(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2022-09-06
(54)【発明の名称】隣接セル構成情報送信のための方法およびシステム、ならびにコンピュータ読取可能記憶媒体
(51)【国際特許分類】
H04W 72/04 20090101AFI20220830BHJP
H04W 24/10 20090101ALI20220830BHJP
H04W 16/26 20090101ALI20220830BHJP
H04W 88/14 20090101ALI20220830BHJP
H04W 16/32 20090101ALI20220830BHJP
H04B 17/24 20150101ALI20220830BHJP
【FI】
H04W72/04 136
H04W24/10
H04W16/26
H04W88/14
H04W16/32
H04W72/04 111
H04B17/24
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2021558879
(86)(22)【出願日】2020-05-27
(85)【翻訳文提出日】2021-11-19
(86)【国際出願番号】 CN2020092500
(87)【国際公開番号】W WO2020248816
(87)【国際公開日】2020-12-17
(31)【優先権主張番号】201910500450.X
(32)【優先日】2019-06-11
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】515003145
【氏名又は名称】チャイナ・テレコム・コーポレーション・リミテッド
【氏名又は名称原語表記】CHINA TELECOM CORPORATION LIMITED
【住所又は居所原語表記】31, JINRONG STREET, XICHENG DISTRICT, BEIJING 100033, CHINA
(74)【代理人】
【識別番号】100108855
【氏名又は名称】蔵田 昌俊
(74)【代理人】
【識別番号】100103034
【氏名又は名称】野河 信久
(74)【代理人】
【識別番号】100179062
【氏名又は名称】井上 正
(74)【代理人】
【識別番号】100199565
【氏名又は名称】飯野 茂
(74)【代理人】
【識別番号】100219542
【氏名又は名称】大宅 郁治
(74)【代理人】
【識別番号】100153051
【氏名又は名称】河野 直樹
(74)【代理人】
【識別番号】100162570
【氏名又は名称】金子 早苗
(72)【発明者】
【氏名】シー、セン
(72)【発明者】
【氏名】ビエン、ホンリャン
(72)【発明者】
【氏名】ジャン、ラー
(72)【発明者】
【氏名】スン、ジェンチャン
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067DD17
5K067DD25
5K067EE02
5K067EE06
5K067EE10
5K067EE16
5K067LL11
(57)【要約】
本発明は、隣接セル構成情報送信方法およびシステム、ならびにコンピュータ読取可能記憶媒体を提供する。隣接セル構成情報送信システムにおいて、少なくとも1つの関係付けられたセルにおけるモビリティ測定のためのCSI-RS構成が更新されるとき、第1の基地局は、隣接セル関係に従って、そのCSI-RS構成が更新されるセルのセルに対応する第2の基地局を決定し、ここで、第1の基地局および第2の基地局は両方とも、新たな無線、NRエアインターフェースをサポートし、第1の基地局と第2の基地局との間に直接通信インターフェースは存在せず、第1の基地局は、更新されたCSI-RS構成情報を、選択された第1の中継ノードに送り、第1の中継ノードは、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送り、更新されたCSI-RS構成情報に従って、第2の基地局は、第2の基地局のカバレッジ内の端末に、第1の基地局に関係付けられたセルについて対応する測定を実行するように命令する。本開示は、NRエアインタフェースをサポートする2つの基地局間に直接接続インタフェースがないときに、CSI-RS構成情報の相互作用を可能にする。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
隣接セル構成情報を送信するための方法であって、
第1の基地局によって、少なくとも1つの関係付けられたセルにおけるモビリティ測定のためのチャネル状態情報基準信号(CSI-RS)構成が更新されるという条件下で、CSI-RS構成は、隣接セル関係に従って更新されるセルの隣接セルに対応する第2の基地局を決定することと、ここで、前記第1の基地局および前記第2の基地局は両方とも、新たな無線(NR)のエアインターフェースをサポートし、前記第1の基地局と前記第2の基地局との間に直接通信のためのインターフェースは存在せず、
前記第1の基地局によって、更新されたCSI-RS構成情報を、選択された第1の中継ノードに送信することと、
前記第1の中継ノードによって、前記更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信することと、
前記第2の基地局によって、前記更新されたCSI-RS構成情報に従って前記第1の基地局に関係付けられたセルを測定するように、前記第2の基地局のカバレッジ中の端末に指示することとを含む、方法。
【請求項2】
前記第1の中継ノードは、前記第1の基地局および前記第2の基地局のモードに関係付けられる、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1の中継ノードは、前記第1の基地局および前記第2の基地局がともにスタンドアロン(SA)モードにあるという条件下で前記第1の基地局に接続された第1のアクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)エンティティである、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記更新されたCSI-RS構成情報を前記選択された第1の中継ノードに送信することは、
前記第1の基地局によって、前記第1の基地局と前記第1の中継ノードとの間のインターフェースを使用することにより、アップリンク無線アクセスネットワーク(RAN)構成送信情報を前記第1の中継ノードに送信することを含み、ここで、前記アップリンクRAN構成送信情報は、第1の基地局識別子および前記第1の基地局識別子に対応するトラッキングエリア識別子、第2の基地局識別子および前記第2の基地局識別子に対応するトラッキングエリア識別子、ならびに前記更新されたCSI-RS構成情報を含む、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記第1の基地局識別子および前記第1の基地局識別子に対応する前記トラッキングエリア識別子、前記第2の基地局識別子および前記第2の基地局識別子に対応する前記トラッキングエリア識別子、ならびに前記更新されたCSI-RS構成情報は、前記アップリンクRAN構成送信情報中の自己組織ネットワーク(SON)構成送信情報ユニット中に含まれる、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記更新されたCSI-RS構成情報を前記第2の基地局に送信することは、
前記第1の中継ノードによって、前記第2の基地局識別子および前記第2の基地局識別子に対応する前記トラッキングエリア識別子に従って、前記第2の基地局が前記第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられているかどうかを決定することと、
前記第1の中継ノードによって、前記第2の基地局が前記第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられているという条件下で、ダウンリンクRAN構成送信情報を使用することにより、前記更新されたCSI-RS構成情報を前記第2の基地局に送信することとを含む、請求項4に記載の方法。
【請求項7】
前記更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信することは、
前記第1の中継ノードによって、前記第2の基地局が前記第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられていないこという条件下で、前記更新されたCSI-RS構成情報を第2の中継ノードに送信することと、ここで、前記第2の中継ノードは、前記第2の基地局と接続される第2のAMFエンティティであり、
前記第2の中継ノードによって、前記ダウンリンクRAN構成送信情報を使用することにより、前記更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信することとをさらに含む、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記第2の基地局によって、前記更新されたCSI-RS構成情報および前記第1の基地局識別子を使用することにより、隣接セルリストにおいてCSI-RS構成が更新されたセルの現在のCSI-RS構成情報を更新することをさらに含む、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記隣接セルリストは、前記第1の基地局識別子、前記CSI-RS構成が更新されたセルのセル識別子、前記第1の基地局のモード、前記第1の基地局との直接接続インタフェースが存在するかどうかの指示情報、CSI-RS測定を有効にするかどうかの指示情報、および現在のCSI-RS構成情報のうちの少なくとも1つを含む、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記第2の基地局によって、前記更新されたCSI-RS構成情報を使用することにより、CSI-RS測定がオン状態であるかどうかを決定することと、
前記第2の基地局によって、前記CSI-RS測定がオン状態であるという条件下で、無線リソース制御(RRC)再構成情報を使用することにより、前記CSI-RS測定に従って前記第1の基地局に関係付けられた前記セルを測定するように前記端末に指示することと、
前記第2の基地局によって、前記CSI-RS測定がオフ状態であるという条件下で、前記RRC再構成情報を使用することにより、同期信号ブロック(SSB)を使用することにより、前記第1の基地局に関係付けられた前記セルを測定するように前記端末に指示することとをさらに含む、請求項8に記載の方法。
【請求項11】
前記第1の中継ノードは、前記第1の基地局が非スタンドアロン(NSA)モードにあるという条件下で前記第1の基地局との直接通信インターフェースを有する第3の基地局であり、前記第3の基地局は、ロングタームエボリューション(LTE)のエアインターフェースをサポートする、請求項2に記載の方法。
【請求項12】
前記更新されたCSI-RS構成情報を前記選択された第1の中継ノードに送信することは、
前記第1の基地局によって、EUTRA-NRデュアル接続(EN-DC)構成更新情報を使用することにより、前記更新されたCSI-RS構成情報を第1の中継ノードに送信することと、
前記第1の中継ノードによって、前記更新されたCSI-RS構成情報を使用することにより、隣接セルリストを更新し、EN-DC設定更新確認情報を前記第1の基地局に送信することとを含む、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記更新されたCSI-RS構成情報を前記第2の基地局に送信することは、
前記第1の中継ノードによって、前記第2の基地局が前記第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられているかどうかを決定することと、
前記第1の中継ノードによって、前記第2の基地局が前記第1の中継ノードの前記カバレッジ中に位置付けられているという条件下で、前記第2の基地局が事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートするかどうかを決定することと、
前記第1の中継ノードによって、前記第2の基地局が前記事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートするという条件下で、EN-DC構成更新情報を使用することにより、前記更新されたCSI-RS構成情報を前記第2の基地局に送信することとを含む、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記更新されたCSI-RS構成情報を前記第2の基地局に送信することは、
前記第1の中継ノードによって、前記第2の基地局が前記事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートしないという条件下で、前記更新されたCSI-RS構成情報を廃棄することをさらに含む、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記第2の基地局によって、前記EN-DC構成更新情報を受信した後、前記更新されたCSI-RS構成情報を使用することにより、対応する隣接セルリストを更新することと、
前記第2の基地局によって、EN-DC構成更新確認情報を前記第1の中継ノードに送信することとをさらに含む、請求項13に記載の方法。
【請求項16】
前記第2の基地局によって、前記第1の基地局がCSI-RS測定をオンにするという条件下で、前記第1の基地局に関係付けられた前記セルのうち前記CSI-RS測定をサポートするセルに対して前記CSI-RS測定を実行するように、前記第2の基地局のカバレッジ中に位置付けられているNSA端末に指示することをさらに含む、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信することは、
前記第1の中継ノードにより、前記第2の基地局が前記第1の中継ノードの前記カバレッジ中に位置付けられていないという条件下で、進化型ノードB(eNB)構成更新情報を使用することにより、前記更新されたCSI-RS構成情報を第2の中継ノードに送信することと、ここで、前記第2の中継ノードは、前記LTEの前記エアインターフェースをサポートし、前記第2の基地局は、前記第2の中継ノードの前記カバレッジ中に位置付けられており、
前記第2の中継ノードによって、前記更新されたCSI-RS構成情報を使用することにより、前記対応する隣接リストを更新し、eNB構成更新確認情報を前記第1の中継ノードに送信することと、
前記第2の中継ノードによって、前記第2の基地局が前記事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートするかどうかを決定することと、
前記第2の中継ノードによって、前記第2の基地局が前記事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートするという条件下で、前記EN-DC構成更新情報を使用することにより、前記更新されたCSI-RS構成情報を前記第2の基地局に送信することとをさらに含む、請求項13に記載の方法。
【請求項18】
前記更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信することは、
前記第2の中継ノードによって、前記第2の基地局が前記事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートしないという条件下で、前記更新されたCSI-RS構成情報を廃棄することをさらに含む、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記第2の基地局によって、前記更新されたCSI-RS構成情報を使用することにより、前記対応する隣接リストを更新することと、
前記第2の基地局によって、EN-DC構成更新確認情報を前記第2の中継ノードに送信することとをさらに含む、請求項17の方法。
【請求項20】
前記第2の基地局によって、前記第1の基地局がCSI-RS測定をオンにするという条件下で、前記第1の基地局に関係付けられたセルのうち前記CSI-RS測定をサポートするセルに対して前記CSI-RS測定を実行するように前記第2の基地局のカバレッジ中に位置付けられているNSA端末に指示することとをさらに含む、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
前記更新されたCSI-RS構成情報は、セル識別子、CSI-RS測定をオフにするかどうかの指示情報、CSI-RS電力構成情報、CSI-RS測定帯域幅情報、およびCSI-RSビーム構成のうちの少なくとも1つを含み、
前記CSI-RS電力構成情報は、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)に対応する電力、二次同期信号(SSS)に対応する電力オフセット、およびスクランブリングコード番号のうちの少なくとも1つを含み、
前記CSI-RS測定帯域幅情報は、測定帯域幅、前記CSI-RSの初期物理リソースブロックのPRB位置、およびCSI-RS密度のうちの少なくとも1つを含み、
前記CSI-RSビーム構成は、ビーム数、前記ビームが存在するサブフレーム位置およびその周期、CSI-RS生成シーケンス番号、タイムスロットにおける前記CSI-RSの開始シンボル、および各PRBにおける前記CSI-RSの周波数領域パターンのうちの少なくとも1つを含む、請求項1から20のうちのいずれか一項に記載の方法。
【請求項22】
隣接セル構成情報を送信するためのシステムであって、
少なくとも1つの関連するセルにおけるモビリティ測定のためのチャネル状態情報基準信号(CSI-RS)構成が更新されるという条件下で、隣接セル関係に従ってCSI-RS構成が更新されるセルの隣接セルに対応する第2の基地局を決定し、更新されたCSI-RS構成情報を選択された第1の中継ノードに送信するように構成される第1の基地局と、ここで、前記第1の基地局および前記第2の基地局は両方とも、新たな無線(NR)のエアインターフェースをサポートし、前記第1の基地局と前記第2の基地局との間に直接通信のためのインターフェースは存在せず、
前記更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信するように構成された前記第1の中継ノードと、
前記更新されたCSI-RS構成情報に従って、前記第1の基地局に関係付けられたセルを測定するように、前記第2の基地局のカバレッジ中の端末に指示するように構成された前記第2の基地局とを備える、システム。
【請求項23】
前記第1の中継ノードは、前記第1の基地局および前記第2の基地局のモードに関係付けられる、請求項22に記載のシステム。
【請求項24】
前記第1の中継ノードは、前記第1の基地局および前記第2の基地局がともにスタンドアロン(SA)モードにあるという条件下で前記第1の基地局に接続された第1のアクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)エンティティである、請求項23に記載のシステム。
【請求項25】
前記第1の基地局は、前記第1の基地局と前記第1の中継ノードとの間のインターフェースを使用することによって、アップリンク無線アクセスネットワーク(RAN)構成送信情報を前記第1の中継ノードに送信するように構成され、ここで、前記アップリンクRAN構成送信情報は、第1の基地局識別子および前記第1の基地局識別子に対応するトラッキングエリア識別子、第2の基地局識別子および前記第2の基地局識別子に対応するトラッキングエリア識別子、ならびに前記更新されたCSI-RS構成情報を含む、請求項24に記載のシステム。
【請求項26】
前記第1の基地局識別子および前記第1の基地局識別子に対応する前記トラッキングエリア識別子、前記第2の基地局識別子および前記第2の基地局識別子に対応する前記トラッキングエリア識別子、ならびに前記更新されたCSI-RS構成情報は、前記アップリンクRAN構成送信情報中の自己組織化ネットワーク(SON)構成送信情報ユニット中に含まれる、請求項25に記載のシステム。
【請求項27】
前記第1の中継ノードは、前記第2の基地局識別子および前記第2の基地局識別子に対応する前記トラッキングエリア識別子に従って、前記第2の基地局が前記第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられているかどうかを決定し、前記第2の基地局が前記第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられているという条件下で、ダウンリンクRAN構成送信情報を使用することによって、前記更新されたCSI-RS構成情報を前記第2の基地局に送信するように構成される、請求項25に記載のシステム。
【請求項28】
第2の中継ノードをさらに備え、
前記第1の中継ノードは、前記第2の基地局が前記第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられていないという条件下で、前記更新されたCSI-RS構成情報を第2の中継ノードに送信するようにさらに構成され、ここで、前記第2の中継ノードは、前記第2の基地局と接続される第2のAMFエンティティであり、
第2の中継ノードは、前記ダウンリンクRAN構成送信情報を使用することによって、前記更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信するように構成される、請求項27に記載のシステム。
【請求項29】
前記第2の基地局は、前記更新されたCSI-RS構成情報および前記第1の基地局識別子を使用することによって、隣接セルリストにおけるCSI-RS構成が更新されたセルの現在のCSI-RS構成情報を更新するように構成される、請求項28に記載のシステム。
【請求項30】
前記隣接セルリストは、前記第1の基地局識別子、CSI-RS構成が更新されたセルのセル識別子、前記第1の基地局のモード、前記第1の基地局との直接接続インタフェースが存在するかどうかの指示情報、CSI-RS測定を有効にするかどうかの指示情報、および現在のCSI-RS構成情報のうちの少なくとも1つを含む、請求項29に記載のシステム。
【請求項31】
前記第2の基地局は、前記更新されたCSI-RS構成情報を使用することによって、CSI-RS測定がオン状態であるかどうかを決定し、前記CSI-RS測定がオン状態である条件下で、無線リソース制御(RRC)再構成情報を使用することによって、前記CSI-RS測定に従って前記第1の基地局に関係付けられた前記セルを測定するように前記端末に指示し、前記CSI-RS測定がオフ状態である条件下で、前記RRC再構成情報を使用することによって、同期信号ブロック(SSB)を使用することにより、前記第1の基地局に関係付けられた前記セルを測定するように前記端末に指示するように構成される、請求項29に記載のシステム。
【請求項32】
前記第1の中継ノードは、前記第1の基地局が非スタンドアロン(NSA)モードにあるという条件下で前記第1の基地局との直接通信インターフェースを有する第3の基地局であり、ここで、前記第3の基地局は、ロングタームエボリューション(LTE)のエアインターフェースをサポートする、請求項23に記載のシステム。
【請求項33】
前記第1の基地局は、EUTRA-NRデュアル接続(EN-DC)構成更新情報を使用することによって、前記更新されたCSI-RS構成情報を第1の中継ノードに送信するように構成され、
前記第1の中継ノードは、前記更新されたCSI-RS構成情報使用することによって、隣接セルリストを更新し、EN-DC構成更新確認情報を前記第1の基地局に送信するように構成される、請求項32に記載のシステム。
【請求項34】
前記第1の中継ノードは、前記第2の基地局が前記第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられているかどうかを決定し、前記第2の基地局は、前記第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられているという条件下で、前記第2の基地局が事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートするかどうかを決定し、前記第2の基地局が前記事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートするという条件下で、前記EN-DC構成更新情報を使用することによって、前記更新されたCSI-RS構成情報を前記第2の基地局に送信するように構成される、請求項33に記載のシステム。
【請求項35】
前記第1の中継ノードは、前記第2の基地局が前記事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートしないという条件下で、前記更新されたCSI-RS構成情報を廃棄するようにさらに構成される、請求項34に記載のシステム。
【請求項36】
前記第2の基地局は、前記EN-DC構成更新情報を受信した後に、前記更新されたCSI-RS構成情報を使用することによって、対応する隣接セルリストを更新し、前記EN-DC構成更新確認情報を前記第1の中継ノードに送信するように構成される、請求項34に記載のシステム。
【請求項37】
前記第2の基地局は、前記第1の基地局がCSI-RS測定をオンにするという条件下で、前記第1の基地局に関係付けられたセルのうち前記CSI-RS測定をサポートするセルに対して前記CSI-RS測定を実行するように前記第2の基地局のカバレッジ中に位置付けられているNSA端末に指示するように構成される、請求項36に記載のシステム。
【請求項38】
第2の中継ノードをさらに備え、
前記第1の中継ノードは、前記第2の基地局が前記第1の中継ノードの前記カバレッジ中に位置付けられていないという条件下で、進化型ノードB(eNB)構成更新情報を使用することによって、前記更新されたCSI-RS構成情報を第2の中継ノードに送信するようにさらに構成され、ここで、前記第2の中継ノードは、前記LTEの前記エアインターフェースをサポートし、前記第2の基地局は、前記第2の中継ノードの前記カバレッジ中に位置付けられ、
前記第2の中継ノードは、前記更新されたCSI-RS構成情報を使用して、eNB構成更新確認情報を前記第1の中継ノードに送信することによって、前記対応する隣接リストを更新し、前記第2の基地局が前記事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートするかどうかを決定し、前記第2の基地局が前記事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートするという条件下で、前記EN-DC構成更新情報を使用することによって、前記更新されたCSI-RS構成情報を前記第2の基地局に送信するように構成される、請求項34に記載のシステム。
【請求項39】
前記第2の中継ノードは、前記第2の基地局が前記事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートしないという条件下で、前記更新されたCSI-RS構成情報を廃棄するようにさらに構成される、請求項38に記載のシステム。
【請求項40】
前記第2の基地局は、前記更新されたCSI-RS構成情報を使用することによって、前記対応する隣接リストを更新し、EN-DC構成更新確認情報を前記第2の中継ノードに送信するように構成される、請求項38に記載のシステム。
【請求項41】
前記第2の基地局は、前記第1の基地局がCSI-RS測定をオンにするという条件下で、前記第1の基地局に関係付けられたセルのうち前記CSI-RS測定をサポートするセルに対して前記CSI-RS測定を実行するように、前記第2の基地局のカバレッジ中に位置付けられているNSA端末に指示するように構成される、請求項40に記載のシステム。
【請求項42】
前記更新されたCSI-RS構成情報は、セル識別子、CSI-RS測定をオフにするかどうかの指示情報、CSI-RS電力構成情報、CSI-RS測定帯域幅情報、およびCSI-RSビーム構成のうちの少なくとも1つを含み、
前記CSI-RS電力構成情報は、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)に対応する電力、二次同期信号(SSS)に対応する電力オフセット、およびスクランブリングコード番号のうちの少なくとも1つを含み、
前記CSI-RS測定帯域幅情報は、測定帯域幅、前記CSI-RSの初期物理リソースブロックのPRB位置、およびCSI-RS密度のうちの少なくとも1つを含み、
前記CSI-RSビーム構成は、ビーム数、前記ビームが存在するサブフレーム位置およびその周期、CSI-RS生成シーケンス番号、タイムスロットにおける前記CSI-RSの開始シンボル、および各PRBにおける前記CSI-RSの周波数領域パターンのうちの少なくとも1つを含む、請求項22から41のうちのいずれか一項に記載のシステム。
【請求項43】
第1の基地局によって実行される隣接セル構成情報を送信するための方法であって、
少なくとも1つの関係付けられたセルにおけるモビリティ測定のためのチャネル状態情報基準信号(CSI-RS)構成が更新されるという条件下で、隣接セル関係に従ってCSI-RS構成が更新されるセルの隣接セルに対応する第2の基地局を決定することと、ここで、前記第1の基地局および前記第2の基地局は両方とも、新たな無線(NR)のエアインターフェースをサポートし、前記第1の基地局と前記第2の基地局との間に直接通信のためのインターフェースが存在せず、
第1の中継ノードを選択することと、
前記第1の中継ノードを使用することによって、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信することとを含む、方法。
【請求項44】
前記第1の中継ノードを選択することは、
前記第1の基地局および前記第2の基地局が両方ともスタンドアロン(SA)モードにあるという条件下で、前記第1の基地局に接続された第1のアクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)エンティティを前記第1の中継ノードとして選択することを含む、請求項43に記載の方法。
【請求項45】
前記更新されたCSI-RS構成情報を前記第2の基地局に送信することは、
前記第1の基地局と前記第1の中継ノードとの間のインターフェースを使用することによって、アップリンク無線アクセスネットワーク(RAN)構成送信情報を前記第1の中継ノードに送信することを含み、ここで、前記アップリンクRAN構成送信情報は、第1の基地局識別子および前記第1の基地局識別子に対応するトラッキングエリア識別子、第2の基地局識別子および前記第2の基地局識別子に対応するトラッキングエリア識別子、ならびに前記更新されたCSI-RS構成情報を含み、それにより、前記第1の中継ノードは、前記更新されたCSI-RS構成情報を前記第2の基地局に送る、請求項44に記載の方法。
【請求項46】
前記第1の中継ノードを選択することは、
前記第1の基地局が非スタンドアロン(NSA)モードにあるという条件下で、直接通信インタフェースを通して前記第1の基地局と接続された第3の基地局を前記第1の中継ノードとして選択することを含み、ここで、前記第3の基地局は、ロングタームエボリューション(LTE)のエアインターフェースをサポートする、請求項43に記載の方法。
【請求項47】
前記更新されたCSI-RS構成情報を前記第2の基地局に送信することは、
EUTRA-NRデュアル接続(EN-DC)構成更新情報を使用することによって、前記更新されたCSI-RS構成情報を第1の中継ノードに送信し、それによって、前記第1の中継ノードが、前記更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信することを含む、請求項46に記載の方法。
【請求項48】
基地局であって、
プロセッサと、
前記プロセッサに結合され、プログラム命令を記憶しているメモリとを含み、前記プログラム命令が前記プロセッサによって実行されるとき、前記プロセッサに、請求項43から47のいずれか一項に記載の方法を実現させる、基地局。
【請求項49】
第1の中継ノードによって実行される隣接セル構成情報を送信するための方法であって、
第1の基地局によって第2の基地局に送信された更新されたCSI-RS構成が受信されるという条件下で、第2の基地局識別子および前記第2の基地局識別子に対応するトラッキングエリア識別子に従って、第2の基地局が前記第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられているかどうかを決定することと、
前記第2の基地局が前記第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられているという条件下で、前記更新されたCSI-RS構成情報を前記第2の基地局に送信することと、
前記第2の基地局が前記第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられていないという条件下で、前記更新されたCSI-RS構成情報を前記第2の基地局と接続された第2の中継ノードに送信し、それによって、前記第2の中継ノードは、前記更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信することとを含む、方法。
【請求項50】
前記更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信することは、
前記第1の中継ノードが第1のAMFエンティティであるという条件下で、ダウンリンクRAN構成送信情報を使用することによって、前記更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信することを含む、請求項49に記載の方法。
【請求項51】
前記更新されたCSI-RS構成情報を前記第2の基地局に接続された第2の中継ノードに送信することは、
前記第1の中継ノードが第1のAMFエンティティであるという条件下で、前記更新されたCSI-RS構成情報を第2の中継ノードに送信することを含み、ここで、前記第2の中継ノードは、前記第2の基地局と接続された第2のAMFエンティティであり、それによって、前記第2の中継ノードは、ダウンリンクRAN構成送信情報を使用することによって、前記更新されたCSI-RS構成情報を前記第2の基地局に送信する、請求項49に記載の方法。
【請求項52】
前記更新されたCSI-RS構成情報を前記第2の基地局に送信することは、
前記第1の中継ノードがLTEのエアインターフェースをサポートする第3の基地局である場合、前記第2の基地局が事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートするという条件下で、EN-DC構成更新情報を使用することにより、前記更新されたCSI-RS構成情報を前記第2の基地局に送信することを含む、請求項49に記載の方法。
【請求項53】
前記更新されたCSI-RS構成情報を前記第2の基地局に送信することは、
前記第1の中継ノードがLTEのエアインターフェースをサポートする第3の基地局であるという条件下で、eNB構成更新情報を使用することによって、前記更新されたCSI-RS構成情報を前記第2の中継ノードに送信することを含み、ここで、前記第2の中継ノードは前記LTEのエアインターフェースをサポートし、前記第2の基地局は、前記第2の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられ、それによって、前記第2の中継ノードは、前記第2の基地局が事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートするという条件下で、EN-DC構成更新情報を使用することによって、前記更新されたCSI-RS構成情報を前記第2の基地局に送信する、請求項49に記載の方法。
【請求項54】
中継ノードであって、
プロセッサと、
前記プロセッサに結合され、プログラム命令を記憶しているメモリとを含み、前記プログラム命令は、前記プロセッサによって実行されるとき、前記プロセッサに請求項49から53のいずれか一項に記載の方法を実現させる、中継ノード。
【請求項55】
コンピュータ命令を記憶するコンピュータ読取可能記憶媒体であって、前記命令がプロセッサによって実行されるとき、請求項1から21、43から47、49から53のいずれか一項に記載の方法を実現する、コンピュータ読取可能記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[0001]本出願は、2019年6月11日に出願されたCN出願第201910500450.X号に基づいており、その優先権を主張し、その開示は、その全体が参照により本開示に組み込まれる。
【0002】
[0002]本開示は、ワイヤレス通信の分野に関し、特に、隣接セル構成情報を送信するための方法およびシステム、ならびにコンピュータ読取可能記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
[0003]関連技術では、セル間ハンドオーバのための2つの測定基準があり、それらは、SSB(同期信号ブロック)ベースの測定およびCSI(チャネル状態情報)-RS(基準信号)ベースの測定である。
【0004】
[0004]SSBは、わずか20個のPRB(物理リソースブロック)の周波数領域幅を有し、チャネル全体の状態を測定することができないが、CSI-RSは、全帯域であるように構成されることができる。加えて、CSI-RSのビームは、SSBのビームよりも狭く、実際のサービスビーム条件を反映することができる。いくつかのシナリオでは、SSBのビーム幅は、ユーザのサービスビームのビーム幅と著しく異なるかもしれない。したがって、CSI-RSに基づく測定結果は、SSBベースの測定に基づくハンドオーバよりも高い精度を有する。
【発明の概要】
【0005】
[0005]本開示の実施形態の第1の態様にしたがうと、隣接セル構成情報を送信するための方法が提供され、第1の基地局によって、少なくとも1つの関係付けられたセルにおけるモビリティ測定のためのチャネル状態情報基準信号(CSI-RS)構成が更新されるという条件下で、CSI-RS構成は、隣接セル関係に従って更新されるセルの隣接セルに対応する第2の基地局を決定することと、ここで、第1の基地局および第2の基地局は両方とも、新たな無線(NR)のエアインターフェースをサポートし、第1の基地局と第2の基地局との間に直接通信のためのインターフェースは存在せず、第1の基地局によって、更新されたCSI-RS構成情報を、選択された第1の中継ノードに送信することと、第1の中継ノードによって、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信することと、第2の基地局によって、更新されたCSI-RS構成情報に従って第1の基地局に関係付けられたセルを測定するように、第2の基地局のカバレッジ中の端末に指示することとを含む。
【0006】
[0006]いくつかの実施形態では、第1の中継ノードは、第1の基地局および第2の基地局のモードに関係付けられる。
【0007】
[0007]いくつかの実施形態では、第1の中継ノードは、第1の基地局および第2の基地局が両方ともスタンドアロン(SA)モードにあるという条件下で第1の基地局に接続された第1のアクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)エンティティである。
【0008】
[0008]いくつかの実施形態では、更新されたCSI-RS構成情報を選択された第1の中継ノードに送信することは、第1の基地局によって、第1の基地局と第1の中継ノードとの間のインターフェースを使用することにより、アップリンク無線アクセスネットワーク(RAN)構成送信情報を第1の中継ノードに送信することを含み、ここで、アップリンクRAN構成送信情報は、第1の基地局識別子および第1の基地局識別子に対応するトラッキングエリア識別子、第2の基地局識別子および第2の基地局識別子に対応するトラッキングエリア識別子、ならびに更新されたCSI-RS構成情報を含む。
【0009】
[0009]いくつかの実施形態では、第1の基地局識別子および第1の基地局識別子に対応するトラッキングエリア識別子、第2の基地局識別子および第2の基地局識別子に対応するトラッキングエリア識別子、ならびに更新されたCSI-RS構成情報は、アップリンクRAN構成送信情報中の自己組織化ネットワーク(SON)構成送信情報ユニットに含まれる。
【0010】
[0010]いくつかの実施形態では、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信することは、第1の中継ノードによって、第2の基地局識別子および第2の基地局識別子に対応するトラッキングエリア識別子に従って、第2の基地局が第1の中継ノードのカバレッジ内に位置付けられているかどうかを決定することと、第1の中継ノードによって、第2の基地局が第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられているという条件下で、ダウンリンクRAN構成送信情報を使用することにより、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信することとを含む。
【0011】
[0011]いくつかの実施形態では、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信することは、第1の中継ノードによって、第2の基地局が第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられていないという条件下で、更新されたCSI-RS構成情報を、第1の中継ノードによって第2の中継ノードに送信することと、ここで、第2の中継ノードは、第2の基地局と接続された第2のAMFエンティティであり、第2の中継ノードによって、ダウンリンクRAN構成送信情報を使用することにより、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信することとをさらに含む。
【0012】
[0012]いくつかの実施形態では、第2の基地局によって、更新されたCSI-RS構成情報と第1の基地局識別子とを使用することにより、隣接セルリストにおいてCSI-RS構成が更新されたセルの現在のCSI-RS構成情報を更新する。
【0013】
[0013]いくつかの実施形態では、隣接セルリストは、第1の基地局識別子、CSI-RS構成が更新されたセルのセル識別子、第1の基地局のモード、第1の基地局との直接接続インターフェースが存在するかどうかの指示情報、CSI-RS測定を有効にするかどうかの指示情報、および現在のCSI-RS構成情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0014】
[0014]いくつかの実施形態では、第2の基地局によって、更新されたCSI-RS構成情報を使用することにより、CSI-RS測定がオン状態であるかどうかを決定し、第2の基地局によって、CSI-RS測定がオン状態であるという条件下で、無線リソース制御(RRC)再構成情報を使用することにより、CSI-RS測定に従って、第1の基地局に関係付けられたセルを測定するように端末に指示し、第2の基地局によって、CSI-RS測定がオフ状態であるという条件下で、RRC再構成情報を使用することにより、同期信号ブロック(SSB)を使用することにより、第1の基地局に関係付けられたセルを測定するように端末に指示する。
【0015】
[0015]いくつかの実施形態では、第1の中継ノードは、第1の基地局が非スタンドアロン(NSA)モードにあるという条件下で第1の基地局との直接通信インターフェースを有する第3の基地局であり、第3の基地局は、ロングタームエボリューション(LTE(登録商標))のエアインターフェースをサポートする。
【0016】
[0016]いくつかの実施形態では、更新されたCSI-RS構成情報を選択された第1の中継ノードに送信することは、第1の基地局によって、EUTRA-NRデュアル接続(EN-DC)構成更新情報を使用することにより、更新されたCSI-RS構成情報を第1の中継ノードに送信することと、第1の中継ノードによって、更新されたCSI-RS構成情報を使用することにより、隣接セルリストを更新し、EN-DC構成更新確認情報を第1の基地局に送信することとを含む。
【0017】
[0017]いくつかの実施形態では、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信することは、第1の中継ノードによって、第2の基地局が第1の中継ノードのカバレッジ内に位置付けられているかどうかを決定することと、第1の中継ノードによって、第2の基地局が第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられているという条件下で、第2の基地局が事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートするかどうかを決定することと、第1の中継ノードによって、第2の基地局が事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートするという条件下で、EN-DC構成更新情報を使用することにより、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信することとを含む。
【0018】
[0018]いくつかの実施形態では、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信することは、第1の中継ノードによって、第2の基地局が事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートしないという条件下で、更新されたCSI-RS構成情報を廃棄することをさらに含む。
【0019】
[0019]いくつかの実施形態では、第2の基地局によって、EN-DC構成更新情報を受信した後に、更新されたCSI-RS構成情報を使用することにより、対応する隣接セルリストを更新し、第2の基地局によって、EN-DC構成更新確認情報を第1の中継ノードに送信する。
【0020】
[0020]いくつかの実施形態では、第2の基地局によって、第1の基地局がCSI-RS測定をオンにするという条件下で、第1の基地局に関係付けられたセルのうちCSI-RS測定をサポートするセルに対してCSI-RS測定を実行するように、第2の基地局のカバレッジ中に位置付けられているNSA端末に指示する。
【0021】
[0021]いくつかの実施形態では、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信することは、第1の中継ノードによって、第2の基地局が第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられていないという条件下で、進化型ノードB(eNB)構成更新情報を使用することにより、更新されたCSI-RS構成情報を第2の中継ノードに送信することと、ここで、第2の中継ノードは、LTEのエアインターフェースをサポートし、第2の基地局は、第2の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられており、第2の中継ノードによって、更新されたCSI-RS構成情報を使用することにより、対応する隣接リストを更新し、eNB構成更新確認情報を第1の中継ノードに送信することと、第2の中継ノードによって、第2の基地局が事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートするかどうかを決定することと、第2の中継ノードによって、第2の基地局が事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートするという条件下で、EN-DC構成更新情報を使用することにより、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信することとをさらに含む。
【0022】
[0022]いくつかの実施形態では、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信することは、第2の中継ノードによって、第2の基地局が事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートしないという条件下で、更新されたCSI-RS構成情報を廃棄することをさらに含む。
【0023】
[0023]いくつかの実施形態では、第2の基地局によって、更新されたCSI-RS構成情報を使用することにより、対応する隣接リストを更新し、第2の基地局によって、EN-DC構成更新確認情報を第2の中継ノードに送信する。
【0024】
[0024]いくつかの実施形態では、第2の基地局によって、第1の基地局がCSI-RS測定をオンにするという条件下で、第1の基地局に関係付けられたセルのうちCSI-RS測定をサポートするセルに対してCSI-RS測定を実行するように、第2の基地局のカバレッジ中に位置付けられているNSA端末に指示する。
【0025】
[0025]いくつかの実施形態では、更新されたCSI-RS構成情報は、セル識別子、CSI-RS測定をオフにするかどうかの指示情報、CSI-RS電力構成情報、CSI-RS測定帯域幅情報、およびCSI-RSビーム構成のうちの少なくとも1つを含み、CSI-RS電力構成情報は、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)に対応する電力、二次同期信号(SSS)に対応する電力オフセット、およびスクランブリングコード番号のうちの少なくとも1つを含み、CSI-RS測定帯域幅情報は、測定帯域幅、CSI-RSの初期物理リソースブロックのPRB位置、およびCSI-RS密度のうちの少なくとも1つを含み、CSI-RSビーム構成は、ビーム数、ビームが存在するサブフレーム位置およびその周期、CSI-RS生成シーケンス番号、タイムスロットにおけるCSI-RSの開始シンボル、および各PRBにおけるCSI-RSの周波数領域パターンのうちの少なくとも1つを含む。
【0026】
[0026]本開示の実施形態の第2の態様にしたがうと、隣接セル構成情報を送信するためのシステムが提供され、少なくとも1つの関連するセルにおけるモビリティ測定のためのチャネル状態情報基準信号(CSI-RS)構成が更新されるという条件下で、隣接セル関係に従ってCSI-RS構成が更新されるセルの隣接セルに対応する第2の基地局を決定し、更新されたCSI-RS構成情報を選択された第1の中継ノードに送信するように構成される第1の基地局と、ここで、第1の基地局および第2の基地局は両方とも、新たな無線(NR)のエアインターフェースをサポートし、第1の基地局と第2の基地局との間に直接通信のためのインターフェースは存在せず、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信するように構成された第1の中継ノードと、更新されたCSI-RS構成情報に従って、第1の基地局に関係付けられたセルを測定するように、第2の基地局のカバレッジ中の端末に指示するように構成された第2の基地局とを備える。
【0027】
[0027]いくつかの実施形態では、第1の中継ノードは、第1の基地局および第2の基地局のモードに関係付けられる。
【0028】
[0028]いくつかの実施形態では、第1の中継ノードは、第1の基地局および第2の基地局が両方ともスタンドアロン(SA)モードにあるという条件下で第1の基地局に接続された第1のアクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)エンティティである。
【0029】
[0029]いくつかの実施形態では、第1の基地局は、第1の基地局と第1の中継ノードとの間のインターフェースを使用することによって、アップリンク無線アクセスネットワーク(RAN)構成送信情報を第1の中継ノードに送信するように構成され、ここで、アップリンクRAN構成送信情報は、第1の基地局識別子および第1の基地局識別子に対応するトラッキングエリア識別子、第2の基地局識別子および第2の基地局識別子に対応するトラッキングエリア識別子、ならびに更新されたCSI-RS構成情報を含む。
【0030】
[0030]いくつかの実施形態では、第1の基地局識別子および第1の基地局識別子に対応するトラッキングエリア識別子、第2の基地局識別子および第2の基地局識別子に対応するトラッキングエリア識別子、ならびに更新されたCSI-RS構成情報は、アップリンクRAN構成送信情報中の自己組織化ネットワーク(SON)構成送信情報ユニット中に含まれる。
【0031】
[0031]いくつかの実施形態では、第1の中継ノードは、第2の基地局識別子および第2の基地局識別子に対応するトラッキングエリア識別子に従って、第2の基地局が第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられているかどうかを決定し、第2の基地局が第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられているという条件下で、ダウンリンクRAN構成送信情報を使用することによって、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信するように構成される。
【0032】
[0032]いくつかの実施形態では、第1の中継ノードは、第2の基地局が第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられていないという条件下で、更新されたCSI-RS構成情報を第2の中継ノードに送信するようにさらに構成され、ここで、第2の中継ノードは、第2の基地局と接続された第2のAMFエンティティであり、第2の中継ノードは、ダウンリンクRAN構成送信情報を使用することによって、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信するように構成される。
【0033】
[0033]いくつかの実施形態では、第2の基地局は、更新されたCSI-RS構成情報と第1の基地局識別子とを使用することによって、隣接セルリストにおけるCSI-RS構成が更新されたセルの現在のCSI-RS構成情報を更新するように構成される。
【0034】
[0034]いくつかの実施形態では、隣接セルリストは、第1の基地局識別子、CSI-RS構成が更新されるセルのセル識別子、第1の基地局のモード、第1の基地局との直接接続インターフェースが存在するかどうかの指示情報、CSI-RS測定を有効にするかどうかの指示情報、および現在のCSI-RS構成情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0035】
[0035]いくつかの実施形態では、第2の基地局は、更新されたCSI-RS構成情報を使用することによってCSI-RS測定がオン状態であるかどうかを決定し、CSI-RS測定がオン状態である条件下で、無線リソース制御(RRC)再構成情報を使用することによって、CSI-RS測定に従って第1の基地局に関係付けられたセルを測定するように端末に指示し、CSI-RS測定がオフ状態である条件下で、同期信号ブロック(SSB)を使用することにより、第1の基地局に関係付けられたセルを測定するように端末に指示するように構成される。
【0036】
[0036]いくつかの実施形態では、第1の中継ノードは、第1の基地局が非スタンドアロン(NSA)モードにあるという条件下で第1の基地局との直接通信インターフェースを有する第3の基地局であり、ここで、第3の基地局は、ロングタームエボリューション(LTE)のエアインターフェースをサポートする。
【0037】
[0037]いくつかの実施形態では、第1の基地局は、EUTRA-NRデュアル接続(EN-DC)構成更新情報を使用することによって、更新されたCSI-RS構成情報を第1の中継ノードに送信するように構成され、第1の中継ノードは、更新されたCSI-RS構成情報を使用することによって、隣接セルリストを更新し、EN-DC構成更新確認情報を第1の基地局に送信するように構成される。
【0038】
[0038]いくつかの実施形態では、第1の中継ノードは、第2の基地局が第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられているかどうかを決定し、第2の基地局は、第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられているという条件下で、第2の基地局が事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートするかどうかを決定し、第2の基地局が事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートするという条件下で、EN-DC構成更新情報を使用することによって、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信するように構成される。
【0039】
[0039]いくつかの実施形態では、第1の中継ノードは、第2の基地局が事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートしないという条件下で、更新されたCSI-RS構成情報を廃棄するようにさらに構成される。
【0040】
[0040]いくつかの実施形態では、第2の基地局は、EN-DC構成更新情報を受信した後、更新されたCSI-RS構成情報を使用することによって、対応する隣接セルリストを更新し、EN-DC構成更新確認情報を第1の中継ノードに送信するように構成される。
【0041】
[0041]いくつかの実施形態では、第2の基地局は、第1の基地局がCSI-RS測定をオンにするという条件下で、第1の基地局に関係付けられたセルのうちのCSI-RS測定をサポートするセルに対してCSI-RS測定を実行するように、第2の基地局のカバレッジ中に位置付けられているNSA端末に指示するように構成される。
【0042】
[0042]いくつかの実施形態では、第1の中継ノードは、第2の基地局が第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられていないという条件下で、進化型ノードB(eNB)構成更新情報を使用することによって、更新されたCSI-RS構成情報を第2の中継ノードに送信するようにさらに構成され、ここで、第2の中継ノードは、LTEのエアインターフェースをサポートし、第2の基地局は、第2の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられ、第2の中継ノードは、更新されたCSI-RS構成情報を使用して、eNB構成更新確認情報を第1の中継ノードに送信することによって、対応する隣接リストを更新し、第2の基地局が事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートするかどうかを決定し、第2の基地局が事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートするという条件下で、EN-DC構成更新情報を使用することによって、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信するように構成される。
【0043】
[0043]いくつかの実施形態では、第2の中継ノードは、第2の基地局が事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートしないという条件下で、更新されたCSI-RS構成情報を廃棄するようにさらに構成される。
【0044】
[0044]いくつかの実施形態では、第2の基地局は、更新されたCSI-RS構成情報を使用することによって対応する隣接リストを更新し、EN-DC構成更新確認情報を第2の中継ノードに送信するように構成される。
【0045】
[0045]いくつかの実施形態では、第2の基地局は、第1の基地局がCSI-RS測定をオンにするという条件下で、第1の基地局に関係付けられたセルのうちのCSI-RS測定をサポートするセルに対してCSI-RS測定を実行するように、第2の基地局のカバレッジ中に位置付けられているNSA端末に指示するように構成される。
【0046】
[0046]いくつかの実施形態では、更新されたCSI-RS構成情報は、セル識別子、CSI-RS測定をオフにするかどうかの指示情報、CSI-RS電力構成情報、CSI-RS測定帯域幅情報、およびCSI-RSビーム構成のうちの少なくとも1つを含み、CSI-RS電力構成情報は、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)に対応する電力、二次同期信号(SSS)に対応する電力オフセット、およびスクランブリングコード番号のうちの少なくとも1つを含み、CSI-RS測定帯域幅情報は、測定帯域幅、CSI-RSの初期物理リソースブロックのPRB位置、およびCSI-RS密度のうちの少なくとも1つを含み、CSI-RSビーム構成は、ビーム数、ビームが存在するサブフレーム位置およびその周期、CSI-RS生成シーケンス番号、タイムスロットにおけるCSI-RSの開始シンボル、および各PRBにおけるCSI-RSの周波数領域パターンのうちの少なくとも1つを含む。
【0047】
[0047]本開示の実施形態の第3の態様によれば、第1の基地局によって実行される隣接セル構成情報を送信するための方法が提供され、前記方法は、少なくとも1つの関係付けられたセルにおけるモビリティ測定のためのチャネル状態情報基準信号(CSI-RS)構成が更新されるという条件下で、隣接セル関係に従ってCSI-RS構成が更新されるセルの隣接セルに対応する第2の基地局を決定することと、ここで、第1の基地局および第2の基地局は両方とも、新たな無線(NR)のエアインターフェースをサポートし、第1の基地局と第2の基地局との間に直接通信のためのインターフェースが存在せず、第1の中継ノードを選択することと、第1の中継ノードを使用することによって、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信することとを含む。
【0048】
[0048]いくつかの実施形態では、第1の基地局および第2の基地局が両方ともスタンドアロン(SA)モードにあるという条件下で、第1の基地局に接続された第1のアクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)エンティティを第1の中継ノードとして選択する。
【0049】
[0049]いくつかの実施形態では、第1の基地局と第1の中継ノードとの間のインターフェースを使用することによって、アップリンク無線アクセスネットワーク(RAN)構成送信情報を第1の中継ノードに送信し、ここで、アップリンクRAN構成送信情報は、第1の基地局識別子および第1の基地局識別子に対応するトラッキングエリア識別子、第2の基地局識別子および第2の基地局識別子に対応するトラッキングエリア識別子、ならびに更新されたCSI-RS構成情報を含み、それによって、第1の中継ノードは、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送る。
【0050】
[0050]いくつかの実施形態では、第1の基地局が非スタンドアロン(NSA)モードにあるという条件下で、直接通信インターフェースを通して第1の基地局と接続された第3の基地局を第1の中継ノードとして選択し、ここで、第3の基地局は、ロングタームエボリューション(LTE)のエアインターフェースをサポートする。
【0051】
[0051]いくつかの実施形態では、EUTRA-NRデュアル接続(EN-DC)構成更新情報を使用することによって、更新されたCSI-RS構成情報を第1の中継ノードに送信し、それによって、第1の中継ノードは、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信する。
【0052】
[0052]本開示の実施形態の第4の態様によれば、基地局が提供され、基地局は、プロセッサと、プロセッサに結合され、プログラム命令を記憶しているメモリとを含み、プログラム命令がプロセッサによって実行されるとき、プロセッサに、上記の方法を実現させる。
【0053】
[0053]本開示の実施形態の第5の態様によれば、第1の中継ノードによって実行される隣接セル構成情報を送信するための方法が提供され、前記方法は、第1の基地局によって第2の基地局に送信された更新されたCSI-RS構成が受信されるという条件下で、第2の基地局識別子および第2の基地局識別子に対応するトラッキングエリア識別子に従って、第2の基地局が第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられているかどうかを決定することと、第2の基地局が第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられているという条件下で、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信することと、第2の基地局が第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられていないという条件下で、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局と接続された第2の中継ノードに送信し、それによって、第2の中継ノードは、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信することとを含む。
【0054】
[0054]いくつかの実施形態では、第1の中継ノードが第1のAMFエンティティであるという条件下で、ダウンリンクRAN構成送信情報を使用することによって、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信する。
【0055】
[0055]いくつかの実施形態では、第1の中継ノードが第1のAMFエンティティであるという条件下で、更新されたCSI-RS構成情報を第2の中継ノードに送信し、ここで、第2の中継ノードは、第2の基地局と接続された第2のAMFエンティティであり、それによって、第2の中継ノードは、ダウンリンクRAN構成送信情報を使用することによって、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信する。
【0056】
[0056]いくつかの実施形態では、第1の中継ノードがLTEのエアインターフェースをサポートする第3の基地局である場合、第2の基地局が事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートするという条件下で、EN-DC構成更新情報を使用することにより、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信する。
【0057】
[0057]いくつかの実施形態では、第1の中継ノードがLTEのエアインターフェースをサポートする第3の基地局であるという条件下で、eNB構成更新情報を使用することによって、更新されたCSI-RS構成情報を第2の中継ノードに送信し、ここで、第2の中継ノードは、LTEのエアインターフェースをサポートし、第2の基地局は、第2の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられ、それによって、第2の中継ノードは、第2の基地局が事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートするという条件下で、EN-DC構成更新情報を使用することによって、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信する。
【0058】
[0058]本開示の実施形態の第6の態様によれば、プロセッサと、プロセッサに結合され、プログラム命令を記憶するメモリとを含む中継ノードが提供され、プログラム命令がプロセッサによって実行されるとき、プロセッサに上記方法を実現させる。
【0059】
[0059]本開示の実施形態の第7の態様によれば、コンピュータ命令を記憶するコンピュータ読取可能記憶媒体が提供され、コンピュータ命令がプロセッサによって実行されるとき、上述の実施形態のいずれか1つによる方法を実現する。
【0060】
[0060]本開示の他の特徴およびその利点は、添付の図面を参照して進められる、その例示的な実施形態の以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0061】
[0061]本明細書に組み込まれ、その一部を構成する添付の図面は、説明と共に本開示の実施形態を図示し、本開示の原理を説明する役割を果たすものである。
【0062】
[0062]本開示は、添付の図面を参照して以下の詳細な説明からより明確に理解されることができる。
【
図1】[0063]
図1は、本開示の1つの実施形態にしたがって隣接セル構成情報を送信するための方法を図示するフローチャートである。
【
図2】[0064]
図2は、本開示の別の実施形態にしたがって隣接セル構成情報を送信するための方法を図示するフローチャートである。
【
図3】[0065]
図3は、本開示のさらに別の実施形態にしたがって隣接セル構成情報を送信するための方法を図示するフローチャートである。
【
図4】[0066]
図4は、本開示の別の実施形態にしたがって隣接セル構成情報を送信するための方法を図示するフローチャートである。
【
図5】[0067]
図5は、本開示のさらに別の実施形態にしたがって隣接セル構成情報を送信するための方法を図示するフローチャートである。
【
図6】[0068]
図6は、本開示の実施形態にしたがって隣接セル構成情報を送信するシステムの概略構造ダイヤグラムである。
【
図7】[0069]
図7は、本開示の別の実施形態にしたがって隣接セル構成情報を送信するシステムの概略構造ダイヤグラムである。
【0063】
[0070]図面に示される様々な部分の寸法は、縮尺の通りではないことを理解されたい。また、同一または類似の参照符号は、同一または類似の構成要素を示す。
【発明を実施するための形態】
【0064】
[0071]本開示の実施形態における技術的解決策は、本開示の実施形態における図面を参照して明確かつ完全に説明され、説明される実施形態は、本開示の実施形態のすべてではなく一部にすぎないことは明らかである。少なくとも1つの例示的な実施形態の以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、決して本開示、その適用、または使用を限定することを意図するものではない。発明性なしに本明細書に開示された実施形態から当業者によって導き出され得る全ての他の実施形態は、本開示の範囲内であることが意図される。
【0065】
[0072]これらの実施形態に記載された部品およびステップの相対的配置、数値的表現および数値は、特に明記しない限り、本開示の範囲を限定するものではない。
【0066】
[0073]一方、説明の便宜上、図面に示されるそれぞれの部分のサイズは、実際の比例関係で描かれていないことを理解されたい。
【0067】
[0074]当業者に知られている技法、方法、および装置は、詳細に説明されなかもしれないが、適切な場合、本明細書の一部であるものと意図される。
【0068】
[0075]本明細書に示され、論じられるすべての例において、任意の特定の値は、例示的なものとしてのみ解釈されるべきであり、限定的なものとして解釈されるべきでない。したがって、例示的な実施形態の他の例は、異なる値を有することができる。
【0069】
[0076]類似の参照番号および文字は、以下の図における類似の項目を指し、したがって、1つの図において項目がいったん定義されると、後続の図においてさらに議論される必要はないことに留意されたい。
【0070】
[0077]本発明者は、CSI-RS情報の構成が少なくとも1つのセル粒度であり、CSI-RS情報が時変パラメータであるので、ネットワーク管理を通してまたは手動でCSI-RS情報の構成を完全に完了することは、大きな最適化作業負荷につながり、構成エラーを起こしやすいことに気付いた。エラー確率を低減し、ネットワーク自動化度を向上させるために、従来技術では、CSI-RSに基づいて更新するいくつかの方式が提案されている。しかし、これらの方式は、SA(スタンドアロン)モードのみをサポートし、Xnインターフェースのシナリオがある。NSA(非スタンドアロン)シナリオでは基地局間にインターフェースがないので、これらの関連する技法はNSAシナリオに適用することができない。
【0071】
[0078]したがって、本開示は、NR基地局が基地局間インターフェースなしにCSI-RS構成情報を自動的に取得するための方式を提供する。
【0072】
[0079]
図1は、本開示の実施形態にしたがって隣接セル構成情報を送信するための方法を図示するフローチャートである。
【0073】
[0080]ステップ101において、第1の基地局は、少なくとも1つの関係するセルにおけるモビリティ測定のためのCSI-RS構成が更新されるという条件下で、隣接セル関係に従って、CSI-RS構成が更新されるセルの隣接セルに対応する第2の基地局を決定する。
【0074】
[0081]第1の基地局および第2の基地局の両方がNR(新たな無線)をサポートし、第1の基地局と第2の基地局との間に直接通信のためのインターフェースがないことに留意されたい。
【0075】
[0082]ステップ102において、第1の基地局は、更新されたCSI-RS構成情報を選択された第1の中継ノードに送信する。
【0076】
[0083]いくつかの実施形態では、第1の中継ノードは、第1の基地局および第2の基地局のモードに関係付けられる。
【0077】
[0084]たとえば、第1の中継ノードは、第1の基地局および第2の基地局が両方ともSAモードにあるという条件下で第1の基地局に接続された第1のAMF(アクセスおよびモビリティ管理機能)エンティティである。
【0078】
[0085]別の例では、第1の中継ノードは、第1の基地局がNSAモードにあるという条件下で第1の基地局との直接通信インターフェースを有する第3の基地局であり、第3の基地局は、LTE(ロングタームエボリューション)のエアインターフェースをサポートする。
【0079】
[0086]いくつかの実施形態では、CSI-RS構成情報は、以下のうちの少なくとも1つを備える:
・セル識別子:例えば、PCI(物理セル識別子)が識別に使用される。
・CSI-RS測定をオフにするかどうかに関する指示情報:1ビット情報を使用することができ、ここで、1はオフ測定値を表し、0は予約ビットである。指示情報が含まれていない場合、CSI-RS測定を継続する必要がある。
・CSI-RS電力構成情報:以下のうちの少なくとも1つを少なくとも含む:
・PDSCH(物理ダウンリンク共有チャネル)に対する電力
・SSS(二次同期信号)に対する電力オフセット
・スクランブリングコード番号
・CSI-RS測定帯域幅情報:以下のうちの少なくとも1つを少なくとも含む:
・測定帯域幅:例えば、24PRB、48PRB、96PRB、192PRB、264PRB
・CSI-RSの初期PRB位置
・CSI-RS密度:例えば1または3
・CSI-RSビーム構成:以下のうちの少なくとも1つを少なくとも含む:
・ビーム数
・ビームが存在するサブフレーム位置およびその周期
・CSI-RS生成シーケンス番号
・タイムスロットにおけるCSI-RSの初期シンボル
・各PRBにおけるCSI-RSの周波数領域パターン
【0080】
[0087]ステップ103において、第1の中継ノードは、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信する。
【0081】
[0088]ステップ104において、第2の基地局は、更新されたCSI-RS構成情報に従って第1の基地局に関係付けられたセルに対して対応する測定を実行するように第2の基地局のカバレッジ内に位置付けられている端末に指示する。
【0082】
[0089]本開示の前述の実施形態において提供される隣接セル構成情報を送信するための方法では、第1の基地局と第2の基地局の両方がNRをサポートするが、それらの間の直接通信のためのインターフェースを有さないという条件下で、更新されたCSI-RS構成情報は、第1の中継ノードを使用することによって、第1の基地局から第2の基地局に送信される。本開示は、手動構成の作業負荷を効果的に低減し、構成エラーの可能性を低減することができる。さらに、本開示は、既存のプロトコルに対する広範な修正を必要とすることなく、既存のプロトコルプロセスを利用することができる。
【0083】
[0090]
図2は、本開示の別の実施形態にしたがって隣接セル構成情報を送信するための方法を図示するフローチャートである。
図2に示す実施形態では、第1の基地局および第2の基地局は両方ともNRをサポートし、第1の基地局と第2の基地局との間に直接通信のためのインターフェースはなく、第1の基地局および第2の基地局は両方ともSAモードにある。
【0084】
[0091]ステップ201において、第1の基地局は、少なくとも1つの関連するセルにおけるモビリティ測定のためのCSI-RS構成が更新されるという条件下で、隣接セル関係に従って、CSI-RS構成が更新されるセルの隣接セルに対応する第2の基地局を決定する。
【0085】
[0092]ステップ202において、第1の基地局は、第1の基地局と第1のAMFとの間のインターフェース(例えば、NGインターフェース)を使用することによって、アップリンクRAN(無線アクセスネットワーク)構成転送情報を第1のAMFに送信する。ここでは、第1の基地局に接続された第1のAMFが第1の中継ノードとして使用される。
【0086】
[0093]いくつかの実施形態では、少なくとも、第1の基地局識別子および第1の基地局識別子に対応するTAI(トラッキングエリア識別子)、第2の基地局識別子および第2の基地局識別子に対応するTAI、ならびに更新されたCSI-RS構成情報が、アップリンクRAN構成転送情報のSON(自己組織化ネットワーク)構成転送情報要素(SON構成転送IE)に含まれる。
【0087】
[0094]ステップ203において、第1のAMFは、第2の基地局識別子および第2の基地局識別子に対応するTAIに従って、第2の基地局が第1のAMFのカバレッジ中に位置付けられているかどうかを決定する。
【0088】
[0095]ステップ204において、第1のAMFは、第2の基地局が第1のAMFのカバレッジ内に位置付けられているという条件下で、ダウンリンクRAN構成送信情報を使用することによって、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信する。
【0089】
[0096]ステップ205において、第2の基地局は、更新されたCSI-RS構成情報と第1の基地局識別子とを使用することによって、隣接セルリスト中の、CSI-RS構成が更新されたセルの現在のCSI-RS構成情報を更新する。
【0090】
[0097]いくつかの実施形態では、隣接セルリストは以下のうちの少なくとも1つを含む。
・第1の基地局の基地局識別子
・CSI-RS構成が更新されるセルのセル識別子
・第1の基地局のモード:例えば、NSA、SAまたはデュアルモード
・第1の基地局との間に直接接続インタフェースが存在するかどうかに関する指示情報
・CSI-RS測定を有効にするかどうかに関する指示情報
・CSI-RS構成情報
【0091】
[0098]ステップ206において、第2の基地局は、更新されたCSI-RS構成情報を使用することによって、CSI-RS測定がオン状態であるかどうかを決定する。
【0092】
[0099]ステップ207aにおいて、CSI-RS測定がオン状態にあるという条件下で、第2の基地局は、RRC(無線リソース制御)再構成情報を使用することによって、CSI-RSを使用することにより第1の基地局に関係付けられたセルを測定するように第2の基地局のカバレッジ内の端末に指示する。
【0093】
[00100]ステップ207bにおいて、CSI-RS測定がオフ状態であるという条件下で、第2の基地局は、RRC再構成情報を通して、SSBを使用することによって第1の基地局に関係付けられたセルを測定するように第2の基地局のカバレッジ内の端末に指示する。
【0094】
[00101]
図3は、本開示の別の実施形態にしたがって隣接セル構成情報を送信するための方法を図示するフローチャートである。
図3に示される実施形態では、第1の基地局および第2の基地局は両方ともNRをサポートし、それらの間の直接通信のためのインターフェースを有さず、第1の基地局および第2の基地局は両方ともNSAモードにある。
【0095】
[00102]ステップ301において、第1の基地局は、少なくとも1つの関係するセルにおけるモビリティ測定のためのCSI-RS構成が更新されるという条件下で、隣接セル関係に従って、CSI-RS構成が更新されるセルの隣接セルに対応する第2の基地局を決定する。
【0096】
[00103]ステップ302において、第1の基地局は、第1の基地局と第1のAMFとの間のインターフェース(たとえば、NGインターフェース)を使用して、アップリンクRAN構成転送情報を第1のAMFに送信する。ここでは、第1の基地局に接続された第1のAMFが第1の中継ノードとして使用される。
【0097】
[00104]いくつかの実施形態では、少なくとも第1の基地局識別子および第1の基地局識別子に関係するTAI、第2の基地局識別子および第2の基地局識別子に関係するTAI、ならびに更新されたCSI-RS構成情報は、アップリンクRAN構成送信情報のSON構成送信情報要素に含まれる。
【0098】
[00105]ステップ303において、第1のAMFは、第2の基地局識別子および第2の基地局識別子に関係付けられたTAIに従って、第2の基地局が第1のAMFのカバレッジ内に位置付けられているかどうかを決定する。
【0099】
[00106]ステップ304において、第1のAMFは、第2の基地局が第1のAMFのカバレッジ中に位置付けられていないという条件下で、第2の基地局識別子に関係付けられたTAIに従って、更新されたCSI-RS構成情報を第2のAMFに送信する。ここでは、第2の基地局に接続された第2のAMFが第2の中継ノードとして使用される。
【0100】
[00107]ステップ305において、第2のAMFは、ダウンリンクRAN構成送信情報を使用することによって、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信する。
【0101】
[00108]ステップ306において、第2の基地局は、更新されたCSI-RS構成情報と第1の基地局識別子とを使用することによって、隣接セルリスト中の、CSI-RS構成が更新されたセルの現在のCSI-RS構成情報を更新する。
【0102】
[00109]ステップ307において、第2の基地局は、更新されたCSI-RS構成情報を使用することによって、CSI-RS測定がオン状態であるかどうかを決定する。
【0103】
[00110]ステップ308aにおいて、CSI-RS測定がオン状態であるという条件下で、第2の基地局は、RRC再構成情報によって、CSI-RSを使用することにより第1の基地局に関係付られたセルを測定するように第2の基地局のカバレッジ内の端末に指示する。
【0104】
[00111]ステップ308bにおいて、CSI-RS測定がオフ状態にあるという条件下で、第2の基地局は、RRC再構成情報によって、SSBを使用することにより第1の基地局に関係付けられたセルを測定するように第2の基地局のカバレッジ内の端末に指示する。
【0105】
[00112]
図4は、本開示の別実施形態にしたがって隣接セル構成情報を送信するための方法を図示するフローチャートである。
図4に示される実施形態では、第1の基地局および第2の基地局は両方ともNRをサポートし、それらの間に直接通信のためのインターフェースはなく、第1の基地局はNSAモードにある。
【0106】
[00113]ステップ401において、第1の基地局は、少なくとも1つの関係するセルにおけるモビリティ測定のためのCSI-RS構成が更新されるという条件下で、隣接セル関係に従って、CSI-RS構成が更新されるセルの隣接セルに対応する第2の基地局を決定する。
【0107】
[00114]ステップ402において、第1の基地局は、EN-DC(EUTRAN-NR DC)構成更新情報を使用することによって、更新されたCSI-RS構成情報を第1のLTE基地局に送信する。ここでは、第1の基地局との直接通信インターフェース接続を有する第1のLTE基地局が第1の中継ノードとして使用される。
【0108】
[00115]ステップ403において、第1のLTE基地局は、更新されたCSI-RS構成情報で対応する隣接リストを更新する。
【0109】
[00116]ステップ404において、第1のLTE基地局は、EN-DC構成更新ACK(肯定応答)情報を第1の基地局に送信する。
【0110】
[00117]ステップ405において、第1のLTE基地局は、第2の基地局が第1のLTE基地局のカバレッジ内に位置付けられているかどうかを決定する。第2の基地局が第1のLTE基地局のカバレッジ中に位置付けられている場合、第1のLTE基地局はさらに、ネットワーク管理構成に従って、第2の基地局が事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートするかどうかを決定する。
【0111】
[00118]いくつかの実施形態では、事前設定シグナリング無線ベアラ測定値はSRB(シグナリング無線ベアラ)3である。
【0112】
[00119]ステップ406において、第2の基地局が事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートするという条件下で、第1のLTE基地局は、EN-DC構成更新情報によって、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信する。
【0113】
[00120]いくつかの実施形態では、第2の基地局が事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートしないという条件下で、第1のLTE基地局は、更新されたCSI-RS構成情報を廃棄し、後続の処理を実行しない。
【0114】
[00121]ステップ407において、第2の基地局は、EN-DC構成更新情報を受信した後に、更新されたCSI-RS構成情報を使用することによって、対応する隣接セルリストを更新する。
【0115】
[00122]ステップ408において、第2の基地局は、EN-DC構成更新肯定応答メッセージを第1のLTE基地局に送信する。
【0116】
[00123]ステップ409において、第1の基地局がCSI-RS測定を開始するという条件下で、第2の基地局は、第1の基地局に関係付けられたセルのうちCSI-RS測定をサポートするセルに対してCSI-RS測定を実行するように、第2の基地局のカバレッジ内に位置付けられているNSA端末に指示する。
【0117】
[00124]
図5は、本開示の別実施形態にしたがって隣接セル構成情報を送信するための方法を図示するフローチャートである。
図5に示される実施形態では、第1の基地局および第2の基地局は両方ともNRをサポートし、それらの間に直接通信のためのインターフェースはなく、第1の基地局はNSAモードにある。
【0118】
[00125]ステップ501において、第1の基地局は、少なくとも1つの関係するセルにおけるモビリティ測定のためのCSI-RS構成が更新されるという条件下で、隣接セル関係に従って、CSI-RS構成が更新されるセルの隣接セルに対応する第2の基地局を決定する。
【0119】
[00126]ステップ502において、第1の基地局は、EN-DC構成更新情報を使用することによって、更新されたCSI-RS構成情報を第1のLTE基地局に送信する。
ここでは、第1の基地局との直接通信インターフェース接続を有する第1のLTE基地局が第1の中継ノードとして使用される。
【0120】
[00127]ステップ503において、第1のLTE基地局は、更新されたCSI-RS構成情報で対応する隣接セルリストを更新する。
【0121】
[00128]ステップ504において、第1のLTE基地局は、EN-DC構成更新肯定応答メッセージを第1の基地局に送信する。
【0122】
[00129]ステップ505において、第1のLTE基地局は、第2の基地局が第1のLTE基地局のカバレッジ内に位置付けられているかどうかを決定する。
【0123】
[00130]ステップ506において、第2の基地局が第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられていないという条件下で、第1の中継ノードは、eNB(進化型ノードB)構成更新情報を通して、更新されたCSI-RS構成情報を第2のLTE基地局に送信する。ここでは、第2の基地局との直接通信インターフェースを有する第2のLTE基地局が第2の中継ノードとして使用される。第2の中継ノードはLTEのエアインタフェースをサポートし、第2の基地局は第2の中継ノードのカバレッジ範囲中に位置付けられている。
【0124】
[00131]ステップ507において、第2のLTE基地局は、更新されたCSI-RS構成情報で対応する隣接セルリストを更新する。
【0125】
[00132]ステップ508において、第2のLTE基地局は、eNB構成更新確認情報を第1のLTE基地局に送信する。
【0126】
[00133]ステップ509において、第2のLTE基地局は、第2の基地局がネットワーク管理構成に従って事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートするかどうかを決定する。
【0127】
[00134]いくつかの実施形態では、事前設定シグナリング無線ベアラ測定値はSRB3である。
【0128】
[00135]ステップ510において、第2の基地局が予め定められたシグナリング無線ベアラ測定をサポートするという条件下で、第2のLTE基地局は、EN-DC構成更新情報を通して、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信する。
【0129】
[00136]いくつかの実施形態では、第2の基地局が予め定められたシグナリング無線ベアラ測定をサポートしないという条件下で、第2のLTE基地局は、更新されたCSI-RS構成情報を廃棄し、後続の処理を実行しない。
【0130】
[00137]ステップ511において、第2の基地局は、EN-DC構成更新情報を受信した後に、更新されたCSI-RS構成情報を使用することによって、対応する隣接セルリストを更新する。
【0131】
[00138]ステップ512において、第2の基地局は、EN-DC構成更新確認情報を第2のLTE基地局に送信する。
【0132】
[00139]ステップ513において、第1の基地局がCSI-RS測定を開始するという条件下で、第2の基地局は、第1の基地局に関係付けられたセルのうちのCSI-RS測定をサポートするセルについてCSI-RS測定を実行するように、第2の基地局のカバレッジ内のNSA端末に指示する。
【0133】
[00140]
図6は、本開示の別実施形態にしたがう隣接セル構成情報送信システムの概略構造ダイヤグラムである。
図6に示すように、システムは、第1の基地局61、第2の基地局62、および第1の中継ノード63を含む。第1の基地局61および第2の基地局62はいずれもNRをサポートしており、第1の基地局61と第2の基地局62との間には直接通信のためのインタフェースが存在しない。
【0134】
[00141]第1の基地局61は、少なくとも1つの関係するセルにおけるモビリティ測定のためのCSI-RS構成が更新されるという条件下で、隣接セル関係に従ってCSI-RS構成が更新されるセルの隣接セルに対応する第2の基地局62を決定する。第1の基地局61は、更新したCSI-RS構成情報を、選択した第1の中継ノード63に送信する。
【0135】
[00142]いくつかの実施形態では、第1の中継ノード63は、第1の基地局61および第2の基地局62のモードに関係付けられる。
【0136】
[00143]たとえば、第1の中継ノード63は、第1の基地局61および第2の基地局62が両方ともSAモードにあるという条件下で第1の基地局61に接続された第1のAMFエンティティである。
【0137】
[00144]別の例では、第1の中継ノード63は、第1の基地局61がNSAモードにあるという条件下で第1の基地局61との直接通信インターフェースを有する第3の基地局であり、第3の基地局は、LTEのエアインターフェースをサポートする。
【0138】
[00145]いくつかの実施形態では、CSI-RS構成情報は、以下のうちの少なくとも1つを備える。
・セル識別子:例えば、PCI(物理セル識別子)が識別に使用される。
・CSI-RS測定をオフにするかどうかに関する指示情報:
1ビット情報を使用することができ、ここで、1はオフ測定値を表し、0は予約ビットである。指示情報が含まれていない場合、CSI-RS測定を継続する必要がある。
・CSI-RS電力構成情報:以下のうちの少なくとも1つを少なくとも含む:
・PDSCH(物理ダウンリンク共有チャネル)に対する電力
・SSS(二次同期信号)に対する電力オフセット
・スクランブリングコード番号
・CSI-RS測定帯域幅情報:以下のうちの少なくとも1つを少なくとも含む:
・測定帯域幅:例えば、24PRB、48PRB、96PRB、192PRB、264PRB
・CSI-RSの初期PRB位置
・CSI-RS密度:例えば1または3
・CSI-RSビーム構成:以下のうちの少なくとも1つを少なくとも含む:
・ビーム数
・ビームが存在するサブフレーム位置およびその周期
・CSI-RS生成シーケンス番号
・タイムスロットにおけるCSI-RSの初期シンボル
・各PRBにおけるCSI-RSの周波数領域パターン
【0139】
[00146]第1の中継ノード63は、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局62に送信する。第2の基地局62は、更新されたCSI-RS構成情報に従って、第1の基地局61に関係付けられたセルに対して対応する測定を実行するように、第2の基地局62のカバレッジ中の端末に指示する。
【0140】
[00147]いくつかの実施形態では、第1の基地局61および第2の基地局62が両方ともSAモードにあり、第1の基地局61に接続された第1のAMFが第1の中継ノード63として使用される条件下で、第1の基地局611は、第1の基地局と第1の中継ノード63との間のインタフェース(例えば、NGインタフェース)を使用して、アップリンクRAN構成送信情報を第1の中継ノード63に送信する。
【0141】
[00148]たとえば、アップリンクRAN構成送信情報中のSON構成送信情報要素は、第1の基地局識別子および第1の基地局識別子に対応するトラッキングエリア識別子、第2の基地局識別子および第2の基地局識別子に対応するトラッキングエリア識別子、ならびに更新されたCSI-RS構成情報を含む。
【0142】
[00149]第1の中継ノード63は、第2の基地局識別子および第2の基地局識別子に対応するトラッキングエリア識別子に従って、第2の基地局62が第1の中継ノード63のカバレッジ内に位置付けられているかどうかを決定する。第2の基地局62が第1の中継ノード63のカバレッジ内に位置付けられているという条件下で、第1の中継ノード63は、ダウンリンクRAN構成送信情報を使用することによって、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局62に送信する。
【0143】
[00150]第2の基地局62は、更新されたCSI-RS構成情報と第1の基地局識別子とを使用することによって、隣接セルリスト中の、CSI-RS構成が更新されたセルの現在のCSI-RS構成情報を更新する。
【0144】
[00151]いくつかの実施形態では、隣接セルリストは、第1の基地局識別子、CSI-RS構成が更新されるセルのセル識別子、第1の基地局のモード、第1の基地局との直接接続インターフェースが存在するかどうかの指示情報、CSI-RS測定を有効にすべきかどうかの指示情報、およびCSI-RS構成情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0145】
[00152]いくつかの実施形態では、第2の基地局62は、更新されたCSI-RS構成情報を使用することによって、CSI-RS測定がオン状態にあるかどうかを決定する。CSI-RS測定がオン状態であるという条件下で、第2の基地局62は、RRC再構成情報を通して、CSI-RSを使用することによって第1の基地局に関係付けられたセルを測定するように、第2の基地局62のカバレッジ内の端末に指示する。CSI-RS測定がオフ状態であるという条件下で、第2の基地局62は、RRC再構成情報を通して、SSBを使用することによって第1の基地局に関係付けられたセルを測定するように、第2の基地局62のカバレッジ内の端末に指示する。
【0146】
[00153]
図7は、本開示の別実施形態にしたがう隣接セル構成情報送信システムの概略構造ダイヤグラムである。
【0147】
[00154]
図7は、
図7に示される実施形態において、第2の基地局62が第1の中継ノード63のカバレッジ中に位置付けられていないという条件下で、第1の中継ノード63が、更新されたCSI-RS構成情報を第2の中継ノード64に送信するようにさらに構成されるという点で、
図6と異なる。第2の中継ノード64は、第2の基地局62に接続された第2のAMFである。第2の中継ノード64は、ダウンリンクRAN設定送信情報を使用して、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信する。
【0148】
[00155]いくつかの実施形態では、
図6に示されるように、第1の基地局61がNSAモードにあるとき、第1の基地局61との直接通信インターフェース接続を有する第3の基地局が第1の中継ノード63として使用され、第3の基地局はLTEエアインターフェースをサポートする。
【0149】
[00156]第1の基地局61は、更新されたCSI-RS構成情報を、EN-DC構成更新情報を通して第1の中継ノード63に送信する。第1の中継ノード63は、更新されたCSI-RS構成情報を使用して対応する隣接セルリストを更新し、EN-DC構成更新肯定応答メッセージを第1の基地局61に送信する。第1の中継ノード63は、第2の基地局62が第1の中継ノード63のカバレッジ内にあるかどうかを決定する。第2の基地局62が第1の中継ノード63のカバレッジ中に位置付けられている条件下で、第1の中継ノード63は、第2の基地局62が事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートするかどうかを決定し、第2の基地局62が事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートする条件下で、第1の中継ノード63は、更新されたCSI-RS構成情報をEN-DC構成更新情報を通して第2の基地局62に送信する。
【0150】
[00157]いくつかの実施形態では、事前設定シグナリング無線ベアラ測定値はSRB3である。
【0151】
[00158]EN-DC構成更新情報を受信した後、第2の基地局62は、更新されたCSI-RS構成情報を使用することによって対応する隣接セルリストを更新し、EN-DC構成更新肯定応答メッセージを第1の中継ノード63に送信する。第2の基地局62は、第1の基地局がCSI-RS測定を開始するという条件下で、第1の基地局に関係付けられたセルのうちCSI-RS測定をサポートするセルに対してCSI-RS測定を実行するように、第2の基地局62のカバレッジ内のNSA端末に指示する。
【0152】
[00159]いくつかの実施形態では、第1の中継ノード63は、第2の基地局62が事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートしないという条件下で、更新されたCSI-RS構成情報を廃棄する。
【0153】
[00160]いくつかの実施形態では、
図7に示されるように、第2の基地局62が第1の中継ノード63のカバレッジ中に位置付けられていないという条件下で、第1の中継ノード63は、eNB構成更新情報を通して、更新されたCSI-RS構成情報を第2の中継ノード64に送信する。第2の中継ノード64はLTEエアインタフェースをサポートし、第2の基地局62は第2の中継ノード64のカバレッジ内に位置付けられている。
【0154】
[00161]第2の中継ノード64は、更新されたCSI-RS構成情報を使用することによって対応する隣接セルリストを更新し、eNB構成更新肯定応答情報を第1の中継ノードに送信する。第2の中継ノード64は、第2の基地局62が事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートするかどうかを決定し、第2の基地局62が事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートする場合、第2の中継ノード64は、更新されたCSI-RS構成情報をEN-DC構成更新情報を通して第2の基地局62に送信する。
【0155】
[00162]第2の基地局62は、更新されたCSI-RS構成情報を使用することによって対応する隣接セルリストを更新し、EN-DC構成更新肯定応答メッセージを第2の中継ノード64に送信する。第2の基地局62は、第1の基地局61がCSI-RS測定を開始するという条件下で、第1の基地局に関係付けられたセルのうちCSI-RS測定をサポートするセルに対してCSI-RS測定を行うように、第2の基地局62のカバレッジ中のNSA端末に指示する。
【0156】
[00163]いくつかの実施形態では、第2の中継ノード64は、第2の基地局62が事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートしないという条件下で、更新されたCSI-RS構成情報を廃棄する。
【0157】
[00164]本開示はまた、コンピュータ読取可能記憶媒体を提供する。コンピュータ読取可能記憶媒体は、コンピュータ命令を記憶し、コンピュータ命令がプロセッサによって実行されるとき、
図1から
図5のいずれか1つによる方法を実現する。
【0158】
[00165]本開示は、以下の具体的な例によって例示される。
【0159】
[00166]実施形態1:
【0160】
[00167]EN-DCシナリオでは、LTE基地局1のカバレッジ内に2つのNR基地局があり、それらはそれぞれNR基地局1およびNR基地局2である。NR基地局1およびNR基地局2には、モビリティ測定のためのCSI-RS構成情報が構成されている。NSA端末1は、NR基地局2のカバレッジ内に位置付けられている。本実施形態では、NR基地局1のCSI-RS構成が更新された後に、NR基地局2がNSA端末1に対してCSI-RS測定を構成するプロセスを説明する。
【0161】
[00168]ステップ1:NR基地局1は、CSI-RS構成情報を更新する。NR基地局1および周辺NR基地局は直接接続インタフェースを有さず、NR基地局1はNSAモードであるため、NR基地局1は、EN-DC構成更新情報を使用することにより、更新されたCSI-RS構成情報をLTE基地局1に送信する。
【0162】
[00169]ステップ2:LTE基地局1は、EN-DC構成更新情報を受信した後、関連するセルのCSI-RS構成情報をNR基地局1に記憶する。
【0163】
[00170]ステップ3:LTE基地局1は、EN-DC構成更新肯定応答メッセージをNR基地局1に送信する。
【0164】
[00171]ステップ4:NR基地局2はSRB3をサポートするので、LTE基地局1は、NR基地局1の更新されたCSI-RS構成情報を、EN-DC構成更新情報を通してNR基地局2に送信する。
【0165】
[00172]ステップ5:NR基地局2は、基地局1の更新されたCSI-RS構成情報を保存し、EN-DC構成更新確認メッセージを使用することによって、NR基地局1の更新されたCSI-RS構成情報をNR基地局1に送信する。
【0166】
[00173]ステップ6:NR基地局1は、NSA端末1に対してCSI-RS測定構成を実行し、測定構成は、NR基地局1およびNR基地局2に関連するセルの識別子と、CSI-RSの構成情報とを含む。
【0167】
[00174]ステップ7:NSA端末1は、測定結果に従って、SRB3を使用することによって、NR基地局1上の測定結果をNR基地局2に送信する。
【0168】
[00175]実施形態2:
【0169】
[00176]EN-DCシナリオでは、LTE基地局1のカバレッジ中にNR基地局1があり、LTE基地局2のカバレッジ中にNR基地局2がある。NR基地局1およびNR基地局2には、モビリティ測定のためのCSI-RS構成情報が構成されている。NSA端末1は、NR基地局2のカバレッジ内に位置付けられている。本実施形態では、NR基地局1のCSI-RS構成が更新された後に、NR基地局2がNSA端末1に対してCSI-RS測定を構成するプロセスを説明する。
【0170】
[00177]ステップ1:NR基地局1は、CSI-RS構成情報を更新する。NR基地局1および周辺NR基地局は直接接続インタフェースを有さず、NR基地局1はNSAモードにあり、NR基地局1は、EN-DC構成更新メッセージを使用することによって、更新されたCSI-RS構成情報をLTE基地局1に送信する。
【0171】
[00178]ステップ2:EN-DC構成更新メッセージを受信した後、LTE基地局1は、関連するセルのCSI-RS構成情報をNR基地局1に記憶する。
【0172】
[00179]ステップ3:LTE基地局1は、EN-DC構成更新肯定応答メッセージをNR基地局1に送信する。
【0173】
[00180]ステップ4:LTE基地局1は、eNB構成更新メッセージを通して、更新されたCSI-RS構成情報をLTE基地局2に送信する。
【0174】
[00181]ステップ5:LTE基地局2は、NR基地局1のCSI-RS構成を保存し、eNB構成更新肯定応答メッセージをLTE基地局1に送信する。
【0175】
[00182]ステップ6:NR基地局2がSRB3をサポートするので、LTE基地局2は、EN-DC構成更新メッセージによって、NR基地局1の更新されたCSI-RS構成情報をNR基地局2に送信する。
【0176】
[00183]ステップ7:NR基地局2は、NR基地局1のCSI-RS構成情報を保存し、EN-DC構成更新肯定応答メッセージをLTE基地局2に送信する。
【0177】
[00184]ステップ8:NR基地局2は、NSA端末1に対してCSI-RS測定構成を実行し、測定構成は、NR基地局1およびNR基地局2に関連するセルの識別子と、CSI-RS構成情報とを含む。
【0178】
[00185]ステップ9:測定結果に従って、NSA端末1は、SRB3を使用することによって、NR基地局1に関する測定結果をNR基地局2に送信する。
【0179】
[00186]実施形態3:
【0180】
[00187]SAシナリオでは、NR基地局1とNR基地局2との間にXnインターフェースはなく、NR基地局1およびNR基地局2は、それぞれAMFによって接続される。NR基地局1のCSI-RS測定構成は、エネルギー節約の理由でオフにされており、NR基地局1は、CSI-RS構成更新をトリガし、AMFを通して戦略の変更をNR基地局2に通知する。通知を受信したあと、NR基地局2は、全てのユーザに対してSSBベースの測定方式を採用する。
【0181】
[00188]ステップ1:NR基地局1は、カバレッジエリア中に接続されている端末がないので、CSI-RS送信をオフにし、CSI-RS構成情報を更新する。NR基地局1は、NRl基地局1と周辺のNR基地局との間に直接接続インタフェースがなく、NR基地局1はSAモードであるため、AMFを中継ノードとして選択する。
【0182】
[00189]ステップ2:NR基地局1は、NGインターフェースを使用して、アップリンクRAN構成転送情報を、NR基地局1に接続されたAMFに送信し、以下の情報が含まれる:
・NR基地局1の基地局識別子とTAI
・NR基地局2の基地局識別子とTAI
・CSI-RS構成情報:セル識別子
【0183】
[00190]ステップ3:アップリンクRAN構成送信情報を受信した後、AMFは、NR基地局2のTAIに従って、基地局2がAMFのカバレッジ内に位置付けられていると決定する。AMFは、CSI-RS構成情報をNR基地局2に送信するために、ダウンリンクRAN構成転送情報をNR基地局2に送信する。
【0184】
[00191]ステップ4:NR基地局2は、CSI-RS構成情報を保存する。CSI-RS構成情報にセル識別子のみが含まれているため、NR基地局2は、NR基地局1に関連するセルのCSI-RS構成情報を削除する。
【0185】
[00192]ステップ5:NR基地局2は、そのカバレッジ内の端末1をトリガして、SSBを使用することによってNR基地局1上で関連する測定を行う。
【0186】
[00193]いくつかの実施形態では、上述の機能ユニットモジュールは、汎用プロセッサ、プログラム可能論理制御装置(PLC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラム可能ゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラム可能論理デバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント、または本開示に説明される機能を実行するためのこれらの任意の適切な組み合わせとして実現されることができる。
【0187】
[00194]上記の実施形態を実現するためのステップの全部または一部は、ハードウェアによって実現されてもよく、または関連するハードウェアに命令するプログラムによって実現されてもよく、プログラムは、コンピュータ読取可能記憶媒体に記憶されてもよく、記憶媒体は、リードオンリーメモリ、磁気ディスクまたは光ディスクであってもよいことが当業者によって理解されるだろう。
【0188】
[00195]本開示のいくつかの特定の実施形態を例として詳細に説明してきたが、上記の例は例示のためのものにすぎず、本開示の範囲を限定することを意図するものではないことを当業者は理解されたい。本開示の範囲および精神から逸脱することなく、様々な変更がなされてもよく、同等物がそれらの要素と取って代わられてもよいことは、当業者によって理解されるだろう。本開示の範囲は、添付の特許請求の範囲によって定義される。
【手続補正書】
【提出日】2022-08-02
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
隣接セル構成情報を送信するための方法であって、
第1の基地局によって、少なくとも1つの関係付けられたセルにおけるモビリティ測定のためのチャネル状態情報基準信号(CSI-RS)構成が更新されるという条件下で、CSI-RS構成は、隣接セル関係に従って更新されるセルの隣接セルに対応する第2の基地局を決定することと、ここで、前記第1の基地局および前記第2の基地局は両方とも、新たな無線(NR)のエアインターフェースをサポートし、前記第1の基地局と前記第2の基地局との間に直接通信のためのインターフェースは存在せず、
前記第1の基地局によって、更新されたCSI-RS構成情報を、選択された第1の中継ノードに送信することと、
ここで、前記第1の中継ノードは前記第1の基地局および前記第2の基地局のモードに関係付けられ、
前記第1の中継ノードによって、前記更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信することと、
前記第2の基地局によって、前記更新されたCSI-RS構成情報に従って前記第1の基地局に関係付けられたセルを測定するように、前記第2の基地局のカバレッジ中の端末に指示することとを含む、方法。
【請求項2】
前記第1の中継ノードは、前記第1の基地局および前記第2の基地局がともにスタンドアロン(SA)モードにあるという条件下で前記第1の基地局に接続された第1のアクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)エンティティである、請求項
1に記載の方法。
【請求項3】
前記更新されたCSI-RS構成情報を前記選択された第1の中継ノードに送信することは、
前記第1の基地局によって、前記第1の基地局と前記第1の中継ノードとの間のインターフェースを使用することにより、アップリンク無線アクセスネットワーク(RAN)構成送信情報を前記第1の中継ノードに送信することを含み、ここで、前記アップリンクRAN構成送信情報は、第1の基地局識別子および前記第1の基地局識別子に対応するトラッキングエリア識別子、第2の基地局識別子および前記第2の基地局識別子に対応するトラッキングエリア識別子、ならびに前記更新されたCSI-RS構成情報を含む、請求項
2に記載の方法。
【請求項4】
前記更新されたCSI-RS構成情報を前記第2の基地局に送信することは、
前記第1の中継ノードによって、前記第2の基地局識別子および前記第2の基地局識別子に対応する前記トラッキングエリア識別子に従って、前記第2の基地局が前記第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられているかどうかを決定することと、
前記第1の中継ノードによって、前記第2の基地局が前記第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられているという条件下で、ダウンリンクRAN構成送信情報を使用することにより、前記更新されたCSI-RS構成情報を前記第2の基地局に送信することと
、
前記第1の中継ノードによって、前記第2の基地局が前記第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられていないこという条件下で、前記更新されたCSI-RS構成情報を第2の中継ノードに送信することと、ここで、前記第2の中継ノードは、前記第2の基地局と接続される第2のAMFエンティティであり、
前記第2の中継ノードによって、前記ダウンリンクRAN構成送信情報を使用することにより、前記更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信することと
を含む、請求項
3に記載の方法。
【請求項5】
前記第2の基地局によって、前記更新されたCSI-RS構成情報および前記第1の基地局識別子を使用することにより、隣接セルリストにおいてCSI-RS構成が更新されたセルの現在のCSI-RS構成情報を更新することをさらに含む、請求項
4に記載の方法。
【請求項6】
前記第2の基地局によって、前記更新されたCSI-RS構成情報を使用することにより、CSI-RS測定がオン状態であるかどうかを決定することと、
前記第2の基地局によって、前記CSI-RS測定がオン状態であるという条件下で、無線リソース制御(RRC)再構成情報を使用することにより、前記CSI-RS測定に従って前記第1の基地局に関係付けられた前記セルを測定するように前記端末に指示することと、
前記第2の基地局によって、前記CSI-RS測定がオフ状態であるという条件下で、前記RRC再構成情報を使用することにより、同期信号ブロック(SSB)を使用することにより、前記第1の基地局に関係付けられた前記セルを測定するように前記端末に指示することとをさらに含む、請求項
5に記載の方法。
【請求項7】
前記第1の中継ノードは、前記第1の基地局が非スタンドアロン(NSA)モードにあるという条件下で前記第1の基地局との直接通信インターフェースを有する第3の基地局であり、前記第3の基地局は、ロングタームエボリューション(LTE(登録商標))のエアインターフェースをサポートする、請求項
1に記載の方法。
【請求項8】
前記更新されたCSI-RS構成情報を前記選択された第1の中継ノードに送信することは、
前記第1の基地局によって、EUTRA-NRデュアル接続(EN-DC)構成更新情報を使用することにより、前記更新されたCSI-RS構成情報を第1の中継ノードに送信することと、
前記第1の中継ノードによって、前記更新されたCSI-RS構成情報を使用することにより、隣接セルリストを更新し、EN-DC設定更新確認情報を前記第1の基地局に送信することとを含む、請求項
7に記載の方法。
【請求項9】
前記更新されたCSI-RS構成情報を前記第2の基地局に送信することは、
前記第1の中継ノードによって、前記第2の基地局が前記第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられているかどうかを決定することと、
前記第1の中継ノードによって、前記第2の基地局が前記第1の中継ノードの前記カバレッジ中に位置付けられているという条件下で、前記第2の基地局が事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートするかどうかを決定することと、
前記第1の中継ノードによって、前記第2の基地局が前記事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートするという条件下で、EN-DC構成更新情報を使用することにより、前記更新されたCSI-RS構成情報を前記第2の基地局に送信することと、
前記第1の中継ノードによって、前記第2の基地局が前記事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートしないという条件下で、前記更新されたCSI-RS構成情報を廃棄すること
とを含む、請求項
8に記載の方法。
【請求項10】
前記第2の基地局によって、前記EN-DC構成更新情報を受信した後、前記更新されたCSI-RS構成情報を使用することにより、対応する隣接セルリストを更新することと、
前記第2の基地局によって、EN-DC構成更新確認情報を前記第1の中継ノードに送信することとをさらに含む、請求項
9に記載の方法。
【請求項11】
前記第2の基地局によって、前記第1の基地局がCSI-RS測定をオンにするという条件下で、前記第1の基地局に関係付けられた前記セルのうち前記CSI-RS測定をサポートするセルに対して前記CSI-RS測定を実行するように、前記第2の基地局のカバレッジ中に位置付けられているNSA端末に指示することをさらに含む、請求項
10に記載の方法。
【請求項12】
前記更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信することは、
前記第1の中継ノードにより、前記第2の基地局が前記第1の中継ノードの前記カバレッジ中に位置付けられていないという条件下で、進化型ノードB(eNB)構成更新情報を使用することにより、前記更新されたCSI-RS構成情報を第2の中継ノードに送信することと、ここで、前記第2の中継ノードは、前記LTEの前記エアインターフェースをサポートし、前記第2の基地局は、前記第2の中継ノードの前記カバレッジ中に位置付けられており、
前記第2の中継ノードによって、前記更新されたCSI-RS構成情報を使用することにより、前記対応する隣接リストを更新し、eNB構成更新確認情報を前記第1の中継ノードに送信することと、
前記第2の中継ノードによって、前記第2の基地局が前記事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートするかどうかを決定することと、
前記第2の中継ノードによって、前記第2の基地局が前記事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートするという条件下で、前記EN-DC構成更新情報を使用することにより、前記更新されたCSI-RS構成情報を前記第2の基地局に送信することと
、
前記第2の中継ノードによって、前記第2の基地局が前記事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートしないという条件下で、前記更新されたCSI-RS構成情報を廃棄すること
とをさらに含む、請求項
9に記載の方法。
【請求項13】
前記第2の基地局によって、前記更新されたCSI-RS構成情報を使用することにより、前記対応する隣接リストを更新することと、
前記第2の基地局によって、EN-DC構成更新確認情報を前記第2の中継ノードに送信することとをさらに含む、請求項
12の方法。
【請求項14】
前記第2の基地局によって、前記第1の基地局がCSI-RS測定をオンにするという条件下で、前記第1の基地局に関係付けられたセルのうち前記CSI-RS測定をサポートするセルに対して前記CSI-RS測定を実行するように前記第2の基地局のカバレッジ中に位置付けられているNSA端末に指示することとをさらに含む、請求項
13に記載の方法。
【請求項15】
隣接セル構成情報を送信するためのシステムであって、
少なくとも1つの関連するセルにおけるモビリティ測定のためのチャネル状態情報基準信号(CSI-RS)構成が更新されるという条件下で、隣接セル関係に従ってCSI-RS構成が更新されるセルの隣接セルに対応する第2の基地局を決定し、更新されたCSI-RS構成情報を選択された第1の中継ノードに送信するように構成される第1の基地局と、ここで、
前記第1の中継ノードは前記第1の基地局および前記第2の基地局のモードに関係付けられ、前記第1の基地局および前記第2の基地局は両方とも、新たな無線(NR)のエアインターフェースをサポートし、前記第1の基地局と前記第2の基地局との間に直接通信のためのインターフェースは存在せず、
前記更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信するように構成された前記第1の中継ノードと、
前記更新されたCSI-RS構成情報に従って、前記第1の基地局に関係付けられたセルを測定するように、前記第2の基地局のカバレッジ中の端末に指示するように構成された前記第2の基地局とを備える、システム。
【請求項16】
第1の中継ノードであって、
プロセッサと、
前記プロセッサに結合され、プログラム命令を記憶しているメモリとを含み、前記プログラム命令は、前記プロセッサによって実行されるとき、前記プロセッサに
、
第1の基地局によって第2の基地局に送信された更新されたCSI-RS構成が受信されるという条件下で、第2の基地局識別子および前記第2の基地局識別子に対応するトラッキングエリア識別子に従って、第2の基地局が前記第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられているかどうかを決定させ、
前記第2の基地局が前記第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられているという条件下で、前記更新されたCSI-RS構成情報を前記第2の基地局に送信させ、
前記第2の基地局が前記第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられていないという条件下で、前記更新されたCSI-RS構成情報を前記第2の基地局と接続された第2の中継ノードに送信させ、それによって、前記第2の中継ノードは、前記更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信する、中継ノード。
【請求項17】
前記プロセッサは、
前記第1の中継ノードが第1のAMFエンティティであるという条件下で、ダウンリンクRAN構成送信情報を使用することによって、前記更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信するように構成されている、請求項16に記載の中継ノード。
【請求項18】
前記プロセッサは、
前記第1の中継ノードが第1のAMFエンティティであるという条件下で、前記更新されたCSI-RS構成情報を第2の中継ノードに送信するように構成され、ここで、前記第2の中継ノードは、前記第2の基地局と接続された第2のAMFエンティティであり、それによって、前記第2の中継ノードは、ダウンリンクRAN構成送信情報を使用することによって、前記更新されたCSI-RS構成情報を前記第2の基地局に送信する、請求項16に記載の中継ノード。
【請求項19】
前記プロセッサは、
前記第1の中継ノードがLTEのエアインターフェースをサポートする第3の基地局である場合、前記第2の基地局が事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートするという条件下で、EN-DC構成更新情報を使用することにより、前記更新されたCSI-RS構成情報を前記第2の基地局に送信するように構成されている、請求項16に記載の中継ノード。
【請求項20】
前記プロセッサは、
前記第1の中継ノードがLTEのエアインターフェースをサポートする第3の基地局であるという条件下で、eNB構成更新情報を使用することによって、前記更新されたCSI-RS構成情報を前記第2の中継ノードに送信するように構成され、ここで、前記第2の中継ノードは前記LTEのエアインターフェースをサポートし、前記第2の基地局は、前記第2の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられ、それによって、前記第2の中継ノードは、前記第2の基地局が事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートするという条件下で、EN-DC構成更新情報を使用することによって、前記更新されたCSI-RS構成情報を前記第2の基地局に送信する、請求項16に記載の中継ノード。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[0001]本出願は、2019年6月11日に出願されたCN出願第201910500450.X号に基づいており、その優先権を主張し、その開示は、その全体が参照により本開示に組み込まれる。
【0002】
[0002]本開示は、ワイヤレス通信の分野に関し、特に、隣接セル構成情報を送信するための方法およびシステム、ならびにコンピュータ読取可能記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
[0003]関連技術では、セル間ハンドオーバのための2つの測定基準があり、それらは、SSB(同期信号ブロック)ベースの測定およびCSI(チャネル状態情報)-RS(基準信号)ベースの測定である。
【0004】
[0004]SSBは、わずか20個のPRB(物理リソースブロック)の周波数領域幅を有し、チャネル全体の状態を測定することができないが、CSI-RSは、全帯域であるように構成されることができる。加えて、CSI-RSのビームは、SSBのビームよりも狭く、実際のサービスビーム条件を反映することができる。いくつかのシナリオでは、SSBのビーム幅は、ユーザのサービスビームのビーム幅と著しく異なるかもしれない。したがって、CSI-RSに基づく測定結果は、SSBベースの測定に基づくハンドオーバよりも高い精度を有する。
【発明の概要】
【0005】
[0005]本開示の実施形態の第1の態様にしたがうと、隣接セル構成情報を送信するための方法が提供され、第1の基地局によって、少なくとも1つの関係付けられたセルにおけるモビリティ測定のためのチャネル状態情報基準信号(CSI-RS)構成が更新されるという条件下で、CSI-RS構成は、隣接セル関係に従って更新されるセルの隣接セルに対応する第2の基地局を決定することと、ここで、第1の基地局および第2の基地局は両方とも、新たな無線(NR)のエアインターフェースをサポートし、第1の基地局と第2の基地局との間に直接通信のためのインターフェースは存在せず、第1の基地局によって、更新されたCSI-RS構成情報を、選択された第1の中継ノードに送信することと、ここで、第1の中継ノードは第1の基地局および第2の基地局のモードに関係付けられ、第1の中継ノードによって、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信することと、第2の基地局によって、更新されたCSI-RS構成情報に従って第1の基地局に関係付けられたセルを測定するように、第2の基地局のカバレッジ中の端末に指示することとを含む。
【0006】
[0006]いくつかの実施形態では、第1の中継ノードは、第1の基地局および第2の基地局が両方ともスタンドアロン(SA)モードにあるという条件下で第1の基地局に接続された第1のアクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)エンティティである。
【0007】
[0007]いくつかの実施形態では、更新されたCSI-RS構成情報を選択された第1の中継ノードに送信することは、第1の基地局によって、第1の基地局と第1の中継ノードとの間のインターフェースを使用することにより、アップリンク無線アクセスネットワーク(RAN)構成送信情報を第1の中継ノードに送信することを含み、ここで、アップリンクRAN構成送信情報は、第1の基地局識別子および第1の基地局識別子に対応するトラッキングエリア識別子、第2の基地局識別子および第2の基地局識別子に対応するトラッキングエリア識別子、ならびに更新されたCSI-RS構成情報を含む。
【0008】
[0008]いくつかの実施形態では、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信することは、第1の中継ノードによって、第2の基地局識別子および第2の基地局識別子に対応するトラッキングエリア識別子に従って、第2の基地局が第1の中継ノードのカバレッジ内に位置付けられているかどうかを決定することと、第1の中継ノードによって、第2の基地局が第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられているという条件下で、ダウンリンクRAN構成送信情報を使用することにより、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信することと、第1の中継ノードによって、第2の基地局が第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられていないという条件下で、更新されたCSI-RS構成情報を、第1の中継ノードによって第2の中継ノードに送信することと、ここで、第2の中継ノードは、第2の基地局と接続された第2のAMFエンティティであり、第2の中継ノードによって、ダウンリンクRAN構成送信情報を使用することにより、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信することとを含む。
【0009】
[0009]いくつかの実施形態では、第2の基地局によって、更新されたCSI-RS構成情報と第1の基地局識別子とを使用することにより、隣接セルリストにおいてCSI-RS構成が更新されたセルの現在のCSI-RS構成情報を更新する。
【0010】
[0010]いくつかの実施形態では、第2の基地局によって、更新されたCSI-RS構成情報を使用することにより、CSI-RS測定がオン状態であるかどうかを決定し、第2の基地局によって、CSI-RS測定がオン状態であるという条件下で、無線リソース制御(RRC)再構成情報を使用することにより、CSI-RS測定に従って、第1の基地局に関係付けられたセルを測定するように端末に指示し、第2の基地局によって、CSI-RS測定がオフ状態であるという条件下で、RRC再構成情報を使用することにより、同期信号ブロック(SSB)を使用することにより、第1の基地局に関係付けられたセルを測定するように端末に指示する。
【0011】
[0011]いくつかの実施形態では、第1の中継ノードは、第1の基地局が非スタンドアロン(NSA)モードにあるという条件下で第1の基地局との直接通信インターフェースを有する第3の基地局であり、第3の基地局は、ロングタームエボリューション(LTE(登録商標))のエアインターフェースをサポートする。
【0012】
[0012]いくつかの実施形態では、更新されたCSI-RS構成情報を選択された第1の中継ノードに送信することは、第1の基地局によって、EUTRA-NRデュアル接続(EN-DC)構成更新情報を使用することにより、更新されたCSI-RS構成情報を第1の中継ノードに送信することと、第1の中継ノードによって、更新されたCSI-RS構成情報を使用することにより、隣接セルリストを更新し、EN-DC構成更新確認情報を第1の基地局に送信することとを含む。
【0013】
[0013]いくつかの実施形態では、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信することは、第1の中継ノードによって、第2の基地局が第1の中継ノードのカバレッジ内に位置付けられているかどうかを決定することと、第1の中継ノードによって、第2の基地局が第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられているという条件下で、第2の基地局が事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートするかどうかを決定することと、第1の中継ノードによって、第2の基地局が事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートするという条件下で、EN-DC構成更新情報を使用することにより、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信することと、第1の中継ノードによって、第2の基地局が事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートしないという条件下で、更新されたCSI-RS構成情報を廃棄することとを含む。
【0014】
[0014]いくつかの実施形態では、第2の基地局によって、EN-DC構成更新情報を受信した後に、更新されたCSI-RS構成情報を使用することにより、対応する隣接セルリストを更新し、第2の基地局によって、EN-DC構成更新確認情報を第1の中継ノードに送信する。
【0015】
[0015]いくつかの実施形態では、第2の基地局によって、第1の基地局がCSI-RS測定をオンにするという条件下で、第1の基地局に関係付けられたセルのうちCSI-RS測定をサポートするセルに対してCSI-RS測定を実行するように、第2の基地局のカバレッジ中に位置付けられているNSA端末に指示する。
【0016】
[0016]いくつかの実施形態では、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信することは、第1の中継ノードによって、第2の基地局が第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられていないという条件下で、進化型ノードB(eNB)構成更新情報を使用することにより、更新されたCSI-RS構成情報を第2の中継ノードに送信することと、ここで、第2の中継ノードは、LTEのエアインターフェースをサポートし、第2の基地局は、第2の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられており、第2の中継ノードによって、更新されたCSI-RS構成情報を使用することにより、対応する隣接リストを更新し、eNB構成更新確認情報を第1の中継ノードに送信することと、第2の中継ノードによって、第2の基地局が事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートするかどうかを決定することと、第2の中継ノードによって、第2の基地局が事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートするという条件下で、EN-DC構成更新情報を使用することにより、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信することと、第2の中継ノードによって、第2の基地局が事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートしないという条件下で、更新されたCSI-RS構成情報を廃棄することとを含む。
【0017】
[0017]いくつかの実施形態では、第2の基地局によって、更新されたCSI-RS構成情報を使用することにより、対応する隣接リストを更新し、第2の基地局によって、EN-DC構成更新確認情報を第2の中継ノードに送信する。
【0018】
[0018]いくつかの実施形態では、第2の基地局によって、第1の基地局がCSI-RS測定をオンにするという条件下で、第1の基地局に関係付けられたセルのうちCSI-RS測定をサポートするセルに対してCSI-RS測定を実行するように、第2の基地局のカバレッジ中に位置付けられているNSA端末に指示する。
【0019】
[0019]本開示の実施形態の第2の態様にしたがうと、隣接セル構成情報を送信するためのシステムが提供され、少なくとも1つの関連するセルにおけるモビリティ測定のためのチャネル状態情報基準信号(CSI-RS)構成が更新されるという条件下で、隣接セル関係に従ってCSI-RS構成が更新されるセルの隣接セルに対応する第2の基地局を決定し、更新されたCSI-RS構成情報を選択された第1の中継ノードに送信するように構成される第1の基地局と、ここで、第1の中継ノードは第1の基地局および第2の基地局のモードに関係付けられ、第1の基地局および第2の基地局は両方とも、新たな無線(NR)のエアインターフェースをサポートし、第1の基地局と第2の基地局との間に直接通信のためのインターフェースは存在せず、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信するように構成された第1の中継ノードと、更新されたCSI-RS構成情報に従って、第1の基地局に関係付けられたセルを測定するように、第2の基地局のカバレッジ中の端末に指示するように構成された第2の基地局とを備える。
【0020】
[0020]本開示の実施形態の第6の態様によれば、プロセッサと、プロセッサに結合され、プログラム命令を記憶するメモリとを含む中継ノードが提供され、プログラム命令がプロセッサによって実行されるとき、プロセッサに、第1の基地局によって第2の基地局に送信された更新されたCSI-RS構成が受信されるという条件下で、第2の基地局識別子および第2の基地局識別子に対応するトラッキングエリア識別子に従って、第2の基地局が第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられているかどうかを決定させ、第2の基地局が第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられているという条件下で、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信させ、第2の基地局が第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられていないという条件下で、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局と接続された第2の中継ノードに送信させ、それによって、第2の中継ノードは、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信する。
【0021】
[0021]いくつかの実施形態では、プロセッサは、第1の中継ノードが第1のAMFエンティティであるという条件下で、ダウンリンクRAN構成送信情報を使用することによって、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信するように構成されている。
【0022】
[0022]いくつかの実施形態では、プロセッサは、第1の中継ノードが第1のAMFエンティティであるという条件下で、更新されたCSI-RS構成情報を第2の中継ノードに送信するように構成され、ここで、第2の中継ノードは、第2の基地局と接続された第2のAMFエンティティであり、それによって、第2の中継ノードは、ダウンリンクRAN構成送信情報を使用することによって、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信する。
【0023】
[0023]いくつかの実施形態では、プロセッサは、第1の中継ノードがLTEのエアインターフェースをサポートする第3の基地局である場合、第2の基地局が事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートするという条件下で、EN-DC構成更新情報を使用することにより、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信するように構成されている。
【0024】
[0024]いくつかの実施形態では、プロセッサは、第1の中継ノードがLTEのエアインターフェースをサポートする第3の基地局であるという条件下で、eNB構成更新情報を使用することによって、更新されたCSI-RS構成情報を第2の中継ノードに送信するように構成され、ここで、第2の中継ノードは、LTEのエアインターフェースをサポートし、第2の基地局は、第2の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられ、それによって、第2の中継ノードは、第2の基地局が事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートするという条件下で、EN-DC構成更新情報を使用することによって、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信する。
【0025】
[0025]本開示の他の特徴およびその利点は、添付の図面を参照して進められる、その例示的な実施形態の以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0026】
[0026]本明細書に組み込まれ、その一部を構成する添付の図面は、説明と共に本開示の実施形態を図示し、本開示の原理を説明する役割を果たすものである。
【0027】
[0027]本開示は、添付の図面を参照して以下の詳細な説明からより明確に理解されることができる。
【
図1】[0028]
図1は、本開示の1つの実施形態にしたがって隣接セル構成情報を送信するための方法を図示するフローチャートである。
【
図2】[0029]
図2は、本開示の別の実施形態にしたがって隣接セル構成情報を送信するための方法を図示するフローチャートである。
【
図3】[0030]
図3は、本開示のさらに別の実施形態にしたがって隣接セル構成情報を送信するための方法を図示するフローチャートである。
【
図4】[0031]
図4は、本開示の別の実施形態にしたがって隣接セル構成情報を送信するための方法を図示するフローチャートである。
【
図5】[0032]
図5は、本開示のさらに別の実施形態にしたがって隣接セル構成情報を送信するための方法を図示するフローチャートである。
【
図6】[0033]
図6は、本開示の実施形態にしたがって隣接セル構成情報を送信するシステムの概略構造ダイヤグラムである。
【
図7】[0034]
図7は、本開示の別の実施形態にしたがって隣接セル構成情報を送信するシステムの概略構造ダイヤグラムである。
【
図8】
[0035] 図8は、本開示の1つの実施形態にしたがう第1の中継ノードの概略構造ダイヤグラムである。
【0028】
[0036]図面に示される様々な部分の寸法は、縮尺の通りではないことを理解されたい。また、同一または類似の参照符号は、同一または類似の構成要素を示す。
【発明を実施するための形態】
【0029】
[0037]本開示の実施形態における技術的解決策は、本開示の実施形態における図面を参照して明確かつ完全に説明され、説明される実施形態は、本開示の実施形態のすべてではなく一部にすぎないことは明らかである。少なくとも1つの例示的な実施形態の以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、決して本開示、その適用、または使用を限定することを意図するものではない。発明性なしに本明細書に開示された実施形態から当業者によって導き出され得る全ての他の実施形態は、本開示の範囲内であることが意図される。
【0030】
[0038]これらの実施形態に記載された部品およびステップの相対的配置、数値的表現および数値は、特に明記しない限り、本開示の範囲を限定するものではない。
【0031】
[0039]一方、説明の便宜上、図面に示されるそれぞれの部分のサイズは、実際の比例関係で描かれていないことを理解されたい。
【0032】
[0040]当業者に知られている技法、方法、および装置は、詳細に説明されなかもしれないが、適切な場合、本明細書の一部であるものと意図される。
【0033】
[0041]本明細書に示され、論じられるすべての例において、任意の特定の値は、例示的なものとしてのみ解釈されるべきであり、限定的なものとして解釈されるべきでない。したがって、例示的な実施形態の他の例は、異なる値を有することができる。
【0034】
[0042]類似の参照番号および文字は、以下の図における類似の項目を指し、したがって、1つの図において項目がいったん定義されると、後続の図においてさらに議論される必要はないことに留意されたい。
【0035】
[0043]本発明者は、CSI-RS情報の構成が少なくとも1つのセル粒度であり、CSI-RS情報が時変パラメータであるので、ネットワーク管理を通してまたは手動でCSI-RS情報の構成を完全に完了することは、大きな最適化作業負荷につながり、構成エラーを起こしやすいことに気付いた。エラー確率を低減し、ネットワーク自動化度を向上させるために、従来技術では、CSI-RSに基づいて更新するいくつかの方式が提案されている。しかし、これらの方式は、SA(スタンドアロン)モードのみをサポートし、Xnインターフェースのシナリオがある。NSA(非スタンドアロン)シナリオでは基地局間にインターフェースがないので、これらの関連する技法はNSAシナリオに適用することができない。
【0036】
[0044]したがって、本開示は、NR基地局が基地局間インターフェースなしにCSI-RS構成情報を自動的に取得するための方式を提供する。
【0037】
[0045]
図1は、本開示の実施形態にしたがって隣接セル構成情報を送信するための方法を図示するフローチャートである。
【0038】
[0046]ステップ101において、第1の基地局は、少なくとも1つの関係するセルにおけるモビリティ測定のためのCSI-RS構成が更新されるという条件下で、隣接セル関係に従って、CSI-RS構成が更新されるセルの隣接セルに対応する第2の基地局を決定する。
【0039】
[0047]第1の基地局および第2の基地局の両方がNR(新たな無線)をサポートし、第1の基地局と第2の基地局との間に直接通信のためのインターフェースがないことに留意されたい。
【0040】
[0048]ステップ102において、第1の基地局は、更新されたCSI-RS構成情報を選択された第1の中継ノードに送信する。
【0041】
[0049]いくつかの実施形態では、第1の中継ノードは、第1の基地局および第2の基地局のモードに関係付けられる。
【0042】
[0050]たとえば、第1の中継ノードは、第1の基地局および第2の基地局が両方ともSAモードにあるという条件下で第1の基地局に接続された第1のAMF(アクセスおよびモビリティ管理機能)エンティティである。
【0043】
[0051]別の例では、第1の中継ノードは、第1の基地局がNSAモードにあるという条件下で第1の基地局との直接通信インターフェースを有する第3の基地局であり、第3の基地局は、LTE(ロングタームエボリューション)のエアインターフェースをサポートする。
【0044】
[0052]いくつかの実施形態では、CSI-RS構成情報は、以下のうちの少なくとも1つを備える:
・セル識別子:例えば、PCI(物理セル識別子)が識別に使用される。
・CSI-RS測定をオフにするかどうかに関する指示情報:1ビット情報を使用することができ、ここで、1はオフ測定値を表し、0は予約ビットである。指示情報が含まれていない場合、CSI-RS測定を継続する必要がある。
・CSI-RS電力構成情報:以下のうちの少なくとも1つを少なくとも含む:
・PDSCH(物理ダウンリンク共有チャネル)に対する電力
・SSS(二次同期信号)に対する電力オフセット
・スクランブリングコード番号
・CSI-RS測定帯域幅情報:以下のうちの少なくとも1つを少なくとも含む:
・測定帯域幅:例えば、24PRB、48PRB、96PRB、192PRB、264PRB
・CSI-RSの初期PRB位置
・CSI-RS密度:例えば1または3
・CSI-RSビーム構成:以下のうちの少なくとも1つを少なくとも含む
・ビーム数
・ビームが存在するサブフレーム位置およびその周期
・CSI-RS生成シーケンス番号
・タイムスロットにおけるCSI-RSの初期シンボル
・各PRBにおけるCSI-RSの周波数領域パターン
【0045】
[0053]ステップ103において、第1の中継ノードは、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信する。
【0046】
[0054]ステップ104において、第2の基地局は、更新されたCSI-RS構成情報に従って第1の基地局に関係付けられたセルに対して対応する測定を実行するように第2の基地局のカバレッジ内に位置付けられている端末に指示する。
【0047】
[0055]本開示の前述の実施形態において提供される隣接セル構成情報を送信するための方法では、第1の基地局と第2の基地局の両方がNRをサポートするが、それらの間の直接通信のためのインターフェースを有さないという条件下で、更新されたCSI-RS構成情報は、第1の中継ノードを使用することによって、第1の基地局から第2の基地局に送信される。本開示は、手動構成の作業負荷を効果的に低減し、構成エラーの可能性を低減することができる。さらに、本開示は、既存のプロトコルに対する広範な修正を必要とすることなく、既存のプロトコルプロセスを利用することができる。
【0048】
[0056]
図2は、本開示の別の実施形態にしたがって隣接セル構成情報を送信するための方法を図示するフローチャートである。
図2に示す実施形態では、第1の基地局および第2の基地局は両方ともNRをサポートし、第1の基地局と第2の基地局との間に直接通信のためのインターフェースはなく、第1の基地局および第2の基地局は両方ともSAモードにある。
【0049】
[0057]ステップ201において、第1の基地局は、少なくとも1つの関連するセルにおけるモビリティ測定のためのCSI-RS構成が更新されるという条件下で、隣接セル関係に従って、CSI-RS構成が更新されるセルの隣接セルに対応する第2の基地局を決定する。
【0050】
[0058]ステップ202において、第1の基地局は、第1の基地局と第1のAMFとの間のインターフェース(例えば、NGインターフェース)を使用することによって、アップリンクRAN(無線アクセスネットワーク)構成転送情報を第1のAMFに送信する。ここでは、第1の基地局に接続された第1のAMFが第1の中継ノードとして使用される。
【0051】
[0059]いくつかの実施形態では、少なくとも、第1の基地局識別子および第1の基地局識別子に対応するTAI(トラッキングエリア識別子)、第2の基地局識別子および第2の基地局識別子に対応するTAI、ならびに更新されたCSI-RS構成情報が、アップリンクRAN構成転送情報のSON(自己組織化ネットワーク)構成転送情報要素(SON構成転送IE)に含まれる。
【0052】
[0060]ステップ203において、第1のAMFは、第2の基地局識別子および第2の基地局識別子に対応するTAIに従って、第2の基地局が第1のAMFのカバレッジ中に位置付けられているかどうかを決定する。
【0053】
[0061]ステップ204において、第1のAMFは、第2の基地局が第1のAMFのカバレッジ内に位置付けられているという条件下で、ダウンリンクRAN構成送信情報を使用することによって、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信する。
【0054】
[0062]ステップ205において、第2の基地局は、更新されたCSI-RS構成情報と第1の基地局識別子とを使用することによって、隣接セルリスト中の、CSI-RS構成が更新されたセルの現在のCSI-RS構成情報を更新する。
【0055】
[0063]いくつかの実施形態では、隣接セルリストは以下のうちの少なくとも1つを含む。
・第1の基地局の基地局識別子
・CSI-RS構成が更新されるセルのセル識別子
・第1の基地局のモード:例えば、NSA、SAまたはデュアルモード
・第1の基地局との間に直接接続インタフェースが存在するかどうかに関する指示情報
・CSI-RS測定を有効にするかどうかに関する指示情報
・CSI-RS構成情報
【0056】
[0064]ステップ206において、第2の基地局は、更新されたCSI-RS構成情報を使用することによって、CSI-RS測定がオン状態であるかどうかを決定する。
【0057】
[0065]ステップ207aにおいて、CSI-RS測定がオン状態にあるという条件下で、第2の基地局は、RRC(無線リソース制御)再構成情報を使用することによって、CSI-RSを使用することにより第1の基地局に関係付けられたセルを測定するように第2の基地局のカバレッジ内の端末に指示する。
【0058】
[0066]ステップ207bにおいて、CSI-RS測定がオフ状態であるという条件下で、第2の基地局は、RRC再構成情報を通して、SSBを使用することによって第1の基地局に関係付けられたセルを測定するように第2の基地局のカバレッジ内の端末に指示する。
【0059】
[0067]
図3は、本開示の別の実施形態にしたがって隣接セル構成情報を送信するための方法を図示するフローチャートである。
図3に示される実施形態では、第1の基地局および第2の基地局は両方ともNRをサポートし、それらの間の直接通信のためのインターフェースを有さず、第1の基地局および第2の基地局は両方ともNSAモードにある。
【0060】
[0068]ステップ301において、第1の基地局は、少なくとも1つの関係するセルにおけるモビリティ測定のためのCSI-RS構成が更新されるという条件下で、隣接セル関係に従って、CSI-RS構成が更新されるセルの隣接セルに対応する第2の基地局を決定する。
【0061】
[0069]ステップ302において、第1の基地局は、第1の基地局と第1のAMFとの間のインターフェース(たとえば、NGインターフェース)を使用して、アップリンクRAN構成転送情報を第1のAMFに送信する。ここでは、第1の基地局に接続された第1のAMFが第1の中継ノードとして使用される。
【0062】
[0070]いくつかの実施形態では、少なくとも第1の基地局識別子および第1の基地局識別子に関係するTAI、第2の基地局識別子および第2の基地局識別子に関係するTAI、ならびに更新されたCSI-RS構成情報は、アップリンクRAN構成送信情報のSON構成送信情報要素に含まれる。
【0063】
[0071]ステップ303において、第1のAMFは、第2の基地局識別子および第2の基地局識別子に関係付けられたTAIに従って、第2の基地局が第1のAMFのカバレッジ内に位置付けられているかどうかを決定する。
【0064】
[0072]ステップ304において、第1のAMFは、第2の基地局が第1のAMFのカバレッジ中に位置付けられていないという条件下で、第2の基地局識別子に関係付けられたTAIに従って、更新されたCSI-RS構成情報を第2のAMFに送信する。ここでは、第2の基地局に接続された第2のAMFが第2の中継ノードとして使用される。
【0065】
[0073]ステップ305において、第2のAMFは、ダウンリンクRAN構成送信情報を使用することによって、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信する。
【0066】
[0074]ステップ306において、第2の基地局は、更新されたCSI-RS構成情報と第1の基地局識別子とを使用することによって、隣接セルリスト中の、CSI-RS構成が更新されたセルの現在のCSI-RS構成情報を更新する。
【0067】
[0075]ステップ307において、第2の基地局は、更新されたCSI-RS構成情報を使用することによって、CSI-RS測定がオン状態であるかどうかを決定する。
【0068】
[0076]ステップ308aにおいて、CSI-RS測定がオン状態であるという条件下で、第2の基地局は、RRC再構成情報によって、CSI-RSを使用することにより第1の基地局に関係付られたセルを測定するように第2の基地局のカバレッジ内の端末に指示する。
【0069】
[0077]ステップ308bにおいて、CSI-RS測定がオフ状態にあるという条件下で、第2の基地局は、RRC再構成情報によって、SSBを使用することにより第1の基地局に関係付けられたセルを測定するように第2の基地局のカバレッジ内の端末に指示する。
【0070】
[0078]
図4は、本開示の別実施形態にしたがって隣接セル構成情報を送信するための方法を図示するフローチャートである。
図4に示される実施形態では、第1の基地局および第2の基地局は両方ともNRをサポートし、それらの間に直接通信のためのインターフェースはなく、第1の基地局はNSAモードにある。
【0071】
[0079]ステップ401において、第1の基地局は、少なくとも1つの関係するセルにおけるモビリティ測定のためのCSI-RS構成が更新されるという条件下で、隣接セル関係に従って、CSI-RS構成が更新されるセルの隣接セルに対応する第2の基地局を決定する。
【0072】
[0080]ステップ402において、第1の基地局は、EN-DC(EUTRAN-NR DC)構成更新情報を使用することによって、更新されたCSI-RS構成情報を第1のLTE基地局に送信する。ここでは、第1の基地局との直接通信インターフェース接続を有する第1のLTE基地局が第1の中継ノードとして使用される。
【0073】
[0081]ステップ403において、第1のLTE基地局は、更新されたCSI-RS構成情報で対応する隣接リストを更新する。
【0074】
[0082]ステップ404において、第1のLTE基地局は、EN-DC構成更新ACK(肯定応答)情報を第1の基地局に送信する。
【0075】
[0083]ステップ405において、第1のLTE基地局は、第2の基地局が第1のLTE基地局のカバレッジ内に位置付けられているかどうかを決定する。第2の基地局が第1のLTE基地局のカバレッジ中に位置付けられている場合、第1のLTE基地局はさらに、ネットワーク管理構成に従って、第2の基地局が事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートするかどうかを決定する。
【0076】
[0084]いくつかの実施形態では、事前設定シグナリング無線ベアラ測定値はSRB(シグナリング無線ベアラ)3である。
【0077】
[0085]ステップ406において、第2の基地局が事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートするという条件下で、第1のLTE基地局は、EN-DC構成更新情報によって、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信する。
【0078】
[0086]いくつかの実施形態では、第2の基地局が事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートしないという条件下で、第1のLTE基地局は、更新されたCSI-RS構成情報を廃棄し、後続の処理を実行しない。
【0079】
[0087]ステップ407において、第2の基地局は、EN-DC構成更新情報を受信した後に、更新されたCSI-RS構成情報を使用することによって、対応する隣接セルリストを更新する。
【0080】
[0088]ステップ408において、第2の基地局は、EN-DC構成更新肯定応答メッセージを第1のLTE基地局に送信する。
【0081】
[0089]ステップ409において、第1の基地局がCSI-RS測定を開始するという条件下で、第2の基地局は、第1の基地局に関係付けられたセルのうちCSI-RS測定をサポートするセルに対してCSI-RS測定を実行するように、第2の基地局のカバレッジ内に位置付けられているNSA端末に指示する。
【0082】
[0090]
図5は、本開示の別実施形態にしたがって隣接セル構成情報を送信するための方法を図示するフローチャートである。
図5に示される実施形態では、第1の基地局および第2の基地局は両方ともNRをサポートし、それらの間に直接通信のためのインターフェースはなく、第1の基地局はNSAモードにある。
【0083】
[0091]ステップ501において、第1の基地局は、少なくとも1つの関係するセルにおけるモビリティ測定のためのCSI-RS構成が更新されるという条件下で、隣接セル関係に従って、CSI-RS構成が更新されるセルの隣接セルに対応する第2の基地局を決定する。
【0084】
[0092]ステップ502において、第1の基地局は、EN-DC構成更新情報を使用することによって、更新されたCSI-RS構成情報を第1のLTE基地局に送信する。
ここでは、第1の基地局との直接通信インターフェース接続を有する第1のLTE基地局が第1の中継ノードとして使用される。
【0085】
[0093]ステップ503において、第1のLTE基地局は、更新されたCSI-RS構成情報で対応する隣接セルリストを更新する。
【0086】
[0094]ステップ504において、第1のLTE基地局は、EN-DC構成更新肯定応答メッセージを第1の基地局に送信する。
【0087】
[0095]ステップ505において、第1のLTE基地局は、第2の基地局が第1のLTE基地局のカバレッジ内に位置付けられているかどうかを決定する。
【0088】
[0096]ステップ506において、第2の基地局が第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられていないという条件下で、第1の中継ノードは、eNB(進化型ノードB)構成更新情報を通して、更新されたCSI-RS構成情報を第2のLTE基地局に送信する。ここでは、第2の基地局との直接通信インターフェースを有する第2のLTE基地局が第2の中継ノードとして使用される。第2の中継ノードはLTEのエアインタフェースをサポートし、第2の基地局は第2の中継ノードのカバレッジ範囲中に位置付けられている。
【0089】
[0097]ステップ507において、第2のLTE基地局は、更新されたCSI-RS構成情報で対応する隣接セルリストを更新する。
【0090】
[0098]ステップ508において、第2のLTE基地局は、eNB構成更新確認情報を第1のLTE基地局に送信する。
【0091】
[0099]ステップ509において、第2のLTE基地局は、第2の基地局がネットワーク管理構成に従って事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートするかどうかを決定する。
【0092】
[00100]いくつかの実施形態では、事前設定シグナリング無線ベアラ測定値はSRB3である。
【0093】
[00101]ステップ510において、第2の基地局が予め定められたシグナリング無線ベアラ測定をサポートするという条件下で、第2のLTE基地局は、EN-DC構成更新情報を通して、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信する。
【0094】
[00102]いくつかの実施形態では、第2の基地局が予め定められたシグナリング無線ベアラ測定をサポートしないという条件下で、第2のLTE基地局は、更新されたCSI-RS構成情報を廃棄し、後続の処理を実行しない。
【0095】
[00103]ステップ511において、第2の基地局は、EN-DC構成更新情報を受信した後に、更新されたCSI-RS構成情報を使用することによって、対応する隣接セルリストを更新する。
【0096】
[00104]ステップ512において、第2の基地局は、EN-DC構成更新確認情報を第2のLTE基地局に送信する。
【0097】
[00105]ステップ513において、第1の基地局がCSI-RS測定を開始するという条件下で、第2の基地局は、第1の基地局に関係付けられたセルのうちのCSI-RS測定をサポートするセルについてCSI-RS測定を実行するように、第2の基地局のカバレッジ内のNSA端末に指示する。
【0098】
[00106]
図6は、本開示の別実施形態にしたがう隣接セル構成情報送信システムの概略構造ダイヤグラムである。
図6に示すように、システムは、第1の基地局61、第2の基地局62、および第1の中継ノード63を含む。第1の基地局61および第2の基地局62はいずれもNRをサポートしており、第1の基地局61と第2の基地局62との間には直接通信のためのインタフェースが存在しない。
【0099】
[00107]第1の基地局61は、少なくとも1つの関係するセルにおけるモビリティ測定のためのCSI-RS構成が更新されるという条件下で、隣接セル関係に従ってCSI-RS構成が更新されるセルの隣接セルに対応する第2の基地局62を決定する。第1の基地局61は、更新したCSI-RS構成情報を、選択した第1の中継ノード63に送信する。
【0100】
[00108]いくつかの実施形態では、第1の中継ノード63は、第1の基地局61および第2の基地局62のモードに関係付けられる。
【0101】
[00109]たとえば、第1の中継ノード63は、第1の基地局61および第2の基地局62が両方ともSAモードにあるという条件下で第1の基地局61に接続された第1のAMFエンティティである。
【0102】
[00110]別の例では、第1の中継ノード63は、第1の基地局61がNSAモードにあるという条件下で第1の基地局61との直接通信インターフェースを有する第3の基地局であり、第3の基地局は、LTEのエアインターフェースをサポートする。
【0103】
[00111]いくつかの実施形態では、CSI-RS構成情報は、以下のうちの少なくとも1つを備える。
・セル識別子:例えば、PCI(物理セル識別子)が識別に使用される。
・CSI-RS測定をオフにするかどうかに関する指示情報:
1ビット情報を使用することができ、ここで、1はオフ測定値を表し、0は予約ビットである。指示情報が含まれていない場合、CSI-RS測定を継続する必要がある。
・CSI-RS電力構成情報:以下のうちの少なくとも1つを少なくとも含む:
・PDSCH(物理ダウンリンク共有チャネル)に対する電力
・SSS(二次同期信号)に対する電力オフセット
・スクランブリングコード番号
・CSI-RS測定帯域幅情報:以下のうちの少なくとも1つを少なくとも含む:
・測定帯域幅:例えば、24PRB、48PRB、96PRB、192PRB、264PRB
・CSI-RSの初期PRB位置
・CSI-RS密度:例えば1または3
・CSI-RSビーム構成:以下のうちの少なくとも1つを少なくとも含む:
・ビーム数
・ビームが存在するサブフレーム位置およびその周期
・CSI-RS生成シーケンス番号
・タイムスロットにおけるCSI-RSの初期シンボル
・各PRBにおけるCSI-RSの周波数領域パターン
【0104】
[00112]第1の中継ノード63は、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局62に送信する。第2の基地局62は、更新されたCSI-RS構成情報に従って、第1の基地局61に関係付けられたセルに対して対応する測定を実行するように、第2の基地局62のカバレッジ中の端末に指示する。
【0105】
[00113]いくつかの実施形態では、第1の基地局61および第2の基地局62が両方ともSAモードにあり、第1の基地局61に接続された第1のAMFが第1の中継ノード63として使用される条件下で、第1の基地局611は、第1の基地局と第1の中継ノード63との間のインタフェース(例えば、NGインタフェース)を使用して、アップリンクRAN構成送信情報を第1の中継ノード63に送信する。
【0106】
[00114]たとえば、アップリンクRAN構成送信情報中のSON構成送信情報要素は、第1の基地局識別子および第1の基地局識別子に対応するトラッキングエリア識別子、第2の基地局識別子および第2の基地局識別子に対応するトラッキングエリア識別子、ならびに更新されたCSI-RS構成情報を含む。
【0107】
[00115]第1の中継ノード63は、第2の基地局識別子および第2の基地局識別子に対応するトラッキングエリア識別子に従って、第2の基地局62が第1の中継ノード63のカバレッジ内に位置付けられているかどうかを決定する。第2の基地局62が第1の中継ノード63のカバレッジ内に位置付けられているという条件下で、第1の中継ノード63は、ダウンリンクRAN構成送信情報を使用することによって、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局62に送信する。
【0108】
[00116]第2の基地局62は、更新されたCSI-RS構成情報と第1の基地局識別子とを使用することによって、隣接セルリスト中の、CSI-RS構成が更新されたセルの現在のCSI-RS構成情報を更新する。
【0109】
[00117]いくつかの実施形態では、隣接セルリストは、第1の基地局識別子、CSI-RS構成が更新されるセルのセル識別子、第1の基地局のモード、第1の基地局との直接接続インターフェースが存在するかどうかの指示情報、CSI-RS測定を有効にすべきかどうかの指示情報、およびCSI-RS構成情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0110】
[00118]いくつかの実施形態では、第2の基地局62は、更新されたCSI-RS構成情報を使用することによって、CSI-RS測定がオン状態にあるかどうかを決定する。CSI-RS測定がオン状態であるという条件下で、第2の基地局62は、RRC再構成情報を通して、CSI-RSを使用することによって第1の基地局に関係付けられたセルを測定するように、第2の基地局62のカバレッジ内の端末に指示する。CSI-RS測定がオフ状態であるという条件下で、第2の基地局62は、RRC再構成情報を通して、SSBを使用することによって第1の基地局に関係付けられたセルを測定するように、第2の基地局62のカバレッジ内の端末に指示する。
【0111】
[00119]
図7は、本開示の別実施形態にしたがう隣接セル構成情報送信システムの概略構造ダイヤグラムである。
【0112】
[00120]
図7は、
図7に示される実施形態において、第2の基地局62が第1の中継ノード63のカバレッジ中に位置付けられていないという条件下で、第1の中継ノード63が、更新されたCSI-RS構成情報を第2の中継ノード64に送信するようにさらに構成されるという点で、
図6と異なる。第2の中継ノード64は、第2の基地局62に接続された第2のAMFである。第2の中継ノード64は、ダウンリンクRAN設定送信情報を使用して、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信する。
【0113】
[00121]いくつかの実施形態では、
図6に示されるように、第1の基地局61がNSAモードにあるとき、第1の基地局61との直接通信インターフェース接続を有する第3の基地局が第1の中継ノード63として使用され、第3の基地局はLTEエアインターフェースをサポートする。
【0114】
[00122]第1の基地局61は、更新されたCSI-RS構成情報を、EN-DC構成更新情報を通して第1の中継ノード63に送信する。第1の中継ノード63は、更新されたCSI-RS構成情報を使用して対応する隣接セルリストを更新し、EN-DC構成更新肯定応答メッセージを第1の基地局61に送信する。第1の中継ノード63は、第2の基地局62が第1の中継ノード63のカバレッジ内にあるかどうかを決定する。第2の基地局62が第1の中継ノード63のカバレッジ中に位置付けられている条件下で、第1の中継ノード63は、第2の基地局62が事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートするかどうかを決定し、第2の基地局62が事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートする条件下で、第1の中継ノード63は、更新されたCSI-RS構成情報をEN-DC構成更新情報を通して第2の基地局62に送信する。
【0115】
[00123]いくつかの実施形態では、事前設定シグナリング無線ベアラ測定値はSRB3である。
【0116】
[00124]EN-DC構成更新情報を受信した後、第2の基地局62は、更新されたCSI-RS構成情報を使用することによって対応する隣接セルリストを更新し、EN-DC構成更新肯定応答メッセージを第1の中継ノード63に送信する。第2の基地局62は、第1の基地局がCSI-RS測定を開始するという条件下で、第1の基地局に関係付けられたセルのうちCSI-RS測定をサポートするセルに対してCSI-RS測定を実行するように、第2の基地局62のカバレッジ内のNSA端末に指示する。
【0117】
[00125]いくつかの実施形態では、第1の中継ノード63は、第2の基地局62が事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートしないという条件下で、更新されたCSI-RS構成情報を廃棄する。
【0118】
[00126]いくつかの実施形態では、
図7に示されるように、第2の基地局62が第1の中継ノード63のカバレッジ中に位置付けられていないという条件下で、第1の中継ノード63は、eNB構成更新情報を通して、更新されたCSI-RS構成情報を第2の中継ノード64に送信する。第2の中継ノード64はLTEエアインタフェースをサポートし、第2の基地局62は第2の中継ノード64のカバレッジ内に位置付けられている。
【0119】
[00127]第2の中継ノード64は、更新されたCSI-RS構成情報を使用することによって対応する隣接セルリストを更新し、eNB構成更新肯定応答情報を第1の中継ノードに送信する。第2の中継ノード64は、第2の基地局62が事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートするかどうかを決定し、第2の基地局62が事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートする場合、第2の中継ノード64は、更新されたCSI-RS構成情報をEN-DC構成更新情報を通して第2の基地局62に送信する。
【0120】
[00128]第2の基地局62は、更新されたCSI-RS構成情報を使用することによって対応する隣接セルリストを更新し、EN-DC構成更新肯定応答メッセージを第2の中継ノード64に送信する。第2の基地局62は、第1の基地局61がCSI-RS測定を開始するという条件下で、第1の基地局に関係付けられたセルのうちCSI-RS測定をサポートするセルに対してCSI-RS測定を行うように、第2の基地局62のカバレッジ中のNSA端末に指示する。
【0121】
[00129]いくつかの実施形態では、第2の中継ノード64は、第2の基地局62が事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートしないという条件下で、更新されたCSI-RS構成情報を廃棄する。
【0122】
[00130]本開示はまた、コンピュータ読取可能記憶媒体を提供する。コンピュータ読取可能記憶媒体は、コンピュータ命令を記憶し、コンピュータ命令がプロセッサによって実行されるとき、
図1から
図5のいずれか1つによる方法を実現する。
【0123】
[00131]
図8は、本開示の1つの実施形態にしたがう第1の中継ノードの概略構造ダイヤグラムである。
【0124】
[00132]
図8に示すように、第1の中継ノードは、プロセッサ81と、プロセッサ81に結合され、プログラム命令を記憶しているメモリ82とを含み、プログラム命令は、プロセッサ81によって実行されるとき、プロセッサ81に、第1の基地局によって第2の基地局に送信された更新されたCSI-RS構成が受信されるという条件下で、第2の基地局識別子および第2の基地局識別子に対応するトラッキングエリア識別子に従って、第2の基地局が第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられているかどうかを決定させ、第2の基地局が第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられているという条件下で、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信させ、第2の基地局が第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられていないという条件下で、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局と接続された第2の中継ノードに送信させ、それによって、第2の中継ノードは、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信する。
【0125】
[0133]いくつかの実施形態では、プロセッサ81は、第1の中継ノードが第1のAMFエンティティであるという条件下で、ダウンリンクRAN構成送信情報を使用することによって、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信するように構成されている。
【0126】
[0134]いくつかの実施形態では、プロセッサ81は、第1の中継ノードが第1のAMFエンティティであるという条件下で、更新されたCSI-RS構成情報を第2の中継ノードに送信するように構成され、ここで、第2の中継ノードは、第2の基地局と接続された第2のAMFエンティティであり、それによって、第2の中継ノードは、ダウンリンクRAN構成送信情報を使用することによって、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信する。
【0127】
[0135]いくつかの実施形態では、プロセッサ81は、第1の中継ノードがLTEのエアインターフェースをサポートする第3の基地局である場合、第2の基地局が事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートするという条件下で、EN-DC構成更新情報を使用することにより、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信するように構成されている。
【0128】
[0136]いくつかの実施形態では、プロセッサ81は、第1の中継ノードがLTEのエアインターフェースをサポートする第3の基地局であるという条件下で、eNB構成更新情報を使用することによって、更新されたCSI-RS構成情報を第2の中継ノードに送信するように構成され、ここで、第2の中継ノードは、LTEのエアインターフェースをサポートし、第2の基地局は、第2の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられ、それによって、第2の中継ノードは、第2の基地局が事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートするという条件下で、EN-DC構成更新情報を使用することによって、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信する。
【0129】
[00137]本開示は、以下の具体的な例によって例示される。
【0130】
[00138]実施形態1:
【0131】
[00139]EN-DCシナリオでは、LTE基地局1のカバレッジ内に2つのNR基地局があり、それらはそれぞれNR基地局1およびNR基地局2である。NR基地局1およびNR基地局2には、モビリティ測定のためのCSI-RS構成情報が構成されている。NSA端末1は、NR基地局2のカバレッジ内に位置付けられている。本実施形態では、NR基地局1のCSI-RS構成が更新された後に、NR基地局2がNSA端末1に対してCSI-RS測定を構成するプロセスを説明する。
【0132】
[00140]ステップ1:NR基地局1は、CSI-RS構成情報を更新する。NR基地局1および周辺NR基地局は直接接続インタフェースを有さず、NR基地局1はNSAモードであるため、NR基地局1は、EN-DC構成更新情報を使用することにより、更新されたCSI-RS構成情報をLTE基地局1に送信する。
【0133】
[00141]ステップ2:LTE基地局1は、EN-DC構成更新情報を受信した後、関連するセルのCSI-RS構成情報をNR基地局1に記憶する。
【0134】
[00142]ステップ3:LTE基地局1は、EN-DC構成更新肯定応答メッセージをNR基地局1に送信する。
【0135】
[00143]ステップ4:NR基地局2はSRB3をサポートするので、LTE基地局1は、NR基地局1の更新されたCSI-RS構成情報を、EN-DC構成更新情報を通してNR基地局2に送信する。
【0136】
[00144]ステップ5:NR基地局2は、基地局1の更新されたCSI-RS構成情報を保存し、EN-DC構成更新確認メッセージを使用することによって、NR基地局1の更新されたCSI-RS構成情報をNR基地局1に送信する。
【0137】
[00145]ステップ6:NR基地局1は、NSA端末1に対してCSI-RS測定構成を実行し、測定構成は、NR基地局1およびNR基地局2に関連するセルの識別子と、CSI-RSの構成情報とを含む。
【0138】
[00146]ステップ7:NSA端末1は、測定結果に従って、SRB3を使用することによって、NR基地局1上の測定結果をNR基地局2に送信する。
【0139】
[00147]実施形態2:
【0140】
[00148]EN-DCシナリオでは、LTE基地局1のカバレッジ中にNR基地局1があり、LTE基地局2のカバレッジ中にNR基地局2がある。NR基地局1およびNR基地局2には、モビリティ測定のためのCSI-RS構成情報が構成されている。NSA端末1は、NR基地局2のカバレッジ内に位置付けられている。本実施形態では、NR基地局1のCSI-RS構成が更新された後に、NR基地局2がNSA端末1に対してCSI-RS測定を構成するプロセスを説明する。
【0141】
[00149]ステップ1:NR基地局1は、CSI-RS構成情報を更新する。NR基地局1および周辺NR基地局は直接接続インタフェースを有さず、NR基地局1はNSAモードにあり、NR基地局1は、EN-DC構成更新メッセージを使用することによって、更新されたCSI-RS構成情報をLTE基地局1に送信する。
【0142】
[00150]ステップ2:EN-DC構成更新メッセージを受信した後、LTE基地局1は、関連するセルのCSI-RS構成情報をNR基地局1に記憶する。
【0143】
[00151]ステップ3:LTE基地局1は、EN-DC構成更新肯定応答メッセージをNR基地局1に送信する。
【0144】
[00152]ステップ4:LTE基地局1は、eNB構成更新メッセージを通して、更新されたCSI-RS構成情報をLTE基地局2に送信する。
【0145】
[00153]ステップ5:LTE基地局2は、NR基地局1のCSI-RS構成を保存し、eNB構成更新肯定応答メッセージをLTE基地局1に送信する。
【0146】
[00154]ステップ6:NR基地局2がSRB3をサポートするので、LTE基地局2は、EN-DC構成更新メッセージによって、NR基地局1の更新されたCSI-RS構成情報をNR基地局2に送信する。
【0147】
[00155]ステップ7:NR基地局2は、NR基地局1のCSI-RS構成情報を保存し、EN-DC構成更新肯定応答メッセージをLTE基地局2に送信する。
【0148】
[00156]ステップ8:NR基地局2は、NSA端末1に対してCSI-RS測定構成を実行し、測定構成は、NR基地局1およびNR基地局2に関連するセルの識別子と、CSI-RS構成情報とを含む。
【0149】
[00157]ステップ9:測定結果に従って、NSA端末1は、SRB3を使用することによって、NR基地局1に関する測定結果をNR基地局2に送信する。
【0150】
[00158]実施形態3:
【0151】
[00159]SAシナリオでは、NR基地局1とNR基地局2との間にXnインターフェースはなく、NR基地局1およびNR基地局2は、それぞれAMFによって接続される。NR基地局1のCSI-RS測定構成は、エネルギー節約の理由でオフにされており、NR基地局1は、CSI-RS構成更新をトリガし、AMFを通して戦略の変更をNR基地局2に通知する。通知を受信したあと、NR基地局2は、全てのユーザに対してSSBベースの測定方式を採用する。
【0152】
[00160]ステップ1:NR基地局1は、カバレッジエリア中に接続されている端末がないので、CSI-RS送信をオフにし、CSI-RS構成情報を更新する。NR基地局1は、NRl基地局1と周辺のNR基地局との間に直接接続インタフェースがなく、NR基地局1はSAモードであるため、AMFを中継ノードとして選択する。
【0153】
[00161]ステップ2:NR基地局1は、NGインターフェースを使用して、アップリンクRAN構成転送情報を、NR基地局1に接続されたAMFに送信し、以下の情報が含まれる:
・NR基地局1の基地局識別子とTAI
・NR基地局2の基地局識別子とTAI
・CSI-RS構成情報:セル識別子
【0154】
[00162]ステップ3:アップリンクRAN構成送信情報を受信した後、AMFは、NR基地局2のTAIに従って、基地局2がAMFのカバレッジ内に位置付けられていると決定する。AMFは、CSI-RS構成情報をNR基地局2に送信するために、ダウンリンクRAN構成転送情報をNR基地局2に送信する。
【0155】
[00163]ステップ4:NR基地局2は、CSI-RS構成情報を保存する。CSI-RS構成情報にセル識別子のみが含まれているため、NR基地局2は、NR基地局1に関連するセルのCSI-RS構成情報を削除する。
【0156】
[00164]ステップ5:NR基地局2は、そのカバレッジ内の端末1をトリガして、SSBを使用することによってNR基地局1上で関連する測定を行う。
【0157】
[00165]いくつかの実施形態では、上述の機能ユニットモジュールは、汎用プロセッサ、プログラム可能論理制御装置(PLC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラム可能ゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラム可能論理デバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント、または本開示に説明される機能を実行するためのこれらの任意の適切な組み合わせとして実現されることができる。
【0158】
[00166]上記の実施形態を実現するためのステップの全部または一部は、ハードウェアによって実現されてもよく、または関連するハードウェアに命令するプログラムによって実現されてもよく、プログラムは、コンピュータ読取可能記憶媒体に記憶されてもよく、記憶媒体は、リードオンリーメモリ、磁気ディスクまたは光ディスクであってもよいことが当業者によって理解されるだろう。
【0159】
[00167]本開示のいくつかの特定の実施形態を例として詳細に説明してきたが、上記の例は例示のためのものにすぎず、本開示の範囲を限定することを意図するものではないことを当業者は理解されたい。本開示の範囲および精神から逸脱することなく、様々な変更がなされてもよく、同等物がそれらの要素と取って代わられてもよいことは、当業者によって理解されるだろう。本開示の範囲は、添付の特許請求の範囲によって定義される。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1] 隣接セル構成情報を送信するための方法であって、
第1の基地局によって、少なくとも1つの関係付けられたセルにおけるモビリティ測定のためのチャネル状態情報基準信号(CSI-RS)構成が更新されるという条件下で、CSI-RS構成は、隣接セル関係に従って更新されるセルの隣接セルに対応する第2の基地局を決定することと、ここで、前記第1の基地局および前記第2の基地局は両方とも、新たな無線(NR)のエアインターフェースをサポートし、前記第1の基地局と前記第2の基地局との間に直接通信のためのインターフェースは存在せず、
前記第1の基地局によって、更新されたCSI-RS構成情報を、選択された第1の中継ノードに送信することと、
前記第1の中継ノードによって、前記更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信することと、
前記第2の基地局によって、前記更新されたCSI-RS構成情報に従って前記第1の基地局に関係付けられたセルを測定するように、前記第2の基地局のカバレッジ中の端末に指示することとを含む、方法。
[2] 前記第1の中継ノードは、前記第1の基地局および前記第2の基地局のモードに関係付けられる、[1]に記載の方法。
[3] 前記第1の中継ノードは、前記第1の基地局および前記第2の基地局がともにスタンドアロン(SA)モードにあるという条件下で前記第1の基地局に接続された第1のアクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)エンティティである、[2]に記載の方法。
[4] 前記更新されたCSI-RS構成情報を前記選択された第1の中継ノードに送信することは、
前記第1の基地局によって、前記第1の基地局と前記第1の中継ノードとの間のインターフェースを使用することにより、アップリンク無線アクセスネットワーク(RAN)構成送信情報を前記第1の中継ノードに送信することを含み、ここで、前記アップリンクRAN構成送信情報は、第1の基地局識別子および前記第1の基地局識別子に対応するトラッキングエリア識別子、第2の基地局識別子および前記第2の基地局識別子に対応するトラッキングエリア識別子、ならびに前記更新されたCSI-RS構成情報を含む、[3]に記載の方法。
[5] 前記第1の基地局識別子および前記第1の基地局識別子に対応する前記トラッキングエリア識別子、前記第2の基地局識別子および前記第2の基地局識別子に対応する前記トラッキングエリア識別子、ならびに前記更新されたCSI-RS構成情報は、前記アップリンクRAN構成送信情報中の自己組織ネットワーク(SON)構成送信情報ユニット中に含まれる、[4]に記載の方法。
[6] 前記更新されたCSI-RS構成情報を前記第2の基地局に送信することは、
前記第1の中継ノードによって、前記第2の基地局識別子および前記第2の基地局識別子に対応する前記トラッキングエリア識別子に従って、前記第2の基地局が前記第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられているかどうかを決定することと、
前記第1の中継ノードによって、前記第2の基地局が前記第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられているという条件下で、ダウンリンクRAN構成送信情報を使用することにより、前記更新されたCSI-RS構成情報を前記第2の基地局に送信することとを含む、[4]に記載の方法。
[7] 前記更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信することは、
前記第1の中継ノードによって、前記第2の基地局が前記第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられていないこという条件下で、前記更新されたCSI-RS構成情報を第2の中継ノードに送信することと、ここで、前記第2の中継ノードは、前記第2の基地局と接続される第2のAMFエンティティであり、
前記第2の中継ノードによって、前記ダウンリンクRAN構成送信情報を使用することにより、前記更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信することとをさらに含む、[6]に記載の方法。
[8] 前記第2の基地局によって、前記更新されたCSI-RS構成情報および前記第1の基地局識別子を使用することにより、隣接セルリストにおいてCSI-RS構成が更新されたセルの現在のCSI-RS構成情報を更新することをさらに含む、[7]に記載の方法。
[9] 前記隣接セルリストは、前記第1の基地局識別子、前記CSI-RS構成が更新されたセルのセル識別子、前記第1の基地局のモード、前記第1の基地局との直接接続インタフェースが存在するかどうかの指示情報、CSI-RS測定を有効にするかどうかの指示情報、および現在のCSI-RS構成情報のうちの少なくとも1つを含む、[8]に記載の方法。
[10] 前記第2の基地局によって、前記更新されたCSI-RS構成情報を使用することにより、CSI-RS測定がオン状態であるかどうかを決定することと、
前記第2の基地局によって、前記CSI-RS測定がオン状態であるという条件下で、無線リソース制御(RRC)再構成情報を使用することにより、前記CSI-RS測定に従って前記第1の基地局に関係付けられた前記セルを測定するように前記端末に指示することと、
前記第2の基地局によって、前記CSI-RS測定がオフ状態であるという条件下で、前記RRC再構成情報を使用することにより、同期信号ブロック(SSB)を使用することにより、前記第1の基地局に関係付けられた前記セルを測定するように前記端末に指示することとをさらに含む、[8]に記載の方法。
[11] 前記第1の中継ノードは、前記第1の基地局が非スタンドアロン(NSA)モードにあるという条件下で前記第1の基地局との直接通信インターフェースを有する第3の基地局であり、前記第3の基地局は、ロングタームエボリューション(LTE)のエアインターフェースをサポートする、[2]に記載の方法。
[12] 前記更新されたCSI-RS構成情報を前記選択された第1の中継ノードに送信することは、
前記第1の基地局によって、EUTRA-NRデュアル接続(EN-DC)構成更新情報を使用することにより、前記更新されたCSI-RS構成情報を第1の中継ノードに送信することと、
前記第1の中継ノードによって、前記更新されたCSI-RS構成情報を使用することにより、隣接セルリストを更新し、EN-DC設定更新確認情報を前記第1の基地局に送信することとを含む、[11]に記載の方法。
[13] 前記更新されたCSI-RS構成情報を前記第2の基地局に送信することは、
前記第1の中継ノードによって、前記第2の基地局が前記第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられているかどうかを決定することと、
前記第1の中継ノードによって、前記第2の基地局が前記第1の中継ノードの前記カバレッジ中に位置付けられているという条件下で、前記第2の基地局が事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートするかどうかを決定することと、
前記第1の中継ノードによって、前記第2の基地局が前記事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートするという条件下で、EN-DC構成更新情報を使用することにより、前記更新されたCSI-RS構成情報を前記第2の基地局に送信することとを含む、[12]に記載の方法。
[14] 前記更新されたCSI-RS構成情報を前記第2の基地局に送信することは、
前記第1の中継ノードによって、前記第2の基地局が前記事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートしないという条件下で、前記更新されたCSI-RS構成情報を廃棄することをさらに含む、[13]に記載の方法。
[15] 前記第2の基地局によって、前記EN-DC構成更新情報を受信した後、前記更新されたCSI-RS構成情報を使用することにより、対応する隣接セルリストを更新することと、
前記第2の基地局によって、EN-DC構成更新確認情報を前記第1の中継ノードに送信することとをさらに含む、[13]に記載の方法。
[16] 前記第2の基地局によって、前記第1の基地局がCSI-RS測定をオンにするという条件下で、前記第1の基地局に関係付けられた前記セルのうち前記CSI-RS測定をサポートするセルに対して前記CSI-RS測定を実行するように、前記第2の基地局のカバレッジ中に位置付けられているNSA端末に指示することをさらに含む、[15]に記載の方法。
[17] 前記更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信することは、
前記第1の中継ノードにより、前記第2の基地局が前記第1の中継ノードの前記カバレッジ中に位置付けられていないという条件下で、進化型ノードB(eNB)構成更新情報を使用することにより、前記更新されたCSI-RS構成情報を第2の中継ノードに送信することと、ここで、前記第2の中継ノードは、前記LTEの前記エアインターフェースをサポートし、前記第2の基地局は、前記第2の中継ノードの前記カバレッジ中に位置付けられており、
前記第2の中継ノードによって、前記更新されたCSI-RS構成情報を使用することにより、前記対応する隣接リストを更新し、eNB構成更新確認情報を前記第1の中継ノードに送信することと、
前記第2の中継ノードによって、前記第2の基地局が前記事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートするかどうかを決定することと、
前記第2の中継ノードによって、前記第2の基地局が前記事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートするという条件下で、前記EN-DC構成更新情報を使用することにより、前記更新されたCSI-RS構成情報を前記第2の基地局に送信することとをさらに含む、[13]に記載の方法。
[18] 前記更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信することは、
前記第2の中継ノードによって、前記第2の基地局が前記事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートしないという条件下で、前記更新されたCSI-RS構成情報を廃棄することをさらに含む、[17]に記載の方法。
[19] 前記第2の基地局によって、前記更新されたCSI-RS構成情報を使用することにより、前記対応する隣接リストを更新することと、
前記第2の基地局によって、EN-DC構成更新確認情報を前記第2の中継ノードに送信することとをさらに含む、[17]の方法。
[20] 前記第2の基地局によって、前記第1の基地局がCSI-RS測定をオンにするという条件下で、前記第1の基地局に関係付けられたセルのうち前記CSI-RS測定をサポートするセルに対して前記CSI-RS測定を実行するように前記第2の基地局のカバレッジ中に位置付けられているNSA端末に指示することとをさらに含む、[19]に記載の方法。
[21] 前記更新されたCSI-RS構成情報は、セル識別子、CSI-RS測定をオフにするかどうかの指示情報、CSI-RS電力構成情報、CSI-RS測定帯域幅情報、およびCSI-RSビーム構成のうちの少なくとも1つを含み、
前記CSI-RS電力構成情報は、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)に対応する電力、二次同期信号(SSS)に対応する電力オフセット、およびスクランブリングコード番号のうちの少なくとも1つを含み、
前記CSI-RS測定帯域幅情報は、測定帯域幅、前記CSI-RSの初期物理リソースブロックのPRB位置、およびCSI-RS密度のうちの少なくとも1つを含み、
前記CSI-RSビーム構成は、ビーム数、前記ビームが存在するサブフレーム位置およびその周期、CSI-RS生成シーケンス番号、タイムスロットにおける前記CSI-RSの開始シンボル、および各PRBにおける前記CSI-RSの周波数領域パターンのうちの少なくとも1つを含む、[1]から[20]のうちのいずれか一項に記載の方法。
[22] 隣接セル構成情報を送信するためのシステムであって、
少なくとも1つの関連するセルにおけるモビリティ測定のためのチャネル状態情報基準信号(CSI-RS)構成が更新されるという条件下で、隣接セル関係に従ってCSI-RS構成が更新されるセルの隣接セルに対応する第2の基地局を決定し、更新されたCSI-RS構成情報を選択された第1の中継ノードに送信するように構成される第1の基地局と、ここで、前記第1の基地局および前記第2の基地局は両方とも、新たな無線(NR)のエアインターフェースをサポートし、前記第1の基地局と前記第2の基地局との間に直接通信のためのインターフェースは存在せず、
前記更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信するように構成された前記第1の中継ノードと、
前記更新されたCSI-RS構成情報に従って、前記第1の基地局に関係付けられたセルを測定するように、前記第2の基地局のカバレッジ中の端末に指示するように構成された前記第2の基地局とを備える、システム。
[23] 前記第1の中継ノードは、前記第1の基地局および前記第2の基地局のモードに関係付けられる、[22]に記載のシステム。
[24] 前記第1の中継ノードは、前記第1の基地局および前記第2の基地局がともにスタンドアロン(SA)モードにあるという条件下で前記第1の基地局に接続された第1のアクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)エンティティである、[23]に記載のシステム。
[25] 前記第1の基地局は、前記第1の基地局と前記第1の中継ノードとの間のインターフェースを使用することによって、アップリンク無線アクセスネットワーク(RAN)構成送信情報を前記第1の中継ノードに送信するように構成され、ここで、前記アップリンクRAN構成送信情報は、第1の基地局識別子および前記第1の基地局識別子に対応するトラッキングエリア識別子、第2の基地局識別子および前記第2の基地局識別子に対応するトラッキングエリア識別子、ならびに前記更新されたCSI-RS構成情報を含む、[24]に記載のシステム。
[26] 前記第1の基地局識別子および前記第1の基地局識別子に対応する前記トラッキングエリア識別子、前記第2の基地局識別子および前記第2の基地局識別子に対応する前記トラッキングエリア識別子、ならびに前記更新されたCSI-RS構成情報は、前記アップリンクRAN構成送信情報中の自己組織化ネットワーク(SON)構成送信情報ユニット中に含まれる、[25]に記載のシステム。
[27] 前記第1の中継ノードは、前記第2の基地局識別子および前記第2の基地局識別子に対応する前記トラッキングエリア識別子に従って、前記第2の基地局が前記第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられているかどうかを決定し、前記第2の基地局が前記第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられているという条件下で、ダウンリンクRAN構成送信情報を使用することによって、前記更新されたCSI-RS構成情報を前記第2の基地局に送信するように構成される、[25]に記載のシステム。
[28] 第2の中継ノードをさらに備え、
前記第1の中継ノードは、前記第2の基地局が前記第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられていないという条件下で、前記更新されたCSI-RS構成情報を第2の中継ノードに送信するようにさらに構成され、ここで、前記第2の中継ノードは、前記第2の基地局と接続される第2のAMFエンティティであり、
第2の中継ノードは、前記ダウンリンクRAN構成送信情報を使用することによって、前記更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信するように構成される、[27]に記載のシステム。
[29] 前記第2の基地局は、前記更新されたCSI-RS構成情報および前記第1の基地局識別子を使用することによって、隣接セルリストにおけるCSI-RS構成が更新されたセルの現在のCSI-RS構成情報を更新するように構成される、[28]に記載のシステム。
[30] 前記隣接セルリストは、前記第1の基地局識別子、CSI-RS構成が更新されたセルのセル識別子、前記第1の基地局のモード、前記第1の基地局との直接接続インタフェースが存在するかどうかの指示情報、CSI-RS測定を有効にするかどうかの指示情報、および現在のCSI-RS構成情報のうちの少なくとも1つを含む、[29]に記載のシステム。
[31] 前記第2の基地局は、前記更新されたCSI-RS構成情報を使用することによって、CSI-RS測定がオン状態であるかどうかを決定し、前記CSI-RS測定がオン状態である条件下で、無線リソース制御(RRC)再構成情報を使用することによって、前記CSI-RS測定に従って前記第1の基地局に関係付けられた前記セルを測定するように前記端末に指示し、前記CSI-RS測定がオフ状態である条件下で、前記RRC再構成情報を使用することによって、同期信号ブロック(SSB)を使用することにより、前記第1の基地局に関係付けられた前記セルを測定するように前記端末に指示するように構成される、[29]に記載のシステム。
[32] 前記第1の中継ノードは、前記第1の基地局が非スタンドアロン(NSA)モードにあるという条件下で前記第1の基地局との直接通信インターフェースを有する第3の基地局であり、ここで、前記第3の基地局は、ロングタームエボリューション(LTE)のエアインターフェースをサポートする、[23]に記載のシステム。
[33] 前記第1の基地局は、EUTRA-NRデュアル接続(EN-DC)構成更新情報を使用することによって、前記更新されたCSI-RS構成情報を第1の中継ノードに送信するように構成され、
前記第1の中継ノードは、前記更新されたCSI-RS構成情報使用することによって、隣接セルリストを更新し、EN-DC構成更新確認情報を前記第1の基地局に送信するように構成される、[32]に記載のシステム。
[34] 前記第1の中継ノードは、前記第2の基地局が前記第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられているかどうかを決定し、前記第2の基地局は、前記第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられているという条件下で、前記第2の基地局が事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートするかどうかを決定し、前記第2の基地局が前記事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートするという条件下で、前記EN-DC構成更新情報を使用することによって、前記更新されたCSI-RS構成情報を前記第2の基地局に送信するように構成される、[33]に記載のシステム。
[35] 前記第1の中継ノードは、前記第2の基地局が前記事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートしないという条件下で、前記更新されたCSI-RS構成情報を廃棄するようにさらに構成される、[34]に記載のシステム。
[36] 前記第2の基地局は、前記EN-DC構成更新情報を受信した後に、前記更新されたCSI-RS構成情報を使用することによって、対応する隣接セルリストを更新し、前記EN-DC構成更新確認情報を前記第1の中継ノードに送信するように構成される、[34]に記載のシステム。
[37] 前記第2の基地局は、前記第1の基地局がCSI-RS測定をオンにするという条件下で、前記第1の基地局に関係付けられたセルのうち前記CSI-RS測定をサポートするセルに対して前記CSI-RS測定を実行するように前記第2の基地局のカバレッジ中に位置付けられているNSA端末に指示するように構成される、[36]に記載のシステム。
[38] 第2の中継ノードをさらに備え、
前記第1の中継ノードは、前記第2の基地局が前記第1の中継ノードの前記カバレッジ中に位置付けられていないという条件下で、進化型ノードB(eNB)構成更新情報を使用することによって、前記更新されたCSI-RS構成情報を第2の中継ノードに送信するようにさらに構成され、ここで、前記第2の中継ノードは、前記LTEの前記エアインターフェースをサポートし、前記第2の基地局は、前記第2の中継ノードの前記カバレッジ中に位置付けられ、
前記第2の中継ノードは、前記更新されたCSI-RS構成情報を使用して、eNB構成更新確認情報を前記第1の中継ノードに送信することによって、前記対応する隣接リストを更新し、前記第2の基地局が前記事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートするかどうかを決定し、前記第2の基地局が前記事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートするという条件下で、前記EN-DC構成更新情報を使用することによって、前記更新されたCSI-RS構成情報を前記第2の基地局に送信するように構成される、[34]に記載のシステム。
[39] 前記第2の中継ノードは、前記第2の基地局が前記事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートしないという条件下で、前記更新されたCSI-RS構成情報を廃棄するようにさらに構成される、[38]に記載のシステム。
[40] 前記第2の基地局は、前記更新されたCSI-RS構成情報を使用することによって、前記対応する隣接リストを更新し、EN-DC構成更新確認情報を前記第2の中継ノードに送信するように構成される、[38]に記載のシステム。
[41] 前記第2の基地局は、前記第1の基地局がCSI-RS測定をオンにするという条件下で、前記第1の基地局に関係付けられたセルのうち前記CSI-RS測定をサポートするセルに対して前記CSI-RS測定を実行するように、前記第2の基地局のカバレッジ中に位置付けられているNSA端末に指示するように構成される、[40]に記載のシステム。
[42] 前記更新されたCSI-RS構成情報は、セル識別子、CSI-RS測定をオフにするかどうかの指示情報、CSI-RS電力構成情報、CSI-RS測定帯域幅情報、およびCSI-RSビーム構成のうちの少なくとも1つを含み、
前記CSI-RS電力構成情報は、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)に対応する電力、二次同期信号(SSS)に対応する電力オフセット、およびスクランブリングコード番号のうちの少なくとも1つを含み、
前記CSI-RS測定帯域幅情報は、測定帯域幅、前記CSI-RSの初期物理リソースブロックのPRB位置、およびCSI-RS密度のうちの少なくとも1つを含み、
前記CSI-RSビーム構成は、ビーム数、前記ビームが存在するサブフレーム位置およびその周期、CSI-RS生成シーケンス番号、タイムスロットにおける前記CSI-RSの開始シンボル、および各PRBにおける前記CSI-RSの周波数領域パターンのうちの少なくとも1つを含む、[22]から[41]のうちのいずれか一項に記載のシステム。
[43] 第1の基地局によって実行される隣接セル構成情報を送信するための方法であって、
少なくとも1つの関係付けられたセルにおけるモビリティ測定のためのチャネル状態情報基準信号(CSI-RS)構成が更新されるという条件下で、隣接セル関係に従ってCSI-RS構成が更新されるセルの隣接セルに対応する第2の基地局を決定することと、ここで、前記第1の基地局および前記第2の基地局は両方とも、新たな無線(NR)のエアインターフェースをサポートし、前記第1の基地局と前記第2の基地局との間に直接通信のためのインターフェースが存在せず、
第1の中継ノードを選択することと、
前記第1の中継ノードを使用することによって、更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信することとを含む、方法。
[44] 前記第1の中継ノードを選択することは、
前記第1の基地局および前記第2の基地局が両方ともスタンドアロン(SA)モードにあるという条件下で、前記第1の基地局に接続された第1のアクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)エンティティを前記第1の中継ノードとして選択することを含む、[43]に記載の方法。
[45] 前記更新されたCSI-RS構成情報を前記第2の基地局に送信することは、
前記第1の基地局と前記第1の中継ノードとの間のインターフェースを使用することによって、アップリンク無線アクセスネットワーク(RAN)構成送信情報を前記第1の中継ノードに送信することを含み、ここで、前記アップリンクRAN構成送信情報は、第1の基地局識別子および前記第1の基地局識別子に対応するトラッキングエリア識別子、第2の基地局識別子および前記第2の基地局識別子に対応するトラッキングエリア識別子、ならびに前記更新されたCSI-RS構成情報を含み、それにより、前記第1の中継ノードは、前記更新されたCSI-RS構成情報を前記第2の基地局に送る、[44]に記載の方法。
[46] 前記第1の中継ノードを選択することは、
前記第1の基地局が非スタンドアロン(NSA)モードにあるという条件下で、直接通信インタフェースを通して前記第1の基地局と接続された第3の基地局を前記第1の中継ノードとして選択することを含み、ここで、前記第3の基地局は、ロングタームエボリューション(LTE)のエアインターフェースをサポートする、[43]に記載の方法。
[47] 前記更新されたCSI-RS構成情報を前記第2の基地局に送信することは、
EUTRA-NRデュアル接続(EN-DC)構成更新情報を使用することによって、前記更新されたCSI-RS構成情報を第1の中継ノードに送信し、それによって、前記第1の中継ノードが、前記更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信することを含む、[46]に記載の方法。
[48] 基地局であって、
プロセッサと、
前記プロセッサに結合され、プログラム命令を記憶しているメモリとを含み、前記プログラム命令が前記プロセッサによって実行されるとき、前記プロセッサに、[43]から[47]のいずれか一項に記載の方法を実現させる、基地局。
[49] 第1の中継ノードによって実行される隣接セル構成情報を送信するための方法であって、
第1の基地局によって第2の基地局に送信された更新されたCSI-RS構成が受信されるという条件下で、第2の基地局識別子および前記第2の基地局識別子に対応するトラッキングエリア識別子に従って、第2の基地局が前記第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられているかどうかを決定することと、
前記第2の基地局が前記第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられているという条件下で、前記更新されたCSI-RS構成情報を前記第2の基地局に送信することと、
前記第2の基地局が前記第1の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられていないという条件下で、前記更新されたCSI-RS構成情報を前記第2の基地局と接続された第2の中継ノードに送信し、それによって、前記第2の中継ノードは、前記更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信することとを含む、方法。
[50] 前記更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信することは、
前記第1の中継ノードが第1のAMFエンティティであるという条件下で、ダウンリンクRAN構成送信情報を使用することによって、前記更新されたCSI-RS構成情報を第2の基地局に送信することを含む、[49]に記載の方法。
[51] 前記更新されたCSI-RS構成情報を前記第2の基地局に接続された第2の中継ノードに送信することは、
前記第1の中継ノードが第1のAMFエンティティであるという条件下で、前記更新されたCSI-RS構成情報を第2の中継ノードに送信することを含み、ここで、前記第2の中継ノードは、前記第2の基地局と接続された第2のAMFエンティティであり、それによって、前記第2の中継ノードは、ダウンリンクRAN構成送信情報を使用することによって、前記更新されたCSI-RS構成情報を前記第2の基地局に送信する、[49]に記載の方法。
[52] 前記更新されたCSI-RS構成情報を前記第2の基地局に送信することは、
前記第1の中継ノードがLTEのエアインターフェースをサポートする第3の基地局である場合、前記第2の基地局が事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートするという条件下で、EN-DC構成更新情報を使用することにより、前記更新されたCSI-RS構成情報を前記第2の基地局に送信することを含む、[49]に記載の方法。
[53] 前記更新されたCSI-RS構成情報を前記第2の基地局に送信することは、
前記第1の中継ノードがLTEのエアインターフェースをサポートする第3の基地局であるという条件下で、eNB構成更新情報を使用することによって、前記更新されたCSI-RS構成情報を前記第2の中継ノードに送信することを含み、ここで、前記第2の中継ノードは前記LTEのエアインターフェースをサポートし、前記第2の基地局は、前記第2の中継ノードのカバレッジ中に位置付けられ、それによって、前記第2の中継ノードは、前記第2の基地局が事前設定シグナリング無線ベアラ測定をサポートするという条件下で、EN-DC構成更新情報を使用することによって、前記更新されたCSI-RS構成情報を前記第2の基地局に送信する、[49]に記載の方法。
[54] 中継ノードであって、
プロセッサと、
前記プロセッサに結合され、プログラム命令を記憶しているメモリとを含み、前記プログラム命令は、前記プロセッサによって実行されるとき、前記プロセッサに[49]から[53]のいずれか一項に記載の方法を実現させる、中継ノード。
[55] コンピュータ命令を記憶するコンピュータ読取可能記憶媒体であって、前記命令がプロセッサによって実行されるとき、[1]から[21]、[43]から[47]、[49]から[53]のいずれか一項に記載の方法を実現する、コンピュータ読取可能記憶媒体。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正方法】追加
【補正の内容】
【国際調査報告】