(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-08-26
(54)【発明の名称】洗濯物処理装置
(51)【国際特許分類】
D06F 39/12 20060101AFI20220819BHJP
【FI】
D06F39/12 A
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2021570731
(86)(22)【出願日】2020-06-10
(85)【翻訳文提出日】2021-12-07
(86)【国際出願番号】 CN2020095391
(87)【国際公開番号】W WO2020253595
(87)【国際公開日】2020-12-24
(31)【優先権主張番号】201910524300.2
(32)【優先日】2019-06-18
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】517341445
【氏名又は名称】青▲島▼海▲尓▼▲滾▼筒洗衣机有限公司
(71)【出願人】
【識別番号】520150337
【氏名又は名称】海尓智家股▲分▼有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】110000659
【氏名又は名称】弁理士法人広江アソシエイツ特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】李敬▲徳▼
(72)【発明者】
【氏名】徐安▲元▼
(72)【発明者】
【氏名】黄本▲財▼
【テーマコード(参考)】
3B165
【Fターム(参考)】
3B165AA01
3B165AE01
3B165AE02
3B165BA12
3B165BA32
3B165BA50
3B165BA83
3B165BA86
3B165CA01
3B165CA02
3B165CA03
3B165CA08
3B165CA11
3B165CA15
3B165CA17
3B165GH02
3B165GH03
(57)【要約】
本発明は洗濯物処理装置を提供する。前記洗濯物処理装置は、箱体(10)を備え、前記箱体(10)は、一体型の前面板(101)と、頂部に位置しているテーブルトップ(109)とを有し、前記前面板(101)の頂端には、後方に屈曲して延びたトップフレーム(106)が設けられ、前記テーブルトップ(109)は、トップフレーム(106)の後側に位置し、前記トップフレーム(106)の後端に沿って、下方且つ後方に屈曲させた第1の円弧状フランジ部(1061)が設けられ、前記テーブルトップ(109)の前端部には、前記第1の円弧状フランジ部(1061)の円弧状面に適合するテーブルトップの円弧状溝(1091)が設けられている。前記第1の円弧状フランジ部(1061)と前記テーブルトップの円弧状溝(1091)の設置によって、前記テーブルトップ(109)と前記前面板(101)との間の嵌め合い隙間は、後方に屈曲させた円弧状の隙間であり、前記嵌め合い隙間の寸法を小さくすることができ、水の浸入速度を低下させることができる。前記前面板(101)と前記テーブルトップ(109)とを直接協働させることにより、組立平滑性を容易にし、制御パネルを省略し、洗濯機の部品を削減し、前面制御パネルの製造を省略し、前記制御パネルを前記前面板(101)に取り付ける組立工程を省略して、製造効率及び組立効率を向上させることができる。
【選択図】
図5
【特許請求の範囲】
【請求項1】
一体型の前面板と、頂部に位置しているテーブルトップとを有する箱体を備えた洗濯物処理装置であって、
前記前面板の頂端には、後方に屈曲して延びたトップフレームが設けられ、前記テーブルトップは、前記トップフレームの後側に位置し、前記トップフレームの後端に沿って、下方且つ後方に屈曲させた第1の円弧状フランジ部が設けられ、前記テーブルトップの前端部には、前記第1の円弧状フランジ部の円弧状面に適合するテーブルトップの円弧状溝が設けられていることを特徴とする洗濯物処理装置。
【請求項2】
前記第1の円弧状フランジ部の下端に沿って後方且つ下方に屈曲して延びた第2の円弧状フランジ部が設けられ、前記第2の円弧状フランジ部は後方へ前記テーブルトップの下方に延びることを特徴とする請求項1に記載の洗濯物処理装置。
【請求項3】
前記テーブルトップの円弧溝の下端には、後方に延びた傾斜面が設けられ、前記傾斜面は、前記第2の円弧状フランジ部の後側に位置していることを特徴とする請求項2に記載の洗濯物処理装置。
【請求項4】
前記第2の円弧状フランジ部の下端に沿って下方に屈曲して延びた第3の傾斜部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の洗濯物処理装置。
【請求項5】
前記第3の傾斜部には、第1の位置決め孔が設けられ、前記テーブルトップには、下方に延びた補強板が設けられ、前記補強板には、前方に延びた位置決め柱が設けられ、前記位置決め柱は前記第1の位置決め孔内に延びていることを特徴とする請求項4に記載の洗濯物処理装置。
【請求項6】
前記箱体は左側板と右側板とを備え、前記左側板と前記右側板との頂部には、トップクロスビームが設けられ、前記トップクロスビームには、左右方向に流れ案内溝が設けられ、前記第3の傾斜部は、前記流れ案内溝の上方に位置していることを特徴とする請求項4に記載の洗濯物処理装置。
【請求項7】
前記流れ案内溝の前壁は、上方に延びて、支持縁部が形成され、前記前面板は、前記第3の傾斜部によって前記支持縁部に掛けて設けられていることを特徴とする請求項6に記載の洗濯物処理装置。
【請求項8】
前記支持縁部には、前記第1の位置決め孔の前方に位置している第2の位置決め孔が設けられ、前記テーブルトップには、下方に延びた補強板が設けられ、前記補強板には、前方に延びた位置決め柱が設けられ、前記位置決め柱は、前記第2の位置決め孔を貫通していることを特徴とする請求項7に記載の洗濯物処理装置。
【請求項9】
前記前面板の左側縁部と前記前面板の右側縁部には、後方に屈曲して延びたサイドフレームが設けられ、前記サイドフレームの後端部に沿って内方に屈曲させたサイドフランジ部が設けられ、前記支持縁部の左右両側とは、外方に延びて支持縁部延出部が形成され、前記支持縁部延出部は前記サイドフラン部の後側に位置していることを特徴とする請求項7に記載の洗濯物処理装置。
【請求項10】
前記トップクロスビームの左右両端には、下方に屈曲させた傾斜屈曲部が設けられ、前記傾斜屈曲部の下端に沿って外方へ水平に延びた組立縁部が設けられ、前記組立縁部は、前記左側板と前記右側板との頂部に位置していることを特徴とする請求項6乃至9の何れか一項に記載の洗濯物処理装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、洗濯物処理装置の技術分野に属し、特に洗濯物処理装置に関する。
【背景技術】
【0002】
人の生活レベルの向上に伴い、洗濯機の使用はますます普及してきている。既存のドラム式洗濯機は、箱体と、箱体の上部に設置されたテーブルトップとを備え、箱体の正面図が
図1に示され、箱体の前端面には、上下に隣接するように設置された制御パネル02と、前面板01と、を備え、表示モジュール03と、ディスペンサボックスアセンブリ06と、ノブ05と、ボタンとなどは全て制御パネル02に設置され、扉体04は前面板01にヒンジ結合され、前面板01には衣類投入口が設けられ、扉体04は、扉体04と衣類投入口との間に開閉可能に密閉的に設置されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
制御パネル02の上端面とテーブルトップの上端面とは、面一となっている。即ち、テーブルトップの前側は、制御パネル02の上端の後側に接触している。テーブルトップと制御パネルとの間には大きな隙間があり、美しい外観に影響を与え、隙間に滴下した水滴は、隙間に沿って直接箱体内に浸入する。制御パネル02はテーブルトップと前後方向で隣接しており、制御パネルはそれ自身の機能を実行すると同時に、前面板01とテーブルトップとの嵌め合い関係も調整され、制御パネルの作業環境が悪化する。一方、この連結構造は、構成要素を連結する目的のみを達成することができ、洗濯物処理装置全体の構造が、強い耐圧と耐震性を得ることが困難である。
【0004】
また、洗濯機箱体の前端部は上下の二つの部分で構成されているので、洗濯機の前端面の構造強度が大きくならず、制御パネル02と前面板01との間には大きな隙間が形成され、この隙間から水分が容易に浸入してしまう。
【0005】
本発明は、上記従来技術の問題点を鑑みて、洗濯物処理装置を提供するものである。嵌め合い隙間の大きさを小さくし、製造効率を向上させ、組立効率を向上させることができる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の目的を達成するために、本発明は以下の技術的解決策を用いて実施される。
【0007】
一体型の前面板と、頂部に位置しているテーブルトップとを有する箱体を備えた洗濯物処理装置であって、
前記前面板の頂端には、後方に屈曲して延びたトップフレームが設けられ、前記テーブルトップは、前記トップフレームの後側に位置し、前記トップフレームの後端に沿って、下方且つ後方に屈曲させた第1の円弧状フランジ部が設けられ、前記テーブルトップの前端部には、前記第1の円弧状フランジ部の円弧状面に適合するテーブルトップの円弧状溝が設けられている。
【0008】
さらに、前記第1の円弧状フランジ部と前記テーブルトップの円弧状溝とは、前後方向で隣接して設置されている。
【0009】
さらに、前記第1の円弧状フランジ部の後側と前記テーブルトップの円弧状溝とは、同心円の円弧である。
【0010】
さらに、前記第1の円弧状のフランジ部の下端に沿って、後方且つ下方に屈曲して延びた第2の円弧状フランジ部が設けられ、前記第2の円弧状フランジ部は後方へ前記テーブルトップの下方に延びる。
【0011】
さらに、前記第2の円弧状フランジ部の下端に沿って下方に屈曲して延びた第3の傾斜部が設けられている。
【0012】
さらに、前記テーブルトップの円弧状溝の下端には、後方に延びた傾斜面が設けられ、前記傾斜面は、前記第2の円弧状フランジ部の後側に位置している。
【0013】
さらに、前記第3の傾斜部は、左右方向の垂直面との間の角度は5°~20°である。
【0014】
さらに、前記第3の傾斜部には、第1の位置決め孔が設けられ、前記テーブルトップには、下方に延びた補強板が設けられ、前記補強板には、前方に延びた位置決め柱が設けられ、前記位置決め柱は前記第1の位置決め孔内に延びている。
【0015】
さらに、前記箱体は左側板と右側板とを備え、前記左側板と前記右側板との頂部には、トップクロスビームが設けられ、前記トップクロスビームには、左右方向に流れ案内溝が設けられ、前記第3の傾斜部は、前記流れ案内溝の上方に位置している。
【0016】
さらに、前記流れ案内溝の前壁は、上方に延びて、支持縁部が形成され、前記前面板は、前記第3の傾斜部によって前記支持縁部に掛けて設けられている。
【0017】
さらに、前記支持縁部には、前記第1の位置決め孔の前方に位置している第2の位置決め孔が設けられ、前記位置決め柱は、前記第2の位置決め孔を貫通している。
【0018】
さらに、前記前面板の左側縁部と前記前面板の右側縁部には、後方に屈曲して延びたサイドフレームが設けられ、前記サイドフレームと前記トップフレームとの間には、接続円弧面が設けられ、前記サイドフレームの後端面と前記トップフレームの後端面とは、面一となる。
【0019】
さらに、前記サイドフレームの後端に沿って内方に屈曲させたサイドフランジが設けられ、前記支持縁部の左右両側は外方に延びて、支持縁部延出部が形成され、前記支持縁部延出部が前記サイドフランジ部の後側に位置している。
【0020】
さらに、前記トップクロスビームの左右方向の寸法は、左側板と右側板との間の距離よりも小さい。
【0021】
前記トップクロスビームの左右両端には、下方に屈曲させた傾斜屈曲部が設けられ、前記傾斜屈曲部の下端に沿って外方へ水平に延びた組立縁部が設けられ、前記組立縁部は、前記左側板と前記右側板との頂部に位置している。
【0022】
さらに、前記流れ案内溝の底面は、前記組立縁部よりも高く、前記組立縁部には、上下に貫通する流れ案内孔が設けられている。
【発明の効果】
【0023】
従来技術に比較して、本発明の利点及び積極的効果は下記に示し、前記テーブルトップの前端には、前記第1の円弧状フランジ部を回避するためのテーブルトップ溝が設けられており、テーブルトップと前面板との間の嵌め合い隙間は、後方に屈曲させた円弧状の隙間であり、嵌め合い隙間の大きさを小さくすることができ、水分の浸入速度を低下させることができる。前面板とテーブルトップとを直接協働させることにより、組立平滑性を容易にし、制御パネルを省略し、洗濯機の構成部品が削減され、制御パネルの製造を省略し、制御パネルを前面板に取り付ける組立工程を省略して、製造効率及び組立効率を向上させることができる。且つ、制御パネルと前面板との間の隙間が生じず、隙間からの水分の浸入が回避され、間隙を減少させることは、洗濯機の外観の美観を高めるのに役立つ。一体型の前面板が設置されており、箱体の構造強度が高められ、後方に延びたトップフレームが設置され、前面板の構造強度が増大し、トップフレームが洗濯機の頂面を形成する。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【
図1】従来技術のドラム式洗濯機の構造概略図である。
【
図2】本発明に係る洗濯物処理装置の一実施形態の構造概略図である。
【
図12】
図11の扉体を組立てる過程において、外扉枠と観察用スクリーンとを組立てないときの構造概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
本発明の実施形態の目的、技術的解決策及び利点をより明確にするために、次に、本発明の実施形態における添付図面と併せて本発明の実施形態における技術的解決策を明確且つ完全に説明する。
【0026】
理解すべきは、本発明の説明において、「上」、「下」、「左」、「右」等という用語は、図面に示される方向又は位置関係に基づいて位置関係を示し、内筒の軸線に近い方向は、「内部」で、反対側は「外部」である。前記用語は本発明の説明を容易にし、理解を容易にする。明示的または暗示的に示された装置または要素が特定の方向を有していなければならなく、特定の配向で構築され、操作されることを示すのではない。従って、本発明は、本発明を限定するものとして理解されるべきではない。また、「第1」、「第2」、「第3」という用語は、記載するためにのみ使用され、相対的重要性を明示的または暗示的に示され、または技術的特徴の数を暗示的に示されたものとして解釈されるべきではない。このようにして、「第1」、「第2」を限定する特徴は、1つまたは複数を含むかを明示的または暗黙的に含むことができる。本発明の記載において、他に明示的且つ具体的な限定がない限り、「複数」の意味は2または2以上である。
【0027】
図2~
図31に示すように、本発明による洗濯物処理装置が示されている本発明の一実施形態の構造概略図であり、洗濯物処理装置は、箱体10と、箱体10上に設置されたテーブルトップ109と、を備え、箱体10は、一体の前面板101を有し、前面板101は、扉体30を組み立てるための観察部1011と、表示モジュール2を組み立てるための制御部1012と、を備え、観察部1011と制御部1012とは一体化された板状構造であり、観察部1011と制御部1012とは、上下に一体的に接続されて設置されている。即ち、観察部1011と制御部1012とは、前面板101の前端部を形成する。実施形態では、制御部1012に表示モジュール20のみを組み立ててもよく、勿論、表示モジュール20と、ディスペンサモジュール70と、キーモジュール60と、をそれぞれ制御部1012上に組み付けてもよい。前面板101の制御部1012には、表示モジュール20を組み立てるための第1の開口部102と、ディスペンサモジュール30を組立てるための第2の開口部103と、キーモジュール60を取り付けるための第3の開口部と、扉体30を組み立てるための取付溝105と、が設けられ、取付溝105の底部には、円形の衣類投入口1051が設けられている。洗濯機の前端面は、一体型の前面板101であり、即ち一枚の鋼板をプレス加工して形成された板金片であり、表示モジュール20と、ディスペンサモジュール70と、キーモジュール60とは、前面板101に直接組み付けられ、制御パネルが省略され、洗濯機の構成部品が削減され、前面制御パネルの製造が省略され、制御パネルを前面板に取り付けることを削減し、製造効率を向上させ、組立効率を向上させることができる。且つ、制御パネルと前面板との間の隙間が生じず、隙間から水分が浸入されることを防止することができ、隙間が減少すると、洗濯機の外観の美観を向上させることができる。前記板金部材に対して射出成形された制御パネルの前記箱体の前端面が設けられていることによって、板金の一体型の前面板101を設置して、箱体10の構造強度を高めるのに有利である。
【0028】
前面板101の頂端には、後方に屈曲して延びたトップフレーム106が設けられており、トップフレーム106は、洗濯機の頂面に属し、後方に延びたトップフレーム106が設けられることによって、前面板101の構造強度を高めるのに有利であり、トップフレーム106とテーブルトップ109とは、洗濯機の頂面を形成している。テーブルトップ109とトップフレーム106とは、前後方向で隣接しており、テーブルトップ109は、トップフレーム106の後側に位置している。
【0029】
図5~
図10に示すように、トップフレーム106とテーブルトップ109との協働が説明されている。
【0030】
図10に示すように、トップフレーム106は水平に配置された固定縁部本体1060と、トップフレーム106の後端に沿って設けられた、下方且つ後方に屈曲させた第1の円弧状フランジ部1061と、を備え、テーブルトップ109の前端には、第1の円弧状フランジ部1061の後側の円弧状に適合するテーブルトップ円弧状溝1091が設けられている。第1の円弧状フランジ部1061とテーブルトップ円弧状溝1091を設置することによって、テーブルトップ109と前面板101のトップフレーム106との間の嵌め合い隙間は後方に屈曲させた円弧状の隙間であり、嵌め合い隙間の寸法が小さくなり、水分の浸入速度を低下させることができ、外観の美観を向上させることができる。前面板101とテーブルトップ109とが直接協働することにより、組立平滑性を容易にし、制御パネルを省略し、洗濯機の構成部品を削減することができる。
【0031】
第1の円弧状フランジ部1061は、テーブルトップの円弧状溝1091と前後方向で隣接して設置され、前面板106は板金片であり、トップフレーム106の後端部を屈曲させて第1の円弧状フランジ部1061を形成し、テーブルトップ109とトップフレーム106との間の隙間を小さくし、第1の円弧状フランジ部1061の後方に突出する一部を回避ために、テーブルトップ109の前端にはテーブルトップの円弧状溝1091が設置されている。鉛直に設置されたテーブルトップ109の前端面に対して、テーブルトップ109とトップフレーム106との間の隙間が大幅に減少され、且つテーブルトップ109とトップフレーム106との間の隙間は、後方且つ下方に延びるアーク隙間であり、この隙間は、正面上方の位置のみで明確に見ることができ、他の位置では隙間を見ることができなく、外観の美観に有利である。好ましくは、第1の円弧状フランジ部1061の後側とテーブルトップの円弧状溝1091とは、同心の円弧であり、アーク隙間をさらに減少させるのに有利である。
【0032】
図10に示すように、トップフレーム106は、第1の円弧状フランジ部1061の下端部に沿って、後方且つ下方に屈曲して延びた第2のフランジ部1062と、第2の円弧状フランジ部1062の下端に沿って、下方に屈曲して延びた第3の傾斜部1063と、をさらに備える。第2の円弧状フランジ部1062の後端は、後方にテーブルトップ109の下方に延びて、テーブルトップ109とトップフレーム106との間の隙間を阻止することができ、隙間が深くなることを回避し、テーブルトップ109とトップフレーム106との間に浸入する水分の流動速度をさらに減少するのに有利である。第3の傾斜部1063と左右方向の鉛直面とのなす角度は、5°~20°であり、第3の傾斜部1063が傾斜して設置されることによって、第3の傾斜部1063に到達した水分の流れ案内に有利である。テーブルトップの円弧溝1091の下端には、後方に延びた傾斜面1094が設けられ、傾斜面1094は、第2の円弧状フランジ部1062の後側に位置し、第2の円弧状フランジ部1062を回避するのに有利であり、テーブルトップ109とトップフレーム106との間の隙間をさらに小さくすることができる。
【0033】
第3の傾斜部1063には、第1の位置決め孔1064が設けられ、テーブルトップ109上には、下方に延びた補強板1092が設けられ、補強板1092には、前方に延びた位置決め柱1093が設けられ、位置決め柱1093は、第1の位置決め孔1064内に延びている。テーブルトップ109を取り付けると、位置決め柱1093は、後方から前方に押されて、第1の位置決め孔1064に延び、テーブルトップ109と前面板101との間の位置決め固定を行う。
【0034】
図6、
図9及び
図10に示すように、トップクロスビーム110の構造が説明されている。
【0035】
箱体10は、左側板108と右側板108とをさらに備え、左側板108と右側板108との頂部には、トップクロスビーム110が固定的に設置され、トップクロスビーム110には、左右方向に流れ案内溝1101が設けられ、第3の傾斜部1063の下端は、流れ案内溝1101の上方に位置している。トップクロスビーム110は、箱体10の構造強度を高める役割を果たすと同時に、水流を案内する効果も得られ、電気機器への水分の浸入を防止することができる。トップクロスビーム110の左端部と右端部には、下方に屈曲させた傾斜屈曲部1102が設けられ、傾斜屈曲部1102の下端に沿って外方へ水平に延びた組立縁部1103が設けられ、組立縁部1103は左側板108と右側板108との頂部に位置し、流れ案内溝1101の底面は組立縁部1103よりも高い。傾斜屈曲部1102を設置することにより、流れ案内溝1101に流入した水が左右両側に流れ、傾斜屈曲部1102を介して組立縁部1103に流れる。組立縁部1103には、上下に貫通する流れ案内孔1104が形成され、組立縁部1103に到達した水分は、流れ案内孔1104を介して下方へ流れて箱体内に流入する。テーブルトップ109とトップフレーム106との間の水分は、第1の円弧状フランジ部1061とテーブルトップ円弧状溝1091との間の隙間を通った後、第2の円弧状フランジ部1062とテーブルトップ109の前端の下部との間の隙間を通った後、第3の傾斜部1063を通って流れ案内溝1101内に落下する。流れ案内溝1101に一定の水分が蓄積されていれば、流れ案内溝1101内の水分は、左右に流れ、傾斜屈曲部1101を介して、組立縁部1103に到達し、最終的には、流れ案内孔1104を介して下方へ流れる。
【0036】
トップクロスビーム110の左右方向での寸法は、左側板108と右側板108との間の距離よりも小さい。即ち、トップクロスビーム110の左右の端部は、左側板108と右側板108の外側面との間に一定の距離を有し、テーブルトップ109の外側面と左側板108および右側板108の外側面とは面一となっている。
【0037】
流れ案内溝1101の前壁は上方に延びて支持縁部1105が形成され、前面板101は、第3の傾斜部1063を介して支持縁部1105に掛けて設置され、支持縁部1105が第3の傾斜部1063の前側に位置している。前面板101を取付して固定するためには、まず、トップクロスビーム110を左側板108と右側板108に固定的に連結し、その後、前面板101はトップクロスビーム110に掛けられ、最後に前面板101とトップクロスビーム110とが固定され、操作が簡単で便利であり、トップクロスビーム110は、前面板101を支持且つ固定するように一定の役割を果たし、洗濯機全体の構造の安定性が向上し、この掛け取り付け方式は、組立隙間が確保されると共に、組立強度も確保される。
【0038】
前面板101の左側縁部と前面板101の右側縁部には、後方に屈曲して延びたサイドフレーム104が設けられ、サイドフレーム104とトップフレーム106との間には、接続円弧面が設けられ、サイドフレーム104の後端面とトップフレーム106の後端面とは面一となる。サイドフレーム104の後端部に沿って内方に屈曲させたサイドフランジ部1041が設けられ、支持縁部1105の左右の両側は外方に延びて支持縁部延出部1106が形成され、支持縁部延出部1106は、サイドフランジ1041の後側に位置している。支持縁部1105は、第3の傾斜部1063の前側に位置し、または支持縁部1105の左右の両側の支持縁部延出部1106は、サイドフランジ1041の後側に位置していることによって、前面板101がトップクロスビーム110に掛けて設けられた後の安定性が向上され、前後方向での位置決め精度が正確になる。
【0039】
支持縁部1105には、第1の位置決め孔1064の前方に位置している第2の位置決め孔1107が設けられ、位置決め柱1093は、第2の位置決め孔1107を通過し、テーブルトップ109の固定の安定性を高めるのに有利である。
【0040】
図11~
図31に示すように、扉体30の構造及び取付が説明されている。
【0041】
衣類投入口を開閉するように扉体30がヒンジ部材40によって洗濯物処理装置の前面板101に回動可能に設置されている。扉体30は、透明枡31と、扉内枠32と、外扉枠33と、観察用スクリーン34と、を備え、透明枡31は、前側が開口された枡状であり、透明枡31の開口端には、開口部の径方向に沿って外方に延びたフランジ311が設けられている。透明枡31は、扉内枠32に固定され、扉内枠32の内側リングの縁部は、フランジ部311の後側に位置している。扉内枠32には、透明枡31を固定するための複数の固定ブロック35が設けられ、固定ブロック35は、ねじにより扉内枠32に固定され、フランジ部311の前側には、固定ブロック35が押圧されている。固定ブロック35を設けることにより、透明枡31を扉内枠32に直接固定することができ、扉体の構成部品を少なくする。扉体を組み立てる際には、後から前への順に順番に取り付けることができ、組立作業が簡単で、組立効率が向上し、組み立てられた後の透明枡の安定性に有利である。
【0042】
図11に示すように、ヒンジ補強板44とフランジ部311との間には、透明枡31を固定するための押圧ストリップ45が設けられている。押圧ストリップ45が設けられていることによって、フランジ部311に対するヒンジ補強板44の押圧が確保され、ヒンジ補強板44は、押圧ストリップ45を介してフランジ部311を押圧することを確実にするのに有利であり、固定ブロック35とヒンジ補強板44との固定によって、透明枡31を強固に固定することができる。ヒンジ補強板44は、扉体の構造強度を高める役割を果たし、ヒンジ補強板44は、透明枡31を固定する役割も果たす。ヒンジ補強板44は、板状の一体構造であり、扉内枠32に固定され、ヒンジ軸周りの扉内枠32の構造に応力が分担され、プラスチック材料の扉内枠32が保護される。
【0043】
扉体30にはドアロック36がさらに設けられ、固定ブロック35は射出成形品であり、扉内枠32には、固定ブロック35を固定するための取付溝325が設けられ、取付溝325には、固定ブロック35が固定されており、取付溝325は、固定ブロック35を阻止させる外壁と、左側壁と、右側壁と、を有し、固定ブロック35の外側方向及び左右方向への移動傾向を制限している。固定ブロック35は、位置決め柱位置決め孔構造及びねじを介して扉内枠32に固定されている。
図15に示すように、固定ブロック35は、固定ブロック本体351と、固定ブロック本体351に沿って内方且つ後方に延びた傾斜部352と、フランジ部311を押圧する押圧部353と、を有し、固定ブロック35の内側と扉体の軸線との間の距離は、フランジ部311の内側と扉体の軸線との間の距離よりも小さい。即ち、固定ブロック35の内側は内方に延びてフランジ部311を設置している。
【0044】
図24に示すように、ヒンジ補強板44内端には、後方に屈曲して延びた第1の折り縁部441と、第1の折り縁部441の後端に沿って内方に屈曲させた第2の折り縁部442と、が設けられ、第1の折り縁部441と第2の折り縁部442と、を設置することによって、ヒンジ補強板44の内側端部がフランジ部311に近接する段差が形成され、ヒンジ補強板44の組み立ての位置決めが容易であり、且つヒンジ補強板44の構造強度を高めるのに有利である。
【0045】
図17に示すように、押圧ストリップ45は、第2の折り縁部442に組み付けられ、押圧ストリップ45は、第2の折り縁部442に組み付けられた後に、ヒンジ補強板44が扉内枠32に固定されている。ヒンジ補強板44と扉内枠32とを固定する際、押圧ストリップ45の位置決めが省略されており、組立効率を向上させるのに有利である。押圧ストリップ45の固定の強固性に有利であり、押圧ストリップ45のスライド移動を回避することができる。
【0046】
図17及び
図27に示すように、押圧ストリップ45の内端には、前方に屈曲して延びた押圧ストリップ曲げ縁部451が設けられ、押圧ストリップ曲げ縁部451は、第2の折り縁部442の内側に被覆され、押圧ストリップ曲げ縁部451上に第2の折縁部442に係合する複数の押圧ストリップ係合爪453が設けられている。押圧ストリップ係合爪453を設置することによって、押圧ストリップ45を第2の折り縁部442に係合し、押圧ストリップ45は、前後方向及び左右方向に制限されている。押圧ストリップ45には前方に突出した位置決め柱452が設けられ、第2の折り縁部442には位置決め柱452に適合する位置決め孔443が形成され、位置決め孔443内には位置決め柱452が設置されている。位置決め柱452と位置決め孔443とを設置することにより、押圧ストリップ45が第2の折り縁部442とフランジ部311との間の空間内に上下方向及び左右方向で移動することが回避され、押圧ストリップ45の固定の強固性に有利である。
【0047】
図20~
図22に示すように、扉内枠32は、内枠本体321と、内枠本体321に沿って内方に延びた取付縁部322と、取付縁部322の外方に沿って前方に延びた環状の凸縁部323と、を備え、フランジ部311は、取付縁部322と凸縁部323とが囲んで形成された取付溝口327内に位置し、凸縁部323は、フランジ部311の外側を囲み、取付縁部322は、フランジ部311の後側に位置し、フランジ部311を阻止するのに用いられる。取付溝口327内で互いに離間した複数の突起したクッションリブ324が設けられ、クッションリブ324は、連結して設置された、取付縁部322に沿って突起した径方向部分と、凸縁部323に沿って突起した周方向部分と、を有する。扉外枠33は、扉内枠32に挟持して固定され、扉外枠33には、観察用スクリーン34が挟持され固定されている。ヒンジ補強板44と固定ブロック35とを押圧する扉ハウジング33が設けられることによって、ヒンジ補強板44と固定ブロック35とが透明枡31を押圧して固定する安定性が確保される。外部から、透明枡31と、扉内枠32と、扉外枠33の外縁と、観察用スクリーン34と、を見ることができ、美観を高めるのに有利である。扉体30を取り付ける際、扉体30が後方から前方への順に固定的に取り付けられ、組立効率を向上させることができ、固定の強固性を向上させることができる。
【0048】
洗濯物処理装置は、洗濯機であっても、洗濯物乾燥機であっても、洗濯乾燥機であってもよい。
図2に示すように、ドラム式洗濯機である。洗濯物処理装置は、箱体100と、扉体30と、を備え、箱体100の前面板には衣類投入口が設けられ、衣類投入口が開閉されるように前面板に扉体30が回動可能に設置されている。
【0049】
図11及び
図28に示すように、ヒンジ部材40は、扉体30と箱体100の前面板との間に設置され、扉体30を回動させることを実現するために用いる。ヒンジ部材40は、ヒンジベース41と、ヒンジ軸42と、ヒンジ軸42に取り付けられたヒンジスリーブ43と、扉体30に設けられたヒンジ補強板44と、を備える。ヒンジスリーブ43とヒンジ補強板44との間には、第1の位置決め構造が設けられている。ヒンジ補強板44を設置することにより、扉体アセンブリの構造強度を高めることができ、且つヒンジ補強板44は、ヒンジ軸42の周りの扉体の構造に対する応力を分担することができ、扉体30が保護されている。ヒンジスリーブ43を設置することにより、ヒンジ軸42が扉体30とヒンジ補強板44に対する摩耗を低減することができ、扉体30と箱体100との間のヒンジを良好に協働させることができる。第1の位置決め構造を設置することにより、ヒンジスリーブ43がヒンジ補強板44に対して固定され、ヒンジスリーブ43の回転が防止され、扉体30とヒンジ補強板44の摩耗が回避される。
【0050】
第1の位置決め構造を設置することにより、ヒンジスリーブ43とヒンジ補強板44とが相対的に固定される。具体的には、第1の位置決め構造は、ヒンジ補強板44に設けられた収容溝445を備え、収容溝445はヒンジスリーブ43と適合し、ヒンジスリーブ43は収容溝445内に位置し、ヒンジスリーブ43の少なくとも一端は、収容溝445から延出している。ヒンジスリーブ43の延出端には、突出した位置決めブロック431が設けられ、収容溝445の端部には外方に延びるように位置決めブロック431と適合する位置決め口446が設けられ、位置決めブロック431が位置決め口446に組み付けて固定されている。収容溝445は前方に凹んでおり、収容溝445と扉内枠32との間にはヒンジスリーブ43の収容空間が形成され、ヒンジスリーブ43の移動を制限するために使用され、扉体30を開閉する際に、ヒンジ軸42はヒンジスリーブ43内で回転し、回転の摩耗を減少させるのに有利であり、同時にヒンジ軸42は、扉内枠32と、ヒンジ補強板44とのマッチング精度も向上する。位置決めブロック431と位置決め口446とを設置することにより、ヒンジスリーブ43がヒンジ補強板44に固定され、ヒンジ補強板44に対するヒンジスリーブ43の回転が回避され、ヒンジ補強板44と扉内枠32とに対して回転摩耗が防止される。即ち、扉体30の開閉過程において、ヒンジ軸42がヒンジスリーブ43に対して回転する。
【0051】
扉内枠32とヒンジスリーブ43との間には、第2の位置決め構造が設けられ、ヒンジスリーブ43を扉内枠32上に制限するために用いる。ヒンジスリーブ43は、スリーブ435と、スリーブ435に沿って扉内枠32の方向に延びた支持部436とを、有し、第2の位置決め構造は、支持部436上に設けられ、扉内枠32の方向に突出した制限ブロック437を備え、扉内枠32には、制限ブロック437に適合する制限溝325が設けられ、制限ブロック437は、制限溝325内に固定されている。制限ブロック437と制限溝325とを設置することにより、ヒンジスリーブ43が扉内枠32に固定される。且つ扉体アセンブリを組み立てる際には、ヒンジスリーブ43の取付及び位置決めが容易になる。
【0052】
図29に示すように、ヒンジベース41は、前面板に固定されたベース体411と、ベース体411に設けられた2つのヒンジアーム412と、を有し、ヒンジスリーブ43は、2つのヒンジアーム412の間に位置し、扉内枠32には、ヒンジアーム412が延びるための延出口326が設けられている。ヒンジ軸42がヒンジスリーブ43を貫通し、ヒンジ軸42の両端がヒンジスリーブ43から延出し、且つヒンジアーム412上のヒンジ孔413内に位置している。少なくともヒンジ軸42の一端の外側には、軸方向の歯状嵌合部421が設けられ、歯状嵌合部421は、ヒンジ孔413内に位置し、歯状嵌合部421とヒンジ孔413との固定の強固性を高めるのに有利であり、ヒンジ孔413に対するヒンジ軸42の回転が回避される。ヒンジ補強板44には、ヒンジアーム412を避けるための回避溝447が設けられ、位置決め口446は、収容溝445と回避溝447とに連結されている。
【0053】
以下、本発明の洗濯物処理装置の扉体の組立方法を説明する。
【0054】
S10では、透明枡31を扉内枠32上に載置し、固定ブロック35を扉内枠32に固定し、固定ブロック35がフランジ部311の前側に押圧される。
【0055】
具体的には、透明枡31は、扉内枠32上に載置され、透明枡31のフランジ部311は、扉内枠32の凸縁322上に載置されている。複数の固定ブロック35がねじによって扉内枠32に固定し、固定ブロック35の扉体30の中心に近接する一端がフランジ部311の前側に押圧されるようになっている。
【0056】
S20では、押圧ストリップ45をヒンジ補強板44に固定して組み付け、ヒンジ補強板44を扉内枠32に固定し、押圧ストリップ45がフランジ部311の前側に押圧されるようになっている。
【0057】
具体的には、押圧ストリップ45は、第2の折り縁部442に近接し、押圧ストリップフランジ部451は、第2の折り縁部442の内側に被覆され、押圧ストリップ係合爪443は、第2の折り縁部442に係合されている。位置決め柱452は位置決め孔443を貫通している。ヒンジ補強板44は、ねじによって扉内枠32に固定されている。ヒンジスリーブ43は収容溝445内に位置し、且つヒンジスリーブ43の両端は収容溝445から延出している。位置決めブロック431は位置決め口446に組み付けられて固定され、ヒンジスリーブ43が固定されている。同時にヒンジ補強板44の第2の折り縁部442は押圧ストリップ45がフランジ部311の前側に押圧されることによって、透明枡31を固定することを実現する。
【0058】
ステップS10とS20の間には、ステップS15をさらに有し、ヒンジスリーブ43を扉内枠32に取り付ける。
【0059】
具体的には、ヒンジスリーブ43は、扉内枠32に近接し、ヒンジスリーブ43の制限ブロック437が制限溝325内に押圧して固定される。
【0060】
ステップS20の後には、ステップS30とステップS40をさらに有し、ステップS30では、扉外枠33が扉内枠32に係合して固定されている。
【0061】
ステップS40では、観察用スクリーン34が扉内枠32に係合して固定される。
【0062】
上記実施形態は、本発明の技術的解決策を説明するためにのみ使用されるが、これに限定されるものではない。以上の実施形態を参照して本発明を詳細に説明したが、当業者は上記の実施形態に記載された技術的解決策を変更するか、または、その中の技術的特徴のいくつかに対する同等に置換することも可能である。これらの変更または置換は、対応する技術的解決策の本質から本発明の様々な実施形態の技術的解決策の精神および範囲を逸脱しない。
【国際調査報告】