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特表2022-538447テクスチャード加工されたニードルパンチ・カーペット表面を有する、自動車のフロア・トリム、荷室トリム、または荷床トリム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-09-02
(54)【発明の名称】テクスチャード加工されたニードルパンチ・カーペット表面を有する、自動車のフロア・トリム、荷室トリム、または荷床トリム
(51)【国際特許分類】
   B60N 3/04 20060101AFI20220826BHJP
【FI】
B60N3/04 C
B60N3/04 A
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2021577858
(86)(22)【出願日】2020-07-01
(85)【翻訳文提出日】2022-02-28
(86)【国際出願番号】 EP2020068555
(87)【国際公開番号】W WO2021001439
(87)【国際公開日】2021-01-07
(31)【優先権主張番号】102019118163.1
(32)【優先日】2019-07-04
(33)【優先権主張国・地域又は機関】DE
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】513044337
【氏名又は名称】アドラー ペルツァー ホルディング ゲーエムベーハー
【氏名又は名称原語表記】Adler Pelzer Holding GmbH
(74)【代理人】
【識別番号】110000729
【氏名又は名称】特許業務法人 ユニアス国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】シュルツェ、フォルクマー
(72)【発明者】
【氏名】ファルク、フランク
(72)【発明者】
【氏名】シン、レイ
【テーマコード(参考)】
3B088
【Fターム(参考)】
3B088FA01
3B088FB02
3B088FC01
3B088FC02
3B088HA01
(57)【要約】
【課題】自動車のフロア・トリム、荷室トリム、または荷床トリム用の、三次元変形可能なベロア・カーペットの生産方法を提供すること。
【解決手段】ベロア・カーペットのカーペット表面が、目に見える側ばかりでなくトリム自体にも、ニードリング加工された構造を有する。
【選択図】なし
【特許請求の範囲】
【請求項1】
自動車のフロア・トリム、荷室トリム、または荷床トリム用の三次元変形可能なベロア・カーペットを生産する方法であって、該カーペットが、該カーペットの坪量が180g/mから700g/mの範囲である構造的にニードリング加工されて変形に強い表面を有し、該方法が、
ベロア・カーペットが、規定の針侵入深さ設定および規定の針侵入密度設定で、最初の不織布から生産され、
分割して、または部分的に、様々なブラシおよび/もしくはブラシ配置または様々な毛の長さのブラシの区画を有するブラシ・バンドが使用され、
相異なる長さの2種類以上の針が、針盤の幅全体に分割して配置され、
該ベロア・カーペットが、1つまたは複数の副層を追加され、変形される
ことを特徴とする、方法。
【請求項2】
前記毛の構造化が、ブラシの区域の配置、様々なブラシの高さ、ならびに/または前記バンド内の毛の規定の配置および/もしくは除去、ならびに/またはウェブの分割によって行われる
ことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
長さ、繊細さ、フォークの開口、およびフォークの向きが異なる針が使用されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
自動車のフロア・トリム、荷室トリム、または荷床トリム用の三次元形状のベロア・カーペットであって、該カーペットが、該カーペットの坪量が180g/mから700g/mの範囲である構造的にニードリング加工された変形に強い表面を有し、該カーペットが1つまたは複数の副層をさらに備え、該カーペットの目に見える側が、三次元構造的にニードリング加工され耐久性がある表面を有し、該表面が、長さおよび幅全体にわたって、高さ(パイルの長さ)が異なる3D装飾/カーペットの模様で構成されている、ベロア・カーペット。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の主題は、自動車のフロア・トリム、荷室トリム、または荷床トリム用の、三次元変形可能なベロア・カーペットの生産方法であり、ベロア・カーペットのカーペット表面は、目に見える側ばかりでなくトリム自体も、ニードリング加工された構造を有する。
【背景技術】
【0002】
特に電気自動車の開発により、デザイン/スタイリングは、簡素で、スムースで平坦なニードルパンチ加工された不織布(flat needlepunched-nonwoven)、ベロア、およびタフテッド・カーペットと比較して、変形可能なカーペット表面の、代替の解決策を求めている。
【0003】
後部ドア(ステーション・ワゴン)および折畳み式の後部座席背凭れを備えた自動車の場合、このスタイリングはとりわけ、荷室および積載床にも適用される。後部ドアが開いていて後部座席背凭れが折り畳まれていると、このように開放された自動車の内装を人が後ろから見るからである。この場合、荷室と客室との両方が、均一で一貫性のあるスタイリングを具現化する必要がある。
【0004】
従来技術では、自動車のフロア・トリム、荷室トリム、および荷床トリム用のカーペットの表面仕上げの様々な実施形態、すなわち、具体的にはタフテッド、ベロア、および平坦なニードルパンチ加工された不織布のカーペットが知られている。
【0005】
タフテッド・カーペットでは、具体的にはPA6.6、PA6、PP、rPAおよびPET、rPETばかりでなく、対応するバイオベースのポリアミド(PA5.10、PA6.10)が、またベロアおよび平坦なニードルパンチ加工された不織布のカーペットでは、PET、PET/PP、PP、PA/PET、およびrPETが、主に糸/繊維原料として使用される。
【0006】
従来技術では、ベロア・カーペットの生産プロセスが知られている。とりわけ、ドイツ公開特許第4409771A1号、ドイツ特許第2900935C2号、およびドイツ公開特許第102008026968A1号を参照されたい。
【0007】
ベロア・フリースは、精緻化された、ニードルパンチ加工された不織布であり、均一なブラシ・ベルトを動かしてニードリングすることにより、予め編まれたフリース素材に繊維パイルが作り出される。これが、この後に、次のプロセスステップで、規定のパイル高さまで剪断されると、剪断されたベロアが得られる。
【0008】
ベロア・カーペットは、より高品質の外観および手触りばかりでなく、向上した摩耗特性を有しているという点で、ニードルパンチ加工された不織布カーペットとは異なっている。
【0009】
ニードリングされた不織布のステッチ模様を均一化する特定の方法が、米国特許第9567698B2号、米国特許出願公開第2016/0069006A1号、米国特許第9260806B2号、米国特許出願公開第2015/0259836A1号、および欧州公開特許第2918719A1号で説明されている。平坦なニードルパンチ加工された不織布の生産において、短繊維が、2枚の金属プレート間での複数回のニードリングを通じて、梳綿およびクロスラッピングにより不織布に形成された後、固められる。ブラシ・ベルトで繰り返しニードリングすることによる、さらなる作業ステップにおいて、ベロア・ニードル・フリースが、この平坦なニードルパンチ加工された不織布から生産され得る。どちらのバリエーションでも、良好な最終強度を実現させるために、ニードリング加工後に短繊維の斜端(staple bevel)を熱的または化学的に結合する必要がある。
【0010】
繊維は主に、発泡ラテックスまたはアクリレートを用いて組み込まれる。実際には、ラテックスまたはアクリレートとBiCo繊維(coPET/PETのバイコンポーネント繊維)との併用も一般的である。さらに、統合はまた、BiCo繊維だけを使っても実現される。
【0011】
国際公開特許第2017/061970A1号は、具体的には、バイコンポーネント(BiCo)繊維を用いたカーペットの結合を扱っている。ここでは、乾燥オーブン内で特別なスロットノズルを使用することにより、(BiCo)繊維の固定を最適化することについて説明されている。加えて、塗布PE(spread PE)、EVA/PE混合物、押出し成形PE(extruded PE)、フィルム、ホット・グルー、熱可塑性分散液、および熱結合が知られている(欧州特許第1598476B1号)。
【0012】
ドイツ特許第2008439C号(米国特許第3755055号)では、単色またはメラニン加工された不織布ウェブ、および片面または両面に装飾模様のある、顔料染料で印刷された不織布ウェブを重ねて配置する方法が説明されおり、一方の不織布ウェブの印刷面が、印刷されていない不織布ウェブとは反対側に向けられ、次いで両方の不織布ウェブが印刷されていない表面から、印刷されていない不織布ウェブの繊維が印刷された不織布ウェブの繊維と混合し、印刷された不織布ウェブの印刷面にパイルを形成して、不織布ウェブの印刷された装飾模様が柔らかい三次元の模様に変わる程度まで、貫通させてニードリング加工される。
【0013】
ドイツ公開特許第3904526A1号は、床の敷物および床の敷物の製造方法を開示している。上層が敷物の上側に構造化された、2層のニードルパンチ加工された不織布から床の敷物を生産する場合、下層は、敷物の下側から構造化された上層内へニードリング加工される。ニードリング加工の深さは、上層の厚さよりもかなり浅い。上層の裏側から2つの層を一緒にニードリング加工することにより、この上層の構造が破壊されることはない。ニードリング加工した後、2つの層は、上層を通して結合剤を含浸させることによってさらに結合される。
【0014】
欧州公開特許第0888743A1号(米国特許出願公開第2002/0029445A1号、米国特許第6287407B1号、米国特許第6398895B1号)では、洗浄布の分野に関して少なくとも2種類の相異なるベース不織布で作られた、構造化布地素材について記載されている。技術的教示は、少なくとも2種類の相異なるニードリング加工ベース不織布で作られた構造化布地素材に関するものであり、ベース不織布は、少なくとも片側からニードリング加工することによって得られる構造を有し、構造ニードリング加工に使用される針は、フォークまたはリース針であり、フォークまたはリースの深さはそれぞれ、針が突き刺されたときに、フォークまたはリースが、針に面するベース不織布の繊維で完全に満たされるよう選択され、布地素材は、ベースおよび裏側において、模様に混合されていない純粋な繊維を有する。構造化布地素材の生産方法において、一方では、溶融性繊維を有する2種類のニードリング加工されたベース不織布の積層が、溶融性繊維を活性化することなく実行され、次いで片面または両面構造のニードリング加工が実行され、構造的ニードリング加工の後にベース不織布の溶融性繊維が活性化されると記載されている。他方では、構造的ニードリング加工機に入る前に、2種類のベース不織布、具体的には接着性不織布を結合することができる素材の中間層が、溶融性繊維を有する2種類のニードリング加工されたベース不織布間に導入されるという点、2種類のベース不織布および中間層が、片面または両面の構造的ニードリング加工を施されるという点、ならびに2種類のベース不織布と中間層との間の結合が、次いで溶融性繊維および中間層の活性化により生成されるという点が、記載されている。
【0015】
国際公開特許第2011/045691A1号は、グラフィック・ベロア・カーペットおよびグラフィック・ベロア・カーペットの製造について説明している。それぞれが2枚の針盤ならびにベース・ウェブおよび上部ウェブを備えた、2台の構造化機械が使用される。ベース不織布は、2台の構造化機械間で上部不織布に供給され、第2の構造化機械でニードリング加工され、不織布を形成する。針盤の針は、所定の模様で配置されている。ベース・ウェブに接着剤を塗布し、次いで不織布層の繊維を固定/結合する。
【0016】
さらに、いくつかの構成要素、繊維層、およびいくつかのニードリング作業によって、ニードルフェルト・ウェブに模様を作り出すことが知られている。とりわけ、ドイツ公開特許第10346473A1号および国際公開特許第2011/065851A1号を参照されたい。
【0017】
ドイツ実用新案第202009000775U1号は、目に見える側のニードリング加工された不織布または繊維パイル(表層)、および繊維パイルまたは繊維不織布(模様層)からなる繊維シート構造について開示しており、表層および模様層は、様々な針の種類/針のスタイル、針の配置、ステッチの方向、および/またはステッチの深さでニードリング加工することにより、互いに結合される。模様層は、前処理されており、表層とは繊維自体および繊維の配色が異なる。また、模様層は、表層のニードリング加工前に打ち抜かれ、かつ/または切り取られ、染色および/または印刷される。さらに、いくつかの様々なサンプル・パイルまたはサンプル不織布が、サンプル層として使用される。表層は、バックニードリング加工され、表面処理される。
【0018】
まだ公開されていないドイツ特許出願第102019100916.2号では、自動車の内装トリム用のニードルパンチ加工された不織布のカーペットが、針盤の幅全体にわたり、様々な種類の針を使用して生産される。やはりまだ公開されていないドイツ特許出願第102019100919.7号およびドイツ特許出願第102019100922.7号では、一方では様々な長さの針、他方では様々な毛の長さのブラシを使用して、自動車内装トリム用構造化ベロア・カーペットの表面を生成する。
【0019】
従来技術において、長さおよび幅全体にわたって3Dの装飾/カーペットの模様を有し、高さ(パイルの長さ)が様々である、自動車の内装トリム用の既知のベロア・カーペットは存在しない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0020】
したがって、本発明の目的は、前述の先行技術と比較して、変形させるのに好適であり、自動車の客室、荷室、および/または積み荷室を、「居間の/幸せな雰囲気」を有する程度まで改善する、構造的にニードリング加工されたカーペットを提供することである。本発明の目的は、具体的には、自動車用フロア・トリム、荷室トリム、または荷床トリムを形成するために、ベロア・カーペットを製造するとき、および/またはニードルパンチ加工された不織布カーペットをベロア調に加工する(velourization)ときに、カーペット表面の幅および長さ全体にわたり様々に構造化され、かつ三次元変形に耐える三次元構造を有する、永続的で耐久性のある表面模様を導入することである。
【発明を実施するための形態】
【0021】
第1の実施形態では、本発明の主題は、自動車のフロア・トリム、荷室トリム、または積載床トリム用の三次元変形可能なベロア・カーペットを生産する方法であって、該カーペットが、該カーペットの坪量が180g/mから700g/mの範囲である構造的にニードリング加工された変形に強い表面を有し、該方法が、
ベロア・カーペットが、規定の侵入深さ設定および規定の侵入密度設定で、最初の不織布から生産され、
分割して、または部分的に、様々なブラシおよび/もしくはブラシ配置または様々な毛の長さのブラシの区画を有するブラシ・バンドが使用され、
相異なる長さの2種類以上の針が、針盤の幅全体に分割して配置され、
1つまたは複数の副層が追加され、このベロア・カーペットに変形される
こと特徴とする、方法である。
【0022】
したがって、本発明の核心は、ただ単に、
自動車のフロア・トリム、荷台トリム、または積載床トリム用にカーペットをニードリング加工またはベロア調に加工するのに使用される、
長さが相異なる種類の針を、1台の針盤および/または複数台の針盤の幅全体にわたって配置すること、ならびに
相異なるブラシ/毛の長さおよびブラシ/毛の構造を有する、ブラシ・バンドのブラシを配置することによって、
従来の標準プロセスで生産された、構造的にニードルパンチ加工され、変形に強い、目に見える表面を有する、自動車のフロア・トリム、荷室トリム、または荷床トリム用のベロア・カーペットを提供することである。
【0023】
乗用車の内装トリム自体の表面素材は、ベロア・カーペットであり、ボディに向かっていくつかの副層、および発泡体または繊維/フリースの断熱材を備えることができる。
【0024】
針盤は、幅全体に、針の種類/幾何形状、とりわけ針の長さが予め規定された状態で装着され、またブラシ・バンドは、ブラシ・バンドの幅および長さ全体にわたって、ブラシ/毛の長さおよび/またはブラシ/毛の構造が事前に規定された状態で備えられており、これによりベロア表面の事前に規定された三次元構造を作り出す。
【0025】
とりわけ好ましい実施形態では、長さだけでなく、繊細さ、フォークの開口、およびフォークの向きなどの別のパラメータも異なる針の種類が、分割して使用される。
【0026】
本発明の利点は、変形に強い/安定した、構造的にニードリング加工されたベロア・カーペットを提供し、標準的なベロア・カーペットの生産と比較して、生産の際の追加の作業ステップなしで、自動車のフロア・トリムおよび荷台トリムまたは荷床トリムを生産することである。
【0027】
本発明の方法は、追加のフリース層、ニードリング加工工程、ニードリング加工機またはニードリング加工盤なしで、「標準的な」設備上で、ただ単に
ブラシ・バンドの幅および長さ全体にわたって備えられる、ブラシ/毛の長さおよびブラシ/毛の構造、ならびに
針盤の幅全体に配置される、針の幾何形状/針の種類、針の長さ
を利用して、実施され得る。
【0028】
本発明のさらなる実施形態は、自動車のフロア・トリム、荷室トリム、または積載床トリム用の三次元形状のベロア・カーペットを含み、該カーペットが、該カーペットの坪量が180g/mから700g/mの範囲である構造的にニードリング加工された変形に強い表面を有し、該カーペットが、1つまたは複数の副層をさらに備え、
該カーペットの目に見える側が、三次元構造的にニードリング加工され耐久性がある表面を有し、該表面が、長さおよび幅全体にわたって、高さ(パイルの長さ)が様々な3D装飾/カーペットの模様で構成されている。
【0029】
好ましくは、一方では単層の、他方では2層のベロア・カーペットで実現されるべきである。2層デザインの場合、相異なる構造を有する追加の色効果を、ニードリング加工することができる。
【実施例
【0030】
変形に強い/安定性のある、構造的にニードリング加工されたフロア・トリムの製品では、80%の市販の13dtexの繊維、繊維長60mm、PET繊維、および20%の市販の6.7dtexの繊維、繊維長64mm、PET繊維で構成される、繊維混合物で作られたプレフリースを、最初の不織布として使用した。単位面積当たりの重量は、480g/mであった。
【0031】
Groz-Beckert KGの相異なる長さのフォーク針である、15×16×20×40×73,0D G9077/616751(長さ74,8mm)および15×17×32×40×74,8D G9077/615921(長さ76,6mm)を、veloursIV(8000n/lm)の針盤の、20cm幅のストリップに交互に設置した。機械のゼロ調整は、2種類の針のうち長い方に合わせた。
【0032】
ブラシの繊維を短くすることにより、ブラシ・バンドのブラシで、装飾/模様を加工した。
【0033】
生産時には、機械の設定をテストすることにより、最適な侵入深さおよび最適な侵入密度を見つけることが重要であった。
【図面の簡単な説明】
【0034】
図1】ステッチ密度が600ステッチ/cm、ステッチ深さが3mmの、ベロア・カーペットの画像である。
図2】ステッチ密度が600ステッチ/cm、ステッチ深さが3mmの、ベロア・カーペットの画像である。
図3】ステッチ密度が600ステッチ/cm、ステッチ深さが7mmの、2枚重ねのベロア・カーペット(ベージュおよび黒のプレフリース)の画像である。
図1
図2
図3
【国際調査報告】