A01N43/40 101J
A01N43/54 B
A01N43/54 E
A01N43/54 F
A01N43/653 Z
A01N43/713
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2021573735
(86)(22)【出願日】2020-06-10
(85)【翻訳文提出日】2022-02-04
(86)【国際出願番号】 IL2020050642
(87)【国際公開番号】W WO2020250223
(87)【国際公開日】2020-12-17
(32)【優先日】2019-06-11
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】521542018
【氏名又は名称】フォルテフェスト・リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110001173
【氏名又は名称】弁理士法人川口國際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】コザック,アレックス
(72)【発明者】
【氏名】シャピロ,イスラエル
【テーマコード(参考)】
4H011
【Fターム(参考)】
4H011AB01
4H011BB08
4H011BB09
4H011BB10
4H011BB11
(57)【要約】
本発明は、新規な置換されたアミノ酸、その新規な置換されたアミノ酸を含む農業組成物、及び単独で又は農薬若しくは植物成長調整剤などの作物保護剤と組み合わせての、望ましくない植物成長を抑制するためのそれらの使用に関する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記構造を有する化合物又はその塩。
【化1】
[式中、
Aは、1~3個のヘテロ原子を含む5、6若しくは9員環であり;ヘテロ原子のそれぞれは、N、S及びOからなる群から独立に選択され;前記環の炭素原子の1以上がR
3、R
4、R
6及びR
7で置換されていても良く;R
3、R
4、R
6又はR
7のそれぞれは、電子吸引基(EWG)又は電子供与基(EDG)から独立に選択され;R
3、R
4、R
6又はR
7がEDGである場合、前記環の少なくとも一つの炭素がEWGで置換されており;前記環の1~3個のヘテロ原子がN又はSであり、それぞれが独立にR
3、R
4、R
6及びR
7で置換されていても良く;
Tは、スルホニル、アンモニウム、アルキルアミン;アリールアミン、ホスホニウム、ニトロ、シアノ、ジハロメチル、アシル、ホルミル、ハロホルミル、カルボキシル、アルコキシカルボニル、及びアミノカルボニルからなる群から選択され;
nは0又は1であり;
yは0~8であり;
Xは
【化2】
であり;
R
1は、カルボキシル基、カルバモイル基、直鎖、分岐、環状鎖若しくは芳香族鎖を有する飽和若しくは不飽和アルコールとのエステル、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、直鎖、分岐、環状脂肪族鎖、環状芳香族鎖、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、スルホンアミド及びホスホルアミドで置換されたカルボキサミドからなる群から選択され;R
2は、置換されていても良い一級アミン、二級アミン、三級アミン、カルボキサミド、スルホンアミド、及びホスホルアミドからなる群から選択される。]
【請求項2】
Aが、ピロール、ピラゾール、イミダゾール、トリアゾール、チオフェン、ジチオール、トリチオール、チアゾール、ジチアゾール、トリチアゾリジン、チアジアゾール、ジチアジアゾール、チアトリアゾール、オキサゾール、フラン、オキサチオール、ピリジン、ピリダジン、ピリミジン、ピラジン、トリアジン、チアジン、ジチアジン、チアジアジン、2H-1,3,4,5-チアトリアジン、ジチアジアジン、ピロロピリジン、ピロロピリミジン、ピロロトリアジン、チオピラノピロール、ピロロチアジン、ピロロジチアジン、及びチエノピリジンからなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
Aが、チオフェン、1H-ピラゾール、2H-1,3-ジチオール、3H-1,2-ジチオール、1H-ピロール、2H-1,2,3-トリアゾール、1H-1,2,4-トリアゾール、1,3-チアゾール、1,2,5-チアジアゾール、1,2,4-チアジアゾール、1,3-オキサゾール、フラン、及びピリジンからなる群から選択される、請求項2に記載の化合物。
【請求項4】
EWGが、トリフリル(トリフルオロメタンスルホニル)、トリハライド、シアノ、スルホネート、ニトロ、アンモニウム、四級アミン、アルデヒド、ケトン、カルボン酸、エステル、アミド及びハライドからなる群から選択される、請求項1~3のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項5】
EDGが、フェノキシド、三級アミン、二級アミン、一級アミン、エーテル、アルキル、フェニル及びビニルからなる群から選択される、請求項1~4のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項6】
R
2が、水素、直鎖若しくは分岐鎖を有する脂肪族化合物、非芳香環を有する脂肪族化合物、直鎖若しくは分岐鎖アルコール、非芳香環を有するアルコール、カルボン酸、リン酸、ホスホン酸、ホスホネートの末端炭素、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール及びポリプロピレングリコールから選択される基で置換された、一級、二級及び三級アミンからなる群から選択される、請求項1~5のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項7】
R
2が、飽和若しくは不飽和の直鎖、分岐鎖又は環状鎖を有するカルボキサミド、スルホンアミド、及びホスホルアミドからなる群から選択される、請求項1~6のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項8】
下記の構造を有する、請求項1~7のいずれか1項に記載の化合物。
【化3】
[式中、R
1は、COOH、COOCH
3、COOC
2H
5、COOC
3H
7であり;R
2はNH
2であり;R
3及びR
7は独立に、H、CF
3、CCl
3、Cl及びFから選択され;R
4及びR
6は独立に、H、Cl及びBrから選択される。]
【請求項9】
下記の構造を有する、請求項1~7のいずれか1項に記載の化合物。
【化4】
[式中、R
1は、COOH、COOCH
3、COOC
2H
5、及びCOOC
3H
7から選択され;R
2はNH
2であり;R
3及びR
4は独立に、H、Br及びClから選択され;R
6及びR
7は独立に、H、Cl、NO
2、CF
3及びCCl
3から選択される。]
【請求項10】
下記の構造を有する、請求項1~7のいずれか1項に記載の化合物。
【化5】
[式中、R
1は、COOH、COOCH
3、COOC
2H
5、COOC
4H
9、CONHCH
2COOH、及びCOO(CH
2)
3CH
3から選択され;R
2は、NH
2、NHCOCH
3、NHCO、及びNH(CH
2)
2O(CH
2)
2)OHから選択され;R
3及びR
4は独立に、H、Cl、Br、CN、CHF
2、CF
3、CCl
3から選択され;R
6は、H又はCF
3である。]
【請求項11】
下記の構造を有する、請求項1~7のいずれか1項に記載の化合物。
【化6】
[式中、R
1は、COOH、COOCH
3、COOC
2H
5、COOC
5H
11、及びCOO(CH
2)
2(CH
2)
2CH
3から選択され;R
2はNH
2であり;R
3及びR
4は、独立にH、Br及びClから選択され;R
6は、H、F、Cl、Br、CF
3、CCl
3から選択される。]
【請求項12】
下記の構造を有する、請求項1~7のいずれか1項に記載の化合物。
【化7】
[式中、R
1は、COOH、COOCH
3、COOC
2H
5、COOC
5H
11、及びCOO(CH
2)
2(CH
2)
2CH
3から選択され;R
2はNH
2、NHCOCH
3、又はNHCOC
2H
5から選択され;R
3及びR
4はそれぞれ独立に、H、Br、Cl及びNH
2から選択される。]
【請求項13】
下記の構造を有する、請求項1~7のいずれか1項に記載の化合物。
【化8】
[式中、R
1は、COOH、COOCH
3、COOC
2H
5、COOC
5H
11、及びCOO(CH
2)
2(CH
2)
2CH
3から選択され;R
2はNH
2、NHCOCH
3又はNHCOC
2H
5から選択され;R
4及びR
6はそれぞれ独立に、H、Br、Cl、CF
3、CHF
2、及びCCl
3から選択される。]
【請求項14】
下記の構造を有する、請求項1~7のいずれか1項に記載の化合物。
【化9】
[式中、R
1はCOOHからなる群から選択され;R
2はNH
2であり;R
6はHである。]
【請求項15】
下記の構造を有する、請求項1~7のいずれか1項に記載の化合物。
【化10】
[式中、R
1はOHからなる群から選択され;R
2はNH
2であり;R
3及びR
6は両方ともHである。]
【請求項16】
下記の構造を有する、請求項1~7のいずれか1項に記載の化合物。
【化11】
[式中、R
1は、COOH、COOCH
3、COOC
2H
5、COOC
5H
11、及びCOO(CH
2)
2(CH
2)
2CH
3から選択され;R
2はNH
2、NHCOCH
3、又はNHCOC
2H
5から選択され;R
6は、H、Br、Cl、CF
3、CCl
3及びNH
2から選択される。]
【請求項17】
下記の構造を有する、請求項1~7のいずれか1項に記載の化合物。
【化12】
[式中、R
1はOHであり;R
2はNH
2であり;R
3、R
4及びR
6は独立に、H、Br、Cl、CF
3、CCl
3、及びNH
2から選択される。]
【請求項18】
下記の構造を有する、請求項1~7のいずれか1項に記載の化合物。
【化13】
[式中、R
1は、COOH、COOCH
3、COOC
2H
5、COOC
5H
11、及びCOO(CH
2)
2(CH
2)
2CH
3から選択され;R
2はNH
2、NHCOCH
3、又はNHCOC
2H
5から選択され;R
6は、H、Br、Cl、CF
3、CCl
3及びNH
2から選択される。]
【請求項19】
下記の構造を有する、請求項1~7のいずれか1項に記載の化合物。
【化14】
[式中、R
1は、COOH、COOCH
3、COOC
2H
5、COOC
5H
11、及びCOO(CH
2)
2(CH
2)
2CH
3から選択され;R
2はNH
2、NHCOCH
3、又はNHCOC
2H
5から選択され;R
3及びR
5は独立に、H、Br、Cl、CF
3、CCl
3から選択され;R
6は、CH
3、OH及びNH
2から選択される。]
【請求項20】
下記の構造を有する、請求項1~7のいずれか1項に記載の化合物。
【化15】
[式中、R
1は、COOH、COOCH
3、COOC
2H
5、COOC
5H
11、及びCOO(CH
2)
2(CH
2)
2CH
3から選択され;R
2はNH
2、NHCOCH
3又はNHCOC
2H
5から選択され;R
3及びR
5は独立にH、Br、Cl、CF
3、CCl
3から選択され;R
4は、CH
3、OH及びNH
2から選択される。]
【請求項21】
請求項1~20のいずれか1項に記載の化合物及び少なくとも一つの農業的に許容される担体を含む農業組成物。
【請求項22】
少なくとも一つの作物保護剤をさらに含む、請求項21に記載の農業組成物。
【請求項23】
前記少なくとも一つの作物保護剤が、殺菌剤、殺虫剤、除草剤、及び植物成長調整剤からなる群から選択される、請求項22に記載の農業組成物。
【請求項24】
前記作物保護剤が除草剤である、請求項23に記載の農業組成物。
【請求項25】
前記作物保護剤が植物成長調整剤である、請求項23に記載の農業組成物。
【請求項26】
前記少なくとも一つの作物保護剤が、アトラジン、テルブチラジン、(S)-メトラクロル、メトラクロル、テルブトリン、シマジン、ジメテナミド、(S)-ジメテナミド、フルフェナセット、アセトクロル、アラクロール、イソキサフルトール、イソキサクロルトール、メソトリオン、スルコトリオン、メトスラム、フルメツラム、ペンジメタリン、ブロモキシニル、ベンタゾン、カルフェントラゾン-エチル、クロマゾン、ニコスルフロン、リムスルフロン、ハロスルフロン-メチル、メトリブジン、フルミクロラック-ペンチル、プロスルフロン、プリミスルフロン-メチル、ジカンバ、フルチアセット-メチル、ピリデート、2,4-D、クロピラリド、ジフルフェンゾピル、フルロキシピル、MCPA、MCPB、メコプロップ(MCPP)、メトベンズロン、チフェンスルフロン-メチル、アクロニフェン、EPTC、グリホサート、グルホシネート、スルホセート、シアナジン、プロパキザホップ、メタミトロン、ピラミン、フェンメディファム、デスメディファム、エトフメセート、トリアスルフロン、クロリダゾン、レナシル、トリアレート、フルアジホップ、セトキシジム、キザロホップ、クロピラリド、クレトジム、オキサスルフロン、アシフルオルフェン、ベナゾリン-エチル、スルフェントラゾン、クロリムロン-エチル、クロランスラム-メチル、フォメサフェン、イマザモックス、イマザキン、イマゼタピル、イマザピル、ラクトフェン、フェノキサプロップ(P-エチル)、チジアズロン、トリブホス、トリフルラリン、ジメタクロル、ナプロパミド、キンメラック、メタザクロル、カルベタミド、ジメフロン、プロピザミド、エタメツルフロン-メチル、テブタム、フルオメツロン、プロメトリン、ノルフルラゾン、ピリチオバック-ナトリウム、MSMA、DSMA、ジウロン、フルロクロリドン、ジチオピル、チアゾピル、オキシフルオルフェン、エタルフルラリン、クロジナホップ、アミドスルフロン、ジクロホップ-メチル、ジフルフェニカン、エトキシスルフロン、フェントラザミド、フラザスルフロン、フロラスラム、フルアゾラート、フルカルバゾン、フルピルスルフロン-メチルナトリウム、フルタモン、ヨードスルフロン、イソプロツロン、クロルトルロン、クロルスルフロン、メトスルフロン-メチル、スルホスルフロン、トリベヌロン-メチル、2,4-DB、2,4-DP、ビフェノックス、フラムプロップ-M、イマザメタベンズ-メチル、アイオキシニル、トラコキシジム、フルオログリコフェン-エチル、メタベンズチアズロン、イソキサベン、プロスルホカルブ、ジフェンゾクアット-メチルサルフェート、プレチラクロール、シノスルフロン、フェンクロリム、ベンスルフロン-メチル、イマゾスルフロン、ピラゾスルフロン-エチル、アジムスルフロン、エスプロカルブ、メフェナセット、モリネート、プロパニル、ピラゾレート、シハロホップ-ブチル、ビスピリバック-ナトリウム、ピリミノバック-メチル、カフェントロール、オキサジアルギル、オキサジアゾン、ブロモブチド、MY-100、ダイムロン、NB 061、MK243、HW-52、AC 014、アメトリン、ヘキサジノン、アシュラム、アザフェニジン、テブチウロン、エタメツルフロン-メチル、又はそれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項24に記載の農業組成物。
【請求項27】
望ましくない植物成長を抑制する方法であって、前記望ましくない植物成長の場所に、請求項21~26のいずれか1項に記載の農業組成物を施用することを含む方法。
【請求項28】
望ましくない植物成長を抑制する方法であって、前記望ましくない植物成長の場所に、除草的に有効量の下記構造を有する化合物又はその塩を施用することを含む方法。
【化16】
[式中、
Aは、1以上のヘテロ原子を含む5、6若しくは9員環であり;ヘテロ原子のそれぞれは、N、S及びOからなる群から独立に選択され;前記環の炭素原子の1以上がR
3、R
4、R
6及びR
7で置換されていても良く;R
3、R
4、R
6又はR
7のそれぞれは、電子吸引基(EWG)又は電子供与基(EDG)から独立に選択され;R
3、R
4、R
6又はR
7がEDGである場合、前記環の少なくとも一つの炭素がEWGで置換されており;前記環の1以上のヘテロ原子がN又はSである場合、それぞれが独立にR
3、R
4、R
6及びR
7で置換されていても良く;
Tは、スルホニル、アンモニウム、アルキルアミン;アリールアミン、ホスホニウム、ニトロ、シアノ、ジハロメチル、アシル、ホルミル、ハロホルミル類、カルボキシル、アルコキシカルボニル、及びアミノカルボニルからなる群から選択され;
nは0又は1であり;
yは0~8であり;
Xは
【化17】
であり;
R
1は、カルボキシル基、カルバモイル基、直鎖、分岐、環状鎖若しくは芳香族鎖を有する飽和若しくは不飽和アルコールとのエステル、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、直鎖、分岐、環状脂肪族鎖、環状芳香族鎖、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、スルホンアミド及びホスホルアミドで置換されたカルボキサミドからなる群から選択され;R
2は、置換されていても良い一級アミン、二級アミン、三級アミン、カルボキサミド、スルホンアミド、及びホスホルアミドからなる群から選択される。]
【請求項29】
Aが、ピロール、ピラゾール、イミダゾール、トリアゾール、チオフェン、ジチオール、トリチオール、チアゾール、ジチアゾール、トリチアゾリジン、チアジアゾール、ジチアジアゾール、チアトリアゾール、オキサゾール、フラン、オキサチオール、ピリジン、ピリダジン、ピリミジン、ピラジン、トリアジン、チアジン、ジチアジン、チアジアジン、2H-1,3,4,5-チアトリアジン、ジチアジアジン、ピロロピリジン、ピロロピリミジン、ピロロトリアジン、チオピラノピロール、ピロロチアジン、ピロロジチアジン、及びチエノピリジンからなる群から選択される、請求項28に記載の方法。
【請求項30】
Aが、チオフェン、2H-1,3-ジチオール、3H-1,2-ジチオール、1H-ピロール、2H-1,2,3-トリアゾール、1H-1,2,4-トリアゾール、1,3-チアゾール、1,2,5-チアジアゾール、1,2,4-チアジアゾール、1,3-オキサゾール、フラン、及びピリジンからなる群から選択される、請求項28又は29に記載の方法。
【請求項31】
EWGが、トリフリル(トリフルオロメタンスルホニル)、トリハライド、シアノ、スルホネート、ニトロ、アンモニウム、四級アミン、アルデヒド、ケトン、カルボン酸、エステル、アミド及びハライドからなる群から選択される、請求項28~30のいずれか1項に記載の方法。
【請求項32】
EDGが、フェノキシド、三級アミン、二級アミン、一級アミン、エーテル、アルキル、フェニル及びビニルからなる群から選択される、請求項28~31のいずれか1項に記載の方法。
【請求項33】
R
2が、水素、直鎖若しくは分岐鎖を有する脂肪族化合物、非芳香環を有する脂肪族化合物、直鎖若しくは分岐鎖アルコール、非芳香環を有するアルコール、リン酸、ホスホン酸、ホスホネートの末端炭素、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール及びポリプロピレングリコールから選択される基で置換された一級、二級及び三級アミンからなる群から選択される、請求項28~32のいずれか1項に記載の方法。
【請求項34】
R
2が、飽和若しくは不飽和の直鎖、分岐鎖又は環状鎖を有するカルボキサミド、スルホンアミド、及びホスホルアミドからなる群から選択される、請求項28~33のいずれか1項に記載の方法。
【請求項35】
前記望ましくない植物成長の場所に、除草的に有効量の下記構造を有する化合物を施用することを含む、請求項28~34のいずれか1項に記載の方法。
【化18】
[式中、R
1は、COOH、COOCH
3、COOC
2H
5、COOC
3H
7であり;R
2はNH
2であり;R
3及びR
7は独立に、H、CF
3、CCl
3、Cl及びFから選択され;R
4及びR
6は、H、Cl及びBrから独立に選択される。]
【請求項36】
前記望ましくない植物成長の場所に、除草的に有効量の下記構造を有する化合物を施用することを含む、請求項28~34のいずれか1項に記載の方法。
【化19】
[式中、R
1は、COOH、COOCH
3、COOC
2H
5、及びCOOC
3H
7から選択され;R
2はNH
2であり;R
3及びR
4は独立に、H、Br及びClから選択され;R
6及びR
7は独立に、H、Cl、NO
2、CF
3及びCCl
3から選択される。]
【請求項37】
前記望ましくない植物成長の場所に、除草的に有効量の下記構造を有する化合物を施用することを含む、請求項28~34のいずれか1項に記載の方法。
【化20】
[式中、R
1は、COOH、COOCH
3、COOC
2H
5、COOC
4H
9、CONHCH
2COOH、及びCOO(CH
2)
3CH
3から選択され;R
2は、NH
2、NHCOCH
3、NHCO、及びNH(CH
2)
2O(CH
2)
2)OHから選択され;R
3及びR
4は独立に、H、Cl、Br、CN、CHF
2、CF
3、CCl
3から選択され;R
6は、H又はCF
3である。]
【請求項38】
前記望ましくない植物成長の場所に、除草的に有効量の下記構造を有する化合物を施用することを含む、請求項28~34のいずれか1項に記載の方法。
【化21】
[式中、R
1は、COOH、COOCH
3、COOC
2H
5、COOC
5H
11、及びCOO(CH
2)
2(CH
2)
2CH
3から選択され;R
2はNH
2であり;R
3及びR
4は、独立にH、Br及びClから選択され;R
6は、H、F、Cl、Br、CF
3、CCl
3から選択される。]
【請求項39】
前記望ましくない植物成長の場所に、除草的に有効量の下記構造を有する化合物を施用することを含む、請求項28~34のいずれか1項に記載の方法。
【化22】
[式中、R
1は、COOH、COOCH
3、COOC
2H
5、COOC
5H
11、及びCOO(CH
2)
2(CH
2)
2CH
3から選択され;R
2はNH
2、NHCOCH
3、又はNHCOC
2H
5から選択され;R
3及びR
4はそれぞれ独立に、H、Br、Cl及びNH
2から選択される。]
【請求項40】
前記望ましくない植物成長の場所に、除草的に有効量の下記構造を有する化合物を施用することを含む、請求項28~34のいずれか1項に記載の方法。
【化23】
[式中、R
1は、COOH、COOCH
3、COOC
2H
5、COOC
5H
11、及びCOO(CH
2)
2(CH
2)
2CH
3から選択され;R
2はNH
2、NHCOCH
3又はNHCOC
2H
5から選択され;R
4及びR
6はそれぞれ独立に、H、Br、Cl、CF
3、CHF
2、及びCCl
3から選択される。]
【請求項41】
前記望ましくない植物成長の場所に、除草的に有効量の下記構造を有する化合物を施用することを含む、請求項28~34のいずれか1項に記載の方法。
【化24】
[式中、R
1はCOOHであり;R
2はNH
2であり;R
6はHである。]
【請求項42】
前記望ましくない植物成長の場所に、除草的に有効量の下記構造を有する化合物を施用することを含む、請求項28~34のいずれか1項に記載の方法。
【化25】
[式中、R
1はOHであり;R
2はNH
2であり;R
3及びR
6は両方ともHである。]
【請求項43】
前記望ましくない植物成長の場所に、除草的に有効量の下記構造を有する化合物を施用することを含む、請求項28~34のいずれか1項に記載の方法。
【化26】
[式中、R
1は、COOH、COOCH
3、COOC
2H
5、COOC
5H
11、及びCOO(CH
2)
2(CH
2)
2CH
3から選択され;R
2はNH
2、NHCOCH
3、又はNHCOC
2H
5から選択され;R
6は、H、Br、Cl、CF
3、CCl
3及びNH
2から選択される。]
【請求項44】
前記望ましくない植物成長の場所に、除草的に有効量の下記構造を有する化合物を施用することを含む、請求項28~34のいずれか1項に記載の方法。
【化27】
[式中、R
1は、COOH、COOCH
3、COOC
2H
5、COOC
5H
11、及びCOO(CH
2)
2(CH
2)
2CH
3から選択され;R
2はNH
2、NHCOCH
3、又はNHCOC
2H
5から選択され;R
6は、H、Br、Cl、CF
3、CCl
3及びNH
2から選択される。]
【請求項45】
前記望ましくない植物成長の場所に、除草的に有効量の下記構造を有する化合物を施用することを含む、請求項28~34のいずれか1項に記載の方法。
【化28】
[式中、R
1は、COOH、COOCH
3、COOC
2H
5、COOC
5H
11、及びCOO(CH
2)
2(CH
2)
2CH
3から選択され;R
2はNH
2、NHCOCH
3、又はNHCOC
2H
5から選択され;R
3及びR
5は独立に、H、Br、Cl、CF
3、CCl
3から選択され;R
6は、CH
3、OH及びNH
2から選択される。]
【請求項46】
前記望ましくない植物成長の場所に、除草的に有効量の下記構造を有する化合物を施用することを含む、請求項28~34のいずれか1項に記載の方法。
【化29】
[式中、R
1は、COOH、COOCH
3、COOC
2H
5、COOC
5H
11、及びCOO(CH
2)
2(CH
2)
2CH
3から選択され;R
2はNH
2、NHCOCH
3又はNHCOC
2H
5から選択され;R
3及びR
5は独立にH、Br、Cl、CF
3、CCl
3から選択され;R
4は、CH
3、OH及びNH
2から選択される。]
【請求項47】
前記望ましくない植物成長の場所に、少なくとも一つの作物保護剤を施用することをさらに含む、請求項28~46のいずれか1項に記載の方法。
【請求項48】
前記少なくとも一つの作物保護剤が、除草剤、殺菌剤、殺虫剤、及び植物成長調整剤からなる群から選択される、請求項47に記載の方法。
【請求項49】
前記作物保護剤が除草剤である、請求項48に記載の方法。
【請求項50】
前記作物保護剤がアミノ酸合成阻害剤除草剤である、請求項49に記載の方法。
【請求項51】
前記アミノ酸合成阻害剤除草剤が、スルホニル尿素系除草剤、イミダゾリノン系除草剤、スルホンアミド系除草剤及びアミノ酸誘導体、又はそれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項50に記載の方法。
【請求項52】
前記アミノ酸合成阻害剤除草剤が、イマザモックス、イマザピック、イマゼタピル、イマザキン、イマザピル及びイマザメタベンズ、又はそれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項51に記載の方法。
【請求項53】
前記アミノ酸合成阻害剤除草剤が、クロリムロン、プリミスルフロン、チフェンスルフロン、トリアスルフロン、ニコスルフロン、メツルフロン、トリベヌロン、リムスルフロン及びトリフルスルフロン又はそれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項51に記載の方法。
【請求項54】
前記アミノ酸合成阻害剤除草剤がグリホサートである、請求項51に記載の方法。
【請求項55】
前記作物保護剤が植物成長調整剤である、請求項50に記載の方法。
【請求項56】
前記植物成長調整剤が、ジカンバ、2,4-D、クロピラリド及びフルロキシピルからなる群から選択される、請求項57に記載の方法。
【請求項57】
望ましくない植物成長を抑制する方法であって、前記望ましくない植物成長の場所に、下記のもの:
a.下記構造を有する第1の除草剤又はその塩:
【化30】
[式中、
Aは、1以上のヘテロ原子を含む5、6若しくは9員環であり;前記ヘテロ原子のそれぞれは独立に、N、S及びOからなる群から選択され;前記環の1以上の炭素原子は、R
3、R
4、R
6及びR
7で置換されていても良く;R
3、R
4、R
6又はR
7のそれぞれは独立に、電子吸引基(EWG)又は電子供与基(EDG)から選択され;R
3、R
4、R
6又はR
7がEDGである場合、前記環の少なくとも一つの炭素がEWGで置換されており;前記環の1以上のヘテロ原子がN又はSである場合、それぞれが独立にR
3、R
4、R
6及びR
7で置換されていても良く;
Tは、スルホニル、アンモニウム、アルキルアミン;アリールアミン、ホスホニウム、ニトロ、シアノ、ジハロメチル、アシル、ホルミル、ハロホルミル類、カルボキシル、アルコキシカルボニル、及びアミノカルボニルからなる群から選択され;
nは0又は1であり;
yは0~8であり;
Xは
【化31】
であり;
R
1は、カルボキシル基、カルバモイル基、脂肪族の直鎖、分岐、環状鎖若しくは芳香族鎖を有する飽和若しくは不飽和アルコールとのエステル、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、直鎖、分岐、環状脂肪族鎖、環状芳香族鎖、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、スルホンアミド、及びホスホルアミドで置換されたカルボキサミドからなる群から選択され;R
2は、置換されていても良い一級アミン、二級アミン、三級アミン、カルボキサミド、スルホンアミド及びホスホルアミドからなる群から選択される。];及び
b.前記望ましくない植物成長を効果的に抑制するための第2の除草剤
を施用することを含む方法。
【請求項58】
前記第2の除草剤がアミノ酸合成阻害剤除草剤である、請求項57に記載の方法。
【請求項59】
前記第2の除草剤が、スルホニル尿素系除草剤、イミダゾリノン系除草剤、スルホンアミド系除草剤及びアミノ酸誘導体からなる群から選択される、請求項58に記載の方法。
【請求項60】
前記第2の除草剤が、イマザモックス、イマザピック、イマゼタピル、イマザキン、イマザピル、イマザメタベンズ、クロリムロン、プリミスルフロン、チフェンスルフロン、トリアスルフロン、ニコスルフロン、メツルフロン、トリベヌロン、リムスルフロン、トリフルスルフロン及びグリホサートからなる群から選択される、請求項57~59のいずれか1項に記載の方法。
【請求項61】
前記第2の除草剤が、アトラジン、テルブチラジン、(S)-メトラクロル、メトラクロル、テルブトリン、シマジン、ジメテナミド、(S)-ジメテナミド、フルフェナセット、アセトクロル、アラクロール、イソキサフルトール、イソキサクロルトール、メソトリオン、スルコトリオン、メトスラム、フルメツラム、ペンジメタリン、ブロモキシニル、ベンタゾン、カルフェントラゾン-エチル、クロマゾン、ニコスルフロン、リムスルフロン、ハロスルフロン-メチル、メトリブジン、フルミクロラック-ペンチル、プロスルフロン、プリミスルフロン-メチル、ジカンバ、フルチアセット-メチル、ピリデート、2,4-D、クロピラリド、ジフルフェンゾピル、フルロキシピル、MCPA、MCPB、メコプロップ(MCPP)、メトベンズロン、チフェンスルフロン-メチル、アクロニフェン、EPTC、グリホサート、グルホシネート、スルホセート、シアナジン、プロパキザホップ、メタミトロン、ピラミン、フェンメディファム、デスメディファム、エトフメセート、トリアスルフロン、クロリダゾン、レナシル、トリアレート、フルアジホップ、セトキシジム、キザロホップ、クロピラリド、クレトジム、オキサスルフロン、アシフルオルフェン、ベナゾリン-エチル、スルフェントラゾン、クロリムロン-エチル、クロランスラム-メチル、フォメサフェン、イマザモックス、イマザキン、イマゼタピル、イマザピル、ラクトフェン、フェノキサプロップ(P-エチル)、チジアズロン、トリブホス、トリフルラリン、ジメタクロル、ナプロパミド、キンメラック、メタザクロル、カルベタミド、ジメフロン、プロピザミド、エタメツルフロン-メチル、テブタム、フルオメツロン、プロメトリン、ノルフルラゾン、ピリチオバック-ナトリウム、MSMA、DSMA、ジウロン、フルロクロリドン、ジチオピル、チアゾピル、オキシフルオルフェン、エタルフルラリン、クロジナホップ、アミドスルフロン、ジクロホップ-メチル、ジフルフェニカン、エトキシスルフロン、フェントラザミド、フラザスルフロン、フロラスラム、フルアゾラート、フルカルバゾン、フルピルスルフロン-メチルナトリウム、フルタモン、ヨードスルフロン、イソプロツロン、クロルトルロン、クロルスルフロン、メトスルフロン-メチル、スルホスルフロン、トリベヌロン-メチル、2,4-DB、2,4-DP、ビフェノックス、フラムプロップ-M、イマザメタベンズ-メチル、アイオキシニル、トラコキシジム、フルオログリコフェン-エチル、メタベンズチアズロン、イソキサベン、プロスルホカルブ、ジフェンゾクアット-メチルサルフェート、プレチラクロール、シノスルフロン、フェンクロリム、ベンスルフロン-メチル、イマゾスルフロン、ピラゾスルフロン-エチル、アジムスルフロン、エスプロカルブ、メフェナセット、モリネート、プロパニル、ピラゾレート、シハロホップ-ブチル、ビスピリバック-ナトリウム、ピリミノバック-メチル、カフェントロール、オキサジアルギル、オキサジアゾン、ブロモブチド、MY-100、ダイムロン、NB 061、MK243、HW-52、AC 014、アメトリン、ヘキサジノン、アシュラム、アザフェニジン、テブチウロン、及びエタメツルフロン-メチルからなる群から選択される、請求項57~59のいずれか1項に記載の方法。
【請求項62】
第3の除草剤又は植物成長調整剤を施用することをさらに含む、請求項57~61のいずれか1項に記載の方法。
【請求項63】
望ましくない植物成長を抑制するための組成物であって、
a.請求項1~22のいずれか1項に記載の化合物:
b.アトラジン、テルブチラジン、(S)-メトラクロル、メトラクロル、テルブトリン、シマジン、ジメテナミド、(S)-ジメテナミド、フルフェナセット、アセトクロル、アラクロール、イソキサフルトール、イソキサクロルトール、メソトリオン、スルコトリオン、メトスラム、フルメツラム、ペンジメタリン、ブロモキシニル、ベンタゾン、カルフェントラゾン-エチル、クロマゾン、ニコスルフロン、リムスルフロン、ハロスルフロン-メチル、メトリブジン、フルミクロラック-ペンチル、プロスルフロン、プリミスルフロン-メチル、ジカンバ、フルチアセット-メチル、ピリデート、2,4-D、クロピラリド、ジフルフェンゾピル、フルロキシピル、MCPA、MCPB、メコプロップ(MCPP)、メトベンズロン、チフェンスルフロン-メチル、アクロニフェン、EPTC、グリホサート、グルホシネート、スルホセート、シアナジン、プロパキザホップ、メタミトロン、ピラミン、フェンメディファム、デスメディファム、エトフメセート、トリアスルフロン、クロリダゾン、レナシル、トリアレート、フルアジホップ、セトキシジム、キザロホップ、クロピラリド、クレトジム、オキサスルフロン、アシフルオルフェン、ベナゾリン-エチル、スルフェントラゾン、クロリムロン-エチル、クロランスラム-メチル、フォメサフェン、イマザモックス、イマザキン、イマゼタピル、イマザピル、ラクトフェン、フェノキサプロップ(P-エチル)、チジアズロン、トリブホス、トリフルラリン、ジメタクロル、ナプロパミド、キンメラック、メタザクロル、カルベタミド、ジメフロン、プロピザミド、エタメツルフロン-メチル、テブタム、フルオメツロン、プロメトリン、ノルフルラゾン、ピリチオバック-ナトリウム、MSMA、DSMA、ジウロン、フルロクロリドン、ジチオピル、チアゾピル、オキシフルオルフェン、エタルフルラリン、クロジナホップ、アミドスルフロン、ジクロホップ-メチル、ジフルフェニカン、エトキシスルフロン、フェントラザミド、フラザスルフロン、フロラスラム、フルアゾラート、フルカルバゾン、フルピルスルフロン-メチルナトリウム、フルタモン、ヨードスルフロン、イソプロツロン、クロルトルロン、クロルスルフロン、メトスルフロン-メチル、スルホスルフロン、トリベヌロン-メチル、2,4-DB、2,4-DP、ビフェノックス、フラムプロップ-M、イマザメタベンズ-メチル、アイオキシニル、トラコキシジム、フルオログリコフェン-エチル、メタベンズチアズロン、イソキサベン、プロスルホカルブ、ジフェンゾクアット-メチルサルフェート、プレチラクロール、シノスルフロン、フェンクロリム、ベンスルフロン-メチル、イマゾスルフロン、ピラゾスルフロン-エチル、アジムスルフロン、エスプロカルブ、メフェナセット、モリネート、プロパニル、ピラゾレート、シハロホップ-ブチル、ビスピリバック-ナトリウム、ピリミノバック-メチル、カフェントロール、オキサジアルギル、オキサジアゾン、ブロモブチド、MY-100、ダイムロン、NB 061、MK243、HW-52、AC 014、アメトリン、ヘキサジノン、アシュラム、アザフェニジン、テブチウロン、及びエタメツルフロン-メチル、又はその組み合わせからなる群から選択される少なくとも一つの除草剤;及び
c.少なくとも一つの農業的に許容される担体
の混合物を含む組成物。
【請求項64】
望ましくない植物成長を抑制するための組成物であって、
a.請求項1~22のいずれか1項に記載の化合物;
b.少なくとも一つの植物成長調整剤;及び
c.少なくとも一つの農業的に許容される担体
を含む組成物。
【請求項65】
2-アミノ-3-(チオフェン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(チオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-[(チオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパン酸;2-アミノ-3-[(4-フルオロチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパン酸;メチル2-アミノ-3-[(チオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート;ペンチル2-アミノ-3-[(チオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート;3-(5-シアノ-3-チエニル)アラニン;2-アミノ-3-[4-(トリフルオロメチル)チオフェン-2-イル]プロパン酸;3-アミノ-3-(4-ブロモチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,4,5-トリメチルチオフェン-3-イル)プロパン酸;ブチル2-アミノ-3-(チオフェン-3-イル)プロパノエート;2-アミノ-3-[(2,5-ジクロロチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパン酸;2-アミノ-3-[(2,5-ジクロロ-4-メチルチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパン酸;2-アミノ-3-(2-クロロチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,5-ジクロロチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-クロロチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1,3-チアゾール-5-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-{[2,5-ジクロロ-4-(トリフルオロメチル)チオフェン-3-スルホニル]アミノ}プロパン酸;2-アミノ-3-(2-アミノ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパン酸;メチル2-アミノ-3-[(2,5-ジクロロチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート;エチル2-アミノ-3-[(2,5-ジクロロチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート;2-プロポキシエチル-2-アミノ-3-[(2,5-ジクロロチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート;[2-(カルボキシアミノ)-3-エトキシ-3-オキソプロピル](2,5-ジクロロチオフェン-3-スルホニル)カルバミン酸;2-アミノ-3-(2,5-ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-クロロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1,2,5-チアジアゾール-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1,2,4-チアジアゾール-5-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(フラン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1,3-オキサゾール-4-イル)プロパン酸;2-ホルムアミド-3-(チオフェン-3-イル)プロパン酸;メチル2-アミノ-3-(チオフェン-3-イル)プロパノエート;エチル2-アミノ-3-(チオフェン-3-イル)プロパノエート;[2-アミノ-3-(チオフェン-3-イル)プロパンアミド]酢酸;2-アミノ-N-[2-(2-ヒドロキシエトキシ)エチル]-3-(チオフェン-3-イル)プロペンアミド;エチル2-ブタンアミド-3-(ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパノエート;2-ブトキシエチル2-アセトアミド-3-(2,5-ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパノエート;2-アミノ-3-(2,5-ジブロモチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-ニトロチオフェン-3-イル)プロパン酸;ブチル3-(ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;2-エトキシエチル3-(ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;2-アミノ-3-[5-(トリフルオロメチル)チオフェン-3-イル]プロパン酸;(2S)-2-アミノ-3-(3,5-ジオキソ-1,2,4-オキサジアゾリジン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-[(2,5-ジブロモチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパン酸;2-アミノ-3-(5-クロロ-2-メチルチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2-ブロモチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1,1-ジオキソ-116-チオラン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(チオラン-3-イル)プロパン酸;[2-アミノ-2-(チオフェン-3-イル)エチル]ホスホン酸;2-アミノ-3-(2,5-ジメチル-1,1-ジオキソ-1H-116-チオフェン-3-イル)プロパン酸;3-(2,5-ジオキソ-2,5-ジヒドロチオフェン-3-イル)-2-(ホスホノアミノ)プロパン酸;2-アミノ-3-[4-(トリフルオロメチル)チオフェン-3-イル]プロパン酸;エチル2-アセトアミド-3-(2,5-ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパノエート;メチル2-アミノ-3-(2,5-ジクロロチオフェン-3-イル)プロパノエート;エチル2-アミノ-3-(2,5-ジクロロチオフェン-3-イル)プロパノエート;2-(2-メトキシエトキシ)エチル-2-アミノ-3-(チオフェン-3-イル)プロパノエート;エチル2-アセトアミド-3-(チオフェン-3-イル)プロパノエート;エチル3-(2,5-ジクロロチオフェン-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;エチル3-(2,5-ジクロロフラン-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;プロピル2-アミノ-3-(2,5-ジクロロフラン-3-イル)プロパノエート;4-(2-アセトアミド-3-エトキシ-3-オキソプロピル)-3-メチル-1,3-チアゾール-3-イウムクロライド;2-(2-エトキシエトキシ)エチル3-(2,5-ジクロロチオフェン-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;ペンチル2-アセトアミド-3-(1,3,4-オキサジアゾール-2-イル)プロパノエート;エチル-2-アミノ-3-[(2,5-ジブロモチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート;ブチル3-(5-クロロ-1,2,4-チアジアゾール-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;2-アミノ-3-(1H-インダゾール-3-イル)プロパン酸塩酸塩[HCl];2-アミノ-3-(ピリダジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(ピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(ピリジン-3-イル)プロパン酸ジヒドロクロライド;3-(5-ヒドロキシ-3-ピリジニル)アラニン;2-アミノ-3-(5-メチルピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(4-アミノピリジン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2-アミノピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-アミノピリジン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-アミノピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-スルファニルピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2-スルファニルピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(ピリミジン-5-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(4-アミノ-6-クロロピリミジン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(ピリミジン-2-イル)プロパン酸ジヒドロクロライド;2-アミノ-3-(4-ヒドロキシピリミジン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,4-ジオキソ-1,2,3,4-テトラヒドロピリミジン-5-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(ピラジン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-クロロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,5-ジクロロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(ピリミジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-フルオロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-クロロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,6-ジクロロピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(3,5-ジクロロピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(3,5-ジフルオロピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-[2-(ジメチルアミノ)ピリジン-4-イル]プロパン酸;2-アミノ-3-(2-ブロモピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5,6-ジブロモピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,6-ジブロモピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,3-ジブロモピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-[5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル]プロパン酸;2-アミノ-3-(5,6-ジクロロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2-オキソ-1,2-ジヒドロピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-[4-(ジメチルアミノ)ピリジン-3-イル]プロパン酸;2-アミノ-3-(2-オキソ-1,2-ジヒドロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-オキソ-1,6-ジヒドロピリミジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-オキソ-1,6-ジヒドロピリミジン-5-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-オキソ-1,6-ジヒドロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,6-ジオキソ-1,2,3,6-テトラヒドロピリミジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-オキソ-2-スルファニル-1,6-ジヒドロピリミジン-4-イル)プロパン酸;プロピル2-アミノ-3-(2-ブロモピリジン-4-イル)プロパノエート;2-アミノ-3-(2-ブロモ-3,5-ジフルオロピリジン-4-イル)プロパン酸;プロピル2-アミノ-3-(2-ブロモ-3,5-ジフルオロピリジン-4-イル)プロパノエート;2-アミノ-3-[(2-ブロモピリジン-4-スルホニル)アミノ]プロパン酸;プロピル2-アミノ-3-[(2-ブロモピリジン-4-スルホニル)アミノ]プロパノエート;エチル2-アミノ-3-(5,6-ジブロモピリジン-3-イル)プロパノエート;エチル2-アミノ-3-(2,3-ジブロモピリジン-4-イル)プロパノエート酸;2-アミノ-3-[2-クロロ-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル]プロパン酸;2-アミノ-3-(2-アミノ-6-オキソ-1,6-ジヒドロピリミジン-5-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-ヒドロキシ-5-ニトロピリジン-3-イル)プロパン酸;メチル2-アミノ-3-(2-ブロモピリジン-4-イル)プロパノエート;3-(2-アミノ-2-カルボキシエチル)-1-メチルピリジン-1-イウム;3-(2-アミノ-2-カルボキシエチル)-1-ヒドロキシピリジン-1-イウム;2-アミノ-3-(4-アミノ-6-ヒドロキシ-2-メチルピリミジン-5-イル)プロパン酸;メチル2-アミノ-3-(2,6-ジブロモピリジン-4-イル)プロパノエート;エチル3-(6-ブロモピリジン-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;メチル3-(6-ブロモピリジン-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;エチル-2-アセトアミド-3-(2-メトキシピリミジン-4-イル)プロパノエート;2-(2-メトキシエトキシ)エチル2-アミノ-3-(6-ブロモピリジン-3-イル)プロパノエート;2-(2-エトキシエトキシ)エチル2-アミノ-3-(6-ブロモピリジン-3-イル)プロパノエート;5-(2-アミノ-2-カルボキシエチル)-1-メチルピリミジン-1-イウム;2-アミノ-3-[2-(トリフルオロメチル)ピリジン-4-イル]プロパン酸塩酸塩[HCl];エチル3-[(2-ブロモピリジン-4-イル)オキシ]-2-アセトアミドプロパノエート;エチル2-アセトアミド-3-(ピリジン-4-イルオキシ)プロパノエート;2-アミノ-4-(1H-ピロール-3-イル)ブタン酸;2-アミノ-3-(1H-ピロール-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1H-ピロール-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)プロパン酸;(2S)-2-ヒドロキシ-3-(1H-イミダゾール-4-イル)プロパン酸;エチル2-{[(ベンジルオキシ)カルボニル]アミノ}-3-(1H-1,2,4-トリア
ゾール-3-イル)プロパノエート;2-アミノ-3-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1-メチル-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)プロパン酸ジヒドロクロライド;2-アミノ-3-(1-メチル-1H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)プロパン酸塩酸塩;2-アミノ-3-(2-メチル-2H-1,2,3,4-テトラゾール-5-イル)プロパン酸塩酸塩;2-アミノ-3-(ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)プロパン酸塩酸塩;(2S)-2-アミノ-3-[5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-イル]プロパン酸;及び2-(2-ブトキシエトキシ)エチル2-アミノ-3-(2H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)プロパノエート、又はその農業的に許容される塩からなる群から選択される化合物。
【請求項66】
請求項65の化合物及び少なくとも一つの農業的に許容される担体を含む農業組成物。
【請求項67】
望ましくない植物成長を抑制する方法であって、前記望ましくない植物成長の場所に、除草的に有効量の請求項65に記載の化合物を施用することを含む方法。
【請求項68】
望ましくない植物成長を抑制する方法であって、前記望ましくない植物成長の場所に、除草的に有効量の請求項66に記載の農業組成物を施用することを含む方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、除草活性を有する新規化合物、それらの製造方法、及び作物保護におけるそれらの使用に関する。
【背景技術】
【0002】
タンパク質合成の忠実度は、細胞タンパク質の機能的活性を保証するため、非常に重要である。しかしながら、そうではあっても、一部の非コードアミノ酸は、遺伝暗号によってコードされていないにもかかわらず、タンパク質において認められる。イン・ビボでの翻訳のエラー率は10-3~10-4のオーダーであると推定されている。しかしながら、合成速度が高いと精度に制約が課され、それにより、誤った細胞タンパク質の数が増加することになる。したがって、発芽期及び初期発達期の植物分裂組織などの急速に成長する器官における新生タンパク質は、アミノ酸の誤取り込みをより起こしやすい。
【0003】
ペプチド鎖への非コードアミノ酸の組み込みにより、タンパク質が機能不全又は毒性になる可能性がある。さらに、天然の非コードアミノ酸メタチロシン及びその誘導体の一部の除草活性が、植物タンパク質へのそれの取り込みに関係していることが示唆された。Bertin et al., 2007b;WO2017141253。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【非特許文献】
【0005】
【非特許文献1】Bertin et al., 2007b
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
望ましくない植生の成長を抑制するのに効果的な新たな化合物が絶えず求められている。最も一般的な状況では、そのような化合物は、いくつか例を挙げると、ワタ、イネ、トウモロコシ、小麦、大豆などの有用作物における雑草の成長を選択的に抑制することが求められる。そのような作物において雑草の成長を抑制しないと、大きい損失を引き起こされ、農家の収益が減り、消費者へのコストが上昇する可能性がある。他の状況では、すべての植物の成長を抑制する除草剤が望まれている。すべての植生の完全な抑制が望まれる区域の例は、鉄道線路周辺の区域、貯蔵タンク、及び産業用貯蔵区域である。より効果的で、費用がかからず、環境的に安全な除草活性を有する新たな化合物を確認することは、長い間の満たされていないニーズとして現在も残っている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の主たる目的は、強力な除草剤として新規の非コードアミノ酸を提供することである。
【0008】
本発明は、下記構造を有する化合物又はその塩を提供する。
【0009】
【化1】
式中、
Aは、1以上のヘテロ原子を含む5、6若しくは9員環であり;ヘテロ原子のそれぞれは、N、S及びOからなる群から独立に選択され;前記環の炭素原子の1以上がR
3、R
4、R
6及びR
7で置換されていても良く;R
3、R
4、R
6又はR
7のそれぞれは、電子吸引基(EWG)又は電子供与基(EDG)から独立に選択され;R
3、R
4、R
6又はR
7がEDGである場合、前記環の少なくとも一つの炭素がEWGで置換されており;前記環のヘテロ原子がN又はSである場合、それぞれが独立にR
3、R
4、R
6及びR
7で置換されていても良く;
Tは、スルホニル、アンモニウム、アルキルアミン;アリールアミン、ホスホニウム、ニトロ、シアノ、ジハロメチル、アシル、ホルミル、ハロホルミル、カルボキシル、アルコキシカルボニル、及びアミノカルボニルからなる群から選択され;
nは0又は1であり;
yは0~8であり;
Xは
【0010】
【化2】
であり;
R
1は、カルボキシル基、カルバモイル基、直鎖、分岐、環状鎖若しくは芳香族鎖を有する飽和若しくは不飽和アルコールとのエステル、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、直鎖、分岐、環状脂肪族鎖、環状芳香族鎖、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、スルホンアミド及びホスホルアミドで置換されたカルボキサミドからなる群から選択され;R
2は、置換されていても良い一級アミン、二級アミン、三級アミン、カルボキサミド、スルホンアミド、及びホスホルアミドからなる群から選択される。
【0011】
本発明はさらに、下記構造を有する化合物又はその塩、及び少なくとも一つの農業的に許容される担体を含む農業組成物を提供する。
【0012】
【化3】
式中、
Aは、1以上のヘテロ原子を含む5、6若しくは9員環であり;ヘテロ原子のそれぞれは独立に、N、S及びOからなる群から選択され;前記環の炭素原子の1以上は、R
3、R
4、R
6及びR
7で置換されていても良く;R
3、R
4、R
6又はR
7のそれぞれは独立に、電子吸引基(EWG)又は電子供与基(EDG)から選択され;R
3、R
4、R
6又はR
7がEDGである場合、前記環の少なくとも一つの炭素がEWGで置換されており;前記環の1以上のヘテロ原子がN又はSである場合、それぞれが独立にR
3、R
4、R
6及びR
7で置換されていても良く;
Tは、スルホニル、アンモニウム、アルキルアミン;アリールアミン、ホスホニウム、ニトロ、シアノ、ジハロメチル、アシル、ホルミル、ハロホルミル、カルボキシル、アルコキシカルボニル、及びアミノカルボニルからなる群から選択され;
nは0又は1であり;
yは0~8であり;
Xは
【0013】
【化4】
であり;
R
1は、カルボキシル基、カルバモイル基、直鎖、分岐、環状鎖若しくは芳香族鎖を有する飽和若しくは不飽和アルコールとのエステル、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、直鎖、分岐、環状脂肪族鎖、環状芳香族鎖、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、スルホンアミド、及びホスホルアミドで置換されたカルボキサミドからなる群から選択され;R
2は、置換されていても良い一級アミン、二級アミン、三級アミン、カルボキサミド、スルホンアミド、及びホスホルアミドからなる群から選択される。
【0014】
本発明は、望ましくない植物成長の場所に、除草的に有効量の下記構造を有する化合物若しくはその塩を施用することを含む、望ましくない植物成長を制御する方法を提供する。
【0015】
【化5】
式中、
Aは、1以上のヘテロ原子を含む5、6若しくは9員環であり;前記ヘテロ原子のそれぞれは独立に、N、S、及びOからなる群から選択され;前記環の炭素原子の1以上が、R
3、R
4、R
6及びR
7で置換されていても良く;R
3、R
4、R
6又はR
7のそれぞれが独立に、電子吸引基(EWG)又は電子供与基(EDG)から選択され;R
3、R
4、R
6又はR
7がEDGである場合、前記環の少なくとも一つの炭素がEWGで置換されており;前記環の1以上のヘテロ原子がN又はSである場合、それぞれが独立に、R
3、R
4、R
6及びR
7で置換されていても良く;
Tは、スルホニル、アンモニウム、アルキルアミン及びアリールアミン、ホスホニウム、ニトロ、シアノ、ジハロメチル、アシル、ホルミル、ハロホルミル、カルボキシル、アルコキシカルボニル、及びアミノカルボニルからなる群から選択され;
nは0又は1であり;
yは0~8であり;
Xは、
【0016】
【化6】
であり;
R
1は、カルボキシル基、カルバモイル基、飽和若しくは不飽和脂肪族直鎖、分岐、環状鎖若しくは芳香族鎖を有するエステル、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、直鎖、分岐、環状脂肪族若しくは芳香族鎖、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、スルホンアミドで置換されたカルボキサミド;及びホスホルアミドからなる群から選択され;R
2は、一級アミン、二級アミン、三級アミン、カルボキサミド類、スルホンアミド、及びホスホルアミドからなる群から選択され置換されていても良い。
【0017】
本発明はさらに、
a.下記構造を有する第1の除草剤又はその塩:
【0018】
【化7】
[式中、
Aは、1以上ヘテロ原子を含む5、6若しくは9員環であり;前記ヘテロ原子のそれぞれは独立に、N、S、及びOからなる群から選択され;前記環の炭素原子の1以上が、R
3、R
4、R
6及びR
7で置換されていても良く;R
3、R
4、R
6又はR
7のそれぞれは独立に、電子吸引基(EWG)又は電子供与基(EDG)から選択され;R
3、R
4、R
6又はR
7がEDGである場合、前記環の少なくとも一つの炭素がEWGで置換されており;前記環の1以上のヘテロ原子がN又はSである場合、それぞれが独立に、R
3、R
4、R
6及びR
7で置換されていても良く;
Tは、スルホニル、アンモニウム、アルキルアミン;アリールアミン、ホスホニウム、ニトロ、シアノ、ジハロメチル、アシル、ホルミル、ハロホルミル、カルボキシル、アルコキシカルボニル、及びアミノカルボニルからなる群から選択され;
nは0又は1であり;
yは0~8であり;
Xは、
【0019】
【化8】
であり;
R
1は、カルボキシル基、カルバモイル基、飽和若しくは不飽和脂肪族直鎖、分岐若しくは環状鎖を有するエステル、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコールからなる群から選択され;R
2は、置換されていても良い一級アミン;二級アミン;三級アミン;及びカルボン酸若しくは無機酸のアミド誘導体からなる群から選択される。];及び
b.第2の除草剤
を、望ましくない植物成長の場所に施用することで、前記望ましくない植物成長を抑制することを含む、望ましくない植物成長を抑制する方法を提供する。
【発明を実施するための形態】
【0020】
本発明について、下記で、本発明の実施形態が示されている付随の実施例を参照してより十分に説明する。しかしながら、本発明は、多くの異なる形態で具体化することができ、本明細書に記載の実施形態に限定されると解釈されるべきではなく、むしろ、これらの実施形態は、本開示が徹底的かつ完全であり、本発明の範囲を当業者に十分に伝えることを目的として提供されるものである。
【0021】
一実施形態において、本発明は、下記構造を有する化合物又はその塩を提供する。
【0022】
【化9】
式中、
Aは、1以上のヘテロ原子を含む5、6若しくは9員環であり;前記ヘテロ原子のそれぞれは独立に、N、S及びOからなる群から選択され;前記環の1以上の炭素原子が、R
3、R
4、R
6及びR
7で置換されていても良く;R
3、R
4、R
6又はR
7のそれぞれは、電子吸引基(EWG)又は電子供与基(EDG)から独立に選択され;R
3、R
4、R
6又はR
7がEDGである場合、前記環の少なくとも一つの炭素がEWGで置換されており;前記環の1以上のヘテロ原子がN又はSである場合、それぞれが独立にR
3、R
4、R
6及びR
7で置換されていても良く;
Tは、スルホニル、アンモニウム、アルキルアミン;アリールアミン、ホスホニウム、ニトロ、シアノ、ジハロメチル、アシル、ホルミル、ハロホルミル、カルボキシル、アルコキシカルボニル、及びアミノカルボニルからなる群から選択され;
nは0又は1であり;
yは0~8であり;
Xは
【0023】
【化10】
であり;
R
1は、カルボキシル基、カルバモイル基、直鎖、分岐、環状鎖若しくは芳香族鎖を有する飽和若しくは不飽和アルコールとのエステル、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、直鎖、分岐、環状脂肪族鎖、環状芳香族鎖、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、スルホンアミド、及びホスホルアミドで置換されたカルボキサミドからなる群から選択され;R
2は、置換されていても良い一級アミン、二級アミン、三級アミン、カルボキサミド、スルホンアミド、及びホスホルアミドからなる群から選択される。一実施形態において、Aは、ピロール、ピラゾール、イミダゾール、トリアゾール、チオフェン、ジチオール、トリチオール、チアゾール、ジチアゾール、トリチアゾリジン、チアジアゾール、ジチアジアゾール、チアトリアゾール、オキサゾール、フラン、オキサチオール、ピリジン、ピリダジン、ピリミジン、ピラジン、トリアジン、チアジン、ジチアジン、チアジアジン、2H-1,3,4,5-チアトリアジン、ジチアジアジン、ピロロピリジン、ピロロピリミジン、ピロロトリアジン、チオピラノピロール、ピロロチアジン、ピロロジチアジン、及びチエノピリジンからなる群から選択される。さらに別の実施形態において、Aは、チオフェン、2H-1,3-ジチオール、3H-1,2-ジチオール、1H-ピロール、2H-1,2,3-トリアゾール、1H-1,2,4-トリアゾール、1,3-チアゾール、1,2,5-チアジアゾール、1,2,4-チアジアゾール、1,3-オキサゾール、フラン、及びピリジンからなる群から選択される。一実施形態では、EWGは、トリフリル(トリフルオロメタンスルホニル)、トリハライド、シアノ、スルホネート、ニトロ、アンモニウム、四級アミン、アルデヒド、ケトン、カルボン酸、エステル、アミド、及びハライドからなる群から選択される。本明細書で使用される場合、「電子吸引基」(EWG)という用語は、通常は共鳴又は誘導効果によって隣接する原子又は芳香環から電子密度を吸引する原子又は基を指すが、これに限定されるものではない。本明細書で使用される場合、「電子供与基」(EDG)という用語は、通常は共鳴又は誘導効果によって隣接する原子又は芳香環に電子密度を供与する原子又は基を指すが、それに限定されるものではない。一実施形態において、EDGは、フェノキシド、三級アミン、二級アミン、一級アミン、エーテル、アルキル、フェニル及びビニルからなる群から選択される。さらに別の実施形態において、R
2は、水素、直鎖若しくは分岐鎖を有する脂肪族化合物、非芳香環を有する脂肪族化合物、直鎖若しくは分岐鎖アルコール、非芳香環を有するアルコール、リン酸、ホスホン酸、ホスホネートの末端炭素、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール及びポリプロピレングリコールから選択される基で置換された一級、二級及び三級アミンである。別の実施形態において、R
2は、飽和若しくは不飽和の直鎖、分岐鎖若しくは環状鎖を有するカルボキサミド、スルホンアミド、及びホスホルアミドからなる群から選択される。
【0024】
一実施形態において、本発明は、下記構造を有する化合物を提供する。
【0025】
【化11】
式中、R
1は、COOH、COOCH
3、COOC
2H
5、COOC
3H
7であり;R
2がNH
2であり;R
3及びR
7は独立に、H、CF
3、CCl
3、Cl及びFから選択され;R
4及びR
6は独立に、H、Cl、及びBrから選択される。
【0026】
別の実施形態において、本発明は、下記構造を有する化合物を提供する。
【0027】
【化12】
式中、R
1は、COOH、COOCH
3、COOC
2H
5、及びCOOC
3H
7から選択され;R
2はNH
2であり;R
3及びR
4は独立に、H、Br及びClから選択され;R
6及びR
7は独立に、H、Cl、NO
2、CF
3及びCCl
3から選択される。
【0028】
さらに別の実施形態において、本発明は、下記の構造を有する化合物を提供する。
【0029】
【化13】
式中、R
1は、COOH、COOCH
3、COOC
2H
5、COOC
4H
9、CONHCH
2COOH、及びCOO(CH
2)
3CH
3から選択され;R
2は、NH
2、NHCOCH
3、NHCO、及びNH(CH
2)
2O(CH
2)
2)OHから選択され;R
3及びR
4は独立に、H、Cl、Br、CN、CHF
2、CF
3、CCl
3から選択され;及びR
6はH又はCF
3である。一実施形態において、本発明は、下記の構造を有する化合物を提供する。
【0030】
【化14】
式中、R
1は、COOH、COOCH
3、COOC
2H
5、COOC
5H
11、及びCOO(CH
2)
2(CH
2)
2CH
3から選択され;R
2はNH
2であり;R
3及びR
4は独立に、H、Br及びClから選択され;R
6は、H、F、Cl、Br、CF
3、CCl
3から選択される。
【0031】
一実施形態において、本発明は、下記の構造を有する化合物を提供する。
【0032】
【化15】
式中、R
1は、COOH、COOCH
3、COOC
2H
5、COOC
5H
11及びCOO(CH
2)
2(CH
2)
2CH
3から選択され;R
2はNH
2、NHCOCH
3又はNHCOC
2H
5から選択され;R
3及びR
4はそれぞれ独立に、H、Br、Cl及びNH
2から選択される。
【0033】
別の実施形態において、本発明は、下記の構造を有する化合物を提供する。
【0034】
【化16】
式中、R
1は、COOH、COOCH
3、COOC
2H
5、COOC
5H
11及びCOO(CH
2)
2(CH
2)
2CH
3から選択され;R
2はNH
2、NHCOCH
3又はNHCOC
2H
5から選択され;R
4及びR
6はそれぞれ独立に、H、Br、Cl、CF
3、CHF
2及びCCl
3から選択される。
【0035】
一実施形態において、本発明は、下記の構造を有する化合物を提供する。
【0036】
【化17】
式中、R
1はCOOHであり;R
2がNH
2であり;R
6はHである。さらに別の実施形態において、本発明は、下記の構造を有する化合物を提供する。
【0037】
【化18】
式中、R
1はOHであり;R
2がNH
2であり;R
3及びR
6は両方ともHである。
【0038】
別の実施形態において、本発明は、下記の構造を有する化合物を提供する。
【0039】
【化19】
式中、R
1は、COOH、COOCH
3、COOC
2H
5、COOC
5H
11、及びCOO(CH
2)
2(CH
2)
2CH
3から選択され;R
2はNH
2、NHCOCH
3、又はNHCOC
2H
5から選択され;R
6は、H、Br、Cl、CF
3、CCl
3及びNH
2から選択される。
【0040】
一実施形態において、本発明は、下記の構造を有する化合物を提供する。
【0041】
【化20】
式中、R
1は、COOH、COOCH
3、COOC
2H
5、COOC
5H
11、及びCOO(CH
2)
2(CH
2)
2CH
3から選択され;R
2はNH
2、NHCOCH
3、又はNHCOC
2H
5から選択され;R
6は、H、Br、Cl、CF
3、CCl
3及びNH
2から選択される。
【0042】
一実施形態において、本発明は、下記の構造を有する化合物を提供する。
【0043】
【化21】
式中、R
1は、COOH、COOCH
3、COOC
2H
5、COOC
5H
11、及びCOO(CH
2)
2(CH
2)
2CH
3から選択され;R
2はNH
2、NHCOCH
3、又はNHCOC
2H
5から選択され;R
3及びR
5は独立にH、Br、Cl、CF
3、CCl
3から選択され;R
6は、CH
3、OH及びNH
2から選択される。一実施形態において、本発明は、下記の構造を有する化合物を提供する。
【0044】
【化22】
式中、R
1は、COOH、COOCH
3、COOC
2H
5、COOC
5H
11及びCOO(CH
2)
2(CH
2)
2CH
3から選択され;R
2はNH
2、NHCOCH
3又はNHCOC
2H
5から選択され;R
3及びR
5は独立に、H、Br、Cl、CF
3、CCl
3から選択され;R
4は、CH
3、OH及びNH
2から選択される。
【0045】
一実施形態において、下記構造を有する化合物又はその塩:
【0046】
【化23】
[式中、
Aは、1以上のヘテロ原子を含む5、6若しくは9員環であり;前記ヘテロ原子のそれぞれは、N、S及びOからなる群から独立に選択され;前記環の炭素原子の1以上が、R
3、R
4、R
6及びR
7で置換されていても良く;R
3、R
4、R
6又はR
7のそれぞれは、電子吸引基(EWG)又は電子供与基(EDG)から独立に選択され;R
3、R
4、R
6又はR
7がEDGである場合、前記環の少なくとも一つの炭素がEWGで置換されており;前記環の1以上のヘテロ原子がN又はSである場合、それぞれが独立にR
3、R
4、R
6及びR
7で置換されていても良く;
Tは、スルホニル、アンモニウム、アルキルアミン;アリールアミン、ホスホニウム、ニトロ、シアノ、ジハロメチル、アシル、ホルミル、ハロホルミル、カルボキシル、アルコキシカルボニル、及びアミノカルボニルからなる群から選択され;
nは0又は1であり;
yは0~8であり;
Xは
【0047】
【化24】
であり;
R
1は、カルボキシル基、カルバモイル基、直鎖、分岐、環状鎖若しくは芳香族鎖を有する飽和若しくは不飽和アルコールとのエステル、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、直鎖、分岐、環状脂肪族鎖、環状芳香族鎖、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、スルホンアミド、及びホスホルアミドで置換されたカルボキサミドからなる群から選択され;R
2は、置換されていても良い一級アミン、二級アミン、三級アミン、カルボキサミド、スルホンアミド、及びホスホルアミドからなる群から選択される。];少なくとも一つの農業的に許容される担体を含む農業組成物が提供される。一実施形態において、Aは、ピロール、ピラゾール、イミダゾール、トリアゾール、チオフェン、ジチオール、トリチオール、チアゾール、ジチアゾール、トリチアゾリジン、チアジアゾール、ジチアジアゾール、チアトリアゾール、オキサゾール、フラン、オキサチオール、ピリジン、ピリダジン、ピリミジン、ピラジン、トリアジン、チアジン、ジチアジン、チアジアジン、2H-1,3,4,5-チアトリアジン、ジチアジアジン、ピロロピリジン、ピロロピリミジン、ピロロトリアジン、チオピラノピロール、ピロロチアジン、ピロロジチアジン、及びチエノピリジンからなる群から選択される。さらに別の実施形態において、Aは、チオフェン、2H-1,3-ジチオール、3H-1,2-ジチオール、1H-ピロール、2H-1,2,3-トリアゾール、1H-1,2,4-トリアゾール、1,3-チアゾール、1,2,5-チアジアゾール、1,2,4-チアジアゾール、1,3-オキサゾール、フラン、及びピリジンからなる群から選択される。一実施形態において、EWGは、トリフリル(トリフルオロメタンスルホニル)、トリハライド、シアノ、スルホネート、ニトロ、アンモニウム、四級アミン、アルデヒド、ケトン、カルボン酸、エステル、アミド、及びハライドからなる群から選択される。一実施形態において、EDGは、フェノキシド、三級アミン、二級アミン、一級アミン、エーテル、アルキル、フェニル及びビニルからなる群から選択される。さらに別の実施形態において、R
2は、水素、直鎖若しくは分岐鎖を有する脂肪族化合物、非芳香環を有する脂肪族化合物、直鎖若しくは分岐鎖アルコール、非芳香環を有するアルコール、リン酸、ホスホン酸、ホスホネートの末端炭素、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール及びポリプロピレングリコールから選択される基で置換された一級、二級及び三級アミンである。別の実施形態において、R
2は、飽和若しくは不飽和の直鎖、分岐鎖又は環状鎖を有するカルボキサミド、スルホンアミド、及びホスホルアミドからなる群から選択される。
【0048】
一実施形態において、組成物は、下記の構造を有する化合物を含む。
【0049】
【化25】
式中、R
1は、COOH、COOCH
3、COOC
2H
5、COOC
3H
7であり;R
2はNH
2であり;R
3及びR
7は独立に、H、CF
3、CCl
3、Cl及びFから選択され;R
4及びR
6は独立に、H、Cl及びBrから選択される。別の実施形態において、組成物は、下記の構造を有する化合物を含む。
【0050】
【化26】
式中、R
1は、COOH、COOCH
3、COOC
2H
5、及びCOOC
3H
7から選択され;R
2はNH
2であり;R
3及びR
4は独立に、H、Br及びClから選択され;R
6及びR
7は独立に、H、Cl、NO
2、CF
3及びCCl
3から選択される。さらに別の実施形態において、組成物は、下記の構造を有する化合物を含む。
【0051】
【化27】
式中、R
1は、COOH、COOCH
3、COOC
2H
5、COOC
4H
9、CONHCH
2COOH、及びCOO(CH
2)
3CH
3から選択され;R
2は、NH
2、NHCOCH
3、NHCO、及びNH(CH
2)
2O(CH
2)
2)OHから選択され;R
3及びR
4は独立に、H、Cl、Br、CN、CHF
2、CF
3、CCl
3から選択され;R
6は、H又はCF
3である。一実施形態において、組成物は、下記の構造を有する化合物を含む。:
【0052】
【化28】
式中、R
1は、COOH、COOCH
3、COOC
2H
5、COOC
5H
11、及びCOO(CH
2)
2(CH
2)
2CH
3から選択され;R
2はNH
2であり;R
3及びR
4は独立に、H、Br及びClから選択され;R
6は、H、F、Cl、Br、CF
3、CCl
3から選択される。一実施形態において、組成物は、下記の構造を有する化合物を含む。
【0053】
【化29】
式中、R
1は、COOH、COOCH
3、COOC
2H
5、COOC
5H
11、及びCOO(CH
2)
2(CH
2)
2CH
3から選択され;R
2はNH
2、NHCOCH
3、又はNHCOC
2H
5から選択され;R
3及びR
4はそれぞれ独立に、H、Br、Cl及びNH
2から選択される。別の実施形態において、組成物は、下記の構造を有する化合物を含む。
【0054】
【化30】
式中、R
1は、COOH、COOCH
3、COOC
2H
5、COOC
5H
11、及びCOO(CH
2)
2(CH
2)
2CH
3から選択され;R
2はNH
2、NHCOCH
3又はNHCOC
2H
5から選択され;R
4及びR
6はそれぞれ独立に、H、Br、Cl、CF
3、CHF
2、及びCCl
3から選択される。一実施形態において、組成物は、下記の構造を有する化合物を含む。
【0055】
【化31】
式中、R
1はCOOHであり;R
2はNH
2であり;R
6はHである。さらに別の実施形態において、組成物は下記の構造を有する化合物を含む。
【0056】
【化32】
式中、R
1はOHであり;R
2はNH
2であり;R
3及びR
6は両方ともHである。別の実施形態において、組成物は、下記の構造を有する化合物を含む。
【0057】
【化33】
式中、R
1は、COOH、COOCH
3、COOC
2H
5、COOC
5H
11、及びCOO(CH
2)
2(CH
2)
2CH
3から選択され;R
2はNH
2、NHCOCH
3、又はNHCOC
2H
5から選択され;R
6は、H、Br、Cl、CF
3、CCl
3及びNH
2から選択される。一実施形態において、組成物は、下記の構造を有する化合物を含む。
【0058】
【化34】
式中、R
1は、COOH、COOCH
3、COOC
2H
5、COOC
5H
11、及びCOO(CH
2)
2(CH
2)
2CH
3から選択され;R
2はNH
2、NHCOCH
3又はNHCOC
2H
5から選択され;R
6は、H、Br、Cl、CF
3、CCl
3及びNH
2から選択される。一実施形態において、組成物は、下記の構造を有する化合物を含む。
【0059】
【化35】
式中、R
1は、COOH、COOCH
3、COOC
2H
5、COOC
5H
11、及びCOO(CH
2)
2(CH
2)
2CH
3から選択され;R
2はNH
2、NHCOCH
3、又はNHCOC
2H
5から選択され;R
3及びR
5は独立に、H、Br、Cl、CF
3、CCl
3から選択され;R
6は、CH
3、OH及びNH
2から選択される。一実施形態において、組成物は、下記の構造を有する化合物を含む。
【0060】
【化36】
式中、R
1は、COOH、COOCH
3、COOC
2H
5、COOC
5H
11、及びCOO(CH
2)
2(CH
2)
2CH
3から選択され;R
2はNH
2、NHCOCH
3又はNHCOC
2H
5から選択され;R
3及びR
5は独立にH、Br、Cl、CF
3、もしくはCCl
3から選択され;R
4は、CH
3、OH及びNH
2から選択される。
【0061】
一実施形態において、農業組成物は、少なくとも一つの作物保護剤をさらに含む。別の実施形態において、前記少なくとも一つの作物保護剤は、殺菌剤、殺虫剤、除草剤、及び植物成長調整剤からなる群から選択される。さらに別の実施形態において、作物保護剤は除草剤である。さらに別の実施形態において、前記作物保護剤は植物成長調整剤である。一実施形態において、前記少なくとも一つの作物保護剤は、アトラジン、テルブチラジン、(S)-メトラクロル、メトラクロル、テルブトリン、シマジン、ジメテナミド、(S)-ジメテナミド、フルフェナセット、アセトクロル、アラクロール、イソキサフルトール、イソキサクロルトール、メソトリオン、スルコトリオン、メトスラム、フルメツラム、ペンジメタリン、ブロモキシニル、ベンタゾン、カルフェントラゾン-エチル、クロマゾン、ニコスルフロン、リムスルフロン、ハロスルフロン-メチル、メトリブジン、フルミクロラック-ペンチル、プロスルフロン、プリミスルフロン-メチル、ジカンバ、フルチアセット-メチル、ピリデート、2,4-D、クロピラリド、ジフルフェンゾピル、フルロキシピル、MCPA、MCPB、メコプロップ(MCPP)、メトベンズロン、チフェンスルフロン-メチル、アクロニフェン、EPTC、グリホサート、グルホシネート、スルホセート、シアナジン、プロパキザホップ、メタミトロン、ピラミン、フェンメディファム、デスメディファム、エトフメセート、トリアスルフロン、クロリダゾン、レナシル、トリアレート、フルアジホップ、セトキシジム、キザロホップ、クロピラリド、クレトジム、オキサスルフロン、アシフルオルフェン、ベナゾリン-エチル、スルフェントラゾン、クロリムロン-エチル、クロランスラム-メチル、フォメサフェン、イマザモックス、イマザキン、イマゼタピル、イマザピル、ラクトフェン、フェノキサプロップ(P-エチル)、チジアズロン、トリブホス、トリフルラリン、ジメタクロル、ナプロパミド、キンメラック、メタザクロル、カルベタミド、ジメフロン、プロピザミド、エタメツルフロン-メチル、テブタム、フルオメツロン、プロメトリン、ノルフルラゾン、ピリチオバック-ナトリウム、MSMA、DSMA、ジウロン、フルロクロリドン、ジチオピル、チアゾピル、オキシフルオルフェン、エタルフルラリン、クロジナホップ、アミドスルフロン、ジクロホップ-メチル、ジフルフェニカン、エトキシスルフロン、フェントラザミド、フラザスルフロン、フロラスラム、フルアゾラート、フルカルバゾン、フルピルスルフロン-メチルナトリウム、フルタモン、ヨードスルフロン、イソプロツロン、クロルトルロン、クロルスルフロン、メトスルフロン-メチル、スルホスルフロン、トリベヌロン-メチル、2,4-DB、2,4-DP、ビフェノックス、フラムプロップ-M、イマザメタベンズ-メチル、アイオキシニル、トラコキシジム、フルオログリコフェン-エチル、メタベンズチアズロン、イソキサベン、プロスルホカルブ、ジフェンゾクアット-メチルサルフェート、プレチラクロール、シノスルフロン、フェンクロリム、ベンスルフロン-メチル、イマゾスルフロン、ピラゾスルフロン-エチル、アジムスルフロン、エスプロカルブ、メフェナセット、モリネート、プロパニル、ピラゾレート、シハロホップ-ブチル、ビスピリバック-ナトリウム、ピリミノバック-メチル、カフェントロール、オキサジアルギル、オキサジアゾン、ブロモブチド、MY-100、ダイムロン、NB 061、MK243、HW-52、AC 014、アメトリン、ヘキサジノン、アシュラム、アザフェニジン、テブチウロン、エタメツルフロン-メチル、又はそれらの組み合わせからなる群から選択される。
【0062】
本発明の一実施形態において、望ましくない植物成長を抑制する方法であって、前記望ましくない植物成長の場所に、下記構造を有する化合物又はその塩:
【0063】
【化37】
[式中、
Aは、1以上のヘテロ原子を含む5、6若しくは9員環であり;前記ヘテロ原子のそれぞれは、N、S及びOからなる群から独立に選択され;前記環の1以上の炭素原子は、R
3、R
4、R
6及びR
7で置換されていても良く;R
3、R
4、R
6又はR
7のそれぞれは独立に、電子吸引基(EWG)又は電子供与基(EDG)から選択され;R
3、R
4、R
6又はR
7がEDGである場合、前記環の少なくとも一つの炭素がEWGで置換されており;前記環の1以上のヘテロ原子がN又はSである場合、それぞれが独立に、R
3、R
4、R
6及びR
7で置換されていても良く;
Tは、スルホニル、アンモニウム、アルキルアミン;アリールアミン、ホスホニウム、ニトロ、シアノ、ジハロメチル、アシル、ホルミル、ハロホルミル、カルボキシル、アルコキシカルボニル、及びアミノカルボニルからなる群から選択され;
nは0又は1であり;
yは0~8であり;
Xは
【0064】
【化38】
であり;
R
1は、カルボキシル基、カルバモイル基、直鎖、分岐、環状鎖若しくは芳香族鎖を有する飽和若しくは不飽和アルコールとのエステル、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、直鎖、分岐、環状脂肪族鎖、環状芳香族鎖、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、スルホンアミド、及びホスホルアミドで置換されたカルボキサミドからなる群から選択され;R
2は、置換されていても良い一級アミン、二級アミン、三級アミン、カルボキサミド、スルホンアミド、及びホスホルアミドからなる群から選択される。];及び少なくとも一つの農業的に許容される担体を施用することを含む方法が提供される。一実施形態において、Aは、ピロール、ピラゾール、イミダゾール、トリアゾール、チオフェン、ジチオール、トリチオール、チアゾール、ジチアゾール、トリチアゾリジン、チアジアゾール、ジチアジアゾール、チアトリアゾール、オキサゾール、フラン、オキサチオール、ピリジン、ピリダジン、ピリミジン、ピラジン、トリアジン、チアジン、ジチアジン、チアジアジン、2H-1,3,4,5-チアトリアジン、ジチアジアジン、ピロロピリジン、ピロロピリミジン、ピロロトリアジン、チオピラノピロール、ピロロチアジン、ピロロジチアジン及びチエノピリジンからなる群から選択される。さらに別の実施形態において、Aは、チオフェン、2H-1,3-ジチオール、3H-1,2-ジチオール、1H-ピロール、2H-1,2,3-トリアゾール、1H-1,2,4-トリアゾール、1,3-チアゾール、1,2,5-チアジアゾール、1,2,4-チアジアゾール、1,3-オキサゾール、フラン、及びピリジンからなる群から選択される。一実施形態において、EWGは、トリフリル(トリフルオロメタンスルホニル)、トリハライド、シアノ、スルホネート、ニトロ、アンモニウム、四級アミン、アルデヒド、ケトン、カルボン酸、エステル、アミド、及びハライドからなる群から選択される。一実施形態において、EDGは、フェノキシド、三級アミン、二級アミン、一級アミン、エーテル、アルキル、フェニル及びビニルからなる群から選択される。さらに別の実施形態において、R
2は、水素、直鎖若しくは分岐鎖を有する脂肪族化合物、非芳香環を有する脂肪族化合物、直鎖若しくは分岐鎖アルコール、非芳香環を有するアルコール、カルボン酸、リン酸、ホスホン酸、ホスホネートの末端炭素、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール及びポリプロピレングリコールから選択される基で置換された一級、二級及び三級アミンからなる群から選択される。別の実施形態において、R
2は、飽和若しくは不飽和の直鎖、分岐鎖又は環状鎖を有するカルボキサミド、スルホンアミド、及びホスホルアミドからなる群から選択される。
【0065】
一実施形態において、組成物は、下記の構造を有する化合物を含む。
【0066】
【化39】
式中、R
1は、COOH、COOCH
3、COOC
2H
5、COOC
3H
7であり;R
2がNH
2であり;R
3及びR
7は、独立に、H、CF
3、CCl
3、Cl及びFから選択され;R
4及びR
6は、H、Cl、及びBrから独立に選択される。
【0067】
別の実施形態において、組成物は、下記の構造を有する化合物を含む。
【0068】
【化40】
式中、R
1は、COOH、COOCH
3、COOC
2H
5、及びCOOC
3H
7から選択され;R
2はNH
2であり;R
3及びR
4は独立に、H、Br及びClから選択され;R
6及びR
7は独立に、H、Cl、NO
2、CF
3、及びCCl
3から選択される。
【0069】
さらに別の実施形態において、組成物は、下記の構造を有する化合物を含む。
【0070】
【化41】
式中、R
1は、COOH、COOCH
3、COOC
2H
5、COOC
4H
9、CONHCH
2COOH、及びCOO(CH
2)
3CH
3から選択され;R
2は、NH
2、NHCOCH
3、NHCO、及びNH(CH
2)
2O(CH
2)
2)OHから選択され;R
3及びR
4は独立に、H、Cl、Br、CN、CHF
2CF
3、CCl
3から選択され;R
6は、H又はCF
3である。一実施形態において、組成物は、下記の構造を有する化合物を含む。
【0071】
【化42】
式中、R
1は、COOH、COOCH
3、COOC
2H
5、COOC
5H
11、及びCOO(CH
2)
2(CH
2)
2CH
3から選択され;R
2はNH
2であり;R
3及びR
4は独立に、H、Br及びClから選択され;R
6は、H、F、Cl、Br、CF
3、CCl
3から選択される。
【0072】
一実施形態において、組成物は、下記の構造を有する化合物を含む。
【0073】
【化43】
式中、R
1は、COOH、COOCH
3、COOC
2H
5、COOC
5H
11、及びCOO(CH
2)
2(CH
2)
2CH
3から選択され;R
2はNH
2、NHCOCH
3、又はNHCOC
2H
5から選択され;R
3及びR
4はそれぞれ独立に、H、Br、Cl、及びNH
2から選択される。
【0074】
別の実施形態において、組成物は、下記の構造を有する化合物を含む。
【0075】
【化44】
式中、R
1は、COOH、COOCH
3、COOC
2H
5、COOC
5H
11、及びCOO(CH
2)
2(CH
2)
2CH
3から選択され;R
2はNH
2、NHCOCH
3、又はNHCOC
2H
5から選択され;R
4及びR
6はそれぞれ独立に、H、Br、Cl、CF
3、CHF
2、及びCCl
3から選択される。
【0076】
一実施形態において、組成物は、下記の構造を有する化合物を含む。
【0077】
【化45】
式中、R
1はCOOHであり;R
2はNH
2であり;R
6はHである。
【0078】
さらに別の実施形態において、組成物は、下記の構造を有する化合物を含む。
【0079】
【化46】
式中、R
1はOHであり;R
2はNH
2であり;R
3及びR
6は両方ともHである。
【0080】
別の実施形態において、組成物は、下記の構造を有する化合物を含む。
【0081】
【化47】
式中、R
1は、COOH、COOCH
3、COOC
2H
5、COOC
5H
11、及びCOO(CH
2)
2(CH
2)
2CH
3から選択され;R
2はNH
2、NHCOCH
3、又はNHCOC
2H
5から選択され;R
6は、H、Br、Cl、CF
3、CCl
3及びNH
2から選択される。一実施形態において、組成物は、下記の構造を有する化合物を含む。
【0082】
【化48】
式中、R
1は、COOH、COOCH
3、COOC
2H
5、COOC
5H
11、及びCOO(CH
2)
2(CH
2)
2CH
3から選択され;R
2はNH
2、NHCOCH
3、又はNHCOC
2H
5から選択され;R
6は、H、Br、Cl、CF
3、CCl
3及びNH
2から選択される。一実施形態において、組成物は、下記の構造を有する化合物を含む。
【0083】
【化49】
式中、R
1は、COOH、COOCH
3、COOC
2H
5、COOC
5H
11、及びCOO(CH
2)
2(CH
2)
2CH
3から選択され;R
2はNH
2、NHCOCH
3、又はNHCOC
2H
5から選択され;R
3及びR
5は独立に、H、Br、Cl、CF
3、CCl
3から選択され;R
6は、CH
3、OH及びNH
2から選択される。一実施形態において、組成物は、下記の構造を有する化合物を含む。
【0084】
【化50】
式中、R
1は、COOH、COOCH
3、COOC
2H
5、COOC
5H
11、及びCOO(CH
2)
2(CH
2)
2CH
3から選択され;R
2はNH
2、NHCOCH
3、又はNHCOC
2H
5から選択され;R
3及びR
5は独立に、H、Br、Cl、CF
3、CCl
3から選択され;R
4は、CH
3、OH及びNH
2から選択される。
【0085】
一実施形態において、前記方法は、望ましくない植物成長の場所に少なくとも一つの作物保護剤を施用することをさらに含む。一実施形態において、作物保護剤は、除草剤、殺菌剤、殺虫剤及び植物成長調整剤からなる群から選択される。一実施形態において、作物保護剤は除草剤である。一実施形態において、作物保護剤は、アミノ酸合成阻害剤除草剤である。別の実施形態において、アミノ酸合成阻害剤除草剤は、スルホニル尿素系除草剤、イミダゾリノン系除草剤、スルホンアミド系除草剤及びアミノ酸誘導体、又はそれらの組み合わせからなる群から選択される。一実施形態において、アミノ酸合成阻害剤除草剤は、イマザモックス、イマザピック、イマゼタピル、イマザキン、イマザピル及びイマザメタベンズ、又はそれらの組み合わせからなる群から選択される。一実施形態において、アミノ酸合成阻害剤除草剤は、クロリムロン、プリミスルフロン、チフェンスルフロン、トリアスルフロン、ニコスルフロン、メツルフロン、トリベヌロン、リムスルフロン及びトリフルスルフロン又はそれらの組み合わせからなる群から選択される。別の実施形態において、アミノ酸合成阻害剤除草剤はグリホサートである。さらに別の実施形態において、作物保護剤は植物成長調整剤である。一実施形態において、植物成長調整剤は、ジカンバ、2,4-D、クロピラリド及びフルロキシピルからなる群から選択される。
【0086】
一実施形態において、本発明は、望ましくない植物成長の場所に、下記のもの:
a.下記項造を有する第1の除草剤又はその塩:
【0087】
【化51】
[式中、
Aは、1以上のヘテロ原子を含む5、6若しくは9員環であり;前記ヘテロ原子のそれぞれは独立に、N、S及びOからなる群から選択され;前記環の1以上の炭素原子は、R
3、R
4、R
6及びR
7で置換されていても良く;R
3、R
4、R
6又はR
7のそれぞれは独立に、電子吸引基(EWG)又は電子供与基(EDG)から選択され;R
3、R
4、R
6又はR
7がEDGである場合、前記環の少なくとも一つの炭素がEWGで置換されており;前記環の1以上のヘテロ原子がN又はSである場合、それぞれが独立にR
3、R
4、R
6及びR
7で置換されていても良く;
Tは、スルホニル、アンモニウム、アルキルアミン;アリールアミン、ホスホニウム、ニトロ、シアノ、ジハロメチル、アシル、ホルミル、ハロホルミル、カルボキシル、アルコキシカルボニル、及びアミノカルボニルからなる群から選択され;
nは0又は1であり;
yは0~8であり;
Xは
【0088】
【化52】
であり;
R
1は、カルボキシル基、カルバモイル基、飽和若しくは不飽和脂肪族の直鎖、分岐鎖若しくは環状鎖を有するエステル、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコールからなる群から選択され;R
2は、置換されていても良い一級アミン;二級アミン;三級アミン;カルボン酸若しくは無機酸のアミド誘導体からなる群から選択される。];及び
b.望ましくない植物成長を効果的に抑制するための第2の除草剤
を施用することを含む、望ましくない植物成長を抑制する方法を提供する。
【0089】
一実施形態において、第2の除草剤は、アミノ酸合成阻害剤除草剤である。一実施形態において、第2の除草剤は、スルホニル尿素系除草剤、イミダゾリノン系除草剤、スルホンアミド系除草剤、及びアミノ酸誘導体からなる群から選択される。別の実施形態において、第2の除草剤は、イマザモックス、イマザピック、イマゼタピル、イマザキン、イマザピル、イマザメタベンズ、クロリムロン、プリミスルフロン、チフェンスルフロン、トリアスルフロン、ニコスルフロン、メツルフロン、トリベヌロン、リムスルフロン、トリフルスロン及びグリホサートからなる群から選択される。一実施形態において、第2の除草剤は、アトラジン、テルブチラジン、(S)-メトラクロル、メトラクロル、テルブトリン、シマジン、ジメテナミド、(S)-ジメテナミド、フルフェナセット、アセトクロル、アラクロール、イソキサフルトール、イソキサクロルトール、メソトリオン、スルコトリオン、メトスラム、フルメツラム、ペンジメタリン、ブロモキシニル、ベンタゾン、カルフェントラゾン-エチル、クロマゾン、ニコスルフロン、リムスルフロン、ハロスルフロン-メチル、メトリブジン、フルミクロラック-ペンチル、プロスルフロン、プリミスルフロン-メチル、ジカンバ、フルチアセット-メチル、ピリデート、2,4-D、クロピラリド、ジフルフェンゾピル、フルロキシピル、MCPA、MCPB、メコプロップ(MCPP)、メトベンズロン、チフェンスルフロン-メチル、アクロニフェン、EPTC、グリホサート、グルホシネート、スルホセート、シアナジン、プロパキザホップ、メタミトロン、ピラミン、フェンメディファム、デスメディファム、エトフメセート、トリアスルフロン、クロリダゾン、レナシル、トリアレート、フルアジホップ、セトキシジム、キザロホップ、クロピラリド、クレトジム、オキサスルフロン、アシフルオルフェン、ベナゾリン-エチル、スルフェントラゾン、クロリムロン-エチル、クロランスラム-メチル、フォメサフェン、イマザモックス、イマザキン、イマゼタピル、イマザピル、ラクトフェン、フェノキサプロップ(P-エチル)、チジアズロン、トリブホス、トリフルラリン、ジメタクロル、ナプロパミド、キンメラック、メタザクロル、カルベタミド、ジメフロン、プロピザミド、エタメツルフロン-メチル、テブタム、フルオメツロン、プロメトリン、ノルフルラゾン、ピリチオバック-ナトリウム、MSMA、DSMA、ジウロン、フルロクロリドン、ジチオピル、チアゾピル、オキシフルオルフェン、エタルフルラリン、クロジナホップ、アミドスルフロン、ジクロホップ-メチル、ジフルフェニカン、エトキシスルフロン、フェントラザミド、フラザスルフロン、フロラスラム、フルアゾラート、フルカルバゾン、フルピルスルフロン-メチルナトリウム、フルタモン、ヨードスルフロン、イソプロツロン、クロルトルロン、クロルスルフロン、メトスルフロン-メチル、スルホスルフロン、トリベヌロン-メチル、2,4-DB、2,4-DP、ビフェノックス、フラムプロップ-M、イマザメタベンズ-メチル、アイオキシニル、トラコキシジム、フルオログリコフェン-エチル、メタベンズチアズロン、イソキサベン、プロスルホカルブ、ジフェンゾクアット-メチルサルフェート、プレチラクロール、シノスルフロン、フェンクロリム、ベンスルフロン-メチル、イマゾスルフロン、ピラゾスルフロン-エチル、アジムスルフロン、エスプロカルブ、メフェナセット、モリネート、プロパニル、ピラゾレート、シハロホップ-ブチル、ビスピリバック-ナトリウム、ピリミノバック-メチル、カフェントロール、オキサジアルギル、オキサジアゾン、ブロモブチド、MY-100、ダイムロン、NB 061、MK243、HW-52、AC 014、アメトリン、ヘキサジノン、アシュラム、アザフェニジン、テブチウロン及びエタメツルフロン-メチルからなる群から選択される。一実施形態において、前記望ましくない植物成長を抑制する方法は、第3の除草剤又は植物成長調整剤を抑制することをさらに含む。
【0090】
一実施形態において、本発明は、下記のもの:
a.下記構造を有する化合物又はその塩:
【0091】
【化53】
[式中、
Aは、1以上のヘテロ原子を含む5、6若しくは9員環であり;前記ヘテロ原子のそれぞれは独立に、N、S及びOからなる群から選択され;前記環の1以上の炭素原子は、R
3、R
4、R
6及びR
7で置換されていても良く;R
3、R
4、R
6又はR
7のそれぞれは独立に、電子吸引基(EWG)又は電子供与基(EDG)から選択され;R
3、R
4、R
6又はR
7がEDGである場合、前記環の少なくとも一つの炭素がEWGで置換されており;前記環の1以上のヘテロ原子がN又はSである場合、それぞれが独立に、R
3、R
4、R
6及びR
7で置換されていても良く;
Tは、スルホニル、アンモニウム、アルキルアミン;アリールアミン、ホスホニウム、ニトロ、シアノ、ジハロメチル、アシル、ホルミル、ハロホルミル、カルボキシル、アルコキシカルボニル、及びアミノカルボニルからなる群から選択され;
nは0又は1であり;
yは0~8であり;
Xは
【0092】
【化54】
であり;
R
1は、カルボキシル基、カルバモイル基、直鎖、分岐、環状鎖若しくは芳香族鎖を有する飽和若しくは不飽和アルコールとのエステル、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、直鎖、分岐、環状脂肪族鎖、環状芳香族鎖、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、スルホンアミド及びホスホルアミドで置換されたカルボキサミドからなる群から選択され;R
2は、置換されていても良い一級アミン、二級アミン、三級アミン、カルボキサミド、スルホンアミド、及びホスホルアミドからなる群から選択される。];
b.アトラジン、テルブチラジン、(S)-メトラクロル、メトラクロル、テルブトリン、シマジン、ジメテナミド、(S)-ジメテナミド、フルフェナセット、アセトクロル、アラクロール、イソキサフルトール、イソキサクロルトール、メソトリオン、スルコトリオン、メトスラム、フルメツラム、ペンジメタリン、ブロモキシニル、ベンタゾン、カルフェントラゾン-エチル、クロマゾン、ニコスルフロン、リムスルフロン、ハロスルフロン-メチル、メトリブジン、フルミクロラック-ペンチル、プロスルフロン、プリミスルフロン-メチル、ジカンバ、フルチアセット-メチル、ピリデート、2,4-D、クロピラリド、ジフルフェンゾピル、フルロキシピル、MCPA、MCPB、メコプロップ(MCPP)、メトベンズロン、チフェンスルフロン-メチル、アクロニフェン、EPTC、グリホサート、グルホシネート、スルホセート、シアナジン、プロパキザホップ、メタミトロン、ピラミン、フェンメディファム、デスメディファム、エトフメセート、トリアスルフロン、クロリダゾン、レナシル、トリアレート、フルアジホップ、セトキシジム、キザロホップ、クロピラリド、クレトジム、オキサスルフロン、アシフルオルフェン、ベナゾリン-エチル、スルフェントラゾン、クロリムロン-エチル、クロランスラム-メチル、フォメサフェン、イマザモックス、イマザキン、イマゼタピル、イマザピル、ラクトフェン、フェノキサプロップ(P-エチル)、チジアズロン、トリブホス、トリフルラリン、ジメタクロル、ナプロパミド、キンメラック、メタザクロル、カルベタミド、ジメフロン、プロピザミド、エタメツルフロン-メチル、テブタム、フルオメツロン、プロメトリン、ノルフルラゾン、ピリチオバック-ナトリウム、MSMA、DSMA、ジウロン、フルロクロリドン、ジチオピル、チアゾピル、オキシフルオルフェン、エタルフルラリン、クロジナホップ、アミドスルフロン、ジクロホップ-メチル、ジフルフェニカン、エトキシスルフロン、フェントラザミド、フラザスルフロン、フロラスラム、フルアゾラート、フルカルバゾン、フルピルスルフロン-メチルナトリウム、フルタモン、ヨードスルフロン、イソプロツロン、クロルトルロン、クロルスルフロン、メトスルフロン-メチル、スルホスルフロン、トリベヌロン-メチル、2,4-DB、2,4-DP、ビフェノックス、フラムプロップ-M、イマザメタベンズ-メチル、アイオキシニル、トラコキシジム、フルオログリコフェン-エチル、メタベンズチアズロン、イソキサベン、プロスルホカルブ、ジフェンゾクアット-メチルサルフェート、プレチラクロール、シノスルフロン、フェンクロリム、ベンスルフロン-メチル、イマゾスルフロン、ピラゾスルフロン-エチル、アジムスルフロン、エスプロカルブ、メフェナセット、モリネート、プロパニル、ピラゾレート、シハロホップ-ブチル、ビスピリバック-ナトリウム、ピリミノバック-メチル、カフェントロール、オキサジアルギル、オキサジアゾン、ブロモブチド、MY-100、ダイムロン、NB 061、MK243、HW-52、AC 014、アメトリン、ヘキサジノン、アシュラム、アザフェニジン、テブチウロン、エタメツルフロン-メチル又はそれらの組み合わせからなる群から選択される少なくとも一つの除草剤;及び
c.少なくとも一つの農業的に許容される担体
の混合物を含む、望ましくない植物成長を抑制するための組成物を提供する。
【0093】
一実施形態において、Aは、ピロール、ピラゾール、イミダゾール、トリアゾール、チオフェン、ジチオール、トリチオール、チアゾール、ジチアゾール、トリチアゾリジン、チアジアゾール、ジチアジアゾール、チアトリアゾール、オキサゾール、フラン、オキサチオール、ピリジン、ピリダジン、ピリミジン、ピラジン、トリアジン、チアジン、ジチアジン、チアジアジン、2H-1,3,4,5-チアトリアジン、ジチアジアジン、ピロロピリジン、ピロロピリミジン、ピロロトリアジン、チオピラノピロール、ピロロチアジン、ピロロジチアジン、及びチエノピリジンからなる群から選択される。さらに別の実施形態において、Aは、チオフェン、2H-1,3-ジチオール、3H-1,2-ジチオール、1H-ピロール、2H-1,2,3-トリアゾール、1H-1,2,4-トリアゾール、1,3-チアゾール、1,2,5-チアジアゾール、1,2,4-チアジアゾール、1,3-オキサゾール、フラン、及びピリジンからなる群から選択される。一実施形態において、EWGは、トリフリル(トリフルオロメタンスルホニル)、トリハライド、シアノ、スルホネート、ニトロ、アンモニウム、四級アミン、アルデヒド、ケトン、カルボン酸、エステル、アミド、及びハライドからなる群から選択される。一実施形態において、EDGは、フェノキシド、三級アミン、二級アミン、一級アミン、エーテル、アルキル、フェニル及びビニルからなる群から選択される。さらに別の実施形態において、R2は、水素、直鎖若しくは分岐鎖を有する脂肪族化合物、非芳香環を有する脂肪族化合物、直鎖若しくは分岐鎖アルコール、非芳香環を有するアルコール、リン酸、ホスホン酸、ホスホネートの末端炭素、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール及びポリプロピレングリコールから選択される基で置換された一級、二級及び三級アミンである。別の実施形態において、R2は、飽和若しくは不飽和の直鎖、分岐鎖若しくは環状鎖を有するカルボキサミド、スルホンアミド、及びホスホルアミドからなる群から選択される。
【0094】
一部の実施形態によれば、本発明は、2-アミノ-3-(チオフェン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(チオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-[(チオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパン酸;2-アミノ-3-[(4-フルオロチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパン酸;メチル2-アミノ-3-[(チオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート;ペンチル2-アミノ-3-[(チオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート;3-(5-シアノ-3-チエニル)アラニン;2-アミノ-3-[4-(トリフルオロメチル)チオフェン-2-イル]プロパン酸;3-アミノ-3-(4-ブロモチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,4,5-トリメチルチオフェン-3-イル)プロパン酸;ブチル2-アミノ-3-(チオフェン-3-イル)プロパノエート;2-アミノ-3-[(2,5-ジクロロチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパン酸;2-アミノ-3-[(2,5-ジクロロ-4-メチルチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパン酸;2-アミノ-3-(2-クロロチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,5-ジクロロチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-クロロチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1,3-チアゾール-5-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-{[2,5-ジクロロ-4-(トリフルオロメチル)チオフェン-3-スルホニル]アミノ}プロパン酸;2-アミノ-3-(2-アミノ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパン酸;メチル2-アミノ-3-[(2,5-ジクロロチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート;エチル2-アミノ-3-[(2,5-ジクロロチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート;2-プロポキシエチル-2-アミノ-3-[(2,5-ジクロロチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート;[2-(カルボキシアミノ)-3-エトキシ-3-オキソプロピル](2,5-ジクロロチオフェン-3-スルホニル)カルバミン酸;2-アミノ-3-(2,5-ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-クロロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1,2,5-チアジアゾール-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1,2,4-チアジアゾール-5-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(フラン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1,3-オキサゾール-4-イル)プロパン酸;2-ホルムアミド-3-(チオフェン-3-イル)プロパン酸;メチル2-アミノ-3-(チオフェン-3-イル)プロパノエート;エチル2-アミノ-3-(チオフェン-3-イル)プロパノエート;[2-アミノ-3-(チオフェン-3-イル)プロパンアミド]酢酸;2-アミノ-N-[2-(2-ヒドロキシエトキシ)エチル]-3-(チオフェン-3-イル)プロペンアミド;エチル2-ブタンアミド-3-(ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパノエート;2-ブトキシエチル2-アセトアミド-3-(2,5-ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパノエート;2-アミノ-3-(2,5-ジブロモチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-ニトロチオフェン-3-イル)プロパン酸;ブチル3-(ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;2-エトキシエチル3-(ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;2-アミノ-3-[5-(トリフルオロメチル)チオフェン-3-イル]プロパン酸;(2S)-2-アミノ-3-(3,5-ジオキソ-1,2,4-オキサジアゾリジン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-[(2,5-ジブロモチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパン酸;2-アミノ-3-(5-クロロ-2-メチルチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2-ブロモチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1,1-ジオキソ-116-チオラン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(チオラン-3-イル)プロパン酸;[2-アミノ-2-(チオフェン-3-イル)エチル]ホスホン酸;2-アミノ-3-(2,5-ジメチル-1,1-ジオキソ-1H-116-チオフェン-3-イル)プロパン酸;3-(2,5-ジオキソ-2,5-ジヒドロチオフェン-3-イル)-2-(ホスホノアミノ)プロパン酸;2-アミノ-3-[4-(トリフルオロメチル)チオフェン-3-イル]プロパン酸;エチル2-アセトアミド-3-(2,5-ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパノエート;メチル2-アミノ-3-(2,5-ジクロロチオフェン-3-イル)プロパノエート;エチル2-アミノ-3-(2,5-ジクロロチオフェン-3-イル)プロパノエート;2-(2-メトキシエトキシ)エチル-2-アミノ-3-(チオフェン-3-イル)プロパノエート;エチル2-アセトアミド-3-(チオフェン-3-イル)プロパノエート;エチル3-(2,5-ジクロロチオフェン-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;エチル3-(2,5-ジクロロフラン-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;プロピル2-アミノ-3-(2,5-ジクロロフラン-3-イル)プロパノエート;4-(2-アセトアミド-3-エトキシ-3-オキソプロピル)-3-メチル-1,3-チアゾール-3-イウムクロライド;2-(2-エトキシエトキシ)エチル3-(2,5-ジクロロチオフェン-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;ペンチル2-アセトアミド-3-(1,3,4-オキサジアゾール-2-イル)プロパノエート;エチル-2-アミノ-3-[(2,5-ジブロモチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート;ブチル3-(5-クロロ-1,2,4-チアジアゾール-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;2-アミノ-3-(1H-インダゾール-3-イル)プロパン酸塩酸塩[HCl];2-アミノ-3-(ピリダジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(ピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(ピリジン-3-イル)プロパン酸ジヒドロクロライド;
3-(5-ヒドロキシ-3-ピリジニル)アラニン;2-アミノ-3-(5-メチルピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(4-アミノピリジン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2-アミノピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-アミノピリジン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-アミノピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-スルファニルピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2-スルファニルピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(ピリミジン-5-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(4-アミノ-6-クロロピリミジン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(ピリミジン-2-イル)プロパン酸ジヒドロクロライド;2-アミノ-3-(4-ヒドロキシピリミジン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,4-ジオキソ-1,2,3,4-テトラヒドロピリミジン-5-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(ピラジン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-クロロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,5-ジクロロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(ピリミジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-フルオロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-クロロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,6-ジクロロピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(3,5-ジクロロピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(3,5-ジフルオロピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-[2-(ジメチルアミノ)ピリジン-4-イル]プロパン酸;2-アミノ-3-(2-ブロモピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5,6-ジブロモピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,6-ジブロモピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,3-ジブロモピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-[5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル]プロパン酸;2-アミノ-3-(5,6-ジクロロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2-オキソ-1,2-ジヒドロピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-[4-(ジメチルアミノ)ピリジン-3-イル]プロパン酸;2-アミノ-3-(2-オキソ-1,2-ジヒドロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-オキソ-1,6-ジヒドロピリミジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-オキソ-1,6-ジヒドロピリミジン-5-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-オキソ-1,6-ジヒドロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,6-ジオキソ-1,2,3,6-テトラヒドロピリミジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-オキソ-2-スルファニル-1,6-ジヒドロピリミジン-4-イル)プロパン酸;プロピル2-アミノ-3-(2-ブロモピリジン-4-イル)プロパノエート;2-アミノ-3-(2-ブロモ-3,5-ジフルオロピリジン-4-イル)プロパン酸;プロピル2-アミノ-3-(2-ブロモ-3,5-ジフルオロピリジン-4-イル)プロパノエート;2-アミノ-3-[(2-ブロモピリジン-4-スルホニル)アミノ]プロパン酸;プロピル2-アミノ-3-[(2-ブロモピリジン-4-スルホニル)アミノ]プロパノエート;エチル2-アミノ-3-(5,6-ジブロモピリジン-3-イル)プロパノエート;エチル2-アミノ-3-(2,3-ジブロモピリジン-4-イル)プロパノエート酸;2-アミノ-3-[2-クロロ-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル]プロパン酸;2-アミノ-3-(2-アミノ-6-オキソ-1,6-ジヒドロピリミジン-5-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-ヒドロキシ-5-ニトロピリジン-3-イル)プロパン酸;メチル2-アミノ-3-(2-ブロモピリジン-4-イル)プロパノエート;3-(2-アミノ-2-カルボキシエチル)-1-メチルピリジン-1-イウム;3-(2-アミノ-2-カルボキシエチル)-1-ヒドロキシピリジン-1-イウム;2-アミノ-3-(4-アミノ-6-ヒドロキシ-2-メチルピリミジン-5-イル)プロパン酸;メチル2-アミノ-3-(2,6-ジブロモピリジン-4-イル)プロパノエート;エチル3-(6-ブロモピリジン-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;メチル3-(6-ブロモピリジン-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;エチル-2-アセトアミド-3-(2-メトキシピリミジン-4-イル)プロパノエート;2-(2-メトキシエトキシ)エチル2-アミノ-3-(6-ブロモピリジン-3-イル)プロパノエート;2-(2-エトキシエトキシ)エチル2-アミノ-3-(6-ブロモピリジン-3-イル)プロパノエート;5-(2-アミノ-2-カルボキシエチル)-1-メチルピリミジン-1-イウム;2-アミノ-3-[2-(トリフルオロメチル)ピリジン-4-イル]プロパン酸塩酸塩[HCl];エチル3-[(2-ブロモピリジン-4-イル)オキシ]-2-アセトアミドプロパノエート;エチル2-アセトアミド-3-(ピリジン-4-イルオキシ)プロパノエート;2-アミノ-4-(1H-ピロール-3-イル)ブタン酸;2-アミノ-3-(1H-ピロール-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1H-ピロール-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)プロパン酸;(2S)-2-ヒドロキシ-3-(1H-イミダゾール-4-イル)プロパン酸;エチル2-{[(ベンジルオキシ)カルボニル]アミノ}-3-(1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)プロパノエート;2-アミノ-3-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1-メチル-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)プロパン酸ジヒドロクロライド;2-アミノ-3-(1-メチル-1H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)プロパン酸塩酸塩;2-アミノ-3-(2-メチル-2H-1,2,3,4-テトラゾール-5-イル)プロパン酸塩酸塩;2-アミノ-3-(ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)プロパン酸塩酸塩;(2S)-2-アミノ-3-[5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-イル]プロパン酸;及び2-(2-ブトキシエトキシ)エチル2-アミノ-3-(2H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)プロパノエートからなる群から選択される化合物又はその塩を提供する。
【0095】
一部の実施形態によれば、本発明は、2-アミノ-3-(チオフェン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(チオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-[(チオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパン酸;2-アミノ-3-[(4-フルオロチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパン酸;メチル2-アミノ-3-[(チオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート;ペンチル2-アミノ-3-[(チオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート;3-(5-シアノ-3-チエニル)アラニン;2-アミノ-3-[4-(トリフルオロメチル)チオフェン-2-イル]プロパン酸;3-アミノ-3-(4-ブロモチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,4,5-トリメチルチオフェン-3-イル)プロパン酸;ブチル2-アミノ-3-(チオフェン-3-イル)プロパノエート;2-アミノ-3-[(2,5-ジクロロチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパン酸;2-アミノ-3-[(2,5-ジクロロ-4-メチルチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパン酸;2-アミノ-3-(2-クロロチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,5-ジクロロチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-クロロチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1,3-チアゾール-5-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-{[2,5-ジクロロ-4-(トリフルオロメチル)チオフェン-3-スルホニル]アミノ}プロパン酸;2-アミノ-3-(2-アミノ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパン酸;メチル2-アミノ-3-[(2,5-ジクロロチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート;エチル2-アミノ-3-[(2,5-ジクロロチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート;2-プロポキシエチル-2-アミノ-3-[(2,5-ジクロロチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート;[2-(カルボキシアミノ)-3-エトキシ-3-オキソプロピル](2,5-ジクロロチオフェン-3-スルホニル)カルバミン酸;2-アミノ-3-(2,5-ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-クロロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1,2,5-チアジアゾール-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1,2,4-チアジアゾール-5-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(フラン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1,3-オキサゾール-4-イル)プロパン酸;2-ホルムアミド-3-(チオフェン-3-イル)プロパン酸;メチル2-アミノ-3-(チオフェン-3-イル)プロパノエート;エチル2-アミノ-3-(チオフェン-3-イル)プロパノエート;[2-アミノ-3-(チオフェン-3-イル)プロパンアミド]酢酸;2-アミノ-N-[2-(2-ヒドロキシエトキシ)エチル]-3-(チオフェン-3-イル)プロペンアミド;エチル2-ブタンアミド-3-(ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパノエート;2-ブトキシエチル2-アセトアミド-3-(2,5-ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパノエート;2-アミノ-3-(2,5-ジブロモチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-ニトロチオフェン-3-イル)プロパン酸;ブチル3-(ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;2-エトキシエチル3-(ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;2-アミノ-3-[5-(トリフルオロメチル)チオフェン-3-イル]プロパン酸;(2S)-2-アミノ-3-(3,5-ジオキソ-1,2,4-オキサジアゾリジン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-[(2,5-ジブロモチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパン酸;2-アミノ-3-(5-クロロ-2-メチルチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2-ブロモチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1,1-ジオキソ-116-チオラン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(チオラン-3-イル)プロパン酸;[2-アミノ-2-(チオフェン-3-イル)エチル]ホスホン酸;2-アミノ-3-(2,5-ジメチル-1,1-ジオキソ-1H-116-チオフェン-3-イル)プロパン酸;3-(2,5-ジオキソ-2,5-ジヒドロチオフェン-3-イル)-2-(ホスホノアミノ)プロパン酸;2-アミノ-3-[4-(トリフルオロメチル)チオフェン-3-イル]プロパン酸;エチル2-アセトアミド-3-(2,5-ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパノエート;メチル2-アミノ-3-(2,5-ジクロロチオフェン-3-イル)プロパノエート;エチル2-アミノ-3-(2,5-ジクロロチオフェン-3-イル)プロパノエート;2-(2-メトキシエトキシ)エチル-2-アミノ-3-(チオフェン-3-イル)プロパノエート;エチル2-アセトアミド-3-(チオフェン-3-イル)プロパノエート;エチル3-(2,5-ジクロロチオフェン-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;エチル3-(2,5-ジクロロフラン-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;プロピル2-アミノ-3-(2,5-ジクロロフラン-3-イル)プロパノエート;4-(2-アセトアミド-3-エトキシ-3-オキソプロピル)-3-メチル-1,3-チアゾール-3-イウムクロライド;2-(2-エトキシエトキシ)エチル3-(2,5-ジクロロチオフェン-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;ペンチル2-アセトアミド-3-(1,3,4-オキサジアゾール-2-イル)プロパノエート;エチル-2-アミノ-3-[(2,5-ジブロモチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート;ブチル3-(5-クロロ-1,2,4-チアジアゾール-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;2-アミノ-3-(1H-インダゾール-3-イル)プロパン酸塩酸塩[HCl];2-アミノ-3-(ピリダジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(ピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(ピリジン-3-イル)プロパン酸ジヒドロクロライド;
3-(5-ヒドロキシ-3-ピリジニル)アラニン;2-アミノ-3-(5-メチルピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(4-アミノピリジン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2-アミノピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-アミノピリジン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-アミノピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-スルファニルピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2-スルファニルピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(ピリミジン-5-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(4-アミノ-6-クロロピリミジン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(ピリミジン-2-イル)プロパン酸ジヒドロクロライド;2-アミノ-3-(4-ヒドロキシピリミジン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,4-ジオキソ-1,2,3,4-テトラヒドロピリミジン-5-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(ピラジン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-クロロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,5-ジクロロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(ピリミジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-フルオロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-クロロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,6-ジクロロピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(3,5-ジクロロピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(3,5-ジフルオロピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-[2-(ジメチルアミノ)ピリジン-4-イル]プロパン酸;2-アミノ-3-(2-ブロモピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5,6-ジブロモピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,6-ジブロモピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,3-ジブロモピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-[5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル]プロパン酸;2-アミノ-3-(5,6-ジクロロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2-オキソ-1,2-ジヒドロピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-[4-(ジメチルアミノ)ピリジン-3-イル]プロパン酸;2-アミノ-3-(2-オキソ-1,2-ジヒドロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-オキソ-1,6-ジヒドロピリミジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-オキソ-1,6-ジヒドロピリミジン-5-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-オキソ-1,6-ジヒドロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,6-ジオキソ-1,2,3,6-テトラヒドロピリミジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-オキソ-2-スルファニル-1,6-ジヒドロピリミジン-4-イル)プロパン酸;プロピル2-アミノ-3-(2-ブロモピリジン-4-イル)プロパノエート;2-アミノ-3-(2-ブロモ-3,5-ジフルオロピリジン-4-イル)プロパン酸;プロピル2-アミノ-3-(2-ブロモ-3,5-ジフルオロピリジン-4-イル)プロパノエート;2-アミノ-3-[(2-ブロモピリジン-4-スルホニル)アミノ]プロパン酸;プロピル2-アミノ-3-[(2-ブロモピリジン-4-スルホニル)アミノ]プロパノエート;エチル2-アミノ-3-(5,6-ジブロモピリジン-3-イル)プロパノエート;エチル2-アミノ-3-(2,3-ジブロモピリジン-4-イル)プロパノエート酸;2-アミノ-3-[2-クロロ-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル]プロパン酸;2-アミノ-3-(2-アミノ-6-オキソ-1,6-ジヒドロピリミジン-5-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-ヒドロキシ-5-ニトロピリジン-3-イル)プロパン酸;メチル2-アミノ-3-(2-ブロモピリジン-4-イル)プロパノエート;3-(2-アミノ-2-カルボキシエチル)-1-メチルピリジン-1-イウム;3-(2-アミノ-2-カルボキシエチル)-1-ヒドロキシピリジン-1-イウム;2-アミノ-3-(4-アミノ-6-ヒドロキシ-2-メチルピリミジン-5-イル)プロパン酸;メチル2-アミノ-3-(2,6-ジブロモピリジン-4-イル)プロパノエート;エチル3-(6-ブロモピリジン-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;メチル3-(6-ブロモピリジン-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;エチル-2-アセトアミド-3-(2-メトキシピリミジン-4-イル)プロパノエート;2-(2-メトキシエトキシ)エチル2-アミノ-3-(6-ブロモピリジン-3-イル)プロパノエート;2-(2-エトキシエトキシ)エチル2-アミノ-3-(6-ブロモピリジン-3-イル)プロパノエート;5-(2-アミノ-2-カルボキシエチル)-1-メチルピリミジン-1-イウム;2-アミノ-3-[2-(トリフルオロメチル)ピリジン-4-イル]プロパン酸塩酸塩[HCl];エチル3-[(2-ブロモピリジン-4-イル)オキシ]-2-アセトアミドプロパノエート;エチル2-アセトアミド-3-(ピリジン-4-イルオキシ)プロパノエート;2-アミノ-4-(1H-ピロール-3-イル)ブタン酸;2-アミノ-3-(1H-ピロール-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1H-ピロール-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)プロパン酸;(2S)-2-ヒドロキシ-3-(1H-イミダゾール-4-イル)プロパン酸;エチル2-{[(ベンジルオキシ)カルボニル]アミノ}-3-(1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)プロパノエート;2-アミノ-3-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1-メチル-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)プロパン酸ジヒドロクロライド;2-アミノ-3-(1-メチル-1H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)プロパン酸塩酸塩;2-アミノ-3-(2-メチル-2H-1,2,3,4-テトラゾール-5-イル)プロパン酸塩酸塩;2-アミノ-3-(ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)プロパン酸塩酸塩;(2S)-2-アミノ-3-[5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-イル]プロパン酸;及び2-(2-ブトキシエトキシ)エチル2-アミノ-3-(2H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)プロパノエートからなる群から選択される化合物又はその塩及び少なくとも一つの農業的に許容される担体を含む農業組成物を提供する。
【0096】
一部の実施形態によれば、本発明は、2-アミノ-3-(チオフェン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(チオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-[(チオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパン酸;2-アミノ-3-[(4-フルオロチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパン酸;メチル2-アミノ-3-[(チオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート;ペンチル2-アミノ-3-[(チオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート;3-(5-シアノ-3-チエニル)アラニン;2-アミノ-3-[4-(トリフルオロメチル)チオフェン-2-イル]プロパン酸;3-アミノ-3-(4-ブロモチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,4,5-トリメチルチオフェン-3-イル)プロパン酸;ブチル2-アミノ-3-(チオフェン-3-イル)プロパノエート;2-アミノ-3-[(2,5-ジクロロチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパン酸;2-アミノ-3-[(2,5-ジクロロ-4-メチルチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパン酸;2-アミノ-3-(2-クロロチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,5-ジクロロチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-クロロチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1,3-チアゾール-5-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-{[2,5-ジクロロ-4-(トリフルオロメチル)チオフェン-3-スルホニル]アミノ}プロパン酸;2-アミノ-3-(2-アミノ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパン酸;メチル2-アミノ-3-[(2,5-ジクロロチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート;エチル2-アミノ-3-[(2,5-ジクロロチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート;2-プロポキシエチル-2-アミノ-3-[(2,5-ジクロロチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート;[2-(カルボキシアミノ)-3-エトキシ-3-オキソプロピル](2,5-ジクロロチオフェン-3-スルホニル)カルバミン酸;2-アミノ-3-(2,5-ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-クロロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1,2,5-チアジアゾール-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1,2,4-チアジアゾール-5-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(フラン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1,3-オキサゾール-4-イル)プロパン酸;2-ホルムアミド-3-(チオフェン-3-イル)プロパン酸;メチル2-アミノ-3-(チオフェン-3-イル)プロパノエート;エチル2-アミノ-3-(チオフェン-3-イル)プロパノエート;[2-アミノ-3-(チオフェン-3-イル)プロパンアミド]酢酸;2-アミノ-N-[2-(2-ヒドロキシエトキシ)エチル]-3-(チオフェン-3-イル)プロペンアミド;エチル2-ブタンアミド-3-(ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパノエート;2-ブトキシエチル2-アセトアミド-3-(2,5-ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパノエート;2-アミノ-3-(2,5-ジブロモチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-ニトロチオフェン-3-イル)プロパン酸;ブチル3-(ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;2-エトキシエチル3-(ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;2-アミノ-3-[5-(トリフルオロメチル)チオフェン-3-イル]プロパン酸;(2S)-2-アミノ-3-(3,5-ジオキソ-1,2,4-オキサジアゾリジン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-[(2,5-ジブロモチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパン酸;2-アミノ-3-(5-クロロ-2-メチルチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2-ブロモチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1,1-ジオキソ-116-チオラン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(チオラン-3-イル)プロパン酸;[2-アミノ-2-(チオフェン-3-イル)エチル]ホスホン酸;2-アミノ-3-(2,5-ジメチル-1,1-ジオキソ-1H-116-チオフェン-3-イル)プロパン酸;3-(2,5-ジオキソ-2,5-ジヒドロチオフェン-3-イル)-2-(ホスホノアミノ)プロパン酸;2-アミノ-3-[4-(トリフルオロメチル)チオフェン-3-イル]プロパン酸;エチル2-アセトアミド-3-(2,5-ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパノエート;メチル2-アミノ-3-(2,5-ジクロロチオフェン-3-イル)プロパノエート;エチル2-アミノ-3-(2,5-ジクロロチオフェン-3-イル)プロパノエート;2-(2-メトキシエトキシ)エチル-2-アミノ-3-(チオフェン-3-イル)プロパノエート;エチル2-アセトアミド-3-(チオフェン-3-イル)プロパノエート;エチル3-(2,5-ジクロロチオフェン-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;エチル3-(2,5-ジクロロフラン-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;プロピル2-アミノ-3-(2,5-ジクロロフラン-3-イル)プロパノエート;4-(2-アセトアミド-3-エトキシ-3-オキソプロピル)-3-メチル-1,3-チアゾール-3-イウムクロライド;2-(2-エトキシエトキシ)エチル3-(2,5-ジクロロチオフェン-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;ペンチル2-アセトアミド-3-(1,3,4-オキサジアゾール-2-イル)プロパノエート;エチル-2-アミノ-3-[(2,5-ジブロモチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート;ブチル3-(5-クロロ-1,2,4-チアジアゾール-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;2-アミノ-3-(1H-インダゾール-3-イル)プロパン酸塩酸塩[HCl];2-アミノ-3-(ピリダジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(ピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(ピリジン-3-イル)プロパン酸ジヒドロクロライド;
3-(5-ヒドロキシ-3-ピリジニル)アラニン;2-アミノ-3-(5-メチルピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(4-アミノピリジン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2-アミノピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-アミノピリジン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-アミノピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-スルファニルピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2-スルファニルピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(ピリミジン-5-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(4-アミノ-6-クロロピリミジン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(ピリミジン-2-イル)プロパン酸ジヒドロクロライド;2-アミノ-3-(4-ヒドロキシピリミジン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,4-ジオキソ-1,2,3,4-テトラヒドロピリミジン-5-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(ピラジン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-クロロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,5-ジクロロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(ピリミジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-フルオロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-クロロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,6-ジクロロピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(3,5-ジクロロピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(3,5-ジフルオロピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-[2-(ジメチルアミノ)ピリジン-4-イル]プロパン酸;2-アミノ-3-(2-ブロモピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5,6-ジブロモピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,6-ジブロモピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,3-ジブロモピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-[5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル]プロパン酸;2-アミノ-3-(5,6-ジクロロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2-オキソ-1,2-ジヒドロピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-[4-(ジメチルアミノ)ピリジン-3-イル]プロパン酸;2-アミノ-3-(2-オキソ-1,2-ジヒドロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-オキソ-1,6-ジヒドロピリミジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-オキソ-1,6-ジヒドロピリミジン-5-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-オキソ-1,6-ジヒドロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,6-ジオキソ-1,2,3,6-テトラヒドロピリミジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-オキソ-2-スルファニル-1,6-ジヒドロピリミジン-4-イル)プロパン酸;プロピル2-アミノ-3-(2-ブロモピリジン-4-イル)プロパノエート;2-アミノ-3-(2-ブロモ-3,5-ジフルオロピリジン-4-イル)プロパン酸;プロピル2-アミノ-3-(2-ブロモ-3,5-ジフルオロピリジン-4-イル)プロパノエート;2-アミノ-3-[(2-ブロモピリジン-4-スルホニル)アミノ]プロパン酸;プロピル2-アミノ-3-[(2-ブロモピリジン-4-スルホニル)アミノ]プロパノエート;エチル2-アミノ-3-(5,6-ジブロモピリジン-3-イル)プロパノエート;エチル2-アミノ-3-(2,3-ジブロモピリジン-4-イル)プロパノエート酸;2-アミノ-3-[2-クロロ-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル]プロパン酸;2-アミノ-3-(2-アミノ-6-オキソ-1,6-ジヒドロピリミジン-5-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-ヒドロキシ-5-ニトロピリジン-3-イル)プロパン酸;メチル2-アミノ-3-(2-ブロモピリジン-4-イル)プロパノエート;3-(2-アミノ-2-カルボキシエチル)-1-メチルピリジン-1-イウム;3-(2-アミノ-2-カルボキシエチル)-1-ヒドロキシピリジン-1-イウム;2-アミノ-3-(4-アミノ-6-ヒドロキシ-2-メチルピリミジン-5-イル)プロパン酸;メチル2-アミノ-3-(2,6-ジブロモピリジン-4-イル)プロパノエート;エチル3-(6-ブロモピリジン-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;メチル3-(6-ブロモピリジン-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;エチル-2-アセトアミド-3-(2-メトキシピリミジン-4-イル)プロパノエート;2-(2-メトキシエトキシ)エチル2-アミノ-3-(6-ブロモピリジン-3-イル)プロパノエート;2-(2-エトキシエトキシ)エチル2-アミノ-3-(6-ブロモピリジン-3-イル)プロパノエート;5-(2-アミノ-2-カルボキシエチル)-1-メチルピリミジン-1-イウム;2-アミノ-3-[2-(トリフルオロメチル)ピリジン-4-イル]プロパン酸塩酸塩[HCl];エチル3-[(2-ブロモピリジン-4-イル)オキシ]-2-アセトアミドプロパノエート;エチル2-アセトアミド-3-(ピリジン-4-イルオキシ)プロパノエート;2-アミノ-4-(1H-ピロール-3-イル)ブタン酸;2-アミノ-3-(1H-ピロール-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1H-ピロール-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)プロパン酸;(2S)-2-ヒドロキシ-3-(1H-イミダゾール-4-イル)プロパン酸;エチル2-{[(ベンジルオキシ)カルボニル]アミノ}-3-(1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)プロパノエート;2-アミノ-3-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1-メチル-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)プロパン酸ジヒドロクロライド;2-アミノ-3-(1-メチル-1H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)プロパン酸塩酸塩;2-アミノ-3-(2-メチル-2H-1,2,3,4-テトラゾール-5-イル)プロパン酸塩酸塩;2-アミノ-3-(ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)プロパン酸塩酸塩;(2S)-2-アミノ-3-[5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-イル]プロパン酸;及び2-(2-ブトキシエトキシ)エチル2-アミノ-3-(2H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)プロパノエートからなる群から選択される化合物又はその塩を、望ましくない植物成長の場所に施用することを含む、望ましくない植物成長を抑制する方法を提供する。
【0097】
一部の実施形態によれば、本発明は、a)2-アミノ-3-(チオフェン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(チオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-[(チオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパン酸;2-アミノ-3-[(4-フルオロチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパン酸;メチル2-アミノ-3-[(チオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート;ペンチル2-アミノ-3-[(チオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート;3-(5-シアノ-3-チエニル)アラニン;2-アミノ-3-[4-(トリフルオロメチル)チオフェン-2-イル]プロパン酸;3-アミノ-3-(4-ブロモチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,4,5-トリメチルチオフェン-3-イル)プロパン酸;ブチル2-アミノ-3-(チオフェン-3-イル)プロパノエート;2-アミノ-3-[(2,5-ジクロロチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパン酸;2-アミノ-3-[(2,5-ジクロロ-4-メチルチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパン酸;2-アミノ-3-(2-クロロチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,5-ジクロロチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-クロロチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1,3-チアゾール-5-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-{[2,5-ジクロロ-4-(トリフルオロメチル)チオフェン-3-スルホニル]アミノ}プロパン酸;2-アミノ-3-(2-アミノ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパン酸;メチル2-アミノ-3-[(2,5-ジクロロチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート;エチル2-アミノ-3-[(2,5-ジクロロチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート;2-プロポキシエチル-2-アミノ-3-[(2,5-ジクロロチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート;[2-(カルボキシアミノ)-3-エトキシ-3-オキソプロピル](2,5-ジクロロチオフェン-3-スルホニル)カルバミン酸;2-アミノ-3-(2,5-ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-クロロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1,2,5-チアジアゾール-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1,2,4-チアジアゾール-5-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(フラン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1,3-オキサゾール-4-イル)プロパン酸;2-ホルムアミド-3-(チオフェン-3-イル)プロパン酸;メチル2-アミノ-3-(チオフェン-3-イル)プロパノエート;エチル2-アミノ-3-(チオフェン-3-イル)プロパノエート;[2-アミノ-3-(チオフェン-3-イル)プロパンアミド]酢酸;2-アミノ-N-[2-(2-ヒドロキシエトキシ)エチル]-3-(チオフェン-3-イル)プロペンアミド;エチル2-ブタンアミド-3-(ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパノエート;2-ブトキシエチル2-アセトアミド-3-(2,5-ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパノエート;2-アミノ-3-(2,5-ジブロモチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-ニトロチオフェン-3-イル)プロパン酸;ブチル3-(ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;2-エトキシエチル3-(ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;2-アミノ-3-[5-(トリフルオロメチル)チオフェン-3-イル]プロパン酸;(2S)-2-アミノ-3-(3,5-ジオキソ-1,2,4-オキサジアゾリジン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-[(2,5-ジブロモチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパン酸;2-アミノ-3-(5-クロロ-2-メチルチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2-ブロモチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1,1-ジオキソ-116-チオラン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(チオラン-3-イル)プロパン酸;[2-アミノ-2-(チオフェン-3-イル)エチル]ホスホン酸;2-アミノ-3-(2,5-ジメチル-1,1-ジオキソ-1H-116-チオフェン-3-イル)プロパン酸;3-(2,5-ジオキソ-2,5-ジヒドロチオフェン-3-イル)-2-(ホスホノアミノ)プロパン酸;2-アミノ-3-[4-(トリフルオロメチル)チオフェン-3-イル]プロパン酸;エチル2-アセトアミド-3-(2,5-ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパノエート;メチル2-アミノ-3-(2,5-ジクロロチオフェン-3-イル)プロパノエート;エチル2-アミノ-3-(2,5-ジクロロチオフェン-3-イル)プロパノエート;2-(2-メトキシエトキシ)エチル-2-アミノ-3-(チオフェン-3-イル)プロパノエート;エチル2-アセトアミド-3-(チオフェン-3-イル)プロパノエート;エチル3-(2,5-ジクロロチオフェン-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;エチル3-(2,5-ジクロロフラン-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;プロピル2-アミノ-3-(2,5-ジクロロフラン-3-イル)プロパノエート;4-(2-アセトアミド-3-エトキシ-3-オキソプロピル)-3-メチル-1,3-チアゾール-3-イウムクロライド;2-(2-エトキシエトキシ)エチル3-(2,5-ジクロロチオフェン-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;ペンチル2-アセトアミド-3-(1,3,4-オキサジアゾール-2-イル)プロパノエート;エチル-2-アミノ-3-[(2,5-ジブロモチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート;ブチル3-(5-クロロ-1,2,4-チアジアゾール-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;2-アミノ-3-(1H-インダゾール-3-イル)プロパン酸塩酸塩[HCl];2-アミノ-3-(ピリダジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(ピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(ピリジン-3-イル)プロパン酸ジヒドロクロライド;
3-(5-ヒドロキシ-3-ピリジニル)アラニン;2-アミノ-3-(5-メチルピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(4-アミノピリジン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2-アミノピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-アミノピリジン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-アミノピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-スルファニルピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2-スルファニルピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(ピリミジン-5-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(4-アミノ-6-クロロピリミジン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(ピリミジン-2-イル)プロパン酸ジヒドロクロライド;2-アミノ-3-(4-ヒドロキシピリミジン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,4-ジオキソ-1,2,3,4-テトラヒドロピリミジン-5-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(ピラジン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-クロロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,5-ジクロロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(ピリミジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-フルオロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-クロロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,6-ジクロロピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(3,5-ジクロロピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(3,5-ジフルオロピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-[2-(ジメチルアミノ)ピリジン-4-イル]プロパン酸;2-アミノ-3-(2-ブロモピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5,6-ジブロモピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,6-ジブロモピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,3-ジブロモピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-[5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル]プロパン酸;2-アミノ-3-(5,6-ジクロロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2-オキソ-1,2-ジヒドロピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-[4-(ジメチルアミノ)ピリジン-3-イル]プロパン酸;2-アミノ-3-(2-オキソ-1,2-ジヒドロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-オキソ-1,6-ジヒドロピリミジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-オキソ-1,6-ジヒドロピリミジン-5-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-オキソ-1,6-ジヒドロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,6-ジオキソ-1,2,3,6-テトラヒドロピリミジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-オキソ-2-スルファニル-1,6-ジヒドロピリミジン-4-イル)プロパン酸;プロピル2-アミノ-3-(2-ブロモピリジン-4-イル)プロパノエート;2-アミノ-3-(2-ブロモ-3,5-ジフルオロピリジン-4-イル)プロパン酸;プロピル2-アミノ-3-(2-ブロモ-3,5-ジフルオロピリジン-4-イル)プロパノエート;2-アミノ-3-[(2-ブロモピリジン-4-スルホニル)アミノ]プロパン酸;プロピル2-アミノ-3-[(2-ブロモピリジン-4-スルホニル)アミノ]プロパノエート;エチル2-アミノ-3-(5,6-ジブロモピリジン-3-イル)プロパノエート;エチル2-アミノ-3-(2,3-ジブロモピリジン-4-イル)プロパノエート酸;2-アミノ-3-[2-クロロ-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル]プロパン酸;2-アミノ-3-(2-アミノ-6-オキソ-1,6-ジヒドロピリミジン-5-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-ヒドロキシ-5-ニトロピリジン-3-イル)プロパン酸;メチル2-アミノ-3-(2-ブロモピリジン-4-イル)プロパノエート;3-(2-アミノ-2-カルボキシエチル)-1-メチルピリジン-1-イウム;3-(2-アミノ-2-カルボキシエチル)-1-ヒドロキシピリジン-1-イウム;2-アミノ-3-(4-アミノ-6-ヒドロキシ-2-メチルピリミジン-5-イル)プロパン酸;メチル2-アミノ-3-(2,6-ジブロモピリジン-4-イル)プロパノエート;エチル3-(6-ブロモピリジン-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;メチル3-(6-ブロモピリジン-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;エチル-2-アセトアミド-3-(2-メトキシピリミジン-4-イル)プロパノエート;2-(2-メトキシエトキシ)エチル2-アミノ-3-(6-ブロモピリジン-3-イル)プロパノエート;2-(2-エトキシエトキシ)エチル2-アミノ-3-(6-ブロモピリジン-3-イル)プロパノエート;5-(2-アミノ-2-カルボキシエチル)-1-メチルピリミジン-1-イウム;2-アミノ-3-[2-(トリフルオロメチル)ピリジン-4-イル]プロパン酸塩酸塩[HCl];エチル3-[(2-ブロモピリジン-4-イル)オキシ]-2-アセトアミドプロパノエート;エチル2-アセトアミド-3-(ピリジン-4-イルオキシ)プロパノエート;2-アミノ-4-(1H-ピロール-3-イル)ブタン酸;2-アミノ-3-(1H-ピロール-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1H-ピロール-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)プロパン酸;(2S)-2-ヒドロキシ-3-(1H-イミダゾール-4-イル)プロパン酸;エチル2-{[(ベンジルオキシ)カルボニル]アミノ}-3-(1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)プロパノエート;2-アミノ-3-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1-メチル-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)プロパン酸ジヒドロクロライド;2-アミノ-3-(1-メチル-1H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)プロパン酸塩酸塩;2-アミノ-3-(2-メチル-2H-1,2,3,4-テトラゾール-5-イル)プロパン酸塩酸塩;2-アミノ-3-(ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)プロパン酸塩酸塩;(2S)-2-アミノ-3-[5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-イル]プロパン酸;及び2-(2-ブトキシエトキシ)エチル2-アミノ-3-(2H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)プロパノエートからなる群から選択される化合物;b)第2の除草剤;及びc)少なくとも一つの農業的に許容される担体の混合物を含む、望ましくない植物成長を抑制するための組成物を提供する。
【0098】
一部の実施形態によれば、本発明は、a)2-アミノ-3-(チオフェン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(チオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-[(チオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパン酸;2-アミノ-3-[(4-フルオロチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパン酸;メチル2-アミノ-3-[(チオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート;ペンチル2-アミノ-3-[(チオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート;3-(5-シアノ-3-チエニル)アラニン;2-アミノ-3-[4-(トリフルオロメチル)チオフェン-2-イル]プロパン酸;3-アミノ-3-(4-ブロモチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,4,5-トリメチルチオフェン-3-イル)プロパン酸;ブチル2-アミノ-3-(チオフェン-3-イル)プロパノエート;2-アミノ-3-[(2,5-ジクロロチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパン酸;2-アミノ-3-[(2,5-ジクロロ-4-メチルチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパン酸;2-アミノ-3-(2-クロロチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,5-ジクロロチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-クロロチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1,3-チアゾール-5-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-{[2,5-ジクロロ-4-(トリフルオロメチル)チオフェン-3-スルホニル]アミノ}プロパン酸;2-アミノ-3-(2-アミノ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパン酸;メチル2-アミノ-3-[(2,5-ジクロロチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート;エチル2-アミノ-3-[(2,5-ジクロロチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート;2-プロポキシエチル-2-アミノ-3-[(2,5-ジクロロチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート;[2-(カルボキシアミノ)-3-エトキシ-3-オキソプロピル](2,5-ジクロロチオフェン-3-スルホニル)カルバミン酸;2-アミノ-3-(2,5-ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-クロロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1,2,5-チアジアゾール-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1,2,4-チアジアゾール-5-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(フラン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1,3-オキサゾール-4-イル)プロパン酸;2-ホルムアミド-3-(チオフェン-3-イル)プロパン酸;メチル2-アミノ-3-(チオフェン-3-イル)プロパノエート;エチル2-アミノ-3-(チオフェン-3-イル)プロパノエート;[2-アミノ-3-(チオフェン-3-イル)プロパンアミド]酢酸;2-アミノ-N-[2-(2-ヒドロキシエトキシ)エチル]-3-(チオフェン-3-イル)プロペンアミド;エチル2-ブタンアミド-3-(ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパノエート;2-ブトキシエチル2-アセトアミド-3-(2,5-ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパノエート;2-アミノ-3-(2,5-ジブロモチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-ニトロチオフェン-3-イル)プロパン酸;ブチル3-(ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;2-エトキシエチル3-(ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;2-アミノ-3-[5-(トリフルオロメチル)チオフェン-3-イル]プロパン酸;(2S)-2-アミノ-3-(3,5-ジオキソ-1,2,4-オキサジアゾリジン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-[(2,5-ジブロモチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパン酸;2-アミノ-3-(5-クロロ-2-メチルチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2-ブロモチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1,1-ジオキソ-116-チオラン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(チオラン-3-イル)プロパン酸;[2-アミノ-2-(チオフェン-3-イル)エチル]ホスホン酸;2-アミノ-3-(2,5-ジメチル-1,1-ジオキソ-1H-116-チオフェン-3-イル)プロパン酸;3-(2,5-ジオキソ-2,5-ジヒドロチオフェン-3-イル)-2-(ホスホノアミノ)プロパン酸;2-アミノ-3-[4-(トリフルオロメチル)チオフェン-3-イル]プロパン酸;エチル2-アセトアミド-3-(2,5-ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパノエート;メチル2-アミノ-3-(2,5-ジクロロチオフェン-3-イル)プロパノエート;エチル2-アミノ-3-(2,5-ジクロロチオフェン-3-イル)プロパノエート;2-(2-メトキシエトキシ)エチル-2-アミノ-3-(チオフェン-3-イル)プロパノエート;エチル2-アセトアミド-3-(チオフェン-3-イル)プロパノエート;エチル3-(2,5-ジクロロチオフェン-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;エチル3-(2,5-ジクロロフラン-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;プロピル2-アミノ-3-(2,5-ジクロロフラン-3-イル)プロパノエート;4-(2-アセトアミド-3-エトキシ-3-オキソプロピル)-3-メチル-1,3-チアゾール-3-イウムクロライド;2-(2-エトキシエトキシ)エチル3-(2,5-ジクロロチオフェン-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;ペンチル2-アセトアミド-3-(1,3,4-オキサジアゾール-2-イル)プロパノエート;エチル-2-アミノ-3-[(2,5-ジブロモチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート;ブチル3-(5-クロロ-1,2,4-チアジアゾール-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;2-アミノ-3-(1H-インダゾール-3-イル)プロパン酸塩酸塩[HCl];2-アミノ-3-(ピリダジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(ピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(ピリジン-3-イル)プロパン酸ジヒドロクロライド;
3-(5-ヒドロキシ-3-ピリジニル)アラニン;2-アミノ-3-(5-メチルピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(4-アミノピリジン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2-アミノピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-アミノピリジン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-アミノピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-スルファニルピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2-スルファニルピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(ピリミジン-5-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(4-アミノ-6-クロロピリミジン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(ピリミジン-2-イル)プロパン酸ジヒドロクロライド;2-アミノ-3-(4-ヒドロキシピリミジン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,4-ジオキソ-1,2,3,4-テトラヒドロピリミジン-5-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(ピラジン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-クロロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,5-ジクロロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(ピリミジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-フルオロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-クロロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,6-ジクロロピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(3,5-ジクロロピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(3,5-ジフルオロピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-[2-(ジメチルアミノ)ピリジン-4-イル]プロパン酸;2-アミノ-3-(2-ブロモピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5,6-ジブロモピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,6-ジブロモピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,3-ジブロモピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-[5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル]プロパン酸;2-アミノ-3-(5,6-ジクロロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2-オキソ-1,2-ジヒドロピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-[4-(ジメチルアミノ)ピリジン-3-イル]プロパン酸;2-アミノ-3-(2-オキソ-1,2-ジヒドロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-オキソ-1,6-ジヒドロピリミジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-オキソ-1,6-ジヒドロピリミジン-5-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-オキソ-1,6-ジヒドロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,6-ジオキソ-1,2,3,6-テトラヒドロピリミジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-オキソ-2-スルファニル-1,6-ジヒドロピリミジン-4-イル)プロパン酸;プロピル2-アミノ-3-(2-ブロモピリジン-4-イル)プロパノエート;2-アミノ-3-(2-ブロモ-3,5-ジフルオロピリジン-4-イル)プロパン酸;プロピル2-アミノ-3-(2-ブロモ-3,5-ジフルオロピリジン-4-イル)プロパノエート;2-アミノ-3-[(2-ブロモピリジン-4-スルホニル)アミノ]プロパン酸;プロピル2-アミノ-3-[(2-ブロモピリジン-4-スルホニル)アミノ]プロパノエート;エチル2-アミノ-3-(5,6-ジブロモピリジン-3-イル)プロパノエート;エチル2-アミノ-3-(2,3-ジブロモピリジン-4-イル)プロパノエート酸;2-アミノ-3-[2-クロロ-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル]プロパン酸;2-アミノ-3-(2-アミノ-6-オキソ-1,6-ジヒドロピリミジン-5-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-ヒドロキシ-5-ニトロピリジン-3-イル)プロパン酸;メチル2-アミノ-3-(2-ブロモピリジン-4-イル)プロパノエート;3-(2-アミノ-2-カルボキシエチル)-1-メチルピリジン-1-イウム;3-(2-アミノ-2-カルボキシエチル)-1-ヒドロキシピリジン-1-イウム;2-アミノ-3-(4-アミノ-6-ヒドロキシ-2-メチルピリミジン-5-イル)プロパン酸;メチル2-アミノ-3-(2,6-ジブロモピリジン-4-イル)プロパノエート;エチル3-(6-ブロモピリジン-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;メチル3-(6-ブロモピリジン-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;エチル-2-アセトアミド-3-(2-メトキシピリミジン-4-イル)プロパノエート;2-(2-メトキシエトキシ)エチル2-アミノ-3-(6-ブロモピリジン-3-イル)プロパノエート;2-(2-エトキシエトキシ)エチル2-アミノ-3-(6-ブロモピリジン-3-イル)プロパノエート;5-(2-アミノ-2-カルボキシエチル)-1-メチルピリミジン-1-イウム;2-アミノ-3-[2-(トリフルオロメチル)ピリジン-4-イル]プロパン酸塩酸塩[HCl];エチル3-[(2-ブロモピリジン-4-イル)オキシ]-2-アセトアミドプロパノエート;エチル2-アセトアミド-3-(ピリジン-4-イルオキシ)プロパノエート;2-アミノ-4-(1H-ピロール-3-イル)ブタン酸;2-アミノ-3-(1H-ピロール-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1H-ピロール-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)プロパン酸;(2S)-2-ヒドロキシ-3-(1H-イミダゾール-4-イル)プロパン酸;エチル2-{[(ベンジルオキシ)カルボニル]アミノ}-3-(1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)プロパノエート;2-アミノ-3-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1-メチル-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)プロパン酸ジヒドロクロライド;2-アミノ-3-(1-メチル-1H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)プロパン酸塩酸塩;2-アミノ-3-(2-メチル-2H-1,2,3,4-テトラゾール-5-イル)プロパン酸塩酸塩;2-アミノ-3-(ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)プロパン酸塩酸塩;(2S)-2-アミノ-3-[5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-イル]プロパン酸;及び2-(2-ブトキシエトキシ)エチル2-アミノ-3-(2H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)プロパノエートからなる群から選択される化合物;及びb)第2の除草剤を含む混合物を提供する。
【0099】
一部の実施形態によれば、本発明は、a)2-アミノ-3-(チオフェン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(チオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-[(チオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパン酸;2-アミノ-3-[(4-フルオロチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパン酸;メチル2-アミノ-3-[(チオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート;ペンチル2-アミノ-3-[(チオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート;3-(5-シアノ-3-チエニル)アラニン;2-アミノ-3-[4-(トリフルオロメチル)チオフェン-2-イル]プロパン酸;3-アミノ-3-(4-ブロモチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,4,5-トリメチルチオフェン-3-イル)プロパン酸;ブチル2-アミノ-3-(チオフェン-3-イル)プロパノエート;2-アミノ-3-[(2,5-ジクロロチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパン酸;2-アミノ-3-[(2,5-ジクロロ-4-メチルチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパン酸;2-アミノ-3-(2-クロロチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,5-ジクロロチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-クロロチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1,3-チアゾール-5-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-{[2,5-ジクロロ-4-(トリフルオロメチル)チオフェン-3-スルホニル]アミノ}プロパン酸;2-アミノ-3-(2-アミノ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパン酸;メチル2-アミノ-3-[(2,5-ジクロロチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート;エチル2-アミノ-3-[(2,5-ジクロロチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート;2-プロポキシエチル-2-アミノ-3-[(2,5-ジクロロチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート;[2-(カルボキシアミノ)-3-エトキシ-3-オキソプロピル](2,5-ジクロロチオフェン-3-スルホニル)カルバミン酸;2-アミノ-3-(2,5-ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-クロロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1,2,5-チアジアゾール-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1,2,4-チアジアゾール-5-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(フラン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1,3-オキサゾール-4-イル)プロパン酸;2-ホルムアミド-3-(チオフェン-3-イル)プロパン酸;メチル2-アミノ-3-(チオフェン-3-イル)プロパノエート;エチル2-アミノ-3-(チオフェン-3-イル)プロパノエート;[2-アミノ-3-(チオフェン-3-イル)プロパンアミド]酢酸;2-アミノ-N-[2-(2-ヒドロキシエトキシ)エチル]-3-(チオフェン-3-イル)プロペンアミド;エチル2-ブタンアミド-3-(ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパノエート;2-ブトキシエチル2-アセトアミド-3-(2,5-ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパノエート;2-アミノ-3-(2,5-ジブロモチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-ニトロチオフェン-3-イル)プロパン酸;ブチル3-(ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;2-エトキシエチル3-(ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;2-アミノ-3-[5-(トリフルオロメチル)チオフェン-3-イル]プロパン酸;(2S)-2-アミノ-3-(3,5-ジオキソ-1,2,4-オキサジアゾリジン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-[(2,5-ジブロモチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパン酸;2-アミノ-3-(5-クロロ-2-メチルチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2-ブロモチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1,1-ジオキソ-116-チオラン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(チオラン-3-イル)プロパン酸;[2-アミノ-2-(チオフェン-3-イル)エチル]ホスホン酸;2-アミノ-3-(2,5-ジメチル-1,1-ジオキソ-1H-116-チオフェン-3-イル)プロパン酸;3-(2,5-ジオキソ-2,5-ジヒドロチオフェン-3-イル)-2-(ホスホノアミノ)プロパン酸;2-アミノ-3-[4-(トリフルオロメチル)チオフェン-3-イル]プロパン酸;エチル2-アセトアミド-3-(2,5-ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパノエート;メチル2-アミノ-3-(2,5-ジクロロチオフェン-3-イル)プロパノエート;エチル2-アミノ-3-(2,5-ジクロロチオフェン-3-イル)プロパノエート;2-(2-メトキシエトキシ)エチル-2-アミノ-3-(チオフェン-3-イル)プロパノエート;エチル2-アセトアミド-3-(チオフェン-3-イル)プロパノエート;エチル3-(2,5-ジクロロチオフェン-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;エチル3-(2,5-ジクロロフラン-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;プロピル2-アミノ-3-(2,5-ジクロロフラン-3-イル)プロパノエート;4-(2-アセトアミド-3-エトキシ-3-オキソプロピル)-3-メチル-1,3-チアゾール-3-イウムクロライド;2-(2-エトキシエトキシ)エチル3-(2,5-ジクロロチオフェン-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;ペンチル2-アセトアミド-3-(1,3,4-オキサジアゾール-2-イル)プロパノエート;エチル-2-アミノ-3-[(2,5-ジブロモチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート;ブチル3-(5-クロロ-1,2,4-チアジアゾール-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;2-アミノ-3-(1H-インダゾール-3-イル)プロパン酸塩酸塩[HCl];2-アミノ-3-(ピリダジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(ピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(ピリジン-3-イル)プロパン酸ジヒドロクロライド;
3-(5-ヒドロキシ-3-ピリジニル)アラニン;2-アミノ-3-(5-メチルピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(4-アミノピリジン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2-アミノピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-アミノピリジン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-アミノピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-スルファニルピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2-スルファニルピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(ピリミジン-5-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(4-アミノ-6-クロロピリミジン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(ピリミジン-2-イル)プロパン酸ジヒドロクロライド;2-アミノ-3-(4-ヒドロキシピリミジン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,4-ジオキソ-1,2,3,4-テトラヒドロピリミジン-5-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(ピラジン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-クロロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,5-ジクロロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(ピリミジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-フルオロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-クロロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,6-ジクロロピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(3,5-ジクロロピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(3,5-ジフルオロピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-[2-(ジメチルアミノ)ピリジン-4-イル]プロパン酸;2-アミノ-3-(2-ブロモピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5,6-ジブロモピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,6-ジブロモピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,3-ジブロモピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-[5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル]プロパン酸;2-アミノ-3-(5,6-ジクロロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2-オキソ-1,2-ジヒドロピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-[4-(ジメチルアミノ)ピリジン-3-イル]プロパン酸;2-アミノ-3-(2-オキソ-1,2-ジヒドロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-オキソ-1,6-ジヒドロピリミジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-オキソ-1,6-ジヒドロピリミジン-5-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-オキソ-1,6-ジヒドロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,6-ジオキソ-1,2,3,6-テトラヒドロピリミジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-オキソ-2-スルファニル-1,6-ジヒドロピリミジン-4-イル)プロパン酸;プロピル2-アミノ-3-(2-ブロモピリジン-4-イル)プロパノエート;2-アミノ-3-(2-ブロモ-3,5-ジフルオロピリジン-4-イル)プロパン酸;プロピル2-アミノ-3-(2-ブロモ-3,5-ジフルオロピリジン-4-イル)プロパノエート;2-アミノ-3-[(2-ブロモピリジン-4-スルホニル)アミノ]プロパン酸;プロピル2-アミノ-3-[(2-ブロモピリジン-4-スルホニル)アミノ]プロパノエート;エチル2-アミノ-3-(5,6-ジブロモピリジン-3-イル)プロパノエート;エチル2-アミノ-3-(2,3-ジブロモピリジン-4-イル)プロパノエート酸;2-アミノ-3-[2-クロロ-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル]プロパン酸;2-アミノ-3-(2-アミノ-6-オキソ-1,6-ジヒドロピリミジン-5-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-ヒドロキシ-5-ニトロピリジン-3-イル)プロパン酸;メチル2-アミノ-3-(2-ブロモピリジン-4-イル)プロパノエート;3-(2-アミノ-2-カルボキシエチル)-1-メチルピリジン-1-イウム;3-(2-アミノ-2-カルボキシエチル)-1-ヒドロキシピリジン-1-イウム;2-アミノ-3-(4-アミノ-6-ヒドロキシ-2-メチルピリミジン-5-イル)プロパン酸;メチル2-アミノ-3-(2,6-ジブロモピリジン-4-イル)プロパノエート;エチル3-(6-ブロモピリジン-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;メチル3-(6-ブロモピリジン-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;エチル-2-アセトアミド-3-(2-メトキシピリミジン-4-イル)プロパノエート;2-(2-メトキシエトキシ)エチル2-アミノ-3-(6-ブロモピリジン-3-イル)プロパノエート;2-(2-エトキシエトキシ)エチル2-アミノ-3-(6-ブロモピリジン-3-イル)プロパノエート;5-(2-アミノ-2-カルボキシエチル)-1-メチルピリミジン-1-イウム;2-アミノ-3-[2-(トリフルオロメチル)ピリジン-4-イル]プロパン酸塩酸塩[HCl];エチル3-[(2-ブロモピリジン-4-イル)オキシ]-2-アセトアミドプロパノエート;エチル2-アセトアミド-3-(ピリジン-4-イルオキシ)プロパノエート;2-アミノ-4-(1H-ピロール-3-イル)ブタン酸;2-アミノ-3-(1H-ピロール-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1H-ピロール-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)プロパン酸;(2S)-2-ヒドロキシ-3-(1H-イミダゾール-4-イル)プロパン酸;エチル2-{[(ベンジルオキシ)カルボニル]アミノ}-3-(1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)プロパノエート;2-アミノ-3-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1-メチル-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)プロパン酸ジヒドロクロライド;2-アミノ-3-(1-メチル-1H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)プロパン酸塩酸塩;2-アミノ-3-(2-メチル-2H-1,2,3,4-テトラゾール-5-イル)プロパン酸塩酸塩;2-アミノ-3-(ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)プロパン酸塩酸塩;(2S)-2-アミノ-3-[5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-イル]プロパン酸;及び2-(2-ブトキシエトキシ)エチル2-アミノ-3-(2H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)プロパノエートからなる群から選択される化合物;及びb)植物成長調整剤を含む混合物を提供する。
【実施例】
【0100】
以下の実施例では、略語が上記で定義されていない場合、それは、一般に受け入れられている意味を有する。さらに、すべての温度は摂氏単位である(別断の断りがない限り)。以下の方法を使用して、下記で示したように記載の化合物を調製した。
【0101】
実施例1:エチル2-アセトアミド-3-(2,5-ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパノエート(コード567)の合成
【0102】
【化55】
段階A:脱水DMF(2.50L)中のNaH(44g、1.1mol、シリコーンオイル中60%)とジエチルアセトアミドマロネート1(217g、1.0mol)を撹拌した混合物へ、2,3-ジブロモプロペン(240g、1.2mol)を加えた。反応混合物を室温で終夜撹拌して、2-アセトアミド-2-(2-ブロモアリル)マロン酸ジエチルを得た。反応の完了後(H NMRにより確認)、反応混合物を段階Bで使用した。
【0103】
段階B:段階Aで得られたジエチル2-アセトアミド-2-(2-ブロモアリル)マロネート(336g)の溶液に、水(45mL、2.5mol)及びLiBr(102g、1.2mol)をその順で加え、混合物をアルゴン下で6時間加熱還流した。続いて、混合物を溶媒留去してDMFを除去し、EtOAc(1.5L)及びH2O(1L)で反応停止した。混合物を10分間撹拌し、EtOAcで抽出し(0.5Lで3回)、合わせた有機層をブラインで洗浄し(0.5Lで3回)、無水Na2SO4で脱水し、減圧下に濃縮した。得られた油性残留物(210g、純度93%)を精製せずに次の段階で使用した。
【0104】
段階C:窒素下の3(210g、純度93%、0.74mol)のアセトニトリル/水(1.68L)の2:1混合物中冷(0℃)撹拌溶液に、固体N-ブロモコハク酸イミド(193g、1.08モル)を15分の期間をかけて3回に分けて加えた。得られた橙赤色混合物を0℃で1時間撹拌した。反応混合物を酢酸エチル(1.5L)中の10%チオ硫酸ナトリウム水溶液で室温で処理し、水(300mLで4回)及びブライン(300mLで4回)で洗浄した。有機溶媒を留去することで、化合物4(122g、0.43mol)が得られ、それを精製せずに次の段階で用いた。
【0105】
段階D:化合物4(122g、0.43mol)及びチオ尿素(33g、0.44mol)をEtOH(1.5L)に溶かし、還流下で終夜撹拌した。反応が完了した後(H NMRにより確認)、有機溶媒を留去し、粗残留物をEtOAc/H2O(1L:1L)で分配した。下層を10%NaOH水溶液でpH=9まで注意深く塩基性化し、CH2Cl2で抽出した(150mLで3回)。合わせた有機層をブラインで洗浄し(100mLで2回)、無水Na2SO4で脱水し、溶媒留去して、化合物5(80g、0.28mol)を得た。
【0106】
段階E:化合物5(80g、0.28モル)及びN-クロロコハク酸イミド(56g、0.42モル)をアセトニトリル(1.5L)に溶かした。混合物を周囲温度で1時間撹拌した。反応の完了後、アセトニトリルを減圧下で留去し、残留物を水/酢酸エチル(400mL:400mL)で分配した。層を分離し、水層を酢酸エチルで抽出した(150mLで3回)。合わせた有機層をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮して、化合物6(60g、粗取得物、純度70%)を得て、それを精製せずに次の段階で直ちに使用した。
【0107】
段階F:丸底フラスコに、粗化合物6(60g、粗取得物、純度70%)、塩化銅(II)(38g、0.28mol)、及びCH3CN(1L)中の亜硝酸tert-ブチル(35.6mL、0.3mol)を加えた。混合物を加熱して40℃として2時間経過させ、次に混合物を1N HClで希釈し、EtOAcで抽出した。有機抽出物を水(100mLで2回)、ブライン(100mLで2回)で洗浄し、無水Na2SO4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、標題化合物を得て、それをCCにより純度95%に精製した(5.5g、0.018mol)。
【0108】
分析データ:1H NMR(400MHz、CDCl3)δ6.42(s、1H)、4.99-4.75(m、1H)、4.17(q、J=6.7Hz、2H)、3.30-2.99(m、2H)、2.00(s、1H)、1.24(t、J=7.1Hz、3H);EδI:計算値[M+](C10H12O3SN2Cl2)m/z:311及び313。実測値[M-e-]+、311及び312.9[M+Cl-]-=346.8及び348.7。
【0109】
実施例2:エチル2-アミノ-3-(2,5-ジクロロチオフェン-3-イル)プロパノエート(コード569)の合成
【0110】
【0111】
段階A.t-BuOK(12.3g、109mmol、1.10当量)及び脱水DMF(900mL)を含む火炎乾燥フラスコに、アルゴン下0℃で2-((ジフェニルメチレン)アミノ)酢酸エチル2(27.9g、104mmol、1.05当量)を加えた。10分後、塩化物1(20g、99mmol、1.0当量)を加えた。得られた反応混合物を0℃で10分間、次に室温で終夜撹拌した。次に、反応混合物をゆっくり水に投入し、DCMで抽出した。合わせた有機層を無水Na2SO4で脱水し、濾過し、減圧下で濃縮して、化合物3(29.0g、67.6%)を得た。
【0112】
段階B.化合物3(29.0g、67mmol)をEtOH/濃HCl(25:1体積比)の混合物(700mL)で処理した。得られた溶液を室温で2時間撹拌した。溶媒留去後、残留物を水ですすぎ、ヘキサンで洗浄し、減圧下に濃縮して、標的生成物を得た(16.9g、83.0%)。
【0113】
分析データ:1H NMR(DMSO-d6)δH(ppm):1.12(t、3H、CH3)、3.02-3.14(dd、2H、CH2)、4.07-4.16(m、2H、CH2)、4.20-4.26(m、1H、CH)、7.20(s、1H、HetAr.H)、8.67-8.78(brs、3H、NH2・HCl)EδI:計算値[M+](C9H11O2NSCl2)m/z:268.0及び270.0。実測値[M-e-]+、268.0及び270.0。
【0114】
実施例3:2-アミノ-3-(2,5-ジブロモチオフェン-3-イル)プロパン酸(コード552)の合成
【0115】
【0116】
A.水素化ホウ素ナトリウム(2.0g、53mmol、0.5当量)を、0℃で、アルデヒド1(12.0g、107mmol、1当量)のメタノール(150mL)中溶液に加えた。反応混合物を室温で4時間撹拌し、次に5%HCl(300mL)/及び酢酸エチル(150mL)で分配した。水層を分離し、酢酸エチルで抽出した(150mLで2回)。合わせた有機相をNa2SO4で脱水し、濾過し、濃縮乾固して、生成物2を得た(10.1g、83%)。
【0117】
B.NBS(30.7g、173mmol、1.95当量)を、THF(300mL)中の化合物2(10.1g、88mmol、1当量)に徐々に加え、混合物を終夜室温に維持し、濾過し、次いでロータリーエバポレータによりTHFを除去した。生成物をジエチルエーテルに溶かし、次に1M水酸化ナトリウム溶液及び水ですすいだ。有機層をNa2SO4で脱水し、生成物をヘキサン:酢酸エチル(80:20)を用いてシリカゲルで溶離した。溶媒をロータリーエバポレータにより除去して、所望の生成物3(18.5g、収率77%)を得た。
【0118】
C.DCM(200mL)中の化合物3(17.3g、64mmol、1当量)を500mLフラスコに加え、フラスコを氷水浴に入れた。三臭化リン(6.6mL、70mmol、1.1当量)を、その溶液に滴下した。反応液を室温で5時間実施し、次に10%重炭酸ナトリウム溶液で反応停止した。有機溶液を水で洗浄し、無水Na2SO4で脱水し、減圧下に濃縮して、化合物4(18.5g、収率87%)を得た。
【0119】
D.t-BuOK(6.8g、61mmol、1.10当量)及び脱水DMF(500mL)を含む火炎乾燥フラスコに、アルゴン下に0℃でエチル2-((ジフェニルメチレン)アミノ)アセテート2(15.5g、58mmol、1.05当量)を加えた。10分後、臭化物4(18.5g、55mmol、1.0当量)を加えた。得られた反応混合物を0℃で10分間撹拌し、昇温させて室温とし、終夜撹拌し、次にゆっくり水に投入し、DCMで抽出した。合わせた有機層を無水Na2SO4上で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、化合物5を得た(21.3g、74%)。
【0120】
E.化合物5(21.3g、41mmol)をEtOH/濃HCl(25:1体積比)(400mL)の混合物で処理した。得られた溶液を室温で2時間撹拌した。溶媒留去して、残留物を2N K2CO3溶液によってpH>10に塩基性化し、DCMで抽出した合わせた有機層をNa2SO4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残留物をシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー(1:20 CH3OH/DCM)で精製して、生成物6(11.0g、75%)を生成した。
【0121】
F.生成物6(11.0g、31mmol)を3N塩酸(250mL)に溶かした。混合物を70℃で12時間撹拌した。溶媒を減圧下に留去して、標題化合物(11.25g、99%)を得た。
【0122】
分析データ:1H NMR(DMSO-d6)δH(ppm):3.08(m、2H、CH2)、4.05(t、1H、CH)、7.24(s、1H、HetAr.H);8.2-9.1(br.s、2H、NH2);EδI:計算値[M+](C7H7O2NSBr2)m/z:328.86。実測値[M+H+]=329.8及び327.8、[M-H+]、327.80及び325.8.0。
【0123】
実施例4:5-(2-アミノ-2-カルボキシエチル)-1-メチルピリミジン-1-イウム(コード676)の合成
【0124】
【0125】
A.化合物1及びメチル2-{[(tert-ブトキシ)カルボニル]アミノ}-2-(ジメチルホスホノアセテート)(1.2当量)をDCMに溶かした。次に、反応混合物を冷却し、2H,3H,4H,6H,7H,8H,9H,10H-ピリミド[1,2-a]アゼピン(1.4当量)をゆっくり加えた。反応液を室温で終夜撹拌した。その後、それを水(3回)及びブラインで洗浄し、無水Na2SO4で脱水し、溶媒留去して、粗化合物2を生成した。
【0126】
B.MeOH中の化合物2を、Pd/C5%(0.1当量)に加えた。反応混合物をH2雰囲気中で室温で終夜撹拌し、濾過し、得られた溶液を溶媒留去して粗化合物3を生成した。粗化合物3を、カラムクロマトグラフィー(Hex-EtOAcを溶離液混合物として使用)で精製した。
【0127】
C.化合物3をMeCNに溶かし、MeI(7当量)を滴下した。反応液を室温で終夜撹拌した。その後、それを溶媒留去して粗化合物4を生成し、それはそれ以上精製せずに次の段階で使用した。
【0128】
D.化合物4をHCl/ジオキサンに溶かし、反応液を終夜還流した。その後、それを溶媒留去して粗化合物5を得て、それをMeCNと共に撹拌し、濾過し、脱水して、標的化合物を得た。
【0129】
分析データ:1H NMR(DMSO-d6)、δH(ppm):3.40-3.60(d、2H、CH2)、4.50-4.60(br.s、1H、CH)、8.80-8.95(br.s、3H、CH3)、9.40(s、1H、PyrH)、9.65(s、1H、PyrH)、9.70(s、1H、PyrH)。13C NMR(DMSO-d6)δH(ppm):30.12(CH2)、45.5(CH3)、52.3(CH)、132.2(PyrCq)、153.0(PyrCH)、154.3(PyrCH)、165.0(PyrCH)、169.8(COOH)。EδI:計算値[M+](C8H12O2N3)m/z:182.0。実測値[M-e-]+、182.0。
【0130】
実施例5:メチル2-アミノ-3-(2,6-ジブロモピリジン-4-イル)プロパノエート(コード670)の合成
【0131】
【0132】
A.DCM(200mL)中の化合物1(16.0g、60mmol、1当量)を500mLフラスコに加え、そのフラスコを氷水浴に入れた。三臭化リン(6.8mL、72mmol、1.2当量)を溶液に滴下した。反応を室温で5時間実施し、次に10%重炭酸ナトリウム溶液で反応停止した。その有機溶液を水で洗浄し、Na2SO4で脱水し、減圧下に濃縮して、化合物2(18.5g、収率94.0%)を得た。
【0133】
B.t-BuOK(6.9g、62mmol、1.10当量)及び無水DMF(500mL)を含む火炎乾燥フラスコに、アルゴン下に0℃でメチル2-((ジフェニルメチレン)アミノ)アセテート(14.9g、59mmol、1.05当量)を加えた。10分後、臭化物2(18.5g、55mmol、1.0当量)を加えた。得られた反応混合物を0℃で10分間撹拌し、昇温させて室温とし、終夜撹拌した。次に、反応混合物をゆっくり水に投入し、DCMで抽出した。合わせた有機層を無水Na2SO4で脱水し、濾過し、化合物を減圧下に濃縮して、3(24.5g、87.0%)を得た。
【0134】
C.化合物3(24.5g、49mmol)をEtOH/48%HBr(25:1体積比)(600mL)の混合物で処理した。得られた溶液を室温で2時間撹拌した。溶媒を留去した後、残留物を水ですすぎ、ヘキサンで洗浄し、減圧下に濃縮して、標的生成物4(19.7g、81.0%)を生成した。
【0135】
分析データ:1H NMR(DMSO-d6)、δH(ppm):3.00-3.10(m、1H、CH2)、3.15-3.23(m、1H、CH2)、3.75(s、3H、CH3)、4.50-4.58(t、1H、CH)、7.70(s、2H、PyrH)、8.30-8.40(br.s、3H、NH2・H+);EδI:計算値[M+](C9H10O2N2Br2)m/z:338.0(Br79及び81)。実測値[M-e-]+、339.0及び341.0。
【0136】
実施例6:エチル2-アミノ-3-[(2,5-ジブロモチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート(コード580)の合成
【0137】
【0138】
段階A.N-Boc-3-アミノ-アラニン1(50g、0.23mol、2.3当量)を、アルゴン下で火炎乾燥した4Lフラスコ中の脱水アセトン2Lに懸濁させた。次に、TEA(70mL、0.5モル、5.1当量)を加え、反応混合物を室温で30分間撹拌した。化合物2を脱水アセトンに溶かし、-5~+5℃で反応混合物に滴下した。反応混合物を室温で終夜撹拌した。次に、反応混合物を氷に投入し、クエン酸水溶液で酸性とし、酢酸エチルで抽出した(500mLで5回)。合わせた有機層を水で洗浄し(200mLで2回)、無水Na2SO4で脱水し、減圧下に溶媒留去した。得られた粗化合物3をカラムクロマトグラフィーにより精製した。単離された生成物3(純度90%)の質量(9g、収率18%)。
【0139】
段階B.火炎乾燥した1Lの三頸フラスコ中、DCC(2.6g、0.0124mol、1.1当量)及びDMAP(0.014g、0.00114mol、0.01当量)を、スルファミド3(5.8g、0.0114mol、1当量)の脱水塩化メチレン500mL中溶液で処理した。その後、脱水エタノール(約2mL、0.022mol、約2当量)を反応混合物に加えた。反応混合物を室温で終夜撹拌した。次に、反応混合物を減圧下で溶媒留去した。残留物に水を加え、標的化合物を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で脱水し、溶媒留去した。粗化合物をカラムクロマトグラフィーにより精製した(純度90%の標的化合物収量2.5g、収率40%)。
【0140】
段階C.HCl/ジオキサン(100mL)を、火炎乾燥250mLフラスコ中の脱水クロロホルム20mLに溶かしたスルファミド4(2.5g、0.0046mol、1当量)に加えた。反応混合物を終夜撹拌した。溶媒を留去した。標的化合物をHPLCにより精製した。収量0.7959g(約36%)。
【0141】
分析データ:固体1H NMR δH(ppm):1.28-1.37(t、3H、CH3)、3.35-3.45(m、1H、CH2)、3.51-3.55(m、1H、CH2)、4.04-407(br.s、1H、CH)、4.20-4.30(m、2H、CH2)、7.30(s、1H、チオフェンH);EδI:計算値[M]+(C9H12O4N2S2Br2)m/z=404(Br79/81)及び406(Br=81)。実測値[M+H+]=406.8(Br=79/81)及び468.8(Br81/81)。
【0142】
実施例7:エチル3-(2,5-ジクロロチオフェン-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート(コード573)の合成
【0143】
【0144】
A.t-BuOK(9.2g、82mmol、1.10当量)及び脱水DMF(700mL)を含む火炎乾燥フラスコに、アルゴン下に0℃でエチル2-((ジフェニルメチレン)アミノ)アセテート2(20.9g、78mmol、1.05当量)を加えた。10分後、塩化物1(15g、74mmol、1.0当量)を加えた。得られた反応混合物を0℃で10分間撹拌し、次に混合物を室温で終夜撹拌した。次に、反応混合物をゆっくり水に投入し、DCMで抽出した。合わせた有機層を無水Na2SO4で脱水し、濾過し、減圧下で濃縮して化合物3(21g、65.2%)を得た。
【0145】
B.化合物3(21.0g、49mmol)をEtOH/濃HCl(25:1体積比)の混合物(500mL)で処理した。得られた溶液を室温で2時間撹拌した。溶媒を留去した後、残留物を2N K2CO3溶液によってpH>10に塩基性化し、DCMで抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残留物をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(1:20 CH3OH/DCM)によって精製して、化合物4(12.7g、86%)を得た。
【0146】
C.化合物4(12.7g、47mmol、1.0当量)のDCM 300mL中撹拌溶液に、TEA 13.2mL(95mmol、2当量)、続いて無水酢酸4.9mL(52mmol、1.1当量)を加えた。反応混合物を室温で12時間撹拌した。次に、反応混合物をNaHCO3 150mLで希釈し、DCMで抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残留物をシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(1:4 EtOAc/ヘキサン)で精製して、化合物5(13.3g、91%)を得た。
【0147】
分析データ:1H NMR(400MHz、CDCl3)δH(ppm):1.2-1.3(t、3H、CH3)、1.95(s、3H、CH3)、2.95-3.10(dd、2H、CH2-チオフェン)、4.10-4.25(m、2H、CH2-エチル)、4.75-4.80(d、1H、CH)、6.00(s、1H、H-チオフェン)、6.60(s、1H、NH);EδI:計算値[M+](C11H13O3NSCl2)m/z:310.0及び312.0。実測値[M-e-]+、310.0及び312.0。
【0148】
実施例8:2-エトキシエチル3-(ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)-2-アセトアミドプロパノエート(コード555)の合成
【0149】
【0150】
脱水DMF(2.50L)中のNaH(44g、1.1mol、シリコーンオイル中60%品)の撹拌混合物に、ジエチルアセトアミドマロネート1(217g、1.0mol)及び2,3-ジブロモプロペン(240g、1.2mol)を加えた。反応混合物を室温で終夜撹拌した。反応が完了した後(H NMRによって制御)、混合物を反応停止せずに次の段階で使用した。
【0151】
B.ジエチル2-アセトアミド-2-(2-ブロモアリル)マロネート2(336g)のDMF(2.5L)中溶液に、H2O(45mL、2.5mol)及びLiBr(102g、1.2mol)を続いて加え、混合物をアルゴン下で6時間加熱還流した。続いて、混合物を溶媒留去してDMFを除去し、EtOAc(1.5L)及びH2O(1L)で反応停止した。混合物を10分間撹拌し、EtOAcで抽出し(0.5Lで3回)、合わせた有機層をブラインで洗浄し(0.5Lで3回)、Na2SO4で脱水し、減圧下に濃縮した。得られたオイル状残留物3(210g、純度93%)を精製せずに次の段階で使用した。
【0152】
C.窒素下に、3(210g、純度93%、0.74mol)のアセトニトリル/水の2:1混合物(1.68L)中冷(0℃)撹拌溶液に、固体N-ブロモコハク酸イミド(193g、1.08mol)を15分の期間をかけて3回に分けて加えた。得られた橙赤色混合物を0℃でさらに1時間撹拌し、次に昇温させて室温とした。4時間後、反応混合物を10%チオ硫酸ナトリウム水溶液で処理し、酢酸エチル(1.5L)で希釈し、水(300mLで4回)及びブライン(300mLで4回)で洗浄した。有機溶媒を留去させて、化合物4(122g、0.43mol)が得て、それを精製せずに次の段階で用いた。
【0153】
D.化合物4(122g、0.43mol)及びチオ尿素(33g、0.44mol)をEtOH(1.5L)に溶かし、還流下で終夜撹拌した。反応が完了した後(H NMRにより確認)、有機溶媒を留去し、粗残留物をEtOAc/H2O(1L:1L)で分配した。下層を10%NaOH水溶液で注意深くpH=9まで塩基性化し、CH2Cl2で抽出した(150mLで3回)。合わせた有機層をブラインで洗浄し(100mLで2回)、Na2SO4で脱水し、溶媒留去して、生成物5(80g、0.28mol)を得た。
【0154】
E.5(80g、0.28mol)及びN-クロロコハク酸イミド(56g、0.42mol)のアセトニトリル(1.5L)中溶液を室温で1時間撹拌した。反応の完了後、アセトニトリルを減圧下に留去し、残留物を水(400mL)及び酢酸エチル(400mL)で分配した。層を分離し、水層を酢酸エチルで抽出した(150mLで3回)。合わせた有機層をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮して、生成物6(60g、粗取得物、純度70%)を得て、それを精製せずに次の段階で直ちに使用した。
【0155】
F.丸底フラスコに、CH3CN(1L)中の粗化合物6(60g、粗取得物、純度70%)、塩化銅(II)(38g、0.28mol)、及び亜硝酸tert-ブチル(35.6mL、0.3mol)を加えた。混合物を加熱して40℃として2時間経過させ、次に混合物を1N HClで希釈し、EtOAcで抽出した。有機抽出物を水(100mLで2回)、ブライン(100mLで2回)で洗浄し、Na2SO4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、化合物7、エチル2-アセトアミド-3-(2,5-ジクロロチアゾール-4-イル)プロパノエートを得た。生成物をCC(5.5g、0.018mol)で精製した。
【0156】
G.7(5.5g、0.018mol)のCH3OH(30mL)中溶液に、水(5mL)中のKOH(1.1g、0.0198mol)を少量ずつ加え、得られた混合物を終夜撹拌した。反応が完了した後(H NMRで確認)、有機溶媒を留去し、粗残留物をMTBE/H2O(30mL:50mL)で分配した。有機層を廃棄した。水層を10%NaHSO4水溶液で酸性化してpH=3とし、DCM(50mLで3回)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で脱水し、減圧下に溶媒留去して、化合物8(3.2g、0.011mol)を得て、それを精製せずに次の段階で使用した。
【0157】
H.2-アセトアミド-3-(2,5-ジクロロチアゾール-4-イル)プロパン酸8(3.2g、0.011mol)をDCM(30mL)に溶かし、続いてCDI(1.9g、0.012mol)を少量ずつ加えた。ガスの発生が止まった後、2-エトキシエタン-1-オール(5.3mL、0.055mol)を加え、混合物を終夜撹拌した。反応が完了した後、混合物をDCM(50mL)で希釈し、1N HCl(15mLで3回)、飽和NaHCO3水溶液(20mLで3回)、ブライン(10mLで2回)で洗浄し、Na2SO4で脱水し、減圧下で溶媒留去した。粗生成物をCCで精製して、標的化合物をベージュ色固体として得た(1.5g、4.2mmol)。
【0158】
分析データ:1H NMR(CDCl3)、δH(ppm):1.20(t、3H、CH3)、2.01(s、3H、CH3)、3.22(d、2H、CH2)、3.50(d、2H、CH2)、3.63(t、2H、CH2)、4.28(t、2H、CH2)、4.95(d、1H、CH)、6.40(br.s、1H、NH);EδI:計算値[M](C12H16、O4、N2SCl2)、m/z=354(Cl=35.0)、356(1Cl=35.0及び2Cl=35.6)。実測値[M+H+]=355.1。
【0159】
実施例9:選択された非コード複素環アミノ酸(NCHAA)の発芽後除草活性の試験
2~3葉期のロメインレタス(Lactuca sativa L.)植物で試験を行った。ウェル寸法2×2×5cmの土壌を充填した300ウェルトレイで植物を育てた。試験材料を含む試験希釈液を、表1、2、及び3に列記している。各化合物を農学的に許容される界面活性剤Silwetの0.1%水溶液に溶かして、0.0%(対照)~0.5%の範囲の最終濃度とした。処理の2週間後、それぞれの試験材料の除草効果を、対照植物との比較によって肉眼で評価した。さらに、植物の地上部をきれいに切り、秤量した(湿重量)。各試験は、20~40の植物で実行した。被験化合物を表1に列記している。
【0160】
表1:被験化合物の化学名及びコード名
【0161】
【0162】
成長阻害及び損傷の程度を、表2中のパラメータに従って評価した。7、14、及び21DAA(施用後日数)での植物の発達を、0~100のスケールで評価し、評点0は枯死植物を表し、評点100は、植物の活力、高さ及び葉の色にしたがって健康な植物を表す。各試験には20~40の植物を含めた。
【0163】
表2:活性指標
【0164】
【0165】
結果:
観察された活性を表3に示してある。
【0166】
表3:被験化合物の発芽後除草活性
【0167】
【0168】
実施例10:雑草及び作物の発育に対する選択された非コード複素環アミノ酸(NCHAA)の除草活性の試験
実験には225個のポットを含めた。雑草の種子は、Newe Ya′ar Research Centerの有機畑(55%粘土、23%沈泥、20%砂、2%有機物、pH7.1)からの中程度の重さの埴壌土を含む0.3Lポットに播いた。実験は、完全無作為化設計で実施した。各処理は5回繰り返した(5ポット)。除草剤は、Tee Jet 8001Eノズルを取り付けた電動噴霧器(Spraying Systems Co., North Ave., Wheaton, IL. 60188, USA)を使用して200L/haで施用し、圧力300kPaで操作した。除草剤を施用してから24時間後にポットを温室に移し、土壌の圃場容水量までスプリンクラー灌漑を行った。植物は、実験全体を通して温室で成長させた。施用後6、12、19、26、32日目の植物の発育(DAA)を0~100%のスケールで評価し、0は植物枯死を表し、100%は植物の活力、高さ及び葉の色にしたがって健康な植物を表す。
【0169】
調べた雑草及び作物:
ファラリス・マイナー(Phalaris minor)(カナリークサヨシ);セタリア・ベルチジラタ(Setaria verticillata)(エノコログサ);ソラヌム・ニグルム(Solanum nigrum)(イヌホオズキ);シナピス・アルベンシス(Sinapis arvensis)(カラシナ);シリブム・マリアヌム(Silybum marianum)(アザミ);チェノポディウム・アルブム(Chenopodium album)(シロザ);アマランサス(アカザ);フォダーコーン(Fodder corn);アヴィーナ・サティヴァ(Avena sativa)(培養カラスムギ)。
【0170】
施用後(DAA)32日での植物の発育を表4に示す。植物の発育を0~100%スケールで評価し、0は植物枯死を表し、100%は植物の活力、高さ及び葉の色にしたがって健康な植物を表す。
【0171】
表4:選択された雑草及び作物の発達に対するNCHAAの効果
【0172】
【0173】
実施例11:種子の発芽及び初期の植物の発育に対する選択された非コード複素環アミノ酸(NCHAA)の除草活性試験
【0174】
種子:
レタスR.(スーパージェリコ、非滅菌)の種子を、Ben Shahar Moshe Ltd.から純度99%で入手した。NCHAAは、表1に列記された化合物から選択した。
【0175】
レタス種子を用いる濾紙バイオアッセイ:
プロトコールはBertinら、2009及び7Movellanら、2014に従い、下記のように特定の変更を加えた。
【0176】
種子を、水2.0mL(対照)又は1mM、0.1mM、0.01mM及び0.001mMの試験材料を含む溶液を補充したシャーレ中、Whatman No.1濾紙(Whatman, Middlesex, U.K.)に乗せた(種子10個/プレート)。種子を乗せたシャーレは、45゜の角度でトレーに入れた。トレーを48時間暗所に置いた後、さらに4日間にわたり栽培チャンバ(22℃、0.045mmol×m-2×s-1光合成光子束密度;6/18暗/明サイクル)に移した。各実験は、少なくとも2回繰り返して行った。実験植物及び対照植物の幼根及び新芽の発達を試験開始の6日後に肉眼で評価して、試験材料の最小有効濃度(MEC)を求めた。本発明の文脈において、MECは、対照群における植物の発育からの逸脱(発芽の欠如又は幼根及び新芽の奇形)を引き起こした試験材料の最低濃度レベルとして定義される。MECは、表5に示したように、活性スコアとして任意の単位で表される。
【0177】
表5:活性スコアとしてのMEC
【0178】
【0179】
表6:種子の発芽及び初期の植物成長に対する選択された非コード複素環アミノ酸(NCHAA)の除草活性
【0180】
【0181】
考察:
非コード複素環アミノ酸(NCHAA)の設計は、フェニルアラニン、チロシン、ヒスチジン及びトリプトファンなどの天然芳香族アミノ酸を模倣することを意図したものであった。これらの化合物について、濾紙上に置かれた種子や、雑草及び作物の発芽前若しくは発芽後処理を伴う実験など、さまざまな実験設定で試験を行った。実験データは、化学構造が多様であるにもかかわらず、グループとしてのNCHAAがかなりの除草活性を有することを示唆している。驚くべきことに、選択されたNCHAAは、米国特許US8,461,085(Leslie A. Weston et al., Cornell Buisiness & Technology Park)によって記載されているm-チロシン化合物などの「非複素環、全炭素」芳香環を有する天然(m-チロシンなど)及び合成の非コードアミノ酸を大幅に超える除草活性を示した。NCHAAが、作物保護に有用な、特に不要な植生を破壊するのに使用される作物保護で有用な新たな種類の化合物として登場した。
【0182】
別段の定義がない限り、本明細書で使用されるすべての技術用語及び/又は科学用語は、本発明が関係する当業界における通常の技術を有する者によって一般に理解されるものと同じ意味を有する。本明細書に記載されているものと類似又は同等の方法及び材料を本発明の実施形態の実施又は試験に使用することができるが、例示的な方法及び/又は材料について以下に説明する。矛盾がある場合は、定義を含めて特許明細書が優先される。さらに、材料、方法、及び例は例示にすぎず、必ずしも限定することを意図するものではない。
【0183】
本明細書で使用される場合、「含む(comprises)」、「含む(comprising)」、「含む(includes)」、「含む(including)」、「有する(having)」という用語及びそれらの複合語は、「含むが、それらに限定されるものではない」を意味する。
【0184】
「からなる」という用語は、「を含むとともにそれに限定される」ことを意味する。
【0185】
本明細書で使用される場合、単数形「a」、「an」及び「the」は、文脈が明らかに他のことを指示しない限り、複数形を含む。例えば、「化合物」又は「少なくとも一つの化合物」という用語は、混合物を含めて複数の化合物を含み得る。
【0186】
ある要素が、別の要素に対して「それに触れている」、「それに接続している」、「それに連結されている」、「それと結合している」、「接触している」などと呼ばれる場合、それは、他の要素に直接触れている、それに接続している、それに連結されている、それと結合している及び/又は接触していることができるか、介在要素が存在していることもできる。対照的に、ある要素が、例えば、別の要素に「直接触れている」、「直接接続している」、「直接連結されている」、「直接結合している」、又は「直接接触している」と言及される場合、介在要素はない。別の特徴に「隣接して」配置された構造又は特徴への言及は、その隣接する特徴に重なるか又はその下にある部分を有することができることも当業者によって理解されるであろう。
【0187】
本明細書では、第1、第2などの用語を用いて、各種の要素、構成要素、領域、層及び/又はセクションを説明することができるが、これらの要素、構成要素、領域、層及び/又はセクションは、これらの条件によって限定されるべきではない。むしろ、これらの用語は、ある要素、構成要素、領域、層及び/又はセクションを、別の要素、構成要素、領域、層及び/又はセクションから区別するためにのみ使用される。
【0188】
当業者によって理解されるように、本明細書で開示の各種式の化合物は、キラル中心、例えば、不斉炭素原子を含み得る。したがって、本開示は、(i)活性化合物のラセミ混合物、及び(ii)活性化合物のエナンチオマー形態の両方の合成に関係するものである。ラセミ体のエナンチオマー形態への分割及び光学活性エナンチオマー形態のラセミ化は、当技術分野における既知の手順に従って行うことができる。二重結合などの幾何異性体もまた、本明細書に開示の化合物に存在し得るものであり、すべてのそのような安定な異性体は、別断の明記がない限り、本開示に含まれる。本開示の化合物には、互変異体(例えば、トリアゾール及び/又はイミダゾールの互変異体)及び回転異性体も含まれる。3以上の炭素を含む本明細書の式によって定義されるすべての鎖は、別断の断りがない限り、飽和若しくは不飽和であり得る。
【0189】
本発明の方法で使用される化合物上の置換基及び置換パターンは、当業者によって選択されて、化学的に安定であり、当技術分野で知られている技術によって容易に入手可能な原料から容易に合成され得る化合物を提供できることが理解される。ある置換基自体が複数の基で置換されている場合、安定な構造が得られる限り、これらの複数の基は同一炭素上又は異なる炭素上にあっても良いことが理解される。
【0190】
「置換されていても良い」基は、それに含まれる水素原子への1以上の結合が、通常の原子価が維持され、置換が安定な化合物を生じるのであれば、非水素又は非炭素原子への結合に代わっている官能基を指す。置換された基には、炭素原子又は水素原子への1以上の結合が、ヘテロ原子への1以上の結合(二重結合又は三重結合を含む)によって置き換わっている基も含まれる。複数の置換基部分が開示又は特許請求されている場合、置換された化合物は、開示又は特許請求されている置換基部分の1以上によって、単独又は複数で独立に置換されていることができる。独立に置換されるとは、(2以上の)置換基が同一であるか異なっていてもよいことを意味する。本発明の化合物を選択する際に、当業者には、様々な置換基が、公知の化学構造連結性の原理に従って選択されるべきであることはわかるものである。
【0191】
本明細書で使用される場合、「H」は水素原子を指す。「C」は炭素原子を指す。「N」は窒素原子を指す。「O」は酸素原子を指す。「ハロ」は、F、Cl、Br又はIを指す。本明細書で使用される場合、「ヒドロキシ」という用語は、-OH部分を指す。「Br」は臭素原子を指す。「Cl」は塩素原子を指す。「I」はヨウ素原子を指す。「F」はフッ素原子を指す。「アシル基」は、基-C(O)-Rを意味するものであり、Rは好適な置換基、例えばアセチル基、プロピオニル基、ブチロイル基、ベンゾイル基、又はアルキルベンゾイル基である。本明細書で使用される場合、「アルキル」は、1若しくは2~10又は20以上の炭素原子(例えば、C2、C3、C4、C5、C6、C7、C8、C9、C10、C11、C12、C13、C14、C15など)を含む直鎖若しくは分岐鎖炭化水素を指す。一部の実施形態において、アルキルは、低級アルキルであり得る。「低級アルキル」は、1~3、又は1~5、又は1~8個の炭素原子を有する直鎖又は分岐鎖アルキルを指す。アルキルの代表的な例には、メチル、エチル、n-プロピル、イソ-プロピル、n-ブチル、sec-ブチル、イソ-ブチル、tert-ブチル、n-ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、n-ヘキシル、3-メチルヘキシル、2,2-ジメチルペンチル、2,3-ジメチルペンチル、n-ヘプチル、n-オクチル、n-ノニル、n-デシルなどがあるが、これらに限定されるものではない。本明細書で使用される場合、炭素数範囲、例えば、C1~C12アルキルの識別は、そのような範囲内の構成要素炭素数部分のそれぞれを含むことを意図し、その結果、各介在炭素数及びその言及された範囲内のいずれか他の言及若しくは介在炭素数値を含むことで、指定された炭素原子範囲内の炭素数の下位範囲を独立に指定することができる。例えば、C1-C12アルキルは、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル、及びドデシルを含むものであり、上記のように、直鎖及び分岐基を含み、炭素数の範囲C1-C12アルキルは、C1-C4アルキル、C2-C8アルキル、C2-C4アルキル、C3-C5アルキルなどの下位範囲として、又はより広い炭素数範囲内の他の下位範囲としてより厳密に指定することもできる。さらに、1以上の炭素数を具体的に除外する炭素数の範囲が想到され、指定された範囲の炭素数範囲のいずれか又は両方を除外する下位範囲もそうである。当業者によって一般的に理解されるように、「飽和」は、原子(例えば、炭素)の利用可能なすべての原子価結合が他の原子に結合している状態を指す。同様に、「不飽和」とは、利用可能なすべての原子価結合が他の原子に結合しているわけではない状態を指す。このような化合物では、余分な結合は通常、二重結合又は三重結合(通常は炭素との結合)の形を取る。たとえば、鎖に沿って存在するか、鎖に直接接続されている二重結合又は三重結合が全くない場合、炭素鎖は「飽和」しており(たとえば、カルボニル)、少なくとも一つの二重結合又は三重結合が鎖に沿って存在するか、又は鎖に直接結合している(たとえば、カルボニル)場合は「不飽和」である。さらに、鎖飽和によって決まる置換基の有無は、その置換基が結合している原子若しくは複数原子(たとえば、炭素)の価数要件によって決まることを当業者は理解するであろう。本明細書で使用される場合、「アルケニル」は、1又は2~10又は20以上の炭素を含み、構造的に、例えば、2つの水素の置き換えによって形成される少なくとも一つの炭素-炭素二重結合を含む直鎖又は分岐鎖炭化水素を指す。「アルケニル」の代表例には、エテニル、2-プロペニル、2-メチル-2-プロペニル、3-ブテニル、4-ペンテニル、5-ヘキセニル、2-ヘプテニル、2-メチル-1-ヘプテニル、3-デセニルなどがあるが、これらに限定されるものではない。本明細書で使用される場合、「アルキニル」は、1又は2~10又は20以上の炭素原子を含み、少なくとも一つの炭素-炭素三重結合を含む直鎖又は分岐鎖炭化水素基を指す。アルキニルの代表例には、アセチレニル、1-プロピニル、2-プロピニル、3-ブチニル、2-ペンチニル、1-ブチニルなどがあるが、これらに限定されるものではない。本明細書で使用される場合、「シクロアルキル」という用語は、3~8個以上の炭素を含む飽和環状炭化水素基を指す。
【0192】
当技術分野で理解されるように、「置換されていても良い」という用語は、指定の基が置換されていないか1以上の好適な置換基によって置換されていることを示す。「置換され」ている「置換基」は、有機分子の親鎖又は環上の水素原子に取って代わる原子又は基である。本明細書で使用される場合、「複素環」は、単環式、二環式又は三環式環系を指す。単環式複素環系は、O、N、及びSからなる群から独立に選択される1、2、3又は4個のヘテロ原子を含む任意の5~9員環によって例示される。本明細書で使用される場合、「アリール」は、1以上の芳香環を有する環系を指す。アリールの代表例には、アズレニル、インダニル、インデニル、ナフチル、フェニル、テトラヒドロナフチルなどがある。「ヘテロアリール」とは、1以上の炭素原子がヘテロ原子(例えば、N、O、又はS)によって置き換わっている環状芳香族炭化水素を意味する。ヘテロアリール基が複数のヘテロ原子を含む場合、そのヘテロ原子は同一であっても異なっていてもよい。本明細書で使用される場合、「アルコキシ」は、本明細書で定義されるオキシ基を介して親分子部分に結合している、本明細書で定義のアルキル基を指す。「アミン」又は「アミノ」は、基-NH2を意味するものである。「一級アミン」は、三つの水素原子のうちの一つがアルキル基又は芳香族基で置き換えられたものである。「二級アミン」は、1個の水素とともに窒素に結合した二つの有機置換基を有している。「三級アミン」は、窒素に結合した三つの有機置換基を有する。本明細書で使用される場合、「アミド」は、窒素原子(N)に連結されたカルボニル基(C=O)を有する官能基、又はこの基を含む有機化合物を指し、一般に以下のように描かれる。
【0193】
【化63】
式中、R及びR′は、独立に、任意の共有結合的に連結した原子又は複数原子であることができる。本明細書で使用される場合、「オキソ」という用語は、=O部分を指す。本明細書で使用される場合、「オキシ」という用語は、-O-部分を指す。「ニトロ」は、有機化合物の官能基であるNO
2を指す。「カルボニル」は、酸素原子に二重結合した炭素原子を有する官能基である(-C=O)。本明細書で使用される場合、「カルボキシ」は、-CO
2H又は-(C=O)-OHと書かれる-COOH官能基を指す。
【0194】
本明細書で提供される化合物、組成物及び方法は、一部の実施形態において、該当する場合、本明細書に記載の各種のより広い指定及び例示に関係する特定の置換基、基、部分、構造、成分、段階又は条件を除く条件又は制限によってさらに特定され得ることが理解されよう。
【0195】
本発明の「農業的に許容される担体」には、前記化学式の施用に有益な補助剤、ミキサー(mixer)、促進剤などがあるが、それらに限定されるものではない。好適な担体は、特に作物の存在下での選択的雑草防除のための組成物の施用に使用される濃度で、貴重な作物に対して植物毒性であってはならず、本明細書における化学式の化合物又は他の組成物成分と化学的に反応してはならない。このような混合物は、雑草又はその場所に直接施用するよう設計することができ、又は通常、施用前に追加の担体及び補助剤で希釈される濃縮物又は製剤であることができる。それらは不活性又は活性成分を含むことができ、例えば、ダスト剤、粒剤、水分散性粒剤又は水和剤などの固体、又は例えば乳剤、液剤、乳濁液又は懸濁液などの液体であり得る。本発明の農業用組成物を調製するのに有用な好適な農業用担体は、当業者には公知である。例えば、使用できる液体担体には、水、トルエン、キシレン、石油ナフタ、作物油(crop oil)、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、トリクロロエチレン、パークロロエチレン、酢酸エチル、酢酸アミル、酢酸ブチル、プロピレングリコールモノメチルエーテル及びジエチレングリコールモノメチルエーテル、メタノール、エタノール、イソプロパノール、アミルアルコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリンなどがある。水が、一般的には濃縮物の希釈に選択される担体である。好適な固体担体には、タルク、ろう石クレー、シリカ、アタパルガス粘土、珪藻土、チョーク、珪藻土(diatomaceous earth)、石灰、炭酸カルシウム、ベントニア(bentonire)粘土、酸性白土、綿実殻、小麦粉、大豆粉、軽石、木粉、クルミ殻粉、リグニンなどがある。
【0196】
本発明の組成物に1以上の界面活性剤を組み込むことが望ましいことが非常に多い。そのような界面活性剤は、有利には、固体及び液体の両方の組成物、特に施用前に担体で希釈されるように設計されたもので用いられる。界面活性剤は、特性においてアニオン性、カチオン性、又は非イオン性であることができ、乳化剤、湿展剤、懸濁剤として、又は他の目的のために使用することができる。代表的な界面活性剤には、ジエタノールアンモニウムラウリルサルフェートなどの硫酸アルキル類の塩;カルシウムドデシルベンゼンスルホネートなどのアルキルアリールスルホネート塩;ノニルフェノール-C18エトキシレートなどのアルキルフェノール-アルキレンオキシド付加生成物;トリデシルアルコール-C16エトリレートなどのアルコール-アルキレンオキシド付加生成物;ステアリン酸ナトリウムなどの石鹸;ナトリウムジブチルナフタレンスルホネートアルキルナフタレンスルホネート塩;ナトリウムジ(2-エチルヘキシル)スルホスクシネートなどのスルホコハク酸塩のジアルキルエステル;オレイン酸ソルビトールなどのソルビトールエステル;ラウリルトリメチルアンモニウムクロリドなどの四級アミン;ポリエチレングリコールステアレートなどの脂肪酸のポリエチレングリコールエステル;エチレンオキシドとプロピレンオキシドのブロック共重合体;及びモノ及びジアルキルホスフェートエステルの塩などがある。
【0197】
農業用組成物で一般的に利用される他の補助剤には、消泡剤、相溶化剤、金属イオン封鎖剤、中和剤及び緩衝剤、腐食防止剤、色素、着臭剤、浸透助剤、展着剤、粘着剤、分散剤、増粘剤、凝固点降下剤、抗菌剤などがある。その組成物はまた、他の適合性成分、例えば、他の除草剤、植物成長調整剤、殺菌剤、殺虫剤などを含むことができ、液体肥料又は硝酸アンモニウム、尿素などの固体粒子肥料担体と共に製剤することができる。
【0198】
「農業的に許容される塩」とは、特定の化合物の遊離酸及び遊離塩基の生物学的有効性を保持し、生物学的又はその他の点で望ましくないものではない塩を意味することを意図している。農業的に許容される塩の例には、硫酸塩、ピロ硫酸塩、重硫酸塩、亜硫酸塩、亜硫酸水素塩、リン酸塩、一水素リン酸塩、二水素リン酸塩、メタリン酸塩、ピロリン酸塩、塩化物、臭化物、ヨウ化物、酢酸塩、プロピオン酸塩、デカン酸塩、カプリル酸塩、アクリル酸塩、ギ酸塩、イソ酪酸塩、カプリル酸塩、ヘプタン酸塩、プロピオル酸塩、シュウ酸塩、マロン酸塩、コハク酸塩、スベリン酸塩、セバシン酸塩、フマル酸塩、マレイン酸塩、ブチン-1,4-ヨウ化物、ヘキシン-1,6-ジオエート、安息香酸塩、クロロ安息香酸塩、メチル安息香酸塩、ジニトロ安息香酸塩、ヒドロキシ安息香酸塩、メトキシ安息香酸塩、フタル酸塩、スルホン酸塩、キシレンスルホン酸塩、フェニル酢酸塩、フェニルプロピオン酸塩、フェニル酪酸塩、クエン酸塩、乳酸塩、γ-ヒドロキシ酪酸塩、グリコール酸塩、酒石酸塩、メタンスルホン酸塩、プロパンスルホン酸塩、ナフタレン-1-スルホン酸塩、ナフタレン-2-スルホン酸塩、及びマンデル酸塩などがある。
【0199】
本願を通して、本発明の各種実施形態は、範囲形式で提示され得る。理解すべき点として、範囲形式での説明は、単に便宜上及び簡潔にするためのものであり、本発明の範囲に対する柔軟性のない制限として解釈されるべきではない。したがって、範囲の説明は、その範囲内の個々の数値だけでなく、すべての可能な下位範囲を具体的に開示していると見なされるべきである。たとえば、1~6などの範囲の記述は、1~3、1~4、1~5、2~4、2~6、3~6などの下位範囲、並びにその範囲内の個々の数字、例えば1、2、3、4、5、及び6を具体的に開示していると見なすべきである。これは、範囲の幅に拘わらず適用される。
【0200】
本明細書で数値範囲が示されるときはいつでも、それは、示された範囲内の任意の引用された数字(分数又は整数)を含むことを意味する。第1の指示数と第2の指示数「の範囲内/の間の範囲」という文言と、第1の指示数から第2の指示数「まで」「の範囲内/の間の範囲」という文言は、本明細書では互換的に使用され、第1及び第2の指示された数値とそれらの間の全ての分数及び整数を含む。
【0201】
明確にするために、別個の実施形態の文脈で説明される本発明の特定の特徴はまた、単一の実施形態において組み合わせて提供され得る。逆に、簡潔のため、単一の実施形態の文脈で説明される本発明の様々な特徴はまた、別個に、又はいずれか好適な下位組み合わせで、又は適宜に、本発明の他の任意の記載された実施形態で提供され得る。各種の実施形態の文脈で記載される特定の特徴は、その実施形態がそれらの要素なしでは機能しない場合を除いて、それらの実施形態の本質的な特徴と見なされるべきではない。
【0202】
本明細書で使用される場合、「方法」という用語は、所与の作業を行うための手法、手段、技術、及び手順を指し、例えば、化学、農業、生物学、及び生化学の技術分野の実務者に知られているか、それらの者により既知の手法、手段、技術及び手順から容易に開発される手法、手段、技術及び手順などがあるが、それらに限定されるものではない。
【0203】
本明細書で使用される場合、「植物成長調整剤」という用語は、植物内の1以上の特定の生理プロセスを改変又は制御する、天然又は合成のいずれかの化合物を指すが、それらに限定されるものではない。
【0204】
本明細書で使用される場合、「植物」という用語は、植物全体、植物の先祖及び子孫、並びに種子、芽、茎、根(塊茎を含む)、及び植物細胞、組織及び器官などの植物部分を指すが、これらに限定されるものではない。植物は、懸濁培養物、胚、分裂組織領域、カルス組織、葉、配偶体、胞子体、花粉、及び小胞子などの任意の形態であり得る。
【0205】
本明細書で使用される場合、「作物保護剤」という用語は、農薬(又は複数の農薬の混合物)又は植物成長調整剤である薬剤を指すが、それらに限定されない。
【0206】
本明細書で使用される場合、「農薬」という用語は、病害生物を抑止、無力化、殺害、又は他の形で阻止する化学的又は生物学的因子を指すが、それらに限定されない。
【0207】
本発明の化合物は、一般に、組成物中の除草剤有効成分として使用される。本明細書で使用される場合、「組成物」という用語は、界面活性剤、担体として機能する固体希釈剤及び液体希釈剤からなる群(oup)から選択される少なくとも一つの追加の成分を含む製剤を指すが、それに限定されない。製剤又は組成物成分は、有効成分の物理特性、施用形態、及び環境因子、例えば油の種類、水分及び温度と調和するように選択される。有用な組成物は、液体及び固体の両方の製剤を含み得る。液体製剤には、液剤(乳剤を含む)、懸濁液、乳濁液(水性乳剤、水中油型乳濁液、フロアブル剤及び/又は懸濁液など)などがあり得て、これらは増粘されてゲルとなっていることができる。水系液体組成物の一般的な種類は、可溶性濃縮物、懸濁製剤、カプセル懸濁液、濃縮(oncentrated)エマルジョン、水性乳剤、水中油型乳濁液、フロアブル剤、及びサスポエマルジョン(uspo-emulsion)である。非水系液体組成物の一般的な種類は、乳剤、マイクロ乳化可能な濃縮物、分散性濃縮物、及びオイル分散液である。
【0208】
固体製剤の一般的な種類は、ダスト剤、粉剤、粒剤、ペレット、プリル、トローチ(astilles)、錠剤、充填フィルム(シードコーティングなど)などであり、これらは、水(ater)分散性(「湿潤性」)又は水溶性であり得る。フィルム形成性溶液又はフロアブル懸濁液から形成されたフィルム及びコーティングは、種子処理に特に有用である。有効成分は、(マイクロ)カプセル化され、さらに懸濁液又は固体製剤に形成され得る。あるいは、有効成分の製剤全体をカプセル化(又は「上塗り」)することができる。カプセル化は、有効成分の放出を制御又は遅延させることができる。噴霧製剤は、代表的には、噴霧前に好適な培地で増量される。このような液体及び固体製剤は、噴霧媒体、通常は水で容易に希釈されるように処方されるが、芳香族又はパラフィン系炭化水素(ydrocarbon)又は植物油のような別の好適な媒体である場合もある。噴霧体積は、1ヘクタールあたり約1~数千Lの範囲であることができるが、より代表的には、1ヘクタールあたり約10~数百Lの範囲である。噴霧製剤は、空中又は地上での施用による茎葉処理用に、又は植物の成長培地への施用のために水又は別の好適な培地とタンク混合することができる。液体及び乾燥製剤は、細流灌漑システム中に直接計量して入れるか、植え付け中に畝間に計量して施用することができる。
【0209】
製剤は、代表的には、合計で100重量(eight)パーセントとなる下記の大体の範囲内の有効量の有効成分、希釈剤及び界面活性剤を含む。
【0210】
本発明の化合物は、(発芽前及び発芽後の両方の)除草活性を有する。本明細書で使用される場合、「望ましくない植物の成長を抑制する」という用語は、植生を殺すか、傷つけるか、又はその成長を低下させることを指す。
【0211】
本発明の化合物及び組成物は、除草的に有効量の本発明の化合物、又は前記化合物及び少なくとも一つの界面活性剤、固体希釈剤又は液体希釈剤を含む組成物を、望ましくない植物の葉若しくは他の部分、又は望ましくない植物が成長している、又は望ましくない植物の種子又は他の増殖物を取り囲む土壌又は水などの望ましくない植物が成長している環境に接触させることが関与する各種方法によって有用に施用することができる。
【0212】
本発明の化合物の除草的に有効量は、多くの因子:選択される製剤、施用方法、存在する望ましくない植物成長の量及び種類、成長条件などによって決まる。一般に、本発明の化合物の除草的に有効量は、約0.001~20kg/haであり、好ましい範囲は約0.004~1kg/haである。当業者は、所望のレベルの雑草防除に必要な除草的に有効量を容易に決定することができる。
【0213】
本発明の化合物は、代表的には製剤された組成物の形態で、所望の植生(例えば、作物)及び望ましくない植物成長(すなわち、雑草)を含む場所に施用され、これらは両方とも、成長培地(例えば、土壌)と接触している種子、実生及び/又はより大きな植物であることができる。この場所において、本発明の化合物を含む組成物は、植物又はその植物の任意の部分、特には、望ましくない植物成長の任意の部分に、及び/又は植物と接触している成長培地に直接施用することができる。
【0214】
本発明の化合物はまた、除草剤、除草剤薬害軽減剤、殺菌剤、殺虫剤、殺線虫剤、殺細菌剤、殺ダニ剤、昆虫脱皮阻害剤及び発根刺激剤などの植物成長調整剤、化学滅菌剤、情報化学物質、忌避剤、誘引剤、フェロモン、摂食刺激剤、植物栄養素、他の生理活性化合物又は細菌、ウイルス若しくは真菌などの1以上の他の生理活性化合物又は作用剤と混合して、より広い農業保護スペクトルを与える多成分農薬を形成することもできる。本発明の化合物と他の除草剤との混合物は、さらに別の雑草種に対する活性のスペクトルを広げ、抵抗性バイオタイプの増殖を抑制することができる。
【0215】
本願を通じて、各種の刊行物、公開特許出願及び公開特許が引用されている。これらの刊行物の開示全体が、本発明が関係する最新技術をより完全に説明するために、参照により本出願に組み込まれる。
【0216】
明確にするため、別個の実施形態の文脈で説明される本発明の特定の特徴はまた、単一の実施形態において組み合わせて提供され得る。逆に、簡潔にするために、単一の実施形態の文脈で説明される本発明の各種特徴はまた、別個に、又は任意の適切なサブコンビネーションで、又は本発明の他の任意の説明された実施形態で好適なものとして提供され得る。各種実施形態の文脈で説明される特定の特徴は、その実施形態がそれらの要素なしでは機能しない場合を除いて、それらの実施形態の本質的な特徴と見なされるべきではない。
【手続補正書】
【提出日】2022-02-14
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記構造を有する化合物又はその塩
と、少なくとも一つの農業的に許容される担体とを含む、農業組成物。
【化1】
[式中、
Aは、1~3個のヘテロ原子を含む5、6若しくは9員環であり;ヘテロ原子のそれぞれは、N、S及びOからなる群から独立に選択され;前記環の炭素原子の1以上がR
3、R
4、R
6及びR
7で置換されていても良く;R
3、R
4、R
6又はR
7のそれぞれは、電子吸引基(EWG)又は電子供与基(EDG)から独立に選択され;R
3、R
4、R
6又はR
7がEDGである場合、前記環の少なくとも一つの炭素がEWGで置換されており;前記環の1~3個のヘテロ原子がN又はSであり、それぞれが独立にR
3、R
4、R
6及びR
7で置換されていても良く;
Tは、スルホニル、アンモニウム、アルキルアミン;アリールアミン、ホスホニウム、ニトロ、シアノ、ジハロメチル、アシル、ホルミル、ハロホルミル、カルボキシル、アルコキシカルボニル、及びアミノカルボニルからなる群から選択され;
nは0又は1であり;
yは0~8であり;
Xは
【化2】
であり;
R
1は、カルボキシル基、カルバモイル基、直鎖、分岐、環状鎖若しくは芳香族鎖を有する飽和若しくは不飽和アルコールとのエステル、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、直鎖、分岐、環状脂肪族鎖、環状芳香族鎖、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、スルホンアミド及びホスホルアミドで置換されたカルボキサミドからなる群から選択され;R
2は、置換されていても良い一級アミン、二級アミン、三級アミン、カルボキサミド、スルホンアミド、及びホスホルアミドからなる群から選択される。]
【請求項2】
Aが、ピロール、ピラゾール、イミダゾール、トリアゾール、チオフェン、ジチオール、トリチオール、チアゾール、ジチアゾール、トリチアゾリジン、チアジアゾール、ジチアジアゾール、チアトリアゾール、オキサゾール、フラン、オキサチオール、ピリジン、ピリダジン、ピリミジン、ピラジン、トリアジン、チアジン、ジチアジン、チアジアジン、2H-1,3,4,5-チアトリアジン、ジチアジアジン、ピロロピリジン、ピロロピリミジン、ピロロトリアジン、チオピラノピロール、ピロロチアジン、ピロロジチアジン
、チエノピリジン
、チオフェン、1H-ピラゾール、2H-1,3-ジチオール、3H-1,2-ジチオール、1H-ピロール、2H-1,2,3-トリアゾール、1H-1,2,4-トリアゾール、1,3-チアゾール、1,2,5-チアジアゾール、1,2,4-チアジアゾール、1,3-オキサゾール、フラン、及びピリジンからなる群から選択される、請求項1に記載の
農業組成物。
【請求項3】
EWGが、トリフリル(トリフルオロメタンスルホニル)、トリハライド、シアノ、スルホネート、ニトロ、アンモニウム、四級アミン、アルデヒド、ケトン、カルボン酸、エステル、アミド及びハライドからなる群から選択される、請求項1
又は2に記載の
農業組成物。
【請求項4】
EDGが、フェノキシド、三級アミン、二級アミン、一級アミン、エーテル、アルキル、フェニル及びビニルからなる群から選択される、請求項1~
3のいずれか1項に記載の
農業組成物。
【請求項5】
R
2が、水素、直鎖若しくは分岐鎖を有する脂肪族化合物、非芳香環を有する脂肪族化合物、直鎖若しくは分岐鎖アルコール、非芳香環を有するアルコール、カルボン酸、リン酸、ホスホン酸、ホスホネートの末端炭素、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール
、ポリプロピレングリコール、飽和若しくは不飽和の直鎖、分岐鎖又は環状鎖を有するカルボキサミド、スルホンアミド、及びホスホルアミドから選択される基で置換された、一級、二級及び三級アミンからなる群から選択される、請求項1~
4のいずれか1項に記載の
農業組成物。
【請求項6】
下記
から選択される構造を有する
化合物を含有する、請求項1~
5のいずれか1項に記載の
農業組成物。
a)
【化3】
[式中、R
1は、COOH、COOCH
3、COOC
2H
5、COOC
3H
7であり;R
2はNH
2であり;R
3及びR
7は独立に、H、CF
3、CCl
3、Cl及びFから選択され;R
4及びR
6は独立に、H、Cl及びBrから選択される。]
;
b)
【化4】
[式中、R
1
は、COOH、COOCH
3
、COOC
2
H
5
、及びCOOC
3
H
7
から選択され;R
2
はNH
2
であり;R
3
及びR
4
は独立に、H、Br及びClから選択され;R
6
及びR
7
は独立に、H、Cl、NO
2
、CF
3
及びCCl
3
から選択される。];
c)
【化5】
[式中、R
1
は、COOH、COOCH
3
、COOC
2
H
5
、COOC
4
H
9
、CONHCH
2
COOH、及びCOO(CH
2
)
3
CH
3
から選択され;R
2
は、NH
2
、NHCOCH
3
、NHCO、及びNH(CH
2
)
2
O(CH
2
)
2
)OHから選択され;R
3
及びR
4
は独立に、H、Cl、Br、CN、CHF
2
、CF
3
、CCl
3
から選択され;R
6
は、H又はCF
3
である。];
d)
【化6】
[式中、R
1
は、COOH、COOCH
3
、COOC
2
H
5
、COOC
5
H
11
、及びCOO(CH
2
)
2
(CH
2
)
2
CH
3
から選択され;R
2
はNH
2
、NHCOCH
3
、又はNHCOC
2
H
5
から選択され;R
3
及びR
4
はそれぞれ独立に、H、Br、Cl及びNH
2
から選択される。];
e)
【化7】
[式中、R
1
は、COOH、COOCH
3
、COOC
2
H
5
、COOC
5
H
11
、及びCOO(CH
2
)
2
(CH
2
)
2
CH
3
から選択され;R
2
はNH
2
、NHCOCH
3
又はNHCOC
2
H
5
から選択され;R
4
及びR
6
はそれぞれ独立に、H、Br、Cl、CF
3
、CHF
2
、及びCCl
3
から選択される。];
f)
【化8】
[式中、R
1
はCOOHからなる群から選択され;R
2
はNH
2
であり;R
6
はHである。];
g)
【化9】
[式中、R
1
は、COOH、COOCH
3
、COOC
2
H
5
、COOC
5
H
11
、及びCOO(CH
2
)
2
(CH
2
)
2
CH
3
から選択され;R
2
はNH
2
、NHCOCH
3
、又はNHCOC
2
H
5
から選択され;R
6
は、H、Br、Cl、CF
3
、CCl
3
及びNH
2
から選択される。];
h)
【化10】
式中、R
1
は、COOH、COOCH
3
、COOC
2
H
5
、COOC
5
H
11
、及びCOO(CH
2
)
2
(CH
2
)
2
CH
3
から選択され;R
2
はNH
2
、NHCOCH
3
、又はNHCOC
2
H
5
から選択され;R
6
は、H、Br、Cl、CF
3
、CCl
3
及びNH
2
から選択される。];並びに
i)
【化11】
[式中、R
1
は、COOH、COOCH
3
、COOC
2
H
5
、COOC
5
H
11
、及びCOO(CH
2
)
2
(CH
2
)
2
CH
3
から選択され;R
2
はNH
2
、NHCOCH
3
、又はNHCOC
2
H
5
から選択され;R
3
及びR
5
は独立に、H、Br、Cl、CF
3
、CCl
3
から選択され;R
6
は、CH
3
、OH及びNH
2
から選択される。]
【請求項7】
少なくとも一つの作物保護剤をさらに含む、請求項
1~6のいずれか一項に記載の農業組成物。
【請求項8】
前記少なくとも一つの作物保護剤が、殺菌剤、殺虫剤、除草剤、及び植物成長調整剤からなる群から選択される、請求項
7に記載の農業組成物。
【請求項9】
前記少なくとも一つの作物保護剤が、アトラジン、テルブチラジン、(S)-メトラクロル、メトラクロル、テルブトリン、シマジン、ジメテナミド、(S)-ジメテナミド、フルフェナセット、アセトクロル、アラクロール、イソキサフルトール、イソキサクロルトール、メソトリオン、スルコトリオン、メトスラム、フルメツラム、ペンジメタリン、ブロモキシニル、ベンタゾン、カルフェントラゾン-エチル、クロマゾン、ニコスルフロン、リムスルフロン、ハロスルフロン-メチル、メトリブジン、フルミクロラック-ペンチル、プロスルフロン、プリミスルフロン-メチル、ジカンバ、フルチアセット-メチル、ピリデート、2,4-D、クロピラリド、ジフルフェンゾピル、フルロキシピル、MCPA、MCPB、メコプロップ(MCPP)、メトベンズロン、チフェンスルフロン-メチル、アクロニフェン、EPTC、グリホサート、グルホシネート、スルホセート、シアナジン、プロパキザホップ、メタミトロン、ピラミン、フェンメディファム、デスメディファム、エトフメセート、トリアスルフロン、クロリダゾン、レナシル、トリアレート、フルアジホップ、セトキシジム、キザロホップ、クロピラリド、クレトジム、オキサスルフロン、アシフルオルフェン、ベナゾリン-エチル、スルフェントラゾン、クロリムロン-エチル、クロランスラム-メチル、フォメサフェン、イマザモックス、イマザキン、イマゼタピル、イマザピル、ラクトフェン、フェノキサプロップ(P-エチル)、チジアズロン、トリブホス、トリフルラリン、ジメタクロル、ナプロパミド、キンメラック、メタザクロル、カルベタミド、ジメフロン、プロピザミド、エタメツルフロン-メチル、テブタム、フルオメツロン、プロメトリン、ノルフルラゾン、ピリチオバック-ナトリウム、MSMA、DSMA、ジウロン、フルロクロリドン、ジチオピル、チアゾピル、オキシフルオルフェン、エタルフルラリン、クロジナホップ、アミドスルフロン、ジクロホップ-メチル、ジフルフェニカン、エトキシスルフロン、フェントラザミド、フラザスルフロン、フロラスラム、フルアゾラート、フルカルバゾン、フルピルスルフロン-メチルナトリウム、フルタモン、ヨードスルフロン、イソプロツロン、クロルトルロン、クロルスルフロン、メトスルフロン-メチル、スルホスルフロン、トリベヌロン-メチル、2,4-DB、2,4-DP、ビフェノックス、フラムプロップ-M、イマザメタベンズ-メチル、アイオキシニル、トラコキシジム、フルオログリコフェン-エチル、メタベンズチアズロン、イソキサベン、プロスルホカルブ、ジフェンゾクアット-メチルサルフェート、プレチラクロール、シノスルフロン、フェンクロリム、ベンスルフロン-メチル、イマゾスルフロン、ピラゾスルフロン-エチル、アジムスルフロン、エスプロカルブ、メフェナセット、モリネート、プロパニル、ピラゾレート、シハロホップ-ブチル、ビスピリバック-ナトリウム、ピリミノバック-メチル、カフェントロール、オキサジアルギル、オキサジアゾン、ブロモブチド、MY-100、ダイムロン、NB 061、MK243、HW-52、AC 014、アメトリン、ヘキサジノン、アシュラム、アザフェニジン、テブチウロン、エタメツルフロン-メチル、又はそれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項
7に記載の農業組成物。
【請求項10】
望ましくない植物成長を抑制する方法であって、前記望ましくない植物成長の場所に、除草的に有効量の下記構造を有する化合物又はその塩を施用することを含む方法。
【化12】
[式中、
Aは、1以上のヘテロ原子を含む5、6若しくは9員環であり;ヘテロ原子のそれぞれは、N、S及びOからなる群から独立に選択され;前記環の炭素原子の1以上がR
3、R
4、R
6及びR
7で置換されていても良く;R
3、R
4、R
6又はR
7のそれぞれは、電子吸引基(EWG)又は電子供与基(EDG)から独立に選択され;R
3、R
4、R
6又はR
7がEDGである場合、前記環の少なくとも一つの炭素がEWGで置換されており;前記環の1以上のヘテロ原子がN又はSである場合、それぞれが独立にR
3、R
4、R
6及びR
7で置換されていても良く;
Tは、スルホニル、アンモニウム、アルキルアミン;アリールアミン、ホスホニウム、ニトロ、シアノ、ジハロメチル、アシル、ホルミル、ハロホルミル類、カルボキシル、アルコキシカルボニル、及びアミノカルボニルからなる群から選択され;
nは0又は1であり;
yは0~8であり;
Xは
【化13】
であり;
R
1は、カルボキシル基、カルバモイル基、直鎖、分岐、環状鎖若しくは芳香族鎖を有する飽和若しくは不飽和アルコールとのエステル、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、直鎖、分岐、環状脂肪族鎖、環状芳香族鎖、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、スルホンアミド及びホスホルアミドで置換されたカルボキサミドからなる群から選択され;R
2は、置換されていても良い一級アミン、二級アミン、三級アミン、カルボキサミド、スルホンアミド、及びホスホルアミドからなる群から選択される。]
【請求項11】
望ましくない植物成長を抑制する方法であって、前記望ましくない植物成長の場所に、下記構造を有する化合物又はその塩を含む農薬組成物を施用することを含む方法。
【化14】
[式中、
Aは、1以上のヘテロ原子を含む5、6若しくは9員環であり;ヘテロ原子のそれぞれは、N、S及びOからなる群から独立に選択され;前記環の炭素原子の1以上がR
3
、R
4
、R
6
及びR
7
で置換されていても良く;R
3
、R
4
、R
6
又はR
7
のそれぞれは、電子吸引基(EWG)又は電子供与基(EDG)から独立に選択され;R
3
、R
4
、R
6
又はR
7
がEDGである場合、前記環の少なくとも一つの炭素がEWGで置換されており;前記環の1以上のヘテロ原子がN又はSである場合、それぞれが独立にR
3
、R
4
、R
6
及びR
7
で置換されていても良く;
Tは、スルホニル、アンモニウム、アルキルアミン;アリールアミン、ホスホニウム、ニトロ、シアノ、ジハロメチル、アシル、ホルミル、ハロホルミル類、カルボキシル、アルコキシカルボニル、及びアミノカルボニルからなる群から選択され;
nは0又は1であり;
yは0~8であり;
Xは
【化15】
であり;
R
1
は、カルボキシル基、カルバモイル基、直鎖、分岐、環状鎖若しくは芳香族鎖を有する飽和若しくは不飽和アルコールとのエステル、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、直鎖、分岐、環状脂肪族鎖、環状芳香族鎖、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、スルホンアミド及びホスホルアミドで置換されたカルボキサミドからなる群から選択され;R
2
は、置換されていても良い一級アミン、二級アミン、三級アミン、カルボキサミド、スルホンアミド、及びホスホルアミドからなる群から選択される。]
【請求項12】
Aが、ピロール、ピラゾール、イミダゾール、トリアゾール、チオフェン、ジチオール、トリチオール、チアゾール、ジチアゾール、トリチアゾリジン、チアジアゾール、ジチアジアゾール、チアトリアゾール、オキサゾール、フラン、オキサチオール、ピリジン、ピリダジン、ピリミジン、ピラジン、トリアジン、チアジン、ジチアジン、チアジアジン、2H-1,3,4,5-チアトリアジン、ジチアジアジン、ピロロピリジン、ピロロピリミジン、ピロロトリアジン、チオピラノピロール、ピロロチアジン、ピロロジチアジン
、チエノピリジン
、チオフェン、2H-1,3-ジチオール、3H-1,2-ジチオール、1H-ピロール、2H-1,2,3-トリアゾール、1H-1,2,4-トリアゾール、1,3-チアゾール、1,2,5-チアジアゾール、1,2,4-チアジアゾール、1,3-オキサゾール、フラン、及びピリジンからなる群から選択される、請求項
11に記載の方法。
【請求項13】
EWGが、トリフリル(トリフルオロメタンスルホニル)、トリハライド、シアノ、スルホネート、ニトロ、アンモニウム、四級アミン、アルデヒド、ケトン、カルボン酸、エステル、アミド及びハライドからなる群から選択される、請求項
11又は12に記載の方法。
【請求項14】
EDGが、フェノキシド、三級アミン、二級アミン、一級アミン、エーテル、アルキル、フェニル及びビニルからなる群から選択される、請求項
11~
13のいずれか1項に記載の方法。
【請求項15】
R
2が、水素、直鎖若しくは分岐鎖を有する脂肪族化合物、非芳香環を有する脂肪族化合物、直鎖若しくは分岐鎖アルコール、非芳香環を有するアルコール、リン酸、ホスホン酸、ホスホネートの末端炭素、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール及びポリプロピレングリコールから選択される基で置換された一級、二級及び三級アミン
、並びに飽和若しくは不飽和の直鎖、分岐鎖又は環状鎖を有するカルボキサミド、スルホンアミド、及びホスホルアミドからなる群から選択される、請求項
11~
14のいずれか1項に記載の方法。
【請求項16】
前記望ましくない植物成長の場所に
、下記
から選択される構造を有する化合物
を含有する農業組成物を施用することを含む、請求項
11~
15のいずれか1項に記載の方法。
a)
【化16】
[式中、R
1
は、COOH、COOCH
3
、COOC
2
H
5
、COOC
3
H
7
であり;R
2
はNH
2
であり;R
3
及びR
7
は独立に、H、CF
3
、CCl
3
、Cl及びFから選択され;R
4
及びR
6
は、H、Cl及びBrから独立に選択される。];
b)
【化17】
[式中、R
1
は、COOH、COOCH
3
、COOC
2
H
5
、及びCOOC
3
H
7
から選択され;R
2
はNH
2
であり;R
3
及びR
4
は独立に、H、Br及びClから選択され;R
6
及びR
7
は独立に、H、Cl、NO
2
、CF
3
及びCCl
3
から選択される。];
c)
【化18】
[式中、R
1
は、COOH、COOCH
3
、COOC
2
H
5
、COOC
4
H
9
、CONHCH
2
COOH、及びCOO(CH
2
)
3
CH
3
から選択され;R
2
は、NH
2
、NHCOCH
3
、NHCO、及びNH(CH
2
)
2
O(CH
2
)
2
)OHから選択され;R
3
及びR
4
は独立に、H、Cl、Br、CN、CHF
2
、CF
3
、CCl
3
から選択され;R
6
は、H又はCF
3
である。];
d)
【化19】
[式中、R
1
は、COOH、COOCH
3
、COOC
2
H
5
、COOC
5
H
11
、及びCOO(CH
2
)
2
(CH
2
)
2
CH
3
から選択され;R
2
はNH
2
、NHCOCH
3
、又はNHCOC
2
H
5
から選択され;R
3
及びR
4
はそれぞれ独立に、H、Br、Cl及びNH
2
から選択される。];
e)
【化20】
[式中、R
1
は、COOH、COOCH
3
、COOC
2
H
5
、COOC
5
H
11
、及びCOO(CH
2
)
2
(CH
2
)
2
CH
3
から選択され;R
2
はNH
2
、NHCOCH
3
又はNHCOC
2
H
5
から選択され;R
4
及びR
6
はそれぞれ独立に、H、Br、Cl、CF
3
、CHF
2
、及びCCl
3
から選択される。];
f)
【化21】
[式中、R
1
はCOOHであり;R
2
はNH
2
であり;R
6
はHである。];
g)
【化22】
[式中、R
1
は、COOH、COOCH
3
、COOC
2
H
5
、COOC
5
H
11
、及びCOO(CH
2
)
2
(CH
2
)
2
CH
3
から選択され;R
2
はNH
2
、NHCOCH
3
、又はNHCOC
2
H
5
から選択され;R
6
は、H、Br、Cl、CF
3
、CCl
3
及びNH
2
から選択される。];
h)
【化23】
式中、R
1
は、COOH、COOCH
3
、COOC
2
H
5
、COOC
5
H
11
、及びCOO(CH
2
)
2
(CH
2
)
2
CH
3
から選択され;R
2
はNH
2
、NHCOCH
3
、又はNHCOC
2
H
5
から選択され;R
6
は、H、Br、Cl、CF
3
、CCl
3
及びNH
2
から選択される。];
i)
【化24】
[式中、R
1
は、COOH、COOCH
3
、COOC
2
H
5
、COOC
5
H
11
、及びCOO(CH
2
)
2
(CH
2
)
2
CH
3
から選択され;R
2
はNH
2
、NHCOCH
3
、又はNHCOC
2
H
5
から選択され;R
3
及びR
5
は独立に、H、Br、Cl、CF
3
、CCl
3
から選択され;R
6
は、CH
3
、OH及びNH
2
から選択される。]
【請求項17】
前記望ましくない植物成長の場所に、少なくとも一つの作物保護剤を施用することをさらに含む、請求項
11~
16のいずれか1項に記載の方法。
【請求項18】
前記少なくとも一つの作物保護剤が、除草剤、殺菌剤、殺虫剤、及び植物成長調整剤からなる群から選択される、請求項
17に記載の方法。
【請求項19】
前記
少なくとも一つの作物保護剤が
、スルホニル尿素系除草剤、イミダゾリノン系除草剤、スルホンアミド系除草剤及びアミノ酸誘導体、イマザモックス、イマザピック、イマゼタピル、イマザキン、イマザピル、イマザメタベンズ、クロリムロン、プリミスルフロン、チフェンスルフロン、トリアスルフロン、ニコスルフロン、メツルフロン、トリベヌロン、リムスルフロン、トリフルスルフロン及びグリホサートから選択されるアミノ酸合成阻害剤除草剤である、請求項
17に記載の方法。
【請求項20】
前記作物保護剤が
、ジカンバ、2,4-D、クロピラリド及びフルロキシピルからなる群から選択される植物成長調整剤である、請求項
17に記載の方法。
【請求項21】
望ましくない植物成長を抑制する方法であって、前記望ましくない植物成長の場所に、下記のもの:
a.下記構造を有する第1の除草剤又はその塩:
【化25】
[式中、
Aは、1以上のヘテロ原子を含む5、6若しくは9員環であり;前記ヘテロ原子のそれぞれは独立に、N、S及びOからなる群から選択され;前記環の1以上の炭素原子は、R
3、R
4、R
6及びR
7で置換されていても良く;R
3、R
4、R
6又はR
7のそれぞれは独立に、電子吸引基(EWG)又は電子供与基(EDG)から選択され;R
3、R
4、R
6又はR
7がEDGである場合、前記環の少なくとも一つの炭素がEWGで置換されており;前記環の1以上のヘテロ原子がN又はSである場合、それぞれが独立にR
3、R
4、R
6及びR
7で置換されていても良く;
Tは、スルホニル、アンモニウム、アルキルアミン;アリールアミン、ホスホニウム、ニトロ、シアノ、ジハロメチル、アシル、ホルミル、ハロホルミル類、カルボキシル、アルコキシカルボニル、及びアミノカルボニルからなる群から選択され;
nは0又は1であり;
yは0~8であり;
Xは
【化26】
であり;
R
1は、カルボキシル基、カルバモイル基、脂肪族の直鎖、分岐、環状鎖若しくは芳香族鎖を有する飽和若しくは不飽和アルコールとのエステル、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、直鎖、分岐、環状脂肪族鎖、環状芳香族鎖、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、スルホンアミド、及びホスホルアミドで置換されたカルボキサミドからなる群から選択され;R
2は、置換されていても良い一級アミン、二級アミン、三級アミン、カルボキサミド、スルホンアミド及びホスホルアミドからなる群から選択される。];及び
b.前記望ましくない植物成長を効果的に抑制するための第2の除草剤
を施用することを含む方法。
【請求項22】
前記第2の除草剤が
、スルホニル尿素系除草剤、イミダゾリノン系除草剤、スルホンアミド系除草剤、アミノ酸誘導体、イマザモックス、イマザピック、イマゼタピル、イマザキン、イマザピル、イマザメタベンズ、クロリムロン、プリミスルフロン、チフェンスルフロン、トリアスルフロン、ニコスルフロン、メツルフロン、トリベヌロン、リムスルフロン、トリフルスルフロン及びグリホサートからなる群から選択されるアミノ酸合成阻害剤除草剤である、請求項
21に記載の方法。
【請求項23】
前記第2の除草剤が、アトラジン、テルブチラジン、(S)-メトラクロル、メトラクロル、テルブトリン、シマジン、ジメテナミド、(S)-ジメテナミド、フルフェナセット、アセトクロル、アラクロール、イソキサフルトール、イソキサクロルトール、メソトリオン、スルコトリオン、メトスラム、フルメツラム、ペンジメタリン、ブロモキシニル、ベンタゾン、カルフェントラゾン-エチル、クロマゾン、ニコスルフロン、リムスルフロン、ハロスルフロン-メチル、メトリブジン、フルミクロラック-ペンチル、プロスルフロン、プリミスルフロン-メチル、ジカンバ、フルチアセット-メチル、ピリデート、2,4-D、クロピラリド、ジフルフェンゾピル、フルロキシピル、MCPA、MCPB、メコプロップ(MCPP)、メトベンズロン、チフェンスルフロン-メチル、アクロニフェン、EPTC、グリホサート、グルホシネート、スルホセート、シアナジン、プロパキザホップ、メタミトロン、ピラミン、フェンメディファム、デスメディファム、エトフメセート、トリアスルフロン、クロリダゾン、レナシル、トリアレート、フルアジホップ、セトキシジム、キザロホップ、クロピラリド、クレトジム、オキサスルフロン、アシフルオルフェン、ベナゾリン-エチル、スルフェントラゾン、クロリムロン-エチル、クロランスラム-メチル、フォメサフェン、イマザモックス、イマザキン、イマゼタピル、イマザピル、ラクトフェン、フェノキサプロップ(P-エチル)、チジアズロン、トリブホス、トリフルラリン、ジメタクロル、ナプロパミド、キンメラック、メタザクロル、カルベタミド、ジメフロン、プロピザミド、エタメツルフロン-メチル、テブタム、フルオメツロン、プロメトリン、ノルフルラゾン、ピリチオバック-ナトリウム、MSMA、DSMA、ジウロン、フルロクロリドン、ジチオピル、チアゾピル、オキシフルオルフェン、エタルフルラリン、クロジナホップ、アミドスルフロン、ジクロホップ-メチル、ジフルフェニカン、エトキシスルフロン、フェントラザミド、フラザスルフロン、フロラスラム、フルアゾラート、フルカルバゾン、フルピルスルフロン-メチルナトリウム、フルタモン、ヨードスルフロン、イソプロツロン、クロルトルロン、クロルスルフロン、メトスルフロン-メチル、スルホスルフロン、トリベヌロン-メチル、2,4-DB、2,4-DP、ビフェノックス、フラムプロップ-M、イマザメタベンズ-メチル、アイオキシニル、トラコキシジム、フルオログリコフェン-エチル、メタベンズチアズロン、イソキサベン、プロスルホカルブ、ジフェンゾクアット-メチルサルフェート、プレチラクロール、シノスルフロン、フェンクロリム、ベンスルフロン-メチル、イマゾスルフロン、ピラゾスルフロン-エチル、アジムスルフロン、エスプロカルブ、メフェナセット、モリネート、プロパニル、ピラゾレート、シハロホップ-ブチル、ビスピリバック-ナトリウム、ピリミノバック-メチル、カフェントロール、オキサジアルギル、オキサジアゾン、ブロモブチド、MY-100、ダイムロン、NB 061、MK243、HW-52、AC 014、アメトリン、ヘキサジノン、アシュラム、アザフェニジン、テブチウロン、及びエタメツルフロン-メチルからなる群から選択される、請求項
21に記載の方法。
【請求項24】
第3の除草剤又は植物成長調整剤を施用することをさらに含む、請求項
21~
23のいずれか1項に記載の方法。
【請求項25】
2-アミノ-3-(チオフェン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(チオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-[(チオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパン酸;2-アミノ-3-[(4-フルオロチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパン酸;メチル2-アミノ-3-[(チオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート;ペンチル2-アミノ-3-[(チオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート;3-(5-シアノ-3-チエニル)アラニン;2-アミノ-3-[4-(トリフルオロメチル)チオフェン-2-イル]プロパン酸;3-アミノ-3-(4-ブロモチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,4,5-トリメチルチオフェン-3-イル)プロパン酸;ブチル2-アミノ-3-(チオフェン-3-イル)プロパノエート;2-アミノ-3-[(2,5-ジクロロチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパン酸;2-アミノ-3-[(2,5-ジクロロ-4-メチルチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパン酸;2-アミノ-3-(2-クロロチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,5-ジクロロチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-クロロチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1,3-チアゾール-5-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-{[2,5-ジクロロ-4-(トリフルオロメチル)チオフェン-3-スルホニル]アミノ}プロパン酸;2-アミノ-3-(2-アミノ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパン酸;メチル2-アミノ-3-[(2,5-ジクロロチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート;エチル2-アミノ-3-[(2,5-ジクロロチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート;2-プロポキシエチル-2-アミノ-3-[(2,5-ジクロロチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート;[2-(カルボキシアミノ)-3-エトキシ-3-オキソプロピル](2,5-ジクロロチオフェン-3-スルホニル)カルバミン酸;2-アミノ-3-(2,5-ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-クロロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1,2,5-チアジアゾール-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1,2,4-チアジアゾール-5-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(フラン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1,3-オキサゾール-4-イル)プロパン酸;2-ホルムアミド-3-(チオフェン-3-イル)プロパン酸;メチル2-アミノ-3-(チオフェン-3-イル)プロパノエート;エチル2-アミノ-3-(チオフェン-3-イル)プロパノエート;[2-アミノ-3-(チオフェン-3-イル)プロパンアミド]酢酸;2-アミノ-N-[2-(2-ヒドロキシエトキシ)エチル]-3-(チオフェン-3-イル)プロペンアミド;エチル2-ブタンアミド-3-(ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパノエート;2-ブトキシエチル2-アセトアミド-3-(2,5-ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパノエート;2-アミノ-3-(2,5-ジブロモチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-ニトロチオフェン-3-イル)プロパン酸;ブチル3-(ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;2-エトキシエチル3-(ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;2-アミノ-3-[5-(トリフルオロメチル)チオフェン-3-イル]プロパン酸;(2S)-2-アミノ-3-(3,5-ジオキソ-1,2,4-オキサジアゾリジン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-[(2,5-ジブロモチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパン酸;2-アミノ-3-(5-クロロ-2-メチルチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2-ブロモチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1,1-ジオキソ-116-チオラン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(チオラン-3-イル)プロパン酸;[2-アミノ-2-(チオフェン-3-イル)エチル]ホスホン酸;2-アミノ-3-(2,5-ジメチル-1,1-ジオキソ-1H-116-チオフェン-3-イル)プロパン酸;3-(2,5-ジオキソ-2,5-ジヒドロチオフェン-3-イル)-2-(ホスホノアミノ)プロパン酸;2-アミノ-3-[4-(トリフルオロメチル)チオフェン-3-イル]プロパン酸;エチル2-アセトアミド-3-(2,5-ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパノエート;メチル2-アミノ-3-(2,5-ジクロロチオフェン-3-イル)プロパノエート;エチル2-アミノ-3-(2,5-ジクロロチオフェン-3-イル)プロパノエート;2-(2-メトキシエトキシ)エチル-2-アミノ-3-(チオフェン-3-イル)プロパノエート;エチル2-アセトアミド-3-(チオフェン-3-イル)プロパノエート;エチル3-(2,5-ジクロロチオフェン-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;エチル3-(2,5-ジクロロフラン-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;プロピル2-アミノ-3-(2,5-ジクロロフラン-3-イル)プロパノエート;4-(2-アセトアミド-3-エトキシ-3-オキソプロピル)-3-メチル-1,3-チアゾール-3-イウムクロライド;2-(2-エトキシエトキシ)エチル3-(2,5-ジクロロチオフェン-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;ペンチル2-アセトアミド-3-(1,3,4-オキサジアゾール-2-イル)プロパノエート;エチル-2-アミノ-3-[(2,5-ジブロモチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート;ブチル3-(5-クロロ-1,2,4-チアジアゾール-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;2-アミノ-3-(1H-インダゾール-3-イル)プロパン酸塩酸塩[HCl];2-アミノ-3-(ピリダジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(ピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(ピリジン-3-イル)プロパン酸ジヒドロクロライド;3-(5-ヒドロキシ-3-ピリジニル)アラニン;2-アミノ-3-(5-メチルピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(4-アミノピリジン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2-アミノピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-アミノピリジン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-アミノピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-スルファニルピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2-スルファニルピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(ピリミジン-5-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(4-アミノ-6-クロロピリミジン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(ピリミジン-2-イル)プロパン酸ジヒドロクロライド;2-アミノ-3-(4-ヒドロキシピリミジン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,4-ジオキソ-1,2,3,4-テトラヒドロピリミジン-5-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(ピラジン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-クロロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,5-ジクロロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(ピリミジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-フルオロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-クロロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,6-ジクロロピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(3,5-ジクロロピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(3,5-ジフルオロピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-[2-(ジメチルアミノ)ピリジン-4-イル]プロパン酸;2-アミノ-3-(2-ブロモピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5,6-ジブロモピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,6-ジブロモピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,3-ジブロモピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-[5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル]プロパン酸;2-アミノ-3-(5,6-ジクロロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2-オキソ-1,2-ジヒドロピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-[4-(ジメチルアミノ)ピリジン-3-イル]プロパン酸;2-アミノ-3-(2-オキソ-1,2-ジヒドロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-オキソ-1,6-ジヒドロピリミジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-オキソ-1,6-ジヒドロピリミジン-5-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-オキソ-1,6-ジヒドロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,6-ジオキソ-1,2,3,6-テトラヒドロピリミジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-オキソ-2-スルファニル-1,6-ジヒドロピリミジン-4-イル)プロパン酸;プロピル2-アミノ-3-(2-ブロモピリジン-4-イル)プロパノエート;2-アミノ-3-(2-ブロモ-3,5-ジフルオロピリジン-4-イル)プロパン酸;プロピル2-アミノ-3-(2-ブロモ-3,5-ジフルオロピリジン-4-イル)プロパノエート;2-アミノ-3-[(2-ブロモピリジン-4-スルホニル)アミノ]プロパン酸;プロピル2-アミノ-3-[(2-ブロモピリジン-4-スルホニル)アミノ]プロパノエート;エチル2-アミノ-3-(5,6-ジブロモピリジン-3-イル)プロパノエート;エチル2-アミノ-3-(2,3-ジブロモピリジン-4-イル)プロパノエート酸;2-アミノ-3-[2-クロロ-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル]プロパン酸;2-アミノ-3-(2-アミノ-6-オキソ-1,6-ジヒドロピリミジン-5-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-ヒドロキシ-5-ニトロピリジン-3-イル)プロパン酸;メチル2-アミノ-3-(2-ブロモピリジン-4-イル)プロパノエート;3-(2-アミノ-2-カルボキシエチル)-1-メチルピリジン-1-イウム;3-(2-アミノ-2-カルボキシエチル)-1-ヒドロキシピリジン-1-イウム;2-アミノ-3-(4-アミノ-6-ヒドロキシ-2-メチルピリミジン-5-イル)プロパン酸;メチル2-アミノ-3-(2,6-ジブロモピリジン-4-イル)プロパノエート;エチル3-(6-ブロモピリジン-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;メチル3-(6-ブロモピリジン-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;エチル-2-アセトアミド-3-(2-メトキシピリミジン-4-イル)プロパノエート;2-(2-メトキシエトキシ)エチル2-アミノ-3-(6-ブロモピリジン-3-イル)プロパノエート;2-(2-エトキシエトキシ)エチル2-アミノ-3-(6-ブロモピリジン-3-イル)プロパノエート;5-(2-アミノ-2-カルボキシエチル)-1-メチルピリミジン-1-イウム;2-アミノ-3-[2-(トリフルオロメチル)ピリジン-4-イル]プロパン酸塩酸塩[HCl];エチル3-[(2-ブロモピリジン-4-イル)オキシ]-2-アセトアミドプロパノエート;エチル2-アセトアミド-3-(ピリジン-4-イルオキシ)プロパノエート;2-アミノ-4-(1H-ピロール-3-イル)ブタン酸;2-アミノ-3-(1H-ピロール-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1H-ピロール-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)プロパン酸;(2S)-2-ヒドロキシ-3-(1H-イミダゾール-4-イル)プロパン酸;エチル2-{[(ベンジルオキシ)カルボニル]アミノ}-3-(1H-1,2,4-トリア
ゾール-3-イル)プロパノエート;2-アミノ-3-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1-メチル-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)プロパン酸ジヒドロクロライド;2-アミノ-3-(1-メチル-1H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)プロパン酸塩酸塩;2-アミノ-3-(2-メチル-2H-1,2,3,4-テトラゾール-5-イル)プロパン酸塩酸塩;2-アミノ-3-(ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)プロパン酸塩酸塩;(2S)-2-アミノ-3-[5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-イル]プロパン酸;及び2-(2-ブトキシエトキシ)エチル2-アミノ-3-(2H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)プロパノエート、又はその農業的に許容される塩からなる群から選択される化合物
を含有する、請求項1に記載の農業組成物。
【請求項26】
望ましくない植物成長を抑制する方法であって、前記望ましくない植物成長の場所に、
2-アミノ-3-(チオフェン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(チオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-[(チオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパン酸;2-アミノ-3-[(4-フルオロチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパン酸;メチル2-アミノ-3-[(チオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート;ペンチル2-アミノ-3-[(チオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート;3-(5-シアノ-3-チエニル)アラニン;2-アミノ-3-[4-(トリフルオロメチル)チオフェン-2-イル]プロパン酸;3-アミノ-3-(4-ブロモチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,4,5-トリメチルチオフェン-3-イル)プロパン酸;ブチル2-アミノ-3-(チオフェン-3-イル)プロパノエート;2-アミノ-3-[(2,5-ジクロロチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパン酸;2-アミノ-3-[(2,5-ジクロロ-4-メチルチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパン酸;2-アミノ-3-(2-クロロチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,5-ジクロロチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-クロロチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1,3-チアゾール-5-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-{[2,5-ジクロロ-4-(トリフルオロメチル)チオフェン-3-スルホニル]アミノ}プロパン酸;2-アミノ-3-(2-アミノ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパン酸;メチル2-アミノ-3-[(2,5-ジクロロチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート;エチル2-アミノ-3-[(2,5-ジクロロチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート;2-プロポキシエチル-2-アミノ-3-[(2,5-ジクロロチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート;[2-(カルボキシアミノ)-3-エトキシ-3-オキソプロピル](2,5-ジクロロチオフェン-3-スルホニル)カルバミン酸;2-アミノ-3-(2,5-ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-クロロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1,2,5-チアジアゾール-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1,2,4-チアジアゾール-5-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(フラン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1,3-オキサゾール-4-イル)プロパン酸;2-ホルムアミド-3-(チオフェン-3-イル)プロパン酸;メチル2-アミノ-3-(チオフェン-3-イル)プロパノエート;エチル2-アミノ-3-(チオフェン-3-イル)プロパノエート;[2-アミノ-3-(チオフェン-3-イル)プロパンアミド]酢酸;2-アミノ-N-[2-(2-ヒドロキシエトキシ)エチル]-3-(チオフェン-3-イル)プロペンアミド;エチル2-ブタンアミド-3-(ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパノエート;2-ブトキシエチル2-アセトアミド-3-(2,5-ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパノエート;2-アミノ-3-(2,5-ジブロモチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-ニトロチオフェン-3-イル)プロパン酸;ブチル3-(ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;2-エトキシエチル3-(ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;2-アミノ-3-[5-(トリフルオロメチル)チオフェン-3-イル]プロパン酸;(2S)-2-アミノ-3-(3,5-ジオキソ-1,2,4-オキサジアゾリジン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-[(2,5-ジブロモチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパン酸;2-アミノ-3-(5-クロロ-2-メチルチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2-ブロモチオフェン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1,1-ジオキソ-116-チオラン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(チオラン-3-イル)プロパン酸;[2-アミノ-2-(チオフェン-3-イル)エチル]ホスホン酸;2-アミノ-3-(2,5-ジメチル-1,1-ジオキソ-1H-116-チオフェン-3-イル)プロパン酸;3-(2,5-ジオキソ-2,5-ジヒドロチオフェン-3-イル)-2-(ホスホノアミノ)プロパン酸;2-アミノ-3-[4-(トリフルオロメチル)チオフェン-3-イル]プロパン酸;エチル2-アセトアミド-3-(2,5-ジクロロ-1,3-チアゾール-4-イル)プロパノエート;メチル2-アミノ-3-(2,5-ジクロロチオフェン-3-イル)プロパノエート;エチル2-アミノ-3-(2,5-ジクロロチオフェン-3-イル)プロパノエート;2-(2-メトキシエトキシ)エチル-2-アミノ-3-(チオフェン-3-イル)プロパノエート;エチル2-アセトアミド-3-(チオフェン-3-イル)プロパノエート;エチル3-(2,5-ジクロロチオフェン-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;エチル3-(2,5-ジクロロフラン-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;プロピル2-アミノ-3-(2,5-ジクロロフラン-3-イル)プロパノエート;4-(2-アセトアミド-3-エトキシ-3-オキソプロピル)-3-メチル-1,3-チアゾール-3-イウムクロライド;2-(2-エトキシエトキシ)エチル3-(2,5-ジクロロチオフェン-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;ペンチル2-アセトアミド-3-(1,3,4-オキサジアゾール-2-イル)プロパノエート;エチル-2-アミノ-3-[(2,5-ジブロモチオフェン-3-スルホニル)アミノ]プロパノエート;ブチル3-(5-クロロ-1,2,4-チアジアゾール-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;2-アミノ-3-(1H-インダゾール-3-イル)プロパン酸塩酸塩[HCl];2-アミノ-3-(ピリダジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(ピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(ピリジン-3-イル)プロパン酸ジヒドロクロライド;3-(5-ヒドロキシ-3-ピリジニル)アラニン;2-アミノ-3-(5-メチルピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(4-アミノピリジン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2-アミノピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-アミノピリジン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-アミノピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-スルファニルピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2-スルファニルピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(ピリミジン-5-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(4-アミノ-6-クロロピリミジン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(ピリミジン-2-イル)プロパン酸ジヒドロクロライド;2-アミノ-3-(4-ヒドロキシピリミジン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,4-ジオキソ-1,2,3,4-テトラヒドロピリミジン-5-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(ピラジン-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-クロロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,5-ジクロロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(ピリミジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(5-フルオロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-クロロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,6-ジクロロピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(3,5-ジクロロピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(3,5-ジフルオロピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-[2-(ジメチルアミノ)ピリジン-4-イル]プロパン酸;2-アミノ-3-(2-ブロモピリジン-4-イル)プロパン酸
;2-アミノ-3-(5,6-ジブロモピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,6-ジブロモピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,3-ジブロモピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-[5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル]プロパン酸;2-アミノ-3-(5,6-ジクロロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2-オキソ-1,2-ジヒドロピリジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-[4-(ジメチルアミノ)ピリジン-3-イル]プロパン酸;2-アミノ-3-(2-オキソ-1,2-ジヒドロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-オキソ-1,6-ジヒドロピリミジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-オキソ-1,6-ジヒドロピリミジン-5-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-オキソ-1,6-ジヒドロピリジン-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(2,6-ジオキソ-1,2,3,6-テトラヒドロピリミジン-4-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-オキソ-2-スルファニル-1,6-ジヒドロピリミジン-4-イル)プロパン酸;プロピル2-アミノ-3-(2-ブロモピリジン-4-イル)プロパノエート;2-アミノ-3-(2-ブロモ-3,5-ジフルオロピリジン-4-イル)プロパン酸;プロピル2-アミノ-3-(2-ブロモ-3,5-ジフルオロピリジン-4-イル)プロパノエート;2-アミノ-3-[(2-ブロモピリジン-4-スルホニル)アミノ]プロパン酸;プロピル2-アミノ-3-[(2-ブロモピリジン-4-スルホニル)アミノ]プロパノエート;エチル2-アミノ-3-(5,6-ジブロモピリジン-3-イル)プロパノエート;エチル2-アミノ-3-(2,3-ジブロモピリジン-4-イル)プロパノエート酸;2-アミノ-3-[2-クロロ-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル]プロパン酸;2-アミノ-3-(2-アミノ-6-オキソ-1,6-ジヒドロピリミジン-5-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(6-ヒドロキシ-5-ニトロピリジン-3-イル)プロパン酸;メチル2-アミノ-3-(2-ブロモピリジン-4-イル)プロパノエート;3-(2-アミノ-2-カルボキシエチル)-1-メチルピリジン-1-イウム;3-(2-アミノ-2-カルボキシエチル)-1-ヒドロキシピリジン-1-イウム;2-アミノ-3-(4-アミノ-6-ヒドロキシ-2-メチルピリミジン-5-イル)プロパン酸;メチル2-アミノ-3-(2,6-ジブロモピリジン-4-イル)プロパノエート;エチル3-(6-ブロモピリジン-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;メチル3-(6-ブロモピリジン-3-イル)-2-アセトアミドプロパノエート;エチル-2-アセトアミド-3-(2-メトキシピリミジン-4-イル)プロパノエート;2-(2-メトキシエトキシ)エチル2-アミノ-3-(6-ブロモピリジン-3-イル)プロパノエート;2-(2-エトキシエトキシ)エチル2-アミノ-3-(6-ブロモピリジン-3-イル)プロパノエート;5-(2-アミノ-2-カルボキシエチル)-1-メチルピリミジン-1-イウム;2-アミノ-3-[2-(トリフルオロメチル)ピリジン-4-イル]プロパン酸塩酸塩[HCl];エチル3-[(2-ブロモピリジン-4-イル)オキシ]-2-アセトアミドプロパノエート;エチル2-アセトアミド-3-(ピリジン-4-イルオキシ)プロパノエート;2-アミノ-4-(1H-ピロール-3-イル)ブタン酸;2-アミノ-3-(1H-ピロール-2-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1H-ピロール-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)プロパン酸;(2S)-2-ヒドロキシ-3-(1H-イミダゾール-4-イル)プロパン酸;エチル2-{[(ベンジルオキシ)カルボニル]アミノ}-3-(1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)プロパノエート;2-アミノ-3-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)プロパン酸;2-アミノ-3-(1-メチル-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)プロパン酸ジヒドロクロライド;2-アミノ-3-(1-メチル-1H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)プロパン酸塩酸塩;2-アミノ-3-(2-メチル-2H-1,2,3,4-テトラゾール-5-イル)プロパン酸塩酸塩;2-アミノ-3-(ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)プロパン酸塩酸塩;(2S)-2-アミノ-3-[5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-イル]プロパン酸;及び2-(2-ブトキシエトキシ)エチル2-アミノ-3-(2H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)プロパノエート、又はその塩からなる群から選択される化合物を施用することを含む方法。
【国際調査報告】