(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-08-18
(54)【発明の名称】アライメント補助システム
(51)【国際特許分類】
A63B 69/36 20060101AFI20220810BHJP
【FI】
A63B69/36
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2021532290
(86)(22)【出願日】2019-10-14
(85)【翻訳文提出日】2021-04-15
(86)【国際出願番号】 US2019056120
(87)【国際公開番号】W WO2020037333
(87)【国際公開日】2020-02-20
(32)【優先日】2018-08-14
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(32)【優先日】2019-02-28
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】521068242
【氏名又は名称】クリストファーソン、ケネス ダブリュー.
【氏名又は名称原語表記】CHRISTOPHERSON, Kenneth W.
【住所又は居所原語表記】564 Sycamore Cyn Prescott, AZ 86303-5852 (US)
(74)【代理人】
【識別番号】110002158
【氏名又は名称】特許業務法人上野特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】クリストファーソン、ケネス ダブリュー.
(57)【要約】
本発明は、多様な設定において改良されたアライメントを提供するためのシステム、および該システムを使用する方法を含む。この技術にはいくつかの別の実用的な用途があるが、適当な設定には、木工、機械加工、およびスポーツが含まれる。本発明は、1つ以上のアライメントステーションを使用するものであり、アライメントステーションは、平らな面に固定するベースプレートと、ベースプレートに嵌合するガイドと、ベースプレート上に取り付けられ、第1のガイドセットを所定の位置に固定する上部の回転部材と、回転部材をベースプレートに対して所定の位置でロックする位置ロックとを有している。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
調節可能なガイドを提供するためのアライメント補助システムであって、
a.主アライメントステーション、
b.第1のアライメントガイド、
c.第2のアライメントガイド、
を含み、
d.前記主アライメントステーションはさらに、
i.ステーション上部、
ii.ステーション基部、
iii.ステーション連結体
を含み、かつ
iv.前記ステーション上部は、前記ステーション基部に対して平行に回転し、
e.前記ステーション上部はさらに、前記第1のアライメントガイドを固定的に収容するように構成されて配置された少なくとも1つのガイドポートを含み、
f.前記ステーション基部はさらに、前記第2のアライメントガイドを固定的に収容するように構成されて配置された少なくとも1つのガイドポートを含み、
g.前記ステーション連結体はさらに、前記ステーション上部を位置的に前記ステーション基部に対してロックするためのアライメントステーションロックを含み、かつ
h.前記ステーション連結体はさらに、前記第1および第2のアライメントガイドを所定の位置で前記ガイドポート内にロックするためのアライメントガイドロックを含む、
アライメント補助システム。
【請求項2】
前記ステーション連結体は、前記第2のアライメントガイドに対する前記第1のアライメントガイドの自由な角度回転を可能にするように構成されて配置されている、請求項1記載のアライメント補助システム。
【請求項3】
前記ステーション上部は、前記ステーション上部と前記ステーション基部との両方の中心点に配置された軸線を中心として360度回転する、請求項2記載のアライメント補助システム。
【請求項4】
前記アライメントガイドロックは、前記第1および第2のアライメントガイドが、各前記アライメントガイドに沿った任意の点における所定の位置にロックされることを可能にするように構成されて配置されている、請求項3記載のアライメント補助システム。
【請求項5】
前記アライメントステーションはさらに、ユーザが、前記ステーション上部と前記ステーション基部とに取り付けられた前記各アライメントガイド間の角度のずれを読み取ることを可能にするように構成されて配置された角度測定指標を有している、請求項3記載のアライメント補助システム。
【請求項6】
前記ステーション連結体は、ナット、ワッシャ、およびボルトを含む摩擦ロックを有しており、前記ワッシャは、前記ステーション上部の上面に支持されており、前記ボルトは、前記ステーション基部および前記ステーション上部の中心点を鉛直方向に通って延びる孔と、前記ワッシャとを貫通して前記ナットに進入し、前記ステーション上部を前記ステーション基部に対して所定の位置に固定すると共に、前記第1および第2のアライメントガイドを前記アライメントステーションに対して所定の位置に固定する、請求項1記載のアライメント補助システム。
【請求項7】
前記ステーション基部はさらに、底面に別個の凹部を有しており、前記ステーション連結体は、前記別個の凹部の内側に密に嵌合して前記ボルトの回転を阻止する形状要素を有している、請求項6記載のアライメント補助システム。
【請求項8】
前記アライメント補助システムはさらに、複数の追加アライメントステーションを含み、前記アライメントステーションは、一方のアライメントステーションのガイドポートから他方のアライメントステーションのポート内へ延びるアライメントガイドにより接続されており、前記追加アライメントステーションの別のガイドポートからは追加アライメントガイドが延びており、前記アライメントガイドは全て、各前記アライメントステーションの前記ステーション連結体により所定の位置にロックされるようになっている、請求項7記載のアライメント補助システム。
【請求項9】
前記ステーション連結体はさらに、少なくとも1つの位置ロックを有しており、前記ステーション上部はさらに、少なくとも1つのロック座部を有しており、前記位置ロックは、前記ロック座部内に密に嵌合するように構成されて配置されており、前記位置ロックは、前記アライメントガイドの動きを阻止するために、前記アライメントガイドに十分な摩擦力を加えるように構成されて配置されている、請求項8記載のアライメント補助システム。
【請求項10】
前記アライメントガイドは、以下の各目的、すなわち、足の配置に対するボールポジションの配置、適切な姿勢のための、各クラブに関する、ボールから離れて立つ距離の設定、スイング軌道の方向付け、ターゲット軌道アライメントの設定、足、手、肩および膝の位置の決定、クラブフェースアライメントの確認のうちの1つ以上を支援し、かつゴルフスイングを写真撮影および/またはビデオ録画するためのカメラを正確に位置決めするように配置されている、請求項8記載のアライメント補助システム。
【請求項11】
前記アライメントステーションおよび前記アライメントガイドは全て、前記ステーション連結体により所定の位置にロックされており、これにより、前記アライメントステーションと前記アライメントガイドとの相対的な角度方向に影響を及ぼすこと無しに、前記アライメント補助システムを移動させることができるようになっている、請求項8記載のアライメント補助システム。
【請求項12】
前記アライメントステーションを面に固定するための固定部材をさらに含む、請求項1記載のアライメント補助システム。
【請求項13】
前記アライメントステーションには、垂直アライメントガイドが取り付けられており、該垂直アライメントガイドは、ユーザがユーザの手を前記垂直アライメントガイドに対して方向付けることを可能にするように構成されて配置されている、請求項1記載のアライメント補助システム。
【請求項14】
前記ステーション上部はさらに、第3のアライメントガイドを収容する第2のガイドポートを有しており、前記ステーション基部はさらに、第4のアライメントガイドを収容する第2のガイドポートを有しており、前記第1のアライメントガイドと前記第3のアライメントガイドとはずれていて平行であり、前記第2のアライメントガイドと前記第4のアライメントガイドとはずれていて平行であり、前記第2のアライメントガイドおよび前記第4のアライメントガイドは、前記ステーション連結体により所定の位置にロックされるようになっている、請求項5記載のアライメント補助システム。
【請求項15】
以下の軌道、すなわち、フットポジション、ボールポジション、クラブフェース角度、スイング軌道、およびターゲット軌道のうちの1つ以上に沿って配置された少なくとも1つのカメラをさらに含む、請求項1記載のアライメント補助システム。
【請求項16】
前記ステーション上部は単一の一体ピースを有しており、前記ステーション基部は単一の一体ピースを有している、請求項1記載のアライメント補助システム。
【請求項17】
前記ステーション連結体の緊締により、以下の事項、すなわち、前記ガイドポート内に収容された前記アライメントガイド、前記アライメントステーションから延びる前記アライメントガイドの部分の長さ、前記ステーション基部に対する前記ステーション上部の角度方向が所定の位置に同時にロックされるようになっている、請求項1記載のアライメント補助システム。
【請求項18】
アライメント補助システムであって、
a.少なくとも1つのアライメントステーション、
b.少なくとも2つのアライメントガイド、を含み、
c.前記少なくとも1つのアライメントステーションはさらに、
i.少なくとも1つのステーション基部と、
ii.少なくとも1つのステーション上部と、
iii.前記ステーション基部と前記ステーション上部とを連結するように構成されて配置された少なくとも1つのステーション連結体と、
を含み、
d.前記ステーション連結体はさらに、前記ステーション上部が、前記ステーション基部の中心軸線を中心として回転することを可能にするように構成されて配置されており、
e.前記ステーション連結体はさらに、前記ステーション上部が、前記ステーション基部に対して角度に関してロックされることを可能にするように構成されて配置されており、
f.前記アライメントステーションは、それぞれアライメントガイドを収容するように構成されて配置された少なくとも2つのガイドポートを含み、
g.前記アライメントステーションは、該アライメントステーションから延びる前記アライメントガイドの一部の延長または短縮を可能にするように構成されて配置されており、
h.前記ステーション連結体は、前記アライメントガイドが所定の位置で前記ガイドポート内にロックされることを可能にするように構成されて配置されている、
アライメント補助システム。
【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0001】
先行技術に含まれるシステムはそれぞれ、1つ以上の変化形を考慮していない、またはこれらの異なる変化形を変更するために容易には調整され得ない。さらに、ゴルファーおよびゴルフインストラクターは、ゴルファーのアライメントが望ましいアライメントからどの程度異なっているかをコーチがより簡単に判断することを可能にするシステムから恩恵を受ける。目下のアライメント補助手段は、カメラまたは類似のセンサによりキャプチャされたビューを最大化するための適切な指示およびカメラとの容易な適合性を提供してはいない。また、目下のアライメント補助手段は、多数の部品、多数のロック部材により複雑になっており、多数のアライメントガイドを設定するためには多くの点で複雑な調整を必要とする。
【発明の概要】
【0002】
本発明は、多様な設定において改良されたアライメントを提供するためのシステム、およびこのシステムを使用する方法を含む。この技術にはいくつかの別の実用的な用途があるが、適当な設定には、木工、機械加工、およびスポーツが含まれる。
【0003】
本発明は、ユーザの実際のアライメントに対して、これらのアライメント要素のそれぞれの基準点をコーチが取得することを可能にするアライメント補助システムにも関する。本発明は、コーチの視点に対してユーザのスタンスおよびその他の位置を較正し、望ましい動きとユーザの実際の動きとの間の違いを観察するコーチの能力を向上させるように改良された、ユーザ用システムも提供する。この用途は、静止写真およびビデオ写真またはその他のセンサを含むコーチングシステムに特に有用である。それというのも、本発明は、ユーザが、ユーザに対して最適な位置にカメラまたはその他のセンサを位置決めすることを可能にし、これにより、コーチ用の最適な観察が達成され、かつ最適なフィードバックが提供され得るからである。
【0004】
本発明は、所与のターゲットに対してゴルファーの身体、ゴルフボール、ゴルフクラブ、クラブ軌道、ボール軌道、ボールロフトおよびその他の重要な要素を方向付ける、所定の位置に固定可能な調整可能なガイドの使用の恩恵を受けるアライメント補助手段を提供するため、1つの用途はゴルフに関する。本発明は、地中に固定するベースプレートを有する1つ以上のアライメントステーションと、ベースプレートに嵌合するガイドと、ベースプレートに嵌合しかつ所定の位置に第1のガイドセットを固定する上部の回転部材と、回転部材をベースプレートに対して所定の位置にロックする位置ロックとを使用する。ベースプレートガイドにより形成されるガイドラインとは異なる追加的なガイドラインを提供するように、上部の回転部材には追加的なガイドが配置されてもよい。上記の構造は、上述したガイドにより接続され得る複数のアライメントステーションを組み込んだシステムにおいて使用され得る。
【0005】
適当に使用される場合、本発明は、ユーザが複数の部材を一度に方向付け、これにより全体的なアライメントを改善することを可能にするアライメントシステムである。例えば、上記のシステムは、ゴルファーがボールを打つ方向を改善する。また上記のシステムは、ゴルファーが上記のシステムと共に湾曲したガイドを使用することで、ドローやフェードといった高度なショットを打つことも可能にする。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【
図1A】アライメント補助システムの1つの好適な実施形態を示す正面斜視図である。
【
図1B】
図1Aに示したアライメントシステムを上から見た図である。
【
図1C】
図1Aに示したアライメントシステムの側面図である。
【
図1D】
図1Bの面200A-200Aを示す側方断面図である。
【
図1E】
図1Bの面200B-200Bを示す正面断面図である。
【
図2A】
図1Aに示したアライメント補助システムの分解図であって、ステーション上部を下から見た側面図、ならびにステーション基部を上から見た側面図が示されている。
【
図2B】
図2Aに示したアライメントシステムの択一的な分解図である。
【
図3A】アライメントステーションのステーション上部を示す正面斜視図である。
【
図3B】
図3Aに示したステーション上部を上から見た図である。
【
図4A】アライメントステーションのステーション基部を示す正面斜視図である。
【
図4B】
図4Aに示したステーション基部を上から見た図である。
【
図4E】
図4Aに示したステーション基部を下から見た図である。
【
図4F】ステーション基部の底部を示す斜視図である。
【
図4G】ステーション基部の底部を示す斜視図である。
【
図5A】パーツが分解されて置かれたアライメント補助システムの択一的な正面斜視図である。
【
図5B】4つのアライメントステーションおよび6つのアライメントガイドを含むアライメント補助システムの1つの択一的な実施形態を示す正面斜視図である。
【
図5C】各部材の択一的な配置を示す、
図5Bに示したアライメント補助システムの正面斜視図である。
【
図5D】各部材の択一的な配置を示す、
図5Bおよび
図5Cに示したアライメント補助システムの正面斜視図である。
【
図5F】最適に配置されたカメラが組み込まれた、
図1Aに示したアライメント補助システムの正面斜視図である。
【発明の詳細な説明】
【0007】
図1Aは、アライメント補助システム100の1つの好適な実施形態を示す正面斜視図である。この実施形態では、アライメント補助システム100には1つのアライメントステーション110と、2つのアライメントガイド160とが含まれている。アライメントステーション110は、ステーション基部120と、ステーション上部130と、ステーション連結体140とから成る。ステーション上部130はさらに、上部連結体ポート131と、度数マーキング136と、2つの上部ポート151とを有している。ステーション基部120はさらに、2つの固定ポート122と、2つの固定ポートショルダ123と、2つの垂直ポート153と、2つの基部ポート152と、複数の角度指標126とを有している。ステーション連結体140はさらに、ワッシャ143とナット142とを有している。図示のように、第1のアライメントガイド161は1つの上部ポート151を貫通しており、第2のアライメントガイド162は1つの基部ポート152を貫通している。
【0008】
アライメントガイド160がアライメントステーション110から延びる長さが設定され、第1のアライメントガイド161と第2のアライメントガイド162との間の角度は、ナット142を回して上部ポートロック145、ここではワッシャ143に対する緊締を緩めることでステーション連結体140を緩めることにより、設定される。この緩められた状態で、ステーション上部130は、第1のアライメントガイド161と第2のアライメントガイド162とが所望の位置に向けられるまで、ボルト141(
図2に図示)を中心として同心的に回動させられてよい。第1のアライメントガイド161と第2のアライメントガイド162との間の角度を正確に設定しかつ測定するためには、角度指標126に対する度数マーキング136が測定され得る。またアライメントガイド160も、ステーション基部から延びるアライメントガイド160の端部をアライメントステーション110から引き離すことにより距離を増大させるように調整され得る、またはステーション基部から延びるアライメントガイド160の端部をアライメントステーション110に押し込むことにより距離を減少させるように短縮され得る。アライメントステーション110の双方の側からの、より短いまたはより長い延在長さを達成するためには、それぞれ異なる長さのアライメントガイド160が使用され得る。第1のアライメントガイド161と第2のアライメントガイド162との角度およびアライメントガイド160の望ましい長さが設定されると、ナット142を緊締して上部ポートロック145、ここではワッシャ143に固く嵌めることでステーション連結体140を緊締することにより、角度および長さは所定の位置にロックされ得る。
【0009】
図1Bは、
図1Aに示したアライメント補助システムを上から見た図である。この図面には、ボルト141およびナット142を含むステーション連結体140の上部が示されている。上部ポート151を貫通する第1のアライメントガイド161、および基部ポート152を貫通する第2のアライメントガイド162も示されている。4つの角度指標126と、度数マーキング136も見えている。2つの固定ポート122、2つの垂直ポート153、および2つの固定ポートショルダ123も示されている。
【0010】
図1Cは、
図1Aに示したアライメント補助システム100の側面図である。ナット142がより完全に示されており、ここでは蝶ナットとして示されている。アライメントステーション110の正面側、第1のアライメントガイド161を先端から見たところ、および第2のアライメントガイド162を側方から見たところも示されている。この図面では、第1のアライメントガイド161と第2のアライメントガイド162とは、互いに垂直であるように配置されている。この実施形態では、アライメント補助システム100は水平面に対して配置されている。相応の状況下では、当業者には理解されるように、アライメント補助システムは鉛直面、またはその他の任意の角度の面に対して配置される場合もある。
【0011】
図1Dは、
図1Bの面200A-200Aを示す側方断面図である。図示のように、上部ポート151はステーション上部130を完全に貫通している。ステーション上部130がステーション基部120上に配置されると、上部連結体ポート131と基部連結体ポート121とが整合して連続した通路を形成し、この通路を通してステーション連結体140、つまりボルト141を、別個の凹部125の先端からロック座部132の底部まで貫通させることができる。
【0012】
図1Eは、
図1Bの面200B-200Bを示す正面断面図である。図示のように、底部ポート152はステーション基部120を完全に貫通している。アライメントガイド160、ここでは第2のアライメントガイド162および/または第4のアライメントガイド164が内側の基部ポート152に嵌合すると、基部ポートロック135がガイド160に当接する。ステーション連結体140が緊締されると、アライメントガイド160は所定の位置にロックされる。角度指標126も示されている。ポートロック135が基部ポート152の上端部付近に嵌合するときの、基部ポートロック135と基部ポート152との相互作用も示されている。センタリング突起124と、センタリング突起124の周りに嵌合する突起収容部134との相互作用も示されている。ステーション上部130がステーション基部120上に配置されると、上部連結体ポート131と基部連結体ポート121とが整合して連続した通路を形成し、この通路を通ってステーション連結体140、つまりボルト141が、別個の凹部125の先端からロック座部132の底部を貫通することができる。
【0013】
図2Aは、
図1に示したアライメントステーション110の分解図である。この図面では、ステーション上部は上方に向かって角度付けられており、ステーション基部は下方に向かって角度付けられており、ステーション基部120の上面の中央に配置されたセンタリング突起124が見えている。ステーション上部130の底面に形成された突起収容部134も見えており、突起収容部134は、ステーション上部130の底面の中心に配置された円形ノッチを有している。突起収容部134は、ステーション上部130がステーション基部120の上部に配置されるとセンタリング突起124を覆い隠して嵌合するように形成されている。センタリング突起124は突起収容部134内に正確に嵌合し、ステーション基部120の上面に対するステーション上部130の正確な回転を可能にする。上部連結体ポート131は中心に配置されており、ステーション上部130を鉛直方向に貫通して延在している。基部連結体ポート121は中心に配置されており、ステーション基部120を鉛直方向に貫通して延在している。ステーション上部130がステーション基部120の上部に位置決めされ、センタリング突起124が突起収容部134内に正確に嵌合すると、上部連結体ポート131は基部連結体ポート121と直線上で一致する。図示のボルト141は、基部連結体ポート121および上部連結体ポート131に自由に嵌合するように形成されており、かつロック座部ノッチ133の上面を越えて延在している。ボルト141は、ナット142に螺入するように形成されている。ステーション上部130の底面に形成された基部ポートロック135も示されている。
【0014】
図2Bは、
図1に示したアライメントステーション110の分解図である。この図面では、ステーション上部の上部は下方に向かって角度付けられており、ステーション基部も下方に向かって角度付けられている。
【0015】
図2Cは、
図1に示したアライメントステーション110の分解図である。この図面では、ステーション上部の上部は上方に向かって角度付けられており、ステーション基部も上方に向かって角度付けられている。
【0016】
図3Aは、アライメントステーションのステーション上部を示す正面斜視図である。図示のように、ステーション上部130はさらに、ロック座部ノッチ133と、ロック座部132と、上部連結体ポート131とを有している。ロック座部ノッチ133は、上部ポートロック145、ここではワッシャ143が内側に嵌合することを可能にするように寸法決めされたノッチから成る。ロック座部ノッチ133は、上部ポート151の露出した上部域に部分的にオーバラップしている。ロック座部132は、ロック座部ノッチ133の内側の中心に位置しており、さらに上部連結体ポート131の上側部分をも含んでいる。
【0017】
ロック座部ノッチ133と上部ポート151とは、アライメントガイド160が上部ポート151内に配置された場合に、第1のアライメントガイド161および/または第3のアライメントガイド163の上面がロック座部132の表面の平面より高くなりかつ露出するようにオーバラップしている。その位置で、上部ポートロック145、ここではワッシャ143がロック座部ノッチ133内でロック座部132上に配置されると、上部ポートロック145、ここではワッシャ143が、第1のアライメントガイド161および/または第3のアライメントガイド163と接触することになる。さらに、ボルト141が基部連結体ポート121と、上部連結体ポート131と、ワッシャ143とを貫通して配置されると、ナット142がボルト141の端部において緊締され、ワッシャ143を押し下げ、かつ第1のアライメントガイド161および/または第3のアライメントガイド163を所定の位置にロックすることができる。また、第1のアライメントガイド161および/または第3のアライメントガイド163は、ナット142およびワッシャ143を緩め、適当なアライメントガイド160を引き出すかまたは押し込み、かつナット142を緊締することでアライメントガイド160を所定の位置に再ロックすることにより、伸長または短縮させることもできるし、ステーション基部120から共に取り外すこともできる。アライメントステーション110の双方の側からの、より短いまたはより長い延在長さを達成するためには、それぞれ異なる長さのアライメントガイド160が使用され得る。
【0018】
度数マーキング136も示されており、度数マーキング136は、ここではステーション上部130の上面の下縁から離れる角度で取り付けられた隆起線を有している。相応の状況下では、当業者には理解されるように、度数マーキング136はくぼみ、エッチング、図、デカール等として構造化されることもある。
【0019】
図3Bは、ステーション上部130を上から見た図である。2つの上部ポート151の露出した上部と、ロック座部ノッチ133と、ロック座部132と、度数マーキング136とが、より明確に示されている。露出した2つの上部ポート151は、アライメントガイド160、ここでは第1のアライメントガイド161および第3のアライメントガイド163が露出させられ、ステーション連結体140により加圧され、所定の位置に固定されることを可能にする。
【0020】
図3Cは、ステーション上部130の側方平面図である。
図3Dは、
図3Bの面201-201を示す側方平面断面図である。
図3Cに示すように、上部ポート151はステーション上部130を水平方向に完全に貫通している。
【0021】
図3Dは、
図3Bの面201-201を示す側方平面断面図である。図示のように、突起収容部134はステーション上部130の底部の中心部分にわたり延在している。上部連結体ポート131も、突起収容部134の上部からロック座部ノッチ133の底部を貫通して鉛直方向に延在している。また、この図面は、基部ポートロック135がステーション上部130の底面と同じ高さにあり、かつナット142が緊締されてステーション連結体140がボルト141とワッシャ143とにより加圧された場合に、ステーション基部120内の基部ポート152内に位置決めされたアライメントガイド160、ここでは第2のアライメントガイド162および第4のアライメントガイド164を加圧し、これらを所定の位置にロックするために用いられる、ということも示している。また、この図面は、上部ポート151とロック座部ノッチ133との間のオーバラップをより明確に示している。上部ポート151の一部はロック座部ノッチ133内で露出しており、アライメントガイド161およびまたはアライメントガイド163は、アライメントガイド161およびアライメントガイド163の上面がロック座部ノッチ133の底部およびロック座部132の上部よりも高くなるように位置調整されている。
【0022】
図3Eは、ステーション上部130を下から見た図である。図示のように、上部連結体ポート131は、突起収容部134の底部からステーション上部130全体を貫通して鉛直方向に延在している。この図面は、突起収容部134の円形をより明確に示している。
【0023】
図3A~
図3Eに示すように、ステーション上部130には次のコンポーネント、すなわち:上部連結体ポート131、ロック座部132、ロック座部ノッチ133、突起収容部134、基部ポートロック135、度数マーキング136、および全ての上部ポート151が含まれており、これらは全て、同一の一体的なステーション上部130のコンポーネントである。
【0024】
図4Aは、ステーション基部120の上側を示す正面斜視図である。図示のように、ステーション基部120は2つの基部ポート152と、2つの固定ポート122と、2つの固定ポートショルダ123と、2つの垂直ポート153と、センタリング突起124と、4つの角度指標126と、基部連結体ポート121とを有している。
【0025】
固定ポート122は、ステーション基部120の長辺の端部付近に配置された円形の孔を有している。固定部材173が、固定ポート122を貫通して地中に配置されるか、またはさもなければ平らな面に取り付けられてよい。相応の状況下では、当業者には理解されるように、固定部材はゴルフティー、釘、吸盤、フック・ループシステム、または磁石であってもよい。
【0026】
垂直ポート153は、ステーション基部120の長辺の端部付近に配置された円形の孔を有している。アライメントガイド160は垂直アライメントガイド165として使用され得、垂直アライメントガイド165は、垂直ポート153を貫通して配置され得、垂直アライメントガイドの一方の端部でもって地面またはその他の平らな面に支持されるかまたは押し込まれ、垂直アライメントガイドの残りは、アライメントステーション110から垂直に延びている。
【0027】
センタリング突起124は、ステーション基部120の上部の中心に配置され、ステーション基部120の面よりも高く隆起した領域を有している。センタリング突起124は、ステーション上部130の底部に形成された突起収容部134内へ延びて正確に嵌合し、ステーション上部130がボルト141を中心として回転することを可能にする。
【0028】
基部連結体ポート121は、センタリング突起124の中心に配置されており、センタリング突起124の上部からステーション基部120の底部まで延在しており、ボルト141が貫通することを可能にする。
【0029】
図示のように、4つの角度指標126がステーション基部120の横方向軸線と中心軸線とに沿って90度の等間隔で配置されている。ステーション上部130がステーション基部120の上部に配置されると、角度指標126はステーション基部120の上面およびステーション上部130の下縁よりも高く突出して、度数マーキング136の特定の設定を示す。また、ステーション上部130がステーション基部120の上部に配置されると、角度指標126はステーション上部130の下縁のすぐ外側に位置することになる。
【0030】
ステーション基部120はさらに、2つの基部ポート152を有している。図示のように、基部ポート152は、アライメントガイド160を収容するように構成された上部開放通路を有している。ステーション基部120の上面は、アライメントガイド160の上面よりも下に位置し、アライメントガイド160が基部ポート152内に配置されると、第2のアライメントガイド162および/または第4のアライメントガイド164の上面は、ステーション基部120の表面の平面よりも高くなる。この設計は、ナット142を緊締することによりステーション連結体140が加圧されると、ステーション上部がアライメントガイド160の露出した上部を加圧することを可能にする。さらに、ボルト141が基部連結体ポート121と、上部連結体ポート131と、ワッシャ143とを貫通して配置されると、ナット142がボルト141の端部において緊締され、ワッシャ143を押し下げてステーション上部130を加圧し、基部ポート152内に配置されたアライメントガイド160、ここでは第2のアライメントガイド162および/または第4のアライメントガイド164に対して基部ポートロック135を押し下げることができる。また、第2のアライメントガイド162および/または第4のアライメントガイド164は、ナット142およびワッシャ143を緩め、適当なアライメントガイド160を引き出すかまたは押し込み、かつナット142を緊締することでアライメントガイド160を所定の位置に再ロックすることにより、伸長または短縮させることもできるし、ステーション基部120から共に取り外すこともできる。アライメントステーション110の双方の側からの、より短いまたはより長い延在長さを達成するためには、それぞれ異なる長さのアライメントガイド160が使用され得る。
【0031】
図4Bは、ステーション基部120を上から見た図である。基部ポート152の全長が、より明確に示されている。固定ポート122および垂直ポート153の形状、センタリング突起124、基部連結体ポート121、およびステーション基部120も示されている。角度指標126の正確な位置も示されている。固定ポート122を画定する固定ポートショルダ123も示されている。固定ポートショルダ123は、ティーを十分深く押し込むことができるように傾斜させられており、これにより、ステーション上部130のガイドポート150、つまりガイドポート151内に配置されたアライメントガイド160の下縁が固定部材173に接触すること無く、固定部材173の上部を通過することを可能にする。
【0032】
図4Cは、ステーション基部120の側面図である。図示のように、アライメントガイドポート152はステーション基部120全体を貫通して延在している。
【0033】
図4Dは、
図4Bの面202-202を示す側方断面図である。図示のように、別個の凹部125は、ステーション基部120の底部に形成された中空ノッチを有している。基部連結体ポート121は、別個の凹部125の先端から鉛直方向にステーション基部120を貫通し、センタリング突起124の上部を貫通して鉛直方向に延在している。センタリング突起124は、ステーション基部120の上面よりも高く延在している。角度指標126は、ステーション基部120の上面よりも高く延在している。図示のように、固定ポート122はステーション基部120の底部を鉛直方向に貫通し、固定ポートショルダ123の底部まで延在している。固定ポートショルダ123は、ステーション基部120の上面から固定ポート122の上部まで傾斜した凹部を有している。垂直ポート153は、ステーション基部120の上部から固定ポートショルダ123を貫通してステーション基部120の底面まで通っている。
【0034】
2つの基部ポート152が示されている。基部ポート152は、アライメントガイド160が基部ポート152内に収容された場合に、アライメントガイド160の上部がステーション基部120の上面を越えて延在するように構成されている。
【0035】
図4Eは、ステーション基部120を下から見た図である。図示のように、ステーション基部120はさらに、底面に形成された別個の凹部125を有しており、これにより別個の凹部125は、その凹部内に連結体ヘッド144が正確に嵌合するようになっている。この別個の凹部はセンタリングされており、これにより、連結体ヘッド144が別個の凹部125内に配置されると、ボルト141がステーション基部120のステーション基部連結体ポート121内でセンタリングされ、かつステーション上部130の上部連結体ポート131内でもセンタリングされるようになっている。連結体ヘッド144は、連結体ヘッド144の面が、ステーション基部120の底面の高さで揃うかまたはこの高さ未満になるように、ステーション基部120の底部内で別個の凹部125に嵌合する。連結体ヘッド144は、ボルト141が所定の位置に保持され、ナット142がボルト141のねじ山において緊締されてもまたは緩められてもボルト141は回転不能であるように、別個の凹部125内に捕捉されている。
【0036】
図4Fおよび
図4Gは、ステーション基部120の底部を示す斜視図である。図示のように、連結体ヘッド144は、連結体ヘッド144が別個の凹部125内に正確に嵌合するように、別個の凹部125と同じ形状要素を有している。この位置では、連結体ヘッド144の先端面は、ステーション基部120の底面または底面未満に位置している。図示のように、ボルト141は基部連結体ポート121内に部分的に挿入されているが、別個の凹部125内に完全に装着されてはいない。ボルト141が基部連結体ポート121内に完全に挿入されると、ボルト141はロックされ、ボルト141が回転することはできなくなる。
【0037】
図4A~
図4Gに示すように、ステーション基部120には次のコンポーネント、すなわち:基部連結体ポート121、固定ポート122、固定ポート122、固定ポートショルダ123、センタリング突起124、別個の凹部125、角度指標126、および基部ポート152が含まれており、これらは全て、同一のステーション基部120の一体的なコンポーネントである。
【0038】
図5Aは、パーツが分解されて置かれたアライメント補助システム100の1つの択一的な実施形態を示す、択一的な正面斜視図である。この実施形態では、アライメント補助システム100には7つのアライメントガイド160と、4つのアライメントステーション110と、キャリングケース175と、カラビナ176と、ガイド管177とが含まれている。ガイド管177は、7つのアライメントガイド160全てを同時に保持するように構成されている。キャリングケース175は、4つのアライメントステーション110全てを同時に保持するように構成されている。カラビナ176は、キャリングケース175のコーナーに形成された孔と、ガイド管177の先端に形成された孔とに通して、キャリングケース175をガイド管177に確保するように構成されている。この組合せでは、アライメント補助システム100をゴルフバッグのクラブ差込み部に直立状態で容易に保管することができる。
【0039】
図5Bは、4つのアライメントステーション110および6つのアライメントガイド160を含むアライメント補助システム100の1つの択一的な実施形態を示す正面斜視図である。アライメント補助システム100のこの実施形態は、主アライメントステーション111と、3つの追加アライメントステーション112とを含む4つのアライメントステーション110、および6つのアライメントガイド160を有している。主アライメントステーション111は、基部ポート152を通る第2のアライメントガイド162を収容しており、第2のアライメントガイド162は、追加アライメントステーション112を貫通して、この追加アライメントステーション112の基部ポート152を通って続いている。ここでは、第1のアライメントガイド161には、フットポジション181から成る軌道180が含まれる。ここでは、この追加アライメントステーション112は、その基部ポート152を介して第1のアライメントガイド161に接続している。ここでは、この第2のアライメントステーション112は、上部ポート151を介してヒールポジション188を収容している。アライメントガイド160は、ステーション上部130の一方の上部ポート151にも通っている。このアライメントガイド160、すなわち第2のアライメントガイド162は、第1のアライメントガイド161に対して垂直に取り付けられている。この第2のアライメントガイド162は、ボールポジションに対して取り付けられている。追加アライメントステーションは、必要に応じてアライメントガイド160に取り付けられる。追加アライメントステーションは、必要に応じて第1のアライメントガイドまたは第2のアライメントガイドに取り付けられてよい。第2、第3、第4等のガイドは、フットポジション181、ハンドポジション189、ボールポジション182、クラブフェース角度183、スイング軌道184、ターゲット軌道185、およびヒールポジション188を設定するために使用され得る。
【0040】
図5Cは、
図5Bに示したアライメント補助システムの正面斜視図であり、各部材の1つの択一的な配置を示している。この構成は、より短い長さのゴルフクラブ171を使用する場合にはガイド162に沿って主アライメントステーション111と追加アライメントステーション112との位置がより接近していることを除き、
図5Aと同様の構成を示している。ガイド161に設けられた追加アライメントステーション112は、第2のアライメントガイド162、すなわちボールポジション182からさらに離れた第3のアライメントガイド163によるヒールポジション188の設定を可能にするために、主アライメントステーション111からさらに離れて配置されている。
【0041】
図5Dは、
図5Bおよび
図5Cに示したアライメント補助システムの正面斜視図であって、主アライメントステーション111と、3つの追加アライメントステーション112とを含むアライメントステーション110および4つのアライメントガイド160の、1つの択一的な配置を示している。この図面は、
図5B、
図5Cおよび
図5Dにおいて異なる長さのゴルフクラブ171が使用された場合に、ボール172とボールポジション182とフットポジション181との間に必要な様々な空間関係に対応するために、全てのアライメントステーション110および全てのアライメントガイド160に対して追加的な修正が設定され得る、ということを示している。
【0042】
図5Eは、
図5B、
図5Cおよび
図5Dに示したアライメント補助システムの正面斜視図であって、主アライメントステーション111と、3つの追加アライメントステーション112とを含むアライメントステーション110、および4つのアライメントガイド160の、1つの択一的な配置を示している。この構成はさらに、連結された主アライメントステーション111と追加アライメントステーション112とに加えて別個のアライメントステーション110を使用することが必要な場合には、
図5B、
図5Cおよび
図5Dで説明した多重連結構成から追加アライメントステーションが分離され得る、ということを示している。
【0043】
図5Fは、
図1Aに示したアライメント補助システム100の正面斜視図であり、最適に配置された複数のカメラ178が組み込まれている。1つの好適な実施形態では、1つのカメラ178がフットポジション181と一致する第1のアライメントガイド161に沿った視野を備えて配置されており、別のカメラ178はボールポジション182と一致する第2のアライメントガイド162に沿った視野を備えて配置されている。当業者には理解されるように、相応の状況下では、複数の追加的なカメラ178が、限定はしないがクラブフェース角度183、スイング軌道184、ターゲット軌道185、ダウンザラインカメラポジション186、フェースオンカメラポジション187、ヒールポジション188、および/またはハンドポジション189を含む追加的な軌道180に沿った視野を提供するように配置され得る。
【0044】
当業者には理解されるように、相応の状況下では、コンピュータシステムによる1つ以上の軌道180の自動認識を可能にするために、センサおよびトランシーバシステムが前記アライメント補助システム100に組み込まれてよい。このようなシステムは、ユーザ170の足、手、脚部、およびその他の身体部分、ならびにクラブ171、ボール172にマーカーを配置して、センサおよびトランシーバシステムがこのようなマーカーの実際の軌道に関する情報を収集することができるようにすることにより、さらに改良され得る。次いでコンピュータシステムが、このようなマーカーの実際の軌道と、望ましい軌道180とを比較して、アライメントの改善法に関して改良されたフィードバックを提供することができる。
【国際調査報告】